事前の設定が必須! 災害時の「iPhone」「Apple Watch」活用術と操作方法をガジェットのプロが伝授

災害はいつ発生するかわからないもの。いざというときに、慌てず、的確な行動を選択できるようにするためには、日頃からの防災を意識した準備が欠かせません。防災グッズや備蓄の準備がひと段落したら、日頃身につけているスマートフォンやスマートウォッチを駆使した防災対策もしっかり考えておきたいところ。

 

そこで今回は、国内での利用率が高い「iPhone」や「Apple Watch」に関する準備や心構えについておさらい。これらの機器における、迅速な避難や安全確保のために役立ちそうな設定・機能や、あらかじめ備えておきたいことなどを、ガジェットライターの井上 晃さんに聞きました。5つのポイントにわけてご紹介します。

 

1.防災に備える準備をしておこう

まずチェックしておきたいのが、iPhoneの標準機能に関する設定です。

 

「とくに重要になるのは、気象庁や政府が発信する災害情報をリアルタイムで受信するための「緊急速報」。これについては、「設定」アプリの「通知」画面の最下部にある「緊急速報」の項目が有効になっているかどうかを確かめておきましょう」(ガジェットライター・井上 晃さん、以下同)

 

「常に警報音を鳴らす」が有効になっていれば、消音モードの場合でも警報音が鳴るそうです。

↑「設定」アプリで「通知」→「緊急速報」と画面を進め、設定の状態を確認しておきましょう。

 

一方、防災関連の詳細な情報を得るには、サードパーティアプリを活用することが必要になると井上さんは言います。

 

サードパーティ製アプリまで範囲を広げると選択肢は膨大になるので、おすすめのアプリを2つ教えてもらいました。

 

「1つ目は『Yahoo! 防災速報』です。自宅や実家などのエリアを指定しておくことで、気を付けるべき災害や犯罪などの情報について、こまめに通知が届くようになり、防災マップや防災手帳なども同アプリ内から確認できます。
2つ目は『全国避難所ガイド』です。周辺のハザードマップや避難所の位置を端的に確認できます。たとえば、洪水や津波で注意しなくてはいけないエリアを視覚的に把握しやすいので、生活圏で備えておくのにはもちろん、引越し先の候補地や、旅行先の周辺情報などをリサーチする際などにも活躍します」

 

2緊急時の操作をチェックしておこう

続いて、万が一の事態に命を守るための操作についてです。

 

「iPhoneには、簡単な操作で、警察(110)や、海上保安庁(118)、火事/救急車/救助(119)のどれかに電話を発信できる『緊急SOS』機能が備わっています」

 

緊急SOSを発信するには、サイドボタンと音量ボタン(上下どちらでもOK)を同時に長押しすればOK。画面に表示された「緊急SOS」のスライダーを操作するか、そのままボタンを長押しし続けるか、どちらかの操作をすれば緊急SOSの画面が開くので、そこで発信先を選択しましょう。

↑サイドボタンと音量上下キーを同時に押し続けると「緊急SOS」の画面が起動します。

 

また、緊急SOSは普段意識しない機能のため、これを機に関連の設定もチェックしておくのがいい、と井上さんは言います。

 

「『設定』アプリの『緊急SOS』の項目に集約されています。たとえば『サイドボタンで通報』がオンになっていれば、サイドボタンを5連続で押す操作で、素早く緊急SOSを実行できるようになります。
また、『ヘルスケア』アプリで、家族や親戚、友人などを緊急連絡先として登録しておくことも可能です。こちらの設定をしておくと、緊急SOSを発信した旨と、現在地情報が指定の連絡先に共有されるようになります」

 

なお、Apple Watchでも、通信環境が整っていれば、緊急SOS機能を利用できます。こちらは、より身につけている時間が長いため、自分の身を守るためには覚えておきたいところ。

 

「サイドボタン」(Digital Crownではない細長い方のボタン)を長押しすることで、同様の操作ができます。上位モデルの「Apple Watch Ultra」の場合は「アクションボタン」の長押しでも同様の挙動になります。

↑Apple Watchも通信環境が整っている状態ならば、サイドボタンを長押しから「緊急SOS」を利用できる。

 

「こうした緊急SOSは、大規模な災害よりも、事故や病気の際により役立つことが期待できるものではありますが、操作を把握しておいて損はありません。
ポイントは、ロックを解除できない他人のiPhoneでも利用できること。万が一の際に、サッと扱えるよう、平時のうちに操作の流れをイメージしておくことが重要です。ただし、誤発信してしまうことはないよう気をつけてくださいね」

 

3位置情報の共有の仕方を確認しておこう

外出先で被災した場合には、音声やテキストでの安否確認のほか、家族や友人などに現在地を伝えられるとより安心でき、行動計画も立てやすくなるでしょう。

 

「iPhoneには位置情報を共有するための複数の手段がありますが、いざというときに使えないのは困るので、家族同士でお互いにチェックしやすい方法を、予備を含めて、平時にいくつか確認しておくおのがベター。
具体的には、『メッセージ』アプリ内での位置情報の共有や、『探す』アプリでの位置情報の確認、あるいは『LINE』や各種SNS等での共有操作などが候補です」

 

たとえば、iOS標準の「メッセージ」アプリでは、チャットを開いた画面で「+」をタップし「位置情報」を選択することで、現在地や場所を指定した位置情報などを相手に共有できます。

 

連絡先がわかっている相手に対して、シンプルな操作で位置情報を共有できるので、何度か練習しておくと良いかもしれません。

↑「メッセージ」アプリの宛先に位置情報を送りたい相手を入れてから、「+」をタップ(左)。一覧から「位置情報」を選択し(中)、マップ上でピンの場所を定めて「ピンを送信」をタップすれば送れます(右)。

 

4.伝言板サービスの候補も決めておこう

ただし、大規模な災害時には、電話やチャットが使える状態とは限りません。避難時にスマートフォンを紛失したり、破損したりしている可能性もあります。

 

万が一連絡が取れなくなる場合のことも想定して、「伝言板」の使い方も把握しておく方がいいと井上さんは付け加えます。

 

「被災地への通信が増加し、通話がつながりづらい状態などになると、災害用伝言ダイヤル(171)の提供が開始されます。『171』=『イナイ』で覚えておきましょう
たとえば、伝言を残す場合には、固定電話または携帯電話から、この171に電話をかけ、自動音声に従って、『1』をプッシュ。相手の電話番号を入力し、30秒の音声メッセージを残すという流れです。
細かい使い方は、NTT東日本西日本のWebページにて解説されているので、目を通しておきましょう。ちなみに、大手携帯キャリアが展開する伝言板アプリなども多数あるので、こちらも有事の際にどれを使うのか、家族で事前に打ち合わせしておくことが重要になります」

↑大手キャリアの場合、NTTドコモは「災害用キット」アプリ(左)を、auは「+メッセージ」アプリ(中)内の公式アカウントである「au災害対策」を、ソフトバンクは「災害用伝言板」アプリ(右)をチェックしておこう。

 

5バッテリー管理の基本を覚えておこう

災害時の初期対応が終わり、もし充電手段が確保できていない場合には、スマートフォンなどのバッテリーを節約するのが大切です。この際のポイントが大きく2つあると、井上さんは言います。

 

「1つ目は、iPhoneの電源をオフにするか、使うとしても『低電力モード』に切り替えておくことです。複数の設定を手動で制御するよりも確実にバッテリーを節約できます。
2つ目は、Apple Watchを利用している場合には、その電源をオフにすることです。基本的には、Apple Watchとの接続によって、iPhoneのバッテリー消費は早まりやすくなりますので、細かい制御は考えず、iPhoneの電源を長持ちさせるように割り切るのがよいでしょう」

↑「設定」アプリで「バッテリー」を選択(左)、「低電力モード」のスイッチをタップしてオンに(中)、低電力モードが有効になるとバッテリーアイコンが黄色くなる(右)。

 

また、あらかじめ被災時に備えて充電手段を確保しておくことも重要だとのこと。当然、機器類の準備には、検討の時間も費用もかかるので、余裕があるときに考えておかなくてはいけません。

 

「家が無事な場合でも、普段使いのモバイルバッテリーだけでは、数日間以上の停電には対応しづらいと思われます。
スマートフォンの充電だけでなく、照明や、消費電力の小さい家電なども使用したい場合には、中容量以上のポータブル電源を確保しておき、できればさらに何かしらの発電手段も確保しておけると安心です」

 

【関連記事】

停電時に安心!防災の専門家が解説する大容量ポータブル電源の選び方とおすすめ8製品

 

「自動車がある家庭では、車のアクセサリーソケットの直流電流を、家電で使える交流電流(コンセントにプラグを指して使える状態)に変換できる『車載用インバータ』などを用意しておくとスマートフォンの充電やノートPCの使用くらいは対応しやすくなります」

 

いざというときに慌てて操作ができなくなるのはもちろん、事前に設定しておかないと必要なときに使えない機能もたくさん。毎年3月11日と、防災の日である9月1日には、設定と操作方法を確認するなどルーティン化し、災害に備えてはいかがでしょうか。

 

Profile

ガジェットライター / 井上 晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。

 

全世界スマートウォッチ市場、2024年に初の縮小。大きな原因はApple Watch?

これまでスマートウォッチ市場は年を追うごとに成長を続けてきましたが、2024年には初めて世界的に減少したとのレポートが発表されています。

↑ARM/Adobe Stockより。Apple Watchの出荷量減少が大きく影響しているようです

 

市場調査会社Counterpoint Researchによると、2024年は全世界のスマートウォッチ市場が前年比で7%減少し、初めて市場規模が縮小したとのこと。その主な原因はApple Watchの落ち込みであり、出荷量が19%減ったと述べています。

 

その一方で、サムスンのGalaxy Watchシリーズは3%の成長を記録。特に新型モデルのGalaxy Watch7、Galaxy Watch Ultra、Galaxy Watch FEが「高い採用率」となり、昨年よりも多くのスマートウォッチを出荷するのに貢献したとのことです。

 

全体としてサムスンはスマートウォッチ総出荷台数の9%ものシェアを獲得し、3位に付けています。昨年よりも1%アップですが、それでも35%増加したファーウェイや、数を減らしたもののトップを守るアップルには及んでいません。

 

なぜApple Watchの出荷が落ち込んだかといえば、「米国ではそれほど人気がないため」と分析されています。最上位モデルの後継機「Apple Watch Ultra 3」も登場せず、最新のSeries 10も買い替えるほど魅力がないと見られているようです。

 

興味深いことに、子供向けスマートウォッチは前年比で増えています。この分野のトップブランドはImooであり、日本では馴染みがありませんが、中国では大きな人気を勝ちえており、EUやイギリスでも展開しています。

 

こうした市場の変化が、サムスンが今年初めに「キッズモード」を搭載したGalaxy Watch FEを投入し、Galaxy Watch7などのモデル向けに「Galaxy Watch キッズバンド」を発売する決定に繋がったのかもしれません。

 

2025年のスマートウォッチ市場については、「緩やかに回復し、一ケタ台の成長率」が予想されています。新モデルには「より多くのAI機能と高度なセンサーが統合される」とみられており、健康機器としてのスマートウォッチの価値がますます高まりそうです。

Source:Counterpoint Research
via:Sammobile

実売22万円のApple Watch用高級ケース⁉ まるでブランド腕時計な「CRCS46 – Silver/Black」

PRINCIPE priveは、Apple Watchの高級ケースを取り扱うブランド「GOLDEN CONCEPT」から、ブラックセラミックベゼルが特徴の新モデル「CRCS46 – Silver/Black」を1月9日に販売開始しました。

 

記事のポイント
Apple Watchのデザインをガラっと変えたいなら、こんな高級ケースを使ってみるのはどうでしょうか。かなりインパクトは強いですが着脱は容易なので、他のケースと併用してシーンにより付け替えてみるというのも面白いかもしれません。

 

Apple Watch  Series 10 – 46MMとの互換性がある、45mm x 49mmサイズのケース。職人の手作業による彫刻や塗装により、あたかもブランド腕時計のような高級感あるデザインが特徴です。

 

重量は160g(Apple Watch含まず)で、独自機構「ハッチベゼルシステム」により、ワンタッチでApple Watch本体をケースに装着・取り外し可能。深みのあるブラックセラミックベゼルと、316Lステンレススチールのケースを組み合わせたデザインで、洗練されたスタイルを提供するとしています。

↑ブラックセラミックのベゼル部分が目を引きます

 

ステンレススチール製のハウジングとリンクブレスレットには、いずれも異なるポリッシュ仕上げを採用。また、バックル部分はバタフライバックル仕様となっています。

 

PRINCIPE prive
CRCS46 – Silver/Black
市場想定価格:22万円(税込)

コスパが良すぎる三段式ワゴン! IT企業営業マン・こにたくが「年間ベストバイ」認定した収納アイテム

日用品から、普段はちょっと手を出しにくいような高級家電まで、多くのアイテムがお得になったブラックフライデー。駆け込みで買ったものが手に届き、ようやく使い始められるという人もいるのでは。

 

そうしたなか、日ごろ最新の家電やガジェットに触れ、身をもって使い勝手を検証している有識者たちはどんな買い物をしたのでしょうか。今回は、軽くて便利なガジェット・生活雑貨や、Apple製品をYouTubeで紹介する、「こにたく」さんが購入した2アイテムをご紹介します。

 

こにたく

都内IT企業で働く30代男性。仕事柄、移動や出張が多いため、「身軽に、快適に」をコンセプトに、わかりやすい動画で情報発信。YouTube登録者3.7万人。

XInstagram YouTube

 

Apple Watchユーザーにおすすめ、シーンを選ばないバンド

1つ目は、「Native Union」のApple Watch用バンド。ヴィーガンレザーを使っていて環境にやさしいだけでなく、「長時間つけていてもムレずに快適で、質感も装着感も良いです。長く丈夫に使えそう」と、こにたくさん。

↑Native Union (Re)Classic Strap for Apple Watch。カラーは「クラフト」(写真提供:こにたくさん)

 

実はブラックフライデー以前に同製品の「クラフト」カラーを購入しており、今回のセールで「スレートグリーン」をさらに買い上げたと言います。毎日使うにあたり、バンドのパターンが単調だと、Apple Watchをつけるモチベーションが上がりづらいのだそう。

 

「クラフトはポップな風合いで、差し色にもなって、すごく気に入っていたんですよね。ただ、かなり明るい色なので、ビジネスシーンだとちょっと目立ってしまうかなと。新たに買ったスレートグリーンはその点、ビジネスでもプライベートでも使いやすい落ち着いた色合いです。なかなか他のApple Watch用バンドでは見ないような、独自性の高いカラーだと思っています」(こにたくさん)

↑手前がスレートグリーン、奥がクラフト。2本を使い分けているが、利用頻度はスレートグリーンの方が高まっているそう(写真提供:こにたくさん)

 

購入時の価格は、6000円台半ば。「定価9240円くらいだったんですけど、セールで30%オフになっていた」と言います。「Native Union」はApple公式ストアに並ぶブランドで、こにたくさんによると「今回のセールぐらい安くなっているのが、割と珍しいブランドじゃないかと思って飛びついたのもある」。気になる人は、ブランドのセール状況をこまめにチェックしてみては。

 

Native Union
(Re)Classic Strap for Apple Watch

↑スレートグリーン着用イメージ(写真提供:こにたくさん)

 

作業効率を高める、お手頃価格の三段式ワゴン

2つ目は、サンワダイレクト キッチンワゴン。キャスター付きで、それぞれの段の高さを調整できる三段式のワゴンです。定価が2980円のところ、500円ぐらい安く購入できたそう。

 

こにたくさん曰く、「デザイン的に惹かれて購入し、実際に使ってみてとてもよかった。年間ベストバイに入るレベル」とのこと。

↑こにたくさんにとって「月間ベストバイ」を超え、「年間ベストバイ」へのランクインも期待できるアイテム(写真提供:こにたくさん)

 

もともと自宅のデスク周りがごちゃついていたところに、テレワークによって仕事関係の物も増えて雑然としてしまい、作業効率が悪くなっている悩みがあったそう。YouTubeでレビューする製品を撮るために一時的にカメラを置いたり、製品そのものを放置してしまったりしているのが原因でした。

 

そこで整理整頓のために買ったのが、このデスクワゴン。カラーはブラック、グレー、ホワイトがあり、サイズは小と大。こにたくさんは小サイズ・グレーをセレクトしました。デスクと壁の間にぴったり収まってくれ、使う時はサッと取り出せるのが良いのだとか。

 

「収納力と拡張性が素晴らしいですね。リーズナブルなので、触った時の感じは若干チープさもありますが、それを差し引いても十分に満足でき、コスパが良いです。マグネットで色々くっつけられたり、天板の取り付けができたりと便利です」(こにたくさん)

 

もっと段数が多いワゴンにしたほうが、より収納できるのではとも思いますが、こにたくさんは三段がちょうどよいとのこと。段数が多すぎると間隔調整の幅が狭まって、背の高いものを収納しにくくなったり、管理がわずらわしくなったりするデメリットがあります。

 

こにたくさんは一段目に撮影に使うカメラ器具を、二段目に充電回りに使うガジェットを、三段目にレビューが終わったアイテムを一時的に置いておく場所として使い分けていると言います。底面がメッシュ素材になっていて熱がこもりにくく、通気性が確保されている点もポイントです。

↑普段使うものは一番上や二段目、あまり使わないものは三段目へ。取り出しやすさを考慮して配置(写真提供:こにたくさん)

 

生活を便利にするためのアイテムを買いそろえても、それらが雑然としてしまってはもったいないですよね。年末の大掃除にあわせ、収納についても考えるきっかけにしてみては。

 

サンワダイレクト
キッチンワゴン キャスター付きワゴン 3段

Apple Watchを高速充電できるUSBケーブル付きの磁気充電アダプター

エレコムは、Apple Watchの高速充電にも対応する磁気充電アダプター(MPA-AWCDFCQWH)を12月中旬より発売します。直販価格は1万681円(税込)。

磁気充電アダプター(MPA-AWCDFCQWH)

 

記事のポイント

置くだけで磁気の力で正しい充電位置にセットしてくれるApple Watch用充電アダプター。Apple Watch Series 7以降なら、高速充電で最大33%速く充電してくれます。USBケーブルが取り外せるので、コンパクトに持ち運べるのも便利。

 

本品はApple Watchに対応した高速充電機能付きの磁気充電アダプターです。AC充電器やモバイルバッテリー、パソコンなどと接続することで、バンドを取り付けたままで充電できます。Apple Watchの裏蓋にアダプターを合わせると、磁気により自動的に最適な位置にセットされて確実に充電できます。

 

さらに、Apple Watch Series 7/8/Ultraを充電する場合は、高速充電機能により充電時間を最大33%も短縮できます。

 

付属の充電ケーブルはデスク上などで使いやすい約30cmのUSB Type-C to USB Type-Cケーブルです。充電ケーブルは着脱式なので、手持ちのケーブルを使うことも可能。

 

本製品はAppleの正規認証である“Made for Apple Watch”を取得しています。

 

エレコム
磁気充電アダプター(MPA-AWCDFCQWH)
2024年12月中旬発売
直販価格:1万681円(税込)

Apple Watch Series 10正式発表、画面大きく薄型化、チタンモデルも登場

Apple(アップル)はイベントにて、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 10」を発表しました。

↑Appleより

 

Apple Watch Series 10の最大の進化は、ディスプレイの大型化と本体の薄型化。Appleが「これまでで最大のディスプレイと最薄のデザイン」とうたうように、「Apple Watch Ultra」シリーズよりも大きなディスプレイを搭載しています。

 

さらに、本体は9.7mmに薄型化。前モデルよりも約10%も薄く、Apple Watch Series 9のステンレススチールケース比なら20%、アルミニウムケース比なら10%軽量となっています。また、Apple Watch Series 10にチタンケースモデルも登場しました。

↑Appleより

 

Apple Watch Series 10はシリーズ史上最速の充電速度も達成。30分で80%まで充電できます。またApple Watchシリーズとして初めて、スピーカーから直接音楽やPodCastを再生できるようになりました。さらに、睡眠時無呼吸症候群の検知も可能です。

 

打って変わって、小規模なアップデートとなった「Apple Watch Ultra 2」。こちらでは、新色の「ブラックチタニウム」が登場します。また、チタン製のミラネーゼバンドも追加されます。

↑Appleより

 

Apple Watch Series 10は399ドル(約5万7000円)からで、Apple Watch Ultra 2は799ドル(約11万円)から。どちらも9月20日から販売が開始されます。Apple Watch Ultra 2の新色も気になりますが、個人的に最も“買い”なのは完全刷新されたApple Watch Series 10のように感じました。

無念! マイクロLED版Apple Watchはキャンセルか。Bloombergが報じる

Apple(アップル)がマイクロLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch」の開発を中止したとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Appleより

 

マイクロLEDとは、微細なLEDをディスプレイの画素として利用する方式で、色再現性やコントラスト、輝度の向上が期待できます。Apple Watchでは「次期Apple Watch Ultra」などでマイクロLEDディスプレイの搭載が噂されていましたが、近日ではその計画のキャンセル複数筋から報告されていました。

 

BloombergのMark Gurman(マーク・ガーマン)記者によれば、AppleはマイクロLEDディスプレイの開発に数十億ドルを投資し、まずApple Watch UltraにマイクロLEDディスプレイを搭載する計画だったとのこと。しかしマイクロLEDディスプレイは高価かつ複雑過ぎたため、Appleは自社開発プロジェクトを中止。開発チームを再編成し、従業員の解雇も実施しているというのです。

 

マイクロLEDディスプレイはApple Watchを皮切りに、将来のiPhoneやヘッドセット「Apple Vision Pro」、開発中止が報じられた電気自動車「Apple Car」への搭載もされていました。しかしマイクロLED版Apple Watchの開発が中止されたことで、これらの計画も不透明となっています。AppleはiPadなどで有機ELディスプレイへの切り替えを予定していると噂されており、次世代ディスプレイ技術の採用はその後となるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、Apple WatchのAndroid対応に3年もかけていた? しかし「技術的な制約」からプロジェクト中止に…

アップルは一時、Apple WatchのAndroid対応を検討していたものの、結局キャンセルしたと米9to5Macが報じています。

↑3年かけ断念?

 

これは先週、米司法省がアップルを独禁法違反として提訴したことを受けてのものです。アップルの匿名情報筋は9to5Macのチャンス・ミラー氏に、Apple WatchをAndroidに対応させるため3年を費やしたものの、最終的には技術的な制約から実現不可能だと判断。そのため、このプロジェクトは中止したと語っています。

 

司法省はアップルが市場を独占しているという根拠の1つが、iPhoneでサードパーティ製スマートウォッチの機能を制限する一方、Apple WatchユーザーがiPhoneから(Androidに)乗り換えるのを困難にしていることだと主張しています。以下、その趣旨を箇条書きします。

  • Apple WatchはiPhoneとしか互換性がない
  • アップルがユーザーをApple Watchの購入に誘導できれば、そのユーザーが別の種類のスマートフォンを購入するには、高価なApple Watchを捨てて、新たにAndroidと互換性のあるスマートウォッチを購入する必要がある
  • それはコストがかかるため、iPhoneからAndroidに乗り換えにくい

 

アップルがApple WatchのAndroid対応を検討していたが、結局は放棄したという証言は、同社の内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman氏による記事とも一致しています。

 

その記事によれば、アップル社内ではApple Watchと健康アプリをAndroidスマホと互換性を持たせる「プロジェクト・フェンネル」(Project Fennel)が進行。しかし、「AndroidにApple Watchを譲れば、iPhoneに対するウォッチの価値が薄れてしまう」というビジネス上の配慮から中止になったとのことです。

 

もしもApple WatchのAndroid対応が実現していれば、実際にiPhoneからAndroidスマホに乗り換えるユーザーがさらに増えていたのかもしれません。

 

Source:9to5Mac

マイクロLED搭載Apple Watch Ultra、ますます実現が遠のく? もう1つの大手サプライヤーも撤退かも

将来のApple Watch Ultra後継モデルに、次世代ディスプレイ技術「マイクロLED」採用する計画に暗雲が垂れ込めていることは、先日もお伝えしました。マイクロLEDとは微細なLEDを画素として敷き詰める方式であり、従来の有機ELよりも色鮮やかで明るくなるメリットがあります。

↑マイクロLED搭載Apple Watch Ultraの登場は遠い?

