JBLの完全ワイヤレスイヤホン「LIVE BEAM 3」「LIVE BUDS 3」はどっちを選ぶべき?似てるけど音は違う!

老舗オーディオブランドJBLから、充電ケースにディスプレイを搭載したユニークな完全ワイヤレスイヤホン「LIVE BEAM 3」「LIVE BUDS 3」の2モデルが登場しました。

 

LIVE BEAM 3が今年6月、LIVE BUDS 3は今年7月と、1か月違いで発売されたこの2モデル。実は共通した部分が多いんです。直販サイト価格もLIVE BEAM 3が2万8050円(税込)、LIVE BUDS 3が2万6950円(税込)と約1000円違いで、いざ選ぶとなったときにどちらにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか?

↑JBLの完全ワイヤレスイヤホン「LIVE BEAM 3」(写真左)と「LIVE BUDS 3」(写真右)

 

JBL
LIVE BEAM 3
2万8050円(税込)

LIVE BUDS 3
2万6950円(税込)

 

そこでこの記事では、2モデルの共通点と相違点をまとめてみました。

 

両モデルの機能はほとんど一緒

まず機能面から、注目すべきポイントを以下に挙げていきます。

 

【共通点】

・充電ケースにディスプレイを装備

・高性能なノイズキャンセリング性能

・LDACコーデックによるハイレゾワイヤレス接続が可能

・マルチポイント対応で2台までのデバイスを同時接続できる

・IP55の防水防塵性能

・計6つの通話用マイクでクリアな通話を実現

・JBL Headphonesアプリと連携したカスタマイズ

・ユーザーの聴覚特性にあわせたパーソナライズ化

 

【相違点】

・イヤホン本体の形状

・ドライバーの素材

・バッテリー寿命

 

見た目で目立つのは、充電ケースに備えられた1.45インチタッチスクリーンディスプレイですよね。スマートフォンやイヤホン本体からではなく、このディスプレイ上で音量調節や曲送り/戻し、ノイズキャンセリングやサウンドモードの切り替えなどができます。

↑充電ケースにはディスプレイが搭載されていて、タッチで操作できます

 

「こんなディスプレイが必要なのか」「充電ケースから操作するのはかえって手間では」と思ってしまいがちですが、実際に使ってみると、これがけっこう便利。スマートフォンで別のアプリを開いている際に、わざわざ音楽再生アプリを表示して操作するのは面倒ですし、イヤホン本体のタッチ操作は確実性に欠けて連続操作がやりにくいです。音楽再生のために「見ながら操作できる」デバイスが別にあることは、想像以上に快適です。

↑スマートフォンからもイヤホン本体からも操作しにくいシーンは意外とあるもので、充電ケースから操作できるのはメリットです

 

逆にデザインで大きく異なるのが、LIVE BEAM 3はショートスティックタイプで、LIVE BUDS 3はバッズタイプであること。ともに人間工学に基づいて開発された「デュアルオーバルシェイプデザイン」を採用していて、フィット感は高められています。

↑LIVE BEAM 3はスティック部が少し伸びていて、イヤーピースを耳に入れ込むカナル型の形状になっています

 

着け比べてみると、どちらも耳に隙間なくフィットしますが、わずかにLIVE BUDS 3の方が深くまで耳に入り込む感覚がありました。少しの差ですが、長時間着けていると影響が大きくなってくるため、軽めの装着感が好きならLIVE BEAM 3、より密着した装着感が好きならLIVE BUDS 3を選ぶと良さそうです。

↑バッズタイプのLIVE BUDS 3の方が、スティック部の干渉がないためより耳にすっぽりと入り込む印象でした

 

またイヤホンにとって重要なドライバーは両方10mm径のダイナミックドライバーですが、LIVE BEAM 3がPU+PEEK、LIVE BUDS 3がPET+PU+チタニウムと、採用している素材が異なります。それぞれの音の傾向については後で紹介しますが、結構わかりやすい違いがありました。

 

もうひとつ数字でわかる違いはバッテリー寿命で、LIVE BEAM 3はイヤホン本体で最大約12時間、充電ケース併用で最大約48時間の再生が可能なのに対し、LIVE BUDS 3はイヤホン本体で最大約10時間、充電ケース併用で最大約40時間の再生が可能と短くなっています。ただLIVE BUDS 3の方も十分長いですし、どちらも約10分の充電で約4時間再生できる急速充電にも対応しているので、実使用においてはあまり差を感じないのではないでしょうか。

 

このほか共通仕様として、ノイズキャンセリングは周囲の騒音レベルにあわせて自動的に効き具合を調整してくれるアダプティブノイズキャンセリング機能を搭載。ユーザーごとにサウンドを最適化する「Personi-Fi」の最新バージョン3.0が利用可能など、新モデルらしいテクノロジーが導入されています。

↑スマートフォンアプリ「JBL Headphones」を利用することで、細かな設定のほか、今使っているイヤーピースが耳にあっているかをチェックすることもできます

 

こうして機能面を見てみると、やはり共通している点が多いですね。ここまでの段階では、ショートスティックスタイルかバッズスタイルのデザインの違いが最も大きなポイントとなりそうです。

 

サウンドはLIVE BEAM 3は「迫力」、LIVE BUDS 3は「シャープ」な印象

ここからは音の違いを探っていきます。試聴はLDACコーデックで、アンビエントサウンドやイコライザーを切った状態です。

↑それぞれのモデルはどのようなサウンドの傾向をしているのか、聴き比べて確認しました

 

まずLIVE BEAM 3ですが、バランスとしては中低域に厚みがあり、音が極めてクリアであることが特徴です。グルーブ感がありつつも音の描き分けがされているので、さまざまな情報が耳に飛び込んできて「こんな音が入っていたのか」と気付かされるような鳴り方をします。

 

傾向としては「繊細」よりも「迫力」に分類され、ロックやアップテンポなポップスなどと好相性な印象です。こっちのけんと「はいよろこんで」やPEOPLE 1「鈴々」など、リズムを生み出すベースラインとドラムスが明瞭で、ただでさえノリの良い楽曲がさらに魅力的になり、身体が自然とリズムを取ってしまって止めるのが難しくなります。

 

タイラー・ザ・クリエイター「RUNNING OUT OF TIME」やPop Smoke「What You Know Bout Love」などヒップホップ系ともマッチしており、深みのある低域がグンっと前にくることによる浮遊感を味わえました。

 

またS/Nが良くクリアであることに加え、質感が非常に滑らかなのも特徴的。ズンズンと響く低音がただうるさいだけにならないのは、この滑らかさがあるからでしょう。ただ、一歩間違えればまろやかとも捉えられるため、ジャギジャギと掻き鳴らされるギターなど、好みによっては角が取れ過ぎて鋭さがないと感じる方もいるかもしれません。

 

LIVE BUDS 3の方は、LIVE BEAM 3に比べて低域のパワフルさを残しながらも若干控えめにして、高域にも厚みを持たせたバランスです。音のクリアさ、解像感の高さはLIVE BEAM 3と似ていますが、よりオールマイティな鳴り方になっています。

 

こちらの傾向は「迫力」よりも「シャープ」といったイメージで、特にバンドサウンドや華やかなアニソンにマッチしそうです。Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」ではただでさえ聞き取りやすいR-指定のラップが、一言一句よりクッキリと伝わってくるような印象。Mrs.GREEN APPLE「インフェルノ」はギターのカッティングの切れ味が増したようで心地よく、リズム隊の音がよりダイレクトに耳に届いてくるように感じられます。

 

また、グンっとくる低域が抑えられていても、代わりにシャープさからくる疾走感が得られるため、こちらもノリの良い楽曲とはとても好相性。聴く人をグイグイと前から引っ張ってくるのがLIVE BUDS 3、背中から押していくのがLIVE BEAM 3といったイメージで、別の角度から気分を高めてくれます。

 

一方で、LIVE BUDS 3は万能選手ではありますが、フラットなバランスの他モデルより低域は出ているので、静かな楽曲でも聴き疲れするシーンがあるかもしれません。

 

なお、共通するサウンドモードとして標準で「STUDIO」「BASS」「CLUB」「EXTREME BASS」「VOCAL」「JAZZ」の6種類が用意されており、自分でチューニングした「マイEQ」を保存することもできます。オーディオメーカーのサウンドモードは効きが控えめに設定されていることが多いですが、このイコライザーはけっこう大胆に変化が楽しめます。充電ケースからサウンドモードを選ぶこともできるので、積極的に遊んでみたくなります。

 

好みの装着感とサウンド傾向に合わせて選びたい

ここまでご紹介したように、ほぼ同じ時期に登場した同ブランドの2モデルということで共通した部分も多数ありながら、音の傾向にはしっかりと違いが感じられました。

↑同じような時期に出て機能も似ている2モデルですが、しっかりとした違いがあります

 

それを踏まえると、「迫力重視でノリの良い楽曲が好き」な方にはLIVE BEAM 3が、「いろんな楽曲を楽しく聴きたい」方にはLIVE BUDS 3がオススメできそうです。

 

もし店頭に足を運べるのであればぜひ両方を聴き比べてみていただきたいですし、それが難しい場合は本記事を参考に、どちらのモデルがご自身に向いているか考えてみていただけたらうれしいです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

JBLブランド初、AVアンプ「MAシリーズ」登場。上位機種は大型液晶も搭載

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」から、ブランド初のAVアンプ「MAシリーズ」を、2024年9月末に発売します。

 

ラインナップとして、ハイパフォーマンスモデル「MA9100HP」と、よりコンパクトな「MA710」の2機種が登場。両機種とも全チャンネルにクラスDアンプを搭載しています。

 

記事のポイント

昨今、家庭向け動画配信サービス上でもDolby Atmos 対応の作品が一般的になってきました。映像だけでなく、レコードやCDをリビングで楽しむ人も増えています。自宅にいながら、アナログからデジタルまであらゆるコンテンツを、映画館のような音質で堪能したい人にはもってこいの製品です。

 

8Kコンテンツに対応可能なHDMI 2.1端子、Dolby AtmosやDTS:Sといった立体音響技術のサポート、室内音響最適化ソリューションとして知られる「Dirac Live」への対応(MA9100HP)といった、映画館クオリティの音質を楽しめる仕様でありながら、使いやすさにも配慮しています。直感的な操作ができるよう、リモコンのボタンも極力シンプルにするなど、初めてAVアンプを触る人にとっても扱いやすい設計にしているとのこと。上位機種であるMA9100HPは、本体正面に液晶ディスプレーを用意しており、再生中の音源のジャケットなども表示可能です。

 

JBL MA9100HP
製品名:JBL MA9100HP WHT
タイプ:9.2ch AVアンプ
カラー:ホワイト
定格出力(2ch同時駆動、0.5% THD):8Ω 負荷時:140W、4Ω 負荷時:240W
HDMI:入力数6
HDMI:出力数2(eARC対応HDMI1)
HDMI性能:8K対応、HDMI2.1, HDCP 2.3 8K/60Hz, 4K/120Hz, Gaming-VRR, ALLM, QFT,
HFR(4K@120Hz), HDR 10+ / Dolby Vision パススルー対応
音声対応フォーマット:Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, DTS-HD Master Audio, DTS;X,
MP3, MPEG-4, AAC, WMA, ALAC, FLAC, PCM, WAV, AIFF
Wi-Fi:〇(2.4 / 5GHz)
Bluetooth受信:〇 (v5.3, Low Energy, APTX HD, APTX Adaptive)
Bluetooth送信:〇
デジタル入力:同軸×1、光×1、USB×1
ステレオアナログ入力:RCA×2、フォノ(MM)×1
プリアウト:ステレオゾーン2,サブウーファーX2
寸法(幅×高×奥):432mm x 135mm x 396.4mm
重量:7.6kg
発売日:2024年9月26日
価格:標準価格 25万3000円(税込)

↑MA9100HP

 

JBL MA710
製品名:JBL MA710 WHT
タイプ:7.2ch AVアンプ
カラー:ホワイト
定格出力(2ch同時駆動、0.5%THD):8Ω負荷時:110W、4Ω負荷時:160W
HDMI入力数:6
HDMI出力数:1(eARC 対応 HDMI 1)
HDMI性能:8K対応、HDMI 2.1, HDCP 2.3 8K/60Hz, 4K/120Hz, Gaming-VRR, ALLM, QFT,
HFR(4K@120Hz),  HDR 10+ / Dolby Vision パススルー対応
音声対応フォーマット: Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, DTS-HD Master , DTS;X,
MP3, MPEG-4, AAC, WMA, ALAC, FLAC, PCM, WAV, AIFF
Wi-Fi:〇(2.4 / 5GHz)
Bluetooth受信:〇(v5.3, Low Energy, APTX HD, APTX Adaptive)
デジタル入力:同軸×1、光×1、USB×1
ステレオアナログ入力:RCA×2、フォノ(MM)×1
プリアウト:ステレオゾーン2,サブウーファーX2
寸法(幅×高×奥):432mm x 109.9mm x 347.6mm
重量:6.3kg
発売日:2024年9月26日
価格:標準価格 12万1,000円(税込)

↑MA710

 

JBLのモダンなスピーカーシステム「STAGE 2」シリーズに新色追加

MAシリーズと合わせ、スピーカーシステム「Stage2」シリーズに新色のLatte(ラテ)が追加されます。

↑STAGE 280F

 

次世代バージョンのHDI(High Definition Imaging)ホーン技術を採用したスピーカーシステムで、フロアスタンディングスピーカー、ブックシェルフスピーカー、センタースピーカー、スピーカースタンド、イネーブルド・ハイトスピーカー、サブウーファーを展開するシリーズです。ホームシアターにもでき、単体購入も可能です。

 

MAシリーズのAVアンプと、Stage2シリーズのスピーカーシステムの組み合わせにより、音楽のステレオ再生だけでなく、本格的なマルチチャンネルシステムとして、あらゆるニーズに対応するとのこと。主な仕様は以下のとおりです。

 

JBL 280F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 280F WHT
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2.5ウェイ
200mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:33Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.1kHz / 2.1kHz
推奨アンプ出力:20-225W
寸法(幅×高×奥):357mm x 1,113mm x 420mm(ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:25.1kg(グリル含む)
付属品:ベース×1、ベース用ネジ×4、スパイク×4、六角レンチ×1、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 8万2,500円(税込)/1本

 

JBL 260F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 260F WHT
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2.5ウェイ
165mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:90dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:40Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz / 1.7kHz
推奨アンプ出力:20-225W
寸法(幅×高×奥):310mm x 1,036mm x 362mm(ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:19.5kg(グリル含む)
付属品:ベース×1、ベース用ネジ×4、スパイク×4、六角レンチ×1、グリル、
クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 6万8,200円(税込)/1本

 

JBL 250B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 250B WHT
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2ウェイ
130mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:86dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:50Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.7kHz
推奨アンプ出力:20-150W
寸法(幅×高×奥):200mm x 323mm x 253mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:5.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッド×8、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 5万5,000円(税込)/ペア

 

JBL 240B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 240B WHT
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2ウェイ
114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:85dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:53Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.4kHz
推奨アンプ出力:20-125W
寸法(幅×高×奥):175mm x 274mm x 238mm(グリル、金具、スリップパッドを含む)
重量:4.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッド×8、グリル、壁取付用ブラケット×1、締めネジ×4、発泡プラグ×1、
クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月
価格:標準価格 4万700円(税込)/ペア

 

JBL FS STANDスピーカースタンド
製品名:JBL STAGE FS STAND WHT
タイプ:スピーカースタンド
カラー:ラテ
寸法(幅×高×奥):310mm x 362mm x 706mm
重量:4.9kg
付属品:310mm x 700mm x 362mm(足を含む、スパイクを含まない)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 3万4,100円(税込)/ペア

 

JBL 245C センタースピーカー
製品名:JBL STAGE 245C WHT
タイプ:センタースピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2.5ウェイ
114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×4
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:55Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz / 2.0kHz
推奨アンプ出力:20-150W
寸法(幅×高×奥):740mm x 158mm x 228mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:12.0kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッド×6、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 5万5,000円(税込)/1本

 

JBL 240H DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
製品名:JBL STAGE 240H WHT
タイプ:DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2ウェイ
114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:87dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:85Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.6kHz
推奨アンプ出力:20-150W
寸法(幅×高×奥):180mm x 185mm x 270mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:3.5kg(グリル含む)
付属品:グリル、防振パッド、取扱説明書
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 5万5,000円(税込)/ペア

 

JBL 200P サブウーファー
製品名:JBL STAGE 200P WHT
タイプ:パワード・サブウーファー
カラー:ラテ
スピーカー構成:250mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
内臓アンプ:150W (RMS) / 300W(Dynamic)
クロスオーバー周波数:50Hz ~150Hz(連続可変)、-24dB/oct.
周波数特性:28Hz~クロスオーバー周波数設定値
入力:RCA×1
操作機能:オートスタンバイ オン/オフ、クロスオーバー周波数調整、フェーズ切り替え、レベル調整
消費電力:スタンバイ時:0.5W以下 / 最大:205W
寸法(幅×高×奥):350mm x 361mm x 411mm(足を含む、スパイクを含まない、端子含む)
重量:14.4kg(グリル含む)
付属品:電源ケーブル(1.4m)、スパイク×4、グリル、クイックスタートガイド(他国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 6万8,200円(税込)/1本

来年発売の「Powerbeats Pro 2」、心拍数を測る機能を搭載!?

アップルが2025年の発売を予告しているワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro 2」に、心拍数の測定機能が搭載されるとMacRumorsが報じています。

↑心拍数を測れるらしい(画像提供/MacRumors)

 

アップルは9月初旬、Powerbeats Pro 2を来年発売すると発表しました。MLBの大谷翔平選手を起用したティーザー広告では、2019年にリリースされた「Powerbeats Pro」にデザインが似ているものの、より垂直でスリムなデザインになっていることが分かります。

 

MacRumorsが最新のソフトウェアアップデートから見つけた情報によれば、Powerbeats Pro 2は心拍数を測定し、その情報をiPhoneの「Health(ヘルスケア)」アプリに送信することができるとのこと。

 

心拍数の計測には、両方のイヤホンを装着する必要があります。また、イヤホンをジムの機器に接続して、トレッドミルなどのマシンを使用しながら心拍数を測定することも可能。

 

今回の情報によれば、Powerbeats Pro 2はアクティブノイズキャンセリング(ANC)や空間オーディオ、アダプティブオーディオに対応するそう。本体カラーはオレンジ、パープル、ブラック、ベージュが用意され、それぞれに合わせた色の充電ケースが付属します。

 

アップル製品においては「Apple Watch」シリーズで心拍数の計測ができますが、イヤホンという選択肢を検討するのもいいかもしれません。

 

Source: MacRumors

USB給電でどこでも使える! 有線/無線接続対応のデスクトップCDプレーヤー「EC Smart」

MUSINは、SHANLINGブランドよりデスクトップCDプレーヤー「EC Smart」を9⽉13⽇に発売します。実売価格は2万6730円(税込)。

 

記事のポイント

回転するCDがむき出しになったデザインが特徴。有線接続とBluetoothのワイヤレス接続の両方に対応しているので、イヤホンやヘッドホン、ワイヤレスオーディオなど様々な機器と組み合わせてCD再生が楽しめます。近年ではCD再生機を持っていない人も多いので、CDを聴きたくなったときのために1台あると便利です。

 

EC Smartは、CDのディスクドライブ部分にカバーが無く、回転するディスクがむき出しになったデザインが特徴。縦置き、平置きの両方に対応しており、好みに合わせて使い分けることができます。

 

7セグメントディスプレイを採用し、デジタル数字でレトロな雰囲気を演出。再生停止などを行う操作パネルはタッチセンサー式のコントローラーで、軽いタッチで動かせるように配慮されています。離れた場所から操作できるリモコンも付属します。

 

剛性に優れたアルミニウム合金の筐体は、CD読み込み時にも高い制振性を備えています。本体には3.5mm Line Outと、3.5mm Phone Outの2種類のアナログ出力を搭載し、アクティブスピーカーやイヤホン・ヘッドホンを接続して楽しむことが可能。また、Bluetooth Ver5.4の送信機能に対応しており、Bluetoothスピーカーやイヤホンにペアリングすることで、CDのワイヤレス再生も手軽にできます。

 

給電インターフェースにはUSB Type-Cコネクタを採用し、一般的なACアダプタやPCのUSBコネクタなどからの給電で動作します(INPUT:5V/2A)。モバイルバッテリーを組み合わせれば、屋外などの電源が無い場所でも使用可能です。

 

SHANLING
デスクトップCDプレーヤー「EC Smart」
2024年9月13日発売
直販価格:2万6730円(税込)

 

GoPro、5.3K対応の新フラッグシップ「HERO13 Black」 86gの最軽量4Kカム「HERO」も同時発表

GoProは9月5日、アクションカムの新製品2モデル「HERO13 Black」「HERO」を発表しました。「HERO13 Black」の市場想定価格は6万8800円(税込)で、国内での店頭販売は9月11日から。「HERO」の市場想定価格は3万4800円(税込)で、店頭販売は9月23日からとなる見込みです。

 

 

記事のポイント

テレビ放送などプロ仕様も意識したハイエンド機「HERO13 Black」と、わずか86gで手軽に使える「HERO」。アクションカムとして圧倒的な人気を誇るGoProの新製品ということで、どちらも魅力的なプロダクトに仕上がっています。画質や機能にこだわるなら「HERO13 Black」、入門機が欲しかったりカメラサイズを抑えたいなら「HERO」が選択肢に上がってきそうです。

 

↑HERO13 Black

 

「HERO13 Black」は、HyperSmooth手ブレ補正といった従来モデルの主要機能を引き継ぎつつ、最大5.3K/60fpsの動画撮影に対応するハイエンドアクションカムです。1秒あたりのコマ数を通常より増やしたスローモーション動画を生成する「バーストスローモーション」機能を利用することで、720p/400fps、5.3K/120fpsといったユニークな動画撮影にも対応できます。

 

テレビ放送やライブ中継の業界標準規格として知られる「HLG HDR」撮影モードも用意。GPSやWi-Fi 6無線通信機能も内蔵しています。バッテリーは従来モデルから容量が10%増加し、1900mAhの大容量を実現。電力効率も向上しており、4K/30fpsや5.3K/30fps設定では最大1.5時間、オーソドックスな1080p/30fps設定では2.5時間以上の連続撮影が可能としています。

↑別売のマクロレンズモジュラー(想定価格2万1800円、税込)。標準レンズと比較して最大4倍のクローズアップ撮影が可能

 

マウント方式は内蔵マウントフィンガー、1/4-20マウント用ネジに加え、マグネット式のラッチを利用可能となっており、幅広いシーンで活用しやすいのも魅力です。加えて、別途販売される「HERO Blackシリーズレンズ」を装着することで、超広角・マクロ・NDフィルターといった撮影が可能となります。

 

本体サイズは幅71.8×奥行33.6×高さ50.8mm、重量は159g。

↑HERO

 

HEROは、4KアクションカムとしてはGoPro史上最小・最軽量の廉価モデルという位置づけ。本体サイズは幅56.6×奥行29.4×高さ47.7mm、重量はわずか86g(マウントフィンガー・バッテリー含む)と、圧倒的なコンパクトさと軽さを実現しました。それでいて、アクションカムらしく水深5mまでの完全防水性能など耐久性にも配慮しています。

 

撮影解像度は最大4K/30fpsで、2.7K/60fpsでのスローモーション撮影などにも対応。専用アプリ「Quik」を利用すれば、撮影したビデオから1コマを写真として切り出すことも可能となっています。最高画質設定で60分間の連続撮影が可能です。

 

無線LAN通信機能はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)までといった弱点もありますが、極力カメラを気にせず撮影したい人にオススメできそうです。

 

ブランド名(メーカー名):GoPro
商品名:HERO13 Black
市場想定価格:6万8800円前後

ブランド名(メーカー名):GoPro
商品名:HERO
市場想定価格:3万4800円前後

サブウーファー並み重低音を実現! ハイセンスのサウンドバー「HS2000N」

ハイセンスジャパンは、最大出力120Wでパワフルな重低音を再生するシアターサウンドシステム「HS2000N」を2024年9月上旬に発売します。

 

記事のポイント

コンパクトなサイズながら、ウーファーの振動面積を従来比250%に向上させ、クラスを超える迫力の重低音を実現。バーチャルサラウンドにも対応しているので、これ1本でシアターのようなサラウンド音響と迫力の重低音が楽しめます。

 

「HS2000N」は、テレビの前に置いても邪魔にならないコンパクトな筐体ながら、最大120Wの高出力を実現したサウンドバー。

 

これまで同社のコンパクトタイプのサウンドバーは、およそ3インチのウーファーを搭載しており、70Hzまでの低音しか再生できなかったとのこと。そこで「HS2000N」では、4.75インチ相当の振動面積を持つレース型(楕円形)スピーカーを採用。3インチウーファー2つ分の振動面積を上回り、ウーファーの振動面積が従来比250%に向上しています。これにより従来モデルを越える60Hz以下の低音を再生できるようになりました。

 

本体上部には透明なアクリル板を配し、中のサブウーファーの形状が視認できるデザインを採用。重低音の迫力が耳だけでなく視覚でも感じられるデザインとなっています。

 

最新の立体音響技術「DTS Virtual X」や「Dolby Digital Plus 7.1」に対応しており、床から天井まで音が広がるバーチャルサウンドを再生します。

 

テレビとの接続はHDMIケーブル1本だけで簡単に接続でき、テレビリモコンでサウンドバーの音量操作も可能。光デジタルやAUX、同軸デジタルなど多様な音声入力にも対応しています。Bluetoothにも対応しており、スマホなどからワイヤレス伝送して音楽を楽しむこともできます。

 

ハイセンス
シアターサウンドシステム「HS2000N」
2024年9月上旬発売予定
予想実売価格:1万6800円前後(税込)

デュアルドライバーで音質も進化! オープンイヤー型骨伝導イヤホン「OpenRun Pro 2」

Shokzは9月5日、骨伝導オープンイヤー型イヤホンのフラッグシップモデル「OpenRun Pro 2」を販売開始しました。市場想定価格は価格は2万7880円(税込)。

 

 

記事のポイント

オープンイヤー型の骨伝導イヤホンを数多く手掛けるShokzの新フラッグシップモデルです。耳を完璧に塞がないことから、屋外で車の接近や周囲の様子に気を配りたいシーンなどでは非常に便利に扱えます。日々のランニングのお供にしてみては?

 

中音域と高音域を処理する骨伝導ドライバーと、重低音をコントロールする空気伝導ドライバーをそれぞれ独立させた「デュアルドライバー方式」を採用。オープンイヤー型ながらパワフルかつクリアなリスニング体験をうたいます。「空気電動ドライバーを併用している」と聞くと音漏れが気になるところですが、DirectPitchテクノロジーにより、空気伝導ユニットの音漏れを最小限に抑えているとのこと。

↑IP55の防水により、雨天や激しい運動時にも利用できます

 

接続方式はBluetooth 5.3。本体は、IP55防水に対応する人間工学に基づいたイヤーフックとユニボディフレームを採用。ズレにくく、激しい運動中にも快適な装着感を実現するとしています。バッテリーは満充電状態から最長12時間の連続再生が可能。また、5分間のクイックチャージで最長約2.5時間の再生が可能です。

↑ゴールデン・ブラックは同ブランドのアンバサダーを務める陸上競技選手・大迫傑氏モデル

 

カラーはブラック、オレンジ、ゴールデン・ブラックの3パターン展開です。

 

ブランド名(メーカー名):Shokz
商品名:OpenRun Pro 2
市場想定価格:2万7880円(税込)

ブルー×オレンジが新鮮! 一般公募から選ばれた2024年限定デザインのヘッドホン「ATH-M50x LAB」

オーディオテクニカは、世界中のユーザーの投票により選ばれたカスタムカラーをまとった限定デザインのモニターヘッドホン「ATH-M50x LAB」とワイヤレスヘッドホン「ATH-M50xBT2 LAB」の2機種を9月6日に発売します。

 

記事のポイント

深みのある青と鮮やかなオレンジのコンビネーションが目を惹く2024年限定モデル。モニターヘッドホンとして定評のある「ATH-M50x」をベースにしているので、音質や使い勝手の良さは折り紙付き。有線タイプとワイヤレスタイプの2モデルが用意されているので、用途やシーンに合わせて好みのタイプを選べるのもうれしい。

 

オーディオテクニカでは、2020年からATH-M50xの限定モデルのカラーをユーザー投票で決める「M50x Series Limited Edition カラー投票」をオンラインで実施しており、2024年には初の試みとして、ユーザーが限定カラーのデザイン作成から参加できる特設サイト「LAB M50x」をオープンしています。このサイトは「M50x」の研究室をイメージしており、ユーザーがヘッドホンのパーツごとにカラーをカスタム、デザインして、2024年限定カラーのデザイン候補としてエントリーすることができました。

 

今回発売されるモデルは、同サイトにエントリーされた1万4560のデザインのなかから3人のパネリストによって最終候補に選定され、ユーザー投票で3127票を獲得したもの。

 

【ファイナリスト:セルジオ・メルガー氏のコメント】

「ディープブルー」は自信を表し、M50xヘッドセットの品質と信頼性を反映しています。「オレンジグルーブ」はエネルギーと創造性を呼び起こし、私たちの中にある音楽の興奮を喚起させます。そして、「スペースグレイ」は洗練されたエレガントな雰囲気を醸し出し、カラーパレットのバランスを整え、モダンなタッチを加えています。

 

有線モニターヘッドホン「ATH-M50x LAB」は、大口径の強磁力45mm径CCAWボイスコイルドライバーを搭載しており、情報量豊かな高解像度再生が可能。遮音性を高める楕円形状のイヤカップや片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構などを備え、音楽編集やレコーディング、DJプレイなど様々なシーンで使うことができます。

 

利用シーンに応じて付け替えできる3本の着脱コード(1.2mカールコード、3.0mストレートコード、1.2mストレートコード)が付属しています。

 

ワイヤレスヘッドホン「ATH-M50xBT2 LAB」は、M50x専用に開発された45mm大口径ドライバーとAKM製Hi-Fi DAC&ヘッドホンアンプ(AK4331)を搭載。BluetoothコーデックはSBC/AACのほか、96kHz/24bitのハイレゾ伝送が可能なLDACにも対応しており、高音質なワイヤレス再生が可能です。

 

このほか、音と映像のずれを抑える「低遅延モード」やスマホとPCへ同時に接続できる「マルチポイント対応」など最新のワイヤレス機能にも対応。専用アプリ「Connect」を利用することでイコライザーによる音質カスタマイズが行えます。

 

大容量バッテリーを採用し、約50時間の連続再生や、10分の充電で最大約180分の再生が可能な急速充電にも対応しています。充電ケーブルや有線接続用の1.2mコードが付属します。

 

オーディオテクニカ
モニターヘッドホン「ATH-M50x LAB」
2024年9月6日発売
直販価格:2万5410円(税込)

オーディオテクニカ
ワイヤレスヘッドホン「ATH-M50xBT2 LAB」
2024年9月6日発売
直販価格:2万9040円(税込)

 

北欧デザインがイカす有線/無線両対応ヘッドホン「Sudio K2 Pro」

Sudioは9月6日、新製品の密閉型ワイヤレスヘッドホン「Sudio K2 Pro」を販売開始します。市場想定価格は1万4900円前後(税込)。

記事のポイント

1万円台半ばの手頃な価格で購入できるノイキャン付きワイヤレスヘッドホンです。落ち着きがありつつファッション性も高い外観が特徴なので、アウトドアで利用したいユーザー向きではないでしょうか。

 

2024年3月に発売された「Sudio K2」の上位モデル。直径40mmのダイナミックドライバー、密閉タイプのイヤーパッド、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)といった特徴を引き継ぎながら、SBCコーデックに加えアップル製品との互換性が高いAACコーデックへの対応、Bluetooth 5.4サポートによる再生遅延の低減など、細部の仕様をブラッシュアップしています。

↑Sudioはスウェーデンのオーディオブランド。北欧メーカー製らしいシンプルデザインが特徴です

 

接続はBluetooth 5.4のほか、同梱されるAUX 3.5mmステレオミニプラグを使用することで有線接続にも対応。バッテリーは約2時間30分でフル充電でき、最大65時間の連続再生が可能としています。5つのマイクを内蔵しており、通話にも対応可能です。

 

筐体はレザークッションを使用し、装飾らしい装飾を排したシンプルかつ落ち着いたデザインで、カラバリはブラックとホワイトの2色展開。本体サイズは約197×173×83mm、重量は約245gと、ワイヤレスヘッドホンとしては標準的な印象です。ハウジング部分は90度回転させられるので、カバンに入れたり、首にかけたりする際も邪魔になりません。

 

ブランド名(メーカー名):Sudio
商品名:Sudio K2 Pro
市場想定価格:1万4900円前後(税込)

編集部が満場一致で絶賛する“いい音”! Shokz「OpenRun Pro 2」は音質がすごい

Sponsored by Shokz

猛暑のピークが過ぎ、屋外でのレジャーやスポーツが楽しめる季節がやってきました。夏のあいだは避けていたランニングやウォーキングを再開する人も多いのではないでしょうか。

 

近年ではワイヤレスオーディオの進化により、運動中に音楽や動画音声などを楽しむ人が増えています。しかし、耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを装着していると、クルマや自転車の接近に気付かずヒヤッとした経験がある方もいるでしょう。

 

そこでオススメなのが、耳を塞がないタイプの、オープンイヤー式のイヤホンです。オープンイヤー式の製品にもさまざまありますが、なかでも注目は“骨伝導”タイプのイヤホン。骨を振動させることで音を伝えるため、周囲に音漏れしにくくクリアな音質で音楽が楽しめます。

 

今回は、国内における骨伝導イヤホンのトップシェアを誇る「Shokz」(ショックス)から登場した、従来の骨伝導イヤホンのイメージを一新する画期的な新製品「OpenRun Pro 2」について紹介します。この製品のどこが画期的なのかを解説するとともに、音の違いを編集部でブラインドテストした衝撃の結果もお伝えします。

 

【製品情報】

↑OpenRun Pro 2 ゴールデン・ブラック

 

Shokz「OpenRun Pro 2」
2024年9月5日発売
希望価格:2万7880円(税込)
カラー:ブラック、オレンジ、ゴールデン・ブラック(大迫傑選手コラボモデル)
サイズ:スタンダード、ミニ

↑クールなブラック(左)とビビッドなオレンジ(右)

 

 

「空気伝導」追加で音質や使用感が超進化

OpenRun Pro 2には従来モデル「OpenRun Pro」から数多くの進化点がありますが、最も注目したいのが音質の進化です。中高域の音を正確に処理する骨伝導スピーカーに加え、新たに重低音をコントロールする空気伝導スピーカーを搭載した新開発の「デュアル・ドライバー」により、驚くほどクリアかつ迫力のあるサウンドを再生することができるようになりました。

↑新開発の「デュアル・ドライバー」

 

実は、骨伝導イヤホンは骨を振動させて音を伝えるという構造上、中高域に比べて低域のボリュームを出しにくい特徴があります。そのため前モデルのOpenRun Proでは、「CoreCushion」という独自の低音増強ユニットをトランスデューサー内部に配置して低音を強化していました。

 

しかし、最新モデルのOpenRun Pro 2では低域の再生を空気伝導方式にすることで、従来の骨伝導だけでは実現できなかった臨場感のある低域を再生できるようになったのです。ホームシアターなどに用いられるサブウーファーが追加されたようなイメージでしょうか。

↑骨伝導と空気伝導の音の伝わり方のイメージ

 

また、低域を空気伝導スピーカーに任せられるようになったため、骨伝導スピーカーにも余裕が生まれてよりクリアな中高域が再生可能となったほか、低域が空気伝導になったことで、ビリビリとした骨伝導特有の振動感も大幅に低減され、より快適に使用できるようになっています。デュアル・ドライバーの恩恵はかなり大きいといえるでしょう。

 

もちろん従来からのオープンイヤーデザインはそのままなので、耳を塞がず周囲の音にも気を配りながら音楽再生や通話、音声チャットなどを楽しめます。さらに、独自の「DirectPitch(TM)」とEQ調整アルゴリズムにより、周囲への音漏れを防いでプライバシーにも配慮します。

 

一般人の聴き比べテストでもその差は歴然!

しかし、音質が進化したといっても「本当に違いがわかるレベルで変わったの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回、GetNavi web編集部では、新モデルのOpenRun Pro 2と従来モデルのOpenRun Proを使って、ブラインドテストによる音の聴き比べを実施。しかもテストに参加したのはオーディオ担当以外の編集部員や営業部のスタッフなど、あまりオーディオに詳しくない人も含めました。その数は総勢20名。この聴き比べの様子はGetNavi webの公式Xにて動画で公開していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

↑編集部で総勢20人を対象にブラインドテストを実施

 

テストではイヤホンの詳細は明かさず、A、Bの2つの骨伝導イヤホンを聴き比べてもらい、好きな音のほうに投票してもらいます。ちなみにAが新モデルのOpenRun Pro 2、Bが従来モデルのOpenRun Proです。

↑詳細を明かさず2つのイヤホンを聴き比べてもらった

 

テストの結果、Aの音が好きと答えた人が19人だったのに対し、Bを選んだのはわずか1人だけ。Aが圧倒的な差で支持されていました。

↑テストの結果、Aを選んだ人が19人と圧倒的な差に

 

【聴き比べの感想】

・A(OpenRun Pro 2)のほうが断然クリアな音。Aに比べるとB(OpenRun Pro)は少しこもって聴こえる

・いつも使っているカナル型イヤホンに近い音なのでAのほうが好き

・Aはボーカルの声が聴きやすい

・単純に明るい音が好きなのでAのほうが好き

・Aは音のパワーがある。特にドラムとかベースの低音で顕著

・一音一音の解像度、つぶ立ちが大きく異なり、Aの鮮明さが際立っていた

・骨伝導イヤホンの音を聴くのは初めてなので、どちらも音がよくて驚いたが、どちらが好きかといえばA

 

ちなみに、唯一Bを選んだ方は、普段からビンテージのアナログレコードを聴いているそうで、あまりクリアな音が好みじゃないという理由でBに投票したとのこと。

 

オーディオに詳しくない編集部員やスタッフが聴いても、その音質の差は歴然だったようです。この結果が気になった方はぜひ家電量販店の店頭などで試聴してみてください。

 

スポーツに最適な防水&高いフィット感

OpenRun Pro 2の注目ポイントは音質の進化に留まりません。スポーツシーンで快適に使えるよう、本体に内蔵されたNi-Ti合金ワイヤーにより激しい運動でもズレにくく高いフィット感を実現しています。また、締め付け感を従来比で約16%低減しており、1日中装着していても疲れにくくなっているのも見逃せません。

↑締め付けすぎずしっかりフィット

 

↑運動してもズレにくく快適な装着感

 

オープンイヤーデザインの骨伝導イヤホンは耳が開放されているため長時間装着していても疲れにくい点がメリットですが、そのメリットがさらにブラッシュアップされ、より疲れにくく快適になった印象です。“ながら聴き”のお供としても最適なイヤホンといえるでしょう。

 

もちろん汗や水に強いIP55相当の防水・防塵仕様となっているので、運動中も汗や雨を気にせず使うことができます。

↑汗をかいてもOKな防水仕様

 

本体には「防風デュアルマイク」を備えており、スマートフォンと接続しているときはハンズフリー通話が可能。会話時の雑音を抑えてクリアな音声で通話できる「クリスタルクリアボイス」機能を搭載しているので、騒がしい環境でもノイズを気にせず会話できます。運動中に電話がかかってきたときでも、そのままハンズフリーで通話できるのが便利ですね。

 

また専用の「Shokzアプリ」を使えば、4つのプリセットEQ(「スタンダード」「低音強め」「ボーカル」「高音強め」)と2つのカスタムモードで音質を好みに合わせて調整できます。運動中は「低音強め」でビートを強調してリズミカルに、通話時は「ボーカル」にして声を聴き取りやすく、などシーンに応じて使い分けるとよいでしょう。

↑Shokzアプリを使えばイコライザーで音質の調整が可能

 

カスタムモードでは5バンドでそれぞれ±5の調整ができるので、プリセットの「低音強め」よりは少し低音を抑え目にして高域も上げたい、といった微妙な音質調整もできます。カスタムモードは2つまで登録しておけるので、微調整をしながら好みの音を探してみましょう。

↑カスタムモードでは好みに合わせた微調整が可能

 

このほか、アプリからマルチポイント接続時の接続先の切り替えなども操作できます。PCやスマホなど複数の機器で使うときに便利です。

 

本体はフル充電で最大12時間再生でき、5分の充電で2.5時間再生できる急速充電にも対応しています。また、充電端子は従来のマグネット端子からUSB-Cに変更されています。汎用性のあるUSB-Cになったことで、専用の充電ケーブルを持ち歩かなくてもよくなり、取り回しがしやすくなりました。

↑充電端子がUSB-Cに変更された

 

本体右側には電源ボタンと音量ボタン、左側にはマルチファンクションボタンを備えています。物理ボタンなのでタッチ式と違い操作ミスが少なく、直感的に操作できます。

↑本体右側に電源/音量+ボタン、音量-ボタン、充電端子を搭載

 

 

運動中でも音質にこだわりたい人にオススメ

Shokzの骨伝導ワイヤレスイヤホンにはさまざまな製品がラインナップされていますが、OpenRun Pro 2はそのなかでもハイエンドモデルに位置する製品です。

 

特に、音質については新開発のデュアル・ドライバーにより劇的な進化を遂げているため、運動中でも高音質で音楽を楽しみたい人に最適です。低域から中高域までどの音もくっきりクリアに聴こえるため、運動するのが楽しくなること間違いナシ!

 

また、装着感の改善や充電端子のUSB-Cへの変更など前モデルから進化している点も多いので、前モデルからの買い替えや買い増しもオススメです。

 

スポーツ用のワイヤレスイヤホンの購入を検討している方は、ぜひShokzのOpenRun Pro 2をチェックしてみてください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

取材・文/一條徹、撮影/湯浅立志(Y2)[製品カット、スポーツシーンカット]、編集部[ブラインドテストカット]、モデル/長尾涼太(スーパーウィング)

自宅に映画館クラスの高音質を。LGのコンパクトボディなサウンドバー「SE6S」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、「LG Soundbar」シリーズの新モデル「SE6S」を、9月中旬から順次販売します。最大出力100W 3.0ch サウンドで、Dolby AtmosとDTS:Xに対応しています。

 

記事のポイント

サブウーファーを本体に組み込んでおり、場所を取らないコンパクトボディ。その見た目とは裏腹に、映画館クラスの高音質を堪能できるそう。LGのテレビと接続するとメリットがあるので、ユーザーは要チェックです。

 

 

本体に搭載されている4基のパッシブラジエーターによる深く安定した迫力の重低音と、上から下まで3層にわたるサウンドレイヤーによる立体感のあるサウンドが楽しめます。

 

同品をLGのテレビと接続すると、サラウンドシステム「WOW Orchestra」を構築。テレビとサウンドバーからのダブルサウンドによって、臨場感のある音を響かせてくれる一品。LGテレビとの接続で得られるメリットは、ほかにも。「WOW Interface」によって、webOSのメニューにサウンドバーの設定項目が追加され、テレビのリモコンから各種調整ができるようになります。

 

さらに、ワイヤレス接続でHDMIケーブル不要な「WOWCAST Ready」にも対応。すっきりさせるのが難しいテレビ回りが、ごちゃつかずに済みますね。

 

「最大120HzのVRRと、なめらかで遅延のないALLM」に対応しており、ゲーマーにとってもプレイ体験を向上させてくれる製品です。なお、テレビとサウンドバーの両方がVRR(可変リフレッシュレート)/ALLM(自動低遅延モード)を、ゲーム機がVRRをサポートしている必要があります。

 

SE6S
予想実売価格:5万9400円前後(税込)

ソニーから1万円のめちゃ小さい完全ワイヤレスヘッドホン登場!

