「とりあえずビール」って英語でなんて言う?【ちょっと気になる日常英語コラム】

仕事の後の一杯って美味しいですよね。居酒屋に入って席に着くやいなや「とりあえずビール!」と注文する人も多いのではないでしょうか。
そんな「とりあえずビール!」というセリフ、英語でも言ってみたくないですか? 今日は、ビールに限らず「とりあえず◯◯で」と言いたい時に使える、お役立ち表現を紹介します!

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「とりあえず」ってどんな意味?

店に入って言う「とりあえずビール」って英語で何て言うんだろう?と考えた時に「とりあえず」という表現が思い浮かばないと英語で言えそうにないですね。

 

では、日本語の「とりあえず」ってどんな意味で使われているのでしょうか?

 

国語辞典で調べてみると「まず第一に、何はさておき」と書いてあるので「とりあえずビール!」は「何はさておき、まずはビールを一番にください!」ということですよね。

 

そんな「まずは◯◯を下さい」「まずは◯◯から始めます」と言うシチュエーションにぴったりの表現が、実は英語にもあるんです。

 

「とりあえず」を英語で言うと?

その表現とは “start” を使った “start off with” というフレーズです。これを使うと、

 

I’ll start off with a beer.

とりあえずビール1つ

 

という感じに表せてしまいます。

 

“start off” とはCambridge Dictionaryによると、

 

to begin by doing something, or to make something begin by doing something

 

という意味なので、”I’ll start off with a beer” は「私はビールで始めます」というニュアンスになります。

 

カフェやレストランなどで「〜を下さい」と言う場合には、”Could/Can I have 〜?” を使わずに “I’ll have 〜(私は〜にします)” と言うこともあります。

 

なので、”I’ll have a beer” と言ってもいいのですが、そこで “I’ll start off with 〜” を使うことによって「まず最初は~をください」というニュアンスが出せるんですね。

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私は以前働いていた職場のレストランでこのフレーズをとてもよく耳にしました。

 

また、”I’ll start off with 〜” の表現は飲み物に限らず、前菜や軽い食事を「まずは〜を下さい(〜で始めます)」と注文する場合などにも使えます。

 

さらには、料理の注文に限らず「まずは簡単なエクササイズから始めましょう」と言うような場合にも “Let’s start off with some gentle exercises” のように使ったり、何かにコメントを述べる場合に “I’ll start off with some positives” のようにも使えます。

 

「今のところは」を英語で言うと?

「とりあえずビール」とはちょっとニュアンスが変わってきますが、注文する時に「◯◯と△△と□□と…」と注文して「とりあえずそんなところで」と言うこともありますよね。

 

「今のところはそれだけで、後で追加で注文します」というニュアンスで使われる「とりあえずそんなところで」というフレーズ。

 

そんな「とりあえず」には “for now” が活躍します。“for now” とは、

 

until a later time

 

という意味なので、まさしく「今のところは」という訳がピッタリですよね。

 

使い方としては、一気にいろいろと注文しないで、

 

I’ll have edamame and a Guinness for now.

とりあえず今のところは枝豆とギネスで

 

と注文しておいて、後からさらに追加することができます。

 

また、”start off with 〜” が「まずは最初に〜を下さい」という意味の「とりあえず」に使うのに対して、”for now” は「今のところはそれを下さい」という意味なので、一番最初の注文に限らず使えます。

 

「◯◯と△△と□□と…とりあえず今のところはそれで」は、

 

That’s all for now.

That’s it for now.

 

と言えばオッケーです。

 

海外ではちょっとだけ注意が必要

日本では「とりあえずビール」で注文できることもありますが、海外(少なくともニュージーランド)では “start off with a Heineken” などと具体的に銘柄で注文した方がいいかもしれません。

 

ビールの種類、瓶ビールなのか生ビールなのか、またグラスの大きさもいろいろあるので、”a beer” だけだと何が欲しいのか分かってもらえないことが多いです。

 

これはワインやコーヒーでも同じなので、どのワインをグラス/ボトルで、どの種類のコーヒー(ブラックなのかカプチーノなのかetc.,)が欲しいのかを具体的に言えばOKです!

