ワンコインでいいの!? 管理栄養士監修ボリュームランチをカクテルテイスト飲料「スタイルバランス」と楽しみ尽くすチャンス

健康志向の高まりを受け、新しい飲酒文化の提案を目指すアサヒビール。2024年12月9日から13日までの期間限定で、東京・新橋において開催されるポップアップイベントでは、ノンアルコールカクテルテイスト飲料「アサヒスタイルバランス」を、管理栄養士監修の栄養バランスのとれたメニューとともに提供します。

なんとランチは500円、ディナータイムは300円と破格の価格設定で楽しめるとあって、行列必至! そのお披露目に立ち会い、ひと足先に体験してきたので、レポートします。

 

ボリュームたっぷりのお店ランチがワンコイン!?

今回の期間限定店舗「サクッと 食生活サポート スタイルバランス亭」は、新橋を中心に界隈で働く忙しいビジネスパーソンをターゲットに実施。ボリュームたっぷりの4品と「アサヒスタイルバランス」3種飲み比べセットをペアリングしたランチメニューは税込500円で提供され、またディナータイムにはスタイルバランスとおつまみセットが税込300円で楽しめる形に。

価格を抑えて健康的な食事へのハードルを下げつつ、カクテル気分を味わえるノンアル飲料とバランスのとれたメニューの魅力を強力アピール!

↑管理栄養士監修のランチは、栄養の土台となるタンパク質・脂質・炭水化物のバランスを考慮しつつ、「アサヒスタイルバランス」の爽やかな味に合わせた味付けになっている

 

昼から“チューハイ”!?「スタイルバランス」ってなに?

「アサヒスタイルバランス」は、アサヒビールが展開する、カロリーゼロ・糖類ゼロで“お酒気分”を楽しめるノンアルコールのカクテルテイスト飲料ブランド。アルコールを含まずに、ハイボールや柚子レモンサワー、カクテルのような本格的な味わいを再現しています。

特筆すべきは、すべて機能性表示食品で、前述のカロリーゼロや糖質ゼロに加え食生活や肌ケア、睡眠をサポートする健康機能も備えていること。2019年以降売り上げ規模を拡大し、ノンアルコールチューハイテイスト・カクテルテイスト市場で、3年連続で売上ナンバーワンを記録。特に翌日の予定に配慮して夜のお酒を控えるシーンや、健康志向の強い層に支持されています。

↑左から、「ハイボール ノンアルコール350ml」「ゆずサワー ノンアルコール350ml」「レモンサワー ノンアルコール350ml」。食事の脂肪や糖分の吸収を抑制するとされる、難消化性デキストリンを含み、普段の食生活をサポートする

 

↑スタイルバランス亭では、上の3種が各100ml提供される

 

「アサヒスタイルバランス」にはほかに、肌の潤いを守るのを助けるとされるセラミドを配合した、「アップルスパークリング」「カシスオレンジ」「シャルドネスパークリング」テイストや、睡眠の質の向上に役立つとされるGABAを配合した「グレフルサワー」テイストもラインナップしています。

 

アサヒビール
「アサヒスタイルバランス」

 

罪悪感ゼロ! 管理栄養士が考案したメニューって?

今回のメニューは、人気YouTuberで管理栄養士の「おすぎ」さんが監修したもので、栄養バランスを重視。

主菜の「鮭のてりやき七味風」は、お肉が多くなりがちなビジネスパーソンの食事に魚を取り入れ、タンパク質・脂質・炭水化物のバランスを整えます。副菜には、噛みごたえのある根菜を使用した「4種の野菜の和風マリネ」や、味噌やごまの風味でマイルドな味わいを楽しめる「ほうれん草の味噌マヨ和え」が並び、さらに主食の「もち麦ごはん」で食物繊維を強化し、血糖値の急上昇を防ぐ効果も期待できます。

このように、栄養バランスを整えながらボリュームたっぷりの満足感の高いメニューで、楽しみながら健康に配慮した食体験を得られるのです。

↑手前から時計回りに、良質なタンパク質と脂質をとれるシャケにほんのりピリ辛な七味でアクセントをつけた「鮭のてりやき七味風」、食物繊維とビタミンCがたっぷりで、かつお節によりうまみも加わった「4種の野菜の和風マリネ」、こんにゃくやちくわの食感やごまの風味が満足感を高める「ほうれん草の味噌マヨ和え」、食物繊維たっぷりの「もち麦ごはん」

 

↑ディナータイムは、ペアリングする「アサヒスタイルバランス」のラインナップはそのまま、もち麦ごはんをカットし全体量を抑えた食事が供される

 

↑栄養バランスが考えられたレシピ動画でYouTubeのチャンネル登録者数33万人超を誇る管理栄養士の「おすぎ」さん。食生活が乱れがちな12月にうれしい、おいしく身体にもやさしいメニュー構成を心がけたという

 

なぜ新橋で?

