この春ハイレゾ&スポーツ始めたい人に! パナソニックからお手軽価格のイヤホン3種登場

パナソニックは、手軽にハイレゾを楽しめるエントリークラスのイヤホン「RP-HDE1」と、防水仕様のBluetoothイヤホン「RP-BTS55」「RP-BTS35」を2018年4月20日より発売します。

 

ハイレゾ入門にオススメなエントリーイヤホン

「RP-HDE1」は、耳への装着時に前方と後方を支えるダブルホールド形状を採用し、安定した装着感を実現。耳にぴったりフィットして、高い遮音性を発揮します。

 

また低域から高域までクリアに再生する新設計の11mm径HDドライバーを搭載し、ハイレゾならではの解像感と明瞭感のある音質を実現しています。

 

ラインナップは、5色のカラーバリエーションを用意する「RP-HDE1」に加え、スマホでの使用に便利なマイク/リモコン付きの「RP-HDE1」も用意。用途に応じて選ぶことができます。実売予想価格は、HDE1が5000円前後、HDE1Mが6000円前後。

 

【SPEC】
●インピーダンス:18Ω●音圧感度:110dB/mW●再生周波数帯域:5Hz~40kHz●最大入力:200mW●質量:約14g(ケーブル含む)●付属品:イヤーピース(S/M/Lサイズ)、 コードアジャストホルダー

 

スポーツにぴったりな防水イヤホン

「RP-BTS55/BTS35」は、IPX5相当の防水設計を採用したスポーツ向けのワイヤレスイヤホン。耳の形に合わせて変形可能な「フレキシブルイヤークリップ」を採用し、激しい動きでも外れにくく安定した装着性を実現します。

 

上位モデルの「RP-BTS55」は、暗い場所で光って装着者の視認性を高める「ブルーエッジLEDライト」を搭載。また、ケーブルに搭載したリモコンを操作することで、スマホなどに搭載された音声アシスタント機能を起動することが可能。選曲や電話の発信などをハンズフリー操作で行えます。

 

急速充電に対応し、15分充電で約70分再生可能。フル充電時には約6時間連続再生できます。Bluetoothコーデックは、BTS35がSBCのみ、BTS55はSBCとAACに対応しています。実売予想価格は、RP-BTS55が1万円前後、RP-BTS35が8500円前後。

 

【SPEC】
●再生周波数帯域:18Hz~20kHz●対応コーデック:SBC(BTS55のみAAC/SBC)●付属品:イヤーピース(S/M/Lサイズ)、 USB充電ケーブル(0.1m)、キャリングケース(BTS55のみ)

 

この春より新生活をスタートし、ハイレゾ音源を聴いてみたり、ジョギングなどのスポーツを始めたりすることをお考えの方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

イヤホン・ヘッドホンが最大2000円引き! AWAとe☆イヤホンのコラボ企画がスタート

サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス「AWA(アワ)」は、イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」と提携し、「e☆イヤホン」全店でAWA登録した人に購入額から最大2000円割引となるキャンペーンを開始しました。

 

このキャンペーンは、e☆イヤホンの全6店舗(秋葉原店、秋葉原カスタムIEM専門店、SHIBUYA TSUTAYA店、名古屋大須店、大阪日本橋本店、梅田EST店)に設置されている専用QRコードをスマホで読み取って、「AWA」のStandardプランに会員登録を行うと、購入した商品から最大2000円が割引されるというもの(※)。

※:割引金額は、1万円以上の購入で2000円の割引、5000円以上は1000円の割引、3000円以上は600円の割引となります。また、割引の適用には店頭に設置されている専用のQRコードから、AWAのStandardプランへの登録が必要となります。

 

さらに、現在「AWA」に初めて登録すると、通常1か月の無料お試し期間が、3か月無料で利用できるので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。

 

サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス 「AWA(アワ)」は、2015年5月にサービスの提供を開始し、配信楽曲数は4300万曲、著名人およびユーザーが作成したプレイリスト数は約1000万件におよびます。2016年11月には、「オフライン再生」を除くすべての機能が月額無料で利用できる新「Freeプラン」を発表し、楽曲のショートバージョンをクロスフェードで再生できる新機能「ハイライト再生」も追加され、累計ダウンロード数は1500万ダウンロードを突破(2018年1月10日時点)。また、2017年12月に発表された、Google Play発表「ベスト オブ 2017」日本版にて、アプリの中で頂点となる「2017年 ベストアプリ」を受賞し、名実ともに国内最大規模の音楽ストリーミングサービスとなっています。

 

「AWA(アワ)」アプリの詳細
推奨環境:<スマホ版>iOS 9.0以降、Android 6.0以降
<PC版>Windows 7, 8, 8.1, 10 (32/64bit)、Mac OS X 10.9 Mavericks以上
<埋め込みプレイヤー> Google Chrome (最新版)、Microsoft Edge (最新版)、Safari (最新版), Internet Explorer 11以降
価格:Standardプラン(月額 税込960円)/ Freeプラン(月額 無料)

ケーブル×フィルター交換で好みの音に! 4way5ドライバーのハイレゾ対応イヤホンAKG「N5005」

ハーマンインターナショナルは、オーストリアのオーディオブランド「AKG(アーカーゲー)」より、5ドライバーユニット搭載4wayイヤホン「N5005」を3月30日に発売します。直販価格は9万9880円。

 

「N5005」は、AKG初のハイレゾ/リケーブル/耳掛け式装着に対応した「N40」の技術に加え、フラッグシップモデル「K3003」のサウンドを継承したハイレゾ対応の4way5ドライバー搭載のイヤホン。高音質と優れたデザインを兼ね備えた「Nシリーズ」のリファレンスモデルとなります。

 

中高音域用にバランスド・アーマチュア(BA)ドライバー4基、低音域用に9.2mm径ダイナミックドライバー1基の合計5基を搭載したハイブリッド方式を採用。さらに、接続する機器や音楽の特性に合わせ、自分好みの音質に調整ができる「メカニカル・チューニング・フィルター」を搭載。4種類のメカニカル・チューニング・フィルターにより低音域、中音域、中高音域、高音域の調整が可能です。

 

チューニング用フィルターは、シンバル、ピアノ、ヴァイオリンなどの高音域をクリアに表現する「HIGH BOOST(ハイ・ブースト)」、ボーカルを豊かにする「MID-HIGH BOOST(ミッド・ハイ・ブースト)」、中庸なサウンドバランスを実現する「REFERENCE (リファレンス)」、ベースやドラムの低音域を増強する「BASS BOOST(バス・ブースト)」と、透過性の異なるフィルター4種類から自由に付け替えられます。

 

また、サウンドバランスのチューニングは、フラッグシップモデルの「K3003」と同様に、音質劣化につながる電気的なネットワークを一切搭載せず、アコースティックに調整。振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する「ベンチレーション・システム」も備え、広々とした空間表現を実現しています。

 

装着方法は耳掛け式で、ケーブルを交換できるMMCX端子のリケーブルにも対応。ケーブルは、リモコン付きツイストケーブル(3.5mmステレオミニ)、ツイストバランスケーブル(2.5mmステレオミニミニ)、Bluetoothケーブルに加えて、日本仕様には、AKG純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」(3.5mmステレオミニ)を追加で同梱。プレーヤーや使用シーンに応じて使い分けが可能です。

 

ツイストケーブルの導体には高純度OFCを採用。Bluetoothケーブルは、接続すれば約8時間のワイヤレス再生が可能なBluetoothイヤホンとして利用可能となります。純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」は、汎用性が高い3.5mmのストレートケーブルで、さらなる音質向上を目指し、ケーブルの導体に高純度6N-OFCを採用。信号の伝送ロスや歪みを抑え、低音域から高音域にいたるまでN5005の性能を最大限に引き出します。

 

名門ブランドから満を持して登場したリファレンスイヤホンで、ワンランク上のポータブルミュージックライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

【SPEC】
●インピーダンス:18Ω●音圧感度:99dB/mW■再生周波数帯域:10Hz~40kHz●質量:約11.4g(ケーブル含まず)●付属品:イヤホンケーブル3種(リモコン付ツイストケーブル、ツイストバランスケーブル、Bluetoothケーブル)、AKG純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」、メカニカル・チューニング・フィルター4種、イヤチップ(XS/S/M/L) 、スピンフィットイヤチップ(S/M/L)、専用キャリングケース、フライトアダプタ、クリーニングツール、USB充電用ケーブル、シリアル番号プレート

机の上がライブホールに!? ACROのデスクトップオーディオは音が目の前に浮かぶような臨場感

アーティストのライブやコンサートに足を運ぶと、音楽は耳だけでなく、全身で音のシャワーを浴びながら聴いているから気持ちいいんだということに気がつくものです。柔らかなハーモニーに包まれたり、重低音が腹の底を突き上げてくるような体験に、思わず涙したり、コンサート会場で踊り出してしまったという方も多いのでは。

 

そんな音楽を聴くことによって得られる感動を、CDやレコード、音楽ファイルを聴きながら手もとでも再現してみたくなるもの。でも、イヤホンやヘッドホンは没入感こそ得られるけれど、音が体にぶつかってくるような迫力がいまひとつと感じるかもしれません。そんなふうに感じている方は、ぜひ一度スピーカーを使って音楽を聴いてみてほしいと思います。音楽をカラダに浴びながら、まるでライブやコンサートの会場に迷い込んでしまったようなリアリティが自宅にいながら再現できるはず。音楽が部屋いっぱいに満たされると、自然と音楽ソースの「品質=クオリティ」にも耳が気が付くようになります。「ハイレゾはCDよりもさらに高音質」といわれていますが、ハイレゾが再生できるスマホでは実感が沸かなかったという方も、スピーカー再生だと意外にあっさりと「いい音」がわかってしまった、なんてこともよく聞く話です。

 

ただし、スピーカー再生にも弱点はあります。まずポータブルオーディオプレーヤーとヘッドホン・イヤホンの組み合わせに比べると、再生機器を置く場所がどうしても必要に。マンションにお住まいの場合など、環境によっては夜中に大きな音を鳴らせない場合もありますね。そして、これから初めてスピーカー再生環境を導入するという方にとっては、自分の好みに合う製品をあれこれ吟味するプロセスは楽しいと感じる反面、次第にそのプロセスが面倒に感じられてしまう気持ちもわかります。

 

まとめると、「コンパクトに置けて」「大きな音が出しづらい夜にも楽しめる」「おすすめのアンプとスピーカーの一体型システム」があればいうことなしですよね。そこで今回、おすすめしたい最適な製品があります。Astell&Kernのデスクトップオーディオ向け新シリーズ・ACROのDAC内蔵アンプ「L1000」(直販価格11万9980円/発売中)と、スピーカーシステムの「S1000」(ペア12万9980円/3月24日発売)です。

 

↑DAC内蔵アンプ「L1000」

 

↑スピーカーシステム「S1000」

 

あのAKが手がけるACROシリーズとは?

Astell&Kernといえば、もう国内では人気も定着したハイレゾ対応ポータブルDAPの先駆者的ブランドです。2012年の秋に発売されたブランド初のハイレゾ対応ポータブルDAP「AK100」はいまや伝説の銘機。最近ではコンパクトで、カジュアルにハイレゾ再生が楽しめるスタンダードモデルの「AK70 MkII」も人気ですね。そのAstell&Kernが本気でチャレンジしたデスクトップオーディオシステムがACROシリーズです。

↑AK70 MkII

 

アンプのL1000は、最先端のハイレゾ音源を高品位な音で再生できる旭化成エレクトロニクスのハイエンドDAコンバーター(DAC)チップ「AK4490」を内蔵。左右のチャンネル用に1基ずつDACチップを乗せたことで、分離感が鮮明で滲みのないステレオ再生が楽しめます。ハイレゾ音源のファイル形式はリニアPCM系から、滑らかなアナログライクな音が特徴といわれているDSDと呼ばれる形式まで様々に分かれています。L1000は現在あるメジャーなハイレゾ音源のほぼすべてをサポートしているので、一度導入すれば長くメインのデスクトップオーディオシステムとして活躍してくれます。

 

夜間の音楽リスニングにも最適なヘッドホン出力も装備。通常の3.5mm/3極、6.3mm/3極の端子はもちろん、左右のチャンネルセパレーションに富んだ高音質なバランス接続の音が楽しめる、2.5mm/4極、4極XLRのバランス出力端子まで備えに抜かりなし。ベストコンディションでヘッドホン・イヤホンリスニングが楽しめます。

 

背面のスピーカー端子は汎用性の高い形状としています。本稿ではデザインや音の作り込みをピタリと合わせた、同じブランドのACROシリーズのS1000をレコメンドしていますが、他社のスピーカーを組み合わせてもOK。アンプの斜めにスラントしたデザインと、大型のダイヤルボリュームは本体をデスクトップに置いたときの操作性を一番に考え抜いています。

 

アンプに組み合わせるプレーヤー機器は今回MacBook Airを使っています。もちろんWindowsのノートPCと組み合わせてもOKです。アンプの背面にあるmicroUSB端子にUSBケーブルで接続します。Astell&KernのポータブルDAPをはじめ、USBオーディオ出力に対応する、スマホも含むポータブルオーディオプレーヤーとUSBケーブルでつないでプレーヤに保存した音楽を聴くこともできます。

 

スピーカーはサイズマッチを図ったS1000が今回の推しモデルです。アルミニウム製のエンクロージャー(本体ボックス)もスタイリッシュな佇まいがL1000によく合います。高域用のトゥイーターは19mm、中低域用のフルレンジドライバーは50mmで、ともにデンマークScanSpeak社の高音質スピーカーユニットを搭載しています。筐体をバスレフ構造にすることで、低音域を効果的に増幅します。再生周波数帯域は高域が40kHzに到達するハイレゾ対応。

 

スピーカーとしても、ACROシリーズ以外のアンプと自由に組み合わせが選べるように汎用的なスピーカー端子を採用しています。

 

アンプをUSBケーブルでMacBook Airに接続して、アンプとスピーカーの間はスピーカーケーブルにつなぐだけ。アンプに電源を入れれば再生準備は完了です。

 

ヘッドホンでは体験できないリアリティ

実際にハイレゾ音源を再生してみたところ、コンパクトで省スペース設計なのに、まるでコンサートホールにいるように感じてしまうほど豊かな広がり感が味わえました。ワイドな音の広がりには限界が感じられません。クラシックのオーケストラを聴くとホールのイメージが浮かんできます。ボーカルの定位が鮮明で、目をつぶるとすぐ側にアーティストが立って歌をうたっているように思えてしまうほど、音に生々しいリアリティがあります。

 

高品位なトゥイーターの効果によるものなのか、ピアノや金管楽器の煌めき感も非常にリッチです。弱音も音の粒がしゃきっと立っているので、立体的な演奏を体で感じながら聴く醍醐味が味わえます。

 

コンパクトなサイズのスピーカーなので低音の量感は少し控えめに感じられましたが、音の芯がしなやかで、打ち込みのインパクトがとても強いので力不足にはまったく感じません。クリアに突きぬけるようなEDMやポップス系の楽曲の軽やかさは、むしろこのアンプとスピーカーのペアにしか出せない魅力といえるかもしれません。

 

イチオシはやはりボーカルものの楽曲でしょうか。声に窮屈さがなく、艶っぽさが匂い立つような余韻を楽しむことができました。ふだんはジャズやポップスの女性ボーカルものを中心に聴いているという方には必聴のシステムです。

 

いま自宅にアンプを搭載していないパッシブタイプのスピーカーがあるという方は、まずはL1000から導入して、愛用しているスピーカーでPCによるデスクトップ再生環境を構築するところから始めてみてはいかがでしょうか。もし将来、よりパフォーマンスの高いスピーカーや、いま使っているものと音の違うスピーカーを試してみたくなっても、L1000と組み合わせることができる発展性が確保されています。もしスピーカーも新たにということであれば、デザインマッチや省スペース設置ができるACRO S1000の導入を検討する価値があります。正面だけでなく、上下左右から心地よい音楽に包まれるスピーカーリスニングの醍醐味を、ぜひ多くの方々に味わってみてほしいと思います。

 

USB出力搭載でデジタル録音もできる! ティアックのダブルカセットデッキ「W-1200」

ティアックは、2つのカセットを入れ替えながら再生や録音が楽しめるダブルカセットデッキ「W-1200」を3月下旬に発売します。実売予想価格は4万9800円前後(税抜)。

 

W-1200は、ワンウェイ(片道走行)カセットメカを2基搭載したダブルデッキに、マイクミキシング機能やUSBデジタル出力を備えたカセットデッキ。カセットデッキとしての基本性能とデジタルオーディオ時代にマッチしたインターフェースを備えたカセットデッキを目指して開発されました。手持ちのカセットテープ・ライブラリーの再生だけでなく、カラオケ用途や会議の音声議事録作成、パソコンでのデジタル録音にも対応するなど、幅広く活用することができます。

 

ダブルデッキはテープの複製が簡単なワンタッチダビング機能に対応。2本のテープに同時録音できるパラレル(同時)録音機能も搭載しています。また、ワンタッチで4秒間、または無音録音部分を任意の秒数で作成できるREC MUTE機能も搭載。シビアな録音に欠かせないレベルメーターを搭載したFLディスプレー(ディマー機能付き)を内蔵しています。

 

カセットテープは、ノーマルテープ(タイプⅠ)、クロームテープ(タイプⅡ)の録音再生に加え、メタルテープ(タイプⅣ)の再生も可能。再生時にテープヒスノイズを低減するノイズリダクションシステム(Dolby B NR相当)や、±12%のピッチコントロール機能(TAPE 1の再生時のみ)も備えています。

 

カセットテープの音声をパソコンでデジタル録音できるUSB出力端子や、カラオケやアナウンス用途に便利なマイクミキシング機能付きマイク端子を装備。様々な用途に使用できます。

 

