タブレットPCとしても使える! Pentium Goldを搭載した、8型の2in1PC「GPD Pocket 3 W11(7505)」

リンクスインターナショナルは、タブレットPCにもなる「GPD Pocket 3 W11(7505)」を、2024年7月下旬に発売します。Intel Pentium Gold 7505 プロセッサーを搭載しており、8インチサイズで本体重量は約725gと、持ち運びやすい2in1PCです。

 

全国の家電量販店、PCパーツ専門店、各種EC販売店で購入できます。直販価格は9万3000円(税込)です。

↑ディスプレイは2軸ヒンジなので、前後の角度調整だけではなく、180°の水平回転ができます

 

キーボード上部に物理クリックボタンとタッチパッドを内蔵し、両手でホールドしたときに操作しやすい設計になっているそうです。タッチパッドはタップ操作によるクリックや右クリック、最大三本指までのジェスチャー操作に対応可能とのこと。

 

また、キーピッチ16mmの幅広QWERTYキーボードなので、8インチであっても操作性は高いと言います。

 

LCDには、コーニング社製の高硬度・高透過率を誇る「ゴリラガラス5」を採用。最大視野角178°の、10点マルチタッチ対応H-IPS液晶パネルを搭載しており、別売りの筆圧検知4096段階アクティブ式スタイラスにも対応するそう。アイデアや資料へのメモを、直接書き留められますね。

↑200万画素のカメラとマイク、スピーカー内蔵をしていて、Web会議用のPCとしても使えます

 

側面には、2つのUSB Type-Aポート、1つのUSB Type-CポートとLANポート、HDMI端子を備えています。本体後方のモジュール部分を組み替えれば、標準のUSBポートからRS-232CポートやKVMモジュールへ切り替えられるとのこと。なお、GPD 拡張モジュール(KVM+RS-232C)は別売りです。

 

■メーカー:GPD(GamePad Digital)

■OS:Windows 11 Home (64bit)

■サイズ:198×137×20mm(L×W×H)

■重量:約725g

優れたデザインと機能性を備えた一台! ASUS「ROG」とファッションブランド「ACRONYM」がコラボした「ROG Flow Z13-ACRNM RMT02」

ASUS JAPAN株式会社は、ドイツのファッションブランド「ACRONYM」とコラボレーションした、タブレットタイプのクリエイター向け13.4型2-in-1モバイルノートPC「ROG Flow Z13-ACRNM RMT02」を発売しました。税込価格は46万9800円。

 

同製品は、2020年の「ROG Zephyrus G14-ACRNM RMT01」に続くROGとACRONYMの共同開発で、ASUSの2-in-1モバイルゲーミングノートパソコン「ROG Flow Z13シリーズ」の基本設計を、ACRONYMのデザインと融合。

 

アルミニウム合金で形成された本体背面は、凹んでいるところやザラザラしているところが混在するユニークなテクスチャーデザインで、どこを持っても手や指に独特の感触が伝わります。手で持ったときに、安定して本体をホールドできるラバーホールドも随所に設置。一見すると見た目を重視したデザインのように見えますが、実際には手触りの良さと使いやすさも重視した、ACRONYMならではのトータルデザインといえるデザインに仕上がっています。

 

本体背面にはスタンドを搭載しており、自立させて使うことができ、横向きでの設置、縦向きでの設置のどちらも可能です。

 

本体の四隅にあるフックに付属のメインストラップを取り付けることで、本体をブリーフケースのように片手で持ち運んだり、ショルダーバッグのように肩に掛けて持ち運んだりすることができます。また、首掛け画板のように首から掛けて使うこともできます。

 

本体はタブレットとして使うことができ、付属のキーボードを取り付ければノートPCとしても使えるので、作業内容や、その日の用途によって使い分けることができます。搭載しているディスプレイはタッチ操作に対応しています。

 

キーボードは、キートップのデザインからキーの配色にキーボードの背面まで、すべてにACRONYMのデザインを反映。ベース素材にも上質なレザーを使用しています。

 

付属のスタイラスペン「ASUS Pen 2.0」を使えば、4096段階の筆圧検知による繊細なペン入力を行えます。

 

ASUS Pen 2.0と、ACアダプターと電源ケーブルを持ち運ぶためのアクセサリーバッグを付属しているので、本体とともに肩に掛けてスマートに持ち運ぶことができます。本体と一緒にキーボードを持ち運ぶ用のキーボードストラップも別途付属し、キーボードを本体にしっかりと固定して安全に持ち運べます。

子どもの学習に最適! バッテリー持続時間と耐久性に優れた「Latitude 3140 ノートパソコンまたは 2-in-1」

デル・テクノロジーズは、「Latitude 3140 ノートパソコンまたは 2-in-1」を発売しました。

 

同製品は、自宅や教室など、子どもの学習に最適な11インチノートPC(または2in1 PC)で、Windows 11 Proに対応します。

 

落下時の衝撃を最小限に抑えるゴム製の縁と丸みのある角、防滴キーボード、キャプティブキーにより、液体こぼれや落下に耐えられるように設計。30インチの高さからの鋼板への落下、48インチの高さからの合板への落下、4インチの高さからの数千回のマイクロドロップ、数万回のヒンジ開閉に耐えられるように、従来以上に厳格にテストを行なっています。また、前面や背面カバーに施されたレーザーエッチング加工により、グリップ力を高め、落下を防ぐ構造となっています。

 

Dell アクティブペンと互換性があり、HB鉛筆でも傷が付かない、Dragontrail Proタッチスクリーンにより、ハンズオン学習を強化。バッテリー持続時間は最大10時間で、ExpressChargeにより、約1時間で最大80%の充電が可能です。