ちなみに、イベントの開催地に新橋が選ばれた理由には、“サラリーマンの街”という背景が。「アサヒスタイルバランス」のターゲット層である30~50代が多く、特に仕事が忙しく、健康やメタボを意識し始める世代が多いエリアともいえます。

一方で、カクテルは一般的に女性人気が高い飲料。新橋での「スタイルバランス亭」実施を通じて、健康意識を持つ男性にも訴求する狙いがあるのだそう。

↑お披露目に登壇した、アサヒビール株式会社 スマドリマーケティング部長 兼 スマドリ株式会社 代表取締役社長 高橋徹也氏。今回の取り組みは、「飲む人も飲まない人も楽しめる自由な飲み方」を提案し、健康的な食生活をサポートすることを目指す「スマートドリンキング」という同社独自のコンセプトに基づいているという

 

「サクッと 食生活サポート スタイルバランス亭」

営業期間:2024年12月9日(月)〜13日(金)
営業時間:ランチタイム 12:00〜14:00(L.O 13:30/ディナータイム 17:00〜21:30(L.O 21:00)
所在地:東京都港区新橋3-16-17
電話番号:03-6432-0148

 

どう考えてもお得で満足感の高いスタイルバランス亭の期間限定メニュー。平日の健康管理に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

取材・文・写真/和田史子(GetNavi web編集部)

サントリーの「ドリンクスマイル」がスタート。人気のビールや酎ハイを1杯200円で飲めるイベント開催でわかること

毎年11月10日から16日は厚生労働省が定める「アルコール関連問題啓発週間」。サントリーは11/6(水)に、東京ミッドタウン日比谷で発表会「新たな適正飲酒啓発活動に関する説明会」を実施した。2024年2月に厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」が発表されるなど、近年お酒にまつわる話題のひとつとしてにわかに注目を浴びる概念“適正飲酒”に対して、同社はどのように向き合い、活動につなげていくのか? この発表会の模様と同会場で11/10(日)まで開催されるイベント概要を中心にお伝えする。

 

「ドリンクスマイル」が意味すること

サントリーは、適正飲酒の大切さとお酒の魅力を伝える「ドリンクスマイル」活動を11月6日(水)から開始。2025年から2030年までの6年間で、日本国内で延べ20万人を目標に「ドリンク スマイル」セミナーを開催するという。

 

登壇者はサントリー株式会社 代表取締役社長 鳥井信宏(とりいのぶひろ)氏とサントリーホールディングス株式会社 執行役員グローバルARS部長 宮森洋(みやもりひろし) 氏。まず鳥井氏から「ドリンク スマイル」の取り組みが発表され、後半では、宮森氏からサントリーが実践するアルコール関連問題への取り組みが発表された。

↑サントリー株式会社代表取締役社長の鳥井信宏氏

 

↑サントリーホールディングス株式会社の執行役員でグローバルARS部長を務める宮森洋氏

 

「ドリンクスマイル」では、適正飲酒啓発による「お酒との共生社会実現」に「お酒文化の継承」を加えることで、正しく多様なお酒の楽しみ方を発信するという。鳥井氏は、「お酒のある席でお酒を飲む人、飲まない人が分け隔てなく、お酒やノンアル・ソフトドリンクなど、それぞれのドリンクを持って幸せな時間を過ごせるように、また笑顔のある場を共有できるお酒ならではの価値を大切にしていきたいという意味を込めた」と語る。

 

本活動の目玉となる「ドリンクスマイルセミナー」では、企業、自治体、大学を中心に、2025年から年間30,000名に実施予定。2025年から2030年までの6年間で、日本国内で延べ20万人の啓発活動を目指していくという。

 

セミナーのコンテンツは大きく分けて2つ。1つがお酒の価値と適正飲酒について学べる動画コンテンツだ。俳優の吉高由里子さんを起用し、若い世代にも親しみやすい形でお酒の適切な付き合い方を学ぶことができる。

↑サントリーのブレンデッドウイスキーブランド、トリスのCMキャラクターを務める俳優の吉高由里子さんを、ドリンクスマイルセミナーのナビゲーターに指名。幅広い世代からの認知と支持を評価し、起用を決めたという。(サントリー資料より)