近年、レコードをはじめとするアナログオーディオが見直されており、カセットテープも静かなブームとなっています。新品のカセットデッキはいつまで入手できるかわからない貴重なアイテムですので、この機会にぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

新生Aurex第2弾はカセットテープの音声もハイレゾ化してしまうCDラジカセ「TY-AK1」

東芝エルイートレーディングは、カセットテープやCDの音源もハイレゾ相当の高音質で再生できるCDラジオカセットレコーダー「TY-AK1」を3月下旬に発売します。実売予想価格は2万7000円前後(税抜)。

 

↑TY-AK1(サテンゴールド)

 

Aurexシリーズ第2弾となる本製品は、「様々な音源をハイレゾ音質に。」をコンセプトに、ハイレゾ音源を楽しめるほか、カセットテープやCDの音源もハイレゾ相当にアップコンバートして再生。SDカードとUSBメモリーへの録音や、ワイドFM(FM補完放送)対応のにも対応しています。

 

また、カセットデッキを省き、BluetoothとPC接続に対応した「TY-AH1」(実売予想価格2万2000円前後)もラインナップ。こちらは4月下旬の発売予定。

↑TY-AH1(ブラック)

 

「TY-AK1」は、コンパクトなサイズのボディに40kHz以上の高域が再生可能な2ウェイスピーカーと、実用最大出力40Wのデジタルアンプを搭載しており、SDカードとUSBメモリーのハイレゾ音源を忠実に再現します。現行機種の「AH1000」では96kHz/24bitの音源まで対応していましたが、本製品では、音楽CDの約6.5倍の情報量をもつ192kHz/24bitの音源にも対応。スタジオ原曲に近い高音質で、今までとは違う鮮明で躍動感まで表現することが出来ます。

 

さらに、CDやMP3などの圧縮音源(非ハイレゾ音源)を圧縮する過程で失われたデータを補完することで、音質をハイレゾ音源相当の周波数帯域と高解像度音源に変換する機能を搭載。CD、MP3、ラジオだけでなく、カセットテープ(「TY-AK1のみ」までの音源の変換も可能になり、現在の音源にだけでなく、昔聞いていた音楽も最新の音質でよみがえります。

 

また、テープ再生切替により、これまでのノーマルテープに加えて、ハイポジションテープ(TYPEII)再生にも対応しています。

 

本体には移動に便利な大型ハンドル、リモコンが付属しているので、いつでも気軽に快適に好きな音源の音楽を楽しめます。カセットテープやCDをSDカードまたはUSBメモリーへ録音することや、ラジオのタイマー予約録音、カラオケも楽しめる機能も備えたAurexのCDラジカセ「TY-AK1」を、ぜひチェックしてみて下さい。

3000円台の「ハイレゾイヤホン」は使える? ステップアップに最適なパイオニア「SE-CH3T」ミニレビュー

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、ハイレゾ音源の再生に対応したパイオニアブランドのカナル型イヤホン“CH3”「SE-CH3T」を3月9日に発売します。実売予想価格は3400円前後(税抜)。カラーはブラック、ゴールド、レッド、ピンク、シルバーの5色をラインナップしています。

 

CH3は、ダイヤモンドよりも硬いといわれる“グラフェン”を振動板にコーティングした5.5mmマイクロドライバーを搭載。ハイレゾ音源に対応する伸びのある高域から躍動感のある低域までの広帯域再生を実現しています。

 

また、精密切削によるアルミニウム製筐体により、ドライバーから発生する不要な共振を抑制し、クリアな中・高音とタイトで迫力ある低音を実現。筐体にはアルマイト処理を施し、金属ならではの輝きのある高い質感を表現しています。

↑アルミニウム筐体に5.5mm径のマイクロドライバーを搭載

 

スマホでの通話が可能なコントロールBOX付ケーブルを採用。プラグはL字型の3.5mm4極プラグで、リケーブルには対応していません。一般的な装着方式に加え、耳かけ式のオーバーイヤースタイルにも対応しています。

 

【保存版】ソニー超定番ヘッドホン「MDR-1AM2」はどこまで進化した? シリーズ新旧3モデルを比較&レビュー

ソニーからハイレゾ対応のポータブルヘッドホン「MDR-1AM2」が発表されました。過去に発売された“MDR-1シリーズ”の系譜を辿りながら、特に現行モデルの「MDR-1A」と比べたデザインと機能性、そして音質がどのように変わったのか比較してみたいと思います。

↑ソニーのハイレゾ対応ポータブルヘッドホンの新旧モデルを比較してみた。右側が3月10日に発売される「MDR-1AM2」。左が「MDR-1A」↑ソニーのハイレゾ対応ポータブルヘッドホンの新旧モデルを比較してみた。右側が3月10日に発売される「MDR-1AM2」。左が「MDR-1A」

 

ソニーのハイレゾ対応ポータブルヘッドホン「MDR-1」シリーズの系譜を辿る

ソニーのハイレゾ対応ポータブルヘッドホンの歴史は2012年10月に発売された「MDR-1R」に始まります。筆者も本機を長らく愛用してきたユーザーの1人です。当時は2~3万円前後のなかなかお手ごろな価格で愛機を購入したように記憶しています。まだいまほどハイレゾ対応の機器やソフトが多くなかったため、MDR-1Rは音質とポータビリティ、そしてコストパフォーマンスのバランスがよいポータブルリスニング用のハイレゾ対応ヘッドホンとして目立つモデルでした。ヘッドホンのデザインについては音質とともに色々と好みが分かれるところだと思いますが、筆者はシンプルで高級感も醸し出していたMDR-1Rのルックスも気に入って購入を決めました。

↑MDR-1R↑MDR-1R

 

MDR-1Rは発売後に好評を得て、めでたくシリーズ化される運びとなりました。2013年秋には「MDR-1R MkII」が発売されましたが、こちらはパッケージに同梱するケーブルの組み合わせを変えたマイナーチェンジ版でした。続く2014年10月に発売された後継機「MDR-1A」で大きくアップデート。ドライバーユニットを大胆に改良して、再生周波数帯域はMDR-1Rの4Hz~80kHzから、MDR-1Aでは3Hz~100kHzに拡張されています。そしてバランス接続に対応したのもMDR-1Aからでした。本機は現在、大手家電量販店などで2万円台前半ぐらいの価格で買えるので、まさしく狙い目の時を迎えているヘッドホンです。

↑MDR-1A↑MDR-1A

 

そして2015年3月にはMDR-1AをベースにしたBluetoothワイヤレスヘッドホン「MDR-1ABT」が発売されました。本機はBluetoothでハイレゾ相当の高品位なワイヤレスリスニングが楽しめる「LDAC」のコーデックに初めて対応したヘッドホンとしてマイルストーンになりました。本体にDACとアンプ、バッテリーなど色々と内蔵しながらワイヤードのMDR-1Aと変わらないポータビリティを実現した点も見逃せません。

 

“M2(マークツー)”はMDR-1Aと比べてどこが進化したのか?

MDR-1Aの発売から約3年半を迎えて、3月10日に発売される最新モデル“M2(マークツー)”はどこがアップデートされたのでしょうか。音やデザインなど細かく見ていきましょう。

 

まず気になるデザインですが、並べてみるといくつかの大きな違いが見えてきます。今回は互いにシルバーのカラーバリエーションを用意。新モデルのM2はハウジングだけでなく、イヤーカップのハンガーやヘッドバンドのスライダーまでマットなシルバーになって全体に落ち着いた印象を受けます。ヘッドバンドやイヤーパッドの外皮はブラウンからライトグレーになり、全体に統一感のあるシングルトーンとしています。スライダーの素材がステンレスからアルミニウムに変わったのは軽量設計も重視したためでもありますが、おかげで全体的にクールなルックスに。ただ、トラディショナルなオーディオ機器らしいMDR-1Aのほうが見た目には好みという方もいると思います。

↑ルックスを比較してみると、MDR-1AM2はトーンが落ち着いた印象。MDR-1Aはブラウンとシルバーのツートンカラーになる↑ルックスを比較してみると、MDR-1AM2はトーンが落ち着いた印象。MDR-1Aはブラウンとシルバーのツートンカラーになる

 

↑ヘッドバンドのスライダー部分も左側MDR-1Aの煌びやかなステンレスに対して、MDR-1AM2ではマットな質感のアルミニウムに変更されている↑ヘッドバンドのスライダー部分も左側MDR-1Aの煌びやかなステンレスに対して、MDR-1AM2ではマットな質感のアルミニウムに変更されている

 

新しいM2では本体がMDR-1Aよりも38gも軽くなって、200gを切る約187gに質量を抑えています。手にとって比べると違いは明らか。筆者はポータブルヘッドホンは軽いことが正義だと信じていますので、これはプラスの機能改善と受け止めていますが、もしかするとハイレゾ対応ヘッドホンとしてはこの軽さが頼りないと感じる人もいるかもしれません。そこはぜひ音を聴いて実力で判断して欲しいと思います。

 

せっかくこんなに軽くなったのだから、本体をコンパクトに折り畳めるコラプシブル設計も採用して欲しかったところ。WH-1000XM2のように小さく畳むことができたら限られたバッグのスペースがもっと有効に使えそうです。ただMDR-1シリーズのようなプレミアムモデルが“折り畳める”ことについては賛否が分かれそうです。

 

本体が計量化されたことで装着感が格段に良くなりました。やはりポータブルヘッドホンにとって軽さは大事。MDR-1AM2は音楽を聴いているあいだ、ヘッドホンを身に着けていることを忘れさせてくれます。MDR-1AM2はイヤーパッドがMDR-1Aよりも若干薄くなっているように見えますが、これは中のクッション素材を最適化したことによるもの。長時間身に着けていると素材が耳まわりにゆっくりと馴染んでくるような素材に変わっています。

↑イヤーパッドは右側のMDR-1Aのものは耳の裏側の厚みを変えて音漏れを少なくしている。かといってMDR-1AM2の遮音性が低いわけではなく、装着していると徐々に耳にフィットしてくるような新しいクッション素材に変更されている↑イヤーパッドは右側のMDR-1Aのものは耳の裏側の厚みを変えて音漏れを少なくしている。かといってMDR-1AM2の遮音性が低いわけではなく、装着していると徐々に耳にフィットしてくるような新しいクッション素材に変更されている

 

↑イヤーカップのサイズ感を比較。搭載されているドライバーユニットの口径は同じだが、右側MDR-1Aの方がイヤーカップが若干大きく見える↑イヤーカップのサイズ感を比較。搭載されているドライバーユニットの口径は同じだが、右側MDR-1Aの方がイヤーカップが若干大きく見える

 

耳のまわりをグッとグリップするようなMDR-1Aの着け心地に比べると、だいぶ自然なフィット感が得られます。耳の後ろ側のイヤーパッドを厚めに設計したMDR-1Aは、確かに音漏れがとても少なかったものの、夏が近づくとイヤーパッドに熱がこもる感じもありました。M2のイヤーパッドは外皮の触感がサラッとしていて、スティッチ(糸の縫い目)が耳のまわりに当たらないように縫製も工夫しています。

 

機能性については前回、MDR-1AM2の単体レビューで紹介した通りですが、ケーブルが本体着脱式で、対応するリケーブルと交換して好みの音が探求できます。MDR-1AM2の商品パッケージには3.5mm/4極のリモコン付ステレオミニケーブル(アンバランス接続)と、バランス接続用として4.4mm/5極端子のケーブルが同梱されています。どちらも長さは約1.2m。ウォークマンとスマホ、据え置き型のヘッドホンアンプなど色んな製品との組み合わせを買ってすぐに楽しめるのが特徴です。

 

専用のキャリングポーチが少し固めのナイロン素材から、MDR-1AM2では柔らかいナイロン素材に変更されています。ポケットの内側はフリースのようになっているのでヘッドホンの外装に余計な傷が付くことはないと思います。ただ、MDR-1Aまでの固めのポーチの方が筆者は信頼が置けて好みでした。

↑左側がMDR-1Aのキャリングポーチ。外側の素材が少し固めだったが、MDR-1AM2のポーチは柔らかくなっている↑左側がMDR-1Aのキャリングポーチ。外側の素材が少し固めだったが、MDR-1AM2のポーチは柔らかくなっている

 

「1AM2×1A×1R」歴代モデルと音を聴き比べてみる

肝心の音質を比べてみます。MDR-1AM2とMDR-1Aのほかに、筆者が使い込んできたMDR-1Rも用意しました。リファレンスのポータブルオーディオプレーヤーはハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX300」。3.5mmアンバランス接続のケーブルで聴いた音を比べています。

↑左端に用意したのがシリーズの初代モデルMDR-1R。MDR-1AM2(中央)、MDR-1A(右端)と音を聴き比べた↑左端に用意したのがシリーズの初代モデルMDR-1R。MDR-1AM2(中央)、MDR-1A(右端)と音を聴き比べた

 

ジャズのビッグバンドの演奏を聴いてみます。「ルパンIII世 PART IV オリジナル・サウンドトラック」から「ルパンIII世のテーマ 2015」では、MDR-1Aの熱のこもった低音のうねりが炸裂。足場がどっしりとして安定感あふれる演奏を楽しめます。同じ曲をMDR-1AM2で聴くと、中高域の見晴らしが良くなったような印象を受けます。反対に低域は少し細くなったようにも感じますが、芯の強さは変わらず。何より低音の切れ味とスピード感がグンと増しているので、よりいっそう緊張感のあるスリリングなサウンドに包まれる手応えがあります。アグレッシブなジャズ、ロックやダンスミュージックにとても良く合いました。

20180220-i01 (11)↑MDR-1AM2はZX300とトーンが統一されている

 

ライブ録音の作品はMISIAの「星空のライヴIII@山中湖シアターひびき」から「Everything」を聴いてみました。MDR-1Rは、今になって最新のモデルと比べてしまうと情報量や音の広がり感がイマひとつのように感じられてしまいました。それほどMDR-1Aから最新モデルのM2までステップアップしていく段階で、情報量の豊かさ、細かな音の一粒ずつにフォーカスが合う解像度の高さが実感できました。ボーカルはハイトーンがとても伸びやかで、細かいニュアンスが自然と飛び込んでくるので、アーティストとの距離感が一段と間近に感じられます。1Rから1A、M2にヘッドホンをスイッチしていくと、まるでとコンサートホールの遠くの席から徐々にアーティストの目の前のプラチナ席に場所を移りながら聴いているようでした。

 

最新モデルのMDR-1AM2で一番品質が向上したと感じる部分はボーカルの表現力です。最近のポータブルオーディオのトレンドに合わせて、自然さを損なわない範囲でボーカルや楽器のメロディラインを前に張り出したようなフレッシュな音に仕上がっています。声の繊細なニュアンスが浮き彫りになってリアリティが高まっています。筆者はふだんから“歌もの”の曲ばかり聴いているので、どちらかと言えばM2の進化は大歓迎です。

 

MDR-1シリーズには、初めてその音を聴いたときの鮮やかさと豊かな情報量のインパクトが毎日使い続けるうちに深く馴染んできて、やがてこの音以外に満足できなくなってしまうようなユーザーを惹きつける不思議な力があります。まるで主食のご飯、パンのようなヘッドホンといえるのではないでしょうか。ハイレゾ以外の音源を聴く時にもその実力は十分に発揮されます。シリーズ最新モデルのMDR-1AM2は間違いなくこの春、要チェックのヘッドホンです。

 

 

紛失が怖くて使えそうもない! 146個のダイヤをあしらった完全ワイヤレスイヤホンが当たるソフトバンクセレクション10周年キャンペーン

スマホアクセサリーのトータルブランド「SoftBank SELECTION」は、ブランド設立10周年を記念し、オーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」の完全ワイヤレスイヤホンに146個のダイヤモンドをあしらった限定モデル「GLIDiC SoundAir TW-5000 Diamond Edition(非売品)」を2名にプレゼントする「SoftBank SELECTION 10周年記念SNSキャンペーン(3月)」をスタートしました。

20180305-i02 (4)↑GLIDiC SoundAir TW-5000 Diamond Edition

 

この限定イヤホン「GLIDiC SoundAir TW-5000 Diamond Edition」は、イヤホン本体と充電ケースに合計146個の天然ダイヤモンドをあしらったもの。左右のイヤホンのボタン部分と充電ケースの GLIDiC ロゴの部分に合計0.6カラット分のダイヤモンドを使用し、ダイヤモンドを固定する台座部分もK18のホワイトゴールドを使用したゴージャスでラグジュアリーな特別モデルです。

20180305-i02 (1)↑左右イヤホンのボタン部にダイヤモンドをあしらっている。台座部は18Kのホワイトゴールド

 

20180305-i02 (2)↑充電ケースのブランドロゴ部にもダイヤモンドを贅沢に使用

 

応募方法は、3月31日までのあいだにSoftBank SELECTIONの公式SNSアカウント(TwitterもしくはInstagram)をフォローして、ハッシュタグ「#SBS10」と「#ダイヤモンド GLIDiC」を付けて、10年前の思い出を投稿するだけ。抽選で、2名に「GLIDiC Sound Air TW-5000 Diamond Edition」のほか、「10万円分のドリームジャンボ宝くじ」や「10万円分のQUOカード」など豪華賞品が当たります。

20171130-i06 (1)

 

SNSをフォローするだけで誰でも気軽に応募できるキャンペーンですので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

特設ページ:https://www.softbankselection.jp/special/10th/tw-5000de/

プリングルズの「絶対もらえる」キャンペーン第4弾! 今年は“振動スピーカー”が当たる

成型ポテトチップス「プリングルズ」は、“FUN(楽しさ・面白さ)”と“音楽”を融合した「プリングルズ『絶対もらえる!! 』スピーカーキャンペーン2018」を3月上旬よりスタートします。応募締切は6月30日まで。

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本キャンペーンは、毎年開催している「絶対もらえる!!」キャンペーンの第4弾。今年の景品は、空き箱などに乗せるだけで缶や箱がスピーカーに早変わりする振動スピーカーです。デザインは、プリングルズ販売開始50周年を記念した日本限定特別版で、黄金色のMr.Pのデザインを採用。また、アンプ・電池ボックスは1989年まで使用された初代Mr.Pがデザインされています。

↑振動スピーカー↑振動スピーカー

 

↑↑初代Mr.P

 

対象商品の中ぶたを19枚を集めると、必ず手に入れることができる本キャンペーン。いましか手に入らない、ゴールデンMr.P振動スピーカーで音楽を楽しんでみてはいかが?