第13世代インテル Core プロセッサー搭載! デル、ノートPCとオールインワン3モデル+1モデルを発売

デル・テクノロジーズは、個人向けのInspironシリーズの新製品となる「New Inspiron 15 ノートパソコン」、「New Inspiron 24 オールインワン」、「New Inspiron 27 オールインワン」と、「New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン」の追加構成を発売しました。

 

今回新たに発売された製品は、いずれも最新第13世代 インテル Core プロセッサーを搭載。OSはWindows 11に対応します。

 

New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、Dolby Atmosの空間オーディオや、内蔵スピーカーなど、進化したオーディオ機能を装備。360度ヒンジにより、ノートPC、テント、スタンド、タブレットの4つのモードを切り替えることができます。ディスプレイのアスペクト比は16:10。フルHDカメラや、デュアルマイクとバックグラウンドノイズリダクションAIを搭載し、オンライン会議も快適に行えます。1.5倍に増加したLPDDR5メモリーの帯域幅により、アプリのシームレスな切り替えや、バッテリー持続時間を最長にすることが可能です。税込価格は14万9980円~。

↑New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン

 

New Inspiron 15 ノートパソコンは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴。広いキーパッドと独立したテンキー パッドで、文字や数字が入力しやすくなっています。リフトヒンジが、入力しやすいタイピング角度を保ち、手首の負担を軽減。アダプティブサーマルを備え、デスクでも膝の上でも、PCの効率的な動作を維持します。カラーバリエーションはカーボンブラックとプラチナシルバーの2色で、一部構成は天板にアルミシルバーカバーを採用し、DP/PD対応のUSB Type-C、プライバシーポリシーカメラシャッター付きFHD Webカメラを搭載した、特別仕様のプラチナシルバーも用意しています。税込価格は8万9980円~。

↑New Inspiron 15 ノートパソコン(プラチナシルバー)

 

New Inspiron 24 オールインワンとNew Inspiron 27 オールインワンは、ディスプレイには有害なブルーライトの発生を抑えるComfortView Plus機能を搭載し、フリッカー防止パネルを採用した、目への負担を軽減する設計。スタンドはキーボードに最適なスペースを備えており、デスクの上をすっきりと整頓できます。フルHDポップアップカメラは、ワイドダイナミックレンジにより、ビデオチャットでの光量を最適化。前に 20 度傾けることができるようになり、より柔軟な姿勢で映像を映し出すことが可能。使用しないときはカメラを収納できます。税込価格は、New Inspiron 24 オールインワンが10万4980円~、New Inspiron 27 オールインワンが13万9979円~です。

↑New Inspiron 24 オールインワン

 

↑New Inspiron 27 オールインワン

ノートPC「LG gram」シリーズから16インチの大画面2in1! 在宅勤務や出張先のお供で活躍しそうな「16T90Q-KA78J」登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の新モデル「16T90Q-KA78J」を発売しました。予想実売価格は28万4000円前後。

 

同製品は16インチの大画面に、最大19.5時間駆動の大容量バッテリーと、約1480gの軽量ボディ、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さを備え、360度回転ヒンジを採用することで、目的に合わせて回転角度を調整し、ノートPCとしても、タブレットとしても使用できる、“2in1”モデルです。

 

「LG Stylus Pen(Wacom AES 2.0)」を付属しており、4096段階の筆圧やペンの傾きを感知して、まるで鉛筆で描いたような繊細で自然な描画が可能。商談中のメモや、外出先でのイラストやグラフィックの編集など、様々なシーンで活用できます。

 

また、これまでのマルチコアとは異なるアプローチの第12世代インテル Core i7-1260P プロセッサーを搭載し、従来の4コアから、合計12にもおよぶコアによって40%近くパフォーマンスが向上。ウェブカメラもHDからフルHD(1920×1080)に強化し、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載しており、ウェブ会議が増えた時代に合わせた進化が行われています。そのほか、ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティ強化のために「LG Glance by Mirametrix」を搭載し、安全性と利便性も高めています。

レノボがChromebookを2機種発表! 2-in-1「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」は7月2日に発売

レノボ・ジャパンは、Chrome OSを搭載した14型ビジネスノートPC「ThinkPad C14 Chromebook Gen 1」と、脱着型2-in-1 PC「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」を発表しました。

 

ThinkPad C14 Chromebook Gen 1は6月21日に発売された、ThinkPadとしての堅牢性や信頼性、TrackPointを搭載し、打鍵感にこだわったキーボードなどを備えたChromebook。FHDカメラを標準搭載しており、高品質なビデオ会議が可能。Chrome Enterprise Upgradeバンドルモデルも用意しています。同社のChromebookとしては初となる、インテル vProを選択可能なほか、内蔵LTEの搭載も可能です。実売価格は税込14万1130円~。

 

Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebookは、Chrome OSを搭載した脱着型の2-in-1 PC。デュアルトーンデザインに、ミスティブルーのカラーを採用しています。

 

10.95型の狭額縁ディスプレイは、2K高解像度で鮮明な画面を表示。ペン入力に対応し、スタイラスペンを同梱しており、キックスタンド付きマグネットカバーにはペンホルダーを備え、ペン紛失のリスクを軽減しています。防滴キーボードは1.4mmのストロークでタイピングがしやすく、キーボードカバーは本体をしっかりホールドし、外れにくく、ぐらつきにくい設計です。

 

