シワ・ニオイだけでなく花粉も低減!ティファールの衣類スチーマー「スチーム ラフレ」

グループセブ ジャパンは、ティファールブランドより衣類スチーマー「スチーム ラフレ」を4月から販売します。日本向けに特別に開発された製品で、大量スチームでシワもニオイもまるごとリフレッシュできるとのこと。

記事のポイント

コンパクトかつ立ち上がりの速さで、時間のない朝などにもすばやく利用しやすいハンディスチーマー。アイロンとしても利用可能なので、これ1台で衣類ケアを完結させるのも良いかも。

 

ティファール史上最小モデルで、本体サイズは約幅170×奥行70×高さ126mm、重量は約680g(水タンクが空のとき)を実現。収納性が高く、立ち上がりは電源オンから19秒と早いため、すばやく利用できるのも特徴です。

 

17g/分のパワフルなスチームにより、衣類のシワ取りはもちろん、ウイルス除去・除菌、アレル物質・花粉低減、殺ダニ効果、脱臭などの効果が得られるとのこと。ボタンを1回押すだけで1分間自動でスチームが出続ける「ワンプッシュおまかせスチーム」機能付きで、指も疲れにくいとしています。

 

また、スチームアイロンとしても利用可能。すべりの良いかけ面と、「ダブル先細りチップ」により、ボタン周りなど細かい部分にもスムーズにアイロンがけができるそう。また、大容量140mlの水タンクは透明仕様なので、水の残量を確認しやすくなっています。

 

カラーは、アイボリーホワイトとチャコールグレーの2色展開。

 

グループセブ ジャパン
スチーム ラフレ
販売価格:1万7800円(税込)

「空気のアイロン台」を作りだす!? 吸い付いてシワのばす「吸着式衣類スチーマーMorus V6」

モルスは応援購入サイトMakuakeにて、同社が小型衣類乾燥機で培ってきた真空吸着方式を採用した「吸着式衣類スチーマーMorus V6」の先行予約販売のプロジェクトを開始。プロジェクト期間は2024年8月7日(水)11:00から2024年10月7日(月)22:00まで。

 

真空吸着式アイロン技術を採用

本製品は真空吸着式を採用することで、ハンガーに吊るした状態でも、ピタッと吸い付くように衣類に強力に密着。まるでアイロン台の上でかけているかのように、すばやくキレイにシワを伸ばすことができるとのこと。

 

アイロンがけの際、従来の衣類スチーマーのように衣類を引っ張る必要がないため、片手で操作可能で、火傷しにくいです。また、襟元・袖口・裾といった見た目の印象に関わる部分まで繊細にケアできます。

 

アイロン掛けの常識を覆す「急速クールダウン効果」

たっぷりのスチームでシワを伸ばすと同時に、熱を80km/hで素早く吸収する「急速クールダウン」効果が働くため、ワイシャツなどをパリッと引き締めることも可能。生地の縮みや変色リスクも大幅に軽減するといいます。

 

人間工学に基づいた美しいデザイン

ボタンとトリガー、テールライトのみを用いたシンプルなデザインを採用。人間工学に基づいた“低重心設計”を採用しているため、上下に繰り返し動かしても重さや疲れを感じにくいのも特徴といいます。

 

「クローゼット型スチーマー」でおしゃれ着やアウターを丸ごとケア! 1台4役の“衣類ケア家電”の活用法をプロが解説

アイロンやスチーマー、洗濯機などの衣類ケア家電に、まったく新しいジャンルが生まれています。それがクローゼット型スチーマー。2011年、韓国の総合家電メーカー・LGエレクトロニクスによって製品化され、国内では2017年に発売されました。2023年8月には、いよいよ国内メーカー・パナソニックからも新製品が登場し、市場の活性化がますます期待されています。

 

そこで「家電のある豊かな暮らし」をメディアやSNSを通じて20年以上にわたって発信、伝説的テレビ番組『TVチャンピオン』で家電王に輝き、現在もその異名を取る中村剛さんに、クローゼット型スチーマーの実力と魅力を教えていただきました。

 

24時間いつでもOK。自宅で簡単にできる衣服ケア

↑写真提供=パナソニック

 

まるで冷蔵庫やクローゼットのような箱型の外見。そもそも “クローゼット型スチーマー” とは、どのような製品なのでしょうか?

 

「衣類を専用のハンガーに吊るして庫内に入れておくだけで、自動で除菌・消臭・シワ取り・乾燥まで行ってくれる、1台4役のクローゼット型ホームクリーニング機です。スーツや制服、コートやダウンジャケット、デリケート素材の衣服や、型くずれしやすい帽子、クッションや枕など、これまで自分でお手入れするのが難しかったアイテムが、自宅で簡単にリフレッシュできます。しかも洗剤は不要。水だけでケアできるのもポイントです」(家電王・中村剛さん、以下同)

 

魔法のような技術のように思いますが、どのような経緯で商品化されたのでしょうか?

 

「クローゼット型スチーマーは、2011年に韓国の家電メーカー・LGエレクトロニクス(以下、LG社)が、同国で『LG Styler(エルジー スタイラー)』を発売したのがはじまりです。これまでになかったまったく新しい家電で、商品化までに5年の年月を費やしたといいます。

 

仕組みはとてもシンプルで、密閉空間の中で60〜70℃のスチームを循環させ、ハンガーラックを毎分最大180回振動させながら、衣類のニオイをとり、シワをのばし、表面や内部に付着した微細なほこりをふるい落とします。菌やウイルス、ダニや花粉の除去にも効果があり、99%以上低減させることができます」

 

韓国でLG Stylerが定番家電になった理由

2011年の発売当初は認知度も低く、高級家電という位置付けで販売台数も振るわなかったそう。

 

「転機は2015年。韓国でPM2.5などの大気汚染が社会現象になるほど深刻な事態になったことがきっかけでした。それから、室内には空気清浄機、衣服にはLG Stylerというライフスタイルが定着し、今や韓国では、冷蔵庫や洗濯機に並ぶ定番家電になっています」

 

LG Stylerが日本で発売されたのは2017年でした。

 

「省スペースが好まれる日本市場に合わせ、従来よりも小型サイズが店頭に並びました。その後、姿見の代わりになるミラーモデルや、花粉ケアコースが搭載されるなど、ユーザーの声を反映した商品が展開されています。長い間LG Stylerが市場のパイオニアとして唯一無二の存在でしたが、この8月、満を持して日本メーカーのパナソニックから『スマートクローゼット』が発売になりました。独自の気流技術により、衣類を揺らさずにケアしたり、ナノイーXで熱やスチームを使わずに除菌することで、熱に弱い衣類のケアも可能になっています」

 

クローゼット型スチーマーのここが便利!

↑写真提供=LGエレクトロニクス

 

ここからは、LG社とパナソニック社、ふたつのクローゼット型スチーマーに共通する、さらなる魅力を紹介します。

 

・とにかく簡単。3ステップでリフレッシュ完了

「1.衣類を専用ハンガーにかけて収納する。2.コースを選んでスタートボタンを押す。3.仕上がった衣類を取り出す。この3つのステップで衣類のリフレッシュができます。準備も簡単で、スチーム用の給水タンクに水を入れる、排水タンクにたまった水を捨てるくらいです。ときどき庫内やほこりフィルター、タンクを洗うようにしてください」

 

・朝の忙しい時間でもケアができる

「たとえばLG Stylerのリフレッシュコース(標準)の場合、約48分で衣類のニオイを取り除き、ほこりや花粉を落とし、シワをのばすといったひと通りのケアが完了します。お急ぎコースを選択すれば約20分と、さらに短縮します。朝の慌ただしい時間帯、身支度している間にあっという間にきれいにしてくれるのは、気分的にも嬉しいですね」

 

・ダウンジャケットもショールも購入時のようにふっくらと

「クローゼットにしまいっぱなしにしていたり、酷使してしまったダウンジャケットも、クリーニングに出した後のようにふわふわになります。外出する時間に合わせてタイマーをセットすれば、暖かいコートを羽織って外出することもできますよ」

 

・パンツプレスで、センタープレスもキープ

「パンツプレスを利用すれば、細かなシワもしっかりとってくれ、センタープレスもきれいにキープしてくれます。面倒なアイロンがけは必要ありません。LG社は『ズボン折り目ケア』が標準搭載。パナソニック社では専用のパンツプレスが購入可能です」

 

・1回あたりのランニングコストが低い

「乾燥まで行うと聞くと、電気代が気になりますが、ランニングコストはけっして高くありません。選ぶコースによりますが、1回の使用にかかる電気代は数円〜数十円程度。クリーニングの手間や費用を考えても、クローゼット型スチーマーの導入は、コスパやタイパの面で効率的と言えるでしょう」

 

ただし一点、気をつけてほしいことがあるそうです。

 

「留意してほしいのが、クローゼット型スチーマーに洗濯機能は備わっていないことです。衣服に汚れがついている場合は必ず汚れを落としてから使用してください。また、コースによって使用不可の素材もあります。使用前に必ず確認をしましょう」

 

空間の邪魔をしない。家電というより、まるで “家具”

↑写真提供=パナソニック

 

クローゼット型スチーマーは、細身のロッカーのような形状をしています。高さは約1.8m、奥行きも60cmほどあり、存在感があります。

 

「たしかに大きいですが、LG社、パナソニック社ともに、非常にスタイリッシュなデザインで、家電というより家具のような印象です。扉がミラーになっていたり、指紋がつきにくかったり、表示パネルも目立たないよう工夫されていて、部屋のインテリアを邪魔しません」

 

おすすめの設置場所はあるのでしょうか?

