iPhone 15 Pro Max、iPhone 14 Pro Maxよりダウンロード速度が96%も高速化!

iPhone 14 Pro Maxは発売直後、「英米で最速の5Gスマホ」というテスト結果が出ていました。今年の最新モデルiPhone 15 Pro Maxも、米国でのモバイル通信速度がどれほど優れているかを示すレポートが発表されています。

 

今回のテストも、インターネット接続のスピードテストで有名な企業Ooklaが行ったものです。各社のスマートフォンにつき、アップロードおよびダウンロード速度、繋がりやすさなどを比較しています。

 

このテストは定期的に行われており、今回は2023年第3四半期(7~9月)に米国で最も普及しているスマホに関しての調査。2022年秋にはiPhone 14 Pro Maxがトップに立ちましたが、2023年第1四半期には王座から転落しています

 

さて、今回の結果は、iPhone 15 Pro Maxは、ダウンロード速度の中央値(データの数値を小さい順に並べたときの、真ん中の数値)が251.37 Mbpsで、候補にある他のスマホ全てを圧倒したほか、iPhone 15 Proよりも10%ほど速くなっています。

 

また、iPhone 14 Pro Maxが今年第2四半期(4~6月)に記録した127.83Mbpsと比べれば、iPhone 15 Pro Maxのダウンロード速度は96.6%も上回っています。

 

しかし、iPhone 15 Pro/Maxは発売直後で市場シェアが低いため、iPhone全体の平均ダウンロード速度はサムスン製スマホに及んでいない結果となりました。

 

iPhone 15やiPhone 15 Plusも、iPhone 15 Pro Maxと同じクアルコム製のSnapdragon X70モデムを搭載していますが、ランキング上位にはありません。それぞれの搭載チップがA16 BionicとA17 Proと違うものであり、性能差がダウンロード速度に影響しているのかもしれません。

 

Source:Speedtest
via:9to5Mac

未開封のiPhoneをアプデ? ストアに“謎技術”導入か

Apple(アップル)が小売店の未開封のiPhoneをソフトウェアアップデートできるシステムを計画していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Savvapanf Photo / Shutterstock.comより

 

小売店で販売されているiPhoneのソフトウェアは、常に最新というわけではありません。例えば「iPhone 15」シリーズは「iOS 17」がインストールされて出荷されましたが、現在Appleは「iOS 17.0.2」をリリースしています。

 

報道によれば、Appleは小売店のスタッフが開封前のiPhoneを、ワイヤレス経由でアップデートできるシステムを準備しているとのこと。具体的には「独自のパッドのような装置」の上に未開封のiPhoneを置くことで電源を入れ、ソフトウェアをアップデートできるというのです。

 

このようなシステムが導入されれば、ユーザーは店舗から最新の状態のiPhoneを購入できるようになります。これにより最新の機能が最初から利用できるようになるだけでなく、重要なソフトウェアのバグ修正なども実施できるようになります。セキュリティ面でもメリットのある、店舗でのソフトウェアのアップデートシステム。早く導入されてほしいものですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

未開封のiPhoneをアプデ? ストアに“謎技術”導入か

Apple(アップル)が小売店の未開封のiPhoneをソフトウェアアップデートできるシステムを計画していると、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Savvapanf Photo / Shutterstock.comより

 

小売店で販売されているiPhoneのソフトウェアは、常に最新というわけではありません。例えば「iPhone 15」シリーズは「iOS 17」がインストールされて出荷されましたが、現在Appleは「iOS 17.0.2」をリリースしています。

 

報道によれば、Appleは小売店のスタッフが開封前のiPhoneを、ワイヤレス経由でアップデートできるシステムを準備しているとのこと。具体的には「独自のパッドのような装置」の上に未開封のiPhoneを置くことで電源を入れ、ソフトウェアをアップデートできるというのです。

 

このようなシステムが導入されれば、ユーザーは店舗から最新の状態のiPhoneを購入できるようになります。これにより最新の機能が最初から利用できるようになるだけでなく、重要なソフトウェアのバグ修正なども実施できるようになります。セキュリティ面でもメリットのある、店舗でのソフトウェアのアップデートシステム。早く導入されてほしいものですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

貯金セヨ。M3搭載次期MacBookが来年投入の報道

「M3」チップを搭載した4モデルの「次期MacBookシリーズ」が来年登場するとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑WML Image / Shutterstock.comより

 

次期プロセッサとなるM3チップを搭載したMacについては、その開発が進んでいることをBloombergが以前に報じていました。ただし、次期MacBookが年内に登場するのか、あるいは先にデスクトップモデルが投入されるのかは、現時点では不明です。

 

Bloombergによれば、「M3 Pro」「M3 Max」を搭載した「14インチ/16インチMacBook Pro」がデザイン検証テスト(DVT)の段階に達しており、量産に近づいているとのこと。このような進捗状況から、製品は2024年初頭から春にかけて発売される可能性が高いとしているのです。

 

さらにM3チップを搭載した「次期13インチ/15インチMacBook Air」も、エンジニアリング検証テスト(EVT)の段階に達しており、来年の春から夏にかけて発売される予定だと伝えているのです。

 

現行モデルのMacBook Pro/Airが登場したのが、2022年の春と夏。M3チップを搭載した次期モデルは、1年という短いリリースサイクルにて投入されるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期iPadやApple Pencil、まもなく発表かも

「次期iPad(iPad 第11世代)」や「次期Apple Pencil(Apple Pencil 3)」が今週にも発表される可能性を、国内外の情報筋が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

リークアカウントのMajin Buによれば、Apple(アップル)は翌日(Xへの投稿は10月17日)にも第11世代のiPadが登場すると伝えています。次期iPadはiPad (第10世代)と全く同じデザインで、現行のすべてのアクセサリと互換性があるとも述べています。

 

また国内サイトのMacお宝鑑定団は、近似中にiPad本体のアップデートはないものの、次期Apple Pencilが発売されると伝えています。以前の情報によれば、次期Apple Pencilでは「異なる描画スタイルを実現するための交換可能な磁気チップ」が搭載されるとのこと。そしてMacお宝鑑定団も、この情報を確認しているというのです。

 

またBloomberg(ブルームバーグ)も、AppleがiPadとMacBookの新モデルの開発を進めているものの、これらのデバイスは「今月中には登場しない」と報じています。

 

現時点ではiPadシリーズの更新があるのかどうかは不明ですが、新製品は特別なイベントではなく、プレスリリースにて発表されるようです。iPadシリーズがどのように進化するのか、ここ数日のAppleの動きを見守りたいものです。

 

Source: Majin Bu / X, Macお宝鑑定団, Bloomberg via MacRumros 1, 2, 3

iPhone 15 Pro Max、早くも画面に焼き付きが? 一部ユーザーが報告

iPhone 15 Pro Maxが発売されてから1か月近くが経過しましたが、すでに一部のユーザーが画面に焼き付きが起こったと報告しています。

↑iPhone 15 Pro Maxは2023年9月に発売

 

XユーザーのTarun Vats氏は、iPhone 15 Pro Maxに画面の焼き付き問題が発生していると添えて投稿。大手掲示板Redditや、アップル公式コミュニティでの報告を紹介しています。

 

一般的に画面の焼き付きとは、同じ画像を長時間にわたって表示した後、他に何をしていても画面に画像の跡が残ってしまうことです。Redditでは、ネットサーフィンしたり、メールをチェックしたり、YouTubeでビデオを観たりと、普通に使っていただけだと強調しています。

 

特に目立つのは、仮想キーボードが幽霊のように焼き付いている様子であり、各キーの文字も写り込んでいます。Redditでは5件ほど確認されている一方で、以前のモデルでは同じ問題は起こらなかったと複数のユーザーがコメントを付けています。

 

こうした焼き付きは、通常は時間が経つにつれて消えていくものです。また、長い時間にわたり画面に変化のないアプリや、マップのように同じ画像を表示し続けるアプリは、画面の焼き付きを起こす有力な候補となり得るでしょう。

 

しかし、画面の焼き付きが起こるには長い時間がかかるため、まだ発売から1か月も経っていないiPhone 15 Pro Maxで起こるには早すぎると思われます。PhoneArenaは、ハードウェアの問題であり、ソフトウェア更新では解決しないかもしれないと指摘しています。

 

とはいえ、報告件数は多くはないため、ごく一部に限られている可能性もあるでしょう。続報を待ちたいところです。

 

Source:Tarun Vats(X),Reddit,Apple
via:PhoneArena

もう!? iPhone 16のチップ技術「N3E」が量産へ

次期iPhoneこと「iPhone 16(仮称)」で採用予定のチップ技術「N3E」が量産段階に入ったことを、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、台湾TSMCの第1世代3nmプロセス「N3B」を採用。他社に先駆けて、3nmプロセスのチップを搭載しました。一方でiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、第2世代の3nmプロセス「N3E」の 採用が予測されています。

 

DigiTimesによれば、N3EはN3Bと比較してより低コストで、生産効率の目安となる「歩留まり」も改善されているとのこと。さらに、チップの性能と電力効率の向上にも重点がおかれています。そして2024年からはN3Eプロセスで製造された3nmチップが、すべてのiPhone 16シリーズへと搭載されるようなのです。

 

さらに2024年後半からは、TSMCは新たに「N3P」プロセスを量産体制に移行させる予定です。N3Pでは速度が5%向上し、消費電力が5〜10%され、チップ密度が1.04倍になるとのこと。これらの新技術により、未来のiPhoneがどれだけ高性能になるのかを楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

次期24インチiMacの登場まもなく? 納期に遅れが発生

「M2」チップを搭載した「次期24インチiMac」の発売時期が近づいている可能性を、日本のMacお宝鑑定団が報じています。

↑Jack Skeens / Shutterstock.comより

 

2021年5月に登場した現行モデルの「24インチiMac」は、「M1」チップを搭載。一方で「Mac mini」や「Mac Studio」「Mac Pro」には「M2」シリーズのチップが搭載されており、24インチiMacの刷新が待たれています。

 

Macお宝鑑定団によれば、Appleのオンラインストアにおける24インチiMacの一部モデルの納期が、1か月以上になっているとのこと。またビッグカメラやヨドバシカメラでも、ほとんどのモデルが取り寄せ状態となっているようです。

 

さらにMacお宝鑑定団は、次期24インチiMacには「M2/M2 Pro」のオプションが用意され、Thunderbolt 4ポートやWi-Fi 6E、Bluetooth 5.3のサポートが追加されると伝えています。

 

一方でBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、次期iMacには「M3」チップが搭載されると報告しています。また著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏もM3チップを搭載した次期24インチiMacの登場の可能性を伝えています。はたして次期24インチiMacにはM2チップが搭載されるのか、M3チップとなるのか、実に気になるところです。

 

Source: Macお宝鑑定団 via MacRumors

次期iPad mini、画面のスクロール問題が解決?

「次期iPad mini(iPad mini 7)」では画面のスクロール問題「ジェリースクロール」が解決されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに掲載されています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPad mini(iPad mini 6)では、スクロールの最中に画面の片側のテキストや画像が下に傾いて見える現象が知られています。Apple(アップル)によれば、これは液晶ディスプレイの正常な動作で、画面の上部と下部の更新タイミングがズレていることが原因だとされています。問題は縦向きにスクロールしたときにのみ発生し、横向きでは問題とならないようです。

 

WeiboアカウントのInstant Digitalによれば、Appleはディスプレイ部品を回転させることにより、ジェリースクロールの問題を解決するとのこと。一方で、画面を横向きにしたときにジェリースクロールが新たに発生するようになるのかどうかは、不明です。

 

今回の報告によれば、次期iPad miniでは「A16 Bionic」プロセッサが搭載され、フロントカメラが改善されるとのこと。また今月は次期iPad miniだけでなく、「次期iPad Air(iPad Air 6)」やLightningコネクタ搭載した「第1世代Apple Pencil」も登場するかもしれません。こちらも、製品の正式発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: Weibo via MacRumors

「iPhone 16 Pro」は最新5Gモデムを搭載? 標準モデルとは通信速度やバッテリー持ちに差が付くかも

2024年の「iPhone 16」シリーズのうち高価なProモデルにはクアルコム製の最新モデムチップが搭載され、より高速で省電力に優れた5G通信が可能になると著名アナリストが主張しています。

↑ダウンロード速度やバッテリー持ちも改善するかも?

 

投資会社Haitong International SecuritiesのアナリストJeff Pu氏は投資家向け研究ノートのなかで、「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」にはクアルコムのSnapdragon X75モデムチップが搭載されると述べています。

 

その一方で、標準モデル「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」には、iPhone 15シリーズ全機種に使われたSnapdragon X70モデムが搭載されるとのこと。これまでアップルは、廉価モデルiPhone SEを除き、各世代のiPhone全てに同じモデムを搭載してきたため、これは戦略の転換を意味しています。

 

2023年2月に発表されたSnapdragon X75は、X70と比べて5Gのダウンロードとアップロードの速度が速くなるよう改良されています。さらに回路基板の専有面積を25%減らし、消費電力が最大20%も減少。スマートフォンのサイズを小さく、バッテリー持ちを長くしやすくなるわけです。

 

またSnapdragon X75は最新の「5G Advanced」規格にも対応。5G速度を向上させるための機械学習の強化も組み込まれています。アップルは2015年発売のiPhone 6sが「LTE Advanced」をサポートしたように、iPhone 16 Proモデルでも「5G Advanced」対応を謳う可能性があります

 

この予想が本当であれば、iPhone 16 ProモデルとiPhone 16標準モデルは、iPhone 15世代のようにプロセッサーが差別化(A16 BionicとA17 Pro)されるばかりか、異なるモデムチップが採用されることで、通信速度やバッテリー持ちも差が付けられるかもしれません。

 

Source:MacRumors

動画で留守電を残せる! iOS 17の新機能「FaceTime」ビデオメッセージを使ってみよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「FaceTime」でビデオメッセージを送ろう!」です。

 

 

新しくリリースされたiOS 17にはいろいろな新機能が追加されました。今回はその中の1つ、FaceTimeでビデオメッセージを残す方法を紹介しましょう。

 

FaceTimeして相手が出なかったらどうしますか? 相手から折り返しを待つ? それともメールやメッセージを残しておく? iOS 17にアップデートしたiPhoneなら留守番音声を残すようにビデオメッセージが残せるんです。

 

ではさっそくFaceTimeでビデオ通話してみましょう。相手が応答できないと『しげるさんは参加できません』という画面に切り替わります。[もう一度発信]と[ビデオ収録]というボタンが表示されるので後者をタップ。するとカウントダウンが始まります。

 

5秒後に録画がスタートするのでメッセージとして残したい内容を録画しましょう。メッセージが終わったら録画ボタンをタップして録画停止。上向の矢印ボタンをタップすれば録画したメッセージを相手に送れます。

 

もしあなたがビデオ通話を受けた側だった場合は、FaceTimeの履歴に[ビデオ]という項目が表示されているはずです。ここをタップすれば相手が残したビデオメッセージが再生できます。

 

ちなみにこのビデオ収録にはポートレートモードやスタジオ照明といったエフェクトが使えます。必要に応じてコントロールセンターから切り替えましょう。

 

さらに、画面に向かってピースをすると風船が上がるといった面白い仕掛けも備えます。ぜひ試してみてください。

 

なお、この動画でメッセージを残す機能が使えるのは、お互いのiPhoneがiOS 17に対応しているときだけ。相手がiOS 16より前だと[ビデオ収録]のボタンがタップできません。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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やはり2026年以降になる?「MacBook Pro」有機ELディスプレイ搭載時期の最新予測

「MacBook Pro」に有機ELディスプレイが搭載されるのは2026年から2027年になる、とディスプレイアナリストのRoss Young(ロス・ヤング)氏が報告しています。

↑ディスプレイの大変化には時間がかかる

 

現行モデルのMacBook Proには、「miniLED」バックライト技術による液晶ディスプレイが搭載されていますが、2026年以降にはMacBook Proや「MacBook Air」に有機ELディスプレイが搭載されると以前から報じられています。

 

Young氏によれば、Apple(アップル)のサプライチェーン・パートナーが、ノートパソコンサイズの有機ELディスプレイを量産するための生産ラインを構築するには数年かかるとのこと。これにより、MacBook Proへの採用は少なくとも3年後になると指摘しているのです。

 

その他にも、Young氏は2024年に発売される「次期iPad Pro」にも有機ELディスプレイが搭載されるだろうと予測。

 

高いコントラストと深い黒の表現が実現可能な同デイスプレイが、MacBookやiPadに搭載される日を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

Googleは「iOSの標準検索エンジン」にいくら払っている? 以前は1.5兆円、いまは…

iOSの標準検索エンジンになるために、GoogleがAppleに年間180億〜200億ドル(約2兆7000億円〜3兆円※)を支払っていると海外アナリストが新たに指摘しています。

※1ドル=約149円で換算(2023年10月12日現在)

↑iOSの検索エンジンには数兆円の価値がある

 

iOSの標準検索エンジンになるために、GoogleがAppleに多額の金銭を支払っていることはすでに広く知られています。2021年にアナリストのBernstein氏は、GoogleがAppleに年間100億ドル(約1兆5000億円)を支払っていると報告していました。

 

Bernstein氏が投資家向けに送った今回のレポートによれば、Googleはトラフィック獲得コスト(TAC)として、広告収入全体の22%を支払っており、Appleはそのうち40%程度を受け取っているとのこと。そして年間180億〜200億ドルという金額は、Appleの年間営業利益の14〜16%を占めると推定されています。

 

なお、現在Googleは検索エンジンの独占禁止法裁判に直面しています。これにより、GoogleとAppleとの契約が解除される可能性もあるとのこと。そうすると、Appleは今後、別の検索エンジンを標準として採用したり、標準検索エンジンの選択画面が表示されるようになったりするかもしれません。

 

先日には匿名検索エンジン「DuckDuckGo」のSafariへの採用が検討されていたと報じられたように、標準検索エンジンの選択は、一筋縄ではいかないようです。

 

Source: The Register via MacRumors

iPhoneとAndroid、どちらが人気? 米の10代を調べたら歴然とした差が出ていた

日本でも「iPhoneとAndroid、どっちが人気?」はよく話題になりますが、米国ではiPhoneが10代の若者に最も人気のあるスマートフォンであることが判明しました。

↑米のティーンエイジャーはどっち推し?

 

投資会社パイパー・サンドラーのレポートによれば、調査対象となった10代の若者のうち87%がiPhoneを所有し、次のスマホもiPhoneになると予想しているとのことです。

↑10代のiPhone人気はジリジリ上昇(画像提供/Piper Sandler)

 

10代のiPhone所有率は2022年から変わりありませんが、過去10年で10代のiPhoneへの関心は急上昇している模様。2013年10月時点では、10代の55%がiPhoneを所有しており、24%がAndroid端末を持っていました。

 

また、Apple Watchの所有率も、緩やかながら伸びているようです。調査対象となった10代の34%がこのデバイスを所有しており、2022年の31%から増加。好きな時計ブランドはロレックス、カシオ、ガーミン、カルティエを抑えてアップルが1位でした。

 

その一方、音楽ストリーミングについては、Apple Music(30%強)はSpotify(70%)に次ぐ2位であり、圧倒的に強いとは言えません。

 

パイパー・サンドラーは10代の若者を対象とした調査を年に2回実施し、10年以上にわたりレポートを発表しています。今回のレポートは、米国の49州で9193人の10代の若者(平均年齢15.7歳)を対象に調べたもの。日本も調査してもらったら、どんな結果が出るのでしょうか?

 

Source:Piper Sandler
via:MacRumors

有機ELなiPad Air/miniの登場はいつ?

