本機は、ハイレゾ音源や高効率の圧縮技術を使ったMQA音源の再生に対応し、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生、FLAC/WAVは192kHz/32bitまでの再生に対応。また、DAC部から出力端子までをフルバランス回路設計を採用し、ESS製SABRE DAC「ES9018C2M」とアンプを2基ずつ搭載することでクリアで広がりのある音を実現しています。さらに、通常のバランス駆動方式(BTL)に加え、独自のActive Control GND駆動方式により、優れた定位感と奥行きのあるサウンドも楽しめます。
本機は、50kHzの超高域まで再生する新開発9.7mm径ドライバーを搭載。躍動感のある低域再生に加え、ハイレゾ再生に最適な伸びのある高域再生を可能にしており広帯域再生を実現します。また、筐体の内部から外部に向かう通気部にチューブを使った「Airflow Control Port」(特許出願中)を設け、低音の音圧バランスを最適化することで、引き締まった低音とクリアな中音を再生。ノズル部にはアルミ製ハウジングと真鍮製ノズルの2層構造となっており、不要な共振を抑えます。
キヤノンのミラーレスカメラであるEOS Mシリーズは、小型・軽量で低価格な「EOS M100」を中心に人気を博している。そこに、この3月から“EOS Kissシリーズ初”のミラーレスカメラ「EOS Kiss M」が加わったことで、これまで以上に注目を集めている。
しかも、このEOS Kiss MはEOS M100同様にエントリーモデルという位置づけながら、スペック上は上位モデルの「EOS M5」に勝るとも劣らない性能を持っており、初級~中級のユーザーにとっては、Kiss M、M100、M5のどれを選ぶのがベストなのか悩んでしまう点も多いだろう。そこで本稿では、新登場のEOS Kiss Mを軸に上位モデルのEOS M5やEOS M100と比較。それぞれの機種の特徴などを探ってみた。
EOS Kiss M(中央)とEOS M5(右)はEVFを搭載し、一眼レフに似たデザイン。EOS M100(左)はEVFを非搭載としたことで小型・軽量化されただけでなく、スッキリとしたスクエアボディとなっている。センサーサイズや画素数はほぼ横並びだが、後発のKiss Mは映像エンジンが新型の「DIGIC8」となっており、そのパフォーマンスや画像の仕上がりの違いが気になるところ。
背面モニターに関しては、3機種共通の特徴としてタッチパネル液晶が採用され、各種の設定もタッチ操作で行える。これは、ダイヤル数の少ないEOS M100やEOS Kiss Mでは、特に有効な機能だと感じる。また、EOS M5やEOS Kiss MでのEVF使用時には、液晶モニターに触れることでAF測距点の変更が行える「タッチ&ドラッグAF」にも対応し、EVF使用時の操作性向上に一役かっている。
↑背面モニターは、3機種ともに可動式だが、最新のEOS Kiss Mが上下左右可動のバリアングル式なのに対し、EOS M5は上下チルト式、EOS M100は上方向への跳ね上げ式だ。この点では、縦位置撮影にも対応しやすい、EOS Kiss Mのバリアングル式が使いやすい
【画質比較】
画素数はほぼ同じながら、手持ちで夜景を撮るならEOS Kiss Mが有利
前述のように画素数などは3機種ともにほぼ同じ仕様となっているが、EOS Kiss Mでは、映像エンジンが新型になっており、画質の差も気になるところだ。そこで3機種での実写を行って比較してみた。
まずは通常撮影時の画質をチェックするため、3機種で同じシーンを撮影。いずれもISO100、ホワイトバランス:太陽光、ピクチャースタイル:スタンダードで撮影したが、3機種ともほぼ同じ結果となった(ここではEOS M5とEOS Kiss Mの作例を掲載)。この撮影結果を見る限りでは、EOS M5やEOS M100のほうが色鮮やかに感じられ、逆にEOS Kiss Mは階調が豊かに感じられるが、その差は極わずかだ。
↑EOS M5で撮影
↑EOS Kiss Mで撮影
続いて高感度時の画質をチェックするため、ISO25600でF8、1/200秒という条件で撮影。ホワイトバランスは太陽光に固定している。見比べてみると、差はわずかながら、EOS Kiss Mは暗部の色ムラが少ない印象。さらに拡張感度ながらISO51200も使えることを考えると、高感度での撮影はKiss Mがやや有利だ。
↑EOS M100で撮影
↑EOS M5で撮影
↑EOS Kiss Mで撮影
今回試した限りでは、同一条件での通常撮影においてはほとんど差はないと感じた。ただし高感度では、わずかながらEOS Kiss Mが色ムラなどが少なく、解像感も高い結果となった。作例ではISO25600で撮っているが、ISO6400以上を使って夜景の手持ち撮影などを行うなら、EOS Kiss Mが有利だろう。
【連写比較】
連写速度が最も速いEOS Kiss Mが良い……とは限らない!?