 

「給排水工事は必要なく、電源さえ確保できればどこにでも置くことができます。玄関、リビング、寝室のほか、ウォークインクローゼットの中に置く方もいます。ただ、それなりにサイズがあるので、賃貸マンションだとリビングに置くのが現実的かもしれません」

 

大きさに加え、一台20〜30万というイニシャルコストの高さも購入のハードルを上げてしまいそうです。

 

「たしかにそうだと思います。2017年の国内発売以降、販売台数は伸びていますが、爆発的なヒットには至っておらず、一度使った方が気に入り、少しずつ広まっている印象です。必要不可欠な家電ではないので、なくても暮らせるといえばそれまでですが、お気に入りの服をできるだけきれいな状態で毎日気分良く着続けられる、衣服にまつわる日々の小さなストレスを解消できる、毎日忙しく暮らしている人にとっては、空いた時間を別のことに使えるといった付加価値があります。そのようなところに魅力を感じる方が今後さらに増えれば、利用者も増えていくと思います」

 

LG Stylerとスマートクローゼット、それぞれの違いは?

現在、クローゼット型スチーマーは、LGとパナソニックの2社から発売されています。ここからはそれぞれの特徴とおすすめモデルをご紹介します。

 

■ 世界的に権威のあるデザイン賞を受賞! よりインテリアにフィットした最新モデル

LGエレクトロニクス「LG Styler  S3GNF / S3BNF」
25万5000円(税込)

LG社では、2017年に初代モデルを発売して以降、機能やデザインで選ぶことができる豊富なラインアップを展開しています。ハンガーで最大3着+ズボン1着をケアできる通常モデルに加え、ハンガー部を5着に拡大した大容量モデルS5MBも販売しています。

 

「2022年以降に発売したモデルでは、花粉ケアとシルクケアコースが標準搭載。スマホで機能をダウンロードすることで、ウールやデニム、革製品など専用コースも利用できます。熱風乾燥ではなく、ヒートポンプの低温乾燥でじっくり乾燥させるため、カシミアなどのデリケートな素材もお手入れ可能です。付属のアロマシートや、好みの香りをコットンシートや不織布につけてセットすれば、衣類に香りをつけることもできます。S3GNF、S3BNFは、世代や空間を選ばないデザインも魅力です。世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつ『iFデザイン賞2022』を受賞しています」

 

【Item Date】
・サイズ(W×H×D):445×1850×585mm
・重量:78kg
・カラー:S3GNF(ミストグリーン) / S3BNF(ミストベージュ)
・付属品:ハンガー2本・ズボンハンガー1本・棚1個

 

■ 就寝中でも邪魔にならない静音性。大手国内メーカーのこだわりが詰まった一台

パナソニック「スマートクローゼット HCCーR600AR / HCCーR600AL」
オープン価格(実勢価格33万円前後・税込)

2023年8月に発売されたばかりのスマートクローゼット。空間に溶け込み、部屋を広く見せるミラーデザインの扉は、姿見としても使うことができます。扉を開くと自動で電源が入り、操作用のタッチパネルが浮かび上がります。シンプルなメニュー表示で迷わずにコースを選ぶことができます。洗濯乾燥機のヒートポンプや独自のイオン技術「ナノイーX」など、国内大手家電メーカーの確かな技術が詰め込まれ、性能はもちろん、使いやすさ、デザインすべてにおいてこだわりぬかれた一台です。

 

「パナソニックが手がけてきたいくつもの技術を応用し、製品化されたスマートクローゼット。シワのばし、ナノイーX(除菌・消臭)、乾燥と3つのコースが搭載されています。特筆すべきは『振動がない』こと。LG Stylerがスチームと振動でケアをするのに対し、スマートクローゼットは、庫内の風向きをコントロールしながらシワを伸ばします。振動がないことで、静音性が高まります。特に・除菌・消臭時の運転音は30dBと、郊外の深夜レベルの音です。夜遅い時間帯に使うことが多い方、賃貸暮らしの方は、より安心かもしれません。また、ナノイーX技術もパナソニック独自のものです。一切スチームを使わないため、自宅で手洗いできないような、ドライクリーニング必須の衣類にぴったりです。製品は1モデルのみ、右開き、左開きを選ぶことができます」

 

【Item Date】
・カラー:ミラーデザイン
・サイズ(W×H×D):450×1734×613mm
・重量:69kg
・付属品:ハンガー3本・棚1個

 

クローゼット型スチーマーには、衣服にまつわる日々の小さなモヤモヤを解決してくれたり、おしゃれの幅を広げてくれたりと、暮らしを豊かにする付加価値がたくさん。中村さんも、「一度使えばその良さを実感できる方も多いと思うので、気になる方はサブスクを利用してみるのもおすすめです。季節を問わずに活躍する製品ですが、コートやニットを着る時期や、インフルエンザが流行する時期、花粉の時期は、特に良さを実感できると思いますよ」とお話しされていました。まずは家電量販店などで実際の実力を体験してみてはいかがでしょうか。

 

プロフィール

家電王 / 中村剛

東京電力エナジーパートナー株式会社 勤務。2002年に『TVチャンピオン』スーパー家電通選手権で優勝し、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は “家電王” として動画マガジン『くらしのラボ』をFacebookとYouTubeで毎週配信している他、テレビや雑誌、新聞などの様々なメディアで暮らしに役立つ情報発信をしている。無類のネコ好きでもある。
東京電力 くらしTEPCO web「くらしのラボ」
YouTube

シワ取りもウイルス除去も1台で! ティファールの衣類スチーマーを編集部の3人が「もう手放せない」と語る理由

服をハンガーにかけたままで手軽に衣服のシワ伸ばしができる衣類スチーマー。最近ではスチームによるウイルス除去や除菌(※1)、脱臭性能も注目されています。なかでも、ティファールの「アクセススチーム プラス」は、スチーム量が業界No.1(※2)。今回はそんな「アクセススチーム プラス」を、GetNavi編集部の3人がお試し。それぞれが抱えていたリアルな悩みが解消され、「もう手放したくない」と実感するに至ったナマの声をお届けします!

 

【3人のお悩みを解決するモデルはコチラ】

ティファールの衣類スチーマー「アクセススチーム プラス」(オープン価格)

平均20g/分(※)のNo.1(※2)パワフルスチームで頑固なシワも素早く伸ばせるモデル。185mlの大容量水タンクを備え、1回の水でたっぷりスチームがけできます。除菌・ウイルス除去(※1)・脱臭・殺ダニなどの効果も。

SPEC●定格消費電力:1200W●スチーム量:平均20g/分(ターボ)、平均14g/分(デリケート) (※)●連続運転時間:約9分(ターボ時)●水タンク容量:185㎖●付属品:ヘッドカバー、アタッチメントブラシほか●サイズ/質量:W130×H283×D141㎜/約1220g ※使用条件等によっても異なります

 

【ケース1】ファッション好き20代独身編集部員・小山雅斗の場合

「自分が求めていたものはコレだ」と実感!