 

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活きた英語のちょっとした使い方や覚え方などを紹介する日刊のウェブマガジン
「日刊英語ライフ」 https://kiwi-english.net/

その英語、誤解を招くかも? 日本語の「まあまあ」と英語の「so-so」は少し違う!

こんなとき何て言う? 絵で見てパッと英会話 第11回「感想①」

 

「どう?」「どうだった?」のように相手から感想を求められたとき、きちんと思ったとおりのニュアンスが伝えられていますか? ここでは、間違えてしまいやすい2つの場面を例に挙げて解説します。

 

【場面1】そっちのパスタはどう? おいしい? と聞かれたけど……

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食事ではあるあるなシーンですよね。おいしかったり、逆にまずかったりしたら何かいえそうですが、「特に感想がないくらい普通」だった場合、同表現すればよいでしょうか?(解答例はこの下です)

【解答例】

It’s okay.(別に、普通。)

特に感想がないくらい普通……。そんなときに使えるのがIt’s okay. です。It’s normal. とは言わないので注意。

 

 

【場面2】「テストどうだった?」と聞かれて

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手ごたえを聞かれて、「まあまあだった」と言いたいとき、どう表現すればよいでしょうか? ポイントは、「まあまあ」というのが「まあまあ(できた)=悪くなかった」というポジティブなニュアンスだという点です。(解答例はこの下です)

【解答例】

Not bad.(まあまあだったよ。)

「まあまあ」のつもりでso-so を使う人がいますが、so-so は、どちらかというと否定的。「まあまあできたよ」というポジティブな感じだったら、Not bad.
やIt was all right. のように言います。

 

このように、感想フレーズのなかには間違いやすいものもあるので、誤解を与えないよう注意しましょう!

 

【参考】

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「かぼちゃ」は英語で “パンプキン(pumpkin)”…… ではないって本当?

ハロウィンの季節がやってきましたね。ハロウィンと言えば、先日放送された『林先生が驚く初耳学』でこんな問題が取り上げられていました。

 

「日本人が普段食べているカボチャは、英語で “pumpkin” とは言わない」

 

みなさんご存知でしたか? 林先生は初耳だったようですが、実は私もこれは初耳でした。そこで今回は「かぼちゃ」にまつわるお話です。

 

“pumpkin” は皮がオレンジのかぼちゃだけ?

Pumpkins

番組の解説はだいたいこんなものだったかと思います。

 

【pumpkin】とは、ハロウィンで使うような皮がオレンジ色のかぼちゃのこと。皮が緑色の日本のかぼちゃは英語で【squash】と呼ぶ

 

そして、街で海外の人に日本の緑色のかぼちゃを見せて「これは英語でなんて言う?」とインタビューすると、みんな “squash” だと答えていました。(発音はスカッシュではなく [/skwɒʃ/])

 

これにはスタジオの芸能人もビックリ、私もビックリしました。

 

だって、ニュージーランドでは緑のかぼちゃも “pumpkin” と呼ぶんです。スーパーでも日本のような緑色のかぼちゃが “pumpkin” として売られています。

 

では、”pumpkin” と “squash” の違いって一体何なのでしょうか?

 

“pumpkin” と “squash” の違いは?

KABOCHA SQUASH

気になったので、いろいろと調べてみました。

 

まずはオックスフォード現代英英辞典で “pumpkin” を引いてみると、こう書いてあります。

 

a large round vegetable with thick orange skin.

 

えー?本当に “pumpkin” は皮がオレンジ色のものなんですね…。

 

では、続いて “squash” を引いてみると、こんなことが書いてありました。

 

a type of vegetable that grows on the ground. Winter squash have hard skin and orange flesh. Summer squash have soft yellow or green skin and white flesh.

 

もっと詳しく調べてみると、ウリ科カボチャ属のものを “squash” と呼び、皮が硬いかぼちゃ系のものを “winter squash”、皮が薄いズッキーニなどを “summer squash” と分類するようです。(ズッキーニはカボチャ属なんだそうですよ!)