2026年に、「iPad mini」と「iPad Air」に有機ELディスプレイが搭載される可能性を、調査会社のOmdiaが報告しています。

↑Urbanscape / Shutterstock.comより

 

現行モデルの「iPad Pro」ではminiLEDディスプレイが、それ以外のiPadでは液晶ディスプレイが採用されています。一方で、有機ELディスプレイを搭載したモデルはまだ登場していません。

 

Omdiaによれば、2024年からiPadの有機ELディスプレイへの移行が始まるとのこと。これは、「iPad Pro」を意味しているようです。そしてミッドレンジのタブレット、つまりiPad AirやiPad miniへの有機ELディスプレイの導入は2026年からになるというのです。

 

また次期iPad mini(iPad mini 7)に関しては、120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが導入されないとの情報を、リークアカウントのRevegnusが投稿しています。同氏によると、次期iPad miniの主な変更点は「Aシリーズ」チップの刷新になるとのこと。こちらは年内の投入が噂されており、その進化が注目されます。

 

Source: Omdia, Revegnus / X via MacRumors 1, 2

来年のApple Watch、気になる新機能はどうなる?

2024年に発売されるであろうスマートウォッチ「次期Apple Watch」には、革新的な機能は搭載されないことを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

今年発売された「Apple Watch Series 9」は、画面の明るさが最大2000ニトに向上。また、ジェスチャー機能も搭載されています。一方で、血糖値モニターやmicroLEDディスプレイなど、期待されている新機能は搭載されていません。

 

Kuo氏によれば、Apple Watchに血糖値モニターやmicroLEDディスプレイが搭載されるのは、少なくとも2年後になるとのこと。Apple WatchへのmicroLEDディスプレイの搭載については、以前にも2025年から2026年になるとの予測が登場していました。

 

なお将来のApple Watchに関しては、10周年モデルとなる「Apple Watch X(仮称)」の投入が、Bloombergによって以前に報じられていました。血糖値モニターやmicroLEDディスプレイの搭載は、2024年~2025年に登場すると噂されるApple Watch Xにて実現するのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

iPhone 15 Proのアクションボタン、誤動作が起きにくく

iOS 17.1の最新ベータ版(iOS 17.1 Beta 3)では、「iPhone 15 Pro/Pro Max」がポケットの中で誤動作を起こさないように、修正が加えられています。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体側面に新たにアクションボタンが設置されています。アクションボタンにはさまざまな機能をユーザーが割り当てることが可能です。

 

そしてiOS 17.1の最新ベータ版では、iPhone 15 Pro/Pro Maxをポケットに入れた状態で、アクションボタンを押してもカメラやフラッシュライト、ボイスメモ、フォーカス、拡大鏡などの機能が起動しなくなっています。これにより、誤動作でバッテリーが浪費されることがなくなります。

 

一方で、ミュート機能やショートカットなどポケットの中でも使う可能性がある機能は、iOS 17.1のベータ版でもそのまま利用可能です。iPhone 15 Pro/Pro Maxから新たに登場したアクションボタン、今後もますます便利に使えそうです。

 

Source: MacRumors

次期iPad Airに大画面モデル!? 2機種が登場するかも

Apple(アップル)が2モデルの「次期iPad Air」を開発しているとの情報を、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑Margirita_Puma / Shutterstock.comより

 

第5世代となる現行モデルのiPad Airは、10.9インチディスプレイとM1チップを搭載。「第2世代Apple Pencil」に対応しUSB-Cポートを搭載するなど、かなりのハイエンド志向となっています。

 

9to5Macによれば、Appleは2モデルの次期iPad Air(Wi-Fi/セルラーモデルでを含めて4モデル)を開発しているとのこと。そして、「iPad Airの大型版か、高価なハイエンド版をリリースする可能性がある」と伝えているのです。なお、同サイトは「計画は変更される可能性があり、第2のモデルは登場しないかもしれない」ともつけくわえています。

 

大画面のiPadといえば、Appleはすでに「12.9インチiPad Pro」を販売しています。もし本当に大画面な、あるいは高価で高スペックな次期iPad Airが登場するのなら、12.9インチiPad Proとの競合が気になるところです。またBloomberg(ブルームバーグ)は以前に、次期iPad Airではスペックアップが予定されていると伝えていました。

 

Appleからはその他にも、次期iPad mini(第7世代iPad mini)や次期iPad(第11世代iPad)の投入が期待されています。どちらも大きな仕様変更はないようですが、iPadファミリーの新モデルの登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Mac

Safariが匿名検索エンジン「DuckDuckGo」の採用を検討していた?

Apple(アップル)がSafariブラウザで「DuckDuckGo」の採用を検討していたことが、Bloomberg(ブルームバーグ)により報じられています。

↑Ascannio / Shutterstock.comより

 

DuckDuckGoとは利用者の保護とプライバシーを重視した検索エンジンで、「Vivaldi」や「Tor」といったブラウザの標準検索エンジンに採用されています。またDuckDuckGoからは、ブラウザアプリもリリースされています。

 

報道によれば、Appleは2018年にSafariのプライベートブラウジングモードで、Google(グーグル)のかわりの標準検索エンジンとして、DuckDuckGoを検討していたとのこと。AppleとDuckDuckGoは約20回のミーティングや電話会談を行いましたが、最終的にこのアイディアは却下されてしまいました。

 

DuckDuckGoが採用されなかった理由としては、同ブラウザが検索情報をMicrosoft(マイクロソフト)の「Bing」に依存しているため、同社に何らかのユーザー情報が提供されることを恐れたとのこと。Appleとしては、SafariにDuckDuckGoを採用するには慎重なリスク調査が必要だろうと考えていたようです。

 

Appleが販売するiPhoneやiPad、MacのSafariの標準検索エンジンには、Googleが長らく採用されています。またMicrosoftは、BingをAppleに売却することも検討していたようです。個人的には、プライベートブラウジングモード限定なら、DuckDuckGoを標準検索エンジンとして使ってみたかった気もします。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

本当? 省エネな次期MacBook Proが年内投入の噂

省電力ディスプレイを搭載した「14インチ/16インチ次期MacBook Pro」が年内に発売されるとの情報を、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑Dohma48 / Shutterstock.comより

 

報道によれば、次期MacBook Proでは従来よりも10%明るい「miniLEDディスプレイ」が搭載されるとのこと。miniLEDディスプレイとは小さなLEDをバックライトに利用する技術で、これにより次期MacBook Proでは電力効率の向上と、バッテリー寿命の延長が可能になるというのです。

 

次期MacBook Proにおけるディスプレイ技術の進化には期待したいものの、年内に登場するという報道には若干疑問符がつきます。Apple(アップル)は恒例、新型のMチップをまずMacBook AirやMac mini、iMacなどに導入し、その後に上位モデルの「Pro/Maxチップ」を搭載したMacBook Proを投入してきました。まだ「M3」チップを搭載したMacBook Airなどが登場していない段階で、次期MacBook Proが登場するというのはいささか早すぎる気もします。

 

一方でBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者は、「M3 Pro/Max」チップを搭載した次期MacBook Proが2024年半ばまでには登場するだろうと報告しています。M3 Pro/Maxチップを搭載したMacの登場時期としては、こちらの方が有り得そうな話です。

 

さらに海外メディアのMacRumorsはAppleの下取情報をもとに、今月中にも次期Macが投入されると報告しています。おそらく、まずM3チップを搭載したMacBook AirやMac miniが登場してから、来年にM3 Pro/Maxを搭載した次期MacBook Proが登場する可能性のほうが高いのかもしれません。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

iOS 17のバグ? 一部ユーザーからWi-Fiが「繋がりにくい」「異常に遅い」との声

iPhone 15 Proモデルが過熱する問題については、修正アップデートiOS 17.0.3が配信開始されました。

↑今度はWi-Fiが?

 

が、今度はiOS 17をインストールしたiPhone、特にiPhone 15モデルでWi-Fiが繋がりにくい、データ転送速度が超遅いと一部ユーザーが報告しています。

 

米9to5Macの読者David Chen氏によると、アプリがコンテンツを読み込めなかったり、接続が超遅く感じたりするとのこと。ほかアプリ開発者のWillian Max氏 も、iPhone 15 Pro MaxをWi-Fiに接続したとき、異常に遅いことに気づいたと述べています。

 

また9to5MacライターのFilipe Esposito氏も、iPhone 15 Pro MaxでWi-Fi接続時にThreadsやTikTok、Safari等のアプリで読み込みが止まることがあると報告。

 

ほかM2 iPad Pro(最新版iPadOSを使用)でも同じ症状が起こっているものの、Macでは問題なくウェブを閲覧できるため、ネットワークではなくiOS 17/iPadOS 17の問題だと示唆しています。

 

また公式アップルサポートコミュニティでも、iPhone 15 Pro MaxのWi-Fiは定期的に切断されるが、ほか全ての機器は問題なく繋がるとのこえもあり。Xでも、iPhoneがWi-Fi接続時に「ページの読み込みが非常に遅い」と嘆くユーザーが見つかっています。

 

今のところ、この問題が広範囲に及んでいるのか、それとも一部ユーザーに限られているのかは不明です。もしもiOS 17のバグであれば、早急な対応が望まれそうです。

 

Source:9to5Mac

 

※Espositoの1つ目のoは、アキュートアクセント付きが正式な表記です

簡単&便利! 手間を大幅削減して、ファイルの印刷がよりスピーディーに!!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Macでよりスピーディに印刷する!」です。

 

 

Macでファイルを印刷するには、まずそのファイルを開いて、[ファイル]メニューから[プリント]を選択するか、あるいは[Command]+[P]キーを押し、[プリンタ]ポップアップメニューから使用するプリンタを選択したあと、[プリント]をクリックする──という手順が必要です。

 

しかし、デスクトップ上にあるファイルを特定のプリンタで頻繁に印刷するなら、より簡単に印刷できる方法があるのでご紹介しましょう。

 

[]メニューから[システム設定]を選び、サイドバーの一番下にある[プリンタとスキャナ]を選択します。

 

次に、[プリンタ]でよく使うプリンタを選択して、アイコンをそのままデスクトップにドラッグ&ドロップしましょう。すると、そのプリンタで印刷するためのアプリがデスクトップ上に作成されます。

 

あとは、印刷したいファイルをそのアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、印刷が開始されます。とても便利ですので、頻繁に印刷する人はぜひ試してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
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どうした? 今度は「iPhone 15」の内蔵スピーカーで問題が発生

iPhone 15シリーズが発売されてから約2週間ほど経ちましたが、一部ユーザーから熱くなり過ぎるとの声があがっていました。これはアップルがソフトウェア更新による修正を約束しており、まもなく修正パッチの「iOS 17.0.3」が配信されるといううわさもあります

↑不具合が続くiPhone 15シリーズ

 

しかし、それとは別に、今度はiPhone 15内蔵スピーカーの音がひび割れたりガタついたりするという問題が指摘されています。

 

大手掲示板Redditの投稿によれば、iPhone 15のボリュームを上げ過ぎると、音が歪んで割れているように聞こえるとのこと。「箱から出した直後から、通話を最大音量にするとスピーカーがガタガタと音を立て、内部で液体のような音がします」

 

これには他のiPhone 15ユーザーから複数のコメントが付いています。「私の経験では、特定の動画や周波数帯域で音声がガラガラしたり、パチパチしたりするようだ」と述べている人も。

 

また、TikTokerユーザーのMilesabovetech氏も、iPhone 15 Pro Maxの音割れ問題を訴えています。アップルは問題があると認めて、iPhoneを無償で2回も交換したとのこと。Redditでもアップルに交換を頼んだことが報告されています。

 

現時点では、iPhone 15のスピーカーにハードウェア的な不具合があるのか、それともソフトウェアで修正できる問題なのかは不明。ともあれ過熱問題のように、アップルの公式な対応を冷静に待ちたいところです。

 

Source:Reddit,TikTok
via:9to5Mac

microLEDなApple Watchはとんでもなく美しい?

microLEDディスプレイを搭載した「Apple Watch」が2025年後半に発売されるとの情報を、著名投資家のJeff Pu氏が伝えています。

↑rvlsoft / Shutterstock.comより

 

将来のApple Watch(あるいはApple Watch Ultra)にmicroLEDディスプレイが搭載されるとの情報は、以前から繰り返し報じられてきました。一方でその登場時期については、2025年2026年かで情報が錯綜していました。

 

Pu氏によれば、2025年後半に登場するmicroLEDディスプレイを搭載したApple Watchでは先進的なディスプレイ技術により、「明るさ、色再現性、視野角が改善され、画像がガラスの上に描かれているように見える」とのこと。これが本当なら、かなりの画質の向上が期待できそうです。

 

先日には中国語SNSのWeiboも、Apple Watch Ultraの次の大きなアップグレードは、AppleがカスタムしたmicroLEDディスプレイの搭載だと指摘していました。また画質の向上だけでなく、ディスプレイサイズが大きくなるという噂もあります。

 

個人的には、あまり腕時計の文字盤のサイズが大きくなるのは好みではない…のですが、将来のApple Watch/Apple Watch Ultraの進化を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

次期Macが今月にも登場? M3搭載で性能向上か

Apple(アップル)が今月中にも次期Macを投入する可能性があると、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑Farknot Architect / Shutterstock.comより

 

次期Macに関しては、次期チップ「M3」シリーズを搭載したモデルの開発が進んでいることが、Bloomberg(ブルームバーグ)により報じられています。まずは13インチMacBook ProやMacBook Air、24インチiMacの登場が予測されていますが、その時期はまだわかっていません。

 

MacRumorsが関係者から得た情報によれば、Appleは今月中にも新モデルの下取りを開始するとのこと。Appleは今年の6月にも同じように、M2チップを搭載した13インチMacBook Proや13インチMacBook Air、Mac Studioの下取りが開始。そして、同時に登場した15インチMacBook Air、第2世代Mac Studio、Mac Proの購入代金にあてることができました。

 

事前情報によれば、M3チップはTSMCの3nmプロセスで製造され、5nmプロセスで製造されたM2チップから性能と電力効率の向上が期待されてています。また、ハードウェア・レイトレーシングを含めたGPU性能の刷新もあるかもしれません。次期Macの近日の登場に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

次期Apple PencilはUSB-Cに対応する…?

Apple(アップル)がUSB-Cに対応した「次期Apple Pencil」を開発している可能性が、海外にて伝えられています。

↑SU HSUN / Shutterstockより

 

Apple(アップル)は、先日にUSB-Cポートを搭載した「iPhone 15」シリーズを発売。すでにUSB-C端子を搭載したイヤホン「EarPods」が登場しており、今後もUSB−Cポート/端子を搭載した純正の周辺機器が増えることが予測されています。

 

今回の情報は、iOS 17.1のベータ2の内部コードから発見されました。そこには「USB-Cに接続して、すぐに充電してください(Connect to USB-C to recharge soon)」「アップルペンシルのバッテリーが非常に少なくなっています(Apple Pencil Battery Very Low)」という文字列があったのです。

 

今回見つかった文字列は、次期Apple PencilにUSB-C端子が搭載されることを示唆している可能性があります。一方でAppleからはApple PencilをUSB-Cで充電するための「USB-C – Apple Pencilアダプタ」が新たに発売されており、この周辺機器のために用意されたものなのかもしれません。

 

初代Apple Pencilは本体上部のキャップを外し、Lightning端子をiPadに直接差し込んで充電する方式でした。一方で現行モデルとなる第2世代Apple PencilはiPadにマグネットで装着することで無線充電をする方式となっており、第3世代モデルもそれを踏襲する可能性は高いでしょう。USB-C対応の次期Apple Pencil、はたして登場するのでしょうか?

 

Source: Steve Moser / X via MacRumors

iOS 17の新機能「ライブ留守番電話」、詐欺師が悪用する恐れがあると専門家が警告

最新のiOS 17では、「ライブ留守番電話」(Live Voicemail)という新機能が追加されました。iPhoneに電話がかかってきて、本人が電話に出ない場合、相手が留守番電話を残している最中に、その書き起こしをリアルタイムで表示するものです。

ios-17
↑「ライブ留守番電話」はiOS 17で追加された新機能のひとつ

 

そして相手が留守電を残している途中で、今すぐに対応したい用件を言った場合、画面上で「承諾」をタップすれば、すぐに録音を中断して話すことが出来ます。

 

この仕組みを詐欺師が悪用して、銀行の口座番号やパスワードなどを聞き出す恐れがあることを、専門家が警告しています。

 

米テレビ局ABC7は、ライブ留守番電話は被害者に、じっくり考えるべき事柄の決断を急かす危険があると指摘しています。

 

詐欺電話を防ぐアプリ会社「YouMail」のレックス・キリチCEOは、これまでは詐欺師が留守番電話を残しても、時間をかけて詐欺なのか、本物なのかを判断できたと前置き。

 

しかし、ライブ留守番電話の場合はiPhoneの画面に「あなたの口座から2,000ドルを送金しようとしています、これが間違いの場合は、1を押してください、そうでなければ、送金します」といったメッセージが表示されます。

 

これを読んでしまった人はタイムリミットが迫っていると焦り、相手が銀行だと信じて録音の途中で電話を取り、暗証番号やパスワードを教えかねないというわけです。

 

この機能を無効にしたい場合は、「設定」>「電話」>「Live Voicemail」からオフに切り替えます。

 

記事執筆時点では、「ライブ留守番電話」機能は日本では提供されていません(米国およびカナダで英語に限り利用可能)。とはいえ、日本向けの公式サポートページも用意されているため、リリース時には同じように注意したいところです。

 

Source:ABC7
via:PhoneArena

「Apple Watch Ultra」、うわさのマイクロLEDで画面が大きくなる?

「Apple Watch Ultra」の次の主なアップデートは、大きなマイクロLEDディスプレイの搭載になる。そんな情報が海外メディアで飛び交っています。

↑もっと大きく、もっと美しくなる?

 

現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」には、有機ELディスプレイが搭載されています。マイクロLEDディスプレイは細かなLEDを1つひとつの画素として利用する方式で、Apple Watch Ultraへの導入は2025年、あるいは2026年になるとされていました。

 

Weiboのリークアカウント・Instant Digitalによれば、Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイの搭載は2024年には行われないだろうとのこと。以前の報告と同じく、マイクロLEDディスプレイを搭載したApple Watch Ultraの投入は2025年か2026年になりそうです。

 

MacRumorsによれば、将来のApple Watch Ultraに搭載されるマイクロLEDディスプレイのサイズは2.12インチになるとのこと。これは、1.93インチ(49mm)のディスプレイを搭載したApple Watch Ultra/Ultra 2と比較して10%大きいと言われています。

 

さらにBloomberg(ブルームバーグ)は、マイクロLEDディスプレイがApple Watchだけでなく、iPhoneやiPad、Macにも導入されると報じています。次世代ディスプレイがマイクロLEDでどれだけ美しくなるのか、期待が募ります。

 

Source: Weibo via MacRumors

「Apple Watch UltraとUltra 2」のユーザー、画面が暗くなり過ぎる問題を相次いで指摘

Apple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch Ultra/Ultra 2」において、低照度の環境では画面が暗くなり過ぎるとの声がApple Communityなど複数のフォーラムに寄せられています。

↑ちょっと暗過ぎない?(画像提供/Apple)

 

Apple Watch Ultraでは初代モデルでは最大2000ニト、現行モデルのApple Watch Ultra 2では最大3000ニトの明るいディスプレイを搭載しているのが特徴。また、これらのディスプレイは明るさを1ニトまで下げることができます。

 

しかし、一部のユーザーによれば、Apple Watch Ultra/Ultra 2を明るい場所から暗い場所に素早く移動したとき、あるいは「Wayfinder」「Ultra Modular」のウォッチフェイスをナイトモードに設定したとき、画面が暗くなり過ぎるとのこと。さらに時計の輝度レベルを手動で調整しても、十分に明るくすることはできないそうです。

 

今回の画面が暗くなりすぎるという報告は、Apple Watch Ultra/Ultra 2の両方のユーザーから寄せられています。このことから、この問題はハードウェアに固有のものではなく、最近リリースされた「watchOS 10.0.1/10.0.2」が原因である可能性が高そうです。

 

もし問題がソフトウェアにあるとすれば、ソフトウェアアップデートによって問題を解決することは可能なはず。Apple Watch Ultra/Ultra 2はタフネスな環境で使うことが多いだけに、暗い場所でのパフォーマンスの改善を待ちたいものです。

 

Source: Apple Community

次期「Apple Pencil」、描き方に合わせてペン先を交換できるようになる?