↑小山雅斗/GetNavi webのYouTube担当で、20代独身。ベーシックアイテムでは価格を抑えたファストファッションを活用しつつ、気になる高額アイテムも購入し、日々コーディネートを楽しんでいます

 

「ファッションは大きな楽しみのひとつ」という小山雅斗。GetNavi webの公式YouTubeチャンネルに出演する彼は、普段から清潔感のある身だしなみを意識しているそう。現在は、アイロンとしても衣類スチーマーとしても使える「2wayタイプの衣類スチーマー」を使用中。ただ、そのシワ取り性能には不満があったとか。

 

「いままで使っていた他社の製品は、かけ面のプレートを服にグイグイ押しつけないとシワが落ちないんです。スチーム量が少ないからか、なかなかシワが取れなくて、時間もかかるのが悩みでした。でも、ティファールの『アクセススチーム プラス』を使ってみて『自分が求めていたものはコレだ!』と実感しました。スチーム量が多いからだと思いますが、シワを取るスピードが全然違いますね。特にTシャツやジャケット、パンツなど、シワがつきやすいコットン素材での効果は絶大でした!」

↑「アクセススチーム プラス」は平均20g/分のNo.1(※2)大量スチームが魅力。想像よりはるかに早くシワが取れます

 

「アクセススチーム プラス」のシワ取り性能をチェック!

↑厚手のコットンジャケットの場合

 

↑厚手のコットンパンツの場合

 

今後は、「アクセススチーム プラス」を使って、頻繁に洗えない冬物の衣類を積極的にケアしていきたいとのこと。

 

「僕は焼肉や中華などの飲食店に行ってコートにニオイがつくのがイヤで。フレグランス系の消臭スプレーを使いつつ、これって自分の身体や服にとっていいのかな? …… ってずっと悩んでいたんです。でもスチームなら薬剤を使わず安心だし、シワのケアと脱臭を一度にできて一石二鳥。付属のヘッドカバーを使えば、カシミアなどちょっと高いセーターにも使えるのがうれしいですね!」

↑こんなにスチームが多いので、頻繁にケアしにくいウールのコートのケアに重宝します!

 

小山は「アクセススチーム プラス」を使用することによって、これまで以上にオシャレが楽しめるようになったそう。

 

「シワ伸ばしの時間がないときは、ついシワがつきにくい服を選んでしまいがち。効率重視でオシャレを楽しめないのはイヤだな…‥と思っていましたが、シワが簡単に伸ばせる『アクセススチーム プラス』なら、着たい服がいつでも着られる。だから、オシャレを楽しみたい人には、マストなアイテムだと思います!」

 

 

【ケース2】ペットを飼う共働き子育てパパ・川内一史の場合

ウイルス除去・除菌(※1)では「これまでにない安心感」があった!

↑川内一史/GetNavi本誌の編集長で、2歳の男の子を持つ30代のパパ。5歳のネコも飼っています

 

川内一家は、衛生面にはかなり気をつけているとのこと。だからこそ、日ごろから布マスクやアウターのウイルス除去、除菌はしておきたいと思っているそう。

 

「いままでは薬剤系の除菌スプレーや脱臭スプレーを使っていましたが、子どもとネコがいますし、自分のためにもできれば使いたくないところ。だから、水蒸気だけで除菌(※1)ができる『アクセススチーム プラス』にはすごく興味がありました。実際、洗って乾かしたあとの布マスクを仕上げでスチーム除菌したり、ちょっと近所に買い物に出たあとこまめに除菌したりするのに便利でした」

↑布マスクの除菌(※1)に気軽に使えるのもポイント(除菌・ウイルス除去の効果は家庭で使用する布製マスクに限定されます)

 

また、「アクセススチーム プラス」で、頻繁には洗えない身の回りの物を除菌する際に重宝したそう。

 

「子どものスニーカーや毛糸の腹巻といったアイテムは、毎日洗うものではないので、スチームで手軽にケアできたのが良かったです。また、子どもやネコが直接触れる布製のソファは、汗や皮脂汚れがついているはず。ウイルスや雑菌が繁殖していないか心配でしたが、これだけのスチーム量があるなら、繊維の奥までしっかり除菌できそうです。ふとんや枕でのダニの繁殖も心配ですが、『アクセススチーム プラス』ならしっかりとケアできそうですね」

↑放出された高温の細かい蒸気の粒が菌やウイルスを除去し(※1)、ダニを死滅させます。スチーム量がトップクラスの「アクセススチーム プラス」は、広範囲かつ繊維の奥まで除菌効果が期待できます ※イラストはイメージです

 

↑キャンバス地のスニーカーもパワフルスチームでウイルス除去・除菌(※1)

 

↑気になるソファも手軽にケアできます

 

さらに川内は、「アクセススチーム プラス」のウイルス除去・除菌機能に関して「安心感が違う」と語ります。

 

「ソファやスニーカーといった、いままで頻繁に『洗ったりケアができないから』と見て見ぬふりをしてきたモノが一気に除菌できて、とても清々しい気持ち。薬剤を使わずに水蒸気だけでOKというのも、これまでにない安心感があります。子育て世帯・ペットを飼う世帯では、大活躍してくれるアイテムですね。ちなみに、ワイシャツなどのアイロンがけは妻、簡単なスチームがけは私、という家事分担ができ、その点でも“家庭円満”になった気がします(笑)」

 

【小山と川内の感動の声を動画でチェック!】

 

 

【ケース3】使い勝手に不安を持つ30代ズボラ女性・鈴木翔子の場合

予想以上に使いやすくて、衣類スチーマーのイメージが変わった!

↑鈴木翔子/GetNavi本誌のフードを担当する30代女性編集者。夫と二人暮らし。以前はアイロンを使っていたが、現在はシワが寄らない服を着用するようにしています

 

「自分はとにかく面倒臭がり」という鈴木は、「アクセススチーム プラス」を使うにあたり、不安を感じていたそうです。

 

「見た目が思っていたより大きくて重そうに感じていました。以前、別の衣類スチーマーを使ったときも、服をどれくらい引っ張るのか、かけ面をどれくらい押し付ければいいのかわからず、モヤモヤしたままだったんです」

 

今回は、事前に基本的な使い方を学んでから自宅でお試し。衣類スチーマーのイメージが大きく変わったそうです。

 

「見た目はちょっと大きいけど、使ってみると意外に取り回しがしやすいです! ヘッドがうまく指の付け根に乗って、予想以上に簡単で負担なく使い続けられました。トリガーを引き続けなくても蒸気が出るトリガーロックが付いているので指が疲れないし、スチームがけする角度を自在に調整できるのもいい。結果的に、シワ伸ばしがすごく早くストレスなく終わりますね!」

↑簡単にシワ伸ばしができる操作感に驚く鈴木。自然な手首の角度のままでストレスなく使えるのもポイントです

 

↑人間工学に基づき、製品の重心が手元に来る設計を採用。安定感があり、上下に繰り返し動かしても腕が腕が疲れにくいです

 

↑円で囲んだ部分がトリガーロック。下にスライドさせるとトリガーから指を離してもスチームが放出され続けます

 

さらに鈴木は、「アクセススチーム プラス」は使うときの心理的ハードルがアイロンより低いのが良いと感じたそう。衣類スチーマーならではの仕上がりにも満足しているといいます。

 

「私のようにズボラな人のほうが向いてるかも。アイロン台を出すとなると大仕事ですが、ハンガーにかけたままでこれだけラクに使えるなら積極的に使いたいです! 洗ったり干したりが面倒なニットのケアや、ニオイが気になる夫のジーンズなどにガンガン使いたいですね(笑)。また、アイロンで仕上げるとパリッとしすぎて“ラフなこなれ”感がなくなりがちですが、これならTシャツやスウェットなどのカジュアルウェアがふんわり自然に、かつシルエットを生かして立体的に仕上がるのもいい。適度なラフさを残しながら、見ぎれいなイメージを出したい人にはオススメの製品だと思います!」

 

 

3人が揃って「アクセススチーム プラス」の実力を高評価!

今回のレビューでは、ライフスタイルやライフステージが異なる3人のレビュアーが「アクセススチーム プラス」を高く評価。小山は「シワ取り性能」、川内は頻繁にケアしにくいアイテムを水蒸気で除菌(※1)・脱臭できる「安心感」、鈴木は「快適な操作性」に魅力を感じるとともに、日ごろ抱えていた悩みが解消され、喜びの声を上げていました。これも圧倒的なスチーム量と、人間工学に基づいた設計の妙がなせるワザ。「アクセススチーム プラス」は、文句なしにオススメできる1台と言えるでしょう。

 

ちなみに「アクセススチーム」シリーズには、記事内でご紹介したNo.1(※2)パワフルスチームの「プラス」に加え、軽量な「ライト」、香りづけもできる「ピュア」、コンパクト収納ができる「ポケット」と、豊富な4種類をラインナップ。ぜひ最適な一台を選んでみてください!

