M4搭載の次期「MacBook Air」、もうすぐ登場!? 次期iPadより早いかも…

M4チップを搭載した次期「MacBook Air」が、「iPhone SE」や「iPad」の次期モデルより早く発表されると、米ブルームバーグが報じました。また、次期iPadの発売に関する新たな噂も流れています。

↑次期モデルにもうすぐ会える?

 

報道によれば、次期MacBook Airや次期iPhone  SE、次期iPadは2025年の春にリリースされる一方、M4を搭載した13インチ/15インチの次期MacBook Airが、それらより先に発売されるとのこと。2025年前半には次期「AirTag」や次期「iPad Air」も登場すると言われています。

 

次期MacBook Airはデザインに大きな変更はなく、M4の搭載やマイナーな改善にとどまる模様。また、センターステージカメラや「Thunderbolt 4」の搭載も予測されています。

 

他方、次期iPadは「iPadOS 18.3」をインストールして出荷されるとMacRumorsが報じました。iPadOS 18.3は2025年の1月下旬または2月下旬にリリースされることから、次期iPadは3月ごろに出荷されると予想されています。

 

アップルは数か月前に、M4を搭載した「MacBook Pro」「iMac」「Mac mini」を発表しました。これらに匹敵する性能を備えた次期MacBook Airの登場に期待です。

 

Source: MacRumors 1, 2

2024年のAppleまとめ。今年の振り返りから「次のiPhone」を予想する!

2024年、アップルはiPhone 16シリーズをはじめ、様々な新製品を発売しました。2025年4月にはソフトウェアアップデートによる日本語対応も決まっている、独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」についてもおさらいしながら、「次世代のApple製品」を予想してみます。

 

アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」が誕生した

↑2024年にアップルのクパティーノ本社で開催された「WWDC 24」。トークセッションの壇上にはCEOのティム・クック氏(画像左)のほか、Apple Intelligenceを担当する機会学習・AI戦略の責任者であるジョン・ジャナンドレア氏(画像中央)、ソフトウェアエンジニアリングの統括責任者であるクレイグ・フェデリギ氏(画像右)が登壇しました

 

振り返れば2024年もアップルの周囲はいつも賑やかでした。

 

iPhoneにMacなど、主要製品に対応するアップル独自の生成AIサービス「Apple Intelligence」が6月に誕生。提供開始は10月28日からで、当初は「アメリカ英語のみ」の対応となりますが、最新のOSにアップデートして、デバイスとSiriの言語を英語に変えれば日本でも試せます。

 

Apple Intelligenceには様々な生成AIを活用する機能があります。その中から発表時にアップルが予告したものが、いま次々と実装されている段階です。

 

Apple Intelligenceが届いたメールの内容を要約したり、ユーザーが書いたテキストを用途に合わせて清書してくれる機能などは、現時点で英語のみの対応です。そのため便利に感じる場面は限られます。

 

おすすめは「写真」アプリに新しく追加された「クリーンアップ」。言語環境を英語に変えなくても即戦力として使えます。写真アプリに保存した静止画データから、削除したい被写体を選択してきれいさっぱり消去する機能です。

↑写ってほしくない被写体を「写真」アプリによる簡単な後処理加工で消せる「クリーンアップ」。iOS 18.2以降から試せます

 

グーグルのスマホ「Pixel」シリーズにも「消しゴムマジック」という似た機能があります。両方試している筆者の印象では、Apple Intelligenceのクリーンアップ機能の方が、不要なオブジェクトの消し方が自然で上手なように思います。

 

直近では12月11日に各デバイスのOSがアップデートされ、SiriにChatGPTが対応したり、AIで画像を生成するImage Playgroundが追加されました。OSの設定からChatGPT連携をオンにすると、Siriに聞いた少し複雑な質問を、代わりにChatGPTが答えてくれます。ChatGPTのアプリをあまり使ってこなかった方は、SiriにChatGPTが連携することで便利さを実感できるかもしれません。

 

Image Playgroundは独立したアプリとしてiOSやmacOSに追加されます。人物のポートレートなどベースになる写真データを選んで、任意のキーワードを追加するとApple Intelligenceがちょっと気の利いた画像を素速く生成します。

 

Image Playgroundは試すと楽しさが実感できる機能ですが、画像のテイストがちょっとアメリカンなところが気になります。サービスが日本語にも対応する頃には、テイストが日本人の好みに合わせてチューニングされているといいですね。

↑iPhoneのImage Playgroundアプリを遊んでみました。筆者のセルフポートレートから“異世界おじさん”の写真を生成。プリセットされている「Fantasy」「Summer」などのキーワードのほかに、フリーワード入力から「Video Game」「Knight」を追加すると、まずまずの画像が生成されました。メッセージなどに添付して使えます

 

大きくなったiPhone 16。次は待望の「新SE」か?

2024年にはiPhone 16ファミリーの4モデルが発売されました。上位のiPhone 16 Proシリーズは「iPhone史上最大の画面サイズ」になりました。iPhone 16 Proが6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxが6.9インチ。本体の厚さサイズは変えず、タテ・ヨコの大きさと質量を“少しだけアップ”した程度に抑えています。

アップルが9月に開催したイベントでiPhone 16ファミリーの4モデルが発表されました

 

iPhone 16ファミリーはすべてのモデルがApple Intelligence対応です。iPhone 16シリーズは背面メインカメラのレンズ配置がiPhone 12シリーズ以来に一直線に戻り、Apple Vision Pro用の空間写真や空間ビデオが撮れます。

 

本体側面には新しいユーザーインターフェースである「カメラコントロール」ボタンを追加しました。カメラアプリを起動して、シャッターを切ったり様々な設定変更の操作が素速くできます。iPhoneの画面ロックを解除しなくても、カメラコントロールボタンを押せばカメラアプリが起動します。まわりの人にiPhoneを預けて、写真を撮ってもらいやすくなりました。

 

2025年に注目すべきiPhoneの話題はずばり「次のiPhone SE」です。高い確率で、新しいチップが載ってApple Intelligence対応になると思います。また時代の流れから考えると、おそらく本体のサイズは6インチ台に大きくなって、Touch IDを内蔵するホームボタンが省かれるのではないでしょうか。

↑写真は現行第3世代のiPhone SE。次世代のモデルはスペックとデザインがどこまで変わるのか注目です

 

次のiPhone SEには、現在アップルが独自に開発を進める5Gモデムが搭載されるのではないかというウワサもあります。そうなった場合、現在のクアルコムが提供する5Gモデムと比べて通信の速度や安定感が変わるものなのかが気になります。

 

iPhone 16シリーズは2023年に発売されたiPhone 15シリーズから価格を据え置いています。おそらく次世代のiPhone SEは現行第3世代のiPhone SEの価格(6万2800円、税込/64GB)を越えてくるでしょう。それでも7〜8万円台に収まってほしいところですが、実現すればiPhoneとApple Intelligenceのさらなる普及拡大に弾みをつけそうです。

AI対応のiPadが充実

iPadは最上位のPro、高機能なAir、コンパクトなminiの新製品が2024年に出揃いました。iPad Airには初の大型13インチのモデルを追加。A17 Proチップを搭載するiPad miniもApple Intelligence対応です。

↑2024年5月にはロンドンでiPad Pro、iPad Airの新製品が発表されました

 

iPadの専用デジタルペンにも、新しい「Apple Pencil Pro」が追加されました。2024年モデルのiPadはすべてApple Pencil Proと、USB-CのApple Pencilのみに対応します。Apple Pencil Proは本体にセンサーを内蔵する箇所を強めに指で押す「スクイーズ」と、本体を回転させる「バレルロール」という新しいジェスチャー操作に対応。触感フィードバックを内蔵したことで、ペンツールの切り替え操作も確実に行えます。筆者はそそっかしいので、よくApple Pencil Proの所在を見失うことがありますが、iPadまたはiPhoneの「探す」アプリから探索できるようになってひと安心です。

 

一方、まだ発表されていないのは“無印”のiPad。2025年には、Apple Intelligence対応を果たした”11世代”モデルが登場することはほぼ間違いないでしょう。iPadには、ラフなスケッチをきれいなイラストに描き変える「マジックワンド」という“iPad専用”のApple Intelligenceの機能があります。このような楽しい機能こそ、比較的安価な無印iPadのユーザーに広く遊んでほしいとアップルは考えているはずです。

↑Apple Pencilで超ラフに描いたスケッチから、ゴージャスなイラストを生成してくれる「マジックワンド」。iPadで楽しむApple Intelligenceの象徴的な画像生成AIの機能です

 

Apple M4チップが拡大。MacBook Airはどうなる?

2024年はアップルが独自に開発するAppleシリコンの最新チップセット「Apple M4」シリーズを搭載するiPad ProとMacが発売されました。

 

Macはコンパクトになった新デザインの「Mac mini」と、一体型デスクトップの「iMac」、そして上位のモバイルノートである「MacBook Pro」がM4チップを搭載しています。もちろんすべてのモデルがApple Intelligence対応です。

↑Mac miniのデザインが大きく変わりました。最新のM4、M4 Proチップが選べます

 

MacについてはmacOS 15.1以上、Apple M1以降のチップを搭載していることがApple Intelligenceを活用するための条件です。2020年に発売されたMacBook AirでもOKなので、他のアップルのデバイスよりも比較的敷居が低いと言えます。ChatGPTと連携するSiriや、メールにWordなどサードパーティ製のドキュメント作成アプリケーションなどを含むシステム全体で使える「作文ツール」など、来年の4月以降にApple IntelligenceとMacとの相性の良さを日本語で体験できる機会が楽しみです。

 

2025年にはまず、M4チップを搭載するMacBook Airが順当に出てくるものと思います。上位のM4 Proチップが選べる「ほぼProなMacBook Air」も実現すれば、ポータビリティの高いプロフェッショナル向けMacBookとして、多くのクリエイターやビジネスパーソンに注目されそうです。

 

10周年を迎えたApple Watch。こちらも次は待望の「新SE」か?

2024年はアップルがApple Watchを発表してから10年目のアニバーサリーでした。節目に誕生した「Apple Watch Series 10」は本体が一段と薄くなりました。ヘルスケアに関わる新機能として、ウォッチを装着して眠るだけで睡眠時無呼吸の症状が調べられる機能がSeries 10とUltra 2に追加されています。最新のwatchOS 11に「翻訳」アプリが載ったことにより、Apple Watchがオフラインの状態でも“ポケット翻訳機”のように便利に使えます。

↑Apple Watch Series 10は本体がさらに薄くなり、装着感がアップしています

 

次は廉価モデルであるApple Watch SEの新製品を期待している方が大勢いると思います。秋にSeries 10が発表される直前、「新しいApple Watchがプラスチックの筐体を採用するのではないか」というウワサも流れました。アップルはいま、製品の筐体からパッケージまで、環境負荷の高いプラスチック素材の使用を徹底削減することに力を入れています。その流れに反して、これからアップルが単純なプラスチックを使ったApple Watchを出すことは考えにくいと思います。

 

例えば100%廃棄された材料からアップサイクルした「アップル独自開発の高機能プラスティック」を発表して、Apple Watchの「発売から10年」を華々しく祝う革新的なSEが誕生する可能性はあると思います。

 

2025年にアップルは「まったく新しいプロダクト」を発表するのか

アップルに関する2024年の大きな出来事といえばもうひとつ、ヘッドマウントタイプの“空間コンピュータ”である「Apple Vision Pro」が、日本では6月から商品として発売されています。

 

価格が59万円〜という高価なデバイスなので、販売台数的にはアップルが苦戦を強いられているとも言われています。ところが、筆者が今までに取材したvisionOS向けのアプリやサービスを開発しているデベロッパの方々は、みな“やる気”に燃えていました。Apple Vision Proが布石になって、より多くの人々の手と目に触れる斬新な没入型コンテンツがこれから出揃うかも、という期待がわいてきます。

↑2024年はアップルが新カテゴリの製品となるApple Vision Proを発売した重要な年です。デベロッパとの連携により今後どんなアプリやサービスが開拓されるのか注目です

 

あるいはApple Vision Proのようなヘッドマウントタイプのウェアラブルデバイスが、これからはApple Watchのようにユーザーの健康を見守り支援するデバイスとして成長する可能性もあると思います。Apple Vision Proはアップルにとって成功なのか否かを性急に判断する必要はありません。

 

アップルがディスプレイを搭載するHomePodのようなスマートデバイスを開発しているというウワサも聞こえてきます。もしもそれが、アマゾンやグーグルが先行する“スマートディスプレイ”のようなデバイスなのだとすれば、相当革新的な製品でなければ大きな成長は見込めないだろうと筆者は思います。むしろアップル独自開発の5Gモデムを搭載する「常時コネクテッドなMacBook」といったプロダクトの方が勝ち筋をつくれそうです。

 

2025年もアップルの動向に注目しましょう。

 

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次期「HomePod」、7インチ液晶画面とA18チップを搭載!?

アップルが、7インチ液晶ディスプレイとA18チップを搭載した次期「HomePod」を2025年に投入すると、台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑iPhone 16に使われているA18チップを搭載?

 

同紙によれば、アップルは中国メーカーの天馬に対して、次期HomePodの液晶ディスプレイを発注しているとのこと。製品の価格は不明ですが、この液晶ディスプレイは非常に安価に供給されるそうです。また、次期HomePodは人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するとも言われています。

 

次期HomePodにディスプレイが搭載されることは以前から報じられてきました。著名アナリストのミンチー・クオ氏は、次期HomePodに6〜7インチのディスプレイやA18チップ、Apple  Intelligenceが搭載され、2025年後半に発売されると予測しています。米ブルームバーグも、約6インチディスプレイを搭載した「スマートホームハブ」が投入されると報じていました。

 

ディスプレイを搭載したスマートホーム製品の中には、グーグルの「Nest Hub」やアマゾンの「Echo Show」があります。次期HomePodがこれらのライバル製品とどう戦うのか注目されます。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

 

次期「AirPods Pro」、心拍数や体温の測定ができる!?

アップルがワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」の次期モデル(AirPods Pro 3)に心拍数モニタリングや体温測定機能を搭載すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じました。

↑ヘルスケア機能をパワーアップへ

 

ガーマン記者によれば、次期AirPods Proの心拍数測定機能はアップル内部で「初期開発段階」にあるとのこと。この機能が実現すれば、「Apple Watch」と同じようにヘルスケアやフィットネスで活用できるようになるはずです。次期AirPods Pro 3のデータはApple  Watchほど精度が高くないものの、悪くない結果だったとも伝えられています。

 

アップルが2025年の発売を予定しているワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」でも、心拍数の測定機能の搭載が予測されています。これによって、ランニングマシンのようなジム機器に接続して心拍数を測定し、iPhoneの「ヘルスケア」アプリや他の対応アプリでデータを確認することができるようになる見込み。

 

現時点で次期AirPods Proの発売時期は不明です。

 

アップルは将来、AirPodsに小型カメラを搭載し、AI(人工知能)を活用した新機能の導入を計画しているとも噂されており、AirPodsは同社にとってさらに重要なウェアラブル製品になる予感がします。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、「顔認証スマートインターホン」を2026年に発売!?

アップルが顔認証機能「Face ID」に対応したスマートインターホンを発売する予定だと、米ブルームバーグが報じました。

↑近未来の玄関シーン

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルのスマートインターホンはドアノブとワイヤレス接続し、ユーザーがFace IDを使ってドアを自動的に開錠できるとのこと。このスマートインターフォンは、「HomeKit」に対応したサードパーティ製ロックとも連携する可能性があるそうです。

 

スマートインターホンの中には、アマゾンの「Ring」シリーズのようにビデオカメラを搭載している製品があります。しかし、アップルのスマートインターホンがビデオ撮影機能を搭載するかどうかは現時点で不明。

 

アップルのスマートインターホンには自前の「Wi-Fiチップ」が搭載されるそうです。このチップは、ユーザーデータを保護する「Secure Enclave」機能を搭載。もしカメラが備わっていれば、動画をiCloudに暗号化して保存することもできるはずです。

 

ガーマン記者によれば、アップルのスマートインターホンは2026年に発売される可能性が高いとのこと。iPhoneだけでなく自宅のドアも顔認証でロックを解除する未来が近づいているようです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Apple Intelligence」、ニュースの見出しで重大ミス! 海外の大手メディアが激怒

アップルの生成AIが、海外の殺人事件に関するニュースで事実と異なる見出しを生成したとして、英BBCや国境なき記者団(RSF)から批判されています。

↑フェイクニュースが混じっていることをお忘れなく

 

アップルが配布を開始した「iOS 18.2」のアップデートでは、AI機能「Apple Intelligence」によるニュースの要約機能が追加されました。今回のトラブルでは、米国で発生した殺人事件の容疑者に関する誤った見出しをBBCのニュースを元に作成して配信してしまったのです。

 

BBCの広報担当者は、この虚偽のヘッドラインについてアップルに抗議。また、RSFはこの問題について、「信ぴょう性のある情報を公共に提供するには、生成AIのサービスは未熟すぎる」とコメントしています。

 

Apple Intelligenceが誤った見出しを流したのは、今回が初めてではありません。以前には「イスラエルのネタニヤフ首相が逮捕された」という間違ったヘッドラインを、米ニューヨーク・タイムズ紙の報道を元にして生成したことがありました。

 

Apple Intelligenceのニュース機能は「iPhone 15 Pro」や「iPhone 16」シリーズ、および最新のOSを搭載したiPadやMacで利用可能。この機能はデフォルトで有効になっていますが、ユーザーが手動で無効化することもできます。従来のメディアと同じように、ユーザーはAIが生成したニュースの真偽を見定める必要がありそうです。

 

Source: BBC via MacRumors

【iOS 18新機能】「視線トラッキング」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『視線トラッキング』を使う方法」です。

 

 

iPhoneには視覚や聴覚、身体機能などを補助するための「アクセシビリティ」機能が備わっています。iOS 18では、このアクセシビリティに「視線トラッキング」が追加されました。この機能を使えば、手を触れることなく視線だけでiPhoneを操作できます。早速、設定方法と使い方を紹介してみましょう。

 

まず「視線トラッキング」を有効にする方法ですが、ホーム画面から「設定」を開いて[アクセシビリティ]をタップ。「身体機能および動作」のグループから[視線トラッキング]を選びます。次の画面で[視線トラッキング]をオンにすると画面が暗転して「画面上を動く点を目で追ってください」のメッセージと共にカウントダウンが始まります。

 

 

顔から30センチぐらいの距離でiPhoneを安定した場所に置くか、できたら目の高さに構えて、カウントダウンが終了するのを待ちましょう。カウントダウンが終わると視線トラッキングの調整が始まります。画面上に色のついた丸印が現れるので、目で追って調整を行いましょう。この時、顔を動かすのではなく視線を動かすのがコツです。視線トラッキングの調整が終わると「視線トラッキング」の画面に戻ります。これで準備は完了です。

 

すでに視線トラッキングがオンになっているので、画面にはあなたの視線を示す丸いカーソルが表示されています。視線を動かすと丸いカーソルが移動します。視線を動かさずに同じ場所を見つめるとタップが実行されます。スイッチのオンオフやリンクの選択は、視線を項目の上に重ねると輪郭枠が表示されるので、そのまま視線を動かさずに見続けましょう。

 

ホーム画面のウィジェットやアプリも視線トラッキングで開けます。ホーム画面に戻りたいときは画面の右上の隅を見つめたままにしましょう。うまく視線でコントロールできない場合は、画面の左上の隅を見つめて視線トラッキングを再調整してみましょう。

 

視線トラッキングのコントロールも用意されているので、コントロールセンターに追加しておくと簡単にオンオフできて便利です。視線トラッキングをオンにした時は、再度調整が必要になるので、その都度行ってください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「Apple Intelligence」は期待外れ? iPhoneユーザーの7割が必要ないと米調査で回答

多くのiPhoneユーザーはAI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」に興味がないと、ガジェット買取プラットフォームのSellCellが報告しています。

↑ユーザーの期待を超える日は来るのか?

 

SellCellの調査(※)によれば、iPhoneユーザーの47.6%は、AI機能をスマートフォン購入時の重要な要素だと考えているとのこと。しかし、Apple Intelligenceを使用したユーザーの73%が「自分にはほぼ全く必要のない機能だ」と感じていたのです。

※調査は2024年11月下旬〜12月上旬に実施。米国の18歳以上の成人2000人以上が参加

 

この点はiPhoneユーザーに限りません。サムスンの「Galaxy」スマートフォンユーザーの87%もAI機能が必要なかったとSellCellは報告しています(スマホ購入時にAI機能を重視しているGalaxyユーザーの割合は23.7%)。

 

アップルは2024年10月に「iOS 18.1」とともに、Apple Intelligenceをリリース。そのうちテキスト編集や要約、複数の通知をまとめる機能はそれぞれ72%と54%のユーザーが使用していました。一方でメッセージ機能や画像編集機能、写真検索機能、音声メモの要約は使用率がかなり低くなっていました。

 

また、興味深いことに、AIサービスに料金を支払う意欲があると回答したユーザーも少数であり、アップルユーザーの場合は11.6%、サムスンユーザーはわずか4%でした。

 

SellCellは、iPhoneとGalaxyのAI機能は「期待外れ」とレポートの見出しで述べています。今後は一般向けにアピールできるAI機能の開発が必要かもしれません。

 

Source: SellCell via MacRumors

「iPad」の有機EL化、2026年から拡大!? 翌年には折りたたみ化も…

アップルが「折りたたみiPad Pro」や、有機ELディスプレイを搭載した「iPad Air」「iPad mini」の投入を予定しているとディスプレイ関連調査会社のDSCCが報告しています。

↑折りたたみ版の開発に注目

 

DSCCによれば、2026年には8.5インチの有機ELディスプレイを搭載したiPad miniが、翌年には11インチ/13インチの有機ELディスプレイを搭載したiPad Airが発売される予定とのこと。これにより、低価格の「iPad」を除くすべてのiPadが有機ELディスプレイに移行することになります。

 

さらに、18.8インチの有機ELディスプレイを搭載した折りたたみiPad Proが2027年に登場するとのこと。アップルの折りたたみデバイスがiPad ProなのかMacBookなのかは複数の見方が存在しており、以前には米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が「20インチの折りたたみMacBookが3年以内に発売される」と報じていました。

 

米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルは2028年の発売を視野に入れて大画面の折りたたみiPadを開発しているとのこと。画面の折り目が残らず一枚のガラスとして見えるデザインを目指していると言います。

 

iPhoneやApple Watchと異なり、iPadやMacBookといった大画面デバイスへの有機ELディスプレイの導入は遅れています。今後の動向から目が離せません。

 

Source: DSCC via MacRumors

次期「AirTag」、新たな追跡能力を獲得!?

