便利な新機能を搭載しつつ値下げ! レトロスタイル「Toffy 電子レンジ」

ラドンナは、電子レンジ専用調理器シリーズの新製品「Toffy 電子レンジ」を2月27日から販売開始します。

記事のポイント

流行りのレトロ風デザインが特徴的な電子レンジ。動作音や調理完了時の電子音を消してくれる「消音モード」が便利なので、周囲に気を遣いながら電子レンジを使いたくない人にオススメ。シンプルなボタン操作ながら、お弁当のあたためから、食材の解凍、煮込み・蒸し料理などの時短調理まで幅広く使えます。

 

従来の人気モデルをリニューアルし、新たに「消音モード」を搭載したうえで値下げもしています。ちなみに消音モードは、操作音や調理完了時の電子音を無音にすることが可能というもの。同居している家族が寝てしまったあとや、音が響きやすい集合住宅でも、周囲への影響を気にせず使えるのがメリットです。

 

カラーやザデインをレトロスタイルでまとめたユニークな外観も特徴。庫内容量16Lのコンパクトサイズで、一人暮らし~少人数家庭に適しています。操作はシンプルで、ボタンとダイヤル式。飲み物の温めから、解凍・加熱調理など、様々なレシピに対応できるとしています。

 

庫内にターンテーブルを置かないフラットデザインで、清掃性に優れるとのこと。チャイルドロック機能も用意しており、子どもがいる家庭でも利用しやすいとしています。

 

カラーは「ペールアクア」「アッシュホワイト」の2色展開。

 

ラドンナ
Toffy 電子レンジ
販売価格:2万2000円(税込)

ダイヤルを回すだけの簡単操作! エディオンの電子レンジ「ANGV-MOF17-A-K」

エディオンは、プライベートブランド「e angle」より、電子レンジ「ANGV-MOF17-A-K」を2024年10月25日に発売します。エディオングループ全店と、エディオンネットショップでj購入できます。

 

記事のポイント
5段階ダイヤル切り替えによる、シンプルな操作性が特徴です。ダイヤルを回すと操作部のランプが光るので、直感的に扱えます。フラットタイプの庫内なので、汚れてもサッと拭けてお手入れがラクです。

 

「ANGV-MOF17-A-K」は、横幅44cmのコンパクトサイズで冷蔵庫の上などに置きやすいモデル。庫内がフラットなので、手入れも簡単です。「お弁当」、「飲み物」、「解凍」の3つの自動メニューと、あたため2段階を搭載しており、ダイヤルを回すだけの簡単操作です。

 

エディオン
e angleシリーズ 電子レンジ「ANGV-MOF17-A-K」
価格:1万5800円(税込)

 

【プロが推す高コスパ家電】「ぱりジュワッ」な仕上がりに感動! 約5万円オーブンレンジの2ヒート調理が便利すぎる

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはシロカの「シロカのおりょうりレンジ ぱりジュワッ」。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

家電プロレビュアー・石井和美さん

白物家電や日用品を中心に鋭いレビューを行う。戸建てのテストスペース「家電ラボ」を運営し、大型の家電もレビュー。

 

商品名に一切の偽りなし!! 主婦の味方「2ヒート」がスゴい

シロカ
シロカのおりょうりレンジ ぱりジュワッ
SX-23G151

実売価格:4万9800円

独自の「2ヒート技術」を搭載し、予熱と裏返し不要で“外ぱりっ、中ジュワッ”を実現。上部のヒーターと、マイクロ波で温度が上昇する特殊な「2ヒート皿」により、上下から食材を加熱、事前の解凍も要らずムラなく焼き上げる。

SPEC●定格消費電力:1400W●庫内容積:23l●出力:1000W、600W、500W、200W相当、100W相当●サイズ/質量:約W468×H338×D429mm(ハンドル含む)/約15.0kg(付属品含まず)

 

↑「刺身解凍」「酒かんあたため」など11種類の用途別メニューと、「照り焼きチキン」「マカロニグラタン」など66種類のお料理メニューを搭載。あたためや解凍から本格料理まで、調理の幅が広がる。80品掲載のレシピブックも付属

 

↑上段では2ヒート皿に食材をセットしてグリル調理、下段(庫内中央)では通常の電子レンジ調理を行う2段調理も可能。加熱方法の異なる2品を同時に調理できて大幅な時短に

 

↑出力を細やかにコントロールする独自の「やさしさ解凍」により、熱の通しすぎや加熱ムラを防止。ひき肉や刺身のサクといった加減の難しい食材も、解凍ムラを抑える

 

まさに製品名通りの“ぱりジュワッ”な仕上がりに

とにかく便利なのが付属の2ヒート皿。コレで焼き上げると、製品名の通り“ぱりジュワッ”な仕上がりに。某ファミレスでテイクアウトした辛味チキンが、2ヒート調理によりお店で食べるよりも“ぱりジュワッ”食感に仕上がったのには感動しました。おかずにもつまみにもなるのでお試しあれ。塩サバなどは、事前にレンジで解凍しなくてOKで、冷凍した状態のまま焼くことができます。時短性能も抜群です。

 

ほかにも、ボウルに材料と調味料を入れて加熱するだけの簡単レシピも実用的です。私がいつも作っているのは「トマトエビチリ」。火加減おまかせで失敗がなくエビはプリプリの食感に仕上がり、フライパン調理より油も少ないのでヘルシーになるのも魅力です。

 

レシピはヘルシーでやさしい味や簡単にできる品が多いので、子どもが自立するときに持たせたい家電のひとつ。本体がコンパクトで設置しやすいのも助かります。

 

スチーム機能を省いて、価格は抑えめ。2ヒート調理の汎用性が高すぎるので、文句なしのお値打ち品と言えます。

内食時代に深まる「レンジ解凍」のお悩みにシロカが出した「一発解答」とは?

2022年で創刊40周年を迎えた、押しも押されぬモノ誌の決定版「モノ・マガジン」と、創刊23年目を迎えたピチピチの“新卒世代”「ゲットナビ」、2誌の編集長が1つのモノにおのおのの角度から迫るコラボ連載は、今回ではや第5回。今回は、進境著しい家電メーカー・シロカに潜入しました!

