お金は必要最小限を持ち運ぶーー“キャッシュレス時代”のミニ財布の選び方

財布が膨らむ様子にちなみ、1~3月に新調する財布は「春財布(=張る財布)」と呼び、縁起が良いものとされています。そこで今回は、キャッシュレス決済全盛時代に相応しい"ミニ財布"を、3つのタイプに分けて紹介していきましょう。

※こちらは「GetNavi」 2021年2月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ミニ財布はカジュアルすぎないデザインを選ぼう

ここ数年、財布の売れ筋が長財布からミニ財布へと移りつつあります。サコッシュなどのミニバッグのヒットに伴い、財布も小型化。さらに、キャッシュレス決済が広く普及したことで、必要最小限の現金と数枚のカードしか持ち歩かないスタイルが一般的となってきました。

 

特に男性人気が高いミニ財布が、今回紹介する3つのタイプ。長財布と比べサイズが小さいぶん、見た目のカジュアル感や子どもっぽさが強くなりがちなので、ビジネスシーンでも使用するなら素材はレザーを選ぶのが鉄則です。

 

【その1】三つ折りタイプ

コンパクトでありながら、カード類も持ち運びやすい収納力の高さを兼備。最近では唯一の難点である厚みを抑えたアイテムも多くなっています。

 

ネオンカラーとの組み合わせが個性的

KUBERA 9981【HYBRID】

NEON スコッチガード 51221

1万6500円

ブラックとネオンカラーの組み合わせが新鮮で個性的な印象。3M社のスコッチガードによる皮革保護剤加工を施したオリジナルレザーが使われており、高い防水性を誇ります。

内装は鮮やかなオリジナルネオンレザーを使用。イエローのほか、ピンクやオレンジなどのカラバリも展開しています。カードポケットは札入れ内に搭載。ストラップは用途に応じて着脱可能です。

●サイズ:W95×H65×D30mm

 

青×紺のバイカラーがスタイリッシュ

L’arcobaleno(ラルコバレーノ)

三つ折りミニウォレット LA390GT

2万8600円

フランスの高級老舗タンナー、アルラン社のゴートレザーを使用。細やかな型押しの陰影が、発色の美しさを一層際立たせています。青×紺のバイカラーが、さり気なく洒脱さをアピール。

3つのカードポケットを札入れ内に独立して縫い付けることで、薄さを確保。外付けされた小銭入れはボックス型のため、視認性に優れており、小銭の出し入れがしやすいです。

●サイズ:W95×H75×D20mm

 

熟練職人が磨き上げたコバの美しさがお見事

FARO(ファーロ)

コンパクトウォレット

3万5200円

2020年秋にリブランディングされたファーロのアイテム。表面にゴートレザーを、内装にはシープレザーを採用しています。素材の上質さに加え、熟練職人が手作業で磨き上げたコバ(皮の切り口)の美しさも魅力。

カードポケットは内側の3面に独立して縫い付けられており、カードの整理や出し入れしやすいのが特徴。レザー表面には防水加工が施されているため、濡れた手で触っても安心です。

●サイズ:W95×H70×D20mm

 

【その2】ラウンドジップタイプ

紙幣・小銭・カード類が1か所にまとまっており、中身を取り出しやすいのが特徴。また、ジッパーで完全に閉じられるため安全性も高くなっています。

 

経年変化が楽しめるブライドルレザーを使用

GLENROYAL(グレンロイヤル)

ジップアラウンドスモールウォレット

4万700円

2層式の札入れや計6つのカードポケットなど、サイズ感以上の充実した収納力を確保。使い込むほどに色とツヤの深みが増す、ブライドルレザーならではの経年変化も魅力です。

小銭入れは内側に折り込まれたマチが付いており、大容量かつ使い勝手良好。カードは札入れの裏面と背面外側にも収納でき、用途や使用頻度に応じて分類可能です。

●サイズ:約W85×H110×D19mm

 

クロコダイル模様の型押しがゴージャス

Felisi(フェリージ)

ミニ財布 905/SA

3万5200円

カードもスムーズに入るシンプル設計のコインケース。美しい光沢をたたえたエンボスレザーは、オリジナルのクロコダイル模様を型押しした、フェリージだけのエクスクルーシブ仕様です。

内部は蛇腹式の3室構造で、カードポケットなど細かな仕分けがないぶん、自分の使いやすい配置でカードや小銭の整理が可能。鍵などのちょっとした小物の収納にも対応します。

●サイズ:W110×H70×D20mm

 

手に馴染むイタリアンレザー使用

PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)

コンパクトマルチコインケース

2万2000円

ツヤ感のある細やかなエンボス加工で仕上げた、手馴染みの良いイタリアンレザーを使用。ブランドロゴを刻印した大きめのメタルスライダーが、見た目の高級感を底上げしています。

6つのカードポケットと2つのフリースペースにキーリングが付属。これ1つで財布とキーケースの役割を果たします。広めのマチがあり、大きく開くため小銭も取り出しやすくなっています。

●サイズ:W105×H90×D20mm

【その3】コイン室付きカードスロット

キャッシュレス化の波に乗って昨今、人気急上昇中なのがこちらの超ミニマルタイプ。支払いは電子マネーやクレカがメインという人にオススメです。

 

ミニマリストに最適な薄型ケース

HERGOPOCH(エルゴポック)

TCW-NWS(スマートウォレット)

1万6500円

メイン収納と3つのカードポケットのみのシンプル設計で、ミニマリストに最適。天然のソフトシュリンクレザーの風合いを生かしつつ、表面には移染を防ぐコーティングを施しています。

 

メイン室はL字型のファスナー付きで、小銭も安全に収納できます。また、同素材のネックストラップ(別売8250円)を装着すれば、ちょっとした外出もより身軽で快適に。

●サイズ:W70×H120mm

 

大きく開いて出し入れスムーズ

SLOW(スロウ)

バブルカーフ ホールドスマートウォレット

2万6400円

世界有数の名門タンナー、仏デュプイ社の3種の異なるカーフレザーを日本伝統のベタ貼り加工で仕上げ、薄さと強度を両立。色落ちや退色が起こりにくいのもうれしいポイントです。

カードポケットは4つ搭載。中央のメインポケットは角のスナップボタンを外すと大きく開く仕様になっており、折りたたんだお札や領収書の出し入れがスムーズに行えます。

●サイズ:W85×H120mm

 

見た目以上の収納力

PORTER(ポーター)

ポーター ビル コードバンウォレット

3万1900円

国産の最高級コードバンをメイン素材に、内装にはイタリア製のヌメ革を贅沢に採用。さらに小銭入れのファスナーにはYKKで最も高級なエクセラファスナーを使っています。ロゴも高級感あり。

5つのカードポケットと小銭入れを片側ずつに装備。小銭入れはマチ付きで、見た目以上の収納力を誇ります。上部のポケットは二つ折りにした紙幣を入れるのにちょうどいいサイズ。

●サイズ:W120×H87mm

 

NEXT TREND「ネックウォレット」に注目!