 

前回、アップルがマイクロLEDサプライヤーをキャンセルした可能性が浮上したことに続き、もう1つの関連サプライヤーも中止を申し渡されたかもしれないことが明らかとなりました。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、先進的なディスプレイの製造装置を提供するKulicke & Soffa社が、「戦略的顧客」の1社が謎の 「プロジェクトW 」をキャンセルしたことを明らかにしたと報告。その上で、アップルはマイクロLEDへの移行を心配する必要がなくなったと述べています。

 

この「プロジェクトW」は、おそらくマイクロLED版Apple Watch Ultraの開発コード名のこと。Kulicke & Soffa社はそのディスプレイ量産を支援するために準備を進めていたものの、計画が中止になったことで、少なくとも1億1000万ドルの費用が発生するとSEC(米国証券取引委員会)に届け出た次第です。

 

2つの主要サプライヤーが姿を消したことで、マイクロLED版Apple Watch Ultraは実現が遠のいたようです。上述のYoung氏のほか、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も「アップルがプロジェクトを中止した可能性が高い」と述べていました

 

もしも実現したとしても、マイクロLEDは先進技術のため製造コストも高く、価格にも上乗せされるはず。十分にコストが下がった数年後に発売するのが、アップルにとってもユーザーにとってもベストかもしれません。

 

Source:Ross Young(X)
via:iMore

マイクロLED版のApple Watch Ultraは登場せず!? キャンセルになったかも……

↑Appleより

 

将来のApple Watch Ultraへの「マイクロLED」ディスプレイの搭載がキャンセルされた可能性が、海外メディアのApple Insiderにより報じられています。

 

マイクロLEDディスプレイとは、微細なLEDをパネルの画素として利用する技術です。将来のApple Watch Ultraに同ディスプレイが搭載される可能性は何度も報じられてきたものの、その実現は2026年以降になるともされています。

 

Apple Insiderによれば、Apple Watch Ultra向けと思われるマイクロLEDの注文が、Appleらしき顧客からams Osramへとキャンセルされたとのこと。これにより、同社の株価は40%も下落しました。

 

Appleはams Osramと以前から関係があり、マイクロLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch Ultra 3」が登場する2025年には同社の収益が増加すると、2023年に報告されていました。ams Osramは関係を明らかにしていないものの、CEOのAldo Kamper氏は「非常にショックだ」と電話会見で述べています。

 

色の再現性などでメリットがある、マイクロLEDディスプレイ。一方でApple製品への搭載がなかなか進まないことから、その開発が難航していることも想定されていました。有機ELディスプレイの先にマイクロLEDディスプレイへとAppleが乗り換えを予定しているのか、今後が注目されます。

 

Source: Apple Insider

32台のApple Watchと36台のiPhoneを身体に巻き付けた密輸犯が逮捕! タイヤにSDカード1万枚以上を詰め込んだ男も摘発

それぞれの国や地域によりスマートフォンやハイテク製品の現地価格は異なるためか、密輸しようとする人々は後を絶ちません。昨年夏にも、68台のiPhoneを身体に巻き付けて税関を通り抜けようとした男が、不自然な歩き方でバレて摘発されていました

↑iPhoneの密輸は後を絶たないという

 

そうした最新の事件として、中国当局が32台ものApple Watch、36台のiPhoneを運んでいた女性を逮捕したと中国メディアITHomeが伝えています。

 

現地の税関職員は、奇妙な風貌の旅行者を見つけて取り押さえたとのこと。全てのデバイスは腰と腹部に巻き付けられていたとして、画像も公開されています。

Image:ITHome

 

一見するとしっかり固定され、立っている姿に不自然さはないようです。が、非常に重いこともあり、このまま歩くのは無理があったのかもしれません。仮にiPhone 15 Pro Max(221g)が36台、Apple Watch Ultra 2(61.4g)が32台とすれば、本体だけで約10kg程度となります。

 

また身体への固定のしかたが非常にこなれていることから、おそらく共犯者や犯行グループが背後にあった可能性も推測されます。

 

さらにITHomeは別の地方の中国税関が、SDカードを押収したとも伝えています。バイクを押していた男が検査を受けたところ、改造されたホイールの中に合計1万1600枚もカードが隠されていたそうです。

Image:ITHome

 

これらハイテク製品は一般的な商品よりも重量のわりに取引価格が高く、密輸業者も手っ取り早く儲けるために目を付けているのかもしれません。今後も、税関との戦いが続きそうです。

 

Source:ITHome
via:Wccftech

Apple Watchが心房細動を警告! 妻が自覚症状のない夫を病院に連れて行き健康を取り戻す

ここ数年のApple Watchは、心房細動の検出機能を備えています。そのおかげで数多くの命が救われてきましたが、新たに早期発見したことで、適切な医療措置を受けられた夫妻の話が伝えられています。

↑Apple Watchと家族のおかげ

 

米サウスカロライナ州の主要日刊紙Post and Courierは、ジェフ・プリースト氏(65歳)とエレン・プリースト氏夫妻の話を報じています。

 

夫のジェフ氏がパティオ(中庭)を作るためレンガを積む重労働をした日の夜、ソファに座っていたとき、Apple Watchに警告が表示され、心房細動を患っていると告げられたそうです。しかし、本人には自覚症状もなく、家族歴(本人と近親者の治療中の病気や既往歴)もなかったため「時計がおかしいのかと思った」と語っています。

 

しかし、妻のエレン氏はもっと深刻に受け止めていました。その日の早朝にもApple Watchが警告を出していたことに気づき、医師に診察してもらったところ、すぐに緊急治療室に。

 

本人には何の自覚もなく、スタッフは「胸は痛くないのですか?」と尋ねたものの、答はノー。そして薬で症状を安定させた後、数時間後に帰宅しました。

 

その数日後も心房細動が残っていたものの、やはり本人の気分は悪くありませんでした。それでも医師が薬を飲ませ続けた結果、突然、正常な状態に戻ったと振り返っています。

 

アップルは公式サポート文書で、心房細動の説明をしています。すなわち「心房の拍動が心室と同期しなくなった場合に起きる不規則な心拍リズムの一種」。またCDC(米疾病予防管理センター)によれば「65歳未満の約2%、65歳以上の約9%」発症しており、加齢とともに起こりやすくなることや、自覚症状がない人もいるとのことです。

 

もしも心房細動を治療せずに放置すれば、心不全や、脳卒中を招くおそれのある血栓の原因となる場合もあります。

 

ジェフ氏の場合、医師の診察を受け、心臓の状態を管理する適切な治療を受けることができました。またApple Watchのおかげで、自宅や病院に留まることなく、心臓の状態をモニターできたわけです

 

さらに言えば、妻のエレン氏が親身になって夫を病院に連れて行ってなければ手遅れになっていた可能性もあるでしょう。家族のApple Watchからの警告も、チェックしておいた方がよさそうです。

 

Source:The Post and Courier
via:9to5Mac

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」で“ゴーストタッチ”の問題報告……アップルは調査中

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」における「ゴーストタッチ」と呼ばれる不具合をApple(アップル)が調査していると、海外にて報じられています。

↑Gabo_Arts / Shutterstock.comより

 

ゴーストタッチとは、Apple Watchのスクリーンがユーザーの操作なしに「不規則にジャンプ」したり、その他の予期せぬ挙動を起こすという問題です。さらに、勝手に電話を発信したり、あるいはデバイスのパスコードが入力できなくなるなどのケースも報告されています。

 

海外メディアのMacRumorによれば、Appleは認定サービスプロバイダーと共有したメモの中で、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2のゴーストタッチ問題を認識しており、調査しているとのこと。また、同社はApple Watchのソフトウェアを最新のバージョンに保つことを推奨しており、この問題がソフトウェアアップデートにて解決される可能性も示唆しています。

 

現時点では、ゴーストタッチ問題がハードウェアに起因しているのか、あるいはソフトウェアに起因しているのかは不明です。Apple Watchのユーザビリティに大きな影響を与えるこの問題、早めの解決を望みたいものです。

 

Source: Stella – Fudge / X via MacRumors

Apple Watchの新色バンドは「ネイビーブルー」と「エメラルド」の2色に? 今春登場か

MacRumorsのフォーラムに、2024年春のApple Watch向けの新バンドとされる画像が投稿されています。

↑MacRumors Forumsより

 

Apple(アップル)は毎年春にApple Watchの新バンドを発表しており、2023年3月には「スポーツバンド」や「ソロループ」、「ブレイデッドソロループ」、「Hermesカザック」「Hermesレザー」に複数の新色が登場しています。

 

今回MacRumorsのフォーラムに投稿された画像は、2024年のApple Watch向けバンドのカラーオプション候補とされるものです。投稿者のmikedop氏はこの色を「ネイビーブルー」「エメラルド」と読んでいますが、この名前が製品には採用されない可能性もあります。

 

情報によれば、Appleは実際にリリースするApple Watchの新色オプションとして、2倍のラインナップを試作しているとのこと。つまり、今回のネイビーブルーやエメラルドは実際に試作されたものの、製品としては販売されない可能性もあります。

 

さらに3月上旬には、Apple Watchの新色バンドだけでなく、「iPhone 15」の新色が登場する可能性もあります。今年の春も、新たな季節にぴったりな爽やかなカラーのアクセサリの登場に、期待したいものです。

 

Source: MacRumors Forums

今後、米国のApple Watchからは血中酸素アプリが消えたまま? クックCEOが「他にも買う理由はたくさんある」と発言

現在、米国ではApple Watch Series 9/Apple Watch Ultra 2は、特許侵害と認定されたため、血中酸素モニターをソフトウェア的に無効にした状態で販売中です

↑今後の新モデルも血中酸素モニター機能がないかも?

 

この特許を持つ医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、アップルとの和解に前向きであり、友好的に問題を解決できるようにしたい趣旨を述べていました。これはおそらく、Masimoが特許をアップルにライセンス供与し、血中酸素機能を復活する方向と推測されます。

 

しかし、アップルのティム・クックCEOはニュース専門放送局CNBCの生放送にて、アップルは上訴(米国際貿易委員会が下した輸入・販売禁止命令を不服として、米連邦巡回控訴裁判所に控訴)に集中しており、Masimoからライセンス供与を受けるつもりはないと示唆しました。

 

クック氏は「我々は上訴に集中している」「血中酸素センサーがなくても、この時計(Apple Watch)を買う理由はたくさんある」と述べています。

 

今後のアップルの方針については、Masimoに歩み寄り、和解金を支払ってライセンス供与を受けたほうが合理的だと調査会社TrendForceは分析していました

 

なぜなら、もしも内部のハードウェアを変更するなら、規制当局の審査に時間がかかることに加えて、開発に数か月以上はかかると予想されるためです。次期Apple Watchも今年秋に発売する可能性が高く、大きな時間の余裕はないというわけです。

 

しかし、かつてアップルはクアルコムとの特許訴訟を何年も繰り広げ、最終的には45~47億ドルもの和解金を支払ったと見られています。2023年内のApple Watch総売上は200億ドルに満たない可能性もあり、Masimoに巨額の和解金を支払うのは厳しそうです。

 

今後のApple Watch新モデルには、血中酸素モニターのアプリが搭載されない可能性が高まった格好です。とはいえ、新型コロナ禍が一段落して、その病状を判断する用途での需要も下火となっており、機能がなくなったとしても売上げにはあまり影響がないのかもしれません。

 

Source:AppleInsider

今後、米国のApple Watchからは血中酸素アプリが消えたまま? クックCEOが「他にも買う理由はたくさんある」と発言

現在、米国ではApple Watch Series 9/Apple Watch Ultra 2は、特許侵害と認定されたため、血中酸素モニターをソフトウェア的に無効にした状態で販売中です

↑今後の新モデルも血中酸素モニター機能がないかも?

 

この特許を持つ医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、アップルとの和解に前向きであり、友好的に問題を解決できるようにしたい趣旨を述べていました。これはおそらく、Masimoが特許をアップルにライセンス供与し、血中酸素機能を復活する方向と推測されます。

 

しかし、アップルのティム・クックCEOはニュース専門放送局CNBCの生放送にて、アップルは上訴(米国際貿易委員会が下した輸入・販売禁止命令を不服として、米連邦巡回控訴裁判所に控訴)に集中しており、Masimoからライセンス供与を受けるつもりはないと示唆しました。

 

クック氏は「我々は上訴に集中している」「血中酸素センサーがなくても、この時計(Apple Watch)を買う理由はたくさんある」と述べています。

 

今後のアップルの方針については、Masimoに歩み寄り、和解金を支払ってライセンス供与を受けたほうが合理的だと調査会社TrendForceは分析していました

 

なぜなら、もしも内部のハードウェアを変更するなら、規制当局の審査に時間がかかることに加えて、開発に数か月以上はかかると予想されるためです。次期Apple Watchも今年秋に発売する可能性が高く、大きな時間の余裕はないというわけです。

 

しかし、かつてアップルはクアルコムとの特許訴訟を何年も繰り広げ、最終的には45~47億ドルもの和解金を支払ったと見られています。2023年内のApple Watch総売上は200億ドルに満たない可能性もあり、Masimoに巨額の和解金を支払うのは厳しそうです。

 

今後のApple Watch新モデルには、血中酸素モニターのアプリが搭載されない可能性が高まった格好です。とはいえ、新型コロナ禍が一段落して、その病状を判断する用途での需要も下火となっており、機能がなくなったとしても売上げにはあまり影響がないのかもしれません。

 

Source:AppleInsider

最新Apple Watchから重要機能を削除して販売との報道……特許紛争の影響で

Apple(アップル)が、米国で販売されている「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」から、血中酸素濃度の計測アプリを削除して販売する可能性が、裁判所資料により判明しました。

↑oasisamuel / Shutterstock.comより

 

現在米国では、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売が中止されています。これは、同製品が医療機器メーカーMasimo(マシモ)の特許を侵害したとして、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により輸入禁止措置が取られたことが原因です。

 

そしてMasimoが連邦巡回区控訴裁判所に提出した資料によれば、Appleは現在「血中酸素の測定機能を含まないApple Watch」を準備しているそう。この変更により、前述の米国における輸入禁止措置が回避できるものと予測されます。

 

さらにBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、このような変更を加えたApple Watchが、すでにAppleの小売店に出荷されているとのこと。ただし、これがいつ発売が開始されるかどうかは不明です。また、以前に報じられたソフトウェアアップデートによる問題解決が成功するかどうかも、まだわかっていません。

 

突如降って湧いた感もある、最新Apple Watchの販売禁止騒動。日本での販売には影響は出ていないものの、今後の成り行きが注目されます。

 

Source: Scribd via MacRumors

黒いApple Watch Ultraの投入計画、やっぱりあったのか!? ブラックチタンのフックが特徴的なバンド写真流出

ブラックカラーの「Apple Watch Ultra」向けにデザインされたアルパインループバンドとされる画像を、リークアカウントのDongleが投稿しています。

↑Dongle / Xより

 

初代モデルと現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」はナチュラルチタニウムの一色しか用意されていませんが、Apple(アップル)がブラックカラーの試作機を作成していたことは、以前にも報じられていました。一方でApple Watch Ultra 2にブラックカラーが登場するというは、残念ながら外れてしまいました。

 

 

今回のDongleによる投稿は、AppleがダークカラーのApple Watch Ultraの投入を計画していたことを裏付けるものです。アルマイト処理されたブラックチタンのフックとラグがついたアルパインループバンドは、引き締まったカラーリングが好印象です。

 

Appleは2023年11月に、米国連邦通信委員会(FCC)へとブラックカラーのApple Watch Ultraを登録しています。どうしてApple Watch Ultraでブラックカラーが投入されなかったのかはわかりませんが、次期モデルの「Apple Watch Ultra 3(仮称)」では、ダークな新色が登場する可能性は十分にありそうです。

 

Source: Dongle / X via MacRumors

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」の米輸入禁止が正式決定……アップルは控訴

Apple(アップル)の「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」のアメリカへの輸入禁止が、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により正式に決定されました。この決定は、アメリカ合衆国通商代表部(USTR)にも支持されています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

今年9月に発売されたApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2は、米国にて12月21日から販売が停止しています。これは医療機器メーカーのMasimo(マシモ)との特許紛争により、Apple Watchの酸素飽和度の測定方法とデータの提供方法が、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により問題視されたことが原因です。

 

今回、アメリカ合衆国通商代表部は「慎重な協議」の結果、ITCの決定を覆さないとの声明を出しています。これにより、ITCによる輸入禁止措置が12月26日に確定しました。Appleは今回の輸入禁止措置について、ワシントンの連邦裁判所に控訴を申し立てています。また同時に、販売再開に向けてソフトウェア的な解決策を取り組んでいるそうです。

 

このような輸入禁止措置はアメリカ国内のもので、日本では問題なくApple Watch Series 9/Ultra 2の購入が可能です。Appleの控訴が認められるのか、あるいはMasimoと和解するのか、今後の動きが注目されます。

 

Source: USTR via MacRumors

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」が米で販売停止! 特許の問題か

Apple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」の米国での販売が、12月21日から停止します。

↑Rezeki2031 / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2が販売中止する理由は、医療機器会社のMasimo(マシモ)との特許紛争にあります。アメリカ国際貿易委員会(ITC)の判決によれば、酸素飽和度の測定方法とユーザーへのデータ提供方法が、Masimoの特許を侵害していとのこと。これにより、アメリカでのApple Watchの輸入が禁止される可能性があったのです。

 

Bloombergによれば、Appleはこの問題を回避するため、血中酸素センサーに使用されているアルゴリズムを変更するべく取り組んでいます。一方でMasimoは、問題の解決はソフトウェアの変更だけでは対処できず、「ハードウェアを変える必要がある」との見解を示しています。

 

突如降って湧いた、Apple Watchの販売停止騒動。日本を含めた米国外の市場ではApple Watchの販売は継続されますが、同製品の将来のためにも、特許問題が早く解決されてほしいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

血圧モニタリング機能や睡眠時無呼吸症候群の検出機能も搭載? 2024年のApple Watchはヘルスケア機能大幅強化かも

2024年に発売される「次期Apple Watch」にて外観が刷新され、血圧モニタリング機能や睡眠時無呼吸症候群の検出機能が搭載されると、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watchは現行モデルの「Apple Watch Series 9」まで、画面サイズの変更はあれどそのデザインはほぼ変更されていません。一方で、以前には本体が薄型化され新バンド規格を採用した10周年モデル「Apple Watch X」の登場の可能性が、Bloombergによって報じられていました。

 

今回の報道によれば、2024年に投入されるApple Watchの少なくとも1モデルは、外観が変更されるとのこと。これにどのモデルが該当するのかは明言されていませんが、標準モデルの「Apple Watch」を意味している可能性があります。また新デザインのApple Watchは本体が薄型化され、マグネット式のバンドが採用される可能性があるようです。

 

次期Apple Watchは手首で血圧を測定することで、高血圧の検知が可能になり、血圧が上昇していることを医療関係者に報告できるとしています。一方で、正確な収縮期と拡張期(最高血圧と最低血圧)のデータは提供されませんが、将来のモデルでは具体的な数値がわかる可能性があります。

 

睡眠時無呼吸症候群については睡眠測定と呼吸パターンによって検出し、ユーザーに知らせることが可能になるようです。これにより、従来は宿泊型の睡眠センターでしかわからなかった軽度な睡眠時無呼吸症候群が、自宅でも手軽に検出できるようになるかもしれません。

 

例年どおりなら、次期Apple Watchは「iPhone 16」シリーズと同時に、2024年秋に登場するはず。ヘルスケア機能を大幅に強化するかもしれない次期Apple Watch、健康促進のためにもぜひ装着したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Apple Watch Ultra、2026年にさらに巨大化!? 画面が10%大きくなるかも

2026年に投入される「Apple Watch」では10%画面が大きな「microLEDディスプレイ」が搭載されると、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」は、1.93インチの有機ELディスプレイを搭載。一方でディスプレイアナリストのRoss Young氏は、より明るく色再現性、ダイナミックレンジ、視野角、消費電力にすぐれたmicroLEDディスプレイへとApple Watch Ultraが移行すると、以前より報告していました。

 

TrendForceによれば、microLEDディスプレイの価格は、現行モデルの有機ELディスプレイの2〜3倍の120ドル(約1万7000円)程度になるとのこと。このmicroLEDディスプレイは、ドイツのams OSRAMと韓国のLG Displayが提供する予定です。

 

Appleは以前から独自のmicroLEDディスプレイの開発に取り組んできたとされており、長期的には既存の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを、すべてmicroLEDディスプレイへと置き換えると予測されています。まずはApple Watch Ultraから導入されるであろうmicroLEDディスプレイがどれだけ美しいのかを、早くこの目で見てみたいものです。

 

Source: TrendForce via MacRumors

アップル、Apple WatchをMFi非認証アクセサリーで充電しないよう警告! バッテリー寿命が短くなる場合もアリ

アップルは新たなサポート文書を公開し、Apple WatchにMFi認証を取得していない充電器を使うと充電が遅くなったり、チャイムが何度も鳴ったり、バッテリーの寿命が短くなることがあると警告しています。

Image:Apple

 

この「Apple Watch充電器の正規品と認定品を確認する」という文書によると、Apple Watchの充電にはアップル製の充電器、またはMFi(Made for iPhone/アップルの定めた性能基準を満たした製品)認証を受けてMade for Apple Watchのバッジが付いた充電器だけを使うよう勧めています。

 

さらに文書では、純正Apple Watch充電器の見分け方を説明。「アップル製でない充電器は、充電コネクターの表面に異なる色、文字、その他のデザインが施されている可能性があります」と述べています。

 

また、これまでアップルが製造した全ケーブルのモデル番号も列挙。ほか、Macを使って充電器のメーカーを確認する方法も説明しています。

 

具体的には、Apple Watchの充電ケーブルをMacに接続。それから「システム設定」>「一般」>「情報」>「システムレポート」の順に選びます。そこでUSBをクリックしてApple Watchの充電器を選び、詳細を表示。アップル純正の充電器であれば、製造元として「Apple Inc」が書かれています。

 

手元の環境ではアップル製充電器のほか、MFi認証を受けていないサードパーティ製品もありますが、今のところ故障したことはありません。ともあれ、アップル公式保証を受けるためにも、なるべく純正品やMFi認証済み製品を使った方がよさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

最大80%オフ! Apple Watchバンドやフレームがブラックフライデーセールでお得に

ライフスタイルブランド「GAACAL(ガーカル)」を運営するrainboww(レインボー)は、12月1日まで、公式オンラインストア限定で最大80%オフのブラックフライデーセールを開催しています。

 

目玉アイテムは、Apple WatchバンドやApple Watchフレームなど。Apple Watch Series 1-9/SE 1-2/Ultra 1-2に対応したアクセサリーが特価となっています。

↑「パンクブレス」PUレザースタッズ2重巻きアップルウォッチバンド(全5色)

 

そのほか、iPhoneケース(iPhone15シリーズ対応含む)、スマホショルダー類など、全87アイテムがセールの対象です。

↑「軽やかメタリック」メタリックアップルウォッチフレーム(全4色)

高級Apple Watchケースが最大50%オフ! 「ゴールデンコンセプト」ブラックフライデーセール「BLACK DALES」11月30日まで開催

PRINCIPE priveは、Apple Watchケースブランド「ゴールデンコンセプト」日本公式サイトとゴールデンコンセプト表参道店にて、11月30日までの期間限定セール「BLACK DALES」を開催します。

 

期間中は、対象アイテムを最大50%オフの特別価格にて提供。Apple Watchケースの定番コレクションや人気コレクションのほか、iPhoneケースや、ブレスレット、レザーアクセサリーなど様々なアイテムがセールの対象となっています。

一部のApple Watchでバッテリー消耗が激しい問題、次期アップデートで修正の見通し

先月下旬に配信されたwatchOS 10.1では、一部のApple Watchがアップデートした後にバッテリーの消耗が激しくなるとの報告が相次いでいました。これにつき、アップルが修正プログラムを準備中であることが内部メモから明らかになりました。

↑修正の見通し

 

米MacRumorsは複数の情報源から、アップル正規サービスプロバイダと共有された「内部メモ」を入手したとのこと。そこでは「修正を準備中」との趣旨だけが書かれており、根本的な原因が何なのか、どれだけの顧客が苦情を訴えているのか、全てのApple Watchモデルが影響を受けているのかは不明です。

 

watchOS 10.1のリリース後、MacRumorsの読者フォーラムや、アップル公式サポートコミュニティ、大手掲示板RedditやX(旧Twitter)等でこの問題に関する報告が寄せられていました。それらを見るかぎり、数年前のApple Watch Series 5から最新のApple Watch Ultra 2まで、様々なモデルに影響が及んでいるようです。

 

たとえばXユーザーの1人は「watchOS 10.1が私のApple Watchのバッテリーを殺している。60分足らずで100%から50%に。使いものにならない」とぼやいています。

アップルはiOS 17.1の開発者向けリリースノートで「watchOS10.1 を搭載したApple watch を iOS 17.0 を搭載した iPhone とペアリングすると(または watchOS10.0 を iOS17.1 とペアリングすると)、消費電力が増加する場合がある」問題を修正したと述べていました。しかし、今なおバッテリーの消耗が激しいとの報告は続いており、新たな修正アップデートが必要となりそうです。

 

Source:MacRumors

Apple Watch Ultra 3、来年は発売しないかも?