過去の記事はこちらから

 

二つの目で見ればピントが合う! ゲットナビ×モノ・マガジンの「ヒット」スコープ

– Target 5.シロカ「電子レンジSX-18D132」–

ところで、シロカというメーカーにどのような印象を持っていますか? シンプルな機能とデザイン、リーズナブルな価格、ジェネリック家電……これらはあながちすべて間違いではありませんが、いまはそれだけではないのです。同社の製品開発メンバーのひとり、佐藤一威(さとうくにたか)さんはこう語ります。

 

「従来は、既製品を工場から買い付けて、後からデザインして製品化するというやり方が主流でした。しかし、2年前に代表が交代したことを契機に、機能もデザインも新しくシロカらしい製品を作っていこうという、モノ作りの機運が高まったんです」

 

モノ作り企業に生まれ変わったシロカ。そのなかで生まれたヒット製品のひとつが、同社初の電子レンジSX-18D132(実売価格1万7980円/税込)。食材を温める機能だけを搭載したいわゆる単機能レンジですが、その大きな特徴は「解凍」機能にあります。

↑シロカ初の電子レンジSX-18D132と、開発を担当した佐藤一威さん。SX-18D132は現在ブラックのみでの展開となっています

 

手巻き寿司に失敗した社員の声がきっかけだった

コロナ禍で外出に制限がかかるなかで、スーパーで魚や肉を大量買いして自宅で冷凍保存するというライフスタイルが広まりました。メインの冷蔵冷凍庫とは別に“セカンド冷凍庫”を導入する家庭も増えています(川内家でも小型冷凍庫を買いました)。その一方で、従来の電子レンジの解凍機能に不満を抱く人も増加。シロカの社内からも声が上がったそうです。

 

「ある社員が、週末に手巻き寿司を楽しもうと刺身用のマグロをサクで購入して冷凍していたのですが、レンジ解凍がうまくいかず、ツナフレークのようになってしまいガッカリしたという話を聞きました。これはニーズがあるのではと考えて、やさしく解凍できる機能を持つ電子レンジの開発に着手しました」(佐藤さん)

 

ちなみに筆者もたまーに料理をしますが、電子レンジで最も使うのはやっぱり解凍。冷凍ごはんを温めたり、買い置きしていた肉を解凍したり。肉はどうしても火が入り過ぎてしまい、表面が焼けてしまうことがほとんど。どうせその後の調理で加熱するし……と、あまり気にしないように努めていましたが、やっぱり生肉をそのまま調理したときと比べると、味が断然落ちるんですよね。魚の刺身をレンジ解凍するなんて、完全に諦めてました。

↑シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力。庫内もスクエアのため汚れた際などに手入れしやすい

 

解凍のカギは低出力での安定

佐藤さんはまず他社の単機能レンジをいくつか購入。社員から要望のあったマグロのサクと、ひき肉の解凍を試してみました。やはり取扱説明書通りに加熱しても、変色したり、ドリップが大量に出たりと、なかなかうまくいきません。一般的な電子レンジの解凍モードでは200W出力で加熱するのですが、これは「ずっと200Wで加熱する」のではなく、「通常の500W出力とオフを断続的に繰り返して平均200W出力にする」という方式を採用しています(下写真参照)。当然ながら最大出力が高いほど食材を傷めるリスクがあるため、佐藤さんはこれをいかに抑えて安定した出力を実現できるかを研究しました。

 

と、理屈ではいけそうな気がするものの、実際に試してみるとそう甘くはありません。加熱には、出力を制御しやすいインバータ方式を採用しましたが、それでも200W出力をキープするのは難しいもの。かといって出力を極端に下げると解凍に時間がかかり過ぎてしまったり、まったく解けなかったり。

 

「ひき肉は適度に脂身があるので、それが先に溶けることでうまい具合に全体へ熱が回るのですが、脂の少ないマグロの赤身は難しかったです。しかも刺身で食べることを考えるとかなり繊細。うまくいくまでの検証に3か月ほどかかりました」(佐藤さん)

 

検証した食材は開発スタッフがおいしくいただかなくてはならないため、開発中に「マグロに飽きる」という苦難を味わいつつも、試行錯誤の末に最大300W出力とオフを繰り返すという最適解にたどり着いたのです。良かった!

↑一般的な電子レンジの解凍モード(左)と、SX-18D132の「やさしさ解凍」(右)の出力イメージ。前者は500Wとオフを断続的に繰り返すのに対して、シロカでは最大出力を300Wに抑えることで食材へのダメージを軽減しています

 

実際に解凍を試してみたらガチだった

論より証拠ということで、実際に解凍を試してみましょう。比較対象として同価格帯の他社製単機能レンジも用意しました。

↑マグロのサク。冷凍庫から出したてのカチカチな状態です

 

↑他社レンジの解凍モードだとこんな感じ。中央部はまだカチカチなうえ、一部が黒く変色してしまっています

 

↑SX-18D132で解凍したものがこちら。他社製と比べて時間はかかるものの、すぐに包丁で切って食べられる状態になりました。解凍ムラが少なく、ドリップもほとんど出ていません

 

↑続いてひき肉で検証します

 

↑他社製では、しっかり解凍できたものの、ドリップが大量に出てしまいました。これでは風味が損なわれてしまいます

 

↑SX-18D132で解凍したもの。ドリップもなく、美しい仕上がりです。スーパーで売っている状態と見た目はほぼ変わりません

 

思っていた以上に違いがはっきりと見てとれました。SX-18D132は最大出力を抑えているため他社製よりも時間は数分長くかかるものの、何度も温め直したり、途中で様子をうかがったりする必要がないので、ストレスはそれほどありません。

 

冷凍ごはんもウマかった!

最後に、私が電子レンジで最もよく使うといっても過言ではない、冷凍ごはんの温めにもチャレンジしました。GetNavi web編集部の和田史子副編集長が、筆者、いやこの取材のために愛情を込めて凍らせた高菜ごはんを解凍してみます。

↑果たして解凍はうまくいくのか? そして気になるそのお味は――?

 

↑解凍後。しっとりとした仕上がりで、解凍ごはん特有のダマ感もありませんでした

 

↑見た目は良いので実食へ。ウッ……ウマい!(古)

 

肉・魚に良し、冷凍ごはんに良しということで、想像以上に使える電子レンジだと実感できました。和田さんの●入り道具として正式に認定いたします!

 

前田編集長のレポートは→https://www.monomagazine.com/46827/

 

 

撮影/青木健格(ワールドフォトプレス)

炊飯器がなくても電子レンジとマグカップで炊きたてのごはんが食べられる!

日本人ですから、どんな時だってほっかほかの炊きたてごはんを食べたいですよね。

 

いろんな便利グッズが出回っていますが「買ってまではなぁ〜」と思うし、美味しいごはんが食べたいからと炊飯器を職場に持参するのはさすがに…ですよね。

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今回は、炊きたてごはんを職場で楽しめちゃう方法や、自宅でも電子レンジさえあれば簡単にできちゃうお手軽レシピを『マグカップ スープカップ&カフェボウルレシピ』(so-planning・著/学研プラス・刊)から3つご紹介させていただきます。

 

 

職場で炊きたてごはんが食べた〜い!

実際に炊いてみましたが、やってみたら超カンタン! 面倒なのはやるまでの気持ち(笑)準備するのは、米・容器・ラップ・水だけでOKなので、このために何かを買わなくていいですし、楽チンで美味しい。やるまでは、炊いたお米をチンすればいいや〜と思っていたのですが、炊きたては香りが全然違いました。職場で「炊きたてごはん」ブームの予感です!

 

1.お米に水を吸わせる 白米(1/2合・75g)はとぎ、ざるなどにあげて水気を切っておく。カップに白米、熱湯(1/2カップ)を入れ、30分ほどそのまま置いてしっかり浸水させる。

2.加熱する ぴったりラップをかけ、電子レンジで2分20秒加熱する

3.大さじ1杯の水を加える 水(大さじ1)を加えてよく混ぜ、ふたたび電子レンジで2分〜2分30秒加熱する

4.保温し、蒸らす 余分な水気がなくなったら取り出し、厚手のタオルなどで全体をくるんで保温し、10分ほどそのまま蒸らす。

(『マグカップ スープカップ&カフェボウルレシピ』より引用)

 

注意点としては、最初の加熱の際にちゃんとラップしないと電子レンジの中で結構吹きこぼれます。あとお茶碗がめっちゃ熱いので、取り出しの際のやけどに注意しましょう。ひとりでやるのが恥ずかしいという方は、職場の仲間を巻き込んで「炊きたてごはん」ブームにしちゃえばいいのです! 電子レンジって本当すごいなぁ〜。

 

 

あまーいムースをいっぱい食べた〜い!