CPUにはQualcomm Snapdragon 7c Gen 2プロセッサーを搭載。薄型コンパクトボディにUSB Type-Cポートを2つ備え、充電しながら周辺機器との接続も可能。そのほか、ステレオスピーカー、5Mフロントカメラ/8Mリアカメラ、ブルーライト低減、12時間の長時間バッテリー駆動など、様々な機能を備えています。

 

発売日は7月2日で、実売価格は税込6万2480円~。

第3弾はSSD搭載モデル! ドンキのUMPC「NANOTE NEXT」3万2780円……5月16日発売

ドン・キホーテは、オリジナルブランド「情熱価格」より、7インチUMPC「NANOTE NEXT(ナノート ネクスト)」を5月16日に発売します。税込価格は3万2780円。現在、発売に先駆けて予約受付も開始しています。

 

同製品は、2020年5月に発売開始した「NANOTE」シリーズの第3弾で、新たにSSDを導入しています。7インチ液晶、タブレットモード、360度回転キーボードという基本構造は変わらず、ユーザーから要望のあった内部仕様を改良したモデルとなっており、サイト表示速度は先代モデル「NANOTE P8(UMPC-02-SR)」と比較して、約150%アップしています。

 

4月25日まで、2000台限定でドン・キホーテ店舗やECサイトで予約を受け付けており、予約購入すると、一般発売よりも早い4月末ごろから受け取りが可能です。

タッチ機能搭載&360度展開できるコンバーチブル! 「書く、描く、働くを自由にする」ビジネスノートPCがMSIから

エムエスアイコンピュータージャパンは、360度展開可能なタッチ機能対応ディスプレイを搭載し、独自開発のアクティブスタイラス「MSI Pen」が付属するビジネスノートPC「Summit E13 Flip Evo」の、第12世代インテル Core プロセッサー搭載モデルを、MSI公式オンラインショップ「MSIストア」で、4月下旬に発売します。税込価格は27万円前後です。

 

CPUに最新のハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、パワフルなPコアと省電力なEコアを備え性能が向上した第12世代インテル Core プロセッサーと、インテル Iris Xe グラフィックスを搭載し、インテル Evo プラットフォームに準拠。高速処理性能を備え、オフィスソフトやWebブラウザ、テレビ会議ソフトなどのマルチタスクでも快適な動作が可能です。グラフィックス処理性能も高く、動画・画像編集ソフトなどを使ったクリエイティブ作業にも活用できます。薄さ14.9mm、軽さ1.35kgの薄型軽量な本体デザインで、最大12時間(JEITA 2.0)動作可能なバッテリーを搭載しています。

 

本体には360度展開やタッチ機能にも対応した、アスペクト比16:10、WUXGA(1920×1200)解像度の「Golden Ratio ディスプレイ」を搭載。直感的な操作性ができ、ノートPCモード、タブレットモード、テントモードなど様々なスタイルで、プライベートやビジネス、クリエイティブなど、幅広いシーンで利用可能です。付属のMSI Penは、4096段階の筆圧感度に対応。ペン内部にはマグネットを内蔵しており、本体側面に固定すれば楽に持ち運びできます。スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

第12世代インテル Core プロセッサー搭載! デル「Inspiron」ノートPC5製品を発売

デル・テクノロジーズは、「New Inspiron 16 ノートパソコン」「New Inspiron 16 2-in-1 ノートパソコン」「New Inspiron 14 ノートパソコン」「New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン」「New Inspiron 13 ノートパソコン」を発売しました。

 

いずれもOSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載しています。

 

New Inspiron 16 ノートパソコンは、アスペクト比16:10のフルHD+ディスプレイ搭載。250ニットの明るさで、室内でも屋外でも、映像を美しく表示します。税込価格は10万9980円~。

 

New Inspiron 16 2-in-1 ノートパソコンは、16:10のアスペクト比のディスプレイをスリムな2-in-1に搭載。4K UHD+有機ELディスプレイまで選択可能です。VESA認定DisplayHDR 500 True Black製品として、深い黒と多様な影によって、映像を鮮明に表示します。

 

17%薄くなった360度ヒンジによって汎用性が向上。パームレスト全体に渡るエッジツーエッジの、ガラスに近いマイラー素材と、30%大きくなったタッチパッドで、指紋や汚れへの対応を強化。別売オプションのアクティブ ペンは、ペアリング不要で、自然で正確な書き心地を提供します。税込価格は16万7980円~。

 

New Inspiron 14 ノートパソコンは、フルHDカメラとAIノイズ リダクション付きデュアル マイクを備え、ビデオ通話に最適です。16:10のアスペクト比により、コンパクトなサイズながら大画面が特徴。税込価格は9万8980円~。

 

New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、標準の14インチ ディスプレイよりも表示領域が5.6%大きくなった16:10のフルHD+ディスプレイや、Waves MaxxAudio Proを搭載しています。

 

360度ヒンジによって汎用性が大幅に向上し、4つの異なるモードで作業可能です。リフトヒンジを採用しており、タイピング時の手首の疲れを軽減します。14%大きくなったタッチパッドによる、広々とした操作性が特徴。税込価格は12万1980円~。

 

New Inspiron 13 ノートパソコンは、最大QHD+ディスプレイと100%のsRGBカラーカバレッジによる鮮明な画質により、リアルな映像体験を表現。縁のないキーボード、4辺狭額縁、Type-C電源アダプターなどが追加。16:10のアスペクト比で、高さが拡張された画面に、より多くのコンテンツを表示できます。なお、New Inspiron 13 ノートパソコンのみ、Dell.comで現在販売していません。

