他人のiPhoneをのぞくな! アップルが「プライバシー保護」の新技術で特許を取得

アップルがiPhoneやMac向けにのぞき見を防止する技術を取得していたことが、米経済紙のウォール・ストリート・ジャーナルにより判明しました。

↑いずれのぞけなくなくなる

 

iPhoneの窃盗に関しては、所有者がパスコードを入力するのを見てからデバイスを盗み、その後に本体だけでなくデータやお金関連の情報にもアクセスするという手法が存在します。窃盗犯がパスコードを知っていれば、「Face ID」や「Touch ID」の設定を簡単にリセットできるのです。

 

アップルが取得した特許の1つ「Privacy Films for Curved Displays(曲面ディスプレイ用プライバシーフィルム)」は、光の放射を一方向に制限する特殊なスクリーンカバーと説明されています。ディスプレイの正面に位置するユーザーの視界は遮れないものの、少し横から見ると画面がぼやけたり、全く見えなくなったりするそう。

 

2つ目の特許「Displays with Adjustable Angles of View(視野角が調整可能なディスプレイ)」は、ユーザーがリアルタイムでMacの画面の視野角を調整するというものです。こちらも同様に、のぞき見を防いだり見える色を制限したりするという使い方が想定されています。

 

いつものことながら特許が取得されたからといって、製品が投入されるかどうかは未知数。しかし、ユーザーのプライバシーを大きく高めてくれる技術は、ぜひ導入してほしいですね。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors

「Apple Watch」の初期試作品が新たに流出! さすがのデザイン

開発者のGiulio Zompetti氏が、「Apple Watch」の初期プロトタイプとされる画像を投稿しています。

↑時代の先を読んでいた(画像提供/Giulio Zompetti/X)

 

Apple Watchの初代モデルは、2015年4月に販売を開始。現在は第9世代モデルとなる「Apple Watch Series 9」や、大画面かつタフネスモデルの「Apple Watch Ultra 2」が販売されています。

 

今回の画像は、Apple Watchが販売される1年以上前に作られたもの。Zompetti氏は以前にも、2014年初頭に作られたApple Watchのプロトタイプの画像を公開していますが、今回のプロトタイプは2013年12月に作成された、さらに古いものとなっています。

 

Zompetti氏によれば、今回のApple Watchのプロトタイプは「iPod touch」向けに開発された「iOS 8」をベースにした「SwitchBoard」を搭載しているとのこと。SwitchBoardとは、ハードウェアの機能をテストするためのアップルの内部ツールです。

 

ステンレス鋼製のApple Watchのプロトタイプの背面には、3つの心拍センサーが水平に並んでいます。気になることに、プロトタイプには製品バージョンとは異なる充電器が用意されていたそうです。また、デジタルクラウンの形状も製品版とは若干異なります。

↑プロトタイプの背面(画像提供/Giulio Zompetti/X)

 

来年には10周年モデルの「Apple Watch X」の投入もうわさされているApple Watchシリーズ。長年にわたりその外観がほとんど変わらなかったのは、その設計がいかに先進的だったのかを物語っています。

 

Source: Giulio Zompetti / X via 9to5Mac

 

「メッセージ」アプリが、会話を特定した返信に対応! iOS 17で使えます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリの新機能「スワイプで返信」の使い方」です。

 

 

新しくリリースされたiOS 17では「メッセージ」にいくつか新機能が追加されました。今回はその中から「スワイプで返信する方法」を紹介します。

 

iOS 17ではどのメッセージへの返信かがわかりやすいよう、特定のメッセージを引用して返信できるようになりました。

 

手順はとっても簡単! 引用したい吹き出しをこんな風に右にスワイプし、テキストを書き込んだら矢印ボタンをタップ。

 

すると、特定した吹き出しにぶら下がる形でメッセージを送れるんです。

 

この機能を使えば、どのメッセージへの返信かが一目瞭然で便利ですね!

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhoneパワー全開! アップルがクリスマス向け動画を公開

アップルが、「iPhone 15 Pro Max」で撮影したストップモーション・アニメーションを盛り込んだホリデーシーズン向けの動画作品『Fuzzy Feelings: You make the holidays』を公開しました。

↑iPhoneで撮影(画像提供/Apple/YouTube)

 

iPhone 15 Pro Maxは、4800万画素のメインカメラとテトラプリズムレンズによる光学5倍ズームカメラを搭載。さらに、「iPhone 14 Pro Max」ではできなかった動画のLog撮影や、ProResビデオの外部ストレージへの直接録画ができます。

 

今回の作品は、ある女性の会社員と少し意地悪な上司の交流を描いています(※ネタバレ注意)。2人の関係は悪く、この女性は自宅でストップモーションアニメを作り、この上司を散々な目に遭わせます。でもある日、彼女はこの上司がレストランで一人寂しく夕食を食べるところを見てしまい、心が動く……というストーリーになっています。

 

この作品と同時に、この人形アニメを作成したクリエーターが舞台裏を説明する動画も公開中。撮影ではiPhone 15 Pro Maxの4800万画素カメラとRAW撮影機能がとても役立ったそうです。

 

これらの動画を見て、ホリデーシーズンに向けて気持ちを高めてみては?

 

Source: Apple / YouTube via The Verge

iPhone 15 Pro Maxの「テトラプリズムレンズ」、次期Proモデルに搭載!?

2024年の投入が期待されている「iPhone 16 Pro」に、「テトラプリズムレンズ」を使った超高倍率カメラが搭載されると著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑iPhone 16 Proのカメラに注目

 

今年発売された「iPhone 15 Pro Max」では、内部で光を屈折させるテトラプリズムレンズにより、5倍の光学ズームが可能になりました。また、2024年の「iPhone 16 Pro Max」だけでなく、より小型なiPhone 16 Proにもテトラプリズムレンズが搭載されるとのうわさが以前にも出回っていました。

 

レンズサプライヤーのLarganによる、iPhone 15 Pro Max用のテトラプリズムレンズの歩留まり率は、2023年第3四半期では40%だったものの、現在は70%以上にまで改善されているとクオ氏は言います。この歩留まり率の改善が、テトラプリズムレンズのiPhone 16 Proへの採用に寄与している模様。

 

一方、iPhone 16 Proでは、ディスプレイサイズが「iPhone 15 Pro」の6.1インチから6.3インチに大型化するとうわさされています。これにより、テトラプリズムレンズのような大型のカメラパーツを搭載し、高倍率ズームが可能になると指摘されています。

 

今年は高倍率ズームに引かれてiPhone 15 Pro Maxを購入した方も少なくないと思いますが、来年はより廉価なモデルでも、強力なズーム機能が利用できるようになるかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

「iPhone 15 Pro」に冷却システムを追加したら…。中国のクリエイターが実験

iPhone 15 Proモデルは、パワフルな「A17 Pro」プロセッサーを搭載しています。しかし、処理の重いアプリを動かすと熱くなり、サーマルスロットリング(高温になると破損を防ぐために動作速度を落とす仕組み)が起こりがち。例えば、ゲームの『原神』を最高のグラフィック設定で遊ぶ場合、ときどき画面が止まったりカクついたり……。

↑iPhone 15 Proにベイパーチャンバーを追加したら…(画像提供/Revegnus/X)

 

そこで、iPhone 15 Proを改造して冷却システムのベイパーチャンバーを追加し、その実力をフルに発揮させた人が現れました。

 

著名リーカーのRevegnus氏は、ある中国のクリエイターがiPhone 15 Proにベイパーチャンバーを取り付けたところ、驚くべき結果が得られたと紹介しています。ここでいうベイパーチャンバーとは金属製の薄い放熱部材であり、サムスンのGalaxy S23シリーズにも採用されています

 

改造したiPhone 15 Pro上で動作する『原神』は、60fps近くをしっかりキープするようになりました。改造前が51.2fpsだったことから、大きく改善しています。

 

また、3DMark Solar Bar Unlimitedベンチマーク(レイトレーシング性能の計測)も向上しているほか、発熱も低下していることが確認できます。

 

2024年の「iPhone 16 Pro」モデルでは、熱伝導性の高いグラフェン(結合炭素のシート状物質)や金属製バッテリーケースを導入し、冷却性能を高めるとのうわさもあります

 

たとえプロセッサーを高性能化しても、熱くなってサーマルスロットリングが起こり、実力を発揮できなければ意味がありません。今後はスマホメーカー各社とも、高性能プロセッサーの採用と並行して、独自の冷却システム開発に力を入れていくことになりそうです。

 

なお、ゲーミングスマホ向けの冷却ファンは、すでにサードパーティが開発し、アマゾンなどのネットショップで販売しています。iPhoneを改造するとアップルの保証が無効になる場合もあるので、そうした外付けアクセサリーを購入するほうが無難でしょう。

 

Source:Revegnus(X)
via:Wccftech

iPhoneの標準モデルが「120Hz」に対応するのはいつ? 来年の可能性は…

最近の高級スマートフォンは、高リフレッシュレートの120Hz(1秒間に120回、画面を書き換え)対応モデルが増えています。例えば、サムスンのGalaxy S23シリーズでは全モデルが120Hzで表示可能。

↑標準モデルが120Hzに対応するのは…

 

しかし、今年のiPhone 15シリーズでは、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxしか120Hzに対応していません。そして、2024年の標準モデル「iPhone 16」や「iPhone 16 Plus」も120Hzで表示はできないと著名リーカーのRevegnus氏が主張しています。

 

同氏がXでシェアした情報によれば、iPhone 16とiPhone 16 Plusは引き続き60Hz止まりとのこと。ただし、「ディスプレイ部品の一部は改良されている」と述べています。

 

高リフレッシュレート対応の画面はコストが高くなり、ひいては標準モデルの値上げにもつながります。Proモデルよりなるべく費用を低く抑え、かつ性能の差を維持するためには、60Hzに留まることが必要とも推測されます。

 

その一方、気になるのがiPhone 16 Proモデルの画面サイズでしょう。以前にディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、両モデルがそれぞれ約6.2インチおよび6.8インチになり、iPhone 15 Proモデルより大きくなると主張していましたが、今回のうわさと概ね一致しています。

 

また、同氏は2025年の「iPhone 17」シリーズでは全モデルが120Hz対応になると予想していました。こちらもRevegnus氏とほぼ符合。おそらく別の情報筋から得たデータとも思われ、それだけに信ぴょう性も高そうです。

 

リフレッシュレートを高くすると、画面スクロールやゲームの動きが滑らかになる一方、バッテリーの消耗も激しくなります。60Hz表示はバランスが良いのかもしれません。

 

Source: Revegnus(X)
via: Sammobile

「元祖Macintosh」のエミュレーターが登場! 感動しちゃう

1991年に登場したMacintosh用OS「System 7」のエミュレーターが、ブラウザへと移植されました。

↑Macの元祖を体験(画像提供/9to5Mac)

 

System 7は最初のクラシックなMac(かつてはMacintosh)のOSで、バージョン7.6から「Mac OS 7」へと改名。その後の「Mac OS X」、そして現在の「macOS」へとつながる、いわばMacの始祖ともいえるOSです。

 

今回のブラウザベースのSystem 7を公開したのは、開発者のLeonardo Russoさん。オープンソースのエミュレーター「Mini vMac」を基に、System 7.0.1のエミュレーターを開発しました。こちらのサイトをブラウザで開けば、1991年仕様のマシンで動作する仮想Macintoshで遊ぶことができます。

 

現在のmacOSは非常に高度に進化し、使い切れないほどの機能が搭載されています。一方で、モノクロ画面のSystem 7が当時はどれだけ革新的なシステム化だったのかを考えると、感慨深いものがありますね。

 

Source: Github via 9to5Mac

「セルラー通信対応MacBook」が2028年に登場!?

アップルが独自セルラーモデムを搭載したMacBookを2028年にも投入するだろう、とブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑将来的にセルラー通信に対応か

 

アップルがセルラー通信(スマートフォンと同じく、Wi-Fiではなく移動体通信を使った機能)に対応したMacBookを開発しているという情報はたびたび登場しており、以前にはプロトタイプも作成されていました。さらに同社は、5G通信に対応したMacBookに関する特許も出願しています。

 

ガーマン記者によれば、2026年頃にアップルはiPhoneに搭載されているモデムチップをクアルコム製から自社製に切り替えようとしています。そしてこのモデムチップが将来的にはプロセッサに統合され、最終的にセルラー通信に対応したMacBookが登場するだろうと述べているのです。

 

同記者は、Apple WatchやiPad、Macにアップル独自のセルラーチップが搭載されるには、おそらくもう2〜3年かかるだろうとも言いますが、それと同時にアップルはWi-FiやBluetooth通信を担当するチップも独自に開発しているようです。

 

これまで何度も報じられてきた、アップルの独自モデムチップの開発。MacBookがiPhoneなどによるテザリングなしでインターネットに接続できればかなり便利ですが、その行方は自社チップの開発にかかっているようです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPad mini」のディスプレイ、2026年に有機ELで大きく変わる!?

8.7インチの有機ELディスプレイを搭載した「iPad mini」が2026年に登場すると韓国ニュースサイトのET Newsが報じています。

↑2026年に大変身の予定

 

iPadシリーズの有機ELディスプレイへの移行は「次期iPad Pro」から始まると以前に朝鮮日報が報じていました。また、アップルは「12.9インチiPad Air」の投入も予定しているという見方もあります。

 

ET Newsによれば、2024年の次期iPad Proの2モデルに有機ELディスプレイが導入されることに続いて、2026年にはiPad miniとiPad Airにも同ディスプレイが採用されるとのこと。このiPad miniは画面サイズが8.3インチから8.7インチへと大型化する一方、iPad Airの画面サイズは10.9インチのままだとしてます。

 

そして2027年には、12.9インチiPad Airにも有機ELディスプレイが導入されるそう。iPad Proの有機ELディスプレイには「低温多結晶酸化物(LTPO)」パネルが採用され、最大120Hzのリフレッシュレートこと「ProMotion」に対応するようです。他方、iPad miniとiPad Airは「シングルスタック+LTPS(低温多結晶シリコン)」パネルを搭載し、ProMotionには対応しません。

 

iPadだけでなく、2025年には16インチMacBook Pro、2026年には14インチMacBook Proに有機ELディスプレイが、そして2026年には13インチおよび15インチMacBook Airにも有機ELディスプレイが搭載されると言われています。

 

徐々に有機ELディスプレイへと切り替わるであろうiPadやシリーズですが、画質がどれだけ向上するのかに期待したいものです。

 

Source: ET News via MacRumors

「iPhone 16 Pro」バッテリーの試作品が流出! 注目の素材はやはり…

アップルが2024年のフラッグシップ機「iPhone 16 Pro」モデルを開発中とうわさされる中、その内蔵バッテリーの試作品と称する画像が公開されました。

↑iPhone 16 Proのバッテリーはどうなる?

 

アップル製品の試作品コレクターとして知られるKosutami氏は、「iPhone 16 Pro初期プロトタイプのバッテリー」という画像をXでシェア。容量は3355mAhとのことで、iPhone 15 Proの3274mAhよりも微増(約2.48%)のようです。

 

が、注目すべきは内蔵バッテリーケースが金属製になっている点でしょう。これは先日、やはりKosutami氏が述べていた「iPhone 16 Proモデルはバッテリーケースを金属製にすることで、冷却性能を高める可能性がある」との主張とも一致しています。

 

これまでのiPhone内蔵バッテリーは、ラミネートフィルムで覆うパウチ型でした。それが金属製になることで放熱性が高まる、というわけです。

 

Kosutami氏は一部のiPhone 15 Proモデルが過熱した(iOS 17.0.3で修正済み)問題を示唆して、アップルがiPhone 16 Pro向けにグラフェン(結合炭素のシート状物質)製の冷却システムを開発していると主張。それと合わせて、金属製ケースも採用するかもしれないと述べていました。

 

また、今回のバッテリーは開発初期のもので、現在は光沢のある表面からつや消しになり、コネクタのデザインも変更されているとのこと。冷却性能をより一層高めているとも推測できます。

 

次期iPhone 16 Proモデルは、現行のA17 Proプロセッサーを上回る性能の「A18 Pro」を搭載すると言われています。が、高速に動作するほど温度も上がりやすくなり、サーマルスロットリング(破損を防ぐために動作を遅くする仕組み)が働くと意味がなくなるため、冷却システムが重要性を増していきます。

 

今回リークされた金属ケース入りのバッテリーは、iPhone 16 Proが高速に動いても熱くならず、『原神』などのグラフィックが豪華なゲームも楽々遊べるようになると期待したいところです。

 

Source: Kosutami(X) 
via: Wccftech

Apple Watchに「スワイプで文字盤を切り替える」機能が戻ってくる! ベータ版でテスト中

かつてApple Watchには「画面を左右にスワイプするだけで文字盤を変更できる」機能がありました。これは最新のwatchOS 10では削除されていますが、まもなくwatchOS 10.2で復活するようです。

↑また手軽に文字盤を変えることができるように

 

リーカーのAaron氏が、現在テスト中のwatchOS 10.2ベータ3を解析したところ、「Swipe to Switch Watch Face」(スワイプして文字盤を切り替える)という文字列を含んだコードを見つけました。

 

Apple Watchの設定アプリでこのオプションを有効にすると、指を左右にスワイプすることで文字盤を切り替えることが可能となります。watchOS 9までの手軽に文字盤を変更できる機能が帰ってくるわけですね。

 

逆にいえばwatchOS 9では、うっかり文字盤を変更してしまうこともありがちでした。そんな苦情も多かったためか、watchOS 10では「まず画面を長押し」+「画面をスワイプ」に移行したのでしょう。

 

今回の変更により、気分に応じて文字盤をさっと変えたい人は設置をオンに、一度決めた文字盤を変えたくない人はオフにするという使い分けができそうです。

 

watchOS 10.2は現在、開発者とパブリックベータテスターの両方に提供されており、12月に一般公開される見通し。一足先に使いたい人は、自己責任のもとでパブリックベータ版を試してみるのもいいでしょう。

 

Source:Aaron(X) 
via:PhoneArena

アップル、「iPhone向け独自5Gモデム」開発にさらなる遅れ

アップルのiPhone向けの「独自5Gモデムチップ」の開発が、さらなる遅れに直面しているとブルームバーグが報じています。

↑開発難航

 

アップルが独自の5Gモデムチップを開発していることは以前から報じられており、2025年の「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」への搭載もうわさされています。しかし一方で、発熱や基板サイズの問題などによって、その開発が遅れているともウォール・ストリート・ジャーナルが報じていました。

 

ブルームバーグによれば、アップルは当初、2024年までに独自の5Gモデムチップを完成させる予定だったとのこと。しかし、ライバルのクアルコムと同等か、それ以上の性能のモデムチップを作るには「あと何年もかかる」そうなのです。現時点では、独自の5Gモデムチップのリリースは2025年末か2026年初頭まで延期されています。

 

開発中のモデムの1つのバーションは、高速な「ミリ波」に対応していません。また、買収したインテルのモデム技術の発展や、クアルコムの特許を回避することにも苦心していると報じられています。

 

アップルはクアルコムとの法的紛争を終了させており、両社は2026年までモデムチップ提供の契約を結んでいます。はたしてそれまでにアップル独自の5Gモデムチップの開発は完了するのか……。綱渡りな状況が続くことになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

2024年、iPhoneの「熱設計」が変わる!? 新素材は…

2024年の「iPhone 16」に新しいサーマルシステム(熱設計)が採用されるとリークアカウントのKosutamiが伝えています。

↑もう熱くならないで

 

今年発売された「iPhone 15 ProおよびPro Max」では、本体素材にステンレスではなくチタンを新たに採用。一方で本体の過熱がユーザーから報告され、アップルも「iOS 17」の修正アップデートを配布しています。

 

Kosutamiによれば、標準モデルのiPhone 16では「グラフェン」によるサーマルシステムが導入されるとのこと。上位モデルの「iPhone 16 Pro」では、金属製のバッテリーシェルが採用されるといいます。

 

グラフェンは熱伝導率が高い素材で、現在のiPhoneのヒートシンクに使われている「銅」よりも、効率的に熱を伝えることができます。また、「Apple Watch Series 7」では、バッテリーシェルが黒い箔から金属へと変更されました。これらの新素材や設計がiPhone 16で採用されることにより、さらなる安定動作が可能になることを期待したいものです。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

「iPhone 15」シリーズ、通信速度がビューンと向上していた!

