これからのスタンダードになる完成度! GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」を徹底レビュー

iPhone 7以降からiPhoneにイヤホン端子が搭載されなくなり、それからというもの急速にヘッドホンのワイヤレス化が進んでいる。なかでもケーブルをなくした“完全ワイヤレス型”はAirPodsの登場をきっかけに各社から相次いで登場し、利用時のスタイルを重視するユーザーに支持が広がっている。そしてついにモバイルデバイスでのリスニングに特化したオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」からも同タイプの製品が登場した。それが「Sound Air TW-5000」である。

↑↑Sound Air TW-5000(オンライン販売価格9864円)

 

↑カラーはホワイトとブラックの2色↑カラーはホワイトとブラックの2色

 

この製品の素晴らしいのは、モバイルユーザーのために考えられた機能をいくつも備えた高機能モデルとしながら、1万円を切る高いコストパフォーマンスを備えている点。スマートフォンとの連携もスムーズだし、使い勝手も良好と、実にお買い得な製品に仕上がっているのだ。

 

装着感・操作性はバツグン

このタイプのイヤホンはケーブルレスであることから、「落としてしまうのでは?」と不安がつきまとう。かくいう私もそんな印象を持っていた。ところがこのTW-5000を使ってみてそんな印象は吹き飛んでしまった。装着してみると耳にぴったり収まり、首を振っても、うつむいても外れる感じは一切なかったのだ。サイズは普通のイヤホンとして比較しても少し大きめと思える程度で、完全ワイヤレスイヤホンとしてはコンパクトな部類に入る。装着した際の重さもまったく気にならない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑耳にピタッとおさまるサイズ

 

使い勝手もすこぶる良好だ。充電はジュエリーケースにも似たデザインの専用バッテリーケースにイヤホンをセットしておくだけ。バッテリーの持ち時間は連続再生で約3時間と、通勤通学では十分なレベル。しかも専用ケースで充電すれば約2~3回はフル充電が可能となって合計約10時間にわたって使えることとなる。本体の電源もこのバッテリーケースから出し入れするだけで自動的にON/OFF。これなら、うっかり電源を切り忘れてしまう心配もない。

↑専用ケースに入れれば充電される↑専用ケースに入れれば充電される

 

スマホとのペアリングも簡単だった。購入当初は、箱から出すとそのままペアリングモードになり、イヤホンのイルミが赤/青で高速点滅。音声でも「登録モードに入りました」とのメッセージが流れる。あとはスマホ側で「GLIDiC TW-5000」を選択すれば接続は完了する。次回からはケースからイヤホンを取り出すだけでペアリングされるので、毎回設置する必要はない。なお、登録は最大8台まで可能だ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ケースからイヤホンを取り出すとペアリングモードになる

 

左右のイヤホンにはそれぞれ1つずつボタンが用意されており、これを押すことで再生や停止、曲の頭出し、音量のUP/DOWNのほか、電話着信、Siriの起動といった操作ができる。再生は左右どちらかのボタンを1回押し、停止は右(R)のボタンを2回押す。頭出しは左右いずれかのボタンを長押しすることで可能となり、次の曲の場合はRのボタンを、前の曲の場合はLを長押しする。

 

最初はこの一連の操作を憶える必要はあるけれど、少し使っていればすぐに慣れてしまう単純なもの。むしろ、ここまでの操作をひとつのボタン操作で行えるのは本機ならではの機能なのだ。イヤホン内にはマイクを搭載しており、ハンズフリー通話にも対応。高感度の小型マイクとデジタルエコーキャンセリング機能を組み合わせ、屋外でもクリアな通話ができた。音楽再生から通話の基本操作まで幅広く使いこなせるイヤホンに仕上がっているといっていいだろう。

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音質は十分。“接続切れ”が課題

肝心のサウンドはどうか。Bluetooth規格は4.2に準拠し、コーデックは音質にも配慮したSBCおよびAACに対応している。試聴してみると、低音にこそ厚みがないものの、中高域を聴きやすくした素直な音作りという感じ。特にボーカルの聴きやすさが印象的だった。左右の広がりも十分にあり、完全ワイヤレス型としては希有な存在だ。

 

ロックなどではパワフルさで物足りなさを感じそうだが、その場合にはスマホ側のイコライザーで低音をブーストして対応すればいい。完全ワイヤレスということで、左右の音量が違っていたり、タイミングがずれる心配もしたが、そんなことは一切なし。この当たり前の部分がきちんと対応していたのは大きな安心につながる部分だ。

 

ただ、気になる部分もあった。それはスマホに接続して電車内で聴いていると、Wi-Fi受信やメールの着信時に接続が途切れる現象が見られたのだ。Bluetooth型イヤホンではよくあることではあるが、その回数が少し多いような気がした。特に左右のイヤホンがBluetoothでつながっていることもあり、途切れる時は左から右へと移動するのがわかって聴きづらく感じてしまう。

 

とはいえ、屋外ではAirPodsにはない高い遮音性を確保しながら価格はその半分程度でしかない。充電のしやすさや使い勝手でも明らかに本機がそれを上回っているし、そのコストパフォーマンスは驚きに値する。トータルで考えれば、完全ワイヤレスイヤホンとして本機は今後のスタンダード基準になり得る実力機に仕上がっていたといっていいだろう。

 

初代王者に輝いたのはあの国民的アイテム! ポタフェス初の年間アワード「ポタ-1グランプリ 2017」が大賞発表

2017年12月16・17日に東京、秋葉原にあるベルサール秋葉原で開催されたイベント「ポタフェス」にて、ポータブルオーディオの年間アワードを決める「ポタ-1グランプリ」の結果発表が行われました。

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このポタ-1グランプリは、Getnaviとe☆イヤホンが協力して開催するポータブルオーディオアイテムのナンバーワンを決めるアワードです。グランプリや各部門賞は、読者の投票によって決定します。

 

各部門賞は下記の通りになります。

携帯プレイヤー部門(5万円以下/5~10万円/10万円以上)

ワイヤードヘッドホン部門(1万円未満/1~5万円/5万円以上)

ワイヤレスヘッドホン部門(2万円未満/2万円以上)

ワイヤードイヤホン部門(1万円未満/1~3万円/3万円以上)

ワイヤレスイヤホン部門(1万5000円未満/1万5000円以上/スポーツタイプ/完全ワイヤレス)

ワイヤレススピーカー部門(2万円未満/2万円以上)

 

発表会のMCとして、声優の礒部花凛(いそべかりん)さんが登場。ゲットナビ編集部のオーディオ担当・川内さんと2人で司会進行をしていました。

↑礒部花凛さん↑声優の礒部花凛さん

 

また、残念ながら会場にはいらっしゃいませんでしたが、今回のアワードでスペシャル審査員長を務めた声優の花澤香菜さんがビデオメッセージで登場。会場地下1階のポタ-1グランプリブースでは、受賞製品の展示・試聴が可能となっていたのですが、そこでは花澤香菜さんの来年2月7日発売の新曲「春に愛されるひとに わたしはなりたい」が試聴曲として用意されていました。ファンにはうれしいサプライズですね。

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アワードの大きな分類は6部門で、それぞれに価格帯でわけた全17カテゴリーで表彰します。すべての部門、カテゴリーにおいて、総合投票数がトップだった製品に大賞が授与されます。ノミネートされた製品は審査委員会が2017年に注目を集めた82点を厳選。投票は2017年10月24日~11月30日のあいだにインターネットにて行われました。

 

それでは、各部門の受賞モデルを見ていきましょう。

携帯プレイヤー部門

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携帯プレーヤー部門では、5万円未満部門 ソニー「ウォークマン NW-A40」、5~10万円部門 ソニー「ウォークマン NW-ZX300」、10万円以上部門 ソニー「ウォークマン NW-WN1Z」と、すべてのカテゴリーでウォークマンが受賞! 審査員を務めたAVライターの野村ケンジさんによると「読者投票なので、どうしても数量が動いている製品に投票が集まりがちになってしまうので、この結果につながったのではないでしょうか。でも、3モデルとも人気だけでなく、相応の実力を持っているので、妥当な結果でしょう」とのことでした。

20171218-i01 (19)↑野村ケンジさん

 

ワイヤードヘッドホン部門

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ワイヤードヘッドホンはトラディショナルな部門でもあるので、かなり熟練された意見が反映されています。1万円未満部門はAKG「K72」、1~5万円部門はゼンハイザー「HD 600」、5万円以上部門はデノン「AH-D7200」と、オーディオファンに人気の高い古参ブランドの製品が並びました。

 

「1万円以下でK72が入るのは面白い。ちゃんと聴いて投票したというのがわかります。HD 600は昔から変わっていないのですが、今回の復刻にあたりハイレゾマークが付きました。性能アップしたのではなく、ハイレゾマークがなかった以前から、相応の性能を持っていたということですね」(野村ケンジ氏)

 

ワイヤレスヘッドホン部門

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ここ数年で需要が高まっているワイヤレスヘッドホン。2カテゴリーで選ぶには、数が多いのでは? と思うほど拡大している部門です。2万円未満部門はオーディオテクニカ「ATH-AR3BT」、2万円以上部門はソニー「WH-1000XM2」が受賞。「どちらの製品もしっかりとした音作りをしてきたモデルが受賞しましたね。WH-1000XM2はaptX-HDにも対応し、使い勝手が良くなりました」(野村ケンジ氏)

 

ワイヤードイヤホン

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もっともユーザー数が多く、販売数も多い激戦区です。それだけにカテゴリーごとの結果も僅差となりました。1万円未満部門はJVC「SOLIDEGE HA-FD7」、1~3万円部門はデノン「AH-C820」、3万円以上部門はオーディオテクニカ「ATH-LS400」となっています。「FD7が選ばれたことに関しては、さすが皆さんよく聴きこんでいますね。それが結果に表れています。C820は完成度が高い製品ですし、LS400は圧倒的なアップグレードをし、丁寧な作り込みが結果につながっています」(野村ケンジ氏)

 

ワイヤレスイヤホン部門

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ワイヤレスイヤホン部門は、1万5000円未満部門がオーディオテクニカ「ATH-CKR55BT」、1万5000円以上部門がソニー「WI-1000X」となりました。「55BTは奔放な感じでBluetoothイヤホンとしては面白いです。1000XはソニーのBluetoothイヤホンの集大成といえるモデル。音がいいですし、NFCで簡単に接続できる利便性も兼ね備えています」(野村ケンジ氏)

 

ワイヤレスイヤホンのなかでも、今年注目度が急上昇したのが「スポーツイヤホン」と「完全ワイヤレス」のカテゴリーです。スポーツタイプ部門はボーズ「SoundSport wireless headphones」、完全ワイヤレス部門はソニー「WF-1000X」が選ばれました。

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「SoundSport wireless headphonesは、ワイヤレスが得意なボーズらしい製品。1000Xは音作りにこだわりを感じます。現状の完全ワイヤレスで最大の弱点といわれる音切れにも比較的強いところもポイント。混んでいる電車の中はさすがに音切れすることもありますが、完全ワイヤレスの現状ではしかたないところ」(野村ケンジ氏)

 

ワイヤレススピーカー

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ワイヤレススピーカーでは、2万円未満部門でボーズ「SoundLink Micro Bluetooth speaker」が、2万円以上部門でソニー「SRS-XB40」が受賞しました。Bluetoothスピーカー市場は、ソニーとボーズが2強の様相を呈しており、それがそのままの結果に表れた印象。「この分野はソニーが絶対王者的に君臨してきていましたが、ボーズが巻き返してきた印象です。SoundLink Microは、サイズが小さめなのに広い空間でも十分に楽しめます」(野村ケンジ氏)

 

ミニライブや審査員特別賞の発表など盛りだくさん

すべての部門賞が発表されたあとは、いよいよ大賞の発表となりますが、その前に特別ライブとして、今回のポタフェスでイメージキャラクターを務めた歌手の上野優華さんによるミニライブが披露されました。1曲目は「Dear Friend」を熱唱。2曲目は来年1月17日に発売される発売される2ndフルアルバム「U to You」から、Mr.Childrenの「しるし」をカバーした「しるし-cover-」を披露してくれました。

 

後半の部では、野村ケンジさんをはじめ、AVライターの山本 敦さん、Stereo Sound ONLINE編集部 草野晃輔さん、某媒体編集部のこばQさん、e☆イヤホン秋葉原店店長ゆーきゃんさんらが選んだ審査員特別賞が発表されました。

 

この審査員特別賞に選ばれたアイテムは全部で8つ。オーディオテクニカ「ATH-ADX5000」、Astell&Kern「AK70 MkII」、オンキヨー「GRANBEAT」、ソニー「WH-1000XM2」、ULTRASONE「Signature XDP」、GLIDiC「Sound Air TW-5000」、JVC「SOLIDEGE 01 inner」、パイオニア「RAYZ Plus」と、いずれも優れた音質や個性を有した製品が選ばれました。

20171218-i01 (29)↑審査員特別賞の選定理由は、トークセッションで各審査員から語られていました

 

そして、いよいよ大賞の発表です。記念すべき第1回のポタ-1グランプリ大賞は、ソニーの「ウォークマン NW-A40シリーズ」が見事獲得しました!

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檀上には、開発に携わったソニービデオ&サウンドプロダクツの上村秀行さんと辻 万葉(つじ まよ)が登場。野村編集長からトロフィーが授与されました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ソニービデオ&サウンドプロダクツの上村秀行さん(右)

 

ソニーのオーディオ事業を担うソニービデオ&サウンドプロダクツに所属する上村秀行さんは、「軽さやバッテリー駆動時間も重要ですけど、やはりウォークマンとして音質が重要。この薄型軽量サイズで音質を良くすることを検討し、結果が残せたのが大賞をいただけた要因なのかもしれません」とコメント。

20171218-i01 (23)↑ソニービデオ&サウンドプロダクツに所属する上村秀行さん

 

辻 万葉さんは、「A40はA30のブラシュアップの位置づけですが、新しいこともたくさんやっています。どうやったらウォークマンを好きになってもらえるか、触ってもらえるかを考えて作っています」と、企画開発ならではのコメントを語ってくれました。

20171218-i01 (24)↑ソニービデオ&サウンドプロダクツの辻 万葉さん

 

最後に、審査員と上野優華さんによるトークセッションがあり、審査員特別賞の選定理由や2017年のトレンドの振り返り、2018年のトレンド予想などについて語られました。

20171218-i01 (26)↑左から山本 敦さん、草野晃輔さん、上野優華さん、ゆーきゃんさん、野村ケンジさん、こばQさん

 

ステージ終了後、各部門賞、審査員特別賞、大賞を受賞したモデルは、ポタフェス会場地下1階の展示ブースにて試聴することができました。どれも読者や審査員のお墨付きのモデルなだけに、たくさんのオーディオファンが詰めかけて大盛況だった様子。花澤香菜さんの新曲も聴けるということで、たくさんの人がブースを訪れていました。

DSC_0279↑ポタ-1グランプリブースの様子

 

イベントは2時間の長丁場でしたが、気がついたら終わっていたという濃い内容でした。

 

各部門、大賞を受賞したメーカーのみなさま、おめでとうございます!

クラシックやジャズを聴くならコレ! GLIDiCのこだわりが詰まったハイレゾ対応イヤホン「SE-9000HR」

スマホなどのモバイルデバイスでのリスニングに特化したオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」から、ワイヤードイヤホンSEシリーズのハイエンドモデルとして「SE-9000HR」が登場した。従来の「SE-5000HR」と「SE-1000」に加え、同シリーズはエントリー・ミドル・ハイエンドの3モデルでの展開となり、予算や音質へのこだわりに応じて好みの製品を選びやすくなった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑GLIDiC「SE-9000HR」(1万9800円)

 

ハイエンドにふさわしいこだわりの設計

SE-9000HRの製品コンセプトは「極み。最良の答え」。シリーズ共通のデザインコンセプトはそのままに、ハイエンドイヤホンの複雑になりがちな内部構造を独自の視点で見直して最適化したのが「SE-9000HR」というわけだ。

 

それだけにそのスペックは最上位モデルに相応しい贅沢なものとなっている。GLIDiC初となるダイナミック型のデュアルドライバー構成とし、中低域用に10mm径フルレンジを、高域用に6mm径ツイーターを同軸上に配置した新開発「Phase Matching Coaxial Driver」を搭載。これによって音色を揃えるとともに、マルチドライバーに発生しがちな音の位相差を限りなく“ゼロ”に近づけた。また、ネットワーク回路を2つのドライバーに搭載したことで、それぞれのドライバー同士の干渉を抑えることに役立っていることも見逃せない。もちろん、ハイレゾ音源の再生にも対応している。

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筐体はSEシリーズで共通とする金管楽器をモチーフとしたデザインを踏襲。アルミ素材にブラスト加工を施すことで光沢を抑える一方で、特にアウター側はダイヤモンドカットと鏡面加工により、イヤホン装着時にアクセントとなるようにデザインされている。この辺りはかなり高級志向といっていい。

↑耳元でキラリと光るダイヤモンド加工と鏡面仕上げが施されている↑耳元でキラリと光るダイヤモンド加工と鏡面仕上げが施されている

 

また、「遮音性と装着性にこだわるユーザーにも満足してもらえるように」(開発担当者)と、XS/S/M/Lの4サイズのシリコン製イヤーピース以外に、Comply製ウレタンイヤーピース(Ts-500M)を付属した。

 

ケーブルにはMMCX端子を採用し、ケーブルが傷んでしまった際には交換も可能。このケーブルにもこだわりを詰め込んでおり、素材には高純度4N OFC ケーブルに銀コートを施したものを使用。左右のクロストークを改善すべく、L/Rのグランド線を分離した4芯構造に、スマホ使用時のマイク/リモコン信号用としてもう1本の線材を加えた5芯構造の「Noiseless Hybrid Wiring」を採用している。リモコン付きケーブルは、どうしても音質の面では一般的なケーブルに劣るというイメージを覆す、モバイルデバイスに特化したGLIDiCらしいこだわりといえよう。ケーブル長も、一般的な1.2mではなく、スマホユーザーに最適な1.1mとしている。

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↑MMCX端子を採用しておりリケーブルも容易↑MMCX端子を採用しておりリケーブルも容易

 

