いまこそマウスを見直すべきだ!! 画期的なアイデアが詰まったイチ押しマウス4選

パソコン操作に欠かせないアイテムといえばマウス。最近では、体に負担をかけない最新鋭のマウスが続々と登場しています。そこで今回は、画期的な新機能が搭載されたマウス4選をご紹介。手首に負担をかけないマウスや空中操作を可能にしたレシーバータイプなど、イチ押しのアイテムをピックアップしました。この機会にチェックしてみては?

出典画像:プレスリリースより

 

[その1]

“人間工学”デザインを採用したニュータイプマウス

サンワサプライ

有線ブルーLEDエルゴマウス MA-ERG12
サンワサプライの「MA-ERG12」は、“人間工学”を取り入れたエルゴマウスです。人間工学(エルゴノミクス)とは、人間の自然な動きや体勢を元にモノをデザイン・設計すること。同商品には従来の“マウスの上から手を乗せる方式”ではなく、“横から手を添える方式”を採用しています。自然な角度でマウスを握れるため“手首のひねり”が軽減。マウス操作を長時間行っても手首に負担がかからないので、腱鞘炎の予防になります。

 

<注目ポイント>
・人間工学デザインを採用した「エルゴマウス」
・手首の負担を軽減して腱鞘炎の予防に
・有線タイプとワイヤレスタイプの2種類を用意
マウス側面には「戻る」と「進む」ボタンがついており、webブラウザ上の操作が快適に行えます。また「カウント切り替えボタン」付きで、用途に合わせて素早くポインター速度の変更が可能。有線タイプ「MA-ERG12」のほかにワイヤレスの「MA-ERGW13」もあるので、好みの方を選んでください。

 

[その2]

ユニークな形状のオンリーワン・マウス

Contour Design

UNIMOUSE
ユニークな形状をしたマウス「UNIMOUSE」は、「クリックボタン」が傾くように設計されています。また傾斜の角度は最大35度まで調節可能。手の形やサイズに関係なく指がフィットするので、手首に負担をかけない快適なマウス操作を実感できます。

 

<注目ポイント>
・「クリックボタン」が傾くユニークなデザイン
・自由に調節できる「親指サポート部」
・人差し指の負担を減らす「ミドルクリックボタン」
親指を置く箇所「親指サポート部」は、前後に移動したり角度を自由に調節できます。さらに左右のクリックボタンは人差し指・薬指にジャストフィット。クリック1回で“ダブルクリック”してくれる「ミドルクリックボタン」も備わっているので、人差し指の負担が軽減されるはず。

 

[その3]

横になりながら使用できる“空中操作”を実現

サンワサプライ

プレゼンテーショントラックボール 400-MA089
「400-MA089」は、空中のマウス操作を可能にした画期的なアイテムです。使い方はUSBタイプのレシーバーをパソコンに装着し、マウスを向けるだけ。球状の「トラックボール」を操作すればカーソルを的確に動かせます。横になりながらでもパソコンが使えるので、リラックスしてインターネットを満喫しましょう。

 

<注目ポイント>
・空中のマウス操作を実現した“プレゼンテーションマウス”
・手の平サイズの小型タイプ
・手が疲れない“トリガー形状”のクリックボタン
同商品は小型サイズで、重量はたったの約69g。カバンに入れても邪魔にならず、外出先でも手軽に使用できます。クリックボタンには、長時間握っていても疲れにくい“トリガー形状”を採用。他にもwebの「戻る・進む」やスライドショーの「開始・終了」など、計6種類のボタンを搭載しています。

 

[その4]

世界で活躍するゲーマーを参考にして作られた“ゲーミングマウス”

ASUS

ROG Gladius Ⅱ Origin
ゲーミングマウスの「ROG Gladius Ⅱ Origin」は、PCのゲーム操作に特化しています。同商品には5000万クリックを保証する「オムロン製マウススイッチ」を採用し、高い耐久性を実現。「光学センサー」の性能は「最大読み取り解像度12000DPI」や「最大認識速度250IPS」とマウスの中でもトップクラスで、高速かつ精密な操作性を体感できます。

