アップル、「AirTag」に新機能を導入! 15の航空会社と位置情報を共有へ

アップルは紛失防止タグ「AirTag」において、航空会社との位置情報の共有機能を導入すると発表しました。

↑空港で紛失した荷物が見つかりやすくなりそう(画像提供/アップル)

 

まもなく配信される次期アップデートの「iOS 18.2」のパブリックベータ版では、「アイテムの位置情報を共有(Share Item Location)」することで、プライバシーを保護しながら、航空会社などの第三者と情報を直接簡単に共有することができます。

 

具体的にはiPhone、iPad、Macの「探す」アプリで、「アイテムの位置情報を共有」のリンクを生成することができます。このリンクを受け取ったユーザーは、アイテムの位置を表示するウェブサイトにアクセスできるのです。ウェブサイトの情報は自動的に更新され、リンクは7日後に期限切れとなります。

 

この新機能は今後数か月以内に、エアリンガス、エア・カナダ、ニュージーランド航空、オーストリア航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ブリュッセル航空、デルタ航空、ユーロウイングス、イベリア航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空、カンタス航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ターキッシュ・エアラインズ、ユナイテッド航空、ヴァージンアトランティック航空、ブエリング航空など、15社以上の航空会社で利用が開始されます。今後さらに多くの航空会社が追加される予定。

 

従来では、AirTagをスーツケースなどに取り付けても、ロストバゲージ(荷物紛失)の際には自分で位置情報を探し出し、航空会社に訴える必要がありました。iOS 18.2の新たな機能で、紛失した荷物が見つかりやすくなることに期待です。

 

Source: Apple via MacRumors

Appleの「探す」機能、最大32個のアイテムを追跡できるようになりました!

Apple(アップル)は公式文章にて、「探す(Find My)」にて何個のアイテムが追跡可能なのかを明らかにしました。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

探すはiPhoneやMacから、自分のiCloudアカウントに紐付けられているデバイス、紛失防止タグ「AirTag」の場所を検索できるサービスです。また、友人と位置情報を共有することもできます。

 

Appleによれば、探すではこれまでの16個から、32個のアイテムが追加できるようになったとのこと。この変更は「iOS 16」「iPadOS 16」からのものですが、これまで公式ウェブサイト上には反映されていませんでした。

 

探すの制限にカウントされるアイテムには、AirTags、AirPods、新しいMagSafe Wallet、一部のBeatsヘッドフォン、Find Myをサポートするサードパーティーアクセサリーなどが含まれます。また「AirPods Max」は1アイテム、「AirPods」と「AirPods Pro(第1世代)」は2アイテム、「AirPods Pro(第2世代)」は3アイテムとしてカウントされます。

 

32個ものアイテムを探すに登録する人は、あまり多くないと思いますが…。それでも、探すの機能をフルに活用している人には、嬉しい仕様変更となりそうです。

 

Source: Apple

Apple「初売り」2024年は4日間開催! iPhone購入で限定「辰」AirTagがもらえるかも

Appleは、2024年1月2日より、Apple Storeにて初売りを開催します。

 

2024年は、初売りの期間をこれまでの1月2日、3日の2日間から延長し、1月2日から5日までの4日間の開催となります。

 

2024年初売り限定オファーとして、購入製品によって4000円から最大3万円のApple Gift Cardをプレゼント。新年のApple Gift Cardは、2023年と同じく水引をモチーフとしたデザインとなっています(オンラインでは電子版ギフトカードの提供)。

 

また、対象のiPhoneを購入すると、先着5万名に、干支の辰の絵文字が描かれた特別バージョンの「AirTag」をプレゼントします。対象のiPhoneは、「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 13」「iPhone SE」。AirTagのオファーは、Apple Store Appでの購入は対象外となっており、ウェブのオンラインストアおよび店頭での購入が対象です。

 

Apple Trade Inを利用して、現在持っているデバイスを下取りに出すことで、さらにお得に購入可能。ペイディあと払いプランApple専用の利用で、金利0%の分割払いでのご購入も可能です。

 

初売り限定オファーの詳細は、Apple公式サイトをご覧ください。

次期AirTag、まーだまだ時間がかかりそう

Apple(アップル)が紛失防止タグ「次期AirTag(AirTag 2)」のリリースが2025年まで延期されたとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

AirTagは2021年にリリースされた紛失防止タグで、自身の位置をユーザーに知らせたり、アラームを鳴らすことができます。以前にKuo氏は、次期AirTagは2023年10月から量産を開始し、Appleの空間コンピューター「Vision Pro」との連携が特徴になると報告していました。

 

今回のKuo氏の報告によれば、次期AirTagの量産は2025年まで延期されるとのこと。またKuo氏は引き続き、Appleが構想している空間コンピューティングの中心のVision Proが存在し、次期AirTagが連携すると報告しているのです。

 

現時点では、次期AirTagのデザインや機能などの詳細はわかっていません。一方で初代AirTagには「超広帯域無線(UWB)」を実現する「U1」チップが搭載されており、これがVision Proと何らかの連携動作を予定しているのかもしれません。

 

位置情報の検出という意味ではなかなか便利なAirTagですが、一方でストーカー対策などに課題を残しました。次期AirTagでは、このようなセキュリティ面の改善も期待したいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRurmos

カージャックに遭った家族、AirTagを2枚取り付けたおかげで犯人がスピード逮捕!

アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで、盗まれたクルマが返ってきた事例がいくつも報告されてきました。しかし、地方によっては警察もAirTagを防犯のため着けるよう勧めているためか、犯罪者も警戒心を強めているようです。

↑泥棒もAirTagに警戒しているはず

 

そんななか、ある家族がクルマに2つAirTagを取り付けていたおかげで、盗難されてから直ぐに警察に見つけてもらえたニュースが報じられています。

 

海外メディアABC7 Newsによると、セッター一家は米ワシントン州でピストルを持った男にカージャックされたそうです。「クルマから荷物を降ろしていたら、男がこちらに来て、ピストルを見せてきたんだ」とショーン・セッター氏は説明しています。

 

そして泥棒は家族のクルマを盗んで立ち去り、赤いクルマに乗った共犯者も後に続いたとのこと。しかしセッター一家は万が一に備え、複数のAirTagをクルマに積んでおこうと決めていたと語っています。1つはキーホルダーに着けられ、もう1つは車内に隠されていました。

 

走り去ってまもなく、泥棒は夫のiPhoneを車外に投げ捨て、キーホルダーに付いたAirTagも捨てられてしまいました。が、車内に隠されたAirTagは見つからなかったため、奥さんのiPhoneにより追跡できたのです。

 

セッター一家がそれを警察に見せたため、クルマがどこに行ったか1時間あまりで突き止めることができました。が、乱暴な走行でオイル漏れが起きたり、銃撃戦に巻き込まれて銃弾を撃ち込まれたりと損傷が激しく、保険会社からは全損と判断されたそうです。

 

今回の家族は、クルマ泥棒の意識をキーホルダーに向けさせて車内のAirTagに気づかせなかったことや、位置情報が分かった後は警察にまかせたことでしょう。被害者が自らバイク窃盗団を追いかけたが鼻を折られた事件もあり、自力で取り返そうとするのは絶対に止めましょう。

 

Source:ABC7 News
via:AppleInsider

米麻薬取締局、AirTagを捜査に使用。他のGPSトラッカーより信頼性が高いから?

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、本来はなくしものを探すためのガジェットですが、結果として自動車泥棒の逮捕に繋がることもありました。そんななか、米麻薬取締局(DEA)が中国から国内の麻薬製造業者に送られた違法な用具を追跡するためにAirTagを使ったと報じられています。

↑AirTagの“潜入捜査”!?

 

米Forbes報道によると、米国境警備隊は2022年5月、中国からのピルプレス機と錠剤染料を含む2つの荷物を発見しました。これらは麻薬の売人宛ての荷物だと疑われ、DEAに通報されたとのこと。そこでDEAは荷物にAirTagを貼り付けて動きを追跡することを選んだものの、こんなやり方でAirTagを使ったのは初めてのようです。

 

なぜDEAがGPSベースの追跡装置ではなくAirTagを使ったのか、捜索令状には記載されていません。が、AirTagについては「正確な位置情報」が得られ、それにより「麻薬や麻薬の稼ぎを保管する場所、規制薬物を入手する場所、それらを配布する場所に関する証拠を入手できる」と説明されています。

 

Forbesの取材に応じた元刑事は、DEAがAirTagを使ったのは、接続性の信頼性が他のデバイスよりも高いからではないか(追跡しやすい)、あるいは過去に警察が使ったGPSデバイスが失敗したからではないか、と推測しています。

 

AirTagには追跡を防止する機能も備わっており、こうした「潜入捜査」には向いていないかもしれません。もしかするとDEAが、AirTagに何らかの加工をしていた可能性もありそうです。

 

Source:Forbes
via:MacRumors

米麻薬取締局、AirTagを捜査に使用。他のGPSトラッカーより信頼性が高いから?

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、本来はなくしものを探すためのガジェットですが、結果として自動車泥棒の逮捕に繋がることもありました。そんななか、米麻薬取締局(DEA)が中国から国内の麻薬製造業者に送られた違法な用具を追跡するためにAirTagを使ったと報じられています。

↑AirTagの“潜入捜査”!?

 

米Forbes報道によると、米国境警備隊は2022年5月、中国からのピルプレス機と錠剤染料を含む2つの荷物を発見しました。これらは麻薬の売人宛ての荷物だと疑われ、DEAに通報されたとのこと。そこでDEAは荷物にAirTagを貼り付けて動きを追跡することを選んだものの、こんなやり方でAirTagを使ったのは初めてのようです。

 

なぜDEAがGPSベースの追跡装置ではなくAirTagを使ったのか、捜索令状には記載されていません。が、AirTagについては「正確な位置情報」が得られ、それにより「麻薬や麻薬の稼ぎを保管する場所、規制薬物を入手する場所、それらを配布する場所に関する証拠を入手できる」と説明されています。

 

Forbesの取材に応じた元刑事は、DEAがAirTagを使ったのは、接続性の信頼性が他のデバイスよりも高いからではないか(追跡しやすい)、あるいは過去に警察が使ったGPSデバイスが失敗したからではないか、と推測しています。

 

AirTagには追跡を防止する機能も備わっており、こうした「潜入捜査」には向いていないかもしれません。もしかするとDEAが、AirTagに何らかの加工をしていた可能性もありそうです。

 

Source:Forbes
via:MacRumors

カージャック未遂犯、マニュアル車が運転できずAirTag付きのキーを盗んだためにスピード逮捕!

アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで、窃盗犯が捕まることは珍しくはありません。が、犯人がマニュアル車をどう運転するか知らずに盗もうとして失敗したあげく、AirTag付きの鍵を持って逃げたために逮捕されたという事件が報じられています。

↑なんともおマヌケな話…

 

米イリノイ州シカゴの地元メディアCWBChicagoによると、犯人のアンドリュー・モラン(25歳)は「このままでは誰かに殺されるから、車を奪わないといけない」と被害者に言ったとのこと。モランが銃を持っていると思った被害者は、車から降りて近くの店から警察に通報したそうです。

 

が、その車アウディA3はマニュアル車でした。モランはスティックシフト(シフトレバーを手動で切り替える)の運転方法を知らなかったため、結局は動かせず。そのうち警察のサイレンが近づくにつれて、諦めて逃げ出したそうです。監視カメラには、カージャック未遂の犯行が記録されていました。

 

その後モランは、シカゴ地下鉄のブルーラインに飛び乗りました。が、警察は被害者の「探す」アプリでAirTagつきの車のキーフォブ(リモコンタイプのスマートキー)を追跡し、アディソン駅で停車中の車内でモランを逮捕したとのこと。他の乗客は、警察が現場に到着したとき、モランがキーフォブを捨てたと証言しています。

 

つまり、今回の犯人は運転もできないマニュアル車を盗もうとして、しかもAirTag付きのカギを持って逃げたばかりに自分の場所を警察に教えてしまったわけです。もしもカギを盗まなかったとしたら、警察も追跡や逮捕には手こずっていたのかもしれません。

 

犯人にとっては二重の不運とヘマが重なったかっこうですが、被害者にとっては二重の幸運に恵まれたといえそうです。

 

Source:CWBChicago
via:9to5Mac

リサイクルされるはずの中古スニーカー、実は海外に輸出されていた! AirTagの追跡により明らかに

シンガポール政府と化学メーカーのダウなどが共同で行っているスニーカーのリサイクル事業について、本当かどうかをAirTagにより調査したところ、ほとんどが他国へ輸出されていたことが分かったと報じられています。

↑中古スニーカーの行方は?