ソニーは、Bluetooth対応密閉型完全ワイヤレスヘッドホンで、同社史上最小サイズとなる「WF-C510」 を9月13日から発売します。市場想定価格は1万円前後(税込み)。

記事のポイント

小型化を実現したエントリーながら、高音質化にもこだわったところが製品の見どころ。1万円程度で手に入るところも魅力です。手ごろな価格のイヤホンがほしいけど音をないがしろにもしたくない人にとってはいい選択肢となるでしょう。

本商品は従来機「WF-C500」から約20%小型化し、質量は左右各4.6gと軽量になりました。小さいながら、ソニー独自の高音質技術DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)搭載により、圧縮された音源をCD音質相当まで高音質化。さらに、「360 Reality Audio(サンロクマル・リ アリティオーディオ)」の再生も可能で、全方位に広がる音に包まれるような、新たな音楽体験を味わえるとのこと。また、好評だった外音取り込み機能も備えます。

 

本体の小型化に伴い、充電ケースも薄型に進化。WF-C500と比較するとケース体積は約23%ダウンし、重量も約31gなので持ち運びしやすいモデルです。気になる充電の持ちは、本体のみで約11時間、付属のケースでの充電と合計して約22時間の音楽再生が可能。「クイック充電」では、5分間の充電で最大約1時間再生できます。

 

ケースの質感はマットに仕上げ、カラーはブルー/イエロー/ブラック/ホワイトの4色展開となっています。

 

ブランド名(メーカー名):ソニー
商品名:WF-C510
市場想定価格:1万円前後

ちょい足しでスマホの音質がアガる!LEDライト付、ネオンっぽいマグセーフスピーカー

スマートフォンアクセサリーやパソコン周辺雑貨製品を手掛けるUI社は、手のひらサイズのMagsafe対応Bluetoothスピーカーを8月から販売しています。600mAhのバッテリーを内蔵し、LEDライトも付いています。

 

記事のポイント

コンパクトさと、音の力強さとが両立している点が魅力。持ち運びやすいと、活躍できる場が一気に広がりますよね。屋外で使う場合は置き場が定まっていないことが多いでしょうが、そこは内蔵のマグネットでカバー。スマホに吸着させればOKですし、いざとなればストラップでも引っ掛けられるので安心です。

 

低音から高音まで幅広い音域を再生できる、フルレンジスピーカーを採用。コンパクトなサイズながら、「力強いステレオサウンド、シャープでクリアな音質」を楽しめると言います。

 

内蔵のマグネットはMagSafeのサイズに合わせているため、対応機種であれば吸着させられます。スマートフォンが持ちやすくなるのはもちろん、スタンドとして使えば動画を見る時にも役立ちますね。ストラップも付いているので、持ち運びに難がありません。

 

音の臨場感や迫力がほしい時には、デュアル使用がおすすめとのこと。商品詳細は下図のとおりです。

マグセーフスピーカー
価格:2980円(税込)

音楽スタジオ向け最新テクノロジー搭載! ドイツ老舗メーカーによるハイエンドゲーミングヘッドセット「MMX 300 PRO」

オーディオブレインズは、同社が国内総代理店を務める、ドイツのオーディオメーカーbeyerdynamic社の人気ゲーミングヘッドセットシリーズの第3世代「MMX 300 PRO」を、9月6日に国内発売します。市場想定価格は7万円前後。

 

同製品は、ベイヤーダイナミックの最新スタジオヘッドホンにも使用されているSTELLAR.45ドライバーを採用。前モデルと比較して、低音と高音のプロファイルが改良されています。

 

コンデンサーマイクロフォンは、明瞭な収音が可能。ドイツ製の高品質な素材を使用し、新しいヘッドバンドデザインと、音楽スタジオで酷使に耐えてきた実績のあるベロア製イヤーパッドで、長時間のゲームプレイにおいても快適に使用できるようなに作られています。

 

低インピーダンスのSTELLAR.45ドライバー(48オーム)で、PCだけでなく様々なデバイスで十分な音量を確保できます。付属のYアダプターを使用すると、様々な接続端子にも適合します。

 

同製品はドイツ国内で最高の品質基準のもと、基礎パーツから製造されています。一つずつ手作業で製造され、厳格な品質管理を受けます。ドライバーシステムは厳しい測定基準の中、生産中に何度も測定が行われます。

 

ヘッドホン
駆動タイプ ダイナミック
オペレーション形式 密閉型
着用形式 オーバーイヤー
周波数特性 5 – 40000Hz
ノミナル抵抗値 48 Ω per system
SPL @ 1mW/500Hz 96dB
T.H.D. @ 500Hz < 0.05%
ヘッドバンド圧 5.5N
ケーブル長 2.5m / 片出しストレートケーブル、脱着式、5極接続
接続形式 2 x ミニプラグ、コンボジャックアダプター
マイクロホン
駆動タイプ タイプコンデンサー(バックエレクトレット)
駆動原理 圧力勾配型
指向性 カーディオイド
パワーサプライ AB powering
サプライボルテージ 2 – 9V
電流消費 0.6mA
感度 f = 1kHz 21.6mV/Pa
周波数特性 20 – 20000Hz
最大音圧 121dB
マイク出力 unbalanced
ブーム長 約190mm
カプセル径 13mm

最新GoPro「HERO12 Black」を撮影〜編集までお試し!アクセとアプリで隙ナシの映像体験にのめり込み

アクションカメラでトップシェアを誇る「GoPro」の最新モデル「HERO12 Black」。今回このモデルを使ってアクティビティを体験&撮影を行うプレスツアー「GoPro Summer Travel」が開催されたので、参加してきました。

会場となったのは、兵庫県三木市にある「ネスタリゾート神戸」。大自然を利用した多くのアトラクションや手ぶらで楽しめるBBQ、宿泊施設「ホテル ザ・ネスタ&スパ」が揃う、約230万㎡にも及ぶ広大なリゾート施設です。

 

1/4インチ三脚穴がついて便利に使える!

まず撮影に使用する「HERO12 Black」について紹介します。最新モデルとなる本機は、2023年9月に発売されました。GoProならではの耐久性能はそのままに、バッテリーの持ちがグンと良くなり、5.3K、60フレームの撮影では70分、1080p、30フレームでは155分以上の連続撮影が可能になっています。また、多くの人が待ち望んでいた1/4インチの三脚取り付け穴が底面に新たに設けられ、より便利に使えるようになりました。

↑最新モデルとなる「HERO12 Black」。GoProオフィシャルショップ価格は6万2800円

 

↑底面に設けられた三脚取り付け穴。一般的な三脚に対応し、撮影の幅が広がります

 

ハンド+リストストラップを使って「グレートブラスター」を撮影!

まず向かったのは、プールエリアにある「グレートブラスター」。日本でここだけの水のジェットコースターです。10mを超える高さから一気に下ったあと、約6t/分の水の力で急上昇! 上昇&下降を3度も繰り返す絶叫必至のアトラクションです。

 

ここではアクセサリーの「ハンド+リストストラップ」にGoProを取り付け、手首に固定。そのため両手が空いた状態で撮影が可能になります。カメラを取り外すことなく360度回転できるので、通常の撮影と自撮りも簡単に切り替えられます。

↑水の力を利用する「グレートブラスター」。スタート地点までの階段を上がる際は、どこまで上がるのかちょっと不安でした

 

↑「ハンド+リストストラップ」を手首に固定。前方撮影に適した向き(左)や自撮りに便利な向き(右)など、カメラを取り外すことなく360度で調整可能です

 


今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 

想像以上の降下角度でスピードMAX! 思わず絶叫してしまいました。今回はネスタリゾート神戸の撮影許可がありHERO12 Blackを装着して撮影できましたが、スマホなどを手にしていたらまず撮れない映像です。中年オヤジの姿を撮影しても……と思いレンズを前に向けましたが、カメラを回転させて撮ったらそれはそれで面白い映像が撮れたかもしれません。

 

撮影していることを忘れるほどアクティビティに夢中!

次に体験したのが、サバゲーの一種と言える「ガンバトル・ザ・リアル」。発泡スチロールの先端に軟質プラスチックがついた弾をガンに装填し、相手を狙うゲームです。今回は3チームに分かれ対戦。編集部は自陣地のフラッグを相手チームから守る守備側で参戦しました。

↑今回使用したマウントは「バイトマウント」。ゴム部分を口で加えればハンズフリー撮影が可能です。このアクティビティでは、保護用に被るヘルメットの上に粘着テープで固定しました

 

気温30℃を超えるなか、練習と本戦のダブルヘッダーはかなりキツイ! ただゲーム開始のブザーが鳴ると一気に戦闘モードに。どこから現れるかわからない敵チーム員の姿を見つけては弾を発射、装填がなくなれば補充と、迫りくる敵の対応に忙しく撮影していることを忘れるほど。でも頭上のHERO12 Blackがしっかり撮影してくれています。


今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 


今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 

1日の締めくくりはBBQにてプレスツアー参加者全員で乾杯! 皆HERO12 Blackで思い思いに撮影していました。

 

アクセサリーを活用して空中風景を広範囲に撮影!

翌日はネスタリゾート神戸に入った際から存在感たっぷりの「SKY EAGLE」を体験。日本で最長・最速を誇るジップラインアクティビティです。「SKY EAGLE!」の掛け声とともにスタート。ネスタリゾート神戸上空をまさに“飛んでいる”感覚に包まれます。

 

ここで使用したアクセサリーが、より広角で撮影できる「Maxレンズモジュラー2.0」と「3-Way 2.0」。レンズモジュラー2.0は4K60フレームで最大視野角177度の撮影が可能、3-Way 2.0は自身から撮影できる距離を延長できるアーム機能により、広範囲の映像を記録できます。三脚にもなるのが便利!

↑三脚の機能も有する「3-Way 2.0」。アームを伸ばせばより広範囲の撮影も可能になります

 

↑HERO12 Black標準付属のレンズから「Maxレンズモジュラー2.0」に交換。取り付けも簡単です

 

※ネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 

今回は恥ずかしながら“自撮り向き”で撮影。ですが広範囲で撮れるMaxレンズモジュラーとマウントの組み合わせで、周囲の風景まで撮影できます。高さには少しビビリましたが、スタートしたあとはもう爽快感ばかり! こちらでも思わず絶叫してしまいました。

 

撮影後はGoPro専用アプリ「Quik」でカンタン編集

撮影が終了したら、GoPro専用アプリ「Quik」を使って編集。「HERO12 Black」とスマホをWi-Fiで接続し、動画を取り込みます。編集もカンタンで、ハイライトビデオをワンタップで自動作成してくれます。GoProのリモートコントローラーとしても使え、撮影開始や停止などが可能。離れた場所での撮影で活躍します。

↑タップするだけでハイライトビデオを自動で作成。「SKY EAGLE」で撮影した19分ほどの動画を、1分30秒にまとめてくれました

 

↑GoProのリモコンとしても利用可能。離れた場所からの撮影や夜間の写真撮影など、手ブレを抑制する際に便利です

 

豊富なアクセサリーを使えば撮影の幅が広がる!

アクションカメラとして知られるGoPro。過酷な撮影環境に耐える性能や、何より映像撮影の環境を広げてくれるカメラとして高いシェアを誇っています。今回の「GoPro Summer Travel」に参加し、撮影してみて感じたことは以下の2点。

 

まずは「HERO12 Black」本体だけでなく、豊富に用意されたアクセサリーを導入することで、撮影の範囲が驚くほど広がるということ。「ハンド+リストストラップ」や「3-Way 2.0」マウントを使って撮影することで、これまで体験したことがない映像撮影が体験できました。

 

2つ目。これは撮影する人の気持ち次第ですが、今回のツアーで「こんな私が自撮り?」という気持ちが、体験を通じるなかで消えて行ったことです。「中年オジサンが映っていても良いでしょ」という感覚になっていました。GoProで撮影しているのに、風景撮影ばかりをしていたらもったいないかな……と。

 

スマホで動画撮影することが当たり前となっていますが、「いままでと違う映像を記録してみたい」「家族(特にお子さん)に喜んでもらえる映像を残す」には、GoProは最適なカメラです。記録的な暑さが続くこの夏ですが、夏休みの思い出作りにぜひオススメしたい1台に、間違いないです!

100g未満の完全防水アクションカメラ。防水ハウジングなしで21mまでの水中撮影が可能

サイトロンジャパンは、完全防水アクションカメラ「CUBE CAM(キューブカム)DAC-201」を、8月23日に発売します。

記事のポイント

98gの軽さと、21mまでの水中撮影が可能な防水性能が魅力。ダイビングなどに持って行って撮影したくなるカメラですね。もちろん、ほかの用途にも対応しているため、タフに使えるアクションカムとして活躍できそうです。

約98gと軽量で、コンパクトな設計。また防水ハウジングなしで21mまでの水中撮影ができる構造を採用しています。さらに多くの取り付けアダプターが標準で付属しており、ダイビング以外にも各種スポーツシーンや、自転車やバイクに取り付けての車載撮影など、幅広い場面を4K動画で記録可能です。

 

6軸EIS(電子式映像ぶれ補正機能)搭載で、ブレの少ない安定した映像を撮れます。不安定な姿勢での撮影時も安心ですね。加えて、2.1型液晶ディスプレイと大型の操作スイッチの組み合わせにより、水中でも操作しやすくなっています。

 

画角は約170度。遠近感が強調された超広角の画角で、「景色が目の前に迫り来るような迫力ある映像」を楽しめるといいます。

 

Wi-Fi経由でスマートフォンと連携できるほか、小型電池を内蔵しているため満充電で約130分の撮影が可能です。専用アプリを使えば、スマートフォンでライブビュー、操作、再生もできます。

↑雨や霧、雪などの悪天候でも安心して撮影できます

 

製品仕様は下記の通りです。

CUBE CAM(キューブカム)DAC-201
市場想定価格    :3万円前後(税込)
液晶モニター:2.1型HD LCD
レンズ画角 :170度
動画ファイル形式:MOV
圧縮形式  :H.264
外部メモリー:Micro SD Class10、最大128GB
Wi-Fi     :対応
防水性能  :21m本体防水
USBポート :USB2.0
外部電源入力:DC5V1A
内蔵電池容量:1050mA
録画可能時間:約130分(4K 60FPS,EISオン)
充電時間  :約3時間
対応OS   :Windows、macOS
寸法    :53.7×45×37.9(mm)
質量    :約98g

手持ちから三脚にすぐ切り替わる! アイデア商品な三脚「VlogPod TT38」

ウランジは、YouTuberや写真愛好家向けに設計された三脚「VlogPod TT38」を8月13日に発売しました。価格は8999円(税込)。使いやすさと多用途性に優れるうえに、ユーザーフレンドリーなデザインが魅力です。

 

VlogPod TT38の注目機能はワンクリックで変換できるメカニズムです。三脚の脚のひとつにあるボタンを押すだけで、手持ちモードから三脚モードに瞬時に切り替えることができます。これによりさまざまな撮影シーンに素早く対応できます。

 

内蔵ジンバルにより、VlogPod TT38は調整可能な傾斜角度と水平撮影、垂直撮影の切り替えをサポートします。たとえば活気ある街並みや静かな風景を撮影する際に役立ちます。

 

このほか、オーバーヘッドショット用のマンティスモード、低角度撮影用のケトルモード、およびモーションフォロー撮影にも対応します。

 

持ち手の部分は滑り止めシリコングリップによって、快適なホールド感を提供し、長時間の撮影も可能。また耐荷重は3kgあるほか、三脚ベースは滑り止めシリコンパッドで強化されており、不均一な表面でもスムーズで安定したショットを保証するとのこと。

 

■製品仕様

商品名:VlogPod TT38

折りたたみ寸法:252mm(長さ)×56mm(幅)×108mm(高さ)
展開時の高さ:220mm
三脚の設置直径:263mm
重量:394g
三脚の耐荷重:3kg
マンティスモードの耐荷重:3kg

価格(税込):8999円

 

完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds Pro 2」登場、Geminiと会話が可能に!

Google Pixelシリーズの最新イヤホン「Google Pixel Buds Pro 2」が8月14日から予約注文が可能になりました。Google ストアでの発売は9月26日から開始します。Googleストア販売価格(税込)は3万6800円。カラーは Porcelain、Hazel、Peony、Wintergreenの4色をラインアップしています。

記事のポイント

イヤホンに、グーグルのチップ「Tensor A1」が搭載されたところが注目点です。スマホ向けのチップとは違うため、性能に差があると思われますが、イヤホンを通してGoogleのAIであるGeminiとコミュニケーションを取れるのは新しい体験になるでしょう。

Google Pixel Buds Pro 2は、4500万もの耳の形のスキャン分析と、実際の装着テストに基づき、最も快適で安定感のあるイヤホンとうたう製品。新しい固定用アーチを回して調整することで、イヤホンが外れにくくなり、快適な装着感が得られるとのこと。さらに、付属する4サイズのイヤーチップにより、耳へのフィット感を向上させることができます。

 

Googleの独自チップ「Tensor A1」の搭載により、「Silent Seal 2.0」を使用したアクティブノイズキャンセリング機能を採用。従来の2倍のノイズをキャンセルできます。さらにマルチパス処理に対応しており、アクティブノイズキャンセリングと音楽再生用でそれぞれパスを分けることで、高音質と優れたノイズキャンセリング性能を両立させています。

 

また、アクティブノイズキャンセリングを有効にした状態でも、最大8時間の連続再生が可能で、ケースを併用すれば最大30時間の再生時間を実現し、1日中使用することができます。急速充電が必要な場合は、ケースに戻して15分間充電すると、バッテリー寿命が最大3時間延長されます。

 

Tensor A1によってGeminiの活用にも対応。音声技術を使用してGeminiと長時間の会話を可能にするモバイル会話エクスペリエンスやGeminiライブチャットが可能です。たとえばスマホからGeminiライブチャットを立ち上げたら、スマホをロックしてポケットにしまい、あとはGeminiと自由に会話するだけといった操作ができるようになります。

 

さらに新しい「デバイスを探す」機能を使えば、いつでもイヤホンを見つけることができます。ケースに追加されたスピーカーにより、充電中のイヤホンも探すことも可能です。

 

このほか、騒がしい場所でも通話できるクリア音声通話、イヤホンを装着したままの会話、ヘッドトラッキング付き空間オーディオなどに対応しています。

1980円で「音質に自信」は本当? シャオミ完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Active」レビュー

リーズナブルで知られるシャオミ(Xiaomi)の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Budsシリーズ」に、新たなエントリーモデル「Redmi Buds 6 Active」が加わりました。

 

なんとその市場想定価格は1980円(税込)。かなりのお手頃価格ですが、そのうえで「音楽も楽しみたい方向け」に開発したと、サウンドにも自信をのぞかせています。とはいえ、さすがにこの価格だと本当か疑わしいという方もいるのではないでしょうか? ということで、実際にそのクオリティを確認してみました。

↑シャオミの新しいエントリー完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Active」(1980円/税込)

 

普段使いに申し分ない最低限+αの機能を搭載

いまや100円ショップにも、100円ではないですが完全ワイヤレスイヤホンが並ぶ時代。かなり価格がこなれてきたのも確かですが、それでも世界的メーカーが1980円という価格で打ち出してくるのはなかなかインパクトがあります。

 

まずデザインは、アップルの「AirPods」などと同じインナーイヤー型になっています。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクをラインナップ。安価なモデルではブラックのみ、あってもホワイトと2色展開のことも多いので、4色をそろえているのはプラスのポイントです。

↑写真左からホワイト、ブラック、ブルー、ピンクの4色を展開

 

インナーイヤー型は耳を完全に塞がないため周囲の音が聴こえる、耳に密着しないため疲れにくい、音漏れがしやすい、といった特徴があります。再生音については広がり感が得られる一方で、密閉されないため低音が弱いとされています。それを補うためか、搭載するダイナミックドライバーは14.2mm口径と従来のエントリーモデルよりサイズアップ。Xiaomi Acoustic Labのチューニングによって、パワフルな低音を実現したとアピールしています。

↑14.2mm口径のダイナミックドライバーを搭載。インナーイヤー型にあわせて前エントリーモデルよりもサイズアップしています

 

また「Xiaomi Earbuds」アプリと連携することで、好みに応じてサウンドモードを使い分けることが可能。モードは「スタンダード(標準)」のほか、「高音強化」「低音強化」「ボーカル(音声増幅)」「ブーストボリューム(音量を上げる)」の計5つが用意されています。

↑Xiaomi Earbudsアプリからはサウンドモードの選択やタッチ操作のカスタマイズなどが行なえます

 

さらにバッテリー寿命はイヤホン単体で最大6時間、充電ケース併用で最大30時間の再生が可能。10分の充電で約1時間の再生が可能な急速充電にも対応と、最低限以上の水準をしっかりクリアしています。

 

このほかにも、Bluetoothは最新の5.4をサポート、イヤホン本体はちょっとした汗や雨程度なら耐えられる防滴性能IPX4をサポートしていたり、通話時に最大4m/sの風切り音を低減するというデュアルマイクノイズリダクションを搭載、空間オーディオにも対応、本体やケースから音を鳴らしてイヤホンを探せる機能を備えていたりと、普通に使う分にはまったく問題ない性能です。

 

アクティブノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、インナーイヤー型で搭載しているモデルの方が少ないですし、そもそも密閉性の低いインナーイヤー型では効果が得にくい機能でもあるため、不満は感じませんでした。

↑耳の穴に引っ掛けるようにして装着するインナーイヤー型は遮音性が低いため、外音が聴こえてきます

 

再生/一時停止や曲送り/戻しといった本体のタッチ操作は軽めのタッチで認識してくれて、アプリから好きにカスタマイズすることもできます。Google Fast PairでAndroidデバイスと簡単にペアリングできますし、使い勝手についてはシンプルにまとめられている印象です。

 

付属品は取扱説明書のみ。充電には別売りのUSB-Cケーブルが必要ですが、いまや家庭に1本はあるはずと見込んで、ここでコストカットを図っているのでしょう。

↑小さくて薄い充電ケースはUSB-C端子を備えています

 

このように機能面を見てみると、最低限+αが備わっており、価格を考えれば十分といえます。

 

1980円とは思えないバランスの取れた音楽再生能力

それでは気になるサウンドはどうでしょう。方向性としては素直に音楽を再生するナチュラル派といったところ。変な色付けのない再現性で、質感は軽めかつドライです。同じような傾向でインナーイヤー型のあまり良くないモデルでは音が「シャカシャカ」しているものも多いですが、Redmi Buds 6 Activeはそうなっておらず、“価格以上”の情報量を聴かせてくれます。

↑さまざまなジャンルの音楽や動画をチェックしてみました

 

低音はインナーイヤー型のためどうしても不足しがちでパワフルさはないですが、それでもちゃんと必要と思える分が聴こえてきます。ただ、ボリュームはちょっと大きめにしないといけないかもしれません。

 

相性が良さそうなジャンルとしては男女問わず歌もの、音数がそれほど多くない楽曲などが挙げられそうです。たとえばNovelbright「ツキミソウ」のように伸びやかな歌声を聴かせてくれる楽曲は自然とボーカルに集中できますし、スピッツ「美しい鰭」やあいみょん「ハレノヒ」のような楽曲はいっそう軽やかに楽しめます。

 

外音が聴こえてくるインナーイヤー型ならではの特徴を活かした遊びもできました。あえてセミの声をバックに久石譲「Summer」を流せば、日本の夏らしさが膨れ上ってノスタルジーな気分に浸れます。TM NETWORK「Get Wild」を喧騒のなかで聴くのもテンションが上がります。

 

一方で広がり感はインナーイヤー型としては若干物足りなさもあります。またヒップホップなども重みがなく“それっぽさ”を感じにくいかもしれません。

 

総じてどの帯域も無理に鳴らし切ろうとしておらず、音楽にとって美味しい要素を残してそれ以外を削ることで、できる限りの範囲で楽しく聴けるようにまとめてあるイメージです。

 

サウンドモードですが、高音強化と低音強化は高域と低域、そして音声増幅は中域と、それぞれ強化する帯域を持ち上げて、それ以外の帯域を少し引っ込めるような効かせ方をします。特に高音強化は変化量が大きく感じますね。だいぶピーキーなチューニングになっていて音楽としてのバランスが崩れてしまうため、曲を選ぶはず。メインで使うのは標準で、シーンによって「音量を上げる」を選び、これぞという曲では「強化を試す」という運用が良さそうです。

 

ちなみに動画鑑賞くらいであれば遅延も気にならないので、耳の疲れにくさと相まってYouTubeを見るのにも使いやすいです。

 

気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方に

初めて完全ワイヤレスイヤホンを買うという方が、いきなり1万円のモデルに手を出すのはハードルが高いかと思います。完全ワイヤレスイヤホンがどういったものか体験したい、でも安物買いの銭失いをしたくはない。そんな方に、Redmi Buds 6 Activeはオススメできます。

↑手に取りやすい価格なので、気軽に使い回せるのが魅力です

 

ほかにも、すでにメインのイヤホンをお持ちの方が、サブとしてカバンに忍ばせておくのにも良さそうです。メインのバッテリーが切れたり、忘れてしまったりしたときなど、念のために用意するのもこの価格なら無理せずできるのではないでしょうか。

 

このようにRedmi Buds 6 Activeは、「あまりお金は出さずに、そこそこ良くて気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンが欲しい」といった方に、手にとってみて欲しいモデルです。

 

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テレビの音を手元で聴く、シンプルな発想のスピーカー! ±0より発売

デザイン家電ブランドのプラマイゼロは、9月初旬に「テレビ用ワイヤレススピーカー」を発売します。価格は1万4300円(税込)です。

記事のポイント

テレビの音を聞き取りやすくするスピーカーが最近いくつか登場していますが、プラマイゼロはデザイン性の高さが特徴。カラバリを用意しているところもいいですね。またラジオも聞けるので、幅広い使い方ができそうです。

テレビの音が聞き取りにくい高齢者や、ついボリュームを上げがちなシーンで使ってほしいという本製品。テレビのUSBポートに送信機を差し込むだけで簡単に接続が完了し、本体は手元や近くのテーブルに置いて使用します。ケーブルがないうえにコンパクト、そして防水なので、料理中にキッチンでテレビの音を聴きたいときや洗面所での使用も可能です。

 

音質は、中音域を増幅した音質で、斜め上に向けて配置されたスピーカーにより、ボリュームを上げなくてもしっかり聞こえる仕様です。また大きなダイヤルで直感的に操作できます。

 

側面のスイッチを切り替えればAM/FMラジオに早変わりする本製品。家の中で連れてまわりたい一台です。

 

スペック

サイズ:高さ131×幅112×奥行き113mm

連続使用時間(テレビ):約11時間、(スピーカー時)/約41時間(イヤホン時)

質量:約355g

充電時間:約4時間20分

 

ブランド名(メーカー名):プラスマイナスゼロ
商品名:テレビ用ワイヤレススピーカー(ラジオ付)
価格:1万4300円

3畳一間で着けたくなるエモいヘッドホン、ゲオ限定で発売中

生活向上に役立つグッズをオリジナルブランドとして展開しているゲオから、1980年代をほうふつとさせるレトロなヘッドホン「オンイヤーレトロヘッドホン」が発売されました。価格は3278円(税込)となっています。

↑イヤーパッドオレンジを装着した本製品

記事のポイント

オレンジのイヤーパッド、独特な形状などがレトロなデザインをうまく醸し出しています。ヘッドホンはファッションアイテムとしても成り立つので、レトロ感のある格好でまとめたい人にはピッタリですね。

どこか懐かしさを感じる本製品は、オレンジとブラックの2色のイヤーパッドが付属しており、付け替えることが可能なレトロデザインのヘッドホンです。36mmのドライバーと、周囲のノイズ音を低減するDNSを搭載し、迫力のあるサウンドを楽しみつつクリアな音声通話を可能にしています。

 

Bluetoothマルチポイント機能で2台同時接続ができ、自動接続をしてくれるので設定が不要です。また、最大連続再生時間は8時間で、Type-Cでの充電となります。

 

ブランド名(メーカー名):ゲオ
商品名:オンイヤーレトロヘッドホン
価格:3278円

4K動画撮影に対応、防塵防水・耐衝撃のデジタルカメラ。デュアルモニターで、自撮りもラクラクきれいに

フィールドスリーは、IP68級防塵防水・耐衝撃のデジタルカメラ「F3DCWP-01」を、2024年8月1日より順次出荷しています。

 

水深5mでの使用が可能で、砂や埃の侵入を完全に防ぎ、1mからの落下にも耐えるタフなボディが特徴。シュノーケリングなどのマリンスポーツをはじめ、各種レジャーシーンで汚れを気にせず使えます。

 

4K動画撮影に対応し、有効画素数1300万画素、16倍デジタルズーム、電子手振れ補正機能を搭載しています。

↑海やプールでの水中撮影が可能なだけでなく、スキーやスノーボードでも雪が入り込むことを防いでくれるため、通年で活躍できます

 

レンズ側の前面にもモニターを配置したデュアルモニターで、フロントには2インチのモニターを配置。自撮りもアングルを調整しながら、きれいに撮影できるのがうれしいですね。

 

背面のメインモニターには、大きく見やすい2.8インチの液晶画面を搭載しています。

 

そのほか、人の顔に自動でピントを合わせ、笑顔を検出すると自動的にシャッターを切る「スマイルショット機能」も搭載しています。

 

主な製品仕様は以下の通りです。

サイズ :約113 x 71 x 27mm
重量  :約143g(付属品、充電池を含まず)
充電時間:約1時間15分
メーカー希望価格:オープン

RGBライティング搭載、重低音の効いたサウンドを楽しめるコンパクトスピーカー。ムーディーな演出もできちゃう

クリエイティブメディアは、コンパクトデザインのステレオスピーカー「Creative Pebble」シリーズから、RGBライティングを搭載したアナログ接続モデル「Creative Pebble SE」を8月1日に発売しました。

 

同社ホームページ内の直販オンラインストア クリエイティブストアにて、3300円(税込)で購入できます。なお、登場記念 特別価格として、8月18日までの限定で2979円(税込)で展開しています。

 

球形状のスピーカーに、ドライバーを45°の上向きに配置することで、サウンドがダイレクトに伝わるように工夫が凝らされています。スピーカー背面にはパッシブラジエーターを備えており、重低音の効いたサウンドを楽しめます。

 

ボディ下部にはRGB ライティングを搭載。ムードや好みに合わせて、7つの発光パターンから選べますよ。

 

電源ケーブルをノートパソコンのUSB Type-Cポートに接続して動作させられるほか、市販のUSB C-A変換アダプターなどを利用すれば、デスクトップパソコンなどのUSB Type-Aポートや、市販の一般的なUSB電源アダプターでも動かせるとのこと。

 

オーディオ入力用に3.5mmステレオ ミニジャックを備えているので、パソコンだけでなく、携帯音楽プレーヤーやスマートフォンなどともアナログ接続できるのもうれしいポイントですね。

夏のお出かけに連れて行きたい! シャオミ、屋外でも大活躍間違いナシのポータブルBluetoothスピーカーを発売

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、「Xiaomi サウンドアウトドア」と「Xiaomi サウンドポケット」を、8月6日より発売します。市場想定価格は、Xiaomi サウンドアウトドアが4990円(税込)、Xiaomi サウンドポケットが1990円(税込)です。

 

Xiaomi サウンドアウトドアは、30Wの高出力とダイナミックなサウンドが特徴のBluetoothスピーカーです。サブウーファーと2つのパッシブラジエーターで迫力の重低音を奏でます。フル充電で最大12時間の連続再生を楽しむことができ、屋外での長時間の使用にも適しています。USB-C経由で15Wの充電効率により、約2.5時間でフル充電することができます。

 

Xiaomi サウンドポケットは、200gの手のひらサイズ軽量設計と生活に溶け込むスタイリッシュな形状が特徴。5Wの出力により、クリアでバランスの取れたサウンドを楽しむことができます。フル充電で最大10時間の連続再生が可能で、約3時間でフル充電にできます。

 

両製品ともにIP67レベルの防塵防水性能に対応し、天候や場所を問わずに使用できます。

 

Xiaomi サウンドアウトドア

■カラー:ブラック/ブルー/レッド

■サイズ:196.6×68×66mm

■重量:約597g

 

Xiaomi サウンドポケット

■カラー:ブラック

■サイズ:90.8×74.4×42.6mm

■重量:約200g

Makuakeで目標達成率3472%! ミニマル4Kレーザープロジェクター「LG CineBeam Q」本格販売へ

LGエレクトロニクス・ジャパンは、「Makuake(マクアケ)」での先行販売にて、目標金額を3472%達成した、ミニマル4Kレーザープロジェクター「LG CineBeam Q(HU710PB)」を、8月7日より全国の販売店で本格発売します。予想実売価格は16万9800円前後(税込)。

 

同製品は、同社のプロジェクターシリーズ「LG CineBeam」の新モデル。ミニマルデザインで、持ち運ぶ時にはハンドルに、設置する際はスタンドにもなる360度回転アームにより、自由な設置が可能です。重さは1.49kgで、家の中での持ち運びだけでなく、キャンプにも持って行きやすい軽量設計です。

 

投影時には、最大120インチの大画面で4Kの映像を楽しむことができます。3チャンネルRGBレーザーと、DCI-P3 154%(全体)の色域、450,000:1のコントラスト比により、鮮明なディテールとリアルな黒を再現しています。

 

同社の最新技術によって、設置時に画面の位置を自動的に調整し、フォーカスを最適化。設定の変更や調整に時間を要することなく、置くだけですぐに最適な映像体験を提供します。

 

webOSを搭載し、Netflix、PrimeVideo、Disney+、YouTube、Apple TV+などの配信サービスにも簡単にアクセスでき、プロジェクターだけで様々なコンテンツを視聴できます。

 

■外形寸法:W107.8×D135×H136.5mm

■重量:約1.49kg

小型で設置場所を選ばない! サウンドバー「Philips TAB6309」GREEN FUNDINGでお得な先行予約販売中

鑫三海は、同社が運営するAFU(アフー)ストアより、サウンドバー「Philips TAB6309」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGで開催中です。

 

同製品は縦幅37mm、奥行42mm、本体重量約600gのコンパクトサウンドバー。BluetoothはVer5.3で、次世代音声規格「LE Audio」にも対応。人の声やセリフをクリアにする「ダイアログエンハンスメント」、シチュエーションに合わせてた「4つのイコライザーモード」深夜でもサラウンドサウンドを楽しめる「夜間モード」などを搭載しています。

 

HDMI eARC/ARCに対応し、立体音響技術のDolby Atmos、ロスレスオーディオのDolby TrueHD、バーチャル3DサラウンドのDTS Virtual:Xなど様々な音声フォーマットにも対応しています。

 

専用アプリ「Philips entertainment」をダウンロードし接続することで、スマートフォンから様々な操作ができるようになります。音声・音楽・映画・スタジアムと4パターンのイコライザー設定や、バス、トレブルの微調整など、最適な音響をカスタマイズ可能です。

 

通常価格は6万3800円(税込)ですが、8月5日17時現在、GREEN FUNDINGの先行予約価格は、早割22%オフの4万9800円(税込)~となっています。実施期間は9月25日まで。

 

■チャンネル数:2.1ch

■総出力:RMS 160W @THD<=10% 上限320W

■ユニット構成:サウンドバー…フルレンジスピーカー×2(105mm*30.7mm)、ツイーター×2(42mm*30mm)/サブウーファー…115mm*90mm径ウーファー×2

■対応音声フォーマット:Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DTS Digital surround 5.1、Dolby MAT、SBC、LC3、MP3、WAV、FLAC、LPCM(2ch-7.1ch)

■入出力関連:HDMI out×1(eARC/ARC)、USB、AUX in(3.5mm)、光デジタル入力×1

ミドルエイジが歓喜! レトロデザインで現代のトレンド機能を搭載する 「aiwa audio -Gシリーズ」発売

アイワマーケティングジャパンが展開するaiwaブランドの新製品として、「aiwa audio -Gシリーズ」が順次発売。

ミドルエイジを中心に高い知名度を持つaiwaより、システムコンポをはじめ、ポータブルラジオ、ラジカセが新たに登場。時代に合わせてBluetoothやUSB/SDカード対応などのスペックを備え、細部までこだわり、かつてのaiwaユーザー世代から若者まで手に取っていただけるようなラインアップをご用意いたしました。

 

マルチコンポーネントオーディオ【aiwa audio -G MCA1】

・レコードプレイヤー
・録音再生ダブルカセットデッキ
・USB録音再生/ワイドFM受信/Bluetooth受信のマルチ機能
・Bluetooth送信機能により本体とスピーカーは無線接続
・コンセントさえあればスピーカーのレイアウトも自由自在

【このような方にオススメ】懐かしいながらも現代に合ったシステムコンポが欲しい方

■想定価格: 4万3780円(税込)

 

ポータブルホームラジオ 【aiwa audio -G PHR1】

・AM/FMラジオに特化した据え置き型で消し忘れを防ぐLED電源ランプ付き
・受信感度を高める伸縮回転式ロッドアンテナを搭載、大きな文字で簡単操作

【このような方にオススメ】災害などの非常用に電池式のラジオを備えておきたい方

■カラー:Black/White
■想定価格:4950円(税込)

 

ポータブルポケットラジオ 【aiwa audio -G PPR1】

・重さわずか74g(電池除く)、ポケットサイズでもしっかり聴こえる0.3Wスピーカー搭載
・アナログダイヤル式チューナーで微調整が可能

【このような方にオススメ】シンプルな機能でラジオ受信専用で使いたい方

■カラー:Black/Silver
■想定価格:1628円(税込)

 

ポータブルポケットラジオ 【aiwa audio -G PPR3】

・重さわずか76g(電池除く)、受信感度を高めるイヤホン兼ケーブルアンテナ
・本体内蔵巻取式イヤホン採用、ワンタッチで収納可能

【このような方にオススメ】イヤホン対応により就寝前など静かな環境でも使いたい方

■カラー: Black/Silver
■想定価格: 3828円(税込)

 

ラジオカセットプレイヤー 【aiwa audio -G RCP1】

・3W(ワット)×2スピーカー+2ツイーターの本格ステレオサウンド
・バスレフスピーカーで抜けの良い重低音
・扱いやすいフロントカセット挿入口
・カセットテープへの録音・再生が可能

【このような方にオススメ】低音・高音調整によりお好みの音質で楽しみたい方

■想定価格: 1万7380円(税込)

 

ラジオカセットプレイヤー 【aiwa audio -G RCP2】

・1980年代ラジカセ全盛期の代表的なモデル
・当時大ヒットした横長ダブルスピーカーラジカセ「フットワーク」へのオマージュ
・災害時に強い乾電池+電源コンセント式

【このような方にオススメ】洗練されたデザインで、アナログもデジタルも楽しみたい方

■カラー:Green/Red
■想定価格:1万780円(税込)

 

ラジオカセットプレイヤー 【aiwa audio -G RCP3】

・パステルカラーでこれまでにないラインアップ
・USBメモリー、microSDへの録音・再生が可能
・Bluetoothレシーバー機能搭載

【このような方にオススメ】インテリアとしても馴染むファッショナブルなデザインを求める方

■カラー:Pastel Blue/Pastel Green
■想定価格:9680円(税込)

 

ラジオカセットプレイヤー【aiwa audio -G RCP4】

・使い勝手のよい1W(ワット)モノラルスピーカー
・カセットテープへの録音・再生が可能
・AM/ワイドFMラジオ受信

【このような方にオススメ】シンプルなデザインと機能で、使い勝手が良い製品が欲しい方

■カラー:Black/Gray
■想定価格:6578円(税込)

置き場所を選ばない! 2万円以下の縦型テレビ用ワイヤレススピーカー

エディオンは8月9日から、プライベートブランド「e angle」においてテレビ用ワイヤレススピーカー「ANGA-PS920-TV-W」の販売を開始。エディオングループ全店と、インターネット通販サイト( エディオンネットショップ )で取り扱います。

記事のポイント

テレビ用のスピーカーとしてはシンプルなデザインで、置く場所を選ばなさそうなところがいいですね。バッテリー内蔵で、30mの伝送距離内であれば持ち出しできるのも使いやすいところでしょう。

音が途切れにくく、聞き取りやすい!

ANGA-PS920-TV-Wは、送信機をテレビに接続することで、テレビの音を手元のスピーカーでも楽しめます。食卓やキッチンに置いてもスペースを取らない、スリムな縦型デザインが特徴。IPX2の防滴仕様なので、料理しながらでも安心して使用できるとのこと。

 

また、3段階の音質調整ができるので、家族と一緒にテレビを視聴する場合でも自身の聞きやすい音質に設定することが可能です。

 

電波干渉を受けづらい920MHzの周波数帯を採用しているので、音が途切れにくく、聞き取りやすいとしています。

 

e angle

テレビ用ワイヤレススピーカー「ANGA-PS920-TV-W

価格:1万9800円(税込)

 

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Web会議やリモートワークに最適! 4400円のUSB Type-Cヘッドセット「MM-HSTC03SV」

サンワサプライは、長時間装着しても疲れにくい、軽量タイプのUSB Type-Cヘッドセット「MM-HSTC03SV」を発売。マイクは周りの音を拾いにくい単一指向性で、マイクミュートスイッチ付きなのでWeb会議やリモートワークに最適とうたった製品です。

 

周りの音を拾いにくい単一指向性マイク搭載!