落ち着いた響きの大人っぽいサウンド

そのサウンドについて開発担当者に伺ったところ、「コンサートホールで聴いているかのような奥行きと広がりを楽しんで欲しい。個人的にオススメのソースはクラシック」と話していた。そこで、まずはクラシック系の音楽から試聴してみた。

 

サウンドの印象を一言で表現すれば、落ち着いたゆったりとしたもの。これまでのSEシリーズは、少し中高域の明瞭感に振った印象だったが、それとは傾向を大きく変えたように思う。オーケストラを厚みのある低域をしっかり再現しながら中高域の管楽器系を高らかに響かせる。音場の広がりも十分ありながら音はしっかりと定位しており、臨場感を味わうにも十分な体力を発揮してくれる。まさに狙い通りのサウンドが出来上がったといっていいだろう。

 

一方でポップス系を聴いてみると、低域の量感がたっぷりあるもののキレは今ひとつの印象で、ポップスを聴くにはもう少し明るいキャラが欲しくなるかも知れない。その意味では従来モデル(「SE-5000HR」「SE-1000」)の方がポップス系の音楽にはマッチしているようにも思う。しかし、女性ボーカルなどはしっとりとした心地良い響きとなるので、ジャズを少し大人っぽい雰囲気で聴きたいときなどにマッチするサウンドとして楽しめそうだ。

 

また、この音作りは長時間聴いても聴き疲れが生じにくいという側面も持つ。幸い本機にはComply製ウレタンイヤーピースを付属しており、これを使えば耳あたりもグンと向上し、フィット感としても長時間使用に耐え得る仕様となっている。従来製品では少しキャラクター的に軽さを感じた人もいただろう。本機の登場により、SEシリーズ全体としてより幅広いユーザー層に対応できるようになったのは確かだ。

 

イヤホンも2wayの時代!? エレコムから低域+高域の2つのドライバーを備えた「EHP-DH1000Aシリーズ」登場

エレコムは、新開発「Axial-Acoustic 2Way Speaker System」を搭載したハイレゾ対応イヤホン「EHP-DH1000Aシリーズ」を2018年1月中旬に発売します。実売予想価格は1万4800円前後。色はブラックとレッドの2色展開となります。

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EHP-DH1000Aシリーズは、エレコムが独自に新開発した機構「Axial-Acoustic 2Way Speaker System」を搭載したカナル型イヤホン。7mm径の低音用ドライバーと、5mm径の高音用ドライバーを同軸上に備えたダイナミック型2Way構成となっています。

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低音用ドライバーは、フロントローデッド構造により不要な高域成分をカットする理想的なアコースティック2Way方式を採用し、広い周波数帯域と歪みの少ない音楽信号に対するリニアなレスポンスを実現。また、高音用ドライバーは振動板が直接外耳道に対向することにより、優れたレスポンスを発揮します。

 

高剛性オールアルミ製ハウジングはドライバーヨークから発生する不要な振動を抑制し、振動板からの音楽信号を忠実に再生するとともに堅牢性と軽量化を実現しています。

 

ケーブルにはOFCリッツ線を採用。左右のグランドケーブルを独立分離化し4線にすることで、左右間の静電ノイズ・電磁ノイズを減少させ、音の広がりと引き締まった低音を実現します。イヤーピースには、奥行2段階で調整可能な“デプスフィットイヤーキャップ”を採用し、密閉性も高めているほか、イヤーキャップの内外で硬度を変えることで、音質向上とフィット感を両立させています。サイズはS/M/Lの3サイズが付属。

 

低音用と高音用の2つのドライバーが織り成すハイファイサウンドを、ぜひチェックしてみて下さい。

 

【SPEC】
●インピーダンス:14Ω●音圧感度:103dB/mW●最大入力:100mW■再生周波数帯域:10Hz~45kHz●コード:1.2m(Y型)●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型)●質量:約11g(コード含まず)●付属品:イヤーキャップ(S/M/L)、コードキーパー、収納ポーチ

Appleやソニーに負けない完成度! サムスンが満を持して投入した完全ワイヤレスイヤホン「Gear IconX」を使ってみた

Apple「AirPods」やソニー「WF-1000X」、ボーズ「SoundSport Free wireless headphones」など、各社から次々と新製品が登場し、盛り上がりを見せている“完全ワイヤレスイヤホン”市場。最近はスマホで音楽を聴く人も増えていますが、スマホの世界トップシェアを誇るサムスンからも、完全ワイヤレスイヤホン「Gear IconX」が発売されました。今回はその実力をレビューしてみたいと思います。

20171206-i04 (2)↑Gear IconX

 

Gear IconXは、元々は2016年にグローバル市場で発売されたもの。当時のモデルは日本で限定的に販売されたので、国内市場への本格上陸は今回が初めてになります。グローバルモデルは全部で3色のカラバリを揃えていますが、日本では最もスタンダードなブラックのみが発売されます。

 

大きな特徴は、本体に内蔵する4GBのメモリーに音楽ファイルを転送して、スマホなしでも音楽リスニングを楽しめるプレーヤー機能。スポーツのコーチングプログラムもプリセットされていて、Android向けにリリースされている「S Health」アプリを入れたスマホとペアリングしてアクティビティの記録が残せます。完全ワイヤレスイヤホンは、特にアメリカを中心とした海外では先進的なウェアラブルデバイスとしても注目されています。来年はGear IconXと同様にスポーツシーンとの相性の良さをうたうモデルが増えてくる予感がしています。

 

ほかにもタッチセンサー式のリモコンや、Galaxy Note8、Galaxy S8/S8+とペアリングしたときによりいい音が楽しめる独自のオーディオコーデック対応など、Gear IconXの特徴は色々あります。ハンドリングしながら順に紹介していきましょう。

 

小さなボディにタッチセンサーを搭載

スマホとのペアリングにはAndroid対応の「Gear Manager」アプリを使うと便利です。今回はGalaxy Note8を一緒に借りてテストしてみたのですが、イヤホンケースのフタを開けるとスマホの画面にポップアップメニューが表示され、ガイダンスに従って電話にメール、ワークアウトアプリなど装着しているときに通知を読み上げてくれるアプリを選択して、簡単にペアリング完了。再接続もアプリを使って素早くできます。iOSに同じアプリがないのが残念です。

↑Gear Managerアプリを起動して簡単にペアリング↑Gear Managerアプリを起動して簡単にペアリング

 

センサーリモコンは楽曲再生にハンズフリー通話、本体メモリーに保存した曲やプレイリスト選択などが、パネルのタッチとスワイプ操作だけでできるようにうまく設計されています。

↑サイドパネルがタッチセンサー式のリモコンになっている↑サイドパネルがタッチセンサー式のリモコンになっている

 

左右のイヤホンを使うので最初は多彩な種類のコマンドに慣れる必要もありましたが、日本語対応の音声ガイドも助けてくれるので比較的苦もなく使いこなせるようになると思います。タッチセンサーの反応はとても良好です。

↑サイドパネルの操作方法はアプリからも確認できる↑サイドパネルの操作方法はアプリからも確認できる

 

本体への楽曲転送には「Gear Manager」アプリを使います。最新のGalaxyシリーズはUSBケーブルをGear IconXのケースに直結して、一気に複数の曲を選択して高速転送ができるので便利です。Bluetooth接続によりケーブルレスで転送することもできるのですが、この場合は1曲ずつしか転送できないので時間がかかります。Galaxy以外のAndroidスマホ、iPhoneのユーザーはWin/Mac対応のPC用アプリケーション「Gear Manager」を使って転送します。「Gear Manager」アプリを使えばファイルを転送した後に端末上でプレイリスト作成も可能です。

↑イヤホンのステータス確認、機能設定がGear Managerアプリから行える↑イヤホンのステータス確認、機能設定がGear Managerアプリから行える

 

↑音楽ファイルの転送はGalaxyシリーズとの組み合わせならUSB転送も可能だ↑音楽ファイルの転送はGalaxyシリーズとの組み合わせならUSB転送も可能

 

ちなみにGear IconXの音楽プレーヤー機能で再生できるファイル形式はMP3/M4A/AAC/WAV/WMAです。FLAC形式のファイルやハイレゾ音源の再生は非対応になります。

 

「本体に音楽プレーヤーを内蔵するイヤホン」は実はそれほど多く選択肢があるわけではありません。筆者がぱっと思いつく限りではソニーのウォークマン「NW-WSシリーズ」と「Smart B-Trainer」ぐらいでしょうか。イヤホン単体で音楽再生ができると、スポーツシーンで便利に感じられるだけでなく、ペアリングしたスマホから離れた時に発生してしまう音切れからも解放されます。キッチンからベランダまで、家の中も音楽を聴きながら自由自在に動き回れるので快適です。

 

このほか「Gear Manager」アプリからはイヤホンをなくしてしまったときに、ビープ音を鳴らして場所を確認できる「Gearリモート追跡」の機能が使えます。

↑エクササイズの記録やリモート追跡機能などがアプリに含まれる↑エクササイズの記録やリモート追跡機能などがアプリに含まれる

 

スポーツしながら音楽を聴くときには「周囲の音を聴く」機能が便利です。最新のヘッドホン・イヤホンの中には「ヒアスルー」「アンビエント音取り込み」のような名称で採用するモデルも多くあり、こちらの機能も来年以降に発売されるイヤホンのトレンドになりそうです。

 

本体タッチパッドの長押し操作で機能の切替えを選択します。有効にすると近くにいる人の話し声がよく聞こえるようになります。屋外を歩きながら使ってみると環境音も聞こえるようにはなるものの、音楽を聴きながらだとどうしても環境音にまで集中が向かないものなので、機能をオンにした状態でも周囲の安全を気にしながら使う心配りが大事です。

 

イヤホンの装着感はとても洗練されていて心地よい仕上がり。シリコン製のイヤーチップとイヤーフィンを付けても本体がコンパクトなので、多くの方が違和感なく使えると思います。ケースのサイズも小さいので持ち歩く時に荷物になりません。

↑本体は色んな機能を満載しながらサイズはコンパクトにまとめている↑本体は色んな機能を満載しながらサイズはコンパクトにまとめている

 

バッテリーはイヤホン単体での連続音楽再生時間が長く確保されているのが特徴です。内蔵音楽プレーヤーモードで6時間、スマホとペアリングしてBluetoothリスニングで聴く場合も5時間というスタミナ設計。バッテリー内蔵専用ケースでフル充電できる回数は1回とされていますが、実際には大半の場合が通勤時間やエクササイズの時に1~2時間ほど聴いてケースに入れて充電という使い方をするはずなので、数日おきに充電すればいいかと思います。

↑充電やデータの転送はUSB経由で。USB Type-Cを採用する↑充電やデータの転送はUSB経由で。USB Type-Cを採用する

 

スッキリ切れのいいサウンド

音楽再生はGalaxy Note8でSpotifyの音楽ストリーミングを聴きながらチェックしました。Gear Icon XはBluetoothのスタンダードなオーディオコーデックであるSBCのほかに、もうひとつGalaxy Note8/Sシリーズとの組み合わせで使える「Samsung Scalable Codec」に対応しています。当技術はaptX HDやLDACのように、Bluetooth再生時により多くの情報量を伝送することを目的としているわけではなく、どちらかといえば”音途切れ”をなくして安定したリスニングを実現することを目的にしているようですが、結果として心地よい音楽体験の向上に結びついています。

↑Gear Note8とペアリングして試聴した↑Gear Note8とペアリングして試聴した

 

音質はクリアで伸びやかな中高域を特徴としているように思います。一般的に屋外でイヤホンやヘッドホンを使って音楽を聴くと、環境によっては周囲のノイズの影響を受けて中低域が減衰してきこえるもの。アウトドアでの使用をメインに想定したスポーツイヤホンの場合、あらかじめ中低音のバランスを強化したチューニングに仕上げてある製品によく出会いますが、このGear IconXの音の仕上がりはむしろ反対の方向性を感じます。どちらかといえばピュアなオーディオリスニング寄りで、静かなジャズやクラシックにもよく合います。

 

ボーカル系の楽曲も得意としていて、声を力強く立体的に押し出してきます。余韻の抜け味も爽やかです。反面、低音がやや物足りないように感じられるところもありますが、ジャズピアノやロックのエレキギターなど、メロディ系の楽器の鮮やかな切れ味を求める方にはぴったりハマる音といえるのではないでしょうか。イヤーピースを普段使っているものよりもワンサイズアップすると、より低音が引き締まってきました。

↑イヤーチップとイヤーフィンを装着する↑イヤーフィンを装着するとフィット性を高められる

 

今回、Gear IconXの実機をテストしてみて、本機が海外で高い人気を誇るイヤホンであることがよくわかりました。装着感とリモコンによるハンドリングはとても洗練されていて、音質はもう少し”クセ”のような本機にしか出せない個性があってもいいように感じますが、色んな音楽をオールラウンドに気持ち良く聴かせてくれる器用さを持ち合わせていることは確かです。

 

残念なのは、日本でたくさんのユーザーがいるiPhoneでの使い勝手が、Galaxyシリーズとペアリングした時よりも若干落ちること。とくにスムーズにペアリングできることは完全ワイヤレスイヤホンにとって大きなプラスのポイントになるので、Gear Managerアプリは割り切って早いうちにiOS対応を実現して欲しいところ。ユーザーも増えれば、これから完全ワイヤレスイヤホンの定番シリーズになれるポテンシャルを持ったイヤホンだと感じました。

 

 

この可愛さ……全種類揃えたい! ディズニーツムツムスピーカーに「ドナルド」と「デイジー」が仲間入り

Hamee(ハミィ)は、手のひらサイズのワイヤレススピーカー「Bluetooth4.2 ディズニー ツムツム スピーカー」に、新たに「ドナルドダック」と「デイジーダック」の2種類のデザインを追加して販売開始しました。価格はそれぞれ4968円。

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本製品は、「ディズニーツムツム」デザインを採用した小型ワイヤレススピーカー。従来の「ミッキーマウス」、「ミニーマウス」に加え、新たに「ドナルドダック」と「デイジーダック」がラインナップに加わりました。

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ゲームからそのまま飛び出してきたような丸みのあるフォルムが特徴で、Bluetooth4.2を搭載しており、最大接続距離は約10m。電源を入れるとほっぺが光るキュートなデザインになっています。

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iPhoneやスマホでBluetoothに接続し、ワイヤレスで音楽が楽しめるほか、3.5mmAUXケーブル(約45cm)を付属しているので、スピーカー機能のない機器にも有線接続ができます。スマホ接続時にはハンズリー通話も可能。また、スピーカーを2台同時接続すると自動でステレオ再生になるため、臨場感のあるサウンドが楽しめます。

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SNS映えしちゃいそうなキュートなデザインは、眺めるだけでも幸せな気分になれちゃいそう。新キャラが加わったディズニーツムツムデザインのスピーカーは、価格も手ごろなのでプレゼントにも最適ですね。

 

【SPEC】
●サイズ:約W50×H60×D90mm●接続方法:Bluetooth4.2●使用電池:内蔵リチウムポリマー電池●充電時間:約2.5時間●インピーダンス:4Ω●再生周波数帯域:90Hz~20kHz●音圧感度:80dB●連続音楽再生:約4時間●連続通話時間:約6時間●接続可能範囲:約10m●同時接続可能スピーカー台数:2台●付属品:スピーカー本体、microUSBケーブル(約25cm)、3.5mmAUXケーブル(約45cm)

オーディオメーカーならではの視点でIoTに挑む! オンキヨーが音にこだわったスマートスピーカー2種を発売

オンキヨーグループが開発したAI(人工知能)アシスタントを搭載するスマートスピーカー2モデルが11月末に発売されました。この2モデルは、それぞれ異なるAIアシスタントに対応しており、ユーザーが自分の好きなAIに対応したスピーカーを選べるようになっている点が特徴です。

 

Googleアシスタント搭載の「G3(VC-GX30)」はブラックとホワイトの2色展開。価格はオープンですが、想定売価は2.5万円前後になります。

↑Googleアシスタント搭載の「G3」。コンパクトなスクウェアデザイン。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色↑Googleアシスタント搭載の「G3」

 

20171204-i02 (2)↑コンパクトなスクウェアデザイン。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色

 

アマゾンAlexa搭載の「P3(VC-PX30)」はブラックの1色で、オープン価格。想定売価は3万円前後です。G3は家電量販店などで一般販売されますが、P3については発売当初、アマゾンのオンラインショッピングサイトで一部のアマゾン・プライム会員向けに招待制として限定的に販売されます。

Alexa搭載の「P3」Alexa搭載の「P3」

 

↑Alexa搭載の「P3」。こちらはブラックの1色展開↑こちらはブラックの1色展開

 

オンキヨーグループは「マルチAI戦略」の名の下に、今年の春にはアップルのボイスアシスタント「Siri」に対応したLightning端子直結のイヤホン「RAYZ」シリーズや、Lightning接続のポケットスピーカー「RAYZ Rally」を発売しています。今回の2モデルは同じ戦略に続くスマートスピーカー。9月にベルリンで開催されたエレクトロニクスのイベント「IFA2017」で欧米向けモデルとして発表された製品が、それぞれのAIアシスタントの日本語対応を受けていよいよ国内で発売されます。

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音楽性を重視したスマートスピーカー

今回の新製品では「新しい音体験をつくること」を目指したと語るのは、開発プロジェクトを指揮したオンキヨー AI/IoT事業戦略室 室長の宮崎武雄氏です。「AIの技術革新は日々ものすごいスピードで進んでいます。2015年にスマートスピーカーが発売されたアメリカからは、音楽を好きな方々が声で操作できるスマートスピーカーに日々馴染んで、新しいリスニングスタイルのなかに定着しつつあるという声が聞こえてきます。音声操作という新しいインターフェースも加えて、これからのスピーカーは音楽を聴くためのツールだけでなく、様々な用途に『使うスピーカー』になるだろうとオンキヨーは考えています。今回発売した新製品を皮切りに、様々なパートナーと手を組みながらスマートスピーカーの多彩な使用シーンを開拓していきたい」。宮崎氏が意気込みをアピールしました。

 

ふたつの新製品はともに、オーディオメーカーであるオンキヨーの独自技術を活かした「音楽好きのためのスマートスピーカー」であると宮崎氏が製品の特徴を説明しています。各製品のポイントを紹介しましょう。

 