↑大量のスチーム噴射が魅力のティファール「アクセススチーム」シリーズ。写真左から「ライト」「ピュア」「プラス」「ポケット」

 

 

※1:外部機関による試験によりスチームを当てた布表面において、除菌(試験は2種類の菌にて実施)、およびウイルス除去(試験は2種類のウイルスにて実施)を確認済み。詳細はt-fal.co.jpまで。効果は使用条件等によっても異なります

※2:外部機関において2017年調べ。外部機関および自社において、2021年調べ。加圧式タイプを除く

執筆/平島憲一郎 撮影/島本一男(BAARL)

独自電動ポンプを新搭載! コードレスでもワンプッシュで連続スチーム噴射、東芝「La・Coo S」TAS-X6

東芝ライフスタイルは、同社独自の充電回路と電動ポンプを新たに備え、コードレス時のスチーム性能と使い勝手を向上させた、コードレス衣類スチーマー新製品「La・Coo S(ラクーエス)」TAS-X6を11月上旬に発売します。市場想定価格は税込1万6280円で、カラーはグレーとライトブルーの2種類。

↑TAS-X6(グレー)

 

同製品は、本体の機構を見直し、充電回路や電動ポンプを新たに備え、充電回路に蓄電した電力を供給することによって、コードレス使用時でも電動ポンプを駆動させることが可能になり、スチーム量が最大約14g/分と、従来比最大約16%増加しました。大容量蓄熱ユニットで、コードレス時のスチーム持続時間が最長約2分間続きます。コード付きで使用する場合のスチーム量は最大約20g/分。

 

ボタンを1回押すだけで連続してスチーム噴射する「ワンプッシュ連続スチーム」を採用し、手にかかる負担も軽減。コードレス時は最長約2分間スチームが持続するので、途中給電の手間を削減します。スチームを停止したいときは、もう一度ボタンを押すと停止し、万が一止め忘れても、コードレス使用後、給電スタンドに戻すと自動的に停止します。

 

コードレス使用時でもかけ面温度の低下を検知し、ランプとブザーで給電タイミングを通知。生地に合った温度で衣類をケアする低・中・高3段階温度設定では、これまで低温設定ではかけ面温度が低く、十分ではなかったスチーム噴射も、低温設定時も含め、全温度で可能となっています。

スチームの量で選ぶのが正解! 衣類スチーマーシワ取り徹底検証

衣類スチーマーは、服をハンガーにかけたまま手軽にシワが伸ばせる便利なアイテムです。そんな衣類スチーマーの存在意義はもちろん、服のシワを伸ばすこと。では、服のシワを伸ばすために、最も重要なことは何でしょうか? それはズバリ「スチーム量」です!

私が解説します!

GetNavi編集部 家電担当

青木宏彰

生活家電およびファッション関連企画の編集を担当。仕事柄、あらゆる衣類スチーマーを試してきたが、スチーム量の少ないタイプはシワが伸びず避けるように。

 

衣類スチーマーのスチーム量は多いほうがいい

まずは以下の写真をご覧ください。上が最大スチーム量20g/分(※)とNo.1パワフル連続スチームを誇るティファールの「アクセススチーム プラス」。下が一般的な衣類スチーマーです。スチーム量がまったく違うことがおわかり頂けるはず。

※:使用条件等によって異なる

【スチーム量の違い】

衣類のシワは、洗濯したあと繊維が絡まった状態で乾燥し固まることでできるもの。スチームをかけると、繊維が柔らかくなってほぐれ、繊維がきれいに並んだ状態に戻ります。また、スチーム量が多いほどスチームが繊維の奥まで浸透し、繊維がほぐれシワが伸びやすくなります。

 

【今回検証に使う「No.1パワフル連続スチーム」を誇るモデルはコチラ

ティファールの衣類スチーマー「アクセススチーム プラス」(オープン価格)

平均20g/分(※)のパワフルスチームで、一般的な製品(スチーム量 平均11g/分)よりも素早くシワが伸びます。185ml大容量の水タンクを備え、一度の給水で何着もスチームがけが可能。トリガーを引いた状態でロックでき、長時間使っても指が疲れにくいのもうれしいところ。※使用条件等によって異なる

SPEC●定格消費電力:1200W●スチーム量:平均20g/分(ターボ)、平均14g/分(デリケート) (※)●連続運転時間:約9分(ターボ時)●水タンク容量:185㎖●付属品:ヘッドカバー、ブラシほか●サイズ/質量:W130×H283×D141㎜/約1220g

 

「スチーム量が多い=シワが取れる」かどうか徹底検証!

今回は、スチーム量が多い=キレイにシワが取れることを実証すべく、アクセススチーム プラスと一般的な衣類スチーマーを使い、5種類の衣類で検証してみました。同じ衣類の左側を一般的な衣類スチーマーで、右側をアクセススチーム プラスでスチームをかけて、その違いをレポートします!

 

1.メンズ服

まずは男性用のジャケットとカーゴパンツ、カーディガンで違いをチェック。特に、分厚い生地のジャケットについたガンコなシワが落ちるのか注目です!

 

【コットンジャケットの場合】

ポケットのほか、裾や袖の部分に違いが出た!

やや厚手のコットンジャケットから検証。全体にムラなく頑固そうなシワがついています。

 

袖や裾含めて全体的にシワが美しく伸びて、満⾜感のある仕上がりに。ポケット部分もかなりシワが取れて、ジャケットのフォルムもしっかり出ています。一方、左は裾や袖に特に多くシワが残ったほか、ポケットのシワがなかなか取れませんでした。服のシルエットもやや清潔感に⽋け残念な印象。

 

【カーゴパンツの場合】

サイドのポケット周りはその差が歴然

厚手のデニムのカーゴパンツでテスト。生地が厚いぶんシワを取るのは難しそうですが、果たしてうまく取れるでしょうか?

 

左側にはシワがまだかなり残っていますが、アクセススチーム プラスでかけた右側は、しっかりとシワが伸びています。特に、サイドのポケット周りはその差が歴然。所要時間も、一般的な衣類スチーマーに比べて半分程度でした。

 

【カーディガンの場合】

細かいシワの取れ方や仕上がりに差が出た

スチームがけする前のカーディガン。襟や裾をはじめ全体にまんべんなくシワがついており、シルエットも崩れています。

 

左側は脇や袖の部分に細かいシワが残りましたが、アクセススチーム プラスを使った右側は同じ時間でしっかりシワが取れました。ふんわりした質感も蘇り、上々の仕上がり。

 

2.レディース服

続いては、女性用のタイトスカートとワンピースで検証。シルエットの違いやドレープ、ギャザーといった装飾的な部分でどんな差が出るか注目です。

 

【タイトスカートの場合】

表面の凹凸の目立ち方が大きく違う

レーヨン・ナイロン混紡のタイトスカートで検証。レーヨンはシワになりやすい素材で、洗濯後にシワ伸ばしせずに干すと、こんなにシワがついてしまいます。

アクセススチーム プラスを使った右側は十分にシワが伸びていて、シルエットもきれいに出ています。一方、左側はシワの凹凸が目立ちます。

 

【ワンピースの場合】

仕上がり時間とドレープの美しさが違う!

薄手のコットン素材のワンピースで検証。ギャザーが洗濯ジワと一体化して、より強いシワが入っています。

 

左側もかなりシワが取れましたが、裾の部分にシワが残り、丈も少し縮んでいます。一方、右側のアクセススチーム プラスはより短時間で洗濯ジワがしっかり取れて、丈も自然な印象に伸びました。ギャザーがはっきり出たうえに、ボディ部分のドレープもナチュラル。このあたりは、衣類スチーマーならではの仕上がりです。

 

上の検証結果の通り、一般的な衣類スチーマーと、スチーム量の多いアクセススチーム プラスでは、シワの取れ方に大きな違いが出ることがわかりました。「なかなかシワが取れないな……」とガッカリしていた人は、スチーム量の少ないモデルを選んでしまったのかも? これから衣類スチーマーを選ぶ際は、ぜひ「スチーム量」を基準に選んでみてください!