 

2022年、シンガポール政府とダウなどは、寄付された靴のゴム底や中底を遊び場やランニングコースの材料にする取り組みを始めました。

 

が、米Reutersの記者はダウが以前リサイクルの目標を達成できなかったことから、自ら11足の靴にAirTagをひそかに取り付けて寄附し、実際にどこに靴がどこに運ばれているのかを確認したそうです。

 

その結果、ほとんどの靴がインドネシアで発見されることに。結局のところ、それらはリサイクル事業に関わる廃棄物管理会社に雇われたという中古品の輸出業者により持ち去られていたそうです。

 

この調査結果を受け、ダウは国家機関のスポーツ・シンガポールや他のスポンサーとともに独自の調査を開始したとのこと。その後、同社は問題の輸出業者が3月1日からプロジェクトから外れることを確認したそうです。

 

ダウは声明にて、同社とプロジェクトパートナーは「このプログラムにより回収された靴の不正な持ち出しや輸出を認めず、回収とリサイクル過程の整合性を守ることに引き続き尽力する」と主張しています。

 

AirTagは時として、思わぬ真実を暴くことがあります。たとえばロストバゲージが持ち主とは正反対の方向に送られていたことや、強盗犯がAirTag入りの荷物を盗んだばかりに居場所が発覚した事件も記憶に新しいところです。

 

その一方でストーカーに悪用されたこともありましたが、アップルの安全対策により逮捕されたとのニュースもありました。今後もソフトウェアアップデートにより、ますます便利に、そして安全になると期待したいところです。

 

Source:Reuters
via:AppleInsider

カリフォルニアの大雨による洪水で流された犬、AirTagのおかげで飼い主と無事再会!

1月に入ってから米カリフォルニア州で記録的な大雨が降り、多くの被害が出ることになりました。そんななか、アップルの忘れ物トラッカーAirTagのおかげで、洪水で流された犬が飼い主と再会できたと報じられています。

↑AirTag

 

1歳のオーストラリアン・シェパードであるシーマスは、散歩中に飼い主から逃げ出し、流れの速い排水路に転落してしまいました。水に前足を一本つけただけで、あっという間に消えてしまったそうです。

 

地元の消防署は、近くの水路で犬が吠えるのを聞いたと報され、シーマスが落ちた場所から1マイル(約1.6km)離れたところで発見。排水管の中で濡れて身動きできなくなっていましたが、無傷で元気そうだったと語られています

 

そしてシーマスは、首輪にAirTag(と従来型のIDタグ)を着けていました。そのおかげでレスキュー隊員と飼い主がシーマスを追跡し、再会を果たすのに役立った、とのこと。飼い主は「レスキュー隊の対応には、ただただ圧倒されました」と感謝を述べています。

 

AirTagは2021年に発売されて以来、さまざまなかたちでニュースに登場してきました。ロストバゲージを見つける役に立った、盗難車を取り返す手がかりとなったこともあれば、ストーカーに悪用されたとの報道もありました。

 

今やAirTagをペットに着ける飼い主は珍しくなく、首輪用の装着アクセサリーも通販サイトでいろいろと販売されています。全世界に普及している数億台ものiPhoneによる「探す」ネットワークが、その信頼性を支えているといえそうです。

 

Source:ABC7NY
via:iMore

ロストバゲージに入れたAirTag、荷物が正反対の方向に送られていたことを明らかに

アップルの忘れ物タグAirTagは、飛行機の乗客が行方不明となった荷物を取り戻すのに役立ったことが何度も報じられてきました。そして新たに、航空会社が紛失した荷物の問い合わせをしたものの、不誠実な対応をされたことを明らかにしたと伝えられています。

Image:Global News

 

昨年11月、ポール・クリファー氏は妻と一緒にメキシコシティから航空便で帰還した際に、バンクーバー空港に降り立ったときに荷物がなかったとのこと。そこで荷物に入れていたAirTagの場所を調べたところ、4000kmも離れた場所、つまりメキシコシティ国際空港に置かれたままだと分かりました。

 

すぐにクリファー氏はエア・カナダの代理店に連絡を取ると、係員から「追って自宅にお送りします」と確約してくれたそうです。が、3日経っても進展はなく、「メキシコシティにメモを送る以外は何もできない」と告げられたと語っています。

 

その2週間後、クリファー氏はAirTagの位置が確認すると、荷物が移動していることが判明しました。しかし。メキシコシティからカナダに送られるどころか、スペインのマドリード国際空港にあると表示されてショックを受けたとのこと。

 

さらにエア・カナダに連絡を取り続けたものの、結果は出ず。「より重要な問題として扱い、48時間以内に連絡を取る」と言われたが、そんなことは一度もなかったと振り返られています。

 

この報道につき質問されたエア・カナダは、荷物の遅延を遺憾に思い、お客様に大変ご迷惑をおかけしたと謝罪。その上で時間ばかり経ってしまったことを認めて、(金銭の)補償をするとクリファー氏に伝えたことを明かしています。

 

もっとも、クリファー氏の荷物がスペインのマドリードにあると示す画像を見せられ、なぜ荷物を見つけるのを諦めたかと尋ねられたものの、エア・カナダは回答を避けたと報じられています。

 

大切な持ち物を入れたままの荷物が行方知れずになれば。持ち主は不安でたまらなくなってしまうはず。いざという時のためにも、AirTagはスーツケースなどに入れておいた方がいいかもしれません。

