「コーヒーはハンドドリップ派」が待っていた! ハリオから軽く、繊細に注げる電気ケトル発売

HARIOは、操作性と機能性を最大限に追求した、コーヒードリップ用電気ケトル「Electric Kettle Lyra(ライラ)」を発売しました。

 

記事のポイント

「Electric Kettle Lyra」は業界最軽量クラスの軽さ、手になじむハンドル、繊細に注げる細口ノズルによって、「コーヒーはハンドドリップに限る」という方にもってこいのアイテムです。ちなみに、「Lyra(ライラ)」の名前は、星座の「こと座」が由来とのこと。ケトルは手で操る唯一のコーヒー器具であり、コーヒーを淹れるたびに味わいも使い手の技も磨かれる、まさに楽器のような存在であることから名付けられたそう。ぜひ、本製品をパートナーとして、ハンドドリップの腕を上げてみてはいかがでしょう。

 

バリスタからエンドユーザーまで、幅広く愛用できるケトルを目指し、従来のケトルを一から見直したとのこと。本体重量は約0.53kgと、電気式コーヒーケトルとしては軽く、ドリップ時の負担を軽減してくれます。細長くカーブを描いた注ぎ口は、コーヒー粉に近づくことができ、プロのような繊細な注ぎを可能に。ストップウォッチ、タイマー、KEEP機能、°C/°F切替可能、ワンタッチ沸騰、プリセット温度カスタム可能、ミュート機能など多機能な点も魅力です。

 

HARIO
「Electric KettLe Lyra」
メーカー希望小売価格:2万5300円(税込)

「色使いで安全策はとらない」攻めたカラーで「スぺパ」に優れた家電シリーズ「Toffy Happy Collection」発売

ラドンナは、毎日の暮らしを彩るブランド「Toffy(トフィー)」から「Toffy Happy Collection」を発売。第1弾は「Toffy 給湯ロック付き電気ケトル」「Toffy エアフライヤー ミニ<1.2L>」「Toffy Tea & Coffee メーカー」「Toffy ホットプレート ミニ」「Toffy ハンドブレンダー」「Toffy オーブントースター ミニ」の6製品を発売。

カラーバリエーションは4色を用意。太陽の明るさやポジティブな感情を連想させ、空間に明るさと前向きな雰囲気を生み出す「カナリアイエロー」、温かさとエネルギーの象徴であり、家庭に温もりと活力をもたらす「ヴァイブラントオレンジ」、落ち着きと安定感を提供し、暮らしの中に安らぎと冷静さをもたらす「フレンチブルー」、さらに挿し色として、柔らかさとバランスをもたらし全体の調和を保つ「パンナホワイト」です。

 

記事のポイント

「Toffy Happy Collection」のカラーリングは、イタリア北東部のブラーノ島のカラフルな家々の景観がモチーフ。発表会では広報の方が「色使いで安全策はとらなかった」と語った言葉が印象的で、その言葉通り、攻めに攻めたヴィヴィッドな色が特徴です。商品はどれも5000~6000円とお手頃で、ギフトにもぴったり。スぺパ=スペースパフォーマンスも重視しており、場所を取らないコンパクトなサイズも魅力です。

 

Toffy オーブントースター ミニ

食パン1枚がすっきり入って、かさばらないミニサイズのかわいい卓上トースター。小型でもしっかり加熱できるので、ボリュームのある総菜などの温め直しもでき、付属のトレイを使用すれば、トースト以外のさまざまな料理にも活用できます。カラーはパンナホワイト、カナリアイエロー、フレンチブルー、ヴァイブラントオレンジの4色展開。

 

品名: Toffy オーブントースター ミニ

本体価格:¥5000(税別)

 

Toffy 給湯ロック付き電気ケトル

コロンとしたフォルムの電気ケトル。水を入れて電源を入れるだけの簡単操作。普段使いに最適な、シンプルな使いやすさが特長です。倒れてもお湯がこぼれにくい「転倒湯もれ防止機能」と「空焚き自動OFF機能」が付いた安全設計。カラーはパンナホワイト、カナリアイエロー、フレンチブルーの3色展開。

