次期「iPhone 16 Pro」シリーズ、望遠カメラのサプライヤーが判明!

次期「iPhone 16 Pro」の望遠カメラは「iPhone 16 Pro Max」と同じサプライヤーが提供する、と韓国のニュースサイト・The Elecが報じています。

↑iPhone 16 Proシリーズの望遠カメラを供給するのは…(画像提供/アップル)

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro」は光学3倍ズームが可能な望遠カメラを搭載している一方、「iPhone 15 Pro Max」は光学5倍ズームができる「テトラプリズムレンズ」を採用。遠くの被写体をより拡大して撮影することが可能です。

 

The Elecによれば、iPhone 16 ProとiPhone 16 Proの望遠カメラは、両方ともLG Innotekが提供するとのこと。これにより、iPhone 16 Pro MaxだけでなくiPhone 16 Proにも、5倍光学ズームができるテトラプリズムレンズが搭載される可能性が高まっています。

 

iPhone 15 Pro Maxの望遠カメラには、3方向に動くことで手ブレを軽減する「3Dセンサーシフト光学手ぶれ補正」が搭載されています。iPhone 16 Pro MaxだけでなくiPhone 16 Proにも、この先進的な機構が導入されることを楽しみにしたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

次期「iPad mini」の登場はもうすぐ!? 現行モデルの在庫が減少

海外のアップルストアにおいて現行モデルの「iPad mini(iPad mini 6)」の在庫が減少しており、次期モデルの登場が近いことを示唆していると米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑次期モデルが来ている

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。チップには「A15」を搭載し、ディスプレイは8.3インチ。本体にはTouch IDとUSB-Cコネクタを備えています。

 

ガーマン記者のツイートによれば、現在多くのアップルストアでiPad miniの在庫が減少しているとのこと。さらに、アップル社内でもiPad miniの出荷に関して「制約がある」とされており、これが新モデルの登場を示唆していると言います。

 

次期iPad miniは「A17 Pro」かそれより上位のチップを搭載し、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応します。前面カメラ/背面カメラもアップデートされ、Wi-Fi 6やBluetooth 5.3に対応するようです。

 

前回のアップデートから3年が経過しようとしているiPad mini。気軽に購入できるアップルのタブレットとして、新製品の登場を期待したいものです。

 

Source: Mark Gurman/X via MacRumors

次期「Mac」、最低メモリ容量が2倍に増加!?

最新の「M4」チップを搭載したMacの最低メモリ(RAM)容量が、以前と比較して2倍の16GBになると米ブルームバーグが報じています。

↑処理能力をパワーアップ

 

Mac向けの現行チップとなる「M3」では、最低メモリ容量が8GBとなっています。しかし、8GBのメモリ容量が十分かどうかは以前から議論されてきました。現行モデルの「14インチMacBook Pro」や「iMac」「MacBook Air」にはメモリ容量が8GBのモデルが存在します。

 

ブルームバーグによれば、アップルが今年リリースする新型Macは全て、最低でも16GBのメモリを搭載しているとのこと。これにより、動画編集やゲームなど重たい処理でも、サクサクとこなせるようになることでしょう。

 

現在アップルはM4 Macを4モデルでテストしており、それらは全て16GBか32GBのメモリを搭載しているようです。これらのMacは、MacBook ProとMac mini、iMacに相当する模様。また、人工知能機能「Apple Intelligence」の導入のために、メモリ容量が追加されるという可能性もあります。

 

M4 Macの最低メモリ容量が16GBになることで、価格が上昇しないかが心配ではあります。それでも、Macの今後のパワーアップに期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、4つのMacに「M4」チップを搭載してテスト中

アップルが「M4」チップを搭載した4モデルのMacをテストしていると、米ブルームバーグが報じています。

↑M4の搭載に期待

 

ブルームバーグによれば、開発者のログにM4チップを搭載した4台のMacが存在していたとのこと。3台のMacには10コアのCPUと10コアのGPUが搭載されており、4台目のMacには8コアのCPUと8コアのGPUが搭載されています。また、4台のMacには16GBまたは32GBの統合メモリが搭載されていました。

 

「iPad Pro」に搭載されているM4は、ストレージが256GB/512GBのモデルは9コアのCPUと10コアのGPUを、1TB/2TBのモデルには10コアのCPUと10コアのGPUが搭載されています。このうちのハイエンドなチップが、M4 Macにも搭載される可能性があります。

 

アップルは今年、「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」をM4チップで刷新し、10月中に新モデルを発表する可能性があります。これらのMacのハイエンドモデルには、さらなる上位チップの「M4 Pro」や「M4 Max」が搭載されると期待されています。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone 16」、カメラ機能はどう変わる?

次期「iPhone 16」シリーズのカメラ機能やアップグレードについて、海外メディアのAppleInsiderが報じています。

↑もっとよくなりそう

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxには4800万画素/f 1.78のメインカメラが、そしてiPhone 16/16 Plusには4800万画素/f 1.6のメインカメラが搭載されます。iPhone 16 Pro/Pro Maxの超広角カメラは4800万画素/f 2.2にアップグレードされ、iPhone 16/16 Plusにはf 2.2の超広角カメラを採用。iPhone 16 Proには「iPhone 15 Pro Max」で導入された、5倍のテトラプリズム望遠カメラが搭載されます。

 

iPhone 16/16 Plusは「Pro」モデルと同じくマクロ撮影に対応。iPhone 16 Pro/Pro Maxの超広角カメラはProRaw写真の撮影をサポート。2倍のデジタルズームが可能なピクセルピニング機能にも対応します。

 

iPhone 16シリーズでは、高機能かつ高効率な画像フォーマットの「JPEG-XL」に対応。iPhone 16 Pro/Pro Maxは、ドルビービジョンで毎秒120フレームの3Kビデオをサポートします。「キャプチャ」ボタンでは、半押しやスラウドによりさまざまな撮影機能が利用できます。

 

さまざまなカメラ機能のアップグレードが期待されている、iPhone 16シリーズ。気軽に持ち運べるカメラとして、さらに活躍してくれそうな予感です。

 

Source: AppleInsider via MacRumors

アップル、9月9日に恒例イベントを開催へ!

アップルは米国時間9月9日10時(日本時間9月10日2時)にイベント「It‘s Glowtime」を開催すると発表しました。イベントでは「iPhone 16」シリーズや「新型Apple Watch」「新型AirPods」の発表が期待されています。

↑イベントに備えよ

 

同イベントはカリフォルニア州クパチーノにある、アップルの本社「Apple Park」で開催。米ブルームバーグによれば、アップルの新製品は9月10日に発表された後、9月20日に発売されるとのこと。また、「iOS 18」や「macOS Sequoia」などの新しいソフトウェアも、9月20日の発売日の数日前にリリースされると予測されています。

 

 

iPhone 16には、人工知能機能「Apple Intelligence」と連携するための強力な「A18」チップが搭載されます。上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」はディスプレイが若干大きくなり、4モデル全てが写真や動画を撮影するための「キャプチャーボタン」を搭載。標準モデルのiPhone 16でも「アクションボタン」が採用され、iPhone 16 Pro/Pro Maxには改良された4800万画素カメラが搭載されます。

 

新型Apple Watchでは「Apple Watch Series 10」「Apple Watch SE」「Apple Watch Ultra 3」の登場が予測されており、Apple Watch Series 10ではより薄いデザインと大きなディスプレイが搭載される予定。新型AirPodsでは2モデルが登場し、ハイエンドバージョンではアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されます。

 

アップルのイベントは公式サイトやYouTube、Apple TVのアプリでライブ配信されます。iPhone 16シリーズを含め、魅力的な製品の登場に期待したいですね。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

イラッとする誤タッチのストレスから解放! MacBookユーザーなら知っておいて損はない純正機能【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「マウス使用時にMacBookのトラックパッドをオフにする方法」です。

 

 

MacBookシリーズでの作業中、手がトラックパッドに触れてしまい、意図しない場所をクリックするなど、思わぬ操作をしてしまったことはありませんか。

 

実はマウスや外付けのトラックパッドに接続しているときは、MacBookのトラックパッドをオフにすることができます。早速手順を解説します。

 

まず、[]メニューから「システム設定」を開きます。次に、サイドバーから「アクセシビリティ」を選択します。

 

そして、「動作」の中にある「ポインタコントロール」をクリックし、「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無視」をオンに切り替えましょう。 完了したら、システム設定を閉じます。

 

この設定によって、マウスや外付けのトラックパッドを使用している間はMacBookのトラックパッドが反応しなくなり、誤操作に注意を払う必要がなくなります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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次期「iPhone 16」、米ユーザーの注目はAIと何?

iPhoneユーザーは次期「iPhone 16」に対して、より優れた熱設計を期待していることが、SellCellの調査により判明しました。

↑熱くならないで

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では発売直後に、一部のデバイスで過熱問題が発生。アップルは「iOS 17」のアップデートによってこの問題に対処しました。iPhone 16では内部に新たな熱設計が採用されるとの情報も登場しています。

 

今回の調査は、米国在住の2000人以上のiPhoneユーザーを対象に実施されました。回答者の61.9%が発売時にiPhone 16を購入する予定であり、30.9%が価格設定を最も重視すると回答。26.8%が過熱問題を防ぐための熱設計の改善に期待しているというのです。

 

同調査では、iPhone 16のAI機能「Apple Intelligence」への関心の高さも明らかになっています。回答者の82.1%が、AI機能が完全に実装される発売後1か月まで待つ用意があるとのこと。Apple Intelligenceは10月の「iOS 18.1」のアップデートでのリリースが期待されています。そのほかにも、回答者の半分以上(54.9%)がより大きなディスプレイのiPhoneを歓迎すると述べています。

 

iPhoneが過熱をさらに抑えることができれば、消費者はもっと安心して購入できることでしょう。

 

Source: SellCell via MacRumors

アップルの「5Gモデム自社開発」に期待できることは何?

将来のiPhoneは、アップル独自の5Gモデムの登場によって外観と動作が変わる可能性があると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑開発難航でも期待先行

 

アップルが独自の5Gモデムを開発していることは以前から何度も報じられてきましたが、最近はその開発が難航していることも伝えられています。一方、来年の「iPhone 17 Pro」には自社開発のWi-Fiチップが搭載され、「Wi-Fi 7」に対応するとの報道もありました。

 

ガーマン記者によれば、アップルは独自5Gモデムの開発に数十億ドルを投資していますが、このプロジェクトはユーザーに対してすぐに改善をもたらさないとのこと。アップル社内の関係者は「顧客は自分のスマートフォンのモデムを誰が製造しているかをあまり気にしていない」と認めており、「短期的にメリットがどれほど大きいかはわからない」と述べているのです。

 

その一方、アップル独自の5Gモデムは、単一部品にWi-FiやBluetoothの機能を組み込むことで、信頼性とバッテリー寿命が向上すると同記者は指摘。将来はこれらの機能がメインのシステムオンチップ(SoC)に統合される可能性があり、コストがさらに削減されると同時にiPhoneの内部スペースが節約され、デザインの選択肢が広がると言います。

 

開発の難しさからか、なかなか進まないアップルの5Gモデムの自社開発計画。しかし、期待は募るばかりです。

 

Source: Power On Newsletter via MacRumors

ついに次期「iPhone 16 Pro」シリーズも。新たな製造国が判明

次期「iPhone 16 Pro/Pro Max」がインドで製造されると、米ブルームバーグが報じています。

↑「Assembled in China」の見納め

 

ここ数年、アップルを含めたテック企業の脱中国の動きが目立ちます。すでにアップルはインド製の「iPhone 15」を発売日から用意していました。その後には同国で製造された「iPhone 15 Plus」も発売されています。

 

ここ数年、アップルはハイエンドモデルのiPhoneをインドで生産することを検討していると報じられてきました。そして今回、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxをインドで製造することが決定されたのです。

↑製造国がインドに(画像提供/Weibo)

 

インドにおいて、iPhone 16 Proはまず海外から輸入されます。しかし、新製品導入プロセス(NPI)が完了した9月中旬の製品発売直後から、国内向けと輸出向けの現地組み立てが開始されるというのです。

 

iPhone 16 Proの世界発売に向けて、フォックスコンはインド南部のタミル・ナドゥ州の工場で数千人の労働者を対象にトレーニングを開始したとのこと。

 

インド製のiPhone 16 Pro/Pro Maxに期待が高まります。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「AirPods」は2モデルに分かれる!? ANC搭載の可能性も

アップルが今年後半にエントリー/ミドルレンジ向けに2モデルの「AirPods」を発売すると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑次世代モデルはどうなる?

 

現在アップルは、第3世代となるAirPodsを販売中。これは上位モデルの「AirPods Pro」に似た短い軸(ステム)と感圧センサーを採用し、空間オーディオや耐汗耐水性能に対応。その一方、AirPods Proとは異なり「H1」チップを搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)には対応していません。

 

ガーマン記者によれば、アップルは第2世代および第3世代モデルに代わる、二つのバージョンのAirPodsを異なる価格帯でリリースする予定とのこと。両モデルともLightningポートの代わりにUSB-C ポートを搭載し、AirPods Proに似た短いステム、改良されたフィット感、強化されたオーディオ品質などが特徴となります。

 

さらに、次期AirPodsの上位モデルはANC機能を搭載。これにより、AirPods ProとAirPodsの両モデルでANC機能が提供されることになります。

 

次期AirPodsにANC機能が搭載されるのなら、AirPods Proとの差別化がどうなるのかが気になるところ。それでも、コスパに優れる新製品の登場に期待したいものです。

 

Source: Power On Newsletter via MacRumors

アップル、噂の「卓上ロボット」の サプライヤーに選んだのは…

アップルが開発していると噂される「卓上ロボット」。その存在を中国のサプライチェーンで発見したと台湾の総合新聞網が報じています。

↑アップルが開発中と噂される卓上ロボット(画像提供/MacRumors)

 

アップルが卓上ロボットを開発していることは、以前から何度も報じられてきました。最新の米ブルームバーグの報道によれば、これは「iPad」のようなディスプレイを細いロボットアームに搭載し、画面を上下に傾けたり、360度回転したりできるとのこと。価格は1000ドル(約15万円※)になると予想されています。

※1ドル=約145.3円で換算(2024年8月21日現在)

 

総合新聞網によれば、アップルは卓上ロボットのサプライヤーとしてFoxconnの子会社となるHongzhunを選んだそう。同社は卓上ロボットの主要機械部品と筐体の開発を担当します。量産段階でも、Hongzhunが機械部品の大量生産を担当します。

 

Hongzhunは直近の株主総会で、ロボット工学やAI(人工知能)などの新興技術に投資する意向を表明し、従来のノートパソコンやゲーム機の筐体製造への注力から脱却すると発表。同社は以前、Foxconnのロボットアーム「FoxBot」を製造していました。

 

アップルの卓上ロボットは「Siri」と人工知能機能「Apple Intelligence」を活用し、スマートホームのコマンドセンターや、「FaceTime」通話などのビデオ会議、ホームセキュリティのモニターツールとして機能するようです。さらに、さまざまな音声を認識し、屋内のユーザーの方向を向くようにディスプレイを自動的に向けることができるとしています。

 

アップルにとって新しい分野への挑戦となる卓上ロボットデバイス。早ければ2026年に投入されると見られていますが、今後の進展に注目です。

 

Source: 総合新聞網 via MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」、新色の名前が判明!?

今年の秋に登場するであろう「iPhone 16 Pro」の新色の名前が「デザートチタニウム」になると、リークアカウントのMajin Buが述べています。

↑右端にある新色の名前は…(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

iPhone 16 Proでは、新色として「ローズ」、あるいは「ブロンズ」が登場するとの情報は、以前から報じられていました。また先日には、ブロンズの登場を示唆するダミーユニットの画像も公開されています。

 

今回Majin  Buが投稿したのは、iPhone 16 Pro/Pro Maxのものとされる、カメラレンズリングの画像です。 同氏によれば、「デザートチタンはダークゴールドのような色で、以前のパープルカラーに似ていて、比較的控えめで深みがある」とのこと。

↑カメラレンズリングの画像(画像提供/Majin Bu/X)

 

Bu氏は今年2月に、iPhone 16 Proの新色は「2022年に『iPhone 14 Pro』で提供されたゴールドカラーオプションに似ているが、より深みがあり、重厚だ」と語っていました。「iPhone 15 Pro」に存在していた「ブルーチタニウム」はなくなるようです。

 

iPhone 16 Proでは「ブラックチタニウム」がより暗くなり、「ナチュラルチタニウム」はよりはっきりとしたグレー仕上げになるとも予想されています。さらに、チタンの仕上げと着色のプロセスを改善することで、より光沢感のある外観になるとの情報も。iPhone 16 Proの外観がどれほどかっこよくなるのか、期待が募ります。

 

Source: Marin Bu / X via MacRumors

「AirPods」は今年中に何がアップデートされる?