アップルは2025年に紛失防止タグ「AirTag」の次期モデルを発売するとみられていますが、アイテムの追跡範囲が大幅に拡大されるようです。

↑もっと広く、もっと正確に

 

米ブルームバーグの報道によれば、次期AirTagには第2世代の「Ultra Wideband(UWB)」チップが搭載されるとのこと。これは「iPhone 15」以降や「Apple Watch Ultra 2」に搭載されたチップで、現在のAirTagに搭載されている「初代UWB」チップの最大3倍の追跡範囲を実現すると言われています。

 

一方、iPhone 15以降では、混雑した場所で友人を探す「Precision Finding(正確な場所を見つける)」という機能が搭載されています。最大約60メートルの範囲内で相手を追跡する同機能が、次期AirTagにも搭載されることになりそう。

 

先月、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、「次期AirTagは通信範囲を拡大する一方、内蔵スピーカーがより取り外しにくくなる」と述べていました。これはストーカー行為対策のようです。アクセサリ自体に大きなデザイン変更はないと同記者は予測しています。

 

筆者は現行モデルのAirTagをいくつか所有していますが、いくつか故障したりして、耐久度はあまり高くないという印象を持っています。この点も次期AirTagで改善されることを期待しています。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

【iOS 18新機能】「計算メモ」の使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『計算メモ』の使い方」です。

 

 

買い物メモなどで計算が必要な場合、一旦「計算機」アプリを開いて計算、その答えをコピーし「メモ」アプリにペーストする作業をしている人も多いかもしれません。iOS 18なら、そんな面倒なことをしなくても、メモに計算式を入力するだけで答えを表示してくれるんです。

 

使い方は簡単。今までのようにメモを開いたら、計算したい式をそのまま入力しましょう。イコールを入力した瞬間、答えが表示されます。入力した数値や数式を変えても即、答えを出してくれます。

 

簡単な四則演算だけではなく変数を使った計算もできます。お馴染みのX、Y、Zといった変数以外にもアルファベットが使えるので、Apple =160円、Orange = 230円、(Apple × 16)+(Orange ×25)= といった式でもちゃんと答えを表示してくれます。もちろん、変数の値や数式を書き換えれば答えも自動的に計算し直してくれます。

 

計算式を入力できるのはキーボードだけではありません。マークアップを使って手書きで入力した計算式でも、ちゃんと答えを出してくれます。手書きの場合は数値をタップするとスライダーで増減もできます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhoneとMacBookの「折りたたみ版開発計画」、ディスプレイに進展!?

アップルが「iPhone」と「19インチのMacBook」の折りたたみ版を開発していると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が報じています。

↑折りたたみ版の開発はどんな感じ?

 

WSJによれば、折りたたみiPhoneは「iPhone 16 Pro Max」より大きな内向きの折りたたみディスプレイを搭載しているとのこと。このデバイスは2026年から2027年に発売される可能性があります。

 

アップルは折りたたみiPhoneの開発で大きな課題に直面しており、特にヒンジの設計や画面を保護するレイヤーの開発に苦労している模様。当初は外向きディスプレイを搭載する案も検討されましたが、現在は内向きディスプレイを採用する方向で開発が進められています。

 

一方、19インチの折りたたみMacBookについては、MacBookとしては史上最大の画面サイズとなります。なお、具体的な発売時期は明言されていません。ただし折りたたみMacBookの発売は、折りたたみiPhoneの後になるそう。

 

アップルがこれらのデバイスを本当に投入するかどうかに注目です。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors

アップル、「Magic Mouse」を再設計へ。ついに充電ポートの位置を変える!?

アップルが「Magic Mouse(マジックマウス)」の再設計に取り組んでいると米ブルームバーグが報じています。

↑どうかこれを解決してください

 

Magic Mouseには、ユーザーの間で「本体の背面に充電ポートがあり、ひっくり返さないと充電できない」という不満が長年存在しています。数か月前に本体のLightningポートがUSB-Cポートに切り替わりましたが、充電ポートの位置は残念ながら変わりませんでした。

 

ブルームバーグによれば、ようやくアップルはこの不満を解消するために、Magic Mouseの再設計に取り組んでいるとのこと。「アップルは充電ポートの問題を含め、より実用的な製品を目指している」と言います。また、人間工学的にもっと使いやすいデザインになる可能性もあるそう。

 

海外メディアのMacRumorsは、次世代のMagic Mouseはロジクールの「MX Master 3S」に似たものになると指摘。このマウスは、親指をのせるスペースを備えたエルゴノミックデザイン、前面に配置されたUSB-Cポート、精密なトラッキング機能、二つのスクロールホイールなどが特徴です。

 

新しいMagic Mouseのリリースは早くても2026年半ばになると言われています。アップルがユーザーの不満を解消してくれる新製品を投入することに期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Apple TV」と「HomePod mini」、独自のWi-Fi/Bluetoothチップを導入!?

「Apple TV」と「HomePod mini」の次期モデルが2025年にそれぞれ発売され、独自のWi-Fi/Bluetoothチップが導入されると米ブルームバーグが報じています。

↑自前の通信チップに移行へ

 

ブルームバーグによれば、アップルは「Wi-Fi 6E」に対応したカスタム設計のWi-Fi/Bluetoothチップを開発しているとのこと。これが現在使用されているブロードコムのチップに取って代わり、次期Apple  TVとHomePod miniに搭載されると言います。

 

アップル社内で「Proxima」と呼ばれるWi-Fi/Bluetoothチップは、2025年から製品に搭載される予定。まずは「iPhone 17」「Apple TV」「HomePod」に採用され、2026年には「iPad」と「Mac」に搭載されると言われています。

 

さらにアップルは、現在開発している5GモデムチップとWi-Fi/Bluetoothチップを統合する計画。これにより、エネルギー効率のよいワイヤレスシステムを構築し、iPhoneやiPadのバッテリー使用量を削減することができます。

 

アップルは2025年3月に、AI(人工知能)を搭載したスマートディスプレイを投入するとも報じられています。この製品にも独自開発のWi-Fi/Bluetoothチップが搭載されるかどうかは現時点で不明ですが、今後のアップル製品の通信システムの進化に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

噂の薄型「iPhone 17 Air」、量産に向けて前進!

2025年に投入されると噂されている薄型の「iPhone 17 Air(仮称)」が、台湾の電子機器受託生産大手のフォックスコンにおいて「新製品導入フェーズ(NPI)」に入ったとDigiTimes紙が報じています。

↑フォックスコン、iPhone 17 Airを形にできるか?

 

次期iPhone 17 Airに関してはさまざまな情報が登場しており、米ブルームバーグは「iPhone 16 Proより本体が約2mm薄くなる」と報じています。本体背面の中央にはシングルカメラが搭載され、アップル独自設計の5Gモデムチップが採用される模様。

 

DigiTimesによれば、フォックスコンのNPIフェーズでは設計検証とプロトタイプテストから始まり、サプライヤーの認定と製造プロセスの開発が続き、製品がコンセプトから量産に移行するとのこと。その後はパイロット生産を経て、本格的な量産が開始されます。

 

iPhone 17 AirはiPhoneの「Plus」モデルに取って代わって販売され、サイズは「iPhone 17 Pro」と「iPhone 17 Pro Max」の中間になると予想されています。年々本体が分厚くなるiPhoneのアンチテーゼとしてiPhone 17 Airが投入されることになるのか、今後に注目です。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」、横長の背面カメラを導入!?

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」に横長の背面カメラが搭載されると、ある中国のリークアカウントが伝えています。

↑次はどんな形のカメラになるのか…

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxのデザインが変更されるという情報は、以前に海外メディアのThe Informationが報じていました。それによれば、本体背面の上半分はアルミ素材となり、「従来の3Dガラスではなく、アルミ製の長方形のカメラ突起」が搭載されるとのこと。本体の下半分はワイヤレス充電のサポートのためにガラス製になると言います。

 

WeiboアカウントのDigital Chat Stationがサプライチェーンから得た情報によれば、やはりiPhone 17 Pro/Pro Maxはカメラデザインが大幅に変更されるとのこと。「カメラの配置の詳細は不明だが、モジュールは細長い楕円形だ」と報告しています。

↑本当にこうなるの?(画像提供/MacRumors)

 

これらの情報が正しければ、iPhone 17 Pro/Pro Maxはグーグルのスマートフォン「Pixel」と同じようなカメラデザインを導入することになります。iPhoneは「11」から現行モデルの「16 Pro/Pro Max」まで、正方形の背面カメラ突起を採用してきました(「iPhone 16/16 Plus」は久々に縦長のカメラ突起となっています)。

 

iPhoneの今後のデザインに注目です。

 

Source: Digital Chat Station/Weibo via MacRumors

【西田宗千佳連載】新機種の中でも特に完成度の高い「Mac mini」に注目

Vol.144-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

iPad miniに加えてもう1つ、10月末にアップルが発表したMac新製品のなかで注目を集めた製品がある。新型の「Mac mini」だ。

 

Mac miniは小型のデスクトップ型Mac。2010年に初代モデルが登場以来14年間、「薄くて小さなMac」として親しまれてきたのだが、今回の新モデルはさらに小さくなった。本体は手のひらに乗るほどのサイズしかない上に、従来のデザインに比べて設置面積は半分以下になった。

 

それでいて、性能は非常に高い。最新の「M4」は、M1からM2、M2からM3への進化に対して伸びしろが大きい。さらにGPUの性能を求める場合には、M4でなく「M4 Pro」も選べる。

 

しかも安い。ディスプレイやキーボードなどを別途用意する必要があるとはいえ、もっとも廉価なモデルは9万4800円(税込)。性能を考えると、Macのなかはもちろん、Windows PCと比較しても安価である。

 

こうした小型のPCは、Appleだけが開発しているものではない。ノートPC向けのプロセッサーを使い、手のひらサイズの「ミニPC」を作るメーカーは増えてきている。NVIDIAやAMDのハイエンドGPUを使うPCはともかく、そうでないなら、もはや「デスクトップ型」といえども大柄にする理由は減ってきた。

 

ただ、Windows系のミニPCと比べてもMac miniは小さい。そして、動作音も静かだ。筆者はWindowsのミニPCと新しいMac miniを両方持っているが、動作音の静かさや消費電力の点で、Mac miniの完成度は頭一つ抜け出している印象だ。Windows系のミニPCもコスパの良い製品が多く、注目のジャンルではなるのだが、電源が外付けであったり動作音が大きかったりと、Mac miniほど洗練された製品は見当たらない。

 

Mac miniが小さなボディかつ静かな製品になっている理由は、AppleシリコンがスマホやノートPC向けの技術から生まれたもので、省電力性能が高いためだ。プロが使うにしろ一般の人が使うにしろ、Mac上での処理の多くはさほど性能を必要としない。用途によっては、時々高い性能を必要とすることもあり、ピーク性能は重要な要素だ。だが同時に、性能負荷が下がったら速やかに消費電力を下げ、プロセッサーを冷やして動作することも必要になってくる。その結果として、ファンや電源が小さくなってボディも小さく、静かなPCになる。

 

Macも他のPCと同じく、より多く売れるのはノート型(MacBook Air)ではある。だがMac miniも、人気があって長く使われる製品であり、Appleが力を入れている商品であることに違いはない。AppleはApple Intelligenceに合わせてプロセッサーを刷新し、自社製品の性能向上をしてきた。Mac miniはそのタイミングに合わせて出てきた意欲作といえそうだ。

 

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「Apple Watch」、2025年に導入しそうな新機能が判明!

「Apple Watch」が2025年に血圧モニタリング機能を導入すると同時に、次期「Apple Watch Ultra 3」は衛星経由のテキストメッセージに対応するだろうと米ブルームバーグが報じています。

↑これで血圧をチェック

 

現行モデルの「Apple Watch Series 10」では心拍数や血中酸素濃度、睡眠などのデータを計測できますが、血圧モニター機能は搭載していません。一方、「iPhone 14」以降のモデルでは、米国とカナダにおいて衛星経由のメッセージを送信することができます。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple Watch向けの血圧モニタリング機能の開発を強化しており、早ければ2025年に完成する可能性があるとのこと。この機能は正確な血圧の上下数値を計測するのではなく、血圧が上昇傾向にあるかどうかを追跡し、高血圧の場合には警告を送信する仕組みです。

 

この機能は2025年に次期Apple Watch Ultra 3と標準モデルの「Apple Watch Series 11」に搭載される可能性が高いとのこと。また、Apple Watch Ultra 3ではiPhoneと同じように衛星ネットワークに接続し、テキストを送信できるようになるそうです。

 

Apple Watchのヘルスケア機能の進化に期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

「iPad mini」、有機EL化のスケジュールが判明!? 早ければ…

有機ELディスプレイを搭載した「iPad mini」は、早ければ2026年に発売される可能性が高いと、調査会社のOmdiaが報告しています。

↑有機EL化のスケジュールは…

 

現行モデルのiPad miniは、8.3インチの「Liquid Retinaディスプレイ」という液晶ディスプレイを搭載。その一方、上位モデルの「iPad Pro」は有機ELディスプレイを採用し、最大120Hz駆動による滑らかな表示を可能にする「ProMotionテクノロジー」に対応しています。

 

Omdiaによれば、iPad miniは有機ELディスプレイを2026年か2027年に導入する予定。さらに「iPad Air」も、2027年か2028年に有機ELディスプレイに移行すると言います。これらのデバイスには、シンプルな60Hz駆動の「シングルスタック有機ELディスプレイ」が搭載されるそう。

 

Macに関しては、「MacBook Pro」が早ければ2026年に「デュアルスタック」の有機ELディスプレイを導入し、「MacBook Air」が2028年に120Hzのシングルスタック有機ELディスプレイを搭載するとOmdiaは予測しています。さらに、2028年以降には120Hzのシングルスタック有機ELディスプレイを搭載した「18.8インチの折りたたみ式デバイス」が発売されるそう。

 

黒がより濃く、高いコントラスト比を実現する有機ELディスプレイ。このディスプレイがiPad miniだけでなく、今後さまざまなアップル製品に採用されるのは間違いなさそうです。

 

Source: MacRumors

次期「HomePod」、有機ELディスプレイを搭載!?

アップルの次期「HomePod」に6〜7インチの有機ELディスプレイが搭載されると、韓国メディアのSE Dailyが報じています。

↑有機EL画面を搭載したら買っちゃう?

 

現行モデルのHomePodは本体上部にディスプレイではなく、バックライトの「Touchサーフェイス」を搭載。この部分は現在の操作にあわせて淡く発光します。小型モデルの「HomePod mini」にそのような機構は存在しません。

 

SE Dailyは業界関係者の話として、2025年発売予定の次期HomePodの有機ELディスプレイを、中国のディスプレイメーカー・Tianma(天馬)が供給すると伝えています。

 

アップルがディスプレイを搭載したHomePodを開発しているという噂は以前から流れていました。アナリストのミンチー・クオ氏は「WWDC 2025の後、おそらく同年の第3四半期(7月〜9月)に発売される」と報告。クオ氏もディスプレイを提供するのは天馬だと指摘していますが、それが有機ELディスプレイかどうかは明言していません。

 

アップルはディスプレイを搭載した次期HomePodだけでなく、「iMac G4」にも似たオールインワンのホーム管理デバイスを開発しているとも言われています。アップルのスマートホームデイバイスがどのように進化するのか、今後に注目です。

 

Source: SE Daily via MacRumors

アップルとソニー、「Apple Vision Pro」向け「PlayStation VR2 Senseコントローラー」を共同開発!

アップルとソニーは、ヘッドセットの「Apple Vision Pro」が「PlayStation VR2 Senseコントローラー」に対応するように共同開発を進めていると、米ブルームバーグが報じています。

↑VRゲームを改善するために秘密兵器を導入

 

Apple Vision Proは本体外部に搭載したカメラにより、腕や指の動きを読み取ることで操作できます。「PlayStation 5」や「Xbox」のコントローラーでもApple Vision Proを操作することは可能ですが、VRゲームに必要な「6自由度(6DoF)」に最適化されていないという問題があります。

 

ブルームバーグによれば、アップルとソニーのパートナーシップは数か月前から話が進められており、Apple Vision ProのオプションアクセサリーとしてPS VR2 Senseコントローラーが導入されるとのこと。現在、PS VR2 Senseコントローラーは単品で販売されていないので、アップルの小売店やオンラインストアから販売される可能性があると指摘されています。

↑PlayStation VR2 Senseコントローラー(画像提供/MacRumors)

 

さらに、Apple Vision ProとPS VR2 Senseコントローラーを組み合わせることで、オフィス作業などの生産性タスクやメディア編集にも利用できるそう。ユーザーはコントローラーのサムスティックト方向パッドでスクロールし、トリガーボタンで選択操作ができると言います。

 

現時点では、いつApple Vision ProがPS VR2 Senseコントローラーに対応するのかは不明。進展に期待しましょう。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone SE」、カメラ性能がiPhone 16と同じになる!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」は4800万画素のリアカメラと、1200万画素のTrueDepthフロントカメラを搭載すると、韓国ニュースサイトのET Newsが報じています。

↑次のカメラは十分よさそう

 

現行モデルのiPhone SE(iPhone SE 3)は、背面に1200万画素のシングルカメラ、ディスプレイ上部にFaceTime HDカメラ(700万画素の写真)を搭載。また、「iPhone 16/16 Plus」では、背面のメインカメラが4800万画素、前面はTrueDepth(1200万画素の写真)となっています。

 

ET Newsによれば、来年の第1四半期(1月〜3月)に発売される次期iPhone SEの前面および背面のカメラモジュールは、韓国のLG Innotekが供給するとのこと。次期iPhone SEのカメラセットアップは、カメラの個数を除いてiPhone 16と同等になる可能性があります。

 

次期iPhone SEは「iPhone 14」と同様のフルスクリーンデザインで、Touch IDの代わりにFace IDを採用し、液晶ディスプレイではなく有機ELディスプレイを搭載すると言われています。USB-Cポートやアクションボタンを採用し、AI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」に対応するために8GB RAMを搭載する模様。さらに、アップル独自設計の5Gモデムチップも組み込まれるそうです。

 

次期iPhone SEの背面カメラが4800万画素になれば、iPhone 16と同じように2倍のズーム撮影も可能になるはず。お求めやすいiPhoneのカメラ性能に注目です。

 

Source: ET News via MacRumors

「MacBook Pro」、有機ELディスプレイを搭載したらノッチが消える!?

有機ELディスプレイを搭載した将来の「MacBook Pro」では、画面上部のノッチがなくなると、MacRumorsが報じています。

↑ノッチのデザインも変わりそう

 

現行モデルのMacBook Proでは、画面上部にノッチが存在し、顔認証機能「Face ID」のパーツが搭載されています。また、近年のiPhoneでは、画面内にパンチホールの「Dynamic Island」としてFace IDの部品が配置されています。

 

MacRumorsによれば、2026年に発売される14インチ/16インチのMacBook Proにはノッチではなく、ディスプレイ内部にパンチホールが搭載されるとのこと。これが小さなピンホールなのか、あるいはiPhoneのような大型なDynamic Islandなのかは現時点で不明です。

 

さらに、MacBook Proからノッチがなくなることで、ディスプレイ上で表示可能なピクセル数が増え、macOSのメニューバーの使用可能な領域がわずかに増加する可能性もあります。

 

有機ELディスプレイには明るさの向上やより深い黒の表示、高いコントラスト比、バッテリー駆動時間の増加などのメリットがあります。iPhoneのようにパンチホールを搭載したMacBook Pro、ぜひ見てみたいですね。

 

Source: MacRumors

iPhoneに久々の朗報! TSMCの「2ナノメートルチップ」開発は順調

台湾のチップメーカー・TSMCにおいて、「2nm(ナノメートル)プロセス」によるチップの開発が順調に進んでいるとLiberty  Times Netが報じました。この技術は2026年の「iPhone 18 Pro」に導入されると予想されています。

↑2ナノチップの搭載が楽しみ

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、TSMCの「3nmプロセス」で製造された「A18 Pro」チップが搭載されています。

 

今回の報道によれば、TSMCは2nmチップの試作で期待を上回る「歩留まり60%以上」という成果を出したとのこと。この工場では、現在の「3nm FinFETプロセス」から大幅に進歩した新しいナノシートアーキテクチャーを実装しています。

 

iPhone 18 Proに関しては、著名アナリストのミンチー・クオ氏も、「2nmチップと12GB RAMを搭載する」と報告していました。標準モデルの「iPhone 18」は3nmチップを搭載するそう。

 

プロセスの数字は小さければ小さいほど、チップの性能や電力効率はより高くなります。2nmチップは処理性能と省電力性が向上することで、AI(人工知能)などの機能によい効果をもたらすとみられています。

 

Source: Liberty Times Net via MacRumors

セルラーモデル「Mac」、2026年以降に登場!? もっと早くしてー!