Googleアシスタントを搭載する「G3」はコンパクトな本体に2cmのトゥイーター、8cmのウーファーを搭載した2ウェイ構成のモノラルスピーカーです。ウーファーは同サイズの従来スピーカーユニットに比べて約1.5倍の振幅量を持たせて、駆動力の高いマグネットを搭載したカスタム仕様。この新開発のウーファーユニットを強固なフレームで固定して剛性を高めることで、サイズを超えたパワフルな中低音が再現されます。エンクロージャーを敢えて振動させて、独自の解析技術でコントロールしながら豊かな音の響きも加えました。オンキヨーのスタッフに聞いたところ「G3はどちらかと言えばクリアで繊細なニュアンスを再現できるサウンド」であるとのこと。

20171204-i02 (3)↑キューブ状のボディの「G3」。カラーは2色を用意

 

20171204-i02 (4)↑天面に操作パネルを搭載

 

アマゾンのAlexaを搭載した「P3」は、本体の正面側に2基の2.5インチ・フルレンジウーファーを搭載。背面側にデュアルパッシブラジエーターを設けて、厚みと広がりのある音を再現します。本機のサウンドの傾向は、「マッシブな低音が再現できる、エネルギッシュなアメリカンサウンド」を目指してチューニングしているそうです。

20171204-i02 (7)↑円筒形の「P3」。カラーはブラックのみ

 

20171204-i02 (8)↑こちらも天面に操作パネルを搭載

 

どちらのスピーカーも本体の天面に複数のマイクユニットを搭載しています。ある程度大きな音を出しながら音楽を聴いている時にも、マイクが音声コマンドを正確に拾ってくれるのか心配なところですが、そこは本体の設計ルールに従って、ノイズリダクション回路を含めたマイクシステムのチューニングを行ったことで、より正確で安定感のある性能を発揮するそうです。

 

その他のインターネットにつないで楽しめるスマート系サービスは、どちらも本家のスマートスピーカーと同じことができます。音楽配信サービスについては、G3がGoogle PlayミュージックとSpotify、P3がAmazon Music Unlimitedとdヒッツに対応。IPインターネットラジオはともにradiko.jpの聴取に対応したほか、P3はTuneInのサービスも聴けます。

 

複数のスマートスピーカーによるマルチルームリスニングについては、G3は同じGoolgeアシスタントを搭載するGoogle Homeと連携できるほか、グーグルのChromecast built-inの機能に対応するコンポーネントとWi-Fiを経由してつながることができます。

↑G3はGoogle Homeに対応したほかの家電や照明などと連携することも可能↑G3はGoogle Homeに対応したほかの家電や照明などと連携することも可能。「加湿器をつけて」と話しかけると横に置かれた加湿器が作動するデモが披露された

 

アマゾンのAlexaを搭載するスマートスピーカーには現在のところ本家の「Echoシリーズ」があります。こちらはマルチルーム再生機能の日本語対応が間もなくローンチ予定ですが、その後もEchoシリーズのAlexa搭載スマートスピーカーとはクラウドを介して同じホームネットワーク上で認識はできるものの、マルチルーム再生のタイミングがうまく同期しなかったり、いくつかの機能的な制限が生まれるようです。代わりにP3が搭載するDTSの「Play-Fi機能」を使えば、マルチルーム再生や2台のP3によるステレオ再生、Spotifyのストリーミングなど多彩なコンテンツへのアクセスが広がります。

 

なお、オンキヨーグループで展開するオンキヨー、パイオニアの両ブランドからはChromecast built-in、DTS Play-Fiに対応するネットワークオーディオ機器も「70機種以上」と数多くあるので、スマートスピーカー以外にもマルチルーム再生を楽しむための製品に豊富な選択肢が揃っています。

20171204-i02 (12)↑ネットワーク経由でAIアシスタントのサービスにつながるオーディオ機器を多数展開している

 

将来は家のアチコチにスピーカー&マイクが設置される?

「オンキヨーグループとして、今後も徹底してAIアシスタントを搭載するスマートスピーカーの開発・販売を強化していきたい」とオンキヨー&パイオニア マーケティングジャパンの社長である荒木健氏が壇上で宣言しました。「音楽を通じて一人ひとりの生活を豊かにしていきたい」という荒木氏は、AIのテクノロジーを活用して、今後はさらに多様な可能性が広げられると構想を語りました。スマートスピーカーについてもG3やP3のようにリビングやプライベートルームに置いて使うタイプのものだけでなく、天井に埋め込んだり、キッチンの壁にビルトインするタイプのスピーカーに、外付けのマイクやAIコントローラーを組み合わせてスペースを有効に活用しながら設置していく方法があると指摘しました。現在は国内の住宅総合メーカーとパートナーシップを組んで、お風呂の壁面を振動させて音を鳴らす「加振器」にAIアシスタントを組み込んだBtoB向け商品開発にも取り組んでいるようです。

↑オンキヨー&パイオニア マーケティングジャパンの荒木氏(写真左)とオンキヨーの宮崎氏(写真右)↑オンキヨー&パイオニア マーケティングジャパンの荒木氏(写真左)とオンキヨーの宮崎氏(写真右)

 

↑オンキヨーグループが提案する未来のAIを活用したホームオートメーションのイメージ↑オンキヨーグループが提案する未来のAIを活用したホームオートメーションのイメージ

 

↑バスルームで快適に音楽を楽しめる音響設備とAIの融合モデルも開発中だ↑バスルームで快適に音楽を楽しめる音響設備とAIの融合モデルも開発中だ

 

またGoogleアシスタントやAlexa以外にも、アメリカのSOUNDHOUND社が開発するAIアシスタント「HOUNDIFY」を組み込んだスマートデバイスや、オートモーティブ(自動車)用のインフォテインメント機器と同社のスマートスピーカーの技術をつないでいく方向にも様々な取り組みを模索しているのだとか。今回発売されたG3/P3は、オンキヨーグループのAI&スマート戦略の氷山の一角なのかもしれません。続く今後の展開も楽しみですね。

 

 

男ゴコロをくすぐるギミック満載! カスタマイズの醍醐味が味わえるハイレゾ対応イヤホン JVC「SOLIDEGE 01 inner」

この冬、JVCから自分好みの音にカスタマイズできる機能を満載した、ちょっと贅沢なイヤホン「SOLIDEGE 01 inner(HA-FD01)」が発売されます。音にこだわるイヤホンファンから、そろそろ初めてのプレミアムイヤホンに挑戦してみたいという方まで広くおすすめしたい本機の実力を、隅から隅までレビューしてみたいと思います。

20171122-i03 (3)↑SOLIDEGE 01 inner(HA-FD01)

 

JVCはこれまでにも世界初、業界初の技術を搭載した数々のポータブルオーディオを発売してきました。そのラインナップの充実ぶりは日本のオーディオブランドのなかでもトップクラスを誇ります。現在、JVCのポータブルオーディオ製品の頂点に君臨する「CLASS-S(クラスS)」の称号は、音やパーツの素材、そして細部までとことんこだわったフラグシップだけに与えられています。今回紹介するHA-FD01はCLASS-Sのラインナップに新しく加わるトップエンドのイヤホンです。

 

本機はさらにそのCLASS-Sのモデルの中で、メタル素材の特性を活かした高解像でクリアなサウンドを個性とする「SOLIDEGE(ソリデージ)」シリーズの最上位モデルでもあります。JVCがビクター時代から掲げる「原音探究」のコンセプトを継承しながら、音楽を演奏したアーティストの思いまで伝えるほどのリアリティを実現しました。

 

CLASS-SのSOLIDEGE シリーズには、今回メインで紹介する上位のHA-FD01のほか、姉妹機のHA-FD02があります。ともにフルステンレスボディを採用したインナーイヤータイプ。アウトドアでのポータブルリスニングだけでなく、室内でゆっくり音楽を聴きたい時にも最高のコンディションを約束してくれる頼もしいハイレゾ対応イヤホンです。

↑姉妹機のSOLIDEGE 02「HA-FD02」↑姉妹機のSOLIDEGE 02 inner(HA-FD02)

 

HA-FD01のプロフィールと特徴

HA-FD01にはJVCのヘッドホンの先端技術が惜しみなく詰め込まれています。ハウジングには無垢のステンレス素材の削り出しパーツを使用。シリーズ名の通りの輪郭を明瞭に力強く描ける音を実現するためには、高い強度を誇る金属であるステンレスが最適な選択肢だったからです。

20171122-i03 (1)↑ステンレス削り出しのハウジングには繊細な加工が施されている

 

サウンドの要になるドライバーには11mm口径のダイナミック方式を採用する独自の「D3ドライバーユニット」を新しく開発しています。軽くて強度の高いポリマー素材「PEN」を振動板中央のドーム部分に配置して、その周囲にはPET素材を組み合わせています。それぞれの素材が持つ特性を活かすために2種類のアモルフォスカーボンを分けて表面に処理をかけたことで、鮮明かつ心地よいディティールを再現します。この振動板を正確に伸び伸びと動かすため、チタニウム製の強固なドライバーケースに格納して、さらにユニット内部の空気室の密度にも細かなチューニングを施したことで、凛として明確な、心地よいサウンドに仕上げています。

 

SOLIDEGEシリーズの最上位モデルのイヤホンは、JVCの原音探究のコンセプトに従って、音楽ソースが本来持っている魅力をありのまま引き出すことを音づくりの基本にしていますが、同時にユーザーが聴きたい音に合わせてパーツを自由自在にカスタマイズを楽しめる要素を盛り込んでいます。そのひとつが最もユニークな機能である「Jマウントノズル交換システム」です。

↑SOLIDEGE 01 innerのノズル交換詳細↑HA-FD01のノズル交換詳細

 

通常のイヤホンは本体のノズルがハウジングと一体成形になっていますが、本機は一眼レフカメラのレンズを交換するように、マウントのロックを解除して3種類のノズルを交換することができます。ノズルは「ステンレス」「チタン」「真鍮」という3種類の金属に分かれていて、それぞれを換えると音の雰囲気がガラリと変わります。音質の違いは後ほど詳しくレポートします。

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イヤーピースはイヤホンの音質と装着感の両方に深く関わる大事なアクセサリーです。HA-FD01にはJVC独自のイヤーピースを改良した「スパイラルドット+ イヤーピース」を本機のために開発、搭載しました。内壁に設けた小さなくぼみの形状などに見直しをかけて、より一層クリアで解像度の高い音を追求しています。人肌に近い力学特性を持つという新素材が採用されているので、耳穴の中に柔らかく最適な角度でフィットしてくれます。外からの音が漏れ聞こえてくることもありません。

 

装着感を高めるために、イヤホン製品としては他に類を見ないもうひとつの工夫を凝らしています。ノズルが装着されているベースごと360度回転する「ファインアジャスト機構」です。ダイアルを回すように、ノズルのベースをぐるっと回転させて角度を変えられるので、ひとそれぞれに違う耳の形に合わせたベストフィットが得られます。ノズルを180度回転させれば、装着スタイルもループ掛け(耳掛け)とストレートポジション(通常掛け)の両方を好みに合わせながらアレンジできます。

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ケーブルはMMCXコネクタを採用する着脱式。上位モデルのHA-FD01には、本体からプラグの直前まで左右の信号線とアース線を完全分離設計にした高音質ケーブルが付属しています。後ほどまた、JVCのヘッドホンアンプ「SU-AX01」とバランスケーブルによる組み合わせと聴き比べてみたいと思います。

↑MMCXコネクタを採用↑MMCXコネクタを採用

 

音を聴いてみよう:ノズル交換も試した

はじめにHA-FD01をオンキヨーのハイレゾスマホ”グランビート”に直接つないで聴いてみます。ノズルは出荷時に装着されている、ハウジングと同じ素材のステンレスを中心にチェックしましょう。

↑FD01をグランビートにつないで聴いてみた↑FD01をグランビートにつないで聴いてみた

 

はじめにジャズピアノを聴いて、いきなりその鮮明な音の輪郭と音像の彫りの深さに圧倒されました。余分な響きがピシッと抑えられた、真冬のよく晴れた日の早朝の空のように明瞭な視界が得られます。ピアニストの指先のイメージが頭に浮かんできて、音に込めた熱量も活き活きと伝わってくるようです。ボーカル系の楽曲を聴くと、自然な声質ときめ細かなニュアンスの再現力に富んだイヤホンであることがよくわかります。まるでボーカリストが目の前に立って歌ってくれているようなリアリティに思わず息を呑んでしまいます。

 

ダンスミュージックを再生してみると、低音にもまったく曇りがないことがよくわかります。肉厚なリズムが鋭く立ち上がり、明るく弾けるようなビートが小気味良く刻まれます。空気の押し出しが鋭く、ロックやポップスのアップテンポな曲を聴いてみても目の覚めるようなリズムが冴え渡ります。演奏を残したベーシストも納得の行くリアリティと言えるのではないでしょうか。中高域と低域の分離感がとても良いので、広々としたコンサートホールのイメージが思い描けました。

 

クラシックのオーケストラによる演奏は本機が最も得意とするジャンルのひとつと言えそうです。フォルテッシモからピアニッシモまで強弱のイメージをダイナミックに描き分ける高いパフォーマンスを持っていることがわかります。そしてやはりメタルボディのイヤホンなので金管楽器との相性は抜群に良く、円やかな音のニュアンスが指先で触れられそうなほど濃厚に浮び上がってきました。弦楽器のハーモニーはまるで開放型のハイエンドヘッドホンで聴いているみたいに爽やかな後味が残ります。

 

ノズルをステンレスからチタンに換えると、音の輪郭がさらにカチッと定まってきます。ジャズピアノの音色がクールになって、ベースの音は少し線が細くなる代わりに、芯の強さを残したままスピード感が一段と増してきました。透明な静寂の中で宝石にようなピアノの音の粒が輝いて見えるような、このイヤホンにしか出せないサウンドイメージを楽しませてくれます。

 

真鍮のノズルに交換すると、今度はステンレスのノズルよりもさらに音の柔らかさと粘っこさが強く感じられるようになります。アップテンポなJ-POPの楽曲を聴くと、低いリズムがしっかりと地に足が根付いて、華やかで凛としたボーカルのイメージが真ん中の位置にキリッと定位します。オーケストラの演奏を聴いてみても、足腰がどっしりと据わった濃厚な余韻を楽しませてくれるところが真鍮ノズルならではの魅力ではないでしょうか。

 

姉妹機「02」との違いは

姉妹機であるHA-FD02と音質にどんな違いがあるのか聴き比べてみました。両モデルの仕様を比較してみると、D3ドライバーのケースに使われているメタル素材と、FD02は通常の「スパイラルドット イヤーピース」が採用されているところが特に音質に深く関わる差分になります。

 

FD02はノズル交換は非対応ですが、FD01と同じフルステンレスボディになります。やはり解像度がとても高く、音像をくっきりと鮮やかに描くイヤホンです。ひとつの違いは上位モデルのFD01よりも、ミントのように突き抜ける爽やかな余韻の感触や、オーケストラの演奏では弦楽器の煌びやかな音色に現れるように感じました。ただ底からグンと力強く立ち上がってくるような低音のパワー感はFD01に軍配が上がります。ショップなどでしっかりと聴き比べて好みに合うサウンドを選ぶことをおすすめします。どちらのイヤホンも、元もと備える豊かな音楽性が鳴らし込むほどに熟成されていく楽しみが得られそうです。

 

バランス駆動やリケーブルも楽しもう

HA-FD01はリケーブルによってバランス駆動を楽しむこともできます。左右の音楽信号の通り道を完全に分けることによって、より低ノイズでステレオ感に富み、細かなニュアンスの変化が楽しめるようになるのがバランス接続によるリスニングの魅力。今回はJVCのバランス駆動に対応するポータブルヘッドホンアンプ「SU-AX01」と、バランスケーブル「CN-HM01MB」を用意して、付属ケーブルとの音の違いを比べてみました。

↑バランス駆動に対応するJVCのポタアン「SU-AX01」↑バランス駆動に対応するJVCのポタアン「SU-AX01」

 

↑MMCX対応のバランスケーブル「CN-HM01MB」↑MMCX対応のバランスケーブル「CN-HM01MB」

 

アンプをつなぐと確かに、音場の見晴らしがクリアになりました。ボーカルもさらに凛とした精悍な表情を見せてくれます。声に雑味がなく、歌い手の息づかいまで間近に感じられるようになります。楽器の演奏も芯の力強さに磨きがかかってきます。

↑iPhone 8につないでハイレゾ音源を再生してみた↑iPhone 8につないでハイレゾ音源を再生してみた

 

ただ、HA-FD01に付属するケーブルの実力が非常に高いことも同時に思い知らされました。アンプによるバランス駆動に負けないほど音像がシャープで力強く、生命力があふれ出てくるようなサウンドを聴かせてくれます。組み合わせる再生機器やリケーブルの特徴を、HA-FD01は素直にありのまま引き出してくれました。

 

Bluetoothイヤホンにも早変わり

HA-FD01の上質なサウンドが、そのままワイヤレスでも楽しめたら最高ですよね。そんな期待にも応えるアイテムがこの冬CLASS-Sのラインアップとして発売されています。Bluetooth対応レシーバー「SU-ARX01BT」を最後に紹介しましょう。

↑クラスSシリーズのBluetoothレシーバー「SU-ARX01BT」↑CLASS-SシリーズのBluetoothレシーバー「SU-ARX01BT」

 

リケーブルに対応するHA-FD01の本体を、こちらのSU-ARX01BTに装着すればネックバンド型のワイヤレスイヤホンになります。基本的にはCLASS-Sのイヤホン対応ですが、ケーブルの先端は一般的なMMCXコネクターなので、お手持ちのMMCX採用のイヤホンで試してみるのもオススメです。Bluetoothのオーディオコーデックは高音質なaptXと、iPhoneの実力を引き出せるAACの両方に対応しています。

 

実機で試聴してみると、HA-FD01の魅力である解像感とクリアさがBluetoothリスニングでもまったく失われないことに驚くばかりです。本機には圧縮された音源をハイレゾ相当にアップコンバートするJVCの独自技術「K2テクノロジー」が組み込まれています。レシーバー本体のボタンから機能をオンにすると、ピアノやボーカルの音像が前に近づいてきて演奏に自然な立体感が生まれました。J-POPやアニソンの洗練されたアレンジやエフェクトの作り込みにも、細かいところまでピントが合って気持ちのよいリスニングを楽しめました。

 

マニアをくすぐる遊び心と、音楽好きを酔わせる豊かな表現力。SOLIDEGEシリーズ「HA-FD01」はすべてのイヤホンファンを熱くさせる要素を満載したイヤホンです。

 

【URL】

JVC CLASS Sスペシャルサイト http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/special/class-s/

HA-FD01製品情報 http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/ha-fd01/

HA-FD02製品情報 http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/ha-fd02/

上野優華のミニライブやポタ-1グランプリなど見どころいっぱいの「ポタフェス2017 WINTER」が12月16・17日開催

国内最大級のイヤホン&ヘッドホンの体感イベント「ポータブルオーディオフェスティバル2017 WINTER 東京・秋葉原」(ポタフェス)が12月16日(土)、17日(日)の2日間にわたって開催されます。

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今回のポタフェスは、「ベルサール秋葉原」と「TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原」の2会場に、国内外の約190以上のオーディオブランドが集結! さらに、声優・花澤香菜さんをスペシャル審査委員長に迎えた2017年のポータブルオーディオNo.1を決める「ポタ‐1グランプリ2017」の発表&受賞イベントも実施されます。

↑2016年の冬のポタフェスの様子↑2016年の冬のポタフェスの様子

 

ミニライブやトークショーも楽しめる「ポタ-1グランプリ」

今年初めて開催される「ポタ‐1グランプリ2017」は、e☆イヤホンとGetNaviがタッグを組み、読者投票によりポータブルオーディオデバイスジャンルのナンバーワンを決めるアワード。イヤホンやヘッドホンなど全17カテゴリー82アイテムのノミネートから、最も読者の票を集めたアイテムに大賞を授与します。スペシャル審査委員長には声優の花澤香菜さんが就任。

↑花澤香菜さん↑花澤香菜さん

 

16日に行われるステージでのアワードイベントの後には、特設ブースに受賞製品が展示され、実際に試聴することも可能。さらに、来春リリースされる予定の花澤香菜さんの新曲を先行試聴できます。

 

また、当日のステージでは、ポタフェス2017 WINTERのイメージキャラを務める歌手・上野優華さんや、声優・磯部花凛さんによるミニライブのほか、専門家によるトークセッションなども行われ、アワードを大いに盛り上げます。

↑歌手・上野優華さんのミニライブも↑歌手・上野優華さんのミニライブも

 

ポタ-1グランプリの投票は11月30日まで受け付け中です!