 

品名:Toffy 給湯ロック付き電気ケトル

本体価格:¥5000(税別)

 

Toffy ホットプレート ミニ

1~2人での使用に丁度良いサイズのホットプレート。火力は保温~200℃まで無段階で調節可能。また、別売の「たこ焼きプレート」と「深鍋プレート」を使用することで、たこ焼きやお鍋も楽しむことができ、普段使いからホームパーティーまで幅広いシーンで活躍します。カラーはパンナホワイト、カナリアイエロー、ヴァイブラントオレンジの3色展開。

 

品名: Toffy ホットプレート ミニ
本体価格:¥5000(税別)

【別売品】
品名:Toffy ホットプレート ミニ専用たこ焼きプレート / 本体価格:¥1800+消費税
品名:Toffy ホットプレート ミニ専用深鍋プレート / 本体価格:¥2300+消費税

 

Toffy エアフライヤー ミニ<1.2L>

1.2Lの小型サイズのエアフライヤー。温度は80~200℃まで無段階に調節可能で、30分までのタイマーも搭載。油を使わずに調理できるため、ヘルシーに仕上がり、油の後処理や油跳ねもなく、気軽に揚げ物を楽しむことができます。また、パーツが少なく、洗いやすいのでお手入れもラクラク。カラーはパンナホワイト、カナリアイエローの2色展開。

品名: Toffy エアフライヤー ミニ<1.2L>

本体価格:¥6000(税別)

 

Toffy ハンドブレンダー

下ごしらえから仕上げまで、1台でこなせる多機能なハンドブレンダー。アタッチメントを付け替えれば、「混ぜる」「刻む」「潰す」「泡立てる」などの調理が可能。カラーはパンナホワイト、カナリアイエロー、フレンチブルーの3色展開。

 

品名: Toffy ハンドブレンダー

本体価格:¥5000(税別)

 

Toffy Tea & Coffee メーカー

1台でお茶もコーヒーも淹れられるTea & Coffeeメーカー。ティーストレーナーとコーヒーバスケットが付属。保温プレート付きで時間が経っても温かい飲み物を楽しむことができます。脱着式水タンクで給水しやすく、お手入れも簡単。カラーはパンナホワイト、カナリアイエローの2色展開。

品名:Toffy Tea & Coffee メーカー

本体価格:¥5000(税別)

名前のインパクト大! 「白湯モード」搭載、ビックカメラの温度調整ケトル

ビックカメラグループは、プライベートブランド「ORIGINAL BASIC」の新製品となる「白湯モード」を搭載した温度調整ケトル 「白湯里(さゆり)」 を、11月14日に発売しました。

 

記事のポイント

名前のインパクトが強烈なケトル。白湯だけでなく、お茶やコーヒーを淹れる際に細かく温度を調整したい、という人にもおすすめできそうな商品です。

 

「起床後に飲みごろの白湯がすぐに飲める」をコンセプトに企画・開発された製品。一般的な白湯は一度沸騰させたお湯を冷まして飲むものですが、本製品の「白湯モード」は、就寝前に好みの温度(60℃・65℃・70℃の3パターンから選択)をセットしておけば、翌朝起床時に設定温度の白湯ができあがる、というもの。

 

赤ちゃんのミルクなどを作る際に便利な「煮沸モード」なども搭載しており、最大5時間の保温も可能です。加えて、蒸気セーブ、転倒湯漏れ防止、給湯ロックボタン、空焚き防止機能といった安全面にも配慮しています。

 

定格容量は0.8L、価格は7980円。ビックカメラ、コジマの各店舗で販売します。

 

ビックカメラグループ
温度調節ケトル 『白湯里』
価格:7980円(税込)

価格2000円切り! ケトルの設置スペースを有効活用「電子ケトルラック」

伊勢藤は、電子ケトルの設置スペース周辺を有効活用できるラック「電子ケトルラック」を、10月に発売します。

 

 