Apple(アップル)の「次期Apple Pencil(Apple Pencil 3)」に関して、異なる描画スタイルを実現するために交換可能な磁気チップが搭載されるとリークアカウントのMajin Buが報告しています。

↑刷新はまだ?

 

Apple Pencilではペン先として交換可能なチップが搭載されており、すり減ってきたら交換することも可能。また、サードパーティからは、書き心地を変化させるチップも販売されています。

 

Majin Buによれば、次期Apple Pencilでは交換可能なマグネットチップにより、ドローイングやテクニカルドローイング、ペインティングといった用途に合わせてチップを選択できるとのこと。先述のサード製品のチップと同じアイデアかもしれません。

 

次期Apple Pencilに関してはリークアカウントのMr. Whiteが、本体が短く光沢仕上げになり、大きなチップを採用したモデルの画像をリークしていました。小型のApple Pencilが「iPad mini」や「iPhone」向けに開発されていたとも報じられていましたが、こちらはキャンセルされたようです。

 

現行モデルとなる第2世代のApple Pencilは2018年に登場し、それ以降は製品の刷新が行われていません。Appleの「探す」機能への対応を含めた、さらなるアップデートに期待したいものです。

 

Source: Majin Bu/X via MacRumors

米コンシューマー・レポートが「iPhone 15 Pro Max」の耐久性をテスト! 意外な結果が…

iPhone 15 Pro Maxのボディは、従来のステンレススチールではなくチタン合金を採用しています。この変更により、手で曲げると背面ガラスが割れやすくなったり、落下させるとiPhone 14 Proより脆くなっていると主張するYouTube動画が相次いで公開されました。

↑実はとても頑丈?

 

しかし、米国の非営利団体・コンシューマー・レポート(Consumer Reports)がより科学的な方法で検証したところ、iPhone 15 Pro Maxが落下テストや曲げテストをクリアしたと報告しています。

 

コンシューマー・レポートは、iPhone 6のベンドゲート(長時間ポケットに入れていると曲がってしまう問題)を厳しく追及した組織の1つ。それだけに検証テストは客観性が期待できます。

 

コンシューマー・レポートは、iPhone 15 Pro Maxのボディ全体に110ポンド(約50kg)の圧力をかけるテストを実行。その間はiPhoneはたわみ、圧力を取り除くとすぐに真っ直ぐに戻りましたが、背面ガラスにひびは入っていません。

 

また、石を上下に敷き詰めた容器の中でiPhone 15 Pro Maxを100回落下させるテストを行っても、わずかな傷しか付いていませんでした。同誌は他の記事で写真を撮っているとき、iPhone 15 Pro Maxを岩場に2回落としたものの、傷1つなかったそうです。

↑容器を回転させることで「腰の高さからコンクリ床に落下」をシミュレート(画像提供/Consumer Reports)

 

これまでのYouTuberによるテストも、ねつ造または無効だったわけではないでしょう。しかし、工業製品には1つひとつに個体差があり、テストごとに当たり所が悪いなど偶然が働く可能性もあります。iPhoneの本当の耐久性は、今後もさまざまな検証を通じて、総合的に判断されることになりそうです。

 

Source: Consumer Reports
via:9to5Mac

Proは大型化? iPhone 16のサイズと重量が完全判明か

来年登場が期待される「iPhone 16/16 Plus」「iPhone 16 Pro/Pro Max」の詳細な寸法と重量の情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑Thanes.Op / Shutterstock.comより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxは、「iPhone 15 Pro/Pro Max」よりも大きな6.27インチ/6.85インチディスプレイを搭載し、本体サイズはiPhone 16 Pro/Pro Maxの幅が71.45mm/77.58mm、高さが149.6mm/163.0mmと、それぞれ大型化するとのことです。

 

iPhone 16 Pro/Pro MaxはiPhone 15 Pro/Proとおなじチタン素材のフレームを採用。本体縁はわずかにカーブした形状となります。本体側面にはわずかに大きくなったアクションボタンと、静電容量式の「キャプチャーボタン」を搭載するようです。

 

iPhone 16/16 Plusは、iPhone 15/15 Plusと同じ寸法で、重量は173g/203gと2gほど重くなるとのこと。ディスプレイサイズは6.1インチ/6.7インチで変わらず、静電容量式のアクションボタンとキャプチャーボタンが搭載されるそうです。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 16 Pro/16 Pro Maxでの最大の変更点はディスプレイサイズとなりそうです。また、キャプチャーボタンの活用方法も気になるところです。

 

Source: MacRumors

アチアチなiPhone 15 Pro、過熱問題をiOSアプデで修正へ

Apple(アップル)は「iPhone 15 Pro/Pro Max」において発生してる過熱問題を解決するために、「iOS 17」の修正アップデートを配布すると明かしています。

↑Appleより

 

Appleによると、iPhone 15 Pro/Pro Maxはセットアップまたはデバイスの復元後の数日間、バックグラウンドアクティビティの増加により、想定よりも熱くなる可能性があるとのこと。さらにiOS 17のバグや、一部のサード製アプリのアップデートにより、システムに過度の負荷がかかっているケースがあり、アプリの開発者とともに修正プログラムを開発しています。

 

なお以前には著名アナリストにより、iPhone 15 Pro/Pro Maxの過熱問題は本体の軽量化とチタン素材の採用が原因だと指摘されていました。しかしAppleは海外メディアのMacRumorsにたいして、「iPhone 15 Pro/Pro MaxのチタンフレームはiPhone 14 Pro/Pro Maxのステンレススチールと比較して、優れた放熱性を達成している」として、そのような事実を否定しています。

 

買ったばかりのiPhone 15 Pro/Pro Maxが過熱するという事態は一部ユーザーをがっかりさせたでしょうが、近いうちにその問題は修正されるようです。

 

Source: Forbes via MacRumors

iPhone 15で一部CarPlayが動作しない!? 意外な原因とは…?

Apple(アップル)が先日から販売を開始した「iPhone 15」シリーズにおいて、車載システム「CarPlay」がうまく動作しないとの報告が、海外メディアのMacRumorsのフォーラムに寄せられています。

↑Appleより

 

CarPlayとはiPhoneを車のオーディオやモニターに接続することで、iPhoneを操作するシステムです。接続にはケーブルやBluetoothを利用し、Siriや電話、マップ、iTunesなどが利用できます。またiPhone 15シリーズでは、外部ポートにLightningポートではなくUSB-Cポートを採用しています。

 

MacRumorsのフォーラムには、充電ができるがCarPlayが利用できないという不具合報告が複数寄せられています。これらの問題が発生したユーザーの多くは、USB-A to USB-Cケーブルを使用していたのも特徴です。一方で、Belkinなどの一部のUSB-A to USB-Cでは、問題なく利用できたというユーザーもいました。

 

MacRumorsに寄せられた情報によれば、この問題はすでにAppleに報告されており、問題の修正がすすめられているそうです。CarPlayに対応した多くの車載システムではUSB-Aポートが利用されていることから、今回の不具合が早めに修正されることに期待したいものです。

 

Source: MacRumors Forum, MacRumors

iPhone 15シリーズ、一部のモバイルバッテリーで正常に充電できないとの声。逆充電機能が原因かも

アップルは今年のiPhone 15シリーズ全モデルにUSB-Cポートを搭載し、USB-CケーブルやUSB-C対応モバイルバッテリーが利用できるようにしました。しかし、一部のモバイルバッテリーが正常に動作しないと複数のユーザーが報告しています。

↑iPhone 15がモバイルバッテリーを充電!?

 

これらは大手掲示板Redditや、米MacRurmosの掲示板に寄せられている声です。それらはiPhone 15を充電できない、あるいは「iPhone 15からモバイルバッテリーに充電しようとする」というもの。おそらく、iPhone側の逆充電機能(スマホから他の機器に電力を供給する)が原因と推測されています。

 

また、全てのモバイルバッテリーが使えないわけではありません。とはいえ、様々なモバイルバッテリー製品で確認されており、機能しない製品すべてを列挙することはできないようです。

 

動作しないと報告されているモデルのひとつは、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」です。

 

あるユーザーがAnkerのカスタマーサポートに問い合わせたところ「iPhone 15シリーズの逆充電機能によりUSB-Cポートでの影響が出るようで、現在のところ解決策はありません」との回答。そしてUSB-Aポートを使うしかなく「全てのパワーバンク製品につきテストを行い、解決策を見出すよう努めます」と伝えられたそうです。

 

MacRumorsがテストしたところ、USB PD規格に対応したほとんどのモバイルバッテリーは問題なく動作しているようです。今後の各メーカーの対応や、続報を待ちたいところです。

 

Source:Reddit,MacRumors Forum
via:MacRumors

もう使ってみた? iOS 17の新機能「連絡先ポスター」と「NameDrop」【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「連絡先ポスター」と「NameDrop」の使い方」です。

 

 

iOS 17では、コミュニケーション関連の機能が大きく再設計されました。中でも電話の発信時に、自分の好きな画像を相手の待受画面に表示できる「連絡先ポスター」は目玉機能ですよね。さらに、iPhone同士を近づけて、先ほどの「連絡先ポスター」を交換したり、データ共有などを素早くできる「NameDrop」も見逃せません。今回はこの2つの新機能について解説します。

 

まず「連絡先ポスター」の作り方です。iOS 17にアップデートしたiPhoneで「連絡先」を開くと、友達への連絡や共有時の新しい表示方法を選択できる案内が表示されます。

 

[続ける]をクリックするとシンプルな連絡先ポスターが表示されるので、必要に応じて名前の入力内容を書き替えておきましょう。

 

次にポスターの選択です。その場でカメラを使って写真を撮ることもできますし、ミー文字やカラーだけというポスターも選べます。

 

あとは画面の指示に従って[続ける]をタップ。

 

最後に[完了]をタップすれば連絡先ポスターの完成です。

 

作成した連絡先ポスターを相手に渡したいときは、これまでのようにAirDropする必要はありません。お互いのiPhoneを近づけると画面が波紋のように揺らいで自分の連絡先ポスターがiPhoneのディスプレイに表示されます。[受信のみ]をタップすれば相手の連絡先ポスターが受け取れます。

 

[共有]をタップすればお互いの連絡先ポスターを共有できます。

 

名刺を交換するのと同じ感覚で連絡先の受け渡しができるので、iOS 17にアップデートしたユーザはぜひ試してみてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

アクションの次はキャプチャー?「iPhone 16」に新ボタンが搭載される可能性が浮上

iPhone 15 Proモデルには、さまざまな機能を割り当てることが可能な「アクションボタン」が追加されました。それに続き、2024年の「iPhone 16」シリーズでは、「キャプチャーボタン」と呼ばれる静電容量式ボタンが追加される可能性があると報じられています。

↑ここにまた新しいボタンが搭載される?(画像提供/Apple)

 

米MacRumorsの情報筋によれば、開発コード名「Project Nova」と呼ばれるボタンがあり、最初のテスト段階を通過すれば、iPhone 16シリーズのセールスポイントの1つになりそうとのこと。

 

キャプチャーボタンは、電源ボタンと同じ側面に配置されるそうですが、今のところ、このボタンが何に使われるかは不明。

 

ここでいう静電容量式ボタンとは、機械式ボタンではなく、押し下げても動かない方式のことです。その代わりに指の圧力と接触をセンサーで検知し、Taptic Engine(振動モーター)により振動を返し、押したような感覚を擬似的に再現するというもの。MacBookの感圧タッチトラックパッドにも使われている技術です。

 

かつてiPhone 15 Proの音量ボタンなどは、静電容量式に置き換えられるとうわさされていました。しかし、量産に入る前のEVT(エンジニアリング検証テスト)段階でかなりの数のトラブルが発生したため、採用が見送られたと見られています

 

今回のキャプチャーボタンは、iPhone 16シリーズ全てに搭載される予定とのこと。しかし、アップル社内ではキャプチャーボタンなしのモデルも用意しており、おそらくボタンありの故障率が下がらない場合の予備として準備しているようです。

 

また、MacRumorsの情報筋によれば、iPhone 16シリーズのアクションボタンは静電容量式になる見通しだそう。

 

とはいえ、iPhone 16の発売が予想される2024年秋までには、まだ1年近くもあります。その間に計画が変更される可能性があると念頭に置きつつ、続報を期待して待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

iPhone 15の「ファインウーブンケース」に批判殺到。「完成度は高いが、素材は…」

Apple(アップル)が「iPhone 15」シリーズや「Apple Watch Series 9」と一緒に販売を始めた、新素材「ファインウーブン」のケースやバンド。それらに対してかなり低い評価が寄せられています。

↑本当にファイン?(画像提供/Apple)

 

ファインウーブンとは再生素材を68%使用した素材で、レザーと比較して炭素排出量が大幅に削減されていることが特徴。本体はマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触をうたっています。

 

MacRumorsのフォーラムに寄せられた意見によると、iPhone 15のファインウーブンケースは「Apple製品というよりも、Amazon(アマゾン)で販売されている10ドルのチープなケースのようだ」とのこと。さらに、「ほとんどダンボールのような安っぽさを感じた」との手厳しい意見も登場しています。

 

別のフォーラムへの書き込みでは、「ケースの完成度は高いが、素材はプレミアムなコストに見合うものではない」という意見も登場しています。再生素材を使用した製品はますます増えそうですが、顧客満足という意味では、さらなる改良が必要なようです。

 

Source: MacRumors

次期「iPad mini」が2023年中に登場!? スペックに注目せよ

次期iPad mini(iPad mini 7)が2023年中に登場する、と台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑年内に新モデルと出会える?

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。物理ホームボタンを廃止して指紋認証センサーを採用したのが特徴で、8.3インチディスプレイとA15 Bionicチップを搭載しています。

 

DigiTimesによれば、第4四半期(10月〜12月)に「小型iPad」が登場するため、Appleの市場シェアが上昇するとのこと。この小型iPadは次期iPad miniを指していると考えて間違いなさそうです。

 

次期iPad miniに関しては、スペックアップを含むマイナーアップデートがされるとBloomberg(ブルームバーグ)が報じていました。次期モデルでどれくらいスペックが向上するのかが注目されます。

 

Source: DigiTiems via MacRumors

次期「iPad mini」が2023年中に登場!? スペックに注目せよ

次期iPad mini(iPad mini 7)が2023年中に登場する、と台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑年内に新モデルと出会える?

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。物理ホームボタンを廃止して指紋認証センサーを採用したのが特徴で、8.3インチディスプレイとA15 Bionicチップを搭載しています。

 

DigiTimesによれば、第4四半期(10月〜12月)に「小型iPad」が登場するため、Appleの市場シェアが上昇するとのこと。この小型iPadは次期iPad miniを指していると考えて間違いなさそうです。

 

次期iPad miniに関しては、スペックアップを含むマイナーアップデートがされるとBloomberg(ブルームバーグ)が報じていました。次期モデルでどれくらいスペックが向上するのかが注目されます。

 

Source: DigiTiems via MacRumors

軽量化のあまり…。「iPhone 15 Pro」の過熱問題を著名アナリストが分析

先週、販売が開始された「iPhone 15 Pro」の過熱問題とその原因について、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が情報を発信しています。

↑軽くて熱い(画像提供/Apple)

 

iPhone 15 Proではゲームなどの高負荷なアプリを動作させると、本体が熱くなったり、プロセッサがスロットル(低速)状態になったりするなどの問題が報告されていました。

 

Kuo氏によれば、iPhone 15 Proで存在する過熱問題は、本体の軽量化を実現するために放熱面積が減少たことが原因とのこと。また、チタンフレームの採用もデバイスの熱効率に悪影響を与えていると述べています。

 

そして、この問題について、Apple(アップル)はソフトウェアアップデートによって対処するそう。しかし、その場合、動作速度の低下は避けられないでしょう。Appleの対処方法に注目が集まります。

 

Source: Medium via MacRumors

型落ちのチップは使わない?「iPhone 16」に初の専用チップが搭載される可能性が浮上

2024年の投入が期待される「iPhone 16/16 Plus」について、専用設計の「A17(仮称)」チップを搭載するとの情報が中国のSNSのWeiboに投稿されています。

↑新しいチップが来る?

 

近年のiPhoneのベースモデルでは、前年に発売されたハイエンドモデルのiPhoneのプロセッサが流用されてきました。例えば、2023年の「iPhone 15/15 Plus」には、2022年の「iPhone 14 Pro/Pro Max」と同じ「A16 Bionic」が搭載されています。

 

Weiboの情報によれば、iPhone 16/16 Plusに搭載されるA17には、コスト削減のために「A17 Pro」とは異なる製造プロセスが採用されるとのこと。「iPhone 15 Pro/Pro Max」ではTSMCの「N3B」プロセスが採用されていますが、2024年にはより廉価な「N3E」へと切り替えられることが、すでに報じられています。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 16/16 Plusには初めて専用設計されたチップが搭載されることになります。果たしてその性能はどれほどのものなのか、気になるところです。

 

Source: Weibo via MacRumors

新「Apple Watch」はどれくらい自分で修理できる? 米の業者が分解してみた

米修理業者のiFixitは、発売されたばかりのApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2を分解する動画を公開しました。

↑新製品はどれほど修理できそう?(画像提供/iFixit/YouTube)

 

iFixitは、消費者が購入したハイテク製品を自らの手で修理、もしくはメーカーや正規代理店ではなくサードパーティ業者に修理を依頼することができるようにする「修復する権利」を推進する企業。新たなハイテク製品を分解し、どれだけ修理しやすいかを検証し、メーカーの姿勢を厳しく評価しています。

 

まず、Apple Watch Ultra 2は、うわさされていたマイクロLED(超微細なLEDを敷き詰めて自発光する方式)ではなく、従来通りの有機ELディスプレイが搭載されていることを確認。内部の設計は前モデルとよく似ており、新ジェスチャー「ダブルタップ」用の追加センサーも見当たりません。

 

そして、Apple Watch Ultra 2のバッテリー容量は564mAhであることを確認。先代モデルの542mAhより4%ほど大きくなっており、中国の規制機関データベースで発見された数値と一致しています。

 

もっとも、アップル公式のバッテリー駆動時間は、Apple Watch Ultra 2も先代モデルも、通常使用時は最大36時間と全く同じになっています。

 

また、iFixitはApple Watch Series 9の41mmモデルも分解。こちらではTaptic Engine(振動装置。Apple Watchでは手首を叩いて通知を知らせる)やバッテリーが小型化されていました。そのため内部スペースには余裕ができているはずですが、バッテリー容量は282mAhで、先代のSeries 8と同じです。

 

どちらも、新たなチップ「S9 SiP」以外は変更がない模様。が、それにより処理速度が上がってレスポンスが良くなったこともあり、買い替える価値はあるのかもしれません。

 

Source:iFixit(YouTube)

via:MacRumors

カメラはかなり強力? 次期「iPhone SE」に搭載される機能が一部発覚

次期iPhone SE(iPhone SE 4)の機能について、海外メディアのMacRumorsが新しい情報を報じています。

↑新モデルに期待が募る

 

「Ghost」というコードネームで開発されている次期iPhone SEは、ベースとなる「iPhone 14」から派生した新デザインを採用します。本体にはUSB-Cポートとアクションボタンを搭載。ただし、「iPhone 15 」のようにカーブした本体エッジにはならないようです。

 

本体背面には、シングルカメラとフラッシュを搭載。この背面カメラは4800万画素とかなり強力です。画面は有機ELディスプレイで、上部には顔認証機能としてFace IDが搭載されます。

 