 

<注目ポイント>
・耐久性に優れたゲーミングマウス
・高速&精密な反応をする「光学センサー」
・「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3種類に対応
世界で活躍するトッププロゲーマーは、「かぶせ持ち」や「つかみ持ち」、「つまみ持ち」といった独特なマウスの使い方をします。「ROG Gladius Ⅱ Origin」はこの3種類の持ち方に対応し、ハイレベルなプレイが可能に。マウスにはLEDイルミネーションが埋め込まれていて、稼働させるとマウスが赤色や紫色などに光ります。周りと差をつけるワンランク上のマウスをゲームプレイに活用しましょう!

iPhone Xと実は違う! SIMフリースマホ 5機種の「デュアルカメラ」画質&機能比較

デュアルカメラはミドルクラス以上のSIMフリースマホでは、もはや当たり前になってきました。ここではデュアルカメラを搭載する代表的なモデルのカメラのスペックと特徴を比較。デュアルカメラならではの背景ぼかし写真も撮り比べてみました。なかにはデジカメ並みの画質を実現するものも!

 

【解説する人】

ITライター 村元正剛さん

モバイルを専門分野とするライター。スマホの活用術を教えるムックの編集も手がけています。

 

カメラの組み合わせは機種によって異なる

ファーウェイがライカと共同開発したダブルレンズカメラを搭載したスマホが注目を集めて以降、デュアルカメラを採用するSIMフリースマホが続々とリリースされています。ひと口に「デュアル」と言っても、その組み合わせは機種によって異なります。「標準+望遠」「標準+広角」といったレンズの組み合わせのほか、「モノクロ+カラー」「昼間用+夜間用」という2種類の画像センサーを併用するモデルもあるのです。

 

デュアルカメラには背景をぼかせるという利点もありますが、ボケを実現する仕組みやボケ味の調整方法にも差があります。ボケを多用する人は、その違いを見極めて、自分好みの表現ができる機種を選びましょう。

 

iPhone Xのデュアルカメラは標準+望遠の組み合わせ

iPhone Xのカメラはワンタッチで望遠に切り替え可能。背景を美しくぼかせる「ポートレート」モードには望遠側のレンズが使われます。

 

【その1】ライカレンズとAIの力でデジカメ並みの画質を実現

ファーウェイ

HUAWEI Mate 10 Pro

実売価格 8万9974円

老舗カメラメーカー・ライカと共同開発したダブルレンズを搭載し、ライカが認めた画質で撮影できることが魅力。AIによるリアルタイムの被写体認識や、自然な背景ぼかし効果も特徴です。【最大2.36GHz オクタコア】【6GB RAM/128GB ROM】【6.0インチ/2160×1080】【リアカメラ1200万画素+2000万画素】

 

実写作例

ライカのダブルレンズとカラー+モノクロのセンサーを搭載

開口部F1.6のダブルレンズを搭載し、2000万画素モノクロと1200万画素RGBのダブルセンサーを搭載。800万画素のインカメラのF2.0レンズもライカ製です。

 

 

↑「ワイドアパーチャ」を有効にすると、F値を0.95〜16で設定して撮影可能。撮影後のボケ味の調整もできます

 

【評価&デュアルカメラでできること】

いま買えるスマホのなかで最高峰のスペックを実現

AI専用のプロセッサーを内蔵した先進的チップを搭載。電池は4000mAh。耐水・防塵にも対応しています。デュアルカメラの切り替え:△ 撮影時のボケ調整:○ 撮影後のボケ調整:○

 

【その2】ポートレートも風景写真も思いのままに撮れる!