アップルの「iPhone 15」シリーズのダウンロード速度が「iPhone 14」に比べて最大54%も向上していることが、通信速度計測サイトのOoklaで報告されています。

↑通信速度にも注目

 

iPhone 15はクアルコム製のモデム「X70」を搭載。iPhone 14に搭載されていた同社製モデム「X56」と比較して、通信速度の向上が期待されていました。

 

Ooklaによれば、iPhone 15 ProとPro MaxはiPhone 14 ProおよびPro Maxと比較して、5Gのダウンロード速度がぞれぞれ25%、27%向上したとのこと。また、iPhone 15と15 PlusもiPhone 14および14 Plusと比較して、前者が45%、後者が54%も通信速度が上がっていたのです。なお、iPhone 15 Pro Maxのダウンロード速度中央値は285.02Mbps。

 

Androidスマートフォンとの比較でも、iPhone 15シリーズはサムスンの「Galaxy」シリーズの通信速度を上回る結果でした。

 

新型プロセッサや本体素材の変更が注目されているiPhone 15シリーズですが、スマホの基本性能となる通信速度も大幅に強化されているようです。

 

Source: Ookla via MacRumors

「Apple Watch Ultra」試作機の写真が流出! 次期モデルの色を暗示?

Apple Watch Ultraのデザインは、従来のApple Watchと異なります。チタン製のボディに加えて、画面をフラットなガラスで覆い、ボタンは頑丈に作られ、背面はチタン仕上げによく合うグレーのセラミック製となりました。

↑Apple Watch Ultraの試作機はどんなだった?

 

が、その試作機の1つは、他のApple Watchモデルと同じく背面がブラックになっていたことを示す画像が公開されています。

 

X(旧Twitter)ユーザーのParrot氏は、「初期の(Apple Watch)Ultra」と称する写真をシェア。ここに写っているのは、アップルが米FCC(連邦通信委員会)に提出した試作機のようですが、2022年9月に発売された製品版と違って背面が黒くなっています。

 

また、これらの写真では、アクションボタンも製品版と異なっていることが確認可能。金属製ではなく、プラスチック製のようです。背面のみならず、側面も黒っぽくなっています。

 

Parrot氏はこれが自分の持ち物ではなく、「FCCからのもの」と説明。つまりFCCの公的データベースに写真が登録されていたということで、本物のようです。

 

このApple Watch Ultraの試作機が、最終的な製品版よりどのぐらい初期のものかを推測する手がかりはほとんどありません。それでも、アップルが後に背面の色を変更し、アクションボタンのデザインも変更したことは興味深いといえます。

 

新型スマートフォンを発売する前にはFCCに資料を提出する必要があり、同機関のデータベースから試作機の写真が発見されても不思議ではないでしょう。以前もアップルは、iPhone X(2017年発売)をFCCに届け出た際に金色のプロトタイプ写真を登録していました。が、実際に金色モデルは発売されていません。

 

将来のApple Watch Ultraに関しては、著名リーカーがブラックモデルが登場すると主張していました。またアップルの社内事情に詳しいブルームバーグのマーク・ガーマン記者も「初代モデルでブラック仕上げをテストしていたが、発売を見送った」と述べていたことがあります。

 

アップル製品ではブラック仕上げに人気が出やすく、最新のMacBook Proでも新色のスペースブラックが注目を集めていました。次期Apple Watch Ultraモデルでは、いよいよブラックが登場すると期待したいところです。

 

Source:Parrot(X)

via:9to5Mac

iPhone 15 Proのバッテリー持続時間、「フレームレート制限」で変わる? 海外メディアが検証

iPhone 15 ProとiPhone Pro Maxのバッテリー消耗を早める機能の1つに、120Hzで表示する「ProMotion」技術があります。これは画面をスクロールしたりゲームをプレイしたりするとき、画面の書き換え回数を「1秒間に120回」にすることで、表示を滑らかにするものです。

↑バッテリーを持たせるためには…

 

では、このProMotionをオフにすればバッテリー持続時間は長くなるのか? それを老舗メディアのMacWorldが検証しています。

 

この設定変更では、[設定]アプリ内の「アクセシビリティ」>[動作]の中にあるフレームレート制限を有効にします。そうすることで、毎秒60フレーム、つまり「画面書き換えを1秒間に60回」に制限することが可能に。

↑フレームレートを制限する画面

 

もちろん60Hz設定にすることで、Proモデルならではの滑らかなスクロールやゲームの動きが楽しめなくなります。が、それと引き換えにバッテリーの持ちが十分に良くなれば、その価値はあるでしょう。

 

今回の検証は、まず人気ベンチマークアプリ・Geekbench 4のバッテリーテストから開始。すると、バッテリー駆動時間は約5%改善したことが確認できました。より実生活に近いテストでも同じ程度の違いであり、ProMotionの良さを諦めるほどではないとの結論に達しています。

 

しかし、120Hzに対応したゲームをプレイするときは、かなりの違いが出ています。

 

『Call of Duty: Mobile』や『PUBG Mobile』『原神』などの人気ゲームには、120Hz表示を有効にするオプションが用意されており、これらをプレイしたところ、フレームレートを制限(=120Hz表示を無効)したほうがバッテリーの消耗が少ないと気づいたとのこと。ゲームによっては、バッテリーが2倍も持つこともあったそうです。

 

ウェブサイトやSNSにアクセスしたり、メールを読み書きしたりする程度では、フレーム制限を有効にする意味はあまりなさそうですが、すぐ充電できない場所で動きの激しいゲームを長く遊びたいときは、ProMotionをオフにしておくと良いかもしれません。

 

Source:MacWorld

via:9to5Mac

最近Spotlightが不調? そんなときに試してみたいテクニックを紹介【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Spotlightが不調なときに試してほしいテクニック!」です。

 

 

「Spotlight」で検索したのに、正しい結果が返ってこないと感じた場合、Spotlightが使用する「インデックス」を作り直すことで、症状が改善することがあります。

 

インデックスを再作成するには、Appleメニューから「システム設定」を開いて、サイドバーで[SiriとSpotlight]を選択します。

 

右側を下にスクロールして、一番下にある[Spotlightのプライバシー]ボタンをクリックしましょう。

 

次に、インデックスを再作成したいフォルダまたはディスクを、Spotlightの検索から除外する場所のリストにドラッグします。

 

その際、Finderの[移動]メニューから[コンピューター]を選ぶと表示される「Macintosh HD」を追加しておくと、すべてのインデックスを再作成できるので間違いないでしょう。

 

そして、いま追加したフォルダまたはディスクを選択したら、今度は[-]ボタンをクリックしてリストから削除します。

 

最後に[完了]をクリックして、システム設定を終了します。

 

すると、いま指定したディスクまたはフォルダのインデックスがバックグランドで再作成されます。

 

その間もMacを使うことは可能ですが、Spotlightはインデックスの再作成が終わるまで使用できません。なお、再作成中はMacの動作が遅くなることがあります。

 

また、インデックスを作成する情報の量によっては時間がかかる場合があるますので、CPUに負荷の掛かる作業の前には再作成はしないほうがいいでしょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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2024年「iPhone」に起こりそうな変化とは? 海外メディアの最新予想

2024年に登場するであろうアップルの「iPhone 16」シリーズ。そこで期待されている16個のアップデートについて海外メディアのMacRumorsがまとめているので、大まかに見てみましょう。

↑次は何が来る?

 

MacRumorsの記事を読むと、主要なアップデートとして以下の3つが挙げられそうです。

 

・大型ディスプレイの搭載

上位モデルの「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」では、前者に6.3インチの、後者に6.9インチの大型ディスプレイが搭載されると予測されています。

 

・カメラのアップデート

iPhone 16 ProおよびPro Maxでは4800万画素の超広角カメラが搭載されそうですが、iPhone 16 Pro Maxだけには超高倍率のペリスコープカメラが導入されるかもしれません。しかし、iPhone 16 Proも5倍の光学ズームに対応する可能性があります。

 

・ソリッドステートボタン

iPhone 16 ProおよびPro Maxの音量ボタン、電源ボタン、アクションボタンには、物理ボタンの代わりに、振動でクリックを再現するソリッドステートボタンが搭載されるようです。

 

その他に期待されるアップデートには以下が含まれます。

 

・キャプチャーボタンの搭載

・iPhone 16および16 Plusでの背面カメラレイアウトの変更

・Wi-Fi 7への対応

・A18 Proチップの搭載

・5G Advancedのサポート

・より省電力な有機ELディスプレイの搭載

・iPhone 16および16 Plusモデルでのアクションボタンの搭載

・AI機能による「Siri」の進化

・大容量かつ長寿命な積層バッテリーの搭載

 

もしかしたら、iPhone 16 Pro Maxではなく「iPhone 16 Ultra」が投入されるかもしれませんが、iPhoneのさらなる進化に早くも期待が膨らみます。

 

Source: MacRumors

さらばディスク。macOSの「インストールCD」が販売終了

アップルが、「OS X 10.7 Lion 」および「OS X 10.8 Mountain Lion」を含む、旧OS用の光学ディスクインストーラーの販売を正式に終了しました。

↑ディスク版とはお別れ(画像提供/アップル)

 

OS Xのインストールディスクは、インターネットにアクセスできないユーザーや、Mac App Storeが利用できない古いMacのために提供されていました。なお、「OS X 10.9 Mavericks」以降とOS Xの次に登場した「macOS」は、Mac App Storeからのみ提供されています。

 

2010年に登場したOS X 10.7 Lionには、「Mission Control」や「Launchpad」、フルスクリーンアプリ、メールやその他の主要アプリの大幅な改良が導入されていました。一方、Mountain Lionは「通知センター」や「AirPlayミラーリング」「メッセージアプリ」などの機能を導入し、デジタル配信に重点を置いていました。

 

OS X 10.7 LionとOS X 10.8 Mountain Lionのインストールディスクの販売は終了しましたが、それらのデジタル版は今後も無料でダウンロード可能です。必要な方はチェックを。

 

Mac OS X Lion Installer

Mac OS X Mountain Lion Installer

 

Source: Mr. Macintosh / X via MacRumors

iPhone 14の「衛星SOS機能」が無料期間を1年延期。日本はまだ?

アップルは、「iPhone 14」シリーズの衛星経由の緊急SOS機能の無料提供期間を1年間延長すると発表しました。

↑人命を救う機能(画像提供/アップル)

 

この緊急SOS機能は、iPhoneと衛星が直接通信することで、携帯電話やWi-Fiの電波が届かないところでも、緊急通報サービスにテキストを発信できるというもの。2022年11月より北米でサービスが開始され、欧州でもサービスが展開されているものの、日本ではまだ利用することができません。

 

iPhone 14の衛星経由の緊急通報サービスは、アクティベーション後、2年間の無料サービスが提供され、2024年11月に終了する予定でした。しかし、今回の発表により、11月15日からさらに2年間、同サービスをアクティベーションしたiPhone 14ユーザー向けの無料トライアルが延長されます。

 

アップルのワールドワイドiPhoneプロダクトマーケティング担当副社長のKaiann Drance氏は、「衛星経由の緊急SOSによって、男性がロサンゼルスでクルマが落下した後に救出されたことや、イタリアのアペニン山脈で道に迷ったハイカーが発見されたことがある」と、この機能の価値について語っています。

 

そんな便利な衛星経由の緊急SOS機能が日本でも提供されるのはいつになるのか、期待が止まりません。

 

Source: Apple

少し古めの「MacBook Pro」に新たな事件! ほこりで画面が…

アップルのMacBook Proはとても美しいデザインが好評ですが、手入れを怠ると故障につながる可能性があることは、他社のノートパソコンと変わりありません。

↑小まめにお手入れをしないと…

 

最近では新たに、少し古めのMacBook Proで、本体とディスプレイをつなぐケーブルに汚れやほこりが溜まって損傷し、画面に異常が生じることがあると報じられています。

 

中国のテックメディア・MyDriversによると、画面とキーボードの間のヒンジ部分に隙間があり、そこからほこりが入り込むことで損傷が起きるそう。この問題は2016年~2020年の間に発売されたMacBook Proに起きる可能性があるといいます。

 

実際に問題が起こったMacBook Proの写真が公開されていますが、画面の半分以上に紫色の縦線が走り、ほぼ使いものにならない模様。ほこりが原因であることから「ダストドア」事件と呼ばれています。

↑ダストドア事件の被害(画像提供/MyDrivers)

 

以前にも、やはり内部ケーブルが開閉のたびに消耗し、ディスプレイの故障につながる不具合が一部モデルで起こったこともありました。この問題は2018年モデルで修正されたことが確認されています

 

デスクトップ型またはノート型であれ、パソコンは通気口からほこりやペットの毛などを吸い込み、それによって不具合が起きることも珍しくはありません。とはいえ、MacBook Proを分解して内部を掃除すれば、正規保証の対象外になる恐れもあります。日頃から机の上は清潔に保っておき、キーボードと画面の間に溜まったごみはきれいに掃除しておくほうが良さそうです。

 

Source: MyDrivers
via: Wccftech

アップルで「iPhone 15 Pro Max」を注文したら、Androidのクローンスマホが届いた…

アップルから購入した「iPhone 15 Pro Max」が、Androidのクローンスマホだったという衝撃的なニュースが海外で報じられています。

↑偽物が届いた(画像提供/theEdmard/Reddit)

 

そんな出来事を体験したというのは、英国在住のエド(Ed)さん。アップルで直接注文したiPhone 15 Pro Maxが手元に届き、箱を開けると、iPhoneには最初からスクリーンプロテクターが貼られ、ディスプレイの品質が悪く、ベゼルが太いうえ、画面の表示もおかしいなど、明らかにiPhone 15 Pro Maxではない物が……。調べてみると、Androidのクローンスマホだったのです。

 

しかし不思議なことに、エドさんが受け取った箱の追跡番号は、アップルのウェブサイトで確認できるものと一致していました。エドさんが配送会社のDynamic Parcel Distributionに問い合わせたところ、「箱はきちんと密閉されており、開けられたり、すり替えられたりはしていない」と回答され、同社は責任を否定しています。

 

今回のように、アップルから購入したiPhoneの代わりにAndroidのクローンスマホが送られてきたケースは他にもある模様。最近では、iPhone 15 Pro Maxを購入したTikTokユーザーが同様のトラブルを投稿しています。

 

残念ながら、現時点では誰がどの段階で、iPhone 15 Pro MaxをAndroidのクローンスマホにすり替えたのかは不明。エドさんはアップルに問い合わせており、問題はまだ解決していないものの、とても親切に対応してくれているそう。事件の解明が待たれます。

 

Source: Reddit via Mashable

2024年、サムスンのおかげで「iPhone」がもっと省エネになる!?

2024年の投入が期待される「iPhone 16」シリーズに、従来より省電力な新型有機ELディスプレイが搭載されると韓国のニュースサイト・The Elecが報じています。

↑画面がもっとエコになりそう

 

The Elecによれば、iPhone 16は、サムスンがアップル専用に開発している新しい有機EL素材「M14」を採用するとのこと。M14にはスクリーンの光学特性を調整するキャッピング層(CPL)などが含まれますが、これにより、有機ELディスプレイのエネルギー効率が改善されるといいます。

 

Ubi ResearchのアナリストのDaejeong Yoon氏によれば、来年のiPhone 16に続き、2025年の「iPhone 17」でも、M14を採用した有機ELディスプレイが利用されるとのこと。そこでは消費電力をもっと削減するために、青色蛍光材料を青色燐光材料に置き換えるとも述べています。

 

iPhone 16の上位モデルこと「iPhone 16 ProとPro Max」では、それぞれディスプレイサイズが6.27インチおよび6.85インチへと大型化するともうわさされています。ますます大きくなるディスプレイの消費電力を抑えるために、サムスンの新技術が活用されるかもしれません。

 

Source: MacRumors

アップル、「グーグル検索」から36%の収益! この関係はいつまで続く?

アップルがグーグルをデバイスの標準検索エンジンとして設定する対価として、グーグルの収益の36%を受け取っていたことが訴訟により判明しました。

↑選択肢は一つではない(画像提供/MacRumors)

 

アップルデバイスの標準検索エンジンに設定するために、グーグルがアップルに多額の金額を支払っていることは以前から何度も報じられています。アナリストのBernstein氏によれば、2021年の金額は「年間100億ドル(約1兆5000億円)」、2023年は「年間180億〜200億ドル(約2兆7000億円〜3兆円)」になるとのこと。

 

そして今回、米司法省による反トラスト法違反訴訟の中で、グーグルはiPhone、iPad、Macの「Safari」ブラウザで行われた検索から得た総収入のうちの36%をアップルに支払っていることが明らかとなりました。

 

アップルのデバイスではグーグルが標準検索エンジンに設定されていますが、ユーザーはYahooやBing、DuckDuckGo、Ecosiaに切り替えることができます。アップルのサービス責任者は10月に「グーグルを標準検索エンジンにしたのは、それがベストだと考えたからだ」と発言していました。

 

グーグルが反トラスト法違反訴訟で敗れれば、アップルとグーグルの契約が解消する可能性があります。もしかすると、アップルが独自の検索エンジンを開発することにもなるかもしれません。訴訟の行方はまだわかりませんが、今後はアップルデバイスの標準検索エンジンの座を巡り、競争が激しくなるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Mac用最上位チップ「M3 Max」が2年前の「M1 Max」とスピード対決! 圧倒的な差が…

アップルは先週、新型チップのM3、M3 Pro、M3 Maxチップを搭載したMacBook Proを発売。そのうち中間に位置するM3 Proは前M2 ProとCPUやGPUの性能差があまりなく、期待外れとの声もありました

↑M3 Max(右側のMacBook Pro)はどれほど速くなった?(画像提供/MacRumors/YouTube)

 

では、最上位のM3 Maxはどうかといえば、一部のテストではM1 Maxより最大2倍も速いと米MacRumorsが報じています。

 

まず、定番ベンチマークアプリGeekbench 6を使ったところ、M3 Maxは前最上位のM2 Ultraとほぼ同等の速さでした。CPUのシングルコアスコアは3217、マルチコアスコアは21597。対して、M2 Maxはシングルコアが2737、マルチコアが14503であり、それぞれ約17%、48%もアップしています。

 

さらに、16インチ M1 Max搭載MacBook Pro(2021年発売)は、シングルコアスコアが2379、マルチコア・スコアが12206。つまり2年間で、シングルコアが約35%、マルチコアが約76%も速くなった格好です。

 

他のベンチマークアプリでも、M1 MaxとM3 Maxの間で大きな差が付いています。例えば、Cinebenchでは、M1 Maxのマルチコアスコアは788に対し、M3 Maxは1601(下の画像を参照)。

↑Cinebenchを使ったテストの結果(画像提供/MacRumors/YouTube)

 

また、Blenderで教室のCGをレンダリングさせるテストでは、M3 Maxマシンで3分半に対して、M1 Maxマシンは8分半もかかっています(下の画像を参照)。加えて、複数のエフェクトをかけた16分の4Kビデオの書き出しには、M3 Maxで5分半、M1 Maxで7分半であり、それなりの差が付いています。

↑Blenderを使ったテストの結果(画像提供/MacRumors/YouTube)

 

いまだにM1 Maxは超高速チップであり、たいていの作業であればストレスはほとんどないはず。とはいえ、一部のテストではM3 Maxは最大2倍高速であり、買い替える動機になるかもしれません。

 

Source: MacRumors

英スコットランド議員、iPadを海外に持っていったら通信費がとんでもないことに!