 

その他画像

 

【SPEC】
サイズ:スピーカー W50×H55×D50mm、アンプ・電池ボックス W37×H65×D17mm
質量:約50g
出力:標準 2W、最大3W
電源:1.5Vアルカリ単4電池×3個(別売)
入力端子:3.5mm径ミニプラグ

サッとまとめてポケットにしまえる! やわらかエラストマー素材使用のワイヤレスイヤホン「C7wireless」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのBluetoothイヤホン「C7wireless」(SE-C7BT)を3月上旬に発売します。カラーはカーマインレッド、シャンパンゴールド、アルパインホワイト、オールブラックの4色展開で、実売予想価格は6500円前後(税別)。

20180301-i01 (2)↑カラーは4色展開

 

SE-C7BTは、エラストマー製ネックバンドによる快適な装着感と、ワントーンデザインを採用したBluetoothイヤホン。筐体部(ハウジングとベース)に剛性の高いアルミニウムを使用することで、不要な振動を抑制するとともに、強磁力希土類マグネットを使用した8mm径ドライバーの迫力ある再生音により、クリアでタイトな高音質再生を実現します。

 

柔らかいエラストマー製ネックバンドは滑り落ちにくく、装着時の快適さを実現します。コンパクトに本体をまとめることができ、ポケットやバッグなどに簡単に収納が可能。

20180301-i01 (1)↑簡単にまとめて収納可能

 

また、首元に操作ボタンとマイクを装備しており、ボリュームのアップ/ダウンやトラックの送り/戻し、着信やハンズフリー通話などの操作を簡単に行うことができます。

↑操作ボタンを搭載↑操作ボタンとマイクを搭載

 

そのほか、スマホに届くメールやSMS、様々なメッセンジャーサービス、さらにカレンダー、ニュースといったいますぐ知りたい情報の通知を読み上げることができる音声読み上げアプリ「Notification App」に対応。ワイヤレス再生などを楽しみながら、スマホの画面を見ることなく外部からの情報を音声で確認することができます。

 

またNFC機能を搭載したBluetooth対応のスマホや携帯電話、DAPなどを本機にかざすだけで簡単に接続ができるため、保存した楽曲などをワイヤレス再生で手軽に楽しむことができます。

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連続通信は最大7時間(音楽再生時間を含む)。BluetoothのコーデックはSBC/AACに対応しています。耳の大きさに合わせて選べる4サイズのイヤーチップが付属。

 

トレンドの“ワントーンデザイン”を採用した「C7wireless」は、ネックバンド・コードやイヤホンチップとの一体感があり、ファッション性も備えています。カジュアルに使えるワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

これ見ないでテレビ買っちゃダメ! 国内メーカー5社のオススメモデルを一挙紹介

2018年は、2月の冬季五輪平昌大会を皮切りに、夏にはサッカーW杯ロシア大会が開催されるなど、大型スポーツイベントが目白押し。この機会に古くなったテレビを買い替えようとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、価格が下がったとはいえ、まだまだテレビは高額なアイテム。買い替え前には各社の製品を見比べながら選ぶことをオススメします。

 

そこで今回は、国内メーカー5社のオススメモデルをピックアップして紹介します。

 

パナソニック「ビエラ」はコレがオススメ!

パナソニックのVIERA(ビエラ)は、自発光型のプラズマテレビで培った技術を生かし、有機ELテレビをフラッグシップモデルとして位置づけています。ラインナップは、プレミアムモデルの「EZ1000」シリーズと、スタンダードモデルの「EZ950」シリーズの2モデルを用意。

 

2モデルの最も大きな違いはサウンド性能。EZ1000はサウンドバー型のアンダースピーカーが同梱されており、テクニクスによる音質調整が施された「Tuned by Technics」仕様となっています。

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4K有機ELビエラ EZ1000シリーズ

サイズ:77型(受注生産品)、65型

実売価格73万7500円(65型)

↑テクニクスのチューニングによるスピーカーを同梱↑テクニクスのチューニングによるスピーカーを同梱

 

EZ1000/950共通の仕様としては、プラズマテレビで培われた自発光方式のチューニングを生かした新・映像エンジン「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載していることや、高品位なHDR映像を楽しめる国際認証「ULTRA HD PREMIUM」を取得していること、映画館の質感を再現する「THX 4Kディスプレイ規格」を取得していることが挙げられます。

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4K有機ELビエラ EZ950シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格44万500円(65型)

 

2月下旬に発売されたばかりの「FX750」シリーズは、4K液晶テレビのスタンダードモデル。地震などによりテレビが設置面から離れる力が働くとテレビ台に吸着する新開発「転倒防止スタンド」を備えているほか、上位モデルと同じく映像エンジン「ヘキサクロマドライブ」を搭載しています。

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4K液晶ビエラ FX750シリーズ

サイズ:55型、49型、43型

実売予想価格23万4740円前後(49型)

↑FX750は新開発の「転倒防止スタンド」を搭載。万が一転倒しそうになってもテレビ台に吸着して転倒を防ぎます↑FX750は新開発の「転倒防止スタンド」を搭載。万が一転倒しそうになってもテレビ台に吸着して転倒を防ぎます

 

→ビエラ全モデルを紹介した記事はこちら

 

ソニー「ブラビア」はコレがオススメ!

ソニーのBRAVIA(ブラビア)は、有機ELテレビと液晶テレビのそれぞれにフラッグシップモデルを用意。どちらもソニー独自の技術が投入されたオリジナリティあふれるモデルとなっています。

 

4K液晶テレビのフラッグシップ機「Z9D」シリーズは、高密度に配置されたすべてのLEDバックライトをひとつずつ完全に独立駆動させ、細かい範囲で明暗を緻密にコントロールする「バックライト マスタードライブ」を搭載。細かく配置されたLEDがまるで自発光パネルのように見え、有機ELテレビに肉薄する美しいグラデーションや暗部表現を実現しています。

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4K液晶ブラビア Z9Dシリーズ

サイズ:100型(受注生産品)、75型、65型

実売価格59万8000円(65型)

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有機ELテレビ「A1」シリーズは、画面を直接振動させることで音を再生する「アコースティック サーフェス」という技術を搭載。これまでガラス管を振動板としたスピーカーシステムを開発してきた同社ならではの技術により、テレビの画面自体を振動させ、映像と音がリンクした臨場感のあるサウンドを体感できます。ベゼルを極限まで薄くし、スタンドが正面から見えないようにすることで映像だけが浮かんでいるような感覚を引き起こす独特のデザインも特徴です。

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有機ELブラビア A1シリーズ

サイズ:77型、65型、55型

実売価格59万5000円(65型)

20180130-i03 (3)↑画面を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス」技術

 

4K液晶テレビのスタンダードモデル「X8500E」は、超解像エンジン「4K X-Reality PRO」や広色域を実現する「トリルミナスディスプレイ」、さらなる高画質を実現する4K高画質プロセッサー「HDR X1」を搭載。リアリティー豊かな映像美を再現します。

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4K液晶ブラビア X8500Eシリーズ

サイズ:75型、65型、55型

実売価格14万6800円(55型)

 

→ブラビア全モデルを紹介した記事はコチラ

 

シャープ「アクオス」のオススメはコレ!

シャープのAQUOS(アクオス)は、業界初の民生用8Kテレビをラインナップしていますが、その8Kテレビと平行して開発を進めているのが、4K解像度のディスプレイで8K相当の画質を実現する「4K NEXT」シリーズ。これは、独自の「4原色技術」と「超解像技術」を融合することで、疑似的に縦横2倍の解像度を得るというもの。4Kディスプレイを使用するので、8Kテレビと比べて比較的安価に8K相当の高解像度を実現することが可能となります。

 

アクオス4K NEXTの「XG35」ラインは、地デジ放送も8K情報量で映像を再構成する「超解像・8Kアップコンバート」回路を搭載し、細部まで美しい映像を実現しています。また、「高演色リッチカラーテクノロジー」により自然でなめらかな色を表現。画面両サイドに独立型スピーカー(2.1ch 3ウェイ10スピーカー)を備えた「AROUND SPEAKER SYSTEM」により、広がりのあるサウンドを再生します。

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アクオス4K NEXT XG35ライン

サイズ:70型

実売価格:41万2500円

20180226-i06 (15)↑画素を分割駆動することで8K相当の画質を実現

 

4K NEXTと並び、同社の独自の技術が光るのが、AI(人工知能)技術の「COCORO VISION」。ユーザーがよく見る番組や時間帯をどんどん学習し、好きなジャンルの番組やよく見るタレントが出演する作品を音声で知らせてくれるなど、使い続けることで自分好みの提案をしてくれるようになります。

 

COCORO VISION対応モデルの「US5」ラインは、「4K-Master アップコンバート」機能やコントラストを高める「メガコントラスト(ダイナミックレンジ拡張)」機能を備えた「AQUOS 4K Smart Engine」により、精細で美しい映像を再生。広がりのあるサウンドを奏でる「AROUND SPEAKER SYSTEM」も備えています。

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アクオス4K US5ライン

サイズ:60型、55型、50型

実売価格:24万1800円(60型)

20180226-i06 (16)↑「COCORO VISION」は音声コミュニケーション機能も備える

 

同社の4Kテレビのハイグレードモデルとして位置づけられている「US45」ラインは、「AQUOS 4K-Master Engine PROⅡ」や「N-Blackパネル」などの高画質化技術を搭載。視聴位置に合わせて、画面角度を水平方向にを左右計約30度調節できる便利なスイーベルスタンドを採用しています。

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アクオス4K U45ライン

サイズ:60型、55型、50型、40型

実売価格:16万2000円(60型)

 

→アクオス4K全モデルを紹介した記事はコチラ

 

東芝「レグザ」のオススメはコレ!

東芝REGZA(レグザ)は、複数のチャンネルを24時間連続録画できる「タイムシフトマシン」機能を搭載していることが特徴(上位機種のみ)。地デジ最大6chを約80時間まるごと録画できるので(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを利用した場合)、個々の番組の録画予約をしなくとも、過去の番組欄から見たい番組を選ぶように視聴できます。

20180228-i02 (10)↑最大6ch分の番組を連続録画できる「タイムシフトマシン」機能

 

4K有機ELモデル「X910」シリーズは、有機ELテレビ専用に新たに開発した高画質処理エンジン「OLEDレグザエンジン Beauty PRO」を搭載。有機ELパネルの特徴である深い黒を生かしながら、HDR復元やローカルコントラスト復元により高輝度なきらめきを再現しています。ドラマや映画などをじっくり見たい人にオススメです。

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4K有機ELレグザ X910シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格:49万9880円(65型)

 

4K液晶テレビ「BZ710X」は、「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載した高音質モデル。臨場感のある重低音を再生する「バズーカウーファー」により、テレビのスピーカーとは思えない迫力のサウンドが楽しめます。さらに、付属のリモコンには専用の「重低音」ボタンを用意。好みのレベルに重低音を調整することができます。音にこだわる方にオススメのモデルです。

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4Kレグザ BZ710Xシリーズ

サイズ:55型、49型

実売価格:16万1000円(55型)

20180228-i02 (12)↑「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」搭載

 

4K液晶テレビのスタンダードモデル「M510X」は、テレビの正面にスピーカーを設置し、音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」を採用。タイムシフトマシン機能は備えていませんが、「タイムシフトリンク」機能により、レグザサーバーやタイムシフトマシン搭載レグザとLANケーブルでつなぐだけで録画した番組を視聴できます。搭載チューナー数は地デジ・BS/CSとも各3つで、別売のUSB HDDを接続することでW録画も可能です。

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4Kレグザ M510Xシリーズ

サイズ:58型、50型、40型

実売価格:12万5800円(58型)

20180228-i02 (15)↑音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」搭載

 

→レグザ全モデルを紹介した記事はコチラ

 

三菱電機「リアル」はコレがオススメ!

三菱電機のREAL(リアル)は、全モデルで録画用のHDDを内蔵していることが特徴。別途、レコーダーやUSB HDDを用意しなくても、テレビだけで録画が可能です。また、4K対応の「LS3」シリーズ以外は、すべてブルーレイレコーダーも内蔵。BDソフトの視聴や、HDDに録り貯めた番組のダビングまで1台で行えるという多機能ぶりです。

 

最上位モデル「LS3」シリーズは、4K液晶パネルを採用。また、バックライトには業界で唯一、色純度の高い赤色レーザーとシアン色LEDを採用。一般的な白色LEDバックライトには真似できない豊かな色彩となめらかな諧調を実現しており、最新のHDR映像においても高い輝度表現を可能にしています。

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4K液晶テレビ REAL LS3シリーズ

サイズ:65型、58型

実売価格34万2800円(58型)

20180131-i03 (10)↑業界唯一の「赤色レーザーバックライト」を採用

 

フルHDモデルの「MD9」シリーズは、内蔵HDDに加え、ブルーレイレコーダーも搭載。カーボンナノチューブ配合のDIATONE NCVスピーカーを搭載しており、クリアなサウンドが楽しめます。

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液晶テレビ REAL MD9シリーズ

サイズ:40型(フルHD)

実売価格12万5000円

20180131-i03 (5)↑BDレコーダーを内蔵する

 

スタンダードモデルの「BHR9」シリーズは、上位モデルにも採用される映像処理エンジン「DIAMOND Engine」や、鮮明で引き締まった映像を実現する「DIAMOND Panel」を搭載。また、リモコンでテレビの向きを調整できる「オートターン」機能も備えています。

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液晶テレビ REAL BHR9シリーズ

サイズ:40型(フルHD)、32型(HD)

実売価格9万5500円(40型)

↑オートターン機能↑オートターン機能

 

→リアル全モデルを紹介した記事はコチラ

 

このようにメーカー各社のテレビを比較すると、それぞれに個性的な機能を備えていることがわかります。特徴やスペックを確認して、自分の使い方にあったテレビを探してみて下さい。

 

録画で選ぶならレグザ一択! メーカー別テレビ全モデル比較【東芝編】

メーカー各社の薄型テレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。第5回目は、東芝REGZA(レグザ)の4K/フルHDモデルを一挙に紹介します。

 

圧倒的な録画性能「タイムシフトマシン」

レグザシリーズの特徴は、なんといっても複数のチャンネルを24時間連続録画できる「タイムシフトマシン」機能でしょう。一般的なテレビにも外付けHDDを利用した録画機能は備わっていますが、ほとんどが1~2ch分の録画のみ。タイムシフト対応レグザの場合は地デジ最大6chを数十時間まるごと録画できるので、個々の番組の録画予約をしなくとも、過去の番組欄から見たい番組を選ぶように視聴できます。「うっかり録画を忘れた」「録画していなかったが、放送後に話題になっていたので見たい」という場合でも、タイムシフトマシンなら対応できちゃいます。

20180228-i02 (10)↑最大6chを連続録画できる「タイムシフトマシン」機能がウリ

 

また、視聴中の番組以外に最大6つの地デジ裏番組を同時に表示できる「まるごとチャンネル」を搭載。番組を見ながら、ほかのチャンネルの放送も確認できます。

20180228-i02 (11)↑まるごとチャンネルのイメージ。視聴中の番組以外の番組を同時にチェックできる

 

これだけの録画機能を備えていれば、別途レコーダーを用意しなくてもいいので助かりますね。タイムシフトマシンに対応した外付けHDDは、東芝の純正品のほか、バッファローやアイ・オー・データ機器などのサードパーティー製も用意されています。

 

ただし、6chでは足りないという方や、BS/CS放送も録画したいなら、「レグザサーバー」と組み合わせるのもオススメ。録画の幅がより広がります。

20180228-i02 (13)↑レグザサーバー DBR-M590

 

2つのフラッグシップ

レグザのフラッグシップは、ソニーと同様、有機ELモデルと液晶モデルの2本立て。どちらかが上位という位置づけではなく、それぞれデバイスの特徴を活かした高画質をアピールしていく方針を示しています。

 

4K有機ELモデル「X910」シリーズは、有機ELテレビ専用に新たに開発した高画質処理エンジン「OLEDレグザエンジン Beauty PRO」を搭載。有機ELパネルの特徴である深い黒を生かしながら、HDR復元やローカルコントラスト復元により高輝度なきらめきを再現しています。ドラマや映画などをじっくり見たい人には、こちらの有機ELモデルがオススメです。

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4K有機ELレグザ X910シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格:49万9880円(65型)

地デジを4K解像度にアップコンバートする「地デジビューティPRO」や、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行う「熟成超解像」などの高画質化技術を搭載。人の肌の質感をリアルに再現する「美肌リアライザー」により、白とびを抑えて立体感のある肌色を演出します。タイムシフトマシン機能は、最大6chを約80時間録画可能(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを使用した場合)。

↑美肌リアライザーの効果により、人肌のきめ細かな質感や色合いが再現できる↑美肌リアライザーの効果により、人肌のきめ細かな質感や色合いが再現できる

 

一方、4K液晶にフラッグシップ「Z810X」シリーズは、パネルの全面にLEDを配置した「全面直下LEDバックライト」を採用。さらに、エリアごとに点灯値をきめ細かく制御する「直下型LEDハイブリッドエリアコントロール」により、引き締まった黒と高いピーク輝度を両立します。リビングなどの明るい部屋で日常的にテレビを視聴するのなら、明るい液晶モデルがオススメです。

