M3搭載の新型「MacBook Air」がデビュー! 海外の評価は?

アップルが新型ノートパソコン「MacBook Air」(13インチおよび15インチ)を発表しました。価格は13インチモデルが16万4800円(税込)〜、15インチモデルが19万8800円〜となっています。

↑海外メディアは高評価(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Airは、プロセッサに「M3」を採用。3nmプロセスで製造されたM3は、「M1」搭載のモデルより最大60パーセントも高速になったとうたわれています。最大18時間のバッテリー駆動時間も特徴。

 

新型のMacBook Airは、最大2台の外部ディスプレイと接続することが可能となりました。また、前世代より最大2倍速いダウンロード速度を実現した、Wi-Fi 6Eにも対応。その他の仕様は、前世代の「M2 MacBook Air」とほぼ同一です。

 

アップルのノートパソコンの中でも、コストパフォーマンスに優れているMacBook Airシリーズ。海外メディアの9to5Macは、「15インチMacBook Airは、いま最もおすすめできるMacだ」と非常に高く評価しています。一方、The Vergeには、「ベースモデルに16GBのメモリを搭載すべきという意見もわかるが、ウェブサーフィンやFace Time、動画や音楽視聴なら8GBのメモリでも実用的だ」というコメントが寄せられています。

 

軽くて薄く、長時間駆動が可能で、ますますパワフルになった新型MacBook Air。Macのノートパソコンの購入を検討している人は要チェックです。

 

M3搭載の新型「MacBook Air」がデビュー! 海外の評価は?

アップルが新型ノートパソコン「MacBook Air」(13インチおよび15インチ)を発表しました。価格は13インチモデルが16万4800円(税込)〜、15インチモデルが19万8800円〜となっています。

↑海外メディアは高評価(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Airは、プロセッサに「M3」を採用。3nmプロセスで製造されたM3は、「M1」搭載のモデルより最大60パーセントも高速になったとうたわれています。最大18時間のバッテリー駆動時間も特徴。

 

新型のMacBook Airは、最大2台の外部ディスプレイと接続することが可能となりました。また、前世代より最大2倍速いダウンロード速度を実現した、Wi-Fi 6Eにも対応。その他の仕様は、前世代の「M2 MacBook Air」とほぼ同一です。

 

アップルのノートパソコンの中でも、コストパフォーマンスに優れているMacBook Airシリーズ。海外メディアの9to5Macは、「15インチMacBook Airは、いま最もおすすめできるMacだ」と非常に高く評価しています。一方、The Vergeには、「ベースモデルに16GBのメモリを搭載すべきという意見もわかるが、ウェブサーフィンやFace Time、動画や音楽視聴なら8GBのメモリでも実用的だ」というコメントが寄せられています。

 

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驚愕! 中止報道の「Apple Car」、1兆5000億円のプロジェクトだった……

先日にプロジェクトの中止が報道された、Apple(アップル)の自動車開発プロジェクト「Apple Car(仮称)」。こちらに100億ドル(約1兆5000億円)もの資金が投入されていたことが、The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)により報じられています。

↑max.ku / Shutterstock.comより

 

長らくその存在が噂されていた、Apple Car。Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、Appleは10年以上Apple Carの開発に取り組んでいたものの、事業が成立しないと判断。同社で最高執行責任者(COO)を務めるJeff Williams氏が約2000人の従業員に対し、プロジェクトの中止を伝えたとされています。

 

New York Timesによれば、Appleは過去10年にわたり100億ドルもの資金をApple Carの開発に投じていたとのこと。社内の一部の社員はこのプロジェクトが最初から失敗する可能性が高いと疑っており、「Project Titan(プロジェクト・タイタン)」というプロジェクト名をもじって「The Titanic Disaster(タイタニック号の惨劇)」と呼んでいたそうです。

 

また2014年、AppleはTesla(テスラ)の買収の可能性について検討したものの、自社で自動車を製造するほうが理にかなっていると判断したそう。一方で、自動運転機能を備えた電気自動車は10万ドル(約1500万円)以上する必要があり、利幅は非常に薄く、競争が激しいことも予測されていました。

 

さらに、Apple Carには10年で4人ものリーダーがかかわり、プロジェクトが拡大したり縮小したりを繰り返したことも報じられています。最終的に、Appleは自律走行車のソフトウェアとアルゴリズムを開発できなかったそうです。プロジェクトの方向性の不透明さが招いた、Apple Carの失敗。Appleにとっては、手痛い教訓となりそうです。

 

Source: The New York Times via MacRumors

超レアなブラック「iPod Hi-Fi」が存在していた! 元Apple開発者がXに投稿

非常に珍しいブラックカラーの「iPod Hi-Fi」のプロトタイプとされる画像を、X(旧:Twitter)アカウントのJose Benitez Cong氏が投稿しています。

↑Jose Benitez Cong / Xより

 

iPod Hi-Fiは2006年2月に発売されたアンプ内蔵オーディオスピーカーで、本体上部の「Universal Dock」にiPodを差し込むことで、高品質な音楽再生を楽しむことができました。AC電源だけでなく乾電池でも駆動できるなど、なかなか便利な製品でしたが、2007年9月には販売が終了しています。

 

 

Jose Benitez Cong氏は2005年から2011年までApple(アップル)に勤務し、現在はHumaneで働いています。このブラックカラーのiPod Hi-Fiについては、「現存する唯一の黒いiPod Hi-Fiだろう」とのこと。かなりレアな一品のようです。

 

また、同氏は「当時のAppleでさえほとんどの人は、私たちがブラックのプロトタイプをいくつか作ったことを知りませんでした。私は、破壊されなかった唯一のものを手に入れたのだと思います」とXに綴っています。

 

現在Appleはスマートスピーカー「HomePod」を販売しており、将来は「iPad」と融合したスマートディスプレイ風の製品の登場も噂されています。そんな進化するHomePodを見ると、かつて販売されていた巨大なiPod Hi-Fiを思い出してしまうAppleファンは、私だけではないのかもしれません。

 

Source: Jose Benitez Cong / X via 9to5Mac

 

※Joseeは、アキュートアクセント付きが正式な表記です

次期iPhone SEのデザイン判明? Face IDにUSB-C、アクションボタンを確認

次期iPhone SE(iPhone SE 4)のCAD(設計図)のものとされる画像を、海外テックサイトの91Mobilesが掲載しています。

↑91Mobilesより

 

次期iPhone SEに関してはすでにさまざまな情報が登場しており、「iPhone 14」がベースとなることや、6.1インチの有機ELディスプレイの搭載が噂されています。また「Face ID」やアクションボタン、USB-Cポートも搭載されるようです。

 

今回公開された次期iPhone SEのレンダリング画像では、ノッチ型のFace IDが搭載されていることがわかります。本体サイズは147mm×71.5mm×7.7mmで、iPhone 14とほぼ同一です。背面にはシングルカメラが搭載され、カメラ突起はより大きくなっています。また、本体サイドと下部にはアクションボタンとUSB-Cポートが搭載されています。

 

これらの本体デザインは、次期iPhone SEがiPhone 14をベースとしていることを、強く裏付けているといえそうです。画面サイズが大きくなり刷新された次期iPhone SEは、かなりの売れ筋モデルとなりそうな予感です。

 

Source: 91Mobiles

マイクロLED版のApple Watch Ultraは登場せず!? キャンセルになったかも……

↑Appleより

 

将来のApple Watch Ultraへの「マイクロLED」ディスプレイの搭載がキャンセルされた可能性が、海外メディアのApple Insiderにより報じられています。

 

マイクロLEDディスプレイとは、微細なLEDをパネルの画素として利用する技術です。将来のApple Watch Ultraに同ディスプレイが搭載される可能性は何度も報じられてきたものの、その実現は2026年以降になるともされています。

 

Apple Insiderによれば、Apple Watch Ultra向けと思われるマイクロLEDの注文が、Appleらしき顧客からams Osramへとキャンセルされたとのこと。これにより、同社の株価は40%も下落しました。

 

Appleはams Osramと以前から関係があり、マイクロLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch Ultra 3」が登場する2025年には同社の収益が増加すると、2023年に報告されていました。ams Osramは関係を明らかにしていないものの、CEOのAldo Kamper氏は「非常にショックだ」と電話会見で述べています。

 

色の再現性などでメリットがある、マイクロLEDディスプレイ。一方でApple製品への搭載がなかなか進まないことから、その開発が難航していることも想定されていました。有機ELディスプレイの先にマイクロLEDディスプレイへとAppleが乗り換えを予定しているのか、今後が注目されます。

 

Source: Apple Insider

めっちゃ薄い! 次期iPad Proの設計図らしき画像が流出か

次期iPad ProのCAD(設計)デザインとされる画像が、海外ニュースサイトのMacRumorsに掲載されています。

↑MacRumorsより

 

次期iPad Proに関しては、13インチの有機ELを搭載。また本体がより薄くなるという情報も、何度か報じられてきました。さらに、「Face ID」カメラ位置の変更や、「MagSafe」によるワイヤレス充電への対応も噂されています。

 

今回公開された画像を見ると、次期iPad Proは現行モデルと比較して大幅に薄くなっていることがわかります。これは11インチモデルも13インチも共通で、本体の強度が若干心配なくらいの薄さです。

 

以前のリーク情報によれば、次期11インチiPad Proの厚みは5.1mm(現行モデルは5.9mm)、次期13インチiPad Proの厚みは5.0mm(現行モデルは6.4mm)になるとされています。より大型な13インチモデルの方が、11インチモデルよりも薄くなるのは興味深いです。

 

より深い黒の表現やコントラストの向上、消費電力の削減が見込まれる、有機ELディスプレイ。次期iPad Proでは「本体の薄さ」という意味でも、有機ELディスプレイの採用が大いに貢献しそうです。

 

Source: MacRumors

M3 iPad ProやMacBook Air、iPad Airに期待! アップル新製品は今週発表かも

Apple(アップル)が今週にも新製品を発表するとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleから発表される可能性があるのは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」「次期MacBook Air」の3モデル。それ以外にも、「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」が登場するかもしれません。それぞれの製品の詳細は、以下のとおりです。

 

次期iPad Pro:M3チップと横向きのフロントカメラ、有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。背面のカメラ突起のデザインも変更され、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応します。

次期iPad Air:12.9インチモデルが登場し、M2チップを搭載。

次期MacBook Air:15インチ/13インチモデルがM3チップを搭載

次期Magic Keyboard:筐体の一部がアルミニウム製になり、トラックパッドも大型化

次期Apple Pencil:詳細不明

 

またこれらの製品だけでなく、「iPhone 15/15 Plus」の新色や、「Apple Watch」の新色バンドが登場する可能性もあるようです。

 

興味深いことに、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、Appleの新製品はイベントではなくプレスリリースで発表されると伝えています。これだけのたくさんのプロダクトが登場するとすれば、どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。

 

Source: MacRumors, Bloomberg

M3 iPad ProやMacBook Air、iPad Airに期待! アップル新製品は今週発表かも

Apple(アップル)が今週にも新製品を発表するとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑Den Rozhnovsky / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、Appleから発表される可能性があるのは「次期iPad Pro」「次期iPad Air」「次期MacBook Air」の3モデル。それ以外にも、「次期Apple Pencil」や「次期Magic Keyboard」が登場するかもしれません。それぞれの製品の詳細は、以下のとおりです。

 

次期iPad Pro:M3チップと横向きのフロントカメラ、有機ELディスプレイを搭載し、本体は薄型化。背面のカメラ突起のデザインも変更され、「MagSafe」によるワイヤレス充電に対応します。

次期iPad Air:12.9インチモデルが登場し、M2チップを搭載。

次期MacBook Air:15インチ/13インチモデルがM3チップを搭載

次期Magic Keyboard:筐体の一部がアルミニウム製になり、トラックパッドも大型化

次期Apple Pencil:詳細不明

 

またこれらの製品だけでなく、「iPhone 15/15 Plus」の新色や、「Apple Watch」の新色バンドが登場する可能性もあるようです。

 

興味深いことに、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、Appleの新製品はイベントではなくプレスリリースで発表されると伝えています。これだけのたくさんのプロダクトが登場するとすれば、どれを買えばいいのか迷ってしまいそうです。

 

Source: MacRumors, Bloomberg

次期iPad ProはM4チップ、iPad miniはA17 Pro搭載? 16機種のアップル未発表製品につきチップ情報がリーク

今後アップルは新型iPadやiPad Air、iPad miniを発売すると予想されていますが、どのようなチップを載せるのか明らかではありません。

↑アップル未発表製品のチップが明らかに?

 

そんななか、16機種もの未発表アップル製品につき、搭載チップに関するリーク情報が発見されました。

 

アップル関連情報サイトMacRumorsは、「アップルの計画に関する正確な情報をシェアしてきた」実績ある個人アカウントがX(旧Twitter)に投稿した技術情報を発見したと述べています。

 

まず、A14 Bionic、A17 Pro、M2チップを搭載した8つのアップル製デバイスがリストにあり。その内訳はA14とA17 Proが2台ずつ、M2デバイスが4台だったそうです。以下、MacRumorsは次のように推測しています。

 

  • A14 Bionic:第11世代iPad(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)。もっとも、現行の第10世代iPadもA14 Bionicを搭載しているため、噂のディスプレイを搭載したHomePodの可能性もある
  • A17:第7世代iPad mini(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)。これはA17 Proチップか、そのバリエーションかも
  • M2:新型10.9インチ/12.9インチiPad Air(Wi-FiモデルおよびWi-Fi+Cellularモデル)

 

現行の第7世代iPad miniは、A15 Bionicチップを搭載しています。次期モデルではA16 Bionicを搭載する可能性が高いと思われていましたが、もしもA17 Proであれば、大幅なアップグレードとなりそうです。

 

また、次期「iPhone 16」シリーズと思しき4つのモデルと、11インチ/13インチの次期iPad Proらしきモデル(Wi-FiモデルよびWi-Fi+Cellularモデル)の合計8機種もあり。それぞれに搭載される、2つの未発表チップの識別子もあったそうです。

 

まず、次期iPad Proには識別子の並びから「M4」チップが搭載される可能性が浮上。これまで次期iPad Proは3月末に発売され、アップルが最新のMacBook Proに採用したM3チップを搭載すると噂されたことから、本当であれば予想外のことです。

 

また今回の情報源は、iPhone 16シリーズの全モデルは同じ「A18」チップを搭載すると示唆。これは著名アナリストの予想とも一致しています

 

より具体的には、全モデルとも基本的には同じチップを搭載。ただし「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」向けには「A18 Pro」というブランド名にする可能性が高いとのこと。その一方、標準モデル「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」向けの「A18」チップは、差別化のために一部のモジュールを無効化するかもしれないようです。

 

次期iPad ProがMacBook Pro以上のM4チップを搭載するとは考えにく感もありますが、A17 Pro搭載の高性能な新型iPad miniは期待したいところです。

 

Source:MacRumors

iOSの日記アプリ「ジャーナル」で、「日記が長続きしない」というお悩みを解決! 【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「日記アプリ「ジャーナル」で三日坊主を克服する」です。

 

 

突然ですが、日記を毎日書こうと決めたものの、書くことが思いつかなくて三日坊主になってしまった経験はありませんか? そんな人におすすめしたいのが、iOS 17.2から標準アプリに加わった「ジャーナル」です。「ジャーナル」は一言でいえば“日記アプリ”に分類できますが、既存の日記アプリとは異なり、iPhoneで撮影した写真や「ミュージック」で聞いた音楽などがAIによってトピックとして提案されるんです。そのため、日記を書き始めるときに「書くことが思いつかない!」と悩むことがありません。さっそく、使い方を見ていきましょう。

 

「ジャーナル」を開き、画面下部の[+]をタップ。すると最上部に[新規エントリー]というボタンが表示されます。ここをタップすると白紙の状態から書き始められますが、今回は[モーメントを選択して書く]の候補から選んでみましょう。

 

[モーメントを選択して書く]には[おすすめ]と[最近]の2項目があります。[おすすめ]では、位置情報や写真、「ミュージック」で聴いた曲などがAIによってトピックとして提案されるほか、自分の内面を見つめるための[振り返り]という項目が用意されています。対して[最近]では、それらのトピックが日付順に並んで表示されます。

 

候補を選び、[書き始める]をタップすると、提案されたメディアが上部に並び、サムネイルの並び順はドラッグ&ドロップで入れ替えられます。メインの画面では、先頭のメディアがもっとも大きく表示されるので、より強調したいものを先頭にしましょう。

 

また、日記には、写真や音声などを追加できるほか、文章の入力欄には毎回さまざまな質問が表示されます。これに答えて書き進めるのはもちろん、自分なりに書くのもよいでしょう。

 

書くことが思いつかなくても、こうして「ジャーナル」から提案されるトピックを活用すれば、継続して日記を続けられそうですね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

iPhone15Pro・ProMaxで夜景撮影に成功するには?望遠レンズの活用や構図の決め方など夜景写真家が解説

新シリーズが発売されるとともに、カメラ機能にも注目が集まるiPhone。2023年9月に発売された「iPhone 15」シリーズのカメラ機能や撮影方法を「進化したポートレートモードをどう使いこなす? 写真家が教える「iPhone15」シリーズ撮影術」で紹介しましたが、今回は少しレベルを上げて、iPhone 15シリーズを使った夜景撮影術を解説します。

 

夜景撮影に有効なカメラ機能から、専門家が重視している夜景撮影のポイントまで、夜景写真家の中村勇太さんに教えていただきました。

 

 

iPhone 15シリーズのカメラ機能をおさらい

 

年々進化しているiPhoneのカメラ機能。撮影する前に、iPhone 15シリーズのカメラ機能をおさらいしておきましょう。

 

iPhone 15シリーズの最大の特徴は、望遠カメラが優れていること。「iPhone 15 Pro」は光学3倍の望遠カメラ、「iPhone 15 Pro Max」には光学5倍の望遠カメラが搭載されています。これにより、遠くから被写体を撮影した場合でも高画質な写真が撮れるようになりました。

 

「iPhone 14シリーズのProとPro Maxでは、カメラ機能に差はありませんでした。ですが、iPhone 15シリーズの場合は違いがあるので、よりカメラ機能にこだわりたい方はPro Maxを選ぶなど、選択できるようになったのがいいですね」と評価する中村さん。

 

「Pro Maxに搭載されている光学5倍の望遠カメラには、一眼レフでいうところの120mmレンズが使われています。ほかには、13mmの超広角カメラ、24mmの広角カメラ、以上3つのカメラが搭載されています。2倍望遠(48mm)も加えて、『超広角』『広角』『2倍望遠』『5倍望遠』の4段階をワンタップで切り替えられる点も魅力です。ちなみに、48mmのカメラはついていませんが、最大4800万画素の高解像度カメラを高度なデジタル技術で2倍望遠にしています。これにより、2倍望遠にしても画質が荒れることなく、高い解像度で撮影することができます」(夜景写真家・中村勇太さん、以下同)

 

iPhone15 Pro Maxでは、「5×」をタップすると、簡単に光学5倍の望遠カメラに切り替えられます。

 

ほかにも、被写体を認識すると自動で「ポートレートモード」に切り替えてくれるのもiPhone 15シリーズならでは。背景のボケ感も幅広く設定ができ、まるで一眼レフで撮影したような写真になります。

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮影前に設定を確認しよう!

撮影する前に、カメラ機能をデフォルトから自分好みに設定しておくのも大事なポイントです。iPhone 15シリーズで設定しておくと便利な機能を教えていただきました。

 

1.「アクションボタン」をカスタマイズする

「iPhone 15シリーズのProとPro Maxでは、側面のアクションボタンを好きなアプリに設定できるようになりました。従来のiPhoneシリーズですと、着信音のON・OFFを切り替えていたボタンです。ここを『カメラ』に設定しておくことで、画面OFFの状態や別のアプリを開いているときでも、すぐにカメラに切り替えられます。頻繁に撮影される方はカメラに設定しておくといいでしょう」

 

アクションボタンはカメラのほかにも、集中モードやボイスメモ、翻訳、ショートカットなどに設定することができます。

 

【設定方法】
設定アプリ→「アクションボタン」→「カメラ」を選択。

 

2.4800万画素&「Apple ProRAW」での撮影には、事前の設定を

「もう一つ、iPhone 15 ProおよびPro Maxを使い、最高解像度である4800万画素の写真を撮る際は、あらかじめ設定が必要です。何も設定しない状態だと、1200万画素で撮影されます。ですが、Apple独自の『Apple ProRAW』という形式で保存することで、4800万画素の写真を撮ることができるのです
iPhoneには自動で写真を調整し、HEICやJPEG形式に圧縮して保存する機能が備わっています。これにより、容量の軽い写真データを保存しておくことができますが、調整・圧縮が行われることで写真の品質は落ちてしまいます。ProRAWに設定しておくことで、調整や圧縮を行う前の状態で写真が保存されます。その分、容量は重くなりますが、高品質のまま保存できるのです。
ただし、ProRAW形式のまま保存し続けるとiPhoneの容量がいっぱいになってしまうので、必要に応じて切り替えるといいでしょう」

 

「ProRAWに設定すると、撮影画面の右上に表示が出ます。タップするとON・OFFの切り替えができるので便利です」

 

【設定方法】
最大4800万画素・ProRAW形式の場合……
設定アプリ→カメラ→フォーマット→「ProRAWと解像度コントロール」をON→「プロデフォルト」を「ProRAW(最大)」に設定。

※「プロデフォルト」を「ProRAW 12MP」にすると、最大画素数を1200万画素に抑えて撮影できます。

 

iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

3.ガイドを設定し、構図を決めやすくする

「あとは基本的なところで、『グリット」と『水平』といったガイド機能もONにしておきましょう。構図を決めるのにガイドがあった方が便利です」

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「グリット」と「水平」をONにする。

 

プロが撮影するような
きれいな夜景写真を撮影する秘訣は?