記事のポイント

ケトルは家にあるけど、キッチンまわりにそのまま置きっぱなし……という人は多いのでは? 収納以上の機能はないシンプルな製品ですが、市場想定価格1980円と、手頃なお値段で購入できるのが嬉しいです。

 

電気ケトルの直下に収納スペースを作ることで、キッチン周りの収納を効率よく行えるようになるのが特徴です。本体サイズは約幅20.7×奥行21.1×高さ16cmで、食パンやボトルタイプのコーヒー、粉ミルクといった、キッチン周りに収納したい品を取り出しやすい高さに設定しているとのこと。

↑コードの絡まりを防止するコード通し

 

↑キッチンや収納を傷つけないよう、ケトルを持ち上げても動かないすべり止めを用意しています

 

背面には電気ケトル用のコード通しを配置しており、コードの絡まりを防止。さらにケトルを持ち上げる際にラックが動いてしまわないよう、熱可塑性エラストマー製の滑り止めが装着されています。

 

天板および側板はABS樹脂製で、耐熱温度は80℃、耐冷温度はマイナス20℃。カラバリはブラック・ホワイト・グレーの3色展開。

 

伊勢藤
電子ケトルラック
価格:1980円(税込)

「あっという間にすぐに沸く」ティファールから定番ケトルが新デザインで登場

グループセブ ジャパンは、電気ケトル国内売り上げNo. 1(※1)の「ティファール」から「アプレシア ロック 0.8L」を2024年9月に発売します。

※1ユーロモニターインターナショナル調べ;コンシューマーアプライアンス2023年版;2022年日本国内における小売販売台数

軽くてコンパクトな「アプレシア」シリーズより、デザインとカラーバリエーションを一新したのが「アプレシア ロック 0.8L」。本体重量は約770gと軽量でハンドルが持ちやすく、コンパクトなので置き場所にも困りません。新しいデザインは、マット仕上げになってインテリアに馴染みやすく、カラーバリエーションも一新してホワイト、ブラック、アイボリーの3色。キッチンやダイニングの雰囲気に合わせて選べます。

 

あっという間にすぐに沸く「アプレシア ロック 0.8L」は、カップ1杯分(140mL)なら約1分(※2)で沸騰できるので、忙しい朝や急な来客でも大丈夫。電気代も1カップわずか約0.73円*と家計にも優しい電気ケトルです。

※2 水温・室温23度の条件で、記載量が沸騰するまでの時間。沸騰後、しばらくすると自動電源オフ機能が働きます。
*電気代は1kWh/31円(税込み)で計算。自動電源オフ基準にしています。

 

さらに、スリムな注ぎ口で湯量をコントロールしやすくなり、簡単に美味しいドリップコーヒーを淹れることが可能です。本体の両側にある目盛り付きの窓で、湯量や沸騰状態がひと目で確認できます。

 

また、安心機能も充実しています。うっかり倒れてもお湯がこぼれにくい「お湯漏れロック機能」や、やけどのリスクを抑える省スチーム設計のほか、オートオフ機能、空焚き防止機能も付いているので、安心して使えます。

 

衛生面では、注ぎ口にカバーが付いているのでほこりが入りにくく、水あかが付きにくい「ウルトラポリッシュ底面」を採用しているので、こまめなお手入れなしでも清潔に保ちます。フタは取り外し可能で口が広く、内部に手やスポンジを入れて簡単にお手入れできます。

 

1.軽量&コンパクト

本体重量は約770g(※)なのでどなたでも持ちやすい軽さです。さらにコンパクトなので、置き場所にも困りません。

※本体のみ(電源プレートを含まない)

 

2. 使いやすい機能がいろいろ

スリムな注ぎ口と持ちやすいハンドルで湯量をコントロールしやすく、ドリップコーヒーも淹れやすい。本体の両側にある目盛り付きの窓で、湯量や沸騰状態がひと目で確認できます。

 

3. ハイパワーで約1分のスピード沸騰

カップ1杯分(140mL)なら約1分(※1)で沸騰。忙しい朝や急な来客でも大丈夫。清潔な水を飲みたい分だけすぐに沸かすことができます。電気代はわずか約0.73円(※2)。