MM-HSTC03SVはUSB Type-Cポートを装備し、Windows・macOSを搭載したパソコン・タブレットで使用できます。

↑USB接続により、パソコン内部から発生するノイズの影響を受けにくく、クリアな音声通話が可能

 

長時間の使用でも疲れにくい軽量タイプで、イヤーパッドには蒸れにくく通気性の良いスポンジを採用しています。

↑ヘッドバンドは長さ調整が可能で、大人でも子どもでもフィットしやすく快適に装着することが可能

 

↑マイクのON・OFFと音量調節が手元で簡単に操作できる、コントローラーを搭載

 

フレキシブルアームを採用しており、口元に合わせてマイク位置の微調整が可能です。

↑ウインドスクリーンを装備し、息によるノイズを軽減

 

サンワサプライ

USB Type Cヘッドセット(MM-HSTC03SV)

価格:4400円(税込)

 

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クラファン1億円到達の「有線ピヤホン3」の後継! ピエール中野監修「有線ピヤホン5」9月下旬発売

Hi-Unit(ハイユニット)は、有線タイプのイヤホン“有線ピヤホン5”として「Hi-Unit 003-pnk」を、9月下旬に発売します。価格は5万7200円(税込)。

 

●この記事のポイント

「ピヤホン」は、ピエール中野氏が手ごろな価格帯でハイクオリティな音質を追求し続けている人気シリーズ。1万円を切る価格帯のものでも「この価格で!?」という驚きがありましたが、満を辞して本気のハイエンドクラスに挑んだのが「有線ピヤホン3」でした。ミュージシャンが使うことも考慮した設計で、独自かつ高品質なサウンドを生み出していましたが、後継機はどんな音になっているか…楽しみです。

 

同製品は、2022年に開催されたクラウドファンディングで1億円の支援を集めた「Hi-Unit 001-pnk(有線ピヤホン3)」の経験を生かし、ピヤホンシリーズで最高レベルの音質を追求したモデル。クリアで心地よい高音域と迫力のある低音域で、ライブ会場にいるような立体感のあるチューニングに仕上げたとのことです。

 

黒ベースのフェイスプレートに、日本の伝統技法である「金継ぎ」を想起させるデザインを施し、美しさを際立たせた仕上がりで、ハウジングには、ピヤホンの象徴ともいえる「バイブスくん」と、ピヤホンブランドマークの「PNK」を配置しています。

 

有線ピヤホン3と同じく2pinのOFC銀メッキケーブルを採用。重厚な低域と解像度の高い音質を作り上げ、ケーブルは日常使用にもちょうどいい長さの1.2mです。

 

発売前予約は8月7日より、Hi-UnitダイレクトSHOPのほか、e☆イヤホン、フジヤエービック、ノジマオンライン、ビックカメラ(一部店舗)、ヨドバシカメラ、タワーレコード、愛曲楽器、チューヤオンライン、塚本楽器、三木楽器にて開始します。

 

■ドライバーユニット:ダイナミックドライバー(デュアル磁気回路)

■インピーダンス:18Ω

■出力音圧レベル:108db

■再生周波数帯域:20~20,000Hz

■コード長さ:120cm

■接続プラグ:3.5mmステレオミニプラグ

■保証期間:1年

テクニクスのターンテーブルにJBLのスピーカー…ベスト中のベストをオーディオのプロが解説!

GetNaviは「買って間違いなし!」のアイテムを紹介し続けて25年。膨大な数のオーディオ製品からベスト・オブ・ザ・ベストを専門家に挙げてもらった。これらのアイテムがいかに革新的なのか、最新モデルはどのように進化しているのかを徹底解説。

※こちらは「GetNavi」2024年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

選定人

デジタル・メディア評論家 麻倉怜士さん

AV・デジタルなど幅広いメディアに寄稿。一方で、大学講師(音楽学)やUAレコード副代表など多彩な顔を持つ。

 

【その①】Hi-Fiオーディオとして誕生するもDJシーンのニーズと合致しヒット

テクニクス

SL-1200GR2
25万円

ダイレクトドライブ方式を採用した世界初のターンテーブル「SP-10」の系譜を継ぐスタンダードモデル。新世代モーター駆動技術「ΔΣ-Drive」の搭載により高い回転精度と低振動を実現し、明瞭で見通しの良い空間表現を可能にした。

SPEC●駆動方式:ダイレクトドライブ●対応回転数:33 1/3、45、78rpm●ワウ・フラッター:0.025% W.R.M.S●出力端子:RCA×1●サイズ/質量:W453×H173×D372mm/約11.5㎏

 

音楽シーンのニーズに合致しDL機器として大人気に

いまや、全世界のディスコ/クラブ・シーンで活躍するDJのマストアイテムとして定着したテクニクスのターンテーブル。そのマスターピースとも言えるのが「SL-1200」だ。

 

「SLの“S”はステレオ事業部、“L”はプレーヤーを意味します。1972年に誕生して以後、少しの中断はありましたが、現在もなおモデルチェンジを繰り返しながら進化しています」(麻倉さん)

 

テクニクスは元来Hi-Fiオーディオブランド。なぜ、DJ機器を生み出したのか?

 

「SL-1200もオーディオファン向けに出された機器です。しかし、ダイレクトドライブのトルクの強さや回転ムラの少なさ、振動に強いキャビネットなど、本機の特性すべてが当時流行し始めたクラブDJが求めていたものと合致。瞬く間に世界中のDJに広がりました。メーカー側からすれば、プレーヤーを楽器として扱われている光景を見るのは少々複雑だったでしょうね。その後は、メーカーもDJ専用機器をリリースするなどのノリの良さです」(麻倉さん)

↑シングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーターを搭載。安定した回転精度と、立ち上がり時間0.7秒(33 1/3回転)を実現した

 

開発担当者に聞きました!

パナソニック(株)テクニクスブランド事業推進室 商品開発部 CTO 奥田忠義さん

初代SL-1200は、1972年に当時の高性能技術を凝縮し、Hi-Fi向け製品として発表。NYのラジオ局が採用すると、音質と使い勝手の良さが音楽シーンを牽引するクラブDJの間で評判に。想定外の使用方法に担当者は困惑したようですが、いまやディスコ/クラブ・シーンにおけるスタンダードになっています。

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「1972年に誕生して以後、現在までモデルチェンジを繰り返しながら進化。計16機種が全世界で約350万台売れています。当初業界での評価が低かった“ダイレクトドライブ”を技術で反証し、ステイタスを確立したのは立派」(麻倉さん)

 

テクニクスは、現在3つのクラスのターンテーブルを展開。最上位の「Reference Class」(写真)、上位の「Grand Class」、カジュアルな「Premium Class」。さらに「DJ Turntable」を加え、全6モデルをラインナップする。

 

【その②】プロ用モニターの流れを組み幅広いジャンルとの相性良好

JBL

JBL 4312G
実売価格16万1590円(1本)

1970年代初頭にリリースされたプロ用モニタースピーカー「4310」を祖とし、1982年に登場した人気シリーズ。30cmの大型ウーファーを含む3ウェイ構造により、全域にわたりバランスのいい音色と軽快なサウンドを楽しめる。

SPEC●構成:3ウェイ(300mm径ウーファー/125mm径ミッドレンジ・ユニット/25mm径ドームツイーター)●サイズ/質量:W362×H597×D298mm/25.2㎏(1本/グリル装着時)

↑伝統のHF/UHF連続可変アッテネータを搭載。部屋の響きや設置状況などで変化した音色バランスを細かく調整できる

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「50年以上の歴史を持つシリーズ。かつては、ねっちりとした古めの質感でしたが、この4312Gは鮮やかに変身。周波数レンジがワイドになり、すっきりと、伸び伸びと鳴ります。30cm大型ウーファーの低音力も感動的」(麻倉さん)

 

【その③】デノンとNHKが共同開発し日本の放送局のスタンダードに

デノン

DL-103
実売価格4万8500円

1964年に誕生し、当初は業務用としてNHKで使用されて1970年より一般販売がスタート。60周年を迎える今日もなお、性能・仕様は当時と変わらず、国産MC型カートリッジの大定番として君臨している。

SPEC●出力電圧:0.3mV●再生周波数:20Hz〜45kHz●インピーダンス:40Ω●針先:16.5μ丸針●針圧:2.5±0.3g●コンプライアンス5×10-6cm/dyne●質量:8.5g

 

↑同社創立110周年記念モデル「DL-A110(実売7万2600円)」。記念特別仕様ケースに、DL-103、専用ヘッドシェル、針先清掃用ブラシが収納される

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「誕生以来一度もモデルチェンジせず、そのまま60年間販売されているのが驚き。放送機器に要求される厳格な仕様に応えつつ、一般オーディオファンにも熱く愛され続けています。私もユーザーのひとり!」(麻倉さん)

プロ御用達ブランド、ドイツ「beyerdynamic」初の“ながら聴き”イヤホン「Verio 200」誕生

オーディオブレインズは、ながら聴きスタイルで楽しめる、beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)社のオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「Verio 200」を8月9日に発売します。

↑Verio 200(左からブラック、クリーム、スポーツ)

 

beyerdynamic社は1924年の創業以来、プロフェッショナルオーディオ製品を提供。製品ラインの大部分は、ドイツ・ハイルブロンの自社工場で製造されています。Verio 200 は、同ブランド初となるオープンイヤー型TWSイヤホン。

↑16.2mmの大型ドライバーを搭載

 

今回発売となる同製品は、16.2mmの大型ドライバーを搭載。また、新開発のアプリによる5バンドイコライザーなどの新機能も搭載しています。

↑アプリ操作画面

 

市場想定価格は3万9500円前後で、当初は「スポーツ」カラーのみ発売となり、「ブラック」「クリーム」のカラーは8月下旬~9月上旬に発売予定としています。

↑本体とケース(スポーツ)

 

■重量:10.8g/イヤホン

■ケース重量:98g

■ケースサイズ:69.5×25×100mm

■連続稼働時間:8時間+ケース充電により追加で27時間

レトロ好きならこれ一択! レコードもデジタル音源も聴ける多機能レコードプレイヤー

アイワマーケティングジャパンは、aiwaブランドの新製品として、BluetoothおよびPC録音に対応した多機能レコードプレイヤー「aiwa audio RPB」を7月25日に発売しました。価格は1万4800円(税込)となっています。

記事のポイント

Bluetooth対応のレコードプレーヤーの中ではお手頃な価格。また、デザインがシンプルなので置き場所を選ばなさそうなのがよいですね。

デュアルスピーカー内蔵によりLP/EPレコードを再生するのはもちろんのこと、Bluetoothスピーカーとしてスマホからデジタル音源を再生したり、レコード音源を別のBluetoothスピーカーから出力したりすることもできる本機。

 

USBポート経由でPCと接続して付属の録音ソフトウェアを使えば、レコード音源をデジタル音源に録音・変換することもでき、お気に入りだけど持ち運びはできなかった音楽をスマホに保存することだって可能! また、RCA出力端子からアンプやスピーカーに有線接続すれば、好みのサウンドで音楽を楽しめます。

 

何より、眠っている古いLP版や新しく購入したレコード音源を味わえ、スマホの楽曲を聴くときもレトロでオシャレなスピーカーとして活躍してくれる本機が1万4800円というのはうれしいですね!

 

スペック表

1980円のお安い完全ワイヤレスイヤホンをシャオミが発売! しかも「音楽を楽しみたい方向け」

シャオミ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Budsシリーズ」の最新作「Redmi Buds 6 Active」を発売しました。市場想定価格は1980円(税込)で、ブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色展開です。

 

Redmi Buds 6 Activeは、エントリーモデルながら「音楽も楽しみたい方向け」とうたった製品。14.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、パワフルなサウンドを実現しているそうです。

 

記事のポイント

この価格帯であれば当然音質はそれなり、と判断しそうなところですが、性能に対して価格を抑えてくるシャオミ。どこまで音質を高められているのかが気になるところです。

↑ブラックとホワイトの充電ケースはマット仕上げで指紋が付きにくく、ブルーとピンクはクリアケースカバーに加えて、イヤホンの一部もスケルトンデザイン

 

イヤホン単体だと1回の充電で最大6時間、充電ケース込みなら最大30時間の音楽再生が可能とのこと。バッテリー残量が少ないときも、10分の充電で最大1時間の使用をサポートしてくれるので、急なオンラインミーティングが入っても乗り切れそうです。

 

またセミインイヤー型なので、耳に負担がかかりにくいのがうれしいですね。

 

通話時には、 「デュアルマイクノイズリダクション」が最大4m/sの風切り音や騒音を低減してくれ、屋内を問わずクリアにやりとりできるそう。

 

Xiaomi Earbudsアプリをダウンロードすれば、オーディオ設定を調整したり、イヤホンのソフトウェアをアップデートしたりできます。さらにRedmi Buds 6 Activeのタッチコントロールを好みに合わせてカスタマイズもできますよ。

 

加えて5つのイコライザー設定を内蔵しているので、ダイナミックなドラムビートを楽しみたいときは低音強化モード、歌手の声をよりクリアに聴きたいときはボーカルモードといったように、さまざまなシーンに対応できるとのこと。

 

製品スペックは以下のとおりです。

 

メーカー:シャオミ

製品名:Redmi Buds 6 Active

市場想定価格:1980円(税込)

リビングで立体音響を堪能できる。JBLのモダンなスピーカーシステム「STAGE 2」シリーズ

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」から、スピーカーシステムの最新モデル「STAGE 2(ステージ 2)」シリーズを、7月25日に発売します。

↑部屋やインテリアによりなじむよう、モダンに昇華したキャビネットデザイン

 

STAGE 2は、フロアスタンディングスピーカー、ブックシェルフスピーカー、センタースピーカー、スピーカースタンド、イネーブルド・ハイトスピーカー、サブウーファーを展開するシリーズ。ホームシアターにもでき、単体購入も可能です。

 

自宅で本物志向の音楽を手軽に楽しめるよう、優れた音質とコストパフォーマンスを兼ね備えたホームエンターテインメント用のスピーカーシステムとして2018年に登場した「STAGE A」シリーズから、デザインを一新しています。控えめな木目調に、深い味わいのカラーリングを組み合わせ、さらにブランドカラーのオレンジを差し色に採用。高級感を保ちながら重厚さを押し付けず、ゆとりと遊び心もある印象になっています。

 

初代シリーズからの変更点として新たに、Dolby Atmos対応のイネーブルド・ハイトスピーカー「STAGE 240H」が加わりました。フロントスピーカーの上に置くだけで、天井反射を利用してトップスピーカーを設置したときのような高さ方向の音を再現できます。天井へのスピーカー設置が困難な場合でも安心ですね。

 

好みや設置環境に合わせてスイッチを切り替えれば、天井反射を利用しない通常のサラウンドやハイト用壁掛けスピーカーとしても使えますよ。

 

↑イマーシブサウンド(立体音響)を、JBLサウンドで手軽に実現できます

 

なお全モデル(サブウーファーSTAGE 200Pは除く)の高域ユニットに、プロ用モニタースピーカーのために開発されたHDI(High Definition Imaging)ホーン技術の次世代バージョンを採用。これにより、リスニングエリアのどこにいても、自然な音場定位と音響バランス、透明感あふれる高域を実現したといいます。ポリセルロース・リブドコーンを採用したウーファーユニットと合わせて、マルチチャンネルを組んだ際の音色の統一感も魅力のひとつとのこと。

 

各モデルの主な仕様は下記の通りです。

 

●JBL 280F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 280F BLK
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2.5ウェイ/200mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB (2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:33Hz – 25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.1kHz/2.1 kHz
推奨アンプ出力:20 – 225W
サイズ(幅×高×奥):357×1113×420mm(ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:25.1kg(グリル含む)
付属品:ベースX1、ベース用ネジ×4、スパイク×4、六角レンチX1、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 8万2500円(税込)/1本

 

●JBL 260F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 260F BLK
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2.5ウェイ/165mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:90dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:40Hz – 25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz/1.7kHz
推奨アンプ出力:20 – 225W
サイズ(幅×高×奥):310×1036×362mm (ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:19.5kg(グリル含む)
価格:標準価格 6万8200円(税込)/1本

 

●JBL 250B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 250B BLK
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2ウェイ/130mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:86dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:50Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.7kHz
推奨アンプ出力:20 – 150W
サイズ(幅×高×奥):200×323×253mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:5.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッドX8、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 5万5000円(税込)/ペア

 

●JBL 240B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 240B BLK
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2ウェイ/114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:85dB (2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:53Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.4kHz
推奨アンプ出力:20 – 125W
サイズ(幅×高×奥):175×274×238mm (グリル、金具、スリップパッドを含む)
重量:4.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッドX8、グリル、壁取付用ブラケットX1、締めネジX4、発泡プラグX1、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 4万700円(税込)/ペア

 

●JBL FS STANDスピーカースタンド
製品名:JBL STAGE FS STAND BLK
タイプ:スピーカースタンド
カラー:エスプレッソ
サイズ(幅×高×奥):310×362×706mm
重量:4.9kg
価格:標準価格 3万4100円(税込)/ペア

 

●JBL 245C センタースピーカー
製品名:JBL STAGE 245C BLK
タイプ:センタースピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2.5ウェイ/114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×4/HDI (High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB (2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:55Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz / 2.0kHz
推奨アンプ出力:20 – 150W
サイズ(幅×高×奥):740×158×228mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:12.0kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッドX6、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 5万5000円(税込)/1本

 

●JBL 240H DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
製品名:JBL STAGE 240H BLK
タイプ:DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2ウェイ/114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー/HDI (High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:87dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:85Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.6kHz
推奨アンプ出力:20 – 150W
サイズ(幅×高×奥):180×185×270mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:3.5kg(グリル含む)
付属品:グリル、防振パッド、取扱説明書
価格:標準価格 5万5000円(税込)/ペア

 

●JBL 200P サブウーファー
製品名:JBL STAGE 200P BLK
タイプ:パワード・サブウーファー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:250mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
内蔵アンプ:150W(RMS)/300W(Dynamic)
クロスオーバー周波数:50Hz ~150Hz(連続可変)、-24dB/oct.
周波数特性:28Hz ~ クロスオーバー周波数設定値
入力:RCA×1
サイズ(幅×高×奥):350×361×411mm (足を含む、スパイクを含まない、端子含む)
重量:14.4kg(グリル含む)
付属品:電源ケーブル(1.4m)、カーペットスパイクX4、グリル、クイックスタートガイド(他国言語)
価格:標準価格 6万8200円(税込)/1本

ハンドバッグみたいに持ち運べるけど音質はスゴイ! ボーズのポータブルスピーカー発売

ボーズは、SoundLink Bluetooth speakerシリーズの音質をさらに向上させたスピーカー「SoundLink Max Portable Speaker」を発売。価格は5万7200円(税込)です。

 

本機は、スピーカー前面に3つのトランスデューサーを配置した独自の「Articulated Array設計」により、スピーカー正面以外にも音が広がるステレオ体験を提供してくれるといいます。また特別設計された2基のパッシブラジエーターが、力強い重低音を実現するうえに、サウンドバーに搭載された技術と独自のデジタル信号処理によりどこに置いても、楽器、ボーカル、音楽をクリアな音で聴くことができるとしています。

 

ボディ部分はパウダーコーティングとシリコン加工されたスチール製の筐体を採用。振動、落下、衝撃に強いほか、腐食や紫外線に対する耐性もあり、加えてIP67等級の防水、防塵にも対応します。約幅26.5×高さ12×厚さ10.5cmとサイズのコンパクトさもあいまって、ビーチやキャンプなどのアウトドアにも積極的に持ち運びたいスピーカーです。

 

重さは約2.1kg。取り外し可能なロープハンドル付き。カラーはブラックとブルーダスクの2色展開となっています。

 

メーカー:Bose

製品名:SoundLink Max Portable Speaker

価格:5万7200円(税込)

ソニー「BRAVIA 9」シリーズ登場。4K BRAVIA史上最高の輝度で自宅での映像鑑賞がもっとリッチに

ソニーは、より鮮やかな色彩と、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現する、Mini LEDバックライト搭載の4K液晶テレビ「BRAVIA 9」シリーズなどを発表。8月10日から順次発売します。

 

今回登場したのは、Mini LEDモデルやQD-OLEDモデル、4K有機ELなど合わせて全4シリーズ12機種。いずれの製品にも、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる「スタジオ画質モード」や、各種コンテンツの信号をテレビが識別し、最適な画質に自動調整する「Prime Video 画質モード」が搭載されています。

 

サイズや型名、発売日などは以下の通りです。

商品名 シリーズ名 サイズ 型名 発売日 価格
 

Mini LEDバックライト搭載
4K液晶テレビ

 

BRAVIA 9
(XR90)

85V型 『K-85XR90』  

8月10日

 

 

 

 

 

 

オープン価格

75V型 『K-75XR90』
65V型 『K-65XR90』
 

Mini LEDバックライト搭載
4K液晶テレビ

 

BRAVIA 7
(XR70)

85V型 『K-85XR70』  

8月31日

75V型 『K-75XR70』
65V型 『K-65XR70』
55V型 『K-55XR70』
 

QD-OLEDパネル搭載
4K有機ELテレビ

 

A95L

65V型 『XRJ-65A95L』  

8月10日

55V型 『XRJ-55A95L』
 

4K有機ELテレビ

 

BRAVIA 8
(XR80)

77V型 『K-77XR80』  

8月31日

65V型 『K-65XR80』
55V型 『K-55XR80』

 

フラッグシップモデルのBRAVIA 9は、ピーク輝度を最大約1.5倍に高め、4K BRAVIA史上最高の輝度を実現。さらに、新開発のLEDドライバー「XR バックライト マスタードライブ」を搭載し、より緻密にMini LEDバックライトを制御することで、きめ細やかで明暗がはっきりした描写が堪能できるようになっています。

 

音の立体感、クリアさも強化されています。テレビ本体のスピーカーに、音を壁と天井に反射させて上方向から届ける「ビームトゥイーター」を追加したうえ、サウンドバーなどとの接続時に、テレビをセンタースピーカーとして使用できる「アコースティックセンターシンク」機能も進化し、より高精度な音響調整を行えるようになりました。

↑テレビ背面の「ビームトゥイーター」と、テレビのフレームを振動させて高音域の音を前に届ける「フレームトゥイーター」のイメージ

 

「BRAVIA 7」シリーズは、2023年発売のフラッグシップモデル「X95L」シリーズと同じバックライト制御技術「XR バックライト マスタードライブ」を搭載しています。さらに、LEDバックライトの分割数やピーク輝度についても、X95Lシリーズと同等の性能を備えているといいます。

 

「A95L」シリーズは、従来機種の「A95K」シリーズと比較し、ピーク輝度が最大2倍に向上しています。QD-OLEDパネルの純度の高い発色と、プロセッサー「XR」の映像処理技術「XR トリルミナス マックス」を掛け合わせ、より明るく鮮やかな色彩を繊細に表現できます。

 

「BRAVIA 8」シリーズは、プロセッサー「XR」が有機ELパネルの能力を最大限に引き出し、ピーク輝度を最大1.2倍に向上させています。明暗がくっきりとした、高コントラストな映像表現が可能です。壁掛けにも適した薄さで、リビングに溶け込む美しいデザインです。

 

AI技術搭載の「Galaxy Buds3」「Galaxy Buds3 Pro」登場。コミュニケーションの質も向上させるノイキャンイヤホン

サムスン電子ジャパンは、新デザインを採用したうえにGalaxy AI によって最適化されたノイズキャンセリングイヤホン「Galaxy Buds3 Pro」「Galaxy Buds3」を、7月31日から発売します。価格は「Galaxy Buds3 Pro」が3万8500円(税込)、「Galaxy Buds3」が2万7500円(税込)となっています。

 

なお、オンラインショップでは7月17日より予約を開始。さらに発売キャンペーンとして、予約もしくは7月31日~8月31日の23時59分までに、同商品を購入すると全員にGalaxy Buds Caseがプレゼントされます。

 

Galaxy AIの搭載でパワーアップしたGalaxy Buds3 ProとGalaxy Buds3は、新たなコミュニケーション体験を提供してくれるとのこと。たとえば、折りたたみスマホの「Galaxy Z Fold6」または「Galaxy Z Flip6」に接続し、「通訳」機能のリスニングモードをオンにすると、その場で翻訳された会話の内容をBudsで直接聴くことが可能になります。

 

また、Galaxy Buds3 Proでは音楽を聴いている際、「ノイズコントロールの最適化」「サイレンの検出」「音声検出」を通じて常に周囲の音を収集・特定し、自動的に最適なノイズレベルとサウンドレベルに調整してくれます。このように、雑音の壁も解消してくれる製品となっています。

 

さらに、Galaxy Buds3 ProはGalaxy Budsで初めてデュアルアンプを搭載し、歪みを最小限に抑えてひとつの音をクリアに耳に届けてくれます。

 

「Galaxy Buds3」シリーズは、さまざまな統計データを元に卓越したデザインで快適な着け心地を実現。また、新デザインの「ブレードライト」が直感的な操作体験を可能にしました。

 

それぞれのスペックは以下の表を参照してください。

ソニーからコンパクトで高い描写性能のミラーレス一眼カメラ「VLOGCAM ZV-E10 II」が登場

ソニーは、APS-Cミラーレス一眼カメラ「VLOGCAM ZV-E10 II」と、APS-C対応の標準パワーズームレンズ『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II』を8月2日から発売します。実売予想価格は以下のとおりです。

VLOGCAM ZV-E10 II:15万3000円前後

VLOGCAM ZV-E10 II+E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II(K kit):16万4000円前後

VLOGCAM ZV-E10 II+E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II+E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(X kit):18万6000円前後

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II:3万5000円前後

※すべて税込

 

記事のポイント

スタンダードモデルの位置づけですが、フルサイズ機の「α7Ⅳ」や「VLOGCAM ZV-E1」などで培った技術を盛り込みつつ、ZVシリーズで好評だったコンパクトさを備えた、いいとこどりな製品。これからデジカメで写真を始めたい人にとってはいい選択肢となりそうです。

 

幅広いクリエイターに支持されているという「VLOGCAM ZV-E10」の、第二世代モデルとして登場したVLOGCAM ZV-E10 II。APS-Cサイズの有効約2600万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」と、最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載し、高い描写性能を実現しました。また、動画と静止画で好みの画作りが簡単にできる「クリエイティブルック」や、映画のワンシーンのような表現で撮影できる「シネマティックVlog設定」機能なども搭載。クリエイターにとって創作しやすいモデルとなっています。

 

また、近年SNS投稿で主流となっている縦向き動画撮影に適したユーザーインターフェースに対応したほか、動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」で、歩きながらの撮影も快適になりました。加えて、ライブストリーミングやデータ転送を快適に行なえるよう接続性も向上したとのことで、まさにSNS時代を生きる我々にうってつけです。

 

サイズは、約幅114.8×高さ67.5×奥行き54.2mm、重さ約377g(バッテリーとメモリーカード込み)。小型軽量ながら大容量バッテリーを搭載し、連続動画撮影時間は約195分です。

 

高い解像精度のパワーズームレンズ

E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは、焦点距離16mmから50mmをカバーするAPS-C対応の標準パワーズームレンズです。 非球面レンズ4枚とED(特殊低分散)ガラス1枚を効果的に配置し、高い解像性能を実現。最大撮影倍率0.215倍、最短撮影距離は0.25m(ワイド端)/0.30m(テレ端)と近接撮影性能にも優れているのが特徴です。

 

重さ約107gと軽量なのもうれしいポイントです。

 

なお、本機の発売を記念して、VLOGCAM ZV-E10 IIと対象レンズやマイク、アクセサリーなど関連商品の同時購入で最大1万円キャッシュバックされるキャンペーンも実施されます。

睡眠に特化したイヤホンは何が違う? 完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Sleep A20」出た!

アンカー・ジャパンは、オーディオブランド「Soundcore」において、快適な睡眠時間をサポートする「Soundcore Sleep A20」およびスポーツシーンに最適な「Soundcore Sport X20」の2種の完全ワイヤレスイヤホンを2024年7月9日より販売を開始しました。

 

睡眠シーンに特化した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Sleep A20」

「Soundcore Sleep A20」は、米クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で2.3億円越え(※1)のファンドレイズを達成した、睡眠シーンに特化した完全ワイヤレスイヤホン。

※1 2024年5月27日時点、1,583,538米国ドルを達成

 

着用時の快適さにこだわり、片耳約3gの超軽量で柔らかい素材のイヤーチップとイヤーウイングにより、高い遮音性と圧迫感のないつけ心地を実現しました。コンパクトながら、イヤホン単体でBluetoothモードでは最大10時間、睡眠モードでは最大14時間の再生が可能なため、睡眠中の充電切れの心配なく使用できるとのこと。さらにイヤホンからスリープミュージックを流すことで、周囲のノイズやいびき等を気になりづらくするノイズマスキング機能も搭載しています。

 

朝まで安心の長時間再生

Bluetooth接続で音楽を楽しめるモードでは最大10時間、また事前にイヤホン本体にスリープミュージックを転送し、Bluetooth接続が切れた状態でも使用可能な睡眠モードでは最大14時間の再生が可能。一晩中充電切れを気にせずに使用することができます。

 

快適な装着感

イヤホン本体は片耳約3gと超軽量 & コンパクトなサイズ。柔らかいシリコン素材のイヤーチップとイヤーウイングを採用し、圧迫感なく快適に耳にフィットします。睡眠中に寝返りをしても外れづらく、横向きに寝ても長時間快適に使えます。

 

ノイズマスキング機能

睡眠モードでイヤホンからスリープミュージックを流し、周囲のノイズに重ねることで、ノイズを軽減するノイズマスキング機能を搭載。周囲の環境音を検知し、スリープミュージックを適切な音量に自動で変更します。

 

専用アプリの便利な機能

専用アプリから音を鳴らし発見しやすくする「イヤホンを探す」機能を搭載。また睡眠時モニタリング機能を搭載し、日々の睡眠時間や寝姿勢をアプリで確認することができます。家族を起こさずに自分だけに聞こえるイヤホン内アラームの設定も可能です。

 

■製品の仕様

・重さ:約3.0g(イヤホン本体、片耳) / 約53g(充電ケースを含む)

・通信方式:Bluetooth 5.3

・対応コーデック:SBC / AAC

・充電時間:USB-Cケーブル 約3時間

・再生可能時間
睡眠モード:最大14時間(イヤホン本体)/ 最大80時間(充電ケース使用時)
Bluetoothモード:最大10時間(イヤホン本体)/ 最大55時間(充電ケース使用時)

・販売価格税込:1万6990円(税込)

※注意事項
・再生可能時間は音量や再生する内容、使用環境によって異なります。
・本製品は医療機器ではありません。本製品から提供されるデータは医療機器として使用することや、医療機器に代替することを目的としたものではなく、いかなる疾病の診断、治療、予防も意図していません。

スポーツシーンに特化した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Sport X20」

同日に発売する「Soundcore Sport X20」は、Soundcoreの完全ワイヤレスイヤホンで初めて(※2)IP68の完全防塵・完全防水規格に対応したイヤーフック付きのスポーツシーンに特化した完全ワイヤレスイヤホンです。Anker独自のSweatGuardテクノロジー搭載により、運動時の汗を気にせずに安心して使えるだけでなく、使用後は水で丸洗いも可能です。またイヤーフックは耳が痛くなりにくく、角度調整が可能な伸縮する柔らかいシリコン素材を採用し、激しい運動中でも安定した装着感を実現。11mmのドライバーによる深みと迫力のあるサウンドとアクティブノイズキャンセリングの搭載によりスポーツへの集中度を高めることができます。

※2 2024年7月2日時点

 

スポーツシーンをより正確に撮影できる! AI自動追跡機能搭載「XbotGo2」がクラファンで割引リターン

Y’s Factoryは、AIスマートフォン連動自動追跡機能を搭載した「XbotGo2」を、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて7月19日より、数量限定・限定支援価格のプロジェクトを開始します。

 

●このアイテムのポイント

AI搭載で自動追跡撮影が可能なので、我が子のスポーツシーンを撮影するパパママの「本当は自分の目で見たい」「もっとうまく撮影したい」といったお悩みも解決できます。

 

同製品は20以上のスポーツに対応しており、正確なトラッキングが可能。試合後の動画共有を専用アプリにて円滑に行い、効果的なプレー・チーム分析のサポートもできます。

↑生配信機能もあるので、現場に来られない人にも簡単に共有できます

 

■4つのメイン機能

その1…AI搭載スポーツ自動撮影

デュアルカメラと120度の超広角レンズを搭載し、AI独自アルゴリズムにより、チームスポーツのハイレベルなトラッキングが可能。特定の選手の追跡も可能です。120度の超広角レンズを搭載し、20種類以上のスポーツの自動追跡もできます。

 

その2…ライブストリーミング(生配信)

月額無料のXbotGoアプリケーションは、XbotGo Live、YouTube、Facebook、Game Changerなどの人気ストリーミングプラットフォームや、RTMPをサポートするその他のプラットフォームに対応。試合の興奮をタイムリーに共有が可能です。

 

その3…360度パノラマトラッキング

360度撮影可能のシームレスなパノラマトラッキングが可能。より広い視野で、息を飲むような瞬間をとらえるスリルを体験でき、没入感のある映像を撮影できます。フィギュアスケート、ダンス、陸上競技のようなダイナミックなシーンの撮影に特に最適です。

 

その4…個人特定追跡機能

再識別技術を活用したFollowMe2.0は、選手の外見、体型、ユニフォーム番号などに基づいて識別し、ロックオンします。また、ズームインして被写体をフレーム内で目立たせるなど、プロフェッショナルな映像を撮影できます。この機能により、スポーツの中で「わが子を追跡してほしい」「あの番号の選手を追跡したい」というお悩みを解決できます。

 

■クラファンで人数限定のリターンも

今回行われるクラウドファンティング(CAMPFIRE)は、7月19日から8月31日まで開催されます。超早割だと37%OFFの4万9980円(税込)で、数量限定となっています。

 

リターン一例:

・【超早割37%OFF】XbotGo2本体+リモコンセット 限定20個:4万9980円(税込)

・【早割25%OFF】XbotGo2本体+リモコンセット 限定50個:5万9980円(税込)

・【通常割6%OFF】XbotGo2本体+リモコンセット:7万4980円(税込)

畳から音と振動が…!? ごろ寝して全身でサウンドを味わえる「畳スピーカー」

畳に「ごろ寝」すると、音と振動を全身で感じられる――なんとも粋なプロダクトが登場しました。八代産の畳の内部に振動スピーカーを4基内蔵した「畳スピーカー TTM-V20」です。希望小売価格は24万9800円(税抜・送料別途)。

 

こちらは八代産い草・畳表の再興をめざす「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」と、日本音響研究所の共同開発(販売元:山中産業)で、2024年7月4日から一般販売が始まっています。

↑ボディソニック(体感音響システム)搭載がウリ。畳縁やサイズ、形状のオーダーメイド特注生産も可能です

 

Bluetoothを搭載し、好きな音源を簡単に再生可能。目的に合った音源を作れば、さまざまな用途で活用できます。例えば、休憩所に置いてリラックスできる音楽をかければ、癒やしの空間を演出できますね。

↑銭湯や温浴施設のリラックススペースでも活躍する畳スピーカー(導入実績:小杉湯)

 

畳スピーカーを監修した日本音響研究所の鈴木 創所長は「マットレスだと柔らかくて振動が伝わらず、床だと硬すぎてリラックスできない」と指摘。「畳ならではの『ごろ寝文化』や『床座文化』と、振動を伝える機能が思いがけずマッチしています」とのこと。

 

また、鈴木氏は「部位によって感じやすい周波数が異なることなどから、その目的に合った音源を作ることで様々な活用可能性を秘めている」と語り、「休憩所などでのリラックスシーンだけでなく、イヤホンと連動させることによって、迫力のある音楽や映像作品の鑑賞にも対応可能」と語ります。

 

また、本製品の推薦者、北九州市立大学の森田 洋教授は、畳が持つ魅力に着目して以下のように語りました。

「『バニリン』をはじめとする、い草の香り成分(嗅覚)や、い草の色(視覚)はリラックス効果をもたらすことが知られており、また畳表は、い草を1本1本編んで作られていることから、畳目の触り心地やクッション性(触覚)も特徴です。この畳本来の良さに、今回、振動スピーカー(聴覚と振動覚)が加わったことで、畳のリラックス効果をより増幅して実感できるのではないでしょうか」

↑八代産畳表は、高いクッション性とリラックス効果のある香りが特徴

 

さらに、い草には吸音性もあるため、振動スピーカーを畳に仕込むと「周囲の人にとっても心地よい音響空間の創出にも繋がるのでは」と森田教授。畳が床材としての役割を超え、現代のライフスタイルやトレンドにフィットした形で、応用されることに期待を込めています。

100V型で壁寄せスタンド対応! ハイセンスが日本向け4K液晶テレビ「100U7N」を投入

ハイセンスジャパンが、100V型4K液晶テレビ「100U7N」を2024年7月に発売します。本機は世界トップの100V型テレビ出荷台数を誇る同社が日本市場に向けて展開したモデルで、実売予想価格は89万8000円前後。日本の住宅環境を考慮し、軽量化による壁寄せテレビスタンドにも対応するため、レイアウトに柔軟に合わせた設置ができます。

↑100V型4K液晶テレビ「100U7N」

 

↑壁寄せスタンドにも対応

「ローカルディミング Pro」など高画質化技術もしっかり搭載

高画質化技術もしっかり搭載。直下型LEDバックライトをエリアごとに細かく分割して制御する「ローカルディミング Pro」により、コントラストを高めて映像の奥行き感をアップ。バックライトの光を量子ドットで変換することで純度の高い色を実現する「広色域量子ドット」も搭載しています。

↑LEDバックライトのエリアコントロールによって暗部と明部の差をしっかり描写します

 

広視野角パネルを採用するほか、TVS REGZA社と共同開発した新開発「HI-VIEWエンジンII」も搭載。地デジ/BS/CS、4K放送、ネット動画、ゲームなどのコンテンツをAIが認識し自動的に最適な高画質に調整します。ネット動画特有のバンディングノイズ(階調段差)を抑制するのも特徴。

↑新開発「HI-VIEWエンジンII」のイメージ

 

音質の面では、左右メインスピーカーとサブウーファーを搭載した3スピーカーシステムで実用最大出力40Wを実現しています。前後左右に加えて、高さ方向の音表現も可能な「Dolby Atmos」に対応。迫力ある立体サウンドで、映画館のような映像体験が味わえるとのこと。

 

 

ネット動画やゲーム機能も充実

ネット動画やゲーム機能も充実しています。さまざまな動画の視聴に対応するVIDAA OSを搭載。ボタンを押してからの反応が素早く、スムーズな操作を実現したほか、検索などに便利な音声操作ができるVIDAA Voiceも搭載しています。さらに、リモコンには12社の動画配信をダイレクトで選べるボタンがあるのも便利です。

↑リモコンにはVODダイレクトボタンを12個用意

 

4K 144P入力の最新ゲーム機でも約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPro」に対応。ボタンを押してから表示されるまでの遅延が少なく、素早い動きのゲームをストレスフリーに楽しめます。

↑144Hz VRR(可変リフレッシュレート)によって、描画ずれなく滑らかな映像でゲームを楽しめます

 

発売に合わせ、7月4日~10月31日の期間に豪華購入特典キャンペーンも実施中。100U7Nを購入すると、Yogibo MAXやNintendo Switchといった「100V型堪能グッズ」の中から、好きな商品を2つ選べます。

↑「100U7N」を購入すると、もれなくプレゼントがもらえます

 

密閉と遮音で究極の没入感を楽しめる3万円未満のJBLイヤホン「JBL LIVE BUDS 3」

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」から、ハイレゾワイヤレス対応ハイブリッドノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホン「JBL LIVE BUDS 3(ライブ バッズ 3)」を7月18日(木)に発売。JBLオンラインストア、JBL Store(横浜)、JBL公式楽天市場店、JBL公式Yahoo! 店およびAmazon JBL公式ストアにて限定販売します。価格は2万6950円(税込)となっています。

 

先行して7月4日から、JBL各公式ストアにて1500円分のQUOカードや15%オフのクーポンがもらえるキャンペーンも実施されます。

 

完全ワイヤレスイヤホンはいまや音楽を聴くだけのデバイスではなく、より高いQOLを求める人々の必需品となっていることを背景に、2022年に登場した「JBL LIVE FREE 2(ライブフリー 2)」。ロングセラーとなっているこのLIVE FREE 2を筆頭とするバッズスタイルモデルに加わったのが、高い密閉性と遮音性で究極の没入感を楽しめるとうたうLIVE BUDS 3です。

 

基本的な機能は、6月に発売された「JBL LIVE BEAM 3」を踏襲。加えて、人間工学に基づく外耳道の形状に合わせた「デュアルオーバルシェイプデザイン」により、優れた装着感と密閉性を実現した設計になっています。イヤホン重量が各約4.6gと軽量も相まって、長時間での使用でも耳が疲れなさそうです。イヤーチップも4サイズ同梱されるので、さまざまなサイズの耳にフィットしてくれるでしょう。

 

本モデルはハイレゾワイヤレスに対応しているほか、ノイズキャンセリング機能やマイク性能なども最先端のサウンドテクノロジーが採用されています。充電ケースはフラッグシップモデル譲りのディスプレイ付きスマート充電ケース。カラバリもブラック/シルバー/ブルー/パープルの4色展開で、持ち歩く楽しみに一役買ってくれること間違いなし!

↑左から、ブラック/シルバー/ブルー/パープル

 

予約・発売キャンペーンについて

期間内に対象店舗で「JBL LIVE BUDS 3」を予約・購入すると、1500円分のQUOカードや各店で使える15%分のポイントやクーポンがプレゼントされます。

【予約キャンペーン】

期間:2024年7月4日(木)~7月17日(水)予約分まで

内容:

・JBLオンラインストアで1500円分のQUOカードを進呈(先着80名)

・楽天市場店&Yahoo!店で15%分のポイントを付与

 

【発売キャンペーン】

期間:2024年7月18日(木)~7月24日(水)購入分まで

内容:

・Amazon店で15%オフクーポンを付与

■キャンペーン対象店舗

・JBLオンラインストアhttps://jp.jbl.com/LIVEBUDS3.html

・JBL Amazon 店https://www.amazon.co.jp/dp/B0D6V17CBW

・JBL楽天市場店https://item.rakuten.co.jp/jblstore/live-buds3/

・JBL Yahoo!店https://store.shopping.yahoo.co.jp/jblstore/live-buds3.html

シャオミから初のオープンイヤー型イヤホン登場! 低音強化、音漏れ軽減で高まる期待

シャオミ・ジャパンは、強化された低音ドライバーとワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめるブランド初の、オープン型完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi OpenWear Stereo」を7月4日から発売します。市場想定価格は1万4980円(税込)となっています。

 

本機はGoogle Fast Pairに対応してAndroid端末とスムーズにペアリングできるほか、Xiaomi HyperOSの接続性の高さによって、視聴中のコンテンツを2機のイヤホン間でシェアすることが可能です。

 

製品のポイント

コスパの良さが魅力のシャオミもついにオープン型の完全ワイヤレスイヤホンを発売します。今回も価格のお手頃感はありつつも、装着感にこだわったデザイン、強化された低音、音漏れ防止機能など、オープン型イヤホンに求められる性能をしっかりと盛り込んでいます。

 

イヤーフック部分は人間工学に基づいて設計されており、素材には高い柔軟性と耐性を持つニッケルチタン形状記憶合金ワイヤーと、肌にやさしいシリコンを採用。イヤホン本体の重量は9.6gと軽量で、長時間の装着による耳の疲れを軽減します。また、カーブエッジ部分はメガネに干渉しにくいスリムなデザインになっており、これまでメガネとの相性が悪くオープンイヤー型を諦めていた人には新たな選択肢となるでしょう。

 

本機に搭載された17×12mmの楕円形ドライバーは、奥行きのあるダ イナミックな低音を実現。また、Hi-Res AUDIO WIRELESS認証で、高音質のワイヤレスコーデックLHDC(96kHz/24bit)対応により、繊細な音楽体験を提供します。音質は保ちながらも、イヤホン内部に内蔵された別ユニットのドライバーから発生する逆位相音波により、音漏れはしっかりと低減してくれます。

 

なお充電の持ちは、イヤホン単体で最大7.5時間、充電ケースと合わせて、最大38.5時間の音楽再生が可能。約10分の充電で1.5時間の使用ができます。

 

冒頭でも触れたとおり、対象のXiaomiデバイスとの接続で「オーディオシェア」機能を使えば、視聴中のコンテンツを2機のイヤホンで楽しむことができます。そのほか、Xiaomi HyperOS搭載のデバイスでXiaomi OpenWear Stereoからデバイスのカメラやビデオのシャッター操作、Voice Assistantの操作が可能になるなど、Xiaomiのデバイスとセットで使用することで利便性がさらに向上するオープンイヤー型イヤホンです。

レグザから「憧れのフラッグシップ」出た! 有機EL、Mini LED液晶とも明るさ・コントラスト大幅アップ

TVS REGZAは、タイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Nシリーズ」(55V型、65V型)およびタイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z970Nシリーズ」(65V型、75V型)を7月12日に発売すると発表しました。「X9900Nシリーズ」の市場想定価格は55V型が48万1800円、65V型が64万6800円。「Z970Nシリーズ」の市場想定価格は65V型が49万5000円、75V型が66万円。

↑2024年の4K 有機ELレグザと4K Mini LED液晶レグザのフラッグシップが登場!