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4Kレグザ Z810Xシリーズ

サイズ:65型、58型、50型

実売価格:34万1450円(65型)

4K液晶パネル用にチューニングした高画質処理エンジン「レグザエンジン Beauty PRO」を搭載。人間の脳を模した5層の「ニューラルネットワーク」による深層学習によって入力映像を高精度にシーン解析し、映像に応じて画質を自動調整する「AI深層学習シーン解析高画質」も搭載しています。パネルには外光の反射を抑え、深みのある黒を再現する「ハイコントラストブラックパネル」を採用。タイムシフトマシン機能は、最大6chを約80時間録画可能(2TBのタイムシフトマシン対応HDDを使用した場合)です。

20180228-i02 (14)↑外光の反射を低減する「ハイコントラストブラックパネル」

 

4Kモデルのラインナップは3機種

最上位機「Z810X」以外にも、レグザの4K液晶モデルは3機種をラインナップしています。

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4Kレグザ BZ710Xシリーズ

サイズ:55型、49型

実売価格:16万1000円(55型)

BZ710Xは「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載した高音質モデル。臨場感のある重低音を再生する「バズーカウーファー」により、テレビのスピーカーとは思えない迫力のサウンドが楽しめます。さらに、付属のリモコンには専用の「重低音」ボタンを用意。好みのレベルに重低音を調整することができます。音にこだわる方にオススメのモデルです。

20180228-i02 (12)↑「大容量バスレフボックス2ウェイスピーカー」を搭載

 

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4Kレグザ M510Xシリーズ

サイズ:58型、50型、40型

実売価格:12万5800円(58型)

M510Xは、テレビの正面にスピーカーを設置し、音が聴き取りやすい「クリアダイレクトスピーカー」を採用。タイムシフトマシン機能は備えていませんが、「タイムシフトリンク」機能により、レグザサーバーやタイムシフトマシン搭載レグザとLANケーブルでつなぐだけで録画した番組を視聴できます。搭載チューナー数は地デジ・BS/CSとも各3つで、別売のUSB HDDを接続することでW録画も可能です。

20180228-i02 (15)↑正面向きに設置される「クリアダイレクトスピーカー」はオンキヨーとの共同開発

 

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4Kレグザ C310Xシリーズ

サイズ:49型、43型

実売価格:8万9800円(49型)

C310Xは、4Kレグザのエントリーモデル。映像エンジン「レグザエンジン Beauty」を搭載し、地デジもネット動画も4K解像度で高精細に再生します。ゲームモードでは、プレイ時の画像処理の遅延時間を約0.83msecに短縮し、遅延の少ない快適なレスポンスで操作可能。タイムシフトマシン搭載機と接続して録画番組を視聴できる「タイムシフトリンク」機能を備えています。

 

2台目用として使いたいフルHD/HDモデル

寝室や子ども部屋などの2台目、3台目として活用するのにオススメなフルHD/HDモデルは3機種をラインナップしています。

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レグザ V31シリーズ

サイズ:40型(1920×1080ドット)、32型(1366×768ドット)

実売価格:5万9500円(40型)

V31は、映像エンジン「レグザエンジンファイン」を搭載。映像や文字をくっきり映す「地デジノイズクリア」や、ローカルエリアごとに映像を解析する「地デジ精細感復元」により、地上波デジタル放送をクリアな画質で視聴できます。地デジ、BS/CSチューナーは各3つずつ備え、番組を見ながら別の2番組をW録画可能。

↑映像エンジン「レグザエンジンファイン」↑映像エンジン「レグザエンジンファイン」

 

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レグザ S21シリーズ

サイズ:40型(1920×1080ドット)、32型(1366×768ドット)

実売価格:5万300円(40型)

S21は、地デジ放送を気軽に楽しめるシングルチューナー搭載。寝室などに設置するシンプルな液晶テレビが欲しい方にオススメです。別売のUSB HDDへの録画も可能。低遅延でゲームが楽しめる「ゲームモード」も備えているので、PCゲーム用モニターとして使うのも◎。

 

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レグザ S12シリーズ

サイズ:24型(1366×768ドット)

実売価格:3万9800円

S12は、自分だけのプライベートテレビとして使えるコンパクトモデル。安定感のあるローフォルムデザインを採用し、邪魔にならずにスッキリ置くことができます。ダブルチューナー搭載で、番組を見ながら裏番組の録画も可能(録画には別売のUSB HDDが必要)。よく使うボタンを大きくした、使いやすいシンプルリモコンが付属します。

 

各モデルの特徴や仕様を比較して、自分の用途に合った1台を選んでみて下さい。

 

同じアクオスでもこんなに違う! 4Kテレビ全モデル一挙比較【シャープ編】

メーカー各社の薄型テレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。第4回目は、液晶テレビの草分け的ブランドであるシャープAQUOS(アクオス)の8K/4Kモデルを一挙に紹介します。

 

シャープは8Kテレビをいち早く商品化

4K有機ELテレビをフラッグシップに据えているソニーやパナソニックと異なり、シャープは次世代の8K液晶テレビをいち早く商品化してフラッグシップとしています。8Kテレビの解像度は7680×4320ドットで、フルHDの約16倍という驚異の画素数! 2018年12月開始予定の8K実用放送に対応する唯一の民生用テレビとなっています(2018年2月現在)。

 

70型で約100万円という価格は、まだまだ一般消費者の手に届くものではありませんが、イベントで使われる展示ディスプレイや街頭サイネージとして利用が始まっており、実際にNHKなどでは8Kによる試験上映も行われています。4Kの次のスタンダードとして、8K映像を目にする機会も増えていきそうです。

20180226-i06 (1)↑8Kテレビはサイネージなどでの活用が始まっている

 

【8Kモデル】

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アクオス8K X500ライン

サイズ:70型

実売価格:97万2000円

実物が目の前にあるような「臨場感」や「実物感」、物体の奥行や膨らみなどの「立体感」をリアルに感じることができる8K解像度の液晶テレビ。「8Kマスターアップコンバート」機能により、フルHDや4Kコンテンツも高解像度化・高精細化処理を行い、よりリアルに再現します。高輝度映像を忠実に再現するHDR規格にも対応。

 

4Kモニターで8K相当の解像度を実現する「4K NEXT」

8Kテレビと並び、シャープが独自に開発を進めているのが4K解像度のディスプレイで8K相当の画質を実現する「4K NEXT」シリーズ。これは、独自の「4原色技術」と「超解像技術」を融合することで、疑似的に縦横2倍の解像度を得るというもの。4Kディスプレイを使用するので、8Kテレビと比べて比較的安価に8K相当の高解像度を実現することが可能となります。

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今後のことを考えて8K放送に備えておきたいけど、8Kテレビはまだ高い……という方にオススメ。いまから7~8年後を見据えて購入を検討してもよいでしょう。

 

【4K NEXTモデル】

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アクオス4K NEXT XU30ライン

サイズ:80型

実売価格:151万900円

世界初の「超解像・8Kアップコンバート」回路を搭載し、地デジ放送も8K情報量で映像を再構成。細部まで美しい映像を実現しています。また、「高演色リッチカラーテクノロジー」により自然でなめらかな色を表現。音質面では、ミッドレンジに加え高域を奏でるツィーターと豊かな低音を再現する低振動ウーハー「DuoBass」を組み合わせた2.1ch 3ウェイ6スピーカーシステムにより、臨場感のあるサウンドを実現しています。

 

LC-70XG35

 

アクオス4K NEXT XG35ライン

サイズ:70型

実売価格:41万2500円

XU30ラインと同様、「超解像・8Kアップコンバート」回路や「高演色リッチカラーテクノロジー」などの高画質化技術を搭載。このXG35ラインは、画面両サイドに独立型スピーカー(2.1ch 3ウェイ10スピーカー)を備えた「AROUND SPEAKER SYSTEM」により、広がりのあるサウンドを再生します。

↑↑広がりのある音を実現する「AROUND SPEAKER SYSTEM」

 

テレビが家族の一員になるAI技術「COCORO VISION」

シャープの4Kテレビは豊富なラインナップが特徴。そのなかでも、独自のAI(人工知能)「COCORO VISION」搭載モデルは、よく見る番組や時間帯をどんどん学習し、好きなジャンルの番組やよく見るタレントが出演する作品を音声で知らせてくれるなど、使い続けることで自分好みの提案をしてくれるようになります。

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また、人感センサーを搭載しているので、テレビの前に座るだけで自動でテレビがオンになったり、テレビの方から話しかけてくれたりすることも。まるでテレビが家族の一員になったかのような感覚を体験できます。

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【COCORO VISION搭載モデル】

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アクオス4K UH5ライン

サイズ:60型、55型

実売価格:28万2700円(60型)

人工知能が最適なAIoTサービスを届ける「COCORO VISION」を搭載。「4K-Master アップコンバート」機能やコントラストを高める「メガコントラスト(ダイナミックレンジ拡張)」機能を備えた「AQUOS 4K Smart Engine」により、精細で美しい映像を再生します。広がりのあるサウンドを奏でる「AROUND SPEAKER SYSTEM」も備えています。

 

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アクオス4K US5ライン

サイズ:60型、55型、50型

実売価格:24万1800円(60型)

UH5ラインと同様、AIがユーザーの好みを学習して最適な情報を提供する「COCORO VISION」を搭載。このUS5ラインは、音声を前方に導くリフレクター構造と前面開口構造の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」により、明瞭で聴き取りやすい音質を実現しています。

20180226-i06 (21)↑音を前方に放射する「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」

 

独自技術を備えた4Kテレビ

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アクオス4K XD35ライン

サイズ:60型

実売価格:23万5400円

XD35は、4Kモデルのフラッグシップに位置づけられている機種。「4K NEXT」モデルと同様に「超解像・8Kアップコンバート」回路を内蔵したテレビエンジン「X8-Master Engine」を搭載。入力された映像を内部で8K情報まで高めて画像処理することで、よりクリアな4K映像を実現します(8Kおよび8K相当表示はされません)。また、独自のUV2A技術による高コントラスト液晶パネルと、エリア毎に輝度調整が可能なLEDバックライトを組合せ、明暗の表現力を高める「メガコントラスト」技術も採用しています。

↑↑自然な輝きを再現する「メガコントラスト」技術を搭載

 

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アクオス4K XD45ライン

サイズ:55型

実売価格:23万3700円

XD45は、広がりのある音が楽しめる「AROUND SPEAKER SYSTEM」や、外光の反射を抑え引き締まった黒を実現する「N-Blackパネル」、コントラストを高める「メガコントラスト」といった高画質・高音質化技術を搭載。テレビエンジン「X8-Master Engine」こそ搭載していないものの、上位モデルであるXD35に迫る美しい映像を楽しめます。

 

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アクオス4K US4ライン

サイズ:70型

実売価格:34万1700円

US4は、4K液晶パネル専用のテレビエンジン「AQUOS 4K-Master Engine PROⅡ」を搭載した大画面モデル。外光の反射を抑え引き締まった黒を再現する「N-Blackパネル」を搭載するほか、エリアごとにLEDバックライトを制御する直下型LEDバックライトの採用により、高コントラストでメリハリのある映像を表現します。

↑↑低反射「N-Blackパネル」を搭載

 

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アクオス4K US45ライン

サイズ:60型、55型、50型、45型

実売価格:16万9800円(60型)

US45は、US4と同様、同社のハイグレードモデルとして位置づけられている機種。「AQUOS 4K-Master Engine PROⅡ」や「N-Blackパネル」などの高画質化技術が惜しみなく投入されています。また、視聴位置に合わせて、画面角度を水平方向にを左右計約30度調節できる便利なスイーベルスタンドを採用。スタンドを動かさなくても、視聴しやすい向きに向けることができます。

 

 

 

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アクオス4K U45ライン

サイズ:60型、55型、50型、40型

実売価格:16万2000円(60型)

低反射4Kパネルを装備したスタンダードモデル。HDR映像に対応するほか、豊かな色彩を再現する広色域技術「リッチカラーテクノロジープロ」(60型のみ)を採用しています。US45と同様、画面の向きを調整できる便利なスイーベル機構を備えています。

 

各モデルの特徴や仕様を比較して、自分の用途に合った1台を選んでみて下さい。

“歩きスマホ”はこれで卒業! 音声アシスト搭載でビジネスでもプライベートでも使えるボーズ「QC 35 II」

ボーズから、世界初となる音声アシスタント搭載ヘッドホン「QuietComfort 35 wireless headphones II」(QC 35 II)が登場しました。スマホを操作しなくても、音声だけで今日の予定や天気の読み上げなどに対応します。音質やノイズキャンセリング性能、装着感も高められ、あらゆる点においてプレミアムな1台となっています。

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ボーズ
QuietComfort 35 wireless headphones Ⅱ
実売価格3万9960円

SPEC●連続再生:最大20時間(電池切れしても付属のケーブルを接続してリスニング可能)●急速充電:15分間の充電で2.5時間再生●ケーブル長:音声ケーブル1.2m、充電用USBケーブル30.5cm●サイズ/質量:W170×H180×D81mm/234g

 

2016年に発売されたボーズの「QC 35」は、ワイヤレス&ノイズキャンセリングヘッドホンの定番モデル。そのQC 35が、「Googleアシスタント」搭載の“スマートヘッドホン”に進化しました。天気や予定の確認、音楽配信サービスなどが手軽に利用できますが、本機のメリットは「アクションボタン」を押すだけで使える点。「OK Google」などのウェイクワードが不要でアクセスもスムーズなので、昨今問題視されている「歩きスマホ」を卒業できます。

20180219-i05 (3)↑左のイヤカップにアクションボタンを搭載。これを押せば「OK Google」などのウェイクワードを口にする必要はない

 

↑右側にはマルチファンクションボタンを搭載。iPhoneユーザーならこれを押して Siriを呼び出すことも可能だ↑右側にはマルチファンクションボタンを搭載。iPhoneユーザーならこれを押してSiriを呼び出すことも可能

 

また、音質やノイズキャンセリング、装着感などヘッドホンとしての性能は従来機を踏襲。環境ノイズや、長時間リスニングによる聴き疲れなどからもユーザーを解放してくれるのです。

↑コンパクトに折りたたんで ケースに収納できる。バッグ に入れて持ち歩きやすく、出 張や旅行時もかさばりにくい↑コンパクトに折りたたんでケースに収納できる。バッグに入れて持ち歩きやすく、出張や旅行時もかさばりにくい

 

ビジネスでもプライベートでも頼りになる〝アシスタント〟に

例えばビジネスシーンでは、移動中に音楽を楽しみながら、思い立ったときにスマホに入力していた予定をサッと確認可能。電車の中やオフィスのデスクなど、左イヤカップのアクションボタンを押すだけで予定を読み上げてくれるので、周囲に人がいるなど「OK Google」と声に出しづらい場面でも便利に使えます(事前の設定が必要)。

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プライベートでは、外出前に今日の天気やニュースなどを素早くチェック可能。音声を聴きながら準備ができるので、約束の時間に遅れそうな時でもしっかり情報を確認できますね。

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QC 35 IIなら、ビジネスシーンでもプライベートでも、頼れるアシスタントがいつも耳元にいてくれているような気分に。ボタンを押すだけでアシスタントを呼び出せるのもうれしいですね!

 

QC 35 IIをもっとよく知るための4つのポイント

ここでQC 35 IIの性能をもっとよく知るための4つのポイントを整理しておきましょう。

 

その1.Googleアシスタントにより様々な機能を音声で利用

ウェイクワードは不要ですが、Google Homeなどの「Googleアシスタント」搭載デバイスと機能は共通。アクションボタンを押しながらリクエストすると、音声アシスタントが最適な答えを返してくれます。スマホを取り出すことなく様々な確認が行えるのがメリット。

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【Googleアシスタントで出来ること】

・お気に入りのプレイリストやアーティストの楽曲を再生

・電話を受けたりかけたりする

・リマインダーやイベントの読み上げ

・Googleカレンダーへ新しい予定を追加する

・SMSなど着信メッセージの通知と読み上げ

 

その2.業界最高クラスのノイズキャンセリングを実現

高性能なアクティブノイズキャンセリング機能を備え、音楽の世界に没入できます。ノイズキャンセリングレベルは高/低/オフに設定可能で、環境に応じて使い分けが可能。作業に集中したいときや安眠したいときなどは、音楽を再生せずにノイズキャンセリングだけ利用するのもオススメです。

↑ふかふかのイヤークッションと適度な側圧で、快適なリス ニングを楽しめる。軽量コンパ クトな設計なのもポイント↑本体に搭載するマイクで環境ノイズを検知し、逆位相の音を発して相殺。ボーズが開発したNC技術は進化を続けている

 

その3.軽量かつ上質な素材で快適な装着感

イヤークッションには耳触りの良い低反発フォーム素材を採用し、ヘッドバンドは適度なしなやかさ。長時間のリスニングでも耳が痛くなりにくいのが特徴です。頭部と接する部分には高級車のインテリアにも使われるアルカンタラ素材を用いるなど、質感にもこだわっています。

↑ふかふかのイヤークッションと適度な側圧で、快適なリス ニングを楽しめる。軽量コンパ クトな設計なのもポイント↑ふかふかのイヤークッションと適度な側圧で、快適なリスニングを楽しめる。軽量コンパクトな設計なのもポイント

 

その4.どんな音量でも豊かでクリアなサウンドに

独自開発のイコライザーを搭載し、どの音量でも高域から低域までバランスの取れた高品位なサウンドを楽しめます。静かなオフィスなどで音を小さくするときも、騒音の大きい街中などで音量を上げて聴くときも、同じように豊かでクリアな音質を堪能できます。

↑Bluetooth搭載のワイヤレ ス機だが、有線でもリスニン グ可能。航空機内のエンター テインメントなども楽しめる↑Bluetooth搭載のワイヤレス機だが、有線でもリスニング可能。航空機内のエンターテインメントなども楽しめる

 

QC 35 IIをプロがチェック!!