 

なので、皮がオレンジ色のかぼちゃも緑色のかぼちゃも “winter squash” に含まれるんですね。そして、”winter squash” にはどんな種類のものがあるのか少しだけ挙げてみると、

 

●Butternut squash

●Buttercup squash

●Acorn squash

●Banana squash

●Spaghetti squash

●Delicata squash

●Kabocha (squash)

●Pumpkin

 

つまり、”pumpkin” というのは “squash” という大きなくくりの中にある種類の名前なんですね。そしてまた、”pumpkin” の中にも様々な品種がいろいろあって、ハロウィンで使うオレンジ色の皮のかぼちゃもその1つだということです。

 

それに対して、日本のスーパーでよく売られている緑色のかぼちゃは、同じ大きな “squash” というくくりですが “pumpkin” とは別の種類なので “squash” と呼ばれるそうです。国によっては “Kabocha” や “”Kabocha squash” と呼ばれているそうですよ。

これがテレビ番組で「日本で食べている緑色のカボチャは “pumpkin” ではない」と紹介された理由だと思います。

 

でも、これは主に北米やイギリスでの話なんです。

 

ニュージーランドとオーストラリアの “pumpkin”

ニュージーランドやオーストラリアでは先ほども紹介したとおり、緑色のかぼちゃも “pumpkin” と呼ばれています。

 

ニュージーランドで栽培されている野菜が紹介されているウェブサイトvegetable.co.nzには、こんなことが書かれてあります。

 

The terms pumpkin and squash are often used interchangeably

 

つまり、”pumpkin” と “squash” という言葉は同じように使われるのだそうです。

 

私がニュージーランドでよく見かける種類は、

 

●Buttercup

●Butternut

●Crown

●Spaghetti squash

 

などです。セイヨウカボチャの種類の1つ “Buttercup” が日本で食べているかぼちゃと見た目も味も同じで、”pumpkin” として売られています。

Buttercup

ちなみに、お隣の国オーストラリアでは日本のようなかぼちゃは “Kent” や “Jap/Japanese pumpkin” という名前で売られているそうですよ。

 

かぼちゃの呼び方まとめ

日本で食べているような緑色のかぼちゃを “pumpkin” と呼ばないのは北米やイギリスの話で、ニュージーランドやオーストラリアでは “pumpkin” と呼んでいます。

 

野菜や果物は国や地域によって呼び方が違うこともあるので、ちょっとややこしいですね。

 

また、日本におけるかぼちゃの輸入先第1位はニュージーランドだそうです。私も日本に帰国中にニュージーランド産かぼちゃを買ったことがありますが(笑)、もしスーパーでニュージーランド産かぼちゃを見かけたら、ぜひ一度手にとってみてくださいね!

 

【URL】
活きた英語のちょっとした使い方や覚え方などを紹介する日刊のウェブマガジン
「日刊英語ライフ」 https://kiwi-english.net/

このひと言が「できる」評価につながる! ビジネスシーンで役に立つパワーフレーズと英会話学習法

海外の本社から担当者が来日した、外国人のお客から電話がかかってきた、新しい上司が外国人……ビジネスシーンで急に英語が必要になったとき、とまどってしまって何も話せないことってありますよね。英単語は知っていても、使い方を理解していないと、とっさに話すことはできません。そこで、“丸暗記するだけで仕事で役立つフレーズ”を覚えておけば、苦手意識も少なくなるはず。

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そこで、“英語キュレーター”として企業や大学で講義しながら、数々の英語事業コンサルタントを手がけるセレンさんに、丸暗記フレーズと英会話学習法を教えてもらいました。

 

「本当に仕事に役立つフレーズというのは、ポイントがいくつかあります。

 

①丸暗記することで応用が効く汎用性の高いフレーズ

②よく耳にするけれど意味を知らないことが多いので知っておくと理解にも使用にも役に立つフレーズ

③いざという時言えないことが多いので先に覚えておきたいフレーズ

 

今回は、この3点をベースに10個の英文をセレクトしてみました」(セレンさん)

 

1.知ると差が出る頻出ワードではじめの一歩!

「What do you do?」

(お仕事はなんですか?)

