Apple Vision Pro、現状打開の起爆剤を2025年に投入!?

アップルが「Apple Vision Pro」の廉価版を2025年に投入すると、米ブルームバーグが報じました。価格は2000ドル(約30万円※)とされています。

※1ドル=約149.3円で換算(2024年10月17日現在)

↑この先の見通しは…

 

Apple Vision Proは日本でも今年6月に販売が始まったヘッドセットで、両目それぞれに4K以上の解像度のディスプレイや12個の外部カメラを搭載するなど、ハイエンドな作りとなっています。ただし、価格は約60万円〜と極めて高額です。

 

ブルームバーグによれば、アップルは廉価版が初代モデルの2倍売れると予測しているとのこと。ただし、IDCの調査ではApple Vision Proの販売台数は50万台に達していないことから、廉価版の販売台数もあまり多くはならない見込みです。

 

廉価版Apple Vision Proは価格を下げるために、性能の低いプロセッサや安価な素材が使用されると予想されています。また、ユーザーの顔を外部に表示する「EyeSight」ディスプレイが省かれ、解像度が低いディスプレイが搭載される可能性もあります。

 

価格の高さや大きくて重たい本体により、購入と装着のハードルが高いApple Vision Pro。廉価版が作られても、一般の人たちが本当に使いたくなるデバイスになるのかどうかはまだ分かりません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、カメラ付きAirPodsとスマートグラスを2027年に投入!?

アップルがカメラを内蔵した「AirPods」とスマートグラスを2027年に発売すると、米ブルームバーグが報じています。

↑メタに負けないためには…

 

ブルームバーグによれば、カメラを内蔵したAirPodsやスマートグラスは空間コンピューター「Apple Vision Pro」を超えて、より幅広い層にAR(拡張現実)機能をアピールする製品になるとのこと。この背景には、約50万円と高額で重く、加熱しやすいというApple Vision Proの問題点があるようです。

 

アップル内部のVision Products Groupでは、メタの「Ray-Ban」とのコラボレーションに匹敵する、スマートグラスの発売を検討しているとのこと。具体的には、AirPodsやスマートグラスに搭載されたカメラで周囲の状況を分析し、ユーザーに関連情報を提供できるようにすると言います。

 

なお、今年後半のソフトウェアアップデートでは、「iPhone 16」にも同様の機能が追加されます。カメラを対象物に向け、クリックしてホールドするジェスチャーで、その情報を取得することが可能。例えば、レストランでは営業時間や評価が表示され、植物ならその種類がわかります。チラシなどの日付は、カレンダーアプリにその日付が追加されます。

 

スマートグラスやAirPodsにカメラが搭載されると、プライバシーの問題が気になりますが、アップルのARデバイスの進展に今後も注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone SE」のケースが流出! アクションボタンはない?

次期「iPhone SE」のケースとされる画像をリークアカウントのソニー・ディクソン(Sonny Dickson)氏が公開しています。

↑次期「iPhone SE」のケース(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

次期iPhone SEは6.1インチの有機ELディスプレイや「A18」チップ、顔認証機能「Face ID」を搭載すると言われています。本体デザインは「iPhone 14」風になり、自社開発の5Gチップを導入する可能性も。発売時期は2025年初めとなりそうです。

 

ディクソン氏が投稿したケース画像は、次期モデルに関するさまざまな噂を裏付けるもの。ただし、音量ボタンの上の位置には切り欠きがあり、従来通りの物理的な「サイレントスイッチ」が搭載されるようです。つまり「iPhone 15 Pro」以降で導入された、さまざまな機能が割り振れる「アクションボタン」は搭載されないことになります。

 

筆者はアクションボタンを搭載した「iPhone 16 Pro Max」を使っていますが、正直使いこなしていないのが現状。結局、以前と変わらないサイレント機能を割り当てています。次期iPhone SEにアクションボタンが搭載されなくても、それほど大きな欠点とはならない気がしています……。

 

Source: Sonny Dickson/X via MacRumors

じゃじゃーん! これがAI時代の新型「iPad mini」だ!

アップルが「iPad mini」の新型モデルを正式に発表しました。チップには「A17 Pro」を搭載し、「Apple Pencil Pro」に対応していることが特徴です。

↑新型iPad mini(画像提供/アップル)

 

前世代の「iPad mini(第6世代)」の「A15」チップからA17 Proに進化したことで、新型iPad miniはAI機能「Apple Intelligence」を使用可能。もちろん、A17 ProではCPUやGPU、Neural Engineの性能がパワーアップしています。

 

ディスプレイサイズは8.3インチで、前世代と変わりません。背面の1200万画素広角カメラは、ダイナミックレンジが拡張された写真を撮影できる「スマートHDR4」に対応。本体ストレージでは新たに512GBモデルが追加され、「Wi-Fi 6E」に対応しています。

 

Apple Pencil Proでは、スクイーズ(強く押した状態)や本体の回転を検知。また、ディスプレイに触れずに操作する「ホバー」機能もあります。

 

海外メディアのThe Vergeは新型iPad miniに関して、「AI時代に向けて歓迎すべきアップグレードだ。スピードやストレージも増している」と好意的に報じています。

 

新型iPad miniはすでに予約を開始しており、10月23日から販売が開始されます。価格は128GBモデルが7万8800円からで、本体カラーはスペースグレイ、ブルー、パープル、スターライトの4色。本体デザインこそ前世代から変わらないものの、パワフルかつ低価格なiPadとして活躍してくれそうです。

 

Source: アップル

次期「iPhone 17 Pro」シリーズ、バッテリーの修理がもっと簡単になる!?

2025年に発売される予定の「iPhone 17 Pro/Pro Max」には取り外しやすいバッテリーが採用されると、リーカーのMajin Bu氏が述べています。

↑もっと修理しやすくなりそう

 

従来のiPhoneでは、バッテリーの固定方法として接着剤が使用されており、分解のしやすさという意味で大きな課題となっていました。今年発売された「iPhone 16/16 Plus」では、接着剤に電流を流すことによりバッテリーが取り外せる新技術が採用されています。

 

Majin Bu氏によれば、iPhone 16/16 Plusと同じバッテリーの取り外し技術が、「iPhone 17/17 Air(仮称)/17 Pro/17 Pro Max」に導入されるとのこと。その裏付けとして、同アカウントは四つの異なるサイズのバッテリー部品の画像を公開しています。

 

バッテリーが取り外しやすくなることにより、iPhone 17シリーズでは分解修理やバッテリーの交換が容易になると予想されます。iPhone 17シリーズへの新技術の導入が楽しみです。

 

Source: MajinBu Official via MacRumors

アップル、スマートリングは作らない! その簡単な理由は…

アップルはスマートリングを発売する予定はないと、米ブルームバーグが報じています。

↑本社の形はリングだが…

 

アップルがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を発売するという報道は過去にあり、韓国紙のElectronic Timesは、そのデバイスは生体認証によりユーザーの健康情報を追跡できると報じていました。

 

しかし、ブルームバーグによれば、アップルはスマートリングを検討していたものの、積極的に開発しておらず、発売する予定もないと言います。

 

アップルは心拍数や睡眠情報が計測できるデバイスとしてスマートウォッチの「Apple Watch」を販売しています。これに加えてApple Ringが発売されると、お互いの売り上げを食い合う可能性があります。

 

Apple Watchは将来的に血圧や血糖値の計測が可能になると噂されています。アップルはそこに注力しているのかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

ホーム画面上でアプリをロックしたり非表示にする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「アプリをロックしたり非表示にする方法」です。

 

 

アップルは、iOS 18に標準機能としてアプリのロック機能を搭載しました。この機能を使えば、アプリを開く際にFace IDやTouch IDで認証したり、パスコードを入力しないと開くことができなくなります。メールやチャットツールなど他人に見られたくないアプリには、このロック機能を付加しておきましょう。

 

ロックするにはホーム画面上でアプリをロングタップ。クイックアクションメニューが表示されるので、そこから[Face IDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]を選びましょう。確認のダイアログが表示されるので[Face IDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]をタップ。Face IDやTouch IDで認証するとロック機能が有効になります。

 

ロックするだけではなくホーム画面から非表示にすることもできます。アプリをロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にする]もしくは[Touch IDを必要にする]を選んだ際にダイアログ内で[非表示にしてFace IDを必要にする]または[非表示にしてTouch IDを必要にする]を選んでみましょう。Face IDやTouch IDで認証後、非表示にするか確認の画面が表示されるので[アプリを非表示]をタップ。アプリのアイコンがホーム画面から消えます。

 

非表示にしたアプリを開きたいときは、ホーム画面の最後のページにあるアプリライブラリの画面まで進んで一番下の[非表示]のフォルダをタップ。認証されると非表示にしたアイコンが現れるのでタップして再度認証した後、アプリが開きます。単にロックするだけでなく使用しているアプリの存在も隠したい時に使いましょう。

 

また、ロック機能を無効にしたいときはアプリをロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にしない]もしくは[Touch IDを必要にしない]を選びましょう。認証が通ればロックが無効になります。

 

非表示にしたアプリも、再度ロングタップしてクイックアクションメニューから[FaceIDを必要にしない]もしくは[Touch IDを必要にしない]を選べばロックは無効になりますが、ホーム画面には戻ってきません。アプリライブラリでロングタップして[ホーム画面に追加]で再表示しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「Apple Watch Series 10」をiFixitが分解! 修理しやすさは…

本体が大幅に薄型化と軽量化した「Apple Watch Series 10」。分解レポートでおなじみのiFixitがその内部構造を詳細に報告しています。

↑修理は容易ではない(画像提供/iFixit/YouTube)

 

iFixitによれば、Apple Watch Series 10は本体に密閉ケースを採用しているとのこと。これにより、センサー部品に影響を与えることなく薄型化をすることが可能になりました。しかしその一方、その内部にアクセスすることは非常に困難です。

 

Apple Watch Series 10には327mAhのバッテリーが内蔵されています。「iPhone 16」シリーズでは新たな接着剤が採用されていますが、Apple Watch Series 10では従来と変わらない接着剤が使用されています。

 

Apple Watch Series 10では、画面の視野角が広がったことがアピールされていました。しかしiFixitによれば、ディスプレイに関しては「Apple Watch Series 9」からの変更点は確認できなかったそう。

 

Apple Watch Series 10はバッテリーにアクセスして、底部のガラスを交換するのが非常に難しいため、修理容易度のスコアは3/10とiFixitは評価しています。

 

Source: iFixit/YouTube via MacRumors

純正ソフトのユーザガイドを素早く閲覧する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「純正ソフトのユーザガイドを素早く閲覧する方法」です。

 

 

Macでは、純正ソフトの使用中に、メニューバーの「ヘルプ」から、各ソフトの使い方を解説したユーザガイドを開くことができます。しかし、よく参照するユーザガイドをその都度たどるのは少し面倒ですよね。そこで今回は、そんなユーザガイドを素早く開く方法を2つ解説します。

 

まず、ユーザガイドをSafariの「リーディングリスト」に登録する方法です。

 

 

該当のソフトを開いた状態で、メニューバーから「ヘルプ」を選んでユーザガイドを開きます。続いて、ウインドウ右上にある共有ボタンをクリックし「リーディングリストに追加」を選択。すると、ユーザガイドがSafariのリーディングリストに追加されます。

 

こうすることで、ユーザガイドを参照したいときにSafariを起動すればすぐにリーディングリストからアクセスすることが可能です。

 

もう1つは、ユーザガイドをPDF化する方法です。

 

 

保存したいユーザガイドを開いたら、メニューバーの「ファイル」から「プリント」を選択。次に、ポップアップ画面下部の「PDF」をクリックし、保存場所を指定したら「保存」をクリックしましょう。すると、そのページがPDFとして書き出されます。

 

ただし、青文字で書かれたリンク先のページは、オフライン状態では閲覧することができません。オフラインで閲覧できるのはPDFで保存したページのみですので、その点には注意しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

次期「iPad mini」、ヒットの予感がする理由とは?

11月1日に発表される可能性がある次期「iPad mini」。海外メディアのMacRumorsがまとめた、そのアップデート内容を紹介しましょう。

↑新モデルに期待

 

次期iPad miniは、現行モデルのiPad mini(iPad mini 6)と同じデザインであり、8.3インチディスプレイを引き続き搭載するとのこと。ただし、画面スクロールの不具合が解決されるとの情報もあります。

 

チップに関しては、「iPhone 15 Pro」と同じ「A17 Pro」か「iPhone 16」の「A18」が搭載される模様。これにより、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応します。

 

前面カメラは縦向きではなく横向き方向に搭載され、背面カメラは「HDR 4」のサポートや、より幅広い絞りなどのアップグレードがあるそう。無線通信機能では「Wi-Fi 6E」「Bluetooth 5.3」をサポート。また、「Apple Pencil Pro」が使えるようになると言われています。

 

次期iPad miniはスペースグレイ/スターライト/ピンク/パープルの4色が登場し、11月上旬の発売が期待されています。ほぼ最新スペックにアップデートされる次期iPad miniは、人気モデルとなる予感がします。

 

Source: MacRumors

発売目前の「M4搭載Mac」、ベンチマークで性能の高さが明らかに!

アップルが近日中にリリースすると思われる、「M4」チップを搭載したMacのベンチマークスコアが、Geekbenchに投稿されています。

↑M4はよさそうだ

 

M4はアップルの最新チップで、すでに現行モデルの「iPad Pro」に搭載されています。最近ではM4を搭載した「次期MacBook Pro」とされるパソコンの開封動画が投稿されました。

 

Geekbenchに投稿された「Mac16, 1」とされるM4 Macは10コアCPUが搭載されており、シングルスコアは3864でマルチスコアは15288でした。9コアCPUを搭載したM4 iPad Proのシングルスコアは3647、マルチスコアは13135なので、性能が向上していることがわかります。

 

8コアCPUを搭載した「M3」チップと比較すると、M4はシングルコアで26.7%、マルチコアで30.6%もパワーアップ。なお、M3を搭載した「iMac」はシングルスコアが3048、マルチスコアは11708でした。

 

GPU性能の目安となる「Metal」のスコアは、M4 Macが57603を記録。M4 iPad Proの53374から着実に性能を伸ばしています。

 

今回Geekbenchに登場したM4は標準モデルのM4で、次期Mac miniや14インチMacBook Proへの搭載が期待されています。さらにハイエンドなMac miniやMacBook Proには、より高速な「M4 Pro」「M4 Max」が搭載されることでしょう。M4チップでパワーアップしたMacシリーズ、早く登場してほしいですね。

 

Source: Geekbench Browser via MacRumors

本物? M4搭載の新型「MacBook Pro」の開封動画が出現

発売前の「M4」を搭載した新型「MacBook Pro」とされるコンピューターの開封動画を、YouTubeチャンネルのWylsacomが公開しました。

↑一足先に新型MacBook Pro(?)を開封(画像提供/Wylsacom/YouTube)

 

フェイスブックのプライベートグループで販売されていた、今回のM4 MacBook Pro。信憑性は不明ですが、そのパッケージには詳細なスペック情報が記載されています。

 

14インチの新型MacBook Proは、10コアCPUのM4を搭載。8コアCPUの「M3」から強化されています。Geekbench 6のベンチマーク結果によれば、M4はM3と比較して最大25%高速になっているとのこと。

 

14インチの新型MacBook Proの最小RAM容量は、16GBからスタート。本体には3つのThunderbolt 4ポートを搭載しています。ベース仕様の14インチモデルでも「スペースブラック」のカラーリングが選択可能。

 

米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は、M4 MacBook Proが10月下旬に発表され、一部モデルは11月1日に発売されると報告しています。今回のM4 MacBook Proが本物かどうかを断言することはできませんが、発売は近づいているようです。

 

Source: Wylsacom/YouTube via MacRumors

「Mac Studio/Pro」と「AirTag」、次期モデルのリリース時期が判明!?

アップルの「Mac Studio」「Mac Pro」「次期AirTag」の次期モデルのリリース時期について、米ブルームバーグが詳細に報じています。

↑新しいMacシリーズはこれから続々出てくる(画像はMac Mini)

 

その報道によれば、次期Mac Studioは2025年6月のWWDCでデビューし、同年半ばに発売される可能性があるそう。一方、Mac Proは2025年後半に発売されるようです。次期Mac StudioとMac Proはどちらも、まだ発表されていない「M4 Ultra」チップを搭載するとのこと。

 

次期AirTagは、2025年前半に発表される予定と言います。次期AirTagは新型チップを搭載することで、位置追跡機能が向上するそう。これは「iPhone 15」以降で採用されている第2世代の「超広帯域(UWB)」チップに相当しそうです。

 

著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、次期AirTagがアップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」と統合される可能性を以前に指摘していましたが、それについては今回報告されていません。

 

M4を採用したアップル製品は今年5月に「iPad Pro」が発売されており、年内にはM4を搭載した「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」のリリースが期待されています。よりパワフルなMacシリーズが次々と登場しそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors 1, 2

アップルの最新版OS、Xboxコントローラーと有線接続が可能に!

最新の「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」において、Xboxコントローラーを有線接続して使用することが可能になったと、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑アップルのデバイスに有線接続できる

 

これまで、アップルのデバイスにはXboxやPlayStationのコントローラーをBluetooth経由で接続することができましたが、有線接続はPlayStationのコントローラーでしか利用できませんでした。

 

MacRumorsによれば、最新のiOSやmacOSでは「カスタムUSBプロトコル」をサポートしたことにより、Xboxのコントローラーを有線接続することが可能になったとのこと。Lightningポートを搭載したiPhoneやiPadでは、「Lightning – USB カメラアダプタ」を使用する必要があります。

 

Xboxのコントローラーを有線接続できるようになることで、ゲームプレイ中の遅延を嫌うゲーマーや、有線接続しかできないコントローラーを持っている方には、歓迎されるアップデートとなりそうです。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone SE」、革新的な通信チップまで搭載!?

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」に、5G通信だけでなくWi-FiやBluetooth、GPSをまとめた「オールインワン5Gモデム」が搭載されると、9to5Macが報じています。

↑次期モデルにますます期待が膨らむ

 

アップルが独自の5Gモデムの開発に取り組んでいることは以前から報じられていました。9to5Macによれば、次期iPhone SEに搭載される5Gモデム「Centauri(コードネーム)」では、Wi-FiやBluetooth、GPSといった別々の部品が必要なくなるというのです。

 

さらに、次期iPhone SEには「A18」チップが搭載され、AI機能「Apple Intelligence」に対応すると報じられています。また、Apple Intelligenceの動作に必要な8GBのRAMも搭載されるようです。

 

台湾のDigiTimes紙によれば、アップルは次期iPhone SEに搭載される有機ELディスプレイの調達を開始したとのこと。次期iPhone SEでは、現行モデルの4.7インチから6.1インチに画面が大型化し、物理ホームボタンのかわりに顔認証機能「Face ID」を搭載すると噂されています。

 

本体デザインからスペックまで、大きく進化しそうな次期iPhone SE。現行モデルと同じように、コストパフォーマンスに優れるモデルとして投入されてほしいものです。

 

Source: 9to5Mac, DigiTimes via MacRumors 1, 2

「Apple Intelligence」、いよいよ10月28日のiOS 18.1で解禁?

AI機能「Apple Intelligence」に対応した「iOS 18.1」が10月28日にリリースされると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者が報じています。

↑AIのブレイクスルーになるか?

 

Apple Intelligenceは先日配信された「iOS 18」に搭載されず、10月のiOS 18.1でのリリースが予定されていました。

 

しかし、同記者によれば、iOS 18.1のリリースは予定より遅くなっているとのこと。これは、アップルがスムーズなリリースを実現し、増加するトラフィックに備えてAIクラウドサーバーを準備するために、時間をより多く費やしていることが原因とされています。

 

Apple Intelligenceはまず、「iPhone 15 Pro/Pro Max」と「iPhone 16」シリーズに一部機能がリリースされます。12月にリリースされる「iOS 18.2」では、「ChatGPT」のサポートなど高度な機能が展開される予定。音声アシスタント「Siri」の全面的な刷新は2025年初頭が予定されています。

 

テック業界の競合他社から遅れて登場するApple Intelligence。どれくらいの完成度になっているか注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「M4搭載Mac」と次期「iPad mini」、11月1日に発売!?

アップルが「M4」チップを搭載したMacや次期「iPad mini(iPad mini 7)」を11月1日に発売すると、米ブルームバーグが報じています。

↑もうすぐ新モデルが続々登場?

 

M4は今年5月に発売された「iPad Pro」に初めて搭載されたチップで、第2世代の3nmプロセスを採用することによって性能の向上と消費電力の削減を実現。人工知能処理も強化されており、AI機能「Apple Intelligence」に対応しています。

 

ブルームバーグによれば、アップルはM4を搭載した低価格の14インチMacBook Proと、M4 Pro/M4 Maxを搭載したハイエンドな14インチ/16インチのMacBook Proを用意しているとのこと。また、M4/M4 Proを搭載したMac miniや、M4を搭載したiMacも準備されています。

 

また、刷新された次期iPad miniも11月初旬に発売される可能性があるとのこと。2021年に再設計された同タブレットにとって久々のアップデートとなりそうです。

 

さらに、2025年の前半には、M4を搭載した13インチ/15インチのMacBook Air、そしてApple Intelligenceに対応した次期「iPhone SE」、新型Magic Keyboardが付属する11インチ/13インチの「iPad Air」が投入されるとも言います。

 

Macのハイエンドモデルの刷新はもう少し後になるようで、M4を搭載した「Mac Studio」および「Mac Pro」の登場は2025年半ば以降になるようです。M4チップの搭載により、ますますパワーアップしたMacが楽しみです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirPods Pro」、現行モデルよりはるかに優れたノイキャン機能を搭載!?