アップルがセルラー通信(携帯通信)に対応した「Mac」の導入を検討していると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑Wi-FiやiPhoneがなくてもネットにつなげられたら…

 

スマートフォンの「iPhone」はもちろん、「iPad」でもセルラー通信に対応したモデルが販売されている一方、Macにセルラーモデルは存在しません。「Windows」を搭載したノートパソコンにはセルラー通信に対応した製品がいくつも存在します。

 

ガーマン記者によれば、アップルはMacに今後モデムチップを追加する可能性を調査しているとのこと。さらに、セルラー対応Macは2026年以降に登場する可能性が高いと指摘しているのです。

 

アップルといえば、独自開発を進める5Gモデムチップを2025年にも導入すると噂されています。この5Gモデムチップは、次期「iPhone SE」や「iPhone 17 Air」、次世代「iPad」から使用され、問題がなければ、その後はフラッグシップ製品に搭載される予定。

 

5Gモデムチップを搭載したMacは、Wi-FiやiPhoneがなくてもセルラー通信を利用して、インターネットに接続することができるようになります。早めに登場してほしいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

噂の「iPhone 17 Air」、iPhone史上最薄説を裏付ける新情報!

噂されているアップルの「iPhone 17 Air(仮称)」は、現行モデルの「iPhone 16 Pro」より本体が約2mm薄くなると、米ブルームバーグが報じています。

↑iPhone 16 Proより2mmも薄いらしい

 

iPhone 16 Proの本体の厚さは8.25mm。今回の情報が正しければ、iPhone 17 Airの厚さは約6.25mmになり、これまでで最も薄いiPhoneということになります(これまでで最も薄かったのは「iPhone 6」の6.9mmでした)。

 

iPhone 17 Airには、従来のクアルコムのチップよりも小型で、アップルが独自に設計した5Gモデムチップが導入されると噂されています。これによりバッテリー寿命やカメラ性能、ディスプレイ品質を犠牲にすることなく、スリム化されたiPhone 17 Airの設計が可能になったと報じられています。

 

2017年に発売された「iPhone X」以来、iPhoneは厚みを増しています。もし来年、iPhone 17 Airが本当に登場すれば、新たな需要を掘り起こすことができるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

【西田宗千佳連載】Apple Intelligenceは発展途上。本質は2025年になってから花開く

Vol.144-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

「Apple Intelligence」とは、生成AIなどを使ったAIモデルをOSに複数搭載し、いろいろな機能をより便利に使えるようにするフレームワークである。Appleの場合、同じ機能をiPhone・Mac・iPadの主要3製品にすべて搭載し、基盤技術として利用していく。

 

10月末に各種OSのアップデートがあり、アメリカ英語ではApple Intelligenceが使えるようになっている。日本語での対応は2025年4月以降だ。だが日本で売られているApple製品でも、言語の設定を「英語」にすれば、そのままでApple Intelligenceが使える。

 

Apple Intelligenceの有効化により一番目立つのは「Siriの変化」だ。従来は丸いボールが表示されていたが、Apple Intelligence後には「画面の周囲が虹色」で表されるエフェクトになる。以前は“音楽を流す”“なにかを検索する”といったことに使う場合が多かったと思うが、Apple Intelligenceの導入により、個人の行動やアプリの利用履歴を活用し、「パーソナルなコンテクスト」に合わせて回答するようになる。

 

また、会話はよりなめらかなものになる。単に言い回しが自然になるだけではない。人間の側が、言い淀んだり言い間違ったりしても、その内容を汲み取って会話を続けようとする。これまでは「どういう命令を与えるとSiriがきちんと動くか」を理解した上で一定の命令を与える、という使い方が馴染んだが、人に話しかけるのに近い対話で、「おすすめのレストランまでの道筋を示して、カレンダーに予定をメモとして組み込む」といったことが可能になる。

 

メールやウェブの要約もできる。特にメールについては、たくさんの返信が続いた長いものでも、“これまでの会話はどんなものだったか”という感じの内容で要約を作ってくれて、かなり便利だと感じる。

 

画像や動画も、「海の近くにあるヨット」のような自然文で検索可能になる。Apple Intelligenceが画像になにが映っているかを把握し、検索のための情報を作る仕組みが導入される。結果として、より人間的な発想で画像検索が可能になるわけだ。

 

ただ、これらの機能があっても、“Apple製品が劇的に賢くなった”とまでは言えない。結局のところ、ちょっと検索や要約が便利になっても、それは付加的な要素に過ぎない。AIでスマホが大きく変わる……というところまでは進化していない。

 

Apple Intelligenceは段階的に機能が投入される。10月末のアップデートは「第一弾」に過ぎず、年内に第二弾、年明けにさらに機能が少しずつ追加されていく。そんなこともあって、まだまだ本命と言えるほどの機能向上ができていない、というのが筆者の見立てだ。日本語でのサービスは2025年以降なのだが、その時期であっても、Apple Intelligenceはまだ“進化途上”である。そういう意味では慌てる必要もなく、単純に「お買い得なタイミングだから買う」という考え方で十分だ。

 

実のところ、AI関連機能の“産みの苦しみ”は、Appleだけの課題ではない。GoogleにしろMicrosoftにしろ、同じように付加価値を出しきれてはいない。2025年に向けて機能が模索され、価値を高めていく……と考えれば良いだろう。

 

そんな中、1機種だけ大きく価値を変えた「新Mac」がある。そのMacの話は次回のウェブ版で解説することとしたい。

 

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アップル、検索などでアマゾンのAIチップを使っていた!

アップルの検索サービスには、「Amazon Web Services(AWS)」のカスタムAI(人工知能)チップ「Inferentia and Graviton」が利用されていることが明らかになりました。

↑Siriのごひいきチップが判明

 

アップルで機械学習とAI担当ディレクターを務めるBenoit Dupin氏が「AWS re:Invent」のカンファレンスで語ったところによれば、アマゾンのAIチップは「信頼性が高く、確実で、世界中のアップルの顧客にサービスを提供できる」とのこと。

 

また、同氏はアマゾンの「Trainium2」チップを「Apple Intelligence」やその他のAIモデルの事前トレーニングに使用できるかどうかをテストする予定だと言います。

 

現地メディアによれば、アップルは10年以上にわたり「Siri」「Apple Maps」「Apple Music」において、AWSを利用しているそう。Inferentia and Gravitonでは40%の効率向上を実現しており、Trainium2では最大50%の効率向上が見込まれています。

 

AIチップといえばNvidiaが有名ですが、アマゾンのチップは低価格な選択肢として存在感を増していくかもしれません。

 

Source: CNBC via MacRumors

アップルの「HomeKit」、ロボット掃除機のサポートを2025年初頭に延期

アップルは、スマートホーム向けの管理システム「HomeKit」におけるロボット掃除機のサポートを2025年初頭まで延期したことを明らかにしました。

↑ロボット掃除機への対応はもう少し先に

 

アップルは今年6月の開発者向け会議「WWDC」で同サポートを発表しました。これにより、HomeKitからロボット掃除機を起動したり、音声アシスタント「Siri」に特定の部屋を掃除するように頼めたりするようになります。さらに、掃除機やモップがけ、電源制御、掃除モード、充電状態などの「ロボット掃除機のコア機能」が利用できるようになる予定です。

 

秋にリリースされた「iOS 18」にこのサポートは含まれていませんでした。その代わり年内のアップデートでロボット掃除機が利用できると案内していたのです。

 

しかし、公式サイトで表記が変更されました。「この機能は2025年初頭に利用可能になります。Siriによるロボット掃除機の制御は英語(米国)でのみ利用可能」と案内されているのです。

 

アップルはおそらく今月中に「iOS 18.2」をリリースするでしょうが、ロボット掃除機のサポートは含まれない模様。iPhoneからロボット掃除機をスマートに制御できるようになるまで、もう少しだけ待つ必要がありそうです。

 

Source: Apple via MacRumors, 9to5Mac

MacBook ProのTouch Barが恋しい?「Flexbar」をどうぞ!

以前の「MacBook Pro」に搭載されていた、キーボード上部のタッチインターフェイス「Touch Bar」。このシステムを再現したサードパーティ製「Flexbar」がクラウドファンディングに登場しています。

↑Flexbar(画像提供/ENIAC/Kickstarter)

 

Touch Barでは、横長のタッチディスプレイに表示されているボタンを押すことで、さまざまな機能が実行できます。しかし、2021年モデルのMacBook ProからTouch Barは徐々に廃止されていきました。

 

Flexbarは、かつてのTouch Barを単体の製品として切り出したようなプロダクトです。MacやiPad、iPhone、PCにUSB-C経由で接続することで、有機ELディスプレイ(10インチ・2K解像度)にさまざまなボタンが表示され、タッチ操作ができます。また、YouTubeやマイクロソフトのアプリ、アドビなどのアプリに合わせて、専用のショートカットが用意されています。

 

Touch Barと同じように、Flexbarはタスクウィンドウに応じてコントロールが自動的に切り替わります。ユーザーは好みのレイアウトを作成することができ、マルチステップのマクロやシーケンスをサポートします。

 

Flexbarは120ドル(約1万8000円※)を出資することで、製品を一つ手に入れることができます。プロジェクトはすでに目標金額を達成済みで、出荷時期は2025年2月を予定。この興味深い製品が現実のものになるのか、注目が集まります。

※1ドル=約150円で換算(2024年12月5日現在)

 

Source: Flexbar/Kickstarter via MacRumors

「折りたたみiPhone」、2026年後半に登場して強烈なインパクトを与える!?

2026年後半に「折りたたみiPhone」が登場することにより、折りたたみスマートフォン市場が活性化すると、ディスプレイアナリストのロス・ヤング氏が報告しています。

↑折りたたみスマホ市場はiPhoneを待っている?

 

ヤング氏によれば、現在の折りたたみスマホ市場は顧客の関心の低下により、低迷しているとのこと。しかし、アップルが折りたたみiPhoneを投入することで、2026年は同市場にとって記録的な年になる可能性があると言います。具体的には、2026年には市場が30%以上成長し、その後の2027年と2028年も20%の成長が続くと同氏は予測しています。

 

アップルが折りたたみiPhoneを開発しているという噂は以前から存在しており、早ければ2026年後半に製品が発表されると一部では言われています。その画面は7.9〜8.3インチとなり、サムスンの「Galaxy Z Flip」のようなクラムシェル型のデザインになるという見方があります。

 

Androidではさまざまな折りたたみスマホが登場していますが、アップルがこの市場に本当に参入するのかどうかに注目が集まります。

 

Source: DSCC via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」、アルミ素材に戻るなんてあり得ない! 中国の情報筋が反論

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」の本体素材にはチタンが採用されると、リークアカウントのInstant Digitalが報じています。

↑アルミ製の復活は本当?

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、チタン素材が採用されていますが、最近では米テック系メディアのThe Informationが、iPhone 17 Pro/Pro Maxの本体はアルミニウム製に戻ると報道しました。背面の上半分はアルミニウム素材で、下半分はガラス素材になると言います。

 

しかし今回、Instant Digitalは「もちろん、iPhone 17 Proはチタン素材を使い続ける。アルミニウム素材に切り替わるなんて誰が信じられるだろう。ありえないことだ」と主張。「最近のiPhoneでは、Proシリーズのステンレススチール素材からチタン素材までをセールスポイントとしてアピールしてきた。アルミニウム素材に切り替えたら、どうやって売り込むのだろう?」

 

Instant Digitalの予測はいつも正しいとは限りませんが、「iPhone 14」のイエローモデルや「iPhone 15/15 Plus」の背面すりガラスの登場など、予測が正確だったこともあります。筆者もiPhone 17 Pro/Pro Maxが廉価なアルミニウム素材に切り替わるとは思えないのですが、はたしてどうなるのでしょうか?

 

Source: Instant Digital/Weibo via MacRumors

テスラの公式アプリ、Apple Watchで使えるようになった!

テスラの車両が「Apple Watch」の公式アプリからコントロールできるようになりました。

↑Apple Watchでテスラ公式アプリが使える(画像提供/テスラ)

 

テスラの車両はスマートフォンのアプリにより、さまざまな機能をコントロールすることができます。同様のことをApple Watchで行うためには、「Watch for Tesla」などのサードパーティ製アプリを使用する必要がありました。

 

テスラによれば、今月後半に配布されるアップデートにより、スマートフォンアプリと同様の機能がApple Watchでも利用できるようになるとのこと。車両のロックを解除したり施錠したり、トランクやフロントトランクを開閉したり、バッテリー状態を確認したり、空調を設定したり、さまざまなことがApple Watchで行えるようになります。

 

テスラによれば、Wear OSを搭載したスマートウォッチに同様のアプリが提供されるかどうかは未定とのこと。テスラを公式アプリでコントロールしたいドライバーは、しばらくiPhoneとApple Watchを使うことになりそうです。

 

Source: Tesla/X via MacRumors

「iPhone」だけ勢いが戻らない! 世界のスマホ市場で苦戦が続く

2024年、世界のスマートフォン市場が大幅に回復したにもかかわらず、「iPhone」の成長は最小限にとどまっていると、調査会社のIDCが報告しています。

↑出荷台数の低調が続くiPhone

 

今回の調査によれば、今年の世界のスマホの出荷台数は6.2%増加し、12億4000万台に達したとのこと。しかし、同時期のiPhoneの出荷台数の伸びはわずか0.4%にとどまったと言います。

 

iPhoneの出荷台数が低調な理由には、中国など主要市場におけるアップルの課題があるようです。中国ではシャオミやファーウェイがハードウェアとソフトウェアの開発に積極的に投資しており、先月ファーウェイは自社製チップを搭載した新型スマートフォン「Mate 70」を発表しました。

 

さらに、アジア太平洋やラテンアメリカ、中東、アフリカの新興市場では、Androidスマホが7.6%の成長を達成。Androidスマホのメーカーは、平均販売価格295ドル(約4万4000円※)という手ごろな端末を販売しています。

※1ドル=約150円で換算(2024年12月3日現在)

 

その一方、アップルの出荷台数は2025年に改善する見通しともIDCは報告しています。iOSデバイスは来年3.1%の成長が見込まれているのに対して、Androidスマホの成長は1.7%になるそう。

 

しかしIDCは、「Apple Intelligence」のような生成AIなどの機能は、消費者の需要に大きな影響を与えられなかったと結んでいます。Apple Intelligenceは国際的な展開が遅れており、アップルによる今後のテコ入れが必要となりそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」シリーズで噂される8つの新機能とは?

2025年に発売されるであろう「iPhone 17 Pro/Pro Max」。8つの新機能が導入されるかもしれないと噂されています。海外メディアのMacRumorsがそれらをまとめているので紹介しましょう。

↑どの予想が当たるかな?

 

1: アルミフレーム

アルミフレームの採用が噂されています。本体の背面は「一部がアルミニウム、一部がガラス」という新しいデザインになるようです。

 

2: 長方形のカメラ突起

背面には、従来より大きいアルミニウム製の長方形のカメラ突起が搭載されるようです。

 

3: A19 Proチップ

次世代のA19 Proが搭載されると言われています。同チップは新しい第3世代の3nmプロセスで製造。これにより、パフォーマンスと電力効率の向上が期待されます。

 

4: アップル設計のWi-Fi 7チップ

iPhone 17の少なくとも1モデルに、従来のブロードコムではなく、アップルが自社開発したWi-Fi 7チップが搭載されるようです。

 

5: 2400万画素の前面カメラ

iPhone 17では4モデル全てに、アップグレードされた2400万画素の前面カメラが搭載される見込み。

 

6: 4800万画素の望遠カメラ

iPhone 17 Pro/Pro Maxの背面には、1200万画素から4800万画素へとアップグレードされた望遠カメラが搭載される模様。

 

7: 12GBのRAM

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、RAM容量が8GBから12GBへとアップグレードされるそう。

 

8: より小さなDynamic Island

iPhone 17 Pro Maxでは顔認証機能「Face ID」システムに「メタレンズ」を搭載することで、画面上部のパンチホールことDynamic Islandが大幅に狭くなるようです。

 

これらの予想がどれだけ的中するのか、2025年を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

アップル、「M5」の生産をTSMCに発注! 最初に搭載するのは…

アップルが、次世代Macなどに搭載される「M5(仮称)」チップの生産を台湾のチップメーカー・TSMCに発注した、と韓国メディアのThe Elecなどが報じています。

↑M5を最初に搭載するデバイスは…

 

現行モデルのMacや「iPad Pro」には、「M4」チップが搭載されています。このチップもTSMCが生産しており、「第2世代の3nm(7メートル)」テクノロジーが採用されています。

 

The Elecによれば、M5は強化された「ARMアーキテクチャ」を搭載し、TSMCの3nmプロセスで製造されるとのこと。次世代の「2nmプロセス」が採用されなかったのは、主に生産コストが原因のようです。ただし、M5ではTSMCの「System on Integrated Chip(SoIC)」技術を取り入れることで、M4から大幅に進化しているとも伝えられています。

 

従来のチップと比較して、M5は熱管理を強化して電力効率を向上します。これにより、デバイスのパフォーマンスと効率が大幅に改善される模様。M5の生産は早ければ2025年後半に開始され、最初の搭載製品は同年末から2026年初頭に発売される可能性があります。

 

M5を最初に搭載する製品としては、iPad ProやMacBook Pro、MacBook Air、空間コンピューターの「Apple Vision Pro」などが予測されています。同チップではAI(人工知能)機能がどれだけ強化されるのかにも注目が集まりそうです。

 

Source: MacRumors

【西田宗千佳連載】「Apple Intelligence」シフトで“お買い得”になった今年のアップル製品

Vol.144-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

Appleは例年、9月にiPhoneを発売する。そして10月・11月にはMacやiPadなど、残る主要製品を発売することが多い。今年もそうした部分に変化はなかった。10月なかばに「iPad mini」を、10月末に「iMac」「Mac mini」「MacBook Pro」を発売し、ラインナップ全体を刷新している。

 

基本的にはどれもプロセッサーの刷新が中心の内容だ。ここでプロセッサーを刷新するのは、その年の新技術を導入するため……という部分もあるのだが、特に今年については、「Apple Intelligence」の準備という部分が大きい。

 

Apple Intelligenceは生成AIをベースとした機能だ。複数のAIモデルを、クラウドに頼らない「オンデバイスAI」として動かす。そのためには、AIの推論を担当する「Neural Engine」と、より大きなメインメモリーを必要とする。

 

特にiPhoneとiPadについては、対応のハードルが少々高い。Macは2020年発売の「Appleシリコン搭載Mac」であれば条件を満たすが、iPhoneは2023年発売の「iPhone 15 Pro」シリーズか、今年発売の「iPhone 16/16 Pro」シリーズでないと対応できない。iPadについても、Appleシリコンである「Mシリーズ」搭載の製品のみが対象。iPad miniについては、今年発売の新機種でプロセッサーをiPhone 15 Proシリーズと同じ「A17 Pro」に切り替えて対応することとなった。

 

Appleとしては、販売する主要製品のほとんどをApple Intelligence対応とし、今後のソフトウエア基盤とする必要性がある。だから、ここで一気に各製品を刷新しておきたかったわけだ。現状、Apple Intelligenceに対応しないのは「iPad」と「iPhone SE」くらい。特別な価格重視モデル以外では使われる基本機能になってきた。

 

また面白いことに、Macについてはメインメモリーの拡充も行われた。新製品ではないものの、MacBook Air(M2もしくはM3搭載製品)の場合、価格据え置きのまま、最小メモリー容量を8GBから16GBに変更する措置が取られた。Apple Intelligenceは8GBでも動作するものの、十分な余力を生み出すには16GBの方が望ましい……と判断されたわけだ。

 

そんなことから、今年のApple製品は全体に“ちょっとお買い得”になっている。プロセッサーが高性能になったのは当然として、メインメモリーは増量され、ストレージ容量も増えた。Apple製品自体が全体的には少し高めの価格設定ではあるし、円安の影響を受けてはいるものの、“今年がお買い得”であるのは間違いない。特にメモリーについては、容量の増加だけでなくアクセス速度の向上もあり、実パフォーマンスの向上にも寄与している。

 

Apple Intelligenceは、日本では2025年4月以降に提供予定となっている。だから、Apple Intelligence自体を目的にApple製品を買い替えるのはまだ時期尚早と言っても良い。一方でメモリーや性能のことを考えると、Apple Intelligenceがなくてもお買い得であり、買い替えなどには良いタイミングと言って良さそうだ。

 

では、Apple Intelligence自体の評価はどうだろうか? その点は次回のウェブ版で解説する。

 

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「メール」でフォントや文字サイズが勝手に変わるのを防ぐ方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「『メール』でフォントや文字サイズが勝手に変わるのを防ぐ方法」です。

 

 

Webサイトや他のソフトからテキストをコピーして「メール」ソフトの新規メール作成画面にペーストすると、フォントや文字色、文字サイズ、リンクなど、元の書式がそのまま反映されるため、場合によっては見づらくなることがあります。

 

しかし、「メール」ソフトの設定をあらかじめ変更しておけば、常に標準テキストとしてペーストすることが可能です。この動画では、その設定方法を解説します。

 

 

まず、「メール」ソフトを開いたら、メニューバーの「メール」から「設定」を選びます。

 

設定ウインドウが開いたら、「作成」タブをクリック。次に、最上部にある「メッセージのフォーマット」から「標準テキスト」を選択しましょう。こうすることで、新規メール作成時にフォーマットが標準テキストとなり、Webページなどからコピーしたテキストも書式が含まれない標準テキストとしてペーストされます。

 

なお、同じ画面にある「受信メッセージと同じフォーマットを使用」のチェックをオフにしておくと、受け取ったメールに対して返信する際も、標準テキスト形式でメールを作成できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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にわかに話題の「LLM Siri」、リリースは早くとも2026年春?