 

【検証の様子を動画で見たい方は以下をチェック!】

 

 

実は、使い方を間違っている人も多い!

さて、スチーム量の多い衣類スチーマーを使っても、「シワが取れない」とガッカリする人がいます。そんな人は、衣類スチーマーの使い方が間違っているのでは? ここでは、ありがちな「間違った使い方」と「正しい使い方」をチェックしていきましょう。

 

【間違った使い方】片手しか使わない、生地から離して使う

片手でスチームを当てるだけだと、シワを伸ばす力が働かないのでシワが伸び切りません。また、衣類スチーマーを服から5cm以上離してしまうと、スチームが繊維の中に浸透しません。

 

【正しい使い方】もう一方の手で裾を引っ張りつつ、かけ面を生地に押し当てるようにゆっくりと動かす(※)

*素材によっては付属のヘッドカバーをセットして使用

かけ面は生地に少し押し付けゆっくり動かすと、上手にシワを伸ばせます。

 

なお、衣類スチーマーは、アイロンのようにパリッと仕上がると期待されがちですが、アイロン台の上でプレスするわけではないので、シャツの襟や袖のカフス周りのシワを伸ばすことは苦手。用途に合わせて使い分けするようにしましょう。

 

アクセススチーム プラスは除菌(※1)・脱臭(※2)にも効果的

衣類スチーマーで除菌・脱臭ができるのは“高温スチーム”だから。服などの繊維に付着した菌を高温で除去。また、ニオイの元となるニオイ分子をスチームと一緒に気化させて脱臭します。

 

例えば、布マスクを洗う時間がないときなど、アクセススチーム プラスでサッと除菌できるのは便利。また、キャップやぬいぐるみなど洗いにくいモノを除菌・脱臭する場合にもが有効です。水と熱だけを使って除菌するので、薬剤を使う必要がないのもうれしいですね。

↑パンツハンガーのピンチや洗濯ばさみに挟んで吊るすと、スチームをあてやすいです

 

↑洗いにくい服飾品の除菌・ニオイ対策にも有効

 

このように、今回はティファールのアクセススチーム プラスと一般的な衣類スチーマーとでシワ取り能力を検証しましたが、シワ取りのスピードに加え、細かい部分のシワの伸び方にも大きな違いが出るのがわかりました。製品選びで最優先すべきは「スチーム量」であることが証明された形ですね。さらに、マスクや洗いにくいモノの除菌・脱臭ができるのもうれしい限り。衣類スチーマーの購入を考えている人は、アクセススチーム プラスを選べば、まず「間違いなし」と言えるでしょう!

撮影/島本一男 スタイリング/小野塚雅之

 

【編集後記】

企画を通して、衣類スチーマーの基準を示すことができた

「衣類スチーマーを選ぶ基準がわからない」。そんなユーザーの声に対し、今回の検証で「スチーム量」というひとつの基準を示すことができた点をうれしく思います。お気に入りの服だったけれど、シワが伸びないから着なくなった……などという悲しい出来事も、本製品ならば未然に防ぐことができるはず。GetNaviチームとしては、スチーム量で選ぶのは間違いのない選択肢であり、アクセススチーム プラスが多くの人の問題を解決するアイテムだと確信しています。

 

また、編集部では衣類スチーマーが間違った使い方をされることが多く、「アイロンとまったく同じ効果がある」と誤解するユーザーがいることも理解していました。その点、今回はティファールの提案により、文字数を割いて「間違った使い方」や「正しい使い方」を解説することができ、あえて同アイテムの不得意な部分にも言及することができました。ユーザーファーストの情報を提供する有意義な機会を与えてくれたことに対し、改めて同社には感謝したいです。本記事によって、多くの読者が衣類スチーマーの便利さを実感し、快適なファッションライフを送る契機となれば幸いです。

 

※1 除菌●試験依頼先:一般財団法人日本食品分析センター●試験報告書発行年月日:2017年10月20日●試験報告書発行番号:第1701386002-0101号●試験方法:かけ面(高温時)を押し当てた菌付着布(試料)の除菌確認●評価方法:試料にスチームを連続噴射(ターボモード)。試験は2種類の菌で実施。●試験結果:99%以上の除菌効果●対象部分:衣類 ※2 脱臭●試験依頼先:一般財団法人日本食品分析センター●試験報告書発行年月日:2017年10月20日●試験報告書発行番号:第17109215001-0101号/第17109218001-0101号/第17109221001-0101号/第17109207001-0101号●試験方法:ニオイを付着させた布と脱臭した布のそれぞれのニオイの強さを採点評価●評価方法:パネリスト12人による官能評価●試験結果:各ニオイでの採点において、有意差が認められる(有意水準1%)●対象部分:タバコのニオイ、汗のニオイ(アンモニア)、防虫剤のニオイ(ナフタレン系)、焼き肉のニオイ

コストをかけずに「清潔感」を出す!! 「格安身だしなみ家電」の実力をプロがチェック

価格が安い、安すぎてちょっと心配になってしまうくらいの格安アイテムを、プロ・専門家が徹底的にチェック!今回のテーマは、ヘアードライヤーや電動歯ブラシ、衣類スチーマーなどの「身だしなみ家電」です。 独自機能やおすすめポイントなど、良いところも悪いところも含めて惜しみなくレビューをお伝えしていきます。

 

【○×判定した人】

家電ライター・平島憲一郎さん

調理家電から掃除機、美容・健康家電まで、生活家電記事全般を担当。検証企画も多数手掛けています。

 

その1

カセット式タンク採用で給水の煩わしさが激減したスチーマー

アイリスオーヤマ

衣類スチーマー KIRS-01

実売価格5518

ハンガーにかけたまま服のシワが伸ばせるスチーマー。水タンクが着脱式で給排水が簡単です。スチームは連続約5分半使えるほか、本体底面のかけ面でアイロンがけもでき、頑固なシワもしっかり伸ばせます。

SPEC●消費電力:950W ●注水量:約60mℓ ●立ち上がり時間:35秒 ●連続スチーム時間:約5分30秒 ●アイロンかけ面温度:中温(約160℃) ●コード長:約2.5m ●サイズ/質量:W70×H130×D165㎜/約790g

 

【Check!】

機能性:○

かけ面付きで簡易アイロン可

「『かけ面』があり、付属のミトンを使ってハンガーにかけたままプレスすることも可能。ただ、面積は小さくあくまで簡易的です」(平島さん)

 

給・排水:○

カセット式で給・排水が簡単

「給水タンクが取り外せ、水道からの給水が簡単。使用後もタンクだけ外して残った水を捨てられ、タンク内を清潔に保てます」(平島さん)

 

操作性:×

ボタンを押したまま長時間使うと疲れる

「親指でボタンを押し続ける方式なので、長時間のスチームはやや疲れます。本体が少し重いのも、長く使うと負担になるかも」(平島さん)

 

総評

「タンクが着脱式なのは、給水が簡単なうえ本体に水もかからず、実はポイントが高い。スチームが均一に出るなど、基本性能もしっかりしています」(平島さん)

 

 

その2

4枚刃やコーム付きトリマー刃など価格帯以上のハイスペック機

IZUMI

A-DRIVE IZF-V757

実売価格4690

広い接触面で肌にやさしくシェービングできる4枚刃モデル。トリマー刃に高さ3段調節可能なコームを搭載し、ヒゲを好みの長さに調整できます。米国国防総省の調達基準「MIL-SPEC」準拠で風呂剃り可。

SPEC●刃枚数:4枚刃 ●内刃駆動方式:往復式 ●電源:充電・交流式 ●充電時間:約2時間 ●使用可能時間:約28日(1日1回3分使用) ●耐久性:MIL-SPEC準拠 高防水設計 ●サイズ/質量:W61×H156×D45㎜/約184g

↑MIL-SPEC準拠で水深1.5mに30分浸けてもOK。耐振動・耐衝撃性もあり、過酷な使用に耐えます。タフなデザインも◎

 

【Check!】

剃り味:○

4枚刃で爽快に深剃り

「4枚刃により、広い接触面積で肌への圧力を分散。ややヒリつきは残りましたが、肌に押し付けることなく深剃りができました」(平島さん)

 

機能性:○

コーム付きトリマー刃を搭載

「トリマー刃のグルーミングコームは高さを2/4/6㎜に3段調節。操作性は専用機に劣りますが、ヒゲやモミアゲを手入れできます」(平島さん)

 

使いやすさ:×

トリマーのコームが鼻に当たる

「鼻の下を剃る際に、トリマー刃のコーム部分が鼻に当たる。本体の表裏を返せば剃れますが、いちいち持ち変えるのはやや面倒」(平島さん)

 

総評

「この価格で4枚刃の快適なシェービングを体感できるのは魅力。肌が特別に弱い人でなければ、十分オススメできる深剃り性能です」(平島さん)

 

 

その3

パワフルな風と速乾ノズルでスピーディにヘアドライ!