現行モデルの登場からすでに2年が登場している、アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」。次期モデル(AirPods Pro 3)で予想されるアップグレードをMacRumorsがまとめているので紹介しましょう。

↑もっとすごい没入感に期待

 

次期AirPods Proでは、イヤホン本体と充電ケースのデザインが両方とも変更されるようです。より高速なオーディオチップが搭載され、オーディオ品質が改善されるそう。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は現行モデルに比べて「はるかに優れている」と言われています。

 

ヘルスケア機能に関しては、次期AirPods Proでは新しいセンサーを搭載することで、イヤホンが外耳道内で体温を測定することが可能。

 

将来的には、2026年モデルのAirPodsで赤外線カメラが搭載されるとのこと。空間コンピューター「Apple Vision Pro」と組み合わせることで、空間オーディオ体験が向上します。

 

ハイエンドなワイヤレスイヤホン市場で、圧倒的な強さを見せるAirPods Pro。次期モデルの進化が楽しみです。

 

Source: MacRumors

次期「iPhone SE」に期待大! 最新の機能を惜しげもなく搭載か

2025年春の発売が期待されている次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」。その詳細について海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑かなりお買い得かも

 

次期iPhone SEの最大の変更点はデザインであり、「iPhone 14」を彷彿とさせる外観になる見込みです。ディスプレイは4.7インチから6.1インチに大型化し、画面の上部には顔認証機能「Face ID」を搭載。フルスクリーンデザインになるため、物理的なホームボタンがなくなります。

 

チップには「iPhone 16」と同じ、「A18」を搭載。RAMも4GBから8GBに増量されます。背面カメラは1200万画素から4800万画素にアップグレードされ、アップル設計の5Gモデムを搭載。下部のLightningポートはUSB-Cポートに変更され、アクションボタンが採用されます。

 

チップやRAMが増強されたことにより、次期iPhone SEは人工知能機能「Apple Intelligence」に対応。販売価格は400ドル〜500ドル(約5万9000円〜7万3000円※)の間になる模様です。

※1ドル=約146.6円で換算(2024年10月4日現在)

 

iPhone 14の外観にiPhone 15/16相当の最新機能を盛り込むことになりそうな、次期iPhone SE。登場すれば、かなりの人気モデルとなりそうです。

 

Source: MacRumors

M4チップ搭載の新型「Mac」シリーズ、年内に発売か!?

「M4」チップを搭載した新型の「iMac」「MacBook Pro」「Mac mini」が今年発売されると、米ブルームバーグが報じています。

↑M4チップ版のデビューはもうすぐ?

 

ブルームバーグによれば、次期iMacにはM4チップが搭載されるものの、本体のデザインは変更されないとのこと。周辺機器の「Magic Keyboard」「Magic Mouse」「Magic Trackpad」にUSB-Cポートが搭載されるかどうかは現時点で不明です。

 

次期MacBook Proでは、14インチおよび16インチモデルにおいて「M4」「M4 Pro」「M4 Max」を搭載した新製品が登場するとされています。こちらも本体デザインは変更されない模様。有機ELディスプレイや薄型デザインへの移行は、2026年以降になりそうです。

 

一方、次期Mac miniにはM4/M4 Proチップが搭載され、セットトップボックス「Apple TV 4K」とほぼ同じサイズになると言われています。本体からはUSB-Aポートがなくなり、5個のUSB-Cポートが搭載される見込みです。

 

M4は「iPad Pro」にすでに搭載されており、「M2よりも最大1.5倍高速なCPU」「M2より最大4倍高速なGPUレンダリング」をうたっています。その上位モデルとなるM4 ProやM4 Maxのパフォーマンスにも期待です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

えぇー!?「iPhone 16 Pro Max」の有線充電速度は45Wに達していなかった…

「iPhone 16 Pro Max」の有線接続での充電速度が、以前に噂されていた45Wに達していないと、ChargerLABが報告しています。

↑45Wの噂はハズレ(画像提供/アップル)

 

iPhone 16シリーズの有線充電速度が45Wになるとの情報は、中国の認証機関経由の情報により報告されていました。アップルはiPhone 16シリーズの充電速度を公表していませんが、「20Wかそれ以上のアダプタに接続することで、約30分で最大50%の充電が可能だ」とうたっています。

 

今回、ChargerLABが検証したところ、iPhone 16 Pro Maxの有線充電速度は約30Wでした。これは「iPhone 15 Pro」の27Wの有線充電速度からあまり変わっていません。また、純正の「140W USB-C 電源アダプタ」に接続したところ、37Wの充電が一時的に可能だったと言います。

 

その一方、海外メディアのPhoneArenaのレビューでは、iPhone 16の有線充電速度が最大37Wに到達。しかし、これは「ベンチマークテストやゲームプレイなど、非常に負荷がかかったとき」に限られていたそうです。

 

予想に反して、45Wに達していないiPhone 16シリーズの有線充電速度。充電速度より安全性を重視したスペック設計になっているのかもしれません。

 

Source: ChargerLAB via MacRumors

次期「iPhone SE」と「iPad Air」、2025年初めに登場?

アップルが、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応した次期「iPhone SE」や「iPad Air」を2025年初めに発売すると、米ブルームバーグが報じています。

↑新モデルに期待

 

その報道によれば、次期iPhone SEは「iPhone 14」と同じデザインで、顔認証機能「FaceID」を実現するフルスクリーンディスプレイを搭載するとのこと。「iPhone 15 Pro/Pro Max」や「iPhone 16」シリーズと同様に、Apple Intelligenceに対応すると言います。

 

一方、次期iPad Airは内部スペックが刷新されるとのこと。「iPad Pro」の「Magic Keyboard」の機能を一部搭載した新しいMagic Keyboardが、11インチモデルと13インチモデルの両方に登場するとされています。

 

アップルはこれまで、3月〜4月にかけてiPhone SEやiPad Airの新モデルを発表してきました。次期iPhone SEやiPad Airも、同時期のバーチャルイベントやプレスリリースで発表される可能性があります。iPhone SEは2022年以来アップデートが行われていないので、登場すれば特に注目を集めそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、Apple Intelligence搭載のスマートホームデバイスを来年投入か

アップルが「iPad」のようなディスプレイを搭載したスマートホーム製品を2025年に少なくとも1モデル投入すると、複数の海外メディアが報じています。

↑ついに来年デビューか(画像提供/MacRumors)

 

米ブルームバーグによれば、アップルのスマートホーム製品は2モデルが存在するとのこと。ハイエンドモデル「J595」はiPadのようなディスプレイを搭載し、カレンダーやメモ、ホームなどのアプリが実行できるそうです。また、ローエンドモデル「J490」は「スマートディスプレイ」として設計されています。

 

アップルのスマートホーム製品については以前から噂があり、プロトタイプのデザインでは「HomePod」にロボットアームでiPadを取り付けたようなものになるとされていました。ブルームバーグによれば、アップルのスマートホーム製品はどちらもAI機能「Apple Intelligence」をサポートするそう。ハイエンドモデルの価格は1000ドル(約15万円※)を超えると言います。

※1ドル=約147円で換算(2024年10月3日現在)

 

さらに、海外メディアの9to5Macは、ローエンドのスマートディスプレイ製品には「正方形のディスプレイ」が搭載されると同時に、Apple Intelligenceを実行するために「A18」チップも導入されると報じています。本体に搭載したカメラはハンドジェスチャーを認識する一方、音声による操作も可能です。

 

アップルはスマートホーム製品としてHomePodや「Apple TV 4K」を販売していますが、新たな製品はこれらをひとまとめにしたプロダクトになる模様。私たちの暮らしを便利にする製品に仕上がっているのかどうか、来年に注目です。

 

Source: MacRumors 1, 2

ショートカットをロック画面ウィジェットに追加する【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマはショートカットをロック画面ウィジェットに追加するです。

 

 

みなさん、ショートカットは活用していますか? ショートカットとは、iPhoneの基本的な機能や操作などを自動化して、ワンタップで実行できるようにしてくれる便利な機能です。ショートカットを使えば、自宅までの帰路を調べたり、何時ごろに帰れるかを家族に連絡したりがワンタップで行えます。

 

通常はホーム画面から「ショートカット」アプリを開いて、作成してあるショートカットを選ぶのですが、そんな面倒な手順を踏まなくてもホーム画面に追加すればワンタップで実行できます。でも、もっと素早くショートカットを実行できるのをご存知ですか? それが今回紹介する、ロック画面にウィジェットとして登録する方法です。これならロック画面から一発でウィジェットを実行できます。

 

手順は簡単。ロック画面を長押しして[カスタマイズ]をタップしてロック画面をタップ。もしくは[設定]から[壁紙]を選んで現在の壁紙からロック画面をタップしてロック画面のカスタマイズ画面を表示します。

 

 

次に時刻表示の下にある枠をタップしたら「ウィジェットを追加」のシートから[ショートカット]を選んでアイコンをタップしましょう。枠内に追加されたショートカットのアイコンをタップすると、「ショートカット」アプリに登録してあるショートカットがリストアップされるので、実行したいショートカットを選びましょう。ショートカットのシートの[×]をタップ、ウィジェットを追加のシートに戻ったら[×]をタップ。最後に画面右上の[完了]をタップします。

 

こうすればホーム画面に切り替えなくてもロック画面から即、ショートカットが実行できます。ロック画面には4つまでウィジェットを追加できるので、よく使うショートカットを登録しておくと便利です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「大画面のiMac」、復活の可能性はどれくらいある?

長らく製品が投入されない「大画面iMac」。新製品が登場する可能性はどれくらいあるのか? 海外テックメディアのMacRumorsが検討しています。

↑いつ戻ってくる?

 

現在、アップルは24インチディスプレイと「M3」チップを搭載したiMacを販売しています。過去には27インチディスプレイを搭載したiMacや、上位モデルの「iMac Pro」を販売していたこともありました。

 

2023年11月、アップルは新しい27インチのiMacをリリースする予定はないと明かしました。しかし、米ブルームバーグや著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は、アップルが32インチディスプレイを搭載したiMacを開発しており、2024年後半か2025年に発売する予定だと報告しているのです。

 

クオ氏によれば、大画面iMacにはミニLEDディスプレイが搭載され、明るさやコントラスト比が向上するとのこと。一方、ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurman)記者は「アップルは大画面iMacを検討しているが、それが『M4』チップを搭載しているのか、あるいは翌年以降に登場するのかは不明だ」と今年8月に伝えているのです。

 

このような情報をまとめると、大画面iMacは開発されているものの、リリースに関するタイムスケジュールは不明ということになります。淡い期待を抱きながら、新しい情報を待つことにしましょう。

 

Source: MacRumors

廉価版「Apple Vision Pro」、ディスプレイの解像度は現行モデルの半分以下!?

アップルが「Apple Vision Pro」の廉価版に低解像度ディスプレイの使用を検討していると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑スペック半減?

 

Vision Proは両目に合計2300万ピクセルの超高解像度なmicro-OLEDディスプレイを搭載し、美しいVR/MR表示を可能にしています。本体には「M2」チップと「R1」チップ、12個のカメラ、5個のセンサー、6個のマイクを搭載するなど、ハイエンドな作りになっています。

 

DigiTimesによれば、廉価版のVision Proではピクセル密度が1500PPIのOLED(有機EL)ディスプレイを搭載するとのこと。このディスプレイの提供は、日本のジャパンディスプレイ(JDI)やサムスンディスプレイ(SDC)などが検討していると言います。

 

現行のVision Proではmicro-OLEDディスプレイのピクセル密度は3391PPIなので、廉価版のスペックはその半分以下になります。本体価格を下げることができるはずですが……。

 

米ブルームバーグは今年6月、廉価版のVision ProはiPhoneやMacと接続することが可能で、本体スペックをより下げることができると報じていました。さらに視野角が狭くなり、アバター機能「EyeSight」は削減され、本体は軽量化すると言います。

 

DitiTimesによれば、廉価版の量産は2〜3年後になるとのこと。それまでに、現行モデルのApple Vision Proの勢いが衰えてしまわないか、若干心配でもあります。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

価格差5万円越え!? iPhone16シリーズはどこでお得に買えるのか

毎年秋の恒例行事となった新型iPhoneの発売。今年は9月20日に「iPhone 16シリーズ」が発売されました。

 

新SoCであるApple A18の搭載や、人工知能プラットフォーム「Apple Intelligence」への対応など、機能面も気になるところですが、第一にチェックしたいのはやはり価格でしょう。

 

ここでは、Apple公式を始めとするさまざまな販売窓口の価格を一覧で確認していきます。

 

iPhone 16シリーズは大きく分けて4機種

Appleのサイトから

 

iPhone 16シリーズとして新たに加わったのは、「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」の4機種。さらにそれぞれの機種に、128GBや256GBなど、異なるストレージを採用するモデルをラインナップしています。

 

販売窓口は、Apple Store、大手通信キャリア、家電量販店などとなっており、それぞれで価格や割引が異なります。

 

本記事では、オンラインで購入する場合の一括購入価格を比較するとともに、キャリアの乗り換え割を適用させた場合の価格も比較していきます。ただし、2年程度でiPhoneを返却することを前提とした「端末購入プログラム」や、下取りサービスを利用した場合の金額は取り上げません。シンプルに「結局いくらで購入できるのか?」を比較していきましょう。

 

iPhone 16、キャリアの乗り換え割は最大2万円超だが……

はじめに、ベーシックな機種である「iPhone 16」を比較します。この機種のストレージ容量は、128GB・256GB・512GBの3モデルが用意されています。

 

iPhone 16価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

128GB 12万4800円
256GB 13万9800円
512GB 16万9800円
ドコモ

オンラインショップ

128GB 14万5200円 13万9700円

┗5G WELCOME割:5500円割引

256GB 17万2810円 16万7310円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 21万1640円 20万6140円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

128GB 14万6000円 14万500円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

256GB 16万9500円 16万4000円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 20万9700円 20万4200円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

128GB 14万5440円
256GB 17万1360円 14万9376円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 21万1680円 18万9696円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 128GB 14万1700円 実質12万9700円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

256GB 16万1800円 実質14万9800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 20万1800円 実質18万9800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

128GB 12万4800円 実質12万3552円

┗1%ポイント還元:1248ポイント

256GB 13万9800円 実質13万8402円

┗1%ポイント還元:1398ポイント

512GB 16万9800円 実質16万8102円

┗1%ポイント還元:1698ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

まず、公式のApple Storeオンラインの価格を見てみると、最安値の128GBが12万4800円(税込、以下同)となっています。これは、前モデルiPhone 15の発売時価格と同額で、値上げは回避された形となりました。

 

続いて、大手通信キャリアでの販売価格を見てみましょう。iPhone 16シリーズはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社とも販売を行っており、それぞれ価格や他社からの乗り換え割引金額が異なります。

 

4社のうち、一括価格がもっとも安いのは楽天モバイルです。さらに「初めての契約」や「他社からの乗り換え」などの条件を満たせば、楽天ポイントが最大で1万2000ポイント還元されます。

 

他社からの乗り換え割引がもっとも大きいのはソフトバンクです。128GBこそ対象外なものの、その他のモデルは一律に2万1984円の割引が適用されます。しかし楽天モバイル・ソフトバンクともに、割引を最大限適用してもなお、Apple Storeオンラインよりも1万円以上の高価格となっています。ドコモやauはもっと高価で、2万円以上高いケースもあることには注意が必要でしょう。

 

一方、注目したいのは家電量販店のオンラインストアでSIMフリーのiPhone 16を購入する方法です。今回はヨドバシ.comとビックカメラ.comの価格を調査しましたが、どちらもApple Storeオンラインと同価格で各モデルを販売しています。さらに1%のポイントが還元されるぶん、Apple Storeよりもお得に買うことが可能です。

 

大画面版のiPhone 16 Plusは約14万円~

iPhone 16 Plusは、iPhone 16の大画面版と位置づけられているモデルです。画面サイズは6.1インチから6.7インチに拡大されており、動画を迫力のある画面で楽しめます。

 

また、バッテリー駆動時間も向上しており、iPhone 16が「最大22時間のビデオ再生」に対し、iPhone 16 Plusは「最大27時間のビデオ再生」が可能となっています。iPhoneで動画をよく見るのなら、こちらを検討しても良いでしょう。

 

価格一覧は下表のとおりで、最低価格はiPhone 16より1万5000円高い13万9800円から。iPhone 16と同様にキャリアで購入するよりも、Apple Storeオンライン、または家電量販店のオンラインストアで購入する方法がおすすめです。

 

iPhone 16 Plus 価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

128GB 13万9800円
256GB 15万4800円
512GB 18万4800円
ドコモ

オンラインショップ

128GB 16万8410円 16万2910円

┗5G WELCOME割:5500円割引

256GB 19万80円 18万4580円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 23万1000円 22万5500円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

128GB 16万6200円 16万700円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

256GB 18万7600円 18万2100円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 22万8000円 22万2500円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

128GB 16万7760円 14万5776円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

256GB 18万9360円 16万7376円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 22万9680円 20万7696円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 128GB 15万8800円 実質14万6800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

256GB 18万800円 実質16万8800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 21万8900円 実質20万6900円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

128GB 13万9800円 実質13万8402円

┗1%ポイント還元:1398ポイント

256GB 15万4800円 実質15万3252円

┗1%ポイント還元:1548ポイント

512GB 18万4800円 実質18万2952円

┗1%ポイント還元:1848ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

iPhone 16 Proはストレージ違いが4種ラインナップ

Appleのサイトから

 

iPhone 16の上位版にあたる機種がiPhone 16 Proです。現行最上位のチップA18 Proを搭載するほか、カメラ性能なども向上したモデルとなっています。また、この機種のみストレージ容量が128GB、256GB、512GB、1TBの計4モデル用意されていることも特徴です。

 

Apple Storeオンラインでの価格は、128GBでも15万9800円。1TBの場合は23万4800円と、かなり高額となっています。キャリアの販売価格はさらに高く、ドコモの場合、1TBの価格が28万6330円(割引適用後)で、Apple Storeオンラインと約5万円の価格差が生じていることに注意が必要です。

 

購入はApple Storeオンラインか、家電量販店のオンラインストアがおすすめです。

 

iPhone 16 Pro 価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

128GB 15万9800円
256GB 17万4800円
512GB 20万4800円
1TB 23万4800円
ドコモ

オンラインショップ

128GB 19万2830円 18万7330円

┗5G WELCOME割:5500円割引

256GB 21万8790円 21万3290円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 25万5090円 24万9590円

┗5G WELCOME割:5500円割引

1TB 29万1830円 28万6330円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

128GB 18万8600円 18万3100円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

256GB 21万4700円 20万9200円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 25万1300円 24万5800円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

1TB 28万8200円 28万2700円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

128GB 18万8640円 16万6656円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

256GB 21万8160円 19万6176円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 25万4160円 23万2176円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

1TB 28万8000円 26万6016円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 128GB 18万1800円 実質16万9800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

256GB 20万5800円 実質19万3800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 24万2800円 実質23万800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

1TB 27万8800円 実質26万6800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

128GB 15万9800円 実質15万8202円

┗1%ポイント還元:1598ポイント

256GB 17万4800円 実質17万3052円

┗1%ポイント還元:1748ポイント

512GB 20万4800円 実質20万2752円

┗1%ポイント還元:2048ポイント

1TB 23万4800円 実質23万2452円

┗1%ポイント還元:2348ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

iPhone 16 Pro Maxは販売価格が30万円に迫る

iPhone 16 Proの画面サイズは6.3インチと比較的大画面ですが、それよりも更に大きい6.9インチのモデルがiPhone 16 Pro Maxです。画面サイズの他に、バッテリー駆動時間もiPhone 16 Proより向上していることが特徴と言えるでしょう。ラインナップは256GB、512GB、1TBの3種類で、このモデルには128GBが用意されていません。

 

最上位モデルにあたる本機種は、Apple Storeオンラインでの購入価格も高額で、約19万円から25万円となっています。キャリアでの販売価格は更に高くなっており、30万円に迫る結果となりました。

 

iPhone 16 Pro Max 価格比較表

販売窓口 容量 一括購入価格 乗り換え割引&ポイント還元適用価格
Apple Store

オンライン

256GB 18万9800円
512GB 21万9800円
1TB 24万9800円
ドコモ

オンラインショップ

256GB 23万1440円 22万6940円

┗5G WELCOME割:5500円割引

512GB 27万3680円 26万8180円

┗5G WELCOME割:5500円割引

1TB 29万9310円 29万3810円

┗5G WELCOME割:5500円割引

au

オンラインショップ

256GB 23万3000円 22万7500円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

512GB 26万9800円 26万4300円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

1TB 29万6500円 29万1000円

┗au Online Shop お得割:5500円割引

ソフトバンク

オンラインショップ

256GB 23万6160円 21万4176円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

512GB 27万2880円 25万896円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

1TB 29万5920円 27万3936円

┗オンラインショップ割:2万1984円割引

楽天モバイル 256GB 22万4800円 実質21万2800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

512GB 26万800円 実質24万8800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

1TB 28万6800円 実質27万4800円

┗対象製品購入&初めてプラン申し込み:6000ポイント

┗初めてプラン申し込み&他社から乗り換え:6000ポイント

・ヨドバシ.com

・ビックカメラ.com

など

256GB 18万9800円 実質18万7902円

┗1%ポイント還元:1898ポイント

512GB 21万9800円 実質21万7602円

┗1%ポイント還元:2198ポイント

1TB 24万9800円 実質24万7302円

┗1%ポイント還元:2498ポイント

※価格は税込 ※2024年9月23日時点

 

購入経路はApple Storeオンラインか家電量販店が狙い目

先日発売されたGoogle Pixel 9シリーズなどは、キャリアの乗り換え割引を適用すると、Googleストアよりも安価に購入できるケースがありました(参考記事)

 

ところが、ここまで解説してきたとおり、iPhone 16の場合はApple Storeとキャリアの販売価格に大きな差があります。結果として、キャリアの乗り換え割引を適用させてもなお、Apple Storeのほうが大幅に安価に購入可能となっています。今後、キャリアが値下げや乗り換え割引の増額などを行う可能性もありますが、基本的にはApple Storeで購入するのが無難と言えるでしょう。

 

そのほかの販売ルートとしては、家電量販店がおすすめです。こちらは基本的にApple Storeオンラインと販売価格が同じように設定されている上、店舗のポイント還元があるので、実質1000~2000円ほどお得に購入できます。ただし、発売当初から多くのモデルで欠品が相次いでいるほか、すでに終売となっているものがあるため、好きなタイミングで購入するのは難しいかもしれません。

 

以上のように、iPhone 16は最低価格でも12万超えで、キャリアの大きな割引も期待できない状況です。あくまでも価格やコスパを重視するなら、iPhone 16の発売にともない値下げが行われたiPhone 15をチェックしてみても良いでしょう。

「iPhone 16」標準モデル、バッテリーの取り外しに新しい方法を導入!