「次期Apple Watch Ultra(Apple Watch Ultra 3)」が2024年に発売されない可能性を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Ultraは大画面とタフネスデザインを採用したスマートウォッチで、2022年に初代モデルが、そして2023年には第2世代モデルとなる「Apple Watch Ultra 2」が発売されました。

 

Kuo氏によれば、Apple(アップル)のサプライチェーンでは今のところ、次期Apple Watch Ultraを開発している兆候がないとのこと。これにより、次期Apple Watch Ultraが2024年に発売される可能性は減少しているというのです。同氏によれば、もしAppleが12月までにプロジェクトを開始しない場合、2024年に次期Apple Watch Ultraが登場する可能性はほぼないとしています。

 

Kuo氏はApple Watch Ultraの開発が遅れている理由について、「革新的な健康管理機能を開発するためにより多くの時間が必要」だと分析しています。また、「microLEDディスプレイの問題に対処」するために、発売が延期される可能性もあるそうです。

 

現時点の噂では、より大きな2.1インチのmicroLEDディスプレイを搭載すると伝えられている、次期Apple Watch Ultra。その開発は、なかなか難しいものがあるのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

Apple Watch Ultra最強か! 湖に数か月沈んでも復活する

Apple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch Ultra」が数か月間湖に沈んだ後でも動作したことが、米国のユーザーから報告されています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

Apple Watchは「Series 2」以降、水深50mの防水性能を実現。さらにタフネスモデルのApple Watch Ultra/Ultra 2は水深100mの防水性能となっています。以前には、海に落としたApple Watchが「探す」アプリのおかげで数日後に持ち主のもとに返ったなどのエピソードも存在します。

 

今回、ロサンゼルスに住むAmir Noorani氏がトラヴィス湖にて水遊びをしていたところ、水深30フィート(約9.1m)の場所でバンドが外れ、Apple Watch Ultraを紛失。スキューバダイバーを雇ったものの、Apple Watchを回収することはできませんでした。

 

そして3か月後、なんと汚れきったApple Watch Ultraを見つけたと、別のダイバーから連絡がありました。Noorani氏はApple Watch Ultraを「紛失モード」にしていたため、ダイバーが数日間充電した後に電源が入り、連絡先を表示することができたのです。同氏によれば、Apple Watch Ultraは完璧に動作しているそうです。

 

このようにApple Watchを長期間水中や海中に浸す使い方は推奨されたものではありませんが、Apple Watchの防水性能はかなり高いようです。

 

Source: 9to5Mac

Apple Watch Series 9とUltra 2の画面がちらつく問題、アップルが調査中?ソフトウェア更新で解決するかも

アップルがApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2を発売したばかりですが、同社がこれら一部モデルで画面がちらつく問題を調査中だと報じられています。

applewatch-ultra
↑Appleは現在調査中とのこと

 

米MacRumorsによれば、アップルは正規サービスプロバイダに内部サービスメモを配布したとのこと。そこでは常時表示(アップル的には「常にオン」)モードが有効になっている場合、一部モデルでディスプレイの明るさが短時間ちらつく問題を調査していると述べているそうです。

 

このメモには、どのApple Watchに影響があるかは記載されていないとのこと。とはいえ、この問題はApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2モデルで最も多く発生しているようです。

 

MacRumorsの読者フォーラムや大手掲示板Reddit、アップル公式サポートコミュニティなどに、少なからずユーザーからの苦情が寄せられています。この問題は最新のwatchOS 10.0.2を含めて、watchOS 10全般で起こっているようです。

 

アップルはサービスプロバイダに対して、症状のあるApple Watchを修理せず、代わりにwatchOSを最新の状態に保つよう顧客にアドバイスするよう指示しているとのこと。つまり、最終的にはwatchOSをアップデートし、ソフトウェアで問題を修正する方針のようです。

 

また一時的な解決策としては、[設定]アプリの[画面表示と明るさ]>[常にオン]で常時表示をオフにするよう述べています。

 

今のところ、次期watchOS 10.1で修正されるかどうかは不明ですが、近いうちにソフトウェア更新だけで症状が治ると期待したいところです。

 

Source:MacRumors

来年のApple Watch、気になる新機能はどうなる?

2024年に発売されるであろうスマートウォッチ「次期Apple Watch」には、革新的な機能は搭載されないことを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

今年発売された「Apple Watch Series 9」は、画面の明るさが最大2000ニトに向上。また、ジェスチャー機能も搭載されています。一方で、血糖値モニターやmicroLEDディスプレイなど、期待されている新機能は搭載されていません。

 

Kuo氏によれば、Apple Watchに血糖値モニターやmicroLEDディスプレイが搭載されるのは、少なくとも2年後になるとのこと。Apple WatchへのmicroLEDディスプレイの搭載については、以前にも2025年から2026年になるとの予測が登場していました。

 

なお将来のApple Watchに関しては、10周年モデルとなる「Apple Watch X(仮称)」の投入が、Bloombergによって以前に報じられていました。血糖値モニターやmicroLEDディスプレイの搭載は、2024年~2025年に登場すると噂されるApple Watch Xにて実現するのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

microLEDなApple Watchはとんでもなく美しい?

microLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch」が2025年後半に発売されるとの情報を、著名投資家のJeff Pu氏が伝えています。

↑rvlsoft / Shutterstock.comより

 

将来のApple Watch(あるいはApple Watch Ultra)にmicroLEDディスプレイが搭載されるとの情報は、以前から繰り返し報じられてきました。一方でその登場時期については、2025年2026年かで情報が錯綜していました。

 

Pu氏によれば、2025年後半に登場するmicroLEDディスプレイを搭載したApple Watchでは先進的なディスプレイ技術により、「明るさ、色再現性、視野角が改善され、画像がガラスの上に描かれているように見える」とのこと。これが本当なら、かなりの画質の向上が期待できそうです。

 

先日には中国語SNSのWeiboも、Apple Watch Ultraの次の大きなアップグレードは、AppleがカスタムしたmicroLEDディスプレイの搭載だと指摘していました。また画質の向上だけでなく、ディスプレイサイズが大きくなるという噂もあります。

 

個人的には、あまり腕時計の文字盤のサイズが大きくなるのは好みではない…のですが、将来のApple Watch/Apple Watch Ultraの進化を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 15シリーズやApple Watch Series 9/Ultra 2のバッテリー容量が判明しました

先日Apple(アップル)より発表された「iPhone 15」シリーズと「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」のバッテリー容量が、中国登録機関のデータベースから判明しました。

↑Appleより

 

登録情報によれば、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxのバッテリー容量はそれぞれ3,349mAh/4,383mAh/3,274mAh/4,422mAhとなっています。これは、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの3,279mAh/4,325mAh/3,200mAh/4,323mAhから、それぞれわずかに増加しています。

 

なお、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの最長動作時間は20時間/26時間/23時間/29時間で、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxから変わっていません。このあたり、実際の動作時間に関するテストを待ちたいところです。

 

そしてApple Watch Series 9の41mm/45mmモデルとApple Watch Ultra 2のバッテリー容量は、それぞれ282mAh/308mAh/564mAhとなっています。このバッテリー容量は「Apple Watch Series 8」から変わっていませんが、「Apple Watch Ultra」の542mAhからは若干増えていることがわかります。

 

なお、Apple Watch Series 9の最長動作時間は18時間、Apple Watch Ultra 2の最長動作時間は36時間で、それぞれ前モデルから変わっていません。こちらは、バッテリー容量なりの仕様といえそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors 1, 2

iPhone 15シリーズやApple Watch Series 9/Ultra 2のバッテリー容量が判明しました

先日Apple(アップル)より発表された「iPhone 15」シリーズと「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」のバッテリー容量が、中国登録機関のデータベースから判明しました。

↑Appleより

 

登録情報によれば、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxのバッテリー容量はそれぞれ3,349mAh/4,383mAh/3,274mAh/4,422mAhとなっています。これは、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの3,279mAh/4,325mAh/3,200mAh/4,323mAhから、それぞれわずかに増加しています。

 

なお、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの最長動作時間は20時間/26時間/23時間/29時間で、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxから変わっていません。このあたり、実際の動作時間に関するテストを待ちたいところです。

 

そしてApple Watch Series 9の41mm/45mmモデルとApple Watch Ultra 2のバッテリー容量は、それぞれ282mAh/308mAh/564mAhとなっています。このバッテリー容量は「Apple Watch Series 8」から変わっていませんが、「Apple Watch Ultra」の542mAhからは若干増えていることがわかります。

 

なお、Apple Watch Series 9の最長動作時間は18時間、Apple Watch Ultra 2の最長動作時間は36時間で、それぞれ前モデルから変わっていません。こちらは、バッテリー容量なりの仕様といえそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors 1, 2

iPhone 15シリーズと新Apple Watchハンズオン! 今年はどのモデルがおすすめ?

アップルがカリフォルニアの本社Apple Parkで開催したスペシャルイベントにおいて、2023年モデルのiPhone 15シリーズやApple Watch Series 9など注目の新製品を発表しました。ここでは、イベントの模様を振り返りながら、各新製品を体験した筆者のファーストインプレッションをレポートします。

↑アップルの米国本社Apple Parkで開催された新製品発表イベントを現地で取材しました

 

世界中からジャーナリストがApple Parkに集結

6月にアップルが開催した世界開発者会議「WWDC 23」以来、筆者にとって今年2度目のアップル本社での取材となりました。今回iPhoneやApple Watchの発表会は本社敷地内の特別な施設であるSteve Jobs Theaterの大ホールで開催されました。

↑カンファレンス開幕前のSteve Jobs Theater

 

↑Steve Jobs Theaterに登壇したティム・クックCEO

 

スペシャルイベントはオンラインでも配信されましたが、現地では冒頭にアップルのティム・クックCEOがステージに立ち、「アップルの仲間たちと共につくった素晴らしいプロダクトを、今回もみなさんに紹介できることをとてもうれしく思う」とスピーチ。アップルはコロナ禍以降、対面開催のイベントステージは現地に招待された参加者も同時配信されるオンラインストリーミングの動画を着席して観るスタイルでそろえています。今後もしばらくこの形式が定着しそうです。

 

ただ、ステージのプレゼンテーションが動画であっても、エキサイティングな発表があった際には都度、スクリーンに向かって大きな歓声があがるところが「さすがアメリカ!」と、感じるところです。

 

カンファレンスの終了後は、同じSteve Jobs Theaterに設けられたハンズオンエリアでのプロダクト体験が待っています。アップルの新製品にいち早く触れる機会とあって、招待されたジャーナリストも気分が高揚する楽しい時間です。

↑iPhoneのハンズオンエリアに大勢のジャーナリストが押し寄せてきます

 

値上げしたiPhone 15シリーズ

今秋のスペシャルイベントで登場したのは、iPhone 15シリーズ、iPhone 15 Proシリーズ、ならびにApple WatchのSeries 9とUltra 2などです。プレスリリースではワイヤレスイヤホンのAirPods Proも発表されましたが、ハンズオンエリアに展示はありませんでした。

 

iPhone 15シリーズは6.1インチの「iPhone 15」と6.7インチの「iPhone 15 Plus」の2機種。昨年登場した大きめのPlusが今年も継続された格好です。ストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15が12万4800円(税込)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(税込)から。2022年モデルのiPhone 14シリーズから5000円ほど値上がりしています。

↑左が6.7インチのiPhone 15 Plus、右が6.1インチのiPhone 15

 

iPhone 15 Proシリーズも6.1インチの「iPhone 15 Pro」と6.7インチの「iPhone 15 Pro Max」の2機種が登場。ウワサされてきたiPhone初のUltraモデルはなかったものの、カメラを中心に唯一追加された機能があることから、事実上iPhone 15 Pro Maxは今年発表のラインナップの中ではフラグシップモデルとして君臨するiPhoneになりました。

 

こちらもストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15 Proが15万9800円(税込)から、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円(税込)からとなり、Proは1万円、Pro Maxは2万5000円の価格上昇となりました。

 

いずれも値上げとなりましたが、Proシリーズは初のチタンボディを採用するなど、充実の機能を満載しています。ポイントとなる機能を振り返ってみましょう。

 

汎用性の高いUSB-Cを搭載、ケーブルをまとめられるのはやっぱり魅力

iPhone 15シリーズはアップル独自設計による「A16 Bionic」チップを搭載しました。iPhone 14 Proシリーズと同じチップであることから、Proシリーズ並みの底力を持つスタンダードシリーズのiPhoneが誕生したと受けとめることができます。

 

新製品についてはすでにGetNavi webで速報もしていますので、詳細を繰り返すことはしませんが、ここでは筆者がハンズオンで体験したインプレッションを伝えたいと思います。

 

アップルは2022年登場のiPhone 14/iPhone 14 Plusから内部設計を大きく変えて、強度を保ちながら部品構成を最適化。結果として本体質量の軽量化を実現しています。そのノウハウを継承したiPhone 15シリーズもまた軽く、スリムなスマートフォンになりました。

 

見た目は、背面ガラス全体にカラーを埋め込む技法を初めて採用したことから、従来のiPhoneに比べて透明感のある淡い色合いになりました。

 

デュアルレンズカメラはiPhone 14シリーズと同じく、ふたつのレンズを斜めに並べたデザインとしています。広角と超広角によるデュアルレンズカメラは、広角側に48MPの高解像度センサーを搭載しました。センサーの中央部を切り出して劣化のない2倍ズームを実現する機能も搭載され、少し遠くの風景や手もとの料理、人物などにカメラを一歩近づけてダイナミックな写真・動画を撮りたいときに便利に使えそうです。

↑広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズシステム。広角カメラが2倍ズーム撮影に対応しました

 

今回発表されたiPhone 15シリーズの4機種はすべて、コネクターがLightningからUSB-Cに切り替わりました。これにより、たとえばiPhoneで撮影した高画質・大容量のビデオや複数の写真を、ケーブル経由でより速くMacなどにバックアップできます。しかし、なにより便利なのは、最近のガジェットはUSB-Cを採用する製品も多くあり、Macや最近のiPad、ワイヤレスオーディオなど多くのバッテリーを内蔵するガジェットと充電ケーブルをまとめられるところが魅力的です。

 

(編集部注:イベント後に、iPhone 15およびiPhone 15 Plusはデータ転送速度がLightningと同じであることが明らかになっています

↑iPhone 15/15 Proシリーズの4機種にUSB-Cコネクターが採用されました

 

ほかにもiPhone 14 Proから搭載された、ディスプレイ側の新しい情報表示インターフェースであるDynamic IslandがiPhone 15シリーズに搭載されました。デザイン的にも「新しいiPhone」の統一感が生まれたように思います。

↑Dynamic Islandも搭載。各種情報にアクセスしやすくなります

 

こだわりの写真や動画を撮影するならiPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Proシリーズは、iPhoneで初めてボディのメイン素材にチタニウムを採用しました。見た目に新鮮なだけでなく、軽量で剛性の高い金属であるチタンの特徴を活かした「アップル史上最も軽いProモデル」であることから、イベントに集まったジャーナリストにも一番人気の新製品でした。

↑人だかりが絶えなかったiPhone 15 Proシリーズのハンズオンエリア

 

本機はこれまでのProシリーズ同様、トリプルレンズカメラシステムを継承しています。6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは画面のサイズが大きいだけでなく、トリプルレンズカメラを構成する望遠カメラで光学5倍ズーム撮影ができます。画質に優れる光学ズーム撮影は35ミリフイルム換算で120ミリに相当する単焦点レンズです。また、デジタルズームもProの最大15倍に対して、Pro Maxは最大25倍までサポートします。

↑Pro Maxは最大5倍のズーム撮影に対応します

 

iPhoneで“プロなみ”のこだわりを込めた写真や動画を撮影して楽しみたい人は、iPhone 15 Pro Maxを選ぶべきです。ただし、高精細な写真や動画を撮りまくってしまうとストレージの空き容量が気になるところ。iPhoneはできる限り大きなストレージの機種を選んで、9月18日から提供されるiCloud+の6TB(月額3900円・税込)、12TB(月額7900円・税込)のプランを活用する手もアリです。

 

もうひとつ変更点として、iPhone 15 Proシリーズは左側の側面に、サイレントスイッチの代わりに新しい「アクションボタン」を搭載しました。iOSの設定からフラッシュライトやボイスメモ、拡大鏡など、ボタンを押したときに呼び出すアプリや機能を選べます。筆者はインタビュー取材のときによくボイスメモを使うので、アクションボタンを活用したいがために次はiPhone 15 Proシリーズに買い換えるつもりです。会議の議事録でボイスメモを利用する人は、同じような活用が考えられるでしょう。

↑左サイドにアクションボタンが新しく搭載されています

 

↑アクションボタンにはいくつか割り当てられる機能のプリセットがあります

 

Apple Watchのジェスチャー操作「ダブルタップ」に期待

Apple Watchは2022年の秋に発売されたタフネスモデルの最新モデル「Apple Watch Ultra 2」と、着々と進化を遂げてきたナンバリングモデルの「Apple Watch Series 9」が登場しました。

↑新色ピンクのアルミニウムケースが追加されたApple Watch Series 9

 

Apple Watch Series 9にはApple Watchで初めてのカラーバリエーションとして「ピンク」のアルミニウムケースモデルが追加されます。価格は41ミリのアルミニウムケースモデルが5万9800円(税込)から。Apple Watch Series 8からケースの種類・サイズのモデルは変わっていません。

 

Apple Watch Ultra 2は初代モデルと同じデザインの49mmチタニウムケース仕様。価格は4000円アップの12万8800円(税込)です。

↑Apple Watch Ultra 2も登場します

 

ふたつの新しいApple Watchにはアップルが独自に設計したウェアラブル向けの「S9 SiP」チップが搭載されます。高い性能と省電力駆動を実現したハイパフォーマンスなチップを載せたことによって、Siriによる音声操作でできることが増えたうえに、音声操作に対するレスポンスも向上しています。

 

注目なのは、S9 SiPチップとApple Watchが搭載するさまざまなセンサーが連動することによって実現した、新しいジェスチャーユーザーインターフェースの「ダブルタップ」です。

↑高性能なS9 SiPチップが、Apple Watchに搭載される各種センサーとの連携で実現する「ダブルタップ」が便利に使えそうです

 

Apple Watchを身に着けている手の、親指とひとさし指を2度たたくようなフィンガージェスチャーによって、ユーザーが画面やボタンに触れることなく片手だけで操作できるようになりました。たとえばタイマーの停止、音楽の再生、アラームのスヌーズなどができ、便利な機能です。実機で体験しましたが、指による操作に対する反応が小気味よく正確なので、実際に使う機会が方々で訪れるでしょう。

 

ダブルタップはApple Watchの発売後、10月に予定しているソフトウェアアップデートで追加されます。

 

なお、ヘルスケア系の新機能が物足りない印象ですが、9月19日に配信がスタートするwatchOS 10にはメンタルヘルスのセルフチェックやサイクリングのワークアウトが充実する機能などが盛りだくさんです。

 

最後に、今年のおすすめモデルはバランスが取れているApple Watch Series 9。昨年Apple Watch Ultraを買った人、Apple Watch Series 8やApple Watch SEからのステップアップを狙っている人など、幅広くおすすめしたい完成度です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhone 15シリーズと新Apple Watchハンズオン! 今年はどのモデルがおすすめ?

アップルがカリフォルニアの本社Apple Parkで開催したスペシャルイベントにおいて、2023年モデルのiPhone 15シリーズやApple Watch Series 9など注目の新製品を発表しました。ここでは、イベントの模様を振り返りながら、各新製品を体験した筆者のファーストインプレッションをレポートします。

↑アップルの米国本社Apple Parkで開催された新製品発表イベントを現地で取材しました

 

世界中からジャーナリストがApple Parkに集結

6月にアップルが開催した世界開発者会議「WWDC 23」以来、筆者にとって今年2度目のアップル本社での取材となりました。今回iPhoneやApple Watchの発表会は本社敷地内の特別な施設であるSteve Jobs Theaterの大ホールで開催されました。

↑カンファレンス開幕前のSteve Jobs Theater

 

↑Steve Jobs Theaterに登壇したティム・クックCEO

 

スペシャルイベントはオンラインでも配信されましたが、現地では冒頭にアップルのティム・クックCEOがステージに立ち、「アップルの仲間たちと共につくった素晴らしいプロダクトを、今回もみなさんに紹介できることをとてもうれしく思う」とスピーチ。アップルはコロナ禍以降、対面開催のイベントステージは現地に招待された参加者も同時配信されるオンラインストリーミングの動画を着席して観るスタイルでそろえています。今後もしばらくこの形式が定着しそうです。

 

ただ、ステージのプレゼンテーションが動画であっても、エキサイティングな発表があった際には都度、スクリーンに向かって大きな歓声があがるところが「さすがアメリカ!」と、感じるところです。

 

カンファレンスの終了後は、同じSteve Jobs Theaterに設けられたハンズオンエリアでのプロダクト体験が待っています。アップルの新製品にいち早く触れる機会とあって、招待されたジャーナリストも気分が高揚する楽しい時間です。

↑iPhoneのハンズオンエリアに大勢のジャーナリストが押し寄せてきます

 

値上げしたiPhone 15シリーズ

今秋のスペシャルイベントで登場したのは、iPhone 15シリーズ、iPhone 15 Proシリーズ、ならびにApple WatchのSeries 9とUltra 2などです。プレスリリースではワイヤレスイヤホンのAirPods Proも発表されましたが、ハンズオンエリアに展示はありませんでした。

 

iPhone 15シリーズは6.1インチの「iPhone 15」と6.7インチの「iPhone 15 Plus」の2機種。昨年登場した大きめのPlusが今年も継続された格好です。ストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15が12万4800円(税込)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(税込)から。2022年モデルのiPhone 14シリーズから5000円ほど値上がりしています。

↑左が6.7インチのiPhone 15 Plus、右が6.1インチのiPhone 15

 

iPhone 15 Proシリーズも6.1インチの「iPhone 15 Pro」と6.7インチの「iPhone 15 Pro Max」の2機種が登場。ウワサされてきたiPhone初のUltraモデルはなかったものの、カメラを中心に唯一追加された機能があることから、事実上iPhone 15 Pro Maxは今年発表のラインナップの中ではフラグシップモデルとして君臨するiPhoneになりました。

 

こちらもストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15 Proが15万9800円(税込)から、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円(税込)からとなり、Proは1万円、Pro Maxは2万5000円の価格上昇となりました。

 

いずれも値上げとなりましたが、Proシリーズは初のチタンボディを採用するなど、充実の機能を満載しています。ポイントとなる機能を振り返ってみましょう。

 

汎用性の高いUSB-Cを搭載、ケーブルをまとめられるのはやっぱり魅力

iPhone 15シリーズはアップル独自設計による「A16 Bionic」チップを搭載しました。iPhone 14 Proシリーズと同じチップであることから、Proシリーズ並みの底力を持つスタンダードシリーズのiPhoneが誕生したと受けとめることができます。

 

新製品についてはすでにGetNavi webで速報もしていますので、詳細を繰り返すことはしませんが、ここでは筆者がハンズオンで体験したインプレッションを伝えたいと思います。

 

アップルは2022年登場のiPhone 14/iPhone 14 Plusから内部設計を大きく変えて、強度を保ちながら部品構成を最適化。結果として本体質量の軽量化を実現しています。そのノウハウを継承したiPhone 15シリーズもまた軽く、スリムなスマートフォンになりました。

 

見た目は、背面ガラス全体にカラーを埋め込む技法を初めて採用したことから、従来のiPhoneに比べて透明感のある淡い色合いになりました。

 

デュアルレンズカメラはiPhone 14シリーズと同じく、ふたつのレンズを斜めに並べたデザインとしています。広角と超広角によるデュアルレンズカメラは、広角側に48MPの高解像度センサーを搭載しました。センサーの中央部を切り出して劣化のない2倍ズームを実現する機能も搭載され、少し遠くの風景や手もとの料理、人物などにカメラを一歩近づけてダイナミックな写真・動画を撮りたいときに便利に使えそうです。

↑広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズシステム。広角カメラが2倍ズーム撮影に対応しました

 

今回発表されたiPhone 15シリーズの4機種はすべて、コネクターがLightningからUSB-Cに切り替わりました。これにより、たとえばiPhoneで撮影した高画質・大容量のビデオや複数の写真を、ケーブル経由でより速くMacなどにバックアップできます。しかし、なにより便利なのは、最近のガジェットはUSB-Cを採用する製品も多くあり、Macや最近のiPad、ワイヤレスオーディオなど多くのバッテリーを内蔵するガジェットと充電ケーブルをまとめられるところが魅力的です。