設定が完了したら、夜景撮影に挑戦してみましょう。「夜景は目で見るととても美しいのに、撮影するとなんだかイマイチ……」と感じていた人でも、プロのようにきれいに撮るコツはあるのでしょうか?

 

1.画角に光を集めること

「夜景撮影で大切なのは、なるべく構図の中に明るい被写体を集めることです。iPhone 15シリーズのカメラが高性能といっても、明かりが少ない場所では画質の荒い写真になってしまいます。なぜかというと、明るさが十分でない場所では、iPhoneはISO感度を自動で上げるからです。ISO感度が上がれば明るく撮影できますが、その反面、粗さが出てしまいます。ですから、なるべくISO感度を上げないように明かりを集めた構図で撮影するのがポイントです」

構図の中に明るい場所を多くすることで、高画質のまま夜景を撮影できます。

 

・「ナイトモード」も知っておこう

かなり暗い場所では、iPhoneが自動的に判断してナイトモードが使われます。ナイトモードによって、暗所でも明るく撮影することができます。

 

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

 

2.メリハリをつけた構図にする

「構図の中に明かりを多く入れるメリットは、ほかにもあります。例えば、何もない夜空を構図に多く入れるよりも、きらびやかなビルの明かりや、明かりが反射した水面を入れてみてください。美しい一枚に仕上がるはずです」

 

空や水面など、暗くて何もない部分が多いとぼやけた印象に。

 

ビル明かりや水面に映った光など、要素が多く入ることで印象的な夜景写真に仕上がります。「川沿いであれば橋を入れてみるのもおすすめです。奥行きが出て動きのある写真になりますよ」

 

3.望遠カメラを活かして構図を決める

「構図を決める際に活躍するのが、光学3倍または5倍の『望遠カメラ』です。イルミネーションを撮る際、イルミネーション全体を撮った方がいいか、それとも景色の一部分を切り取った方がいいかなど、構図を練る際にカメラを切り替えて画角を決めていくといいと思います。
一昔前のスマートフォンには複数のカメラが付いていなかったため、デジタルズームで拡大していました。ですが、デジタルズームで拡大すると粗さが目立ってしまうため、きれいに撮るためにズームしない方がよかったんです。その点、iPhone 15のProやPro Maxは、光学の望遠カメラが搭載されているので、粗さが出る心配がなくなりました。積極的に使いたい機能ですね」

 

24mmの広角カメラで撮影。きらびやかな街の雰囲気が分かる一枚。

 

同じ場所で光学5倍の望遠カメラを使って撮影。イルミネーションの並木道がフォーカスされ、上の画像と印象の異なる写真になりました。

 

4.ピントを合わせることを忘れずに!

「画面をタップするとピントを合わせることができます。この時、タップした部分を基準に露出設定も行われています。夜景やイルミネーションを撮影する際に、光がぼやけてうまく撮れないという方は、タップしてピントを合わせる習慣をつけてみてください。あとは、両手でしっかりと持ち、ブレないようにすることも大切です」

 

ピントを合わせたいところをタップすると、露出量を調整するマークも一緒に出てきます。

 

5.こんな写真も面白い! 光の反射を活かした夜景写真を撮るには

「光を反射するものを使えば、少し変わった写真が撮影できます。例えば、人工大理石のようなつるつるした素材のベンチや床、水たまりなどがあればカメラを近づけてみてください。反射部分が広く映り込み、光がたくさん入ったきれいな写真が撮れますよ」

 

よくある構図の写真も、手前にあるベンチにカメラを近づけてみると……。

 

ベンチに光が反射して、美しい一枚が撮れました。

 

夜景撮影のプロが撮りたくなる
おすすめの夜景とは?

夜景撮影を専門に活動されている中村さんは、国内外のさまざまな夜景スポットを撮影してこられました。夜景を熟知されている中村さんが、思わず撮影したくなる夜景とは?

 

「その時、その瞬間にしか見ることのできない夜景を撮影するのが好きですね。最近よく撮影しているのは、富士山の夜景です。夜景といっても、暗くなりきらない夕暮れ時の景色を撮影しています。東京や神奈川でも天候がよければ、ビルの隙間から見える富士山が撮影できるんです。冬は空気が澄んでいるので、富士山もよく見えるんですよ。
ほかの季節では、夏は花火が上がる夜空を撮影したり、梅雨の時期は雨が降っている様子も入れながら撮影しています。日中には撮れないような幻想的な写真を一瞬一瞬切り取っていくのが、夜景撮影のおもしろさだと思います」

 

とくに素敵に撮れたという夜景写真は、冬に訪れた北海道札幌市の藻岩山で撮影した一枚。「札幌市街に積もった一面の雪に札幌市内の街の明かりが反射して、とても幻想的な写真が撮れました」

 

 

プロの機材はなくとも、iPhone 15 ProやPro Maxの力を借りれば、プロ顔負け(?)の雰囲気ある夜景が撮れるはず。ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

Profile

夜景写真家 / 中村勇太

夜景情報サイト「夜景FAN」の運営や夜景コンテンツの提供、各種メディアでの夜景企画監修など、「夜景×撮影」を軸に活動する夜景撮影の専門家。2016年には夜景オフィス株式会社を設立。台湾での夜景取材も行っており、2022年には台湾情報サイト「もっと台湾」をリリース。撮影だけでなく、自社メディアの開発・運営のノウハウを活かし、Webサイト制作や運用のサポートなども手掛けている。
「夜景FAN」

 

アップルは生成AIで新境地を開く……株主総会でティム・クックCEOがコメント

Apple(アップル)のTim Cook(ティム・クック)CEOは年次株主総会にて、同社は2024年に生成(ジェネレーティブ)AIで「新境地を開拓する」と述べました。

↑Appleより

 

AppleとAIの関わりについては、「iOS 18」や「iPhone 16」「次期Mac」にて、AI機能が大幅に強化されるとも噂されています。また、中止された電気自動車開発プロジェクト「Apple Car(仮称)」の開発メンバーも、AI関連事業に配置転換されるようです。

 

Cook氏はAppleの生成AIへの注力について、「ユーザーにとって革新の機会が開かれると信じている」と語っています。なお、具体的にどのような機能やサービスが提供されるのかには触れられていません。

 

一方で株主総会を前に、大株主がAppleへのAIツールの使用に関する開示を迫る動きもありました。しかし総会では、AIの透明性に関する報告書を求める提案は否定されたと報じられています

 

Apple Carのプロジェクトを切り捨て、AI事業への注力をすすめるApple。まずは今年リリースされる「iOS 18」にて、どのような便利なAI機能が搭載されるのかに注目したいものです。

 

Source: Financial Times via MacRumors 1, 2

来年のiPhone 17/17 Plusは「ProMotion」や常時表示画面に対応?

2025年の登場が予想される「iPhone 17」「iPhone 17 Plus」が、「ProMotionテクノロジー」と「常時表示ディスプレイ」に対応するとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑Urbanscape / Shutterstock.comより

 

ProMotionテクノロジーでは、画面のリフレッシュレートを最大120Hzにまで高めることで、スムースな操作感を実現。また常時表示ディスプレイでは、画面をオフにした状態でも時計や通知を表示することができます。現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は、どちらにも対応しています。

 

The Elecによれば、今年の「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」では、「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」と同じ「LTPS」パネルが採用されるとのこと。つまり、ProMotionテクノロジーや常時表示ディスプレイには対応しません。一方でiPhone 17/17 Plusは「LTPO」パネルを搭載し、ProMotionテクノロジーと常時表示ディスプレイが利用できるのです。

 

また楽しみなことに、iPhone 17/17 Plusでは画面サイズが6.27インチ/6.86インチに大型化するとの情報もあります。画面が大きくなり新技術に対応するiPhone 17/17 Plusは、かなり「買い」なモデルになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

アップル、新型iPadやMacBook Air発売を準備? 「未発表または未発売の製品」に関する社内サポート文書を更新か

アップルは今年3月末、有機ELディスプレイ搭載iPad Proや12.9インチiPad Air、M3搭載MacBook Airなど新製品を一挙に発表すると噂されています。

↑いよいよ新型MacやiPadが登場か

 

そんななか、アップルが「未発表または未発売の製品」に関する社内サポート文書を更新したと米MacRumorsが報じています。

 

この文書は、未発表の製品やサービス、あるいは発表されたもののまだ発売していない製品に関して、お客からの質問にどのように対応すべきかを、アップルのサポート担当者に知らせるものです。

 

この文書の変更履歴を確認すると、2月27日の日付で「再構築され、最適化された」そうです。ただし、具体的にどのように中味が書き換えられたか、何が追記されたかは明らかではありません。

 

すでに新型iPadやMacBookに関する噂は次々と届けられており、どんなハードウェアになるのかはほぼ判明している印象もあります。

 

まず次期iPad Proは、より明るく鮮やかな有機ELディスプレイを搭載することが有力視されています。ほか、最新Macと同じM3チップやiPhoneのようなMagSafeワイヤレス充電、前面カメラは横向きになるといったところです。

 

また新型iPad Airは、これまでの10.9インチモデルのほか、より大型の12.9インチモデルも追加。デザインは現行モデルとあまり変わらないものの、M2チップ搭載が予想されています

 

そして13インチと15インチMacBook Airは、どちらも現行のM2チップからM3チップに更新され、処理能力が向上しつつ、ゲームでのグラフィック性能も大幅に改善すると見られています。

 

昨年(2023年)はiPadの新型が1つも出なかっただけに、そちらに大きな注目が集まるかもしれません。

 

Source:MacRumors

Apple Carプロジェクトは完全キャンセル? 従業員2000人にプロジェクト中止が伝えられたとの報道

Apple(アップル)が電気自動車の開発プロジェクトを中止したことが、Bloomberg(ブルームバーグ)により報じられています。

↑withGod / Shutterstock.comより

 

Appleが電気自動車(あるいは自動運転車)を開発していることは2014年から継続的に報じられており、革新的な「Apple Car(仮称)」の登場が期待されていました。一方で、今年1月にはプロジェクトがスケールダウンされ、早ければ2028年には車両が発売されるとも伝えられていました。

 

今回のBloombergの報道によれば、Appleは10年以上前からApple Carの開発に取り組み、数百万ドル以上をプロジェクトに投じたものの、事業が成立しないと判断。同社で最高執行責任者(COO)をつとめるJeff Williams氏が約2000人の従業員に対し、プロジェクトの中止を伝えたというのです。

 

これによりApple Carの開発は終了し、同プロジェクトに関わっていたメンバーはAppleの人工知能部門に移り、AIチームのJohn Giannandrea氏の下でジェネレーティブ(生成)AIに取り組むことになります。また、ハードウェアエンジニアやカーデザイナーにたいしては、配置転換やレイオフが予定されています。

 

紆余曲折を経て、残念ながら世に出ることはなかったAppleの電気自動車プロジェクト。その問題点はコンセプトの不明瞭さだとも、あるいはリーダーが何度も交代させられたのが原因だとも噂されています。Apple Carの人員が人工知能部門にに再配置されるのは、AI全盛な世相を反映しているともいえそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

まもなく配信のiOS 17.4、バグが一挙に修正! 「ビデオ会議中にピースサインで紙吹雪が暴発」もなくなりそう

アップルは3月にはiOS 17.4を正式に配信する予定です。これは公式に予告していることですが、なぜかといえばEUのデジタル市場法(DMA)に準拠する必要があり、期限が決まっているからです。

↑iOS 17.4はまもなく配信

 

そしてアップルは今週初め、iOS 17.4 RCを開発者及びベータテスト参加者向けに配信しました。このRCとは「Release Candidate(リリース候補版)」の略で、特に問題がなければ、このままの形で正式配信されるバージョンです。

 

それに伴いiOS 17.4のリリースノート全文も公開され、追加される新機能や、修正されるバグが明らかにされました。以下、そのリストです(一般ユーザーに関係が薄いものや、日本では利用不可なものは除く)。

 

  • 音楽認識機能により、Apple Musicのプレイリストやライブラリ、Apple Music Classicalに認識した曲を追加できるように
  • Siriに新しいオプションが追加され、受信したメッセージをサポートされている言語で読み上げ可能に
  • 「盗難デバイスの保護」において、すべての場所でセキュリティを強化するオプションが追加
  • iPhone 15シリーズ全モデルで、バッテリーのサイクル数、製造日、初回使用日が「設定」の「バッテリー残量」に表示される
  • 電話番号の識別機能では、アップルが確認した企業名、ロゴ、部署名が表示される
  • 「探す」アプリで連絡先の写真が空白になることがある問題を修正
  • デュアルSIMを使っている場合、電話番号がプライマリ(主回線)からセカンダリ(副回線)に変更され、メッセージを送ったグループに表示される問題が修正

 

また、一時注目を集めていた「ビデオ通話アプリでリアクション機能が暴発する」問題にも対応。アプリ開発者がデフォルト動作を無効に設定可能になる(一律に無効になるのではなく、開発者がアプリ毎に無効にできる)ことも確認されました。

 

これまでiOS 17、iPadOS 17、macOS Sonomaでは、FaceTimeやZoomなどビデオ通話アプリで通話中にハンドジェスチャーをすると、どのアプリでも3Dエフェクトが出てしまいました。そのため、マジメな会議中に恥ずかしい瞬間が生じていたわけです。

今後は安心して、ビデオ会議で身ぶり手ぶりを使うことができそうです。

 

Source:9to5Mac,Apple

Apple Arcadeには「死のにおい」が漂う! ゲーム開発者の悲痛な叫びとは?

アップルのゲーム配信サービス「Apple Arcade」の将来性に懸念を抱く開発者のインタビューが、mobilegamer.bizに掲載されました。

↑未来はない?

 

Apple Arcadeとは2019年にスタートしたゲーム配信サービスで、定額(月額900円/年額6000円)を支払うことで、200本以上のゲームが遊び放題となります。ゲームには広告や追加の課金がなく、自分以外の5人とサブスクリプションを共有できるのも特徴です。

 

しかし、mobilegamer.bizの取材に応じた、ある開発者によれば、Apple Arcadeの周辺には「死のにおい」が漂っているそう。

 

同開発者は「トップにはゲームに対する情熱と敬意が必要だが、それがない」と指摘し、「音楽やテレビに投資するのと同じようにApple Arcadeに価値を見出し、投資しているとは思えない」と述べています。

 

mobilegamer.bizの記事では、Apple Arcadeからゲームディベロッパーへの支払額は数年前から減少しており、2020年10月からは顕著に減少していると言われています。支払いには契約一時金と、プレイごとの「ボーナスポール」の2つがありますが、この計算方法も不透明とされているのです。

 

また、シナリオが短いゲームやプレミアムインディーズタイトルは、長期的にインストールされるタイトルよりも収益が少なくなるようです。

 

アップルは2021年4月にApple Arcadeを再起動し、多数のプロジェクトをキャンセルしました。鳴り物入りで登場した同社のゲーム配信サービスに未来があるのかどうか、今後が注目されます。

 

Source: mobilegamer.biz via MacRumors

Apple Arcadeには「死のにおい」が漂う! ゲーム開発者の悲痛な叫びとは?

アップルのゲーム配信サービス「Apple Arcade」の将来性に懸念を抱く開発者のインタビューが、mobilegamer.bizに掲載されました。

↑未来はない?

 

Apple Arcadeとは2019年にスタートしたゲーム配信サービスで、定額(月額900円/年額6000円)を支払うことで、200本以上のゲームが遊び放題となります。ゲームには広告や追加の課金がなく、自分以外の5人とサブスクリプションを共有できるのも特徴です。

 

しかし、mobilegamer.bizの取材に応じた、ある開発者によれば、Apple Arcadeの周辺には「死のにおい」が漂っているそう。

 

同開発者は「トップにはゲームに対する情熱と敬意が必要だが、それがない」と指摘し、「音楽やテレビに投資するのと同じようにApple Arcadeに価値を見出し、投資しているとは思えない」と述べています。

 

mobilegamer.bizの記事では、Apple Arcadeからゲームディベロッパーへの支払額は数年前から減少しており、2020年10月からは顕著に減少していると言われています。支払いには契約一時金と、プレイごとの「ボーナスポール」の2つがありますが、この計算方法も不透明とされているのです。

 

また、シナリオが短いゲームやプレミアムインディーズタイトルは、長期的にインストールされるタイトルよりも収益が少なくなるようです。

 

アップルは2021年4月にApple Arcadeを再起動し、多数のプロジェクトをキャンセルしました。鳴り物入りで登場した同社のゲーム配信サービスに未来があるのかどうか、今後が注目されます。

 

Source: mobilegamer.biz via MacRumors

腐ったバナナみたい! iPhone 15の「ファインウーブンケース」にまたもやダメ出し

「iPhone 15」シリーズとともに登場した公式ケース「ファインウーブンケース」について、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のJoanna Stern記者が手厳しい評価を下しています。

↑またも厳しい意見が…

 

ファインウーブン素材について、アップルは「耐久性に優れたマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触です。環境にも配慮して作られており、再生素材を68%使用することで、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減しています」と説明していますが、一方でその外観や質感については批判も集まっていました。

 

Stern記者は「iPhone 15 Pro Max」のファインウーブンケースを5か月使用したところ、「端は剥がれ、表面は古いCDのように傷つき、腐ったバナナのように茶色くなった」とのこと。「国際安全衛生センター(CDC)が私の家に来て、生物医学的懸念があると宣言するのを待っている」とまで皮肉っているのです。

↑掲載されたJoanna Stern記者のケース(画像提供/THE WALL STREET JOURNAL)

 

アップルのサポート文章を見ると、ファインウーブンケースのクリーニングに関するアドバイスとして、「通常の使用で繊維が圧縮されるため、時間の経過とともに素材が異なって見えたり、摩耗が目立つことがあります」と明かしています。

 

ケースにもプレミアムな質感を望むなら、別素材を選択したほうがいいのかもしれません。

 

Source: Joanna Stern / THE WALL STREET JOURNAL

「iPhone 16 Pro」、光学5倍ズーム搭載の可能性が高まる!