Appleは、次期iPhone SEを使って5Gモデムのテストを行っているそう。この5Gモデムは2024年の「iPhone 16」シリーズでデビューする予定でしたが、現在はQualcomm(クアルコム)のチップを利用することが発表されています。

 

次期iPhone SEといえば、その登場時期が2024年より後になるとの情報もあります。完全に刷新された次期iPhone SEの姿を早く見てみたいですね。

 

Source: MacRumors

Appleの独自5Gモデム開発、全然駄目っぽい…? WSJの報告

Apple(アップル)による独自の5Gモデム開発が思うように進んでいないことを、The Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)が報告しています。

↑ZorroGabriel / Shutterstock.comより

 

Appleは2019年にIntel(インテル)のスマートフォン向けモデム事業を買収し、2023年秋にはモデムチップを完成させるという目標を設定していました。このプロジェクトは「Sinope(シノーペ)」と呼ばれ、新型iPhoneにも搭載される予定でした。

 

報道によれば、Appleは独自の5Gモデムの開発に数十億ドルを費やしてきたとのこと。しかしその結果は、全く使えないプロトタイプしか出来上がっていないというのです。昨年末にテストされたモデムチップは遅すぎてオーバーヒートしやすく、回路基板はiPhoneの半分を占めるほど大きかったとのこと。

 

現在、Appleの関係者は自社の5Gモデムチップについて「Qualcomm(クアルコム)の最新チップから3年遅れだ」との認識を漏らしています。そして、AppleがQualcommへの依存をやめられるのは、最も早くて2025年になるとのこと。プロセッサからモデムチップまで自社開発したいAppleの苦悩は続きそうです。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors

どう変わった? iPhone 15 Proの速攻分解レポート

Apple(アップル)の新型スマートフォン「iPhone 15 Pro」の分解レポートを、YouTubeチャンネルのPBKreviewsが掲載しています。

↑PBKreviews / YouTubeより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体素材にチタンを採用。また本体構造の変更により修理がしやすくなったり、バッテリー容量が大きくなったなどの報告も存在します。

 

 

PBKreviewsのレポートによれば、iPhone 15 Proの本体構造は、「iPhone 14 Pro」からはあまり変更されていません。しかしミッドフレームシャーシが再設計され、先述のように背面ガラスパネルを簡単に取り外せるようになっています。

 

また、iPhone 15 Proのバッテリー容量は3,274mAhで、iPhone 14 Proの3,200mAhよりも大きくなっていることがわかります。なおAppleによれば、iPhone 15 ProとiPhone 14 Proのオフラインでのビデオ再生時間は、どちらも最大23時間となっています。

 

今回の分解ではiPhone 15 Proのロジックボードも見ることができますが、新型チップ「A17 Pro」を含めた、その詳細はまだわかっていません。これについては、修理会社のiFixitからの詳細な分解レポートを待つ必要がありそうです。

 

Source: PBKreviews / YouTube via MacRumors

iPhone 15 Pro、落下すると壊れやすいとのテスト報告

Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro」の落下テストの結果を、YouTubeチャンネルのApple Trackが報告しています。

↑Apple Track / YouTubeより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体素材として「チタン」を初採用。本体のエッジは丸みを帯びた形状となり、ディスプレイのベゼルも細くなるなどの改良がくわえられています。

 

 

しかしApple Trackのテストによれば、iPhone 15 Proを落とすと丸みを帯びたチタン素材の側面から衝撃が前面と背面ガラスに広がり、クモの巣状のひび割れがおきてしまいました。ステンレス素材を採用し側面がフラットな「iPhone 14 Pro」よりも、強度が落ちていると報告しています。

 

一方でiPhone 15 ProのチタンフレームはiPhone 14 Proのステンレススチールと比較して、傷が目立ちにくいようです。また海外メディアの9to5Macは、ステンレス素材はフレームがひずむことで衝撃を吸収するのに対し、チタン素材は剛性が高いため衝撃が吸収されず、逆に損傷が大きくなるとの考察も掲載しています。

 

なお、本来の落下テストはより専門的な施設で、より多くの回数をこなす必要があります。iPhone 15 Pro/Pro Maxが以前のiPhoneよりも壊れやすいのかどうかは、さらなるテスト結果を待つ必要がありそうです。

 

Source: Apple Truck / YouTube via 9to5Mac

iPhone 15、データ転送前に必ず「iOS 17.0.2」へのアプデを!

「iPhone 15」シリーズでは別のiPhoneからデータを転送する前に、デバイスを「iOS 17.0.2」にアップデートしないと不具合が発生することが、Apple(アップル)の公式ドキュメントから判明しました。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

iPhoneシリーズではデータ転送の方法として、「iCloud」を使う方法と、デバイスを近くに置きBluetoothで直接データを転送する方法があります。また、iOS 17.0.2はiPhone 15シリーズにのみ提供されています。

 

Appleによれば、iPhone 15をiOS 17.0.2にアップデートする前にデータを転送しようとすると、Appleロゴが表示されたまま動かなくなる可能性があるとのこと。もしiPhone 15が動かなくなってしまった場合には、こちらのドキュメントに従ってiPhoneを復元することができます。

 

iPhone 15のiOS 17.0.2へのアップデートは、セットアップ中に表示されます。もし新規にデバイスをセットアップしてその後にバージョンアップする場合には、設定アプリの「一般」→「ソフトウェアアップデート」からインストールが可能です。あまり周知されていない割には重大な今回の不具合、iPhone 15シリーズを買った方は忘れずOSをアップデートしておくようにしましょう。

 

Source: Apple via MacRumors

iPhone 15、USB-Ethernetアダプタで有線インターネットに繋ぐとダウンロード激速に!

先週発売されたiPhone 15シリーズには全モデルにUSB-Cコネクタが搭載され、様々な機器が繋がるようになりました。外付けディスプレイに映像を出力することや、Androidスマートフォンと接続して、互いに充電し合うことも可能です

Image:Apple

 

そうした機器の1つにUSB – Ethernet(イーサネット)アダプタがあり、iPhoneをWi-Fiよりも高速な有線インターネット接続できることが明らかとなりました。

 

この情報は、アップルが公式サポート文書に書いていることです。USB-Cコネクタに接続できる各種デバイスの中に、USB – Ethernetアダプタが含まれています。

 

iPhoneをアダプタ経由でEthernetケーブルに接続すると、[設定]アプリ内に隠されていたEthernetメニューが出現し、IP関連や様々な設定オプションが表示されます。

↑設定メニュー内に「Ethernet」が出現!(Image:MacRumors Forum)

 

MacRumorsの読者は、iPhone 15 Proにアダプタを使って有線インターネットに接続すると、ダウンロードとアップロードの速度が1GBps近くになったと報告しています。

↑メチャメチャ速い!(Image:MacRumors Forum)

 

これまでのiPhoneでもLightning用のアダプタを使えば有線インターネットに繋げましたが、接続スピードが遅かったり、接続が不安定との声もありました。iOSのアップデートなど、大容量データをダウンロードするときに便利に使えるかもしれません。

 

Source:Apple,MacRumors Forum

iPhone 15/15 Plusの底面マイク、壊れても少し安心?

先日より発売が開始されたApple(アップル)の「iPhone 15/15 Plus」では底面マイクの修理が可能なことが、海外テックメディアのMacRumorsにより指摘されています。

↑Appleより

 

これまでのiPhoneや最新の「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、底面マイクだけを交換することができず、ミッドフレームのシャーシ全体を交換する必要があります。一方で、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは背面ガラスが交換しやすくなるなどの改良も施されています。

 

MacRumorsによれば、Apple StoreおよびApple正規サービスプロバイダは、iPhone 15/15 Plusの底面マイクが修理できるようになったとのこと。一方でイヤホン横やリアカメラ横などの別のマイクの修理には、やはりミッドフレームの交換が必要なようです。

 

このように部品単品での交換が可能になると、修理代金が大幅に下ることが予測されます。実際に、先述のiPhone 15 Pro/Pro Maxでは背面ガラスの傷の修理代金が、大幅に値下がりしました。iPhone 15/15 Plusでも、修理代金が下がることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

アップル、「iPhone 15 Proのチタンフレームに指で触れると一時的に変色」とコメント。布で拭けば戻ります

先週末に発売されたiPhone 15 Proモデルは、ケースを着けないと擦り傷が付いたとの報告がありました。それに続き、アップルが公式に「指で触れると一時的に変色することがある」可能性を述べています。

Image:Apple

 

アップルはiPhoneのお手入れに関する公式サポート文書(英語版)を更新し、iPhone 15に関する説明を追加しています。

 

それによれば、iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Maxの場合は「肌の油分により外側のバンドの色が一時的に変化することがあります」とのこと。要はチタンフレームに直に指で触れると、その部分が変色するというわけです。

 

ただし永続するものではなく、指紋は他のiPhoneと同じように拭き取れば、きれいな元の状態に戻るとのことです。アップルは「柔らかく、少し湿らせた、糸くずの出ない布でiPhoneを拭くと、元の外観に戻ります」と述べています。

 

iPhone 15シリーズが発表された後、SNSで「チタンフレームが指紋で変色した」という写真が出回っていました。しかし、結局はただの汚れに過ぎず、色が元に戻らない心配はないとアップルが明言したかたちです。

 

それでも、指紋が目立ちやすいことは事実です。美しい外観を保ちたい、なるべく汚れを着けたくない人は、ケースを着用しておくか、こまめに拭き取った方がよさそうです。

 

Source:Apple
via:MacRumors

iPhone 15シリーズの箱、偽造品かどうかを見破れるセキュリティシステムを導入か

高額なiPhoneは詐欺の対象になりやすく、中古品や整備済み品を偽造した箱に詰め替えて、新品同様の価格で販売している悪質な業者もいたりします。そうした詐欺対策のためか、アップルはiPhone 15シリーズの箱に本物であると確認できるセキュリティシステムを導入したようです。

↑箱にUVライトを当てると…?(Image:Majin Bu)

 

著名リーカーMajin Bu氏は、中国SNSのWeiboに投稿された動画をX(Twitter)でシェアしています。そこではiPhone 15の箱の裏にUV(紫外線)ライトを当てた時だけ見えるホログラムのラベルとQRコードがあることが確認できます。

 

これをMajin Bu氏は「本物の箱を認識し、詐欺を防ぐためにアップルが導入した対策です」と推測しています。悪質な業者が箱の見た目をソックリにしても、UVライトさえあれば簡単に見破れるというわけです。

 

アップルがこの対策に何も言及していないのは、詐欺師がコピーしやすくなることを防ぐためでしょう。もっとも、ホログラムは(確認できるだけでも)上下の2箇所に付けられており、偽造するにしても高い技術やコストが必要となりそうです。

 

もちろん、他人や見知らぬ店からiPhoneを買う場合、本当に新品のiPhoneかどうかをチェックする方法はいくつかあります。まず箱の隅々まで注目し、他のiPhoneの箱と比べてみることです。雑な偽造であれば、箱にあるべきシリアル番号もないかもしれません。

 

またiPhone 15シリーズでは充電サイクル数や製造時期、初めて使った時期を「設定」アプリで確認できます。決して安い買い物ではないだけに、細心の注意を払いたいところです。

 

Source:Majin Bu(X)
via:9to5Mac

スピーディーにササッと保存! 素早く保存先を指定するには【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「保存ダイアログをもっと便利に使いこなそう!」です。

 

 

保存ダイアログで毎回場所を指定するのは意外と面倒なものです。今回は保存ダイアログでより簡単に場所を指定する方法をご紹介しましょう。

 

まず、保存ダイアログはデフォルトではシンプルな簡易表示となっていますが、場所のポップアップメニューの右にある[∨ボタン(下向きボタン)]をクリックすると詳細表示に切り替わり、より便利に場所を指定することが可能となります。

 

[∧]上向きボタンをクリックすると元に戻りますが、いちど詳細表示に切り替えると、そのソフトでは次回以降もダイアログが詳細表示で開かれますので、必要であれば元に戻さずそのままにしておくと便利でしょう。

 

次に、[デスクトップ]を保存場所に指定するには、[command]+[D]キーを押すと一発でデスクトップが選ばれます。デスクトップに保存することが多い人は、[command]+[D]キーというショートカットを是非覚えておきましょう。

 

また、最近使ったフォルダを指定したいときは、上部のポップアップメニューをクリックし、[最近使ったフォルダ]セクションにある項目から選ぶと簡単です。

 

デスクトップ上など見えているフォルダを指定したいときは、選択ダイアログ内にそのフォルダを直接ドラッグ&ドロップすると、それが選ばれた状態になります。

 

場所をフォルダ名やパスで指定したいときは、[command]+[shift]+[G]キーを押すと現れる[フォルダへ移動]ダイアログでパスやフォルダ名を入力すると素早く指定できます。

 

この方法は一見、敷居が高そうに思われがちですが、フォルダ名の予測変換と自動入力に対応しているため、フォルダ名を完全に入力しなくても選ぶことができて便利です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

アップルとゴールドマン・サックスが考えた、幻の「株の取引機能」計画とは?

iPhoneに株式の取引機能が搭載される計画が存在していたことを、米国メディアのCNBCが報じています。

↑ゴールドマン・サックスと何を企んでいた?

 

そもそもiPhoneでは証券会社や銀行のアプリをインストールすれば、株式の取引は可能です。しかしCNBCによれば、Apple(アップル)は世界有数の金融グループのゴールドマン・サックスと提携することで、iPhoneに株式の取引機能を内蔵しようとしていたとのこと。

 

報道によれば、この機能は投資アプリの「Robinhood(ロビンフット)」に対抗するものとなり、iPhoneから直接株式の取引が可能になるはずでした。また、余剰資金を使ってAppleの株式に投資する機能も検討されていたようです。プロジェクトは2020年から始まり、2022年には実際にリリースされる予定でしたが、株式市場の悪化を懸念して機能の投入は見送られたそうです。

 

とはいえ、両社はすでに「Apple Card」や「Apple Pay Later」「Daily Cash Savings」といった金融機能で提携しています。この計画が再検討される可能性がないとは限りません。

 

Source: CNBC via MacRumors

「iPhone 15 Pro Max」はどうして光学ズームが5倍なの? Apple担当者が理由を明かした

「iPhone 15 Pro Max」で光学ズームが5倍に制限されている理由を、Apple(アップル)の担当者がフランスのニュースサイト・Numeramaに説明しています。

↑なぜ5倍?(画像提供/Apple)

 

iPhone 15 Pro Maxは望遠カメラとして「テトラプリズムレンズ」を搭載。「光線を4回連続して反射」することにより、「iPhone 15 Pro」の3倍を上回る5倍の光学ズームを実現しています。一方で、Androidのハイエンドスマートフォンを見ると、「ペリスコープレンズ」による光学10倍ズームを実現しているモデルがあるのも事実。

 

Appleのカメラソフトウェア・エンジニアリング担当副社長のJon McCormack氏によれば、iPhone 15 Pro Maxでは光学式手ぶれ補正とオートフォーカス3Dセンサーシフトモジュールが組み合わされているそう。そして、iPhone 15 Pro Maxの5倍ズームレンズは10倍ズームレンズと比べて、「信じられないほど手ぶれ補正ができている」と言います。

 

同じくインタビューに応じたiPhone製品マーケティング担当シニアディレクターのMaxime Veron氏によれば、iPhone 15 Pro Maxの望遠レンズはf/2.8というスペックを実現したとのこと。Samsung(サムスン)の「Galaxy S23 Ultra」に搭載された10倍レンズのf/4.9と比べて、暗所での撮影性能が良いそうです。

 

ズーム倍率よりも手ぶれ補正やレンズの明るさなど、実用度を重視したiPhone 15 Pro Maxの5倍ズームレンズ。製品が発売されたら、ぜひ一度手にとってその快適さを体験してみたいものです。

 

Source: Numerama via MacRumors

iPhone 15とAndroidスマホ、USB-Cケーブルでつないで充電できる? YouTuberが実験

アップルの最新スマートフォン「iPhone 15」シリーズは、ついにLightningコネクタに代えてUSB-Cポートを採用しました。そんなiPhone 15を通じて、AirPodsやApple Watchなどを最大4.5Wで充電できることも公式に明らかにされています

↑iPhone 15とAndroidスマホがつながった

 

その一方、最近のAndroidスマートフォンでもUSB-Cポートが主流となっています。となると、iPhone 15とAndroidスマホをUSB-Cケーブルでつなげば、互いに充電することは可能ではないか? それを思いついたYouTuberが実際に試してみたところ、本当にできてしまいました。

 

YouTuberのPetaPixe氏は、Google Pixel FoldとiPhone 15をUSB-Cケーブルでつなぎ、互いに充電し合うテストを行っています。Pixel Foldは無事にiPhone 15から充電することができ、その逆にiPhone 15もPixel Foldから電力を分けてもらうことができました。

 

Androidスマホはケーブルが接続されたときに、USBの用途を変えることができます。その中には「接続されたデバイスを充電する」などのオプションも含まれていますが、iPhone 15にも同じような機能が備わっているのかもしれません。

 

ちなみに、iPhone 14シリーズなどLightningポートを持つ旧機種では、Androidスマホから充電することはできませんでした。

 

この機能にどれほど実用性があるのかは不明です。が、1人のユーザーがiPhone 15とAndroidスマホを2台持ち歩いていて「どちらかでしか使えないアプリ」があったり、あるいは友達のAndroidスマホのバッテリーが切れかけていたりする場合などでは、この手段が重宝されるかもしれません。

 

Source:PetaPixe(YouTube) 
via:9to5Google

米女性が「Apple Watch」をトイレに落とす! 拾おうとしたら、さらなる悲劇が…

米・ミシガン州北部に住む女性が「Apple Watch」をトイレに落としてしまい、それを取ろうとして自分もトイレに落ちてしまったことが地元メディアで報じられています。

↑女性がApple Watchを落としたトイレ(画像提供/UpNorthLive)

 

今回の出来事は、9月19日にミシガン州北部の町で起きました。とある女性がディクソン湖にある天然資源局のボート乗り場でトイレを利用しようとしたとき、Apple Watchを落としたのです。そして女性はApple Watchを取ろうとしてトイレに落ちてしまい、自分で脱出することができなくなってしまいました。

 

この女性がトイレの中から助けを求めている声を聞いて、救急隊員が現場に到着。トイレを取り外し、無事に女性を救出したのです。地元メディアの報道によれば、女性はApple Watchを持ってトイレから出てきたとのこと。女性がどれだけ高価なApple Watchを持っていたのかはわかりません。

 

ミシガン州警察は「トイレで落とし物をした場合、トイレの中に入らないでください。重症を負う恐れがあります」と声明を出しています。

 

Source: UpNorthLive via 9to5Mac

iPhoneのチップ、2026年に大幅な進化を予定か

iPhoneに搭載されている「Aシリーズ」チップ(プロセッサ)の大幅なアップグレードが2026年に予定されていることを、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

silicon-microchip
↑Quardia / Shutterstock.comより

 

Apple(アップル)が独自に設計を手掛けているAシリーズですが、先日発表された「iPhone 15 Pro/Pro Max」に搭載された「A17 Pro」では、最新の3nmプロセスを採用。性能と電力効率を向上させています。

 

Kuo氏の報告によれば、Appleは2026年にはTSMCの2nmプロセスを、iPhone向けチップの製造に導入するとのこと。つまり2023年の「A17」から2025年の「A19」までは、現行の3nmプロセスが利用されるようです。

 

TSMCは、チップ設計を手掛けるARMとの垂直統合能力を強化し、3nmプロセスから2nmプロセスへのスムーズな移行を計画しているとのこと。そして、AppleとNVIDIAが2nmプロセスの最初の顧客となると報告しているのです。

 

先進的なプロセス技術により、スマートフォン業界をリードしているAppleのAシリーズ。2026年には、さらなる大幅な進化が期待できそうです。

 