 

(編集部注:イベント後に、iPhone 15およびiPhone 15 Plusはデータ転送速度がLightningと同じであることが明らかになっています

↑iPhone 15/15 Proシリーズの4機種にUSB-Cコネクターが採用されました

 

ほかにもiPhone 14 Proから搭載された、ディスプレイ側の新しい情報表示インターフェースであるDynamic IslandがiPhone 15シリーズに搭載されました。デザイン的にも「新しいiPhone」の統一感が生まれたように思います。

↑Dynamic Islandも搭載。各種情報にアクセスしやすくなります

 

こだわりの写真や動画を撮影するならiPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Proシリーズは、iPhoneで初めてボディのメイン素材にチタニウムを採用しました。見た目に新鮮なだけでなく、軽量で剛性の高い金属であるチタンの特徴を活かした「アップル史上最も軽いProモデル」であることから、イベントに集まったジャーナリストにも一番人気の新製品でした。

↑人だかりが絶えなかったiPhone 15 Proシリーズのハンズオンエリア

 

本機はこれまでのProシリーズ同様、トリプルレンズカメラシステムを継承しています。6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは画面のサイズが大きいだけでなく、トリプルレンズカメラを構成する望遠カメラで光学5倍ズーム撮影ができます。画質に優れる光学ズーム撮影は35ミリフイルム換算で120ミリに相当する単焦点レンズです。また、デジタルズームもProの最大15倍に対して、Pro Maxは最大25倍までサポートします。

↑Pro Maxは最大5倍のズーム撮影に対応します

 

iPhoneで“プロなみ”のこだわりを込めた写真や動画を撮影して楽しみたい人は、iPhone 15 Pro Maxを選ぶべきです。ただし、高精細な写真や動画を撮りまくってしまうとストレージの空き容量が気になるところ。iPhoneはできる限り大きなストレージの機種を選んで、9月18日から提供されるiCloud+の6TB(月額3900円・税込)、12TB(月額7900円・税込)のプランを活用する手もアリです。

 

もうひとつ変更点として、iPhone 15 Proシリーズは左側の側面に、サイレントスイッチの代わりに新しい「アクションボタン」を搭載しました。iOSの設定からフラッシュライトやボイスメモ、拡大鏡など、ボタンを押したときに呼び出すアプリや機能を選べます。筆者はインタビュー取材のときによくボイスメモを使うので、アクションボタンを活用したいがために次はiPhone 15 Proシリーズに買い換えるつもりです。会議の議事録でボイスメモを利用する人は、同じような活用が考えられるでしょう。

↑左サイドにアクションボタンが新しく搭載されています

 

↑アクションボタンにはいくつか割り当てられる機能のプリセットがあります

 

Apple Watchのジェスチャー操作「ダブルタップ」に期待

Apple Watchは2022年の秋に発売されたタフネスモデルの最新モデル「Apple Watch Ultra 2」と、着々と進化を遂げてきたナンバリングモデルの「Apple Watch Series 9」が登場しました。

↑新色ピンクのアルミニウムケースが追加されたApple Watch Series 9

 

Apple Watch Series 9にはApple Watchで初めてのカラーバリエーションとして「ピンク」のアルミニウムケースモデルが追加されます。価格は41ミリのアルミニウムケースモデルが5万9800円(税込)から。Apple Watch Series 8からケースの種類・サイズのモデルは変わっていません。

 

Apple Watch Ultra 2は初代モデルと同じデザインの49mmチタニウムケース仕様。価格は4000円アップの12万8800円(税込)です。

↑Apple Watch Ultra 2も登場します

 

ふたつの新しいApple Watchにはアップルが独自に設計したウェアラブル向けの「S9 SiP」チップが搭載されます。高い性能と省電力駆動を実現したハイパフォーマンスなチップを載せたことによって、Siriによる音声操作でできることが増えたうえに、音声操作に対するレスポンスも向上しています。

 

注目なのは、S9 SiPチップとApple Watchが搭載するさまざまなセンサーが連動することによって実現した、新しいジェスチャーユーザーインターフェースの「ダブルタップ」です。

↑高性能なS9 SiPチップが、Apple Watchに搭載される各種センサーとの連携で実現する「ダブルタップ」が便利に使えそうです

 

Apple Watchを身に着けている手の、親指とひとさし指を2度たたくようなフィンガージェスチャーによって、ユーザーが画面やボタンに触れることなく片手だけで操作できるようになりました。たとえばタイマーの停止、音楽の再生、アラームのスヌーズなどができ、便利な機能です。実機で体験しましたが、指による操作に対する反応が小気味よく正確なので、実際に使う機会が方々で訪れるでしょう。

 

ダブルタップはApple Watchの発売後、10月に予定しているソフトウェアアップデートで追加されます。

 

なお、ヘルスケア系の新機能が物足りない印象ですが、9月19日に配信がスタートするwatchOS 10にはメンタルヘルスのセルフチェックやサイクリングのワークアウトが充実する機能などが盛りだくさんです。

 

最後に、今年のおすすめモデルはバランスが取れているApple Watch Series 9。昨年Apple Watch Ultraを買った人、Apple Watch Series 8やApple Watch SEからのステップアップを狙っている人など、幅広くおすすめしたい完成度です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhone 15の新ケース素材「ファインウーブン」とは

Apple(アップル)は「iPhone 15」シリーズや「Apple Watch Series 9」にあわせて、「FineWoven(ファインウーブン)」と呼ばれる新ケースやバンド、アクセサリを導入しました。

↑Appleより

 

Appleによれば、FineWovenとは「耐久性に優れたマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触です。環境にも配慮して作られており、再生素材を68%使用することで、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減しています」とのこと。より環境に優しい素材のようです。

 

FineWovenを利用したアクセサリはiPhone 15シリーズのケースやApple Watch Series 9のバンドだけでなく、「MagSafe対応iPhoneファインウーブンウォレット」「AirTagファインウーブンキーリング」なども登場。今後もさらに、同素材のアクセサリが増えそうな予感です。

 

一方でイベントでも発表されましたが、AppleはFineWoven素材のアクセサリの導入にあわせて、レザーケースやレザーバンドなどの、レザー素材のアクセサリを廃止しています。肌によく馴染み、使い込むほどに風味が増すレザー素材のアクセサリの廃止は、残念に思う方も多いかもしれません。

 

Source: Apple 1, 2, 3, 4, 5

Apple Watch Series 9正式発表! 最新チップ「S9」搭載でSiriが速く安全に、新ジェスチャー「ダブルタップ」も可能になりました

アップルは9月13日の「Wonderlust.」イベントで、Apple Watch Series 9を正式発表しました。最新Appleシリコン(独自開発チップ)「S9」を搭載し、さまざまな新機能を実現しています。

↑Image:Apple

 

新型SiP(システム・イン・パッケージ)S9は、前モデルの「S8」よりもGPUが最大30%高速化。このパワーによりSiriがApple Watch上で処理されるようになり、より速く安全となったとうたわれています。Siriの正確さもSeries 8より最大25%もアップし、初めて健康データにもアクセス可能となりました。

 

そして新たなUWB(超広帯域無線)チップも搭載。そのためiPhoneの「探す」アプリからAirTagのように精密検索、つまり距離と方向がわかるようになったとのことです。

 

また常時表示ディスプレイも改善され、最大輝度はSeries 8の2倍となる最大2000ニトの明るさに。その一方で、映画館や寝る前に使うときは1ニトまで下げられるようになり、周りに気を遣わず使いやすくなりました。

 

さらに、「ダブルタップ」という新たなハンドジェスチャー機能にも対応。ユーザーは「親指と人差し指を合わせる」ことで、画面に触れずに電話の着信を取ったり通話を切ったり、タイマーや音楽再生を一時停止するなどが可能となります。

 

本体カラーは、アルミニウムケースに関してはスターライト、シルバー、ミッドナイト、PRODUCT(RED)に加え、新色のピンクが登場。かたやステンレススチールでは、従来通りシルバー、ゴールド、グラファイトの3色のままです。価格は399ドル(約6万円)からとなっています。

Apple Watch Ultra 2登場、画面は史上最大レベルに明るくなった!

↑アップルより

 

アップルはイベントにて、新型スマートウォッチ「Apple Watch Ultra 2」を正式発表しました。

 

アウトドア向けのタフネスモデルとして2022年に登場した初代モデルに引き続き、Apple Watch Ultra 2もアウトドア向けの性能をアピール。最大3000ニトの明るいディスプレイは、屋外でもより見やすくなっています。

 

また、マイナス500mから9000mまでの高度で利用でき、高精度2周波GPSによる正確な位置測定も初代モデルから受け継いでいます。

↑アップルより

 

内部には新たに「S9」プロセッサーを搭載。36時間の駆動時間、低電力モードで最大72時間を実現しています。また、iPhoneからの位置測定の制度も向上しました。同時に発表された「Apple Watch Series 9」と同じく、ダブルタップによる新たなジェスチャーにも対応しています。

 

Apple Watch Ultra 2は本日から予約を開始し、9月22日に発売。価格はGPS + Cellularモデルの海外価格が799ドル(約12万円)からとなっています。

Apple Watch Series 9/Ultra 2の進化を直前予測!

まもなく発表されるであろうApple(アップル)の次期スマートウォッチ「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」に関する詳細を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2に関する事前情報は少なく、プロセッサの刷新が報じられた程度です。また、レザーバンドが廃止され新たにファブリック素材のバンドが登場するとの情報もあります。

 

Bloombergによれば、Apple Watch Series 9/Ultra 2では「さまざまなセンサーと部品がアップグレードされ、スピードと効率、正確性が向上する」とのこと。具体的には、新バージョンの光学式心拍センサーが搭載されるようです。また新型プロセッサも採用され、処理速度が大幅に向上します。

 

さらに、新世代のウルトラワイドバンドチップ「U2」を搭載。これにより、Apple Watchの位置情報をより正確に把握することができます。このU2チップは「iPhone 15」シリーズを含む、すべてのApple製品の次期バージョンに搭載されるとのこと。

 

Apple Watch Ultra 2はリサイクルされた素材がより多く使用され、初めてブラックカラーが登場します。またステンレススチール素材のApple Watch Series 9では、3Dプリントによる筐体が採用されるそうです。一方で、バンド「リンクブレスレット」は更新されるか、廃止される可能性があります。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Apple Watch用レザーバンドも廃止? ファブリック素材のバンドが新登場するかも

アップルは9月13日午前2時(日本時間)にスペシャルイベントを開催し、その場で「iPhone 15」シリーズや「Apple Watch Series 9」を発表する見通しです。その日が近づくにつれて、iPhoneやApple Watch用純正アクセサリーの噂話も増えている感があります。

↑Apple Watchにも「ファインウーブン」バンドが登場かも

 

つい先日もiPhoneのレザーケースが廃止されて、新型の「ファインウーブン」が登場するとの噂が画像付きでリークされていました。それに続き、今度はApple Watch用レザーバンドにも同じようなことが起きると著名ジャーナリストが予想しています。

 

アップルの未発表製品に詳しいMark Gurman記者は「Apple Watchのバンドもレザーから移行し始めると予想している」とX(Twitter)でつぶやいています。引用しているポストは、著名リーカーSonny Dickson氏が噂のiPhone用ファインウーブンらしきケースを手に持っている動画です。

 

さらに興味深いのは、2015年以来のアップルとエルメスの提携が終わる可能性を仄めかしていることです。エルメスブランドのバンドには、レザー製も含まれています

 

Gurman氏によれば、アップルは先週、エルメスのレザーアクセサリーを最大90%オフで従業員に提供し始めたそうです。こうした大幅な値引きを社内で行った後は、その製品が販売終了となる可能性が高いと思われます。実際、アップルが2021年に初代HomePodを製造中止する前に、同じようなことが行われました。

 

ちょうど先週、Apple Watch用純正レザーバンドの一部が、公式オンラインストアで品切れになっていると報じられたばかりです

 

アップルがレザー製バンドを廃止するとすれば、本革製品を作るために動物たちを育てる際に、大量の温室効果ガスを生み出すためかもしれません。同社は、環境に優しい企業として知られています

 

また先月、信頼性の高いリーカーKosutami氏が「アップルは今年後半に新型Apple Watchと一緒に、ファブリック素材と磁気バックルを使った新しいWatchバンドを発表する」と述べていました。

 

Apple Watch用にもiPhoneと同じく、ファインウーブンバンドが発売されるのかもしれません。

 

Source:Mark Gurman(X)
via:9to5Mac

Apple WatchやFitbitのバンド、バクテリアだらけ? ジム通いしている人はコマメに除菌が必要かも

Apple WatchやFitbitなどウェアラブル機器のバンドは、丸1日は着けっぱなしの人も少なくないはず。そうしたバンドを調べてみると、ほとんどが病気を引き起こす可能性あるバクテリア(細菌)に汚染されていたとの研究結果が発表されています。

↑バンドにはバクテリアが大繁殖?

 

これはフロリダ・アトランティック大学の研究チームが、感染症の学術誌「Advances in Infectious Diseases」に発表したものです。研究対象となったのは、ゴムや布、革、プラスチックや金属で作られたApple Watchやその他のウェアラブル用バンド。その目的は、リストバンドの素材と細菌の溜まりやすさの関係を見つけることでした。

 

その結果、全バンドの95%が「何らかの危険な細菌に汚染されている」ことが判明。そのうち最も多いのは黄色ブドウ球菌属で、85%から検出されたとのこと。黄色ブドウ球菌は食中毒の原因となったり、おできやニキビの中にも存在しています。

 

また、肺炎や血液感染などを引き起こす可能性のある緑膿菌が30%も検出。さらに、検査したバンドの60%に大腸菌が含まれていたことも指摘されています。

 

そしてジム通いしている人のバンドには、ブドウ球菌が最も多く付着していたとのこと。そのため、ジムや自宅で激しい運動をした後は、リストバンドを除菌する必要性が強調されています。

 

興味深いのは、バンドの素材別に細菌の付着しやすさも調べられていることです。布>プラスチック>ゴム>皮革>金属の順に細菌数が多かったそうです。

 

このうちプラスチックやゴムが多いのは、「多孔質(多くの穴が開いている)で静電気を帯びた表面が細菌を引き寄せて増殖させる傾向があるため、細菌が集まりやすい理想的な環境」のためだと分析されています。

 

なお、金属バンドが最も少ないのは、運動中に装着している人が少ないためためかもしれません。

 

これらの調査結果から、ウェアラブル機器ユーザーにとっては「(バンド)表面の定期的な消毒の必要性を示しています」との結論が導かれています。

 

もしもApple WatchやFitbitなどのバンドが汚れていないように見えても、小まめに洗った方が衛生的によさそうです。Apple Watch用バンドの洗い方は、こちらの公式サポート文書で案内されています。

 

Source:Scientific Research
via:New York Post,9to5Mac

次期Apple Watchも登場間近? Bluetooth機関に登録アリ

次期Apple Watch(Apple Watch Series 9)らしき製品がBluetoothデータベースに登録されていたことが、海外メディアのMacRumorsにより報じられています。

↑Gabo_Arts / Shutterstock.comより

 

次期Apple Watchに関しては、プロセッサの刷新新バンドの登場ピンクカラーの投入が噂されています。また、時期は不明ですが10周年モデルとなる「Apple Watch X」が準備されているとの情報も登場しています。

 

MacRumorsによれば、今回Bluetoothデータベースに登録されたのは、2023年向けの「watchOS」のサブシステム。watchOSはApple Watchに搭載されているOSで、このことからAppleが2023年モデルのApple Watchの準備を進めていることが予測されます。

 

今回の情報からは、次期Apple Watchの詳細はわかりません。Bluetooth 5.3への対応がうたわれていますが、これは現行モデルの「Apple Watch Series 8」や「Apple Watch Ultra」と同じです。

 

Apple(アップル)はすでに、「iPhone 15」らしきモデルもインド関連機関に登録してきます。Appleは9月12日に新型iPhoneの発表イベントを開催するとも噂されており、いよいよ次期iPhoneとApple Watchの登場が近いようです。

 

Source: MacRumors

Apple Watch UltraにmicroLEDがやってくる? LGが特許投資の報道

「Apple Watch Ultra」向けの「microLED(マイクロLED)」ディスプレイ製造に向け、LGが複数の特許を購入したことを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Ultraに微小なLEDを一つ一つの画素として利用するmicroLEDディスプレイが搭載されるとの情報は、以前にも報じられていました。ただし製造上の問題により、その登場は2026年に延期されているようです。

 

The Elecの報道によれば、LGは台湾企業からmicroLEDの転写印刷プロセスやスタッキング、タッチコントロール、センシング、AR/VR/HUDに関連する技術を購入したとのこと。とくに、微細なチップを正確に配置する転写印刷プロセスが、microLEDディスプレイ製造において重要な技術だとも報じられています。

 

また報道によれば、LGはすでにApple Watch向けのmicroLEDディスプレイの小規模な生産ラインを建設しているとのこと。この施設は2024年後半にオープンし、Apple向けのディスプレイを組み立てる予定だとしています。

 

明るくてコントラストが高く、応答速度が速くて省電力など、まさに夢のような技術のmicroLEDディスプレイ。今後も、生産性の改善に向けた取り組みが続きそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

トレーニー歓喜? Apple Watchに筋トレセンサーが搭載されるかも

Apple(アップル)がワークアウト測定を改善する「ひずみセンサー」をApple Watch向けに開発している可能性が、最新の求人情報から浮上しています。

↑KANUT PHOTO / Shutterstock.comより

 

ひずみセンサー(あるいは、ひずみケージ)とは、力を加えたときの電気抵抗の変化を測定するものです。手首に装着するスマートウォッチにこのひずみセンサーを搭載することで、運動による皮膚の伸縮、さらには血圧の測定が可能だとする研究も存在します。

 

Appleによる募集が発見されたのは、「ひずみゲージを利用したメカトロニクスシステムに詳しいエンジニア」です。職務内容は初期プロトタイプのヘルスケアハードウェアの設計、構築、テスト、トラブルシューティングだと説明されており、Apple Watchとの関係を強く匂わせています。

 

Apple Watchでは搭載したアクチュエーターや温度センサー、フォトダイオードにより、アクティブカロリーや運動時間、心拍数などの測定が可能です。一方でゆがみセンサーが搭載されれば、筋力トレーニングの具体的な負荷、具体的には重量やレップ数、セット数などが記録できるようになるかもしれません。

 

Appleはその他にも、薄型化や新バンドシステムを採用した10周年モデル「Apple Watch X」を開発しているとも報じられています。将来のApple WatchやApple Watch Xで、このひずみセンサーの搭載を期待したいものです。

 

Source: MyHealthApple via MacRumors

「Apple Watch X」で薄型化や新バンド規格がやってくる!?

Apple(アップル)が10周年モデルの新型スマートウォッチ「Apple Watch X」を準備しているとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watchは2015年4月に初代モデルが発売され、今年は9世代目となる「Apple Watch Series 9(仮称)」の投入が予測されています。Apple Watch Series 9では新色「ピンク」の投入や、新型プロセッサが搭載されるようです。また、「次期Apple Watch Ultra」でも「ブラック」の新色の登場が噂されています。

 

今回のBloombergの報道によれば、10周年モデルとなるApple Watch Xは2024年に発売されるのか、あるいは2025年に発売されるのかはわからないとのこと。その本体はより薄型となり、バンドを取り付けるためのシステムもさまざまなものが検討されているそうです。

 

Gurman記者によれば、現在のApple Watchのバンドの取り付けシステムは大きなスペースを占めているとのこと。この問題を解決すれば、より大きなバッテリーや内部部品を組み込むことが可能になります。Appleは現在、マグネット式のバンドの取り付けシステムを検討していますが、それがApple Watch Xに採用されるかどうかは不明です。

 

Apple Watch Xではその他にも、microLEDディスプレイや血圧測定機能が搭載される可能性があります。2017年に登場した「iPhone X」のように、Apple Watch Xが革新的なスマートウォッチとなることを期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期Apple Watchに着け心地重視な新バンドが登場?

今年の秋に登場するであろう「Apple Watch Series 9(仮称)」にて、新バンドが登場するとの情報を、リークアカウントのKosutami氏が投稿しています。

↑MacRumorsより

 

Kosutami氏によれば、Apple Watch Series 9では編み込んだファブリック(織布)素材かつ、「モダンバックル」と同じマグネット式バックルを備えたバンドが登場するとのこと。またこの新バンドは、「次期Apple Watch Ultra」向けには登場しないとしています。

 

Appleは編み込んだファブリック素材のバンドとして、「ブレイデッドソロループ」を1万4800円で販売しています。軽量かつ伸縮性のある同バンドに、マグネット式バックルが組み合わされれば、着け心地の良さと取り外しやすさを両立したものとなりそうです。

 

Apple Watch Series 9はパフォーマンスが向上した「S9」チップと、ピンクのアルミニウムモデルやブラックのチタンモデルの登場が予測されています。新バンドがこれらの新色に似合うようにデザインされているのかも、気になるところです。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

Apple Watchの充電速度が加速!? サードメーカーにAppleが指示

Apple(アップル)がサードパーティーのアクセサリメーカーにたいして、Apple Watchの充電器急速充電への対応を指示していることを、Apple Insiderが報じています。

↑love4aya / Shutterstock.comより

 

Apple Watchの急速充電機能は「Apple Watch Series 7」にて導入され、バッテリーを0%から80%まで約45分で充電することができます。しかし導入当初は充電モジュールが不足していたため、一部のサードパーティー製品では旧式の充電技術が使われています。

 

しかしApple Insiderによれば、Appleはアクセサリメーカーにたいして、9月30日以降は急速充電モジュール(C962)しか入手できないと案内しているのです。これにより、新発売されるすべてのApple Watchの充電器が高速化される一方で、アクセサリメーカーはより高い部品代を支払うことになります。

 

Apple Watchといえば、個人的には充電速度があまり速くないイメージ。しかし今後発売されるサードパーティからの充電器は、その点の問題が解決されそうです。

 

Source: Apple Insider via MacRumors

今年のApple WatchとiPhone 15 Proは「ピンク」カラーが目玉に?

Apple(アップル)からの今年のリリースが期待される「Apple Watch Series 9(仮称)」について、ピンクモデルが追加されるとの情報を、リークアカウントのShrimpAppleProが報告しています。

↑Sergey Eremin / Shutterstock.com

 

現行モデルの「Apple Watch Series 8」では、アルミニウムモデルにて「ミッドナイト/スターライト/シルバー/(PRODUCT)RED」が、そしてステンレススチールモデルでは「ゴールド/シルバー/スターライト」がラインナップされています。

 

ShrimpAppleProによれば、Apple Watch Series 9では外観の変更はおこなわれず、またケース素材も変わらないとのこと。一方で、他の4色にくわえてピンクが追加されるそうです。また、本体を収納する箱はよりコンパクトなものとなります。さらに、プロセッサも刷新されるそうです。

 

なお、「iPad Air」や「iPad mini」、「iPad 」、「iMac」では現在もピンクモデルが販売されています。他製品で人気の高いピンクカラーが、Apple Watch Series 9に展開されてもおかしくはありません。

 

ピンクカラーといえば、今年投入されるであろう「iPhone 15 Pro/Pro Max」にもピンクモデルが登場するとの噂があります。今年はApple Watch Series 9とiPhone 15 Pro/Pro Maxで、ピンクカラーであわせてコーディネートするのも面白そうです。

 

Source: ShrimpApplePro / X via MacRumors

今年のAppel Watch Ultra、カッコいい新色が登場する!?