先日発売された「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」では電気を流してバッテリーを取り外すことになると、分解レポートで有名なiFixitが報告しています。

↑電流でバッテリーを取り外す(画像提供/iFixit/YouTube)

 

これまでのiPhoneでは、バッテリーは粘着剤により固定されていました。これを剥がすのが、修理の際の手間となっていたのです。上位モデルの「iPhone 16 Pro」「iPhone 16 Pro Max」では、引き続きバッテリーの固定に粘着剤が使用されています。

 

しかし、iPhone 16/16 Plusでは、9V乾電池などの低電圧の電流を使用してバッテリーを取り外します。

 

具体的にはワニ口クリップを9V乾電池の取り付け、プラスクリップをバッテリーの銀色のタブに接続し、マイナスクリップをスピーカーモジュールの右下のアースネジに接続します。90秒ほど経つと接着剤が剥がれ、バッテリーをiPhoneから簡単に取り外すことができるのです。

 

iFixitは、iPhone 16/16 Plusは「これまでで最も修理しやすいiPhoneだ」と述べ、修理しやすさのスコアは10点満点中7点であると高く評価しているのです。

 

電流でバッテリーを外すという、新たな手法を導入したiPhone 16/16 Plus。この方式が全てのiPhoneに採用されることに期待です。

 

Source: iFixit via MacRumors

iPhone 16の「カメラコントロール」、自撮りもできるように

「iPhone 16」シリーズに搭載されたカメラボタンの「カメラコントロール」で、今後は自撮り(セルフィー)が可能になることがベータ版から判明しました。

↑自撮りも簡単

 

カメラコントロールでは、カメラを起動して写真を撮影したり、ビデオを撮影したりすることができます。さらに指をスライドさせることで、写真の構図やズーム、露出、被写界深度などを調整することが可能です。

 

「iOS 18.1」のベータ5から発見された情報によれば、カメラコントロールをスライドしてレンズを切り替えて人物アイコンを選択することで、前面の自撮りカメラが使用できるそう。物理的なボタン操作で背面カメラと前面カメラが切り替えられるのは、なかなか便利です。

 

カメラコントロールに別の設定を割り当てている場合は、カメラアプリを開いてカメラコントロールを有効にし、画面をタップしてツールを切り替える必要があります。自撮りカメラとレンズを切り替える設定は「カメラ」の見出しの下にあります。

 

iOS 18.1より以前は、このジェスチャーでは0.5倍、1倍、2倍、5倍(Proモデルのみ)の背面カメラを切り替えることができました。今後も、カメラコントロールのジェスチャーがさらに拡張されることに期待です。

 

Source: MacRumors

「AirPods Pro 2」の補聴器機能、セットアップが判明!

アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」に今後追加されるヒアリング補助機能(補聴器機能)。そのセットアップの詳細が「iOS 18.1」のベータ版から判明しています。

↑ヒアリング補助機能のセットアップ画面(画像提供/MacRumors)

 

AirPods Pro 2のヒアリング補助機能は、イヤホンのマイクで周囲の音を拾い増幅することで、「軽度から中程度の難聴が認められる方向けに、処方箋不要のヒアリング補助機能を提供する」と説明されています。これにより、ユーザーごとにパーソナライズされたサウンドの増幅が可能としているのです。

 

iOS 18.1のベータ版に隠されていたヒアリング補助機能を起動すると、ユーザーは聴力検査を受けるか、聴覚専門医による検査結果をアップロードするように求められます。テスト時間は約5分間。音が聞こえるたびに画面をタップするように求められ、その後、補聴器機能をオンにすることができます。

 

AirPods Pro 2のヒアリング補助機能は、日本を含む100以上の地域でこの秋に利用可能になる予定。ちょっと聞き取りづらいけど、補聴器を使うほどでもないという方にとって便利な機能となりそうです。

 

Source: MacRumors

4つのiPhone16、選ぶならどれ?全機種触ったライターが「キホンのギモン」に答える

iPhone 16シリーズは、アップルが2024年9月に発表した新しいiPhoneです。4つの新製品をまとめて試した筆者が、iPhone 16シリーズに関する「10個のキホンのギモン」に答えます。

 

【Q1】iPhone 16シリーズのラインナップは?

9月20日に発売されるiPhone 16シリーズの4つのラインナップは下記の通りです。価格はApple Storeを参照しています。

↑2024年にアップルが発売する4つのiPhone。左からiPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max

 

【iPhone 16シリーズ】
・iPhone 16(6.1インチ)/12万4800円(税込)〜
・iPhone 16 Plus(6.7インチ)/13万9800円(税込)〜

カラバリ:ウルトラマリン/ティール/ピンク/ホワイト/ブラック

 

【iPhone 16 Proシリーズ】
・iPhone 16 Pro(6.3インチ)/15万9800円(税込)〜
・iPhone 16 Pro Max(6.9インチ)/18万9800円(税込)〜

カラバリ:デザートチタニウム/ナチュラルチタニウム/ホワイトチタニウム/ブラックチタニウム

 

iPhone 16シリーズの本体サイズは従来モデルと変わりません。アルミニウム筐体を採用しており、とにかく軽いのがポイントといえます。200gを切る重量199gで、なおかつ6.7インチの大画面モデル「iPhone 16 Plus」が今年の筆者のおすすめです。明るいカラバリが多いのも魅力ですね。

 

プロのビデオ&フォトクリエイターも満足させるカメラ機能を満載した「iPhone 16 Pro」は、2023年のiPhone 15 Proシリーズよりも画面サイズがアップしました。大きい方のPro MaxはiPhone史上最大サイズの6.9インチディスプレーを搭載します。

 

【Q2】iPhone 16 ProシリーズよりiPhone 16シリーズの方が軽いのはどうして?

主な理由は、本体に使われている金属素材がシリーズごとに異なるからです。iPhone 16シリーズは品質と強度を確保したアルミニウム素材がメインで、美しい色合いと滑らかな手触りが特徴です。

 

一方のiPhone 16 Proシリーズは、iPhone 15 Proシリーズに引き続き、強くて軽量なチタニウムを採用しました。上品な輝きがiPhoneのフラッグシップモデルらしい貫禄を感じさせてくれます。

↑なめらかなチタニウムの質感が楽しめるiPhone 16 Pro。画像は新色のデザートチタニウム

 

【Q3】iPhone 16 Proシリーズのカメラの特徴が知りたいです。

iPhone 16 Proシリーズは、48MP Fusion広角・48MP超広角・12MP望遠のトリプルカメラにより構成される「Proのカメラシステム」を搭載しています。望遠カメラは光学5倍ズーム。遠くの被写体に寄って撮ったときにも、精細感を保った立体的な写真やビデオが撮れます。48MPの近接マクロ撮影も圧巻。

 

加えて注目したいのが、スローモーション撮影まわりの新機能。最大4K/120fpsのDolby Vision高画質&高速シャッター撮影で撮った被写体を、写真アプリによる再生時にスローモーションで閲覧したり、そのままスローモーション動画として保存できます。ほかにも、本体のUSB Type-C端子に外部ストレージを接続しておくことで、4Kビデオを外部ストレージに保存しつつ長尺の動画を記録できるなど、動画制作に携わるプロフェッショナルにとって使い勝手のよい機能が充実していることが、iPhone 16 Proシリーズのカメラの特徴と言えるでしょう。

↑高速シャッターで撮影した動画のフレームレートを24fpsまで落とすことで、映画のような超スローモーション映像として楽しめます

 

余談ですが、iPhone 15 Proシリーズまであった「ProとPro Maxのカメラ性能差」は、この世代ではなくなりました。ProとPro Maxは、純粋にサイズの違いで選んでよいわけです。

 

【Q4】2つのシリーズ、サイズやカメラ以外に目立つ差はあるの?

厳密にはプロセッサの処理性能差などもありますが、より注目すべきはディスプレー性能の違いでしょう。

 

iPhone 16 Proシリーズには、有機EL方式のSuper Retina XDRディスプレーをより高精細に見せる「ProMotionテクノロジー」が採用されています。これにより画面の書き換え速度が最大120Hzとなりますが、これはiPhone 16シリーズの2倍相当の値です。たとえば、Webブラウザの画面をタテにささっとスクロールした時に文字のチラつきが抑えられたり、動画やゲームの速い動きを違和感なく滑らかに見せてくれます。端末のバッテリーを過剰に消耗しないよう、コンテンツに応じて書き換え速度を調整してくれるのもポイントです。

↑6.9インチの圧倒的な大画面を搭載したiPhone 16 Pro Max

 

今年のiPhone 16 Proシリーズは、ディスプレー周辺の黒い縁(ベゼル)をより細くしたことで、画面サイズを大きくしながら本体のサイズアップを最小限にとどめました。映像コンテンツを視聴すれば、没入感がさらに向上したことを実感できるはずです。また、スタンバイ時にも画面に時計やウィジェットなどを表示したままにできる「常時表示ディスプレイ」に対応していることもProシリーズの魅力と言えます。

 

【Q5】iPhone 16シリーズのカメラの特徴を教えてください。

iPhone 16シリーズは48MP Fusion/12MP超広角カメラによるデュアルカメラシステムを搭載しています。iPhone 15シリーズは2つのレンズを斜めに配置していましたが、iPhone 16シリーズでは再びストレートに並ぶデザインに戻りました。レンズ同士の視差を利用して、Apple Vision Proのようなヘッドマウントディスプレーで立体的に視聴できる空間ビデオ・空間写真が撮れるようになります(同じ機能はProシリーズにも搭載)。

↑iPhone 16シリーズがマクロ撮影に対応。被写体にグンと寄った迫力のある写真やビデオが撮れます

 

iPhone 15シリーズから大きく進化した点は、ひとつが「マクロ写真撮影」に対応したことです。料理や花などの被写体にクローズアップし、きれいな写真・ビデオが撮れます。もうひとつ、広角カメラのクオリティも上がりました。光学2倍相当のズームでもきれいに撮影できます。被写体に撮影者の影が落ちないよう、2倍ズームで料理などを撮影すれば、全体を明るくキレイに撮りやすいでしょう。

 

【Q6】新しく搭載された「カメラコントロール」って何ですか?

カメラコントロールは、iPhoneによる写真やビデオの撮影を楽しくする新しいユーザーインターフェースです。iPhone 16とiPhone 16 Pro、全4モデルの本体側面に搭載された、物理的なクリック感があるボタンとなっています。

 

シングルクリックやダブルクリックでiPhoneのカメラを起動できるほか、クリックやボタンの上をなぞるスライド操作でカメラアプリのオプション機能がコントロールできます。従来、カメラアプリを開いてから2〜3タップして選択する必要があった「フォトグラフスタイル」など、映える写真を撮るための機能にもアクセスしやすくなりました。

 

筆者がおすすめする機能は「被写界深度」。カメラコントロールを開いてからボタンを軽くダブルクリックして、表示されるメニューから被写界深度を選びます。写真にいい感じの“ボケ味”が簡単に加えられます。

↑4つのiPhoneが共通に搭載した「カメラコントロール」ボタン。ひと工夫を加えた”映える”写真が撮れます

 

【Q7】Apple Intelligence(アップル・インテリジェンス)って何ですか?

今年アップルが発表した、新しいアップル独自のAIサービスの総称です。iPhone、iPad、Macに搭載するアプリやSiriと連携して、Apple Intelligenceが検索をサポートしたり、画像の生成、文章の要約などを行ってくれます。iPhoneの場合、Siriを呼び出すとディスプレーの周囲がレインボーカラーに光る新しいユーザーインターフェースも実装されました。

↑色鮮やかに光るSiri。Apple IntelligenceではSiriのユーザーインターフェースのデザインも変わります

 

Apple Intelligenceは、年内にまず米国英語版がリリースされる見込み。日本でもiPhoneなどデバイスの言語設定を米国英語に切り替えれば使えるのですが、入力できる検索コマンド、要約できるテキストなどは英語に限られます。2025年には、日本国内でも正式なサービスインが予定されています。

 

Apple Intelligenceに対応するiPhoneは限られますが、2024年モデルのiPhone 16シリーズとiPhone 16 ProシリーズはすべてApple Intelligence対応なので、アップルによる最新のAIサービスをいち早く体験・活用したい方は要注目です。

 

【Q8】iPhoneでゲームを快適に楽しむための機能はありますか?

ゲームの映像を滑らか、かつ高精細に楽しみたいのであれば、先述のProMotionテクノロジーを搭載するiPhone 16 Proシリーズがおすすめですが、iPhone 16世代のモデルに共通するモバイルゲーミング用途での注目ポイントも紹介しておきます。

 

ひとつはiOS 18に搭載される「ゲームモード」です。iPhoneでゲームアプリを立ち上げると、画面に「ゲームモード」がオンになったことを知らせるポップアップが出ます。ゲームモードでは、ゲームアプリ以外のバックグラウンド処理を抑えつつ、同時にゲームコンテンツの映像をなめらかに安定させるための処理を行います。特にグラフィックスに凝ったレーシングゲーム、FPS、アクションゲームなどに有効です。またAirPodsシリーズをペアリングしている場合は、Bluetooth音声の遅延が軽減されます。リズムゲームなどのプレイが快適になるわけです。

↑ゲームモードをオンにするとiPhoneの様々な処理がゲーミングのために最適化されます

 

また、iPhone 16世代の4機種は最新の無線通信規格であるWi-Fi 7に対応します。ご自宅に高速インターネット回線を敷いて、Wi-Fi 7対応のルーターなどを導入した場合、iPhoneで楽しむゲームもより快適になると思います。

 

【Q9】SNSの動画が映える機能はありますか?

iPhone 16世代の4モデルが搭載する「オーディオミックス」はいかがでしょうか? iPhone 16のカメラアプリで撮影したビデオに限られますが、収録した音声を後から加工して「背景の音を消して撮影者の声に寄る」「背景の音を立体的に、映画のように再生する」といった「サウンド映え」要素が盛れる機能です。トークの音声が本当にキレイに録れるので、仕事に使う本格的なプレゼンテーション用の動画制作にも向いていると思います。

↑iPhone 16のカメラで撮影したビデオの音声を後処理から加工できる「オーディオミックス」

 

【Q10】じゃあ山本さんはどのiPhoneを買うんですか?

皆さんにiPhone 16 Plusをおすすめしておきながら恐縮ですが、iPhone 16 Pro(デザートチタニウム/256GB)にしました。

色々悩んでiPhone 16 Proにしました。予約注文の開始直後はのんびりアニメを観て、14日のAM1時ごろに注文したら発売日到着には間に合いませんでした……

 

普段から仕事でiPhoneの機能や、関連する製品・サービスの取材をする機会が多いので、最上位のiPhoneを持っておきたかったからです。iPhone 16だけにあって、iPhone 16 Proにない機能はありませんからね。一方で、やはり「軽さ」はiPhone 16シリーズの大きな魅力だと思います。iPhone 16 Plusなら移動中でもゲームや電子書籍が軽快に楽しめるよなぁ……と今も後ろ髪を引かれています。

アップルの元デザイナーとOpenAI、「AIハードウェア」を共同開発!

以前にアップルで最高デザイン責任者を務めたジョニー・アイブ(Jony Ive)氏が、OpenAIと共同で人工知能(AI)ハードウェアを開発していると、米ニューヨークタイムズ紙が報じています。

↑ジョニー・アイブ氏とコラボ

 

アイブ氏といえば、アップルで「iMac」「MacBook」「iPod」「iPhone」「iPad」などのプロジェクトに関わった伝説のデザイナー。2019年6月の退社後は、マーク・ニューソン(Marc Newson)氏と立ち上げたデザイン会社で活動しています。

 

今回の報道によれば、アイブ氏はOpenAIを率いるサム・アルトマン(Sam Altman)氏と共同で、AIハードウェアのプロジェクトに関わっているとのこと。アップルを設立した故スティーブ・ジョブズ氏の妻であるローレン・パウエル・ジョブズ氏が代表を務めるエマーソン・コレクティブ(Emerson Collective)も、資金を提供しているそうです。

 

このプロジェクトは、年末までに10億ドル(約1430億円※)を確保する可能性があるとのこと。計画はまだ初期段階にあり、従業員も10人しかいないと言います。AIハードウェアの詳細と発売時期は判明していません。

※1ドル=約143円で換算(2024年9月25日現在)

 

現時点では謎に包まれているこのプロジェクト。テック業界の著名人が手がけるプロジェクトだけに、私たちの生活に本当に役立つAI製品が登場することに期待です。

 

Source: The New York Times via MacRumors

一部の「iOS 18」ユーザーにタッチスクリーン問題が発生

先日リリースされた「iOS 18」をiPhoneにインストールした一部のユーザーから、タッチスクリーンに不具合が生じていると海外で報告されています。

↑タッチを拒否?

 

大手掲示板のRedditへの投稿によれば、iOS 18を導入したiPhoneにおいてタッチスクリーンの応答が断続的に低下する問題が発生したとのこと。具体的には、タッチやスワイプが一時的にできなかったそうです。

 

今回の問題は最新の「iPhone 16」シリーズだけでなく、「iPhone 14」シリーズを含むさまざまなデバイスで発生。この問題は仮想キーボードを操作するときに顕著であり、入力ミスを誘発しているそうです。

 

海外メディアの9to5Macは、この問題はソフトウェアに関連している可能性が高いと述べています。根本的な原因は、iOS 18が偶発的なタッチを無視するために設計した、過敏なタッチを拒否するアルゴリズムにあるようです。

 

さらに画面の端に触れると、一時的に全てのタッチが無視されるケースがあることから、iPhone 16の狭いベゼルで問題がさらに悪化し、タッチを拒否するアルゴリズムが動作しやすくなっている可能性があります。

 

もし今回の問題がソフトウェアに起因しているのなら、アップデートで解決する可能性があります。アップルの対応が待たれます。

 

Source: Reddit, 9to5Mac via MacRumors

「iPhone 16」のディスプレイ、まだ落下に弱いことが判明

最新モデルの「iPhone 16」シリーズのディスプレイは落下に対してそれほど強くないと、YouTubeチャンネルのAllstate Protection Plansが報告しています。

↑ボロボロ(画像提供/Allstate Protection Plans/ YouTube)

 

iPhone 16シリーズは、アップルいわく「最新世代のCeramic Shieldの前面」ディスプレイを搭載。「iPhone 15」シリーズの「Ceramic Shieldの前面」ディスプレイから進化を遂げました。

 

今回のテストでは、「iPhone 16 Pro Max」を6フィート(約1.8m)の高さからコンクリートの歩道に落下させています。正面からの落下テストではディスプレイが割れ、チタンフレームにそって目に見える傷ができました。これによりiPhone 16 Pro Maxは使用できなくなりましたが、修理は可能だったとのこと。

 

背面からの落下テストでは、iPhone 16 Pro Maxの背面ガラスは1回のテストで割れ、カメラハウジングが損傷しました。カメラを含め機能に問題はなかったものの、素手で持つのは危険な状態でした。

 

前後がガラス素材でできているiPhone 16シリーズは、落下に対する耐久性を向上するのが難しいのでしょう。高価なだけに、ケースなどに入れて大切に持ち運びたいものです。

 

Source: Allstate Protection Plans / YouTube via MacRumors

iPhone 16 Pro MaxとGalaxy S24 Ultra、バッテリー持続時間が長いのはどっち? 意外な結果が判明

アップルは最新スマートフォンのiPhone 16 Pro Maxにおいて、iPhone史上最長のバッテリー駆動時間を実現したと主張しています。同社はバッテリー容量を公開していませんが、ブラジルの規制機関が公開した情報から、昨年のiPhone 15 Pro Maxより6%増だと判明しています。

↑バッテリー持続時間が最もいいのは…(画像提供/Mrwhosetheboss/YouTube)

 

しかし、実際にバッテリー持ちを検証してみたところ、Galaxy S24 Ultraのほうが勝っていたと報告されています。

 

YouTubeチャンネルのMrwhosethebossは、iPhone 16シリーズ全機種を昨年のiPhone 15などと並べつつ、そこにGalaxy S24 Ultraを交えてバッテリー持続テストを行いました。これは日常的な使い方をシミュレートしたもので、SNSやYouTube、Slackなどのアプリを使っています。

 

iPhone 16とiPhone 16 Proは好調なスタートを切っており、特にiPhone 16は、序盤のヘルスアプリを終えた時点で最もバッテリー残量が多くなっています。

 

そして総合的なバッテリー持続テストでは、iPhone 16 Pro MaxとGalaxy S24 Ultraが拮抗していたものの、後者がすぐにリードを奪い、最後まで譲らず勝利しました。

 

以下、それぞれのスマホを持続時間の順に並べたもので、下に行くほど長くなります。

 

  • iPhone 15: 7時間45分
  • iPhone 16: 8時間19分
  • iPhone 16 Pro: 8時間19分
  • iPhone 16 Plus: 8時間45分
  • iPhone 15 Pro Max: 9時間35分
  • iPhone 16 Pro Max: 11時間22分
  • Galaxy S24 Ultra: 12時間31分

 

昨年はiPhone 15 PlusがiPhone 15シリーズの中で最もバッテリー持ちが優れていたのですが、今年の「Plus」は首位から転落したようです。

 

ともあれ、約1年前に発売されたGalaxy S24 Ultraが最新のフラッグシップiPhoneに勝てたのは驚きです。次期「Galaxy S25 Ultra」はプロセッサー性能も大幅な改善が予想されていますが、さらにバッテリー持ちも良くなると期待したいところです。

 

Source: Mrwhosetheboss (YouTube) 
via: Wccftech

次期「iPhone 17」のチップが判明!? 自社製へのシフトが進みそう

次期「iPhone 17」シリーズのチップや、アップルの自社開発5Gチップ、独自のWi-Fiチップに関する情報が、さまざまな方面から報告されています。

↑自社開発のチップへシフト

 

著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏によれば、iPhone 17シリーズには台湾TSMCの「強化版N3P」と呼ばれる、3nmプロセスが採用されるとのこと。次世代の「2nm」プロセスは、2026年の「iPhone 18 Pro」シリーズから採用される見込みです。

 

一方、アップルは独自の5Gチップ(5Gモデム)を開発していると噂されています。台湾のDigiTimesによれば、その最初のバージョンは高速な「ミリ波(mmWave)」に対応しないとのこと。現行モデルのiPhone 16シリーズでも、米国モデル以外ではミリ波に対応していません。アップルの独自5Gモデムは2025年のデビューが予測されています。

 

また、2025年に発売される「iPad」には、アップル独自のWi-Fiチップが搭載されるかもしれないとDigiTimesは報じています。しかし同時に、このチップのデビューはiPhone 18シリーズまで待つ可能性も指摘しています。

 

アップルは自社開発のチップに移行することで、サプライヤーへの依存を減らそうとしている模様。これが成功すれば、将来のiPhoneやiPadはもっと「攻めた」本体デザインやスペックが実現するかもしれません。

 

Source: MacRumors 1, 2, 3

噂の「iPhone 17 Air」、120Hz駆動のProMotionディスプレイを搭載?

アップルの次期「iPhone 17」と「iPhone 17 Air」に120Hz駆動の「ProMotion」ディスプレイが搭載されると、ディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。

↑ProMotionディスプレイ、来年はどうなる?