次期「iPhone 16 ProおよびPro Max」に光学5倍ズームが搭載されると台湾のリサーチ会社・TrendForceが報告しています。

↑iPhone 16 Proのズーム性能は上がりそう

 

このような情報は以前から報告されていましたが、TrendForceによれば、iPhone 16 Proはテトラプリズムレンズを搭載することで、光学5倍ズームが可能になるとのこと。同モデルは画面サイズが6.3インチに大きくなるので、大型なテトラプリズムレンズの搭載が可能になるようです。

 

なお、現行モデルのiPhone 15 Proは光学3倍カメラを、そしてiPhone 15 Pro Maxは光学5倍ズームを搭載しています。

 

iPhone 16 Proの望遠カメラが強化される一方、上位モデルのiPhone 16 Pro Maxでは広角(メイン)カメラに、より大きなイメージセンサーが搭載されるとのもありました。iPhone 16シリーズでも、最高のカメラ撮影体験をするにはMaxモデルを選択する必要がありそうです。

 

Source: TrendForce via MacRumors

そろそろ出る? 新型「iPad Air」の噂を一挙におさらい

アップルは2023年、iPadの新モデルを1つも投入しませんでした。そのため、今年3月にはiPad ProやiPad Airの後継機を発表すると予想されており、すでに多くのリーク情報が届けられてきました。そうしたiPad Airに関する予想の数々を、アップル関連情報サイトのMacRumorsがまとめて振り返っています。

↑そろそろ新モデルが出そうなiPad Air

 

サイズとデザイン

現行モデルと同じ、10.9インチiPad Airの登場は確実視されていますが、今回初めて1モデルではなく2モデルを投入する可能性が高まっています。すなわちiPad Proと同じく、2つのサイズでリリースするというわけです。

 

具体的には10.9インチが小さいほうとなり、大きいほうは12.9インチと見られています。つまり、現行の12.9インチiPad Proと同じサイズですね。

 

両モデルとも現行と同じく、ベゼルが薄く、全画面デザインで、角が丸みを帯びたアルミニウム製筐体を採用すると予想されています。もっともProよりはベゼルは分厚く、その点での差別化は続きそうです。

 

12.9インチiPad Airの予想CG画像もリーク済み。背面カメラ周りはレンズとLEDフラッシュがひとまとめにされ、縦長に盛り上がるデザインとなっているようです。

 

M2かM3

現行モデルはM1チップを搭載していますが、次期モデルではM2かM3のどちらかを採用すると予想されています。

 

このうちM2チップは2022年に初登場したもので、ほぼ2年が経過。とはいえ、最新のM3チップは製造コストが高く、iPad Proより価格を抑えるためにも、M2チップを採用する可能性が高そうです。

 

BluetoothとWi-Fi

最近のアップル製品はBluetooth 5.3を採用しているため、新型iPad Airでも同じ仕様になることが期待できます。Bluetooth 5.3は周辺機器との接続が安定するだけでなく、電力効率も良くなり、バッテリー持ちにも貢献するでしょう。

 

Wi-Fi 6E対応も予想されており(現行機はWi-Fi 6)、より高速な6GHz Wi-Fiネットワークに接続できるようになりそうです。

 

価格

現行の10.9インチiPad Airは米国価格が599ドル~(約9万円※)であり、新モデルも同じ価格になる可能性が高いでしょう。

※1ドル=約150円で換算(2024年2月28日現在)

 

かたや12.9インチは、10.9インチより200ドル高くするのが理に叶っており、799ドル~(約12万円)になるかもしれません。なぜ差額が200ドルと推定されるかといえば、以前のiPad Proで12.9インチと11インチの価格差(どちらも通常の液晶ディスプレイを採用していた時代)が200ドルだったためです。

 

ただし、最近は円安が進んでいるため、両モデルとも現行モデルより国内価格が大幅に高くなることもあり得そうです。

 

発売日

アップルの社内情報に詳しいブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、iPadの新モデルは3月~4月にかけて発売されると何度も述べており、最新のニュースでも3月末の発売を示唆していました。

 

アップルは3月頃に新製品発表イベントを開催することが多いため、そろそろ公式の予告アナウンスがあるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

iOS 18はデザイン変更だけでなく、AIを活用した機能も多数追加に? macOS刷新は2025~2026年かも

今年の「iOS 18」ではデザイン変更が予定されているものの、「macOS」の刷新は1~2年先になるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑Poetra.RH / Shutterstock.comより

 

iOS 18のデザインが変更されるという情報は以前にも報じられており、以前にThe Verifierは「visionOS風の半透明デザインが採用される」と報じていました。それだけでなく、AI(人工知能)を活用した機能も多数追加されるようです。

 

今回のBloombergの報道では、やはりiOS 18が「visionOSにインスパイアされたデザイン要素をいくつか採用する」と伝えています。ただし、visionOSを全面的に反映するわけではないようです。そして、早ければ今年中にiOSのデザインをアップデートするためにAppleが動いているとしています。

 

一方でmacOSに関しては、2025年か2026年にリリースされる同OSのデザイン変更における、初期段階にAppleが着手していると報じています。これは、2020年にリリースされた「macOS Big Sur」に続く大幅なデザイン変更となるようです。

 

Appleは毎年、6月に開催する開発者向け会議「WWDC」にて、次期iOSやmacOSの概要を説明します。今年のWWDCでは、iOS 18の刷新の内容に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPadとHomePodの合体スマートディスプレイ、早ければ2025年に発売かも

iPadのようなディスプレイを搭載した「HomePod」が早ければ2025年にも登場するとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑MacRumorsより

 

AppleがiPadとHomePodを合体させたような製品を開発してるのは以前から報告されており、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は「7インチディスプレイを搭載したHomePodが2024年初頭に登場する」と報告していました。またこの製品は「tvOS」をベースとして開発しているようです。

 

Gurman記者によれば、Appleは海外サプライヤーと協力し、ディスプレイを搭載したHomePodの初期作業を開発したとのこと。発売が間近に迫っていると考える証拠はないものの、この計画がすすめば早ければ2025年にも製品が発売されるというのです。

 

また、AppleはHomePodと「Apple TV」「FaceTimeカメラ」を組み合わせたデバイスや、壁にマグネットで取り付けられるiPadのようなスマートディスプレイも検討しているとのこと。しかし、これらの製品が発売されるかどうかは不明だとしています。また、Appleのスマートホーム製品の計画は「優柔不断だ」とも指摘しています。

 

HomePodは、一時は製品販売が終了したものの、2023年には新バージョンのHomePodが登場しました。このHomePodにiPadを合体させれば、魅力的なスマートディスプレイになると考える人は多いはず。Appleのスマートホーム分野へのさらなる進出に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

有機EL版iPad Proのディスプレイ、11インチと13インチは製造メーカーが違うかも

アップルは11インチと13インチ(12.9インチモデルの後継機)iPad Proに有機ELディスプレイを搭載し、3月に発表すると噂されています。

↑サムスン“と”LGが製造?

 

これらの有機ELパネルにつき、サムスン・ディスプレイが11インチを、LGディスプレイが13インチパネルを独占的に製造する。つまり、11インチと13インチではディスプレイの製造メーカーが異なると韓国の電子業界誌The Elecが報じています。

 

最新記事は、サムスンは11インチ向け有機ELディスプレイ最初の生産につき、単独サプライヤーとしての地位を固めたとのこと。かたやLGも、13インチ向けディスプレイの生産に突入。当初は同社も11インチ向け有機ELパネルの生産を始める予定だったものの、今のところ両社ともに1種類しか生産していないと伝えています。

 

この分業体制は、ひとつにはアップルの有機EL版iPad Proに関する需要の見通しが変わったこと。それに加えて、両社の生産能力や歩留まり(生産した製品のうち良品の割合)が不安定であり、新たなパネル技術にまだ対応できていないためと説明しています

 

アップルは次期iPad Proのディスプレイにつき「他社の追随を許さない」画質や、厚みと重さを減らすことを目指していると言われています。それだけ、要求水準が厳しいのでしょう。

 

ほか、2024年内の有機EL版iPad Proの出荷量見通しは800万台に過ぎず、業界が予想していた1000万台から200万台も減ったとのこと。なぜ減るかといえば、新たな技術をふんだんに投入した有機ELパネルのため製造コストが上がり、現行モデルより高くなるためだとの分析も伝えられていました

 

iPadの歴史において、有機ELディスプレイを搭載するのは初めてのこと。これまでの液晶ディスプレイよりも深い黒や鮮やかな色を実現しつつ、バックライトが不要となるため、はるかに薄くなる可能性もあります。たとえば、13インチモデルは1mm以上も厚みが減るとの説もあります

 

11インチと13インチともに同じディスプレイ技術を使っているはずですが、パネルメーカーの違いにより発色や鮮やかさなどに差が出るのか? 発売後の検証を楽しみにしたいところです。

 

Source:The Elec
via:MacRumors

「iPhone 16 Pro」の背面カメラ、回転式の電気カミソリみたいなデザインになるかも

アップルなどハイテク機器のメーカーは一般的に、製品の正式な量産に入る前に、いくつかの試作機をテストします。次期「iPhone 16 Pro」モデルに関しても、例外ではないでしょう。

↑著名リーカーが公開した背面カメラのデザインは……

 

そんな試作機の1つとして、iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max(どちらも仮称)の背面カメラ周りが三角形となった予想図を著名リーカーが公開。それと合わせて、まるで回転式の電気カミソリのようになる可能性があると主張しています。

 

著名リーカーMajin Bu氏は、複数の情報源からiPhone 16 Proのデザインに変更があると聞いたとのこと。以前Bu氏は、ハンドスピナーのようになると主張していましたが、今回はそれを否定。

 

その代わりに三角形に変更することで、iPhone 16 Proモデルにより多くのカメラを追加できるようになると述べています。

 

ちなみに、前にBu氏が公開していたハンドスピナー似の予想CGは次の通りです。

 

iPhone 16 Pro両モデルは、それぞれカメラが大幅に強化されると噂されています。小さい方のiPhone 16 Proはテトラプリズム望遠レンズを搭載し、高倍率の光学ズームを実現。かたや大きなiPhone 16 Pro Maxは、メインカメラの解像度は4800万画素のままながら、イメージセンサーを大型化することで暗い場所や夜間の撮影で画質が良くなるとのリーク情報もありました

 

かたやiPhone 16標準モデルも、背面のデュアルカメラが前モデルの斜め並びからタテ並びになると予想されています。いずれにせよ、サードパーティーのiPhone用ケースメーカーは、情報収集に力を入れて、デザイン変更に備えているのかもしれません。

 

Source:Majin Bu(X)
via:Wccftech

Appleがカメラ付きAirPodsを検討中? スマートグラスも開発検討中かも

Apple(アップル)が、カメラつき「AirPods」やスマートリング、スマートグラス(眼鏡)の開発を長年にわたり検討してきたと、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Ivan_Shenets / Shutterstock.comより

 

Appleといえば、今月には空間コンピューター「Apple Vision Pro」を発売。あちらは視界をすべて覆うヘッドセットですが、より眼鏡に近いスマートグラスの登場を期待する声も長く存在しています。さらに先日には、Appleがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発しているとの情報も報じられています。

 

今回の報道によれば、Appleは低解像度のカメラセンサーをAirPodsに組み込むことを検討しているとのこと。これにより、AirPodsが「人々の日常生活を支援する、AI(人工知能)機能を提供できる」と伝えています。

 

スマートリングに関しては、健康とフィットネス機能に焦点を当てた製品のアイディアを、Appleが数年前に健康チームの幹部に提示されたとのこと。このスマートリングはiPhoneとデータが同機できる、「Apple Watch」の低コストな代替品になる可能性があると伝えています。

 

スマートグラスに関しては、スピーカーやカメラ、健康センサー、AI機能を搭載した「AirPodsの代替品」となる製品を検討しているとのこと。現在はハードウェア・エンジニアリング部門で技術調査が行われており、発売はまだ先のようです。

 

報道にあるとおり、これらの未発表製品は「検討中」であり、実際に登場するかどうかは不透明です。スマートリングは技術的ハードルもそれほど高くないと思われるので、実際の製品投入に期待できるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル初の折りたたみ製品は、iPhoneじゃない!?

アップル初の折りたたみデバイスは「iPhone」にはならない、と台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑まずは大きなデバイスから(画像提供/MacRumors)

 

アップルが7〜8インチの折りたたみ製品を2026年〜2027年にも発売する可能性があることは、韓国ニュースサイトのThe Elecが以前に報じていました。一方で「縦折りiPhone」が2026年以降に登場する可能性もThe Informationが伝えています。

 

DigiTimesによれば、アップルは少なくとも5年前から折りたたみ製品を開発してきたとのこと。そして、おそらくそれはタブレットやノートブックといった「より大きなデバイスである」と述べています。同デバイスの設計作業は量産計画に先立ち完了に向かいつつあるとも。

 

また、アップルの折りたたみ製品では、品質要求を満たすパネルの開発が問題だとされています。先日にはサムスンの折りたたみディスプレイが、アップルの社内テストを通過できなかったことも報じられました。空間コンピューター「Vision Pro」のエンジニアを、折りたたみ製品のプロジェクトに移動させているとの噂もあります。

 

現時点では、まだまだ先となりそうなアップル初の折りたたみ製品。どうせ投入するなら完成度の高い製品の登場に期待したい一方、それまでにライバルの折りたたみ製品に大差をつけられていないかどうか少し心配でもあります。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

どうしちゃったの?「iPhone 15」シリーズの一部でBluetoothの不具合が続く

一部の「iPhone 15」シリーズでBluetoothに関する問題が発生していることが、Apple Support CommunityやMacRumors Forumsで報告されています。

↑どうなってるの?

 

それらの報告によれば、車載システムやヘッドホンとの接続に問題があり、iPhoneを接続したままにできないとのこと。一例としては、「iOS 17とBMWの車両でBluetoothによる通話が頻繁に切断されるようになった。iPhone 15で問題が発生する一方、iPhone 12は問題なく利用できる」という報告があります。

 

また、Bluetoothによるヘッドホンやカーシステムとの接続だけでなく、AirPodsで問題が発生するケースもあるそう。「iPhone 15 Pro Maxに乗り換えたが、クルマとの接続は問題ないものの、AirPods MaxとBeats Studio Budsの両方で、音楽が途切れたり再接続されたり、通話が5〜10分後に切れたりする。リセットをしても問題は解決されなかった」という声も寄せられています。

 

Bluetoothに関する不具合は、iPhone 15が発売されてから1か月後の2023年10月頃から指摘されるようになりました。この問題はソフトウェアアップデートでも解決されておらず、最新の「iOS 17.3.1」でもトラブルが報告されています。今後のアップデートによって問題がなるべく早く解決されることを期待したいものです。

 

Source: Apple Support Community, MacRumors Forums

via MacRumors

「iPhone 14 Proシリーズ」の封印されたデザインが判明! サイドにバーが…

アップルの「iPhone 14 ProおよびPro Max」では、さまざまなデザインの「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が検討されていた、と海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑バーが横に来ていたかも…(画像提供/MacRumors)

 

iPhone 14 ProおよびPro Maxでは、画面上部にさまざまな情報を表示するDynamic Islandが導入されました。Dynamic Islandは変形、拡張することが可能で、フロントカメラや顔認証機能「Face ID」を取り囲むように表示されます。

 

一方でDynamic Islandが登場する前、アップルは画面の右側に時計や電波、Wi-Fiの強度、ディスプレイの明るさ、音量、バッテリー容量を表示する、ポップオーバーメニューの追加を検討していました。画面上部に真っ暗なステータスバーを表示し、ステータス情報をまとめて表示するというアイデアもありました。

↑こんな表示になっていた可能性も(画像提供/MacRumors)

 

アップルはDynamic Islandの表示でも、最初は画面上部に細長く、常時表示することを検討していたそう。音量などのステータスをDynamic Islandに表示することも考えられたようですが、その後、必要に応じて大きさを変えたほうが邪魔にならないと判断したといいます。

 

iPhone 14 Proシリーズにつづき、「iPhone 15」シリーズでは全モデルで採用された、Dynamic Island。今後、噂されるフロントカメラやFace IDのディスプレイ下への内蔵により、デザインにどんな変化が生まれるのか注目です。

 

Source: MacRumors

「AirPods Pro」、違う名前になる可能性があった! 社員が猛反対した案とは…

アップルの完全ワイヤレスイヤホン上位モデルの「AirPods Pro」。その名前はすっかり定着していますが、実は「AirPods Extreme」になる可能性があったとの噂が伝えられています。

↑Extremeは響きが変?

 

アップル関連情報サイトのMacRumorsが入手した内部情報によれば、アップル社内では2019年10月に正式発表するまでの数か月間、製品名を「AirPods Extreme」に変更することを検討していたとのこと。

 

この案はアップル幹部の少なくとも1人から浮上したものの、多くの社員が反対したため、最終的にはAirPods Proのブランド名で発売することが決まったと伝えています。

 

過去にもアップルは、Mac用Wi-Fiルーター「AirMac Extreme」や無線LANカード「AirMac Extremeカード」の2つに「Extreme」ブランドを使っていたことがあります。また、Mac Pro用に最上位チップ「M2 Extreme」を開発しようとしたものの、結局は中止したとの噂もありました

 

最終的には、AirPods Proという名前のほうが、アップルの製品群の中でしっくり来たと思われます。AirPodsのほかiPhone、iPad、MacにもProモデルもあり、また将来的には空間コンピュータ「Apple Vision Pro」の通常版(Proが付かない)も登場すると予想されています。

 

とはいえ、最近のアップルはAirPods MaxやApple Watch Ultraなど、ハイエンド製品にPro以外のブランド名をいくつか使ってきました。次期AirPods Pro、つまり第3世代モデルは2025年秋と予想されていますが、Extremeが復活する可能性もあるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

Mac「操作スペース」の、ちょっとしたお役立ちテクニックを紹介! 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「特定のソフトを常に同じ操作スペース(デスクトップ)で開く!」です。

 

 

Macを使って作業するとき、デスクトップに開いたウインドウが多すぎて視認性が悪くなることはないでしょうか。そんなときに利用したいのが「操作スペース」と呼ばれる追加のデスクトップです。複数作成してソフトやウインドウを振り分ければ、デスクトップが散らかりにくくなります。このとき、特定のソフトを常に同じ操作スペースで開きたいなら「指定したソフトを特定の操作スペースで開くテクニック」を使ってみましょう。

 

これから紹介するのは、外付けディスプレイに接続していない状態での操作です。Dockからソフトのアイコンを副ボタンクリック、または[control]キーを押しながらクリックし、[オプション]の[割り当て先]から[このデスクトップ]や[すべてのデスクトップ2]などを選択しましょう。なお、今回は[このデスクトップ]を選んでいます。

 

こうすることで、ソフトを起動すると指定したデスクトップで開くようになります。なお、開いたウインドウはほかのウインドウに移動できないわけではありません。Mission Controlを開いて画面上部の操作スペース選択部にドラッグ&ドロップしたり、画面の端にドラッグしたりことで、ほかの操作スペースに移動することも可能です。

 

一方、[割り当て先」から[すべてのデスクトップ]を選ぶと、すべての操作スペースで同じウインドウが開くようになります。たとえば「システム設定」を[すべてのデスクトップ]に設定すると、ほかの操作スペースに切り替えたときでも、システム設定のウインドウが同じ位置に表示されます。「システム設定」内で画面を遷移したときも、ほかの操作スペースで同様の内容が表示されます。

 

また、マルチディスプレイ環境で作業している場合、[オプション]からデスクトップの番号を選べるようになっています。ここで特定のディスプレイを選択すると、そのソフトは指定したディスプレイで開きます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「Apple Watch」、新しいデジタルクラウンを開発中! 特許で判明

アップルが出願した特許によって、「Apple Watch」のデジタルクラウンにタッチセンサーや光センサーの搭載が検討されていることが判明しました。

↑デジタルクラウンの変化に注目

 

現在のApple Watchのデジタルクラウンは機械式のボタンで、ぐるぐると回したり、押し込んだりすることが可能ですが、以前にはデジタルクラウンの横に指紋認証センサーを設置するという特許も出願されていました。

 

米国特許商標庁(USPTO)に出願された特許では、デジタルクラウンの物理的な回転を光センサーやタッチセンサーに置き換えることで、指の動きでApple Watchを操作する方法が説明されています。また、デジタルクラウンが1回しか回転しないように制限がかけられる可能性もあるそう。

 

特許の説明によれば、デジタルクラウンのセンサーが指の動きを検知することで、あたかも自由に回転してるかのように振る舞うとのこと。これにより、現在の機械式のデジタルクラウンよりも操作の精度が高くなったり、部品の摩耗が減ったり、部品が小さくなったりするなどのメリットが想定されるようです。

 

デジタルクラウンはApple Watchシリーズだけでなく、ヘッドホンの「AirPods Max」、そして空間コンピューターの「Vision Pro」にも採用されています。Apple Watchのデジタルクラウンが進化すれば、他のアップル製品でも同じような変化が見られるかもしれません。

 

Source: USPTO via Apple Insider

「iPhone」を5000台もだまし取った二人組が逮捕。その手口とは?

アップルから5000台のiPhoneをだまし取ったとして、米メリーランド州の2人組が有罪判決を受けました。

↑本物?

 

中国人のHaotian Sun氏とPengfei Xue氏は、まず香港から偽のiPhoneを輸入。そして、なりすましのシリアル番号やIMEI番号を使いながら、アップルの小売店や正規サービスプロバイダーにそれらを「返品」し、正規品と交換してもらっていたのです。

 

その結果、本物のiPhoneが2年間で5000台以上も盗み取られました。

 

2人は郵便詐欺の罪で有罪判決を受け、最長で20年の懲役刑を受ける可能性があるそうです。

 

アップルをだました罪は重いですね。

 

Source: Justice.gov via MacRumors

スリムボディーを目指す「iPad Pro」、次のサイズがバレちゃった…

アップルの「次期iPad Pro」が現行モデルと比べてかなり薄くなる、と海外ニュースサイトの9to5Macが報じています。

↑スリムなボディーに期待!

 

次期iPad Proがスリムになるという情報は以前にも報じられていました。有機ELディスプレイの搭載や「Face ID」カメラの移動などの情報も伝えられています。

 

9to5Macによれば、次期iPad Proシリーズの本体寸法は以下になるとのこと。

 

現行の11インチiPad Pro:247.6 x 178.5 x 5.9

次期11インチiPad Pro:249.7 x 177.5 x 5.1

 

現行の12.9インチiPad Pro:280.6 x 214.9 x 6.4

次期12.9インチiPad Pro:281.5 x 215.5 x 5.0

※単位は全てmm

 

今回の情報が正しければ、次期11インチiPad Proは現行モデルと比較して0.8mm、次期12.9インチiPad Proは1.4mmも、本体が薄くなることになります。この薄型化は、画面が液晶ディスプレイから有機ELディスプレイへの切り替わることが、大きく関係しているそうです。

 

若干の値上げとともに、来月の登場が期待されている次期iPad Pro。美しいだけでなく、薄型軽量な有機ELディスプレイの搭載も注目を集めそうです。

 

Source: 9to5Mac

iPhone 16シリーズ、マイクの強化で「Siriの聴力」を改善?