英スコットランド議会のある議員が、iPadでデータローミング(海外滞在中に、現地の通信事業者のネットワークを使ってデータ通信を行うこと)を行ったばかりに、約1万1000ポンド(約200万円※)を自腹で支払うことになったと報じられています。

※1ポンド=約188円で換算(2023年11月14日現在)

↑やってしまった…

 

マイケル・マシスン保健長官(スコットランド国民党所属の議員)は、2022年のクリスマス前後に家族でモロッコに1週間ほど訪れた際に、国会議員用のiPadでデータローミングを行い、その費用として約1万1000ポンドを請求されたとのこと。

 

マシスン氏がどのiPadを使っていたのかは不明ですが、モロッコに旅行する1年前に古いSIMカードを交換するように言われたものの、変更しなかったことが原因とされています。スコットランド議会が通信業者と交わした新たな契約に古いSIMカードが含まれていなかった模様。

 

BBCの報道によると、マシスン氏は自腹で払う決断は「あらゆる状況において正しいもの」だったと述べつつ、ローミング料金はモロッコ滞在中に行った仕事のためだと主張しています。

 

スコットランド保守党(野党)はマシスン氏にiPadを議会当局に引き渡し、ローミング料金が議会や選挙区関連の仕事に関連したものだったかどうかを調査するよう求めていたとのこと。しかし、ハムザ・ユーサフ首相は「正当な理由」であるため、マシスン氏が全額を支払う必要はないと述べていました。

 

結局、マシスン氏は議会で「この問題を、いかなる疑問の余地もなく解決するため」に全額を支払うと発言。野党が調査を求めたところ、マシスン氏は自腹を切って幕引きした形です。

 

BBCはこの1万1000ポンドという請求額は、スコットランド議会議員らの1年間の通信費を合計した額(2022年は9507ポンド〔約180万円〕)より多いとも指摘。私たちも海外でのデータ通信費にはくれぐれも気をつけたいところです。

 

Source:BBC

via:iMore

新型MacBook Proの「スペースブラック」をiFixitが分析! 黒い理由は…

修理サイトのiFixitが「新型14インチMacBook Pro」の分解レポートを公開し、新色「スペースブラック」について詳細に解説しています。

↑黒い秘密は…(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Proでは新型プロセッサ「M3」シリーズの搭載だけでなく、スペースブラックの登場も話題となりました。これは従来のMacBook Proに用意されていた「スペースグレー」よりもさらに黒いだけでなく、指紋がつきにくいこともアピールされています。

 

iFixitによれば、新型MacBook Proのスペースブラックではアルミニウムの陽極酸化(アルマイト)を「ミクロレベルでより凸凹にする」ことで多くの光を反射させ、暗く見せているとのこと。iFixitのKevin O’Reilly氏は、「凹凸が入ってくる光線をさらに拡散させることで、眼球に届く白色光はより少なくなり、滑らかでマットな仕上がりになる」と解説しています。

 

また、iFixitは、新型MacBook Proの指紋のつきにくさにも、この凸凹が貢献しているのではないかと考察。しかしその一方で、お菓子を食べた後の指で触ると、新型MacBook Proでも指紋が目立ってしまったとも報告しています。

 

iFixitによれば、新型MacBook Proの内部構造は、従来のMacBook Proからほとんど変わっていないそうです。

 

新型MacBook Proの修理部品は、ユーザーによる公式修理プログラム「Self Service Repair」にはまだ登録されていませんが、将来的には他のMacBookと同じように、公式に修理パーツが販売されることになりそうです。

 

Source: iFixit via MacRumors

新型「MacBook Pro」の性能をスペック別にテスト。8GBモデルの結果が…

8GB RAMを搭載した新しい「14インチMacBook Pro」の性能が上位モデルに比べてかなり低いと、海外YouTubeチャンネルのMax Techが伝えています。

↑スペックによってパフォーマンスが異なる(画像提供/アップル)

 

14インチMacBook Proのチップには「M3」「M3 Pro」「M3 Max」の3モデルが用意されており、最下位のM3チップは8GB RAMを搭載。オプションで16GB RAMや24GB RAMが選択可能です。一方でM3 ProおよびM3 Maxモデルは18GB RAMを搭載しており、新色の「スペースブラック」も選ぶことができます。

 

Max Techによれば、Lightroom Classicによる書き出しテストでは、14インチMacBook Proの8GBモデルと16GBモデルで書き出し時間に大きな差がついていることがわかります(下の画像を参照)。

↑Lightroom Classicにおける書き出し所要時間の結果。16GBモデル(下の数値)と比べて明らかに遅い8GBモデル(画像提供/Max Tech/YouTube)

 

Max Techによれば、14インチMacBook Proの8GB RAMモデルでSSDへのメモリスワップが発生すると、16GB RAMモデルとの性能差はさらに大きくなったとのこと。また、8GB RAMモデルでは「Blender」や「Final Cut」での作業中にクラッシュも発生したようです。さらに、Blenderではレイトレーシングのアクセラレーション機能が利用できませんでした。

↑Final Cut Proを使ったテストでも、明らかに遅い8GBモデル(上の数値)(画像提供/Max Tech/YouTube)

 

MacBook Proでは、購入後にチップやメモリの構成を変更することはできません。性能を重視するなら、8GB RAMではなく16GB RAMを選択するか、上位のM3 ProまたはM3 Maxモデルを購入したほうが良さそうです。

 

Source: Max Tech / YouTube via MacRumors

新型「iPad Air」、画面が12.9インチになって2024年初頭にデビューか!?

12.9インチサイズの次期「iPad Air」が2024年初頭に登場する、と著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

↑2024年に画面が大きくなる?

 

現行モデルのiPad Air(第4世代モデル)は、10.9インチディスプレイを搭載していますが、アップルが12.9インチの大画面iPad Airを開発していることは、以前にも台湾紙のDigiTimesなどが報じていました。

 

クオ氏によれば、アップルは2024年にiPadのラインナップを一新。そして、同年第1四半期(1月〜3月)に量産が開始される10.9インチと12.9インチの次期iPad Airを皮切りに、全てのiPadシリーズをアップデートするそうです。

 

12.9インチの次期iPad Airには、「12.9インチiPad Pro」で採用されているミニLEDバックライトではなく、通常の液晶ディスプレイを搭載。しかし、現行のiPad Proと同じバックプレーンを採用することで、既存のiPad Airよりもディスプレイ性能が改善されるともいいます。

 

さらに、次期iPad Airだけでなく、有機ELディスプレイを搭載した11インチおよび13インチiPad Proも2024年第2四半期(4月〜6月)に登場するとのこと。2024年はiPadシリーズが大きく進化する年となるのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

「iOS 18」は野心的なアップデートを準備中! ライバルとAI対決へ

先週、アップルが次期「iOS 18」や「macOS 15」などがバグだらけのため、新機能の開発を1週間だけ中断してバグ修正に専念すると報じられていました

↑iOS 18のイメージはこんな感じ?

 

しかし、iOS 18は「野心的で魅力的」なアップデートを目指していると米ブルームバーグが報じています。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は自らのニュースレター「Power On」の最新号で、アップルはiOS 18において、セキュリティと性能の向上に加え、主要な機能とデザインを新しくすると述べています。

 

具体的な新機能がどうなるかは不明ですが、同氏によれば、iOS 18は「数年間の控えめな規模のアップデート」の後に来るものとして、「比較的、画期的なものになる可能性がある」とのこと。実際、ここ数年iOSの更新は小幅であり、2020年のiOS 14でホーム画面にウィジェット対応を追加したことが最後の大型アップデートといえます。

 

以前にブルームバーグは、アップルがiOS 18向けに「より賢いバージョンのSiri」やLLM(大規模言語モデル)ベースの機能など、生成AIを使った多くの機能を開発していると報じていました

 

著名リーカーのRevegnus氏も、アップルがSiriにLLMを組み込んで「究極のバーチャル・アシスタント」にするつもりだと主張。このSiriは2024年のWWDC(世界開発者会議。例年6月に開催)で発表される見通しだが、「iPhone 16」以降に標準搭載されると述べていました。

 

サムスンも、次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズに生成AIを搭載すると見られています。2024年の主要スマートフォン市場では、AI機能が激突するのかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:9to5Mac

「iPhone」の画面の穴が1つだけのパンチホールになる? 2024年に実現の可能性も

アップルはiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxで、初めて画面上部に楕円状のスペースがある「ダイナミックアイランド」を採用。iPhone 15シリーズの全モデルで、このデザインを標準としています。画面内には2つの穴があり、それを見かけは1つにまとめている格好です。

↑穴の数が変わりそう

 

が、2024年の「iPhone 16 Pro」試作機は、穴が1つしかないパンチホール設計を採用してテストをしていると著名リーカーが述べています。

 

数々の実績があるリーカーのMajin Bu氏は、iPhone 16 Proのパンチホール版がテスト中だが、最終決定ではないかもしれない。詳細は来年3月に分かるとXに投稿しています。

 

アップルがiPhone 16 Proをパンチホール設計、つまり「自撮りカメラ用の穴1つだけを開ける」に変更することは、画面の下にFace ID(顔認証)パーツを埋め込むことを意味しています。現在2つの穴が開いているのは、自撮りカメラとFace ID用の視界を確保する必要があるためです。

 

アップルがiPhone 16 Proに画面下Face IDを搭載することは、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏や、アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も予想していました。2024年に実現するかどうかはさておき、「アップル社内でテスト中」である可能性は高そうです。

 

もしもiPhoneがパンチホールに移行すれば、画面の表示領域は広がることになります。とはいえ、現在のダイナミックアイランドもさまざまな情報を表示したり、音楽プレイヤーを操作しやすくしたりする便利なデザインであるため、機能だけは残るのかもしれません。

 

Source:Majin Bu(X)
via:Wccftech

2024年、iPhoneに「キラーAIアプリ」がやって来る…

アップルがAI(人工知能)によって進化した「Siri」を次期iPhone(iPhone 16)に搭載する、とリークアカウントのRevegnusが投稿しています。

↑Siriがパワーアップするかも

 

同社のAI開発に関しては、ブルームバーグが「生成AI(ジェネレーティブAI)をベースとした、より賢いバージョンのSiriがiOS 18やiPadOS 18に組み込まれる」と報道。また、アップルはチャットボット「Apple GPT」を開発しているとも言われています。

 

Revegnusによれば、アップルは大規模言語モデル(LLM)を使ってSiriを完全に刷新し、強力なキラーAIアプリに育てる準備を進めているとのこと。最初の製品は2024年のWWDC(ワールド・ワイド・デベロッパーズ・カンファレンス)で発表され、iPhone 16以降のモデルに標準搭載されるというのです。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、iOS 18ではSiriとメッセージアプリの連携が刷新され、より複雑な質問に答えたり、文章の補完(オートコンプリート)の精度が向上したりすると以前に述べていました。ほかにも、「Apple Music」のプレイリストを自動生成したり、「Pages」や「Keynote」のような生産性向上アプリに統合され、AIによるライティングやスライドの作成が可能になったりするかもしれません。

 

グーグルといった他社のAIアシスタントと比較して、存在感が薄い気もするSiri。しかし2024年には、大幅に刷新されることになるのかもしれません。

 

Source: Revegnus / X via MacRumors

次期「iPhone SE」、iPhone 14を大幅に改良!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」に「iPhone 14」の改良型シャーシが採用される、と海外ニュースサイトのMacRumorsが報じています。

↑iPhone 14がベースになる?

 

次期iPhone SEに関しては、筐体のベースが「iPhone 8」ではなくなることで、デザインが刷新されると期待されています。また、6.1インチの大画面ディスプレイや顔認証機能「Face ID」、USB-Cポート、アクションボタンが搭載されるとの情報も。

 

MacRumorsによれば、次期iPhone SEは「D59」あるいは「Ghost」という名前で開発されており、iPhone 14をベースとしたフラットデザインに移行しているとのこと。本体の寸法はiPhone 14と全く同じで、重量は165gとiPhone 14より6g軽くなるようです。これは、次期iPhone SEが4800万画素のシングルカメラを搭載する影響と考えられます。また、カラーバリエーションとしてブラックが用意されているそう。

 

次期iPhone SEは2025年の発売が期待されています。はたして大幅に刷新されるのかどうか、今後も目が離せません。

 

Source: MacRumors

有機ELディスプレイ搭載の「iPad Pro」、もうすぐ量産が始まる!?

次期「iPad Pro」に搭載される有機ELディスプレイの量産が2024年2月から開始される、と韓国の朝鮮日報が報じています。

↑まもなく量産体制へ

 

次期iPad Proではディスプレイサイズが11および13インチに大型化し、有機ELディスプレイが搭載されるとの情報が以前から報じられていました。また、ブルームバーグは2024年前半に次期iPad Proシリーズが登場すると報じています。

 

朝鮮日報によれば、次期iPad Proの有機ELディスプレイはサムスンとLGが生産するとのこと。現行モデルのiPad Proは11インチモデルが通常の液晶ディスプレイ、12.9インチモデルがミニLEDバックライトを搭載していますが、有機ELディスプレイへの移行によって、コントラスト比の向上や消費電力の削減が期待されています。

 

また、次期iPad Proでは、柔軟な素材と硬い素材を組み合わせた「ハイブリッド有機ELディスプレイ」が採用されるのではないかとも言われており、これによって本体の若干の薄型化も実現するかもしれません。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、次期iPad Proでは「M3」チップやアルミニウム製の次期「Magic Keyboard」が登場すると報じています。有機ELディスプレイに切り替わる次期iPad Proの画面がどれだけ美しくなるのか、楽しみですね。

 

Source: OLED Info

MacBook Pro、「有機ELディスプレイ搭載」は2026年までお預け?

アップルは2024年、初の有機ELディスプレイ搭載のiPad Proを発売することが有力視されています。その後にMacBook Proも有機ELに移行すると予想されていますが、それが起きるのは2026年以降になると著名アナリストが主張しています。

↑画面が大きく変わるのはしばらく先?

 

米メディアの9to5Macが入手した投資家向けメモによると、香港のHaitong Intl Tech Researchのアナリスト・Jeff Pu氏は、11インチと12.9インチのiPad Proの有機ELバージョンが2024年の発売に向けて準備中であり、アップルは同年内に1000万台の出荷を目指していると述べているとのこと。

 

かたや、14および16インチMacBook Proに関しても、2026年に有機EL画面にアップデートすることを目指しているそうです。現行のMacBook ProはミニLEDバックライト液晶画面を搭載しており、アップルはこれを「Liquid Retina XDR」と呼んでいます。

 

このミニLED画面は非常に評判が高いものの、有機ELディスプレイと比べればコントラスト比や深い黒、消費電力などいくつかの点で及んでいません。アップルがiPhone X以降、iPhoneに有機EL画面を採用しているのもそのためでしょう。

 

将来のMacBook Proに有機ELディスプレイが搭載されることは、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も予想しています。が、そちらは2026年~2027年と少し遅め。

 

ほかにも、より安価なMacBook Airもいずれ有機ELディスプレイに移行すると複数の情報源が伝えてきました。上記のYoung氏は2024年発売と述べたこともありますが、下位モデルが上位モデルより高品質の画面を搭載するとは考えにくく、もう少し先のことになるかもしれません。

 

Source:9to5Mac

iOS 17で登場! 圏外でも役に立つ「マップ」アプリの新機能【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「マップ」アプリの新機能「オフラインマップ」の作り方」です。

 

 

iOS 17の「マップ」アプリでは、地図の一部をダウンロードしておくことで、オフラインの環境下でも、地図を参照したり、目的地の評価や営業時間を調べたりすることが可能になりました。さっそくその手順を見ていきましょう。

 

「マップ」を開いて検索ボックスの右端にある自分のアカウントのアイコンをタップし、[オフラインマップ]→[新しいマップをダウンロード]と進みます。

 

エリアを入力し、四角い枠が現れたらドラッグしてエリアを指定しましょう。続いて[ダウンロード]をタップすれば、iPhoneに地図データが保存されます。

 

これでiPhoneがオフラインの状態でも、ダウンロードしたマップを参照できるようになりました。

 

オフラインマップを開くとこんな感じ。

 

通常のマップと変わらず、地図を参照したり、電車を利用した場合の経路検索をしたりといったことができ大変便利です。

 

さらに、アカウントアイコンをタップしてオフラインマップと進むと、オフラインマップの自動アップデートやしばらく使用していない場合の自動削除などのオプションを設定できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

アップル、次期OSがバグだらけ? 開発の一時停止が報じられる

アップル(Apple)が、次期OSの「iOS 18」や「macOS 15」「watchOS 11」「tvOS 18」などの開発を一時中断し、バグの解消に取り組んでいると、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurnam)記者が報じています。

↑バグに対処中

 

報道によれば、アップルのソフトウェアエンジニアリング管理チームが、内部テストで見落とされていた大量のバグを次期OSから発見したとのこと。この問題に対処するために、将来的な機能の開発は全て停止され、1週間はソフトウェアの改善にのみ取り組むことになったそうです。

 

同社は先月、iOS 18とiPadOS 18、macOS 15の最初の「M1」バージョンを完成させました。しかし、バグの発見によって開発作業は一時中断されたと同時に、2024年3月にリリースが予定されている「iOS 17.4」の作業も一時中断されたそうです。

 

例年通りなら次期OSは来年の秋頃にリリースされるので、1週間の開発停止はスケジュールに大きな影響を与えないはず。完成度の高いOSとしてリリースしてほしいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「12.9インチ版iPad Pro」のディスプレイ、2024年に変わる可能性が高まる

ミニLEDディスプレイを搭載した「12.9インチ版iPad Pro」の生産が2024年にも終了すると、台湾調査会社のTrend Forceが報じています。

↑やはりディスプレイが変わりそう

 

2021年モデルからミニLEDディスプレイを搭載している12.9インチのiPad Pro。細かなLEDを液晶ディスプレイのバックライトに使用することでコントラストが向上しています。

 

しかし、2024年に発売される次期iPad Proでは有機ELディスプレイの搭載がうわさされています。

 

Trend Forceによれば、Appleは2024年にミニLEDディスプレイを搭載した12.9インチ版iPad Proの生産を終了するとのこと。これにより、ミニLEDを搭載したタブレットの出荷台数は前年比で約15.6%減少するとも予測しています。

 

ミニLEDディスプレイに関しては、以前にも製造コストの高さが指摘されていました。有機ELディスプレイに切り替われば、さらなるコントラスト比の向上や、消費電力の低減が可能になります。加えて、リフレッシュレートを大幅に下げることで、消費電力をさらに削減することも。

 

このようなことを考えると、ミニLEDを搭載した12.9インチ版iPad Proの生産終了は避けられないものとなりそうです。

 

Source: Trend Force via MacRumors

新型「iMac」、ハイインピーダンスのイヤホンに対応していたことが判明!