2024年に期待される、アップルのワイヤレスイヤホンおよびヘッドホン「AirPods」のアップデートについて、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑耳寄り情報

AirPods

2024年後半には、第4世代となる新型AirPodsが登場するそう。価格帯が異なる2モデルが存在し、両モデルともLightningポートの代わりにUSB-Cポートを搭載し、「AirPods Pro」に似た短い軸を採用。フィット感が改良され、オーディオ品質が強化されます。

 

新型AirPodsの上位モデルには、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。充電ケースにはスピーカーが内蔵され、「Find My(探す)」でサウンドを再生することができます。

 

本体には「第2世代AirPods Pro」と同じ「H2」チップを搭載。H2はBluetooth 5.3に対応し、iPhoneとの接続性能が改善されるだけでなく、電力効率も向上し、バッテリー駆動時間が伸びます。音質も改善されそう。

 

AirPods Pro

AirPods Proは今年秋に配布される「iOS 18」のアップデートで、ヘッドジェスチャーによるハンズフリー操作が可能になります。音声の分離機能により、通話がよりクリアに。ANC機能もより細かな制御が可能になります。iOS 18ではレイテンシーの低減により、ゲームの動作だけでなくサウンドもより快適になるとのこと。声が聞き取りやすくなる「補聴器モード」も導入されます。

 

なお、新型AirPods Proについては、洗練されたデザインとより優れた音質、高速なプロセッサを搭載した第3世代モデルが2025年に登場するようです。

 

AirPods Max

新型AirPods MaxはLightningポートの代わりに、USB-Cポートを搭載。おそらくH2チップを搭載し、Bluetooth 5.3に対応する見込みです。新色の投入も予測されています。

 

空間オーディオ

iOS 18では、これまで映画やテレビ番組、音楽で利用できた「空間オーディオ」がゲームにも拡張されます。より臨場感あふれる立体的なゲーム体験が可能になるかもしれません。

 

Source: MacRumors

まだ8月! 今年中に登場する可能性がある「新型Mac」とは?

2024年もすでに8月となりましたが、まだまだ新型のMacが登場する可能性があります。海外メディアのMacRumorsが最近報じた「2024年に発売予定の新型Mac」をご紹介しましょう。

↑新型Macの登場に期待!

 

新型MacBook Pro

今年中に新型MacBook Proが登場する可能性があります。ミドルクラスおよびハイエンドの14インチ/16インチモデルはM4 Pro/M4 Maxチップを搭載。なお、本体デザインのアップデートは予定されていません。

 

新型Mac mini

2024年に登場する新型Mac miniはデザインを一新。アップルにとって、これまでで最も小さいコンピューターとなり、Apple TVとほぼ同じサイズになります。なお、高さはApple TVや現行Mac miniの1.4インチより高くなります。チップにはM4及びM4 Proを搭載。また、少なくとも3つのUSB-Cポートが搭載される可能性があります。

 

新型iMac

新型iMacもチップがM3からM4にアップグレードされます。デザインは現行モデルから変更されないものの、複数のカラーオプションを備えた24インチモデルが登場すると予測されています。

 

これらの新型Macは、10月〜11月に発表される可能性があります。はたして、M4を搭載した新型Macの性能はどれだけ向上するのでしょうか?

 

Source: MacRumors

次期「iPhone 16 Pro」の新たな画像が流出! なんだあの色は…

アップルの次期「iPhone 16 Pro」のカラーを示すダミーユニットの画像を、著名リークアカウントのSonny Dickson氏が投稿しています。

↑ローズではなくブロンズ?(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

iPhone 16 Proの新色として「ローズ」が投入されるとの噂は何度か報じられていました。新色の登場とともに、「iPhone 15 Pro」に存在していた「ブルーチタニウム」がラインナップから消えることも予想されています。

 

今回Dickson氏が投稿した画像では、iPhone 16 Proにホワイト、ブラック、グレー、そしてローズ…というよりも「ブロンズ」の4色が存在することが確認できます。ブロンズは以前リリースされていたiPhone向けの純正レザーケースのような色合いで、なかなかオシャレです。

 

iPhone 16 Proのローズカラーに関しては、実際にはブロンズカラーになるとの指摘が、リークアカウントのFixed Focus Digitalにより報告されていました。さらに、iPhone 16 Proではチタン仕上げと着色のプロセスを改善することで、iPhone 15 Proより光沢のある仕上げになり、傷に対する耐性がより高くなると指摘されています。

 

今回の画像はカメラや照明の色合いの条件により、本来の色合いがブロンズのように見えている可能性もあります。iPhone 16 Proの新色から目が離せません。

 

Source: Sonny Dickson / X via MacRumors

ついに日本でもサービス開始! iPhoneの衛星通信SOSの使い方【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「電波が通じない場所で『衛星経由の緊急SOS』を使う方法」です。

 

 

携帯電話のデータ通信やWi-Fiが圏外の場所で緊急事態が発生! これからのシーズン、山や海に行った時、誰でも遭遇する可能性のあるシチュエーションですね。通常なら電波が通じていない圏外だとiPhoneが手元にあっても何もできませんが、2024年7月30日からサービスを開始した「衛星経由の緊急SOS」を使えば万が一の場合でも緊急情報サービスに接続できます。Appleのトレーニングを受けた緊急対応専門スタッフがいる衛星中継センターにメッセージを送って、ユーザーの代わりに緊急通報サービスに連絡してもらうという仕組みです。

 

ただしこの機能が使えるのはiPhone 14シリーズと15シリーズだけ。iPhoneをアクティベーションした時から2年間無料で利用できるので、もしあなたが14/15シリーズのユーザなら是非、この機能の使い方をマスターしておきましょう。

 

また、「衛星経由の緊急SOS」を使うにはiOS 17.6以上が必要です。まだ最新システムにアップしてない人は今すぐiOSをアップデートしましょう。iOS 17.6にアップデートすると「設定」の画面に[緊急時に助けを求める]という項目が追加されるのでタップ。続いて[詳しい情報]をタップすると緊急時のiPhone操作や衛星経由の緊急SOSの機能を解説してくれるので一読しながら[続ける]、次へをタップしていきましょう。

 

それでは実際に「衛星経由の緊急SOS」を使ってみましょう。といっても本当に緊急SOSを発信するとまずいので途中までです。一部、Appleが提供しているデモ画面も利用しながら説明します。

 

まず通常の緊急電話と同じように「電話」アプリや、サイドボタンと音量ボタンを同時に長押しして「緊急電話」のスライダーを使って110や118、119に電話をします。その時、圏外で電波が届いていないと[緊急テキスト]のボタンが表示されるのでタップ。[緊急通報の報告]をタップします。

 

緊急事態の内容を聞いてくるので該当するものをタップ。緊急時にいちいちメッセージを入力しなくても事態がわかるように、あらかじめ送信するメッセージを作成しておくためです。

 

衛星を探す画面になったら検知範囲に衛星が入るようにiPhoneの向きを調整。チャットの画面に切り替わったらメッセージを送信します。以上が「衛星経由の緊急SOS」の使い方です。

 

また、Appleが「衛星経由の緊急SOS」を説明するデモ画面を用意しており、次の方法で体験することができます。「設定」の[緊急SOS]から[デモを試す]を選びましょう。

 

今回紹介した機能はあくまでも携帯電話通信やWi-Fiが圏外の場所でしか使えません。かといって、そうした場所でいきなり使おうと思っても動揺したりして上手く操作できないこともあります。事前にデモを利用して「衛星経由の緊急SOS」の使い方を体験しておきましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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iPhone 17は“スリムモデル”登場!? カメラ機能も刷新し、さらに売れそうな予感!

2025年に発売される「iPhone 17」シリーズは、スリムモデルの登場やカメラ機能の刷新により、さらなる売り上げの増加が見込めると、アナリストのJeff Pu氏が報告しています。

↑9to5Macより

 

Pu氏によれば、iPhone 17ではリフレッシュされたデザインが採用されるとのこと。これは、以前から噂されている薄型ボディを採用した「iPhone 17 Slim(あるいはiPhone 17 Air)」に相当する可能性があります。

 

iPhone 17ではそのほかにも、全ラインナップで2400万画素の前面カメラを搭載。iPhone 17 Proでは光学ズーム性能をさらに向上させる、4800万画素のペリスコープカメラが搭載されます。また、iPhone 17 Proの「Dynamic Island」はより狭くなり、12GBのRAMを搭載するようです。

 

そして今年の秋に発売される「iPhone 16」シリーズでは、Pro/Pro Maxにて6.3インチ/6.9インチのディスプレイを搭載し、全モデルが「A18」チップと8GB RAMを搭載するとみられます。また、iPhone 16/16 Plusにはアクションボタンが搭載され、背面カメラは縦型レイアウトになるといわれています。iPhone 16 ProはWi-Fi 7に対応し、5倍のペリスコープレンズが採用されるようです。Proモデルでは4800万画素の超広角カメラが搭載され、カメラコントロール用の新しいボタンも登場するとのことです。

 

毎年進化を続けるiPhoneシリーズですが、iPhone 17ではスリムバージョンが登場するなど、より節目となるモデルとなるのかもしれません。

 

Source: 9to5Mac

ディスプレイサイズは30インチ以上!? 大型iMacが開発中の噂

Apple(アップル)が30インチを超えるディスプレイを搭載した大型の「iMac」を開発していることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurnam(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

現在、Appleは24インチのiMacを販売していますが、過去には27インチのiMacやハイエンドモデルの「iMac Pro」も存在していました。また外部ディスプレイとして、27インチの「Studio Display」や32インチの「Pro Display XDR」も販売しています。

 

今回の報道では、大型な次期iMacの詳細や発売時期に関する情報は伝えられていません。それでも、Appleが30インチを超えるサイズのディスプレイを搭載したiMacを開発中だという噂は、以前から伝えられていました。

 

Gurman記者は、大画面iMacに「M4」チップが搭載されるかどうかはわからないと述べています。2025年には「MacBook Air」や「Mac Pro」、「Mac Studio」にM4が搭載されることが予測されており、同年に大画面のM4 iMacがリリースされる可能性があります。あるいは、2026年以降の「M5」が大画面のiMacに搭載されるのかもしれません。

 

27インチiMacやiMac Proの販売が終了し、大画面モデルの投入を待っているiMacファンは多いはず。今後のさらなる製品展開に期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

お値段約15万円!? アップルが卓上ロボットを2026年に発売するかも

Apple(アップル)が卓上ロボットデバイスの開発を進めており、2026年に1000ドル(約15万円)前後で発売する予定だと、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑MacRumorsより

 

報道によれば、Appleの卓上ロボットデバイスは「iPad」のようなディスプレイを「細いロボットアーム」に搭載し、ディスプレイを上下に傾けたり、360度回転したりできるとのこと。機能としてはスマートホームのコマンドセンターや、「FaceTime通話」などのビデオ会議マシン、ホームセキュリティの監視ツールとして機能すると報告されています。

 

さらにこの卓上ロボットは「Siri」と人工知能機能「Apple Intelligence」を活用し、さまざまな音声を認識し、室内のユーザーの方向を向くようにディスプレイを自動的に向けることができるのです。

 

報道によれば、Appleはしばらく前からこのアイディアを検討していたものの、最近になってこのデバイスの開発を優先したとのこと。製品は2026年か2027年にも発売される可能性があり、価格は1000ドル程度まで下げることを目標としているが、開発の進行に応じて計画が変更される可能性もあるそうです。

 

1000ドルという価格設定に若干の不安を覚えないでもないですが、Appleから魅力的なホームデバイス製品がリリースされることを期待したいものです。

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

Apple Intelligenceの無料提供は2027年まで? その後は有料プランに!?

Apple(アップル)の人工知能機能「Apple Intelligence」が少なくとも2027年までは無料で提供されるとの予測が、Power On Newsletterに投稿されています。

↑Appleより

 

Apple Intelligenceは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」に搭載される機能で、言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリでアクションを実行したり、日々のタスクをシンプルにすることができます。今年秋にリリースされるApple Intelligenceは、無料にて提供が開始される予定です。

 

Power On Newsletterによれば、Apple Intelligenceに課金したいと思えるほど魅力的な機能が備わるまでは、おそらく何年もかかるだろうとのこと。そして有料で購入する価値がある製品になるには「3年かかる」、つまり2027年になると予測しているのです。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)は先月、Appleが月額料金を支払ってアクセスできるアドオン機能を備えた「Apple Intelligence+」のようなものをを開発していると報じていました。Appleは「iCloud」にて有料プランの「iCloud+」を提供しており、Apple Intelligence+もこれに準じたものになる可能性があります。

 

Counterpoint Researchでアナリストを務めるNeil Shah氏は最近、AppleがApple Intelligenceに10ドル~20ドル(約1500円~2900円)を請求し、「Apple One」の一環として提供すると予測しました。もし有料プランが提供されるなら、それに見合った機能を追加して欲しいものです。

 

Source: Power on Newsletter via MacRumors

最強か! 次期iPhone SEは14風デザイン、Apple Intelligenceに対応!?

2025年初頭に発売といわれている「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」は「iPhone 14」風のデザインとなり、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応すると、Mark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑ALDECA studio / Shutterstock.comより

 

次期iPhone SEに関しては、以前にもiPhone 14がベースとなるとの情報が伝えられていました。また画面は6.1インチに大きくなり、顔認証機能「Face ID」や有機ELディスプレイ、アクションボタンやUSB-Cポートを搭載すると予測されています。

 

Gurman記者によれば、次期iPhone SEではApple Intelligenceが実行できる新しいプロセッサが搭載されるとのこと。また外観はiPhone 14に似ており、より鮮明な有機ELディスプレイが搭載されるとも指摘しています。

 

なお、Apple Intelligenceは「iPhone 15 Pro/Pro Max」や、「M1」チップ以降を搭載したiPadとMacで利用できます。iPhone 15 Pro/Pro Maxには「A17 Pro」チップが搭載されており、次期iPhone SEにもそれに相当するパワフルなチップが搭載される可能性があります。

 

以前には、本体価格の上昇も噂された次期iPhone SE。しかし、それに見合う大幅なアップグレードを期待しても良さそうです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

Apple Vision Pro廉価版は来年発売? アップルのスマート眼鏡も登場するかも

Apple(アップル)がスマートグラス(スマート眼鏡)の開発を継続していることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。また、空間コンピューター「Apple Vision Pro」の廉価版も来年発売されるようです。

↑eduardonunez / Shutterstock.comより

 

今回の報道によれば、AppleのスマートグラスはMeta(メタ)とRay-Ban(レイバン)のコラボレーションによる「Ray-Ban Meta Smart Glasses」に似ているとのこと。つまりレンズへの画面表示機能はなく、音声で操作するデバイスとなるようです。

 

一方で、レンズに情報を表示できるスマートグラスについては「真のAR(拡張現実)メガネを作るというアイディアは、技術的な課題のため棚上げになっている」とも付け加えています。

 

さらに、Apple Vision  Proの廉価版も「おそらく来年早々に」出荷する予定だと指摘しています。これについて報道では、「このカテゴリのデバイスはまだ消費者の心を掴んでおらず、廉価版が1500ドル(約22万円)未満にならない限り、ニッチな製品のままでしょう」と、懐疑的な見方をしています。また第2世代のApple Vision  Proの開発も継続しているものの、リリース時期は不明だと伝えています。

 

Apple Vision Proは国内価格が59万9800円と極めて高価な製品でしたが、廉価版はせめてその半額程度で発売されて欲しいものです。

 

Source:  Bloomberg via 9to5Mac

M4 Mac mini、アップル史上最小のコンピューターに? Apple TVと同等のサイズ感になるらしい

Apple(アップル)が今年後半に投入する「M4 Mac mini」は、完全に再設計され同社史上最小のデスクトップコンピューターになることを、 Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Hadrian / Shutterstock.comより

 

報道によれば、新しいM4 Mac miniは2010年以降初の大きなデザイン変更となり、セットトップボックス「Apple TV」に匹敵する小型化を実現するとのこと。なお、本体の厚さは現行モデルの1.4インチよりも若干分厚くなるようです。また、プロセッサにはM4およびM4 Proが搭載されます。

 

M4 Mac miniはアルミニウム製の本体で、背面には少なくとも3個のUSB-Cポート、電源ケーブル用のスペース、HDMIポートを搭載。M4を搭載したベースモデルは今月にサプライチェーンから出荷が開始される予定ですが、ハイエンドモデルは10月まで準備が整いません。なお、発売は年内を予定しているようです。

 

AppleはM4チップですべてのMacを統一すると予測されており、今後は「MacBook Air」「MacBook Pro」「iMac」「Mac Studio」「Mac Pro」にM4が搭載される予定です。次期Mac miniがどれだけの小型化を実現するのか、今から実に楽しみですね!