※1 水温・室温23度の条件で、記載量が沸騰するまでの時間。沸騰後、しばらくすると自動電源オフ機能が働きます。
※2 電気代は1kWh/31円(税込み)で計算。自動電源オフ基準にしています。
*最低水量300mL以上でのご使用をお勧めしています。

 

4. 安心機能

うっかり倒しても安心!「転倒お湯漏れロック機能」付き。本体のフタ部分についた「給湯ロックボタン」が上がっている時は、「転倒お湯漏れロック機能」が働き、倒れてもお湯がこぼれにくい設計になっているためうっかり倒れてしまっても安心です。

※ボタンを押した状態(給湯)にすると、お湯を注ぐことができます。
※転倒お湯漏れロック機能が働いても、お湯が少量流れでる場合があります。

このほか、注ぎ口から蒸気が出にくい省スチーム設計でやけどのリスクを抑えます。オートオフ/空焚き防止機能で、消し忘れの心配もありません。

 

5. いつでも清潔

注ぎ口は、カバーが付いているのでほこりが入る心配がありません。本体の底面は、ウルトラポリッシュを採用しており、水あかが付きにくい仕様になっています。

 

6. お手入れも簡単

フタは取り外しが可能で、お手入れ時にもフタが邪魔になりません。口が広いので、内部に手やスポンジを入れてお手入れできます。

 

7. スタイリッシュな新デザイン

これまでのツヤのある質感からマットな質感にリニューアル。上品なデザインとおしゃれな形状で、キッチンやダイニングのインテリアに合わせやすくなりました。

 

アプレシア ロック 0.8L

■参考価格(税込み)*:7288円
■製品サイズW×D×H:約220 × 150 × 200mm
■製品重量(電源プレートを含む):約970g
■内容量:800mL

*本記事記載の価格は参考価格であり、再販売価格を拘束するものではありません。

 

「ジャスティン」シリーズもデザインとカラーバリエーションを一新

使いやすい大容量ケトル「ジャスティン」シリーズからも、デザインとカラーバリエーションを一新した「ジャスティン ロック 1.2L」が登場。

 

大容量1.2Lサイズは、3人以上のご家庭にぴったりなサイズで、飲み物のほかにも、パスタなど大量のお湯を必要とする料理シーンでも活躍します。新しいデザインは表面がマットで上品な質感になり、インテリアに馴染みます。

ありそうでなかった「外でも使える」電気ケトルに専門家も大注目!!

プロがヒットが予想される電源やアウトドア向き家電を厳選! 今回はSOTOMO「電気カフェケトル AKE-380」、サンコー「エレクトリックメスティン」ビクター「BN-RF1500」を紹介。

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

見やすいLEDランプでテラスやベランダで活躍“ソトでも”電気ケトル

SOTOMO
電気カフェケトル
AKE-380

実売価格7700円

ドリップコーヒーをおいしく淹れる相棒

家庭用電源で使用する電気ケトル。0.7Lまでのお湯を沸かすことができる。斜めになったハンドルや、適度に温度を下げつつ細く注げる注ぎ口は、コーヒーのドリップに最適。空焚き防止や沸騰すると自動的にオフになる機能を備え、安心して使うことができる。

 

プロも注目
屋外での使いやすさも考慮した電気ケトル。細い注ぎ口で、湯量を調整しやすく、コーヒーのハンドドリップなどにも適しています」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
外でも使いやすい仕様のおしゃれ電気ケトルはレア

一見、よくある電気ケトルだが、LEDライトの視認性やケーブルの強度など、アウトドアでの使用を想定した仕様がユニーク。屋内でも使えるので、日常用も兼ねる意味でコスパは高い。お湯があれば屋外でレトルト食品などを楽しめるのでキャンプ初心者にも最適だ。

■先進技術:3/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:5

 