もともと音楽フェスなどのレジャーシーンで人気を集めていたネックウォレットに、ビジネスシーンでも使えるレザータイプが続々と登場。新たなトレンドとして注目を集めています。右アイテムは高品位な本牛革を使用。ストラップは長さ調節可能で、斜め掛けにも対応します。

 

スマホもお金もこれ1つでOK

銀座逸革工藝

ネックウォレット

9980円

レザー製ゆえジャケパンスタイルとも好相性。財布やスマホをポケットに入れる必要がなくなるため、衣類の型崩れも防ぐことができます。

 

スマホの収納スペースがドッキング。こちらのアイテムはマチが広く、メイン室に別のカードケースなどを収納できるほど余裕があります。

※お札は折り畳まないと収納できません

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

美しき「ムラ」と「艶」が ビジネスシーンにも映える! 超薄マチが使いやすい! UKコードバン長財布

ホン・モノ・ケイカクの財布のなかで特に人気を集めていたものの、希少な材料が入手できず欠品していた「UKシェルコードバン薄長財布」が、満を持して復活! 英国の老舗タンナーが作る、極上な艶を持つシェルコードバンと、機能的な薄長財布の魅力をお伝えしよう。

 

 

ポケットを膨らませない! レア・コードバンの薄財布

馬のお尻の部分から採れる高級革・コードバン。中心にある丈夫で滑らかな繊維質「コードバン層」を、革の裏側から削り出して作られる高級皮革だ。頑丈なことから、高級紳士靴やバッグ、ランドセルに用いられることが多い。

 

近年、その需要はどんどん高まっているのだが、原皮からコードバンを作れるタンナーは現在世界にほんの数社しか存在しない。そんな状況のなか、少数生産ながら1世紀ものあいだ変わらぬ技法で静かにコードバンを作り続けているのが、英国の老舗タンナー、クレイトン社だ。原皮は、豊かなコードバン層を持つアイルランドとスコットランドの農耕馬から採れたもの。時間をかけてピット槽で丁寧になめされ、出荷される。そのすべての革が「Aランク」指定という高い品質を誇る。

 

この薄財布「グロス」には、日本ではまだ希少なこのクレイトンのコードバンを表革全面に使用。外革の縫製箇所を激減させる発想の転換によって、驚きの薄さを実現している。同時に、コードバンの持つ美しさと手触りを、最大限に味わえるものに仕上げた。無論、実用上、必要十分なカードや硬貨を収納する能力も備える。ジャケットの内ポケットやパンツのポケットを膨らませることなく、上品さを演出するアイテムだ。

 

【Materia】
シェルコードバン

175年の技術力が高貴な艶と美しい「微ムラ」を生む

手がけるのは、英国・ダービーシャー州に社を構えるクレイトン社。創業175年という長い歴史を誇る老舗だ。いまでこそブライドルレザーで有名なメーカーだが、コードバンも1世紀以上生産する。近年の需要の高まりを受け、その生産を強化。長い歴史で培われた確かな技術力で、コードバンを仕上げる。本作の内革には、植物タンニンなめしレザー「栃木レザー」を使用。

 

 

【Manufacture】

手間がかかる入念な本磨きがギラリと存在感を放つ!

小野勝久氏が代表を務めるクランプは、池之端銀革店を母体とするブランド。ヘビーウエイトレザーを用いたベルトを中心に、素材の風合いを生かした製品を作り続けている。特にエッジ部分のコバをハンドワークで磨いていく「本磨き」は、クランプの代名詞。本作でもその妙技を体感できる。

 

珍しい英国製のシェルコードバンを、表革にふんだんに使った薄マチL字ファスナー長財布。綴じ代を1辺に集約することで、高い機能性を確保しつつ驚きの薄さを実現した。カードも8枚以上収納可能。コードバンの艶と滑らかな手触りを生かし、服やカバンのポケットにするりと滑り込む使いやすさが魅力だ。

↑光り輝く結合部のコバは、長い時間と手間をかけ、職人の手と木製器具でひとつひとつ磨く。樹脂を盛って手軽に処理したのと異なり、経年変化により深い味わいが出てくるのだ

 

 

【Detail】

↑使用感を損なわない、極限まで切り詰めたサイズ。全パーツが研磨されたYKKの最上級ファスナー「エクセラ」の採用で、金具が引っかかることなく、するりとポケットに収まる!

 

↑薄いジップ財布の元祖とも言うべき構造を考案し、財布にイノベーションをもたらしたクランプの薄長財布。ポケットはもちろん、小さなバッグの中でも邪魔になりにくい

 

↑まとめの縫い代を1辺に集めることで、コードバンの丈夫さと美しさを生かしつつ、厚みを抑えることに成功している。L字ファスナーは開閉しやすく、中身の視認性も高い

 

↑中央のコイン収納部は容積も十分。しかしこれは、硬貨をよりたくさん入れるためというよりも、広い面積に分散させ、厚く膨らむことを防ぐ意味が込められた構造だ

 

↑コイン収納の両脇は横向きに、それ以外の部分には縦向きで、合計8枚のカード収納部を装備。取り出しやすさも良好だ。縦向きカード収納の底辺を縫わないのは、厚みを抑える工夫

 

↑1か所で革をまとめた独特の構造のため、そのコバは特に強く主張する。まとめられた部分は、なんと8枚もの革が縫い合わされ、職人の手でピカピカに磨き上げられている

 

 

クランプ
UKシェルコードバン
薄長財布「グロス」
価格:4万3740円(税込・送料込)
サイズ/質量:W178×H95×D20mm/142g
カラー:ブラック、チョコ、ネイビー、クラレット

JOURNAL STANDARD × GetNaviの「休日財布」、できました。GetNavi7月号の別冊付録に注目!