 

Source:  Bloomberg via MacRumors

iPhone 16、アップルが生産増強体制に? フォックスコンが2週間で5万人の新規労働者を雇用と報じられる

Apple(アップル)が「iPhone 16」の需要の高まりを見込み、生産を担当するFoxconn(フォックスコン)が2週間で5万人の新規労働者を雇用したことを、BusinessKoreaが報じています。

↑Diego Thomazini / Shutterstock.comより

 

報道によれば、AppleはiPhone 16の販売数の増加を見込んで、その生産量を10%増やしたとのこと。これにより、iPhone 16の総生産数は9000万台に達するようです。またiPhone 16を製造するFoxconnの工場は、現在フル稼働をしています。

 

Foxconnの鄭州工場はAppleのグローバルサプライチェーンの中心であり、iPhone生産の約80%を担っています。iPhone生産のピークシーズンは8月に始まり12月まで続くため、この期間の生産量の増加に対応するためにも、労働者の採用活動は不可欠です。

 

地元メディアはFoxconnが採用のために、8月から時給を最大25元(約510円)引き上げ、また採用ボーナスも7500元(約15万円)に引き上げたことを報じています。

 

さらにAppleは、iPhone 16シリーズからインドでも多様なiPhoneの生産を開始する計画だと報じられています。iPhoneの快進撃は、今後も続くことになりそうです。

 

Source: BusinessKorea via MacRumors

有機EL iPad Airに一歩前進!? ディスプレイサプライヤーが決定か

Apple(アップル)が2026年の「iPad Air」に搭載される有機ELディスプレイの主要サプライヤーとして、Samsung Display(サムスンディスプレイ)を選択することを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑DenPhotos / Shutterstock.comより

 

現在のiPad Airには、通常の液晶ディスプレイが搭載されています。一方で今年5月に発売された「M4 iPad Pro」には、より先進的なタンデム構造による有機ELディスプレイが初めて搭載されました。

 

実はSamsung Displayは、M4 iPad Proの有機ELディスプレイを提供しています。そしてライバルのLG Displayよりも生産能力が大きいことから、将来のiPad Airの有機ELディスプレイを提供することになったのです。

 

さらに2026年には、iPad miniの有機ELディスプレイもSamsung Displayが提供すると報告されています。調査会社のOmdiaは2026年にiPad Airが、そして2027年にはiPad miniが有機ELディスプレイを搭載すると報告しています。さらに、iPad miniは画面サイズが8.3インチから8.7インチに大きくなることも予測されています。

 

iPhoneシリーズに続き、有機ELディスプレイを採用したiPad Pro。この流れは、いずれiPad AirやiPad miniにもやってくることになりそうです。

 

Source: The Elec via MacRumors

無料アプリのダウンロードで毎回パスワードを入力するのが面倒? そのひと手間、実は省けます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Mac App Storeで無料アプリをパスワードなしでダウンロードする方法」です。

 

 

Mac App Storeで新しいアプリをダウンロードする際に、毎回パスワードを入力するのは手間ですよね。Touch IDを搭載したMacBookやMagic Keyboardならワンタッチで済むとはいえ、それすら面倒に感じる人もいるかもしれません。

 

そこで今回は、Mac App Storeから無料のアプリをダウンロードする際に、Touch IDの操作やパスワード入力をしないですませる方法をご紹介します。

 

まず、[]メニューから「システム設定」を開きます。

 

次に、サイドバーの最上部にある「Apple ID」を選択し、右側で「メディアと購入」をクリックします。

 

Touch IDを使っているユーザーは「Touch IDを使って購入」をオフにします。

 

すると、「無料ダウンロード」および「購入とアプリ内課金」という項目が表示されるので、「無料ダウンロード」のポップアップメニューを「常に要求」から「要求しない」に変更し、システム環境設定を閉じましょう。

 

これ以降は、Mac App Storeから無料のアプリをダウンロードする際、「入手」ボタンをクリックした後に「インストール」ボタンをクリックするだけで、パスワード入力しなくても即座にダウンロードが開始します。

 

なお、「Touch IDを使って購入」のオプションをオンにすると、このオプションは使えず、無料ダウンロードを行う際にはTouch IDが要求されます。

 

また、「無料ダウンロード」の下にある「購入とアプリ内課金」は、有料アプリの購入やアプリ内課金を行う際にパスワードの入力を要求するかどうかを設定する項目です。セキュリティ上の観点から「常に要求する」にしておくか、あるいは最後の購入から15分以上経過した場合にのみ入力を求める「15分後に要求」を選択しておくことをおすすめします。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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次期「Apple Watch SE」はプラスチック製になる!?

次期「Apple Watch SE」に硬質プラスチック素材が採用されると、海外メディアで報じられています。

↑コストダウンに期待

 

2022年9月に発売された現行モデルのApple Watch SEは、本体素材としてアルミニウムを採用。画面サイズは40mm/44mmの2種類で、「S8 SiP」チップを搭載しています。上位モデルの「Apple Watch Series 8/9」と異なり、血中酸素濃度や心電図、皮膚温度の測定はできません。

 

米ブルームバーグによれば、次期Apple Watch  SEではアルミニウムの代わりに硬質プラスチック素材が採用される可能性が、ますます高まっているとのこと。硬質プラスチック素材はコストを抑えることができるので、次期Apple  Watch SEの低価格も期待できそうです。

 

アップルは以前、プラスチック素材を採用した「iPhone 5c」を発売したことがありました。iPhone 5cではカラーが鮮やかなブルー、イエロー、ピンク、グリーン、ホワイトで展開されたので、次期Apple  Watch SEでも同様にカラフルなモデルが登場するかもしれません。

 

現行モデルのApple Watch SEはGPSモデルが3万4800円〜、GPS+Cellularモデルが4万2800円〜と、子ども向けに購入するには若干高額なことも確か。次期モデルでは硬質プラスチック素材の採用により廉価になるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

M4搭載の「MacBook Pro」などが2024年中に登場!?

アップルは「M4」チップを搭載した新型の「MacBook Pro」「Mac mini」「iMac」を今年後半にリリースすると、米ブルームバーグが報じています。

↑M4移行計画が進行中

 

今年5月、アップルはM4を搭載した「iPad Pro」を発売しました。M4は電力効率が向上した第2世代の「3nm」プロセスで製造されており、消費電力と性能が向上。以前のiPad Proに搭載されていた「M2」と比較し、CPUは1.5倍高速で、半分の電力で同じ性能を発揮できるとされています。

 

ブルームバーグによれば、アップルは全MacをM4にアップグレードする準備を進めており、まずは今年後半にMacBook Pro、Mac mini、iMacがM4に移行するとのこと。2025年には「MacBook Air」や「Mac Pro」「Mac Studio」がそうなると言います。

 

興味深いことに、M4ではAIタスクの処理を担当するNeural  Engineの強化が主な改良点となる一方、「より劇的な変更が加えられるMacが少なくとも1モデル存在する」とブルームバーグは指摘しています。さらに、今後は「最も薄く、最も軽い製品」が各カテゴリーで登場するとのこと。

 

M4 iPad Proのリリース後では、若干インパクトが薄い印象もありますが、それでも、よりパワフルなMacの登場に期待したいです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone 16」のお披露目、Apple Intelligenceに合わせる? 名物記者の予想は…

次期「iPhone 16」シリーズが例年通りのスケジュールで発売されるなら、その発表日は9月10日の火曜日になる可能性が高い。米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者がそう報じています。

↑次も例年通り9月にお披露目らしい

 

近年のiPhoneシリーズは「iPhone X」のような例外を除き、9月に発表され、同月に発売されてきました。アップルは2011年に新サービス「iCloud」「Siri」を立ち上げるために、iPhoneの発売時期を6月から10月に変更したとガーマン記者は述べています。

 

今年のiPhone 16では、人工知能を活用した「Apple Intelligence」が導入される予定。そのApple Intelligenceは、10月にリリースされる「iOS 18.1」でユーザーに正式に提供される予定ですが、これに合わせてiPhone 16の発売日が10月になることはないとガーマン記者は指摘しているのです。

 

iOS 18.1のApple Intelligenceでは、テキストの校正や書き直し、要約のためのライティングツール、Type to Siriを備えた新しいSiriのインターフェイス、メールの要約やスマート返信などのメールとメッセージアプリの改善、電話の通話録音、メモやその他のアプリでの音声文字変換などが含まれる予定です。

 

そんなApple IntelligenceがどれだけiPhone 16の売り上げを押し上げるのかにも注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、Safariに「集中力」を高める新機能を導入!

アップルは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」のベータ版において、「Safari」ブラウザに「Distraction Control(集中制御)」という新機能を導入しました。

↑コンテンツに集中!

 

Distraction Controlは、サインインのためのウィンドウや、Cookieの設定ポップアップ、ニュースレターの登録バナー、自動再生ビデオなど、ウェブサイトから注意を逸らすような要素を削減するための機能です。これにより、ユーザーはよりウェブサイトのコンテンツに集中することができます。

 

Distraction Controlはウェブサイトの静的なコンテンツを非表示するもので、広告ブロッカーと異なります。たとえ広告が一時的に非表示になったとしても、ウェブページが更新されると広告が再表示されます。つまり、定期的に変更されるウェブサイトの要素を想定したものではありません。

 

SafariでDistraction Controlを有効にするには、ページメニューから「集中を妨げる項目を非表示にする」を選択。また、Safariの検索フィールドから「非表示の項目を表示」を選択することで、非表示にされた要素をすべて表示することができます。

 

快適なウェブサーフィンを妨げる、サインインのためのウィンドウやCookieの設定ポップアップ。これらを非表示にできるだけでも集中するのに役立ちそうです。

 

Source: MacRumors

アップルらテック大企業、株価暴落で受けた打撃は…

先日、日本を含め世界を襲った株安の嵐。その影響を受け、アップルを含む米大手テック企業の時価総額が約8000億ドル(約120兆円※)も吹き飛んだとロイター通信が報じています。

※1ドル=約146.7円で換算(2024年8月7日現在)

↑びくともしない?

 

米国時間8月5日の株式市場で、アップルの株価は4%以上下落しました。その主な原因は、投資会社のバークシャー・ハサウェイがアップルの株式保有率を5.6%から2.8%にほぼ半減させると発表したこと、そして米国での景気後退への懸念が高まったことです。

 

その結果、アップルやテスラ、グーグル親会社のアルファベット、アマゾン、エヌビディア、マイクロソフト、メタといった米大手IT企業の「マグニフィセント・セブン」の時価総額は合計で約8000億ドルも吹き飛ぶことになったのです。

 

一方、アナリストの中には、アップルの今後について楽観的な見方をする人もいます。同社は最新の収益報告で、サービス収益が前年の212億ドル(約3.1兆円)から242億ドル(約3.5兆円)へと大幅に増加したと述べ、今後導入されるAI(人工知能)機能「Apple Intelligence」がその成長を支えることが期待されています。

 

なお、アップルの株価は5日に大幅に下落した後、現在は若干復調しています。

 

Source: Reuters via MacRumors

アップルとグーグルの「検索エンジン」契約は独禁法違反! 米連邦裁判所が判決

アップルのデバイスに搭載されている「Safari」ブラウザでは、長らくグーグルの検索エンジンが標準設定されてきました。しかしこの取引について、米国の連邦裁判所が独占禁止法に違反するとの判決を下したのです。

↑どうする?

 

アップルとグーグルの検索エンジンに関する報道はこれまでも何度も登場しており、2023年には「年間180億〜200億ドル(約2兆6000億円〜2兆9000億円)」が支払われていると報じられました。これはグーグルが検索エンジンから得た収益の36%に相当しているようです。

 

連邦裁判所の判断によれば、グーグルがスマートフォンメーカーに代金を支払って検索エンジンの標準設定にしてもらうことは、検索エンジンの独占を維持し、他の検索エンジンの競争を阻害し、グーグルの有意な立場を強化するうえで「大きな効果がある」とのこと。

 

裁判所はグーグルの反競争的行為に対処するための措置を決定する必要があり、差し止め命令が出される可能性もあるそう。グーグルは海外メディアのMacRumorsに対して「私たちは控訴する予定です」と伝えています。

 

これまで当たり前だった、Safariブラウザでのグーグル検索。しかし近い将来、他の選択肢がよりわかりやす形で提供されることになるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

待ちきれない人に。「Apple Intelligence」を米国以外で利用する方法があった

今年秋にもベータ版として提供が開始される、アップルのAI機能「Apple Intelligence」。これを米国外で利用する方法について海外メディアのMacRumorsが説明しています。

↑期待が募るApple Intelligence(画像提供/アップル)

 

Apple Intelligenceは、まず「英語(米国)」向けにベータ版が提供され、追加の言語は来年中に登場する予定。

 

Apple Intelligenceは「iPhone 15 Pro/Pro Max」か「M1」以降を搭載したiPadで利用できます。これらのデバイスでApple Intelligenceを利用するには、開発者向けのベータ版OSをインストールする必要があります。その後に、「設定」から「一般」→「言語と地域」→「言語の追加」をタップし、「英語(English)」を選択。さらに「地域」でも「アメリカ合衆国」を選択する必要があります。

 

その後にメインの設定メニューに戻り、「Apple Intelligence & Siri」をタップ。言語をタップし、「英語(English)」を選択します。これでApple Intelligenceの待機リストに参加することができ、通常は数分後に認証されます。認証後は「Apple Intelligenceをオンにする」が選択できるようになり、ようやく機能が利用できるようになるそう。

 

Apple Intelligenceは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」にて導入が開始されると予想されています。日本語への対応を含め、今後のさらなる発展に期待したいものです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18へのChatGPT統合は今年後半になる」アップルのクックCEOが発言

アップルの次期OS「iOS 18」に「ChatGPT」が統合されるのは今年後半になると、同社のティム・クックCEOが明かしています。

↑ChatGPTとの合体は予定通り

 

アップルは今年6月の開発者向け会議「WWDC24」で人工知能機能「Apple Intelligence」を発表。その時点では、iOS 18へのChatGPTの統合は年内に実施されると述べていました。iOS 18とApple Intelligenceは今秋に提供される予定。アナリストとの四半期決算発表の電話会議に参加したクックCEOは、「ChatGPTは今年末までに統合される予定」と言い、このスケジュールが維持されていることを改めて確認したのです。

 

なお、先月に配布が開始された「iOS 18.1」のベータ版には、Apple Intelligenceが含まれていたものの、ChatGPTは統合されていませんでした。このことは、ChatGPTのiOS 18への統合が若干後になる可能性を示唆しています。

 

iOS 18でApple Intelligenceを利用するには、「iPhone 15 Pro/Pro Max」かそれ以降のiPhoneが必要です。ユーザーはChatGPTのアカウントを作成する必要はなく、最新の「GPT-4o」モデルを利用することが可能。iPhoneで気軽にChatGPTが利用できるようになるのは、実に便利と言えるでしょう。

アップル、タイを舞台にした短編映画のCMで謝罪

アップルは、タイを舞台にした短編映画『The Underdogs: OOO (Out Of Office)』の描写が不適切だったとして、CMを削除し謝罪しました。

↑ステレオタイプな描写がタイの反感を買う(画像提供/アップル)

 

同社のCMといえば、今年5月に公開された『Crush!』が思い出されます。同CMは映画監督や俳優から批判を受け、テレビCMの放送の計画が見送られました。

 

7月18日に公開されたThe Underdogsは、とあるデザインチームがプロジェクトのためにタイのバンコクとラヨーンを訪れ、三輪車のトゥクトゥクで移動し、荒れ果てたホテルに滞在するというストーリー。CMは全体的に色褪せたセピア色のトーンで描かれており、「タイがローテクで未開発な国に見える」と地元のBangkok Post紙が批判しているのです。

 

このような批判を受けたアップルはYouTubeから動画を削除。そして、「私たちの目的は、この国の楽観主義と文化を称えることでしたが、今日のタイの活気を十分に捉えられなかったことをお詫びします」と謝罪し、騒動の幕引きを図っているようです。

 

今回のCMはタイを拠点とする映画制作スタジオの「インドシナ・プロダクションズ」と協力して制作され、撮影もタイで行われました。アップルは2019年以来、「Apple at Work」としてプロジェクトに四苦八苦するメンバーの動画を作成してきました。同社の製品はタイでも大人気ですが、このCMの影響が気がかりです。

 

Source: Bangkok Post via MacRumors

「今どこ?」って何度も聞かなくてもOK! iPhoneを使って待ち合わせの手間を省く【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「待ち合わせのときに位置情報を共有する方法」です。

 

 

友達との待ち合わせで、きっちり場所を決めずに「駅前のあたりで…」のように“ゆる~く”約束することはないでしょうか? もしくは、連絡しあって落ち合おうと思ったら、相手がどこにいるのか分からず、合流するのに難儀した経験はありませんか? そんな時のために移動する相手の位置をリアルタイムで共有する方法を紹介しましょう。

 

使用するのは「探す」アプリ。自分のiPhoneやiPadなどのAppleデバイスやAirTagを使った持ち物を探すだけでなく、実は人も探せるんです。

 

その方法は簡単。「探す」アプリを開いたら[人を探す]をタップ。[位置情報の共有を開始]をタップしましょう。続いて[+]をタップして共有したい相手を選んだら[送信]をタップします。

 

共有する期間を聞いてくるので[1時間][明け方まで][無制限]の中から選びましょう。

 

[○○さんと位置情報の共有を開始しました]の表示が出たら[OK]をタップ。これで自分がどこにいるのか相手が分かるようになります。

 

相手側でも「あなたの位置情報も共有しますか?」の通知をタップするか「人を探す」画面で[共有]をタップすれば、お互いの位置を知ることができます。

 

こうすれば地図上に相手のアイコンが表示され、どこにいるのかがリアルタイムでわかります。地図上に表示した相手のアイコンをタップして[位置情報の共有を停止]したり、電話やメッセージを使った連絡、相手の場所までの経路を表示したりもできます。

 

これならアバウトに待ち合わせ場所を決めてもお互いを見つけられるし、渋滞や遅延で遅れた場合でも相手がどの辺にいるのか一目でわかりますね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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テキストを間違えて上書き保存しちゃった!? そんなときは落ち着いてこの方法を試してみて!【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「間違えて上書き保存してしまったファイルを元に戻す方法」です。

 

 

「テキストエディット」で文書を編集したあと、「別名で保存」するつもりが、誤って上書き保存してしまった経験がある人もいることでしょう。そんなとき、バックアップを取っていないからと諦めてはいけません。

 

テキストエディットには、作業している書類を自動で保存する機能に加えて、書類を過去の状態に戻せるバージョン機能も搭載されています。

 

それでは、やり方を説明します。

 

「テキストエディット」で書類を編集しているときに過去の状態に戻したくなったら、メニューバーから[ファイル]、[バージョンを戻す]とすすみ[すべてのバージョンをブラウズ]を選びます。

 

すると、このようなブラウズ画面に切り替わります。左側が現在の内容、右側がバージョン機能で記録された過去の内容です。右側の上下ボタンをクリックするか、右端にあるタイムスタンプ付きのバーから元に戻したい時点を選んで、[復元]ボタンをクリックしましょう。

 

この機能は、編集中のファイルの差分が1時間おきに自動で保存され、ファイルを上書きしても好きな時点の内容に戻せる仕組みです。また、ユーザーが任意のタイミングで保存した状態にも戻すことができます。

 

ちなみに、「テキストエディット」のほかに、「Pages」や「Numbers」「Keynote」などのソフトにも搭載されていますので、利用するといいでしょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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「Apple Vision Pro」、思考だけでコントロールできることが判明!