アップルが次期iOS 18で音声アシスタントSiriなどに生成AI技術を取り入れ、2024年秋の「iPhone 16」シリーズの目玉機能にする。そんな噂が次々と伝えられてきました。

↑パワーアップに期待が膨らむ

 

最近では新たに、iPhone 16シリーズは以前のモデルよりS/N比の高い改良版マイクを搭載し、生成AIを導入したSiriの精度が向上すると著名アナリストが主張しています。

 

香港の投資会社アナリストJeff Pu氏は、このアップグレードによりSiriが明瞭に音声を聞き取れるようになると述べています。Pu氏は昨年秋から、アップルは早ければ2024年後半にiPhoneとiPadに生成AI技術の実装を始めると予想していました。

 

また、Pu氏は、iOS 18で実現する生成AI機能の一部は、iPhone 16モデルに限定される可能性が高いとも付け加えています。これまでにもiOSの新機能のうちの一部は、新しめのiPhoneだけで使えた前例はいくつかありました

 

Pu氏の情報は、信頼性の高いアナリストのMing-Chi Kuo氏が昨年末に述べていたこととも概ね一致します。Kuo氏は、新たなマイクがユーザーの声を拾いやすくなり、口述筆記やSiriでの音声コマンドにも役立つと同時に防水性能が向上するとも予想しています。

 

ほかにも、iPhone 16シリーズに搭載される「A18」プロセッサーには、大幅にコア数を増やすことで強化したNeural Engine(機械学習に特化したプロセッサーの一部)を搭載するとの報道もあり、「iPhone 16シリーズは生成AI向けにハードウェアを強化する」可能性がますます高まっています。

 

現在、iPhoneのSiriはGoogleアシスタントに遅れを取っている印象も否めません。その理由の1つが、音声コマンドをなかなか聴き取らなかったり、間違って解釈したりすること。マイクが音声コマンドをクリアに検出すれば、生成AIによる賢さの向上とあいまって、使い勝手が非常に良くなりそうです。

 

アップルは6月のWWDC(世界開発者会議)でiOS 18を発表すると見られており、iPhone 16シリーズは9~10月に発売されると予想されています。今後の続報を待ちたいところですね。

 

Source: MacRumors

「折りたたみiPhone」、2026年にデビュー決定!?

ここ数年にわたり折りたたみiPhoneの噂が相次いでおり、最近もアップルが開発を一時中止したと著名リーカーが主張していました

↑折りたたみiPhoneのデビューはまだ先になりそう

 

しかし、今度はアップルが折りたたみiPhoneの発売時期を2026年9月~10月に最終決定したという話が報じられています。

 

その発信源は、韓国の経済メディア・Alpha Economy。報道が正しければ、折りたたみiPhoneは「iPhone 18」シリーズと同時に、あるいはサムスンの「Galaxy Z Fold8」の直後(同社の折りたたみスマホは毎年、夏に発表)に発売される可能性があります。

 

また、アップルは折りたたみiPhoneの販売台数を5000万台と予想しているとのこと。これまでの折りたたみスマホは、2020年には1420万台、2023年には3000万台が出荷された(全メーカーの合計)との報道もあり、それらを大きく超える規模となります。

 

ある情報筋はアップルが空間コンピュータ(AR/VRヘッドセット)の「Vision Pro」開発チームの一部を折りたたみiPhoneに配置転換したとも語っています。

 

これまでの数多くの噂から考えて、アップルが折りたたみデバイスを開発していることは事実のはず。しかし、同社は品質にこだわることに定評があり、折りたたみスマホに付きもののディスプレイのシワや分厚さ、重さが解決されない限り、発売には踏み切らないのかもしれません。

 

Source: Alpha Economy
via: Android

iPhone 15、実は「バッテリー寿命」が伸びていた!

アップルが「iPhone 15」シリーズのサポートに関する文章を更新し、バッテリー寿命に関する数値が増えています。

↑バッテリーの寿命が伸びた

 

これまでiPhone 15シリーズは、500回の完全な充電サイクルで元の容量が80%まで保持されると記載されていました。しかし、現在は1000回の充電サイクルで80%の容量が維持できると案内されています。

 

アップルによると、バッテリー寿命に関するテストは一般的な使用例となる特定の状況下で、1000回の充放電を実施したとのこと。iPhone 15シリーズ以外の旧モデルのiPhoneでも、バッテリー寿命を現在調査中だとしています。

 

iPhone 15では、設定アプリの「一般」→「情報」から、バッテリーの充電サイクル数が確認できます。今後リリースが予定されている「iOS 17.4」では、バッテリーの項目からバッテリーの状態が正常かどうかを簡単に知ることができるようになります。バッテリー寿命が大幅に伸びたiPhone 15シリーズは、さらに長く使うことができそうです。

 

Source: Apple via 9to5Mac

次期「AirPods Max」、アダプティブオーディオに対応しない可能性が浮上!

アップルの次期「AirPods Max」は「アダプティブオーディオ」に対応しないという可能性が、中国のWeiboで浮上しています。

↑機能的な変化はあまり期待できない?

 

アダプティブオーディオとは、周囲の状況に合わせて音楽の大きさやノイズキャンセリングの効果を調整することで、会話などをスムーズに行う機能のこと。同機能は「H2」チップを搭載した「AirPods Pro(第2世代)」でのみ利用できます。

 

WeiboにあるリークアカウントのInstant Digitalによれば、次期AirPods Maxは「間違いなく」2024年に登場するとのこと。その唯一の変更点は、LightningポートからUSB-Cポートに刷新することのようですが、その一方で古いチップ「H1」を引き続き搭載するので、アダプティブオーディオには対応しないといいます。

 

次期AirPods MaxがLightningポートからUSB-Cポートに刷新され、今年後半に投入されることは最近報じられたばかり。新しいカラーオプションも追加されるそうです。

 

次期AirPods MaxがUSB-Cポートを搭載することで、「iPhone 15」シリーズと充電ケーブルを共用できるのはメリットですが、機能的な進化はあまりないかもしれません。

 

Source: MacRumors

アップルが「スマートリング」を開発中!? 韓国メディアが報道

アップルがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発していると韓国ニュースサイトのElectronic Timesが報じています。

↑スマートリングを投入?

 

Electronic Timesによれば、Apple Ringは生体認証によりユーザーの健康状態を追跡することができるとのこと。また、アップルはスマートリングがスマートウォッチの代わりとして邪魔にならず、長時間装着でき、睡眠時にも使用できるかどうかに注目しているそうです。

 

アップルは以前にも、スマートリングに関する特許をいくつか出願しており、その中にはNFC対応の指輪型デバイスに関するものもありました。

 

ライバルのサムスンは、今年1月にスマートリング「Galaxy Ring」の投入を予告しました。Galaxy Ringは、血流の測定機能や心電図モニタリング、睡眠トラッキング、スマートフォンのコントロール、ワイヤレス決済が可能だとも噂されています。

 

アップルが「Apple Watch」の次となるスマートリング製品を投入するのかどうか、今後の動きに注目したいものです。

 

Source: Electronic Times via MacRumors

アップルが「スマートリング」を開発中!? 韓国メディアが報道

アップルがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発していると韓国ニュースサイトのElectronic Timesが報じています。

↑スマートリングを投入?

 

Electronic Timesによれば、Apple Ringは生体認証によりユーザーの健康状態を追跡することができるとのこと。また、アップルはスマートリングがスマートウォッチの代わりとして邪魔にならず、長時間装着でき、睡眠時にも使用できるかどうかに注目しているそうです。

 

アップルは以前にも、スマートリングに関する特許をいくつか出願しており、その中にはNFC対応の指輪型デバイスに関するものもありました。

 

ライバルのサムスンは、今年1月にスマートリング「Galaxy Ring」の投入を予告しました。Galaxy Ringは、血流の測定機能や心電図モニタリング、睡眠トラッキング、スマートフォンのコントロール、ワイヤレス決済が可能だとも噂されています。

 

アップルが「Apple Watch」の次となるスマートリング製品を投入するのかどうか、今後の動きに注目したいものです。

 

Source: Electronic Times via MacRumors

縦型カメラの採用は間違いナシ? iPhone 16の金型とモックの画像がついに登場

Apple(アップル)の次期スマートフォン「iPhone 16」の金型とされる画像を、リークアカウントのMajin BuがX(旧:Twitter)に投稿しています。

↑Majin Bu / X

 

iPhone 16では背面カメラのレイアウトが斜め型から縦型に変更されることが、予測レンダリングや流出部品から期待されています。また、本体サイドには「アクションボタン」や「キャプチャーボタン」が搭載されるようです。

 

 

今回のiPhone 16の金型とされる画像では、縦型の背面カメラがピル型の突起に配置されているのがわかります。これは、過去に発売された「iPhone X」などを連想させるものです。またこの縦型の背面カメラ配置により、「空間ビデオ」の撮影が可能になることが期待されます。

 

本体サイドには、「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ小型のアクションボタンを搭載。また、写真/動画撮影用のキャプチャーボタンは本体フレームと同じ高さにデザインされており、静電式/感圧式のボタンとなることが予測されます。

 

なお、2月という早い時期に登場したこのiPhone 16のモックは、実際の製品投入までにデザインが変更される可能性が指摘されています。今年のiPhone 16にてはたしてスッキリした背面カメラが採用されるのか、今後の動向に注目したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iPhoneのメッセージアプリがRCSに対応するのは中国政府のおかげ? アップルが配慮したとの噂

昨年11月、アップルは自社のメッセージアプリで業界標準規格RCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)に対応すると発表しました。2024年後半にソフトウェア・アップデートで対応すると述べており、次期「iOS 18」で実現する可能性が高いとみられています。

↑意外な理由でRCSに対応?

 

iPhoneがRCSに対応する主なメリットは「Androidスマホのユーザーとメッセージのやり取りがスムーズになり、より多くの機能が使えるようになる」ことです。

 

具体的には高画質の画像や動画を送ることができ、グループチャットや既読の通知、入力中との表示や位置情報の共有も可能となり、携帯の電波がなくてもWi-Fi経由で機能する見通しです。

 

なぜ、アップルが突如として態度を変えたのか? 同社が中国政府に配慮したためだと、アップルの内情に詳しい著名ブロガーが説明しています。

 

世界的なアップル関連ブログ「Daring Fireball」著者のJohn Gruber氏は、当初は欧州連合(EU)が新たな規制であるデジタル市場法(DMA)を施行するためだと思われたが、結局は違ったと指摘。

 

第1に、DMAの対象からiMessage(iPhoneの純正メッセージアプリ)が外されるとの噂があり、実際に本当だったこと。第2にDMAにはRCSへの言及がひと言もなかったためです。

 

そこでGruber氏が数か月かけて調べたところ、「アップルは(RCSを)事実上強制された。しかし、EUではなく中国によってだ」と結論づけています。

 

中国の通信キャリアは長年RCSを推進しており、昨年、中国政府も5G対応の新製品が認証を得る上でRCSのサポートを義務づけることを法律化する作業を開始したとのこと。

 

アップルとしては、新しいキャリア制御プロトコル(通信方式)もサポートしたくないため、RCSを無視し続けたかった。しかし、中国共産党がデバイスメーカーに対して国内で製品を販売するためにRCS対応を義務づけたおかげで、アップルも対応せざるを得なかったとの趣旨を語っています。

 

どういう経緯があれ、iPhoneのメッセージアプリがRCSに対応することで、Androidユーザーとのやり取りがスムーズになるのは事実です。iOS 18は6月のWWDC(開発者会議)で正式発表される見通しですが、RCSの実装も楽しみにしたいところです。

 

Source:Daring Fireball
via:9to5Mac

USB-Cポート搭載「AirPods Max」「AirPods(第4世代)」は2024年後半登場?

USB-Cポートを搭載した「次期AirPods Max」「次期AirPods(第4世代)」が今年後半にも登場する可能性を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

2023年9月に発表された「AirPods Pro(第2世代)」は、充電ケースにUSB-Cポートが採用されました。しかし現行モデルのAirPods MaxとAirPods 3では、引き続きLightningポートが搭載されています。

 

今回のBloombergの報道によれば、次期AirPodsには2モデルが存在するとのこと。エントリー(廉価)モデルの次期AirPodsはよりフィット感のある新デザインとなり、音質が向上し、USB-Cポートを搭載した充電ケースが登場します。一方でハイエンド(高価)モデルの次期AirPodsにはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が追加され、充電ケースにはスピーカーを搭載。「Find My(探す)」機能でサウンドを再生することが可能になるとしています。

 

なお、2モデルの次期AirPodsが発売された後、第2世代と第3世代のAirPodsの販売が終了するようです。次期AirPods Maxは充電と有線でのオーディオ再生用にUSB-Cポートを搭載しますが、それ以外の大きな変更はないとのこと。また、新色が追加される可能性もあります。

 

今年の後半といえば、「iPhone 16」シリーズや「Apple Watch Series 10」の登場時期と重なります。それにあわせ、USB-Cポートを搭載した新たなAirPods製品の登場に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

32台のApple Watchと36台のiPhoneを身体に巻き付けた密輸犯が逮捕! タイヤにSDカード1万枚以上を詰め込んだ男も摘発

それぞれの国や地域によりスマートフォンやハイテク製品の現地価格は異なるためか、密輸しようとする人々は後を絶ちません。昨年夏にも、68台のiPhoneを身体に巻き付けて税関を通り抜けようとした男が、不自然な歩き方でバレて摘発されていました

↑iPhoneの密輸は後を絶たないという

 

そうした最新の事件として、中国当局が32台ものApple Watch、36台のiPhoneを運んでいた女性を逮捕したと中国メディアITHomeが伝えています。

 

現地の税関職員は、奇妙な風貌の旅行者を見つけて取り押さえたとのこと。全てのデバイスは腰と腹部に巻き付けられていたとして、画像も公開されています。

Image:ITHome

 

一見するとしっかり固定され、立っている姿に不自然さはないようです。が、非常に重いこともあり、このまま歩くのは無理があったのかもしれません。仮にiPhone 15 Pro Max(221g)が36台、Apple Watch Ultra 2(61.4g)が32台とすれば、本体だけで約10kg程度となります。

 

また身体への固定のしかたが非常にこなれていることから、おそらく共犯者や犯行グループが背後にあった可能性も推測されます。

 

さらにITHomeは別の地方の中国税関が、SDカードを押収したとも伝えています。バイクを押していた男が検査を受けたところ、改造されたホイールの中に合計1万1600枚もカードが隠されていたそうです。

Image:ITHome

 

これらハイテク製品は一般的な商品よりも重量のわりに取引価格が高く、密輸業者も手っ取り早く儲けるために目を付けているのかもしれません。今後も、税関との戦いが続きそうです。

 

Source:ITHome
via:Wccftech

ゴールド系カラー復活? iPhone 16 Proの新色は「デザートイエロー」「セメントグレー」の2色かも

今年の投入が期待される「iPhone 16 Pro」にて、新色となる「Desert Yellow(デザートイエロー)」「Cement Gray(セメントグレー)」が登場する可能性を、リークアカウントのMajin Buが投稿しています。

↑Majin Bu / Xより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、「ナチュラルチタニウム」「ブルーチタニウム」「ホワイトチタニウム」「ブラックチタニウム」の4色がラインナップされています。一方で、2022年の「iPhone 14 Pro」まで存在していたゴールドカラーがなくなっています。

 

Majin Buによれば、iPhone 16 Proの「Desert Yellow(あるいはDesert Titanium:デザートチタニウム)」は、iPhone 14 Proで提供されたゴールドカラーに似ていて、さらに深い色になるそう。また「Cement Gray(あるいはTitanium Gray:チタニウムグレー)」は、2014年の「iPhone 6」のスペースグレイに似ているそうです。

 

Apple(アップル)の「Pro」モデルのiPhoneでは、通常4色以内のカラーオプションが提供されています。このことから、iPhone 16 Pro/Pro Maxではブラックチタニウムやホワイトチタニウムが引き継がれる可能性が高いものの、ブルーチタニウムとナチュラルチタニウムが継続されるかどうかは不明です。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxではチタンの新素材の採用により、カラーラインナップが大きく変更されました。今年は、これまでも人気があったゴールド(イエロー)系の新色の登場に期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

次期iPhone SE、有機ELディスプレイ搭載に向け一歩前進? サプライヤーからの提案

Apple(アップル)のサプライヤーが「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」に搭載される有機ELディスプレイを提案していることが、韓国ニュースサイトのThe Elecにより報じられています。

↑Leszek Kobusinski / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPhone SE(iPhone SE 3)は液晶ディスプレイを搭載していますが、次期iPhone SEに関しては、6.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、「iPhone 14」がベースになることが、以前に報じられていました。また「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」や「Face ID」、アクションボタン、USB-Cポートが搭載されるとの情報もあります。

 

報道によれば、Samsung(サムスン)やBOE、Tianma(天馬)が次期iPhone SEのパネルの価格を提示しているとのこと。それぞれが最低価格として30ドル、35ドル、40ドルを提示していますが、Appleは20ドルでの契約を望んでいるとも報じられています。また、Samsungは「iPhone 13」「iPhone 14」に有機ELディスプレイを提供していることから、入札では有利になることも指摘されています。

 

Dynamic IslandやFace ID、アクションボタン、そして大画面な有機ELディスプレイを搭載した次期iPhone SEは、iPhoneのハイエンドモデルにも引けを取らない魅力的なスマートフォンになるはず。その登場を、楽しみに待ちたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

「iPhone 16」やはりカメラは縦型デザインに? カメラ部品が初リークか

今年の「iPhone 16」のカメラ部品とされるパーツを、リークアカウントのMajin BuがX(旧:Twitter)に投稿しています。

↑Majin Bu / Xより

 

標準価格帯モデルのiPhone 16/16 Plusでは、背面カメラが斜めから縦型のデザインに変更されることが、予測レンダリングなどで伝えられていました。また、iPhone 16でのバッテリー容量の追加や、「A18」チップでの「Neural Engine」の追加によるAI(人工知能)の強化などが噂されています。

 

今回リークされたカメラ部品の画像では、やはり背面のデュアルカメラが縦型の配置になっていることがわかります。MacRumorsによれば、このカメラはiPhone 16に搭載される「I-34」と呼ばれるプロジェクトで、「空間ビデオ」の撮影が可能になるとも報じられています。

 

iPhone 16/16 Plusではそれ以外にも、「iPhone 15 Pro/Pro Max」で採用されたアクションボタンや、カメラ撮影に利用できる「キャプチャーボタン」が搭載されるとも噂されています。iPhone 16/16 Plusのカメラ撮影機能がどれだけ進化するのか、楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iOS 18はAI機能が盛りだくさん!? Apple「Xcode」はアプリの開発コードを自動生成する機能を搭載?

Apple(アップル)が次期モバイルOS「iOS 18」において、多数の新しいAI機能を搭載するとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。また、AIによるコードの生成機能も開発されているようです。

↑Poetra.RH / Shutterstock.comより

 

報道によれば、AppleはAIアシスタント「Siri」と検索機能「Spotlight」の両方を、大規模な言語モデル(LLM)にてトレーニングしているとのこと。これにより、より複雑な質問に正確に応えることが可能になります。また、Spotlightはアプリ内の特定の機能とより深く統合されるそうです。

 

さらにiOS 18ではAI機能により、「Apple Music」のプレイリストや「Keynote」のプレゼンテーションが自動で生成できるとのこと。また、「Health」「Messenger」「Numbers」「Pages」「Shortcuts」でも、AIとの統合が予定されています。このようなAI機能は、「Neural Engine」を強化した「iPhone 16」シリーズの専用機能となる可能性があると伝えています。

 

Appleが「Xcode」のアップデートにより、AIでコードを自動生成する機能に取り組んでいることも報じられています。これは、Microsoft(マイクロソフト)の「GitHub Copilot」にも似たもので、自然言語に基づきコードを生成し、またあるプログラミング言語から別の言語へとコードを変換できるそうです。

 

報道によれば、XcodeにおけるAIコード作成機能は「早ければ年内」にも、サードパーティのソフトウェア開発者向けにリリースされるとのこと。今年のiOS 18とXcodeは、AIの力により大幅に進化することになりそうです。

 

Source: Bloomberg

アップル、折りたたみiPhoneの開発を一時中止? 画面が厳しいテストを合格できなかったウワサ

アップルが折りたたみ式iPhoneを開発中であるとの噂は、先日も独自の情報源を持つニュースメディアThe Informationが報じていました

↑こちらはGalaxy Z Flip

 

それに続き、ディスプレイがアップルの厳しいテスト基準を満たさなかったため、折りたたみiPhoneの開発が一時棚上げされたと著名リーカーが主張しています。

 

中国のSNS・Weiboを拠点とするFixed Focus Digital氏は、約170万人ものフォロワーを誇るテック系リーカーです。その投稿によると、アップルは折りたたみデバイスの研究・開発の一環として、競合他社の折りたたみスマートフォンをテストしており、その作業は2016年から続けているそうです

 

アップルが社内でテストしている折りたたみiPhoneのうち、少なくとも1台はサムスン製のディスプレイを使用。サムスンはアップル製品にディスプレイパネルを供給する主要サプライヤーであり、過去にもアップルに折りたたみ画面のサンプルを送ったとの報道もありました

 

また昨年末にも、サムスンはアップルの折りたたみ製品に対応するため、アップル担当チームを再編成したとの噂話を、韓国の電子業界誌The Elecが伝えていました

 

しかし、今回の情報源はサムスンの最新式折りたたみパネルがアップルの厳しい社内テストのもと「数日で故障した」と主張。これにより、同社の高い基準を満たせるパネルが開発できるまで、プロジェクト全体を凍結することになったと述べています。

 

今回の発信源であるFixed Focus Digital氏は、未発表の折りたたみスマホに関して盛んに情報を発信しています。が、アップルの噂については過去の実績がなく、どこまで信ぴょう性があるか不明です。

 

また、この噂話が正しかったとしても、同時進行中とみられる折りたたみiPadの開発にどう影響を及ぼすのかが興味深いところです。The Elecは先日、アップルが早ければ2026年~2027年頃に7インチ後半~8インチ前半の折りたたみ機器の発売を検討しており、それがiPad miniを置き換えるかもしれないと報じていました

 

Source:Weibo
via:MacRumors

「写真」アプリのトリミングが使いやすくなった!ピンチ操作でサクッと画像を切り取れます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneで撮影した写真をすばやく切り取ろう」です。

 

 

iOS 17では、写真のトリミング機能がパワーアップしました。これまでは写真を開いて[編集]をタップし、画面下のツールメニューにある[切り取り]から切り取る範囲を指定する必要があったのに対し、ピンチ操作だけで写真を切り取れるようになったんです。

 

手順はとても簡単。写真を開き、人差し指と中指でピンチ操作し写真を拡大します。すると画面の右上に[切り取り]ボタンが現れるのでここをタップ。これで画面に表示していた部分が範囲指定された状態になります。あとはチェックボタンをタップすれば切り取り完了です。

 

もちろん[切り取り]ボタンをタップした後でも今までと同じように範囲の微調整ができるほか、画面上部の赤枠で囲んだボタンをタップすれば、縦横のアスペクト比もスクエアや壁紙、4:5などの比率を選ぶことができます。

 

1点注意しておきたいのは、ズームして4秒ほど経過したり、画面をタップしたりすると[切り取り]ボタンは消えてしまうこと。そんなときはもう一度ピンチ操作で画面をズームしてみましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

iOS 17.4/macOS Sonoma 14.4で、「カメラリアクション」がデフォルトで無効になるかも……「ピースで風船」などの3Dエフェクト

「iOS 17」や「macOS Sonoma」で採用された「カメラリアクション」が、今後はデフォルトで無効にされる可能性があると、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑Appleより

 

カメラリアクションとは、ビデオ通話内で人物がピースやサムズアップなどのポーズをとると、それにあわせて3Dエフェクトが表示されるというものです。エフェクトにはハートや風船、雨や花吹雪、花火、レーザーなどが用意されています。

 

しかし新たに配布された「iOS 17.4 ベータ3」と「macOS Sonoma 14.4 ベータ3」では、このカメラリアクションがデフォルトで無効になることを示唆する文字列が含まれていました。なお、ユーザーはコントロールセンターの「ビデオエフェクト」の項目から、カメラリアクションをオンにすることも可能です。

 

個人的なビデオ通話では楽しいものの、仕事のビデオカンファレンスなどではちょっと恥ずかしいカメラリアクション。現時点ではiOS 17.4とmacOS Sonoma 14.4で正式に機能がオフになるのかどうかは不明ですが、今後の変更を見守りたいものです。

 

Source: 9to5Mac

有機EL版MacBook Proの登場は2027年!? 韓国メディアが報じる

有機ELディスプレイを搭載したMacBook Proの登場は2027年になると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑thanmano / Shutterstock.comより

 

以前には著名アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏Ross Young(ロス・ヤング)氏により、2026年以降になると報告されていたMacBook Proの有機ELディスプレイへの移行。来月にも有機ELディスプレイモデルの登場が噂されている「次期iPad Pro」とは、かなり発売時期がずれることが予測されています。

 

The Elecによれば、MacBook Proの有機ELディスプレイはSamsung(サムスン)の第8世代OLED技術が採用されるとのこと。しかし同社はDell(デル)やHP(ヒューレット・パッカード)といったメーカーにもパネルを製造するため、MacBook Proへの有機ELディスプレイの提供は延期されるというのです。

 

スマホ分野では押しも押されぬAppleですが、近年ではMacの販売台数の減少が報じられています。このような状況を考慮して、SamsungはMacBook Pro向けの有機ELディスプレイの製造を後回しにしているのかもしれません。

 

コントラスト比が高く、より黒が美しく、そして消費電力でもメリットのある有機ELディスプレイ。しかしそれがMacBook Proにやってくるのは、まだまだ先となりそうです。

 

Source: The Elec via Apple Insider

アップル、「iWork.ai」ドメインを買収。生成AIをPagesやKeynotesにも組み込むかも

マイクロソフトやGoogleが生成AIで先行しているなか、アップルも同様の機能を次期「iOS 18」に実装するかもしれないと噂されています。そうしたタイミングで、アップルが「iWork.ai」というウェブドメインを買収したことが明らかとなりました。

↑iWork

 

iWorkとはアップルが開発・販売しているソフトウェア製品のこと。ワープロソフトの「Pages」とプレゼンソフト「Keynote」、表計算の「Number」を3つまとめたものです。そこに「AI」が加わることで、これらOffice的な製品に人工知能を導入する準備ではないか、と推測する向きもあります。

 

このiWork.aiは最近、期限切れドメインのオークションで購入されたもの。BuyAiDomains.comは、アップルが新たな持ち主であることを確認しています。

 

iWorkは、2009年1月にウェブベースで文書が手軽に共有できる「iWork.com」へと進化。その後「iWork for iCloud に移行したものの、その後はKeynoteとPages、Numbers単品で扱われることが多くなり、「iWork」という言葉は存在感が薄らいでいました。

 

おりしもiOS 18が「アップル史上最大級のアップデート」になるといわれ、今年のWWDC(世界開発者会議)では生成AIを組み込んだSiriがお披露目されると噂されています

 

またマイクロソフトは高度な生成AIアシスタント「Copilot Pro」を個人向けに提供開始し、Officeアプリで利用可能としています。アップルがiWorkを復活させ、AIを組み込んで逆襲を図ったとしても不思議ではありません。

 

しかし、アップルがドメインや商標名をたびたび購入するのは、他の人や企業が使うことを防ぐためだけ、という場合もあります。今回もまた「単にiWorkのブランドを守っただけ」の可能性もあるでしょう。

 

とはいえ、iWorkが生成AIにより大幅強化されるかもしれず、そちらの方向で期待したいところです。

 

Source:BuyAiDomains.com
via:9to5Mac

iPhone 16/次期Macは生成AI機能を大幅強化? AI処理担当「Neural Engine」コア数大幅増加か

「iPhone 16」に搭載される「A18」や、次期Macに搭載される「M4」チップでは、生成AI機能が大幅に強化されるとの情報を、中国語メディアの経済日報が報じています。

↑MacRumorsより

 

「iPhone 15 Pro/Pro Max」に搭載されている「A17 Pro」や、最新Macに搭載されている「M3」チップにも、AI処理を担当する「Neural Engine(ニューラルエンジン)」が搭載されています。A17 ProとM3はどちらも、16基のNeural Engineを備えています。

 

今回の経済日報の報道によれば、A18やM4ではNeural Engineのコア数が大幅に増加するとのこと。iOS 18では「Siri」やショートカット、メッセージ、Apple Musicなどに新たなジェネレーティブ(生成)AI機能が追加されるとされており、そのためにA18やM4のAI機能が強化されると伝えられているのです。

 

さらにApple(アップル)のTim Cook(ティム・クック)CEOは今月の決算発表の場にて、同社が生成AI機能に取り組んでおり、「今年後半に詳細を発表する」と述べています。このことも、Appleが生成AI機能に注力していることの裏付けとなっています。

 

例年通りなら、iOS 18は6月のWWDCにて、そしてA18を搭載した「iPhone 16 Pro/Pro Max」は今年の秋に発表されるはず。次世代のiOSやiPhoneにて、どれだけ生成AI機能が強化されるのかに注目したいものです。

 

Source: 経済日報 via MacRumors

画面付きHomePodの噂再び。iPad mini 6と同じく「A15 Bionic」チップ搭載?

ディスプレイを搭載した「HomePod」への言及が、「tvOS 17.4」のベータ3版にて見つかったと、海外メディアの9to5Macが報告しています。

↑9to5Macより

 

Appleがディスプレイを搭載したHomePod、あるいはスマートディスプレイを開発していることは、以前から報じられていました。さらに以前には、tvOS 17.4のベータ版に「homeOS」という未発表OSへの言及が存在しているのも見つかっています。

 

今回のtvOS 17.4のベータ3版では、同OSが実行可能な「Z314」という新たなデバイスが確認されました。このZ314は「iPad mini 6」と同じ、「A15 Bionic」チップを搭載。デバイスには内部開発版とテスト中の製品版が存在していることから、開発が高度な段階に達している可能性が示唆されています。

 

また、tvOS 17.4のベータ3版ではファームウェアに「SwiftUI」フレームワークや、UI(ユーザーインターフェイス)をデバックする「hangtracerd」も追加されています。これらも、HomePodにディスプレイが搭載されること裏付けていると指摘されているのです。

 

以前の報道により、Apple(アップル)はiPad mini 6の改良版で、tvOSをテストしていることも判明しています。はたしてHomePodにiPad miniのディスプレイを合体した製品が登場するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: 9to5Mac

iOS 18はApple Vision Proの「visionOS」風デザインに? 半透明のナビゲーションバーを採用か

Apple(アップル)の次期OS「iOS 18/iPadOS 18」にて、「Apple Vision Pro」に採用されている「visionOS」風のデザインが採用されると、海外メディアのThe Verifierが報じています。

↑MacRumorsより

 

今月に米国にて発売されたApple Vision Proは、超高解像度なディスプレイとMR(複合現実)用のカメラを備えた、ハイエンド向けのヘッドセット(Apple曰く空間コンピューター)です。OSには新たに開発されたvisionOSが採用されており、半透明なウィンドウなどがインターフェイスの特徴となっています。

 

The Verifierによれば、「iPadOS 18」の「Apple TV」アプリでは、昨年の「tvOS 17.2」でも導入された、半透明のナビゲーションバーが採用されているとのこと。このメニューのデザインは、visionOSのものに類似していると伝えられています。さらに、iOS 18では「Safari」ブラウザを含む、さまざまなシステムメニューや内蔵アプリのデザインが変更されるそうです。

 

一方で別の海外メディアのMacRumorsは、The Verifierの過去のリーク情報の実績を考慮すると、今回の情報が間違っている可能性も指摘しています。

 

Appleから鳴り物入りで登場した、Apple Vision ProとvisionOS。その影響がその他のApple製品にも徐々に浸透していくことを、楽しみにしたいものです。

 

Source: The Verifier via MacRumors

Apple Watchが心房細動を警告! 妻が自覚症状のない夫を病院に連れて行き健康を取り戻す

ここ数年のApple Watchは、心房細動の検出機能を備えています。そのおかげで数多くの命が救われてきましたが、新たに早期発見したことで、適切な医療措置を受けられた夫妻の話が伝えられています。

↑Apple Watchと家族のおかげ

 

米サウスカロライナ州の主要日刊紙Post and Courierは、ジェフ・プリースト氏(65歳)とエレン・プリースト氏夫妻の話を報じています。

 

夫のジェフ氏がパティオ(中庭)を作るためレンガを積む重労働をした日の夜、ソファに座っていたとき、Apple Watchに警告が表示され、心房細動を患っていると告げられたそうです。しかし、本人には自覚症状もなく、家族歴(本人と近親者の治療中の病気や既往歴)もなかったため「時計がおかしいのかと思った」と語っています。

 

しかし、妻のエレン氏はもっと深刻に受け止めていました。その日の早朝にもApple Watchが警告を出していたことに気づき、医師に診察してもらったところ、すぐに緊急治療室に。

 

本人には何の自覚もなく、スタッフは「胸は痛くないのですか?」と尋ねたものの、答はノー。そして薬で症状を安定させた後、数時間後に帰宅しました。

 

その数日後も心房細動が残っていたものの、やはり本人の気分は悪くありませんでした。それでも医師が薬を飲ませ続けた結果、突然、正常な状態に戻ったと振り返っています。

 

アップルは公式サポート文書で、心房細動の説明をしています。すなわち「心房の拍動が心室と同期しなくなった場合に起きる不規則な心拍リズムの一種」。またCDC(米疾病予防管理センター)によれば「65歳未満の約2%、65歳以上の約9%」発症しており、加齢とともに起こりやすくなることや、自覚症状がない人もいるとのことです。

 

もしも心房細動を治療せずに放置すれば、心不全や、脳卒中を招くおそれのある血栓の原因となる場合もあります。

 

ジェフ氏の場合、医師の診察を受け、心臓の状態を管理する適切な治療を受けることができました。またApple Watchのおかげで、自宅や病院に留まることなく、心臓の状態をモニターできたわけです

 

さらに言えば、妻のエレン氏が親身になって夫を病院に連れて行ってなければ手遅れになっていた可能性もあるでしょう。家族のApple Watchからの警告も、チェックしておいた方がよさそうです。

 

Source:The Post and Courier
via:9to5Mac

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」で“ゴーストタッチ”の問題報告……アップルは調査中

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」における「ゴーストタッチ」と呼ばれる不具合をApple(アップル)が調査していると、海外にて報じられています。

↑Gabo_Arts / Shutterstock.comより

 

ゴーストタッチとは、Apple Watchのスクリーンがユーザーの操作なしに「不規則にジャンプ」したり、その他の予期せぬ挙動を起こすという問題です。さらに、勝手に電話を発信したり、あるいはデバイスのパスコードが入力できなくなるなどのケースも報告されています。

 

海外メディアのMacRumorによれば、Appleは認定サービスプロバイダーと共有したメモの中で、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2のゴーストタッチ問題を認識しており、調査しているとのこと。また、同社はApple Watchのソフトウェアを最新のバージョンに保つことを推奨しており、この問題がソフトウェアアップデートにて解決される可能性も示唆しています。

 

現時点では、ゴーストタッチ問題がハードウェアに起因しているのか、あるいはソフトウェアに起因しているのかは不明です。Apple Watchのユーザビリティに大きな影響を与えるこの問題、早めの解決を望みたいものです。

 

Source: Stella – Fudge / X via MacRumors

次期iPhone SEはノッチなし!? 「Dynamic Island」を搭載するかも

次期iPhone SEにてノッチのかわりに「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が搭載されるとの情報を、リークアカウントのMajin Buが伝えています。

↑Jia / Xより

 

次期iPhone SEに関しては、顔認証機能「Face ID」やUSB-C、アクションボタンが搭載されると予測されています。本体は「iPhone 14」がベースになり、6.1インチディスプレイを搭載。一方で、その登場は2025年以降になるとの見方が一般的です。

 

Majin Buによれば、次期iPhone SEは「iPhone 16」と非常によく似たデザインになる可能性があるとのこと。本体背面にはシングルカメラが搭載され、ディスプレイ上部にはDynamic Islandを配置。寸法は「iPhone XR」に近くなるようです。

 

上の画像は、Majin Buの情報を元にX(旧:Twitter)ユーザーのJiaが作成した、次期iPhone SEの予測レンダリングです。画面上部にはフロントカメラとFace IDを搭載したDynamic Islandが、そして背面にはピル型のカメラ突起に、シングルカメラとフラッシュが配置されています。

 

iPhone SEシリーズといえば廉価版モデルですが、Dynamic Islandと縦型のシングルカメラを搭載した次期iPhone SEは、最新のiPhoneとほぼ変わらない外見です。このような次期iPhoneが早い時期に登場することを、楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iPhone 16 Pro Maxはバッテリー容量アップ? しかしiPhone 16 Plusは……

今年の「iPhone 16」や「iPhone 16 Pro Max」にて大容量バッテリーが搭載されるとの情報を、リークアカウントのMajin Buが報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxでは画面サイズが6.3インチ/6.9インチになり、本体サイズも大きくなることが予測されています。またバッテリーだけでなく、2TBの大容量ストレージモデルも登場すると報じられています。

 

Majin Buによれば、iPhone 16は3561mAh、iPhone 16 Plusは4006mAhのバッテリーを搭載するとのこと。iPhone 15の3349mAhと比較し6%容量が増えているものの、iPhone 15 Plusの4383mAhからは9%も少なくなっているようです。

 

一方でiPhone 16 Pro Maxは4676mAhのバッテリーを搭載し、iPhone 15 Pro Maxの4422mAhから5%増えています。なお、iPhone 16 Pro MaxではL字型のバッテリーデザインではなく、長方形のバッテリーを採用するようです。なお、iPhone 16 Proのバッテリーに関する情報はまだありません。

 

スマートフォンの高性能化とは引き換えに、なかなか伸びないバッテリーの駆動時間。iPhone 16シリーズでは、さらなる長時間駆動の実現を期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

サイズが異なる2タイプの折りたたみiPhoneをAppleが検討中? 登場は2026年以降になるかも

Apple(アップル)が2タイプの「縦折りiPhone」をテストしており、製品登場は2026年以降になることを、海外メディアのThe Informationが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleの折りたたみ製品に関しては、7〜8インチの折りたたみiPadが2026年から2027年に登場するとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。また、その後に折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

The Informationによれば、Appleは5年以上の研究を経て、少なくともサイズが異なる2種類の折りたたみiPhoneのプロトタイプを制作しているとのこと。これらの製品はかつての「ガラケー」のように、縦方向に折りたたむプロダクトとなります。

 

Appleの折りたたみ製品は開発初期段階にあり、2024年から2025年の量産計画には含まれておらず、2026年が最も早い発売時期となる可能性があります。また、折りたたみiPhoneの部品を、アジアの少なくとも1社のサプライヤーに打診しているとのこと。一方で、折りたたみiPhoneの計画がキャンセルされる可能性もまだあるそうです。

 

折りたたみスマートフォンの分野では、Samsung(サムスン)が縦折りと横折りの両タイプの製品を積極的に投入しています。Appleの折りたたみiPhoneがディスプレイの折り目などの課題をどのように克服して登場するのか、注目したいものです。

 

Source: The Information via MacRumors

Macのストレージが圧迫されている!? まずは重複画像を整理しよう! 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「写真ライブラリの重複項目を整理しよう!」です。

 

 

「写真」ソフトに重複した写真やビデオがあると、ライブラリの容量がムダに大きくなってストレージを圧迫してしまいます。「写真」ソフトには、重複項目を整理するための機能が搭載されていますので、ときどき整理すると良いでしょう。

 

写真アプリを開き、サイドバーの[重複項目]を選択すると、重複した写真またはビデオが自動で抽出されます。撮影日の右隣にある[●個の項目を結合]をクリックすると、重複項目が完全に一致する場合は「完全に重複するコピーを結合」ボタンが表示されます。クリックすると重複していたデータが一つだけになり、残りは「最近削除した項目」に移動します。

 

同じように見えても実は解像度や画像フォーマットが異なっていたり、内容に微妙な違いがある場合、今度は先程の「項目を結合」を押したあとに[●個の項目を結合]というボタンが表示されます。

 

クリックすると、高画質で関連性の高いデータを組み合わせたものだけが保持され、残りは[最近削除した項目]に移動します。

 

重複項目がいくつもある場合は、[●個の項目を結合]をクリックして結合するという作業を何度も繰り返すのは面倒です。そんなときは[option]キーを押しながら[●個の項目を結合]をクリックすると、ダイアログを表示することなくダイレクトに結合できます。

 

さらに、大量の重複項目がある場合は、[●個の項目を結合]を何度もクリックする作業すら大変です。重複項目をまとめて結合したい場合は、ドラッグで複数の項目を選択して、右上の[項目を結合]ボタンをクリックして結合できます。また、編集メニューからすべてを選択を選んで、右上の[項目を結合]ボタンをクリックすると、一度に全ての重複項目を結合できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

便利な使い方・注意点は? 日本でも始まったApple Music Classicalを楽しむ「10のポイント」

アップルがクラシック音楽に特化した音楽ストリーミングサービス「Apple Music Classical」を立ち上げました。本記事では、Apple Music Classicalの利用を始める前に注目しておきたい「10のポイント」を解説します。

↑iPhone、iPadとの相性も抜群に良い、クラシック専門の音楽ストリーミングサービス「Apple Music Classical」が始まりました

 

ポイントその1 Apple Musicとセットで月額1080円

Apple Music Classicalは500万を超える楽曲が揃う、世界最大級のカタログ規模を誇るクラシック音楽専門のストリーミングサービスです。Apple Musicをベースに構築されたサービスであることから、現在月額1080円(税込)で提供されているApple Musicのサブスクリプションに登録しているユーザーは、追加料金を払うことなく楽しめます。Apple Musicの個人プラン、ファミリープラン、学生プラン、Apple Oneのサブスクリプションが対象になります。