360度回転して、自由自在なスタイルで使える2in1! 「ASUS VivoBook Flip 14 TP470EA」ほか2モデルがASUSから発売

ASUS JAPANは、14型「ASUS VivoBook Flip 14 TP470EA」と、14型「ASUS X415JA」、15.6型「ASUS X515JA」を、順次販売中です(ASUS X415JAのみ3月10日発売)。

↑ASUS X415JA ※発売する製品は日本語キーボード

 

税込価格は、ASUS VivoBook Flip 14 TP470EAが8万9800円、ASUS X415JAが5万4800円、ASUS X515JAが7万9800円です。同製品をASUS Storeで購入すると、「ASUS Store限定30日間返品保証キャンペーン」の対象となります。

 

ASUS VivoBook Flip 14 TP470EAは、360度ディスプレイが回転し、あらゆるシーンで使用可能なノートPC。通常のノートPCとしての使用だけでなく、タブレットモードやスタンドモードなど、多彩なスタイルに変化するフレキシビリティが特徴的な1台です。2万回にも及ぶ開閉テストをクリアしており、堅牢性にも優れています。10点マルチタッチに対応したディスプレイを採用しており、別売りのスタイラスペン入力にも対応しているため、様々な用途で使用することが可能です。

↑ASUS VivoBook Flip 14 TP470EA ※発売する製品は日本語キーボード

 

ASUS X415JA/X515JAは、インテル Core i3 プロセッサーを搭載し、快適な使い心地とマルチタスクをこなせるノートPC。起動やデータの読み書きが高速なPCI Express 3.0×2接続対応のSSDを最大256GB搭載しており、幅広い用途で使用可能。OSは、ASUS X415JAはWindows 11 Home(S モード)、ASUS X515JAは最新のWindows 11 Homeをプリインストール。最新のWindows 11標準アプリなどを、より便利に使うことができます。

↑ASUS X515JA ※発売する製品は日本語キーボード

超高速な応答性&高効率のバッテリー持続時間! デル、AMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサー搭載ノートPC3製品を発売

デル・テクノロジーズは、AMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサーを搭載した「Inspiron 16ノートパソコン」「Inspiron 14ノートパソコン」「Inspiron 14 2-in-1ノートパソコン」を発売しました。

 

今回発売された新製品はいずれも、Radeon グラフィックス搭載のAMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサーにより、応答性とバッテリー持続時間の効率を向上。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応します。

 

16:10のFHD+(1920×1200)ディスプレイパネルを採用。ComfortViewソフトウェアにより、有害なブルーライトの発生を抑えています。

 

内蔵のデュアル マイクロフォンと、バックグラウンドノイズを低減するAIにより、音声が明瞭で聞き取りやすくなっています。Waves MaxxAudio Proで最適化されたスピーカーで音量を強化。FHDカメラのノイズリダクション&ワイドダイナミックレンジ機能の組み合わせにより、画質も鮮明です。

↑Inspiron 16ノートパソコン(W356.78×H15.67~18.3×D251.9mm、最小重量1.87kg)

 

パネルオープン センサーを搭載し、カバーを開ければ即時にデバイスが起動。指紋認証リーダーで安全にログインできます。Type-Cを含む幅広いポートを備え、ドングルを追加せずに様々なデバイスと接続可能。ExpressChargeにより、1時間で最大80%充電することができます。Wi-Fi 6にも対応。

 

EPEAT Silver認定を受けており、すべての塗装パーツに低VOC水性塗料を使用。梱包トレイには100%再生紙を使用し、他の梱包コンポーネントは最大90%のリサイクル素材で構成されています。Inspiron 16ノートパソコンとInspiron 14ノートパソコンのヒンジ キャップには再生可能資源由来のバイオベース素材を使用しています。

↑Inspiron 14ノートパソコン(W314×H15.7~19×D227.5mm、最小重量1.54kg)

 

Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、360度ヒンジによってすべての汎用性が提供され、4つの異なるモードで作業が可能。リフト ヒンジにより、タイピングなどで手首の快適さを維持します。タッチパッドは14%大きくなり、より広いスペースで操作ができます。オプションの(別売り)アクティブペンは、ペアリング不要で自然かつ正確な書き心地を味わえます。

↑Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン(W314×H15.70~17.86×D227.50mm、最小重量1.63kg)

 

税込価格は、Inspiron 16ノートパソコンとInspiron 14ノートパソコンが9万4980円~、Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンが14万4980円~です。

鮮やかな13.3型OLEDディスプレイ! 2in1 Chromebookをレノボが発表

レノボ・ジャパンは、「Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook」を11月26日より順次発売します。税込価格は7万5900円~。

 

同製品は、デタッチャブル型でタッチパネルを採用した、タブレットとしてもノートPCとしても使える2-in-1 PC。

 

13.3型の狭額縁ディスプレイは発色の鮮やかなOLEDを採用。400nitの高輝度で、屋外でも画面が見やすくなっています。

 

手書き入力に便利なUSI方式のペンを同梱し、キックスタンド付き背面マグネットカバーにはペンホルダーを装備しているので、ペンを紛失してしまう心配がありません。

 

CPUはQualcomm Snapdragon 7c Gen2 プロセッサーを搭載。サイズは約305.9×186.7×7.23mmとコンパクトな筐体ながら、USB Type-Cポートを2つ備えており、周辺機器との接続にも便利です。

 