ここまでQC 35 IIの特徴をチェックしてきましたが、実際の使い勝手や音質はどうなのでしょうか。2人のプロが実機を使って細かいところまでチェックしてみました。

 

良バランスながらも中低域の力強さに富むサウンド(オーディオライター 山本 敦さん)

↑オーディオライター 山本 敦さん

「全体のバランスは整えつつも、中低域の量感、力強さに富んだサウンドが特徴。かといって余計な脚色はなく、長時間でも心地良く楽しめる音質は見事! ノイズキャンセリングは、立ち上げた際の効果が自然で、耳へのプレッシャーが非常に小さい点がうれしいですね」(山本)

 

Googleアシスタントはボタンからの立ち上がりが機敏(GetNavi本誌 オーディオ担当 川内一史)

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「周囲の目を気にしがちな日本人にとって、ウェイクワードの『OKGoogle(ねぇGoogle)』を発すること自体が高いハードル。ボタンひとつで音声アシスタントにアクセスでき、設定した通知を読み上げる本機は、真の意味で“スマート”です。立ち上がりも機敏でした」(川内)

 

プロも認める高性能で高音質なワイヤレスヘッドホンQC 35 IIの実力を、ぜひ店頭で手に取って試してみてはいかがでしょうか?

 

QC 35 II製品情報 https://www.bose.co.jp/ja_jp/products/headphones/over_ear_headphones/quietcomfort-35-wireless-ii.html?mc=26_DD_35_AH_00_GV_GV0001

【速報レビュー】ソニーの超定番ヘッドホンがリニューアル! 「MDR-1AM2」をウォークマンとXperiaで試してみた

ソニーからハイレゾ対応のポータブルヘッドホン「MDR-1AM2」が3月10日に発売されます。実売予想価格は3万円前後。カラーはブラックとシルバーの2色が用意されます。

 

今回は2012年に誕生した大ヒットモデル「MDR-1R」の系譜に連なるこの銘機の実力を、2回のレポートに渡って様々な角度から紹介したいと思います。第1回目のレポートでは、MDR-1AM2とハイレゾ対応のポータブルオーディオプレーヤー“ウォークマン”「NW-ZX300」や「Xperia XZ1」につないで実力を検証してみました。

↑ソニーのハイレゾ対応ポータブルヘッドホン最新モデル「MDR-1AM2」。2014年発売のMDR-1Aから約3年半ぶりのアップデートを遂げた↑ソニーのハイレゾ対応ポータブルヘッドホン最新モデル「MDR-1AM2」。2014年発売のMDR-1Aから約3年半ぶりのアップデートを遂げた

 

定番ヘッドホンがリニューアル

ソニーはノイズキャンセリング対応のBluetoothワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM2」や、ホームリスニングをメインに想定したフラグシップ“Signature”シリーズ「MDR-Z1R」など、ハイレゾ対応のヘッドホンに多彩なラインナップを揃えています。今年の3月に発売されるMDR-1AM2はポータブルオーディオプレーヤーやスマホと組み合わせればアウトドアでの音楽リスニングに活躍するだけでなく、室内でのオーディオ・ビジュアルコンテンツの鑑賞にも最適なオールラウンダー。ハイレゾ対応のプレミアムモデルながら、本体が軽量・コンパクトなので“ポータブルヘッドホン”と呼んでも差し支えないモデルです。

 

本機の原型となるハイレゾ対応ポータブルヘッドホンのMDR-1Rは、まだポータブルオーディオでハイレゾを聴くための製品やコンテンツが現在ほど充実していなかった2012年10月に発売されました。価格は30975円(税込)。“3万円のヘッドホン”と聞くと、ちょっと高いなと感じる方もいるかもしれませんが、ハイレゾというキーワードにピンと来る人がまだ少なかった頃にも関わらずMDR-1Rは今も銘機として語り継がれるほどのヒットモデルになりました。理由は色々と考えられると思いますが、敢えて大きな3つの要因を挙げるとすれば「音質」「機能性」「ポータビリティ」が優れていたことではないでしょうか。そのMDR-1RのDNAが、最新モデルのMDR-1AM2にどのような形で受け継がれているのでしょうか。

20180220-i01 (10)↑MDR-1R

 

バランス接続でいい音を満喫

「音質」の核心を支えるのはMDR-1Aから引き続き採用する40mm口径のHDドライバーユニットです。ドーム型のLCP(液晶ポリマー)振動板にアルミニウム薄膜をコーティングして、全帯域に渡るフラットなバランスを実現しています。再生周波数帯域はMDR-1Aから変わらず3Hz~100kHzをカバーしていますが、ボーカルの明瞭度が上がるように振動板のドーム部の剛性を高めています。

↑ハウジングの上部側面に通気孔を設けて、鋭く正確なリズム音を再現するビートレスポンスコントロールは歴代モデルから継承する高音質再生のための技術だ↑ハウジングの上部側面に通気孔を設けて、鋭く正確なリズム音を再現するビートレスポンスコントロールは歴代モデルから継承する高音質再生のための技術だ

 

ドライバーユニットを覆うグリルには数学の「フィボナッチ数列」という数の並び方から導き出したという、ひまわりの花のようなデザインを採用しています。編み目のサイズを均等にすることで、空気の伝搬がより滑らかになる効果が得られるというもので、フラグシップヘッドホンの「MDR-Z1R」にも採用されています。

↑イヤーカップの中をのぞき込むと花のような模様の「フィボナッチパターン」を採用するグリルが見える↑イヤーカップの中をのぞき込むと花のような模様の「フィボナッチパターン」を採用するグリルが見える

 

MDR-1Aと同じくオーディオプレーヤーやアンプとのバランス接続にも対応しています。多くのポータブルオーディオプレーヤーや、いまや音楽プレーヤーとしてもお馴染みのスマホには「アンバランス接続」に対応する一般的な端子が搭載されています。プラス極にアンプ(正相)からの音声信号、マイナス極にグランド/アースをそれぞれ伝送して、ヘッドホンの左右ドライバーユニットを合計2台のアンプ回路で動かす仕組みになっています。

 

対する「バランス接続」の場合は左右のグランド側にも逆相のアンプが接続されます。つまり片側のドライバーユニットを2台ずつ、左右で合計4台のアンプ回路を使って鳴らすという仕組みになっています。バランス接続の場合は個々のアンプにかかる負担が減るので、さらに余裕を持ってドライバーユニットを動かせるようになります。入力されたオーディオ信号に対する反応はより鋭く、正確さを増してくることは音を聴いても明らかなはず。グランド/アースを共有するアンバランス接続の場合と違って、左右チャンネル間の信号干渉が生まれないため、ステレオイメージの鮮度も高くキープされます。

 

アンバランス接続は多くの場合が3.5mmのステレオミニ端子を使いますが、バランス接続には色々な方法があります。いま最も広く普及しているのは「2.5mm/4極」の細めの端子ですが、最近ではソニーのウォークマンやヘッドホン・イヤホンの上位モデルを中心に通称“ペンタコン”と呼ばれる、端子が太く安定性に優れていて、音質面でも優位と言われる4.4mm/5極の端子によるバランス接続に対応する機器も増えてきました。

 

ケーブル交換で自分好みの音にカスタマイズができる

MDR-1AM2は、本体左側から片出しのケーブルが着脱交換できる「機能性」にも優れたヘッドホンです。本体パッケージには1.2mのアンバランス接続用ケーブルのほか、同じ長さの4.4mm/5極端子のバランス接続用ケーブルが同梱されています。ヘッドホン側の端子は3.5mm/4極のミニプラグ。ソニー純正のアクセサリーとして販売されている、米キンバーケーブルと共同開発した8芯編み構造のケーブル「MUC-S12SB1」などこだわりのアクセサリーと交換しながら、自分の好みに合わせて音をカスタマイズしていく深い楽しみも得られます。

↑ヘッドホンには2種類のケーブルが付属する。左側が4.4mm/5極のバランスケーブルの端子↑ヘッドホンには2種類のケーブルが付属する。左側が4.4mm/5極のバランスケーブルの端子

 

「ポータビリティ」についても、MDR-1Aからさらに進化しています。ケーブルを含まないヘッドホン本体だけの質量を比較すると、MDR-1Aは約225g、MDR-1AM2は約187gと38gも軽くなっています。その違いは手に持つとすぐにわかるほど明らか。ヘッドバンドのアームは素材をステンレスから軽量・高剛性なアルミに変更。部材の内側をくり抜いて空洞にする“肉抜き”処理も要所に織り交ぜて、ドライバーユニットもボイスコイルやポールピース、マグネットなど細かな部品を徹底的に軽量化しました。この軽さはふだんから長時間音楽を聴く人には大きな魅力に感じられるでしょう。

 

外観はカラーリングを落ち着きのあるマットなシングルトーンに統一。今回は「シルバー」のカラーバリエーションの実機を借りてみました。ヘッドバンドやイヤーパッドの外皮をブラウンからグレーに変更して、付属ケーブルの色も本体に合わせたクールなルックスに仕上げています。ブラックとともにウォークマン「NW-XZ300」と色を合わせたそうです。筆者はMDR-1Aのオーディオ製品らしいトラディショナルな外観と比べて、ずいぶん若返りした印象を受けました。ただ、ルックスは重厚感のあるMDR-1Aの方が好きだという人がいても不思議はないと思います。

↑こちらはシルバーモデル。カラーリングは明るいトーンのシルバーとライトグレーをコンビにした↑こちらはシルバーモデル。カラーリングは明るいトーンのシルバーとライトグレーをコンビにした

 

↑イヤーカップの色合いはマットに仕上げた。イヤーパッドとの接続部分にきらりと輝くクロームフィニッシュのパーツをレイアウトしている↑イヤーカップの色合いはマットに仕上げた。イヤーパッドとの接続部分にきらりと輝くクロームフィニッシュのパーツをレイアウトしている

 

ウォークマンとXperiaを組み合わせて音を聴いてみた

MDR-1AM2のサウンドを、まずはウォークマン「NW-ZX300」と組み合わせて、アンバランス接続とバランス接続の音を聴き比べてみました。楽曲は川本真琴のアルバム「ふとしたことです」から、『1/2』(ハイレゾ 96kHz/24bit)を選んでいます。

↑ウォークマン「NW-ZX300」のシルバーと色合いを統一している↑ウォークマン「NW-ZX300」のシルバーと色合いを統一している

 

アンバランス接続でも中高域の透明感や、特にボーカルの鮮度の高さは抜群によいヘッドホンであることが実感できます。低域はだぶつかず、スピード感も鮮やか。細かなリズム音まで立体感に富んでいて、息を呑むほど広い音場が展開します。音のない無音の一拍ずつから、演奏者の緊張感が肌に伝わってくるようです。

 

バランス接続のケーブルに変えてみます。NW-ZX300は本体トップの位置にアンバランスとバランス接続の端子を1基ずつ搭載していますが、それぞれに対応するケーブルをつなぐだけで面倒な本体設定も要らず、手軽にバランス接続の音が楽しめるプレーヤーです。

↑NW-ZX300は本体のトップにアンバランスとバランス接続用のジャックを搭載している↑NW-ZX300は本体のトップにアンバランスとバランス接続用のジャックを搭載している

 

バランス接続のサウンドはやはり芯が強くコシもしなやか。底力の違いを感じさせます。ピアノの演奏にいっそう熱がこもってきました。ウッドベースの低音はベルベットのように柔らかくてふくよか。エレキの乾いた旋律の余韻が気持ち良くいつまでも耳に残ります。そしてこれがフィボナッチグリルの効果なのか、アンバランス接続の時よりもボーカルの立体感がさらに一歩前に浮き出てきました。ハイトーンは抜けが爽やかで、余計な雑味を感じさせません。演奏者の息づかいまで間近に感じられるようになりました。もしこのプレーヤーとヘッドホンの組み合わせを手もとに揃えることができれば、バランス接続をメインで使うことをおすすめします。

 

最後にAndroidスマホの「Xperia XZ1」につないで、先ほどと同じ楽曲を聴いてみました。スマホと組み合わせて聴くMDR-1AM2のサウンドも歯切れ良く滲みなし。ボーカルのビブラートや息づかいの繊細な表情を浮き彫りにします。筆者の印象では、Xperiaシリーズのハイレゾ対応機は繊細なニュアンスの表現は得意ながら、出音のパワー感が足りないところがあるので、特に屋外で音楽を聴くと物足りなさを感じてしまうことがありました。MDR-1AM2との組み合わせで聴くと、スマホのボリュームをむやみに上げなくても、音楽のディティールが自然と見えてきました。イヤーパッドによる密閉感と遮音性能がとても高いことも奏功しているようです。

↑Xperia XZ1との組み合わせでも音質を検証した。アンバランス接続用のケーブルはシングルボタンのリモコン付き↑Xperia XZ1との組み合わせでも音質を検証した。アンバランス接続用のケーブルはシングルボタンのリモコン付き

 

なお本体に付属する3.5mm/4極のケーブルはシングルボタンのリモコン付き。Andoridスマホ、iPhoneともにレスポンスの良いリモコン操作と、クリアな音声通話ができます。もしリモコンなしの3.5mmステレオミニケーブルの方がベターということならば、ソニー純正のアクセサリーとして発売されているケーブル「MUC-S12SM1」も使えます。MDR-1A専用の交換アクセサリーはMDR-1AM2と互換性が確保されているので安心です。

 

ハイレゾじゃなくてもいい音が実感できる

最新モデルのMDR-1AM2は、SpotifyやApple Musicなどの定額制音楽配信の音源や、CDからリッピングしたお気に入りの楽曲も活き活きとした音で鳴らしてくれるヘッドホンです。いま手もとにハイレゾ作品は持っていないという方でも、本機の魅力は十分すぎるほど感じられるはず。遮音性能がとても高いので、アクティブノイズキャンセリングヘッドホンは苦手という方にもアウトドアで使い倒せるヘッドホンとしておすすめです。音楽の再生環境にはこだわりたいという方はとにかくぜひ一度は聴いてみて欲しいと思います。

 

iPhoneユーザーに最高のイヤホンはどれだ!? Lightningイヤホン人気5機種を3人のプロが聴き比べ

iPhone 7の登場以降、iPhoneシリーズからイヤホンやヘッドホンを接続するためのステレオミニジャックが省かれ、従来のイヤホンを利用するためには付属の変換アダプターを利用するか、Bluetoothなどのワイヤレス接続を行わなければならなくなりました。その後、オーディオメーカー各社からはLightning端子に直接接続できるLightningコネクタを採用したモデルが登場。徐々にラインナップも拡充し、好みのサウンドや機能を備えたモデルを選べるようになってきています。

 

そこで今回は、iPhoneで音楽を聴いている人にオススメな、Lightning端子を搭載したイヤホン5機種を紹介。3人のプロが各機種の音質や使い勝手をチェックしています。

 

【今回試した機種】

1.AKG「N20LT」

2.ラディウス「HP-NHL21」

3.1MORE「E1004」

4.パイオニア「RAYZ PLUS」

5.JBL「REFLECT AWARE」

 

レビューを行ったのは、オーディオライターの山本 敦さん、e☆イヤホン秋葉原店 店長の”ゆーきゃん”さん、編集部オーディオ担当の一條 徹の3人。いずれも、普段使用しているオーディオプレーヤーやスマートフォンを持参し、聴き込んだ音源を試聴しています。

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Lightningイヤホンのメリットは?