Source: Medium via MacRumors

iPhone 15が「充電を80%で止める」新機能を搭載! バッテリーの劣化を阻止

iPhone 15シリーズ全モデルに、常に充電を80%で停止できる新機能が搭載されていることが明らかになりました。一般的にスマートフォンのバッテリーは満充電を続けると劣化が進みやすくなっていますが、これによってiPhoneをより長く使えるようになりそうです。

↑腹八分目でストップ

 

この新機能は、iOS 13以降にある「バッテリー充電の最適化」とは別もの。これは毎日の充電パターンを機械学習することで「80%まで充電したら、その後の充電を遅らせる」仕組みでした。充電器を外した時点で、ちょうどiPhoneがフル充電にしておくことが狙いです。

 

しかし、iPhone 15の新機能では充電を80%でストップ。設定が有効である限り、それ以上充電することはありません。

 

iPhone15の全モデルには「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」>「充電の最適化」の下に3つのオプションが追加されています(iPhone 14以前にはありません)。

 

  • バッテリー充電の最適化
  • 80%制限
  • なし

 

この新たな設定は、米9to5MacがiOS 17ベータ版のコード内から発見していました。すでに同様の機能がサムスンのGalaxyスマホにも導入されていましたが(最大充電量を85%に制限するなど)、ようやく最新のiPhoneでも利用できます。

 

お気に入りのスマホを長く使っていく上で、バッテリーの劣化は無視できない問題。でも、この新機能をオンにすれば、充電せずに使える時間は短くなるものの、iPhone 15を何年にもわたって愛用できるかもしれません。

 

Source:The Verge
via:MacRumors

早くもチタンボディの弱点が発覚!「iPhone 15 Pro」にケースが必要なわけ

アップルはiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxで、ボディ素材をこれまでのステンレススチールから初めてチタン合金に変更しました。チタンは以前の素材よりも軽く、また耐食性(化学物質と反応しにく)に優れている強みもありますが、一方では傷が付きやすくもあります。

↑チタン合金には弱点もあった

 

正式な発売日は9月22日ですが、すでに擦り傷が付いたと写真付きで報告されています。

 

著名リーカーMajin Bu氏は、新品のiPhone 15 Proを片手に持った写真をX上でシェア。この画像に写っているのは「ブルーチタニウム」仕上げですが、こうした傷は濃い色ほど目立つため、分かりやすく確認できます。

 

初代Apple Watch Ultraもチタン合金を採用していますが、本体やディスプレイが壊れることはなかったももの、細かな傷が付いたとの報告は珍しくありませんでした。

 

アップルは「航空宇宙産業レベルのチタニウムを採用」「火星探査機の合金と同じものを使用」と説明していますが、小さな傷は防ぎにくいようです。チタンは高級腕時計にもよく採用されている素材ですが、やはりステンレススチールより擦り傷が付きやすいと言われています。

 

こうした擦り傷を避けたければ、iPhone 15 Proモデルには常にケースを着用しておくのが良さそう。またアップルは中古iPhoneの下取りも行っていますが、擦り傷で査定額が下がらないのかは気になるところです。

 

Source:Majin Bu(X) 
via:Wccftech

ついに「 iPhone 15」でバッテリーのサイクル数を確認できるようになった!

先日発表された「iPhone 15」シリーズでは、充電回数の目安となる「バッテリーのサイクル数」を確認することができるようになりました。

↑バッテリーの状態をチェックしやすくなった(画像提供/Apple)

 

バッテリーのサイクル数とは、バッテリーが0%から満充電の100%となり、ふたたび0%になった回数を意味します。これまでのiPhoneでこの情報を確認するには、サードアプリを使うか内部情報を自分で検索するなど、面倒な手段しかありませんでした。

 

しかしiPhone 15では「設定」アプリの一般→バージョン情報から、バッテリーのサイクル回数を調べることができるようになったのです。それと同時に、iPhoneの製造日や初めて使った日も確認することが可能。

 

iPhoneでバッテリーの状態を確認するには、設定アプリから「バッテリーの最大容量」をチェックする方法もあります。バッテリーのサイクル回数と最大容量を両方見ることで、iPhone 15シリーズではより正確にバッテリーの状態を把握することができそうです。

 

Source: Ray Wong / X via MacRumors

iPhone 15/15 Proの充電速度が判明した…かも

↑Appleより

 

「iPhone 15/15 Pro」のUSB-Cポートでの充電速度は最大27Wで、最大4.5Wの給電が可能だと、MACお宝鑑定団が報告しています。

 

iPhone 15シリーズでは、全モデルにてLightningポートにかわりUSB-Cポートを搭載。Apple(アップル)によれば、「20W以上の電源アダプタを接続すれば、30分で最大50%の充電が可能」だとうたっています。

 

一方で、iPhone 15/15 Proの充電速度が最大27Wだとすれば、これは「iPhone 14 Pro」と変わらないことになります。以前には「iPhone 15では最大35Wでの充電ができる」というも登場しましたが、どうやらそれは外れたようです。

 

一方で最大4.5Wでの給電速度は、Lightningポートによる300mWという給電速度を大きく上回っています。これにより、iPhone 15/15 ProではAirPods Proの充電ケースやApple Watchの充電速度が向上するのかどうかも、気になるところです。

 

Source: MACお宝鑑定団 via MacRumors

えっ……iPhone 15 Proの128GBモデル、動画撮影に制限アリ

「iPhone 15 Pro」の128GBモデルでは外部ストレージを接続しない限り、4K/60fpsのProResコーデックの動画が録画できないことが、Apple Storeアプリの記載から判明しました。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、高品質なProResコーデックの動画を録画することができます。さらに大容量なProResコーデックの動画を、外部ストレージに直接録画することも可能です。

 

しかしiPhone 15 Proの128GBモデルでは外部ストレージを接続しない限り、ProResコーデックの動画は1080p/30fpsでしか録画することができません。一方でこのような制限は、256GBモデルや512GBモデル、1TBモデルには存在しません。なお、最小ストレージが256GBの「iPhone 15 Pro Max」には、このような制限は存在しません。

 

ProResコーデックの動画が1080p/30fpsでしか録画できないという制限は、「iPhone 14 Pro」にも存在していました。容量が小さなiPhoneでProResコーデックの動画を録画するとすぐにストレージがいっぱいになってしまうので、このような制限が存在することは想像できますが…できれば、技術仕様のページに情報を載せておいてほしかったものです。

 

Source: MacRumors

来年に期待!? 「iPhone 16 Pro」は5倍の光学ズームができるかも

「iPhone 15 Pro Max」に搭載されている5倍光学ズームレンズが「iPhone 16 Pro/Pro Max」の両モデルに搭載される可能性を、アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro Maxには「テトラプリズムレンズ」が搭載されており、「光線を4回連続して反射」することで、光学5倍ズームが可能です。ただし、「iPhone 15 Pro」には同レンズは搭載されておらず、光学3倍ズームレンズが搭載されています。

 

Kuo氏のレポートによれば、iPhone 16 ProはiPhone 15 Proの6.1インチよりも大きな、6.3インチディスプレイを搭載。この変更によりデバイス全体のサイズが大きくなり、テトラプリズムレンズを搭載することで、光学5倍ズームが可能になるというのです。

 

このようにiPhone 16 Proにも高倍率なズームレンズが搭載されるという噂は、以前にも登場しています。iPhoneの最上位モデルの機能が翌年に小さなProモデルに搭載される例は以前にもあったので、光学5倍ズームのテトラプリズムレンズもiPhone 16 Proにやってくることを期待したいものです。

 

Source: Medium via MacRumors

iPhone 15に続き、AirPodsやMagic MouseもUSB-C対応モデルが登場?著名ジャーナリストが発売時期を予想

iPhone15シリーズは全4モデルともUSB-Cポートを搭載しましたが、アップルは依然としてLightningコネクタを搭載した製品を販売し続けています。唯一、USB-Cに対応したAirPods Pro(第2世代)新モデルが登場したのみでした。

↑買うのは少し待った方がいい?

 

では、いつ頃USB-Cに移行するのか? 著名ジャーナリストが、アップルの純正アクセサリー製品につき見通しを語っています。

 

アップルの社内事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、先日もオーバーイヤーヘッドホンAirPods MaxのUSB-C版が2024年初めに登場すると述べていました。今回の噂話は、その続報です。

 

Gurman氏は、まずMagic Mouse、Magic Trackpad、Magic KeyboardのUSB-C版が次期iMacと同時にリリースされるだろうと述べています。これらは、どれもがMac用の周辺機器です。また、最新チップ「M3」を搭載したiMacは年内には登場せず、来年以降になるとの指摘もあります。

 

第二に、AirPod標準モデルは2024年にUSB-C充電ケース同梱版が出るはずだと述べています。またUSB-C版AirPods Maxにも言及していますが、発売時期には触れていません。

 

最後に、MagSafeバッテリーパックやMagSafeデュアル充電パッドはアップル公式ストアから消えてしまいましたが、いずれUSB-Cポート版として復活することも予想しています。

 

どれもサードパーティが相当する製品を発売しており、USB-Cに対応したものもありますが、アップル純正で揃えたい人はしばらく待つことになりそうです。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

iPhone 15シリーズやApple Watch Series 9/Ultra 2のバッテリー容量が判明しました

先日Apple(アップル)より発表された「iPhone 15」シリーズと「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」のバッテリー容量が、中国登録機関のデータベースから判明しました。

↑Appleより

 

登録情報によれば、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxのバッテリー容量はそれぞれ3,349mAh/4,383mAh/3,274mAh/4,422mAhとなっています。これは、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの3,279mAh/4,325mAh/3,200mAh/4,323mAhから、それぞれわずかに増加しています。

 

なお、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの最長動作時間は20時間/26時間/23時間/29時間で、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxから変わっていません。このあたり、実際の動作時間に関するテストを待ちたいところです。

 

そしてApple Watch Series 9の41mm/45mmモデルとApple Watch Ultra 2のバッテリー容量は、それぞれ282mAh/308mAh/564mAhとなっています。このバッテリー容量は「Apple Watch Series 8」から変わっていませんが、「Apple Watch Ultra」の542mAhからは若干増えていることがわかります。

 

なお、Apple Watch Series 9の最長動作時間は18時間、Apple Watch Ultra 2の最長動作時間は36時間で、それぞれ前モデルから変わっていません。こちらは、バッテリー容量なりの仕様といえそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors 1, 2

iPhone 15シリーズやApple Watch Series 9/Ultra 2のバッテリー容量が判明しました

先日Apple(アップル)より発表された「iPhone 15」シリーズと「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」のバッテリー容量が、中国登録機関のデータベースから判明しました。

↑Appleより

 

登録情報によれば、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxのバッテリー容量はそれぞれ3,349mAh/4,383mAh/3,274mAh/4,422mAhとなっています。これは、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxの3,279mAh/4,325mAh/3,200mAh/4,323mAhから、それぞれわずかに増加しています。

 

なお、iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Maxの最長動作時間は20時間/26時間/23時間/29時間で、iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Maxから変わっていません。このあたり、実際の動作時間に関するテストを待ちたいところです。

 

そしてApple Watch Series 9の41mm/45mmモデルとApple Watch Ultra 2のバッテリー容量は、それぞれ282mAh/308mAh/564mAhとなっています。このバッテリー容量は「Apple Watch Series 8」から変わっていませんが、「Apple Watch Ultra」の542mAhからは若干増えていることがわかります。

 

なお、Apple Watch Series 9の最長動作時間は18時間、Apple Watch Ultra 2の最長動作時間は36時間で、それぞれ前モデルから変わっていません。こちらは、バッテリー容量なりの仕様といえそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors 1, 2

朗報。iPhone 15 Proの修理代金が大幅値下げしました

Apple(アップル)の「iPhone 15 Pro/Pro Max」では「背面ガラスの損傷」の修理代金が大幅に値下げされていることが、公式サイトの情報により判明しました。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、本体フレームにチタン素材を採用しただけでなく、背面ガラスパネルが取り外しやすい構造になっています。これにより、修理がより簡単になっているのが特徴です。なお同様の構造は、昨年登場した「iPhone 14/14 Plus」でも採用されています。

 

Appleの公式サイトを参考にするとiPhone 15 Pro/Pro Maxの背面ガラスの損傷の修理代金は2万5900円/2万9800円。iPhone 14 Pro/Pro Maxの7万5800円/8万2800円と比較して、かなり安価なことがわかります。なお、iPhone 14/14 Plus/iPhone 15/15 Plusの背面ガラスの損傷の修理代金は、2万5900円/2万9800円で変わっていません。

 

またAppleの保証プラン「AppleCare+」に加入している場合、背面ガラスの損傷の修理代金は3,700円にまで下がります。

 

背面ガラスは、ケースをつけないで落下したときなど、壊れやすいパーツ。しかしiPhone 15 Pro/Pro Maxなら、背面ガラスの損傷時にも大きな出費が強いられなくてすむはずです。

 

Source: Apple via MacRumors

気になる…iPhone 15 Proのベンチマーク結果が公開

Apple(アップル)の新型スマートフォン「iPhone 15 Pro」のものとされるベンチマークスコアが、Geekbenchのデータベースに登録されています。

↑Appleより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxには、新型チップの「A17 Pro」を搭載。3nmプロセスで製造された同チップはパフォーマンスと電力効率の向上が期待されており、Appleからも「10%のCPU性能と20%のGPU性能の向上」がうたわれています。

 

Geekbenchに登録されたiPhone 15 Pro(モデル番号はiPhone 16,1)のベンチマークスコアによれば、A17 Proの動作周波数は3.78GHzで、6コアCPUを搭載。シングルコアテストは2,908ポイント、マルチコアテストは7,238ポイントを記録しています。またiPhone 15 Pro Max(モデル番号はiPhone 16,2)のスコアはシングルコアテストが2,846ポイント、マルチコアテストは7,024ポイントでした。

 

一方で「A16 Bionic」を搭載した「iPhone 14 Pro」のGeekbenchスコアは、シングルコアテストは2,642ポイント、マルチコアテストは6,739ポイントで、「iPhone 14 Pro Max」はシングルコアテストは2,546ポイント、マルチコアテストは6,631ポイント。iPhone 15 Pro/Pro MaxはiPhone 14 Pro/Pro Maxと比較して、CPU性能が約10%向上していることがわかります。

 

また、iPhone 15 Pro/Pro MaxのRAM容量が8GBであることも判明しました。A17 ProチップとRAM容量の増加もあわせて、iPhone 15 Pro/Pro Maxではさらに軽快な動作が期待できそうです。

 

Source: MySmartPrice via MacRumors

特別な相手には特別なサウンドを。メアドごとに通知音を変える方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「音だけで判別できて便利! メールアドレスごとに通知音を変える方法」です。

 

 

メールが届くとバナーで通知されますが、これだけだと見逃してしまう恐れがあるのでサウンドを設定している人も多いはず。

 

でもメールが届いたとき、みんな同じ音で通知されたのでは仕事のメールなのかプライベートのメールなのか区別がつきません。ですので用途ごとにメールアドレスを使い分けているなら、アカウントごとに通知音を変えておくと便利です。

 

方法は、ホーム画面から[設定]→[メール]→[通知]→[通知をカスタマイズ]と選ぶと、「メール」で使っているアドレスが表示されます。

 

通知音を設定したいアドレスをタップしたら、[通知]がオフになっていたらオンに切り替え、[サウンド]から通知音を選びましょう。

 

こうしてアドレスごとに別の通知音を設定しておけば、仕事のメールならこのサウンド、プライベートのメールならこっちのサウンド、と音で区別できるようになります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

iPhone 15シリーズと新Apple Watchハンズオン! 今年はどのモデルがおすすめ?

アップルがカリフォルニアの本社Apple Parkで開催したスペシャルイベントにおいて、2023年モデルのiPhone 15シリーズやApple Watch Series 9など注目の新製品を発表しました。ここでは、イベントの模様を振り返りながら、各新製品を体験した筆者のファーストインプレッションをレポートします。

↑アップルの米国本社Apple Parkで開催された新製品発表イベントを現地で取材しました

 

世界中からジャーナリストがApple Parkに集結

6月にアップルが開催した世界開発者会議「WWDC 23」以来、筆者にとって今年2度目のアップル本社での取材となりました。今回iPhoneやApple Watchの発表会は本社敷地内の特別な施設であるSteve Jobs Theaterの大ホールで開催されました。

↑カンファレンス開幕前のSteve Jobs Theater

 

↑Steve Jobs Theaterに登壇したティム・クックCEO

 

スペシャルイベントはオンラインでも配信されましたが、現地では冒頭にアップルのティム・クックCEOがステージに立ち、「アップルの仲間たちと共につくった素晴らしいプロダクトを、今回もみなさんに紹介できることをとてもうれしく思う」とスピーチ。アップルはコロナ禍以降、対面開催のイベントステージは現地に招待された参加者も同時配信されるオンラインストリーミングの動画を着席して観るスタイルでそろえています。今後もしばらくこの形式が定着しそうです。

 

ただ、ステージのプレゼンテーションが動画であっても、エキサイティングな発表があった際には都度、スクリーンに向かって大きな歓声があがるところが「さすがアメリカ!」と、感じるところです。

 

カンファレンスの終了後は、同じSteve Jobs Theaterに設けられたハンズオンエリアでのプロダクト体験が待っています。アップルの新製品にいち早く触れる機会とあって、招待されたジャーナリストも気分が高揚する楽しい時間です。

↑iPhoneのハンズオンエリアに大勢のジャーナリストが押し寄せてきます

 

値上げしたiPhone 15シリーズ

今秋のスペシャルイベントで登場したのは、iPhone 15シリーズ、iPhone 15 Proシリーズ、ならびにApple WatchのSeries 9とUltra 2などです。プレスリリースではワイヤレスイヤホンのAirPods Proも発表されましたが、ハンズオンエリアに展示はありませんでした。

 

iPhone 15シリーズは6.1インチの「iPhone 15」と6.7インチの「iPhone 15 Plus」の2機種。昨年登場した大きめのPlusが今年も継続された格好です。ストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15が12万4800円(税込)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(税込)から。2022年モデルのiPhone 14シリーズから5000円ほど値上がりしています。

↑左が6.7インチのiPhone 15 Plus、右が6.1インチのiPhone 15

 

iPhone 15 Proシリーズも6.1インチの「iPhone 15 Pro」と6.7インチの「iPhone 15 Pro Max」の2機種が登場。ウワサされてきたiPhone初のUltraモデルはなかったものの、カメラを中心に唯一追加された機能があることから、事実上iPhone 15 Pro Maxは今年発表のラインナップの中ではフラグシップモデルとして君臨するiPhoneになりました。

 

こちらもストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15 Proが15万9800円(税込)から、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円(税込)からとなり、Proは1万円、Pro Maxは2万5000円の価格上昇となりました。

 

いずれも値上げとなりましたが、Proシリーズは初のチタンボディを採用するなど、充実の機能を満載しています。ポイントとなる機能を振り返ってみましょう。

 

汎用性の高いUSB-Cを搭載、ケーブルをまとめられるのはやっぱり魅力

iPhone 15シリーズはアップル独自設計による「A16 Bionic」チップを搭載しました。iPhone 14 Proシリーズと同じチップであることから、Proシリーズ並みの底力を持つスタンダードシリーズのiPhoneが誕生したと受けとめることができます。

 

新製品についてはすでにGetNavi webで速報もしていますので、詳細を繰り返すことはしませんが、ここでは筆者がハンズオンで体験したインプレッションを伝えたいと思います。

 

アップルは2022年登場のiPhone 14/iPhone 14 Plusから内部設計を大きく変えて、強度を保ちながら部品構成を最適化。結果として本体質量の軽量化を実現しています。そのノウハウを継承したiPhone 15シリーズもまた軽く、スリムなスマートフォンになりました。

 

見た目は、背面ガラス全体にカラーを埋め込む技法を初めて採用したことから、従来のiPhoneに比べて透明感のある淡い色合いになりました。

 