バッテリーは最大約15.5時間と長時間駆動に対応し、1時間で約50%、2.5時間で100%の高速充電が可能。カラーリングはストームグレーとアビスブルーの2色。

【西田宗千佳連載】アメリカ教育市場を席巻する「Chromebook」がアップルとマイクロソフトの戦略を変えた

海外、特にアメリカ市場において、PCを凌駕する勢いで伸びている製品ジャンルがある。それが「Chromebook」だ。Googleの「Chrome OS」を使った低価格ラップトップであり、主に教育市場で売れている。

↑Acer製Chromebook

 

ハード自体の性能はたいしたことがない。過去にはタブレットと同じようなハードウエアを使っていたが、現在の主流は「低価格PC」そのものになっている。メモリは2GBから4GB、ストレージも32GBから64GBと小さいので、価格も200ドルから400ドルが中心だ。これは、タブレットキラー的に販売される低価格PCと同じようなハードウエアであり、Windowsをガンガン使うには向かないレベルだ。

 

しかし、Chromebookはそこそこ快適に扱える。軽量なOSであること、そもそも「ウェブアプリ」を中心に使うことを前提に開発されていることが理由だ。軸になるのは、GmailやGoogleドキュメントといった、Google開発によるウェブアプリ群。機能はもはや、マイクロソフト・オフィスに勝るとも劣らない。他人との文書共有が容易なので、PCでもGoogleドキュメントを多用している……という人は増えているくらいだ。また現在のバージョンでは、一部のAndroidアプリも使えるようになっており、「アプリ不足」はずいぶん解消されている。

 

とはいえ、ChromebookはPCほど自由度が高くない。それでも売れているのは、まさに「自由度が高くない」からなのだ。学校などで一括管理するためのシステムがあるため、利用状況の管理や設定の変更などの手間が大きく削減できる。

 

日本とは違い、アメリカなどでは、小学校高学年あたりから、すでに「キーボードを使ってPC的なものを使って学ぶ」のは当たり前。しかも1人1台が基本だ。すべての学校で実現できているわけではないが、教育の過程で「ネットが使えるPC的なもの」を使うのは当然とみなされている。そうした市場には、トラブルが少なくてコストも安いChromebookは適切だ。アメリカの調査会社・Futuresource Consultingの調べによると、アメリカの教育市場(K-12と呼ばれる、幼稚園から高校3年生までの市場)では、2017年第3四半期、出荷台数ベースでのシェアにおいて、Chrome OSは59.8%という圧倒的な勢いを記録している。

 

こうした結果を受けて、現在、アップルやマイクロソフトも戦略の立て直しを図っているわけだ。アップルは「管理はiPadも楽」「アプリの数と品質ではiPadが有利」という面をアピールするし、マイクロソフトは「仕事や研究に使うPCと同じで安心して使える」ということをウリにしている。つまり、Surface GoはiPadキラーではあるのだが、一方でChromebookキラーでもあるのだ。

 

ただ、こうした傾向はあくまでアメリカ市場だけのもので、他国では相変わらず、教育市場においてもPCが売れている。iPadのシェアは限定的だが、教育熱心な私立校での採用例が多く、影響力は軽視できない。

 

こうしたことからSurface Goは、「まずiPad」が仮想敵であり、そして、アメリカ市場においては「Chromebookが最大の敵」となっているのである。

 

●次回Vol.71-1は「ゲットナビ」11月号(9月22日発売)に掲載されます。

 

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【西田宗千佳連載】成長のために「打倒PC」を鮮明化するiPad

「週刊GetNavi」Vol.70-3

2010年に登場すると、iPadはたちまち「タブレット」という市場を作り上げてしまった。紙と同じようなサイズの板を見ながら操作する、という形は、やはり非常に便利だ。

↑iPad Pro

 

だが、iPadが作り出した「タブレット」という市場は、必ずしも堅調というわけではない。マーケット調査会社IDCの集計によれば、2017年のタブレット市場は全世界で1億6350万台。これは2016年に比べ1160万台の減少となっている。IDCの調査における「タブレット」の定義は、Androidタブレットや2-in-1タイプのPCも含めたものなのだが、主に減少しているのは、Androidタブレットと2-in-1「ではない」シンプルなWindows搭載タブレットとなっている。

 

タブレット市場は2014年をピークに減少している。トップシェアであるアップルのiPadは堅調だが、Androidタブレットが、特に低価格なAmazonの「Fireタブレット」を除いて市場構築がうまくいっていない。堅調とされるiPadも、発売から4年程度で伸びが止まったわけで、「好調」というのは難しいだろう。

 

タブレットのジレンマは「閲覧用のコンピュータ」と思われてしまったことだ。文字入力をする効率ではキーボードのあるPCにかなわず、ファイル整理のしやすさやアプリ活用の自由度でもPCに劣る。タッチやカメラを生かしたアプリも多数あり、閲覧だけの機械ではないものの、その活用方法を学ぶのは面倒で、結局「閲覧だけなら簡単で便利」という点ばかり注目された。閲覧だけなら性能はさほど必要なく、新機種への買い替えも促されない。皮肉なことに、iPadという製品の完成度の高さゆえに、市場は急速に成長したものの、伸びが止まるのも早かったというわけだ。特に2012年に発売の、解像度が向上した第三世代iPad以降は完成度が高く、3年・4年と使い続ける人もいるほど。PC市場は買い替えサイクルの長期化に悩んでいるが、PC市場が20年かけて到達したところに、iPadはたったの4年でたどり着いてしまったのである。

 

そうなると、各社はタブレットの戦略を見直さざるを得なくなる。その結果、ハイエンドのAndroidタブレットはあまり出なくなり、iPadについても、小型で利幅も小さく、日本などアジア圏以外での人気が今ひとつである「iPad mini」には注力しなくなったのだ。

 

