ちなみにレコードショップというと、音楽マニアが集まる敷居の高いところというイメージを持たれている方も多いと思います。しかし、今のブームによって初心者が入りやすいお店も確実に増えています。たとえば、90年代から世界有数のレコードの聖地として知られてきた渋谷には、現在も多数のレコードショップが存在していて、今回、撮影に協力いただいた『Face Records MIYASHITA PARK』(2020年オープン)もそのひとつです」
東京・渋谷のMIYASHITA PARK内にある「Face Records MIYASHITA PARK」
左からJohn Coltrane(ジョン・コルトレーン)『A Love Supreme』、Curtis Mayfield(カーティス・メイフィールド)『Curtis』
ジャズ/John Coltrane『A Love Supreme』
「アナログレコードが似合うジャンルと聞いて古いジャズサウンドが思い浮かぶ人は多いでしょう。ジョン・コルトレーンは、数々の作品を残している名サックスプレイヤーですが、その代表作とも言えるのがこのアルバム。モダンジャズの最高傑作のひとつとも言われています。また、この時代のジャズ作品はジャケットデザインがめちゃくちゃかっこいいのも大きな魅力です」
ソウル・ファンク/Curtis Mayfield『Curtis』
「オリジナル盤は1970年のリリースですが、このアルバムに収録されている『Move On UP』はテレビ番組のBGMなどで聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。ちなみに写真のレコードは90年代に日本盤としてリリースされたものですが、日本盤特有の『帯』は海外のレコード愛好家にも『Obi』と呼ばれ親しまれていて、帯付き盤は非常に人気が高いです」
[取材協力] Face Records MIYASHITA PARK(フェイスレコード ミヤシタパーク店)
東京都渋谷区神宮前6-20 MIYASHITA PARK 南街区 3F
tel. 03-6712-5645
創業30年を迎えた中古アナログレコード専門店。そのなかでも、渋谷を象徴する商業施設「MIYASHITA PARK」に位置するFace Records MIYASHITA PARKでは、和モノや新譜を豊富に取り揃えています。開放的で立ち寄りやすい雰囲気のお店で、レコード初心者の方でも楽しめること間違いなし。わからないことがあれば、スタッフが丁寧にサポートしてくれます。(Face Recordsその他の店舗)
GetNavi Salon
トレンド情報誌「GetNavi」やモノ・コト・暮らしのレビューウェブメディア「GetNavi web」から派生したモノ系コミュニティ。
モノを買ったり、所有したりする「喜怒哀楽+得」を、「モノ」や「買い物」を愛するメンバーのみなさんと共有。“贅沢なモノ”ではなく、“贅沢にモノ”と出会い、それを語り合う機会や時間を作り出します。
■「自給自足LiVE-夏合宿編-」
2024年8月12日(月・祝)東京・中野heavysick ZERO 「オールバック限定ライブ」
※髪をすべてオールバック状態にまとめた人のみ(スキンヘッドの人も参加可能)
2024年8月13日(火)東京・中野heavysick ZERO 「第1部:学生限定ライブ」
※小中高生、専門学生、大学生・院生限定 「第2部:女性限定ライブ」
※普段女性として生活している人のみ
2024年8月14日(水)東京・中野heavysick ZERO 「白塗り限定ライブ」
※顔を白塗りにした人のみ
■「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」
2024年9月1日(日)大阪・Live House Pangea
2024年10月6日(日)宮城・LIVE HOUSE enn 2nd
2024年10月26日(土)福岡・小倉FUSE
2024年11月3日(日)愛知・栄R.A.D
2024年12月28日(土)東京・新宿MARZ
WEB
BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS
FRUITS ZIPPER●ふるーつじっぱー…アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループで2022年に結成。メンバーは月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルの7人。「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。2023年、第65回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。2024年5月18日・19日、日本武道館で単独公演を開催。1stアルバム「NEW KAWAII」が発売中。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(8/3(土)出演)などの夏フェスのほか、9月からは初ホールツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2024-AUTUMN-」を開催。公式HP/X/Instagram/TikTok/YouTube
FRUITS ZIPPER●ふるーつじっぱー…アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生したアイドルグループで2022年に結成。メンバーは月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルの7人。「原宿から世界へ」をコンセプトに、多様なカルチャーの発信地、個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。2023年、第65回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。2024年5月18日・19日、日本武道館で単独公演を開催。1stアルバム「NEW KAWAII」が発売中。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(8/3(土)出演)などの夏フェスのほか、9月からは初ホールツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2024-AUTUMN-」を開催。公式HP/X/Instagram/TikTok/YouTube
仲川 昨年はアイドルイベントにたくさん出させていただいたんですが、「来年はバンドさんやアーティストさんが出る夏フェスにも出まくりたいね」という話をメンバーとしていたんです。そしたら次々と夏フェスの出演が決まって。中でもうれしかったのが今年8月3日に開催する「ロッキン」(ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024)の出演でした。というのも昨年、お休みだったのでまなふぃ(真中まな)と二人でロッキンに行って、事務所の先輩のきゃりーぱみゅぱみゅさんと新しい学校のリーダーズさんのステージを観させていただいたんです。そのときに規模の大きさに圧倒されて、「来年ロッキンに出られたらいいね」と話していたら、本当に夢が叶って。言霊ってあるんだなと思いました。
1975年の結成以来、常に最先端の音楽を追求し続けてきたムーンライダーズ。CSのホームドラマチャンネルでは、そんな彼らの軌跡を追う特別プログラムを3か月連続で放送。バンド活動30周年を記念した2006年の日比谷野外大音楽堂でのライブ映像を軸に、彼らの音楽との向き合い方に迫った映画『マニアの受難』をはじめ、ニューウェーブ時代の名盤『カメラ=万年筆』の再現ライブ、さらには生涯現役宣言をしたのちの『moonriders LIVE 2022』など、どれもがムーンライダーズを語るうえで欠かせない映像ばかり。放送を前に、バンドのフロントマンである鈴木慶一氏にそれぞれの見どころをうかがった。
──そして2022年3月に『moonriders LIVE 2022』(8月18日放送予定)を開催。会場となった日比谷野外大音楽堂は前述の2006年のライブ以来、16年振りでした。当時のセットリストを振り返っていただけますか?