 

直訳すると「(普段)何をしていますか?」となり、知らないと全く何を聞かれているかわからずに困ってしまう頻出フレーズ。初対面だと挨拶と同じくらいの頻度で使われるので、本当の意味での頻出だと思います。さすがに同じ社内などで使うことはあまりないとは思いますが、知っておくだけで差がつきますね。

 

2.自己紹介がスムーズに済めば意図が伝わりやすくなる

「Let me introduce myself.」

(自己紹介させてください)

 

ややあらたまって自己紹介を始めるときなどに使えます。通常なら、握手して自然に自己紹介が始まりますが、誰かに紹介されたときやプレゼンテーションの冒頭など、英語を使って働いていると、このフレーズを使う場面は想像以上に多いもの。「Let me 〜」で「~させてください」という意味になり、動詞の部分を変えると「Let me check.」(お調べします)や、「Let me try.」(試させてください)など、いろいろ応用が効くのもポイントです。

 

3.汎用性の高い「~がわからない」もコアフレーズを覚えればOK

「 I have no idea what to do about it.」

(それについて何をすればいいのかわかりません)

 

わからないと言いたいときの「I have no idea」、それについてすべきこと「what to do about it」を合わせた汎用性の高いフレーズ。どこに行っていいかわからない、なら「I have no idea where to go.」。いつそれをすればいいかわからない、なら「I have no idea when to do that.」。英語が話せる、の第一歩はコアフレーズの暗記と言っても過言ではないと思います。

 

4.スムーズに要望を伝えたり意思を伝えたりするとき

「Let’s set up a meeting to discuss the problem.」

(その問題について話し合うためにミーティングをセットしましょう)

 

「~しましょう」と提案したり呼びかけたりするときは、気持ちよくスッと言いたいもの。意外と英語を話す日本人の方でも「Let’s 〜」という文章には馴染みがない方も多いのではないでしょうか。この文章にはミーティングを設定する「set up a meeting」や、その問題を話し合う「discuss the problem」などの頻出フレーズも含まれているので、スラッと言えるように何度も口に出しておきましょう。

 

5.ビジネスメールや電話で素早いレスポンスを必要とされる場合

「I’ll get back to you as soon as possible.」

(なるべく早く折り返します)

 

電話だけでなく、メールやチャットでもよく使われます。急いでいる状況で使うことが多く、言えないとモタモタしてしまい焦って余計うまく言えない、ということに……。「as soon as possible」はメールなどでも「ASAP」と略される頻出フレーズ。なるべく早く、を求められることの多いビジネスシーンでは必須です。

 

6.相手とのコンセンサスを図る上で必要となる重要フレーズ

「Could you walk me through the process?」

(その話、順を追って説明してもらえますか?)

 

実際にビジネスの現場で英語を使うようになるまでは知らなかったフレーズです。「walk through」で「順を追って説明する」という意味になり、「Could you walk me through the process?」で、「その過程を順を追って説明してくれますか?」という意味に。自分が使う場面もありますし、また耳にする場面も多いと思います。

 

7.同意にも否定にも応用できるから意外と大事!

「That makes sense.」

(ごもっともですね)

 

「make sense」というのは”理にかなっている”という意味で、「それはごもっともだ」というようなニュアンスになります。否定文の「That doesn’t make sense at all.」=「まったく意味がわかりません(理にかなっていないので)」も、よく出てくる表現。ビジネスの現場では自分の納得具合をしっかりと表す事がとても大事なので覚えておきたいところです。

 

8.ちょっと丁寧にお断りしたいときなどに使える

「I am afraid I can’t agree with you.」

(申し訳ありませんが、同意できません)

 

この「I’m afraid」を冒頭につけられるようになれば、かなり英語を話すことにも慣れてきた証拠。「申し訳ないのですが」というニュアンスを持っています。「同意します」という動詞「agree」も”誰に同意する”という意味で使う時は「agree with 人」で表現します。ぜひセットで丸ごと覚えておきたいフレーズです。

 

9.聞き取れない単語があっても、これで再チャレンジ!

「Could you say that again?」

(もう一度言っていただけますか?)

 

実際にビジネスで英語を使うとき、もっとも痛感するのが聞き取りの難しさでしょう。それでも生身の人間同士のやりとりですので、わからなければ聞き返せますし、確認もできます。しっかり覚えて、理解できないまま会話がどんどん進まないようにしましょう。

 

10.別れ際の表現も、ちょっとしたニュアンスに配慮を!