「GetNavi 2018年7月号」別冊付録のシンセティックレザー コイン&カードケースは人気ショップ「ジャーナル スタンダード」とGetNavi本誌がコラボしたアイテム。「大人の休日財布」として、必要最低限の紙幣、硬貨、カードが入る仕様となっている。

 

 

意外と悩む「休日財布」の最適解はコレです!

SuicaなどのICカードで買い物や食事ができる店が増えた昨今は、財布の中に入れるものが変わってきた。特にちょっとしたお出掛けのための「休日財布」となると、持ち歩くものは非常にシンプルだ。ICカードと少額の紙幣と硬貨で十分。そんなときに重宝するのがスリムでミニマルなGetNavi本誌7月号の別冊付録「シンセティックレザー コイン&カードケース」だ。

 

本品は手触りのいいシンセティックレザーにビンテージ仕様のL字ファスナーを採用。正面右下にジャーナル スタンダードのロゴが型押しされている以外、余分な装飾がないのが特徴だ。内部には、硬貨やカードを入れるためのポケットがひとつ配置。ポケットの周りを囲むように紙幣を滑り込ませれば、必要最低限なものがスマートに収納できる構造となっている。

 

Apple Payなどの普及でスマホだけで出かける人も増えているかもしれないが、ちょっとした小銭などはやはり必要。休日はスマホと本品(と自宅のカギ)を持って、軽やかに出掛けよう!

 

カード類を入れるポケットあり

紙幣やカード類、硬貨を整理して収納可能。ナイロン製のポケットはカード入れ、コインポケットとして活躍。

 

 

コンパクトでスリムな設計!

ジーンズのバックポケットにスマートに入るサイズ感。シックなカラーリングで、どんなコーデにも合う。

 

 

シンプルにロゴを型押し

ジャーナル スタンダードのロゴを正面右下に型押し。やや光沢のある素材には、細かいシボが刻まれている。

 

 

 

【付録に関する問い合わせ先】

廣川株式会社 プロテック事業部
TEL:03-3863-6943

受付時間:10:00~17:00(土・日・祝日は除く)

 

 

長財布なんてもう古い!? 今選ぶべきはスマートに持てるミニ財布だ

今持っているその財布、もう何年使っていますか?

 

財布は長く同じものを愛用している人が多く、ある調査では半数近くの人が3〜4年は使っていると回答しています。

 

使い勝手がよく手馴染みもよくなると、ボロボロに糸がほつれてきていたり、黒ずんできてしまっていたりしても、なかなか手放せないもの。でも、本当にその財布はあなたに合っているでしょうか? 不要なポイントカードが山のように入っていてかさばっていたり、現金をあまり持ち歩かないのに大きな小銭入れがついたものを使っていたりしているなら、金運も逃げていってしまいます。この際、見直してみましょう。

 

しばらく長財布が文字通り幅を利かせてきましたが、昨今はコンパクトなタイプに人気が集まりつつあるという財布。買い換え時期や選ぶポイント、今シーズンのおすすめモデルについて、阪急うめだ本店のハンドバッグ・婦人靴商品部 財布担当バイヤー、山田恵子さんに聞きました。

 

トレンドは、かさばらずに持ち歩けるミニサイズ

小さなバッグに合わせて財布もミニタイプが主流

阪急うめだ本店によると、年々クラッチバッグやポーチタイプ、ポシェットタイプなどの小さなバッグの売れ行きが高まり、それに合わせるようにして財布の大きさも、小さなものが売れているといいます。

「ミニウォレットの流行は、電子マネーで買い物ができる場所が増えたり、クレジットで支払うとポイントがついたりするので、徐々に現金多く持ち歩かず、カードで済ませる方が増えてきたことも影響していると思います。以前は紙やプラスティックのポイントカードだったものが、店舗ごとに携帯電話のアプリでポイントが貯められるようになるなど、お財布を取り巻くシステムが変わってきています」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

ではミニ財布を、どう選んだらいい?

財布は使い勝手のよさが大切なアイテムなので、プレゼントとしての需要より、自分でチョイスする人が多い傾向にあります。価格も、すぐに買い換えるものではないため、「気に入ればあまりこだわらない」としている人が多いのだとか。
「30代女性には、上品な色合いのものがとても人気です。派手な色や柄のものを持っていた20代から、クレージュ系、ピンク系など、落ち着いた大人の女性の雰囲気に合うものを手にする方が多いですね」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

財布の中身を見直そう!  必要なものだけを持ち歩くスタイル

今のライフスタイルからぴったりの財布を探す

デパートの財布売り場に行くと、つい見た目の美しさに惹かれて選んでしまうものですが、ここはじっくりと自分のライフスタイルを振り返って、どのような財布が機能的で使いやすいと感じるかを考えてみましょう。

 

メインとなる支払いをほとんどカードや電子マネーに切り替えている人は、名刺入れサイズのものがおすすめです。ちょっとした小銭が入るコインケースや、折りたたんだお札を忍ばせておくことができるものを選ぶと、急なトラブルやカードが使えないお店などで慌てません。カードと現金を半々、または現金をメインで使っている人は、お札を折らずに入れることができるタイプがおすすめです。

 

かさばるレシート類、ポイントカードは収納の仕方を考える

常に財布の中に入れておくべきポイントカードは、本当によく行くお店のものだけで十分です。何ヶ月も経っているのにひとつしかスタンプのついていないものや、あまり行かない土地のお店のものなどは思い切って処分するか、机に収納しておいてよいでしょう。また、よく行くお店についても、アプリに切り替えられるポイントカードはアプリを導入し、なるべく持ち歩くものが少ないよう考えてみます。

 

レシートや領収書を財布に溜め込んでしまう人は、帰ったらすぐにそれらをまとめておけるよう、収納の仕方を考えてみましょう。レシートを財布から出すときに家計簿につける、などと決めてしまうと、なかなか作業できないときにレシートが溜まってしまうので、一時的な保管場所を決めておき、家に帰ったら財布から今日の分のレシートを出しておきます。できたら「水曜日は会計の日」などと作業する曜日を決めておくと、効率よく作業できるでしょう。

 

それでは具体的にどのようなミニ財布が人気なのか、山田さんがおすすめする5つを見ていきましょう。

 

 

阪急うめだ本店おすすめミニ財布5

 