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プレミアムヘッドホンやホームシアターも体験可能

メイン会場となるベルサール秋葉原の3階フロア「DAIKEN秋葉原テクニカルスペース」には、ホームシアターやプレミアムヘッドホンを体験できる3つのイベントスペースが出現。数量限定でノベルティグッズも配布されます(数量限定)。

 

「プレミアムヘッドホン体験コーナー」には、オーディオテクニカのオープンエアー型ヘッドホンの頂点となる「ATH−ADX5000」とファイナル「D8000」の2機種を、じっくりと静かな環境で試聴できるブースが用意されます。「ホームシアター体験コーナー」では、エプソンのプロジェクターによる最先端の4K/HDR映像とドルビーアトモスを掛け合わせた臨場感あふれるホームシアターと、ホームネットワークを活用した、いま話題のプロダクトとの掛け合わせによる「ちょっとユニーク」な体験が可能。

↑オーディオテクニカ↑オーディオテクニカ「ATH-ADX5000」

 

このほか、放送波を利用した「i-do」の高音質音声放送が楽しめる次世代型デジタルオーディオプレーヤー「kiwi player」と、11月に開設されたばかりの人気チャンネル「アニソンHOLIC」の共同出展など、見どころいっぱいの内容となっています。

 

ぜひ、12月16日、17日は秋葉原へ足を運んで、最先端のポータブルオーディオを体感してみて下さい。

 

【ポタフェス2017 WINTER 東京・秋葉原】

日 程:2017年12月16日(土)、17日(日) 11:00~18:00(入場締め切り 17:30予定)

会 場:
ベルサール秋葉原
〒101-0021 東京都千代田区 外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビルB1・1F・2F・3F

TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-7-5フロントプレイス秋葉原 3F ホール3A+ミーティングルーム3D

入 場 料:無料

 

ポタフェス公式サイト https://www.paudiofes.com

花澤香菜が「ポタ-1グランプリ」スペシャル審査委員長に! 会場では新曲の先行試聴も実施

GetNaviとイヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」がタッグを組み、ポータブルオーディオ機器の年間王者を決定する「ポタ-1グランプリ」のスペシャル審査員長に、声優の花澤香菜さんが就任することが決定しました! さらに、12月16日~17日に東京・秋葉原で開催されるイベント「ポタフェス」のポタ-1グランプリブースにおいて、花澤さんの2018年2月リリースの新曲を先行試聴可能に!

 

今回は、花澤さんのスペシャル委員長就任を記念した特別インタビューをお届け! ご自身のリスニングスタイルや、オーディオへの思いを語って頂きました。また、GetNaviチャンネルでしか見られない特別動画も大公開しちゃいます。

 

オーディオってこだわるほどに奥深いですね(花澤)

音楽を聴くのは以前から大好きですが、ここ最近はワイヤレスイヤホンを使ってBluetooth再生で楽しむことが多いです。ウォーキングをよくするのでその最中や、電車移動する際などに聴いています。当たり前ですが、ケーブルが絡まったりプラグが抜け落ちてしまったりすることがなくて、本当に快適! Bluetoothの設定や接続も思っていたより簡単で音質もよいので、しばらくはワイヤレスリスニングから離れられそうにありません。

↑花澤香菜さん↑花澤香菜さん

 

音楽はロックやポップスを中心に、色々なジャンルを聴いています。最近のお気に入りは、楽曲をプロデュースして頂いたこともある空気公団さん。簡単な言葉でも心に響いてくる歌詞に、ピッタリと合うメロディが心地よくて! ほかには、ザ・ブルーハーツさんやエレファントカシマシさんなどは、学生時代からずっとヘビロテのバンドです。お仕事の現場に行く途中では、それにテンションを合わせるような曲を聴くことが多いです。例えば、バトル系アニメを収録する前なら、激しいロックを聴くといった感じですね。

 

曲のマスタリングを行うときなどは、大きいスピーカー、小さいスピーカー、ヘッドホンでそれぞれ試聴します。スピーカーなら、部屋全体にフワッと広がるようなイメージ。一方、ヘッドホンで聴くと“耳だけミストサウナ”状態になって、同じ曲でもずいぶんと印象が変わるんです。そんな体験をするたびに、「オーディオの世界って本当に面白いな。こだわるほど奥が深いな」と、強く感じます。私自身もリリースしていますが、ハイレゾ音源も人気がありますよね。ボーカルが近くに感じられたり、色々な楽器の音が繊細に聴こえて演奏している人の表情まで見えたりするので、個人的にも好きです。ワイヤレスとは違った魅力があると思います。

 

ポータブルオーディオには色々な聴き方があって、それを追求するためにヘッドホンやイヤホンなどの機器を選べるのが楽しみのひとつ。アーティストとしても、こだわりを持って聴いて頂けるのはうれしいことですね。(花澤)

 

花澤さんの特別動画はコチラ

 

花澤さんの新曲を先行試聴!

12月16日~17日に秋葉原で開催されるポタフェス2017のポタ-1グランプリブースでは、2018年2月にリリース予定の花澤香菜さんの新曲を先行試聴できるコーナーを用意。いきものがかりの水野良樹さんが作詞作曲、サウンドプロデュースを佐橋佳幸さんが手がける楽曲は、“癒しの歌声”と言われる花澤さんならではの、来たるべき「春」を感じさせる作品となっています。ファンなら絶対聴き逃せない新曲を、ぜひ会場でチェックしてみて下さい!

 

花澤香菜

声優・アーティストとして精力的に活動する。ライブツアーファイナルの模様を収録したBD「KANA HANAZAWA live 2017 “Opportunity”」が発売中。大沢事務所所属。

 

花澤さんがスペシャル審査委員長を務める「ポタ-1グランプリ」では、みなさまからの投票を募集しています。応募の締め切りは11月30日まで。応募者には抽選で豪華な賞品もプレゼントされますので、ふるってご応募下さい。

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e☆イヤスタッフが濃厚レビュー! オンキヨー&パイオニアの最新DAP 4モデルを徹底試聴した!

近年、スマートフォンでは味わえない高音質な音楽再生機能を求めて、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)の人気が高まりつつあります。なかでも、「ハイレゾ再生」や「バランス接続」といったスマホにない機能を備えたモデルが人気。

 

先日発表されたオンキヨーのrubato「DP-S1A」と、パイオニアのprivate「XDP-20」は、そんな人気の機能を押さえながら、さらに2基のDACを搭載した「Twin DAC」に、アンプも2基備えた上位モデル顔負けの本格仕様。発売中の「DP-X1A」や、ハイレゾ対応スマホGRANBEAT「DP-CMX1」を合わせ、4モデルすべて「ハイレゾ再生」「バランス接続」「Twin DAC&アンプ」に対応するなど、オーディオ上級者向けのモデルのみならず、エントリー向けモデルでも音質を妥協しないという同社の強いこだわりを感じるラインナップになっています。

 

そこで今回は、同社の最新ラインナップ4モデルを、音にこだわりのあるe☆イヤホンのスタッフ4人が試聴し、そのレビューをお届けします。 試聴には、パイオニアのハイレゾ対応イヤホン「SE-CH5T」と、2.5mmバランス端子搭載モデル「SE-CH5BL」を使用しています。

 

1.女子にもオススメなパイオニア private「XDP-20」

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画像をクリックすると製品情報ページへ移動します

実売予想価格3万6590円(2017年12月中旬発売予定)

小型&ラウンド設計で女性でも使いやすいエントリーモデル。入門機ながらDACとアンプを各2基搭載しており、バランス接続にも対応する本格仕様で、手軽に高音質で音楽を楽しめます。本体カラーは、ホワイト、ネイビーブルー、ピンクの3色をラインナップ。

 

【SPEC】■再生可能ファイル:PCM 192kHz/32bit、DSD 5.6MHzまで。MQA対応 ■内蔵メモリ:16GB ■マイクロSDカードスロット:2基(最大256GB×2) ■画面サイズ:2.4型タッチパネル ■連続再生時間:約15時間 ■サイズ/質量:W64.5×H98.2×D16mm/125g

 

private XDP-20を試聴したのは、今回のe☆イヤホン参加スタッフで紅一点となるノラさん。本体を手に取りながら、「ポータブル音楽プレーヤーは角ばったデザインのものが多いのですが、こちらは丸みがあって手に馴染みますね。今回用意して頂いたピンクは、ほかにはあまりない色なので女子にオススメ。ボリュームスイッチのところだけ色が変わっていたり、こまかなところまでデザインに気を遣っているなぁと思います」と、女性ならではの視点でチェックしていました。

20171122-i02 (2)↑e☆イヤホン秋葉原店のノラさん

 

音質については、「全体的に音のまとまりがあって聴きやすいですね。3.5mmのアンバランスで聴くと低音が前面に出る感じでゆったり聴けますが、バランスでは低音がキュッとしまって、ボーカルが前に出てきて生々しさが増します。個人的にはバランスの音が好みです」と、オーディオアイテムを扱うe☆イヤホンのスタッフだけあって、本格的なコメントです。

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2.小型ボディに上位機の技術を凝縮したオンキヨー rubato「DP-S1A」

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実売予想価格6万350円(2017年12月中旬発売予定)

コンパクトな設計ながら、上位モデルと同じくDACとアンプを各2基搭載。前モデル「DP-S1」から電源部のパーツを強化し、バッテリーシールドの厚みを3倍にしたことで、あらゆる環境下で安定した音楽再生を実現します。ボディには、制振性に優れたアルミニウム削り出しシャーシを採用しています。

 

【SPEC】■再生可能ファイル:PCM 192kHz/32bit、DSD 5.6MHzまで。MQA対応 ■内蔵メモリ:16GB ■マイクロSDカードスロット:2基(最大256GB×2) ■画面サイズ:2.4型タッチパネル ■連続再生時間:約15時間 ■サイズ/質量:W63×H94×D15mm/135g

 

rubato「DP-S1A」を試聴したのはマークさん。プレーヤー担当ということで、操作性や表示画面など細部までしっかりチェックしていました。

20171122-i02 (7)↑e☆イヤホン秋葉原店のマークさん

 

前モデルである「DP-S1」をよく知るマークさんは、「前モデルと比べ背面の質感が変わって手に馴染みやすくなっていたり、タッチパネルでの操作がよりスムーズに行えるようになっていたりと、オンキヨーのポータブルプレーヤー小型モデルの集大成といっても過言ではない出来栄え!」、とその性能の進化を絶賛。

 

「前モデルでは曲によって高域の“刺さり”が気になることもあったのですが、見事に改善されていますね。アンバランスではクセのない素直なサウンドですが、バランスで聴くと音が立体的になり声が前に出てくるので、ボーカル系をよく聴くような人はバランス接続がオススメです。持参したインピーダンスが150Ωもあるイヤホンでも聴いてみたのですが、パワーのないプレーヤーだとスカスカの音になりがちなのに、DP-S1Aはハイゲインに設定するとしっかりボリュームをとることができました。これだけパワーがあれば鳴らしにくいヘッドホンでも問題なく聴けると思います」と、持参のイヤホンでも音質をチェックするほど気に入ったようです。

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3.パワーアップしたミドルクラス機 オンキヨー「DP-X1A」

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実売予想価格6万350円(2017年12月中旬発売予定)

2015年発売の「DP-X1」の後継機で、DP-X1と比べて約3 倍の大容量になった大容量コンデンサを搭載したことでノイズ抑制し、音質を大幅に向上。内蔵メモリも2倍の64GBに増加され、2枚のマイクロSDカードを装着できる「トリプルストレージ設計」で、大容量のハイレゾファイルも大量に保存できる。もちろん2.5mmバランス接続にも対応。

 

【SPEC】■再生可能ファイル:PCM 384kHz/24bit、DSD 11.2MHz(PCM変換)まで。MQA対応 ■内蔵メモリ:64GB ■マイクロSDカードスロット:2基(最大200GB×2) ■画面サイズ:4.7型タッチパネル ■連続再生時間:約16時間 ■サイズ/質量:W75.9×H129×D12.7mm/205g

 

「DP-X1A」を試聴したのはシュガーさん。ロック系の音楽を聴くことが多いため、プレーヤーには“ノリのよさ”や“勢いのあるパワフルなサウンド”を求めているとのこと。

20171122-i02 (6)↑e☆イヤホン秋葉原店のシュガーさん

 

音質については、「耳当たりがよく聴きやすい音ですね。アンバランスだと音が分厚くて迫力がありますが、バランスでは解像感が上がり音がクリアになります。勢いのあるロックやポップス、EDMなどはアンバランスで、空間表現が大事なジャズやクラシックはバランスで、というように使い分けるとおもしろいかもしれません」と、バランス/アンバランスそれぞれの個性に応じた楽曲の聴き分けを勧めていました。

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さらに、「このDP-X1Aは、Android OSを採用しているので好みの仕様にカスタマイズできるのも魅力。動画やゲームなども高音質で楽しめます。今回はイヤホンで試聴しましたが、ぜひヘッドホンでも聴いてみたいですね」と、カスタマイズ性の高さにも注目していました。

 

4.スマホを超えた高音質を実現するオンキヨー GRANBEAT「DP-CMX1」

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実売価格8万1700円

DACとアンプを2基ずつ備えたTwin仕様に加え、オーディオ基板を分離したセパレート構造、電源のクリーン化回路など、こだわりの設計を採用したAndroidスマートフォン。DSDS(デュアルスロット・デュアルスタンバイ)に対応し、2枚のSIMカードを使い分けることも可能。2.5mmバランス出力にも対応する。

 

【SPEC】■再生可能ファイル:PCM 384kHz/24bit、DSD 11.2MHz(PCM変換)まで。MQA対応 ■内蔵メモリ:128GB ■マイクロSDカードスロット:1基(最大256GB) ■画面サイズ:5型タッチパネル ■連続再生時間:約25時間 ■サイズ/質量:W72×H142.3×D11.9mm/234g

 

GRANBEAT「DP-CMX1」を試聴したのはヒロさん。普段は楽曲に合わせてバランス/アンバランスを使い分けているというほど、音に対してこだわりをお持ちとのこと。今回は、ご本人の希望によりハイレゾ音源ではなくMP3音源をバランス/アンバランスのそれぞれで聴き比べて頂きました。

20171122-i02 (4)↑e☆イヤホン秋葉原店のヒロさん

 

「バランス接続で聴くと、アンバランスに比べて音の輪郭がしっかりして奥行きが出てきます。楽器の音が固まりになって聴こえちゃうようなところも、バランスならしっかりそれぞれの音が聴き取れるようになるので、ハイレゾだけでなくMP3などの圧縮音源も高音質で聴けますね。アップサンプリング機能は、アタックが強くなるので楽曲によって使い分けてもいいかもしれません」とコメント。

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ヒロさんがGRANBEAT「DP-CMX1」を使っていて驚いたのは、そのパワフルさ。「今回はイヤホンで聴きましたが、ボリュームの余裕がかなりあるので高インピーダンスのヘッドホンでも大丈夫だと思います」とのこと。また、「標準の再生アプリはUIが使いやすく、イコライザを直感的に調整できるので色々と音質をいじりたい人にオススメ。Android OSなので、ほかの再生アプリを使い分けられる点も魅力です」と、こだわり派らしくイコライザなどの音質調整機能や再生アプリの使い分けにも言及していました。

 

エントリーモデルから本格モデルまで、いずれ劣らぬ魅力を備えたオンキヨー&パイオニアの最新ラインナップ。あなたはどのモデルが気になりましたか? 4モデルともe☆イヤホンの特設売り場で試聴できますので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

【インフォメーション】

オンキヨー&パイオニアでは、期間中に同社の対象製品を購入した人全員にもれなくハイレゾ音源をプレゼントする「オンキヨー&パイオニア ハイレゾ楽曲プレゼントキャンペーン」を実施中。応募者全員にe-onkyo music ダウンロードクーポン10曲分が当たるほか、さらに抽選で30曲~100曲分のダウンロードクーポンをプレゼント! 応募方法などの詳細は、キャンペーン専用ページをチェックして下さい。