音声アシスタント「Siri」の改良版「LLM Siri(仮称)」のリリースは早くとも2026年になると、米ブルームバーグが報じています。

↑Hey Siri、LLM化はいつ?

 

以前の報道によれば、LLM Siriは「高度な大規模言語モデル(LLM)」を活用することで、ChatGPTのようなチャットボットに対抗するものになると言われていました。

 

ブルームバーグによれば、LLM Siriは2025年6月の開発者向け会議「WWDC(Worldwide Developers Conference)」で発表されるものの、2026年春まで利用できないとのこと。具体的には「iOS 19」ではなく「iOS 19.4」のアップデートで提供されるようです。

 

今後のリリースが予定されている「iOS 18.2」ではChatGPTのSiriへの統合が追加され、その後のアップデートでGoogleの「Gemini」との統合が続くと予想されています。「iOS 18.4」では、Siriの画面認識、詳細なアプリごとのコントロールなどの機能が強化される予定。

 

高性能なLLM Siriがリリースされれば、iPhoneユーザーはChatGPTやGeminiに頼る必要性が下がるはず。生成AI分野で先を走るOpenAIやGoogleに対して、アップルがどこまで対抗できるのかに注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「AirPods Max」、しばらくチップは「H1」のまま!?

アップルにはヘッドホン「AirPods Max」をアップデートする「具体的な計画がない」と、米ブルームバーグが報じています。

↑チップを変えない理由は?

 

AirPods Maxは今年9月にアップデートされました。本体のLightningポートがUSB-Cポートに変わり、新カラーが登場しました。その一方、搭載チップは「H1」のままで、AirPods Proの「H2」と比べると若干見劣りしてしまいます。

 

ブルームバーグによれば、アップルは「当面の間、AirPods Maxを現在の形で販売し続けることを考えている」とのこと。さらに、AirPods Maxの売り上げが低すぎるため、開発リソースを割り当てることを正当化できないという見方もあるそうです。

 

先述のようにAirPods MaxにはH1チップが搭載されているため、AirPods Proに存在する「アダプティブオーディオ機能」が使用できないうえ、アクティブノイズキャンセリング(ANC)も改善されていません。「しばらくアップデートがないのなら、せめて価格の見直しを」とも考えてしまいますが、あまり期待しないほうがよさそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

【西田宗千佳連載】性能アップの新iPad miniから見えるAppleの戦略

Vol.144-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAppleの「新型iPad mini」の話題。Apple独自の生成AI「Apple Intelligence」の展開において、iPad miniが狙う立ち位置とは何なのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Apple

iPad mini

7万8800円~

性能を大きく進化させ生成AIに対応させる

Appleは10月23日から新型の「iPad mini」を発売した。刷新は3年ぶりだが、新型には大きな特徴がある。といっても、製品の外観はまったくと言っていいほど変わっていない。電子書籍を読んだり動画を見たりするだけなら、差は分かりづらいかもしれない。

 

今回の刷新の主軸は“中身の変化”だ。プロセッサーが昨年のフラッグシップiPhoneに搭載された「A17 Pro」に変更され、CPU・GPUともに強化されている。それ以上に大きいのは、AIの推論能力が倍近くになり、メインメモリーも4GBから8GBまで増えた。

 

これはなんのためかと言うと、Appleがアメリカで10月から導入したAI機能「Apple Intelligence」に対応するためだ。

 

Apple Intelligenceは要約や画像生成など、多数の機能を備えている。大量の返信が連なったメール全体の内容を理解し、短い要約を読むだけで内容を把握する機能や、周囲に書かれた文章の内容からそれに合った画像を生成する機能がある。音声アシスタントのSiriとの対話はよりなめらかなものになり、やり取りしたメールやメッセージの文脈を読んだ対応もするようになる。

 

ただ、プライバシーに配慮してほぼすべての処理をクラウドではなく端末内で行うため、プロセッサーには一定以上の性能が必要になる。その基準が「A17 Pro」搭載なのだ。iPhoneの場合も、Apple Intelligenceが動作するのは、A17 Proを搭載した2023年のフラッグシップであるiPhone 15 Proからとなっている。

 

残るモデルのうちminiを先行させる

Appleは今後、Mac、iPhone、iPadのすべてでApple Intelligenceを共通のコア機能として活用していくが、そのためには製品の刷新が必須となる。Macはすでに全機種がApple Intelligence対応だし、iPhoneも安価な「SE」を除けば、現行モデルのほとんどが対応している。

 

そうなると、iPadシリーズのなかでも残されたもっとも安い「iPad」と「mini」のうちminiから刷新を……ということなのである。時期がいつかはわからないが、「iPhone SE」や「iPad」も、性能を底上げした新機種が出てくる可能性は高くなった。

 

Appleにとっては、Apple Intelligenceはそれだけ重要な存在である……という証でもあるのだが、日本で使えるようになる時期は「2025年内」とされている。

 

すでにApple Intelligenceが搭載された新OSは正式公開されているが、現状はアメリカ英語のみの対応で、日本ではほとんどの機能が使えない。写真からワンタッチで気になる部分を消す「クリーンアップ」のみ、言語を問わず利用可能になっている。これだけでは、まだ恩恵は感じづらいだろう。

 

しかしiPhoneを含め、それでも製品をすぐに買う意味はあるのか? 他社はどのように対抗してくるのか? その点は次回以降で解説する。

 

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次期「iPhone 17 Pro」シリーズに大変身の予感! 意外な素材が復活?

次期「iPhone 17 Pro/Pro Max」ではデザインが大幅に変更されると、米テック系メディアのThe Informationが報じています。

↑次期モデルで久々の大変身!?

 

The Informationによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxはアルミフレームの珍しいハイエンドiPhoneになるとのこと。現行の「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではステンレススチールフレームが採用されていますが、次期iPhone 17 Proシリーズを皮切りにiPhoneはアルミ素材に戻る計画だと言います。

 

具体的には、iPhone 17 Pro/Pro Maxは背面の一部にアルミニウムやガラスを使用したデザインとなるそう。背面の上半分はアルミニウム素材であり、「従来の3Dガラスではなくアルミニウム製の長方形のカメラ突起」を取り入れると言います。このカメラ突起はiPhone 16 Pro/Pro Maxより大きくなりそう。さらに、iPhone 17 Pro/Pro Maxの下半分はワイヤレス充電をサポートするためにガラス製となります。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 17 Pro/Pro Maxは久々のメジャーアップグレードモデルになりそう。超薄型モデルの「iPhone 17 Air」だけでなく、Pro/Pro Maxの進化にも注目です。

 

Source: The Information via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、薄さ5mmのために失われるのは何?

次期「iPhone 17 Air」は厚みが5mmになる。そんな驚きの情報を米テック系メディアのThe Informationが報じています。

↑どれくらい薄くなるんだ!?(画像はiPhone 14 Pro Max)

 

iPhone 17 Airは超薄型モデルとして投入されることが期待されており、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏は以前に「本体の厚みが約6mmで、最も薄いiPhoneになる」と報告していました。

 

The Informationによれば、iPhone 17 Airのプロトタイプの本体厚は5mm〜6mmで、これまでで最も薄いiPhoneになるとのこと。「iPhone 16」の本体厚は7.8mm、「iPhone 16 Pro」は8.25mmです。

 

iPhone 17 Airは超薄型の設計を実現するため、妥協点がいくつかある模様。まず、物理的なSIMトレーがなくなり、「eSIM」を利用することになります。また、本体下部に二つ目のスピーカーを設置するスペースがないため、イヤーピース部分にスピーカーが1個だけ搭載されます。

 

iPhone 17 Airでは、現在のクアルコム製モデムより小さく、電力効率に優れた「アップル独自の5Gモデム」が搭載されるとのこと。ただし、このモデムは高速な「ミリ波(mmWave 5G)」には対応していないようです。本体背面のカメラは中央にシングルカメラが搭載されるそう。

 

さまざまな工夫を凝らすことで、画期的な超薄型モデルになるかもしれないiPhone 17 Air。期待が高まります。

 

Source: The Information via MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、SIMトレーがない!?

次期「iPhone 17 Air」では物理的なSIMトレーが多くの国で消える、と米テック系メディアのThe Informationが報じています。

↑iPhone 17 AirはeSIMだけ?

 

米国向けの「iPhone 14」「iPhone 15」「iPhone 16」では、すでにSIMトレーがなく、代わりに「eSIM」を使うように設計されています。米国以外の国や地域ではSIMトレーがないiPhoneは販売されていません。

 

The Informationによれば、iPhone 17 Airの全てのプロトタイプにはSIMカードトレーが存在しないとのこと。中国ではスマートフォンへのeSIMの搭載が認められていないため、この端末が中国向けに販売されるかどうかは不明です。

 

2022年にeSIMに対応したiPhone 14が発売されたとき、アップルは「iPhoneを紛失したり盗まれたりしても、eSIMは取り外すことができないから、物理SIMよりも安全だ」とアピールしていました。さらに、iPhoneでは複数のeSIMを管理することができるため、旅行中に物理SIMカードを購入したり持ち運ぶ必要がなくなります。

 

日本でも利用者が徐々に増えつつあるeSIM。日本でSIMトレーなしのiPhone 17 Airが発売されるかどうかは不明ですが、そんなモデルが発売されたら、eSIMの利用は広がるかもしれません。

 

Source: The Information via MacRumors

「Siri」の逆襲計画が浮上! LLM化してChatGPTに追い付く!?

アップルが、音声アシスタント「Siri」の高性能バージョンとなる「LLM Siri」を開発していると米ブルームバーグが報じています。

↑ChatGPTに追い付ける?

 

アップルはすでに「Apple Intelligence」として、AI(人工知能)機能を自社製品に導入しています。同機能ではSiriが強化されており、「より自然な会話ができる」とアピール。また、Apple IntelligenceからOpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」にアクセスすることも可能です。

 

ブルームバーグによれば、LLM Siriは「高度な大規模言語モデル(LLM)」を活用することで、ChatGPTのようなチャットボットに対抗することを目指しているとのこと。具体的には、ChatGPTのように会話を継続することができるうえ、より複雑なタスクを実行できるようになると言います。

 

現在、アップルはiPhone/iPad/Mac向けの別のアプリにおいてLLM Siriをテスト中。将来的には、これが現在のSiriと置き換わる予定です。LLM Siriは早ければ2025年に発表される可能性があり、「iOS 19」がお披露目されるであろう6月のWWDC頃となるかもしれません(実際のリリースは翌年になると現段階ではみられています)。

 

他社の音声アシスタントと比較して、力不足が否めなかったSiri。しかし、生成AIを取り入れることで逆襲を計画しているのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「MacBook Pro」、有機EL化は2026年〜2027年までお預け?

有機ELディスプレイを搭載した「MacBook Pro」が2026年から2027年に発売されると、台湾調査会社のTrendForceが報告しています。

↑ディスプレイの変化はしばらく先になりそう

 

現行モデルのMacBook Proには、ミニLEDバックライトによる液晶ディスプレイが搭載されています。

 

有機ELディスプレイには、より深い黒や高いコントラスト比、明るさの向上、電力効率の向上などのメリットがあります。このディスプレイを導入することで本体の薄型化が進むかもしれません。

 

TrendForceによれば、アップルはディスプレイパネルのサプライヤーに対して、ノートパソコンサイズの有機ELディスプレイの投資拡大を奨励したとのこと。この動きはMacBook Proへの搭載を見越したものといってよさそうです。また、LGとサムスンが有機ELディスプレイのサプライヤーになるとも言います。

 

その一方、MacBook Proの大きなアップデートは当面の間ないことも予測されています。2025年の次期「MacBook Pro」では「M5/M5 Pro/M5 Max」チップが搭載されるはずですが、有機ELディスプレイが使用されるのはそれ以降になりそうです。

 

アップルのタブレット「iPad Pro」は有機ELディスプレイを搭載することで、大幅な薄型化を実現しました。これにならって、さらに薄いMacBook Proの登場に期待したいものです。

 

Source: TrendForce via MacRumors

写真家が教える「iPhone16/16Pro」で失敗しない撮影術とは?進化した超広角カメラと望遠カメラを活用した5つの撮影シーン

2024年9月に発売されたiPhoneの新モデル「iPhone 16」。@Livingでは今回も、年々進化するiPhoneのカメラ機能を使った撮影術を解説します。今回はフォトグラファーのコムロミホさんに、撮りおろしの作例写真を用いながら、撮影のポイントを解説していただきました。

 

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

撮りたい瞬間を逃さない!
iPhone 16のカメラ性能が大幅に進化

新作発表のたびに驚くべき進化を遂げるiPhoneのカメラ機能。とくに今回は、すべてのモデルでカメラの性能が大幅に向上しています。

 

48メガピクセル(4,800万画素)のメインカメラ(Fusionカメラ)のほか、超広角カメラはiPhone 16/16 Plusが12メガピクセル(1,200万画素)に、iPhone 16 Pro/Pro Maxはメインカメラと同等の48メガピクセルに進化。またProモデルの望遠カメラは、iPhone 16 Pro/Pro Max両機種で光学5倍ズームが可能になりました。

 

「実際にiPhone 16シリーズで撮影してみて、『iPhoneのカメラってここまで進化しているんだ!』と非常に驚きました。これを使ってぜひ作品を撮ってみたいと思いましたね」(フォトグラファー・コムロミホさん、以下同)

 

コムロさんがとくに注目したのが「カメラコントロールボタン」です。本体右側面に搭載されたボタンをワンプッシュするだけでカメラが瞬時に起動し、最短2プッシュで写真撮影ができます(動画はカメラ起動後に長押しで撮影開始)。

 

カメラコントロールボタンは、タッチ操作にも対応。撮影画面でボタンを軽く2回押すと、露出、被写界深度、ズームなどの設定が表示されます。左右にスワイプすることで細かい調整ができるので、実質、指一本で操作が完結します。

 

「すぐにカメラを起動できるのはすごく便利だと思います。撮りたいと思った瞬間に、タイムラグなしで撮影できるのがいいですね」

 

撮影の前に押さえておきたい3つのポイント

まずはカメラの設定や構図などの基本を教えていただきます。

 

1.高解像度で撮影するには事前の設定が必要

初期設定では48メガピクセルの高解像度の撮影が無効になっているため、撮影前に設定を変更する必要があります。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「フォーマット」→「解像度コントロール」(Proモデルは「Pro RAWと解像度コントロール」)をON

 

2.「三分割構図」「放射線構図」を意識する

「被写体を配置する位置で、写真の印象は大きく変わります。被写体をどのように際立たせたいかを考え、構図を意識しながら撮影することで、写真の魅力はぐっと増します。ここでは基本の『三分割構図』と、広角で奥行きを表現できる『放射線構図』をご紹介します。少しずつ、構図のバリエーションを増やしていきましょう」

 

【三分割構図】
画面を縦横に三分割し、縦横の線が交わる「交点」やそのライン上に被写体を配置する構図です。これにより、空間のバランスを取ることができます。

 

「わかりやすいよう、三分割構図を使った作例にガイドラインを入れています。被写体と背景の比率が1:2になるように、分割したラインの上に被写体を配置すると、背景を活かした写真を撮ることができます」

 

【放射線構図】
奥行きを出したいときにおすすめの構図です。ある一点(収束点)から線が放射状に伸びたように見える構図で、広角レンズを使った撮影と相性がいいのが特徴。道の奥行きや建物の高さを表現したいときに活用してみましょう。

 

「手すりや地面上の線が放射状になるように配置することで、道の奥行きを強調できます。広角になるほど奥行き感が出やすくなるので、画角を調整しながら撮影してみましょう」

 

3.「水平」を意識する

「風景撮影では特に、水平を取ることを意識しましょう。iPhoneのカメラには、画面上で水平を確認できる『水平器』機能があり、これを有効にすると撮影画面中央に水平器が表示されます」

 

水平が取れると、「水平器」機能で表示された線が一直線になり、白から黄色に変わります。そのタイミングでシャッターを切りましょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→構図の「水平」をON

 

iPhone 16のカメラで撮りたい
5つの撮影シーンとポイント

基本的な構図と設定を押さえたら、早速撮影に挑戦してみましょう。今回の作例撮影では、iPhone 16 Proを使用します。

 

1.「超広角カメラ」で迫力のある写真を撮る

「超広角カメラは、視覚的な効果をうまく活かすと印象的な写真を撮ることができます。構図を工夫し、被写体との距離や角度を調整すれば、広がりや奥行きを強調したダイナミックな撮影が可能です」

 

超広角カメラへの切り替えは、撮影画面に表示される「.5」をタップするだけ。ワンタッチでスムーズに切り替えることができます。

 

 

2.「マクロモード」で被写体のディテールにフォーカス

超広角カメラの画質向上により、被写体に接近して撮影するマクロモードも、より高画質で撮影できるようになりました。細部まで鮮明に捉えることができるので、迫力のあるクローズアップ撮影が可能です。

 

マクロ撮影ができる距離まで被写体に近づくと、画面左下に花のアイコンが表示され、自動的にマクロモードに移行します。

 

花を撮影する際は、マクロモードを活用して花びらや花芯の質感、色のグラデーションなど細部に焦点を当てると、より印象的な写真に仕上がります。

 

「ぐっと寄ることで水滴の質感まで捉えることができ、マクロモードでしか撮れない写真に仕上がりました」

 

花壇やお花畑で撮影するときは、アングルも意識してみましょう。下の写真はスマホを傾け少し斜め上から撮影したもの。アングルを変えることで、背景の写り込む範囲を変えることができます。

 

「写真の主役となる花を決めたら、真上からではなく斜めからアプローチするといいでしょう。角度をつけて撮影するとほかの花も写り込むので、奥行きが生まれ立体感のある写真に仕上がります」

 

3.被写体を際立たせる「望遠カメラ」の活用法

「望遠カメラは、遠くの被写体を大きく写し出したいときに活躍します。運動会や遊園地など、人ごみの中にいる人物を撮影するときにも便利です」

 

近づくと逃げてしまいそうな鳥も、望遠カメラなら離れた場所から大きく切り取ることができます。背景を引き寄せて撮影できるため、背景のタワーも大きく写り、迫力のある写真になりました。

 

「望遠カメラは、背景を整理したいときにも有効です。被写体が写る範囲を整理することによって、余計なものの写り込みが減り、被写体をより際立たせることができます」

 

左は標準域、右は光学5倍の望遠カメラで同じ場所から撮影。雑然とした背景から被写体だけを際立たせることができます。

 

4.「ポートレートモード」の効果的な使い方

背景をぼかすことで人物などの被写体を際立たせることができる「ポートレートモード」。カメラアプリを起動し、撮影モードを左右にスワイプすることでポートレートモードに切り替えられます。

 

画面の右側にある「撮影モード」をスワイプして「ポートレート」を選択すれば設定は完了。F値は、左上の「f」マークから設定します。

 

ポートレートモードで重要になるのが、「F値(絞り値)」の設定です。カメラレンズの絞り具合を示す数値で、背景のボケ具合をコントロールできます。

 

「F値を小さくすると、被写界深度(ピントが合って見える範囲)が浅くなり背景がボケやすくなるため、ポートレート撮影など被写体を際立たせたいときにおすすめです。反対にF値を大きくすると、被写界深度が深くなり、ピントが合う範囲が広がるので、風景撮影などに適しています。
例えば、観光地などで人物と背景を一緒に撮る場合、F値を小さくするとせっかくの景色がぼけてしまいます。そうならないためには、F値を大きくすること。そうすれば、人物と背景の両方にピントが合った写真を撮ることができますよ」

 

F値は、撮影画面上部の「f」マークを押すと調整できます。iPhone 16の場合は、f1.4からf16まで設定できます。

 

「2枚ともf1.4で撮影。左の写真は手前の花にピントを合わせて背景をぼかしました。右の写真は奥にピントを合わせて『前ボケ』を作り、奥行を強調しています。構図やF値は同じでも、ピントの位置を変えるだけで、写真の雰囲気はガラリと変わります」

 

せっかくなので、ポートレートを撮影するときのコツも教えていただきました。

 

「撮影した自分の写真を見て、『写真写りが悪い……』と感じたことのある人は多いでしょう。もしかしたらそれは、広角のデフォルメ効果が原因かもしれません。というのも、広角レンズで顔に近づくと、デフォルメ効果により遠近がつくため、顔の形が歪んで写ってしまうからです。
そうならないためにも、人物の写真を撮るときは望遠カメラで撮影してみてください。物理的に近づくのではなく、少し離れた位置から望遠カメラで近づけば、顔の歪みがなくなり自然な写りになりますよ」

