クラシック専門「Apple Music Classical」ついに世界リリース。ただし日本は…

Apple(アップル)はクラシック音楽のストリーミングアプリ「Apple Music Classical」を正式リリースしました。

↑画像はApple公式サイトより

 

Apple Music Classicalは単体のアプリケーションで、500万曲以上という世界最大のクラッシック音楽のカタログが用意されています。専門家によるプレイリストや作曲者紹介、作品解説の提供も特徴です。

 

Apple Music Classicalのインターフェイスは、作品名やオーケストラ、指揮者、客演アーティスト、録音年までをひと目で分かるように表示。またクラッシック音楽に特有の複雑な楽章やトラック、作品番号を考慮して、作曲家や作品、作品番号、指揮者、アーティスト、楽器、作品の通称など、あらゆるキーワードの組み合わせでの検索が可能です。

 

楽曲は最大24ビット/192kHzのロスレスオーディオにて配信。ドルビーアトモスによる空間オーディオで、没入感のある楽曲再生が可能です。

 

またベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、カーネギーホール、シカゴ交響楽団、ロンドン交響楽団、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルハーモニック、パリ国立オペラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による独占的なコンテンツも提供しています。

 

Apple Music Classicalは「Apple Music」のサブスクリプション会員なら、追加費用無しで利用できます。リリースは世界中で始まっていますが、残念ながら日本を含む一部地域では利用できません。クラシックファンにとって実に魅力的な本サービス、ぜひ日本でのサービス展開を待ちたいものです。

 

Source: Apple

クラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」、デビュー迫る?

Apple(アップル)がクラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」のリリースを準備している可能性を、海外テックサイトのMacRumorsが伝えています。

Apple Music Classical
「Apple Music Classical」ついにリリースか

 

Appleといえば、2021年にクラシック音楽の配信サービス「Primephonic」を買収。その時から、同社からのクラシック音楽配信サービスの登場が期待されており、もともとは2022年リリース予定だったとみられています。

 

配布が開始された「iOS 16.4」のベータ版から見つかった情報によれば、Apple Music Classicalを視聴するには「Apple Music」アプリをインストールしておく必要があるとのこと。現時点でApple Music Classicalが発表される気配はありませんが、今後iOS 16.4のベータ版や正式リリースで突如解禁される可能性も。

 

クラシック音楽ファンにとっては、注目のサービスとなりそうです。

 

Source: MacRumors