 

現行モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」に搭載されているProMotionディスプレイは、120Hz駆動による滑らかな描写が可能。リフレッシュレートを1Hzにまで落とすことで、ディスプレイにコンテンツを常時表示することもできます。「iPhone 16/16 Plus」は60Hz駆動の通常のディスプレイを搭載。

 

ヤング氏によれば、次期モデルのiPhone 17/17 AirではProMotionディスプレイの採用により、120Hz駆動やコンテンツの常時表示が可能になるというのです。

 

噂のiPhone 17 Airは本体が大幅に薄型化し、本体背面の中央にメインカメラが搭載されるなど、デザインが大幅に変更されると言われています。話題のProMotionディスプレイの採用により、大幅に進化した新モデルとして登場するかもしれません。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16」シリーズ、バッテリー容量がパワーアップしていた!

先日販売が開始されたアップルの「iPhone 16」シリーズ。その全モデルのバッテリー容量が、ブラジルの登録機関の情報により判明しました。

↑バッテリー容量が前シリーズからパワーアップ!(画像提供/REWA Technology/YouTube)

 

Blog do iPhoneが掲載したiPhone 16シリーズのバッテリー容量と、前モデル(iPhone 15)シリーズとの比較は以下の通りです。

 

iPhone 16: 3561mAh、約6.3%増

iPhone 16 Plus: 4674mAh、約6.6%増

iPhone 16 Pro: 3582mAh、約9.4%増

iPhone 16 Pro Max: 4685mAh、約6%増

 

iPhone 16シリーズでは、ビデオの再生時間やビデオストリーミングの時間、オーディオの再生時間が伸びています。その理由の一つは、このようなバッテリー容量の向上がありそうです。

 

さらに、YouTubeチャンネルのREWA Technologyは、iPhone 16 ProとiPhone 16の分解動画を公開し、内部のバッテリーの画像を掲載しました。iPhone 16 Proには金属製のバッテリーが採用されていることが判明。一方、iPhone 16 Pro Maxのバッテリーは金属ではなく黒いホイルで覆われているようです。

 

アップルによれば、iPhone 16の全モデルで内部設計が変更されており、放熱性が向上しているとのこと。このようなバッテリー素材の変更がそんな改善に貢献しているのかもしれません。

 

Source: Blog do iPhone, REWA Technology / YouTube via MacRumors 1, 2

ファイルにロックをかける方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ファイルにロックをかける方法」です。

 

 

大切なファイルを誤って捨ててしまったり、編集して上書き保存してしまったりするミスは誰にでも起こりうるものです。今回は、こうした事態を防ぐためにファイルにロックをかける方法をご紹介します。

 

ファイルをロックするには、ロックしたいファイルをクリックで選択したあと、Finderの「ファイル」から「情報を見る」を選択して「情報」ウインドウを開きます。ちなみに「情報」ウインドウは「コマンド+Iキー」を押しても開くことができます。

 

「情報」ウインドウの「一般情報」という欄の「ロック」にチェックを入れましょう。これでファイルのロックは完了です。ロックされたファイルのアイコンの左下には、小さな鍵マークがつきます。

 

こうしてロックされたファイルをゴミ箱に捨てようとすると、このように確認ダイアログが表示されるため、うっかり捨ててしまうミスを回避することが可能です。

 

また、ロックされたファイルを開いて編集しようとすると、ロックされていることを知らせるアラートが表示されます。変更を加えたい場合は「ロックを解除」ボタンをクリックしてロックを解除するか、「複製」をクリックして複製したファイルを編集しましょう。

 

また、同様の操作でフォルダにロックをかけることも可能です。ロックされたフォルダにはほかの項目を入れることができなくなりますし、すでに入っているファイルを編集することもできなくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「画面との距離」と難聴防止機能を使って目と耳の健康を保とう!【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「画面との距離」と難聴防止機能を使って目と耳の健康を保とう!」です。

 

 

ついついSNSやコンテンツ視聴に熱中するあまりiPhoneに顔を近づけすぎていることってありませんか? 近い距離でスクリーンを見続けると眼精疲労や近視になるリスクが高まるはずです。そこで利用したいのが「画面との距離」の機能。顔をスクリーンから30センチ未満に近づけていると遠ざけるように注意してくれるんです。早速利用してみましょう。

 

設定は簡単。「設定」から[スクリーンタイム]を選んで[画面との距離]をタップ。次の画面で[画面との距離]をオンにするだけです。

 

 

こうしておけばスクリーンの上にあるTrueDepthカメラがiPhoneとあなたの顔の距離を絶えずチェックして、30センチ未満に近付けて使っていると遠ざけるように注意してくれます。注意されたらiPhoneを遠ざけて[続ける]をタップしましょう。

 

ヘッドフォンやイヤフォンを使って長時間大音量で音楽を聴き続けると聴覚に支障が出る恐れがあります。こうした聴覚に関しても警告してくれる機能があります。

 

「設定」で[サウンドと聴覚]を選択。[ヘッドフォンの安全性]を選んで[ヘッドフォン通知]をオンにしましょう。こうしておくと過去7日間で80デシベル (dB) を超える音を合計40時間聴き続けた場合などに通知してくれます。

 

また、コントロールセンターに「聴覚」を追加しておけば、ヘッドフォンやイヤフォンで聴いている音が何デシベルなのかリアルタイムで確認できます。ちょっと音が大きめかな?と感じたらすかさずチェック。「大音量」と注意マークが表示されていたら[OK]の表示になるまで音量を下げましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「レトロiPhone」が若者に人気? 中古スマホ市場の今をゲオに聞いた

最近、若者の間で古いiPhoneが人気を集めています。特にiPhone 6sやiPhone SEといったモデルが「レトロiPhone」として注目を浴びているのです。中古スマホを販売するゲオモバイルでも、これらの機種の売上が急増しているとのこと。

 

このブームのきっかけは、ガールズグループ「TWICE」のメンバー、チェヨンさんのSNS投稿。古いiPhoneで撮影した写真や動画が話題を呼び、多くの若者がチェヨンさんに倣ってレトロiPhoneを手に入れるようになったのです。

↑レトロiPhoneブームのきっかけになった? TWICEのチェヨンさんの持ち物動画。9年前発売のiPhone 5cが写っています

 

株式会社ゲオのモバイル店舗販売推進部モバイル商品課マネージャー、藤巻亮さんによれば、「7月上旬の15日間だけで、iPhone 6sとiPhone SEが50台以上売れました」とのこと。当初は都内の一部店舗での現象だったものの、SNSでの拡散に伴って徐々に地方にも波及しつつあるようです。

 

とはいえ流行の発信地は渋谷になっているようで、藤巻さんは「やっぱり渋谷で多く売れていますね。国内国外含めて、渋谷が一番盛り上がっています」と語っています。

 

このレトロiPhoneブームで中古スマホの購入層はどう変化したのでしょうか。ゲオモバイルによると、主に買っているのは20代前半の若者たちです。

 

興味深いのは、中国や韓国からの留学生が多いこと。でも、これは帰国後の転売目的ではありません。藤巻さんによれば、「こちらに住んでいる外国人の学生さんが、日本での生活用に買っているようです」とのこと。レトロiPhoneが、留学生たちの日本での日常生活に溶け込んでいるのですね。

 

8月以降はどうなったのでしょうか。藤巻さんいわく、「ちょっと落ち着いたけど、まだまだ人気があります」。一時的なブームではなく、都心部では定着しつつある感じです。

 

地方への広がりについては、「都心でトレンドが定着しないと地方まで流れにくい」としながらも、地方の店舗でも「月に数件程度」のレトロiPhoneを求める声が聞こえるようになってきたとのこと。少しずつですが、確実に浸透し始めているようです。

↑取材に応じてくれたゲオ大塚駅南口店

 

↑7月中旬に取材したゲオ大塚駅南口店では、多くのiPhoneが並んでいました。ですが、iPhone 6sやiPhone SEは品薄だそうです

 

レトロiPhoneで作るショートドラマ

レトロiPhoneを求める人のトレンドも徐々に変化しているようです。藤巻さんは、「最初は写真撮影が目的でしたが、最近はTikTokなどに動画を投稿する需要が増えています」と指摘します。

 

写真を大量に撮影し、それをつなぎ合わせて短い動画を作るスタイルが流行中。「エモい感じの自作ショートドラマ」のような作品を作る人も増えているそうです。

↑Tiktokでも昔のiPhoneをレトロなカメラとして使う動きが広がっています

 

 iPhone 6sやiPhone SEがちょうどいいレトロ感

今はiPhone 6sとSEが人気です。その理由について、藤巻さんはこう説明します。「これらのモデルが、今のお客様が求める”レトロ感”にぴったりなんです。それ以降のモデルだとまだ新しすぎて、レトロ感が出ないようです」。

↑取材時のiPhone 6の販売額は4880円(税別)で、iPhone 6sは4980円(税別)~。レトロカメラと考えると高額ではありません

 

一方で、これらのモデルには“古すぎない”のもポイントです。充電端子のLightningは、iPhone 14までの比較的新しいモデルと同じ。そのため、充電器の互換性が高く、便利に使えます。ゲオが現行商品として扱うなかでも手頃な価格で、かつ充電器の互換性もあって便利ということで、iPhone 6sやiPhone SEは”ちょうどいい古さ”になっているようです。

 

藤巻さんはこう予想します。「カメラの性能がどんどん上がっていくことによって、それと比較するとiPhone 7やiPhone 8は、最新機種と比べるとレトロに移る時代が来るのかもしれません。ただ、現状のお客様がおっしゃるレトロ感というのは、iPhone 6、iPhone 6s、iPhone SEより前のモデルなんです」。

 

中古スマホ市場にとっては期待できる流れ

レトロiPhoneブームは、SNSの影響力と若者のトレンド感度の高さを如実に物語っています。中古スマホ市場も、この新しい流れをうまく取り込むことで、さらなる拡大が期待できそうです。

 

また、このブームをきっかけに中古スマホの魅力を知った若者が、将来的にもリピーターとして定着してくれる可能性もあります。一時的なブームで終わらせずに、長く付き合える関係を作れるかが、これからの中古スマホ市場の大きな課題となりそうです。

 

レトロなのに新しい、古いのに最先端。そんな不思議な魅力を持つレトロiPhone。みなさんも一度(もう一度?)、触れてみたくなりませんか?

↑レトロiPhoneはゲオの通販サイトでも購入可能です

iOS 18で「充電制限」の選択肢が増えた!

新しくリリースされた「iOS 18」では、iPhoneの充電制限のオプションが増えました。

↑充電制限の選択肢が増えた(画像提供/MacRumors)

 

これまでのiOSでは、iPhoneの充電制限オプションとして「80%」が標準設定されていました。このオプションを利用することでiPhoneのバッテリーがフル充電される回数が減り、最終的にはバッテリーの寿命を伸ばすことができるという機能です。

 

iOS 18では、この充電制限オプションを80%だけでなく「85%」「90%」「95%」に設定することが可能になりました。従来より充電の量を増やした状態でキープしておくことができます。

 

iOS 18の充電制限オプションは、設定アプリの「バッテリー」→「充電」から変更できます。1日のうちでiPhoneを頻繁に充電することができないユーザーは、この数値を高めに設定しておくとよさそうです。

 

Source: MacRumors

発売日前に「iPhone 16 Pro」の開封動画が登場!

9月20日から販売が始まるアップルの「iPhone 16 Pro」の開封動画が、発売日を前に公開されています。

↑フライングして開封の儀(画像提供/Majin Bu/X)

 

iPhone 16 Proは、本体のディスプレイサイズが前モデルの「iPhone 15 Pro」から大型化し、最新の「A18 Pro」チップを搭載したのが特徴です。本体側面には新たに「カメラコントロール」ボタンを搭載し、超広角カメラも4800万画素にアップグレードされました。


今回のiPhone 16 Proの開封動画では、iPhone 16 Proのパッケージが環境に配慮した、極めてシンプルなものになっていることがわかります。パッケージの内部にはiPhone 16 Proの本体とUSB-Cケーブルしか入っておらず、小冊子やSIMカードのピン、Appleのシールなど、以前のiPhoneに同梱されていた付属品も見当たりません。

 

アップルは以前、2025年までにプラスチックフリーのパッケージを目指すと発表していました。今年初めに発表された「iPad Pro」や「iPad Air」でも、同社のシールは廃止されていました。

 

いよいよ明日にも購入者の手元に届く、iPhone 16シリーズ。パッケージはシンプルですが、スマートフォン本体の進化を楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu/X via MacRumors

M4 iPad Pro向け「iPadOS 18」のアップデートが一時中止に。一部ユーザーに不具合

アップルが、「M4」チップを搭載した「iPad Pro」向けの「iPadOS 18」の配信を一時停止していると、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑iPadOS 18に何が起きているのか?(画像提供/アップル)

 

2024年5月に発表されたM4 iPad Proは、Macに先駆けて「M4」チップを搭載。本体は大幅に薄型軽量化され、新しい「Magic Keyboard」や「Apple Pencil Pro」も登場しました。

 

iPadOS 18は9月16日(日本時間では17日)にリリースされましたが、海外掲示板のRedditには「インストールのプロセスが中断された」「iPad Proの電源が入らなくなった」などの報告が寄せられました。問題が発生したユーザーは自分では解決できず、ストアでiPad Proを交換してもらう必要があったそう。

 

このような事態を受けて、アップルはMacRumorsに「少数のデバイスに影響を与えている問題を解決するため、M4 iPad Pro向けのiPadOS 18のアップデートを一時的に削除しました」と声明を出しているのです。

 

著者が所有しているM4 iPad Proには既にiPadOS 18をインストールしておりますが、幸いなことに不具合には遭遇していません。とはいえ、安心して利用できる修正版のiPadOS 18の登場を待ちたいものです。

 

Source: MacRumors, Reddit

「iPhone 16 Pro」シリーズの需要が低い!? 主な原因は…

9月13日から予約が開始された「iPhone 16」シリーズですが、意外なことに上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」の予約数が、予想よりも低いと著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑消費者はiPhone 16に慎重かも

 

同氏によれば、アップルが予約注文を開始した週末に、「iPhone 16」の全4モデルの販売台数は約3700万台に達したとのこと。しかしこの数字は、昨年発売された「iPhone 15」シリーズと比較すると約13%減少しています。

 

その原因は、iPhone 16 Pro/Pro Maxの需要低下とされています。iPhone 16 Pro/Pro Maxは昨年の「iPhone 15 Pro/Pro Max」と比較して、販売台数がそれぞれ27%、16%減少すると推測されているのです。

 

クオ氏は、iPhone 16 Pro/Pro Maxの需要が低い主な理由として、発売時には人工知能機能「Apple Intelligence」が利用できないことを挙げています。さらに、iPhoneが中国で激しい競争に直面していることも理由の一つだと述べています。

 

10月にリリースされる「iOS 18.1」とApple IntelligenceがiPhone 16の売り上げにどのような影響を与えるのか、注目です。

 

Source: Medium via MacRumors

「AirPods 4」、ケースに隠しボタンがある?

アップルが新発表したワイヤレスイヤホンの「AirPods 4」。この充電ケースにペアリング用の隠された静電容量式ボタンが存在すると、Gear Patrolが報告しています。

↑秘密のボタンがある?(画像提供/アップル)

 

これまでの「AirPods 3」や「AirPods Pro」シリーズの充電ケースでは、ペアリング用の物理ボタンが背面に搭載されています。このボタンは長押しすることで、AirPodsをリセットすることもできます。

 

AirPods 4の場合、ペアリングとリセット用の隠しボタンは充電ケースの前面にあります。例えば、ペアリングを開始するには、AirPods 4の充電ケースを開き、前面をダブルタップします。また、トリプルタップか長押しのいずれかのジェスチャーでリセットもできるようです。

 

AirPods 4の充電ケースでは、ステータスライトも目立たなくなりました。従来の明るく光るLEDのドットがなくなり、充電ケースを開けたり充電しているときには、白いプラスチックの下にあるライトが点灯します。

 

アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能の有無で2モデルが投入されるなど、かなり気合いの入ったAirPods 4。その進化はイヤホン本体だけでなく、充電ケースにも及んでいるようです。

 

Source: Gear Patrol via MacRumors

「iPhone 16」を見送って「17」を待つべき10の理由

今週にも発売が開始されるアップルの「iPhone 16」シリーズ。大画面に新型プロセッサなど、さまざまな機能が目白押しですが、もしかしたら来年の「iPhone 17(仮称)」を待ったほうがいいかもしれません。なぜか? 海外メディアのMacRumorsが掲載した「来年のiPhone 17を待つべき10の理由」をご紹介しましょう。

↑iPhone 17まで待つべき?

 

1: ディスプレイ下のFace ID

「iPhone 17 Pro/Pro Max」では、初めてディスプレイの下に顔認証機能「Face ID」が搭載される可能性があります。なお、フロントカメラの丸い切り抜きは画面上部に残るようです。さらに2027年の「iPhone 19 Pro/Pro Max(仮称) 」では、フロントカメラもディスプレイの下に移動し、「完全オールスクリーン」なデザインが実現するかもしれません。

 

2: 新しいディスプレイサイズ

今年のiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、6.27/6.86インチディスプレイが採用されました。来年のiPhone 17でも、6.27インチディスプレイが採用されるかもしれませんが、「iPhone 17 Plus」では全く新しい画面サイズが登場する可能性があります。

 

3: 120HzのProMotion

iPhone 17/17 Plusでは、最大120Hzでの駆動が可能なProMotionディスプレイが採用されるそう。また、リフレッシュレートを1Hzまで下げることで、コンテンツの常時表示や消費電力の削減が可能です。

 

4: 自社開発のWi-Fi 7チップ

iPhone 17 Pro/Pro Maxには、アップルが設計したWi-Fi 7チップが搭載されます。

 

5: 4800万画素の望遠カメラ

iPhone 17 Pro Maxでは望遠カメラが4800万画素にアップグレードされることにより、三つの背面カメラがすべて4800万画素になりそうです。

 

6: 2400万画素の前面カメラ

iPhone 17シリーズには6枚レンズによる、2400万画素の前面カメラが搭載されるようです。

 

7: 傷に強い反射防止ディスプレイ

iPhone 17では、「iPhone 15」で採用された「Ceramic Shield」より傷に強い、反射防止ディスプレイが採用されるようです。iPhone 17の外側のガラスにも、傷に強い超硬質反射防止層が採用される可能性があります。

 

8: メモリの増量

iPhone 17 Pro/Pro Maxの両方、あるいは少なくともiPhone 17 Pro Maxでは、メモリ容量が12GBへとアップグレードされるようです。

 

9: 小さなDynamic Island

iPhone 17 Pro/Pro MaxではFace IDに小型の「メタレンズ」を採用することで、Dynamic Islandが大幅に狭くなると噂されています。

 

10: iPhone 17 Air

本体が大幅に薄い「iPhone 17 Air」が登場するかもしれません。iPhone 17  Airは6.5インチディスプレイを搭載し、背面カメラは本体中央に配置されるようです。本体はアルミ製で「A19」チップやアップル独自の5Gモデム、改良された前面カメラ、より狭いDynamic Islandが搭載されると噂されています。

 

Source: MacRumors

“薄くて軽い”最強iPad ProとiPadOS17でできることとおすすめアプリを徹底解説

2024年5月、Appleから新たなiPad Proが発売されました。「史上最高に薄いモデル」というインパクトのあるキャッチコピーで、多くの人が注目。ハイスペックであると同時に、高価格でもあるので、せっかく手にするなら機能を最大限に活用したいところです。

 

新しいiPad Proの特徴や活用法、さらにフル活用する上で欠かせないアプリを、執筆からイラスト制作、動画編集など、多岐にわたるクリエイティブな仕事をiPadでこなす「iPad Worker」の五藤晴菜さんに教えていただきました。

 

ハード面もソフト面も強力アップデート!
新しいiPad Proのポイント

Apple公式のニュースリリースでは「史上最大のアップデート」と謳われた新しいiPad Pro。11インチと13インチの2サイズが展開されており、従来のiPad Proと比べて最も薄く軽いデバイスであること、M4チップにより処理効率が向上したことが今回のアップデートの目玉となっています。加えて、iPad Proに搭載されているiPadOS 17や、豊富なアプリが使用可能であるなど、機能面の向上も強みとして打ち出されています。

 

このように、さまざまな方向から性能・機能強化が行われたiPad Proですが、実際に使用しているユーザーの感想も気になります。そこで五藤さんからは、主に4つのポイントにフォーカスを当てて、iPad Proの特長を教えていただきました。

 

・薄くて軽いデバイス

「今回のアップデートでとにかく印象的だったのが、持った瞬間から分かるくらい薄くて軽かったところです。とくに13インチモデル(Wi-Fiモデル)は重量579g、厚さが5.1mmと、一世代前のモデルに比べて約100gの軽量化、1.3mmの薄型化が実現しています。
13インチモデルだとA4サイズのノートくらいの大きさになるので、外に持ち運ぶときには大きなバッグが必要ですが、家の中で使用する分には気にならないサイズ感です」(iPad Worker・五藤 晴菜さん、以下同)

 

・パワフルなデータ処理を支えるM4チップ

デバイスの軽量化・薄型化に寄与しているのが、今回のiPad Proで新たに搭載されたM4チップの存在です。3ナノメートルテクノロジーという技術で設計された超小型チップにより、デバイスの 軽量化・薄型化を叶えながら、高負荷のデータ処理にもパワフルに対応できるようになったそう。

 

「動画や書籍などのコンテンツももちろん快適に楽しめますが、M4チップの真価が発揮されるのは容量の大きいデータを取り扱うときです。とくに『iPad Proでイラストを描く』『動画を編集する』『たくさんの画像を用いて資料を制作する』といったクリエイティブな作業を行う場合の処理速度は、従来よりも向上している印象です」

 

・高解像度ディスプレイによる色鮮やかなグラフィック

「実際に操作してもう一つ印象的だったのが、画面がとても明るくきれいに見えるようになったところです。今回のiPad Proでは、バックライトがなくても自己発光するOLED(有機EL)パネルを2つ重ね合わせたディスプレイが採用されています。これにより、グラフィックが明るく映るだけでなく、一つひとつの色合いのコントラストがくっきりと映し出されます。映画で画面全体が暗くなるようなシーンでもくっきりとグラフィックが描写されて迫力ある映像が楽しめますよ」

 

写真提供=Apple

 

・iPadOS 17で機能面も向上

今回のiPad Proに搭載されているOSは、2023年9月にリリースされたiPadOS 17です。 ホーム画面やロック画面など、ユーザー個人が便利にカスタマイズできることが多くなり、快適な操作ができるそう。

 

なかでも五藤さんが便利だと感じた機能は「インタラクティブウィジェット」。五藤さんは普段それらの機能をどのように活用されているのでしょうか?