鈴木 このセットリストは本当に辛かった(笑)。話の時間を少し戻すと、2020年から始まったアルバム制作では48曲ほどデモが集まったのですが、それをアルバムにするには10曲ぐらいに絞らないといけなくて。でも、我々では選びきれないので、選曲してもらうために、信頼を置ける人たちで構成されたチームを作ったんですね。我々は彼らを「G.H.Q.」(Geek High Qualityの略)と呼んでいるんですが(笑)、その彼らにライブのセットリストの叩き台も作っていただきました。選んだ曲を見ると、ライブ会場が野音ということで、ビル街の野外で演奏することを意識して選んでくれたのかなと思います。
鈴木 そうですね……2006年から2020年の、そして2022年にいたるまでの経年劣化をご覧ください(笑)。いや、そこは観てもしょうがないか(苦笑)。でも、確実に変化はしていますからね。特に2006年はメンバー全員がステージにいる。これは我々にとってもすごく大きなことです。2022年にアルバム『It’s the moooonriders』を出した際も、最初はわりと気軽に作り始めたのですが、いざ作業を始めると、2013年に亡くなったドラムのかしぶち哲郎君の喪失感がものすごく湧いてきた。作詞・作曲する人が一人いなくなるというのは、アルバムの中にその人が作ってきたスペースがなくなるわけですから。その意味では、もし次にアルバムを作るとしたら、きっとまた全然違うでしょうね。今度はキーボードの岡田徹君までいないわけですし。こうした状況がいつか訪れるかもしれないなというのは、思ってもみなかったことでした。ずっとこのまま6人なんだろうなと思い続けてきましたから。だからこそ、6人全員がそろっている2006年の野音は我々にとっても非常に特別なものだと言えます。
【連続企画】ムーンライダーズセレクション
映画「マニアの受難」 ※テレビ初放送
7月7日(日) 午後7:30 – 午後9:15
映画「マニアの受難」より(C)2006 MediaCraft/White Noise Production
moonriders LIVE 2022(2022年3月13日(日)東京・日比谷野外音楽堂公演) ※テレビ初放送
8月18日(日) 午後5:45 – 午後8:15
moonriders LIVE 2022
ムーンライダーズSpecial Live 「カメラ=万年筆」(20220年8月25日 東京・渋谷クラブクアトロ)
9月放送予定 ※テレビ初放送
BiSが2024年2月にリリースしたアルバム『NEVER MiND』に収録されている「STiLL BE CHiLD」「NO CHOiCE」「LAZY DANCE」「なまえをよんで」の4曲について、現体制の5人ver.の音源が配信開始された。
「STiLL BE CHiLD」「NO CHOiCE」はAxSxEプロデュース楽曲、「LAZY DANCE」「なまえをよんで」はフルカワユタカ (DOPING PANDA)プロデュース楽曲となっている。
5月1日には、同アルバム収録の「R.U.N」「Sakura」「悲しみを纏う男たちの行進」のNEW TYPE Ver.をリリースしており、今回はそれに続く第2弾となる。現5人体制になってから、彼女たちを支えてきた楽曲の配信リリースにあたり、メンバーよりコメントも到着した。
クレナイ・ワールズエンドは「ライブで研究員と大切に育ててきた楽曲たちをNEW TYPE Ver.として配信リリースできました。新たな一面だったり、気づけなかった部分だったりを見つけて、もっと楽曲を好きになってくれたらうれしいです」と。
ナノ3は「新体制の私たちをたくさん支えてくれていた曲たちをNEW TYPE ver.として、配信リリースできることすごくうれしいです! 配信で楽しんでもらって、是非ライブでもこの曲たちのパワーを受け取ってほしいし、日常生活でもこの曲を聴いてみんなにパワーを与えられたらなと思っています」とメッセージを。
ヒューガーは「4曲とも、音源で聴く良さと、ライブで皆とつくりあげるという違った魅力を兼ね備えているので、このNEW TYPE Ver.をきっかけに興味を持ってもらえたら、是非気軽にライブにも足を運んでみてほしいです! 」と呼びかけている。メンバーからのコメント全文は以下に掲載。
メンバーコメント
■イコ・ムゲンノカナタ
ポジティブな歌詞でずっと支えてもらっている「LAZY DANCE」/ 「なまえをよんで」と研究員との結束力を強くしてくれた「STiLL BE CHiLD」/ 「NO CHOiCE」のNEW TYPE Ver.! 是非たくさん聴いてください!
■クレナイ・ワールズエンド
ライブで研究員と大切に育ててきた楽曲たちをNEW TYPE Ver.として配信リリースできました。4曲ともポップで寄り添ってくれる歌詞なので、聴けば聴くほど明るい気持ちになれます。新たな一面だったり、気づけなかった部分だったりを見つけて、もっと楽曲を好きになってくれたらうれしいです。
新体制の私たちをたくさん支えてくれていた曲たちをNEW TYPE ver.として、配信リリースできることすごくうれしいです! 配信で楽しんでもらって、是非ライブでもこの曲たちのパワーを受け取ってほしいし、日常生活でもこの曲を聴いてみんなにパワーを与えられたらなと思っています。たくさん聴いてくれたらうれしいです!
■ヒューガー
ライブでは既に定番曲になっているAxSxEさん、フルカワさんプロデュースの楽曲をNEW TYPE Ver.として配信リリースすることができ、すごくうれしいです。
4曲とも、音源で聴く良さと、ライブで皆とつくりあげるという違った魅力を兼ね備えているので、このNEW TYPE Ver.をきっかけに興味を持ってもらえたら、是非気軽にライブにも足を運んでみてほしいです!
配信情報
「STiLL BE CHiLD (NEW TYPE Ver.)」「NO CHOiCE(NEW TYPE Ver.)」 「LAZY DANCE(NEW TYPE Ver.)」「なまえをよんで(NEW TYPE Ver.)」
配信中
配信アルバム「NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)」
2024年9月4日(水)発売予定
ツアー情報
「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」
「ALL FOR BiS, ALL FOR YOU LiVE」
2024年9月1日(日)大阪・Live House Pangea
2024年10月6日(日)宮城・LIVE HOUSE enn 2nd
2024年10月26日(土)福岡・小倉FUSE
2024年11月3日(日)愛知・栄R.A.D
2024年12月28日(土)東京・新宿MARZ
僕は父親がギタリストなのですが、「これを聴け」と言われるようなことはなく、小学校3年生の時に自分でお年玉を貯めてiPodを買ったことが始まりです。父親が音楽学校の講師をやっていて、よく学校に置いてあったCDの音源を入れてきてくれたのですが、適当に入れてくるので好きな音楽と出合うのが難しく、もう自分でCDを買おうと(笑)。当時はお金がなかったのでBOOK OFFなどに通い、知っている名前を見つけては買うということをしていました。最初はBUMP OF CHICKENを好きになり、そこから邦ロックにハマっていき、高校生になると周りも音楽好きな人が多かったのでいろいろ教えてもらって。BUMP以外だとKANA-BOONやスピッツ、andymori、サニーデイ・サービス、ハヌマーン…などをよく聴いています。
DJ DRAGON まさに日本を飛び越えちゃっています! タイ、ベトナム、モンゴル、台湾、韓国の5か国のアーティストに来ていただける予定です。例えば、今年初参加の「Chillies(チリーズ)」というベトナムのバンドをご存じですか?