 

対応するプラットフォームはiOS 15.4以降、iPadOS 15.4以降、Android 9.0以上です。

 

ポイントその2 検索・再生を快適にするため専用アプリを用意

Apple Music Classicalを楽しむ前に、Apple Musicとは別の専用アプリをダウンロードします。iOS/iPadOSのアプリは「クラシック」という名前。Androidは「Apple Music Classical」です。

 

なぜ別々のアプリになっているのでしょうか。最大の理由はクラシック音楽の作品に関連付けられる「楽曲情報=メタデータ」の構造がほかのジャンルの音楽と異なるため。検索、ブラウズ、ライブラリ、おすすめ機能などを便利に活用するために独自のユーザーインターフェースを設ける必要があったからです。

↑Androidにも「Apple Music Classical」アプリが提供されます

 

開いたアプリの下に並ぶ4つのタブから「検索」を選択して、キーワードに「ベートーベン 運命」と入力してカタログから探してみると、Apple Music Classicalの場合は正確に「交響曲第5番:ハ短調 Op.67 “運命”」を演奏した作品が並びます。これがApple Musicでは、ほかのクラシックの楽曲や、「運命」というタイトルのJポップなどがリストに含まれてしまいます。

 

それぞれの作品を表示するページにも、Apple Musicのエディターが執筆した詳しい楽曲解説のほか、人気のレコーディング、関連作品など価値ある情報が詰まっています。クラシック音楽の熱心なファンからビギナーまで存分に楽しめるよう、独自のアプリを入念に最適化しているのです。

↑左がApple Music Classicalの検索結果。「ベートーベン 運命」と入力して探すと関連する作品が表示されます。右側のApple Musicではポップス系の音楽も出てきてしまいました

 

ポイントその3 クラシック入門に最適なプレイリストが充実

Apple Music Classicalには数百件以上のキュレーションされたプレイリストがあります。クラシック音楽にはあまり詳しくないという方は、プレイリストを頼りにすると魅力的な作品を探せます。

 

アプリの「見つける」タブを開くと、作曲家やアーティストの代表曲を揃えたプレイリストが並びます。アーティストが自ら推薦する作品を選んだプレイリストもあります。

↑「見つける」タブの中は「カタログ」「プレイリスト」「楽器」などの条件を指定しながら作品を検索できます

 

筆者は遅まきながら最近、ヴァイオリン奏者のヒラリー・ハーンにハマりました。たとえば「はじめての ヒラリー・ハーン」で彼女の代表的な演奏を押さえてから、アーティストによるプレイリスト「ヒラリー・ハーン :Violin Mixtape」で彼女が影響を受けた作品などを知ると、クラシック音楽への興味が深まります。

 

あるいは楽器を演奏することが好きな方は「見つける」タブの中から「楽器」による作品検索ができます。ハープやファゴット、アコーディオンによる演奏をハイライトした、意外な名演奏に出会える楽しさもあります。

↑ヒラリー・ハーンの代表曲を集めたプレイリストと、ヒラリー・ハーンが選曲したプレイリストの2種類を配信中

 

ポイントその4 空間オーディオやハイレゾロスレスも楽しめる

Apple Music Classicalには、ドルビーアトモスによる空間オーディオ対応の作品があり、数千以上の作品で、立体的な音楽再生が楽しめます。iPhoneやiPadに、AirPodsシリーズやBeatsのイヤホン・ヘッドホンなどを組み合わせて聴く楽しみ方が最もシンプルです。

 

もし、ヘッドホン・イヤホンを装着した状態でユーザーが顔の向きを変えても、楽曲の音がブレることなく適切な方向から聞こえてくる「ダイナミックヘッドトラッキング」機能などが不要であれば、AirPodsシリーズを選ばなくてもiPhoneに手頃な価格のイヤホン・ヘッドホンを組み合わせれば空間オーディオ再生は楽しめます。

 

なお、Androidアプリは空間オーディオ再生に対応していないので注意が必要です。

↑iPhoneとAirPodsシリーズはApple Music Classicalをベストな環境で楽しめる組み合わせとしておすすめです

 

CDの音質を超える最大192kHz/24bit(リニアPCM形式)のハイレゾロスレス音質の作品も、数は公表されていませんが配信されています。このハイレゾ再生はAndroidアプリでも楽しめます。

 

ただ、iPhone、iPadの場合は単体でハイレゾを聴くことができないので、コンパクトで取り回しのよいUSB-DAC内蔵のヘッドホンアンプやハイレゾ対応のヘッドホン・イヤホンを揃えるとよいでしょう。

 

ポイントその5 クラシック系の映画音楽やゲーム音楽から入るのもアリ

ここまで楽しみ方をいくつかご紹介してきましたが、それでもやっぱりクラシック音楽に親しみがわかないという方は、有名な映画音楽から聴いてみることをおすすめします。

 

筆者は『スター・ウォーズ』『E.T.』など、大ヒット映画の音楽を手がけてきたジョン・ウィリアムズの作品がApple Music Classicalのお気に入りです。“エディターのおすすめ”でもあるアルバム『John Williams:The Berlin Concert』には、誰もが聴いたことのある有名な18の楽曲が入っています。

 

「見つける」タブの中にある「その他のプレイリスト」を深掘りすると「ヒーロー&レジェンド」のプレイリストもあり、映画などで耳なじみのあるクラシックの名作が並んでいます。さらに、「ゲームのためのクラシックミュージック」のプレイリストも聴き応えがありそうです。植松伸夫のアーティストページもあります。私はお気に入り登録しました。

↑映画にゲームなど、さまざまなきっかけからクラシック音楽を好きになれる作品やプレイリストが揃っています

 

ポイントその6 HomePodとの相性もとてもイイ

Apple Music Classicalはスピーカーを使って、身体で音楽を浴びるように聴くとコンサートホールの情景がリアルに浮かび上がってきます。

 

Siriを搭載するスマートスピーカーの「HomePod」は、ドルビーアトモスによる空間オーディオ再生にも対応している最適な組み合わせです。クラシック音楽の録音は音場のスケール感やアコースティック楽器による音色の豊かな響きにも近付きやすい、スピーカー再生との相性がとても良いです。

 

ポイントその7 macOSアプリは登場待ち

Apple Music Classicalの利用を始める前に、注意しておきたいポイントがいくつかあります。

 

Androidアプリが空間オーディオ再生に対応していないことは先に触れた通りですが、ほかにもmacOS向けのApple Music Classicalアプリがないことも指摘しておくべきでしょう。

 

Macとヘッドホン、デスクトップスピーカーなどの組み合わせでハイレゾリスニングを楽しんでいる方はひと手間かかりますが、方法はあります。iPhone、iPad、AndroidスマホのApple Music Classicalでお気に入りの作品をライブラリやプレイリストに追加しておけば、同じ情報が共有されるMacのミュージックアプリから再度アクセスして、デスクトップオーディオ環境で聴くことができます。

↑iPhoneからApple Music Classicalに揃う作品、アルバムをお気に入りに登録するとApple Musicに反映。プレイリストなどはMacの「ミュージック」アプリから見ることができるようになります

 

ポイントその8 オフライン再生はApple Musicアプリで

もうひとつの注意点は「オフライン再生」です。Apple Music Classicalで配信されている作品はiPhoneやAndroidスマホにダウンロードして、オフラインで聴くことができます。ただしこちらもひと手間かかります。

 

Apple Music Classicalからお気に入りの作品をライブラリやプレイリストに追加して、Apple Musicアプリからデバイスにダウンロードしましょう。再生もApple Musicから行ないます。

 

ポイントその9&10 もっとApple Music Classicalを使いこなす「2つの方法」

最後にApple Music Classicalをより深く楽しむためのTIPSを2件紹介します。

 

ひとつは再生画面の左下に設けられた「i(インフォメーション)」アイコンの活用です。各作品に関連する詳しい情報を参照できるほか、演奏するアーティストや指揮者、オーケストラの関連作品について見識が深まります。

↑再生画面の左下にある「i」のアイコンをタップすると詳しい楽曲情報を確認できます

 

もうひとつは「今すぐ聴く」タブのページにも並ぶ「ムード&アクティビティ」のプレイリストです。ここには仕事に集中したいときのBGMや、朝晩のリラグゼーション・タイムに相応しい楽曲が揃っています。「ながら聴き」からクラシック音楽に親しむ道もアリです。

↑ながら聴きに最適な「ムード&アクティビティ」のプレイリストもかなり使えます

 

とにかくApple Musicのユーザーは、追加料金なしで楽しめるApple Music Classicalを試してみない手はありません。この機会にぜひクラシック音楽の魅力に触れてみてください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Apple Watch」、米で医師が見逃した肺血栓を発見!

「Apple Watch」が病院で見逃されていた肺血栓を発見した、と米メディアのWFLAが報じています。

↑助かりました

 

現行モデルの「Apple Watch Series 9」や「Apple Watch Ultra 2」は高心拍数や低心拍数、不規則な心拍リズムなどを検知すると、ユーザーに通知を送ることができます。また、心電図アプリや血中酸素ウェルネスアプリも搭載しています。

 

米・フロリダ州サラソータに住むLuke Heymanさんは、Apple Watchが高心拍数警告を出した後に、気分が悪くなり、足にも違和感を感じ、病院で診察を受けたそう。医師は心臓発作を否定しましたが、家に変えると心拍数が1分間に160回にまで上がり、再度病院へ。そしてER(緊急治療室)で造影剤を使ってCTスキャンを受け、両肺に血栓があることがわかったのです。

 

主治医によれば、もしHeymanさんが血栓を放置していれば失神するか、もっとひどい状態になっていた可能性があったそう。心臓専門医のPavan Kapadia医師は、「結果的にApple Watchが命を救ったのかもしれない」と述べています。

 

常に身体に装着することで、継続的にヘルスケアデータが取得できるApple Watch。今後もさらに多くの人の健康を支えてくれそうです。

 

Source: WFLA

「Apple Watch Ultra」、マイクロLED搭載が難航! 発売また先送り?

「マイクロLEDディスプレイ」を搭載した「Apple Watch Ultra」の登場は2026年以降になる、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑マイクロLED搭載の長い道のり

 

マイクロLEDとは、微細なLEDを画素として利用するディスプレイのことで、色の再現性などが優れている一方、コストが高いという問題があります。Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイの採用は、2025年2026年になるとも噂されていました。

 

The Elecによれば、Apple Watch Ultra向けのマイクロLEDディスプレイのサプライチェーンの立ち上げに問題があり、2026年の投入どころか、2027年の発売も不透明とのこと。Apple Watch Ultra向けのマイクロLEDディスプレイのサイズは2.12インチ(現在のApple Watch Ultraは1.93インチ)ですが、その製造コストは150ドル(約2万2000円※)となり、これを搭載したApple Watch Ultraの価格は1500ドル(約22万円)前後にもなると指摘されているのです。

※1ドル=約148円で換算(2024年2月8日現在)

 

アップルはApple Watchだけでなく、iPhoneやiPad、Mac、Vision Proなど全ての製品において、マイクロLEDディスプレイに置き換えようとしていると噂されています。しかし、Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイの搭載の延期が繰り返されるのを見ると、それはなかなか容易ではないようです。

 

Source: The Elec via MacRumors

有機EL版iPad Proはそんなに値上げしないかも? 160ドル程度の値上げになるらしい

有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」は160ドル(約2万4000円)程度の値上げが予定されていると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad ProではiPadシリーズとして、初めて有機ELディスプレイを採用することが期待されています。有機ELディスプレイはコントラスト比や省電力性能でメリットがあるものの、11インチモデルが1500ドル(約21万5000円)、13インチモデルが1800~2000ドル(約26万円~29万円)へと大幅に値上げされるとの情報も登場しています。

 

DigiTimesは具体的な価格を示していないものの、160ドルの値上げが正しければ、11インチモデルは959ドル(約14万円)から、13インチモデルは1259ドル(約19万円)からとなります、かなり高価ではありますが、以前の情報よりは常識的な値段といえそうです。

 

Apple(アップル)はすでにiPhoneシリーズにて、有機ELディスプレイを採用しています。一方でiPad Proに搭載される有機ELディスプレイは、Appleが薄型デザインを実現する「タンデムスタックデザイン」などの新技術にこだわっているため、調達コストが高くなるとの観測も登場しています。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイへの移行だけでなく、よりMacBookに近いデザインの「次期Magic Keyboard」の登場も期待されています。それらの周辺機器を考慮すると、トータルではかなり高額な製品となりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

有機EL版iPad Proはそんなに値上げしないかも? 160ドル程度の値上げになるらしい

有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」は160ドル(約2万4000円)程度の値上げが予定されていると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad ProではiPadシリーズとして、初めて有機ELディスプレイを採用することが期待されています。有機ELディスプレイはコントラスト比や省電力性能でメリットがあるものの、11インチモデルが1500ドル(約21万5000円)、13インチモデルが1800~2000ドル(約26万円~29万円)へと大幅に値上げされるとの情報も登場しています。

 

DigiTimesは具体的な価格を示していないものの、160ドルの値上げが正しければ、11インチモデルは959ドル(約14万円)から、13インチモデルは1259ドル(約19万円)からとなります、かなり高価ではありますが、以前の情報よりは常識的な値段といえそうです。

 

Apple(アップル)はすでにiPhoneシリーズにて、有機ELディスプレイを採用しています。一方でiPad Proに搭載される有機ELディスプレイは、Appleが薄型デザインを実現する「タンデムスタックデザイン」などの新技術にこだわっているため、調達コストが高くなるとの観測も登場しています。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイへの移行だけでなく、よりMacBookに近いデザインの「次期Magic Keyboard」の登場も期待されています。それらの周辺機器を考慮すると、トータルではかなり高額な製品となりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

新ボタンは“半押し”でフォーカス? iPhone 16 Proはデジカメのような操作感になるかも

「iPhone 16」シリーズの「キャプチャーボタン」では半押しなどの操作が可能になるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では電源ボタンの下にキャプチャーボタンが搭載されると以前から噂されており、このボタンはタッチや圧力検知が可能とも伝えられています。また、左右スワイプでズームインやアウト、軽く押してフォーカス、強く押して録画が開始できるとの情報もあります。

 

WeiboリークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16のキャプチャーボタンはデジタルカメラのように、2段階のシャッターボタンをエミュレートできるとのこと。これにより、軽く押すことでフォーカスや露出が固定され、全押しすると写真が撮影されるというのです。これにより、iPhone 16は写真の撮影機能が強化されると伝えています。

 

近年のスマートフォンは基本性能が横並びとなり、カメラの撮影性能で差別化を図ろうとしています。カメラ画質で定評のあるiPhoneが次期モデルで撮影機能を強化するのはよく理解できますが、スマホで写真や動画を撮影しない人には、不要なボタンにならないかが若干心配です。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

iOS 17.4が3月に配信予定。アップデートで追加される新機能まとめ

アップルは先月、 次期iOS 17.4を3月に配信することを発表しました。すでにベータ版から判明している、新機能の数々を振り返っておきましょう。

Image:Shutterstock

 

EUにおけるApp Storeの変更

Image:Apple

 

EUのデジタル市場法(DMA)に準拠するため、アップルはApp StoreやSafariなどに大きな変更を加えることを発表しました。これらはEUに属する27か国に住むiPhoneユーザーだけに提供されます。

 

まず第1に、EUにおいては代替アプリストアと代替支払い方法(アプリ内課金以外の決済方法)も許可。ほか、iPhone上でアップルのWebKit以外のウェブエンジン(描画エンジン)を使うことが可能に。繰り返しになりますが、これらは日本は関係ありません。

 

Apple Podcastの文字起こし

Image:Apple

 

iOS 17.4から、アップル純正Podcastアプリに文字起こしが提供され、リスナーはエピソードの全文を読んだり、特定の単語やフレーズを検索したり、文字ををタップして特定の部分にジャンプできるようになります。

 

アップルによると、新しい話数が公開されると、自動的に文字起こしが生成されるそうです。iOS 17.4では英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に限られますが、日本語も追加を期待したいところです。

 

HomePod向けSharePlay

アップル製品のユーザーが一緒に音楽を聴けるSharePlayが、HomePodスピーカーにも拡大します。これにより、家族や友人がリクエストを承認すれば、HomePodで再生中の音楽を制御できるようになります。今のところMusicアプリに限定されていますが、特に定額プランApple Music+への加入は必要ありません。

 

新たな絵文字

Image:Emojipedia

 

iOS 17.4では、壊れた鎖、茶色いキノコ、横/タテに揺れる頭、ライム、不死鳥などの新しい絵文字が追加されます。

 

次世代CarPlayも実現?

Image:Apple

 

iOS 17.4初のベータ版には、8つの新しいCarPlayアプリの手がかりが含まれていました。自動設定や車載カメラ、充電や気候、温度に閉鎖、メディアとタイヤ空気圧、トリップといったところです。

 

Source:MacRumors

iPhone 16の背面カメラはスッキリおしゃれなデザインに!? 新たな予測レンダリングが登場

今年のリリースが期待されている「iPhone 16/16 Plus」にて、新たな縦型の背面カメラとカメラ突起のデザインが採用されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、2個の背面カメラが斜めに配置されています。カメラ周辺の突起は「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じように正方形で、カメラとカメラの隙間が目立つデザインとなっています。

 

MacRumorsは2023年12月にiPhone 15/15 Plusの予測レンダリングを公開し、縦型の背面カメラと正方形のカメラ突起というデザインが検討されていると伝えていました。しかし最新のレンダリングでは、縦型の背面カメラの周辺にピル型(縦型)の突起が配置され、よりスッキリしたデザインに仕上がっています。

 

このような縦型の背面カメラとカメラ突起は、「iPhone X」でも採用された歴史があります。また、iPhone 15/15 Plusで縦型の背面カメラとカメラ突起の採用は、著名リーカーのMajin Buも報告しています。

 

縦型カメラとカメラ突起はiPhone 15/15 Plusのカメラを減らしたデザインよりも、より完成度が高い印象です。今年のiPhone 16/16 Plusが、より魅力的なデザインで登場することに期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

次期iPad Pro、有機ELディスプレイやM3チップ搭載で3月に登場? これまでの噂まとめ

アップルは今年3月末、次期iPad Proを発表することが有力視されています。著名ジャーナリストも、同社が春に新製品を発売し、「大型モデルを含む新型iPad Air、刷新されたiPad Pro、M3 MacBook Air」のリリースを目指していると述べていました

↑次期iPad Proは3月発表か

 

次期iPad Proはどのような仕様になり、どんな専用アクセサリーが同時発売されるのか? アップル関連情報サイト9to5Macが、これまでの噂話をまとめています。

 

有機ELディスプレイ

最大の変更点は、ディスプレイが有機ELに移行すること。現行の11インチiPad Proは従来型のバックライト付き液晶、12.9インチはミニLEDバックライト付き液晶を搭載。これらが両方とも、同じ方式に統一される見通しです。

 

アップルはまずApple Watch、次にiPhoneへと有機ELディスプレイを導入。それに続きiPad Proも、という流れです。また12.9インチiPad Proの後継モデルは、画面サイズが13インチとなり、少し大きくなるかもしれません。

 

ミニLEDディスプレイと比べて、有機EL画面は黒の表現が美しくなり、消費電力が減り、バッテリー持ちが良くなると予想されます。なぜなら、有機ELパネルは赤、緑、青の画素そのものが発光するため、黒の場合は「完全にオフ」にするためです。

 

新型Magic KeyboardやApple Pencil

アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、新型Magic Keyboardが「よりMacに近くなるよう、トラックパッドが大きくなる」ことや、トップケースが初めてアルミニウム製となりMacBookにデザインが近くなると主張していました

 

また、iOS 17.4の内部ファイルから「探す」アプリと連動する新型Apple Pencilの手がかりも見つかっています。ほか、ペン先が磁石により着脱式になり、用途に応じて交換できるとの噂もありました。

 

M3チップ搭載

iPad Proの新モデルは、間違いなく前モデルよりも高性能になるはず。11インチと13インチモデルともに、最新の14インチMacBook ProやiMacと同じM3プロセッサーを搭載すると予想されています。

 

ただし、これらの強化により、新型iPad Proは現行モデルより大幅に値上げされるとも噂されています。韓国のサプライチェーン情報筋からは、11インチが1500ドル(約22万円)~、12.9インチが1800ドル(約26万円)~になるとの見通しが伝えられていました

 

どれもが素晴らしいアップグレードを予感させますが、大幅値上げだけは外れることを祈りたいところです。

 

Source:9to5Mac

アップルがフォーチュン誌「世界で最も賞賛される企業」17年連続1位に! 2位以降はマイクロソフト、アマゾンと続く

Fortune(フォーチュン)誌の「世界で最も賞賛される企業」にて、Apple(アップル)が17年連続でトップとなりました。

↑ZorroGabriel / Shutterstock.comより

 