ASUS

ZenFone 4(ZE554KL

実売価格 6万1344円

メインカメラにはF1.8の明るいレンズを採用し、ピクセルサイズが1.4μmの大型センサーを搭載。120°の広角カメラにワンタッチで切り替えられることも魅力。デュアルスピーカーも搭載。【2.2GHzオクタコア】【6GB RAM/64GB ROM】【5.5インチ/1920×1080】【リアカメラ1200万画素+800万画素】

 

【実写作例】

標準レンズと広角レンズをワンタッチで切り替えられる

1200万画素の標準カメラ+800万画素の広角カメラという組み合わせで、標準カメラでは背景を多少ぼかせるポートレート撮影も可能です。前面カメラは800万画素。

↑標準側&「ポートレート」モードで撮影。全体的にやや暗めに写りました。大きくはありませんが、背景ボケはナチュラルでした

 

 

↑標準または広角をワンタッチで切り替え可能。標準側で「ポートレート」を選択すると、背景を若干ぼかせます

【評価&デュアルカメラでできること】

6GBメモリを備え実用上は十分

CPUやバッテリーで最上位に及ばず。ただ、6GBメモリを搭載するなど、ミドルハイ機としては十分です。デュアルカメラの切り替え:○ 撮影時のボケ調整:× 撮影後のボケ調整:×

【その3】高画質カメラと広角カメラが合体

モトローラ

Moto X4

実売価格 5万8104円

ダブルレンズで撮影した画像は、撮影後に背景ボケを調整できることはもちろん、背景をモノクロにしたり、差し替えたりといったことも可能。ガラスを用いた質感の高いデザインも魅力です。【2.2GHzオクタコア】【4GB RAM/64GB ROM】【5.2インチ/1920×1080】【リアカメラ1200万画素+800万画素】

 

実写作例

撮影時も撮影後もボケを自在にコントロール

1200万画素デュアルピクセルAFカメラと800万画素広角カメラの組み合わせで、深度を有効にして、背景をぼかすことも可能。前面カメラは1600万画素。

↑「深度の有効化」で、背景ボケの度合いを最大に設定して撮影。手前の被写体の一部までぼけてしまいました

 

↑標準側で「深度の有効化」を選択すると、背景ボケの度合いを7段階から選べます。広角側では深度を有効にできません

 

評価&デュアルカメラでできること

スペック以上に満足度が高い多才モデル

カメラ以外は減点があり、ミドルハイスペックという結果に。防水にも対応するなど、使い勝手は◎。デュアルカメラの切り替え:○ 撮影時のボケ調整:○ 撮影後のボケ調整:○

【その4】アジアで大人気のカメラフォン

OPPO

R11s

実売価格 6万2510円

世界第4位のシェアを誇るOPPOの日本進出第1弾。背面のデュアルカメラは撮影シーンを選ばず、明るく撮れることが特徴。2000万画素の前面カメラは独自のAIビューティー機能を備えます。【2.0GHzオクタコア】【4GB RAM/64GB ROM】【6.01インチ/2160×1080】【リアカメラ2000万画素+1600万画素】

 

【実写作例】

暗い場所では、受光面積が広いセンサーに自動切り替え

F1.7のダブルレンズを搭載し、昼間撮影では1600万画素カメラを使用。夜間撮影には、センサーの有効面積を4倍にする2000万画素カメラを使用します。

↑「ポートレート」モードで撮影。非常に明るく鮮明な画質。背景ボケはさほど大きくないが、自然な仕上がりです

 

↑「ポートレート」モードを選択すると、背景をぼかした写真を撮影できますが、ボケの調整には非対応

 

評価&デュアルカメラでできること

普段使いのスマホに十分なスペック

セールスポイントのカメラとディスプレイはとても優秀です。CPUやメモリなどでやや点を落としました。デュアルカメラの切り替え:× 撮影時のボケ調整:× 撮影後のボケ調整:×

【その5】新生フリーテルのフラッグシップモデル

フリーテル

REI 2 Dual

実売価格 3万9744円

MAYA SYSTEMという会社が端末開発・販売事業を引き継いだフリーテルの最新フラッグシップ。1300万画素のデュアルカメラに加えて、1600万画素で広角のフロントカメラも搭載しています。【2.0GHzオクタコア】【4GB RAM/64GB ROM】【5.5インチ/1920×1080】【リアカメラ1300万画素+1300万画素】

 