──すみません!勉強不足で存じておりませんでした‥‥。
DJ DRAGON いえいえ、それが当然の反応です。多分日本で生活していると知る由もないと思います。ただ、ベトナムではサブスクで最も聴かれているバンドで、日本でいうところの「ミスターチルドレン」みたいな扱い。その生演奏をわざわざベトナムに行かずとも茨城で見られるのはかなり胸アツなこと! しかも、今回は俳優の森崎ウィンさんとセッションするステージも披露する予定です。今年1月にコラボレーションした楽曲をリリースしたばかりで、それを日本で生披露するのは初めて。実は、森崎さん本人から「『Chillies』が出るなら出たいです!」と逆オファーをいただいて実現しました。
──「知らない」を理由にスルーするのはもったいないですね。
DJ DRAGON 絶対に見ていただきたいステージの1つです。ちなみに、Chilliesに限った話ではありませんが、ちゃんと出演アーティストの楽曲を予習してから当日を迎えるのをオススメします。やっぱり、知っている楽曲が流れてきたらうれしいもんです。ぜひ、毎日のように出演アーティストの楽曲を空気を吸うように聴いていただきたい。これまで触れてこなかった新ジャンルの扉が開かれると思います。あと新ジャンルといえば、今年は「エクディズ」こと韓国の人気バンド「Xdinary Heroes(エクスディナリー・ヒーローズ)」も来日します。いわゆる“K-ROCK”になります。
──K-POPはかなり浸透していますが、“K-ROCK”は初耳です。
DJ DRAGON 「韓国文化放送」(MBC)とコラボレーションするステージで登場する予定です。MBCさんから提案をいただいたことで今回実現したんですが、まだ韓国のロックバンドは日本にほとんど進出できていません。というのも、“ロック大国”と呼ばれる日本にはあまり需要がない。たくさんの人気ロックバンドがあって、曲や歌詞に込められたメッセージ性を楽しむ文化も根付いていますからね。一方で、若者を中心に日本人のファンを獲得できたK-POPは完成度の高いダンスを視覚的に楽しむ側面が大きいと思います。例えば、「New Jeans」にしても英語の歌詞の意味を理解できなくても若年層を惹きつける魅力がありますよね。日本国内では馴染がないかもしれませんが、エクディズをはじめとしたK-ROCKは海外ではヒットしています。そんなグローバルに活躍しているアーティストの存在を知れるのもLucky Fes’24ならではかもしれません。
──どうして、日本を飛び越えてアジア圏のアーティストを呼ぶことにしたんですか?
DJ DRAGON 昨年の「Lucky Fes’23」が終わって、堀義人総合プロデューサーと今年の話をした時に「次はアジアをやろうか」みたいな話になりました。最初は12か国を集める計画だったんですよね(笑)。ぶっちゃけた話をすると、アジアの有名アーティストを呼んでも動員には大きな影響はないんです。さっき紹介したChilliesも日本国内にファンはいますが、どちらかといえばニッチな存在には違いありません。ですが、堀さんとのコミュニケーションの中では「トライあるのみだよね」というふうにまとまりました。実際に、コロナ禍が明けてからの日本には都心や観光地を中心に訪日外国人が爆発的に増えていますが、そういったインバウンドに向けてのアピールを無視するわけにはいきませんからね。
──アジア圏を超えて世界に広げていく計画はあるんですか?
DJ DRAGON もちろん!しかしながら、まず世界の前に「フジロックフェスティバル」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、「SUMMER SONIC」のような誰もが知っているフェスにするのが目標です。そして、ゆくゆくは日本人のみならず訪日外国人にとって、旅の目的がLucky Fesになるのが最終ゴールです。現実問題、インバウンドの波はフェスにまで届いていません。そのほとんどがDJのいるような渋谷のナイトクラブには足を運んでいるんですが、アイドルやアーティストのライブにはほとんど来てくれません。ファンクラブで先行販売されるなどチケットの購入方法を含めていささか敷居が高くなっているのも否定はできません。その辺の問題を解決してフェスのために来日する外国人を呼び込んで茨城ひいては日本を活性化させたい!
DJ DRAGON わずか半年で準備しましたからね(苦笑)。「やるぞ!」という堀さんが号令を出したのは1月でした。3年間フェスの運営に携わってなおさら思うんですけど、半年でこれだけ大規模なフェスを作るのはあり得ないことなんですよ。堀さんも相談した人全員に「無理だからやめた方がいいですよ」と諭されたと聞いています。
──「茨城のフェス文化の灯を消すな!」が合言葉でしたよね。
DJ DRAGON 22年にロッキンが千葉に移転して茨城県民はかなりショックを受けていました。ひたち海浜公園を有名にしてくれたイベントで、僕ら県民一同にとって誇らしい存在でしたからね。僕の実家は土浦なんですけど、家族で集まった時にも「千葉に行っちゃうね……」と話題はロッキンがいなくなることばかり。普段、音楽にほとんど触れない体育教師の兄でさえもブルーな気持ちになっていたのには衝撃を受けましたよね。ロッキンはおろかフェスに行ったことない人がそこまで悲しむものなのかと。
──どのような流れで企画統括とブッキングを担当することになったのですか?
DJ DRAGON 個人的に「SANCTUARY」というお台場のダンスミュージックイベントを17年と18年に主催していて、堀さんがフェスをやると聞いて「なにかお手伝いできることがありましたら……」とSANCTUARYの資料を渡していたんです。そうしたら、「1回ミーティングしようよ!」と誘っていてだいて、運営プロデューサーの矢澤英樹君と堀さんの元に訪ねるや「よし、じゃあ、この3人でフェスやるから!」と伝えられて……。
──かなり軽い誘い方ですね!
DJ DRAGON そうなんです(笑)。でも、「どんな形になってもやり抜く」という堀さんの熱意はメチャクチャ伝わりました。その場でOKしたはいいですが、フェス当日まで苦しい階段を上がることになるんですよね。家族や友人からは「よくやった!」、「偉業だよ」と称えてくれましたがとにかく大変で、大変で……。この時点で2月だったんですけど、8月開催予定だったのが7月に早まってしまいましたし。
──想像もつかない地獄の日々が待っていたんですね。
DJ DRAGON プロジェクトをスタートしてみると苦労の連続でした。やはり、時間のなさと新規のフェスに対する不安感が影響してブッキングしたアーティストに断られてしまうんです。新参者のフェスがちゃんと集客できるかどうかも怪しいじゃないですか。アーティスト側としてもスカスカの会場で演奏するのは避けたいという意見がほとんどでした。“後釜フェス”なんて揶揄されることも珍しくありませんでしたよ。
──そんなアゲインストの風が吹き荒れる中でどのように活路を見いだしたのでしょうか?
DJ DRAGON 突破口になったのは「MAN WITH A MISSION」のブッキングでしょうね。今年も出演していただけるんですけど、もともと個人的に良いお付き合いをしていたのもあって、Lucky Fesを前向きなものとして捉えてくださっていたんですよね。あとは、茨城県出身のボーカルTOSHI-LOWのいる「BRAHMAN」が手を挙げてくれたのも大きかった。「え!? マンウィズ出んの?」、「BRAHMANが出るなら‥‥」みたいな感じでLucky Fesに対する信用が形成されていきました。そこから、「マカロニえんぴつ」や「Novelbright」が参加を決めてくれて一気に加速したイメージです。あと、ありがたいことに他局を含めて約30年間ラジオの世界に身を置かせていただいているおかげで形成された横のつながりにも助けられました。中でも「J-WAVE」さんには陰ながら多大なる協力をしていただいております。ライバル局のイベントなのに協力してもらえて本当に涙が出ました。
──豪華出演アーティストの中でも「水曜日のカンパネラ」はブレイクとドンピシャのタイミングでした。
DJ DRAGON ちょうど声をかけさせていただいたのがコムアイさんから詩羽さんにボーカルチェンジした時でした。そして、フェスの1か月前ぐらいに「エジソン」でスターダムを駆け上がった。用意していたのが一番小さいステージだったので当日はフレンズ(Lucky Fesの観客の愛称)でパンパン! 入場規制が必要なぐらい大盛況でした。やっぱり、自分らがオファーしたアーティストが世間に認められるのが感激の一言です。例えば、昨年「オトナブルー」でブレイクした「新しい学校のリーダーズ」もオファーをかけた23年初頭の段階では世間に見つかっていませんでした。そこから、ブレイクして、フェスに出て、そのまま「NHK紅白歌合戦」にまで出場しちゃうんですから。今年もブレイク前夜のアーティストを拝めるかもしれませんよ!