デュアルレンズカメラはiPhone 14シリーズと同じく、ふたつのレンズを斜めに並べたデザインとしています。広角と超広角によるデュアルレンズカメラは、広角側に48MPの高解像度センサーを搭載しました。センサーの中央部を切り出して劣化のない2倍ズームを実現する機能も搭載され、少し遠くの風景や手もとの料理、人物などにカメラを一歩近づけてダイナミックな写真・動画を撮りたいときに便利に使えそうです。

↑広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズシステム。広角カメラが2倍ズーム撮影に対応しました

 

今回発表されたiPhone 15シリーズの4機種はすべて、コネクターがLightningからUSB-Cに切り替わりました。これにより、たとえばiPhoneで撮影した高画質・大容量のビデオや複数の写真を、ケーブル経由でより速くMacなどにバックアップできます。しかし、なにより便利なのは、最近のガジェットはUSB-Cを採用する製品も多くあり、Macや最近のiPad、ワイヤレスオーディオなど多くのバッテリーを内蔵するガジェットと充電ケーブルをまとめられるところが魅力的です。

 

(編集部注:イベント後に、iPhone 15およびiPhone 15 Plusはデータ転送速度がLightningと同じであることが明らかになっています

↑iPhone 15/15 Proシリーズの4機種にUSB-Cコネクターが採用されました

 

ほかにもiPhone 14 Proから搭載された、ディスプレイ側の新しい情報表示インターフェースであるDynamic IslandがiPhone 15シリーズに搭載されました。デザイン的にも「新しいiPhone」の統一感が生まれたように思います。

↑Dynamic Islandも搭載。各種情報にアクセスしやすくなります

 

こだわりの写真や動画を撮影するならiPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Proシリーズは、iPhoneで初めてボディのメイン素材にチタニウムを採用しました。見た目に新鮮なだけでなく、軽量で剛性の高い金属であるチタンの特徴を活かした「アップル史上最も軽いProモデル」であることから、イベントに集まったジャーナリストにも一番人気の新製品でした。

↑人だかりが絶えなかったiPhone 15 Proシリーズのハンズオンエリア

 

本機はこれまでのProシリーズ同様、トリプルレンズカメラシステムを継承しています。6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは画面のサイズが大きいだけでなく、トリプルレンズカメラを構成する望遠カメラで光学5倍ズーム撮影ができます。画質に優れる光学ズーム撮影は35ミリフイルム換算で120ミリに相当する単焦点レンズです。また、デジタルズームもProの最大15倍に対して、Pro Maxは最大25倍までサポートします。

↑Pro Maxは最大5倍のズーム撮影に対応します

 

iPhoneで“プロなみ”のこだわりを込めた写真や動画を撮影して楽しみたい人は、iPhone 15 Pro Maxを選ぶべきです。ただし、高精細な写真や動画を撮りまくってしまうとストレージの空き容量が気になるところ。iPhoneはできる限り大きなストレージの機種を選んで、9月18日から提供されるiCloud+の6TB(月額3900円・税込)、12TB(月額7900円・税込)のプランを活用する手もアリです。

 

もうひとつ変更点として、iPhone 15 Proシリーズは左側の側面に、サイレントスイッチの代わりに新しい「アクションボタン」を搭載しました。iOSの設定からフラッシュライトやボイスメモ、拡大鏡など、ボタンを押したときに呼び出すアプリや機能を選べます。筆者はインタビュー取材のときによくボイスメモを使うので、アクションボタンを活用したいがために次はiPhone 15 Proシリーズに買い換えるつもりです。会議の議事録でボイスメモを利用する人は、同じような活用が考えられるでしょう。

↑左サイドにアクションボタンが新しく搭載されています

 

↑アクションボタンにはいくつか割り当てられる機能のプリセットがあります

 

Apple Watchのジェスチャー操作「ダブルタップ」に期待

Apple Watchは2022年の秋に発売されたタフネスモデルの最新モデル「Apple Watch Ultra 2」と、着々と進化を遂げてきたナンバリングモデルの「Apple Watch Series 9」が登場しました。

↑新色ピンクのアルミニウムケースが追加されたApple Watch Series 9

 

Apple Watch Series 9にはApple Watchで初めてのカラーバリエーションとして「ピンク」のアルミニウムケースモデルが追加されます。価格は41ミリのアルミニウムケースモデルが5万9800円(税込)から。Apple Watch Series 8からケースの種類・サイズのモデルは変わっていません。

 

Apple Watch Ultra 2は初代モデルと同じデザインの49mmチタニウムケース仕様。価格は4000円アップの12万8800円(税込)です。

↑Apple Watch Ultra 2も登場します

 

ふたつの新しいApple Watchにはアップルが独自に設計したウェアラブル向けの「S9 SiP」チップが搭載されます。高い性能と省電力駆動を実現したハイパフォーマンスなチップを載せたことによって、Siriによる音声操作でできることが増えたうえに、音声操作に対するレスポンスも向上しています。

 

注目なのは、S9 SiPチップとApple Watchが搭載するさまざまなセンサーが連動することによって実現した、新しいジェスチャーユーザーインターフェースの「ダブルタップ」です。

↑高性能なS9 SiPチップが、Apple Watchに搭載される各種センサーとの連携で実現する「ダブルタップ」が便利に使えそうです

 

Apple Watchを身に着けている手の、親指とひとさし指を2度たたくようなフィンガージェスチャーによって、ユーザーが画面やボタンに触れることなく片手だけで操作できるようになりました。たとえばタイマーの停止、音楽の再生、アラームのスヌーズなどができ、便利な機能です。実機で体験しましたが、指による操作に対する反応が小気味よく正確なので、実際に使う機会が方々で訪れるでしょう。

 

ダブルタップはApple Watchの発売後、10月に予定しているソフトウェアアップデートで追加されます。

 

なお、ヘルスケア系の新機能が物足りない印象ですが、9月19日に配信がスタートするwatchOS 10にはメンタルヘルスのセルフチェックやサイクリングのワークアウトが充実する機能などが盛りだくさんです。

 

最後に、今年のおすすめモデルはバランスが取れているApple Watch Series 9。昨年Apple Watch Ultraを買った人、Apple Watch Series 8やApple Watch SEからのステップアップを狙っている人など、幅広くおすすめしたい完成度です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhone 15シリーズと新Apple Watchハンズオン! 今年はどのモデルがおすすめ?

アップルがカリフォルニアの本社Apple Parkで開催したスペシャルイベントにおいて、2023年モデルのiPhone 15シリーズやApple Watch Series 9など注目の新製品を発表しました。ここでは、イベントの模様を振り返りながら、各新製品を体験した筆者のファーストインプレッションをレポートします。

↑アップルの米国本社Apple Parkで開催された新製品発表イベントを現地で取材しました

 

世界中からジャーナリストがApple Parkに集結

6月にアップルが開催した世界開発者会議「WWDC 23」以来、筆者にとって今年2度目のアップル本社での取材となりました。今回iPhoneやApple Watchの発表会は本社敷地内の特別な施設であるSteve Jobs Theaterの大ホールで開催されました。

↑カンファレンス開幕前のSteve Jobs Theater

 

↑Steve Jobs Theaterに登壇したティム・クックCEO

 

スペシャルイベントはオンラインでも配信されましたが、現地では冒頭にアップルのティム・クックCEOがステージに立ち、「アップルの仲間たちと共につくった素晴らしいプロダクトを、今回もみなさんに紹介できることをとてもうれしく思う」とスピーチ。アップルはコロナ禍以降、対面開催のイベントステージは現地に招待された参加者も同時配信されるオンラインストリーミングの動画を着席して観るスタイルでそろえています。今後もしばらくこの形式が定着しそうです。

 

ただ、ステージのプレゼンテーションが動画であっても、エキサイティングな発表があった際には都度、スクリーンに向かって大きな歓声があがるところが「さすがアメリカ!」と、感じるところです。

 

カンファレンスの終了後は、同じSteve Jobs Theaterに設けられたハンズオンエリアでのプロダクト体験が待っています。アップルの新製品にいち早く触れる機会とあって、招待されたジャーナリストも気分が高揚する楽しい時間です。

↑iPhoneのハンズオンエリアに大勢のジャーナリストが押し寄せてきます

 

値上げしたiPhone 15シリーズ

今秋のスペシャルイベントで登場したのは、iPhone 15シリーズ、iPhone 15 Proシリーズ、ならびにApple WatchのSeries 9とUltra 2などです。プレスリリースではワイヤレスイヤホンのAirPods Proも発表されましたが、ハンズオンエリアに展示はありませんでした。

 

iPhone 15シリーズは6.1インチの「iPhone 15」と6.7インチの「iPhone 15 Plus」の2機種。昨年登場した大きめのPlusが今年も継続された格好です。ストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15が12万4800円(税込)から、iPhone 15 Plusは13万9800円(税込)から。2022年モデルのiPhone 14シリーズから5000円ほど値上がりしています。

↑左が6.7インチのiPhone 15 Plus、右が6.1インチのiPhone 15

 

iPhone 15 Proシリーズも6.1インチの「iPhone 15 Pro」と6.7インチの「iPhone 15 Pro Max」の2機種が登場。ウワサされてきたiPhone初のUltraモデルはなかったものの、カメラを中心に唯一追加された機能があることから、事実上iPhone 15 Pro Maxは今年発表のラインナップの中ではフラグシップモデルとして君臨するiPhoneになりました。

 

こちらもストレージ容量が最も少ない128GBのモデルはiPhone 15 Proが15万9800円(税込)から、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円(税込)からとなり、Proは1万円、Pro Maxは2万5000円の価格上昇となりました。

 

いずれも値上げとなりましたが、Proシリーズは初のチタンボディを採用するなど、充実の機能を満載しています。ポイントとなる機能を振り返ってみましょう。

 

汎用性の高いUSB-Cを搭載、ケーブルをまとめられるのはやっぱり魅力

iPhone 15シリーズはアップル独自設計による「A16 Bionic」チップを搭載しました。iPhone 14 Proシリーズと同じチップであることから、Proシリーズ並みの底力を持つスタンダードシリーズのiPhoneが誕生したと受けとめることができます。

 

新製品についてはすでにGetNavi webで速報もしていますので、詳細を繰り返すことはしませんが、ここでは筆者がハンズオンで体験したインプレッションを伝えたいと思います。

 

アップルは2022年登場のiPhone 14/iPhone 14 Plusから内部設計を大きく変えて、強度を保ちながら部品構成を最適化。結果として本体質量の軽量化を実現しています。そのノウハウを継承したiPhone 15シリーズもまた軽く、スリムなスマートフォンになりました。

 

見た目は、背面ガラス全体にカラーを埋め込む技法を初めて採用したことから、従来のiPhoneに比べて透明感のある淡い色合いになりました。

 

デュアルレンズカメラはiPhone 14シリーズと同じく、ふたつのレンズを斜めに並べたデザインとしています。広角と超広角によるデュアルレンズカメラは、広角側に48MPの高解像度センサーを搭載しました。センサーの中央部を切り出して劣化のない2倍ズームを実現する機能も搭載され、少し遠くの風景や手もとの料理、人物などにカメラを一歩近づけてダイナミックな写真・動画を撮りたいときに便利に使えそうです。

↑広角カメラと超広角カメラのデュアルレンズシステム。広角カメラが2倍ズーム撮影に対応しました

 

今回発表されたiPhone 15シリーズの4機種はすべて、コネクターがLightningからUSB-Cに切り替わりました。これにより、たとえばiPhoneで撮影した高画質・大容量のビデオや複数の写真を、ケーブル経由でより速くMacなどにバックアップできます。しかし、なにより便利なのは、最近のガジェットはUSB-Cを採用する製品も多くあり、Macや最近のiPad、ワイヤレスオーディオなど多くのバッテリーを内蔵するガジェットと充電ケーブルをまとめられるところが魅力的です。

 

(編集部注:イベント後に、iPhone 15およびiPhone 15 Plusはデータ転送速度がLightningと同じであることが明らかになっています

↑iPhone 15/15 Proシリーズの4機種にUSB-Cコネクターが採用されました

 

ほかにもiPhone 14 Proから搭載された、ディスプレイ側の新しい情報表示インターフェースであるDynamic IslandがiPhone 15シリーズに搭載されました。デザイン的にも「新しいiPhone」の統一感が生まれたように思います。

↑Dynamic Islandも搭載。各種情報にアクセスしやすくなります

 

こだわりの写真や動画を撮影するならiPhone 15 Pro Max

iPhone 15 Proシリーズは、iPhoneで初めてボディのメイン素材にチタニウムを採用しました。見た目に新鮮なだけでなく、軽量で剛性の高い金属であるチタンの特徴を活かした「アップル史上最も軽いProモデル」であることから、イベントに集まったジャーナリストにも一番人気の新製品でした。

↑人だかりが絶えなかったiPhone 15 Proシリーズのハンズオンエリア

 

本機はこれまでのProシリーズ同様、トリプルレンズカメラシステムを継承しています。6.7インチのiPhone 15 Pro Maxは画面のサイズが大きいだけでなく、トリプルレンズカメラを構成する望遠カメラで光学5倍ズーム撮影ができます。画質に優れる光学ズーム撮影は35ミリフイルム換算で120ミリに相当する単焦点レンズです。また、デジタルズームもProの最大15倍に対して、Pro Maxは最大25倍までサポートします。

↑Pro Maxは最大5倍のズーム撮影に対応します

 

iPhoneで“プロなみ”のこだわりを込めた写真や動画を撮影して楽しみたい人は、iPhone 15 Pro Maxを選ぶべきです。ただし、高精細な写真や動画を撮りまくってしまうとストレージの空き容量が気になるところ。iPhoneはできる限り大きなストレージの機種を選んで、9月18日から提供されるiCloud+の6TB(月額3900円・税込)、12TB(月額7900円・税込)のプランを活用する手もアリです。

 

もうひとつ変更点として、iPhone 15 Proシリーズは左側の側面に、サイレントスイッチの代わりに新しい「アクションボタン」を搭載しました。iOSの設定からフラッシュライトやボイスメモ、拡大鏡など、ボタンを押したときに呼び出すアプリや機能を選べます。筆者はインタビュー取材のときによくボイスメモを使うので、アクションボタンを活用したいがために次はiPhone 15 Proシリーズに買い換えるつもりです。会議の議事録でボイスメモを利用する人は、同じような活用が考えられるでしょう。

↑左サイドにアクションボタンが新しく搭載されています

 

↑アクションボタンにはいくつか割り当てられる機能のプリセットがあります

 

Apple Watchのジェスチャー操作「ダブルタップ」に期待

Apple Watchは2022年の秋に発売されたタフネスモデルの最新モデル「Apple Watch Ultra 2」と、着々と進化を遂げてきたナンバリングモデルの「Apple Watch Series 9」が登場しました。

↑新色ピンクのアルミニウムケースが追加されたApple Watch Series 9

 

Apple Watch Series 9にはApple Watchで初めてのカラーバリエーションとして「ピンク」のアルミニウムケースモデルが追加されます。価格は41ミリのアルミニウムケースモデルが5万9800円(税込)から。Apple Watch Series 8からケースの種類・サイズのモデルは変わっていません。

 

Apple Watch Ultra 2は初代モデルと同じデザインの49mmチタニウムケース仕様。価格は4000円アップの12万8800円(税込)です。

↑Apple Watch Ultra 2も登場します

 

ふたつの新しいApple Watchにはアップルが独自に設計したウェアラブル向けの「S9 SiP」チップが搭載されます。高い性能と省電力駆動を実現したハイパフォーマンスなチップを載せたことによって、Siriによる音声操作でできることが増えたうえに、音声操作に対するレスポンスも向上しています。

 

注目なのは、S9 SiPチップとApple Watchが搭載するさまざまなセンサーが連動することによって実現した、新しいジェスチャーユーザーインターフェースの「ダブルタップ」です。

↑高性能なS9 SiPチップが、Apple Watchに搭載される各種センサーとの連携で実現する「ダブルタップ」が便利に使えそうです

 

Apple Watchを身に着けている手の、親指とひとさし指を2度たたくようなフィンガージェスチャーによって、ユーザーが画面やボタンに触れることなく片手だけで操作できるようになりました。たとえばタイマーの停止、音楽の再生、アラームのスヌーズなどができ、便利な機能です。実機で体験しましたが、指による操作に対する反応が小気味よく正確なので、実際に使う機会が方々で訪れるでしょう。

 

ダブルタップはApple Watchの発売後、10月に予定しているソフトウェアアップデートで追加されます。

 

なお、ヘルスケア系の新機能が物足りない印象ですが、9月19日に配信がスタートするwatchOS 10にはメンタルヘルスのセルフチェックやサイクリングのワークアウトが充実する機能などが盛りだくさんです。

 

最後に、今年のおすすめモデルはバランスが取れているApple Watch Series 9。昨年Apple Watch Ultraを買った人、Apple Watch Series 8やApple Watch SEからのステップアップを狙っている人など、幅広くおすすめしたい完成度です。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhone 15で「5Gのミリ波」が使える国はどこ? 日本は…

「iPhone 15」シリーズで5Gのミリ波(mmWave 5G)に対応しているのは米国モデルだけであることが、Apple(アップル)の公式ページに記載されています。

↑一部の国では5Gのミリ波に対応(画像提供/Apple)

 

iPhoneは、2020年に登場した「iPhone 12」シリーズから5G通信に対応しています。しかし、より通信速度が速い5Gのミリ波は米国モデルでしか利用できません。一方、低速であるものの、つながりやすい「サブ6帯の5G」は他国向けのiPhoneでも利用可能です。

 

そしてiPhone 15シリーズでも、5Gのミリ波に対応しているのは米国向けモデルのみで、他国向けはサブ6帯の5Gにしか対応していないことが判明しました。日本や中国、シンガポール、オーストラリアでは5Gのミリ波のサービスが存在していますが、現時点でiPhoneではそれを利用することができません。

 

一方でiPhone 15 ProおよびPro Maxは、「Wi-Fi 6E」や「Thread(スレッド)」といった最新通信規格に対応しています。近い将来、5Gのミリ波への対応が米国以外にも広がることを期待したいものです。

 

Source: Apple via MacRumors

高過ぎない? Appleの新「USB-Cアダプタ」の価格に海外メディアがビックリ

「iPhone 15」シリーズの発表に合わせて登場したApple(アップル)の「USB-C – Lightningアダプタ」の価格に対して、海外メディアから戸惑いの声が寄せられています。

↑価格は妥当?(画像提供/Apple)

 

iPhone 15シリーズでは、外部端子がLightningからUSB-Cに変更。これにより、従来のLightningケーブルやLightningアクセサリが利用できなくなりましたが、それに対応するためにUSB-C – Lightningアダプタが登場しました。

 

耐久性を高めるために、編組ケーブルが採用されているUSB-C – Lightningアダプタですが、注目はその価格。4780円(海外価格は29ドル)という費用に国内外から衝撃の声が上がっています。海外メディアのThe Vergeは「予想通り高額だ」と指摘し、純正製品を紹介しつつ、他にも数多くの会社がUSB-Cケーブルを販売していると述べています。

 

同様にCNETも「(この価格なら)AmazonベーシックなどでUSB-Cケーブルを複数購入できるし、それらはCarPlayやiPhoneの充電にも使えるだろう。……たった1本のケーブルに30ドル近くを使わなくても済む選択肢はたくさんある」と手厳しく述べているのです。

 

確かにUSB-C – Lightningアダプタは購入を躊躇う価格ですが、手持ちのLightningアクセサリやLightningケーブルを有効活用するためには役立つのかもしれません。

 

Source: Apple, The Verge, CNET

「iPhone 15 Proシリーズ」などのRAM容量が判明! どれくらい大きくなった?

iPhone 15 ProおよびPro MaxのRAM容量や、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2のストレージ容量に関する情報が海外メディアで報じられています。