 

↑TVS REGZAの取締役副社長・石橋泰博氏。「レグザは有機ELも本気、Mini LED液晶も本気。私がテレビを始めて15年ぐらいになりますが、今回のツートップのハイエンドモデルはその15年の歴史のなかで最もいいモデルに仕上がった」と語りました

 

マイクロレンズアレイ有機ELパネルを新開発

4K 有機ELレグザの最高峰、「X9900Nシリーズ」は新開発のマイクロレンズアレイ有機ELパネルを採用しました。有機ELが発光した光をマイクロレンズアレイ層が効率的に画面に出力。その際の発熱を、3層のアルミで構成される独自開発のハイブリッド高冷却システムが効率的に冷却することで、有機ELパネルのパフォーマンスを存分に引き出し、高輝度・高コントラストの映像美を実現するとのこと。

↑タイムシフトマシン4K有機ELレグザ「X9900Nシリーズ」(左から55V型、65V型)

 

↑マイクロレンズアレイ搭載で光を効率よく取り出すほか、独自の3層ハイブリッドアルミ高冷却システムで効果的に放熱します

 

Mini LED液晶は電流を制御してコントラストを高めた

また、4K Mini LED液晶レグザ「Z970Nシリーズ」は、同社従来比1.3倍の輝度を実現した新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載。個々のエリアごとのMini LEDの点灯時間だけでなく、電流を高精度で制御する「Mini LED高コントラストテクノロジー」に対応し、輝く光と引き締まった黒が、高コントラストを実現するといいます。

↑タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「Z970Nシリーズ」(左から75V型、65V型)

 

↑新開発の高輝度Mini LED液晶パネルのイメージ。従来比約1.3倍のバックライトのほか、低反射ARコートやワイドアングルシートも採用し、高コントラスト、広視野角を実現しました

 

↑バックライトのエリアコントロールのデモ。実際の映像(左)に応じてバックライト(右)を緻密にコントロールし、コントラストを高めます

 

画質面では「X9900Nシリーズ」「Z970Nシリーズ」とも、新たに「AIシーン高画質PRO」技術に対応しました。夜景、花火・星空、リング競技、サッカーといったコンテンツのシーンを判別し、それぞれのコンテンツに合わせて独自の映像信号処理およびパネル駆動処理を行うことで、その場にいるような光景を再現するといいます。

↑「X9900Nシリーズ」(左)と従来モデル「X9900Mシリーズ」(右)で花火のシーンを比較。明らかに黒の締まりと花火の輝きが違います

 

↑フラッグシップ2モデルには、視聴者の距離を検知し、最適な画質調整を行う「ミリ波レーダー」も引き続き搭載

 

5.1.2ch出力に対応し、画面の外から鳴る音もリアルに再現

音質面では、両機種ともに新開発のイマーシブサウンド360 PROに対応しました。新開発のオーディオポストプロセッサーにより5.1.2ch出力に対応。チャンネルごとに適切な補正を行うことで、画面の外から鳴る音までもリアルに再現します。また、スピーカーごとの周波数特性や音圧、タイミングを適切に調整する「マルチスピーカークオリティーマネージメント」も搭載しており、リアルで迫力のあるサウンドを再現するといいます。

↑スピーカーの駆動が視覚的にわかるデモ。4K Mini LED液晶レグザ「Z970Nシリーズ」では、11個のスピーカーを大出力122Wマルチアンプで独立駆動させ、5.1.2チャンネルの迫力の音場を実現します

 

「みるコレ番組ガイド」が「推し活」に役立つ機能に進化

さらに、放送済みのテレビ番組をネット動画のように思う存分楽しめる「タイムシフトマシン」など、レグザならではのユニークな機能を装備。視聴したい番組をシームレスに探すことができる「ざんまいスマートアクセス」にも対応し、録画番組、ネット動画などの垣根を超えて観たいコンテンツを好きなだけ楽しめます。

 

このほか、「みるコレ番組ガイド」が推し活などに役立つ機能として進化しました。気になるアイドルや俳優などを登録すると、そのタレントだけを集めた推しの出演番組スケジュールを表示。推し活を強力にサポート。また、新機能の「番組こねくと」では、近年増えてきた見逃し配信の視聴をサポートします。気になるテレビ番組がどの動画配信サービスで配信されているのかを簡単にチェックすることができるため、見逃し配信先を見つける時などに便利です。

↑「みるコレ番組ガイド」で推しタレントを登録しておけば、出演予定の番組スケジュールや録画済の出演番組などを一覧で表示してくれます

 

↑高画質処理回路「レグザ エンジンZRα」(左)と、Bluetoothに対応し、12個のネット動画ダイレクトボタンが付いたリモコン(右)

 

有機EL、Mini LED液晶とも明るさとコントラストを向上させ、さらなる高画質化を果たしたレグザのツートップ。有機ELは特に夜景が息を飲むような美しさで、Mini LED液晶は元気のいい鮮やかな映像が印象的。立体音響システムも搭載しているので、映画やスポーツを楽しむには最適ですね。55V型~75V型という大画面展開もあいまって、「憧れのフラッグシップ」と呼ぶにふさわしい内容でした。

Beats、噂の「新型ポータブルスピーカー」を6月25日に発表へ

アップル傘下のオーディオブランド・Beatsが、新型ポータブルスピーカーを6月25日に発表します。

↑Beatsの新型ポータブルスピーカー(画像提供/Beats by Dre/X)

 

Beatsは以前から、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ氏などを起用して、新型ポータブルスピーカーをチラ見せしていました。iOSのベータ版からはBeatsのポータブルスピーカーが見つかったこともあります。

 

Beatsは2015年10月に、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」を海外で発売しました。同ブランドが6月25日に発表するのは、Beats Pill+の後継モデルに相当するようです。また、Beats Pill+と比較すると、より丸みを帯びた形状となり、ストラップホールも追加されています。

 

以前のリーク情報によれば、Beatsの新型ポータブルスピーカーはゴールド、レッド、ブラックの3色展開となるようです。日本でも発売されるかどうかが気になります。

 

Source: Beats by Dre / X via MacRumors

最大100時間の再生時間を達成したワイヤレスヘッドホン、マーシャル「Major V」

世界の著名なミュージシャンからも愛用されているイギリスのブランド「Marshall」よ り、ワイヤレスヘッドホン「Major V」を6月21日に発売します。

 

マーシャルのアイコンが復活!

スタイリッシュな見た目と頑丈で折りたたみ可能なデザインが人気のMarshallのアイコンMajorヘッドホン。2020年発売のMajor IVでは最大80時間のワイヤレス再生時間を実現した製品となりましたが、Major Vはその水準をさらに引き上げ、100時間の再生時間を達成。Marshallで初めて開発されたMajorヘッドホンを称えるため、第5世代ではその鮮烈なサウンドや象徴的なデザインなど、細部に至るまで綿密に計算して開発されています。より長時間の使用とスピード感を求めるミュージックラバーに向けて作られたMajor Vは、クラシックなマーシャルルックを備え、日常使いの摩擦にも耐えるように設計されています。

↑「Major V」市場想定価格2万2980円(税込)

 

また、内蔵マイクがアップグレードされ、風切り音が軽減されることで通話品質が向上しました。さらに、Mボタンのカスタマイズにより、Spotify Tapに直接アクセスできます。Marshallアプリを使用してEQの設定や音声アシスタントなどのアプリ機能を有効にすることが可能て。充電制限を設定するバッテリー保護機能をオンにすることで、バッテリー寿命を最大限に活用し、ヘッドホンをさらに長持ちさせることができます。

↑付属品はUSB Type-C 充電ケーブル(約20cm)、3.5mmステレオミニケーブル(約1.35m)

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

目でも音楽を楽しむ縦型レコードプレーヤー。モダンとレトロが交わる「Fuse Vert」

コレットウェブは、縦型レコードプレーヤー「Fuse Vert(フューズ・ヴァート)」の予約販売を、クラウドファンディングサイト「Green funding」で受け付けています。2024年7月10日にプロジェクト終了予定です。

↑音楽を「視覚と聴覚」で楽しめます

 

回転するレコードラベルを見ながら、音に耳を傾けることができます。インテリアとしても独自の存在感を放ちます。

 

音質にもこだわりが。レコードプレーヤーの交換針にオーディオテクニカのAT3600Lを使用し、垂直位置でも安定した音質で再生できます。

↑音楽本来の響きを最大限に楽しめる仕様

 

モダンな佇まいに、Bluetoothワイヤレス接続やUSB接続、アナログ端子など、現代のライフスタイルに合った機能を多数搭載している点も魅力です。アナログとデジタルの両方で、音楽を自由に堪能できます。

 

実物を見たい場合は、東京・二子玉川の次世代型ショールーム「蔦屋家電+」へ。鮮やかな色彩の視聴用レコードと共に、「Fuse Vert」をプロジェクト終了まで展示しています。現行価格は、4万3900円(21%オフ)。詳細はクラウドファンディングサイトにて。

ココがポイント!

・インテリアとしても注目

・Bluetooth対応でスマホなどとも接続可能

・FMラジオ内蔵、目覚まし時計機能付きと多機能

好調ハイセンスのコスパがさらにアップ! 4K液晶テレビ「U9Nシリーズ」が劇的に進化した

ハイセンスジャパンは2024年テレビの新製品として、Mini LEDと量子ドットダイナミックカラーを搭載した4K液晶テレビ「U9Nシリーズ」を6月に発売します。サイズは75V型と65V型を用意。実売予想価格は75V型が40万円前後、65V型が30万円前後です。

↑中央が「U9Nシリーズ」。左が「U8Nシリーズ」で右が「U7Nシリーズ」

 

↑「U9Nシリーズ」のサイズは65V型で144.9×86.4(90.4)×29.0㎝、75V型で167.1×99.2(103.1)×34.0㎝ ※ともに高さ2段階あり

 

新エンジンがコンテンツを認識して自動で高画質化

本製品は従来製品「U9Hシリーズ」から画質が大幅な進化を遂げています。なかでも注目はTVSレグザと共同開発した新エンジン「HI-VIEWエンジンII」。地デジ/BS/CS、4K放送、ネット動画、ゲームなどのコンテンツを、AIが認識して⾃動的に最適な⾼画質に調整します。

↑新エンジン「HI-VIEWエンジンII」がコンテンツに応じて最適な画像処理を施します

 

このほか、「HI-VIEWエンジンII」によって、さまざまな高画質処理も実現。階調段差を抑制する「バンディングノイズ制御」や映像の揺れを抑える「フレームジャダー低減」、速い動きもすっきりクリアに⾒せる「クリアモーションPro」、肌の質感をリアルに再現する「美肌リアリティーPro」などを搭載しています。明るさや照明の色などに応じて自動で画質を調整する「おまかせセンサーPro」も便利。

↑バンディング制御の比較映像デモ。従来製品(左)ではノイズのしま模様がはっきり見えますが、U9Nシリーズ(右)ではグラデーションがなめらかです(画面右半分を参照)

 

明暗のメリハリがきいた高コントラストな映像を実現

さらに、⼩型のLEDバックライトを数多く敷き詰めることで、明るく⾼コントラストな映像を実現。さらに構造の最適化によって従来⽐で約187%の⾼輝度化(ピーク輝度)を実現し、昼間でも⾒やすい画⾯を実現しました。

エリア分割機能の「ローカルディミングアドバンスト」も搭載。直下型Mini LEDバックライトのエリアごとに分割して光の点灯を制御することで、従来のローカルディミングよりエリアを約4倍に細分化しました。明るい部分はより明るく、⿊い部分はより⿊く再現することで、有機ELに迫る⾼コントラストを実現します。

また、量⼦ドットダイナミックカラーを搭載し、バックライトの光を量⼦ドットで変換することで純度の⾼い⾊を実現。特に緑と⾚の⾊表現が⼤幅に改善し、リアルに近い広⾊域を実現するとのこと。

 

パネルには従来の低反射処理よりも画面の映り込みを50%低減するARコートの低反射素材を新採用。また、ヘイズ(曇り具合)も低く、斜めから見ても白っぽくならないのが特徴です。

 

さらに、ハイコントラストで高画質な広視野角パネルを採用することで、どの角度から見ても色が褪せることがないほか、STW補正処理搭載によって、斜めから見たときの光漏れを90%以上抑制。どこから見ても黒がくっきり見えるとのこと。

↑従来モデル(左)とU9Nシリーズ(右)を斜めから見た画面比較。U9Nシリーズは色の変化を抑え、物体の輪郭もしっかり描いており、その差は歴然です

 

ゲーマーにはうれしい機能を満載

ゲームを楽しむための機能も充実。4K 144P入力の最新ゲーム機でも約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPro」に対応し、ボタンを押してから表示されるまでの遅延が少ないので、アクションゲームやFPS、格闘ゲームなど早い動きのゲームに最適です。

 

また、ゲームプレイに特化したメニューを新搭載。リフレッシュレート、HDR、VRRの状況を随時確認でき、画像が暗くて暗部のディテールがよく見えないときなどもメニューからカンタンにバックライトや暗部ガンマを調整できます。

↑新搭載のゲーミングメニュー(画面は共通のメニューを持つU7Nシリーズのもの)

 

FPSゲームで活用できる「照準表示」も搭載しました。HDMI2.1規格の4K 144P入力に対応し、ちらつきやカクツキを抑制。従来モデルはリフレッシュレート(1秒間のコマ数)を倍速(120Hz)としていましたが、本製品では144Hzとしてさらになめらかな映像を実現し、次世代のゲームも存分に楽しめるといいます。

 

リモコンはBluetooth対応でどこに向けてもコントロールが可能なほか、12社の動画配信サービスのダイレクトボタンを備えているのが便利。

 

音質の面では、2.1.2chの7スピーカーシステムを搭載し、実用最大出力60Wという迫力の立体音響を実現。前後左右に加えて、高さ方向の音表現も可能な「Dolby Atmos」にも対応しています。

 

「U8Nシリーズ」と「U7Nシリーズ」も5月に発売

このほか、Mini LEDと広色域量子ドットを搭載した4K液晶テレビ「U8Nシリーズ」と、量子ドット搭載の4K液晶テレビ「U7Nシリーズ」も5月中旬に発売されます。「U8Nシリーズ」は55V型、65V型、75V型、85V型の4サイズで、実売価格は16万8000~35万8000円(税込)。「U7Nシリーズ」は43V型、50V型、55V型、65V型の4サイズで、実売価格は10万8000~17万8000円(税込)。

↑「U8Nシリーズ」の概要。エリア分割数やピーク輝度、パネルの低反射処理などは上位モデルの「U9Nシリーズ」に及びませんが、Mini LEDと広色域量子ドットを搭載し、144Hzの「ゲームモードPro」 に対応。「HI-VIEWエンジンII」を搭載し、多彩な高画質処理を実現しています

 

↑「U7Nシリーズ」の概要。Mini LEDは搭載せず、エリア分割には対応していませんが、広色域量子ドットを搭載。144Hzの「ゲームモードPro」や「HI-VIEWエンジンII」もしっかり搭載しています

 

今回の新製品にはTVSレグザの高画質技術との共通点が数多く見られ、その技術を惜しみなく投入したモデルであることがうかがえます。その意味で、元々高く評価されていたコスパがさらにアップした印象。近年はシェアを伸ばしているというハイセンスですが、今後もさらに多くのユーザーの支持を集めそうです。

↑生成AIを活用した接客サービス「AI接客アドバイザー」も発表されました。ハイセンスのテレビに関する質問にチャット形式で素早く答えてくれるのが便利。一部店舗に設置されたタブレットから利用できるほか、スマホでQRコードを読み取れば利用できます

もうチラ見せは十分! Beatsの噂の「新型ポータブルスピーカー」は発売間近

アップル傘下のBeatsブランドの次期ポータブルスピーカーが、米国連邦通信委員会(FCC)に登録されていたことが、海外メディアのMacRumorsによって判明しました。

↑まもなく正式にお披露目か(画像提供/MacRumors)

 

Beatsは以前、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」を販売していました。これはすでに生産が終了していますが、その後継モデルらしきポータブルスピーカーを持った元NBA選手のレブロン・ジェームズや、F1ドライバーのダニエル・リカルドの姿が目撃されています。

 

FCCへの登録は通常、製品発売の数週間前に行われるので、Beats Pill+の後継ポータブルスピーカーは6月中にも発売されることになりそうです。

 

「iOS 17.5」のベータ版から見つかったアニメーション画像によれば、Beats Pill+の後継ポータブルスピーカーは以前と同じピル型のデザインとなっています。また、ボタン類のデザインが変更され、ストラップホールとストラップも追加される模様。本体カラーはゴールド、レッド、ブラックの3色となっています。

 

Beatsの次期ポータブルスピーカーでは、USB-C充電やBluetoothバージョンの刷新などの改良も期待されています。以前のBeats Pill+と同じように、気軽にかっこよく持ち運べるポータブルスピーカーに仕上がっていてほしいですね。

 

Source: MacRumors

「SNS投稿に革命」自信を見せるパナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-S9」

パナソニックは5月23日、フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-S9」を発表しました。6月20日発売予定で、市場想定価格はボディのみで20万8000円(税込)前後、標準ズームレンズキットが24万1600円(税込)前後、高倍率ズームレンズキットが28万7000円(税込)前後です。

↑LUMIX DC-S9

 

LUMIX DC-S9は、2023年に登場した上位モデル「DC-S5M2」と同等の画質を、小型軽量ボディに詰め込んだモデルです。約24.2MPのフルサイズCMOSセンサーのほか、ライカと共同で開発した新世代のヴィーナスエンジンを搭載しています。

↑DC-S5M2と同様のヴィーナスエンジンなどを搭載

 

また、像面位相差AFを搭載し、動物や車・バイクなどに対応するリアルタイム認識AFを可能にしています。さらに動画においては、歩き撮り時の大きなブレと周辺歪みを抑制する手ブレ補正テクノロジー「アクティブ I.S.」も採用しています。

↑高精度なAF追従性能を実現

 

本体には、写真・動画に自分好みの絵作りを反映する「リアルタイムLUT」を設定するLUTボタンが搭載されています。また、LUTの保存数自体もこれまでの10個から39個に増えています。

↑新たにLUTボタンを搭載

 

このほか、画像の中央部を切り出して望遠効果を得るクロップズーム機能と光学ズームを組み合わせることで、ズームリングの操作だけで焦点距離を最大約3倍まで拡張できます。

↑画質を損なうことなく画像の中央部を切り取るクロップズーム機能と光学ズームによって焦点距離が拡張

 

本体サイズは約幅126×奥行き46.7×高さ73.9mmで、重さは本体のみで約403g。

 

また、DC-S9に合わせて新しいアプリ「LUMIX Lab」もリリースします。従来アプリ「LUMIX Sync」に比べて接続手順が簡単になったり、画像や動画の転送に5GHz帯のWi-Fiをカメラ側で選択できるようになったりしています。

↑LUMIX Lab

 

さらに、アプリ内でオリジナルのLUTを作成できます。作ったLUTをスマホからカメラに転送し、写真や動画の撮影ができるようになっています。加えてクリエイターが作成したLUTをアプリ経由でダウンロードして使うこともできます。

↑アプリで色編集も可能

 

↑有償でボディに3色のカバーを張り替えられるサービスも展開

 

SNSユーザーをかなり意識した製品

発表会の場で、パナソニック エンターテインメント&コミュニケーションの副社長執行役員 イメージングソリューション事業部長の津村敏行さんは、カメラ業界を取り巻くトレンドにおいて、SNSの利用者が大きく伸び続けていることを指摘しています。SNSだと撮影はスマホがメインではあるものの、カメラメーカーが積極的に製品を開発することで今後のカメラ市場をけん引していける、と考えているそうです。

↑SNSユーザーがカメラ業界のトレンドに

 

また、SNSユーザー側の声を聞いたところ、「SNSを通じて人生を豊かにしたい」と考える人が多いとのこと。それに対して、カメラメーカーとして進化の余地があるとしています。

 

DC-S9はそうした背景から開発に取り組んだ製品。「編集スキルがなくても魅力的な写真や動画を撮影してすぐにSNSにシェアできること」をコンセプトにしています。

 

「カメラの新製品だけでなく、新しいレンズ、新しいアプリケーションとの組み合わせによって、撮影から投稿までのワークフロー全体を革新。SNSの投稿に革命を起こすLUMIX渾身の新製品となっています」と自信をのぞかせます。

↑SNSユーザーを強く意識した新製品

 

メインのターゲットは、一眼カメラを初めて購入するSNSアクティブユーザー。一方でサブターゲットに従来から撮影を楽しむカメラ愛好者層で、2台目のカメラ需要を狙っているといいます。

↑6月20日~9月1日の間にDC-S9を購入すると、同時発売の単焦点レンズがもれなくもらえるキャンペーンも展開

 

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ハイセンスのこだわりが詰まった! Mini LED×量子ドットを搭載「U8Nシリーズ」

ハイセンスジャパンは、地デジをはじめとする放送番組はもちろんのこと、豊富な映画やスポーツなどのエンターテインメント・ネット動画も手軽に楽しめ、Mini LED×量子ドットを搭載した「U8Nシリーズ」を2024年5月中旬より発売します。

 

鮮やかなコントラスト、色表現!

↑U8Nシリーズの画面サイズは85型、75型、65型、55型の4サイズです

 

U8Nシリーズは、従来の液晶テレビよりも小型のLEDバックライトを数多く敷き詰めることで、 細部までメリハリのある、明るく高コントラストな映像を実現しています。さらに構造の最適化を図りハイセンス従来比150%(※1)の高輝度化を実現。明るいリビングでも見やすい画面となっています。

※1)ピーク輝度:ハイセンス75U8K(2023年モデル)と75U8N(2024年モデル)との比較。

 

ミニLEDバックライトと量子ドットを組み合わせた4K液晶パネル(3840×2160ピクセル)を採用。パネル方式はADSで、85型のみVAを使用しています。直下型Mini LEDバックライトをエリアごとに細かく分割して制御。明るい部分と暗い部分の差がはっきりと出ることで、映像の奥行き感がアップしています。

 

パネルの表面に低反射素材を採用。外光の反射を抑えられるので、明るい部屋でも、映り込みの少ない画面を表示できます。従来製品に対して50%(※2)反射を低減しています。

※2)反射率:ハイセンス65U7H(2022年モデル)と65U8N(2024年モデル)との比較。

 

TVS社と共同開発の新開発HI-VIEWエンジンIIを搭載しています。

 

また、まざまな国内人気の動画の視聴に対応のVIDAA OS搭載しています。ボタンを押してからの反応が素早く、スムーズな操作を実現。検索などに便利な音声操作ができるVIDAA Voiceも搭載。さらに、12社の動画配信をダイレクトで選べます。また、ダイレクトボタンを押下するとテレビの電源が自動起動する連動機能も対応しています。

 

U8Nシリーズの市場想定価格は、85型が35万8000円前後、75型が27万8000円前後、65型が19万8000円前後、55型が16万8000円前後です。(すべて税込価格)

 

 

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144Hzゲーミング対応・量子ドットを搭載した、ハイセンス4K液晶テレビ「U7Nシリーズ」

ハイセンス・ジャパンは、地デジをはじめとする放送番組はもちろんのこと、豊富な映画やスポーツなどのエンターテインメント・ネット動画も手軽に楽しめ、さらに144Hzゲーミングも対応の量子ドットを搭載した「U7Nシリーズ」を5月中旬より発売します。

 

U7Nシリーズは、バックライトの光を量子ドットで変換することで純度の高い色を実現。従来の液晶より、特に緑と赤の色表現が大幅に改善できています。ハイコントラストで高画質な広視野角パネルを採用。どの角度から見ても色が褪せることがなく、みんなで高画質を楽しめます。

↑画面サイズは65v型、55v型、50v型、43v型をラインナップ

 

圧倒的に情報量が多い4K映像を高速処理。さらに進化したハイセンス最新の映像エンジン「HI-VIEWエンジンII」を搭載。地デジ/BS/CS、4K放送、ネット動画、ゲームなどのコンテンツを、AIが認識し自動的に最適な高画質に調整します。

 

音質に関しては、左右メインスピーカーとサブウーファーを搭載した3スピーカーシステムで実用最大出力40Wを実現。重低音と臨場感でエンターテインメントを楽しめます。

 

またゲーム機能に関しては、インターフェースにHDMI2.1を採用。4K 144P入力の最新ゲーム機でも約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPro」に対応しています 。ボタンを押してから表示されるまでの遅延が少なく特にアクションゲームやFPS、格闘ゲームなど早い動きのゲームに最適です。

※4K/120Hz・4K/144Hz、1080p/120Hz・1080p/144Hz入力時の映像遅延時間。映像メニュー「ゲーム」選択時。4K/120Hz・4K/144Hz・1080p/144Hz入力はHDMI入力端子1、2のみ対応。

 

技術によりリフレッシュレートとフレームレートとのコマ落ちや入力遅延により発生する映像のちらつきやカクツキを軽減し、描画ずれのない滑らかな映像でゲームが楽しめます。

 

 

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AQUOS史上最高の明るさ、シャープmini LED搭載4Kテレビ「AQUOS XLED」登場

シャープは5月17日、mini LEDバックライトを搭載した4Kテレビ「AQUOS XLED」の新製品を発表しました。機種名と市場想定価格(税込)、発売予定日は下記のとおりです。

 

4T-C75GP1(75V型)/71万5000円前後/6月15日発売予定

4T-C65GP1(65V型)/47万3000円前後/6月15日発売予定

4T-C55GP1(55V型)/36万3000円前後/6月15日発売予定

4T-C50GP2(50V型)/25万3000円前後/6月15日発売予定

4T-C43GP2(43V型)/24万2000円前後/6月15日発売予定

↑4T-C65GP1

 

mini LEDテレビはこれまで55V型以上の大画面モデルを展開していましたが、今回新たに50V型と43V型モデルをラインアップ。近年ニーズの高い、中型に位置づけられるサイズを用意しています。

 

パネルには高密度に敷き詰めたmini LEDバックライトを映像に合わせて細かく制御する「アクティブmini LED駆動」技術を採用。輝度が従来機に比べて約15%向上して、AQUOS史上最高の明るさを実現しているそうです。また、55V型以上のモデルでは、量子ドット技術を採用した新開発の「N-Black Wideパネル」を搭載しています。視聴位置による色の変化を軽減し、斜めから見ても鮮やかな色彩を表現可能とのこと。

↑手前が最新モデルで、奥が前モデル。N-Black Wideパネルを搭載しているため、斜めから視聴しても色が白っぽくなることなく、鮮やかなことがわかります

 

画像処理エンジンは「Medalist S5X」に進化し、コンテンツに応じて自動で画質や音質を調整する「AIオート」を新搭載しました。さらに、AIが精細感を高める「AI解像」、アニメやネット動画で発生しやすいグラデーションの乱れを補正して滑らかにする「アニメ・ネットクリア」機能も新たに搭載しています。

↑新機能のAIオート。視聴環境に合わせて画質を自動で調整する環境センシングも進化し、新たに部屋の色温度を検知して調整が可能になりました

 

↑AI超解像とアニメ・ネットクリアも搭載

 

スピーカーは55V型以上のモデルと50V型以下のモデルで構成が分かれています。55V型以上のモデルは、ツイーター2基、ミッドレンジ4基、サブウーファー1基、ハイトツイーター2基、ハイトミッドレンジ2基の構成で、合計の最大出力は100W。50V型以下のモデルはツイーター2基、ミッドレンジ2基、サブウーファー1基を搭載し、合計の最大出力は50Wを実現しています。

 

なお、全機種でGoogle TVを搭載。あらゆるストリーミングサービスをひとつの画面に集約されているため、見たい作品を探しやすくなるほか、リモコンからGoogle アシスタントを起動して検索も可能です。

↑Google TVを搭載

 

また、2つの番組を画面の左右同時に表示する「ズーム2画面」機能も採用しました。放送+放送、放送+HDMI経由の映像を表示でき、画面サイズは大小9通りの組み合わせで大きさを変えながら視聴できます。音声はどちらかの映像の音を出力可能です。

↑ズーム2画面のデモ。このようにメインの画面を大きく、気になる裏番組を小さくといった表示ができます

 

また、シャープは同日に4K液晶テレビ「AQUOS」も発表。ラインアップはこちらです。

 

4T-C75GN1(75V型)/39万6000円前後/7月6日発売予定

4T-C65GN1(65V型)/28万6000円前後/7月6日発売予定

4T-C55GN1(55V型)/24万2000円前後/7月6日発売予定

4T-C55GN2(55V型)/20万9000円前後/7月20日発売予定

4T-C50GN2(50V型)/18万7000円前後/7月20日発売予定

↑4T-C65GN1

画質と音質をAIが自動調整、シャープ4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」「AQUOS OLED」新製品

シャープは5月17日、4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」「AQUOS OLED」の新製品を発表しました。機種名と市場想定価格(税込)、発売予定日は下記のとおりです。

 

AQUOS QD-OLED

4T-C65GS1(65V型)/60万5000円前後/6月15日発売予定

4T-C55GS1(55V型)/44万円前後/6月15日発売予定

↑4T-C65GS1

 

AQUOS OLED

4T-C77GQ1(77V型)/80万3000円前後/6月22日発売予定

4T-C65GQ1(65V型)/47万3000円前後/6月22日発売予定

4T-C55GQ1(55V型)/36万3000円前後/6月22日発売予定

4T-C48GQ2(48V型)/28万6000円前後/6月22日発売予定

4T-C42GQ2(42V型)/27万5000円前後/6月22日発売予定

↑4T-C65GQ1

 

AQUOS QD-OLEDの新モデルは、最新世代の「量子ドット有機ELパネル」を搭載。有機ELの発光を量子ドット層で赤・緑・青の3原色に変換することで、明暗が豊かで鮮やかな色を再現するといいます。また、発光を妨げる熱上昇を抑えるために、炭素製シートとアルミ製プレートの2層構造による「クールダウンシールドⅡ」を採用。加えて、発光量を緻密に制御するパネルの駆動回路「クライマックスドライブ2.0」も搭載しています。これらにより、従来モデルから約15%輝きを向上させたとのこと。

↑パネルの内部構造

 

↑こちらは2023年モデル

 

↑こちらは最新モデル。右側のビルに挟まれた道路あたりが上と比べてわかりやすく明るく感じられます

 

画像処理エンジンは「Medalist S5X」に進化し、コンテンツに応じて自動で画質や音質を調整する「AIオート」を新搭載しました。さらに、AIが精細感を高める「AI解像」、アニメやネット動画で発生しやすいグラデーションの乱れを補正して滑らかにする「アニメ・ネットクリア」機能も新たに搭載しています。

↑新機能のAIオート。視聴環境に合わせて画質を自動で調整する環境センシングも進化し、新たに部屋の色温度を検知して調整が可能になりました

 

↑AI超解像とアニメ・ネットクリアも搭載

 

スピーカーはツイーター2基、ミッドレンジ4基、サブウーファー1基、ハイトツイーター2基、ハイトミッドレンジ2基の構成で、最大出力は100Wを実現。サブウーファーは前モデルから体積が約1.3倍に増加させるなど、スピーカーユニットも一部進化させています。

 

一方のAQUOS OLED新モデルは、輝度性能に優れたとうたう有機EL素子と、発光にともなう発熱を抑える放熱構造を組み合わせた「S-Brightパネル」を搭載。また画像処理エンジンは「Medalist S5」を採用しています。AIオートやAI解像、アニメ・ネットクリア機能はAQUOS OLEDにも搭載されています。

 

スピーカーはツイーター2基、ミッドレンジ4基、サブウーファー1基、ハイトツイーター2基、ハイトミッドレンジ2基の構成(55V型~77V型)とAQUOS QD-OLEDと同じですが、最大出力は80W。48V型モデルはツイーター2基、ミッドレンジ4基、サブウーファー1基、ハイトツイーター2基の構成で最大出力80W、42V型モデルはツイーター2基、フルレンジ2基、ハイトツイーター2基の構成で最大出力は50Wです。

 

なお、全機種でGoogle TVを搭載。あらゆるストリーミングサービスをひとつの画面に集約されているため、見たい作品を探しやすくなるほか、リモコンからGoogle アシスタントを起動して検索も可能です。

↑Google TVを搭載

 

また、2つの番組を画面の左右同時に表示する「ズーム2画面」機能も採用しました。放送+放送、放送+HDMI経由の映像を表示でき、画面サイズは大小9通りの組み合わせで大きさを変えながら視聴できます。音声はどちらかの映像の音を出力可能です。

↑ズーム2画面のデモ。このようにメインの画面を大きく、気になる裏番組を小さくといった表示ができます

「Beats Pill+」の後継モデル? iOSベータ版で画像が見つかる

アップル傘下のオーディオブランド「Beats」からのリリースが期待されている、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」の後継モデル。その本体らしきアニメーション画像が「iOS 17.5ベータ版」から発見されました。

↑後継モデルの兆候が次々に現れる

 

Beats Pill+とは、Beatsが2015年10月に市場に投入したワイヤレススピーカー。軽量コンパクトながら堅牢なデザインと、Androidアプリが用意されていることなども好評でしたが、2022年1月に惜しくも生産が終了しました。

 

しかし先日、レジェンドバスケットボールプレーヤーのレブロン・ジェームズが、Beatsの新型ポータブルスピーカーらしき製品をちら見せ。その後には、F1ドライバーのダニエル・リカルドが、同スピーカーを持ち歩いているのが見つかっています。

 

今回の画像を見ると、Beats Pill+の後継スピーカーの本体デザインはほぼ変わらないものの、ボタンの形状が変化し、ストラップホールが追加されているようです。

 

現時点では、Beats Pill+の後継スピーカーがいつ発売されるのかは不明。ただし、セレブによるちら見せが相次ぎ、iOSのベータ版に画像が含まれていたことを考えると、その投入時期はそう遠くなさそうです。

 

Source: Aaron / X via MacRumors

レブロンが手に持っているのは何? にわかに注目を集める「Beats Pill+」の次期モデル

米NBA史上最高のバスケットボール選手の一人と言われるレブロン・ジェームズが、生産終了したアップルの「Beats Pill+」の後継モデルらしきポータブルスピーカーをインスタグラムでちら見せしています。

↑レブロン・ジェームズ選手が持っていた「Beats Pill+」の後継モデルらしきもの(画像提供/Lakers/Instagram)

 

Beats Pill+は2015年10月に海外でリリースされたポータブルスピーカーで(国内導入は2016年1月)、Bluetoothによるワイヤレス接続ができます。12時間の連続使用が可能で、充電用にLightningポートとUSB-Aポートを搭載していました。堅牢なデザインとAndroid向けにもBeatsアプリが用意されていたことで好評だったBeats Pill+ですが、2022年1月に生産を終了しています。

 

2018年にはアップルがBeatsブランドのポータブルスピーカーを199ドル(約3万1000円※)で投入するとのが流れましたが、実現しませんでした。現在のBeatsブランドにポータブルスピーカーは存在せず、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンのみがラインナップされています。

※1ドル=約154.8円で換算(2024年4月24日現在)

 

今回レブロンがちら見せした謎のBeatsブランドのポータブルスピーカーですが、Beats Pill+とは異なりストラップホール(とストラップ)が用意され、より持ち運びやすくなっています。その他の仕様は不明ですが、充電ポートはUSB-Cに変更される可能性が高そうです。

 

現時点では、今回のInstagramでの投稿以外の一切の情報がない、Beats Pill+の次期モデル。Beatsらしいパンチのあるサウンドを聞かせてくれる、ポータブルスピーカーとして登場してほしいものです。

 

Source: Lakers/Instagram via 9to5Mac

Nothingの新型イヤホン「Ear/Ear (a)」、海外メディアはどう見る? コスパ最強説も…

英Nothingは、新型ワイヤレスイヤホン「Ear」と「Ear (a)」を発表しました。

↑新登場の「Ear (a)」と「Ear」(画像提供/Nothing)

 

同社のこれまでのイヤホンと同じく、スケルトンデザインが特徴のEarおよびEar (a)。どちらもハイレゾオーディオと、最大45dBに強化されたアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応し、「低音強化アルゴリズム」や「クリアボイステクノロジー」「デュアル接続」も利用できます。

 

バッテリー駆動時間はEarが最大8.5時間、Ear (a)が最大9.5時間。どちらも高速充電に対応し、10分の充電で10時間の使用が可能。また両モデルとも、IP54の防塵・防水仕様に対応しています。

 

Earについて海外メディアのPC Magazineは、「豊かな低音と緻密な高音を備えた、優れたオーディオ品質」だと評価。一方で、本体ケースに傷や亀裂が入りやすいことも指摘しています。Ear (a)に対して海外メディアのBGRは、「優れたオーディオ品質と良好なANC、十分なバッテリー駆動時時間」を長所だと評価したものの、「ワイヤレス充電や高度なEQがない」のが短所だとしています。

 

価格はEarが2万2800円、Ear (a)が1万4800円。本体カラーは前者がブラックとホワイトの2色、後者はブラック・ホワイト・イエローの3色。公式ページでは予約注文を受け付けており、どちらも4月22日以降に順次出荷を開始します。アップルのワイヤレスイヤホンの半額程度で購入できるEarおよびEar (2)、かなりコスパの高い製品に仕上がっているようです。

 

Source: Nothing

2台同時接続に対応! 映画の世界に入り込んだような臨場感が味わえるソニーのネックスピーカー「HT-AN7」

ソニーはネックスピーカー「HT-AN7(BRAVIA Theatre U)」を、6月14日に発売します。市場想定価格は4万円前後(税込)。

 

同製品は、XRプロセッサ搭載BRAVIAと、別売りのトランスミッターを接続することで、Dolby Atmosなどの立体音響を再生可能。

 

ユニットサイズを拡大した新開発X-Balanced Speaker Unitを採用し、クリアなサウンドと迫力ある低音を楽しめます。

 

また、これまで要望が多かったという、Speaker Add機能を用いた2台同時接続に対応しています。

 

バッテリー持続時間約12時間ロングバッテリーを搭載。急速充電にも対応し、10分の充電で約60分の再生が可能です。

 

アジャスタブルネックバンド機構の採用により、首の太さなど個人の体形に合わせた幅調整が可能です。内部はソフトマテリアル素材を採用し、装着感も向上させています。

 

同梱ケーブル・変換アダプターを使用して、PlayStation 5のコントローラーやPCなどとの有線接続(Audio-in)に対応。低遅延でゲームをプレイできます。

サウンドバー単体で360立体音響を味わえる! ソニー、サウンドバー「HT-A9000」「HT-A8000」とホームシアターシステム「HT-A9M2」を新たに発売

ソニーはサウンドバー「HT-A9000(BRAVIA Theatre Bar 9)」「HT-A8000(BRAVIA Theatre Bar 8)」と、ホームシアターシステム「HT-A9M2(BRAVIA Theatre Quad)」を6月1日に発売します。市場想定価格は、HT-A9000が21万円前後(税込)、HT-A8000が14万円前後(税込)、HT-A9M2が33万円前後(税込)。

↑HT-A9M2

 

今回発売となる各製品は、いずれも「360 Spatial Sound Mapping」による立体音響体験を味わうことができるほか、ソニー独自のアップミキサーにより、地上波放送やストリーミングなどの2chコンテンツも立体音響化して楽しめます。なお、HT-A9000、HT-A8000ともに、サウンドバー単体で360 Spatial Sound Mappingに対応しています。

↑サウンドバー単体「360 Spatial Sound Mapping」イメージ

 

スピーカー位置や視聴位置に応じた自動音場補正機能を搭載。視聴位置はスマホアプリ「Sony|BRAVIA Connect」を使用することで、ワンタップで識別し、その場所に最適化します。さらにHT-A9M2は、部屋の環境(音響特性)も検出した高精度な最適化も行なえます。

↑アプリ「Sony|BRAVIA Connect」

 

HT-A9000とHT-A8000はクリアなダイアログと高音質が特徴の2ウェイスピーカーを搭載。サイドスピーカーによる広がりのあるリアルなサラウンドが楽しめます。小型化を行ない設置性を高めたスリム筐体で、リビングに調和するミニマルなデザインです。

↑HT-A8000

 

HT-A9M2は迫力の低音と立体的な音の広がりが楽しめる3ウェイスピーカーを搭載。設置方法は棚/台置きと壁掛けの2パターンが選択でき、ワイヤレス接続で自由度の高いレイアウトが可能です。

↑HT-A9M2

もうすぐ発表? 新型「Pixel Buds Pro 2」らしき充電ケースの登録が認証機関で見つかる

グーグルがワイヤレスイヤホンPixel Buds Proを発売してから、もうすぐ2年が経過します。そんな中、後継モデル「Pixel Buds Pro 2」用らしき充電ケースの登録が複数の認証機関で見つかったと報告されています。

↑新モデルはまもなく発表?

