「App Store」が2つに分裂!? 欧州で「サイドロード対応」のタイムリミットが迫る

欧州連合(EU)による「アプリのサイドローディング」に関する要求を前に、アップルが「App Store」を2つに分割する準備を進めていると米メディアのブルームバーグが報じています。

↑タイムリミットが迫る

 

アプリのサイドローディングとは、公式ではないストアからスマートフォンにアプリをインストールすること。現在のiPhoneでサイドロードをすることはできないものの、EUは2022年11月に成立した「デジタル市場法(DMA)」を根拠に、2024年までにそれを可能にするようにアップルに求めているのです。

 

ブルームバーグによれば、アップルは数週間以内にもApp Storeを2つに分割する準備を進めているとのこと。同社はEUにおけるApp Storeを他の地域のApp Storeと切り離すことで、EUのDMAに対応しようとしているのです。なお、DMAの期限は3月7日で、もう7週間程度しか時間が残っていません。

 

アップルのティム・クックCEOは先週、EUの独禁法委員長と面会し、その場でもDMAによるアプリのサイドローディングの実現を念押しされました。アプリのサイドローディングが同社のビジネスだけでなく、欧州のiPhoneユーザーの安全性にどう影響するのかも気になるところです。

 

Source: MacRumors

アップルなどのGPUは脆弱!? データの消し残しを危険にさらすバクが見つかる

「iPhone 12」と「M2 MacBook Air」のセキュリティに欠陥を見つけたことを、米セキュリティ企業のTrail of Bitsの研究者が報告しました。

↑データの消し残しが狙われる

 

その報告によれば、アップルやクアルコム、AMD、イマジネーションなどの多数のGPU(画像処理装置)に、「LeftoverLocals」と呼ばれる脆弱性が存在していたとのこと。これにより、デバイスに直接アクセスできる攻撃者が、以前の処理で残されていたGPU内のデータを読み取ることができるというのです。

 

この脆弱性を悪用することで、攻撃者は「ChatGPT」のようなAIチャットボットのクエリ結果(質問への返答)を正確に読み取ることができるとのこと。自分の趣味や関心が他人に知られてしまうなんて、なんとも気味が悪いですね。

 

アップルは一部のデバイス(iPhone 15やM3 Macなど)にこの問題の修正パッチを施しましたが、iPhone 12とM2 MacBookの両方に脆弱性が残っていることを確認しています。Wiredによれば、その他の以前のアップル製品にも脆弱性が存在している可能性があるそう。

 

iPhone 12やM2 MacBook Airにも、なるべく早く修正パッチが提供されてほしいですね。

 

Source: Trail of Bits via 9to5Mac

アップル、米「App Store」で「アプリ外決済」のリンクを許可! でも手数料は…

アップルがアプリストア「App Store」のポリシーを更新し、米国においてゲームやアプリの開発者が外部決済システムに誘導するボタンやリンクを貼ることを許可しました。

↑手数料は守る

 

要は「アプリ外でも支払いできます」と案内するボタンやリンクをアプリ内に置いても良いということになります。アップルは、これまでアプリ外決済へのリンクを禁じていた反ステアリング規則を少し緩めることにしました。

 

ただし、アプリ内にApp内課金(アップル独自のアプリ内決済)も使えるようにしておくことが条件。つまり、App内課金を全く使わない場合、外部決済へのリンクは許されないことになります。また、外部決済へのリンクは、アプリ内の1ページのみ。それ以外のページに持ち越すことはできません。

 

これを利用するためには資格の申請が必要となり、その申請手続きを説明した専用ページも開設されています

 

さらにアップルは、アプリ外決済でも手数料を取ることを確認。小規模事業者向けの「App Store Small Business Program」加入者には12%、その他のアプリには27%とのこと。App内課金の場合、前者は15%、後者は30%のため、わずか3%しか安くなっていません。

 

しかも、開発者は対象となるアプリ外課金の明細をアップルに提出し、手数料を送金することが求められます。そうした事務手続きが必要なうえ、外部決済業者には3%ほどの手数料を別に支払うことになるため、あまりメリットが感じられなさそうです。

 

アップルとApp内課金の手数料をめぐって訴訟を繰り広げたEpic Gamesのティム・スウィーニーCEOは、この件に関する問題点を指摘。「27%もの税金(手数料)を課す」ことは反競争的であり、アプリ内のリンクを1ページに限定するのは不便であるなどといいます。

 

Epic広報は「地方裁判所で、アップルのコンプライアンスに関する通知に異議を申し立てるつもりです」とコメント。アップルが態度を軟化させ、少しでも手数料が安くなるように期待したいところです。

 

Source: Apple(1) ,(2) 
via: The Verge

TSMC、「2nm半導体プロセス」の製造計画は順調! 待ってろアップル

台湾のTSMCは「2nm」半導体プロセスの製造を予定通り2025年に開始する、とDigiTimes紙が報じています。2nmプロセスで製造されるチップはアップルの次世代デバイスに導入されるといわれています。

↑TSMCを注視するアップル

 

半導体製造技術におけるプロセスとは、チップ(プロセッサ)の回路の細かさのことを大まかに指し、最新の「iPhone 15 ProおよびPro Max」ではTSMCの3nmプロセスで製造された「A17 Pro」が搭載されています。これまで、アップルはTSMCの最新プロセス技術を他社に先駆けて採用し、自社のチップ製造に活用してきました。

 

DigiTimesによれば、TSMCは早ければ2024年4月にも2nmプロセス用の設備の導入を開始するそう。2025年に製造される2nmプロセスのチップも、アップルのデバイスにすぐに搭載される可能性が高いとしているのです。

 

TSMCの次世代チップ技術に関しては、英フィナンシャル・タイムズ紙も、2nmプロセスの2025年の導入に向けて試作品がデモされたと報じています。2nmで製造されるチップを搭載したiPhoneやiPad、Macがどれだけ速くなるのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

次期iPad Proの「有機ELディスプレイ」、4月発売に向けて生産開始!

次期「iPad Pro」向けの有機ELディスプレイの生産が、4月の製品出荷に向けて開始された、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑ディスプレイの生産は始まっている

 

次期iPad Proに有機ELディスプレイが搭載されることはこれまで何度も報じられており、画面の大型化やディスプレイ性能の向上が期待されています。一方で、本体価格がかなり高騰するとの気になる予測も登場しています。

 

The Elecによれば、最近LGディスプレイが13インチモデルの次期iPad Proの有機ELディスプレイ部品の製造を開始した一方、サムスンも11インチモデルのディスプレイ部品の製造を今週開始する予定とのこと。そして、4月の製品発売に合わせて3月頃に量産が開始されるといいます。

 

次期iPad Proの登場時期については、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者も「2024年3月に発売される」と報じています。同時期には、12.9インチモデルを含む次期「iPad Air」も登場するかもしれません。

 

すでに「Apple Watch」や「iPhone」で有機ELディスプレイを導入しているアップル。その美しい画面表示が次期iPad Proにやってくると思うと、実に楽しみです。

 

Source: The Elec via MacRumors

2023年のスマホ出荷台数、アップルが初めてサムスンを上回る!

2023年のスマートフォン出荷台数において、アップルがサムスンを上回ったことが調査会社IDCによって判明しました。

↑ついに出荷台数でサムスンを超えたiPhone

 

その10年前となる2013年では、ノキアが1位、サムスンが2位で、アップルはトップ5にも入っていませんでした。今回のIDCの調査は、スマホの出荷台数でサムスンの首位が13年ぶりに陥落し、アップルが初めてサムスンを上回ったことを意味します。

 

IDCによれば、2023年のスマホの出荷台数のシェアは、アップルが20.1%、サムスンが19.4%だったとのこと。アップルは上位3社の中で唯一前年比プラスを達成し、出荷台数を2億2630万台から2億3460万台に伸ばしています。

 

IDCのリサーチディレクターは、「2023年後半には新興国での急成長に後押しされたTranssionやXiaomiの成長もあったが、最大の勝者は明らかにアップルだ」と語っています。「iPhone 14」や「iPhone 15」の売れ行きが好調だったことも、その一因となっている模様。

 

iPhoneビジネスは、アップルの業績をまだまだ支えていきそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

最新Apple Watchから重要機能を削除して販売との報道……特許紛争の影響で

Apple(アップル)が、米国で販売されている「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」から、血中酸素濃度の計測アプリを削除して販売する可能性が、裁判所資料により判明しました。

↑oasisamuel / Shutterstock.comより

 

現在米国では、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売が中止されています。これは、同製品が医療機器メーカーMasimo(マシモ)の特許を侵害したとして、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により輸入禁止措置が取られたことが原因です。

 

そしてMasimoが連邦巡回区控訴裁判所に提出した資料によれば、Appleは現在「血中酸素の測定機能を含まないApple Watch」を準備しているそう。この変更により、前述の米国における輸入禁止措置が回避できるものと予測されます。

 

さらにBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、このような変更を加えたApple Watchが、すでにAppleの小売店に出荷されているとのこと。ただし、これがいつ発売が開始されるかどうかは不明です。また、以前に報じられたソフトウェアアップデートによる問題解決が成功するかどうかも、まだわかっていません。

 

突如降って湧いた感もある、最新Apple Watchの販売禁止騒動。日本での販売には影響は出ていないものの、今後の成り行きが注目されます。

 

Source: Scribd via MacRumors

iPhone 16 Pro/Pro Maxはクアルコム最新モデム「Snapdragon X75」搭載? ただし標準モデルは前年と変わらないかも

Apple(アップル)の「iPhone 16 Pro/Pro Max」にて、Qualcomm(クアルコム)の最新モデム「Snapdragon X75」が搭載される可能性を、海外アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15」では全モデルで、モデムにQualcommの「Snapdragon X70」を搭載しています。一方で2023年2月には、Qualcommは最新モデムのSnapdragon X75を発表。キャリアアグリゲーションなどの技術により、ダウンロード/アップロード速度が向上しています。さらに基板面積が25%削減され、消費電力も最大20%削減されています。

 

Pu氏によれば、iPhone 16 Pro/Pro MaxではモデムにSnapdragon X75を搭載する一方で、標準モデルの「iPhone 16/16 Plus」は引き続きSnapdragon X70を搭載するとのこと。これにより、Proモデルと標準モデルとの間で通信速度の差別化が実現するようです。

 

一方でAppleは、自社で5Gモデムを開発しているとも噂されています。しかしこちらはプロジェクトが難航しており、搭載製品の登場は2025年以降になりそう。今年の新型iPhoneも、モデム部品は引き続きQualcommから提供されることになりそうです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16/16 Plus」は8GB RAM搭載? Wi-Fi 6Eをサポートするかも

今年のリリースが期待される「iPhone 16/16 Plus」にて、8GB RAMの搭載と「Wi-Fi 6E」のサポートが、海外アナリストのJeff Pu氏により報告されています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では6GB RAMを搭載し、「Wi-Fi 6」をサポートしています。一方で上位モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は8GB RAMを搭載し、より高速なWi-Fi 6Eをサポートすることで、差別化をしています。

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 16/16 Plusは8GB RAMを搭載し、Wi-Fi 6Eに対応することで、iPhone 15 Pro/Pro Maxに匹敵するスペックとなります。一方でiPhone 16 Pro/Pro MaxのRAM容量は8GBに据え置きとなるものの、「Wi-Fi 7」へのサポートが噂されています。

 

RAM容量が増えることで、アプリやゲームのスムーズな動作が期待されます。iPhone 16/16 Plusは、上位モデルとそれほど遜色のない性能となるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

Apple「Magic Keyboard」にファームウェア・アップデート。Bluetooth関連のセキュリティ脆弱性を修正

Apple(アップル)はワイヤレスキーボード「Magic Keyboard」のファームウェア・アップデートをリリースしました。これには、Bluetoothに関連するセキュリティ修正が含まれています。

↑Sleepy Mandy / Shutterstock.comより

 

今回配布されたファームウェア「バージョン2.0.6」では、「アクセサリに物理的にアクセスできる攻撃者がBluetoothペアリング・キーを抜き取り、Bluetoothトラフィックを監視できる可能性がある」という不具合が修正されています。

 

このファームウェア・アップデートは、標準の「Magic Keyboard」、「Magic Keyboard with Numeric Keypad」、「Magic Keyboard with Touch ID」、「Magic Keyboard with Touch ID and Numeric Keypad」を含む、Mac用のさまざまなMagic Keyboardモデルで利用可能です。

 

Magic Keyboardのファームウェア・アップデートは、キーボードがmacOS、iOS、iPadOS、またはtvOSを実行しているデバイスとペアリングされている間に、自動的にインストールされます。MacでMagic Keyboardのファームウェアバージョンを確認するには設定アプリを開き、Bluetoothをクリックし、キーボードの横にある情報ボタンをクリックすることで可能です。

 

Source: Apple, Github

Appleの「探す」機能、最大32個のアイテムを追跡できるようになりました!

Apple(アップル)は公式文章にて、「探す(Find My)」にて何個のアイテムが追跡可能なのかを明らかにしました。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

探すはiPhoneやMacから、自分のiCloudアカウントに紐付けられているデバイス、紛失防止タグ「AirTag」の場所を検索できるサービスです。また、友人と位置情報を共有することもできます。

 

Appleによれば、探すではこれまでの16個から、32個のアイテムが追加できるようになったとのこと。この変更は「iOS 16」「iPadOS 16」からのものですが、これまで公式ウェブサイト上には反映されていませんでした。

 

探すの制限にカウントされるアイテムには、AirTags、AirPods、新しいMagSafe Wallet、一部のBeatsヘッドフォン、Find Myをサポートするサードパーティーアクセサリーなどが含まれます。また「AirPods Max」は1アイテム、「AirPods」と「AirPods Pro(第1世代)」は2アイテム、「AirPods Pro(第2世代)」は3アイテムとしてカウントされます。

 

32個ものアイテムを探すに登録する人は、あまり多くないと思いますが…。それでも、探すの機能をフルに活用している人には、嬉しい仕様変更となりそうです。

 

Source: Apple

意外と知られていない? ショートカットでソフトをサクサク切り替えられる「アプリケーションスイッチャー」【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「キーボードショートカットでソフトを素早く切り替える!」です。

 

 

アプリを切り替えるには、Dockのアイコンをクリックする、ウインドウをクリックして切り替えるなどの方法がありますが、マウスを使わずにキーボードだけで切り替えたい場合はmacOSが標準で搭載する「アプリケーションスイッチャー」を使うと便利です。「アプリケーションスイッチャー」は、かれこれ20年以上前からMacに搭載されている機能ですが、意外と知られていないのでその使い方をご紹介します。

 

複数のアプリを同時に開いているときに[command]キーを押しながら、[Q]キーの左隣にある[tab]キーを押すと、画面の中央にアプリケーションスイッチャーが表れます。

 

[command]キーを押したまま「tab]キーを押すたびに、カーソルが右へ右へと移動します。

 

[command]キーから指を離すと、選択中のアプリがアクティブウィンドウになります。

 

アプリケーションスイッチャーには最近使った順番でソフトが並ぶので、[command]+[tab]キーを押してすぐに離すと、2つのアプリを交互に切り替えられます。

 

カーソルを反対方向へ移動させたいときは、[command]キーに加えて[shift]と[tab]キーを押しましょう。

 

また、[command]を押したまま[Q]キーを押すとそのアプリを終了できますし、[command]を押したまま[H]キーを押すとそのアプリのウインドウを隠すことも可能です。

 

さらに、[command]キーを押したまま[↑]または[↓]を押すと、そのアプリが開いているウインドウ、あるいはそのアプリが最近開いたファイルを表示します。最近使ったファイルを開きたい場合は、左右の矢印キーでファイルを選択したのち、[return]キーを押すことで開くことが可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「MagSafe充電器」のプロトタイプが流出! そのまま発売してもおかしくはなかった?

アップルのワイヤレス充電器「MagSafe充電器」のプロトタイプとされる画像を、リークアカウントのKosutamiが投稿しました。

↑MagSafe充電器のプロトタイプ(画像提供/Kosutami/X)

 

MagSafe充電器はマグネット式の充電方式「MagSafe」により、iPhone 12以降のモデルを固定しながら充電できる製品です。充電速度は最大15Wかつワイヤレス充電規格「Qi」にも対応しており、iPhone 8以降やAirPodsのケースも充電できます。

 

Kosutamiが投稿したMagSafe充電器のプロトタイプは2017年3月に製造されたもの。実際に販売されているMagSafe充電器と比較すると、プロトタイプは本体がより丸みをおびており、外周のマグネット部分も薄くなっていることがわかります。

 

2017年といえば、結局発売されなかったワイヤレス充電器「AirPower」をアップルが発表した年でもあります。AirPowerは2019年に計画が中止されますが、MagSafeのコンセプトは再検討され、2020年10月にiPhone 12とともにMagSafe充電器が発売されました。

 

個人的にはプロトタイプのMagSafe充電器のデザインのほうが好きですが、なぜこのままの姿で発売されなかったのかが気になるところです。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

中国の政府系組織が「AirDrop」を解読! どうするアップル?

アップルの無線コンテンツ共有機能「AirDrop」が中国の政府系組織により解読されたと、米メディアのブルームバーグが報じています。

↑ついに仕組みが暴かれた

 

AirDropはWi-FiやBluetoothを利用して、iPhoneやiPad、Macで写真や書類などを共有できる機能。Apple IDや電話番号、メールアドレスなどの個人情報を公開せずに、ファイルを送受信できるのが特徴です。

 

ブルームバーグによれば、中国で国家の認可を受けている研究所がAirDropの暗号を解読し、ファイルの送信者の身元を解読したとのこと。また、海外メディアのMacworldも、その操作の一部が実際に可能だったことを確認しています。

 

近年、AirDropは、香港の反政府活動家が抗議活動の日時や場所を伝えるために利用していました。しかし、その個人情報が解読されたとすれば、その活動に影響が及ぶことになります。

 

その一方、AirDropが電話番号やメールアドレスをエンコードして受信側の端末に送信するリスクについて、セキュリティ研究者は2019年からアップルに報告していました。同社は開発者にコンタクトを取ったこともありましたが、問題は修正されなかったそうです。

 

中国のiPhoneユーザーのみならず、私たちにも影響しそうなAirDropのセキュリティ問題。報道が本当であれば、一刻も早くより安全な仕様にアップデートしてほしいものです。

 

Source: Bloomberg, Macworld via 9to5Mac

航空機事故で機内から吹き飛ばされたiPhone、約5000m落下も傷ひとつない状態で発見される!