火を使えない場所でもメスティン料理を楽しめる

サンコー
エレクトリックメスティン

実売価格7680円

卓上やテント内でも安心して調理できる

取手の付いた箱型の飯ごう「メスティン」と電気ヒーターのセット。煮る、炊く、焼く、温めるといった調理ができる。蓋も金属製で取手付きのため、フライパンとして使用することも可能。鍋・蓋ともにフッ素加工されているため、焦げ付きにくく汚れも落ちやすい。

 

プロも注目
キャンプでの調理器具として人気のメスティンを、電気ヒーターで使えるのは魅力的。テント内や車内で使いたい場合にも便利です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【ヒットアナリティクス】
火を使えない場所で活躍し家でキャンプ気分も味わえる

技術的には既存の電熱クッカーと同様だが、レシピの豊富なメスティン形状になったことで用途が大幅に拡大した。依然としてブームのアウトドアではもちろん、人気の高まっている車中泊や、自宅での“おひとりさまごはん”、ベランダ調理など利用できるシーンは多い。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:5/コスパ:4

 

安全性への配慮と長寿命を両立したスタイリッシュポータブル電源

ビクター
BN-RF1500

実売価格26万4000円

バッテリー劣化の進みにくい設計で長期間使い続けられる

デザイン性にも優れたポータブル電源。容量は1536Wh、定格出力は1500W(瞬間最大3000W)、充電時間は約3.2時間。充電の立ち上がりは急速充電し満充電近くでスピードを落とす機能や、自動で満充電に近い94%以上を保つ機能で、バッテリーへの負荷を軽減する。

 

プロも注目
コンセントの抜き差し不要な自動充電に加え、停電時に自動バックアップする機能が装備。約3000回充放電可能な長寿命がうれしい」(AVライター・野村ケンジさん)

 

【ヒットアナリティクス】
急速充電にも対応し室内でも重宝シンプルなビジュアルは意外と希少か

キャンプはもちろん、ベランダでのバーベキューや電源がない場合での作業でも重宝する。別売のソーラーパネルと組み合わせてエコなライフスタイルを実現することも可能。急速充電に対応しており約3.2時間でフル充電できる。シンプルなデザインも万人ウケ。

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:3

 

手で淹れるコーヒーがプロの味に⁉︎ ハンドドリップのために作られたティファールの電気ケトル

グループセブ ジャパンはティファールから、お湯の温度と注ぎ口にこだわり、家でもプロのようにドリップできる電気ケトル「カフェコントロール1.0L」を、4月より発売します。価格は1万8500円(税込)となっています。

 

ワンランク上のハンドドリップを実現し、お家時間を豊かに

本製品は、おいしいハンドドリップコーヒーに欠かせない要素である「お湯の温度」と「注ぎ方」にこだわり、自宅で淹れるコーヒーをワンランク上の仕上がりにしてくれる電気ケトルです。製品の最大の特徴である細い注ぎ口は、狙った場所に注ぎたい分量のお湯を注げる形状になっており、コーヒー粉の上に少量ずつ、ゆっくりとお湯を注げるようになっています。また、温度設定は40℃〜100℃まで8段階の設定が可能で、コーヒーのおいしさを引き出す80℃〜95℃前後の湯沸かしはボタン一つで完了。60分の保温機能も付いています。

↑少量ずつ、ゆっくりとお湯を注げるように設計された注ぎ口

 

本体サイズは、幅約170×奥行き290×高さ235mmで、内容量は1L、重さは約1150gとなっています。お湯が沸くと自動的にスイッチがオフになる設計です。シックなブラックのステンレスボディも魅力の一つで、キッチンだけでなくリビングに置いてもスタイリッシュに見えそうです。

 

お家のコーヒーをおいしく淹れることに特化した電気ケトル「カフェ コントロール1.0L」。新生活や長引くおうち時間のお供に、検討してみては。

「料理が得意なケトル」は本当だった! 温度調節できる「Re・De Kettle」でハマった「絶品お湯だけレシピ」

電気ケトルといえば、最近はオシャレなデザインのものが続々と登場しています。A-Stageの「Re・De Kettle(リ・デ ケトル)」もスタイリッシュなデザインが魅力のケトル。さらに「料理が得意なケトル」というキャッチコピーも付いているんです。

 

料理をする上で電気ケトルの出番といえば、油揚げの油抜きや青魚の臭みを取るのに使うのをイメージしますが、Re・De Kettleは下ごしらえだけではなく、調理での活用を提案しています。実際に本機を使ってどんな料理が作れるのか試してみると、予想以上にいろんな使い方ができるのがわかりました!