 

これらはインドメディアの91mobilesが発見したもので、デンマークの国内認証機関UL Demkoと韓国のSafety Koreaのデータベースにあったと述べています。

 

充電ケースの型番は「GH8tQ」でバッテリー容量は650mAhとのこと。これは初代のバッテリー容量(620mAh)より少し大きくなっており、駆動時間が長くなる可能性もありそうです。

 

製造委託先が重慶VDLエレクトロニクスであること以外に、具体的な情報は他に出ていません。いつ発売されるのか、どのような機能が搭載されるのか、これまでに噂話もなかったようです。

 

しかし、初代Pixel Buds Proの例を振り返れば、同じく5月の開発者会議Google I/Oで発表され、今年後半に発売するという展開となるのかもしれません。

 

初代製品のスペックと特徴を軽くまとめると、インイヤータイプのデザインで、耳の形状に合わせてノイズキャンセリングを調整する「Silent Steal」機能を搭載。

 

また、内蔵センサーが耳の奥の気圧を測定して自動的に減圧することで快適に使用でき、ノートPCやタブレット、Android OSやiPhoneなど接続先の切り替えもスムーズ。「OK Google」と話しかけるだけで、道案内やリアルタイム翻訳なども利用できます。

 

もしPixel Buds Pro 2が5月に発表されるのであれば、今後数週間のうちにさまざまな噂や自称リークも出てくるはず。噂のお手ごろ価格スマホ「Pixel 8a」とともに、全貌が明らかになることを楽しみに待ちたいところです。

 

Source: 91mobiles
via: Wccftech

ボタンひとつで低音強化、ソニーの新スピーカー「ULT FIELD 1」「ULT FIELD 7」

ソニーは4月16日、ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 1」および「ULT FIELD 7」を発表しました。発売日と市場推定価格(税込)は下記のとおりです。

↑ULT FIELD 1。ブラック/オフホワイト/フォレストグレー/オレンジの4色をそろえます

 

ULT FIELD 1 4月26日発売 2万円前後

ULT FIELD 7 5月24日発売 6万6000円前後

 

両モデルはともに、重低音に特化した新たなシリーズ「ULT POWER SOUNDシリーズ」として登場した新製品です。ソニーによると、ワイヤレススピーカーを購入する際にユーザーは重低音に注目しているとのこと。今回の新モデルはそうしたニーズに沿って発表したといいます。

 

ULT FIELD 1は自分の部屋やお風呂、アウトドアなど、好きな場所に持ち運んで使うことを想定したモデル。約幅206×奥行き76×高さ77mmとコンパクトながら、ダイナミックな低音を実現しています。スピーカーユニットは低域を担当するウーファーと中高域を担当するトゥイーターの2way構成。加えて、低域を強化するパッシブラジエーターを2基搭載しています。

 

またユニークなのは「ULTボタン」の搭載で、ボタンを押して「ULT POWER SOUND」モードをオンにするだけで低域とパワー感を高めてくれます。オンオフは専用アプリ「Music Center」でも切り替えられます。

↑本体操作部の端に搭載されたULTボタン。低域を強化し、音楽のパワー感を向上させてくれます

 

本体はIP67の防じん/防水に加え、防錆性も備えているため、お風呂場などで使用可能。さらに落下の衝撃に強く、高い耐久性を実現しています。また、横置き縦置きに対応しているうえに、ストラップも付いているので、好きな場所に設置しやすくなっています。

↑縦置き横置きとストラップで、シーンを選ばず使えます。なお、360度スピーカーではありません

 

このほか約12時間持続するバッテリー、ハンズフリー通話などの機能を採用しています。コーデックはAAC/SBCに対応。

 

ULT FIELD 7は自宅での音楽鑑賞や、アウトドアなどの際に大人数で音楽を楽しむのに向いているモデル。サイズは約幅512×奥行き222×高さ224mm、重さ約6.3kgと大きめです。

↑ULT FIELD 7。カラバリはブラックの1色展開

 

スピーカーの構成はウーファー2基とトゥイーター2基、パッシブラジエーター2基。ウーファーは振動板の面積を大きくした「X-Balanced Speaker Unit」を採用することで、パワフルな重低音を実現しているそうです。またトゥイーターも直径約46mm径サイズにすることで、広い帯域の再生に対応。これらのバランスを調整することで、重低音とクリアなボーカルを再現しているとのこと。

↑真ん中にウーファー、両サイドにトゥイーター、両端にパッシブラジエーターを搭載

 

こちらもULTボタンを搭載。深い重低音を再生するULT1、パワー感を強調した重低音を再生するULT2の2モードに対応しています。Music Centerからの切り替えも可能です。

 

このほか、約30時間持続するバッテリー、IP67の防じん/防水および防錆性能、縦置き横置き、LDAC/AAC/SBCコーデックなどに対応しています。

 

なお、カラオケでの使用を想定し、マイク/マイク・ギター端子とマイク入力時のキーコントロールボタン、マイクエコーボタン、オーディオ入力端子、音楽再生と給電が可能なUSB端子を搭載しています。

↑背面にインターフェースがまとまっています

「ソニー史上最高の重低音体感」ヘッドホン新モデル「ULT WEAR」が登場

ソニーは4月16日、Bluetoothヘッドホンの新モデル「ULT WEAR」を発表しました。市場想定価格は3万3000円(税込)で、発売は4月26日を予定しています。

 

ULT WEARはソニーが新しく作った、重低音に特化した「ULT POWER SOUNDシリーズ」の製品。新シリーズとしては同時に、ワイヤレススピーカーも発表されています。

 

ソニーによると、オーバーイヤータイプのヘッドホンは2021年度から2024年度にかけて右肩上がりで伸びている市場とのこと。また、ソニーの製品では「WH-1000XM5」のような高級ヘッドホンを買う10~20代の若年層が増えているといいます。これらによって、オーバーイヤーヘッドホンが伸びている要因のひとつに、若年層の存在があると考えているそうです。加えて、独自のアンケートでは迫力の重低音を楽しみたいと思っている人が多いことがわかったとのこと。

 

ULT WEARは、そうしたニーズに応えるために、ターゲットを若年層に寄せた製品になっています。

 

本体には、専用に設計した40mmのドライバーユニットを搭載。振動板の可動性を高めることで迫力のある重低音再生が可能なほか、クリアな中高域を実現しているといいます。さらに、重低音の魅力を引き出すチューニングを掛け合わせることで、「ソニー史上最高の重低音体感」や自然で広い音場感を楽しめるとのこと。

 

ヘッドホンには、重低音をさらに強化するチューニングを施す「ULTボタン」を搭載。「オフ」/「深い低域を強調するULT1」/「さらにパワー感を強調するULT2」のモードに切り替えられます。ソニー史上最高の重低音体感が得られるのはULT2にしたときです。

↑ボタンを押すと重低音が強化されるULTボタン

 

ヘッドホンの性能として求められるノイキャン性能も強化。「統合プロセッサーV1」を搭載したうえ、4つのマイクでノイズを除去するデュアルノイズセンサーテクノロジーを採用し、WH-1000XM5/「WH-1000XM4」に次ぐノイキャン性能を実現しています。

 

統合プロセッサーV1はクリアな高音質も実現するほか、圧縮音源をCD音質相当までアップスケーリングする「DSEE」、高音質コーデックのLDACにも対応しています。なお、ヘッドホンのハードウェアとしてはハイレゾ/ハイレゾワイヤレスには非対応です。

 

このほか、風ノイズなどを低減するマイク周辺機構の新設計、頭の動きに合わせて音の聞こえる方向が変化する「ヘッドトラッキング」対応、ノイキャンオンの状態で約30時間のバッテリーなどを実現しています。

↑製品のカラバリはブラックのほかにフォレストグレーと

 

↑オフホワイトを用意

JBL、Bluetooth スピーカー「JBL GO 4」「JBL CLIP 5」を同時発売。スマホ直聴きの人へ向けた新型は豊富な全9色がラインナップ

ハーマンインターナショナルは、JBLの新型Bluetooth スピーカーとして「JBL GO 4」と「JBL CLIP 5」を、4月5日から順次販売を開始した。オンラインストア販売価格は、JBL GO 4が7700円、JBL CLIP 5が9900円(いずれも税込)。

↑JBL GO 4(写真手前、左からファンキーブラック、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、スクワッド)、JBL CLIP 5(写真奥、ブルー)

 

スピーカーユーザーの潜在層を狙った新たな考え方

2024年に創設78年目を迎えるJBLは、高い技術力によるサウンドパフォーマンスが世界中で高い評価を得てきた。しかし、2015年の「Apple Music」のサービス開始以降、音楽サブスクの需要は年々高まり、2023年には音楽市場においてストリーミングが全体の約3割を占める結果となった。音楽の聴き方が激変した昨今、同社は「これまでと同じことをしていても仕方がない」と、商品開発に対する考えを改めたという。

 

その根拠の追求のため、同社は「日本の音楽聴取に関する調査」を実施。調査の結果、ストリーミングで音楽を聴いている層は、15歳~49歳の男女400人のうち約40%、20代で60%以上の人が利用していることが明らかとなった。この層に対して、「どうやって音楽を聴いているのか」を質問すると、72%がワイヤレスイヤホンを使用。33%がスマートフォンの内蔵スピーカー、17%がポータブルスピーカーを使用していた。

↑2024年3月25日~26日実施「日本の音楽聴取に関する調査」より

 

スマートフォンの内蔵スピーカーを使った、いわゆる「スマホ直聴き派」は、特に20代女性に多い。イヤホンにはコストを割くのに、なぜスマホのスピーカーを使うのか? という疑問を解消するために、同社はイヤホン/スピーカーを使うシーンを分析した。その結果、スピーカーは「朝のメイク中や身支度中」「料理や掃除など、家事の最中」など、いわゆる「ながら聴き」で使用するという声が多く挙がった。

 

ハーマンインターナショナル マーケティング部 シニアマネージャー 濱田直樹氏は「音楽の楽しみ方が多様化してきていることを実感しました。イヤホンは独りで没入するとき、スピーカーはメイクや料理などの家事、キャンプなどゆったりと “ながら” での利用、と住み分けができている」と、潜在的なポータブルスピーカーユーザーがいる可能性に触れ、この結果をチャンスと捉えたことを熱弁。

 

「ポータブルスピーカーの良さを、スマホ直聴き派の人たちへアプローチする余地は十分にある。使用シーンと合わせてスピーカーを使うことを提案していきたいです」と、スピーカーユーザー拡大の可能性についても述べた。

↑ハーマンインターナショナル マーケティング部 シニアマネージャー 濱田直樹氏

 

「スマホ直聴き」派に向けた、Auracast対応の高音質Bluetooth スピーカー

こうしたさまざまなライフスタイルシーンで音楽を楽しめるスピーカーとして、今回登場したのがポータブルBluetoothスピーカーJBL  GO 4とJBL CLIP 5。全世界累計販売5500万台を超える大人気シリーズが、4年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新モデルだ。

 

いずれも45mmフルレンジ・ドライバーを搭載。JBL GO 4の搭載ドライバーは、前モデル比16%のサイズアップを果たした。新設計のパッシブラジエーターも共に搭載されている。JBL CLIP 5については前モデル比で10%拡大された。

 

パッシブラジエーターによりサウンドも進化。前モデル比10%深みの増した低域再生が可能となった。さらに、ユニットの強化に伴い、アンプも最適化することで、前モデル比最大20%の音圧強化をも可能とした。

↑手のひらサイズのコンパクトな筐体を維持しながらも、進化したパワフルサウンドを実現した

 

機能面では、GO/CLIPシリーズ初となる専用アプリ「JBL Portable」に対応。複数の機種を一元管理できるだけでなく、サウンドイコライザーの調整や製品のリネーム、起動音のOn/Off、製品のファームウェアアップデートなど、さまざまなカスタマイズが可能になった。

 

BluetoothはLE Audio対応で、2台のスピーカーを無線で接続する「ワイヤレスステレオ再生」が可能となり、より広いサウンドステージを実現。新機能「Auracast」により、複数の対応機器と連携して同時再生をするマルチスピーカー機能も備わっている。さらに、シリーズ初となるマルチポイント接続にも対応する。

 

JBL GO 4は、最大7時間の連続再生が可能だが、「プレイタイムブースト」によりバッテリー寿命が2時間増える。JBL CLIP 5は最大12時間連続再生が、3時間延長可能。いずれもIP67等級の防水防塵対応なので、安心して屋外での使用やボディの丸洗いをすることができる。

 

外観面では、JBL CLIP 5がモデル名の由来でもあるカラビナ構造をブラッシュアップし、ゲート開口部分を直径16mmから23mmに拡大。「直径23mmは、100円玉よりも少し大きい口径です。例えば、浴室の物干しポールなどにも引っかけやすいなど、さまざまなライフスタイルシーンでの使い勝手向上を目指しました」(濱田氏)と、多様化する音楽の楽しみ方への配慮にも余念がない。

↑JBL CLIP 5の使用シーンイメージ。カラビナのゲート開口部を直径23mmに拡大したことで、従来モデルより幅広い使用シーンでの使用が可能になった

 

カラーバリエーションは、両モデル共にスウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープルの全9色がラインナップされた。パープルは公式サイト限定販売とのこと。

↑JBL GO4のカラーバリエーション。上左から、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープル

 

↑JBL CLIP 5のカラーバリエーション。上左から、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープル

 

イメージキャラクター・詩羽さんも「好きな色がギュッと詰まってる!」と大絶賛

4月5日からは、春のキャンペーン「わたし、響け!」の第1弾もスタート。同キャンペーンのイメージキャラクターに起用された、水曜日のカンパネラ・詩羽さんが、JBL Go 4と共に舞い踊る新WEBCM公開のほか、東京・渋谷エリアをはじめとした全国の主要都市をJBLがジャックする野外広告を展開していく。

↑春キャンペーン「わたし、響け!」のイメージ

 

取材の場に登壇した詩羽さんは、今回の新製品についての印象を聞かれると「色の配色が印象的です。お気に入りは、自分の好きな色がギュッと詰まったスウォッシュピンク! 意識してなかったんですけど、今日の服装にも合っていて、すごく私らしい色だなって」と、WEBCMでも使用した同カラーを手にニッコリ。

↑ビビッドな装いで登場した詩羽さん。「ピンクとイエローとミントグリーンの配色がめちゃくちゃ好み!」と大絶賛

 

スピーカー初心者に向けてのメッセージでは「GO 4はすごくコンパクトで、手が小さい人でも簡単に持てちゃう。皆にとってすごく馴染みやすいものになるんじゃないかと思うので、ぜひ音楽をもっと手軽に、気軽に、スピーカーで楽しんでもらえたらなと思っています」と、製品特徴のひとつであるコンパクトさにも触れアピールした。

↑「カラフルな春をGO 4と一緒に楽しんでほしいです」、と笑顔でアピールした

 

さらに、国内最大級のスニーカーアプリ「スニーカーダンク」と初のコラボレーションキャンペーンも実施中だ。個性あふれる9色のカラーバリエーションを持つJBL GO 4とJBL CLIP 5を、ファッションのコーディネート感覚で楽しんでもらいたい、という思いからスニーカーのプロが厳選したそれぞれのカラーとマッチするレアスニーカーをセットに、各色1セットの計18名にプレゼントされる。キャンペーン期間は5月31日(金)まで。春キャンペーン特設サイトから必要項目を記入して応募する。濱田氏はこの取り組みについて「スピーカーを持っていない人にも興味を持ってもらうきっかけになれば」と、締め括った。

↑「スニーカーダンク」とのコラボレーションセットの一例。どれもファン垂涎のレアスニーカーが選ばれている

 

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ネット動画やゲーム・エンタメを存分に楽しめる!ハイセンスのフルハイビジョン/ハイビジョン液晶テレビ「A4Nシリーズ」

ハイセンスジャパンは、ネット動画やゲーム・エンタメを存分に楽しめるフルハイビジョン/ハイビジョン液晶テレビ「A4Nシリーズ」を4月上旬より発売。

↑ハイセンス「A4Nシリーズ」

 

好みのネット動画コンテンツを存分に楽しめる

A4Nシリーズの画面サイズは40型(幅900mm)、32型(幅721mm)、24型(幅553mm)の3種類です。

 

A4Nシリーズ最大の特徴は3つ。まずは、ネット動画アプリのダウンロード・インストールが一切不要で、購入してすぐにネット動画を楽しめます。観たい動画配信をダイレクトに選べる「VODダイレクトボタン」を12個搭載。ボタンを押すとテレビの電源が自動起動するので、観たい動画が手間なく素早く楽しめます。

 

続いて、スマートフォンの画面をテレビ画面に映し出して、みんなで画面をシェアできる「スクリーンシェア」機能を搭載。Apple AirPlay2対応により、Apple製デバイスの画面をスクリーンシェアすることができます。また、Anyview Cast対応により、Androidデバイスの画面をスクリーンシェアすることもできます。

 

さらに、ボタンを押してから表示されるまでの遅延が少なく、特にFPSや格闘、アクションゲームなど判定にシビアなゲームに最適な「低遅延対応ゲームモード」も搭載しています。

 

気になるA4Nシリーズの画質は?

映像をよりきれいに映し出す高画質エンジン「HI-VIEWエンジン2K」は、ネット動画用の高画質処理機能を搭載し、よりコンテンツに適した高画質を実現します。豊富な映像メニューを搭載しスポーツ観戦、ゲーム、PCモニターなど見たいコンテンツに合わせて画質を選択することも可能です。

 

お部屋の明るさに応じて画面の明るさを自動的に調整してくれる「おまかセンサー」を搭載。テレビの下の面に搭載されるおまかセンサー(環境光センサー)により、部屋の明るさに応じてテレビのバックライトの明るさを自動的に調整します。さらに、「暗い部屋でももう少し明るい画面で観たい」ときなど、明るさ詳細設定でカスタマイズができます。放送、ネット動画、映画鑑賞、ゲーム、モニターなど様々な用途に対応。

↑映像をよりきれいに映し出す高画質エンジン「HI-VIEWエンジン2K」

 

32A4Nは、斜めから見ても見やすい画質ADSパネル採用。テレビを正面から見ることができない場所からも美しい映像が視聴できます。一方、40A4Nと24A4Nは高コントラストが映えるVAパネル採用し、黒が引き締まってハイライト部分も明るい映像で楽しめます。

 

原音の持つディテールがよみがえる「オートボリューム」搭載

番組とコマーシャルが変わるたびに頻繁にボリュームを合わせなくて済むほどの音量差に保ちます。映画やドラマでは爆発音などの大音量を抑える一方、聞き取りにくい呟きやささやきを適度に増幅し、製作者の意図する効果を損なわない範囲で安定した音量で再生します。さらにブルーレイディスク再生時でも音量低下を補って、ほかの番組ソースとの音量差を減らします。

 

市場想定価格は、40型が4万4800円前後、32型は3万7800円前後、24型で2万9800円前後です。(すべて税込価格)

 

 

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レグザエンジンZRを搭載した4K有機EL、4K Mini LED液晶、4K液晶新型モデルが一挙発表!

TVS REGZAから4K有機ELレグザ「X8900N」シリーズ、4K Mini LED液晶レグザ「Z870N」シリーズ、4K液晶レグザ「Z670N」シリーズ。レグザサウンドシステム「TS216G」など、新型モデルが多数発表されました。

 

ハイパフォーマンス有機ELレグザとなる「X8900N」シリーズ

X8900Nシリーズには、48、55、65型の3サイズが用意されています。4月12日より発売。最新世代の有機ELパネルになり輝度が向上したほか、処理回路が「レグザエンジンZR」へアップデート。ネット動画が高画質に視聴できる「新ネット動画ビューティ」や「みるコレ 番組ガイド」などの機能も追加されています。

↑市場想定価格は65型「65X8900N」44万円前後、55型「55X8900N」33万円前後、48型「48X8900N」26万4000円前後 ※すべて税込

 

本シリーズには新開発レグザ専用高コントラスト低反射有機ELパネルモジュールを搭載しています。ガンマ特性、輝度特性にレグザ独自のチューニングを施した有機ELパネルにより、高コントラストな映像を実現。まばゆい輝きから漆黒までメリハリのある映像を再現します。

 

 

また、ネット動画の特性に合わせて高画質処理することにより、コントラスト・精細感をアップさせ、低フレームレートコンテンツもなめらかに再生します。さらに、YouTubeなどの高圧縮コンテンツで発生しがちな圧縮ノイズやバンディングを抑制。なめらかで自然な高画質を実現します。

 

地上デジタル放送においても画面のエリアごとにあらわれるさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現。文字まわりのノイズや動きのある映像で発生する動きボケを抑えて、クリアな映像を描き出します。

 

人肌の立体感や質感を向上させるとともに、黒ずみや白飛びなどを抑制し、自然な人肌を再現。さらに、撮影環境などの影響によりカラーシフトした人肌を自然で美しい色合いに再現します。

 

オーディオ面では「レグザ重低音立体音響システムXP」を搭載しています。実用最大出力合計値72Wのマルチアンプが、ダブルパッシブラジエーターを組み合わせたフルレンジスピーカー、クリアツィーターの合計6個のスピーカーを駆動。のびやかでクリアな高域再生とパワフルな低音再生を実現します。

 

機能面では、テレビ番組/ネット動画の垣根を超えて視聴したい番組をシームレスに探すことができる「ざんまいスマートアクセス」に対応。さらに「みるコレ番組ガイド」が推し活などに役立つ機能として進化しています。気になるアイドルや俳優などを登録すると、そのタレントだけを集めた推しの出演番組スケジュールを表示。推し活を強力にサポートします。また、新機能の「番組こねくと」では、近年増えてきた見逃し配信の視聴をサポートします。気になるテレビ番組がどの動画配信サービスで配信されているのかを簡単にチェックすることができるため、見逃し配信先を見つける時などに便利ですね。

 

美しいハイスペックMini  LEDレクザとなる「Z870N」シリーズ

Z870Nシリーズは、55型、65型、75型の3サイズを用意し、5月31日より発売。輝度が従来比約1.3倍にアップした新開発4K Mini LED液晶パネルモジュールを搭載しています。LEDの点灯エリアを緻密に制御し、発生しがちなハロを抑制するとともに、明部と暗部の階調性豊かな高コントラスト映像を実現します。

↑市場想定価格は75型「75Z870N」52万8000円前後、65型「65Z870N」39万6000円前後、55型「55Z870N」30万8000円前後 ※すべて税込

 

いずれのシリーズにおいても、高画質映像処理エンジンはレグザエンジンZRを採用しています。パネルのポテンシャルを引き出しつつ、ノイズの少ない高精細な映像を再現。ネット動画が高画質に視聴できる「新ネット動画ビューティ」や、みるコレ番組ガイドなどの機能も追加されています。

↑地デジやBS・CS放送はもちろん、最新のネット動画も高画質に楽しめる最新のレグザエンジン

 

なお、最大6チャンネルを同時にHDDに録画できるタイムシフトマシンは、4K Mini LED液晶レグザZ870Nシリーズのみ対応しています。

 

オーディオ面では「レグザ重低音立体音響システムZ」を搭載しています。実用最大出力合計値60Wのマルチアンプが2wayメインスピーカーやトップツィーターなどを駆動し、迫力のサウンドを奏でます。

 

鮮やかで高コントラストな映像が美しいレグザとなる「Z670N」シリーズ

Z670Nシリーズは、43型、50型、55型、65型、75型の5サイズが用意され、5月17日より発売。新開発全面直下型広色域高輝度LEDパネルモジュールを採用。広色域バックライトLEDを使用し鮮やかで高コントラストな映像を楽しめます。

↑市場想定価格は75型「75Z670N」37万4000円前後、65型「65Z670N」28万6000円前後、55型「55Z670N」24万2000円前後、50型「50Z670N」18万7000円前後、43型「43Z670N」16万5000円前後 ※すべて税込

 

いずれのサイズにおいても、高画質映像処理エンジンはレグザエンジンZRを採用しています。パネルのポテンシャルを引き出しつつ、ノイズの少ない高精細な映像を再現。ネット動画が高画質に視聴できる新ネット動画ビューティや、みるコレ番組ガイドなどの機能も追加されています。

 

Z670NシリーズはZ870シリーズ同様、レグザ重低音立体音響システムZを搭載。実用最大出力合計値60Wのマルチアンプが2wayメインスピーカーやトップツィーターなどを駆動し、迫力のサウンドを奏でます。

 

Dolby Atmosに対応するサウンドバー「レグザサウンドシステム」も登場

5月17日発売のレグザサウンドシステムTS216Gは、Dolby Atmosに対応。前後左右だけでなく、高さ方向の表現を加えた立体音響技術により、没入感のあるサウンドを再現します。ハイレゾ音源の再生にも対応。実用最大出力合計値120W(非同時駆動、JEITA)のマルチアンプが40kHz以上の高域が再生可能なツィーターと2基の高性能なバスレフ型ウーファーを駆動し、低域から高域まで繊細・鮮明に奏でます。Bluetoothを使用しスマートフォンなどのデバイスと連携すれば、音楽配信サービスの楽曲を再生することも可能です。

↑「TS216G」の市場想定価格は3万8500円前後(税込)

 

また、レグザのリモコンひとつでサウンドシステムの音量調整や、設定画面からサウンドシステムの設定変更ができます。

↑テレビラックの上に置いてもテレビ視聴の邪魔にならないサイズ感

 

 

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レトロポップで可愛い! けど使いやすいの? 低価格なエレコム完全ワイヤレスイヤホンをチェック

「デザインや機能性に注目したいポータブルオーディオ機器」を、イラスト入りでレビューする本企画。今回取り上げるのは、パソコン周辺機器で有名なエレコム(ELECOM)が販売している完全ワイヤレスイヤホン「LBT-TWS16CS」です。直販サイト価格は4980円(税込)。

 

パソコン周辺機器売り場でよく見かけるあのメーカー

エレコムと聞いて、「ああ、PC用マウスとかスマホ充電機器とか出してるとこね」とピンと来るのは、普段からパソコンやスマホ関連の情報に詳しい人でしょう。

 

ちなみにそんなに詳しくない人でも、メーカーロゴを目にすれば「あ、家電量販店で見たことある!」と思い出すのでは? 最近は家電事業にも参入していて、GetNaviをはじめとするモノ業界で話題になることも多かったりします。

エレコムの調理家電に注目! お皿のように食卓に馴染むIHホットプレート「HOT DISH」

 

…と、ここで「いやエレコムって、家電より前からイヤホンにも力を入れてたよね!」というポタオデファンの声が聞こえてきそうです。

 

そう、実はエレコム、有線イヤホンの時代から単なるPC周辺機器としてだけではなく、しっかり音にこだわったイヤホンも作ってたんですよね。かなり前ですが「意外にいい音、エレコム。」なんていうやや自虐の入った? 製品コピーもキャッチーでした。

 

で、今回取り上げるLBT-TWS16CSの印象を簡単に言うと、「そんなエレコムのイヤホン開発の知見を生かしつつ、今どきのニーズに合わせながら良い具合に力が抜けたTWS」です。

 

クリームソーダがモチーフのレトロポップなデザインが可愛い

本製品は、同時に発表された「LBT-TWS16」というイヤホンのカラバリシリーズだったりします。スタンダードシリーズもブラック、ネイビー、ピンク、ホワイトと、普通にオシャレなカラバリなのですが、これがLBT-TWS16CSになると、メロン、ラムネ、イチゴ、レモンという、ネーミングからしてテンションの上がる4色になるのです。

 

そう、このカラバリは「クリームソーダ」がモチーフ! つまり型番末尾のCS=クリームソーダということでしょう。

 

実物を見てみると、いやもう、まずパッケージが可愛い! クリームソーダが描かれ、ちょっとレトロなフォントを使った味わいあるデザイン。見つけたらジャケ買いしちゃいそうです。

↑ちょっと見てくださいよ、このグッとくるパッケージデザインを

 

そして中身を箱から取り出すと、スケルトンの充電ケースに目を惹かれます。スタンダードモデルとは異なる非常に抜け感のあるケースデザインは、透明なグラスの中に注がれた涼やかなソーダ水と、そこにアイスクリームが添えられている様子を彷彿とさせます。フタの表面に赤いサクランボが描かれているのも愛らしい!

↑4色ともカラーリングが絶妙で、アクセサリー感覚でバッグに入れられそうです

 

さらにイヤホン本体は、ソーダ水の中にアイスクリームが溶けて混ざったような、クリーミーな色なのがポイント。とにかく、4色とも全部可愛い!

↑ケースを開くと出てくるイヤホンはクリーミーな色合い。耳に挿れても変に主張しません

 

単体で見てもパステルカラーでキュートなイヤホンだなと思うのですが、それが充電ケースとセットになることで、まるでクリームソーダのグラス(=ケース)と中身(イヤホン)のようなストーリー性が生まれるのがニクいところです。

↑見てくださいよ(2度目)、この可愛さ

 

質量わずか3.6g! 軽い&エルゴノミクスデザインで耳にフィット

もちろんLBT-TWS16CSの良いところはカラーだけではありません。使い勝手の面で特筆すべきは、とにかく軽い! 充電ケースもかなりコンパクトなのですが、イヤホン本体にいたっては質量わずか約3.6g(1個)しかありません。

 

フォルムはシンプルながら、耳の形状に合わせたエルゴノミクスデザインを採用しており、耳に挿れるとしっかりフィットします。

 

筆者は女性で耳穴が小さめなため、普段からイヤホンを試すときは装着性をかなり気にするのですが、LBT-TWS16CSはかなりしっくりフィットしてくれて、変に飛び出ることもありません。同じように、耳および耳穴が小さめな人には有力な選択肢になるでしょう。

↑イヤホン本体は小さめ。落とさないように注意しましょう

 

日用品としての使いやすさも好印象

筆者は以前、このコーナーでドン・キホーテの完全ワイヤレスイヤホン「D-ANC-01」をご紹介したのですが、そのときと同じように、本機も日用品として使えるモデルとして基本的な機能を備えているのが好印象でした。

「安くて普通のがほしい」ならドン・キホーテの完全ワイヤレスイヤホンがドンピシャ!

 

BluetoothコーデックはSBCとAACに対応。また本体にはMEMS型マイクを搭載しているのでオンライン会議でも活用可能です。それにスマホやパソコンとのペアリングもスムーズで、人混みでも接続性は安定していました。

 

内部には、φ8.0mmの外磁型ダイナミックドライバー「Micro ETEM Driver(ELECOM Torus External Magnet Driver)」を搭載しています。実際に音を聴いてみると、音質傾向は低域寄り。もちろん、価格帯から言ってSN比とか解像感とかで勝負しているものではありませんが、コンパクトな筐体ながら弾力のある低域が心地よいです。EDMなど打ち込み系の楽曲を聴くと特にわかりやすいほか、ゲームプレイなど今どきのイヤホン使用シーンにもぴったり。

 

なお、筐体がコンパクトゆえの注意点があり、フィットしていない位置でも耳穴に入りやすいので、自分の耳穴に合うイヤーピースを選んで耳へのフィット性を高めることが重要。この辺は、上述の低音の聴こえ方にかなり影響します。また、本機はアクティブノイズキャンセリング機能が非搭載なので、フィット性に気をつけてナチュラルに遮音性を高めることで、より良いリスニング体験ができます。

 

改めて、これまでのエレコムのイヤホン開発の知見が生かされつつ、手軽に手に取って使えるモデルとして、カジュアルなバランスが良い1台。加えて、クリームソーダデザインの可愛さがフックになっているのもまた良し。家電量販店などでも数が少なくなってきているLBT-TWS16CS、あなたは何色……もとい、何味を選びますか?

 

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小岩井ことりが完全ワイヤレス骨伝導イヤホン「Beethoven」を体験!「ASMRコンテンツと相性バツグン!? 触覚でも楽しめちゃう “一線越え”イヤホンです」

提供:ラディウス株式会社

人気声優の小岩井ことりさんが、様々な未知の分野に体当たりする連載「やりすぎ!? ことりズム KOTORISM。今回はラディウスの骨伝導イヤホン「Beethoven」をいち早く試してもらいました。その聴き心地とは……!?

 

やりすぎ!? ことりズム KOTORISM 第65回 MISSION.65

新時代の骨伝導イヤホンの サウンド体験に“触れる”べし!

ラディウスから発表された完全ワイヤレス骨伝導イヤホン「Beethoven」。骨伝導イヤホンの常識を覆すフォルムによる優れた音質は、ただ音が良いというだけでなく、独特の個性があるようす。その真骨頂とはいかに!?

 

小岩井ことり●こいわい・ことり…声優として「アイドルマスター」「原神」など数々の作品に出演中。その一方で約200機種のイヤホン・ヘッドホンを集めるオーディオマニア。売上1億を超えた大人気ASMRレーベル「kotoneiro」もプロデュース中。ピアレスガーベラ所属。YouTubeX

ラディウス
HP-B100BT (Beethoven)

3万3000円

リングパーツが耳甲介に直接フィットする、新たなデザインの骨伝導イヤホン。クリアな通話用マイクの搭載、IPX5の防滴仕様、マルチポイントや急速充電への対応など、ワイヤレスイヤホンとしての性能も充実。

 

耳に伝わるわずかな振動! 新時代の骨伝導イヤホンとは

──今回はラディウスさんが開発中の「Beethoven」というTWSイヤホンのご紹介です。

 

小岩井 骨伝導で音質が良い、という噂を聞いていたので、試聴の機会をいただけてうれしいです! ラディウスさんは面白い発想のイヤホンをたくさん送り出していて、今回の「骨伝導で、さらに振動まで楽しめる」というコンセプトも魅力を感じていました。

 

──実際に触れてみた感想はいかがですか?

 

小岩井 最初は「どうやって着けるのかな?」と思ったくらい独特のデザインなのですが、着けている感覚も少なくて、長時間使える着け心地の良い形状でした!

 

──サラサラとした質感も良く、普段使いのことをよく考えられているのが感じられますね。

 

小岩井 指紋も付きにくいし、夏場でも快適そうです。あとは充電ケースがやや大きめなのですが、そのぶん鞄の中でも失くしにくいですし、スリムで邪魔にならないからちょうど良い形ですね。

 

──そんな本製品ですが、肝心の音質はいかがでしょうか?

 

小岩井 骨伝導イヤホンなのに耳で聴くの? と不思議だったのですが、聴いてみて納得でした。細かな音まで感じられるし、骨伝導のおかげでむしろ音楽や映画の臨場感も楽しめるんです!

 

──ラディウスさん曰く、ASMRとも相性が良いそうです!

 

小岩井 色々聴いてみましたが、これは……新しい一線を越えちゃいましたね!(笑) たとえば耳かき音声なら、推しの声が耳に届くみたいだし、耳かきを触覚でも感じられるようで……。アトラクションのように体感できました。耳に合わせて安全に注意しつつ、少しだけ大きめの音で試してみるのもいいかもしれません。

 

──骨伝導の振動が、体験にも関わってくるのは面白い特徴ですね。

 

小岩井 昔から振動するイヤホンやヘッドホンが大好きなんですが、骨伝導だとこうなるとは……! イヤホンとして実用的な機能も揃っていて、ハイスペックなのも推しポイントです。

 

──これはASMRファンの方々にとっても見逃せなさそうです。 ただいまクラウドファンディングで受付中なので、気になった方はぜひご確認ください。一度体験してもらえたら面白さが伝わると思います! とっても自由で新しいイヤホンです。

 

これがことりズム

耳の中に伝わる骨伝導サウンドに未来のイヤホンを感じました

≪問い合わせ≫ラディウス株式会社 https://www.radius.co.jp/

 

<小岩井ことりInformation>

 

●EVENT

ことりさんがフェス開催⁉︎ 音楽とお肉を楽しめる

4/26(金)から5/6(月・祝)までの11日間、お台場にて開催される「肉フェス 2024 Worldセレクション TOKYO」内で、4/26(金)に「小岩井ことりフェス in 肉フェス」の開催が決定。1日限りのステージで最高のお肉と最高の音楽を満喫しよう!

 

●LIVE

2年ぶりの開催! 過去最大規模の祭典

DJをテーマにしたメディアミックスコンテンツ「D4DJ」の祭典が2年ぶりに帰ってきた! 全8ユニット32名の過去最大規模メンバーでおくる「D4 FES.XROSS∞BEAT」が、5/25(土)・26(日)にてパシフィコ横浜 国立大ホールにて開催。ことりさんは海原ミチルの所属する「UniChØrd」として両日登壇予定です。

 

●NEWS

熊乃ベアトリーチェがメジャーデビューします!

ことりさんが飼っている、アニソンとメタルが大好きなMEWLIVE所属0期生『熊乃ベアトリーチェ』がLantisからメジャーデビュー決定。期待の新人VTuberの活躍をお楽しみに!

 

皆様の応援コメントをお待ちしています!  YouTubeXで連載を盛り上げよう! X告知ツイートにリプライ! 本誌が発売される毎月24日ごろに、ことりさんが告知ツイートします。このツイートにリプライする形で、連載の感想やご意見、質問などをお寄せください。

●メンバーシップに参加

 

構成/ゲットナビ編集部 文/工藤寛顕

2万円以下でより手頃に。テレビの聞こえづらさを改善する「ミライスピーカー・ミニ」発売

サウンドファンは、テレビから聞こえる言葉の聞こえづらさを改善する「ミライスピーカー」の新モデル「ミライスピーカー・ミニ」を発売しました。直販価格は1万9800円(税込)です。

 

ミライスピーカーは、「蓄音機の音は耳の遠い高齢者にも聞こえやすい」という仕組みをきっかけに開発された製品です。平板の振動板を湾曲させることで、広く遠くまではっきりとした音声を届けることが可能。耳に不自由を感じる人やその家族などに受け入れられ、累計約20万台を販売する実績を持っています。

 

ミライスピーカー・ミニは、聞こえ方/機能/サイズはそのままに、よりシンプルなデザインと手に取りやすい価格を実現したモデル。正面から見るとテレビの視聴を邪魔しない黒い長方形に見えるデザインに仕上げたほか、価格も構造をシンプルにすることで1万円台に抑えています。

 

このほか、付属品が紛失しにくいよう工夫した梱包箱や、図解入りで直感的に理解できるとする取扱説明書、テレビの大型化に合わせて長くなったケーブルなど、使い勝手も向上させています。

 

サイズは約幅90×奥行き200×高さ154mmで、重さは約0.6kgです。

 

これまで価格がネックという声もあったそうで、そうした要望にしっかりと応えたミライスピーカー・ミニ。プレゼントにも手頃なので、より普及しそうです。

5Gでデータ転送やストリーミングが可能なソニーのトランスミッター「PDT-FP1」を見てきた

ソニーは、カメラと写真映像の見本市「CP+2024」(2月22日〜25日に開催)の会場に、最新デジタルカメラと関連製品を多数出展。この会場には、3月22日に発売されるポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」の実機もありました。

 

 

PDT-FP1は、5G通信を利用して、ソニーαシリーズで撮影した静止画や動画をクラウド上にアップロードする無線通信機。スマートフォンをひと回り大きくしたようなボディを持ち、高速・低遅延の通信能力によりライブストリーミングもできます。

 

ボディの外周部に埋め込まれた、通信特性を高める独自のアンテナ構造と配置により、国内外の5Gミリ波帯やSub6通信、通常の5G通信などの幅広い周波数帯(バンド)に対応。差し込み式のSIMに加え、eSIMにも対応し、通信環境に応じて、SIMを切り替えてデータを転送することも可能です。

 

背面には、カメラと接続するためのUSB Type-C端子(データ転送用)、HDMI Type-A端子(映像転送用)、LAN端子(データ転送用)、そして給電・充電用のUSB Type-C端子が設けられています。

 

256GBのストレージを内蔵し、microSDスロットも搭載。バッテリー容量は5000mAhで、背面のスリットの奥にはヒートシンクと冷却ファンを搭載し、大量のデータ転送や長時間のライブストリーミングを安心して行なえます。

 

このPDT-FP1は、ソニーのデジタルカメラと有線接続するだけで、静止画や動画を取り込み、指定したFTPサーバーやソニーのクラウドサービスに自動転送できます。OSはAndroidを採用しており、静止画転送ワークフロー用アプリ「Transfer & Tagging」やαシリーズのリモート撮影とクラウドへのデータ転送が可能な「Creators’ App」などが使えます。

 

カメラやリグに取り付ける際には背面の三脚ネジ穴を利用します。6.1インチの大型有機ELを持つ外部ディスプレイとして利用しつつ、動画の転送やストリーミング撮影をすることで、映像制作のワークフローをスムーズにできるでしょう。

 

本体サイズは、約高さ170×幅80×厚さ26.6mmで、重量は約308g。希望小売価格は15万9500円(税込)です。

 

なお、カメラ関係の新製品では、2月22日に発表されたばかりのソニーαシリーズ用のズームレンズ「FE 24-50mm F2.8 G」に注目が集まりました。F2.8の明るさを持ちながらコンパクトで、「α7CR」「α7C Ⅱ」「VLOGCAM ZV-E1」などにジャストフィットです。

音楽? Podcast? 仕事? オープンイヤー型イヤホン「Anker Soundcore AeroFit」はどんなシーンで役に立つのか

リモートワークの普及によるWeb会議や、移動中に音楽を聞く際など、もはや現代の暮らしにおいては必要不可欠な存在となったワイヤレスイヤホン。いざ購入しよう! となった際にあまりの種類の多さに何を選んだら良いのかわからなくなった……という経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

じっくり音楽を聴くのに向いている機種、重量が軽く携帯性に優れている機種、優れたマイク性能でWeb会議に向いている機種などさまざまです。

 

今回記事でご紹介したいAnker「Soundcore AeroFit」はオープンイヤー型と呼ばれる「耳を塞がない」機種です。耳に引っ掛けて装着するイヤホンなので、装着したままでも外部の音を聴くことが可能です。

 

では具体的にどういったシーンで活躍するのか、GetNavi web編集部さんからお借りした1か月の間に筆者が使う中で感じたことをレビューしていこうと思います。

 

部屋のスピーカーから鳴る音を聞く感覚に近い

まずは簡単にスペックから確認してみましょう。

 

サイズ  約50×38×16mm(イヤホン本体 片耳)

重量   約8.5g(イヤホン本体 片耳)/約64.6g(充電ケース含む)

防水規格 IPX7

通信規格 Bluetooth 5.3

対応コーデック SBC/AAC

再生可能時間 最大11時間(イヤホン本体のみ)/最大42時間(充電ケース使用時)

充電時間 約1時間(イヤホン)/約2時間(充電ケース)

充電端子 USB Type-C

カラバリ ブラック/ホワイト/グレイッシュブルー/ピンク

価格 税込1万6990円(Amazon、2024年2月22日時点)。

 

充電端子は、最近のガジェット類ではおなじみとなったUSB Type-Cです。Androidユーザーに加えて、iPhone 15シリーズユーザーのみなさんも同じ充電ケーブルを使い回しできるようになりました。

 

普段はMacBookで仕事をしているのもあり、親和性の高さからAirPods Pro(第一世代)を使っている筆者。せっかくなので今回はSoundcore AeroFitをメインイヤホンとして移動中に音楽を聞いてみたり、Web会議に参加してみたりしてみました。

↑片耳約8.5gという軽量さ

 

本体を手に取ってみると、耳に引っ掛ける機構も含めるとAirPods Proの2倍ほどの大きさですが、その大きさを感じさせない軽さが引き立ちます。

 

これまで主流だった耳をしっかりと塞ぐカナル型イヤホンや、やはり耳に差し込むインナーイヤー型のイヤホンとは異なり、耳に引っ掛けるオープンイヤー形式の本機。従来のイヤホンのように直接鼓膜に音を届けるという方式は変わりませんが、耳の外から音を鳴らしているため、部屋のスピーカーから音を聞く感覚に近いと感じられました。

↑日常生活の範囲内なら落ちる心配もなし

 

デスクワークのほかに家事をしながら、あるいは屋外の移動の際もイヤホンが落下する心配はほぼありませんでした。ただ、ランニングなど激しめの運動をともなう際には上下に揺れて少し不安定になることも。動きをともなう際の装着感は、Shokz「OpenMove」などの骨伝導イヤホンに軍配が上がりそうです。

 

一方で骨伝導イヤホンは頭蓋骨を直接振動させて中耳に音を届ける方式であることから、音量によっては本体の微弱な揺れを肌で感じることもあります。それがくすぐったかったり、場合によっては不快に感じられたりということが過去にあったため、個人的には振動がなく・外の音を遮断しない方式のイヤホンというのは重宝しました。

 

なお Soundcore AeroFitの上位機種として発売されている「Soundcore AeroFit Pro」は着脱式のバンドが付属してくるため、ジムでのワークアウトやランニングなどの激しい運動をともなう際でもしっかりとホールドしてくれます。より安定した装着感を求めたい方は、こちらも候補としてあげてみてはいかがでしょうか。

↑Soundcore AeroFit ProのWebサイトから

 

radikoやPodcastと相性がいい

じっくり音を聞いてみると、カナル型イヤホンなどと比較してSoundcore AeroFitはどうしても低音の聞こえが弱めに感じられます。そんな中でもチタンコーティング振動板を搭載した14mmドライバーに加えて、サウンドに指向性をもたせる技術を搭載しているおかげで、想像していた以上に音のふくよかさは感じられます。長時間聞いていても疲れにくいのもうれしいポイントでした。

 

個人的におすすめの使い方は、radikoやPodcastなどの音声番組を聞きながらの作業です。Soundcoreアプリで調節できるイコライザーのプリセットにPodcastモードがあるため、パーソナリティの会話が聞き取りやすくなり、とても便利でした。

↑アプリを使って好みのイコライジングが可能

 