1. カードメインのタイプが男女問わず人気

フランス・アルラン社のゴートレザーを使った、カードを差し込めるタイプのウォレットには、コインケースもついています。ファスナー付きで片マチなので、最低限の現金とカード、という人にぴったりです。細かく型押しされた革は、傷が目立ちにくいのも魅力です。


ラルコバレーノ「スマートミニウォレット」2万3760円

「ブランドのベストセラーにもなっているアイテムで、小さめのバッグの他にも、ジャケットのポケットやボトムスにもスマートに入れられて、かさばりません。メンズ向きのカラーラインナップもあり、男女問わず購入される方が多いです」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

2. 個性的なデザインに大人らしい上品さが漂う

人気あるヒロコハヤシの二つ折り財布は、本物のボタンが埋め込まれたようなデザインもさることながら、5段に分かれたカード入れと、ガバッと大きく開く小銭入れが、収納力抜群で使いやすいと評判です。レジでスマートに会計できるような、大人らしさも併せ持つ財布を選びましょう。

ヒロコハヤシ「薄型二つ折り財布」2万9160円

「まるでアートのような世界観のある、デザイナーのこだわりが詰まった個性的なデザインです。他の人と違うものを持ちたい方や、トレンドだけには流されないこだわりのある方などに人気。軽くてコンパクトながらも、大きく開く小銭入れが使いやすい。デイリーでもお出かけにも対応できるデザインです」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

3.ミニバッグにぴったりのコインケース付き

中面には、両サイドに3段ずつカードを収納でき、中央部分にはオープンタイプのコインケースがついていますが、小銭がこぼれないような設計になっています。手のひらサイズで、ジャケットのポケットやミニバッグにぴったりです。

クォーレ×カワカワ「L字ミニ財布」1万800円

「薄くて軽く、ファスナーを開くとお札、小銭、カードが瞬時に判別できて取り出しやすいのが人気の秘訣です」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

4.お札も小銭もしっかり収納しつつ折り畳める

女性のための上質なレザーグッズを展開しているエポイのシキシリーズは、日本の伝統色をモチーフにしたカラーバリエーションが豊富です。中面にはカードとお札、裏側にはボタンタイプの小銭入れがつき、収納力に優れている上、キーケースほどに折り畳めるのが魅力です。

エポイ「三つ折財布」2万1600円

「コンパクトですが、小銭入れがBOX型なのでコインを選びやすく、お札を折らずに収納できます。デザインがシンプルなので飽きが来ず、長く使えるのも人気の理由です」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

5. 鮮やかな色味! コインをたっぷり収納できる

デザイナーの兄弟が立ち上げた革小物ブランド「イロセ」は、古語で「兄弟」という意味。鮮やかで上品なイエローをはじめ、8色を展開しています。レザーの裏側にしっかり処理がなされているので毛羽立たず、コロンとした姿が女性らしさをイメージさせます。

イロセ「シームレスミニウォレット」1万2960円

「1枚の革を縫製することなく、折り込んで作られたシンプルなデザインです。手に馴染むコンパクトなサイズでありながらも、折ればお札が収納でき、小銭やカードが落ちないようゴムで留めることができるので、安心感があります」(阪急うめだ本店・山田さん)

 

財布は、毎日かならず持ち歩く大切なアイテム。上品でスマートなミニ財布なら、機能的で使いやすいだけでなく、自立した大人の女性を感じさせてくれます。カードや電子マネーも上手に取り入れながら、自身の財布事情を見直してみませんか。

※価格はすべて税込です

 

【店舗情報】

阪急うめだ本店(1階財布売り場)

所在地:大阪府大阪市北区角田町8-7
問い合わせ Tel:06-6361-1381

https://www.hankyu-dept.co.jp/

 

取材・文=吉川愛歩 構成=Neem Tree

何気ない日常を、大切な毎日に変えるウェブメディア「@Living(アットリビング)」

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「極薄財布」の傑作! ベルギー産レザーが生み出す“トラ”柄にほれぼれ

究極の薄さを追求し、2013年のグッドデザイン賞を受賞した二つ折り革財布「薄い財布」。 カードは5枚まで、小銭は計999円までといった具合に、極限まで“無駄を排除する”哲学が共感を生み、 現在もロングセラーを続けています。今回、そんな名作にベルギー産の極上艶革を使用した別注モデルが登場しました。

 

特有の〝トラ〟柄を生かす! 熟練技能者の裁断技

キャッシュカードやクレジットカードにポイントカード……。年々増えるカード類は、財布を肥大化させる大きな要因です。この問題を根本的に解決したのが、アブラサスの名作「薄い財布」。二つ折り財布ながら実使用時の厚さはわずか約13mmで、カードポケットに収まるカードは5枚まで、小銭収納部に入る硬貨は計999円までと、大胆に割り切ることで薄さを極めています。

 

今回はこの財布が、ベルギー産の極上艶革「ルガート」でリメイクされています。カタチにするうえで最も神経をすり減らした作業が、革の裁断。ルガートは“トラ”柄が特徴的な革。ムラが多く安定しないため通常は避ける部分ですが、その美しさを財布に宿すべく企画されました。

 

しかし、やみくもに裁つと、独特の美しさが台なしになります。そこで、財布の顔になる部分には“トラ”が斜めに入るよう裁断。縦や横に走る柄では財布がゆがんで見える恐れがありますが、斜め柄をルールとし、安定したデザインへと仕上げています。

 

また、元の革はおよそA4サイズ大の 1枚革で作られており、財布のパーツとしてはかなり大きめです。そのため、革を無駄なく、かつ美しい柄に裁断できる熟練技能者の技なしには、決して実現しません。極限の薄さからくるクセになる機能美と、革特有の艶やかさを、ぜひ堪能してください。

 

グッドデザイン賞受賞作の大人気小財布をベルギー産の極上艶革でリメイク!