 

ホーローをイメージしたカフェケトル風デザインを採用

Re・De Kettleは、琺瑯(ホーロー)をイメージした質感で、カフェケトル風デザインを採用。食卓に置いても違和感のないブラックとホワイトの定番カラーが選べます。容量は300〜1000mLとなっており、一度にたっぷりのお湯が沸かせるのが魅力。

↑ケトル本体のサイズは幅260×奥行き135×高さ207mm 、質量は約0.6kg。定格消費電力は1200W

 

一般的な電気ケトルと同じで、本体を電源プレートにセットし、電源ボタンをタッチして加熱を開始します。これまで電気ケトルを使ってこなかった人も迷うことなく使い始められる、シンプルな操作性です。

↑電源プレートには空だき防止機能を搭載。ケトルに水が入っていない状態で加熱すると、3回ブザーが鳴り、エラーコードが表示される

 

Re・De Kettleの最大の特徴は、8段階の温度設定が可能な点。100/95/90/85/80/70/60/50℃での温度設定に対応しており、飲み物や調理に合わせて温度を変更できます。たとえば、玉露なら50〜60℃、煎茶なら70〜90℃、抹茶なら80℃、コーヒーなら80〜90℃、烏龍茶なら90℃、ほうじ茶なら95℃、紅茶・ハーブティーなら95〜100℃が目安です。

↑「電源」ボタンをタッチすると「100」と表示されるので、約3秒経過すると100℃での加熱が開始する。温度調節する場合は、「温度調節」ボタンを約2秒間タッチし続け、「95」が点滅表示されたら、温度調節ボタンをタッチして温度を選択。約3秒経つとその温度での加熱が開始する

 

この温度設定は調理でも有効です。野菜を洗うなら50℃、味噌汁を作るなら85℃、肉を加熱するなら100℃といった具合。普段、料理の下ごしらえをするときにお湯の温度をいちいち計ることはほとんどなかったのですが、指定した温度で沸かせるのは便利です。

↑調理にお湯を使うなら、たっぷり沸かしておきたいところ。ケトルの内部には約1000mLのMAX目盛りと約300mLのMIN目盛りがある。また、底面付近には温度センサーを搭載

 

実際に95℃設定でお湯を沸かしてみたところ、まずディスプレイ上に「25」と表示されました。これは現在の水温で、徐々に指定した温度に上がっていくのを確認できます。1Lの水が95℃になるのにかかった時間は約4分30秒。他社の電気ケトルを見ると、1L前後のお湯を沸かすのに4〜6分程度かかるので、ほぼ平均的なタイムでしょう。

↑湯切れのいい注ぎ口で、お湯がこぼれにくい。これならドリップコーヒーなどもおいしく淹れられそうだ

 

それとは別に気になったのが、最低容量が300mLという点です。1回につきカップ2杯分のお湯を沸かす必要があり、家族がいる人なら多く沸かせるのは便利ですが、ひとり暮らしだと毎回2杯分というのは少し無駄があるかも。もちろん、30分間の保温機能があるので、ゆったりお茶を飲みたいときに活用できます。

 

Re・De Kettleは汁物作りに大活躍!