1月5日に発生したアラスカ航空機の事故で、機内から吹き飛ばされたiPhoneが地上で無事に発見されたとして、話題となっています。

↑Seanathan Bates / Xより

 

アラスカ航空機の事故は、米オレゴン州のポートランドの空港から離陸したボーイング737Max-9型機で発生しました。上空1万6000フィート(約5000m)で窓を含む胴体の一部が吹き飛ばされ、出発したポートランドの空港に緊急着陸。幸いなことに、乗客や乗員に死亡者や重症者はいませんでした。

 

 

一方でワシントン州バンクーバーに住むSean Batesさんは、ポートランドのBarnes Road脇で、落ちていたiPhoneを発見します。端末は完全に動作しており、アラスカ航空に関するメールが開かれていました。Batesさんは国家運輸安全委員会(NTSB)に通報し、このiPhoneが機内から吹き飛ばされた2台のスマートフォンのうちの1台だと伝えられたのです。

 

ケースを装着した状態のiPhoneは本体に傷はなく、またディスプレイも割れていない状態でした。海外メディアのWiredによれば、スマートフォンは高いところから落としても低いところから落としても、その速度はあまり変わらないそうですが……傷ひとつなく見つかったのは、かなり幸運なケースといえそうです。

 

Source: Seanathan Bates / X via MacRumors

黒いApple Watch Ultraの投入計画、やっぱりあったのか!? ブラックチタンのフックが特徴的なバンド写真流出

ブラックカラーの「Apple Watch Ultra」向けにデザインされたアルパインループバンドとされる画像を、リークアカウントのDongleが投稿しています。

↑Dongle / Xより

 

初代モデルと現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」はナチュラルチタニウムの一色しか用意されていませんが、Apple(アップル)がブラックカラーの試作機を作成していたことは、以前にも報じられていました。一方でApple Watch Ultra 2にブラックカラーが登場するというは、残念ながら外れてしまいました。

 

 

今回のDongleによる投稿は、AppleがダークカラーのApple Watch Ultraの投入を計画していたことを裏付けるものです。アルマイト処理されたブラックチタンのフックとラグがついたアルパインループバンドは、引き締まったカラーリングが好印象です。

 

Appleは2023年11月に、米国連邦通信委員会(FCC)へとブラックカラーのApple Watch Ultraを登録しています。どうしてApple Watch Ultraでブラックカラーが投入されなかったのかはわかりませんが、次期モデルの「Apple Watch Ultra 3(仮称)」では、ダークな新色が登場する可能性は十分にありそうです。

 

Source: Dongle / X via MacRumors

現在予約受付中! 1月24日、Apple Music Classicalがついに日本上陸

Apple(アップル)はクラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」を日本を含む数か国へと、1月24日よりサービスを提供すると発表しました。

↑Appleより

 

Apple Music Classicalは2023年から米国などで開始されたアプリで、「1億曲以上が聴ける広告表示のないミュージックサービスであり、トラック数500万超、録音数120万という世界最大のクラシック音楽のカタログ」をうたっています。また音楽ストリーミングサービス「Apple Music」の登録者なら、追加料金無しで利用できるのも特徴です。

 

クラシック音楽は曲名が詳細で長く、作品ごとにアーティストが複数おり、有名な作品は何百もの録音が存在します。Apple Music Classicalは、そんな特殊なクラシック音楽にあわせて設計されています。

 

今回サービス地域が拡大されるのは日本、中国、韓国、台湾、香港、マカオの6地域。これらの地域ではApp Storeにて、アプリの予約が可能となっています。利用はiPhoneやiPadだけでなく、Androidスマートフォンでも利用可能です。

 

専用アプリでひたすらクラシック音楽に集中できるApple Music Classical、クラシックファンならぜひ試してみたいサービスといえるでしょう。

 

Source: Apple Music Classical / X

現在予約受付中! 1月24日、Apple Music Classicalがついに日本上陸

Apple(アップル)はクラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」を日本を含む数か国へと、1月24日よりサービスを提供すると発表しました。

↑Appleより

 

Apple Music Classicalは2023年から米国などで開始されたアプリで、「1億曲以上が聴ける広告表示のないミュージックサービスであり、トラック数500万超、録音数120万という世界最大のクラシック音楽のカタログ」をうたっています。また音楽ストリーミングサービス「Apple Music」の登録者なら、追加料金無しで利用できるのも特徴です。

 

クラシック音楽は曲名が詳細で長く、作品ごとにアーティストが複数おり、有名な作品は何百もの録音が存在します。Apple Music Classicalは、そんな特殊なクラシック音楽にあわせて設計されています。

 

今回サービス地域が拡大されるのは日本、中国、韓国、台湾、香港、マカオの6地域。これらの地域ではApp Storeにて、アプリの予約が可能となっています。利用はiPhoneやiPadだけでなく、Androidスマートフォンでも利用可能です。

 

専用アプリでひたすらクラシック音楽に集中できるApple Music Classical、クラシックファンならぜひ試してみたいサービスといえるでしょう。

 

Source: Apple Music Classical / X

有機EL版iPad Pro、史上最も軽くて薄くなる? しかし価格は現行モデルの倍近いかも

アップルがまもなく有機ELディスプレイ搭載iPad Proを発表することは、ほぼ確実視されています。そんななか、前モデルよりも大幅に値上げされ、M3 MacBook Pro並みの価格になると著名リーカーが主張しています。

↑有機EL版iPad Proは軽く薄く高くなる?

 

韓国Naverブログのユーザーyeux1122氏によると、有機EL版iPad Proの画面サイズは11インチと13インチの2種類。同サイズの機器では最高スペックを誇り、ディスプレイ性能も従来のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)と比べて1.5~2倍以上も向上。「史上最も軽くて薄いタブレット」だとアピールすると述べています。

 

ただし、価格は11インチが1500ドル(約21万5000円)前後、13インチが1800~2000ドル(約26万円~29万円)から。これは、現行iPad Proの倍近いことになります。

 

有機EL版iPad Proの画面が非常に高性能になることは、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も述べていることです。最近にて、Young氏は「タブレットで最も明るく長寿命の有機EL、最も軽くて薄い有機ELタブレット」になると示唆していました。

 

これほど高価になるのは部品代の高騰、それに最新技術を投入するためかもしれません。まず、次期iPad ProはMacBook Proと同じくM3チップを搭載すると見られています。このチップは台湾TSMCの最先端技術3nmプロセスにより製造され、以前のチップよりもコストが掛かります。

 

また有機EL版iPad Proのディスプレイには、赤・緑・青の発光層を2段重ねにする「タンデムスタック」や、フレキシブル(折り曲げられる)技術とリジッド(折り曲げ不可)技術を組み合わせたハイブリッド技術などが投入されると見られています。ただでさえ液晶よりも高価な有機ELパネルが、より高くつきそうというわけです。

 

その一方で、12.9インチに大型化したiPad Airも同時に登場するとの噂もあります。それほど高性能は要らない、ただ大画面は欲しい人であれば、iPad Airで十分に満足できるかもしれません。

 

Source:Naver
via:Wccftech

有機EL版iPad Pro、史上最も軽くて薄くなる? しかし価格は現行モデルの倍近いかも

アップルがまもなく有機ELディスプレイ搭載iPad Proを発表することは、ほぼ確実視されています。そんななか、前モデルよりも大幅に値上げされ、M3 MacBook Pro並みの価格になると著名リーカーが主張しています。

↑有機EL版iPad Proは軽く薄く高くなる?

 

韓国Naverブログのユーザーyeux1122氏によると、有機EL版iPad Proの画面サイズは11インチと13インチの2種類。同サイズの機器では最高スペックを誇り、ディスプレイ性能も従来のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)と比べて1.5~2倍以上も向上。「史上最も軽くて薄いタブレット」だとアピールすると述べています。

 

ただし、価格は11インチが1500ドル(約21万5000円)前後、13インチが1800~2000ドル(約26万円~29万円)から。これは、現行iPad Proの倍近いことになります。

 

有機EL版iPad Proの画面が非常に高性能になることは、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も述べていることです。最近にて、Young氏は「タブレットで最も明るく長寿命の有機EL、最も軽くて薄い有機ELタブレット」になると示唆していました。

 

これほど高価になるのは部品代の高騰、それに最新技術を投入するためかもしれません。まず、次期iPad ProはMacBook Proと同じくM3チップを搭載すると見られています。このチップは台湾TSMCの最先端技術3nmプロセスにより製造され、以前のチップよりもコストが掛かります。

 

また有機EL版iPad Proのディスプレイには、赤・緑・青の発光層を2段重ねにする「タンデムスタック」や、フレキシブル(折り曲げられる)技術とリジッド(折り曲げ不可)技術を組み合わせたハイブリッド技術などが投入されると見られています。ただでさえ液晶よりも高価な有機ELパネルが、より高くつきそうというわけです。

 

その一方で、12.9インチに大型化したiPad Airも同時に登場するとの噂もあります。それほど高性能は要らない、ただ大画面は欲しい人であれば、iPad Airで十分に満足できるかもしれません。

 

Source:Naver
via:Wccftech

iPhoneにBlackBerryのような物理キーボードを追加するアイディアケース「Clicks」

iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能にするケース「Clicks」が登場しました。

↑Clicksより

 

iPhoneといえば物理キーボードを搭載しないことで、現在のスマートフォンのスタンダードな存在となったのが有名です。iPhoneの発表時に故Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「物理キーボードは無駄だ」と切り捨てたのを、憶えている人も少なくないはず。

 

そんなJobsの思いを裏切るかのように登場したClicksは、iPhone 14 Pro/15 Proに装着することで、iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能とします。ケースはハードウェアキーボードとして機能するので、ソフトウェアキーボードは表示されなくなります。

 

キーボードは文字入力だけでなく、ディクテーションの起動や絵文字、ホーム画面への移動やスクロールなどのショートカットも利用可能。暗い場所では内蔵バックライトがキーボードを照らしてくれます。ケースはLightningかUSB-Cに対応しており、パススルー充電も可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、MagSafeは搭載していません。本体カラーはイエローとグレーの2色です。

 

Clicksの価格は139ドル(約2万円)で、2月~3月に出荷予定。また2024年春には、iPhone 15 Pro Maxに対応したモデルも159ドル(約2万3000円)でリリースされます。タッチパネル式スマホ全盛の今でも物理キーボードが忘れられないあなたに、うってつけの一品となりそうです。

 

Source: Clicks

iPhoneにBlackBerryのような物理キーボードを追加するアイディアケース「Clicks」

iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能にするケース「Clicks」が登場しました。

↑Clicksより

 

iPhoneといえば物理キーボードを搭載しないことで、現在のスマートフォンのスタンダードな存在となったのが有名です。iPhoneの発表時に故Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、「物理キーボードは無駄だ」と切り捨てたのを、憶えている人も少なくないはず。

 

そんなJobsの思いを裏切るかのように登場したClicksは、iPhone 14 Pro/15 Proに装着することで、iPhoneでの物理キーボードによるタイピングを可能とします。ケースはハードウェアキーボードとして機能するので、ソフトウェアキーボードは表示されなくなります。

 

キーボードは文字入力だけでなく、ディクテーションの起動や絵文字、ホーム画面への移動やスクロールなどのショートカットも利用可能。暗い場所では内蔵バックライトがキーボードを照らしてくれます。ケースはLightningかUSB-Cに対応しており、パススルー充電も可能。ワイヤレス充電にも対応していますが、MagSafeは搭載していません。本体カラーはイエローとグレーの2色です。

 

Clicksの価格は139ドル(約2万円)で、2月~3月に出荷予定。また2024年春には、iPhone 15 Pro Maxに対応したモデルも159ドル(約2万3000円)でリリースされます。タッチパネル式スマホ全盛の今でも物理キーボードが忘れられないあなたに、うってつけの一品となりそうです。

 

Source: Clicks

「iPhone 17」シリーズは自撮りがめちゃキレイに!? 2400万画素前面カメラ搭載か

2025年の登場を予定している「iPhone 17」シリーズに2400万画素の前面カメラが搭載されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15」シリーズには、1200万画素の前面カメラが搭載されています。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」では背面カメラがすべて4800万画素になることや、独自チップによる「Wi-Fi 7」への対応も噂されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 17では6枚レンズを搭載した、オートフォーカス可能な2400万画素の前面カメラが採用されます。これは、iPhone 15/16の5枚レンズを搭載した1200万画素の前面カメラからのアップグレードとなります。

 

前面カメラの画素数が向上することで、写真のディテールの向上や、ズームやトリミングの際の画質劣化が少なくなることが期待されます。また6枚構成のレンズも、画質を若干向上させてくれることでしょう。

 

なおiPhone 17 Pro/Pro Maxは、顔認証機能「Face ID」をディスプレイ下部に内蔵する、初のiPhoneになると予測されています。これにより、画面上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」は小型化するようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max」では、前面カメラもディスプレイ下部に内蔵され、「完全なオールスクリーン」デザインへと進化することが噂されています。iPhoneの前面カメラやFace IDは、今後もますます進化するようです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 17」シリーズは自撮りがめちゃキレイに!? 2400万画素前面カメラ搭載か

2025年の登場を予定している「iPhone 17」シリーズに2400万画素の前面カメラが搭載されるとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15」シリーズには、1200万画素の前面カメラが搭載されています。一方で上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」では背面カメラがすべて4800万画素になることや、独自チップによる「Wi-Fi 7」への対応も噂されています。

 

Kuo氏の報告によれば、iPhone 17では6枚レンズを搭載した、オートフォーカス可能な2400万画素の前面カメラが採用されます。これは、iPhone 15/16の5枚レンズを搭載した1200万画素の前面カメラからのアップグレードとなります。

 

前面カメラの画素数が向上することで、写真のディテールの向上や、ズームやトリミングの際の画質劣化が少なくなることが期待されます。また6枚構成のレンズも、画質を若干向上させてくれることでしょう。

 

なおiPhone 17 Pro/Pro Maxは、顔認証機能「Face ID」をディスプレイ下部に内蔵する、初のiPhoneになると予測されています。これにより、画面上部の「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」は小型化するようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max」では、前面カメラもディスプレイ下部に内蔵され、「完全なオールスクリーン」デザインへと進化することが噂されています。iPhoneの前面カメラやFace IDは、今後もますます進化するようです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro/Maxの予測レンダリング画像が登場! 画面サイズが大型化、アクションボタンは物理式のまま?

2024年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の予測レンダリング画像を、海外メディアのMacRumorsが投稿しています。

↑MacRumorsより

 

MacRumorsは以前にも、標準モデルに相当する「iPhone 16」の予測レンダリング画像を投稿していました。同モデルでは背面カメラが縦方向に配置されるだけでなく、電源ボタン下に静電容量式の「キャプチャー」ボタンが配置されることを示唆していました。

 

今回の予測レンダリング画像からは、iPhone 16 Pro/Pro Maxが「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ曲面エッジデザインと、チタンフレームを採用することを示唆しています。ディスプレイサイズはそれぞれ6.3/6.9インチで、iPhone 15 Pro/Pro Maxの6.1/6.7インチから大型化。これにより、iPhone 16 ProとPro Maxの両方で「テトラプリズムレンズ」による5倍望遠カメラが搭載されるようです。

 

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxのアクションボタンは、物理式かつ大きさもiPhone 15 Pro/Pro Maxから変わっていません。一方でキャプチャーボタンは静電容量式になることで、本体から飛び出さないフラットなデザインとなるようです。

 

今回のiPhone 16 Pro/Pro Maxの予測デザインは現時点の情報にもとづいたもので、製品リリースまでに変更が加えられる可能性があります。「ビデオ撮影用」とも噂されるキャプチャーボタン、便利に使えるかどうかが気になるところです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro/Maxの予測レンダリング画像が登場! 画面サイズが大型化、アクションボタンは物理式のまま?

2024年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の予測レンダリング画像を、海外メディアのMacRumorsが投稿しています。

↑MacRumorsより

 

MacRumorsは以前にも、標準モデルに相当する「iPhone 16」の予測レンダリング画像を投稿していました。同モデルでは背面カメラが縦方向に配置されるだけでなく、電源ボタン下に静電容量式の「キャプチャー」ボタンが配置されることを示唆していました。

 

今回の予測レンダリング画像からは、iPhone 16 Pro/Pro Maxが「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ曲面エッジデザインと、チタンフレームを採用することを示唆しています。ディスプレイサイズはそれぞれ6.3/6.9インチで、iPhone 15 Pro/Pro Maxの6.1/6.7インチから大型化。これにより、iPhone 16 ProとPro Maxの両方で「テトラプリズムレンズ」による5倍望遠カメラが搭載されるようです。

 

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxのアクションボタンは、物理式かつ大きさもiPhone 15 Pro/Pro Maxから変わっていません。一方でキャプチャーボタンは静電容量式になることで、本体から飛び出さないフラットなデザインとなるようです。

 

今回のiPhone 16 Pro/Pro Maxの予測デザインは現時点の情報にもとづいたもので、製品リリースまでに変更が加えられる可能性があります。「ビデオ撮影用」とも噂されるキャプチャーボタン、便利に使えるかどうかが気になるところです。

 

Source: MacRumors

USB-Cだけじゃない! 最新iPhone 15の「おいしいとこ」プロが教えます

今年も “定番” と言えるAppleの新製品が発売となった。新作はどう進化し、私たちにメリットをもたらしてくれるのか? 到着したiPhone 15シリーズについて、プロがその “美味” なポイントをジャッジする。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

ジャーナリスト 西田宗千佳さん
フリージャーナリスト。得意ジャンルは、PC・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿している。

 

質感アップや操作性向上など 派手ではないが着実に進化

今年も発売となったAppleの新製品。特にiPhoneシリーズは充電/通信端子にいよいよUSB Type-Cが採用されるのではと、発表前からウワサされていた。結果はそのとおりで、Appleが言うところのUSB-Cを採用。ケーブルを介してのデータ通信速度が大幅に向上した。また、ディスプレイの日当たりが良い屋外でのピーク輝度は、前モデルの2倍の最大2000ニトへ向上したのも15シリーズの特徴。

 

「新モデルはUSB-Cへの移行が話題ですが、他にも変更が多数。15 Proシリーズはさらに性能アップしていますが、それ以上に、15シリーズのカメラ改善やダイナミックアイランド搭載にも注目です。マットになって優しくなった質感も好感触です」(西田さん)

 

マット仕上げを施した美しい質感のカラーインフューズド背面ガラスを採用

iPhone 15
12万4800円〜16万9800円

iPhone 15 Plus
13万9800円〜18万4800円

ボディはアルミニウムの筐体に曲線を持たせたエッジ形状になり、着信時や重要なアラートなどを表示してくれる「Dynamic Island」に対応。メインカメラは4800万画素に向上し、光学ズームも0.5、1、2倍の3段階で切り替えられる。

↑4800万画素のメインカメラはクアッドピクセルセンサーを搭載。ハードウエアとソフトウエアの統合により、3段階の光学ズームが可能に

 

↑Dynamic IslandがiPhone 15シリーズでも採用。着信時にスマートに表示されるほか、ルート案内時の経路も常時表示

 

今年はココが美味!