Fortuneによる最も賞賛される企業とは、革新性や経営の質、社会的責任、企業資産の活用、財務の健全性、製品とサービスの質、国際競争力などで、企業をランク付けするというものです。パートナーのKorn Ferryと協力し、3720人の経営幹部や取締役、証券アナリストが、最も賞賛する企業として、10社を選んでいます。

 

2024年の調査では、Appleはすべてのカテゴリーで首位を獲得しました。なお、2位はMicrosoft(マイクロソフト)、3位はAmazon(アマゾン)でした。その他には、6位にコストコ、8位にアメリカン・エキスプレス、9位にウォルマートなどがランクインしています。

 

トップ10にランクインしているテック企業としては、7位にGoogle(グーグル)の親会社ことAlphabet(アルファベット)が登場。またGPUやサーバー向けAIチップを開発しているNvidiaが、過去最高の10位に急上昇しています。

 

売上でも社外からの評価でも、まさに快進撃を続ける、Apple。AI技術全盛の時代でもこの勢いが続くのか、見守りたいものです。

 

Source: Fortune via MacRumors

Apple Watchの新色バンドは「ネイビーブルー」と「エメラルド」の2色に? 今春登場か

MacRumorsのフォーラムに、2024年春のApple Watch向けの新バンドとされる画像が投稿されています。

↑MacRumors Forumsより

 

Apple(アップル)は毎年春にApple Watchの新バンドを発表しており、2023年3月には「スポーツバンド」や「ソロループ」、「ブレイデッドソロループ」、「Hermesカザック」「Hermesレザー」に複数の新色が登場しています。

 

今回MacRumorsのフォーラムに投稿された画像は、2024年のApple Watch向けバンドのカラーオプション候補とされるものです。投稿者のmikedop氏はこの色を「ネイビーブルー」「エメラルド」と読んでいますが、この名前が製品には採用されない可能性もあります。

 

情報によれば、Appleは実際にリリースするApple Watchの新色オプションとして、2倍のラインナップを試作しているとのこと。つまり、今回のネイビーブルーやエメラルドは実際に試作されたものの、製品としては販売されない可能性もあります。

 

さらに3月上旬には、Apple Watchの新色バンドだけでなく、「iPhone 15」の新色が登場する可能性もあります。今年の春も、新たな季節にぴったりな爽やかなカラーのアクセサリの登場に、期待したいものです。

 

Source: MacRumors Forums

折りたたみiPadの登場時期はいつになる? 最終的にiPad miniを置き換えか

Appleが7~8インチの折りたたみ製品を2026年~2027年にも発売する可能性があると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleが折りたたみ製品を準備しているとの報道は繰り返し登場しており、2024年末にも折りたたみiPadが登場するとの情報もあります。また、折りたたみiPadの後には折りたたみiPhoneが登場することも期待されています。

 

The Elecによれば、Appleの折りたたみ製品は8.3インチの「iPad mini」に取って代わる可能性があるとのこと。一方で、AppleはiPad mini向けの有機ELディスプレイも開発しており、7~8インチの折りたたみ製品の詳細はまだ決定されていないと伝えています。また、サムスンディスプレイやLGディスプレイは去年、6インチ後半と7インチ後半の折りたたみディスプレイのサンプルを、Appleへと送っているようです。

 

さらに7~8インチの折りたたみ製品の後に、より大きな20.5インチの折りたたみ製品に取り組んでいると報じられています。Appleが折りたたみ製品に注力するのか、あるいは製品の有機ELディスプレイへの置き換えに注力するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

今後、米国のApple Watchからは血中酸素アプリが消えたまま? クックCEOが「他にも買う理由はたくさんある」と発言

現在、米国ではApple Watch Series 9/Apple Watch Ultra 2は、特許侵害と認定されたため、血中酸素モニターをソフトウェア的に無効にした状態で販売中です

↑今後の新モデルも血中酸素モニター機能がないかも?

 

この特許を持つ医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、アップルとの和解に前向きであり、友好的に問題を解決できるようにしたい趣旨を述べていました。これはおそらく、Masimoが特許をアップルにライセンス供与し、血中酸素機能を復活する方向と推測されます。

 

しかし、アップルのティム・クックCEOはニュース専門放送局CNBCの生放送にて、アップルは上訴(米国際貿易委員会が下した輸入・販売禁止命令を不服として、米連邦巡回控訴裁判所に控訴)に集中しており、Masimoからライセンス供与を受けるつもりはないと示唆しました。

 

クック氏は「我々は上訴に集中している」「血中酸素センサーがなくても、この時計(Apple Watch)を買う理由はたくさんある」と述べています。

 

今後のアップルの方針については、Masimoに歩み寄り、和解金を支払ってライセンス供与を受けたほうが合理的だと調査会社TrendForceは分析していました

 

なぜなら、もしも内部のハードウェアを変更するなら、規制当局の審査に時間がかかることに加えて、開発に数か月以上はかかると予想されるためです。次期Apple Watchも今年秋に発売する可能性が高く、大きな時間の余裕はないというわけです。

 

しかし、かつてアップルはクアルコムとの特許訴訟を何年も繰り広げ、最終的には45~47億ドルもの和解金を支払ったと見られています。2023年内のApple Watch総売上は200億ドルに満たない可能性もあり、Masimoに巨額の和解金を支払うのは厳しそうです。

 

今後のApple Watch新モデルには、血中酸素モニターのアプリが搭載されない可能性が高まった格好です。とはいえ、新型コロナ禍が一段落して、その病状を判断する用途での需要も下火となっており、機能がなくなったとしても売上げにはあまり影響がないのかもしれません。

 

Source:AppleInsider

今後、米国のApple Watchからは血中酸素アプリが消えたまま? クックCEOが「他にも買う理由はたくさんある」と発言

現在、米国ではApple Watch Series 9/Apple Watch Ultra 2は、特許侵害と認定されたため、血中酸素モニターをソフトウェア的に無効にした状態で販売中です

↑今後の新モデルも血中酸素モニター機能がないかも?

 

この特許を持つ医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、アップルとの和解に前向きであり、友好的に問題を解決できるようにしたい趣旨を述べていました。これはおそらく、Masimoが特許をアップルにライセンス供与し、血中酸素機能を復活する方向と推測されます。

 

しかし、アップルのティム・クックCEOはニュース専門放送局CNBCの生放送にて、アップルは上訴(米国際貿易委員会が下した輸入・販売禁止命令を不服として、米連邦巡回控訴裁判所に控訴)に集中しており、Masimoからライセンス供与を受けるつもりはないと示唆しました。

 

クック氏は「我々は上訴に集中している」「血中酸素センサーがなくても、この時計(Apple Watch)を買う理由はたくさんある」と述べています。

 

今後のアップルの方針については、Masimoに歩み寄り、和解金を支払ってライセンス供与を受けたほうが合理的だと調査会社TrendForceは分析していました

 

なぜなら、もしも内部のハードウェアを変更するなら、規制当局の審査に時間がかかることに加えて、開発に数か月以上はかかると予想されるためです。次期Apple Watchも今年秋に発売する可能性が高く、大きな時間の余裕はないというわけです。

 

しかし、かつてアップルはクアルコムとの特許訴訟を何年も繰り広げ、最終的には45~47億ドルもの和解金を支払ったと見られています。2023年内のApple Watch総売上は200億ドルに満たない可能性もあり、Masimoに巨額の和解金を支払うのは厳しそうです。

 

今後のApple Watch新モデルには、血中酸素モニターのアプリが搭載されない可能性が高まった格好です。とはいえ、新型コロナ禍が一段落して、その病状を判断する用途での需要も下火となっており、機能がなくなったとしても売上げにはあまり影響がないのかもしれません。

 

Source:AppleInsider

知っていましたか? “動く写真”ことLive Photosがロック画面に設定できるようになったんです!【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Live Photosで動くロック画面を作ってみよう」です。

 

 

iOS 17では、ロック画面に動く写真を設定できるようになりました。シャッターを切った前後の1.5秒ずつの映像を記録する「Live Photos」を設定することで、iPhoneの起動時にLive Photosが再生されます。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Live Photosを撮影します。「カメラ」アプリを開き、画面右上からLive Photosのボタンが表示されていることを確認しましょう。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、ボタンをタップすればLive Photosの撮影モードに切り替わります。あとは通常どおりシャッターボタンをタップし撮影すればOKです。Live Photosを撮影できたら、次はロック画面を設定しましょう。

 

「設定」アプリを開き、[壁紙]をタップ。[+新しい壁紙を追加]を選んだら[Live Photos]と進みます。すると、ロック画面にしやすそうなLive PhotosをiPhoneが提案してくれます。もし、提案の中に設定したいLive Photosがない場合は、[アルバム]→[Live Photos]と進み、好きなものを選びましょう。

 

ロック画面の設定画面に切り替わったら、左下のアイコンを確認します。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、まずはアイコンをタップしてみましょう。すると、このように「モーションエフェクトは使用できません」と表示されることがあります。この場合は、iPhoneのロック画面を解除してもLive Photosが静止画として表示されてしまうので、別のLive Photosを選びましょう。

 

あるいは、このように「この写真でモーションエフェクトを使用してみましょう」と表示されることがあります。この場合は、アイコンをもう一度タップすれば動いた状態でロック画面に設定できます。

 

必要に応じて日付や時刻、ウィジェットのカスタマイズを行い、[追加]をタップ。すると[壁紙を両方に設定]と[ホーム画面をカスタマイズ]の選択画面が表示されます。今回は、ホーム画面とロック画面に同じ壁紙を設定したいので前者を選択しました。

 

壁紙のカスタマイズ画面に移ったら、右側のホーム画面の[カスタマイズ]ボタンをタップ。デフォルトではアプリが見やすくなるように壁紙にぼかしがかかっています。もしぼかしが不要であれば、右下の[ぼかし]をタップしましょう。最後に[完了]を押せばこれで設定は終了です。

 

ちなみに、ホーム画面に設定したLive Photosには動きはつかず、静止画として表示されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「iPhone 15 Pro」にがっかり。顧客満足度で標準モデルを下回る

「iPhone 15 Pro」のユーザーの満足度が「iPhone 15および15 Plus」を下回った、と調査会社のRerfectRecが報じています。

↑ユーザーが不満なわけは?

 

↑PerfectRecより

 

上のグラフは、購入時期ごとの「iPhone 15」シリーズの満足度をまとめたもの。iPhone 15 ProおよびPro Maxは発売時、満足度が一番高かったものの、2024年1月ではiPhone 15および15 Plusの満足度がProシリーズより高くなっています。iPhone 15 Proの満足度は最も低くなってしまいました。

 

PerfectRecによれば、過去30日間でiPhone 15 Proに寄せられた苦情には、「バッテリーの持ちが悪い」「iPhone 14 Proとあまり変わらない」「カメラレンズが出っ張っている」などがあるとのこと。

 

iPhone 15 Proのバッテリーが4か月程度で大幅に劣化したとは考えづらいので、これはiPhone 15 Proのパフォーマンスとバッテリー持続時間のバランスに消費者が不満を抱いているということになります。iPhone 15 Proには「A17 Pro」チップや常時点灯が可能なディスプレイが搭載されていますが、これがバッテリーを必要以上に消費しているのかもしれません。

 

優れたカメラシステムなど、上位機能を搭載したiPhone 15 Pro。しかしバッテリーの持続時間という意味では、顧客をあまり満足させることができていないようです。

 

Source: PerfectRec via 9to5Mac

「MacBook Air」が廃止の危機にあったことが判明! Proさえあれば十分?

アップルの重役が「MacBook Air」シリーズの廃止を検討していたと、海外メディアのThe Vergeが報じています。

↑廃止論があったとは…

 

アップルの「非常に高いレベル」の人物から入手したという今回の情報。それによれば、同社の元チーフデザインオフィサーのジョニー・アイブ(Jony Ive)氏が、「MacBook Airの製造を中止し、MacBook Proを唯一のポータブルMacにする」ように働きかけていたとのことです。

 

The Vergeのポッドキャストに出演した著名ITジャーナリストのウォルト・モスバーグ(Walt Mossberg)氏によれば、アイブ氏は「AirとProの両方が存在する必要はない」と考えていたそう。ProをAirと同じくらい軽く、薄く、高価格なマシンにすることで収益に貢献し、たとえ追加のパフォーマンスがなくても、人々はそれを買うだろうとアイブ氏は考えていたようです。

 

モスバーグ氏によれば、この方針がデザインチームとプロダクトマネージャーとの間で大きな争いを引き起こし、2018年にプロダクトマネージャーの意見が通ったそう。2018年までMacBook Airに大きなアップグレードが施されなかったことは、それを裏付けているかもしれません。

 

薄くて軽く、そして安価で気軽に購入できる、MacBook Air。同シリーズが廃止されなかったのは、消費者にとって幸運な決断だったといえそうです。

 

Source: The Vergecast via 9to5Mac

iPhone 16、大型画面とキャプチャーボタン以外の変更はナシ? デザイン刷新はiPhone 17以降になるかも

2024年の「iPhone 16」シリーズでは大きなデザイン変更はなく、2025年の「iPhone 17」シリーズ以降にて大幅なデザイン変更と生成AI機能が搭載されるとの報告を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では、電源ボタンの下に新たにキャプチャーボタンが搭載されることが、以前から報告されいています。このキャプチャーボタンはタッチや圧力検知に対応し、さまざまなカメラ操作が可能だとの情報もあります。

 

Kuo氏によれば、iPhone 16では大型ディスプレイとキャプチャーボタン以外の、大幅なデザイン変更はないとのこと。事前情報によれば、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではディスプレイサイズが6.3/6.9インチに大型化するとも報告されています。

 

Kuo氏はそれだけでなく、包括的な生成AI機能が搭載されるのは、iPhone 17以降になると報告しています。以前にBloomberg(ブルームバーグ)は今年リリースされる「iOS 18」にて、史上最大のアップデートが予定されていると報告しています。iOS 18ではSiriにさまざまなAI機能が追加されることが期待されていますが、それが真価を発揮するのはiPhone 17以降、ということなのかもしれません。

 

個人的には、iPhone 16 Pro/Pro Maxにてディスプレイサイズが変更されれば、十分に大きな変更点だと感じますが……iPhone 17以降では、あっと驚くような新デザインが用意されているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

Appleがスマホに関する特許を取得……将来のiPhoneはスライド式ボディで画面が大きくなる?

Apple(アップル)がスライド式ボディとフレキシブルディスプレイを搭載したスマートフォンに関する特許を取得したことが、海外にて報じられています。

↑USPTOより

 

Appleがフレキシブルディスプレイを搭載した「折りたたみiPad」を開発しているという情報は、以前から報じられていました。また将来は、折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

2021年に取得され、今回更新された「スライド式拡張可能ディスプレイを有する電子機器」という特許。その内容としては、フレキシブルディスプレイを巻物のように筐体内に巻き取ることができる、スライド式のスマートフォンが解説されています。

 

特許の説明では、スマートフォンの本体をスライドさせることで内部のディスプレイを引き出し、画面を大きくすることができます。またコンパクトな状態に戻したときにはディスプレイは平らになり、また自動で巻き戻るようにバネでテンションをかけることも想定されているようです。

 

すでに多数のAndroidスマートフォンメーカーからリリースされている折りたたみスマートフォンは、ヒンジ部分にしわができたり、また通知を確認するためのサブディスプレイを搭載する必要があります。しかしフレキシブルディスプレイでメイン画面を大きくできる今回の特許は、そのような課題を解決する糸口になるのかもしれません。

 

Source: USPTO (PDF) via Apple Insider

Appleのスマートディスプレイ新製品? 謎の「homeOS」記述がtvOS 17.4のコードから見つかる

Apple(アップル)の未発表OS「homeOS」に関する言及が見つかったと、MacRumorsが報じています。

↑SJ_PHOTOS / Shutterstock.comより

 

Appleは2021年6月、homeOSに言及した2つの求人情報を掲載しました。また同社は、ディスプレイを搭載したHomePodや、HomePodとiPadを合体させたスマートディスプレイ的な製品を開発しているとの報道も登場しています。

 

Appleは2018年にHomePodをリリースした際に、「iOS 11」の修正版を搭載していました。しかし2020年の「HomePod‌ Software 13.4」のリリースとともに、HomePodのプラットフォームは「tvOS」へと移行しています。Appleはスマートホームへの注力として、tvOSとHomePodのソフトウェアを統合し、homeOSとしてリブランディングする可能性があるのです。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、AppleはGoogle(グーグル)のNest HubやAmazonのEcho Showに対抗する、新しいスマートディスプレイに取り組んでいるとのこと。これはiPadのようなデザインかつFaceTime通話用のカメラを搭載し、壁にとりつけることが想定されています。また、HomePodのようなスピーカーが搭載される可能性もあるようです。

 

開発者向けに配布された「tvOS 17.4」のベータ1では、HomePod向けのSharePlay機能が追加されました。これも、ディスプレイ付きのHomePodの存在を示唆しているといえそうです。tvOS 17.4は3月に公式リリースされる見込みですが、その場や6月の開発者会議ことWWDCにて、「homeOS」に関する何らかの発表があることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

次期iPad ProやMacBook Airは3月末に発売? 期待される変更点のまとめ

Apple(アップル)が次期iPad AirやiPad Pro、MacBook Airを3月末頃に発表すると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

Gurman記者によれば、次期iPad Proと13インチMacBook Airの新モデルの生産が、Appleのサプライチェーンにて順調にすすんでいるとのこと。次期iPad Proは11インチ/13インチにわずかに画面サイズが大きくなり、初めて有機ELディスプレイを搭載すると期待されています。これによりディスプレイの品質が改善される一方、価格が上昇する可能性があります。また、M3チップやMagSafeワイヤレス充電への対応、横向きフロントカメラ、再設計されたMagic Keyboardも登場するようです。

 

次期iPad Airは10.9インチモデルにくわえて、12.9インチモデルが追加されるようです。また、新チップ「M2」の搭載や再設計された背面カメラ、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3のサポートが期待されています。次期MacBook Airに関しては、M3チップやWi-Fi 6Eに対応する一方、デザイン上の変更はないようです。

 

今回の情報が正しければ、3月末に登場する新製品では有機ELディスプレイを搭載したiPad Proと、12.9インチのiPad Airが目玉となるようです。iPadシリーズで初めてとなる有機ELデイスプレイがどれだけ美しいのか、ぜひこの目で見てみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Siriが大幅進化、さらにAIも? iOS 18は“史上最大のアップデート”になるとBloomberg名物記者

今年リリースされるであろう「iOS 18」が史上最大のアップデートになると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑rafapress / Shutterstock.comより

 

Gurman記者いわく、iOS 18は「新OSはApple史上最大とまではいかなくても、最大級のものとなると見られていると聞いている」とのこと。現時点では具体的な機能や変更点は明かされていないものの、現時点では「Siri」「RCS」に関する刷新が報じられています。

 

Siriに関しては、Siriやメッセージアプリがユーザーの質問に答え、文章を自動補完する方法が改善されるようです。またAppleはApple MusicやPages、Keynote、Xcodeなどのアプリにも、AI(人工知能)による自動生成機能の搭載が検討されています。またThe Informationは、大規模な言語モデルをSiriに組み込むことで、Shortcutsアプリを含めて複雑なタスクの自動化が可能になると指摘しています。

 

RCSは「SMS」や「MMS」の後継となるメッセージングサービスで、メッセージに写真や動画、音声メッセージ、グループチャット、暗号化など、さまざまな機能が提供されます。Appleは2024年後半からのRCSのサポートを明言しており、これがiOS 18に搭載される可能性は高そうです。

 

例年通りのスケジュールなら、今年6月にも開発者向けのベータ版が公開され、9月にはリリースされるであろうiOS 18。Siriがどれだけ便利に進化するのかに、注目したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期iPad Pro、Face IDカメラが横向きに? iOS 17.4のコードに証拠見つかる

「iOS 17.4」のコードから、「次期iPad Pro」に横向きの「Face ID」カメラが搭載される証拠が見つかったと、MacRumorsが報告しています。

↑Kaspars Grinvalds / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPad Proは、本体の上部にFace IDカメラが搭載されています。これにより、iPad Proを横向きに持っている状態では、Face IDが利用できないという問題があります。

 

iOS 17.4のコードには、「Face IDのセットアップ中、iPadは横向きでカメラが画面の上部にある必要があります」との記述が見つかっています。これは、次期iPad Proに横向きのFace IDカメラが搭載される証拠といえそうです。

 

「iPad(第10世代)」では、前面カメラが縦向きから横向きへと移動しています。この変化が、次期iPad Proを含めた他のiPadに反映されてもおかしくはありません。また、将来は「iPad Air」にFace IDが搭載される可能性もあります。

 

今年の4月にも発売されるかもしれない、次期iPad Pro。そのFace IDカメラの位置の変化に、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

App Store、「Xbox Cloud Gaming」「GeForce NOW」などゲームストリーミングアプリ解禁へ!