このほか、連写についても試してみた。こちらは、連写速度はEOS Kiss Mが速いものの、サーボAF(シャッターボタンを半押ししている間、被写体にピントを合わせ続けるAFモード)を使ってRAW+JPEGで高速連写できるのは約1秒であり、その点で2秒以上連写できるEOS M5のほうが有利に感じた。また、EOS M100は連写速度は遅いものの4秒以上の連写が可能で、速度は不足しがちだが、特に動きの速いものを撮るのでなければ実用上の不満は少ない。
キヤノンのミラーレスカメラは、EOS Kiss Mの登場で入門機から中級機の層に厚みが出て、ユーザーのレベルや使い方に合わせたカメラ選びができるようになったと感じる。
コンデジやスマホからのステップアップには、小型・軽量なEOS M100が扱いやすさの点で魅力的。中・上級者にはEOS M5や、今回は取り上げなかったが、EOS M5に近い操作性でEVFを外付け式としたEOS M6もある。そして、注目のEOS Kiss Mは、カメラを本格的に始めたい初心者や中・上級者のサブカメラにもぴったりだ。
また、予算に合わせたカメラ選びもしやすくなった。EOS M100の4万7570円というボディの実売価格(執筆時点)の安さは圧倒的で、EVFが必要なく、フルオートで気軽に撮影を楽しみたいならEOS M100がベストだろう。ほかの2機種を見ると、EOS M5の実売価格は9万7120円でEOS Kiss Mは7万9380円(ともにボディ)。2万円弱の差があり、高感度や4K動画撮影機能の搭載、最大143点のAF測距点などを考えると、EOS Kiss Mが非常にお買い得といえる。
とはいえ、M5にも上位機種ならではの良さがあり、今回チェックした高速連写時の実力のほか、外装の高級感や操作性の高さは、同社の一眼レフの中級機に準じたものであり、中級以上の一眼レフと併用しても違和感なく使える点はさすが。現時点で同社のEOS 80Dなどの中級一眼レフを使用していて、サブに小型一眼をと考えているなら、使いやすさの点でEOS M5という選択肢もあるだろう。ただ、その場合も同社の中級一眼レフには4K動画撮影機能搭載モデルは存在しておらず、4K動画撮影も楽しみたいという場合には、EOS Kiss M一択となる。
Bose「S1 Pro Multi-Position PA system」は「PA system」とされている通り、本来の主な用途は音楽ライブでボーカルや楽器の音を会場のお客さんに向けて届けるためのスピーカーシステムです。ボーカル+アコースティックギターやDJユース、ストリートやカフェといった比較的小規模なライブを想定。コンパクトでスタンド等を使わずとも自立で設置角度調整可能、オプションでバッテリー駆動にも対応と、その本来の主な用途での使いやすさやクオリティは改めて言うまでもありません。
↑「S1 Pro Multi-Position PA system」。実売価格は8万4240円。Boseストアおよび全国の楽器店で販売中
●ドライバー:9mmダイナミックドライバー●周波数特性:20Hz~20kHz●連続再生時間:約3.5時間●Bluetooth規格:Bluetooth 4.1 Class2(マルチポイント対応)●対応Bluetoothプロファイル:HFP、HSP、A2DP、AVRCP●対応コーデック:SBC●付属品:ノイズアイソレーション・シリコンイヤーピース(1種類/3サイズ)、キャリーケース、充電用USBケーブル(micro USB to USB-A)
↑こちらの作例では、絞り優先オートで露出補正を+1にして明るく仕上げた。レンズは、122㎜(195.2㎜相当)の望遠を使用して絞りをF8に設定。背景を適度にぼかしつつ、チューリップの花をシャープに写した。EOS Kiss Mは、ボタンやダイヤルが右手側に集中配置されているので、こうした細かい設定も行いやすい
「AIR PANEL LED THE SOUND」は、テレビのヘッドホン端子に付属のワイヤレス送信機をつなぐことで、音声をテレビと天井のシーリングライト搭載スピーカー両方から流すことができるもの。映画やスポーツ観戦で使えば、部屋が音で包まれ、臨場感溢れる映像が楽しめるのです。つられて自然と家族がリビングに集まり、同じ空間で同じ楽しみを共有できる、という寸法ですね。
キヤノン EOS 6D MarkⅡ EF16-35mm F4L IS USM(35mmで撮影) 絞り優先オート F5.6 1/200秒 WB:太陽光 ISO100