Lightning接続で音楽を再生する場合、従来のステレオミニ端子と違い、音楽データがデジタルのままiPhoneより出力されます。デジタル出力されたデータは、イヤホンに内蔵されたDACによってアナログ変換されアンプで増幅されたのち、イヤホンから音が再生されます。このため、LightningイヤホンはDAC/アンプを必ず内蔵しており、その多くが48kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応しています。

 

今回紹介しているラディウスの「HP-NHL21」やパイオニア「RAYZ PLUS」は、iPhoneに接続すると、一部有料のハイレゾ再生アプリが無料で使えるようになるので、iPhoneで手軽にハイレゾ再生が楽しめます。ハイレゾ音源を聴いてみたいけど、専用プレーヤーやポータブルアンプを購入するのはハードルが高いと思っている方は、はじめの1歩としてLightningイヤホンを選んでみてもいいでしょう。

 

また、Lightning端子からは電源の供給も行えるため、イヤホン側にバッテリーを搭載しなくともノイズキャンセル機能が使えるのも魅力。出かける前に充電しておく必要もなく、いざノイズキャンセル機能を使おうしたらバッテリー切れで使えなかった……ということもありません。

20180214-i05 (2)↑3人のプロが1機種ずつ試聴を行いました

 

1.人気モデルがLightning仕様に

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AKG「N20LT」(e☆イヤホン販売価格1万2519円)

●ドライバー :7mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 : 20Hz~20kHz●インピーダンス : 24Ω●感度 : 76dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC  : 48kHz/24bit対応

オーストリアのオーディオメーカーAKG(アーカーゲー)の人気機種「N20」をLightning端子仕様にしたモデル。振動板の振幅時に発生する背圧を最適化する「ベンチレーション・システム」搭載により、ワイドレンジ再生と広々とした空間表現を実現。装着性を高める「アングルド・イヤチップ構造」により、耳にしっかりフィットします。

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2.ハイレゾ再生アプリが無料で使える

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ラディウス「HP-NHL21」(e☆イヤホン販売価格2万6870円)

●ドライバー :13mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 : 5Hz~24kHz●インピーダンス : -●感度 :102dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC  : 48kHz/24bit対応

ドライバーの磁束密度を高める「High-MFD構造」により、低域から高域までキレのあるクリアなサウンドを実現。低音域の再現性を高めるバスポート構造も採用している。同社のハイレゾ再生アプリ「NePLAYER」と合わせて使えば、EQやサラウンド機能も利用可能。

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3.ノイキャン機能搭載のハイブリッド型イヤホン

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1MORE「E1004」(e☆イヤホン販売価格1万8980円)

●ドライバー :ハイブリッド型(10mm径ダイナミック+BA)●再生周波数帯域 : 20Hz~20kHz●インピーダンス : 32Ω●感度 : 110dB●ケーブル長 : 1.25m●DAC : ハイレゾ非対応

サウンドエンジニアのLuca Bignardi氏がサウンドチューニングを行った、ハイブリッド型ドライバー搭載モデル。独自のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、周囲の騒音を低減して音楽を楽しめる。ハウジングには耐久性の高いエアーチタンを採用する。

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4.音楽を聴きながらiPhoneの充電も可能

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パイオニア「RAYZ PLUS」(e☆イヤホン販売価格1万9310円)

●ドライバー :9.2mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 : 10Hz~22kHz●インピーダンス : 16Ω●感度 : 100dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC : 48kHz/24bit対応

世界初、音楽を聴きながらiPhoneを充電できる「チャージングポート」を備えたLightningイヤホン。省エネ性能に優れた第2世代モジュール「LAM2」を搭載し、iPhoneのバッテリーの消費を抑えて音楽を楽しめる。ノイズキャンセリング機能を備えるほか、周囲の音を内蔵マイクで拾って再生する「HearThru」機能も搭載。オンキヨーのハイレゾ再生アプリ「HF Player」も無料でフル機能を利用できる。なお、チャージングポートを省いた「RAYZ」(同1万4990円)もラインナップしている。

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5.スポーツにも使える防水仕様

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JBL「REFLECT AWARE」(e☆イヤホン販売価格1万9323円)

●ドライバー :14.6mm径ダイナミック型●再生周波数帯域 :10Hz~22kHz●インピーダンス : 16Ω●感度 : 97dB●ケーブル長 : 1.2m●DAC : ハイレゾ非対応

フィードバック方式とフィードフォワード方式を合わせた「ハイブリッド方式ノイズキャンセリング」により、高い精度のノイズキャンセリングを実現。周囲の音の聴こえやすさを3段階で調整できる「アンビエントアウェア」により、使用中も周囲の音を聴くことができる。IPX5相当の防水性能を備え、スポーツ時の汗や雨にも対応する。

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【結論】あなたに合ったイヤホンはコレだ!

それぞれ個性的な特徴を備えた5機種ですが、手軽にイイ音を楽しみたいなら価格が手ごろなAKG「N20LT」、ハイレゾ再生を手軽に楽しみたいなら再生アプリが無料で使えるラディウス「HP-NHL21」かパイオニア「RAYZ PLUS」、ノイズキャンセル機能を使いたいなら1MORE「E1004」、パイオニア「RAYZ PLUS」、JBL「REFLECT AWARE」の3機種、ジョギングなどでも使いたいなら防水性能を備えたJBL「REFLECT AWARE」がオススメです。ぜひ、e☆イヤホンの店頭で試聴してみて下さい。

 

イヤホン & ヘッドホン専門店 「e☆イヤホン」

今回、企画に協力頂いたe☆イヤホンは、東京・秋葉原、渋谷と、名古屋、大阪・梅田、日本橋の6店舗を構える国内最大級のイヤホン&ヘッドホン専門店。店内取扱アイテムは約2万4000点オーバーで、常時 新品約4000機種以上/中古約4000機種以上試聴が可能です。また、国内外のオーディオ製品の新品販売はもとより、独占先行取扱モデルや、オリジナル商品の企画/開発及び販売も行っているほか、修理やチューンナップ、中古買取/中古販売も実施。店内は、イヤホン & ヘッドホンのビギナーからハイエンドユーザーまで、幅広いユーザーで賑わっています。

↑e☆イヤホン秋葉原店(1F外観)↑e☆イヤホン秋葉原店(1F外観)

 

このほか、世界初のオーダーメイドイヤホン“カスタムIEM”の店舗も展開しており、耳型採取から対応可能。一般のユーザーをはじめ、プロミュージシャンや著名アスリートなど、多くの顧客に利用されています。

 

また同社が主催する大規模オーディオイベント「ポタフェス」も日本各地で開催。直近の「ポタフェス2017」(秋葉原)では、2日間の開催期間中、約5万6000人が来場するなど、盛況となっています。

 

e☆イヤホン 秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル4F
営業時間:11:00~20:00
休日:無休

http://www.e-earphone.jp

3000円でよさげなリケーブルが買えるだと!? 2.5mm/4.4mmバランス端子も選べるKINERA「CD001」

イヤホン・ヘッドホン専門店のe☆イヤホンは、独占販売モデル「KINERA(キネラ)」ブランドのMMCX交換ケーブル「CD001」を2月10日に発売しました。ラインナップは、一般的な3.5mm端子と、2.5mmバランス端子、4.4mmバランス端子の3モデル。価格はいずれも2980円です。

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CD001シリーズは、3000円台ながらダイナミック型とBA(バランスド・アーマチュア)型のドライバーを搭載したハイブリッド型イヤホン「Bd005E」に最適な交換ケーブル。ケーブル交換による音質の変化が楽しめるほか、手軽にBd005Eをバランス化することができます。

20170502-i02 (1)↑Bd005E

 

↑使用イメージ↑使用イメージ

 

ケーブルの線材には4芯シルバーコーティングワイヤーを採用し、主に高域再生の向上が図れるとのこと。また、金メッキ真鍮製のジャックとアルミ合金を使用したMMCX対応ピンを採用し、約3000円というお手軽な価格ながら、高級感のある外観となっています。

20180213-i01 (2)↑美しい銀色の線材が特徴

 

手ごろな価格の交換ケーブルですので、初めてのリケーブルやバランス化にオススメ! 汎用性の高いMMCX端子を採用しているので、Bd005E以外のイヤホンにも使えます。

 

 

ハイレゾデビューするならコレ! 定番「AKシリーズ」の血を受け継いだエントリーDAP「ACTIVO CT10」

電車の中や街中で耳にイヤホンを挿し、音楽を楽しんでいる若者たち--ほとんどの方がスマートフォンを使ってますよね。最近ではハイレゾに対応したスマホも増えてきてはいますが、まだまだMP3などの圧縮音源を聴いている人が多いのではないでしょうか。また、データ容量の大きいハイレゾ音源は、ただでさえストレージが不足しがちなスマホに入れるのは大変ですよね。

 

そこでオススメしたいのが、”音楽好きな若者にハイレゾ音源を楽しんでほしい”という思いで開発されたDAP(デジタルオーディオプレーヤー)「ACTIVO CT10」です。これは、ハイレゾ音楽配信サイト「groovers Japan」が立ち上げたオーディオブランド「ACTIVO」の第1弾となる小型のハイレゾ対応オーディオプレーヤー。若い世代でも手に入りやすい300ドル前後の価格帯で発売予定のこの製品、お値段はお手ごろでも音質は完全に本格派。なぜなら、高級オーディオブランド「Astell & Kern」によるモジュールが搭載されているからです。

↑ACTIVO CT10。ボディカラーはクールホワイト↑ACTIVO CT10。ボディカラーはクールホワイト

 

Astell & Kern製モジュール「TERATON」を搭載

ポリカーボネート製のラウンドしたフォルム、コンパクトで軽量なボディとカジュアルな印象を受ける「CT10」ですが、その音質は本気です。実はgroovers Japanと、AK70 MKIIやSP1000といったAstell & Kernブランドを展開するIRIVERとはグループ会社。つまり、Astell & Kernで培われた技術力がCT10にも生かされているのです。

 

CT10には、Astel l& Kernが開発した「TERATON」が初めて搭載されました。これはクロックジェネレータ、ヘッドホンアンプ、ハイエンドDACを一体型モジュールにしたもので、金属でシールドされているため外来ノイズをしっかりと遮断します。Astell & Kernは今後、パソコン、スマートフォン、カーオーディオ、ホームオーディオなどのメーカーにTERATONを販売する事業展開を予定しています。

 

TERATONに使われているDACは、シーラス・ロジック製の「CS4398」。Astell & KernのAK70、およびAK70 MKIIにも搭載されているDACです。

↑Astell&Kern製モジュール「TERATON」↑Astell & Kern製モジュール「TERATON」

 

↑「Astelll&Kern AK70 MKII」は日本限定カラー「Sunshine Red」と「Marine Blue」が発売されたばかり(画像はSunshine Red。参考価格8万1880円)↑「Astell & Kern AK70 MKII」は日本限定カラー「Sunshine Red」と「Marine Blue」が発売されたばかり(画像はSunshine Red。価格8万1880円)

 

クアッドコアでサクサクの操作感

ハイレゾへの一歩を踏み出せない理由として、プレーヤーの”ごつさ”を感じる人が多いようです。しかし、CT10のサイズは幅65.2×高さ93.2×厚さ15.5mm、重さは約112gと非常にコンパクト。気軽にハイレゾ音源を持ち歩くことができます。

 

イヤホン端子は3.5mmステレオミニ端子によるアンバランス出力のみ。AK70などに搭載されている2.5mmのバランス出力は省かれています。出力レベルは8Ωの場合22mW、16Ωの場合は36mW。SN比は115dBです。側面には再生/停止を行える物理ボタンがあり、バッグやポケットの中に入れたままで操作することができます。

↑天面にはイヤホン端子と電源ボタンがある↑天面にはイヤホン端子と電源ボタンがある

 

↑右側面のダイアルでボリュームを調整する↑右側面のダイアルでボリュームを調整する

 

本体の内蔵ストレージは16GB、microSDカードは最大256GBまで利用できます。バッテリー容量は2500mAh。バッテリー持ちを検証してみたところ、ハイレゾ音源の購入、ハイレゾ楽曲の再生などを続けて行った結果、約7時間動作しました。

↑左側面には再生/停止ボタン、曲送りボタン、microSDカードスロットがある↑左側面には再生/停止ボタン、曲送りボタン、microSDカードスロットがある

 

ハイレゾ音源の対応フォーマットは、PCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHzまで対応しています(DSDは、PCMへリアルタイム変換して再生)。

 

ディスプレイは3.4型のWVGA。CPUは4コアでサクサク動作します。上下左右からのスワイプでメニューを引き出し、タップで決定する操作は、スマートフォンと同じ感覚で使えます。

↑再生画面。左寄りにディスプレイが配置されており、右サイドにホームボタンがある↑再生画面。左寄りにディスプレイが配置されており、右サイドにホームボタンがある

 

↑上から引き出すと、Wi-FiやBluetooth、イコライザーなどのオン/オフができる↑上から下へ画面をスワイプすると設定画面が現れ、Wi-FiやBluetooth、イコライザーなどのオン/オフができる

 

↑左から引き出すと、様々なアプローチで楽曲を再生できる。設定もここから行う↑左から右へスワイプするとメニュー画面に

 

ネットワークに繋げるとさらに便利

ワイヤレス通信はWi-FiとBluetooth接続に対応しています。Wi-Fi接続により「groovers Japan」から直接ハイレゾ音源を購入できます。音楽ストリーミングサービス「TIDAL」にも対応していますが、現在のところ国内では利用できません。

 

また、DLNA Linkにも対応しており、同じWi-Fiに接続しているデバイスと連携することができます。例えば、スマートフォンと接続すると、スマートフォンからCT10の曲を再生したり、停止したりという操作が可能。スマートフォンで別の作業をしているとき、CT10に持ち替えることなくCT10の楽曲を操作できるのです。筆者は「kinsky」アプリを使いましたが、ほかのDLNAアプリだとボリューム調整も可能かもしれません。

↑iPhoneからCT10を操作しているところ↑iPhoneからCT10を操作しているところ

 

DSD対応のポータブルヘッドホンアンプを接続すれば、OTGケーブルを利用してDSDのネイティブ再生も楽しめます。パソコンとの接続でUSB DACとして使用することも可能。

 

CT10は”若い音楽ファン向け”とされていますが、その音質には妥協がなく、Astell & Kernの音作りのノウハウが生かされたサウンドとなっています。すでにハイレゾ対応のプレーヤーをお持ちの方でも、普段持ちのプレーヤーとして購入を検討してもいいかもしれませんね。

 

そしてもちろん、これからハイレゾにトライしたい方々にもスマートフォンライクな操作感、モバイル性の高さ、確実に非ハイレゾとは違う臨場感を体感できる点がオススメです。「ポタフェス2017 WINTER」で展示されたようなカラバリの展開も期待したいところですが、現在はまだ未定とのこと。価格も含め、今後も注目のデジタルオーディオプレーヤーです。

 

コレは夜ランの味方! JBL×アンダーアーマーのLED内蔵ワイヤレスイヤホン「UA SPORT WIRELESS FLEX」

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」とスポーツブランド「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」がコラボした、ネックバンド型Bluetoothイヤホン「UA SPORT WIRELESS FLEX」を2月16日に発売します。カラーはグレーのみで、直販価格1万4880円(税別)です。

20180201-i02 (3)↑UA SPORT WIRELESS FLEX

 

本機は、運動中でも快適に高音質を楽しめるワイヤレススポーツイヤホン。首元に快適にフィットし、激しく動いてもケーブルのずれやノイズを気にすることなく運動に集中することができます。

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ネックバンドには、3種類の点滅モードを選択して発光させられる「RunSafe LEDライト」を搭載しており、日没後や夜間のランニングなどの運動時の安全確保に活躍します。この3種類の点滅モードはマルチファンクションボタンを押すごとにモード変更可能で、運動中にも片手で簡単に点灯させることができます。また、マルチファンクションボタンの長押しでSiriやGoogle Nowの起動も可能。運動中でも声による操作で音量調整やミュートなどの操作が可能です。

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イヤホン部には、状況や好みに応じて選べるスタビライザー付きとスタビライザーなしの2種類のイヤチップを採用。運動中でもズレを気にすることなく、快適な装着感を体感できるデザインに仕上げています。また、生活防水よりもより強い防水機能(IPX5)に対応しており、大量の汗をかいても安心して使用できます。左右のイヤホン本体にはマグネットを内蔵しており、使用しないときはくっつけておけばネックバンドを取り外さずに快適に持ち運ぶことが可能です。

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約2時間の充電で最大約12時間のワイヤレス再生が可能なため、長時間のトレーニングでもバッテリー切れを気にすることなく使えます。また、時間がないときにも便利な急速充電機能に対応しているため、約5分の充電で最大約2時間の音楽再生が可能(使用環境により異なります)。ネックバンドには音量調整、曲の操作、通話が可能なマイク付リモコンを搭載しており、運動中や移動中でも簡単に操作ができます。

 

音質・装着感が高まったJBLとアンダーアーマーの新コラボモデル「UA SPORT WIRELESS FLEX」で、スポーツ中や外出時などあらゆるシーンで快適に上質なサウンドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

【SPEC】

●Bluetooth:バージョン4.1(伝送範囲:Class 2、通信距離10m、障害物がない場合)●対応プロファイル:A2DP v1.2, AVRCP v1.4, HFP v1.6, HSP v1.2●ユニット:8.6mm径ドライバー●周波数特性:10Hz~22kHz●対応コーデック:SBC●質量:約40g(本体のみ)●連続使用時間:約12時間 ●付属品:イヤチップ(S、M、Lサイズ3サイズ付属)※Mサイズ装着済み、ソフトカバー 2種(スタビライザー付き、スタビライザー無し)、充電ケーブル、MapMyRun 1年使用クーポン

BDレコ内蔵や「オートターン」機能で指名買い多数! 個性派テレビを狙うならココ【三菱電機編】

メーカー各社の薄型テレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。第3回目は、杏さんとオードリー・若林さん、戸田恵子さんのCMでおなじみの三菱電機REAL(リアル)を紹介していきます。

 

三菱は“録画テレビ”で攻める

三菱電機の液晶テレビのラインナップは現在4モデル(三菱電機ストア取扱モデルを除く)。他社に比べると少な目ですが、そのぶん個性的な機能を搭載して差別化が図られています。

 

まず注目したいのが、全モデルで録画用のHDDを内蔵していること。別途、レコーダーやUSB HDDを用意しなくても、テレビだけで録画ができちゃいます。レコーダーの接続やUSB HDDの設定が苦手という方には特にオススメです。また、4K対応の「LS3」シリーズ以外は、すべてブルーレイレコーダーも内蔵。BDソフトの視聴や、HDDに録り貯めた番組のダビングまで1台で行えるという多機能ぶりです。ブラウン管時代の「テレビデオ」を思い出しますね。

20180131-i03 (5)↑テレビにBDレコーダーを内蔵

 

独自のレーザーバックライトで鮮明な色を表現

また、三菱電機の液晶テレビといえば、忘れてはならないのが業界唯一となる「レーザーバックライト」です。いまではほとんどの液晶テレビのバックライトには白色LEDが使われていますが、三菱電機の4K対応モデル「LS3」シリーズには、色純度の高い赤色レーザーとシアン色LEDを採用したバックライトが用いられています。

20180131-i03 (10)↑レーザーバックライトの概要

 

同社の最上位モデル「LS3」シリーズは、このレーザーバックライトにより、ほかには無い豊かな色彩となめらかな諧調を実現しており、最新のHDR映像においても高い輝度表現を可能にしています。

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4K液晶テレビ REAL LS3シリーズ

サイズ:65型、58型

実売価格34万2800円(58型)

 

サウンド面では、三菱が誇るスピーカーブランド「DIATONE」の名を冠したサウンドシステムを搭載しており、サイドに配置された「シリンダー型サイドスピーカー」が立体感のある音を再生します。

20180131-i03 (6)↑シリンダー型サイドスピーカー

 

内蔵HDDは2TBで、最長2160時間の録画が可能。2番組を同時に録画しながら、さらにもう1番組視聴できる「3チューナー」搭載で、特番の多い改変期や年末年始も安心です。

 

三菱だけの「オートターン」が便利

フルHD/HDモデルは、いずれもBDレコーダー/HDD(1TB)を内蔵。また、リモコンでテレビの向きを変えられる人気の「オートターン」機能も搭載しています。

↑オートターン機能↑リモコン操作でテレビの向きを変えられる「オートターン」機能

 

上位モデルの「MD9」シリーズは、カーボンナノチューブ配合のDIATONE NCVスピーカーを搭載しており、クリアなサウンドが楽しめます。

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液晶テレビ REAL MD9シリーズ

サイズ:40型(フルHD)

実売価格12万5000円

 

前面に配置された2way4スピーカー(左右にツイーター+ウーファー各1基搭載)により、迫力のサウンドをハッキリ聴き取ることができます。

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スタンダードモデルの「BHR9」「BHR8/85」シリーズは、上位モデルにも採用される映像処理エンジン「DIAMOND Engine」や、鮮明で引き締まった映像を実現する「DIAMOND Panel」を搭載。映画やライブ映像などのBDソフトも高画質で楽しめます。

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液晶テレビ REAL BHR9シリーズ

サイズ:40型(フルHD)、32型(HD)

実売価格9万5500円(40型)

 

↑↑引き締まった画質を実現する「DIAMOND Panel」を搭載

 

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液晶テレビ REAL BHR8/85シリーズ

サイズ:50型、40型(フルHD)、32型(HD)

実売価格11万6400円(50型)

 

他社の薄型テレビにはない個性的な機能を搭載した三菱電機の液晶テレビは、「ブルーレイレコーダー内蔵」や「オートターン」などの機能を指名買いする人が多いとのこと。気になる機能があれば、ぜひ店頭でチェックしてみて下さい。

 

4Kテレビ購入を考えているアナタにおくるメーカー別全モデル比較【ソニー編】

メーカー各社の薄型テレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。前回のパナソニックVIERA(ビエラ)に引き続き、第2回目はソニーのBRAVIA(ブラビア)を紹介していきます。

 

独自のバックライト制御技術で液晶テレビを高画質化

前回紹介したパナソニックのビエラは、有機ELテレビをフラッグシップモデルとし、その下に4K液晶テレビやフルHD/HDモデルが続くラインナップとなっていましたが、ソニーは長年開発を続けてきた液晶テレビにもアドバンテージがあるとして、有機ELテレビと液晶テレビのそれぞれにフラッグシップモデルをラインナップしています。

 

それを体現しているのが、同社の4K液晶テレビのフラッグシップ機「Z9D」シリーズに搭載されている「バックライト マスタードライブ」という技術。これは、高密度に配置されたすべてのLEDバックライトをひとつずつ完全に独立駆動させ、細かい範囲で明暗を緻密にコントロールするというもので、2016年1月のCESで発表され話題を呼びました。

↑

 

従来から、バックライトをエリアごとに区切り、細かく駆動して画質を向上させる技術は活用されてきましたが、この「バックライト マスタードライブ」はLEDひとつひとつを個別に駆動させるという、これまでの常識を超えたバックライト制御を行うもの。細かく配置されたLEDがまるで自発光パネルのように見え、有機ELテレビに肉薄する美しいグラデーションや暗部表現を実現しています。

↑↑左が従来のエリア駆動のイメージ。これをひとつずつ個別に駆動するのが「バックライト マスタードライブ」(右)

 

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4K液晶ブラビア Z9Dシリーズ

サイズ:100型(受注生産品)、75型、65型

実売価格59万8000円(65型)

 

このほか、Z9Dには「X1 Extreme」という同社の最新プロセッサーが搭載されており、なめらかな映像を作り出す「Super Bit Mapping 4K HDR」やHDR非対応の映像をHDR化する「HDRリマスター」などの映像処理を可能にしています。

20180130-i03 (19)↑ブラビアのフラッグシップ機に搭載される映像プロセッサー「X1 Extreme」

 

有機ELテレビも独自技術で差をつける

一方、有機ELテレビ「A1」シリーズにも、他社にはない独自の技術を投入しています。

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有機ELブラビア A1シリーズ

サイズ:77型、65型、55型

実売価格59万5000円(65型)

 

それが、画面を直接振動させることで音を再生する「アコースティック サーフェス」。これまでガラス管を振動板としたスピーカーシステムを開発してきた同社ならではの技術により、テレビの画面自体を振動させ、映像と音がリンクした臨場感のあるサウンドを体感できます。

20180130-i03 (3)↑画面から音を出す「アコースティック サーフェス」

 

ベゼルを極限まで薄くし、スタンドが正面から見えないようにすることで映像だけが浮かんでいるような感覚を引き起こす独特のデザインも特徴。ソニーらしい尖ったスタイルは、これまでのテレビの概念を超える斬新なものとなっています。

 

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なお、2つのフラッグシップ機はいずれ劣らぬ高画質を誇りますが、Z9Dは液晶ならではの「明るさや精細感」を生かしリビングなど明るい部屋で日常的なテレビ視聴を行うのにオススメ。A1は有機ELの特徴とされている「引き締まった黒色と暗部の豊かな階調感」を堪能できる映画鑑賞に向いています。どちらにするか迷っている方は、自分の視聴スタイルを考慮して選ぶとよいでしょう。

 

個性豊かな4K液晶テレビをラインナップ

4K液晶テレビは、Z9Dのほか高音質モデルの「X9500E」や狭額ベゼルの「X9000E」など4モデルをラインナップ。さっそく見ていきましょう。

 

「X9500E」シリーズは、サイドにツイーター+ウーファー+パッシブラジエーターのスピーカーを、スタンド部にサブウーファーを備えた高音質モデル。内蔵スピーカーだけで迫力のサウンドを再生できるため、ホームシアタースピーカーなどを利用しなくても映画やスポーツを臨場感のある音質で楽しむことができます。

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4K液晶ブラビア X9500Eシリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格22万9800円(55型)

 

ソニーのオーディオ製品にも採用されるデジタルアンプ「S-Master HX」や、すべての音源をハイレゾ相当にアップコンバートする「DSEE HX」、ノイズのないクリアな音声に整えるデジタル音声処理技術「Clear Phase テクノロジー」など、同社ならではの高音質化技術を惜しみなく投入。高度なデジタル演算処理により、後方のサラウンドスピーカーの音までも再現するバーチャルサラウンド機能「S-Force PROフロントサラウンド」も備えています。

20180130-i03 (7)↑サイドスピーカーの分、サイズはやや大きめ

 

「X9000E」は、4K高画質プロセッサー「HDR X1」や、高コントラストな映像を実現する高輝度技術「X-tended Dynamic Range PRO」などを搭載。4Kならではの高精細で美しい映像を楽しめます。

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4K液晶ブラビア X9000Eシリーズ

サイズ:65型、55型、49型

実売価格17万9800円(55型)

 

狭額ベゼルを採用しており、映像だけが浮いているような浮遊感を演出。壁掛け設置にも対応します(別売の壁掛けユニットが必要)。

20180130-i03 (9)↑壁掛け設置にも対応

 

「X8500E」は、4K/HDR対応のスタンダードモデル。超解像エンジン「4K X-Reality PRO」や広色域を実現する「トリルミナスディスプレイ」、さらなる高画質を実現する4K高画質プロセッサー「HDR X1」により、リアリティー豊かな映像美を再現します。

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4K液晶ブラビア X8500Eシリーズ

サイズ:75型、65型、55型

実売価格14万6800円(55型)

 

「X8000E」は4K液晶テレビのエントリーモデル。選べる2色のフレームカラーにより、部屋の雰囲気に合わせてテレビを設置できます。超解像エンジン「4K X-Reality PRO」や「トリルミナスディスプレイ」も搭載しており、フルHD映像なども4Kにアップコンバートして視聴できます。

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4K液晶ブラビア X8000Eシリーズ

サイズ:49型、43型

実売価格11万9800円(49型)

 

サブ機として使うならフルHD/HDモデルもオススメ

リビングに置くメインテレビなら大画面で高精細な映像が楽しめる4Kモデルがオススメですが、寝室や子ども部屋用のサブ機として使うのであれば、小型のフルHD/HDでも十分。価格も手ごろです。

20180130-i03 (15)↑32型のW500E

 

「W730E」シリーズは、無線LANを内蔵し、ネット動画も試聴できるフルHDモデル(1920×1080ドット)。43型と32型の2サイズを用意しており、設置する部屋の大きさに応じてサイズを選べます。

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液晶ブラビア W730Eシリーズ

サイズ:43型、32型

実売価格6万3800円(43型)

 

HDモデル(1366×768ドット)は、32型の「W500E」と24型の「W450E」の2モデル。いずれも外付けHDDへの録画機能を備えています。

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液晶ブラビア W500E

サイズ:32型

実売価格4万6600円

 

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液晶ブラビア W450E

サイズ:24型

実売価格

 

独自の高画質・高音質化技術を多数備えるソニーのブラビアシリーズ。どの機種を購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

通勤時間を音楽鑑賞タイムに変える! ハイレゾ/ノイキャン対応のBluetoothヘッドホン「RP-HD600N」

パナソニックは、高音質ワイヤレス伝送に対応したBluetoothヘッドホンを2月22日より発売します。ラインナップは、ノイズキャンセル機能付きの「RP-HD600N」(実売予想価格3万3000円前後)と、ハイレゾ相当の再生が可能な「RP-HD500B」(同2万6000円前後)の2モデル(価格はいずれも税抜)。

↑↑RP-HD600N(左からブラック、オリーブグリーン、マルーンブラウン)

 

↑↑RP-HD500B(ブラックのみ)

 

RP-HD600N/HD500Bは、SBC/AAC/aptXのほか、LDACやaptX HDといった高音質コーデックに対応したBluetoothヘッドホン。対応したプレーヤーと組み合わせることで、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高品位なサウンドを再生できます。

 

2機種の違いは、ノイズキャンセル機能の有無。上位モデルのRP-HD600Nのみノイズキャンセル機能を搭載しており、周囲の騒音状況に応じて3つのモードからノイズキャンセリング強度を選択できます。また、ヘッドホンを装着したままアナウンスや会話に対応できるよう、右側のハウジングに触れるだけで音量が低くなり、ノイズキャンセル機能もオフになる「ボイススルー機能」を搭載しています。

↑右のハウジングにタッチするだけで外の音を録りこめる「ボイススルー機能」を搭載↑右のハウジングにタッチするだけで外の音を取りこめる「ボイススルー機能」を搭載

 

ハイレゾ音源の忠実に再生するHDドライバーには、玉虫色光沢のMLF(Multi Layer Film)を採用。数百層にも積層された超多層フィルムが不要な残響を残さず、高い応答性、広帯域・高解像度再生を実現します。さらに、新開発の「制振フレーム」により不要な振動を抑え、広がりのある音場を実現しています。

↑ハイレゾ再生に対応するMLFを振動板に採用↑ハイレゾ再生に対応するMLFを振動板に採用

 

装着感を高めるために、人間工学に基づき頭や耳の位置にフィットさせる「3Dボールジョイント機構」と「3Dイヤーパッド」を採用。優れた密閉性・遮音性と、快適な着け心地を実現しています。持ち運びに便利なスイーベル&折りたたみ機構も備えています。

 

連続再生時間は、RP-HD600Nが約20時間(ノイズキャンセリングオン時)、RP-HD500Bが約35時間(いずれもSBC再生)。

 

これまでワイヤレスは有線タイプに比べて音質が劣るとされていましたが、最近では高音質なワイヤレス伝送に対応したモデルが続々登場しています。ワイヤレスの快適性を保持しながら、高音質も楽しめるパナソニックのRP-HD600N/HD500Bで、通勤・通学や移動中にハイレゾ再生を楽しんでみてはいかがですか?

 

【SPEC】(RP-HD600N/HD500B共通)
再生周波数帯域:4Hz~40kHz
インピーダンス:38Ω
出力音圧レベル:99dB
最大入力:1000mW

最新薄型テレビはここを見て選べ! メーカー別全モデル比較【パナソニック編】

2018年は、2月の冬季五輪平昌大会を皮切りに、夏にはサッカーW杯ロシア大会が開催されるなど、大型スポーツイベントが目白押し。この機会に古くなったテレビを買い替えようとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、価格が下がったとはいえ、まだまだテレビは高額なアイテム。買い替え前には各社の製品を見比べながら選ぶことをオススメします。

 

そこで今回は、自分に合った1台を選ぶのに役立つよう、メーカー各社のラインナップをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介します。第1回目はパナソニックのVIERA(ビエラ)です。

 

パナソニックは有機ELがフラッグシップ

パナソニックの薄型テレビは、大きく分けると「有機ELテレビ」と「液晶テレビ」の2ラインがあり、さらに液晶テレビは「4Kモデル」と「フルHD/HDモデル」に分かれています。実売価格から考えると、有機ELテレビが同社のハイエンドとして位置付けられており、これまで液晶テレビの最上位機種で使われていた950の型番も、2017年モデルより有機ELテレビに移されています。ちなみに、現在の液晶テレビの最上位機は850シリーズです。

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この有機ELテレビを頂点とするラインナップ構成は、有機ELテレビと液晶テレビのそれぞれにフラッグシップモデルを持つソニーBRAVIA(ブラビア)とは異なる構成ですね。

 

プラズマで培った技術を有機ELへ継承

それではビエラのラインナップを見ていきましょう。ハイエンドに位置づけられている有機ELテレビは2モデル用意されており、それぞれプレミアムモデルの「EZ1000」シリーズと、スタンダードモデルの「EZ950」シリーズとなっています。解像度はいずれも4K(3840×2160ドット)です。

 

2モデルの最も大きな違いはサウンド性能。EZ1000はサウンドバー型のアンダースピーカーが同梱されており、テクニクスによる音質調整が施された「Tuned by Technics」仕様となっています。

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4K有機ELビエラ EZ1000シリーズ

サイズ:77型(受注生産品)、65型

実売価格73万7500円(65型)

↑テクニクスのチューニングによるスピーカーを同梱↑EZ1000はテクニクスのチューニングによるアンダースピーカーを同梱

 

また、搭載する有機ELパネルは同等ながら、EZ1000のみ画面の反射を抑え深みのある黒を実現する「ブラックフィルター」や、暗部の諧調をなめらかにする「暗部階調スムーサー」を搭載。どちらのモデルを選ぶかは、このあたりの差異を考慮する必要があります。

 

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4K有機ELビエラ EZ950シリーズ

サイズ:65型、55型

実売価格44万500円(65型)

 

EZ1000/950共通の仕様としては、プラズマテレビで培われた自発光方式のチューニングを生かした新・映像エンジン「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載していることや、高品位なHDR映像を楽しめる国際認証「ULTRA HD PREMIUM」を取得していること、映画館の質感を再現する「THX 4Kディスプレイ規格」を取得していることが挙げられます。

↑ヘキサ↑映像エンジン「ヘキサクロマドライブ プラス」を搭載。入力映像に忠実な色彩や諧調を再現する

 

パナソニックがプラズマテレビで培ってきた技術を投入した有機ELテレビは、ハイクラスな高画質/高音質を求める方や、映画ファンにオススメです。

 

高画質映像エンジンを搭載する4K液晶テレビ

4K液晶テレビは、2018年2月下旬発売予定の「FX750」「FX600」が発表され、2017年モデルの「EX850」「EX780」を含め、全4モデルのラインナップとなっています。

 

EX850はスピーカーにこだわった高音質モデル、EX780はメタリックなフレーム&スタンドを採用したスタイリッシュモデル。FX750、FX600は、それぞれEX750、EX600の後継機で、FX750がスタンダードモデル、FX600がシンプルモデルと位置付けられています。

 

EX850は、映像と一体化した臨場感あふれるサウンド「ダイナミックサウンドシステム・ハイレゾ」を採用。3ウェイ/出力100Wの内蔵スピーカーにより、ホームシアターのような迫力の音声が楽しめます。

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4K液晶ビエラ EX850シリーズ

サイズ:60型、55型、49型

実売価格24万5800円(55型)

 

20180129-i02 (14)↑EX850の「ダイナミックサウンドシステム」

 

EX780は、リビングになじむシルバーのフレーム&スタンドが特徴。まるで画面が宙に浮いているような浮遊感を演出します。

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4K液晶ビエラ EX780シリーズ

サイズ:65型

実売価格31万6000円(65型)

 

FX750とFX600の大きな違いは3つ。FX750は地震などによりテレビが設置面から離れる力が働くとテレビ台に吸着する新開発「転倒防止スタンド」を備えているほか、上位モデルと同じく映像エンジン「ヘキサクロマドライブ」を搭載しています(FX600はカラーマネジメント回路「色忠実補正回路」を搭載)。また、チューナー数やHDMI端子、USB端子の数などもFX750のほうがFX600よりも多く備えています。

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4K液晶ビエラ FX750シリーズ

サイズ:55型、49型、43型

実売予想価格23万4740円前後(49型)

 

20180129-i02 (13)↑FX750は新開発の「転倒防止スタンド」を搭載。万が一転倒しそうになってもテレビ台に吸着して転倒を防ぎます

 

FX600は、部屋の明るさに応じて自動調節される「明るさ連動HDR」や、コントラスト感を高める「エリアコントラスト制御」などの機能を搭載。手軽に4K/HDR映像を楽しめるシンプルモデルです。

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4K液晶ビエラ FX600シリーズ

サイズ:55型、49型、43型

実売価格17万円前後(49型)

 

4Kテレビが欲しいけど、それほど予算がかけられないという方には4K液晶テレビがオススメ。外付けチューナーを利用することで、今後始まる4K本放送にも対応できるので、いま購入しても長く使えます。

 

サブ機として使いたいフルHD/HD液晶テレビ

フルHD/HD液晶テレビは、2色のカラーから選べる「ES500」と、部屋に応じて様々なサイズをラインナップする「E300」の2モデル。

 

ES500は、ダークシルバーとホワイトの2色を用意し、ひとり暮らしの部屋や子ども部屋などに置きやすい32型/24型の小さめサイズをラインナップ。解像度はいずれもHD(1366×768ドット)ですが、32型はIPSパネル、24型はVAパネルとなっています。

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液晶ビエラ ES500シリーズ

サイズ:32型、24型

実売価格5万8200円(32型)

 

E300は、19型~49型まで5サイズをラインナップし、寝室や子ども部屋など様々な部屋に応じたサイズを選べます。解像度は49型/43型がフルHD(1920×1080ドット)、32型/24型/19型がHD(1366×768ドット)。パネルは24型のみVAパネルで、それ以外はIPSパネルとなっています。

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4K液晶ビエラ E300シリーズ

サイズ:49型、43型、32型、24型、19型

実売価格7万980円(43型)

 

フルHD/HDモデルは、4Kモデルと比べて手ごろな価格となっているので、寝室や子ども部屋といったリビング以外の部屋に置くサブ機として活用してもいいでしょう。

 

各モデルの特徴や仕様をチェックして、自分の用途に合った1台を選んでみて下さい。

 

AirPodsユーザー必見! 充電ケースごとオシャレに持ち運べる専用レザーケース

ロア・インターナショナルは、高級本革を使用したSLG Design(エスエルジーデザイン)のAirPods専用ケース「Minerva Box Leather Case」を発売しました。カラーはレッド、ブルー、ブラック、タン、ブラウンの全5色。価格は5940円です。

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本製品は、イタリアで一枚一枚丁寧に作られたベジタブルタンニングレザーを使用し、AirPodsの充電ケースごと収納できるレザーケース。加工過程でできた自然なエンボスのある本革は使い込むほど光沢が増し、傷やほこりから充電ケースを守ります。

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底部には端子接続用の穴が空いており、ケースに入れたままセットアップボタンとLightningケーブルの使用が可能。こだわりのエッジ処理や、ドイツAMANN(アマン)社製のセラフィル糸を使用した耐久力の高いステッチなど、職人によるハンドメイドの技が細部まで施されています。

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毎日持ち歩くAirPodsだからこそ、おしゃれなケースに入れておきたいですよね。本革ならではの質感と鮮やかなカラーは、ほかの人と差をつけたい方にもオススメです。

なぜ売れた? 「スマスピ」と「格安4K」ヒットの背景を専門家がバッチリ解説

様々なAV機器が登場した2017年。とくに、各種家電のハブとしても大きな可能性を秘めたスマートスピーカーの国内販売が開始され、話題になりました。また、ドン・キホーテは4KテレビやノートPCの常識を覆す低価格品をリリース。ここでは、この2つのトレンドを紹介するとともに、背景を専門家が解説。2017年あんまりAV機器に縁がなかったという人も、この記事を読めば2018年のトレンドにも追いつけるはず!

 

【私が教えます!】

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AV評論家

藤原陽祐さん

新聞記者から専門誌の編集を経て独立。製品レビューやAV専門誌での評論活動などを行っています。

 

 

音声認識技術の向上でスマートスピーカーが話題に

2017年に新たに登場し、一挙に注目が高まったAV機器といえばスマートスピーカーが挙げられます。その背景についてAV評論家の藤原陽祐さんはこう語ります。

 

「技術の向上によって話し言葉による操作がスムーズになった点がまず大きいでしょう。さらに成長中の音楽配信サービスもより活用しやすくなり、ユーザーの好みやシーンにマッチした音楽を快適に楽しめるようになりました」

 

スマートスピーカーは2017年12月時点で3つのプラットフォームが国内販売されていますが、その選び方を藤原さんに聞きました。

 

「アマゾンプライム会員なら音楽配信のPrime MUSICが使えるAmazon Echo、LINEのヘビーユーザーならClova WAVEがおすすめ。複数のユーザーで使うなら最大6人のアカウントを登録できるGoogle Homeがベストです」

 

【スマートスピーカーのココが空前絶後のヒット!】

価格が手ごろで話題性も高いことからから脚光を浴びました。今後スマートスピーカーを介して連携する家電が普及すれば、照明やエアコンやテレビなどの操作を音声だけで行えるようになります。

 

スマートスピーカーって何?

AIアシスタントを搭載したスピーカーのこと。音声認識機能を持ち、端末に向かって操作内容を話しかけることで、ニュースや天気予報の読み上げ、音楽の再生、連携する家電の操作などを行えます。

20180110_bln1_02↑リビングなどに置いて、やりたいことを話しかけるだけで操作できる手軽さも魅力です

 

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Google

Google Home

実売価格1万5120円

Googleアシスタントを搭載し、Googleカレンダーでのタスク管理やGoogle Play Music上の音楽再生が可能。スピーカー部分の素材やカラーを変えることのできるオプションを用意しています。

 

20180110_bln1_04↑音楽再生はGoogle Play Musicのほか、ストリーミング配信サービスのSpotifyも利用できます

 

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Amazon.co.jp

Amazon Echo

1万1980円

クラウドベースの音声サービスに対応。Amazon Musicの曲を再生したり、対応端末の操作などが可能なスキルと呼ばれる機能を追加したりできます。本体カラーは3色から選択可能で、別売りの交換用カバーも用意。

20180110_bln1_07↑コンパクトサイズのEcho Dot(写真・5980円)のほか、上位機種のEcho Plus(1万7980円)も揃います

 

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LINE

Clova WAVE

1万4000円※

AIアシスタント「Clova」を搭載。登録した相手に音声でLINEメッセージを送信したり、受信メッセージを読み上げたりできる点が最大の特徴。ストリーミング音楽再生はLINE MUSICに対応しています。

 

※:2018年1月31日までは、キャンペーン商品として「Clova WAVE + LINE MUSIC セット」を1万2800円で販売中。Clova WAVE(本体価格1万4000円)と「LINE MUSIC」(月額960円)12か月分がセットになっています

 

20180110_bln1_08↑バッテリーを搭載しているので、電源に接続していない状態でも利用可能です

 

初回出荷分が1週間で完売した格安4Kテレビの第2

「ドン・キホーテ 4Kテレビ」

6月発売の初代製品が5万円台で買える4Kテレビとしてブレイク、10月には第2弾も発売されました。追随して低価格4Kテレビを発売するメーカーも現れており、市場を牽引しました。

 

【ドンキ4Kテレビの「ココ」が空前絶後のヒット!】

なんといっても圧倒的な安さが魅力。画質や細かい機能などスペックにはそれほどこだわらず、低予算で話題の4Kテレビを手に入れたいという層の心をしっかりとつかんでヒットしました。

 

【価格革命を起こした初代】

6月発売の初代製品が4Kテレビの常識を変えた

6月発売の初代ドンキ4Kテレビは、初回出荷分の3000台が1週間で完売。追加生産分も即完売して話題に。国産メーカーの50型は10~20万円台が中心だった4Kテレビ市場に革命を起こしました。

20180110_bln1_11↑初代には東芝製のメインボードが使用され、「ジェネリックレグザ」とも言われました

 

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ドン・キホーテ

LE-5060TS4K-BK

5万9184円

6月に発売された50型4Kテレビの後継機。前機種から大きなスペックの変更はないものの、輝度が300カンデラから350カンデラに改良されたことで、より明るい環境でもクッキリと映像を楽しめるようになりました。

 

20180110_bln1_14↑幅はスタンド部を除いて約6.6cm。国産メーカーの4Kテレビと変わらない薄さで、リビングに置いたときもすっきり見えます

 

【プロはこう見た】

初代モデルがヒットした要因は、価格の安さと話題性の高さ。今後は、デザイン性や使いやすさなど、安さにプラスしたメリットがある製品も期待したいですね。(藤原さん)

 

他のメーカーも格安4Kテレビに続々参入

ドンキに追随するメーカーも増えています。ゲオはグリーンハウス製の50型4Kテレビを発売中。全国のゲオショップ約50店舗などで購入できます。

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グリーンハウス

GH-TV50A-BK

5万3784円

 

【モバイルPCも最強コスパ!】

PCでもドンキの価格破壊が話題に

ドンキ家電の価格破壊はテレビだけではありません。これまでの常識を覆すような格安のモバイルPCも話題となりました。

 

人気の2 in1タブレットが約2万円で手に入る

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ジブン専用PC&タブレット

2万1384円

0.1型Windowsタブレットと着脱式キーボードのセット。Officeモバイルを搭載しているので資料作成などにも活用しやすい。質量はキーボードを装着した状態で1180g。バッテリー駆動時間は約6.1時間となっています。

 

ついにノートPCにも格安アイテムが登場

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MUGAストイックPC

2万1384円

14.1インチのWindows 10ノート。機能を絞り込み低価格を実現する一方でディスプレイにはこだわり、フルHD表示に対応した高精細IPSパネルを搭載しています。メモリは2GBと少なめ。ネットや動画を気軽に楽しみたいライトユーザーにおすすめです。質量約1200g。バッテリー駆動時間は約7時間。

 

「スマスピ」と「格安4K」に共通しているのは、最新のトレンドを手ごろな価格で体験できること。2018年もバリュープライスのアイテムに要注目です!

こんなシンプルで最強の転倒防止対策があったか! 「どでか吸盤」でピタっと固定する4Kビエラ「FXシリーズ」

パナソニックは、大画面で4K高画質を楽しめる、倍速パネルを搭載した地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「4Kビエラ」FX750シリーズ3機種(55V型、49V型、43V型)を2月23日に発売します。この新シリーズ、どうやら画質向上以外にもスペシャルな進化がありそう…。

 

↑写真上のTH-55FX750が実売価格28万670円、写真左のTH-49FX750が実売価格23万4740円、写真右のTH-43FX750が実売価格20万5070円。↑写真上のTH-55FX750が実売価格28万670円、写真左のTH-49FX750が実売価格23万4740円、写真右のTH-43FX750が実売価格20万5070円。

 

本シリーズは、明るいリビングでコントラスト感ある映像を様々な視聴位置から楽しむため、「4K高輝度IPSパネル」と「Wエリア制御」を搭載しています。さらに画像解析が進化した独自の高画質処理技術「ヘキサクロマドライブ」により、映像本来の「質感」「色」「コントラスト」を楽しめます。加えて、地上デジタル放送やブルーレイ、ネットコンテンツなどのあらゆる映像を4Kアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」により、解像感が高く、ノイズを抑えたクオリティの高い4K映像で楽しめます。

 

↑画像解析が進化したヘキサクロマドライブ↑画像解析が進化したヘキサクロマドライブ

 

また、ヘキサクロマドライブの心臓部である3次元カラーマネジメント回路(3D-LUT)がさらに進化し、補正ポイントを従来モデル(EX750シリーズ)比の約1.6倍に増加させ、暗部の色の忠実再現性を飛躍的に向上。また「高輝度対応色補正処理」により、明部の色も鮮やかに再現します。

 

↑輝度制御により白飛びを抑えた明るさ感のある映像を実現↑輝度制御により白飛びを抑えた明るさ感のある映像を実現

 

さらにコンテンツのHDR化が進む現状をふまえ2方式のHDR規格に対応。Ultra HDブルーレイの標準規格「HDR10」、新4K8K衛星放送での採用が予定されている「HLG」に対応し、HDRならではの高コントラストの映像により高い臨場感を体感できます。また、「明るさ連動HDR」により、部屋の明るさに合わせてHDR画質を自動で適切に調整するので、明るい部屋でも暗い部屋でも適切な画質で楽しめます。

 

↑あらゆる映像を4K映像にアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」↑あらゆる映像を4K映像にアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」

 

画質面に加えて、FXシリーズの大きな特徴となるのが、新たに開発された地震に強く倒れにくい吸着機能付きの「転倒防止スタンド」。スタンド底面が設置面から離れる力が働くと、テレビ台にしっかり吸着し倒れにくくなるというもの。移動時は「吸着操作スイッチ」を押すと簡単に解除できます。

 

※転倒防止スタンドは、いかなる条件においても転倒・落下しないことを保証するものではありません。

 

 

↑新開発の転倒防止スタンド↑新開発の転倒防止スタンド

 

日本ではテレビを外光や照明などによる明るいリビングに設置される事が多く、またテレビおよび家具の配置により、テレビの正面以外から視聴される場合もあります。視聴環境の再考という新たなアプローチも兼ね備えた、新たな「4Kビエラ」をぜひチェックしてみてください。

ビクター設立90周年商品第2弾! ユーザーの声を反映させた“全部入り”ワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」

JVCケンウッドは、JVCブランドよりノイズキャンセル機能を備えたBluetoothイヤホン「XE-M10BT」を2月上旬より発売します。実売予想価格は3万円前後(税抜)。

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XE-M10BTは、メタルフレームデザインのネックバンドを採用したワイヤレスイヤホン。2017年5月に発表された音場特性カスタムサービス「WiZMUSIC(ウィズミュージック)」に続く、ビクター設立90周年記念商品の第2弾と位置付けられています。

 

本機は、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を利用した開発支援プロジェクトを通じてマーケティングが実施され、ユーザーの声を反映して商品化されたもの。その大きな特徴は、音楽を聴きながら周囲の音も聴ける「周囲音取り込み機能」を搭載していること。本体に内蔵されたマイクにより周囲の音を取りこみ、デジタル処理による「パワードミキシングシステム」によって再生中の音楽と周囲から取りこんだ音を高品位にミックスして聴くことができます。もちろん、マイクをオフにして音楽だけを楽しむことも可能。

↑周囲音取りこみ機能の概要↑周囲音取り込み機能の概要

 

また、ノイズキャンセル機能も備えており、周囲の騒音を低減して音楽に集中することもできます。独自のスマホ用アプリ「ライブモニター」を使えば、周囲音と音楽のバランスを細かく調整したり、不快な風切音のキャンセルを設定できるなど、周囲の音や状況に合わせた音質チューニングも可能です。

↑ライブミュージックアプリ↑ライブモニターアプリ

 

BluetoothコーデックはSBC、AAC、aptXに対応。デジタル音源化や圧縮処理により失われた音楽情報を波形補正処理により再生成する独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」により、すべての音源をハイレゾ相当(192kHz/24bit)にアップコンバートして再生するほか、各コーデックに応じた波形補正パラメーターを適応することで、どのコーデックでも高品位なサウンドが楽しめます(周囲音取りこみ機能オフ時のみ)。

 

本体デザインは、ネックバンド部に金属ワイヤーと革素材をあしらい、楽器をイメージした仕上げをハウジング部に採用。カラーはブラック鏡面仕上げの「スタジオブラック」、ギターなどをイメージさせるブラウンサンバースト仕上げの「ヴィンテージブラウン」、ブルー基調のグラデーション仕上げの「インディゴブルー」の計3色をラインナップしています。連続再生時間は最大約7時間(K2 TECHNOLOGYオン時)。

20180126-i01 (2)↑左からインディゴブルー、スタジオブラック、ヴィンテージブラウン

 

同社の技術を集結して生まれた記念モデルだけに、“全部入り”といえるほど多くの機能を搭載したワイヤレスイヤホンとなっています。通勤や通学、移動時間などに高音質で音楽を楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみて下さい。

新ノイズキャンセル機能でクリアに録音! ビジネスシーンに最適なオリンパスのICレコーダー「Voice-Trek DM-750」

オリンパスは、騒がしい環境下でも雑音を抑えてクリアに録音できる「2マイクノイズキャンセル」を搭載したICレコーダー「Voice-Trek DM-750」を2月9日に発売します。カラーはブラックとシルバーの2色。

20180125-i01 (1)↑「Voice-Trek DM-750」(ブラック、シルバー)

 

「Voice-Trek DM-750」は、環境ノイズの多い環境でも音声のみをクリアに録音できる新機能「2マイクノイズキャンセル」を搭載。音声と環境ノイズの左右のマイクに入る入力レベル差をレコーダーが判別することで、周囲が騒がしい状況でも音声をクリアに録音できます。

↑「2マイクノイズキャンセル」機能のイメージ↑「2マイクノイズキャンセル」機能のイメージ

 

本体には高性能指向性ステレオマイクに加え、無指向性のセンターマイクを加えた3マイクシステム「TRESMIC」(トレスミック)を備え、低音域から高音域まで幅広い音域を原音に近い自然な音で録音できます。長時間録音できるMP3形式に加え、48kHz/16bitの高音質で録音できるリニアPCM形式(WAV)にも対応し、シーンに応じて自由に使いわけが可能。ビジネスシーンからプライベートまで幅広い場面で利用できます。

20180125-i01 (2)↑高音質で録音できる3マイクシステム「TRESMIC」

 

さらに、議事録の作成などに便利な機能も多数搭載。音声のない部分を自動的にスキップし、音声部分のみを再生する「声だけ再生」や、一時停止をした際に自動的に止めた箇所の3秒前から再生する「文字起こし」モードなどを利用して、音声から効率的に文書を書き起こすことができます。

 

本体内蔵のフラッシュメモリーは4GB。microSD/SDHC用のカードスロットを備え、最大32GBまでのmicroSDカードを利用して長時間録音することもできます。

 

また、PCなどの接続には、ケーブルがいらず本体内蔵のUSB端子でダイレクトに接続できるので、外出先などでも録音データの転送をすばやく行えます。

20180125-i01 (3)↑PCなどへダイレクト接続可能

 

本体をキズや衝撃から守る別売のキャリングケース「CS150」(3726円)も用意されます。

20180125-i01 (4)↑キャリングケース「CS150」を装着したところ

 

ビジネスシーンで役立つ機能を多数備えたICレコーダー「Voice-Trek DM-750」があれば、高音質で商談や打ち合わせ時の録音が可能で、議事録の書き起こしもスピーディーに行えそうですね。仕事で使えるICレコーダーをお探しの方は、ぜひチェックしてみて下さい。