49mmのケースは45mmアルミニウムケースのApple Watch Series 8と並べて大きく見えます。ただ、手首に装着すると意外と軽いことに驚きます。さらに、ケースはエッジを持たない柔らかなラウンド形状なので、手首に優しくフィット。筆者は眠りながら睡眠計測をするため、一晩中Ultraを着けていたのですが、寝ても苦になりませんでした。
サイズだけを見て敬遠してしまうのはもったいないので、一度装着してみて感触を確かめるといいでしょう。
↑背面にはエッジを抑えた、柔らかな曲面仕上げを採用。心地よい装着感を実現しています
魅力その2 新発売のバンドとこれまでのバンドに対応、いろんなコーデを楽しめる
Apple Watch Ultraの発売に合わせて3種類の新しいバンドも発売されています。ポリエステル素材のアルパインループとナイロン素材のトレイルループ、高性能エラストマー製のオーシャンバンドです。今回筆者はアルパインループとオーシャンバンドを試しました。
Apple Watch Ultraは従来のApple Watchのスマートなデザイン、操作性を受け継ぎながらもタフネスに仕上がったウォッチです。それでいて、レザーやメタル系のバンドを装着すれば、男性のビジネスジャケットに合わせたり、女性のシックな装いのアクセントにしたりと、コーディネートが楽しめます。
↑エレガントなデザインを踏襲する「Apple Watch Series 8」。5万円台からで販売されます
ほかにも従来のナンバリングシリーズであるApple Watch Series 8には女性の健康を見守る機能や、車による衝突事故を自動で検出して緊急SOS通知を送り出す機能が充実します。ヘルスケア、フィットネスの用途だけでなく、装着するユーザーの命を守るデバイスとして、Apple Watchへの期待もさらに高りそうです。
日本ではwatchOS 9は9月13日に登場予定です 。対応モデルはApple Watch Series 4、Apple Watch Series 5、Apple Watch SE(第1世代および第2世代)、Apple Watch Series 6、Apple Watch Series 7、Apple Watch Series 8、Apple Watch Ultraとなっています。
アップルは新製品を続々と投入しつつも、過去モデルにも数年にわたってソフトウェアのアップデートを提供し続けるため、ユーザーは息長く使うことができます。Apple Watch Series 4やSeries 5をお使いの方も、最新の体験がしばらく楽しめそうです。
Apple Watch Ultraでまず目を引くのが、49mmの大画面。この画面をカバーするチタン製の本体ケースは「MIL-STD 810」に準拠した、タフネスなものが採用されています。さらに本体サイドにはアクションボタンが新搭載され、ユーザーが好みの機能を割り振ることができます。
Apple Watch Ultraのバッテリーは36時間の長時間駆動が可能。さらに、新たな省電力モードを利用することで、60時間もバッテリーをもたせることができます。またWR100の防水性能に対応し、水深計や進化したGPSセンサーが搭載されています。加えて、スマートウォッチのバンドも新デザインとなっています。
↑アップルより
一方で、体表温の計測や衝突検知が可能なのは、「Apple Watch Series 8」と共通。
Apple Watch Ultraはセルラーモデルのみが用意され、海外向け価格は799ドルから。本日より予約が開始され、9月23日に発売予定です。
今年の新型Apple Watchは、標準モデルの「Apple Watch Series 8」やお手ごろ価格の「Apple Watch SE 2」のほか、大型かつ頑丈な「Apple Watch Pro」モデルも登場すると噂されています。そのサイズはほとんどの人にとって大きすぎ、また値段は最高で1,000ドル(約14万円)になるとの予想が届けられています。
@DSCCRoss you’ve mentioned in the past three sizes for Apple Watch this year – is that including an SE refresh with the existing display or are you seeing anything larger than the 45mm S7?