スイーツを作りたいけど、オーブン機能がないからうちでは作れなくて…。とお悩みの女子っ! 電子レンジだって美味しいスイーツちゃんと作れますよ! マシュマロ(40g)、牛乳(1/3カップ)、インスタントコーヒー(小さじ1)の3つでできちゃう、あまーいムースをご紹介します。

 

1.カップに牛乳を入れ、ラップをかけずに電子レンジで30秒加熱し、取り出す。

2.インスタントコーヒーを加えて混ぜ、溶けたらマシュマロを加える。

3.ふたたび1分〜1分30秒加熱する。マシュマロがカップいっぱいに膨らんだら取り出し、小さめの泡立て器で手早く混ぜる。

4.氷水などにあてて粗熱をとり、冷蔵庫で2時間以上冷やし固める。

(『マグカップ スープカップ&カフェボウルレシピ』より引用)

 

実際に作ってみましたが、ふわふわ&あまーい!

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今回、自宅にインスタントコーヒーがなかったため、砂糖&ミルク入りのスティックコーヒーを使ったせいですが激甘(笑)コーヒーが苦手な人は、抹茶やいちごパウダーなどに変えてもOKとのことなので、好きな味を混ぜて楽しんでみてくださいね。

 

 

今すぐ自家製ピクルスが食べた〜い!

漬物ってすぐ食べたくても漬ける時間があるので、今夜の夕飯にと思い立った時には遅い…なんてことが多いですよね。そんな奥様、ご安心ください! 電子レンジなら2分ほどでできちゃいますぞっ。大きめもマグカップで作るとのことだったのですが、電子レンジOKなサイズがなかったので、今回はココットを使って以下の材料で作ってみました。

 

【材料】

色付きピーマン、ラディッシュ、にんじん、いんげん(カップ1杯分)

A:水(大さじ4)、リンゴ酢(大さじ1)、砂糖(小さじ2)、塩(小さじ1と1/3)、粒の黒こしょう(10粒)、種を取った赤唐辛子(1/2本)

 

つくり方もご紹介しますね!

 

1.野菜類は食べやすい大きさに切る。赤唐辛子は種を抜いておく。

2.カップにAを入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジで1分加熱し、取り出す。

3.2に野菜類を加え、落としラップをかけてふたたび30秒加熱し、おく混ぜ、そのまま冷やす。

(『マグカップ スープカップ&カフェボウルレシピ』より引用)

 

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ココットへの野菜が少なかったのかヒタヒタになっちゃいました。そしてすぐ食べたかったので、冷やさずそのまま食べたのですが(笑)、野菜にもしっかりリンゴ酢の美味しさがしみて美味しかったです!

 

アイディア次第で無限に楽しめるので、電子レンジを上手に使って料理を楽しみましょう! 職場で「炊きたてごはん」ブームくると思うんだけどなぁ〜。

 

 

【著書紹介】

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マグカップ スープカップ&カフェボウルレシピ 切って、混ぜて、レンジでチン!

著者:so-planning(編・著)
出版社:学研プラス

以前からあるテーマだが、カップの大きさが限定されていたり、見た目が安っぽかったりと、読者のニーズに応えきれていない類書が多い中、おいしくて癖になる充実のレシピと毎日活用したくなるような勝手のよさをコンセプトにまとめあげた一冊。

Kindleストアで詳しく見る
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このデザインで意外に安い!? ひとり暮らし必見の「オシャレ家電群」がハイアールより発売開始

ハイアールジャパンセールスは、ステンレス調で統一した家電シリーズ「URBAN CAFE SERIES」(アーバンカフェシリーズ)6機種の発売を開始しました。本シリーズは「くつろぎをデザインしよう」がキーコンセプト。家電にもデザイン性やインテリア性を求める20~40代前半のひとり暮らしをメインターゲットに企画・開発された商品です。

 

シルバーとブラックで統一し、インテリアに溶け込むデザインを実現!

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同社では、インテリアにこだわるユーザーが増加する一方で、そのこだわりの空間に溶け込むデザインで、かつ手軽に購入できる家電が少ない点に着目。独自に20~40代前半のひとり暮らしをしている男女1000人を対象にアンケート調査を実施したところ、白物家電のカラーに関しては、定番色のホワイトに次いで、ステンレス調が好まれる傾向にあることを突き止めました。

 

また、同アンケートでの「ステンレス調の家電を使ってみたいか?」という設問に対しては、「使ってみたい」との答えが6割を超えたとのこと。このニーズに応える形で発売したのが「URBAN CAFE SERIES」です。家電の定番色であるホワイトを配色せず、ステンレス調のシルバーとブラックで統一された外観で、高級感と高い質感を実現しています。

 

今回発売したのは、148L冷凍冷蔵庫(JR-XP2NF148E・3万8000円前後※)、173L冷凍冷蔵庫(JR-XP2NF173E・4万3000円前後)、しわケアタイプの5.5kg全自動洗濯機(JW-XP2C55E・2万7000円前後)、低騒音タイプの5.5kg全自動洗濯機(JW-XP2KD55E・3万8000円前後)、3合炊きマイコンジャー炊飯器(JJ-XP2M31E・8000円前後)、18Lヘルツフリーフラットレンジ(JM-XP2FH18F・1万2000円前後)の4カテゴリ6機種となっています。

※価格はすべて実売予想価格で税抜です

 

冷凍冷蔵庫は148Lと173Lの2機種を用意し、生活スタイルによってサイズのセレクトが可能です。5.5kg全自動洗濯機には、最短約10分で洗濯できる「お急ぎコース」などの便利な機能を搭載しています。調理家電はマイコンジャー炊飯器、電子レンジの2カテゴリを用意。炊飯器には「冷凍用」コースを搭載し、レンジは約30cmの大型弁当もらくらく入るワイドな庫内が特徴です。本シリーズは、必要十分な機能を備え、スタイリッシュなのにリーズナブルなのは大きな魅力。この春、新生活を始める人にとっては、狙い目のモデルといえるでしょう。

レジェンド松下もイチ押しの「パルスイクロス」とは? 大掃除の救世主に注文殺到!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「ホーム&キッチン」のランキング(集計日:12月21日、夕方)を紹介していこう。

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

大掃除の救世主? キッチン周りはこれ1枚!