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単に薄いだけでなく、持ち歩くカードの枚数と硬貨の収納数を限定することで、整理された生活スタイルをも提案する「薄い財布」。コンパクトな本体には機能的なディテールが満載だ。本作は、素材にベルギー産の牛ショルダー革「ルガート」を使用した別注品で、躍動感ある“トラ”柄と丁寧に染め上げた革色を味わえます。商品ごとに模様の濃淡が異なる個性も魅力。

 

〈ネイビー〉

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〈ワイン〉

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〈オレンジ〉

 

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天然のシワが得も言われぬ 文様を描く傑作牛革

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本品に採用されている「ルガート」は、1873年設立のベルギー唯一のタンナー、タンナリー・マズール社(Tannerie Masure)が提供する牛ショルダー革。最大の特徴は、牛が頻繁に動かす首から背中、足にかけて走る独特の模様“トラ”で、その濃淡が革の表情を絶妙に変えます。また、“トラ”の模様は完全に一致することがないため、本品もひとつひとつ異なる表情が出ます。さらに、きめ細やかで艶やかな仕上がり、そして、丈夫さと耐久性に優れる点もルガートの魅力。生産過程でたっぷりと加脂してあるため、使い込むほどに経年変化によって生じる深い艶を楽しめます。まさに、革好きにはたまらない傑作牛革と言えます。

 

機能性

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一般的な二つ折り財布は、重なる革の枚数が10〜20枚にもなりますが、本作では最大5枚へとスリム化。また、カード収納部とコイン収納部とが重ならないように工夫し、厚さ約13mmを実現しました。

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紙幣を押さえる三角の切り込み部分に隠しポケットを用意。カギやお守り、いざというときのための紙幣などを入れておけるので、外出時はポケットの中が整理された状態で出かけられます。

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ポケットの裏面には、カードや紙幣を出し入れしやすいよう、滑りを考慮した加工を施しています。本品は単に薄いだけでなく、こうした日常の実用性にもこだわった財布なのです!

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硬貨収納部には、500円玉1枚、100円玉4枚、50円玉1枚、10円玉4枚、5円玉1枚、1円玉4枚の計15枚、つまり999円がぴったり収まります。ポケットは浅めで小銭が取り出しやすいです。

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驚異的な薄さを実現しながら、5枚のカードと、紙幣や硬貨をしっかり収納できます。革が重なる枚数を減らして最小限のパーツで構成したほか、縫い目を極力減らすなど工夫が満載です。

 

四国の革職人が魅せる! 難易度の高い裁断が生み出す個性

ユニークな発想で財布に変革をもたらすデザイナー・南 和繁氏の斬新なアイデアを製品へと昇華させるのは、長年、革小物に携わってきた四国の熟練技能者。革の裁断から縫製に至るまで、随所に技が光ります。5枚のカードと999円分のコインを収めた際の絶妙なシルエットなど、徹底的に計算し尽くされたデザインは一流の技あってこそ実現します。

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極限の薄さを実現するために、革の裁断から縫製まで、各工程で精緻な作業が求められます。デザイナーの南氏によると「縫い目が0.3mmズレただけでも、この製品は成立しない」のです。

 

アブラサス

薄い財布 ベルギーレザーver. 「ルガード」

17800円

サイズ:W95xH98xD7mm

質量:42g

カラー:ネイビー、ワイン、オレンジ

カード収納可能枚数:5枚

 

 

財布の買い時は「暦」が大事だった! 2018年春のスーパーラッキーデーを公開

「運」や「ツキ」というのは、科学的な根拠がなく、証明できないのに、普段から身の回りで上がり下がりを感じる、不思議な存在。多くの人が元旦から八百万の神々に願いを託すのは、科学的根拠がなくとも、心のうちに何かしらの不思議な物を感じ取っているからなのではないでしょうか。験担ぎはそのひとつ。「信じる物は救われる」という言葉が示すように、強い願いを込めることで、自分に暗示を掛け、仕事や取り組みを成功へ導いているのかもしれませんね。

 

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ここでは年に一度の験担ぎのひとつ、「春財布」「福財布」について、ご紹介します。

 

ちなみに、革財布で「一生モノ」って、あり得えないなぁと考えています。

 

比較的過酷な環境で使われる革財布は、どんな高いブランド品で耐久性が高くても、3年もすれば、エッジのコバが剥げたり、表面はすり切れたりして、だいぶお疲れになってくるものです。クリームで栄養を与えながらメンテナンスして、大事に使ってもやはり疲れてきた財布を、人前で出すことも考えると定期的に新しいモノと交換すべきだと思います。

 

 

春財布、福財布のいわれについて

では、そんな財布の買い換えるきっかけは、やはり新年。せっかく験を担ぐならば、1年の中ではやはり元旦からの「春財布」ということになります。諸説ありますが、春の始まりは「新春」と呼ばれるように、元旦から始まり、5月5日の「立夏」までが、暦の上では「春」と定義づけられているようです。
ちなみに、「春財布はお財布がパンパンに『張る財布』にちなんで金運が上がり縁起がいいとされる」……ってのをよく見ますが、あれはどこかの人が後付けで作った、ただのダジャレでしょうね……(笑)。

 

 

春財布の買い時、使い始めに最高の日とは?

新年に財布を買い換える「春財布」の縁起。財布の使い始めによいとされている日がさまざまあります。ちなみに、大安や一粒万倍日……など、日本にはさまざまな「縁起の良い日」がありますが、これらの元ネタのほとんどは、古来から作られていた暦(カレンダーのようなもの)の、中段や下段に書かれていた日々の吉凶についての一言メモ「暦注」に記載されていたものです。せっかくなので、縁起のいい日に関して少し深掘りしてみましょう。

 

暦注に関しての説明は下記を参照ください。

 

「暦注」は、昔の暦の注記、すなわち暦の中断・下段に記載される注記事項をいう。暦注は、日付・節句・月の満ち欠けなど本来の事項の下に記載され、中段には十二直、下段には選日・二十八宿・九星など、さまざまな日の吉凶に関する事項が書かれていた(昔の暦はいくつもの段に分かれ、暦注は中段・下段に記載されていた)。 また暦注は、七曜や二十四節気・干支なども入れ、広く、暦に記載される事項すべてを含む場合にも用いられることがある。

「現代こよみ読み解き辞典」(岡田芳朗・阿久根末忠 編著 柏書房)より抜粋

 

簡単に言えば、暦注とは、一般庶民たちの「生活の指針」となるように日々の吉凶を配したもので、「悪い日を避ける」ことに重点を置いて使われたものなのだそうです。「科学的根拠がない迷信」といってしまえばそれまでですが、今でも三隣亡(さんりんぼう)の日は大工さんは仕事を休み、結婚式は大安に、お葬式は友引に…と、古くから今にいたるまで、日本人の日々の行動は、意外と暦注に左右されています。古くから生活の中になじんだこれらの縁起になぞらえることは、日々の行動のきっかけを与えることにもなります。

 

「験担ぎ」=プラス方向の「自分の心への暗示」をかける

と考えれば、縁起のいい日に財布を購入する、使い始めるという行動は、今年一年、頑張りたい自分に暗示をかけていくことなのだと思います!