サラッとした質感とカメラ性能に注目

「性能は昨年のiPhone 14 Proと同等になり、通知部分もDynamic Islandに。ゆえにほぼ中身は14 Proなのですが、ポップな色調のボディとサラッとした手触りも魅力。カメラも進化し使い勝手が改善しました」(西田さん)

 

チタニウムを採用しApple史上 最も軽量なProモデルに

iPhone 15 Pro
15万9800円〜23万4800円

iPhone 15 Pro Max
18万9800円〜24万9800円

ボディには強くて軽量なチタニウムを採用し、Apple史上最も軽いProモデルに。プロセッサーはA17 Proを搭載し、A16 Bionicより最大10%高速になった。iPhone 15 Pro Maxでは焦点距離120mmまでをカバーする5倍の光学ズームを搭載する。

↑メインカメラは4800万画素とiPhone 14 Proと同等。iPhone 15 Pro Maxのみ5倍の光学ズームが利用できる

 

↑新たに「アクションボタン」を採用。カメラの起動や拡大鏡のほか、多くのショートカットを割り当てられる

 

↑iPhone初となるチタニウムデザインを採用。エッジ部分は曲面仕上げとなっており、外枠も細くなった

 

今年はココが美味!

チタンで軽く丈夫に。5倍望遠になったMax

「ボディがチタン合金になり、軽くて持ちやすくなりました。Maxは、サイズそのままで光学望遠が5倍になり、より遠くを撮りたい人にオススメ。グラフィック性能向上が大きく、ゲームをする人に魅力大です」

 

【iPhoneシリーズ 新旧スペック比較】

作業効率爆上がり! iOS 17「時計」の複数タイマー設定が便利すぎる【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「時計アプリで複数のタイマーを設定しよう」です。

 

 

iOS 17では「時計」アプリのタイマー機能がパワーアップしました。これまでは1度に1つのタイマーしかセットできなかったのに対し、複数のタイマーをセットできるようになったんです。たとえば、2種類の料理を同時に作るとき、野菜を焼く時間を測りながら麺を茹でる時間も測るなど便利に使えます。さっそく使い方を解説します。

 

手順は簡単。「時計」アプリを開き、好みの時間でタイマーをセット。[開始]をタップしてカウントダウンを始めます。

 

続いて、画面右上の[+]ボタンをタップし、2つ目以降のタイマーを追加すればOKです。

 

これで複数のタイマーを同時に進行できました。ちなみに、稼働中のタイマーの残り時間はロック画面から確認することができるうえ、ロック画面からそれぞれのタイマーをストップ・削除することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「日本ウイスキーが確実に来る」2024年ヒットアイテム12ジャンルで大胆予想!

コロナによる様々な制限が緩和され、以前の姿に戻り始めた、いや大きく変わり始めた2023年。2024年の干支は辰年。“昇龍” のような勢いで急上昇するヒットアイテムは何か。本記事では、アニバーサリー継続で新顔も登場予定のジャパニーズウイスキーから、話題の「FF7」リメイク三部作の2作目など、12ジャンルのヒット予想を、それぞれのジャンルのプロが大胆に予想してみた!

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【ヒット予想その1】使いやすさの進化と存在感あるデザインに注目

象印マホービン マルチロースター

ヒット確率:80%

 

家電ライター 小口 覺さん

「フィッシュロースターはあれば便利かつ手放せなくなる家電。使用後に洗いやすく触媒フィルターの搭載により煙やニオイが気になりません。本製品は魚だけではなく、肉や野菜のグリル調理にも使えるマルチロースターへと進化。存在感あるデザインとともに注目されそうです」

 

【ヒット予想その2】ストリートトレンドに代わり支持されるシックな着こなし

テーラードジャケット

ヒット確率:90%

 

ファッションバイヤー・動画クリエイター MBさん

「スニーカーブームなどのストリートトレンドが鎮静化しており、徐々にシックな着こなしが支持されるようになりました。2023年AWの重衣料でもダウンやブルゾンなどではなく、ジャケットコートなどが多く見られるようになっており、2024年への確かな流れを感じさせます」

 

【ヒット予想その3】アニバーサリー継続に加え新顔も登場し人気継続!

ジャパニーズウイスキー

ヒット確率:100%

 

フードアナリスト 中山秀明さん

「2024年はニッカ創業90周年、サントリーシングルモルト山崎が40周年、同白州が30周年。そして朝ドラ『マッサン』が放送10周年とアニバーサリーが続きます。さらに八海山が米を主原料とする『ライスグレーンウイスキー』を発売予定であるなど目が離せません」

 

【ヒット予想その4】HMDの新体験デバイスは超高級機となるが……

Apple Vision Pro

ヒット確率:75%

 

モバイルライター 井上 晃さん

「Appleが発表したデバイス。 “空間コンピュータ” と称するように、既存のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)類とはひと味違った体験が提供される見込みです。約52万円という超高級機ゆえに、 “ひとり1台” のような存在にはならないでしょうが、コンピュータの新しい形として動向は見逃せません」

 

【ヒット予想その5】高い疲労回復効果が期待できる入浴剤が100均でも買える!

重炭酸入浴剤

ヒット確率:85%

 

ライター 佐々木 舞さん

「高い疲労回復効果が期待され、新しい入浴剤としてその位置を確立しつつある重炭酸入浴剤。いまはまだ高級入浴剤という認識で一般層は横目で見るだけですが、ダイソーなどの100円ショップでも入手できることが周知されたら、そこをきっかけにヒットするに違いない!」

 

【ヒット予想その6】2000品目以上が揃うイオンの冷食専門店

@FROZEN

ヒット確率:90%

 

フードツーリズムマイスター 今西絢美さん

「共働き世帯が増えたことで “冷凍食品=お弁当のおかず” というイメージが変わるいま、ディナーやスイーツのラインナップも充実しているのが強み。店舗はまだ少ないですが、2023年度内に首都圏で5店舗がオープン予定です。店舗が増えることで一気に人気が加速するはず」

 

【ヒット予想その7】YouTubeでの人気を経て多国籍ユニットがデビュー

BABY MONSTER

ヒット確率:85%

 

エンタメ系ライター えんどうまいさん

「韓国の大手事務所・YGエンターテインメントが、BLACKPINK以来約7年ぶりに輩出するガールズユニット。ついに11月27日デビューしますが、公式YouTubeチャンネルの登録者が300万人超えの大注目株です。日本人メンバーも2名在籍しているので、活躍が楽しみ!」

 

【ヒット予想その8】兄貴ぶんをキャンセルして乗り換える人多数?

トヨタ ランドクルーザー 250

ヒット確率:100%

 

モータージャーナリスト 岡本幸一郎さん

「『プラド』の名前から変更されたのを機に、より力強いオフローダーデザインに。本気のオフロードモデルらしい機能と装備も目白押しです。兄貴ぶんランドクルーザー300の納車までの長さから、300をキャンセルして250にチェンジを決めたという人が大勢いるそうです」

 

【ヒット予想その9】クレカ積立によるポイント獲得機会が増加

クレカ積立

ヒット確率:80%

 

「クレジットカードDB」編集長 大澤日出男さん

「新NISAなど拡大するマーケットを見据えて、証券会社とクレジットカード会社が提携、プロモーションを展開。クレジットカード会社は投資信託の積立金額に対するポイント付与を競い合っています。資産形成を通じてポイント獲得の機会が増加する点には注目です」

 

【ヒット予想その10】PS5を牽引する「FF7」のリメイク第2弾

FINAL FANTASY VII REBIRTH

ヒット確率:95%

 

ゲームコラムニスト 卯月 鮎さん

「『FF7』リメイク三部作の2作目。デートイベントが起こる娯楽施設ゴールドソーサーやエアリスの悲劇など、『FF7』のコアとも言える内容が詰まっています。前作は世界累計700万本の大ヒット! 本作は単体でも遊べるため、前作と並ぶセールスが期待できそうです」

 

【ヒット予想その11】観光庁も力を入れ始めた旅行の新スタイル

ガストロノミー ツーリズム

ヒット確率:80%

 

トラベルライター 澄田直子さん

「その土地の気候風土が生んだ食材を生かした料理を中心に観光を楽しむ旅のスタイル。観光庁も力を入れ始め、2023年度は13の地域の事業に補助金を出し推進しています。体験プログラムなども用意され、地域をより深く知るという旅行スタイルが人気を集めそう!」

 

【ヒット予想その12】新規募集開始後はすぐに枠が埋まるほど!

funds

ヒット確率:90%

 

経済ジャーナリスト 頼藤太希さん

「FIREブーム以降、保有しているだけで “不労所得” を得られる高配当株などの金融商品が人気。fundsは、新しく募集開始されるとすぐに枠が埋まってしまうほどかなり注目されているサービスです。手軽に運用でき、利回り2%前後の利息でコツコツと増やせるのもメリット」

iPhoneアプリウィジェットも置ける!? デスクトップ上にウィジェットを置いてみよう! 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「デスクトップ上にウィジェットを追加!」です。

 

 

macOS Sonomaでは、ウィジェットをデスクトップに配置することができるようになりました。

 

通知センターで使っているウィジェットをデスクトップに配置するには、通知センターからデスクトップにドラッグ&ドロップします。その際、デスクトップ上にファイルやフォルダ、スタックが置かれている場合、それらのアイコンがウィジェットから逃げるように自動で移動してくれるので、あらかじめスペースを空けておく必要はありません。

 

また、通知センターで使用していないウィジェットは、通知センターの最下部にある[ウィジェットを編集]をクリックすると、画面下部からウィジェットギャラリーが開くので、ここからウィジェットをデスクトップにドラッグ&ドロップしましょう。

 

なお、デスクトップ上で副ボタンクリックすると、ショートカットメニューに[ウィジェットを編集]が表示され、そこからウィジェットギャラリーを開くこともできます。

 

また、Macと同じApple IDでログインしているiPhoneで使っているアプリのウィジェットも、Macのデスクトップ上に配置できます。iPhoneアプリのウィジェットを利用する条件は、Macの近く、または同じWi-Fiネットワーク上にiPhoneがあることです。なお、iPhoneアプリのウィジェットは、ウィジェットギャラリーの右上に[iPhoneから]と表示されるため、Macアプリのウィジェットと区別できます。

 

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信頼できる相手とパスワードを共有するには? iOS 17で使える安全な共有方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「パスキー/パスワードを家族や仲間と共有する」です。

 

 

家族や信頼できる友だちとパスワードを共有するときってどうしていますか? パスワードを書いた紙を渡す? メールでパスワードを送る? どちらもセキュリティ的には危険ですよね。かといってパスワード共有ソフトを使うのは面倒だし手間がかかると感じる人もいるでしょう。

 

iOS 17では、こうしたパスワードやパスキーを、作成したグループの参加メンバーで共有できるようになりました。グループに参加しているメンバーは誰でもパスワードの追加、変更が可能なうえ、パスワードを変更すると全員のデバイス上で変更されるのでとっても便利なんです。

 

さらに、パスワードはエンドツーエンドで暗号化されるためセキュリテにも安全。エンドツーエンドの暗号化とは、パスワードを共有する際にデータが暗号化され、グループ内のメンバーのみが内容を確認できるセキュリティ対策のこと。これにより、Appleや悪意のある第三者がデータを傍受する危険性を低らして、安全にデータを共有できるんです。さっそく使い方を見ていきましょう。

 

まず最初にパスワードを共有するグループを作成します。「設定」アプリを開き、[パスワード]を選択。リストから共有したいパスワード/パスキーを長押しします。

 

続いて、ポップアップメニューから[グループへ移動]→[新規グループ]を選択。

 

[グループ名]にわかりやすい名前をつけ、[グループメンバー]内の[+人を追加]をタップして参加者を指定。最後に[追加]を押せばOKです。これで共有グループができました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。グループメンバーは、各Webサイトで最新のパスワードを使って素早くログインできます! また、グループの作成者は他のメンバーを追加、または削除したり、グループそのものを削除したりすることも可能です。

 

ちなみに、パスワードが更新されると一部サイトをのぞき、設定アプリ内のパスワードは新しいものに書き換わりますが、変更があったことは通知されない点には注意しましょう。

 

なお、この機能を利用するには、グループ作成者・参加メンバーともに iOS 17、iPadOS 17、macOS Sonoma以降にアップデートしている必要があります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」の米輸入禁止が正式決定……アップルは控訴

Apple(アップル)の「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra 2」のアメリカへの輸入禁止が、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により正式に決定されました。この決定は、アメリカ合衆国通商代表部(USTR)にも支持されています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

今年9月に発売されたApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2は、米国にて12月21日から販売が停止しています。これは医療機器メーカーのMasimo(マシモ)との特許紛争により、Apple Watchの酸素飽和度の測定方法とデータの提供方法が、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により問題視されたことが原因です。

 

今回、アメリカ合衆国通商代表部は「慎重な協議」の結果、ITCの決定を覆さないとの声明を出しています。これにより、ITCによる輸入禁止措置が12月26日に確定しました。Appleは今回の輸入禁止措置について、ワシントンの連邦裁判所に控訴を申し立てています。また同時に、販売再開に向けてソフトウェア的な解決策を取り組んでいるそうです。

 

このような輸入禁止措置はアメリカ国内のもので、日本では問題なくApple Watch Series 9/Ultra 2の購入が可能です。Appleの控訴が認められるのか、あるいはMasimoと和解するのか、今後の動きが注目されます。

 

Source: USTR via MacRumors

iPhone 15 Pro Maxは純正品かMFi認証済みUSB-Cケーブルで充電すべし! それを裏付ける写真が公開

アップルはiPhoneユーザーに対して、安全のために純正ないしMFi(Made for iPhone)認証を受けた周辺機器を使うよう繰り返し警告しています。それが本当だと証明するように、iPhone 15 Pro Maxを安もののケーブルで充電したところ、ケーブルが溶けて指を火傷してしまったというエピソードが伝えられています。

↑安もののケーブルで酷いことに……

 

大手掲示板RedditのNoisilyMarvellousというユーザーは、最近購入したiPhone 15 Pro Maxを充電器に接続したところ、ケーブルが溶けてしまい、本体にもダメージが残ってしまったと報告しました。

 

それと合わせて投稿した写真では、燃え残ったUSB-Cポートの金属部分がiPhone 15 Pro Maxに突き刺さっています。これを除去する方法はないかと、掲示板で質問しているわけです。

Image:Reddit

 

初めはどのような機器を使ったか明かしませんでしたが、後に「AmazonからトラベルアダプターとUSB-Cケーブルを買った」と言い、さらに「ジェネリックなUSB-Cケーブル」だと述べています。つまり、アップルの正規品でも、MFi認証を取得したサードパーティ製品でもないと判明しました。

 

結局のところ、この人物はUSB-Cポートから残骸を引き抜くことはできました。が、ポートの内側は黒ずんでおり、ケーブルで充電できなくなったとぼやいています。

 

ここ数年のiPhoneはワイヤレス充電に対応しているため、どうにか充電はできそうです。もっとも、公式延長保証のAppleCare+にも加入していないとのことで、もし修理するなら相当な金額がかかるかもしれません。

 

最近のiPhone、特にProモデルは非常に高価でもあり、USB-Cケーブルや充電器は少し高くとも純正品やMFi認証済み製品を買い、事故を避けるよう心がけたいところです。

 

Source:Reddit
via:BGR

Apple「初売り」2024年は4日間開催! iPhone購入で限定「辰」AirTagがもらえるかも

Appleは、2024年1月2日より、Apple Storeにて初売りを開催します。

 

2024年は、初売りの期間をこれまでの1月2日、3日の2日間から延長し、1月2日から5日までの4日間の開催となります。

 

2024年初売り限定オファーとして、購入製品によって4000円から最大3万円のApple Gift Cardをプレゼント。新年のApple Gift Cardは、2023年と同じく水引をモチーフとしたデザインとなっています(オンラインでは電子版ギフトカードの提供)。

 

また、対象のiPhoneを購入すると、先着5万名に、干支の辰の絵文字が描かれた特別バージョンの「AirTag」をプレゼントします。対象のiPhoneは、「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」「iPhone 13」「iPhone SE」。AirTagのオファーは、Apple Store Appでの購入は対象外となっており、ウェブのオンラインストアおよび店頭での購入が対象です。

 

Apple Trade Inを利用して、現在持っているデバイスを下取りに出すことで、さらにお得に購入可能。ペイディあと払いプランApple専用の利用で、金利0%の分割払いでのご購入も可能です。

 

初売り限定オファーの詳細は、Apple公式サイトをご覧ください。

iPhoneが20年前の携帯ゲーム機に変身!? 懐かしのiPod風にできる壁紙も

iPhoneを「ゲームボーイアドバンスSP」や「iPod」風にする壁紙が、海外にて公開されています。

↑Gumroadより

 

まず上は、Gumroadにて公開されているゲームボーイアドバンスSP風の壁紙です。iPhoneの電源を入れれば、まるでゲームボーイアドバンスSPを開いて持っているように見える…かもしれません。壁紙のバリエーションとしては、「イエロー、オレンジ、ピンク、レッド、ライムグリーン、グリーン、ティール、ブルー、ブラック、グレー」の10色と、限定版ゲームボーイアドバンスSPの3色が含まれています。壁紙のダウンロードは無料です。

 

そしてOliurにて配布されいてるのは、「初代iPod」「iPod mini」「iPod Classic」の壁紙です。iPodの画面部分にはロック画面のウィジェットとして、日付や時刻を表示することができます。

↑Oliurより

 

これらのiPodの壁紙は、14ドル(約2000円)にて販売されています。ちょっとお高い…かな? しかし、すでに販売が終了してしまったiPodを手のひらに復活させる壁紙としては、魅力的な提案といえそうです。

 

Source: Gumroad, Oliur via 9to5Mac 1, 2

画面サイズ大型化で搭載可能に? 「iPhone 16 Pro」も高倍率望遠カメラ搭載か

2024年の「iPhone 16 Pro」の望遠カメラに「テトラプリズムレンズ」が搭載されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

今年発売された「iPhone 15 Pro Max」では、望遠カメラにテトラプリズムレンズを搭載。これにより、光学5倍ズームが可能になりました。またiPhone 16 Pro/Pro Maxのカメラシステムでは、メインカメラの画質向上超広角カメラの高画質化が以前に報告されています。

 

MacRumorsによれば、「iPhone 15 Pro」では6.1インチという本体サイズの制約から、テトラプリズムレンズが搭載できなかったとのこと。しかしiPhone 16 Pro/Pro Maxでは画面サイズが6.3インチ/6.9インチに大型化することから、両モデルでテトラプリズムレンズが搭載でき、望遠カメラの倍率が向上するというのです。

 

なお今回の情報は生産前のもので、iPhone 16 Proの最終的な販売モデルにテトラプリズムレンズが搭載されるかどうかは不明です。iPhone 16シリーズの販売は来年となるはずなので、それまでに計画が変更される可能性もあります。

 

以前から何度か報告されていた、iPhone 16 Proへのテトラプリズムレンズの報告。カメラ性能がPro Maxモデルに近づくことで、iPhone 16 Proの人気も高まりそうです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18」ベータ版コードから明らかに!? 「iPhone 16」シリーズは4機種を投入予定か

2026年の「iPhone 16」シリーズでは4機種が投入されるとの情報を、海外ニュースサイトのMacRumorsが報じています。

↑IgorOmilaev / Shutterstock.comより

 

近年、Apple(アップル)は4機種の新型iPhoneを投入するサイクルを繰り返しています。「iPhone 14」以降の場合だと、上位モデルの「Pro/Pro Max」と標準モデルの「iPhone ●(●はナンバー)/Plus」の4機種が含まれます。

 

MacRumorsが「iOS 18」のベータ版のコードから見つけた情報によると、「Crystal」と呼ばれる同OSには、4機種のiPhoneが含まれていたとのこと。具体的には、「D47 – iPhone 16」「D48 – iPhone 16 Plus」「D93 – iPhone 16 Pro」「D94 – iPhone 16 Max」が存在するようです。

 

iPhone 16シリーズは、全モデルが新たなチップ「t8140 – Tahiti」を搭載。これは次期プロセッサ「A18」に相当し、iPhone 16/16 Plusのものは「D4y」、iPhone 16 Pro/Pro Maxは「D9x」と呼ばれています。これは「iPhone 15」シリーズとは異なり、iPhone 16では全モデルで新型プロセッサが搭載されることを意味します。

 

これまでどおりのスケジュールなら、iOS 18は来年6月にベータ版がリリースされ、9月に一般公開されることでしょう。またそれにあわせ、iPhone 16シリーズの販売も開始されるはずです。大画面化やカメラの進化など、iPhone 16シリーズの進化に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

次期「Apple Watch」、従来のバンドが使えなくなる!?