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」を脳コンピューターインターフェイス(BCI)と接続し、思考のみで制御する実験に成功したと、スタートアップ企業のSynchronが報告しています。

↑脳と合体

 

Apple Vision Proは両目にそれぞれ4K解像度ディスプレイを搭載したヘッドセットで、本体外部に装着された12個のカメラで取り込んだ映像と、仮想空間の映像を組み合わせた「複合現実(MR)」を体験することができます。

 

Synchronは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っているマークさんにBCIを適用し、Apple Vision Proを装着。これにより、手を動かすことができない患者はカーソルを動かしてソリティアをしたり、「Apple TV」を視聴したり、テキストメッセージを送信したりすることができるようになったのです。

 

マークさんによれば、BCIでApple Vision Proを操作するのは「iPhone」や「iPad」、コンピューターを使うのに似ているとのこと。また、アップルのデバイスはアクセシビリティ機能が優れており、そのこともApple Vision Proの操作に役立っていると言います。

 

Synchronは現在、BCI技術を適用するケースを増やしており、米国では6人の患者に、オーストラリアでは4人にBCIを移植しているそう。Apple Vision Proとの組み合わせが増えていくかもしれません。

 

Source: Synchron via MacRumors

「Apple Intelligence」が動画で見れる! Siriを起動すると…

今年の秋にリリースされる、アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」。この新機能が実際にiPhoneで動作している動画を海外メディアのMacRumorsが公開しています。

↑どんな感じで動くの?

 

MacRumorsが公開した動画では、「iOS 18.1」のベータ版に搭載されたApple Intelligenceが、どのように動作するのかを見ることができます。例えば、ライティングツールでは、スペルや文法に誤りがないかをチェックして校正したり、書き直したりすることが可能。テキストの要約もできます。

 

刷新されたSiriを起動すると、ディスプレイの端がふわっと光ります。さらに声だけでなく、キーボードでSiriに入力することも可能。Siriには製品知識とサポートデータベースも統合されているので、デバイスに関するあらゆる質問に答えることができます。

 

電話での通話の録音や文字起こし、要約も利用することができます。メールとメッセージではスマート返信が利用でき、写真にはメモリーメーカー機能があります。通知をインテリジェントにフィルタリングするフォーカスモードも搭載。

 

Apple Intelligenceの機能は現時点では開発者向けに限定されており、iOS 18.1で利用できる機能も一部となっています。フルに利用できる日を楽しみに待ちたいものです。

 

Source: MacRumors

「Apple Intelligence」、グーグルのチップで開発されていたことが明らかに!

アップルが、人工知能機能「Apple Intelligence」の開発にグーグルの「Tensor」チップを使用していたことが、公式資料により判明しました。

↑グーグルのチップで開発(画像提供/アップル)

 

アップルが公開した研究論文によれば、Apple Intelligenceの開発にはTensorの一種である「TPUv5p」チップが2048個、サーバーAIモデルの開発には「TPUv4」チップが8192個使用されたとのこと。

 

現在、AI関連機能の開発には、エヌビディアのGPUが広く利用されています。このGPUはスタンドアロン製品として販売されている一方、グーグルのTensorはクラウドサービスとして提供されているのです。

 

アップルによれば、Tensorによって大規模で高度なAIモデルを効率的にトレーニングできるようになったとのこと。さらにアップルは今後2年間でAIサーバーの強化に50億ドル(約7500億円※)を投資するそうです。

※1ドル=約149円で換算(2024年8月1日現在)

 

Apple Intelligenceの開発に自社開発の「Mシリーズ」チップではなく、Tensorが選ばれた理由が気になります。今後の動向を見守りましょう。

 

Source: Apple via MacRumors

M3の「14インチMacBook Pro」、ついに外部デュアルディスプレイに対応!

アップルは「macOS Sonoma 14.6」の配布を開始し、「M3 14インチ MacBook Pro」への外部デュアルディスプレイのサポートを追加しました。

↑ついにアップデート

 

M3 14インチMacBook Proは2023年10月に発売されましたが、ディスプレイを閉じた状態での使用となる「クラムシェルモード」での外部デュアルディスプレイは、サポートしていませんでした。これは、2024年3月に発売された「M3 MacBook Air」が外部デュアルディスプレイの接続に対応していたことと異なっており、アップルは後のアップデートでの対応を約束していたのです。

 

今回のアップデートにより、M3 14インチMacBook Proではディスプレイを開いた状態で、6K解像度の外部ディスプレイを1台、そしてクラムシェルモードでは5K解像度/最大60Hzの外部ディスプレイを2台サポートするようになりました。

 

なお、M3ではなく「M3 Pro」「M3 Max」といった上位チップを搭載した14インチMacBook Proは、すでに外部デュアルディスプレイをサポートしています。

 

macOS Sonoma 14.6では外部デュアルディスプレイのサポート以外にも、いくつかのセキュリティ上の脆弱性が修正されています。対象のMacのユーザーは早めにアップデートしたほうがよさそうです。

 

Source: Apple 1, 2 via MacRumors

iOS 18.1ベータ版にない「Apple Intelligence」の機能は何?

アップルは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版を配布しています。同バージョンには人工知能機能「Apple Intelligence」が含まれていますが、予定されている機能が全て入っているわけではありません。

↑いろいろな機能が潜んでいる

 

そこで、iOS 18.1やiPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1のベータ版に入っていないApple Intelligenceの機能をまとめてみました。

 

  • 人工知能による画像生成機能「Image Playground」
  • オリジナルな絵文字生成機能「Genmoji」
  • コンテキストに基づいた画像生成機能「Image Wand」
  • 重要な通知を真っ先に確認できる「優先通知」
  • 受信メッセージを自動分類する「メール」のカテゴリ
  • 画像から不要なオブジェクトを削除する「写真」のツール
  • 「Siri」による画面上の認識、個人のコンテキスト、アプリ内およびアプリ間でのアクションの実行機能
  • Siriと「ChatGPT」との統合
  • 米国英語以外の「追加言語」のサポート
  • iPhoneやiPad、Mac以外の「追加のプラットフォーム」

 

こうしてみると、iOS 18.1やiPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1のApple Intelligenceでは、画像生成系の機能がまだ弱い印象です。

 

iOS 18.1やiPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1は現在は開発者のみが利用でき、Apple Intelligenceもテストの初期段階にあります。同機能のさらなる機能の拡張と、日本語を含めた多地域への展開を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

「iOS 18.1ベータ版」で電話が変わった! 便利な新機能とは?

アップルが提供を始めた「iOS 18.1」のベータ版において、「通話録音」と「通話の文字起こし」という新機能が追加されていると、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑新機能の通話録音(画像提供/MacRumors)

 

iOS 18.1での大きなトピックは、人工知能機能となる「Apple Intelligence」の搭載。もともとiOS 18でのリリースが宣言されていた同機能ですが、今回の通話録音や文字起こしもApple  Intelligenceのパワーを活かしています。

 

iOS 18.1のベータ版の通話録音は、通話を開始した後、左上隅にある録音ボタンをタップすることで利用可能。録音を開始すると、通話の参加者全員に録音中であることが通知されます。通知を断る方法はないため、録音されたくない人は電話を切る必要があります。

↑メモに保存される(画像提供/MacRumors)

 

録音された内容は「Notes(メモ)」アプリに保存されます。そこで通話を再度聞いたり、完全な書き起こしを表示したり、その要約を確認したりすることも可能です。

 

Apple IntelligenceはiOS 18.1だけでなく「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版にも搭載されており、今年後半に一般公開される予定です。Apple Intelligenceが日本語に正式対応したら、通話録音と文字起こし機能が役に立つ予感がします。

 

Source: MacRumors

「Apple Intelligence」の正式リリース、少し遅れそうです

アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」のリリース時期が当初の予定から延期されると、米ブルームバーグが報じています。

↑ちょっと遅れそう

 

アップルは当初、Apple Intelligenceを「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」に導入予定であると話していました。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple  Intelligenceのバグ修正に時間を与えるため、リリースを延期するとのこと。実際には「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」が正式にリリースされてから数週間後の10月までに、ソフトウェアアップデートとしてApple  Intelligenceが提供されると言います。

 

アップルは昨日、Apple Intelligenceを内蔵した「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版の配布を開始しました。私たちがApple Intelligenceを利用できるようになるのは、10月に正式に配布されるであろう「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」からとなりそうです。

 

なお、「Siri」がデバイス上のデータを活用して質問に答えたり、ユーザーの画面に表示されているものを理解したりする新機能は、2025年前半に提供される予定。Apple Intelligenceはこれから少しずつ展開されることになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Apple Intelligence、iOS 18.1などのベータ版に登場!

アップルは「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版の配布を開始し、人工知能機能「Apple Intelligence」の利用が可能になりました。

↑ベータ版のOSにデビュー

 

「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」のベータ版に搭載されているのは、Apple Intelligenceの初期バージョン。「設定」アプリからオンにすることができます。

 

ライティングツールや「Siri」の刷新されたデザイン、音声コマンドとSiriへの入力を切り替えるオプション、書き起こしやその他のコンテンツの要約、新しいメールのカテゴリとスマート返信、メッセージでのスマート返信などの機能が利用可能となっています。

 

その一方、画像を生成する「Image Playground」、絵文字を生成する「Genmoji」、「ChatGPT」の統合、写真内のオブジェクトを消去するオプション、優先通知、アプリや画面上の認識などのSiri機能などは現在利用できません。

 

現在、Appleは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia 15」のベータ版のテストも並行して実施しています。Apple Intelligenceが含まれる「iOS 18.1」「iPadOS 18.1」「macOS Sequoia 15.1」がいつ正式にリリースされるのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

アップルの地図がブラウザで使えるようになる! ベータ版が公開

アップルは先週、ウェブサイト向け「マップ」アプリをベータ版として公開しました。

↑ウェブサイト向けマップのベータ版(画像提供/MacRumors)

 

同社のマップは2012年に公開され、iPhoneやiPad、Mac、Apple  Watchから利用することができます。先日にはパリオリンピックにあわせて、マップデータのアップデートも行われています。

 

ウェブ版のマップは「Safari」や「Chrome」「Edge」などのブラウザから利用することが可能。地図の閲覧だけでなく、クルマや徒歩での道順を調べたり、訪問先を検索して評価や営業時間を確認したり、厳選されたガイドを閲覧したりすることができます。

 

さらに、マップのカードから直接食べ物を注文したり、世界中の都市で食事、買い物、探索できる場所を見つけることも可能。アップルによれば、今後数か月以内に「Look Around(周辺を探す)」などの追加オプションが導入される予定とのことです。

 

これまで、ウェブベースの地図サービスとしてはグーグルマップが標準的な存在でしたが、今後はどちらを使うか迷いそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

AndroidからiPhoneへの乗り換え率、過去5年で最高水準! アップルが喜べないわけとは?

市場調査会社CIRPは先日、米国で最新のiPhone 15シリーズの売れ行きが、同時期のiPhone 14シリーズを下回っているとの報告を発表しました。それに続き、新たに「AndroidユーザーがiPhoneに乗り換える比率が高くなっている」とのレポートを公開しています。

↑乗り換え増加の裏には…

 

最新のデータによると、2024年6月に新品のiPhoneを買った人々のうち元Androidユーザーの割合は、過去5年で最高の17%に跳ね上がったとのこと。

 

これはアップルにとって朗報のようですが、実はiPhone 15の売れ行きが弱い原因かもしれないとCIRPは指摘しています。

 

なぜなら、Androidユーザーは安い価格でiOSを使えるデバイスに興味があり、最新かつ最高のiPhoneは必要ないからです。現在のiOS 17はiPhone 14シリーズやiPhone SE(第2世代以降)といった少し古いモデルでも使用可能。乗り換え組は、そうした安いiPhoneで済ませる傾向があるというわけです。

 

CIRPは、Androidからの乗り換えの増加が「iPhoneの売り上げが全体的に弱い」ことと相関していると分析しています。その理由は乗り換え組が多いほど、すでにiPhoneを持っているユーザーが買い換える割合が少なくなることを意味するからです。

 

新たなiPhoneが出るたびにアップグレードするファンが多いことが、これまでのアップルの強みでした。AndroidからiOSへの乗り換え率が高い=旧iPhoneから最新iPhoneへの乗り換えが低調になっているという論理です。

 

アップル独自の生成AI「Apple Intelligence」も、当初は米国の英語ユーザーしか使えないため、iPhone 16シリーズの売上増につながらないとの予想もあります。それが正しければ、来年もAndroidからiPhoneへの乗り換え率はますます高まるのかもしれません。

 

Source: CIRP
via: 9to5Mac

「便りがないのは良い便り」というけども……帰りの無事をiPhoneで通知できる「到着確認」機能はオススメです【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「帰りの無事を通知できる「到着確認」の使い方」です。

 

 

久しぶりに友人と会って楽しい時間を過ごした後、帰り際に『家に着いたら連絡してね』と声をかけられたことありませんか。もしくはお子さんに家に着いたら連絡してね、と言った経験です。でも、家に着いたのにメッセージするのを忘れたり、途中で寄り道して帰るのが遅れて相手に心配かけた…なんて経験があるかもしれません。今回は“帰宅するのが何時ごろになるのか”や“何らかの原因で帰宅が予定より遅れている”ことを簡単に相手に伝える「到着確認」の機能を紹介しましょう。

 

ここではあなたが“帰る”側の人として設定手順を説明します。

 

「メッセージ」を開いて到着確認を送りたい人を選び、メッセージ入力欄の左側にある[+]をタップ。スクロールして[到着確認]を選びます。初回のみ到着確認の説明が表示されるので[続ける]をタップ。その後、到着しなかった場合にどんなデータを共有するか選択。ここで[制限なし]を選ぶと帰宅の経路まで相手に伝わるので、相手が家族や親しい友人以外なら[制限付き]を選んでおくのが良いでしょう。[到着確認を送信]を選べば完了。これで何時ごろ自宅に帰宅できるか予定時刻が相手に伝わります。

 

このとき、今いる場所から自宅までの距離が近いと位置情報で帰宅したことが判別できないので自動的にタイマーが選ばれます。[編集]をタップして帰宅までの所要時間を設定して[完了]をタップ。何分後に到着予定か相手に連絡できます。

 

予定していた時刻になっても自宅まで辿り着けなかったり設定したタイマーの時間が過ぎてしまった場合は、あなたの画面に遅れていることを通知で知らせてくれます。[時間を延長]をタップして、あとどれだけかかりそうか延長しましょう。

 

無事あなたが自宅に到着すると相手に通知が届きます。タイマーを設定した場合なら、あなたが時間延長の通知で[終了]をタップした時点で到着確認が終了。通知が相手に届いて無事に帰宅したことが伝わります。

 

万が一、何かのトラブルが発生した場合、あなたの画面に表示された[時間を延長]の通知に何も反応せず15分経過すると“到着していない可能性がある”ことが相手に通知されます。

 

この通知を受け取った側は最新情報(位置や電波状況、バッテリ残量など)を調べたり相手に電話できるので、どこか別の場所に寄り道していることや直接電話で無事を確認することができます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

次期macOS「Sequoia」、「iPhoneミラーリング」でサイズ変更が可能に!

この秋にアップルからリリースされる、Mac向けの新OS「macOS Sequoia」。そこに搭載される「iPhoneミラーリング」機能が、さらに進化していることが判明しました。

↑便利そうなiPhoneミラーリング機能(画像提供/アップル)

 

iPhoneミラーリングでは、Macの画面にiPhoneの画面を映し、キーボードやトラックパッド、マウスで直接操作することができます。画面にはユーザーがカスタマイズした壁紙やアイコンがiPhoneと同じように表示され、ホーム画面でページ間をスワイプしたり、お気に入りのアプリを起動して閲覧したりすることができます。

 

先日リリースされたmacOS Sequoiaのベータ4では、iPhoneミラーリングのウィンドウサイズが変更できるようになりました。ウィンドウを大きくしたり小さくしたりして、Macデスクトップに表示されるサイズを変更することができるのです。

 

サイズは、実際のiPhoneのサイズ、より大きなサイズ、小さなサイズの3種類。サイズの変更はiPhoneミラーリングを起動し、表示メニューから行います。

 

iPhoneとMacとの間でドラッグ&ドロップをしたり、音声を再生したり、通知を確認して応答したりすることもできる、macOS SequoiaのiPhoneミラーリング。MacとiPhoneの両方を使っているユーザーには、かなり便利な機能となりそうです。

 

Source: MacRumors

想像しただけで没入!「Vision Pro」向け「Apple Immersive Video」が超すごそう

アップルは空間コンピューター「Apple Vision Pro」向けに、没入型の動画シリーズや映画となる「Apple Immersive Video」を公開しています。

↑ちょい見せ(画像提供/アップル)

 

Apple Vision Proは両目で合計2300万画素の超高解像度ディスプレイを搭載することで、目の前に幅30メートルのスクリーンがあるような体験が可能。一方、Apple Immersive Videoでは、3D動画や空間オーディオに対応した180度の高解像度録画が提供されています。

 

今回提供が開始された『Boundless』では、視聴者はトルコのカッパドキアで熱気球に乗ったときの風景を味わうことができます。さらに今秋には、北極圏に移住したサーファーを特集する『Arctic Surfing』が公開される予定。

 

8月に公開される『Wild  Life』では、孤児になったゾウの世話をするケニアのシェルドリック野生生物保護団体を特集します。今年後半には、バハマ諸島のダイバーのグループが特集される予定。

 

今年9月に公開される『Elevated』では、火山のうえを飛び、滝を乗り越え、世界最長の島々であるハワイの知られざる自然の脅威を見ることができます。

 

2024年後半には、Apple Immersive Videoの短編映画『Submerged』が公開。また、2024年のNBAオールスターウィークエンドの舞台裏や、ビッグウェーブサーフィンと呼ばれる新しいスポーツシリーズも公開される予定です。

 

販売台数の苦戦も報じられるApple Vision Proですが、Apple Immersive Videoによる魅力的なコンテンツの投入により、発売時の勢いを取り戻してほしいものです。

 

Source: Apple

「Apple Intelligence」、YouTubeの字幕は訓練に使用していない! アップルが釈明

アップルは、人工知能機能の「Apple Intelligence」のトレーニングにYouTubeの字幕を使用していないと海外メディアの9to5Macに釈明しました。

↑生成AIの訓練に誰のデータを使っているの?