 

Source:Global News
via:AppleInsider

Appleの初売りは1月2日~3日! 最高3万2000円分のギフトカードと卯年AirTagをゲットせよ

Apple(アップル)は年明けの1月2日と3日に、毎年恒例の初売りを実施すると発表しました。

↑Appleより

 

来年のAppleの初売りでは、対象商品の購入者を対象に最高3万2000円分のお正月デザインの「Apple Gift Card」がプレゼントされます。さらに対象のiPhoneを購入すれば、卯(うさぎ)年モチーフの特別な「AirTag」もプレゼントされます。

 

キャンペーンでは、「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 12」「iPhone SE」を対象に8,000円分のギフトカードをプレゼント。「AirPods Pro(第2世代)」「AirPods(第2世代)」「Lightning充電ケース付きAirPods(第3世代)」「AirPods Max」なら最高1万2000円、「Apple Watch SE」なら8,000円、「iPad Air」「iPad(第9世代)」「iPad mini」なら最高8,000円、「MacBook Air」「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」なら最高3万2000円がプレゼントされます。

 

さらに、「iPad Pro・iPad Air⁠用Magic Keyboard」「Smart Keyboard Folio」「Apple Pencil(第2世代)」「MagSafe⁠デ⁠ュアル充電パッド」なら最高8,000円、「Studio3 Wireless」「Solo3 Wireless」「Powerbeats Pro」「Beats Fit Pro」「Beats Studio Buds」「Beats Flex」でも最高8,000円のギフトカードがプレゼントされます。

 

繰り返しになりますが、Appleの初売りは1月2日と3日限定。また、卯年モチーフの特別なAirTagは先着3万人限定となっています。欲しいアイテムがあれば、お早めにどうぞ!

 

Source: Apple

AirTagの安全対策のおかげでストーカー犯が逮捕。3回も仕掛けた上に警察署にも現れる

アップルの忘れ物トラッカーAirTagには、数々の安全対策が施されています。それらが正しく機能して、ストーカー行為をしていた人物が逮捕されるきっかけになったと報じられています。

↑AirTag

 

米国のニュースメディアKelolandの報道によると、カール・スティーブン・ショーバー(63歳)はAirTagを使って3回もストーカー行為をしようとしたそうです。ショーバーは被害者と結婚していると主張しているものの、実は被害者との関係はなく、電話やメッセージもブロックされていました。

 

まず、被害者が「浮気をしていると思ったから」車のスペアタイヤの上にAirTagを設置。しかし被害者は、アップルによる安全対策のおかげで、不審なAirTagが一緒に移動していると警告を受けたとのことです。

 

その後、被害者は見つけたAirTagを証拠品として警察に渡しました。するとショーバーは警察署にやって来て「被害者が署で浮気をしている、だから署に探しに来たんだ」と言ったそうです。もっとも、この時点では逮捕されませんでした。

 

が、その後に被害者はiPhoneから行動が追跡されていると知らされ、2つ目のAirTagに気づきました。やはり今回も車から発見され、スペアタイヤの上にあるビニール袋の中に、財布に入れて隠していたそうです。

 

さらに、被害者はiPhoneから3つ目のAirTagが位置を追跡していると警告されました。そこで、車を整備工場に持ち込んで探すことに。今度の手口はさらに凝っており、AirTagは助手席のタイヤ近くの車のサブフレームに仕込まれ、ビニール袋とプラスチックケースで包んだ状態で見つかったとのことです。

 

これらAirTagは3つとも警察署に証拠として提出されましたが、ショーバーはAirTagの場所を確認してから再び警察署に出現。ようやく逮捕されて刑務所に収監され、予備審問は12月19日に行われる予定だそうです。

 

この事件ではAirTagが3回もストーカー目的で仕掛けられ、3回とも期待通りに安全対策が機能したかっこうです。アップルは今年2月にストーカー被害を減らすためのアップデートを発表しましたが、その効果が発揮されたようでなによりです。

 

Source:Keloland
via:9to5Mac

イギリスの地方警察、盗難車を早く取り返せるようAirTagをオススメ

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、盗まれたクルマにたまたま入れていたおかげで、犯人の逮捕に繋がったエピソードもありました。そんななか、イギリスのある地方警察が自ら、万が一盗難に遭った場合に備えて、自分のクルマにAirTagを取り付けるよう人々にお勧めしています。

↑クルマの盗難事件解決に役立つとされている、Apple「AirTag」

 

英シェフィールド・ノースウェスト警察は、覆面をした男たちが物件に侵入してカギを探した後、クルマが盗まれたとツイートしています。しかしクルマが盗まれてから、40分程度で場所が特定されたそうです。

 

同署は、「この事件はトラッカーを車内に置くことが、不幸にも盗難に遭った場合に場所を突き止めるため有効だと示しています」と述べています。その後のツイートではさらに踏み込み、盗まれたクルマを早めに取り返すためにも「すべての自動車のオーナーに、低価格のトラッカーを車内に積むことを検討するようお勧めします」とまで言っている具合です。

 

残念ながらツイートした18日時点(現地時間)では盗んだ犯人は見つかっておらず、まだ捜索中のようです。

 

車内のAirTagを使って盗まれたクルマの場所を確認するのは、今回が初めてではありません。数か月前にも、3つのAirTagと「探す」アプリにより追跡した話が報じられていました。とはいえ、警察が人々にAirTagを使うことでクルマが盗まれたときに役立つと、積極的にお勧めするのは珍しいことです。

 

もっとも、AirTagは以前ほどお安くはありません。2021年4月に発売された当時は1個で3800円(税込、以下同)、4個セットで1万2800円でしたが、円安のために記事執筆時点(10月25日)では、それぞれ4780円と1万5980円に値上がりしています

 

それでも、少しでも盗難車を取り返せる可能性が高まるのであれば、良い買い物となるのかもしれません。

 

Source:Sheffield North West NPT(Twitter) 
via:iMore

AirTag、空港で荷物を盗んだ犯人逮捕に活躍!