2024年の「次期Apple Watch」では従来のバンドが使えない、とリークアカウントのKosutami氏が投稿しています。

↑売ったほうがいい!?

 

これまでのApple Watchでは、本体の上下の縁にバンドをスライドさせるシステムを採用。これは2014年に初代Apple Watchが発表されて以来、変わっていません。一方で、次期Apple Watch(あるいはApple Watch X)ではバンド規格が変更されるとの情報以前から伝えられていました。

 

Kosutami氏は、2023年の「Apple Watch Series 9」においてレザーバンドが廃止され、「ファインウーブンバンド」に置き換えられると指摘した人物。同氏は「100%正しい情報だ。古いバンドを持っていたら、売ったほうがいい」とまで語っています。

 

以前に米メディアのブルームバーグは、次期Apple Watchについて、既存のバンドシステムは大きなスペースを取っていることから、マグネット式のバンドシステムに置き換えられると報じていました。次期Apple Watchでは、より薄い筐体や大型ディスプレイの搭載、そして血圧モニタリングや睡眠時無呼吸症候群の検出機能が採用されると伝えられています。

 

10年近く利用されてきたApple Watchのバンドシステムが変更されるのは少しさみしくもありますが、より便利な新バンドの登場に期待したいものです。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

アップル幻の無線充電器「AirPower」の試作品が公開! デバイスが溶けちゃう…

アップルが販売を中止したワイヤレス充電マット「AirPower」の試作品を、リークアカウントのKosutamiが入手し、公開しています。

↑公開された試作品(画像提供/Kosutami/X)

 

AirPowerは2017年に発表されたワイヤレス充電マットで、iPhoneやAirPods、Apple Watchなどのデバイスを好きな場所に置き、同時に充電できるのが特徴となるはずでした。しかし2019年、「製品が社内基準を満たしていない」として、販売計画が中止に。非公式ながら、その理由は本体の加熱問題にあったとも伝えられています。

 

Kosutami氏が入手したAirPowerの試作品は、15個の充電コイルを搭載。なお、最大22個の充電コイルを搭載した別の試作品も、後日作成されているようです。今回の試作品はApple Watchを充電することができ、2017年3月17日というファームウェアのインストール日や、特定のコイルを選択するコマンドも確認されました。

 

一方で、デバイスを不適切な場所に置くと、AirPowerが非常に熱くなるという問題も見つかっています。実際にAirPods Proの充電ケースを充電コイルから外れた場所に置くと、充電ケースが溶けてしまいました。アップルはこの問題を解決するためにAirPowerの充電コイルの数を増やしましたが、加熱問題が悪化するだけでした。

 

iPhoneやApple Watch、AirPodsを同時に充電できるAirPowerには根強い待望論があり、また電気自動車メーカーのテスラからは類似製品も販売されています。アップルは現在もAirPowerの開発を諦めていないとの報道もありますが、はたして製品販売にこぎつけることはできるのでしょうか?

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

ポルシェとアストンマーティンが「次世代CarPlay」を披露! 超かっこいい

高級車メーカーのポルシェとアストンマーティンが、アップルの車載システム「次世代CarPlay」を採用したダッシュボードのイメージを公開しました。

↑ポルシェの場合(画像提供/アップル)

 

CarPlayとは、iPhoneとクルマのカーモニターやオーディオを接続することで、Siriやマップ、ミュージック、メッセージ、電話などのアプリが利用できるシステムです。アップルは2022年に開催した「WWDC」で次世代CarPlayの一部を公開。搭載車両は2024年から投入される予定です。

↑アストンマーティンの場合(画像提供/アップル)

 

次世代CarPlayでは、インストルメントパネル(インパネ)が全スクリーンに拡大され、より一体感のあるデザインを実現。ラジオや温度調整などの機能もサポートされます。車両のメーターも統合され、スピードメーターやその他の詳細情報も次世代CarPlayに表示されます。

 

ポルシェは以前から次世代CarPlayへの対応を表明していましたが、アストンマーティンは今回、初めて次世代CarPlayへの対応を発表しました。現時点では両社のどの新型モデルが次世代CarPlayに対応するのか、また既存の車両が次世代CarPlayに対応するのかは不明です。

 

日本ではホンダや日産、海外ではメルセデス・ベンツやアウディ、フォード、ルノーなど、数多くのメーカーが対応を表明している、次世代CarPlay。使い慣れたiOSのインターフェイスがインパネいっぱいに広がるシステムは、かなりかっこよさそうです。

 

Source: Cool Hunting, Car and Driver

iPhoneが銃弾を防いだ! イスラエル軍の兵士が命を救われる

アップル製品が事前に病気の兆候を知らせたり、事故直後に緊急連絡をしたりして、ユーザーの命を救ったことはこれまでに数多くありました。最近では、イスラエル軍の兵士が「iPhoneが銃弾を食い止めたおかげで一命を取り留めた」と報告しています。

↑スマホがお守りになった

 

iPhoneは防塵や防水、非常に高いあるいは低い温度に耐えるよう作られています。が、アップルが公式に防弾仕様だと述べたことは一度もありません。

 

さて、X(旧Twitter)ユーザーのLiving Lchaim氏は、iPhoneが銃弾を防いだためにある兵士の命を救ったという動画を投稿。この兵士はイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相らから新しいiPhoneをプレゼントされています。

 

ビデオに映し出されたiPhoneは、頑丈なケースと透明なプラスチックらしき裏地に覆われたもの。弾丸はそのままiPhoneを貫通したものの、ケースを突き破ったところで勢いを失い、持ち主に大けがを負わせることはなかったようです。

↑銃弾を食い止めた(画像提供/Living Lchaim)

 

このiPhoneがどのモデルかは分かりにくいのですが、背面にタテ長のカメラバンプ(出っ張り)があることから、iPhone Xだった可能性もあります。生き延びた兵士がもらったのは、最新のiPhone 15だと確認できます。

 

が、そもそも「戦いの中、銃弾に撃たれる」という事態があってはならないはず。iPhoneが自ら銃弾を防ぐような状況が、世界からなくなることを祈りたいところです。

 

Source:Living Lchaim(X) 
via:AppleInsider

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」が米で販売停止! 特許の問題か

Apple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」の米国での販売が、12月21日から停止します。

↑Rezeki2031 / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2が販売中止する理由は、医療機器会社のMasimo(マシモ)との特許紛争にあります。アメリカ国際貿易委員会(ITC)の判決によれば、酸素飽和度の測定方法とユーザーへのデータ提供方法が、Masimoの特許を侵害していとのこと。これにより、アメリカでのApple Watchの輸入が禁止される可能性があったのです。

 

Bloombergによれば、Appleはこの問題を回避するため、血中酸素センサーに使用されているアルゴリズムを変更するべく取り組んでいます。一方でMasimoは、問題の解決はソフトウェアの変更だけでは対処できず、「ハードウェアを変える必要がある」との見解を示しています。

 

突如降って湧いた、Apple Watchの販売停止騒動。日本を含めた米国外の市場ではApple Watchの販売は継続されますが、同製品の将来のためにも、特許問題が早く解決されてほしいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

念願のマグネット式充電に対応!? 次期「iPad Pro」の噂

次期「iPad Pro」がマグネット式充電システム「MagSafe」に対応する可能性を、海外ニュースサイトのMacRumorsが伝えています。

↑IIIARKED / Shutterstock.comより

 

MagSafeはマグネットによりデバイスと充電パッドを固定する充電方式で、「iPhone 12」シリーズ以降のiPhoneで、広く採用されています。また以前にはBloomberg(ブルームバーグ)が、次期iPad ProにてMagSafeへの対応が検討されていることを伝えています。

 

MacRumorsはApple製品用の磁石を製造している企業から情報を得たとして、次期iPad ProのMagSafeへの対応の可能性を伝えています。またこれはiPhoneのような背面からの充電ではなく、Macのようなケーブルを利用したマグネット式充電となる可能性もあるようです。

 

2021年にはBloombergが、2022年のiPad Proではガラス製の背面素材が採用され、ワイヤレス充電に対応すると報じていました。2022年モデルのiPad Proではそのようなアップデートはなかったものの、2024年の次期iPad Proにてようやくその計画が実現するのかもしれません。

 

次期iPad Proでは画面サイズが11.1インチ/13インチにわずかに大型化し、有機ELディスプレイの採用も噂されています。これにMagSafeへの対応が加われば、まさにメジャーアップデートモデルとして登場することになりそうです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16 Pro、超広角カメラは4800万画素に進化? めちゃキレイになるかも

2024年の「iPhone 16 Pro(仮称)」では4800万画素の超広角カメラが搭載されると、中国語SNSのWeiboにリークアカウントが投稿しています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では広角カメラに4800万画素センサーを搭載している一方で、超広角カメラと望遠カメラは1200万画素となっています。また以前には、2025年の「iPhone 17 Pro Max」の望遠カメラにて4800万画素センサーが採用されるとの情報も伝えられています。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16 Proでは複数の4800万画素センサーが採用され、望遠カメラのみが1200万画素センサーを搭載するとのこと。超広角カメラが4800万画素センサーにアップグレードされることでより多くの光を取り込むことができ、とくに低照度環境での撮影画質が向上する可能性があります。

 

またiPhone 15 Proの広角カメラには、4800万画素センサーの4画素を1画素として扱う「ピクセルビニング」という機能があり、低照度での撮影に役立てています。iPhone 16 Proでは、超広角カメラでも同機能が使える可能性があります。さらに、超広角カメラでの「Apple ProRAW」写真の撮影も可能になるようです。

 

毎年進化する、iPhoneのカメラ性能。来年のiPhone 16 Proでは、超広角カメラによる風景や集合写真の撮影が、より楽しくなりそうです。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

iPhone 16、謎の“キャプチャーボタン”の用途が判明!? ビデオ撮影用かも

「iPhone 16」への搭載が予測されている「キャプチャーボタン」がビデオ撮影に使われるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑MacRumorsより

 

今年発売された「iPhone 15 Pro」には、さまざまな機能を割り当てることができる「アクションボタン」が搭載されました。そして来年のiPhone 16では、さらにキャプチャーボタンが追加されるとの情報が、以前から伝えられていたのです。このキャプチャーボタンは電源ボタンの下に位置し、振動でボタンの動作を再現する「ソリッドステートボタン」になる可能性が高そうです。

 

キャプチャーボタンはソリッドステートボタンとなり、押し続けることでカメラが起動し、ビデオ撮影を開始します。押す強さにより写真かビデオ(あるいは空間ビデオ)かを切り替えられる可能性がありますが、現時点では確定していません。なお、iPhone 16では4モデルすべてで「Apple Vision Pro」向けの空間ビデオが撮影できるようです。

 

Bloombergによれば、キャプチャーボタンはビデオ撮影のための専用ボタンとして機能するとのこと。また米国モデルのiPhoneでは、キャプチャーボタンの搭載により5G通信の「mmWave(ミリ波)」アンテナが本体逆側に移動します。

 

iPhoneでビデオを撮影する機会がますます増えている現在では、専用のキャプチャーボタンの搭載は理にかなっているといえます。またビデオをあまり撮影しないユーザーのために、他の機能への割り当ても可能になっていると便利そうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期AirPodsは新デザインでノイキャン対応? Proとの差はなくなりそう!?

2024年に登場する「AirPods(第4世代)」(以下、次期AirPods)にて、新デザインや新型ケースが採用され、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報じています。

↑Dontree_M / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「AirPods(第3世代)」は、2021年10月に発売。イヤホン本体やケースのデザインを一新しただけでなく、空間オーディオにも対応しました。一方で上位モデルの「AirPods Pro」とは異なり、ANC機能には対応していません。

 

Gurman記者によれば、次期AirPodsはAirPods(第3世代)と「AirPods(第2世代)」の両方を置き換えるためにリリースされるとのこと。イヤホンの本体デザインはAirPodsとAirPods Proの中間のようなデザインで、ステム(軸)部分が短くなり、フィット感が向上します。一方で、AirPods Proのようなシリコン製イヤーチップが採用されるかどうかは不明です。

 

次期AirPodsのケースには「Find My(探す)」のアラート用スピーカーが搭載され、充電ポートはLightningからUSB-Cへと変更。ANCに対応するだけでなく、来年後半のソフトウェアアップデートにて補聴器機能が追加されるそうです。この補聴器機能では、難聴があるかどうかの聴力検査も可能です。

 

Gurman記者によれば、次期AirPodsは2024年、おそらくは次期iPhoneと同時となる9月頃に発売されるとのこと。ANC機能まで取り込んだ次期AirPodsが登場すれば、これまでAirPods Proを購入していたほとんどのユーザーのニーズを満たすことになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

血圧モニタリング機能や睡眠時無呼吸症候群の検出機能も搭載? 2024年のApple Watchはヘルスケア機能大幅強化かも

2024年に発売される「次期Apple Watch」にて外観が刷新され、血圧モニタリング機能や睡眠時無呼吸症候群の検出機能が搭載されると、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watchは現行モデルの「Apple Watch Series 9」まで、画面サイズの変更はあれどそのデザインはほぼ変更されていません。一方で、以前には本体が薄型化され新バンド規格を採用した10周年モデル「Apple Watch X」の登場の可能性が、Bloombergによって報じられていました。

 

今回の報道によれば、2024年に投入されるApple Watchの少なくとも1モデルは、外観が変更されるとのこと。これにどのモデルが該当するのかは明言されていませんが、標準モデルの「Apple Watch」を意味している可能性があります。また新デザインのApple Watchは本体が薄型化され、マグネット式のバンドが採用される可能性があるようです。

 

次期Apple Watchは手首で血圧を測定することで、高血圧の検知が可能になり、血圧が上昇していることを医療関係者に報告できるとしています。一方で、正確な収縮期と拡張期(最高血圧と最低血圧)のデータは提供されませんが、将来のモデルでは具体的な数値がわかる可能性があります。

 

睡眠時無呼吸症候群については睡眠測定と呼吸パターンによって検出し、ユーザーに知らせることが可能になるようです。これにより、従来は宿泊型の睡眠センターでしかわからなかった軽度な睡眠時無呼吸症候群が、自宅でも手軽に検出できるようになるかもしれません。

 

例年どおりなら、次期Apple Watchは「iPhone 16」シリーズと同時に、2024年秋に登場するはず。ヘルスケア機能を大幅に強化するかもしれない次期Apple Watch、健康促進のためにもぜひ装着したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15のUSB-Cポート、「外付けディスプレイに表示」から「他のデバイスを充電」まで! 様々な使い道のご紹介

iPhone15シリーズでは、全モデルとも従来のLightning端子に替えてUSB-Cポートを採用しました。これにより様々な周辺機器が繋がるようになりましたが、具体的に「どんな使い道があるか」を米9to5Macがまとめています。

 

iPhone 15のバッテリーで他の機器を充電する

iPhone 15はUSB-Cポートから最大27W充電が可能ですが、iPhoneから他の機器に約4.5Wでの充電も可能です。実際、iPhone 15からAndroidスマートフォンと互いに充電し合うYouTuberもいました

 

外付けディスプレイに簡単に出力できる

Lightningでは別売りのアダプタを介してしか外付けディスプレイに接続できませんでした。しかし、iPhone 15ではUSB-C – HDMIケーブルを使うことで、画面ミラーリングにより4Kテレビやモニターに映し出すことができます。

 

またiPhone 15 ProモデルではA17 Proチップのパワーにより、『バイオハザード ヴィレッジ』など大作ゲームを、XboxやPlayStationのゲームコントローラーを使ってプレイできます。さらにiPhoneをテレビに接続すれば大画面で楽しめるというわけです。

ポータブルUSB-C HDDやSDカードで内蔵ストレージを拡張

これら外部ストレージをUSB-Cで繋げば、iPhoneのFilesアプリから直接ファイルを閲覧できます。SDカードリーダーを接続すれば、iPhoneの写真ライブラリに直接、写真を取り込むことも可能です

 

またiPhone 15 Proのカメラアプリでは、ProRes 4Kで60fpsの動画を外部ストレージに直接録画できます。128GBモデルでは単体では機能制限がありますが、それも回避できます。

 

USB-C有線キーボードや有線インターネットに接続する

USB-Ethernetアダプタで有線インターネットに繋ぐことで、ネット接続が爆速になることも注目を集めていました。

 

有線ヘッドフォンをつなぐ

アップルがiPhone 7でヘッドホン端子を廃止して以来、AirPodsのようなBluetoothワイヤレスイヤホンが普及しています。が、最近はUSB-C端子を備えた高級ヘッドホンも増えており、それらと有線接続することも可能となりました。

 

USB-Cマルチポートハブを接続できる

iPhone 15側にはUSB-C端子が1つしかありませんが、ハブを繋げれば、上記の周辺機器を複数、同時に繋ぐことができます。またUSB-Cはデータと電力を同じポートでやり取りできるため、「iPhoneを充電しながら有線キーボードや有線インターネットに接続、有線ヘッドホンで音楽を楽しむ」ことも可能でしょう。

 

Source:9to5Mac

iPhone 17 ProはWi-Fiが爆速に? 独自チップ搭載で「Wi-Fi 7」対応か

2025年の投入が期待される「iPhone 17 Pro」にて、Apple(アップル)が独自設計したWi-Fiチップが搭載されるとの予測を、アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が伝えています。

↑Camilo Concha / Shutterstock.comより

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 17 Proは独自チップにより「Wi-Fi 7」をサポート。2.4GHz、5GHz、6GHz帯の電波を利用することで、より高速かつ低遅延、そして信頼性の高い通信が可能になるとのこと。Wi-Fi 7の最大通信速度は40Gbpsと、現在最も新しい「Wi-Fi 6E」と比べて4倍も向上しています。

 

このようにiPhone 17 Proに独自のWi-Fiチップが搭載されることで、現在Wi-Fiチップを提供しているBroadcom(ブロードコム)にとっては、大きな脅威となります。また2026年には、「iPhone 18」シリーズの全モデルに独自Wi-Fiチップが搭載されるようです。

 

今年1月にはBloomberg(ブルームバーグ)が、AppleがWi-FiとBluetoothを組み合わせた独自チップを開発しており、2025年から製品に搭載されると報じていました。AppleはiPhoneのプロセッサ「Aシリーズ」だけでなく、Wi-Fiチップなども独自開発する道を歩もうとしているようです。

 

Source: MacRumors

Apple Watch Ultra、2026年にさらに巨大化!? 画面が10%大きくなるかも

2026年に投入される「Apple Watch」では10%画面が大きな「microLEDディスプレイ」が搭載されると、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」は、1.93インチの有機ELディスプレイを搭載。一方でディスプレイアナリストのRoss Young氏は、より明るく色再現性、ダイナミックレンジ、視野角、消費電力にすぐれたmicroLEDディスプレイへとApple Watch Ultraが移行すると、以前より報告していました。

 

TrendForceによれば、microLEDディスプレイの価格は、現行モデルの有機ELディスプレイの2〜3倍の120ドル(約1万7000円)程度になるとのこと。このmicroLEDディスプレイは、ドイツのams OSRAMと韓国のLG Displayが提供する予定です。

 

Appleは以前から独自のmicroLEDディスプレイの開発に取り組んできたとされており、長期的には既存の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを、すべてmicroLEDディスプレイへと置き換えると予測されています。まずはApple Watch Ultraから導入されるであろうmicroLEDディスプレイがどれだけ美しいのかを、早くこの目で見てみたいものです。

 

Source: TrendForce via MacRumors

アップルの本命は折りたたみiPadよりも、有機ELディスプレイだった!?