アップル(Apple)が発売を開始した「iMac(2023年モデル)」が、ハイインピーダンスのイヤホンおよびヘッドホンに対応していることが、公式ドキュメントにより判明しました。

↑音体験がより良くなった(画像提供/アップル)

 

イヤホンやヘッドホンは、製品ごとに抵抗(オーム:Ω)が設定されています。高級なイヤホンおよびヘッドホンはこの抵抗が大きい(ハイインピーダンス)ことが多く、十分な性能を発揮するにはヘッドホンアンプなどを使用する必要があります。

 

公式ドキュメントによれば、iMac(2023年モデル)はDC負荷検出と適応電圧出力が可能とのこと。これによりイヤホンやヘッドホンのインピーダンスを検出し、150オーム未満のデバイスを接続すると最大1.25ボルトRMS、150〜1000オームのデバイスの場合には3ボルトRMSが供給されます。その結果、外付けヘッドホンアンプが不要になるそう。

 

このようなハイインピーダンスのイヤホンおよびヘッドホンに対応しているMacには、2022年以降に発売のMacBook Airや2021年以降に発売のMacBook Pro、2023年発売のMac mini、2022年以降に発売のMac Studio、2023年発売のMac Proが含まれます。手持ちのiMacでハイクオリティなサウンドが楽しめるようになったのは、うれしいアップデートといえるでしょう。

 

Source: Apple via MacRumors

「M3 MacBook Pro」の一部が古いOSを搭載していることが発覚! どうして?

そろそろ新型のM3 MacBook ProやiMacが、注文した人々に届き始めている頃ですが、それらの一部では古いmacOS Venturaがインストールされ、最新のmacOS Sonomaにアップデートできないと報告されています。

↑全て最新のはずが…(画像提供/Apple)

 

X(旧Twitter)を見る限り、少なくとも一部のM3 MacBook ProやiMacにはmacOS Ventura 13.5の未発表ビルド(公式に配信されていないバージョン)が搭載されているようです。その公式版は今年7月にリリースされており、その後にアップデートや、次期macOS Sonoma 14が配信されています。

 

つまり、これら一部のM3 Macは7月頃からアップルの倉庫にあり、数か月間も出荷を待っていたことを意味しているようです。

 

これは興味深くはありますが、大した問題ではないはず。しかし、今回の場合、macOS 13.5を搭載したM3 MacBook ProはmacOS Sonomaにアップデートできないとのこと。システム設定アプリからアップデートを確認すると「あなたのMacは最新です」というメッセージが表示されるそうです。

 

さらに、Mac App Store経由でアップデートしようとしても失敗。「要求されたバージョンのmacOSは利用できません。お使いのMacがこのソフトウェアと互換性があるかどうかを確認してください」とのエラーメッセージが出ています。

 

アップルがいつ公式に対応するかは不明ですが、「アップルのInstall Assistantパッケージをダウンロードし、macOS Sonoma 14.1に手動でアップデートする」方法で回避できるそうです。

 

この問題は最下位のM3を搭載したMacBook ProやiMacのみに起こっており、M3 ProやM3 Maxを搭載した上位モデルでは確認されていません。アップルの対応を待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

米でキャンピングカーにひかれた「iPhone 15 Pro Max」、持ち主が回収してビックリ!

とても頑丈に作られているiPhone。最新のiPhone 15 Pro Maxもさまざまな形でテストされましたが、ある信頼性の高い団体は概ね問題ないと評価していました

↑クルマにひかれても大丈夫?

 

そんなiPhone 15 Pro Maxが数トンもあるRV車(米国ではキャンピングカーなど)にひかれた後も完全に機能している、とあるユーザーが報告しています。

 

大手掲示板Redditで「LillePuus1」と名乗る人物は、誤ってiPhone 15 Pro MaxをRV車でひいてしまったと述べました。それと合わせて投稿された写真は、実際にこのデバイスがひかれたことを物語っています。画面は全体的にひび割れ、真ん中には巨大なストライプが走り、いかにも使うのは危うそう。

↑ひかれたiPhone 15 Pro Max(画像提供/LillePuus1/Reddit)

 

しかし、事故に遭った後もiPhone 15 Pro Maxは完全に動作しており、今回のRedditへの投稿も壊れたiPhoneで作成したそうです。ちなみに「うっかり落として、うっかりひいた」とのことで、わざとやったわけではないと本人は説明。

 

この投稿に対して、他のRedditユーザーたちは面白がってジョークを飛ばすことに。ある人は「生米の中に入れてみたら?」とコメント。これは、水没したスマホを直せると信じられてきた方法です(実際には直せません)。また、クルマの屋根にiPhoneを置き忘れて運転してしまい、道路に落として壊してしまったという経験を語っている人もいたり。

 

どうやら今回のLillePuus1氏は、有料保証プランAppleCare+に加入していたようです。もしかすると、これほどの損傷でも、お安く修理を受けられるのかもしれません。

 

Source:Reddit
via:PhoneArena

Appleの次世代バッテリーで、駆動時間が大幅向上?

Apple(アップル)が2025年の製品投入に向けて、性能を大幅に向上させたカスタムバッテリーを開発しているとの情報を、韓国ニュースサイトのET Newsが伝えています。

↑Poravute Siriphiroon / Shutterstock.comより

 

報道によれば、Appleは新たなカスタムバッテリーでは正極素材にニッケル、コバルト、マンガン、アルミニウムといった、全く新しい組成を採用するとのこと。これにより、バッテリー性能やエネルギー密度、出力、安定性が向上するようです。

 

また、バッテリーの導電性の向上のためにカーボンナノチューブを使用したり、グラファイトのかわりにシリコンの含有量を増やすことで、バッテリー容量や充放電時間を短縮することも検討しています。

 

Appleは空間コンピューター「Vision Pro」の2時間という駆動時間の短さに直面し、カスタムバッテリーの必要性を感じているとのこと。カスタムバッテリーの採用によりVision Proだけでなく、iPhoneやApple Watch、Macの駆動時間が延長されることも期待したいものです。

 

Source: ET News via MacRumors

MacBook Proの高出力モード、新型14インチでも利用可能に

新型の14インチMacBook Proにて「高出力モード」が利用できることが、海外メディアのSix Colorsにより報告されています。

↑Appleより

 

高出力モードとはファンを通常よりも高速回転させることで冷却能力を上げ、負荷がかかっても高いパフォーマンスを発揮する機能のことです。これまで、同機能はM1 Max/M2 Maxを搭載した「16インチMacBook Pro」でしか利用できませんでした。

 

しかし今回の報告によれば、M3 Maxを搭載した新型の14インチMacBook Proでも、高出力モードをオンにすることができたとのこと。高出力モードをオンにしても大きな違いは見られませんでしたが、ファンが非常に大きな音で動作するようになったと報告されています。

 

Appleによれば、8Kのカラーグレーディングなど負荷が高い状況が持続する場合に役立つ、高出力モード。14インチMacBook Proで同様の作業を予定している場合は、M3 Max搭載モデルを選ぶのが良さそうです。

 

Source: Six Colors via MacRumors

14インチM3搭載MacBook Pro、驚異的なバッテリー持ちを証明! 前モデルを大きく上回る

新型チップ「M3」を搭載した14インチMacBook Proが発売されたばかりですが、注目が集まるのが「前モデルより、どれだけバッテリー持ちが改良されているか」でしょう。アップル公称では、22時間とされています

Image:Apple

 

実際に使用する環境でテストしたところ、前モデル(M2 Pro搭載)よりも約3時間も長持ちしたとの結果が公表されています。

 

テックメディアTom’s Guideは複数のノートPCにつき、ネットサーフィンをした場合、どれだけバッテリーが持つかを検証しました。その結果、14インチ M3搭載MacBook Proは画面の明るさ150ニトで17時間25分という、驚異的なスタミナを証明しています。

 

それに対して、前モデルの14インチ M2 Pro搭載MacBook Proは14時間23分。しかし、13インチ M2搭載MacBook Proは18時間20分で、約1時間ほど勝っています。ディスプレイが小さいほど消費電力も少なくなることが関係あるのかもしれません。

 

ほかWindowsノートPCと比べた場合は、Dell XPS 15(有機ELディスプレイ)は8時間58分、Surface Laptop Studio 2は9時間31分、サムスンのGalaxy Book 3 Ultraは120Hz表示で8時間48分/60Hz表示で10時間1分であり、やはりM3搭載MacBook Proの方が圧倒的にバッテリー持ちがいいようです。

 

より多くの処理能力を必要とするアプリでは、もちろんバッテリーの消費が激しくなります。Steam配信ゲームの『Hitman』を2時間プレイしたところ、14インチ M3 MacBook Proでも残りバッテリーは約20%まで落ち込んだそうです。

 

M3搭載の14インチMacBook Proは、M1搭載の13インチMacBook Proよりも最大60%高速だと謳われています。それでいてバッテリー持ちまで優れているのが魅力ですが、円安のためかなり高価格に設定されているのが悩みどころかもしれません。

 

Source:Tom’s Guide

新型MacBook ProのUSB-C充電速度が向上……しかし“必要なモノ”が

↑Appleより

 

Apple(アップル)が先日発表した「16インチMacBook Pro」では、USB-Cポートを使用した140Wの高速充電が可能になっていることが、サポート文章より判明しました。

 

M1およびM2を搭載した16インチMacBook Proでは、「USB-C to MagSafe 3ケーブル」を使用した場合には140Wでの充電が可能です。一方でUSB-Cポートでは、充電速度は100Wに制限されていました。

 

しかしAppleによれば、2023年モデルの16インチMacBook Proでは140W以上の電源アダプタと240WのUSB-C充電ケーブルを組み合わせることで、USB-Cポートでも140Wの高速充電が可能になりました。なお、この変更は16インチモデルにのみ適応されます。

 

出先などでUSB-C to MagSafe 3ケーブルを所有していない場合でも、MacBook Proを高速充電したいというケースはあるはず。充電器やケーブルは限定されますが、今回のアップデートはありがたいものとなりそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

月曜の早朝から自動車がアップルストアに突っ込む! 開店前のため怪我人はゼロ

米マサチューセッツ州で自動車がアップルストアのガラスを突き破った事件から、約1年が経ちました。今度はイリノイ州ネーパーヴィルで、自動車がアップルストアに突っ込んだと現地の警察が報告しています。

Image:SafeSuburbsUSA/X

 

現地のシカゴ・トリビューン紙によると、事件は月曜日の朝6時過ぎに発生。自動車は店の向かいの駐車場を「まっすぐ」走り抜け、アップルストアの正面ガラス窓にぶつかったとのこと。突入後の写真を、目撃者がXに投稿しています。

 

ただ今回は、自動車が衝突した後に3人の容疑者が店の中に侵入。そして電気製品が盗まれ、自動車は店の正面入り口に乗り捨てられていたそうです。またアップルのネーパーヴィル店も、2010年以来、何回か強盗や盗難の標的になってきたとのこと。不注意による事故ではなく、盗難車を使った犯罪だったのかもしれません。

 

不幸中の幸いとしては、事件が起こったとき、アップルストアは開店する前で、負傷者が出なかったことでしょう。昨年のマサチューセッツ州での事故では、少なくとも16人が負傷し、1人が死亡していました。

 

今回の事件につき、アップルは公式にコメントを発表していません。今後は同じようなことが起こらないよう祈りたいところです。

 

Source:Chicago Tribune
via:9to5Mac

無念……大画面iMacは製品投入せずとApple表明

Apple(アップル)が公式に「Apple Silicon(Mシリーズチップ)」を搭載した「27インチiMac」を製造する予定がないと表明したことを、海外メディアのThe Vergeが報じています。

↑photo_gonzo / Shutterstock.comより

 

Appleは以前に24インチと27インチのiMacを販売していましたが、Intel(インテル)製プロセッサを搭載した27インチiMacは、2022年に生産が終了。一方で、24インチiMacはApple Siliconを搭載し、新製品が投入されています。

 

Appleで広報を務めるStarlayne Meza氏はThe Vergeに対して、同社は27インチiMacの新製品よりも、27インチの外部ディスプレイ「Studio Display」とMac StudioやMac miniといった製品を組み合わせるように、ユーザーに勧めているというのです。

 

以前に27インチiMacを使用していたユーザーや、より大画面なiMacを探している消費者にとって、今回のAppleによる声明は若干残念なものです。当面は、27インチiMacの新製品の可能性は諦め、現行製品の組み合わせを検討したほうが良さそうです。

 

Source: The Verge

次期MacBook AirやMac miniは来年投入? M3 Ultraはどうなる

「次期13インチ/15インチMacBook Air」と「Mac mini」、「Mac Studio」、「Mac Pro」の開発状況を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Wachiwit / Shutterstock.comより

 

Appleは先日、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を搭載した「14インチ/16インチMacBook Pro」を発表しました。しかし、例年MacBook Proに先立って発表される、MacBook AirやMac miniの新製品はまだ発表されていません。

 

Gurman記者によれば、現在Appleは次期13インチ/15インチMacBook AirとMac miniを開発しており、2024年のいずれかの時期の投入されるとのこと。これらより先にMacBook ProとiMacが投入されたのは、MacBook AirとMac miniよりも生産量が少ないからだとしています。

 

また、デスクトップ製品のMac Studioも開発が進められているとのこと。しかし、これに搭載されるであろう「M3 Ultra」のテストはまだ行われておらず、ワークステーション製品のMac Proに関する言及もありませんでした。

 

M1やM2とは異なる製品ラインナップで投入されている、M3チップ。2024年にはどのようなパワフルなMacが登場するのか、注目が集まります。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

iPadファンにとって今は「待て」の次期? 全モデルが来年刷新されるかも

Apple(アップル)が2024年に「iPad」シリーズの全ラインナップをアップデートすることを、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑19 STUDIO / Shutterstock.comより

 

廉価なiPadや小型モデルの「iPad mini」、「iPad Air」「iPad Pro」など、多数のラインナップが用意されているiPadシリーズ。しかし意外なことに、2023年にはiPadシリーズの新製品は投入されませんでした。

 

Gurman記者によれば、2024年にはiPadシリーズの全モデルで新製品が投入されるとのこと。同記者は以前にも、廉価なiPadの新製品が2024年3月に、そして「M3」チップと有機ELディスプレイを搭載した「11インチ/13インチiPad Pro」が2024年前半に投入されると報告されています。また次期iPad AirとiPad miniには、それぞれ「M2」「A16 Bionic」チップが搭載されるようです。

 

Gurman記者はその他にも、2024年に「AirPods」のローエンドモデルが、そして2025年には「AirPods Pro」が刷新されると指摘しています。今後もAppleからのさらなる新製品の投入に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

一部のApple Watchでバッテリー消耗が激しい問題、次期アップデートで修正の見通し

先月下旬に配信されたwatchOS 10.1では、一部のApple Watchがアップデートした後にバッテリーの消耗が激しくなるとの報告が相次いでいました。これにつき、アップルが修正プログラムを準備中であることが内部メモから明らかになりました。

↑修正の見通し

 

米MacRumorsは複数の情報源から、アップル正規サービスプロバイダと共有された「内部メモ」を入手したとのこと。そこでは「修正を準備中」との趣旨だけが書かれており、根本的な原因が何なのか、どれだけの顧客が苦情を訴えているのか、全てのApple Watchモデルが影響を受けているのかは不明です。

 

watchOS 10.1のリリース後、MacRumorsの読者フォーラムや、アップル公式サポートコミュニティ、大手掲示板RedditやX(旧Twitter)等でこの問題に関する報告が寄せられていました。それらを見るかぎり、数年前のApple Watch Series 5から最新のApple Watch Ultra 2まで、様々なモデルに影響が及んでいるようです。

 

たとえばXユーザーの1人は「watchOS 10.1が私のApple Watchのバッテリーを殺している。60分足らずで100%から50%に。使いものにならない」とぼやいています。

アップルはiOS 17.1の開発者向けリリースノートで「watchOS10.1 を搭載したApple watch を iOS 17.0 を搭載した iPhone とペアリングすると(または watchOS10.0 を iOS17.1 とペアリングすると)、消費電力が増加する場合がある」問題を修正したと述べていました。しかし、今なおバッテリーの消耗が激しいとの報告は続いており、新たな修正アップデートが必要となりそうです。

 

Source:MacRumors

Macが水没したかどうか、USB-Cポートからバレるかも

MacにはUSB-Cポートが液体に浸かったかを検知する機能が搭載されていることを、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑mundissima / Shutterstock.comより

 

9to5Macによれば、最新OSの「macOS Sonoma 14.1」には「liquiddetectiond」と呼ばれるシステム(デーモン)が搭載されています。バックグラウンドで実行されているこのシステムでは、Macの各USB-Cポートからの液体検出分析を収集しており、Macが液体に晒されたかどうかを検知することができるのです。

 

これと同様のデーモンは、iPhoneやiPadでも動作しています。これはコネクタ内で液体が検出された場合に、充電ケーブルを抜くようにユーザーに警告を発するために利用されています。

 

なお、Appleの保証プランでは液体による損傷はカバーされません。またデバイスが液体に晒されたかどうかを検出するための、液体浸入インジケータ(LCI)も搭載されています。今回のliquiddetectiondがMacの水没による保障にどのように影響するのかは不明ですが、精密機器のMacは液体から遠ざけて使いたいものです。

 

Source: 9to5Mac

苦戦するMac……。売り上げ大幅減に光明は?