Apple(アップル)は1月25日、世界中のアプリストア「App Store」にてゲームストリーミングアプリを利用できるようにすると発表しました。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

これまでApp Storeでは、ゲームストリーミングアプリを配信することができませんでした。例えばMicrosoft(マイクロソフト)の「Xbox Cloud Gaming」やNvidiaの「GeForce NOW」のようなサービスは、iPhoneやiPadからはウェブ経由でしかアクセスできなかったのです。

 

しかし今回のApp Storeの変更により、Xbox Cloud GamingやGeForce NOWといったゲームストリーミングアプリが、iPhoneやiPadでも利用できるようになります。「ゲームをストリーミング配信する機能を備えた、単一のアプリを開発者は提供できるようになりました」と、Appleは述べています。

 

Appleによると、ゲームストリーミングアプリはアプリに含まれるコンテンツの中で、最も高い年齢レーティングを維持する必要があります。ゲームストリーミングアプリの解禁により、iPhoneやiPadでのゲームプレイがより楽しくなりそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

アップル、次世代CarPlay搭載車が2024年に登場を確認! iOS 17.4ベータから8つの新機能も明らかに

アップルは公式サイトを更新し、次世代CarPlayに対応する初のクルマが2024年に登場することを明らかにしました。これはポルシェやアストンマーティンが対応を表明したことに続くものです。

Image:Apple

 

さらに、配信されたばかりのiOS 17.4ベータ版から、8つのCarplay新機能が見つかったと米MacRumorsが報告しています。

 

次世代CarPlayに関しては、複数のディスプレイに情報を表示し、エアコンの操作をしたり、スピードメーターやタコメーター、温度計や燃料(バッテリー)残量といった計器類も扱えることが公開済みです。

 

それらに加えて、iOS 17.4ベータには8つの新アプリへの言及がありました。

  • 自動設定: ペアリングされたiPhoneを管理し、車両の設定を調整できる
  • 車載カメラ: 車両のバックカメラ映像を表示
  • 充電: 電気自動車の場合、バッテリー残量や充電状況、満充電までの残り時間などが表示
  • 気候: 車両の空調コントロールにアクセスし、エアコンやヒーターの温度、ファンの回転数、シートヒーター、ステアリングヒーターなどを調整できる。
  • 閉鎖: 車両のドアが開いているかどうかを表示し、警告マークを出すこともある
  • メディア: FM/AMラジオ局のコントロールができる。ユーザーは、トップ40やロックなどの音楽ジャンルのリストから選べる
  • タイヤ空気圧:各タイヤの空気圧を表示し、空気圧低下や空気圧上昇、パンクを警告する
  • トリップ: 車両の平均速度、燃費やエネルギー効率、走行時間や走行距離など、運転に関連するさまざまなデータを提供する

 

また次世代CarPlayでは、ドライバーが車のエンジンを切った後に「グッバイ」画面が表示される可能性が高いことが明らかになりました。

Image:MacRumors

 

ほか、iOS 17.4からは、次世代CarPlayでは計器類をはじめとして、テーマや配色が調整できることも確認されました。

Image:MacRumors

 

アップルは次世代CarPlayの機能が、従来のCarPlayに対応しているクルマでも利用できるかどうか明らかにしていません。iOS 17.4は3月に正式配信される見通しのため、それまでに追加の情報が提供されそうです。

 

Source:Apple,MacRumors

iPhone 16 Pro Maxのカメラが大幅進化? 大型メインカメラセンサーを搭載か

今年の「iPhone 16 Pro Max」では広角(メイン)カメラにより大きなイメージセンサーが搭載されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに掲載されています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、広角カメラに1/1.28インチのセンサーを搭載しています。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、超広角カメラが1200万画素から4800万画素に進化するというもあります。

 

Weiboに情報を投稿したリークアカウントのDigital Chat Stationによれば、iPhone 16 Pro Maxではカスタマイズされた4800万画素のソニー製センサー「IMX903」を搭載。センサーサイズが1/1.14インチへと大型化することで、ダイナミックレンジや背景のボケが改善され、低照度環境での撮影品質も大幅に向上する可能性があるのです。

 

さらにiPhone 16 Pro Maxでは、性能向上のための積層設計や、高品質な画像データ変換のための14ビットADC(Analog-to-Digital Converter)、より優れたダイナミックレンジとノイズコントロールのためのDCG(Digital Gain Control)が搭載されるとしています。

 

Digital Chat Stationはその他にも、iPhone 16 Pro/Pro MaxはiPhone 15 Pro/Pro Maxのデザインを踏襲し、若干湾曲したディスプレイを搭載。iPhone 16 Pro/Pro Maxは前モデルとほぼ同じ厚さになるとしています。

 

スマートフォンのカメラで利用頻度が一番高いのは、やはり広角カメラ。iPhone 16 Pro Maxでの広角カメラの進化は、私達にも体感できるものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

使うのは純正「プレビュー」ソフトだけ! PDFにパスワードを設定するには【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Macの標準機能だけでPDFにパスワードを設定!」です。

 

 

PDFファイルは非常に使い勝手がよいですが、データを改ざんされたり、情報漏洩、コンテンツの無断流用などの危険性もあります。今回は、macOS標準の「プレビュー」ソフトを使って、PDFにパスワードを設定する方法をご紹介しましょう。

 

PDFファイルを「プレビュー」で開いたら、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択します。次にダイアログ内の[アクセス権]ボタンをクリックしましょう。

 

このような画面が開くので、一番上にある[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックを入れ、すぐ下のパスワード欄に、ファイルを開くときに要求するパスワードを入力します。続いて、確認欄にも同じパスワードを入力しましょう。

 

そして、最下部にある[所有者のパスワード]欄でもパスワードを入力します。確認でもう一度同じパスワードを入力しましょう。

 

最後に[適用]ボタンをクリックしてPDFを保存すると、パスワードで保護されたPDFファイルが作成されます。

 

なお、この方法でパスワードをかけたPDFは、印刷、テキストや画像のコピー、ページの挿入や削除、注釈の追加、埋め込まれたフォームへの入力を行おうとすると、最後に入力した[所有者のパスワード]の入力が要求されます。

 

これらの操作を[所有者のパスワード」の入力なしで許可したいときは、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択して[アクセス権]ボタンをクリックしたあと、一番上にある[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックを入れましょう。パスワードを2回入力したら、アクセス権にある[プリント]、[テキストまたはグラフィックスのコピー]などの項目から、パスワードの入力なしで操作を許可をする項目にチェックを入れ、最後に[最下部の所有者のパスワード]欄でパスワードを2回入力します。

 

最後に[適用]ボタンをクリックしてPDFを保存すると、チェックした項目をパスワードの入力なしで操作できるPDFが作成されます。

 

なお、アクセス権の設定時に[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックをしない場合、PDFを開く時はパスワードを要求せず、指定した操作にのみMac所有者のパスワードを要求することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
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アップル、「App Store」の独禁法違反でロシアに制裁金20億円を支払う

アップルの「App Store」がロシアの独占禁止法に違反したとして、同社がロシア政府に12億ルーブル(約20億円※)を支払ったと国営通信社のTassが報じています。

※1ルーブル=約1.6円で換算(2024年1月25日現在)

↑これからどうする?

 

2022年、ロシアの連邦反独占局(FAS)は、App Storeの反競争的行為のためアップルを告発。翌年、同局はアップルに12億ルーブルの制裁金の支払いを命じました。

 

今回の事件が起きた理由について、FASは「アップルがロシア人の開発者に対して、アプリで同社の決済ツールを使うように強制したため」と説明。App Storeのガイドラインで「App Store以外での購入や代替の支払い方法の選択肢についてアプリ内で知らせることを禁止している」とも指摘しているのです。

 

ウクライナ侵攻以来、ロシアではApp Storeにおける課金や「Apple Pay」などのサービスが利用できなくなっています。しかし、App Store自体は引き続き利用することができ、ハードウェアの販売はしていないものの、その関連サービスも提供されています。

 

アップルがロシアにおけるApp Storeの方針を変更するのかどうかは不明。米国ではアプリによる代替支払い方法の提示が許可され、欧州連合(EU)ではアプリのサイドローディングが義務化されようとしており、App Storeの今後の動向にますます注目が集まります。

 

Source: Tass via 9to5Mac

ヘルスケア機能の開発競争がヒートアップ! 打倒アップルに執念を燃やすサムスン

スマートウォッチなどへのスマートデバイスに血圧計や血糖値計を搭載するのは誰が一番になるか? この競争でサムスンが打倒アップルに執念を燃やしている、と米メディアのブルームバーグが報じています。

↑打倒アップル!

 

現行モデルの「Apple Watch」や「Galaxy Watch」では、継続的に血圧や血糖値を測定することはできません。しかし、Apple Watchでは2024年モデルに血圧のモニタリング機能が、数年以内には血糖値の測定機能が搭載されると予測されています。

 

そんな中、サムスンでモバイルデジタルヘルス部門を率いるHon Pak氏が、「継続的に血圧とブドウ糖の測定ができれば、ゲームチェンジャーとなります。誰もがその実現を目指しており、我々も多額の投資を行っています」と語りました。「小型化や血糖値モニタリングが可能な技術まで、あらゆるものを検討しています」

 

Pak氏は製品のリリース時期について具体的に触れませんでしたが、非侵襲的な血糖値のモニタリング機能は5年以内に市場に投入されることが期待されています。また、サムスンは将来イヤホンに体温や心拍数のモニタリング機能を追加するかもしれないという噂も……。

 

今後、スマートウォッチやイヤホンなどにおいてもヘルスケア機能が強化されることになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Apple Watchの「血中酸素ウェルネス機能」、急性高山病にかかった少年の命を救う

血中酸素モニター機能を搭載したApple Watch Series 9とApple Watch Ultraは、米国では輸入・販売禁止となりました。すでに販売済みの製品では引き続き利用できますが、新たに販売される分については機能が削除される見通しです。

↑裁判沙汰がなかったら…

 

この血中酸素モニター(アップルの呼び方では「血中酸素ウェルネス」機能)のおかげで、14歳の少年が命を救われたことが明らかとなりました。

 

米メディアのAppleInsiderによると、ジョセフと名乗るApple Watchユーザーが、血中酸素ウェルネスアプリを危機的な状況で使ったことを、アップルのティム・クックCEOに報告したとのこと。ジョセフさんはその体験談とクックCEOの返答をAppleInsiderにメールで送ったそうです。

 

ジョセフの14歳の息子は、ペルーの標高1万4000フィート(約4267m)の高地で急性高山病を発症したといいます。この症状は2500m以上の高度に急に登ると起こりやすく、3500m以上では重症化しやすいとされています

 

幸いなことに、ジョセフはApple Watchを持っていたため、助けが来るまで夜通し息子の血中酸素濃度を見守ることができました。

 

そうした出来事をクックCEOにメールしたところ、「恐ろしい状況だったようですね。息子さんは、もう大丈夫だと信じています。彼の話を聞かせてくれてありがとう。よろしくお伝えください」との返事がもらえたとのことです。

 

アップルを特許侵害で訴えた医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリは信頼性が低く、消費者は使わないほうが良いと述べていました

 

しかし、この機能に命を救われた人がいることが事実であれば、両社の歩み寄りが望まれるかもしれません。

 

Source: AppleInsider

スケールダウンを余儀なくされた「Apple Car」、何とか2028年までには…

アップルの自動車「Apple Car(仮称)」は最短で2028年に発売される、と米メディアのブルームバーグが報じています。

↑いつまでかかりそう?

 

以前から開発が報じられているApple Carについては、自動運転機能を搭載した電気自動車になるとの情報もあります。2023年7月にはテストドライバーが増員されたとも報じられていました。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple Carを市場に投入するために、よりシンプルなデザインへと方向転換したとのこと。当初は完全なドライバーレスカーを目指していたものの、現在は機能を抑えた、それほど野心的ではない電気自動車を開発しているというのです。

 

アップルはドライバーレスのApple Carの開発を諦めた後、高速道路など限られた状況で運転を代行する「レベル4」の自動運転機能を目指していました。しかしその計画も後退し、現在はドライバーが車両をコントロールし、ブレーキやアクセルの操作をサポートする「レベル2+」の自動運転機能の搭載を予定しているようです。

 

同社は以前、Apple Carを2026年に発売しようとしていましたが、現在は2028年の投入を目指しています。計画の具体性や方向性がいまいちつかめない本プロジェクトですが、リンゴマークをつけた自動車が行動を走る日は、果たして来るのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iOS 17.3」と「macOS 14.3」のリリース開始! 盗難防止機能が精巧に

アップルが、「iOS 17.3およびiPadOS 17.3」「macOS Sonoma 14.3」の配布を開始しました。

↑ガードを強化(画像提供/アップル)より

 

iOS 17.3およびiPadOS 17.3では、「Stolen Device Protection(盗難防止機能)」が追加されています。これにより、iPhoneを盗まれ「パスコード」を知られている場合でも、「パスコードの変更」や「Apple IDのパスワードの変更」など重要な操作をする際には、生体認証(Face IDやTouch ID)が要求されるようになり、さらに1時間後にも追加の生体認証に成功しなければなりません。

 

iOS 17.3およびiPadOS 17.3は、ホテルでの「AirPlay」もサポート。これは一部のホテルの客室のテレビにコンテンツを直接ストリーミングできるというものです。

 

iOS 17.3、iPadOS 17.3とMac向けのmacOS Sonoma 14.3では、「WebKit」の脆弱性も修正されました。これは、「Safari」ブラウザのレンダリングエンジンに利用されているWebKitにおいて、悪意を持って細工されたコンテンツにより任意のコードが実行されてしまうのを防ぐものです。

 

iOS 17.3およびiPadOS 17.3は設定アプリから、macOS Sonoma 14.3はシステム設定から、アップデートが可能。新しい盗難防止機能は、iPhoneやiPadを他人に貸すときにも役立ちそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

次期「iPad Air」の予想画像が流出! 12.9インチはどんな感じ?

12.9インチの次期iPad Airの予測レンダリング画像が、海外ニュースサイトの91 Mobilesに投稿されています。

↑次期iPad Airの予測レンダリング画像(画像提供/91 Mobiles)

 

現行モデルのiPad Air(第4世代)は10.9インチディスプレイを搭載していますが、次期モデルではより大きな12.9インチモデルの登場が噂されています。また、2024年の早い時期の出荷に向けて、画面パネルの出荷が始まったことも報じられました。

 

今回の12.9インチの次期iPad Airのデザインは、現行モデルとそれほど変わりません。しかし、背面カメラの突起が円形から縦長になり、前面ディスプレイのベゼルの太さは「iPad Pro」より明らかに太くなっています。

 

米メディアのブルームバーグは、次期iPad AirやiPad Proなどが3月〜4月に発売されると報じています。次期iPad Proは11インチおよび13インチモデルが用意され、初めて有機ELディスプレイを搭載。最新の「M3」チップや「MagSafe」ワイヤレス充電、再設計された「Magic Keyboard」を装備すると見られます。

 

まもなく一新される可能性が高い、iPad AirとiPad Pro。性能の向上は楽しみですが、価格の上昇が気になるところです。

 

Source: 91Mobiles, Bloomberg via MacRumors 1, 2

iPhone 16、噂の「キャプチャーボタン」でカメラの操作が変わる?

「iPhone 16」に搭載される可能性がある「キャプチャーボタン」は、ズームやフォーカスの操作のためにタッチや圧力検知に対応するとThe Informationが報じています。

↑キャプチャーボタンに注目

 

iPhone 16では電源ボタンの下にキャプチャーボタンが新たに搭載されると以前から報告されていました。このキャプチャーボタンは機械式ではない「ソリッドステートボタン」となり、写真や動画撮影に使えるという見方があります。

 

The Informationによれば、キャプチャーボタンは機械式であるものの、タッチや圧力検知に対応するとのこと。ボタンを左右にスワイプすることでズームインやズームアウト、軽く押してフォーカス、強く押して録画が開始できるというのです。

 

キャプチャーボタンはiPhoneを横向きに持ったときに、ちょうど人差し指が触れる場所に位置しています。iPhone 16ではキャプチャーボタンが大きなセールスポイントとしてアピールされ、横向き動画を撮影するカメラの代わりとしてiPhone 16が提案されるようです。

 

現在は、TikTokに代表されるように縦向き動画が主流となっていますが、このキャプチャーボタンが縦向き動画の撮影でも活用できるのかが気になるところです。

 

Source: The Information via MacRumors

「iPhone 15」シリーズ、やはり他社スマホより買い取り価格が下がりにくいことが判明!

一般的にiPhoneの強みはリセールバリュー、つまり中古買い取り価格が下がりにくいことにあります。以前には、競合他社のスマートフォンよりも値下がりが遅いとのレポートがありました

↑中古品でも高いわけ

 

そして最新のiPhone 15シリーズも、2023年発売のフラッグシップ機の中で最もリセールバリューが維持されており、前iPhone 14シリーズに勝ることが明らかとなりました。

 

米国のスマホ販売最大手のSellCellは、40以上の業者から買い取り価格を集計。それに基づきiPhone 15シリーズ、特にiPhone15 Pro Max(256GB)は、サムスンやグーグル、OnePlusなどの2023年内に発売された他社フラッグシップ機と比べて値下がりが著しく遅いと報告しています。

 

さらにiPhone 15シリーズは、買い取り価格が上がることもあります。発売後、最初の1か月では平均28.8%下がったものの、2か月目には27.1%まで改善。3か月目には27.9%の減価率となりましたが、1月16日時点では、27.4%まで持ち直しています。

 

対して、サムスンのGalaxy S23シリーズは、発売から最初の月末までに42.4%、2か月目には43.5%、3か月目には44.5%も値下がりしました。iPhone 15シリーズには及びませんが、それでも以前のS22シリーズより少し改善しています。

 

また、OnePlus 11シリーズは、発売から2か月後に51.5%も下落しつつ、3か月目には48.5%まで回復。グーグルのPixel 8シリーズはかなり苦戦し、Pixel 8 Pro(1TB)は初月に68.1%も値下がりし、その後は同じ水準を保っています。

 

一方、iPhone 15シリーズはiPhone 14よりも値下がりしにくく、発売後の同じ期間で平均5%も買い取り価格が高めでした。特にiPhone 15 Plus(256GB)は、iPhone 14 Plusを11.3%も上回るという驚くべき粘りを示しています。

 

今回のデータは、iPhoneが各社スマホの中で最もリセールバリューが維持されるという傾向を裏付けるものでしょう。今後も旧機種を下取りに出して新機種を買うつもりなら、iPhoneを買っておくことが賢い選択となりそうです。

 

Source: SellCell
via: MacRumors

「iPhone 16 Pro」に超大容量モデルが登場!? でもストレージ性能が…

「iPhone 16 Pro」に2TBモデルが登場すると海外で報じられています。しかし、1TBモデルでは性能が低下するかもしれません。

↑2TBは犠牲を伴う?

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro」では128GB・256GB・512GB・1TBモデルが、「iPhone 15 Pro Max」では256GB・512GB・1TBモデルが、それぞれ用意されています。

 

韓国語サイトのNaverによれば、iPhone 16 ProおよびPro Maxの両方に2TBモデルが新たに追加されるとのこと。これは、より高密度な「QLC(Quad-Level Cell)NAND」フラッシュメモリへの切り替えの結果と指摘されています。

 

ただし、QLC NANDは、iPhone 15に採用されている「TLC(Triple-Level Cell)NAND」フラッシュと比較して、読み書きの速度が遅いことがデメリット。耐久性や信頼性でも劣っており、書き込み操作に効率的に対応できないこともあると指摘されています。そのため、iPhone 16 ProおよびPro Maxの1TBモデルや2TBモデルでは、ストレージ性能の低下が懸念されているのです。

 

より高価な大容量モデルで、性能が低下するのはなんだか納得がいきませんが、動画撮影などの際には2TBモデルの大容量ストレージが役立つことになるのでしょう。

 

Source: Naver, DigiTimes via MacRumors 1, 2

漢字の読み方がわからず入力できない問題を解決! iOS 17の日本語手書き入力機能なら安心【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「読みがわからない漢字を手書きで入力しよう」です。

 

 

iPhoneで漢字を入力するとき、その漢字の読みを知っていれば仮名入力ができますが、読みがわからないと入力できず困ってしまいますよね。そんなときに使いたいのが、iOS 17から搭載された日本語の手書き入力機能です。

 

実は、以前から中国語のキーボードであれば手書き入力ができ、それで代用する方法もありました。しかし、多くの漢字は認識されるものの、ひらがな・カタカナが認識されないことがネックとなり、あまり実用的とはいえませんでした。その点、日本語のキーボードならより便利に使うことができます。さっそく使い方を解説しましょう。

 

手順は簡単。「設定」アプリ開き、[一般]から[キーボード]を選びます。続いて、再び[キーボード]を選んだら[新しいキーボードを追加]をタップ。

 

[日本語]→[手書き]をタップし[完了]を押せばOKです。これで日本語用の手書きのキーボードが追加されました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。画面左下の地球儀マークをタップし、キーボードを切り替えます。手書き入力することで、読みのわからない漢字を入力することができました。ちなみに、Safari上でこの機能を活用すれば、入力した漢字の読みをWeb検索することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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