Apple(アップル)が「折りたたみiPad」よりも、iPadやMacBookへの有機ELディスプレイの導入に注力していると、Nikkei Asiaが報告しています。

↑MacRumorsより

 

Appleが折りたたみiPadを開発しているとの情報は以前から報じられており、その製品投入は2025年以降になるとの報告も登場しています。また、折りたたみiPadの後には「折りたたみiPhone」の投入も予定されているようです。一方で、2024年の「次期iPad Pro」には有機ELディスプレイが搭載されるとの情報もあります。

 

Nikkei Asiaによれば、有機ELディスプレイを搭載したMacBookが2025年後半に生産される予定とのこと。そして製品の有機ELディスプレイへの移行が完了した後に、折りたたみiPadを投入すると報告しているのです。

 

折りたたみスマートフォンはAndroidメーカーから数多く投入されていますが、画面のシワやヒンジの折りたたみ回数の制限など、まだまだ発展途上の技術であることも事実。今回の報道が正しければ、Appleはまず技術が完成している有機ELディスプレイへの移行を行い、その後により発展した折りたたみディスプレイへと移行する予定なのかもしれません。

 

Source: Nikkei Asia via MacRumors

アップル、Apple WatchをMFi非認証アクセサリーで充電しないよう警告! バッテリー寿命が短くなる場合もアリ

アップルは新たなサポート文書を公開し、Apple WatchにMFi認証を取得していない充電器を使うと充電が遅くなったり、チャイムが何度も鳴ったり、バッテリーの寿命が短くなることがあると警告しています。

Image:Apple

 

この「Apple Watch充電器の正規品と認定品を確認する」という文書によると、Apple Watchの充電にはアップル製の充電器、またはMFi(Made for iPhone/アップルの定めた性能基準を満たした製品)認証を受けてMade for Apple Watchのバッジが付いた充電器だけを使うよう勧めています。

 

さらに文書では、純正Apple Watch充電器の見分け方を説明。「アップル製でない充電器は、充電コネクターの表面に異なる色、文字、その他のデザインが施されている可能性があります」と述べています。

 

また、これまでアップルが製造した全ケーブルのモデル番号も列挙。ほか、Macを使って充電器のメーカーを確認する方法も説明しています。

 

具体的には、Apple Watchの充電ケーブルをMacに接続。それから「システム設定」>「一般」>「情報」>「システムレポート」の順に選びます。そこでUSBをクリックしてApple Watchの充電器を選び、詳細を表示。アップル純正の充電器であれば、製造元として「Apple Inc」が書かれています。

 

手元の環境ではアップル製充電器のほか、MFi認証を受けていないサードパーティ製品もありますが、今のところ故障したことはありません。ともあれ、アップル公式保証を受けるためにも、なるべく純正品やMFi認証済み製品を使った方がよさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

「iPhone 17 Pro Max」の望遠レンズは4800万画素になる? 背面カメラ全てがそうなるかも

2024年の次期「iPhone 16」シリーズでは、Proモデルが大小ともに高倍率のテトラプリズム望遠レンズを搭載すると噂されています。そんななか、翌々年の「iPhone 17 Pro Max」には4800万画素の望遠レンズが搭載される可能性が高いと著名ジャーナリストが主張しています。

↑望遠レンズも4800万画素に?

 

香港の投資会社Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏は、投資家向けに研究ノートを発表。そのなかでiPhone 17 Pro Maxには強化された4800万画素の望遠レンズが採用され、2024年初頭に米国で発売予定のVision Proヘッドセット向けに最適化されると述べています。それ以上のレンズに関する詳細や、具体的にVision Proとどう連携するのかは触れていません。

 

iPhone 15 Proモデルには、4800万画素のメインレンズ、1200万画素の超広角レンズ、1200万画素の望遠レンズが搭載。そしてiOS17.2以降は、Vision Proの三次元環境で追体験できる空間ビデオが撮影可能となりました。iPhoneを横向きに構えると、メインレンズと超広角レンズの組み合わせで、奥行きのある空間映像が記録できるしくみです。

 

数か月前、Pu氏はiPhone 16 Proモデルが4800画素の超広角レンズを搭載すると主張していました。つまり、iPhone 17 Pro Maxは背面カメラすべてが4800万画素で構成される初のiPhoneとなるのかもしれません。画素数が増えれば、写真のディテールがより細かくなり、トリミングやプリントアウトにも役立つはず。

 

とはいえ、iPhone 17 Proモデルの発売は2025年9月と予想され、あと2年近く先のこと。その間にアップルが方針を変更する可能性もありますが、続報を待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

よく利用するWebページは「Webアプリ」ですぐ起動! macOS Sonomaで使えます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「macOS Sonomaで「Webアプリ」を作成しよう!」です。

 

 

macOS Sonomaでは、よく利用するWebページをネイティブアプリのように利用できる「Webアプリの作成機能」が登場しました。

 

Webアプリは、「Safari」と比べて少ない負荷でWebサービスを利用できるほか、位置情報へのアクセスやパスワードなどの自動入力、プライバシー保護などにも対応。ネイティブアプリと同じように、単独でDockから起動して利用できる上通知を受けることもできるのでとても便利です。

 

Webアプリの作成方法と利用方法は簡単です。まずはWebアプリ化したいWebページを「Safari」で開きます。次に「Safari」の[ファイル]メニューから[Dockに追加]を選択します。ここで表示されるダイアログで、名前やURLを変更することも可能です。

 

[追加]ボタンをクリックすると、Dockにアイコンが追加されます。アイコンをクリックすると、アイコンが数回バウンドした後、ネイティブアプリのように開きます。

 

アプリケーションメニューから[設定]を開いて、[一般]タブを選択すると名前やURLを編集できるほか、[アイコン]をクリックするとアイコンを任意の画像に変更することも可能です。

 

その下の[外観]では、ナビゲーションコントロールの表示/非表示やタイトルバーにカラーを表示するかどうかのオプションも用意されています。ナビゲーションコントロールを表示すると、戻る/進むボタンが表示されます。

 

なお、こうして保存したWebアプリは、ホームフォルダにある[アプリケーション]フォルダに格納されているので、削除したい場合はここからゴミ箱に捨てましょう。

 

また、Webアプリ化したページを「Safari」で開こうとすると、画面上部に「Webアプリで開くかどうか」を確認するメッセージが表示されます。右端の[開く]をクリックするとWebアプリで開き、左端の[×]をクリックするとSafariで開き、次回以降は確認されなくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

iPhone 15やM2 Macも対象に。アップルの「自分で修理するプログラム」が欧米で拡大

アップルは「セルフサービス修理(Self Service Repair)プログラム」の対象に「iPhone 15」と「M2 Mac」を追加しました。

↑その気があれば、iPhone 15も自分で修理できる!

 

セルフサービス修理プログラムは2021年11月に始まり、ユーザーがアップルで販売される純正部品を使ってiPhoneやMacを修理できるというものです。修理キットには専用のツールも含まれており、ユーザーは故障した製品をアップルに送らなくてもよいというメリットがあります。

 

新たにその対象となったのは、iPhone 15の全モデルのほかに、14インチおよび16インチのMacBook Pro、15インチMacBook Air、Mac mini、Mac Pro、Mac Studioを含む、M2チップを搭載したMacです。また、クロアチアやデンマーク、ギリシャ、オランダ、ポルトガル、スイスを含む欧州24か国でセルフサービス修理プログラムが利用できるようになり、対応国が33か国に拡大されています。

 

その一方、専門家が部品や機能のパフォーマンスをテストし、修理が必要な部品を特定できる「Apple Diagnostics for Self Service Repair」が2024年には欧州で提供されます(現在利用できるのは米国のみ)。

 

このように対象国や製品が拡大されるセルフサービス修理プログラムですが、残念ながら日本は対象外。「技術基準適合証明(技適)」の関係で導入が難しいのかもしれませんが、日本への上陸を待ちたいものです。

 

Source: Apple via MacRumors

アップル、「AirPods Pro(第2世代)のUSB-Cケース」を新発売!

アップルが「AirPods Pro(第2世代)MagSafe充電ケース(USB‑C)」の販売を開始しました。価格は1万5800円(以下全て税込)です。

↑新発売の「AirPods Pro(第2世代)MagSafe充電ケース(USB‑C)」(画像提供/Apple)

 

アップルは今年9月、「AirPods Pro(第2世代)」の充電ケースをUSB-C仕様にアップデートしました。しかし、USB-C仕様の充電ケースを入手するには3万9800円のAirPods Pro(第2世代)を購入する必要があり、ケースだけでの販売は行われていなかったのです。

 

今回販売が開始されたAirPods Pro(第2世代)MagSafe充電ケース(USB‑C)は、本体下部にUSB-Cポートを搭載。最大30時間の再生が可能です。MagSafeにも対応しているので、Apple Watchの充電器やMagSafe充電器、Qi規格の充電器で充電することができます。

 

さらに、「正確な場所を見つける」機能に対応したU1チップを搭載しているので、ケースの場所をピンポイントで素早く探すことも可能。内蔵スピーカーから音を鳴らすこともできるうえ、IP54等級の防塵耐汗耐水性能を実現しています。

 

今回のケース単品の販売について、海外ニュースサイト・The Vergeのフォーラムには「古いケースをストアに持っていけば、値引きが受けられるエコフレンドリーなオプションがあればいいのに……」という声も寄せられていますが、USB-C対応のケースを待っていたユーザーにとって、この新しいケースはうってつけのアイテムとなりそうです。

 

Source: Apple

「iPhone 16」の予想画像が早くも登場! カメラの配置がちょっと意外

2024年に投入されることが期待されている「iPhone 16」。その初期デザインに基づく予測レンダリング画像を、海外ニュースサイトのMacRumorsが公開しています。

↑公開された「iPhone 16」の予想画像(画像提供/MacRumors)

 

現時点では、iPhone 15の初期デザインには複数のバリエーションが存在している模様。しかし共通しているのは、背面のデュアルカメラが「斜め」ではなく「縦」に配置されていること。背面カメラは「iPhone X」のように縦につながったものと、分離したものの2種類が存在しています。

 

本体サイドには、「iPhone 15 ProおよびPro Max」と同じくアクションボタンを搭載。ただしそのサイズには、小さいものと大きいものの2パターンが検討されているようです。音量ボタンは上下が一体化したタイプと分離したものの2種類。さらに、電源ボタンの下には「キャプチャー」ボタンが搭載される可能性もあります。

 

以前に噂されていた静電式の「ソリッドステートボタン」は、アクションボタンやキャプチャーボタンで採用されています。一方で音量ボタンは、機会式の従来のボタンとなるようです。

↑側面は…(画像提供/MacRumors)

 

iPhone 16の本体前面は、iPhone 15とほぼ変わらないようで、画面上部にFace ID機能と前面カメラを収納した「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」を配置。本体下部にはUSB-Cポートを搭載しています。

 

現時点では、iPhone 16のカラーバリエーションとしてイエロー、ピンク、ミッドナイトが確認されています。縦型カメラを採用したiPhone 16はかなりスッキリした印象ですが、はたしてこのままの姿で登場することになるのでしょうか?

 

Source: MacRumors

ゼネラル・モーターズが「CarPlay」を廃止へ。理由は安全性の向上じゃない!?

アップルのCarPlayとグーグルのAndroid Autoは、スマートフォンをクルマのディスプレイにつなぎ、カーナビ代わりにしたり、さまざまなアプリをタップ操作できたりするようになる機能です。

↑どうなるCarPlay?(画像はBMWのディスプレイ)

 

いまや多くのドライバーたちが愛用していますが、米大手自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は段階的に廃止していき、将来のEV(電気自動車)ではグーグルと共同開発した車載システムに置き換えていくと発表。同社は、その理由としてドライバーをより安全にするためと説明しています。

 

これはGMの車載システム製品責任者が、クルマ専門メディアMotorTrendの取材で述べていることです。

 

それによれば、CarPlayとAndroid Autoには「接続不良、レスポンスの遅さ、互換性の問題、接続の切断」などの問題があるとのこと。そのためドライバーがトラブルを解決しようとスマホを手に取り、道路から目を離すと主張しています。

 

しかし、全てがクルマに内蔵されたシステムであれば、ドライバーは携帯電話を手に取る可能性が低くなり、結果として注意散漫が減り、より安全になるそう。ただしGMは、車載システムがCarPlayより安全だと証明するデータを持っていなく、テストも行っていないと認めています。

 

GMが採用する予定の車載システムは「Googleマップ」や「Googleアシスタント」など、グーグルのアプリを統合したもの。要はAndroid Autoを廃止しながらも、グーグルとの関係はより緊密となるわけです。

 

MotorTrendは、GMはCarPlayを廃止すれば、ドライバーの運転方法や行き先、運転中に使っているアプリなど、大量のデータを集められると指摘。また、車載システム上のアプリを使わせることで、自社やパートナー企業を通じて買い物をしてもらったり、サブスクリプションを提供できたりすると述べています。

 

ユーザーにとっては好きなカーナビやアプリを使いたいものの、自動車メーカーにとってはあまりメリットがありません。こうした「自社の車載システムを使ってもらう」動きが今後は広まっていくのかどうか、見守っていきたいところです。

 

Source:MotorTrend
via:MacRumors

2025年に生産開始! Appleの2nmプロセス製造チップ試作品をTSMCが披露

チップ製造を手掛けるTSMCがApple(アップル)にたいして、次世代の「2nm」プロセスで製造されたチップの試作品を披露したと、Financial Times(ファイナンシャル・タイムズ)が報じています。

↑aPhoenix photographer / Shutterstock.comより

 

現在の最新のApple製品には、3nmプロセスで製造された「A17 Pro/Pro Max」が搭載されています。チップ製造におけるプロセスは、数字が小さいほど高性能かつ、省電力となります。この3nmプロセスのチップも、TSMCにより製造されました。

 

報道によれば、Appleは2nmチップの開発・実装競争において、TSMCと密接に連携しているとのこと。2nmプロセスのチップは3nmにくらべてトランジスタ密度、性能、消費電力の点で優れており、将来のAppleのチップや、次世代データセンター、人工知能関連での活用が期待されています。

 

TSMCは「N2」と呼ばれる2nmプロセスのプロトタイプのテスト結果をAppleや主要顧客に公開しており、実際のチップ生産は2025年に開始される予定です。2nmプロセスチップを搭載した未来のiPhoneやMacがどれだけ高性能なのか、楽しみにしたいものです。

 

Source: Financial Times via MacRumors

iPhoneの新盗難防止機能がiOS 17.3で追加へ……Face IDかTouch IDでの認証を追加

Apple(アップル)は「iOS 17.3」のベータ版にて、iPhoneに新たな盗難防止機能を追加しています。

↑Appleより

 

実は最近、iPhoneのパスコードを覗き見た後にデバイスを盗むという手法が横行しています。この場合、窃盗犯がApple IDのパスワードをリセットしたり、紛失モードをオフにしたり、パスワードを覗き見ることができるなど、iPhoneの強固なセキュリティが無駄になってしまいます。

 

一方でiOS 17.3のベータ版には「盗難デバイス保護(Stolen Device Protection)」という機能が追加されました。これを利用すれば、「iCloud Keychain」に保存されているパスワードの保護、紛失モードのオフ、コンテンツの設定と消去などのアクションに、Face IDかTouch IDでの認証が必要となるのです。

 

またApple IDアカウントのパスワードの変更など特に重要な操作については、「セキュリティ遅延」という機能が追加されています。この場合、まずFace IDかTouch IDで認証し、1時間待ってからまたFace IDかTouch IDで認証する必要があるのです。ただし、自宅や職場などではこのようなアクションは必要ありません。

 

盗難デバイス保護は、設定アプリの「Face IDとパスコード」の項目から利用できます。このような新たなセキュリティ機能で、さらにiPhoneが安心して使えるようになることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

残念ながら2024年に延期へ……iOS 17で導入予定の、ホテルの「AirPlay」ストリーミング対応

Apple(アップル)は「iOS 17」の紹介ページを更新し、ホテルにおけるAirPlayの新機能の導入を2024年に延期すると明かしました。

↑Appleより

 

iOS 17は今年秋から配布が始まったモバイル向けOSで、先日には最新バージョンの「iOS 17.2」がリリース。1日の出来事が記録できる「Journal(ジャーナル)」アプリが追加され、アクションボタンへの翻訳機能や空間ビデオの撮影機能が追加されました。

 

ホテルでのAirPlay機能は、部屋のテレビでQRコードをスキャンすることで、iPhoneからテレビに動画や写真、音楽をワイヤレスでストリーミングできるというものです。もともと同機能は今年後半のリリースが予定されていましたが、現在は「2024年のアップデートで登場する」と案内されています。

 

このような機能は、すでにGoogle(グーグル)の「Android OS」と一部のホテルで提供されており、宿泊客は「Chromecast」経由でスマートフォンからコンテンツをストリーミングできます。

 

今年6月にAppleは、ホテル「Holiday Inn」を所有するIHGホテルズ&リゾーツが、AirPlay機能をサポートすると案内していました。また、LGのテレビで同機能が利用できるようになる予定です。今後も、さらに対応ホテルが増えることに期待したいものです。

 

Source: Apple via MacRumors

サムスンがパネルを準備中? 折りたたみiPadに一歩前進か……折りたたみiPhone登場の噂も

サムスンディスプレイがApple(アップル)向けに折りたたみディスプレイの開発チームを準備していると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleの折りたたみデバイスに関しては、「折りたたみiPadが投入される」との報告を、複数筋が寄せています。また、折りたたみiPadの後には折りたたみiPhoneが控えているとの報告も登場しています。