 

Apple Intelligenceは次期OSの「iOS 18」や「iPadOS 18」「macOS Sequoia」に搭載される人工知能で、言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリにわたってアクションを実行したり、日々のタスクをシンプルにしたりすることができます。また、アップルは今年4月、オープンソースのAIモデル「OpenELM」を発表していました。

 

Wiredは今月16日、アップルやAnthropic、NVIDIAなどの企業が、YouTubeの字幕を自社のAIモデルのトレーニングに使用していると報じました。これには、MKBHDやMr. Beastなどの著名YouTuberも含まれます。アップルもOpenELMのトレーニングで、このYouTubeの字幕を使用していたのです。

 

しかし、アップルの声明によれば、Apple Intelligenceを含むAIや機械学習機能のいずれにも、OpenELMは搭載されていないとのこと。OpenELMは研究のみを目的に作成されたもので、Apple Intelligenceの強化には使用されていないそうです。

 

アップルは以前にも、Apple Intelligenceが「特定の機能を強化するために選択されたデータや、当社のWebクローラーによって収集された公開データなど、ライセンスされたデータによってトレーニングされている」と述べていました。しかし、この問題は今後も続きそうです。

 

Source: 9to5Mac

「iOS 17.4以降のiPhone」、サイバー諜報企業が手を焼くほどセキュリティが堅固

イスラエルのサイバー諜報企業「Cellebrite」は、デバイスからデータを合法的に収集するソフトウェアを開発しています。その製品は世界各国に提供されており、米国では一部の政府機関がiOSデバイスのロック解除に使用しているそう。しかしそんな同社が、「iOS 17.4」以降をインストールしたiPhoneのロックを解除できないと海外で報じられています。

↑iOS 17.4以降のiPhoneは簡単に破られない

 

テック系メディアの404 Mediaが入手した文章によると、Cellebriteの製品のサポートマニュアルでは、iOS 17.4以降を搭載したiPhoneは「研究中」とされており、ロック解除ができないことが示唆されています。一方で、「iOS 17.1」から「iOS 17.3.1」を実行している「iPhone XR」および「iPhone 11」シリーズは、ロック解除に対応していると記載されています。

 

Androidスマートフォンに目を向けると、CellebriteのツールはほとんどのAndroidスマートフォンに侵入できるものの、電源がオフにされている「Pixel 6/7/8」のデータを取得することはできないと述べています。

 

アップルはハッキングツールによる攻撃を防ぐために、セキュリティを強化してきました。今後もiPhoneのセキュリティが堅固であることを願いたいものです。

 

Source: 404 Media via MacRumors

「Apple TV+」がコスト削減へ。巨額投資も視聴者が増えず…

アップルの有料動画ストリーミングサービス「Apple TV+」が視聴者の獲得に失敗し、ハリウッドへの支出を縮小していると、米ブルームバーグが報じています。

↑これからどんなドラマが待ち受けているのか?

 

Apple TV+は2019年11月にスタートしたサービスで、「Apple TV+ Originals」と呼ばれるオリジナルの映画作品やテレビシリーズを提供。Appleのウェブサイトや「Apple TV」アプリから視聴可能であり、日本でも月額900円で見ることができます。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple TV+のオリジナル番組に200億ドル(約3兆1000億円※)を投資したものの、効果が限定的だったそう。具体的には米国のテレビ視聴者のわずか0.2%しか獲得できておらず、Apple TV+の1か月の視聴者は「Netflix」の1日の視聴者よりも少ないとされています。

※1ドル=約155円で換算(2024年7月24日現在)

 

Apple TV+がスタートした当初は、オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、ジェニファー・アニストンといった大物との契約を含め、注目度の高いプロジェクトやタレントへの投資が目立っていました。また、マーティン・スコセッシ、リドリー・スコット、マシュー・ヴォーンといった監督の映画に合計5億ドル(780億円)以上を費やしました。しかし、期待していたほど視聴者を獲得することができなかったのです。

 

アップルは現在、番組の前払金の削減、不振が続く作品の迅速な打ち切り、制作の延期など、より慎重に予算を管理していると伝えられています。果たして、Apple TV+はコストを抑えて、巻き返すことができるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg

アップルの「マップ」、開幕直前のパリオリンピック用にアップデート!

開幕直前のパリオリンピックに合わせて、アップルの純正アプリ「マップ」がアップデートされました。新たに3Dランドマークが登場しています。

↑パリオリンピックをガイド(画像提供/MacRumors)

 

上画像のように、パリのパルク・ド・フランスやオリンピック水上センターなどをマップで確認すると、カスタムの3Dランドマークが表示されます。これには、パリ東駅、イエナ橋、マドレーヌ広場なども含まれ、マップでは会場、土産物店、公共の集会場所などのポップアップロケーションが表示されるようになりました。

 

全ての試合会場と式典会場には、訪問者が見つけやすいように特別なアイコンを用意。試合による道路の通行止めや注意事項に関する最新の情報も表示されます。また、レストランやホテル、ショッピングのマップガイドもあり、数十の新しいガイドも用意されています。

 

アップルは、体操や水泳などの人気競技にスポットを当てたストーリーをApp Storeで特集する予定。パリオリンピックの公式アプリのダウンロードとフォローが推奨されるほか、スポーツをテーマとしたモバイルゲームや健康・フィットネスアプリも取り上げられる予定です。同様に、Apple PodcastsやApple News、Apple Musicもパリオリンピックやフランスの音楽などを特集するようです。

 

円安の影響もあり、日本からパリまで行くのはなかなか難しい昨今ですが、アップルのマップで現地の雰囲気を少しでも味わってみるのも楽しそうです。

 

Source: MacRumors

「Apple Watch」をiPodっぽく使える「TinyPod」とは?

「Apple Watch」をはめ込むと、かつて販売された音楽プレーヤー「iPod」のように使える。そんなデバイスの「TinyPod」が海外で販売されています。

↑どこか懐かしい「TinyPod」

 

シリコン製のTinyPodにApple Watchを入れると、ケースのクリックホイールをくるくる回すことで、Apple  Watchを操作することができます。このクイックホイールは、Apple  Watchのデジタルクラウンに直接接続されています。

 

https://x.com/thetinypod/status/1813589903722311784?s=61

 

TinyPodに入れたApple Watchからは、電話をかけたり、メールをチェックしたり、音楽を聴いたり、メッセージを送ったりすることができます。本体の充電はApple Watchの純正の充電器から可能。また、手首の検知機能をオフにすることで、数日間の使用が可能になると説明しています。

 

Apple Watchには「Face ID」や「Touch ID」による生体認証機能がないので、TinyPodに入れた状態では毎回パスコードを使ってロックを解除するか、パスコードを設定しない必要があります。後者はあまり安全な使い方とは言えません。

 

TinyPodの価格は79ドル(約1万2000円※)で、Apple Watch Series 4以降、Apple Watch SE、Apple Watch Ultraで利用できます。アップルが想定したApple Watchの使い方ではないでしょうが、TinyPodの小さくて可愛らしい外観には、どこか引かれてしまいますね。

※1ドル=約156.6円で換算(2024年7月23日現在)

 

Source: TinyPod

ちょっと待て! 次期「iPhone 16」爆売れ予想に懐疑論

アップルの次期「iPhone 16」シリーズの注文は増えていないと著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が報告しています。

↑爆売れは楽観的すぎる?

 

iPhone 16シリーズに関しては、売り上げ増を見越してTSMCへのチップ発注が1000万個も増えたことが、中国メディアにより報じられていました。これには「iOS 18」で導入されるAI(人工知能)機能の「Apple Intelligence」が大いに関係していると伝えられています。

 

しかし、Kuo氏によれば、TSMCの最近のチップの販売台数は増加していないとのこと。アップルのサプライヤーのLarganによる2024年のハイエンドモデルの受注も、昨年と同程度だと言います。むしろ同氏は、2024年後半のiPhone 16の発注台数は約8700万台で、「iPhone 15」の9100万台から減ると考えているのです。

 

Apple IntelligenceによるiPhone 16の販売台数の増加に関しても、「Apple Intelligenceは当初は米国向けにベータ版のみが提供され、英語にしか対応しないので、これだけでiPhone 16の売り上げが伸びるというのは、あまりにも楽観的すぎるかもしれない」と述べているのです。

 

Apple Intelligenceには「iPhone 15 Pro」かそれ以降が対応しますが、それだけで消費者がiPhone 16に買い替えるかどうかは現段階で未知数かもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

アップル「HomePod mini」に新色ミッドナイトが登場。コンパクトながら大音量を誇るスマートスピーカー

アップルがスマートスピーカー「HomePod mini」の新色「ミッドナイト」を発売しました。価格は1万4800円(税込)で、apple.com/jpおよびApple Storeアプリから購入できます。

↑端から端まで光るバックライトのTouchサーフェスを搭載し、あらゆる空間を引き立てます

 

HomePod miniは、高さが8.5センチを下回るコンパクトなデザインでありながら、大音量のサウンドを再生するとうたったスマートスピーカー。外装のメッシュには継ぎ目がなく、通り抜ける音を遮らないそう。

↑既存カラーには、イエロー、オレンジ、ブルー、ホワイトがあります

 

Apple Musicで音楽を聴いたり、Apple TV 4Kと組み合わせてホームシアターを楽しんだりできます。また、Siriも搭載しているので、日々のタスク管理や、スマートホームをコントロールする方法を検索するときにも使えますよ。

 

メーカー:アップル

製品名:HomePod mini

価格:1万4800円(税込)

次期「iPhone 16 Proシリーズ」の新色、ローズの可能性が高まる

今年のリリースが期待される「iPhone 16 Pro」シリーズでは、新色として「ローズ」が投入されるとの情報が中国から伝えられています。

↑やっぱりこれっぽい色が出そう

 

iPhone 16 Proシリーズに新色としてローズが投入されるとの情報は、これまで何度か報じられてきました。その代わり、「iPhone 15 Pro」シリーズに存在していた「ブルーチタニウム」がラインナップから消える模様。また、iPhone 16 Proでは素材のチタンの加工技術が改善され、より美しくなるとの報告も登場しています。

 

WeiboアカウントのOvO  Baby Sauce  OvOがサプライチェーン筋から得た情報によれば、iPhone 16 Proに追加されるのは単純な「ローズ」で、2015年の「iPhone 6S」で登場した「ローズゴールド」とは異なると述べています。

 

iPhone 16ではベースモデルの「iPhone 16/16 Plus」でもカラーバリエーションの変更が噂されており、アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuro)氏によれば、イエローの代わりにホワイトが登場するとのこと。また、「iPhone 12」のホワイトが「iPhone 13」でスターライトに変更されたように、既存の色の名前が変更される可能性も指摘しています。

 

iPhone 16 Proのカラーリングが今から気になって仕方ありません。

 

Source: Weibo via MacRumors

2025年予定の「iPhone 17」、TSMCの「2nmチップ」は見送り?

2025年の発売が期待される「iPhone 17」シリーズのチップには、TSMCの最新プロセス「2nm」が採用されない見通しだと海外メディアが報じています。

↑2nmチップの搭載には時間がかかる

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」には、TSMCの3nmプロセス(N3B)で製造された「A17 Pro」が搭載されています。さらに先日発売された「iPad Pro」に搭載されている「M4」では、強化された3nmプロセスが採用されています。

 

WeiboユーザーのPhone Chip Expertの投稿によれば、TSMCの2nmプロセスは2025年末まで量産されないとのこと。そのため、同年秋にリリースされるiPhone 17には、2nmプロセスのチップは搭載されないと指摘しているのです。

 

TSMCは2025年に2nmプロセスの量産を開始する予定で、安定した歩留まりを確保するために、生産計画を加速しているとも報じられています。また、「N2」と呼ばれる2nmプロセスは、3nmプロセスと比較して同じ電力で10〜15%の性能向上や、同じ性能で25〜30%の電力削減を実現するとうたっています。

 

なお、今年発売される「iPhone 16」シリーズでは、4モデル全てがTSMCの3nmプロセス(N3E)で製造される「A18」チップを搭載することが確認されています。

 

Source: Weibo via MacRumors

「折りたたみiPhone」のデザイン? アップルが特許を出願

アップルは「折りたたみiPhone」に応用できる「折りたたみディスプレイ」に関する特許を、米特許商標庁(USPTO)に出願しました。

↑アップル版折りたたみディスプレイの構造の一部(画像提供/USPTO)

 

同社が折りたたみiPhoneを開発しているという情報は以前から報じられており、2026年の製品登場が噂されたときもありました。しかし最近の報道では、折りたたみディスプレイの開発の難しさから、製品投入は2027年かそれ以降に延期された可能性も指摘されています。

 

今回出願された特許「Electronic Devices With Durable Folding Displays(耐久性のある折りたたみ式ディスプレイを備えた電子機器)」では、折りたたみディスプレイの重なる部分の構造について説明しています。

 

それによれば、曲げ軸に沿ってガラス層に凹部を形成したり、凹部のガラス層には局所的に薄く柔軟な部分を形成し、ガラス層が曲げ軸を中心に曲げられるようにしたりするとのこと。つまり、折りたたみディスプレイの中央を薄くすることで、より折り曲げやすい構造にすることを検討しているようです。

 

また、落下時にディスプレイが十分な耐久性を発揮するために、ディスプレイカバー層とその他のエッジ部分は、他の部分に比べて厚くなっているとも説明されています。場所によってディスプレイの厚さを変えることで、使い勝手と耐久性の両立を目指しているようです。

 

いつものことながら、特許出願がそのまま製品化につながるわけではなく、アップルが実際に折りたたみiPhoneを投入するかどうかは未知数です。しかし個人的には、アップルブランドの名に恥じない、高品質なディスプレイを搭載した折りたたみiPhoneの投入に期待したいものです。

 

Source: USPTO(PDF) via Apple Insider

アップルの「写真」アプリ、画像や動画を修復する機能を導入!?

「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」において、失われたり破損したりした画像や動画を復元できる機能が「写真」アプリに追加されると、MacRumorsが伝えています。

↑修復力に期待

 

iOS 18では写真の大幅な刷新が予定されており、写真ライブラリが自動的に新しい一つのビューに整理され、便利な新しいコレクションにより、お気に入りにアクセスしやすくなります。また、新しいクリーンアップツールでは被写体を誤って改変することなく、背景の不要な対象物を特定して削除できます。

 

iOS 18やiPadOS 18、macOS Sequoiaの写真には「復元済み」アルバムが追加され、写真のライブラリに含まれていない画像や動画が表示されます。復元済みのアルバムの画像や動画は、復元するか完全に削除するかを選ぶことができます。

 

MacRumorsによれば、データベースが破損したり、カメラアプリで正しく保存されなかったりすることなどが原因で、画像や動画が失われることがあるそう。iOS 18やiPadOS 18、macOS Sequoiaにアップグレードすると、iPhoneやiPad、Macの復元可能な画像や動画が自動的にスキャンされます。

 

以前にリリースされた「iOS 17.5.1」と「iPadOS 17.5.1」では、画像や動画のデータベースの破損が原因で、古い画像や動画が復活する問題が修正されました。今回の写真の新機能は、それを発展させたものと言えます。

 

iOS 18やiPadOS 18、macOS Sequoiaは、今年の秋に正式版がリリースされます。写真の新機能により、どこかにいってしまっていた画像や動画が見つかる人もいるかもしれません。

 

Source: MacRumors

アップル、「iOS 18のパブリックベータ」を配布中! 目玉機能が…

アップルは、iPhone向けの次期OS「iOS 18」のパブリックベータの配布を開始しました。

↑お試し可能(画像提供/アップル)

 

パブリックベータは、開発者向けに公開されているiOS 18のベータ版と異なり、一般のユーザーが新機能や技術に触れる目的で公開されます。ただし、パブリック「ベータ」と名付けられているように、これは秋に公開される公式リリース版ではなく、未知のバグや不具合が含まれている可能性があります。

 

iOS 18のパブリックベータは開発者向けの「ベータ3」と基本的には同じ内容で、残念ながらアップルのAI(人工知能)機能「Apple Intelligence」は利用できません。パブリックベータを使うには、アップルのベータテストプログラムに登録し、「設定」アプリから「一般」→「ソフトウェアアップデート」から「iOS 18 Public Beta」を選択して、ソフトウェアをダウンロードする必要があります。

 

iOS 18ではカスタマイズ性が向上したホーム画面が導入され、画面の色合いの変更やダークモードが利用できます。コントロールセンターも刷新され、複数のページが表示できるようになりました。メッセージアプリは衛星経由での通信が可能になり、よりリッチな「RCS」メッセージにも対応しています。

 

Apple Intelligenceでは、言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリにわたってアクションを実行したリ、日々のタスクをシンプルにしてくれたりします。「Siri」はユーザーの必要としている情報をもっと提供できるようになる予定ですが、iOS 18のリリース時には間に合わないかもしれません。

 

今回のiOS 18のパブリックベータにApple  Intelligenceは含まれていませんが、気になる方は試してみてはいかがでしょうか?