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キャンペーン専用ページ http://opcampaign.com/dap2017/

 

■対象商品:オンキヨーGRANBEAT「DP-CMX1」、「DP-X1A」、rubato「DP-S1A」、パイオニア「XDP-300R」(国内販売店で購入された新品のみ)
■対象期間:11/24(金)~12/25(月)、応募締切:12/25(月)24時00分

 

【URL】

オンキヨー ポータブルオーディオ製品ページ http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/headphone/

rubato DP-S1A製品情報 http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/portable/dps1a/index.html

DP-X1A製品情報 http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/portable/dpx1a/index.htm

GRANBEAT DP-CMX1製品情報 http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/smartphone/granbeat/index.html

パイオニア ポータブルオーディオ情報ページ http://pioneer-headphones.com/japanese/

private XDP-20製品情報 http://pioneer-headphones.com/japanese/dap/xdp-20/

5種5様の個性が光る! 歌手・上野優華が“才色兼備”なワイヤレスヘッドホンのキャラを表現

最新のワイヤレスヘッドホンは、音質だけでなく機能性やデザイン性にも注力した“才色兼備”なモデルが目白押し。そこで今回は、注目の5機種を歌手の上野優華さんに着用して頂きました。各ヘッドホンのデザインやキャラクターを、上野さんが表情や動きで表現。その絶妙な演じ分けをたっぷりご堪能下さい。

 

上野優華さん
2012年にキングレコード主催のボーカルオーディションでグランプリを受賞。2017年4月26日にシングル「友達ごっこ」をリリース、8月2日には同曲を含む15曲を収録した「上野優華 Hi-Res Best Selection」をハイレゾでリリースした。またライブで披露したMr.Children「しるし」のカバーが音源化リクエスト多数につき配信シングルが実現。SNSでも大きな話題を呼び週間 USEN HIT J-POP ランキング1位を獲得した。来年1月17日には待望の2ndフルアルバム「U to You」のリリース、2/4には赤坂BLITZでのワンマンライブが決定している。

 

“やわらかな色合い”がお気に入り

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ソニー
WH-H900N
実売価格2万9110円

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高音質コーデック「LDAC」と、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップコンバートする「DSEE HX」に対応。3つのノイズキャンセリングモードから、その環境に適したものを自動選択する機能が秀逸です。

 

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「なかなか見ない珍しい色(ホライズングリーン)とシンプルなデザインで、個人的には一番気に入りました。柔らかい色味なので、老若男女問わず使えそうですね」(上野)

 

思わず顔がキリッとなるロックテイスト

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オーディオテクニカ
ATH-WS990BT
実売価格2万6870円

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ノイズキャンセリングONでも最大25時間の連続再生が可能。ノイキャン使用時でも周囲の音を聞けるヒアスルー機能も搭載します。有線接続時にはハイレゾ再生にも対応。

 

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「黒と赤の組み合わせがカッコ良くて、ロックなイメージ。一見すると男性的なデザインですが、着けてみると赤がさりげなくて女性でも似合いそう」(上野)

 

いい音が楽しめそうな“本格派”

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ヤマハ
HPH-W300
実売価格3万20円

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遮音性の高い密閉型のクローズドオーバーイヤーモデル。可動軸を15度傾けた設計のため、耳の位置にフィットしやすく、音漏れも少ない。有線接続時にはハイレゾ音源の再生に対応する。

 

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「スタジオでプロが使うような『本格派』な感じのデザイン。これでワイヤレスっていうのが驚き! こういういかにも“いい音”がします、っていうヘッドホンを電車に乗るときなどに使いたいです」(上野)

 

シャープに研ぎ澄まされたデザイン

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JVC
SOLIDEGE HA-SD70BT
実売価格2万9030円

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独自の圧縮音源復元技術「K2 TECHNOLOGY」により、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を実現。NFC搭載のため、スマホなどでのペアリングもスムーズに行える。

 

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「メタリックなデザインがシャープな印象で、ファッション性が高いですね。音質にもデザインにもこだわる人、例えば下北沢あたりにいそうな人がつけているイメージ。私自身はあまり下北沢には行ったことないんですけどね(笑)」(上野)

 

元気に飛び跳ねたくなる軽さ

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Beats by Dr. Dre
Beats Studio3 Wireless オーバーイヤーヘッドフォン
実売価格3万7580円

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サウンド出力が常に最適化されるリアルタイムオーディオキャリブレーションと、音切れの少ないClass 1 Bluetoothテクノロジーを採用。ノイズキャンセリング機能や、最長40時間再生できる省電力モードも備える。

 

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「とにかく軽くて疲れにくいですね。私の頭に一番フィットしたかも。街中でよく見かける『b』のデザインもかわいい。ブラックも素敵ですが、私はピンクが好きなので『ポーセリンローズ』もいいなぁと思いました」(上野)

 

上野優華さんがイメージキャラクターをつとめるポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2017 Winter」では、年間のポータブルオーディオNo.1を決める「ポタ-1グランプリ」の大賞発表&受賞式も実施されます。ポタ-1グランプリへの応募は11月30日までとなっておりますので、まだ投票されていない方は、ぜひお気に入りのオーディオアイテムに投票してみて下さい!

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RAF構造でレスポンス向上! 内部気流をコントロールするハイレゾ対応イヤホン「HP-NX100」

ラディウスは、ユニット内に背圧コントロールチャンバーを設けた新開発のRAF構造(Rear Air Flow System)ドライバーを搭載したハイレゾ対応イヤホン「HP-NX100」を11月24日に発売します。カラーはブラックとレッドの2色展開で、実売予想価格は1万9980円前後(税別)。

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本機はダイナミックドライバーユニットの後方に背圧を正確にコントロールするチャンバー(気室)設けることで、振動板の高い制動性を実現する「RAF構造ドライバー」を搭載したイヤホン。振動板の振動抑制や不要な振動の発生を軽減することで、従来のドライバーに比べて音声信号に対するレスポンスの向上と余分な残響の少ない優れたトランジェント(過渡)特性を発揮します。緻密に設計されたチャンバーを配するアコースティックなアプローチにより、パワフルでありながら広い音場と高い空間表現力を実現。原音再生傾向で低音域を損なうことなくフラットな周波数特性を示します。

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振動板には、一般的なPET材に比べ高剛性で伝搬速度と内部損失のバランスがよく全帯域において高い安定性を持つPEEK材を採用。ボイスコイルにはアルミ線に銅をコーティングした「CCAW」を採用し、通常の銅線に比べて軽量なため、振動板のレスポンス向上と不要振動の低減にも期待できます。高音域の優れた伸びと、歯切れのよい低音域再生を可能とします。

 

ケーブルには高編組密度構造のナイロン編組皮膜が施されており、上質な外観に加え屈曲性、弾力性に優れています。また、ケーブルはMMCX端子で着脱が可能。イヤホンの弱点のひとつであるケーブルの断線が発生した場合でもリケーブルすることで、長く使うことができます。さらに、別売のアップグレードケーブルを使用すれば、ワンランク上の音質を楽しめます。

 

独自形状のディープマウントイヤーピースは、従来型と異なり耳のより奥でイヤーピースがフィットするため、安定した装着感と豊かな低音再生を実現します。

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ハウジングは、ドライバーユニットやMMCXコネクタなどの構成部品を装着感・音響設計上最適な位置に配置された独創的なデザイン。新開発「RAF構造ドライバー」搭載のハイレゾイヤホン、ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
ドライバー:11mm
出力音圧レベル:103±3dB
再生周波数帯域:20Hz~40kHz
最大入力:10mW
インピーダンス:17Ω±15%
プラグ:3.5mm金メッキステレオミニプラグ
ケーブル長さ:約120cm(Y型)タイプ
質量:約18g(ケーブル含む)
付属品:イヤーピース(XS、S、M、L)各1セット、収納ケース×1、ケーブルクリップ×1

Bluetoothスピーカーじゃ物足りないなら――手軽にハイレゾ再生が楽しめるオンキヨー「CR-N775」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、独自のパルス変換技術を搭載したハイレゾ対応のをネットワークCDレシーバー「CR-N775」と、2ウェイスピーカー「D-112NFX」「D-012EXT」を12月上旬に発売します。実売予想価格は、CR-N775が6万円前後、D-112NFXが4万6000円前後、D-012EXTが2万7000円前後(いずれも税抜)。

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CR-N775は、「コンパクトHi-Fi」というコンセプトのもと、小型のサイズながらフルサイズの単品コンポにも劣らない高音質設計を採用する「CRシリーズ」の最新モデル。CD、AM/FMラジオ、Bluetoothワイヤレス再生のほか、有線LAN接続によるネットワークオーディオやインターネットラジオ、音楽ストリーミングサービス「Sprtify」などを再生できます。

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AKM製の32bitプレミアムDAC“VERITA”シリーズ「AK4490」を搭載しており、USBメモリや有線ネットワーク経由によりPCM 192kHz/24bit、DSD 11.2MHzまでのハイレゾ音源のネイティブ再生が可能。スマホなどを使用し「e-onkyo music」のサイトから購入したハイレゾ音源を、PC端末を介さずに、本機に接続した別売のHDDに直接ダウンロードできる「e-onkyoダウンローダー」機能も備えています。

 

歪やスピーカーからの悪影響を大幅に低減した元の音楽波形に近い理想的な波形を生成する独自のパルス変換技術「3-state Bitstream」により、楽器のニュアンスや演奏の空気感まで再現する豊かな表現力を実現。回路基板はアンプ部、アナログ部、デジタル部、電源部をそれぞれ別のブロックにレイアウトしており、それぞれの信号に影響が及ばないよう設計されています。

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本体は高い質感のアルミニウム製フロントパネルとボリュームノブ採用。情報量の豊富なカラーLCD画面と直感的な操作が可能なJOGダイヤルにより、多くの情報表示とスムースな操作性を実現しています。カラーはシルバーとブラックの2色が用意されます。

 

好みで選べる2つのスピーカーも用意

CR-N775に合わせた新しいブックシェルフ型の2ウェイスピーカー2機種も用意されます。

 

「D-112NFX」は、ウーファーユニットに鉄の1/5の軽さで5倍以上の強度を持つセルロースナノファイバーを配合した独自開発の「ONF(Onkyo Nano Fiber)振動板」を採用。振動板の表面に墨を塗布する方法(特許出願中)により、表面の伝搬速度が向上しヤング率・内部ロス・SN比の改善を実現しています。また、ユニット中央には周波数特性の乱れを抑制する砲弾型のイコライザーを装備しています。

20171122-i01 (3)↑「D-112NFX」のカラーはブラウンとダークブラウンの2色(画像はダークブラウン)

 

「D-012EXT」は、不織布のコットンをベースに、アラミド繊維をハイブリッド成形した「N-OMF振動板」を採用。中央部には砲弾型イコライザーも備えています。

20171122-i01 (4)↑「D-012EXT」のカラーはブラウンのみ

 

いずれもツイーターには、中央部を駆動ポイントとするバランスドライブ構造のリング型振動板を採用。D-112EXTのみ、ツイーターのネットワークにドイツWIMA製のフィルムコンデンサーを使用しています。また、キャビネットは、独自のAERO ACOUSTIC DRIVE(エアロ・アコースティック・ドライブ)を採用したバスレフを設け、こもりのない豊かな低音を追求しています。再生周波数帯域は、どちらも60Hz~100kHzで、インピーダンスは6Ω。

 

手軽にハイレゾ再生やネットワークオーディオを楽しめるシステムコンポは、Bluetoothスピーカーの音質や音量に満足できなくなった人にオススメ! また、長年愛用したミニコンポなどからの買い替えを検討してもいいかもしれません。

ケーブル1本だけでOK! AQUOSオーディオから簡単接続のテレビ用スピーカー「AN-SA1」登場

シャープは、AQUOSオーディオの新製品として、テレビと簡単に接続して迫力の高音質が楽しめるバータイプのスピーカー「AN-SA1」を12月2日に発売します。実売予想価格は2万7000円前後(税抜)。

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AN-SA1は、AC電源への接続が不要で、テレビとケーブル1本で接続するだけでサウンドをパワーアップできるバータイプのテレビ用スピーカー。給電用のUSBケーブルと光デジタル音声ケーブルがひとつになった専用のコンボケーブルを用いることで、配線の煩わしさをなくして手軽に利用することができます(※)。
※:USB端子非搭載のテレビと接続する場合は、別売のUSB-ACアダプターを使用

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テレビから受信するデジタル音声信号をアナログ変換せずにスピーカーまで伝達するフルデジタルスピーカーシステムにより、クリアな高音質を実現。本体には合計4基のフルレンジスピーカーユニットを搭載しており、広がりのあるサウンドが楽しめます。

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本体は高さ50mmの薄型設計で、テレビの前に置いても画面の邪魔になりにくくなっています。また、背面には半円形の切れこみがあり、同社の液晶テレビAQUOSシリーズのスタンドと重ねることが可能なので、奥行きの少ないラックなどでも省スペースで設置できます。

 

入力端子は、光デジタル音声(角型)のほか、3.5mmアナログ入力も搭載。光デジタル出力のないテレビでも利用できます。サイズはW672×H50×D117mm、質量は約2.2kg。最大出力は15W(7.5W+7.5W)。

 

自宅のテレビの音があまりよくない、スピーカーが下を向いていて聞こえづらい……とお困りの方は、簡単接続でテレビのサウンドを強化できるAQUOSオーディオのバースピーカー「AN-SA1」を導入してみてはいかがでしょうか。

これなら買えそう! GLIDiCから1万円を切る完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」登場

ソフトバンク コマース&サービスが展開するオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」から、左右分離型の完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」と、究極のハイクオリティサウンドを追求したハイレゾ対応リケーブルイヤホン「SE-9000HR」が登場した。

20171117-i04 (6)↑完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」

 

取扱店はSoftBank SELECTION取扱店(一部店舗を除く)およびSoftBank SELECTION オンラインショップで、いずれも12月1日より発売される。価格はオープンだが、SoftBank SELECTION オンラインショップでの販売価格はTW-5000が9864円、SE-9000HRが1万9800円を予定(いずれも税込)。

 

11月15日の発表会では、ソフトバンク コマース&サービスからコンシューマ事業本部商品本部ME部 部長の石川純二氏、同事業本部コミュニケーション部 部長の岩永公就氏が登壇し、各製品の説明を行った。

20171117-i04 (2)↑ソフトバンク コマース&サービスの石川純二部長

 

1万円を切る完全ワイヤレスイヤホン

TW-5000は、GLIDiC初となる完全ワイヤレスイヤホンで、製品コンセプトは「すべての煩わしさからの解放」。その実現のために採用したのは、有機的な曲線を描きながら長時間使用での耳へのストレスを軽減し、優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」と呼ばれる新形状だ。カラーはホワイトとブラックの2色を用意し、その質感もフタと収納部をぞれぞれグロスとマットの異なる質感で仕上げられている。

20171117-i04 (5)↑カラーはブラックとホワイトの2色

 

接続のためのBluetooth規格はVer.4.2に準拠し、左右イヤホンの接続もBluetoothで行われている。完全ワイヤレスイヤホンはBluetoothの電波が混線すると途切れてしまうことが多いが、石川氏によれば「100%途切れないわけではないが、携帯電話でも採用している筐体樹脂の中にアンテナを埋め込む方法を使って接続性を高めている」と説明している。

 

ドライバーユニットは6mm径のダイナミック型で、コーデックは高音質を重視したSBCとAACに対応。特に音作りは「ボーカルが際立つクリアな高音と豊かな中低音域を実現した」(石川氏)とのことで、実際に試聴してみるとカジュアルな雰囲気のサウンドだが、聴きやすいマイルドな音作りと感じた。

 

注目はその操作系だ。イヤホン側面のロゴマークの部分がボタンとなっており、この操作で音楽再生/通話や、音量調整、曲送り/戻しを可能としている。イヤホン内にはマイクを搭載してハンズフリー通話にも対応し、騒がしい環境下でもクリアな通話を可能にするMEMS(高感度小型マイク)とデジタルエコーキャンセリングを搭載した。

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充電用ケースはジュエリーケースのようにも見える正方形でコンパクトなもの。フタは片手でもスムーズに開閉できる造りとなっていて、イヤホンが収まる左右部分は深い窪みを作って取り出しやすい配慮がなされいる。また、無駄なバッテリー消費を防止するため、ケースから取り出せばイヤホン本体の電源が自動でオンになり、収納すると自動でオフになる設計も見逃せない。

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なお、イヤホン本体の連続使用時間は約3時間で、充電用ケースは約2回分の充電ができるバッテリー容量を持つ。充電はmicroUSB(Bタイプ)端子で行い、充電時間は本体が約1.5時間、充電用ケースが約2時間となっている。

 

リケーブル対応のハイエンドイヤホンも

一方のSE-9000HRは、GLIDiCブランドが展開するワイヤードイヤホンSEシリーズの最上位モデルとして位置づけられる。製品コンセプトは「極み。最良の答え」。同社が以前から採用してきた筐体に金管楽器のイメージを踏襲し、ハイエンドモデルとして究極のハイクオリティサウンドを追求した。

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SE-9000HRは、GLIDiC初のデュアルドライバー構成を採用し、中低域用に10mm径フルレンジ、高域用に6mm径ツィータのダイナミックドライバーを同軸上に配置した「フェーズマッチング・コアキシャルドライバー」を搭載。マルチドライバーにおける音の位相差をなくすことで、理想的な点音源を実現する独自の設計とした。

20171117-i04 (11)↑GLIDiC初のデュアルドライバー構成とし、ドライバーを同軸上に置くことで位相差を限りなくゼロに

 

なかでも注目なのは、オーディオ信号とマイク/リモコン信号を完全に分離した新たな構造設計に基づき、高純度 4N OFC ケーブルに銀コートを施した「ノイズレス・ハイブリッドワイヤリング」を採用したこと。ケーブル上にはマイク/リモコン機能も備え、モバイルのためのオーディオとしての使い勝手と、ノイズの少ないクリアなサウンドを両立させている。