Apple(アップル)は2023年第4四半期決算を発表し、Macの売り上げが前年比で34%減少していることを明かしました。

Mac Book
↑Yona-image / Shutterstock.comより

 

Appleによれば、2023年第4四半期のMacの売り上げは76億ドル(約1兆1000億円)でした。前年同期のMacの売り上げは115億ドル(約1兆7000億円)だったので、今年は34%%減少したことになります。また2023年通年のMacの売り上げは294億ドル(約6兆円)で、2022年の402億ドル(約6兆円)から27%減少しています。

 

Appleで最高財務責任者(CFO)を務めるLuca Maestri氏は、Macの売り上げの落ち込みの原因は、厳しい市場環境と昨年のMacラインナップに原因があったとしています。これには2022年第3四半期のMacの売り上げの急増や、MacBook Airのアップデートを2023年9月ではなく6月におこなったため、2023年第3四半期の売り上げが伸びなかったことにあるそうです。

 

なお、Appleは10月下旬に「M3」シリーズを搭載した「MacBook Pro」「iMac」を発表しています。これにより、2023年第4四半期の売り上げは大幅に改善するだろうと、同社で最高経営者(CEO)を務めるTim Cook氏は語っているのです。

 

私も14インチMacBook Proを保有していますが、そのパフォーマンスにはなんの不満もありません。Macの不振はあまりにも完成度が高くなってしまったために、消費者に新鮮な驚きを提供できなくなってしまったことが原因なのかもしれません。

 

Source: MacRumors

速いぞM3 Max! Mac Proに匹敵するベンチ結果が報告

Apple(アップル)が先日発表した新型チップ「M3 Max」のベンチマーク結果が、計測アプリ「Geekbench」に登録されています。

↑Appleより

 

M3 MaxはAppleの新型プロセッサ「M3」シリーズの最上位に位置づけられているチップで、最大16コアのCPUと最大40コアのGPU、最大128GBのユニファイドメモリを搭載しています。一方で「M2」チップの最上位プロセッサ「M2 Ultra」は、24コアのCPUと最大76コアのGPU、最大196GBのユニファイドメモリを搭載。「Mac Pro」や「Mac Studio」に採用されています。

 

Geekbenchに登録されたデータによれば、M3 Maxを搭載した「16インチMacBook Pro」のマルチコアスコアが21,084ポイントとなっています。これは、M2 Ultraを搭載したMac Proの21,182ポイントや、Mac Studioの21,316ポイントに匹敵する数値です。

 

またM2 Maxを搭載した16インチMacBook Proと比較しても、M3 Maxを搭載した16インチMacBook Proは約45%高速です。これは、Appleによる「M3 MaxはM2 Maxより最大50%高速」という主張を裏付けるデータと言えます。

 

TSMCの3nmプロセスを採用し、CPUだけでなくGPUや人工知能処理を担当する「Neural Engine」を強化したM3チップ。その性能は、期待を裏切らないものとなっているようです。

 

Source: Geekbench Browser via MacRumors

iPhone 15 Pro Maxを4台注文したら60台送られてきた! 合計価格は1400万円以上

iPhone 15 Pro Maxはとても人気があるためか、公式オンラインストアでの配送予定は12月以降となっているモデルもあります。そんななかアップルが、4台注文したTikTokerに誤って60台も出荷してしまったと報じられています。

↑なぜ60台も送ってしまったのか

 

TikTokユーザーの@legends_gio氏は、自分用にiPhone 15 Pro Max 1TBを1台、チーム用にiPhone 15 Pro Max 256GBを3台注文したとのこと。いざ荷物が届いてみると、iPhone 15 Pro Max 1TBが3台ではなく3箱も届き、合計60台もあったそうです。

 

つまり、本来の注文は3600ドル(約54万円)だったものの、9万6000ドル(約1440万円)になってしまったわけです(米国でのiPhone 15 Pro Max 1TBの価格は1599ドル)。

 

これは明らかにアップルのミスのようですが、@legends_gio氏は受け取った60台を転売したり配布したりできないでしょう。なぜなら、アップルは遠隔操作でiPhoneをロックし、使えなくすることが可能だからです。

 

その後に@legends_gio氏が返品したのか、アップルが9万6000ドルもの支払いを請求したのかは不明です。ともあれ、全世界でiPhone 15 Pro Maxを欲しくても入手できない人々がかなりいることも事実でしょう。送りすぎた商品を速やかに回収し、本当に必要なユーザーの手に渡ることを祈りたいところです。

 

Source:TikTok
via:91mobiles

macOS Sonoma新機能! 壁紙クリックでウインドウを素早く隠せます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ウインドウを素早く隠す&隠したウインドウにファイルをドロップする」です。

 

 

macOS Sonomaでは、壁紙をクリックすると、いま開いているウインドウが画面の周囲に散らばり、デスクトップを表示する新機能が搭載されました。

 

この方法でデスクトップを表示したあと、デスクトップ上のアイコンをいま隠れたウインドウにドラッグ&ドロップするには、アイコンをドラッグしたままスペースバーを押しましょう。

 

すると、隠れたウインドウが元に戻るので、ウインドウにドロップします。

 

背後にあるウインドウにドロップしたいときは、アイコンをそのウインドウに重ねると最前面に移動します。

 

移動しない場合もそのまま少し待てば切り替わりますが、早く切り替えたい場合はスペースバーを押すとすぐに切り替わります。

 

なお、[壁紙をクリックするとデスクトップが表示される機能]は、macOS Sonomaではデフォルトでオンになっています。

 

この機能をオフにするには、Appleメニューから「システム設定」を開き、[デスクトップとDock]タブを選びます。

 

中ほどの[デスクトップとステージマネージャ]にある、[壁紙をクリックしてデスクトップを表示]の右にある[常に]を[ステージマネージャ使用時のみ]に切り替えましょう。

 

これで、壁紙をクリックしてもデスクトップは表示されなくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「Apple Watch」が「Android対応」をやめた理由とは? 幻の計画が明らかに

「Apple Watch」のAndroidへの対応が「ほぼ完了」していたにもかかわらず、ビジネス上の判断からこの計画が中止されたことが、ブルームバーグの調査によって明らかとなりました。

↑Androidに対応していたら、どうなった?

 

Apple Watchは初代モデルから現在まで、iPhoneにしか対応していません。これは、iPhoneとAndroidで利用できるGoogle(グーグル)の「Wear OS」を搭載したスマートウォッチと大きく異なります。

 

ブルームバーグによれば、アップルのエンジニアは「Fennel」と呼ばれるプロジェクトで「Androidデバイスに時計とヘルスアプリを対応させる取り組みに深く関わっていた」とのこと。しかし、開発はほぼ完了していたにもかかわらず、プロジェクトはキャンセルされました。詳細な時期については報じられていません。

 

アップルが同プロジェクトを中止にした理由として、「ビジネス上の考慮」が挙げられています。具体的にどのような考慮があったのかは報じられていませんが、Apple Watchを使いたいAndroidユーザーがiPhoneに乗り換えることをアップルは期待していた可能性があります。

 

Apple Watchでは、次期モデルにおける血圧や睡眠時無呼吸症候群の検測、そして将来的な血糖値計の搭載もうわさされています。このような先進的な機能が、AndroidユーザーのiPhoneへの乗り換えをさらに促すかもしれません。

 

Source: Bloomberg via 9to5Google

次期「Apple Watch」に搭載されそうな2つのヘルス機能とは?

2024年に発売される次期「Apple Watch」に血圧と睡眠時無呼吸症候群の検出機能が搭載されると、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者が報じています。

↑これ1本で健康診断

 

ガーマン氏によれば、次期Apple Watchでは血圧が上昇傾向にあるかどうかをユーザーに知らせ、高血圧に関するデータを記録。医師に相談するか、あるいは従来の血圧計で正確な計測をするようにユーザーに指示できるというのです。

 

さらに将来、Apple Watchは正確な血圧の数値を計測して、関連する病気の診断までできるとのこと。しかし、同氏によれば、このような機能の導入は「まだまだ先になる」そうです。

 

また、睡眠時無呼吸症候群の計測に関しても、睡眠と呼吸のパターンを測定して、ユーザーに医師の診断を受けるかどうかを指示することができます。

 

アップルは非侵襲的(生体を傷つけないという意味)な血糖値計をApple Watchに搭載することも計画しているとのこと。これはシリコンフォトニクスチップにより皮膚の下にレーザー光をあて、体内のグルコース濃度を測定するというもの。そうすることで、糖尿病の予備軍であるかどうかを判別し警告します。ただし、血糖値の計測機能の搭載は少なくとも数年間は実現しないといいます。

 

アップルは2024年に発売される次期「AirPods」でも、補聴器的な機能を搭載するとうわさされています。来年のApple WatchとAirPodsは健康機能が大幅に進化しそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「M3」は本当に速い?「新型MacBook Pro」のベンチマークは…

新型の14インチMacBook Proに搭載された「M3」チップのベンチマーク結果が、「Geekbench」のデータベースに登録されています。

↑M3の性能を検証(画像提供/アップル)

 

おさらいすると、M3は3nmプロセスで製造されたチップで、CPUやGPU、「Neural Engine」を強化。大容量メモリの搭載も可能になっています。アップルによれば、CPUの高性能コアと高効率コアは「M2」と比較して、それぞれ15%と30%性能が向上しています。

 

今回のベンチマーク結果によれば、M3のシングルコアスコアは約3000で、マルチコアスコアは約1万1700。M2のシングルコアスコアは約2600、マルチコアスコアは約9700なので、約20%ほど高速になっている計算です。おおよそ、アップルがアピールしている通りの結果だといえるでしょう。

 

また、14インチ/16インチMacBook Proの上位モデルは、より高速な「M3 Pro」「M3 Max」を搭載しています。こちらもどれだけ性能が向上しているのか、続報を期待したいものです。

 

Source: Geekbench via MacRumors

新型MacBook Proのスペースブラック、指紋は目立つ? 目立たたない?

Apple(アップル)が先日発表した「14インチ/16インチMacBook Pro」には新色「スペースブラック」が用意され、指紋がつきにくいとうたわれています。そんな新型MacBook Proのスペースブラックを、海外メディアがハンズオンしています。

↑ZinetroN / Shutterstock.comより

 

14インチ/16インチMacBook Proのスペースブラックでは、「陽極酸化シール」という表面加工が採用されています。これにより、指紋が大幅につきにくくなっているのです。一方で「MacBook Air」にもブラックに近い「ミッドナイト」が用意されていますが、指紋がつきやすいとの報告があります。

 

The VergeのDan Seifert氏は、「30秒ほど新しいスペースブラックのMacBook Proを触ってみたが、指紋は目立たない方だった」と報告。Six ColorsのJason Snell氏は、「指紋はつきにくいが、多少はつく。またスペースブラックは実際には黒ではなく、ダークグレーに近い」とも述べているのです。

 

14インチ/16インチMacBook Proはすでに予約を開始しており、早ければ来週にも出荷が開始されます。スペースブラックの指紋のつきやすさが気になる方は、Apple Storeなどの店頭で購入前に一度触ってみるのもよさそうです。

 

Source: MacRumors

iPhone 16に追加ボタン? アンテナも移動するかも

来年の投入が期待される「iPhone 16」に新たなボタンが搭載され、アンテナの位置が移動するとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

今年販売が開始された「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、音量ボタンの上に「アクションボタン」を搭載。さまざまな機能を割り当てることができます。また以前には、iPhone 16に静電容量式の「キャプチャーボタン」が搭載される可能性も報じられました。

 

WeiboのリークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16では追加ボタンが搭載されるかわりに、5Gのミリ波アンテナの位置が右側から左に移動するとのこと。また、iPhone 16のアクションボタンは静電容量式となり、本体と同じ高さに設置されるようです。

 

アクションボタンは標準モデルの「iPhone 15/15 Plus」には搭載されませんでしたが、新しいボタンはiPhone 16の全モデルに搭載されるとのこと。どのような使い方が可能になるのか、注目したいところです。

 

Source: Weibo via MacRumors

一部のiPhoneがWi-Fiに繋がりにくい/異常に遅いバグ、次期iOS 17.2で解決の見通し! アップルが回答

先月iOS 17が配信開始されてから、複数のiPhoneユーザーが「Wi-Fiが繋がりにくい」「頻繁に途切れる」「異常に遅い」との不満を漏らしていました。それから数週間が経ちましたが、アップルがiOS 17.2で修正することが明らかとなりました。

↑アップル、迅速に対応

 

この問題は、Wi-Fiを一度無効にしてから再び有効にすると解決することも多かったものの、効果は一時的に過ぎず、すぐに元に戻ってしまうとの声も上がっていました。

 

アップル情報サイトiClarifiedはこの問題につき、アップルにバグレポートを提出したとのこと。その後アップルはiOS 17.2ベータ版をリリースし、これで問題が解決するはずだと回答したそうです。

 

その回答によれば「皆様からのフィードバックの結果、最新のアップデートであるビルド21C5029gには、この問題を解決するソフトウェアの変更があります」とのこと。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」をタップして、最新のアップデートを確認するよう勧めています。

 

そしてiClarifiedのスタッフがベータ版を試したところ、Wi-Fiのパフォーマンスが改善されたことが確認されたそうです。もっとも、まだ十分な時間を使っていないためか、「全ての問題が完全に解決したかどうかはまだ不明です」と但し書きを付けています。

 

iOS 17.2の正式版は、2023年内にリリースされる見通しです。ウェブブラウザやメール、ゲームに至るまでWi-Fiは必要不可欠な要素でもあり、なるべく早い配信を期待したいところです。

 

Source:iClarified
via:9to5Mac

「iPhone 16 Pro」、望遠カメラの光学ズームが強化されて本体は薄く軽く? しかし価格は上がるかも

先月発売されたiPhone 15 Pro Maxは、iPhone初の光学5倍望遠カメラを搭載して話題を呼びました。2024年秋の「iPhone 16」シリーズでは、小さい方の「iPhone 16 Pro」も高倍率の望遠カメラを採用すると噂されています。

↑HOYA製ガラスモールドレンズを採用?

 

そんななか、iPhone 16 Proモデルではカメラレンズが大幅に刷新されるとの噂が伝えられています。

 

台湾メディアの経済日報によると、アップルは高度なガラスモールドレンズを採用する予定とのこと。それによりレンズの厚みが減り、iPhone本体も薄く軽くできるほか、光学ズームの倍率をさらに高めることができるそうです。

 

ただし新型ガラスは製造が難しくて生産量が限られているため、使われるのは望遠レンズのみ。それでもレンズの価格が10~20%上がるため、iPhone 16 Proの製造コストを押し上げるかもしれないとのことです。

 

またアップルもiPhone 16 Proのレンズ改良を非常に重視しており、世界有数のガラスモールドレンズ製造企業HOYAを訪問したとのこと。たしかにHOYAの公式サイトには「大量に高精度な面形状のガラスモールドレンズを生産しています」と書かれています。

 

今年7月、著名リーカーのDigital Chat Station氏はiPhone 16 Proモデルに新たな「ペリスコープ超望遠レンズ」が搭載されると主張していました。一般的に「超」望遠レンズとは焦点距離300mm以上のカメラに冠せられるもので、iPhone 15 Pro Maxに搭載された5倍テトラプリズムレンズの120mmを遥かに超えています。

 

iPhone 16世代では、小さなProモデルでも光学5倍ズームを実現しつつ、大きなPro Maxモデルではそれ以上のすごい倍率でズームできるようになるのかもしれません。

 

Source:経済日報
via:MacRumors

AppleイベントはiPhone 15 Pro Maxで撮影。その手法が公開

Apple(アップル)は先日開催したイベント「Scary Fast」をすべて「iPhone 15 Pro Max」で撮影したとして、その舞台裏を公開しています。

↑Appleより

 

「Behind the Scenes」として公開された動画では、複数のiPhone 15 Pro Maxや撮影アプリ「Blackmagic Camera」、タイムコードジェネレーター「Tentacle Sync」を活用して、イベントを撮影した様子が公開されています。さらに、撮影にはジンバルやドリー、クレーン、ドローンも活躍しました。

 

またプロの視点として、iPhone 15 Pro Maxの外部ストレージへの撮影機能や、「Apple Log」によるポストプロダクションでの広いダイナミックレンジも、高品質な撮影に役立ったことが語られています。

 

プロ仕様の照明や多数のスタッフで撮影する様子は、一般人には真似ができないのも事実。しかし、iPhoneで高品質な撮影がしたい方には、必見の動画といえるでしょう。

 

Source: Apple / YouTube via MacRumors

新型「M3」搭載24インチiMacの付属キーボードやマウス、USB-CではなくLightningのまま!

アップルが10月31日朝(日本時間)に開催したScary Fastイベントでは、新型チップ「M3」搭載の24インチiMacも発表されました。最近ではiPhone 15シリーズ全モデルやAirPods(第2世代)もLightning端子からUSB-Cに移行したこともあり、同様の変更がiMacにあると期待されていました。

Image:Apple

 

が、実際には新型iMacに同梱されるアクセサリーは、いまだにLightningコネクタを採用し続けていると明らかとなりました。

 

アップル公式オンラインストアにある24インチiMacの「同梱物」を見ると、Magic KeyboardもMagic Mouseも従来と同じLightning端子のままです。それは、USB-C – Lightningケーブルが付属していることでも裏付けられています。

 

また、公式ストアでMagic KeyboardやMagic Mouseを検索してみても、USB-C対応の新型はなく、以前のままのLightning端子タイプしか存在していません。

 

最近アップルは、ほぼ全ての製品をLightning端子からUSB-Cポートに切り替えています。iPhone 15やAirPods Pro(第2世代)のほか、最新世代のiPad、Apple TV、それに新しいApple PencilもUSB-C充電端子を採用しています。

 

なぜアップルがiMacのアクセサリーをUSB-Cに移行せず、Lightningポートに留めたかは不明です。とはいえ、新型M3チップによる性能の強化はめざましく、周辺機器の充電端子はどうであれ、素晴らしい活躍を期待できそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

iPhoneに「Google 検索」アプリが標準搭載? あったかもしれない計画とは

Google(グーグル)が「iPhone」に「Google 検索」アプリの標準搭載(プリインストール)を望んでいたことが、裁判の過程で判明しました。

↑Primakov / Shutterstock.comより

 

現在Googleは、検索エンジンに関して独占禁止法に違反しているとして、訴訟されています。同裁判に関連して、GoogleがApple(アップル)に検索エンジンの標準設定で年間180億~200億ドル(約2兆7000億円~3兆円)支払っている、との報告も登場しています。

 

さかのぼること2018年、GoogleでCEOを務めるSundar Pichai(サンダー・ピチャイ)氏がAppleのTim Cook(ティム・クック)CEOに、iPhoneにGoogle 検索をプリインストールして出荷するように要請したとのこと。しかし、Cook氏がこの提案を受け入れることはありませんでした。

 

Googleの狙いとしては、iPhoneにGoogle 検索がプリインストールされれば、Googleへのトラフィックが増え、その結果Appleへの支払いも増えると考えていたとのこと。そして、iOS用のGoogle 検索アプリの開発と、将来へわたる長期サポートを約束すると提案していたのです。

 

Apple製品ではGoogle 検索が標準設定されているものの、ユーザーは「Bing」「Ecosia」「Yahoo!」「DuckDuckGo」などに切り替えることも可能です。裁判の行方によっては、Google 検索が標準設定されるかわりに、ユーザーが検索エンジンを自分で設定することになるのかもしれません。

 

Source: The Verge

HomePodとiPad miniが合体? 新デバイスがtvOSでテスト中か

Apple(アップル)がスマートスピーカー「HomePod」と共同で動作する「iPad mini」のために「tvOS 17」でテストしていると、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑9to5Macより

 

AppleがHomePodを発展させた「スマートディスプレイ」を開発しているとの情報は複数筋から報じられており、Bloomberg(ブルームバーグ)は「HomePodとApple TVを合体させたデバイスを開発している」と報じていました。またアナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、「7インチディスプレイを搭載した大型のHomePodが開発中」と報告しています。

 

Appleが先日リリースした「tvOS 17.2」のベータ版から見つかった、今回の情報。それによれば、同OSは「Apple TV」やHomePodだけでなく、「iPad mini 6」のサポートが含まれていたというのです。さらに、開発者向けアプリ「Xcode 15」に付属する「tvOS 17 SDK」も、iPad mini 6をサポートしていました。

 

先日には、本体上部に液晶ディスプレイを搭載したHomePodのプロトタイプが流出しました。AppleがHomePodの新たな進化の形を模索していることは、間違いなさそうです。

 

Source: 9to5Mac

さらば13インチMacBook Pro…Touch Bar搭載Macが消える

Apple(アップル)が「新型14インチ/16インチMacBook Pro」を発表した影で、「13インチMacBook Pro」の販売が終了しています。

↑Appleより

 

現行モデルの13インチMacBook Proは、「M2」チップを搭載。また、キーボード上部にタッチ式ディスプレイ「Touch Bar」を搭載しているのも特徴です。

 

Appleは新型14インチ/16インチMacBook Proに新型プロセッサ「M3/M3 Pro/M3 Max」を搭載。一方でM3を搭載した13インチMacBook Proは発表されず、また公式ホームページから13インチMacBook Proが削除されました。これは、Touch Barを搭載したMacBookの販売が終了したことも意味します。

 

小さなボディに新型プロセッサを真っ先に搭載することで、一定の需要があった13インチMacBook Pro。在庫がなくなるまではAppleの整備済製品ストアや販売店での購入が可能ですので、ほしい方はお早めにどうぞ。

 

Source: Apple via MacRumors

アップル、「M3」チップ搭載24インチiMacを発表。前モデルの最大2倍高速に!