●1位「パルスイクロス3枚セット ネット限定」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

吸水・吸油力バツグンと話題の「パルスイクロス」に注文が殺到して大人気。特殊な繊維を使った12㎜の長い毛足が特徴で、水に浸けておくだけでも汚れが分離しやすいため何度使用してもキレイな状態を保つことができる。

 

今回の急上昇は、12月21日に放送された「なないろ日和!」で同商品が紹介されたからだろう。その他にもテレビでお馴染みの実演販売のプロであるレジェンド松下が紹介動画を「YouTube」にアップしていたり、様々なメディアでも取り上げられていた。

 

大掃除の時期ということもあり、ネット上では「これで少しは掃除が楽になると思うと嬉しい」「皆さん大掃除頑張りましょう!」「掃除嫌いだけど『パルスイクロス』は欲しい」「これで今年はキッチン周りをサボらずキレイにするよ」と盛り上がっている。

 

●2位「ESEOE 超音波式加湿器 アロマディフューザー 七色ムードランプ 空焚き防止 (100ml)」

●3位「AMIR 人感センサー ライト 電池式 LEDナイトライト 3Mテープ マグネットつけ ワイヤレス 小型 3個」

●4位「アズマ 洗剤のいらないふきん ふしぎクロス 4色組」

 

シンプル・イズ・ベスト!

●5位「パナソニック 単機能レンジ 22L ホワイト NE-EH229-W」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

パナソニックの「電子レンジ」が5位にランクイン。類似規格のレンジは500Wから600Wのものが一般的だが、同商品は850Wで温められるのでスピーディーに解凍ができる。最近では「一芸家電」とも呼ばれる「単機能」の商品が話題となっており、「単機能炊飯器」や「単機能空気清浄機」などが人気のようで、同商品もそれが理由で急上昇したのかも。

 

ネット上には「多機能で高価な物が多くあるけど単機能で安価な物の方がいいということもある」「多機能の電子レンジより単機能の電子レンジの方がよく温まる気がするのは私だけ?」「普通に単機能のレンジとオーブンがあればいいと思う」「シンプルな方が安心するんだよなー」といった声が。

 

●6位「イワタニ カセットフー 達人スリム 【うす型コンロ/高さ74mm】 CB-AS-1」

●7位「パルスイクロス 薄手 イエロー」

●8位「パール金属 軽い フライパン 28cm ガス火専用 軽いね ストロングマーブル H-3593」

●9位「AVANTEK LEDセンサーライト 改良版 14LED 人感センサーライト 明るさ4段階調整可能 USB充電式 省エネ 超寿命 マグネット付き 階段 クロゼット 玄関に最適 昼光色 LE-003」

●10位「レッツクッキング トントンぬきがた(4こ) 20830」

 

ランキングは以上の通り。「ホーム&キッチン」カテゴリはテレビなどで紹介される商品も多いため、次はどんな商品が話題になるか注目したい。

41才独身宅に、バルミューダのオシャレンジがやってきた! 3週間使ったら、最高すぎて「買う」以外の選択が見当たらない…

筆者は41才独身、彼女ナシ。そんな筆者が今年の9月、バルミューダがオシャレな電子レンジ「BALMUDA The Range(バルミューダ ザ・レンジ)」を発売すると聞いたとき、コレは欲しい! と思いました。

 

私事で恐れいりますが、筆者の狭小アパートは、玄関のドアを開けると「レンジと目が合う」といったイメージで、冷蔵庫の上の電子レンジが、事実上の玄関の「顔」となっています。現在、その「顔」となっているのが、中古5000円で買った古ぼけたモデル。風水でも「玄関は重要」といいますから、これでは運気が上がりそうもありません。

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代わりにこのオシャレンジBALMUDA The Range(以下The Range)を置いたなら、筆者宅のイメージが劇的に変わるのではないか。もしかしたら、運気も良くなったりして…そんな妄想を働かせた筆者は「長期レビューをします」という建前でメーカーに依頼し、本機を使わせてもらうことにしました。

 

そして、3週間ほどともに生活して返却したいま、深刻な「ロス」に苦しんでいる状況です。以下で「The Range」と過ごした、黄金の日々を振り返っていきましょう。

 

大ヒットしたトースターと同様、やっぱりデザインに注目

さて、まずは本機を開発した「バルミューダ」とはどんな会社なのか、製品を知るために、少々触れていきましょう。バルミューダは2003年、寺尾 玄(てらお・げん)氏によって創業。オシャレなPC冷却台やLEDデスクライトなどを開発していましたが、リーマンショックの影響で倒産の危機に。しかし2010年、自然に近いやさしい風を実現する扇風機「GreenFan」を開発し、起死回生の大ヒットを飛ばします。

↑バルミューダの社長、寺尾 玄氏。基本、ジーンズに洗いざらしのシャツというスタイルです↑バルミューダの社長、寺尾 玄氏。基本、ジーンズに洗いざらしのシャツというスタイルです

 

以降は加湿器、ヒーター、空気清浄機など優れたデザインの空調家電で定評を得て、2015年、オーブントースター「BALMUDA The Toaster」で調理家電に進出。「BALMUDA The Toaster」は2万円台という高額ながら、累計20万台以上を販売する大ヒットに。続いて「BALMUDA The Pot」(電気ケトル)、「BALMUDA The Gohan」(炊飯器)を次々と発売し、今回、同社4番目の調理家電「BALMUDA The Range」の発売に至りました。

20170906-s4 (4)↑バルミューダのキッチンシリーズ。左からBALMUDA The Pot、BALMUDA The Gohan、BALMUDA The Range、BALMUDA The Toaster

 

寺尾氏がプロデュースする同社の製品は、とにかくデザインがいい。「BALMUDA The Toaster」は、「世界一うまいトーストが焼ける」との謳い文句でしたが、筆者からすると、機能以上にトータルのデザインが印象的。外観、質感から操作音、ツマミのアイコンひとつとっても従来の品とは一線を画していて、このチューニングが絶妙なのです。そして、今回の「The Range」のコンセプトは、「キッチンを楽しくするオーブンレンジ」。外観のイメージは「レストラン」とのこと。さて実物はいかなるものか? 期待が高まります。

 

やはり違う……! 置いただけで空気がシックに変わった

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とある休日、筆者宅に「The Range」が到着。本体カラーは一番高い「ステンレス」でお願いしました。箱から出してみると…おお、意外にデカイですね。ネットで見た上の写真(写真はブラック)では引き締まった印象で、トースターくらいの大きさかと思っていたのですが……。意外に「ハコ」感があり、奥行きも結構あります。

 

ただ、設置してみると、う~ん、やっぱりたたずまいが違う。置いただけで明らかに空気感がシックに変わりました。新しいのに、ずっとそこにあるかのような……。表面の微妙なシボ(凹凸)加工、真鍮を思わせる温もりのあるカラーリング、黒みがかった取っ手の渋い光沢に、なんだか品格が感じられます。

20171215-s5-(19)↑筆者宅のコンパクト冷蔵庫の上にもしっかり設置できました。本体の下にはスカートのような黒い土台が。ディスプレイのレトロなフォントも特徴です

 

20171215-s5 (13)↑側面から見た本機

 

本機はトビラを開けると、電源が入る仕組み。操作音がギターの音だそうだけど、実際どんな感じ? とモードスイッチ(モード切替のレバー)をいじってみると…ジャララン、ジャララン、ポロロン…という音が。「OVEN」のときだけくぐもった音になるのも小憎らしいです。

20171215-s5 (8)↑モードスイッチ。アイコンはわかりやすく、かわいらしいです

 