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは悪用されることもありますが、空港で乗客の荷物を盗んだ犯人の逮捕と1万5000ドル(約200万円)以上の宝石の回収に活躍したと報じられています。

AirTagと鍵

 

米フロリダ州オカルーサ郡の保安官事務所は11日、デスティン・フォート・ウォルトン・ビーチ空港で不審な動きがあったとして、捜査を実施したことをFacebookで明らかにしました。同事務所の空港警備隊は、(空港の)従業員が扱った荷物の盗難を警戒していたそうです。

 

ことの始まりは7月、ある旅行者が自分の荷物が目的地に到着していないと届け出たことでした。この荷物は1,600ドル以上の品物が入っており、輸送中に紛失してしまったようでした。

 

ただし、旅行客はスーツケースにAirTagを入れていたため、移動した道のりを追うことができました。最後にアクティブ(検知)になったのが同州メアリー・エスターのキャシー・コート近くだと判明したことから、警察はその地域に住む従業員を照合し、デ・ルーカ(De Luca)容疑者を突き止めたそうです。同容疑者はスーツケースを物色し、AirTagを取り出したことを認めました。

 

さらに容疑者の自宅を捜索したところ、捜索願が出されていた品物(1万5000ドルの宝石など)は回収できたとのこと。が、残念ながらスーツケースにAirTagを入れていた持ち主の荷物は回収できなかったと報告されています。

 

捜索にあたった保安官は「今回の逮捕は、これらの盗難の犯人を見つけて責任を取らせるという、空港警備隊、捜査員、空港の優れたチームワークの一例です」と語っています。この結果、デ・ルーカ容疑者は2件の重窃盗罪に問われることになりました。

 

AirTagは不安を呼び起こす使われ方をしたこともありましたが、その一方では連続窃盗犯が逮捕されるきっかけとなったり、盗まれた盗難車を8台も突き止めるお手柄をあげた例もあります

 

とはいえ、AirTagを付けたバイクを追いかけて犯人を見つけたものの、鼻の骨を折る大けがを負った人もいます。くれぐれも自力で取り返そうとせず、警察に位置情報を伝え、あとは任せることをお勧めします。

 

Source:Facebook
via:AppleInsider

iOS 15.6では「探す」でAirTagの残りバッテリー表示が消滅! 誤動作が多かったから?

アップルは21日、iOS 15.6とiPadOS 15.6を配信開始しました。この正規バージョンおよび最新の開発者向けiOS 16ベータ版にて、「探す」アプリで忘れ物トラッカーAirTagの残りバッテリー容量が表示されなくなったことが明らかとなりました。

↑AirTagと「探す」

 

直前のiOS 15.5の時点では、「探す」アプリではAirTagの名前と位置情報の下に、iPhoneのバッテリー状態のような小さなバッテリーアイコンが表示されていました。残り何%かまでは分かりませんでしたが、このアイコンでだいたい残りバッテリーの目安が分かり、それが赤くなると残量が残りわずか、そろそろバッテリーを交換する時期だと察しが付きました。

 

しかしiOS 15.6では、AirTagのバッテリー残量が極端に少なくなれば通知は来るものの、残りバッテリー表示は消えてしまいました。また最新のmacOS Monterey 12.5やwatchOS 8.7でも「探す」アプリからバッテリー残量アイコンが消えているため、これはアップルの手違いではなく、意図してやったことと思われます。

↑Image:iCulture.nl

 

そればかりか、アップルは北米向けの電池交換に関する公式サポート文書を更新し、「探す」アプリでのバッテリーアイコンに関する記述を消しています。その代わりにAirTagカードをタップし、「バッテリー残量低下」バナーが出ていないか確認するよう勧めています。

 

なお、日本向けはサポート文書はまだ更新されていないため、バッテリーアイコンの記述は残っています

 

この変更を発見したオランダのブログiCulture.nlは、AirTagのバッテリー残量表示に問題が相次いでいたために削除したのだろうと推測しています。ここ1年のうち、バッテリーが空だと表示されているのに、実際そうではないとの報告がいくつかありました

 

今後アップルが方針を改め、バッテリー残量表示を元に戻すかどうかは不明です。もしもこのままであれば、iPhoneを通じてAirTagのバッテリーがそろそろ危ういと警告を待つしかなさそうです。

 

Source:MacRumors

連続窃盗犯、AirTag入りのバックパックを盗んだばかりにお縄に! 警察が「探す」アプリで追跡

アップルが忘れ物トラッカーAirTagを発売してから1年あまりが経ちましたが、本来の使い方をされることもあれば、悲劇に繋がることもありました。ユーザー自らが盗まれた品々の追跡に使って、無事に取り返したとの報道も思い出されます。

 

そんな最新の事例として、警察が泥棒そのものの追跡に使い、見事に逮捕できたと報じられています。

 

米ノースカロライナ州のメディアWRALによれば、現地の警察はAirTagを連続窃盗犯の追跡に役立てたそうです。この泥棒は、AirTag付きのバックパックを盗んでしまったとのこと。盗難が通報されると、捜査官は「探す」アプリを使ってバックパックを追跡し、窃盗犯を捕らえたしだいです。

 

警察はシャーロット(州の南西部にある都市)南東まで追跡し、窃盗犯がいる家を特定。そこで逮捕しようとしたところ、車で逃げ出されましたが、まだバックパックは持ったままでした。結局、捜査員は車を追跡し、逃げた場所を特定して捕まえたというわけです。

 

この泥棒は5回も逮捕されており、銃器を盗むなどの前科もあったそうです。今回の件でも自動車を壊して侵入、窃盗の重罪、銃器の盗難で起訴されており、ユーザー自らが追跡せずに警察に任せたのが賢明だったようです。

 

アップルは最近、AirTagをより安全なものにするためアップデートを繰り返しています。たとえばAirTagのセットアップ時に「自分の持ち物を追跡するためのものであること、同意なしに人を追跡することは世界中の多くの地域で犯罪である」ことを警告するポップアップを表示。このポップアップには、法執行機関がAirTagに紐付けられたApple IDの個人情報を要求することができるとも書かれています

 

だとすれば、今回の件は「同意なしに人(犯人)を追跡」しているということでアウト……?とも思われますが、警察(法執行機関)自らが、盗品と人間の両方を追跡しているのでグレーゾーンのようです。ともあれ、くれぐれも「AirTagは人を追跡するものではない」と注意しておきたいところです。

 

Source:WRAL
via:9to5Mac

AirTagの追跡から事件に発展、 浮気を疑われた男性が悲劇に遭う

※この記事は過激な内容を含みます。また、製品の悪意ある使用方法をすすめるものではありません。

 

アップルの忘れ物トラッカーAirTagは、本来の目的から外れてストーカーや車泥棒などに悪用されている事件がいくつか報じられてきました。そして新たに、男性の浮気を疑った女性がAirTagを利用して追跡し、あげく車でひき殺す悲劇にいたったと報じられています。

 

米インディアナポリスの地元誌によると、アンドレ・スミス氏(26)は現地のパブの外で車に何回もひかれ、救急隊が車の下敷きになっているところを発見したと伝えられています。その場で死亡が確認され、死因は車だと断定されたとのことです。

 

事件の目撃者は、車を運転していた女性ゲイリン・モリスから、被害者を「AirTagとGPSを使って追跡していた」と聞いたと語っています。モリスは自分がスミス氏のガールフレンドで、スミス氏が浮気しているに違いないと主張していたそうです(本当にGFだったのか、浮気の事実があったのかどうかは不明)。

 

スミス氏を追跡してバーで女性と話しているのを見たモリスは、空き瓶を手にして相手を殴ると脅したそうです。スミス氏は2人の間に割って入って殴るのを止めようとしたが、バー側が3人に立ち去るよう求めたと伝えられています。

 

目撃証言によれば、モリスは車に乗り込んで前方にいたスミス氏をひき、さらに車をバックさせて身体の上を通ってから突進し、計3回もひいたそうです。その後モリスは車を降りて女性を追いかけようとしたところを、警官に取り押さえられたとのことです。

 

AirTagについては、ストーカー達が悪用して被害者を追跡したとの報道が相次いでおり、米ニューヨーク州司法長官も注意を呼びかけていました。アップル側でも見逃しているわけではなく、数々のストーカー防止対策の強化が約束されており、実際にファームウェア更新によりアラーム音が大きくされたばかりです。

 

AirTagはアップル製品ゆえに販売台数も多く、それだけに注目されやすい側面もあるはず。さらには、競合他社の忘れ物トラッカーはAirTagよりもセキュリティ対策が緩く、悪用される危険が高いとの指摘もあり、メーカーの枠を超えた広範な規制が必要なのかもしれません。

Source:Indystar
via:AppleInsider

強盗犯、忘れ物トラッカーAirTag入りの荷物を盗んだばかりに追跡されて逮捕!

武装した強盗がアップルの忘れ物トラッカーAirTag入りだと知らずに盗んだことで、警察に追跡されて逮捕された事件が報じられています。

 

事件の始まりは、米オレゴン州ポートランドで強盗が発生したことです。警察の事情聴取に「ジャスティン・ジョンストン」と名乗った容疑者は、店のスタッフに銃を向けて金を要求し、携帯電話と財布を奪いました。

 

そこで警察は携帯電話を追跡して現地のホテルを突き止め、容疑者が出入りしていたことを監視カメラで確認。その後にホテルから容疑者が戻ってきたと連絡があり、警察が逮捕しようとしたところ、火災報知器を作動させて逃げ切ってしまいました。そこにはニセの拳銃があったとのことです。

 

が、さらに宿泊客から「部屋に侵入され、AirTagを取り付けた荷物が奪われた」との通報が入りました。そこで警察はAirTagを使ってノース・ポートランドまで追跡し、容疑者を逮捕したしだいです。

 

つまり、容疑者はまず携帯電話を手がかりに追跡され、そしてAirTagを盗んだばかりに2度目の追跡が始まったわけです。なお、今回逮捕された容疑者は第二級強盗と第一級強盗の罪で起訴されたとのことです。

 

この話は、AirTagが本来の形でお手柄をあげた最新のものです。つい先日も、オーストラリアで盗まれた90万円相当のノートPCやカメラなどを取り返す上で役に立っていました。

 

その一方で、AirTagはストーカー行為に悪用しようとする輩がいるために、規制しようとする動きも目立ち始めています。たとえば米オハイオ州では、AirTagを誰かの追跡に許可なく使うことを犯罪行為とする法案が提出された、という具合です。

 

とはいえ、AirTagは他社GPSトラッカーよりもストーカー対策がしっかりしているとの検証結果もありました。「安全性と便利さ」のバランスが、今後も模索されることになりそうです。

 

Source:KATU2
via:AppleInsider

AirTagがお手柄! 盗まれた90万円相当のノートPCやカメラを取り返すことに役立つ

アップルの忘れ物トラッカーAirTagはストーカーや自動車泥棒に悪用されること(大ヒット商品ゆえに「様々な人が使っている」ためでもあります)が注目を集めやすくなっていますが、盗難に遭った男性が90万円相当の写真機材などを取り返す役に立ったと報じられています。

 

写真家にとっての悪夢は、自分の撮影機材が盗まれたり行方不明になったりすることでしょう。シドニーに住むグラハム・テイトさんも5月初旬、南オーストラリア州での休暇を過ごすホテルで所持品の盗難に遭ってしまいました。ノートPCやソニーのカメラ、財布、GoProなど、1万オーストラリアドル(約90万円)もの物品を持って行かれたそうです。

 

しかしテイトさんは、ノートPCバッグとカメラの両方にAirTagを付けていました。そのため「探す」アプリを起動して盗まれたハードウェアの在処を探し、宿泊していたホテル内の別の部屋に持ち去られていたことを突き止めたと語っています。

 

その後に警察が呼ばれて、テイトさんは無事に持ち物を回収したとのこと。警察当局は現在、容疑者に対処していると伝えられています。

 

AirTagやアップル製品の場所が「探す」アプリで分かるのは、世界中のiPhoneやアップル製品がBluetooth経由で通信を取り合う「探す」ネットワークのおかげです。今回の事件でも、犯人の部屋の近くを通りかかった宿泊者のiPhone、ないし犯人が持っているiPhoneのおかげで、盗品の場所が突き止められたと思われます。

 

逆にいえば宿泊者がほとんどいない(アップル製品がほとんどない)ホテルであれば、見つからなかったのかもしれません。

 

「ディズニー・ワールドで不審者に追われた(疑い)」など批判の目が向けられやすいAirTagですが、盗難車の追跡に活躍したり、ロストバゲージの取り戻しに貢献したエピソードもありましたアップルが約束した各種の強化策が実現すれば、犯罪者には悪用しにくく、善良な市民にはよきパートーナーとなりそうです。

 

Source:9News
via:AppleInsider

これは怖い、一部のiPhoneユーザーで「幻のAirTag」から警告が来る問題発生

アップルの忘れ物トラッカー「AirTag」は、本来の目的から外れて悪用されることを防ぐため、数々の対策を施しています。先日も見知らぬAirTag(ストーカーが悪用している可能性がある)を見つけやすいよう、警告音を大きくしたことが明らかとなっていました

 

しかし新たに一部のユーザーから、実在しない「幻のAirTag」を警告されて困惑している、との報告が伝えられています。

 

iPhoneの初期設定では、不審なAirTagを検出すると通知し、さらにユーザーは音を鳴らして場所を特定したり、警察に相談したりできます(法執行機関は捜査に役立てるため、アップルに情報開示を求められます)。

 

ですが、The Wall Street Journalはここ数週間、一部のiPhoneユーザーにおいて、たびたび真夜中に存在しそうにないAirTagがあると警告され始めていると報じています。これらの通知を受けたユーザーは「探す」アプリで追跡されたらしき経路のマップを確認できますが、今回の場合は「現在位置から放射状に伸びる赤い直線」というあり得ないルートが共通しているようです。

 

もしもAirTagがこうした経路で移動(飛行?)したとすれば、工事現場を横切ったり、壁を突き破ったりしているはず。AirTagはさておき、人間であるユーザーはそんな動きができるわけがありません。

 

この問題が、どの程度の範囲で起こっているのか。また最近始まったことなのか、それともAirTag発売直後からのことか、いずれも記事執筆時点では不明です。

 

米アップルの広報担当者は、この問題を認識していることを確認しています。なぜ幻の警告が起こるのかといえば、iPhoneがWi-Fiを受信したため、一時的に位置情報サービス面で混乱した可能性があるそうです。また人口密度の高い地域では、近くにいる人が持つAirTagが不要なアラートを引き起こすかもしれない、と付け加えています。

 

アップルは年内に、AirTagと「探す」アプリをさらに強化することを約束していますが、その中には「不要な追跡アラートのロジック改善」が含まれています。ストーキングを正確に検出する一方で、ユーザーを不安にさせる誤検知を減らすことも望まれそうです。

Source:The Wall Street Journal
via:9to5Mac

米ディズニー・ワールドで「不審なAirTagに追われた」家族。悪意あるAirTag使用から身を守る設定

アップルの忘れ物トラッカーAirTagを、本来の目的から外れて悪用される例がいくつか報じられてきました。そんなか、ある家族のディズニー・ワールドでの楽しいひとときが、AirTagによりストーキングされていた可能性があると分かったことで、ゾッとする雰囲気になったと伝えられています。

 

米テネシー州に住むガストン一家は、ディズニーワールドを一日がかりで楽しんでいたそうです。しかし、iPhoneから「見知らぬAirTagが一緒に移動している」との通知が届き、楽しむどころではなくなってしまったそう。

 

母親のジェニファーさんと娘のマディソンさんは、夜遅く車に向かって歩いていたところで通知を受け取ったそうです。最初の検出は午後7時9分で、午後11時33分に再通知され、約4時間にわたってストーキングされていたことが明らかに。母娘ともに駐車場でバッグや衣服を揺すったものの不審なAirTagは見つからず、その後に車でホテルに向かい、途中で警察に連絡したと語られています。

 

もし物理的にAirTagが見つかれば、シリアル番号から所有者、つまり犯人が突き止められたはず。しかし結局のところ発見されず、犯罪行為を特定できなかったそうです。それでも(iPhoneに通知があったことは事実のためか)捜査官は事件の調書を取ったとのことです。

 

真相としてあり得るのが、ひとつには「駐車場でAirTagが落ちて行方不明になった」ということ。しかしパーク内にはAirTagのほか、かなり多くのアップル製品があったと思われ(AirTagでも検出されます)「誤検出」だった可能性も指摘されています。

 

ディズニー・ワールドの人気アトラクションには数時間にもおよぶ行列ができることもあり、その間に「ずっと(行列とともに)一緒に移動している」として検知されるかもしれない、というわけです。

 

とはいえ子を持つ家族にとっては、それで気休めになるわけでもありません。ジェニファーさんは「親として、その時はだただ必死でした」「誰かが娘にそんな意図を持っていると考えただけで恐ろしかったんです」と振り返っています。

 

AirTagを悪用したストーキングと思しき事例は引き続き報告されており、米ニューヨーク州司法長官も注意を呼びかけていました

 

が、それはAirTagがストーカー防止対策を施しているために「悪事がバレやすい」という側面もあります。The New York Times記者も、実際に擬似ストーキングを実験してみて、AirTagが競合他社製品よりも強固なセキュリティ対策をしているとレポートしていました

 

AirTagによる迷惑な追跡を避ける、あるいは察知するには、こちらの設定をご確認ください(iOS 14.5以降)。

 

  • 「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」を表示して、「位置情報サービス」をオンにします。
  • 「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」>「システムサービス」の順に選択します。「iPhone を探す」をオンにします。
  • 「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」>「システムサービス」の順に選択します。自宅など、特定の場所に着いたときに通知してもらうには、「利用頻度の高い場所」をオンにします。
  • 「設定」>「Bluetooth」の順に選択し、「Bluetooth」をオンにします。
  • 「探す」App を開いて、「自分」タブをタップし、トラッキング通知を有効にします。

 

アップルはストーカー対策を強化していくと約束しており、実際にファームウェア更新によりAirTagのアラーム音が大きくされたばかりです。今後も、いっそうの対策を望みたいところです。

 

Source:WKRN.com 
via:AppleInsider

アップルAirTagとパワポのプレゼンでロストバゲージの荷物取り戻しに成功!

アップルが忘れ物トラッカーAirTagを発売してから、興味深い話がネット上でもたびたび報じられてきました。その新たなストーリーとして、新婚旅行中に航空会社に荷物を行方不明にされた男性が、AirTagの力を借りて無事に取り戻したことを報告しています。

 

エリオット・シャロッド(Elliot Sharod)さんと妻のヘレン(Helen)さんは、4月17日に南アフリカでの結婚式から英国に戻る飛行機に搭乗しました。当初、夫妻はアブダビとフランクフルトでストップオーバー(途中降機)するチケットを購入していたものの、新型コロナ禍により別ルート便に変更を迫られたそうです。その結果、本人達は英国に戻れましたが、荷物はそうではありませんでした。

 

しかし幸いなことに、シャロッドさんは3つのバッグすべてにAirTagを入れており、iPhoneなどの「探す」アプリから追跡できるようにしていました。おかげで荷物がフランクフルトまで行ったものの、ロンドン行きの飛行機には積まれなかったと突き止めたとのことです。

 

航空会社のエアリンガスは、荷物はご自宅に届けると連絡してきたものの、翌日の夜に届けられたのは3つのうち2つだけ。シャロッドさんは同社に何度も電話やメールを繰り返しましたが解決せず、Twitterでも苦情を伝えましたが、それでも満足な対応はありませんでした。

 

そこでシャロッドさんは、「探す」アプリの画像を使ってPowerPointのプレゼンテーションを作成、それを動画にしてツイッターに公開する方法に打って出ました。何度もバッグがこの場所にあると言っているのに、何もしてくれない!と全世界に見える形で航空会社に訴えかけたわけです。

 

このプレゼン動画が米大手メディアCNNにより取り上げられ、直後にシャロッドさんの自宅に残り1つのバッグが届けられたそうです

 

たしかにAirTagは世界中どこでも忘れ物・なくし物を追跡できる(近くにiPhoneなどアップル製品がある限り)便利な製品ではありますが、最後にはユーザー本人のプレゼン力がモノをいうのかもしれません。

Source:CNN

Apple「AirTag」を貼れるケースが超便利! 自転車に付けたり、ボードにつけたり、使い勝手は自由自在

Apple「AirTag」は、落とし物・失くし物の捜索に非常に役立ちます。そんなAirTagをさらに便利に使うための、キーホルダー型ケースもまた人気です。しかし、そのようなケースは、キーホルダーを取り付ける場所がなかったり、平べったいものには付けられないという“弱点”も。

 

そこで使いたいのが、AirTagを“直接貼り付けるタイプ”のケース。オウルテックは、AirTagを大切な物にぴったりと貼り付けられる、密着型のAirTag貼り付けケース「OWL-CVAT02」を販売しています。

 

AirTag本体をホルダーにセットして、ケース裏側の強力な両面テープで貼り付けて密閉。自転車のサドルやスケートボードの裏側、ドローン、野外で使用する機器など、様々なものに取り付け可能です。

 

ケースは丈夫なポリカーボネート素材で、IP55(防水・防塵規格)を取得。落下などの衝撃や、日常的な細かいキズなどからAirTagを守ります。サイズは約50×50×10.8mmと、それほど場所を取らず、目立たないところに貼り付けられます。

 

「AirTag本体の電池交換時は、予備両面テープが1枚付属しているので、1回剥がして交換が可能です。パッケージは自転車、バイク、ドローンなど、野外で使用する機器に接着できる点をアピールしています」(オウルテック担当者)

 

税込価格は1個1380円、2個セットで2180円。盗んだバイクで走り出される前に、AirTagを貼り付けて、不測の事態に備えておきましょう!

AirTagだって傷が付くのはイヤ! AirTagを守るシリコンケース

物をなくしやすい人や忘れやすい人なら、ひとつは持っておきたいアイテム「AirTag」。しかし、AirTagも決して安いものではないので、傷が付いてしまうとやっぱりショック。

 

そんなAirTagを保護するキーリング付きシリコンケース「OWL-CVAT01」が、オウルテックより発売されました。税込価格は1180円。

↑OWL-CVAT01(左からブラック/ホワイト/ネイビー/ピンク)

 

同製品は、柔らかく手触りの良いシリコン素材で、普段使いで付く細かい傷や衝撃から、AirTagを守ることができます。丸カラビナのキーリングでキーホルダーやバッグなどに、簡単に取り付けが可能。

 

Apple純正のレザー製キーリング(4500円)やポリウレタン製ループ(3800円)、Apple Storeで販売されているハード素材のセキュアホルダー(1580円)よりもお手ごろな価格で、AirTagをバッグなどに取り付けることができ、ソフトなシリコン素材なので、一緒に取り付けている小物などに当たっても傷が付きにくいです。

 

「Appleの新製品AirTagが使いやすくなるよう本製品を開発しました。滑らかな表面コーティングは、ケースが汚れた場合でも、洗ったり拭いたりするだけで簡単に汚れが取れます」(オウルテック担当者/以下同)

 

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ネイビー、ピンクの4色展開で、デザインにもちょっとしたこだわりが。

 

「老若男女問わずお使いいただけるカラーバリエーションをラインナップし、後ろの小さな穴は、Appleマークが見える位置にしました」

 

世代を問わず選べる4色。Appleマークを“見せる”遊び心もかわいらしいですね。シリコン素材でAirTag本体の装着もしやすくなっているので、お気に入りカラーを購入して、その日の気分に合わせて付け替えるのもおすすめです。

 

これから夏本番。アウトドアの荷物など、夏休みは特に活躍の場が増えそうな気がしますね。