 

The Elecによれば、サムスンディスプレイは折りたたみディスプレイ開発の事業効率化を図るため、Appleビジネスチームを再編成したとのこと。同社はApple初の折りたたみ製品を前に、サムスンの折りたたみデバイスに関するノウハウを統合し強化しようとしているのです。

 

それ以外にも、サムスンディスプレイとLGディスプレイが20.25インチを含む、Apple向けの折りたたみ製品のプロジェクトに取り組んでいるとの情報も伝えられています。これが製品の製品サイズなのか、あるいは生産プロセスに関するものなのかは不明です。

 

著名アナリストのミンチー・クオ氏は、Appleが折りたたみiPhoneを投入するのは2025年以降になると報告しています。折りたたみiPadかiPhoneなのかはわかりませんが、Apple初の折りたたみ製品の登場は近そうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

2024年はiPad豊作の年になる!? 次期iPadの登場は2024年後半との報道

Apple(アップル)が廉価な「次期iPad」を2024年後半に投入するとの情報を、Nikkei Asiaが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

次期iPadに関しては、Bloomberg(ブルームバーグ)が「2024年にも登場する」と以前に報道していました。また今年10月にはUSB-Cに対応した廉価モデルの「Apple Pencil(USB-C)」が登場するなど、廉価なiPadの登場の機運が高まっています。

 

Nikkei Asiaによれば、廉価な次期iPadのテスト生産のためのエンジニアリング検証が、来年2月中旬に開始。製品の販売は2024年11月になるとしています。またこれにともない、iPadの主要組み立てメーカーの中国BYDと協力し、生産リソースを中国からベトナムに移すことも報じられています。

 

廉価な次期iPadのこれまでの噂では、プロセッサやカメラのアップデートも予測されています。2022年10月に登場した現行モデルのiPad(第10世代)では、大型ディスプレイを搭載しデザインが一新され、A14 Bionicチップや1200万画素カメラ、USB-Cポートを搭載しました。次期iPadでも、大幅なスペックアップを期待したいものです。

 

Source: Nikkei Asia via MacRumors

M3 Max MacBook Proの内蔵ストレージを8倍に増量! 自力で改造した猛者現る

アップルはMacBook Proの内蔵ストレージ(SSD)やRAMをユーザーが交換することを、ほぼ不可能としています。SSDの場合は、メイン基板と一体となっており、基本的には取り外しできる構造になっていないことも一因です。

↑MacBook Pro

 

しかし、最新のM3 Max搭載MacBook Proの内蔵SSDを交換し、元々の8倍の容量に増やした猛者が現れました。

 

これは著名リーカーの@ipilipsi氏が報告していることです。同氏は以前、発売直後のM3 MacBook Proにつき、分解画像をいち早く公開したことがありました。

 

ここで扱われているM3 Max MacBook Proは、購入した直後は1TBストレージが搭載されていました。それを@ipilipsi氏は、なんと8TBへと換装。アップルの正規ストアで1TBから8TBにアップグレードする場合は30万円以上はかかりますが、それより遙かに安上がりだったと思われます。

 

公開された画像では、M3 Max MacBook Proには追加のSSDを搭載できるスペースがいくつか確認できます。そのため、スペース的には問題がなさそうですが、macOSでは最初に内蔵していたSSDしか認識しないよう予め設定されているはず。

 

しかし、@ipilipsi氏はmacOSが改造で入れた8TBストレージすべてが認識していることを示しています。詳しくは説明していませんが、なんらかのソフトウェア的な微調整をしたようです。

 

最近のMacBookは買った後に内蔵SSDを交換や増設できないため、もしも内蔵ストレージの容量を増やしたければ、本体ごと買い替えるほかありません。もしも改造できるほどの技術や知識があれば、「アップルの公式保証が無効になる」ことを覚悟しつつ、自己責任のもとでやってみてもいいかもしれません。

 

Source:@ipilipsi(X)
via:Wccftech

iOS 17.2/macOS 14.2/watchOS 10.2がリリース。今すぐアプデを!

Apple(アップル)は本日、「iOS 17.2/iPadOS 17.2」「macOS Sonoma 14.2」「watchOS 10.2」をリリースしました。

↑Yasar Turanli / Shutterstock.comより

 

iOS 17.2/iPadOS 17.2では、1日の出来事を記録できるる「Journal(ジャーナル)」アプリが搭載されています。また「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、アクションボタンに翻訳機能が設定できるようになりました。空間コンピューター「Vision Pro」で3D表示ができる、空間ビデオが撮影できます。

 

macOS Sonoma 14.2では、「PDF」文章向けの拡張オートフィルが導入されています。これにより、名前や住所などを自動で入力することができます。メッセージアプリではステッカー機能が強化され、天気ウィジェットや時計ウィジェット、Apple Musicのお気に入り曲プレイリストなどが追加されています。

 

watchOS 10.2では、「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」の「Health(ヘルス)」アプリへと「Siri」を使ってアクセスしたり、データを記録することができます。また、スワイプでApple Watchのウォッチフェイスを変更するオプションが復活しました。

 

Source: MacRumors 1, 2, 3

12.9インチの大型iPad Air、2024年の早い時期に発売? 年内に画面パネルの出荷が始まったかも

現行のiPad Airは画面サイズが10.9インチですが、12.9インチの大型モデルも準備中であることは何度も噂されてきました。そんななか、著名なディスプレイアナリストが画面パネルの出荷が今月中に開始され、大型iPad Air本体も「予想より早く」発売されると示唆しています。

↑噂の大型iPad Air、ついに発売?

 

ディスプレイ関連サプライチェーン専門調査会社DSCCの創業者でCEOのRoss Young氏は、12.9インチiPad Airのパネル出荷が12月にスタートしたと述べています。Young氏は第6世代iPad miniの画面サイズを発表前に的中させたり、数々の実績がある人物です。

 

先月もアップルのサプライチェーン情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が、2種類のiPad Airを2024年第1四半期に量産開始すると述べていました

 

これが本当であれば、上位モデルの12.9インチiPad Pro画面サイズが被ることになります。が、ひとつには次期Proモデルの画面はミニLEDバックライトから有機ELに移行すると予想されていること。もうひとつは、まるでMacBookのように見えるPro専用Magic Keyboardも準備中と噂されており、高級感で差別化を図るのかもしれません。

 

また、次期iPad Proは大幅な値上げになると予想されていますが、12.9インチiPad Airは従来型の液晶ディスプレイを採用すると噂されています。つまり、Proと比べればかなり安くなりそうです。

 

Source:Ross Young(X)
via:Wccftech

期待の新機能は? 次期Apple PencilとMagic Keyboardの登場は近いかも

「次期Apple Pencil(Apple Pencil 3)」と「次期Magic Keyboaard」が「次期iPad Pro」と同時に発売されるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Fadhli Adnan / Shutterstock.comより

 

次期Magic Keyboardに関してはトラックパッドが大型化することにより、ノートパソコンに近い外観になると報告されています。また、アルミニウム製のトップケースが採用されるとの情報も登場しています。

 

次期Apple Pencilに関しては、異なる描画スタイルを実現するために交換可能な磁気チップが搭載されると、以前に報告されていました。磁気iPad Proではどのチップが取り付けられているかを検知することで、対応アプリでブラシとペンを自動的に切り替えることが可能になると予測されています。

 

次期Magic Keyboardはコードネーム「R418」「R428」として開発されており、アルミニウムの頑丈なフレームを採用することで、ラップトップのように見えると報告されています。

 

Bloombergによれば、これらの新製品は2024年の前半に登場する予定です。iPad Proの見た目がかっこよくなる次期Magic Keyboardは楽しみですが、iPad Proを含めた一式の価格がどれだけ高くなってしまうのかも、少し気になるところです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

来年初頭はiPadファミリー新製品ラッシュ!? 次期MacBook Airも登場するかも

Apple(アップル)の「次期iPad Air」「次期iPad Pro」「次期MacBook Air」が2024年初頭に登場すると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑IIIARKED / Shutterstock.comより

 

まず次期iPad Airでは2サイズが用意され、小さいモデルは引き続き10.9インチなものの、大きいモデルは12.9インチになるとのこと。この12.9インチのiPad Airは、12.9インチの「iPad Pro」よりも廉価に販売されます。

 

次期iPad ProはiPadシリーズとして、始めて有機ELディスプレイを搭載。より深い黒と鮮やかな色の表現が可能です。本体には新しい「M3」チップを搭載し、次期iPad Airとともに2024年3月に発売されます。「iPad mini」や「廉価版iPad」の新モデルも2024年に登場しますが、こちらの発売時期は現時点では不明です。

 

次期MacBook Airに関しては、13インチ/15インチモデルの両方がM3チップを搭載。本体デザインは、2023年モデルから変更されません。次期MacBook AirもiPad AirやProと同じく、2024年3月頃に登場することが予測されています。

 

2023年は珍しく、iPadシリーズの新モデルが登場しない年でした。2024年は次期iPad AirやProの登場で、iPadシリーズの売り上げの加速に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

「Siri」の体験が向上? iPhone 16のマイク強化と「Apple GPT」で大幅に進化か

Apple(アップル)の「iPhone 16」にてマイク性能が向上し、音声アシスタント「Siri」のAI(人工知能)体験が向上すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

AppleとAIに関する話題では、同社がAIチャットボット「Apple GPT」を開発していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。またこれにより、Siriの機能が強化されるとの観測も登場しているのです。

 

今回のKuo氏のレポートによれば、「Siriのハードウェアとソフトウェアの機能と仕様を強化することが、AIが生成するコンテンツを促進する鍵だ」としています。そして大規模言語モデル(LLM)のSiriへの統合は、音声入力処理の処理性能に大きく依存するようなのです。

 

これらを踏まえて、iPhone 16ではマイクが大幅にアップグレードされます。そしてS/N比が改善されることにより、「Siriの体験が大幅に向上する」とのこと。また、新型マイクでは防水性能も改善されます。

 

Kuo氏によれば、今年の第3四半期(7月〜9月)にはSiriのチームが再編成され、ジェネレーティブAIとLLMを統合。2024年にはLLMによる新しいSiri機能が「iOS 18」に搭載されます。Siriは市場でもあまり存在感が示せていませんが、今後のさらなる機能強化に期待したいものです。

 

Source: Medium via MacRumors

2024年春、ついにUSB-C版のMac用Magic KeyboardやMagicMouseが発売かも! M3搭載MacBook Airと同時発表の可能性も

アップルが新型24インチiMacを発売した際に、付属アクセサリーの充電端子がLightningからUSB-Cに変更されると予想されましたが、フタを開ければLightningのままでした。

↑ついにUSB-Cに!?

 

しかし、2024年春には、ついにMagic Keyboard、Magic Mouse、Magic Trackpad(すべてMac用アクセサリー)がUSB-Cに切り替わる可能性があると著名リーカーが主張しています。

 

数々の実績あるリーカー刹那数码(Instant Digital)氏は中国SNSのWeiboにて、「2024年春。アップルのMagic MouseやMagic Keyboard、Magic TrackpadがUSB-Cにアップデートする」と述べています。充電端子のほかに変更があるのか、それ以上の情報はありません。

 

ほぼ全てのMac用純正アクセサリーは、2015年末に大型アップデートがあって以来、ほとんど変わっていません。ただ1つ、MagicKeyboardだけは2021年にTouch IDボタン付きが登場しましたが、それから2年以上が経過しました。

 

Magic Mouseは一度充電すれば約1か月以上は持つものの、Lightningポートが本体の底側にあるために使用しながら充電できず、非常に不便だとユーザーから声が上がっていました。なお、もしもUSB-Cに変更されても、充電端子の場所まで変わるかどうかは不明です。

 

アップルは全製品でUSB-Cへの移行を進めており、iPhone 15シリーズや最新iPadの全モデル、AirPods Pro(第2世代)や新しいApple Pencilも切り替え済み。いまだにLightningポートを搭載している現行製品はMac用アクセサリーのほか、AirPodsやAirPods Max、iPhone SEだけです。

 

先週半ばに、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、M3搭載MacBook Airが2024年3月頃に発売予定だと主張していました。USB-C版のMac用アクセサリーも、同時に登場するのかもしれません。

 

Source:Weibo
via:MacRumors

仕事もプライベートも充実間違いナシ! 「Safari」の新機能「プロファイル」を使いこなそう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「プロファイルを作成して用途ごとにSafariを使い分ける」です。

 

 

1台のiPhoneを仕事とプライベートの両方で活用していると、「お気に入り」に登録したページや閲覧履歴が混在して使いにくいと思ったことはありませんか?

 

そこで使いたいのが、iOS 17で「Safari」に追加された「プロファイルの作成」という新機能です。「お気に入り」や閲覧履歴、タブグループ、機能拡張などを「仕事」や「プライベート」「勉強」などのシーンごとに切り替えて、用途に応じて使い分けることができます。ではさっそく使ってみましょう!

 

プロファイルの作成は簡単。「設定」アプリを開き、[Safari]、[新規プロファイル]と進みます。

 

[名前]にプロファイルの名前を入力し、アイコンと色を選択。「仕事」や「プライベート」、「学校」などわかりやすい名前をつけましょう。

 

続いて、左上のプロファイルの名前をタップし、最下部の「プロファイル」のサブメニューから切り替えたいプロファイルを選択。これでプロファイルが作成されました!

 

Safariを開くとこんな感じ。スタートページにそのプロファイルの専用ページが表示されています。背景には、プロファイル作成時に選んだ色とアイコンが反映されていてとてもわかりやすいですね。

 

ちなみにiPhoneで作成したプロファイルは同じApple IDでサインインしているiPad、Macといった別のデバイスのSafariにも反映されます。

 

また、Safariのプロファイルは、「設定」アプリ→[Safari]と進んだ画面からいつでも追加、編集、削除することが可能です。

 

ただし、プロファイルを削除すると、そのプロファイルに関連づけていた「お気に入り」や履歴が消去されてしまうので注意してください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

スマホの「プッシュ通知」を政府が知りたい!? 米議員が警鐘

iPhoneやAndroidスマートフォンの「プッシュ通知」を政府が監視している、と米上院議員が警告しています。

↑プッシュ通知さえインテリジェンス?

 

ロン・ワイデン(Ron Wyden)上院議員が司法省に寄せた書簡によれば、外国の政府当局がアップルやアルファベットに対して、プッシュ通知に関するデータを要求しているとのこと。実はiPhoneやAndroidスマートフォンに表示されるプッシュ通知はほぼ全てアップルやグーグルのサーバーを経由しているのです。

 

ワイデン氏によれば、アップルとグーグルはアプリからユーザーに流れるトラフィックを独自に把握することができ、「ユーザーが使用するアプリを政府が監視することを容易にできる立場にある」とのこと。そして司法省に対して、プッシュ通知の監視行為に関する公開討論を妨げないように求めています。

 

ワイデン氏が受け取った情報によれば、米国と外国の政府機関がプッシュ通知に関するメタデータをアップルやグーグルに求めているとのこと。この外国政府とは「米国と同盟関係にある民主主義国家」だとしており、日本人としてもどの国が該当しているのか気になるところ。

 

今回の書簡を受けて、アップルとグーグルはプッシュ通知の監視に関する情報をユーザーに提供していくと述べています。

 

Source: Reuters

アップル、「iPhone 16のバッテリー」をインドで製造!?

アップルが「iPhone 16」のバッテリーをインドで製造するように部品サプライヤーに指示した、と英Financial Times(FT)紙が報じています。

↑もっとインドで作りそう

 

iPhone 16に関しては、上位モデルの「iPhone 16 Pro」向けとされるバッテリーの画像が以前に流出しています。バッテリー容量は3355mAhで、「iPhone 15 Pro」の3274mAhから増加する模様。バッテリーケースが金属製になることから、冷却性能の向上も期待されています。

 

FTによれば、アップルは中国のDesayや台湾のSimplo Technologyを含むバッテリーサプライヤーに対して、iPhone 16のバッテリーをインドで製造するために新しい工場を設立するか、既存の拠点での生産を拡大するように指示しているとのこと。サプライチェーンを多様化することと中国への依存を減らすことが、その狙いのようです。

 

すでにアップルはフォックスコンやペガトロン、タタと協力してインドでiPhoneを製造しており、デバイスの組み立ての75%〜80%をフォックスコンが担っています。さらに同社はインドに5億ドル(約734億円※)以上を投資して、製造能力を増強しているとも報じられています。

※1ドル=約146.8円で換算(2023年12月7日現在)

 

米国と中国のデカップリング(分離)が続く中、サプライチェーンのリスクを減らすために、アップルのインドへの注力は今後も続きそうです。

 

Source: Financial Times via MacRumors

iPhone、Face IDを画面下に内蔵するのは2026年以降!? 韓国メディアが報道

画面下に顔認証機能の「Face ID」を内蔵したiPhoneが2026年以降に登場する、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑ディスプレイの下にカメラが隠れるのはいつ?

 

現行モデルのiPhoneでは、フロントディスプレイの上部にFace IDと前面カメラを「Dynamic Island」として配置。しかし、Androidスマートフォンに目を移すと、ZTEの「Axon 40 Ultra」のように、フロントディスプレイの下部にカメラを内蔵したフルスクリーンデザインがあります。

 

The Elecによれば、LG Innotekがフロントカメラを画面下に埋め込む「アンダーパネルカメラ(UPC)」の開発を始めたとのこと。この技術を利用して、Face IDを画面下に埋め込んだiPhoneが、2026年以降に登場する可能性があると述べています。

 

さらに将来的には、UPCの技術によってiPhoneのフロントカメラも画面下に内蔵されるそう。これが本当であれば、iPhoneのDynamic IslandはFace IDが画面下に内蔵されることで「パンチホール」となり、その後にパンチホールもなくなる全画面デザインに移行することになります。

 

iPhoneのDynamic Islandはディスプレイで、それなりに大きな面積を占めているのも事実。将来的にこれが小さくなっていき、しまいには外側から見えなくなれば、iPhoneの外観はもっとすっきりしそうです。

 

Source: The Elec via 9to5Mac

ワイヤレス充電アダプタがより身近になる?「iOS 17.2」で「Qi2」対応機種が増えるわけ

アップルはiOS 17.2 RCを開発者とパブリックベータテスター向けに公開しました。RCとは「公式配信前のリリース候補版」で、早ければ来週にも公式配信が始まることを意味しています(100%確実ではありませんが)。

↑「Qi2」対応機種が増えるiPhone

 

この最終版ともいえるベータ版では、iPhone 13シリーズとiPhone 14シリーズの全モデルが、次世代ワイヤレス充電「Qi2」に対応することが明らかとなりました。

 

Qi2とは、アップルが提供したMagSafe充電技術をベースとしたもの。Qi規格を策定するWireless Power Consortium (WPC)は11月、モバイル製品の認証試験を完了したと報告し、年末に向けて対応製品が登場するとアナウンスしていました

 

一般的にアップル製品は、新しい規格の採用に対しては慎重です。が、iPhone 15は最初からQi2に対応。自社技術のMagSafeを基礎としているため当然かもしれませんが、業界を驚かせました。

 

さてiOS 17.2 RCの公式リリースノートには、「iPhone 13および14の全モデルにQi2充電器をサポート」すると書かれています。過去モデルにまで遡って対応することは、少し意外な感もあります。

 

これは、iPhone 13や14がQi2規格の充電器で、最大15Wのワイヤレス充電ができることを意味していると考えられます。リリースノートにはワット数が確認できませんが、iOS 17.2が公式配信されれば、数日後には判明するでしょう。

 

これまでiPhoneでの15Wワイヤレス充電が可能なアダプタは、高価なMagSafe認定充電器のみで、安価な非認定製品は7.5Wに制限されていました。なぜMagSafe認定品が高くなるかといえば、アップルにライセンス料を支払う必要があるからです。

 

しかし、Qi2がMagSafeと同等の性能を持つことで、より手ごろな価格の製品を選べるようになります。

 

また、Qi2はAndroid端末にも対応しているため、iPhoneと同じワイヤレス充電アダプタの使い回しも可能。Qi2対応製品が登場するのはこれからですが、すでにAnkerなどが新製品を予告しており、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Mac
via:Engadget

まさかこれは…。米の強盗犯、盗んだスマホを見て意外な言葉を言い放つ

米国で最近、強盗に襲われた男性が、「iPhone以外はいらない」と言われて、所持していたAndroidスマートフォンを奪われなかったという事件が起こりました。

↑まさかこれはAndroidか?