 

5.進化した「フォトグラフスタイル」でより自由な表現が可能に

撮影中に写真のトーンやカラーをリアルタイムで調整できる「フォトグラフスタイル」機能は、iPhone 16シリーズでさらにアップデートされ、より直感的で細かな調整が可能になりました。

 

「コントロールパッドを指でドラッグするだけで、トーンやカラー、明るさを自在に調整できます。撮影画面右上からコントロールパッドを開くと、撮影中の画面にも自動で反映されます。直感的な操作で簡単に絵作りができるのも、この機能のすごいところですね」

 

画面下部に表示されているのが「コントロールパッド」。撮影中はもちろん、編集画面からも調整できます。

 

新しい「フォトグラフスタイル」では、フィルターのバリエーションも大幅に増えました。なかでも注目なのが「スキントーン」。被写体となる人物の肌を自動で認識し、好みの色相に調整することができます。

 

左上はフィルターなしの写真。人物の肌色や周辺の環境に合わせて、自然な肌のトーンに補正してくれます。

 

シーンや被写体の雰囲気に応じてさまざまな撮影を楽しめるフィルター機能は、コムロさんご自身も普段の撮影で積極的に活用しているそう。

 

「『スターブラック』というフィルターを使って撮影しました。主役となる被写体(この写真の場合は中央の人物)を囲むようにして撮影する『トンネル構図』で、被写体を印象的に見せることができます」

 

「同じ構図の写真でも、フィルターの使い方次第で多彩な表情を楽しむことができます。自分のそのときの感情や表現したい世界観を演出できるのも、フィルターを使った撮影の醍醐味です」

 

「4K120fps」の映像美!
プロ級の画質で動画撮影が可能に

最後に紹介するのが、動画撮影機能です。iPhone 16シリーズは、動画の撮影機能も大きく進化しており、Proモデルは最大4K120fpsに対応しています。fpsとは、動画1秒あたりのフレーム数のこと。この数字が大きいほど、滑らかで高精細な映像となり、とくにスローモーション映像で威力を発揮します。

 

撮影した動画は、「写真」アプリの編集機能のなかにある、時計マークのような「再生速度」アイコンから再生速度を調整できます。

 

「街で人が行き交う様子や、鳥が飛んでいく様子など、日常の何気ない風景もスローモーションでドラマチックに表現することができます。ただし、120fpsはデータ容量がかなり大きくなってしまうため、普段の動画撮影で使うにはオーバースペック。普段は30fpsに設定しておき、スローモーション撮影を行いたいときに120fpsを選ぶとよいでしょう」

 

動画撮影で活躍するおすすめの機能が、もうひとつあります。それは、iPhone 16シリーズから登場した「風切り音の低減」。動画撮影中のノイズを自動で調整してくれるので、風が強い環境でもクリアな音で記録することができます。iPhone 16シリーズを購入したら、事前にこの設定を有効にしておくといいでしょう。

 

【設定方法】
設定アプリ→「カメラ」→「サウンド収録」→「風切り音の低減」をON

 

何気ない日常のワンシーンを楽しんで

最後に、コムロさんにiPhoneカメラならではの楽しみ方についてうかがいました。

 

「iPhoneのカメラの最大の魅力は、いつでもどこでも持ち運べること。つねに携帯しているので、本格的なカメラを持っていなくても、気軽に直感的に撮影できますよね。街を歩いているときや旅行に行ったときに、『これいいな』と感じた瞬間を写真に収めておくと、たとえそれが日常の何気ないシーンだったとしても、後から見返したときに特別な思い出になるのではないでしょうか。
iPhone 16シリーズでは撮影の幅が広がり、より多彩な楽しみ方ができるようになったと思います。ぜひ新しいiPhone 16シリーズで、たくさん写真を撮ってみてくださいね」

 

 

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フォトグラファー / コムロミホ

文化服装学院でファッションを学び、ファッションの道へ。 撮影現場でカメラに触れるうちにフォトグラファーを志すことを決意。アシスタントを経て、現在は広告や雑誌で活躍。街スナップをライフワークにしながら旅を続けている。YouTubeチャンネル「写真家夫婦上田家」「カメラのコムロ」でカメラや写真の情報を配信中。
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次期「iPhone 17 Air」、5倍ズームレンズを搭載しない!?

次期「iPhone 17/17 Air」に光学5倍のズームレンズは搭載されない、と韓国メディアのThe Elecが報じています。

↑カメラ性能の高さより薄さを重視?(画像はiPhone 16 Pro Max)

 

The Elecによれば、光学5倍ズームを可能にするテトラプリズムレンズは、iPhone 17シリーズでは上位モデルのPro/Pro Max専用になるとのこと。iPhone 17 Airは超薄型モデルになると噂されているので、これは驚くことではありません。

 

「iPhone 16」の標準モデルでは、最大2倍の光学ズームが使用可能。これを参考にすれば、標準モデルのiPhone 17には少なくとも2倍の光学ズームが提供されるはずです。ただし、超薄型のiPhone 17 Airでは4800万画素のシングルリアカメラだけしか搭載しない可能性があり、光学ズームのスペックは未知数です。

 

iPhone 17 Airに関してはさまざまな噂が流れており、6.6インチ前後のディスプレイや「A19」チップ、「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」、シングルリアカメラ、アップル独自設計の5Gモデムが搭載されるだろうとみられています。このうち5Gモデムについては、iPhone 17 Airが初めて採用するモデルとなるかもしれません。

 

次期iPhone 17 Airの動向から目が離せません。

 

Soruce: The Elec via MacRumors

コピー&ペースト時に元のファイルを削除する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「コピー&ペースト時に元のファイルを削除する方法」です。

 

 

macOSでは、外部ストレージにファイルをドラッグすると、「移動」ではなく「コピー」されますが、場合によっては「移動」だけしたいと思うこともあるのではないでしょうか。

 

そんなときにお勧めしたいのが、ドラッグ&ドロップではなく、ショートカットキーを使う方法です。

 

…とはいえ、macOSはファイルの「カット&ペースト」には対応していませんので、次の手順を行います。

 

 

まず、ファイルを選択したら[command]+[C]キーを押してコピーします。次に、外部ストレージなどにペーストする際に、通常のペーストのショートカットキーの[command]+[V]ではなく、[command]+[option]+[V]キーを押します。

 

これにより、元のファイルが自動的に削除され、「移動」と同じ状態になるんです。

 

たとえば、内蔵ストレージの空き容量を増やすために大きなファイルを外部ストレージに移動したいとき、通常であれば外付けストレージにコピーした後、元のファイルをゴミ箱に移動し、さらにゴミ箱を空にするといった操作が必要ですが、このショートカットキーを使うことでそれらの操作が不要になり、効率的にファイルを「移動」することができます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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アップルの「Pro Display XDR」、量子ドット技術を導入? きっと美しすぎる…

アップルが販売するプロ向けのディスプレイ「Pro Display XDR」の次期モデルには「量子ドット技術」が採用されると、業界アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。

↑プロではなくても肉眼で見たい

 

量子ドットとは光を別の色に変更できる半導体結晶のことで、より鮮やかな色の表現が可能になります。アップル製品では最新の「MacBook Pro」がすでに同技術を取り入れています。

 

ヤング氏によれば、次期Pro Display XDRの量子ドット技術では、現行モデルと同等かそれ以上の色域をサポートし、モーションパフォーマンスが向上するとのこと。つまり、Pro Display XDRはより美しくなり、ディスプレイの応答速度も改善されるようです。

 

次期Pro Display XDRについては、米ブルームバーグが「『Appleシリコン』を搭載したアップデート版が開発されている」と以前に報じていました。現時点でその販売時期はわかっていませんが、プロ向けにとことんスペックを向上させた次期モデルの登場に期待です。

 

Source: DSCC via MacRumors

iPhoneの「写真編集」がおかしい! 変更を保存できない人が続出

「iOS 18」にアップグレードした「iPhone」において、写真の編集内容が保存されないバグが一部のユーザーに発生していると、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑編集した写真を保存できない?

 

MacRumorsによれば、写真の編集内容を保存しようとすると「この写真の保存中にエラーが発生しました。後でもう一度お試しください」とのメッセージが表示されるとのこと。これにより編集内容は保存できず、「キャンセル」を押して変更を破棄するしか手が打てなくなります。

 

このバグの多くは「iPhone 16」ユーザーから寄せられているようですが、一部の古いiPhoneでも発生している模様。MacRumorsのチームもこのバグに何度か遭遇しており、これまでのiOS 18の全てのバージョンに影響を与えていると伝えています。

 

現時点でこのバグの原因は特定されていません。MacRumorsは「Live PhotoかiCloud Photosの問題の可能性がある」と指摘しています。

 

がんばって編集した写真を保存できない今回のバグ。早めに修正されてほしいですね。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17 Air」、やっぱりiPhone史上最薄になる!?

次期「iPhone 17 Air」は本体の厚みが約6mmで、最も薄いiPhoneになると、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が報告しています。

↑噂のiPhone 17 Airはウルトラスリム?(画像はiPhone 16 Pro)

 

iPhone 17 Airの厚みについては、「iPhone 6」ほど薄くならないと韓国の情報筋が最近伝えていました。iPhone 17 Airには「A19」チップやシングルリアカメラ、最大120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが搭載されるようです。

 

しかしプー氏によれば、iPhone 17 Air(同氏の報告では『iPhone 17 Slim』と表記)の本体の厚みは約6mmであり、このモデルはiPhone 6の6.9mmより薄くなるとのこと。つまり、iPhone史上最薄になります。さらに、iPhone 17 Airの厚みは「iPhone 16/16 Pro」シリーズのモデルの約4分の3になると同氏は付け加えています。

 

近年のiPhoneは本体が徐々に厚みを増しており、iPhone 16 Pro/Pro Maxの本体厚は8.25mmに達しています。「スペックはそれなりでいいから持ちやすいiPhoneがほしい」というニーズにiPhone 17 Airは応えることができるのでしょうか?

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17」、最新の3nmプロセスをチップに導入!?

次期「iPhone 17」シリーズに搭載される「A19/A19 Pro」チップには、台湾の半導体メーカーのTSMCで最新となる第3世代3nmプロセス「N3P」が導入される予定だと、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が述べています。

↑チップのさらなる進化に期待

 

現行モデルの「iPhone 16」シリーズに搭載されている「A18/A18 Pro」チップは、TSMCの第2世代3nmプロセス「N3E」で製造されています。その前の「iPhone 15 Pro/Pro Max」の「A17 Pro」チップは、第1世代3nmプロセス「N3B」でした。

 

次期iPhone 17のN3Pは、N3Eと比較してプロセスが縮小される見込み。これにより、パフォーマンスや電力効率が向上するはずです。以前の報道では、TSMCは2024年後半にN3Pプロセスによるチップの量産を開始すると言われていました。

 

次期iPhone 17のパフォーマンスに期待です。

 

Source: MacRumors

アップルが「テレビの開発」を検討!? なんでまた…

アップルがテレビ製品の開発を検討していると、米ブルームバーグが報じています。

↑テレビ開発案は捨てきれない?

 

「アップルがテレビを発売する」という噂は2009年から2011年にかけて何度か流れていましたが、実現しませんでした。しかし今、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、「アップルブランドのテレビ」を作るというアイデアが再検討されているとのこと。

 

現在、アップルはテレビに接続するデバイスとして「Apple TV」を販売しています。最近では、同社がスマートディスプレイを2025年3月に発売すると報じられました。これはアップルが検討している新しいスマートホームデバイスの一つになる可能性があります。

 

アップルのティム・クックCEOは、2011年に「テレビ市場への参入には興味がない」と述べています。同社の方針が変更されるのかどうか、今後の動向に注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

最小で最高のMac miniが誕生!デザインも一新した「M4搭載Mac mini」実機レビュー

アップルは、歴代デスクトップ型Macの中でも最小サイズとなる新しいM4搭載Mac miniを発売しました。macOS 15.1からサービスを開始したApple Intelligenceの使い勝手と合わせて、最新のMac miniの実機をレポートします。

↑史上最小サイズ・最高スペックを実現したM4搭載Mac miniをレポートします

 

歴代最小・最軽量のMac mini。M4版とM4 Pro版をラインナップ

Mac miniは、アップルが2005年に最初のモデルを発売した小型のデスクトップ型Macです。その他のMacとしては、ディスプレイ一体型でマウスやキーボードなど周辺機器が付属する「iMac」などもありますが、最新のMac miniは本体のほか商品パッケージに同梱する付属品が1.8メートルの電源ケーブルだけというシンプルな仕様。それぞれのユーザーの用途に合わせた、あるいは使い慣れた周辺機器と組み合わせるようなDIY的なPC環境構築が楽しめます。

 

発売20周年を前に、今年のMac miniは大きくデザインが変わりました。縦横サイズが12.7cm、高さは5cmで、質量は700g前後と、歴代モデルの中でも最小・最軽量となります。極小サイズの本体にはしっかりAC電源も内蔵しており、付属の電源ケーブルを挿すだけで省スペース設置が可能です。

↑本体の背面。HDMI、イーサーネットポートと3基のThunderboltポートを搭載しています

 

アップルが独自に設計した最新のApple M4チップを採用し、上位モデルには、さらに高性能なM4 Proチップを載せたラインナップもあります。基本モデルの価格はM4チップ機が9万4800円(税込)から、M4 Proチップ機が21万8800円(税込)から。ちなみにApple Storeでの購入なら、搭載するメインメモリやストレージ容量などをカスタマイズ可能です。メインメモリの最小容量は16GBで、M2/M2 Pro版の従来Mac miniと比べて倍になっています。

 

電源ボタンが底面に……。気になるならタテ置きもあり

筆者は発売に先駆けてM4 Pro搭載のMac miniを試しました。外観の特徴はM4搭載のMac miniと変わりません。本体の質量はM4機が670gですが、M4 Pro機は少し重い730g。いずれにせよ、片手で軽々と持ち運べるサイズ感で、一般的なノートPCよりも軽いわけです。

 

本体の縦横サイズは、長辺サイズが約15cmのiPhone 16 Proと並べてみるとわかりやすいでしょうか。デスクトップの限られたスペースを有効に活用しながらMacが置けます。

↑iPhone 16 Proとサイズを比較。12.7cm四方のMac miniを並べると小ささがわかりやすいでしょうか

 

本体の背面には高速伝送に対応するThunderboltポートが3基あります。M4機は転送速度が最大40GbpsのThunderbolt 4ポート、M4 Pro機は最大速度が120GbpsのThunderbolt 5ポートと速度の違いがあるため、その点は留意すべきでしょう。動画に写真、オーディオの大容量ファイルを頻繁に扱うクリエイターの方なら、Thunderbolt 5ポートの恩恵を日々実感できると思います。

 

筆者はあまりMacで重いファイルを扱うことはないのですが、今回のレポートのためMac miniを初期設定する際、Thunderbolt 5を搭載するMacどうしを直結して「移行アシスタント」を利用してみました。結果、約250GBのデータを転送したところ、10〜15分前後で作業が完了しています。データの重さを考えれば、かなり高速と言っていいでしょう。

 

本体のフロント側には、2基のUSB-Cポートと3.5mmヘッドホンジャックを備えています。SDカードリーダーやポータブルオーディオ機器を接続したり、映画・音楽鑑賞の際に有線ヘッドホンを着脱しやすいです。

↑フロント側にもUSB-Cポート、ヘッドホンジャックがあるため、アクセサリー機器やヘッドホン・イヤホンが素速く着脱できます

 

また、電源ボタンが本体の背面から底面に移動しています。そのままヨコ置き設置すると、電源を投入する際に指が届きにくくなっていますが、Mac miniはタテ置きも可能です。タテ置きするためのスタンドは多くのアクセサリーメーカーが商品化してきましたので、デザインが変わったMac miniに対応するスタンドが登場する日はそう遠くないと思います。

↑タテ置き設置をすると底面の電源ボタンにアクセスしやすくなります

 

外からは見えないものの、コンパクトな本体内には空冷ファンが内蔵されています。M4 Proチップが負荷の大きなタスクも涼しい顔でこなしてしまうためか、筆者は新しいMac miniの実機を試してから約1週間のあいだ、ファンが回る音を聞いていません。最小・最軽量ということで静音性や冷却能力を気にする方もいると思いますが、非常に静かです。

 

M4チップ、M4 ProチップのGPUには、コンピュータグラフィックスにより表現する光と陰影のリアルな表現を可能にする「ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングエンジン」が搭載されています。このエンジンはM3世代のチップから採用が始まったものなので、従来のM2、M2 Pro採用Mac miniには載っていません。グラフィックスの美麗なPCゲームをプレイする方なら、光がもたらす映像のリアリティにこだわるゲームコンテンツの世界により深く没入できるでしょう。

 

ゲーム機や4K対応のメディアストリーマーになるが、スピーカーはやや非力

なお、筆者は新しいMac miniをApple Studio Displayと組み合わせて試しています。Thunderboltケーブルは映像信号のほかにデータ転送も行えるので、 Studio Display側のポートをMac miniのUSBポートとして拡張できます。

↑Apple Studio Displayとの組み合わせはやはり特別に好相性です

 

サードパーティーのゲーミング用ディスプレイ、または大きな画面の4KテレビをHDMIケーブルでつなぎ替えれば、Mac miniがゲームコンソールやメディアストリーミングプレーヤーにもなります。コンパクトで軽く、可搬性能に優れるMac miniの特徴がさらに活きてきます。

 

Mac miniの弱点を挙げるとすれば、パワフルな6スピーカーシステムを内蔵するiMacに比べるとスピーカーサウンドが非力なところです。これを肉付けするためにアップルのスマートスピーカーであるHomePodシリーズを使う手もありますが、BluetoothやUSBケーブルでよりシンプルに接続できるサードパーティーのスピーカーにも良い製品が沢山あります。Mac miniとデザインもマッチするボーズの新製品「Bose SoundLink Home speaker」もおすすめです。

 

M4搭載Mac miniの発売に先駆けて、アップルが無料のソフトウェアアップデートとして提供を開始したmacOS 15.1から、アップル独自の生成AIモデルを活用するApple Intelligenceのサービスがスタートしました。Apple M1チップ以降を搭載するMacがApple Intelligenceに対応します。Apple Intelligenceに含まれる新機能はAIによる画像処理を中心とする「クリーンアップツール」のほかは、MacのデバイスとSiriの言語環境を英語(米国)にすると有効化され、日本でも試すことができます。

↑Apple Intelligenceの「クリーンアップツール」。写真に写り込んだ不要な被写体を選択して消し、跡を自然な見え方になるように加工してくれます

 

ただし、macOSの「メール」アプリに搭載される「要約」機能など現時点ではまだ英語にのみ使える機能が大半です。アップルは2025年にApple Intelligenceの日本語対応を予告しています。その頃には、現在macOS 15.1の段階ではまだ利用できない画像生成機能の「Image Playground」などが公開されていることを期待しましょう。

 

コンパクトな筐体でもパワフル。周辺機器との組み合わせ方を工夫したい

ほかのデスクトップ版Macと比べた場合のMac miniの大きなメリットは、デスクトップやリビングルームの限られたスペースを活用して、生活空間の邪魔にならないように置くことが可能な点です。利用するには組み合わせる周辺機器が必要になりますが、逆に言えば、周辺機器を自由に選べるということでもあります。パワフルでできることが多いので、自分なりの環境を構築したいところです。

 

反対に、買ってすぐ本格的に活用できるオールインワンのデスクトップ型Macを探している方には、M4チップを搭載した新しいiMacがおすすめです。

「アップルはスマートリングを作らない」オーラのCEOが発言

「アップルはスマートリング製品を投入しないだろう」と、スマートリングを販売しているOura(オーラ)の代表が発言しました。

↑アップルには難しそう

 

2024年に入り、韓国メディアが「アップルがスマートリング『Apple Ring(仮称)』を開発している」と報道。しかし、米ブルームバーグは「(アップルは)検討しているものの、積極的に開発しておらず、発売する予定もない」と伝えるなど、情報は錯綜していました。

 

Ouraのトム・ヘイルCEOは、「アップルのスマートリングは『Apple Watch』の売り上げを下げる可能性がある」と指摘。「この製品カテゴリー(スマートリング)で正しくビジネスが行えない」ため、製品は投入されないだろうと述べています。

 

スマートリングは健康管理機能やフィットネスの追跡が可能なことから、スマートウォッチと競合することが以前から指摘されていました。さらに、アップルは今月、「将来の製品がiPhoneほどの利益を生むことはないかもしれない」と述べるなど、なにやら新製品開発に弱気な姿勢も見せています。

 

現在のテック業界ではAI(人工知能)などのソフトウェアやサービスが話題の中心です。OuraのCEOが指摘する通り、アップルが新たにスマートリングを投入する可能性はあまり高くないのかもしれません。

 

Source: CNBC via MacRumors, New York Post

アップル、家の司令塔的な「スマートディスプレイ」を2025年3月に発売!?

アップルは早ければ2025年3月にAI(人工知能)を搭載したスマートディスプレイを発売する予定だと、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑家の司令塔的な存在になりそう?