【実写作例】

カラー+モノクロのWセンサーでボケの調整も自由自在

1300万画素RGBセンサー+1300万画素モノクロセンサーの組み合わせ、レンズのF値は2.2。2つのカメラで深度を測定し、任意のボケ味に調整できます。

↑ピントを合わせた部分は鮮明に映りましたが、近くにある物までぼけてしまうなど、ボケ方は不自然でした

 

↑「ボカシ」というメニューがあり、絞り値をF0.9〜F16の範囲で設定可能。撮影後にボケ具合を変更することも可能です

 

評価&デュアルカメラでできること

幅広いユーザーが満足のミドルハイスペック機

カメラ以外尖ったところがない、バランスのよいチャートに。価格を考えれば十分に健闘しています。デュアルカメラの切り替え:× 撮影時のボケ調整:○ 撮影後のボケ調整:○

 

高性能スマホで新生活を迎えよう! お買い得プライスのSIMフリースマホ5選

新年度を迎えて心機一転、なかには新天地に向かうことをきっかけに、スマートフォンの機種変更を考えている人もいるはず。しかし、新生活は何かとお金がかかるもの。スマートフォンにかける費用はできるだけ抑えたいですよね。そこで今回は充実した機能を搭載した「SIMフリースマホ」をご紹介。SIMフリースマホなら自由に通信業者を変更できるので、月々の利用料金を安くできます。お財布にも優しい高性能機種を探してみては?

 

スムーズな操作性が魅力的な「ナックルジェスチャー」搭載

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HUAWEI

P10 lite

楽天市場実売価格 2万4700円

HUAWEIのスマートフォン「P10 lite」は、同社の独自開発技術「ナックルジェスチャー」を初採用。画面に文字を書いたりノックしたりして使えるため、スピーディーに操作できます。指紋認証センサーも新しくなり、約0.3秒でロックの解除が可能。3000mAhのバッテリーは、10分間の充電で2時間分の動画が再生できるのが特徴です。

<注目ポイント>

・独自技術「ナックルジェスチャー」を搭載

・充電10分で約2時間の動画再生が可能

・1200万画素のメインカメラ

メインカメラの画素数は1200万画素。大型ピクセルサイズのセンサーにより、既存の同クラスモデルと比較しても美しい写真を撮影できます。さらに、「像面位相差フォーカス」と「コントラストフォーカス」によるオートフォーカスで、被写体を確実に捉えられるでしょう。カメラ機能にこだわりがある人におススメ。

 

高機能カメラと大容量バッテリーを搭載

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ASUS

ZenFone 4 MAX

楽天市場実売価格 2万3252円

「ZenFone 4 MAX」はコンパクトサイズながら、広角写真を撮影できるスマートフォン。メインカメラは高速のオートフォーカス機能に加えて、電子式手ぶれ補正機能も搭載されています。シャッターチャンスを見逃さずに撮影可能。800万画素を誇るインカメラは「美人エフェクト」機能による編集もでき、自分撮りをよりキレイな1枚に仕上げられます。

<注目ポイント>

・広角写真を撮影できるコンパクトなスマートフォン

・高速のオートフォーカス機能+電子式手ぶれ補正機能

・4100mAhの大容量バッテリーを内蔵

4100mAhの大容量バッテリーを内蔵しているため、長時間の使用でも充電を心配する必要はありません。3G通話なら最大で約32時間、音楽の再生は最大約101時間まで対応。外出先で高機能カメラによる写真撮影やネットサーフィン、通話やSNSを存分に楽しめます。長期的なバッテリー寿命まで効率的に管理されているのも嬉しいポイント。

 

デュアルカメラで思い出に残る1枚が残せる

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ZTE

Blade V8

楽天市場実売価格 2万4000円

薄さ7.9mmのスリムなフルHDスクリーンが魅力です。背面のデュアルカメラは、独特の“ボケ味”がある写真を撮るのにうってつけ。「リフォーカス機能」がついているので、撮影後に改めてピント位置やボケ効果を修正できます。また、製品の外箱をゴーグルとした3D写真の撮影機能も。新天地での日々を楽しく記録に残しましょう。