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石川氏によれば、そのサウンドは「コンサートホールにいるかのような奥行きと広がりを重視した」という。会場で試聴した印象は、全体として大人しめの音作りに感じたが、レンジ感が広くヘッドホンで聴いているような気がしない。特にハイレゾ音源を聴いたときの緻密さは最上位モデルらしいサウンドを実現していると感じた。

 

ケーブル端子には、イヤフォン交換ケーブル用端子のスタンダードになりつつある「MMC端子」が採用され、本イヤホンの発売に合わせてスペア用ケーブルも準備されるという。ケーブル長はスマートフォンユーザーに最適な長さを研究し、「短か過ぎず長過ぎず」(石川氏)の1.1mとした。また、遮音性と装着性へのこだわりにも配慮して、イヤーピースにはXS/S/M/Lのシリコン製イヤーピースのほか、Comply製ウレタンイヤーピースも付属させている。

20171117-i04 (12)↑ケーブルは交換が簡単に行えるMMCX端子を採用

 

新たに2機種が追加されたことにより、GLIDiCブランドの製品は合計7機種に拡大。有線タイプのイヤホンや、ワイヤレス機種、ノイズキャンセル搭載モデルなど充実したラインナップで、ユーザーの選択肢はますます広がったといえる。

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ポップなカラーがカワイイ! ながら聴きイヤホン「ambie」にビームスコラボモデル登場

ビームスは、耳を塞がず音を楽しめる新感覚の「ながら」イヤホンとして支持を集める「ambie(アンビー)」初のコラボモデル「ambie × BEAMS サウンドイヤカフ」を12月上旬に発売します。価格は5500円(税別)。

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ambieは、車の接近や駅のアナウンス、電話の着信や大事な会話といった聞き逃せない音や声をしっかりキャッチしながら、お気に入りの音楽を楽しめる新感覚のイヤホン。外音を遮断しない構造により、自然の音や環境音と音楽が重なり合う音楽体験も味わえます。

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ケーブルにはマイク付きリモコンを搭載し、スマホでもハンズフリー通話も可能。日常からスポーツ、アウトドアアクティビティまで、あらゆるシーンで活躍します。

20170209-i01 (11)↑装着イメージ(通常モデル)

 

今回発売されるambie とBEAMSの限定コラボモデルは、2017年春よりBEAMSにて取扱いを開始した通常モデルを試聴した多くの人が購入に至るなど、多くの支持を集め好評を博したことから誕生したもの。従来の機能はそのままに、1980年代の自由でラディカルな家電を彷彿とさせるポップなカラーブロッキングを施し、BEAMSらしいハッピーな雰囲気をプラスしています。

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現在、全国のビームス店舗とBEAMS公式オンラインショップで予約を受付中。聴きながら、聞こえる。聴きながら、話せる。耳を塞がず音を楽しむ新感覚のイヤホン、ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
質量:約5.2g(ケーブル含まず)
ケーブル:約1.2m、Y型
リモコン/マイク付き
※リモコンは音楽再生・停止、通話開始・終了の操作

東芝テレビ事業買収で勢いに乗るか!? ハイセンスがサッカーW杯オフィシャル4Kテレビを発売

ハイセンスジャパンは、2018年のサッカーワールドカップロシア大会のオフィシャルモデルとして、4K対応の新型液晶テレビ「ULED」シリーズを発表しました。ラインナップは、65型の「HJ65N8000」と55型の「HJ55N8000」の2モデル。発売は12月中旬で、実売予想価格は、それぞれ25万円前後と17万円前後となっています。

↑↑55型の「HJ55N8000」(左)と65型の「HJ65N8000」(右)↑55型の「HJ55N8000」(左)と65型の「HJ65N8000」(右)

 

ワールドカップオフィシャルモデルならではの機能搭載

中国に本拠地を置くハイセンスは、2018年に開催されるサッカー「FIFAワールドカップ ロシア大会」の公式スポンサーになっており、これは中国の家電メーカーでは初の快挙とのこと。その経緯を踏まえて、今回の新型モデルはオフィシャルモデルとして発売されます。

 

ULEDという名称は「Ultra LED」の略で、パネルにフッ化蛍光粉末を取り入れることで実現した「ウルトラカラー」、LEDバックライトを独自の技術で制御することにより明暗がクッキリする「ウルトラコントラスト」、映像を補完することで滑らかに写し出す「ウルトラモーション」の3つの「ウルトラ」を意味するとのこと。有機ELを意味するOLEDと混同してしまいそうですが、こちらは従来と同じ“液晶テレビ”になります。

20171115-i03 (7)↑高画質化を図る3つのUltraを冠したULEDシリーズ。有機ELではなく液晶パネルです

 

このULEDシリーズは、同社のラインナップでもハイエンドに位置づけられ、米国や中国市場で人気の“スマートテレビ”機能を搭載しています。スマートテレビとは、インターネットに接続することでVODサービスなどを利用できるテレビのこと。このULEDシリーズも、NetflixやYouTube、TSUTAYA TVなど7つのVODサービスを利用可能。HDRに対応しているので、コントラストのくっきりした映像を楽しむことができます。

 

また、ワールドカップオフィシャルモデルならではの機能として、本体起動時には画面にワールドカップロゴが表示されます。さらに、映像の補正レベルを上げて残像を低減する「スポーツモード」を搭載。選手の動きやボールの軌道などが鮮明に見られるのも特徴の1つとなっています。また、ワールドカップの開催にあわせ2017年12月から2018年いっぱいの限定販売という点もポイント。オフィシャルモデルでワールドカップを観戦したいなら、早めに購入することをオススメします。

↑起動時に表示される「FIFAワールドカップ ロシア大会」と「ハイセンス」のロゴ↑起動時に表示される「FIFAワールドカップ ロシア大会」と「ハイセンス」のロゴ

 

オーディオ面では、ドルビーオーディオ対応のフロントスピーカーと3基のウーファー、低音を増強する「SUPER BASS」機能の搭載により、従来のテレビよりも迫力のあるサウンドを再生できるようになっています。スポーツだけでなく、映画やライブ映像などもこれ1台で楽しめそうですね。

↑フロントスピーカーで音が聴き取りやすい↑フロントスピーカーで音が聴き取りやすい

 

この他の特徴として、画面が浮いているかのような1.5mm狭額縁の「フレームレスデザイン」や、ディスプレイ部が厚み8.9mmという「ウルトラスリム」設計を採用しています。

↑ベゼルが目立たない狭額縁デザイン↑ベゼルが目立たない狭額縁デザイン

 

↑8.9mmの薄型設計↑8.9mmの薄型設計

 

ラモス瑠偉氏「ボールの回転までよく見える」

発表会には、サッカー元日本代表のラモス瑠偉氏が登壇しました。ラモス氏は自身でも本モデルを愛用中とのことで、普段はサッカーの試合のほか、大好きな映画なども見ているそうです。

↑ユーモアの中にもサッカーへの真摯な想いを語るラモス瑠偉氏↑ユーモアの中にもサッカーへの真摯な想いを語るラモス瑠偉氏

 

来年開催されるワールドカップについてコメントを求められると、「このULEDシリーズなら、ボールの回転や選手の足捌きまでなめらかに映し出されるので、子どもたちには世界のプレイを見て学んで欲しい。教えられるだけでなく、見て技を真似ることも大事」と語りました。また、「現在のサッカー日本代表に足りないものは?」との問いには、「私が監督になること!」と冗談を交じえながら、「日本代表を信じて応援しましょう」と答えていました。

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発表会の翌日には、ハイセンスが東芝のテレビ事業を買収したことが報道され、今後日本国内における同社の存在感はますます強まりそうな気配に。すでに欧米や中国市場で大きなシェアを持つハイセンスが、日本市場でどのような戦略を立ててくるのか注目が集まっています。

↑ハイセンスジャパンの磯辺浩孝副社長(左)と、李 文麗社長(右)↑ハイセンスジャパンの磯辺浩孝副社長(左)と、李 文麗社長(右)

 

 

ワイヤレス初心者も安心! 3000円台の軽量・防滴Bluetoothイヤホン「HA-FX27BT」

JVCケンウッドは、JVCブランドよりBluetooth対応イヤホン「HA-FX27BT」を11月下旬に発売します。カラーはレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4色展開で、実売予想価格は3400円前後(税別)。

20171116-i03 (1)↑HA-FX27BT(レッド)

 

本機は、イヤホンの重さを気にせず使える約11gの小型軽量設計に、3ボタンで簡単に操作できるリモコンを搭載したワイヤスイヤホン。また、雨や水しぶきに強い防滴仕様で通勤・通学をはじめ、自宅での家事中など日常の様々なシーンにおいて使いやすく、充電時間約2.5時間で約4.5時間のワイヤレス再生が可能な内蔵バッテリーを搭載しています。

 

さらに、エントリーモデルながら高磁力ネオジウムマグネット採用の高音質ドライバーにより、低域から高域までバランスよくパワフル&クリアなサウンドを実現します。

 

搭載されている3ボタンのリモコンは、再生/一時停止/曲送り/曲戻し/電源のオンオフやペアリング接続に加え、ボリューム操作も可能。通話用のマイクも装備されており、ハンズフリー通話もできます。

↑カラーはレッドのほか、ブラック、ブルー、ホワイトをラインナップ↑カラーはレッドのほか、ブラック、ブルー、ホワイトをラインナップ

 

ワイヤレスリスニングが初めてでも使いやすいエントリーモデルのワイヤレスイヤホン「HA-FX27BT」、ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
通信方式:Bluetooth Ver.4.1
出力/最大通信距離:約10m
対応コーデック:SBC
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
電池持続時間:約4.5時間
充電時間:約2.5時間
質量:約11g
付属品:充電用USBケーブル、イヤーピース(S/M)各2個

新時代のワイヤレスサウンドを奏でるテスラドライバー搭載のヘッドホン「Aventho Wireless JP」

ティアックは、beyerdynamic初のテスラテクノロジー搭載密閉型Bluetoothヘッドホン「Aventho Wireless JP(アベント ワイヤレス ジェイピー)」を12月上旬に発売します。カラーはブラックとブラウンの2色展開で、価格は6万6960円。

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beyerdynamicは、1924年から続くドイツの老舗ヘッドホンメーカー。同社初のテスラテクノロジーを搭載したBluetoothオンイヤーヘッドホン「Aventho Wireless JP」は、スマホアプリと連携し、個々の聴こえ方に応じたサウンドカスタマイズ機能が特徴です。

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同社の代表的な技術である「テスラテクノロジー」とは、音を生み出すドライバーに強力な磁束密度を持つマグネットを使用することで、重低音から高音域まですぐれた再生能力を実現させるもの。同社のハイエンドモデルである「T1 2nd」やイヤホン「Xelento remote」などにも採用されています。

↑同じくテスラテクノロジーを採用する「T5p 2nd」↑同じくテスラテクノロジーを採用する密閉型ヘッドホン「T5 p 2nd」

 

新たに開発されたサウンドパーソナライゼーションアプリ「MIY(Make it yours)」は、よりハイレベルなリスニング体験ができるbeyerdynamic初のユーザーインターフェースカスタマイズアプリ。「MIY」アプリは個人の聴力を測定、分析し、ユーザーに見合ったサウンドプロファイルを生成。そのプロファイルデータをAventho Wireless JPに転送し、ヘッドホン本体に記憶させることができます(※)。プロファイルを設定後にアプリ側からパーソナルサウンドの効き具合などを調整することも可能。

※:プロファイルの生成は何回でも生成することができ、その際ヘッドホン本体に記憶されたプロファイルデータは最後に生成されたプロファイルデータに書き換えられます

 

また、Tracking機能は、Bluetooth接続時にユーザーのリスニング状況、特に使用時間や音量を計測し、耳に負担をかける長時間の使用や大音量でのリスニングなどの使用状況をリアルタイムで通知。ユーザーの負担を抑えるようサポートします。

 

BluetoothコーデックはQualcomm aptX HDに対応しており、最大48kHz/24bitの情報量を伝送し、ワイヤレス再生とは思えない高い解像度と広いダイナミックレンジでの再生が可能。またaptX HD に対応していない再生デバイスとの接続では、自動的にaptXもしくはAAC、SBCに切り替わります。また、付属の3.5mmステレオミニプラグケーブルを用いて有線での使用時も可能です。

 

本体右側のイヤーカップはタッチパッドになっており、タッチ操作でスマホのコントロールが可能。左側に内蔵されたマイクで音声通話もできます。さらに、バッテリーの消耗やデバイスとの接続状況を知らせてくれる音声ガイドも自動的に作動する仕組みになっています。

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「Aventho Wireless JP」はまさにbeyerdynamicの新たな時代の幕開けとなるテスラテクノロジー搭載のBluetoothオンイヤーヘッドホン。ワイヤレスの限界を超えたその研ぎ澄まされた音質を、ぜひ一度試聴してみて下さい。

 

【SPEC】
形式:ダイナミック・密閉型
周波数特性:10Hz~40kHz
感度:105dB(1mW/500Hz)※有線使用時
インピーダンス:32Ω
許容入力:100mW
付属ケーブル:1.2m着脱式片出しストレート
プラグ:3.5㎜ステレオミニプラグ
Bluetoothのバージョン:Ver.4.2
対応コーデック:aptX HD、aptX、AAC、SBC
電池持続時間:最大20時間まで
充電時間:約2時間
バッテリー容量:1050mAh
質量:238g(ケーブル含まず)
付属品:片出し1.2mストレートケーブル(3.5mmステレオミニプラグ)、充電用USB Type-Cケーブル、専用キャリングケース

メタリックな輝きが美しい! フィリップスFliteシリーズ初のネックバンド型ワイヤレスイヤホン「SHB4205」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、フィリップスブランドの「Flite(フライト)」シリーズ初となるネックバンド型ワイヤレスイヤホン「SHB4205」を11月下旬に発売します。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、実売予想価格は8000円前後(税別)。

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本機は、質量26gと軽量設計のほか、光沢のアクセントを加えたメタリック仕上げのスタイリッシュなデザインを採用していることが特徴。12.2mmのネオジムドライバーを搭載しており、クリアな中音域と豊かな低音域をバランスよく再生することができます。

 

Bluetooth対応のスマホやデジタルオーディオプレーヤー(DAP)と接続し、保存した楽曲などをワイヤレス再生で楽しめます。また、楽曲の再生・停止・スキップなどのコントロール機能と楽曲再生から音声通話に切り替えるハンズフリーコール機能にも対応しています。スマホとワイヤレス接続時に着信があった場合には、ネックバンド部が振動し着信を知らせる機能を搭載。イヤホン部を外していてもネックバンドを装着していることで着信を確認できます。

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さらに、1回の充電で最大7時間の連続音楽再生(通話)時間を実現しており、外出先でも充電切れを気にせずに楽曲や通話を楽しめます。

 

高いデザイン性で様々なスタイリッシュモデルを提案している“Flite”(フライト)シリーズ初のネックバンドタイプのワイヤレスイヤホン、ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
再生周波数帯域:9Hz~21kHz
インピーダス:32Ω
出力音圧レベル:105dB
ドライバーサイズ:12.2mm
最大入力:30mW
連続音楽再生(通話)時間:最大7時間
連続待ち受け時間:160時間
充電時間:2時間
Bluetoothの対応コーデック:SBC
Bluetoothのバージョン:4.1
本体質量:26g
付属品:USB充電ケーブル(50cm)

キュートな見た目でも中身は本格派! ワンランク上の高音質が楽しめるパイオニア「private XDP-20」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、ハイレゾ再生に対応するパイオニアブランドのポータブル音楽プレーヤー“private”(プライベート)「XDP-20」を12月中旬に発売します。カラーはホワイト、ネイビーブルー、ピンクの3色を用意し、実売予想価格は3万4000円前後(税別)。

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また、新機種の発売にあわせ、発売中のハイレゾ対応イヤホン「SE-CH5T」にXDP-20とカラーを揃えられる新色ホワイト、ピンクを追加します。発売は2018年1月下旬で、実売予想価格は5000円前後(税抜)。

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小型ボディに本格的な機能を凝縮

private「XDP-20」は、丸みのある「Round fit」デザインを採用したハイレゾ再生対応のポータブル音楽プレーヤー。コンパクトで女性の手にもなじみやすいサイズでありながら、DAC/アンプを2基ずつ備えたフルバランス回路や、2.5mmバランス接続、256GBまでのマイクロSDカードを2枚挿せるデュアルスロットなど、本格的な仕様となっています。

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ハイレゾ音源は、192kHz/32bitまでのPCM音源、5.6MHzまでのDSD音源のネイティブ再生に加え、高効率の圧縮技術を使ったMQAフォーマットも再生可能。さらに、MP3などの圧縮音源を32bitまで拡張する「Hi-Bit32モード」やサンプリング周波数を96kHz/88.2kHz、192kHz/176.4kHzに変換する「アップサンプリング」機能を搭載し、ストリーミング音源などもハイレゾ相当に変換して楽しめます。

 

Wi-Fi機能を備えており、インターネットラジオ「radiko」や音楽ストリーミングサービスを利用可能。もちろんBluetoothにも対応しているので、ワイヤレス対応のイヤホン・ヘッドホンやスピーカーに音楽を伝送して再生することもできます。

 

本体カラーは、マットな「ホワイト」、メタリックな「ネイビーブルー」、パール調の「ピンク」の質感の違う3つのバリエーションをラインナップ。誰でも手に取りやすいコンパクトな筐体には2.4型の静電式タッチパネルを搭載。片手で操作できるUI設計や、手元を見ずに再生/一時停止、曲送り/曲戻し、音量の調整操作ができる物理ボタンを採用しています。

20171114-i01 (4)↑物理ボタンやデュアルカードスロットを搭載

 

内蔵ストレージは16GBで、マイクロSDカードを利用することで最大528GBまで拡張可能。内蔵バッテリーによる再生時間は約15時間(FLAC 96kHz/24bit、アンバランス再生、Wi-Fi/Bluetooth OFF時)。サイズ/質量はW64.5×H98.2×D16mm/125g。

↑オプションとして専用ケースも発売。↑オプションとして専用ケースも発売。左が透明タイプの「XDP-APC020(CL)」(実売2400円前後)、右がPU素材を使った「XDP-APC020(B)」(同3500円前後)、

 

プレーヤーとコーディネートが楽しめる新色イヤホン

発売中のハイレゾ対応イヤホン「SE-CH5T」は、private「XDP-20」に合わせた新色として、マットな「ホワイト」とパール調の「ピンク」をラインナップに追加。XDP-20とのカラーコーディネートを楽しめます。

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SE-CH5Tは、躍動感のある低域から伸びのある高域までの広帯域再生を実現し、ハイレゾ音源の再生に対応する新開発の9.7mmドライバーを搭載。また、筐体の内部から外部に向かう通気部にチューブを用い、低音の音圧バランスを最適化する「Airflow Control」(特許出願中)も備えています。

 

ケーブルは、左右のアース信号(グラウンド)L/Rを分離し、左右のチャンネルセパレーションを改善した「ツイストコード」を採用。耳掛け式の装着スタイルを採用することで、装着時の安定性を高め、ケーブルのタッチノイズも軽減しています。

3d head isolated on white background hires ray traced

 

ポータブル音楽プレーヤーとイヤホンのカラーコーディネートも楽しめるパイオニアの新privateは、女性やお子さんへのプレゼントにも最適。ぜひチェックしてみて下さい。

声優ユニット「スフィア」×ウォークマンの限定コラボモデル登場! ここでしか聴けない特別メッセージを収録!

ソニーは、声優ユニット「SPHERE(スフィア)」とコラボしたハイレゾ対応ウォークマンとワイヤレスヘッドホンの“We are SPHERE”モデルを2018年1月11日10時までの期間限定および数量限定で発売します。カラーはいずれもムーンリットブルーで、価格はウォークマンAシリーズ“We are SPHERE”モデルNW-A45/SPH」(16GB)は2万6880円、ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドセット「h.ear on2 Wireless NC(WH-H900N)」は3万7880円(いずれも税別)。

 

ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」またはソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、全国のe-ソニーショップ、一部の家電店、ローソン・ミニストップ店頭のLoppi端末で購入可能。

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“We are SPHERE”モデルは、オリジナルのロゴをウォークマンAシリーズの背面、ワイヤレスステレオヘッドセットh.ear on2 Wireless NC(WH-H900N)のハウジング部分にそれぞれ刻印したスペシャルモデル。ウォークマンAシリーズ“We are SPHERE”モデルは、声優ユニット「スフィア」からの約10分間のスペシャルメッセージと「スフィア」の20枚目のシングル「Heart to Heart」のカップリング曲「Endless Anniversary」のハイレゾ音源を収めています。

20171113-i03 (4)↑ウォークマンAシリーズの“We are SPHERE”モデル

 

20171113-i03 (5)↑「h.ear on2 Wireless NC」の“We are SPHERE”モデル

 

パッケージは、“We are SPHERE“モデルのオリジナルデザインを採用。また、ウォークマンAシリーズとワイヤレスステレオヘッドセットh.ear on2 Wireless NC(WH-H900N)をセットで購入した人には「sphereオリジナルポストカード」をプレゼント(「sphereオリジナルポストカード」は先着順で、なくなり次第終了。商品に同梱してお届けされます)。

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ファン必携のオリジナルデザインやスペシャルメッセージを収録した“We are SPHERE”モデルは、いずれも期間限定、数量限定ですので、お早めにチェックしてみてください。

最新ワイヤレスヘッドホンを自由に試せる! 渋谷のカフェでオーディオテクニカコラボ実施中

オーディオテクニカは、カフェ内でワイヤレスヘッドホンの試聴体験ができる新プロジェクト「Wireless Journey Projects(ワイヤレスジャーニープロジェクト)」を11月11日よりスタートしました。

 

第1弾となる「J.S. PANCAKE CAFE 渋谷店」では、店内にオーディオテクニカの最新Bluetoothヘッドホン「ATH-WS990BT」や「ATH-WS660BT」、「ATH-S200BT」が設置され、自由に試すことが可能となっているほか、個々にスマートフォンが併設され、Spotifyで音楽ストリーミング再生を楽しむこともできます。

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↑↑中央のカウンターや窓際の席にヘッドホンを設置

 

↑「ATH-WS990BT」などオーディオテクニカのワイヤレスヘッドホンを自由に試すことが可能↑「ATH-WS990BT」などオーディオテクニカのワイヤレスヘッドホンを自由に試すことが可能

 

また、店内には三戸なつめさんが登場するキービジュアルを再現したような、空中に物が浮遊する不思議な空間で写真撮影も楽しめます。

20171111-i01 (1)

 

オーディオテクニカとのコラボ商品として、Wirelessをモチーフにイチゴのホイップクリームで軽さを表現し、チーズケーキとバニラアイス、ベリーのソースを詰めた贅沢な限定パンケーキカップも登場。この限定パンケーキカップを注文すると、コラボアイテムの缶バッジがプレゼントされます(数量限定のため、なくなり次第終了)。

20171111-i01 (7)限定パンケーキカップ(864円)

 

↑イチゴのホイップクリームとパンケーキの下にはアイスがたっぷり詰まっています↑イチゴのホイップクリームとパンケーキの下にはアイスがたっぷり詰まっています

 

店内はカウンター席も多く、コーヒーやパンケーキを味わいながら、ワイヤレスヘッドホンで音楽を楽しんでいる人も多く見られました。渋谷へ立ち寄った際は、ぜひ「J.S.PANCAKE CAFE 渋谷店」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

【コラボ店舗詳細】

<第1弾>
J.S.PANCAKE CAFE 渋谷店
東京都渋谷区神南1-20-17 2F
11月11日(土)~11月19日(日)
営業時間11:00~20:00(L.O.19:30)
店舗詳細 http://pancake.journal-standard.jp/

<第2弾>
NICOTAMA DAYS CAFE
東京都世田谷区玉川2-22-13
11月22日(水)~11月30日(木)
営業時間 [月~金] 7:00~23:00 [土・日] 7:30~23:00
店舗詳細 https://www.tokyugf-ndc.com/

<第3弾>
Roasted coffee laboratory 渋谷神南店
東京都渋谷区神南1-6-3 神南フラッグ 1F
12月1日(金)~12月10日(日)
営業時間 [月~金]9:00 ~20:00 [土・日・祝]11:00~20:00
店舗詳細 http://www.roasted-coffee.jp/

<第4弾>
Glorious Chain Cafe
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti 1F
12月15日(金)~12月24日(日)
営業時間 11:30~23:00(L.O.22:00)
店舗詳細 https://www.diesel.co.jp/cafe/

特設サイトURL:https://www.audio-technica.co.jp/atj/sc/bluetooth/wjp/

360度に広がる新感覚サウンド! オウルテックのワイヤレススピーカー「SUOONO」の臨場感がすごい!

スマートフォンの普及とともに、Bluetoothを活用したワイヤレスオーディオの売り上げが伸びています。ワイヤレスイヤホンやヘッドホン、ワイヤレススピーカーといったワイヤレスオーディオは、これまで必要だった様々なケーブルから解放され、とにかく自由で快適に使えることがポイント。一度その開放感を味わってしまえば、もう有線接続には戻れない、という声も聞かれます。

 

例えば、これまでのオーディオ用のスピーカーは、再生機やアンプなどの機器とケーブルで接続しなければならず、置き場所を決めてスピーカーの向きを調整し、その前に座って聴くのが一般的でした。ワイヤレススピーカーは、スマホなどの再生機と無線接続できるので、置き場所を選ばず好きな場所に自由に設置することができます。そのため、家の中の様々な場所で音楽を聴いたり、外に持ち運んで使ったりすることも容易に行えます。

 

しかし、ほとんどのワイヤレススピーカーは、その設計上、一定の方向にしか音を出せないため、スピーカーがリスナーの方向を向くよう気をつかわなければなりません。また、聴く位置が変われば聴こえ方も変わってきますので、置き場所もある程度制限されてしまいます。

 

そんな問題を解決し、どこに置いても、部屋のどの場所でも快適に音楽が聴ける夢のようなピーカーが、クラウドファンディングプラットフォームのMakuakeに登場しました。それが、オウルテックが手がける360度ワイヤレススピーカー「SUOONO(スオーーノ)」です。

20171110-i05 (1)↑SUOONO(スオーーノ)

 

スオーーノの特徴は、円柱状の本体に4つのスピーカーユニットを内蔵しており、同時に4方向に音を出せること。これにより本体の周囲360度に音を広げることができ、スピーカーの向きを気にせず自由に設置できます。

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20171110-i05 (8)↑一般的なスピーカーとの比較

 

また、スオーーノを2台用意すれば、それぞれに左右のチャンネルを割り振って、よりステレオ感の高いサウンドを楽しむことも可能。専用のアプリなどを使わず、本体だけでステレオ接続の設定が行えるので、面倒な接続設定も不要です。しかも、一度設定してしまえば、次回から電源を入れるだけで自動的に接続してくれるので、毎回設定する手間もかかりません。もちろん、2台を別々に利用してもOK。普段はリビングやベッドルームで別々に使い、ステレオで音楽を楽しみたいときは2台揃えて使う、というような利用もできます。

 

ふんわり広がる独特のサウンド

今回、このSUOONOを2台を用意して、スマホとBluetoothでワイヤレス接続し、そのサウンドを体感してみました。2台でステレオ再生する場合、まず両方の電源をオンにした上で、Lチャンネル(音声の左チャンネル)にしたい方の天面の「∞」ボタンを押します。反応音が鳴れば設定OK。あとはスマホからBluetoothのペアリング設定を行えば準備は完了です。

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ペアリングされた状態でスマホの音楽を再生すると、2台からそれぞれL/Rチャンネルの音声が流れます。このとき、2台を離して置くと、よりステレオ感のあるサウンドが楽しめますので、置き場所に余裕があるなら、なるべく左右のスピーカーを離してみることをオススメします。

 

音質は、人の声が聴き取りやすい中域重視の「カマボコ型」という印象。ボーカル曲にマッチするサウンドで、小型のボディながら低音もちゃんと感じられます。

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360度に音を出す設計のため、空間にふんわり広がるような独特な音場で、ライブ音源などを再生すると一般的なステレオスピーカーよりも臨場感のあるサウンドが楽しめました。もちろん、スピーカーの前に陣取らなくても、部屋中どこでも広がりの音が楽しめますので、例えば家事などで動き回りながら音楽を聴くのにもいいでしょう。

 

内蔵バッテリーで約10時間の再生が可能ですが、充電は1台ずつ個別に行わなければならないため、同時に充電するためにはUSB-ACアダプターを2つ用意せねばならず、その点がやや面倒に感じました。USBポートを2つ備えたACアダプターやモバイルバッテリーなどを用意しておくと楽に充電できそうです。

 

背面には3.5mmステレオミニの入力端子を備えているので、テレビのようにBluetooth機能を備えていない機器でも利用することができます。サイズはW122×H61.5×D122mm、質量は412g。充電用のマイクロUSBケーブルとオーディオケーブルが付属します。

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予価は1台1万2800円ですが、Makuakeでは先行価格として20%オフなどの割引コースを設けています。Makuakeではすでに目標金額の100万円を大きく超える支援額が集まっており、注目の高さがうかがい知れます。支援者の募集期間は2017年12月20日ごろまで。いま申し込めば2018年1月中に製品が届けられるとのことですので、新感覚の360度サウンドをいち早く体験してみたい方はMakuakeのサイトをチェックしてみて下さい。

 

Makuake SUOONOプロジェクトのページ https://www.makuake.com/project/cep01/

ワイヤレスオーディオを身近にする! オーディオテクニカ×カフェのコラボプロジェクトがスタート

オーディオテクニカは、都内のカフェを中心にカフェ内でワイヤレスヘッドホンの試聴体験などができる新プロジェクト「Wireless Journey Projects(ワイヤレスジャーニープロジェクト)」を11月11日より開始します。

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「Wireless Journey Projects」は、ワイヤレスヘッドホンを持つ喜び、ワイヤレスヘッドホンで聴く喜びを多くの人に感じてもらいたいという想いのもと、オーディオテクニカが「ワイヤレスで音楽を楽しむことを」を推進する体験型プロジェクト。新製品ワイヤレスヘッドホンでの試聴体験のほか、オリジナル限定メニューやコラボグッズ、フォトスポットなど様々コンテンツが展開されます。

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第1弾となる「J.S. PANCAKE CAFE 渋谷店」では、Wirelessをモチーフにイチゴのホイップクリームで軽さを表現し、チーズケーキとバニラアイス、ベリーのソースを詰めた贅沢な限定パンケーキカップが登場。この「限定パンケーキカップ」を注文した人に、コラボアイテムの缶バッジがプレゼントされます(数量限定のため、なくなり次第終了)。

↑限定パンケーキカップ(864円)↑限定パンケーキカップ(864円)

 

↑オリジナル缶バッジがプレゼントされます↑オリジナル缶バッジがプレゼントされます

 

また、三戸なつめさんが出演するプロジェクトムービーのワンシーンを再現したフォトスポットが設置され、空中に物が浮遊する不思議な空間で、SNS映えする写真撮影も楽しめます。

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オーディオテクニカの最新製品を試すことができるカフェコラボは、渋谷や二子玉川などで展開されますので、お出かけの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

【コラボ店舗詳細】

<第1弾>
J.S.PANCAKE CAFE 渋谷店
東京都渋谷区神南1-20-17 2F
11月11日(土)~11月19日(日)
営業時間11:00~20:00(L.O.19:30)
店舗詳細 http://pancake.journal-standard.jp/

 

<第2弾>
NICOTAMA DAYS CAFE
東京都世田谷区玉川2-22-13
11月22日(水)~11月30日(木)
営業時間 [月~金] 7:00~23:00 [土・日] 7:30~23:00
店舗詳細 https://www.tokyugf-ndc.com/

 

<第3弾>
Roasted coffee laboratory 渋谷神南店
東京都渋谷区神南1-6-3 神南フラッグ 1F
12月1日(金)~12月10日(日)
営業時間 [月~金]9:00 ~20:00 [土・日・祝]11:00~20:00
店舗詳細 http://www.roasted-coffee.jp/

 

<第4弾>
Glorious Chain Cafe
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti 1F
12月15日(金)~12月24日(日)
営業時間 11:30~23:00(L.O.22:00)
店舗詳細 https://www.diesel.co.jp/cafe/

 

特設サイトURL:https://www.audio-technica.co.jp/atj/sc/bluetooth/wjp/

今こそnasneは見直されるべきだ! torne mobileのアプデで最強の録画消化デバイスに

iOS/Android対応のスマホアプリ「torne mobile」が、2017年10月リリースの新バージョンより機能を追加。録画番組の「書き出し機能」に対応しました。録画番組をストリーミングで再生する際、外出先からだとデータ通信量が気になりがちですが、あらかじめスマホ側に書き出しておくことで通信量を気にせず、かつ快適な視聴が楽しめるようになります。本記事では、あらためて「nasneやtorne mobileとはなんぞや?」というおさらいから、ビデオ書き出し機能のレビューまでまとめたいと思います。

 

HDDレコーダー「nasne」をスマホから見るアプリの決定版

torne mobileを知らない人のために少し説明すると、こちらはHDDレコーダー「nasne」をスマホで操作したり、録画した番組を観たりするためのアプリのひとつです。なお「torne」といえば、かつて大ヒットした“PlayStation 3用の地デジチューナー”も存在しますが、torne mobileで操作できる機器はあくまでHDDレコーダーのnasneのみ。

 

↑ソニー・インタラクティブエンタテインメント「nasne」(ナスネ)。地デジ・BS・110度CSのチューナーと1TBのハードディスクを搭載したレコーダーで、実売価格は2万3760円↑ソニー・インタラクティブエンタテインメント「nasne」。地デジ・BS・110度CSのチューナーと1TBのハードディスクを搭載したレコーダーで、実売価格は2万3760円

 

一般的なレコーダーと違い映像出力(HDMI端子)がなく、各種アプリからネット経由で使うしくみのnasne。対応機器は多く、PlayStation 34VitaはもちろんスマホやPCからでも録画・再生ができます。再生はWi-Fi経由のストリーミングのほか、外出先からのリモート視聴も可能。

 

↑PS4、PS Vitaでは「torne」、スマホでは「torne mobile」、PCでは「PC TV Plus」といったアプリが対応しています↑PS4、PS Vitaではtorne、スマホではtorne mobile、PCでは「PC TV Plus」といったアプリが対応しています

 

このように数あるnasne対応アプリのうち、スマホ向けの決定版として2015年春に登場したのがtorne mobileです。ただしtorne mobileは他のアプリで実現していた「録画番組の書き出し」に対応しておらず、例えば旅行や出張などの移動中などにたくさん録画番組を消化したい……といった時にはやや不便でした。今回の新機能は、2年半越しでついにそれらの不満を解消するものとなります。

 

ストリーミング再生とはひと味違う快適さ

ということでtorne mobileをアップデートし、録画番組の「書き出し機能」を試してみました。torne mobileは基本無料のアプリですが、使う機能により別途課金が必要で、書き出し機能には840円がかかります。

 

↑「torne mobile」のアプリ内課金に「書き出し機能」(840円、買い切り)が追加されています↑torne mobileのアプリ内課金に書き出し機能(840円、買い切り)が追加されています

 

そもそもtorne mobileでは必須ともいえる「視聴再生機能」が有料(Android版が500円、iOS版が600円)のため、これに書き出し機能を加えると1300円以上となります。買い切りとはいえ、「ちょっと高いかな……」感は否めないところ。価格のぶん便利な機能であることを祈って購入することにします。

 

↑「ビデオ」で録画番組の一覧を表示して、番組名のロングタップ(長押し)で表示されるメニューから「ビデオの書き出し」を選択します。複数番組の同時選択もOK↑「ビデオ」で録画番組の一覧を表示して、番組名のロングタップ(長押し)で表示されるメニューから「ビデオの書き出し」を選択します。複数番組の同時選択もOK

 

動画をスマホにダビングすることになるので、この書き出しは容量や転送スピードが肝になります。実際には30分の地デジ番組1本あたり、容量は約0.25GB~0.5GB程度、転送にかかる時間は2分~10分程度。「速度優先」の設定を選べば、朝の外出前など限られた時間でも転送ができ実用性は十分でしょう。

 