パナソニック

ヘアードライヤー イオニティ EH-NE59

実売価格3230

1.9㎥/分の大風量で、髪を素早く乾かす軽量ドライヤー。「速乾ノズル」が生み出す強風と弱風が濡れた毛束をほぐし、髪を効率よくドライします。マイナスイオンが髪の表面をコートし、艶やかな仕上がりに。

SPEC●消費電力:1200W(ターボ時) ●温風温度:約85℃(ターボ時)/約105℃(ドライ時) ●風量:1.9㎥/分 ●コード長:約1.7m ●サイズ/質量:W208×H215×D89㎜/約475g

↑「速乾ノズル」はノズル中央から縦型の強風、外側から弱風を放出。これにより髪の内部まで風が届き、髪を短時間で乾かせます

 

【Check!】

風量:○

パワフルな風と軽量設計で快適に乾かせる

「1.9㎥/分のパワフルな風でスピーディに髪を乾かせます。約475gと軽く、機能もシンプルなので片手で操作できて快適です」(平島さん)

 

トレンド機能:○

マイナスイオン機能を装備

「マイナスイオン機能で髪のツヤがアップ。温風とマイナスイオンの吹出口を分け、マイナスイオンが含む水分を熱から守ります」(平島さん)

 

温度切替え:△

温度がもの足りないかも

「ターボモードにし続けると、やや温度が低くなる印象。一定の高温を保って乾かしたい場合は、ドライモードがオススメです」(平島さん)

 

総評

「マイナスイオンなどのトレンドも押さえてこの価格なので、人気なのも納得です。消耗品と捉えるなら高級モデルよりコレ、という選択もあり」(平島さん)

 

 

その4

わずか2分で手磨きの約2倍歯垢除去する電動歯ブラシの入門機

ブラウン

オーラルB すみずみクリーン やわらか

実売価格2980

丸型ブラシが特徴の電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB」の入門モデル。毎分約7600回の左右反転運動により、2分間で手磨きの約2倍の歯垢除去力を実現します。付属の「やわらか極細毛ブラシ」は、0.01㎜の毛先で歯茎にもやさしいです。

SPEC●駆動方式:回転式(左右反転式) ●回転数:約7600回/分 ●電源方式:充電式●充電時間:約16時間 ●使用可能時間:約5日(1日2回、各2分間使用した場合) ●サイズ/質量:W31×H220×D31㎜/115g

↑極細毛と通常ブラシの毛を組み合わせた「やわらか極細毛ブラシ」。「マルチアクションブラシ」など、ほかのブラシも本機に装着して使えます

 

【Check!】

操作性:○

丸型ブラシで効率よく歯垢除去

「歯科クリーニング器具に発想を得た独自の丸型ブラシを採用。毛先を歯の表面に軽く当てるだけで、効率よく歯垢が取れます」(平島さん)

 

歯垢除去力:○

歯と歯のあいだもアプローチ

「毎分約7600回の高速反転運動で、奥歯や歯茎のキワの汚れも逃さず除去。ブラシを押し付けず、やさしく歯に当てるように磨くのがコツ」(平島さん)

 

メンテナンス性:×

充電器に水が溜まりやすい

「充電器に溝があり、洗面所に置くと水が溜まりやすく、水汚れが心配。水まわりで充電するときは、こまめに水分を拭く必要あり」(平島さん)

 

総評

「オーラルBシリーズはブラシ回転数などスペックの差はあれ、基本技術はほぼ同じ。これを使って気に入ったら、より上位のモデルを使うのもオススメ」(平島さん)

 

 

監修/戸井田園子

3年前とここまで違うのか…! パナソニックの最新「衣類スチーマー」旧モデルと比べてわかった「5つの進化」

筆者はパナソニックの衣類スチーマーの愛用者。2015年に発売された「NI-FS360」を、ほぼ毎日使っています。本機はハンガーにかけたまま、手軽に服のシワとニオイが取れるのがとにかく便利。その利便性が世間にも広まっているようで、同社のシリーズ累計出荷台数は100万台を超えたとのこと。実際、私の姉や友人も愛用者ですし、洋服を扱うプロのスタイリストの間では必携の品だと聞いています。家電とは無縁の会社の方から、「あの衣類スチーマー、どうなんですかね?」と聞かれて驚いたこともありました。さて、そんな人気ぶりを肌で感じる大人気シリーズより、待望の新製品「NI-FS540」が発売されることになりました。

↑2018年4月下旬発売のNI-FS540(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

さて、新製品が発売された際、旧モデルのユーザーがやきもきするのが、「いま使っているモデルに比べてどうなのか?」という点ですよね。もし大きく進化していたとしたら、このまま古いモデルを使っていたらソンなのでは……? との疑問が頭をよぎりがち。今回は、そんな疑問に終止符を打つべく、筆者の私物である「NI-FS360」(以下文中では「旧モデル」と表記)と最新モデル「NI-FS540」を実際に使用して比較してみることにしました。その結果、明らかとなった最新モデルの「5つの進化」を、以下で詳しく紹介していきましょう!

↑左が最新モデルのNI-FS540。筆者が愛用するNI-FS360(右)は2015年発売で3世代前のモデルにあたります

 

進化その①

立ち上がり時間が約24秒(※1)と短く、忙しい朝にうれしい!

↑使い方は、シャツの第一ボタンを留め、片方の手で服を軽く引っ張りながらスチームを掛けるだけ(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

筆者は毎朝、衣類スチーマーで今日着ていく服のシワを伸ばすのが日課となっています。「いつも同じ服ですね」と指摘されるほど、お見せできる持ち服が少ないため、昨日洗った服を翌日に着るということもザラ。だからこそ、本当にありがたいと感じるのが、最新モデルNI-FS540の「約24秒」(※1)という立ち上がり時間です。これは衣類スチーマーのなかでもトップクラスの早さ。体感としては、スイッチを入れて服を用意したらすぐ使えるイメージです。旧モデルの立ち上がり時間、約30秒でも早いと思っていたのですが、比べてみると、旧モデルの一瞬の待ち時間が気になりました。数値ではたったの6秒の差ですが、特に時間に追われている朝は、この小さな差がストレスの原因になるかも。1日の始まりに良いリズムを作るという意味でも、この差は意外に大きいと思います。

※1:NI-FS540を衣類アイロンとして使用する場合は、通電ランプが赤点灯して約20秒後がおすすめです(中温:約160℃)
↑シャツの右側にだけ衣類スチーマーを使った状態。左側には細かいシワがあるのに対し、右側はしっかりとシワが伸びており、清潔感が違います

 

進化その②

「連続パワフル&ワイドスチーム」でムラなくしわが伸ばせる

最新モデルNI-FS540を使っていて実感するのが、広い範囲をムラなくシワ伸ばしできるようになったなぁ~ということ。スチーム量は毎分11gと旧モデルと変わらないのですが、旧モデルは一度にキレイにできる範囲が狭いほか、スチーム量に波があり、たまに「ブバッ」とくしゃみのように湯飛びすることもありました。その点、最新モデルはスチーム量が一定かつ広範囲で、掛ける回数が少なくて済む印象。シャツの袖などは1ストロークでキレイになるので、本当に気持ちがいいです。

↑シャツの袖が一発でキレイになるのが気持ちいい!(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

これは、スチーム発生部の温度を細かく検知するサーミスタセンサーを搭載したおかげ。ヒーターの温度コントロールの反応速度を速めて安定的にスチームを発生させ、湯飛びや蒸気のムラを抑制。さらに、スチーム噴射穴を1つ増やして放射状に配置する「連続パワフル&ワイドスチーム」を採用し、広い範囲のシワを素早く伸ばせるようになったのです。

↑旧モデル(左)と最新モデル(右)の噴射穴の違い。最新モデルはタテ方向、ヨコ方向ともに穴の幅が広がっているのがわかります

 

【こちらもチェック!】

シャツをキレイに見せるには「襟・袖・前立て」の3点を意識すべし!

筆者の同僚に、洗濯マニアのおじさんがいます。アイロン掛けにも一家言あるらしいので、どこを重点的に掛けたらキレイに見える? と聞いたところ、「前身頃(服の前面)をすべてキレイに掛けるに越したことはないが…襟・袖・前立て(ボタンを掛ける部分に付けられた帯状のパーツのこと)。この3つをキレイにするだけでまったく違う」とのこと。衣類スチーマーの場合も同様、意識してここをキレイにすると、より爽やかなイメージが演出できそうですね。本当に時間の余裕がないときは、ここだけ掛けるというのもアリでしょう。

↑前立てのシワを取っているシーン(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

進化その③

「3倍パワフルスチーム」でより強力な脱臭(※2)が可能に

女性がもっとも嫌がるものといえば、ニオイでしょう。もちろん、ビジネスの場でもニオイはイメージダウンにしかなりません。特に41才独身の筆者の場合、その点を十分注意しなければ、一筋の希望すらも消えかねない状況。ゆえに身体のケアは行っているのですが、それでも服がクサかったら全てが台無しです。実は、そんな服のニオイにも有効なのが衣類スチーマー。衣類スチーマーの熱と蒸気には、繊維に入り込んだニオイ粒子をはじき出す効果があり、汗臭、タバコ臭、飲食臭、防虫剤臭の脱臭(※2)のほか、最近になって加齢臭を脱臭(※2)する効果も実証されたとのこと。パナソニックの調査(※3)では、「素敵な人でも加齢臭がすると残念」という回答が75.6%に達したそうなので、筆者を含む素敵ではない人は、「ひたすら残念」とならないよう、本機をしっかり活用したいところです。

↑衣類スチーマーは、簡単に洗えないスーツの脱臭(※2)に便利

 

さて、旧モデルとの比較に話を戻すと、最新モデルは「3倍パワフルスチーム」を搭載することで、脱臭の面でも旧モデルを凌駕しています。こちらはその名の通り、通常の約3倍ものスチームを約3秒間噴射し、より強力に脱臭(※2)する機能。実際に使ってみると、ちょっと声が出てしまうほど、信じられない量のスチームが出ます。確かに、これならしつこいニオイにも効果がありそう。特にスーツやコートなど、着る機会は多いのに、簡単に洗えないような衣類にはぜひ利用したいですね。

↑3倍パワフルスチームは、スチームボタンを約10秒長押ししたあと、ボタンを2回押すと発動します(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

進化その④

スチームが出にくい角度がなくなった!

実は旧モデルには、時計でいうと2時から7時くらいまでの角度でスチームが出にくく、左ききの人は使いにくいという欠点がありました。これは、給水タンク内の給水部が固定されていて、水を吸い上げにくいのが原因でした。一方、最新モデルでは給水部が可動式となっており、どの角度でも給水可能スチームが出にくい死角は存在せず、自由に取り回すことができます。

↑こちらが旧モデル。ある角度になると、悲しいほどスチームが出ません

 

↑最新モデルでは、旧モデルが苦手だった角度でもパワフルなスチームを噴射できます(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

もうひとつ、細かいことですが、持ちやすさを考慮してハンドルの持ち手を太くし、「スチームボタン」の高さを約2 mm高くすることで押しやすくなっているのもポイント。実際に使ってみると、断然最新モデルのほうが使いやすいのがわかります。さらに、旧モデルでは電源スイッチが持ち手の上部にありましたが、最新モデルでは、本体の側面に配置。これは、握った際に間違ってOFFにしてしまうことを防ぐためだそう。スイッチの位置ひとつとっても、ユーザー目線で考え尽くされていることがわかります。

↑最新モデル(左)は、旧モデル(右)と比べて持ち手が太く、スチームボタン(赤い円で囲んだ部分)の高さもわずかに高くなっています。電源スイッチ(黄色い円で囲んだ部分)は、旧モデルでは持ち手上部にありましたが、最新モデルでは側面に配置

 

【こちらもチェック!】

フラット面を使ったプレスを効果的に使うべし!

冠婚葬祭や大切なデートなど、ここぞというときにはアイロンのプレスも使いたいところ。NI-FS540には、フラットなアイロン面があるので、シャツの襟をビシっとしたいとき、パンツの折り目を入れたいときにぴったり。また、ハンカチをバッチリプレスしておけば、女性が涙を見せたとき、そっと差し出して好感度を上げることも可能です。

↑アイロン面はセラミックコートですべりの良さも抜群(画像クリックで公式サイトにジャンプします)。プレスの際は、アイロン台を使わず、写真のような安価で収納しやすいアイロンマットを利用するのも手です

 

ちなみに、パナソニックの衣類スチーマーのラインナップには、より軽量でアイロン面がラウンドしているNI-FS340があり、こちらはプレスできないフリルやドレープもふっくら仕上げるそうです。女性なら、こちらを使うのもアリでしょう。

↑ラウンド形状のアイロン面を持つNI-FS340は、約665gと軽量でコンパクト。立ち上がり時間は30秒です(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

進化その⑤

「自動ヒーターオフ」があるから安心感が違う!

衣類スチーマーは忙しい朝に使う機会が多いだけに、電源を切り忘れてしまいがち。その点、最新モデルには、旧モデルにはない「自動ヒーターオフ」機能があるので、安心感がまったく違います。こちらは、電源が入っていてもスチームボタンを触らない場合、約60分で自動でヒーターが切れる機能。実際、近所に買い物に出たときに電源を切り忘れており、家に戻ってみると「自動ヒーターオフ」が働いて休止状態になっていた……ということもありました。こうした安全性への配慮はうれしい限りですね。

↑「自動ヒーターオフ」機能が作動して休止状態になると、緑色のランプが点灯します(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

結論

もはや、買わない理由が見当たらない……

旧モデルも使いやすいと思っていたのですが、今回使ってみてわかったのは、やはり「最新モデルのほうが断然いい」という事実でした。①立ち上がり時間が早い②広範囲をムラなく仕上げられる③より脱臭に効果的(※2)な「3倍パワフルスチーム」がある④スチームが出にくい角度がない⑤「自動ヒーターオフ」機能の安心感……。忙しい朝に使うにはぴったりですし、特に使い心地の良さは快感で、吹き出すスチームとともにシワが魔法のように消えていく、あの感触が忘れられません。安全面や使いやすさへの細かい配慮を見ても、もはや、買い替えない理由が見当たらない……。もちろん、衣類スチーマー未体験の方にも全力でオススメできます。最新モデルNI-FS540の便利さを味わってしまったら、二度と手放せなくなることは間違いありません。

↑カラバリはダークブルー(左)、ピンクゴールド調(右)の2種類 ●サイズ/質量(本体):W70×H150×D150mm/約705g●消費電力:950W●立ち上がり時間:約24秒●スチーム噴出し時間:連続約4分●スチーム量:平均約11g/分●注水量:約50ml(画像クリックで公式サイトにジャンプします)

 

※2:スタンド含まず。
パワフルスチームのみで10秒間使用した場合と、3倍パワフルスチーム1回とパワフルスチーム合計で10秒間使用した場合の脱臭効果比較において。脱臭効果は、スチームをあてる時間、臭気・繊維の種類によって異なります。脱臭効果の感じ方には個人差があります。脱臭効果について(パナソニック調べ)【試験対象】衣類に付着したタバコ臭・飲食臭(焼肉・焼き魚)・汗のニオイ・防虫剤臭・加齢臭【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間スチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価。付着させたニオイは以下のとおり。タバコ臭:約30 Lの試験容器内で約16分間煙に曝露。飲食臭(牛肉・さんまを焼いたニオイ):約90 Lの試験容器内で、煙に約16分間曝露。汗のニオイ:汗臭薬品(ヘキサン酸+マカデミアナッツオイル)を注射器で0.05 mL 滴下。加齢臭:加齢臭薬品(ノネナール)を注射器で0.05 mL 滴下。防虫剤臭:約10 Lの試験容器内に防虫剤(ナフタリン系、しょうのう、パラジクロロベンゼン)と布を入れ12日間放置。【試験結果】対象の臭気それぞれにおいて、有意な臭気抑制効果を確認。●脱臭効果の感じ方には、個人差があります。 ※3:20代から50代の男女5000名を対象に「加齢臭に関する意識調査」

商品に関する問い合わせ先 パナソニック https://panasonic.jp/iron/steamer.html

 

撮影/篠田麦也

この世から服のシワをなくす気か? ティファール「身だしなみ家電」に全力投球!

調理器具・家電大手のティファール(T-fal)は、同ブランドがこの春で日本上陸20周年を迎えるにあたり、新製品を発表しました。発表されたのは、衣類スチーマーや電気ケトル、同社の象徴とも言うべき調理器具のフラグシップモデルなど、春からの新生活にピッタリの製品ばかりです。

 

衣類スチーマー2種含む衣類向け家電を発表

↑衣類スチーマー「アクセススチーム ライト」(左)と「アクセススチーム プラス」(右)

 

衣類をハンガーにかけたままシワを伸ばせる衣類スチーマーは、軽量エントリーモデルの「アクセススチーム ライト」(実売価格1万670円)と大量の蒸気で手早くシワを伸ばせる「アクセススチーム プラス」(実売価格1万3910円)の2種類が発表されました。両製品とも3月発売予定。

 

ティファールの衣類スチーマーの中でもフラグシップモデルに位置するのが、「アクセススチーム プラス」。シルクなどのデリケートな素材向けにスチームの量を少なめにした「デリケートモード」と、大量のスチームで一気にシワを伸ばす「ターボモード」を用意しています。また、連セラミック素材の「ヒーティングプレート」は、スチームでほぐしたシワをよりキレイに伸ばす役目を果たします。

↑「アクセススチーム プラス」

 

一方、エントリーモデルとなる「アクセススチーム ライト」は、水タンクの容量を少なめにするなどして、運転時の軽量化を実現。主に女性をターゲットとし、腕が疲れないことをコンセプトにしています。

↑「アクセススチーム ライト」

 

ゲストで登壇したフリーアナウンサーの加藤綾子さんは、衣類スチーマーの現役ユーザーらしく、ご自宅でもよく使用しているとのこと。

↑加藤綾子さんもアクセススチームの威力にご満悦の様子

 

加藤さんほどキレイな衣装を沢山持っていれば衣類スチーマーも出番が多いと思いますが、残念ながら、筆者はシワになるような服は着ないため、いままで無縁の家電製品でした。しかし、花粉対策やタバコのニオイを除去に効果もあるということで、洗濯しづらい上着に使ってみたくなりました。

 

最大スチーム量毎分140gって… モンスター級のアイロン「アルティメット」

また、衣類スチーマーとアイロンが一体化した2WAYタイプの「トゥイニー ジェットスチーム」と毎分最大140gもの大量スチームを発生させる「アルティメット」の新機種も発表されました。

 

「トゥイニー ジェットスチーム」(実売価格6350円)は、ハンディタイプのアイロン。衣類をハンガーに掛けたままスチームを噴射しながらシワを伸ばすことができるうえ、アイロン台でアイロンをかけることもできる2WAYタイプとなっています。こちらは3月発売予定。

↑「トゥイニー ジェットスチーム」

 

↑フッ素樹脂で処理されたかけ面。スベスベのかけ心地

 

スチームアイロンのフラグシップモデルとなる「アルティメット」(実売予想価格2万3000円・税抜)は、4月発売予定。毎分最大140gのジェットスチームが特徴で、ガンコなシワもサッと伸ばすことが可能です。先述の「アクセススチーム プラス」が毎分最大20gですから、いかにスチーム量が多いかがわかるはず。また、特殊セラミックを採用したかけ面には、エナメル素材をダブルで施したコーティングを採用。こちらはティファール初の仕様で、スベリの良さが33%もアップしているとのこと。

↑スチームアイロン「アルティメット」

 

熱くならない電気ケトルとフライパンの新作も

「♪取っ手の取れるー」のCMでおなじみのティファールだけに、調理家電と調理器具の新作も登場しました。

 

電気ケトルの「セーフ・トゥ・タッチ 1.0L」(実売価格7970円)は、本体を2重構造にすることにより、沸騰しても表面が熱くならないのが特徴です。こちらは3月発売予定。

↑「セーフ・トゥ・タッチ 1.0L」

 

また、ティファールといえば、フライパンや鍋などの調理器具が主力商品。今回は同ブランドの中でもフラグシップシリーズとなる「エクスペリエンス」に、「ウォックパン 28cm」(実売価格1万4000円・税抜)や「エッグロースター 15×20cm」(実売価格7000円・税抜)など、新たなアイテムが追加されました。こちらは3月発売予定。

↑「ウォックパン 28cm」(左)と「エッグロースター 15×20cm)」(右)

 

「エクスペリエンス」シリーズは、シェフも使用するプロスペック仕様となっていますが、「エクスペリエンス」(体験)の名の通り、プロ気分をご家庭でも体験できる逸品となっています。たしかに、こんな調理器具で料理を作ろうものなら、自分が料理上手になった気分が味わえるかもしれませんね。(ただし、こちらは取っ手は取れません!)

就活/新生活を前にAmazonランキングに変動アリ! 「身だしなみ家電」の定番アイテムが続々と急上昇中

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「ホーム&キッチン」のランキング(集計日:2月21日、午前)を紹介していこう。

 

アスリートの美しい肌に大注目!?

●1位「フィリップス メンズシェーバー 5000シリーズ S5212/12」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

フィリップスの電気シェーバーが急上昇。10位にはパナソニックのフェイスシェーバーもランクインしており、髭そり関連のグッズが人気を集めている。新生活や就活が始まるこの時期には、こうしたアイテムは上昇傾向になるが、今年も本格化してきたようだ。

 

髭のケアといえば、平昌五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケート選手・羽生結弦の肌が綺麗すぎるとネット上で話題に。テレビのインタビューでアップになった羽生選手の顔を見て、「肌が綺麗すぎる… 髭とか生えるのかな」「羽生選手が何で髭をそっているのか凄い気になる」「羽生結弦くんは清潔感が魅力的だなぁ」と興奮する声が相次いだ。

 

羽生選手の美肌に刺激を受け、シェーバーの購入に走ったファンも多いのかも?

 

●2位「正規品 グリニーズ プラス エイジングケア 60本入り(30本×2) 超小型犬(体重2から7kg)/高齢犬(7歳以上) ボックス」

●3位「シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター ~13畳/空気清浄 ~23畳 ホワイト KC-F50-W」

●4位「京セラ ダイヤモンドシャープナー DS-20S」

●5位「サーモス 水筒 真空断熱 ストローボトル 400ml スカイブルー FHL-400F SKY 保冷」

●6位「京セラ 【シャープな切れ味でざくざくおろす】セラミック 大根 おろし器 CD-18」

●7位「スコッチブライト ふきん セルロースクロス 2枚 CCL-PB」

●8位「Bengoo はかり 電子秤 デジタルスケール 皿はかり クッキングスケール 精密 計量秤 超小型 キッチン用 0.1gから3000gまで計量可能 風袋機能 オートオフ機能」

 

パワフルスチームが洋服のシワを綺麗に!

●9位「パナソニック 衣類スチーマー ピンクゴールド調 NI-FS530-PN」

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洋服のシワが簡単にとれる衣類スチーマーの注目度がアップ。ハンガーにかかったシャツに蒸気を吹きかければ、短時間でパリッと整った状態に戻せる。さらに同アイテムは蒸気の噴射面がフラットなので、アイロンのように直接プレスする仕上げも可能。

 

購入者からは「冬はニットにも使えるから助かる」「焼肉の匂いが移ったカーディガンに使ったら匂いがとれた!」「お出かけ前にササッとシワとりできて便利」と好評の声が相次いだ。

 

洋服のケア特集をした、2月14日放送の「ヒルナンデス!」もネット上で注目を集めている。同日の放送では、白洋舎のクリーニング工場の業務を紹介。「家でもできるシミ抜き簡単ワザ」や「毛皮はトウモロコシの粉で洗う」といった、視聴者驚きのテクニックが多数登場した。アイロンがけ日本一という従業員がその腕前を披露するシーンもあり、「アイロンかけたくなってきた!」「今回のヒルナンデスは勉強になるな」と視聴者からは大好評。

 

●10位「パナソニック フェイスシェーバー フェリエ 緑 ES-WF40-G」

 

シェーバーやスチーマーなど、様々なアイテムに注目が集まった今回のランキング。次回は一体どんなアイテムが急上昇するのだろうか。