<注目ポイント>

・デュアルカメラによる上質な写真撮影

・高性能と省電力を高いレベルで実現したプロセッサを搭載

・「デュアルSIMカードスロット」でSIMフリーをフル活用

高性能と省電力を高いレベルで両立したプロセッサを搭載。複数のアプリを使用しても快適な操作が可能で、高い画像処理能力によりゲームもサクサク動きます。さらに、SIMカードを2枚装着できる「デュアルSIMカードスロット」も搭載。SIMフリースマホとしてのメリットを最大まで活用できる1台です。

 

ハンドソープで洗えるほどの高い防水能力

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富士通

arrows M04

楽天市場実売価格 2万7980円

シンプルにデザインされたスマートフォン「arrows M04」。日常からアウトドアまで、幅広いシーンで活躍してくれるタフな機種です。防水・防塵能力がともにハイレベルで、汚れた時はハンドソープで洗浄できるほどの高い防水性は魅力的。入浴中や雨天でも安心して使えるのが心強いですね。

<注目ポイント>

・ハンドソープで洗えるスマートフォン

・「かんたんセット」でお手軽操作

・安心して使用できる「迷惑電話対策機能」

基本のアプリをわかりやすく使えるようにデザインした、「かんたんセット」が同機種の特徴。操作に迷わないシンプルさがウリなので、初心者でも安心です。さらに電話帳未登録の番号から着信があった場合は、「迷惑電話対策機能」が作動。迷惑電話対策のガイダンスが流れて相手を牽制してくれます。新しい機種選びに迷ったら、日本の“マチガイない”スマートフォンに決めてみませんか?

 

高解像度1600万画素高速フォーカスカメラで写真撮影を満喫

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モトローラ

Moto G5s

楽天市場実売価格 2万4390円

ハイグレードアルミニウムから精巧に作られたプレミアムメタル仕様の「Moto G5s」は、美しさと頑丈さを兼ね備えているのが特徴です。「指紋認証センサー」機能があるのでパスワードを忘れても大丈夫。「ワンボタンナビ」機能を駆使すれば、余計なものが一切ない整理された画面でスムーズに操作できます。

<注目ポイント>

・ハイグレードアルミニウムから作られた美しく頑丈なボディ

・ワンボタンナビで手軽に操作

・「プロフェッショナル・モード」でプロ仕様の写真を撮影

1600万画素高速フォーカスカメラは、被写体を瞬時に20万画素の画像でキャプチャー可能。写真をより美しく、ミスショットなしで撮影できます。しかも「プロフェッショナル・モード」では、ホワイトバランスやシャッタースピードを操作することでプロ仕様の写真を撮影可能。ありきたりなスマホの写真に飽きている人におススメですよ。

 

※商品価格は、2018年3月13日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

提供:楽天市場

新生「ZenFone 5」誕生! ASUSの新たな3モデルは、再びSIMフリースマホの名機となれるか?

スペイン・バルセロナで開催中のMWC(モバイルワールドコングレス)の会期中に、ASUSから新「ZenFone 5」シリーズ3モデルが発表されました。「ZenFone 5」という商品名は、日本でもSIMフリースマホの黎明期に話題となったため、記憶に残っている人も多いでしょう。同シリーズのナンバリングは「5→2→3→4→?」と続いてきましたが、ここに来て改めて「ZenFone 5」という名称で新モデルが登場しました。

 

今回発表されたのは、「ZenFone 5z」「ZenFone 5」「ZenFone 5 Lite」の3モデル。発売時期については、まず3月に「5 Lite」が、続いて4月に「5」、6月に「5z」が予定されます。なお、日本国内での取り扱いについては詳細が明らかになっていません。

 

↑ZenFone 5と5zは同じ筐体となり、チップセットなどが異なる↑ZenFone 5と5zは同じ筐体となり、チップセットなどが異なる

 

ZenFone 5 Liteは4つのカメラを搭載

発表会場では、まずZenFone 5 Liteについて紹介されました。発売時期は3月、価格は明らかになっていません。カラーバリエーションは「Moonlight White」「Rouge Red」「Midnight Black」の3色を展開。

 