「料理が得意なケトル」とあるので、まずは「缶詰茶漬け」を作ってみました。作るというほどのものではなく、ごはんに鰹節、鮭缶の具を載せて醤油を回しかけ、そこに海苔、わさびをのせて、玄米茶を注ぐだけ。普段、お茶漬けの素しか使わないので自分で具を用意して作るのは新鮮でしたが……これはなかなかイケる! 包丁とまな板を出していないのにきちんと料理をした気がしてきます。

↑鮭をたっぷりのせたら鰹節がきれいに隠れてしまった。この組み合わせは旨みが強く、ごはんとの相性がいい。これまで鮭缶をお茶漬けにする発想はなかったが、いつでも食べられるようにストックしようと決めた

 

この“ちょっとのひと手間”をかけたレシピは公式Instagramに掲載されており、フードディレクターの川上ミホさんが監修しています。ケトルを使う料理がぱっと思い浮かばなくても、公式サイトでレシピを参照できるのはいいですね。

 

お茶漬けに満足し、続いて作ったのが「ホタテの春雨中華スープ」。とにかく簡単に作れる一品です。器にホタテ缶を汁ごと入れ、鶏ガラスープの素、春雨、ちぎったサラダ菜を入れたら、お湯を注いで春雨が浸るようにします。あとは、春雨が柔らかくなったら軽く混ぜて、ごま油を垂らせば完成。こちらも包丁とまな板いらずで、身体がホッとするスープ料理に仕上がりました。これなら、スープジャーに入れてランチにするのも良さそう。

↑家で手軽にヌードルスープが作れる。ホタテの旨みがスープに溶け出し、思った以上に深みのある味わいが楽しめた

 

「豚と白菜のピリ辛しゃぶしゃぶスープ」はリピ決定!

今回、筆者が「これはリピ決定!」となったレシピが、「豚と白菜のピリ辛しゃぶしゃぶスープ」です。まずは、白菜の葉の部分はひと口大、芯は千切りにして、大きめのボウルに入れます。そこに、しゃぶしゃぶ用の薄切りにした豚肩ロース、塩を入れ、100℃のお湯をたっぷり注ぎます。Re・De Kettleなら1Lのお湯が沸かせるので、そのたっぷりのお湯を使って白菜と豚肉を加熱するわけです。

↑鍋を使わずに食材を加熱するのが斬新。加熱しすぎないのでお肉がパサつかず、しっとり仕上がる

 

お湯の粗熱が取れたらザルにあげて水を切り、器に盛り付けます。あとは、鶏ガラスープの素、刻んだザーサイ、醤油をかけて熱湯を注ぎます。お好みでラー油かごま油をかければ完成。

↑ザーサイにも油分があるので今回はそのまま食べたが、辛めの味付けが好みならラー油をたっぷりかけてもOK

 

食材はお湯に浸しただけなのに、豚肉はしっとり、白菜はほどよくシャキシャキ感が残っているのがすごい! 鍋で作るときに食感までは気にしていなかったのですが、一度この作り方を覚えたらハマりそうです。

 

公式サイトには「納豆キムチゲご飯」や「トロトロ和風スープ」、「バジルみそ玉」や「ラクサ風みそ玉」など、プロ監修ならではの本格的なレシピが掲載されており、これらも作ってみたくなるものばかり。「料理が得意なケトル」というキャッチコピーにも納得です。

 

Re・De Kettleの肝心のお値段は9900円(税込)となっており、他社の温度調整機能付き電気ケトルと比べると、若干割高な印象です。しかし、もう少し安い価格帯の電気ケトルは容量が0.6〜0.8Lのものが多く、1Lの容量を考えると妥当なラインではないでしょうか。

 

デザイン性と使い勝手のバランスが良く、プレゼント家電としても重宝するはず。キッチンに置く家電にこだわりたい人にとって、新たな選択肢になりそうです。

「出窓に置ける電気ケトル」があったとは!「見せ家電時代」の申し子、プリンセスの小粋なケトルをサクっとレビュー

筆者はオシャレという言葉にはほど遠いオヤジ記者。10年前にマイホームを手に入れたときには、優雅な休日を過ごすことを夢見て、妻と一緒にオシャレ雑貨をアレコレ買い漁ったものです。結果、統一感がなく、ただモノが溢れただけの家になってしまいました……(泣)。

 

そんななか、最近は妙にオシャレに目覚めた大学生の娘が、休日に紅茶を飲みたがる……というわけで、ここだけでもオシャレにしたい! と思い立ち、電気ケトルをプリンセスの「Kettle Stainless Steel Deluxe(ケトル ステンレス スティール デラックス)」(実売価格6350円)に変えてみました。プリンセスといえば、スタイリッシュなデザインでじわじわと人気になってきているオランダのブランド。電気ケトルは白、赤、黒の3色を展開しており、今回は白を選んでみました。