「I’m looking forward to seeing you again.」

(また会うのを楽しみにしていますね)

 

「look forward to 〜」=「~を楽しみにしている」という表現で、別れ際や会話の終わりによく使われます。注意したいのは、「look forward to」の 「to」は前置詞の「to」なので、動詞を使う時は「ing形になる」という点。原形にしてしまっているのを耳にしますが、英語間違いあるあるのひとつなので、この機会に覚えてしまいましょう。「see you」と「meet you」の違いも大事で、初めて会った人には「Nice to meet you.」ですが、二回目以降だと「Nice to see you.」になります。二回目に会うのに「Nice to meet you.」というと日本語で二回目に会った人に「初めまして」、と言っているような響きになってしまうので要注意!

 

さらに、もっと英語をうまく使いたい! という人のために、セレンさんに自分でできる英会話学習法を教えてもらいました。多忙なビジネスパーソンだからこそ、3つのコツを押さえて効率的に学んでいきましょう。

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仕事に役立つ英会話学習方法3

1.「軽続楽習(けいぞくがくしゅう)」を忘れずに“読むこと”からスタート

英語を読むという習慣は、英語力の底上げにとても効きます。簡単なこと、続けられることから楽しみながら学ぶことで習慣化され、「have to」から「want to」に変わっていくのです。

 

まずは、なんでもいいから英語の記事を1個読んでみる、という習慣を身につけましょう。記事と言っても身構えることはありません。日本のニュースを英語に翻訳したサイトのように、なじみのある話題の記事などは数多く存在します。電車に乗ったら1本読む、寝る前に1本読む、というように、場所や時間を固定化すると習慣にしやすいでしょう。

 

英語を読む習慣にスマホアプリなら「POLYGLOTS(ポリグロッツ)」ウェブで読むなら「Newsela」がオススメです。どちらも無料で始められ、学習者が英語を読むことを継続しやすい細やかな設計がされている良質のものです。

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2.会話の頻出フレーズを声に出して練習する

僕自身、英語を勉強し始めたときに最もわからなかったのが、“英語が話せるという感覚”でした。あれこれ考え、いろいろな学習法を試しましたが、たどり着いた答えはシンプル。「感情を込めて意味を理解した文章を声に出す」、簡単に言うとこれだけだったんです。

 

逆に言うと感情がゼロで、意味もわからない文章を声に出しても、なかなか話せるようにはなりませんし、意味がわかっても”声に出す”というプロセスを挟まないと、スピーキング力は思うほど伸びないものです。

 

教材には、日常英会話で使われる自然な英語のフレーズがたくさん載っていて、かつ音声が付いているものがいいと思います。殿堂入りと言ってもいいほどの人気を誇る、この英語アプリがオススメです。

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3.TOEICを受けてみる

試験を受けてみるのは、シンプルでわかりやすい指標になると思います。もちろん公的な資格として履歴書に書くことができますし、TOEICの有用性の議論は置いておいても、スコアを持っておいて損することは何ひとつないはず。基礎的な英語の理解にも役立ちますし、語彙や文法の基礎を学び直すのにも最適。

 

またTOEICスコアは就職にも転職にも、特に日系の企業であれば大きなアドバンテージになります。就職、転職という人生の一大転機での大切なチャンスをサポートする意味でも、スコアアップを目指してみるのはよい学習法のひとつだと言えます。

 

以上の、セレンさんによる「お役立ちフレーズと学習法」。これを身につけて、自信を持って英語でコミュニケーションできるビジネスパーソンを目指して!

 

Profile

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英語キュレーター / セレン

1979年大阪府出身。2011年1月、海外生活や留学経験など英語経験ゼロで、自己紹介もままならないような状態から独学で始めた英語習得法が話題に。現在、自身の英語学習情報サイト「English Hangout」で情報を発信するほか、雑誌やウェブマガジンに寄稿、社内公用語に英語を採用する企業で研修講師を務めるなど、精力的に活動。“英語のあるくらし”“英語を楽しむ生活”を提案している。

English Hangout http://wailingual.jp/

Twitter/@cellem0 https://twitter.com/cellen0

 

■何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

http://at-living.press