↑ZenFone 5 Liteは6インチのフルHD+(2160x1080ピクセル)ディスプレイを搭載↑ZenFone 5 Liteは6インチのフルHD+(2160×1080ピクセル)ディスプレイを搭載。アスペクト比は18:9で、画面占有率80.3%

 

同機は背面・前面合わせて計4つのカメラが搭載されます。背面には1600万画素カメラと画角120度の広角カメラが、前面には2000万画素カメラと画角120度の広角カメラが備わります。

 

↑カメラは背面中央に位置し、2つのレンズが縦に並ぶ↑カメラは背面中央に位置し、2つのレンズが縦に並ぶ

 

↑インカメラを2つ搭載↑インカメラを2つ搭載

 

↑前面・背面を問わず、広角撮影が可能↑前面・背面を問わず、広角撮影が可能

 

カメラアプリ画面に表示される人のアイコンを選択して、レンズを切り替え広角レンズ使用時に、動画を撮影することも可能。幅広いシーンで活用できそうです。その他スペックについて、チップセットはSnapdragonの630または430の2種類を採用。バッテリーは3330mAhとなります。SIMカードスロットは2つで、兼用ではないmicroSDカードスロットも備えます。また、NFCに対応し、Google Payを使用可能。

 

ZenFone 5/5zはあの端末にそっくり

ZenFone 5および5zには、アスペクト比19:9の縦長ディスプレイが搭載されます。上部には凹型のくぼみ(ノッチ)があり、iPhone Xそっくり。発表会では、「ノッチがiPhone Xよりも小さいぞ!」とアピールされており、むしろ潔さを感じます。ただし、iPhone Xのようにノッチ部分に高度なカメラシステムが搭載されている訳ではありません。

 

180301tama06↑ZenFone 5(5zも同じ筐体となる)。ディスプレイは6.2インチフルHDで画面占有率は90%

 

180301tama07↑カラーは「Midnight Blue」「Meteor Silver」の2種類。質量は155g

 

180301tama08↑背面カメラのみデュアル仕様。ZenFone 5 Liteとは異なり、左上部分に位置する。メインカメラは1200万画素でF値1.8。サブカメラは画角120度の広角となる。なお前面カメラは1つのみで800万画素・F値1.2

 

デザイン以外で、ZenFone 5 Liteと異なるポイントはチップセットです。「5」はSnapdragon 636、「5z」はSnapdragon 845を搭載。AI機能を含む「ZenUI 5」を採用します。例えば、カメラアプリでは、16の撮影シーンを認識して、撮影条件を自動的に最適化可能。カメラのUIには、画面右上にシーンのアイコンが表示されます。例えば雪や夕日などのシーンを認識します。また、画像加工について、ユーザーの好みを反映していく「Photo Learning」機能も備えます。

 

180301tama09↑インカメラの撮影で「人」を認証。画面右上に人型のアイコンが表示されているのがわかる

 

そのほか、アプリ起動が早くなったり、バッテリー寿命が伸びる「AI Boost」機能も搭載します。

 

180301tama10↑「ZeniMoji(ゼニ文字)」では、ライブストリーミングで通話しながら禅太郎(ZenFoneシリーズのキャラクター)になれる

 

展示機にはまだ実装されておらず、会場では試すことができなかった。最後にスペックについて、「5」はRAM 4GB+ROM 64GBまたはRAM 6GB+ROM 64GB。一方、「5z」はRAM 6GM +ROM 64GBまたはRAM 8GB+ROM 128GB or 256GBとなります。 通信速度は前者が降り最大600Mbps、後者が1.2Gbpsをサポート。バッテリーは共通して3300mAhを搭載します。

 

180301tama11↑5zの価格は479ユーロ(執筆時点で約6.2万円)

 

価格については、「ZenFone 5z」が約6.2万円程度であると明かされましたが、ほかの2機種は未定のまま。どうやらSnapdragon 845を搭載する他者製品と比べて、まずは同機の安さをアピールする意図があったようです。かつて、日本のSIMフリースマホ市場に火をつけた「ZenFone 5」。同名の新モデルは再び日本に上陸し、SIMフリーを盛り上げてくれるのでしょうか。