↑RAMの容量は…(画像提供/Apple)

 

AppleはiPhoneシリーズのRAM容量を非公開としていますが、内部コードの解析などにより、前モデルのiPhone 14 ProおよびPro Maxは6GBのRAMを搭載していることが判明していました。同じく前モデルのApple Watch Series 8は32GBの内蔵ストレージを搭載しています。

 

開発者のAaronによれば、iPhone 15 ProおよびPro Maxは8GBのRAMを内蔵しているとのこと。RAM容量が前モデルの6GBから8GBへと増加したことにより、マルチタスクを含めたシステム全体におけるパフォーマンスの向上が期待できます。なお、標準モデルのiPhone 15および15 Plusは6GBのRAMを内蔵しているそう。

 

その一方、Appleの公式ページによれば、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2は64GBの内蔵ストレージを搭載しているとのこと。ただし音楽やポッドキャストを保存できる容量はそのうちの一部(16GB)となっており、残りはアプリやシステムが利用するようですが、こちらでもパフォーマンスと効率性の向上が期待されています。

 

チタン素材の採用やUSB-Cポートの搭載が騒がれているiPhone 15 ProおよびPro Maxですが、RAM容量の増加による普段使いの快適さの向上にも期待したいものです。

 

Source: Aaron / X via MacRumors 1, 2

「iPhone 15」標準モデルのUSB-C、転送速度がProモデルの20分の1だった…

アップルは9月13日深夜のイベントで、標準モデルiPhone 15とiPhone 15 Plusを発表。これらの新デバイスは従来のLightningコネクタに代えてUSB-Cポートを搭載していますが、依然としてケーブル接続でのデータ転送速度は最大480Mbps、つまりLightningコネクタと同じであることが明らかとなりました。

↑注目のUSB-Cポートの性能は?(画像提供/Apple)

 

この事実は、イベント終了後公式サイトに掲載された技術仕様で確認できます。そこには「USB 2(最大480Mb/s)」と明記されていますが、Lightningと全く同じ数値となっています。

 

かたや上位モデルのiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro MaxもUSB-Cポートを搭載していますが、これらはケーブル経由で高速なUSB 3に対応し、最大10Gpsのデータ転送速度をサポート。つまり、標準モデルと比べて約20倍もデータ転送が速いことになります。

 

もっとも、最近のiPad Proは最大40Gbpsの速度が出るThunderboltに対応していますが、iPhone 15 Proは残念ながら対応していません。また、iPhone 15 ProでUSB 3での転送速度を実現するには、アップル純正のThunderbolt 4 Proケーブル(1m)など、対応ケーブルを本体とは別に買う必要があります。

 

iPhone 15シリーズは、全モデルとも9月15日午後9時から予約注文受付が始まり、9月22日に発売されます。それまでに、自分に必要なモデルはどれかをよく考えておきたいところですね。

 

Source:Apple
via:MacRumors

「iPhone 15」に新搭載の「HEIF Max」が素晴らしい! 48MP画像をコンパクトに保存可能

新発表されたiPhone 15の標準モデルは、これまでiPhone 14 Proモデルに限られていた48MPメインカメラを搭載しています。これに伴い、Apple(アップル)がカメラアプリに新しい「HEIF Max」オプションを追加し、48MPのフル解像度をコンパクトに保存できるようにしました。

↑「iPhone 15」でカメラがパワーアップ(画像提供/Apple)

 

iOS 17の新たなカメラアプリには「HEIF Max/RAW」ボタンが搭載されています。これにより、写真の保存形式としてHEIF MaxとProRawを素早く切り替えできるようになりました。

↑カメラアプリに「HEIF Max」ボタンが追加(画像提供/9to5Mac)

 

このオプションはiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxに対応しているほか、9月19日に配信されるiOS 17へのアップデートにより、Phone 14 ProやiPhone 14 Pro Maxでも利用可能となります。

 

これまでiPhone 14 Proモデルで48MP写真を撮るには、Apple ProRAWのほかに選択肢がありませんでした。iOS 11以降でサポートされた圧縮効率の高いHEIFは、最大12MPの解像度に限られています。加えて、ProRaw形式は圧縮されず生データに近いため、48MPで撮影した場合、写真1枚につき約75MBものサイズとなってしまいました。

 

しかしHEIF Maxを使えば、48MPで撮影しても、圧縮して約5MBものサイズに収まります。おかげで、iPhoneの限られた内蔵ストレージを圧迫する心配が少なくなり、外部機器に書き出すときにも時間がかかりません。

 

この便利なオプションが新製品のiPhone 15シリーズだけでなく、旧モデルとなったiPhone 14 ProモデルでもiOS 17にアップデートすれば実装されるのは素晴らしいことと言えそうです。

 

Source:Apple,9to5Mac

iPhone 15の新ケース素材「ファインウーブン」とは

Apple(アップル)は「iPhone 15」シリーズや「Apple Watch Series 9」にあわせて、「FineWoven(ファインウーブン)」と呼ばれる新ケースやバンド、アクセサリを導入しました。

↑Appleより

 

Appleによれば、FineWovenとは「耐久性に優れたマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触です。環境にも配慮して作られており、再生素材を68%使用することで、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減しています」とのこと。より環境に優しい素材のようです。

 

FineWovenを利用したアクセサリはiPhone 15シリーズのケースやApple Watch Series 9のバンドだけでなく、「MagSafe対応iPhoneファインウーブンウォレット」「AirTagファインウーブンキーリング」なども登場。今後もさらに、同素材のアクセサリが増えそうな予感です。

 

一方でイベントでも発表されましたが、AppleはFineWoven素材のアクセサリの導入にあわせて、レザーケースやレザーバンドなどの、レザー素材のアクセサリを廃止しています。肌によく馴染み、使い込むほどに風味が増すレザー素材のアクセサリの廃止は、残念に思う方も多いかもしれません。

 

Source: Apple 1, 2, 3, 4, 5

AirPods ProもEarPodsもUSB-Cに進化しました

Apple(アップル)は「iPhone 15」シリーズの発表にあわせ、ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(第2世代)」の充電ケースをUSB-C仕様にアップデートしています。

↑Appleより

 

これまでAirPods Pro(第2世代)に付属していた充電ケースには、Lightningポートが搭載されていました。しかしiPhone 15シリーズがLightningからUSB-Cへと移行したのにあわせ、AirPods Pro(第2世代)の充電ケースもUSB-Cを採用したことになります。

 

USB-C仕様の充電ケースが付属したAirPods Pro(第2世代)の国内価格は3万9800円(税別)で、従来と変わらず。現時点では、USB-C仕様の充電ケースは単品発売されていません。

 

↑Appleより

 

また、純正イヤホン「EarPods」もUSB-C仕様へとアップデートされています。こちらの価格は2,780円(税込)で、すでに注文が可能です。

 

Source: Apple via MacRumors

iPhone 15 Pro、通信規格もガッツリ強化されています

Apple(アップル)が発表した新型スマートフォン「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、「Wi-Fi 6E」や「Thread(スレッド)」といったネットワーク規格へのサポートが追加されています。

↑Appleより

 

前モデルの「iPhone 14 Pro/Pro Max」では、無線通信は「Wi-Fi 6」しか対応していませんでした。Appleによれば、Wi-Fi 6Eに対応している同社製品はMacBook Pro(2023年モデル)やMac mini(2023年モデル)、Mac Studio(2023年モデル)、Mac Pro(2023年モデル)、iPad Pro 11インチ(第4世代)/12.9インチ(第6世代)に限定されています。

 

一方でiPhone 15 Pro/Pro Maxでは、Wi-Fi 6Eでは2.4GHz帯と5GHz帯だけでなく、6GHz帯の電波も利用することで、より安定した通信が可能となります。また、最大9.6Gbpsの高速通信も利用できます。

 

次にThreadとはメッシュ状のスマートホームネットワークシステムを意味し、Thread対応のスマートホーム製品を直接制御することができます。Apple製品では、これまで「HomePod mini」や「Apple TV」でしかThreadに対応していませんでした。

 

Source: MacRumors 1, 2

iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max、正式発表! USB-C搭載で写真や動画の転送も高速、A17 Proはレイトレ対応でゲームも大充実

アップルは9月13日深夜の「Wonderlust.」イベントで、iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Pro Maxを正式発表しました。

↑アップルから

 

iPhone 15標準モデルと同じく、従来のLightningコネクターに代えてUSB-Cポートを搭載。従来のLightning(USB 2.0仕様)と比べて最大20倍高速なUSB 3に対応し、写真や動画の転送も高速化されます。

 

Proモデル限定の「A17 Pro」は、アップル初の3nmチップ。6コアのCPUを搭載し、最大10%高速になっているとのこと。また16コアのNeural Engineは2倍高速となり、文字入力のオートコレクト(自動修正)や、写真アプリでの人やモノの切り抜きもより正確でスピードアップすることになりそうです。

 

またA17 ProのGPUは性能や電力効率、複雑なアプリの実行、新たなレンダリング機能に重きを置いています。特にハードウェアによるレイトレーシング処理にも対応し、『バイオハザード4』などがゲーム専用機さながらに遊べることも予告されています。

 

従来のサイレントスイッチは、新たな「アクションボタン」に置き換え。長押しすることで着信とマナー(無音)モードを切り替えられるほか、さまざまな操作を割り当てられます。たとえばボイスメモの録音を開始したり、カメラを起動したり、お気に入りのショートカットを実行できたりします。

↑アップルから

 

さらにボディ素材は、ステンレススチールに代えてチタン合金を採用。これにより強度と軽さを実現し、「アップル史上、最も軽いProモデル」を実現しています。

↑アップルから

 

このほかiPhone 15 Pro Maxは、「iPhone史上、最高倍率の光学ズーム」を実現。焦点距離120mmで光学5倍となっており、クローズアップや野生動物の写真を撮ることも可能に。さらに「最も先進的な」手ぶれ補正システムも搭載されています。

 

iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの本体カラーは、ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4種類。予約受付は9月15日(金)から、発売は9月22日(金)から。iPhone 15 Proは15万9800円~、iPhone 15 Pro Maxは18万9800円~となっています。

iPhone 15/iPhone 15 Plusが発表、4800万画素カメラにUSB-C! 価格は799ドル(約12万円)から

↑アップルより

 

アップルは新製品発表イベントにて、新型スマートフォン「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」を発表しました。

 

iPhone 15シリーズの中でも、標準モデルとして位置づけられるiPhone 15/iPhone 15 Plus。最大の進化としては、背面に4800万画素のワイドカメラを搭載したことがあげられます。これにより撮影画質が向上しただけでなく、2倍ズームでの撮影も可能になりました。

↑アップルより

 

外部端子はLightningから、USB-Cに変更。充電がしやすくなっただけでなく、今後販売される「AirPods Pro」のUSB-C対応充電ケースを充電することもできます。

 

また、画面上部のフロントカメラと顔認証機能「Face ID」は、「Dynamic Island」にまとめられています。

 

プロセッサーは「A16 Bionic」にアップデート。ウルトラワイドバンドチップも第2世代となり、「探す」アプリからの位置情報の取得がより正確になりました。

 

iPhone 15/15 Plusの海外価格はそれぞれ799ドル/899ドル(約12万円/約13万円)で、9月22日に発売を開始します。

Apple Watch Series 9正式発表! 最新チップ「S9」搭載でSiriが速く安全に、新ジェスチャー「ダブルタップ」も可能になりました

アップルは9月13日の「Wonderlust.」イベントで、Apple Watch Series 9を正式発表しました。最新Appleシリコン(独自開発チップ)「S9」を搭載し、さまざまな新機能を実現しています。

↑Image:Apple

 

新型SiP(システム・イン・パッケージ)S9は、前モデルの「S8」よりもGPUが最大30%高速化。このパワーによりSiriがApple Watch上で処理されるようになり、より速く安全となったとうたわれています。Siriの正確さもSeries 8より最大25%もアップし、初めて健康データにもアクセス可能となりました。

 

そして新たなUWB(超広帯域無線)チップも搭載。そのためiPhoneの「探す」アプリからAirTagのように精密検索、つまり距離と方向がわかるようになったとのことです。

 

また常時表示ディスプレイも改善され、最大輝度はSeries 8の2倍となる最大2000ニトの明るさに。その一方で、映画館や寝る前に使うときは1ニトまで下げられるようになり、周りに気を遣わず使いやすくなりました。

 

さらに、「ダブルタップ」という新たなハンドジェスチャー機能にも対応。ユーザーは「親指と人差し指を合わせる」ことで、画面に触れずに電話の着信を取ったり通話を切ったり、タイマーや音楽再生を一時停止するなどが可能となります。

 

本体カラーは、アルミニウムケースに関してはスターライト、シルバー、ミッドナイト、PRODUCT(RED)に加え、新色のピンクが登場。かたやステンレススチールでは、従来通りシルバー、ゴールド、グラファイトの3色のままです。価格は399ドル(約6万円)からとなっています。

Apple Watch Ultra 2登場、画面は史上最大レベルに明るくなった!

↑アップルより

 

アップルはイベントにて、新型スマートウォッチ「Apple Watch Ultra 2」を正式発表しました。

 

アウトドア向けのタフネスモデルとして2022年に登場した初代モデルに引き続き、Apple Watch Ultra 2もアウトドア向けの性能をアピール。最大3000ニトの明るいディスプレイは、屋外でもより見やすくなっています。

 

また、マイナス500mから9000mまでの高度で利用でき、高精度2周波GPSによる正確な位置測定も初代モデルから受け継いでいます。

↑アップルより

 

内部には新たに「S9」プロセッサーを搭載。36時間の駆動時間、低電力モードで最大72時間を実現しています。また、iPhoneからの位置測定の制度も向上しました。同時に発表された「Apple Watch Series 9」と同じく、ダブルタップによる新たなジェスチャーにも対応しています。

 

Apple Watch Ultra 2は本日から予約を開始し、9月22日に発売。価格はGPS + Cellularモデルの海外価格が799ドル(約12万円)からとなっています。

イベント直前! iPhone 15/15 Proのウワサを総まとめ

まもなく開催されるイベントでの発表が期待される「iPhone 15/15 Pro」シリーズの詳細について、Bloomberg(ブルームバーグ)が予測スペックを報じています。

Framesira / Shutterstock.comより

 

上位モデルのiPhone 15 Pro/Pro Maxではチタン製シャーシを採用し、約10%の軽量化だけでなく耐久性も向上。指紋が目立たないブラッシュ仕上げが採用され、金属フレームとディスプレイのエッジはよりなめらかになっています。またディスプレイのベゼルが約3分の1まで小さくなっており、画面がより大きく見えます。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxの「A17 Bionic」チップは3nmプロセスで製造され、パフォーマンスの向上とバッテリー駆動時間の延長を実現。RAM容量も増加します。超広角カメラと望遠カメラは前モデル(1200万画素)よりピクセル数が増え、iPhone 15 Pro Maxには最大6倍光学ズームが可能に。iPhone 15/15 PlusにはA16 Bionicが搭載され、4800万画素の広角カメラが搭載され、画面上部には「Dynamic Island」が配置されます。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxの本体サイドのアクションボタンには、電話やカメラ、録音などさまざまな操作が割当可能に。iPhone 15シリーズの全モデルが「U2」ウルトラワイドチップを搭載し、位置情報がより正確に把握できます。また、ワイヤレス充電が高速化され、修理もより簡単になります。

 

iPhone 15シリーズの詳細は、本日深夜に開催されるイベントにて明かされるはず。今年のiPhoneの進化を、楽しみにしたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

無念……Appleイベント後に消える製品のウワサ

「iPhone mini」シリーズや複数のシリコン製アクセサリ/バンドが、Apple(アップル)のイベント後にディスコン(販売終了)となるとの情報が報じられています。

↑Karlis Dambrans / Shutterstock.com

 

Appleは2020年に「iPhone 12 mini」を、そして翌年に「iPhone 13 mini」を発表。5.4インチサイズの本体は小型スマートフォンファンを喜ばせましたが、その後に後継モデルが登場することはありませんでした。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者によれば、現在iPhone 13 miniの在庫は少なくなっており、オンラインストアでは出荷予定日が大幅に伸びているとのこと。このことは、iPhone 13 miniの販売が終了する可能性を示唆しています。

 

さらにMacRumorsは、シリコーン素材を採用したiPhoneケースやApple Watchのバンド、AirTagのケースなどの販売が終了すると伝えています。これらのアクセサリは、より環境に優しい次世代素材を使用したものに置き換えられるそうです。

 

「iPhone 15」シリーズ向けには、新たなケース「ファインウーブン(FineWoven)」が登場するとの情報もあります。この新素材が、他の製品向けにも投入されるのかに注目したいものです。

 

Source: Mark Gurman / X via MacRumors 1, 2

iPhone 15 ProのRAMやストレージ容量、判明したかも

iPhone 15 Proに8GB RAMと最低128GBストレージが搭載され、999ドル(約15万円)から販売されるとの情報を、台湾調査会社のTrendForceが伝えています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

iPhone 15 Pro/Pro MaxのRAM容量の増加やスペックの向上は、以前にも報じられていました。一方で本体価格に関しては、100ドル〜200ドルほど値上げされるという見方が一般的です。

 

TrendForceによれば、iPhone 15 Pro/Pro Maxのストレージ容量は、「iPhone 14 Pro/Pro Max」と同じ128GB/256GB/512GB/1TBの4モデルが用意されるとのこと。またRAM容量は6GBから8GBに増量されることで、マルチタスクでのパフォーマンスが向上するとも主張しています。

 

そして価格に関しては、iPhone 15 ProがiPhone 14 Proと同じ999ドルから販売されるのにたいし、iPhone 15 Pro MaxはiPhone 14 Pro Maxの1099ドルから100ドル値上げされ、1199ドル(約18万円)になるというのです。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは軽量なチタンフレームやカスタマイズ可能なアクションボタン、A17 Bionicチップを搭載し、iPhone 15 Pro Maxでは最大6倍の光学ズームが可能になるとの噂も存在します。そのような高度なカメラ機能を考慮して、最上位モデルの iPhone 15 Pro Maxはさらなる値上げが予定されているのかもしれません。

 

Source: TrendForce via MacRumors

AirPods Max後継モデルは2024年初めに発売、USB-C搭載でロスレスオーディオ対応かも

アップルがオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Max」を発売してから、すでに3年近くが経過しました。その間にも第3世代AirPodsや第2世代AirPods Pro等が登場しましたが、いまだにAirPods Max後継モデルがやって来る気配はありません。

↑AirPods Max

 

そんななか、早ければ来年(2024年)にもUSB-C充電に対応したAirPods Maxが発売されると、著名ジャーナリストが予想しています。

 

これはアップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者が、最新記事で述べていることです。また無印AirPods(低価格モデル)も2024年にはUSB-C充電が可能になるとのことです。

 

iPhone 15シリーズは、全モデルともLightningコネクタからUSB-Cポートに移行することが確実視されています。アップルストアの店員も、iPhone 15発売と同時にお客にUSB-C充電ケーブルやアダプターを勧める予定だと報じられていました。それに伴い、iPhoneと接続できる純正アクセサリー機器も、USB-C充電ポートに切り替わるというわけです。

 

またGurman氏は、アップルがUWB(超広帯域無線)チップ「U1」の後継モデル「U2」を、iPhone 15シリーズに導入すると述べています。UWBとは近くにあるデバイスの位置情報を正確に認識できる技術であり、忘れ物タグAirTagや、第2世代AirPods Pro用充電ケースに搭載されています。

 

このU2チップは主要製品すべての後継モデルに追加する予定であり、その中には第2世代のAirPods Maxも含まれる可能性があるそうです。

 

もしも次期AirPods MaxにUSB-Cポートが追加されれば、それにより充電速度がアップするだけでなく、ロスレスオーディオ再生に対応する可能性もあるでしょう。

 

現在のAirPods Maxは、Apple Music等のロスレスオーディオに対応していません。理由の1つは、無線のBluetooth接続がロスレスではないこと。もう1つは、有線接続でもLightning-3.5 mm オーディオケーブルを使う必要があり、ケーブルでのアナログ/デジタル変換があるためです。

 

しかし、USB-Cポートがあれば、その問題はクリアされる可能性があります。実際、同じくアップル製品のBeats Studio Proは、USB-Cケーブル経由でロスレスオーディオでのストリーミングに対応しています

 

他のAirPodsシリーズは、USB-C充電に移行しても「充電ケースが変更されるだけ」でしょう。しかし、AirPods MaxがUSB-Cに対応すれば、抜本的なアップグレードになるかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:BGR

iPhone 15発表後、USB-C対応の純正アクセサリーが続々登場? 新型MagSafeバッテリーパックも準備中かも

まもなく「iPhone 15」 シリーズが発表され、Lightning端子からUSB-Cポートに移行したことも明かされる見通しです。それに伴い、多くのアップル純正アクセサリーにもUSB-Cが追加されると著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの社内情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、米MacRumorsのポッドキャスト番組で、同社が2024年までにAirPods全モデルやMac用の周辺機器を含むアクセサリー製品をUSB-Cに移行しようとしていると述べています。

 

かつて、2012年にLightningコネクタが導入されたときと同じく、USB-Cへの以降は比較的速やかに行われるそうです。

 

その例としては「USB-Cを搭載した新型MagSafeデュアル充電パッド」や「新型MagSafeバッテリーパック」などが挙げられています。どちらの製品とも、現行モデルにはLightningコネクタやLightning対応ケーブルが同梱されているものです。

 

ただし、これら新型アクセサリーが、9月13日深夜の「Wonderlust.」イベントで登場するかどうかは不明です。

 

またGurman氏によれば、製造中止となった「Apple Watch Magnetic Charging Dock」(アップル純正の充電ドック)がUSB-Cポートを搭載して再登場するかもしれないとのこと。

 

さらに、新型MagSafeバッテリーパックが開発中ながらも、まだ発売準備はできていないそうです。

 

この次世代バッテリーパックは複数を積み重ねて「デイジーチェーン接続」でき、一度にワイヤレス充電できるという新しいコンセプトのもの。例えば、2台のiPhoneをバッテリーパックの左右に1台ずつ置いて、同時に充電できると予想されています。

 

さらにGruman氏は、まもなく発表されるUSB-C充電ケース付きAirPods Proが「第3世代AirPods Pro」としては販売されないと述べています。真の第3世代AirPods Proは、来年か2025年初めに発表され、より大幅にアップデートされるとのこと。

 

アップルの正式発表に先立ち、すでにUSB-Cポートを備えたMagSafeバッテリーパックの偽者が登場しているとの報告もあります。偽造アクセサリー業者も、USB-Cへの移行を大急ぎで進めているのかもしれません。

 

Source:MacRumors

Apple Watch Series 9/Ultra 2の進化を直前予測!