今年の投入が期待されている「次期Apple Watch Ultra」について、従来カラーに追加して「ブラック」モデルが登場することを、リークアカウントのShrimpAppleProが報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Ultraは2022年に登場したスマートウォッチで、軽量かつ強固なチタンケースや49mmの大画面の採用、アウトドア向けの機能の搭載が特徴です。現時点では1色のみとなっており、カラーバリエーションは存在しません。

 

ShrimpAppleProによれば、次期Apple Watch Ultraは現行モデルからデザインは変わらず、一方で「ブラックチタニウム」の新色が追加されるとのこと。これが正しければ、次期Apple Watch Ultraは2色のカラーバリエーションが用意されることになります。

 

次期Apple Watch Ultraのブラックカラーについては、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が「Apple(アップル)は現行モデル向けにダークチタン仕上げをテストしたが、その時点ではリリースを見送っていた」と報告しています。そして、次期Apple Watch Ultraではこの新色が登場する可能性に言及しているのです。

 

Apple Watchのブラックカラーといえば、「Apple Watch Series 7」のハイエンドモデルこと「Edition」では、スペースブラックのチタンケースが存在していました。同様のブラックカラーが次期Apple Watch Ultraで復活すれば、かなり人気が出そうな予感です。

 

Source: ShrimpApplePro / X

おや? 今年はAppel Watch SE 3も登場しないようです…

Apple(アップル)の次期スマートウォッチ「Apple Watch SE 3(第3世代)」に関して、今年には投入されないという情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「Apple Watch SE 2(第2世代)」は、2022年9月に発売されました。44mm/40mmのケースサイズが用意され、常時点灯ディスプレイや心電図アプリが省かれるなど、廉価な設計となっています。

 

Gurman氏の報告によれば、AppleはApple Watch SEシリーズの2年間というアップグレードサイクルを維持するため、第3世代モデルであるApple Watch SE 3は2024年9月に投入されるとのことです。

 

一方でGurman氏は、今年は「Apple Watch 9」と「Apple Watch Ultra(第2世代)」が投入されると報告しています。Apple Watch Ultra(第2世代)では、ダークチタンのカラーオプションが投入される可能性があるそうです。

 

AppleのSEモデルといえば、「次期iPhone SE」の投入も2025年以降に遅れることが報告されています。Appleの次期SEモデル、その登場はまだまだ先となりそうです。

 

Source: Power On Newsletter via MacRumors

次期Apple Watch Ultraが軽量化? どれくらいの重さなのかな…

今年の投入が期待されているスマートウォッチ「次期Apple Watch Ultra」にて、本体重量が軽量化されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑rvlsoft / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Ultraは昨年初めて投入されたスマートウォッチで、49mmの大画面と堅牢なチタンケース、アウトドア向けの機能が特徴です。また以前には、次期モデルにて3Dプリントされた部品が採用されると報じられたこともありました。

 

今回の情報では、次期Apple Watch Ultraの具体的な重量にはふれられていません。現行モデルのApple Watch Ultraが61.3gで、41mmアルミニウムモデルの「Apple Watch Series 8」の32gを大幅に上回っていることを考えると、どれだけの軽量化が実現するのかが気になるところです。

 

また前述のように、次期Apple Watch Ultraではデジタルクラウンやサイドボタン、アクションボタンに3D部品が採用されるとも伝えられています。これが本体の軽量化にどのように影響を与えるのかは、今のところわかっていません。一方で、3Dプリント技術により生産性やコスト削減が期待されているのも事実です。

 

今年登場するであろう「iPhone 15 Pro/Pro Max」は、チタンケースの採用が噂されています。それにあわせて、チタン素材を採用した次期Apple Watch Ultraも大幅にアップデートされてほしいものです。

 

Source: Weibo via MacRumors

Apple Watch、肋骨が折れて呼吸困難になったランナーを救う! 100台以上の車が通っても助けを呼べず

最近のApple Watchには激しく転倒したときに緊急通報する「転倒検出機能」が備わっていることや、セルラー版ならiPhoneなしで電話できることもあり、人の命が救われるきっかけとなることが珍しくありません。

↑またしてもApple Watchがピンチを救った!

 

そして新たに、ランニング中に転倒して呼吸が困難になった人が、救急車を呼べたのはApple Watchのおかげだと振り返っています。

 

ノルウェー在住で投資ディレクターのロバート・ネースさん(当時59歳)は、休暇を利用してベルゲン(ノルウェー南西部)の郊外にトレイルランニング(未舗装道路でのランニング)に出かけました。が、何度も走ったコースにもかかわらず、あるカーブで足を滑らせてしまいました。

 

それによりネースさんは、壁の端に胸から激突。この衝撃で肋骨が何本か折れて、肺の1つが潰れてしまったとのことです。

 

激しい痛みと呼吸困難のため、ネースさんは救急車を呼ぶためにiPhoneを取り出すこともできませんでした。が、幸いにも彼はApple Watchを腕に付けて、AirPodsでポッドキャストを聴いていたそうです。

 

転倒検出に対応したApple Watchでは、着用者に1分間なんの動きも認められない場合は自動的に通報します。が、ネースさんはそれを待たずに、自分でサイドボタンを長押しして電話を掛けました。AirPodsを付けていたため音声を拾いやすく、やり取りがしやすかったようです。

 

約15分後、救急隊が現場に到着し、ネースさんは病院に搬送されました。助けが来るまでの間、100台以上の車が通り過ぎたものの、道路の端にいたために見つかりづらく、また車が止まるのが難しい場所だったようです。

 

大けがから回復した後、ネースさんは身動きが取れず肺も潰れていた状況のなか、Apple Watchが自分の命を救ったと主張しています。

 

Apple Watchはユーザーの体調をほぼ一日中見守っていることもあり、命にかかわる血栓を見つけるきっかけになった話もありました。また手首に装着しているためiPhoneのように落としたり、取り出しにくい事態も少なく、いざという時の命綱になりやすいのかもしれません。

 

Source:Verdens Gang
via:AppleInsider

次期Apple Watch Ultraに3Dプリント部品? 一体なにが変わるのか

Apple(アップル)が今年投入するであろう「次期Apple Watch Ultra」にて、3Dプリント部品が採用されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑rvlsoft / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Ultraは2022年に登場したスマートウォッチで、49mmサイズの大画面とチタン素材の採用、そしてタフネス設計やアウトドア向けの機能が特徴です。

 

Kuo氏によれば、次期Apple Watch Ultraではチタン製機械部品の一部、具体的にはデジタルクラウンやサイドボタン、アクションボタンが3Dプリント部品に置き換えられる可能性があるとのこと。現在、同ボタン類にはCNC部品が利用されています。

 

このように3Dプリント部品を次期Apple Watch Ultraに採用することで、部品の生産時間とコストが削減できる可能性があります。Kuo氏によれば、今回の設計変更が成功すれば、Appleはさらに多くの3Dプリント部品を採用する可能性があるそうです。

 

すでに先進的な設計や素材が数多く盛り込まれているApple Watch Ultraですが、今年の新モデルはさらに進化するのかもしれません。

 

Source: MacRumors

マイクロLED画面のApple Watch Ultra、2026年に再延期? 今年の後継モデルは有機ELのままかも

アップルは新方式のディスプレイ技術「マイクロLED」を搭載したApple Watch Ultra後継モデルを開発中と噂されています。

↑Apple Watch Ultra

 

つい先日も2025年後半に登場するとのアナリスト予測もありましたが、新たに「製造上の問題」により再延期されたとのサプライチェーン情報が伝えられています。

 

マイクロLEDとは、超微細なLEDを画面に敷き詰めて映像を表示する方式のこと。赤青緑のLEDが自発光するため、高輝度化や省電力、コントラスト比の向上が期待できます。

 

なお、最新の14/16インチMacBook ProやiPad Proに採用されたミニLED技術は「従来型の液晶画面に使われるバックライト」であり、マイクロLEDとは根本的に異なります。

 

さて市場調査会社TrendForceによると、アップルは量産前に製造コストの高さを解決する必要があるため、2度目の延期が行われ、2026年の第1四半期(一般的には4月~6月)までに登場する可能性は低いとのことです。

 

このマイクロLED搭載Apple Watch Ultraは、画面サイズが現行モデルよりも10%近く大きくなると予想されています。また色再現性や視野角も従来の有機ELパネルより改善されており、画像がディスプレイガラスの上に「絵を描いたように」見えるとの証言もありました

 

アップルは数年かけてマイクロLED技術を自社開発しており、Apple Watch Ultraに初採用した後は、iPhoneやiPad、Macにも搭載する可能性があるとも見られています。が、今回の「再延期」により、他の製品に展開されることも遅れるのかもしれません。

 

もっとも、Apple Watch Ultra後継モデルは今年秋に登場するとの報道もありました。マイクロLED画面ではなさそうですが、その他の機能やセンサーが強化されると期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:MacRumors

Apple Watch、命に関わる血栓から女性を救う! 昼寝中に異常な高心拍数を知らせる

米オハイオ州に住む29歳の女性が、Apple Watchがきっかけで、肺に命に関わる血栓を発見し、命を救われたと感謝の意を述べています。

Image:Apple

 

キミー・ワトキンスさん(29歳)はある日、頭がクラクラして体調が良くなかったので、昼寝をすることにしました。するとApple Watchの警告を受けて、目を覚ましました。心拍数が1分間に178回に急上昇したため、Apple Watchの高心拍数での通知を受けたわけです。

 

Apple Watchは、心拍数が高すぎる状態が長く続いていたと知らせました。それをきっかけにワトキンスさんが病院で診察を受けると、サドル肺塞栓症だと告げられたそうです。

 

塞栓症とは静脈などでできた血栓が肺動脈に流れ込んで閉塞を起こす症状ですが、詰まり方が自転車のサドルに似た形の場合は「サドル型」と呼ばれます。このサドル型は右肺と左肺への血管の両方にまたがる血栓で、最も重症で命を脅かすものであり、1回起こった場合の生存確率は50%だそうです。

 

ワトキンスさんは血液凝固障害があると分かりましたが、それまで自覚はありませんでした。今では体力を回復するため、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を使っているとのことです。

 

命の危機を脱したワトキンスさんは、Apple Watchを誇らしげに身につけ、自分の体験が他の人たちに存在するテクノロジーを検討するきっかけになってほしいと述べています。病院の診察は、自覚症状が出てから受けるのが常ですが、生活を共にするApple Watchだからこそ救える命があるのかもしれません。

 

Source:Local12
via:9to5Mac

iPhoneから行方不明のApple Watchを探しやすく! iOS 17では「ウォッチにピンを打つ」ことが可能に

家の中でiPhoneが見つからないとき、Apple Watchからピン(Ping)を打つ、つまり音を鳴らさせて探すことができます。次期iOS 17では、逆にiPhoneからApple Watchにピンを打てることが明らかとなりました。

意外にも、今までなかった便利機能

 

Apple WatchからiPhoneにピンを打つのは簡単です。まず文字盤を上にスワイプして、iPhoneのアイコンをタップするだけ。暗い場所なら、アイコンを長押しするとiPhone本体のフラッシュが点滅して探しやすくなります。

 

米9to5Macによると、iOS 17の新たなコントロールセンターに、この逆バージョンが追加されているそうです。現在の最新ベータ版では、標準でオフになっているものの、次の手順でオンにして試せるとのことです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「コントロールセンター」をタップする
  3. 下にスワイプして、「Ping My Watch」(時計にPingを送信)の隣にある+ボタンをタップする
  4. 右上隅から(Face ID搭載モデルの場合)下にスワイプしてコントロールセンターを開く
  5. 「Ping My Watch」ボタンをタップする

 

この「Ping My Watch」機能は、iPhoneとApple WatchがBluetoothの届く範囲内にあり、接続されている限り動作します。もしも距離が離れている場合は、「探す」アプリを開いて「サウンドを再生」をタップすれば、同じように音を鳴らすことができます。

コントロールセンターに「Apple WatchにPingを送信」が追加できるように

 

現在iOS 17は開発者向けベータ版が配信されており、一般公開版は今年秋にリリース予定です。新たに追加される「Ping My Watch」機能は、Apple Watchを外してからどこに置いたか忘れた、充電中にアダプタから落ちて家具の裏に隠れてしまったとき、便利に使えそうです。

 

Source:9to5Mac

Apple Watchへのクレカ登録がさらに便利になります

現在ベータ版が配布されている次期Apple Watch向けOS「watchOS 10」にて、スマートウォッチのApple Payに直接クレジットカードを登録できることが、海外テックサイトの9to5Macにより報じられています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

これまでApple Watchにクレジットカードを登録するには、iPhoneの「Watch」アプリを利用する必要がありました。これは大きな手間というわけではありませんが、いちいちiPhoneを引っ張り出すのは面倒なのも事実です。

 

しかしwatchOS 10のベータ版では、Apple Watchの「Wallet(ウォレット)」アプリに「カードを追加する」というボタンが追加されたのです。ここにカード番号や有効期限、セキュリティコードを入力することで、Apple Watchへのカードの登録が可能となりました。

 

Apple Watchは登場以来、じょじょにiPhoneへの依存度を低くしてきました。今では、iPhoneがなくても設定を変更したり、電話をかけたり音楽をストリーミング再生することもできます。いずれiPhoneがなくても、セットアップを含めた全機能がApple Watchだけで利用できるようになって欲しいものです。

 

Source: 9to5Mac

iPhone、Apple Watch、AirPodsを3台同時にワイヤレスで充電! Made for MagSafe認証取得「Anker 737 MagGo Charger(3-in-1 Station)」

アンカー・ジャパンは、モバイル充電ブランド「Anker」より、Made for MagSafe認証を取得したワイヤレス充電ステーション「Anker 737 MagGo Charger(3-in-1 Station)」を、Anker Japan公式サイト、Amazon.co.jp、楽天市場や⼀部家電量販店などで、予約販売を開始しています。税込価格は1万9990円。

 

同製品は、マグネット式ワイヤレス充電器と Apple Watch ⽤ワイヤレス充電器、パッド型ワイヤレス充電器を1台にまとめたワイヤレス充電ステーション。2022年10月に販売を開始した「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」に続く、MagSafeモジュールを採用した、同ブランドで2つ目のMade for MagSafe認証取得製品です。

 

強力マグネットでiPhoneをピタッとくっつけるマグネット式ワイヤレス充電器は最大15W、Apple Watch用ワイヤレス充電器と、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンに使用できるパッド型ワイヤレス充電器は最大5Wの出力で、ケーブルを使用せず3台同時に充電できます。

 

安定性を高めた、スマートな印象の三角形デザインを採用。パッド型ワイヤレス充電器は三角形の底面に設置されており、小さなスペースでも設置可能。マグネット式ワイヤレス充電器は、充電しながらiPhone自体を好きな向きに回転させることができるので、画面を横に向けて動画を視聴しながらといった同時充電が可能です。

Apple Watchの転倒検出、ひき逃げの被害者や散歩中に倒れた高齢者の命を救う!

Apple Watch SEやApple Watch Series 4以降には転倒検出機能が備わっており、着用した人が転倒した場合は検知して、必要に応じて緊急通報サービスに自動的に連絡してくれます。

Image:Apple

 

この機能が、少なくとも2人の命を救ったことが明らかとなりました。それぞれ、米国のミネソタ州とオハイオ州で起こったことです。

 

まずミネソタ州では先月、マイケル・ブロドコルブさんが自宅の前でひき逃げ事故に遭いました。彼のApple Watchは激しい転倒を検知し、一定の時間内に反応がなかったため、911(米国の緊急通報用電話番号)に電話を掛けました。また家にいる奥さんや子供たちにもメールを送ったこともあり、すぐに助けを呼ぶことができたそうです。

 

結局ブロドコルブさんは肋骨と尾骨に大けがを負いましたが、命は助かりました。そしてアップルのティム・クックCEOに事情を説明するメールを送ったところ、一刻も早い回復を祈る返事をもらったとのこと。ブロドコルブさんはApple Watchを「絶対に命を救うツールです」と語っています。

 

かたやオハイオ州のシンシナティでは、83歳のウィリアム・フライヤー氏が川沿いを歩いていたところ、膝が折れてしまいました。周囲には誰もいませんでしたが、Apple Watchが転倒を検知して救急隊に連絡するとともに、娘と義理の息子にも知らせました。

 

その後、救急隊員により病院に運ばれることに。X線検査の結果、大きな血栓が転倒の原因だと分かりました。普通なら起こる息切れや胸痛、疲れやすさもなく、非典型的(珍しい、予期しない)症状だったため、本人には自覚がなかったわけです。

 

フライヤーさんは血栓を除去してもらい「Apple Watchが助けを呼んでくれたことに感謝している」と語っています。血栓により肺塞栓症(肺の血管が詰まる)を起こしており、放置すれば30日後の死亡率は最大で50%になることもあるそうです。

 

Apple Watchの転倒検出機能は、iPhoneのWatchアプリを開いて「緊急SOS」をタップし、「転倒検出」をオンにすることで有効にできます。Apple Watchの設定やヘルスケアアプリで年齢を55歳以上に設定している場合は自動的に有効となっていますが、若いユーザーでも念のためにオンにしておいてもいいかもしれません。

 

Source:CBS News,WCPO
via:MacRumors

Apple Watch用メッセンジャーアプリ、5月末に廃止? Metaが一部ユーザーに通知か

Apple Watch用のFacebookメッセンジャーアプリは、いつでもすぐに返事ができて便利だと好評を呼んできました。ですが、Metaがこのアプリを今月(5月)末に終了すると一部ユーザーに伝えていることが明らかとなりました。

↑Apple Watch用のメッセンジャーアプリ

 

今のところMetaは、メッセンジャーアプリを廃止することを公式には発表していません。しかし、複数のユーザーがApple WatchやiPhoneアプリ内で通知を受け取ったと報告しています。

 

Apple Watch用のメッセンジャーアプリが廃止されても、新着メッセージの通知は受信できます。ただし返信はできなくなり、iPhoneのアプリを使う必要があります。その場合、以前よりも時間を取られて面倒な作業となりそうです。

 

またApple Watch専用アプリの長所は、iPhoneが近くにない場合でもメッセージを受信できることです。専用アプリがなくなれば、これは不可能となります。

 

なぜMetaがwatchOS向けメッセンジャーアプリを廃止するのか、理由はわかっていません。とはいえ、TelegramのApple Watch専用アプリもApp Storeから姿を消していました。

 

もしかすると、Apple Watchのアプリ市場は、あまりうまくいっていないのかもしれません。たとえばヨーロッパにおけるApple WatchのApp Store月間利用者数は、iPhoneの1億100万人に対して100万人というアップル公式発表もありました。

 

次期「watchOS 10」は、Apple Watch史上最大のアップデートになるとの噂もあります。そのテコ入れで、Apple Watch用のApp Storeも盛り返すことを期待したいところです。

 

Source:Amanda Nova(Twitter)
via:Cult of Mac

Final Cut ProとLogic ProがiPadにやってきた! Apple Watchの新バンドもあるよ

Apple(アップル)はiPad向けの動画編集アプリ「Final Cut Pro」と作曲アプリ「Logic Pro」を発表しました。また、Apple Watchの新バンドも登場しています。

↑Appleより

 

これまではMac向けに提供されてきた、Final Cut ProとLogic Pro。今回のiPad版のリリースにあたり、タッチ操作を前提としたインターフェイスに再設計されているのが特徴です。

 

iPad向けのFinal Cut Proでは、新しいジョグホイールにより編集がより簡単に。指先でタップするだけで、フレーム単位で正確な編集をすばやく行うことができます。さらに、直感的で即時に操作できる「Multi-Touch」ジェスチャーを採用。Apple Pencilによる直接の描写機能や、ポイント機能も特徴です。

 

iPad向けのLogic Proでは、Multi-Touchジェスチャーで演奏したり、コントロールが操作できます。ピンチ操作や「Plug-in Tiles」による新たな操作体系も特徴です。またユーザーはiPadのマイクを利用し、音声や楽器の録音を取り込むことができます。Apple Pencilを使えば、詳細なトラックオートメーションが作成できます。

 

iPad向けのFinal Cut ProとLogic Proは、App Storeでサブスクリプションとして5月23日から提供が始まります。価格は月額700円、あるいは年額7,000円で、1か月の無料トライアルが用意されています。

 

LGBTQ+コミュニティを祝福する新バンド

 

↑Appleより

 

Apple Watch向けには、LGBTQ+コミュニティを祝福する新しいプライドエディションスポーツバンドと、対応する文字盤、およびiOS壁紙が登場します。サイズは41mm/45mmの2種類で、「Apple Watch Series 3」以降に対応。価格は6,800円で、5月23日(直営店では24日)から販売を開始します。

 

Source: Apple 1, 2

Apple Watch、大動脈破裂で倒れた女性の命を救う! 本人に代わって救急車を呼ぶ

Apple Watch SEやApple Watch Series 4以降に搭載された転倒検出機能は、これまで多くの人々の危機を救ってきました。そして新たに、大動脈破裂を起こした女性が直ちに治療を受けるきっかけとなったと報じられています。

↑Apple Watchの転倒検出機能が危機を救った!

 

海外掲示板RedditのユーザーXanderpy氏は、Apple Watchが自分の母の命を救ったというエピソードを投稿しています。それによれば、彼女は出張でホテルに滞在していたところ、胸に痛みを感じ始めました。そこで同じホテルにいた友人にメールを送ったところ、その直後に顔から床に倒れ込んだそうです。

 

友人が部屋に到着したとき、すぐに911(緊急通報番号)に電話しました。が、驚くべきことに、すでに救急隊員が向かっていると告げられたとのこと。床に倒れたとき、Apple Watchの転倒検出機能が働いて、本人に代わって救急車を呼んでいたのです。

 

それから友人が部屋に到着するまでの数分間は、とてつもなく重要だったと後で分かりました。彼女が病院に運び込まれたとき、医師は患者が大動脈破裂を起こして危機的な状況にあり、すぐに病院に搬送することに治療の成否がかかっていたと述べたそうです。

 

数日後、Xanderpy氏は手術から目覚めた母親に、倒れる前に911に電話したかどうか尋ねました。彼女は通報しておらず、Apple Watchが転倒を検出し、警告音を鳴らしてから1分間なんの動きもなかったため救急車を呼んだわけです。

 

これまでXanderpy氏は「Apple Watchに命を救われた」的な話を見ると、宣伝のために大げさに言ってるのではないか、あるいは作り話なのではないかと思ったそうです。が、今回の出来事で「テクノロジーが本当に命を救うことができるのだ」と教えられたと語っています。

 

Apple Watchの設定やヘルスケアアプリで年齢を設定していて、その年齢が55歳未満の場合は、転倒検出機能はデフォルトで無効となっています。もしも万が一に備えたい場合は、iPhoneのWatchアプリの[緊急SOS]から、[転倒検出]を手動でオンにしておくといいでしょう。

 

Source:Reddit
via:9to5Mac

今年のApple Watch Series 9は新プロセッサでパワーアップ?

今年の投入が期待される「Apple Watch Series 9(仮称)」にて新型プロセッサが搭載されることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「Apple Watch Series 8」に搭載されている「S8」は、「Apple Watch Series 6/7」に搭載された「S6/S7」と、同等のチップです。つまり、Apple Watchのプロセッサはほぼ2年間、性能が変わっていないことになります。

 

一方でApple Watch Series 9では、「A15」チップをベースにした新たなプロセッサが搭載されるとのこと。これにより処理性能と電力効率が向上し、アプリの起動時間が短くなったり、バッテリー駆動時間が延長されることが期待されています。また、「watchOS 10」にて導入される新機能を利用するのにも役立つようです。

 

一方でApple Watch Series 9の外観は、Apple Watch Series 8から大きくは変わらないことが予測されています。watchOS 10で期待されているさまざまな新機能を快適に利用するためにも、さらなるパワーアップに期待したいものです。

 

Source: MacRumors

microLEDディスプレイなApple Watch Ultra、2025年後半に延期?

microLED(マイクロLED)ディスプレイを搭載した「Apple Watch Ultra」の登場が2025年後半に延期されたことを、ディスプレイアナリストのRoss Young氏が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

microLEDとは微小なLEDをバックライトに利用する技術で、正確な色の再現や輝度の向上が特徴です。以前には、2025年にApple Watch UltraにmicroLEDディスプレイが搭載されると報告されていました。

 

またYoung氏だけでなくBloomberg(ブルームバーグ)も、microLEDディスプレイを搭載したApple Watch Ultraが、2024年末に登場すると報告していました。なおAppleの未発表製品に関する登場時期の予測はよくズレるため、実際の発売時期とは異なる可能性があります。

 

Apple製品ではApple Watch Ultraだけでなく、iPhoneやiPad、MacにもmicroLEDディスプレイが搭載されるという噂があります。しかしその導入時期は、まだまだ未確定なようです。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumors

watchOS 10ではホームスクリーンのフォルダ表示が可能に?

Apple Watch向けの次期OSこと「watchOS 10」にて、新たなホーム画面ではフォルダー表示が可能になることを、リークアカウントの941が報告しています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

現在のApple Watchのホームスクリーンでは、丸いアイコンがハニカムグリッドとして塊のように表示されています。なかなかおしゃれなデザインですが、アプリが増えるとお目当てのアプリを見つけるのに時間がかかるのが難点です。

 

941によれば、watchOS 10ではホーム画面のレイアウトを刷新。「iOS」のようにフォルダ表示が導入されることで、よりナビゲートがしやすくなります。なお、この新しい表示がデフォルトで有効になっているのか、あるいはオプション機能なのかは不明です。

 

watchOS 10に関しては、以前にもBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が「2015年以来の最大のアップデートとなる」と報告していました。またGurman記者は「更新されたインターフェイス」についても言及しており、今回のリーク情報とも合致しています。

 

登場以来、大きな変更がなかったWatchOSのインターフェイス。しかし少なくともその外観は、今年大きくアップデートされることになりそうです。

 

Source: 941 / Twitter via MacRumors

腕元にさりげなく輝くトレンドカラー! Apple Watchをオーロラカラーで守る保護ケース

昨今のトレンドカラー「オーロラカラー」。そんなトレンドカラーを、さりげなく身に着けてみませんか?