↑「速度優先」「画質優先」の2通りから転送方法を選択。SDカード対応のスマホでは転送先を「外部ストレージ」にすることもできます↑「速度優先」「画質優先」の2通りから転送方法を選択。SDカード対応のスマホでは転送先を「外部ストレージ」にすることもできます

 

↑書き出しにかかった速度は、30分の地デジ番組(3倍モード録画)で約2分(速度優先)/9分(画質優先)。書き出し中にスマホがスリープに入ると強制終了することがありましたが、後日アプリを最新版にアップデートしたところ解消しました↑書き出しにかかった速度は、30分の地デジ番組(3倍モード録画)で約2分(速度優先)/9分(画質優先)。書き出し中にスマホがスリープに入ると強制終了することがありましたが、後日アプリを最新版にアップデートしたところ解消しました

 

スマホに書き出した録画番組の再生は快適そのもの。特にチャプターやシーンのスキップがすばやくできることは重要で、ストリーミング再生では味わえない快速ぶりです。

 

↑スマホに書き出した番組を再生。CMなどのチャプターが有効なのでスキップ操作も快適です↑スマホに書き出した番組を再生。CMなどのチャプターが有効なのでスキップ操作も快適です

 

↑「torne」アプリならではの「ビジュアルシーンサーチ」にも対応。15秒・30秒・1分・2分・5分刻みで番組内のシーンをすばやく探してジャンプ(頭出し)↑torneアプリならではの「ビジュアルシーンサーチ」にも対応。15秒・30秒・1分・2分・5分刻みで番組内のシーンをすばやく探してジャンプ(頭出し)

 

↑さらに、持ち出した番組の再生中に「ニコニコ実況」も楽しめます(こちらは別途「ニコニコ動画」のアカウント登録が必要)↑さらに、持ち出した番組の再生中に「ニコニコ実況」も楽しめます(こちらは別途「ニコニコ動画」のアカウント登録が必要)

 

いまだに機能の改良が続いていることのありがたみ

2年以上前のアプリに、今さら840円を課金するのもどうかなぁ……と思いつつも、torne愛好家としては便利さがよくわかってしまうビデオ書き出し機能。書き出した番組もちゃんとチャプターが有効だったり、ビジュアルシーンサーチがいつでも使えたりと安定感もあります。

 

個人的には、さらにニコニコ実況まで有効だったところに感動。この機能では、過去の録画番組を再生しながら、放送中についたコメントを見ることで当時の盛り上がりを追体験できます。マイナーながらtorneならではの楽しみなので、今後もぜひ継続してほしいサービス。

 

他のアプリに比べ書き出し機能の対応は遅かったものの、今回のアップデートでほぼ弱点なしのアプリに。「まだ改良が続いてたんだ!」という意味でも、今一度torne mobileとnasneを見直す機会になりました。

5分の充電で最大90分間使える! 急速充電対応のワイヤレスヘッドホン「HESH 3 WIRELESS」

Skullcandy Japanは、米国で人気のヘッドホン「HESHシリーズ」から、ワイヤレスヘッドホン「HESH 3 WIRELESS」を11月17日に発売します。カラーはブラック、ブルー、レッドの3色展開で、価格は1万3800円(税別)。

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Hesh3は最大22時間連続再生可能な充電式バッテリーとBluetooth機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。内蔵のデジタルアンプとHESH3用として新たに自社開発した高解像度40mmオーディオドライバーを搭載し、これまでにないクリアーで洗練された音響特性と広がりのある音場空間を再現します。また、内蔵マイクと通話・選曲・音量調節ボタンに加えて、充電残量と端末の接続を音声で案内する機能も装備されており、使いやすさを追求しています。

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本機は上質な素材を使い、便利な折りたたみ設計を採用。複数の関節部分が左右にも回転して、どんな形の頭でも快適にイヤーカップを装着できます。形状記憶素材のイヤークッションは、快適な装着感と外部の騒音を低減する遮音性を両立。また、急速充電機能付きのバッテリーは、5分の充電で最大90分間のワイヤレス再生を可能にします。

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携帯しやすく1日中機能的に使えるよう設計された「HESH 3 WIRELESS」は、米国だけでなく日本でも人気機種になりそうですね。

 

【SPEC】
対応コーデック:SBC
再生時間:約22時間
急速充電対応:10分間充電で4時間使用可能
機能:通話・選曲・音量コントロール機能
付属品:マイクロUSBケーブル(充電用)、3.5㎜オーディオケーブル(1.2m)

スリムになって持ち運び楽々! 迫力サウンドのBluetoothスピーカー「Envaya」シリーズ登場

デノンは、ポータブルBluetoothスピーカー「Envaya(エンバヤ)シリーズ」より、ポータビリティを高めた3モデルを2017年11月下旬に発売します。ラインナップは、ハイパワーな「Envaya」(DSB250BT)、持ち運びやすさと迫力のサウンドを兼ね備えた「Envaya Mini」(DSB150BT)、シリーズ最小最軽量の「Envaya Pocket」(DSB50BT)の3モデル。実売予想価格は、Envayaが2万2000円前後、Envaya Miniが1万7000円前後、Envaya Pocketが1万2000円前後。

↑左からEnvaya↑左からEnvaya、Envaya Mini、Envaya Pocket(ブラック/グレー)

 

新しいEnvayaシリーズは、従来の2モデルからEnvaya Pocketを加えた3モデルにラインナップを拡張。オーディオブランドならではのノウハウと技術によって、繊細さと力強さを両立したサウンドをさらに磨き上げています。

Man drinking tea and reading book in living room

 

いずれのモデルも2基のフルレンジドライバーと大型パッシブラジエーターを搭載しており、迫力のサウンドを再生。また、これらのドライバーを高効率のクラスDアンプで駆動することにより、ボディサイズを超えたパワフルなサウンドを実現しています。さらに、音量に合わせて音響特性を最適化する先進のDSPテクノロジーにより、インドアでもアウトドアも明瞭で広がりのあるサウンドを楽しめます。

↑Envaya(ブラック)↑Envaya(ブラック)

 

Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptX(Low Latency)に対応。スマホ接続時にハンズフリー通話が可能なほか、SiriやGoogle Nowなどの音声アシスタント機能も利用できます。また、同一機を2台揃えると、各機にL/Rチャンネルを割り振ってステレオ再生が楽しめる「Envaya Link」にも対応。

render of modern computer workplace setup

 

3モデルとも鞄に収納しやすいスリムシェイプを採用することでポータビリティもアップ。水周りやアウトドアでの使用にも耐えるよう、IP67相当の防塵・防水性能も備えています。カラーはブラックとブラック/グレー(ストライプ)の2色。グリルには落ち着いた表情のファブリック仕上げを採用しています。

Light bulb sinking in water

 

【SPEC比較】

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従来よりもスリムになって、より持ち運びに適したサイズに進化したデノンのEnvayaシリーズを、ぜひチェックしてみて下さい。

 

タフさと高音質を両立! スポーツ時に使いたいワイヤレスイヤホンAudiofly「AF100W」

ローランドは、ヘッドホンブランド「Audiofly」の防沫性能を備えたBluetoothイヤホン「AF100W」を11月17日に発売します。実売予想価格は1万6000円前後。

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AF100Wは、Audiofly初となるBluetooth対応のワイヤレスイヤホン。ミュージシャンやエンジニアがライブステージで使用するプロ用イヤホン「イヤー・モニター・シリーズ」をベースに設計され、ドライバーには同シリーズで培われた「9mmデュアル・メンブレン・マイクロ・ダイナミック・ドライバー」を採用しています。また、独自のチューニングを施すことにより、音楽ソースの特性を忠実に再現。低音域から高音域までバランスよく再生します。

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さらに、防水保護等級IPX4に準拠した防沫仕様で、汗や雨に強くスポーツシーンでも気兼ねなく使えます。重量はわずか15gと軽量で、運動時に激しく動いてもしっかり固定できるイヤー・フックを採用。ワイヤレスのためケーブルの煩わしさを気にすることなく、ジョギングやジムでトレーニングをしながら快適な音楽リスニングが楽しめます。ネックバンドケーブル部分には、独自の技術を採り入れた「Audioflex Cable」を採用。登山用のロープにも使われているファイバー素材「Cordura」をケーブルに編み込み、柔軟性を保ちながらも優れた耐久性を実現しています。

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遮音性の高い「ノイズ・アイソレーション・イヤー・ピース」のほか、「トリプルフランジ・タイプ」など2種類/3サイズのシリコン製イヤーピースを同梱しており、好みに合わせて装着感を調整することが可能です。

 

防沫性能や耐久性を備えたタフな仕様のワイヤレスイヤホンですので、スポーツ時も高音質で音楽を楽しみたいと考えている方は、ぜひチェックしてみて下さい。

目標金額の623%!? 真空管Bluetoothクラウドファンディングに出資者続出!

アウトフィットジャパン株式会社が、真空管BLUETOOTHスピーカー「VISOR-ROM」のクラウドファンディングをMakuakeで展開。真空管ファンの注目を集め、出資者が相次いだ。

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様々な技術が“真空管”の魅力を増幅!

出典画像:「優れた高音質を体験! 真空管BLUETOOTH スピーカー【VISOR-ROM】」Makuakeより出典画像:「優れた高音質を体験! 真空管BLUETOOTH スピーカー【VISOR-ROM】」Makuakeより

 

「VISOR-ROM」は、RAYTHEON社の“JAN6418真空管”を搭載したスピーカー。真空管アンプを採用したことで、トランジスタ等の半導体アンプでは体験できない音を再現。既存のBluetoothスピーカーとは一線を画した、暖かな音色を楽しむことができる。

出典画像:「優れた高音質を体験! 真空管BLUETOOTH スピーカー【VISOR-ROM】」Makuake より出典画像:「優れた高音質を体験! 真空管BLUETOOTH スピーカー【VISOR-ROM】」Makuake より

スピーカー部分は「Doom Tweeter(高音域用スピーカー)」と「Woofer(低音域用スピーカー)」の360度無指向性スピーカーを2つ搭載。真空管の独特な音を最高の音質で届けてくれる。さらに旭化成社のボイスプロセッサ「AK7755 DAC」がノイズを最小化。そしてBLUETOOTHコーデックは、近年様々な高音質ワイヤレスヘッドホンなどに採用されている「apt-X HD」。音の損失を防止して、CDレベルのサウンドを提供してくれるそうだ。

出典画像:「優れた高音質を体験!真空管BLUETOOTH スピーカー【VISOR-ROM】」Makuakeより出典画像:「優れた高音質を体験!真空管BLUETOOTH スピーカー【VISOR-ROM】」Makuakeより

 

また、「VISOR-ROM」を2つ使用することで、「TWS(True Wireless Stereo)」技術によりステレオモードでの出力が可能。ただしこの機能が使えるのはAndroidとiOSの製品だけとなっている。

 

真空管アンプの魅力を様々な機能が引き立ててくれるスピーカーに、支援者からは「素敵なアイデア商品! これは是非とも欲しい」「ちょうど真空管の音が聞きたかったからちょうど良かった」「どんな音がするのか気になる」「真空管+Bluetoothって組み合わせが実現していたとは…」との声が上がった。

 

真空管スピーカーに出資者が続出

まさに真空管好きのために作られたかのようなスピーカー「VISOR-ROM」。クラウドファンディングのリターンは「VISOR-ROM」を割引価格で手に入れられるというもので、38%割引きの「2万3800円」コースや34%割引きの「2万5500円」コースなどがある。その他、ステレオモードも楽しめる“2個セット”の支援コースも。こちらは「4万9800円」コースと「4万6500円」コースの2つのみとなっている。

 

同プロジェクトには出資者が相次ぎ、募集終了まで54日を残した11月6日時点で合計金額は311万9200円。目標金額として設定されていた50万円の623%に及ぶ金額が集まった。

 

真空管世代ではない人も、一度優しく暖かな音色を体験してみてはいかが?

最新ポータブルオーディオが勢ぞろい! 「秋のヘッドフォン祭 2017 」の注目ブース6選

11月3日(金)~4日(土)の2日間にわたって、東京・中野の中野サンプラザにおいて、フジヤエービック主催のオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭 2017 」が開催されました。国内外のポータブルオーディオメーカーが一堂に会し、各社の最新モデルをいち早く試聴できるほか、普段使っている自分のアイテムでも試すことが可能となっており、オーディオ好きならぜひ足を運びたい内容となっています。今回は、会場で見つけた気になるアイテムをピックアップして紹介します。

 

貴重な製品が大量に出展されたアユートブース

Astell & KernやMaster & Dynamicなどのブランドを展開するアユートブースでは、先日発売されたばかりの「AK70 MkII」と劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」とのコラボモデル「AK70 MkII 劇場版 Fate/stay night [HF]」の実機が展示されていました。

20171106-i01 (2)↑AK70 MkII 劇場版 Fate/stay night [HF]

 

こちらは作品の世界観をイメージしたパープルカラーのボディに、描き下ろしのイラストをレーザーマーキングした背面デザインと、ロゴ入りケース、パッケージが付属する1500台限定モデル。作品に登場する3人のキャラクター間桐桜(CV:下屋則子)、セイバー(CV:川澄綾子)、遠坂凛(CV:植田佳奈)の録り下ろしスペシャルボイスメッセージをハイレゾでプリインストールしている、ファン必携のアイテムとなっています。

20171106-i01 (3)↑ロゴ入りのケースとパッケージも展示

 

また、Astell&Kernブランド創立5周年を記念した「AK70MKII 5th Anniversary」も展示。背面に赤いパネルを装着し、5周年の記念ロゴ配したデザインが特徴です。こちらは現在のところ国内販売の予定はないとのこと。

20171106-i01 (1)↑AK70MKII 5th Anniversary

 

このほか、IFA2017に参考出展された、Astell&Kern初のデスクトップ用DAC搭載ヘッドホンアンプ「ACRO L1000」やJHオーディオとのコラボイヤホン「Michelle Limited」、Master & Dynamic初のワイヤレススピーカー「MA770」など多くの新製品を実際に試すことができるとあって、同社のブースには人だかりができていました。

20171106-i01 (4)↑参考出展された「ACRO L1000」。巨大なボリュームノブが印象的

 

↑Master & Dynamic初のワイヤレススピーカー「MA770」↑Master & Dynamic初のワイヤレススピーカー「MA770」。コンクリートを使っており、重さはなんと20kg超とのこと

 

大ヒットイヤホンの進化版にファンが殺到

ゼンハイザーブースには、新しいフラッグシップイヤホン「IE 800 S」の試聴機が用意され、発売前の実機を聴こうと長い行列ができていました。このIE 800 Sは、大ヒットとなった前モデル「IE 800」の進化版で、独自開発された「エクストラワイドバンド(XWB)ドライバー」を搭載し、とにかく小型で軽く、快適に装着できるのに、そのコンパクトボディから想像できない豊かなサウンドを鳴らすギャップが魅力。

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標準で2.5mmバランス、4.4mmバランス、3.5mmアンバランスの3本のケーブルが付属し、オーディオプレーヤーに合わせてケーブルを交換して楽しむことができます。また、Complyの低反発イヤーピースも付属するので、好みに応じてフィット感を選べる点もポイント。発売は11月中旬で、実売予想価格は12万円前後とのこと。

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24万円の高級ヘッドホンが目玉のオーテクブース

オーディオテクニカブースでは、目玉として先日発表された同社開放型ヘッドホンのフラッグシップとなる「ATH-ADX5000」の試聴コーナーが設けられていました。こちらは先着順での事前予約制。発売前の高級モデルが聴けるとあって申し込みが殺到しており、午後イチ時点で夕方まですでに予約でいっぱい。注目の高さがうかがい知れます。

20171106-i01 (8)↑ATH-ADX5000(実売予想価格24万円前後/11月10日発売)

 

発売前のDAPに注目が集まったオンキヨーパイオニアブース

オンキヨーパイオニアブースの注目は、小型のポータブルオーディオプレーヤー「rubato」の新モデル「DP-S1A」。12月中旬発売予定ですが、実機が展示され実際に試聴も可能となっていました。パーツや内部設計を見直し、前モデルから音質を強化したモデルだけに、ブースを訪れたオーディオファンのみなさんも真剣な表情でサウンドをチェックしていました。

20171106-i01 (11)↑オンキヨーのDAP「rubato DP-S1A」

 

マニア心をくすぐるギミック搭載のイヤホンも

JVCケンウッドブースでは、ヘッドホン祭の直前に発表されたハイレゾ対応イヤホン「SOLIDEGE 01 inner」や、木製ハウジング・振動板を採用する「WOOD 01 inner」の試聴が可能に。SOLIDEGE 01 innerは、異なる金属素材でできたノズルを交換することで、響きの違いが味わえるというギミックがマニア心をくすぐるイヤホン。こちらも試聴席前には長蛇の列ができていました。

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↑SOLIDEGE 01 innerのノズル交換詳細↑SOLIDEGE 01 innerは付属する3種類のノズルを交換することで音質を変えられる仕掛け

 

ロングセラー機を最新技術でリニューアル

パナソニックブースには、約11年前に発売されて以来ロングセラーとなっているヘッドホン「RP-HTX7」を最新技術で刷新した、ワイヤレスヘッドホン「RP-HTX80B」と有線タイプの「RP-HTX70」が展示されていました。軽量で快適な装着感はそのままに、現代のサウンドに合わせてリニューアルされた音質が特徴で、特にワイヤレスタイプはとにかく軽くて付けているのを忘れてしまいそうなほど。11月21日から発売されるとのことですので、ぜひ店頭で見つけたら試聴してみて下さい。

20171106-i01 (6)↑「RP-HTX80B」

 

20171106-i01 (7)↑左がオリジナルの「RP-HTX7」、右が「RP-HTX80B」。形状は大きく変わりませんが、質感はマットに

 

このほかにもまだまだたくさんの注目アイテムが展示されていた今回の「ヘッドフォン祭」。新製品の展示以外にも、この日限りの特価製品が用意されるセールコーナーも開設されており、開場前から行列ができるほどの盛況ぶりでした。次回は2018年春の開催予定ですので、ぜひ足を運んでみて下さい。

 

秋のヘッドフォン祭 2017

2017年11月3日と4日に中野サンプラザで開催される秋のヘッドフォン祭2017。注目の新製品を紹介していく。ハイエンド機から、リーズナブルな製品まで注目機種が目白押しだ。