 

「インタラクティブウィジェットとは、ホーム画面やロック画面のままアプリを操作できる機能です

 

ロック画面の左端にあるのがインタラクティブウィジェット。この画面のままアプリの機能が操作できる。写真提供=Apple

 

「私はタイマーアプリをインタラクティブウィジェットで設定しています。アプリを開かなくても、ロック画面の状態のままタイマーのオンオフができるため、とても便利に使っています。インタラクティブウィジェットに対応したアプリをインストールすれば、画面上に配置するウィジェットを自分好みにカスタマイズできます」

 

なお、iPad OSは今のところ、偶数の代で大幅なアップデートが加わる傾向にあるそう。2024年秋頃にリリースされる予定のiPadOS 18では、主にオプションアイテムであるApple Pencilを用いた機能のアップデートが行われることが予告されており、ますます目が離せません。

 

iPad Proをフル活用するための注意点

ハイスペックかつ利便性に富んだデバイスである一方で、やはり高価格であることは無視できません。サイズやストレージ容量、オプションアイテムの有無などにもよりますが、Appleの公式オンラインショップでの購入価格は16万8800円~46万4600円(税込)と、お手頃とは言えない価格帯です。

 

せっかく購入したのに使いこなせなかったということにならないよう、iPadの特性を理解しておくことが大切です。

 

「iPad Proは手書きや手描きのアプリが豊富にあり、そうした操作に特化した性能を持っています。そのため、仕事でもプライベートでも日常的にノート類に文章を書いたり、絵を描いたりする活動をしていて、作業をデジタルに置き換えたいと考えている方だと、iPad Proの機能やアプリをフルに活用できると思います。
一方で、パソコンと同じように使いたいと考えているなら注意が必要です。パソコンソフトと互換性があるアプリでも同じ機能が使用できるとは限りません。iPad Proを購入する前に、自分はiPad Proをどういう用途で使いたいのか、使用したい機能やアプリはあるかなどを、事前に確認しておくことをおすすめします」

 

加えて、上記のような機能やアプリを使いこなすうえで、ぜひセットで購入してほしいアイテムがあるとか。

 

「手書きの作業をiPad Proで行うために、Apple Pencil Proはマストで購入したいアイテムです」

 

写真提供=Apple

 

「Apple Pencil ProはこれまでのAppleペンシルにはない機能も搭載されています。たとえば、ペンを強く握るとメニューやツールが開く『スクイーズ』、ペンで何かしらのアクションを起こすと軽く振動して反応する『触感フィードバック』などの機能で、直感的なペン操作をサポートしてくれます。
ちなみに、ディスプレイはつるつるとしているので、ペン先が滑って書き心地が良くないかもしれません。amazonなどのネットストアで購入できるペーパーライクフィルムなどで着脱可能なフィルムを貼る、Apple Pencil Proのペン先を自分が使いやすいと思うものに交換するといったことをすると、書き心地が改善すると思います」

 

五藤さんがおすすめするのは透明なペン先。画面との接地面が分かりやすくなるため、Apple Pencilを初めて使う方でも使いやすそう。エレコム株式会社「Apple Pencil 交換ペン先」 オープン(実勢1780円前後・税込)

 

Apple Pencil Proはオプションアイテムですが、使用することで、iPad Proの機能を十二分に活用できそうです。

 

iPad Proの機能を最大限に活用!
インストールしたいおすすめアプリ

OSに標準搭載されているアプリは豊富ですが、それ以外にApp Storeでダウンロード可能なアプリの量はなんと100万以上にも上ります。

 

「かなり昔のiPadだと、iPadでしか使用できないアプリしかなかったので、アプリ数も少なく利便性が悪い印象があったかもしれません。しかし、2019年にiPad OSが誕生 してからというもの、iPadだけでなく、iPhoneやMacと互換性のあるアプリが開発されるようになり、iPadで使用できるアプリが急増しました。今や毎日チェックしても追いつかないほど、新しいアプリが続々とリリースされている状況です」

 

種類豊富なアプリが揃う中、五藤さんがおすすめするアプリを教えていただきました。

 

1.便利な機能が満載!OS標準搭載アプリ

・リマインダー

「タスクの処理などを忘れないようにするためのアプリです。私の場合、このアプリの“買い物リスト”という機能を日常的に使用しています。iPhoneとデータを同期できるだけでなく、家族ともデータを共有できます。iPadでリストを作り、外出先ではiPhoneで家族とリストをチェックしながら、過不足なく買い物ができるように活用しています。
なお、買い物リストにはAIにより自動で項目立てをし、自動分類するという機能も付いています。例えば買い物リストをリマインダーで作成する場合、パン・野菜・お肉といったカテゴリを自動で生成したうえで、にんじんとじゃがいもは野菜に自動で振り分けるといったこともしてくれます」

 

 

・フリーボード

「無限大に広がるホワイトボードのようなアプリです。自分の考えを無限に書き足していくことができます。ワードやエクセル、PDF、画像データの添付も可能ですし、ふせんなどの機能でメモを別枠に貼付することもできます。
私は、セミナーなどで話すことを整理したり、スライドレイアウトのアイデアを作るときに活用しています。イラストを描くこともできるので、何かのデザインをするときのアイデアを書き留めて、制作上の相談などをするときにも使っています」

 

Apple Pencil Proを用いて手書きをする場合、えんぴつ・水彩・マーカーなど、ブラシのタイプや色もある程度の選択ができる。

 

2.最初にダウンロードしたい日々の暮らしに役立つアプリ

Bloom Built Inc「Day One Journal: プライベートな日記」※iPhone・iPad・Apple Watchに対応

無料※アプリ内課金あり

「こちらは日記アプリです。このアプリ自体は10年くらい前から存在していて、iPad OSの進化とともに機能もアップグレードしています。過去のデータの振り返りが得意なアプリなので、私は子どもの成長日記として活用しています。1年前のこの日は……といった思い出を簡単に振り返ることができますよ。アプリは無料でも使えますが、手書きでメモを付け加えたり、画像を複数枚挿入したりする機能は有料版で使用可能になります」

 

 

 

Time Base Technology Limited「Goodnotes 6」※Mac・iPhone・iPadに対応
無料 ※アプリ内課金あり

「こちらはノートアプリです。日記という用途だけにとどまらず、手書きで何かをメモしたいときに便利なアプリです。このアプリの最大の特長は、手書きの文字を認識し、テキストデータとして検索できるところ。過去の手書きメモも検索できますよ。OSに標準搭載されているメモアプリでも同じことができるのですが、文字認識の精度はこちらのアプリのほうが格段に優れている印象です」

 

五藤さんが実際に活用しているGoodnotes 6の画面。現在はベータ版での提供となるが、画像のような形でAIに質問をすると、AIが手書きメモのテキスト検索を行い、回答をするチャット機能もある。五藤さんは家計簿として、過去にメモした支出内容を確認するといった活用をしているそう。写真提供=五藤晴菜さん

 

 

OpenAI「ChatGPT」※iPhone・iPadに対応
無料 ※アプリ内課金あり

「今やビジネスパーソンで知らない人はいない生成AIの代表格・ChatGPTも、iPad Proにはぜひインストールしたいアプリです。単純な調べものだけでなく、文章を執筆したときの校正や、表現方法の候補を提示してもらう、会議の文字おこし、文章の要約、タスクの整理を行うなど、あらゆるシーンで私たちをサポートしてくれます」

 

「小学生でもわかるように」とユーザーの対象年齢を指定すると、対象年齢別に分かりやすい単語選択を行って出力する。写真提供=五藤晴菜さん

 

3.クリエイティブに挑戦したい人におすすめのiPad専用の画像・動画制作アプリ

Savage Interactive Pty Ltd「Procreate」※iPad専用
2000円(税込)

「こちらはiPad専用の有料のお絵描きアプリです。プロのイラストレーターも活用しているアプリで、水彩やクレヨンなどのあらゆるブラシが使えるところが特長です。ゼロからイラストを描いてもよいですし、線画を取り込んで塗り絵を楽しむのも良いと思います。Apple Pencil Proがあれば、お子さんでも操作ができるくらい簡単に使えるので、これからイラスト制作を楽しんでみたい方にもおすすめです」

 

写真提供=Savage Interactive Pty Ltd

 

Luma Touch LLC「LumaFusion」※iPad・iPhoneに対応
4500円(税込) ※アプリ内課金あり

「こちらは動画編集アプリです。有料アプリではありますが、パソコンの動画編集ソフトよりも安いだけでなく、それと同じような機能を持った高性能なアプリです。活用するには基礎知識が必要にはなるものの、チュートリアルやガイドに沿って操作できるため、初めて操作する方にとってもハードルは高くないのではと感じます」

 

写真提供=Luma Touch LLC

 

 

上記以外にも、便利に活用できるアプリはこれからも続々と発表されていくことでしょう。OSのアップデートなどでますます利便性が高まっていくiPad Pro。普段は手書き派でも、これを機に作業をデジタル化したいと思っているなら、手放せないアイテムになるはずです。

 

 

Profile

iPad Worker / 五藤 晴菜

執筆、デザイン、イラスト、動画編集など、多岐にわたる仕事をiPadでこなすクリエイター。仕事だけでなく、子育てや生活、学習など、あらゆる場面で役立つiPadの活用アイデアを発信。iPadの魅力をより多くの人に伝えるため、ニュースレターやYouTubeチャンネルの運営、各地でiPadセミナーを開催など、幅広い活動を展開。著書に『はたらくiPad』(インプレス)、『iPadの引き出し』(SBクリエイティブ)など。
HP

プラスチック製「Apple Watch SE」、開発は進行中!

アップルが次期「Apple Watch SE」向けにプラスチック素材の開発を進めていると、米ブルームバーグが報じています。

↑廉価なプラスチック製は実現するか?

 

廉価モデルに位置付けられるApple Watch  SEでは、第1世代と第2世代の両モデルでアルミニウム素材が採用されました。一方、「Apple Watch Ultra」シリーズや「Apple Watch 10」シリーズでは、新たにチタンが本体ケースの素材として採用されています。

 

プラスチック製の次期Apple Watch SEが開発中という噂は、以前にもブルームバーグが報じていました。今回の報道によれば、プラスチック製の次期Apple Watch SEは「コストと品質の課題」に直面しているものの、プロジェクトはまだ進行しているとのこと。

 

2013年に発売された廉価モデルの「iPhone 5c」では、本体ケースにカラフルなプラスチックが採用されたことがありました。しかし、このiPhone 5cは本体が傷つきやすく、意外と重量が重く、他社スマホと比べると廉価でもなかったため、好評を得ることはできませんでした。

 

現行モデルのApple Watch SEはチップに「S8 SiP」を搭載していますが、次期Apple Watch SEでは「S9 SiP」や「S10 SiP」といった新チップの搭載が予想されています。本体ケースにプラスチックを採用することで、どれだけの値下げが可能になるのか注目したいところです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPhone 16 Pro」シリーズ、5G通信速度が最大26%アップ!

アップルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」では、5G通信の速度が最大26%も上がっていると、インターネット速度を計測しているSpeedSmartが報告しています。

↑あっという間にダウンロード(画像はiPhone 15 Pro)

 

SpeedSmartによれば、米国の3大通信事業者(ベライゾン、AT&T、Tモバイル)においてiPhone 16 Pro/Pro Maxの5Gダウンロード速度が、平均23.7%向上したとのこと。ベライゾンのユーザーの場合、ダウンロード速度が26.4%向上したそうです。さらに、iPhone 16 Pro/Pro Maxでは5Gでのアップロード速度も大幅に向上し、三つのキャリア全体で平均22.1%向上したと報告しています。

 

海外メディアのMacRumorsによれば、iPhone 16 Pro/Pro Maxにはクアルコムの新型モデムチップ「Snapdragon X75」が搭載されており、5Gの通信速度が向上したとのこと。標準モデルの「iPhone 16/16 Plus」には、以前と同じ「Snapdragon X70」が搭載されているそうです。

 

iPhone 16シリーズでは5Gの通信速度の向上だけでなく、新たな通信規格「Wi-Fi 7」もサポートされています。これにより、iPhone 16は屋外でも屋内でも、快適な通信が利用できそうです。

 

Source: SpeedSmart via MacRumors

「iPhone 16」シリーズの有線充電、最大45Wにアップしていた!

先日、アップルから発表された「iPhone 16」シリーズの全モデルが、最大45Wの有線による急速充電に対応していると、リークアカウントのShrimpAppleProが報告しています。

↑もっと速くチャージ(画像提供/アップル)

 

iPhone 16の充電能力に関しては、より高速な「MagSafe」によるワイヤレス充電が可能になったと公式にうたわれています。具体的には30Wの充電器に接続することで、最大25Wのワイヤレス充電ができるとのこと。これは「iPhone 15」シリーズの最大15Wのワイヤレス充電から大きなアップグレードです。

 

中国の認証機関であるChina Quality  Certification Centerが公開した情報によれば、iPhone 16はUSB-Cポート経由で5V〜15Vかつ3アンペアの充電が可能とのこと。これにより、最大45Wでの有線充電が可能という計算が成り立つわけです。

 

以前の噂によれば、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」では最大40Wの有線充電が可能だとされていました。実際には最大40Wではなく45Wで、さらに標準モデルのiPhone 16/16 Plusでも充電速度が向上したのは、うれしいサプライズと言えるでしょう。

 

iPhone 16シリーズは9月20日から販売が開始されます。その高速充電を有効活用するためにも、十部な能力の充電アダプタを用意しておきたいものです。

 

Source: ShrimpApplePro / X via MacRumors

守るのは要所だけなのね!「ほぼ裸」で1万円超のiPhone16用ケース「Arc」予約販売開始

ロア・インターナショナルは、ほぼ裸のバンパーケース「Arc(アーク)」からiPhone16シリーズ向けケースの予約販売を開始。

 

Arc Pulseは、「限りなく裸で持ちたい」という願いと保護性能を兼ね備えたケースです。

 

・新色ローズブロンド・グラファイト登場

iPhone16の新色とマッチするカラーを新たにラインアップしました。シックかつ洗練されたカラーリングです。

 

・オランダ発のバンパー型ケース

ヨーロッパで意匠権を取得した、オランダ発のバンパー型ケースです。バンパーなのに縁を覆わない、新概念のiPhoneケースです。

 

・エッセンシャルデザイン

覆う部分を最低限に設計した、iPhone本来の美しさを活かす画期的なミニマルデザインです。

 

・iPhoneのデザイン性を損なわずに保護

保護したい表面・裏面・カメラ部分のみを保護するセパレート式のミニマルプロテクターが、iPhoneの世界観を損なわずに衝撃から守ることができます。

 

・二層のレイヤーで衝撃を吸収し分散

内側は、弾性の高いSEBS素材、外側は頑丈なアルミ素材の二層構造。iPhoneと触れる内側を優しく保護し、スリムさを維持しながら耐衝撃性を向上させています。

 

・スライドオン装着

圧縮力のみでフィットする独自のスライドオン方式。ネジや接着剤を使わず、取り付け方は簡単です。

 

・艶やかな鏡面加工 美しい仕上げのPVDコーティング

耐久性の高いアルミニウム素材を採用。表面を鏡のように仕上げる鏡面研磨加工で、iPhoneをより美しく際立たせます。高耐久・高強度のPVDコーティングで、発色が良く気品溢れるカラーを実現しました。

 

・環境に配慮した紙パッケージ

ミニマルかつ高級感のある紙ベースのデザインを採用。プラスチックを使用せず、完全にリサイクル可能です。ケースを使わない場面ではケースとして活用できます。

 

ロア・インターナショナル「Arc Pulse」

iPhone16 Pro/Pro Max向け

・マットブラック:1万2920円(税込み)
・ミラーシルバー:1万5990円(税込み)
・グラファイト:1万7990円(税込み)
・ローズブロンズ:1万8990円(税込み)
・ミラーゴールド:2万2990円(税込み)

iPhone16/Plus向け

・マットブラック:1万1890円(税込み)
・マットシルバー:1万3990円(税込み)

「iOS 18」、ビデオ録画を一時停止できるように!

「iOS 18」にビデオ録画を一時停止するオプションが追加されていると、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑一時停止ボタンが出現(画像提供/MacRumors)

 

これまでのiOSではビデオ録画を中断し、新たに録画を開始すると、ファイルが分割されます。つまり、一つのビデオファイルの中で録画を停止したり、再開したりすることはできません。

 

しかし、iOS 18のベータ版では録画ボタンの上(あるいは左側)に「一時停止ボタン」が導入されました(上の画像を参照)。このボタンを押すとビデオ録画が一時停止し、もう一度押すとビデオ録画が再開されます。中央の録画ボタンを押せば、録画を終了することができます。

 

このビデオ録画の一時停止機能は、「iPhone 16」シリーズで導入された「カメラコントロール」ボタンで利用できるようになるとMacRumorsは述べています。

 

近年はショート動画の普及により、短いクリップをつないで作品を作ることが増えています。iOS 18のビデオ録画の一時停止ボタンを使えば、わざわざ編集アプリやツールを使わなくても、簡単にテンポのよいショート動画を撮影することができそうです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16 Pro」シリーズ、新たな画像形式「JPEG XL」に対応!

「iPhone 16 Pro/Pro Max」が新たな画像フォーマット「JPEG XL」に対応していることが、「iOS 18」のコードから判明しました。

↑iPhone 16 Pro/Pro MaxはJPEG XLに対応(画像提供/アップル)

 

JPEG XLは「より小さなファイル、高品質、高速ダウンロード」をうたっています。通常のJPEGよりも最大55%ファイルサイズが小さく、画像をロスレス圧縮(可逆圧縮)することも可能。また、画像を他の形式より速く表示することができます。

 

iPhone 16 Pro/Pro MaxのJPEG XLのサポートはアップルのイベントで言及されなかったものの、製品の発表前から噂されていました。

 

iPhoneでは数年前から「HEIC」という画像形式が導入されています。HEICは非可逆形式で、JPEGより優れた品質の画像表示が可能ですが、プロからは画像の劣化がないJPEG XLが好まれそうです。また、HEICはあまり広くは利用されていません。

 

もちろんiPhone 16 ProではJPEG XLだけでなく、JPEGやHEICも引き続き利用可能。今後、どの画像形式が次世代の標準フォーマットとして普及していくのかに注目です。

 

Source: JPEG XL and MacRumors

iPhone16登場のアップル新製品イベントを振り返る!今回一番の本命は?

アップルは米国本社で開催したスペシャルイベントにおいて、「iPhone 16」シリーズや発表から10周年を迎えたApple Watchの「Series 10」など数多くの新製品を発表しました。今年も現地でイベントを取材した筆者が、ハンズオンで体験した製品の手応えをホンネでレポートしたいと思います。

 

イベント会場はApple ParkのSteve Jobs Theater。冒頭に現れたCEOのティム・クック氏によると、今年は世界30カ国からジャーナリストやインフルエンサーがイベントに集まったそうです。正式に何名が集ったのか明らかにされていないため、あくまで筆者の感覚ですが、昨年アップルが開催した秋の新製品発表会よりも集まった人の数はぐんと増えた印象を受けました。イベント後に開放されるハンズオン会場も、ものすごい熱気に包まれていました。

↑スペシャルイベントのステージに登壇したティム・クックCEO。近年はCEOによる挨拶の後、全世界に配信されるイベントの動画を集まった皆で観るという流れになっています

 

↑発表会直後のハンズオン会場は“超”が付くほど盛り上がっていました

 

アップルは今回のスペシャルイベントで以下の新製品を発表しています。

【スマートフォン】
・iPhone 16 Pro
・iPhone 16 Pro Max
・iPhone 16
・iPhone 16 Plus

【スマートウォッチ】
・Apple Watch Series 10
・Apple Watch Ultra 2

【オーディオ】
・AirPods 4
・アクティブノイズキャンセリング搭載 AirPods 4
・AirPods Max(USB-C)

 

一方で意外だったことは、例年この時期に発表されてきた、いわゆる「無印iPad」の知らせがなかったことです。

↑Apple Intelligenceの正式ローンチが、日本国内では2025年のどこかになることが発表されました

 

これに関連する話題ですが、アップルは独自のAIモデルによる生成AIサービスプラットフォームである「Apple Intelligence」を6月開催の世界開発者会議「WWDC 24」で発表済みです。ベータ版として米国英語版が年内に公開される見込みのApple Intelligenceには、iPadとApple Pencilによるクリエーションの生産性を高める数々の機能が含まれているとされます。しかし現在、Apple Intelligenceに対応するデバイスの中に無印iPadとiPad miniは含まれていません。なぜなら、両機種とも搭載するチップがAppleシリコンではないからです。

 

iPadとiPad miniは最も広く普及するふたつのiPadですから、Apple Intelligenceの提供が始まった段階で「使える機種がない」ということはないように思います。プロセッサーをAppleシリコンに積み替えた新しいiPadのラインナップを、アップルは最低でも年内発売に向けて用意しているはずです。

 

さて、話題をスペシャルイベントに戻しましょう。今年のスペシャルイベントの発表から、筆者が特に気になった5つの製品と機能に関連するトピックスを順に挙げたいと思います。

 

■今年の本命は「iPhone 16」

iPhoneの最もスタンダードなナンバリングモデルです。6.1インチのiPhone 16と、6.7インチの画面の大きなiPhone 16 Plusが揃いました。Apple Intelligenceのために設計を1から起こしたという高性能な「A18」チップを搭載。この秋に買い換えておけば、今後アップルが発表する様々なAIのサービスなどが快適に楽しめると思います。

↑鮮やかな“ウルトラマリン”の「iPhone 16」

 

カメラは望遠を含むトリプルレンズを搭載したiPhone 16 Proシリーズの方が多機能ですが、iPhone 16シリーズに「超広角カメラによるマクロ撮影(接写)」の機能が搭載されたことは要注目です。光学ズーム相当の2倍ズーム撮影も、メインの広角カメラが高品位な写真とビデオの撮影に対応する48MP Fusionカメラになっており、ベースの画質アップが期待できます。

↑デザートチタニウムの「iPhone 16 Pro」

 

iPhone 16 Proシリーズは4色が揃うチタニウムボディのカラバリが1色入れ替わり、ブルーチタニウムの代わりに上品なデザートチタニウムが加わりました。一方でiPhone 16シリーズには鮮やかなウルトラマリン/ピンク/ティールを含む5色(ほかホワイトとブラック)があります。筆者は仕事がらProシリーズのiPhoneを買うことになるとは思いますが、クオリティアップとともにできることが増えて、カラバリも充実するiPhone 16シリーズがとても気になっています。実際のところ6.1インチのiPhone 16が、秋以降に一番売れるモデルになりそうです。

 

■期待を超えてきた「カメラコントロール」

iPhone 16世代の全4機種が共通搭載する、写真・ビデオ撮影のための「カメラコントロール」は、筆者の期待を超える魅力的な新機能でした。

 