↑Image:アップル

 

アップルは31日朝、新型チップ「M3」を搭載した24インチiMacを発表しました。これまでのM1チップ搭載モデルよりも、最大2倍高速だと謳われています。

 

内蔵するRetinaディスプレイの解像度は4.5Kとなっているほか、ワイヤレス接続も高速化。家族からスモールビジネス、クリエイター志望者や学生、ゲーマーまで、すべての人にこれまで以上に優れた性能と機能を約束しています。

 

搭載チップのM3は8コアのCPU、最大10コアのGPU、最大24GBのユニファイドメモリを搭載。日々の仕事から高解像度の写真編集、複数の4Kビデオストリームの編集まで、あらゆる作業をスピーディかつパワフルにこなすといいます。

 

また、M3はグラフィック性能が飛躍的に進化しており、ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディングやレイトレーシングにも対応。より正確な照明、陰影、反射により、リアルなゲーム体験や3次元のデザインと制作を高速化するとのこと。また16コアのNeural Engineにより、機械学習やビデオ編集にも大きな力を発揮する見通しです。

 

前M1搭載24インチiMacと比べて、これまでの3倍となる最大12ストリームの4Kビデオの編集と再生が可能。またFinal Cut ProとAdobe Premiere ProやAdobe Photoshopなどのプロのクリエイター向けアプリの処理が最大2倍高速となりました。

 

またワイヤレス面ではWi-Fi 6Eに対応し、ダウンロード速度が前世代よりも最大2倍高速化。さらにBluetooth 5.3を備えており、最新のBluetooth機器も接続できます。ほかカメラやマイク、6基のスピーカーは前モデルと変わりありません。

 

本体色はグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、そしてシルバーの7色。本体の厚みはわずか11.5mmで、スペースに限りある場所でも置きやすくなっています。

 

新型24インチiMacは、すでにアップル公式オンラインストアで予約注文でき、11月7日発売。価格は19万9800円(税込)から。

 

Source:Apple

M3搭載の新型MacBook Pro発表! スペースブラックがめちゃかっこいい

↑アップルより

 

アップルは新型の14インチ「MacBook Pro」および16インチMacBook Proを発表しました。

↑アップルより

 

今回登場したMacBook Proの最大の特徴は、新型プロセッサー「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を搭載したことです。これにより、CPUやGPUのパフォーマンスが大幅に向上。GPUはハードウェアレイトレーシングに対応し、リッチなゲーム体験が可能になりました。さらに、最大8TBのストレージや128GBのメモリーが選択可能で、バッテリー駆動時間も最大22時間が確保されています。なお、M3搭載モデルは14インチMacBook Proにのみ用意され、M3 ProおよびM3 Max搭載モデルは14インチ/16インチから選べます。

 

ディスプレイには、美しいLiquid Retina XDRを搭載。4台の外部ディスプレイを接続することも可能です。本体には6基スピーカーや、指紋認証が可能なMagic Keyboard、Thunderbolt 4ポート、MagSafe 3充電コネクターを搭載しています。

 

そして、M3 Pro/M3 Maxを搭載した14インチ/16インチMacBook Proでは、新色「スペースブラック」が選択可能。従来の「スペースグレイ」よりも、ずっとダークなブラックカラーが採用されています。

 

14インチMacBook Proは24万8800円(税込)から、16インチMacBook Proは39万8800円(税込)からで、本日より注文が可能。M3/M3 Pro搭載モデルは来週から、M3 Max搭載モデルは11月後半から出荷が開始されます。M3チップへの刷新も魅力的ですが、新型MacBook Proで最も目を引くのは新色のスペースブラックの投入となるのかもしれません。

 

Source: Apple

来年から次期AirPodsやMax、Proが続々登場するかも

「次期AirPods」と「次期AirPods Max」が2024年に、そして「次期AirPods Pro」が2025年に投入されるとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑WML Image / Shutterstock.comより

 

Gurman記者によれば、第4世代となる次期AirPodsは異なる価格帯の2モデルが投入されるとのこと。2モデルともAirPodsとAirPods Proをあわせたような外観となり、イヤホン下部の「ステム」が短いデザインとなります。また上位モデルでは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。フィット感が改善され、「探す」機能用のスピーカーとUSB-Cポートが追加されます。

 

次期AirPods Maxも、LightningポートのかわりにUSB-Cポートを搭載。新色も投入されます。そして次期AirPods Proは新しいデザインと新型チップを搭載し、聴覚を利用した健康機能が採用されるとのこと。これにより、補聴器のかわりとして利用できるようになります。

 

Gurman記者は、次期AirPodsは来年後半に、そして次期AirPods Maxは来年末に投入されると伝えています。機能やデザインのアップデートも楽しみですが、外部端子のUSB-C化による取り回しの良さにも期待したいところです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

12インチMacBookが復活? 廉価な13インチモデルもあるかも…

Apple(アップル)が12インチと13インチの廉価な「MacBook」の販売を計画しているとの情報が、韓国語サイトのNaverに投稿されています。

↑Africa Studio / Shutterstock.comより

 

Appleが廉価なMacBookを開発しているという情報はたびたび登場しており、台湾紙のDigiTimesは来年後半の製品投入を報じています。一方で著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、廉価なMacBookには「金属筐体だが異なる素材」が採用され、「Chromebook」への対抗モデルとして投入されると伝えているのです。

 

Naverの投稿によれば、Appleは12インチモデルのMacBookと、教育市場向けの13インチモデルのMacBookを開発しているとのこと。同社はまだ廉価なMacBookの大量生産を始めていないものの、iPadとMacBookの販売台数が急減していることから、市場投入の可能性が高まっているというのです。

 

ここ数年は廉価なChromebookを採用する教育機関が増えており、一方で同市場でのiPadの売り上げは減少しています。また、高性能なChromebookは700ドル(約10万円)で販売されていることから、廉価なMacBookも同程度の価格になるとの噂も伝えられています。

 

廉価なMacBookが登場するとすれば、Apple製品のユーザーからすれば嬉しい限り。製品投入の実現を期待したいものです。

 

Source: yeux1122 / Naver via MacRumors

Apple Watch Ultra 3、来年は発売しないかも?

「次期Apple Watch Ultra(Apple Watch Ultra 3)」が2024年に発売されない可能性を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Ultraは大画面とタフネスデザインを採用したスマートウォッチで、2022年に初代モデルが、そして2023年には第2世代モデルとなる「Apple Watch Ultra 2」が発売されました。

 

Kuo氏によれば、Apple(アップル)のサプライチェーンでは今のところ、次期Apple Watch Ultraを開発している兆候がないとのこと。これにより、次期Apple Watch Ultraが2024年に発売される可能性は減少しているというのです。同氏によれば、もしAppleが12月までにプロジェクトを開始しない場合、2024年に次期Apple Watch Ultraが登場する可能性はほぼないとしています。

 

Kuo氏はApple Watch Ultraの開発が遅れている理由について、「革新的な健康管理機能を開発するためにより多くの時間が必要」だと分析しています。また、「microLEDディスプレイの問題に対処」するために、発売が延期される可能性もあるそうです。

 

現時点の噂では、より大きな2.1インチのmicroLEDディスプレイを搭載すると伝えられている、次期Apple Watch Ultra。その開発は、なかなか難しいものがあるのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

次期iOS 17.2、iPhone 15 Proのアクションボタンがさらに便利に! 「未開封iPhoneをアプデ」もやって来そう

アップルはiPhone 15 Proを発表した際に、新たなアクションボタンに10種類の機能が割り当てられると述べていました。が、その1つは後ほど登場とされ、これまで9種類しか使うことができませんでした。

↑アクションボタンの機能が新たに追加

 

現在ベータ版がテスト中のiOS 17.2では、ようやく最後の1つが実現することが明らかとなりました。

 

iOS 17.2からは、iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxでは、アクションボタンに「翻訳」を割り当てられるとのこと。この新たなオプションは、設定アプリのアクションボタン項目内で、「ボイスメモ」と「拡大鏡」の間に位置しています。

 

ここで「翻訳」を割り当てると、アクションボタンを押すことでダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)で翻訳セッションが起動。わざわざ翻訳アプリを起動する必要はありません。

 

この「翻訳」アプリは2020年、iOS 14にて導入されたものです。すべてiPhone内で処理され、結果も端末内に保存されるため、オフラインでも使うことができます。

 

次期アップデートでは、アクションボタンに次の10個の機能が割り当てられることになります。

 

  • サイレントモード: 従来のサイレントスイッチと同じ
  • フォーカス: 集中モードをオンまたはオフにする
  • カメラ: アクションボタンを1回押すだけでカメラアプリを起動、写真やビデオ撮影もできる
  • フラッシュライト: iPhone背面のフラッシュライをオンオ
  • ボイスメモ: ボイスメモの録音を開始または停止する
  • 翻訳:翻訳アプリを起動し、会話やテキストを翻訳できる
  • 拡大鏡:iPhoneのカメラを、小さな文字やモノを見る拡大鏡にできる
  • ショートカット: アプリを開いたり、お気に入りのショートカットを実行する
  • アクセシビリティ: お気に入りのアクセシビリティ機能に素早くアクセスする
  • ノーアクション: 何もしない

 

また米9to5MacがiOS 17.2ベータSDK(ソフトウェア開発キット)を調べたところ、噂の「未開封のiPhoneをワイヤレスでアップデートできる」機能を確認したとのことです。

 

iOS 17.2が正式リリースされれば、iPhone 15 Proのアクションボタンがさらに多機能となり、また最新のセキュリティアップデートをした状態でのiPhoneを購入できることになりそうです。

 

Source:9to5Mac(1),(2) 

大切な家族だから……iOS 17の「写真」新機能「ピープルとペット」は、ペットの名前も登録できます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ピープルとペット&強化された「画像を調べる」の使い方」です。

 

 

iOS 17では、「写真」アプリの機能がパワーアップしました。今回の動画では、「ピープルとペット」と「画像を調べる」の使い方を解説します。

 

まずは「ピープルとペット」です。従来は人物のみが対象の「ピープル」という機能でしたが、iOS 17からは写真に写っている人、犬、猫、うさぎなどが認識される「ピープルとペット」にリニューアルされました。早速使い方を見ていきましょう。

 

手順は簡単です。ペットが写っている写真を開き、写真下にある肉球のようなマークをタップ。すると、写真の下にペットの顔写真とはてなマークが表示されるので、それをタップし「このペットの名前を指定」から名前を入力します。続いて、「次へ」、「完了」と進めばOKです。こうしておくことで、登録したペットの写真が「ピープルとペット」アルバムに自動で収集されるようになります。

 

続いて「画像を調べる」です。この機能は、写真アプリに写っているものを認識し、SiriやWeb検索の結果から対象物の情報を得られる機能。

 

iOS 16までは、写真下のiマークをタップし、ペットの上に表示される肉球マークを押すことで対象物を検索していましたが、iOS 17からは、対象物をロングタップし、表示されるメニューにある[調べる]をタップするだけで、詳しい情報を検索できるようになりました。しかも、動画でも使うことが可能です。

 

さらに、食べ物の場合は料理の写真を認識して似たレシピを探したり、お店が特定できる場合は経路を地図で表示したりしてくれるほか、洗濯物のタグを調べると記号やマークの意味を調べることも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

2023年9月に発売された「iPhone 15」シリーズ。ラインナップはiPhone 15/iPhone 15 Plus/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Maxの4種類で、今回もさまざまな機能が進化しています。注目のカメラ機能も高性能になり、よりクオリティの高い写真が撮れるようになりました。

 

毎年、進化するカメラ機能を使いこなし撮影する方法を解説してきた@Living。今回も、iPhone 15シリーズのカメラの進化したポイントや上手に写真を撮るための方法を、作例を交えながら紹介していきます。解説と作例の制作は、写真家のこばやしかをるさんにお願いしました。

写真のプロに聞いた、iPhoneカメラの魅力

新しいiPhoneが発売されるたびに話題になるカメラ機能の進化。写真のプロであるこばやしさんに、iPhoneカメラのすごさをあらためて教えていただきました。また、実際に15Proで撮影してみて感じたことについても伺いました。

 

「iPhoneカメラのすごさは、撮った絵がすでに完成されているところです。画質の良さはもちろんなのですが、画像処理の能力が高いので、後からソフトで色味などを調整しなくても、満足度の高い写真を撮ることができます。iPhone 15 Proで撮影してみて、よりいっそう、そのすごさを実感しました。iPhoneカメラの登場によって、一眼レフを持っていなくても、日常の中で気軽にクオリティの高い写真が撮れるようになったことは、本当に革新的なことだとあらためて感じました」(写真家・こばやしかをるさん、以下同)

 

万人が好むような絵を描き出してくれるところもiPhoneカメラの良さです。また、iPhone 14シリーズではProシリーズのみだった4800万画素での撮影も、15シリーズからはすべての機種で対応できるようになりました。

 

こちらはナイトモードで撮影した写真。暗い場所でも自動で明るさを調整し、目で見る以上にきれいな絵を描き出してくれます。

 

iPhoneでもっときれいに撮影するには? 写真のプロが解説するiPhone 14シリーズの撮影術とマクロや望遠、Apple Pro RAWの使い方

 

押さえておきたい、
iPhoneカメラで撮影するときのポイント

高性能のiPhoneカメラですが、使いこなすために知っておきたいiPhoneならではの特徴もあります。撮影する前に押さえておきたいポイントや活用すると便利な機能について教えていただきました。

 

1.レンズの特性を知っておく

「iPhoneのカメラは、1倍で撮影してもかなり画角が広くなるのが特徴の一つです。例えば15 Proでは、1倍のレンズが24ミリなのですが、これは一眼レフでいうとかなり広角のレンズ。そのため、1倍で撮影したときに歪んで見えたり、画角が広すぎると感じたりしたときは、2倍で撮影するのがおすすめです。
iPhone 15シリーズからは、Proシリーズ以外でも『2倍』のズームオプションが追加されたので、タップするだけで簡単に切り替えることができます。ちなみに、15 Proは2倍と3倍のズームオプション、Pro Maxには2倍と5倍のズームオプションが搭載されています」

 

15 Pro のカメラ画面。タップするだけで倍率を簡単に切り替えることができます。

 

それぞれの数字を長押しすると、何ミリのレンズで撮影しているのかを確かめることができます。

 

「また15Proシリーズでは、メインカメラのレンズを24ミリ、28ミリ、35ミリから選ぶことも可能です。一眼レフでレンズを付け替えるような感覚を、iPhoneカメラではタップするだけで行うことができます」

 

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「メインカメラ」から、レンズを追加したりデフォルトのレンズを選択したりできます。

 

2.とにかく水平・垂直を意識!

「これはiPhoneカメラでの撮影に限りませんが、写真はとにかく水平・垂直を意識することが大切。特に画面の中心にある被写体や、地面や水平線が斜めになっていると、とても違和感のある写真になってしまうので注意しましょう。iPhone15シリーズのカメラには、水平・垂直での撮影がしやすくなるための2つのガイド機能があるのでぜひ活用してみてください」

 

 

「一つ目の機能が、格子状のガイド線を表示させる『グリッド』。常に表示させておくことで、水平・垂直が取りやすくなり、構図も決めやすくなります。そして二つ目がiOS17から追加された『水平』を表示する機能です。画面の真ん中に表示される線が一直線になるよう調整し、カメラが水平の状態で撮影するようにしましょう」

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「グリッド」と「水平」をON

 

進化した「ポートレート」機能を使いこなす!

iPhone15シリーズのカメラの中で、これまでと比べて特に進化しているのがなんといってもポートレート機能です。撮影後もさまざまな編集ができるなど、とても万能に使えるため、こばやしさんも「最初からすべてポートレートで撮影しておいても良いのでは?」とおっしゃるほど! ポートレート機能で進化したポイントや使いこなすための方法を教えていただきました。

 

1.通常のカメラでもポートレート撮影が可能に

「iPhone15シリーズの通常のカメラでは、被写体を認識すると自動でポートレートモードに切り替えることができます。これにより、わざわざ『ポートレートモード』に切り替えなくても、より気軽で簡単にポートレート写真を撮ることが可能になりました」

 

通常の「写真」モードで人物などの被写体を認識すると、画面の左下に「f」マークが出てくるように。タップすると背景が自然にぼかされ、簡単にポートレート写真を撮影することができます。

 

「ポートレートで撮影後は、『編集』からF値の調整が可能です。一眼レフカメラなどのレンズの絞り値と同様で、数値が小さいほど背景がぼけやすくなります」

 

2.ポートレートモードのオン・オフを後から切り替えできる

「iPhone15シリーズでは、ポートレートモードで撮影した後にポートレートのオン・オフも選べるようになりました。とりあえずポートレートモードで撮影しておけば、『やっぱり普通の写真にしたい』と思ったときでも、オフにするだけで切り替えられるのでとても便利です」

 

左がポートレートモードで撮影した写真で、右がオフにした写真。ポートレートモードで撮影した写真はカメラロールの左上にポートレートのオン・オフを切り替えるタブが表示されます。

 

3.ピントを合わせたい被写体を自由に変更できる!