 

 

2018年初頭の「スーパーラッキーデー」は?

それでは、縁起がいいとされる日の種類と、今年初頭のラッキーデーをご紹介しましょう。

●大安
暦注の主役ともいうべき、「六曜」の中で、もっとも縁起のいい日。結婚式や物事のはじめ事はもとより、内閣改造までも大安に行われるほど、もっとも民間に浸透している暦注です。1年に約60回ほど巡ってきます。万事において上手く進む吉日とされ、財布の使い始めや購入する日にも適した日と言われています。

●一粒万倍日
一粒のモミが万倍にも実る稲穂になるという、とても縁起の良い日です。よろず事を始めるのに良い日とされ、仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに良い日とされます。逆に借金や借り物をすると、それも万倍になってしまうため、タブーだそうです。1ケ月に4~7回程度巡ってきます。

●天赦日(てんしゃにち)
これも「暦注下段」に記されている、年に5~6度しかない吉日です。文字通り天がゆるす日ということで極上の大吉日で、何をするにも最善の日とされており、財布の使い始めにはとても縁起のいい日です。

●寅の日
十二支に基づく考えで、12日周期で巡ってくる吉日。「虎は千里行って千里戻る」という言い伝えから、旅立ちに良く、婚礼には忌む日とされているようです。これが別の解釈ともミックスし、虎の黄色という色を金運の象徴としてとらえ、金運に縁起のいい日ととらえる説も存在するようです。

●不成就日
この日は文字通り万事において成就しない日とされています。結婚や開店などはもちろん、願い事すら凶とされる日…。しかもどんなにラッキーデーが重なろうと、この不成就日が重なってしまうと、全部打ち消し&不成就! なんとも最悪のバッドデーです…。

これら縁起のいい日が、ぴったりと重なってしまう2018年初頭の「スーパーラッキーデー」も調べてみましたのでご紹介します!
(あわせて不成就日が重なっている日もご紹介します…)
財布の購入&使い始めの「験担ぎ」の目安に、参考にしてみてください。

×<2月15日(木)>天赦日+大安+寅の日+不成就日
×<2月26日(月)>一粒万倍日+大安+不成就日
○<3月11日(日)>一粒万倍日+ 寅の日
○<3月23日(金>)一粒万倍日+寅の日

※参考資料:「現代こよみ読み解き辞典」(岡田芳朗・阿久根末忠 編著 柏書房)

「尻ポケットに財布はNG」「財布にはできるだけお金しか入れない」……金運がアップする財布の習慣とは?

確定申告の時期が近づいてきた。この時期はいつも、ざわついた感じになる。何はともあれ、領収書の整理からとりかからなければならない。キャリア20年以上の個人事業者なんだから、月ごとに分けて封筒とかジップロックとかに入れて整理しておけばよいのだが、それがなかなかできないのだ。

 

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財布とお金に関する49の習慣

毎年同じことの繰り返しだ。申告が終わった直後から6月くらいまではわりときっちり整理できるのだが、夏が来ると楽しさばかりが先に立つのか、レシートでも領収書でもついつい財布に入れっぱなしになる。そして、パンパンになったところでごっそり抜いてそのまま箱に入れる。これは整理じゃない。場所を移しているだけだ。結局、申告時期直前になって1枚1枚確かめながら月別に分けていくことになる。こんなんじゃだめだ。もちろんそう思う。

 

マインドセットを根本的に変えなければならないことはわかっている。当たり前以前の話だが、そもそも財布はお金を入れるものであり、レシートやポイントカードの入れ物ではない。

 

一瞬で、金運がアップする! 財布の習慣』(佐藤伝・著/学研プラス・刊)という本の目次をざーっと見ていて、ドキッとした。それは、“お財布ダイエットをする”という項目を見つけたからだ。気になったので、読み進めてみた。

 

ゴチャゴチャのお財布では、お金そのものに対する意識が薄れてしまい、結果、金運はガタ落ちになります。お財布には、できるだけ、お金以外のモノは入れないようにして、お財布を「スリム化」してあげましょう。

『一瞬で、金運がアップする! 財布の習慣』より引用

 

この本には、著者の佐藤さんが“黄金法則=ゴールデンルール”と呼ぶ財布とお金に関する49の習慣が紹介されている。

 

 

お財布を尻ポケットに入れていませんか?

筆者はスーツやジャケットを着ることがほとんどない。ラフな服装で仕事ができるのはありがたいのだが、そういう格好だと付いているポケットの数が限られてきて、長財布をお尻のポケットに入れることが多い。しかし、佐藤さんによればこれはもってのほかのNG行動だ。

 

お財布を持ち歩くときは、服のポケットよりも、カバンの中。カバンの中でも、内ポケットがオススメです。お財布の「定位置」を決めて、持ち歩きましょう。

『一瞬で、金運がアップする! 財布の習慣』より引用

 

確かに、お金をお尻の下に敷いてしまうのは、イメージから考えても正しいとはいえないだろう。

 

 

耳を傾けるべきサジェスチョン

紹介されているのは、ついやってしまいがちなNG行動だけではない。目次を見てみよう。

 

第1章 みるみる金運がアップする! 財布の使い方の習慣

第2章 どんどんお金が集まる! 財布選びの習慣

第3章 幸せなお金持ちに学ぶ! お金の習慣

第4章 夢も財布も膨らむ! 貯める習慣

第5章 毎日がワクワクする! 使う習慣

第6章 成功を引き寄せる! 稼ぐ習慣

第7章 もっとお金に愛される! 幸せが貯まる習慣

 

NG行動から、「複数の収入源を持つ」とか「ネット環境に投資する」といった実用的な方法論にまで触れられていることに、絶妙なバランスが感じられる。この本は、絶対に耳を傾けるべきサジェスチョンで満ちているのだ。

 

筆者がこの本にいきなり惹き込まれた理由は、まえがきに記された次の一文だ。

 

お金で、もがき苦しむ人生を歩んでいる人は、お財布がボロボロでパンパン。逆に、幸せに成功している社長や、仕事もプライベートもうまくいっている人たちは、お財布がキレイ、かつ、お金の使い方もキレイです。

『一瞬で、金運がアップする! 財布の習慣』より引用

 

“お金で、もがき苦しむ”という表現は強めに響くけれど、お財布もお金の使い方もキレイな人のイメージは、筆者にとっても想像しやすい。

 

お金をあるがままの状態で――必要以上に折りたたんだりしないで――、専用の居場所であるお財布に入れ、そのお財布に対しても、道具という感覚ではなく、ちょっと大げさに言えばパートナーに近い感情を持って接する。

 

そういう姿勢を意識していれば、こんなことが起きるかもしれない。

 

この本に、1つでも「やってみたい!」と思えるものがあったらチャンス。小さな「財布の習慣」のワンステップから始めてみてください。それによって、仕事も、恋愛も、人間関係も……、あらゆることがみるみるうまく回り始め、気づいたときにお金も増えてる!