【その④思い切って寄って撮る】
手が届く位置ならマクロの視点で花の表情を捉える
手が届く位置(距離)の桜の花なら、当然“一輪だけ”を大きく写すことも可能である。そんな撮影に最適なレンズと言えば、やはりマクロレンズになる。今回の撮影では、広角、標準、望遠の、3本の高性能ズームレンズを持参しているが、ここではそのなかの標準ズーム「EF24-70mm F4L IS USM」に注目。「最短撮影距離0.2m・最大撮影倍率0.7倍」という、マクロレンズ並のスペックを備えているのである。ということで、この標準ズームのマクロ機能を利用して、淡紅色のサトザクラの花を大きく捉えることにした。
「Active HDR」技術を搭載し、映像が持つ明暗や色彩情報を再現。色彩情報の処理能力を高める「True Color Accuracy」技術により、BT.2020の広色域もカバー。色彩を忠実に描きます。【4Kチューナー:非搭載】【4K VOD対応数:2】【地デジ/BS・110度CS:各2】【HDMI入力端子4】●サイズ/質量:W1107×H705×D259㎜/12.7㎏
同社初の4Kテレビ。高輝度・広視野角なIPS液晶パネルを採用し、メリハリのある映像を再現します。オンキヨー製スピーカーを正面に配置し、4K対応のHDMI 2.0を4系統備えています。【4Kチューナー:非搭載】【4 K VOD対応数:0】【地デジ/BS・110度CS:各2】【HDMI入力端子:4】●サイズ/質量:W1105×H727×D246㎜/約11.8㎏
就職や転職で新しい住まいに移ったら、まずやるべきことはテレビの確保。最近はパソコンやスマホ、タブレットをテレビの代わりにしているという方も増えたと聞きますが、最新のテレビドラマや生放送のスポーツ番組をタイムリーに見られるのはテレビだからこその魅力です。ブルーレイレコーダーやプレーヤーをつなげば、いつでも好きな時にディスク系のコンテンツも楽しめ、グーグルのChromecastやアマゾンのFire TV Stick、アップルのApple TVなどの端末を使えば様々な動画配信サービスも手軽に楽しめます。休日はNetflixやAmazonプライムビデオ、dTVなどの動画配信サービスで映画やドラマ、アニメ三昧、なんていうのもいいですね。
Club PanasonicのLINE公式アカウントを友だちに追加すると、外からLINEで番組検索&録画予約できるのはありがたい! 録画予約を忘れたことで、それ以降見なくなった番組がいくつもあるので……。部屋が広くないため、ブルートゥーススピーカーやブルーレイ/DVDプレーヤー機能を備えるのもうれしいです。
ソニーマーケティングは、「ももいろクローバーZ」結成10周年を記念して、ウォークマンAシリーズ「MOMOIRO CLOVER Z 10th ANNIVERSARY MODEL –Hi-Res Special Edition-」をソニーストアで販売を開始しました。6月11日10時まで期間限定&数量限定販売で、価格は2万9880円(税別)。また、「ももいろクローバーZ」公式ファンクラブ「ANGEL EYES」でもファンクラブ会員限定で販売されています。
「MOMOIRO CLOVER Z 10th ANNIVERSARY MODEL –Hi-Res Special Edition-」は、10周年を記念した「ももいろクローバーZ」特別ロゴと「桃」と「四つ葉のクローバ」をあしらった「ももクロ」の家紋マークが本体背面パネルに刻印されているほか、ホーム画面のメニューアイコンや音楽再生時の操作ボタンなども「ももいろクローバーZ」の特別仕様になっています。
↑魚眼の独特な描写が楽しいM.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO。さらに、ボディがOM-D E-M1 MarkⅡ(2月28日公開のファームウェアVer.2.0以降を適用)なら、新規機能の「Fisheye補正」によって、歪みのない3種類の画角の超広角レンズとしても使用できる
↑4本レンズで、ボディ内手ブレ補正機構とレンズ内手ブレ補正機構をシンクロさせる「5軸シンクロ手ブレ補正」が可能になるボディは、前述のとおりM-D E-M1 Mark ⅡとPEN-F。あとは、ファームウェアVer.4.0を適用したOM-D E-M1と、ファームウェアVer.2.0を適用したE-M5 Mark Ⅱも可能