 

もう1つは体験型のコンテンツ。サントリーが提供するビール、ハイボール、ジン、ノンアルコールドリンク等の試飲を通じてお酒の楽しみ方を実際に学べるほか、VR技術を用いて山崎蒸溜所内の施設見学を疑似体験できるコンテンツも提供される。

 

↑サントリーのノンアル・ローアルを含むお酒ラインナップ。(サントリー資料より)

 

飲酒中・飲酒後のNG行為は?悪酔いせずお酒を楽しむ“適正飲酒”の基礎知識

 

それぞれの“1杯”の楽しみ方を探求できるイベント開催

発表会が実施された東京ミッドタウン日比谷の1階イベントホールでは、11/10(日)までの期間限定で「SUNTORYドリンクスマイルBAR」が開催。ドリンクに含まれる純アルコール量から、自分に合ったドリンクを楽しめる。

↑会場内のバーカウンター

 

↑バーカウンターでは、200円(税込)でお好きな1杯を提供。ほかに、サントリー天然水と、おつまみとしてグリコ「クラッツ」、アルコール体質測定ジェルパッチ、小冊子「ほどほどBOOK」、特製コースターがつく。

 

↑お酒と“いい関係”でいられるための楽しみ方も掲示。

 

「SUNTORYドリンクスマイルBAR」
11/6(水) 13:00〜21:00
11/7(木) 11:00〜21:00
11/8(金) 11:00〜21:00
11/9(土) 11:00〜20:00
11/10(日) 12:00〜21:00
※ドリンクのラストオーダーは終了1時間前。(11/9のみ30分前)
利用は20歳以上。1人1回まで。提供数量限定。

 

実は、啓発活動は1986年から

“適正飲酒”への取り組みというと、アサヒビールが2020年から積極展開している「スマドリ(スマートドリンキング)」を想起するが、実は同社も1986年から適正飲酒に関する啓発活動を取り組んできたパイオニアでもあるという。「お酒は何よりも適量です」というメッセージを盛り込んだモデレーション広告を展開し、これまで1年も欠かさず新聞に広告を出稿している実績がある。「当初は(お酒を悪者にしかねないと)社内でも反対意見はあったが、当時の社長であった佐治敬三によって推進された」と質疑応答で宮森氏が答えた。

 

会場壁面のパネルには、過去のモデレーション広告に加え、お酒の価値や適正飲酒に関する展示物が多数掲載されている。

↑いままで展開されてきた広告と、“お酒の価値”をパネル展示。

 

↑これからシーズンとなる忘年会をテーマに、適切なお酒の楽しみ方を学べる展示も。

 

ほかの大手ビールメーカーの“適正飲酒”への取り組みをおさらい

先述のように、ビールメーカーを中心に、“適正飲酒”の概念を推進する動きは昨今盛んだ。代表的な取り組みを紹介する。

 

・アサヒビール

2020年12月から、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめる「スマドリ(スマートドリンキング)」を提唱。日々の飲酒量を可視化する「飲酒量レコーディング」をブラウザで提供。2022年1月にはアサヒビールと電通デジタルでスマドリ株式会社を設立し、渋谷センター街への「THE 5th by SUMADORI-BAR」のオープン、ファンコミュニティを開設するなど、消費者を巻き込む創意工夫に溢れる。

↑飲んだお酒の量を記録して、摂取した純アルコール量を把握できる。

 

・キリンビール

2019年から、お酒を飲む際の雰囲気や流れる時を楽しんでもらう「スロードリンク」を提唱。適正飲酒の啓蒙活動もより積極的に実施。2024年5月からは、団体向けに正しいお酒との付き合い方を学ぶ「適正飲酒セミナー」の展開もスタートしている。

↑飲んだお酒の純アルコール量や、アルコールが消失するまでの時間を計算できる「飲酒習慣診断」

 

・サッポロビール

アルコール関連問題対策のグローバルスローガン「Promote Responsible Drinking」を掲げる。飲酒に関する正しい知識を習得し、健康的にお酒を楽しむために「適正飲酒啓発セミナー」を2015年から主に首都圏の大学と企業にて開催。また、20歳未満が飲酒してはならない理由や誘われたときの断り方、大人が果たすべき役割などを掲載した小冊子を、2009年から2022年末までに約180,000冊、希望する小・中学校などへ配布している。

 

取材・文/和田史子(GetNavi web編集部) 編集協力/鈴木和成