 

米メディアのABC7によれば、ワシントンに住む男性がクルマを止めて自宅に戻ろうとすると、「マスクをした2人の強盗」が接近。銃を持った彼らは男性のポケットにある物を全て奪い、トラックのキーを取って車両に乗り込み、去っていったそうです。

 

しかしその去り際に、盗んだスマホを見ると「これはAndroidか? いらねえ。iPhoneだと思ったのに」と言い放ち、Androidスマホを男性に返して消えたのです。

 

もちろんAndroidスマホには「折りたたみ端末」など、iPhoneにない先進的な機構を搭載した素晴らしいモデルがたくさんあり、決してiPhoneに劣っているというわけではありません。しかし今回の強盗にとっては、「iPhoneこそがスマートフォン」だったのかもしれません。

 

Source: ABC7 via 9to5Mac

チャットアプリ「Beeper Mini」が新登場! iMessageに憧れるAndroidユーザーは要チェック

Androidスマートフォンでアップルの「iMessage」を使うことができるアプリ「Beeper Mini」が、Google Playストアで公開されました。

↑注目のBeeper Mini(画像提供/MacRumors)

 

iMessageはアップルが提供するメッセージサービスで、iPhoneやMacで利用することができます。これまでもクラウド上のMacを経由したり、あるいはApple IDでサインインしたりすることで、アップルのデバイス以外でiMessageを利用する方法がありました。

 

しかし、Beeper MiniはiMessageに登録された電話番号でAppleのサーバーと直接通信することで、AndroidスマホでのiMessageの利用を可能にしました。これにより、メッセージの送受信やリアクション、スレッド、高画質画像の共有、グループチャットなどの機能を使うことができます。

 

Beeper Miniの開発者によれば、同アプリはメッセージや連絡先、Apple IDのパスワードにはアクセスしないとのこと。アプリのコードはオープンソースとして公開され、透明性をアピールしています。

 

Beeper MiniはGoogle Playで配布されており、2ドル(約290円※)の月額料金で利用可能。AndroidスマホでiPhoneを持っている友人とチャットをするときに「青いバブル」のメッセージが送れるのは、なかなか便利といえそうです。

※1ドル=約147円で換算(2023年12月6日現在)

 

Source: MacRumors

もうすぐリリース!「iOS 17.2」の見どころは?

アップルが来週から配布を開始する予定の「iOS 17.2」。「iPhone 15 ProおよびPro Max」のカメラ撮影性能が向上したり、ワイヤレス充電の問題が解決したり、さまざまなアップデートが海外で報じられています。

↑まもなくiOS17.2がやって来る

 

iOS 17.2のリリースノートによれば、「iPhone 15 ProおよびPro Maxでは小さな遠くの物を撮影する際に、望遠カメラのオートフォーカスの速度が向上している」とのこと。同スマホでは望遠撮影機能がさらに快適に使えることになるでしょう。また、空間コンピューター「Vision Pro」で閲覧するための「空間ビデオ」の撮影も可能になっています。

 

また、iOS17.2では、一部のiPhoneと一部のクルマで発生している「ワイヤレス充電パッドが利用できない」という問題も解決されます。これは「iPhone 15」の所有者とシボレーやキャディラック、ビュイックなどの車両で報告されていた問題で、「iOS 17.1」へのアップデート後に発生しました。

 

その他にも、「iPhone 13および14」が「Qi2」のワイヤレス充電に対応したことも注目すべき点です。Qi2は新しいワイヤレス充電規格で、「MagSafe」のようにマグネットを使ったデバイスの固定が可能。最新モデルの「iPhone 15」でもQi2はサポートされており、年末にも対応アクセサリーが発売される予定です。

 

Source: 9to5Mac, MacRumors 1, 2

iOS 17で「テキスト入力中にアプリが勝手に切り替わる」バグが発生。回避策は?

iOS 17において、画面上で文字入力していると突然アプリスイッチャー(アプリの切り替え画面)が表示されるという不具合が複数のユーザーに起こっていることが分かりました。

↑どうなっているんだ?

 

この現象はアップル公式コミュニティや大手掲示板のRedditで報告されています。例えば、メモを取っているとき、いきなりアプリから追い出されて、別のアプリに入ってしまうという具合です。

 

それがどのような症状かは、こちらの動画で確認できます。どうやら、しばらくバーチャルキーボードをテンポよく打ち込んでいるときに起こるようです。

 

この不具合は、最新のiOS 17.1.2を含むiOS 17の全バージョンで報告されています。一部のユーザーはiPhoneを交換してもらったものの、新しいデバイスでも発生しており、アップルも問題を十分に認識していない模様。

 

今後アップルが修正アップデートを配信する可能性もありますが、それまで一応の回避策はあります(以下の通り)。

 

  • iPhoneの「設定」アプリをを開く
  • 「アクセシビリティ(Accessibility)」をタップする
  • 「身体機能および動作」の下にある「タッチ(Touch)」をタップする
  • 「簡易アクセス(Reachability)」をオフにする
↑回避策(画像提供/MacRumors)

 

簡易アクセスとは、iPhoneを片手で使っているとき、画面の上半分を下に移動し、親指が届きやすくするオプションです。

 

このオプションをを無効にすると、文字入力バグが発生しなくなるそう。ともあれ、今後のアップルの対応を待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

スティーブ・ジョブズの「4ドル小切手」を競売に出品。プレミアム価格になっちゃった

アップル創業者の故スティーブ・ジョブズの小切手が、米国のオークションサイト・RR Auctionに登場しました。

↑競売に出されたジョブズの小切手(画像提供/RR Auction)

 

今回の小切手は、1976年7月23日にジョブズがサインしたもの。金額は4.01ドル(約600円※)で、両親のガレージで経営していた会社の住所が記入されています。この小切手が記入されたころ、ジョブズとスティーブ・ウォズニアックは「Apple-1」コンピューターを開発していました。

※1ドル=約147円で換算(2023年12月5日現在)

 

本記事の執筆時点で、この小切手には21件の入札があり、2万2444ドル(約330万円)の値段が付けられています。予想落札価格は2万5000ドル以上(約370万円)で、オークションは12月7日に終了予定。当時と今は物価もかなり異なりますが、それでも4ドルの小切手につけられたプレミアム価格は驚くべきものです。

 

Source: RR Auction via MacRumors

米の園芸店が泥棒対策に「AirTag」を使用、驚きの効果が!

アップルの紛失防止タグ「AirTag」が、ガーデニング用品を盗んだ泥棒の逮捕に貢献した、と海外メディアのABC7が報じています。

↑この辺にAirTagを取り付けておこうかな…

 

報道によれば、米・カリフォルニア州にあるガーデニングショップのRoger’s Gardenは、数週間、泥棒に悩まされていたとのこと。高価な噴水や鉢が盗まれるなど、被害も小さくなかったようです。これを受けて地元警察はパトロールを強化しましたが、犯人の特定には至りませんでした。

 

そこで、同店のマイケル・サリバンさんは、ガーデニング用品にAirTagを仕込む作戦を実施。すると、そのうちの一つが、ある場所に移動しているのを見つけたので、そのスクリーンショットを警察に送りました。警察がその場所を訪れると、多数の盗まれたガーデニング用品が見つかったのです。

 

AirTagはこれまでも、自転車泥棒を見つけたりなくした財布を発見したり、あるいは大雨で流された犬の救出にも役立っています。発見を保証するものではありませんが、AirTagは大切な物の管理にかなり役立つようです。

 

Source: ABC7 via 9to5Mac

アップル、次世代通信技術「6G」の開発を加速!

アップルが次世代通信技術「6G」を同社のデバイスに実装する作業を急ピッチで進めている、と米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑2030年頃に6Gへ

 

現在の日本では一部地域で高速な5G通信が利用できますが、6Gでは100Gbpsを超える超高速かつ超低遅延な通信が可能とされています。また、通信の信頼性や接続数も大幅に増え、あらゆる場所に電波が届く……という次世代通信技術になっています(ソフトバンク)。

 

アップルの通信技術に関する話題といえば、同社は以前にインテルのスマートフォン向けモデムチップの開発チームを買収し、5Gモデムチップを自社開発しているとされていますが、この計画がうまく進んでいないと報じられています。

 

ブルームバーグによれば、アップルは2021年から6Gに関する求人を開始したとのこと。同社のウェブサイトには現在も6G関連の求人が掲載されており、北米における6G以降の技術開発を進める「Next G Alliance」にもアップルは参加しています。

 

6Gが消費者向けの機器に搭載されるのは2030年頃と予測されています。この次世代通信が将来のiPhoneはもちろん、セルラー対応MacBookの登場などにもつながることに期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Apple Watch」が生死を分けた? 米の公園で相次ぐ転倒事故、男性が助かるも…

ここ数年のApple Watchには「転倒検出機能」が備わっており、着用した人がひどく転んだ場合には自動的に検出し、必要に応じて緊急通報サービスに自動的に連絡します。この機能のおかげで交通事故から救われた被害者や、倒れた高齢者も少なくありません

↑生死を分けたApple Watch?

 

そして新たに、本当にApple Watchがなければ命を落としていたかもしれない男性が、当時のことを振り返っています。

 

米・ジョージア州に住むマイク・メナンドさんは、チャタフーチー川の国立公園でハイキングをしていたとのこと。米国の国立公園は「公園」といいながらも、危険な地形や野生動物、有害植物などがあり、命に関わる事故は少なくありません。

 

メナンドさんが連れていた犬2匹は、遠くにコヨーテがいたことに驚き、飼い主を転ばせてトレイル(自然歩道)から引きずり下ろしたとのこと。これによりApple Watchの転倒検出機能が動作し、メナンドさんに代わって救急隊を呼びました。

 

事故当時、iPhoneはポケットの中にあり、そのポケットを下にして横たわっていたため使えなかったそうです。メナンドさんは足を骨折し、手術でチタン製のロッドを入れるほどの重傷であり、身動きが取れなかったと思われます。

 

メナンドさんは、もしApple Watchを着けていなかったら、どうなっていたか分からないと語っています。「どれくらい横になっていたかは不明」「動けなかったし、起き上がることもできなかった。すごく痛かったんだ」とのこと。

 

実際、メナンドさんが転倒した1か月後、同じ公園でハイキング中の女性が転倒し、命を失ってしまいました。「それを読んだとき、私だったかもしれないと思った。私は一人で、周りには誰もいなかった」と恐怖を実感しているようです。

 

Apple Watchの設定やヘルスケアアプリで年齢を設定していて、その年齢が55歳未満の場合は、この機能はデフォルトで無効となっています。もしも万が一に備えたい場合は、iPhoneのWatchアプリの[緊急SOS]から、[転倒検出]を手動でオンにしておくことをお勧めします。

 

Source:FOX5
via:9to5Mac

マイクロソフト、欧州で「iOS向けサードアプリストア」を提供!?

マイクロソフトがiOS向けのサードアプリストアを提供する計画だ、と米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑アップルの牙城を崩すか?

 

現在のiPhoneやiPadに搭載されているアプリストアは、アップルの「App Store」だけです。しかし、同社は欧州で独占禁止法に違反しているとみなされており、サードアプリストアを導入する可能性が高まっています。

 

ブルームバーグによれば、アップルはサードアプリストアを受け入れるために上級チームを設置したとのこと。

 

マイクロソフトのXboxビデオゲーム部門を率いるPhil Spencer氏によれば、マイクロソフトは、アップルやグーグルが牙城を築くモバイルゲームストアに挑むため、パートナーと作戦を話し合っているというのです。

 

さらに、Spencer氏はインタビューでサードアプリストアの立ち上げ時期についての明言を避けたものの、「何年も先のことではなく、もっと早い時期だと思う」と語っています。

 

欧州での判決によれば、アップルは2024年3月6日までにサードアプリストアを受け入れる必要があります。この流れが欧州だけのものとなるのか、あるいは日本でもiOSのサードアプリストアが利用できるようになるのか、今後が注目されます。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

アップルが「チップ研究所」の内部を公開! 米メディアの動画はファン必見

アップルのチップ研究所の内部を撮影した独占インタビュー動画を、米メディアのCNBCが公開しています。

↑内部で行われたインタビュー(画像提供/CNBC/YouTube)

 

アップルは2010年以来、「iPhone」用に独自のカスタムチップを設計してきました。現在はグーグルやマイクロソフト、アマゾン、テスラもこの流れに乗っています。

 

今回の動画では、アップルが本社を構えるクパチーノにあるチップ研究所の内部の様子が映し出されています。また、シリコン部門責任者のJohny Srouji氏と、ハードウェア・エンジニアリング担当上級副社長のJohn Ternus氏へのインタビューも行われました。

 

興味深いのは、Srouji氏が「アップルは他社にチップを販売しないことで、非常に無駄のない製品ポートフォリオ(構成)を維持できている」と語っていること。これによりリソースを製品へと集中すると同時に、異なる製品間でも部品を再利用できるといいます。

 

一方、先行きが不透明なモデムチップの自社開発については、「将来的な技術や製品についてはコメントできないが、我々はセルラー(携帯通信)に関心があり、それを可能にするチームがある」と述べています。

 

製品ラインナップを広げ、日本を含む世界中で人気のアップル製品。それらを支えているチップ研究所のインタビューはファン必見の動画といえそうです。

 

Source: CNBC / YouTube via MacRumors

「iPhone 16」シリーズ、全機種に「アクションボタン」を一斉導入!?

2024年の「iPhone 16」シリーズの全機種に「アクションボタン」が搭載されると海外ニュースサイトのMacRumorsが報じています。

↑アクションボタンの普及へ

 

「iPhone 15 ProおよびPro Max」では、本体左側のミュートスイッチをアクションボタンに替えました。このアクションボタンには、サイレントモードだけでなくフラッシュライトやカメラ、ボイスメモなど、さまざまな機能を割り当てることができます。

 

MacRumorsが入手した内部情報によれば、iPhone 16シリーズではアクションボタンが機械式から静電容量式に変更されるとのこと。具体的には圧力の変化を検知するセンサーと「タクトスイッチ機能」が搭載されますが、後者の具体的な内容は不明です。また、アクションボタンと同じ機能を搭載した「キャプチャボタン」もiPhone 16シリーズに搭載されるそう。

 

iPhone 16シリーズでは、異なるサイズのアクションボタンも検討されているといいます。そのうちの一つではiPhone 15 ProおよびPro Maxの物より大きく、ボリュームボタンに近いサイズになっているそう。また、アクションボタンは2025年の発売が予定されている廉価モデル「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」にも搭載されるとしています。

 

MacRumorsによれば、これらの計画が変更される可能性は低いものの、最終バージョンのデザインはまだ決定されていないとのこと。iPhone 15から登場したアクションボタンは、今後さらに進化することになりそうです。

 

Source: MacRumors

Mac作業の効率化に! 「操作スペース」は複数用意&切り替えて使おう【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「複数のデスクトップ(操作スペース)を切り替えて使う」です。

 

 

macOSでは、操作スペースと呼ばれる追加のデスクトップを作成して、切り替えて使用することが可能です。

 

操作スペースを追加するには、トラックパッドの場合は3本指で上にスワイプ。キーボードの場合は[Mission Control]キーまたは[Control]+[上矢印]キーを押してMission Controlを開きます。

 

画面の右上にある[+]をクリックすると、操作スペースが追加されます。操作スペースは最大16個まで作成できます。

 

作成した操作スペース間を移動するには、Mission Controlに入って上部のサムネイルをクリックすると切り替えられます。

 

そのほか、トラックパッドでは、3本指または4本指で左右にスワイプすることで移動できますし、Magic Mouseでは2本指でスワイプすると移動できます。また、キーボードでは[control]+[左右の矢印]キー」を押しても移動できます。

 

あるいは、ウインドウを画面の端にドラッグしてしばらく待つことで、ウインドウを次の操作スペースに移動させることも可能です。

 

不要なデスクトップを削除するには、Mission Controlに入って上部のデスクトップまでカーソルを移動し、削除したい操作スペースの上にカーソルを合わせると表示される×印をクリックしましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「iPhone 15 Pro Max」のレンズをAndroidも導入!? 著名アナリストが予測

「iPhone 15 Pro Max」に採用された、ガラスとプラスチックのハイブリッドレンズの特徴と今後の展望について、著名アナリストのミンチー・クオ氏が説明しています。

↑「iPhone 15 Pro Max」のレンズがスタンダードになる?(画像提供/Apple)

 

一般的にスマートフォンのカメラではプラスチックレンズが搭載されています。しかし、iPhone 15 Pro Maxは、光学5倍ズームを可能にした「テトラプリズムレンズ」を搭載しており、このテトラプリズムレンズにはガラスとプラスチックのハイブリッドレンズが使用されているのです。

 

クオ氏によれば、プラスチックレンズと比べて、ガラスレンズは歪みが少なく、画質が優れているとのこと。一方でサイズは大きくなり、スマートフォン内でより多くのスペースと強力なモーターが必要となります。また、落とした時に損傷する可能性も高くなるそう。

 

そのため、iPhone 15シリーズでも最上位モデルのPro Maxでのみハイブリッドレンズが採用されたのです。同モデルは「1G3P」と呼ばれる、1枚のガラスと3枚のプラスチックレンズを搭載し、ガラスレンズとプラスチックレンズの利点を組み合わせた構成となっています。

 

さらにクオ氏は、ハイブリッドレンズがハイエンドなAndroidスマートフォンに搭載される可能性も指摘。ガラスを使った新レンズが多くのスマートフォンに導入されるようになるかもしれません。

 

Source: Medium via 9to5Mac

ついに断念!? 不透明感を増すアップルの「5Gモデム自社開発」

アップルが独自の5Gモデムの開発を終了するという情報が、韓国ニュースサイトのNaver Blogに投稿されています。

↑ついに断念?

