「奇跡体験!アンビリバボー」で話題の「陽明丸」! 知られざる日本人の偉業に注目が集まりAmazon本ランキング急上昇

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:12月1日、夕方)を紹介していこう。

 

「800人の子供たちを救った日本人」100年前の実話が話題!

●1位『亀梨和也 PHOTOBOOK 『ユメより、亀。』』(集英社・刊/1944円)

●2位『宇宙万象 第2巻』(伊勢白山道・著/電波社・刊/1944円)

●3位『MARQUEE Vol.124』(星雲社・刊/1080円)

●4位『陽明丸と800人の子供たち』(北室南苑・著/並木書房・刊/1620円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

ロシア革命後の混乱期に、800人の子どもを救った日本の貨物船「陽明丸」の実話が4位にランクイン。急上昇の理由は、11月30日に放送された「奇跡体験!アンビリバボー」で「歴史に埋もれた実話・知られざる日本人の偉業」として「陽明丸」が特集されたからだろう。

 

ネット上では「アンビリバボーの陽明丸の話すごくよかった!」「陽明丸の話に感動。本も読まないと」「アンビリバボーの陽明丸の話、本も出てるんだね! 買わないと!」といった声が続出し、大きく盛り上がっている。

 

●5位『もっとヘンな論文 単行本』(サンキュータツオ・著/KADOKAWA・刊/1296円)

●6位『韓国TVドラマガイド(74)(双葉社スーパームック)』(双葉社・刊/ 双葉社・著/1296円)

●7位『プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密 (SB新書)』(森本貴義・著/SBクリエイティブ・刊/788円)

 

いつまでも色あせない「ドラえもん」の人気

●8位『藤子・F・不二雄ファンブック F-Trip (ワンダーライフスペシャル)』(藤子プロ・監修/藤子・F・不二雄・原著/小学館・刊/1382円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

星野源と「ドラえもん」が表紙の同書に注文が殺到している。同書は「藤子・F・不二雄の世界をぐるっと巡る旅」として、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」や「藤子・F・不二雄の故郷」を紹介したガイドブック。

 

11月30日に放送された「ビーバップ! ハイヒール」で、「ドラえもん」が特集されたことが急上昇の要因と思われる。同放送では、藤子・F・不二雄の愛弟子、むぎわらしんたろうが「ドラえもん」の誕生秘話などを語った。

 

番組放送後、「藤子先生はすごい。改めて痛感」「藤子・F・不二雄ミュージアムに行きたくなってしまった」「藤子・F・不二雄ミュージアムへしゅっぱーつ!」「やっぱりドラえもんが好き」といった声が相次いでいる。

 

また、2018年3月に公開される「映画ドラえもん のび太の宝島」の主題歌および挿入歌を、星野が書き下ろし提供することが発表されたことも関係しているかも。

 

●9位『外資系コンサルのプレゼンテーション術: 課題解決のための考え方&伝え方 単行本』(菅野誠二・著/東洋経済新報社・刊/1944円)

●10位『天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか 変わらぬ皇統の重み (PHP新書) 新書』(竹田恒泰・著/PHP研究所・刊/1015円)

 

テレビで紹介されたことにより、関連した書籍の注文が殺到した今回のランキング。テレビの影響力はやはりすごい!