 

Source: beta.apple.com via MacRumors

レトロPCエミュレーター「UTM SE」、iPhoneなどへの配布開始!

iPhoneやiPad、Apple  Vision Pro向けに、レトロPCエミュレーター「UTM SE」の配布が開始されました。

↑レトロPCエミュレーター「UTM SE」(画像提供/MacRumors)

 

今年4月にApp Storeの規約が改定されたことにより、現在はさまざまなレトロゲームのエミュレーターアプリが配布されています。例えば、先日にはiPadにも対応した「Delta」では、1つのアプリでファミコンからスーパーファミコン、NINTENDO64、ニンテンドーDS、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンスなどがプレイ可能です。

 

今回のUTM SEでは、古いバージョンのWindows OSやLinux、さらにはmacOSを手のひらの上で動かすことができます。アプリではグラフィックス用のVGAモードのサポートや、テキストのみのターミナルモード、x86、PPC、RISC-Vアーキテクチャのエミュレーション、構築済みのマシンのサポート、カスタムマシンの作成などの機能が提供されます。

 

UTM SEは6月にもApp Storeに提出されましたが、そのときは「PCはコンソールではない」としてアプリが却下されました。しかし、開発元はアプリにいくつかの変更を加えることで、アップルからの承認を得ることができたのです。

 

UTM SEのサイトでは、Windows XPから11のインストールガイド、そしてLinuxの構築済みのイメージファイルが配布されています。自前でOSを用意したうえで、小さなスマートフォンの上でパソコン向けOSが動作するのを楽しんでみたいものです。

 

Source: App Store via MacRumors

「アップル製品」の買い替えサイクルが長期化。3年以上は当たり前?

アップル製品の買い替えサイクルが長くなっていると、調査会社のConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が報告しています。

↑今までより長く使われるようになりつつある

 

同報告によれば、直近12か月ではiPhone所有者の71%、Mac所有者の68%が、所有しているデバイスを2年以上使用しているとのこと。2020年の数値はiPhoneが63%、Macが59%で、増加していることがわかります。

 

さらにMacの場合、56%のユーザーがノートパソコンやデスクトップを3年以上使い続けており、この割合は2020年の40%から増加しています。その理由としては、アップルの新チップ「Apple Silicon」の性能が十分に向上し、消費電力が削減されたことや、MacBookのバッテリー寿命が改善されたことが挙げられています。

 

このような現象は米ブルームバーグも指摘しており、iPhoneとMacユーザーのうち、以前のデバイスを購入してから2年以上経過しているユーザーの割合が急増していると述べています。その原因として、デバイスの耐久性と信頼性が向上したこと、ストリーミングサービスやウェブベースのアプリケーションへの依存度が高まったことが指摘されているのです。

 

筆者も「M2 MacBook Pro」を購入した後は、新しいモデルに買い替える必要性をほとんど感じていません。完成度が非常に高い近年のMacですが、その完成度が買い替えを阻害しているのかもしれません。

 

Source: CIRP via MacRumors

「Apple Vision Pro」、やっぱり売り上げが苦戦。これからどうなる?

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」の年内販売台数が50万台に達しないとの見通しを、調査会社のIDCが報告しています。

↑これからはもっと売れそう?

 

Apple Vision Proは片目にそれぞれ4K解像度のディスプレイと12個のカメラを搭載したハイエンドなヘッドセットで、今年6月には日本でも発売が開始されました。一方で3499ドルから(約55万円※)という販売価格は高いという声が多くあり、半額程度の廉価モデルが販売されるともされています。

※1ドル=約158.6円で換算(2024年7月16日現在)

 

IDCによれば、Apple Vision Proは米国での2月の発売から四半期(3か月間)で10万台しか販売されておらず、今四半期の米国販売は75%減少するだろうとのこと。世界での販売開始がその減少を相殺する可能性があるほか、2025年には約半額の廉価バージョンが登場するとも予測しています。しかし、今後1年で売り上げが大幅に増加することは期待できないとしているのです。

 

「Apple Vision Proの成功は価格に関係なく、最終的には利用可能なコンテンツにかかっている」とIDCの副社長は述べています。「アップルがこの製品を国際展開するにあたり、ローカルコンテンツも利用できるようにすることが極めて重要だ」

 

発売されたApple Vision Proの評価は二分されており、表示されるコンテンツの質は素晴らしいものの、その重さや快適性に問題があると指摘する人もいます。果たして、アップルはVision Proで世界の期待に応えることができるのでしょうか?

 

Source:Bloomberg via MacRumors

「Delta」のiPad版がリリース! 広い画面でスーファミなどが遊べます

iPhone向けの人気レトロゲームエミューレーター「Delta」がバージョン1.6にアップデートされ、iPadに対応するようになりました。

↑iPadでも楽しもう(画像提供/Delta Emulator)

 

Deltaはファミコンやスーパーファミコン、NINTENDO64、ニンテンドーDS、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンスなどのゲームが遊べるアプリです。これまでiPhoneやiPad向けのレトロゲームエミュレーターは配布が禁止されていましたが、今年4月にストアの規約が変更され、アプリの配布が可能となりました。

 

Deltaのバージョン1.6ではiPadの大画面を生かし、iPad専用に設計された新しいコントローラースキンが用意されています。アプリはStage ManagerやSplit  Viewによる複数ウィンドウに対応し、ウィンドウの切り替えの際にはゲームが一時停止。iPhoneアプリとの連携により、iPadで中断したところからゲームを再開することができます。

 

DeltaのiPadアプリでは、外部コントローラーの使用が可能。さまざまなメニューボタンジェスチャーが導入され、より直感的に操作できます。また、ニンテンドーDSではBIOSファイルの用意が必要なくなりました。

 

なお、Deltaでレトロゲームをプレイするには、自分でカセットなどから取り込んだ「ROM」が必要です。自分で用意したROM以外でのゲームプレイは違法となりますので、ご注意ください。

 

Source: Delta Emulator

ディスプレイ搭載「HomePod」、発売に向けて一歩前進!

ディスプレイを搭載した「HomePod」の証拠が「tvOS」のベータ版から見つかったと、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑今回発見されたインターフェイス(画像提供/9to5Mac)

 

HomePodにディスプレイが搭載されるという噂は以前から存在しており、米ブルームバーグは2024年に投入が延期されたと報じていました。また、現行モデルのHomePodよりずっと大きなタッチスクリーンセンサーを搭載した部品画像も流出しています。

 

今回、tvOSのベータ3から見つかったのは、タッチスクリーンに対応したインターフェイス。内部的に「PlasterBoard」と呼ばれているこのインターフェイスでは、「iPhone」や「iPad」のようなパスコードによるロック画面が確認できます。なお、PlasterBoardは開発の初期段階のようで、ロック画面以外に重要なインターフェイスは見つかりませんでした。

 

コードとインターフェイスの動作から、このインターフェイスはタッチスクリーン用に作られており、通常のテレビ用ではないことが示唆されています。このことから、タッチディスプレイを搭載したHomePodが開発されている可能性はかなり高いと考えられそうです。

 

アップルはそれ以外にも、「Apple TV」とHomePod、カメラを組み合わせたデバイスを開発していると報じられています。同社のスマートホーム製品の動向から今後も目が離せません。

 

Source: 9to5Mac

早く試したい! iOS 18が「ダイナミック壁紙」を導入

今秋にリリースされる「iOS 18」に「ダイナミック壁紙」が導入されることが、ベータ版OSにより判明しました。

↑色が自動で変わる(画像提供/9to5Mac)

 

iOS 18ではホーム画面やロック画面のカスタマイズ性が向上しており、アプリやウィジェットを好きな場所に配置することで、壁紙をより見やすく表示することが可能になりました。また、iOS 18には「黄色」「ピンク」「アズール」「紫」の四つの異なるカラーバリエーションの壁紙があることもわかっています。

 

iOS 18のベータ3で発見されたダイナミック壁紙は、壁紙の色が一日のさまざな時点で、上画像のように自動的に変化します。現時点では、何が壁紙の色を変化させるトリガーとなっているのかは不明。

 

ダイナミック壁紙のメリットとして、いちいち色の異なる壁紙を選択しなくても、さまざまなカラーの壁紙が楽しめることが挙げられます。今秋にiOS 18が正式にリリースされたら、ダイナミック壁紙を試してみはいかがでしょうか?

 

Source: 9to5Mac

「iOS 18」、サードパーティーアプリのアイコンもダークモードになる!

先日配布が開始された「iOS 18」のベータ3において、サードパーティーアプリのアイコンでもダークモードが利用できることが確認されています。

↑左側の画面には、ダークモードになったサードパーティーアプリがある(画像提供/9to5Mac)

 

今秋に配布されるiOS 18では、アプリアイコンとウィジェットをダークモードにしたり、色合いを変更したりする機能が搭載されています。しかし、これまで配布されたベータ版では、アップルの純正アプリでしか同機能が利用できませんでした。

 

新たに配布が開始されたiOS 18のベータ3では、上の動画のようにSlackやTesla、ChatGPTのようなサードパーティーアプリのアイコンもダークモードになることがわかります。その一方、XやFordPassのように背景が黒いアプリ、Threadsのような背景色が暗いアプリ、NYT Gamesのようなデザインが複雑なアプリアイコンは、ほとんど色が変わっていません。

 

現時点では、どのような基準でサードパーティーアプリのアイコンがダークモードになるのかは不明。9to5Macは「何らかの機械学習による画像分離技術を使用しているのではないか」と推測しています。

 

例年通りのスケジュールなら、iOS 18は9月にリリースされるはず。純正アプリだけでなくサードパーティーアプリがダークモードになることで、さらにスタイリッシュな見た目が楽しめそうです。

 

Source: Chance Miller / YouTube via 9to5Mac

米の住宅であわや大惨事!「HomePod」はいかにして家族を救ったのか?

飼い犬が起こした火事をアップルのスマートスピーカー「HomePod」が検知し、家族を救ったという話を米コロラドスプリングス消防署が伝えています。

↑あ、火災警報器が鳴っている!

 

6月26日の早朝に起きた火災では、飼い犬が誤ってコンロのスイッチを足で押したことで発生。運が悪いことにコンロの上にはいくつかの箱が置いてあり、スイッチが押されたことで火の手が上がってしまったのです。

 

HomePodには高温を検知して警告を発する機能はありません。しかし、火災警報器の音を検知するサウンド認識機能を搭載しており、これが火災報知器の音を検知した可能性があります。なぜ一家が火災報知器の音に気づかなかったのかは、不明です。

 

HomePodのサウンド認識では、接続されたiPhone、iPad、Apple Watchに警告が発せられます。サウンド認識は「ホーム」アプリで設定を開き、安全性とセキュリティの項目から、サウンド認識の下にある煙と一酸化炭素警報をオンにすることで利用できます。

 

通報を受けた消防隊は火を消し止めることができました。家族には煙を吸い込んだこと以外、深刻な被害はなかったそう。HomePodのようなスマートホーム機器が普及することで、私たちはますます安全に暮らすことができそうです。

 

Source: Colorado Springs Fire Department / Facebook via MacRumors

ブラッド・ピット主演の映画『F1』、来年どこで観る? Apple TV+より…

米俳優のブラッド・ピットが主演するアップルのオリジナル映画が、『F1』という題名で2025年夏に劇場公開されることが明かされました。

↑映画館のほうが迫力があるかも(画像提供/Apple Original Films/X)

 

ブラッド・ピットはF1に復帰する元ドライバー役で主演し、英俳優のダムソン・イドリスがチームメイト役で出演。映画は実際のグランプリ週末に撮影され、現実世界のチームが競い合う内容となっています。

 

アップルは数年前からモータースポーツを題材にした映画に取り組んでいましたが、先日までその正式なタイトルは決まっていませんでした。今回公開された映像では、F1はIMAXシアター向けに撮影されていることも言及されています。

 

アップルは先月、「フォーミュラ1」を題材にした映画を2025年6月27日に劇場公開すると発表していました。今回のティーザーでは2025年夏の公開と案内されており、「Apple TV+」でのリリースは劇場公開後になる可能性があります。どちらで観ようか迷ってしまいそうですね。

 

Source: Apple Original Films / X via Apple Insider

Apple Intelligence搭載の「Siri」、デビューは2025年春!?

アップルのAI機能「Apple Intelligence」によって強化された「Siri」は2025年春にリリースされると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン(Mark Gurnam)記者が報告しています。

↑今から春が楽しみ(画像提供/アップル)

 

アップルは今年の開発者向け会議「WWDC24」でApple Intelligenceを発表。その中で、Siriはアプリ内のアクションを制御したり、画面に表示されているものを理解したり、状況に応じて何をすべきかが判断できたりすると言われていました。また、Siriのユーザーインターフェイスも変更されます。

 

ガーマン記者によれば、新しいSiriは今年後半に予定されているApple Intelligenceと同時にリリースされないとのこと。完全な新バージョンは2025年春に「iOS 18.4」として登場し、その1か月前にベータテストが始まる予定としているのです。

 

なお、今年秋のApple Intelligenceのリリースでは、ベータ版が英語(米国)で配信されます。WWDC24で発表されたSiriによるAIチャットボット「ChatGPT」の利用は、Apple Intelligenceのデビュー時から開始される予定です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、「Epic Games Store」のリリースをEUで承認!

アップルが、欧州連合(EU)におけるサードパーティーのアプリストア「Epic Games Store」のリリースを認めたとロイター通信が報じています。

↑iPhoneへの復活、まずはEUから

 

フォートナイトを開発するEpic Gamesとアップルとの間には、長らく続く遺恨があります。2020年8月に、ストア手数料の支払いを巡ってApp StoreとGoogle Playからアプリが削除。AppleとEpic Gamesは裁判に突入します。日本では裁判の判決をもとに、2025年後半にiOS向けにアプリが再リリースされることが明かされています。

 

今年5月にリリースされた「iOS 17.4」では、EU向けにサードパーティーのアプリストアのリリースが解禁されました。そこでEpic Gamesは2度にわたりEpic Games Storeをアップルに申請しましたが、「インストール」ボタンと「アプリ内購入」ボタンがAppleのものに似ているとして、同ストアを却下。しかし、最終的にアップルはEpic Games Storeを受け入れることになったのです。

 

EU向けのEpic Games Storeとフォートナイトのリリースは、数か月以内になると予想されています。日本でのリリースを含め、今後はiPhoneでフォートナイトが当たり前に遊べるようになりそうです。

 

Source: Reuters via MacRumors

動画内BGMの「曲名気になる問題」をスッキリ解決! iPhoneから流れている音楽を1台で“シャザむ”方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iOS 17の新機能「サウンド認識」の使い方」です。

 

 

YouTubeやサブスクアプリの動画をiPhoneで視聴しているとき、そこで使われている曲を耳にして『あれ? これって何の曲だっけ?』と思ったことはありませんか? そんな時に役立つのが「ミュージック認識」の機能です。早速使い方を紹介しましょう。

 

といっても手順は簡単で『この曲なんだっけ?』と思った時にコントロールセンターを表示して「ミュージック認識」のアイコンをタップするだけ。iPhoneが何の曲か教えてくれます。

 

もしコントロールセンターに「ミュージック認識」のアイコンが見当たらない場合は、「設定」を開いて[コントロールセンター]をタップ。「コントロールを追加」にある「ミュージック認識」の先頭にあるグリーンの[+]ボタンをタップしましょう。これでコントロールセンターに、ミュージック認識のアイコンを追加させることができました。

 

Apple Musicを利用している人ならワンタップでその曲にアクセスできるのでライブラリに追加したりダウンロードなどもできて便利ですね。

 

この「ミュージック認識」を使えば、テレビやラジオから流れてきた曲や、街中や店舗内に流れている曲などもその場で調べることができます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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数百万の「iOSアプリ」にセキュリティ侵害のリスク!「CocoaPods」に新たな脆弱性が見つかる

数百万のiOSおよびmacOSアプリが、セキュリティ侵害のリスクにさらされているとEVA Information Securityが報告しています。

↑警戒せよ(画像提供/9to5Mac)

 

その報告によれば、オープンソースのリポジトリである「CocoaPods」で構築された約300万のiOSおよびmacOSアプリにおいて、約10年にわたって脆弱性が存在していたとのこと。CocoaPodsは開発者がオープンソースのライブラリを通じて、サードパーティのコードをアプリに簡単に統合できるツールです。

 

EVA Information Securityによれば、この脆弱性を利用することで攻撃者はクレジットカード情報、医療記録、個人情報などの機密データにアクセスできる可能性があるとのこと。これらのデータは、ランサムウェアや詐欺、恐喝、企業スパイなど、さまざまな悪意のある目的で使用される可能性があります。

 

CocoaPods が攻撃者の標的になったのは、今回が初めてではありません。2021年にもセキュリティ上の問題が確認されていました。

 

EVA Information Securityの研究者は、CocoaPodsを使用しているアプリの開発者に対し、常にCocoaPodsの依存関係を確認し、セキュリティスキャンを実行して悪意のあるコードを検出するようアドバイスしています。消費者にできることはあまりなさそうですが、対象アプリの早めのアップデートを待ちたいものです。

 

Source: EVA Information Security via ArsTechnica via 9to5Mac

『バイオハザード7 レジデント イービル』がiPhone、iPad、Mac向けに配信!

カプコンの名作サバイバルホラーゲーム『BIOHAZARD 7 resident evil(バイオハザード7 レジデント イービル)』が、iPhone/iPad/Mac向けにリリースされました。

↑アップルのさまざまなデバイスでプレイできる(画像提供/CAPCOM)

 

BIOHAZARD 7 resident evilは2017年1月にPS4、PS VR、Xbox One、パソコン向けにリリースされたタイトル。シリーズ20周年記念作品の第2弾で、バイオハザードに見舞われたルイジアナ州のベイカー家の邸宅が舞台となります。

 

同タイトルでは主観視点の「アイソレートビュー(FPS)」を導入することで、没入感と恐怖感が向上。新しいゲームエンジン「REエンジン」も採用されています。

 

iPhone/iPad/Mac向けのBIOHAZARD 7 resident evilでは、クリス・レッドフィールドが活躍する事件の収束を描く「Not A Hero」を収録。追加シナリオ「End of Zoe」やエクストラゲームを集めた「Banned Footage」など、すべての追加コンテンツをまとめたアップグレードパックも配信されます。

 

BIOHAZARD 7 resident evilは無料で配布されますが、アプリ内課金があります。対象年齢は17歳以上で、コントローラーによるプレイが推奨されています。iPhoneやiPadのパワーアップにより、Macと同レベルの高画質なゲームが次々と登場するのがうれしいですね。

 

Source: Mac App Store

次期「iPhone 16」に爆売れ予想! その理由は…

アップルが「iPhone 16」シリーズの売上増を見越して、TSMCへのチップの発注を1000万個も増やしたとの情報が、中国メディアで伝えられています。

↑Apple IntelligenceがiPhoneの売り上げを増やす?(画像提供/アップル)

 

歴代のiPhoneには「Aシリーズ」のチップが搭載されており、昨年発売された「iPhone 15 Pro/Pro Max」には「A17 Pro」が採用されています。また、TSMCは最新の製造技術を進んで導入するチップメーカーであり、Aシリーズのチップ製造を担当しています。

 

中国語ニュースサイトのCTEEによれば、アップルは今年のiPhone 16シリーズに向けて、9000万個〜1億個のチップを準備するようにTSMCに依頼したとのこと。昨年のiPhone 15向けのチップ製造数が8000万個〜9000万個だったのと比較して、大幅な生産量の増加と言えるでしょう。

 

さらに「iOS 18」を搭載するiPhone 16シリーズでは、AI(人工知能)機能「Apple Intelligence」が導入されます。iPhone 16シリーズは4モデルすべてがこのAI機能をサポートする見込みで、これにより売上台数の大幅増が見込めるようです。

 

Source: CTEE via 9to5Mac

「Apple Intelligence」、一部機能をサブスク化する計画が発覚!

アップルが将来、AI(人工知能)機能「Apple Intelligence」の一部を有料のサブスクリプションとして提供することを計画していると、米ブルームバーグが報じています。

↑有料機能はどんな価値を提供してくれるのかな?

 

Apple Intelligenceは先日開催された開発者向け会議「WWDC24」で発表されました。人工知能により言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリでアクションを実行したり、日々のタスクをシンプルにこなすことが可能。Apple Intelligenceは今秋にリリースされる「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」で無料で利用できます。

 

しかし、ブルームバーグによれば、Apple Intelligenceは最初は無料で利用できるものの、長期的な計画としては月額料金を払ってアクセスできる、追加機能を備えた「Apple Intelligence+」のようなものが用意されるそう。

 

このようなAI機能のサブスクリプションを用意することで、アップルはハードウェアの買い替え頻度が鈍化したとしてもそれを補い、ハードウェアへのビジネスの依存を抑えられると言います。それだけでなく、ユーザーがOpenAIの「ChatGPT」やグーグルの「Gemini」を契約するたびに、アップルは収益の一部を得ることも期待できます。

 

ChatGPTやGeminiなどのAIチャットボットには、上位機能を使用することができる有料のサブスクリプションがあります。アップルがこのビジネスモデルにならう可能性は十分ありそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、今度は「Gemini」を導入!? 今秋にも実現か

アップルがグーグルのAIチャットボット「Gemini」を今秋にも導入すると、米ブルームバーグが報じています。

↑Geminiも導入?

 

アップルは先日、今秋にリリースされる「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」において、OpenAIの「ChatGPT」との統合を発表しました。これにより、ユーザーはChatGPTに質問したり、画像を生成したりすることができます。なお、アップルのデバイスでのChatGPT(GPT-4oモデル)の利用は無料となっています。

 

アップルは開発者向け会議「WWDC24」で、将来はさらに多くのAIチャットボットと統合されると言及していました。ブルームバーグによれば、アップルはグーグルとAI関連企業のAnthropicとの提携を模索しており、AI機能「Apple Intelligence」の一般公開と同時期にGeminiとの統合が正式発表されるというのです。

 

アップルがiOS 18とiPadOS 18、macOS SequoiaにGeminiを統合するために、グーグルと交渉していることは、Apple Intelligenceの発表前から報じられていました。また、フェイスブックを運営するメタともアップルは交渉していましたが、プライバシーポリシーで同意できないことから決裂したようです。

 

もしユーザーがChatGPTとGeminiとを自由に選択できるようになれば、iOS 18やiPadOS 18、macOS Sequoiaの利便性がさらに向上するはず。今後の発表を楽しみに待ちたいものです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

iPhoneの「NFC」が進化しそう! 多目的タップとは?

将来、「iPhone」のNFC(Near Field Communication)機能において、ワンタップで複数のアクションができる可能性が判明しました。

↑もっと便利になりそう(画像提供/MacRumors)

 

NFC技術を標準化するNFC Forumは7月1日、NFCでの多目的タップの概要を発表。1回のタップで複数のアクションをサポートするこの技術は、ポイントツーポイントの領収書の配布、ロイヤルティプログラム、身分証明、交通機関のチケット発行など、さまざまな場面で役に立つとされています。

 

NFCの多目的タップでは、支払いやポイントの記録、領収書の受け取りをワンタップで同時に行うことが可能。例えば、旅行ではiPhoneをタップするだけで旅費の支払いや割引の適応、旅行の領収書を一度に受け取ることができるのです。

 

アップルはNFC Forumの主要メンバーであり、この技術の開発に貢献したと考えられています。同社は「iPhone 6」と「初代Apple Watch」で初めてNFCを導入し、支払いシステム「Apple Pay」で利用。アップルはNFCタグの読み取りや幅広いNFCデバイスとのやり取りなど、新しいNFC技術を積極的に取り入れています。

 

そのようなことを考えると、今回のNFC多目的タップがiPhoneやApple Watchに搭載される可能性は非常に高いと思われます。iPhoneのNFC技術がさらに発展することに期待です。

 

Source: NFC Forum via MacRumors

「Apple Intelligence」、将来は「Vision Pro」に搭載されるも…

アップルのAI(人工知能)機能「Apple Intelligence」は将来、空間コンピュータ「Apple Vision Pro」に搭載されるものの、スマートスピーカー「HomePod」には導入されないと米ブルームバーグが報じています。

↑Apple Intelligenceとの融合を待つ

 

Apple Intelligenceは「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」に搭載される機能で、「言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリにわたってアクションを実行したり、個人的な背景にもとづいて、日々のタスクをシンプルにしてよりすばやくこなせる」のが特徴です。機能はデバイスに搭載された「Appleシリコン」、またはクラウド上のAppleシリコン搭載サーバーで処理されます。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple Vision ProにApple Intelligenceを搭載する準備を進めているものの、今年中には実現しないとのこと。Apple Vision Proには通知の概要や書き込みツール、「Siri」の最新バージョン、十分なメモリが搭載されていますが、Apple IntelligenceがMR(複合現実)環境で適切に表示される必要があると指摘しています。また、十分なクラウドコンピューティング能力も要求されます。

 

一方、HomePodにApple Intelligenceが搭載されないのは、HomePodに搭載されているメモリが少なすぎることや、デバイスの生産量が少なすぎることと関係しているそう。その一方、アップルは「Apple Intelligenceを中核にした、ディスプレイ付きの全く新しいロボットデバイス」に焦点を当てているともブルームバーグは指摘しているのです。

 

最新のApple Vision ProでApple Intelligenceが実行できるとすれば、さらに先進的な使い方ができるはず。今後のアップデートを楽しみに待ちたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「iPhone 16」、バッテリーの新しい交換方法を導入!?

今年の「iPhone 16」シリーズでは新しいバッテリーの交換方法が導入されると、海外メディアのThe Informationが報じています。

↑iPhone 16 Proのバッテリーの金属ケースと噂されているもの(画像提供/MacRumors)

 

現在のiPhoneのバッテリーの交換方法は難しく、ピンセットで粘着テープを剥がす必要があります。このテープが破けた場合には、熱や溶剤を使って作業をすることになるのです。また、古いバッテリーを取り外した後には、新しいバッテリーを安全に取り付けるためのトレイと専用の機械が必要です。

 

The Informationによれば、今年後半に導入されるiPhoneのバッテリー交換技術では、金属で覆われたバッテリーに低電圧の電流を流すことで、素早く筐体から取り外すことができるとのこと。なお、iPhoneの筐体はユーザーが自分で開ける必要があり、引き続き工具などが必要になります。

 

iPhone 16に関しては、以前にも金属ケースに覆われたバッテリー部品の画像がリークされていました。EUの新法では、2025年までに所有者が簡単に入手できる工具を使用してバッテリーを交換できるように、スマートフォンメーカーに義務付けています。そのため、新たなバッテリーの交換技術が導入されるようです。

 

電流を流してバッテリーを取り外すと聞くと、一般ユーザーにはあまり縁のない技術のようにも思えます。それでも、バッテリー交換のコストや時間が削減されるのであれば、喜ばしいことでしょう。

 

Source: The Information via MacRumors

Safariの検索ボックスでURLが端折られない! URL全体を常に表示させたいときは? 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Safariの検索ボックスにURL全体を表示させる方法」です。

 

 

Safariの画面中央上部の「スマート検索フィールド」には、いま開いているWebサイトのアドレスが表示されますが、デフォルトではURLの文字列が「apple.com」や「amazon.co.jp」のように、ドメイン名だけが表示される仕様になっています。

 

「スマート検索フィールド」をクリックするとドメイン名以降のアドレスも表示されるのですが、Google ChromeやFirefoxなどのほかのWebブラウザのように、URL全体を常に表示したい人もいるのではないでしょうか。

 

実はSafariでも、設定を切り替えれば、すべてのURLを表示できるんです。

 

Safariを開いた状態で、メニューバーにある「Safari」をクリックし、「設定」を選択します。次に、[詳細]タブを選択したら、最上部にある[スマート検索フィールド]を見てみましょう。デフォルトでは「Webサイトの完全なアドレスを表示」のチェックボックスがオフになっていますが、これをクリックしてオンに切り替えます。

 

すると、スマート検索フィールドにURL全体が表示されるようになります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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手裏剣で大量の忍者を倒す、Apple Vision Pro向けシューティングアプリ「Shuriken Survivor」

Graffityは6月28日、Apple Vision Pro向けのシューティングゲーム「Shuriken Survivor」をリリースしました。価格は500円(税込)で、App Storeで購入できます。

 

リリースに先駆けて説明会が開催されたため、ゲームの概要と合わせてレポートします。

 

早くも2つめのApple Vision Pro向けゲームアプリを作ったGraffity

Shuriken Survivorの前に、ゲームを開発したGraffityについて見ていきましょう。GraffityはAIの研究をしていた森本俊亨さんが学生時代に起業した会社で、これまでARとエンタメを掛け合わせたサービスを中心に事業を展開してきました。サービスのひとつである、スマホを使ったARシューティングアプリ「ペチャバト」は累計25万ダウンロードを達成するほか、筑波大学附属高等学校の体育の授業にも導入されるなど、着実に評価を集めています。

↑GraffityのCEO、森本俊亨さん

 

また、Apple Vision Proの国内販売が決まる前の2024年2月14日にApple Vision Pro向けアプリ「Ninja Gaze Typing」をリリースしています。アイトラッキングシステムとハンドトラッキングシステムを活用し、空間上に表示されたキーボードをタップして出題された単語を入力するゲームで、Apple Vision Proでのタイピングに慣れることをひとつの目的としています。

↑「ゲームを通じて操作が覚えやすくなった」という評価もあるApple Vision Pro向けアプリ、Ninja Gaze Typing

 

Apple Vision Proの米国発売は2024年2月2日。まだ4か月しか経っていないうえに、国内販売は6月29日からという状況にもかかわらず、GraffityにとってShuriken Survivorは早くも2つめのApple Vision Pro向けゲームアプリです。この開発からサービスローンチまでのスピード感はGraffityの特徴でしょう。

 

楽しむ要素と細部の作り込みが詰まったShuriken Survivor

Shuriken Survivorは、迫り来る敵の忍者を手裏剣で倒して自分の城を守るゲームです。手のひらをこする動作で手裏剣を投げることができます。敵の忍者を倒すとレベルアップして手裏剣をアップグレードできたり、ボスが出てきたりとゲームをやり込む要素も入っています。

↑Shuriken Survivor

 

↑忍者のように手裏剣を投げられます

 

Apple Vision Pro向けアプリならではと言える部分もあり、たとえば部屋の家具に向かって手裏剣を投げると刺さったり、目の前にイスなどを置くと敵の忍者がそのイスを避けてこちらに向かってきたりします。リアルタイムで空間を認識して、状況に合わせてゲームも変化するのは斬新な感覚です。

 

説明会でゲームを体験してみたところ、敵の忍者が思ったよりも大量に迫ってくるのが印象的でした。素早く手裏剣を投げないとすぐにゲームオーバーになってしまいそうで、ミニゲームといった雰囲気はまったくないシューティングゲームです。大人がプレイするといい運動になるでしょう。

 

細かい部分では、音量を調整するためのフェーダーがあったり、足元にあるお茶を取るとゲームを中断できたりと、3Dのオブジェクトが用意されており、プレイヤーのアクションを促す仕掛けとなっています。GraffityはApple Vision Proを活かすために、2DボタンなどのUIを極力なくす意図があると説明しており、こうした部分からもこだわって作ったゲームであることを感じます。

↑2DのUIを使わないほか、画面を敵で埋める工夫や現実空間にあるものがゲームに作用するなど、作り込まれていることがわかります

 

↑1回の体験を短くしているうえに、ランダム性を持たせることで何度も遊べるようにしたそうです

 

6月29日時点では国内のみのリリース。7月以降は、Apple Vision Proが販売される国でも展開される予定です(ただし中国は除きます)。デバイス自体の普及がまだまだの状態なので、いきなり大ヒットはないかもしれません。一方で、海外でウケそうな忍者、作り込まれた細部、やり込み要素のあるシステムと、国内だけでなく海外でも話題になる可能性は十分にあります。

「macOS Sequoia」、アプリのインストールで2倍の空き容量が不要に

Mac向けの次期OS「macOS Sequoia」では、Mac App Storeからアプリをインストールする際、アプリの2倍の空き容量が不要になりました。

↑アプリをダウンロードしやすくなる(画像提供/アップル)

 

これまでMac App Storeからアプリをインストールするためには、アプリの容量の2倍の空き容量が必要でした。小さなアプリなら問題ありませんが、数GB〜数十GBもあるゲームアプリなどでは、空き容量の確保が大きな問題となります。

 

アップルによれば、macOS SequoiaのMac App Storeでアプリをインストールするには、アプリのサイズと小さなバッファ用の空き容量があれば、インストールが可能になるとのこと。これにより、ユーザーがアプリをインストールできるかどうかが事前にわかりやすくなるというのです。

 

アップルはアプリの開発者に対して、アプリのサイズ要件に関するメッセージを全て更新し、macOS Sequoiaでの変更を反映するように指示しています。「アプリの空き容量はあるのに、なぜインストールできないの?」というトラブルが、今後は減ることになりそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

「macOS Sequoia」で「AirPods」のオーディオが調整できるように!

今年秋に正式版がリリースされる「macOS Sequoia」では、「AirPods」のオーディオをカスタマイズできる「オーディオ調整」の機能が追加されます。

↑MacでもAirPodsを調整できるように

 

これまで「iPhone」や「iPad」で利用できたヘッドフォン調整。「設定」アプリの「アクセシビリティ」からアクセスできるこの機能では、オーディオの音域や明るさを強調したり、あるいはソフトなサウンドを中程度、あるいは強めに増強したりすることができます。これは電話とメディアのそれぞれに適応が可能。

 

macOS Sequoiaのベータ版では、iPhoneやiPadと同じように設定アプリのアクセシビリティから、ヘッドフォンのオーディオを調整することができます。アップルによれば、ユーザーがmacOSで「AirPods Pro(第2世代)」のヘッドフォン調整を行うと、イヤホンが他のオーディオソースに接続されても、調整されたオーディオが維持されるそうです。

 

macOS Sequoiaは現在、開発者向けにベータ版が配布されており、7月にパブリックベータ版がリリースされる予定。Macで電話アプリなどを多用する場合に、AirPodsのオーディオ調整は便利に使えそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

アップルの「地図」アプリ、意外な弱点をiOS 18で修正へ

今秋に正式版がリリースされる「iOS 18」において、「マップ(地図)」アプリに「ここで検索(Search here)」の機能が追加されていることが、ベータ版ユーザーによって発見されました。

↑ついに「このエリアを検索(Search here)」を追加(画像提供/9to5Mac)

 

「Google Map」のユーザーにはおなじみの機能ですが、「このエリアを検索」をタップすることで、特定の地点のカフェやホテルを検索することが可能です。アップルのマップで同じことをするには、目標の施設を検索してから地図をスクロールして移動する必要がありました。

 

しかしiOS 18のベータ版において、アップルのマップアプリでは「ここで検索」をタップすることで、特定地域のカフェやホテルをすぐに探すことができるそう。さらに地図を拡大/縮小したとしても、新たに「ここで検索」の機能が利用できます。

 

iOS 18のマップアプリでは、その他にもウォーキングやハイキングのカスタムルート、地形図、オンラインハイキングサービスのサポートが追加されています。また、インターフェイスではより目立つ色とテキストを使用し、興味あるポイントが一目で確認しやすくなるように調整されています。

 

アップルのマップアプリにあった意外な欠点がアップデートされたことで、さらに使い勝手が向上することでしょう。

 

Source: Reddit via 9to5Mac

iPhoneの組み立て、作業員の50%がロボットに置き換えられていることが判明

アップルが「iPhone」の最終組み立てラインにおいて、作業員の最大50%をロボットに置き換えるように指示していると、海外テックサイトのThe Informationが報じています。

↑工場でロボットを増やすアップル

 

iPhoneの組み立てラインの自動化は、アップルでオペレーション担当上級副社長を務めるSabih Khan氏により指示されたそう。

 

iPhoneの組み立てでは、アジア圏を中心に多くの作業員が働いています。2022年11月には中国のiPhoneの組立工場で、給与の支払いを求めた労働者と警察が衝突するなどの問題が生じていました。Khan氏はその事件の直後に判断を下したそうです。

 

iPhoneの組み立てを自動化するロボットは、毎年数百億ドルの投資が必要な巨大プロジェクトですが、この取り組みはすでに始まっている模様。フォックスコンやペガトロンといったパートナー企業と協力しながら、中国では数千人の従業員の雇用を削減したとされています。

 

さらにアップルは、組み立てラインのビデオ映像を分析してボトルネックとなっている製造上の問題をリアルタイムで特定する、Drishtiという会社を買収。最終的には、iPhoneの組み立てラインの労働者を最大50%削減するのが目標だと報じられています。

 

iPhoneの製造ラインの人員が徐々にロボットに置き換えられるのは、もはや避けられない流れなのでしょう。それによって失われた雇用がどのような形で守られるのかも気になるところです。

 

Source: The Information via 9to5Mac

便利な機能が増えた! iPhoneやiPadで外付けドライブのフォーマットができるように

アップルが開発者向け会議「WWDC24」で発表した「iOS 18」と「iPadOS 18」には、外付けドライブ(外部ストレージ)をフォーマットする機能が追加されていることが報告されています。

↑フォーマットの形式を選ぶことができる(画像提供/MacRumors)

 

iPhoneはコネクタやアダプタを使うことで、USBドライブやSDカードリーダーを接続することができます。外付けドライブの内容は「ファイル」アプリなどで参照し、写真やビデオを書き込むことが可能。

 

iOS 18とiPadOS 18のベータ版では、iPhoneやiPadからMacがなくても、外付けドライブをフォーマットすることが可能になりました。フォーマットの形式は「APFS」「ExFAT」「MS-DOS(FAT)」から選択できます。

 

この機能により、外出先で入手したものの、フォーマットが読み込めない外付けドライブをその場で使用することができます。特に、iPadをパソコンのように使用するユーザーにとって便利な機能になりそうです。

 

iOS 18とiPadOS 18の正式版は、今年秋にリリースされます。今後はiPhoneやiPadからでも外付けドライブをフォーマットできることを覚えておけば、役立つシーンがあるかもしれませんね。

 

Source: MacStories via MacRumors

アップルとメタが「Apple Intelligence」でまさかのタッグ!?

アップルとメタが、「Apple Intelligence」向けのAIモデルで提携することを協議していると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙が報じています。

↑AI競争で勝つためなら宿敵とも手を組む

 

開発者向け会議「WWDC24」で発表されたApple Intelligenceでは、さまざまなAI機能がiPhoneやiPad、Macに導入されます。また、「iOS 18」や「iPadOS 18」「macOS Sequoia」では、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」が組み込まれます。

 

WSJによれば、アップルがOpenAIとAIチャットボットで提携したように、メタのAIチャットボット「Meta AI」をiOS 18に統合する計画について話し合っているとのこと。また、グーグルの「Gemini」や「Perplexity AI」、「Anthropic」といった他のAIチャットボットとも交渉中だと報じられています。

 

Apple IntelligenceはiOS 18やiPadOS 18、macOS Sequoiaのアップデートの一部として、今年後半から利用可能。Meta AIやGeminiがChatGPTの代替オプションとして提供されることになるのかどうか、今後の動向に注目です。

 

Source: The Wall Street Journal via 9to5Mac

アップル、「Apple Translate」とサードパーティーアプリが統合可能に

「iOS 17.4」や「iPadOS 17.4」「macOS Sonoma」において、サードパーティーアプリにアップルの翻訳ツール「Apple Translate」を組み込めるAPIが導入されることが、先日明らかとなりました。

↑日本語の英訳はこのように表示される(画像提供/MacRumors)

 

現在のiPhoneやiPad、Macでは、ハイライト表示されたテキストや「Safari」で閲覧したウェブサイトに対して、システムレベルの翻訳機能が提供されています。しかし、今回導入されたAPIは、日本語のレビューのようなユーザー生成コンテンツを、他の言語に素早く翻訳することができるのです。

 

さらに、今年の秋にリリースされる「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」では、翻訳されたテキストをオーバーレイ表示された翻訳シートではなく、アプリ内にインラインで表示することが可能。

 

iOS 18では、バイリンガルキーボードがサポートされます。これにより手動で言語を切り替えることなく、例えば、同じキーボードで英語と韓国語を入力でき、各言語で単語の候補が表示されるのです。

 

iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaは開発者向けベータ版が配布されており、今年秋に正式リリースされる予定。サードパーティーの翻訳アプリを使わずに済むApple Translateは、iOS向けアプリで広がっていきそうです。

 

Source: Apple 1, 2 via MacRumors

次期「iOS 18」、サードパーティーアクセサリとのペアリング方法が変わる

今秋にリリースされる「iOS 18」「iPadOS 18」では、「AirPods」のようなペアリングのインターフェイスが、より多くのBluetoothやWi-Fiアクセサリで使用できるようになります。

↑(画像提供/MacRumors)

 

この機能は、先日開催された開発者向け会議「WWDC24」で発表されました。このペアリングプロセスを実装したアプリでは、ユーザーは「設定」アプリを開かなくても、アプリ内で直接アクセサリをデバイスに接続できるようになります。

 

アップルによれば、アクセサリメーカーがこのペアリングプロセスによってユーザーのローカルネットワーク上の他のデバイスを認識できなくなるため、プライバシーが強化されるとのこと。開発者は新しい「AccessorySetupKit」のフレームワークを使用して、AirPodsのようなペアリングプロセスをアプリに追加できます。

 

現在のiOS 18は開発者向けのベータ版。パブリックベータ版は7月にリリースされ、正式版は9月に配布される予定です。AirPodsのようなインターフェイスでサードパーティーのワイヤレスヘッドホンが接続できれば、より気軽に利用できそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

iPhoneが音を聞いてお知らせ! サウンドを認識して通知します【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iOS 17の新機能「サウンド認識」の使い方」です。

 

 

イヤホンで音楽を楽しんでいたらチャイムに気付かず荷物の受け取りを逃してしまった! なんてことはありませんか。今回はそんなシーンにぴったりな「サウンド認識」の機能を紹介しましょう。

 

設定方法ですが、ホーム画面の「設定」にある[アクセスビリティ]から[サウンド認識]をタップ。オンに切り替え、その下にある[サウンド]をタップ。すると認識できるアラームや動物の鳴き声、家庭内で聞こえるいろいろなサウンドが並んでいるので認識させたい項目をタップし、オンに切り替えましょう。

 

その際、通知の送信確認を聞いてくるので[許可]をタップしておきます。

 

こうしてサウンド認識を有効にしておけば、iPhoneが周囲の音を認識してどんな音がしたか通知してくれます。

 

サウンド認識を無効にしたいときは先ほどの「設定」内でもオフにできますが、コントロールセンターでもオンオフを切り替える事ができます。

 

あらかじめ用意してある項目以外の音を認識させたいときは「カスタムアラーム」を設定しましょう。今回は玄関のドアホーンが認識しないため、カスタム設定してみます。

 

先ほどのサウンド認識の画面で[カスタムアラーム]をタップします。[続ける]をタップしてアラームの名称を入力し、もう一度[続ける]をタップ。[聞き取りを開始]をタップして実際にドアホーンを鳴らします。

 

ドアホーンの音が聞き取れるとアラームが検出されたというメッセージが表示されるので[サウンドを保存]をタップ。再び[聞き取りを開始]をタップして、この作業を5回繰り返します。

 

ドアホーンの音が5回、検出されたら[完了]をタップ。しばらくするとドアホーンの音が使用可能になったと通知されれば、以後、ドアホーンの音をサウンド認識してくれます。

 

一覧内にある[電気器具]で検知してくれない家電製品のアラーム音なども、この方法でカスタムアラームとして設定しておくと認識してくれるようになります。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

Beats、噂の「新型ポータブルスピーカー」を6月25日に発表へ

アップル傘下のオーディオブランド・Beatsが、新型ポータブルスピーカーを6月25日に発表します。

↑Beatsの新型ポータブルスピーカー(画像提供/Beats by Dre/X)

 

Beatsは以前から、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ氏などを起用して、新型ポータブルスピーカーをチラ見せしていました。iOSのベータ版からはBeatsのポータブルスピーカーが見つかったこともあります。

 

Beatsは2015年10月に、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」を海外で発売しました。同ブランドが6月25日に発表するのは、Beats Pill+の後継モデルに相当するようです。また、Beats Pill+と比較すると、より丸みを帯びた形状となり、ストラップホールも追加されています。

 

以前のリーク情報によれば、Beatsの新型ポータブルスピーカーはゴールド、レッド、ブラックの3色展開となるようです。日本でも発売されるかどうかが気になります。

 

Source: Beats by Dre / X via MacRumors

自分にぴったりの「Mac」はどれ? アップルが教えてくれます

アップルは、自分に合ったMacを見つけられるサイト「Help Me Choose」を公開しました。

↑公開された「Help Me Choose」(画像提供/アップル)

 

現在のMacはノートパソコンの「MacBook Air」や「MacBook Pro」、デスクトップの「Mac mini」や「iMac」、ワークステーションの「Mac Studio」や「Mac Pro」と、多様なモデルがラインナップされています。初めてMacを買いたい人は、どれを選んだらいいのか悩んでしまいそうですね。

 

そこで、Help Me Chooseではいくつかの質問に答えることで、自分に最適なMacを見つけることができます。質問内容は「Macを何に使用しますか?」「どんな仕事をしますか?」「Macはどこで使用しますか?」「Macに何を接続しますか?」「予算はどれくらいですか?」といったもの。筆者がビデオ編集用のマシンを想定して質問に答えたところ、パワフルなMac Studioをおすすめされました。

 

Help Me Chooseは現在は英語でしか公開されていませんが、「Google 翻訳」を使えば日本語で質問を読むこともできます。初めてのMacを買おうとしている方にも、今のMacに不満がある方にも、Help Me Chooseは便利に使えそうです。

 

Source: アップル

iOS 18.1以降まで使えない「iOS 18の機能」は何?

先日開催された開発者向け会議「WWDC24」で発表された、「iOS 18」。しかし、秋のリリースの時点で全ての機能が利用できるわけでわなく、いくつかの機能は「iOS 18.1」へのアップデートやそれ以降を待たなければならないようです。

↑すぐに全ての新機能が使えるわけではなさそう

 

例えば、iOS 18のアップデート(iOS 18.1以降)では、「メール」アプリで「主なもの」「取引」「更新情報」「プロモーション」という四つのカテゴリが追加されると言います。これらのカテゴリは英語に設定されたデバイスで利用でき、「すべてのメール」はオプションとして残ります。また、同じ送信元からのメールを表示する新しいダイジェストビューも追加されるそう。

 

また、AI(人工知能)を活用した「Apple Intelligence」は、米国英語に設定された「iPhone 15 Pro/Pro Max」とそれ以降のモデルで「プレビュー」として利用可能。なお、「個人の状況」「画面上の認識」「アプリごとの詳細なコントロール」といった機能は、2025年までリリースされない可能性が高いと米ブルームバーグが報じています。さらに、Apple Intelligenceの追加の言語や地域も来年まで追加されない模様。

 

「ホーム」アプリでのロボット掃除機のサポートもiOS 18のアップデートで提供され、「Siri」に床の掃除を依頼できるようになります。また、米国では電力使用量をホームで確認することも可能。

 

というわけで、スマート機能やApple Intelligenceを活用した機能は、iOS 18.1かそれ以降のリリースまでお預けになりそう。日本語を含めた多言語・他地域でのサポートも遅れるようなので、気長に待つことにしましょう。

 

Source: MacRumors

「Apple Watch」の着信音、やっとパーソナライズできるように

今年の秋に配布される「Apple Watch」向けの新OS「watchOS 11」で、デフォルトの着信音が変更できることが判明しました。

↑ついに音が選べる(画像提供/9to5Mac)

 

watchOS 11の大きなトピックとしては、健康とフィットネスに関する機能の強化、ライブアクティビティのカスタマイズ性の向上、新しいウォッチフェイスや妊娠中のサポート機能の向上があります。また、ついに「翻訳」アプリが登場することも話題となりました。

 

Apple Watchでは、初代モデルから、iPhoneから電話をかけたり受けたりすることが可能。「Apple Watch Series 3」では新しい着信音が登場しましたが、それでもそれを変更することはできませんでした。

 

しかし、watchOS 11のベータ版では、Apple Watchの着信音を「Pebbles(携帯の着信音)」「Focus」「Jingle(オリジナル着信音)」「Nighthawk」「Transmit」「Twirl」「Windup」「Wonder」の8種類から選択することが可能になりました。

 

着信音に加えて、テキストメッセージやメール、カレンダーアラート、リマインダー、通常の通知音も、「Resonate」「Brilliant」「Cheer」「Flutter」「Globe」「Moment」「Scoop」「Timekeeper」「Tinker」から選ぶことができます。なお、連絡先ごとに着信音を設定したり、iTunes Storeから着信音を設定したりすることはできません。

 

初代モデルの登場から9年が経過して、ようやく登場するApple Watchの着信音の変更機能。Apple Watchをより自分らしくカスタマイズできるのは、うれしいアップデートとなりそうです。

 

Source: 9to5Mac

「Apple Watch」、ライオンなどの心拍数を測定できることが判明!

ライオンの心拍数は「Apple Watch」を舌に巻くことで測定できると、獣医師のChloe Buiting氏が報告しています。

↑ライオンの舌に装着されたApple Watch(画像提供/jungle_doctor/Instagram)

 

Apple Watchは初代モデルから心拍数の測定が可能で、「Apple Watch Series 4」や「Apple Watch Ultra」からは心電図を表示することもできます。また、最新モデルの「Apple Watch Series 9」では50メートル、Apple Watch Ultra 2では100メートルの耐水性能を備えています。

 

Buiting氏によれば、麻酔をかけたライオンの舌にApple Watchを装着することで、その心拍数が測定できるとのこと。このような使い方はもちろんApple Watchの想定外ですが、毛皮や鱗、棘のある動物の監視に役立つと説明しています。

 

さらに同氏によれば、Apple Watchを象の耳にテープで貼り付けることで、その心拍数もモニタリングできるとのこと。

 

今年アップルから投入されるであろう次期モデル「Apple Watch X」では、本体の薄型化やマグネットによる新バンドシステムの登場がされています。将来のApple Watchでも動物の心拍数の測定が可能なのかどうか、少し気になるところです。

 

Source: jungle_doctor / Instagram

静止画だけじゃない! 動画内のテキストまで翻訳しちゃいます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「動画に登場するテキストを翻訳する方法」です。

 

 

macOSには、写真にうつっているテキストを選択して、コピーしたり、翻訳したり、Web検索したりできる「テキスト認識表示」機能が搭載されています。

 

実はこの機能は、静止画だけでなく、動画を一時停止した状態でも使うことができるんです。たとえば、海外の動画にうつっている現地の看板や標識などのテキストを翻訳したいときなどに大変便利です。さっそく使い方を確認しましょう。

 

まずは動画をQuickTime Playerまたは「写真」ソフトで再生して、翻訳したいテキストがうつっているシーンを一時停止します。

 

次に、そのテキストをドラッグして選択しましょう。

 

続いて、テキストの上で右クリックして、ポップアップメニューから「(選択中のテキスト)を翻訳」を選びます。

 

言語が検知されたら、青色の部分を見てみましょう。日本語に翻訳する場合は、言語名をクリックしてポップアップメニューから「日本語」を選択します。

 

すると、日本語に翻訳された文章が表示されます。

 

その下にある「翻訳をコピー」をクリックすると、翻訳された文章をクリップボードにコピーできます。

 

なお、このように、言語が正しく認識されない場合は、ポップアップメニューから選択したテキストの言語を選んで、どの言語に翻訳するかを選びましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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