 

オウルテックから発売中のApple Watch保護ケースには、なんとオーロラカラーがあるんです!

 

この、さりげないオーロラの輝き、キレイですよね?

 

現在オウルテックでは、「Apple Watch Series SE/6/5/4対応 40/44mm ガラスフィルム一体型ケース」「Apple Watch Series 8/7対応 41/45mm ガラスフィルム一体型ケース」「Apple Watch Ultra対応 49mm ガラスフィルム一体型ケース」の、全5サイズのApple Watch用ケースを販売しています。

 

カラーバリエーションはオーロラカラーのほかに、クリア、ブラック、クリアマットの全4種類を用意。(※49mmサイズはクリアとブラックのみ)

 

画面部分は、キズがつきにくい表面硬度9Hの強化ガラスを採用。サイド部分はポリカーボネート素材で薄く軽量ながらも、Apple Watchをキズや衝撃からしっかり守ることができる、ガラス一体型となっています。ケースを装着したままでも、Apple Watch本来のデザインや優れた操作性を損なうことなく、充電や各ボタン操作が可能です。

 

「オーロラカラーは防水ケースで好評だったため、Apple Watch用ケースにも追加しました。商品パッケージには小窓を作り、実際の大きさや色をわかりやすくしています」(オウルテック担当者)

 

税込価格は、49mmサイズ2色と、各サイズのオーロラカラーが2380円。それ以外の4サイズ(40mm、44mm、41mm、45mm)3カラー(クリア、ブラック、クリアマット)の計12種類が2080円です。

 

まだまだ人気が続きそうなオーロラカラー。“ワンポイントで見せる”ことで、さりげなく相手の心に残りそうです。もちろんオーロラカラー以外の3色でも、Apple Watchの保護力はバッチリなので、Apple Watchユーザーには超オススメのアイテムです!

Apple Watch Ultraが大胆なブルーに! 海外宝石商がカスタムモデルを公開

海外の宝石商のDe Billas Luxが公開した動画では、「陽極酸化処理(アルマイト)」を施したApple Watch Ultraの姿を見ることができます。本体はブルー、そしてゴールドに染色されたDigital Crownの姿は、かなりの迫力です。

↑Watch Plating Pros / YouTubeより

 

De Billas Luxによれば、今回の技術を利用すればApple Watch Ultraをさまざまな色に染色することができるとしています。しかし、最も需要が多いブラックについては、現時点ではサービスを提供する予定はないようです。

 

De Billas Luxが陽極酸化処理施したApple Watch Ultraの価格は、1499ドル(約20万円)。人とは異なるインパクトのあるApple Watchをお求めの方は、検討してみてもいいかもしれません。

 

Source: Watch Plating Pros / YouTube via 9to5Mac

次期Apple Watchはマイチェンに? macOS 13.4は新Macに対応か

今年の「次期Apple Watch」では大きなアップグレードは予定されておらず、また「macOS 13.4」では次期Macへと対応することを、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑charnsitr / Shtterstock.comより

 

Apple(アップル)は6月5日から開発者会議「WWDC 2023」を開催し、その場で「watchOS 10」を含む次期OSが発表されると期待されています。また先日には、macOS 13.4のベータ版の配布も始まっています。

 

報道によれば、watchOS 10は大規模なアップグレードとなり、ユーザーインターフェイスに注目すべき変更が予定されている、とのこと。ただし、その具体的な内容については触れられていません。そして年内に投入される次期Apple Watchでは、控えめなハードウェアの変更しか期待できないとも伝えています。

 

一方でmacOS 13.4は5月に一般公開され、新しいMacのサポートが追加される予定とのこと。事前の噂では、Appleは「M2 Ultra」チップを搭載した「次期Mac Pro」と、「M3」チップを搭載した「次期MacBook Air」の投入を予定しているとされています。次期ハードウェアの投入に向けて、Appleは着々と準備をすすめているようです。

 

Source: Bloomberg via MacRurmos

Apple Watchの血糖値測定機能、実現は3〜7年後に?

Apple Watchに血糖値の測定機能が搭載されるのは3~7年後になることを、Bloomberg(ブルームバーグ)記者のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑DenPhotos / Shutterstock.comより

 

Apple Watchに血糖値や心電図の測定機能が将来搭載されるとの予測は、以前から報告されていました。またGurman氏は2月に、Appleが「非侵襲的な血糖値の測定機能」において大きな進捗を遂げ、針などを刺さなくても血糖値が測定できるようになると報告していました。

 

今回のGurman氏の報告によれば、Appleはシリコンフォトニクスチップを使って皮膚下にレーザーを照射し、体内のグルコース濃度(血糖値)を測定する計画とのこと。しかし、Apple Watchに入るサイズのセンサーと、アルゴリズムを開発するには、少なくとも3~7年は必要だと報告しているのです。

 

Appleは2010年にRareLightという企業を買収し、その技術を利用したグルコースモニタリングの研究をおこなっています。さらにAvolante Health LLCと呼ばれるスタートアップによって、血糖値の計測技術の開発を続けています。

 

Apple Watchではすでにさまざまな病気の予兆を見つけることが可能となっており、血糖値の測定機能が搭載されれば、ヘルスケア機能のさらなる強化が可能となることでしょう。その実現はまだまだ遠そうですが、Apple Watchの今後の進化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

Apple Watch、2度の警告で“肺血栓”見つかるきっかけに 放置していれば「命を奪っていたかも」

Apple Watch(アップルウォッチ)にはさまざまな健康関連センサーが搭載されており、気づきにくい病気を知らせることが珍しくありません。最新のケースとして、一度は医者が見のがした肺の血栓が判明するきっかけとなり、おかげで適切な治療を受けられたと海外ニュースで報じられています。

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↑Apple Watchで健康管理をする人は増えている

 

米オハイオ州クリーブランドに住むKen Counihan氏は、もともとApple Watchを自分の行動や摂取カロリーを記録するために購入しました。ある日Apple Watchに呼吸数が上がっていると警告されたため、外来診療でみてもらうことに。そのとき医者はレントゲン写真を撮り、気管支炎の薬を出しただけでした。

 

しかし家に帰ると、その日の夜に再びApple Watchの血中酸素ウェルネスAppが警告を発しました。通常は95%以上のはずが、80%台半ばまで下がり始めたと伝えてきたのです。Counihan氏は「ただ疲れているだけだ」と言ったものの、心配した妻と息子に病院に行くよう説得されたそうです。

 

そしてApple Watchが示した数値を踏まえて、医者がさらにCTスキャンしてみたところ、肺の複数箇所に血栓ができていることが分かりました。診察に当たった医師は「血栓はかなり深刻な症状であり、Counihan氏の命を奪っていたかもしれない」と述べています。

 

さらに医師はCounihan氏に「肺に血栓ができた人の60%は、寝たまま目が覚めない可能性がある」と語ったそうです。また最近は、患者の多くがスマートウォッチや健康関連デバイスで得た情報を持って来院するとのこと。

 

Counihan氏は他の人にも今回のエピソードを話しているようで、その話を聞いてApple Watchを買った友人もいると語っています。また「私の人生を救ってくれました」とApple Watchに感謝を表明しています。

 

Apple Watchが直接に病名を知らせたわけではありませんが、身体に何らかの異変が起こっていると気づくきっかけになったのは事実でしょう。警告を受け取った時は、医者に診てもらったほうがよさそうです。

 

Source: News 5 Cleveland
via:Wccftech

Apple Watchが鎌状赤血球症の治療に役立つ? 海外の大学で報告

アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」が「鎌状赤血球症」の治療に役立つ可能性があるとの報告を、デューク大学の研究者が公開しています。

↑oasisamuel / Shutterstock.comより

 

鎌状赤血球症では血管閉塞症により、激しい痛みが発生することがあります。そこで今回の研究では患者に「Apple Watch Series 3」を提供し、健康データを機械学習で処理。鎌状赤血球症による痛みの発生を予測し、早期に警告を発することで、鎮痛剤や生理食塩水などでの治療が可能になるというのです。

 

研究者はApple Watchの心拍数、心拍変動、活動データから得られた1万5683点のデータと、病院の電子カルテから得られたデータとを照合。そして、血管閉塞症を予測する機械学習モデルを作成しました。

 

今回の研究とは別にアップルで機械学習やアクセシビリティを研究するColin Lea(コリン・リー)氏は、音声認識アルゴリズムと機械学習を活用することで、吃音者の発音に関する問題を緩和し、単語の誤認識を約80%も低減できると報告しています。

 

最新のデバイスと機械学習により、ますます進化する現代のヘルスケア機能。まだ研究段階ではあるものの、今後もApple Watchで、さらに病気の予知や予防ができることを楽しみにしたいものです。

 

Source: MyHealthyApple via MacRumors

将来はApple Watchを着けた手を振ってスマート家電を操れる? アップルが特許を取得

Apple Watchは健康の管理から電子マネーの支払いまで様々な使い道がありますが、将来的にはスマートホーム対応機器を指差してオン・オフを切り替えたり、手首をひねって操作できる可能性が浮上しています。

↑Apple Watchでスマート家電を操作できるようになるかも

 

米Patently Appleによると、アップルが取得した特許を使えば、例えばApple Watchを持つ人がHomeKit(アップル製品とスマート家電を繋ぐしくみ)対応ランプの近くにいれば、そのリモコンがその時計盤に表示され、ジェスチャーで操作できるかもしれないそうです。

Image:Patently Apple

 

他にも手首を回してランプを暗くしたり、手と指の動きによりHomePodを操作することも想定されているようです。今年末に登場が予想される「watchOS 10」での実現は間に合いそうにありませんが、超能力者や魔法使いのように、手をかざすだけで家の中のあらゆる機器を操れる夢がいつか叶うと期待したいところです。

 

もっとも現在のwatchOS 9でも、すでにApple Watchの画面を触ることなく、手や指の動きにより操作できる機能は搭載されています。それが「AssistiveTouch」 という機能です。

 

この機能を使うには、Apple Watchの[設定]>「アクセシビリティ」>「AssistiveTouch」をオンにします。たとえば「モーションポインター」をオンにすると、Apple Watchを上下左右に傾けて操作することができ、あるアイテムの上でポインターを一定時間動かさないでおくと、それをタップしたことになります。

 

すでにアップル製品では、iPhoneで再生中の音楽を近づけるだけでHomePodに引き継げたり、iPhoneをMacのWebカメラにしたり連携が充実しています。それがスマートホーム製品にも広がり、いっそう便利になる日が来るのを待ちたいところです。

 

Source:Patently Apple
via:iMore

「Apple Watch Ultra」に“microLED搭載”の噂再び。タイミングは2025年?

Apple(アップル)が2024年から2025年に、microLED(マイクロLED)ディスプレイを搭載した「Apple Watch Ultra」を投入すると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

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↑Apple Watch Ultra

 

microLEDディスプレイとは、バックライトに微細なLEDを利用した方式で、正確な色の再現や輝度の向上が可能となります。以前、ディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏は、Apple WatchにmicroLEDが搭載されるのは2025年になると報告していました。

 

今回のDigiTimesの報告によれば、Appleは2014年にカリフォルニア州を拠点とするLuxVueを買収して以来、microLEDディスプレイの開発をすすめてきたとのこと。ただし同ディスプレイは依然として高価なため、まず画面の小さなApple Watch Ultraから投入を開始するとしています。

 

microLEDディスプレイのサプライヤーとしてはヨーロッパのams OSRAMが主要業者となり、2026年から2027年にはEpistarなど台湾サプライヤーが参加する可能性もあるそうです。そして将来はiPhoneやiPad、MacBookにもmicroLEDディスプレイの搭載を拡大すると報じています。

 

画面サイズの大型化も噂されるApple Watch Ultra。ディスプレイ方式の切り替えもあり、今後もかなりの高価格帯の製品として販売されることになりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumros

十分な睡眠を取っている人はわずか3割! Apple Watchを使った研究で明らかに

Apple Watchには、睡眠を記録する機能が備わっています。これにより4万2000人以上から集めたデータに基づき、ほとんどの人が十分な睡眠を取っていないことが分かったと報じられています。

↑十分な睡眠、取っていますか?

 

今回の調査結果は、アップルが大手医療機関と提携して進めている研究のうち、「Apple Heart and Movement Study」を通じて得られたものです。同社とブリガム·アンド·ウイメンズ病院およびアメリカ心臓協会(AHA)との提携のもと行われ、米国に住む人なら誰でもiPhoneのApple HealthアプリやApple Researchアプリを使って参加できます。

 

さてブリガム·アンド·ウイメンズ病院の研究者らは、Apple Watchユーザーの290万回を超える睡眠を分析したとのこと。その結果、健康な成人に推奨される最低限、一晩7時間以上の睡眠をとっている人は、わずか31%に過ぎないと判明したそうです。

Image:Apple Heart and Movement Study

 

AHAは、一晩あたり7時間~9時間の睡眠を推奨しています。少なくとも7時間の睡眠をとらないと心血管疾患、認知機能の低下と認知症、うつ病、肥満、血圧・血糖値・コレステロール値が上昇するリスクが高まるそうです。

 

ほか、興味深いデータがいくつも明らかにされています。

 

  • 平日は66.4%の人が午前12時前に寝るが、週末は56.6%にまで下がる
  • 10日以上の睡眠データを提供した参加者(合計4万2,455人)につき、平均睡眠時間は6時間27分
  • すべての州で、AHAが推奨する睡眠時間を満たしているユーザーは40%未満

 

忙しい日々のなか7時間の睡眠を取るのは難しそうですが、寝不足が重なれば慢性病にかかったり、ひいては寿命を縮めかねません。Apple Watchで睡眠を追跡しておき、なるべく早く寝るよう心がけたいところです。

 

Source:Apple Heart and Movement Study
via:9to5Mac

Apple Watch、36歳作家の隠れた心臓の異常を発見! 「この機能を使うとは思わなかった」

Apple Watchの健康関連センサーで命が救われたとの報告は、これまで数え切れないほどありました。その最新のケースとして、英国に住む36歳の作家が命に関わる心臓の異常があると知らされたと報じられています。

↑またしてもApple Watchが命の危機を救う!

 

英ベッドフォードシャーに住むアダム・クロフトさんは、BBCのインタビューに対して、ある晩めまいが起こったことを振り返っています。水を汲もうとキッチンに行くと「世界が閉じていく」ように感じ、なんとか床に伏せて冷や汗をかいたとのこと。そのときは、あまり気にせずにベッドに入ったそうです。

 

その翌朝、Apple Watchはクロフトさんに、心房細動が数時間おきに起きていると警告していました。そこで111(電話医療相談)に電話したところ、1時間以内に病院に行くよう指示されたとのこと。さらに病院で追加の検査を行うと、実際に心房細動が起こっていることが確認されたと述べられています。

 

Apple Watchの心電図アプリは、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを検知した場合に通知してくれます。心房細動は不整脈の一種であり、治療をせずに放置すると、心臓に血栓ができ、脳卒中の原因となることもあります。

 

この機能を、クロフトさんは「使うとは思っていなかった」と振り返っています。以前もApple Watchが検知しない「小さな鼓動」があったものの、その後は数か月間起きておらず、深刻だと思えるような痛みや症状もなかったとのこと。

 

そのため、もしもApple Watchが知らせてくれなければ、症状や治療に関するアドバイスをもらえる111に電話することもなかったと語られています。寝ているときも着けっぱなしのウェアラブル機器だけに、健康診断では見のがされていた身体の異常も見つけてくれるのかもしれません。

 

Source:BBC
via:9to5Mac

手首からChatGPTに質問できる! Apple Watchアプリ「watchGPT」登場

大人気のAIチャットボット「ChatGPT」を、Apple Watchで手軽に使えるアプリ「watchGPT」がApp Storeに登場しました。

↑watchGPT

 

このアプリはApple Watchを使って手首でChatGPTと対話できるほか、テキストや電子メール、SNSで素早く共有できるオプションもあり。また、文字盤からすぐにアクセスできるコンプリケーション(ショートカット)も用意されています。

 

watchGPTの特徴は、ざっと次の通りです。

  • Apple WatchからChatGPTにアクセスできる
  • 質問に対する回答を素早く得ることができ、また、タイプすることなく(音声入力で)長いメッセージを作成できる
  • テキスト、電子メール、またはSNSを通じて、他の人とチャットの結果をシェアできる
  • 個人データを収集しない
  • 英語、オランダ語、フランス語、スペイン語に対応

 

開発者の1人であるHidde van der Ploeg氏は、実際にwatchGPTが動くデモをTwitterで公開しています。

 

watchGPTは、日本でもApp Storeから650円で購入できます。またPloeg氏は今後のアップデートで、次のような新機能を追加すると予告しています。

  • 今のところ質問できるのは1つだけだが、次のアップデートでは会話が可能になる予定
  • コンプリケーションから直接、入力できるようにする
  • 更新履歴の追加
  • デフォルトで音声入力ができるオプション

 

日本語では使えないのが残念ですが、watchGPTが将来的に対応、ないし国産のChatGPT対応Apple Watchアプリが登場することを期待したいところです。

 

Source:App Store
via:9to5Mac

アップルがApple Watch Ultraの水深・水密テストを受け付け開始! どんなときにテストしたらいい?

アップルは3日、Apple Watch Ultraの深度ゲージと水密が正常かどうかを確認したいユーザー向けに、通常のオンラインサポート経由で「水深・水密テスト」の申し込みを受け付けることを発表しました。

↑Apple Watch Ultra

 

Apple Watch Ultraの水深アプリは最大深度40mに対応していますが、それだけの深さでは水圧もかなりの高さとなります。ハードウェアとしては深度100mの耐水性能を備えているものの、それは何も損傷がない状態でのことでしょう。

 

公式説明によれば、次のような場合には水深・水密テストに出した方がいいとのことです。

 

  • Apple Watch Ultraに搭載されている深度ゲージの機能を確認したいとき
  • 自転車での走行中に衝突したり、ハイキング中に岩にぶつけたりするなど、Apple Watch Ultraに目に見えないダメージが及んでいる可能性があるとき

 

この水深・水密テストでは、まずApple Watch Ultraの外装にひび割れや損傷がないか、目視で確認するとのこと。それで問題がないように見える場合は、水深計と水密をテストすると説明されています。

 

またApple Watch Ultraに目に見えない損傷がある場合は、水深・水密テストで動作不能となることもあり、基本保証やAppleCare+の対象とならない限り、交換費用がかかるとも但し書きされています。

 

アップルは、このサービスに料金がかかるかどうか明らかにしていません。また「国や地域によってはご利用いただけない場合があります」とされているため、テストを希望する人は、公式サポート窓口に問い合わせした方がよさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

将来のApple Watchバンドは着ている服に合わせて色が変わる? アップルが特許を取得

将来のApple Watch用バンドは勝手に色が変わり、ユーザーの着ている服に合わせたり、情報を知らせたりする可能性を示す特許出願が見つかりました。

↑Apple Watch

 

アップルがUSPTO(米特許商標庁)から新たに付与された特許「色を調整できる時計バンド(Watch Band With Adjustable Color)」は、さまざまな服に合わせていろいろなバンドを買うのではなく、たった1つだけ買って、その色を変えるアイデアを提案するものです。

 

特許文書によれば「すでに販売中の時計は、カスタマイズのために異なるバンドを取り外して交換できる機能を提供しています」とのこと。しかし、「ユーザーは希望する色または色の組み合わせそれぞれにつき、別の時計バンドを用意する必要があります」と続け、バンドを交換する手間や複数のバンドを買うコストを省くことを配慮しているわけです。

 

そして「視覚的な表示のため、時計バンドの1つまたは複数の色を制御・選択、 および/または調整できるはずです」として、「エレクトロクロミック機能」を備えた時計バンドに言及しています。このエレクトロクロミックとは「加えられた電圧」により「さまざまな色や色の組み合わせを1つのバンドに表示できる」機能を意味しています。

 

特許文書では、この機能を軸としてさまざまなアイデアが披露されています。主な例は、フィラメント(細かい糸状の線)から織られた生地によるバンドを中心に展開。フィラメントの一部または全体にエレクトロクロミック機能を持たせることができ、たとえば「フィラメントの1つ以上に、導体およびエレクトロクロミック層を含められる」と述べられています。

 

さらに特許では、この機能が時計バンドに搭載すると役に立つことが特に強調されています。「時計バンドを取り外したり交換したりせずに、色の選択と調整を行えます」「異なる時計バンドが必要なく、さまざまな色を異なるタイミングで表示できます」というぐあいです。

 

また、時計全体が「ユーザーに通知するために」色を変えられるとも示唆。「特定のアイコンや形および/またはテキストを表示できる」とも書かれています。

 

アップルのようなハイテク大手は、毎週のように大量の特許を出願・取得しており、実際に実用化や製品化されるものはごく一部です。今回の特許もApple Watch用バンドに反映されるとは限りませんが、通知が電光掲示板のようにバンドに表示されればおもしろいかもしれません。

 

Source:USPTO
via:AppleInsider

Apple Watch、カラダの異変を何度も通知して消化管出血のピンチを救う!

これまで多くの人々の命を救ってきたApple Watchが、今度は持ち主が重度の内出血を起こしていることを報せ、治療を受けるきっかけになったと感謝されています。

↑Apple Watch

 

大手掲示板Redditのユーザー「digitalmofo」氏は、Apple Watch Series 7が「集中モード」(do not disturb)にしていたにも関わらず、命の危険を知らせてくれたと投稿しています。ちなみに集中モードとは、仕事に集中していたり、重要な会議中や映画を見ているときなどに、気を散らす通知を減らせる機能です。

 

このdigitalmofo氏はお昼になんだか疲れたので、Apple Watchを集中モードにして、ソファに横になってちょっと昼寝したとのこと。そして起きてから通知を確認すると、10回以上も高心拍数の通知を受け取っていたそうです。

 

そのため再び横になったものの、やはり高心拍数の通知は止まらず。そこでかかりつけ医にオンライン診療を受け、脈拍数や酸素(おそらく血中酸素濃度)をチェックしてから、そのまま911(緊急通報)に電話したとのこと。

 

はじめ救急隊は心臓発作だと言ったものの、検査した結果ヘモグロビンは3g/dLちょっと(正常値は13~16程度)で、消化管出血(胃や腸などからの出血)でした。もしもその時に輸血を受けていなかったら、助からなかったと言われたそうです。

 

digitalmofo氏は看護師さんや先生、献血してくれた人たちや治療を手伝ってくれた人たちに感謝しつつ、「もしもApple Watchがなかったら、私はそのまま気を失って死んでいたでしょう」と振り返っています。

 

Apple Watchは心電図アプリなどが注目されやすいのですが、他にも様々なセンサーにより身体に起きた異変を知らせ、隠された病気を発見するきっかけとなってきました。その通知には、素直に耳を傾けた方がよさそうです。

 

Source:Reddit
via:Wccftech

将来のApple Watchはカメラ内蔵、バンドから外して撮影できる? アップルが特許を取得

アップルが将来のApple Watchに、カメラを追加する可能性を窺わせる特許を取得したことが明らかとなりました。

↑カメラ内蔵Apple Watch が登場するかも?