「キャンセル(CANCEL)ボタン」や「START/OKボタン」を押す(決定する)と、硬くて小さなドラムを叩いたような、「タンッ」という音。元ミュージシャンという寺尾氏のこだわりが見てとれます。うん、これは楽しい。子どもが夢中でレバーを回す姿や、思い悩んだ大人がぼんやりとレバーを回して癒される…といったシーンも目に浮かびますね。ちなみに、温めたものを庫内に放置しておくと、1分ごとにギター音が鳴ります。通常のレンジの、あおるような警戒音に比べて、やさしく促してくれるのがうれしいです。

↑庫内はフラットでお手入れしやすかったです↑庫内底面はフラットで、ふき取りもラク

 

冷凍ごはんとアツカンはややぬるいが、気になるほどではない

さっそく、握りこぶし大の冷凍ごはんを温めてみました。操作はモードスイッチをごはんのアイコンに合わせて「1杯」か「2杯」をダイヤルで選択し、「START/OKボタン」を押すだけ。温めが始まると、レンジからツッツッ…カッツ、ツッツカカッ、とリズムを取る音が聞こえてきます。このときは、必要に応じて、指パッチン(フィンガースナップ)を織り交ぜるのもオススメ。気分が盛り上がりますよ。

 

なお、このリズム音は30秒経つと消えるので、無人の台所でずっとリズムを刻んでいる…ということもありません。ちなみに、ギター音がイヤだという方は、通常の「BEEP」音に設定することが可能。音量は無音を含む4段階で調整できます。

20171215-s5 (9)↑CANCEL(キャンセル)ボタンとダイヤル。CANCELを長押しすると各種設定が可能

 

操作音がわかる動画はコチラ(※音声が出ます)

「ジャララン」と鮮明なギター音がしたら、冷凍ご飯の温めが完了。ちなみに、オペレーションが終わると、ディスプレイには「ENJOY」(楽しんで)の表示が出ます。「good luck」や「bon voyage」に通じる粋な計らいに、ちょっぴり心が温かくなりますね。さて、ご飯の仕上がりはというと、まだ温めが足りない印象。冷凍ご飯の「1杯」は150gが目安で、今回、それよりは少ないと思うのですが……。おそらく、長期間の冷凍でカッチカチになっていたためでしょう。もう一回「1杯」で温めるとちょうどよく温められました。

 

そして、冬の楽しみといえば、日本酒の熱燗ですね。その点、本機はドリンク用のモードとして「コーヒー」と「ミルク」のほかに、「アツカン」を用意しています。さすがオトナのレンジ、わかっている! なお、この「アツカン」は「1杯」(1合目安)のみ選択可能。徳利に日本酒1合を入れ、「アツカン」モードで温めたところ…徳利がちょっと大きかったからでしょう、ややぬるめの仕上がりに。もう一回「アツカン」で温めると、ちょうどいい熱さになり、まろやかでおいしく仕上がりました。

 

設定の「仕上がり温度調節機能」で低(低め)/標準/高(高め)を選択することもできますが、筆者はそれ以上のあっつあつが好きなので、他のドリンクと同様、「2杯」以上も選択できれば良かったな…と。とはいいつつ、やっぱり手軽で楽しいので、従来は湯せんしていたところを、本機で温めることが多くなりました。

20171215-s5 (2)↑アツカンは1杯のみ選択可能。コーヒー、ミルクは3杯まで選択できます

 

その温もりに救われる日もある

「The Range」を借りて1週間。機械っぽくないところがいいな、と思うようになりました。たとえば平日の夜、仕事帰りに焼き鳥の缶詰を買って温めたとき。本機を開けたとき、筆者の手元を照らしたオレンジ色の光が温かく、まるで「オカエリ」と言っていてくれているようで……。「アツカン」とともに楽しむわびしい晩酌が、少しだけ救われた気がします。

↑取っ手のウラにLEDを搭載し、手元を照らしてくれます。上からやわらかな光が落ちるさまは、いかにも地元洋食店の夜のたたずまいを思わせ、温かさと親しみを感じます。外観はレストランをイメージしたというのも納得

 

風邪で会社を休み、コンビニ弁当を温めたときは、ガラス越しのコンビニ弁当がとてもキレイに見え、うっとり見つめていると解像度の高いのギター音が……。だるくて気分も落ち込んでいたのですが、これまたちょっと救われました。こういった感覚は、普通のレンジでは味わえませんね。

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角皿を使ってリア充のようなオーブン料理が簡単にできた

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さて、本機でもうひとつ、忘れてはならないのが、オーブン用の角皿の存在です。幅365×奥行264×高さ42mmというちょうどいいサイズ。ネット上でその使い方の例(上写真)を見て震えました。なんてリア充(※)なんだろう……。陽だまりのなかで、丸鶏にナイフを入れるかッ…!

※リア充…リアル(現実の世界)が充実している状態、またはその人物

 

筆者もやってみたい…とはいえ、丸鶏を手に入れるのは難しい…そこでネットで調べて「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」という料理を見つけて、これを作ることにしました。こちらは滋賀県在住の翻訳家、村井理子さんという方がSNSにアップして話題になったメニュー。材料をぎゅうぎゅうに詰めて焼くだけの料理で、簡単かつ見栄え良し。角皿のままで出してもOKとのことで、今回の趣旨にはぴったりです。

20171215-s5 (3)↑付属の角皿。サイズ比較用にティッシュを置いてみました

 

今回は、鶏もも肉を使ったぎゅうぎゅう焼きを作りました。市販のハーブ塩で下味をした鶏もも肉と、味がよく出るソーセージやベーコン、きのこやパプリカ、じゃがいもやにんじん、玉ねぎ、冷凍ブロッコリーなどをテキトーに敷きつめて塩、こしょう、オリーブオイルを回しかけ、「The Range」で焼くだけ。ちなみに、火が通りにくいじゃがいもやにんじんは、「The Range」でレンジ加熱しておくと失敗がありません。

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オーブン調理は「余熱あり」「余熱なし」が選べるので、今回は「余熱あり」を利用。まずはなにも入れずにスタートすると、やがて例のギター音が鳴って余熱が完了。あとは食材を載せた角皿を入れて、もう一度スタートボタンを押せばOKです。焼き始めると、いままでの我が家では決してかぐことのなかったかぐわしい香りが……。ああ、これがリア充の家庭に流れる香りなのですね……。

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「ジャララン」とギター音が鳴って完成。ちょっと焼きすぎてしまいましたが、上出来ではないでしょうか。食べてみると、全部の食材がジューシーで香ばしいです。玉ねぎひとつとっても最高にウマイ。時は土曜の昼下がり、先日の風邪は抜けきっていませんが、これは飲むしかないでしょう!