そして、2015年からアップルが採ったのは、「PC代替」としてのiPadの位置付けを明確にするという方針だった。12.9インチと大型で、「Apple Pencil」に対応した「iPad Pro」を製品化。その後、iOSも2017年登場の「iOS11」からファイル整理などの機能を拡張し、PC的な使い方が多少楽になった。

 

また、当初からiPadは教育市場を狙っていたのだが、特に2015年以降はそれを鮮明化させた。カメラやタッチを使うアプリケーションの使いやすさ、無償提供されるプログラミング学習アプリである「Swift Playgrounds」の完成度の高さなどを軸に、アピールを開始。さらに、2018年3月、iPadのベーシックモデルをApple Pencil対応にリニューアルする時には、発表会をシカゴの高校で開くほど、教育市場へのシフトを打ち出している。

 

iPadはPCとは違うものとして生まれたが、いま改めて、低価格PCや教育用PCの座を狙っているのだ。マイクロソフトがSurface Goを作ったのは、こうした変化に対応するための策といえるだろう。

 

だが、低価格PCや教育市場における台風の目はiPadでもSurface Goでもない。それがなにか? どう影響しているかについては、次回のVol.70-4で解説する。

 

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【西田宗千佳連載】2002年から続くマイクロソフトの「板型コンピュータ」への苦闘

「週刊GetNavi」Vol.70-2

Surface Goに代表される「2-in-1」と呼ばれるスタイルのPCが本格的に増え始めたのは、2012年のことである。この年に登場した「Windows 8」がOSにタッチとペンの機能を本格的に取り込み、それに伴ってマイクロソフトを含めた各社が、タブレットに対抗できるPCを作ろうと考えたところから一連の流れは始まっている。

↑Surface Go

 

ただし、ペンが使えて「板状になるPC」への取り組みは、2012年にスタートしたというわけではない。タブレットの元祖(と一般には思われている)iPadが発売された2010年よりもさらに8年前、2002年に、マイクロソフトは「Windows XP Tablet Edition」を発売し、俗に「タブレットPC」と呼ばれるものを提案していた。

 

だが、タブレットPCは成功せず、iPadは成功した。理由は、タブレットPCが「PCであった」からだ。ノートPCとして十分な性能を備えており、さらにペンで手書きできることがポイントだったのだが、それゆえに、当時の技術では重く(ほとんどが1.5kg以上)、バッテリーが長持ちせず(3時間動作すれば上等)、高価(20万円前後が中心)だったので、わざわざそれらを選ぶ人が少なかったのである。

 

iPadはこうした製品のオルタナティブとして生まれた。軽く(最も重かった初代モデルですら680g)、バッテリーが長持ちして(10時間近く持つ)、安価(5万円以下)と、タブレットPCの欠点をことごとく解消した製品として生まれたことが画期的だった。

 

一方で「PCでない」ことがiPadやAndroidタブレットの弱点だ。軽いのでPCの代わりに持ち運んで使おうと思うと、「PCと同じアプリが使えるわけではない」「ファイル整理が苦手」といった違いがあるため、そのままではうまくいかない。

 

話はここでようやく2012年に戻ってくる。

 

タブレットに対抗するなら、PCとしてそのまま使えるものにすればいい。そのうえで、タブレットと同じように「タッチで使ってサクサク動き、アプリストアからすぐダウンロードできる」という要素を付け加えればいいのではないか……。これこそが、Windows 8と2-in-1の思想だった。

 

しかし、これはうまくいかなかった。まず、タブレットと同じような価格で買えるPCは性能が低く、「PCとしての満足度」が低かった。また、Windows 8用のアプリストア「Windows Store」にはアプリが増えず、使い勝手も上がらなかった。タブレット対抗としての2-in-1は、iPadには対抗できなかったのだ。

 

一方で、iPadやAndroidタブレットの売れ行きも、一定のラインからはなかなか増えなくなっていた。むしろ「PCは仕事に必要」であることが見直されていたので、PCの市場は堅調だった。そのため、以前に比べると2-in-1の市場は元気がなく、むしろ「普通のノートPC」こそが元気な時代になっている。

 

では、なぜSurface Goが世に出ることになったのか? iPadの市場はどうなっているのか? それらの解説は次回のVol.70-3にて。

 

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仕事用にも趣味用にも! LTE対応モデル登場でより軽快に使えるようになった「Surface Pro」の魅力に迫る

2018年のモバイルPC選びは“LTE対応”が理想的ということで、前回はクラムシェルタイプのオススメモデルとしてレノボ「ThinkPad X280」について紹介しました。今回はタブレットにもなる2-in-1パソコンの代表格「Surface Pro」を使ってみたいと思います。

 

キックスタンドを採用したタブレット型パソコン市場の開拓者

Surfaceシリーズはキックスタンドを採用した2-in-1パソコンの代表格で、そのスタイリッシュさから2012年の発売以来、人気を維持続けています。専用キーボードは別売りとなっており、あくまでもタブレットとしての使用を想定しているデザインを採用しているのが最大の特徴です。

↑マイクロソフト「Surface Pro」(キーボードは別売)

 

最新となる第5世代は、前モデルである「Surface Pro 4」の後継にあたり、製品名からナンバリングがなくなり、「Surface Pro」として2017年に発売されました。本モデルからLTE対応モデルがラインナップに加わり、モバイルシーンでの機動力が大幅にアップしています。

↑LTEモデルに搭載されるSIMトレイ

 