 

今週初め、アップルはバンドからApple Watchを着脱できるしくみに関する特許を取得。それはバンドの中心部にネスト(巣)が設けられ、そこからウォッチ本体をすばやく取り外せるというものです。

Image:Apple/USPTO

 

手首から取り外したApple Watchの新たな使い道も色々と提案されていますが、その1つが内蔵カメラで写真を撮れる、という案です。たとえば図3では、指の間にウォッチをはさみ、撮影している様子が描かれています。

Image:Apple/USPTO

 

さらに図4は、下側(手首側)にカメラを内蔵したApple Watchの断面とそれが捉える視野をイメージとしたもの。つまりApple Watchを手首から取り外し、内側にあるカメラ部分をかざして写真を撮るわけです。

 

アップルがApple Watchのカメラ関連特許を申請したのは、今回が初めてではありません。昨年も「時計内蔵カメラ」という別の特許を取得しており、それはデジタルクラウンにカメラを内蔵するというものでした。

Image:Apple/USPTO

 

また2019年には、バンドの端に内蔵して角度を調整できるカメラの特許を取得。このアイディアは、すでに「Wristcam」というサードパーティ製品で実現したりしています。

 

中小企業でも製品化できている以上、アップルが純正品を作ることも難しくはないはず。そうしていないのは、プライバシーを侵害する盗撮のリスクや、小さなApple Watchではバッテリーが持たないなど、数々の思惑が働いたためとも推測できます。

 

もっともアップルのようなハイテク大手は、毎週のように莫大な数の特許を申請・取得しており、そのうち実用化や製品化にこぎ着けるのはごく一部に過ぎません。今回の特許も、あくまで「社内で研究している」以上の事実を示すものではないでしょう。

 

とはいえ、Metaが開発中と噂のスマートウォッチについても、カメラが内蔵されているリーク画像が流出していました。いずれプライバシー対策を施してバッテリー持ちも問題ないカメラ内蔵スマートウォッチが、各社から登場するのかもしれません。

 

Source:Patently Apple

「製品として魅力ある」2022年注目集めたApple Watch Ultraをプロが判定

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

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ジャーナリスト

西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電などに精通するジャーナリスト。取材記事を雑誌や新聞に寄稿するほか、テレビ番組の監修なども手掛ける。

デジタルライター

井上 晃さん

スマホやスポーツウオッチなどを中心にデジタル系の新製品やサービスを紹介。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿している。

Ultraが加わりより幅広い層へ訴求する

3ラインが新たに登場したApple Watchの、注目はやはりApple Watch Ultra。日ごろのフィットネスやトレーニングというレベルを超えた、極限での使用も想定したスペックを備え、タフさを誇るモデルだ。

 

「機能アップはかなり落ち着いてきた印象。そのために、デザインを大きく変えた『Ultra』を用意したのでしょう。素材を変えた“ラグジュアリー路線”より、製品としての魅力があります」(西田さん)

 

これまでApple Watchでは、スタンダードモデルのほかに、Apple Watch NikeやApple Watch Hermèsなど、機能面やデザインで“選ぶ”魅力を付加してきた。今回は“タフさ”という新たな選択肢をUltraでアピールしている。

 

「12万円超という価格はインパクトがありますが、実はアウトドア向けのスマートウオッチとしては適正。電池の持ちもGPSを使用した屋外ワークアウトで最大12時間まで伸びたので、1泊2日程度の登山などでも利用しやすくなったと言えます」(井上さん)

 

またApple Watch UltraとApple Watch Series 8が新対応した皮膚温の測定は、女性が便利に使える機能として注目したいポイントだ。

 

「約5日間就寝時に着用することで、手首の皮膚温の基準値が判定され、そこからの変動を毎晩計測する仕組みです。測定したデータによって、過去に遡った排卵日の推定や、周期予測の精度向上などに役立てられます」(井上さん)

 

Apple Watch Ultra

耐久レースや探検、冒険など、過酷な環境に挑むアスリートのために加わった新たなラインが「Apple Watch Ultra」だ。搭載される高精度なGPSアンテナは、トレーニングやレースの際に重宝する。

 

アスリート必携! 過酷な環境に耐えるタフな新ライン

↑3種類のバンドが付属。探検家向けのアルパインループバンド(左)、耐久レースのアスリート向けとなるトレイルループバンド(中)、ウォータースポーツ向けのオーシャンバンド(右)を用意している

 

Apple Watch Ultra

12万4800円

 

アスリートや冒険家向けに開発された新ラインが登場。-20℃〜55℃の温度帯で可動するタフなスペックがウリだ。高精度なGPSアンテナを搭載し、Apple Watch史上最も正確な位置やルートの情報を提供する。

↑Apple Watch Ultraは3つのマイクを内蔵。マイクで音声を取り込むと同時に周囲の背景音を低減するので、鮮明な音質を実現する。風が吹きつける環境下では、独自のアルゴリズムで風の音を低減する

 

↑暗闇で文字の視認性が向上する「ウェイファインダー」。ナイトモード有効時に表示されるモードだ

 

↑GPSを使って移動したルートを表示する「バックトレース」。道に迷ったときに足取りを確認できる

 

【JUDGEMENT】

≪◎≫ 価格が高いのは事実だが安心感や満足度も高い

「アウトドア向けではありますが、むしろ“最新機能全部入り”であり、バッテリー動作時間も通常使用時でもほかのラインより長い36時間というApple Watchです。高価ですが、安心して長く使いたい人向けですね」(西田さん)

 

≪○≫ -20℃でも動くので雪山で頼りになるはず

「動作温度が-20℃までに拡大したことに注目。寒さが厳しい地域の方やウィンタースポーツが好きな人、あるいは雪山登山をする方で、従来モデルの挙動に不満があった人ならば、Ultraに変えるメリットは大きいです」(井上さん)

 

■Apple Watchシリーズ 新旧スペック比較表

Apple WatchのSiriが誤作動、15人の武装警官がジムに駆けつける。「ナイスショット!」を銃撃事件と勘違い

Apple Watchの音声アシスタントSiriが誤作動して、スポーツジムに銃撃犯が現れたと勘違いした15人もの武装警官が駆けつけてしまったと報じられています。

↑そんなことってある!?

 

オーストラリア現地のニュースによれば、ムエタイ選手でボクシングトレーナーのジェイミー・アレインさん(34歳)はApple Watch Series 7を身に着けて生徒を指導していたところ、Siriが勝手に緊急サービスを呼び出してしまったそうです。

 

現場では覆面パトカーを含む15人ほどの警官が現れ、救急車も何台か正面に停車。そのうち1人が「ジェイミーって誰だ?」と聞いてきたので、自分がジェイミー・アレインですと答えたとのこと。「電話を掛けたのは君だ」と言われたものの、携帯も持っていなかったからあり得ないと思ったと語られています。

 

が、実際はトレーナーのApple Watchがレッスン中に何度もSiriを起動していたことが判明。そこまでは、さして珍しいことでもないでしょう。

 

興味深いのは、ワークアウトを指示するときに「1-1-2」と叫んでいたこと。ジムではよくあることですが、「112」はオーストラリアで緊急通報の番号なのでした。ちょうど日本の「110」や、米国の「911」のように。

 

さらに事態をこじらせたのは、Apple Watchが緊急電話を掛けている間に、インストラクターが「グッドショット」「ナイスショット」と言っていたことでした。そのため通報を受けた担当者は、ジムで銃声が聞こえる緊急事態が起こっていると思い込んでしまったそうです。

 

誰ひとりとして傷つくことなく、恐ろしい銃撃犯がいなかったのは幸いでしたが、Apple WatchのSiriが勝手に警官を呼ばないように気をつけたいところです。

 

Source:news.com.au
via:9to5Mac

 

製品に詳しいプロも納得、Apple Watch SEはどこがイイの?

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

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ジャーナリスト

西田宗千佳さん

モバイル機器、PC、家電などに精通するジャーナリスト。取材記事を雑誌や新聞に寄稿するほか、テレビ番組の監修なども手掛ける。

デジタルライター

井上 晃さん

スマホやスポーツウオッチなどを中心にデジタル系の新製品やサービスを紹介。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿している。

Ultraが加わりより幅広い層へ訴求する

3ラインが新たに登場したApple Watchの、注目はやはりApple Watch Ultra。日ごろのフィットネスやトレーニングというレベルを超えた、極限での使用も想定したスペックを備え、タフさを誇るモデルだ。

 

「機能アップはかなり落ち着いてきた印象。そのために、デザインを大きく変えた『Ultra』を用意したのでしょう。素材を変えた“ラグジュアリー路線”より、製品としての魅力があります」(西田さん)

 

これまでApple Watchでは、スタンダードモデルのほかに、Apple Watch NikeやApple Watch Hermèsなど、機能面やデザインで“選ぶ”魅力を付加してきた。今回は“タフさ”という新たな選択肢をUltraでアピールしている。

 

「12万円超という価格はインパクトがありますが、実はアウトドア向けのスマートウオッチとしては適正。電池の持ちもGPSを使用した屋外ワークアウトで最大12時間まで伸びたので、1泊2日程度の登山などでも利用しやすくなったと言えます」(井上さん)

 

またApple Watch UltraとApple Watch Series 8が新対応した皮膚温の測定は、女性が便利に使える機能として注目したいポイントだ。

 

「約5日間就寝時に着用することで、手首の皮膚温の基準値が判定され、そこからの変動を毎晩計測する仕組みです。測定したデータによって、過去に遡った排卵日の推定や、周期予測の精度向上などに役立てられます」(井上さん)

 

Apple Watch SE

アクティビティ記録を提供するのはもちろん、衝突事故検出機能にも新たに対応。基本機能が充実し、Apple Watchを手軽に始めたい人にはピッタリだ。

 

基本機能が充実! 初めての1台としてピッタリのモデル

 

Apple Watch SE

3万7800円〜

 

ケースはこれまでのモデルと同様のデザインだが、本体に合わせたカラーのナイロン複合材によるバックケースにより軽量化。アルミニウムのケース径は44mmと40mmが用意され、3カラーがラインナップされる。

↑Apple Watch UltraやApple Watch Series 8と同じデュアルコアプロセッサを搭載。前モデルより20%高速化した

 

【JUDGEMENT】

≪◎≫ コストパフォーマンス良好! 運動管理向けにオススメ

「皮膚温センサーや常時表示がなく、機能面でほかのラインより不足はあるものの、群を抜いて安いところが魅力。ワークアウトやフィットネスなどの管理が目的ならば、SEが最も向いているのではないでしょうか」(西田さん)

 

≪◎≫ 運動や睡眠の測定だけならSEで十分と言える

「常時表示や心電図測定、皮膚温計測など、付加価値的な機能にこだわらないならばSEで十分。公式での『Series 3』併売も終わったので、一番安価に入手できるモデルです。Apple Watchの入門機としてオススメ」(井上さん)

 

■Apple Watchシリーズ 新旧スペック比較表

Apple Watch Series 8は誰にオススメ? 詳しいプロが解説

iPhoneをはじめとして、Appleの新製品が今秋続々と登場。円安の影響もあり全体的に価格が上昇したが、果たして性能はそれに見合うレベルに高められているのか? Apple製品に精通するプロが、各アイテムの進化ぶりに判定を下す!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

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デジタルライター

井上 晃さん

スマホやスポーツウオッチなどを中心にデジタル系の新製品やサービスを紹介。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿している。

Ultraが加わりより幅広い層へ訴求する

3ラインが新たに登場したApple Watchの、注目はやはりApple Watch Ultra。日ごろのフィットネスやトレーニングというレベルを超えた、極限での使用も想定したスペックを備え、タフさを誇るモデルだ。

 

「機能アップはかなり落ち着いてきた印象。そのために、デザインを大きく変えた『Ultra』を用意したのでしょう。素材を変えた“ラグジュアリー路線”より、製品としての魅力があります」(西田さん)

 

これまでApple Watchでは、スタンダードモデルのほかに、Apple Watch NikeやApple Watch Hermèsなど、機能面やデザインで“選ぶ”魅力を付加してきた。今回は“タフさ”という新たな選択肢をUltraでアピールしている。

 

「12万円超という価格はインパクトがありますが、実はアウトドア向けのスマートウオッチとしては適正。電池の持ちもGPSを使用した屋外ワークアウトで最大12時間まで伸びたので、1泊2日程度の登山などでも利用しやすくなったと言えます」(井上さん)

 

またApple Watch UltraとApple Watch Series 8が新対応した皮膚温の測定は、女性が便利に使える機能として注目したいポイントだ。

 

「約5日間就寝時に着用することで、手首の皮膚温の基準値が判定され、そこからの変動を毎晩計測する仕組みです。測定したデータによって、過去に遡った排卵日の推定や、周期予測の精度向上などに役立てられます」(井上さん)

 

Apple Watch Series 8

初代を含め9代目となるSeries 8は、最大18時間使えるバッテリー性能を有する。また、2つのセンサーによる皮膚温度測定により、女性のヘルスケアをサポートする機能も搭載。

 

5秒おきに皮膚温度を計測し0.1℃のわずかな変化もキャッチ

 

Apple Watch Series 8

5万9800円〜

 

大きな常時表示ディスプレイは、フチを細くしてケースの曲線と融合。バッテリーは1日じゅう使用できる18時間駆動で、IP6X相当の防塵性能も備える。ケース径は45mmと41mmの2タイプがラインナップ。

↑皮膚温を計測するセンサーを新たに搭載。排卵日の推定や月経周期についての情報をチェック可能だ

 

【JUDGEMENT】

≪○≫ 健康維持目的ならコレ!特に女性にオススメ

「皮膚温センサーによる体温変化のチェックは、女性にはありがたい機能でしょう。ただし、いわゆる温度計ではないのには注意したい点です。心電図機能もあり、健康維持目的で選びやすいモデルと言えます」(西田さん)

 

≪◎≫ 女性ならまずSeries 8を検討するのがベター

「皮膚温は外的影響を受けやすい指標ですが、Apple Watch Series 8では環境温も同時に測定して補正するという仕組みになっています。新たにApple Watchの購入を検討する女性なら、同ラインが狙い目と言えます」(井上さん)

 

■Apple Watchシリーズ 新旧スペック比較表

LGがApple Watchに将来microLEDディスプレイを提供か

LGが将来の「Apple Watch」向けにmicroLEDディスプレイを提供するとの予測を、ディスプレイアナリストのRoss Young氏が伝えています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

 

Apple WatchにてmicroLEDディスプレイが採用されるとの観測は、以前にもテックアナリストのJeff Pu氏が伝えていました。microLEDディスプレイは微細なLEDが一つ一つのドットを構成する技術で、輝度の向上やより正確な色の再現が期待できます。

 

Young氏によれば、LG Displayは2025年に発売予定のApple Watch向けにmicroLEDディスプレイを供給するため、小規模な生産ラインを建設しているとのこと。この施設ではmicroLEDのバックプレーン供給とディスプレイの組み立てを行い、2024年後半に開設されると報じられています。

 

Young氏は最近、microLEDディスプレイを搭載したApple Watchが2025年春に登場すると報告していました。さらにBloombergは、Appleが2024年末から自社製のカスタムディスプレイに移行するとの情報を伝えています。

 

Apple Watchは屋外で利用するケースも多いため、より明るいmicroLEDディスプレイの採用は、ユーザービリティを向上させるはず。時期はまだはっきりしませんが、新方式のディスプレイの採用に期待したいものです。

 

Source: Ross Young / Twitter via MacRumros

2023年内にはiPadやAirPods、Apple Watchの大幅なアップデートなし? AR/VRヘッドセットに集中するため

アップルは2023年内にiPad、AirPods、Apple TVおよびApple Watchの大幅なアップデートは予定していないとの有力情報が届けられています。

↑AR/VRヘッドセットに注力?

 

この情報の発信源は、アップル社内の事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者です。そのニュースレターPower On最新号によると、同社は噂のAR/VRヘッドセット「Reality Pro」を6月のWWDC(世界開発者会議)前に発表し、今年秋には出荷予定とのこと。そちらに力を入れるため、ハードウェアおよびソフトウェアの技術者を集めており、他のプロジェクトに支障が出ていると伝えられています。

 

まずiPadについては、直近の新製品は2024年前半の11インチおよび13インチiPad Proになるとのこと。また2023年内にはiPad mini、iPad Air、そして無印iPadの小幅なアップデートがあるかもしれないそうです。

 

またAirPodsシリーズも、今年は「特筆すべき」アップデートはないでしょう、とのこと。第3世代AirPodsは2021年10月、第2世代AirPods Proは2022年9月にリリースされたことから、最上位モデルのAirPods Maxは最も古いAirPods製品となっています。つまり、暗に「AirPods Max後継モデルは2023年には出ない」と仄めかしていると推測されます。

 

そしてApple Watchについても、若干の性能アップを除けば大きな変更はないそうです。こちらは昨年春、やはりGurman氏が「今後2年ほど、新型Apple Watchには注目の健康関連センサー(血圧や血糖値など)が搭載されそうにないと述べていたことの再確認ではあります。

 

とはいえ、「Apple Watch Series 9(仮)」やApple Watch Ultraのマイナーアップデートは期待できそうです。ほか、2023年内に新型Apple TVもないと予想されていますが、逆にいえば現行のアップル製品が型落ちになる心配なしに使っていけるかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

買うなら来年? Apple Watchのディスプレイが大進化するかも

Apple(アップル)が2024年に投入する「Apple Watch」にて、大型のマイクロLEDディスプレイが搭載されるとの予測を、テックアナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が伝えています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

近年のApple Watchでは、ディスプレイに有機ELディスプレイが採用されてきました。また昨年発売された「Apple Watch Ultra」では、画面サイズがこれまでの41mm/45mmから49mmにまで拡大されています。

 

Pu氏の報告によれば、2024年に投入されるApple Watchでは2.1インチの大型のマイクロLEDディスプレイが搭載されるとのこと。これにより、有機ELディスプレイを搭載した現行のApple Watchよりも、画面の輝度を上げることが可能になるとしています。

 

マイクロLEDは画面のドットを微細なLEDで構成したディスプレイで、高い輝度や色域の広さが実現できます。また有機ELと同じように、ディスプレイを折り曲げることができるのも特徴です。一方で、大量のLEDを利用することによるコスト高がデメリットとなり、これまで製品への採用は遅れていました。

 

マイクロLEDの採用による輝度の向上は楽しみですが、値段が上がらないかが気になるところ。2024年のApple Watchの進化に、期待したいものです。

 

Source: MacRumors

Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリ、16歳の少年の命を救う

Apple Watchの衝突検知機能や心電図アプリが、人の命を救ったニュースは何度も伝えられてきました。そして新たに、血中酸素ウェルネスアプリ(Series 6以降の新しめのモデル限定)により16歳の少年が、緊急の治療を受けるきっかけとなった話が報じられています。

↑Apple Watchが少年の命を救う結果に

 

米ニュースチャンネルCBS 8のキャスターであるマーセラ・リー氏は、最近のスキー旅行で息子が死にかけた一件を語っています。以前からリー氏の家族は定期的にスキーをしており、コロラド州にも行き慣れていたものの、今回は全員が高山病になったそうです。

 

そこでイブプロフェン(解熱・鎮痛剤)を服用し、大量の水を飲み、2~3日もあれば順応すると考えていたとのこと。が、金曜日の朝には16歳の息子が、スキーをするほど気分が良くないと言ったそうです。

 

そしてリー氏は夜になると、息子の唇や指先も青くなっていることに気づいたものの、すでに遅い時間で暗くなっていたので、本当に青いかどうか判断がつきかねたと語っています。

 

そのとき、突然リー氏はApple WatchにSpO2(血中酸素飽和度)を測定する機能があることを思い出しました。直ちに息子にApple Watchを着けると、なんと「恐るべき66%の酸素飽和度」が表示されたと述べています。ちなみに健常者の安静時でのSpO2値は96~98%の範囲にあり、90%を切ると呼吸不全の状態にあると言われます(高山では下がりやすくありますが)。

 

リー氏は息子を地元の救急外来に連れて行き、そこでSpO2値が67%だと確認しました。Apple Watchと専門の医療機器とのズレは、わずか1%しかなかったわけです。

 

息子は治療を受け、「数分以内に」回復したそうです。今では元気となり、学校にも通っているとのことです。もしも治療を受けず、翌朝まで寝かせていたらどうなっていたのか? そう医療チームに尋ねると、昏睡状態に陥っていたかもしれない、と告げられたそうです。

 

もっともアップル公式には、「血中酸素ウェルネス App による測定は医療目的ではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスを目的としたものです」と断り書きをしています。

 

医療目的とすると規制当局の承認が必要になるためと思われますが(日本では心電図アプリの解禁まで数年かかりました)あくまでも「目安」ということで、身体に異常を感じた場合は、早めに専門医の診察を受けた方がよさそうです。

 

Source:CBS 8(YouTube) 
via:AppleInsider

Apple Watchバンド2万円相当が5000円! お得な「Apple Watchバンド福袋」予約販売中

坂本ラヂヲは、GRAMAS Official Shopと楽天市場店で、Apple Watchバンドが3本以上入った福袋の予約販売を、2023年1月4日まで行なっています。

 

ラインナップは、税込価格3000円の「Apple Watchバンド福袋1万円相当(Men/Women’s)」、税込価格5000円の「Apple Watchバンド福袋2万円相当(Men/Women’s)」の4種類。サイズはいずれも「Apple Watch(49・45・44・42mm)」か「Apple Watch(41・40・38mm)」を選べます。

 

福袋には、はずれなしのお年玉スクラッチカードが同梱されており、10%の確率で購入金額同等のクーポンコードが入っています。

Apple Watch Ultraのサファイアクリスタル、どれだけ頑丈? ほかのスマートウォッチと比べる耐久テスト!

アップルが「最も屈強」とうたうApple Watch Ultraのディスプレイは、フラットサファイアクリスタルで覆われています。サファイアは最も固い鉱物の1つであり、傷が付きにくいため、ほかの高級腕時計でも使われている素材です。

↑Apple Watch Ultra

 

では、他社のサファイアクリスタルを使ったスマートウォッチと比べて、Apple Watch Ultraはどれほど頑丈なのか? それを実際にテストしてみたYouTuberが現れました。

 

このテストを行ったのは、電子機器の耐久テストでおなじみのZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)氏です。Nelson氏はPixel 6aNothing Phone(1)がどれほどタフかを検証した動画を公開したこともありました。

 

今回テストの対象となったのはApple Watch Ultraのほか、サムスンのGalaxy Watch5、Garmin Fenix 7です。主な目的は、これら3つのスマートウォッチに、実際に宣伝しているような(純度の高い)サファイアクリスタルが使われているかどうかを調べることです。

 

Nelson氏の説明によると、サファイアはダイヤモンドに近い硬度を持つとのこと。鉱物の堅さの尺度である「モース硬度」は10段階ありますが、ダイアモンドが10で、サファイアは8~9。ガラスは5~6といったところです。

 

アップルはiPhone 5のカメラレンズに採用して以来、一貫して「サファイアクリスタル」を使っていると主張しています。が、Nelson氏は数年前、iPhone 7のレンズはモース硬度6で傷ついたとして、実際には純粋なサファイアではないと証明していました

 

では、Apple Watch Ultraはどうなのか? Nelson氏が試したところ、モース硬度6と7で小さな擦り傷が付き、硬度8から本格的にダメージを受けています。

 

Galaxy Watch5でも結果は似ていますが、硬度6と7の擦り傷はApple Watch Ultraよりも目立っていません。Nelson氏は、おそらく素材に含まれる不純物や研磨の問題によるものだと推測しています。

 

最後のGarmin Fenix 7に関しては、硬度6と7でほとんど擦り傷が付かず、3つのスマートウォッチの中では最も純度が高いサファイアクリスタルを使っていることがわかります。

 

ただしApple Watch Ultraにハンマーを振り下ろすなどの耐久テストでは、チタン製のボディと頑丈な設計により、先にテーブルの方がダメージを受ける結果となっていました。

 

ひとまず登山や深海ダイビングなどエクストリームスポーツを楽しむ人たちのお供としては、十分な頑丈さが実現されているようです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:9to5Mac

Apple Watch Ultra/Series 8、今後レースコースやダイコンなど新機能が続々と追加!