──初開催の2日目は「ヒップホップ」を中心にしたプログラムが組まれました。
DJ DRAGON 主催するLuckyFMで放送するヒップホップの番組と親和性を持たせるのが目的でした。ただ、前年にコロナ禍の中に愛知県で開催されたヒップホップイベントが矢面に立たされたのもあって、「海浜公園にならず者たちが集まってくるんじゃ……」と心配する声もチラホラ。「そんなわけないじゃん!」と一蹴したいところですが、ヒップホップ文化を知らない人たちにそう思われるのも致し方ない部分があるのは理解できます。それでも、Awichiさんをはじめとする名だたるメンバーが参加してくれたステージは最高でした。とはいえ、中高年がメインとなるラジオのリスナーにあまり刺さらなかったのは反省点です。やはり、原体験として若い頃に触れていたもんでないとエモーショナルな感情も抱きづらいですよね。
──どちらかというと中高年世代だと、昭和のビッグネームの方が馴染み深いですよね?
DJ DRAGON 杏里さん、石井竜也さん、相川七瀬さんをはじめとする昭和から平成にかけて活躍したアーティストの方が人気でした。リスナー層は1日目、若い世代が2日目に集中した印象です。そのバランスをうまくMIXさせるためにプログラムを作成する時には頭を悩ませています。さすがにKREVAさんぐらいメジャーな方であればジャンルを超えて知名度がありますが、いわゆるクラブやライブハウスが主戦場になるヒップホップは中高年のリスナーが出会うキッカケがありません。それでも、「Creepy Nuts」のように令和の時代にもヒップホップの垣根を超えるアーティストは存在します。世代を問わずに複数のジャンルの音楽を引き合わせたい。ちなみに、ウチの小学生の娘なんか「マキさんが一番よかった!」と大黒摩季さんのパフォーマンスが一番の思い出になっているみたいです(笑)。
来場者数は右肩上がりで収益も赤字から黒字へ
──まさに固定概念やジャンルに縛られるのは損なのがわかりました。
DJ DRAGON 実にもったいないですよ。アイドルの楽曲を全く聴いてこなかった人も世の中には一定数いると思いますが、例えば女性アイドルグループ「AMEFURASSHI」はビックリするぐらいかっこいいですよ! 楽曲がスタイリッシュなのはもとよりK-POPに負けないぐらいパフォーマンスもキレッキレ。昨年、彼女たちの初フェスがLucky Fesでした。今年もパワーアップした彼女たちのパフォーマンスが楽しみです。
──人気男性アイドルグループ「NEWS」も出演するんですね。
DJ DRAGON 多分、ライブでは茨城初上陸じゃないですか? 普段はドームツアーのような大きい箱でのライブ活動が主だけにかなりレアです。もちろん、NEWS目当てに来てくれるフレンズもたくさんいると思います。ぜひとも、普段聴くことのないアーティストと出会うキッカケになってくれたらうれしいです。フェスで人生観が変わるとまでは言えませんが、確実に人生が豊かになる体験の1つ。ラジオのリスナーさんでLucky Fesに足を運んでくれた60代の方が何人もいましたが、一様にして「(フェスの見方が)変わった」とおっしゃってくれました。音楽好きのマニアックな人たちだけが楽しめるイベントではないことはお約束できます。
──かつては個人協賛者席の存在が賛否を呼んだこともありました。
DJ DRAGON ネガティブな声もありましたが、社会的に立場のある人たちを招待するためには必要な措置だったと考えています。それでも、最初から最後まで個人協賛者席に滞在する人はほとんどいませんでしたよ。気がついたら、前の方に移動して他のフレンズたちと混ざっていました(笑)。堀さんに誘われて来たある経営者の方も「息子とのコミュニケーションの話題です」と報告してくれました。Lucky Fesが家族の共通言語になるのは理想中の理想ですよね。
DJ DRAGON 「目標は大きく」という堀さんのスタイルです。ただ、現実としては10万人台という数字はかなり高いハードル。かなり厳しい目標だとは思いますが、現時点でチケットが昨年の倍のスピードで売れているんです。やはり、フェスの知名度が広がったことが影響しているのでしょう。6~8万人は目指せる固い数字だと思います。
──メディアでは厳しい収支の部分も報道されていました。
DJ DRAGON 全部、正直に公開しちゃっていますからね(苦笑)。数字が表すようにとんでもなく火の車ですよ。そもそも、あの規模のフェスをイチから立ち上げて数年で採算ベースに載せること自体が厳しいチャレンジ。それを堀さんが私財をはたいて開催しているわけです。その背景を知るだけに僕らスタッフは必死にやるしかないと思います。なんとか今年は黒字に持っていきたい。現時点では非現実的ではないと考えています。
──会場のひたち海浜公園は都心からのアクセスの悪さを危惧する声も絶えません。
DJ DRAGON まず、都心の人たちが思っている以上に近いという事実をお伝えしたい(笑)。JR品川駅から会場最寄りのJR勝田駅までは特急1本で約1時間30分。そこからシャトルバスで15分~20分程度ですからね。そりゃ、遠方と言われれば遠方なんですが、都内まで勝田から通われている人はたくさんいると思います。実はブッキングする上でも会場は利点になっているのが事実。アーティスト側からしたら遠くない認識みたいです。
──では、気をつけるべきは暑さ対策でしょうか?
DJ DRAGON ちゃんと帽子を被って、日焼け止めを塗って、こまめに水分補給をしてなどの熱中症対策さえしていれば想像しているよりも暑くないと思います。昨年はメインだったウォーターステージの照り返しがとんでもなく暑かったんですが、今年は大草原に移ったので幾分かラクになると思います。木陰もありますし涼しい風も吹くんですよ。入口からは少し歩きますが、2つのメインステージが隣接しているだけにトータルの歩行距離は短くなっています。繰り返しになりますが、熱中症対策と雨天時の雨合羽類をお忘れなく!
──改めて、堀総合プロデューサーとはどんなキッカケで知り合ったんですか?