 

アップルはインテルのスマートフォン向けモデム事業を買収して以来、独自の5Gモデムの開発を進めていますが、米大手メディアのウォール・ストリート・ジャーナルブルームバーグは、その開発が大幅に遅れていると報じていました。

 

Naver Blogの投稿者・yeux1122が関連会社から独自に入手した情報によれば、アップルは5Gモデムの開発部門や投資を精算する段階に入ったとのこと。これは自社製5Gモデムの開発が失敗に終わり、放棄されることを意味していると伝えているのです。

 

一方で、yeux1122の発言の信憑性には疑わしい点もあります。9to5Macによれば、過去にyeux1122は「iPhone 15 Proは128GBではなく256GBからはじまり、最大2TBモデルが登場する」と報告していたそうですが、これは間違えていました。

 

アップルの自社開発5Gモデムは、「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」や将来の「セルラー通信対応MacBook」に搭載されるとの情報もあります。これらの将来の製品にも影響するであろう5Gモデムの開発ですが、先行きの不透明感が増しています。

 

Source: yeux1122 / Naver Blog via 9to5Mac

見事な労作! iPhone 15 Proシリーズに「スケスケの壁紙」はいかが?

「iPhone 15 Pro」シリーズの内部パーツを描写した壁紙をBasic Apple Guyが公開しています。

↑中身スケスケ(画像提供/Basic Apple Guy)

 

数年にわたり、アップルデバイスの内部パーツを描いた壁紙を公開しているBasic Apple Guy。これまでにもiPhone 14 ProおよびPro MaxMacBook ProStudio Displayなどの壁紙を作成しています。

 

Basic Apple Guyによれば、このような内部パーツの壁紙には数千もの部品が描かれ、完成までには50日間もかかるとのこと。また、今回の壁紙の作成には、修理業者のiFixitによるiPhone 15 ProおよびPro Maxの内部パーツの撮影画像も活用されました。最終的には、3000を超えるレイヤーにより壁紙が作成されたそうです。

 

Basic Apple Guyが作成した内部パーツの壁紙は、7色のバリエーションがあります。ダウンロードはもちろん無料。最新のiPhone 15 ProおよびPro Maxをよりかっこよく輝かせてくれる壁紙を使ってみてはいかがでしょうか?

 

Source: Basic Apple Guy via 9to5Mac

9時25分に必ず鳴るiPhone。謎の「アラーム設定」を解除できない女性の苦悩

ここ数年にわたってiPhoneが毎朝9時25分にアラームを鳴らし続け、それを消す方法がなく、地獄の思いをしている女性がいます。

↑表示されなくても、9:25になると…

 

TikTokユーザーのアンジェレ・ソフィアさんは、この地獄のアラームに何年も前から苦しめられているが、アップルに問い合わせても解決しないと述べています。時計アプリを開いても9時25分のアラーム設定はなく、よって解除のしようがないわけです。

 

奇妙なことに、アラームは一度しか鳴らず、しかもiPhoneをミュートしていない場合しか鳴らないとのこと。が、鳴らなくても画面上にアラーム表示はされるそうです。

@angelegsofia

@apple am i going to die at 9:25 in the morning? #foryou #foryoupage #help #techtok #tech #apple #glitch

♬ original sound – AngeleSofia

 

ソフィアさんはただ1つのことを除き、あらゆる手段を試してみました。その1つとは、iPhoneを工場出荷時の状態にリセットし、ゼロから設定し直すことです。

 

このバグは、新たなiPhoneに乗り換えても続いているそうです。つまり、以前の機種のバックアップからバグごと復元されている模様。古いデータを新型iPhoneに転送すると、バグも転送されるというわけです。

 

そしてソフィアさんは、他のTikTokユーザーが提案してくれた、さまざまな解決策を実行。睡眠スケジュールをクリアしたり、すべてのアラーム設定や集中モードを削除したり、時計アプリも削除したり……。それでも、何の成果も得られませんでした。

 

会社勤めの人であれば、アラームをセットし忘れていても、朝には必ず鳴ることは有り難い場合もあるはず。が、ソフィアさんは自宅で仕事しており、その必要もありません。

 

アップルも何年にもわたって修正できないということは、はるか昔のiOSにあったバグであり、解決の糸口がつかめないのかもしれません。もしも同じバグに悩まされ、解決したという人は、ソフィアさんにアドバイスを送っても良さそうです。

 

Source:TikTok
via:BGR

iPhoneのサウンド設定に「標準の通知」が追加!「iOS 17.2のベータ版」で配布中

現在ベータ版が配布されている「iOS 17.2」において、デフォルトの通知音と触覚(ハプティクス)を変更する項目が新たに追加されていることが判明しました。

↑通知音をもっと変えてみない?

 

これまでのiOSでは、着信音やテキストの受信、ボイスメール、メールの受信や送信、カレンダーの通知、リマインダーの通知に好きなサウンドや触覚を設定することができますが、標準の通知音や触覚を変更することができませんでした。

 

しかし、iOS 17.2の「ベータ4」では、設定アプリの「サウンドと触覚」に「標準の通知(Default Alarts)」が追加されました。iOS 17では標準の通知音が「リバウンド(Rebound)」へと変更されましたが、従来使われていた「トライトーン(Tri Tone)」に戻すことも可能です。

 

さまざまなアプリで利用される標準の通知音が変更できることにより、iOS 17.2はさらに身近な存在になりそうです。

 

Source: iSoftware Updates / X via MacRumors

「iPhone 16」の予想画像が登場、「LiDARスキャナ」搭載で空間ビデオ撮影が可能に!?

2023年のiPhone 15標準モデルは、従来のノッチ(画面上部の切り欠き)に替えてダイナミックアイランド(楕円状のスペース)を採用し、メインカメラが1200万画素から4800万画素に強化されるなど、大きな進化を遂げていました。

↑次はどうなる?

 

では、2024年の「iPhone 16」標準モデルはどうなるのか? これまでのうわさを総合した予想CGがネット上で公開されています。

 

Xユーザーの@upintheozone氏は、iPhone 16標準モデルの背面と前面の予想図をフルCGで作成しました。

 

このうち前面に関しては、ダイナミックアイランドを備えているなど、おおむねiPhone 15と同じ。

 

しかし、今回より注目すべきは、背面のデュアルカメラがiPhone 13~14のように斜めではなく、iPhone 12のように縦並びになっていることでしょう。これは米MacRumorsも予想していることです。

 

また、それと合わせてLiDARスキャナも搭載。これはレーザー光の反射から物や地形との距離を読み取り、周囲を3Dスキャンする装置で、ここ数年のiPhone Proモデルに採用されてきました。

 

iPhone 15 Proモデルは、3D立体映像「空間ビデオ」撮影に対応しています。これはProモデルの進化したカメラとLiDARスキャナを使い、オブジェクトや人物を立体的にとらえるもの。アップルのMR(混合現実)ヘッドセットVision Proで視聴できる映像を記録できるわけです。

 

今回のコンセプト画像にあるLiDARスキャナや縦並びのカメラも、そうした立体映像の撮影を想定しているようです。

 

さらに@upintheozone氏は、iPhone 16モデルでは従来のサイレントスイッチがアクションボタンに置き換えられることも示唆しています。

 

現在はiPhone 15 Proモデルのみがアクションボタンを搭載し、さまざまな機能にカスタマイズできます。今後は廉価な「iPhone SE」の第4世代にもアクションボタンが採用されるとうわさされていますが、一足先にiPhone 16標準モデルにやって来るのかもしれません。

 

Source:@upintheozone(X)
via:Wccftech

日本と韓国で異なる「iPhone人気」。サムスンのお膝元に地殻変動!?

「iPhone 15」シリーズへの反応が日本と韓国で大きく異なると海外メディアが驚いています。最新モデルの発売後、日本では「iPhone 12 mini」や「iPhone 13 mini」の中古端末の人気が高まっているのに対して、韓国ではiPhone 15シリーズが大人気です。

↑日本は中古を、韓国は最新モデルを追い求める

 

iPhone 12 miniおよび13 miniは数年前に販売され、5.4インチと小型なディスプレイを搭載していることが特徴。しかし、世界的な売り上げがよろしくなかったのか、2022年の「iPhone 14」シリーズでminiモデルは投入されませんでした。

 

日本では、iPhone 15シリーズの発売後の1週間でiPhone 12 miniおよび13 miniの中古端末の売り上げが2倍以上になったと日本経済新聞が報じています。これには、iPhone 15シリーズの発売と同時にウェブサイトからiPhone 13 miniが削除されたことも関係しているかもしれません。

 

一方、韓国では、iPhone 15シリーズの発売後は順調に売り上げを伸ばしている模様。もともとサムスンのお膝元ということで同社端末の人気が高い同国ですが、iPhoneへのインセンティブの強化や「Apple Pay」の人気、そしてキャリアによる通話録音機能の提供などで、iPhone 15シリーズの販売台数が急増。この調子で行けば、iPhoneの発売日の取り扱いにおいて韓国が優遇されるようになるかもしれません。

 

iPhone 15に対して異なる反応を示している日本と韓国。それぞれの傾向がどれくらい続くのか注目です。

 

Source: The Korea Herald, 日本経済新聞 via 9to5Mac

Pro並み!?「MacBook Air」の冷却性能を良くする新しいパーツとは?

「MacBook Air」の内部に装着することで「MacBook Pro」並の冷却性能を実現する。そううたう後付パーツ「AirJet」が海外で披露されました。

↑(画像提供/PC World/YouTube)

 

内部に冷却ファンを搭載したMacBook Proと比較して、冷却ファンがないMacBook Airはどうしても冷却性能で劣ります。内部やチップの温度が上がると、MacBook Airの性能が低下してしまうのも問題。

 

Frore社が開発したAirJetは、メンブレンの振動で負圧を発生させる「ソリッドステート・アクティブ・クーリングチップ」というシステムを採用。これにより、特定の方向に空気を移動させ、冷却システムとして利用することができます。

 

AirJetの特徴は、その本体の小ささ。27.5 × 41.5 × 2.8mmというサイズはノートパソコン向けの冷却ファンよりもずっと小さく、「15インチMacBook Air」の内部にも装着することが可能。Froreによれば、AirJetを装着したMacBook Airは負荷をかけた状態でも、MacBook Proと同等の冷却性能を実現できたそうです。

 

残念ながら、現時点ではAirJetは一般向けに販売されていません。Froreは将来のMacBook ProにAirJetの技術が採用されることで、冷却ファンを小型化できるといいます。今後の動向に注目しましょう。

 

Source: PCWorld / YouTube via 9to5Mac

アップル社員に一番人気の転職先はどこ? 意外な会社だった

アップルの従業員の転職先として最も人気が高いのはグーグルであることが、LinkedInを使った分析によって判明しました。

↑移籍するならビッグテック

 

起業を支援する米企業のSwitch on Businessは、LinkedIn上でハイテク企業の従業員のプロフィールを調査。従業員数が多い企業は、グーグル、アマゾン、アップル、メタ、マイクロソフト、IBM、テスラの順となりました。

 

そして、各企業をペアにして、以前に勤務していた企業を調査。すると、アップルを退職した従業員の場合、次の就職先として多かったのはグーグル、アマゾン、メタ、マイクロソフト、テスラの順番となったのです。特にグーグルに移る人は、アマゾンに比べて約2倍も多かったとのこと。

 

逆に、アップルに転職した従業員の以前の職場として多かったのは、インテル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、IBM、オラクル、テスラが挙げられています。インテルからアップルへの転職が多かったのは、アップルがインテルのスマホ向けモデム事業を2019年に10億ドル(約1500億円※1)で買収したことが原因のようです。

※1: 1ドル=約148円で換算(2023年11月28日現在)

 

このような転職状況について、海外ニュースサイトの9to5Macには「安定した大企業を退職し、独立して裕福でもなく、ベンチャーキャピタルの支援も受けていない場合、また大企業に就職して不用意なリスクを避けるでしょう」などのコメントが寄せられています。

 

米国、ひいては世界のトップIT企業の社内は、意外と顔見知りだらけなのかもしれません。

 

Source: Switch on Business via 9to5Mac

次期「iPhone SE 4」の予想動画が登場! 意外な機能を搭載

アップルの次期廉価版iPhone、通称「iPhone SE 4」の登場は数年先と見られていますが、すでに「iPhone 14をベースにしながら、一部スペックを改良」とのうわさが伝えられています

↑iPhone SE 4はどうなる?

 

これらの情報を総合して、iPhone SE 4がどのように見えるかを3DCG動画で作成したデザイナーが現れました。

 

デザイナーの4RMD氏は、アップルのCM風にしたコンセプト動画をYouTubeで公開。今までのうわさに基づき、その姿はほぼiPhone 14。現行のiPhone SE(第3世代)まで採用され続けたTouch ID(指紋認証)内蔵のホームボタンがなくなり、顔認証のFace IDを搭載しています。

↑情報をまとめたら、こうなった(画像提供/4RMD/YouTube)

 

ディスプレイは4.7インチから6.1インチと広く、液晶から有機ELパネルに移行し、ノッチ(画面上部の切り欠き)も備えています。

 

ただし、背面カメラはiPhone 14の2つと違い、たった1つ。とはいえ、以前のiPhone SEに搭載されていた1200万画素ではなく、4800万画素にアップグレードすると言われており、この動画にもそれが反映されています。

 

この動画で強調されているもう1つの点は、アクションボタンの搭載。今のところiPhone 15 ProやiPhone 15 Pro Maxの独占機能であり、iPhone 14やiPhone 15にも搭載されていません。より安価なモデルが上位機種にない機能を備えるのは驚きですが、登場が2025年以降だとすれば、iPhone全モデルの一部として定着している可能性が高そうです。

 

また、iPhone 14のLightning端子に替えて、USB-Cポートを搭載。2025年以降、EU域内では全て新規発売されるスマートフォンの充電端子としてUSB-Cの採用を義務づけられるため、こちらも不思議ではないでしょう。

↑USB-Cポート(画像提供/4RMD/YouTube)

 

このコンセプト動画では、米国での価格はわずか499ドル(約7万4000円※)に設定しています。現行の第3世代モデルより少し高めですが、製造コストの上昇や機能の強化を考えれば、この価格には収まりにくそうです。

※1ドル=約148円で換算(2023年11月28日現在)

 

Source:4RMD(YouTube) 
via:PhoneArena,Tom’s Guide

iPhoneの新機能「NameDrop」をオフにして! 米警察が親子に呼びかけ

iOS 17で追加された新機能の「NameDrop」。しかし、米・オハイオ州の地元警察は、子どもを持つ保護者に同機能をオフにするよう呼びかけています。「子どもの安全を保つため」とのことです。

↑個人情報の交換は簡単だからこそ要注意(画像提供/Apple/YouTube)

 

NameDropは、ユーザーがiPhone同士を近づけることで、電話番号や写真を含む連絡先を簡単に交換できる機能。初期状態ではオンに設定されており、ほとんどのiPhoneで有効になっていると思われます。

 

オハイオ州ミドルトン警察署は保護者に対して「お子さまの安全を守るため、お子さまのスマートフォンでこれらの設定を変更すること(オフにする)をお忘れなく」とフェイスブックで警告を発しています。NameDropを悪用して個人情報を引き出そうとする、見知らぬ大人から子供たちを守ろうとしているようです。

 

NameDropを無効にする方法は、「設定」アプリから>一般>AirDropの順番にタップ。そして「デバイス同士を近づける」のトグルスイッチをオフにします。地元警察の投稿には「この新機能を知らなかった、ありがとう。さっそくオフにしたよ」などのコメントが多数付いています。

 

もっとも、一部のiPhoneユーザーからは、この機能はユーザーによる操作が必要であり、自動的に個人情報を交換するわけではないとの指摘もあります。

 

その点はアップル公式の動画でも説明されており、2台のiPhoneを近づけると、画面上には「受信のみ」と「共有」のボタンが出現。そこで「共有」ボタンをタップ、最後に「完了」ボタンを押したときだけ、相手に自分の連絡先が渡されるという仕組みです。

 

それでも、非常に簡単な操作には違いありません。子どもたちの安全を守るには、なるべくNameDrop機能をオフにしておくほうが良さそうです。

 

Source:Facebook
via:PhoneArena

「Touch ID」は復活しない!? どうなるiPhoneの生体認証

アップルの指紋認証技術「Touch ID」が「iPhone 16」シリーズで復活することはないとの情報が、中国語SNSのWeiboで飛び交っています。

↑指紋はもういらない

 

Touch IDは指紋を利用した生体認証技術で、2013年に発売された「iPhone 5s」に初めて搭載されました。現在のiPhoneのフラッグシップモデルでは顔認証技術「Face ID」に置き換えられていますが、「iPhone SE(第3世代)」では引き続き利用されています。

 

Weiboの投稿によれば、Touch IDに必要なチップを製造する設備のほとんどは現在停止しており、唯一残っているユニットはiPhone SE(第3世代)向けに稼働しているとのこと。これにより、iPhone 16でTouch IDが復活する可能性はほぼなくなったと指摘しています。また、次期「iPhone SE(iPhone SE 第4世代)」でも、Touch IDではなくFace IDの搭載がうわさされています。

 

アップルは2026年に「ディスプレイ下指紋認証技術」を導入するとの情報もある一方、将来のiPhoneにはディスプレイの下にFace IDが埋め込まれるとの予測もあります。同社がどちらを選択するのかは現時点で不明。

 

画面を見なくてもiPhoneをアンロックできるなど、利点も存在するTouch ID。しかし、今後その技術がiPhoneに戻ってくる可能性は低そうです。

 

Source: Weibo via MacRumors

他人のiPhoneをのぞくな! アップルが「プライバシー保護」の新技術で特許を取得

アップルがiPhoneやMac向けにのぞき見を防止する技術を取得していたことが、米経済紙のウォール・ストリート・ジャーナルにより判明しました。

↑いずれのぞけなくなくなる

 

iPhoneの窃盗に関しては、所有者がパスコードを入力するのを見てからデバイスを盗み、その後に本体だけでなくデータやお金関連の情報にもアクセスするという手法が存在します。窃盗犯がパスコードを知っていれば、「Face ID」や「Touch ID」の設定を簡単にリセットできるのです。

 

アップルが取得した特許の1つ「Privacy Films for Curved Displays(曲面ディスプレイ用プライバシーフィルム)」は、光の放射を一方向に制限する特殊なスクリーンカバーと説明されています。ディスプレイの正面に位置するユーザーの視界は遮れないものの、少し横から見ると画面がぼやけたり、全く見えなくなったりするそう。

 

2つ目の特許「Displays with Adjustable Angles of View(視野角が調整可能なディスプレイ)」は、ユーザーがリアルタイムでMacの画面の視野角を調整するというものです。こちらも同様に、のぞき見を防いだり見える色を制限したりするという使い方が想定されています。

 

いつものことながら特許が取得されたからといって、製品が投入されるかどうかは未知数。しかし、ユーザーのプライバシーを大きく高めてくれる技術は、ぜひ導入してほしいですね。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors