今回紹介するのは、西麻布で新しい中華がオープンしたという噂を聞きつけ訪問したお店「龍眉虎ノ尾」(リュウビトラノオ)です。大手飲食チェーンが仕掛けているお店ということもあり、当初は期待半分不安半分。でも結果は非常に大満足でした! さっそくお届けしていきましょう。
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日本の歳時記を表現する中華とは?
中国本来の料理を、全国の選りすぐりの食材を使い日本の歳時記を表現するというのが同店のコンセプト。旬の食材を生かす、日本料理的なアプローチが随所に見られます。
↑自家製干し肉と押し豆腐五香煮
↑鴨肉蓮根つくね薬膳蒸しスープ
メニューはその季節に合わせたコースでの提供となります。一番記憶に残っている料理は「上海蟹の麻辣紹興酒漬け」。お酒のつまみではありますが、濃厚な味わいと上海蟹のみそが格別においしかったです。
↑上海蟹の麻辣紹興酒漬け
↑秋刀魚の春巻き
↑アンキモの赤酒蒸し
↑鹿肉の老酒味噌漬け卵黄ソース
↑腐乳に漬けた鯛のお刺身
あとは「大地の松茸揚げ」と「干し北京鴨味噌醤油漬け」のクオリティが高く、驚きでした。
↑大地の松茸揚げ
↑北京の羊肉水餃子
↑干し北京鴨味噌醤油漬け
ジビエな中華を味わいたい時にもオススメ
日本の歳時記を表現する「中国割烹」ということですが、ジビエな中華を食べたい時にも同店はオススメ。鴨肉のほかに羊肉、鹿肉、熊肉、兎肉などを食材に取り入れた料理が多いため好き嫌いが分かれるかもしれません。でもすべて嫌な臭みはなく、ジビエ初心者でも楽しめるお店です。
↑甘鯛煎り焼き翡翠ソース
↑龍眉虎ノ尾的火鍋 サフォーク羊肉 ヒグマの熊肉
↑自家製手打ち麺
↑林檎のシャーベット
大量の唐辛子と山椒を使った火鍋は、僕には辛過ぎて少しハードル高めでしたが、それだけに本場のおいしさというものを体験できると思います。店内はゆったりと座れて、とても落ち着ける雰囲気。テーブル席、カウンター席と用意されているので、シーンに応じて使い分けるといいでしょう。
【SHOP DATA】
龍眉虎ノ尾
住所:東京都港区西麻布4丁目2-10
アクセス:東京メトロ日比谷線「広尾駅」徒歩9分
営業時間:11:30 ~ 15:00 / 18:00 ~ 23:00
定休日:日祝 ※年末年始
【著者プロフィール】
森田 昌典(MORITA MASANORI)
日本を代表するダンスミュージックプロデューサー。ダンスミュージックユニット”STUDIO APARTMENT”として、これまでに9枚のオリジナルアルバム、そして300曲以上のオリジナル曲を世界各国のレーベルからリリース。
http://www.studioapartment.jp/
【森田 昌典 イベント情報】
2018.01.18.THU “BLACK ON IT” at BPM MUSIC BAR (SHIBUYA)
2018.01.26.FRI “GENTLEMAN & LADIES -大新年会-“ at XEX日本橋 (NIHONBASHI)
2018.02.01.THU “BLACK ON IT” at BPM MUSIC BAR (SHIBUYA)
2018.02.09.FRI “GENTLEMAN & LADIES“ at XEX日本橋 (NIHONBASHI)
2018.02.10.SAT “IN MY HOUSE“ at At B (NARITA)
2018.02.23.FRI “GENTLEMAN & LADIES“ at XEX日本橋 (NIHONBASHI)
2018.02.24.SAT “BLACK ON IT -1st Anniversary Party-” at WOMB (SHIBUYA)