DJ DRAGON 約8年前からLucky FMで毎週金曜日に番組をやらせていただいているんですが、当初から「今日飲みに行こうよ!」というノリで収録後に飲みに連れ出していただく仲だったんですよ。
──いささかフランク過ぎる気がしますが。
DJ DRAGON そうなんです(笑)。有名企業の社長さんからフェスに来るフレンズまで誰とでも気さくに話している印象です。X(旧Twitter)もマメにチェックしているみたいで、Lucky Fesについての投稿を見つけると自ら「いいね」したりしますからね。しかも、「フェス会場のトイレの数は大丈夫かな?」という投稿に対して「ちゃんと〇箇所あるから安心してください」というリプライまで自分で返してしまう。
──さながら広報担当の立ち回りですね。
DJ DRAGON 「フレンズたちの満足度が高いフェスにしなくてはダメだ!」という思いを常に考えている人なんです。時には悪態をつくような投稿もあるんですが、そういうのにもちゃんと返信しちゃいます。あまりの距離の近さにアンチから一転してファンになってしまう人も少なくないんですよね。ぜひ、会場で見かけたら声をかけてみてください。
声優、アーティストとして活躍する愛美が約2年ぶりとなるアルバム『LIVE IT NOW』をリリース。今作で彼女がテーマに掲げたのは“ライブ”と“人生”。ファンへの思いや自分が歌を歌うことの意味、そしてこれまで以上にロックな一面を打ち出した楽曲など、多彩なコンセプトを持った楽曲が並ぶ一枚に。7月からスタートするライブへの意気込みと合わせて、新たに収録された楽曲へのこだわりをうかがった。
愛美 確かに! 純粋に『LIVE IT NOW』のコンセプトに合わせて楽曲を選んだらこうなりました。『ザ・センセーション』はもともとライブで盛り上がれる曲を想定して作ったものなので、絶対に入れたくて。また、もう一曲の『ステラメロウディ』はリリースした時からファンの皆さんからの評判がすごく高かったんです。“推し”に対する気持ちを歌詞にしたもので、《推しは推せるときに推せ!》という名言もあるように(笑)、その気持ちってまさに『LIVE IT NOW』のテーマに合うなと思ったんです。
音楽に目を移せば海外でも、バブル前夜の日本を席巻した「シティポップ」が若者の間で人気。竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がYouTubeで7千万回近い再生数を記録(現在はアカウントが閉鎖)したのを火付け役とし、世界的なR&B歌手、ザ・ウィークエンドの『Out of Time』では、1983年にリリースされた亜蘭知子の『Midnight Pretenders』がサンプリングされるなど、熱狂的に迎えられました。足元の日本ではシティポップのレコードを集める若者も珍しくありません。
しかしそれが爆発的な動きになったのは2017年頃から。竹内まりやの『プラスティック・ラブ』がネットやSNSでバズったのがきっかけです。それを追うように、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』も大ヒットしました。動画配信などによって日本のシティ・ポップが海外でも聴けるようになり、’80年代風のレトロ・モダンな音楽をディグしていた海外のDJたちが、気持ちよく踊れる音楽として、日本のシティ・ポップに着目したのです。さらに、自宅PCで音楽を作って楽しんでいるような海外のオタクたちが、シティ・ポップの曲をサンプリングに使ったり自作曲の元ネタにして、それがネット状で拡散していく現象が起きました。これは“ヴェイパーウェイヴ”と呼ばれます。
写真中央が、松原みき「真夜中のドア〜Stay with me」の12インチシングル盤。撮影協力=タワーレコード渋谷店
Q.6 シティポップの代名詞となるようなアーティスト・楽曲を教えてください。
「先ほど挙げた竹内まりや『プラスティック・ラブ』、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』が筆頭ですが、泰葉『フライデイ・チャイナタウン』、大貫妙子『4:00AM』など、たくさんあります。アーティストとしては山下達郎が代表格。角松敏生や杉山清貴&オメガトライブがそれを追う感じでしょうか。でもDJたちが火付け役なので、まったく無名のアーティストだったり、有名シンガーでも全然注目されていない曲だったり、それこそ100枚しかプレスされなかった自主制作盤だったり、どこから当たり曲が出てくるかは全然予測できません。その当時はまったくヒットせず、アルバム1枚で消えてしまった間宮貴子や秋元薫のようなシンガーのアルバムが、再評価によりCDやアナログ盤で何度も復刻されることも起きています」
「ホントの入門編なら、まずは竹内まりや『プラスティック・ラブ』、松原みき『真夜中のドア〜Stay with me』、山下達郎の『Sparkle』『Ride On Time』あたりでしょうか。ベテラン勢をそこそこチェックし終えたリスナーなら、RYUSENKEIの最新作『ILLUSIONS』、土岐麻子のベスト・アルバム『PEPPERTMINT TIME』、ジャンクフジヤマのカヴァー集『憧憬都市〜City Pop Covers』といった、現在活躍中の中堅世代のシティ・ポップ作品が面白いと思います。
若手では Goodbye Aprilという4人組が、『真夜中のドア〜Stay with me』を作曲した林哲司さんとコラボレイトしたり、EPOとジョイント・ライヴを行なうなど、積極的に世代を超える動きを見せていて興味深いですね」
BiSが5月5日(日・祝)に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の初日公演を東京・Spotify O-Crestを開催し、会場を埋め尽くした研究員とともに熱狂のステージを展開した。以下、レポートを掲載する。
BiS(photo/大橋祐希)
ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」は、BiSメンバーがプレイヤーとマネージャー業務を兼務していくという新体制で迎える初めてのツアーで、関東全都県で全10公演開催される。当日はツアー開幕を祝福するような晴天に恵まれ、会場に集まった研究員のテンションは開演前から頂点を迎えているような熱気であふれていた。
Huluの⽉額⾒放題サービスでは現在、『NOGIBINGO!』『乃⽊坂スター誕⽣︕』『ノギザカスキッツ』『乃⽊坂どこへ』といったグループの冠番組や、乃⽊坂46メンバー総勢21名が出演(3期⽣は総出演)した2019年放送のドラマ『ザンビ』、2015年公開のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ⽅ Documentary of 乃⽊坂46」、2018年・2019年に上演された舞台「乃⽊坂46版 ミュージカル『美少⼥戦⼠セーラームーン』」など、乃⽊坂46メンバーが出演する映像作品を多数配信中。
今回配信される楽曲は、Age Factoryプロデュース楽曲「R.U.N (NEW TYPE Ver.)」「Sakura (NEW TYPE Ver.)」とfOULプロデュース楽曲「悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)」の3曲。
AxSxE、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、中村弘ニ(ナカコー)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュース楽曲は後日配信予定となっている。
また、クラウン ミュージックストア限定で、配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』の特典付き商品も発売が決定。アルバム収録11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターのトーク会に参加できる特典付き商品や、各メンバーの動画メッセージが付与される商品など全9商品が6月10日(月)より発売開始される。なお、特典付き商品のうち多くが数量限定とのことで、早めのチェックが必須となりそうだ。
リリース情報
■「R.U.N (NEW TYPE Ver.)」/「Sakura(NEW TYPE Ver.)」/「悲しみを纏う男たちの行進(NEW TYPE Ver.)」
1983年にデビューし、85年の解散までわずか2年8か月の活動の中で「ふたりの夏物語」、「君のハートはマリンブルー」「SUMMER SUSPICION」など数々のヒット曲を発表。2023年、デビュー40周年を機に再集結、現在「FIRST FINALE TOUR 2024」と題して全国ツアーを開催する彼らが、40年ぶりにメンバーそろって激レア&ファイナルテレビ出演へ。
彼らのヒット曲の多くを手がけたのが、去年デビュー50周年を迎えたシティ・ポップのレジェンド作曲家・林哲司。今回は、杉山清貴&オメガトライブが林哲司の名曲を披露する。近年のシティ・ポップブームのキッカケになった、松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」、中森明菜の1984年のヒットチューン「北ウイング」をカバー。そして、オリジナル大ヒット曲「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」を、バンドとしてNHK初披露。
HONEST BOYZ®としては、2016年に「PART TIME HERO」という楽曲をリリースし、その後もスローペースではあるのですが曲を定期的に出していたんです。そこから曲が溜まっていく中で、「アルバム出したいね」という話はメンバーの中でも何度か上がっていて。でも、タイミングを見計らっていくうちに時間が経ち、コロナ禍がやってきたりもして、やっと準備を終え、気持ちが整ったのが今だったという。でも、それもミーグリで「HONEST BOYZ®アルバム出さないんですか?」とか「ツアー待ってます」ということを言ってもらって、覚えてくれてるんだなと思えたのが大きかったですね。曲もそろったし、ツアーをやるんだったらアルバムを出せば皆さんにもツアーをイメージしてもらいやすいかなというのがあり、アルバムリリースとツアーを同時に発表しようということになりました。
◆DEAN FUJIOKAさんを客演に迎えた「TOY BOY feat. DEAN FUJIOKA」をはじめ、NAOTOさんの青春である小沢健二さんの名曲「ラブリー」のカバーなど、多彩なラインナップをご自身はどう感じていますか?
アイナ・ジ・エンドやBiSらを擁する音楽事務所WACK所属の13人組アイドルグループ・GANG PARADEが、初の公式LINEスタンプ「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ第1弾」を発売決定。さらに全国の飲食店などのBtoC店舗に向けて、「遊び場加盟店」企画の開催及び加盟店募集を開始した。
GANG PARADE
メンバーのココ・パーティン・ココが運用する非公式ステマX(旧Twitter)アカウント「ニノパテちゃん@ココ大好き」が、公式LINEスタンプの販売を匂わせる画像を投稿。突如現れた発売されていないはずの公式LINEスタンプ画像に、多くの遊び人(GANG PARADEファンの総称)が驚きと盛り上がりを見せる中、それに続く形でGANG PARADE公式から正式に公式LINEスタンプ「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ」第1弾のリリースが発表された。
GANG PARADEからは初の公式LINEスタンプリリースとなり、イラストとデザインは、DECO*27「ルーキー」「ゾンビ」や ヨルシカ「老人と海」などのMVディレクションを手掛け「映像作家100人」にも選出されたDMYM/No.734が担当。「ENJOY PLAY!! GANG PARADEスタンプ」というタイトルの通り、メンバーの楽しげなイラストが目を引くかわいらしいイラストデザインとなっている。
このたび番組エンディングテーマが、4月ソロデビューする生田絵梨花の「No one compares」(作詞・作曲:生田絵梨花 編曲:Takahito Nakamura)に決定。コロナ禍のステイホーム期間に生田が作詞作曲を始め、最初に作った一曲となっている。
池光靖弘プロデューサー コメント
経済は私たちの生活全般に深く関わっています。楽曲の提供をお願いする際、番組のコンセプトとともに「ビジネスの第一線に立つ人々が明日へ向かって踏み出す一歩を応援していきたい」という番組に込める私たちの思いを伝えさせていただきました。「No one compares」とは、比べられるものはない、という意味になります。想定外の出来事が起こり、価値観も大きく転換している現在、日々の営みを続けていく中では「経済をスキルにする」ことが欠かせません。ビジネスに頑張る現役世代を応援する経済番組として、「比べられるものはない」番組を目指していきます。
モニターの映像が、花から廃工場へと切り替わり、1曲目は「SPIN」でスタート。ミュージックビデオの世界観を再現すると、吹雪の映像が流れる中、クールなダンスナンバー「SENSITIVE」、「Love is love」へと続く。さらに、鈴木萌花がソロ曲「Snow Drop」を披露し、他の3人がダンサーとして、鈴木のパフォーマンスを盛り上げる。そして、レーザーに煽られながら、クラップで盛り上がる「DROP DROP」で、「冬」ブロックは終了。
「ダラディギドンドン!」というコールとフリがおなじみの「Magic of love」、「Batabata Morning」とライブの定番曲が続くと、初期の人気曲「バカップルになりたい!」へ。4人それぞれがバッグを持って、台上で踊る振り付けとパフォーマンスが印象的だった。ここ最近のクールな楽曲が並ぶセットリストの中に、突然組み込まれたキュートな初期曲は大きなアクセントに。これもワンマンライブならではの演出だろう。リリースから時を経て、大人になったメンバーが歌う「バカップルになりたい!」は、「春」ブロックの中でもひと際大きな声援が上がり、存在感を示していた。
青い照明と雨の映像の中、愛来がソロでR&Bナンバーの「Blue」を披露。その歌唱力でファンを魅了したところで、再び4人がそろい、「One More Time」、リアレンジして配信リリースされた「差し出された手をあの時握ってたら運命変わってたかな?」へと続く。この曲では、真っ直ぐな眼差しでステージ前方で歌う4人の表情を温かく見守るファンの姿が印象的だった。まさに、これからの季節にぴったりな、新生活の始まりに背中を押してくれるような応援歌で「春」ブロックを締めくくった。
AMEFURASSHI(photo/笹森健一)
会場に波の音が流れると、季節は「夏」に。ラテン調のBGMに乗せて、メンバー4人はダンスしながら、ブラウスを脱ぎ、カラフルなトップスの夏衣装へとチェンジ。ヘッドセットマイクで「Blow Your Mind」、「Fly Out」と夏フェス定番曲で盛り上げる。さらに、最近カラオケにも入った人気曲「Tongue Twister」へ。早口言葉のパートで、クラップとコールで盛り上がる一体感はもうライブではおなじみの光景だ。
続いて、「まだまだ盛り上がっていくよー」と煽りながら、人気曲「Drama」へ。おなじみのカニダンスのパートが来る度に、客席からは歓声が上がる。そして、夕陽のような照明に照らされる中、市川のソロでのダンスパートを経て、「雑踏の中で」へ。さらに、台の上に4人が並び、「UNDER THE RAIN」へと続く。モニターに映し出される夕日と歌詞をバックに「UNDER THE RAIN」を力強く、凛々しく歌う4人の立ち姿は、この日のハイライトのひとつだったと言ってもいいだろう。
<SET LIST>
M1.SPIN
M2.SENSITIVE
M3. Love is love
M4.Snow Drop
M5.DROP DROP
M6.メタモルフォーズ
M7.グラデーション
M8.Magic of love
M9.Batabata Morning
M10.バカップルになりたい!
M11.Blue
M12.One More Time
M13.差し出された手をあの時握ってたら運命変わってたかな?(AMEFURASSHI version)
M15.Blow Your Mind
M16.Fly Out
M17.Tongue Twister
M18.ALIVE
M19.Secret
Drama
M20.雑踏の中で
M21.UNDER THE RAIN
M22.ミクロコスモス・マクロコスモス
M23(EN1).MICHI
M24(EN2).Lucky Number
M25(EN3).Colors
NHK MUSIC SPECIAL『サザンオールスターズ~シン・ニッポンの“馬鹿でごめんよ”ライブSP完全版~』(NHK総合 ※北海道・佐賀県を除く 午後4時30分)が、3月3日(日)に放送される。
2023年、デビュー45周年を迎えたサザンオールスターズ。昨年2か月連続で放送された『サザンオールスターズ45周年特別企画「シン・日本の夏ライブSP!!」』(8月放送)、『サザンオールスターズ特別番組~45年経っても“馬鹿でごめんよ”~』(9月放送)の2つのNHK MUSIC SPECIALを組み合わせた豪華完全版を送る。
加えて、中西はクリス・ハート(2回目ゲスト)とKiroro「未来へ」、Penthouseの大島真帆(3回目ゲスト)とDREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」をセッション。それぞれのセッションについて、中西は「クリス・ハートさんには、最初に引っ張っていただいて。それで落ち着いて歌うことができました。(声の)重なりがきれいに感じられて気持ち良かったです。Penthouseの大島さんと歌わせていただいた時には、ユニゾンの最後の一音の消えるところまでぴったり一緒で、気持ちが同じ方向に向いていると肌で感じられて、すごくうれしかったです」と感想を述べた。
前述したように番組のホストアーティストとして八面六臂の活躍を見せる黒沢だが、実は『Spicy Sessions』を誰よりも楽しんでいるのも彼だ。クリス・ハートのオリジナル曲「I LOVE YOU」を番組での歌唱曲に選んだ理由が「歌いたかったから」。Penthouseの浪岡真太郎、大島真帆と歌った、徳永英明「壊れかけのRadio」では、サビでボルテージが上がり、のけぞるように高音をシャウトする浪岡の様子に「いっちゃってるな、楽しそうだなって、ニヤニヤしちゃった」と感想を述べている。
乃木坂46の誕生日を祝う、今回の生配信。3月7日(木)〜10日(日)にさいたまスーパーアリーナにて開催する「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」をより一層楽しんでもらうため、過去の「BIRTHDAY LIVE」を振り返る企画も予定。また、「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」に関する新たな情報解禁も予定している。
そして、横浜銀蝿の代表曲でもある「ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)」をトリビュートアルバムに参加した全アーティストで作り上げたTrackもアルバムに収録され、その楽しい収録現場の雰囲気が収められたMVも初回限定盤DVDに収録される。またボーナストラックとして、現在進行形の横浜銀蝿を感じられる彼らの新曲も収録されるとのことで、こちらも見逃せない。
さらに、トリビュートアルバムに参加した全アーティストが出演する、銀蝿フェス「横浜銀蝿 斗璃美勇徒 笛洲帝罵琉 全員集合 Ginbae Tribute Festival !」の開催も発表に。横浜銀蝿のお膝元でもある横浜のKT Zepp Yokohamaで5月10日(金)、5月11日(土)の2DAYS開催だ。今回の発表に合わせて、参加アーティストからのコメントも到着した。コメント全文は以下に掲載。
若井:若井的には「Wow wo wow」がきたかと。というのも、私は「My Bright…」というソロ曲を持っているのですが、それもファンの方々が「Wow wo wow」をめっちゃ言ってくれる曲なんですよ。だから、ついにライバル曲がきたかと思いまして(笑)。でも、「Wow wo wow」はやっぱり盛り上がるので、早くライブでみなさんの声を聞きたいですね。基本的に歌詞の【】の部分はファンのみなさんにかけ声を任せたいと思っています。i☆Risの曲というよりかは、i☆Risとファンが一緒に歌うことで完成する曲なんじゃないかな。みんな、頼みます(笑)!
芹澤:最近はあえてアニメや声優アイドルの王道から外す曲がi☆Risは多かったのですが、この曲は王道のカッコいい曲で、ファンの方々も最高潮に盛り上がれると感じています。アニメを彩る数々のアニソンを制作されているElements Gardenさんは、ファンの欲しい曲が分かっているんだろうなぁと思いました。「Wow wo wow」や「Yeah!」の部分は、ぜひファンのみなさんに声を出してもらいたいですね。ライブでメンバーとぶつかり合いましょう!
昨年12月東京・立川ステージガーデンから始まった夏川椎菜のライブツアー『LAWSON presents 夏川椎菜 3rd Live Tour 2023-2024 ケーブルモンスター』。1月21日(日)には神奈川県民ホール大ホールにて最終公演が行われ、夏川椎菜と“ヒヨコ群”(ファンの総称)の交流が織りなす最高に熱いライブ空間を展開した。
声優・アーティストとして活動する岡咲美保の1stワンマンライブ「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」が、2024年1月27日に神奈川・関内ホール 大ホールにて開催された。彼女にとって初となるワンマンライブでは、持ち歌すべてとなる全23曲をバンドメンバーと共に披露。最初から最後まで大きな声援が鳴り止まない、「チーム岡咲」の結束力が証明されるライブとなった。その模様をレポートする。
また、「あと、ちょっと」が1月28日より各音楽配信サービスで配信されること、2ndアルバムに収録される新曲「カナタボシ」がTVアニメ『THE NEW GATE』EDテーマに決定したこと、本ライブの振り返り特番が2月27日(火)20時~ニコニコチャンネルで配信されること、ライブの模様が2月28日(水)にU-NEXTで独占見放題配信されることなどにも触れた。
「Miho Okasaki 1st LIVE 2024〜キラメキブルーム〜supported by animelo」
2024年1月27日(土)関内ホール 大ホール
SET LIST
1.ハピネス
2.ペタルズ
3.MY SPIRAL
MC
4.キボウノレシピ
5.好きじゃないよ
6.Maybeヒロイン
MC
7.ファンタジック♡ファンファーレ
8.Popping Moments
MC
9.アンビリバボーアンセム
10.ワラウカドニハ!
11.バブルス
バンドコーナー
12.ココロトラベル
13.琥珀の心音
14.魔法の言葉
15.カレイドスコープ
MC
16.フリージア
17.Rainy Smiley
MC
18.ミラー
19.Starting Bell
MC
20.インフィニット
【ENCORE】
21.Dream In Wonderland
MC
22.あと、ちょっと(新曲)
MC
23.ALRIGHT!
このたび、「めざましライブ30周年フェス」ファイナルの東京ガーデンシアター2DAYS公演の第1弾アーティストが発表された。3月16日(土)は、Novelbright、キタニタツヤ、BOYNEXTDOORが出演。2013年結成の大阪発5人組ロックバンド・Novelbright。インディーズ時代からSNS・口コミで人気が全国に広まり、2020年にメジャーデビュー。「Walking with you」「ツキミソウ」「愛とか恋とか」の3曲がストリーミング総再生回数1億回を突破。2021年度の『めざましどようび』テーマソング「ハミングバード」を手がけ、コロナ禍でバーチャル開催された「めざましライブ」に出演した。
HYBE傘下のレーベル・KOZ ENTERTAINMENTからは昨年デビューしたボーイグループ BOYNEXTDOORの出演が決定。1st EP ’WHY..’ではオリコンデイリーアルバムランキング(2023年9月4日付)で1位を獲得、デビューから間もないながら「Melon Music Awards 2023」のグローバルライジングアーティスト賞など、すでに8つのアワードを受賞。日本のテレビ番組初インタビューとなった『めざましテレビ』出演時には日本語での早口言葉を披露するなど、ステージでのパフォーマンスのみならず多彩な魅力を発揮した。
岡崎体育は、2016年メジャーデビューし、「第20回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門新人賞を受賞。2019年にはさいたまスーパーアリーナでワンマン公演を行い、史上初となる“1人vs18000人”のコンサートを成功させた。音楽活動以外にもマルチに活動し、昨年は俳優として大河ドラマ『どうする家康』(NHK)にも出演。“めざましじゃんけんTIME!Are you ready?”でおなじみの「めざましじゃんけん」のタイトル曲を手がけ、『めざましテレビ』のハロウィンイベント「T-SPOOK」や夏の「めざましライブ」、番組25周年ライブに出演した。
「LDH Presents THE GIRLS AUDITION」でグランプリを獲得したRUIと、ファイナリストのYUNA、HINATAからなる3人組ガールズユニット・iScreamが、1月17日(水)に待望の2ndアルバム「Selfie」をリリース。“自撮り”という意味があるこの言葉で、「私」そして「私たち」をこのアルバムを通して写し出したいというメンバーの想いが込められている。
iScream 左から)RUI、HINATA、YUNA
そんな本作のリリースに当たって、iScreamのRUIさん、YUNAさん、HINATAさんがTV LIFE webに初登場。「Selfie」の魅力や聞きどころをはじめ、グループでの思い出や今後の目標などを語っていただきました。キュートな“自撮り”のお写真にも注目です!
HINATA:「Heart of Gold」です。これは何十曲もデモを聞いた中で、3人とも「これを1曲目に入れたい」と意見が一致した楽曲で。まず曲調がカッコいいですし、歌詞も私たちの3人の絆や将来に向けての熱い思いが描かれていて、パフォーマンスしていても思わず感動してしまう、まさに1曲目にふさわしい楽曲だと思っています。
RUI:私は「Heart of Gold」も大好きなのですが、「iSyyy like that」もお気に入りの1曲です。2年前に「Scream Out」というダンサブルな楽曲をリリースしたのですが、「久しぶりにこういうカッコいい楽曲をやりたいね」とみんなで話していた時にこの楽曲と出合うことができて。ビートが重くクールで、凛とした強い女性を描いており、ステージでパフォーマンスをするのがすごく楽しみな楽曲です。
YUNA:私は「Like A Flower」。iScreamでは今までやったことがないR&B調の楽曲で、歌詞がいい意味でちょっと難しいのですが、そこが私はすごく魅力的だなと思っています。例えば、Aメロではスマホを見ている女性を描いているのですが、それを違った視点から表現しているのがおしゃれで…。そして、タイトルも大好きで、誰しも花のような魅力を持っているんだよ、ということにあらためて気づかせてくれる楽曲でもあるのかなと思います。
YUNA:「iSyyy like that」ではラップをやっているのもそうですが、他の楽曲とは違う歌い方で臨ませていただいています。私が普段聞いている音楽はこういうハードな曲調のものが多く、いざ自分がやらせていただく時にはどういう風に歌おう…というのを考えながらボイトレもやっていたので、それをやっと形にできたのもすごくうれしかったです。
Age Factoryが他アーティストをプロデュースするのは、今回が初めてとのこと。今回プロデュースした楽曲は、1月4日・5日に東京・代官山UNITで開催された24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」で初披露された「R.U.N」と、まだ披露されていない「Sakura」の2曲になる。
Age Factory
Age Factoryとのレコーディング模様や「R.U.N」初披露のライブ映像を使用した動画も合わせて公開された。先日のナカコー・プロデュース楽曲に続いての発表となり、ニューアルバムリリースに向けて期待が高まる。
さらに、5月より関東全域を巡る10公演の新ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の開催も発表に。ニューアルバム『NEVER MiND』の詳細が徐々に明らかになっていく中、新ツアーの発表も行った2024年のBiSから今後も目が離せない。
サビ頭の「ステレオと恋なら止まらないで」や「シナリオの最後は明かさないで」など、自分の気持ちを吐露している口調が印象的です。あとは「La La La La La」という部分は、車で静かに口ずさんでいる感じをイメージしながら歌いました。特に2番サビ終わりの「La La La」は思わず出ちゃった感を意識しています。あとは、1番サビと最後のサビが同じ歌詞なのですが、ちょっと違うニュアンスを入れて歌いました。ぜひ聴き比べてほしいです。
BiSが、11月2日(木)に全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」のファイナル公演を東京・Zepp Hanedaで開催。ダブルアンコールを含む全21曲をパフォーマンスし、会場に集まった研究員(ファン総称)を熱狂の渦に巻き込んだ。以下、レポートを掲載する。
9月10日の神奈川・Yokohama bayhall公演を皮切りに全国13か所(14公演)で開催されてきた、全国ツアー「INCREDIBLE BiS TOUR」もいよいよファイナルに。会場のSEが止まり、暗転したステージにBiSが登場し、立ち位置に着くと“ひとをぶつのは悪いことですか?”とメッセージ性の強い歌詞の「BASKET BOX」からライブがスタートする。
冒頭からエモーショナルな雰囲気を切り裂くように、続く「FOR ME」ではアクセル全開で一気にトップスピードまで引き上げ、熱狂のライブが開幕。「Zepp HanedaにBiSが来たぞー」と観客を煽ると、先日YouTubeにライブ映像を公開した「teacher teacher teacher」、「DA DA DA DANCE SONG」とライブでの人気楽曲を連続でパフォーマンスしていく。
ライブの中盤には、現体制初パフォーマンスとなる「SURRENDER」のイントロが鳴り響くや、会場から大きな歓声がこだまし、観客の楽曲への思いとエモーショナルな楽曲が混ざり合い、会場の一体感がより増していく。また、2021年の初夏以来となる名曲「HiDE iN SEW」も久しぶりにパフォーマンス。新体制BiSが魅せる、新たな「HiDE iN SEW」に研究員は感情を揺さぶられたことだろう。
ライブ終わりにメンバーが会場に感謝を伝えている中、11月8日のシングルリリースを改めて強調しつつ、2024年2月には約4年ぶりのアルバムをリリース予定だというサプライズ発表も。新体制BiSがスタートして以降、楽曲プロデューサーに中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)を迎え、まさに“新時代”に突入しているBiS。今回、ライブはチケットSOLD OUTとはならなかったが、確実に未来に繋がる熱狂のライブを展開した彼女たちのさらなる成長に期待せずにはいられない。
SETLIST
“INCREDIBLE BiS TOUR”ファイナル 2023年11月2日(木)Zepp Haneda
1.BASKET BOX
2.FOR ME
3.teacher teacher teacher
4.DA DA DA DANCE SONG
5.PMA(Positive Mental Attitude)
6.LOVELY LOVELY
7.KiS MY ASS
8.SURRENDER
9.I WANT TO DiE!!!!!
10.HiDE iN SEW
11.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
12.thousand crickets
13.少年の歌
14.FUCKiNG OUT
15.つよがりさん
16.BiS-どうやらゾンビのおでまし-