『一瞬で、金運がアップする! 財布の習慣』より引用

 

筆者、すでにチャンスをつかませていただいたような気がしてなりません。

 

 

【著書紹介】

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財布の習慣

著者:佐藤伝
出版社:学研プラス

累計10万部突破の佐藤伝の習慣シリーズ・最新刊。人生は「習慣」の積み重ね。習慣が変われば、人生が変わる! 実行すると、一瞬で金運がアップする!幸せにらくらく成功する人の「財布」と「お金」の黄金習慣49を紹介する。

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【大人の着こなし考】長、二つ折り、ミニ…財布は何を選ぶのが一番“合理的”なのか?

新年を迎えるタイミングで、財布を買い替える人が多いという話を耳にしました。新春の“春”は、財布が“張る(=お金でいっぱいになる)”につながるということで縁起担ぎの意味もあるようですが、単純に心機一転しやすいタイミングというのが大きいように思えます。冬のボーナスが使えるという経済的な影響も少なくないでしょう。とにかく私も財布を買い替えたくなりました。

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ちなみに私は現在、某ハイブランドのロングセラーである長財布を使用しています。購入時に金運アップにつながるというゴールドのプリントでイニシャルも入れました。なぜ長財布を選んだかと言えば、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」というベストセラーの書籍に少なからず影響を受けたからです。

 

きちんとした財布なのでいつでも恥ずかしがることなく取り出せますし、薄くてシンプルなデザインなので常に膨らまないよう気をつけるようにはなりました。しかしメリットはその程度。残念ながら世間でよく言われる“財布の価格の200倍に年収が上がる”ことはありませんでした。

 

最近では、小さい財布を使った方が金運アップにつながるという説も浮上しています。ファイナンシャルプランナーの山口京子さんが「小さい財布だと金運ダウン?お金は貯まらない?」という記事で体を張った体験をまとめていますが、最小限の現金しか持ち歩けないのでデビットカードを使うようになり、残高チェックが習慣になってムダ使いがなくなったそうです。

 

実際、小さい財布の方が携帯しやすいのは明らかですし、最近は革小物ブランドでも“ミニ財布”というカテゴリーの人気が高まっています。女性の間では“ちい財布”や“まめ財布”というネーミングが広まりつつあり、女性誌でもそんなカテゴリーが財布特集でトップに位置づけられています。

 

しかしここで疑問が出てきました。カード払いにすることでムダ使いが減るのであれば、もはや現金を持ち歩くための財布自体が不要なのでは……。私自身、コンビニなどでの支払いはほとんど「Suica」ですし、その他もクレジットカードが大半です。さらに言うと、iPhoneの「Apple Pay」を活用していますので、対応しているお店ならスマホ1つで交通系ICカード、クレジットカード、デビットカードのすべてで支払いが可能です。

 

なぜ”ミニ財布”にすると貯金が増えるのか」という記事では、キャッシュレス派は現金派より貯蓄残高が多いというデータも紹介されています。その理由は、キャッシュレス派はお得な情報に敏感で、お金の管理がしっかりしている傾向にあるからだそうです。

 

私の中で財布不要論が現実味を帯びてきたところで、それを後押しするような話を取材先で聞きました。有名なビスポークテーラーでスーツをオーダーする外国人の多くは、財布ではなくマネークリップを愛用しているそうなのです。品位あるスーツやテーラードジャケットのポケットにかさ張る財布を入れてしまうとどうしてもシルエットが崩れてしまうので、大きさがお札とほとんど変わらずに済むマネークリップを使用するという選択肢は合理的です。

 

着こなしという観点からも財布レスが最善に思えましたが、私は普段、スーツやジャケットは着用しません。それどころか最近はビッグシルエットのアウターを着ることが多いので、長財布でもシルエットに影響はないのです。いろいろと考えた挙句、目的によって組み合わせが変えられるカーボンファイバーウォレット「PITAKA (ピタカ)」を購入しました。

将来的な財布レスを視野に入れつつ、お金まわりの管理を徹底的にクラウド化して、出し入れを細かくチェック。自動的にお金が貯まるように工夫すると決意しました。金運や年収がアップしたかはまたの機会にご報告できればと。

 

【著者プロフィール】

「着こなし工学」エバンジェリスト 平 格彦

1974年、東京都生まれ。O型。天秤座。ライター/編集者。コラムニスト。プランナー。AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]ファウンダー。JAPAN MENSA会員。野菜ソムリエ。大学でマーケティングを専攻した後、新卒で出版社へ入社して広告部、ファッション誌編集部を経て退職。2年間のニート期間を経て転職した出版社を1日で辞めた伝説を持つ。その後、フリーランスに。メンズファッション関連だけで35以上のメディアに関わってきた実績を持ち、客観的、横断的、俯瞰的にファッションを分析するのが得意。そんな視点を活かして[着こなし工学]を構築中。編集力を応用して他分野でも活動。

 

分散型個人メディア[Masahiko Taira](プロトタイプ) : www.masahikotaira.com

年に1度しか生産されない別注コードバン財布! 最高峰の職人技を堪能せよ!

