昨年度79万個も売れた人気商品「ローソンストア100」の「100円おせち」が、今年も12月25日から発売されます。全22種類(中京エリアは23種類)のおせちが、どれも税込108円。しかもその品質はホンモノ。忙しくてコスパに敏感な現代人にピッタリな「100円おせち」の安さのヒミツや、新しい楽しみ方を「ローソンストア100」主催の試食会で取材してきました。
手軽にいつでも買えるのがイイところ!
「100円おせち」がヒットした理由を一言でいうと「いまの時代に合っているから」。総務省の発表によると、平成27(2015)年の1世帯あたりの人数は平均2.38人。そして全世帯の3分の1を単身世帯が占めています。さらに、たとえばショッピングや旅行など、ライフスタイルの多様化とともに、年末年始の過ごし方も人それぞれになりました。
↑昭和45(1970)年の1世帯あたりの人数は平均3.45人。食卓を囲む環境は45年間でかなり変わっています
好きなものを必要な量だけ、24時間いつでも買える「100円おせち」は、そんな時代のニーズにピッタリ合致。しかも低価格なのにおいしい。ここ数年、その需要は高まるばかりです。冒頭でも触れましたが、2016年度の販売実績はおよそ79万個、前年比で約130%の好調ぶりです。
↑作るのが難しそうな昆布巻だって、108円で手に入ります
↑栗きんとんも、もちろん108円。小ぶりなサイズ感が便利!
おいしいのになぜ安い?「100円おせち」のヒミツ
「とはいっても100円だから、味はそれなりなんじゃないの?」と、思う人は多いでしょう。でもご安心ください。「ローソンストア100」のあくなき企業努力により、低コストながらも品質に妥協はありません。いくつか例を挙げてみましょう。
まずは一番人気の「蒲鉾(かまぼこ)」。厳選した白身魚を丹念に練り上げ、しなやかな食感が特徴です。これはメーカーを1社に絞り、1年前から量をコミットして大量発注。さらに種類を赤・白の計2種類のみに限定して生産することで、コストダウンを図っています。
↑紅白の蒲鉾は縁起も良さそう。2016年度は約20万本も売れました
続いては「伊達巻(だてまき)」。箱入りの高級品も作っているメーカーに発注した、しっとり・なめらか食感と、ほどよい甘さが特徴の傑作です。こちらは大量発注に加えて、シーズンオフのちりめんじゃこ工場を活用しています。
↑鮮やかな黄色が印象的な伊達巻
そして、おせちの定番「田作り」。こちらは老舗の佃煮屋さんに発注しているので、味は間違いなし。形が不ぞろいのカタクチイワシも使い、かつ簡易包装にすることでこの価格を実現しました。
↑田作り。今年はカタクチイワシが不漁でしたが、味と価格をうまく両立!
今年はSNS映えする「ワンプレートおせち」が楽しい!
一品108円だから、気軽にいろいろとチャレンジできるのも魅力です。試食会では、盛り付けにこだわった「ワンプレートおせち」の提案もありました。
↑100円おせち5種類で作った「ワンコイン・ワンプレートおせち」
↑こちらは日本酒にぴったりの「おつまみプレート」
うまく盛り付けるポイントは、小物や皿を効果的に使うのと、蒲鉾などの「赤」をちょうどよく配置することだそうです。これならあまりお金をかけずに贅沢な気分を楽しめるうえ、SNS映えも間違いなしですね。
↑「おつまみプレート」の材料には、2017年の新商品4品も使われています
↑全国発売の22種類をコンプすると、こんなに豪華なお重になります!
何かとあわただしくなる師走。準備に手間のかかるおせち料理は、ローソンストア100でそろえちゃうのも大いにアリです。大晦日でも買えるので、買い忘れたときや、ギリギリの駆け込みにも便利ですよ! ただし大人気のため売り切れという可能性もあるので、いずれにせよお早めに。