カメラのシャッターとして機能する物理ボタンを備えるスマホは、特段珍しくはありません。iPhoneもカメラアプリを起動中に音量ボタンを押すと、写真・ビデオ撮影のシャッターとして機能します。しかし、カメラコントロールはシャッター操作の「その先」にも踏み込んだユーザーインターフェースです。

↑iPhone 16世代の4モデルが本体の側面に搭載する「カメラコントロール」

 

iPhoneの側面に搭載されたカメラコントロールには感圧センサーと静電容量センサーが内蔵されています。ボタンをぐっと押し込む、または表面をスワイプする操作により、iPhoneのカメラが搭載する様々な機能を選んだり、ズームや被写界深度の設定を変更したりできます。例えば、iPhoneのカメラアプリで撮影する写真に色合いやトーンのひと工夫が加えられる「フォトグラフスタイル」は、iPhone 15 Proなどの場合は少し入り組んだ所に配置されていました。iPhone 16世代のモデルはカメラコントロールから素早くアクセスできるというわけです。

 

カメラコントロールはiPhone本体を縦と横のどちら向きに構えた状態でも使える機能なので、使いこなせば一段と”映える”写真やビデオが撮れるようになると思います。「そんなこと言ったって、iPhoneのカメラはシャッターを押すだけでキレイに撮れるからいいじゃんか」と思われるかもしれません。実際そうではあるのですが、iPhoneフォトグラファーとしての自分の可能性を広げたいなら、iPhone 16シリーズを買った際はぜひ「カメラコントロール」を使ってみるべきです。

↑写真・ビデオの撮影時にはカメラコントロールからズーミング操作が素早くできます

 

↑iPhoneを縦に構えた状態でもカメラコントロールが活躍します

 

■魅力いっぱいの対抗馬は「Apple Watch Series 10」

iPhone 16に負けない魅力を放っていたのは、2014年にアップルが初のApple Watchを発表してから10年のアニバーサリーを迎えた「Apple Watch Series 10」です。ケースの素材は「アルミニウム」と、ステンレスに代わって「チタニウム」の2種類になりました。

 

↑アルミニウムケースの「Apple Watch Series 10」、ケースサイズは46ミリ。艶やかに輝くジェットブラックの魅力に抗える人はいないでしょう

 

イチオシはアルミニウムケースの新色「ジェットブラック」です。2016年にiPhone 7/7 Plusを購入した方々は懐かしく感じる名前かもしれません。グロッシーな光沢感あふれるブラックがApple Watchとよくマッチしています。チタニウムケースの輝きももちろんゴージャスなのですが、あちらはスタート価格が10万円を超えてくるなど、アルミニウムより倍近く高価であることは無視できません。アルミニウムのApple Watch Series 10は、59,800円(税込)から買える「Appleの最も身近な最新デバイス」です。

 

本体はSeries 9よりも薄く・軽くなり、ディスプレイのサイズが拡大しました。ソフトウェアキーボードをタイピングしやすくなったので、簡単なメールやメッセージの返信はもはやiPhoneをバッグやポケットから取り出さず、Apple Watch Series 10で完結させるスタイルがこれからの常識になりそうです。

↑チタニウムケースのApple Watch Series 10

 

Apple Watch Series 10と、Apple S9チップを搭載する「Apple Watch Ultra 2」、「Apple Watch Series 9」のユーザーは、9月中のソフトウェアアップデートにより睡眠時無呼吸症候群の兆候をApple Watchでチェックする機能が使えるようになります。Apple Watchを身に着けて眠る間、ウォッチに内蔵する加速度センサーで「呼吸の乱れ」が計測され、リスクが観測された場合はヘルスケアアプリを通じてユーザーに通知が届くという仕組みです。ヘルスケアアプリに集まった計測データをPDFに出力して、専門医に相談できる機能もあります。働き盛りの世代にとって、またひとつApple Watchが手放せなくなる理由が増えそうです。

 

■ダークホースだったノイキャン搭載の「AirPods 4」

 

イベントの開催前から、ワイヤレスイヤホンの「AirPods」に新製品が加わるというウワサは聞こえていました。筆者はAirPods Maxの新製品を予想していました。開放型のAirPodsが代替わりする可能性も想定していましたが、まさかアクティブノイズキャンセリング機能を載せてくるとは思いませんでした。

↑「AirPods 4」のノイキャン効果が絶妙でした

 

通常、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載するイヤホンは「AirPods Pro 2」のように、イヤーチップで耳栓をして、音が生まれるスピーカー部(ドライバー)の周囲の殻を密閉構造にした製品が主流です。開放型でノイキャン搭載という製品も珍しくはありませんが、十分な遮音性能が得られる製品はあまり多くはありません。

 

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載する「AirPods 4」は十分に高い遮音効果が得られるうえ、低音域から高音域までバランスの整ったサウンドがどんなタイプの楽曲にもフィットします。装着感も前身である「第3世代のAirPods」に比べて万人にフィットしそうな心地よさでした。ちなみに、アクティブノイズキャンセリング機能を非搭載にして価格を8,000円落としたAirPods 4もラインナップされていますが、これぐらいの価格差であれば、騒々しい場所で音楽リスニングやハンズフリー通話にも快適に使える「ノイキャン付き」の方を選ぶべきです。

 

■奮起を促したい「AirPods Max」

今回のイベントで発表された新製品の中で、筆者が少しガッカリしてしまったのが「AirPods Max」です。価格は据え置いて、新しいカラバリを揃えた所までは良いのですが、中身の変化があまりに少なかったからです。デジタル端子がLightningからUSB-Cになり、充電ケーブルがiPhoneやMacと共通になったことは歓迎すべきポイントなのですが、Apple Musicのカタログに並ぶ「ロスレス/ハイレゾロスレス」のコンテンツ再生に対応していない可能性があります。

↑明るいオレンジの「AirPods Max」。その実力は今後明らかにしていく必要がありそうです

 

プレスリリースではUSB-Cは充電専用をうたっています。筆者が取材により得た情報では、将来ソフトウェアアップデートでUSB-C接続による有線再生も可能になるとのことですが、ロスレス再生の可能性については現時点で調べ切れていません。今後製品を取材できる機会があれば報告したいと思います。

 

エキサイティングな情報が盛りだくさんだった、アップルのスペシャルイベント「Glowtime」を振り返ってみました。また実機レポートなどを通じて製品の詳細を報告していきたいと思います。

新型「iPhone 16」シリーズ、全機種のRAM容量が判明!

アップルが先日発表した「iPhone 16」シリーズの全機種が8GBのRAMを搭載していると、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑RAMは全部8GB(画像提供/アップル)

 

アップルはiPhoneに搭載されたRAMの容量を公開したことはありませんが、調査によって「iPhone 15 Pro/Pro Max」には8GBのRAMが、「iPhone 15/15 Plus」には6GBのRAMが搭載されていることが判明しています。

 

開発者コードの「Xcode 16」の最新バージョンから判明した今回の情報によれば、iPhone 16/iPhone 16 Plus/iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Maxの全機種に8GBのRAMが搭載されているとのこと。

 

iPhone 16は全モデルが、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応しています。このことから、ベースモデルのiPhone 16/16 Plusでも8GBのRAMが搭載された可能性があります。その一方、上位モデルのiPhone 16 Pro/Pro MaxのRAM容量が8GBのままなのは、若干不満が残るかもしれません。

 

RAM容量の多さは、アプリやゲームの動作の快適さを左右します。これから販売されるiPhone 16シリーズは、どのモデルを選んでも安心して使うことができそうです。

 

Source: MacRumors

Beatsから初の「iPhoneケース」が登場! でもなぜBeats?

アップル傘下のBeatsブランドから、新型「iPhone 16」シリーズ向けのケース「Beats iPhone Case with MagSafe」が登場しました。

↑Beats初のiPhoneケース(画像提供/アップル)

 

これまで、イヤホンやヘッドホン、ワイヤレススピーカーをラインナップしてきたBeats。iPhoneケースを投入するのは今回が初めてです。

 

Beats iPhone Case with MagSafeは、背面にポリカーボネート製のハードシェルを採用し、側面には衝撃を最大限に吸収するための柔軟性を持たせているそう。外側には傷に強く光沢のあるコーティングを施し、裏地には柔らかなマイクロファイバー素材を採用しています。

 

ケースはMagSafeに対応し、iPhone 16にマグネットでピタッと付けてワイヤレス充電が可能。また、新ボタン「カメラコントロール」をフルに活用するため、導電層を重ねたサファイアクリスタルのボタンを備えています。

 

アップルがなぜ純正ケースとしてではなく、Beatsブランドでこのケースをリリースしたのかは説明されていません。これについて海外メディアのThe Vergeは、「新しい実験的なケースをBeatsブランドでリリースすることで、失敗してもアップルへの批判が避けられる」と述べています。

 

Beats iPhone Case with MagSafeはミッドナイトブラック、サミットストーン、リップタイドブルー、サンセットパープルの4色が登場し、価格は7980円(税込)となっています。アップル純正品とは一味違った高品質なケースを探している人には、うってつけな製品となりそうです。

 

Source: The Verge

来年発売の「Powerbeats Pro 2」、心拍数を測る機能を搭載!?

アップルが2025年の発売を予告しているワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」に、心拍数の測定機能が搭載されるとMacRumorsが報じています。

↑心拍数を測れるらしい(画像提供/MacRumors)

 

アップルは9月初旬、Powerbeats Pro 2を来年発売すると発表しました。MLBの大谷翔平選手を起用したティーザー広告では、2019年にリリースされた「Powerbeats Pro」にデザインが似ているものの、より垂直でスリムなデザインになっていることが分かります。

 

MacRumorsが最新のソフトウェアアップデートから見つけた情報によれば、Powerbeats Pro 2は心拍数を測定し、その情報をiPhoneの「Health(ヘルスケア)」アプリに送信することができるとのこと。

 

心拍数の計測には、両方のイヤホンを装着する必要があります。また、イヤホンをジムの機器に接続して、トレッドミルなどのマシンを使用しながら心拍数を測定することも可能。

 

今回の情報によれば、Powerbeats Pro 2はアクティブノイズキャンセリング(ANC)や空間オーディオ、アダプティブオーディオに対応するそう。本体カラーはオレンジ、パープル、ブラック、ベージュが用意され、それぞれに合わせた色の充電ケースが付属します。

 

アップル製品においては「Apple Watch」シリーズで心拍数の計測ができますが、イヤホンという選択肢を検討するのもいいかもしれません。

 

Source: MacRumors

新「iPhone 16」シリーズ、USB-Cの転送速度は遅いままだった…

アップルは昨年、iPhone 15シリーズの発売にともない、LightningポートからUSB-Cへの移行を始めました。最新のiPhone 16シリーズでも、全モデルともUSB-C端子が採用されています。

↑USB-Cの転送速度は以前のまま(画像提供/アップル/YouTube)

 

しかし、新型モデルでもUSB-Cポート経由でのデータ転送速度は向上せず、現状維持であることが明らかになりました。

 

iPhone 16全モデルの仕様が公式サイトに掲載されていますが、iPhone 16およびPlusの標準モデル2つのUSBーCポートはUSB 2(最大480Mb/s)、iPhone 16 ProおよびPro MaxはUSB 3(最大10Gb/s)であると確認できます。これらはどちらも昨年モデルと全く同じです。

 

iPhone 15シリーズでも、標準モデルのUSB-Cが転送速度480Mb/s、つまりLightningポートと同じだったことに落胆した声が上がっていました。Proモデルの最大10Gb/sと比べれば、約20分の1に過ぎないからです。

 

もっとも、iPhone 16 ProとPro Maxで最大10Gb/sの転送速度を使うには、10Gb/sに対応したUSB-Cケーブルが必要となります。iPhone本体には同梱されておらず、別に出費することになります。

 

USB-Cポートを搭載したiPad Proモデルは、最大40Gb/sのThunderbolt接続に対応。アップルはUSB-Cの転送速度に差を付けて、製品の棲み分けを図っているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

iPhoneの「探す」機能、これから精度が上がりそうな理由とは?

iPhoneの「探す」機能が、新たにリリースされた通信規格「Bluetooth 6.0」によって進化する可能性が海外メディアで指摘されています。

↑センチメートル単位で場所がわかるようになる?

 

Bluetooth 6.0では「Channel Sounding(チャンネルサウンディング)」という技術が採用されています。これにより、「かなりの距離にわたってセンチメートルレベルの精度」でデバイスを検知することができるようになり、ユーザーが紛失したアイテムをより簡単かつ迅速に見つけられるようになるというのです。

 

アップルは探す機能に超広帯域通信(UWB)を導入し、「iPhone 11」以降では「AirTag」を使ったり「AirPods Pro(第2世代)」の充電ケースを探したりできます。今後はBluetooth 6.0とUWBを連携させることで、高精度な位置検出が可能になる模様。Bluetooth 6.0だけでも、「Apple TV」の「Siri Remote」や他社製デバイスでも高精度な位置検出ができるようになります。

 

Bluetooth 6.0に対応したデバイスが登場するのは、少なくとも1年先になると予測されています。将来のiPhoneやAirTagで探す機能がさらに進化することに期待です。

 

Source: Bluetooth via MacRumors

次期「iPad mini」、10月のイベントで発表?

次期「iPad mini」が10月にアップルイベントで発表されると、米ブルームバーグが報じています。

↑私とは10月にお会いしましょう(画像提供/アップル)

 

次期iPad miniに関しては、「A17 Pro」かそれより上位のチップを搭載することで、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応することが期待されています。同時に、前面/背面カメラのアップグレードや、Wi-Fi 6/Bluetooth 5.3への対応もされています。

 

ブルームバーグによれば、アップルは10月のイベントで新しい「MacBook Pro」や「Mac mini」「iMac」を発表するとのこと。それらとは別のイベントで次期iPad miniが登場すると言います。

 

アップルの情報に詳しいアナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は以前、次期iPad miniは2024年後半に量産が開始されると述べていました。現行モデルのiPad miniは2021年9月にリリースされ、3年間もアップデートが行われていません。

 

さらに、10月のイベントでは複数の次期iPadも発表される予定だとブルームバーグは伝えています。次期iPad miniだけでなく廉価な「iPad」のアップデートを含め、10月のイベントを楽しみにしたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、「自社開発5Gモデム」に2025年から急速に移行?

アップルが2025年から「自社開発の5Gモデム」への移行を加速させると、著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑自社開発5Gモデムへのシフトが始まる

 

アップルが5Gモデムを自社で開発していることは以前から報じられていました。クオ氏は以前、「独自の5Gモデムを搭載したiPhone SE(第 4世代)が2025年第1四半期(1月〜3月)に、超薄型のiPhone 17 Slimが第3四半期(7月〜9月)に発売される」と述べていました。

 

今回の同氏の報告によれば、アップルの独自5Gモデムの出荷台数は2025年に3500万〜4000万台、2026年には9000万〜1億1000万台、2027年には1億6000万〜1億8000万台へと「急速に増加する」とのこと。

 

現在、同社が販売しているiPhoneはすべてクアルコムのモデムを搭載しています。アップルはいずれ同社からのモデムの供給を終了し、独自5Gモデムに完全移行するとクオ氏は予測しているのです。

 

アップルはこの分野でリーダーシップをとることができるのでしょうか? 今後の展開に注目です。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors

iPhone 16 Pro/Pro Max正式発表。両モデルともA18 Proチップ、画面はデカく、5倍望遠カメラ搭載!

アップルは「時が満ちる。」イベントにて、最新の「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」を正式に発表しました。どちらもApple Intelligenceを核として設計され、新規デザインや広くなったディスプレイ、ほか多くの新機能を搭載しています。

Image:Apple

 

iPhone 16 Proは6.3インチ、iPhone 16 Pro Maxは6.9インチの大型ディスプレイを搭載。どちらも前モデルの6.1インチ/6.7インチより大きくなっています。またアップル製品の中でも最もベゼルが狭く、いっそう全画面デザインへと近づきました。

 

そしてiPhone 16 Pro Maxは「史上最高のiPhoneバッテリー持続時間」を誇っているとのこと。本体カラーはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウム、ナチュラルチタニウムの4色です。

 

これらiPhone 16 Proモデルには、iPhone 16/16 PlusのA18よりも高速かつ効率的なA18 Proチップが搭載されています。A18 Proは第2世代の3nm技術により製造され、16コアのNeural Engineは毎秒35兆回の演算が可能です。これにより、Apple IntelligenceをA17 Proよりも最大15%高速に動かせるとのことです。

 

また6コアGPUはA17 Proよりも20%高速で、レイトレーシング機能も2倍。さらに6コアCPUはA17 Proよりも15%高速かつ20%効率的とうたっています。

 

新たな48MP Fusionカメラは、第2世代のクアッドピクセルセンサーを採用。これとパワフルなA18 Proチップにより、ビデオモードまたはスローモーションで4K 120fpsのドルビービジョンを撮影できるようになりました。

Image:Apple

 

超広角カメラも前モデルの12MPから48MPに強化され、48MPのProRawやHEIFの超高解像度写真をオートフォーカスで撮影できます。ほか、iPhone 16 Pro/16 Pro Maxともに、5倍望遠レンズを搭載しています。

 

また、カメラアプリ専用の新ボタン「カメラコントロール」が本体の右下に追加されました。一度クリックするとカメラアプリが起動し、もう一度押すと写真が撮影でき、ビデオモード中にクリックするとビデオ撮影がスタート。2024年内には、ソフトウェアアップデートで「2段階シャッター」が登場すると予告しています。

Image:Apple

 

iPhone 16 Proは15万9800円(税込、以下同じ)から、iPhone 16 Pro Maxは18万9800円から。予約受付は9月13日に開始され、9月20日から出荷されます。

iPhone 16/16 Plus正式発表! カメラ/アクションボタンを搭載

Apple(アップル)はイベントにて、新型スマートフォン「iPhone 16/16 Plus」を正式発表しました。

↑Appleより

 

iPhone 16/16 Plusには、新たに「カメラコントロール」と呼ばれるボタンが本体側面の電源ボタン下に搭載されています。これにより、ボタンを押して写真や動画を撮影するだけでなく、指をスライドさせることでズームレベルを調整することができます。また、着信/ミュートボタンの場所には「iPhone 15 Pro/Pro Max」ゆずりの「アクションボタン」が搭載され、さまざまな機能を割り振ることができます。

 

iPhone 16/16 Plusはチップに「A18」を搭載。「A16 Bionic」を搭載した「iPhone 15/15 Plus」よりも、最大30%高速です。さらに、AI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」にも対応しています。

 

iPhone 16/16 Plusのディスプレイサイズは6.1インチ/6.7インチで、前モデルから変わらず。ディスプレイはより明るく、また耐久性も向上しています。

 

iPhone 16/16 Plusの本体カラーはウルトラマリン、ティール、ピンク、ホワイト、ブラックの5色。海外価格は799ドル(約11万円)と899ドル(約13万円)で、9月20日から販売が開始されます。Apple Intelligenceでどれだけ便利な機能が提供されるかが、iPhone 16/16 Plusの先行きを左右することになりそうです。

AirPods(第4世代)発表、ノイキャン対応あり/なしの2モデル。USB-C版AirPods Maxも登場、新色も追加!

アップルはiPhone 16イベント「時が満ちる。」にて、ワイヤレスイヤホンの最新世代となる「AirPods(第4世代)」を発表しました。標準モデルとアクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載モデルの2種類あり、それぞれ価格が異なります。

Image:Apple

 

AirPods(第4世代)はデザインを改良し、「これまでで最も快適なAirPods」になったとのこと。また前モデルのH1チップに替えて、より強力なH2チップを搭載。そのため「声を分離」や「パーソナライズされた空間オーディオ」など、AirPods Pro(第2世代)専用だった数々の機能が使えるようになりました。

 

また充電ケースは、AirPods史上最も小さなサイズとなり、USB-C充電が可能で、合計で30時間のバッテリー持ちを実現しています。

 

そして高価なバージョンでは、ANCのほか外部音取り込みモード、適応型オーディオなどの機能が追加されています。

 

AirPods(第4世代)の両モデルは本日より予約受付を開始し、9月20日に出荷されます。標準モデルの米国価格は129ドル、ANC付きモデルは179ドルです。

 

また、オーバーイヤーヘッドホンAirPods Maxも新色のスターライト、ミッドナイト、パープル、オレンジ、ブルーを追加。さらに充電端子がLightningからUSB-Cに変更され、より使いやすくなりました。米国価格は従来通り549ドル、こちらも本日より予約受付を開始し、出荷は9月20日です。

Image:Apple

Apple Watch Series 10正式発表、画面大きく薄型化、チタンモデルも登場

Apple(アップル)はイベントにて、新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 10」を発表しました。

↑Appleより

 

Apple Watch Series 10の最大の進化は、ディスプレイの大型化と本体の薄型化。Appleが「これまでで最大のディスプレイと最薄のデザイン」とうたうように、「Apple Watch Ultra」シリーズよりも大きなディスプレイを搭載しています。

 

さらに、本体は9.7mmに薄型化。前モデルよりも約10%も薄く、Apple Watch Series 9のステンレススチールケース比なら20%、アルミニウムケース比なら10%軽量となっています。また、Apple Watch Series 10にチタンケースモデルも登場しました。

↑Appleより

 

Apple Watch Series 10はシリーズ史上最速の充電速度も達成。30分で80%まで充電できます。またApple Watchシリーズとして初めて、スピーカーから直接音楽やPodCastを再生できるようになりました。さらに、睡眠時無呼吸症候群の検知も可能です。

 

打って変わって、小規模なアップデートとなった「Apple Watch Ultra 2」。こちらでは、新色の「ブラックチタニウム」が登場します。また、チタン製のミラネーゼバンドも追加されます。

↑Appleより

 

Apple Watch Series 10は399ドル(約5万7000円)からで、Apple Watch Ultra 2は799ドル(約11万円)から。どちらも9月20日から販売が開始されます。Apple Watch Ultra 2の新色も気になりますが、個人的に最も“買い”なのは完全刷新されたApple Watch Series 10のように感じました。

「iPhoneから水を出す」動画、本当に効果はある? 海外メディアが検証

YouTubeには「iPhone内部に入った水を排除する動画」が存在しています。この動画に一定の効果があると、修理業者のiFixitと海外メディアのThe  Vergeが報じています。

↑こんな場合、どうする?

 

iPhoneから水を出す動画とは、特殊な音を使って、iPhoneのスピーカーに入ってしまった水を排出するというもの。下の動画がそれです(※)。

※この動画の使用により生じた不具合や故障につきましては、一切の責任を負いかねます。

 

【iPhone内部に入った水を排出する動画】

 

iFixitとThe Vergeはこの動画の効果を検証するため、UV染料を入れた水に「iPhone 13」を浸します。そして動画を再生すると、確かにiPhoneのスピーカーから水が排出されたのです。

↑水が出ている(画像提供/The Verge, iFixit)

 

なお、水が排出されたのはスピーカー部分からで、その他の外部ポートから水は出ませんでした。また、テストしたiPhoneを開くと、スピーカー以外の部分にUV染料が染み付いていました。このことから、動画は一定の効果があるものの、水浸しになったiPhoneを守ることはできないことがわかります。

 

最新の「iPhone 15」はIP68の防塵・防水性能を備えており、水しぶきや雨、最大6メートルまでの深さの水没に30分間耐えることができます。とはいえ、できるだけ水に浸さず、大切に使ってあげたいものです。

 

Source: The Verge via MacRumors

ファイルをつかんだはいいものの…。ドラッグ&ドロップをキャンセルする3つの方法!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ドラッグ&ドロップをキャンセルする3つの方法」です。

 

 

ドラッグ&ドロップをするつもりでファイルなどをつかんだあと、やっぱりやめたくなった場合、それを元の場所に戻すのが面倒なことがあります。そんなときに、ドラッグを簡単にキャンセルできる方法を3つご紹介しましょう。

 

まず1つめは、キーボードの「esc」キー(エスケープキー)を押す方法です。ファイルをドラッグ中にエスケープキーを押すと、このようにファイルが元の場所に戻ります。テキストをドラッグしている場合も、このように元に戻ります。

 

2つめは、ドラッグしているアイテムをメニューバー上にドロップする方法です。フルスクリーン時のみメニューバーを自動的に隠す設定の場合は、画面上端の黒い部分にドロップすることでキャンセルが可能です。ただし、メニューバーを自動的に非表示にしている場合、この方法は使えません。

 

そして3つめは、ドラッグしているアイテムを、開いているウインドウ上部のタイトルバーにドロップする方法です。ウインドウはFinderに限らず、あらゆるアプリのウインドウでもOKです。

どれか一つでも覚えておくと便利ですので、ぜひ覚えてください。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

「アップル税」は高すぎる! マイクロソフトがクラウドゲーム配信を巡りアップルを批判

「Xbox」のクラウドゲームアプリをApp Storeで配信することに関して、「30%の手数料」は高すぎるとマイクロソフトが主張しています。

↑アップルのルールは厳しすぎる

 

アップルは今年初めからApp Storeにおいてクラウドゲームアプリを許可しており、数多くのレトロゲームアプリが登場。その一方、アップルはApp Storeにおけるアプリやコンテンツ販売に最大30%の手数料を課しています。これは通称「アップル税」と言われています。

 

英国の規制当局は、スマートフォン向けブラウザの供給やクラウドゲームの配信などについて調査を行なっています。その当局に対して、マイクロソフトはクラウドゲームアプリ「Xbox Cloud Gaming」をApp Storeに導入しない理由について、「技術的および経済的理由」を挙げているとのこと。サブスクリプションをアプリ内購入に導入するのは「実現不可能である」と同社は言います。

 

さらにマイクロソフトは、アップルが代理アプリストアを(EU外で)サポートしていないことや、デバイスのハードウェア機能にアクセスできない「Webアプリ」に限界があることについても不満を述べています。

 

英国の規制当局は、マイクロソフトや他の関係者の意見を考慮しながら調査を進める予定。アップルにも譲れない一線があるとは思いますが、iPhoneでさまざまなクラウドゲームアプリが登場することを楽しみにしたいものです。

 

Source: The Verge via MacRumors

次期「iPhone SE」も有機ELディスプレイに移行へ。日本のメーカーが消えた…

次期「iPhone SE(iPhone SE第4世代)」のリリースで、アップルのiPhoneラインナップの有機ELディスプレイへの切り替えが完了すると、Nikkei Asiaが報じています。

↑有機ELディスプレイへのシフト完了(画像はiPhone SE 2)

 

現行モデルのiPhoneでは、「iPhone 16」シリーズの全機種が有機ELディスプレイに移行している一方、iPhone SE(iPhone SE第3世代)には液晶ディスプレイが搭載されています。

 

Nikkei Asiaによれば、次期iPhone SEが有機ELディスプレイに切り替わることにより、iPhoneのサプライヤーからジャパンディスプレイ(JDI)とシャープが排除されるとのこと。日本人としては、なんだか寂しい話です。

 

次期iPhone SEの有機ELディスプレイは、中国BOEと韓国LGに発注しているとのこと。次期iPhone SEは「iPhone 14」のようなデザイン、顔認証機能「Face ID」、USB-Cポート、アクションボタン、アップル設計の5Gモデム、「A18」プロセッサ、ホームボタンなしの6.06インチディスプレイを採用すると噂されています。加えて、「Apple Intelligence」への対応により、RAM容量が4GBから8GBへと増えるようです。

 

次期iPhone SEは2025年初頭のリリースが予想されています。

 

Source: Nikkei Asia via MacRumors

アップル、iPad用に「低価格のMagic Keyboard」を開発中!?

アップルが「iPad」向けの低価格なキーボードケース「Magic Keyboard」を開発していると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑新しいキーボードに期待

 

現行モデルの低価格なiPadには、背面にキックスタンドを備えたキーボードケース「Magic Keyboard Folio」が用意されています。その一方、「iPad Air」や「iPad Pro」には、iPadを上方に持ち上げるヒンジを搭載した「Magic Keyboard」が販売されています。

 

同記者によれば、アップルが開発している低価格なMagic KeyboardはiPad Pro向けではなく、低価格なiPadもしくはiPad Air向けに設計されるとのこと。iPad Pro向けのMagic Keyboardとは異なり、本体はアルミ製ではありませんが、ファンクションキーが搭載される可能性があると指摘しています。

 

iPad Pro用のMagic Keyboardは、アルミ製の本体とファンクションキーを採用したことで、さらにノートパソコンに近い使い勝手を実現しました。同様の高性能かつ低価格なMagic Keyboardが、iPadやiPad Air向けに登場することに期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Mac mini」で「USB-Aポート」が消える?

次期「Mac mini」で「USB-Aポート」が廃止されると米ブルームバーグが報じています。

↑外部ポートが変わりそう

 

「M2」チップを搭載した現行モデルのMac miniには、2個のUSB-Aポートと、2個のUSB-Cポートが搭載されています。また、「M2 Pro」を搭載したMac miniには2個のUSB-Aポートと4個のUSB-Cポートが存在。一方で、ワークステーションの「Mac Studio」にUSB-Aポートは存在しません。

 

ブルームバーグによれば、M4 Proを搭載した次期Mac miniは、背面に3個のUSB-Cポートを、前面には2個のUSB-Cポートを搭載する一方、USB-Aポートは廃止されるとのこと。なお、イーサネットやHDMI、3.5mmオーディオのポートは引き続き搭載されます。

 

M4を搭載した次期Mac miniに関しては、デザインが完全に再設計され、Mac史上最小のデスクトップコンピューターになると報告されています。本体は「Apple TV」並に小型化する一方、現行モデルの1.4インチより若干分厚くなるそうです。

 

コンピューターからUSB-Aポートがなくなり、USB-Cポートに移行するのは自然な流れ。ただし、周辺機器の買い替えが必要となるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

M4チップ搭載「Mac」シリーズ、11月に発売される可能性が浮上!

「M4」チップを搭載したMacは11月に発表されると、海外メディアのMacRumorsが伝えています。

↑M4 iMacは11月デビューか

 

現行モデルのMacには「M3」チップが搭載されていますが、M4 Macはまだリリースされていません。今年5月に発売された「iPad Pro」には、Macに先んじてM4が搭載され、AI(人工知能)処理を含めたパフォーマンスが大幅に向上しています。

 

MacRumorsによれば、アップルは11月に新しいM4 Macをリリースする予定とのこと。新しいMacは年末に向けてリリースされることが多いのですが、11月という具体的なタイムスケジュールが示されたのは今回が初めてです。

 

現時点では、M4 Macを発表するイベントが開催されるかどうかは不明。昨年10月にアップルは「Scary Fast」イベントを開催し、M3 Macを発表。製品は11月に発売されたので、M4 Macも同じ流れになる可能性があります。

 

これまでの噂によれば、アップルはM4 Macを年末までに4モデル発売する可能性があります。エントリーモデルの14インチのM4 MacBook  Pro、M4 Pro/M4 Maxを搭載した14インチ/16インチMacBook Pro、M4 iMac、そしてM4/M4 Proを搭載したMac mini。よりパワフルになったMacの登場に期待が高まります。

 

Source: MacRumors

2025年の「iPhone 17」、RAMが12GBに増えるのはPro Maxだけ?

2025年予定の「iPhone 17」シリーズでは、最上位モデルの「iPhone 17 Pro Max」のみが12GBのメモリー(RAM)を搭載すると、アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報じています。

↑iPhone 17シリーズのRAMはどうなる?

 

現行モデルのiPhoneでは、上位モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」が8GBのRAMを搭載。一方、標準モデルの「iPhone 15/15 Plus」は6GBのRAMを搭載しています。そのため、人工知能機能の「Apple Intelligence」にはiPhone 15 Pro/Pro Maxのみが対応しています。

 

先日、中国語SNSのWeiboにおいて、iPhone 17シリーズの全モデルのRAMが12GBにアップグレードされるとの情報が流れていました。しかし、クオ氏はその説を否定しているのです。

 

さらに、「iPhone 17」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Slim」と、2025年初頭に発売される次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」には、8GBのRAMが搭載されると言います。これらのモデルでは全機種がApple Intelligenceに対応すると予想されています。

 

クオ氏によれば、iPhone 17 Pro Maxではベイパーチャンバー技術とグラファイトシートを組み合わせた、独自の冷却システムが採用されるとのこと。大容量RAMからの発熱を見越した設計変更なのかもしれません。

 

Source: Ming-Chi Kuo / X via MacRumors

次期iPhone 16 Pro、「ゴールドチタニウム」カラーが判明!?

次期「iPhone 16 Pro」の「ゴールドチタニウム」カラーとされるモックの画像を、海外メディアの9to5Macが公開しています。

↑ゴールドはこんな感じ?(画像提供/9to5Mac)

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では「ナチュラルチタニウム」「ブルーチタニウム」「ホワイトチタニウム」「ブラックチタニウム」の4色が用意され、「iPhone X」以降では初めてゴールドカラーが提供されませんでした。

 

今回の画像が本物だとすれば、「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではゴールドカラーのオプションが復活することになります。同モデルではブルーチタニウムがなくなり、ゴールドまたはブロンズのカラーが追加されることが、これまでにも噂されてきました。

 

ゴールドカラーはスタンダードなホワイト(シルバー)やダーク(ブラック)系と並び、人気のカラー。ゴールドがないからiPhone 15 Pro/Pro Maxの購入を見送ったという人も、iPhone 16 Pro/Pro Maxなら納得して購入することができるかもしれません。

 

Source: 9to5Mac via MacRumors

次期「iPhone 16」、例年より1日早く予約できる?

アップルの次期スマートフォン「iPhone 16」シリーズの予約が、通常の金曜日ではなく木曜日に開始されると、ドイツ語ニュースサイトのMacerKopfが伝えています。

↑どんなスケジュールになる?

 

これまでアップルは火曜日に開催されるイベントで新型iPhoneを発表し、その週の金曜日に予約を始めていました。例えば、去年の「iPhone 15」は米国時間9月12日(火曜日)に発表され、9月15日(金曜日)に予約を開始。発売日は9月22日(金曜日)でした。

 

しかし、次期iPhone 16は従来と異なり、9月9日(月曜日)にイベントが開催されます。このことから、予約開始日も1日早い9月12日(木曜日)になる可能性が指摘されているのです。ということは、製品の販売日も金曜日ではなく木曜日(9月19日)になるのかもしれません。

 

iPhone 16シリーズの予約日と開始日は、9月9日のイベントで発表されるはず。はたして、新しいiPhoneは1日でも早く入手できるようになるのでしょうか?

 

Source: Macerkopf via MacRumors

iOS「メモ」アプリの情報整理がグッとはかどる! メモとメモをつなげてリンクしよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「メモにリンクを貼って整理する方法」です。

 

 

「メモ」には文字や画像だけでなくURLリンクやタグなども書き込めますが、iOS 17からは関連するメモ同士を繋げてリンクできるようになりました。今回は、そんなメモの新機能に加えてクイックメモを使った情報の管理方法を紹介しましょう。

 

それではメモ同士のリンク方法です。まずメモを開いてリンクを設定したい文字列を選択してメニューから[リンクを追加]をタップ。

 

「リンク先」にリンクしたいメモのタイトルを入力します。すると「メモにリンク」のエリアに該当するメモが表示されるのでタップ。「リンク先」に設定されたのを確認して[完了]をタップします。

 

これで完了。作成したリンクをタップすると設定したメモに切り替わります。

 

続いて、Safariで見つけた気になる情報をメモに挿入する方法です。

 

それには、クイックメモを使う必要があるので、まず、クイックメモをコントロールセンターに追加しましょう。追加するには、設定からコントロールセンターをタップして「コントロールを追加」から[クイックメモ]の先頭にある緑色の[+]ボタンをタップして追加しておきましょう。

 

その上で、注目したい部分を選択した状態でコントロールセンターからクイックメモをタップ。新規クイックメモの画面に切り替わるので[リンクを追加+]をタップ。[保存]をタップしましょう。選べばWEBページとメモを紐付けできます。

 

こうしてクイックメモを作成しておけば、クイックメモからWEBサイトの該当部分にアクセスできるし、WEBサイトのページを開くと紐付けしたメモがサムネイルからアクセスできます。

 

このサムネイルは一定時間が経過すると消えてしまいますが、その時は[〈]をタップすれば再表示してくれます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

9月のアップルイベントに登場しない製品は何?

アップルが米国時間9月9日に開催するイベントに注目が集まっています。本稿では、同イベントに「登場しなさそうな製品」をまとめてみました。

↑発表されないであろう製品は…

 

M4 Mac

米ブルームバーグによれば、アップルはM4を搭載した「MacBook Pro」や「Mac mini」「iMac」を開発しているとのこと。M4 MacBook Proの外観は現行モデルからそれほど変わらず、M4 Mac miniは「Apple TV」に似た、全く新しいコンパクトなデザインになるようです。しかし、これらのM4 Macは10月の発表が予想されています。

 

次期AirPods Pro

次期AirPods Proは新たなデザインを採用し、聴力検査ツールなどの健康関連機能を追加するための新チップが搭載されるようです。ただし、本製品は来年後半の発表が予測されています。

 

次期HomePod

アップルは、本体上部にLCDタッチスクリーンを搭載した、現行モデルに似た次期HomePodを開発していると噂されます。さらに、全く新しい卓上デバイスの投入も検討している模様。しかし、これらが9月のイベントで発表されるという情報はありません。

 

廉価なApple Vision Pro

現行モデルのApple Vision Proは価格が高いことから、より廉価なモデルの開発が噂されています。ただし、廉価版Apple Vision Proは2025年末までは発売されない見込みです。

 

例年通りなら、9月のイベントの中心は新型iPhoneとApple Watchになるはず。上記の製品のことも頭の隅に入れつつ、イベントを楽しみたいですね。

 

Source: 9to5Mac

9月のアップルイベントで「サプライズ登場」しそうな製品は?

アップルが米国時間9月9日に開催する、「iPhone 16」を中心としたイベントで、サプライズ登場しそうな製品をまとめてみました。

↑驚かせてくれ(画像提供/アップル)

 

次期iPad mini

アップルは通常、10月に新しいiPadを発表します。アップルストアでは現行モデルのiPad miniの在庫が減少しており、次期モデルの登場が近いと報じられています。

 

次期iPad miniでは「A17 Pro」かそれ以上のチップを搭載することで、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応。前面/背面カメラがアップデートされ、Wi-Fi 6やBluetooth 5.3に対応すると予測されています。

 

次期Apple TV 4K

新しいApple TV 4Kが発表される可能性があります。情報は多くありませんが、新型プロセッサの搭載が期待されています。

 

Apple Watch X

登場から10周年を迎える今年のApple Watchは、「Apple Watch X」または「Apple Watch Series X」として発売される可能性があります。ディスプレイの大型化や本体の薄型化が予想されており、より強力なチップや新しい健康センサーを搭載するかもしれません。また、バンドの取り付けシステムも変更されるようです。

 

iPhone 16の登場だけでは終わらなそうな、9月9日のイベント。私たちをあっと言わせてくれる新製品の登場に期待です。

 

Source: 9to5Mac

次期「AirPods Pro」、最強のノイキャン機能を搭載!?

アップルの次期「AirPods Pro」に「はるかに優れたアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能」が搭載されると、著名リークアカウントのKosutami氏が報告しています。

↑ANC機能が超パワーアップ!?

 

すでにAirPods Proは高いレベルのANC機能を備えており、現行モデルの「AirPods Pro(第2世代)」は初代AirPods Proと比較して、最大2倍のANC機能を備えているとうたわれています。

 

Kosutami氏は、次期AirPods Proの新たなANC機能の詳細を伝えていません。同氏は次期AirPods Proのリリース時期について「近日中」と報告していますが、この情報が正確かどうかは不明です。

 

アップルは9月9日のイベントで、次期「AirPods(AirPods 4)」を2モデル発表すると期待されています。どちらも耳へのフィット感や音質が向上する一方、ケースにはUSB-Cポートが搭載されると言われています。

 

今回の情報が正しければ、次期AirPods Proは業界でもトップクラスのANC性能を実現するはず。期待が高まります。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」シリーズ、望遠カメラのサプライヤーが判明!

次期「iPhone 16 Pro」の望遠カメラは「iPhone 16 Pro Max」と同じサプライヤーが提供する、と韓国のニュースサイト・The Elecが報じています。

↑iPhone 16 Proシリーズの望遠カメラを供給するのは…(画像提供/アップル)

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro」は光学3倍ズームが可能な望遠カメラを搭載している一方、「iPhone 15 Pro Max」は光学5倍ズームができる「テトラプリズムレンズ」を採用。遠くの被写体をより拡大して撮影することが可能です。

 

The Elecによれば、iPhone 16 ProとiPhone 16 Proの望遠カメラは、両方ともLG Innotekが提供するとのこと。これにより、iPhone 16 Pro MaxだけでなくiPhone 16 Proにも、5倍光学ズームができるテトラプリズムレンズが搭載される可能性が高まっています。

 

iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラには、3方向に動くことで手ブレを軽減する「3Dセンサーシフト光学手ぶれ補正」が搭載されています。iPhone 16 Pro MaxだけでなくiPhone 16 Proにも、この先進的な機構が導入されることを楽しみにしたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

次期「iPad mini」の登場はもうすぐ!? 現行モデルの在庫が減少

海外のアップルストアにおいて現行モデルの「iPad mini(iPad mini 6)」の在庫が減少しており、次期モデルの登場が近いことを示唆していると米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑次期モデルが来ている

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。チップには「A15」を搭載し、ディスプレイは8.3インチ。本体にはTouch IDとUSB-Cコネクタを備えています。

 

ガーマン記者のツイートによれば、現在多くのアップルストアでiPad miniの在庫が減少しているとのこと。さらに、アップル社内でもiPad miniの出荷に関して「制約がある」とされており、これが新モデルの登場を示唆していると言います。

 

次期iPad miniは「A17 Pro」かそれより上位のチップを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応します。前面カメラ/背面カメラもアップデートされ、Wi-Fi 6やBluetooth 5.3に対応するようです。

 

前回のアップデートから3年が経過しようとしているiPad mini。気軽に購入できるアップルのタブレットとして、新製品の登場を期待したいものです。

 

Source: Mark Gurman/X via MacRumors

次期「Mac」、最低メモリ容量が2倍に増加!?

最新の「M4」チップを搭載したMacの最低メモリ(RAM)容量が、以前と比較して2倍の16GBになると米ブルームバーグが報じています。

↑処理能力をパワーアップ

 

Mac向けの現行チップとなる「M3」では、最低メモリ容量が8GBとなっています。しかし、8GBのメモリ容量が十分かどうかは以前から議論されてきました。現行モデルの「14インチMacBook Pro」や「iMac」「MacBook Air」にはメモリ容量が8GBのモデルが存在します。

 

ブルームバーグによれば、アップルが今年リリースする新型Macは全て、最低でも16GBのメモリを搭載しているとのこと。これにより、動画編集やゲームなど重たい処理でも、サクサクとこなせるようになることでしょう。

 

現在アップルはM4 Macを4モデルでテストしており、それらは全て16GBか32GBのメモリを搭載しているようです。これらのMacは、MacBook ProとMac mini、iMacに相当する模様。また、人工知能機能「Apple Intelligence」の導入のために、メモリ容量が追加されるという可能性もあります。

 

M4 Macの最低メモリ容量が16GBになることで、価格が上昇しないかが心配ではあります。それでも、Macの今後のパワーアップに期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、4つのMacに「M4」チップを搭載してテスト中

アップルが「M4」チップを搭載した4モデルのMacをテストしていると、米ブルームバーグが報じています。

↑M4の搭載に期待

 

ブルームバーグによれば、開発者のログにM4チップを搭載した4台のMacが存在していたとのこと。3台のMacには10コアのCPUと10コアのGPUが搭載されており、4台目のMacには8コアのCPUと8コアのGPUが搭載されています。また、4台のMacには16GBまたは32GBの統合メモリが搭載されていました。

 

「iPad Pro」に搭載されているM4は、ストレージが256GB/512GBのモデルは9コアのCPUと10コアのGPUを、1TB/2TBのモデルには10コアのCPUと10コアのGPUが搭載されています。このうちのハイエンドなチップが、M4 Macにも搭載される可能性があります。

 

アップルは今年、「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」をM4チップで刷新し、10月中に新モデルを発表する可能性があります。これらのMacのハイエンドモデルには、さらなる上位チップの「M4 Pro」や「M4 Max」が搭載されると期待されています。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone 16」、カメラ機能はどう変わる?

次期「iPhone 16」シリーズのカメラ機能やアップグレードについて、海外メディアのAppleInsiderが報じています。

↑もっとよくなりそう

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxには4800万画素/f 1.78のメインカメラが、そしてiPhone 16/16 Plusには4800万画素/f 1.6のメインカメラが搭載されます。iPhone 16 Pro/Pro Maxの超広角カメラは4800万画素/f 2.2にアップグレードされ、iPhone 16/16 Plusにはf 2.2の超広角カメラを採用。iPhone 16 Proには「iPhone 15 Pro Max」で導入された、5倍のテトラプリズム望遠カメラが搭載されます。

 

iPhone 16/16 Plusは「Pro」モデルと同じくマクロ撮影に対応。iPhone 16 Pro/Pro Maxの超広角カメラはProRaw写真の撮影をサポート。2倍のデジタルズームが可能なピクセルピニング機能にも対応します。

 

iPhone 16シリーズでは、高機能かつ高効率な画像フォーマットの「JPEG-XL」に対応。iPhone 16 Pro/Pro Maxは、ドルビービジョンで毎秒120フレームの3Kビデオをサポートします。「キャプチャ」ボタンでは、半押しやスラウドによりさまざまな撮影機能が利用できます。

 

さまざまなカメラ機能のアップグレードが期待されている、iPhone 16シリーズ。気軽に持ち運べるカメラとして、さらに活躍してくれそうな予感です。

 

Source: AppleInsider via MacRumors

アップル、9月9日に恒例イベントを開催へ!

アップルは米国時間9月9日10時(日本時間9月10日2時)にイベント「It‘s Glowtime」を開催すると発表しました。イベントでは「iPhone 16」シリーズや「新型Apple Watch」「新型AirPods」の発表が期待されています。

↑イベントに備えよ

 

同イベントはカリフォルニア州クパチーノにある、アップルの本社「Apple Park」で開催。米ブルームバーグによれば、アップルの新製品は9月10日に発表された後、9月20日に発売されるとのこと。また、「iOS 18」や「macOS Sequoia」などの新しいソフトウェアも、9月20日の発売日の数日前にリリースされると予測されています。

 

 

iPhone 16には、人工知能機能「Apple Intelligence」と連携するための強力な「A18」チップが搭載されます。上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」はディスプレイが若干大きくなり、4モデル全てが写真や動画を撮影するための「キャプチャーボタン」を搭載。標準モデルのiPhone 16でも「アクションボタン」が採用され、iPhone 16 Pro/Pro Maxには改良された4800万画素カメラが搭載されます。

 

新型Apple Watchでは「Apple Watch Series 10」「Apple Watch SE」「Apple Watch Ultra 3」の登場が予測されており、Apple Watch Series 10ではより薄いデザインと大きなディスプレイが搭載される予定。新型AirPodsでは2モデルが登場し、ハイエンドバージョンではアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されます。

 

アップルのイベントは公式サイトやYouTube、Apple TVのアプリでライブ配信されます。iPhone 16シリーズを含め、魅力的な製品の登場に期待したいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

イラッとする誤タッチのストレスから解放! MacBookユーザーなら知っておいて損はない純正機能【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「マウス使用時にMacBookのトラックパッドをオフにする方法」です。

 

 

MacBookシリーズでの作業中、手がトラックパッドに触れてしまい、意図しない場所をクリックするなど、思わぬ操作をしてしまったことはありませんか。

 

実はマウスや外付けのトラックパッドに接続しているときは、MacBookのトラックパッドをオフにすることができます。早速手順を解説します。

 

まず、[]メニューから「システム設定」を開きます。次に、サイドバーから「アクセシビリティ」を選択します。

 

そして、「動作」の中にある「ポインタコントロール」をクリックし、「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無視」をオンに切り替えましょう。 完了したら、システム設定を閉じます。

 

この設定によって、マウスや外付けのトラックパッドを使用している間はMacBookのトラックパッドが反応しなくなり、誤操作に注意を払う必要がなくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

次期「iPhone 16」、米ユーザーの注目はAIと何?

iPhoneユーザーは次期「iPhone 16」に対して、より優れた熱設計を期待していることが、SellCellの調査により判明しました。

↑熱くならないで

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では発売直後に、一部のデバイスで過熱問題が発生。アップルは「iOS 17」のアップデートによってこの問題に対処しました。iPhone 16では内部に新たな熱設計が採用されるとの情報も登場しています。

 

今回の調査は、米国在住の2000人以上のiPhoneユーザーを対象に実施されました。回答者の61.9%が発売時にiPhone 16を購入する予定であり、30.9%が価格設定を最も重視すると回答。26.8%が過熱問題を防ぐための熱設計の改善に期待しているというのです。

 

同調査では、iPhone 16のAI機能「Apple Intelligence」への関心の高さも明らかになっています。回答者の82.1%が、AI機能が完全に実装される発売後1か月まで待つ用意があるとのこと。Apple Intelligenceは10月の「iOS 18.1」のアップデートでのリリースが期待されています。そのほかにも、回答者の半分以上(54.9%)がより大きなディスプレイのiPhoneを歓迎すると述べています。

 

iPhoneが過熱をさらに抑えることができれば、消費者はもっと安心して購入できることでしょう。

 

Source: SellCell via MacRumors

アップルの「5Gモデム自社開発」に期待できることは何?

将来のiPhoneは、アップル独自の5Gモデムの登場によって外観と動作が変わる可能性があると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑開発難航でも期待先行

 

アップルが独自の5Gモデムを開発していることは以前から何度も報じられてきましたが、最近はその開発が難航していることも伝えられています。一方、来年の「iPhone 17 Pro」には自社開発のWi-Fiチップが搭載され、「Wi-Fi 7」に対応するとの報道もありました。

 

ガーマン記者によれば、アップルは独自5Gモデムの開発に数十億ドルを投資していますが、このプロジェクトはユーザーに対してすぐに改善をもたらさないとのこと。アップル社内の関係者は「顧客は自分のスマートフォンのモデムを誰が製造しているかをあまり気にしていない」と認めており、「短期的にメリットがどれほど大きいかはわからない」と述べているのです。

 

その一方、アップル独自の5Gモデムは、単一部品にWi-FiやBluetoothの機能を組み込むことで、信頼性とバッテリー寿命が向上すると同記者は指摘。将来はこれらの機能がメインのシステムオンチップ(SoC)に統合される可能性があり、コストがさらに削減されると同時にiPhoneの内部スペースが節約され、デザインの選択肢が広がると言います。

 

開発の難しさからか、なかなか進まないアップルの5Gモデムの自社開発計画。しかし、期待は募るばかりです。

 

Source: Power On Newsletter via MacRumors

ついに次期「iPhone 16 Pro」シリーズも。新たな製造国が判明

次期「iPhone 16 Pro/Pro Max」がインドで製造されると、米ブルームバーグが報じています。

↑「Assembled in China」の見納め

 

ここ数年、アップルを含めたテック企業の脱中国の動きが目立ちます。すでにアップルはインド製の「iPhone 15」を発売日から用意していました。その後には同国で製造された「iPhone 15 Plus」も発売されています。

 

ここ数年、アップルはハイエンドモデルのiPhoneをインドで生産することを検討していると報じられてきました。そして今回、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxをインドで製造することが決定されたのです。

↑製造国がインドに(画像提供/Weibo)

 

インドにおいて、iPhone 16 Proはまず海外から輸入されます。しかし、新製品導入プロセス(NPI)が完了した9月中旬の製品発売直後から、国内向けと輸出向けの現地組み立てが開始されるというのです。

 

iPhone 16 Proの世界発売に向けて、フォックスコンはインド南部のタミル・ナドゥ州の工場で数千人の労働者を対象にトレーニングを開始したとのこと。

 

インド製のiPhone 16 Pro/Pro Maxに期待が高まります。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirPods」は2モデルに分かれる!? ANC搭載の可能性も

アップルが今年後半にエントリー/ミドルレンジ向けに2モデルの「AirPods」を発売すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑次世代モデルはどうなる?

 

現在アップルは、第3世代となるAirPodsを販売中。これは上位モデルの「AirPods Pro」に似た短い軸(ステム)と感圧センサーを採用し、空間オーディオや耐汗耐水性能に対応。その一方、AirPods Proとは異なり「H1」チップを搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)には対応していません。

 

ガーマン記者によれば、アップルは第2世代および第3世代モデルに代わる、二つのバージョンのAirPodsを異なる価格帯でリリースする予定とのこと。両モデルともLightningポートの代わりにUSB-C ポートを搭載し、AirPods Proに似た短いステム、改良されたフィット感、強化されたオーディオ品質などが特徴となります。

 

さらに、次期AirPodsの上位モデルはANC機能を搭載。これにより、AirPods ProとAirPodsの両モデルでANC機能が提供されることになります。

 

次期AirPodsにANC機能が搭載されるのなら、AirPods Proとの差別化がどうなるのかが気になるところ。それでも、コスパに優れる新製品の登場に期待したいものです。

 

Source: Power On Newsletter via MacRumors

アップル、噂の「卓上ロボット」の サプライヤーに選んだのは…

アップルが開発していると噂される「卓上ロボット」。その存在を中国のサプライチェーンで発見したと台湾の総合新聞網が報じています。

↑アップルが開発中と噂される卓上ロボット(画像提供/MacRumors)

 

アップルが卓上ロボットを開発していることは、以前から何度も報じられてきました。最新の米ブルームバーグの報道によれば、これは「iPad」のようなディスプレイを細いロボットアームに搭載し、画面を上下に傾けたり、360度回転したりできるとのこと。価格は1000ドル(約15万円※)になると予想されています。

※1ドル=約145.3円で換算(2024年8月21日現在)

 

総合新聞網によれば、アップルは卓上ロボットのサプライヤーとしてFoxconnの子会社となるHongzhunを選んだそう。同社は卓上ロボットの主要機械部品と筐体の開発を担当します。量産段階でも、Hongzhunが機械部品の大量生産を担当します。

 

Hongzhunは直近の株主総会で、ロボット工学やAI(人工知能)などの新興技術に投資する意向を表明し、従来のノートパソコンやゲーム機の筐体製造への注力から脱却すると発表。同社は以前、Foxconnのロボットアーム「FoxBot」を製造していました。

 

アップルの卓上ロボットは「Siri」と人工知能機能「Apple Intelligence」を活用し、スマートホームのコマンドセンターや、「FaceTime」通話などのビデオ会議、ホームセキュリティのモニターツールとして機能するようです。さらに、さまざまな音声を認識し、屋内のユーザーの方向を向くようにディスプレイを自動的に向けることができるとしています。

 

アップルにとって新しい分野への挑戦となる卓上ロボットデバイス。早ければ2026年に投入されると見られていますが、今後の進展に注目です。

 

Source: 総合新聞網 via MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」、新色の名前が判明!?

今年の秋に登場するであろう「iPhone 16 Pro」の新色の名前が「デザートチタニウム」になると、リークアカウントのMajin Buが述べています。

↑右端にある新色の名前は…(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

iPhone 16 Proでは、新色として「ローズ」、あるいは「ブロンズ」が登場するとの情報は、以前から報じられていました。また先日には、ブロンズの登場を示唆するダミーユニットの画像も公開されています。

 

今回Majin  Buが投稿したのは、iPhone 16 Pro/Pro Maxのものとされる、カメラレンズリングの画像です。 同氏によれば、「デザートチタンはダークゴールドのような色で、以前のパープルカラーに似ていて、比較的控えめで深みがある」とのこと。

↑カメラレンズリングの画像(画像提供/Majin Bu/X)

 

Bu氏は今年2月に、iPhone 16 Proの新色は「2022年に『iPhone 14 Pro』で提供されたゴールドカラーオプションに似ているが、より深みがあり、重厚だ」と語っていました。「iPhone 15 Pro」に存在していた「ブルーチタニウム」はなくなるようです。

 

iPhone 16 Proでは「ブラックチタニウム」がより暗くなり、「ナチュラルチタニウム」はよりはっきりとしたグレー仕上げになるとも予想されています。さらに、チタンの仕上げと着色のプロセスを改善することで、より光沢感のある外観になるとの情報も。iPhone 16 Proの外観がどれほどかっこよくなるのか、期待が募ります。

 

Source: Marin Bu / X via MacRumors

「AirPods」は今年中に何がアップデートされる?

2024年に期待される、アップルのワイヤレスイヤホンおよびヘッドホン「AirPods」のアップデートについて、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑耳寄り情報

AirPods

2024年後半には、第4世代となる新型AirPodsが登場するそう。価格帯が異なる2モデルが存在し、両モデルともLightningポートの代わりにUSB-Cポートを搭載し、「AirPods Pro」に似た短い軸を採用。フィット感が改良され、オーディオ品質が強化されます。

 

新型AirPodsの上位モデルには、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。充電ケースにはスピーカーが内蔵され、「Find My(探す)」でサウンドを再生することができます。

 

本体には「第2世代AirPods Pro」と同じ「H2」チップを搭載。H2はBluetooth 5.3に対応し、iPhoneとの接続性能が改善されるだけでなく、電力効率も向上し、バッテリー駆動時間が伸びます。音質も改善されそう。

 

AirPods Pro

AirPods Proは今年秋に配布される「iOS 18」のアップデートで、ヘッドジェスチャーによるハンズフリー操作が可能になります。音声の分離機能により、通話がよりクリアに。ANC機能もより細かな制御が可能になります。iOS 18ではレイテンシーの低減により、ゲームの動作だけでなくサウンドもより快適になるとのこと。声が聞き取りやすくなる「補聴器モード」も導入されます。

 

なお、新型AirPods Proについては、洗練されたデザインとより優れた音質、高速なプロセッサを搭載した第3世代モデルが2025年に登場するようです。

 

AirPods Max

新型AirPods MaxはLightningポートの代わりに、USB-Cポートを搭載。おそらくH2チップを搭載し、Bluetooth 5.3に対応する見込みです。新色の投入も予測されています。

 

空間オーディオ

iOS 18では、これまで映画やテレビ番組、音楽で利用できた「空間オーディオ」がゲームにも拡張されます。より臨場感あふれる立体的なゲーム体験が可能になるかもしれません。

 

Source: MacRumors

まだ8月! 今年中に登場する可能性がある「新型Mac」とは?

2024年もすでに8月となりましたが、まだまだ新型のMacが登場する可能性があります。海外メディアのMacRumorsが最近報じた「2024年に発売予定の新型Mac」をご紹介しましょう。

↑新型Macの登場に期待!

 

新型MacBook Pro

今年中に新型MacBook Proが登場する可能性があります。ミドルクラスおよびハイエンドの14インチ/16インチモデルはM4 Pro/M4 Maxチップを搭載。なお、本体デザインのアップデートは予定されていません。

 

新型Mac mini

2024年に登場する新型Mac miniはデザインを一新。アップルにとって、これまでで最も小さいコンピューターとなり、Apple TVとほぼ同じサイズになります。なお、高さはApple TVや現行Mac miniの1.4インチより高くなります。チップにはM4及びM4 Proを搭載。また、少なくとも3つのUSB-Cポートが搭載される可能性があります。

 

新型iMac

新型iMacもチップがM3からM4にアップグレードされます。デザインは現行モデルから変更されないものの、複数のカラーオプションを備えた24インチモデルが登場すると予測されています。

 

これらの新型Macは、10月〜11月に発表される可能性があります。はたして、M4を搭載した新型Macの性能はどれだけ向上するのでしょうか?

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」の新たな画像が流出! なんだあの色は…

アップルの次期「iPhone 16 Pro」のカラーを示すダミーユニットの画像を、著名リークアカウントのSonny Dickson氏が投稿しています。

↑ローズではなくブロンズ?(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

iPhone 16 Proの新色として「ローズ」が投入されるとの噂は何度か報じられていました。新色の登場とともに、「iPhone 15 Pro」に存在していた「ブルーチタニウム」がラインナップから消えることも予想されています。

 

今回Dickson氏が投稿した画像では、iPhone 16 Proにホワイト、ブラック、グレー、そしてローズ…というよりも「ブロンズ」の4色が存在することが確認できます。ブロンズは以前リリースされていたiPhone向けの純正レザーケースのような色合いで、なかなかオシャレです。

 

iPhone 16 Proのローズカラーに関しては、実際にはブロンズカラーになるとの指摘が、リークアカウントのFixed Focus Digitalにより報告されていました。さらに、iPhone 16 Proではチタン仕上げと着色のプロセスを改善することで、iPhone 15 Proより光沢のある仕上げになり、傷に対する耐性がより高くなると指摘されています。

 

今回の画像はカメラや照明の色合いの条件により、本来の色合いがブロンズのように見えている可能性もあります。iPhone 16 Proの新色から目が離せません。

 

Source: Sonny Dickson / X via MacRumors

ついに日本でもサービス開始! iPhoneの衛星通信SOSの使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「電波が通じない場所で『衛星経由の緊急SOS』を使う方法」です。

 

 

携帯電話のデータ通信やWi-Fiが圏外の場所で緊急事態が発生! これからのシーズン、山や海に行った時、誰でも遭遇する可能性のあるシチュエーションですね。通常なら電波が通じていない圏外だとiPhoneが手元にあっても何もできませんが、2024年7月30日からサービスを開始した「衛星経由の緊急SOS」を使えば万が一の場合でも緊急情報サービスに接続できます。Appleのトレーニングを受けた緊急対応専門スタッフがいる衛星中継センターにメッセージを送って、ユーザーの代わりに緊急通報サービスに連絡してもらうという仕組みです。

 

ただしこの機能が使えるのはiPhone 14シリーズと15シリーズだけ。iPhoneをアクティベーションした時から2年間無料で利用できるので、もしあなたが14/15シリーズのユーザなら是非、この機能の使い方をマスターしておきましょう。

 

また、「衛星経由の緊急SOS」を使うにはiOS 17.6以上が必要です。まだ最新システムにアップしてない人は今すぐiOSをアップデートしましょう。iOS 17.6にアップデートすると「設定」の画面に[緊急時に助けを求める]という項目が追加されるのでタップ。続いて[詳しい情報]をタップすると緊急時のiPhone操作や衛星経由の緊急SOSの機能を解説してくれるので一読しながら[続ける]、次へをタップしていきましょう。

 

それでは実際に「衛星経由の緊急SOS」を使ってみましょう。といっても本当に緊急SOSを発信するとまずいので途中までです。一部、Appleが提供しているデモ画面も利用しながら説明します。

 

まず通常の緊急電話と同じように「電話」アプリや、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しして「緊急電話」のスライダーを使って110や118、119に電話をします。その時、圏外で電波が届いていないと[緊急テキスト]のボタンが表示されるのでタップ。[緊急通報の報告]をタップします。

 

緊急事態の内容を聞いてくるので該当するものをタップ。緊急時にいちいちメッセージを入力しなくても事態がわかるように、あらかじめ送信するメッセージを作成しておくためです。

 

衛星を探す画面になったら検知範囲に衛星が入るようにiPhoneの向きを調整。チャットの画面に切り替わったらメッセージを送信します。以上が「衛星経由の緊急SOS」の使い方です。

 

また、Appleが「衛星経由の緊急SOS」を説明するデモ画面を用意しており、次の方法で体験することができます。「設定」の[緊急SOS]から[デモを試す]を選びましょう。

 

今回紹介した機能はあくまでも携帯電話通信やWi-Fiが圏外の場所でしか使えません。かといって、そうした場所でいきなり使おうと思っても動揺したりして上手く操作できないこともあります。事前にデモを利用して「衛星経由の緊急SOS」の使い方を体験しておきましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

iPhone 17は“スリムモデル”登場!? カメラ機能も刷新し、さらに売れそうな予感!

2025年に発売される「iPhone 17」シリーズは、スリムモデルの登場やカメラ機能の刷新により、さらなる売り上げの増加が見込めると、アナリストのJeff Pu氏が報告しています。

↑9to5Macより

 

Pu氏によれば、iPhone 17ではリフレッシュされたデザインが採用されるとのこと。これは、以前から噂されている薄型ボディを採用した「iPhone 17 Slim(あるいはiPhone 17 Air)」に相当する可能性があります。

 

iPhone 17ではそのほかにも、全ラインナップで2400万画素の前面カメラを搭載。iPhone 17 Proでは光学ズーム性能をさらに向上させる、4800万画素のペリスコープカメラが搭載されます。また、iPhone 17 Proの「Dynamic Island」はより狭くなり、12GBのRAMを搭載するようです。

 

そして今年の秋に発売される「iPhone 16」シリーズでは、Pro/Pro Maxにて6.3インチ/6.9インチのディスプレイを搭載し、全モデルが「A18」チップと8GB RAMを搭載するとみられます。また、iPhone 16/16 Plusにはアクションボタンが搭載され、背面カメラは縦型レイアウトになるといわれています。iPhone 16 ProはWi-Fi 7に対応し、5倍のペリスコープレンズが採用されるようです。Proモデルでは4800万画素の超広角カメラが搭載され、カメラコントロール用の新しいボタンも登場するとのことです。

 

毎年進化を続けるiPhoneシリーズですが、iPhone 17ではスリムバージョンが登場するなど、より節目となるモデルとなるのかもしれません。

 

Source: 9to5Mac

ディスプレイサイズは30インチ以上!? 大型iMacが開発中の噂

Apple(アップル)が30インチを超えるディスプレイを搭載した大型の「iMac」を開発していることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

現在、Appleは24インチのiMacを販売していますが、過去には27インチのiMacやハイエンドモデルの「iMac Pro」も存在していました。また外部ディスプレイとして、27インチの「Studio Display」や32インチの「Pro Display XDR」も販売しています。

 

今回の報道では、大型な次期iMacの詳細や発売時期に関する情報は伝えられていません。それでも、Appleが30インチを超えるサイズのディスプレイを搭載したiMacを開発中だという噂は、以前から伝えられていました。

 

Gurman記者は、大画面iMacに「M4」チップが搭載されるかどうかはわからないと述べています。2025年には「MacBook Air」や「Mac Pro」、「Mac Studio」にM4が搭載されることが予測されており、同年に大画面のM4 iMacがリリースされる可能性があります。あるいは、2026年以降の「M5」が大画面のiMacに搭載されるのかもしれません。

 

27インチiMacやiMac Proの販売が終了し、大画面モデルの投入を待っているiMacファンは多いはず。今後のさらなる製品展開に期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

お値段約15万円!? アップルが卓上ロボットを2026年に発売するかも

Apple(アップル)が卓上ロボットデバイスの開発を進めており、2026年に1000ドル(約15万円)前後で発売する予定だと、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑MacRumorsより

 

報道によれば、Appleの卓上ロボットデバイスは「iPad」のようなディスプレイを「細いロボットアーム」に搭載し、ディスプレイを上下に傾けたり、360度回転したりできるとのこと。機能としてはスマートホームのコマンドセンターや、「FaceTime通話」などのビデオ会議マシン、ホームセキュリティの監視ツールとして機能すると報告されています。

 

さらにこの卓上ロボットは「Siri」と人工知能機能「Apple Intelligence」を活用し、さまざまな音声を認識し、室内のユーザーの方向を向くようにディスプレイを自動的に向けることができるのです。

 

報道によれば、Appleはしばらく前からこのアイディアを検討していたものの、最近になってこのデバイスの開発を優先したとのこと。製品は2026年か2027年にも発売される可能性があり、価格は1000ドル程度まで下げることを目標としているが、開発の進行に応じて計画が変更される可能性もあるそうです。

 

1000ドルという価格設定に若干の不安を覚えないでもないですが、Appleから魅力的なホームデバイス製品がリリースされることを期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors