「XREAL Air 2/Air 2 Pro」を購入すると、もれなく「XREAL Kaleido Kit」1枚をプレゼント。グラスのフロントのフレームに貼り付けることで、色を変えながらXREAL Air 2/Air 2 Proを使うことができます(XREAL Kaleido Kitの色は選べまません)。
「XREALブラックフライデーハッシュタグキャンペーン!」として、X(旧Twitter)で抽選キャンペーンを開催します。「XREAL Japan」公式アカウント(@XREALJapan)をフォローし、ハッシュタグ「#XREALブラックフライデー」をつけて、ARグラスを何と繋げたいかを投稿すると、抽選で3名に、XREAL Air 2 Pro(1台)+Amazonギフトカード1万円分のセットが当たります。
ARグラスはプロジェクターと似ている性質があり、周囲が明るい環境では画面が見えづらくなります。その点、XREAL Air 2は画面輝度を高めに設定できるので、リビングルームぐらいの明るさでも問題なく使えそうです。
そしてARグラスの良いところは、メガネの感覚で、気軽に装着できることです。XREAL Air 2は72gと軽く、長時間装着しても疲れません。見た目も「少し太縁なサングラスです」と言い張れるくらいの格好です。なお、実際に画面を表示するときは、メガネの縁にケーブルの接続が必要となりますが、周りからは有線イヤホンを使っている人のように見えるくらいで、そこまで目立たないでしょう。
XREAL Air 2では、画面の表示能力が強化されています。ソニー製の0.55型マイクロOLEDディスプレイを搭載し、より明るく、鮮やかに表示できるようになりました。また、駆動速度は120Hzに向上し、シビアなアクションを求められるゲームにも使えるようになっています。解像度はフルHD、輝度は最大500ニト、画素密度は4032ppi、3DoF対応です。
上位モデルのXREAL Air 2 Proはさらに、「エレクトロクロミック調光技術」を搭載しています。これは、サングラスの透過率を電気的に切り替えることができるというもの。XREAL Air 2 Proでは、ボタン操作で透過率0%(クリアな表示)、35%(サングラス状態)、100%(真っ黒)の3段階で切り替えられます。XREAL Air 2を明るい場所で使うには、視界を遮るプレートのつけ外しが必要となりますが、Proモデルならそれをボタン操作1つで行えるため手軽だというわけです。
ARは1億台規模の市場になると期待
XREAL Air 2の日本での発表会は、東京ゲームショウ2023の会期初日の9月21日に実施されました。中国のXREAL本社から、創業者兼CEOのチー・シュー氏が来日し、会場でARデバイスの現状と、将来像を語りました。
The Wall Street Journalによれば、WWDC 2023ではAR/VRヘッドセット向けのソフトウェア開発に関連したセッションが多く行われるとのこと。一方で製造の遅れにより、製品の量産は9月までは開始されないようです。またヘッドセットには外向きのカメラが搭載され、内部スクリーンにオーバーレイ表示する「Mixed Reality」と呼ばれる機能も利用できます。
そしてThe New York Times(ニューヨーク・タイムズ)によれば、Appleの一部の社員はAR/VRヘッドセットの有用性や価格について、懸念を表明しているとも報じています。さらに、実用的なiPodやiPhoneとは異なり「問題点を洗い出すためにリリースされるのではないか」という疑問の声もあがっているそうなのです。
Digital Crown(デジタルクラウン)を利用してAR/VRを切り替え、ARモードではユーザーは現実世界に囲まれたような体験ができます。バッテリーは加熱を防ぐためにポケットに入れて利用し、ヘッドセット本体とはケーブルで接続することになります。さらにヘッドセットの加熱を防ぐため、冷却ファンも搭載される予定です。バッテリー1個では約2時間の利用が可能で、バッテリーのサイズは「iPhone 14 Pro Max」を2台重ねたくらいのサイズ、ともしています。
LE Audioに対応するデバイス、Auracast対応のサービスが出揃うと、たとえばテーマパークに出かけて、Sound ARや空間オーディオのような音響系エンターテインメントを大勢の参加者と一緒に楽しめるようになります。音楽ライブや、映像と音を組み合わせたアート作品などにも新しい可能性が見えてきそうです。2023年は「Auracast」というキーワードにぜひ注目してください。
↑Bluetooth LE Audioに対応するイヤホン・ヘッドホンなどのオーディオ機器を身に着けた複数のユーザーが、同じオーディオコンテンツを一斉に楽しめるようになる「Auracast」に注目です
たとえば広島市の平和記念公園をVRで巡る「広島 PEACE PARK TOUR VR」では、被爆経験を語る証言者の高齢化による歴史の伝承という課題解決に挑みました。ただし、VRがもたらす臨場感はそれを体験する人によっては刺激が強すぎる場合があるため、開発に際しては被爆者の方の証言や過去の写真などの史実をベースに再現しつつも、2つの異なるバージョンを用意したそうです。
↑「広島 PEACE PARK TOUR VR」では、被爆当時の状況や復興に向けて立ち上がる広島市民の想いを体験できる
最初の店舗は1550平方フィート(約144平方メートル)という控えめなものですが、米The New York Timesは昨年秋、Meta社が世界中にリアル店舗を開くことを検討していると報じていました。同社のメタバース部門は2021年に100億ドルの損失を出していましたが、粘り強い努力を期待したいところです。
こうしたリアルイベントには、ナイアンティックCEOのジョン・ハンケ氏が高確率で参加している点も見逃せません。ナイアンティックは「Adventure on foot with others」という理念を掲げており、ユーザーが参加するだけでなく、スタッフ自らも参加。ジョン・ハンケ氏がイベント時に参加者にサインや握手を求められても時間が許す限り対応しているのは、まさにコミュニティを重視しているというのを体現しているわけです。