今年9月にApple Watch Ultraが発売され、watchOS 9も正式配信されましたが、まだアップルが約束した全てが到着したわけではありません。そんなわけで、これから登場する新機能の数々をおさらいしていきましょう。

↑Image:Apple

 

ランニングパワー(Apple Watch Ultra専用)

Apple Watch Ultraの製品ページで「まもなく登場」とされているもの。ランナーにとってありがたい新機能です。走っているときのパワーが瞬間的に計測され(ワット単位)、ランニングのレベルを安定させることに役立ちます。

 

レースコース(watchOS 9対応モデル全般)

いつも同じルートを走る屋外ランニングやサイクリング等で、自己ベストまたは前回の走りと競争できます。こちらは年内に登場予定です。

 

国際ローミング(Apple Watch Series 8/Ultra)

Apple Watch Series 8の製品ページに「まもなく登場」と書かれている機能です。実際はApple Watch Ultraも対応しており、海外にいても国内のように電話をかけたり、メッセージを送ったり、音楽をストリーミングしたり、緊急時に助けを呼ぶことができると謳われています。

 

Oceanic+アプリ(Apple Watch Ultra専用)

すでにApple Watch Ultraでは、「水深(Depth)」アプリにより水深の記録や水温の測定ができます。しかし「まもなく登場」のOceanic+アプリはHuish Outdoorsとの共同開発で、スキューバダイビングとフリーダイビングを水深40mまで楽しめるように作られたもの。Ultraが本格的なダイコン(ダイビングコンピュータ)に変身します。

 

Apple Watch Ultraは10万円を超える価格が驚かれましたが、陸上ではApple Watch標準モデルよりも精度の高い計測ができること、水中ではダイコンも兼ねられることを考えると、十分リーズナブルかもしれません。

 

Source:9to5Mac

Apple Watch用Spotifyアプリがデザイン一新! オフライン再生もしやすくなりました

音楽ストリーミング大手のSpotifyは9日(米現地時間)、Apple Watch向け公式アプリをアップデートしたことを発表しました。最新アプリは楽曲ライブラリのインターフェースやブラウジング、ポッドキャスト機能などがアップデートされ「新しく改善されたリスニング体験」を特徴としているそうです。

↑Image:Spotify

 

これはSpotify公式ブログにて発表されたもの。それによれば、ライブラリ(Your Library)のインターフェースが一新され、お気に入りの音楽やPodcast番組へ簡単にアクセスしやすくなったそうです。またオフラインで聞くために楽曲をダウンロードすることも、わずか数回のタップで素早くできるようになったとのこと。

 

またアプリ全般でアートワークやアニメーションが大きくなって見やすくなり、スワイプで「いいね!」を付ける機能が追加されるなど、インターフェースも洗練されて生まれ変わっていると謳われています。

 

なお9月にwatchOS 9が配信された直後、Spotifyは音楽ストリーミングが機能しなくなるとして、アップデートしないように呼びかけていたことがあります。そちらは、10月に配信されたwatchOS 9.0.2で解決済みです。

 

もっともSpotifyのブログ記事では、2年近く前に発表されたロスレスストリーミングサービス「Spotify HiFi」には触れられていません。もっとも、Spotifyがユーザーからアンケートを取っており、まもなく登場では? との噂もあります。そちらの続報も待ちたいところです。

 

Source:Spotify
via:9to5Mac

Apple Watchの転倒検出機能、動けなくなった81歳男性のために助けを呼ぶ!

これまでApple Watchは少女のガンを発見して治療を受けるきっかけとなったり、人の命や健康に数々の貢献をしてきました。その機能の1つである「転倒検出」機能が、転んで動けなくなった81歳男性の代わりに助けを呼び、感謝されていると伝えられています。

↑もし転倒して動けなくなったら……

 

米ミネソタ州のテレビ局Kare 11の報道によると、男性は自宅の私道で椅子に座り、除雪機のオイル交換をしようとしたとき、後ろに動こうとしたそうです。それで転倒してしまい、頭や肩を打ち付けたことを「あれは失敗だった」と語っています。

 

男性が転んだことをを認識したApple Watchは、転倒検出機能により助けを呼びました。勢いよく転倒してから60秒以上動きがなかった場合、手首を叩いて(振動機能で)アラームを鳴らし、緊急通報サービスに電話をかける仕組みです。

 

この連絡に救急隊員が応答した後に、たまたま1分ほどの近さにいた警官を派遣してもらい、起き上がるのを手伝ってもらったそうです。不幸中の幸いで、手当を受けるほどではなかったとのことです。

 

もともと男性は心拍数をモニターするためにApple Watchを購入したと述べていますが、それ以上の役に立つことが証明されました。ご本人は「とにかく絶賛するほかない」と大喜びです。

 

Apple Watchの転倒検出機能は、Apple Watch Series 4以降、およびApple Watch SE、Apple Watch Ultraでサポートされています。この機能を使うには、Apple Watchがセルラーモデルであるか、iPhoneが近くにある必要があります。

 

またApple Watchの設定やヘルスケアアプリで年齢を設定していて、その年齢が55歳未満の場合は、この機能はデフォルトで無効となっています。もしも万が一に備えたい場合は、iPhoneのWatchアプリの[緊急SOS]から、[転倒検出]を手動でオンにしておくことをお勧めします。

 

Source:Kare 11(YouTube)
via:iMore

Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリ、医療用機器なみに信頼性が高いと判明!

Apple Watch Series 6以降に搭載された「血中酸素ウェルネス」は、血中に取り込まれた酸素のレベルを手首からじかに、いつでも好きなときに測定できるアプリです。もっともアップルは「医療目的ではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスを目的としたもの」と但し書きしています

↑血中酸素ウェルネス

 

ところが医療の専門家らが検証したところ、Apple Watch Series 6の同アプリは医療用パルスオキシメーターと比べて、「血中酸素飽和度(以下「SpO2」)が低下した状態を確実に検出できる」と判明したそうです。

 

この研究は今月、Digital Healthというオープンアクセスジャーナル(学術雑誌のうち、オンライン上で無料かつ制約なしで閲覧できるもの)に掲載されました。その目的は、「SpO2を測る市販のスマートウォッチが、医療用パルスオキシメーターと比べてどのぐらい低酸素血症(動脈血中の酸素が不足した状態)を検出できるのか」を調べることです。

 

そのため24人の健康な参加者を募集し、左手首にApple Watch Series 6を、左中指に医療用パルスオキシメーターセンサー(マシモ社製のMasimo Radical-7)を装着してもらいました。

 

さらに呼吸回路を付けて、3段階の呼吸をすることに。まず初めの2分間は周囲の空気を吸い、次の5分間には酸素の比率が低いガスを吸入して、一時的にSpO2を低下させるというもの。SpO2の測定は、Apple Watchとパルスオキシメーターともに30秒間隔で同時に行われています。

 

この研究の結果、642組のSpO2測定値が得られたとのこと。そしてスマートウォッチと医療用パルスオキシメーターの数値との差は、SpO2測定値が90%~100%の場合は6%以内、SpO2測定値が90%未満の場合は最大で8%に収まることに。そこから、Apple Watchの信頼性は医療用機器と同等だと結論が下されています。

 

Apple Watch Series 7で初めて血中酸素ウェルネスアプリが搭載されてから、すでに2年が経ちました。現在のApple Watch Series 8では、さらに精度が上がっているのかもしれません。

 

Source:DigitalHealth
via:MyHealthyApple(Twitter), 9to5Mac

Apple Watchの心拍数通知、少女のガンを発見して早期治療するきっかけに

数々のセンサーが搭載されたApple Watchは、心臓の異常や転倒、交通事故に遭ったことなどを検出し、これまで多くの人々の命を救ってきました。そして新たに、12歳の少女が心拍数通知機能のおかげで、手遅れになる前にガンを発見し、治療できたと報じられています。

↑Apple Watchに新しい事例が

 

米デトロイトの地方メディアHour Detroitによると、ある日12歳の少女イマニ・マイルズさんはApple Watchから突然、心拍数が異常に高いと警告されるようになったそうです。母親のジェシカ・キッチンさんは「今までこんなことはなかったから、本当に不思議。ずっと鳴り続けていたんです」と語っています。

 

警告が鳴り止まないので、ジェシカさんは娘を病院に連れて行くことにしました。そこでイマニさんは虫垂炎の手術を受けましたが、話はそこで終わりませんでした。医師は虫垂に腫瘍があると気づき、「子どもにはめったに見られないもの」と注視したそうです。

 

さらに検査を進めると、すでにガンはイマニさんの全身に転移していることが判明。その後、彼女はがんを取り去るために再手術を受けることになりましたが、幸いにもすべてがうまくいきました。

 

キッチンさんは、Apple Watchの警告がなかったら、おそらく娘を病院に連れて行くのが数日後になっていただろうと振り返っています。「もし娘がApple Watchを持っていなかったら、さらに酷いことになっていたかもしれません」と付け加えられています。

 

今月初めにも、34歳の女性がApple Watchのおかげで安静時心拍数がかなり上昇していると気づき、妊娠が分かったと報告していました。また8月には、70歳の男性が失神して床に頭を強く打ち付けた後、Apple Watchが自動的に救急車を呼んだとのニュースも報じられていました

 

もちろんアップルも、こうした報告を受けて、Apple Watchが人を救うデバイスだと宣伝しています。

 

ほかにも健康管理に使えるスマートウォッチはさまざまなメーカーから発売されていますが、いざという時の頼もしさがApple Watch人気を支えているのかもしれません。

Source:Hour Detroit
via:9to5Mac

Apple Watchの衝突検出機能、激しい事故から男性を救うお手柄!

アップルがiPhoneとApple Watchの最新モデルに搭載した衝突検出機能は、激しい交通事故を自動的に認識し、救急隊員や緊急連絡先に連絡してくれるものです。

↑Image:Carnivoroustaco/Reddit

 

本物の交通事故に遭ったApple Watch Series 8のユーザーが、この機能のおかげで生還できたという壮絶なエピソードを報告しています。

 

大手掲示板RedditユーザーのCarnivoroustaco氏は、タイヤがパンクして時速70kmほどで電柱にぶつかった事故を振り返っています。ハンドルに頭をぶつけてクラクションが鳴りっぱなし、煙が車に流れ込んでくるひどい有様だったそうです。

 

そのとき、緊急通報してもらえた小さな振動を(手首に)感じたとのこと。「人里離れた場所だったので、もしApple Watchがなかったら、どれだけ長くそこにいたことだろう」として、周りに人家もなく近づく通行人もなかった様子が語られています。

 

そして気が付くと救急車で運ばれており、眼窩骨折と肋骨3本が折れていたそうです。「顔は血だらけ、手はガラスと血で汚れていた。でも、私は生きている。ありがとう、アップル」と感謝を述べているしだいです。

 

また「いずれ見つかっていたとは思いますが、S8(Apple Watch Series 8)のおかげで早く助けてもらえたのは間違いありません」とのこと。「タイヤをチェックしましょう。友よ、無事でいてください。皆さんの善意は私にとって大きなものです。もし、あなたが新製品をお持ちなら、衝突検知機能をONにしてください」と締めくくられています。

 

最新iPhoneやApple Watchが発売された直後から、クルマを横転させたり、ぶつけて衝突検知をテストするのはちょっとしたブームとなっていました。が、「実際に事故に遭って生還した」というニュースがようやく届けられた形です。

 

先日も「最悪の事故」が通報されたものの全員が助からない悲劇もあり、またジェットコースターで誤作動が相次いだこともありました。

 

このユーザーは、事故に遭った車の写真を何枚かシェアしており、衝突の激しさを伝えています。またアップルのティム・クックCEOにメールを送ったところ、数時間後にご本人の無事を喜ぶとともに、こうした事態のために本機能を開発したのだと返事をもらったそうです。

↑クックCEOからのメール(Redditより)

 

衝突検出機能は標準でオンになっていますが、ジェットコースターに乗るときなどに誤作動を防ぎたい場合は、次の手順でオフにできます。

  • [設定]アプリをタップする
  • 下にスクロールして「緊急SOS」を選択
  • 「激しい衝突事故発生後に電話」のトグルスイッチをオフにする

ジェットコースターから降りたら、速やかにオンに戻すことをお勧めします。

 

Source:Reddit
via:BGR

最先端はいいぞ! 使ってわかったApple Watch Series 8を「選ぶ理由」とは

Apple Watchは2015年の登場以来、毎年着実なステップアップを続けてきました。その最新モデルである「Apple Watch Series 8」が今秋に発売。Series 7から進化したポイントなどに触れながら、最新のApple Watch Series 8を使った筆者のインプレッションを報告します。

↑定番モデルの最新製品、Apple Watch Series 8を検証しました

 

Apple Watch Series 8は軽くてコンパクトなのが魅力

アップルは今年、新しいタフネス仕様のスマートウォッチとして「Apple Watch Ultra」も発売しています。Ultraと比較した場合、Apple Watch Series 8の魅力はやはり軽くてコンパクトであり、発売から7年の間にスマートウォッチとしての「使い心地」が徹底的に洗練されていることだと筆者は思います。

 

使い心地についてはこの後に触れる機能の紹介に譲りますが、Apple Watch Series 8のケースはサイズが45mmと41mmの2種類。重量はケースの素材や通信機能によって若干異なりますが、45mmが38.8g~、41mmが31.9g~です。

 

ケース素材はアルミニウムのほか、少し高値になりますがステンレススチールも選べます。ケースのカラーはアルミニウム、ステンレススチールともに4色。ステンレススチールのモデルをベースにしたApple Watch Hermèsもあります。なお、今回は45mmアルミニウムケース、ミッドナイトカラーのモデルを使用しました。

 

通信機能はGPS単体、またはGPSとCellularの両方に対応するモデルを選べます。41mmアルミニウムケースのGPSモデルを選ぶと価格は5万9800円(税込)です。

↑広いスクリーンの隅々にまで文字盤の表示が展開します

 

充電の手間が軽減、直接的なメリットがある「低電力モード」

筆者も長くApple Watchを使っているユーザーです。2021年は発売からほぼ毎日、眠る間もApple Watch Series 7を身に着けていました。Apple Watchと四六時中一緒に過ごしている筆者が、Apple Watch Series 8を使い始めてまず感じたのは、充電まわりの手間が軽減されることによるメリットです。

 

通常使用の場合は「最大18時間」というバッテリー持ちはSeries 7と変わらないのですが、Apple Watch Series 8には新しく「低電力モード」という機能があります。こちらをオンにすると、通常運転の約2倍となる「最大36時間」のバッテリー持ちを実現します。

 

低電力モードはApple Watch本体の「設定」、またはホーム画面を下から上にスワイプすると表示されるバッテリーのメニューをタップしてトグルをオンにすると利用できます。

↑コントロールセンターからバッテリーのメニューをタップ。低電力モードをオンにすると表示が黄色に変わり、画面のトップに小さな黄色い円が表示されます

 

低電力モードの使用中は、Apple Watch Series 8の特徴であるディスプレイの常時表示機能が使えなくなります。低電力モードをオンにしたときに最大駆動時間が大きく伸びる背景には、このディスプレイの常時表示機能まわりで消費されるバッテリーが低く抑えられることに起因しているようです(もちろんそれだけではないと思いますが)。第2世代のApple Watch SEにも低電力モードは搭載されていますが、駆動時間が倍に伸びるほどのインパクトが得られない理由もここにあります。

 

なお、バッテリー残量が10%を切ると、低電力モードをオンにするようにすすめる通知が届きます。再びバッテリー残量が80%まで回復すると低電力モードは自動でオフになります。

 

また、80%以上のバッテリーが回復した後も、最大3日間まで低電力モードをオンにしたままにできる機能もあります。なるべくいつも低電力モードを活用して、充電回数を減らしたい方には本機能が便利に感じられるでしょう。ただ、こちらは「最大3日間までバッテリーを持たせる機能ではない」ので注意してください。

↑低電力モードをオンにする期間は1日・2日・3日から選べます

 

もうひとつ注意したいのは、低電力モードをオンにしている間は心拍数や血中酸素ウェルネスのバックグラウンド測定、ワークアウト開始時のリマインダーが使えなくなることです。またiPhoneが近くにないと通話の着信がApple Watchに届きません。数々の制約が生まれることも踏まえて、たとえば旅行時に充電用のケーブルを忘れてしまったなど、適切なタイミングで低電力モードを使い分けましょう。

 

さまざまな用途への展開が期待できる皮膚温センサー

Apple Watch Series 8には新しく皮膚温センサーが内蔵されました。夜間にウォッチを身に着けている間、センサーがユーザーの手首体温を記録します。

 

データは手首に装着して5日間続けて睡眠を取ったあとから、iPhoneの「ヘルスケア」アプリに記録されます。記録はユーザーの手首体温の「ベースライン(基準値)」から変動した数値のプラスマイナスと、折れ線グラフによる推移で見られます。

 

ただし、「体温」としての計測値は表示されません。体温を正確に測ることができるリストバンド型ウェアラブルデバイス向けのセンサーがまだ市場にないという理由から、アップルは「手首体温」を正確に計測して、いま実現できる最良のユーザー体験を採ったというわけです。

↑iPhoneの「ヘルスケア」アプリに手首体温の変遷がグラフに記録されます

 

基準値から1度以内の手首体温は日常的に想定される変動範囲ですが、これを超えるほど上下した場合は、自身の健康状態に何らかの変化が起きていると推測されます。女性の場合は月経周期の把握にも、手首体温のデータを役立てられるとアップルは説明しています。

 

ちなみに、アップルのデバイスが取得するユーザーの健康やフィットネスに関するデータは、大前提として「ユーザーの許可」が必要。許可が得られた後に、ユーザーのプライバシーが厳重に保護された状態で、アプリやサービスの開発・運用に活用できる、アップルのHealthKitというフレームワークがあります。

 

HealthKitが提供するAPI(ソフトウェアどうしをつなぐインターフェース)を足がかりに、今後はアップル以外の外部デベロッパーも、Apple Watchの皮膚温センサーが取得するデータをセキュアに活用して、ユーザーのために役立つアプリやサービスの開発に力を入れるかもしれません。どのようなサービスが出てくるかまではわかりませんが、今後の展開に期待したいところです。

 

3つのモデルがそろったApple Watch。どれを選ぶ?

これから自分用に“初めてのApple Watch”を買うことを検討している方は、同日に発売された第2世代のApple Watch SEではなく、少し予算を奮発してApple Watch Series 8を選ぶべきだと筆者は思います。その理由は、先に触れた皮膚温センサーのほか、心電図アプリ、血中酸素ウェルネスなど、Apple Watch SEにはない機能を持っているからです。

 

心電図アプリはご存じの方もいるとは思いますが、心臓の鼓動と心拍リズムを記録し、その記録内容から、不整脈の一種である心房細動が起きていないかどうかを調べることができます。海外では重篤な病気からApple Watchのおかげで救われた事例もあるなど、重要な機能といえるでしょう。血中酸素ウェルネスもまた、血中に取り込まれた酸素のレベルを測定して、健康状態を把握できます。

↑Apple Watch Series 8(左)とApple Watch SE(右)

 

また、筆者はwatchOS 9からの新機能である「日本語キーボード」も便利に使っています。これまでもQWERTYキーボードによるアルファベット入力で、スマホを出すまでもないちょっとしたメッセージの返答やスマホが手元にない場合の連絡も可能でしたが、日本語キーボードのおかげでよりスムーズになるのはうれしいはず。これもApple Watch Series 8とUltra、そしてSeries 7でしか使えないハードウェアに依存する機能です。

↑便利な日本語キーボードも新しいSEでは使えない、Apple Watch Series 8の特徴的な機能です

 

Apple Watch Ultraについては先に報告したレビューもぜひ参考にしてください。Ultraの魅力は腕時計としての存在感がApple Watch Series 8よりも格段に強く感じられること。最新機能はソフトウェアアップデートで楽しみながら、何年も愛用したい人におすすめです。

 

対するApple Watch Series 8は、もちろんエレガントなデザインのスマートウォッチとして魅力的なのですが、Ultraと比較すると、コンパクトな本体にアップルの最新機能が入っているという点で、デジタルガジェットとしての色彩が強いデバイスなのだと筆者は感じました。

 

Apple Watchのメインストリームであるナンバリングシリーズは、毎年新しい機種に買い換えて、いつも最先端のスマートウォッチ体験を味わいたいという人もいるはず。今年は特に低電力モードによるバッテリー駆動時間の伸びや、日本語キーボード対応など、待ち望んでいた機能の採用が多く、さらには女性にとっては大切であり、今後への期待もかかる皮膚温センサーの搭載と、最先端を感じられます。その点においても、今年もApple Watch Series 8を選ぶのが正解だと筆者は思います。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Apple WatchのマイクやSpotifyの不具合が直る!watchOS 9.0.2配信スタート

アップルは10月11日未明に、watchOS 9.0.2を配信開始しました。今回のアップデートは一部のApple Watchでマイクが機能しなくなる不具合や、Spotifyのオーディオストリーミングが中断される症状など、多くのバグが修正されているとのことです。

↑Image:Apple

 

まずマイクに関しては、10月初めに一部ユーザーから報告されていました。周囲の騒音を測る「ノイズ」アプリのほか、Siriやボイスメモ、手洗い検出などマイクを使うシステム機能が動かなくなるというものです。

 

Spotifyについては、9月のwatchOS 9配信直後に音楽ストリーミングが機能しなくなるとして、Spotify自らがアップデートしないように呼びかけていると伝えられていました

 

またAssistiveTouch(片手のジェスチャーだけで操作できるモード)を使っているとアラームが削除された後もスヌーズアラームの通知が続く問題や、Walletやフィットネスデータの同期に関するバグも修正されているそうです。

 

Apple Watchのアップデートは、iPhoneのWatchアプリを開き、「一般」から「ソフトウェア・アップデート」を選ぶことで実行できます。なお、watchOS 9はApple Watch Series 4以降が必須であり、Series 3以前は対象外となっています。

 

watchOS 9.0.2の公式リリースノートは次の通りです。

 

このアップデートにはApple Watch用の改善とバグ修正が含まれます。

  • Spotifyでのストリーミング中にオーディオが中断してしまう問題
  • AssistiveTouchを使用している場合に、アラームを削除しても引き続きアラームのスヌーズ通知が届く問題
  • 新規にペアリングしたApple Watchの“ウォレット”と“フィットネス”のデータの同期が不完全な問題
  • Apple Watch Series 8およびApple Watch Ultraの一部のユーザでマイクの音が途切れる問題

 

Source:Apple

ジェットコースターに乗っていたらiPhone 14が緊急通報! 遊園地で誤作動が相次ぐ

iPhone 14シリーズとApple Watch UltraやSeries 8、SE2に搭載された「衝突検出機能」は、激しい交通事故を自動的に検知して緊急電話をかける貴重な機能です。アップルは100万時間以上を超える衝突データでアルゴリズムを訓練したと説明していましたが、ジェットコースターに乗っているだけで誤作動したとの報告が相次いでいます。

↑ジェットコースターでまさかの誤作動……

 

米The Wall Street Journalのジョアンナ・スターン記者やジェットコースター情報誌Coaster101によると、ここ数週間、米国各地の遊園地では、iPhone 14や新型Apple Watchによるトラブルが起きているとのことです。

 

たとえばオハイオ州のキングスアイランドでは少なくとも6回、ジェットコースターで衝突検出が間違って動作したことが確認されています。またテネシー州のドリウッドでは乗り物にデバイスを持ち込まない、あるいは電源を切るよう求める看板を出しているほどだそうです。

↑Coaster101より

 

これまで実際にクルマをぶつけて衝突検出をテスト(非公式)した例は複数ありましたが、ボンネットがひしゃげるほどの衝撃でも発動せず、駐車していた車内にあるiPhoneは反応しないなど、なかなか苦戦していました。が、ジェットコースターは加速や気圧の変化、大きな音などアルゴリズムを騙せる大きな要素を備えているようです。

 

スターン氏はツイートで、ジェットコースターから発信されたiPhoneからの緊急電話(誤報)の音声を紹介しています。

 

さらにスターン氏が問い合わせたところ、アップルの広報担当者は「この技術は安心を提供するものであり、アップルは時間をかけて改良を続けていく」と回答しています。あくまで最悪の事態を避けるための仕組みだがまだ完全ではなく、今後のアップデートをお待ちください、といったところでしょう。

 

今のところジェットコースターに乗るときは、iPhone 14と新型Apple Watchの機内モードをオンにするのが無難そうです。一日でも早く、アップルが修正アップデートを配信するよう望みたいところです。

 

Source:The Wall Street Journal ,Coaster101

Apple Watch UltraのGPS、Series 4よりも大幅に進化! 「芝刈りテスト」で明らかに

先月発売された大型かつ頑丈な「Apple Watch Ultra」には、iPhone 14 Proモデルと同じく「高精度2周波GPS」機能が搭載されています。文字通り、高い精度でユーザーの位置情報を検出できるものですが、日常生活の中では過酷な「芝刈りしながら移動」というテストで検証したユーザーが現れました。

↑Image:Apple

 

この高精度2周波GPSとは、従来型のL1周波数と新しいL5周波数の両方を受信できる方式です。L5周波数はL1よりも高度で出力も高く、建物や樹木などの障害物も通り抜けやすい強みがあります。この2つの信号を組み合わせれば、地図アプリの位置精度が上がることが期待できるわけです。

 

特にApple Watch Ultraは、アスリートやエクストリームスポーツ向けと謳われた製品です。移動した距離や走る/歩くペース、ワークアウトのルートを記録する上で、非常に役立つものと思われます。

 

大手掲示板Redditユーザーのsuburbandad1999氏は、数週間前にApple Watch Series 4を付けて芝生を刈ったとき(左)と、Apple Watch UltraでのGPS記録を並べています。

L1型のGPSしか載っていないSeries 4では移動ルートの線も大ざっぱで、ざっくりした経路しか描かれていません。それに対してUltraではルート1本ごとの線も細く、何往復もしている複雑な進み方が緻密に記録されています。

 

高層ビルなどの遮へい物が多く、また道が入り組みがちな都会でのランニングでは、高精度2周波GPSでなければ走ったルートが捉えきれない可能性が高いはず。特にエクストリームスポーツをしたり、山登りやスキューバダイビングする予定がなくとも、ご近所でのワークアウトに大いに役立ちそうです。

 

Source:Reddit
via:9to5Mac