「ポートレート機能の進化の中でも、特に驚いたのが、ピントを合わせる被写体を後から変えられる機能。『こんなことができて良いのか!』と、すごすぎて恐ろしくなりました(笑)」

 

「例えば左は、手前のケーキにピントを合わせてポートレートモードで撮影した写真。右も同じ写真ですが、後から編集して、後ろにぼやけて映っていたサンドイッチにピントを合わせました。手前のケーキは自然にぼかされています」

 

 

「ピントの切り替えはとても簡単。『編集』から左上の『f』マークを選び、ピントを合わせたい被写体をタップするだけでOKです。さらにF値を調整して、ぼかし具合を変えることもできます」

 

ただし、これは確かにすごい機能ですが、だからといって“なんでもぼかせば良い”というわけでもない、とこばやしさん。

 

「今回の写真の場合なら、サンドイッチとケーキのうち、主役として見せたいものにピントを合わせるのが良いと思います。あるいはどちらも見せたい場合は、ポートレートをオフにするのもアリです。『何をどのくらい見せたいか』を考えながら、上手に活用しましょう」

 

こちらがポートレートをオフにした写真。「サンドイッチもケーキもかわいらしくて写真映えするので、ぼかさずにどちらも見せるのも良いと思います」とこばやしさん。

 

4.撮影できる被写体の幅が広がる、望遠のポートレート

「ポートレートの望遠機能も、さまざまな場面で活用できて便利です。中でも私が使いやすいと感じたのが、15Proに搭載されている3倍のズームオプション。近づくことが難しい被写体も上手に撮れますし、背景にきれいな玉ボケをつくることができます」

 

「こちらは3倍のポートレートモードで撮影した散歩中の犬の写真。近づいて撮ったかと思うほど鮮明に撮影することができました。ポートレートモードはこのように、ペットの写真や柵などの中にいて近づけない動物などを撮るときにも重宝します」

 

「こちらも同じく、3倍のポートレートモードで撮影した花の写真です。望遠のポートレートで撮るときは、背景に奥行きのある場所で撮るのがおすすめ。後ろにきれいな玉ボケができるので、雰囲気のある写真を撮影することができます」

 

いつもの写真をワンランクアップさせるための撮影術

ここからは、iPhoneで撮る写真をワンランクアップさせるためのコツをご紹介。ちょっとしたコツで、いつもの写真もより素敵に仕上がります。

 

・「光」を上手に活用する

写真を撮る上でとても重要なのが「光」。同じ構図でも、光の入り方などによって写真の印象は大きく異なります。正解があるわけではなく、光を上手に操れるようになることが大切です。

「左側は光が差し込まない場所で撮影し、右側は被写体の斜めから光が入る場所で撮影しました。同じ構図でも雰囲気の異なる写真になることがわかりますが、どちらの写真が良いというわけではありません。光の角度や向きによって写真の雰囲気が異なるとを知っておくことで、写真が撮りやすくなったり、自分のイメージに近い写真を撮ることができるはずです。

 

また食べ物の写真を撮るときには、食べ物の『顔』を意識することもポイント。この写真では、ケーキの上の部分やサンドイッチの中身がうまく見える角度から撮ると良いと思います。そのほか、平らなものは俯瞰で撮影するなど、その食べ物がおいしそうに見える角度を探してみてください」

 

もう一つのポイントとして、「明るさ(露出)」の調整についても教えていただきました。

 

「被写体をタップすると太陽マークが表示され、それを上下に動かすと明るさを調整できます。また、画面上部の下矢印をタップして、プラスマイナスのマークを選ぶと、数値で調整することも可能です。後者のやり方で設定した数値は、次にカメラを開くまでロックされます(iPhone11以降対応)」

 

「明るさは、肉眼で見えるのと同じくらいになるよう調整するのが基本です。左の写真のように明るくし過ぎると、白くなりすぎたり見せなくても良い部分まで見えたりするので注意。逆に露出を下げ過ぎると暗くなってしまいますが、右の写真くらいの暗さなら水面の影が濃く見えて素敵だと思います。明るいところと暗いところの差などもチェックしながら、好みで調整してみてください」

 

・トリミングでバランスを整える

不要なものが映ってしまったときはもちろん、写真全体のバランスを整えたいときにも便利なのがトリミング機能です。

「トリミングをするときは、まず画角を決めるのがおすすめ。例えば、インスタグラムに投稿したいときは、スクエアや縦向きの4:5で行うのが良いと思います。上の写真では、右端に映ってしまったオレンジのネット部分をカットし、噴水が真ん中にくるよう位置を調整しました。さらに、上下の葉っぱと水面のバランスを見ながら整えれば、よりクオリティの高い写真に仕上がります」

 

・「主役」を決めてから撮る

きれいな風景を撮ってもなんだかぼんやりした写真になってしまう……。そんなときには見せたいもの=「主役」をはっきり決めてから撮影してみましょう。

こちらはNG。

 

“主役”が明確なOKカット。

 

「例えば、花の写真を撮るときにやってしまいがちなのが、上の作例のように全体を撮ってしまうこと。どこを見せたいのかが分からず、写真の中にスカスカな部分もあって、ぼんやりした印象になってしまいます。

 

一方で下の写真のように、主役の花を決めて撮ると花の美しさがより伝わります。また、主役の選び方も大切。花の場合は、花びらがしっかりと上を向いているものや、色が鮮やかなもの、傷んでいないものを選ぶようにすると、映える写真が撮れると思います。常に『何を見せたいか』を意識しながら撮影してみてください」

 

iPhone 14の夜景撮影術…AE/AFロックやポートレートモードの使いこなし方

 

日常で「素敵な写真」を撮るには?

最後にこばやしさんから、iPhoneカメラを使って、日常の中で素敵な写真を残すためのアドバイスをいただきました。

 

「私が素敵だなと思うのは、温度、空気、音などを感じられる写真です。それは例えば、友達といるときや、ご飯を食べるときなど、その場を『楽しい』と感じながら撮った写真によく表れます。

 

また、良い写真を撮るためには素直さも大切です。技巧にこだわりすぎるよりも、丁寧に撮ることを意識したり、被写体に対して『好き』というまっすぐな気持ちをもったりすると、自然と写真も良いものになると思います。iPhoneのカメラは、気軽にいつでも撮影ができて、日常の写真を残しやすいところが大きな魅力です。季節の移り変わりや美しい光など、日常の小さなところに目を向けながら、自分が『いいな』と素直に思える瞬間をぜひたくさん撮ってみてください」

 

Profile

写真家・クリエイター / こばやしかをる

写真塾やワークショップを通して、写真は楽しい! をカタチにする写真企画のブランド「Photo Plus+」主宰。スマホカメラから一眼レフまで幅広く指導している。クリエイターとして、デザイン制作・企画、プロデュース、ディレクションを行いながら、写真・カメラ雑誌、WEB等にも執筆・寄稿するなど、ライターとしても活動中。
HP

「MacBook廉価版計画」のうわさが再浮上! 裏にはどんな真相が?

アップルが廉価なMacBookを2024年に発売することを計画していると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑Chromebookを追いかける立場のMacBook

 

MacBookの廉価版計画については、9月に台湾紙のDigiTimesが報じていました。報道によれば、廉価なMacBookはグーグルの「Chromebook」への対抗として、新しいブランドで来年後半に投入されるとのこと。また、本体には「金属筐体だが異なる素材」が採用されるようです。

 

クオ氏によれば、アップルは低迷するMacBookの出荷台数を押し上げるため、廉価なMacBookを投入するそう。出荷台数の低迷の原因としては、「M2」チップの性能があまり向上しなかったことが挙げられています。次期チップの「M3」でも出荷台数の押し上げに失敗した場合、廉価なMacBookを投入する可能性があるとのこと。

 

アップルは以前、12インチサイズの「MacBook」を販売していました。薄型かつ軽量で一定の人気はあったのですが、チップのパワー不足や高い価格もあり、2019年に製造が中止されました。現時点では廉価なMacBookがどのような姿になるのかはまだ分かりませんが、気軽に購入できるMacBookの登場に期待したいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors

「次期iMacにはM3チップが搭載される」ガーマン記者が明言

次期iMacのチップやスタンドについて、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者が新たな情報を報じています。

↑M3の搭載はほぼ確実

 

次期iMacの登場が近づいていることは、同記者が以前にも報告していました。これは、既存モデルの出荷時期の遅れをもとにした予測です。さらに、米国時間10月30日に開催されるApple(アップル)のイベント「Scary Fast」でも、「M3」チップを搭載したMacの発表が予想されています。

 

ガーマン氏によれば、次期iMacには新型チップが搭載されるとのこと。これは、先述の次期プロセッサのM3を意味しているものと思われます。さらに「内部のパーツの一部が再設計され、スタンドを取り付けるための製造方法が異なる」とのこと。

 

次期iMacの色について、ガーマン氏は3月に「オレンジ、ピンク、ブルー、シルバー」の4色がテストされていると述べており、現時点でもその計画は大きく変わっていないようです。

 

同氏によれば、次期iMacは6月〜8月に量産が開始されているそう。10月30日のイベントへの期待がさらに高まります。

 

Source: Mark Gurnam / X via MacRumors

本物? フェイク? 次期「MacBook Pro」のパッケージが流出

次期「MacBook Pro」の物とされる外箱の画像をリークアカウントのShrimpAppleProが公開しました。

↑これが新たなパッケージ?(画像提供/ShrimpApplePro/X)

 

Appleは10月30日に、Mac関連のイベント「Scary Fastを開催します。イベントの詳細は明かされていませんが、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は「M3チップを搭載した次期MacBook Proが発表される」と予想しています。

 

ShrimpAppleProが公開した画像では、MacBook Proに未発表の壁紙が表示されていることが分かります。「iPhone 15 Pro」の壁紙にも似たこの壁紙ですが、現時点ではこれが実際のものなのか、あるいはフェイクなのかは不明。

 

なお、Appleが2021年10月に「M1 Pro/Pro Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Proを発表した際には、マーケティングに「Scary Fast/Faster(恐ろしく速い)」というワードが用いられました。今回のイベントでも、MacBook Proの刷新が予定されている可能性は高そうです。

 

Source: ShrimpApplePro / X via MacRumorsより

iPhone 15の部品修理が今週にも始まるみたい

「iPhone 15」の部品修理が今週にも開始されると、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑Appleより

 

これまでiPhone 15が故障した場合には、修理ができずに製品を交換する必要がありました。これはApple直営店や正規サービスプロバイダに修理部品がなかったためで、新型iPhoneの発売直後にたびたび発生する現象です。

 

MacRumorsが入手した内部メモによれば、今週からiPhone 15の4モデル全てで部品が入手できるようになり、Apple直営店や正規サービスプロバイダでの修理が可能になるとのこと。これには、背面ガラスやバッテリー、スピーカー、ディスプレイ、背面カメラ、ミッドフレームが含まれます。一方でiPhone 15 Pro/Pro MaxのTaptic Engineやメインマイクを含む修理には、デバイス全体の交換が必要です。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体構造の変更により背面ガラスの修理代金が大幅に値下げされています。今後は、iPhone 15シリーズの修理がさらに簡単になりそうです。

 

Source: MacRumors

月末Appleイベント、意外な新型Macが登場する?

Apple(アップル)が10月30日に開催するイベントでは「M3 MacBook Pro」シリーズが発表されるとの予測を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑WeDesing / Shutterstock.comより

 

Appleが開催するイベント「Scary Fast」では、新型Macの発表が期待されています。現行モデルのMacは「M2」シリーズのチップを搭載していますが(iMacはM1チップ)、次期Macでは「M3」チップへと刷新される可能性があります。

 

Kuo氏によれば、イベントでは「M3」シリーズを搭載した次期MacBook Proが発表されるとのこと。M3シリーズとは、「M3」「M3 Pro」「M3 Max」を含んでいるようです。このことから、M3を搭載した13インチMacBook Pro、M3 Pro/Maxを搭載した14/16インチMacBook Proが発表されることになりそうです。

 

次期Macに関してはBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者も、AppleがM3 Pro/Maxを搭載した次期MacBook Proをテストしていると報告しています。これまで14/16インチMacBook Proは「MacBook Air」や「Mac mini」、「13インチMacBook Pro」の後にアップデートされてきましたが、今年はどうも様子が異なるようです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors

Appleが10月30日にイベント開催! M3 Mac発表か?

Apple(アップル)は米国時間10月30日にイベント「Scary Fast(恐ろしく速い)」を開催すると発表しました!

↑Appleより

 

イベントの発表内容は明かされていないものの、イベントのウェブサイトにはMacのファイラー「Finder」のロゴが掲載されています。このことから、イベントでは新型Macの発表が予測されています。

 

現在新製品の登場が期待されている新型Macには、まず「iMac」があります。現行モデルは「M1」プロセッサを搭載しているので、これが「M3」にまで一気にアップグレードされるのかもしれません。また、M3を搭載した「新型MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」が登場する可能性もあります。

 

Appleのイベントは公式ウェブサイトやYouTube、Apple TVアプリで視聴可能。Scary Fast(恐ろしく速い)というイベントにふさわしい、Macの大幅なスペックアップに期待したいものです。

 

Source: MacRumors

Apple Watch Ultra最強か! 湖に数か月沈んでも復活する

Apple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch Ultra」が数か月間湖に沈んだ後でも動作したことが、米国のユーザーから報告されています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

Apple Watchは「Series 2」以降、水深50mの防水性能を実現。さらにタフネスモデルのApple Watch Ultra/Ultra 2は水深100mの防水性能となっています。以前には、海に落としたApple Watchが「探す」アプリのおかげで数日後に持ち主のもとに返ったなどのエピソードも存在します。

 

今回、ロサンゼルスに住むAmir Noorani氏がトラヴィス湖にて水遊びをしていたところ、水深30フィート(約9.1m)の場所でバンドが外れ、Apple Watch Ultraを紛失。スキューバダイバーを雇ったものの、Apple Watchを回収することはできませんでした。

 

そして3か月後、なんと汚れきったApple Watch Ultraを見つけたと、別のダイバーから連絡がありました。Noorani氏はApple Watch Ultraを「紛失モード」にしていたため、ダイバーが数日間充電した後に電源が入り、連絡先を表示することができたのです。同氏によれば、Apple Watch Ultraは完璧に動作しているそうです。

 

このようにApple Watchを長期間水中や海中に浸す使い方は推奨されたものではありませんが、Apple Watchの防水性能はかなり高いようです。

 

Source: 9to5Mac

次期HomePodにディスプレイ? プロトタイプ画像が流出か

Apple(アップル)が上部に液晶ディスプレイを搭載した「次期HomePod」を開発しているとの情報を、リークアカウントのKosutamiや海外メディアの9to5Macが報じています。

↑Kosutami / Xより

 

まず上の画像は、Kosutamiが公開した次期HomePodのプロトタイプとされる画像です。本体上部には現行モデルのHomePodよりもずっと大きなタッチスクリーンセンサーがあり、ここが液晶ディスプレイとして動作するようです。

 

そして9to5Macも、今回の画像が「次期HomePodのプロトタイプのひとつ」だと確認しています。液晶ディスプレイを搭載した次期HomePodのプロトタイプは「B720」と呼ばれており、近い将来にリリースされる可能性があるようです。

 

9to5Macは液晶ディスプレイを搭載した次期HomePodのリリースに向け、Appleが「tvOS」のアプリの一部を書き換え、異なるディスプレイ形状でも実行できるようにしてるしてると伝えています。これには、「Apple Music」や「Apple Podcast」が含まれるようです。

 

このようなプロトタイプは実際に開発されていたとしても、製品としてはリリースされないこともよくあります。液晶ディスプレイを搭載した次期HomePod、はたして実現するのでしょうか?

 

Source: Kosutami / X, 9to5Mac

新型Macが月末にも発表? M3 iMacか、それとも…

新型Macが10月30日か31日に発表される可能性を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Jack Skeens / Shutterstock.comより

 

今回の報道は、Apple(アップル)の計画に詳しい人物から得たとする情報と、既存のMacの一部モデルが品薄になっていることにもとづいています。Gurman記者によれば、「24インチiMac」「13インチMacBook Pro」「14インチ/16インチMacBook Pro」のいくつかの構成の出荷時期が、現在遅れているそうです。

 

さらに、Appleは11月2日に四半期決算を発表します。2018年には11月の四半期決算の直前に新型iPadやMacが発表されたので、今回も10月末に新型Macが発表される可能性があります。

 

Gurman記者によれば、10月末に発表される可能性が高いのは、次期24インチiMacとのこと。また今年1月にアップデートされたばかりですが、次期14インチ/16インチMacBook Proが発表される可能性も例外的にあるそうです。これらのMacでは、次期プロセッサ「M3」の搭載が予測されています。また次期MacBook Proでは、小さなディスプレイの改良もありえるとしています。

 

通例だと、新型プロセッサを搭載したMacは「13インチMacBook Pro」「MacBook Air」「Mac mini」がまず市場に投入されてきました。M3チップを搭載したこれらのMacの登場にも、期待したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

iPhone 15シリーズの製造コストは過去最高?「iPhone 16」シリーズは米国でも値上げの可能性

今年のiPhone 15シリーズは、米国での価格は昨年のiPhone 14シリーズから据え置きとなりました。が、製造コストが14を大幅に上回ったため、来年の「iPhone 16」シリーズは値上げになる可能性があるとアナリストが推測しています。

↑iPhone 16シリーズは米国でも値上げかも

 

日経の英字新聞Nikkei Asiaは、分解調査会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズの協力のもと、iPhone 15シリーズを分解して部品のコストを確認。その結果、iPhone 15 Pro Maxの部品コストは558ドルと計算され、iPhone 14 Pro Maxから12%も上昇。これはiPhone部品の総コストとしては過去最高となります。

 

たとえば2018年から2021年まで、アップルのiPhone Pro Maxモデルの部品コストの合計は400ドル~450ドルだったとのこと。それが2022年と2023年では2年連続で上昇しており、過去最高額を更新したそうです。

 

これらコスト増をアップル側が吸収した格好ですが、Nikkei Asiaは2024年モデル(iPhone 16)では部品価格がアップした分を顧客に転嫁するだろうと推測しています。つまり、いよいよ米国での価格も値上げになるというわけです。

 

それぞれの部品については、iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラは30ドルになり、前モデルから380%もアップ。またチタンフレームは50ドルで、前モデルのステンレススチール製よりも43%アップしています。A17 Proチップも130ドルで、A16 Bionicチップより27%高くなっているとのこと。

 