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大量の「ぎゅうぎゅう焼き」をつまみに、始めはビール、その後は赤ワインでほろよい気分を楽しみました。いままでこういう休日を過ごしたことはありませんでしたが、なかなかいいものですね。今度、友人を招いて振舞ってみようか。あ、来てくれる人いないか……。一瞬、自分がリア充だと錯覚させてくれるのも、「The Range」のなせる魔法かもしれません。

 

振り返ればThe Rangeがいる幸せ。返却したら「ロス」がひどすぎる…

楽しい月日はあっという間に過ぎ去るもの。初めて会ったその日から3週間が経ったころ、「The Range」との日々は、あっけなく終わりを迎えました(返却の期日が来ました)。使ってみて思うことは、「やっぱりデザインいいな」と。確かに、本機は温めに多少の温度ムラはありますし、温めの仕上がりがイメージよりちょっとぬるいこともあります。「必要十分な機能が整理されて搭載されている」といった印象で、他社の上位機種のように、スチームオーブンや高精度のセンサーがあるわけでもありません。でも、それが一体何だというのでしょう。そういう問題ではないのです。

 

たとえば一人、仕事から帰って玄関のドアを開けると、本機が目に入って、ほらカッコイイ。キッチンで作業していて、何気なく振り返ると…ほらカッコイイ。振り返ればヤツ(The Range)がいる幸せ……。そのせいか、本機が来てからレンジを使う機会も増えましたし、レビュー抜きにしても「今日は何を焼こうか」と考えたり、「友達呼ぼうか」と血迷ってみたりと、生活の意識の部分が変わりました。つまり、The Rangeには、人を変えるだけの力があるということ。本機に出会って、改めて「モノを持つ喜び」ってこういうことなんだなあ、と実感した次第です。

20171215-s5 (15)_edited-1↑ありし日の「The Range」

 

しかし、あまりにも愛着を持ってしまったばかりに、「The Rangeロス」が大きすぎました。玄関を開けると、アレ、何かが足りない……。この部屋、こんなにしょぼかったっけ? と夢から覚めたような状態です。だから、筆者は決心しました。これはもう「買おう」と。でも、5万4500円(税抜)の一括はムリ……。というわけで、一刻も早く「The Range」のある日に戻りたい、でもいまはまだ…と苦悩の日々を送っているわけなのです。

 

BALMUDA The Range

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●サイズ/質量:W450mm×D412mm×H330mm(突起物含む)/約12kg●庫内寸法:W353× D293×H168mm●カラー:3色(ブラック、ホワイト、ステンレス)●価格(直販サイト):ブラック、ホワイト4万3500円(税抜)、ステンレス5万4500円(税抜)●総庫内容量・庫内形状: 18L フラット庫内●消費電力:電子レンジ1270W、オーブン1130W●電子レンジ手動出力:100W、500W、600W、800W●オーブン温度調節:40°C(発酵)、100〜250°Cまで10°C単位●コード長:約1.4m●パッケージ内容:本体、角皿(W365×D264×H42mm)、取扱説明書(保証書付)

 

「やっぱりレンジは必要でした」とライター痛感! “先祖返り”したシャープ「ヘルシオ グリエレンジ」そのメリットは?

16年10月にシャープから登場したウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ」。見た目も大きさもほぼオーブントースターと同等で、トーストはもちろんのこと、買ってきた揚げ物などのお惣菜や冷凍食品などを、出来たてのように美味しく温められるとして、瞬く間に話題になりました。

 

せっかく単機能化したものを、また多機能化するのか?

20171204-s3-(27)↑「ヘルシオ グリエ」に比べて一回り大きくなった「ヘルシオ グリエレンジ」。サイズ/質量はW470×D405×H280mm/約13kgです

 

そして今回、ヘルシオ グリエに電子レンジ機能を加えた「ヘルシオ グリエレンジ AX-HR2」(実売予想価格5万9270円)が、12月中旬に登場すると発表されました。えっ? ヘルシオ グリエは、もともとウォーターオーブン「ヘルシオ」から電子レンジ機能を省いたものだったはず。せっかくわかりやすく単機能にしたのに、また多機能化しちゃうの? そうなると、いったいどんなメリットが? 大きさや使い勝手は? …といろいろと疑問に思ったため、ひと足先に自宅で使わせてもらいました。

 

通常の熱風に比べて約8倍もの熱量がある過熱水蒸気で温める

さて、まずはそもそも従来機の「ヘルシオ グリエ」はどんなものか、確認していきましょう。ひとことでいうと、こちらは過熱水蒸気調理のみができる「ウォーターオーブン専用機」。100℃で気化した飽和水蒸気をさらに加熱した「過熱水蒸気」を熱源として調理するもので、通常の熱風に比べて約8倍もの熱量で温められます。

サイズ/質量:W412×D315×H218mm/約6.3kg↑従来機のヘルシオ グリエ AX-H1。サイズ/質量はW412×D315×H218mm/約6.3kg

 

そのため、食材の表面だけでなく、中までしっかり熱が入り、買ってきた天ぷらや唐揚げの衣はサクッと、中はふっくら、まるで出来たてのように美味しく温められるわけです。さらに食材の脂が外に浮き出し、余分な油が水とともに落ちるため、よりヘルシーに調理できるのも特徴です。

 

しかし、従来機のヘルシオ グリエは「ウォーターオーブン専用機」ゆえ、できるのは過熱水蒸気調理だけで、普通にお弁当や料理などを温めたい場合は、別途、電子レンジが必要でした。そこで一人暮らしや、子どものいない共働きの夫婦世帯など、「買ってきた惣菜や冷凍食品などを温めて食べることが多い」というユーザーから、「冷凍ごはんや煮物なども温められたらいいのに」との要望があり、今回、「レンジ機能」を搭載した「ヘルシオ グリエレンジ」の発売に至ったわけです。

20171204-s3-(26)↑ヘルシオ グリエレンジには「レンジ」ボタンが追加になりました

 

↑トレイは、過熱水蒸気調理とレンジ機能に使えるセラミックトレイ(右)と、過熱水蒸気専用のホーロー焼き網が付属↑ト過熱水蒸気専用のホーロー焼き網(左)に加え、過熱水蒸気調理とレンジ機能の両方に使えるセラミックトレイ(右)が付属

 

大きさは「小型の電子レンジ」で、手軽なレンジ機能はやはり便利

本機の大きさは、従来機のヘルシオ グリエに比べて幅約6cm、奥行9cm、高さ約6cm大きくなったため、オーブントースターというよりは、「小型の電子レンジ」に近い大きさになりました。

 

レンジ用のボタンは「オート」「500W」「600W」「解凍」の4つから選んで使用します。レンジ機能を搭載したことで、過熱水蒸気だけでは難しかったごはんなどの温めや冷凍食品の解凍も可能になったのはうれしい点。また、コンビニ惣菜を温めるときも、通常のお弁当はレンジ機能で、パリッ、サクッとさせたいから揚げやギョーザは過熱水蒸気で、と1台で使い分けることができるようになりました。素早く温めたいときはレンジ、時間がかかってもおいしく食べたいときは過熱水蒸気、と時間に応じて使い分けられるのも便利です。

↑ヘルシオ グリエに比べ、幅約6cm、奥行9cm、高さ約6cm大きくなったため、オーブントースターより小型の電子レンジに近い大きさです

↑大きさは「小型の電子レンジ」というイメージに

 

実際に市販の冷凍チャーハンを温めてレンジ機能をチェックしてみました。熱ムラが出やすいレンジだと、外はアツアツなのに中はまだ冷たい…なんてこともありますが、こちらはしっかり中まで温まっており、レンジ機能はまったく問題ありません。

↑冷凍チャーハンもしっかり↑冷凍チャーハンも70℃近くまでしっかり温められています

 

過熱水蒸気でパンの焼きたての風味が蘇る!

さて、次に過熱水蒸気調理の魅力も、改めてしっかりと見ていきましょう。過熱水蒸気調理を行う場合は、天板部分にはめ込まれた水タンクに入れ、ぐっと押し込みます。これにより過熱水蒸気調理のボタンが操作できるようになるため、水の入れ忘れを防げるというありがたい配慮です。

↑水タンクに水を入れます。この水は、調理温度や時間にもよりますが、一回の調理でだいたい使い切る量です↑水タンクに水を入れます。この水は、調理温度や時間にもよりますが、一回の調理でだいたい使い切る量です

 

↑タンクをぐっと押し込むことで、今まで点いていなかった過熱水蒸気調理用ボタンが点灯。火力を弱(約180℃)、中(約200℃)、強(約250℃)の3段階から選び、ダイヤルで時間をセットします↑タンクをぐっと押し込むことで、今まで点いていなかった過熱水蒸気調理用ボタンが点灯。火力を弱(約180℃)、中(約200℃)、強(約250℃)の3段階から選び、ダイヤルで時間をセットします

 

まずはクロワッサンを焼いてみました。焦げやすいクロワッサンは、弱でじっくり4.5~6分焼けばOKです。過熱水蒸気で焼いたクロワッサンの美味しいこと! 周りは軽くサクサクしながら、中はフワッとバターの風味もたっぷり。一方、トースターで焼いたものは表面が焦げてしまったのに、中は膨らみ切らず、風味も引き出せていません。

↑主なメニューの加熱時間の目安は天板に書いてありまするので、それを参考に加熱。弱で5分焼いたところ、バターの溶けるおいしそうな香りが充満しました↑主なメニューの加熱時間の目安は天板に書いてありまするので、それを参考に加熱。通常のトースターで焼いたクロワッサン(左)は、短時間焼いただけで表面が焦げてしまいましたが、本機で焼いたクロワッサンは表面が焦げず、中まで熱が通ってふっくらしていました

 

さらに過熱水蒸気は、フランスパンも上手に焼いてくれます。レシピには、3~4cmの厚さに切ったもの、とありますが、個人的には丸ごと焼いたほうが、焼きたてを買ってきたようなおいしさが味わえるので気に入っています。肉まんも生地はふっくら、中のお肉はジューシーに美味しく温められました。

20171204-s3 (11)↑フランスパンを丸ごと焼くと皮がパリッと、中がふっくらと焼けます

 

↑肉まんも生地はふっくら、中のお肉はジューシーに美味しく温められました↑肉まんもしっとりジューシーで最高の仕上がり

 

また、温度や食材が違うものを同時に焼くのも過熱水蒸気の得意ワザ。過熱水蒸気には、温度の低いものから先に熱を与えるという性質があるため、最終的に複数の食材を、同じくらいの温度に焼き上げることができるのです。この性質を利用して、モーニングセットを一度で作ることができます。

↑食パンや生卵、野菜をトレイに並べ、火力「中」で8分。身支度などを済ませているうちに、一人前のモーニングセットが完成! 一度で調理できるのは、やっぱりラク↑食パンや生卵、野菜をトレイに並べ、火力「中」で8分。身支度などを済ませているうちに、一人前のモーニングセットが完成! 一度で調理できるのは、やっぱりラク

 

サックサクかつヘルシーな揚げ物の仕上がりに感心しきり

続いて、過熱水蒸気が得意とする揚げ物の温めをやってみました。スーパーで買ってきた天ぷらやコロッケなどの揚げ物は、電子レンジで温めると衣がしんなりしてしまい、もはや別物。正直、揚げ物ならではの美味しさは半減してしまいます。しかし過熱水蒸気で温めれば、中までしっかり温めつつ、表面もしっかり焼けるため、まさに外はサクサク、中はふっくらと焼き上げることができるのです。今が旬のエリンギを使った天ぷらを電子レンジでチンすると、エリンギもしぼんでしまい硬くなってしまいますが、過熱水蒸気で調理すると、外はサクサク、中にジューシーに仕上がりました。コロッケやとんかつも同様、揚げたての味わいが復活!

↑エリンギの天ぷらは外がサクサク、中はジューシーで風味がしっかり閉じ込められています↑エリンギの天ぷらは外がサクサク、中はジューシーに仕上がり、風味がしっかり閉じ込められています

 

↑とんかつもお店で食べるような味になり、家族も家で揚げたのかと思い込んだほど↑とんかつもお店で食べるような味になり、家族も家で揚げたのかと思い込んだほど

 

機会があるごとに揚げ物を買っては温めてみましたが、どれも美味しく温めることができました。いままで、「揚げ物は美味しく温め直せないから…」と敬遠していた人には、ぜひ試してほしいです。さらにヘルシオ グリエレンジは温め直しだけでなく、ノンフライ調理もできます。鶏のから揚げを作ってみたところ、さすがに揚げたほどにパリッとはしませんでしたが、ジューシーなノンフライから揚げが完成! 油もたっぷり落としてくれるので、しつこくなく、これが「ヘルシオ」の実力か、と感心させるヘルシーな仕上がりでした。通常の揚げ物と違って、つきっきりにならずに作れるのもありがたいですね。

↑火力「中」で12~15分。揚げ物と違って、つきっきりにならなくていいのもありがたいです↑ノンフライ調理でから揚げを調理。火力「中」で12~15分ほど。トレイに落ちた油の量にも驚きです

 

価格の面でもスペースの面でもメリットは大きい

…と、今回あらためて過熱水蒸気調理を使ってみて、その魅力を再認識しました。そして、今回追加された電子レンジ機能も、やはり必要な機能だということがよくわかりました。ヘルシオ グリエと違い、マグカップのミルクやちょっとした煮物などの温めが「オート」だとワンボタンでできますし、冷凍ごはんの温めやひき肉などを解凍できるのは便利です(電子レンジだから当たり前なのですが…)。特に、本家のウォーターオーブン「ヘルシオ」ほどの高機能が不要で、よりコンパクトでリーズナブルなものが欲しい…、また、キッチンのスペースの都合上、電子レンジとヘルシオ グリエ(またはオーブントースター)を並べておくのは厳しい…本機が、そんなユーザーのニーズに応えるのは間違いありません。

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「それはヘルシオだろ」と家電ライター総ツッコミ! シャープ「ヘルシオ グリエ」に追加された目玉機能とは?

シャープのウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ」。今回、これに電子レンジ機能を追加したモデル「ヘルシオ グリエレンジ AH-HR2(以下、ヘルシオ グリエレンジ)」が登場しました。価格は5万5000円前後(税別)で、発売日は2017年12月中旬です。

 

ここで「ん?」と来たアナタはなかなかの家電通。そう、ウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」から、レンジ機能を省いたものが「ヘルシオ グリエ」だったはず。それが改めてレンジ機能を備えたら、それは「ヘルシオ」なのでは……?? そんな疑問に答えるながら、新しいヘルシオ グリエレンジの魅力を紹介していきます!

20171109-s3 (1)↑ヘルシオ グリエレンジ AH-HR2

 

初代「ヘルシオ グリエ」はシャープにとって「うれしい誤算」だった

過熱水蒸気で調理する「ヘルシオ グリエ AX-H1」が登場したのは、2016年10月、つまりちょうど一年前のこと。ヘルシオに搭載するものと同じエンジンを採用しながら、本体サイズはトースター並み。価格も4万5000円前後とリーズナブル(2017年11月現在では実売価格2万8580円とさらにお買い得)。

 

ちなみに、過熱水蒸気とは100℃以上に熱せられた水蒸気で、熱量が高く、短時間で食材の芯までしっかり温めることができ、冷えた揚げ物は外がサクサク、中はジューシーに仕上がります。また、余分な脂を落とす脱油作用があり、油を使わないノンフライ調理も可能。さらに食材の塩分を表面に移動させ、水とともに落とすなどの減塩効果もあると、まさにいいことづくめ。そんな過熱水蒸気での調理に興味はあるが、家にあるオーブンレンジの買い換えにはまだ早い……そんな人たちが、「これならちょうどいい!」と飛び付きました。

 

シャープにとってうれしい誤算だったのは、ユーザーの8割が毎日使用しており、調理だけでなくお惣菜の温めにも使っている人が多いと分かったこと。「電子レンジ機能もあれば良かった」という意見もユーザーアンケートに寄せられたそうです。どうやらレンジの買い替えで導入した人も少なくなかったようですね。

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そこで、2017年モデルでは、レンジ機能搭載モデル「ヘルシオ グリエレンジ AH-HR2」を追加。ブラッシュアップしたレンジなしモデル「ヘルシオ グリエ AX-H2」を加えた2機種の投入となりました。

↑左がレンジなしモデルの「AX-H2」。価格は4万円前後(税別)で、発売日は2017年11月30日。トビラの内側にガラスを装着してさっと拭きやすい仕様に変更されました。さらに、従来は別売での提供だったシリコンコーティングトレイが、標準で付属します↑左の2台がレンジなしモデルの「AX-H2」。価格は4万円前後(税別)で、発売日は2017年11月30日。トビラの内側にガラスを装着してさっと拭きやすい仕様に変更されました。さらに、従来は別売での提供だったシリコンコーティングトレイが、標準で付属します。カラバリはレッドとホワイトの各2色

 

ヘルシオの高度な機能は搭載せず、「あたため」「解凍」のみを追加

ここで気になるのが、冒頭でも触れた「レンジ付きはヘルシオと何が違うの?」という部分。結論から言うと、電子レンジの「あたため」「解凍」を追加しただけで、ヘルシオの高度な機能は搭載しないということ。従来機では難しかったごはんや牛乳のあたため、お肉などの解凍が可能になりましたが、ヘルシオとはターゲットが異なり、使い勝手もかなり違います。

↑レンジ機能↑レンジ機能は「オート」「500W」「600W」「解凍」から選択できます

 

↑ウォーターオーブン機能は水タンクに水をセットすれば、これも自動でONになり、火力は「弱:ふっくら」「中:サックリ」「強:こんがり」の三段階から選べます。このあたりの操作性は昨年モデルと同様です↑ウォーターオーブン機能は水タンクに水をセットすれば、これも自動でONになり、火力は「弱:ふっくら」「中:サックリ」「強:こんがり」の三段階から選べます

 

ターゲットの違いでいえば、ヘルシオが減塩脱油で健康志向な料理をイチから作りたい人向けなのに対し、ヘルシオ グリエレンジは減塩脱油で健康志向ではあっても、温めやリクックを中心に利用したい人向けになっています。

 

機能面ではヘルシオには一番下位のモデルにも液晶が備わり、自動調理メニューを搭載しているのに対し、ヘルシオ グリエレンジでは液晶や自動調理メニューは搭載していません。もちろん、ヘルシオの上位機種が搭載する音声対話やIoTへの対応なども非対応。つまり、本機はヘルシオ グリエにいわゆる「チンする」機能をプラスしたモデルというわけです。

 

機能はシンプルになっていますが、そのぶん、操作性は迷いが少ない印象を受けました。トビラを開ければレンジとして自動的に電源がONになり、出力と時間をセットするだけ。庫内容量も「ヘルシオ グリエ」に比べて約1.7倍の大きさで、コンビニ弁当はもちろん、直径24㎝未満のお皿や高さ13cm未満のマグカップも入れることができます。このほか、ウォーターオーブンでトーストを焼く際などに便利なホーローの焼き網のほか、ウォーターオーブンとレンジのどちらでも利用できる白いセラミックトレイが付属するのも魅力。お手入れもしやすそうです。

↑ホーロー焼き網↑付属のホーロー焼き網

 

中食派からスイーツ好きまで幅広いユーザーに刺さりそう!

ちなみにレンジ機能では、「チン!」という終了音を電子音で再現。「レンジの代名詞になった『チン』の音を初めて採用したのはシャープ。そこにこだわって敢えて『チン』と鳴るようにしました」(調理商品企画部 荒井修平 部長)。ちなみに、当時の「チン」は、実は自転車のベルの音を採用したもの。ちょっとしたトリビアですね。

 

なお、メディアを集めた説明会では、担当者が大阪土産で持参したりくろーおじさんの店のチーズケーキ(推定)やタマゴサンド、クロワッサン、コロッケ、鶏唐などを実際に温め直してみました。チーズケーキのカサがふっくらと高くなっているのが写真で分かりますでしょうか。味ですか? 言わずもがな、とろけるようでめちゃウマでしたよ!

チーズケーキ↑温め直したチーズケーキはとろけるようなウマさ!

 

↑会場には本体の構造が見えるシースルーモデルも展示していました。過熱水蒸気のための水の流路やヒーターの配置が分かるようになっています↑会場には本体の構造が見えるシースルーモデルも展示していました。過熱水蒸気のための水の流路やヒーターの配置が分かるようになっています

 

本機はお総菜やコンビニ弁当を自宅で食べる機会の多い中食派、多忙な独身者や単身赴任者、子離れして手間を軽減したいシニアをはじめ、幅広いユーザーに刺さるはず。今回、チーズケーキの温め直しに対応することも判明し、筆者のようなスイーツ好きにも見逃せないことがわかりました。冬ボーナス投入の候補として、クリスマスプレゼントの候補として、ぜひ注目してみてください!

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ヘルシオ グリエレンジ
AH-HR2
●価格:税別5万5000円前後●発売日:2017年12月中旬●サイズ/質量:W470×D405×H280mm/約13kg●庫内有効寸法:W265×D240×H130mm●定格消費電力(過熱水蒸気):1430W●定格消費電力(レンジ):1100W●加熱方式:過熱水蒸気 パワー3段階(弱・中・強)●レンジ出力:600W、500W、解凍200W相当●タイマー:15分

 

ヘルシオ グリエ
AX-H2
●価格:税別4万円前後●発売日:2017年11月30日●サイズ/質量:W412×D315×H218mm/約6.4kg●庫内有効寸法:W259×D230×H76mm●定格消費電力(過熱水蒸気):1410W●加熱方式:過熱水蒸気 パワー3段階(弱・中・強)●タイマー:15分