一方で人の多いカフェや公共交通機関の中での利用は、少し厳しい一面も感じられました。特に地下鉄車内での利用時は、スマートフォン側での音量を最大にしてようやく音が聞こえてくる程度。ここまで大きな音量に設定すると周囲への音漏れも心配なため、あまり利用することはありませんでした。

↑10分の充電で約4時間の音楽再生が可能に

 

バッテリーについては、ケースにしまい忘れ、いざ使おうと思ったらイヤホンが充電されてなかった……なんて経験がある方も多いはず。Soundcore AeroFitは10分間の充電で約4時間の音楽再生ができる急速充電に対応しているため、充電を忘れやすいうっかりさんでも安心です。

 

周囲の音を拾うけど、Web会議は相手に音を届けられて快適

普段はリモートワーカー兼アドレスホッパーとして、自宅を離れて仕事をすることが多い筆者。一日に数件の打ち合わせが入ることも珍しくなく、Web会議での快適な音声環境は仕事をするうえで重視したいポイントです。

↑ケースから本体を取り出し着用すると、スムーズにペアリングされる

 

Microsoft Teams、Google Meet、Zoomと各種Web会議サービスにおいて、本機を用いて会議に参加してみましたが、どのサービスでも安定的な接続がみられ、音が途切れたり・マイクが不具合を起こしたりといったことはありませんでした。2台の端末までマルチペアリングができるので、直前までスマートフォンで音楽を聞いていながら、時間になったらPCからWeb会議に参加する、なんてことも可能にしてくれます。

 

またWeb会議では相手の声を聞く環境も大事ですが、自分の声が相手にクリアに届いているかはもっと重要だというのは、筆者が声を大にして全リモートワーカーへ伝えたい気持ちです。ガビガビな音声、途切れ途切れの音声で発言している人と打ち合わせをするとなると、いつも以上に気疲れをしてしまいますからね……。

Soundcore AeroFitのWebサイトから引用

 

本機には 小さな本体ながら4つのビームフォーミングマイクを搭載しており、それらを使って周囲のノイズを除去するAIノイズリダクション機能を備えているため、通話相手へクリアな音声を届けることができます。

 

一方でマイク機能自体には指向性はないため、周りで会話をしている人の音声を拾ってしまうこともしばしばみられます。カフェやオフィスなど人が多いところでの通話には、注意して使用する必要がありそうです。

 

MacBookとの相性の面でいえばAirPodsシリーズに勝るものはないと思っていますが、一日数時間つけ続けるというのはなかなか疲れるものです。友人の中には一日中イヤホンをつけて会議に参加する日が続いたことにより、中耳炎一歩手前になったなんて人もいるほどでした。

 

その反面オープンイヤー型の本機はそういった心配もなく、また片耳8gという軽さから数時間続けて着用しても蒸れや疲労などを感じることはほとんどありませんでした。

↑メガネの着用時でも、問題なく使用が可能

 

メガネを着用した場合においても、基本的には干渉せずに併用することができます。しかしメガネの重さや装着具合によっては耳に負担がかかり、疲れを感じることもあるので留意が必要です。

 

まだ使ってない人はもったいない、イヤホンの新常識に触れてみて

 

オープンイヤー型のイヤホンという特徴柄、特定のシチュエーションにおいて活躍することの多いSoundcore AeroFit。今回お借りしている間、筆者はリモートワーク中のWeb会議への参加や、自宅で家事をしている間の「ながら聞き」に使うことが多くありましたが、子育て世代にとっては育児をしながらの「ながら聞き」にもちょうど良さそう! という意見も出ました。

 

これらのメリットは、オープンイヤー型イヤホンで言われてきたことではありますが、そうした良さをストレートに体感できたのがSoundcore AeroFitの魅力と言えるでしょう。オープンイヤー型イヤホンをまだ使ったことがないという人に、触ってみてほしい製品です。

 

オープンイヤー型のイヤホンはインナーイヤー型やカナル型と比較してまだまだ機種数は少なく、家電量販店などでの取り扱いや実機展示は少ないこともしばしば。やはりイヤホンという製品柄、人それぞれによって装着感も異なるため、実機をためしてから購入したいという方も多いですよね。その点Ankerから発売されているため、家電量販店などで手に取りやすいのは嬉しいポイントです。

 

日常生活のイヤホン需要をこれ一台に集約するというのは、少し難しい面もあるのは否めません。しかし用途を分けたうえで、パフォーマンスを発揮してくれるイヤホンだと感じられました。

 

耳を塞がない、というイヤホンの新体験。みなさんもぜひ一度手にとって試してみてはいかがでしょうか。

 

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コスパもオシャレも高音質も! 今注目の「ながら聴き」に最適なワイヤレスイヤホン3選

イヤホンに求められることといえば、高音質であることはもちろん、長時間使用しても耳に負担がかからない快適な装着感。優れた装着感で、今注目を集めてるのが、寝転びながらでも快適に音楽や動画を楽しめる “ながら聴き” イヤホン/ヘッドホンです。でも一体どの機種を選べばいいの? とお悩みの “ながら聴き”  ビギナーの人から、本格的な音質も楽しみたいというこだわり派の人にまでにおすすめしたい、イヤホンとヘッドホン3種を紹介します。

 

コスパ最強。1万円以下の完全ワイヤレスカナル型ヘッドホン「MXH-BTW400」

↑完全ワイヤレスカナル型ヘッドホン マクセル「MXH-BTW400」、ブラック(左)、ホワイト(右)

 

マクセル「MXH-BTW400」は、Bluetooth対応の完全ワイヤレスカナル型ヘッドホン。実勢価格5480円前後なので、手頃な値段で気軽に使用できる機種を探している人におすすめです。最大の特徴は、厚さ約13.7mm、本体片耳約3.3gと、耳から飛び出しが少ないサイズ、かつ軽量であるため耳への負担が軽減されること。

↑厚さ約13.7mmで耳から飛び出しが少なく、収まりのよいサイズ感

 

充電ケースもシンプルかつコンパクトなサイズ感なので、部屋に置いてもインテリアと馴染みやすく、ポケットやポーチなどに入れて持ち運びもしやすいところもメリットといえるでしょう。

↑充電ケースも手のひらに乗るコンパクトサイズ。持ち運ぶ時にも邪魔にならないサイズ感なのが嬉しい

 

MXH-BTW400は、1度スマホやタブレットとペアリングすれば、充電ケースから本体を取り出すだけで、自動で電源が入り接続します。タッチセンサーボタンを採用した操作性の気軽さもポイントです。例えば、音楽再生なら左右どちらかの本体表面のマルチボタンを指の腹で1回タッチするれば、再生/一時停止が切り替わります。次曲へのスキップなら2回タッチ、前曲へ戻るなら3回タッチするだけ。また、ハンズフリー通話の場合なら、着信時には同じくマルチボタンを1回タッチ、終話時には2回連続タッチするだけと、とてもシンプル。慣れてしまえば、寝転がったまま感覚的に操作できそうです。

 

連続再生は従来品(※)比約1.6倍の約6.5時間、充電ケース併用時なら従来品比約1.4倍の約19.5時間再生が可能なので、家での使用はもちろん、外出先でも便利に活躍してくれそうなのも嬉しいですね。

※完全ワイヤレスカナル型ヘッドホンMXH-BTW300

 

一般的なイヤホンなどでは厚みもあって耳から飛び出てしまうため横向きで動画を視聴する際などには、どうしても耳への圧迫感があったり、食い込んで痛い思いをしてしまったりしてしまうもの。しかし、このMXH-BTW400を実際に試してみたところ、コンパクトでしっかり耳に収まるので、横になっても枕に圧迫されることがなく、実に快適に使用することができました。音質も程よい立体感があって、個人的には◎。“ながら聴き” デビューには、ぜひおすすめしたい機種です。

 

“マメ” 型のコロンと可愛い完全ワイヤレスイヤホン「mameBuds」

↑オープン型完全ワイヤレスイヤホン グラディック「mameBuds(マメバッズ)」。時計周りに、サクラ、スナ、フジ、レモン、ユキ、クロ

 

次に紹介するのは、グライディックのオープン型完全ワイヤレスイヤホン「mameBuds(マメバッズ)」。価格は9980円(税込)と、こちらも手頃な価格の機種です。商品名の通り、コロンとした “マメ” みたいなデザインとオープン型なのでイヤホンを装着したままでも周囲の音が自然に聞こえることが特徴の、まさに “ながら聴き” に最適なイヤホンです。

 

さらに、本体の着せ替えができる3色のカラージャケットが付いているのも大きな魅力。基本カラーはブラックとホワイトの2色で、ブラックには「kuro(クロ)/suna(スナ)/lemon(レモン)」、ホワイトには「yuki(ユキ)/sakura(サクラ)/fuji(フジ)」の各3色が同梱されています。例えば、通勤時にはシックなクロやユキ、休日の外出時にはレモンやサクラなど、オンオフのコーデに合わせて使い分けることも楽しそうです。

↑着せ替えできるカラージャケットはブラックとホワイト各3色が同梱される

 

マメバッズは「寝ころびホン」をコンセプトにしており、約16.5(W)×16(D)×21(H)mmというコンパクトサイズ、かつスティックレスで耳への収まりもバッチリ。本体片耳約3.5gと装着感の軽さも期待できます。さらに、イヤホン本体だけでなく充電ケースも非常にコンパクト。約49(W)×24(D)×28(H)mmという最小サイズ(※)なだけあって、ポケットに忍ばせて持ち運ぶのにも邪魔になりません。

 

※2023年4月時点SB C&S株式会社調べ。販売数上位100モデルのうちケースサイズにおいて。

 

連続再生時間は約6.5時間、充電ケース併用時なら約13時間。Androidスマホ対応「Google Fast Pair」を搭載しているので、ワンタッチでBluetooth接続が可能。イヤホンを探す機能もあるので、うっかり紛失してしまってもアプリ上の地図で確認することができます。残念ながらiPhoneユーザーは利用できない機能ですが、コンパクトサイズなイヤホンであるからこそ、あって嬉しい機能であることは間違いないと言えるでしょう。

 

まるでホームシアター! 最新技術を詰め込んだ完全オープン型イヤホン「oladance OWS Pro」

↑完全オープン型イヤホン oladance「oladance OWS Pro」。左から、ホワイト、ピンク、グリーン、シルバー、ブラック

 

続いて紹介するのは、本格的な音質も楽しみたいという人におすすめしたい、オープンワイヤレスイヤホンのパイオニアメーカーoladance(オーラダンス)「oladance OWS Pro」。耳に挟み込んで装着する完全オープン型のイヤホンで、耳を塞がず周囲の音が聞こえること、外耳道に入ることなく空気を通じてサウンドを内耳へと伝えるため圧迫感なく長時間使用しても疲れにくい設計であることが特徴です。

 

耳掛けの部分には、医療用液体シリコンを使用しているので肌に優しく、またエルゴデザインと柔軟なチタン製のメモリーワイヤーを採用したことで、外耳介に包み込むように密着することで安定した装着感も実現。さらに耳への負担配慮は音にまで及び、独自特許技術「Super Smart Bone」を使用することで、耳に負担となる音の抑制もされるとのこと。

↑快適なデザイン性だけではなく、IPX4レベルの防水機能も搭載されている

 

音質については、近年のチップ技術とアルゴリズムの進化により、音源間の位相関係を調整し、サウンドの外部への拡散を抑えたことで音の細部の表現向上を実現しました。また、約23mm×10mmの超大型マルチマグネット構造の高解像度スピーカーを片耳2基ずつ搭載。柔軟な薄型振動板と組み合わせることで、クリアな高音域と重厚で広がりのあるパワフルな低音域での再生が可能となりました。

↑第2世代低音増強アルゴリズムや本体に搭載したマスターチップとパワーアンプチップが、より充実感のある豊かな低音を実現した

 

ステレオのような本格的な音質でありながら、音漏れ防止機能により音漏れをも最小限に抑制されます。これなら、電車やバスなどの公共交通機関でも音漏れを心配することなく使用することができそうです。

 

さらに、同社技術「エネルギーロック」搭載で、最大約16時間の連続使用、ケース併用時なら、なんと最大約58時間も使用が可能です。しかも超高速充電技術を採用しているので、たった15分の充電で最大6時間の連続使用ができます。これは、何かと忙しいビジネスワーカーに嬉しい機能。価格は3万4800円(税込)と高めですが、安定した装着感とハイレベルな音質をながら聴きでも堪能したい、という人にはぴったりの商品です。

 

ほかとはひと味違う “ながら聴き” 用ならではの快適さ

“ながら聴き” を楽しむなら、装着していることを忘れてしまうような快適な装着感はまず必須と言えるでしょう。そのうえで、音質やデザインなど、自分好みの機種を見つけることができれば、さらに楽しい “ながら聴き” ライフを送れるはず。新しく購入を考えている人も、サブとして2台目の購入を考えている人も、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

ユニークな音質! PS5対応の最高級ワイヤレスヘッドホン「PULSE Elite」をレビュー

PlayStationに関わるデバイスとサービスを手がけるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から、独自の無線オーディオ技術である「PlayStation Link」によるロスレス・低遅延伝送を実現したワイヤレスヘッドホン「PULSE Elite」が2月21日に発売を迎えます。本記事では、スマホによるゲームプレイや、音楽再生にも幅広くメリットを実感できるワイヤレスヘッドホン、PULSE Eliteの上手な楽しみ方をレポートします。

↑SIEの新しいワイヤレスヘッドホン「PULSE Elite」をレポートします

 

今回のレビューのため、発売前にSIEからPULSE Eliteの実機を借りることができました。音質や機能は商品版の実機を試していますので、購入検討の材料になれば幸いです。

 

独自のロスレス&低遅延再生技術に対応

PULSE EliteはPlayStation 5(以下:PS5)に対応する周辺機器として発売されます。位置付けはSIEによるワイヤレスヘッドホンのフラグシップ。ソニーストアの販売価格は1万8981円(税込)です。

 

SIEは2020年にワイヤレスヘッドホン「PULSE 3D」を発売しています。こちらはPS5が対応する立体音響技術「Tempest 3Dオーディオ」にサウンドを最適化したヘッドホンです。PS5側のサウンド設定を整えてから、3Dオーディオ対応のPS5タイトルをプレイすると迫力のサウンドに包み込まれます。

 

PULSE EliteもPS5と組み合わせてTempest 3Dオーディオを楽しめるヘッドホンです。加えて、最新モデルであるため、SIE独自のロスレスオーディオと低遅延伝送を実現するPlayStation Linkに初めて対応したワイヤレスヘッドホンであることが大きな特徴です。さらにPULSE 3Dにはなかった、Bluetoothオーディオ再生の機能を追加しました。

↑専用のトランスミッターによるロスレス低遅延伝送、PlayStation Linkを採用しました

 

なお、筆者はPlayStation Linkに初対応した左右独立型のワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」もレポートしています。PlayStation LinkをPS5で楽しむ方法についてはPULSE Eliteも一緒です。合わせて読みながら参考にしてください。

 

ソニー初の平面型ドライバー搭載ヘッドホン

PULSE Eliteは本機のために設計したPlanar Magnetic Driverを搭載しています。日本語にすると「平面磁界駆動型」という方式のドライバーで、簡略化して平面型ドライバーと呼ばれたりもします。先行発売されたPULSE Exploreも平面型ドライバーを搭載するワイヤレスイヤホンです。

 

平面型ドライバーの特徴は歪みがなく滑らかで、自然な音の聞こえ方に近いリスニング感が得られることです。

↑PULSE Eliteのために設計したPlanar Magnetic Driverを搭載しています

 

ドライバーの製造に高い技術力を要することから、一般的なダイナミック型ドライバーほどは広く普及していません。ソニーによる平面型ドライバーを搭載するヘッドホンは本機が初めてです。

 

ふたつの製品が誕生した背景には、2023年の夏にSIEと米AUDEZE(オーデジー)とのパートナーシップが締結され、平面型ヘッドホンのスペシャリストであるオーデジーの技術が新しいPULSEシリーズに注入されたことにあります。

 

ゲームの世界により没入できるリアルなサウンド

では、平面型ドライバーを搭載するヘッドホンはどんな音がするのでしょうか。今回は、PULSE Eliteに付属するPlayStation Link USBアダプターをiPhone 15 Proに接続して、Apple Arcadeのゲーム「FANTASIAN」をプレイしてみました。

 

音を聴いてみると、解像度が高く、音場の見晴らしが優れているのがわかります。戦闘シーンでは細かな効果音がとても鮮やかに聞こえてきます。FANTASIANのように、音楽にも凝ったゲームをプレイする際にはサウンドのディティールを自然に引き出せるPULSE Eliteのようなヘッドホンがあると没入感が深まります。

↑iPhoneでプレイするゲームのサウンドも臨場感満点。PlayStation Linkによりワイヤレス音声が遅延しません

 

また、PULSE Eliteは中高音域がとても伸びやかで開放的です。密閉型のヘッドホンであることを忘れそうになるほど、空間再現も広大。続けてApple Musicで音楽を再生してみました。女性ボーカルは声の潤いと艶っぽさが魅力。まるで耳もとでボーカリストが歌っているような生々しい距離感です。

 

クラシックピアノの演奏は楽器の音色をとても鮮やかに、少し温かみを加えて再現します。余韻の煌めき感が若干強調されているようにも感じましたが、PULSE Eliteの持ち味として楽しめます。

 

一方で低音はやや線が細い印象も受けました。ただ音の芯は力強く安定感があります。たとえばロック・ポップス系の音楽を聴くと、低音がグンと鋭く立ち上がる緊張感が心地よいです。

 

PULSE Eliteはおおらかな鳴りっぷりのよさと、ディティールの繊細な再現力が併存するユニークなヘッドホンです。スケール感の大きなファンタジー系のアクションRPGやFPS/TPSなどのゲームをプレイすると、活き活きとしたサウンドにのめり込めると思います。

 

PS LinkとBluetoothの音質に差は?

冒頭でも触れたとおり、PULSE EliteはPlayStation Linkと、通常のBluetoothオーディオ再生に対応しています。ただ、Bluetooth再生時には特に低遅延モードのような機能がないので、映像とサウンドの同期に万全を図りたいのであればPlayStation Linkの低遅延伝送モードを選ぶべきです。

↑Bluetoothによる接続にも対応。音楽再生にも活用できるワイヤレスヘッドホンです

 

テストとして、iPhoneにGarageBandアプリを入れて鍵盤楽器を演奏してみました。画面をタップして弾いた音に対して、Bluetooth再生の場合はヘッドホンから聞こえてくる音が明らかにもたついてしまいます。対するPlayStation Linkは鍵盤をたたいた瞬間に音が鳴ります。音楽ゲームやシューティングなどのプレイ、またはiPhoneのGarageBandのように簡易な音楽の演奏、制作が楽しめるアプリにもPULSE Eliteの低遅延伝送が活きてきます。

 

なお、Bluetooth接続時とのサウンドを聴き比べると、PlayStation Linkで再生した方が、音が力強く立体的でした。スマホやタブレットの場合はUSBトランスミッターを変換アダプターでつなぐ必要があり、ケーブルがぶらぶらする感覚が煩わしく感じるときもあります。でも、それを補って余りあるほどサウンドの高音質化が図れます。トランスミッターがむやみにスマホのバッテリーを消費することもないので、スマホゲームや音楽を聴く際も基本はPlayStation Linkがベターです。

↑USBトランスミッターをつなぎ替えるだけで、iPhoneからMacに素早くスイッチして使えます

 

さらに、USBトランスミッターをスマホからPCにつなぎ替えるだけで、ヘッドホンの接続先が即座に切り替わります。たとえばPC側はPlayStation Linkでつなぎ、スマホにはBluetoothでペアリングして2台の機器で同時にサウンドを聴く「デュアルデバイス接続」もユニークな機能です。友だちとスマホで通話しながら、PCでプレイ中のゲーム音声を同時に聴くという使い方もできました。

 

仕事のビデオ会議にも使える高いマイク性能

音声通話といえば、PULSE Eliteは本体左側のアームに収納できるブームマイクの音質が良好でした。

 

主にゲーミング用途を想定して搭載するマイクですが、装着しているユーザーがいる場所の周辺ノイズを抑えるAIノイズリジェクション機能が強力。ユーザーの声だけが明瞭に聞こえてきます。イヤーパッドのクッションが柔らかく、また一度のフル充電から約30時間のバッテリー持ちを実現しているので、ビデオ会議用のヘッドセットとしてなど、仕事にもPULSE Eliteが便利に使えそうです。

 

ただ、装着感についてはヘッドバンドの長さがやや短いため、筆者のように頭のサイズが大きいとイヤーパッドに耳が収まりきらない、あるいはイヤーパッドが眼鏡のフレームに接触してしまうことがあるかもしれません。購入を検討する際には、必ず実機を試着するべきです。

↑柔軟に曲がって形を変えるヘッドバンド

 

もうひとつ注意点を挙げるならば、PULSE Eliteにはノイズキャンセリングと外音取り込みの機能がありません。密閉型ヘッドホンなのでパッシブな遮音性能も十分に高いのですが、どちらかと言えば屋外よりも環境騒音の少ない室内で使った方が本領を発揮します。

 

体験してみてほしいヘッドホン

以上、スマホゲームから音楽、楽器演奏に仕事までと、あらゆる用途でレポートしてきましたが、2万円以内で平面型ヘッドホンの自然で滑らかなサウンドと、PlayStation Linkによるロスレス・低遅延再生を満喫できるのは魅力に感じました。PULSE Eliteはぜひ体験してみてほしい、その価値アリなワイヤレスヘッドホンです。

 

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山の神・神野大地さんが絶賛するファーウェイ新ワイヤレスイヤホン一般販売へ

ファーウェイ・ジャパンは、イヤーカフ形状が特徴的なオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」を2月20日から一般販売することを発表した。価格は2万7800円(税込)で、ブラックとパープルの2色展開。快適な着け心地とデュアルマグネットのダイナミックドライバーによる迫力ある低音のほか、イヤホンに左右の区別がないことなどが特徴の製品だ。

 

イベントでは、製品アンバサダーに就任した、箱根駅伝での「3代目山の神」で知られるプロランナー 神野大地さんが本製品の使い心地の良さを紹介した。実機の体験もできたので、早速、製品概要とあわせてレポートしていこう。

↑HUAWEI FreeClipを装着した、製品着用モデルのマコーミック 桂良 ジャズミンさん(左)と、製品アンバサダーの神野大地さん(右)

 

形状記憶合金を使用したオープン型ワイヤレスイヤホン

↑HUAWEI FreeClipのパープル

 

耳の穴をふさがないで装着するオープン型イヤホンは、従来のカナル型イヤホン(耳の穴に挿入する形状)のような耳への圧迫感や疲れが少ないこと、周囲の音を遮断しないのでランニング時などに安全性が高いことなどのメリットが挙げられる。開放的な音を楽しめるのもオープン型イヤホンの特徴で人気も高いが、一方で構造上、遮音性がカナル型に比べて低いことから周囲への音漏れや、装着中のズレなどがデメリットでもあった。

 

そうしたデメリットを解消したオープン型ワイヤレスイヤホンとして、ファーウェイ・ジャパンが新たに発売するのが「HUAWEI FreeClip」だ。クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて実施された先行受付では、5800万円以上の成功を収めるなど、すでに人気を集めている。

 

カーブしたブリッジによって耳たぶを挟み込むように装着するHUAWEI FreeClipは、そのブリッジ部分にニッケルチタン形状記憶合金を使用したC-bridge Design(C-ブリッジデザイン)を採用。約2万5000回の湾曲テストをクリアしており、高い弾性と耐久性を実現している。また、左右対称のデザインとなっており、左右の耳を自動認識してくれるため装着前の「これどっちの耳だっけ?」というワンアクションを削減したシームレスな装着が可能となる。片耳だけの利用も可能なので、通話などにも多いに活躍してくれそうだ。

↑C-ブリッジには高性能なニッケルチタン形状記憶合金を使用

 

フィット感の追求にも余念がなく、人間工学に基づき何百回もの最適化を行なったという。イヤホン単体の重量も、わずか約5.6gと軽量なので、長時間装着でもストレスなく使い続けることができる。IP54の防塵防滴性能も有しているので、ワークアウト中でも汗などを気にすることなく使用できるのもうれしいポイントだ。

↑1万人以上の耳のデータを基に最適化を行なったデザインは、さまざまな耳の形状にフィットする

 

音質面では、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載。磁気誘導強度を高め、左右対称の通気口設計により迫力のある低音を楽しむことができる。実際にイベント会場で試してみたが、クリアで迫力のあるサウンドが周囲の音に負けることなく聴けて、オープン型ながら没入感もすばらしいものだった。

 

それでいて、周囲の音は音楽を邪魔することなく聞こえるし、会話も問題なくできたことには驚きだった。さらに、逆音波システムの導入により、音漏れも抑えられる。かなり近くまで顔を寄せても、相手には音が漏れ聞こえていなかったので、電車やバスなどの公共交通機関での使用も問題なさそうだ。

↑片手ですっと装着できて、フィット感もバッチリ。耳の穴を塞がないので、イヤホン特有の圧迫感は一切感じられない

 

操作は広範囲なタッチコントロールに対応。スピーカー部分のアコースティックボール、耳の裏側にある本体のコンフォートビーンズ、C-ブリッジのどの部分をタップして操作することができる。アプリ「HUAWEI AI life」からカスタマイズしての操作も可能だ。

↑アプリ「HUAWEI AI life」(右)と連携させればさまざまなカスタマイズが可能だ

 

1回のフル充電で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間の連続音楽再生に対応。急速充電にも対応しており、約10分の充電で最大3時間の音楽再生で使用できる。

 

「重さは一切なくて着け心地も快適」アクセサリー感覚で身につけられるデザインにも注目

一般販売に先駆けて開催されたイベントには、製品アンバサダーに就任した箱根駅伝で “3代目山の神” としても知られるプロランナーの神野大地さんが登壇。「HUAWEI FreeClipは重さが一切なくて、ものすごく軽い」と使い心地を絶賛した。1日30kmという長距離の練習中、1kmを3分半のペースで走ってもズレが気になることもなく、快適な装着感だと言う。

 

トークセッションでは、これまでランニングで使えるタイプのイヤホンでは、低音が嫌な感じに聞こえてしまうことが悩みだったと語った神野さん。HUAWEI FreeClipの音質は? と質問されると「低音の嫌な感じが一切なくて、今まで使ってきたイヤホンの中で一番!」とこちらも大絶賛だった。また、「イヤホンらしくない一見アクセサリーのような見た目でかっこいい!」と、デザインの良さもアピールした。

↑「コンフォートビーンズ部分に耳を締め付けられることがないから窮屈感ゼロ。それなのに、ちっともズレないんです」と、着け心地をアピールした神野さん

 

↑イベントでは、ランニングマシーンで実走して、激しい動きでも落ちにくいことを披露してくれた

 

プロランナーの走りでも落ちない快適な装着感と、迫力ある低音を提供するHUAWEI FreeClipは、2月29日~3月2日に開催される東京マラソンEXPO2024にも展示され、来場者が実機に触れて体験することができるそう。音楽を流したまま周囲の音がひろえて、会話もできる。最近流行りの「ながらイヤホン」として、HUAWEI FreeClipは十分に期待に応えてくれそうだ。

 

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部屋を選ばず置けてネット動画も楽しめるREGZA、「V35Nシリーズ」登場

TVS REGZAは、ハイビジョン液晶パネルを搭載したテレビ「V35Nシリーズ」を発表。2月16日に発売します。ラインアップと価格は下記のとおりです。

 

40V型「40V35N」 6万7100円(税込)

32V型「32V35N」 5万5000円(税込)

24V型「24V35N」 4万4000円(税込)

 

V35Nシリーズは、コンパクトサイズだからベッドルームなどに置けるうえに、テレビ番組はもちろん、ネット動画、SNS、スマホと連携してビデオ通話などが楽しめることから、「パーソナルスマートレグザ」と名付けられたモデルです。

 

高画質エンジンには「レグザエンジンHR」を採用。地上デジタル放送やBS・110度CSデジタル放送はもちろん、ネット動画も高精細な映像で楽しめるとしています。また、ネット動画のコントラストや精細感を向上させる「ネット動画ビューティ」、地上デジタル放送の文字周りなどのノイズを低減する「地デジビューティ」なども搭載しています。

 

 

さらに、室内の明るさを検出してテレビの明るさと画質を自動で調整する「おまかせオートピクチャー」により、照明や時間帯の明るさに合わせてコンテンツを見やすくしてくれます。

 

音質においては、バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーが、低音から高音までバランスよく再現。加えて自然な音像の定位と臨場感を実現しているといいます。

 

このほか、ボタンを押すだけで各サブスクリプションサービスにアクセスできるリモコン、好きなジャンルな番組を自動で分類する「ざんまいスマートアクセス」がネット動画にも対応、AirPlay 2やスクリーンミラーリングによるスマホ連携など、使い勝手も高められています。

DJ KOOさんが「自分も周りも主役になれる!」と大絶賛! ポータブルDJマシン「FJ1」イベントをレビュー

2017年の発売当時、クラファンの記録を塗り替えた「GODJ Plus」。その後継機となるポータブルDJマシン「FJ1」が登場した。現在Makuakeで展開中のプロジェクトでは、すでに目標額の5000万円を大きく上回り、なんと8000万円を突破! 1月26日には渋谷のクラブ「CIRCUS TOKYO」にて、FJ1の実機筐体を実際に “見て触れる” ことができる一夜限りのDJイベント「The DJ Gadget Night」が開催されました。

 

イベントには、DJ KOOさん、DJ TAROさん、そしてFJ1の開発者であるミューシグナル代表取締役の宮崎晃一郎さんが出演。本記事では、イベントゲストとして登場した、DJ KOOさんに聞いたFJ1の魅力と、GODJ Plusを使用したDJプレイやFJ1の最新情報など、盛りだくさんだったイベントの様子をレポートしていきます。

↑FJ1の実機を持って記念撮影。左から、ミューシグナル代表取締役の宮崎晃一郎さん、DJ KOOさん、DJ TAROさん

 

「誰もが主役になれる素晴らしいDJマシン」。DJ KOOさんが語るFJ1の魅力

一般にDJを行うためには2台のターンテーブル、またはCDプレーヤー、ミキサー、エフェクターやサンプラーなど、さまざまな機材を用意する必要があります。これらの機材を全て揃えて、初めてDJのスタートラインに立てるわけですが、これが初心者にとっては、かなりハードルが高いことだったりします。

 

しかし、FJ1にはA4サイズの筐体にDJに必要なすべての機能が搭載されています。さらに、本格的なスピーカーも内蔵しているので、ちょっとしたパーティからクラブでのプレイまで対応可能。場所を選ばず、誰でもDJプレイを気軽に楽しむことができるのです。

 

現役のDJはもちろん、DJ初心者に優しいこのFJ1。DJ KOOさんはどう見ているのか? 注目ポイントやこれからDJを始める人へのメッセージなど、たっぷり語っていただきました。

 

やはり、気になるのはFJ1の使い勝手。そこで、FJ1を始めてプレイした時の感想を聞いてみました。

↑「身近なDJセットに本格的なスピーカーも付いているので、これまで以上に親しまれる機種になってほしい」とFJ1への思いを熱弁してくれたDJ KOOさん

 

「FJ1はA4サイズの中にDJの機能すべてが詰まっているんですが、その操作性の良さには感動しましたね」と、興奮した様子で語ってくださったDJ KOOさん。世界的に珍しいというA4サイズでのDJマシンが実現したことには「これが実現した技術力を含めて、日本の誇れるDJカルチャーだと思います」と大絶賛。イベントでのプレイを振り返って、サウンドの良さにも注目されていました。

 

「DJを始めるには、コントローラーやPC、スピーカーなど、いろいろ揃えないといけないので結構大変だと思うんです。でもFJ1の場合は、スピーカーも内蔵していて、それだけで完結しちゃいます。しかも、そのスピーカーもダンスミュージックをかけた時に、低域がしっかり出てくるのでプレイしている方も気持ち良いんですよ。今日もEDMやJ-POPなど、さまざまな曲でプレイしましたがどれも気持ち良く、しっかりと音に迫力があったので、そこは改めていいなと思いました」(DJ KOOさん、以下同)

 

また、DJにとって重要な選曲もFJ1なら、とても簡単にこなすことができるそう。

 

「DJにとって大事なのは選曲。FJ1は、自分の好きな曲を簡単にセレクトできて、次の曲を押せばすぐ流すことができる。従来機だとここまでシームレスではなかったけれど、曲の頭がすぐに出て来るっていうのも、初心者にとって便利だと思いますね。例えば、本格的なクラブサウンドをやるんだったら、AutoDJ機能を使えば自動的にテンポを合わせてくれるので、これはとてもありがたいですよ」

 

同じくA4サイズのGODJ Plusを携えて、南アフリカで盆踊りのイベントに参加したこともあるというDJ KOOさん。現地の人たちとの交流では、同機を使用しTRFの音楽を流すなど、日本の音楽を紹介しみんなで楽しんでもらうときにも、ばっちりだったそう。FJ1でも海外でプレイしてみたいですか? との質問には、「もちろん!」と即答。

 

「今後は、ぜひFJ1を使って海外でプレイしてみたいです。それで、FJ1というオンリーワンのDJマシンがあるということを、世界に映してほしい。こんなにコンパクトな機材でやっていて、こんなにたくさんのことができるんだっていうのを、世界に知ってほしいですね!」

 

最後に、これからDJを始める人に向けてメッセージをいただきました!

 

「大きなイベントでのDJプレイと変わらないことが、FJ1なら気軽にチャレンジできるので、初心者には絶対おすすめだと思います! DJは人を踊らせることが主役だと思っていますけれど、FJ1は自分も、周りも、みんなが主役になれる。そんな素晴らしい機材です」

↑「音楽ファイルもきっちり作れるので、プレイするときもすごく見やすい。気軽に楽しみなら、例えばグランピングにFJ1を1台持って行けば十分」と、初心者でも楽しめる機材であることを熱く語ってくれました

 

「夢中になりすぎるのが欠点」。数多くのエフェクトを駆使したパフォーマンスで大盛況

↑1月26日に開催された「The DJ Gadget Night」の様子

 

「The DJ Gadget Night」には100名以上の観客が集まりました。DR.DJ ATSUKOさん、DJ TAROさん、そしてメインゲストであるDJ KOOさんによるDJプレイが行われ、会場は大盛り上がり。ただし、FJ1は開発中のため、当日はGODJ Plusを使用してのプレイとなった。

 

世界中の人が楽しめる、をコンセプトに行われたDJ KOOさんのプレイでは、80年代からJ-POP、そしてTRFの名曲まで、さまざまな楽曲を数多くのエフェクトなど、GODJ Plusが備える機能を駆使して披露されました。

 

プレイを終えたDJ KOOさんに、宮崎さんが「ボタン押しすぎですよ(笑)」と指摘すると、「GODJ Plusの唯一の欠点が夢中になりすぎちゃうってことなんですよ」と笑って答える場面も。

 

DJ KOOさんは、今後強化されたらうれしい機能に「クラウドへの対応」を挙げていました。宮崎さんも、FJ1に2つあるUSB Type-Aのポートのうち1本をWi-Fiのドングルに割り当てて、インターネット接続できるようにしていきたい、と考えているようです。FJ1が世界的にメジャーになった際には、音楽配信サービスの音源を使ってプレイできるようになれば面白いはず、と前向きな姿勢で語ってくれました。

↑DJ KOOさんのDJプレイ後に行われたトークセッションの様子

 

ストレッチゴール達成! Bluetooth機能搭載が決定

↑ポータブルDJシステム「FJ1」

 

かつて多くの音楽ファンを熱狂させ、話題となったGODJ Plusの継続機となるFJ1。「名機「GODJ Plus」が順当かつ期待通りに進化! 1台ですぐに使えるポータブルDJマシン「FJ1」登場」でも紹介していますが、さらなる進化を遂げた機能・性能を改めてお伝えしましょう。

 

FJ1は、バッテリー駆動、スピーカー搭載、PC不要といったGODJ Plusの機能はそのまま。音楽ファイルをUSBメモリに入れ、本体横のUSBポートに差し込むだけでDJをスタートすることができます。

 

そして、大きく進化したポイントのひとつが、タッチパネル式液晶。横長の液晶を採用し、表示領域を1.5倍に拡張したことで、操作性が向上。GODJシリーズから明るさもコントラストも格段に向上したので、これまで弱点となっていた「晴天の屋外だと見えづらい」問題も、これで解決です。

↑従来機から1.5倍の表示領域になった液晶パネルのイメージ

 

筐体は従来のプラスチックからアルミニウムに変更。より高級感ある見た目、手触りになったことはもちろん、プラスチックには無かったほどよい重量感がDJに安心感を与えてくれます。アルミニウムに酸化被膜を作りつつ塗装を施すカラーアルマイト採用で、表面の変色や腐食が少ない、堅牢な筐体に仕上がっています。

 

3つめは、縦並びの3バンドイコライザー。GODJ Plusに搭載されたイコライザノブを従来の横並びから、他のDJマシンが採用している縦並びへと変更。これにより、違和感なく、直感的な操作をすることが可能となります。ユーザーからの要望に応える形で改善されたそうで、これまでも多くのDJファンをよろこばせてきたミューシグナルらしい気遣いあふれる点です。

↑3バンドイコライザーは横並びから縦並びに変更

 

さらに、メインのプロセッサーも58MHzから1.6GHzと約25倍に。動作速度や計算精度の向上だけでなく、アルバムアート表示や高負荷サウンドエフェクトにも対応するそうです。

 

GODJ Plus同様、搭載される本格的なスピーカーは、普段使いのオーディオ機器としても活用できます。独自開発のAutoDJ機能を使えば、まるでDJがプレイしているかのように、自動で選曲とミキシングをしてくれるので、パーティやBBQなどさまざまなシーンを盛り上げてくれること間違いなしです。

 

そして、ストレッチゴール8000万円をイベント前日の1月25日に見事達成したFJ1に、新機能追加として「Bluetooth対応」が発表されました。詳細は未定ですが、Bluetoothイヤホンやスピーカーを使用したプレイもできるようになるとのことです。

 

価格は一般販売9万2000円(税込、以下同)のところ、Makuakeでは早割35%オフの5万9800円で応援購入できます。カラーはブラック、シルバーの2色から。キャンペーンは、1月30日18時まで実施中。すでにDJをされている人も、これからDJを始めてみたい人も、話題のFJ1を導入するならぜひこの機会に!

 

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ソニー、大人数・広い場所にピッタリな大音量ワイヤレススピーカー「SRS-XV500」

ソニーは1月23日、屋内外で使える大音量のワイヤレススピーカー「SRS-XV500」を発表しました。市場想定価格は6万円前後(税込)で、2月2日から発売します。

 

SRS-XV500は、友人/家族が集まったときや体育館で部活やサークル活動をするとき、さらにはイベント時に大音量で使うことを想定したワイヤレススピーカーです。約140×140mmの矩形ウーファーを採用したX-Balanced Speaker Unitを搭載。加えて、従来モデルの「SRS-XP500」よりも大きい直径60mmツイーターを搭載することで、歪みの少ない高域再生が可能になったうえに、低域をウーファーに集中させられるようになったとしています。

↑スピーカーユニットの配置イメージ

 

また、ダクトを前面に配置したことで、重低音もより強化されているとのこと。

 

バッテリーは約25時間駆動のため、電源に繋がずほぼ1日は使用可能です。またIPX4の防滴仕様となっているほか、移動時に持ち運びやすいハンドルを製品上部と底部に設置。これらにより、場所を問わず使いやすくなっています。

 

また、インターフェイスも豊富で、マイク入力およびマイク/ギター入力、オーディオ入力、スマホなどと接続するUSBを装備。加えて、マイク入力時のキーコントロールやエコーボタンも備えています。

 

音楽に合わせて光るライティング機能も搭載。ソニー製オーディオ機器を操作するアプリ「Fiestable」や「Music Center」を使って光り方を変更することもできます。

 

本体サイズは約269×564×294mm、重さは約11.2kg。

シャオミ、音にこだわった1万円以下の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」発売

シャオミ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「Redmi Buds 5 Pro」と「Redmi Buds 5」を発売しました。市場想定価格は、Redmi Buds 5 Proが9980円(税込)、Redmi Buds 5が6980円(税込)です。

↑左がRedmi Buds 5 Pro、右がRedmi Buds 5

 

Redmi Buds 5 Proは、音にこだわったとうたうイヤホンです。独自の同軸デュアルドライバー音響システムを採用しており、11mmのチタン製ウーファーと10mmのセラミックツイーターによって鮮明でクリアなサウンドを実現したといいます。さらに、没入感を高めるイマーシブサウンドモードも搭載しています。

 

また、最大52db/4kHzのアクティブノイズキャンセリングを搭載。前モデルに比べてノイズキャンセリング性能が30%向上しているとのこと。加えて、3基のマイクとAI通話ノイズリダクションも搭載し、通話性能を高めています。

 

バッテリーは本体のみで約10時間、ケースを含めると最大約38時間となっているほか、急速充電に対応しているため、約5分の充電で最大2時間使用できるそうです。また、コーデックはSBC/AAC/LC3/LDACに対応。

 

Redmi Buds 5は、充電ケースをコンパクトなボディに仕上げたモデル。イヤホンとしては、最大46dB/2kHzのアクティブノイズキャンセリング性能を実現したほか、外音取り込みモードによって、さまざまな環境で快適に使用できるとしています。

 

バッテリーは本体のみで約10時間、充電ケースを含めると最大約40時間の使用が可能です。また、こちらも急速充電に対応で、約5分の充電で最大2時間使用できるといいます。

 

ドライバーは10mm径で、コーデックはSBCとAACに対応。

 

なお、1月21日まで早割キャンペーンを実施中。期間中にXiaomi公式ストア、Amazon、楽天市場で、Redmi Buds 5 Proは8980円、Redmi Buds 5は4880円で販売しています。

骨伝導イヤホンに比べて日常の快適性アップ! メガネ型の「HUAWEI Eyewear 2」を本音語り

昨今製品が増えて盛り上がりつつある、メガネ型のウェアラブル端末。イヤホンレスで音楽のリスニングや通話ができ、もちろんメガネとしても機能するデバイスです。

 

今回は、ファーウェイの最新モデル「HUAWEI Eyewear 2」(以下、Eyewear 2)を使用したレビューをお届けします。骨伝導イヤホン派であった筆者は、メガネ型ウェアラブルに何を感じたのか。本音で語ります。

↑Eyewear 2の外観。モデルは、ウェリントン型ハーフリム(ブラック)

 

メガネとしての完成度が高い

20年以上、メガネとともに生活してきた筆者が、Eyewear 2を使った第一印象は「メガネとしての完成度が高い」でした。

↑Eyewear 2をかけたところ。フレームこそ太いですが、着用感は軽いです。ちなみに本機の重さはレンズ込みで約37.8g

 

一般的なメガネと比べて、Eyewear 2はフレームのテンプル・モダン部分がかなり太くなっています。下に比較用の写真を掲載しますが、その差が顕著であるため、使用前は装着感を不安視していました。ですが、杞憂に終わりました。装着して数日こそ多少の違和感があったものの、すぐに慣れたのです。また、重さを感じることもありませんでした。あくまで筆者の感覚ではありますが、普通のメガネ感覚で使える製品といえます。

↑Eyewear 2(上)と、筆者がこれまでかけていたメガネの比較。Eyewear 2のほうが、ゴツい印象を受けます

 

丁番部分は柔軟な作りになっています。この機構のおかげか、フィット感はゆるすぎずキツすぎず、ちょうど良いといったところ。シリコン素材のノーズパットの効果もあって、メガネがずれ落ちてくることはあまりありません。

↑丁番の部分を上から。ネジとフロントの間に金属製の曲線状の部品が挟まっていることによって、柔軟性を確保しています

 

これまでさまざまなメガネをかけてきた筆者の感覚からしても、Eyewear 2は良いメガネだと感じられました。通常のメガネからの乗り換えも、安心できそうです。

↑シリコン製のノーズパッドはやや大きめなサイズ

 

また、本機はデザインも豊富に取り揃えています。ファーウェイが販売する2つのデザインに加え、メガネブランドのOWNDAYSとコラボした、4つの形状と各2通りのカラーバリエーションもラインナップ。女性向けデザインのモデルも拡充されています。

 

音は若干こもる感じだが、迫力は十分

ウェアラブルデバイスとしての使用感はどうでしょうか。まず音については、若干こもる感があるものの、決して悪いと感じるものではありませんでした。この手のデバイスでありがちな低音の弱さは感じられず、どっしりとした印象の音です。ファーウェイによると、スピーカーの振動幅を従来機から拡大しており、低音の強さを増しているのだそう。今回は従来機との比較はしませんでしたが、その設計思想はしっかり結果に表れているといえそうです。

↑テンプルの耳側についているスピーカー

 

なお、音の聴こえ方には独特な感覚があります。音が耳に真っ直ぐではなく、上から降り注いでくるように感じられました。通常のイヤホンとも骨伝導イヤホンとも異なり、好みが分かれそうな点です。本機の購入を検討される場合は、装着感や音質のテストも含めて、この音の聴こえ方がご自身に合うか、店頭などで一度体感したほうが良いでしょう。

 

音漏れは、それほど問題にならないように感じました。筆者のテストでは、周囲が静かな状況でも、ボリュームがMAXの3分の1程度であれば音漏れほぼなし。同じ状況で音量を3分の2にすると多少の音漏れあり、MAXにすると密接したら何を聴いているかがわかってしまう、というレベルでした。

 

とはいえ、周囲の環境音を測定してボリュームを自動コントロールする機能もついていますし、手動でもテンプルをスライドタップすることで簡単に音量調節できます。基本的には自動に任せつつ、手動での調整も加えれば、音漏れを気にしなくて良いレベルを保てそうです。

 

音漏れを気にしすぎると音が聴こえなくなる懸念もあるかと思いますが、スピーカーが力強く鳴るので、人の多い繁華街の雑踏を歩くなどのケースでもなければ、ボリュームを最大にしなくても、ちゃんと音は聴こえます。

 

通話についても、筆者が使ったうえでは問題を感じることはありませんでした。風のノイズを低減する機構が搭載されていることもあってか、外での通話でもこちらの声がしっかり通話相手に届いているようでした。なお、電話に出るときはテンプルを2度タップ、再度同じ操作をすれば通話を切れるので、スマホをいちいち出す必要はありません。

 

装着時だけ音を鳴らす仕様が便利。必要に応じて機能をオフにもできる

Eyewear 2の便利な機能として、本機の脱着を検知し、装着中のみ音楽を再生する仕組みがあります。再生中にEyewear 2を外すと、おおよそ2秒程度で再生が止まります。さらに、スマホから音楽を再生していた場合は、スマホのスピーカーからの再生に自動で切り替わります。この機能を使わない場合は、HUAWEI AI Lifeアプリからオフ設定が可能。再生端末切り替えの挙動はたまに安定しないことがあるため、それがストレスになるという場合は、機能をオフにしておくというのも手です。

 

また、これまでも触れてきたように、音楽の再生、ボリュームの調整、電話に出る・切るといった操作をメガネ単体でできるのも便利です。テンプルをタッチ・スライドする動作は、はたから見たらなんだかカッコをつけているように映る気がして気恥ずかしいかもしれませんが、せっかく本機を手にしたのなら、使ってみましょう。実際、操作性は快適です。

↑HUAWEI AI Lifeアプリを使えば、テンプルのタップ操作をカスタマイズできます

 

バッテリーは、カタログスペックでは音楽再生が最大11時間、通話が最大9時間。満充電時間は50分で、10分の充電でも最大3時間の音楽再生が可能となっています。ファーウェイによると、バッテリー容量は従来モデルより30%向上、消費電力も下がっているとのこと。しかし筆者が使った感覚では、待機中もそれなりに電力を消費しているのか、日中の常時使用には1日1回の充電がほぼ必須な印象でした。

↑本機の専用充電器。二股に分かれた先には電極と磁石がついており、テンプルの両端につけて、充電を行います。給電はUSB-Cです

 

メガネという常時着用するデバイスであることを考えると、充電のタイミングは寝ている間くらいしかありません。充電をサボってバッテリー切れ……というシーンは筆者が試用している期間にもあったので、本機を使うなら寝る前に充電器に繋ぐ習慣をつける必要があります。

↑充電中は、テンプルの側面にランプが点灯。緑・オレンジ・赤の3色で、バッテリーの残量を表現します

 

耐久性の面では、IP54クラスの防塵・防滴に対応しています。粉塵があるエリアでもしっかり動作し、飛沫の水の影響を受けません。ただし、本機の防滴性能はいわゆる生活防水のレベルにとどまっていることには注意が必要。濡れた手で触れる、多少の雨がかかるといった状況には耐えられますが、本機をかけたままシャワーを浴びるなどの行為をすると、故障の危険性があります。過信は禁物です。

 

刺さる人には確実に刺さるデバイス

Eyewear 2は、普段からメガネをかけている人にとっては優秀なデバイスといえます。なぜなら、メガネという日常生活に必要だった道具が、そのままイヤホンの役割を果たすから。つまり、イヤホンが不要になります。

 

筆者はこれまで、メガネをかけたうえで骨伝導イヤホンを装着することによって音楽を聴いていましたが、2つのアイテムを耳にかけることに、煩わしさを感じていたのも事実です。本機を使うようになってからは、メガネをかけるだけで音楽を聴けるようになり、日常の快適性が増しました。

 

本機のターゲットと思われるのは、メガネユーザーかつ、日常的にイヤホンを装着している人。そう考えると、その的はやや限定されているかもしれません。しかし、そこにハマる人にとっては、重宝するデバイスになるでしょう。

「安くて普通のがほしい」ならドン・キホーテの完全ワイヤレスイヤホンがドンピシャ!

「デザインや機能性に注目したいポータブルオーディオ機器」を、イラスト入りでレビューする本企画。今回取り上げるのは、ドン・キホーテに行けば4378円(税込)で買える完全ワイヤレスイヤホン「D-ANC-01」です。

 

完全ワイヤレスイヤホンはもはや日用品

いまや完全ワイヤレスイヤホンの用途は、音楽を聴くだけに限りません。コロナ禍を機にテレワークやオンライン会議が日常的なものになり、パソコンと接続して仕事で使うシーンも増えてきました。また、外出先でスマホからYouTube動画を見るときに使う人も多いでしょう。

 

完全ワイヤレスイヤホンは、音楽を楽しむためのオーディオ機器でありながら、人によっては仕事でもプライベートでも手軽に使う“日用品”になりつつあるのです。それこそ文房具のように、機能性の高い高級品を選びたいときもあれば、とりあえず必要最低限の用途に対応する安い製品が欲しいときもある。そんな存在でしょう。

 

後者のように、“とりあえずの日用品”を安く買いたい……そんなときに頼れるのはドン・キホーテ! 手軽な日用品として使う完全ワイヤレスイヤホンを探してドンキに行き、「これこれ! これでいいんだよ!」と手に取れる製品がD-ANC-01なのです。

 

オーソドックスな形にいまっぽいカラーリング

我らがドンキは、完全ワイヤレスイヤホンが流行り出した2017年頃からちゃんと取り扱いをしてきました。最近では、3000円ちょっとの価格ながら高音質を前面にアピールした“情熱価格”シリーズの「JN-DQTWSS」が話題になったりもしています。

3278円でも十分買い! ドンキの完全ワイヤレスイヤホンが日常使いにピッタリでした

 

上記のレビューにもありますが、価格帯として見ると、5000円以下で買える完全ワイヤレスイヤホンの市場はかなりの激戦区で、ピンからキリまでさまざまな製品がウジャウジャ。

 

そんな中で、今回取り上げるD-ANC-01の魅力は何かと言えば、まずはもちろん「ドンキで買えること」。そして、「オーソドックスな完全ワイヤレスイヤホンの形」と「身に付けたくなるいまっぽいカラーリング」を兼ね備えていることです。

↑シンプルに「ザ・完全ワイヤレスイヤホン」というこの形状。決して突飛なところはなく、「完全ワイヤレスイヤホンが欲しい」と思ったときに頭の中で思い描くそれの形をしています

 

↑売り場に並んでいたら「お」と目を引くカラーリング。くすみカラーを採用したミントグリーン・ベビーピンク・ベージュの3色と、オーソドックスなマットブラックの計4色をラインナップしています

 

筐体はマットなつや消し仕上げで指紋が付きにくく、パッと見の安物感もありません。イヤホンは身に着けるものなので、特に日用品として使う場合にこういう質感はとても大事。形状はシンプルながら、ちゃんとファッション的な要素は考慮されているのです。

 

それに、こういうファッション的感覚がメインの製品は得手して女性向けになりやすいところですが、D-ANC-01はマットブラックモデルのパッケージに男性が描かれていることから、男女問わず幅広いユーザー層にアピールしているのもいまどきっぽくて良いですね。

↑パッケージには大きくイラストをあしらい、手に取りやすくしています

 

ノイキャンや通話用のマイクなど、必要な機能はちゃんとそろっている

テレワーク時代に求められる必要最低限の機能性もしっかり押さえています。外出先で仕事をすることを考えると、できればアクティブノイズキャンセリング機能が付いていてくれるとうれしいし、オンライン会議で使うから通話用のマイクも普通に声が届きやすいクオリティは欲しい。そういうニーズはしっかり汲み取っています。

 

筆者が使った限りでは、ペアリングもスムーズでしたし、人混みでも接続性は安定していました。完全ワイヤレスイヤホンに当たり前に求められる、本当に基本的なところは問題なし。装着性も十分で、長時間着けていても疲れないので、何も考えず普段から使えます。

↑パッケージに「ANC」と「クリアな通話」の文字があります。連続で再生できる時間はANCオン時で約6時間、通常モードで約8.5時間。連続通話時間は最大約6時間です

 

音質もまさにそういう日用品としての用途に合わせてきた感じがあり、オンライン会議で通話がしやすく、YouTubeを視聴するとYouTuberの声がわかりやすい。つまり、歌モノの楽曲を聴くと、ボーカル&メインメロディーが聴き取りやすい中域重視の音作りになっています。

 

せっかくなので、スマホのAmazon Musicアプリから田中マイミ「ミラクルショッピング〜ドン・キホーテのテーマ〜」を再生して聴いてみました。ドンキの店内で流れている「ドン ドン ドン ドンキー、ドン・キホーテ〜 ボリューム満点激安ジャングル〜」のアレです。ハスキーでパワフルな女性ボーカルが近すぎず遠すぎずのほど良い距離感で聴き取りやすく、イントロのベースも心地よくうねり、全体的にまとまりがあります。

 

百もご承知でしょうが、SN比とか解像感とかそういうところで勝負しているものではありません。耳に残りやすいメロディアスな楽曲を、手軽に聴く用途としては十分。スマホと接続して公式YouTubeから再生するような、今どきの音楽の聴き方にちょうど良いなと思います。

 

「普通の完全ワイヤレスイヤホンがほしい」ニーズに的確な答え

さすが我らがドンキ。「身に着けたくなる普通の完全ワイヤレスイヤホンを安く買いたい」というシンプルなニーズに的確に答えてくれています。ドンキへ日用品を買いに行くついでに、「そうだ、イヤホンも買っとこう」くらいの手軽な気持ちで手に取れる、そんな完全ワイヤレスイヤホンです。

 

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「有機ELもminiLEDも本気」REGZAが気合いを入れた最新技術を公開

TVS REGZAは、米ラスベガスで開催されるテクノロジー関連の展示会「CES」にて、最新技術を参考展示します。合わせて、その詳細を発表しました。

 

新世代のエンジンは映像のシーンまで判別が可能に

公開したのは高画質と高音質の技術。高画質技術については、前提としてテレビに採用されるパネルのパフォーマンスが年々向上しているそうです。そのなかで、品質の高いパネルをどう使いこなすかが焦点となっており、技術の核となるレグザエンジンの進化にフォーカスをあてていました。

 

新世代の「レグザエンジンZRα」は、新たにシーンの判別が可能な「AI光景再現テクノロジー」を搭載。これまではたとえば、アニメの検出など、コンテンツの判別にとどまっていました。ですが、AI光景再現テクノロジーによって、夜景から夜空に浮かぶ花火までリアルに再現が可能。さらに、格闘技やゴルフ、サッカーといったスポーツシーンも、独自の映像信号処理とパネル駆動処理でリアルに再現するそうです。

↑高画質と、後述する高音質にも寄与する新世代のレグザエンジンZRα

 

↑新技術では主に4つのシーンに絞ってプレゼンテーションされました

 

開発中のデモ機を視聴して、特にわかりやすいと感じたのは有機ELテレビで映す夜景と格闘技のシーン。夜景は建物のイルミネーションによる輝きが増しています。明るくなると色が抜けやすいところ、色もしっかり再現。よりリアルなイルミネーションに見えるようにしているとのこと。また、光を引き立たせるため、夜の暗闇を沈ませることで、コントラストも上げているそうです。

↑開発中の有機ELテレビ。ビルの明かりやイルミネーションが輝くように見えつつ、全体が明るくなりすぎないよう抑えられている印象です

 

↑こちらは現行機種の有機ELテレビ。デモ機に比べて全体的に明るい印象で、特にビル群の明かりは少し色が抜けたように見えるかもしれません

 

一方の格闘技は、リング上に降り注ぐライトが多いため、画面にもやがかかったような、全体的に白っぽい映像になりがち。そのハレーションをエンジン処理によって解消することで、選手にフォーカスが当たったかのような表現が可能になったといいます。もうひとつ、選手の体にライトが当たるために、本来見えるはずの筋肉の凹凸などが映像だと消えやすいところ、エリアごとに不自然にならない程度に処理をかけているとのこと。これにより、選手の躍動感をより再現することができたそうです。

↑デモ機の映像。後ろ向きの選手の背中を見ると、筋肉の盛り上がりがしっかり判別できます

 

またminiLEDでは、電流をコントロールし、たとえば暗部の表現時に点灯時間を短くするうえに、電流も絞ることで引き締まった黒を再現しています。さらに、絞った電流をピーク輝度に達しているエリアに充てることで、明るさを向上。暗部と明部が混在するシーンの表現力を高めているとのこと。

↑開発中のminiLEDの高コントラストテクノロジー

 

↑開発中のminiLEDテレビ。ビルの明るさを表現しつつ、ビル屋上はしっかり暗くするなどにより、夜景の明暗をしっかり再現しています

 

↑左が開発中のデモ機で、右が現行のminiLEDテレビ。スカイツリーのイルミネーションの明るさや、下に広がる夜景の明るさが違うのが見て取れるでしょう

 

より立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応した高音質技術

高音質技術は、新たに新開発の「レグザイマーシブサウンド 5.1.2」を公開。「オーディオポストプロセッサ」により、いままで以上に立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応させたそうです。加えて、10基のアンプを搭載し、スピーカーに対してアンプをほぼ独立状態で駆動させることで、立体感のある音作りに成功しているといいます。

↑レグザイマーシブサウンド 5.1.2のプレゼンテーション。Dolby Atmos対応コンテンツで音を聴くと、雨が上から降り注いだり、光の動きに合わせて音も動いたりと、立体音響をしっかりと感じられます

 

ここ数年はminiLED搭載モデルを出すなど、液晶に力を入れてきた印象のあるレグザ。ですが、今年は「レグザは有機ELも本気、miniLED液晶も本気」とスローガンを掲げています。それぞれ進化したパネルのパフォーマンスを最大限に引き出すために、レグザエンジンも進化させ、より高画質を打ち出す姿勢が見える展示といえそうです。

 

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「有機ELもminiLEDも本気」REGZAが気合いを入れた最新技術を公開

TVS REGZAは、米ラスベガスで開催されるテクノロジー関連の展示会「CES」にて、最新技術を参考展示します。合わせて、その詳細を発表しました。

 

新世代のエンジンは映像のシーンまで判別が可能に

公開したのは高画質と高音質の技術。高画質技術については、前提としてテレビに採用されるパネルのパフォーマンスが年々向上しているそうです。そのなかで、品質の高いパネルをどう使いこなすかが焦点となっており、技術の核となるレグザエンジンの進化にフォーカスをあてていました。

 

新世代の「レグザエンジンZRα」は、新たにシーンの判別が可能な「AI光景再現テクノロジー」を搭載。これまではたとえば、アニメの検出など、コンテンツの判別にとどまっていました。ですが、AI光景再現テクノロジーによって、夜景から夜空に浮かぶ花火までリアルに再現が可能。さらに、格闘技やゴルフ、サッカーといったスポーツシーンも、独自の映像信号処理とパネル駆動処理でリアルに再現するそうです。

↑高画質と、後述する高音質にも寄与する新世代のレグザエンジンZRα

 

↑新技術では主に4つのシーンに絞ってプレゼンテーションされました

 

開発中のデモ機を視聴して、特にわかりやすいと感じたのは有機ELテレビで映す夜景と格闘技のシーン。夜景は建物のイルミネーションによる輝きが増しています。明るくなると色が抜けやすいところ、色もしっかり再現。よりリアルなイルミネーションに見えるようにしているとのこと。また、光を引き立たせるため、夜の暗闇を沈ませることで、コントラストも上げているそうです。

↑開発中の有機ELテレビ。ビルの明かりやイルミネーションが輝くように見えつつ、全体が明るくなりすぎないよう抑えられている印象です

 

↑こちらは現行機種の有機ELテレビ。デモ機に比べて全体的に明るい印象で、特にビル群の明かりは少し色が抜けたように見えるかもしれません

 

一方の格闘技は、リング上に降り注ぐライトが多いため、画面にもやがかかったような、全体的に白っぽい映像になりがち。そのハレーションをエンジン処理によって解消することで、選手にフォーカスが当たったかのような表現が可能になったといいます。もうひとつ、選手の体にライトが当たるために、本来見えるはずの筋肉の凹凸などが映像だと消えやすいところ、エリアごとに不自然にならない程度に処理をかけているとのこと。これにより、選手の躍動感をより再現することができたそうです。

↑デモ機の映像。後ろ向きの選手の背中を見ると、筋肉の盛り上がりがしっかり判別できます

 

またminiLEDでは、電流をコントロールし、たとえば暗部の表現時に点灯時間を短くするうえに、電流も絞ることで引き締まった黒を再現しています。さらに、絞った電流をピーク輝度に達しているエリアに充てることで、明るさを向上。暗部と明部が混在するシーンの表現力を高めているとのこと。

↑開発中のminiLEDの高コントラストテクノロジー

 

↑開発中のminiLEDテレビ。ビルの明るさを表現しつつ、ビル屋上はしっかり暗くするなどにより、夜景の明暗をしっかり再現しています

 

↑左が開発中のデモ機で、右が現行のminiLEDテレビ。スカイツリーのイルミネーションの明るさや、下に広がる夜景の明るさが違うのが見て取れるでしょう

 

より立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応した高音質技術

高音質技術は、新たに新開発の「レグザイマーシブサウンド 5.1.2」を公開。「オーディオポストプロセッサ」により、いままで以上に立体的で臨場感のある5.1.2ch出力に対応させたそうです。加えて、10基のアンプを搭載し、スピーカーに対してアンプをほぼ独立状態で駆動させることで、立体感のある音作りに成功しているといいます。

↑レグザイマーシブサウンド 5.1.2のプレゼンテーション。Dolby Atmos対応コンテンツで音を聴くと、雨が上から降り注いだり、光の動きに合わせて音も動いたりと、立体音響をしっかりと感じられます

 

ここ数年はminiLED搭載モデルを出すなど、液晶に力を入れてきた印象のあるレグザ。ですが、今年は「レグザは有機ELも本気、miniLED液晶も本気」とスローガンを掲げています。それぞれ進化したパネルのパフォーマンスを最大限に引き出すために、レグザエンジンも進化させ、より高画質を打ち出す姿勢が見える展示といえそうです。

 

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なぜ流行ったの?「耳をふさがないワイヤレスイヤホン」注目の理由と、人気製品を振り返る

2023年は、耳をふさがないスタイルで、音楽リスニングやハンズフリー通話が楽しめる左右独立型ワイヤレスイヤホンがヒットしました。人気を集めた理由を考察しながら、2023年に発売された耳をふさがないイヤホンの中から、筆者がおすすめする製品を紹介します。

 

耳をふさがないワイヤレスイヤホンがブレイクした「3つの理由」

いまはシリコンやウレタンフォームを素材に使用したイヤーピースを耳に挿入する、遮音性能の高いイヤホンが広く普及しています。加えて、電気的な信号処理によるアクティブノイズキャンセリング機能を追加した、耳栓タイプの製品が主流です。

 

一方、2023年にはイヤーピースを使わず、耳に極小サイズのスピーカーを乗せて音を聴くようなスタイルで楽しめる「耳をふさがないワイヤレスイヤホン」が多くのメーカーから誕生しました。

 

耳を塞がないワイヤレスイヤホンは骨伝導技術を採用する製品が数年前に話題を呼び、その後は音楽と同時に周囲の音を“ながら聴き”できるイヤホンとして、ワークアウトやビジネスシーンで活用するユーザーが増えました。

↑ワークアウトやビジネスのシーンでワイヤレスイヤホンを活用する機会が増えました

 

そんな耳をふさがないワイヤレスイヤホンが2023年にブレイクした大きな理由は3つあると筆者は考えます。

 

ひとつは、使う機会が増えたことです。コロナ禍を経て、リモート会議などのコミュニケーションツールとしてはもちろん、最近ではオーディオブックの“ながら聴き”を楽しむ方も多いと聞きます。自宅など静かな場所で、周囲の環境音にも注意を向けながらオーディオブックを聴く使い方に、耳をふさがないワイヤレスイヤホンは向いていると思います。

↑耳をふさがないリスニングスタイルは、日常のさまざまなシーンにフィットすることが、多くのユーザーに伝わりつつあります

 

もうひとつの理由として、骨伝導以外にもさまざまな方式による耳をふさがないワイヤレスイヤホンが増えて、ユーザーの期待に合致する選択肢が充実したことが挙げられます。

 

骨伝導方式の耳をふさがないワイヤレスイヤホンといえばShokz(ショックス:旧After Shokz)の製品が認知拡大を牽引してきた立役者ですが、そのShokzが同じ耳をふさがないスタイルでありながら、骨伝導ではないエアー・コンダクション方式のワイヤレスイヤホン「OpenFit」を夏に発売しました。骨伝導に比べてエアー・コンダクション方式は厚みのある低音を出しやすいことから、OpenFitを含む同方式を採用する製品が音楽ファンから高く評価されました。

 

また、2022年秋に発売した軟骨伝導方式を採用するオーディオテクニカの「ATH-CC500BT」も、一体感のあるサウンドが楽しめることから、耳を塞がないワイヤレスイヤホンの選択肢に彩りを加えています。

 

そして3つめの理由は、耳をふさがないワイヤレスイヤホンが価格帯別に豊富なバリエーションが出揃ったからではないでしょうか。2023年末に市場を見渡せば、ちょっと試してみたい方におすすめできる1万円以下のモデルから、音にこだわった2万円以上のハイエンドモデルまでさまざまな新製品があります。

 

すでに“耳をふさぐ”イヤホンを持っている方々が、2台目・3台目のワイヤレスイヤホンとして買い足してみたくなる、魅力あふれる製品がいま充実していると言えます。

 

購入時に押さえておきたいポイントは?

耳をふさがないワイヤレスイヤホンの購入を検討する際には、以下3つのポイントを押さえながら自分に合う1台を見つけてください。

 

【1】音の伝達方式

先述したShokzの製品を例に挙げると、耳に近接させる小さなスピーカーのように使うエアー・コンダクション方式のOpenFitと、「OpenRun」などのモデルに代表される骨伝導方式の製品があります。エアー・コンダクション(空気振動)方式は力強く低音を出せるところに特徴があり、一方の骨伝導方式の場合、頭蓋骨の振動により音を伝えるため、ユーザーが聴いているサウンドが外に漏れにくいところが魅力です。

 

【2】イヤホンの装着スタイル

いまは左右独立型ワイヤレスイヤホンが人気を集めていますが、耳をふさがないワイヤレスイヤホンは体を動かすスポーツや家事などの場面で活躍します。イヤーフックで耳に掛けて固定するタイプや、左右のイヤホンがネックバンドで固定されているワイヤレスイヤホンなどがあります。後者はイヤホンを使わない間、耳から外して首に掛けられるのでスポーツシーンなどで利便性を実感できると思います。

 

【3】とにかく実機を試してみる

上記2点のポイントに注目しながら、購入を検討しているイヤホンをショップなどで試聴・試着してみることを強くおすすめします。イヤーチップを使って耳の中に固定するイヤホンと違って、耳をふさがないイヤホンは「耳乗せスタイル」であることから、特に安定した装着感を得ることが大事です。音質も製品によってそれぞれ違うので、自身がよく聴く音楽を基準にしてチェックしてみるとよいでしょう。

 

1万円以下から高価格帯まで、2023年のヒットモデルを振り返る

最後に筆者が2023年に試して、いずれも良い手応えを得た耳をふさがないワイヤレスイヤホンを価格帯別にピックアップしました。ぜひ参考にしてみてください。

 

【1万円以下】

GLIDiC「HF-6000」(想定売価9980円前後)(税込、以下同)

耳かけスタイルの左右独立型ワイヤレスイヤホン。イヤホン単体で約7.5時間の連続再生時間を実現しています。片側約6.5gの軽量設計で、耳に着けたまま快適に過ごせるイヤホンです。ゲームを遊ぶときには映像や入力操作に対する音声の遅れを抑える低遅延モードが便利。

 

nwm「MBN001」(想定売価1万円前後)

NTTグループのオーディオブランド、NTTソノリティが手がけたネックバンドスタイルのワイヤレスイヤホンです。軽くて心地よい装着感、音楽や通話の「声」の明瞭さが特徴。NTT独自の「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術」により、バスや電車の中で使っても聴いている音楽が周囲に漏れにくいことも魅力的です。

 

【1万円〜2万円】

ソニー「Float Run」(直販サイト販売価格 1万8700円)

ソニーの耳をふさがないワイヤレスイヤホンといえば「LinkBuds」シリーズも人気ですが、本機はネックバンドスタイルを採用。16mm口径の大型ドライバーを搭載しているので、厚みのある低音からクリアな中高域まで「まるでスピーカーで聴いているようなサウンド」を楽しめます。

 

オーディオテクニカ「ATH-CC500BT」(直販サイト販売価格 1万7600円)

オーディオテクニカが長年培ってきた軟骨伝導という、⽿の軟⾻部を振動させて音を伝える技術を採用しています。柔らかく自然なサウンドが特徴。aptX HDにも対応しており、音質へのこだわりがオーディオテクニカらしいワイヤレスイヤホンです。

 

【2万円以上】

JBL「Soundgear Sense」(直販サイト販売価格 2万2000円)

JBL初の耳をふさがないワイヤレスイヤホン。耳かけスタイルのイヤホンですが、イヤーフックの角度調整ができるので、多くのユーザーが快適で安定したフィット感を得られます。パッケージに付属するネックバンドを装着すれば、マルチスタイルで楽しめます。

 

Shokz「OpenFit」(直販サイト販売価格 2万4880円)

“骨伝導のShokz”のイメージを覆し、幅広い視野による開発体制を見せつけたShokzのエアー・コンダクション方式による新境地。イヤーフックがしなやかに曲がるので装着感がとても快適です。充電ケースもコンパクトなので、持ち歩きながら使いやすいワイヤレスイヤホンです。

 

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「パリピ待望」高音質スピーカーに注目! プロが推すヘッドホン&携帯用スピーカー4選

音楽鑑賞の基本アイテムといえば、ヘッドホンとスピーカー。シーン別に使い分けている人も多い。本記事では、セルフリスニングに最適なヘッドホン1種と携帯用スピーカー3種をピックアップ。マニアも満足する音質とNCの両立を実現したヘッドホンやパーティーシーンで映えるイルミネーションが印象的なワイヤレススピーカーなど、プロが注目ポイントを解説します。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

【その1】同社エンジニアにより人気ヘッドホンの音を一新

final
UX3000
実売価格1万5800円

ANC搭載のワイヤレスヘッドホン。agブランドより発売中の製品を、finalのエンジニアが海外別注モデルとしてサウンドを一新。ドライバーやBluetoothの見直しにより、マニアも満足する音質とNCの両立を実現した。

低音域:5
音声・ボーカル:4.5
定位感:4
装着感:3.5

SPEC●形状:オーバーヘッド型●接続タイプ:無線/有線●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL●連続音楽再生時間(ANC ON/OFF):最大25時間/最大35時間

 

↑ハウジングが上下左右に回転するため様々な頭部の形状にフィット。音漏れを防止し、長時間での使用でも疲れにくい

 

野村‘s Check

無線のオーバーヘッドは屋外用として使いたい

「agブランドの製品をベースにドライバーを新規開発、音質の向上を実現したモデル。同社上位ヘッドホンは有線モデルなので、屋外用のセカンド機として使い分けましょう」

 

【その2】低音域&音圧が強化されゲームへの没入感がアップ

パナソニック
SC-GNW10
実売価格3万6300円

従来機より強化された4基のスピーカーユニットが立体的で奥行きのあるサウンドを再生。2.4GHz帯の専用無線による低遅延のワイヤレス通信で快適性も向上した。ゲームジャンルに合わせて3つの「サウンドモード」が選べる。

低音域:4
音声・ボーカル:5
定位感:4
装着感:4

SPEC●スピーカー口径:φ約38mm●実用最大出力:8W●接続方式:2.4 GHz 専用無線●連続再生時間:約9時間(Vol8)●サイズ/質量:約W256×H56×D221mm/約403g(本体)

 

↑人間工学に基づき、鎖骨と僧帽筋を避けるようにデザインされたボトム形状を採用。長時間の使用でも快適にプレイできる

 

↑新開発のスピーカーユニットと大容量Li-ion電池を搭載。低音・音量ともに強化され、中低域の音圧や音の透明度も向上した

 

野村‘s Check

小音量でも迫力のサウンドを楽しめる

「ワイヤレスながら独自接続によって低遅延を実現したゲーミング向けネックスピーカー。小ボリュームでも音の広がりが良いうえに、チャット時の人の声も聴きやすく、使い勝手が良好です」

 

【その3】派手目のイルミネーションがパーティーシーンに映える

Edifier
ED-QD35
実売価格2万9980円

イルミネーションが印象的なワイヤレス対応スピーカー。高効率なGaN(窒化ガリウム)テクノロジーを搭載し、スマホで音楽をかけながら高速充電できる。モノラルながらハイレゾに対応し、高音質再生が可能。

低音域:4
音声・ボーカル:4
定位感:2
装着感:3

SPEC●対応コーデック:SBC、LDAC●定格出力:合計40W●再生周波数帯域:60Hz〜40kHz●SN比:85dB(A)●サイズ/質量:W263×H165×D133mm/約2.7kg

 

↑USB Type-A、3.5mmステレオミニジャック、Bluetoothの入力が可能。Bluetooth接続はLDACコーデックに対応する

 

野村‘s Check

様々なシチュエーションで活躍しそう

「アプリでイルミネーション設定が行え、部屋の雰囲気やインテリアに合わせたり、パーティーで屋外へ持ち出したりと、様々なシチュエーションで活用できます。サウンドも良質でBGMにも最適」

 

【その4】奥行きのある立体音響を好きな場所へ持ち歩ける

アンカー・ジャパン
Soundcore Motion X600
実売価格1万9990円

空間オーディオ対応ポータブルスピーカー。部屋全体を包み込むような立体音響が満喫できる。独自のアルゴリズムにより、リアルタイムで音楽や音声を解析し、スピーカーそれぞれに最適な音を分配して立体音響を実現。

低音域:4
音声・ボーカル:4
定位感:5
装着感:4

SPEC●対応コーデック:SBC、LDAC●再生可能時間:最大12時間●充電時間:約6時間●出力:50W●防水:IPX7●サイズ/質量:約W310×H170×D81mm/約1930g

 

↑5つのドライバー(ツイーター5W×2/ウーファー15W×2/フルレンジ10W×1)を搭載。合計50Wの高出力を実現した

 

野村‘s Check

ステレオスピーカーとして手軽に良い音が楽しめる

「独自の空間オーディオによる立体音響はもちろん、ステレオスピーカーとしての音質の良さが光ります。手軽に良い音を楽しむ、まさにセカンドシステムにピッタリの製品です」

イヤホン「ちょい足し」してみない? 2台目に欲しい「お手ごろ高音質モデル」をプロが伝授!

イヤホンは音楽鑑賞の基本アイテム。その日の気分や聴く音楽で使い分けている人も多い。本記事では、セルフリスニングに最適なイヤホン4アイテムをセレクト!

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

【その1】ハートに響く迫力の重低音を思う存分体感できる

JVC
XX HA-XC62T
実売価格9900円

重低音を際立たせつつ、楽器やボーカルの音もクリアに楽しめるサウンドにチューニング。防水・防塵・耐衝撃仕様のタフボディを継承しつつ、耳にフィットしやすいスティック型を初採用した “重低音&タフ” なモデルだ。

SPEC●ドライバー:φ6mm●対応コーデック:SBC、AAC●使用可能時間(イヤホン/ケース併用):最大7時間/最大24時間●質量(イヤホン片耳/ケース単体):約4.4g、約38.5g

 

↑充電ケースは持ち運びやすい薄型タイプで、ポケットインも可能。最大24時間の長時間再生で電池切れの心配もない

 

↑耐衝撃に加え、IP55相当の防水・防塵を実現した「TRILE PROOF」仕様。アウトドアシーンでも安心して使える

 

野村‘s Check

屋外用に最適なタフネスモデル

「手ごろな価格ながら、同社ならではの迫力満点な重低音が存分に体感できます。3つのサウンドモードを備え、場所や気分、曲によって使い分け可能。手軽に屋外で重低音を楽しめるのも美点です」

 

【その2】ファンタジックなデザインを取り入れたユニークなTWS

水月雨(MOONDROP)
Space Travel
実売価格6300円

宇宙旅行をテーマにしたデザインを取り入れたANC対応の完全ワイヤレスイヤホン。音質特化型の13mmチタンドーム複合振動板ドライバーを搭載し、優れた高域の伸びとディテール、マイルドな低音と優れた低歪みを実現した。

SPEC●ドライバー:φ13mm●使用可能時間(イヤホン/ケース併用):最大4時間/最大16時間●音声ガイダンス:水月ゆき(ブランド公式バーチャルライバー)

 

↑チタンメッキドームと柔軟なエッジ複合振動板を採用した13mm径のダイナミックドライバーを搭載。高音質を追求した

 

野村‘s Check

6000円強の価格ながらANCの効果はなかなか

「手ごろな価格ながら、同社ならではの迫力満点な重低音が存分に体感できます。3つのサウンドモードを備え、場所や気分、曲によって使い分け可能。手軽に屋外で重低音を楽しめるのも美点です」

 

【その3】小型軽量&フラット設計で音質と着け心地を両立

ag
PITA
実売価格6980円

音質と着け心地を両立したワイヤレスイヤホン。軽量・小型で、装着時の耳への圧力が少ないため、寝ながら着けても異物感が少なく快適だ。NC機能は搭載しないが、耳穴の奥まで挿入可能な形状により十分な遮音性を実現。

SPEC●ドライバー:φ6mm●対応コーデック:SBC、AAC●使用可能時間(イヤホン/ケース併用):最大5時間/最大30時間●質量(イヤホン片耳/ケース単体):約3.8g、約39g

 

↑「フラット」設計を採用。イヤホンを外から圧迫した際の耳へかかる圧力が分散され、痛みや圧迫感が少なく済む

 

野村‘s Check

快適な装着感に加え定評のある音質も◎

「耳から出ている部分の少ない設計なので、寝そべって装着することも可能です。finalのag製品ですから、音質も上々。屋外に室内に、気軽に使える2台目として重宝するハズ」

 

【その4】ワンランク上の音を追求するなら有線イヤホンに挑戦

qdc
SUPERIOR
実売価格1万4300円

高価なカスタムIEMも手がけるqdcのエントリー有線イヤホン。10mm径シングルフルレンジのダイナミックドライバーと過度特性を重視した設計により、幅広い再生音域と全帯域に渡って自然で調和の取れたクリアなサウンドを再生する。

SPEC●接続タイプ:有線●形式:密閉型●ドライバーユニット:φ10mmダイナミック型●音圧感度:100dB●再生周波数帯域:10Hz〜40kHz●インピーダンス:16Ω

 

↑ケーブルは脱着が可能。コネクターにはケーブル互換性が高い、カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)を採用する

 

野村‘s Check

サブ機として日常的に使える有線モデル

「qdcはプロ向けカスタムIEMの知見があり、低価格でも音質はさすが。イヤーモニターの入門用にオススメです。メインのリファレンスイヤホンのサブ機として持ち歩き用に使うのもアリでしょう」

装着感にこだわったファーウェイのイヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip」登場

ファーウェイ・ジャパンは12月19日、イヤーカフタイプのオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」を、クラウドファンディングの「GREEN FUNDING」で先行公開しました。支援の受付も開始しています。

 

HUAWEI FreeClipは、快適な装着感と安定感を両立したとうたうイヤホンです。本体は音を発する「アコースティックホール」、耳の裏にくっつく「コンフォートビーンズ」、その2つをつなぐ「C-bridge(C-ブリッジ)」の3つのパーツで構成。1万人以上の人間の耳データを基に、人間工学にも基づいて最適化したそうです。

 

これにより、さまざまな耳のサイズと形状に合い、スポーツ中でも耳にフィット。激しい運動でも落ちにくいとしています。

 

また、イヤホンは左右の耳を自動で識別できます。加えて左右対称のデザインを採用しているため、左右を気にする必要がありません。片耳だけの使用でも識別が可能です。

 

音質においては、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーをアコースティックホールに搭載。左右対称の通気口設計も合わさり、迫力のある低音を実現しているとのこと。再生周波数帯域は20~20000Hzです。また、音楽ジャンルに合わせて、ボーカルブースト、高音ブースト、低音ブーストといったEQモードを、専用のアプリで切り替えられます。

 

音漏れを抑えるために、逆音波システムも採用。音量を調整しつつ、ユーザーが聞く音と逆の音波で打ち消しています。

 

さらに、デュアルマイクと骨伝導VPUセンサー、独自のディープ・ニューラル・ネットワーク通話ノイズリダクションアルゴリズムによって、快適な通話が可能としています。

 

バッテリーは最大8時間の連続音声が可能なほか、充電ケース込みで最大36時間使用できるとのこと。また、急速充電に対応し、約10分の充電で最大3時間の音楽再生が可能です。

 

このほか、コーデックはSBC/AAC/L2HC、マルチポイント接続は最大2台、防水防塵はIP54対応となっています。

 

GREEN FUNDINGでは、超超早割りプランとして、18%オフの2万2796円(税込)などで支援を受付中です。公式の発売は2月予定とのことなので、早めに手にしたい人はチェックしてみましょう。

finalの福袋2024、例年よりも2倍の数を用意! 売り切れ必至!