まもなく発表されるであろうApple(アップル)の次期スマートウォッチ「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」に関する詳細を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報告しています。

↑charnsitr / Shutterstock.comより

 

Apple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2に関する事前情報は少なく、プロセッサの刷新が報じられた程度です。また、レザーバンドが廃止され新たにファブリック素材のバンドが登場するとの情報もあります。

 

Bloombergによれば、Apple Watch Series 9/Ultra 2では「さまざまなセンサーと部品がアップグレードされ、スピードと効率、正確性が向上する」とのこと。具体的には、新バージョンの光学式心拍センサーが搭載されるようです。また新型プロセッサも採用され、処理速度が大幅に向上します。

 

さらに、新世代のウルトラワイドバンドチップ「U2」を搭載。これにより、Apple Watchの位置情報をより正確に把握することができます。このU2チップは「iPhone 15」シリーズを含む、すべてのApple製品の次期バージョンに搭載されるとのこと。

 

Apple Watch Ultra 2はリサイクルされた素材がより多く使用され、初めてブラックカラーが登場します。またステンレススチール素材のApple Watch Series 9では、3Dプリントによる筐体が採用されるそうです。一方で、バンド「リンクブレスレット」は更新されるか、廃止される可能性があります。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

iPhone 15 Pro、めっちゃ軽くなるかも!

今週のイベントでの登場が期待される「iPhone 15 Pro/Pro Max」について、その詳細な重量情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑IIIARKED / Shutterstock.comより

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは本体フレームにチタン素材を採用することで、重量が軽くなることが以前から噂されてきました。なお、現行モデルの「iPhone 14 Pro/Pro Max」は本体フレームにステンレス素材を採用しています。

 

今回の報道によれば、iPhone 15 Pro/Pro Maxの本体重量はそれぞれ185g/216gになるとのこと。これは、iPhone 14 Pro/Pro Maxの206g/240gと比較して、それぞれ約10%も軽い計算になります。約10%軽ければ、実際に手に持ってその軽量化を体感することもできることでしょう。

 

なおiPhone 15 Pro/Pro Maxの185g/216gという重量は、Pro/Pro Maxモデルのなかでは「iPhone X」の174g、「iPhone XS/iPhone XS Max」の177g/208gに次ぐ軽さ。じょじょに重くなっていた近年のiPhoneですが、iPhone 15 Pro/Pro Maxは一石を投じるモデルとなりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Appleのイベントで登場するのは、「iPhone 15 Ultra」ではなく……?

9月12日(日本時間9月13日)に開催されるApple(アップル)のイベントにて、「iPhone 15 Ultra」という名称の新型iPhoneは発表されないとの情報を、Bloomberg(ブルームバーグ)が伝えています。

↑Framesira / Shutterstock.comより

 

今年は「iPhone 15」シリーズの最上位モデルとして、従来どおりの名称「iPhone 15 Pro Max」ではなく、「iPhone 15 Ultra」が採用されるという噂は、以前に何度か登場していました。しかしイベントが近づくにつれ、iPhone 15 Pro Maxが正式名称になるという見方が大勢を占めつつあります。

 

今回のBloombergの報道によれば、今年登場するのは「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」の4モデルとなり、iPhone 15 Ultraは含まれないとしています。同紙は以前にiPhone 15 Ultraの登場を報じたこともありましたが、やはり今回発表されるのはiPhone 15 Pro Maxとなる可能性が高そうです。

 

iPhone 15 Pro Maxでは、最大6倍の光学ズームを実現する「ペリスコープレンズ」の搭載が噂されています。またチタンフレームやアクションボタン、新型チップなど、全面的にブラッシュアップされたモデルとなるようです。一方で、その価格は1199ドル(約18万円)からと、かなりお高くなるようですが…。その値段に見合う進化を、期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップルストア従業員、「iPhone 15(仮)と同時にUSB-C充電アダプターも買って下さい」とお客にお勧めするかも

アップルは「iPhone 15」シリーズを9月13日午前2時~(日本時間)のイベントで発表した後、15日に予約受付開始、22日に発売すると予想されています。もしかすると、一部の新製品が13日から店頭で販売が始まるかもしれないと著名ジャーナリストが述べていました

↑iPhone 15販売時に伝える“注意”とは

 

そんななか、アップル直営店の従業員は、新製品は既存のLightning充電ケーブルや充電アダプターは使えないことをお客に強調するよう指導されていると報じられています。

 

韓国ブログNaverへの投稿によれば、iPhone 15シリーズを購入するお客様には、次の注意事項を販売時に強調するよう指示されているそうです。

 

  • USB-C対応充電器を持っていなければ、同時に購入を勧める
  • USB C変換アダプターとケーブルの購入を推奨する
  • 特に 既存の充電器とケーブルではiPhone 15を充電できないと強く注意しておく

 

最近のiPhoneには充電ケーブルのみ同梱されており、充電アダプターは別に調達する必要があります。もしもiPhone過去モデルのユーザーがiPhone 15に買い替えた場合、Lightning対応の充電アダプターを使い回せると思い込んでいるとトラブルが起きるので、未然に防ぐためと思われます。

 

アップルの未発表製品に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone 15発売後は純正の20W USB-C電源アダプターへの買い替え需要が強くなると予想していました。アップルストア店頭でも同時購入をお勧めすることで、売上を伸ばす狙いもありそうです。

 

13日深夜のイベントでは、AirPods Pro用のUSB-C対応充電ケースが発表される可能性もあります 。その翌朝には、さっそくアップルストアで発売されるのかもしれません。

 

Source:Naver
via:MacRumors

そのソフト起動ちょっと待った! ログイン時のソフト自動起動を止めたいときには【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「起動/ログイン時にソフトが自動的に起動するのをストップ!」です。

 

 

Macを起動したとき、あるいはログインしたときに一部ソフトが勝手に起動して困っているのなら、「ログイン項目」を見直しましょう。

 

macOS Venturaの場合、Apple メニューから「システム設定」を開き、サイドバーから[一般]を選択したら、右側のカラムから[ログイン項目]をクリックしましょう。

 

上部の[ログイン時に開く]のリストに自動的に起動されるソフトが入っていたら、それを選択し、リスト下部の[−]をクリックしてリストから削除すれば完了です。

 

また、ソフトの中には、バックグラウンドで自動的に実行するものもあります。

 

ソフトを起動していないのにメニューバー項目として現れたり、メニューバーにもDockにも表示されないのに起動しているソフトなどがこれにあたります。

 

その場合、先ほどの[ログイン項目]の下にある[バックグラウンドでの実行を許可]を確認してみましょう。

 

項目の右側のスイッチがオンになっているものはバックグラウンドで実行しますので、不要だと思ったらそれをOFFにしましょう。

 

これによりその項目はバックグラウンドで勝手に実行することがなくなりますが、やみくもにOFFにすると、そのソフトのアップデートの確認やデータの同期などが行われなくなる可能性があります。

 

そこで、どの項目をOFFにしたのかがわかるように変更前のスクリーンショットを撮っておくなどして、何か問題が起きたらONに戻すようにするといいでしょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「iPhone 15 Pro」ケースの動画が流出! うわさの「アクションボタン」は?

まもなくApple(アップル)から発表されるであろう「iPhone 15 Pro」とそのケースらしき動画を、リークアカウントのSonny Dicksonが投稿しています。

↑アクションボタンが見える(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxでは、ミュートスイッチがアクションボタンに置き換えられるとの情報が、これまで何度も登場してきました。このアクションスイッチは、「アクセシビリティ」「ショートカット」「サイレントモード」「カメラ」「フラッシュライト」「フォーカス」「拡大鏡」「翻訳」「ボイスメモ」などさまざまな機能を割り振ることができる模様。

 

今回の動画では、複数色のiPhone 15 Pro向けケースと、iPhone 15 Pro(実物なのかモックなのかは不明)の姿を確認することができます。上下のボリュームボタンの上には、小さなアクションボタンが存在。上下にスライドしないため、現行モデルのミュートスイッチよりもさらに小さく見えます。

 

一方で、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは本体ボタンが物理的に上下しない「ソリッドステートボタン」の採用が見送られたとの情報もあります。iPhoneのボタンは今後どう進化するのか? 目が離せません。

 

Source: Sonny Dickson / X via Apple Insider

2024年に「iPhoneの画面」がもっと明るくなる可能性が浮上! その技術とは?

2024年に投入されると思われる「iPhone 16」が、画面が明るくなったりバッテリー駆動時間を延ばしたりできる「マイクロレンズアレイ(MLA)」を採用する可能性があると、韓国語ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑iPhoneのディスプレイが2024年に大きく変わる?

 

MLAとは、有機ELディスプレイ上に配置される微細なレンズ層を意味します。ディスプレイから放出される光を収束させることで、より多くの光をユーザーの目に送り、最大輝度を向上させることが可能。また、画面の明るさを保ちながら、消費電力を減らすこともできますが、その一方で、ディスプレイの視野角が狭くなるという問題もあります。

 

MLAはすでに一部テレビやモニターで採用されており、Samsung(サムスン)のスマートフォン「Galaxy S22 Ultra」にも搭載されています。そして、そのサムスンやLGがAppleに対して、MLAのiPhone 16への導入を働きかけているというのです。

 

1人で使うことがほとんどのスマートフォンなら、視野角が多少狭くなっても、より明るくバッテリーが長持ちするほうがメリットが大きいはず。2024年のiPhoneのディスプレイの進化にこれから注目です。

 

Source: The Elec via 9to5Mac

今度は「iPhone 15」ダミーの動画が登場! 気になる色はどんな感じ?

9月のイベントで発表されることが期待される「iPhone 15」。そのモックとされる動画をJon Rettinger氏がXに投稿しています。

↑動画でチェック!(画像提供/Jon Rettinger/X)

 

iPhone 15シリーズでは標準モデルの「iPhone 15」「iPhone 15 Plus」と、上位モデルの「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」が発売されると予測されています。すでにそれぞれのモックとされる画像も流出しており、iPhone 15/15 Plusでは「ブラック」「ピンク」「イエロー」「ホワイト(グリーン)」「ブルー」の登場が予測されています。

 

Rettinger氏が投稿した動画からは、iPhone 15のカラーバリエーションを別の視点から眺めることができます。それぞれの色はかなり彩度の抑えられた柔らかな色で、高級感があるとも言えそう。また、ブルーとホワイトはかなり似た色合いとなっています。

 

iPhone 15シリーズではUSB-Cポートや4800万画素カメラを搭載するなど、前モデルからかなりアップグレードすることが期待されています。新型ケース「ファインウーヴン」も投入されそうですが、今年の新型iPhoneがどのような色合いでリリースされるのか、楽しみですね。

 

Source: Jon Rettinger / X via 9to5Mac

Apple Watch、交通事故で重傷を負った人を救う!救急隊は「驚くべき技術」と称賛

2022年発売のiPhone 14シリーズやApple Watch Series 8などに搭載された衝突検出機能は、激しい交通事故を自動的に認識し、救急隊員や緊急連絡先に連絡してくれるものです。

↑Apple Watchのおかげで救出作業を迅速に行うことができた(画像提供/KFRD/Facebook)

 

事故に巻き込まれて重傷を負ったユーザーがこの機能によって命の危機から救われたことが、またもや米国で報じられています。

 

ウィスコンシン州のカンザスビル消防救助局(KFRD)は8月31日の午前4時頃、自動車事故が起きたときに出動したことをFacebookで報告しています。その事故を通報したのは、Apple Watchの衝突検出機能だったそうです。

 

それに加えてApple Watchは、運転手の正確な位置情報も救助隊にシェア。事故車は車道から約100フィート(約30m)離れた場所にあり、逆さに転倒していました。Facebookに投稿された写真からは、まだ早朝で暗く、発見しづらい状況にあったことが分かります。

 

乗っていた人物は「呼吸はしているが、反応がない」状態だったため、救急隊員は救命救急サービスであるフライト・フォー・ライフ(医療用ヘリコプターの搬送で知られるサービス)に救助を要請したとのことです。

 

KFRDの部隊は現場に到着し、車両の安定化(車両の不要な動きを停止すること)や運転手の救出が必要であると判断。そこで現地の消防署もランディングゾーン(ヘリコプター着陸帯)の確保を支援するため出動を要請されたそうです。

 

そうした救助活動のかいあって、運転手は重傷を負っていたものの無事に救出され、病院へと空輸。今も引き続き治療を受けていると報告されています。

 

KFRDの署長は、地元メディアのRacine County Eyeに声明を発表。迅速に対応できたのは全てApple Watchのおかげだと語っています。「暗闇で車道から離れていたため、もしApple Watchがなかったら、少なくともあと2時間は車両を発見できなかっただろう。……明らかに人命を救った驚くべき技術です」

 

一時期、iPhone 14やApple Watchの衝突検出機能は、ジェットコースターやスキー場で誤作動を起こし、地元の救急隊に負担をかけたとの報道もありました。しかし、まだ薄暗い早朝や夜に自動車に乗る場合には、いざという時の頼もしい命綱となりそうです。

 

Source:Facebook,Racine County Eye
via:9to5Mac

「iPhone 15 Pro Max」だけ発売が最大4週間遅れる? その原因は…

アップルの次期スマートフォン「iPhone 15」シリーズのうち、最上位モデル「iPhone 15 Pro Max」は、他の3モデルよりも発売が3~4週間遅れるとの噂が報じられた後に、著名アナリストがそれを否定するかのように、全てが順調で遅れることはないと示唆していました

↑やっぱり間に合わない?(画像はiPhone 14 Pro Max)

 

しかし、新たな情報では、カメラのセンサーに関して供給が間に合わないため、最大で4週間遅れる可能性があると著名リーカーが主張しています。

 

有名リーカーのRevegnus氏は、X(旧Twitter)に「iPhone 15 Pro Max用イメージセンサーのサプライヤーであるソニーの歩留まり問題は深刻だ」と投稿。その結果として「iPhone 15 Pro Maxの発売日は、最大で4週間遅れる可能性がある」と述べています。

 

iPhone 15 Pro Maxは、アップル初の3nmチップである「A17 Bionic」を採用するほか、光学高倍率ズームを実現するペリスコープ望遠レンズを独占的に搭載し、4モデルの中で最も人気のある機種になると見られています

 

しかし、まさにこのペリスコープ望遠レンズに使うイメージセンサーの歩留まり率(生産数における良品の割合)が低く、ネックになっているようです。米9to5Macも、ソニーはiPhone 15 Pro Maxに搭載するセンサーを、他の新モデル用と一緒に出荷することができないとのアナリスト予想を報じていました。

 

また、Revegnus氏は調査会社TrendForceのレポートを引用し、ソニーは標準モデル「iPhone 15」および「iPhone 15 Plus」用イメージセンサーでも歩留まりの問題を抱えていると指摘。ソニーは歴代iPhone用のイメージセンサーを供給しており、それはiPhone 15シリーズでも続くと見られています

 

iPhone 15シリーズ全ての発売が遅れないよう、歩留まりの問題が解決することを祈りたいところです。

 

Source:Revegnus(X)
via:Wccftech

「iPhone 15」が渋々USB-Cを搭載したらユーザーは減る!? 調査で意外なことが判明

次期「iPhone 15」シリーズは、まもなく9月13日午前2時~(日本時間)に発表される見通しです。アップルはEUの新たな規制に渋々対応するものの、表向きはポジティブに「ユーザーのため」と強調すると予想されています。

↑規制の思わぬ余波が生じるかも

 

そんな中、新型iPhoneがUSB-Cを採用するおかげで、Androidユーザーからの乗り換えが増える可能性が、ある調査で判明しました。

 

スマートフォンの価格比較サイト・SellCellは、1000人以上のiPhone所有者と1000人以上のAndroidユーザーを対象に、USB-C充電の搭載がiPhone 15の購入に影響を与えるかどうかを調べました。

 

その結果、Androidユーザーの実に44%が、USB-C端子が搭載されれば、iPhone 15の購入を検討するかもしれないと回答。また、iPhone所有者の63%が、新たなポートが搭載されればiPhone 15に買い替えるかもしれないと答えています。

 

なぜ、USB-Cポートがそれほど重要なのか? その主な理由としては、iPhoneユーザーは「iPhone、Mac、iPadの充電ケーブルが1本で済むようになる」からと考えている一方、Androidユーザーは「アップル以外のデバイスの充電器と互換性があるため」と述べているようです。

 

かたや、USB-Cが搭載されても乗り換えないというAndroidユーザーも少なくなく、そのうちの73.81%が「Androidで満足しており、iPhoneを購入したいとは思わない」と回答しています。

 

また、iPhone 15に買い替えないというiPhoneユーザーの31%は、新しい端子だけでは買い換えの決断に影響しないと説明。38.17%は「現在使っているiPhoneに満足している」と答えています。

 

今回の調査結果通りに、半分近くものAndroidユーザーがUSB-Cを理由にiPhone 15に乗り換えるとすれば、アップルは新たな規制を行うEUに感謝すべきかもしれません。

 

Source:SellCell
via:PhoneArena