 

同記者によれは、アップルのスマートディスプレイは約6インチのディスプレイを搭載するとのこと。「iPad」に似ているものの、画面は長方形ではなく正方形で、縁のベゼルはより分厚いとのこと。本体前面の上部にはカメラがあり、ビデオ通話機能「FaceTime」が利用できるほか、音楽を再生するためのスピーカーとバッテリーが搭載されると言います。カラーはシルバーとブラックの2色が存在するそう。

 

スマートディスプレイにはタッチベースのインターフェイスが採用され、「iPhone」のスタンバイモードと「watchOS」を組み合わせたような外観になり、主に音声で操作するようです。アプリへのアクセスとスマートホーム製品を制御するために人工知能機能「Apple Intelligence」が統合され、音声アシスタント「Siri」によるアプリとタスクのコントロールが可能です。

 

機能としては天気や今後の予定、写真のスライドショー、カスタマイズが可能なホーム画面が利用できるそう。また、異なる部屋のデバイスをインターホンとして利用したり、接続されたスマートホームカメラからのアラートやカメラ映像を確認したりできると言います。搭載アプリには、SafariやApple News、Apple Music、メモ、カレンダー、写真が含まれる模様。

 

ガーマン記者によれば、アップルはこのスマートディスプレイを自宅における「コマンドセンター」として位置付けているとのこと。なにやら目がまわるほど多機能な製品ですが、果たして私たちの生活をより豊かにしてくれるデバイスになるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirTag」は2025年半ばに登場!? ますます便利な存在になりそう

アップルの紛失防止タグ「AirTag」の次期モデルが2025年半ばに発売されると、米ブルームバーグが報じています。

↑ますます頼りになりそう

 

現行モデルのAirTagは、2021年4月にリリースされました。本体内部には「U1」チップを搭載し、その位置をユーザーに正確に知らせることが可能。NFCタップにより、連絡先情報を表示することもできます。

 

ブルームバーグによれば、次期AirTagは「B589」というコードネームで開発されており、位置追跡機能が向上した新チップを搭載するとのこと。これは「iPhone 15」シリーズから導入されている第2世代の超高帯域(UWB)チップである「U2」を指しているようです。これにより、より遠くまで正確な検出機能が利用できる可能性があります。

 

さらに、ストーカーによる使用を防ぐため、次期AirTagの内蔵スピーカーは取り外しが難しくなるとのこと。本体の外観は現行モデルと似ており、デザイン的に大きな変更はないと言われています。

 

お財布やバッグ、スーツケースなどに取り付けて使えるAirTag。最新OSでは航空会社との位置情報の共有も可能になるなど、さらに便利な存在になりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

今こそ旧型iPhoneが狙い目! 新品をおトクに購入できるのはどこ?

2024年9月20に発売されたiPhone 16シリーズは今回も大きな注目を集めています。スペック向上やApple独自のAI「Apple Intelligence」への対応といった話題が挙がるなか、多くの人が気になっているのはやはり価格の高さでしょう。

 

Apple Storeオンラインで購入した場合、最安値の「iPhone 16 128GB」でも12万4800円(税込、以下同)。「iPhone 16 Pro Max 1TB」に至っては24万9800円と、お財布には少々厳しい金額となっています。

 

「iPhone 16シリーズを購入する余裕はないけれど、iPhoneを使いたい」……そんな人におすすめなのが旧型のiPhone。まだ十分使えるスペックを有しながらも、iPhone 16の登場で購入しやすい金額に落ち着いてきており、今が狙い目の時期と言えます。各社の在庫状況と価格を比較してみましょう。

 

旧型iPhoneはどこで売っている? いつまで使える?

Appleのサイトから

 

はじめに、旧型iPhoneに関する基礎知識を2つチェックしておきましょう。まずは販売チャネルについてです。

 

最新のiPhoneは基本的に、Apple Store、大手通信キャリア4社、家電量販店で販売が行われています。旧型機種の場合、上記に加えてサブブランド(UQモバイルやワイモバイルなど)でも取り扱いが見られることが特徴です。

 

そして、もう一つ気になるのが、「旧型iPhoneはいつまで使えるのか」という点。

 

iPhoneの場合、発売日から5~6年程度で最新iOSへのアップデート対象外となります。そのため、2021年発売の「iPhone 13」の場合、2026~2027年頃にメジャーアップデートの対象外となることが予想されます。

 

もちろん、最新のiOSに更新されなくても継続して使用することはできますが、旧型機種を購入するうえでの目安にすると良いでしょう。

 

iPhoneの発売日とアップデート期限予想

機種名 発売年 最終メジャーアップデート(予想)
iPhone 16 2024年 2029年頃
iPhone 15 2023年 2028年頃
iPhone 14 2022年 2027年頃
iPhone 13 2021年 2026年頃

 

iPhone 15はauとソフトバンクが狙い目

ソフトバンクのサイトから

 

ここからは、「iPhone 15」「iPhone 14」「iPhone 13」と遡りながら、各社の在庫状況と価格を比較していきます。

 

なお、旧型iPhoneは中古品や整備済製品が数多く流通しており、一部のMVNOでも販売されていますが、ここでは新品のみを対象とします。また、大手通信キャリアが実施している、端末を2年程度で返却することで安価にスマホを使える「端末購入プログラム」についても本記事では割愛し、シンプルに「いくらで購入できるのか」を比較していきます。

 

まずは、「iPhone 15」を見てみましょう。本来のラインナップは128GB・256GB・512GBの3モデルですが、ドコモ・au・ソフトバンクでは128GB以外在庫なしとなっています。そのため、128GBに絞って比較していきましょう。

 

iPhone 15 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

11万2800円
ドコモ

オンラインショップ

13万625円 10万8625円

┗5G WELCOME割:2万2000円割引

au

オンラインショップ

13万1400円 8万7400円

┗au Online Shop お得割:4万4000円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

13万896円 8万7024円

┗オンラインショップ割:4万3872円割引

楽天モバイル 13万1800円 実質9万9800円

┗対象製品購入(一括・24回払い)&プラン申し込み:2万円割引

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

UQモバイル 13万1400円
・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

11万2800円 実質11万1672円

┗1%ポイント還元:1128ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

 

最新のiPhone 16の場合、Apple Storeオンラインか家電量販店で購入するのがお得で、大手通信キャリアで購入するのは若干割高な設定となっていました。

 

ところが、旧型iPhoneの場合は大きく異なります。一括価格はApple Storeオンラインや家電量販店のほうが安価ですが、大手通信キャリアの乗り換え割引を適用させると、かなりお得に購入することができます。

 

中でも注目なのはauとソフトバンクです。双方とも他社からの乗り換え割引が約4万4000円と大きく、8万7000円程度で購入することが可能です。

 

一方、サブブランドではUQモバイルで取り扱いがありますが、乗り換え割引の対象外のため、割高な価格設定となっています。また、同じくサブブランドのワイモバイルでは、iPhone 15の取り扱いはありません。

 

iPhone 14は取り扱いを始めたばかりのワイモバイルがお得

ワイモバイルオンラインストアのサイトから

 

iPhone 14も、128GB以外は在庫なしや販売終了となっているケースが多いので、128GBのみを比較していきます。

 

iPhone 14 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

9万5800円
ドコモ

オンラインショップ

12万4465円 11万4565円

┗5G WELCOME割:9900円割引

au

オンラインショップ

12万7900円 9万4900円

┗au Online Shop お得割:3万3000円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

12万7440円 10万5456円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 12万800円 実質8万8800円

┗対象製品購入(一括・24回払い)&プラン申し込み:2万円割引

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

UQモバイル 12万7900円 9万4900円

┗UQ mobileオンラインショップ おトク割:3万3000円割引 ※1

ワイモバイル 12万7440円 8万3520円

┗他社からのりかえ:4万3920円割引 ※2

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

9万5800円 実質9万4842円

┗1%ポイント還元:958ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

※1. トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションⅡに加入した場合

※2. シンプル2 M/Lに加入した場合

 

iPhone 14で最安値となったのは、2024年10月24日に取り扱いを始めたばかりのワイモバイルです。

 

他社からの乗り換え割引が4万3920円と高額に設定されているため、最安値の8万3520円で購入することができます。ただし、この割引を受けるためには「シンプル2 M」または「シンプル2 L」いずれかのプランに加入する必要がある点には注意が必要です。

 

他には、楽天モバイルも実質8万円台で購入できるので、こちらも有力な選択肢と言えそうです。

 

まだまだ使えるiPhone13は5万円台から!

ワイモバイルオンラインストアのサイトから

 

【本文】

2021年に発売されたiPhone 13の場合、取扱窓口が大きく減ります。Apple Storeオンラインでは終売。大手通信キャリアや家電量販店でも大半が品切れの状況でした。

 

一方、比較的在庫が充実しているのが、サブブランドです。一部品切れはあるものの、UQモバイルやワイモバイルではまだ在庫が残っていました。ここでも、128GBの価格を比較してみましょう。

 

iPhone 13 128GB 価格比較表

販売窓口 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
UQモバイル 11万4720円 8万3370円

┗UQ mobileオンラインショップ おトク割:2万2000円割引 ※1

┗UQ mobileオンラインショップ スペシャルセール:9350円割引 ※2

ワイモバイル 9万6480円 5万2800円

┗他社からのりかえ:4万3680円割引 ※3

ビックカメラ.com 9万5800円 実質9万4842円

┗1%ポイント還元:958ポイント

※価格は税込

※2024年10月21日時点

※1. トクトクプラン/コミコミプランと増量オプションⅡに加入した場合

※2. 「故障紛失サポート(有料)」に加入した場合

※3. シンプル2 M/Lに加入した場合

 

ここでも目を引くのはワイモバイルです。一括購入価格が安く設定されているうえ、他社からの乗り換え時に最大で4万3680円値引きされるため、5万円台前半で手に入れることが可能となっています。

 

3年前の機種なのでチップセットやカメラ周りのスペックは現行機に劣りますが、前述したとおり、あと2年程度は最新iOSへのアップデートが行われることが予想されます。5万円台で購入できるのはかなりお得と言えるでしょう。

 

ここまで解説してきたとおり、旧型iPhoneはApple Storeオンラインで購入するよりも、乗り換え割引を適用させて大手通信キャリアやサブブランドで購入するほうが良いという結果になりました。

 

ただし、在庫状況には注意が必要です。特にストレージ容量の大きな機種に終売が目立っているため、旧型機種の購入を検討している人は早めにチェックするようにしましょう。

 

「メッセージ」アプリで「あとで送る」機能を使う方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリで「あとで送る」機能を使う方法」です。

 

 

日付が変わった瞬間に「誕生日おめでとう!」のメッセージを送ろうと思ったけど寝落ちして朝になってしまったことや、時間指定してメッセージを送りたいと思った経験があるかもしれません。そんな時のために、iOS 18から追加された「後で送る」機能を使ってみましょう。

 

 

いつものように送信先を指定してメッセージを書き込んだら、テキストボックス左にある[+]をタップ。その中にある[あとで送る]を選ぶと日時が指定できるので、いつ何時に送りたいか設定しましょう。

 

すぐに送るメッセージと同じように吹き出しができますが、輪郭が点線になって「あとで送る」メッセージだと一目でわかります。指定した日時になると自動的に送信してくれます。

 

指定した日時で送信する前なら[編集]をタップして時間を編集したり削除したり、今すぐ送ったりできます。メッセージの内容を書き換えたいときは吹き出しをロングタップして[編集]を選びましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

次期「AirPods Pro」、心拍数測定機能に関するヒントを発見!

将来の「AirPods」で健康関連機能が増えるかもしれない。「iOS 18」や「Powerbeats Pro 2(仮称)」にそのヒントがあると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑そろそろ心拍数を測りましょう

 

2025年に発売されると思われるPowerbeats Pro 2では、心拍数測定機能の搭載が以前に報じられていました。iOS 18のコードを見てみると、Powerbeats Pro 2をトレッドミルなどのジム機器に接続して心拍数を測定できるようになり、そのデータはiPhoneのヘルスケアアプリやその他の対応アプリで確認できるようになると言います。

 

Powerbeats Pro 2と同じように、次期AirPods Pro(AirPods Pro 3)も来年に発売されることが噂されています。このことから、次期AirPods Proにも心拍数の測定機能が搭載される可能性が高まっているのです。

 

また、「Apple Watch Series 8」以降では手首の温度検知機能が搭載されていますが、これと同じように、将来のAirPodsでも体温の測定が可能になるかもしれません。今後のAirPodsのヘルスケア機能の進化を、楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

macOS Sequoiaの新機能「iPhoneミラーリング」を使ってみよう!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「macOS Sequoiaの新機能『iPhoneミラーリング』を使ってみよう!」です。

 

 

macOS Sequoiaでは、手持ちのiPhoneの画面をワイヤレスでMacに映す「iPhoneミラーリング」という機能が搭載されました。この機能を使うと、iPhoneの画面をワイヤレスでMacに映し出し、MacのキーボードやマウスでiPhoneを操作できるんです。では、早速その使い方を見ていきましょう!

 

まず、MacとiPhoneのWi-FiとBluetoothをオンにし、DockかLaunchpad、あるいはアプリ化されている「iPhoneミラーリング」をクリックします。はじめて「iPhoneミラーリング」を使う際は、このような画面が表示されるので、[続ける]をクリックしましょう。

 

次に、画面の指示に従ってiPhoneのロックを解除しましょう。iPhoneミラーリングを使用していない時も、iPhoneに届いた通知をMacの通知センターに表示させたいときは[許可]を、表示させたくないときは[許可しない]を選び、[開始]ボタンをクリックしましょう。最後に、MacのTouch IDを使うか、Macのログインパスワードを入力すると、iPhoneの画面がMacに表示されます。iPhoneのロックが解除されている場合、Macの画面には「iPhoneが使用中です」というメッセージが表示されます。Mac上で操作したい場合は、iPhoneをロックしましょう。すると、Mac上にiPhoneの画面が表示されます。

 

なお、2度目以降はDockの「iPhoneミラーリング」アイコンをクリックしたあと、Touch IDを使うかMacのログインパスワードを入力するだけで、iPhoneと接続できます。

 

 

 

MacにiPhoneの画面が表示されたら、iPhoneの画面を左右にスワイプしてホーム画面のページを切り替えたり、アイコンをクリックしてアプリを利用したりできます。アプリを利用中にホーム画面に戻るには、ウインドウ上部にカーソルを合わせると現れる、碁盤の目のようなアイコンをクリックしましょう。また、ほかのアプリに切り替えるには、同じくウインドウ上部にカーソルを合わせると表示される右端のアイコンをクリックすればOKです。

 

この機能を使えば、Mac用のソフトがないiOSアプリをMac上で利用でき、たとえば、iPhone上でAmazonミュージックをひらいて再生すれば、Macのスピーカーから音楽を流すこともできるんです。なお、iPhoneのカメラやマイクなどの機能はiPhoneミラーリングには対応していないので、その点には注意しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

アップル、「スマートホームカメラ」の発売を計画中?

アップルがスマートホームカメラと、健康管理機能を強化した「AirPods」を数年後に発売する計画であると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑アップルのスマートホームカメラ計画とは?

 

同氏によれば、アップルのスマートホームカメラの量産は2026年に開始される予定で、長期的には数千万台の販売を目指しているとのこと。このカメラはワイヤレス接続が可能で、人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」や「Siri」と統合されるとも言います。

 

これまでアップルは2025年にも「スマートディスプレイ」のようなスマートホームデバイスをリリースするだろうと噂されていました。今回クオ氏が報告した2026年のスマートホームカメラは、それとは別の製品になるようです。

 

健康機能を強化したAirPodsに関しては、「Apple Watch」のような「より多くの健康管理機能」が搭載され、中国のGoertekが2026年モデルの主要なサプライヤーになるとのこと。また、スマートホームカメラもGoertekによって組み立てられる予定とされています。

 

以前、アップルの次期「Powerbeats Pro 2」にはワークアウト中の心拍数をモニタリングする機能が搭載されると報じられました。将来のAirPodsにも同様の機能が搭載されるのかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

次期「iPhone SE」、カメラモジュールの量産が12月に開始!

次期「iPhone(iPhone SE 4)」のカメラモジュールの量産が12月に開始されると、韓国ニュースサイトのAjunewsが報じています。

↑次期モデルへの期待が止まらない

 

次期iPhone SEは「iPhone 14」に似たデザインとなり、6.1インチの有機ELディスプレイ、新しいAシリーズチップ、USB-Cポート、4800万画素の背面シングルカメラ、FaceIDを搭載すると言われています。また、8GB RAMを搭載することで「Apple Intelligence」に対応する一方、アップル初の5Gモデムを導入する模様です。

 

Ajunewsによれば、次期iPhone SEの廉価なフロントカメラモジュールはLG Innotek(LGイノテック)が供給するとのこと。現在、最終テストが実施されており、来月からモジュールの量産が始まると言います。

 

LG Innotekは、新型スマートフォンの発売の約3か月前にカメラモジュールを供給してきました。そのため、今回の情報は次期iPhoneが2025年の3〜4月に発売されるという噂と一致します。アップルの情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、アップルのサプライヤーが2025年第1四半期(1〜3月)までに約860万台の次期iPhone SEを生産すると述べています。

 

次期iPhone SEの発売は着々と近づいているようです。

 

Source: Ajunews via MacRumors

iPhoneのプロトタイプが見つかる! 背面のロゴは何のシンボル?

背面にアップルのロゴがない「iPhoneのプロトタイプ」とされる物が、YouTubeチャンネルのAppleDemoYTにより公開されています。

↑見つかったiPhoneのプロトタイプ(画像提供/AppleDemoYT/YouTube)

 

電子機器をリサイクルする施設から調達された今回のデバイス。背面にはAppleのロゴの代わりに、三日月が二つあわさったようなオシャレなロゴが配置されています。このロゴはラテン語で「Vesica Piscis」と呼ばれるそう。

 

このプロトタイプのiPhoneは主に「iPhone 13 Pro」と「iPhone 14 Pro」の部品で作られていますが、音量ボタンと電源ボタンは押してもカチッという音がしません。また、音量ボタンはアップとダウンが一つのボタンに統合されており、SIMトレーはねじで固定されています。

 

プロトタイプのiPhoneの電源を入れると、「iPhoneにマイクロコントローラーの初期化が完了した」とのメッセージが表示され、Macに接続すると「Bender」というラベルが表示されます。なお、カメラなどの内部コンポーネントの一部は機能しないそう。

 

AppleDemoYTによれば、これは特定のiPhoneのプロトタイプではなく、実験的な機能のテストデバイスであり、ボタンが上下しない触覚フィードバック技術をテストするために設計された可能性があるそうです。

 

「iPhone 15」や「iPhone 16」では触覚フィードバックボタンの搭載が噂されていましたが、実現しませんでした。将来のiPhoneでは、さらに先進的なボタンが搭載されることを期待したいものです。

 

Source: AppleDemoYT/YouTube via MacRumors

噂の「iPhone 17 Air」、iPhone 6ほど薄くならない!?

2025年の発売が期待されている薄型「iPhone 17 Air」は、2014年にリリースされた「iPhone 6」ほど薄くならないと、海外リークアカウントが報じています。

↑薄くするのは難しい(画像はiPhone 16 Pro Max)

 

次期iPhone 17 Airの本体には「A19」チップやシングルリアカメラ、最大120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが搭載されると言われています。

 

韓国SNSのNaverに投稿された情報によれば、アップルはiPhone 17 Airの薄型化において問題に直面しているとのこと。デバイスを薄くするには、より薄い基板でバッテリーを製造する必要がありますが、コストがかかるため、アップルは技術的な妥協点を探しているようです。

 

現時点では、iPhone 17 Airはバッテリーの厚さだけで約6mmになるとされています。そのため、かつて登場したiPhone 6の6.9mmより薄くなる可能性は低そう。

 

アップル製品のなかで最も薄い製品は、現在販売されている「13インチiPad Pro」の5.1mm。iPhone 17 Airがこの数字にどれだけ迫れるのかに注目が集まります。

 

Source: Naver via MacRumors

アップル、「AirTag」に新機能を導入! 15の航空会社と位置情報を共有へ

アップルは紛失防止タグ「AirTag」において、航空会社との位置情報の共有機能を導入すると発表しました。

↑空港で紛失した荷物が見つかりやすくなりそう(画像提供/アップル)

 

まもなく配信される次期アップデートの「iOS 18.2」のパブリックベータ版では、「アイテムの位置情報を共有(Share Item Location)」することで、プライバシーを保護しながら、航空会社などの第三者と情報を直接簡単に共有することができます。

 

具体的にはiPhone、iPad、Macの「探す」アプリで、「アイテムの位置情報を共有」のリンクを生成することができます。このリンクを受け取ったユーザーは、アイテムの位置を表示するウェブサイトにアクセスできるのです。ウェブサイトの情報は自動的に更新され、リンクは7日後に期限切れとなります。

 

この新機能は今後数か月以内に、エアリンガス、エア・カナダ、ニュージーランド航空、オーストリア航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ブリュッセル航空、デルタ航空、ユーロウイングス、イベリア航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザドイツ航空、カンタス航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ターキッシュ・エアラインズ、ユナイテッド航空、ヴァージンアトランティック航空、ブエリング航空など、15社以上の航空会社で利用が開始されます。今後さらに多くの航空会社が追加される予定。

 

従来では、AirTagをスーツケースなどに取り付けても、ロストバゲージ(荷物紛失)の際には自分で位置情報を探し出し、航空会社に訴える必要がありました。iOS 18.2の新たな機能で、紛失した荷物が見つかりやすくなることに期待です。

 

Source: Apple via MacRumors

「MacBook Pro」、2025年にM5を搭載!? でもその翌年には…

2025年、「M5」シリーズのチップを搭載した次期「MacBook Pro」が投入されると、アップルの情報に詳しいミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑いつ買い替える?

 

アップルは10月末に、「M4」シリーズのチップを搭載したMacBook Proを発表。チップの性能やディスプレイの明るさ、前面カメラの性能が向上し、M4 Pro/M4 Maxを搭載した上位モデルでは超高速な「Thunderbolt 5」ポートも搭載されています。

 

クオ氏によれば、M5チップを搭載した次期MacBook Proのカメラモジュールの出荷が2025年に始まるとのこと。次期MacBook Proでは大きなデザイン変更は行われず、有機ELディスプレイや薄型デザインなどへの刷新は2026年に行われるとしています。

 

同じような情報は米ブルームバーグも報じており、M5/M5 Pro/M5 Maxを搭載したMacBook Proが来年発売されると予測しています。M5シリーズのチップ開発はすでに完了に近づいている模様。

 

MacBook Proの大幅なアップデートが2026年に予定されているとすれば、M5 MacBook Proは小改良モデルになるはず。アップグレード内容を見極めて、購入を検討したいものです。

 

Source: MacRumors

2026年、iPhoneがデジカメみたいに絞りで遊べるようになる!?

2026年に投入されるであろう「iPhone 18 Pro」では、カメラに可変絞りが搭載されると著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑写真撮影がもっと楽しくなりそう

 

近年のiPhone(14 Pro/15 Pro/16 Pro)のメインカメラには、絞りがf値1.78に固定されたレンズが搭載されています。その一方、デジタルカメラなどのレンズは絞りを変化させることで、さまざまな照明条件で適切な撮影を行うことができます。

 

クオ氏によれば、iPhone 18 Proの新しいメインカメラとシャッターはSunny OpticalとLuxshareが提供するとのこと。可変絞りレンズの部品はSunny OpticalとLargan Precisionが供給するようです。これによりiPhone 18 Proは被写界深度をもっと細かく制御することで、背景を滑らかにぼかすことが可能になります。

 

iPhone 18 Proだけでなく、来年の「iPhone 17 Pro」では望遠カメラに4800万画素センサーが搭載されると噂されています。iPhoneのカメラはまだまだ進化しそうですね。

 

Source: MacRumors

「MacBook Air」、有機ELディスプレイの搭載を2027年後に延期!?

有機ELディスプレイを搭載した「MacBook Air」の投入が2027年から延期された可能性があると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑有機ELディスプレイが遠のく

 

現行モデルのMacBook Airには、13.6インチ/15.3インチの「Liquid Retina」ディスプレイが搭載されています。その一方、上位モデルの「MacBook Pro」には、ミニLEDバックライトを採用した「Liquid Retina XDR」ディスプレイが搭載されていますが、両モデルとも有機ELディスプレイには移行していません。

 

今回の報道によれば、アップルは当初、有機ELディスプレイを搭載したMacBook Airを2027年に発売する予定だったとのこと。しかし、有機ELディスプレイの高騰とサプライチェーンの課題により、導入が延期されたというのです。

 

さらに、有機ELディスプレイを搭載した「iPad Pro」の販売実績が期待外れだったことも関係していると報じられています。2024年のiPad Proの出荷台数は1000万台が予想されていましたが、現在は600万台から700万台になると下方修正されています。液晶ディスプレイから有機ELディスプレイへの移行が、価格の上昇を正当化するほど魅力的でなかったことを示唆している模様。

 

液晶ディスプレイと比べてより深い黒が表現でき、コントラスト比が高く消費電力を抑えられる有機ELディスプレイ。MacBook Airへの導入はいつになるのでしょうか?

 

Source: The Elec via MacRumors

「探す」アプリ、アップル以外のデバイスと情報共有が可能に!

現在ベータ版が配布されている「iOS 18.2」において、「探す」アプリにアイテムの位置を信頼できる人と共有できる機能が追加されていると、MacRumorsが報じています。

↑なくした物は必ず見つける!

 

現在の探すでも、アイテムの場所を家族や友人と共有することは可能です。しかし、同機能を利用するためには相手もiPhoneやMacを使用している必要があります。

 

そこで、iOS 18.2のベータ版では、探すに「アイテムの場所を共有」「連絡先情報を表示」のオプションが追加されました。アイテムの場所を共有を選ぶとリンクが作成され、リンクを開いた人がアイテムの場所を確認できます。リンクはアップル以外のデバイスでも開くことができるので、iPhoneやMacを持っていない人が、紛失したアイテムを探すことができるのです。共有したリンクは1週間後に期限切れとなり、リンクにアクセスした人数を確認することができます。

 

また、連絡先情報を表示を選択すると、スマートフォンやタブレットから紛失したアイテムに接続して、その所有者の電話番号やメールアドレスなどの詳細情報が記載されたウェブサイトを開くことができます。

 

探すアプリの説明では、これらの新機能は航空会社の従業員など、第三者を通じてアイテムを見つけるのに役立つとされています。紛失したスーツケースなどの荷物を探すのに活用することができるかもしれません。

 

Source: MacRumors

アップル、「iPad Air」「iMac」など向けに90Hz駆動のディスプレイを開発?

アップルが「iPad Air」「iMac」「Studio Display」向けに90Hz駆動のディスプレイを開発していると、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑新しいディスプレイが来る?

 

現行モデルのiPad AirやiMac、Studio Displayには、60Hz駆動の通常の液晶ディスプレイが搭載されています。その一方、最新の「iPhone」や「iPad Pro」は、最大120Hzでの駆動が可能な「ProMotion」ディスプレイを採用しています。

 

9to5Macが入手した情報によれば、アップルが開発している90Hz駆動ディスプレイはまず、「M3」チップを搭載した「iPad Air」に採用され、最終的には24インチのiMacとStudio Displayに使用されるとのこと。なお、これは有機ELディスプレイではなく、液晶ディスプレイによる新型「Liquid Motion」パネルになると言います。

 

米ブルームバーグによれば、次期iPad Airは2025年初頭に登場する予定とのことですが、次期Studio DisplayやiMacは不明。これらの製品に90Hzの高速駆動ディスプレイが搭載されることになるのかどうか注目です。

 

Source: 9to5Mac

次期「Apple Vision Pro」、新チップを搭載して2025年に登場!?

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」の次期モデルに「M5」チップが搭載され、2025年に投入されると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が述べています。

↑これからどんな変化を見せてくれる?

 

現行モデルのApple Vision Proには「M2」チップが搭載されており、頭脳の役割を果たしています。また、それと一緒に搭載されている「R1」チップは、12個のカメラ、5個のセンサー、6個のマイクからの入力を処理しています。

 

クオ氏のレポートでは、M5を搭載した次期Apple Vision Proの詳細は共有されていません。一方、その廉価版の生産は2027年以降まで延期されているとも報告しています。

 

米ブルームバーグも、アップルが新チップを搭載したApple Vision Proの投入を検討していると報じているものの、具体的な時期については述べていません。同じように、スペックを落とした廉価版の計画は存在しているものの、発売時期は不明としています。

 

他方、ブルームバーグはアップルがiPhoneに接続するメガネのようなデバイスを「真剣に検討している」とも報じています。これは映画鑑賞などに使用するデバイスになるとのこと。アップルのXRデバイスへの取り組みから目が離せません。

 

Source: Ming-Chi Kuo/X via MacRumors

スマートグラスだったら買ってもいい? アップルが社内調査を実施

アップルがスマートグラスに関して従業員にアンケート調査を行っていると、米ブルームバーグが報じています。

↑親近感を抱くメガネは、やっぱりこんな形?

 

アップルは現在、空間コンピューターとしてヘッドセットの「Apple Vision Pro」を販売中。その一方、メタとレイバンが共同開発したスマートグラスに似た製品を開発しているとも報じられています。

 

ブルームバーグによれば、アップルの製品システム品質チームは、「市場に出回っているスマートグラスのユーザー調査」への参加者をメールで募集したとのこと。同社が新しい市場に参入するかどうかを決める際、社内調査を使うのはよくあることだそうです。

 

海外メディアのMacRumorsによれば、アップルのスマートグラスは本質的にはワイヤレスイヤホン「AirPods」のアップグレード版であり、追加機能が搭載された物になるとのこと。具体的にはカメラ、 Siri、音楽を聴くための内蔵スピーカーを備えた、シンプルなメガネになると言います。健康機能が組み込まれる可能性もあるそう。

 

現在販売されているApple Vision Proは、本体価格の高さや製品の重さのため、一般的な消費者の間であまり人気がありません。そんな状況を受けて、アップルがスマートグラスの開発に取り組むのかどうかに注目です。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17 Pro」シリーズ、アップル特製「Wi-Fiチップ」を搭載!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」には、アップル独自の「5Gモデム」が初めて採用され、「iPhone 17 Pro/Pro Max」には自社開発の「Wi-Fi 7チップ」が搭載されると、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が報告しています。

↑アップルのチップ独立作戦、2025年に加速へ

 

同氏によれば、2025年に投入される次期iPhone SEから、独自開発の5Gモデムの搭載が始まる一方、Wi-Fiチップにはブロードコム(Broadcom)製の物が採用されるとのこと。また、iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、独自の5Gモデムに加えて自社開発のWi-Fi 7チップが搭載されると言います。

 

同様の予想は著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が述べており、iPhone 17シリーズのうち少なくとも1モデルに、独自Wi-Fiチップが搭載されると伝えていました。さらに、超薄型モデルの「iPhone 17 Air」には、独自5Gモデムが搭載されるとも予想しています。

 

現在、アップルは5Gモデムにクアルコム製のチップを、Wi-Fiチップにはブロードコム製を使用しています。アップルがこれらを自社開発することで、両社への依存度を減らし、より柔軟な製品開発が可能になるはず。5GモデムやWi-Fiチップの変化により、今後のiPhoneがどれだけ進化するのかに注目です。

 

Source: MacRumors

MacBook Pro、2026年に「真のオーバーホール」を予定!?

アップルの「MacBook Pro」は2026年に薄型デザインを導入し、有機ELディスプレイを搭載すると米ブルームバーグが報じています。

↑2026年まで待ってもいいかも(画像提供/アップル)

 

先日発表された最新モデルのMacBook Proは、チップに「M4」を新採用。画面には従来通りのミニLEDバックライトによる「Liquid Retina XDR」ディスプレイを使用し、光の反射を抑える「Nano-textureディスプレイ」オプションが選択可能となりました。本体デザインは従来モデルからほぼ変わっていません。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者によれば、2026年のMacBook Proは薄型デザインと有機ELディスプレイを搭載することで「真のオーバーホール」が行われるとのこと。

 

しかしその一方、2025年のMacBook Proでは、ミニLEDディスプレイが引き続き搭載されると、ディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏や著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は述べています。

 

また、ブルームバーグは2025年のMacBook Proに搭載される「M5/M5 Pro/M5 Max」について、すでに完成に近づいているものの、わずかなパフォーマンスの向上しか期待できないと述べています。

 

深い黒の表現や、圧倒的なコントラストを誇り、本体の薄型化や軽量化にも寄与する有機ELディスプレイ。そんな画面を搭載したMacBook Proを2026年まで待つという選択肢もありそうです。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17/17 Air」、120Hz駆動のProMotionディスプレイを搭載!?

2025年の発売が期待される次期「iPhone 17/17 Air(仮称)」に、120Hz駆動のProMotionディスプレイが搭載されると韓国のETNewsが報じています。

↑ディスプレイのさらなる進化に期待

 

現行モデルの「iPhone 16」では上位モデルの「Pro/Pro Max」にProMotionディスプレイが搭載されています。これにより120Hz駆動の滑らかな表示ができるだけでなく、駆動周波数を落とすことで「常時表示ディスプレイ」や消費電力の削減が可能になりました。

 

ETNewsによれば、来年発売されるiPhone 17の全モデルに低電力なLTPOディスプレイが搭載されるとのこと。これにより、iPhone 17の全ラインナップで120Hzでの可変リフレッシュレート表示が可能になると言います。

 

ProMotionディスプレイは2021年に「iPhone 13 Pro/Pro Max」に導入され、その後はPro/Pro Maxモデルに限定されていました。ETNewsによれば、iPhone 17/17 AirのLTPOディスプレイはサムスンやLGが提供するそう。

 

iPhone 17/17 AirにProMotionディスプレイが搭載されるとの情報は、ディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏も以前に報告していました。iPhone 17では、全モデルでディスプレイのスペック向上に期待できそうです。

 

Source: ETNews via MacRumors

次期「iPad」、2025年春に発売? Apple Intelligenceへの対応は…

アップルが次期「iPad(第11世代)」を2025年春に発売すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者が報じています。

↑次期モデルは来春デビュー?

 

2022年10月に発表された現行モデルのiPad(第10世代)は、10.9インチの液晶ディスプレイと「A14」プロセッサを搭載。USB-CコネクタとTouch IDを本体に搭載し、Apple Pencil(USB-C/第1世代)に対応しています。

 

ガーマン記者によれば、アップルは次期iPadの開発に注力しており、この次期モデルを来春、次期「iPhone SE」や次期「iPad Air」とほぼ同時期に発売する予定とのこと。また、「次期iPadは現行バージョンとほぼ同じデザインになるが、スペックは向上する」と述べています。

 

次期iPadは「iPhone 15」に搭載された「A16」チップを採用するかもしれません。しかし、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するために「A17 Pro」や「A18」が導入される可能性もありそう。

 

アップルは最近、Apple Intelligenceに対応した新型「iPad mini」を発売しました。次期iPadがそれに続くことを期待したいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

新型「MacBook Pro」がデビュー! M4搭載で最大24時間も駆動

アップルは、「M4」チップを搭載した新型「14インチ/16インチMacBook Pro」を発表しました。

↑新型MacBook Pro(画像提供/アップル)

 

新型MacBook Proには、M4を搭載した14インチMacBook Proと、「M4 Pro/Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Proが存在します。M4は10コアCPU/10コアGPUと最大32GBのRAMを搭載するのに対し、M4 Pro/Maxは最大16コアCPU/最大40コアGPUと最大128GBのRAMを備えています。新型モデルは前世代から大幅にパワーアップしただけでなく、最大24時間のバッテリー駆動時間を実現しました。

 

「Liquid Retina XDR」ディスプレイは最大1000ニトの輝度にパワーアップし、画面上部には1200万画素のセンターフレームカメラを搭載。M4 Pro/Max搭載モデルには、Thunderbolt 5ポートが用意されています。さらに、全モデルで「Nano-textureディスプレイ」が選択可能。人工知能機能「Apple Intelligence」にも対応しています。色は全モデルでシルバーとスペースブラックのどちらかを選択可能。

 

海外メディアのThe Vergeは新型MacBook Proについて、「エントリーモデルの14インチMacBook Proは『Pro』ブランドに少しだけ値するようになり、追加のUSBポートが気分を盛り上げてくれる」と評価しています。

 

M4 14インチMacBook Proの価格は24万8000円〜、M4 Pro/Max 14インチMacBook Proは32万8800円〜、M4 Pro/Max 16インチMacBook Proは39万8800円〜。予約注文は始まっており、販売は11月8日から開始されます。

 

Source: アップル

「Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル」が新発売! データ転送速度に歴然の差

アップルは、純正アクセサリの「Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル(1m)」の販売を開始しました。

↑Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル(1m)(画像提供/アップル)

 

本製品は最新規格のケーブルであり、最大120Gb/s(USB 4では最大40Gb/s)のデータ転送速度を達成。過去の「Thunderbolt 3」ケーブルの最大40Gb/sと比較すれば、その差は歴然です。また、DisplayPort 2.1でのビデオ出力や、最大240Wの充電にも対応。もちろん、以前の「Thunderbolt 3および4」に対応した機器でも利用できます。

 

この新製品は他のケーブルと見分けやすいようにThunderboltのロゴが入っており、絡まずに巻くことができる編組デザインを採用しています。最大6台のThunderbolt(USB-C)対応デバイスと連結接続することが可能で、「Studio Display」や「Pro Display XDR」、ドック、外付けドライブなどが使用できます。

 

Thunderbolt 5(USB-C)Proケーブル(1m)はブラックカラーのみが用意されており、国内向け価格は9980円(税込)です。大容量の動画ファイルの転送などで、このケーブルが大いに役立ちそうです。

 

Source: アップル

新型「Mac mini」、M4とスリムボディを引っ提げて登場!

アップルは、「M4」チップを搭載した新型「Mac mini」を発表しました。

↑より小さくなったMac mini(画像提供/アップル)

 

新型Mac miniの最大の特徴は、本体の小型化です。電力効率を改善し、全ての排気を底面から行う新たなサーマルアーキテクチャを採用することで、設置スペースが従来モデルの半分以下となる、わずか12.7センチ四方におさめました。

 

チップには新たにM4を搭載。「M1」搭載モデルより最大1.8倍高速なCPUパフォーマンスと、最大2.2倍高速なGPUパフォーマンスを実現しています。本体メモリは16GBに増量され、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応しています。

 

また、「M4 Pro」を搭載した上位モデルでは、本体前面と背面に「Thunderbolt 5」ポートを搭載。また、素材から製造、輸送、使用における温室効果ガス排出量を80%以上削減したことで、初のカーボンニュートラルなMacであることもアピールされています。

 

新型Mac miniに関して海外メディアのThe Vergeは、「非常に小型だが、十分な予算があれば非常に強力なマシンにできる」「多くのプロシューマーやクリエイターにとってM4 Proは十分だろう」と肯定的に評価しています。

 

新型Mac miniの価格は9万4800円〜(税込)ですでに予約を開始しており、11月8日から販売が開始されます。小型かつパワフルなM4 Mac miniは、デスクトップのMacを選ぶ際、有力な候補となりそうです。

 

Source: Apple

USB-C対応の新型「Magic Keyboard」などが登場! マウスの充電ポートの位置が惜しい

アップルは、USB-Cポートを搭載した「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」を発表しました。

↑アクセサリの新モデルが登場(画像提供/アップル)

 

新しいアクセサリの外観や機能は従来モデルと変わりませんが、接続/充電用のLightningポートがUSB-Cポートに変更されました。また、それらのカラーにブラックが加わりました(Magic Keyboardでは「Touch ID」搭載のテンキー付きモデルだけがブラックを追加)。

 

LightningバージョンのMagic Mouseは充電ポートが本体底面に配置されており、充電する際にはマウスを裏返してUSB-Cケーブルを接続する必要がありました。その設計は今回のUSB-Cバージョンでも変わらず、マウスを裏返して充電する必要があります。

 

新型のMagic Keyboard(テンキー付き)/Magic Mouse/Magic Trackpadは、それぞれ2万5800円/1万800円/1万8800円(全て税込)で販売が始まっています。Magic Keyboardでは、テンキーがないバージョン(2万1800円)やTouch IDがないモデル(1万4800円)も販売中。

 

USB-Cに対応し、さらに使いやすくなった新型Magic Keyboard/Magic Mouse/Magic Trackpad。次期バージョンでは、Magic Mouseの充電ポートの位置をぜひ変更してほしいものです。

 

Source: Apple via MacRumors

「Apple Intelligence」の配信開始! まずは英語でトライしちゃう?

アップルは「iOS 18.1」などに向けて人工知能機能「Apple Intelligence」の配信を開始しました。

↑英語で試してみて(画像提供/アップル)

 

Apple Intelligenceでは文章に磨きをかけたり、通知やメール、メッセージの要約を表示したり、より自然で有能な「Siri」を体験したり、クリーンアップを使って画像から不要な対象物を削除したりすることができます。

 

作文ツールでは、ほとんどすべての文章を書く場面で書き直し、校正、要約をすることが可能。Siriは新たなインターフェイスを採用し、より自然に文脈に則しており、緊密にシステム体験に統合されています。写真アプリでは自然な言葉で検索することができ、メモリー機能では説明を入力するだけでムービーが作成できます。

 

「優先メッセージ」では、メールアプリの受信ボックスの先頭に重要なメールが表示されます。また、通知も優先順位をつけて集中できるように手助けしてくれます。メモアプリと電話アプリでは音声の録音や文字起こし、要約ができます。

 

Apple Intelligenceは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」において無料で使用することが可能。さらに、今回提供されるのは「初期機能」とされており、今後数か月間でより多くの機能が提供される予定です(オリジナルの絵文字「ジェン文字」の生成や「Image Playground」による画像生成、作文ツールの強化と「ChatGPT」との連携、カメラコントロールによる対象物の理解の強化など)。

 

Apple Intelligenceは「iPhone 16」シリーズや「iPhone 15 Pro/Pro Max」、M1移行を搭載した「iPad」とMacで使用できますが、デバイスと「Siri」の言語を「英語(米国)」に設定する必要があります。

 

日本語への対応はいつ? プレスリリースには「(来年)4月には、ソフトウェアアップデートにより対応言語を拡張し、1年間でさらに多くの言語に対応します」と記されており、日本語への対応はしばらく先になりそうです。

 

「M4 iMac」が新登場! 世界最高のオールインワン? 海外の反応は複雑

アップルが、「M4」チップを搭載した新型「iMac」を公式に発表しました。

↑新しいiMac(画像提供/アップル)

 

新型iMacは、最新のM4チップを採用したことにより、「M1」を搭載したiMacと比較して日々の生産性では最大1.7倍、負荷の高いワークフローでは最大2.1倍高速になったと言います。搭載メモリは16GB〜となり、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応しました。

 

新型iMacの画面サイズは24インチのままですが、上位モデルでは画面の反射を抑える「Nano-textureガラス」のオプションが選択可能。センターフレームカメラに対応した1200万画素カメラを画面上部に搭載している一方、本体に最大4個のThunderbolt 4ポートを備えています。

 

M4に搭載された人工知能処理を担当する「Neural Engine」は、M1と比較して3倍以上高速になりました。アップルはこの点を「AIのための世界最高のオールインワン」だとアピールしていますが、海外メディアのThe Vergeのコメント欄には「27インチモデルはないの?」「32インチモデルが登場したら起こしてくれ」など、大画面モデルを待望する声が寄せられています。

 

新型iMacのカラーリングはグリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブルー、シルバーの7色。19万8800円(税込)〜で予約を開始しており、11月8日に発売されます。内部スペックを刷新したiMacは、購入しやすいデスクトップMacとして存在感を発揮しそうです。

 

次期「iPhone 17 Pro Max」だけ「Dynamic Island」を小型化する!?