 

片手でフタが開くので水を入れる動作もスムーズ

↑サイズ/質量:W200×H200×D135mm(取っ手・電源ベース含む)/約820g↑サイズ/質量:W200×H200×D135mm(取っ手・電源ベース含む)/約820g

 

まずは、ケトルの機能のほうを見ていきましょう。まず、容量は1.0リットル。コーヒー1杯分の150ccなら約70秒で沸騰します。取っ手上部の開閉ボタンを押せばフタが開く仕組みで、片手でフタを開け、もう一方の手で蛇口をひねって水を入れるという一連の動作もスムーズにできます。ケトル本体をベースに乗せ、取っ手の下のスイッチを押し下げれば赤いランプが付いて加熱スタート。沸騰すると自動的にスイッチが跳ね上がって電源が切れる仕組み。空焚き防止機能も搭載しています。

↑取っ手上部の開閉ボタンを押せば蓋が開きます。写真奥が電源につながるベース↑取っ手上部の開閉ボタンを押せばフタが開きます。写真奥が電源につながる電源ベース

 

↑水量ゲージは取っ手の内側にあるため少々見づらいです↑水量ゲージは取っ手の内側にあるため少々見づらいです

 

↑水を入れてベースにセットしたら取っ手の下の電源ボタンを押し下げると電源ランプが赤く光り、電源が入ります↑水を入れてベースにセットしたら取っ手の下の電源ボタンを押し下げると電源ランプが赤く光り、電源が入ります

 

注ぎ口は曲線を描いていますが湯切れは良く、注ぎやすいです。注ぎ口の内側にはメッシュフィルターが装着されており、不純物を濾し取ってくれるのもうれしいところ。一つ注意したいのは、真空断熱構造ではないので、お湯が沸いたときにケトル本体がかなり熱くなること。沸騰直後は高熱になるので、本体を素手では触らないようにしましょう。

↑注ぎ口の曲線のカーブがやわらかい印象を与えます↑注ぎ口のカーブがやわらかい印象を与えます

 

↑注ぎ口の内側にはメッシュフィルターを搭載。汚れたら外して水洗いできます↑注ぎ口の内側にはメッシュフィルターを搭載。汚れたら外して水洗いできます

 

出窓に置いても違和感なくなじむデザインが見事

本機をじっくり使ってみて思ったのは、やはりデザインの力は偉大である、ということ。通常、ケトルは隠しておきたいところですが、「見せていいんだ」と、考え方がガラリと変わったのです。たとえば、リビングのダイニングテーブルに置いてみても、木目調のテーブルとうまくマッチ。シンプルでスタイリッシュなデザインがティーセットによく合いました。

20180218-s1 (3)↑ちょうどこの日は娘の誕生日。ケーキを買ってきて、家族が好きなアップルティーを入れて家族でお祝いしました。ティーセットとの相性もぴったり

 

また、本機を出窓に置いて、スマートスピーカーのAmazon Echoとホワイト系のインテリア雑貨と並べてみたところ、違和感なくしっくりとなじんでいました。いままでは、電気ケトルのデザインが良くないというのもあって、置き場所はキッチン、またはリビングからは見えない場所に隠すものと決まっていました。その点、プリンセスのケトルはダイニングテーブルに置きっぱなしでも違和感がなく、生活の邪魔になることがありません。

↑出窓にも置いてみました。スマートスピーカーのAmazon Echoとインテリア雑貨がホワイトだったので、ケトルも白を選んでみたところ、並べてみるとしっくりなじんでいます↑出窓に置いても違和感がありません

 

現在、クリーナーもインテリアを意識したデザインが増えるなど、生活家電もテレビやオーディオのようにリビングに置いたままでいい時代……つまり、「家電を見せる時代」になってきています。本機のように、調理家電でも置いておけるようなオシャレなモデルが増えるとうれしいですね。

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