作業用パソコンとしての使い勝手は一長一短

まず、専用のキーボードの使い勝手ですが、Surface本体とは物理的に接続するため、電源はSurface Pro本体から供給されます。つまり、キーボードへの充電は不要となり、バッテリー残量を気にする煩わしさから解放されるわけです。この仕様は、一般的なBluetoothキーボードに比べて優位性があるといえます。

 

打鍵感ですが、柔らかいストロークの割にはしっかりとしたクリック感があり、小気味良くタイピングできます。キートップの形状や大きさも違和感がなく、この手の外付けキーボードにしては、かなり優秀な打鍵感といえます。ただし、キーボード本体の軽量化のせいか剛性が足りないため、ハードにタイピングすると筐体がたわむこともあるのがウィークポイントです。

 

また、Surface Pro本体はキックスタンドを立てることで自立するため、キーボードを接続して使用するとなると、机上にかなりの面積を必要とする点もデメリットの1つ。新幹線や旅客機など、狭い場所での使用は少々ツラいものがあります。

↑キーボード + キックスタンドの面積を要します

 

このキックスタンドですが、公園のベンチなどの机がない場所でヒザ上作業をするのにも苦戦します。ぶっちゃけてしまうと、ヒザ上作業は出来なくはないが、明らかにクラムシェルとは使い勝手が違ってきます。

↑かなり手前に寄せないとキックスタンドが滑落する恐れも

 

しかし、このキックスタンド仕様はデメリットばかりではありません。キーボードを取り外せる軽快性はクラムシェルのノートパソコンでは味わえません。例えば、取引先との商談の際に、さっと相手に画面を見せるのもスマートですし、プロジェクターを使ったプレゼンなどでも活躍します。また、個人で使用する際も、自立するタブレットとして動画視聴やWEB閲覧などライトに使う場合はキーボードの煩わしさから解放されるのもメリットの1つでしょう。

↑まさに自立するタブレット

 

↑縦ポジションでWEBページや電子書籍の閲覧もGood

 

Surfade Proの醍醐味は「ペン入力」にアリ

ここまで、タブレットにもなる2-in-1パソコンとしてSurface Proの特徴をご紹介しましたが、本モデルにはもうひとつ大きな特徴があります。それはペン入力に対応しているということ。現在ではそれほど珍しい機能ではありませんが、Surfaceシリーズは早くから専用ペンによる手書き入力に対応しており、長い期間をかけて書き味を熟成してきた経緯があります。ペン入力対応の液晶画面だけではなく、ソフトウェアやペン自体にも様々なチューニングが施され、その完成度はかなりの高次元といっても過言ではないでしょう。

 

また、クリエイター向けに発売されたSurfaceダイヤルという入力デバイスもSurface Proで使用可能です。Sufaceダイヤルは文字通りダイヤルを回すことで、様々な入力が行える周辺機器。イラストを描くペイントソフトでは、画像の回転や拡大縮小、ブラシサイズの変更などをSurfaceダイヤルに割り当てることができます。

↑Surfaceダイヤル(左)とSurfaceペン(右)

 

そこで、Surface Proとペン、ダイヤルを使用してイラストを描いてみました。ソフトはWindows版の「CLIP PAINT PRO」を使用。ペン先が多少滑りすぎな気がしますが、ペン先を変更したり液晶保護フィルムなどで調整することもできます。

↑紙と同等とまではいきませんが、なかなかの描き味

 

↑Surfaceダイヤルを使って、画像を回転しながら描きやすい角度で作画できます

 

↑細かい線などは、Surfaceダイヤルで拡大して描くことが可能。もとの縮尺に戻すには、Surfaceダイヤルを上からクリックすれば一発で戻ります

 

なお、回転や拡大縮小は画面を指でタッチ操作しても可能なので、Surfaceダイヤルは必ずしも使用なくてもOK。ただ、Surfaceダイヤルを使用するとより手軽に操作できるので、予算に余裕がある人にはオススメできるアクセサリといえます。

 

肝心の描き味ですが、Surface ProとSurfaceペンは本モデルより傾き検知にも対応したため、よりアーティスティックな描写ができるようになりました。

 

また、Surface Proの機動力を生かして、屋外でスケッチを嗜むのもアリでしょう。絵の具も色鉛筆も不要で、消費するのはバッテリーのみ。デジタルなのでいくら描いても場所を取らないですし、LTE対応モデルなら描き上げたその場でSNSに投稿することもできるので、ストレスなく使えそうです。

↑このスタイルでスケッチできるのはタブレットならでは!

 

↑下手クソだっていいんです

 

仕事用PCとしても十分使える

さて、ペン入力推しに終始してしましたが、前述のデメリット以外は作業用パソコンとしても秀逸な使い心地のSurface Pro。特に、外出先でメールやWEBなど、軽作業をするぶんには最適ではないでしょうか。やはり、パソコンという機器はスマホやタブレットと違って、キーボード入力が作業の中心になることを考えると、打鍵感の優れているモデルに軍配があがるのは間違いありません。そういった意味では、Surface Proは2-in-1パソコンという形態ですが、作業用パソコンとしても合格といえるのではないでしょうか。

 

タブレットの軽快さとノートPCの使いやすさを両立! ビジネスで使える「2in1 PC」3選

近年、ノートPCのトレンドとなっているのが、タブレットとしても使える「2in1」タイプ。この2in1には、ディスプレイを360度回転してキーボード部と背中あわせにくっつけることでタブレットのように使える“回転型”と、ディスプレイ部分をキーボード部と切り離して使える“着脱型”の2種類があります。いずれも、キーボード入力の利便性と、タブレットの軽快さを両立することを目指しており、出張や外回りの多いビジネスマンに適しています。

