今回登場したのは、Mini LEDモデルやQD-OLEDモデル、4K有機ELなど合わせて全4シリーズ12機種。いずれの製品にも、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる「スタジオ画質モード」や、各種コンテンツの信号をテレビが識別し、最適な画質に自動調整する「Prime Video 画質モード」が搭載されています。
体験会に用意されたブラビアは、4K液晶の最上位であるX95Lと4K有機ELのA95K。また試用ゲームタイトルは『FINAL FANTASY XVI』(FF16)です。スクウェア・エニックスはブラビアのうち、4K有機ELのA95K/A80L、4K液晶のX95L、X90L、X90Kシリーズを「公認画質」に定めています。FF16を楽しむうえで、最適な画質を有しているというお墨付きを与えているわけです。
AI映像エンジンには「α 7 AI Processor」を搭載。何百万もの映像ソースを学習させたAIプロセッサーが、地上波・ネット動画問わずあらゆるコンテンツに合わせて適した映像と音響を表現してくれます。映像は映画やスポーツなどのジャンルはもちろん、夜景や街並みといったシーンも自動で認識し、それぞれに合った設定を適用します。
今回のモニター販売で販売されるのは、タイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Lシリーズ」65V型/55V型、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「X875L/Z870Lシリーズ」75V型/65V型/55V型の全5モデル。いずれも5月17日に発表された最新モデルで、各30台を販売します。
レグザの生配信による販売は2021年7月に続き2回目。前回は「レグザLIVE SUPER SALE」と題し、テレビの通販番組のような形でリアルタイムで購入するスタイルでした。
ハイセンスは、現在開催中の欧州のサッカー大会「UEFA EURO 2020」の公式スポンサーとして、開催を記念したTwitterキャンペーンを7月1日にスタートしました。期間は7月12日までです。
キャンペーンは、6月にも開催したTwitterキャンペーンの第2弾にあたるもの。ハイセンスジャパン公式のTwitterアカウント「Hisense Japan (@hisense_japan)」をフォロー&リツイートすることで参加できます。賞品として、55V型の4K有機ELテレビ「55X8F」が1名に当たるほか、EURO2020オリジナルフィギュア(10名)、EURO2020オリジナルキーフォルダー(20名)が当たります。
同社によれば、2020年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレビを視聴する時間が増え、平均的な視聴時間は約20%増加したとのこと。さらに、テレビでネット動画配信サービスを視聴するニーズも増えていることから、新モデルではweb OS 6.0を採用し、動画アプリの起動時間を一般的なスマートテレビの約半分に短縮。スピーディーな動作でネット動画が楽しめます。
また、テレビの心臓部ともいえる映像エンジンに人工知能を統合させた、第4世代のAI対応映像エンジン「α9 Gen4 AI Processor 4K」(※OLED A1シリーズは「α7 Gen4 AI Processor 4K」搭載)。AIが視聴している映像のジャンル(シネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダード)やシーン(夜景・街並み・自然・スタンダード)を認識し、それぞれのシーンに合う画質設定を自動で適用します。
音声面では、2.1ch3ウェイ5スピーカーで構成される「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」(※)を採用し、聞き取りやすく臨場感豊かなサウンドを再生します。明るいリビングでも反射を抑える「低反射パネル」や、画面角度を調整できる「回転式スタンド」など、日本の視聴スタイルに合った機能も搭載しています。
※:45型「4T-C45AL1」は2ch1ウェイ2スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」となります
BDレコーダーは、新たに最上位機種「UT」シリーズがラインナップに加わりました。同シリーズは、最大100Mbpsという膨大な情報量で高画質な4K映像が楽しめる「4K Ultra HD ブルーレイ」(UHD BD)の再生に対応。地デジやBDなどの映像も4Kにアップコンバートし、コマとコマのあいだの映像を補完して秒間60コマのなめらかな映像を再生します。
FZ1000およびFZ950は、ビエラブランドのフラッグシップに位置づけられる4K有機ELテレビ。両機種の主な違いはスピーカーで、FZ1000はテクニクス開発チームと新設計した“Tuned by Technics”のスピーカーシステムを搭載し、低音の迫力と音のクリア感を大幅に向上。FZ950は、シンプルなデザインの「ダイナミックサウンドシステム」を搭載しています。
液晶テレビは「X9000F」、「X8500F」、「X7500F」の3機種をラインナップ。X9000Fは直下型LED/倍速駆動パネルを搭載し、4K液晶テレビのフラッグシップ「Z9D」に次ぐ上位モデルという位置づけ。Z9DやA1/A8Fなどの上位モデルと同様、高い画像処理能力の映像エンジン「X1 Extreme」を搭載するほか、高コントラストを実現する「X-tended Dynamic Range PRO」技術も採用しています。
特に、今回の4K放送は「画質」が非常に良い、という点が重要だ。意外に思われるかもしれないが、過去のデジタル放送は、同じ解像度のコンテンツの中では必ずしも「高画質」とはいえなかった。映像を伝送するために必要な帯域が狭く設計されていたからだ。しかし今回の4K放送は、ビットレートが「最大33Mbps」とかなり高い。ディスクメディアであるUltra HD Blu-ray(最大108Mps)にはかなわないが、ネット配信の4K(一般的には十数Mbpsで、もっとも恵まれた環境の場合でも25Mbps程度)よりはずっと高く、しかも品質が安定している。この点は利点といえる。
EZ1000/950共通の仕様としては、プラズマテレビで培われた自発光方式のチューニングを生かした新・映像エンジン「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載していることや、高品位なHDR映像を楽しめる国際認証「ULTRA HD PREMIUM」を取得していること、映画館の質感を再現する「THX 4Kディスプレイ規格」を取得していることが挙げられます。