— iCaveDave – David Eden-Sangwell (@iCave_Dave) July 4, 2022
そしてアップル(Apple Watch)の出荷台数は、前年同期比で8%増えたとのこと。が、ちょうど次期「Apple Watch Series 8」が発表される直前であり、「Apple Watch Series 7出荷台数の減り方が四半期よりも大きくなった」と指摘されています。つまり新モデルが間近に迫ってきたため、買い控えが起きたということでしょう。
アップルが本日未明に発表した「watchOS 9」では、ついにApple Watch Series 7で日本語入力ができるようになると予告されました。Apple Watch Series 7+watchOS 8では英語圏のユーザー向けにQWERTYキーボードが用意されていましたが、他の言語もサポートが追加される格好です。
公式リリースによると、Apple Watch Series 7では、新たに6つの言語に対応した(ソフトウェア)キーボードが搭載されるとのことです。
昨年Apple Watch Series 7が発表されたとき、広くなったディスプレイがユーザーにとってどれほど便利かが強調されていました。その新機能の1つが、キーボードの実装だったわけです。
今回Prosser氏は、フラットエッジ版Apple Watch試作機の写真を実際に持っており、何らかの形で製品化が予定されていることは確信していると述べています。3つの可能性も挙げられており、1つはApple Watch Series 8そのもの。次に噂されている、より頑丈なタフモデル(エクストリームスポーツ向け)、あるいはどちらでもない別ものか、とのことです。
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Apple canceled body temperature measurement for Apple Watch 7 because the algorithm failed to qualify before entering EVT stage last year. I believe Apple Watch 8 in 2H22 could take body temperature if the algorithm can meet Apple’s high requirements before mass production.
一方でミンチー・クオ氏の報告によれば、アップルは昨年リリースされた「Apple Watch Series 7」において、体温計機能の搭載を見送ったと伝えています。この理由は、測定アルゴリズムが十分なレベルに達していなかったからだそう。スマートウォッチを装着する手首の表側は温度が変化しやすいので、高度なアルゴリズムが必要なのです。
しかし今年のApple Watch Series 8では、体温計機能のアルゴリズムがアップルによる要求を満たしていれば、いよいよ搭載が実現する可能性が指摘されています。
Apple Watch Series 8への体温計機能の搭載は、ウォール・ストリート・ジャーナルやブルームバーグによっても報道されています。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、このセンサーは妊活のために使われる可能性があるとのこと。体温計機能はただの体調変化だけでなく、幅広く利用できるものとなるのかもしれません。
毎年のようにApple Watchユーザーが気になることは、「自分の持っているモデルが、次のwatchOSではリストラ(アップデートの対象外)にされるのでは?」ということでしょう。2021年のwatchOS 8では、アップルが販売中のうち最も古いApple Watch Series 3(2017年発売)が、多くの機能を制限されながらも、どうにか現役に踏み止まっていました。
しかし6月のWWDC(世界開発者会議)で発表され、おそらく今年秋にリリースされる次期watchOS 9(仮)でも、Apple Watch Series 3はアップデート対象になるという噂が伝えられています。
アップル関連情報サイト9to5Macの情報源によると、watchOS 9の対象製品は次の通りです。
Apple Watch Series 7
Apple Watch Series 6
Apple Watch SE
Apple Watch Series 5
Apple Watch Series 4
Apple Watch Series 3
アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、Apple Watch Series 3は2022年内に製造中止になると予想していました。なぜなら「処理能力が新たなwatchOSの要件を満たさないかもしれない」という理由です。
Apple Watch Series 3はプロセッサーの古さ(Series 3搭載の「S3」チップは32ビット、Series 4以降は64ビットに変更)以上に、「内部ストレージが8GBしかない」ことが使いにくさの原因となっています。ソフトウェア更新するための十分な空き容量がないため、iPhoneとペアリング解除してから復元を求められたこともありました。
これまでの情報をまとめると、「watchOS 9は、Apple Watch Series 3にとって最後のアップデートになる」可能性が高そうです。およそ5年前のハードウェアであり、やむを得なさそうです。
ディスプレイのサイズが拡大して、高速充電にも対応した最新の「Apple Watch Series 7」。ひとつ前の世代の「Apple Watch Series 6」を愛用している筆者が、この最新モデルの良いところや物足りなく感じたところ、さらにはスケールアップを期待したいことなどを報告していきます。
↑Apple Watch Series 7。筆者が使用しているのは44mm・アルミニウムケースの新色グリーンです
Apple Watchの新旧ファンを開拓した最新モデル
10月15日の発売から1ヶ月の間、筆者のまわりでは前のモデルからApple Watch Series 7に買い換えた、あるいは初めてApple Watchを買ったという方々の報告が届きました。「Apple Watch Series 7のどこに惹かれたのですか?」と、聞ける方には理由を尋ねてみたところ、買い換えた方はやはり「ディスプレイが大きく、見やすくなること」を第1の理由に挙げていました。
また、多くの方がApple Watch Series 7から高速充電対応になったことで、毎日のバッテリー管理が少し楽になるはずと期待したようです。就寝前後に気が付いたらバッテリーを素早くチャージできるので、睡眠トラッキング機能も使いやすくなりました。ちなみに筆者のまわりでは新色「グリーン」のApple Watch Series 7が人気です。
↑アルミニウムケースのモデルは、落ち着いた深い色合いのグリーンが人気のようです
大型化したディスプレイはやはり便利、ただし質量で注意すべきポイントも
筆者も、新しいApple Watch Series 7では3つの点が特に気に入っています。ひとつは多くの注目が集まる「大きくなったディスプレイ」です。
Apple Watch Series 7はディスプレイ周囲の黒いベゼル(縁)の部分を減らして、画面の表示領域をApple Watch Series 6から約20%、Apple Watch Series 3から約50%以上も拡大しています。これにより、メールやLINEなど、文字量が多いアプリの情報を一目で把握しやすくなりました。最近はもっぱらメールをApple Watchでチェックする習慣も付いてしまいました。
↑従来モデルから大型化を図ったApple Watch Series 7のディスプレイ。メールのチェックも楽々とできます
そのぶん本体も大きく、重くなっています。筆者はこれまで44mmのステンレススチールケースのApple Watch Series 6を使っており、質量は47.1g。これに対して、Apple Watch Series 7は、45mmのステンレススチールケースのモデルを選ぶと、質量が51.5gにもなります。
日中はさほど気にならないのですが、Apple Watchを眠る間も身に着けて睡眠トラッキングに使うときにはやっぱり軽いモデルが良いと感じます。Apple Watch Series 7の場合は、アルミニウムケースのモデル、または小さい方のケースにサイズダウンを検討しても良いかもしれません。
↑左側がステンレススチールケースのApple Watch Series 6。キラリと輝く金属の贅沢な質感は魅力的ですが、質量が少し重くなりますので、Apple Watch Series 7で選ぶ際は一度考えてからの方がいいでしょう
耐久性が向上。新機能の高速充電も歓迎したい
ふたつめの気に入っているポイントは、Apple Watch史上で最も強いというApple Watch Series 7の風防ガラス。これは確かに耐久性に優れていると思います。意図的に風防ガラスを硬いものにぶつけてみたりはしていませんが、毎日身に着けていても細かいキズが付くことはなく、透過性が落ちることも今のところありません。
↑付属するUSB Type-C対応の磁気充電ケーブルを使ったときに、高速充電に対応するApple Watch Series 7
なお、Apple Watch Series 7は画面表示を「常時オン」に選択してスタンバイ状態になっても、屋内ではApple Watch Series 6よりも約70%明るく見えるようになっています。また、ディスプレイが大きいということは当然電力をより多く消費することにもなります。
それでも、内蔵バッテリーによる最大駆動時間はApple Watch Series 6と同じ最大18時間としています。これは、Apple Watch Series 7に内蔵されている64ビットデュアルコアプロセッサ搭載のシステムチップ「S7 SiP」が、駆動時に消費する電力をより高度に最適化しているためです。バッテリー容量が減るスピードについてはApple Watch Series 7も以前のモデルとほぼ同じだと思います。
ディスプレイが大きくなって、さらにGPS+Cellularモデルのように直接モバイルデータ通信ができるApple Watch Series 7であれば、メールやメッセージの返信もより込み入った内容をキーボードでタイピングしたくなるものです。ですが、QWERTYキーボードの日本語対応はなかなかの難関なのかもしれません。アップルにはぜひ早めの対応に向けて奮闘してもらいたいです。
iPhone 12のときは、最上位モデルとして「iPhone 12 Pro Max」のみセンサーサイズが大きく、手ブレ補正の方式も唯一センサーシフト式を採用していたが、今年は「iPhone 13 mini」を含む「無印」のiPhone 13と、「Pro」の名を冠するモデルでカメラ機能に差をつけてきた。
これにより、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxの差分は、純粋に画面の大きさだけになったというわけだ。
↑iPhone 13 Pro/Pro Maxはカメラを刷新
Proの名がつくiPhoneは暗所撮影が強いうえに、マクロ撮影、映画のような撮影などが可能に
iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxは標準広角カメラに、画素ピッチ1.9μmのセンサーを採用した。これまでのiPhoneでもっとも画素ピッチが大きかったのはiPhone 12 Pro Maxの1.7μmだったが、iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Maxはさらに大型化を進めている。
またレンズのF値もF1.5になり、暗所での撮影にさらに強くなった。
これに加えて、望遠カメラは焦点距離が変わり、35mm判換算で77mmに。これによって光学ズームは「iPhone 12 Pro」の2倍やiPhone 12 Pro Maxの2.5倍より高倍率な3倍になっている。さらに超広角カメラもF1.8になったうえに、新たにオートフォーカスが加わった。
Apple Watch Series 7のカラーは、アルミニウムモデルが、グリーン、ブルー、プロダクトレッド、スターライト、ミッドナイトの5種類。ステンレススチールモデルが、シルバー、グラファイト、ゴールドの3種類。さらに、チタニウムモデルが、自然色と、スペースブラックチタニウムの2種類となっています。また、Apple Watch Nike、Apple Watch Hermèsも発売されます。
なお、バンドは、既存のすべてのバンドに対応するということです。
↑アルミニウムモデルのカラバリ
↑ステンレススチールモデルのカラバリ
↑チタニウムモデルのカラバリ
↑Nikeモデルには、新たなデザインのバンドを採用
発売時期は今秋で、価格は、Apple Watch Series 7が399ドルから、Series 3が199ドルから展開すると発表がありましたが、日本円での価格は現時点で未発表となっています。
Apple Watchからトレッドミルへは身長・体重、心拍数などのデータが送られます。一方、トレッドミルからApple Watchへは、ランニングのペースや傾斜などの情報が送られます。Apple Watch側では、消費カロリーが計算され、それがトレッドミルへと送り返されてモニターに表示される仕組みです。
ユーフォリアでは、アスリート向けの体調管理システム「ONE TAP SPORTS」を提供しており、ラグビー日本代表を筆頭にバレーボール、テニスなどさまざまなスポーツで250以上のチームに導入されています。このシステムは、スマホやパソコンなどから利用できるクラウド上のソフトウェアで、選手のコンディションやトレーニング、食事データの管理などを行います。
まずは連絡手段としての活用。最新のApple Watch series 3には、通話・通信モバイル機能が搭載されているため、スマホを持たずにApple Watchだけで通話やメッセージの送受信ができます。スキーやスノボで滑っている間に家族や友人とはぐれてしまったというときにも、慌てず連絡が取れます。スマホを取り出して操作する必要もなくなるため、リフトからスマホを落とす心配もありません。
Apple Watchは皆川氏が最も期待する”キャッシュレス化”にも貢献します。スマホをかざすだけで支払いができるサービス「Apple Pay」を使えば利用者は現金を持ち歩く手間が省け、スマートに支払いができます。一方、店舗側は売り上げ状況の確認や分析が簡単にできるPOSレジアプリの「Airレジ」を使うことで、顧客や売上の管理がしやすくなるメリットがあります。