※本稿はAIツールの要約を再編集した記事です。

 

finalは、「final福袋2024」を12月17日11時よりfinal公式ストア(WEB)のみで発売します。

 

今年の福袋はfinal/agの定番の有線イヤホンセットから、ゲーマー向け専門福袋、取り扱いブランド「DITA」の製品を楽しめる福袋、finalのフラッグシップ製品を楽しめる福袋まで、例年よりも2倍の数を用意。売り切れ次第終了となります。

 

福袋を購入すると「謹賀新年オリジナルノベルティ」がもれなく付き、finalオリジナルノート、2024福袋限定デザインのステッカーとお年玉がプレゼントされます。お年玉の中身は、取得した人だけのお楽しみとなっています。

 

福袋の発売は12月17日11時ですが、商品ページは12月15日に改めて案内されます。

 

final公式ストア(WEB)のみでの発売となりますが、アクセス集中により一時的に繋がりづらい可能性があり、その場合は、しばらく時間をおいてから再度アクセスすることが求められます。また、final公式ストア(WEB)での会員登録が必須で、事前の登録が推奨されています。

 

福袋は12月25日より順次発送される予定で、年内にはお届けできる見込みです。ただし、福袋はポイント付与の対象外となり、各種クーポンおよび学割、30日返金保証の対象外となります。また、福袋と通常商品の同時購入はできなません。

 

福袋は製品と同等のメーカー保証が付き、決済が完了した時点で在庫確保、購入確定となるので注意が必要です。また、購入者都合によるお申込み後のキャンセルおよび返金は受け付けていません。

 

複数購入は可能ですが、複数の福袋を同時購入された場合は別送となる可能性があり、各種類につき、一人1点までの購入とさせていただきます。

 

福袋は様々なラインナップ・金額で提供されます。詳細はfinal公式サイトをご覧ください。

違いはなに? ソニーのゲーミングワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」「INZONE Buds」を同時にレビュー

PlayStationに関わるデバイスとサービスを手がけるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から、初めてのゲーミングオーディオ向け左右独立型ワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」が12月6日に発売されました。

 

今回はその新製品をSIEから借り受けることができました。本記事では、ソニーが10月末に発売したゲーミングオーディオ向けの左右独立型ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」との違いについても整理しながら、ふたつのイヤホンを比較レポートします。

↑ソニーが同時期に発売したゲーミング用ワイヤレスイヤホン、PULSE Explore(左)とINZONE Buds(右)を比較レポートします

 

ソニーから登場した、2種類のゲーミングワイヤレスイヤホン

PULSE ExploreはソニーのPlayStationブランドを冠する「PlayStation 5対応周辺機器」として発売されるイヤホンです。一方のINZONE(インゾーン)はソニーのゲーミングギアのブランドで、設計・開発はソニーのオーディオ部門のエキスパートが手がけています。

↑PlayStation 5対応のアクセサリーとして発売されたPULSE Explore

 

↑ソニーのゲーミングブランドであるINZONEのワイヤレスイヤホン、INZONE Buds

 

ふたつのイヤホンはともに全国の家電量販店やAmazonなどのECサイトで購入できます。12月6日時点のソニーストアでの販売価格はPULSE Exploreが2万9981円(税込)、INZONE Budsが2万9700円(税込)です。カラーバリエーションはPULSE Exploreがホワイト1色ですが、INZONE Budsにはホワイトとブラックの2色が用意されています。

 

どちらも「ソニーのイヤホン」であることに変わりはないものの、製品が搭載する機能や“音づくり”に細かな違いがあります。

 

接続比較:トランスミッターの形状とBluetooth接続で違い

まず共通点として、ふたつのイヤホンは、どちらも専用のUSBトランスミッターを使ってPlayStation 5と遅延の少ないデジタル無線接続を実現しています。またBluetoothでスマホやタブレットにつないで音楽を聴いたり、イヤホンに内蔵するマイクでハンズフリー通話を楽しんだりする機能もあります。

 

ただ、USBトランスミッターはコネクターの形状がそれぞれに異なっています。PULSE ExploreはUSB-A、INZONE BudsはUSB-C。ゲーミングPCだけでなく、スマホやタブレットで使われることも想定して汎用性の高いUSB-Cのトランスミッターを選択したINZONE Budsに対して、PULSE Exploreはハイスピード伝送対応のUSB-Aを備えるPlayStation 5に仕様を最適化しているようです。

↑PULSE ExploreのUSBトランスミッター。充電不要ですが、イヤホンと別途持ち歩く必要があります

 

もうひとつ、接続まわりで異なるのは、Bluetoothオーディオの使い勝手です。PULSE ExploreはBluetoothオーディオのスタンダードな規格「Classic Audio」に対応しています。巷に広く普及するオーディオコーデックであるAAC/SBCによる接続が可能なので、iPhoneにiPadやAndroid OSを搭載するモバイルデバイスのほか、Bluetoothオーディオの機能を持つオーディオ機器やスマートテレビにも簡単に接続して楽しめます。

 

一方のINZONE BudsはBluetoothオーディオの仕様に少しクセがあるワイヤレスイヤホンです。なぜならClassic Audioには非対応で、新しい規格である「LE Audio」のみをサポートしているため。対応するオーディオコーデックもLC3限定です。

↑INZONE BudsはLE Audioに対応するスマホなどのデバイスにのみBluetooth接続ができます

 

Bluetooth接続自体は簡単です。PULSE Exploreはケースにイヤホンを装着した状態で、ケースに設けたペアリングボタンを長押しするとLEDが青色に点滅してペアリングモードになります。

 

INZONE Budsはケース背面のペアリングボタンから接続を開始します。筆者が使っているスマホの中ではGoogle Pixel 8シリーズがINZONE BudsとLE Audioで接続して使えました。

↑PULSE Exploreはケースのペアリングボタンを長押しするとBluetoothペアリングモードに切り替わります。AAC/SBCによるBluetoothオーディオに対応するさまざまなデバイスとのワイヤレスリスニングが可能

 

使い勝手比較:扱いやすいPULSE Explore、自由度の高いINZONE Buds

Bluetoothオーディオの仕様にクセがある代わりに、INZONE Budsは充電ケースに収納できる超コンパクトなUSBトランスミッターをスマホのUSB-C端子に接続するだけで、とてもシンプルに高音質・低遅延なワイヤレスオーディオが楽しめます。

 

筆者も以前に実機を試してレポートしていますが、もはやBluetoothによるワイヤレス再生が必要ないと思えるほどに、USBトランスミッターによるリスニングが快適すぎます。トランスミッターをUSB-Cコネクターに差し換えるだけで、iPhone 15 ProからMacBook Air、さらにはGoogle Pixel 8と自由自在に切り替えながら使えます。

↑INZONE BudsのUSBトランスミッター。iPhone 15シリーズやiPadのUSB-C端子に接続して使えます

 

↑INZONE BudsのUSBトランスミッターはイヤホンと一緒に充電ケースに入れてチャージができます

 

INZONE Budsはいろんなデバイスと組み合わせの自由度が高いワイヤレスイヤホンですが、豊富な機能の設定に欠かせない専用ソフトウェア「INZONE Hub」がWindows OSにしか対応してないところが課題です。

 

話を戻してPULSE Exploreには、本体の設定などに使うモバイルアプリがそもそもありません。潔い仕様です。リモコンもボタン式なので操作はすぐに覚えられるし、あまり深く考えずに使いこなせました。

 

主要機能比較:大きな違いは今や定番となった機能の有無

さらに2つのイヤホンの主な機能について、差分をチェックしてみましょう。以下、重要な機能の比較をピックアップして表を作ってみました。

 

【PULSE Explore|INZONE Buds:主な機能の比較表】

  PULSE Explore INZONE Buds
ドライバー方式 平面型 ダイナミック型
アクティブノイズキャンセリング
外音取り込み
リモコン ボタン タッチセンサー
無線低遅延伝送 PlayStation Link/トランスミッター使用時 2.4GHzワイヤレス接続/トランスミッター使用時
Bluetoothオーディオ(コーデック) ○(AAC/SBC) ○(LC3)
バッテリー 約5時間(イヤホン単体)/約15時間(ケースによる充電を含む) 約12時間(イヤホン単体)/約24時間(ケースによる充電を含む)
立体サウンド ○(360 Spatial Sound for Gaming)
専用ソフトウェア INZONE Hub
ハンズフリー通話 ○(AIノイズリジェクション)
防滴 IPX4相当
複数送信デバイスへの同時接続 ○(PlayStation Link+Bluetooth)
USBトランスミッター USB-A/充電不要/外付 USB-C/イヤホンケースで充電・収納可
PlayStation 5のUSB端子 USB-A:背面側に挿せる USB-C:正面側に挿せる

 

PULSE ExploreとINZONE Budsを使ってみて、一番大きな違いを感じたポイントは「アクティブノイズキャンセリング機能の有無」でした。

 

INZONE Budsにはソニーが1000Xシリーズのワイヤレスイヤホンの開発により培った高機能で強力なアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されています。一方、PULSE Exploreにはノイズキャンセリングの機能そのものがありません。電車や飛行機の中など、大きめの騒音に囲まれる場所であればINZONE Budsの方がゲームサウンドにしっかりと集中できると思います。

 

外音取り込み機能についても同様です。ゲーム中に周りから話しかけられることも想定できるので、ノイズキャンセリングはともかく、PULSE Exploreには外音取り込みの機能を付けてほしかったところです。

 

サウンドの遅延比較:PlayStation 5と接続してみたところ……

ここからはサウンドの遅延速度を確かめていきましょう。PlayStation 5を用意して、プリインストールされているゲーム「ASTRO’s PLAYROOM」や「Marvel’s Spider-Man 2」「グランツーリスモ7」などのタイトルをプレイしてみました。

↑PlayStation 5でPULSE ExploreとINZONE Budsを試してみました

 

イヤホンに付属するUSBトランスミッターを、PULSE ExploreはPlayStation 5のUSB-A端子(背面側)、INZONE BudsはUSB-C端子(正面側)に装着します。PlayStation 5をラックなどに置いてしまうと背面側のUSB-A端子に手が届きにくくなるものの、見た目にはUSBトランスミッターが飛び出て見えないメリットもあります。

 

どちらのイヤホンもあらかじめ付属のUSBトランスミッターとペアリングされているので、あとは耳に装着するだけでサウンドが聴こえてきます。音声信号の遅延は、ひと言でいえば「感じない」ほど。少なくとも今回試したゲームタイトルは快適に遊べました。

↑PULSE ExploreのUSBトランスミッターはPlayStation 5の背面にあるUSB-A端子に装着します

 

↑INZONE BudsのUSBトランスミッターはPlayStation 5正面側のUSB-C端子に装着が可能

 

音質比較:異なるドライバー方式による音への効果は?

肝心ともいえる、PULSE ExploreとINZONE Budsの「音質」も比べてみました。どちらもiPhone 15 ProにUSBトランスミッターを接続して、デジタル無線接続によるサウンドを聴き比べています。楽曲はApple Musicで配信されている原田知世のアルバム「恋愛小説4〜音楽飛行」から「My Cherie Amour」を選びました。ボーカルとピアノ、ギターにベースとドラムスを中心としたアコースティック楽器によるセッションです。

↑iPhone 15 Proをリファレンスにして音質をチェックしました

 

PULSE Exploreはカスタム設計のプレーナーマグネティックドライバー、つまり平面型ドライバーを搭載するイヤホンです。ドライバーの仕様について詳細は明かされていませんが、長く平面型ドライバーを搭載するヘッドホン・イヤホンを商品化してきた米AUDEZE(オーデジー)をSIEが買収してパートナーシップを結んだことから、AUDEZEの技術が本機に搭載されている可能性もあります。

 

これを踏まえてPULSE Exploreのサウンドをチェックしてみました。平面型ドライバーは生音に近い透明感と、滑らかな“音の質感”が楽しめるところに特徴を持つ技術ですが、PULSE Exploreのサウンドは特に前者の「透明感」を強く感じました。

 

ボーカルの輪郭が明瞭に描かれ、ピアノやパーカッションの高音がキラリと光るような煌びやかな中高音域を特徴としています。低音は量感よりもスピード感重視で筋肉質。「グランツーリスモ7」をプレイすると、特にタイトに絞り込んだ低音が炸裂して楽しめました。

 

INZONE BudsはノイズキャンセリングをONにして聴きました。とても解像度が高く、音楽のディティールに肉薄できるリアリティに大満足。ダイナミックドライバーらしい活き活きとしたサウンドの躍動感を楽しめます。ボーカルとバンドの楽器の距離感を生々しくイメージできる立体的な音場の広がり感じられました。

 

ゲームサウンドは声が張り出してくるように力強く聴きやすい印象。「グランツーリスモ7」では低音だけ暴れる感じがなく、自然とゲームの世界に没入できるような、心地よく包みこむ中低音域の一体感が味わえます。

 

PULSE Exploreは課題もあるが、日常でも快適に使える

さて、PULSE Exploreはスマホやタブレットなど、モバイル端末でも快適に使えるワイヤレスイヤホンなのでしょうか? いくつかの注意点はありますが、答えは「イエス」です。

 

改めてBluetooth接続については、一般的なワイヤレスイヤホンと同じように簡単にできるので申しぶんありません。

 

また、PULSE Exploreは低遅延のロスレスオーディオを提供する新技術「PlayStation Link」を採用しています。USBトランスミッターを接続したPlayStation 5やPlayStation Portalで機能する技術です。

 

ただ、変換アダプターなどを介してUSBトランスミッターを接続したスマホでも機能するようです。iPad miniに接続してGarageBandアプリのキーボードをたたいてみましたが、操作に対して音が遅れることなく聴けます。GarageBandによる音楽創作にもPULSE Exploreは心地よく使えそうです。

↑iPad miniにPULSE Exploreを組み合わせてみました。GarageBandによるキーボード演奏もレスポンスは上々。心地よくプレイできます

 

しかし、注意点の1つとしては、USBトランスミッターのサイズがINZONE Budsのものに比べると大きめなので、変換アダプターなどを使ってスマホに接続するとゲームの操作は少しやりづらくなることです。プレイ環境はうまく整える必要があるでしょう。

↑PULSE ExploreのUSBトランスミッターをアップル純正のUSB-CーUSBアダプターを使ってiPhone 15 Proに接続

 

もう1つの注意点は、先述したとおり、PULSE Exploreにはアクティブノイズキャンセリングと外音取り込みの機能がありません。イヤーピースによるパッシブな遮音性能は十分に確保されていますが、飛行機の機内など大きな騒音に囲まれる場所では音声が聞こえづらくなるかもしれません。いろいろな環境で試しながら、PULSE Exploreからベストパフォーマンスが引き出せる場面を見つけたいところです。

 

以上を踏まえれば、日常の音楽再生やハンズフリー通話もPULSE Exploreで快適に楽しむことができました。

 

INZONE Budsと近いカテゴリの製品であり、価格もほぼ同じのため、選ぶ際に悩みそうですが、よくよく見ると違いもあり、その違いから用途も決まってくるのではないでしょうか。とはいえ、どちらの製品も完成度は高いため、年末年始に購入を検討すべきワイヤレスイヤホンとしておすすめしたいと思います。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

良質な音とド派手な光でアガる! プロが厳選したDTスピーカー3選

自室でのパソコン作業や動画鑑賞をはじめ、PCオーディオやPCゲームといったリラックスタイムに活躍するデスクトップ(DT)スピーカー。数ある機種の中から、本記事では、1680万色のイルミネーションが楽しめるDTスピーカー SteelSeries「Arena 7」、制作現場で活躍するモニタースピーカー Edifier「ED-MR4」、Bluetooth や USB-DAC を内蔵したコンパクトなアクティブスピーカー FOSTEX「PM0.3BD」の3機種を紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

【その1】1680万色のイルミネーションでゲームを盛り上げる!

SteelSeries
Arena 7
実売価格4万1770円

4インチドライバーとツイーターの2ウェイスピーカーとダウンファイアリングサブウーファーによる2.1chシステム。全音域で調整が可能な独自ソフト「SONAR」により、音楽も映画もゲームも本機のみで最高のサウンドを体験できる。

 

SPEC●スピーカー構成:2.1ch●実用最大出力:非公表●周波数帯域:35Hz〜20kHz●サイズ:W104.9×H126.2×D196.1mm(※スピーカー部)

 

↑4インチドライバーとツイーターの2ウェイスピーカーとダウンファイアリングサブウーファーによる2.1chシステム。全音域で調整が可能な独自ソフト「SONAR」により、音楽も映画もゲームも本機のみで最高のサウンドを体験できる。

 

↑1680万色のRGBイルミネーションを搭載。画面上のアクションや音声に反応し、ビジュアルでゲームや音楽を盛り上げる

 

野村‘s Check

PEQを駆使して好みの音にアレンジできる

「2.1chで定位感の良い迫力サウンドを楽しめるうえに、10バンドPEQで好みの音に調整できるのもうれしい。イルミネーションでデスクを積極的に演出したい人にピッタリ!」

 

【その2】制作現場で活躍する本格派モニタースピーカー

Edifier
ED-MR4
実売価格1万7980円

楽曲・映像制作など、原音を忠実に再現したいシーンで活躍するモニタースピーカー。細かい音までバランス良く再生でき、音楽の各パートのフレーズやノイズ、ズレなどを細かくチェックし、意図した音を制作可能だ。

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:42W●周波数帯域:60Hz〜20kHz●サイズ:W140×H228×D170mm

 

↑前面にAUX入出力を備え、ストレスなくヘッドホンへの切り替えが行える。右側のトグルでボリュームやモード変更も可能

 

↑背面の端子部。ノイズに強く、多くの録音機器に採用されるTRSバランス端子を搭載する。RCAアンバランスやAUXも装備

 

野村‘s Check

メリハリのある表現ができリスニング用にも最適

「フォーカスの良さや定位感の確かさなど音質は本格派。一方でメリハリのある表現も得意で、リスニング用にもピッタリ。この価格でこの音が楽しめるのは、まさにお値段以上!」

 

【その3】リスニングからエンタメまで幅広く活躍するDTスピーカー

FOSTEX
PM0.3BD
実売価格3万8500円

Bluetooth や USB-DAC を内蔵したコンパクトなアクティブスピーカー。サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドで楽しめる。USB端子は96kHz/24bitデータまで入力可能で、デスクトップでハイレゾ音源を堪能できる。

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:30W●周波数帯域:100Hz〜40kHz●サイズ:W110×H212×D133mm

 

↑「MUSIC/VOICE」モードスイッチを搭載。MUSICは音楽リスニング、VOICEはナレーションなど再生音源に応じて音質切換が可能だ

 

↑デジタルとアナログの入力に対応。スマホはBluetooth、PCはUSB、オーディオはAUXなど、入力を切り替えて使用できる

 

野村‘s Check

MUSIC/VOICEモードがユニークかつ便利

「2つのチューニングモードを搭載し、音楽再生だけでなくネット配信のナレーションなど声中心のモニターにも活用できます。デジタルとアナログ入力に対応するのも美点」

PC音源をグレードアップ!プロが推す「クリプトン」のDTスピーカー2選

自室でのパソコン作業や動画鑑賞をはじめ、PCオーディオやPCゲームといったリラックスタイムに活躍するデスクトップスピーカー。手軽にサウンドをグレードアップしたいなら、小型スピーカーながらハイレゾ音源も高音質で楽しめるクリプトン「KS-11G」「KS-33G」を選んでみてはいかがだろうか。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

パソコンのサウンドを簡単にグレードアップできる

デスクトップスピーカーは、パソコンで音楽や映画、動画配信を視聴する際はもちろん、PCゲームを迫力のサウンドでプレイしたいときなどにも活躍するアイテム。いずれもコンパクトなボディながら、ほとんどがアンプを内蔵しており、スピーカー非搭載PCとつないでも音声の出力が可能だ。

 

接続方法はBluetoothによるワイヤレス接続、USBやステレオミニ端子でのケーブル接続があり、クリプトンの2モデルのようにハイレゾ再生に対応したモデルなら、USB接続で高精細なハイレゾサウンドを堪能できる。スピーカー構成は、パソコンの左右に1台ずつ置く2.0ch、より重低音が楽しめる2.1chが一般的で、そのほか5.1chやサウンドバーなどもチョイス可能だ。

 

フルデジタル信号処理を施しハイレゾ音源も緻密に再現

クリプトン
KS-11G
実売価格6万5780円

Bluetooth受信が可能な小型アクティブスピーカー。バスレフの循環する空気量を増やすなどの音質チューニングを施し、上位モデルKS-33Gに迫るサウンドを実現した。PCMの最大192kHz/24bitまでに対応し、ハイレゾ音源も高音質で楽しめる。

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:70W●周波数帯域:70Hz〜20kHz●サイズ:W89.5×H176.5×D105mm

 

↑端子類はUSB(2.0)入力、アナログ(ステレオ3.5φミニジャック)入力、光デジタル入力を装備。Bluetooth受信にも対応する

 

↑Tymphany社製64mmコンケープ・メタル フルレンジ型ユニットを搭載。迫力の重低音と全域にフラットな再生特性をもたらす

 

↑コンパクトな専用リモコンが付属。手のひらサイズながら持ちやすく、ボタンもわかりやすく配置されており使い勝手は上々だ

 

野村‘s Check

コンパクトなのに豊かな音場を創出

「小型スピーカーとしては望外の空間的広がり感を持つなど、上質なサウンドを楽しめます。使い勝手に優れ、手軽にPCデスクの音環境をアップさせられるオススメモデル」

 

Upper Model

オールアルミボディ採用でよりクリアな音再生が可能

クリプトン
KS-33G
実売価格9万3280円

筐体のサイズ(※)とボディのフレーム部分にアルミの押し出しを使用しているのは「KS-11G」と共通だが、こちらはさらに両側面にアルミパネルを採用。オールアルミ採用で、余分な響きが音に乗らずよりクリアな再生ができる。

※ 幅が微妙に異なる(11G:89.5mm、33G:37mm)

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:70W●周波数帯域:70Hz〜20kHz●サイズ:W87×H176×D105mm

可愛いは正義、イヤホンも例外じゃない。でも音はイイの? 完全ワイヤレス「TE-D01i2」をチェック

「デザインや機能性に注目したいポータブルオーディオ機器」を、イラスト入りでレビューする本企画。今回取り上げるのは、AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01i2」です。

 

直販では、1万3310円(税込)で買えるモデルですが、その最大の特徴は“女性ユーザー”をターゲットにしたデザイン! これぞ、女性の筆者から見てもリアルに「可愛い!」と思うイヤホンを実現している逸品です。

 

何がすごいって、「芸術的」とか「個性派」とかの範囲の可愛いではなく、フェイスプレートにフラワーモチーフをあしらうという、超ストレートなデザインで可愛いを実現していること。これには拍手。

↑見た目が華やかなイヤホン本体です

 

かつてパナソニックから販売されていたヘッドホン「RP-HTX7」(レトロ感が可愛かった)のように、「女性がヘッドホン/イヤホンを選ぶならまずこれ!」という地位をガッツリ狙ってきた感がありますし、実際そのルートを外していません。

 

元々、初代モデルの「TE-D01i」から可愛いデザインは生きており「映えるイヤホン」として人気が出ていたのですが、新しいTE-D01i2では通話中のノイズキャンセリング機能に対応するなどグレードアップ! 使い勝手がより良くなっているんです。

 

あまりにも可愛いので、ここでは女性ファッション誌によくある「1週間着回しコーデ」風に、TE-D01i2の使用シーンと機能性を紹介しちゃいましょう。以下、11月中旬のとある一週間を過ごす、音楽好きの女性ライターを想定しています。

 

耳元から変えたい! TE-D01i2と過ごす週間Diary

【DAY1】月曜日

TE-D01i2を手に入れた初日、早速カフェでの原稿執筆中に、スマホと接続して音楽を聴いてみる。イヤーピースが6種類も入っているから、自分に合うサイズを見つけやすくてうれしい。

↑S/Mサイズのウレタンフォームイヤーピース(画像左)と、SS/S/M/Lサイズのシリコンイヤーピース(画像右)が付属。耳の小さい人向けにSSサイズも用意されているのがうれしいですね

 

仕事に勢いを出すためまず再生するのは、Official髭男dismのアルバム「レポート」の1曲目「始まりの朝」。いつも聴いてるビューティフルロックが、イヤホンを変えると新鮮な曲に。低音と高音にしっかりメリハリがあって、より開放感がありエモさが増してくる。

 

左側のフェイスプレートを1.5秒タップすると再生音楽の音量が下がり、外音取り込み機能をオンにできるのも便利。ノイズキャンセリング機能はあまり強くなくナチュラルな効き方かなあ。

 

【DAY2】火曜日

今日は自宅でTE-D01i2をパソコンとBluetooth接続して、担当編集さんとオンライン会議。「実は新しいイヤホンなんです」って自慢したら、女性の編集さんから「可愛いですね」って画面越しに褒められちゃった。こういう会話が生まれる感覚、新しいアクセサリーを着けたときに近いかも?

 

マイク性能も好調で、声も先方にしっかり届いたよう。しかもTE-D01i2は最大9時間連続で音楽再生できるとアナウンスされていて、確かにこの2日間ケースを充電せずとも、バッテリーはしっかり持っていることに気が付いた。

↑イヤホンを収納するチャージングケースも併用すると最大36時間音楽再生できます

 

【DAY3】水曜日

今日は朝から雨降りの中を取材先へ。ブラックのゴアサイド防水ブーツを履いているので、足元がやや重めのコーデだけど、TE-D01i2のおかげで耳元は鮮やか。こういう日こそ、顔まわりには華やかなものを着けたい。

 

午後はオンライン打ち合わせなので、ここでもTE-D01i2を活用。改めて、在宅ワークやオンライン会議といった今どきの仕事スタイルと完全ワイヤレスイヤホンの相性、最高です。

 

【DAY4】木曜日

TE-D01i2には2種類のフェイスプレートが同梱されているので、今日はなんとなく付け替えてみた。そういえば、ポタオデ界でフェイスプレートと呼ばれているこのパーツ、本製品では「メイクアップチップ」ってネーミング。

↑メイクアップチップは柄違いで2種類あります。気分やスタイルに合わせて付け替えると可愛いを演出してみてください

 

これ、女性としてはネイルチップ(つけ爪)を想起しやすくて、「付け替える」という行為に直結するネーミングなんだよね。うまいなあ。

 

【DAY5】金曜日

午後の隙間時間を狙って、2か月ぶりに美容院へ。これまでは前下がりのミディアムヘアにしていたけど、今回はサイドの髪を耳にかけやすい形のボブでオーダー。今後もTE-D01i2で音楽を聴くことが多くなりそうので、耳を出しやすい髪型に。

 

【DAY6】土曜日

自宅でゆっくり過ごしている夫から、「それいいね」って、新しい髪型とイヤホンをまとめて褒められた休日。TE-D01i2は、男性から見ても目を引くデザインみたい。しかも試しに音楽を聴かせてみたら、「結構いいね。低音に量感がありながらもボワついてないし、ボーカルが聴きやすい」とのこと。

 

夫は気になったようで公式サイトまで見に行き、「Bluetoothコーデック、AACとaptXにも対応してるんだ」と感心してた。

 

【DAY7】日曜日

今日は午後から一人で近所のカフェに行って、企画の資料チェックも兼ねてゆっくり読書。もちろんTE-D01i2で大好きな大滝詠一「A LONG VACATION」を聴きながら。可愛い完全ワイヤレスイヤホンを手に入れたら、仕事中もちょっとテンションの上がった1週間だった。

↑持ち運びしやすい専用ポーチ付き。充電用のUSBケーブルも付属します

 

見た目で選んでも失敗しない

いかがでしたか? そう、このTE-D01i2、デザイン推し一辺倒かと思いきや、意外とそうでもないんです。搭載するドライバーは10mm口径のダイナミック型で、従来モデルより大口径化。つまり低域の力感が増しています。

 

上述の通り、ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能も付いているし、BluetoothコーデックはSBCだけでなくAACとaptXにも対応。スペックだけ見たら、1万円台前半で買える完全ワイヤレスイヤホンとして、求められる基本性能をちゃんと網羅しているんです。

 

つまり、単に見た目で選ばれやすいだけではなく、「見た目で選んでも失敗しない完全ワイヤレスイヤホン」になっているということ。今どきの「女性向け」はこうでなくっちゃ。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

カメラ&ドローンアクセサリー約150品目が最大32%オフ! ブラックフライデーセールを12月3日まで開催

セキドは、12月3日までの期間限定で、カメラ/ドローンアクセサリーなど約150品目が対象となる「BlackFriday」を開催しています。

 

セールは、同社が日本総代理店を務めるカメラアクセサリーブランド「PGYTECH(ピージーワイテック)」の一部を除く、ミニ三脚や、各種カメラバッグ、フォトグラファーズグローブなどのカメラ/ドローン用アクセサリーほか、150点以上のアイテムが対象。

↑Unitree PUMP PRO(ユニツリー パンプ プロ)

 

一例として、スマートフィットネス「Unitree PUMP(ユニツリー パンプ)」が5280円オフの2万9700円、自作・旧型ドローンに搭載可能な外付型リモートID「AERO-D-X1」が6820円オフの1万2980円、SUBLUEの水中スクーター「SUBLUE HAGUL EZ(サブルー ハグルイージー)」が1万4200円オフの2万9800円など。

↑AEROENTRY AERO-D-X1 外付型リモートID

お値段は安い。ニトリからGoogle TV搭載32型チューナーレステレビ登場

ニトリは、Google TV搭載の32型チューナーレステレビを発売しました。価格は2万9990円(税込)です。

 

スマートテレビプラットフォームのGoogle TV搭載により、複数のストリーミングサービスを1つの画⾯でまとめて表⽰できます。そのため、複数のアプリを切り替えることなく、観たいものを⾒つけられます。

 

解像度は1366×768ドットで、応答速度は8.5ms。また輝度は230cd/㎥、コントラスト比は3000:1となっています。

 

枠の細いすっきりとしたデザインで、画⾯の迫⼒がアップ。視野⾓は左右・上下とも約178度あり、横から⾒てもきれいな映像が映るので、家族や友⼈と⼀緒に動画を楽しめます。

 

カラーはホワイトとブラックの2色。本体サイズは幅719.4×奥⾏475.6×⾼さ189.6mm(スタンド含む)で、重さは約3.75kg(スタンド含む)です。

完全ワイヤレスイヤホン「ATH-TWX7」が叶える! 小岩井ことりの欲ばりミュージック・ライフ

提供:株式会社オーディオテクニカ

 

オーディオテクニカの新製品「ATH-TWX7」は、上位機種ゆずりの妥協のない性能を備えつつ、手軽にも楽しめる完全ワイヤレスイヤホン。イヤホン・ヘッドホン大好き、音楽大好きなことりさんを満足させるその魅力とは! ?

 

かわいくて、機能も満載。まさに無敵のイヤホン!

Audio-Technica
ATH-TWX7
実売価格 2万4200円 発売中

 

オーディオテクニカのハイエンドTWS「ATH-TWX9」の設計思想を継いだ新モデル。幅広いニーズにマッチする新たな製品コンセプトにより、本体形状や機能など多くの点がブラッシュアップされつつ、より手ごろな価格帯にラインナップされた。3色のカラーバリエーションは上品でありながら親しみやすいデザインで、上位モデルゆずりのドライバー設計など妥協しない性能も魅力。

SPEC●ドライバー:φ5.8㎜ダイナミック型●コーデック:LDAC、SBC、AAC●使用可能時間:最大約6.5時間(イヤホン)、最大約20時間(充電ケース併用時)●質量:約4.7g(イヤホン片側)、約47.5g(充電ケース)

↑カラーバリエーションは左からアッシュブラック、ストーングレイ、リッチホワイトの3色

 

Profile●こいわい・ことり…声優として「アイドルマスター」「原神」など数々の作品に出演中。その一方で約200機種のイヤホン・ヘッドホンを集めるオーディオマニア。売上1億を超えた大人気ASMRレーベル「kotoneiro」もプロデュース中。ピアレスガーベラ所属。

 

色んな人にオススメな使いやすい1台です!

実は私、2022年秋に発売された上位モデル「ATH-TWX9」をかなり愛用しています。音質はもちろん、装着感をとても気に入っていて。「ATH-TWX7」は形状は少し変わりましたが、着け心地の良さはそのままに、軽くなって耳に馴染む感じでこちらも素晴らしい装着感です。充電ケースの形も、小さめな私の手にも収まるように少しだけコンパクトになっているし、質感が良くて持ちやすいんです。イヤホン本体も手に取りやすくて、ケースから取り出すときにも落とす心配はないです。カラバリもかわいいし、どんな服にも合わせられそう。「ATH-TWX9」の良いところもたくさん受け継いでいて、色んな人にオススメしたい製品です。“いつも音楽を楽しみたい”“音質にもこだわりたい!”“仕事でも使いたい”……欲ばりな私のライフスタイルにもぴったり。シーンごとのお気に入りポイントを紹介しますね。

 

小岩井ことりさんの
ライフスタイルにピッタリな完全ワイヤレスイヤホン

<07:00>

洗面台で使っても安心IPX4相当の生活防水

「朝の身支度や家事をしているときに、ふと水がかかったり、濡れた手で触れてしまってもOK。外で使っていて急に雨が降ってきたりしても大丈夫ですし、スポーツで汗をかいてもへっちゃらです!」(小岩井)

 

<10:00>

毎日の移動にも安心! 快適なヒアスルー機能

「マイクメーカーでもある同社ならではの音質の良さで、周りの音がナチュラルに聞き取りやすく入ってきます! イヤホンをしながら外を歩くときにも安心。人の声が聞こえやすいトークスルー機能も便利です」(小岩井)

 

<12:00>

お昼は快適ノイキャンで音楽に浸ってひとやすみ

「精度が高く、どんな環境にも使えるノイズキャンセリングです。ハイブリッドデジタルノイズキャンセリング技術で周囲の雑音を消してくれて、自分だけの空間をつくってくれるので休憩中も心が落ち着きます」(小岩井)

 

<14:00>

優れた通話性能はお仕事にも大活躍!

「2種類の通話モードは自分の声の音質もチェックできるので、場所に合わせて最適な音声に切り替えられます! マルチポイント機能にも対応していて、スマホとPCの両方で使いたいときにも便利です」(小岩井)

 

<19:00>

LDAC対応の高音質な音楽でリラックスタイムを楽しみたい

「すごく温かみのある音質で、長時間聴いても疲れにくそう。LDAC対応で精細感もしっかりしていて、ぼんやりした印象はありません。多くの方に気に入ってもらえそうなチューニングです!」(小岩井)

 

<22:00>

アプリのサウンドスケープでゆったりと夢の中へ

「専用アプリにはオーディオテクニカのマイクで収録されたヒーリングサウンドが搭載されていて、ゆったりおやすみしたいときはもちろん、逆に集中したいときなど、色んなシーンでサポートしてくれます」(小岩井)

<問い合わせ>オーディオテクニカ https://www.audio-technica.co.jp/support/inquiry/

 

構成/ゲットナビ編集部 文/工藤寛顕
撮影/福永仲秋(ANZ) ヘアメイク/Hitomi Haga

テレビの音が物足りない…だったら、JBLのサウンドバーはどう?

薄型テレビの音はひと昔前に比べて良くなっているものの、まだ物足りなさを感じる製品も多い。そこで本記事では、液晶や有機ELなど手持ちのテレビの音声を手軽にグレードアップできるJBLのサウンドバー2機種をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

テレビの内蔵スピーカーに満足できなければコレを!

サウンドバーとは、コンパクトなバー型スピーカーのこと。設置が簡単で、手軽に迫力あるサウンド再生が楽しめる。テレビの内蔵スピーカーに物足りなさを感じている人に最適なテレビオプションだ。現在、本体のみの「ワンボディ」と、本体とサブウーファーで構成される「2ユニット」が主流で、前者は手軽さ、後者は迫力の重低音を求める人向き。上位モデルのなかにはJBL「BAR 1000」のように、リアスピーカー付属モデルもあり、より奥行き感のあるサラウンドを満喫したい人にオススメだ。

 

JBLのシアターサウンドを自宅で手軽に満喫できる!

JBL
BAR 500
実売価格7万1500円

7基のスピーカーを搭載したサウンドバー本体と、大口径のサブウーファー1基からなる5.1chシステム。独自の「Multi Beam」技術とDolby Atmosのハイブリッド方式により、手軽にリビングで本格的な立体音響を再現できる。

 

SPEC●再生チャンネル:5.1ch●実用最大出力:590W●HDMI端子数:入力1/出力1●周波数帯域:35Hz〜20kHz

 

↑サブウーファーには上位モデル「BAR 1000」と同じ出力数の大口径ユニットを搭載。身体に響く深い重低音を創出する

 

↑AirPlay 2、Alexa MRM、Chromecast built-inに対応。300以上のオンライン音楽ストリーミングサービスにアクセス可能だ

 

↑2Way構成のセンター左右用スピーカー5基に加え、両端にサラウンド用ビームフォーミングスピーカー2基を搭載する

 

野村‘s Check

空間オーディオのリアルな音場が楽しめる

「独自のMultiBeamによるリアルサラウンドに加え、バーチャルハイトスピーカー内蔵によってDolby Atmosにも対応。手軽に空間オーディオが楽しめるので、セカンドシステムにピッタリです」

 

無線リアスピーカー搭載のリアル7.1.4chシステム

JBL
BAR 1000
実売価格10万8170円

こちらは、Bar 500のハイエンドモデル。Dolby AtmosやDTS:Xに完全対応する7.1.4chサラウンドシステム。サウンドバーとワイヤレス・サブウーファー加え、充電式ワイヤレス・リアスピーカーを備え、最高峰の没入感とかつてない臨場感を体感できる。

SPEC●再生チャンネル:7.1.4ch●実用最大出力:880W●HDMI端子数:入力1/出力3●周波数帯域:33Hz〜20kHz

 

↑無線リアスピーカーと「MultiBeam」技術と採用。Dolby AtmosとDTS:Xの7.1.4chの立体音響を再現する

シャープ、設置しやすくお手頃価格なサウンドバー「HT-SB700」発売

シャープは、迫力ある立体音響が手軽に楽しめるとうたう、コンパクトなサウンドバー「AQUOS オーディオ HT-SB700」を11月25日に発売します。実売価格は2万9700円前後(税込)。

 

HT-SB700は、コンパクトサイズを実現しながらも、高音質を実現したというサウンドバー。設置しやすいよう横幅52cmに抑え、テレビ台やテレビスタンドの棚板の上など、限られたスペースにもすっきりと置けます。また、テレビとの接続はHDMIケーブル1本でOK。簡単に使い始められます。

 

音質については、立体音響技術「Dolby Atmos」を採用。コンテンツのBGMや効果音、セリフなどの臨場感を高めて、迫力ある音響を届けるといいます。スピーカー部には、前面に音を出すフロントスピーカーに加え、上向きのハイトスピーカーを搭載。音を天井に反響させることで、聴く人を包み込むような音場を作り出します。また、フロントスピーカーにバスレフダクト構造を採用。低音域の表現力を高めています。

 

テレビと周辺機器との連携機能「AQUOSファミリンク」に対応し、テレビのリモコンで、本機の音量操作やサウンドモードの切り換え操作が可能です。さらに、電子番組表の番組情報を読み取り、見ている番組に適したサウンドモードが自動で選択される「ジャンル連動」を搭載しています。

 

そのほか主な仕様は以下のとおりです。

 

チャンネル数

2.0.2ch

総合出力

70W

(フロントスピーカー20W+20W/ハイトスピーカー15W+15W)

本体サイズ

幅520×奥行113×高さ72mm

重さ

約1.7kg

電源入力

DC18V 2.0A(付属のACアダプターを使用)

定格電圧

/消費電力(待機時)

AC100V、50/60Hz

/15W(約1.1W)

音声入力端子

デジタル外部入力:角型光入力×1

アナログ外部入力:ステレオミニジャック×1

音声出力端子

デジタル外部出力:HDMI(eARC/ARC)出力×1

対応音声フォーマット

Dolby Digital/Dolby Digital Plus/Dolby TrueHD/Dolby Atmos/

MPEG-2 AAC/PCM(最大7.1ch)

対応Bluetooth

コーデック

SBC/AAC

無線通信方式

Bluetooth 5.3 + EDR A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)

AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)

付属品

リモコン、単4乾電池×2、ACアダプター(1.5m)、

HDMIケーブル(1.2m)、拡散シート

11月30日まで! イヤホンやスピーカーが「Amazonブラックフライデー」で最大50%オフ

サウザンドショアスは11月30日まで、Amazon.co.jpで開催中の「Amazonブラックフライデー」にてTribitのイヤホンやスピーカーなど12製品を、最大50%オフで販売します。

 

セールでは、Bluetoothイヤホン「FlyBuds3Sホワイト」が50%オフに。

 

Bluetoothイヤホン「FlyBudsC1」が、40%オフとなっています。

 

Bluetoothスピーカー「XSound Go」は、15%オフです。

名機「GODJ Plus」が順当かつ期待通りに進化! 1台ですぐに使えるポータブルDJマシン「FJ1」登場

DJたちからはもちろん、当時日本のクラウドファンディング記録を塗り替えたことで、ガジェット界隈でも大きな話題をさらった「GODJ Plus」。そんな名機の後継機となるポータブルDJマシン「FJ1」が登場しました。もはやこのリードで湧き立つ人もいるのではないでしょうか。現在Makuakeでプロジェクトを展開中です。

 

場所やシーンにとらわれず、1台でDJプレイを楽しめる

FJ1は、GODJ Plusの遺伝子を受け継ぎつつ、1から設計し直したオールインワンのポータブルDJマシンです。A4サイズの筐体に、DJに必要なすべての機能を搭載。2つの曲をミキシングしたり、スクラッチしたりエフェクトをかけたりと、DJプレイを楽しめます。

↑FJ1

 

また、GODJ Plusと同じスピーカーユニットを搭載したうえ、クラスDアンプで駆動することで大音量を実現。ちょっとしたパーティーからクラブでのプレイまで対応できます。RCA出力も搭載されているので、大型スピーカーと接続も可能です。

 

プレイ中にPCやスマホが不要なのもポイント。音楽ファイルを入れたUSBメモリーを本体に挿すだけで、すぐにDJを始められます。また、10000mAhのバッテリーを内蔵しているため、電源のないところでも使用できます。たとえばスピーカーで音楽を流してもOKなBBQ場などでアゲアゲに楽しめるわけです。

↑本体左側面にUSBを装備

 

筐体から液晶、プロセッサーまで順当に進化

後継機だけあって、GODJ Plusから進化したポイントもあります。

 

ひとつは筐体。FJ1は従来のプラスチックからアルミニウムに変更しました。高級感が出ますし、DJ中に盛り上がって踊りながら操作しちゃうこともあるかと思いますが、プラスチックに比べたら耐久性の面で格段に安心です。表面はカラーアルマイト処理を施しており、変色や腐食を防いでいます。

↑耐久性と見た目の高級感を両立させたアルミニウム筐体

 

もうひとつはタッチパネル式の液晶です。GODJシリーズから明るさもコントラストも格段に上がったうえに、横長の液晶を採用することで表示領域を1.5倍に拡張。操作性が向上しています。こちらは、特にベテランDJ勢から喜ばれそうです。

↑液晶パネルのイメージ図

 

3つめは、縦並びの3バンドイコライザー。従来の横並びのノブから、ほかのDJマシンと同様の縦並びにすることで、違和感なく使用できるようにしています。多くの要望があったそうで、ユーザーの声をしっかり取り上げているのはさすがと言えます。

↑3バンドイコライザーは横並びから縦並びに

 

さらに、メインのプロセッサーも強化され、動作周波数はGODJシリーズの約25倍となる1.6GHzを実現しています。処理速度の速さはもちろん、アルバムアート表示や高負荷サウンドエフェクトにも対応できるそうです。

 

このほか、音源の対応フォーマットが広がり、ほぼすべてのフォーマットを再生できたり、充電ポートにUSB Type-Cを採用したりと、「令和のガジェットはかくあるべき」といった仕様に進化しています。

 

「この価格で実現出来るのが信じられない」

現在Makuakeでは目標金額に向けて応援購入が進んでいます。さらに、応援のコメントも数多く寄せられ、

「こんなに優秀な機材GODJがもうなくなるのかと、悲しんでました。 7年越しの新作!迷いなく支援させて頂きました! リターンに時間が掛かっても良いので納得行く開発をお願いします!」

「GODJ、GODJ-plus、ovo、今までのプロダクトは全て良いものでした。今回も期待しています。」

「開発の成功をお祈りします。この価格で実現出来るのが信じられない位の内容かと思います。」

 

などなど、製品への期待感の高さがうかがえます。FJ1でDJ入門を予定している人もいるようで、“刺さっている”人が多いのでしょう。

↑Makuakeのプロジェクトページ

 

価格は一般販売時は9万2000円(税込)予定のところ、Makuakeでは早割36%オフの5万8800円(税込)で応援購入できます。「この価格で実現出来るのが信じられない」というコメントでもわかるように、かなりお手頃でしょう。

 

今回も名機の予感

オールインワンであるがゆえに、FJ1はバックアップ機材として安心できますし、これから趣味でDJを始めたい人にも向いているでしょう。さらに、独自開発の「AutoDJ機能」内蔵で、DJがプレイしているかのように自動で選曲とミキシングをしてくれるので、新しい音楽体験もできます。

 

製品の概要を見るだけでも、今回も名機の予感が漂います。2024年1月にプロジェクトが終了。まだ余裕あるなんて思わず、気になった人は早めにチェックしてみましょう。

超コンパクトで持ち運びしやすい、4万円台のプロジェクターが販売

BBソフトサービスは、日本ビジネス開発が販売するモバイルプロジェクター「Adget Pocket Projector(アジェットポケットプロジェクター)」の取り扱いを、+Styleで開始しました。価格は4万4880円(税込)。

 

Adget Pocket Projectorは、ボディが425gと軽量で、ポケットやハンドバッグにも入り、持ち運びや設置が苦になりません。自宅の中だけでなく、友人と遊ぶ際や、アウトドアシーンなど、いつでも、どこにでも気軽に持ち出せます。本体サイズは直径130×高さ42mmです。また、バッテリー内蔵のため、動画であれば約2時間のバッテリー駆動も可能。

 

投影は最大120インチまで。明るさは220ANSIルーメンのため、電気をつけた部屋でも使用できます。なお、解像度は854×480ドットです。投影方式はDLPで、光源はLED。

 

無線はWi-FiとBluetooth 5.0に対応。対応機種は以下のとおりで、幅広いデバイスと接続して使えます。

iPhone、iPad、Android、Windows、Mac、Blu-ray/DVDプレーヤー(レコーダー)、ゲーム機(Switch、PS3、PS4、PS5など)、USBメモリー、ストリーミングデバイス(Fire TV Stick、Chromecast、Chromecast with Google TV、Apple TVなど)

 

カラーバリエーションは、モスグリーン、グレー、ホワイト、グレージュの4色。インテリアに合わせやすいおしゃれなカラーが揃っています。このほか、三脚のマグネットファンクションが付属。簡単に取り付けられ、天井投影も可能です。