またiPhone 15標準モデルもコスト増を免れず、部品の総計は423ドルで、iPhone 14よりも16%増。かたやiPhone 15 Plusは442ドルで、前モデルから10%増。小さい方のiPhone 15 Proは523ドルで、8%増に収まっています。

 

iPhone 15シリーズの価格は、日本ではわずかにiPhone 14シリーズよりも上がっていましたが、円安を織り込めば控えめな印象がありました。しかし、iPhone 16では容赦なく値上げされるのかもしれません。

 

Source:Nikkei Asia
via:MacRumors

新型iPadは2024年3月に発表? 無印とAir、miniのスペックアップ版が一挙登場かも

まもなく次期iPadが登場するとの噂話が盛り上がりましたが、今のところ登場していません。一応、アップルからの発表はあったものの、USB-C対応の廉価版Apple Pencilだけに留まっていました。

↑2024年3月発表かも

 

そんななか、新型iPadは2024年3月頃まで発売予定はないと著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」最新号にて廉価版Apple Pencilに言及しています。

 

それは「春の新型iPadに先がけ」るとして、少なくとも2024年には新製品を投入すると予想。その中には「iPad Airや無印iPad、iPad miniのスペックアップ版」も含まれると述べています。以前からGurman氏は、次期iPad Airの後継モデルが準備中だと予想してきました

 

また「iPad Proの刷新」も計画されているとしつつ、「よりマイナーな」iPadの後継モデルを3月に発表する予定だと聞いているとのこと。うわさの有機ELディスプレイ搭載iPad Proは、もう少し先のことになるのかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

全モデル最新チップへ!? iPhone 16も「A18」搭載か

来年の「iPhone 16」シリーズの全4モデルに「A18」シリーズのチップが搭載されるとの情報を、アナリストのJeff Pu氏が報告しています。

↑Jack Skeens / Shutterstock.comより

 

来年のスタンダードモデル「iPhone 16/16 Plus」に専用設計の「A17」チップが搭載されるという情報は、以前に中国筋から報じられていました。また、iPhone 16シリーズのチップに次世代の3nm製造プロセス技術「N3E」が採用されるとの情報も伝えられています。

 

Pu氏によれば、iPhone 16/16 Plusには「A18」チップ、iPhone 16 Pro/Pro Maxには「A18 Pro」チップが搭載されるとのこと。またA18/A18 Proの両方に、先述の3nm製造プロセス「N3E」が採用されるとしています。

 

これまでのiPhoneでは、上位モデルの「Pro/Pro Max」に最新チップ、そして標準モデルには前年の最新チップが搭載されてきました。iPhone 16/16 PlusにA18チップが搭載されれば、そのようなルールが変わることになります。一方で、ユーザーには新型チップの搭載をアピールできそうです。

 

Pu氏といえば、「iPhone 15 Pro/Pro Max」でのソリッドステートボタンの非搭載を最初に報告した人物。iPhone 16シリーズの前モデルへのA18チップの搭載も的中するのかどうか、注目です。

 

Source: MacRumors

デカすぎ!? 12.9インチのiPad Airが開発中か

Apple(アップル)が12.9インチディスプレイを搭載した大画面なiPad Airを開発していることを、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

Appleが大画面なiPad Airを開発しているとの情報は、以前に海外メディアの9to5Macも報じていました。それによれば、次期iPad Airでは「大画面モデル」「高価なハイエンドモデル」の開発がすすめられているとのこと。しかしこの計画は、変更される可能性もあるようです。

 

DigiTimesによれば、12.9インチのiPad Airは現在販売されている「12.9インチiPad Pro」とは異なり、miniLEDディスプレイは搭載しないとのこと。そのかわり、現在のiPad Airと同じ通常の液晶ディスプレイを搭載するようです。

 

ここで気になるのは、より上位モデルに位置づけられている12.9インチiPad Proとのバッティング。iPad Proには12.9インチモデルと11インチモデルが存在しますが、それとあわせて12.9インチと10.9インチのiPad Airを販売するのは、iPadシリーズのラインナップが若干混乱しそうな印象です。

 

なお著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、年内は新型MacやiPadは発売されないとの予測を報告しています。12.9インチのiPad Airの登場が本当だとしても、それはもう少し先になりそうです。

 

Source: MacRumors

アップル版チャットボットAI、「iOS 18」には実装されるかも? プライバシー保護に重点を置く見通し

アップルはChatGPTのような大規模言語モデル(LLM)に基づく生成AIを、社内で独自に開発中との噂もありました。それが早ければ2024年後半には、iPhoneとiPadに実装され始めると著名アナリストが主張しています。

↑アップル版ChatGPTはiOS 18に搭載?

 

投資会社アナリストのJeff Pu氏は投資家向け研究ノートで、サプライチェーン情報筋の話として、アップルは2023年に数百台のAIサーバーを構築し、来年にはさらに台数を増やす可能性が高いと述べています。

 

Pu氏によれば、アップルはクラウドベースのAIと、いわゆる「エッジAI」(「デバイス内で処理を行い、クラウドとの通信を減らすしくみ)を組み合わせて提供するとのこと。また、顧客のプライバシーを保護する形で、個人データをどのように利用・処理するかを検討することになるとも付け加えています。

 

もしも2024年後半に実現すれば、「iOS 18」と「iPadOS 18」から生成AI機能の展開が始まることになります。が、どのように活用していくのかは未知数です。

 

独自の情報源を持つThe Informationは、アップルがSiriにLLMを組み込み、ユーザーが複雑なタスクを自動化できるようにする予定だと報じていました。

 

また著名アナリストMing-Chi Kuo氏は、アップルの生成AIへの取り組みは「競合他社に大きく遅れをとっている」と述べていました。iPhoneへの組み込みは2024年後半には間に合わず、2025年以降になる可能性もありそうです。

 

アップルのティム・クックCEOは、米Forbesのインタビューで「我々は何年も生成AIに取り組んでおり、多くの研究を行ってきました」と言いつつ「本当に思慮深くアプローチし、深く考えていくつもりです」とも述べていました。特にiPhoneではプライバシーを厳重に守る必要があるため、実装を急ぐことはないのかもしれません。

 

Source:MacRumors

iPhoneの夜のシャットダウンバグ、iOS 17.1で直っていない……!?

iPhoneで報告されている、夜に勝手にシャットダウンしてしまうという問題が、「iOS 17.1」で解決されていないことを、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑DANIEL CONSTANTE / Shutterstock.comより

 

この問題は、「iOS 17.0.1」や「iOS 17.0.3」をインストールしたiPhoneを使っているユーザーから寄せられていました。問題が発生すると、朝にiPhoneがパスコード画面になったり、アラームが正しい時刻に鳴らなかったりするようです。また、iPhoneが再起動している場合もあれば、数時間電源が切れていたケースも報告されています。

 

Apple(アップル)は今週にもiOS 17.1を一般公開する予定ですが、すでに公開されている開発者向けのベータ版では、残念ながらiPhoneの夜間のシャットダウンバグは修正されていませんでした。

 

夜間にiPhoneの電源が切れているかどうかは、設定アプリのバッテリーのタブから、過去24時間の充電状況をチェックすることができます。そこに空白がある場合、iPhoneの電源は一定期間オフになっています。「iPhone 15」のユーザーを中心に報告されている今回のバグ、早めの修正が待たれます。

 

Source: MacRumors Forums, MacRumors

次期12.9インチiPad Pro、ミニLEDから普通の液晶画面に逆戻り? 製造コストが高すぎて普及しにくいためか

アップルの次期12.9インチiPad Proは有機ELディスプレイを搭載すると噂されるなか、逆に単なる液晶ディスプレイに戻るとの噂が報じられています。

↑ミニLEDから普通の液晶画面に逆戻りするかも?

 

台湾の電子業界誌DigiTimesによると、次期12.9インチiPad Proと新型iPad Airの両方がミニLED画面ではなく、従来の液晶ディスプレイを採用すると明らかになったとのことです。

 

ここ数年、12.9インチiPad ProにはミニLED画面、つまり「微小なミニLEDをバックライトにした液晶画面」(Liquid Retina XDR)が採用されてきました。それが通常のLEDバックライトを使った、11インチiPad Proと同じ液晶ディスプレイ(Liquid Retina)になるというわけです。

 

なぜ、逆戻りさせるのか。それはLEDバックライトを使うことによる製造コストの高さが「より広い業界への採用にとってハードル」となっているため。従来のバックライト技術に軸足を戻すのは「拡張性や市場への浸透」に重点を置くことを目指している可能性があると主張しています。

 

こうした部品の変更の結果、新型12.9インチiPad Proの量産は当初の「(2023年)11月初め」から「遅ければ2024年初め」に延期される可能性があるとのことです。

 

しかし、今回の報道はこれまでの噂話と矛盾している印象もあります。1つには、次期iPad ProにサムスンとLGディスプレイが有機ELパネルを供給すると何度も報じられてきたこと。他ならぬDigiTimesも「ハイブリッド有機ELディスプレイ」が搭載され、より薄くて軽くなると伝えたことがあります。

 

また、DigiTimesは数日前に「12.9インチの大型iPad Airが近日発売予定」と報じたばかりです。こちらはミニLED画面を搭載していないとのことで、DigiTimesが12.9インチiPad Proと混同している可能性もありそうです。

 

Source:DigiTimes
via:MacRumors

天気や円相場、推しチームの試合結果まで……教えて、Spotlight先生!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Spotlightで天気予報やスポーツの試合結果を確認!」です。

 

 

macOSの「Spotlight」は、ファイルやメール、アプリ、写真などを素早く検索できる便利機能ですが、さらにスポーツのスコアや天気予報、円相場なども調べることが可能です。

 

たとえば、プロ野球・読売ジャイアンツの試合経過や結果を知りたいときは「巨人試合」「巨人スコア」などとタイプすると、Spotlightの結果としてスコアが表示されます。

 

それを選択するとより詳細なデータもわかります。プロ野球だけでなくJリーグなどにも対応しています。

 

天気予報を調べたいときは、「明日の天気」「明後日のどこどこの天気」などと入力すると表示されます。

 

また、現在の円相場もすぐにわかります。たとえば「789ドル」と入力するだけで、その額が日本円でいくらなのかが表示されます。

 

逆に「789円」と入れると自動的に米ドルでいくらなのかが出ますし、「789ユーロ」とタイプするとユーロに換算した額がでます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

次期AirTag、まーだまだ時間がかかりそう

Apple(アップル)が紛失防止タグ「次期AirTag(AirTag 2)」のリリースが2025年まで延期されたとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

AirTagは2021年にリリースされた紛失防止タグで、自身の位置をユーザーに知らせたり、アラームを鳴らすことができます。以前にKuo氏は、次期AirTagは2023年10月から量産を開始し、Appleの空間コンピューター「Vision Pro」との連携が特徴になると報告していました。

 

今回のKuo氏の報告によれば、次期AirTagの量産は2025年まで延期されるとのこと。またKuo氏は引き続き、Appleが構想している空間コンピューティングの中心のVision Proが存在し、次期AirTagが連携すると報告しているのです。

 

現時点では、次期AirTagのデザインや機能などの詳細はわかっていません。一方で初代AirTagには「超広帯域無線(UWB)」を実現する「U1」チップが搭載されており、これがVision Proと何らかの連携動作を予定しているのかもしれません。

 

位置情報の検出という意味ではなかなか便利なAirTagですが、一方でストーカー対策などに課題を残しました。次期AirTagでは、このようなセキュリティ面の改善も期待したいものです。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRurmos

MacBookの新製品は年内お預け? 在庫を一掃中か

Apple(アップル)が2023年中は新型MacBookを発売しないとの情報を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Razulation / Shutterstock.comより

 

次期MacBookがいつ登場するのかについては意見がわかれており、台湾DigiTimesは「14インチ/16インチ次期MacBook Pro」が年内に投入されると報じています。一方でBloomberg(ブルームバーグ)は、「M3」チップを搭載した4モデルの「次期MacBookシリーズ」が2024年に登場すると伝えているのです。

 

Kuo氏によれば、Appleは来年の新製品の発売に向けて在庫を一掃するために、年内の製品発売を中止したとのこと。AppleはM3チップを搭載したMacBookが、売り上げの拡大に貢献すると期待しているようですが、Kuo氏はそうなるかどうかはわからないと述べています。

 

一方でKuo氏は年内に新型MacBookが登場しないことで、販売数が前年比で30%も減少すると報告しています。同氏によれば「15インチMacBook Air」の需要がスクールシーズンの終了により大幅に落ち込んでいることや、在宅勤務需要の減少、MシリーズチップやminiLEDディスプレイの魅力の減少も、売上減少の原因となっているようです。

 

在庫一掃中と聞くと、あまり現行モデルのMacBookを購入したくなくなるのも事実ですが…。MacBookの購入を考えている方は、そのタイミングをすこし検討してみても良さそうです。

 

Source: Medium via MacRumors

Appleが折りたたみiPadに本気!? 2024年末にも発表の報告

Apple(アップル)が「折りたたみiPad」を早ければ2024年末にも発表する可能性を、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleが折りたたみiPadを投入するという予測は以前から報じられており、2024年にも製品が登場するとの情報複数筋より報じられています。一方で著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏は、2024年に登場するのは有機ELディスプレイを搭載したiPadだとも予測しています。

 

DigiTimesによれば、Appleは折りたたみiPadを「集中開発」しており、サプライヤーとともに2024年末の小規模生産にむけて取り組んでいるとのこと。計画が順調にすすめば、2024年末から2025年初頭に製品が発表される可能性があるそうです。

 

Appleは4年前から折りたたみiPadに取り組んでおり、継続的にデザインを変更しています。そのデザインは最終決定されておらず、現在はより低コストなデザインを目指しているとのこと。また同社はディスプレイの「折り目」の存在を気にしており、Samsung(サムスン)やLGにたいして、折り目が目立たないディスプレイの供給を求めているそうです。

 

Android陣営からは多種多様な折りたたみスマートフォンが投入されていますが、Appleは最初は販売台数の小さなiPadから、折りたたみデバイス分野への進出を予定しているようです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

Apple Watch Series 9とUltra 2の画面がちらつく問題、アップルが調査中?ソフトウェア更新で解決するかも

アップルがApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2を発売したばかりですが、同社がこれら一部モデルで画面がちらつく問題を調査中だと報じられています。

applewatch-ultra
↑Appleは現在調査中とのこと

 

米MacRumorsによれば、アップルは正規サービスプロバイダに内部サービスメモを配布したとのこと。そこでは常時表示(アップル的には「常にオン」)モードが有効になっている場合、一部モデルでディスプレイの明るさが短時間ちらつく問題を調査していると述べているそうです。

 

このメモには、どのApple Watchに影響があるかは記載されていないとのこと。とはいえ、この問題はApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2モデルで最も多く発生しているようです。

 

MacRumorsの読者フォーラムや大手掲示板Reddit、アップル公式サポートコミュニティなどに、少なからずユーザーからの苦情が寄せられています。この問題は最新のwatchOS 10.0.2を含めて、watchOS 10全般で起こっているようです。

 

アップルはサービスプロバイダに対して、症状のあるApple Watchを修理せず、代わりにwatchOSを最新の状態に保つよう顧客にアドバイスするよう指示しているとのこと。つまり、最終的にはwatchOSをアップデートし、ソフトウェアで問題を修正する方針のようです。

 

また一時的な解決策としては、[設定]アプリの[画面表示と明るさ]>[常にオン]で常時表示をオフにするよう述べています。

 

今のところ、次期watchOS 10.1で修正されるかどうかは不明ですが、近いうちにソフトウェア更新だけで症状が治ると期待したいところです。

 

Source:MacRumors

ドーンとビッグな32インチiMac、2025年にやってくる?

miniLEDディスプレイを搭載した「32インチiMac」が2025年に、そして「次期24インチiMac」が2024年に登場すると、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

miniLEDディスプレイとは微細なLEDをバックライトに用いる方式で、「MacBook Pro」や「12.9インチiPad Pro」に搭載されています。また、次期プロセッサの「M3」チップを搭載したMacの登場が近づいていることも、以前から報告されていました。

 

Kuo氏は明言していませんが、2021年に販売が終了した27インチディスプレイを搭載した「iMac Pro」の代替として、32インチiMacが登場する可能性があります。Appleは27インチサイズの「Studio Display」を2022年に発表しましたが、大画面なiMacは現在は販売されていません。

 

Kuo氏はその他にも、次期24インチiMacの登場が近いと報告しています。同氏はこのiMacにどのプロセッサが搭載されるのかを明言していませんが、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、次期24インチiMacにM3チップが搭載されると予測しています。

 

現行モデルのiMacは2021年に登場し、最新Macから1世代前となる「M1」チップを搭載しています。こちらも、早めの製品登場に期待したいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

ぜひアプデを。iOS 17.1でiPhoneの画面焼き付きが修正へ

Apple(アップル)が近日中にリリースする予定の「iOS 17.1」では、iPhoneの画面の焼き付き問題が解決されるとの情報を、海外サイトのMacRumorsが報告しています。

↑Appleより

 

今年9月に発売された「iPhone 15」シリーズではリリース直後から、画面が焼き付くという報告が寄せられていました。また、AppleはすでにiOS 17.1のリリース前バージョンとなる「iOS 17.1 Release Candidates」を開発者向けに配布しています。

 

MacRumorsによれば、iOS 17.1のフィーチャーノート(機能リスト)には、「ディスプレイ画像の保持を引き起こす可能性がある問題に対処する」という記載があります。これは、先述の画面の焼き付きを解決するものとおもわれます。

 

iOS 17.1ではその他にも、「Apple Watch」のペアリングの問題、着信音のバグ、キーボードの反応の問題、衝突検知機能の最適化が予定されています。

 

ディスプレイの焼き付きはiPhone 15シリーズのユーザーから多く寄せられていますが、同様の問題は「iPhone 12 Pro」や「iPhone 13 Pro」でも発生しているようです。有機ELディスプレイを搭載したiPhoneユーザーは、iOS 17.1がリリースされたら早めに適応したいものです。

 

Source: MacRumors

Apple PencilにもUSB-C。廉価モデルの登場です

Apple(アップル)は新型スタイラス「Apple Pencil(USB-C)」を公式発表しました。

↑Appleより

 

Apple Pencil(USB-C)はこれまで販売されてきた「Apple Pencil(第1世代)」と「Apple Pencil(第2世代)」の廉価モデルに相当します。本体上部にはUSB-Cポートを搭載することで、USB-Cケーブルでのペアリングと充電が可能。本体はマット仕上げで、iPadの側面に磁石で取り付けることもできます。

 

スタイラスとしての機能は、ピクセルレベルの精度や低レイテンシ、傾きの感知が可能。これまでのApple Pencilと同じく、メモを取ったり、スケッチをしたり、イラストを描くことができます。一方で圧力の検知やワイヤレスでのペアリングと充電、ダブルタップでツールを切り替え、無料の刻印サービスは利用できません。

 

Apple Pencil(USB-C)の価格は1万2880円(税込)で、11月初旬より販売を開始。USB-Cケーブルでスマートに充電できる廉価なスタイラスとして、便利に使えそうです。

 

Source: Apple 1, 2