 

そこで今回は、最新の2in1 PC3モデルを紹介します。

 

1.軽快に持ち運べる2in1 PC

マイクロソフト
Surface Pro(Intel Core m3搭載モデル/HGG-00019)
実売価格12万1100円

●OS:Windows 10 Pro ●CPU:インテル Core m3(7th Generation)/インテル HD グラフィックス 615 ●メモリ:4GB ●ストレージ:SSD 128GB ●ディスプレイ:タッチ対応12.3型(2736×1824ドット) ●インターフェイス:USB 3.0×1、マイクロSDカードリーダー、Mini DisplayPort、Surface Connect、3.5mmヘッドセット端子 ●バッテリー:約13.5時間(Wi-Fi) ●サイズ/重量:W292×D201×H8.5mm/約768g(本体)、310g(タイプカバー)

カバーにもなる別売のキーボードを取り外せば、タブレットとしても使用できる2in1 PC。インテルの第7世代のCPUを搭載し、モバイルながらパワフルな性能を実現。前モデル比でバッテリー駆動時間も長くなっており、モバイルシーンでの使い勝手がより向上しています。別売の筆圧検知対応のタッチペン「Surfaceペン」(1万2744円)を使えば、精細なイラストなども描くことができます。

 

【キーボード】

タイプカバー(別売)は、表面にイタリア製の高級素材「アルカンターラ」を使用しており、なめらかな肌触りと高い耐久性を両立しています。キーストロークは1.3mmを確保し、薄型ながら良好な打鍵感を実現。LEDバックライトを備えているので、暗い場所でも使用できます。

 

【こんな人にオススメ】

重いノートPCは持ち歩きたくないけど、タブレットは仕事用として使いにくい……とお悩みの人にぴったりな2in1モデル。カバー兼用のキーボードは軽快に持ち運べ、使い心地も良好です。また、モバイル通信に対応したLTE Advancedモデルも選択できるので、自分の使い方にあった最適なモデルを選べます。

 

2.360度回転するディスプレイで4つのスタイルに変形

日本HP
Pavilion X360 14
実売価格10万7784円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:インテル Core i5-8250U(1.6GHz)/インテル UHD グラフィックス 620 ●メモリ:12GB ●ストレージ:SSD 256GB ●ディスプレイ:タッチ対応14型 フルHD(1920×1080ドット) ●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 3.1×2、HDMI、SDカードリーダー、マイク/ヘッドホン ●バッテリー:約9時間 ●サイズ/重量:W335×D227×H19.5~22mm/約1.68kg

360度回転するディスプレイにより、「ノートブックモード」や「タブレットモード」など4つのスタイルで使える2in1 PC。最新の第8世代インテル Core プロセッサーを搭載し、パワフルな処理性能を実現。質感の高いアルミボディには、人気のオーディオブランド「B&O Play」 のテクノロジーを採用したデュアルスピーカーを搭載しており、ビジネスでもプライベートでも活躍してくれます。

↑キーボードを回転させるとタブレットのように使うことも可能

 

【キーボード】

一般的なノートPCと同等のフルサイズキーボードを搭載。脱着はできませんが、360回転させて様々なスタイルで使用できます。ヒンジ部はメタル製でスムーズに回転させることが可能。

 

【こんな人にオススメ】

2in1 PCのなかでもノートPC寄りの立ち位置のモデル。ビジネス用のノートPCとしての使い方がメインで、たまにはタブレットのように手軽にエンターテインメントも楽しみたい、という人に向いています。14型で約1.68kgというモバイルとして使うにはギリギリのサイズ・重量感。据え置きで使うことが多い人に適したモデルです。

 

3.シーンに応じて使い分けられる脱着式2in1

パナソニック
Let’s note XZ6(CF-XZ6LDAPR)
実売価格21万4010円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:インテル Core i5-7200U(2.5GHz)/インテル HD グラフィックス 620 ●メモリ:8GB ●ストレージ:SSD 128GB ●ディスプレイ:タッチ対応12型 QHD(2160×1440ドット) ●インターフェイス:(キーボードベース)USB 3.0×3、HDMI、VGA、イーサーネット (RJ-45) ポート、SDカードリーダー (タブレット部)USB Type-C×1、ヘッドセット端子 ●バッテリー:本体 約9時間、タブレット部 約4.5時間 ●サイズ/重量:W288.5×D223.7×H22mm/約1.019kg(タブレット部0.55kg)

しっかりとした作りのキーボードベースと、タブレットのようにも使えるデタッチャブルなディスプレイ部がセットになった2in1モデル。それぞれにバッテリーを搭載しており、合体させるとさらに長時間使用できる。CPUは第7世代インテル Core プロセッサーを採用し、表計算やスライドの作成などもスムーズに行える。ビジネスシーンで信頼の厚いLet’s noteシリーズだけに、堅牢性も十分。

 

 

【キーボード】

キーボードは使いやすい縦16mm横19mmのキーピッチ。シリーズ独自のホイールパッドも備えているので、マウスがなくてもスムーズに入力が行えます。オプションの専用アクティブペン「CF-VNP024U」(1万584円)を用意すれば、精密なペン入力も可能。

 

【こんな人にオススメ】

資料作成時などはクラムシェルスタイルのノートPCとして使い、外出時にはタブレット部のみを持ち運んでプレゼンなどをこなす、といった柔軟な使い方が可能。外回りの多い営業マンにオススメです。

 

ノートPCとタブレットの2台持ちをしている方は、1台で両方のメリットを兼ね備えた2in1タイプを検討してみてはいかがでしょうか。