革財布の定番ブランド・キプリスのコードバン・ハニーセル長財布が、コードバンの歴史を変えたと言われる「アニリン染め」仕様となって生まれ変わり、別注ショップ「ホン・モノ・ケイカク」で販売されている。本作は日本の職人技術を大切にするキプリスらしい逸品。年に1度だけの完全限定生産のプレミアム財布が登場だ。

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職人の高度な技術により完成したプレミアムモデル

キプリスは、最高峰の職人技術にこだわる日本屈指のレザーブランド。その代表作といえば、革新的なカード収納機構を備えた「ハニーセル長財布」だ。なかでもコードバンを使ったホン・モノ・ケイカク限定のハニーセル長財布は人気で、生産数は多くないが、毎年この時期に注文が殺到する。

 

そんな逸品がワンランク上の素材を身にまとい、進化を遂げた。外装に使うのは、コードバン専門の加工・染色工房として40年以上の歴史を持つレーデルオガワが手がける「アニリン染めコードバン」。コードバン独特の光沢を最大限に生かし、革の表面にだけ染料を入れることで美しい艶と透明感を宿す。コードバンの歴史を変えたとも言われる特殊な染色方法を実践できる工房は、同社だけだ。

 

この世界屈指の美コードバンに合わせる内装素材は、アンティーク仕上げの上質なキップスキン、姫路産のシラサギレザーだ。本作は革の染色、縫製に職人の叡智を集結させた極上品である。

 

日本の職人魂がみなぎる! 国産のハイクオリティ財布

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キプリスは、幅広いライフスタイルで訴求する革小物を手掛けるモルフォ社が展開するブランド。1995年4月、モルフォ社の創業とともにデビューしたカンパニーブランドだ。日本製にこだわり、熟練職人のハンドメイドで仕上げられる商品は、ハイクオリティの極み。本作でも縫製やコバなどのディテールで、その緻密さが見て取れる。

20171108_ashida03↑半世紀におよぶ経験を持つ職人と、その技術を継承する若い職人たち。仕事に対する真摯な姿勢でユーザーの心に響くものを創り続ける職人魂こそ、キプリスのアイデンティティだ

 

 

門外不出の特殊技術「アニリン染め」を行う染色工房・レーデルオガワ

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革の中まで染料を入れる“水染め”とも異なる、レーデルオガワの特殊技術「アニリン染め」。工程ごとにキャリア10年以上の熟練職人を配置し、職人はひとつの工程に専念する。脂と水の抜け具合、革の乾燥具合(自然乾燥)も、すべて職人の経験と感覚で判断。全作業に高い技術と経験が求められるため、同社は分業制を採用している。

20171108_ashida05↑仕上がりの善し悪しを決める重要な工程が磨き。メノウで磨くことで革に光沢を与える。その作業は、まるでバーテンダーがグラスを磨くかのように、慎重かつ滑らかな動きで行われる

 

蜂の巣形状のカードスロットなど使い手に寄り添った親切機構

20171108_ashida09↑ブラックの内装にはレッド、チョコの内装にはチャコールのシラサギレザーを採用。このレザーも外装のコードバン同様、アニリン仕上げを施しているので、透明感のある艶が上品な印象を与える

20171108_ashida06↑開閉のしやすい二方ファスナーを採用し、男性の手にしっくり馴染むサイズ感でまとめた。ハニーセルは財布を開いた際にも美しいのが特徴だ。内装のシラサギレザーは、肌目が強く繊維が締まった欧州産の牛キップを姫路の高度な技術でなめした革。ナチュラルなアンティーク仕上げで、深みのあるグラデーションと独特のムラが美しい

20171108_ashida07↑マチが広く、札入れ室には紙幣がたっぷり入る。「ハニーセル」による圧倒的なカード収納量はもちろんだが、マルチポケットやコインポケットなど充実した財布機能を備えている

20171108_ashida08↑中央部には、コイルファスナーによる開閉式のコインケースをデザイン。スムーズに開け閉めできるので会計時にもたつくことなく、容量も申し分ない。内装は汚れにくいPUレザーを使う

 

 

【主な仕様】
●サイズW205×H93×D24㎜ ●重さ210g ●カード収納枚数:21枚 ●価格 5万7600円(税込・送料込)

詳細はコチラ

 

Amazonおもちゃランキングで急上昇中! ネットで話題になった「プレステ財布」に注文殺到!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「おもちゃ」のランキング(集計日:11月28日、夕方)を紹介していこう。

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

Twitterでバズって話題沸騰“プレイステーション財布”

●1位「WTOR おもちゃ ビーズ アクセサリーキット DIY材料 手作り 知育玩具 メイキングトイ 女の子 子供のお誕生日プレゼント (500PCS 収納ケース付け)」

●2位「プレイステーション1財布 Playstation 1 wallet」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

2014年に20周年を迎えた「プレイステーション」シリーズ。それを記念して初代「プレイステーション」を模した財布が以前より発売されていたのだが、ここにきて人気が再燃しているよう。理由は、とあるTwitterユーザーが「良い感じの財布探してるって話したらこれを勧められた」とのコメントとともに、この「プレイステーション財布」の画像をツイートしたことから。

 

ツイートは5000件以上リツイートされ、同商品を求める人が続出。「初代を知っている人なら絶対感動するでしょ」「これとプレステ4どっちを買うか悩みます!」「持っている人がいたら絶対盛り上がれる!」などの声が。これを受けていくつかのネットニュースサイトなどで同商品が紹介されたのもランキング上昇に影響しているのかも。

 

●3位「Qisiewell 裁縫セット プロ高級ソーイングセットポータブルミシンアクセサリー 携帯式コンパクト付き ブラック」

●4位「仮面ライダービルド DXフルボトルホルダー」

●5位「ジェンガ」

●6位「スイスイおえかき NEW カラフルシート」

●7位「リカちゃん ドール キラチェン さくらちゃん」

 

番組で紹介されランク急上昇

●8位「ラブあみ プレミアムセット」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

初めてでも簡単にマフラーや帽子などの小物が編める編み機「ラブあみ」が8位にランクイン。ちなみに「ラブあみ 基本セット」は2016年に「日本おもちゃ大賞」の「ガールズ・トイ部門」で大賞に輝いたことが。

 

11月26日に放送された『サンリオキャラクターズ ポンポンジャンプ!』(BSフジ)の「クリスマスコーナー」内で紹介されたことにより、プレゼントとして注目度が上がっているようだ。ネット上では「ラブあみすごいなー」「これ買ってあげたい!」「クリスマスプレゼントはラブあみにしました」といった声が上がっている。

 

●9位「テーブルゲーム ナインタイル 新装版」

●10位「ディズニー カーズ トミカ C-5 カーズ サリー」

 

テレビやネットで話題となった商品のランクインが目立った今回のランキングだが、クリスマスが近づけば大幅な順位入れ替えが予想される。クリスマス商戦を制すおもちゃは何になるのか、今後の展開に注目したい。