2025年の発売が期待される「iPhone 17 Pro Max」において、画面上部の「Dynamic Island」がより小さくなると、アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏が報告しています。

↑Dynamic Islandがもっとスッキリするかも

 

Dynamic IslandはAndroidスマートフォンにおける「パンチホール」のような存在で、フロントカメラと顔認証機能「Face ID」を一か所に配置しています。初登場は「iPhone 14 Pro/Pro Max」で、現行モデルの「iPhone 16」シリーズでは全モデルで採用されています。

 

プー氏によれば、iPhone 17 Pro MaxではFace IDに「メタレンズ」を採用することで、Dynamic Islandが「大幅に狭くなる」とのこと。メタレンズは微細なパターンが刻み込まれた薄くて平なレンズで、より正確に光を集めることができます。これにより、FaceIDのシステムが小型化できるようなのです。

 

なお、小型化するDynamic IslandはiPhone 17 Pro Maxでのみ採用され、画面サイズが小さい「iPhone 17 Pro」や、標準モデルの「iPhone 17」には適用されないそう。

 

最近のiPhoneの特徴的なデザインとなったDynamic Island。今後はそのサイズが小さくなることで、画面表示がよりスッキリするのかもしれません。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone SE」、12月に量産開始!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」の量産が今年12月に始まると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑もうすぐ量産開始!

 

次期iPhone SEに関しては、ベースモデルの「iPhone 14」と同じデザインになることがされています。6.1インチの有機ELディスプレイや顔認証機能「Face ID」、新しいAシリーズのチップ、8GBのRAM、USB-Cポート、4800万画素のリアカメラ、アップル自社開発のモデムを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応するようです。

 

クオ氏によれば、アップルのサプライヤーは2025年第一四半期(1月〜3月)までに次期iPhone SEを約860万台生産するとのこと。次期iPhone SEが今年12月に量産を開始するとすれば、その発売は来年の3月か4月になる可能性が高そうです。

 

次期iPhone SEの販売価格は400〜500ドル(約6万1000円〜7万7000円※)になると予測されています。円安の影響でハイエンドなiPhoneの価格がますます上昇する中、廉価かつパワフルな次期iPhone SEの登場には大いに期待したいものです。

※1ドル=約153円で換算(2024年10月29日現在)

 

Source: Medium via MacRumors

次期「iPad mini 8」、有機ELディスプレイを搭載!?

次期「iPad mini(iPad mini 8)」に有機ELディスプレイが搭載されると、業界アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。

↑数年後に画面がもっと美しくなる

 

先日発表された最新のiPad mini(iPad mini 7)は、8.3インチの液晶ディスプレイ(Liquid Retina)ディスプレイを搭載しています。その一方、上位モデルの「iPad Pro」や「iPad Air」は有機ELディスプレイを搭載しており、画面駆動周波数を大幅に変化させる「ProMotionテクノロジー」を利用することができます。

 

ヤング氏によれば、次期iPad miniは有機ELディスプレイを搭載することで、画面の明るさの向上やより深い黒によるコントラスト、電力効率の向上によるバッテリー寿命の改善が期待されるとのこと。

 

しかし、現行モデルのiPad miniが先週発売されたばかりであることを考えると、次期iPad miniが発売されるのは数年後になる可能性があります。かつては毎年アップデートされていたiPad miniですが、近年は2〜3年のアップデートサイクルに移行しているのです。

 

すでに上位モデルでも採用されている有機ELディスプレイが、次期iPad miniに搭載される可能性はかなり高い模様。手のひらサイズのiPad miniで美しい画面が見れる日を楽しみに待ちましょう。

 

Source: Ross Young/X via MacRumors

豪の20代女性、iPhoneを落として岩の間に7時間も挟まれる

オーストラリアで最近、ある女性がiPhoneを落とし、それを拾おうとして岩の間に数時間も閉じ込められてしまいました。

↑岩の間に落ちてしまったキャンベルさん(画像提供/NSW Ambulance)

 

マチルダ・キャンベルさん(23歳)は、ニューサウスウェールズ州のハンターバレーで写真を撮っていたときに、iPhoneが手から離れてしまいました。落としたiPhoneを拾おうとしたとき、足を滑らせて3メートル下に落ち、二つの大きな岩の間に挟まれてしまったのです。

 

救助隊がキャンベルさんのもとに到着するまでに1時間を要し、80〜500kgの岩を7個も取り除いたり、木製のフレームを組み立てたりと救出するまでにさらに数時間がかかりました。

 

しかし、同救助隊によれば、キャンベルさんは岩の間に7時間も閉じ込められていたにもかかわらず冷静だったそう。彼女は擦り傷、打撲傷、脊椎骨折を負いました。

 

残念ながら、救助隊はキャンベルさんのiPhoneを救出することができませんでした。アウトドア活動をするときは安全が第一。iPhoneを落としたら場合によっては諦めることも必要、というのが今回の教訓といえそうです。

 

Source: ABC News via MacRumors

カレンダーアプリに日時付きのタスクを表示させる方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「カレンダーアプリに日時付きのタスクを表示させる方法」です。

 

 

iOS 18から「カレンダー」アプリと「リマインダー」アプリの親和性がアップして、カレンダーにリマインダーの内容を表示できるようになりました。早速その方法を紹介しましょう。

 

 

まずはリマインダーの表示です。カレンダーを開いたら画面の下部にある[カレンダー]をタップ。[その他]にある[日時設定ありリマインダー]にチェックを入れて[完了]をタップするだけです。これでリマインダーに設定した項目がカレンダーに表示されます。項目名の先頭にある丸印をタップすればリマインダー項目を実行済にできます。

 

カレンダーが月表示でコンパクト表示の場合にはグレーのドットで表示されるため、スワイプ操作でスタックや詳細表示に展開すればリマインダー項目の内容も確認できます。

 

カレンダー表示が「一日」や「複数日」「リスト」でも予定と一緒にリマインダーの項目を表示してくれます。ただしカレンダーに表示できるのは日時設定がある項目だけです。日時設定がない項目は表示されないので、こちらは従来通り「リマインダー」アプリの方で管理しましょう。

 

リマインダーの作成もカレンダー上から行えます。画面上部にある追加ボタン[+]をタップしたら[リマインダー]タブを選択。後は「リマインダー」アプリの時と同じようにタイトルや日時などを入力して[追加]をタップましょう。

 

カレンダー上に表示されているリマインダー項目をタップすれば詳細が確認できるし、[編集]をタップして編集することも可能です。[“リマインダー”で表示]をタップすれば「リマインダー」アプリに切り替わって項目を確認、編集できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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アップル、Xboxみたいな新ゲームアプリを開発中!?

アップルが、ゲーム専用のApp Storeのような新アプリを用意していると9to5Macが報じています。

↑新しい狙いは?

 

9to5Macがその事情に詳しい筋から得た情報によれば、アップルの新アプリではApp Storeと「Game Center」の機能が一か所に統合されるとのこと。このアプリには「今すぐプレイ」「ユーザー」「フレンド」などのタブが用意され、今すぐプレイでは編集コンテンツやゲームの提案が表示されるそうです。また、このアプリにはチャレンジやリーダーボード、実績などが表示され、App Storeと「Apple Arcade」の両方のゲームが紹介されると言います。

 

新アプリには特別なゲームイベントや重要なアップデートに関する情報も通知されるうえ、「FaceTime」や「iMessage」との統合も実験中とのこと。また、「App Clip」を基にしたミニゲームも検討されているそうです。

 

これらの情報をまとめると、アップルの新アプリはiPhone向けの「Xboxアプリ」のように機能し、プレーヤーは自分のステータスや友人のアクティビティを確認したり、新しいゲームを検索したり、ゲームライブラリを確認したりできるようになる模様。どのような形でリリースされるのかに注目です。

 

Source: 9to5Mac

新「M4 Mac」が発表間近!? 狙っている人は用意せよ

「M4」チップを搭載した次期Macシリーズが来週(10月28日〜)にも発表されると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑いよいよ新モデルがお披露目?

 

10月23日、同記者は「来週はAppleにとって忙しい1週間になる。月曜日にApple Intelligence、その後にM4 Macの発表、木曜日には業績発表だ」とXに投稿。また、来週水曜日にはジャーナリストやコンテンツクリエーターがロサンゼルスの体験会に招待されるとも伝えています。

 

その一方、リークアカウントのソニー・ディクソン氏は10月22日、「5つのUSB-Cポートを搭載した次期『Mac mini』が今週発売されるかもしれないと聞いた」と報告しています。

 

その他の次期Macについては、M4とThunderboltポートを備えた14インチMacBook Pro、「M4 Pro/Max」を搭載した14インチ/16インチMacBook Pro、そしてiMacが登場すると期待されています。さらに、次期Macに合わせて新しいキーボードやマウス、トラックパッドが登場するという情報も……。

 

今週から来週にかけてアップルにはいつも以上に注目です。

 

Source: Mark Guzman/X via MacRumors

「充電しながらバックアップ」で100万台突破! Apple公認「Qubii」最新モデルがクラファン開催

“スマホを充電しながら自動バックアップ”できるアイテムとして、全世界で累計販売台数100万台を突破したQubiiシリーズ。シリーズ最新モデルの「Qubii Power」が現在クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGとkibidangoでプロジェクトを共同開催中です。

 

記事のポイント

クラウドファンディング支援金額は3000万円突破! と、“スマホを充電しながら自動バックアップ”できるQubiiシリーズの最新モデル。しかもApple社公認だから安心度も高い。クラファンは10月31日までと終了間近なので、気になった方は急いだほうが良いかもしれません。

 

Qubii Powerはただの充電器ではありません。急速充電器+バックアップ+外部ストレージと、なんと1台3役の頼れるヤツ。データはmicroSDカードに保存でき、カードを交換すれば保存容量は無制限となっています。

↑スマホバックアップ中のPD充電に対応。ノートPC、タブレット端末の急速充電にも対応します。本体サイズは53×53×30.7mm

 

↑バックアップできるデータは写真・動画、連絡先、iCloud、SNSにアップロードした画像など

 

↑PCを充電しながら、スマホからバックアップした写真や動画を移動して加工や編集が可能

 

Qubii PowerはAppleに認証されたMFiプロダクトです。MFi認証とは、他社製品とApple製品(iPod/iPad/iPhoneなど)との互換性を保証することを示すもの。Qubiiシリーズは代々厳しいApple社のライセンスをクリアした「MFi認証」プロダクト。iPhoneのOSがアップデートしても使用可能です。

 

クラウドファンディングでは特別価格で購入できます。またすべての支援者に、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリア規格の変換アダプタセットをプレゼント。

↑世界200か国以上で使用可能なので、海外旅行や出張時にも便利

 

Maktar
「Qubii Power」
プロジェクトページ
GREEN FUNDING:https://j.maktar.com/greenfunding
kibidango:https://j.maktar.com/kibidango

アップル、新しいキーボードやマウスなどを開発中!?

アップルが新モデルの「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」の開発を進めていると、MacRumors寄稿者のAaron Perris氏が報告しています。

↑どんなふうになるかな?

 

アップル純正のキーボードやマウス、トラックパッドとなるMagic KeyboardやMagic Mouse、Magic Trackpad。しかし、充電用にLightningポートが搭載されているなど、その設計の古さが目立ちます。

 

Perris氏が「iOS 18.1」のベータ版から発見したコードからは、「Magic Mouse 2」「Magic Trackpad 2」および、いくつかの「Magic Keyboard」に関する言及がありました。これには、指紋認証機能「Touch ID」とテンキー付きのバージョンや、それらを搭載していないモデルが含まれるようです。

 

先述のように、次期Magic MouseやMagic Keyboard、Magic Trackpadには新しくUSB-Cポートが搭載される可能性があります。現行モデルのMagic Mouseでは本体下部にLightningポートが搭載されていますが、この位置が変更されるかもしれません。

 

アップルは今年10月にも「M4」チップを搭載した新型Macをリリースする見込みで、それと同時に次期Magic MouseやMagic Keyboard、Magic Trackpadが登場する可能性があります。これらのアクセサリにどんな進化があるのか、楽しみに待ちましょう。

 

Source: MacRumors

次期「iPad」もApple Intelligenceに対応する可能性が浮上! チップはどうなる?

2025年後半に登場するエントリーレベルの「iPad」がAI機能「Apple Intelligence」に対応すると、米ブルームバーグが報じています。

↑エントリーレベルもApple Intelligenceに対応?(画像提供/アップル)

 

現行モデルの「iPad(第10世代)」は、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。その頭脳には「A14 Bionic」チップを採用しています。しかし「iPad Pro」や「iPad Air」「iPad mini」と異なり、Apple Intelligenceには対応していません。

 

ブルームバーグによれば、2025年3月に登場する次期「iPhone SE」もApple Intelligenceに対応するとのこと。これにより、次期iPadを含めて画面を搭載したほぼ全てのアップル製デバイスが、同機能をサポートすることになるそうです。

 

次期iPadのチップに関しては、「iPhone 15」に搭載された「A16」が採用される可能性があります。しかし、Apple Intelligenceへの対応を考えれば、「iPhone 15 Pro」や「iPhone 16」に搭載された「A17 Pro」や「A18」が採用されるかもしれません。

 

次々と製品をApple Intelligenceに対応させるアップル。まずは、近日中に一般公開される「iOS 18.1」で、その人工知能がどれだけ便利なのかを体験してみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPhone 16」、バッテリーの消耗が今までより激しい!? 一部ユーザーが困惑

「iPhone 16」シリーズと「iOS 18」の組み合わせでは、バッテリーの消耗が激しくなるという報告が一部のユーザーから寄せられています。

↑いまはバッテリーを消耗しやすいだけ?

 

MacRumorsの読者のT1aajさんによれば、所有しているiPhone 16 Proをあまり使用してないにもかかわらず、バッテリー残量が1日半で100%から60%近くまで低下したとのこと。一方、JulianLさんは、iPhone 16 Pro MaxはiPhone 15 Pro Maxと比較して、充電間隔が50〜60%も短くなったと報告しています。

 

一部のユーザーは、バックグラウンドのアクティビティが問題を引き起こしている可能性があると指摘。huanbrotherさんによれば、スリープ時のスタンバイモードで猛烈にアクティビティが実行されており、バッテリーが4時間20分で70%から59%まで11%消耗したそうです。さらに「iPhone 12」からiPhone 16に機種交換したOk-Interest-6561さんも、1晩で10〜15%ほどバッテリーが消耗することに気づきました。

 

バッテリーの問題は、iPhoneの使い方が人によって異なるため、原因を特定することは困難。また、新しいiPhoneの発売直後やiOSのリリース後には、一般的にシステムがバッテリーをより多く消耗する傾向があります。iPhone 16とiOS 18で発生している今回の問題が一過性のものかどうか、今後を見守りましょう。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 17」、じわじわと注目を集める新モデルとは?

2025年に発売されるであろう「iPhone 17 Pro」や「iPhone 17 Air(仮称)」のスペックが海外メディアで詳しく報じられています。

↑新しい名前が加わるかも

 

著名アナリストのジェフ・プー(Jeff Pu)氏によれば、上位モデルに相当するiPhone 17 Pro/Pro Maxは4800万画素の望遠カメラを搭載するとのこと。フロントカメラは2400万画素に強化されると言います。フロントカメラと「Face ID」を搭載する「Dynamic Island」は大幅に狭くなる模様。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxでは、RAM容量が12GBに増量すると言います(iPhone 16 Pro/Pro Maxは8GBのRAMを搭載)。これにより、「Apple Intelligence」のパフォーマンスが向上するとみられています。チップはTSMCの3nmプロセスで製造される「A19 Pro」が搭載されるそう。

 

一方、超薄型モデルに相当するiPhone 17 Airは、6.6インチディスプレイと「A19」チップを搭載する模様です。RAM容量は8GB。アルミフレームや4800万画素のシングル背面カメラ、2400万画素のフロントカメラを採用するとされています。

 

これらの情報が正しければ、最大のサプライズは超薄型モデルのiPhone 17 Airとなりそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

どうなっているんだ?「iPhone 16 Pro」シリーズで謎のフリーズや再起動が発生

アップルの最新スマートフォン「iPhone 16 Pro」の一部において、ランダムにフリーズや再起動が起きていることが、RedditやMacRumorsのフォーラム、アップルのコミュニティに報告されています。

↑一部のユーザーはがっかり

 

この問題が発生したユーザーによると、ディスプレイが反応しなくなるか、タッチ入力が非常に遅くなり、その後にiPhoneが再起動したとのこと。また、スタンバイモード時にiPhoneが予期せずに再起動したという報告もありました。

 

この問題に関する報告は、iPhone 16の発売が開始されてから現在まで続いています。すでに配布された「iOS 18.0.1」や、現在ベータ版が配布されている「iOS 18.1」では、この問題は解決されていません。

 

iPhone 16の発売直後にアップルにこの問題を報告したものの、交換されたデバイスでも同様の問題が発生した人もいました。苦情のほとんどが上位モデルの「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」から寄せられており、Proモデルに限定された問題である可能性もあります。

 

筆者もiOS 18をインストールした「iPhone 15 Pro」やiPhone 16 Pro Maxにおいて、ディスプレイやiOSが反応しなくなる現象に遭遇しました。この問題のできるだけ早い解決を待っています。

 

Source: Reddit, MacRumors, Apple Community

2026年の「iPhone」、全機種でRAMが12GBになる!?

2026年に登場する予定の「iPhone 18(仮称)」では、12GBのRAMと2nmプロセスで製造されるチップが全モデルに搭載されるという情報が、中国のSNSのWeiboに投稿されました。

↑RAMを増やしてAI機能をパワーアップ

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」において、チップは3nmプロセスで製造されており、RAM容量は8GBとなっています。著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏によれば、2025年に発売される「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、RAMが12GBに増量されるとのこと。

 

今回のWeiboへの投稿によれば、iPhone 18に搭載される「A20」チップでは、パッケージ方法が従来の「InFo」から「WMCM」に変わるとのこと。これにより、CPUやGPU、RAMといった部品が密接に統合され、高性能化や柔軟な配置が可能になるというのです。

 

また、iPhone 18では、標準モデルの「iPhone 18/18 Plus(あるいは18 Air)」でも、12GBのRAMを搭載することになりそう。これにより、人工知能機能「Apple Intelligence」の性能が底上げされるかもしれません。

 

Source: Phone Chip Expert/Weibo via MacRumors

 

ウインドウのタイル表示をスムースに行う方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ウインドウのタイル表示をスムースに行う方法」です。

 

 

macOS Sequoiaでは、ウインドウを半分、または1/4に分割表示する機能が追加されました。ウインドウを画面の端にドラッグすると、白い枠が表示され、そこにドロップするとウインドウが綺麗に並びます。しかし、ドラッグが端に行きすぎると隣のスペースに移動してしまうこともあり、操作に少しコツが必要です。

 

 

そんなときは、[option]キーを押しながらドラッグすればスムーズに配置できます。ウインドウを掴んだまま[option]キーを押すと、画面の端までドラッグしなくても、白い枠が表示されます。その枠内に入ったらウインドウを離して該当の場所に配置しましょう。

 

ちなみに、複数のウインドウを一括で分割表示したいときは、ウインドウ左上にある緑色のボタンにマウスカーソルを合わせます。ポップアップ画面が開いたら、「画面全体に配置」の中から目当てのレイアウトを選びましょう。すると、現在開いている複数のウインドウを一瞬で分割表示できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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Apple Vision Pro、現状打開の起爆剤を2025年に投入!?

アップルが「Apple Vision Pro」の廉価版を2025年に投入すると、米ブルームバーグが報じました。価格は2000ドル(約30万円※)とされています。

※1ドル=約149.3円で換算(2024年10月17日現在)

↑この先の見通しは…

 

Apple Vision Proは日本でも今年6月に販売が始まったヘッドセットで、両目それぞれに4K以上の解像度のディスプレイや12個の外部カメラを搭載するなど、ハイエンドな作りとなっています。ただし、価格は約60万円〜と極めて高額です。

 

ブルームバーグによれば、アップルは廉価版が初代モデルの2倍売れると予測しているとのこと。ただし、IDCの調査ではApple Vision Proの販売台数は50万台に達していないことから、廉価版の販売台数もあまり多くはならない見込みです。

 

廉価版Apple Vision Proは価格を下げるために、性能の低いプロセッサや安価な素材が使用されると予想されています。また、ユーザーの顔を外部に表示する「EyeSight」ディスプレイが省かれ、解像度が低いディスプレイが搭載される可能性もあります。

 

価格の高さや大きくて重たい本体により、購入と装着のハードルが高いApple Vision Pro。廉価版が作られても、一般の人たちが本当に使いたくなるデバイスになるのかどうかはまだ分かりません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors