LG、ワイヤレスで超大画面な4K有機ELテレビ発表。お値段はなんと……

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ワイヤレスで使用できる4K有機ELテレビ「OLED M3」を発表しました。ラインアップは97インチの「LG SIGNATURE OLED97M3PJA」と、77インチの「OLED77M3PJA」をそろえており、2024年2月上旬に発売します。税込の予想実売価格は97インチモデルが429万円前後、77インチモデルが99万円前後です。なお、97インチモデルは受注生産となります。

 

OLED M3は、端子やチューナーを専用ボックスの「ZeroConnect Box」に収め、ボックスとテレビをワイヤレス接続することで、映像を楽しめる製品です。壁掛け用の取り付け金具も付いており、インテリアを優先した設置が可能になります。

 

ZeroConnect Boxとテレビは60Hz帯を利用してワイヤレス接続。高速なうえに一般的なWi-Fiとは帯域が異なるため、混線による通信障害の心配はないとしています。ただし、テレビとZeroConnect Boxでそれぞれ電源ケーブルの接続が必要になります。また、ZeroConnect Boxはテレビから最大10mの距離まで離しても接続できるとのこと。

↑OLED77M3PJA

 

画質面では、独自開発のリアルタイムAIプロセッサー「α9 AI Processor Gen6」を搭載。地上波、ネット動画を問わずあらゆるコンテンツに合わせて、美しく鮮明な映像を再生するとのこと。また、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

 

さらに、α9 AI Processor Gen6は音質も最適化。映像のジャンルをシーン分析して、映像に合わせて臨場感あふれるバーチャル9.1.2chサウンドに変換します。

 

独自OS「webOS 23」も搭載し、Netflixやhulu、Tverなど、幅広い動画サービスに対応しています。このほか、画像を選ぶだけで好みの画質に設定できる「パーソナルピクチャーウィザード」機能も採用。

 

なお、97インチモデルは別売りで専用スタンドを用意しています。

↑LG SIGNATURE OLED97M3PJA

プログレードデジタル製品が最大44%オフ! Amazonブラックフライデー先行セールから実施中

ProGrade Digital Inc.(プログレードデジタル)は、Amazonで現在開催中のAmazon ブラックフライデー先行セールと、11月24日0時から12月1日23時59分まで開催されるブラックフライデーの両方の期間を通じて、セールを実施します。

 

期間中は、プログレードデジタル全製品が通常価格から11%~44%オフのセール価格で購入できますが、在庫がなくなり次第終了となります。各製品のセール価格は、以下の表をご覧ください。

ついに「Sonos」がヘッドホンを投入!? アップルとの決戦間近

米オーディオメーカーのSonosが、アップルの「AirPods Max」に対抗して、400ドル台(約6万円※1)のヘッドホンやイヤホン、セットトップボックスを準備しているとブルームバーグが報じています。

※1: 1ドル=約148.3円で換算(2023年11月22日現在)

↑ヘッドホンが楽しみ

 

Sonosはネットワーク対応のスマートスピーカーを開発しており、日本でも製品を販売しています。他方、次期AirPods Maxは2024年に、その翌年には次期AirPods Proが登場するとブルームバーグは以前に報じていました。

 

今回の報道によれば、Sonosは2024年4月にもオーバーイヤータイプのハイエンドヘッドホンを投入するとのこと。「Duke」というコードネームで開発されているこのヘッドホンは、ブラックとホワイトの2色をラインナップ。Sonosのデバイスと同期し、楽曲を音声でコントロールすることができます。

 

Sonosは2019年からヘッドホンの開発に取り組んでいたものの、製品化には至っていませんでした。しかし、早ければ来年3月頃に自社開発のヘッドホンが発表されるようです。

 

それと同時に、同社がAirPodsに似たイヤホンを開発していることや、来年末には150ドル〜200ドル(約2万2000円〜3万円)のセットトップボックスを投入して、アップルやストリーミングサービスのロクと競うとも報じられています。

 

ネットワーク機能だけでなく音質にも定評があるSonos。独自のヘッドホンやイヤホンの登場に期待です。

 

Source: Bloomberg

ソニーがディズニー100周年記念の完全ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを発売

ソニーは11月21日、Disney100周年を記念した「Disney 創立100周年記念モデル」を発売しました。ラインアップは完全ワイヤレスイヤホン「WF-C700N/D100」、ワイヤレスヘッドホン「WH-CH720N/D100」、ウォークマン「NW-A306/D100」です。

 

発売した製品は、Disney創立100周年限定デザインを刻印。WF-C700Nは、充電ケースに描き起こしされたオリジナルデザインのミッキーマウスとミニーマウスを、ハウジングにはDisney創立100周年のアニバーサリーロゴを刻印しています。

↑ソニーの完全ワイヤレスイヤホンとしてはエントリーにあたる「WF-C700N」

 

↑ハウジング。カラーはホワイト1色です

 

WH-CH720Nはハウジング部分に、オリジナルデザインを刻印。指揮をとるミッキーマウスのほかに、チップとデール、「リロ・アンド・スティッチ」のスティッチなど、さまざまな作品のキャラクターとアニバーサリーロゴがデザインされています。

↑エントリー向けのWH-CH720N。カラーはブラック1色です

 

NW-A306は、本体背面にDisney創立100周年記念のオリジナルデザインを刻印しています。ロゴの前で、クラシックな絵柄のミッキーマウスとミニーマウスが踊っているデザインです。

↑エントリークラスのウォークマンであるNW-A306。カラーはブルーです

 

製品はすべて受注販売で、店頭在庫はありません。受注は11月21日10時から開始しており、2024年1月31日まで受け付けています。製品のお届けは受注後約3週間前後で、受注状況によっては時間が延びる可能性があるとのこと。

 

価格はWF-C700Nが1万9000円(税込、以下同)前後、WH-CH720Nが2万4000円前後、NW-A306が4万8000円前後です。

 

なお、一部全国の家電量販店や、ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神では、サンプル展示もあるそうです。デザインが気になる人は実機を見てから検討するとよいかもしれません。

新しく出た「GoPro HERO12 Black」を海外旅行に持参! 作例多めでレビュー

アクションカメラの代表格として名高いGoPro。最近ではYouTubeの撮影はもちろん、映像作品の制作でも使われることが増えており、撮影シーンの幅を広げてくれるカメラとして注目が高まっています。みなさんも街中でGoProを持って撮影している人を見かけることが増えたのではないでしょうか。

 

そんなGoProシリーズから、2023年9月に「GoPro HERO12 Black」(以下、HERO12)が新しく発売されました。販売価格はGoPro公式ECサイトで税込み6万2800円です(2023年11月1日現在)。

 

今回はGoProさんから製品を提供してもらい、作例多めでレビューをしていこうと思います。

 

Bluetooth対応、手持ちの三脚が使えるなど利便性が向上

まずは概要をみていきましょう。

↑GoPro HERO12 Black

 

GoPro HERO12 Black GoPro HERO11 Black
サイズ 幅71.8×高さ50.8×奥行き33.6mm 幅71.8×高さ50.8×奥行き33.6mm
本体重量 154g(カメラ本体+マウントフィンガー+バッテリー) 154g(カメラ本体+マウントフィンガー+バッテリー)
イメージセンサー 1/1.9インチCMOS 1/1.9インチCMOS
防水性 10m(保護ハウジングありの場合60m) 10m(保護ハウジングありの場合60m)
マウント マウントフィンガー、1/4-20UNC(三脚ネジ) マウントフィンガー
動画解像度 最大5.3K 最大5.3K
静止画解像度 最大27.13MP(5568×4872px) 最大27.13MP(5568×4872px)

 

前モデルからのアップデートに、HDR撮影が可能になったことや10bitカラーによるLog撮影ができるようになった点、またBluetoothでのオーディオ拡張によってアップルのAirPodsやBluetoothイヤホンをワイヤレスマイクとして利用できるようになった点が挙げられます。

 

これによってカラーグレーディングの柔軟性向上や、外部マイクを使っていたユーザーにとって利便性が増したといえるでしょう。

 

HERO12からは新たに、本体底部に三脚を取り付けることができるマウント(1/4-20UNC)も搭載されました。一般的な三脚にも取り付けられるようになったことで、すでに手持ちの三脚とも組み合わせて使えます。

↑新たに三脚ネジ穴(1/4-20UNC)を搭載

 

また本体はこれまでのブラックカラーと異なり、濃いグレーのカラーにGoProのロゴと同じ水色の斑点のようなものが散らされているあしらいになっています。使っているとどうしてもついてしまう擦り傷が目立ちにくいカラーは、個人的に気に入っています。

↑HERO12“Black”だが、実際は若干グレー感のあるカラー

 

HERO12と旅に出てみました

今回香港へ旅行に行く予定があり、一緒に持っていくことにしました。

 

本格的な映像機材となると荷物も嵩張りますが、HERO12はコンパクトに鞄に入れて持ち運べるので便利です。あとは元々の設計がアクションカムとしてタフなのも、vlogカムにはない特徴。もちろん破損などないように持ち運びますが、「丁寧に扱わなければ……」と気疲れすることがないのは気持ちが楽になりますね。

 

【マンション・市場の動画】

↑左右からそびえ立つマンションと商店

 

HERO12には4つの画角モードがあり、広い方からHyperView(12mm)、SuperView(16mm)、広角16〜34mm)、リニア(19〜39mm)が選択できます。

 

まずは、街の様子をHyperView(12mm) の広角で撮影してみました。高い建物が多く、標準画角のレンズでは収まりきらない景色もHERO12ならラクラク撮影できます。

 

香港の国土は東京都のおよそ半分ほどの大きさ。そのうち約6割を山地が占めており、わずかな広さの市街地に約700万人が集積して暮らしています。そのため建物は必然的に高層化を余儀なくされており、一般的なマンションも10階建ては当たり前。大型スーパーを建設する余裕もないことから、食料品や日用雑貨のお店は住宅マンションの1階部分に入居していることが多いです。

 

【露店の動画】

↑高い目線からの映像撮影も片手でラクラク

 

純正アクセサリの「Shorty」を使って、目線より高いところでカメラを構えてみました。ジンバルに載せた一眼レフやvlogカムは、その重さから高いところでの撮影はなかなか難しいですが、GoProは軽さと機動性のよさゆえに人間の目線では見られない画角で撮影ができるのもおもしろいポイントです。

 

ところで街を歩いていて気づいたのですが、香港の建設現場では鉄骨の代わりに竹を組んで足場を作るところが多いようです。崩れたりしないのか心配ですが、どこも同じやり方で足場を組んでいたのできっと大丈夫なんでしょう。

 

【高い建物をぐるりとする動画】

↑超広角で高い建物を撮るとダイナミックに

 

旅行先では観光地巡りも楽しいですが、その土地の暮らしを追体験できるような過ごし方もおもしろいものです。動画を撮りながら街を歩き、自宅に戻った後に録画を見てみると、現地で歩いているときには見えなかった景色が見えるのもあり結構よいです。

 

【市場の中の動画】

↑現地に暮らす人たちが集う場所へ

 

【野菜の動画】

↑野菜は基本的に量り売りが多いみたい

 

【街角の動画】

↑香港のスクランブル交差点も、人で溢れている

 

街中などの明るい場所であれば、夜間の撮影に際してもノイズは気にならない程度です。写真と異なる映像のいいところは、音声も一緒に撮影できる点だと感じられました。動画内で聞こえてくる「カチカチカチ」という音は信号の音です。この音を聞くと香港を思い出す! という人もいるくらい特徴的な音で、自宅に戻った後もその音を聞けるのは懐かしい気持ちになりますね。

 

実際に使ってみて、ここがよかった4つのポイント

ここまで作例をいくつか見てきましたが、使っていてよかったポイントもお伝えします。

 

1.バッテリー性能の向上

↑これまでのモデルに比べて長時間撮影が可能に

 

HERO12では5.3K60fpsの設定の場合、フル充電のバッテリーでは約70分間の撮影が可能とされています。前のモデルであるHERO11は約35分だったため、およそ2倍の撮影に耐えうるようになりました。常に最高画質で撮影したい! というユーザーばかりではないかと思いますので(私もそのうちの一人です)、5.3K30fpsなら1.5時間以上、1080p30fpsであれば2.5時間以上連続で録画できることを申し添えておきましょう。

 

筆者の場合は1日を通して動画の撮影をするというわけではなく、写真を撮ったり・動画を撮ったりとバランスよく使っていたこともあり、1日を通してバッテリーの心配をする必要はありませんでした。

 

2.手持ちでの安定さ

【市場の中の食堂の動画】

↑片手に荷物を持ちながらの撮影でも、この安定さ

 

やはりアクションカムに求められるのは、ハードな動きにも耐えられる安定さ。スマートフォンで撮影できる動画も高画質化が進んではいますが、片手で持ちながら撮影した際の安定感は、まだまだHERO12に軍配があがりそうです。

 

とはいえ、広角で撮影する際には歩行に伴う縦揺れもみられます。本体を直接手持ちで撮影する際には撮影モード「リニア」で揺れを抑えるなどするとよさそうです。

 

3.スマートフォンでの操作も可能に

記事内でご紹介した動画は、すべてGoPro公式のアプリである「GoPro Quik」を使って編集しました。スマートフォンへBluetooth経由で動画を転送でき、アプリ内で編集まで完結することができます。

 

動画のバックグラウンドに音楽を乗せることもできますが、ライブラリは全体的に海外感のある楽曲が多かったため、必要に応じて別アプリでの編集を組み合わせるなどで満足度の高い映像制作ができそうです。

↑撮影後の編集がアプリ内で可能に

 

アプリ機能の中で最も便利だと感じたのが、あとからフレームを選択できる機能。ひとまずHyperViewで超広角の映像を撮影しておきながら、あとから広角でエクスポートをする、という手法を取れます。逆に広角で撮影しておいたデータからHyperviewへは変換できないため、この旅中はHyperviewで撮影することが多い結果となりました。

 

一般的なvlogカムや一眼レフカメラなどで焦点距離の異なる映像を撮りたかったら、レンズを交換して再度撮影する必要がありますが、GoProなら1回の撮影で済んでしまうというのは驚きです。

 

なお、アプリはGoPro公式が提供していることもあり、動画の最後に「GoPro」というロゴを入れることができるのは“公式感”が醸し出されて、格好いいなと個人的には感じています。

 

4.自宅でもWebカメラとしても活躍

「GoProは買ったけど、そんなに頻繁にお出かけや旅行に行くわけではない……」という方も安心です。

 

GoProから提供されている公式アプリを利用すれば、Zoomなどのweb会議でGoProを外付けカメラとして利用できます。

↑デスクに置いてこんな使い方も(引用元:GoPro公式コミュニティサイト

 

USB Type-Cのケーブル1本、バスパワーで動作するので接続も簡単です。今は大体のパソコンにWebカメラが搭載されていますが、ワンランク上の映像体験を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

発熱は改善の余地あり。撮影し出すとアクセサリもほしい

↑手持ちだと熱さを感じる場面も

 

これまでのモデルでも言及されていることが多かった排熱問題は、まだ解決までの道のりは長そうです。

 

今回お借りしている期間には最長10分ほどの撮影しかしませんでしたが、それでも撮影後は本体が熱を帯びている状況でした。また撮影時だけではなくスマートフォンアプリ(Quik)と接続して動画を転送している間やWebカメラとして利用している際なども発熱しており、この発熱が本体やバッテリーに及ぼす影響などが心配になりました。

↑アクセサリを追加で購入するとより楽しめる

 

もうひとつ、HERO12本体のみの購入では、手持ちに便利なロッドなどは付属してきません。本体をそのまま手持ちで撮影することもできますが、さまざまなアクセサリを組み合わせることでより快適に撮影できます。

 

ただし、HERO12からは三脚ネジが搭載されているので、通常のミニ三脚やゴリラポッドなどを組み合わせてもいいでしょう。このあたりの柔軟性の高さはうれしいところです。

↑Shorty(引用元:GoPro公式ECサイト

 

筆者は旅先の景色を収めることを中心に想定し、純正アクセサリの「Shorty」(税込6400円)を購入しました。開けば三脚になる部分は閉じれば持ち手となり、グリップ性が増すことで安定して撮影ができるようになりました。

 

やはり間違いないモデル。初めての一台や別の製品から買い替えにピッタリ

連続撮影時間が前モデルと比べて2倍近くまで増加したことに加え、HDR撮影の搭載やLog撮影が可能になったことなど細かな点がアップデートされたGoPro HERO12 Black。前モデルを所持しているユーザーにとっては買い替えを決断するほどのビッグニュースはなかったかもしれませんが、これまで別のアクションカムを使っていたユーザーや、初めて購入を検討するユーザーにとってはGoProの楽しさを堪能させてくれる、そんな一台だと感じました。

 

これからの秋の行楽シーズンの思い出の記録に、またウインタースポーツの撮影を楽しむために、ぜひ手にとってGoProの楽しさを実感してみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「Insta360 GO 3」もセール対象に! Insta360「ブラックフライデーセール」は公式限定Tシャツもゲットできるかも!?

Insta360Japanは、12月3日までブラックフライデーセールを開催しています。

 

セール期間中は、今年6月に発売した超小型最新アクションカメラInsta360 GO 3が初めて5%オフに。ポケットサイズの360度アクションカメラInsta360 X3が最大6800円オフ、Insta360 ONE RS 1インチ360度版が1万1900円オフで購入できるほか、アクセサリーも最大50%オフとなっています。

↑価格はすべて税込

 

また、公式サイト限定特典として、一部製品を購入すると、Insta360公式限定Tシャツのプレゼントや、Insta360 Care&延長保証20%オフのサービスも用意しています。公式サイト限定特典は12月29日まで。

約1kgの重さで最大120インチ投影、持ち運びしやすいLGの新スマートプロジェクター「PF510Q」

LG エレクトロニクス・ジャパンは、プロジェクターの「LG CineBeam」シリーズから新モデル「PF510Q」を発表。11月17日に発売します。予想実売価格は8万8000円前後(税込)です。

 

PF510Qは、幅148×奥行き148×高さ71mmで重さ約1kgとコンパクトなサイズながら、最大120インチの大画面を表示できるプロジェクターです。Wi-Fiに対応しているうえ、WebOSを搭載しているので、本体と付属の電源ケーブルを持ち運べば、自宅内はもちろん、旅行先などに持って行って使用できます。

 

解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、リフレッシュレートは24~60Hzに対応。また、低解像度の映像はアップスケーリングによって、フルHD画質で楽しめます。このほか、HDR10 やHLG のコンテンツ再生にも対応しています。パネルタイプはDLPを採用。加えて、RGBとダイナミックグリーンの合計4つのLED光源を搭載しています。

↑4つのLED光源を搭載することで、DLP方式のプロジェクターの弱点と言われていた、経年的な色の変化やレインボーノイズを軽減。ピュアな色味を再現したそうです

 

明るさは450ANSIルーメン、コントラスト比は150000:1、スピーカー出力は5W。またインターフェイスはHDMI入力×2、USB 2.0×1、オーディオ出力×1、有線LAN×1を装備しています。

↑インターフェイスは背面および右側面にまとめられています

カメラレンタルにおすすめの人気サービス14選|レンタルのメリット・デメリットも紹介します

カメラレンタルサービスとは、購入せずに、必要な時に必要なカメラを借りられるサービスです。

近年、高画質のカメラが手頃な価格で購入できるようになりましたが、それでも高価な機材なので、購入をためらう人も少なくありません。

ナビ博士
そんな方におすすめなのが、カメラレンタルサービスじゃ。

当編集部で調査した結果、人気カメラレンタルサービスは以下の14選でした。

カメラレンタルサービスは、昨今需要が高まってきている上、安いカメラの種類が豊富など人気の理由はさまざまです。

本記事では、おすすめのカメラレンタルサービス14選やレンタルする場合の選び方、メリット・デメリットについて紹介していきます。

ナビ博士
カメラレンタルサービスを初めて利用する人でも簡単にレンタルできるからぜひチェックしてみてね。

カメラのレンタルとは?購入とどちらがおすすめ?

カメラのレンタルサービスとは、購入せずに必要な期間だけ、本格的なカメラ機材を借りられるサービス

レンタル期間は、1日単位から月単位、サブスクまでさまざまです。

また、レンタル料金も、レンタル期間や機材の種類によって異なります。

カメラのレンタルサービスは、以下の人におすすめです。

カメラのレンタルがおすすめな人
  • 本格的なカメラを使ってみたいけど、購入するほどではない人
  • イベントや旅行など、一時的に本格的なカメラがほしい人
  • カメラの使い方を覚えたい人
ナビ博士
色んなカメラを試したい人や、旅行の時だけ使いたい人など短期利用におすすめじゃ!

一方、カメラの購入は、以下の人におすすめです。

カメラの購入がおすすめな人
  • カメラを頻繁に使う人
  • 自分の好きなようにカメラをカスタマイズしたい人
  • カメラを長く使い続けたい人
ゲット君
ゲット君
これまでもカメラを使っていた人やこれからずっと使いたいにおすすめだね!

カメラのレンタルはどこがおすすめ?料金の安いおすすめサービス15選

それではココからは、カメラのおすすめレンタルサービスについて紹介します。

以下で15社を比較してみました。

<カメラレンタルサービス15社比較>
最安レンタル料金 レンタルできる
カメラブランド
最低レンタル期間 対応エリア 補償制度 特徴
GOOPASS 2,970円
  • Nikon
  • SONY
  • Panasonic

など

1ヶ月間 全国 利用者の負担上限金額:5,000円(税込)
※Rank1以下の商品は2,000円(税込)
月に何回も商品を交換できる
1ヶ月先まで予約できる
Rentio 3,000円
  • SONY
  • Panasonic

など

4日間 全国 購入品の故障・破損等において、一切の請求なし 最短4日〜レンタル可能
人気カメラもレンタル可能
DMMいろいろレンタル
※サービス終了
1,200円
  • SONY
  • Panasonic

など

5日間 全国 「安心保証付き」のアイコンがある場合、無償修理 最新機種を扱える
高価なカメラを格安でレンタル可能
モノカリ! 2,500円
  • CANON
  • SONY
  • GoPro

など

1日間 全国 無償で代理品送付 気になるカメラを購入前にお試し利用できる
高品質・高価なカメラを安く扱える
ゲオあれこれレンタル 4,800円
  • Nikon
  • CANON

など

5日間 全国 利用中のキズや故障の際、一切の請求なし 送料無料
高価な一眼カメラを格安でレンタル可能
Rentry 3,880円
  • GoPro
  • CANON
  • OLYMPUS

など

4日間 全国 無償修理 全てのカメラに無料でSDカードを付属
最短4日間〜レンタル可能
APEXレンタル 2,000円
  • 富士フィルム
  • SONY

など

3日間 全国 レンタル料金合計金額に10%上乗せで安心補償サービスに加入可能 予備バッテリーやカメラバッグが付属してしており、そのまま外出可能
レンタル料金が安い
シェアカメ 5,500円
  • GoPro
  • CANON

など

3日間 全国 あらゆる故障においても、最大3,000円までしか請求されない カメラレンタル診断で自分にあったカメラが見つかる
多種のカメラをレンタル可能
CAMERA RENT 3,500円
  • CANON
  • SONY

など

1ヶ月間 全国 1商品につき、月額385円で補償サービスに加入できる サブスクサービスでカメラ本体やレンズ、機材全てをレンタル可能
高性能カメラもレンタル可能
Tokyo Camera Rental 3,000円
  • CANON
  • 富士フィルム
  • Nikon

など

3日間 全国 破損時の最大費用33,000円 多種多様なカメラ本体やカメラ機材までレンタル可能
レンタル期間を調整可能
アリススタイル 3,880円
  • Panasonic
  • GoPro

など

7日間 全国 保険適用にて、修理・交換可能
※レンタル手数料に含まれているため、追加料金はなし
プライム(定額)とベーシック(都度)から選べてレンタル可能
短い期間からレンタル可能
ワンダーワンズ 2,980円
  • CANON
  • Nikon

など

4日間 全国 過失のない故障や破損時、支払い済のレンタル料金を全額返金 送料無料
最短翌日に届く
アールワイレンタル 2,520円
  • OLYMPUS
  • 富士フィルム

など

2日間 全国 無償で修理・交換 最短2日間〜レンタル可能
最安2,520円〜レンタルと格安
kikito 4,400円
  • Panasonic
  • SONY

など

4日間 全国 なし 110円につきdポイントが貯める
古いカメラから最新カメラまでレンタル可能
Tavishot 3,980円
  • SONY
  • GoPro

など

4日間 全国 過失でない場合、一切請求なし 高価なカメラや最新カメラまでレンタル可能
最低4日間〜レンタル可能

それぞれレンタルサービスによって特徴があるため、以下から1つずつ見ていきましょう。

GOOPASS

GOOPASSのロゴ

<GOPASSの概要>
サービス名 GOOPASS
レンタル料金 2,970円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
1ヶ月間
レンタルできる
カメラブランド
  • Nikon
  • SONY
  • Panasonic

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • ミラー

など

対応エリア 全国
補償制度 利用者の負担上限金額:5,000円(税込)※Rank1以下の商品は2,000円(税込)
返却方法 ヤマト運輸に着払いで返却
キャンセル料 なし
支払い方法 クレジットカード

最新のカメラやレンズを気軽に試せるカメラレンタルサービス「GOOPASS」。

月額料金で何台でもレンタルできるため、気になる機種をじっくり試したり、季節やイベントに合わせてレンズを使い分けたりと、カメラライフをより充実させられます。

デジタルカメラのほか、ドローンやNDフィルター、アクションカメラ、ビデオカメラなどさまざまなカメラをレンタルできます。

また、レンタルできる機材も豊富で、その数なんと約1,500種類以上。

GOOPASSで必要なものがすべて揃うのは大きなメリットといえるでしょう。

なお、GOOPASSの特徴や、利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

GOOPASSの特徴
  • 月額料金で何台でもレンタルできる
  • 最新機種も豊富に揃っている
  • 最新機種を安く試せる
  • 送料無料
  • レンタル期間は1日~1年まで自由に選べる
  • 複数のカメラやレンズを同時にレンタルできる
ゲット君
ゲット君
レンタル期間が選べるのはいいね!
ナビ博士
往復の送料が無料なこともメリットじゃ!

\カメラの機材が豊富/

GOOPASSの利用者の口コミ(良い評判)

good
20代男性
評価:★★★★★
最新機種を試してみたいけれど、購入するのはまだ早いなと思っていたので、GOOPASSはうれしいサービスです。いろいろなレンズを試して、自分に合った組み合わせを見つけられました。
good
40代男性
季節ごとの撮影で、レンズを使い分けたいときに便利です。送料無料でレンタルできるのも助かります。
good
20代男性
評価:★★★★☆
複数のカメラやレンズを同時にレンタルできるのは、とても便利です。イベント撮影などで、複数のカメラを使うときに助かりました。

GOOPASSの利用者の口コミ(悪い評判)

bad
20代女性
評価:★★☆☆☆
月額料金は安いですが、レンタル料金はレンズによって高いので、注意が必要です。
bad
30代性
評価:★★☆☆☆
同時にレンタル可能数が2個と決まっているため、一度に多く借りれないです。

★悪い口コミ★

bad
30代女性
評価:★☆☆☆☆
たくさんのカメラをレンタルしたい人には、あまりおすすめではないね。

Rentio

rentio
<Rentioの概要>
サービス名 Rentio
レンタル料金 3,000円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
4日間
レンタルできる
カメラブランド
  • SONY
  • Panasonic

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • 三脚

など

対応エリア 全国
補償制度 購入品の故障・破損等において、一切の請求なし
返却方法 商品と付属品を梱包し、郵便局やコンビニなどで返却
キャンセル料 なし
支払い方法 クレジットカード
後払い決済
Amazon Pay.
請求書払い(掛け払い)

カメラレンタルサービス「Rentio」は、カメラやレンズなどの家電製品をレンタルできるサービスです。

月間120,000人以上が利用しており、あらゆる商品を必要な時にだけレンタルできます。

高性能カメラをレンタルできることはもちろん、万が一の破損でも安心の保障体制があることもメリットです。

ナビ博士
ナビ博士
利用者に過失のない故障や破損の場合は一切料金がかからなくて、自身の過失でも上限は2,000円!

最新モデルや人気の商品を取り揃えており、旅行やイベントなどの際に、手軽に高性能なカメラを使いたいという方におすすめです。

そんなRentioの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

Rentioの特徴
  • 豊富な品揃え
  • 高品質なカメラはもちろん家電も試せる
  • 故障や破損の際に安心の保証付き
  • 送料無料でレンタルできる
  • 簡単にレンタル可能

\安心の保証付き/

Rentioの利用者の口コミ(良い評判)

good
20代男性
評価:★★★★★
自宅で気軽に試せるので、購入前に使い心地を確認できてよかった。
good
40代男性
評価:★★★★★
高価なカメラや家電製品を試すことができて、新しい趣味を始めるきっかけになった。
good
20代女性
評価:★★★★☆
レンタル期間が選べるので、必要な期間だけ利用できて経済的。
ゲット君
ゲット君
普段使わない高価なカメラをレンタルできるのは嬉しいね!

Rentioの利用者の口コミ(悪い評判)

bad
30代女性
評価:★★☆☆☆
レンタル期間が短いと、返却するのが惜しい。

★悪い口コミ★

bad
30代女性
評価:★☆☆☆☆
返却時の梱包の手間が少し面倒。

モノカリ!

モノカリのロゴ
<モノカリ!の概要>
サービス名 モノカリ!
レンタル料金 2,500円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
1日間
レンタルできる
カメラブランド
  • CANON
  • SONY
  • GoPro
    など
レンタル可能な機材
  • 一眼レフ
  • ミラーレスカメラ
  • レンズ

など

対応エリア 全国
補償制度 無償で代理品送付
返却方法 届いた段ボールに商品を入れ、ゆうぱっく着払い伝票を貼りローソンまたは郵便局へ差出
キャンセル料
  • 予約決済後、レンタル開始日の10日前迄のキャンセル:決済手数料のみご負担(予約代金の4%)
  • 予約決済後、レンタル開始日の9~3日前迄のキャンセル:80%
    ※ただし、3日前であっても商品出荷後のキャンセルは全額
  • 予約決済後、レンタル開始日の2日前~前日迄のキャンセル:全額
  • 予約決済後、レンタル開始日当日および以降のキャンセル:全額
支払い方法 クレジットカード

カメラレンタルサービス「モノカリ!」は、最新のカメラやレンズを、1日から1ヶ月以上まで自由にレンタルできるサービスです。

家への直接配送の他、空港やホテルでの受け取りもできます。

ナビ博士
ナビ博士
旅行などで短期間だけカメラをレンタルしたい人にもおすすめじゃ!

また、最短翌日には受け取れるのに加えてカメラ初心者の方にはカメラと自撮り棒、SDカード等の初心者パックがあるのもメリットと言えるでしょう。

そのため、カメラを始めてみたいけど、なにを用意すればいいのか分からない、という人にもおすすめのサービスです。

その他、モノカリ!の特徴や、利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

モノカリ!の特徴
  • 送料無料・返却送料無料
  • 全国どこからでも受取・返却可能
  • 1日単位からレンタル可能
  • すべてのレンタル品に補償付き
  • 旅行やイベントに合わせてレンタルできる

\カメラ初心者にも安心の初心者パックがある/

モノカリ!の利用者の口コミ(良い評判)

good
10代男性
評価:★★★★★
最新のカメラを試してみたくて、モノカリ!を利用しました。レンタル料金が安くて、とても満足しています。
good
40代男性
評価:★★★★☆
フィルムカメラをレンタルして、懐かしい写真を撮ることができました。とても楽しかったです。
good
20代女性
評価:★★★★★
旅行先でカメラをレンタルできて、とても助かりました。送料無料なのも嬉しいです。

モノカリ!の利用者の口コミ(悪い評判)

bad
10代女性
評価:★☆☆☆☆
返却の期限がわかりにくかったです。もう少しわかりやすくしてほしいです。
bad
20代女性
評価:★☆☆☆☆
問い合わせの返信が遅かったです。もう少し早く返信してほしいです。

ゲオあれこれレンタル

ゲオ あれこれレンタル
<ゲオあれこれレンタルの概要>
サービス名 ゲオあれこれレンタル
レンタル料金 4,800円
(一部地域(北海道:800円、沖縄:1,500円)除き送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
5日間
レンタルできる
カメラブランド
  • Nikon
  • CANON

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • バッテリー

など

対応エリア 全国
補償制度 利用中のキズや故障の際、一切の請求なし
返却方法 届いた箱に入れて、同梱の着払い配送伝票を貼り、コンビニなどで渡して返却
キャンセル料 なし
支払い方法 クレジットカード

ゲオあれこれレンタルは、カメラを買う前に試してみたい、旅行やイベントで必要なカメラを短期的に借りたい方におすすめのカメラレンタルサービスです。

さまざまな種類のカメラやレンズを豊富に取り揃えており、登録も簡単なので、気軽に利用できます。

また、ゲオあれこれレンタルは、他社よりも料金が安いこともメリットです。

<ゲオあれこれレンタルと他社サービスの比較>
ゲオあれこれレンタル モノカリ Rentio
金額
(レンタル期間)
4,500円
(4泊5日)
9,980円
(3日間レンタル)
10,800円
(3泊4日)
1日換算の
レンタル金額
1,125円 3,327円 3,600円

※OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ PEN E-PL10 EZの場合

上記のとおり、1日換算すると他社レンタルサービスのよりも3倍ほど安いことがわかりますね。

ゲット君
ゲット君
他社サービスよりも安いことがわかるね。

ゲオあれこれレンタルの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

ゲオあれこれレンタルの特徴
  • レンタル料金が安い
  • レンタル期間が長い
  • 送料無料
  • 気に入ったらレンタルの差額で購入できる

ゲオあれこれレンタルの利用者の口コミ(良い評判)

good
10代男性
評価:★★★★☆
さまざまな種類のカメラやレンズが揃っているので、目的に合ったカメラを選べる。
good
30代女性
評価:★★★★☆
登録が簡単で、手続きがスムーズでした。
good
50代男性
評価:★★★★☆
万が一の故障や破損にも対応しているので、安心して利用できる。

ゲオあれこれレンタルの利用者の口コミ(悪い評判)

bad
30代女性
評価:★☆☆☆☆
人気のカメラやレンズは予約が取りにくい。
bad
20代男性
評価:★★☆☆☆
返却期限を過ぎると延滞料が発生する。
bad
10代女性
評価:★★☆☆☆
返却期限は十分にチェックしておこう!

Rentry

Rentry ロゴ
<Rentryの概要>
サービス名 Rentry
レンタル料金 3,880円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
4日間
レンタルできる
カメラブランド
  • GoPro
  • CANON
  • OLYMPUS

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • 三脚
  • レンズ

など

対応エリア 全国
補償制度 無償修理
返却方法 返送用伝票を貼り付け、コンビニや滞在先のホテルから返却
キャンセル料 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • 銀行振込

Rentryは、当日受け取りが可能なことがメリットです。

ゲット君
ゲット君
急に必要になった場合も早く届くのは嬉しいポイントだよね。

カメラの種類も豊富で、一眼レフ・ミラーレスなど人気の商品の他、さまざまなカメラをレンタルできます。

レンズも豊富に取り揃えてるため、使用用途にあわせて備品も一緒にレンタルすると良いでしょう。

ナビ博士
ナビ博士
初心者ならGoProがおすすめじゃ!

また、他社サービスではSDカードを自分で用意する必要がある場合が多いなか、Rentryでは無料でSDカードをレンタルできます。

さらに補償もレンタル料金に含まれるため、万が一壊れてしまっても安心ですよ。

その他、Rentryの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通り。

Rentryの特徴
  • すべてのカードにSDカードが付属
  • 故障や破損の際に安心の保証付き
  • 送料無料
  • 簡単にレンタル可能
  • セットプランが豊富

セットプランが豊富で、初心者セットや水中撮影セット、スキー・スノーボードセット、自転車セットなど、あらゆる場面に対応したセットプランがあることもおすすめポイントです。

\カメラの種類が豊富/

Rentryの利用者の口コミ(良い評判)

good
50代男性
評価:★★★★★
自宅で気軽に試せるので、購入前に使い心地を確認できてよかった。
good
20代女性
評価:★★★★☆
高価なカメラや家電製品を試すことができて、新しい趣味を始めるきっかけになった。
good
30代男性
評価:★★★☆☆
レンタル期間が選べるので、必要な期間だけ利用できて経済的。

Rentryの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
30代女性
評価:★☆☆☆☆
レンタル期間が短いと、返却するのが惜しい。
bad
40代男性
評価:★★☆☆☆
返却時の梱包の手間が少し面倒。

APEXレンタル

APEXレンタル ロゴ
<APEXレンタルの概要>
サービス名 APEXレンタル
レンタル料金 2,000円(一部地域(北海道:1,100円、沖縄:2,970円)除き送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
3日間
レンタルできる
カメラブランド
  • 富士フィルム
  • SONY

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • ミラー

など

対応エリア 全国
補償制度 レンタル料金合計金額に10%上乗せで安心補償サービスに加入可能
返却方法 宅配業者やコンビニで返却
キャンセル料
  • 取消日が発送日又はご利用日の5日以前:無料
  • 取消日が発送日又はご利用日の4~2日前:予約した料金(消費税含む)の20%
  • 取消日が発送日又はご利用日の前日又は当日:予約した料金(消費税含む)の30%
支払い方法
  • クレジットカード
  • コンビニ決済
  • 銀行振込(事前入金)
  • 代金引換

APEXレンタルは、カメラやレンズを気軽にレンタルできる便利なサービスです。

1999年からネットレンタルを行っている老舗のサービスで、知識も経験も豊富なスタッフばかりのため安心してサービスを利用できます。

また、東京に3店舗、大阪と愛知に1店舗ずつ実店舗ももっているため、オンラインレンタルは苦手という方も利用してみてはいかがでしょうか。

なお、カメラとレンタルのラインナップは約2,300個以上。さまざまな商品を取りそろえているのも嬉しいポイントですよね。

どのカメラにもSDカードと予備のバッテリーがついてくるため、自分で備品を用意する必要もなく不測の事態にも安心です。

高性能なカメラやレンズを試したい方や、購入前に気になる機材を試したい方におすすめです。

そんなAPEXレンタルの特徴や、利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通り。

APEXレンタルの特徴
  • カメラやレンズの品揃えが豊富
  • 初心者から上級者まで幅広いニーズに対応
  • 送料無料
  • 受け取りを自宅配送や店頭受け取りから選べる
  • 実店舗なら当日からレンタルできる

\実店舗なら当日からレンタルできる/

APEXレンタルの利用者の口コミ(良い評判)

good
20代女性
評価:★★★★★
豊富な品揃えで、目的に合った機材を選べた。
good
10代男性
評価:★★★★★
手軽に利用できて、旅行やイベントで活躍した。
good
30代男性
評価:★★★★★
故障や盗難の補償がしっかりしていて安心できた。

APEXレンタルの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
30代女性
評価:★★☆☆☆
レンタル料金がやや高め。
bad
20代男性
評価:★★☆☆☆
レンズなどのオプションを追加すると、料金がかさむ。

シェアカメ

シェアカメのロゴ
<シェアカメの概要>
サービス名 シェアカメ
レンタル料金 5,500円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
3日間
レンタルできる
カメラブランド
  • GoPro
  • CANON

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • バッテリー

など

対応エリア 全国
補償制度 あらゆる故障においても、最大3,000円までしか請求されない
返却方法 ヤマト運輸の営業所またはコンビニから返却
キャンセル料
  • 貸与日の前日:レンタル料の50%
  • 貸与日の当日(商品お渡し日又は当社発送日が基準となる。):レンタル料の100%
支払い方法
  • クレジットカード
  • 後払い(コンビニ・郵便局・銀行・LINE PAY)
  • 請求書払い※法人のみ

カメラレンタルサービス「シェアカメ」は、カメラやレンズなどの撮影機材をレンタルできるサービスです。

シェアカメの特徴のひとつとして「あなたのカメラ診断」というものがあります。

あなたのカメラ診断では、質問に答えていくことで最適なカメラを紹介してもらえます。

ナビ博士
カメラを使いたいけどどのタイプがいいのか分からな初心者におすすめじゃな。

また、万が一破損したとしても、自己負担額が最大3,000円であることもメリットと言えます。

カメラは高級品でもあるため、壊してしまった時の修理は莫大な金額になります。

その点、シェアカメでカメラをレンタルすれば、壊れた場合でも安い金額ですむのは嬉しいポイントではないでしょうか。

その他シェアカメの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

シェアカメの特徴
  • 最短翌日お届け
  • 簡単な質問に答えるだけで自分に合ったカメラが見つかる
  • 送料無料
  • 簡単にレンタル可能

\質問回答だけでぴったりのカメラが見つかる/

シェアカメの利用者の口コミ(良い評判)

good
20代男性
評価:★★★★☆
初めてカメラをレンタルしたけど、使い方がわからないときに丁寧に教えてくれた。
good
30代男性
評価:★★★★★
旅行先でカメラをレンタルしたけど、レンタル料金が安くて助かった。
good
30代女性
評価:★★★★☆
人気のカメラがすぐにレンタルできた。

シェアカメの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
30代女性
評価:★★☆☆☆
レンタルしたカメラに傷や汚れがついていて残念だった。
bad
40代女性
評価:★☆☆☆☆
返却期限を過ぎてしまったら、延滞料金がかかるので注意が必要。

CAMERA RENT

CAMERA RENT
<CAMERA RENTの概要>
サービス名 CAMERA RENT
レンタル料金 3,500円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
1ヶ月間
レンタルできる
カメラブランド
  • CANON
  • SONY

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • 三脚

など

対応エリア 全国
補償制度 1商品につき、月額385円で補償サービスに加入できる
返却方法 商品を梱包し、元払い伝票を貼り付けて返却
キャンセル料 なし
支払い方法 クレジットカード

カメラレンタルサービス「CAMERA RENT」は、国内外27社のカメラメーカー、1,200以上の商品を取り扱う業界最大級のサービスです。

長期レンタルで安くレンタルできることが特徴で、たとえば1ヶ月レンタルでも4,000円以内で借りられる場合もあります。

ナビ博士
趣味でしばらく使ってみたい人や長期旅行の人にもおすすめじゃ。

また、返済期間に縛りがなく、必要な期間レンタルできるのもメリットと言えるでしょう。

1ヶ月レンタルして2ヶ月目もレンタルした場合は商品を返す必要がなく、自動で支払いが更新されるシステムです。

最短で翌日に発送してくれるので、急にカメラが必要になった場合でも安心してください。

なお、レンタル金額の5%がポイント還元されるのも嬉しいポイントです。

ポイントには有効期限がなく退会するまで利用できるので、ぜひ有効活用してくださいね。

その他CAMERA RENTの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

CAMERA RENTの特徴
  • 業界最大級の品揃えと、レンタル期間の縛りなしが魅
  • 初心者から上級者まで、幅広いニーズに対応
  • 送料無料
  • 口コミで評判の良いサービス

\長期利用が安くておすすめ!/

CAMERA RENTの利用者の口コミ(良い評判)

good
30代女性
評価:★★★★★
レンタル品が新品同様で、とても満足しています。
good
20代男性
評価:★★★★★
初心者でも分かりやすいサービスで、安心して利用できました。
good
40代男性
評価:★★★★☆
レンタル期間が選べるので、必要な期間だけ利用できて経済的。

CAMERA RENTの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
40代女性
評価:★★☆☆☆
交換は1カ月単位でしかできないから、短期利用にはおすすめしない
bad
20代女性
評価:★★☆☆☆
自宅以外の場所へは配送できない。

Tokyo Camera Rental

Tokyo Camera Rental
<Tokyo Camera Rentalの概要>
サービス名 Tokyo Camera Rental
レンタル料金 3,000円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
3日間
レンタルできる
カメラブランド
  • CANON
  • 富士フィルム
  • Nikon

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • 三脚

など

対応エリア 全国
補償制度 破損時の最大費用33,000円
返却方法 ヤマト運輸に着払いで返却
キャンセル料 なし
支払い方法 クレジットカード

カメラレンタルサービス「Tokyo Camera Rental」は、東京都の四谷と新橋に実店舗を構える、カメラ機材のレンタル・購入・修理サービスです。

一般人向けのカメラはもちろん、プロユース向けのカメラや撮影セットまでレンタルできます。

映画やドラマなど、プロの現場でも機材をレンタルされており、信頼性の高いレンタルサービスと言えるでしょう。

ナビ博士
ちなみにTokyo Camera Rentalは新宿に実店舗もあって、カメラの買い取りも行っているんじゃ。

1泊からの短期レンタルはもちろん長期レンタルも可能なため、使用用途や使用期間にとらわれず利用でいるサービスです。

Tokyo Camera Rentalの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

Tokyo Camera Rentalの特徴
  • 各メーカーの一眼カメラ・交換レンズなど幅広い取り扱い
  • レンタル料金が安価
  • 送料無料
  • 品揃えが豊富で、最新機種もレンタル可能
  • プロも利用する信頼性

\プロも利用しているレンタルサービス/

Tokyo Camera Rentalの利用者の口コミ(良い評判)

good
40代男性
評価:★★★★★
カメラの種類が豊富で、最新機種も揃っているので、欲しいカメラが見つかった。
good
20代男性
評価:★★★★☆
レンタル料金が安価で、気軽にレンタルできた。
good
30代男性
評価:★★★★☆
レンタル期間が長いので、じっくりとカメラを試せた。

Tokyo Camera Rentalの利用者の口コミ(悪い評判)

bad
20代女性
評価:★☆☆☆☆
人気商品のレンタルは予約が取りにくい。
bad
30代女性
評価:★☆☆☆☆
レンタルしたカメラに傷や汚れがあった。

アリススタイル

アリススタイルのロゴ
<アリススタイルの概要>
サービス名 アリススタイル
レンタル料金 3,880円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
7日間
レンタルできる
カメラブランド
  • GoPro
  • Panasonic

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • ミラー

など

対応エリア 全国
補償制度 保険適用にて、修理・交換可能
※レンタル手数料に含まれているため、追加料金はなし
返却方法 返却日の24時までにコンビニやヤマト営業所から商品を送付して返却
キャンセル料 なし
支払い方法 クレジットカード

アリススタイルは、高性能なカメラやレンズを気軽に試したい方におすすめのサービスです。

ゲット君
ゲット君
最新モデルや人気の機種も豊富にラインナップされているよ!

カメラの他にも人気の家電をレンタルでき、料金は週ごともしくは月ごとの定額でコストパフォーマンスも高い特長があります。

ナビ博士
美容器具や健康器具、生活家電、ベビー用品までレンタルできるんじゃ。

アプリがあるため、アクセスしやすいのもポイントです。

その他アリススタイルの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通り。

アリススタイルの特徴
  • 最新モデルや人気の機種も豊富にラインナップ
  • 送料やメンテナンス料は無料
  • 気軽にレンタルできる
  • プロ仕様のカメラやレンズをレンタル可能

\送料無料でレンタルできる/

アリススタイルの利用者の口コミ(良い評判)

good
30代男性
評価:★★★★★
初めてカメラを買う前に、いろいろなカメラを試してみたかったのですが、アリススタイルなら気軽に試すことができたので、とても助かりました。
good
40代男性
評価:★★★★☆
最新モデルを気軽に試すことができるので、とても楽しいです。新しいカメラを買う前に、アリススタイルで試してから買うようにしています。

アリススタイルの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
30代女性
評価:★☆☆☆☆
レンタル期間が短くて、使いづらいです。もっと長くレンタルしたいと思いました。
bad
20代女性
評価:★☆☆☆☆
レンタル品が汚れていて、残念でした。もう少し丁寧に扱ってほしいと思いました。

ワンダーワンズ

ワンダーワンズのロゴ
<ワンダーワンズの概要>
サービス名 ワンダーワンズ
レンタル料金 2,980円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
4日間
レンタルできる
カメラブランド
  • Nikon
  • CANON

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • 三脚

など

対応エリア 全国
補償制度 過失のない故障や破損時、支払い済のレンタル料金を全額返金
返却方法 コンビニや配達業者にて返却
キャンセル料 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • 後払い
  • 銀行振込
  • Amazon Pay
  • 請求書払い(法人・個人事業主のみ)

ワンダーワンズは、カメラ初心者から上級者まで、さまざまな人におすすめできるカメラレンタルサービスです。

3泊4日と短期間レンタルが可能なことに加えて、最短翌日には商品が到着するのも嬉しいポイントでしょう。

また、トラブル保証にも手厚く、落下などで破損した場合でも最大2,000円までの負担しかありません。

ナビ博士
カメラは高級品。全額負担となると超高級じゃから、これは大きな魅力と言えるじゃろう。

また返送作業も、届いた箱に詰めて近くのコンビニに持ち込むだけ。面倒な手続きがないのポイントです。

なお、その他ワンダーワンズの特徴やおすすめポイント、利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通り。

ワンダーワンズの特徴
  • 豊富なラインナップ
  • リーズナブルな価格
  • 安心のサポート
  • 簡単にレンタル可能

\返却も楽々!/

ワンダーワンズの利用者の口コミ(良い評判)

good
40代男性
評価:★★★★☆
初めての一眼レフカメラを試してみたくて、ワンダーワンズを利用しました。豊富なラインナップから自分に合ったカメラを選ぶことができて、とても満足しています。
good
30代男性
評価:★★★★☆
子どもの運動会や発表会で、ビデオカメラをレンタルしました。高画質できれいに撮影できて、とてもよかったです。

ワンダーワンズの利用者の口コミ(悪い評判)

bad
40代女性
評価:★★☆☆☆
レンタル期間が短いので、じっくりとカメラを試すことができなかった。
bad
30代女性
評価:★★☆☆☆
レンタル料金が少し高く感じた。

アールワイレンタル

アールワイレンタルのロゴ

 

<アールワイレンタルの概要>
サービス名 アールワイレンタル
レンタル料金 2,520円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
2日間
レンタルできる
カメラブランド
  • OLYMPUS
  • 富士フィルム

など

レンタル可能な機材 カメラ本体
レンズ
ミラー
など
対応エリア 全国
補償制度 無償で修理・交換
返却方法 配送業者に着払いで返却
キャンセル料
  • レンタル開始日5日前まで:無料
  • レンタル開始日4日前~2日前:レンタル代金の30%
  • 前日~開始日:レンタル料金の100%
支払い方法
  • クレジットカード決済
  • アマゾンペイ
  • 楽天ペイ
  • ヤフーウォレット決済
  • キャリア決済
  • LINE Pay決済
  • コンビニ決済
  • 電子マネー決済
  • 代金引換

アールワイレンタルは、本来スーツケースのレンタルサービスです。

そのため、旅行などでスーツケースも一緒にレンタルしたい場合に最適と言えます。

ナビ博士
スーツケースなどとセットにすることで送料が無料になるぞ。

ちなみにスーツケースのレンタルがメインではありますがカメラやビデオカメラ、ドローンなど、さまざまなカメラ機材もレンタルでき、種類も豊富なのでご安心くださいね。

ゲット君
ゲット君
キャンペーンやクーポンの配付も多いため、お得に利用できる可能性大!

その他、アールワイレンタルの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通り。

アールワイレンタルの特徴
  • 購入するよりも安く、必要なときにだけ最新のカメラを使える
  • お試しレンタルプランを用意
  • 用途に合わせて最適なカメラを選べる
  • 送料無料でレンタルできる
  • 最新機種を使える

\キャンペーンやクーポン配布が豊富/

アールワイレンタルの利用者の口コミ(良い評判)

good
30代男性
評価:★★★★☆
旅行で使うカメラを買う前に、レンタルして試してみたら、思ったより使いにくかったので、購入を辞めました。助かりました。
good
20代男性
評価:★★★★★
子どもの運動会でビデオカメラを使いたくて、レンタルしました。送料無料で自宅に届いて、とても便利でした。
good
20代男性
評価:★★★★★
最新機種のカメラをレンタルして、すごくきれいに撮れました。また利用したいです。

アールワイレンタルの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
30代男性
評価:★★☆☆☆
返却時に、カメラに傷をつけてしまったら、追加料金がかかると聞いて、不安です。
bad
40代女性
評価:★☆☆☆☆
レンタルしたカメラが汚れていて、不快でした。

kikito

Kikitoのロゴ
<Kikitoの概要>
サービス名 kikito
レンタル料金 4,400円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
4日間
レンタルできる
カメラブランド
  • SONY
  • Panasonic

など

レンタル可能な機材 カメラ本体
レンズ
三脚
など
対応エリア 全国
補償制度 なし
返却方法 セブンイレブンまたはファミリーマート、配達業者に着払いで返却
キャンセル料 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • 電話料金合算払い
  • dカード

kikitoは、ドコモが運営するカメラレンタルサービスです。

最新のミラーレスカメラや一眼レフ、アクションカメラ、ビデオカメラなど、さまざまなカメラをレンタルできます。

気に入ったらそのまま購入も可能なため、気になる商品がある方は一度レンタルしてみると良いでしょう。

また、ドコモが運営していることもあり、dポイントがたまることもメリット。

100円につき1ポイントが付与されるため、ドコモユーザーの方はとくに嬉しい特典ではないでしょうか。

ナビ博士
ちなみにdカード、dカードGOLDでの支払いの場合は100円につき3ポイント付与されるぞ!

なお、kikitoの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

kikitoの特徴
  • 豊富な品揃え
  • 最新のカメラ機材を取り扱っている
  • 気に入ったカメラをそのまま買取できる
  • 送料無料
  • 簡単にレンタル可能

\dポイントが溜まる!/

kikitoの利用者の口コミ(良い評判)

good
40代男性
評価:★★★★★
家電を買う前に使い心地を確かめられてよかった。
good
20代女性
評価:★★★★☆
送料が無料なのが嬉しかった。
good
30代男性
評価:★★★★☆
kikitoなら最新のカメラを試せるので、カメラ好きにはおすすめです。

kikitoの利用者の口コミ(悪い評判)

bad
20代女性
評価:★★☆☆☆
レンタル品が汚れていて、ちょっと不快でした。
bad
40代女性
評価:★★☆☆☆
届いたときには、レンタル品が故障していた。

Tavishot

Tavishot
<Tavishotの概要>
サービス名 Tavishot
レンタル料金 3,980円(送料無料)
レンタル可能期間
(最低利用期間)
4日間
レンタルできる
カメラブランド
  • SONY
  • GoPro

など

レンタル可能な機材
  • カメラ本体
  • レンズ
  • ミラー

など

対応エリア 全国
補償制度 過失でない場合、一切請求なし
返却方法 コンビニやヤマト運輸に着払いで返却
キャンセル料 なし
支払い方法
  • クレジットカード
  • Paid請求書払い(企業・個人事業主のみ)

Tavishotは、GoProやチェキなど、人気のカメラや周辺機器をレンタルできるサービスです。

旅行用に特化したラインナップが豊富で、高性能なカメラを低価格で利用できます。

ナビ博士
GoProはもちろん、初心者向けから玄人向けまで幅広いラインナップが特徴じゃ!

また、注文前にLINEにて質問できることもメリットです。

とくに初めての場合は、気になることがたくさんありますよね。そんな時にLINEで疑問を解決できるため、安心して利用できるでしょう。

そんなTavishotの特徴や利用者の口コミ(良い評判・悪い評判)は以下の通りです。

Tavishotの特徴
  • 豊富な品揃え
  • 最低4日間からレンタル可能
  • 往復送料無料なので、利用しやすい
  • 送料無料
  • 旅行用に特化した豊富なラインナップ

\注文前にLINEで疑問を解消できる/

Tavishotの利用者の口コミ(良い評判)

good
20代男性
評価:★★★★★
万が一破損しても安心の保証があったので、安心して利用できました。
good
20代男性
評価:★★★★★
高性能なカメラを低価格で利用できるのは嬉しい。
good
30代男性
評価:★★★★☆
旅行先で急にカメラが壊れてしまったが、すぐに対応してもらえた。

Tavishotの利用者の口コミ(悪い評判)

★悪い口コミ★

bad
10代女性
評価:★★☆☆☆
返却の際に、破損したかどうかを細かくチェックされた。

★悪い口コミ★

bad
20代女性
評価:★☆☆☆☆
予約した商品が予定通り届かなかった。

カメラをレンタルする場合の選び方

近年増加しているカメラレンタルサービス。オンラインでもカメラがレンタルできるため便利な一方、どうやって利用するサービスを選べばいいのか悩む方もいるのではないでしょうか。

そこで、自分にあったカメラレンタルサービスを選ぶときのチェックポイントをまとめました。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

①借りたいカメラの種類を決める

まずは、借りたいカメラの種類を選びます。

カメラの種類は大きく分けて以下の5つ。

カメラの種類一覧
  • 一眼レフ
  • ミラーレス一眼レフ
  • デジタルカメラ
  • ビデオカメラ
  • アクションカメラ

各製品がどのような特徴があるのか以下から1つずつ解説していきます。

ナビ博士
それぞれの用途や特徴が分からない人は要チェックじゃ!

本格的にカメラに挑戦したいなら『一眼レフ』

一眼レフは、光学ファインダーを搭載したカメラです。

ファインダーを覗くと、そのまま撮りたい写真が見えるので、構図やフォーカスを合わせやすいのが特徴です。

また、レンズ交換式なので、さまざまなシーンや被写体に合わせてレンズを交換できます。

ゲット君
ゲット君
一般的には一眼レフ=キレイに撮れるってイメージだよね!
ナビ博士
実際そのとおりじゃ!ただ使用方法が他のものより難しいから本格的に始めたい人におすすめじゃな!

初心者でもきれいに撮りたいなら『ミラーレス一眼レフ』

ミラーレス一眼レフは、一眼レフと同じように光学ファインダーを搭載したカメラですが、光学ファインダーではなく電子ファインダーを搭載しています。

電子ファインダーでは、撮りたい写真が画面に映し出されるので、構図やフォーカスを合わせやすいのが特徴です。

また、一眼レフよりも小型・軽量で、取り回しやすいのも魅力です。

ナビ博士
ナビ博士
画質にも大きな違いはないから、取り回しのしやすさを重視したい人にもおすすめじゃ!

日々の思い出をたくさん撮るなら『デジタルカメラ』

デジタルカメラは、レンズ交換が不可能なカメラです。

一眼レフやミラーレス一眼レフと比べて小型・軽量で、手軽に持ち運びできるのが特徴です。

高級な一眼レフに比べると画質は及びませんが、デジタルデータとして保存するので時間がたっても劣化しないことがメリットです。

ゲット君
ゲット君
なにより手軽な安さがメリットだよね!
ナビ博士
子供の運動会や発表会にはぴったりじゃ。

動画撮影に使うなら『ビデオカメラ』

ビデオカメラは、動画を撮影するためのカメラです。

高画質・高音質で動画を撮影でき、またズーム機能が搭載されているものが多く、遠くの被写体も大きく撮影できます。

画像ではなく、映像として保存しておきたい際に利用すると良いでしょう。

特殊な撮影を行うなら『アクションカメラ』

アクションカメラは、スポーツやアウトドアなどのアクティブなシーンで撮影するためのカメラです。

小型・軽量で、衝撃や水に強いのが特徴です。

また、手振れ補正機能が搭載されているものが多く、手ブレを抑えた動画を撮影できます。

ゲット君
ゲット君
個人で使うのではなく、プロがよく使うカメラだね!

②カメラに加えて小物のレンタルも必要か確認する

カメラレンタルサービスを利用する際は、カメラ本体だけでなく、レンズや三脚などの小物もレンタルできるかどうかを事前に確認しておきましょう。

必要性を感じない人も多いですが、実は小物をレンタルしないと不便なことも少なくありません。

小物をレンタルしておけば、撮影の幅が広がりより充実した撮影を楽しめます。

レンタル可能な小物例一覧は以下の通りです。

レンタル可能な小物例一覧
  • レンズ:広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズなどカメラの種類によってレンズは異なる
  • 三脚:三脚はカメラをしっかりと固定できるので、手ぶれのない写真や動画を撮影するのに便利
  • フラッシュ:暗い場所でも明るい写真を撮影するのに役立つ
  • カメラバッグ:カメラと小物をまとめて持ち運ぶのに便利
  • クリーニングキット:カメラを清潔に保つために必要

③レンタルする期日や期間を確認する

カメラレンタルサービスを利用する際には、レンタルする期日や期間を確認することが大切です。

サービスによって異なりますが、一般的には1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のいずれかから選択できます。

ゲット君
ゲット君
たとえばイベントごとで使うなら1日から数日で問題ないし、趣味として使うなら1ヶ月単位でレンタルしておいた方がいいよ。

本記事では、例として、各カメラレンタルサービスレンタルのサービス最低利用期間・最大レンタル期間を比較してみましょう。

レンタル期間は、サービスによって最低利用期間や最大レンタル期間が定められているので、必ずチェックしておいてくださいね。

なお、レンタル期間の延長には追加料金が発生する場合があるので、注意が必要です。

④補償サービスが充実しているか確認する

カメラレンタルサービスを利用する際には、補償サービスが充実しているか確認しておきましょう。

万が一の故障や紛失に備えて、しっかりと補償を受けられるサービスがおすすめです。

カメラレンタルサービスの補償サービスには、大きく分けて2つあります。

  • 自然故障補償:カメラ本体やレンズの自然故障を補償するサービス
  • レンタル機器損害補償:カメラ本体やレンズの落下や水没などの損害を補償するサービス

使用者の過失ではない故障であれば、修理費や交換品のレンタル料が無料になる場合があります。

しかし、過失があると認められると修理代を支払わなくてはいけない場合も多いので、補償サービスがある場合ははいっておくといいでしょう。

ゲット君
ゲット君
補償サービスに入っていなくてカメラを壊してしまうと数万円単位で請求される場合も…。
ナビ博士
補償サービスに入っておくと数千円程度で抑えられるんじゃ!

⑤レンタル料金を確認する

カメラレンタルサービスを利用する際には、レンタル料金を確認することが大切です。

レンタル料金は、レンタルするカメラの種類やレンタル期間によって異なります。

たとえば、デジタルカメラと一眼レフであれば、やはり一眼レフの方が高いレンタル料金になりますし、最新機種かそうでないかでも料金がかわります。

ゲット君
ゲット君
デジタルカメラのレンタル料金は、1日あたり1,000円から3,000円程度が一般的。
ナビ博士
ナビ博士
一方、高級カメラや特殊なカメラのレンタル料金は、1日あたり10,000円以上になることもあるんじゃ。

また、レンタル期間も長引けば長引くほど料金が高くなるので注意しましょう。

カメラをレンタルするメリット

カメラをレンタルする時の選び方について説明してきましたが、そもそも購入すべきかレンタルすべきかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで、続いてはカメラをレンタルする場合のメリットについて説明していきます。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

高い金額を支払わずにカメラが使える

カメラレンタルサービスでは、数千円からカメラを借りれるため、気軽に試せます。

カメラを購入する場合、数万円から数十万円と高額になるため、なかなか手が出ないという方でも気軽に利用できる金額になっています。

ゲット君
ゲット君
たとえば一日だけ使いたい、とかたまにイベントで利用したいだけならレンタルで十分だよ!

購入前に試し撮りできるため、後悔しない

カメラレンタルサービスでは、購入を検討しているカメラをレンタルして実際に試し撮りができるため、購入前に後悔することは少ないです。

たとえば今購入を検討しているカメラがある場合も、もし使い勝手が悪ければ「買わなければよかった」と思うかもしれません。

カメラの使い勝手や画質を実際に体験できるため、複数のカメラを試し撮りして、自分に合ったカメラを見つけましょう。

さまざまな種類のカメラを使える

カメラレンタルサービスは、さまざまな種類のカメラを気軽に試せる便利なサービス。

一眼レフカメラミラーレスカメラコンデジなど、さまざまな種類のカメラや交換レンズもレンタルできるので、自分の好みに合わせてカメラをカスタマイズすることも可能です。

さらに、月額料金を支払えばさまざまな種類のカメラを自由にレンタルできます。

旅行やイベントなど短期間でカメラを使いたいときにもおすすめなので、どのカメラの種類が自分にあっているか調べるのにも最適です。

補償付きでレンタルすれば、高額な修理費用を支払わなくても良い

カメラレンタルサービスには、通常の利用範囲内での汚損・破損を補償してくれるサービスがあるため、万が一カメラを壊してしまっても、高額な修理費用を請求されることはありません。

補償付きのカメラレンタルサービスなら、以下のようなメリットがあります。

補償付きでレンタルするメリット
  • 高価なカメラを気軽に試せる
  • 故障や破損の心配がない
  • レンタル料金は購入費用と比べて安い

補償付きでカメラをレンタルすると、高額な修理費用を支払わなくても良い上、購入してしまう故障した場合の修理費用が高額かかるのをカメラレンタルサービスでは補償してくれます。

カメラをレンタルするデメリット

注意点アイコン

カメラのレンタルにはさまざまなメリットがある一方でデメリットも存在します。

カメラをレンタルするデメリット以下の通りです。

1つずつ詳しく見ていきましょう。

最低レンタル日数が決まっている場合がある

カメラをレンタルする際には、最低レンタル日数が決まっている場合があるります。

1日だけ借りたいと思っていても、最低レンタル日数を満たすために余分に借りなければならないことがあるので注意しましょう。

たとえば最低レンタル日数が3泊4日となっている場合において、1日だけ借りたい場合は3泊4日分の料金が発生することになるため、利用しない日数分を負担することになります。

ナビ博士
最低レンタル日数はレンタルサービスによって異なるから、レンタルする前に必ず確認してくんじゃぞ。

届くまでに時間がかかる場合がある

利用するレンタルサービスによっては、届くまでに時間がかかる場合があります。カメラのレンタルサービスは、大きく分けて「郵送」と「宅配」の2種類です。

郵送の場合は、注文してから到着までに数日かかる場合があります。

とくに旅行やイベントなどの直前にカメラを借りたい場合は注意が必要です。宅配の場合は注文から数時間で届く場合もありますが、それでも即日配送とは限りません。

また、宅配の場合は配送料がかかる場合もあります。カメラをレンタルする際は、届くまでにどれくらいの時間がかかるかを確認しておきましょう。

特に、急ぎでカメラが必要な場合は、郵送ではなく宅配を選ぶとよいでしょう。

カメラレンタルに関するよくある質問

Q&A

カメラレンタルに関するよくある質問カメラレンタルを検討している方に向けて、よくある質問をまとめました。

1つずつ質問に回答していきます。

1日だけカメラレンタルをできるところはある?

1日だけカメラレンタルできるサービスは、モノカリ!です。

また、2日間だけの場合はアールワイレンタルでレンタルできるので、短期間だけレンタルしたいという方はモノカリ!やアールワイレンタルを検討してみましょう。

\1日だけのレンタルなら/

旅行におすすめのカメラレンタルは?

旅行の目的や予算に合わせておすすめのカメラレンタルサービスは変わりますが、以下のシーン毎のカメラを選ぶのがおすすめです。

旅行先の風景を撮影したい方
  • ソニー α7C
  • キヤノン EOS R5
  • ニコン Z6II
夜景や星空を撮影したい方
  • ソニー α7S III
  • キヤノン EOS R6
  • ニコン Z7II

旅行のシーンに合ったカメラがどれが分からない方は、上記を参考にしてレンタルしてみてくださいね。

カメラレンタルのメリットは?

カメラレンタルのメリットは以下の通りです。

カメラレンタルのメリット
  • 高い金額を支払わずにカメラが使える
  • 購入前に試し撮りできるため、後悔しない
  • さまざまな種類のカメラを使える
  • 補償付きでレンタルすれば、高額な修理費用を支払わなくても良い

詳しくは「カメラをレンタルするメリット」で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめのカメラレンタルサービスは?

おすすめのカメラレンタルサービスは以下の14選です。

まとめ

今回は、おすすめのカメラレンタルサービスに加えて、カメラレンタルのメリット・デメリット、選び方についても紹介しました。

ゲット君
ゲット君
まず、おすすめのカメラレンタルサービスは以下のとおり!

それぞれサービスによって、料金や最低レンタル期間など特徴が異なるので注意しましょう。

また、カメラレンタルのメリット・デメリットは以下のとおり。

上記のとおり、カメラをレンタルするメリットもデメリットもあるものの、なにより購入するよりも安価で利用できることが最大の特徴です。

カメラは高価なため、短期で利用したい人はとくにカメラレンタルがおすすめ。

長期間利用する予定がある方も、まずはお試して利用することで、買ってから後悔することも少なくなるでしょう。

本記事で紹介したおすすめの人気サービスを参考に、ぜひ自分に合ったサービスを利用してみてください。

対応環境が限定的だけどすごくイイ、ソニーの完全ワイヤレス「INZONE Buds」をiPhoneで試した

ソニーがゲーミングブランドのINZONE(インゾーン)から左右独立型のゲーミングワイヤレスイヤホン「INZONE Buds(WF-G700N)」を発売しました。このイヤホン、付属のUSB-Cトランシーバーを使うと2.4GHzワイヤレスによる「超低遅延」でゲームを快適に楽しめます。

 

ルックスも「PlayStation 5」っぽくてカッコイイのですが……、対応するOSが「Windows 11/10」に限られるのが懸念点。では、USB-Cを搭載する新しいiPhone 15で使えないのでしょうか? 実機をソニーから借りて試してみました。

↑USB-Cを搭載するiPhone 15シリーズで、ソニーのゲーミングイヤホン「INZONE Buds」(税込2万9700円)を試してみました

 

ソニーから最強ゲーミングイヤホン登場の予感。ただし対応環境が限定的……

INZONE Budsは「ゲーミングイヤホン」です。一般的なワイヤレスイヤホン以上に低遅延が求められます。

 

PCやゲーミング機器と、イヤホンとの間の伝送遅延を徹底的になくすため、接続方式をBluetoothではなく2.4GHzデジタル無線を採用。左右イヤホンのほか、USB-C接続のトランスミッター(送信機)がペアになっている製品で、専用の充電器ケースに入れて一緒にチャージができます。

↑イヤホンとUSBトランシーバーを同時に充電できるケースを採用

 

また、本機はノイズキャンセリングと外音取り込みの機能を搭載します。フル充電の状態から最長11時間(ノイキャンON時)の連続使用に対応するタフネスも魅力のひとつです。

 

基本のワイヤレス接続はデジタル無線方式なのですが、実はAndroidスマホについては新しいBluetoothオーディオの技術であるLE Audio(エルイーオーディオ)に対応します。というか、INZONE Buds はLE Audioにしか対応しません。

 

LE Audioはいま私たちが当たり前のように使っているBluetoothオーディオの仕組みと少し違う技術です。そのため残念ながら「LE Audioに対応していないBluetoothオーディオ機器ではINZONE Budsが使えない」のです。

 

LE Audioじゃない方の、より広く普及する「Bluetooth Classic Audio(EDR)」の側にも低遅延伝送ができるオーディオコーデックは存在するのですが、ソニーはあえてLE Audio対応の一択に絞り込んだ格好です。

 

Pixel 8 ProでBluetooth LE Audio接続を試す

では、LE Audioで接続できるスマホはどれぐらいあるのでしょうか? 国内で発売されているスマホでは、今のところソニーのXperiaシリーズの上位モデルなど、一部のスマホに限られるのですが、先頃グーグルのPixel 8シリーズがLE Audioに対応しました。

 

筆者がPixel 8 Proで試したところ、LE Audio(LC3コーデック)でペアリングして、オーディオの入出力(リスニングと通話)がどちらも可能でした。

↑Google Pixel 8 ProにINZONE Budsのトランシーバーを接続

 

↑Pixel 8 ProはINZONE BudsとのBluetooth LE Audio接続にも対応しています

 

さらに実験してみたところ、Android 12、Android 13を入れたPixel 6 ProではINZONE BudsがBluetooth機器のリストに出てこないため、ペアリングの段階から不可でした。

 

OSをAndroid 14にアップデートしたPixel 7で試すと、INZONE Budsのペアリングはできるものの音が鳴らず、サウンドの再生ができません。INZONE BudsをBluetooth LE Audio接続で楽しめるグーグルのスマホは、今のところGoogle Pixel 8シリーズに限られそうです。

 

iPhone 15 Proと使えるのか? できたこと・できなかったこと

さて、今回のテーマは「INZONE BudsをiPhone 15で楽しむ方法」です。iPhone 15によるBluetooth接続の実験結果は「アウト」でした。iPhoneやアップルのデバイスがLE Audioに対応していないからです。Bluetooth機器のリストにイヤホンが表示されないため、ペアリングができません。

 

やはりiPhone 15の場合、INZONE Budsは2.4GHzデジタル無線接続が基本ということになります。その使い方を詳しく紹介しましょう。

 

INZONE Budsのワイヤレスイヤホンとトランシーバーは、あらかじめペアリングされています。そのため、USBトランシーバーを筆者のiPhone 15 Proに挿すだけで音楽を聴いたり、内蔵するマイクによるハンズフリー通話を楽しんだりできました。ノイキャンや外音取り込みの機能もバッチリ動きます。

↑INZONE Budsを飛行機の中などで試しました

 

本体左右のタッチセンサーリモコンも正しく動作するのですが、ひとつ不便なところがあります。INZONE Budsの豊富な機能の設定に必要な専用アプリ「INZONE Hub」がWindows OSにしか対応していないため、リモコン操作の設定をiPhoneから変更できません。何が不便かと言えば、初期設定時にはリモコンに割り当てられていない「音楽の再生と一時停止」がイヤホンから操作できないことです。

 

さらに、INZONE Hubアプリがないと、イヤホンの本体設定だけでなく、ステレオ収録されたゲーム音声を7.1chサウンドに再現できるバーチャライザーの「360 Spatial Sound for Gaming」やイコライザー機能なども使えません。いくつかの機能が使えないことは譲るとして、イヤホンのリモコン設定を変えられる機能だけでもiPhoneユーザーに解放してもらいたいです。

 

ワイヤレス伝送は確かに超低遅延で気に入るポイント多し

ただ、リモコンの件を除けば、筆者はINZONE Budsがとても気に入りました。iPhoneユーザーにも利便性を実感できるワイヤレスイヤホンだと思います。

 

2.4GHzデジタル無線接続の低遅延性能は期待以上です。Apple Arcadeで配信されているゲームの音声が遅延なく快適なうえに、GarageBandでピアノの鍵盤をたたいてみても音が遅れずに聞こえてきます。これは感動的でした。iPad版の音楽制作アプリ「Logic Pro」を使って音楽を制作しているクリエイターの方にも、モニタリングに使える左右独立型のワイヤレスイヤホンとしてINZONE Budsがおすすめです。

↑ワイヤレスイヤホンの場合、大抵遅延が気になってしまう「デジタル楽器の演奏」も、デジタル無線接続のINZONE Budsは見事に克服しています

 

また、INZONE BudsはUSBトランシーバーを差し替えるだけで、接続先のデバイスを素早くスイッチできます。iPhoneにiPad、Mac、Pixelスマホで試しましたが、トランシーバーを差し替えて10秒前後でリスニングとハンズフリー通話がすぐに使えます。Bluetoothペアリングのように切り換え操作で時間を取られないので、すごく快適です。

↑USBトランシーバーを挿し換えるだけで、iPhoneからMac、Pixelスマホへの接続切り替えが素早く完了します

 

トランシーバーには「PS5/Mobile」と「PC」を切り換えるスライドスイッチがあります。どちら側に設定してもiPhoneで問題なく使えました。

 

イヤホンにもBluetoothモードとUSBトランシーバーモードの切り替えが存在します。左右のイヤホンを同時に約1秒長押しすると、ボイスガイドが流れてモードが切り替わります。LE Audioに対応するスマホにBluetoothで接続したいときに、機器リストにINZONE Budsが表示されない場合はモードを切り替えてみましょう。

 

ゲーミング向きのサウンドチューニング

INZONE Budsのサウンドは解像度が高く、中高音域の抜けの良さとクールな音色が印象的でした。音楽再生はボーカルの輪郭が鮮明。ゲームや映画を再生してみてもやはりダイアローグが聞きやすいと感じます。加えて効果音の粒立ちが鮮やかで、雄大な音場描写も魅力的です。

 

INZONE Budsには、ソニーの左右独立型ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ「WF-1000XM5」と同じ、ソニーの独自開発による8.4mm「ダイナミックドライバーX」が搭載されています。それでいて、INZONE Budsの方が低音域のバランスをやや抑えめにしているように感じられます。WF-1000XM5の方が音楽の密度が高くウォームな音色。反対にINZONE Budsの方は音場の見晴らしの良さが特徴的です。

 

Amazon Music UnlimitedのUltra HD音質のコンテンツで試してみたところ、INZONE Budsはデジタル無線接続と、Androidの場合はBluetooth接続でも最大48kHz/24bitの高音質再生ができました。音楽再生を楽しむためのワイヤレスイヤホンとしても贅沢な仕様です。

↑INZONE Budsは最大48kHz/24bitの高音質ワイヤレス再生に対応しています

 

ノイズキャンセリングや外音取り込みにも1000Xシリーズの開発から得たノウハウが活きています。特に室内では周囲にいる人の話し声がよく消えるので、ゲームはもちろん映画・アニメの細かな音も明瞭に聞こえます。

 

一方、飛行機にも乗って試しましたが、低いエンジン音が持続的に聞こえるようなノイズは1000Xシリーズのイヤホンの方が強く抑え込む印象です。

 

IZNONE HubアプリがiOSに対応すれば、iPhoneでもブレイクする予感

INZONE Buds は1000Xシリーズの左右独立型ワイヤレスイヤホンに比べると本体は少し大きめですが、フィット感は安定します。筆者は最新のWF-1000XM5よりも「PS5っぽい」未来的なデザインが好みに合いました。

 

使い始めのころはiPhone 15に挿したUSBトランシーバーが、ゲームを楽しむ際などに邪魔な感じもしましたが、慣れれば気にならないサイズ感だと思います。もちろん欲を言えばもっと小型化してほしいですが。

 

それでも、USBトランシーバーをiPhoneやMac、Pixelスマホの間で挿し替えるだけですぐに使えるので、筆者はINZONE Budsを仕事用のワイヤレスイヤホンとしても1台手に入れたくなりました。iPhoneでINZONE Hubが使えないという大きな課題も残っていますが、ここはソニーにぜひIZONEシリーズの普及拡大のために避けては通れない「頑張りどころ」としてチャレンジしてもらいたいと思います。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

【2023年最新】おすすめのvlogカメラ26選! 上級者から初心者向けまで紹介

vlogカメラ

「Vlog」とはVideo blogの略であり、一般的に趣味や旅行の記録など、自分自身の日常を表現する一般的なブログの動画版です。

なかには、Vlogカメラを使って綺麗な映像を撮りたいと思う人は多いのではないでしょうか。

また、現在利用しているVlogカメラの買い替えを検討されている方もいらっしゃると思います。

そういった方の中で、「どんなVlogカメラを選べばよいかわからない」といった方が多いです。

そこで本記事では、Vlogカメラを利用したい方に向けて、Vlogカメラの選び方やおすすめのカメラの種類を紹介します。

ゲット君
ゲット君
結論として、今抱えているVlogカメラの問題を解決することを重視して選ぶことをおすすめするよ!

Vlogカメラを選ぶ際、下記のポイント7つを確認すると自分に合ったVlogカメラを手に入れることができます。

この記事を読めば、さまざまなVlogカメラを比較しつつ、自分に合ったVlogカメラを見つけることが可能です。

利用するVlogカメラ選びに悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

Vlogカメラの選び方7つ

Vlogカメラを購入する前に、Vlogカメラの選び方を知っておく必要があります。

Vlogカメラの選び方をまとめると、以下の7つのポイントが重要です。

1つずつ詳しく解説するので参考にしてくださいね。

ナビ博士
さまざまな要素を総合的に見てVlogカメラを選ぼう!

①画質をチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、画質をチェックしましょう。

Vlog用カメラは、フルHD(解像度:1920×1080)や4K(解像度:3840×2160)など、高解像度モデルを選べることができます。

ナビ博士
フルHDや4Kとは、水平方向の解像度のことだよ。

フルHDは1920×1080の解像度で、4Kは3840×2160の解像度のことを表しています。

この数値が高いほど、細かな部分まで画面に表示されやすいため、画質にこだわる方は画質をチェックしてくださいね。

ゲット君
ゲット君
最近だと、4Kを超える5.7K画質対応のVlogカメラも増えてきているね。

滑らかな映像を撮影するなら「フレームレート」も確認しよう

Vlogカメラを選ぶ際には、フレームレートも意識しましょう。

フレームレートは、動画1秒あたり何枚の画像で構成されているかを表現する数値のことです。

FPSゲームをプレイする方だとfpsを意識する方が多いですが、Vlogカメラの分野でもfpsの値が大事になってきます。

Vlogカメラでは、動きの少ない動画の場合は30fpsあれば十分で、動きの多い映像を撮影するなら、60fpsに対応したものを購入するのがおすすめです。

ゲット君
ゲット君
ちなみに、fpsの数値が大きいほど被写体の動作を滑らかに表現することができるよ!

ただし、fpsの数値が大きい動画ほど、データ容量は大きくなるので注意してください。

ナビ博士
Vlogカメラを選ぶ時は、画質とフレームレートの両方をチェックしよう!

②マイク入力端子があるかチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、マイク入力端子があるかチェックしましょう。

Vlogカメラは内蔵マイクが搭載されているものが多いですが、マイクを外付けしたほうがより音質のよい音声で収録できます。

特に喋りながら撮影をする方は、マイクの性能をしっかり確認することが重要です。

外での撮影では、周囲の音や風の音、雑音などが入る恐れがあるため、外付けマイクを利用してみるといいでしょう。

ナビ博士
マイクには、単一指向性と無指向性のものがあるよ。

単一指向性は音声をクリアにしたい方向け、無指向性は臨場感を出したい方向けのマイクです。

どのような映像を撮る機会が多くなるのかを踏まえ、マイク入力端子の有無だけでなく、マイクの種類にもこだわってみましょう。

ゲット君
ゲット君
環境音の動画でも音質にこだわりたいなら外部マイクを使いたいね。

③機能性をチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、自分の求める要素に合わせて機能性をチェックしましょう。

Vlogカメラの機能性を確認する際には、以下の機能の有無を見てみてください。

Vlogカメラの機能性を確認するためのポイント6つ

  1. 手振れ補正機能
  2. 顔認識AF機能
  3. 無線接続機能
  4. フリップアップ液晶ディスプレイ
  5. 美肌効果
  6. シネマティックモード

(クリックで各項目にジャンプします)

それぞれの機能の中身について簡単に解説します。

ナビ博士
どの機能が必要になるか優先順位を付けておこう!

手振れ補正機能

手振れ補正機能は、その名の通り撮影時の手振れを補正してくれる機能です。

ゲット君
ゲット君
手振れ補正機能を搭載しているカメラなら、ブレを気にせず撮影に集中できるよ。

歩きながら撮影する際にも安定して綺麗な映像を撮りたい場合は、手振れ補正機能があるVlogカメラを選ぶことをおすすめします。

特に、光の少ない夜間での撮影では手ぶれしやすい傾向です。

ナビ博士
旅行先で夜景を撮影したい方にもおすすめだね!

顔認識AF機能

顔認識AF機能は、人の顔にピントを合わせ続けてくれる機能です。

AF(オートフォーカス)機能があると、ピンボケしてしまって映像を撮り直す必要がなくなります。

無線接続機能

無線接続機能は、Wi-Fi接続に対応している機能です。

無線接続なためLANケーブルなどの配線を使用する必要がなく、無線ルーターの周りが配線でごちゃごちゃすることもありません。

ただし、環境によっては通信が不安定になってしまい、最後まで録画できない場合もあるので注意してください。

映像を撮影するだけでなく、映像を映しながら動画配信したい方は、無線接続機能があるVlogカメラを選ぶのが理想的です。

フリップアップ液晶ディスプレイ

フリップアップ液晶ディスプレイは、昇降式のディスプレイのことです。

フリップアップ液晶ディスプレイが搭載されていると、映像を確認したいときだけディスプレイを展開すればいいため、場所を取ることがなくなります。

映像を確認しながら撮影できるので、自撮りで動画を撮影したい方はぜひ利用してみるといいでしょう。

美肌効果

美肌効果は、映像撮影時に肌を綺麗に撮影してくれる機能です。

屋外での撮影で顔が暗くなってしまったり、夜間の撮影の時などに便利な機能と言えます。

風景などを撮影するより、人をメインに撮影する場合は美肌効果が付いているVlogカメラがおすすめです。

なかには、美肌効果の強度を選択できるカメラもあるので、vlog専用のカメラを購入する際は美肌効果があるのかチェックするといいでしょう。

シネマティックモード

シネマティックモードは、映像に若干のボケ効果を与え、映画やMVなどの深みのある映像が撮影できる機能です。

シネマティックモードが搭載されているカメラの場合、映画のワンシーンにあるような印象的な映像を撮影することができます。

雰囲気のあるより深い映像を撮影したい場合は、シネマティックモードが使えるVlogカメラを購入してみてくださいね。

④カメラの種類をチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、カメラの種類もチェックしましょう。

カメラの種類によって特徴が大きく異なるため、目的に合ったカメラを選ぶなら、第一にカメラの種類から決めることをおすすめします。

主なVlogカメラの種類として、以下のものがあげられます。

主なVlogカメラの種類

  1. アクションカメラ
  2. コンパクトデジタルカメラ
  3. ミラーレス一眼カメラ
  4. デジタル一眼レフカメラ

(クリックで各項目にジャンプします)

それぞれのカメラの種類について簡単に解説します。

ゲット君
ゲット君
Vlogカメラにもいろいろな種類があるんだ!

アクティブなVlog撮影をするなら「アクションカメラ」

アクションカメラ「SONY(ソニー)「ZV-1M2G」」

アクションカメラは、アクティブなVlog撮影する際に役立つVlogカメラです。

アウトドアでの撮影に優れており、もしカメラを落としてしまっても壊れる可能性が減らせるように小型で高耐久なものになっています。

ゲット君
ゲット君
自転車やスケートボードなど、激しい動きをするアクティブなVlog撮影におすすめ!
ナビ博士
耐久性・防水性に優れた小型のデジタルカメラだよ!

高性能な手振れ補正機能を搭載しているモデルもあり、まさにアクティブな撮影にピッタリなカメラですね。

初心者が使うなら「コンパクトデジタルカメラ」

コンパクトデジタルカメラ「SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」」

コンパクトデジタルカメラは、初心者向けのVlogカメラです。

コンパクトなカメラでもVlog向けのものなら、ワンタッチ操作で簡単に映える映像が撮影できます。

ゲット君
ゲット君
小型で携帯性に優れているから、カバンやポケットに入れて持ち運べるよ。

撮影したい時にサッと取り出せるので、すぐに撮影開始できるのが魅力ですね。

なお、コンパクトデジタルカメラは、カメラとレンズが一体となっているため、レンズ交換が不要です。

ピントや明るさ調整など、細かな作業をする必要もないので、カメラ初心者の方におすすめと言えます。

画質と軽さにこだわるなら「ミラーレス一眼カメラ」

ミラーレス一眼カメラ「SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」」

ミラーレス一眼カメラは、画質と手軽さにこだわったVlogカメラです。

ミラーを搭載していないため、ファインダーでも液晶モニターでも撮影しやすいのが特徴となります。

ナビ博士
デジタル一眼レフカメラよりも小型で軽量なんだよ。

小型で軽量であるにもかかわらず、一眼レフカメラのような高画質の映像を撮影することが可能です。

画質にこだわりつつ、気軽に持ち運びたい方におすすめのカメラでしょう。

画質のクオリティーにこだわるなら「デジタル一眼レフカメラ」

デジタル一眼レフカメラ「Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」」
引用:Canon

デジタル一眼レフカメラは、画質のクオリティにこだわったVlogカメラです。

夜景や風景などの映像を作品風に仕上げることができるため、シネマティックなVlog撮影をしたい時におすすめと言えます。

高性能なイメージセンサーを搭載し、きめ細やかな映像を撮影できるのが魅力です。

ミラーレス一眼カメラよりは重いですが、より画質にこだわるならデジタル一眼レフカメラがおすすめでしょう。

⑤レンズを交換できるかチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、レンズを交換できるか確認しましょう。

広角やズームレンズ、単焦点など、各交換レンズが取り付けられるかどうかも重要なポイントです。

レンズを調節して背景をぼかすこともできるため、レンズ交換できるカメラだとさまざまな表現が形に残しやすいと言えます。

ゲット君
ゲット君
ちなみに、ミラーレスカメラや一眼レフカメラなら、レンズ交換ができるよ!
ナビ博士
Vlogカメラに内蔵されていない機能をレンズ調整で表現することもできるぞ!

⑥カメラのサイズをチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、カメラのサイズも確認しましょう。

Vlogカメラの種類の箇所でも触れましたが、外出先だと手持ちしやすい小型カメラが向いており、室内なら大きいカメラが向いています。

室内撮影メインならさほど気にする必要はありませんが、外での撮影が多くなる方はカメラのサイズも意識してみてくださいね。

ナビ博士
軽くて小さなモデルのVlogカメラも多いぞ!
ゲット君
ゲット君
基本的に持ち運びメインになるから、コンパクトで軽量なカメラがおすすめだよ!

⑦耐久性をチェックする

Vlogカメラを選ぶ際には、耐久性も確認しておくのが望ましいです。

カメラのサイズで説明したのと同様に、外でカメラを使う際には落として壊してしまうリスクについて考える必要があります。

また、プールや海などマリンスポーツを楽しみたい人や、キャンプなどアウトドアの時も利用したい人は、特に防水性能・防塵性もチェックしておきましょう。

ゲット君
ゲット君
耐寒性・防塵・防滴などいろいろな耐久性の種類があるよ。
ナビ博士
外での撮影が増える方は、必須なチェック項目だよ!

[アクションカメラ]おすすめのVlogカメラ8選

Vlogカメラにはさまざまな種類があり、利用用途によって適切なVlogカメラが異なります。

まずは外でアクティブな撮影を行う方に向けて、おすすめのアクションカメラを紹介します。

おすすめのアクションタイプのVlogカメラは以下の8つです。

ナビ博士
手ブレ補正や耐久性に優れたVlogカメラが多いよ。

上記アクションカメラの特徴を以下の表にまとめたので、Vlogカメラ選びに活用してみてくださいね。

商品名 SONY(ソニー)「ZV-1M2G」 GoPro(ゴープロ)「CHDHX-111-FW」 DJI(ディージェーアイ)「AC2DSC」 DJI(ディージェーアイ)「Pocket 2」 DJI(ディージェーアイ)「OSMO ACTION 3」 DJI(ディージェーアイ)「Osmo Action 4」 GoPro(ゴープロ)「HERO11」 Insta360(インスタ360)「X3」
サイズ(H)×(W)×(D) 約60.0×105.5×46.7mm 約‎71× 50× 33.6 mm 【カメラユニット】約39×39×22.3mm
【フロントタッチ画面モジュール】約39×41.6×24.6mm
約124.7×38.1×30mm 約70.5×44.2×32.8 mm 約‎70× 44× 32.8 mm 約55×71×33.6mm 約‎20× 46× 114 mm
本体重量 約292g 約154g 【カメラユニット】約56g
【フロントタッチ画面モジュール】約64g
約117g 約145 g 約240g 約200g
画質 約2010万画素 約2700万画素 約4800万画素
機能
  • 背景ボケ切り替えボタン
  • 商品レビュー用設定ボタン
  • シネマティックVlog設定
  • デュアルLCDスクリーン
  • ビデオブレ補正機能
  • 自動ブースト
  • 水平ロック機能
  • 5.3ビデオ
  • 4K
  • 120fpsの高解像度
  • ポータブル&ウェアラブル
  • AI編集
  • フロントタッチ画面モジュール
  • 小型ジンバルカメラ
  • 美顔効果
  • タイムラプス
  • ストーリーモード
  • AI編集
  • 手ブレ補正
  • 指向性オーディオ
  • オーディオズーム
  • 4K
  • 120fpsの高解像度
  • 手ブレ補正
  • 急速充電
  • クイックリリース垂直マウント
  • 4K
  • 120fpsの高解像度
  • インチセンター
  • 低照度
  • デュアルフルカラー
  • タッチスクリーン
  • 5.3K
  • 最大60fpsの高解像度
  • ビデオブレ補正機能「HyperSmooth5.0」
  • 4K30fpsの高解像度
  • ミーモード
  • 撮影後360℃好きなアングルを選択
  • 手ブレ補正
  • 360℃水平維持
耐久性 水深10mまで耐えられる防水性能、撥水レンズカバー 水深10mまで耐えられる防水性能 水深16mまで耐えられる防水性能、最大-20℃の耐寒性 最大-20℃の耐寒性、水深18mまで耐えられる防水性能 水深10mまで耐えられる防水性能

以下でこれらのVlogカメラの詳細について解説します。

SONY(ソニー)「ZV-1M2G」

SONY(ソニー)「ZV-1M2G」
商品名 SONY(ソニー)「ZV-1M2G」
サイズ(H)×(W)×(D) 約60.0×105.5×46.7mm
本体重量 約292g
画質 約2010万画素
機能
  • 背景ボケ切り替えボタン
  • 商品レビュー用設定ボタン
  • シネマティックVlog設定
耐久性

SONY(ソニー)「ZV-1M2G」は、ワイドなレンズが特徴的なアクションタイプのVlogカメラです。

レンズが大きいため、広い範囲を一度に撮影しやすい点が魅力的と言えます。

また、SONY(ソニー)「ZV-1M2G」はシネマティックVlog設定が可能で、初めてVlogカメラを利用する方でも質の高い撮影をすることが可能です。

ゲット君
ゲット君
初心者が選ぶVlogカメラの1つとしてもおすすめだよ!

ただ、このVlogカメラはサイズや重量が他のものと比べてやや重いため、外での扱いに注意しましょう。

ナビ博士
手軽に質の高いカメラを手に入れたいなら、SONY(ソニー)「ZV-1M2G」がおすすめ!

\ワイドなレンズが特徴的!/

GoPro(ゴープロ)「CHDHX-111-FW」

GoPro(ゴープロ)「CHDHX-111-FW」
引用:GoPro
商品名 GoPro(ゴープロ)「CHDHX-111-FW」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎71× 50× 33.6 mm
本体重量 約154g
画質 約2700万画素
機能
  • デュアルLCDスクリーン
  • ビデオブレ補正機能
  • 自動ブースト
  • 水平ロック機能
  • 5.3ビデオ
耐久性 水深10mまで耐えられる防水性能、撥水レンズカバー

GoPro(ゴープロ)「CHDHX-111-FW」は、さまざまな媒体に合わせた撮影が可能なVlogカメラです。

撮影した映像をシネマチック風なワイド映像にしたり、インスタグラムなどのSNS投稿用に縦向きの映像にしたりと柔軟な映像が作ることができます。

また、画質や手ブレなど全体的に従来までのモデルよりもグレードが上がっており、快適に撮影しやすいカメラになっています。

カメラバッテリーも最大38%まで長くなり、長時間の撮影にも使えるため、長時間の撮影を検討している方も選択肢の1つとして検討してみてくださいね。

ゲット君
ゲット君
インスタ用にも使えるなら、用途の幅が広がりそうだね!

\長時間の撮影にも使える!/

DJI(ディージェーアイ)「AC2DSC」

DJI(ディージェーアイ)「AC2DSC」
引用:DJI
商品名 DJI(ディージェーアイ)「AC2DSC」
サイズ(H)×(W)×(D) 【カメラユニット】約39×39×22.3mm
【フロントタッチ画面モジュール】約39×41.6×24.6mm
本体重量 【カメラユニット】約56g
【フロントタッチ画面モジュール】約64g
画質
機能
  • 4K
  • 120fpsの高解像度
  • ポータブル&ウェアラブル
  • AI編集
  • フロントタッチ画面モジュール
耐久性 水深10mまで耐えられる防水性能

DJI(ディージェーアイ)「AC2DSC」は、小型でレンズが丸型の見た目もかわいい使い勝手のよいVlogカメラです。

小型ではありつつも、4Kで120fpsの高解像度で撮影ができる点が優れています。

さらに、このカメラはAI編集機能が搭載されており、自動的にシーンを繋ぎ合わせてトランジションや音楽を挿入して映像を作ってくれます。

動画編集能力に自信のない方は、AI編集機能が搭載されているVlogカメラがおすすめです。

ナビ博士
AI編集機能は初心者にも欠かせない機能だぞ!

\4Kで120fpsの高解像度で撮影可能!/

DJI(ディージェーアイ)「Pocket 2」

DJI(ディージェーアイ)「Pocket 2」
引用:DJI
商品名 DJI(ディージェーアイ)「Pocket 2」
サイズ(H)×(W)×(D) 約124.7×38.1×30mm
本体重量 約117g
画質
機能
  • 小型ジンバルカメラ
  • 美顔効果
  • タイムラプス
  • ストーリーモード
  • AI編集
  • 手ブレ補正
  • 指向性オーディオ
  • オーディオズーム
耐久性

DJI(ディージェーアイ)「Pocket 2」は、ポケットサイズでいつでもすぐに取り出せるVlogカメラです。

小型のカメラだと手ブレしやすいですが、手ブレ補正機能も充実していて安心して撮影しやすくなっています。

また、指向性オーディオ機能が搭載されており、質の高い音質で音声を収録してくれる点が特徴です。

そのため、DJI(ディージェーアイ)「Pocket 2」は、自然の様子を撮影するというより人が主体となる映像を撮影するのに向いているカメラと言えるでしょう。

ゲット君
ゲット君
手ブレ補正があって、使いやすさに優れているものを探している方におすすめ!

\ポケットサイズでいつでも撮影可能!/

DJI(ディージェーアイ)「OSMO ACTION 3」

DJI(ディージェーアイ)「OSMO ACTION 3」
引用:DJI
商品名 DJI(ディージェーアイ)「OSMO ACTION 3」
サイズ(H)×(W)×(D) 約70.5×44.2×32.8 mm
本体重量 約145 g
画質
機能
  • 4K
  • 120fpsの高解像度
  • 手ブレ補正
  • 急速充電
  • クイックリリース垂直マウント
耐久性 水深16mまで耐えられる防水性能、最大-20℃の耐寒性

DJI(ディージェーアイ)「OSMO ACTION 3」は、耐久性の高いアクションタイプのVlogカメラです。

水深16mまで耐えられる防水性能があり、かつ最大-20℃の耐寒性も備えています。

そのため、海の中でも極寒の地でも撮影しやすいVlogカメラとなっています。

ただし、カメラを落としたときの耐久性は他のカメラと変わらないため、カメラを落とさないように注意しましょう。

ナビ博士
水中での撮影を考えている人にもおすすめだぞ!

DJI(ディージェーアイ)「Osmo Action 4」

DJI(ディージェーアイ)「Osmo Action 4」
引用:DJI
商品名 DJI(ディージェーアイ)「Osmo Action 4」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎70× 44× 32.8 mm
本体重量 約240g
画質
機能
  • 4K
  • 120fpsの高解像度
  • インチセンター
  • 低照度
  • デュアルフルカラー
  • タッチスクリーン
耐久性 最大-20℃の耐寒性、水深18mまで耐えられる防水性能

DJI(ディージェーアイ)「Osmo Action 4」は、1/1.3インチセンサーと低照度性能が優れているVlogカメラです。

1/1.3インチセンサーと低照度性能機能により、従来よりもより鮮明な映像が撮影できるようになっています。

さらに、デュアルフルカラー機能も搭載されているため、カラーリングの面でも質の高い映像が撮影しやすいのが特徴です。

外出先でも映像の質にこだわりたい方は、DJI(ディージェーアイ)「Osmo Action 4」を購入してみてくださいね。

ゲット君
ゲット君
縦向き撮影にも対応しているから、インスタ向け動画の撮影などにも向いているよ!

\外出先でも映像の質にこだわりたい方におすすめ!/

GoPro(ゴープロ)「HERO11」

GoPro(ゴープロ)「HERO11」
引用:DJI
商品名 GoPro(ゴープロ)「HERO11」
サイズ(H)×(W)×(D) 約55×71×33.6mm
本体重量
画質
機能
  • 5.3K
  • 最大60fpsの高解像度
  • ビデオブレ補正機能「HyperSmooth5.0」
耐久性 水深10mまで耐えられる防水性能

GoPro(ゴープロ)「HERO11」は、ビデオブレ補正機能「HyperSmooth5.0」を採用しているVlogカメラです。

撮影前にコントロールプロをオンにし、坂道ダッシュした映像を撮影してもほぼブレが感じられない仕上がりになるほど、質の高いブレ補正が可能となっています。

揺れの激しい映像を作る方は、ぜひGoPro(ゴープロ)「HERO11」を利用してみるといいでしょう。

ナビ博士
ショート動画で人気のダンス動画との相性もよいぞ!

\質の高いブレ補正が特徴!/

Insta360(インスタ360)「X3」

Insta360(インスタ360)「X3」
引用:Insta360
商品名 Insta360(インスタ360)「X3」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎20× 46× 114 mm
本体重量 約200g
画質 約4800万画素
機能 4K30fpsの高解像度、ミーモード、撮影後360℃好きなアングルを選択、手ブレ補正、360℃水平維持
耐久性

Insta360(インスタ360)「X3」は、撮影後360℃好きなアングルを選択できる機能が搭載されているVlogカメラです。

基本的に、撮影前に角度を決めて撮影することになります。

しかし、Insta360(インスタ360)「X3」なら撮影後にアングルを変更できるため、柔軟に映像作品が作りやすいです。

さらに、360℃水平維持もできるため、回転演出のある映像も簡単に作れます。

ゲット君
ゲット君
遊園地の思い出を映像に残すのに向いてるよ!

\撮影後360℃好きなアングルを選択できる!/

[コンパクトデジタルカメラ]おすすめのVlogカメラ7選

次に初めてVlogで撮影する方に向けて、おすすめのコンパクトデジタルカメラを紹介します。

おすすめのコンタクトデジタルタイプのVlogカメラは、以下の7つです。

ナビ博士
Vlog初心者の方は、コンタクトデジタルカメラから選ぶのが理想的だぞ!

上記のVlogカメラの特徴を以下の表にまとめたので、Vlogカメラ選びに活用してみてくださいね。

商品名 SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)」 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1F」 Canon(キャノン)「PowerShot V10」 Panasonic(パナソニック)「LUMIX TZ95」 OLYMPUS(オリンパス)「Tough TG-6」 FUJIFILM(フジフイルム)「X100V」
サイズ(H)×(W)×(D) 約58.1×101.6×42.8mm 約60.0×105.5×46.7mm 約60.0×105.5×46.4mm 約63.4×90.0 ×34.3mm 約68.8×112× 41.6 mm 約66×113×32.4mm 約‎74.8× 128× 53.3 mm
本体重量 約302g 約292g 約256g 約211g 約328g 約253g 約478g
画質 約2010万画素 約2010万画素 約2010万画素 約1310万画素 約2110万画素 約1200万画素 約2610万画素
機能
  • メモリー一体1.0型積層型COMSインメージセンサー
  • AF性能
  • 24-200mnレンズ
  • 背景ボケ切り替えボタン
  • 商品レビュー用設定ボタン
  • シネマティックVlog設定
  • 焦点距離20mmの広角レンズ
  • 商品レビュー用設定
  • バリアングル液晶モニター
  • コールドシュー
  • SORPLAS
  • 4Kの高解像度
  • 全方位集音の内蔵マイク
  • 操作性に優れたUIデザイン
  • 広角19mm相当のレンズ
  • 美肌モード
  • 14種類のカラーフィルター
  • ライブ配信機能
  • 広角24mm
  • 光学30倍の高倍率30倍の高倍率ズーム
  • ズームバック機能
  • 約233万ドット相当のファインダー
  • 4Kフォト軌跡合成
  • 広角4Kセルフィー
  • Bluetooth
レンズバリア LB-T01
  • ファインダーを覗いて撮影できる高性能レンズ
  • 23mmF2レンズ
  • 全17種類のフィルムシミュレーション
  • 外装にアルミニウムを採用
耐久性
  • 水深15mまで耐えられる防水性能
  • 高い気密性で砂・ホコリにも対応
  • 高さ2.1mまで対応している耐衝撃性能
  • 100kgfまで耐えられる耐荷重性能
  • ‐10℃まで耐えられる耐寒性
  • ダブルガラス構造で耐結露にも対応

以下でこれらのVlogカメラの詳細を解説します。

SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」

SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」
商品名 SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」
サイズ(H)×(W)×(D) 約58.1×101.6×42.8mm
本体重量 約302g
画質 約2010万画素
機能
  • メモリー一体1.0型積層型COMSインメージセンサー
  • AF性能
  • 24-200mnレンズ
耐久性

SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」は、メモリー一体型1.0型積層型COMSインメージセンサーが搭載されているVlogカメラです。

メモリー一体型1.0型積層型COMSインメージセンサー機能によって、動きが複雑な映像も処理しやすくなっています。

また、AF性能というAIを活用したトラッキングが可能で、画面内で動く物体を自動追跡することが可能です。

SONY(ソニー)「DSC-RX100M7G」は、動きの激しい映像を撮りたい場合におすすめと言えるでしょう。

ゲット君
ゲット君
撮影が苦手な初心者でも被写体を映しやすそうだね。

\動きの激しい映像を撮りたい時におすすめ!/

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)」

SONY(ソニー)「ZV-1M2G」
商品名 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)」
サイズ(H)×(W)×(D) 約60.0×105.5×46.7mm
本体重量 約292g
画質 約2010万画素
機能
  • 背景ボケ切り替えボタン
  • 商品レビュー用設定ボタン
  • シネマティックVlog設定
耐久性

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)」は、メモリー一体型1.0型積層型COMSインメージセンサーが搭載されているVlogカメラです。

先ほど紹介したSONY(ソニー)「ZV-1M2G」と同じ系統のモデルとなっています。

アクションカメラとしても紹介しましたが、初心者でも綺麗な映像を撮影しやすい機能が多数搭載されているのが特徴です。

そのため、Vlogカメラを初めて使う方の中でも外での撮影が多くなる方におすすめと言えます。

ナビ博士
暗い場所から明るい場所まで綺麗に撮影しやすいぞ!

\初心者でも綺麗な映像を撮影しやすい機能が多数搭載!/

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1F」

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1F」
商品名 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1F」
サイズ(H)×(W)×(D) 約60.0×105.5×46.4mm
本体重量 約256g
画質 約2010万画素
機能
  • 焦点距離20mmの広角レンズ
  • 商品レビュー用設定
  • バリアングル液晶モニター
  • コールドシュー
  • SORPLAS
耐久性

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1F」は、20mmの広角レンズが特徴的なVlogカメラです。

レンズで写せる範囲が広いため、撮影する際に広い部分まで画面の中に捉えることができます。

また、他のVlogカメラと比較して操作性が優れている点が多くの方から評価されているのも特徴です。

カメラの操作性を重視している方は、SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-1F」を利用してみてくださいね。

ゲット君
ゲット君
さまざま形式の撮影に向いているから、柔軟な撮影に対応したい人に向いているよ!

\20mmの広角レンズが特徴的なVlogカメラ!/

Canon(キャノン)「PowerShot V10」

Canon(キャノン)「PowerShot V10」
引用:Canon
商品名 Canon(キャノン)「PowerShot V10」
サイズ(H)×(W)×(D) 約63.4×90.0 ×34.3mm
本体重量 約211g
画質 約1310万画素
機能
  • 4Kの高解像度
  • 全方位集音の内蔵マイク
  • 操作性に優れたUIデザイン
  • 広角19mm相当のレンズ
  • 美肌モード
  • 14種類のカラーフィルター
  • ライブ配信機能
耐久性

Canon(キャノン)「PowerShot V10」は、デザイン性に優れているVlogカメラです。

街中でカメラを構えると目立ってしまいますが、Canon(キャノン)「PowerShot V10」はパッと見カメラだとわかりにくいデザインになっています。

そのため、撮影する際に目立ちたくないと考える方に向いていると言えるでしょう。

また、全方位集音型のマイクが内蔵されており、環境音などを撮りたい方におすすめです。

ナビ博士
見た目がかわいいから、かわいいものが好きな女性にもおすすめだぞ!

\目立たないデザイン性に優れているVlogカメラ!/

Panasonic(パナソニック)「LUMIX TZ95」

Panasonic(パナソニック)「LUMIX TZ95」
引用:Panasonic
商品名 Panasonic(パナソニック)「LUMIX TZ95」
サイズ(H)×(W)×(D) 約68.8×112× 41.6 mm
本体重量 約328g
画質 約2110万画素
機能
  • 広角24mm
  • 高額30倍の高倍率30倍の高倍率ズーム
  • ズームバック機能
  • 約233万ドット相当のファインダー
  • 4Kフォト軌跡合成
  • 広角4Kセルフィー
  • Bluetooth
耐久性

Panasonic(パナソニック)「LUMIX TZ95」は、ズームバック機能でズームアウトした被写体も写せるVlogカメラです。

初心者の方だとうまく被写体が捉えられず、撮影に苦戦してしまうこともあるでしょう。

ただし、Panasonic(パナソニック)「LUMIX TZ95」を使えば、その悩みを抱えることはなくなります。

Bluetooth機能を使えば、スマホからシャッターを切ることも可能です。

ゲット君
ゲット君
案外Bluetooth機能が搭載されているVlogカメラって限られているね。

\ズームバック機能でズームアウトした被写体も写せる!/

OLYMPUS(オリンパス)「Tough TG-6」

OLYMPUS(オリンパス)「Tough TG-6」
引用:OM SYSTEM
商品名 OLYMPUS(オリンパス)「Tough TG-6」
サイズ(H)×(W)×(D) 約66×113×32.4mm
本体重量 約253g
画質 約1200万画素
機能 レンズバリア LB-T01
耐久性
  • 水深15mまで耐えられる防水性能
  • 高い気密性で砂・ホコリにも対応
  • 高さ2.1mまで対応している耐衝撃性能
  • 100kgfまで耐えられる耐荷重性能
  • -10℃まで耐えられる耐寒性
  • ダブルガラス構造で耐結露にも対応

OLYMPUS(オリンパス)「Tough TG-6」は、さまざまな耐久性を兼ね備えているVlogカメラです。

防水性や耐寒性を備えたカメラは多いですが、耐衝撃や防塵などにも対応しているカメラは案外多くはありません。

できるだけ丈夫なVlogカメラを購入し、長く使い続けたいと考える初心者の方に向いています。

ただし、映像の綺麗さでいえばそこまで長けた機能は搭載されていない点に注意してくださいね。

ナビ博士
環境の悪い場所での撮影が多くなる人におすすめだぞ!

\さまざまな耐久性を兼ね備えているVlogカメラ!/

FUJIFILM(フジフイルム)「X100V」

FUJIFILM(フジフイルム)「X100V」
引用:FUJIFILM
商品名 FUJIFILM(フジフイルム)「X100V」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎74.8× 128× 53.3 mm
本体重量 約478g
画質 約2610万画素
機能
  • ファインダーを覗いて撮影できる高性能レンズ
  • 23mmF2レンズ
  • 全17種類のフィルムシミュレーション
  • 外装にアルミニウムを採用
耐久性

FUJIFILM(フジフイルム)「X100V」は、ファインダーを覗いて撮影できる高性能レンズを採用している唯一のVlogカメラです。

肉眼で直接被写体を捉えられるため、より正確に撮影しやすい点が特徴と言えます。

初心者のうちは思ったように撮影できないことが多いですが、FUJIFILM(フジフイルム)「X100V」ならその悩みを解消してくれるでしょう。

ゲット君
ゲット君
初心者でも直接被写体を捉えやすい数少ないVlogカメラだね!

\高性能レンズを採用している唯一のVlogカメラ!/

[一眼カメラ]おすすめのVlogカメラ9選

次に本格的にVlogカメラで撮影したい方に向けて、おすすめの一眼カメラを紹介します。

おすすめの一眼タイプのVlogカメラは以下の9つです。

ナビ博士
本格的な撮影を考えているなら一眼カメラがよいぞ!

これらのVlogカメラの特徴を以下の表にまとめたので、Vlogカメラ選びに活用してみてください。

商品名 Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」 Panasonic(パナソニック)「DC-GH6L」 Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」 Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」 Canon(キャノン)「EOS Kiss X10」 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E1」 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」 OM SYSTEM(オーエムシステム)「OM-5」 Nikon(ニコン)「Z 30」
サイズ(H)×(W)×(D) 約82.5×115.6×54.2mm 約100.3×138.4×99.6mm 約98.1×138.5×87.4mm 約92.6×122.4×69.8mm 約92.6×122.4× 69.8 mm 約71.9×121×54.3mm 約63.5× 114.3× 170.2 mm 約85.2× 125.3× 49.7 mm 約73.5× 128× 59.5 mm
本体重量 約345g 約823g 約727g 約449g 約402g 約483g 約299g 約414g 約405g
画質 約2030万画素 約2521万画素 約2033万画素 約2410万画素 約2410万画素 約1210万画素 約2420万画素 約2037万画素 約2088万画素
機能
  • 5軸ハイブリッド手ブレ補正
  • わかりやすいUIデザイン
  • タイマー機能
  • 顔認識連動型音声機能
  • スマホ転送機能
  • USB充電
  • フリーアングルモニター
  • 高精細ファインダー
  • 25.2M Live MOSセンサー
  • V-Log/V-Gamut
  • 新世代ヴィーナスエンジン
  • ダイナミックレンジブースト
  • チルトフリーアングル機構
  • 動画記録ボタン
  • 315点フルエリアAF
  • リアルタイム認識AF
  • 7.5段のB.I.S.
  • 無線IPストリーミング機能
  • 優れた放射設計
  • USB充電
  • リアルタイム認識AF
  • 6.5段の手ブレ補正
  • プロフェッショナル動画性能
  • 映像エンジンDIGIC8×APS-Cサイズセンサー
  • 可動式液晶モニター
  • 光学ファインダー
  • 瞳AF
  • バリアングル液晶モニター&タッチパネル
  • シーンインテリジェントオート
  • クリエイティブアシスト
  • Wi-Fi機能
  • 世界最軽量の小型ボディ
  • 映像エンジンDIGIC8×APS-Cサイズセンサー
  • AIサーボAF、デュアルピクセルCMOS AF
  • 美肌モード、ビジュアルガイド
  • クリエイティブアシスト
  • シーンインテリジェントオート
  • Wi-Fi/Bluetooth機能
  • BIONZ XR
  • シネマティックVlog設定
  • S-Cinetone
  • ブリージング補正
  • リアルタイム認識AF
  • フレーミング補正
  • 商品レビューモード
  • 背景ぼけ切り替え
  • 音声読み上げ機能
  • 本体にオリジナルブレンドマテリアル採用
  • 電子式手ブレ補正機能
  • 商品レビュー用設定ボタン
  • 背景ぼけ切り替え
  • APS-Cセンサー搭載
  • スロー&クイックモーション
  • 高い集音性能
  • ノイズリダクション
  • ウィンドスクリーン
  • 5軸シンクロ手ぶれ補正
  • Live MOSセンサー
  • TruePic IX
  • 星空A
  • BLS-50
  • 手持ちハイレゾショット
  • ライブND
  • プロキャプチャー
  • 深度合成
  • ライブコンポジット
  • デジタルシフト
  • 瞳AF
  • 動物AF
  • AF-F(フルタイムAF)
  • タッチパネルを採用したバリアングル式液晶モニター
  • タッチ操作
  • RECランプ
  • Creative Picture Control
  • i メニュー
  • Fnボタン
耐久性 最大-10℃
ゲット君
ゲット君
以下でこれらのVlogカメラの詳細を解説するから、参考にしてね!

Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」

Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」
引用:Panasonic
商品名 Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」
サイズ(H)×(W)×(D) 約82.5×115.6×54.2mm
本体重量 約345g
画質 約2030万画素
機能
  • 5軸ハイブリッド手ブレ補正
  • わかりやすいUIデザイン
  • タイマー機能
  • 顔認識連動型音声機能
  • スマホ転送機能
  • USB充電
  • フリーアングルモニター
  • 高精細ファインダー
耐久性

Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」は、手持ち撮影と三脚撮影の両方に対応しているVlogカメラです。

Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」に付いている専用グリップは、手持ちと三脚と両方で使える仕組みになっています。

そのため、環境に合わせた撮影が実現しやすいです。

また、UIも初心者にわかりやすいデザインに設計されているのが特徴と言えます。

Panasonic(パナソニック)「DC-G100V-K」は、初心者にとっても利便性の高いVlogカメラですので、初心者の方はぜひチェックしてみましょう。

ゲット君
ゲット君
初心者で本格派なVlogカメラを探している人に向いてるよ!

\手持ち撮影と三脚撮影の両方に対応しているVlogカメラ!/

Panasonic(パナソニック)「DC-GH6L」

Panasonic(パナソニック)「DC-GH6L」
引用:Panasonic
商品名 Panasonic(パナソニック)「DC-GH6L」
サイズ(H)×(W)×(D) 約100.3×138.4×99.6mm
本体重量 約823g
画質 約2521万画素
機能
  • 25.2M Live MOSセンサー
  • V-Log/V-Gamut
  • 新世代ヴィーナスエンジン
  • ダイナミックレンジブースト
  • チルトフリーアングル機構
  • 動画記録ボタン
  • 315点フルエリアAF
  • リアルタイム認識AF
  • 7.5段のB.I.S.
耐久性

Panasonic(パナソニック)「DC-GH6L」は、映像制作の現場にも対応している高性能な映像表現が可能なVlogカメラです。

25.2M Live MOSセンサーと呼ばれるものを採用しており、5.7Kかつ最大30ofpsの超高画質な映像が撮影できます。

映像制作現場に初めて携わる方におすすめできるカメラです。

ちなみに、Panasonic(パナソニック)「DC-GH6L」はさまざまな映像形態のフォーマットに対応しています。

そのため、幅広い内容の動画制作に使いやすいです。

ナビ博士
ハイレベルな撮影を考えているなら検討したほうがよいぞ!

\5.7Kかつ最大30ofpsの超高画質な映像が撮影できる!/

Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」

Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」
引用:Panasonic
商品名 Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」
サイズ(H)×(W)×(D) 約98.1×138.5×87.4mm
本体重量 約727g
画質 約2033万画素
機能
  • 無線IPストリーミング機能
  • 優れた放射設計
  • USB充電
  • リアルタイム認識AF
  • 6.5段の手ブレ補正
  • プロフェッショナル動画性能
耐久性

Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」は、無線ライブ配信機能を搭載しているVlogカメラです。

撮影しつつ、専用アプリを使ってライブ配信をしたいという需要も増えつつあります。

そういった方が初めてVlogカメラを利用する場合に、Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」がおすすめできます。

また、ライブ配信する際に、カメラのオーバーヒートを抑制するために放射機能が搭載されている点も魅力的です。

Panasonic(パナソニック)「LUMIX GH5 II DC-GH5M2」のカメラであれば、快適に長時間ライブ配信することもできます。

ゲット君
ゲット君
熱がこもってしまうのが気になるならVlogカメラの有力候補に入れておきたいね。

\無線ライブ配信機能を搭載しているVlogカメラ!/

Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」

Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」
引用:Canon
商品名 Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」
サイズ(H)×(W)×(D) 約92.6×122.4×69.8mm
本体重量 約449g
画質 約2410万画素
機能
  • 映像エンジンDIGIC8×APS-Cサイズセンサー
  • 可動式液晶モニター
  • 光学ファインダー
  • 瞳AF
  • バリアングル液晶モニター&タッチパネル
  • シーンインテリジェントオート
  • クリエイティブアシスト
  • Wi-Fi機能
耐久性

Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」は、一眼レフの中でも軽量かつ小型で持ちやすいボディになっているVlogカメラです。

Vlogカメラを持ち運ぶ際に、手に馴染まなくて落としてしまうケースもあります。

特に手のサイズが小さい女性の場合は、Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」のようなサイズが小さめのVlogカメラがおすすめです。

また、Canon(キャノン)「KISSX10BK1855ISSTMLK」は、タッチパネルにも対応しています。

直接画面を触って操作しやすいため、操作性を重視している方にもおすすめです。

ナビ博士
タッチパネルの操作性のよさは、数少ない優れた特徴と言えるぞ!

\小型で持ちやすいボディが特徴!/

Canon(キャノン)「EOS Kiss X10」

Canon(キャノン)「EOS Kiss X10」
引用:Canon
商品名 Canon(キャノン)「EOS Kiss X10」
サイズ(H)×(W)×(D) 約92.6×122.4× 69.8 mm
本体重量 約402g
画質 約2410万画素
機能
  • 世界最軽量の小型ボディ
  • 映像エンジンDIGIC8×APS-Cサイズセンサー
  • AIサーボAF
  • デュアルピクセルCMOS AF
  • 美肌モード
  • ビジュアルガイド
  • クリエイティブアシスト
  • シーンインテリジェントオート
  • Wi-Fi/Bluetooth機能
耐久性

Canon(キャノン)「EOS Kiss X10」は、瞳AFという機能が搭載されているVlogカメラです。

映像に写る人物が動いていても、瞳に焦点を合わして追従してくれる機能となっています。

そのため、全体的に自然な印象のある映像が撮影することが可能です。

また、Wi-Fi&Bluetooth機能が搭載されており、この機能でカメラからスマホに映像を簡単に送信することができます。

SNSで映像を投稿したいと考えている方は、無線接続機能が付いているものを利用しましょう。

ゲット君
ゲット君
無線接続が可能になるとできることが増えるね。

\瞳AF機能が搭載されているVlogカメラ!/

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E1」

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E1」
商品名 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E1」
サイズ(H)×(W)×(D) 約71.9×121×54.3mm
本体重量 約483g
画質 約1210万画素
機能
  • BIONZ XR
  • シネマティックVlog設定
  • S-Cinetone
  • ブリージング補正
  • リアルタイム認識AF
  • フレーミング補正
  • 商品レビューモード
  • 背景ぼけ切り替え
  • 音声読み上げ機能
  • 本体にオリジナルブレンドマテリアル採用
耐久性

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E1」は、瞳シネマティックな映像表現を得意とするVlogカメラです。

シネマティックVlog設定でそのまま肌の色も調整でき、美しい映像を作りやすいです。

また、映像面の補正だけでなく、音声読み上げ機能も搭載されています。

音声読み上げ機能を使えば、メニュー画面の操作ミスを起こすことが減り、快適なカメラ操作がしやすいくなりますよ。

ナビ博士
画面が見づらいと感じる人でも使いやすいぞ!

\瞳シネマティックな映像表現を得意とするVlogカメラ!/

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」
商品名 SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎63.5× 114.3× 170.2 mm
本体重量 約299g
画質 約2420万画素
機能
  • 電子式手ブレ補正機能
  • 商品レビュー用設定ボタン
  • 背景ぼけ切り替え
  • APS-Cセンサー搭載
  • スロー&クイックモーション
  • 高い集音性能
  • ノイズリダクション
  • ウィンドスクリーン
耐久性

SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」は、Vlog撮影をサポートする多種多様な機能がまとめて搭載されているVlogカメラです。

手ブレ補正や背景ぼけ切り替え、商品レビュー用ボタンなど、多くのVlogカメラで搭載されている機能の多くがこのカメラに搭載されています。

少なくとも、このVlogカメラを買っておけば間違いない商品と言えるでしょう。

また、SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」は、音声機能も充実している点も特徴的です。

集音性能に優れており、かつさまざまなノイズ除去にも対応しています。

そのため、SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」は外での環境音が中心となる映像でもおすすめですよ。

ゲット君
ゲット君
迷ったら、SONY(ソニー)「VLOGCAM ZV-E10」を購入するというのもよさそうだね。

\多種多様な機能をまとめて搭載!/

OM SYSTEM(オーエムシステム)「OM-5」

OM SYSTEM(オーエムシステム)「OM-5」
引用:OM SYSTEM
商品名 OM SYSTEM(オーエムシステム)「OM-5」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎85.2× 125.3× 49.7 mm
本体重量 約414g
画質 約2037万画素
機能
  • 5軸シンクロ手ぶれ補正
  • Live MOSセンサー
  • TruePic IX
  • 星空A
  • BLS-50
  • 手持ちハイレゾショット
  • ライブND
  • プロキャプチャー
  • 深度合成
  • ライブコンポジット
  • デジタルシフト
耐久性 最大-10℃

OM SYSTEM(オーエムシステム)「OM-5」は、TruePic IXが採用されているVlogカメラです。

TruePic IX機能によって、階調表現や高感度撮影での画質が以前までのシリーズよりも向上しています。

また、OM SYSTEM(オーエムシステム)「OM-5」は、他の高品質なVlogカメラよりも耐久性に優れた機器です。

耐寒性や防塵防滴性に優れており、やや不安定な環境下でも撮影しやすいと言えるでしょう。

ナビ博士
環境の不安定な現場の本格的な撮影に向いているぞ!

\他の高品質なVlogカメラよりも耐久性に優れている!/

Nikon(ニコン)「Z 30」

Nikon(ニコン)「Z 30」
引用:Nikon
商品名 Nikon(ニコン)「Z 30」
サイズ(H)×(W)×(D) 約‎73.5× 128× 59.5 mm
本体重量 約405g
画質 約2088万画素
機能
  • 瞳AF
  • 動物AF
  • AF-F(フルタイムAF)
  • タッチパネルを採用したバリアングル式液晶モニター
  • タッチ操作
  • RECランプ
  • Creative Picture Control
  • i メニュー
  • Fnボタン
耐久性

Nikon(ニコン)「Z 30」は、被写体に対してピントが合わせやすいVlogカメラです。

瞳AFだけでなく、動物AFなどにも対応しており、被写体にピントを合わせ続けた綺麗な映像が撮影できます。

さらに、Creative Picture Controlという機能が搭載されており、作品の雰囲気を大きく変えることが可能です。

Nikon(ニコン)「Z 30」は、手軽に幅広い演出を入れた映像を作りたい方におすすめのカメラと言えます。

ゲット君
ゲット君
ピントが合わせやすい初心者向けの本格Vlogカメラと言えそうだね!

\被写体に対してピントが合わせやすいVlogカメラ!/

【番外編】ブレたくない、スマホ撮影におすすめなジンバル2選

番外編として、スマホ撮影におすすめなジンバルも紹介します。

ジンバルは、歩きながら動画撮影した場合に発生する手ブレを補正してくれる機材のことです。

スマホ撮影におすすめなジンバルは以下の2つ。

この2つのジンバルの特徴について以下で解説します。

ナビ博士
頻繁に撮影の機会があるわけではないなら、コスパを考えるとジンバルのほうがおすすめできるぞ!

DJI(ディージェーアイ)「Osmo Mobile 6」

DJI(ディージェーアイ)「Osmo Mobile 6」
引用:DJI

DJI(ディージェーアイ)「Osmo Mobile 6」は、折りたたみ設計でクイック起動にも対応しているジンバルです。

カバンにしまいやすく、すぐに取り出して起動できる点で使い勝手のよいジンバルと言えます。

また、チュートリアル機能が付いているため、初めてジンバルを使う方でも安心して使いやすいです。

ゲット君
ゲット君
さっと取り出してさっとしまえるのは便利だね。

\折りたたみ設計でクイック起動にも対応!/

Insta360「Flow」

Insta360「Flow」
引用:Insta360

Insta360「Flow」は、スローモーショントラッキングやズームトラッキングなどに対応しているジンバルです。

普段使っているスマホでも、Vlogカメラと遜色ないほどの機能を発揮してくれます。

操作性も優れているため、ジンバル選びで迷ったらInsta360「Flow」を選んでみてくださいね。

ゲット君
ゲット君
スマホとの相性のよさは、他の商品より優れていると言えるよ!

\ジンバル選びで迷ったら/

Vlogカメラの人気メーカー・ブランド一覧

おすすめのVlogカメラについて紹介しましたが、自分の中で利用するメーカー・ブランドを決めておくと、製品選びが楽になります。

そのため、Vlogカメラの人気のメーカー・ブランドも紹介します。

Vlogカメラの人気のメーカー・ブランドは以下の通りです。

以下で詳細を解説します。

SONY(ソニー)

SONY(ソニー)のロゴ画像
引用:SONY

まずは、電子機器分野で最大手とも言えるSONY(ソニー)があげられます。

SONY(ソニー)は、瞳AFで動く物体に対してピントが合わせやすいVlogカメラが多いです。

また、コンパクトなサイズのVlogカメラも多い点が魅力的となっています。

取り扱っている商品の幅が広いため、自分の好みに合わせた商品を選びやすいことを考えると、SONY(ソニー)は誰にでもおすすめできるでしょう。

ゲット君
ゲット君
聞き馴染みがあって選びやすいですね。

Canon(キャノン)

Canon(キャノン)のロゴ画像
引用:Canon

Canon(キャノン)は、カメラやプリンターなどの分野で知名度が高いブランドです。

Canon(キャノン)のVlogカメラは、鮮やかな発色が印象的な映像を撮りやすい傾向にあります。

被写体をより美しく取ってくれるため、人が中心となる映像を撮影する場合に特におすすめです。

初心者向けのVlogカメラの種類も豊富であるため、気になる方はチェックしてみてください。

ナビ博士
Canon(キャノン)はカメラ分野の実績が高いね。

Panasonic(パナソニック)

Panasonic(パナソニック)のロゴ画像
引用:Panasonic

Panasonic(パナソニック)は、ミラーレス一眼カメラやコンパクトデジタルカメラを取り扱っているブランドです。

主にミラーボックスを採用しないで、軽量化を意識した設計になっているVlogカメラが多い傾向にあります。

さらに、手ブレ補正に力を入れているモデルが多く、ビデオカメラに最初に手ブレ補正を導入したメーカーはPanasonic(パナソニック)と言われています。

ミラーレス一眼カメラや、コンパクトデジタルカメラでVlogカメラを探している方におすすめです。

ゲット君
ゲット君
Panasonic(パナソニック)のカメラは質の高いものも多いね。

GoPro(ゴープロ)

GoPro(ゴープロ)のロゴ画像
引用:GoPro

GoPro(ゴープロ)は、コンパクトさや価格が安い点が特徴的なブランドです。

サイズ感が小さくても綺麗な映像が撮影しやすく、商品によっては360度の撮影も可能です。

そのため、ダイナミックな映像を撮るのにも向いています。

GoPro(ゴープロ)は、Vlogカメラのコスパのよさを重視する方におすすめです。

ナビ博士
初心者はGoPro(ゴープロ)から製品を選びを始めてもいいね!

DJI(ディー・ジェイ・アイ)

DJI(ディー・ジェイ・アイ)のロゴ画像
引用:DJI

DJI(ディー・ジェイ・アイ)は、手持ちしやすい設計になっているVlogカメラの取り扱いが多いブランドです。

従来のVlogカメラの常識を覆すようなデザインになっており、とにかく扱いやすさを追求した商品が多いです。

また、DJI(ディー・ジェイ・アイ)は、ジンバルも多い点が特徴的なブランドとして知られています。

すでに持っているスマホを使って本格的な撮影ができるため、そこまで撮影の機会が多くない方がジンバルを選ぶのもおすすめできます。

ゲット君
ゲット君
ジンバルを検討している人は、DJI(ディー・ジェイ・アイ)でジンバルを探すのがよさそうだね。

Vlogカメラについてよくある質問

Vlogカメラの選び方を知りたい、おすすめのVlogカメラを知りたいと考えているユーザーは、他にもVlogカメラについて疑問を抱えているケースが多いです。

Vlogカメラについてよくある質問として以下のものがあげられます。

以下で詳細を解説します。

ナビ博士
Vlogカメラの疑問をすべて解消した上で、どのカメラを買うか決めよう!

Vlogカメラってレンタルできますか?

Vlogカメラは、レンタルできるサービスが用意されています。

たとえば、シェアカメなどのようなレンタルサービスがあり、料金体系は以下の表のようになっています。

料金プラン レンタル料金
GoPro HERO11 Black 初心者セット | ゴープロ/GoProレンタル 2泊3日:7,800円
GoPro HERO10 Black 初心者セット | ゴープロ/GoProレンタル 2泊3日:5,500円
ソニー SONY VLOGCAM ZV-1M2G シューティンググリップキット [vlogカメラレンタル] 2泊3日:12,000円
キャノン Canon PowerShot V10 トライポッドグリップキット| デジタルカメラレンタル 2泊3日:7,800円
リコー RICOH GR IIIX (GR3X)| デジタルカメラレンタル 2泊3日:9,800円
シェアカメでの料金を記載

他にも、いくつかVlogカメラのレンタルサービスがあります。

撮影の頻度は少ないものの、Vlogカメラが必要となる方はVlogカメラのレンタルサービスを利用してみてください。

ナビ博士
あくまでも紹介したのは一例なので、他のサービスと比較しよう!

Vlog撮影でカメラ以外に必要なものは?

Vlog撮影でカメラ以外に必要なものとして、SDカードやマイク、三脚などがあげられます。

SDカードは、撮影した動画を保存するためのメモリカードのことです。

最低でも64GB必要で、できれば128GBのSDカードを購入することをおすすめします。

また、マイクもVlogカメラとは別に用意したほうがいいでしょう。

Vlogカメラの内蔵マイクだと物足りなくなることが多いため、別途質の高いマイクを確保しておくといいですよ。

他にも、三脚が必要になる場合もあります。

ジンバルを使えばミニ三脚に変形できる場合もありますが、ミニ三脚だと長さが足りないケースも想定されるでしょう。

そのため、念のためにそれなりの長さの三脚を用意するのがおすすめです。

ゲット君
ゲット君
Vlogカメラだけあればよいわけでないことは、押さえておきたいね。

Vlogカメラとビデオカメラの違いは何?

Vlogカメラとビデオカメラの違いとして、Vlog向けの機能が搭載されている点があげられます。

Vlogカメラなら、シネマティックモードや背景ぼけ切り替え機能などに対応しています。

他にもさまざまな機能が搭載されており、動画編集ソフトを介さなくても十分に質の高い映像作品を作りやすいです。

ただ、Vlogカメラはビデオカメラよりもバッテリーの持続時間が短いものが多いので気をつけてくださいね。

Vlogカメラで長時間撮影を行うなら、予備のバッテリーを確保しておくことをおすすめします。

ナビ博士
Vlogカメラのほうが映像制作においてできる表現が多いぞ!

Vlogを撮るときの注意点は?

Vlogを撮るときの注意点として、視聴者の目線に立って見やすいと感じる映像かどうかを意識する点があげられます。

綺麗な映像に仕上がっていても、視聴者目線の動画でないと人の心を動かすことはできません。

また、視聴者にとってわかりやすい動画になっているかどうかも大事な点です。

最後まで動画を見て、視聴者がこの動画で何を伝えたかったのかを汲み取ってもらえる動画作りを意識してみてくださいね。

ゲット君
ゲット君
目的意識を持って撮影することが大事だね!

他にもVlogを撮る際は、撮影場所の許可は取れているか、撮影禁止の場所ではないか、危険な場所で撮影を行っていないかを確しましょう。

禁止場所や危険な場所であれば、トラブルにつながるので注意が必要です。

ナビ博士
Vlogを撮る際は、まず撮影して良い場所なのか確認が必要だぞ!

Vlogにカメラは必要ですか?

Vlogにカメラは必要です。

VlogはVideoとBlogを掛け合わせて生まれた造語で、つまりブログを動画にしたもののことを指です。

映像を撮影する際には、本格的なカメラやスマホに搭載された機能など、種類に関係なくカメラが必要となります。

カメラがなければVlogの映像制作は基本的にできません。

しかし、本格的なカメラを購入しなくてもVlog自体は可能であるため、Vlogを始めたい方はスマホ撮影から始めてみるのもおすすめです。

ジンバルを使えばスマホ撮影でも質の高い動画が撮影できるため、気になる方はジンバルの購入から始めてみてください。

ナビ博士
基本的にVlogカメラかジンバルが必要だと考えておこう!

まとめ

Vlogカメラにはさまざまな種類があり、映像制作をサポートする機能の種類も豊富です。

実際に映像制作する際に、どんな映像を作りたいか、撮影時にどんな問題が発生しそうかを事前にシミュレートしてみてください。

そうすると、どのVlogカメラを購入すればよいか決めやすくなります。

おすすめのVlogカメラは、以下の通りです。

また、Vlogカメラを購入しなくてもレンタルサービスも実施していたり、ジンバルを用いてスマホ撮影で優れた映像制作を行うことも可能です。

ジンバルは以下の2つがおすすめです。

Vlogカメラの選び方を踏まえ、自分にとって最もコスパのよい方法はどれなのかを考えた上で、Vlogに挑戦してみましょう。

今回の解説を参考に、自分にとってもっとも適切なVlogカメラを見つけてくださいね。

レグザ史上最大の100V型! 業界初ミリ波レーダーを搭載した4K ミニLED液晶の「100Z970M」登場

TVS REGZAは11月1日、レグザ史上最大サイズの100V型タイムシフトマシン4K ミニLED液晶レグザ「100Z970M」を発表。12月に発売します。

 

発表された製品はZ970Mシリーズのラインアップに新たに追加されたモデルです。高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」や4K ミニLED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載しています。さらに、業界では初のミリ波レーダーを用いたセンシング技術「レグザセンシング」を採用。このミリ波レーダーが検知した視聴者の位置情報に基づいて、高画質化・高音質化を実現しています。

 

加えて、自然な人肌を再現する「ナチュラルフェイストーンPRO」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティPRO」、クラウドと連携することで高精細な映像を再現する「地デジAIビューティPRO」など、さまざまな高画質技術も搭載。

 

音質では、マルチアンプ駆動の「重低音立体音響システムZHD」を搭載し、大迫力のサウンドを体感できます。

 

これまでZ970Mシリーズは、85V型、75V型、65V型サイズを展開してきましたが、100V型の追加により4サイズ展開となりました。

 

発売は12月予定で、価格はオープン。なお、発売同日から「100v誕生記念スペシャルキャンペーン」を開始します。加えて、11月1日から開始する「リビングがスタジアムになる!キャンペーン」の対象にもなっています。それぞれのキャンペーン概要は公式サイトをチェックしてみてください。

耳を塞がず、ながら聴きできる。アンカーの新イヤホンが1万円台から登場

アンカー・ジャパンは11月1日、オーディオブランド「Soundcore」から、アンカーとしては初の耳を塞がないオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Soundcore AeroFit」、「Soundcore AeroFit Pro」を発表。同日から公式サイトで予約販売を開始しました。価格はSoundcore AeroFitが1万6990円(税込)で、Soundcore AeroFit Proが2万2990円(税込)です。

 

各メーカーやブランドから登場し、注目を集めている耳を塞がないワイヤレスイヤホンがアンカーからも出ました。耳の中にイヤホン本体を入れないため、イヤーチップの圧迫による物理的な耳への負担を軽減できるほか、装着したまま外の音にも注意を向けられます。これにより、ながら聴きを楽しめます。また、音に指向性を持たせることで周囲への音漏れを抑えています。

 

プレミアムモデルに位置づけられるSoundcore AeroFit Proは、スポーツやアウトドア時の使用に合わせた機能性の高さが特徴。長時間装着を念頭に開発されており、イヤホン単体で最大14時間、充電ケースと合わせて最大46時間の音楽再生が可能です。また、耳にかけるフック部分がしなやかかつ弾力性のある素材と、柔軟ながら強度の高いチタン合金ワイヤーを採用。耳が痛くなりにくいとしています。

 

スポーツ向きのポイントとしては、サイズ調整可能な着脱式バンドの付属で運動時も耳から落ちにくいほか、本体のボタンで音楽再生などのコントロールができるため誤操作などが起きにくい点。加えて、IPX5の防水性能とAnker独自の「SweatGuardテクノロジー」によって、雨や運動による汗を気にすることなく使用できます。

 

音質面では、チタンコーティング振動板を搭載した16.2mmの大口径ドライバーを搭載。迫力のある重低音を再現します。また、ジャイロセンサーを内蔵し、3Dオーディオに対応しているため、音楽に囲まれるような体験が可能です。

 

このほか、2台同時のマルチポイント接続や、ビームフォーミング技術を使用した4つのマイクとAIの組み合わせによってクリアな音声を通話相手に届けるノイズリダクション機能などを搭載します。

 

イヤホンは片耳約12.2gの重さ。また、通信はBluetooth 5.3、対応コーデックはSBC/AACに対応します。

 

Soundcore AeroFitは日常使いにピッタリとうたうモデルです。充電ケース込みで最大42時間の音楽再生が可能なほか、チタンコーティング振動板のドライバー、2台のマルチポイント接続やノイズリダクション機能などを備えています。

 

イヤホンは片耳約8.5gの重さ。Bluetoothのバージョンと対応コーデックはプレミアムモデルと同じです。

24cmの距離から100インチの大画面投影、Aladdin X初の超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca」

Aladdin Xは10月30日、超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca」を発表しました。同日の15時からオンラインで販売を開始しており、店頭では10月31日から販売します。価格は14万9800円(税込)です。

↑新製品の販売にともない、発表会を開催。popIn Aladdinを愛用しているという、足立梨花さんがゲストに登場しました

 

Aladdin Marcaは、popIn Aladdinの事業がXGIMIに譲渡され、Aladdin Xが設立されてから初の新製品。代表的な製品である照明一体型のプロジェクターではなく、据え置きで使うタイプの製品です。

↑Aladdin Marca

 

壁からわずか24cmの距離に設置して、100インチの画面を投影できるのが特徴。たとえば、これまで薄型のテレビを置いていたサイドボードの上に設置し、壁に大画面を投影といったことが可能です。また、リビングに設置することを想定してか、素材も含めてインテリアに溶け込むデザインを強く意識して作ったといいます。

 

投影方式はDLPで、光源はLEDとレーザーを組み合わせています。輝度は1000ANSIルーメン、解像度はフルHD。また、HDR 10やフレームを補間するMEMCにも対応しています。

↑会場で投影のデモを実施。上に向かって投影するような形です

 

さらに、投影画面のゆがみを自動補正する「自動台形補正機能」、フォーカスを自動調整する「オートフォーカス機能」、色付きの壁に投影しても白い壁に投影したときと近い色合いにする「壁色自動調整機能」、凹凸のある壁でもきれいに投影できる「凹凸自動補正機能」などを備えています。

↑設置しやすく、複雑な設定をしなくて済む機能をいくつも搭載

 

↑光源はLEDとレーザーがひとつになったものを搭載。また、光源の横にはオートフォーカスや自動台形補正などに使うカメラとセンサーを配置しています

 

スピーカーユニットは中高音スピーカーが2基、低音スピーカーが1基搭載され、実用最大出力31Wを実現。また、Dolby Digital Plus/DTS-HD/DTS Studio Soundをサポートしています。なお、Bluetoothスピーカーとしても使用可能です。

↑Harman Kardon製のスピーカーを搭載しているため、本体側面にはロゴがあります。スピーカー自体はこの画像で見ると下向き(設置したときに壁と反対向き)に設置

 

本体サイズは427×263×119mm、重さは約5.31kgです。

↑背面にインターフェイスを集約。奥から3.5mmジャック、光デジタル、有線LAN、HDMI 2.1、HDMI 2.1(eARC)、USB 2.0×2、電源を備えています

 

Aladdin Marcaはテレビ市場を狙う

製品発表会では、開発背景なども説明。開発にあたって、「大画面」「視聴体験」「価格」の3つの指針を作成したそうです。

↑開発における3つの指針

 

Aladdin Xのマーケティング部 シニアマネージャーの岡本 岳洋さんは大画面については、「どんなお部屋の環境であっても大画面を実現できること」を意識したといいます。また、視聴体験については「映像の質が低く、音が悪く、毎回の設定が面倒だと、とても興ざめしてしまいますよね」としたうえで、心が動くような視聴体験が大事であることを解説。そのうえで価格は、「高くていいものというのは当然。私たちは手に取りやすい価格を実現しようと考えました」とのこと。

↑Aladdin Xのマーケティング部 シニアマネージャーの岡本 岳洋さん

 

また、リビングに置かれている大画面テレビを意識しているようで、「よくあるリビングの風景は、テレビ台にテレビが載っているかなと思います。ただ、少し立ち止まって、もしかしたら(テレビが)ない方が、リビングがすっきりするのではないでしょうか」と説明。

 

続けて「年間で液晶テレビの市場は500万台あります。けれども、(超短焦点プロジェクターは)この0.1%にも満たない。Aladdin Marcaは少しずつテレビに取って代わっていけるような製品になっていきたいと強く考えています」とコメント。プロジェクターに留まらない市場を狙っていくことを明らかにしました。

↑Aladdin Marcaが狙うのはプロジェクターを超えてリビングのテレビ

識者イチオシ! コスパ最高の完全ワイヤレスイヤホン5選

ケーブルのない快適さや利便性がウケて、いまやイヤホン市場を牽引。低価格ながら機能性・デザイン性に優れた5アイテムを厳選!

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

見た目の愛らしさに反して音は本格オーディオ級

ag
COTSUBU

実売価格:6980円

シリーズ最小・最軽量+キュートなルックスながら、finalが監修し音質を強化。フタを開けるとペアリングが始まる「オートペアリング機能」や、片側をケースに戻すと自動で切り替わる「片耳モード」などを搭載する。

SPEC●タイプ:カナル型●対応コーデック:SBC、AAC、aptX●使用可能時間:最大約5時間(イヤホン)、最大約20時間(ケース併用時)●質量:約3.5g(イヤホン片耳)、約32.4g(充電ケース)

 

↑ポップなパステルカラーを中心に、全7色をラインナップ。表面は皮脂や指紋などの汚れが付きにくく細かな凹凸を感じられる「粉雪塗装」が施されている

 

【ここが価格以上!】

「NC機能非搭載ですが、小さくて、軽くて、安くて、カワイイ! そんなTWSを探している人に絶対オススメ。3.5gとかなり軽いので、長時間着けていても疲れません。柔らかい色味の全7色展開。色で悩むのも楽しいです」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

3基のドライバーを贅沢に使いワンランク上のサウンドを実現

SOUNDPEATS
Opera 05

直販価格:1万3999円

バランスド・アーマチュア(BA型)2基、ダイナミック型1基を搭載したハイブリッド構成を採用。豊かな音の表情を感じ取れるきめ細かいサウンドを実現した。LDACコーデックに対応し、ハイレゾ音源の臨場感を存分に体感可能。

SPEC●ドライバー:BA型×2、φ12mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC●使用可能時間:最大約9時間(イヤホン)、最大約33時間(ケース併用時)●質量:約7.2g(イヤホン片耳)、約58.6g(充電ケース)

 

↑S/M/L、3サイズのイヤピースと、USB Type-C/USB Type-Aケーブルが付属。充電ケースは、汎用性の高いUSB Type-Cポートを装備する

 

【ここが価格以上!】

「楕円形ノズルを採用し、耳側の形状に工夫を凝らすことで高いフィット感を実現。ハイブリッドドライバー構成やLDACコーデックへの対応などにより、精細なディテール表現と迫力を併せ持つサウンドも魅力です」(AVライター・野村ケンジさん)

 

TRUE SOUNDの世界を手軽に体験できる

ヤマハ
TW-E3C

実売価格:7090円

独自の音響設計「TRUE SOUND」により、アーティストの思いや表現を余すことなく再生。ドライバーユニットとノズルを音導管の同軸上に配置することで音をダイレクトに鼓膜に届け、正確な音色と抜けの良い中高域再生を実現する。

SPEC●ドライバー:φ6mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、aptX●使用可能時間:最大約9時間(イヤホン)、最大約24時間(ケース併用時)●質量:約5.0g(イヤホン片耳)、約30g(充電ケース)

 

↑スマホアプリ「Headphone Control」を用意。5種類のプリセットEQを搭載し、最適な音質を選んだり、自由に音質を調整したりできる

 

【ここが価格以上!】

「マルチポイント対応で2台のデバイスをペアリング切り替えなしで使えます。ヤマハらしい原音重視の高音質オーディオが約7000円で手に入るのはおトク。イコライザー調整も可能で自分の好きな音に変更もできます」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

“ながら聴き”に最適なオープン型超小型イヤホン

GLIDiC
mameBuds

実売価格:9250円

“ながら聴き”にぴったりな豆粒大のTWS。耳を完全に塞がないオープン型なので、耳への負担が少なく、着けたまま外音といっしょに音楽が聴ける。耳から外れにくい形状なので、寝転びながらのリスニングもOKだ。

SPEC●ドライバー:φ10mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC●使用可能時間:最大約6.5時間(イヤホン)、最大約13時間(ケース併用時)●質量:約3.5g(イヤホン片耳)、約24.5g(イヤホン含む充電ケース)

 

↑イヤホンの着せ替えが楽しめる3色の「カラージャケット」が付属。好みや気分によってイヤホンのカラーを替えることができる

 

【ここが価格以上!】

「イヤホン全体がシリコンジャケットで覆われ肌触りが柔らか。装着性で好みの分かれるインナーイヤー型ながら、シリコンジャケットによってなかなかのフィット感が得られます。新コンセプトながら、お手ごろ価格に拍手」(AVライター・野村ケンジさん)

 

シリーズ最小・最軽量で小さな耳でも装着感良好

JBL
WAVE BUDS

実売価格:6230円

性能はそのままに、内部構造の見直しなどによりイヤホン本体のサイズを前モデルより約20%ダウンサイジング。小さな耳でも圧迫感無く装着できる。楕円形のサウンドチューブを採用することで、高い遮音性と装着感を実現した。

SPEC●ドライバー:φ8mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC●使用可能時間:最大約8時間(イヤホン)、最大約24時間(ケース併用時)●質量:約4.5g(イヤホン片耳)、約34g(充電ケース単体)

 

↑充電ケースは、使用する際にフタを開ける手間がなく、イヤホンを取り出しやすいフタ無しタイプだ。ケースの防水性能はIPX2

【ここが価格以上!】

「フタのないケースのデザインが斬新。シリーズ最小・最軽量かつ最大24時間再生可能なので、長時間使用する人や耳の小さい人にオススメです。低音に厚みがあるJBLの迫力サウンドをこの価格で楽しめるのはうれしい!」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

※使用可能時間はすべてANCオフ時のもの

識者イチオシ! 低価格でも機能性・デザインに優れた完全ワイヤレスイヤホン5選

ケーブルのない快適さや利便性がウケて、いまやイヤホン市場を牽引。低価格ながら機能性・デザイン性に優れた5アイテムを厳選!

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

アクセサリー感覚で使えるファッショナブルなモデル

オーディオテクニカ
ATH-SQ1TW2

実売価格:1万460円

個性的なスクエアデザイン、6色の豊富なカラバリ、コンパクトなボディ、充実した機能や入手しやすい価格など、一般ユーザーの要望を満たした人気モデル。先代機より体積を約10%ダウンするとともに、片耳4.0gという軽量化も実現した。

SPEC●ドライバー:φ5.8mmダイナミック型●出力音圧レベル:98dB/mW●対応コーデック:SBC●使用可能時間:最大約6.5時間(イヤホン)、最大約20時間(ケース併用時)●質量:約4.0g(イヤホン片耳)、約43g(充電ケース単体)

 

↑イヤホン・充電器と同色の、充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)、イヤピース(XS/S/M/L)が付属する

 

↑どんな耳の形でも疲れにくい着け心地を実現。L/R部分が光るため、明かりの少ない場所でも左右を間違えず着けられる

 

↑カフェラテをはじめ、ポップな6色をラインナップ。充電ケースからイヤホンを取り出しやすい形状になっている

 

【ここが価格以上!】

「絶妙なカラーと豊富な色展開で、性別関係なく選びやすいデザイン。低遅延モードを搭載しているので、音楽を聴く以外にもゲームや動画を楽しみたい人にもオススメです。これが1万円ちょいはおトクでしかない!」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

「個性派デザインの人気モデルが第2世代へと進化。カジュアルさや可愛らしさを受け継ぎつつ、質感の良いデザインに! 装着感も音質も向上したことで、価格を超える価値を持つ製品へとグレードアップしています」(AVライター・野村ケンジさん)

 

医療技術を応用してサウンドをカスタマイズ

デノン
PerL AH-C10PL

実売価格:3万3000円

医療技術を応用した独自のパーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載したTWS。ユーザーごとの聴こえ方に最適化された専用のリスニングプロファイルを作成し、それに合わせて最良のサウンドにカスタマイズしてくれる。

SPEC●ドライバー:φ10㎜ダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、aptX●使用可能時間:最大約6時間(イヤホン)、最大約16時間(ケース併用時)●質量:約7.4g(イヤホン片耳)、約47g(充電ケース単体)

 

↑Denon Headphonesアプリを用意。リスニングプロファイルの作成や低音調整、NC/ソーシャルモードの切り替えなど様々な設定・操作が行える

 

【ここが価格以上!】

「個々に最適なサウンドへと自動調整してくれるインテリジェントな製品。驚きの精度の高さを誇り、聞こえの良さだけでなく、音楽を聴き続けるのがラクに感じられます。上位機の半額程度の価格でANC搭載もうれしい!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

仕事にもプライベートにも使えるコンパクトなモデル

Jabra
Elite 4

実売価格:1万4300円

アクティブノイズキャンセリング機能に加え、2台のデバイスと同時接続可能なマルチポイント機能を備え、クリアな通話品質と快適な着け心地を両立。人間工学に基づいたコンパクトなデザインにより、1日中快適に使用できる。

SPEC●ドライバー:φ6mm●対応コーデック:SBC、aptX●使用可能時間:最大約7時間(イヤホン)、最大約28時間(ケース併用時)●質量:約4.6g(イヤホン片耳)、約33.4g(充電ケース単体)

 

↑コンパクトで外れにくい形状を採用し、快適なフィット感を実現。4-マイクテクノロジーにより、いつでも明瞭でクリアな通話が可能だ

 

【ここが価格以上!】

「小型軽量を誇るANC搭載モデル。コンパクトなイヤホンは装着感が軽快で、ケースも小柄で持ち運びの邪魔になりません。同社のマイク性能の高さは健在で、オンライン会議にも活用可能。機能性・質感ともに良好です」(AVライター・野村ケンジさん)

 

同社史上最強のNC効果で最高の没入感を堪能

アンカー・ジャパン
Soundcore Liberty 4 NC

実売価格:1万2990円

ユーザーごとにパーソナライズされたNCを提供する新技術「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を初搭載。構造上のNC性能の強化と併せて同社史上最強のNC効果を発揮する。LDACに対応し、高音質なハイレゾ再生が可能。

SPEC●ドライバー:φ11mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC●使用可能時間:最大約10時間(イヤホン)、最大約50時間(ケース併用時)●質量:約5g(イヤホン片耳)、約60.4g(イヤホン含む充電ケース)

 

↑高感度センサー、大口径ドライバー、遮音性を高めたチャンバーを搭載し、基本性能が向上。日常の雑音を効果的に打ち消す

 

【ここが価格以上!】

「NC性能が高く、屋外で静かに作業したいときや、移動中などに重宝します。ケース込みで最大50時間使えるところもうれしい。AirPods Pro(第2世代)のANCが本当は欲しいけど、価格で躊躇している人にオススメです」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

ハイレゾ相当の高音質で好きな楽曲を満喫できる

EarFun
Air Pro 3

実売価格:8440円

ハイレゾ相当(24bit/96kHz)の高音質コーデックaptX Adaptiveに対応し、ワイヤレスながら高精細かつ低遅延で音楽リスニングが楽しめる。近日のアップデートで、次世代Bluetoothオーディオ規格「LE Audio」に対応予定だ。

SPEC●ドライバー:φ11mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive、LC3(※)●使用可能時間:最大約9時間(イヤホン)、最大約45時間(ケース併用時)●質量:約5.2g(イヤホン片耳)、約52g(イヤホン含む充電ケース)

 

↑ウール複合素材のドライバーを搭載し、メリハリのある音を創出。最新のBluetooth5.3に対応する最先端チップを採用する

 

【ここが価格以上!】

「フィードフォワード+フィードバックによるハイブリッド構成のANCシステムに自社開発の独自ANC技術を組み合わせることで、最大43dBもの強力なノイズ低減を実現。この内容で9000円以下という価格は驚きです」(AVライター・野村ケンジさん)

 

※使用可能時間はすべてANCオフ時のもの

【1万円のAmazonギフトカードが当たる!】2023年のNo.1ポータブルオーディオはどの製品だ!?「ポタ-1グランプリ」開幕

「ポタ-1グランプリ 2023」開幕!

今年で7回目を迎える通称“ポタ-1”は、読者からの一般投票によりポータブルオーディオ機器の年間王者を決定する大会です。イヤホンやヘッドホン、スピーカーなど、2023年に人気を集めたアイテムから12部門82モデルがノミネートされました。

 

「ポタ-1グランプリ 2022」の総合グランプリは、ボーズの完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン「QuietComfort Earbuds II」でした。今年は「完全ワイヤレスイヤホン/ヘッドホン」や「ゲーミングヘッドセット」に加えて、新たに「多機能ヘッドホン/イヤホン」のラインナップも追加。2021年グランプリのソニーから、ファーウェイ、ビクター、アンカー・ジャパンまで有力アイテムがひしめき合う状態となっています。

↑ノミネート製品の紹介は、10月24日(火)発売のGetNavi 12月号P.94~P.99に掲載されています

 

気になる投票結果は、12月22日発売のGetNaviと、12月下旬にYouTube「GetNavi TV」で生配信!

 

また昨年に続き、投票していただいた方の中から抽選で5名様にAmazonギフトカード1万円ぶんをプレゼントします。X(旧Twitter)アカウントがあれば簡単に投票できますので、奮ってご応募ください!

 

さて、どの製品がグランプリに輝くのか……それを決めるのは皆さまの1票です!

↑生配信でMCを務める声優の小岩井ことりさんと、ライターのだいせんせいこと工藤寛顕さん。今年も豪華ゲストは登場するのか?

 

【投票はこちらをクリック】

https://forms.gle/gef7Ebej64fegvbd9

投票期間は10月24日(火)10:00~11月30日(木)23:59

驚愕の1200万円! オーテク史上最高の真空管オーディオ「鳴神」の超絶サウンドを聴いた

オーディオテクニカは、真空管ヘッドホンアンプとヘッドホンをセットにしたハイエンドオーディオシステム「鳴神(NARUKAMI)」を受注生産方式で発売します。11月20日10時から2024年1月19日18時まで同社の公式サイトで受付を開始し、販売価格は1200万円(税別)。

↑鳴神の真空管ヘッドホンアンプ「HPA-KG NARU」(左)とヘッドホン「AW-KG NARU」(右)

 

雷や雷鳴を意味する「鳴神」

「鳴神」は、雷の神である“雷神”、または自然の力の現れともいえる雷の嗚る音“雷鳴”を意味する言葉。鳴神の名を冠した真空管ヘッドホンアンプ「HPA-KG NARU」は、オーディオテクニカが創業以来60年の間に蓄積してきた音響技術と厳選されたカスタムパーツにより、音のディテールと深みをよりリアルに再現します。

↑真空管ヘッドホンアンプ「HPA-KG NARU」

 

電子回路部品にはルンダール社製の入力トランス「LL1532」やアモルファスコア+銀線の出力トランス「LL2765AgAM」といった高品質なものを使用しており、ヘッドホンアンプのパワー段には高槻電器工業社製の真空管「TA-300B」を左右2ペアずつ、計4本使用。フルバランス駆動により、分離感に優れたクリアな音質と真空管ならではの音の響きを実現しています。

↑高槻電器工業社製の真空管「TA-300B」。交換用として2本を同梱する

 

ヘッドホン出力はXLR 4pinバランス出力と6.3mmシングルエンド出力の2系統を搭載。さらに、プリアウト出力も備えており同機をスピーカーのプリアンプとして使用することもできます。

 

また、ヘッドホンアンプの性能を最大限に引き出すバランス接続対応の密閉型ヘッドホン「AW-KG NARU」も同梱。ヘッドホンアンプと組み合わせることで、開発者の意図する「鳴神」のサウンドが手軽に楽しめます。

↑密閉型ヘッドホン「AW-KG NARU」

 

日本古来の希少木材「黒柿」を採用

鳴神のデザインや素材には、オーディオテクニカが日本のブランドであることを示す要素がふんだんに盛り込まれています。

 

ヘッドホンアンプとヘッドホンには、古来から希少な木材として珍重されてきた「黒柿」が採用されています。この黒柿は樹種ではなく、100年以上経った柿の古木でのみ見つかる木の内部に黒い紋様が現れたもののことで、乾燥作業が難しく専門知識や高い技術が必要なことから、生産量が極めて少ないのが特徴です。

 

鳴神ではヘッドホンアンプ「HPA-KG NARU」と密閉型ヘッドホン「AW-KG NARU」の両方に黒柿を使用。自然の木材のため製品ひとつひとつ木目が違っており、自分だけの木目模様を愛でる楽しみも味わえます。

↑希少な黒柿材をふんだんに使用している

 

↑ヘッドホンにも黒柿を使用。左右で木目が異なり1台ごとに表情が違う

 

ヘッドホンアンプのトップやサイドには禅の思想を取り入れた日本庭園の「枯山水」を想起させるデザインを採用するほか、真空管や出力トランスを保護する金属メッシュカバーには伝統的な「綾杉模様」が用いられています。

↑枯山水をイメージしたデザイン

 

さらに、ヘッドホン出力端子やボリュームノブ、インピーダンス切り替えツマミなどが配置されたフロントパネルは文字の使用が最小限に抑えられ、黒柿の持つ高級感を損なわないデザインとなっています。

↑フロントパネルには文字表記がないため、各端子やツマミの機能を表示した専用の金属パネルが同梱される。操作に慣れないうちは手前に金属パネルを設置しておき、慣れたら外してもいいそう

 

枯山水を取り入れた和のテイストと黒柿材の美しい木目が融合し、オーディオ機器とは思えないほど圧倒的な存在感のあるデザインに仕上がっています。

 

身体で感じるようなリアリティのあるサウンド

今回、一般公開に先駆けて鳴神の音を試聴させて頂くことができたので、音質についてもインプレッションをお届けします。

↑鳴神の音を試聴するGetNavi webの山田編集長

 

少数編成の室内管弦楽の音源を聴いてみたところ、弦楽器の高音が繊細かつ伸びやかで、まるで目の前で弾いているのかと思えるほどの生々しさ。また低音は弾むようにイキイキとして、重厚で濃密な響きが感じられます。

 

ヘッドホン「AW-KG NARU」の空間表現能力もすばらしく、バランス接続で聴くと録音した空間の広さまで伝わってくるような印象です。

 

生演奏を聴くと身体全体で空気の振動を感じられることがありますが、鳴神のサウンドはそれに近い感触で、まるで自分の周囲の空気が振動して音を伝えているような感覚を味わうことができました。

 

この素晴らしいサウンドは、ぜひ一度ご自分の耳で体験してみてほしいところ。一般公開は10月28日に東京・八重洲にて開催される「秋のヘッドフォン祭2023」で事前申し込み制の視聴会が行なわれるほか、11月18日・19日に開催されるイベント「Analog Market 2023」でも試聴の機会が設けられるとのことなので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

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※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

デスクトップで高音質を楽しめるコンパクトモデル

 

FOSTEX
PM0.1e

実売価格:1万5400円

シリーズ最小ながら、5.5㎝のグラスファイバー振動板のフルレンジユニットを搭載し、クリアな音質とフルレンジらしい優れた音場再生を実現。自然な響きを生み出す木製エンクロージャーで、木へのこだわりを体現している。

SPEC●ドライバー:5.5cmフルレンジ●出力:5W+5W●周波数特性:80Hz〜35kHz●サイズ/質量:W86×H175×D152mm/約775g(アクティブ側)

 

↑アクティブスピーカー背面に入出力やボリュームなどを集約。付属のケーブルでステレオミニ出力のPCやDAPをRCA入力に接続できる

 

【ここが価格以上!】

この価格で、アンプまで内蔵しています。木製エンクロージャーの採用により、価格を感じさせない高級感のあるデザインも◎。小音量でも迫力ある低音が聴けるため、狭小スペースでも良い音で聴きたい人に最適です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

音楽再生から家電の音声操作までマルチに活躍するスマスピ

Amazon
Echo Pop

実売価格:5980円

Alexaを搭載したEchoシリーズの最新スマートスピーカー。AZ2プロセッサの搭載に加え、前面方向へのスピーカー配置により音質も良好だ。新設計された半球型のコンパクトな形状と4色のカラバリは、インテリアとの相性が抜群。

SPEC●ドライバー:49.5mm全面放射型スピーカー●接続:デュアルバンドWi-Fi(2.4/5GHz)、Bluetooth Low Energy Mesh、Matter●サイズ/質量:W99×H91×D83mm/196g

 

↑本体上部にはライトバーや音量ボタン(+/−)を装備。プライバシーにも配慮し、マイクのON/OFFボタン(中央)も搭載されている

 

【ここが価格以上!】

「歴代のEchoシリーズのなかでもかなりの低価格モデル。各種センサーは省略されていますが、IoT的な使い方をしないなら不要でしょう。Amazon製品なので、ビッグセール期間を利用すればさらに安く入手できるハズ!」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

リビングでも活躍するブックシェルフ型モデル

SHANLING
JET1

実売価格:8万3600円

30年以上にわたるハイエンドオーディオの製造技術を注ぎ込んで開発された2Wayパッシブ型スピーカー。コンパクトながら十分なパワーを持ち、デスクトップやブックシェルフだけでなくリビングルームでのリスニングでも活躍する。

SPEC●周波数特性:65Hz〜25kHz(±3dB)●感度:84dB(1m@2.83V)●インピーダンス:4Ω●推奨アンプ出力:25W〜50W●サイズ/質量:W203×H241×D156mm/3.75kg(1台)

 

↑ツイーターにAMT (Air Motion Transformer)を採用。歪みが少なく、精巧な空間表現と緻密で繊細なサウンドを実現する

 

【ここが価格以上!】

「ポータブルオーディオのイメージが強い同社初のデスクトップ向けスピーカー。一般的なオーディオスピーカーと同じパッシブタイプで、音質を重視しつつコンパクトに纏め上げ、デスクでの使い勝手を高めています」(AVライター・野村ケンジさん)

 

原音を忠実に再現しクリエイティブ環境に最適

Edifier
ED-MR4

実売価格:1万7980円

映像制作やDTMの作業時など、原音を忠実に再現するシーンで活躍するモニタースピーカー。細かい音までバランス良く再生でき、音楽の各パートのフレーズやノイズ、ズレなどを細かくチェックし、意図した音を表現可能だ。

SPEC●ドライバー:約106mmウーファー、約25mmツイーター●周波数帯域:60hz〜20kHz●出力:42W●サイズ/質量:W140×H228×D170mm/約4.5kg(2台)

↑背面の端子部。ノイズに強く、多くの録音機器に採用されているTRSバランス端子を搭載する。RCAアンバランスやAUXも装備

 

【ここが価格以上!】

「DTMなどでの利用を前提とした本格モニタースピーカーだけあって、音質はフォーカスの良さ、定位感の確かさが際立ちます。一方で、メリハリのしっかりした表現は、オーディオのリスニング用としてもナイス」(AVライター・野村ケンジさん)

 

煩わしいコードを気にせずリアスピーカーを設置できる

JBL
BAR 1000

実売価格:14万3000円

サウンドバー、ワイヤレス・サブウーファー、充電式ワイヤレス・サラウンドスピーカーによる7.1.4chサラウンドシステム。Dolby AtmosとDTS:Xに対応し、独自のMultiBeamを組み合わせることで完全な立体音響空間を再現する。

SPEC●最大出力:880W●音声フォーマット:Dolby Digital、Dolby Atmos、DTS、DTS:Xほか●HDMI:入力×3(ARC対応)、出力×1(eARC対応)●サイズ/質量(サウンドバー):W884×H56×D125mm/3.7kg

 

↑「3Dイマーシブサウンド」Dolby AtmosとDTS:Xに対応。独自のMultiBeamを組み合わせることで完全な立体音響空間を再現する

 

【ここが価格以上!】

「普段の視聴用にはサウンドバーで、しっかり映画を観るときにはちゃんとリアスピーカーを設置したい……というニーズを1台で満たせます。一見すると高価ですが、使い方の多様性や音質を考えれば高コスパと言えます」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

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テレビ音声もハイレゾ音源も躍動感溢れるサウンドで!

ELAC
Debut ConneX DCB41

実売価格:8万9350円

ドイツの老舗ブランドELACのアクティブスピーカー。Bluetooth接続に加え、ARC対応のHDMI端子も備えており、テレビと連携もできる。フォノ・アンプを搭載したRCA入力を備え、MMカートリッジのターンテーブルをダイレクトに接続可能。

SPEC●ドライバー:19mm ソフトドームツイーター、115mm ポリプロピン・コーン型ウーファー●出力:50W×2 クラスDアンプ内蔵●周波数特性:50Hz〜25kHz●サイズ/質量:W140×H245×D
203mm/3.5kg(アクティブ側)

 

↑サブウーファー専用の出力端子を搭載。別途サブウーファーを追加すれば、より迫力ある低音が楽しめる。

 

 

【ここが価格以上!】

「高価なアンプを別途買い揃える必要がないのがアクティブスピーカーの魅力。「激安!」という価格ではありませんが、多彩な入力端子を備え、コレ1台で家中の機器に使えることを考えればコスパは高いでしょう」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

「光デジタル入力からフォノイコライザー付きアナログRCA入力まで豊富な入力端子を装備。HDMI端子もあり、テレビやPC用のスピーカーとして活用できます。音質、機能性(特にHDMI搭載)の両面で望外です」

 

奥行きのある立体音響がポータブルで楽しめる

アンカー・ジャパン
Soundcore Motion
X600

実売価格:1万9990円

空間オーディオ対応のポータブルスピーカー。部屋全体を包み込むような立体音響が満喫できる。独自のアルゴリズムによりリアルタイムで音楽や音声を解析し、スピーカーそれぞれに最適な音を分配して立体音響を実現。

SPEC●対応コーデック:SBC、LDAC●再生可能時間:最大12時間●充電時間:約6時間●出力:50W●防水:IPX7●サイズ/質量:約W310×H170×D81mm/約1930g

 

↑5基のドライバー(ツイーター5W×2/ウーファー15W×2/フルレンジ10W×1)を搭載。50Wの高出力を実現した

 

【ここが価格以上!】

「独自の空間オーディオシステムを搭載し、360度に広がる豊かなサウンドを実現。ハイレゾコーデックLDACに対応し、50Hz〜40kHzというワイドレンジと併せて、迫力と繊細さを兼ね備えたサウンドを楽しめます」(AVライター・野村ケンジさん)

 

防水・防塵と十分なスタミナはアウトドアで大活躍!

ソニー
ワイヤレスポータブルスピーカー
SRS-XB100

実売価格:8750円

独自のスピーカーユニットにより、音のパワフルさとボーカルの明瞭さが向上。低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを搭載し、迫力あるサウンドを鳴らす。2台をBluetooth接続すれば立体感のあるステレオ再生が可能。

SPEC●ドライバー:約φ46mmフルレンジ●対応コーデック:SBC、AAC●再生可能時間:約16時間●充電時間:約4.5時間●防水:IP67●サイズ/質量:約φ76×H95mm/約274g

 

↑独自の偏心ユニットを搭載。最適化された重量バランスを備えたオフセンターユニット設計により、クリアなサウンドを実現した

 

【ここが価格以上!】

「防水・防塵なので、リビングだけでなくバスルームやアウトドアなど、シーンごとにスピーカーを用意しなくて済むのでおトクです。2台用意すればステレオになり、段階的にグレードアップできるのもうれしいポイント」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

大口径ドライバーを採用した高音質ゲーミングモデル

SteelSeries
Arena 3

実売価格:1万9990円

圧倒的に大きな4インチ径のドライバーを採用。ゲームサウンドの澄み切った高音、生き生きとした中音、パワフルな低音を忠実に再現する。可変可能なスピーカースタンドを採用し、ベストなリスニングポジションを調整可能。

SPEC●ドライバー:4インチフルレンジ●接続:3.5mmステレオミニ、Bluetooth●周波数特性:50Hz〜20kHz●サイズ/質量:W104.9×H126.2×D196.1mm/1129g

 

↑ゲーミングでは最大クラスとなる4インチの有機繊維のコーンを使ったスピーカードライバーを搭載。迫力のサウンドを創出する

 

【ここが価格以上!】

「Bluetooth接続のほか、PCやプレーヤー用の3.5㎜アナログ端子も装備。ヘッドセットも接続できます。シンプルな機能性ですが、デスクトップでのPCゲームにピッタリのサイズ感、迫力サウンドは十分に魅力的!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

部屋のどこに置いても高音質サウンドが響き渡る

LGエレクトロニクス
XBOOM360 XO3

実売価格:3万5360円

音が360度に広がり、スピーカーを部屋のどこに置いても高音質なサウンドを楽しめる。3Wayシステムがバランスの取れたサウンドを創出し、ダイナミックな音の感動を余すことなく表現。アプリで1677万色ものライティングカラー調整が可能だ。

SPEC●チャンネル数:1.1ch●対応コーデック:SBC、AAC●出力:50W●接続:3.5mmステレオミニ、USB Type-C、Bluetooth●サイズ/質量:W165×H327×D165mm/約3.2kg

 

↑独自技術を使用した最適なリフレクター構造により、サウンドがあらゆる方向に広がる。どこにいても歪みが少なく明瞭かつ立体的に聞こえる

 

【ここが価格以上!】

「シルクドームツイーター、グラスファイバースピーカー、ウーファーで構成されるスピーカーシステムにより、繊細と迫力を併せ持つサウンドを実現。高級感のあるフォルムに反して、価格は意外とお手ごろです」(AVライター・野村ケンジさん)

ミラーレスカメラ、本格撮影を楽しむなら14万円以下で十分説。

ミラーレスカメラは低価格機もあるが、ボディ単体で14万円程度のモデルでも機能や性能が充実。価格や性能比に優れ、高コスパに本格撮影が楽しめる。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【教えてくれたのは……】

カメラライター・河野弘道さん

ウェブや雑誌、広告などでの執筆・撮影・編集を軸に活動。普段はミラーレスと一眼レフの併用だが、最近は前者の比重が増大中。

 

上位機種譲りの高機能・高性能を小型・軽量ボディに凝縮!

キヤノンEOS R10

APS-Cサイズセンサー採用の中級機。上位機種EOS R3譲りでディープラーニング活用の被写体認識AF「EOS iTR AF X」を搭載し、人物や動物、乗り物を認識し自動追尾する。連写性能も高く、動く被写体に強い。4K60p対応の動画撮影機能も魅力だ。

・実売価格:13万2000円
・質量:約429g(バッテリー、SDカード含む)
・サイズ:約W122.5×H87.8×D83.4mm
・有効画素数:約2420万画素 APS-Cサイズ
・4K/60p(クロップ時)

 

【POINT!】動く被写体に強く一瞬を逃さない!

被写体認識AFと最高約23コマ/秒連写の組み合わせが秀逸で、動く被写体の一瞬を高確率で捉えられる。ボディ内手ブレ補正は非搭載なので、手ブレ補正機能付きレンズを組み合わせよう。

↑人物や動物の瞳を検出し、AF&追尾する瞳検出に対応。顔、頭部、胴体の検出も可能で、マスク使用時なども機能する

 

↑メイン・サブの2つの電子ダイヤルに加え、背面にマルチコントローラーを装備。AFフレーム移動などに使用可能だ

 

↑電子シャッター使用時にAF追従での最高約23コマ/秒連写が可能。子どもなど、動き回る被写体の一瞬を逃さず撮れる

 

↑バリアングルモニターを採用。加えて、画面のタッチ操作で動画記録の開始/停止ができ、自撮りやVlog撮影にも向く

 

【レンズキットでも20万以下!】

130gと軽量で手ブレ補正機能も搭載の標準ズームキット

EOS R10
RF-S18-45 IS STM レンズキット
実売価格14万8500円

35㎜判換算で約29〜72mm相当となる、標準ズームキット。約4段ぶんの手ブレ補正機能を搭載する。レンズは約130gと軽く本機に最適。

 

広角から望遠まで1本で楽しめる約8.3倍の高倍率ズームキット

EOS R10
RF-S18-150 IS STM レンズキット
実売価格18万1500円

35㎜判換算で約29〜240mm相当の高倍率ズームキット。手ブレ補正機能は約4.5段ぶん。最大撮影倍率0.44倍で、近接撮影にも強い。

 

軽量かつ丈夫なボディと素早く正確なAFが魅力!

ニコン
Z 50

Zシリーズ初のAPS-Cサイズ機。マグネシウム合金製ボディで、丈夫かつ軽量だ。ハイブリッドAFや、人物の顔と動物に対応の被写体認識AF搭載で、AFが素早く正確。自撮りもできるチルト式モニター採用する。ボディ内手ブレ補正は非搭載。

・直販価格:11万9900円
・質量:約450g(バッテリー、SDカード含む)
・サイズ:約W126.5×H93.5×D60mm
・有効画素数:2088万画素 APS-Cサイズ
・4K/UHD/30p

 

【POINT!】リアルタイムの表示を見ながら最高約5コマ/秒連写で撮れる

質感の高いボディとシンプルな操作性が魅力。連写は、基本設定で約5コマ/秒と少なめ(拡張機能で最高約11コマ/秒)だが、被写体の動きをほぼリアルタイムに表示しての撮影が可能だ。

↑薄型ボディだが、グリップは十分な深さで握りやすい。レリーズなどのボタンやダイヤル類も右手で無理なく操作可能だ

 

↑モニター右端に「拡大」「縮小/サムネイル/ヘルプ」「DISP」のタッチキーを配置。タッチ中心のシンプルな操作性を実現

 

↑画像を好みの仕上がりにできる、20種類の「Creative Picture Control」を搭載。静止画・動画両対応で、効果の度合いの調整も可能だ

 

強力な手ブレ補正や防塵・防滴仕様の採用などで安心感あり!

パナソニック
LUMIX
DC-G99D

レンズ内手ブレ補正との連動が可能なボディ内手ブレ補正を搭載し、最大5.0段分の補正が可能。防塵・防滴設計で、撮影環境を選ばない。連写はAF追従で最高約6コマ/秒。4K動画からの切り出しによる、「4Kフォト」にも対応する。

・実売価格:9万9000円
・質量:約536g(バッテリー、SDカード含む)
・サイズ:約W130.4×H93.5×D77.4mm
・有効画素数:約2030万画素4/3型
・4K/30p

 

【POINT!】防塵・防滴設計でフィールド撮影に向く

防塵・防滴に配慮された設計で、山岳などのフィールド撮影に向く。4/3型センサー採用により、小型な交換レンズが多いのも魅力。ただし、センサーが小さいぶん高感度撮影には不利だ。

↑ボディ内手ブレ補正を搭載。レンズ内手ブレ補正対応レンズ使用時には、2つの補正機構を連動させる「Dual I.S.」「Dual I.S.2」に対応

 

↑AF追従で最高約6コマ/秒の連写に対応。しかも、RAW+JPEGで45コマ以上、JPEGで300コマ以上連続撮影できる

 

↑防塵・防滴に配慮した構造を採用。防塵・防滴仕様のレンズと組み合わせれば、多少の雨やホコリなら問題ない

 

性能や機能を重視するなら14万円程度のモデルがベター

コスパ重視でミラーレスカメラを選ぶ場合、10万円以下の入門機を選びがちだ。だが、本格撮影を楽しもうとすると、機能や性能面で物足りなくなる。

 

そこでオススメなのが、ボディ単体で14万円程度、レンズキットで20万円以下の製品だ。おもに入門機より少し上の中級機だが、最新機能が搭載されることも多く、性能を加味すると非常に高コスパなモデルが多い。

 

なかでも、キヤノンEOS R10は、上位機種であるEOS R3にも搭載の被写体認識AFや、電子シャッターを活用した最高約23コマ/秒連写など、最近トレンドとなっている機能や性能を持つ。多くのシーンに対応できる、ハイ・パフォーマンスなモデルだ。

 

これに対し、ニコン Z50は販売開始こそ2019年末だが、頻繁にファームウェアアップデートを実施。人物と動物に対応の被写体認識機能などの機能追加のほか、使い勝手の向上も図られている。そのため、現時点では最新とは言えないまでも、十分に魅力的な製品で、本体の作りも良い。

 

パナソニックのLUMIX DC-G99Dは、センサーサイズが異なり、EOS R10やZ 50とは少し方向性も異なる。防塵・防滴性能など、ハードウェア面で優れており、連写などよりもタフさが重視されるシーンで重宝する1台だ。

高齢者の家族に好評な「ミライスピーカー」が進化、音楽も聞きやすくなった新モデル

サウンドファンは、音がより耳に届きやすい「ミライスピーカー」の新モデル「ミライスピーカー・ステレオ」を発売しました。直販価格は3万9600円(税込)。

 

ミライスピーカーは、「蓄音機の音は耳の遠い高齢者にも聞こえやすい」仕組みをきっかけに開発された製品です。平板の振動板を湾曲させることで、広く遠くまではっきりとした音声を届けることが可能。耳に不自由を感じる人やその家族などに受け入れられ、累計約20万台を販売する実績を持っています。

 

ミライスピーカー・ステレオは本体にステレオアンプを内蔵したことにより、テレビから聞こえる人の声はもちろん、音楽も聞き取りやすくなったとするモデル。また、リモコンが付属し、スピーカーから離れた操作も可能になりました。加えてインターフェイスに光デジタル入力を搭載。テレビとの接続性も向上しています。

 

周波数帯域は150Hz~20kHz。出力は最大15W×2。本体サイズは約幅542×高さ87×奥行き169mm、重さは約1.7kgです。

ファーウェイ、ノイキャンも通話品質も向上した最上位イヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 3」発売

ファーウェイ・ジャパンは10月17日、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 3」を発表。同日から販売を開始します。市場想定価格は2万8800円(税込)です。

 

HUAWEI FreeBuds Pro 3は、ファーウェイのイヤホン「FreeBuds」シリーズの最上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 2」の後継にあたる製品です。

 

ドライバーは、中低音域に対応するダイナミック型と、高音域に対応するマイクロ平面振動板ドライバーの、2つのユニットを搭載します。また、お互い干渉することなく、それぞれの周波帯域の音が最適化する「デジタルクロスオーバーテクノロジー」を採用。これらにより、低音は14Hzから、高音は48kHzまで再現できるとのこと。

 

ノイズキャンセリング性能も強化しており、処理チップの性能アップによって「アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズム」のパフォーマンスが向上。また、シグナルノイズ比の高いデジタルマイクを3個搭載し、アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズムと連動して、耳の内側と外側のノイズをより正確に識別・計算します。これにより、ノイズキャンセリング効果を状況に合わせてリアルタイムに自動調整でき、前モデルからノイズキャンセリング性能が約50%向上したそうです。

 

通話の品質も高くなっています。骨伝導センサーの搭載位置を見直すことで、音声通話やビデオ通話時のユーザーの声の集音能力が前モデルに比べて約2.5倍に向上しました。また、イヤホン内蔵のマイクと「マルチチャネル・ディープニューラルネットワークノイズキャンセリングアルゴリズム」が連動。周波数帯域ごとに異なるタイプの環境ノイズを識別・低減します。風ノイズキャンセリング性能も前モデルから80%向上。これらによりクリアな通話を実現したといいます。

 

バッテリーはアダプティブ・ノイズキャンセリングをオンにした状態で約4.5時間の音楽再生が可能。充電ケースと組み合わせると最長22時間バッテリーが持続します。アダプティブ・ノイズキャンセリングをオフにした状態であれば、充電ケースと合わせて最長31時間使用できます。

 

コーデックはLDAC、SBC、AACに対応。また外音取り込みモードやIP54の防水防塵に対応しています。

ファーウェイ人気製品の後継「HUAWEI Eyewear 2」登場、音漏れ防止やバッテリー性能が向上

ファーウェイ・ジャパンは10月17日、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear 2」を発表しました。テンプルがブラックのモデルと、素材にチタニウムを採用したモデルをラインアップし、市場想定価格はブラックが3万7800円(税込)、チタニウムが4万7800円(税込)です。発売はブラックが11月9日、チタニウムは11月以降となっています。

 

発表した製品は、2022年に登場して楽天やAmazonでカテゴリの上位を占めるなど、好評を博したという「HUAWEI Eyewear」の後継モデルです。前モデルは音質のよさや通話品質の高さ、オープン型イヤホンにあたる点が評価された一方で、バッテリー駆動時間の短さや、充電方法の煩雑さが不評だったとのこと。HUAWEI Eyewear 2は懸念となっていたバッテリー駆動時間を長くしたほか、装着感や音漏れ防止性能を高めた製品となっています。

 

音楽再生で約11時間、通話で約9時間使用が可能なバッテリーを搭載。また、約10分の充電で最大約3時間の音楽再生が可能な充電速度を実現しています。なお、充電の煩雑さについては、これまで同様専用の充電ケーブルが必要です。

 

メガネ本体はリムやテンプルの軽量化によって鼻への負担を改善したほか、テンプルをより細くするなどで薄型軽量化。加えて丁番に弾性をもたせることで、頭部の圧迫感を軽減しています。

 

音質では、テンプル部分に同じ方向を向いたデュアル振動板を搭載し、低音に迫力をもたせたほか、出音の設計によって高周波帯域幅が16kHzまで拡大されたことで、きめ細やかな音質表現が可能になったとしています。

 

さらに、ユーザーに聴こえる音と逆の音波を発生させる「逆音波アルゴリズム」も2.0に進化。これにより音漏れ性能を向上させています。加えて環境音の大きさを検知し、エレベーターなどの静かな環境では音量を自動で下げる「スマート音声調整アルゴリズム」もアップデートさせ、通話漏れを防止します。

 

また、マイクの配置を見直し、下向きのマイクで音をクリアにキャッチ。独自のノイズ軽減アルゴリズムも搭載し、通話時の風によるノイズを低減させています。

 

ファーウェイ・ジャパンとしては、オフィスワークのほかに、自宅で育児をしながらエンタメコンテンツを楽しんだり、アウトドアで使用したりといったシーンを想定しているとのこと。前モデル同様、高い人気を獲得できるのかに注目したいところです。

5000円以下で長時間バッテリー搭載の完全ワイヤレスイヤホン発売

ファーウェイ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 2」を発売しました。通常価格は4980円(税込)ですが、現在Amazonで開催中のプライム感謝祭では28%オフの3580円です。

 

HUAWEI FreeBuds SE 2はエントリークラスの完全ワイヤレスイヤホンです。バッテリー駆動時間の長さが特徴で、フル充電から最大9時間使用できます。加えて、充電ケースと合わせると最大40時間の音楽再生が可能。さらに急速充電にも対応しており、約10分の充電で最大3時間音楽を再生できるとしています。

 

イヤホン本体は軽量で、片耳約3.8g。また形状は、人間工学に基づいた分析と30万以上の耳道特徴を分析したことにより、高いフィット感を実現したといいます。

 

ドライバーは10mmのダイナミック型。また再生周波数帯域は20~20000Hzです。コーデックはSBCとAACに対応しています。このほか、IP54の防水防塵仕様となっています。

【プロが推す高コスパ家電】メーカーの心意気に拍手! 2万円以下で美麗かつ音質良しの完全ワイヤレスイヤホン

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5」。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

AVライター・野村ケンジさん

イヤホン・ヘッドホン・スピーカーなどAV機器全般に明るい。TBSテレビ 開運音楽堂「ノムケンLab!」に出演中。

 

美しいデザインと快適な装着感でまるで装飾品のようなイヤホン

ファーウェイ
HUAWEI FreeBuds 5

実売価格:1万9620円

本体はすべて曲線で構成されたユニークなデザインと快適な着け心地を兼備。トリプルマイクを搭載し、優れたアクティブノイズキャンセリング(ANC)効果を実現した。超急速充電にも新たに対応しており、わずか5分間の充電で約2時間の連続音楽再生が可能。

SPEC●ドライバー径:φ11mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、HWA●使用可能時間:最大約5時間(イヤホン)、最大約30時間(ケース併用時)●質量:約5.4g(イヤホン片耳)、約45g(充電ケース単体)

 

↑人間工学に基づいて設計された形状で快適な着け心地を実現。開放的なインナーイヤー型を採用しているため着用時の圧迫感も少なく、長時間の使用でもストレスフリーだ

 

↑トリプルマイクの搭載に加え、独自技術の「AEM」と「DNN」を採用。外部の騒音と自身の声を認識して、通話中の声だけを強調する。騒がしい環境下でもクリアな音声通話が可能

 

↑新設計のドライバーユニットには、リング状の2つのマグネットを採用。中心部に気流の通り道を設けることで、大迫力の低音を鳴らす。低周波数帯域での感度は前モデルから30%向上

 

↑「HUAWEI AI Life」アプリでは、デフォルト・低音強調・高音強調・音声の4モードや、10段階からEQの設定が可能。ゲームに最適な低遅延モードなどの各種機能も用意する

 

デザインと機能性、そして音質3拍子そろって2万円以下の心意気

昨年登場のフラッグシップモデル「HUWEI FreeBuds Pro2」以降、機能性だけでなく音質にも徹底したこだわりを見せているのが、ファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン。その最新モデルである「FreeBuds5」も、様々な面で注目に値する仕上がりです。

 

特筆ポイントは3つ。デザインと機能性、そして音質です。まずデザインは、装飾品と見紛うばかりの洗練された美しさが特徴。Aplle「AirPods」などと同じくバー付きのインナーイヤー型ですが、曲面構成の有機的なフォルムによって、スマートで上品な印象となっています。

 

このデザインは機能性にも関わっていて、インナーイヤー型ながらANC効果の効き具合も上々。さらに、装着状態や音量レベルを検知して音質を調整してくれるので、細かい設定を面倒に感じるユーザーにもオススメできます。

 

音質に関しても秀逸。デュアルマグネットリング採用のドライバーやLDACコーデック対応などにより、インナーイヤー型完全ワイヤレスとしては望外の迫力あるサウンドを実現しています。これだけ優秀でありながら2万円前後のプライスタグを付けてしまう同社の心意気に拍手!

ソニーのINZONEから完全ワイヤレスヘッドセット「INZONE Buds」登場、「勝利に導く音質設計」を実現

ソニーは、ゲーミングデバイスブランドの「INZONE」から、完全ワイヤレスのゲーミングヘッドセット「INZONE Buds」を発表。10月27日に発売します。ソニーストアでの価格は2万9700円(税込)です。

 

INZONE Budsはこれまでソニーのオーディオ製品に搭載された独自技術をゲーム向けに最適化したほか、ノイズキャンセリング機能や高い通話性能、長時間駆動のバッテリーなどを備えた製品です。

 

ドライバーは、ソニーの完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「WF-1000XM5」に搭載された8.4mm径のユニット「ダイナミックドライバーX」を採用。音の定位感が優れているうえに、ゲームにおいては微細な音もとらえられるとしています。また、プロeスポーツチーム「Fnatic」と協力し、プロ選手が実際のゲームプレイ環境で製品テストをするなどによって、プレイヤーを勝利に導く音質設計を実現したそうです。

 

ソニーではおなじみの「360(サンロクマル)立体音響」の技術も採用しています。ゲーム向けに最適化された「360 Spatial Sound for Gaming」を搭載し、ゲーム本来の7.1chサウンドをいかした高い臨場感を再現できるとのこと。さらに、ノイズキャンセリング機能も搭載しており、たとえばシューティングゲームなどでわずかな音も聞き取りやすくなるといいます。

 

ゲーム機との接続は、USBトランシーバーを使用して30ms未満の遅延に抑えた2.4GHzワイヤレス接続に加え、Bluetooth オーディオ「LE Audio」での接続が可能。また、電力消費を効率化するチップセット「低消費電力プロセッサーL1」を新たに開発し、USBトランシーバーを搭載した完全ワイヤレスヘッドセットとしては業界最長クラスをうたう、約12時間のバッテリーを実現しています。なお、付属のケースで充電すると合計で24時間の使用が可能。クイック充電にも対応しており、5分の充電で約60分使用できるとしています。

 

また、ソニーは同時にワイヤレスゲーミングヘッドセット「INZONE H5」も発表しています。ハウジング上に設けたダクトで低域をコントロールして迫力のある音を実現したり、約260gの軽量などで装着性を高めたりしています。

 

INZONE H5は10月27日発売で、市場想定価格は2万5000円前後(税込)です。

43V型で7万円から! ハイセンス4K液晶テレビにかなりのお買い得モデル登場

ハイセンスジャパンは10月12日、4K液晶テレビ「A6K」シリーズを発表しました。ラインアップと市場予想価格(税込)は下記のとおりです。

 

75V型モデル/75A6K/17万円

65V型モデル/65A6K/12万円

55V型モデル/55A6K/9万円

50V型モデル/50A6K/8万円

43V型モデル/43A6K/7万円

↑画像は75V型モデル

 

発売はすべて10月末を予定しています。

 

A6Kシリーズは、ハイセンスジャパンの4Kテレビとしてはエントリーにあたるラインです。ターゲットは明確で、「価格重視派」「4Kテレビ初購入層」などとしています。また、動画配信サービス市場の拡大に合わせて、VODを楽しみたいユーザーもターゲットにしているといいます。

 

そうしたターゲットにマッチしたスペックアップとして、新たに「DAZN」や「TVer」「FOD」などの動画配信サービスに対応し、合計で17サービスの視聴が可能になったことが挙げられます。また、動画配信サービスを素早く起動できる「VODダイレクトボタン」を搭載したリモコンも機能が向上。Bluetoothに対応したことで、テレビにリモコンを向けることなく、操作できるようになっています。なお、赤外線も搭載されており、リモコンでの電源オンオフ時は赤外線を利用するそうです。

 

ほかのデバイスとの接続性も向上。「AirPlay 2」や独自の「Anyview Cast」に対応し、iOS/Android端末の画面をテレビにストリーミングできます。加えて、「Works with Alexa」「Apple HomeKit」にも対応し、スマートホーム製品と連携できるほか、Bluetoothで好みのスピーカーやヘッドホンをワイヤレスに繋いで楽しむことも可能です。

 

さらに、独自の「Anyview ホームサーバー」機能も搭載。A6Kシリーズをホームサーバーにして、接続したHDD内の録画番組を、別の部屋にあるハイセンス製テレビに転送して再生できます。別の部屋にあるハイセンス製テレビは、2018年以降に発売したモデルであれば対応しているとのこと。なお、接続にはコンテンツを保護する規格であるDTCP-IPを利用しているため、理論上は他社製のDTCP-IP対応テレビでも接続できそうですが、ハイセンスジャパンとしては動作保証の対象外としています。

↑Anyview ホームサーバーのイメージ図。家庭内のテレビがハイセンス製品(2018年以降発売)であれば、HDDに録画した番組を転送して視聴できます

 

画質面では、TVS REGZAと共同で開発した高画質エンジン「HI-VIEWエンジン Lite」を搭載しました。ネットで配信されているコンテンツを分析して画質処理を施す「AIネット映像高画質処理」や、AIの計算によって毎秒30コマの映像を毎秒60コマにフレーム補間して映像を滑らかにする「クリアモーション」といった高画質技術が盛り込まれています。

↑HI-VIEWエンジン Lite。さまざまなコンテンツやシーンに特化した映像処理が可能で、クラスを超えた美しい高精細高画質を楽しめるといいます

 

↑ネット上のさまざまな映像を見やすく調整するAIネット映像高画質処理

 

さらに、画面の動きやフレームの揺れが激しいときに、被写体を自動で検知してフレームの揺れを低減させる「フレームジャダー低減」も新たに採用。これによって、映像の揺れを抑えた動画を楽しめます。

↑フレームジャダー低減のイメージ図

 

音質においてもTVS REGZAと共同で音のチューニングを開発。従来は人の声を引き立たせるスタイルとしていましたが、より重低音の演出を重視し、迫力のある音響体験が可能になったとしています。

 

チューナーはBS 4K×2、110度CS 4K×2、地上デジタル×2を用意。またHDMI 2.1×2を搭載するほか、大画面モデル(75V、65V型)はHDMI 2.0を2基、ほかのモデルはHDMI 2.0を1基備えています。そのほか、HDR10/HLG /Dolby Visionに対応します。

 

43V型モデルで7万円、大画面モデルで17万円と、4K液晶テレビとしてはかなりお買い得。しかも機能面で充実しており、画質も最近定着しつつあるAIを活用した処理を施すなど、エントリーであっても製品に妥協はないように見えます。年末に向けてテレビを新調したい人の、良い選択肢になりそうです。

1万円台でアクティブノイキャン対応のイヤホン「Galaxy Buds FE」が日本でも発売

サムスン電子ジャパンは10月12日、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」の国内発売を発表しました。10月4日に韓国のサムスン電子が発表した製品が日本にも来た形です。

 

販売はGalaxy Harajukuのほか、Amazonや主要ECサイト、家電量販店などで、10月12日から予約受付を開始し、10月19日に発売します。価格は1万2925円(税込)。

 

Galaxy Buds FEは、エントリーにあたるモデル。手を出しやすい価格に抑えながら、アクティブノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能を搭載するなど、欲しい機能をそろえた製品です。

 

バッテリーはアクティブノイズキャンセリング未使用時で最大8.5時間、充電ケースを含めると最大30時間の音楽再生が可能となっています。アクティブノイズキャンセリング使用時でも最大6時間、充電ケース込みで最大21時間使用できます。

 

オンライン会議や通話にも向いた仕様になっており、AIを搭載したディープ・ニュートラル・ネットワークに加えて、3つのマイクによるビームフォーミング機能により、ユーザーの声と周囲の環境音を分離。相手とクリアな通話ができるとしています。

 

イヤホンのサイズは約19.2×17.1××22.2mm、重さは約5.6g。またコーデックはサムスン独自のScalableのほか、AACとSBCに対応しています。

高音質で1万円台は信じがたい!リーズナブルすぎるスピーカーに大注目【プロが保証! の高コスパ家電】

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはM-AUDIO「BX4 BT」。

 

【私が推します!】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器やガジェット、PCなどデジタル全般に明るい。本誌お馴染みのテスターとして様々な機器の検証を行っている。

 

音域や音量を問わず高音質で2万円切りは信じがたい!

M-AUDIO
BX4 BT

実売価格:1万8900円

4.5インチの低域ドライバー+1インチの「ナチュラル・シルクドーム・ツイーター」を搭載するBluetooth対応モデル。最大120Wの大出力とクリアなサウンドを兼備する。「High&Low EQ」を採用し、使用環境に合わせて好みのサウンドバランスに調整可能。

SPEC●ドライバー:4.5インチ(LF)+1インチ、シルクドーム(HF)●出力:120W(PEAK)、25W×2 (RMS) ●周波数特性:69Hz〜22kHz●サイズ/質量:W156×H225×D175mm(1基)/4.5kg(ペア)

↑リアパネルには外部入力用にRCA端子、標準フォン(TRS)端子、ミニジャック(TS)端子を搭載。なお、フロントにはステレオミニジャックAUX入力端子とヘッドホン接続端子を備える

 

↑コンパクトかつ別途アンプが不要なので、プレーヤーなどの脇に置きやすい。左右ポジションがスイッチで変更でき、設置環境に合わせてスピーカーのL/Rを配置可能

 

↑音質に影響の少ない「MDFキャビネット」や、低音域のレスポンス向上に効果的な「リアポート・バスレフ方式」を採用。豊かで迫力ある音で、音楽制作のほかエンタメ視聴にも最適だ

 

大音量で聴いても音が割れず、小音量でも高音質で細部までしっかり聞こえる

アンプ内蔵スピーカーのコスパを判断するうえで重視すべきは、ズバリ音質に尽きます。本機は迫力十分な低音から高音まで全域にどっしりとした厚みがありながら、輪郭がボケずにクッキリ。原音に忠実で、音源の音質の良し悪しまでも如実に反映します。

 

大音量で聴いても音が割れず、例えば「20畳の部屋で50インチのテレビの脇に置く」場合でも余裕で使えます。一方、小音量でも高音質で細部までしっかり聞こえるのもナイス。「あまり大きな音は出せないけどスピーカーで楽しみたい」という人にもオススメです。

 

入力端子が多いのもうれしい。音声入力、ステレオミニ入力、アンバランス入力に加え、Bluetoothにも対応しています。普段はテレビやCDプレーヤーの脇に設置しつつ、スマホで動画を視聴するときだけ切り替えられます。

 

仮に中堅クラスのアンプとスピーカー(各2〜4万円程度)を別々に買ってつないでも、なかなかこのレベルの音質と汎用性は両立できないでしょう。それが1万円台で入手できるのはスゴい!

 

プロがオススメするチューナーレスTV特集! 5万以下のモデルも揃ってます

近年、若年層のテレビ離れが進む一方で、チューナーを搭載しないテレビが新しい選択肢として人気を博している。“放送を受信しないテレビ”は果たしてアリなのか、検証した!

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が教えます!

AV評論家 藤原陽祐さん

新聞記者、専門誌編集を経て独立。鋭い評論には定評があり、イヤホンからハイエンドオーディオまで幅広く論じる。

放送番組を見ない人に最適なテレビがチューナーレス

“薄型テレビ”として売られるほとんどのテレビは、地上デジ/BS/110度CSチューナーを搭載し、電波塔から送られてくる放送波をアンテナで受信して番組を表示する。しかし、「チューナーレステレビ」は文字通りチューナー非搭載。Android TVやGoogle TVなどテレビ用のOSを備え、インターネット経由で動画配信サービスを楽しめる。

 

前述のように、チューナーレステレビとは文字通り「放送波受信のためのチューナー非搭載」のテレビ。モニターを除き、従来なら想像も付かなかったカテゴリだが、ネットで動画を見るスタイルが定着した現在では、存在価値は高い。

 

「チューナーレスは一般的なテレビと比較して、価格を抑えられたモデルが多いので、テレビ放送をあまり見ない人やゲーム用途が中心の人にオススメです。よく言われる“チューナーがないのでNHKの受信料を払う必要がない”という点も、そういった人にとってはありがたいのでは」(藤原さん)

 

では、モデル選びにおいて、チューナーレスならではの注意点は?

 

「一般的なテレビと違うのはチューナーの有無だけ。その他の機能はほとんど同じなので、特別気にすることはありません。ただ、直販限定モデルなどが多く、実際に実物を見ないでネット購入する場合はスペックを参照するしかないので注意が必要です。チューナーは国ごとに仕様が異なりますので、そういった制約がないチューナーレスはまだまだ伸びしろがあるカテゴリでしょう」(藤原さん)

 

<メリット>

●一般的な家庭用テレビに比べて価格が安い

●公共放送の受信料を支払う必要がない

●レコーダーを買い足せば放送が見られる

 

<デメリット>

●画面サイズなど製品の選択肢が限られる

●ノーブランド品が多くサポートに不安がある

●情報が少なく、画質・音質などが未知数

地デジはチューナーがなくても見られる!

チューナーレステレビでも工夫次第で地デジの視聴は可能。民放各社が連携した完全無料のネット配信サービス「TVer」では、見逃し配信や過去の番組の配信に加え、リアルタイム配信やライブ配信も実施。民放番組の視聴は同サービスでカバーできる。

 

買いのチューナーレステレビ4選

チューナーレステレビの数は決して多くない。しかしそのなかからキャラクターが立った4モデルを厳選紹介!

【その①】チューナーレステレビブームの火付け役

ドン・キホーテ

32型フルHDチューナーレススマートTV TSM-3201F2K

32V型と、プライベートスペースにちょうど良いサイズのチューナーレステレビ。Android TVを搭載したフルハイビジョン液晶で、Chrome castを内蔵し、スマホの画像や動画などをワイヤレスで大画面に映して楽しめる。

↑メジャーな動画配信サービスにほぼ対応。リモコンボタンひと押しでアクセスできる

 

<ココに注目>貴重なFHD液晶パネルを搭載

OSにAndroid TVを採用。Netflix、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、もちろんYouTubeもアプリで対応。コントラスト3000:1を誇る32V型(31.5インチ)のFHDのVAパネルは貴重です!

 

【その②】動画配信サービスの4K動画を楽しめる

ニトリ

43v型 4Kチューナーレス スマートTV MST-43-4K

VAパネルを採用した4K液晶テレビ。Android TV向けのOS Android 11を搭載し、NetflixやAmazonプライム・ビデオ、YouTubeなどのネット動画を楽しめる。「Googleアシスタントボタン」を備え、リモコンで音声操作も可能。

↑端子はHDMI×3、USB×2などを装備。HDMIはARCとCECに対応する

 

<ココに注目>高コントラストなパネルで鮮明な映像

コントラストは5000:1を誇る4K仕様のVAパネルを搭載。主要なネット動画はほぼカバーしています。43V型で6.7kgと驚きの軽さで、掃除の際テレビを“ひょい”と持ち上げやすいのが便利。

 

【その④】 壁寄せスタンド付きで5万円台半ばは破格!

RCA

4Kチューナーレステレビ50V型・壁寄せテレビスタンドセット RCA-50N1S

50V型4K液晶と壁寄せテレビスタンドのセット。液晶テレビはOSにAndr oid TV 11を搭載し、Dolby AudioやGoogleアシスタント、Chormecast Built-inに対応する。スタンドは壁に穴を開けずに壁掛け設置が実現。

↑テレビ単体(RCA-50N1)の場合は、実売価格4万3800円で購入できる

 

<ココに注目>歴史ある米国ブランド製品で信頼性も◎

1919年に設立された米国RCAブランドの製品。コントラスト比5000:1の4K液晶パネルを搭載し、ほとんどの動画配信サービスに対応します。スリムな壁寄せスタンドとセットでこの価格はお買い得!

 

【その④】55V型の有機ELが10万円台で買える!

ゲオ限定

4K対応チューナーレス スマート有機ELテレビAX-ESK55(数量限定販売)

LG製パネルを搭載し、有機ELならではの色鮮やかで美しい映像再現が可能。Google TVやChromecastの機能を搭載し、YouTubeやNetflixなどのネット動画配信サービスを利用できる。販売は同社公式ネット通販サイトのみ。

↑応答速度0.1ms、リフレッシュレート120Hz対応。ゲーミングモニターにも最適だ

 

<ココに注目>動きの速い映像も滑らかに表示可能

4K120Hz駆動のLG製有機ELパネルを搭載。OSはGoogle TVで、YouTubeやNetflixなど多彩なVODに対応します。4系統のHDMI入力のうち、2系統は4K/120 Hz表示が可能なVer2.1仕様は立派。

同社初の受賞! ハイセンスジャパン「UXシリーズ」が「2023年度グッドデザイン賞」に

ハイセンスジャパンは、4K液晶テレビフラッグシップモデル「UXシリーズ」が、「2023 年度グッドデザイン賞」を受賞したことを発表しました。

 

UXシリーズ<75UX/65UX>は、最新のAI画質処理技術を搭載したフラッグシップモデル。 音響を考慮した両側面の形状により音の立体感や臨場感が向上しています。視野角178度のパネルや、革新的な光学システム、画像処理技術のUXプラットフォームを融合。新開発高性能ディスプレイと新開発映像エンジンによる小唄室が楽しめる、Mini LED×量子ドット搭載の4K液晶テレビです。

 

審査員評価コメントは以下の通り。

高い技術を搭載した最上位機種として位置付けられている重厚感があるデザイン。機能面では、特にサウンド面が強化されているモデルであり、イネーブルドスピーカーを含む10スピーカーを内蔵している。この中で左右側面のサイドスピーカーが象徴的にデザインされており、加飾を廃し、ミニマルにまとめられることが多い大型テレビにおいて、個性とこだわりを感じさせる。

従来機種からの年間消費電力量削減! 多段階評価点2.7以上の省エネレグザ「M550Mシリーズ」「E350Mシリーズ」

TVS REGZAは、4K液晶レグザ「M550Mシリーズ」(75V型、65V型、55V型、50V型、43V型)を10月20日に、4K液晶レグザ「E350Mシリーズ」(65V型、55V型、50V型、43V型)を11月10日に発売します。価格はオープン。

↑M550Mシリーズ(75V型)

 

↑E350Mシリーズ(65V型)

 

今回発売される両モデルは、省エネ法に基づいて、市場における製品の省エネ性能を高い順から5.0~1.0の41段階で表示するテレビの多段階評価点で2.7以上を達成。M550MシリーズではM550Lシリーズ(2022年モデル)と比較し、年間消費電力量を約33%削減。E350MシリーズもC350Xシリーズ(2020年モデル)と比較して、年間消費電力量を約24%削減しています。

↑暗いシーンでは映像処理とともにバックライト輝度を適正化

 

高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」を搭載。映像を解析しコンテンツのシーンに応じて適切なバックライト制御と階調補正を行うことにより、レグザ従来機種からの年間消費電力量を削減。省エネ性能の改善が行われています。

↑レグザエンジンZR

 

ネット動画の特性に合わせて高画質処理することにより、コントラストや精細感をアップさせ、低フレームレートコンテンツもなめらかに再生する「ネット動画ビューティ」も搭載。また、M550Mシリーズは、地上デジタル放送で画面のエリアごとにあらわれる様々なノイズを低減し、高精細な映像表現を可能にする「地デジAIビューティ」、人肌の立体感や質感を向上させ、黒ずみや白飛びなどを抑制し、自然な人肌を再現する「ナチュラルフェイストーン」も搭載しています。

↑ネット動画ビューティ

 

音質面では、両モデルとも「レグザパワーオーディオシステム」を搭載。バスレフ型フルレンジスピーカーとデジタルサウンドプロセッサーが低音から高音までバランスの良い迫力のあるサウンドを再現し、自然な音像定位と臨場感を楽しめます。

 

そのほか、録画した番組やネット動画の中から、好きなジャンルやタレントの番組を効率よく横断的に検索し、見たいものをすぐに見つけられる「ざんまいスマートアクセス」を搭載。AirPlay2にも対応しており、iPhoneやiPadなどのApple社製デバイスから、動画、写真、音楽などをレグザにストリーミングして楽しむことが可能です。接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能も搭載しています。

Pixel Buds Pro、まもなく3つの新機能「会話検出」「聴覚ウェルネス」「クリアな通話」をアップデートで追加かも

Googleのワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」は、発売から1年以上が経ちました。まだ後継モデルは出そうにありませんが、まもなくソフトウェアアップデートにより新機能が追加されると噂されています。

↑もうすぐ新機能追加?

 

著名リーカーのKamila Wojciechowska氏によると、まもなくGoogleはPixel Buds Proに「会話検出」「聴覚ウェルネス」「クリアな通話」という、3つのアップデートを提供する予定とのことです。

 

まず「会話検出」は、人との会話を検知すると自動的に外部音取り込みモードに切り替え、音楽などの再生を一時停止するというもの。第2世代AirPods Proに備わっている「会話感知」(背景のノイズを抑えて、音量を下げる)とは少し違います。

 

続いて、「聴覚ウェルネス」機能とは、今の騒音レベルがどれぐらいかを視覚的に表示し、聴力を守るために平均どのぐらいの音量まで大丈夫かのガイドラインが確認できるとのこと。これはApple Watchの「ノイズ」アプリと似て非なるものですが、より控えめのようです。

 

最後に、Pixel Buds ProはBluetoothスーパーワイドバンドによる「クリアな通話」機能が搭載されるかもしれないとのこと。Mishaal Rahman氏は、これを通話相手の周囲のノイズを減らし、イヤホンを装着している人の耳に聞こえる相手の声を強調する機能だと説明しています。

 

本日夜の「Made by Google」イベントでは、次期スマートフォンPixel 8/Pixel 8 Proや、新型スマートウォッチPixel Watch 2が正式発表される見通しです。Pixel Buds Proのファームウェアも、それに合わせてアップデートされるのかもしれません。

 

Source:Mishaal Rahman(X)
via:The Verge

「Jabra Elite 10」レビュー。空間オーディオに洗練されたノイキャンと、完成度の高さが際立つ!

デンマークのオーディオブランド、Jabra(ジャブラ)から左右独立型ワイヤレスイヤホンの新しいフラグシップモデル「Jabra Elite 10」(以下:Elite 10)が10月12日に発売されます。今回は、発売に先駆けて製品を体験。ドルビーのオーディオ技術による空間オーディオ再生やヘッドトラッキングといった機能を載せた、いま最先端のワイヤレスイヤホンでした。

↑Jabraの新しいフラグシップとなるワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 10」

 

Dolby Atmosの立体音楽体験が可能に! ヘッドトラッキング対応も

Jabraは、2017年頃から左右独立型ワイヤレスイヤホンをいち早く商品化してきたブランドです。音質や接続の安定性に加え、ノイズキャンセリング機能を搭載するモデルは消音性能など、あらゆる面から製品に磨きをかけてきました。

 

Elite 10は7世代目になる、Eliteシリーズの左右独立型ワイヤレスイヤホンです。本体には10mm口径の大型ドライバーを搭載。また、リスニングシーンによってアクティブノイズキャンセリングと外音取り込み機能を使い分けることができ、さらにIP57相当の防水・防塵仕様です。屋外やスポーツシーンでの利用にも最適でしょう。

↑充電ケースもサイズがコンパクト。気になるバッテリーはイヤホン単体で約6時間、ケースによる充電を繰り返せば最大27時間の連続音楽再生を楽しめます

 

本機では映画館やホームシアターのサラウンドでおなじみの米ドルビーラボラトリーズの監修を受けて、立体音響技術のDolby Atmosに対応しました。左右独立型のワイヤレスイヤホンとしては先端を走る試みです。

 

これにより、できることが2つあります。ひとつはDolby Atmosで制作された音楽や映画の立体サウンドを楽しめることです。元が通常のステレオ方式で制作されたサウンドも、独自のアルゴリズムによって立体的なサウンドに再現する機能もあります。

 

もうひとつはヘッドトラッキングの機能です。オンにするとイヤホンに内蔵するセンサーがユーザーの頭の動きを検知して、上下左右問わず音が空間の中で鳴るべき位置に定位します。

 

Elite 10は、とてもナチュラルな解像度と力強さをあわせ持つサウンドが特徴です。サウンドの持ち味はそのままに、空間オーディオをオンにすると自然な包囲感を楽しめます。さらに、ヘッドトラッキングをオンにすると、スマホやタブレットなどのコンテンツを再生しているプレーヤーの方向から聞こえている映画やドラマのセリフが、顔の向きを変えると左右どちらかの耳にバランスが傾いて聞こえます。ヘッドトラッキングという身体を動かす行為がサウンドの聞こえ方とつながることによって、主体的なコンテンツへの没入感がぐんと高まるので、特にスマホやタブレットで映画・ゲームを楽しむ際に有効です。

 

それぞれの機能はiOS/Androidに対応する「Jabra Sound+」アプリから、好みに応じてオン・オフを選択できます。

↑Jabra Sound+アプリから、空間オーディオとヘッドトラッキングのオン・オフを切り換えられます

 

音質は力強い低音が特徴。ノイキャンは飛行機の中でもリラックスして過ごせる

Apple Musicで配信されている、Dolby Atmosによる空間オーディオコンテンツのリスニングにもElite 10がよくマッチします。Official髭男dismの楽曲『I LOVE…』はその好例。ボーカルが中央に力強く立ち、鮮やかな楽器のサウンドがまるでまわりをぐるりと囲むようにして楽しめる立体音楽体験は格別です。

↑Apple Musicで配信されている、Dolby Atmosによる空間オーディオに対応するコンテンツを再生

 

アップルのAirPods Proも同様に、Apple Musicの空間オーディオコンテンツによる立体音楽体験に対応するワイヤレスイヤホンです。同じ曲をふたつのイヤホンで聴き比べてみると、Elite 10の方が一段と温かみのある濃厚な低音再生が特徴的に感じられました。重心が低く、瞬発力にも富んだ筋肉質な低音が音楽の足もとをしっかりと固めます。

↑空間オーディオ再生に対応するElite 10とアップルのAirPods Pro

 

Elite 10はハウジング(外殻)を完全に密閉構造にしないセミオープン型のイヤホンです。セミオープン構造を採用すると一般的に、中低音域の切れ味が増して、見晴らしの良い音場感が得られます。反面、低音が少し痩せて感じられたり、賑やかな場所では周囲の環境音が漏れ聞こえたりする場合も考えられます。

 

その点、Elite 10は10mm口径の大型ドライバーで低音を力強く鳴らすため、全体の音のバランスも重心が低く安定感があります。さらに、強力なアクティブノイズキャンセリング機能によって高い遮音効果を実現しているので、賑やかな屋外でも極上のリスニング環境をつくり出して、静かに音楽や映画、ゲームのサウンドに集中ができました。

 

ちなみに、筆者は先日海外出張に出かけた際に、飛行機の中でElite 10の遮音性能を試しました。低いエンジン音から、機内に渦巻く高音域のノイズ、隣の乗客の話し声までElite 10はまんべんなく消してくれるので、とてもリラックスしながら過ごせました。

↑飛行機の中でElite 10のノイキャン機能を試しました。セミオープン構造なのに高い遮音性能を実現しています

 

なお、Elite 10にはユーザーの耳の形や、使用環境に合わせて消音効果の強弱を自動調整する機能があります。飛行機やバスの中など騒音が多い場所では消音効果を強く効かせて、反対に静かなオフィスやカフェでは少しマイルドな効き方になります。その強弱の度合いが大きく変わって気になることはなく、「いつもベストな消音効果」。こうした、賢く調整してくれるところに、筆者はとても好印象を感じました。

 

装着感が抜群に安定する新開発のイヤージェル

Elite 10が高い消音効果を実現できた背景には、新開発のイヤージェルのデザインも大きく貢献しています。通常はイヤーチップ、またはイヤーピースなどと呼ばれる、耳栓の役割を担うこの楕円形のシリコン製パーツは、S/M/L/XLの4種類のサイズを同梱。サイズに合うイヤージェルを選ぶと、耳穴の肌にぴたりと張り付くように装着感が安定し、高い耳栓効果を実感できます。

↑4サイズのイヤージェルが付属します

 

音楽再生をストップしてみると、賑やかな場所でもElite 10のイヤージェルだけである程度の消音効果が得られていることがわかります。なので、屋外を歩きながら音楽を聴く際には、Jabra Sound+から5段階の強さが選べる「ヒアスルー」(外音取り込み)の機能を上手に併用しながら、安全にリスニングを楽しむ環境をつくりましょう。

 

リモートワークにも欠かせない実力。23年秋冬にプッシュしたい製品

ちなみにJabra Sound+アプリには、サウンドを好みのバランスにカスタマイズできるイコライザーや、音楽の代わりに「鳥のさえずり」「海の波」「せせらぎ」など周囲の騒音を消して集中するための音を再生する「音楽プリセット」機能があります。特にリモートワークの機会が多い方は、音楽プリセットを使うと、歌詞のある音楽再生に集中を削がれることがなくなるので、とても便利だと思います。

↑耳栓効果を高めてくれるJabra Sound+アプリの「サウンドスケープ」機能

 

リモートワーク視点で言うと、Jabraはさまざまなタイプの無線通信機器を手がけるメーカーでもあります。Elite 10もイヤホン本体に計6つのマイクを内蔵して、ハンズフリー通話時にはユーザーの声だけを狙ってピックアップする技術を搭載しています。しかも通話の最中は、ユーザーの背景にある環境ノイズを抑制する機能が自動でオンになります。

 

筆者も家族にElite 10とほかのイヤホンを交互に着けてもらい、通話の音声を聴き比べてみました。Elite 10は声の輪郭が明瞭に定まったまま、前方にぐんと浮かび上がってくるような力強さ。これに加えてイヤージェルによる快適な装着感も持続するので、オンライン会議などがあるリモートワークにも欠かせないアイテムです。

 

Dolby Atmosによる空間オーディオ再生に対応する斬新さや、いつも身に着けていたくなる装着感の心地よさ、土台の完成度の高さなど、Jabra Elite 10は2023年秋冬に筆者が圧倒的にプッシュしたいワイヤレスイヤホンのひとつです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

スピーカーでカラオケも楽しめる⁉ ワイヤレスマイク付属JBL PartyBox Encore新発売

ハーマンインターナショナルは、ワイヤレスマイク付きパーティースピーカー「JBL PartyBox Encore(パーティーボックス アンコール)」を2023年9月25日(月)より、JBLオンラインストア、JBLStore(横浜)、JBL公式楽天市場店、JBL公式Yahoo!店およびAmazonJBL公式ストアにて限定発売。価格は4万9500円(税込)

↑JBLPartyBoxEncore

 

高品位なワイヤレスマイクでカラオケなどを盛り上げる

今回発売となるPartyBoxEncoreは、ダイナミックで華やかなライティングに加え、JBLオリジナルのワイヤレスマイクを付属しているため、パーティーシーンやカラオケなどを一層盛り上げます。
専用のアプリJBLPARTYBOXアプリでは、“拍手”や“ホーン”などのサウンドエフェクトも調整可能。さらに、オプションで2本目のオリジナルワイヤレスマイクの追加購入も可能で同時に接続することができデュエットやラップバトル、講演での対談シーンなど幅広く活用できます。
また、筐体のバッテリーは約10時間の再生が可能なため、頻繁な充電切れを気にせずに長時間使い続ける事が可能です。筐体は防滴性能にも対応しているため、水が近いエリアでの使用、濡れた手で持ち運ぶこともできます。
小型設計でありながら、約100Wの大出力を実現したモデルとなっており130mmウーファーと、44mmのツイーター2基のほか、重低音を豊かにするバスレフポートも搭載しているため、パワフルで奥行きのある低音から、クリアで抜けのある高音域まで再生も可能。

↑ウーファー、ツイーター2基搭載

 

今回付属のワイヤレスマイクは正面の音声を集音する「単一指向性」のため、大音量でのカラオケやストリートパフォーマンスなど、周りに様々な音があるような環境でも効率的に声を拾うことが可能です。
また、エコー調整なども本体天面のノブおよび専用アプリJBLPARTYBOXアプリから操作できるため、曲や場面に合わせてお好みの音を創り出すことができます。

↑2本同時接続が可能

 

専用アプリでカスタマイズ可能な、音楽を視覚的にも盛り上げる進化したライトショー

PartyBox特徴でもある華やかなライトショーが進化し中央のウーファーの外周を彩るリングライトのほか、筐体の両端を縦に光が走るデュアルストライプライトを搭載。さらに上部で輝きを放つストロボライトが3つ並んでいます。それぞれのライティングは、専用スマートフォンアプリJBLPARTYBOXアプリに対応しており、本体とアプリとが連携することで、音楽再生だけでなく、ライティングカラーやパターンのカスタマイズ、3バンドのイコライザー調整などの細かい設定が可能。ライティングカラーは、6万5536色のカラーパレットから選択でき、光り方も調整できるため、お好みの演出ができます。

↑進化したライトショー

 

ワイヤレスでスピーカーを増設できるTWSモード

TWSモードでは、Bluetoothで2台のスピーカーを接続し、ワイヤレスでステレオ再生を楽しむことが可能です。本体にあるTWS ボタンを押すことで手軽にペアリングさせることができるだけでなく、JBLPARTYBOXアプリからペアリングさせることができます。
PartyBoxEncoreEssentialなど既存のPartyBoxシリーズ製品も、このTWSで接続が可能なため、すでに持っているモデルに加えスピーカーを増設も可能に。

 

今回のモデルはワイヤレスマイク付属でスピーカーの活躍の幅が広がった物となっています。また10時間再生可能ということで長時間もの間、様々な用途に使えカラオケなどで盛り上がること間違いなしです。

サムスン「Galaxy Buds FE」、アクティブノイズキャンセル対応で1万円台前半の安さかも

サムスンはお手ごろ価格のワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」の発売を準備中だと噂され、実際に公式サポートページも発見されたほか、マニュアルまでリークされていました

Image:Galaxy Club/Samsung

 

その新たな情報として、1万円台のPixel Buds A-Seriesと同じ価格だとの噂が報じられています。

 

ドイツ・テック系サイトWinfutureのRoland Quandt氏によれば、次期Galaxy Buds FEは「グラファイト」と「ホワイト」の2色だけとのこと。また名門音響ブランドAKGがチューニングしたスピーカーを採用し、12mmドライバー(同社のGalaxy Buds Live等と同じ)を搭載すると主張しています。

 

さらにQuandt氏は、Galaxy Buds FEの価格は99.99ドルになると付け加えています。この価格は、Googleの Pixel Buds A-Seriesと同じで、完全に競合することになります。

 

先日のリークされたマニュアルからは、Galaxy Buds FEはアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)に対応していることが確認されています。これは1万円前後の廉価イヤホンにはあまり例を見ない機能であり、Pixel Buds A-Seriesにも欠けています。

 

サムスンのGalaxy Buds 2にもANCはありますが、より低価格なモデルに投入されれば、インパクトは大きいはず。お手ごろ価格のハイエンドスマホ「Galaxy S23 FE」とともに、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Roland Quandt(X)
via:9to5Google

高画質で高いAF性能、パナソニックから静止画のフラッグシップ「LUMIX DC-G9M2」登場

パナソニックは9月13日、LUMIX Gシリーズの静止画フラッグシップモデル「LUMIX DC-G9M2」(以下、DC-G9M2)を発表しました。発売は10月27日予定で、ボディのみと標準ズームレンズキットを用意しています。

 

DC-G9M2はマイクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラです。高解像なうえに高速なレスポンスを実現する新開発の「25.2M Live MOSセンサー」を搭載したほか、LUMIX Gシリーズとしては初めて像面位相差AFを搭載するため、高い画質とAF性能を両立させています。また、新世代のヴィーナスエンジンも搭載。高精細で自然な質感描写を実現するほか、5.7K 60p 10bit記録などの高解像な動画も高速に処理できるとしています。

 

加えて、新たに開発した認識AIにより、車やバイク、動物の瞳認識も追加し、リアルタイム認識AFの被写体の認識精度が向上しています。

 

手ブレ補正は、高精度なジャイロセンサーに加えて、撮像センサーと加速度センサーから得られる情報をもとにした最新のアルゴリズムを搭載しています。これにより、従来の「DC-G9」よりも強力な8段の手ブレ補正性能を実現。撮影が難しい暗所や長秒露光などの撮影をサポートするとうたいます。

 

このほか、LEICAモノクロームを含むモノクロ表現、任意でオリジナルの色表現が可能なリアルタイムLUTなどを搭載しています。

 

本体サイズは約幅134.3×奥行き90.1×高さ102.3mm、重さは本体、バッテリー、SDメモリーカード込みで約658gです。

 

お手ごろ価格ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」、アクティブノイキャン対応でもうすぐ発売かも

最近のサムスンは、噂の「Galaxy S23 FE」をはじめ、お手ごろ価格な新製品を準備中だと見られています。FEとは「ファン・エディション」の略であり、高価なハイエンドモデルよりも買いやすく、そこそこの性能を備えたモデルのことです。

Image:Galaxy Club/Samsung

 

そうした新たなFE製品として、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds FE」の画像や仕様などの情報が届けられています。

 

本製品には「SM-R400N」という型番が付けられ、すでに公式サポートページも発見されています

 

サムスンの未発表製品に詳しいGalaxy Clubは、ドイツのサムスン公式サイトでマニュアルをダウンロードできたとのこと。そこには「Galaxy Buds FE」という製品名も書かれています。

Image:Galaxy Club

 

本製品は、Galaxy Buds 2やBuds 2 Proと同じ充電ケースが同梱され、同じくUSB-Cポートで充電できます。またイヤホンの先端は初代Galaxy Budsのように(落下防止の)ウイングチップが付くために、昔のデザインが気に入っていた人は購入を検討してよさそうです。

 

また画像を見るかぎり、マイクは2つ。一見すればBuds 2 Proの3つから減っているようですが、Buds 2 Proも実際には3つありながらマニュアルには2つしか書いてなかったため、まだ正確なところは分かりません。ほかケースとイヤホン本体のバッテリー容量も不明です。

 

ただし、アクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載してることは確認できます。駅のホームや人混みのある場所など、騒がしいところでは音楽やオーディオブック、あるいは通話やYouTubeを楽しむ助けとなるでしょう。

 

発売日に関しては、Galaxy S23 FEやミドルレンジタブレット「Galaxy Tab S9 FE」と同時になると予想されています。特にGalaxy S23 FEは、中国の規制機関の認証も通過しているため、もうすぐ発売となるはず。Galaxy Buds FEと一緒に買えば、お手ごろ価格で高い満足感が得られそうです。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

パナソニックがワイヤレスで迫力の音を楽しめるゲーミングネックスピーカー「SC-GNW10」を発表

パナソニックは9月12日、ゲーミングネックスピーカーの新モデル「SC-GNW10」を発表。11月17日から発売します。市場想定価格は3万7000円前後(税込)です。

 

パナソニックは2021年10月に、ゲーミングネックスピーカー「SC-GN01」を発売しており、販売実績が2021年で計画比2倍、2022年は計画比3倍のヒット商品になっているとのこと。

 

今回登場したSC-GNW10は、その従来製品をグレードアップさせたモデル。スピーカーユニットの大型化や、従来の有線からワイヤレスに変更など、さまざまな点で進化を遂げています。

↑SC-GN01は想定を上回る大ヒットだったそうです

 

↑SC-GNW10。手前にあるのはワイヤレス接続のための専用送信機

 

スピーカーユニットは従来34mm径を採用していましたが、新モデルに合わせて38mm口径のユニットを新たに開発しました。これにより、従来製品と比べて約2倍の音圧を実現したうえ、低音も強化されています。スピーカーは4基搭載で、首手前に2基、首の後ろに2基配置。さらに、音響分析と高性能DSPによる独自の4chサラウンド技術「TRUE M.A.G.E.S.S.」によって、立体的で奥行きのあるサラウンドを実現しています。

 

ゲーミングネックスピーカーの機能として、従来製品でも採用されていた臨場感と迫力を楽しめる「RPGモード」、正確な音の定位から足音などを聴き取りやすい「FPSモード」、シナリオに没頭しやすい「Voice」モードを引き続き搭載。さらに、新製品に合わせてリリースするオリジナルのPCアプリ「SOUNDSLAYER Engine」には、ユーザーで独自に音の設定ができる「ゲームモード」も用意されています。

↑SC-GNW10の音質面でのポイント

 

接続は、製品同梱の送信機にUSB Type-Cが搭載されており、PCやゲーム機をUSBで繋ぐ方式。送信機からスピーカーは、2.4GHz帯のワイヤレス接続です。データ通信用の低遅延無線技術を採用しているため、4chのサラウンドに加えて、マイクの2chも低遅延で送受信が可能といいます。

↑送信機はシンプルなボックスタイプ

 

なお、今回は4chのサラウンド伝送を優先させるという理由で、テレビなどと接続しやすいHDMIは非搭載となっています。あくまでPCやゲーム機で楽しんでもらうことを狙っているそうです。一方で、さらにゲーム音の低域を効かせたいニーズに応えるため、送信機に音声出力を装備し、サブウーファーなどとの接続も可能とうたっています。

 

低遅延以外でも「ストレスフリー」を製品のポイントのひとつとして位置付けており、操作性を快適にさせるため、操作ボタン類を本体右側に集約したり、装着性向上のために鎖骨と僧帽筋に当たりにくい形状を採用したりしています。

↑装着性向上のため、本体デザインに工夫を重ねたほか、ネックバンドには柔軟なエラストマー素材を採用

 

↑操作ボタンを本体右の内側に集約しています

 

また、ボイスチャットでのやり取りも想定し、マイクを首に対して左右両側に配置したほか、AIボイスプロセッサーとエコーキャンセリング技術により、本体のスピーカーから出力される音がチャット相手にほぼ聞こえないようにしたそうです。

↑ボイスチャットも快適にできるよう、さまざまな技術を取り入れています

 

立体音響に近い聴こえ方で、臨場感たっぷり

限られた時間でSC-GNW10を体験してみたところ、立体音響に近い音の出方が印象的でした。首の後ろに位置する2基のスピーカーは、その位置のとおり、背後から音が聴こえるため、首手前のスピーカーと相まって前後にゲーム音が駆け巡ります。たとえばオープンワールドのゲームだと、360度に近い形で音が聴こえるので、臨場感はたっぷり味わえるでしょう。

 

また、SC-GNW10を身に着けた人が隣にいる際は、それほど大きな音に感じないのですが、音量をそのままに自分が身に着けてみると、ヘッドホンを大音量にしたかのような音の大きさ。スピーカーユニット変更による、音圧の高さを実感できます。シナリオ重視のゲームで映像はもちろん、音でも迫力を感じたい人にも向いています。

 

それでいて、ヘッドホンのように耳を塞ぐわけではないので、横にいる人と会話できる利便性もあります。たとえば自室にこもってゲームをしていても、部屋のドアをノックする音などを聞き取ることもできそうです。

 

長時間のゲームプレイでヘッドホンを装着すると、どうしても蒸れたり耳が痛くなったりします。ゲーミングネックスピーカーはそうした装着の難点から解放されるのが第一のメリットと言えるでしょう。一方で、ヘッドホンのように大音量で迫力を楽しめるかが気になるところですが、SC-GNW10であればそのあたりも満足できそうです。

 

なお、パナソニックは新モデルのSC-GNW10と従来製品のSC-GN01を併売するとしています。

「TGS2023」カプコンブースにもレグザが登場! 「スト6」キャミィに扮した貴島明日香がアンバサダーに

TVS REGZAは、9月21日から開幕する「東京ゲームショウ2023」にて、カプコンのブースに、4K量子ドット液晶レグザ「43Z670L」(43V型)を試遊台用として提供します。

 

43Z670Lは広色域量子ドット倍速液晶パネルを採用しており、色鮮やかな高画質を楽しめます。4K/120P入力対応。接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能を搭載しているので、ALLMやVRRを手動で設定する必要がありません。表示遅延時間は約0.83msecです。

 

また、9月6日から10月1日までカプコンの格闘ゲーム「ストリートファイター6」とのコラボレーションによるキャンペーンを実施。ゲーマーとしても知られる貴島明日香さんをアンバサダーに起用し、「ゲームするなら断然レグザ!」をテーマに、レグザのゲーム機能をわかりやすく解説するスペシャルコンテンツを期間限定公開します。

 

同作の機能のひとつである、アバタークリエーション機能で作成した自身のアバター「あすかさん」を使って、貴島さんが実際にゲームをプレイするYouTube動画を期間限定公開中です。PCゲームが得意な貴島さんが同作をプレイ実況しながら、「瞬速ゲームモード」や「オートゲームアジャスト」など、レグザならではの機能をわかりやすく解説。トレーディングカード制作の裏話も収録されています。

 

ストリートファイター6のキャラクターをモチーフにしたトレーディングカードのプレゼントキャンペーンも実施。トレーディングカードの種類は、貴島さんが「キャミィ」に扮したカードに加え、「ルーク」「春麗」「リュウ」「ダルシム」など全5種類です。配布は東京ゲームショウ2023のストリートファイター6コーナーでの試遊や、後述のTVS REGZA主催SNSキャンペーンなどで行います。

 

ストリートファイター6×レグザ コラボ記念プレゼントキャンペーンは、レグザ公式Xアカウント(https://twitter.com/regza_official)をフォローし、対象のポストを引用リポストして応募。抽選で43Z670Lや、貴島明日香さんのサイン入りトレーディングカードセット&オリジナルクリアファイルが当たります。応募期間は10月1日23時59分まで。

TGSでレグザのゲーミング機能をお試しできる! バンナムブースに全60台の4K液晶レグザ

TVS REGZAは、9月21日から開幕する「東京ゲームショウ2023」にて、バンダイナムコエンターテインメントブースに、4K液晶レグザ全60台を提供することを発表しました。

 

内訳は、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ「65Z870M」(65V型)が8台、「55Z870M」(55V型)が3台、4K量子ドット液晶レグザ「43Z670L」(43V型)が49台。65V型と55V型のZ870Mシリーズはプロモーションビデオ用、43Z670Lは試遊台用です。

↑65Z870M

 

Z870Mシリーズは、高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR」と新開発4K Mini LED広色域量子ドット液晶パネルモジュールを搭載しています。4K/120P入力対応。接続するゲーム機器を自動で判別し、快適にゲームをプレイできるよう各種設定を変更する「オートゲームアジャスト」機能を搭載しているので、ALLMやVRRを手動で設定する必要がありません。表示遅延時間は約0.83msec。

↑55Z870M

 

43Z670Lは広色域量子ドット倍速液晶パネルを採用し、色鮮やかな高画質を楽しめます。Z870Mシリーズ同様、4K/120P入力に対応し、オートゲームアジャスト機能を搭載。表示遅延時間は約0.83msecです。

↑43Z670L

シャオミから2000円以下の完全ワイヤレスイヤホン登場、日常で安心して使えそう

シャオミはエントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Active」をAmazon限定で発売しました。価格は1990円(税込)です。

 

Redmi Buds 4 Activeは充電ケースと併用で約28時間使用できるバッテリー、Androidスマホに表示されるポップアップのタップでペアリングできる「Google Fast Pair」、Bluetooth 5.3による低遅延モードなどに対応しながら2000円以下の製品。

 

音質では12mmの大型なダイナミックドライバーを搭載し、パワフルな低音を楽しめるとのこと。

 

このくらいの価格感であれば、日常使いでも安心して使える、という人も多そうです。IPX4生活防水性能で、多少の雨なら心配ないほか、ジムで使用なども可能でしょう。

映画館の画質を自宅で楽しめる! プロジェクター、スマートモニターなど注目の3モデルを紹介 【2023年上半期で売れたモノSELECTION デジタル編】

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「デジタル編」からアクティブスピーカー・DLPプロジェクター・スマートモニターをそれぞれ紹介しよう。AV評論家の藤原陽祐さんが解説する、ヒットの秘密も見逃せない!

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が教えます

AV評論家 藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経てフリーに。イヤホンからハイエンドオーディオまで明確に論評する。

 

【アクティブスピーカー】PCとつないで、デスクトップで手軽にハイレゾを満喫できる

エアパレス
A100 HD MONITOR
実売価格11万9980円
2022年9月発売

ハイレゾサウンドを手軽に楽しめるDAC内蔵アクティブスピーカー。精悍なブラックフェイスのフロントバッフルは25mm厚MDFを採用、強力なドライバーユニットのエネルギーをしっかりと受け止める。

 

↑硬質アルマイト処理を施した12.7mmアルミニウム合金コーン振動板を採用。音をリアルに、ダイナミックに表現する

 

【ヒットのシンソウ】

妥協なくデザインされたエンクロージャーを搭載

「同社人気モデルA100 BT5.0の音質強化版。エンクロージャーの剛性を高めたことで音の芯が明確になり、響きの鮮度が飛躍的に向上しました。思い切りパワーを入れても低音が甘くならず、リズム感も上々」(藤原さん、以下同)

売れ行き:★★★★
革新性:★★★
影響力:★★★★

 

【DLPプロジェクター】3色レーザー搭載により 映画館の画質を自宅で再現

JMGO
N1 Ultra
実売価格28万3360円
2023年5月発売

Android TV対応機としては日本初の3色レーザー搭載プロジェクター。小型化された国産レーザーモジュールの採用に加え、独自開発エンジンなどにより、明るい場所でもくっきりとノイズレスな映像が楽しめる。

 

↑自社開発の光学エンジンを搭載。光源には高効率で、小型化されたRGB3色レーザーモジュールを採用している

 

【ヒットのシンソウ】

フルオートの調整機能の使い勝手が画期的

「DMD素子はFHD解像度ですが、高度な画素ずらしで投影解像度は4K表示が可能。フォーカス、台形補正機能ともにフルオートで働き、画面をシフトしても自動的に画歪みが補正され、フォーカスもピタリと合います」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★★
影響力:★★★★

 

【スマートモニター】VODコンテンツもPC作業もコレ1台あればOK!

LGエレクトロニクス
LG SMART Monitor 32SQ780S-W
実売価格9万4800円
2023年4月発売

独自のwebOSを搭載した、31.5インチの4K液晶ディスプレイ。本体のみでYouTubeやNetflixなどのVODコンテンツが楽しめる。チルト角や高さの調整も行え、USB Type-C端子も備えるので、PCモニターと兼用するのも◎。

 

↑フルHDの4倍広く使える画面を駆使して、多くの情報表示が可能。5W×2の高出力スピーカーも搭載する

 

【ヒットのシンソウ】

自分専用テレビとしてデスクトップでVODを満喫

「Makuakeで先行販売し、今年1月までに5000万円を達成。地上波、BSチューナーは非内蔵ですが、多くのVODに対応しテレビとしても活躍します。4Kテレビで実績のある映像処理エンジンを搭載し画質面も◎」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★

無線でハイレゾ再生が楽しめる!? プロが解説する注目DAP・ワイヤレススピーカー3選【2023年上半期で売れたモノSELECTION デジタル編】

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「デジタル編」から、高音質で楽しめる注目のワイヤレススピーカーとDAPの3モデルを紹介。専用機ならではの良音再生や無線でもハイレゾ再生が楽しめるなど、ヒットの秘密を解説してくれるのはAVライターの野村ケンジさんとAV評論家の藤原陽祐さんだ。

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【ワイヤレススピーカー】ハイレゾ再生にも対応したストリーミング時代の飛行船

Bowers & Wilkins
Zeppelin
実売価格10万8900円
2022年3月発売

2007年(※)にiPhone / iPod用スピーカーとして登場したZeppelinの4代目モデル。専用のMusicアプリですべての設定や操作が行える。Deezer、Spotify、Amazon Musicほか音楽サブスク再生(ハイレゾ対応)なども可能だ。

※ 国内発売は2008年

 

↑3Way5スピーカーによる構成。左右にツイーターとミッドレンジ・ドライブ・ユニット、中央に150mmの大口径サブウーファーを搭載する

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>AV評論家 藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経てフリーに。イヤホンからハイエンドオーディオまで明確に論評する。

 

伝統あるブランドの艶やかな音が堪能できる

「世界的なスピーカーメーカーB&Wが手がけたHi-Fi志向の強いワイヤレス・スマートスピーカー。96kHz / 24bitのハイレゾ・ストリーミングサービスに対応し、フレッシュで艶やかなサウンドが楽しめます」(藤原さん)

売れ行き:★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★

 

【DAP】あらゆる音源を専用機ならではの良音で再生

ソニー
ウォークマン NW-A300シリーズ
実売価格4万6200円(NW-A306)
2023年1月発売

最大約36時間再生が可能な “ストリーミングウォークマン” 。ワイヤレス再生時や音楽サブスク利用時に音質アップスケーリング機能「DSEE Ultimate」を適用可能だ。64GB(A307)と32GB (A306)をラインナップ。

 

↑金を添加した「高音質はんだ」を採用し、音の広がりと定位感が向上。基板配置を最適化し、S / N感(※)もアップした

 

※:S / Nとは、シグナル(S)に対するノイズ(N)比率のこと。実際の聴感としてのクリアさについて、「S / N感が良い」「高S / N」などと表現する

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>AVライター 野村ケンジさん
ヘッドホン・イヤホン、DAPなどに明るい。TBSテレビ開運音楽堂「ノムケンLab」に出演中。

 

専用プラグでつなぐとより高音質で楽しめる

「上位モデルと同じ4極3.5mmコネクタを用いた “グラウンド分離” を採用。専用プラグを利用すると、さらに音質が向上します。Blue toothのLDAC接続にも対応しており、ニュアンス表現の巧みさもなかなかです」(野村さん)

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★★

 

【DAP】有線でも無線でもハイレゾ再生が楽しめる

Shanling
M0Pro
実売価格1万9770円
2023年3月発売

2018年にヒットした超小型DAP「M0」の最新作。手のひらに収まる小型サイズながら、最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD128の再生が可能だ。LDACに対応し、ワイヤレスでもハイレゾの高音質が楽しめる。

 

↑別売の「3.5mm to 4.4mmバランスアダプタ」(実売価格1980円)。4.4mmのバランス出力が可能になる

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>AVライター 野村ケンジさん

 

この価格でこの装備と機能。ヒットも納得の一台です

「DACにESS社製『ES9219C』をデュアル搭載し、端子も3.5mm5極端子を用いたバランス出力を採用。BluetoothはLDACやaptXに対応するうえ、USB DAC機能も備えるなど高コスパです。初回ロットは1週間で完売」(野村さん)

売れ行き:★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★★

フルシリコンの有線イヤホンが快適な “寝ホン” へ誘う。注目のイヤホン・ヘッドホン3選【2023年上半期で売れたモノSELECTION デジタル編】

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「デジタル編」から、注目のイヤホン・ヘッドホン3モデルを紹介! ヒットの秘密をAVライターの野村ケンジさんに教えてもらいました。

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が教えます

AVライター 野村ケンジさん
ヘッドホン・イヤホン、DAPなどに明るい。TBSテレビ開運音楽堂「ノムケンLab」に出演中。

 

TWS】クラファンMakuakeで9166%を達成した大注目モデル

SOUNDPEATS
Opera 05
1万3999円
2022年7月上旬一般発売

イヤホン専門ブランドとして13年の歴史を持つ同社のTWS。LDACコーデックに対応し、Bluetooth接続でハイレゾの高音質が楽しめる。本機「05」は3基のドライバーを搭載した贅沢な仕様で、2基構成の「03」も同時発売。

 

↑同社のフラッグシップモデルだけにリッチな仕上がり。素材や塗装にこだわっており、見た目でも愉しめる

 

【ヒットのシンソウ】

フィット感に優れるうえANC効果も上々

「耳側の形状に工夫が凝らされていたり、楕円形ノズルを採用されていたりすることで高いフィット感と高性能なANC効果を確保。サウンドは、細やかなディテール表現と迫力の良さを巧みに両立させています」(野村さん、以下同)

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★★

 

【有線イヤホン】フル・シリコン構成によりリラックスできる装着感を実現

AZLA
ASE-500
実売価格2860円
2022年10月発売

ドライバーとケーブルを除く本体からイヤーピースまでをフル・シリコン構成の有線イヤホン。柔らかく、突起のない形状なので、寝ながらでも快適に使用できる。超小型高性能ドライバーを搭載し、サウンド面も文句なし。

↑5.7mmドライバーを搭載。シリコン筐体でドライバーを包み込む設計によりフィッティングを向上させている

 

↑直線的な振動板の動きと最適化されたモーターによる低歪みを実現。クラス最高レベルの性能を誇る

 

【ヒットのシンソウ】

寝転びながらでも 安心して聴ける

「シリコン素材で全体が覆われた小型のイヤホン本体により、日本では寝転がりながらでも使える“寝ホン”として高い人気を得ています。スピード感があるクリアなサウンドが特徴で、低域の量感も十分」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★

 

【ヘッドホン】立体音響などの制作に適したクリエイター向けモデル

ソニー
MDR-MV1
実売価格5万9400円
2023年5月発売

ヘッドホン内部の反射音を低減する背面開放型音響構造を採用し、立体的な音響空間での優れた空間表現が可能。立体音響など様々な音源の奥行きや細部まで、クリエイターが意図した音楽表現を精緻に再現する。

 

↑専用開発のドライバーユニットを搭載。超広帯域再生や広ダイナミックレンジ再生を実現し、立体音響音源の定位感や空間情報を表現する

 

↑背面開放型のハウジング音響構造を採用。信号処理で付与された反射音への影響を抑えて正確に音場を再現する

 

【ヒットのシンソウ】

脚色のないストレートなサウンドが好印象

「各サイトの売り上げランキングで有線モデルとして唯一上位に食い込むなど、瞬く間に人気モデルとなりました。一切の脚色がないストレートなサウンド表現や揺るぎない定位で、プロ・アマ問わず好評です」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★★
影響力:★★★★

快適な装着感で “ながら聴き” に最適! プロ厳選の「フローティングイヤホン」3選【2023年上半期で売れたモノSELECTION デジタル編】

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「デジタル編」から、フローティングイヤホンをピックアップ。装着感とサウンドのバランスが良く、ながら聴きにうってつけと人気が高い理由とおすすめモデルを、AVライターの野村ケンジさんに教えてもらいました!

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

フローティング型は “ながら聴き” に最適

続々と新製品が登場するオーディオ機器のなかでも、ここ数年最も勢いがあるのがイヤホンだ。なかでもTWS(完全ワイヤレス)は人気を牽引している。

 

「TWSなどのカナル型イヤホン(先端にイヤーピースが付いているタイプ)は、遮音性の高さや音漏れの少なさから、特に日本国内では絶大な人気を誇ります。しかし、周りの音が聞こえにくい特性が逆にデメリットとなり、屋外では危険を伴うなど、やや使いづらさを感じることも。また、耳穴に押し込むので、長時間使い続けるのを負担に感じる人もいます。それを解決してくれる骨伝導イヤホンも登場していますが、音量や音質の面でまだまだ改良の余地があります」(野村さん、以下同)

 

そんななか、昨今注目を集めつつあるのが、耳穴の前にドライバーを配置する構造の「フローティングイヤホン」だ。

 

「フローティング型のイヤホンは、耳に対する身体的負担がほとんどなく、ごく一般的なダイナミック型ドライバーを搭載するため、音質面でも優位性があります。明るい高音と深みのある重低音を楽しめるだけでなく、周囲への音漏れも低減。特に、屋外で “ながら聴き” をする機会が多い人にとっては、ベストな選択肢と言えるでしょう」

 

耳穴を圧迫されることなく快適に高音質を楽しめる

Shokz
OpenFit【オープンイヤーTWS(2023年4月 GREEN FUNDING開始)】
2万1397円 (GREEN FUNDING早割)

骨伝導イヤホンで知られるShokz初のオープンイヤーTWS。クラファンで約1万人、2.5億円以上の支援を得て国内のイヤホン系では歴代1位に。イヤーバッズを耳の周りに装着するため、耳穴を塞ぐことなく快適に音楽を聴ける。

 

↑2つのパーツで構成される超軽量コンポジット振動板を採用したドライバーユニットを搭載。振動板の周りのポリマーリングが豊かなサウンドを実現する

 

↑専用の「Shokz App」を使えば自分だけの音をカスタマイズ可能。イコライザー調整や、ボタン機能のパーソナライズなどが簡単に行える

 

↑2層構造のリキッドシリコンを採用したイヤークッションコアが、あらゆる耳の形状にフィット。長時間でも快適にリスニングが可能だ

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>AVライター 野村ケンジさん
ヘッドホン・イヤホン、DAPなどに明るい。TBSテレビ開運音楽堂「ノムケンLab」に出演中。

 

装着感が良く音漏れもなしサウンドのバランスも上々

「耳掛け型なので圧迫感がなく、TWSのように耳から落ちる心配もなし。サウンドは中高低のバランスが良く、ボーカルもしっかりと耳に届きました。フローティング型ながら音漏れも気になりません」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★★

 

【コレもヒット!】

耳の前にスピーカーが浮き快適な装着感と高音質を実現

ソニー
Float Run
実売価格1万8700円

耳の前に浮いたスピーカーから音が流れるため、圧迫感や耳の周りの骨の振動がなく、違和感や疲れを抑えられる。大音量になりやすいランニング時などにもオススメだ。

 

↑耳穴に何も入れない快適な装着感と高音質を実現。ランニングなどのスポーツ時や、ながら聴きなどに最適だ

 

フローティング&軽量でより快適にリスニング可能

nwm
パーソナルイヤースピーカー nwm MWE001
実売価格8250円

両耳9gの軽量かつオープンイヤー構造により、着けていることを忘れてしまいそうなイヤホン。有線タイプなので充電がいらず、音切れの心配もなく、快適に良音を楽しめる。

 

↑パーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)技術を初採用。耳を塞がなくても、音漏れを逆相で打ち消すことで最小限に抑える

分離するスピーカー、ソニー「HT-AX7」レビュー。ちっちゃい分身どこに置く?

↑ソニーのHT-AX7。ソニーストアでの価格は7万7000円(税込)

 

「立体音響」なる言葉をご存知でしょうか? 3Dオーディオと呼ぶこともありますが、これは音場を三次元的に捉える方式のこと。アップルの空間オーディオ、ソニーの360 Reality Audio、あるいはDolby Atmosなど、各メーカーが独自のシステムを提案しており、近年特に注目されている技術です。

 

右耳と左耳の2方向から聞こえているはずの音が、上や後ろなど、立体的な奥行きをもって感じられるのが立体音響の魅力。ただし、そのサウンド表現には技術的な難しさや、複数のスピーカーが必要になるなどの課題がありました。いわば映画館のような聞こえ方を再現するようなものですからね。

 

こうした課題を「スピーカーを好きな場所に置けるようにすれば良いのでは?」と、おもしろいアプローチで解決してきたのが、今回レビューするワイヤレススピーカー「HT-AX7」です。かなり独特な構造をしていますよ。

 

リアスピーカーを分離させて、立体的な音場を形成

↑一見するとスタンダードなワイヤレススピーカー

 

見た目こそシンプルでおしゃれなスピーカーですが、TOP画像を見てもわかるように、上部の円盤型の部分は取り外しが可能。つまり、オーバル型の本体(フロントスピーカー)+円盤型のリアスピーカー×2基の、合計3基のスピーカーが1つになっているんです。

↑天面はシリコンカバーで覆われており、再生や音量操作ボタンはカチッと押し込んで操作

 

使い方は一般的なワイヤレススピーカーと同様で、Bluetoothでスマホやタブレットと接続するだけ。映画鑑賞とも相性が良いため、テレビと無線接続するのもオススメです。

↑リアスピーカー設置部には充電端子が備わっている

 

フロントからリアスピーカーを取り外すと、その下には充電端子があります。フロント本体への充電はUSB Type-Cを使いますが、リアスピーカーへはフロント側から無線で給電するわけですね。バッテリー駆動時間はスピーカー全体で約30時間です。

 

リアスピーカー自身の裏側はこんな感じ。中央の丸い部分が充電端子で、本体の端子側に接触させると充電が可能です。

↑リアスピーカーの裏側には、電源ボタンやLRの向きが印字されている

 

↑インテリアのような優しい雰囲気を与えるファブリックカバー

 

フロントもリアスピーカーも、同色のファブリック素材で覆われています。ガジェット感が抑えられており、モダンなインテリアのようにも見えますね。

 

スピーカーのスペックは、フロントが49×71mmのドライバーを2基搭載、エンクロージャーはパッシブラジエーターを採用。リアスピーカーは60mmのドライバーを1基ずつ搭載し、エンクロージャーにはアコースティックサスペンションを採用しています。

 

前と後から音を出せば、それはもう確実に立体的

フロントとリアを分離させることによるメリットは、立体音響空間を即座に形成できること。映画館のような立体的な音響体験を、場所を選ぶことなく作り出せるのが最大の特徴です。

 

オフィシャルの動画では「ミニマルシアター」と銘打っており、ホームシアターのミニマル版を意識している感がありますね。ソニーは立体音響を形成できるスピーカーを数多く手掛けていますが、その多くは複数のスピーカー設置&購入が必要でした。HT-AX7なら、そうした複数購入が不要になるわけです。

↑リアスピーカーは頭の背後に置くのがベスト

 

たとえばこうして、ソファの背もたれにリアを配置し、自分の正面にはフロントを配置。この状態で音楽や映画を鑑賞すると、立体的な音響を感じられるわけです。ソファはテレビに向かって配置してあることが多いため、スピーカーをテレビと接続すれば、まさにミニマルシアターを構築できますね。

 

気になる音質は、音楽を再生すると音が正面からではなく全方位から聞こえる感覚があります。ジャンルによってはその効果がわかりにくいものもありますが、「普通のスピーカーとは違うな」という感じはしました。ちょっとした、包まれ感があります。

 

一方、音楽ではなく映画を視聴すると「効果音があちこちから聞こえる!」と、立体音響のウマ味をダイレクトに感じました。たとえば騎馬隊が突撃するシーンでは、蹄の音や剣戟の音などが四方八方から聞こえてきて、かなり映画館っぽい印象に。リアを背後に置いた場合と、あえてフロントに戻した場合とで比較してみましたが、格段に臨場感が違いました。

↑上向きではなく、あえて角度をつけて配置すると聞こえ方が変わる

 

リアから出る音は中低音がややカットされており、フロントから出ている音とチューニングが異なります。立体音響を作り出す「SOUND FIELDエフェクト」を、ボタンを押してオフにすると、フロントとリアとが同じ音を再生するようになります。こうなると部屋全体で同じ音が鳴ってくれるため、複数のスピーカーを繋ぐペアスピーカーのような使い方が可能です。リビングにはフロントを、キッチンにはリアを配置して、同じ音楽を楽しむといった使い方ですね。

↑スピーカー本体の持ち運びはスムーズ。あちこち設置してみて、お気に入りの場所を探すのも一興

 

従来のホームシアターのように、聴く場所を固定する必要がなくなったのは画期的。しかし、実際にフロントとリアをベストな場所に配置できるかは、ご家庭の間取りに左右されるでしょう。ソファがないお家もありますし、かといって床置きするのも気が引けるものです。

↑デスクの左右に置いても、一応の広がりは感じられる

 

たとえばデスクに置いて使うなら、無理してリアを背後に置かず、リスナーの左右、離れた位置に配置するという方法も。壁際に配置すると音が回り込んでくれるため、いくらか立体感は強まります。

 

タブレットでの映画視聴が特にオススメ。部屋全体を音楽部屋にすることも

HT-AX7はアプリでの細かいコントロール(低音の音量やリア単体の音量調整など)が可能なため、テレビよりもスマホやタブレットと繋ぎたくなります。しかし、映画を見るならテレビのような大画面で見たくなるのも事実。こうなると、アプリが使えてかつスマホよりも大画面であるタブレットとの接続がベストとなります。公式PVでもタブレットと繋いでいましたね。

↑デザイン性が高いため、ポンと置いていても絵になる

 

使い方としては、普段は一般的なポータブルスピーカーのように定位置に据え置いて、映画に没入したいときには、好きな場所にリアを設置してミニマルシアターを形成する、といった形が良いんじゃないかなと。普段から無理にリアを分離させて使おうとする必要はないでしょう。

 

一方で、音楽再生をする場合はフロントとリアを部屋の離れた場所に配置して、部屋全体をミュージックルームのようにするのもおもしろいですよ。これならリスニングポジションも問わないので、かなり気軽に使えます。低音をマシマシにすれば、かなりのパーティ感を醸し出せます。

 

などなど、HT-AX7はさまざまな使い方を提案できるスピーカーでした。3つに分割できるスピーカーがあったら、皆さんならどんな場所で鳴らしてみたいですか?

 

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ノイキャンの「静寂」がすごい、ソニー最新イヤホン「WF-1000XM5」発売前レビュー

ソニーが、ノイズキャンセリング機能を搭載する左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンの新製品「WF-1000XM5」を9月1日に発売。人気の「1000X」シリーズ最新モデルの実力を、発売前に先行レポートします。

 

ニーズに応え、順当に進化してきたソニーの1000Xシリーズ

1000Xはソニーのワイヤレスヘッドホン・イヤホンの中でも、最高品質のサウンドとノイズキャンセリング機能を持つ製品だけに与えられるシリーズネームです。左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンは2021年にソニーが発売した「WF-1000XM4」以来、約2年ぶりの新製品。完全ワイヤレスイヤホンは間にM2を飛ばしていますが、2017年に登場した初代のWF-1000Xから順当な進化を続けてきました。

↑WF-1000XM5。製品名末尾のM5は「マーク5」を意味しています

 

完全ワイヤレスイヤホン全体を見渡しても、進化を遂げたり新たなニーズが誕生したりしています。たとえば、耳を物理的に覆う・塞ぐだけでなく、音声信号の電気的な処理によって、音楽リスニングに不要な環境ノイズだけを消去する「アクティブノイズキャンセリング」は、今から10年前だとヘッドホンの特別な機能として注目されていました。

 

現在は完全ワイヤレスイヤホンも、上位クラスのモデルを中心にノイズキャンセリング機能を搭載する製品が普及しています。ソニーの1000Xシリーズやアップルの「AirPods Pro」、ボーズの「QuietComfort Earbuds II」などに代表される人気のモデルを、街中や電車・飛行機で活用しているユーザーを見かける機会も増えました。筆者も手荷物をコンパクトにできるので、最近はもっぱら完全ワイヤレスイヤホンを外出時に持参しています。

↑2017年に発売された初代のWF-1000X

 

↑2019年に発売された“2代目”のWF-1000XM3

 

さらにコロナ禍を経て、ハンズフリー通話にも使えるワイヤレスイヤホンがリモートワークの音声コミュニケーションに欠かせないツールになりました。特に完全ワイヤレスイヤホンはビデオ通話の際に装着したまま動き回ることができますし、見た目も目立ちにくいことから有線イヤホンよりも使いやすく、人気を博しています。

 

こうした背景のもと、2021年の発売以来、ユーザーの音楽リスニングから音声コミュニケーションまで広くサポートしてきたのがWF-1000XM4であり、後継機として最新機種のWF-1000XM5が登場したわけです。

 

では、どのようなアップグレードを果たしたのか、新旧モデルを比べながら紹介します。

 

鳴りっぷりのよい新開発ドライバー。ハイレゾワイヤレス再生の音がひと味違う

最初は音質を比較しました。新旧1000Xシリーズのワイヤレスイヤホンはともに、ソニーが開発した「LDAC(エルダック)」というBluetoothオーディオの伝送技術により、ワイヤレス接続でハイレゾ再生を楽しめます。スマホやオーディオプレーヤーの側もLDACに対応している必要があるので、今回はソニーの「Xperia 1 V」をリファレンスにして聴き比べました。

↑WF-1000XM5とLDACで接続可能なソニーのスマホ、Xperia 1 Vでハイレゾの楽曲を聴きました

 

ソニーはWF-1000XM5のために音の心臓部となるドライバーユニットを新しく設計・開発しました。「ダイナミックドライバーX」と名付けたユニットは、WF-1000XM4のユニットよりも口径サイズが大きくなっています。また振動板の素材や構造も変更。結果、WF-1000XM5はよりパワフルで余裕のある鳴りっぷりが魅力的です。

 

ボーカルの質感はきめ細かく、ピアノやギターの音色は自然な鮮やかさで再現します。リズムは立ち上がりが鋭く、肉付きも充実。ベースやドラムスの低音はWF-1000XM4に比べてスムーズで伸びやかです。Amazon Music Unlimitedなどで配信されているYOASOBIの『祝福』『群青』、上原ひろみのアルバム「Silver Lining Suite」から『ジャンプスタート』などの楽曲を聴くと、WF-1000XM5によるハイレゾワイヤレス再生の懐の広さ、立体感の向上ぶりがよくわかると思います。

 

なお、WF-1000XM5にはLDAC接続に対応していないiPhoneと組み合わせた場合でも、ハイレゾ級の高品位なワイヤレスオーディオ再生を楽しめるアップスケーリング機能「DSEE Extreme」が搭載されています。専用アプリの「Sony | Headphones Connect」から機能をオンにすると、AIによる機械学習をベースにしたリアルタイム解析アルゴリズムにより、ボーカルや楽器などそれぞれの音源に最適なアップスケーリングを行ないます。

 

DSEE Extremeは「音がピカピカに磨かれる」というよりも、「極めてナチュラルな音に包まれる臨場感」といった印象。YouTubeやゲームの音声にも有効なので、いろんなコンテンツでその効果を確かめてみてください。

↑iPhoneとの接続時にはDSEE Extremeをオンにするとハイレゾ級の高音質再生を楽しめます

 

ノイズキャンセリング機能は静寂のクオリティが高い

続いてノイズキャンセリング機能を体験してみます。ソニーは「世界最高のノイズキャンセリング品質」を実現したことが、新しいWF-1000XM5の特徴であるとしています。

 

ノイズキャンセリング機能の出来映えを測る基準は、イヤホン自体の消音性能の「強さ」だけではありません。どんなユーザーの耳にも快適にフィットする装着性能の高さも大事です。

 

その点、新しいWF-1000XM5は、WF-1000XM4から小型・軽量化しています。重さは約20%、体積は約25%もサイズダウンしました。また、イヤホン本体は曲線を活かしたデザインにしたことで、耳にとても心地よくフィットします。ソニー独自設計の「ノイズアイソレーションイヤーピース」も、WF-1000XM4に付属するものから形状をブラッシュアップしたことで装着安定性を向上させました。

↑左がWF-1000XM5、右がWF-1000XM4。イヤホン本体のサイズがかなりコンパクトになりました

 

↑左がWF-1000XM5、右がWF-1000XM4に付属するソニー独自開発のイヤーピース。耳に装着して固定しやすい形状になっています

 

ほかにも内蔵するICチップの改良、環境音を集音するためのマイクの追加、先述したドライバーユニットのパワーアップなど、数々の変更が加えられています。WF-1000XM4と聴き比べるとWF-1000XM5は特に人の話し声のほか、エアコンのファンが回る音や自動車のモーター音など、持続的に響く低い音のノイズがよく抑えられています。

 

さらにWF-1000XM5は、音楽再生時にも自然な消音効果がかかります。ソニーが掲げるノイズキャンセリング性能の「世界最高品質」の意味とは、ほかのノイズキャンセリング機能を搭載するワイヤレスイヤホンに比べて、消音モード時の「静寂のクオリティ」が高いことだと筆者は考えます。クラシックやジャズの静かな楽曲を聴いてみると、WF-1000XM5は全体にノイズが少なく、立体的な音像をシャープに描いてくれるのです。

 

消音効果が単純に強くかかるのではなく、音楽と無音の合間に漂う空気感のようなものも丁寧に存在感を引き立てます。WF-1000XM5でヒラリー・ハーンの『パガニーニ:24の奇想曲 第24番』を聴いてみたところ、生命力あふれるバイオリンの音と、めくるめく表情の変化に圧倒されました。録音された音楽や映画の音声を聴いているのに、まるでコンテンツの中に入り込んで音に包まれているような、生々しい体験に触れられるところに「ソニーのノイキャン」の凄みがあります。

 

疲れない装着感。AIにより通話性能も強化

イヤホンが軽いと、長時間身に着けていても疲れを感じにくくなるため、オンライン会議などハンズフリー通話での使用にも適しています。ただし、イヤホンの装着感は人それぞれに耳の形が異なることを前提として「相性の良し悪し」によって評価する必要もあります。

 

筆者の場合、WF-1000XM4ぐらいの、少し大きめなイヤホンの方が耳穴の中だけでなく、外耳にも触れて安定するので、屋外で移動しながら音楽を聴きたいときに安心感があります。そしてあくまで筆者の印象ですが、曲線を活かしたWF-1000XM5のデザインは柔らかな印象があり、WF-1000XM4まで続いたガジェット的なイメージが一変しています。両者を並べてみるとデザインの好みが割れそうです。

 

WF-1000XM5の購入を真剣検討する段階では、ぜひショップなどに展示されている実機の外観をよく見て、できれば試着してみることをおすすめします。

↑左がWF-1000XM5、右がWF-1000XM4。新機種はケースも含めてよりコンパクトに、柔らかなデザインになっています

 

最後にハンズフリー通話について補足しておきます。WF-1000XM5は内蔵するマイクの改良を図り、さらに集音した音声からAI解析により通話に不要なノイズ成分だけを消す「ボイスピックアップテクノロジー」を搭載しています。試しに、家族にWF-1000XM5とWF-1000XM4を交互に装着してもらい、通話音声を聴き比べてみました。WF-1000XM5の方がノイズに強く、またユーザーの声を拾って力強く伝えるマイク性能を実感できました。

 

通話性能の高さに加えて、たとえばパソコンとスマホのように、同時に2台までのデバイスに接続して待機状態にできるマルチポイントにも対応しているので、WF-1000XM5はビジネスシーンでも使いやすいコミュニケーションツールになると思います。

 

4万円のワイヤレスイヤホンの価値を体験してほしい

WF-1000XM5はソニーが最高品質にこだわった完全ワイヤレスイヤホンです。その分、ソニーストアでの発売時価格は4万1800円(税込)と高価ですが、フラグシップの実力を見れば価格も相応しいと筆者は感じました。いまの完全ワイヤレスイヤホンに求められる最高のクオリティと、思いつく限りの多彩な機能をWF-1000XM5が備えていることを考えると、むしろコスパの高いワイヤレスイヤホンであるとさえ言えます。

 

ソニーにはいま、ノイズキャンセリング機能を搭載する左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンとして、1万円台で買えるエントリークラスの「WF-C700N」や、軽量設計を追求した2万円台のハイエンドモデル「LinkBuds S」もあります。それぞれ用途に最適化したイヤホンたちなので、比較検討をした際に、無理に4万円もかけて1000Xシリーズを選ぶ必要はもちろんありません。

 

ただ、いまお気に入りのワイヤレスイヤホン、ワイヤレスヘッドホンを持っている方も、一度WF-1000XM5の実力を体験する価値はあると思います。

 

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PC不要でカセット音源をデジタル変換できる「ローファイを楽しむ80’sカセットプレイヤー」

サンコーは、「ローファイを楽しむ80’sカセットプレイヤー」を発売しました。サンコー公式通販サイト、直営店、取扱店、ECサイトなどで販売します。価格は4980円(税込)。

 

ローファイを楽しむ80’sカセットプレイヤーは、カセットテープのアナログ音声をデジタル変換できるカセットプレイヤー。幅116×奥行30×高さ90mmとコンパクトサイズなほか、単三乾電池2本(別売)またはUSB給電で使用できます。アルカリ乾電池の場合は、約4時間の連続再生が可能となっています。

 

カセットテープの音声を、パソコンを使うことなく、ボタンを押すだけでデジタルデータに変換できます。カセットテープをセットし、USBメモリーを差し込んだら、変換操作ボタンを押し、カセットを再生。再生が終わったら停止ボタンを押し、録音操作ボタンを押したらデジタル変換が完了します。

 

プレイヤーとしての機能は、再生・早送り・巻き戻し・オートリバースに対応。またデザインは、昔懐かしいレトロなたたずまいを採用しています。シティポップをカセットで楽しみたい、カセットテープの音源を当時のままデジテルデータで残したい、そんな人たちにおすすめとのこと。

 

<仕様>

・サイズ:幅116×奥行30×高さ90mm、重量:約200g

・電源:単三乾電池2本(別売)またはUSB5V 1.0A以上

・トラック方式:4トラック、2チャンネル、テープスピード:4.76m/s±5%

・録音ビットレート:128Kps

・再生形式:MP3/WAV(※USBメモリー接続時)

・保存形式:MP3

・音声出力端子:直径3.5mmステレオミニジャック

・稼働時間:マンガン乾電池使用の場合約1時間、アルカリ乾電池使用の場合約4時間

・対応テープ:ノーマルタイプのみ(60分以下のテープを推奨)

・ケーブル長:約730mm

新発売の「DJI Osmo Action 4」、海外メディアはどう見た?

DJIは新型アクションカメラ「Osmo Action 4」を国内外にて発表しました。国内価格は「スタンダードコンボ」が5万8300円で、すでにオンラインストアで販売を開始しています。

↑Osmo Action 4(画像提供/DJI)

 

シリーズ4世代目のアクションカメラとなるOsmo Action 4の最大の特徴は、センサーサイズが1/1.3インチへと大型化されたこと。これは前モデル「Osmo Action 3」のセンサーサイズこと1/1.7インチを上回るだけでなく、ライバルのGoProが販売している「GoPro Hero 11 Black」の1/1.9インチよりもかなり大きなサイズです。

 

Osmo Action 4を試用した海外メディアのPocket Lint(PL)によれば、同アクションカメラはGoPro Hero 11 Blackと比較して、暗い場所での撮影性能が明らかに高く、ディテールをより良く捉えることができるようになったとのこと。その一方で、明るい場所の場合、GoPro Hero 11 Blackの鮮明な色づくりのほうが好みだったとも述べています。

 

Osmo Action 4は18mの防水性能(Osmo Action 3は16m)を備え、本体前後にタッチスクリーンを搭載。4K解像度/120fpsでの動画撮影や1080p/240fpsでのスローモーション撮影が可能です。PLによれば、電子手ぶれ補正機能の性能はGoPro Hero 11 Blackと遜色なかったそうですが、水平維持機能に関しては、GoPro Hero 11 Blackのほうが優れていたとのこと。

 

結論として、PLはOsmo Action 4とGoPro Hero 11 Blackは、どちらも市場にある最高のアクションカメラだと述べています。屋内や夜間の撮影が多い場合には、Osmo Action 4の大きなイメージセンサーの撮影能力が役に立ちそうです。

 

Source: DJI via Pocket Lint

要望もあるけど、「Dyson Zone」は確実に新しいデバイス感を放った製品だ

ダイソン初となるウェアラブル製品、「Dyson Zone空気清浄ヘッドホン」が日本で5月23日に発売された。

 

Dyson Zoneはダイソンが得意とする空気清浄機能を搭載したヘッドホン。ヘッドホンのハウジング部分のコンプレッサーで外気を取り込み、2層構造のフィルターで微細な粒子を除去して、きれいな空気を口元に届けるのが大きな特徴となっている。

↑Dyson Zone

 

ではどのような環境で使うと、身をもってDyson Zoneの良さを体感できそうか。最近だと考えられるのは、カナダの森林火災が影響を及ぼしているといわれるニューヨークだ。微細な「PM2.5」などの粒子状物体が占める濃度は、ニューヨークで過去最大レベルとなっており、実際にマスク姿で黄色く霞んだ街を歩く人の様子も多方面で報じられている。

 

一方の日本はどうかというと、ニューヨークほど身体に害を与える環境ではないように思う。「tenki.jp」で主要都市のPM2.5分布予測を確認したところ、黄色やオレンジ色で「非常に多い」「極めて多い」と示されているのは、日本ではなくお隣の韓国や中国だった。これは6月28日時点でのデータだ。

↑tenki.jpで示されたPM2.5分布予測(6月28日時点)

 

ダイソンによるプレゼンテーションの際も、大気が汚染されている主な街としてニューヨークや中国が紹介され、「日本がめちゃくちゃ汚れている」という発言はなかった。Dyson Zoneの空気清浄機能について身をもって体感するなら、日本を離れて使う必要がありそうだ。

 

少し長い前置きになったが、必要にかられて使用する製品ではない。だが、ジャンルとしては新しく、製品の完成度は気になるところ。そこで、今回Dyson Zoneを試してみた。

 

シールド装着の手間はあるものの、マスクよりも快適

実際に装着してみると、シールドからの風当たりは心地良く、夏場は特に口元が蒸れてくるマスクを長時間しつづけるよりは快適。心地良い空気が口元に当たっていて、蒸し暑い季節にはもってこいだ。

↑シールドから口元にやや涼しい風が当たる感覚だ

 

いい空気を吸っている感はあり、フィルターを通して送られてくる空気を不快に感じることはなかった。ハウジング部の静電フィルターは0.1μmまでの粒子状汚染物質を99%キャッチして、カリウムを含むカーボンフィルターが二酸化窒素(NO2)や二酸化硫黄(SO2)などの酸性ガスを捕らえるとのこと。交換は1年に1回のペースで良いという。

↑微細な汚染物質をキャッチし、きれいな空気を口元のシールドに届けるイメージ

 

口元に最も近いシールドは口や顎に直接触れない構造で、装着時に圧迫感や不快感を覚えることはなかった。

 

だが、ヘッドホンを装着する度にマグネットでシールドを装着しなければならず、これが面倒だと感じる。シールド内のメッシュ部分を水で洗えるのと、ヘッドホン単体として使えるようにシールドの取り外しができる利点はあるわけだが、それにしても装着時にすぐに外れてしまうのが難点だ。

↑シールドはマグネットで装着できるが、外れやすい

 

↑メッシュ部分を取り外して、水で洗える

 

MyDysonアプリで周囲の空気の状態がわかる

MyDysonアプリを使うと、Dyson Zoneの状態を一目で確認でき、空気質やフィルターの寿命などがわかる。後述するアクティブノイズキャンセリング機能のオン/オフはヘッドホンのイヤーカップをダブルタップするか、MyDysonアプリから切り替えることも可能だ。

↑MyDysonアプリ。空気質やヘッドホンの状態、フィルター交換が必要かどうかまで教えてくれる

 

↑ヘッドホンのハウジング部分のカバーを外せば、フィルター交換ができる

 

各項目の中でも特に良いのが空気質のリアルタイムモニタリングだ。これはほかのサイトからデータを引っ張ってきているわけではなく、Dyson Zoneのセンサーが捉えた二酸化窒素(NO2)や、そのほかの酸化ガスの濃度に基づき周囲の空気質を視覚的に表示するもの。空気が汚れているのか、それともきれいなのか、というデータを色付きのグラフで示す。

 

・赤色:とても汚れている(9.0+)

・オレンジ色:汚れている(7.0から8.9)

・黄色:やや汚れている(3.0から6.9)

・緑色:きれい(0から2.9)

 

都内近郊の自宅と都内で試したところ、自宅は緑色できれいな空気質、都内では黄色でやや汚れているという結果となった。ただ、空気質がわかっても、どのようなタイミングでシールドを装着すれば良いのかがわからない。たとえば、アプリで「空気質が悪いです。シールドを装着しましょう」といった注意喚起があると、さらにわかりやすいだろう。アプリのアップデートに期待したい。

↑空気質のグラフとその説明文。どちらもアプリ内で確認できる

 

ヘッドホンとしてはどう?

ではヘッドホン単体で見るとどうか。

 

Dyson Zoneは空気清浄機能とは別にもうひとつの機能を搭載する。アクティブノイズキャンセリング機能だ。

 

ヘッドホンのコンプレッサーは、1分間に最大9750回転する。ただ、コンプレッサーの回転数が高くなるに連れて、大量の空気が移動するとともにノイズも発生する。それを防ぐため、コンプレッサーを内部で吊り下げる構造とし、振動がほかの部品に直接伝わらないようになっている。

↑吊り下げ式のコンプレッサー。振動がほかの部品に伝わりにくくするための工夫だという

 

それに加えて、逆位相の音の波形を生み出すアクティブノイズキャンセリングによって、モーターの回転音や外部のノイズをかき消している。これが実に優秀で、ヘッドホンのハウジング部分にコンプレッサーが埋め込まれていることを忘れてしまうほど、静寂に包まれる。もちろん、完全に消えるわけではなく、若干コンプレッサーの音や車の走行音などは聞こえるが、数メートル離れた人の話し声は聞こえない。アクティブノイズキャンセリング機能をオフにすれば、それらの音はハッキリと聞こえる。

 

音質はどうだろう。テクノやダンスミュージックは、かなりズッシリ耳元で音が鳴る印象だ。ギター1本のフォークソングもカッティングの音がよく聞こえるし、ボーカルや楽器の定位感も損なわれず自然に再現できている。ただ、音数が少ない曲ほどスーというコンプレッサーの音は少し気になる。集中して音楽を楽しみたい場合は厄介だろう。

↑送風量を調節して「低」にして、アクティブノイズキャンセリング機能をオンにしても、コンプレッサー音は微かに聞こえる。どうしても気になる場合は送風を「OFF」にすれば良い

 

とはいえ、コンプレッサーの音を除けば、全体的な聞こえのバランスは良い。低音域や高音域が極端に際立って聞こえることはないし、バスドラムやタム、スネアドラム、ハイハットなども欠けることなくクリアに聞こえる。

 

新しいデバイスを持っている感はあるものの、今後に期待したい部分も

短期間ながら実機を試すと、やはり新しいデバイスを持っている感は確実にある。ヘッドホンはどれも見飽きた、という人にも試す価値はありそうだ。空気清浄機をヘッドホンに詰め込む技術力にはあっぱれだし、息がしづらいマスクをするよりもやや涼しい風が当たって快適なのは確か。

 

とはいえ、新しいデバイスだけにもちろん要望もある。約670gという重さや、目新しさからくる、街で装着したときの気恥ずかしさがあり、結果的に空気清浄機とヘッドホンは別でもいいかもしれない、と思わせる。約12万円の価格も難しいところ。

↑手にするとズッシリとした重さを感じる。装着していると頭や首回りが疲れる

 

ただ、裏を返せばそこには改善の余地があるわけで、今後の進化に期待したいところだ。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

推し活捗る~! スマホからCD楽曲取り込める「ラクレコ」がmicroSDを搭載

バッファローは7月27日、スマホ用CDレコーダー「ラクレコ」シリーズから、microSDスロットを搭載した、DVD再生対応モデル「RR-PW2シリーズ」を発表しました。希望小売価格は1万6500円(税込)です。

 

ラクレコは、BCNランキングのスマホ用CDレコーダー市場で2023年上半期シェアNo.1を獲得した、人気のシリーズ。iOS/Android/Fire OS対応のスマホやタブレットに、専用アプリを利用して音楽CDから楽曲を直接取り込めるうえに、専用アプリからDVDの再生もできるCDレコーダー兼DVDプレーヤーです。

 

RR-PW2シリーズは、本体にmicroSDカードスロットを搭載したモデル。スマホに楽曲を取り込むと同時に、挿し込んだmicroSDカードに楽曲を保存できます。保存した楽曲は、アーティスト別に自動で「SDライブラリー」として管理可能。ライブラリーからスマホやタブレットに転送できます。これにより、別の端末への取り込み時や、機種変更時の再取り込みの手間を省けるほか、スマホに取り込んだ楽曲のバックアップにもなります。

 

CDから楽曲を取り込む際にCD音質から低容量の音質まで選べたり、「ラクレコ専用DVDプレーヤー」アプリでDVD再生ができたりなど、これまでの機能ももちろん利用できます。

 

これまで、スマホのストレージを気にして取り込む楽曲をセレクトしていたという人もいるかもしれませんが、別途microSDカードを用意すればその心配もなくなりそうです。配信サービスで聴けない推しの楽曲をどんどん取り込みたい、推し活に励みたい人にピッタリでしょう。

シャープAQUOSから量子ドット有機ELテレビ登場、AIによる高画質化も

シャープは7月25日、4K有機ELテレビの新製品「AQUOS QD-OLED」のFS1ラインおよび、「AQUOS OLED」のFQ1ラインを発表しました。発売はFS1ラインが9月16日で、FQ1ラインが8月5日。市場想定価格はFS1ラインの「4T-C65FS1」が60万5000円(税込)前後、「4T-C55FS1」が44万円(税込)前後、FQ1ラインの「4T-C65FQ1」が47万3000円(税込)前後、「4T-C55FQ1」が33万円(税込)前後です。

 

FS1ラインは、量子ドット有機ELパネルを採用したモデルです。これまでシャープは、XLEDの「EP1ライン」などで量子ドットシートは採用していましたが、量子ドット有機ELパネル搭載モデルとして、新たにラインを作ったことになります。

↑量子ドット有機ELパネル搭載の4T-C65FS1

 

有機ELが発光した青を量子ドットで波長変換し、純度の高い赤、緑、青の3原色を生成。多彩な色を鮮やかに映し出すとしています。また、視野角が広い特性のため、テレビ正面はもちろん、斜めからでも美しい映像を楽します。

 

有機ELの発光量とパネルの温度分布をリアルタイム解析し、発光量を画素単位で制御する「クライマックスドライブ」回路も搭載。これにより、量子ドット有機ELパネルの輝度や色彩性能を引き出し、画面が暗いシーンでは漆黒からきらめきまで緻密に階調を描き、明るいシーンでは色彩豊かな表現で鮮烈さとリアリティのある映像を再現するそうです。

 

加えて、パネルの温度上昇と温度ムラを抑えるために、炭素製の放熱シートとアルミ製の放熱プレートを組み合わせた独自の放熱構造「クールダウンシールド Ⅱ」を搭載します。熱を抑えることで、明るいリビングでも高コントラストな映像を表示するとのこと。

 

画像処理エンジンは、XLEDモデルにも採用されている、AIプロセッサーの「Medalist S4X」を搭載。100万以上の映像を学習したAIが、人の顔や空などを高精度で検知した結果と、映画やドラマといった映像のジャンルに合わせて、色彩・明暗・精細感を自動で調整します。また、部屋の明るさに応じて画質を自動調整する「環境センシング」にも対応しています。

 

スピーカーは、ツイーター2基、ミッドレンジスピーカー4基、サブウーファー1基、ハイトツイーター2基、ハイトミッドレンジスピーカー2基の構成。画面下部と上部にスピーカーを配置することで、音の定位が画面中央に来るようにしています。加えて、立体音響の「Dolby Atmos」に対応しており、包み込まれるような音響体験が可能とのこと。

 

このほか、Google TV対応によって動画ストリーミングサービスを楽しめたり、スマホから映像や写真をキャストする「Chromecast built-in」や「Google Meet」に対応したり、体重計や血圧計で測定した記録をテレビ画面で確認できる「AQUOSヘルスビューアー」を搭載したりしています。

 

4T-C65FS1は65V型で、4T-C55FS1は55V型のモデルとなっています。

 

FQ1ラインは、輝度性能に優れた有機EL素子と、発光による発熱を抑える放熱構造「クールダウンシールド」を組み合わせた「S-Blightパネル」を搭載。さらに、このパネルの明暗表現性能を引き出す「スパークリングドライブ EX」回路を搭載し、たとえば夜空にきらめく花火や星々などを豊かな明暗で映し出すとしています。

↑4T-C65FQ1

 

画像処理エンジンには「Medalist S4」を採用。こちらもAIによる画質調整や環境センシングに対応しています。

 

スピーカーの数はFS1ラインと同じですが、合計出力がFS1ラインの85Wに対して、FQ1ラインは70Wに抑えられています。このほか、Google TVやChromecast built-in、AQUOSヘルスビューアーの搭載などはFS1ラインと同じです。

 

画面サイズは4T-C65FQ1が65V型、4T-C55FQ1が55V型です。

ソニー「世界最高」クラスのノイキャン性能実現したイヤホン「WF-1000XM5」発表

ソニーは7月25日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「WF-1000XM5」を発表しました。市場想定価格は4万2000円(税込)前後で、9月1日から発売します。

 

市場でも高い人気をほこる「WF-1000XM4」の後継にあたるモデル。人気の一方で、賛否両論あるというノイズキャンセリング性能や本体サイズの大きさからくる装着感、発売当初マルチポイントに対応できていなかったなど、ユーザーから出ていた要望に応えたといいます。

↑WF-1000XM5のブラック

 

ノイズキャンセリング性能については、JEITA基準で完全ワイヤレス型のノイズキャンセリングヘッドホンとして、世界最高とうたっています。前モデルに搭載されていた、特に高音域のノイズ処理に強い「統合プロセッサーV1」が、WF-1000XM5では「統合プロセッサーV2」にアップデート。リアルタイムのノイズキャンセリング処理を可能にし、環境に合わせてノイズキャンセリング性能を最適化するといいます。

 

加えて、新たに「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」を搭載。複数のマイクを正確に制御することで、ノイズキャンセリングの実力を向上させています。このプロセッサーにより、イヤホン本体内に搭載するマイク数も6個に増加。片耳にデュアルフィードバックマイクとフィードフォワードマイクがあることで、低域のノイズキャンセリング性能が高まっています。

↑2つのプロセッサーを搭載

 

↑片耳に搭載されているマイク。すぐ下で触れますが、マイクやプロセッサーが増えているにも関わらず、本体は軽量化しています

 

装着感はまず、前モデルから重さが約20%減っており、片耳約5.9gを実現。また、さまざまな人種の耳データと耳の形状を感性評価しながら設計しており、耳の内面にフィットする形状を採用したほか、本体を小さくして耳の干渉を減らしたり、耳から本体が飛び出す部分を少なくしたりしています。

↑プラチナシルバーのモデル。イヤホン片耳のサイズは前モデルの約7.3gから約5.9gに軽量化し、ケースも約41gから約39gになっています

 

なお、今回からイヤーピースにS/M/Lに加えてSSサイズも付属しています。

↑付属品

 

↑イヤーピースは単体でも9月1日に発売されます。一部モデルを除く、ソニーのインイヤーイヤホンで使用可能です。市場想定価格は各サイズ2000円(税込)前後

 

完全ワイヤレスイヤホンの中でもはや当たり前となりつつあるマルチポイント接続は、もちろん対応。OSを選ばず2台同時接続が可能です。

 

音質面では、ドライバーユニットに独自開発の8.4mm径を採用しています。振動板にはドーム部とエッジ部で異なる素材を組み合わせており、柔らかいエッジ部分が低音域を、軽量で高剛性のドーム部が伸びのある高音域を再生します。

↑新開発の「ダイナミックドライバーX」

 

ソニーならではの高音質技術「DSEE Extreme」や、立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応しています。

↑WF-1000XM5の発売時から、対象のイヤホンで利用できるスマホアプリ「Headphones Connect」の新機能「ファインド・ユア・イコライザー」。好みの音のバランスを選択していって、直感的に音質の調整が可能です

 

1年ごとに更新の安心サポートも提供

WF-1000XM5の登場に合わせて、完全ワイヤレスイヤホン向けのサービスも新しくなり、「ヘッドホン ケアプランワイド」の提供が始まります。片方のイヤホンをなくす、あるいは落下による水濡れや落下時の破損に対して、提供や修理などで対応するサービスです。利用料金は1年で3300円(税込)。利用期間は1年ですが、申し出がない限り自動で1年間更新され続けます。

 

メーカー保証内容相当の修理は、何回でも無償で修理するほか、水濡れや破損などの事故についても1回目は無償で、2回目以降は修理費用の50%オフで対応します。1年間の更新後に破損した場合は、再び1回目という扱いになるので無償で修理に対応するとのこと。

 

また、片方のイヤホンの紛失についてはWF-1000XM5の場合5500円(税込)で対応と、一定の免責額で提供を受けられます。こちらは1年間の利用期間の間、1回利用可能です。

 

保証範囲は機器ごとなので、複数台持っていてサービスを受けるのであれば、1台ごとに契約が必要になります。提供開始は7月25日の10時からで、サービス開始時の対象機器はWF-1000XM5のみ。ただし、9月1日になると下記の機種もサービスに対応します。

 

LinkBuds S(WF-LS900N)

LinkBuds(WF-L900)

LinkBuds UC for Microsoft Teams(WF-L900UC)

WF-XB700

WF-C500

WF-C700N

 

なお、ソニーストアで購入履歴のある人、My Sony IDを新規取得した人は初年度50%オフクーポンを利用できるため、初年度は1650円(税込)となります。また、既存の「紛失あんしんサービス」は、ヘッドホン ケアプランワイドに切り替わっていくとのこと。

TCLから98インチの超大画面4Kテレビが登場、お値段98万円

TCL JAPAN ELECTRONICSは7月20日から、98インチの4K UHDテレビ「98C955」の予約を開始しています。

 

98C955は、先日開催されたTCLの戦略発表会で展示されたモデルで、登場が待たれていた製品。今回、製品の概要が明らかになるとともに、予約が開始されました。

 

独自のminiLEDバックライトを搭載しているため、光と影の表現が豊かになり、HDRコンテンツも存分に楽しむことができるとしています。また、大画面なので、テレビから約3m離れた場所で視聴すると、映画館の中央列から30mの位置でスクリーンを見ているかのような映像を楽しめるそうです。

 

チューナーはなく、Google TVを搭載。動画のストリーミングサービスなどを視聴できます。また、HDMI接続によるPCゲームも可能で、最大144Hzのリフレッシュレートに対応しています。

 

価格は98万円前後です。

東芝の本気が見える、Aurexからカセット付きBluetoothスピーカーなど発売

東芝エルイートレーディングは、オーディオブランド「Aurex(オーレックス)」から、カセット付きワイヤレススピーカー「AX-R10/AX-R10C」「AX-T10」2機種と、ワイヤレスカセットプレーヤー「AX-W10/AX-W10C」1機種を発表。7月下旬から発売します。

↑AX-W10C(クリア)

 

Aurexは、ブランドスローガンを「心、躍る。」としたほか、ロゴマークも刷新するなど、誕生50周年を機にリブランディングを実施。Aurexに親しみのない若年層にも共感されるブランドにすることを目標に掲げ、登場したのが今回の新製品です。

↑イラストレーターpomodorosaさんのイラストを使ってプロモーション展開するなど、若年層に寄せています

 

新製品はカセットテープに注目し、曲線的なデザインを採用。また、操作ボタンをシンプルでカラートーンを抑えたピクトグラムに変更したことで、ノイズレスなデザインにしたとしています。

 

AX-R10/AX-R10Cは、室内で音楽を聴くスタイルをイメージし、6Wのモノラルスピーカーとパッシブラジエーターを側面に配置。迫力のある重低音と良質な中高音を再現したそうです。スマホと接続してBluetoothスピーカーとして使えるほか、手持ちのBluetoothイヤホンにカセット音源を送信して楽しめます。

↑AX-R10

 

AX-T10は、屋外でアクティブに音楽を聴くスタイルをイメージしたスピーカー。5W+5Wのスピーカーを左右に配置したうえ、背面に大型のパッシブラジエーターを搭載し、音源をパワフルに再生してくれます。また、本体正面のフレーム内側には、LEDライトを搭載。7色に変化する光で空間の雰囲気を盛り上げるとしています。このほか、Bluetooth送受信も可能なので、AX-R10/AX-R10C同様の使い方ができます。

↑AX-T10

 

バッテリーは両機種ともに2000mAhで、充電は約2.5時間。カセットテープの推奨はノーマルカセットC60です。

 

AX-W10/AX-W10Cは、1980年代に展開していたポータブルカセットプレーヤー「Walky」を、現代風にアレンジしたワイヤレスカセットプレーヤーです。外観デザインにもこだわったとしており、AX-W10はカセット窓を小さくし、AX-W10Cはカセット窓を大きく露出させクリアなデザインを採用しています。加えて、スライドスイッチで操作できるバーチャルサラウンド機能を搭載。複数のスピーカーで再生したような音響効果を実現し、音場の広がりを豊かに再現するそうです。

↑AX-W10C(クリア)

 

電源はUSB Type-C経由のDC5Vのほか、単3形乾電池×2本。また、3.5mmのステレオミニジャックを搭載しています。カセットテープの推奨はほか2機種と同じです。

 

店頭想定価格はAX-R10/AX-R10CおよびAX-T10が1万5000円前後(税込)、AX-W10/AX-W10Cが8000円前後(税込)。

 

ロゴを刷新するなどで、本気度が伺える製品。最近ではカセットテープの盛り上がりもあり、ターゲットとしている若年層にどこまで食い込めるか注目したいところです。

インターネット動画配信サービスに特化。4万円以下でAndroid搭載のチューナーレスSmartTV「SmaTY」

BBソフトサービスは、Android搭載のチューナーレスSmartTV「SmaTY」の取り扱いを、7月13日(木)から+Style Amazon店で開始しています。

 

SmaTYは、インターネットの動画配信サービスに特化したSmartTV。43V型の大画面、4K UHDの画質、Dolby Audioの搭載により、迫力のある視聴体験が可能です。Androidも搭載されているため、YouTubeやNetflixをはじめ、人気の動画アプリがプリインストールされており、ほかにもGoogle Playストアからさまざまなアプリをインストールできます。

 

重量は約6.7kgと設置しやすいほか、電源コードをコンセントに差し込んでリモコンで起動するだけのため、すぐに視聴を始められます。また、Chromecast機能でスマートフォンの画面をSmaTYに表示させることもでき、家族や友人と一緒に、思い出の写真や動画を大画面で楽しめます。

 

インターフェイスはHDMI×3、USB×2、光デジタル、有線LAN。HDMI接続でPCゲームや家庭用コンソールゲームも楽しめます。価格は3万9900円(税込)です。

上半期、超絶ヒットしたJBLのTWSイヤホン! 専門店も驚く売り上げを記録した製品を深掘り

2023年上半期に売れたモノを紹介する本企画。今回は完全ワイヤレスイヤホンを取り上げる。

 

TOUR PRO 2は、発売初月で1.5万台以上を出荷、TWS(完全ワイヤレスイヤホン)市場におけるJBLの売上金額シェアを約3倍まで引き上げるなど超絶ヒット。スマホを取り出すことなく、ケースのタッチパネルで操作を完結できる画期的な製品だ。

※こちらは「GetNavi」2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ケースにタッチパネルを搭載したニューノーマルになり得るTWS

JBL
TOUR PRO 2

充電ケースに1.45型のスマートタッチディスプレイを搭載。再生停止や音量調整、ANCの切り替え、イコライザー調整など様々な操作ができる。音質も徹底追求し、JBLらしい躍動感に満ちた迫力のサウンドを実現。

SPEC●ドライバー:Φ10mm●連続再生時間:最大40時間(ANCオフ時/充電ケース併用)●防水性能:IPX5●質量:約6.1g(イヤホン片耳)

↑高精度なハイブリッドANCを採用。リアルタイムで周囲のノイズ成分を監視することで、屋外でも騒音のない快適な音楽リスニングを楽しめる

 

↑DLC(Diamond-Like Carbon)コーティング振動板を採用した、10mm口径ダイナミック型ドライバーを搭載。迫力と繊細さを併せ持つサウンドを楽しめる

 

イヤホン・ヘッドホン専門店に直撃! 売り場のリアルな反響は?

e☆イヤホン

世界中のイヤホン・ヘッドホンを取り揃えるオーディオ専門店。東京、大阪、名古屋、仙台と各地に店舗を展開する。

全店舗でナンバーワンの売上金額を記録した

同店担当者によれば、予約開始から6月までの期間で、オンラインも含めた全店舗・全商品のナンバーワン販売金額を記録。特徴的なケースで、ガジェット好きの男性からの人気が特に高いという。HIP-HOPやロックなどノリの良い音楽で重低音をしっかりと感じたいという、迫力重視の人も多く購入しているそうだ。

 

オーディオ業界のヒットメーカー JBLの歩み

設立以来プロ用・家庭用の大型スピーカーに実績があるが、カーオーディオやワイヤレススピーカーなど時代に応じて展開している。 Bluetoothスピーカーは世界シェア50%を誇り、累計出荷台数で1億7000万台以上を記録。イヤホン・ヘッドホンも累計出荷台数が2億台を突破した。

<コレもヒット>“リアル”サラウンドを実現する画期的なサウンドバー

左右両端が分離し、リスナーの後方に設置すればワイヤレスサラウンドシステムが完成。自動調整機能やDolby Atmos対応によるシームレスな音場表現に加え、ワイヤレスサブウーファーによる迫力の低音も魅力だ。クラファンで1億1500万円超を達成。

 

<使ってわかった! 売れているワケ>

AVライター 野村ケンジさん

AV機器全般に精通する。TBSテレビ「開運音楽堂」やレインボータウンFM「みケらじ!」など、様々なメディアに出演。

 

「PCやDAPでANCのオン/オフができる充電ケースは、個人的にも待望でした。他社が追従し、数年後には高級モデルでは標準搭載となるはず。ANCやマイクの性能、音楽をより楽しめる絶妙な調整のサウンドなど、総合力が抜群なのがヒットのキモ」

 

革新的だけど「当たり前」の操作性を獲得し音質・装着感・機能性を高次元で実現

充電ケースにタッチパネルが付いたTWSは、誰しも革新的な製品だと思うはず。しかし、作り手としてはあくまでも“当たり前”の機能だったという。JBLが大切にする製品作りの哲学に迫った。

この人に聞きました!

ハーマンインターナショナル
プロダクト&マーケティング部
マネージャー
濱田直樹さん

 

——充電ケースのタッチパネル採用について、潜在的なニーズをキャッチしていたのでしょうか?

濱田 JBLは2017年という比較的早い時期に初のTWSを発売しています。そうしたスピーディな動きができたのは、以前から手掛けている Bluetoothスピーカーなどのノウハウを製品作りに生かすことができたためです。ある意味TWSは「超小型化したポータブルスピーカー」ですから。「TOUR PRO 2」にタッチパネルをいち早く搭載できたのも、こうした実績によるものです。タッチパネルはTWSとしては世界初ですが、ほかのデジタル機器では一般的。ユーザー目線では「やっとイヤホンにも付いて、普通に使いやすくなった」くらいに思ってもらえたのではないでしょうか。使っているうちに、あるのが当たり前になるはずです。

——実際、「タッチパネル搭載」であることを必ずしも前面には押し出しておらず、音響技術や装着感などと並列にアピールしているような印象を受けました。

濱田 本機はタッチパネルだけでなく、音質や装着感、アダプティブ・ノイズキャンセリングや高品位通話マイクなど、多くの優れた点があります。なかでも「装着感」と「JBLサウンド」は、新フラッグシップモデルに相応しい進化を遂げています。前モデルから30%ものダウンサイジングを実現し、デュアルオーバルシェイプを採用するなど5年以上かけて追求したデザインは、「完成された装着感」と呼ぶに相応しいと自負しています。また、10万人規模の巨大スタジアムやホールの音作りを、スピーカーからアンプ、ソフトウェアまでの統合システムで提供する当社ならではのノウハウを生かした、圧倒的な鮮度感がJBLサウンドの特徴。これらの魅力も、存分に体感してください!

3278円でも十分買い! ドンキの完全ワイヤレスイヤホンが日常使いにピッタリでした

ドン・キホーテの「情熱価格」ブランドから登場した「完全ワイヤレスイヤホン」(JN-DQTWSS)は、実売価格3278円というお手ごろモデル。にも関わらず、「元オーディオメーカーイヤホン担当者が20種類以上を聴き比べ、メーカーと何度もやり取りして」開発したと、高音質を前面にアピールしています。3000円ちょっとのイヤホンがそんなに音いいの? と疑問に思う方もいるでしょう。そこで今回はこのドンキのワイヤレスイヤホンをがっつりレビューしたいと思います。

↑パッケージをびっしり文字で埋め尽くし高音質をアピール

 

ドンキ謹製「完全ワイヤレスイヤホン」の特徴は“音質”

現在、完全ワイヤレスイヤホン(TWS)市場は大きく3つの価格帯に分かれていて、5000円以下のお手軽モデル、ノイズキャンセリング機能などを備えた1万円台のミドルモデル、ソニーやアップルのフラッグシップ機が並ぶ3万円以上のハイエンドモデルです。

 

このドンキの「完全ワイヤレスイヤホン」(JN-DQTWSS)は5000円以下のお手軽モデルに位置しますが、この価格帯はかなりの激戦区。ECサイトを覗けば無名ブランドの商品が大量に並び、そのスペックもデザインも似通っているのでどれを選べばいいか迷ってしまいます。

↑「完全ワイヤレスイヤホン」(JN-DQTWSS)。カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色

 

そのなかでドンキ謹製TWSの特徴となるのが、「元オーディオメーカーのイヤホン担当者が20種類以上を聴き比べ、メーカーと何度もやり取りして」生まれたという音質へのこだわりでしょう。近年のTWSはほぼ中国でのOEM製造なので、メーカーごとのオリジナリティや音質の違い出しにくいのですが、ドンキはここをしっかりこだわって開発しているとのこと。この点は無名ブランド品にはない魅力だと思います。

 

また、遅延の発生しやすいワイヤレスの弱点をある程度カバーしてくれる「低遅延モード」も備えているので、音楽を聴くだけでなく動画やスマホゲームなどにもオススメです。

 

このほか、iPhoneやiPadなどのiOS機器で標準対応しているBluetoothのAACコーデックにも対応しているので、iOS機器であればより高品質なワイヤレスサウンドが楽しめます。Android機種でもAACコーデックをサポートしている場合があるので、ご自身の端末をチェックしてみてください。

↑パッケージにもAAC対応や低遅延モードの記載あり

 

【ここがポイント】

・安価ながら音質にもこだわったモデル

・動画やゲームに最適な「低遅延モード」搭載

・高音質なAACコーデックをサポート

・IPX5(さまざまな方向から水を直接噴きつけても影響を受けないレベル)の生活防水対応

・マイク内蔵でハンズフリー通話が可能

・連続再生時間はイヤホンのみで約6時間、充電ケース併用で最大約21時間

 

ノリのいい元気なサウンドで日常使いに最適

さっそくウリである音質を聴いてみましょう。手持ちのiPhoneで音楽を再生してみたところ、第一印象は「元気がいいサウンド」というものでした。低音がモリモリでベースやドラムの音に迫力が感じられます。低音が強めながら歌声が埋もれてしまうこともなく、J-POPやロック、EDMなどをノリよく聴ける音になっていると思います。

↑充電ケース・イヤホンともにシリコンのような素材でコーティングされており、しっとりとした手触り

 

一方で、音の解像度や空間表現といったオーディオ的な能力はあまり高くなく、じっくり聴き込むような用途には不向きです。低音寄りのバランスになっているので、低音がかき消されがちな屋外や電車・バスの車内での使用を想定しているのでしょう。日常生活のなかでカジュアルに使えるイヤホンだと思います。通勤や通学の際に気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンを探している方にオススメですね。

 

続いて、もうひとつのウリである低遅延モードも試してみました。こちらはイヤホンの右側を3秒間長押しすることで通常モードと切り替えることができます。切り替わるときには英語音声で「ゲームモード」(低遅延モード)、「ミュージックモード」(通常モード)とアナウンスされるので、どちらのモードになったのか判別できます。

↑イヤホンの背面にタッチセンサーを備えており、触れるだけで操作が可能

 

iPhoneでネット動画を再生しながらモードを切り替えてみましたが、正直それほど違いはないように感じました。iPhoneではBluetooth通信に高音質・低遅延のAACコーデックを採用しており、低遅延モードにせずとも遅延を気にせず視聴できます。iPhoneユーザーなら通常モードでも十分でしょう。一部のAndroid端末など、AACコーデックをサポートしていない機種では、低遅延モードを積極的に使ってもいいかもしれません。

 

なお、低遅延モードでは処理能力を高めるためにパワーを使うため、消費電力が増加し、イヤホンの連続再生時間が短くなりますのでご注意ください。

↑充電ケースには3つのLEDライトが備わっており、バッテリー残量を確認できる。充電端子はUSB Type-C

 

結論:5000円以下の手ごろなモデルを探しているなら“買い”

同価格帯の製品と比べてズバ抜けて高音質というわけではありませんが、低音の効いたノリのいいサウンドは日常使いにちょうどよく、低遅延モードや生活防水対応などスペックも十分といえます。ECサイトなどでよく見かける低価格の無名ブランドのものを買うよりは、こちらのほうが安心できるのではないでしょうか。

↑非常にコンパクトで軽いので、シャツの胸ポケットに入れても気にならない

 

ノイズキャンセリングなどの機能が欲しければワンランク上の価格帯になってしまいますので、5000円以下でカジュアルに使える完全ワイヤレスイヤホンを探している方にオススメできるモデルとなっています。ドンキ店頭で見かけたら、ぜひ手にとってチェックしてみてください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

ソニー、AIチップ搭載でフルサイズに迫るAPS-Cのミラーレス一眼「α6700」発表

ソニーは、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラ「α6700」を発表。ボディ単体とズームレンズキットを発売します。発売日は7月28日で、市場想定価格はボディ単体で21万8900円(税込)、レンズキットが26万2900円(税込)です。

 

α6700は、フルサイズ一眼カメラ「αシリーズ」や映像制作用カメラ「Cinema Line」の静止画・動画性能を、コンパクトなボディに搭載したモデルです。「α7R V」と同じAIプロセッシングユニットを搭載し、「リアルタイム認識AF」で高精度に被写体を認識。顔が隠れていたり、顔が見えにくい姿勢でも被写体をとらえて追尾します。加えて、従来のα6000シリーズの人物や動物はもちろん、新たに鳥、昆虫、車や列車、飛行機も被写体としてとらえてくれます。

 

 

また、APS-Cサイズで有効約2600万画素の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」と最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載しており、高い描写力を発揮します。さらに、常用ISO感度が静止画・動画ともに100~32000(静止画の拡張感度は50~102400)で、高感度でノイズを抑えた撮影が可能です。これらにより、静止画では人物や植物などの被写体を自然な色合いで撮影できるとしています。

 

動画では、6K相当の解像度を凝縮し、4K映像に出力が可能。4K120Pの動画記録に対応しています。また、Cinema Lineで培った「S-Cinetone」を搭載しており、人の肌を美しく描写して被写体を際立たせた撮影ができます。このほか、カメラが自動的に構図を変更する「オートフレーミング」も搭載しています。

 

本体サイズは約幅122×奥行き75.1×高さ69mm、重さは約493gです。

 

お詫びと訂正:初出時、一部表記に誤りがございましたので、お詫びするとともに訂正いたします。

ソニーのブラビアでFF16を体験、驚いちゃうくらい映像美がすごい!

ソニーでゲームといえば真っ先に思い浮かぶのはPlayStationでしょう。しかし、これだけゲームが盛り上がりを見せている中で、家庭用コンソール機だけに注力しているわけではもちろんなく、ほかのカテゴリでも力を入れています。そのひとつがテレビです。

 

今回、ソニーがブラビアのゲーミング機能にフォーカスした体験会を実施。その様子をレポートしていきます。

↑大画面の有機ELブラビアでFF16を体験

 

高画質なブラビアでゲームを楽しむ新機能を公開

ブラビアといえば、高画質/高音質に力を入れてきたブランドです。2023年の主なラインナップは、赤・緑・青がそれぞれ独立して発色する「QD-OLED」パネル搭載のフラッグシップモデル「A95K」シリーズを含めた4K有機ELテレビ3シリーズ、miniLEDバックライト搭載の「X95L」を含む4K液晶テレビ6シリーズとなっています。

 

なかでも、4K有機ELテレビ3シリーズと、液晶テレビの上位モデルX95L、「X90L」、「X85L」の3シリーズには、独自のプロセッサー「XR」を搭載。人が映像を見るときに注視するポイントを検出し、カラーやコントラストといったさまざまな要素を個別にではなく、横断的に分析・処理することで、人の目が感じる自然な美しさを表現してくれます。このXR搭載ブラビアは、特に高画質なシリーズといえるでしょう。

 

こうして培ってきた高画質をゲームでも楽しめるように、ソニーは2023年に新機能として「ゲームメニュー」をリリースしました。利用できる機能に若干の差はあるものの、2022~2023年に登場したブラビアにこのゲームメニューを対応させています。

 

ゲームメニューの機能は、表示画面のサイズを変更できる「画面サイズ調整」、FPSなどで的を狙いやすくする「クロスヘア/クロスヘアタイプ」、画面を明るくしてゲーム内の暗所を見やすくする「ブラックイコライザー」、映像の乱れを低減する「残像低減」の4つ。このうち画面サイズ調整はまだ非対応で、今後のソフトウェアアップデートで利用可能になる予定です。

↑ブラビアのリモコン操作で、画面下部に表示されるゲームメニューの設定を変更できます

 

それぞれの機能を利用できるシリーズは下記のとおり。

画面サイズ調整 クロスヘア/クロスヘアタイプ ブラックイコライザー 残像低減
4K有機ELテレビ A95K、A90K、A80K、A80L A95K、A90K、A80K、A80L A80L A95K、A90K、A80K、A80L
4K液晶テレビ X95L、X90L、X85L、X80L、X75WL、X95K、X90K、X85K、X80K、X80WK X95L、X90L、X85L、X80L、X75WL、X95K、X90K、X85K、X80K、X80WK X95L、X90L、X85L、X80L、X75WL X95L、X90L、X85L、X80L、X75WL、X95K、X90K、X85K、X80K、X80WK

 

体験会ではブラックイコライザーをメインに試用しました。

 

ぱっと見の明るさがわかる液晶、息をのむ映像美を楽しめる有機EL

体験会に用意されたブラビアは、4K液晶の最上位であるX95Lと4K有機ELのA95K。また試用ゲームタイトルは『FINAL FANTASY XVI』(FF16)です。スクウェア・エニックスはブラビアのうち、4K有機ELのA95K/A80L、4K液晶のX95L、X90L、X90Kシリーズを「公認画質」に定めています。FF16を楽しむうえで、最適な画質を有しているというお墨付きを与えているわけです。

↑85V型のX95L
↑77V型のA95K

 

公認するだけあって、どちらのブラビアも文句なしの画質でした。以下、体験した編集長・山田のコメントを交えながらレポートしていきます。

 

X95Lを見たときに、すぐにわかるのは明るさです。薄暗いレンガ造りの中を進むシーンでは、薄暗さを表現しつつも見えづらくなることはなく、ゲームプレイに支障をきたさない明るさを保っています。このあたりは、miniLEDバックライトによる恩恵を受けているものと感じられます。

↑X95Lで見たときの、城の中を移動している最中の画面。明かりが少ないため本来であればもっと暗く、見えにくいはずですが、全体的に明るく表示されているので、画面の奥の方まで見通せます

 

一方のA95Kは、夜の漆黒の闇と、そこで揺らめく炎や魔法のまばゆい輝きを体感できます。その両方を同時に表現し切るパフォーマンスを備えているので、特にストーリーを展開するムービーシーンは、まさに息をのむ映像美として画面に没入できます。

↑A95Kで見たときの、夜の屋外のムービーシーン。炎で明るく照らされた場所と、建物周辺の影や月明かりによるレンガの色表現が見事に描き分けられています

 

↑A95Kで見たときの、夜の屋外で戦闘しているシーン。写真だと見えにくいかもしれませんが、左奥の松明の間に木製の扉があり、そのあたりが黒く潰れることなく表現されているのが特徴的です

 

編集長・山田のレポ

4K液晶→4K有機ELの順番で矢継ぎ早に視聴したのだが、最初、液晶だと気づかなかったぐらい高コントラスト。あとで有機ELの画面を観てようやく、「さっきのって液晶でした?」となったのは驚き。

 

また、新製品のブラビアの多くのモデルがFF16公認画質ということで、ゲームをするときの画質は圧巻。古いレンガや木の経年劣化した感じ、鎧の鈍い金属の質感、人物の髪1本1本にわたる微細な表現などが余すことなく描かれていると感じた。

 

画面全体の明るさを持ち上げるブラックイコライザー

続いて、ブラックイコライザーをオンにしたときのゲーム画面を視聴してみました。

 

先に述べたように、液晶テレビのX95Lはそもそも画面が明るく、体験会中、ゲーム画面で暗くて見えにくいシーンはありません。それでもブラックイコライザーをオンにすると、画面の明るさが持ち上がることがはっきりとわかりました。

 

ブラックイコライザーは、画面の暗い場所を明るくするものではなく、画面全体を明るくします。そのため、明かりのない暗所では視認性が上がり、特に効果を感じられます。ただ、気になる点でいうとノイズです。これはテレビによるものなのか、ゲームによるものなのかははっきりしませんが、暗いところが明るくなると画面のノイズが目立つ場面がありました。ですので、ゲームの映像を楽しみたいときは、あえて暗いままにしておくなど、要所で切り替えて使うのがよさそうです。

 

【ブラックイコライザーが効いた画面をまとめてチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

 

クリエイター向けながら、ゲーム用途で注目集まるモニターヘッドホン

体験会では、5月に発売されたクリエイター向けのモニターヘッドホン「MDR-MV1」も用意されていました。発売後、立体的な空間表現による音の定位のよさが、「敵の足音がわかりやすそう」「音の方向性がわかる」などの理由からゲーム用途で注目を集めているそうです。また、長時間使用にも適した装着性も、長い時間ゲームを楽しむ人にとってはうれしいところ。実際にゲーム用に購入する人もいるといいます。

↑MDR-MV1は主に、音響エンジニアやクリエイターが音楽制作する際に活躍するヘッドホン

 

そこで、普段からゲームを楽しむ山田が体験してみました。

 

編集長・山田のレポ

体験してみてわかったのは、音を「演出」するのではなく「情報」として捉えるのに適したヘッドホンだということ。ゲーマーからの草の根で評価が広がっていっていると聞いたが、それも納得できる、素直でシンプルな音が聞こえてくる。ひとつひとつの音が独立して聞こえてくるため、たとえばシューターゲームで銃声の位置なども把握できそうに感じた。

 

ソニーだとゲーミングブラントとして、INZONEのヘッドホンもあるが、こちらは「しっかり演出が施された、わかりやすい音」。音の鳴りがさすがで、たとえばレーシングゲームのエンジン音やエキゾースト音が耳いっぱい、頭いっぱいに広がり、高揚感が断然アップする。どちらを選ぶべきかはゲームジャンルや、どのように作品を楽しみたいかによるだろう。

 

画質や音質で、普段接しているコンテンツの印象が変わるのはよくあること。普段何気なく遊んでいるゲームでも、ブラビアで楽しむか別で楽しむかで体験としては変わってくるでしょう。とはいえ、ゲームを楽しむのに高価なブラビアは……、と踏みとどまる人も多いはず。そうした人の背中を押す機能が、今回のゲーミング機能といえそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

©2023 Sony Interactive Entertainment LLC. God of War is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment LLC and related companies in the U.S. and other countries.

もしAppleがターンテーブルをデザインしたら、こんな姿に…?

Apple(アップル)の元チーフデザインオフィサーをつとめたJony Ive(ジョニー・アイヴ)氏は、オーディオブランドのLINNとコラボレーションし、50周年記念モデルのターンテーブル「Sondek LP12」をデザインしました。

↑LINNより

 

Ive氏といえばAppleのデザインチームを率いて多数のプロダクトを設計した後、2019年6月に同社から退社。退社後もLoveFromというデザイン会社を運営しながら、引き続きAppleとの協力関係を続けていました。

 

↑LINNより

 

Sondek LP12はIveのLoveFromにとって、Apple以外のために初めてデザインしたハードウェアプロダクトとなります。Ive氏は今回のデザインについて、「音楽は私にとって、常に重要なものでした。何世代ものiPod、そして何種類ものAirPodsをデザインしてきたのです。今回、私が初めて工場を訪れてから何年も経ち、一周できたことを本当に幸運に思っています」と述べています。

 

なおLoveFromは今回のプロジェクトに無償でたずさわり、LINNとの契約や金銭的な取り決めは一切ないことが、Fast Companyにより報じられています。Sondek LP12の価格は5万ポンド(約900万円)です。

 

Source: LINN

Razer、完全ワイヤレスイヤホンの上位モデルを発売。超低遅延接続でゲーマーのストレス解消を狙う

Razerは6月30日、完全ワイヤレスイヤホンの新モデルとして「Hammerhead Pro HyperSpeed」および有線イヤホン「Moray」、新シリーズのマウス「Cobra Pro」「Cobra」を発表した。いずれの製品も6月30日より予約を開始している。

 

PC、PS5、Nintendo Switchなどのあらゆる機器に対応した上位モデルのワイヤレスイヤホン

同社はこれまでに、完全ワイヤレスイヤホン「Hammerhead Pro HyperSpeed for PlayStation」「Hammerhead Pro HyperSpeed for Xbox」をラインアップしていたが、今回発表された「Hammerhead Pro HyperSpeed」はその上位モデルとなる。従来機同様、音響などのクオリティをチェックするTHX認証を新製品でも取得。周波数特性や歪み、遮音性などさまざまな観点での厳しいテストをクリアしており、高い音質と、高再現度の音響体験が可能だ。

 

新製品は、あらゆるデバイスに対応した接続方式をアピールしており、同梱されるUSB Type-C接続のドングルを使用すればPC、PlayStation 5、Nintendo Switchなど、幅広いプラットフォームで利用できる。また、Bluetooth 5.3に対応し、PCとスマートフォンへの同時接続も可能。さらにゲームをプレイする際など、集中したい時に着信があっても自動で着信拒否ができる「Do Not Disturb」モードを搭載している。

↑ゲームプレイ時の着信を自動拒否する「Do Not Disturb」モード概要

 

また、同社の独自技術である「Razer HyperSpeed Wireless」により、40ms以下の超低遅延接続を実現。Bluetooth接続時でも60msと、競合他社に比べて優れていることをアピールしている。この機能により、スマートフォンなどでもストレスなくゲームプレイを楽しむことができる。

 

さらに、同社の完全ワイヤレスイヤホンでは初となるQiワイヤレス充電に対応しており、わずらわしいケーブルの抜き差しなくストレスフリーで使用することができる。ケースによる充電込みで30時間バッテリーが持続、ケース内で15分本体を充電した場合には80分の音楽再生(ANCオフ/ライティングオフ時)が可能だ。

↑「Hammerhead Pro HyperSpeed」は、同社初となるQiワイヤレス充電対応

 

アクティブノイズキャンセリングは10段階調整が可能なので、屋外を移動する際などは強度を弱めて使用することで、シーンに合わせた安全性も確保できる。さらにゲーミングデバイスを展開する同社ならではのこだわりとして、「Razer Chroma RGB」対応で、イヤホン本体のロゴ部分がゲーミングカラーに発光するなど、存在感を演出する仕組みも搭載されている。発売日は7月7日予定で、価格は3万3000円(税込)。

 

ゲーマーや配信向けにチューニングされた耳かけイヤホン

同日には、ゲームや配信向けにチューニングされた耳かけタイプの有線イヤホン「Moray」も発表された。こちらもTHX認証を取得しており、映画音響の専門家によりチューニングされた再現度の高いクリアなサウンドと、ハイブリッドデュアルドライバーによる優れた音響設計、また最大36dBのノイズを遮断する優れた遮音性を誇る。

 

マイクは付属していないが、同社製品の配信ユーザー向けに設計されたスタンドマイク「Razer Seiren」シリーズを併用することで、歪みのない安定したトーンの声を提供することができるとのこと。

 

さらに、自分の耳に合ったサイズを選べるシリコン製イヤーチップ3種とフォームタイプイヤーチップ3種、外出先へ持ち運べるキャリケース、カラビナなど豊富なアクセサリが付属しているのも本製品の特徴だ。こちらも発売予定は7月を予定しており、価格は2万1980円(税込)。

↑耳のサイズに合わせて付け替えられるイヤーチップなど、豊富なアクセサリも魅力だ

 

なお、いずれのイヤホンもエルゴノミクス設計で、長時間使用するゲーマーや配信者でも疲れにくい、自然なつけ心地にもこだわっている。

 

3種類の接続が可能。充電切れの心配もなくゲームプレイができるマウス

ゲーミングマウス「Cobra Pro」は、人気の前モデル「Viper Mini」のコンパクトなサイズ感はそのままに、最先端のテクノロジーを搭載した新モデル。解像度の正確性が99.8%と正確なセンサーは、厚さ4mm以上のガラス上でも優れたトラッキング性能を発揮する。また、第3世代オプティカルマウススイッチ搭載で、意図しないダブルクリックでバウンス遅延などを抑え、9000万クリック以上にも耐えられる長寿命も実現している。

 

コンパクトなボディながら、10通りのカスタマイズ可能なコントロール、最大5つのオンボードメモリープロファイル、ホールとアンダーグロー合わせて計11か所の豊富なライティングにも対応している。

 

↑「Cobra Pro」は、「Mouse Dock Pro」(別売)に置くだけでワイヤレス充電が可能

 

接続方法に関しても多岐に渡っており、HyperSpeed Wireless、Bluetooth、有線のUSB Type-Cに対応。充電を忘れてしまった場合でも、充電しながらプレイすることが可能だ。ワイヤレスマウスとキーボードをひとつのドングルに接続できる機能「HyperSpeedマルチドングル」により、USBポートをひとつ解放することもできる。また、別売りの「Mouse Dock Pro」を使用すれば、ドックに置くだけでワイヤレス充電もできる。

 

「Cobra」は「Cobra Pro」と同じ形状で有線接続に対応したモデル。スイッチタイプはCobra Pro同様、第3世代オプティカルマウススイッチを搭載しているが、センサーに関しては同ProがFocus Pro 30K オプティカルセンサーを使用しているのに対し、8500DPIオプティカルセンサーと制限がある。「Cobra Pro」は7月18日発売予定で2万1980円(税込)、「Cobra」は7月7日発売予定で6490円(税込)。

 

同社のリージョナルセールスマネージャー 丸山涼太氏は「エントリーモデルとしてはリーズナブルなCobraを購入して、2個目のマウス購入時には是非Cobra Proを選んでいただきたい」と語った。

↑Razerのリージョナルセールスマネージャー 丸山涼太氏

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

シアター空間を持ち運ぶ、ソニー新コンセプトのスピーカー「HT-AX7」登場

ソニーは7月6日、手軽にシアター空間を作れるポータブルなスピーカーセット「HT-AX7」を発表。7月21日に発売します。市場推定価格は7万7000円(税込)前後です。

 

家の好きな場所でシアター空間を楽しむ、新コンセプトな製品

スマホやタブレットなどのモバイル端末とともに、家の好きな場所に持ち運んでシアター空間を楽しめる、ソニーとしては新しいコンセプトの製品。約306mm幅のフロントスピーカー1基と、薄型の円形リアスピーカー2基がセットになっていて、パーソナルなシアター空間を作りだしたり、部屋中を均一な音で満たしたりできます。

↑上がフロントスピーカーで、下の円形がリアスピーカー。フロントスピーカーは約幅306×奥行き123×高さ94mmで、重さ約1.4kgです。リアスピーカーは直径122×高さ39mmで、重さは1個あたり約0.3kg

 

ホームシアターのように楽しむ場合は、視聴者から半径1~1.2mの範囲に、三角形になるようにスピーカーを設置。加えて、独自のエフェクト「SOUND FIELD」をオンにします。SOUND FIELDは、ソニーの360度立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」をHT-AX7向けにチューニングしたうえ、音をリアルタイムに分析して臨場感のある音にアップミックスする機能。このスピーカー3基と独自エフェクトにより、モバイル端末で映像を視聴する際、2chコンテンツを立体音響で楽しむことができます。

↑3基のスピーカーを設置して立体音響を楽しむときのイメージ。1~2人分の空間を立体音響にできるそうです

 

設置はたとえば、フロントスピーカーをテーブルに、リアスピーカーをソファの背もたれ上部に置くことを想定。それぞれのスピーカーで高さが若干違っても立体音響に影響はないそうです。また、画像のようにベッドのような安定しにくい場所においても問題ないとのこと。

 

部屋中を均一な音で満たす場合は、3基のスピーカーを、部屋を囲うように設置。またSOUND FIELDをオフにすることで、40平方メートル以内(約24畳)であれば部屋のどこにいても同じように聴こえるとしています。

 

デバイスとフロントスピーカーの接続はBluetoothで、スピーカー同士は2.4GHzを利用した独自技術で接続します。これにより、たとえばリアスピーカーがほかのデバイスと接続されることはありません。なお、HT-AX7を複数用意して接続ということはできず、基本的には3基のスピーカーセットと、モバイル端末での接続となります。

 

スピーカーはX-Balanced Speaker Unit搭載。音を広げる仕組みも

スピーカーユニットは、フロント/リアともに、音圧の向上や歪みを抑えてクリアな音質を実現したX-Balanced Speaker Unitを採用。フロントスピーカーはフルレンジスピーカーを2基、本体左右にパッシブラジエーターを2基搭載しています。また、リアスピーカーは、指向性の広さとクリアな高音を両立させたフルレンジスピーカーを搭載。従来の振動板に比べて浅型にしたことで、音を綺麗に広げているといいます。

↑リアスピーカーのユニットイメージ

 

本体はバッテリー駆動で、再生時間は約30時間。充電はフロントスピーカーのUSB Type-Cポートから。リアスピーカーはフロントスピーカー天面のくぼみに置くと充電されます。充電時間はフロントスピーカーが約4時間で、リアスピーカーは約4.5時間。なお、フロントスピーカーはType-C経由による急速充電に対応しており、約10分で約2.5時間再生できます。

↑リアスピーカー真ん中のへこみとフロントスピーカー天面のくぼみを合わせると充電が可能。なお、リアスピーカーは右チャンネルと左チャンネルが分かれています

 

↑フロントスピーカー天面には本体操作ボタンも付いています

 

このほか、2台の機器に同時に接続できるマルチポイント接続や、セットアップやリモコンとして使えるスマホアプリ「Home Entertainment Connect」に対応しています。

↑フロントスピーカーの足部分にUSB Type-Cポートを搭載。基本的にはワイヤレスで楽しむのが前提のため、ほかのポートはありません

 

↑本体底面に手を入れやすいくぼみを設けて持ち運びやすくしています

 

ホームシアターは基本大型テレビと接続するもの。ですが、最近では視聴環境が変化しており、テレビだけでなく、スマホやタブレットを使用して、好きな場所で視聴するのが当たり前となっています。そのなかで、“シアターを持ち運ぶ”ことで、映像や音楽を楽しめるようにしたのがHT-AX7。立体音響を手軽に楽しめることから、注目を集めそうです。

人気プロジェクターが48時間限定で最大30%OFF! 「XGIMI」「NOMVDIC」がAmazonプライムデー参戦

プロジェクターブランドの「XGIMI(エクスジミー)」と「NOMVDIC(ノメディック)」が、Amazonで開催される「プライムデー」でオトクなセールを実施します。

 

【XGIMI】新製品「MoGo 2 Pro」を含む6製品が最大25%OFF

XGIMIはプライムデーの7月11日(火)00:00~7月12日(水)23: 59にわたり、対象製品最大25%OFFとなるセールを実施。さらに、7月9日(日)00:00~7月10日(月)23:59の期間は、プライムデー期間と同様の割引率で「プライムデー先行セール」も開催します。

セール対象製品は、XGIMIとして初めてISA2.0技術を搭載し、2023年4月25日(火)から発売を開始した「MoGo 2 Pro」や、昨年全世界での売り上げが100万台を突破した「Elfin」など、人気機種を含む全6モデルです。

 

セール対象製品一覧

 

1.「MoGo 2 Pro」

小型のフルHDプロジェクターであるMoGo 2 Proは、XGIMIのプロジェクターで初めてISA2.0技術を搭載。映像を中断することなく自動台形補正とオートフォーカスを行い、ユーザーが視聴までスムーズに操作することができます。

 

最大400ISOルーメンの明るさで、ハリウッドの映画スタジオでも利用されるD65の色温度規格と、DCI-P3の色域規格を採用。また8Wのスピーカーユニットを2基搭載し、より没入感のあるオーディオ体験を楽しめます。

 

さらにAndroid TV11.0を搭載しているので、さまざまなエンタメコンテンツの視聴も可能です。65W以上のモバイルバッテリーからの給電にも対応しています。

 

Amazon製品ページ:https://amzn.asia/d/0aHcZq1

通常価格8万200円→プライムデー期間(7/9 00:00~7月12日 23:59※先行期間含む)は20%オフで6万4160円

 

 

2.「MoGo 2」

MoGo 2も小型のHDプロジェクター。MoGo 2 Proよりお手頃な価格ですが、MoGo 2 Proと同じく最大400ISOルーメンの明るさやD65の色温度規格、DCI-P3の色域規格を採用。8Wのスピーカーユニット2基も搭載しています。

 

さらにAndroid TV11.0の搭載や、65W以上のモバイルバッテリーからの給電にも対応しています。

 

Amazon製品ページ:https://amzn.asia/d/4GCoTx9

通常価格5万9900円→プライムデー期間(7/9 00:00~7月12日 23:59※先行期間含む)は25%オフで4万4925円

 

 

3.「Halo+」

「圧倒的な明るさの、持って歩ける映画館」をキャッチコピーに掲げる、高性能なポータブルスマートプロジェクターです。900ANSIルーメンという、ポータブルプロジェクター市場において、圧倒的な明るさを誇ります。

 

本体にバッテリーを内蔵しているため、2時間ほど映像を投影することができ、アウトドアでの使用にも最適。自動調整機能やAndroid TV搭載で、簡単かつ手軽な映像投影を実現しています。

 

Amazon製品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0728D17SY

通常価格10万9890円→プライムデー期間(7/9 00:00~7月12日 23:59※先行期間含む)は17.4%オフで9万800円

 

 

4.「Elfin」

重量が0.9kg、厚さが約5cmというコンパクトで洗練されたデザインのホームプロジェクターです。小型サイズでありながら、800ANSIルーメンという高輝度での投影が可能です。

 

自動調整機能やAndroid TVも搭載しているほか、Harman Kardon製スピーカーを内蔵しており、ハイクオリティなオーディオを楽しむことができます。

 

Amazon製品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B09JSM6X6Q

通常価格8万5200円→プライムデー期間(7/9 00:00~7月12日 23:59※先行期間含む)は25%オフで6万3900円

 

 

5.「HORIZON Pro」

XGIMI製品の中で、最も多機能で使いやすいと称される4Kホームプロジェクターです。2200ANSIルーメンという高輝度で極上のエンターテインメントを楽しむことができます。

 

スタイリッシュかつ重厚感のあるデザインに加え、業界最高レベルの画質や高精度の画像処理機能、Harman Kardon製のスピーカー8Wを2基搭載。Android TV、Googleアシスタント、Chromecast機能も備えています。

 

Amazon製品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B095CF4LKV

通常価格19万7890円→プライムデー期間(7/9 00:00~7月12日 23:59※先行期間含む)は15.6%オフで16万7100円

 

 

6.「AURA」

超短焦点プロジェクターであるAURAは、これまでの製品の中で最も高価格なだけあり、機能が本格的です。2400ANSIルーメンという明るさに加え4K画質、HDR10に対応しており、120インチの大画面でこれまで以上に鮮やかな色合いの映像を楽しめます。

 

15WのHarman Kardon製スピーカーが4基搭載されており、鮮明な高音域とダイナミックな中音域、聴き心地の良い低音域を体験可能。Android TV、Googleアシスタント、Chromecast機能もバッチリ備えていますよ。

 

Amazon製品ページ:http://amazon.co.jp/dp/B09MJ7M6N5

通常価格32万9890円→プライムデー期間(7/9 00:00~7月12日 23:59※先行期間含む)は15.5%オフで27万8600円

 

 

【NOMVDIC】多機能な「X300」、コンパクトな「R150」が対象製品に

NOMVDICはプライムデーの7月11日(火)00:00~7月12日(水)23:59にわたり、30%OFFとなる今年最大級のセールを開催します。

 

特にオススメの製品は、ポータブルスピーカーとしても使える多機能なプロジェクター「X300」と、2023年5月に発売を開始したばかりのモバイルプロジェクター「R150」の2製品です。

 

1.「X300」

ギターアンプのような、レトロモダンのデザインがおしゃれなホームプロジェクター。フルHDの映像が、40~110インチまでと幅広いサイズで投影可能です。垂直&水平台形補正・4点調節・フォーカス調整機能などを備え、本体に付いているノブで簡単に操作できます。天井投影もできるので、寝転がった状態で映画鑑賞などを楽しめますよ。

 

一方で、通常時はBluetoothスピーカーとしても使えるのが特徴です。オーディオブランド「Harman Kardon(ハーマン・カードン)」の高音質スピーカーを採用しています。

 

ほかにも、映像投影最大3時間、音楽再生は最大6時間の大容量バッテリーが内蔵されています。牛革のストラップが付いているため、持ち運びにも便利。おしゃれで多機能なモデルを探している人にオススメです。

 

Amazon製品ページ:https://bit.ly/3rcBbXW

通常価格→プライムデー期間(7/11 0:00 – 7/12 23:59)は約30%オフで6万9800円

 

 

2.「R150」

 

持ち運びに便利な天井投影対応プロジェクター。幅173×奥行き80×高さ81.5mmのカバンに入れやすいサイズで、重量も720gと軽量。家の中だけでなく、旅行先でも活躍します。

 

機能性に優れているのもポイント。100インチの大画面の投影が可能なほか、Harman Kardon製のスピーカーを搭載しており、臨場感のある映像体験を実現します。レンズが90度回転するので、ひねるだけで見やすい角度に調節できるのもメリットです。

 

さらに台形補正とピント補正機能を備えているため、細かい設定をせずに簡単に使用できるのも魅力。バッテリー性能も十分で、映像は最大4時間、音楽は最大7時間再生できます。

 

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水辺でも安心のスピーカーは? プロが教える屋外&屋内シーン別オススメモデル4選

インテリアに合わせたり、屋外へ持ち運んだり、スピーカー選びのポイントは人にとってさまざまだと思う。そこで本記事では、AVライターの野村ケンジさんに教えてもらった、インテリア派と野外派、それぞれにぴったりのスピーカー4モデルを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

【シーン1】テラスやアウトドアでも音楽を聴きたい!

屋外へ気軽に持ち運び室内ではスタンドでリスニング

Polaroid
P4 Music Player(ワイヤレスプレーヤー)
実売価格3万9600円

ポラロイド初のBluetoothスピーカー「Polaroid Music」シリーズのひとつ。最大15時間の連続再生が可能。別売でホームリスニングに最適な専用スタンド(価格1万2500円)を用意する。2台をペア使用することでステレオ再生もできる。

再生チャンネル 1.0ch
スピーカー構成 3Way
周波数帯域 60Hz~ 20kHz
実用最大出力 60W

 

↑カジュアルなデザインのP4。W300 ×H220×D90mm/約2.7kgとシリーズ最大サイズで、パワフル&大音量再生が可能だ

 

プロの推しポイント!

インテリアに馴染むスタンド設置がオススメ

「2台使ってのステレオ再生も魅力的ですが、最大出力60Wと、ある程度の音量が確保されており1台でも充分楽しめます。室内では別売スタンドを活用してスマートに設置できます」(野村さん、以下同)

 

重低音とイルミネーションで屋外パーティも大盛り上がり

Tribit
StormBox Blast(ポータブルスピーカー)
実売価格2万2990円

TWSやBluetoothスピーカーを中心にハイコスパな製品を展開するTribitのポータブルスピーカー。大型スピーカーによる大音量や低域ブースト機能、最大20時間の連続再生、IPX7の防水性能など屋外で楽しめる。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 50Hz~ 20kHz
実用最大出力 90W

 

↑31mmトゥイーター×2、30Wの101mmウーファー×2、パッシブラジエーター×2の構成。パワフルなサウンドを実現する

 

プロの推しポイント!

高い防水性能と外部給電機能が便利

「大型スピーカーでIPX7の防水性能を確保している製品はレア。海岸や湖畔などの水辺でも安心して使えます。スマホへ充電できる外部給電機能も、いざというときにとても便利です」

 

【シーン2】インテリアに合わせて選びたい!

様々な場所に設置できるスリムなフォルムが魅力

BANG & OLUFSEN
Beosound Emerge(ワイヤレスプレーヤー)
実売価格9万3990円

B5判のブックシェルフ型Wi-Fiスピーカー。ウーファーを横向きに配置したことによりデスクで邪魔にならず、本棚やキッチンカウンターなど場所を選ばずスマートに設置できる。部屋に合わせて音響を最適化する自動音響補正機能も搭載。

再生チャンネル 1.0ch
スピーカー構成 3Way
周波数帯域 45Hz~ 22kHz
実用最大出力 120W

 

↑パールブラスト加工のアルミニウムやオーク材、Kvadrat社製ニットファブリックを採用。上質なデザインが魅力だ

 

プロの推しポイント!

どんなインテリアにも違和感なく溶け込みます

「一見しただけではオーディオ機器と気付かない、個性的かつスタイリッシュなデザインが特徴。コンパクトながら3基のスピーカーを搭載し、パワフルでクリアなサウンドが楽しめます」

 

音もデザインも個性的でロック&ジャズ好きは要注目

Marshall
WOBURN III(ワイヤレススピーカー)
実売価格9万9980円

ギターアンプを彷彿させるMarshall製Bluetoothスピーカー。新開発の3ウェイドライバーシステムを搭載し、高音から低音まで表現力の高いサウンドを実現した。HDMI端子を搭載し、テレビやPCの音も出力可能。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 3Way
周波数帯域 35Hz~ 20kHz
実用最大出力 150W

 

↑操作系もギターアンプそのもの。BluetoothコーデックはSBCのみだが、将来的にはLE Audioへの対応を予定だ

 

プロの推しポイント!

ギターフリークならずとも部屋に飾りたい逸品

「熱気溢れるサウンドや存在感のあるデザインなど、音楽好きにはたまらないモデル。HDMI端子を採用するスピーカーはまだ少ないので、テレビの音を鳴らせるのも嬉しいポイントです」

PCの音を3万円以下でグレードアップ!? プロがおすすめする高音質スピーカー4選

デスクトップをすっきりさせたいけど音質にもこだわりたい。そんなスピーカーを求めている人のために、本記事ではAVライターの野村ケンジさんが厳選した高コスパのモニタースピーカーなど、シーン別に注目の4モデルを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

【シーン1】PCの音を手軽にグレードアップしたい

PCと無線接続だからデスクトップがすっきり

PreSonus
Eris E3.5 BT(モニタースピーカー)
実売価格2万5740円

優れたコストパフォーマンスを誇るプロ用モニタースピーカーPreSonus「Eris」シリーズのBlutooth対応最小モデル。背面にはRCAをはじめ3系統の入力が用意され、高域/低域の調整が行える。前面には音量調整や3.5mmステレオ入力、ヘッドホン出力を配備。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 80Hz~ 20kHz
実用最大出力 25W

 

↑スタジオモニターながらRCA入力を装備。前面の3.5mmステレオ入力端子も含めて、多様な機器が接続可能となっている

 

プロの推しポイント!

PCデスクでさりげなくこだわりを主張できる

「まさにスタジオのモニタースピーカーそのもの。シックな佇まいは、デスクトップに派手なデバイスを遠慮したい人にはピッタリ。音質も十分納得いくクオリティを持ち合わせています」(野村さん、以下同)

 

3万円切りの製品ながら最高レベルの音を創出

JBL PROFESSIONAL
104-BTW-Y3(モニタースピーカー)
実売価格2万7280円

同軸スピーカーの採用による確かな定位感など、小型モニタースピーカーのなかでも高音質を誇る。既存製品とは異なる丸みを帯びたデザインの本体は、設置性の高さに加え、スマートさや可愛らしさからも人気を集めている。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 同軸構造
周波数帯域 60Hz~ 20kHz
実用最大出力 60W

 

↑同軸構造のスピーカーユニットは、音場表現の確かさが魅力。ユニットごとに高出力な30WのDクラスアンプに接続されている

 

プロの推しポイント!

サイズがちょうど良く使い勝手に優れている

「狭いデスクトップでも設置できるコンパクトサイズはなかなかうれしいポイントです。インプットを“ALL”にすると、Bluetooth以外の入力もすべてミックスしてくれるのも便利です」

 

モニター下側に設置して映画やライブ映像も大満足

JBL
Bar 2.0 All-in-one(MK2)(サウンドバー)
実売価格2万1600円

横幅約62cmのコンパクトなサウンドバー。大型のレーストラック型ウーファーを採用し、このサイズながらも迫力のサウンドを鳴らす。Bluetoothに対応しており、スマホと接続してワイヤレス再生を楽しむことも可能だ。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 70Hz~ 20kHz
実用最大出力 80W

 

↑背面の端子部には、光デジタルに加えてHDMIも配備。PCだけでなくテレビやゲーム機器などと手軽に接続することができる

 

プロの推しポイント!

普段はPCスピーカー時々シアターバーとして活躍

「幅62cmと、サウンドバーとしてはかなりコンパクトなサイズですが、迫力のサウンドを再生できます。PCでも映画や音楽ライブを迫力満点で楽しみたい、という人にピッタリ!」

 

【シーン2】ハイレゾの高音質を存分に楽しみたい!

Wi-FiとBluetoothに両対応する万能スピーカー

KEF
LSXII(ワイヤレススピーカー)
実売価格23万1000円

同社の特徴である同軸ユニットを搭載したモデル。本体にネットワークスピーカー機能を搭載し、Wi-Fi接続によって様々なストリーミングサービスを楽しめる。最大384kHz/24bitのハイレゾ音源の再生にも対応。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 49Hz~ 28kHz
実用最大出力 70W

 

↑24bit/384kHzまでのストリーミングに対応し、専用アンプを内蔵。小型ながらも最高品質のサウンドを提供する

 

プロの推しポイント!

ハイレゾのサウンドをスタイリッシュに楽しめる

「Wi-FiやBluetoothだけでなく、有線接続すればハイレゾも楽しめるなど、音質的にも高い実力を誇ります。音質とデザインのどちらも妥協したくない人にオススメの逸品です」

リモートワークで使えるワイヤレスイヤホンは? プロが教えるシーン別おすすめモデル4選

リモートワークが日常化して、ビジネスにイヤホンは欠かせないアイテムとなった。求められるのは高い通話品質や、長時間使っても耳が疲れないデザインなど、人によってさまざまだと思う。本記事では、AVライターの野村ケンジさんが厳選した、高い通話品質や最新の音響技術を体験できるイヤホンなど、シーン別に注目の4モデルを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

【シーン1】リモートワークで使いたい!

音も機能性もすべて完璧!耳にやさしい最先端モデル

ヤマハ
TW-E7B(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格2万950円

独自の高精度なNC機能や自然なマイク音声が魅力の同社最上位機。耳中を測定して最適な音に自動調整する「リスニングオプティマイザー」や、音量を下げても迫力あるサウンドが楽しめる「リスニングケア(アドバンスド)」など多彩な高機能を持つ。

ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 22時間 (NCオン時※1)
防水性能 IPX5
質量 約7.3g (※2)

 

↑米国Qualcomm社製のBluetoothチップを搭載。「TrueWireless Mir roring」に対応し、音切れの少ない安定した接続を実現する

 

プロの推しポイント!

聴覚保護により長く付き合える製品です

「なんといっても『リスニングケア(アドバンスド)』は重宝します。音量を下げても迫力を失わないため、リモートワークなど長時間の使用でも耳にやさしいサウンドを実現しています」(野村さん、以下同)

 

格別の通話品質を誇るハイコスパモデル

Jabra
Elite 4(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格1万4300円

ビジネス向けのヘッドセットなど、幅広くラインナップする同社の最新モデル。NC機能と良質なマイクを搭載しつつ、手ごろな価格を実現した。片耳モードや音声アシスタント対応などの機能も持ち合わせている。

ドライバー φ6mm
連続再生時間 最大 28時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX5
質量 約4.6g (※2)

↑片耳約4.6gとイヤホンが小型軽量な点が魅力。しかも、イヤホン本体で約7時間の連続再生できるスタミナ性能は頼もしい限りだ

 

プロの推しポイント!

ウエアラブルデバイスとしての機能性が光る一台

「安定した接続性、良質なマイク音声など、ウエアラブルデバイスを手がける同社渾身の逸品。プレゼン時のメインスピーカーは厳しいですが、オンライン会議などでは十分に活躍します」

 

【シーン2】アプリで音質をアレンジしたい!

最新の音響技術を生かした次世代サウンドを体験

Final
ZE8000(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万6800円

超高級クラスからエントリーまで、幅広い価格帯のイヤホン・ヘッドホンをラインナップする同社の最上級モデル。最新の音響工学を活用し、卓越した高音質を実現した。装着感や操作性についても十分に配慮がなされ、独特のイヤホン形状を採用。

ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 15時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約7g (※2)

 

↑プロオーディオツールを参考にしたという専用アプリのイコライザー機能。効果がわかりやすく、音量調整もしやすいので積極的に使いたい

 

プロの推しポイント!

イコライザーを使って自分好みの音を作れる

「音質については別格といえるクオリティ。特に解像度感の高さや自然な音場表現によって、演奏がリアルに感じられます。音が好みに合えば、生涯最高のパートナーになるハズ」

 

【シーン3】先進の機能・装備を自慢したい!

充電ケースで操作できる画期的な次世代モデル

JBL
TOUR PRO 2(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万3000円

スピーカー製品で有名なJBLは、近年 TWSも人気。同社は、充電ケースにタッチパネルを配置し、スマホアプリを立ち上げずに操作可能な革新的な最新モデルをリリースした。進化したNC機能や優れた装着感が魅力だ。

ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 15時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX5
質量 約6.1g (※2)

 

↑ケースのタッチパネルで様々な操作が可能。NC操作や外音取り込みのオン/オフ、イコライザー設定なども行える

 

プロの推しポイント

TWS操作の概念を覆す画期的なモデルが登場

「装着感に優れた本体や同社らしい迫力のサウンドなど、あらゆる点において満足度の高い製品。一番のウリはディスプレイ付きのケースですが、近い将来、類似品も登場しそう!?」

 

※1 充電ケース使用
※2 イヤホン片耳

コレは推せる! プロが厳選した “いい音” 完全ワイヤレスイヤホン3選

人気の完全ワイヤレスイヤホン(以下、TWS)は多彩な機能性もさることながら、音質面でも大きく進化中だ。本記事では、好きな音楽を存分に楽しめる、音質にこだわったイヤホンを、AVライターの野村ケンジさんが厳選。それぞれ「推しポイント」についても解説してもらった。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

使用目的は当然だが重視したいのはやっぱり音質

近年のTWSは、音質・機能ともに日々進化しているが、AVライターの野村ケンジさんによると、「最も重要なのは素の音」だという。

 

「NCや外音取り込みに加え、空間オーディオなどの新表現にも対応してきています。とはいえ、最も重要なのは素の音。機能性だけでモノ選びをせず、実際の音を聴くことも重要です」(野村さん)

 

B&Wならではのリアルなサウンドが体験できる一台

Bowers & Wilkins
Pi7 S2(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格6万3800円

世界中のレコーディングスタジオで採用されるスピーカーブランド、B&Wの最上級TWS。すべての音をリアルに再現する音色傾向はそのままに、接続性やマイク性能、バッテリー持続時間などが向上し、使い勝手の良い製品となった。

ドライバー バランスド アーマチュア トゥイター+9.2mm
連続再生時間 最大 16時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IP54
質量 約7g (※2)

↑タッチパッド内側のアンテナを改良し、接続性を大幅アップ。マイク性能も音質設定を見直すことで大きな進化を遂げた

 

プロの推しポイント!

原音にこだわりたい人にオススメの一台

「同ブランドのスピーカー開発責任者が音質調整に携わっただけあって、B&Wらしい素直な表現の音が楽しめます。B&Wファンはもちろん、リアル志向のサウンドが好みの人に最適」(野村さん、以下同)

 

臨場感溢れるクリアネスなサウンドが魅力

オーディオテクニカ
ATH-TWX9(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万2780円

日本を代表するオーディオブランドの最上級TWS。高性能なハイブリッド・ノイズキャンセリング機能を搭載するほか、マイク性能や操作性など使い勝手に関しても優れた技術が見られる。Snapdragon Soundや360 Reality Audioにも対応。

ドライバー φ5.8mm
連続再生時間 最大 18.5時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約5.4g (※2)

↑左右合計4つの通話用マイクを搭載。配置を工夫し、ビームフォーミング技術と組み合わせることで良質な通話音声を実現した

 

プロの推しポイント!

音質も装着感も妥協したくない人へ

「J-POPからクラシックまで幅広く対応してくれる、メリハリの利いたエネルギッシュなサウンドがとても魅力。絶妙なデザインのイヤホン本体は、小ぶりで装着感が極めて良好です」

 

ピエール中野監修の音とデザインが秀逸

AVIOT
TE-Z1PNK(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万9600円

“日本のブランドが紡ぎ出す、繊細な日本の音” をポリシーに掲げる、同社の旗艦モデル。音やデザインなどは「凛として時雨」のドラマー、ピエール中野氏が開発に携わった。ハイブリットドライバー構成により、迫力を高めるとともにクリアな音色を両立。

ドライバー コアキシャル2way構成
連続再生時間 最大 18時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約7g (※2)

↑平面駆動型とダイナミック型のドライバーを同軸配置。金属ノズルやイヤホン本体にカスタムIEMの技術を投入することで良質なサウンドを実現した

 

プロの推しポイント!

J-ROCKにピッタリの明瞭なサウンドが魅力

「モニターヘッドホンのようで、それとは微妙に異なるサウンドによって、リアルな歌声が楽しめるのが大きな魅力です。また、装着感の良い形状で、長時間使い続けても疲れません」

 

※1 充電ケース使用
※2 イヤホン片耳

シャオミ、2000円台で機能がそろった完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売

シャオミは6月29日、エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売しました。直販サイトでの価格は2480円(税込)。

 

Redmi Buds 4 Liteは、イヤホン本体に独自のセミインイヤーデザインを採用したうえ、片耳約3.92gの軽量化を実現。長時間の使用でも疲れにくい設計にしたといいます。

 

音質においては12mmのダイナミックドライバーを搭載し、深みのある低音からクリアな高音までを表現するそうです。また、独自の調査によって、音や歪みを表す指標であるTHD率が0.1%と判明し、レコーディング時の音源を忠実に再現できるとうたっています。

 

バッテリーは充電ケース利用で最大18.5時間持続。本体のみだと最大4.5時間使えるとしています。また、充電時間はイヤホン本体が1.5時間、ケースが2時間となっています。充電はUSB Type-C経由からです。

 

このほか、通話時にAIによるノイズキャンセリングや、充電ケースのフタを開けてAndroidスマホに近づけるだけでペアリングできるGoogle Fast Pairに対応しています。

 

カラバリはブラックとホワイトの2色展開です。

シャオミ、2000円台で機能がそろった完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売

シャオミは6月29日、エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売しました。直販サイトでの価格は2480円(税込)。

 

Redmi Buds 4 Liteは、イヤホン本体に独自のセミインイヤーデザインを採用したうえ、片耳約3.92gの軽量化を実現。長時間の使用でも疲れにくい設計にしたといいます。

 

音質においては12mmのダイナミックドライバーを搭載し、深みのある低音からクリアな高音までを表現するそうです。また、独自の調査によって、音や歪みを表す指標であるTHD率が0.1%と判明し、レコーディング時の音源を忠実に再現できるとうたっています。

 

バッテリーは充電ケース利用で最大18.5時間持続。本体のみだと最大4.5時間使えるとしています。また、充電時間はイヤホン本体が1.5時間、ケースが2時間となっています。充電はUSB Type-C経由からです。

 

このほか、通話時にAIによるノイズキャンセリングや、充電ケースのフタを開けてAndroidスマホに近づけるだけでペアリングできるGoogle Fast Pairに対応しています。

 

カラバリはブラックとホワイトの2色展開です。

「Beats Studio Pro」の全スペックが流出! その内容は?

アップル傘下にあるBeatsブランドの未発表ヘッドホン「Beats Studio Pro」について、完全なスペック表とともに、米国では7月19日発売とのリーク情報が報じられています。

↑詳細が明らかに(画像はBeats Studio 3)

 

Beats Studio Proは、5月にmacOSベータ版から手がかりが見つかり、つい先日も米連邦通信委員会(FTC)の認証を取得していました。製品名から、おそらくBeats最上位モデル「Beats Studio 3」の後継モデルと見られています。

 

今回の情報源は、アップル関連のポッドキャスト番組「Connected」で語られたことと、米9to5Macの「信頼できる情報筋」で、いずれも内容はほぼ一致しています。

 

それらによれば、まずBeats Studio Proは音質が大幅に良くなる予定。「大音量でもほぼゼロの歪み」を実現しており、Beats Studio 3と比べて80%も改善しているそう。Beatsは「オーディオの忠実度を向上」させるとうたっているようです。

 

また、「パワフルでありながらバランスの取れたサウンド・プロファイルを実現する」統合デジタル・プロセッサーを搭載し、どんな曲であれ、その細かなディテールまで引き出すとも述べられています。

 

Beats Studio Proは、最近のBeats製品と同じく、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能や外部オン取り込みモード、Dolby Atmosによる空間オーディオにも対応。ダイナミックヘッドトラッキング(頭の向きに応じて音の向きが変わる)やパーソナルプロファイル(個人に合わせた設定)もサポートされているそうです。

 

さらに、「高品質の通話パフォーマンス」ために強化されたマイクも搭載。これらは周囲の雑音を取り除いて音声のクリア度を向上でき、Beats Studio 3よりも最大27%改善されていると言います。

 

一方、外部端子としては、USB-Cポートと3.5mmヘッドフォンジャックの両方を搭載。これはBeats Studio 3のMicro USBポートから大きな進化であり、まだLightningポートに留まっているAirPods Maxの先を行くものです。次期「iPhone 15」シリーズも、全モデルがUSB-Cに移行すると噂されています。

 

Beatsヘッドホン共通の特徴として、今回もiOSとAndroid製品の両方に対応。そうしたクロスプラットフォーム対応を改善するため、カスタム設計されたBeatsチップを使っているとのことです。

 

【Androidとの接続】

  • Google Fast Pair:1回のタップで素早く接続し、Gmailアカウントに登録されている全てのAndroidまたはChromeデバイスと自動的にペアリングできます
  • オーディオスイッチ:Android、Chromebook、その他の互換性のあるデバイス間でオーディオをシームレスに移行できます
  • 端末を探す:「デバイスを探す」アプリで、紛失したヘッドホンを簡単に見つけることができます

 

【アップル製品との接続】

  • ワンタッチペアリング:簡単なワンタッチ設定で、iCloudアカウント内の全てのデバイスと即座にペアリングできます
  • 無線アップデート:ソフトウェア・アップデートと新機能を自動的に受信
  • ヘイSiri対応:「ヘイSiri」というだけで音声アシスタントが起動します
  • 「探す」アプリ対応:紛失したヘッドホンを、最後に接続された場所に基づいて地図上で検索します

 

バッテリー持続時間は、ANCおよび外部オン取り込みモードを無効にした場合、合計で最長40時間のリスニングが可能。ANCまたは外部オン取り込みモードを有効にした場合には、最大24時間になります。

 

本体カラーは、ブラック、ネイビー、サンドストーン、ディープブラウンの4色から選べるそう。また、ケーブルをヘッドホンと一緒に収納できる「新設計のキャリングケース」も付属していると伝えられています。

 

Beats Studio Proの価格は定価が349ドルで、Beats Studio3の現在の小売価格と同じとのこと。日本もそうだとすれば、4万7800円(税込)となりそうです。

 

Source:9to5Mac, MacRumors

レグザ購入でラグビー日本代表応援グッズがもらえる! さらに抽選で豪華アイテムも……「レグザ de SPORTSキャンペーン」

TVS REGZAは、「レグザ de SPORTSキャンペーン」を7月1日より実施します。

 

同キャンペーンでは、キャンペーン対象モデルのレグザを購入し、専用フォームから応募すると、レグザロゴ入りラグビー日本代表応援マフラータオルがもれなくもらえます。

 

また、抽選による購入特典も用意しており、Aコース「タイムシフトマシンコース」かBコース「ラグビー日本代表応援コース」かを選んで申し込むことができます。

 

Aコースのタイムシフトマシンコースは、「選べるデジタルギフト8万円分」(15名)か「レグザ純正ハードディスク「THD-200V3(2TB)」」(3000名)のどちらか、Bコースのラグビー日本代表応援コースは、「ジャパンレプリカホームジャージー」(300名)か「日本代表レプリカラグビーボール」(100名)が当たります。

 

なお、各コースどちらの製品が当たるかは、あらかじめ選ぶことはできません。

 

キャンペーン対象モデルは、タイムシフトマシン4K有機ELレグザ:X9900Mシリーズ(77V型、65V型、55V型)、4K有機ELレグザ:X8900Lシリーズ(65V型、55V型)、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ:Z970Mシリーズ(85V型、75V型、65V型)、タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ:Z870Mシリーズ(75V型、65V型、55V型)、タイムシフトマシン4K広色域量子ドット液晶レグザ:Z770Lシリーズ(75V型、65V型、55V型)です。

 

キャンペーン期間は、購入期間が7月1日~10月10日まで、応募期間が7月1日~10月23日23時59分まで。

 

詳細は、同社のキャンペーン特設ページ( https://www.regza.com/cpn/23despt )をご覧ください。

「市場衰退」の認識も、TCLがmini LED搭載QLEDテレビを続々投入する強気

中国の家電メーカー・TCLは、タイ・バンコク市でアジア太平洋地域全体の新製品発表イベントを開催しました。日本の家電量販店などですでに販売されている4Kテレビのほか、ホームシアタースピーカーシステムの新シリーズが発表されました。太平洋地域での発表会は珍しく、自然と期待がかかります。一体どんな製品を出したのでしょうか。

↑TCLがタイ・バンコク市で開催したアジア太平洋地域全体の新製品発表イベントの様子

 

TCLは、小型化したLEDバックライトを部分制御することでコントラストをアップした「mini LED」と、色再現性を向上する「QD(量子ドット)」技術と、液晶パネルを組み合わせたQLEDテレビを展開。発表会ではその最新ラインアップである「TCL Cシリーズ」とプレミアムラインの「TCL XLコレクション」が発表されました。

↑mini LED搭載QLEDテレビのプレミアムライン「TCL XLコレクション」の98インチモデル

 

最大輝度2000nitのmini LED搭載、クリアで優れたコントラストを実現

「TCL C845」シリーズは、mini LEDによって2000nitのピーク輝度を実現したTCL Cシリーズの上位モデルで、55、65、75、85インチの4サイズを展開。映像エンジンには、高コントラストを実現する「Ai-コントラスト」、色再現性を向上する「Ai-カラー」、はっきりとした色合いに加えてノイズを低減する「Ai-クラリティ」、高リフレッシュレートを実現する「Ai-モーション」、Dolby Visionなどの最新HDRフォーマットに対応させる「Ai-HDR」の5つの機能を搭載する「AiPQプロセッサー3.0」を採用しています。

↑mini LEDによって2000nitのピーク輝度を実現した「TCL C845」シリーズ

 

TCL パン・スマートスクリーン プロダクト オペレーションセンター ジェネラルマネージャーのボブ・ズオ氏は発表会で、「画質を向上させるうえでmini LEDが重要な役割を示しています」と語りました。

 

「最新世代のmini LEDによって画質がさらに向上し、深い黒とより明るい白を得ることに成功しました。我々のmini LEDは非常に高効率かつ明るく、2000 nitのピーク輝度を達成。非常にクリアかつ優れたコントラストを可能にしています。

 

また『ダイナミックαテクノロジー』によって画像の明るさを向上したのと同時に、特に低照度時の光の漏れを減少しています。さらに(デジタルシネマ向け)『DCI-P3』の97%の色域と100%の色数をカバーすることで、実世界と同じような色合いを再現できます」(ボブ・ズオ氏)

↑mini LED/QLEDテレビの仕組み。数多く敷き詰めた高輝度mini LEDバックライトを細かく制御することで、2000nitの明るさと高コントラストを実現。また、バックライトの光をQD(量子ドット)によって色変換することで、従来のフィルターに比べて広色域を実現しています

 

ゲーマー向け機能コレクションの「Game Master 2.0」も搭載しており、HDMI2.1対応、最高144HzのVRR(可変リフレッシュレート)、低遅延モードと高画質モードを自動的に切り替える「ALLM(Auto Low Latency Mode)」、最新版のHDRフォーマット(HDR10+、HLG、Dolby Vision、Dolby Vision IQ)にも対応。高画質・高音質を認証する「IMAX Enhanced」も取得しています。

↑C845シリーズのラインアップ

 

↑主な仕様

 

ゲーマー向けQLEDテレビとスタンダードモデルも登場

「TCL C745」シリーズは1000nitのピーク輝度を実現したTCL Cシリーズのゲーマー向けQLEDテレビで、55、65、75、85インチの4サイズを展開。mini LEDは搭載していないものの、映像エンジンの「AiPQプロセッサー3.0」やゲーマー向け「Game Master 2.0」などを搭載しており、最大144HzのVRRにも対応しています。

 

「TCL C645」シリーズはTCL CシリーズのスタンダードモデルのQLEDテレビで、43、50、55、66、75、85インチの6サイズを展開。上位モデルとは違ってGame Master 2.0は搭載していないですが、映像エンジンの「AiPQプロセッサー3.0」や最高120Hzで駆動する「120Hz Game Accelerator」などを搭載しています。

↑TCL C745シリーズとTCL C645シリーズの主な仕様

 

日本もグローバルも市場は衰退、状況打破の原動力は製品そのもの

TCL XLコレクションはmini LEDとQLEDを組み合わせたTCLのプレミアムラインで、最大98インチもの巨大サイズを誇るシリーズです。ほかに65、75、85インチも用意しています。98インチサイズの場合、3mほど離れた場所に座ると、映画館の中央の席から30m級の巨大なスクリーンを見るのと同じ、約60度の視野角で映画を楽しめます。

↑TCL XLコレクションのラインアップ

 

↑発表会場で展示されていたTCL XLコレクションの98インチモデル

 

「98インチのTCL XLコレクションでは、あたかも映画館にいるような体験ができます」(ボブ・ズオ氏)

 

TCL グローバルマーケティングセンター ジェネラルマネージャーのアイリーン・スン氏はTCLの今後の販売戦略について次のように語りました。

 

「直近の日本市場は衰退している印象がありますが、それはグローバルでも同様だと考えています。その状況を打破する原動力は製品そのものだと思います。日本市場における戦略の1つはハイエンド向けにQLEDとmini LED、そして98インチなどの大画面製品に注力して良い製品を作ること。一方でコストパフォーマンスの高い製品を作ることも必要だと思っています」(アイリーン・スン氏)

 

TCL Cシリーズは日本でも発売予定となっており、98インチのTCL XLコレクションも「2023年8月に発売予定です」とアイリーン・スン氏は語りました。

 

TCL XLコレクションの98インチ現行モデルは現在米国において8499.99ドル(日本円で約118万4320円)で販売されています。日本で発売される場合はいくらぐらいになるのかは不明ですが、市場投入を楽しみにしたいところです。

 

そのほか、発表会場では7.1.4chから2.1chまでラインアップするホームシアタースピーカーシステムも展示されていました。

↑TCLのホームシアタースピーカーシステムのラインアップ

 

↑会場で展示されていたホームシアタースピーカーシステム

 

ホームシアタースピーカーシステムの日本市場への展開は未定ですが、Amazonなどでは従来モデルが販売されており、こちらの展開も待ち遠しいところです。

 

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ソニーヘッドホン「WH-1000X M5」がブルーノート東京とコラボ! 特典コンテンツ付きで発売

ソニーは6月20日、ブルーノート東京とコラボしたワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM5 Midnight Blue -Blue Note Tokyo Edition-」を発表。期間限定で受注販売します。価格は6万4900円(税込)前後。注文の受付期間は、6月20日(火)13時~8月21日(月)24時です。

 

WH-1000XM5は2022年に発売した、ノイズキャンセリング性能に優れたBluetooth対応ヘッドホン。発売から1年が経過していますが、根強い人気を誇る製品です。

 

今回のコラボは、「上質な音楽体験を提供する」という共通点を持つほか、製品の新カラー「Midnight Blue」の名称とブルーノート東京に親和性があること、ブルーノート東京に観客の歓声や拍手を収録するソニーのオーディエンスマイクを取り入れるなどでかねてから親交がある、といった理由から実現したといいます。

 

購入特典として、オリジナルのパッケージには「BLUE NOTE TOKYO」のロゴが入っているほか、シリアルナンバーを刻印したオリジナルコースター、360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)スペシャルコンテンツ視聴用のシリアルコード付きチケットが同梱されています。

 

 

スペシャルコンテンツは、スマホアプリの「360 Reality Audio Live」で視聴可能。配信されているのは、「Blue Horizon」、「Sky Dance」、「Izumi Medley」の計3曲で、ブルーノート東京の音響エンジニアが監修しています。なお、コンテンツは限定ということもあり、ダウンロードして楽しむことはできないほか、視聴できるのは販売終了の8月21日から約1年間限定となっています。

 

ヘッドホンの仕様は通常モデルと同様で、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」と「統合プロセッサーV1」による優れたノイズキャンセリング性能や、専用設計30mmドライバーユニットなどによる高音質を実現しています。

 

販売はソニーストアや各ECサイトで、注文を受けて生産するとのこと。家電量販店でも注文は受け付けているといいいます。

富士フイルム「チェキ」に大人デザインの「INSTAX SQUARE SQ40」登場

富士フイルムは、INSTAX 「チェキ」の新ラインナップ「INSTAX SQUARE SQ40」(以下、SQ40)を発表。6月29日に発売します。想定価格は1万8700円(税込)です。

 

SQ40は、スクエアフォーマットのアナログインスタントカメラ。富士フイルムによると、大人の女性や男性をターゲットにしているそうです。そのターゲットに合うよう、デザイン性を追求しており、ボディ全体はレザー基調にしたほか、手になじむ質感にもこだわっています。

 

また、撮影シーンに合わせた最適な明るさで撮影できる「オート露光機能」を搭載。加えて、レンズを回して電源を入れた後に、さらに同じ方向にレンズを回すとセルフィーや接写に最適な「セルフィーモード」に切り替えらるなど、撮影を楽しむ機能がそろっています。

 

なお、同日に最上位機種「INSTAX mini Evo」(以下、mini Evo)の新色であるブラウンモデルも登場。6月29日に発売します。想定価格は2万5800円(税込)です。

 

mini Evoは、カードサイズの「ミニフォーマットフィルム」に対応したモデル。撮影したその場でプリントできるうえに、専用アプリでスマホと連携も可能です。アプリでは、スマホで撮影した画像をmini Evoでプリントしたり、mini Evoでプリントした写真にフレームを付けて画像としてスマホに保存できたりします。

シャープ立体音響に力を入れたネックスピーカー「AN-SX8」などを発表

シャープは6月15日、ウェアラブルネックスピーカー「AQUOS サウンドパートナー AN-SX8」および「AN-SS3」を発表しました。

 

AN-SX8は、自宅でライブ映像や映画を楽しむ使い方を想定し、立体音響に力を入れたモデルです。鹿島建設および音響技術の分野で有名なサウサンプトン大学が共同開発した立体音響技術「OPSODIS」を搭載。テレビ音声の信号を製品同梱の送信機からBluetoothでAN-SX8に送る過程で音声を処理し、立体音響を作り出します。

↑AN-SX8

 

4K8Kの22.2chや地上デジタルなどの2ch/5.1chなど、あらゆる音源を立体音響にすることが可能。Bluetoothなので遅延が気になるところではありますが、短い時間で体験した限りでは、映画などで遅延を感じることはなく、しっかり立体的に音を感じ取ることができました。また、Dolby Atmosにも対応しているため、対応コンテンツであれば楽しめます。

 

加えて、肩にかかる部分に重低音と振動による臨場感を実現した「ACOUSTIC VIBRATION SYSTEM」を搭載。本体内に蛇腹形状の振動ユニットを内蔵し、そのユニットが伸縮することで振動を作り出しています。これにより、低音に振動が加わり、迫力のあるサウンドを楽しめるとのこと。

↑内部構造。基板の上に付いている蛇腹状のユニットが振動を作り出しています

 

バッテリー駆動時間は約16時間で、充電は約3時間30分。また、Bluetoothは新規格の「LE Audio」に対応しています。なお、本体と送信機はペアリング済みで、送信機をテレビと接続するだけで使用できます。

 

本体サイズは約幅227×奥行き181×高さ33mm、重さは本体で約260gです。

↑操作ボタンは本体左側にまとめています

 

AN-SS3はテレビ視聴やWeb会議など、幅広いシーンでの活用を想定したモデル。約88gの軽量設計のため、首にかけても負担が少ない製品です。また、連続で約16時間の長時間再生が可能。

↑AN-SS3。4色展開です

 

本体にはシャープが補聴器の開発で培った技術を応用した「クリアボイスプラス」機能を搭載。人の声がくっきりと聴こえる調整が施されているといいます。

 

BluetoothのLE Audioや送信機とのペアリングはAN-SX8と同様です。本体サイズは約幅184×奥行き185×高さ18mmとなっています。

↑それぞれの送信機

XGIMIの新プロジェクターは小型で優秀。ならキャンプで使えるかもと思って試してみた!

ここ数年は自宅でのんびりホームシアターを楽しむ習慣が身につきました。我が家で使用しているプロジェクターはXGIMIの製品の中で最上位にあたる「Horizon Pro」ですが、そのXGIMIの新商品「MoGo 2 Pro」が発売。MoGo 2 Proの公式サイトでの価格は8万200円(税込)です。

↑MoGo 2 Pro

 

従来製品である「MoGo Pro+」もお借りできたので、従来からどんなところが進化したのか比較しながら見ていきましょう。

 

バッテリー非搭載だから、従来モデルと用途は違いそう

MoGo 2 Proの本体サイズは約幅119×奥行き108×高さ161mmで、重量は1.1kg。MoGo Pro+と比較してみると一回り大きくなって、同社のHaloシリーズに近い印象です。

 

ただし、MoGo Pro+がバッテリー内蔵のモバイルプロジェクターという位置づけだったのに対し、MoGo 2 Proはバッテリー非搭載で据置用途の強いホームプロジェクター。後継機種とはなりますが、用途としては少し変わってくるのかもしれません。

↑左がMoGo Pro+で、右がMoGo 2 Pro。カラーも若干違います

 

背面の端子類は、左から電源となるUSB Type-C(USB PD対応)、外部ストレージなどを接続できるUSB Type-A、パソコンやゲーム機などの外部機器を接続するHDMI2.0入力、そしてヘッドフォン出力。底面には三脚ネジも切ってありますので、カメラ三脚に固定したり、ミニ三脚を使ってテーブル上で角度を変えたりと、設置も容易です。

↑背面に端子がまとまっているほか、下部にはスピーカーも搭載。2基のユニットがスピーカーグリル向きに内蔵されています

 

スピーカー出力は従来の3W×2基から8W×2基へとアップ。これにより低音の迫力が増しました。4つのオーディオモード (スポーツ、映画、ニュース、音楽)も搭載されているので、スポーツ観戦や映画/音楽などもより楽しめます。

 

 

ちょっと明るくなり、補正とオートフォーカスではうれしい進化

投影解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。100インチの大きさで投影した場合、スクリーンまでの距離は約2.6mでした。

 

Android TV 11.0搭載なのでGoogle Playから本体にアプリをインストールでき、各種動画ストリーミングサービスも簡単に利用できます。もちろんスマホやタブレットの画面をWi-Fi接続でキャストすることも可能です。

↑手軽に大画面でストリーミングサービスの映像を見られます

 

明るさはMoGo Pro+の300ANSIルーメンに対し、MoGo 2 Proは400ISOルーメン。単位表記が変更されたのでわかりづらいですが、従来品より少し明るくなりました。同時に投影してみても肉眼で確認できるくらいの違いはあります。とはいえ劇的に明るくなったわけではありません。体感としては部屋がしっかり暗い状態であれば、100インチ程度までなら実用範囲内だと思います。

↑左がMoGo Pro+で、右がMoGo 2 Proの投影。右の方が一段明るく、各サービスロゴの色もはっきりしています

 

そして進化したのが、自動台形補正とオートフォーカス。従来のXGIMI製品では自動補正用のマーカーが表示されて、その間は映像表示が途切れてしまいましたが、MoGo 2 Proでは映像を流したまま補正してくれるようになりました。

 

また、スクリーンなどがなくて白壁に投影するような場合、障害物自動回避機能で絵画や壁掛け時計などの障害物を自動的に検知して、最適なサイズに投影してくれます。もちろん、手動操作での4点台形補正も搭載されていますので、据置型として使うなら一度設定してしまえば固定可能です。

 

さらに、お子様やペットなどが誤って、スクリーンを横切ってしまっても目を保護するアイ・プロテクション機能が搭載されました。赤外線によってスクリーン前にある遮蔽物の存在を検知して自動的に調光してくれます。

 

バッテリー非搭載でも屋内・屋外問わず使える

ここまでスペックや特徴を見てきましたが、より明るくなって自動補正機能が進化して、音質も向上、ホームシアターとして導入するのも手軽で優秀だと思います。

 

バッテリーが搭載されていないので、位置づけ的には据置型のホームプロジェクターとなっていますが、コンパクトなオールインワン・プロジェクターなのでいろんなシーンで使いたくなりますよね。家庭内でもリビングはもちろん、寝室や子供部屋へ移動しても面倒な設定不要で、すぐに大画面が楽しめます。

 

そこでポータブル電源とともに、キャンプに持って行って使用。しっかりと暗くなってからであれば、テント内だけでなく屋外でも大画面を楽しめました。周りに誰もいなければ、本体の内蔵スピーカーから音声も楽しむことができますね。音を出せないとしてもスマホの写真を大画面で投影してみんなで楽しむなどと、グループキャンプなども盛り上がるでしょう。

↑テントサイトにスクリーンを張って、映像の投影準備が完了。なお、キャンプ場で使用する際は周囲に気を付けましょう

 

↑夜であればしっかりと映像を楽しめました。いつものキャンプに物足りなくなってきた場合は、使ってみると新鮮で楽しめるでしょう

 

また、電源がUSB PD対応になったことでポータブル電源がなくても65W以上のモバイルバッテリーであれば動作してくれます。外出先やアウトドアでも使いやすいでしょう。いろんな場所に持ち出して、手軽に大画面を楽しむような使い方に向いているプロジェクターだと思います。

 

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スピーカーフォンが50%オフで1万円台に! オンライン会議で役立つアイテムが「楽天スーパーSALE」で特価中

深セン壹秘技術は、現在開催中の「楽天スーパーSALE」に合わせ、「EMEET」製品を最大50%オフで販売しています。セール期間は6月11日1時59分まで。

 

セールでは、通常価格2万1900円の「EMEET M2 スピーカーフォン」が、50%オフの1万950円に。

 

通常価格8999円の「EMEET S600 4Kwebカメラ」が、30%オフの6299円となっています。

 

そのほか「EMEET M0 Plus スピーカーフォン」が5279円、「EMEET C960 webカメラ」が2399円と、限定お買い得価格で展開中です。

量子ドットミニLED搭載! 独自フィルムで鮮明な表現も可能になったLGの4K液晶テレビ新モデル

LGエレクトロニクス・ジャパンは6月7日、2023年の液晶テレビのラインナップとして、全4シリーズ13モデルを発表。7月から順次販売を開始します。ラインナップは下記のとおりです。

↑QNED85JRA

 

シリーズ名/画面サイズ/予想実売価格(税込)/発売予定日

QNED85JRA/75V型・86V型/50万~72万円前後/7月上旬発売
QNED80JRA/50V型・55V型・65V型・75V型・86V型/18万~59万円前後/7月上旬発売
QNED75JRA/43V型/14万円前後/8月下旬発売
UR8000/43V型・50V型・55V型・65V型・75V型/11万~26万円前後/8月下旬発売

 

QNED85JRAは量子ドットミニLED液晶を搭載したモデルで、QNED80JRAとQNED75JRAは量子ドット液晶搭載のモデル。UR8000は直下型液晶のモデルとなっています。

 

QNED85JRAはパネルの後ろに「ナノオーガニックフィルム」「量子ドットフィルム」「ミニLEDバックライト」を搭載。この組み合わせにより、従来の液晶テレビ比べて、色の純度を高めたほか、深い黒の再現が可能になったとしています。

 

ナノオーガニックフィルムは、緑色の純度を高めながら赤の色域を広げる独自のフィルムで、よりクリアかつ鮮明な表現が可能とのこと。QNED80JRAにも搭載されています。

↑QNED80JRA

 

また、すべてのモデルで、エリアごとに光を個別に制御できる機能を搭載。たとえば夜のシーンでも、月に近い闇と遠い闇の違いや、奥行き感などを緻密に再現できるといいます。

 

AI映像エンジンには「α 7 AI Processor」を搭載。何百万もの映像ソースを学習させたAIプロセッサーが、地上波・ネット動画問わずあらゆるコンテンツに合わせて適した映像と音響を表現してくれます。映像は映画やスポーツなどのジャンルはもちろん、夜景や街並みといったシーンも自動で認識し、それぞれに合った設定を適用します。

 

さらに、ユーザーの好みの画質に設定できる「パーソナルピクチャーウィザード」機能も新搭載。画面の案内に従って、表示された画像から好みの画像を1~2枚選択し、これを繰り返すことでAIが好みを判別し、ユーザーに合った映像モードに設定してくれます。

 

なお、QNED75JRAとUR8000シリーズは、「α 5 AI Processor Gen6 」を搭載するため、機能が異なります。

 

サウンドでは、音色と音の輪郭を補正して音をクリアにする「AI クリアサウンド」や、音量によって異なる高音や低音の聴こえ方を均一にする「オートバランスコントロール」などの新機能を搭載しました。

約300億個のマイクロレンズ搭載で輝度70%アップ、AIも進化して画質音質が向上したLGの新4K有機ELテレビ

LG エレクトロニクス・ジャパンは6月7日、2023年の有機ELテレビのラインナップとして全4シリーズ12モデルを発表。7月から順次発売します。ラインナップと予想実売価格は下記のとおりです。

 

シリーズ名/画面サイズ/予想実売価格/発売予定日

OLED Z3/88V型/396万円前後(税込)/受注生産
OLED G3/77V・65V・55V型/43万~88万円前後(税込)/7月上旬発売
OLED C3/42V・48V・55V・65V・83V型/29万~99万円前後(税込)/7月上旬発売
OLED B3/55V・65V・77V型/30万~65万円前後(税込)/8月上旬発売

 

OLED Z3は8Kの有機ELテレビで、OLED G3/OLED C3/OLED B3は4Kの有機ELテレビ。このうち、OLED G3に採用されている有機ELパネルには、約5.9ミクロンの微細なマイクロレンズを300億個ほど搭載した「マイクロレンズアレイ」技術を取り入れています。これにより、光の出力効率が向上し、2022年のスタンダードモデル「OLED B2」に比べて、輝度が最大70%アップしているとのこと。

↑OLED Z3

 

また、OLED G3とOLED C3には、進化したAI対応の映像エンジン「α 9 AI Processor」が搭載。何百万もの映像ソースを学習したAIプロセッサーが画質と音質を最適化し、あらゆるコンテンツを美しく鮮明な映像と豊かなサウンドにしてくれるといいます。

 

加えて、新機能として「パーソナルピクチャーウィザード」を搭載しました。画面の案内に従って、表示された画像から好みの画像を1~2枚選ぶのを繰り返すことで、AIがユーザーの好みを判別し、ユーザーに適した映像モードで視聴できる機能です。テレビの画質に詳しくない人でも、自身に合った画質で視聴できるとのこと。

↑OLED G3

 

サウンド面では、従来の「AIサウンドプロ」が進化し、音色と音の輪郭を補正して音をクリアにする「AIクリアサウンド」や、音量によって高音や低音の聴こえ方が変わるのを均一にする「オートバランスコントロール」を搭載しています。

 

このほか、独自OSが「webOS 23」に進化して見たいコンテンツにすぐアクセスできるようになったり、ネット動画アプリとして新たに「TVer」に対応したりしています。

2.5cmの距離から80型の映像を投写できるアイテムも! 極上ビジュアルを堪能できるビジュアル機器3選

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はソニー「ブラビア XRJ-65X95L」とエプソン「dreamio EH-LS800W」、LGエレクトロニクス「32SQ730S-W」をピックアップ!

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

次世代液晶パネルと独自回路が異次元の画音を創出

●写真は75V型(XRJ-75X95L)

【4K液晶テレビ】

ソニー
ブラビア XRJ-65X95L

実売格47万3000円

Mini LEDバックライト搭載モデル。進化した認知特性プロセッサー「XR」がバックライトを自在に制御し、従来機よりもハイコントラストな映像を実現する。サウンドも、フレーム自体を震わせて高音域の音を出す独自の音響技術により映像との定位感が向上している。

SPEC●画面サイズ:65V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×3、地デジ/BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×2ほか●サイズ/質量:W1443×H846×D
341mm(標準スタイル)/33.7kg

 

↑従来の約1/100サイズのMini LEDバックライトを搭載。XRプロセッサーや駆動技術などにより高コントラストな映像を実現した

 

【この超絶ワザで酔いしれる!】Mini LED+認知特性プロセッサー

人の目が感じる自然な美しさを再現

「バックライトに微細粒子のMini LEDを搭載。それを認知特性プロセッサー『XR』が制御することで、“人間が観て美しいと感じる映像”になるように輝度や色合いを調整します。制御システムの改良により、前モデルよりコントラスト・輝度ともに向上しました」(湯浅さん)

 

壁際約2.5cmの設置で80インチの大画面投影が可能

【ホームプロジェクター】

エプソン
dreamio EH-LS800W

実売価格45万1000円

超短焦点レンズの採用により、壁から約2.5㎝離して置くだけで80インチの大画面投影が可能な4K対応プロジェクター。面倒な歪みやピント補正がアプリで簡単に行える。ヤマハ製の2.1chスピーカーを搭載し、本体だけで迫力の3Dサラウンドを体感可能。

SPEC●方式:3LCD●スクリーン解像度:4K相当●明るさ:4000ルーメン●コントラスト比:250万:1●OS:Android TV●サイズ/質量:W695×H145×D
341mm/約12.3kg(突起部除く)

 

↑「Epson Setting Assistant」を採用。投写画面をスマホのカメラで撮影することで、自動的に画面の歪みを補正できる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】超短焦点

壁前の設置で最大150インチの投写が実現

「レンズを投写面からわずか約2.5cm離すだけで80型の映像を投写できるという超短焦点を実現。従来のような部屋の中央や反対側の壁際ではなく、『投写したい壁』の壁際に設置できます。間隔を約28.5cmにすれば、さらに150型の大画面に対応するのも魅力」(湯浅さん)

 

VODの視聴もPC作業もコレ1台あればOK!

【PCモニター】

LGエレクトロニクス
32SQ730S-W

実売価格8万2800円

独自のwebOS 22を搭載した、31.5インチの4K液晶ディスプレイ。本体のみでYouTubeをはじめNetflixやAmazon Prime Video、Disney+などのVODコンテンツが楽しめる。チルト角や高さの調整も行え、USB Type-C端子も備えるので、PCモニターと兼用するのも◎。

SPEC●画面サイズ:31.5インチ●パネルタイプ:VA●輝度:250cd/㎡●視野角:水平・垂直178°●接続端子:HDMI×2、USB×3ほか●サイズ/質量:W714×H487-597×D260mm/9.1kg

 

↑メインの端子は背面にレイアウト。ゲームコントローラーやPC周辺機器との接続用のUSB2.0ダウンストリーム端子は側面に配備する

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】新パーソナルディスプレイ

1台2役で活躍するパーソナルデバイス

「独自OSの搭載で、VODやアプリのダウンロード追加が可能。将来新しいVODサービスが登場した場合にも対応されることが期待できます。マウス接続でPCのように操作でき、「PCモニター」としても「チューナーレステレビ」としても使える製品です」(湯浅さん)

ディスプレイが20段階で曲がる!? テレビ&PCモニター「LG OLED Flex 42LX3QPJA」

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はLGエレクトロニクス「LG OLED Flex 42LX3QPJA」とXiaomi
「Mi Smart Projector 2」をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

思うままに曲率を変えてテレビ&PCモニターとして活躍

【有機ELテレビ】

LGエレクトロニクス
LG OLED Flex 42LX3QPJA

実売価格43万7800円

曲率調整可能な42V型有機ELテレビ。通常の平面から没入感あふれる最大曲率900Rまで、視聴コンテンツや好みに合わせてリモコンボタンで20段階の調整ができる。ゲーミングモニターのように高さ(614~754mm)や、傾き(前方10度/後方5度)の調整をすることも可能。

SPEC●画面サイズ:42V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×3ほか●音声最大出力:40W●サイズ/質量:W937×H614~754×D297mm/22.6kg

 

↑背面のアームが動き、ディスプレイを曲げる。曲率は5%刻みで変更でき、好みの曲率を保存しておくことも可能だ

 

↑Dolby Atmos対応のフロントスピーカーをスタンド下部に搭載。横面にあるUSBポートにキーボードやマウスなどを接続することもできる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】曲率調整

曲率を調整でき用途に合わせて使い分け可能

「曲面ワイドモニターが普及しつつあるなか、本機は曲率を20段階に変更可能という驚きの仕様。一人称視点のゲームをするときは没入感の高い曲面、複数のPDFやウェブページを並べて表示しつつ資料を作成するときなどは平面、といった使い分けができて便利です」(湯浅さん)

 

自動で歪みを補正し四角形の美麗な映像を投影

【スマートプロジェクター】

Xiaomi
Mi Smart Projector 2

実売価格8万8000円

Android TVを搭載したポータブルプロジェクター。500ルーメンの明るい映像を最大120インチの大画面で楽しめる。3つの軸と6つの角度調整可能なマルチアングル自動台形補正機能を搭載。自動的に歪みを補正し、見やすくきれいな四角形の映像を投影可能だ。

SPEC●方式:DLP●スクリーン解像度:フルHD(1920×1080)●明るさ:500ANSIルーメン●画面サイズ:60~120インチ●OS:Android TV 9.0●スピーカー:5
Wフルレンジ×2●サイズ/質量:W115×H150×D150mm/1.3kg

 

↑最大120インチの投影が可能。投写距離を調整(1.6m/60インチ~3.2m/120インチ)して、様々な部屋のスペースに合わせられる

 

↑背面の端子は、3.5㎜ステレオミニ、USB、HDMIともに4K入力をサポート。ハードドライブやゲーム機、マイクなどに対応する

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】自動台形補正

設置場所を選ばず大画面が楽しめる

「真正面以外からの投写でもきっちりと四角形で表示可能。設置場所を選ばず、広い壁をフル活用できます。オートフォーカスを備え、面倒なピント合わせが不要なのも◎。500ANSIルーメンという明るさは、ポータブルプロジェクターとしては十分に高輝度です」(湯浅さん)

メーカーこだわりの超絶技巧で極上ビジュアルを生み出す「レグザ 65X9900M」を紹介

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はTVS REGZA「レグザ 65X9900M」とJMGO「N1 Ultra」をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

ミリ波レーダー技術によりさらなる高画質・高音質を実現

【有機ELテレビ】

TVS REGZA
レグザ 65X9900M

実売価格59万4000円

ミリ波レーダーを用いたセンシング技術「レグザセンシング」を搭載した有機ELテレビ。ミリ波レーダーが視聴位置を測定し、画質・音質を自動調整する。輝度を従来比最大約20%アップするなど、コントラスト性能も強化している。

SPEC●画面サイズ:65V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ×9、BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4ほか●サイズ/質量:W1452×H868×D336mm/約29.5kg

↑画質・音質調整は、センシング設定から行う(出荷時オフ)。ミリ波レーダーで複数人(最大2名)を認識できる

 

↑自動車の安全運転支援技術などにも用いられるミリ波レーダーを初採用。視聴距離を感知し、最適な映像やサウンドに自動調整してくれる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】ミリ波レーダー

視聴位置を問わず最適な画音に自動調整

「視聴位置をミリ波レーダーで計測。画面に近いときにはノイズが目立たないように抑制し、遠いときには精細感を高めたメリハリのある画質にします。センターからズレている場合には左右の音声のズレまで補正。どの位置にいても、最適な画質と音質で視聴できます」(湯浅さん)

 

3色レーザー搭載により映画館の画質を自宅で再現

【ホームプロジェクター】

JMGO
N1 Ultra

実売価格28万3360円

Android TV対応機としては日本初の3色レーザー搭載プロジェクター。小型化された国産レーザーモジュールの採用に加え、独自開発エンジンなどにより明るい場所でもくっきりとノイズレスな映像が楽しめる。台形補正機能を備え、手間なく最適な投写が可能だ。

SPEC●方式:DLP●スクリーン解像度:4K●明るさ:2200CVIA(※)ルーメン●コントラスト比:1600:1●OS:Android TV 11●サイズ/質量:W241×H236×D203mm/4.5kg

※:CHINA VIDEO INDUSTRY ASSOCIATIONの略。プロジェクターの明るさに関する中国国内での新規格

 

↑9つの特許を取得した、自社開発の光学エンジン「MALC」を搭載。光源には、小型化された3色レーザーモジュールを採用した

 

↑デンマークの高級スピーカーメーカーDYNAUDIOと協業した10Wのスピーカーを2基内蔵。本体だけで高音質で再生可能だ

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】4K3色カラーレーザー

3色レーザーが明るく鮮明な映像を描く

「独自開発したRGB3色のカラーレーザーを搭載。高輝度、高コントラスト、忠実な色再現を実現します。2軸ジンバルシステムにより投写角度を自在に変えることができるほか、斜めからの投写でも傾きを自動的に調整して歪みのない映像にしてくれる機能も魅力です」(湯浅さん)

夢の壁掛け設置が手軽に実現! パナソニック「ウォールフィットテレビ TH-55LW1」

テレビ放送をはじめ、ネット配信サービスやBDソフトなど……近年のビジュアル機器では多様なコンテンツ視聴が可能に。それらの上質な映像を独自の技術により、快適かつ極上に描き出す最新機器を紹介する! 今回はパナソニック「ウォールフィットテレビ TH-55LW1」をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が選びました】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器をはじめ、PC・ガジェットなどデジタル全般に明るい。本誌ではテスターとして多くの機器を検証する。

 

独自の4K無線伝送技術により夢の壁掛け設置が手軽に実現

【有機ELテレビ】

パナソニック
ウォールフィットテレビ TH-55LW1

実売価格40万7000円

自分で簡単に壁掛けができる有機ELテレビ。独自の4K無線伝送技術によりテレビ本体とチューナー部の分離を実現、部屋のアンテナ端子位置に制約されることなく設置が行える。4K2基を含む3チューナーを搭載し、2TBの内蔵HDDに2つの裏番組を同時に録画可能。

SPEC●画面サイズ:55V型●チューナー:BS4K/110度CS4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●音声最大出力:20W●内蔵HDD:2TB●サイズ/質量(モニター部):W1227×H706×D27mm/約12.5kg

 

↑チューナー前面にデータ取込用のUSB端子を搭載。背面にはアンテナ端子、LAN端子、HDD対応のUSB端子などを備える

 

↑本体の電源コードは、コンセントまでの距離に合わせて巻き取り可能。背面は壁掛け用の金具が本体に入り込むよう設計されている

 

↑画面を振動させて音を出す「画面振動スピーカー」を採用。スピーカーボックスを廃して、ディスプレイの薄型化を図っている

 

↑フック、マグネット、ピンなど専用の取り付け金具一式が付属。金具はピンで固定し、石膏ボードの壁でも補強なしに固定できる

 

【この超絶技巧で酔いしれる!】4K無線伝送

無線伝送・圧縮技術で4Kの伝送に成功

「チューナーと無線で接続できるため、アンテナ線を気にすることなくスッキリと壁掛け可能。独自の無線伝送方式で、データ容量の大きな4K放送にも対応します。石膏ボードにも補強なしで設置でき、奥行き約3.5㎝と有機ELテレビの薄さを生かせるのも魅力」(湯浅さん)

「楽天スーパーSALE」が始まるぞ! XGIMIのプロジェクターが最大25%OFFでアツい

楽天市場で「楽天スーパーSALE」が6月4日(日)から始まることが発表されました

rakuten-sale
楽天公式サイトより

 

合わせてスマートプロジェクターメーカーの「XGIMI(エクスジミー)」は、6月4日(日)20:00~6月11日(日)01:59にわたり、楽天スーパーSALEにて、対象製品が最大25%OFFとなるセールを実施することを発表しました。

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対象製品は、4月25日(火)から発売を開始した、XGIMIとして初めて投影補正技術のISA 2.0(Intelligent Screen Adaptation2.0)技術を搭載した「MoGo 2 Pro」や、2022年に全世界での売り上げが100万台を突破した「Elfin」など、人気機種を含む全6モデルです。

 

1.MoGo 2 Pro

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MoGo 2 Proは小型のフルHDプロジェクター。最大400ISOルーメンの明るさで、ハリウッドの映画スタジオでも利用されるD65の色温度規格と、DCI-P3の色域規格を採用しています。また、8Wのスピーカーユニットを2基搭載し、より没入感のあるオーディオ体験を楽しめるとのこと。

 

また、Android TV11.0を搭載しており、さまざまなエンタメコンテンツの視聴も可能です。XGIMIプロジェクターとして初めてISA 2.0技術を搭載し、映像を中断することなく自動台形補正とオートフォーカスをしてくれ、ユーザーがより快適に視聴できるそうです。なお、65W以上のモバイルバッテリーからの給電に対応しています。

 

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/mogo2pro

 

2.MoGo 2

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MoGo 2は小型のHDプロジェクターです。MoGo 2 Pro同様、最大400 ISOルーメンの明るさと、ハリウッドの映画スタジオも利用されるD65の色温度規格と、DCI-P3の色域規格を採用。ほかスピーカーや、モバイルバッテリーからの給電もMoGo 2 Proと同等です。

 

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/mogo2

 

3.Elfin

elfin

Elfinは、重量が0.9kg、厚さが5cmというコンパクトなデザインのホームプロジェクターです。小型サイズでありながら、800ANSIルーメンという高輝度での投影が可能です。

 

また、Harman/Kardon製スピーカーを内蔵。加えてさまざまな自動調整機能や、Android TVを搭載しているため、気軽にエンターテインメントを楽しめます。

 

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/elfin/

 

4.Halo+

halo

Halo+は、「圧倒的な明るさの、持って歩ける映画館」をキャッチコピーに掲げる高性能なポータブルスマートプロジェクターです。900ANSIルーメンという、ポータブルプロジェクター市場において、圧倒的な明るさを誇ります。

 

本体にバッテリーを内蔵しているため、2時間ほど映像を投影することができ、アウトドアでの使用にも最適です。様々な自動調整機能や AndroidTVも搭載されており、簡単かつ手軽な映像投影を実現しています。

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/haloplus01/

 

5.HORIZON Pro

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HORIZON Proは、XGIMI 製品の中で、最も多機能かつ使いやすい4Kホームプロジェクターです。2200ANSI ルーメンという高輝度で極上のエンターテインメントを楽しむことができます。

スタイリッシュかつ重厚感のあるデザインに加え、業界最高レベルの画質や高精度の画像処理機能、Harman/Kardon 製のスピーカー8Wを2基搭載、最高レベルの没入感を提供します。 Android TV、Google アシスタント、Chromecast 機能も備えています。

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/horizonpro/

 

6.AURA

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AURAは、超短焦点プロジェクターです。2400ANSI ルーメンという明るさに加え4K画質、HDR10に対応しており、120インチの大画面でこれまで以上に鮮やかな色合いの映像を楽しむことができます。

15WのHarman/Kardon製スピーカーが4基搭載されており、鮮明な高音域とダイナミックな中音域、聴き心地の良い低音域を提供。Android TV、Googleアシスタント、Chromecast機能も備えています。

楽天スーパーSALE ページ:https://item.rakuten.co.jp/xgimi-store/aura01/

 

XGIMI とは?

XGIMIは2013年に設立された、アメリカ、ヨーロッパ、日本を含む100カ国以上の世界各地で選ばれている次世代のプロジェクターブランドで、美しい映像と圧倒的な使いやすさが特徴です。設立から翌年の2014年には第1世代のスマートプロジェクターを発売し、革新的な製品コンセプトと優れたユーザーエクスペリエンスにより、プロジェクター業界に旋風を巻き起こしました。それ以降、世界的に有名なHarman Kardon、Google、Texas Instrumentsといった企業とパートナーシップを組みながら、様々なモデルのスマートプロジェクターの製造を続けています。業界をリードする先駆者として、XGIMIは革新的な技術と洗練されたデザインを通じて、あらゆる人が楽しめる最高のホームプロジェクターとポータブルプロジェクターを開発するよう常に努力しています。

即完売したオーテクのサウンドバーガーが一般販売! 80年代のリバイバル品として手に取るなら今

2022年に創業60周年を迎えたオーディオテクニカ。創業記念限定モデルとして、1980年代に販売されていた携帯型レコードプレーヤー「サウンドバーガー(Sound Burger)」の復刻版(AT-SB2022)を販売したものの、即完売! これをうけ、5月31日に、通常販売モデルのサウンドバーガー「AT-SB727」の一般販売をスタートさせました。

 

↑3色のカラーバリエーション。左からBK(ブラック)、YL(イエロー)、WH(ホワイト)※WH(ホワイト)は、同社公式オンラインストア限定

 

AT-SB2022の仕様はそのままに、3色のカラーバリエーションをたずさえた、満を持しての登場。またもや即完売の予感で、一部モデルではすでに入荷待ちとなっています。

 

サウンドバーガーのウリは何といっても、レコードというクラシックなメディアを気軽に楽しめるところ。

 

Bluetoothスピーカーやヘッドホンと接続した状態で、クリップのような形状をした機械にレコードを挟むだけで音楽が簡単に再生。初回にペアリングできたら、2回目以降の接続は、電源ボタンを押すだけと手軽な仕様です。

 

片手で持ち運びできるコンパクトサイズ(10×30cm)なので、自宅に限らず野外までシームレスにレコードの音を楽しめるほか、インテリアとして飾るにもよさそうです。味わいのあるレトロなデザインが、独特の存在感を放ってくれます。

 

 

その見た目ゆえに、充電方法は、まさか電池式!? と思いきや、現代人の生活にマッチするUSB充電式を採用。付属のUSB Type-Cケーブルでフル充電すると、約12時間再生のタフさで、一日中音楽のある暮らしをサポートしてくれます。充電時間は約12時間です。

 

もう一つの付属品であるオーディオケーブルは、手持ちのアンプやアクティブスピーカーに接続可能。据え置き型のレコードプレーヤーのような使い方も楽しめます。

 

レトロな見た目とは裏腹に、現代的な機能で魅せるサウンドバーガーのAT-SB727。アナログ熱が高まる昨今、1980年代当時のリバイバル品として手に取るなら今がチャンス!

 

希望小売価格は2万3980円(税込)。購入は、オーディオテクニカ公式オンラインストア、および家電量販店などの一部ECサイトからとなっています。店頭では、6月20日(火)から予約受付が開始され、6月23日(金)に発売が予定されています。

高音質・高画質に加えて、ライフサポート機能も搭載! 新4K液晶AQUOS発表

シャープは6月1日、4K液晶テレビ「AQUOS」の新モデル「FN1ライン」「FN2ライン」「FL1ライン」を発表。合計9機種を発売します。ラインナップは下記のとおりです。

 

・FN1ライン

75V型 4T-C75FN1
65V型 4T-C65FN1
55V型 4T-C55FN1

↑4T-C75FN1

 

・FN2ライン

55V型 4T-C55FN2
50V型 4T-C50FN2
43V型 4T-C43FN2

↑4T-C55FN2

 

・FL1ライン

65V型 4T-C65FL1
50V型 4T-C50FL1
42V型 4T-C42FL1

↑4T-C65FL1

 

発売は6月10日で、FL1ラインの50V型モデルのみ9月16日となっています。

 

発表された機種はすべて、新しい画像処理AIエンジン「Medalist S4」を搭載。今回から音質の自動調整が可能になり、ニュースやドラマでは人の声がより聞き取りやすくなったほか、スポーツでは臨場感を楽しめるとしています。画質における処理はこれまでと同様で、100万以上の映像を学習したAIが、人の顔や空などを高精度で検知し、その結果を見ている映像のジャンルと合わせて、色彩/明暗/精細感を自動で調整します。

↑Medalist S4の搭載によって、部屋の明るさに応じて画質を自動で調整する「環境センシング」機能も新たに搭載されました

 

また、FN1ラインには、ミニLEDバックライト搭載の「AQUOS XLED」の開発で培ったバックライト制御技術を応用した「アクティブLED駆動」を採用。直下型LEDをエリアごとに明暗制御することで、コントラストの性能を向上させているそうです。これにより、まばゆい輝きから締まった黒まで、明暗の豊かな映像を楽しめるとのこと。

↑映像と連動して直下型LEDを制御するアクティブLED駆動

 

加えて、FN1ライン/FN2ラインともに、前モデルの「EN1/EN2ライン」に搭載された、パネルの表面に低反射を実現する「N-Blackパネル」を内蔵。大画面ほど気になる外光や照明の映り込みを抑えています。

 

音質においては、すべてのモデルで立体音響フォーマットのDolby Atmosに対応するほか、FN1ライン/FN2ラインは音の抜けがよい設計の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。スピーカーネットのないリフレクター構造で、音を画面前方に響かせるうえ、ツイーターを前向きに配置して、高域から低域まで豊かな音を出力するといいます。

 

ただし、FN1ラインとFN2ラインで内蔵されているスピーカーと、最大出力に違いがあります。FN1ラインはツイーター2基、ミッドレンジ4基、サブウーハー1基の構成で最大50W出力。FN2ラインはツイーター2基、ミッドレンジ2基、サブウーハー1基で最大35W出力です。

 

さらに、新モデルではライフサポートにつながる機能も搭載。ヘルスケア関連アプリ「AQUOSヘルスビューアー」では、スマートウォッチや体重計、血圧計などの「Google Fit」対応機器と連携し、各機器が測定した歩数や心拍数、体重、血圧などの日々の変化をグラフで、テレビの大画面で確認できます。また、放送や動画配信アプリなどの視聴時間をグラフで表示する「AQUOSスクリーンタイム」も搭載します。

↑大画面で自分の健康状態が見られるAQUOSヘルスビューアー

 

↑日々テレビをどれくらい視聴していたかなどがわかるAQUOSスクリーンタイム

 

このほか、Google TV対応による多彩なコンテンツやアプリケーションを楽しめたり、リモコンに10個のダイレクトボタンを搭載したりと、テレビ番組以外のコンテンツを手軽に楽しめる機能も備えています。

 

ライフサポート機能は、テレビとしては珍しいところ。高画質・高音質はほかのメーカーも高めているところなので、こうした独自の機能はユーザーにとってわかりやすい違いといえそうです。

↑別売りのUSBカメラを接続して使えるカメラアプリ「リビングカメラ」も進化。YouTubeと、USBカメラ越しを映したミラー画面の同時表示に対応し、たとえばヨガの動画を見ながら自身のフォームを確認できるようになりました

 

「有線のような高音質」テクニクスが完全ワイヤレスイヤホン最上位「EAH-AZ80」発表

パナソニックは5月29日、テクニクスから完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「EAH-AZ80」と「EAH-AZ60M2」を発表しました。発売は6月15日を予定しており、市場想定価格はEAH-AZ80が3万6000円(税込)前後、EAH-AZ60M2が2万7700円(税込)前後です。

 

いま完全ワイヤレスに求められるのは5つの要素

パナソニックは製品開発にあたり、独自で市場を調査。それによると、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に、ユーザーは音質を重視する傾向が高いことがわかったそうです。一方で、完全ワイヤレスイヤホンよりも有線イヤホンの方が音質が良いという認識が強いとのこと。

↑完全ワイヤレスイヤホンを取り巻く環境を調査した結果

 

また、完全ワイヤレスイヤホンの利用シーンを見るとエンタメを楽しむほかに、テレワークの普及による通話が増えているといいます。

 

そうした市場を見た結果、パナソニックでは、いまの完全ワイヤレスイヤホンに求められるのは、「音質」「通話音質」、それらを支える「ノイズキャンセリング」「装着感」「使いやすさ」の5つであると断定。新製品はこうしたニーズに応えるべく開発されたものだとしています。

 

「有線イヤホンのような高音質を、ワイヤレスで」がコンセプト

EAH-AZ80は、テクニクスの完全ワイヤレスイヤホンとして新たなフラッグシップにあたるモデル。一方のEAH-AZ60M2は「EAH-AZ60」の後継に位置づけられるモデルです。

↑EAH-AZ80

 

音作りの方向性としては両モデルともに、低域を強調したり、イヤホン側で音に「味付け」したりすることなく、アーティストが表現する音をそのまま再現することを考えたとしています。

 

EAH-AZ80は「有線イヤホンのような高音質を、ワイヤレスで」をコンセプトに開発されています。10mm径ドライバーの振動板には、テクニクスの有線イヤホン最上位モデル「EAH-TZ700」に搭載されたアルミニウム振動板を採用。きめ細やかな音と広い音場を実現しています。

 

また、EAH-AZ60で取り入れられた独自の音響構造「アコースティックコントロールチャンバー」と「ハーモナイザー」を引き続き採用。アコースティックコントロールチャンバーはドライバーの空気の流れをコントロールして正確な低音を再現し、ハーモナイザーはドライバー前方の空気の流れを最適化することで良好な高音を実現しているそうです。

↑EAH-AZ80の内部構造

 

↑従来モデルだと、サウンドモードがオフのときにEQによって若干音質が劣化していたそうです。新モデルはその劣化を抑える「ダイレクトモード」を搭載

 

ノイズキャンセリングもEAH-AZ60で採用された「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」機能を搭載しています。イヤホン本体外側のマイクでノイズを拾い、デジタル処理を実行。また耳の中のノイズを消すためにイヤホン本体内側にもマイクを設けています。さらに、内側のマイクはノイズキャンセリング処理に遅延が出ないよう、専用のチップで制御しているとのこと。仕組みは同じながら、EAH-AZ60に比べると会話の帯域である中高音のノイズキャンセル性能が向上しているといいます。

 

通話においては、独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」をアップデート。風によるノイズ環境でも発話の明瞭度が上がるよう発話用マイクを進化させたほか、発話の音声解析アルゴリズムを改善させることで音声のこもり感を抑えているといいます。

↑JustMyVoiceのアップデートポイント

 

このほか、EAH-AZ80は装着性を高めるために、耳の「コンチャ」と呼ばれるくぼみに収まるよう設計。さらに、完全ワイヤレスイヤホンとしては珍しい、最大3台のデバイスにマルチポイント接続を可能にするなど、使い勝手を向上させています。

↑装着性の改善のため、試作や試験を重ねた結果、耳のコンチャに収まる形状に行きついたそうです

 

対応コーデックはSBC/AAC/LDAC。またバッテリーはノイズキャンセリングオンの状態で約7時間の音楽再生が可能、充電ケースを含めると約24時間です。本体重量片耳で約7g。防水はIPX4相当となっています。

 

EAH-AZ60M2は、紙に近い素材のバイオセルロース振動板を採用した、8mm径のドライバーを搭載したモデル。本体内部の機構やJustMyVoiceの進化、3台のマルチポイント接続対応、対応コーデックやバッテリーなどは上位モデルと同様です。

↑EAH-AZ60M2

 

デュアルハイブリッドノイズキャンセリングについては仕組みは同じですが、性能は前モデルと同等となっています。また、本体形状は耳のコンチャに収まる形ではなく、しずく型を採用しています。

PlayStation初のワイヤレスイヤホンはかなり高音質らしい

ソニーはPlayStation Showcaseにて、PlayStationブランドとして初となるワイヤレスイヤホンを公開しました。

↑ソニーから

 

 

ソニーはPlayStation Showcaseで、PS5のゲームを遠隔プレイできる携帯ゲーム機「Project Q」を発表。同時発表された今回のワイヤレスイヤホンはPS5やPC、そしてProject Qとワイヤレス接続することができます。もちろん、スマートフォンともBluetoothでの接続が可能です。

 

ソニーによれば、PlayStationのワイヤレスイヤホンはロスレスでのサウンド再生が可能。かなり高音質な設計となっているようです。また「新たに開発した無線技術」により、低遅延での接続も可能だとしています。まさに、高音質でのゲームプレイにぴったりのワイヤレスイヤホンとなるようです。

 

PlayStationのワイヤレスイヤホンは、2023年内の発売を予定。具体的なスペックや機能などは、今後発表するとしています。PlayStationブランドとして初となるワイヤレスイヤホン、ぜひ高性能な製品の登場を期待したいものです。

 

Source: PlayStation / Twitter

こんなイヤホン見たことない。“美”をこだわり抜いた「HUAWEI FreeBuds 5」が圧巻

そう、こんなイヤホンを待っていたーー。

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「たとえ音楽が流れていなくても、身に着けていたい」。そう思えたイヤホンは初めてかもしれません。

 

ファーウェイが新たに発表したフルワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5」は、デザインにこだわり抜いた逸品。その洗練されたフォルム・質感は、もはや装飾品と言えるレベルに達しています。

 

【HUAWEI FreeBuds 5(画像をタップすると閲覧できます)】

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耳元を飾るアクセサリー

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ジャンルを問わず、良い製品というのは、独特の世界観を纏っているものです。私たちは、製品を手に取り、その世界観へ吸い込まれます。

 

HUAWEI FreeBuds 5とのファーストミートは、言うなれば、ジュエリーケースを開くような感覚でした。

 

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充電ケースの蓋をオープンすると、葉のうえに乗った「しずく」を思わせる美しい曲線が現れます。イヤホン本体を取り出して感じるのは、今までにない新しさと、小さな感動ーー。

 

「自然」から着想を得たという、曲線のみで構成されたフォルム。しっとりと上品に放たれる「シルバーフロスト」の光沢感も、白色が軽やかな「セラミックホワイト」の爽やかさも。まさに“洗練”という単語がふさわしいでしょう。

 

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イヤホンを耳にはめれば、まるでピアスやイヤーカフを身に着けたかのように、耳元から顔周りがパッと明るくなります。周囲の景色が映り込んで生じる“ゆらぎ”も、狙ってデザインの一部として取り込まれているのが分かります。

 

 

斬新なデザイン、だが装着感へのこだわり

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斬新なデザインゆえに、使い勝手は大丈夫なのかーーと疑いたくなるかもしれません。しかし、装着感についても、とことん追求しているのが、HUAWEI FreeBuds 5のすごいところ。

 

同イヤホンの耳に装着する部分は、イヤーピースのない「インイヤー型」です。そのため、製品の形状がダイレクトに使い勝手に影響します。

 

さらに、人間工学に基づき、人の体に馴染むようデザインされているのが特徴です。装着感への懸念が残らないよう、開発段階で、1万を超える人間の耳のサンプルでシミュレーションをし、何百ものテストを重ねたうえで、0.01mm単位での微調整が加えられています。結果として、小型でありながらも、耳に触れる面積を十分に広く確保しており、快適な装着感・フィット感が実現されています。

 

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なお、耳元での操作については、アーチ型の軸(ステム)部分を

 

(1)ダブルタップ:「通話への応答・終了」「音楽の再生・一時停止」

(2)上下スワイプ:「音量調整」

(3)長押し:「ANCモードのオン・オフ切り替え」「着信拒否」

 

のように扱います。

 

シングルタップによる誤動作が起きにくいため、耳元で角度調整などをしても、機能に影響しづらいことも嬉しいポイント。煩雑な操作が、HUAWEI FreeBuds 5の世界観を邪魔することはありません。

 

 

軽やかなインイヤー型なのに、ノイズは消える

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機能面については、先述の通りイヤーピースのないインイヤー型でありながらも、環境ノイズを低減してくれる「ANC(アクティブノイズキャンセリング)」機能を備えていることが秀逸。地下鉄で音楽を聴いたり、洗い物をしながらポッドキャストを楽しんだりできます。

 

なお、ノイズキャンセリングのモードとしては、「標準」と「くつろぎ」の2モードを切り替え可能。さらに2つのモードが自動で切り替わる、ダイナミックモードも搭載しています。

 

軽やかな装着感と、実生活での聴きやすさを両立している点で、デザインを抜きにしても、ワイヤレスイヤホンとしてかなりの優等生だと言えるでしょう。

 

通話については、搭載したトリプルマイクによって、ノイズ低減機能が従来製品よりも大幅に向上されていることがポイントです。例えば通話相手に、よりクリアに聞こえます。インイヤー型でありながら、オフィスだけでなく、環境音や風切り音の多い地下鉄や交差点などでの急な通話応答にも、十分に対応できるわけです。

 

一般的に、インイヤー型のワイヤレスイヤホンでは、これまでこうした性能について諦めなくてはいけないことが多々ありました。しかし、HUAWEI FreeBuds 5は、インイヤー型の装着感のままで、ANCを有効にしたうえでの音楽再生や、ノイズの低減された通話などを楽しめます。こだわり抜いて開発されたイヤホンだということが、こうした特徴からもしっかりと伝わってきます。

 

 

妥協しない、パワフルな低音×音圧

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さて、肝心の音質については、パワフルな低音域が実現されています。磁気密度を高めたデュアルマグネットリング機構が取り入れられたダイナミックドライバーにより、低音域の迫力が増していることがポイント。気流の通り道を広げることで空気抵抗を減らし、ドライバーユニットの振幅をより大きくしたことで、音圧も強化されています。

 

さらに、LDACといった高解像度コーデックもサポート。加えて、耳の形の差を考慮して、音質を最適化する「アダプティブイヤーマッチングテクノロジー」なども実装されており、音質面でも抜かりはありません。EQについては、リアルタイムで最適化される一方で、10段階カスタマイズで自分好みに調整することも可能です。

 

ここで、オーディオ機器に詳しいライター 山本敦さんに、音質についてレビューをいただきました。

山本 敦

オーディオビジュアル誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。ハイレゾに音楽配信、スマホなどポータブルオーディオの最先端を徹底探求。海外の展示会取材やメーカー開発者へのインタビューなども数多くこなす。

FreeBudsシリーズはANCを搭載する開放型イヤホンの先駆けです。音の心臓部であるドライバーユニットを包み込み、バランスを整える役割も担う外殻のハウジングが開放型であることで、音楽や通話音声の透明感と広大な音場の表現力などに反映されます。

 

ANCをオンにすると、音楽や通話音声が一段と聞きやすくなります。さらに音楽や通話音声のバランスを崩さず、ノイズだけをピタリと抑えます。開放型であることから外の環境音にも注意を向けられるので、歩きながらでも安全に使えるイヤホンです。イヤーチップで耳を塞がない“耳のせ”スタイルで、心地よいフィット感も持続します。

 

強力な磁力を生み出せるデュアルマグネットリング機構を搭載したドライバーは、クラシックの弦楽器やボーカルの繊細なニュアンスを丁寧に引き出します。ロックやEDMのビートをズシンと腹の底に響かせる低音のインパクトも見事。大編成のオーケストラやジャズバンドの演奏とも相性が良く、繊細なディティールと雄大なスケール感を味わいました。ユーザーの耳の形や装着状態に合わせてサウンドを最適化するリアルタイムEQの精度が高く、音のバランスがいつも安定しています。LDACやHWAに対応するスマホや音楽プレーヤーと組み合わせて、ハイレゾワイヤレス再生を楽しみましょう。

 

リスニングシーンを問わず、イヤホンでいい音を楽しみたい方に本機をおすすめします。

 

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急速充電と、最大30時間のバッテリー持ちhuawei-freebuds5-6

 

うっかり充電を切らしてしまった、そんな時、5分間の充電をすることで約2時間の音楽再生が行えるまで回復します。一般的なインイヤー型の機種に比べても、充電速度はかなり高速な部類だと言えるでしょう。

 

なお、充電ケースでイヤホンを100%まで充電するのにかかる時間は約20分。空の充電ケースを有線で100%まで充電するのにかかる時間は約40分です(ワイヤレス充電だと約240分)。

 

バッテリー持ちについては、ANCをオンにした状態で、イヤホン単体で約3.5時間の音楽再生が、ANCをオフにした状態で約5時間の再生が可能です。これは前世代のFreeBuds 4と比べると、それぞれ+約1時間ずつ伸びています。

 

充電ケースを併用すれば、ANCオンで計約20時間、ANCオフで計約30時間の音楽再生が可能になります。こちらについても、前世代と比べて、それぞれ+約6時間、+約8時間も伸びています。スタミナ面での懸念は一切ありません。

 

 

最後にーー

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イヤーピースのあるカナル型のイヤホンはどうも苦手だったという人にとって、HUAWEI FreeBuds 5はかなり魅力的な選択肢だと言えます。軽やかな装着感が魅力のインイヤー型でありながら、ANCや通話時のノイズ低減もしっかりサポート。音質は、低音域・音圧にもこだわられていて、ハイレゾサウンドもサポートされています。

 

そして何より、先進的で、美しいデザイン——。ほかのイヤホンにはない体験がここにあります。先述したような堅実な機能・性能が土台にあるからこそ、これまでのワイヤレスイヤホンとは一線を画すデザインを、不安なく楽しめるでしょう。

 

自分へのご褒美でも、大切な人へのプレゼント用でも。

 

ぜひ、耳元にスマートなアクセントを。

 

 

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〈商品概要〉

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HUAWEI FreeBuds 5

・価格:2万1800円
・サイズ(イヤホン本体):約W17.6 x H32.4 x D22.8mm
・サイズ(充電ケース):約W50.1 x H66.6 x D27.3mm
・質量(イヤホン本体):約5.4g
・質量(充電ケース):約45g
・カラー:シルバーフロスト、セラミックホワイト
・形状:インイヤー型
・ANC:対応
・通話ノイズキャンセリング:対応
・ダイナミックEQ:対応
・センサー:加速度センサー、赤外線センサー、ホールセンサー、タッチセンサー
・スピーカー:11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバー
・再生周波数帯域:16Hz〜40kHz
・通信仕様:Bluetooth(R)5.2、近接接続規格
・デュアル接続:対応
・電池容量(最小値):42mAh(イヤホン本体)、505mAh(充電ケース)
・充電ポート:USB Type-C
・ワイヤレス充電:対応
・防水・防塵性能:IP54(イヤホン本体)、耐水性なし(充電ケース)

 

撮影/松浦文生

自撮り最強コンデジ! 「VLOGCAM ZV-1 II」がソニーから登場

ソニーは超広角ズームレンズを搭載した、新型レンズ一体型デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1 II」を発表しました。

↑ソニーより

 

VLOGCAM ZV-1 IIの特徴は、18mm-50mm(35mm換算)の超広角ズームレンズを搭載したこと。前モデルの「VLOGCAM ZV-1 」の24mm-70mmや、「VLOGCAM ZV-1F」の20mmと比較して、より広い画角での撮影が可能です。これにより、自撮りで自分だけでなく背景まで大きく捉えることができます。

 

 

撮影モード「シネマティックVlog設定」では、横長のシネマスコープアスペクト(2.35:1)での撮影が可能。さらにLook(ルック)やMood(ムード)といった、表現やシーンにあわせた映像表現も選べます。また複数人顔認識も可能で、グループ撮影でも顔がわかりやすいようにぼけ量が自動で調整されます。

 

センサーには有効約2010万画素の1.0型積層型イメージセンサー「Exmor RS」を搭載し、AF/AE追従最高約24コマ/秒で連続撮影や、4K30pでの動画撮影、最大5倍スローモーション撮影、最大60倍のクイックモーション撮影が可能。「商品レビューモード」「背景ぼけ切り替え」も引き続き搭載しています。本体は小型軽量設計(幅約105.5mm×高さ約60.0mm×奥行約46.7mm、重さ約292g)で、インテリジェント3カプセルマイクを搭載しています。

 

LOGCAM ZV-1 IIのカラーはブラックとホワイトの2色で、発売日は6月23日、予約販売は5月30日10時から。価格はオープンとなっています。また、シューティンググリップキットも発売されます。お手軽に高画質な自撮りが撮影できる同カメラは、SNS投稿などに活躍してくれそうです。

 

Source: ソニー

透明性が魅力。「Beats Studio Buds +」が新登場

Apple(アップル)傘下のBeatsが、新型ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds +」を発表しました。

↑Beatsもトランスペアレント(画像提供/Apple)

 

Beats Studio Buds +は独自のアコースティックプラットフォームを採用したことで、「パワフルでバランスに優れたサウンド」を実現したワイヤレスイヤホン。再設計されたベントが圧力を排出することで、快適なつけ心地が一日中続くことも特徴です。

 

イヤホンではアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能と、周辺音の取り込みモードを使用することが可能。さらにワンタッチペアリング機能や「Hey Siri」、なくしたイヤフォンの最後の位置を地図上で確認する「探す」の機能もあり、Androidデバイスでも自動ペアリングや音声の切り替え、デバイスを探す機能を使用できます。

 

Beats Studio Buds +はイヤホン単体では最大9時間、充電ケースと合計して最大36時間の利用が可能。本体はIPX4等級の耐汗耐水性能を備えています。

 

本体カラーはトランスペアレント、ブラック/ゴールド、アイボリーの3色で、本体価格は2万4800円(税込)。公式オンラインストアでは、まもなく販売が開始されます。本体機能のアップデートもさることながら、透明なトランスペアレントの登場にも注目が集まりそうです。

 

Source: Apple

「ゼロから作った」まるでスマホなキヤノンの新Vlogカメラ「PowerShot V10」発売

キヤノンは、スマホライクな縦型デザインのVlogカメラ「PowerShot V10」を6月下旬に発売します。カラーはブラックとシルバーの2色を用意。5月11日より予約を開始し、キヤノンオンラインショップでの実売価格は税込5万9950円です。また、トライポッドグリップが同梱されたキットは税込6万5450円。

↑PowerShot V10。シルバー(左)とブラック(右)の2色展開

 

 

スマホライクに高画質動画を撮影できる

PowerShot V10は、1.0型1310万画素のCMOSセンサーを搭載した動画専用カメラ。スマホで撮影するように片手で撮れる縦型デザインを採用するほか、-30度~30度まで角度調整ができるスタンドを備えており、三脚を用意しなくてもこれ1台で手軽に動画の撮影が可能です。本体には大口径マイクを内蔵しており、クリアな音声で撮影者の声や周囲の音を録音できます。

↑-30度~30度で自由に角度を調整できるスタンドを装備

 

↑三脚を使わず手軽に動画撮影できる

 

独自の映像エンジン「DIGIC X」により高画質な4K/30p、フルHD/60pの動画撮影が可能。レンズはワイドに撮れる焦点距離19mm相当で、撮影者を含めた自撮り撮影も手軽にできます。加えて、歩きながらの撮影でもブレを抑える「手ブレ補正動画」機能も備えています。

↑広角19mm相当でワイドに撮影可能。自撮りもしやすい

 

さらに、キヤノン初搭載となる「美肌動画モード」や14種類のカラーフィルターを備えるなど、スマホで撮影するユーザーを意識した機能も搭載しています。

↑14種類のカラーフィルターでシーンにあった映像に調整可能

 

Wi-Fi/Bluetoothでスマホとの無線接続に対応しており、スマホと連携してリアルタイム配信も可能。自宅のWi-Fi回線に接続してのインターネット接続やクラウドサービスへの自動アップロードが可能なほか、PCとUSB接続してwebカメラとして利用することもできます。

 

本体はW63.4×D34.3×H90mmのコンパクトサイズで、質量はわずか約211gとスマホ並みの軽さを実現。バッテリー内蔵式で、4K/30pで約55分、フルHD/60pで約1時間20分の撮影が可能です。

 

拡大する動画市場をターゲットに、「手軽さ」を強調

キヤノンマーケティングジャパン カメラマーケティング本部カメラマーケティング部の島田正太チーフは、本製品が拡大するVlog(Video Blog)市場をターゲットにしていることを説明。同社の調査によると、日ごろから動画を撮影している人のうち動画をSNSや動画サイトなどに投稿している人は4分の1ほど存在しており、その約半数の人がVlog動画を投稿しているとのこと。年齢では20代後半~30代が中心で、撮影はスマホを使う人が多いそうです。

↑キヤノンマーケティングジャパン カメラマーケティング本部カメラマーケティング部の島田正太チーフ

 

スマホ撮影者の多くは、スマホで手軽に動画撮影できることに満足している一方で、「動画撮影でスマホのバッテリーを消費したくない」「スマホのストレージを圧迫したくない」「画質に満足できない」といった不満を感じており、撮影機材の購入意欲は高いとのこと。

 

そこで同社では製品の開発にあたり、「誰でも扱いやすいスタイルをゼロから作り上げた」と説明し、スマホライクでありながらカメラとしては本格的なスペックで、スマホよりワンランク上の高画質、高音質な撮影を求める層に対してアピールします。

 

また、これまでデジタル一眼カメラなどで本格的な動画を撮影してきたユーザーに対しても、「スタンド装備で三脚不要な手軽さ」や「街中や店内で撮影していても目立ちにくいコンパクトサイズ」「内蔵マイクだけでも高音質な音声で記録可能」といった点を訴求し、買い替え・買い増し需要にアピールします。

 

これまで同社のラインナップではプロ~ハイアマチュアなど本格的な動画撮影をする層に向けた製品が多く、スマホで動画撮影するライト層とは住み分けてきた印象がありましたが、まったく新しいスタイルのVlogカメラを投入することで、拡大する動画市場でより幅広いユーザーにアプローチしていく姿勢を見せました。スマホ主体で撮影するユーザー層の関心をどれだけ集められるか、注目したいところです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

最先端エンジンとMini LEDライトを搭載したゲーム特化モデル! TCL、4Kテレビ全3シリーズ12機種を発表

TCL JAPAN ELECTRONICSは新製品を発表。5月18日以降順次発売します。

 

今回発表となったのは、「C84シリーズ(65V型、55V型)」、「C64シリーズ(75V型、65V型、55V型、50V型、43V型)」、「P74シリーズ(75V型、65V型、55V型、50V型、43V型)」の全3シリーズ12機種です。

 

C84シリーズは、Mini LEDライトの個数を数十倍に増加し、明るさが液晶テレビの4倍の高輝度に。直下型Mini LEDライトをゾーンごとにON/OFF制御するローカルディミングで、コントラストが大幅に向上しています。

↑C84シリーズ 65V型

 

また、C84シリーズは4K 144Hz VRRを搭載。リフレッシュレート144Hzとは、1秒間に144回画面をリフレッシュして、120Hzよりも滑らかに新しい映像を表示することを意味します。144Hzのリフレッシュレートは、現在のeスポーツレベルの高性能ゲームを快適にサポートします。

 

C84シリーズとC64シリーズはQLED技術により、広色域で豊富な色彩、効率よく色のロスを低減した高色純度で、リアルな映像美を楽しめます。また、安定した無機物(量子ドット)採用で、テレビ画面の綺麗さが長持ちします。

↑C64シリーズ 75V型

 

同社の自社開発エンジン「Algo Engine」は、「Algo Engine Max II」まで進化し、AIと画質解析のアルゴリズムを取り入れ、放送とネット配信映像を適切に解析してから映像処理を行います。

 

AI音声分類技術とダイナミックレンジ圧縮技術により、インテリジェントサウンドと音声強化技術を搭載。音を自動調整することによって、適切な音質体験を提供し、小音量でも詳細な対話と低域感覚、大音量でも歪みのない安定した出力が可能です。

 

Google TVでYouTube、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+、Apple TV+、U-NEXTなど、様々なネット動画サービスが楽しめます。

 

税込価格は、C84シリーズが20万~30万円前後、C64シリーズが8万~17万円前後、P74シリーズが7万~15万円前後です。

↑P74シリーズ 75V型

広い場所でもパワフルな音をお届け! ソニーから大型ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV800」登場

ソニーは、大型ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV800」と、小型ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB100」を、5月19日に発売します。

↑SRS-XV800

 

SRS-XV800は、約170mm×170mmの大口径ウーファーを搭載していることに加え、振動板の面積を拡大させた同社独自の「X-Balanced Speaker Unit」をウーファーに採用。迫力のある重低音と歪みの少ないクリアな音質を楽しめます。

 

持ち出し時に便利なキャリーホイールを装着。Bluetooth接続に対応し、マイク端子やギター端子、USB端子などの外部入力端子を搭載しています。また、JIS防水保護等級IPX4相当の防滴も対応しており、連続で約25時間再生ができるバッテリーを内蔵。屋内、屋外の様々な利用シーンに対応しています。

 

SRS-XB100は、同社独自の技術を活用したスピーカーユニットを採用することで、音のパワフルさとボーカルの明瞭さが向上。低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを搭載し、迫力のあるサウンドが楽しめます。IP67の防水・防塵性能で、約16時間再生できるバッテリーを搭載しており、屋外での使用にも便利です。

↑SRS-XB100

 

スマートフォンとBluetooth接続して、ハンズフリー通話も可能。反響音を消すことでハウリングを防ぐエコーキャンセリングを搭載しており、オンライン会議時のPCスピーカーとしても活用できます。カラーはブラック、ライトグレー、ブルー、オレンジの4色展開。

 

市場推定価格は、SRS-XV800が8万円前後、SRS-XB100が1万円前後です。

オンライン会議での印象が格段に良くなる「webカメラ」にプロが大注目!

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品。今回は「WEBカム」「シンクロタブレット」「モバイルプロジェクターを紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

画面中央に1.5㎝角のカメラを配置できる好感度WEBカム

プラネックス
好感度WEBカム

実売価格1万4220円

相手の目を見て話せば“好印象”なウェブ会議に

ディスプレイ中央に配置できるウェブカメラ。画面を見ながらも、相手を見るような目線で映る。ホルダーが複数種類同梱されており、ノートPCや外付けモニターなどを問わず固定可能だ。画角の異なるレンズも用意されている。なお、焦点合わせは手動だ。

 

プロも注目

サイコロほどの小型カメラをディスプレイの前に吊り下げることで、画面を見ながらのビデオ通話でも自然な目線を再現できます」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
会議中の印象がアップニーズを捉えた一台

ウェブカメラとしては高額な部類だが、営業職など、ビデオ通話時の印象を優先したい人にとっては数少ない選択肢。オンライン会議が主流となっている昨今でも皆無だった、目線の位置にフォーカスするという、シンプルながらも着実にニーズを捉えた周辺機器と言える。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:4/コスパ:4

 

手元で書いた文字やイラストを読み込める手書きシンクロタブレット

MKトレード
DigiNote Pro3

実売価格9999〜1万780円

手書きをスマホ・PCなどにリアルタイムに反映させる

電子メモパッドとペンタブレットが一体化したような製品で、クラウドファンディングサイトで目標額を達成済み。ドロー系アプリやウェブ会議ツールのホワイトボード機能と連携でき、スマホでも使える。筆圧感知は8192段階対応。寿命後のLCDパネルは交換対応だ。

 

プロも注目

PCだけでなくスマホやタブレットとも書いた内容を連携できて便利。接続端子はUSB Type-Cを採用しており、幅広い機器と接続できます」(「GetNavi」デジタル担当・上岡篤)

 

【ヒットアナリティクス】
Officeとの連携が便利資料の作成に役立つ!

PowerPointやWord、ExcelといったMicrosoftの主要ビジネスソフトとも連携可能なのは便利。言葉で説明しにくい微妙なニュアンスを手書きでスラスラ描けて共有可能なのは、オンライン会議や資料作成時に重宝する。タブレットは脱着式で使い分けできるのも気が利く。

■先進技術:4/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:5

 

壁や天井があればどこでも動画を楽しめるカベーニ

UENO-mono
カベーニ

実売価格3万7800円

スマホサイズで設置容易なモバイルプロジェクター

コードレスで使える小型プロジェクター。最大140インチで投影でき、スマホ・PCからのミラーリングに対応。Wi-Fiがあればプロジェクター本体だけでYouTubeやNetflixなどの視聴も行える。昨年末には画質やバッテリー容量を改良した「カベーニPRO2」も登場。

 

プロも注目

軽量でコンパクトなので旅行のお供にしたいプロジェクターです。映画鑑賞や推し活にもオススメ。天井に映して寝ながらゲームしたい!」(本誌AV担当・松山葉南)

↑サイズはW80×H145×D17㎜で一般的なスマホと並べてもほぼ同じ大きさ。コンパクトゆえ場所を選ばず設置可能

 

【ヒットアナリティクス】
とにかくコンパクトを求める人にはコレ

スマホサイズで壁にも天井にも投影可能なプロジェクター。ひとり暮らしの部屋でも簡単に設置し使用できる。約220gと軽く、持ち運びや収納にも困らない。単体で操作でき、YouTubeやNetflixなどを本体操作で見ることが可能。テレビを持たない若者の新生活にも◎。

スマートホームのハブとなる「muiボード」はプロ注目のガジェットだ!

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品。今回は「muiボード」、「自転車用ドライブレコーダー」「充電器」を紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

スマートホームのインターフェースに注目! muiボード

mui Lab
muiボード

価格未定

Matterの普及で対応機器も増加中!

京都のスタートアップmui Labが手がけるスマートホームのハブとなる製品。外観は木製インテリアのようで、接続機器をタッチ操作でコントロールできる。スマートホーム製品相互接続のための標準規格である「Matter」に対応する第2世代モデルが今年春にクラファン、翌年春にはリリース予定。

 

プロも注目

照明操作や楽曲再生など、スマート機器との連携をタッチ操作に集約できるのがポイント。今後対応機器が増えていく流れに目が離せません」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
リリースが待ち遠しい!! 今年以降の動きに期待

スマートホーム機器の国際規格である「Matter」に対応した第2世代モデルが今年じゅうにリリースされる予定。徐々に連携できる機器が増えていく期待感がある。実力は未知数だが、スマート家電のラインナップが増えてきたいまこそ、ユーザーに訴求するか。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:-

 

ヘルメット着用の努力義務化に合わせて備えを! 自転車用ドラレコ

サンコー
前後両対応サイクルライト付き
自転車用ドライブレコーダー

4980円

<LEDライトも兼ねており前後どちらに付けてもOK>

microSDHCカード(最大32GB)に対応し、画角は80度、動画は1080p・30fpsで撮影できる。内蔵バッテリーで駆動し、充電時間はUSB経由で約1.5時間。録画時の動作時間は約2時間半で、ライトのみを使用する場合には約12.5時間使える。雨天時にも使用可能だ。

 

プロも注目

ライト付きなので、ハンドルやシートポストの限られた設置スペースを有効活用できます。テールライト用に赤点灯できるのも便利です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【ヒットアナリティクス】
ヘルメット着用に加えドラレコ設置も普及か

2つ買えば1万円以下で前後にドラレコとライトを設置できて高コスパ。近年は交通事故の自転車関与率が増加しつつあり、取締りも強化されつつある。万一の場合に正しい主張をするのに役立つアイテムだ。もちろん風景を動画で記録してあとで見返すという使い方も楽しい。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:5/コスパ:5

 

 

 

【コレもCHECK】

サンコー
自転車用テールランプ
ドラレコ「バックカム」

実売価格8980円

シートポスト(サドルの支柱)に固定して使う。動画は、画角120度、1920×1080・30fpsで撮影可能。テールライトの機能も兼ねており、雨天時も使用できる。

 

PCの充電器よりもひと回り以上スリムな同時急速チャージャー

Anker
737 Charger(GaNPrime 120W)

実売価格1万2990円

<ノートPCやスマホなどを3台同時に急速充電できる>

USB-C×2とUSB-A×1の計3ポートを備えた充電器で、プラグは折りたたみ式。複数ポートを使用しても、合計の最大出力は120Wを誇る。独自技術のPowerIQ 4.0により機器に最適化した充電が可能。サイズは約80x43x32㎜で、やや細長くコンパクトだ。質量は約187g。

 

プロも注目

ノートPCを2台同時に充電できて優秀。ノートPCと高速充電対応スマートフォンをまとめて充電できるのはありがたい。手放せません!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

【ヒットアナリティクス】
小型軽量設計は仕事でも旅行でも重宝

ノートPC2台を同時に充電できる最大120Wに対応し、3台同時充電も叶えたUSB充電器はレア。ほかにもノートPCや高速充電対応のスマホを同時に充電できるのはうれしい。片手で握れる小型サイズで軽量性に優れ、外出時も持ち運びやすい。ハイブリッドワークや出張時も重宝する。

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:4

クラファンで目標金額を達成! 「HUAWEI WATCH Buds」はガジェット好き注目の新星

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品を紹介。今回は腕時計なのにイヤホン充電ケースも兼ねるファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」を深掘り!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

腕時計なのにイヤホン充電ケースも兼ねる2in1スマートウオッチ

ファーウェイ
HUAWEI WATCH Buds

実売予想価格7万1280円

クラファンで目標金額を達成ガジェット好き注目の新星

47㎜のタッチディスプレイを備えたスマートウオッチが、TWSの充電ケースを兼ねる。ケースはステンレススチールで、ベルトは本革製。80種類以上のワークアウトに対応し、血中酸素レベルや睡眠測定も可能。着信時はイヤホンの装着動作が応答操作に。

 

↑ウオッチのケースを開くと、磁力で固定されたイヤホンが現れる。イヤホンは耳栓のような形状で、左右を気にせず利用可能だ

 

【プロも注目】

ガジェット好きにはたまらないであろう一台。一方、イヤホンを探すための機能などを備えるなど、実用面もよく練られている印象です」(モバイルライター・井上 晃さん)

とてもユニークな製品。4マグネット式平面振動板ドライバーにより音質も良好。外出時にTWSを忘れがちな人にはピッタリです」(AVライター・野村ケンジさん)

一見、何の変哲もない丸型スマートウオッチからTWSが姿を見せる驚きのモデル。左右を意識することなく装着できる点も実用的です」(AV評論家・藤原陽祐さん)

 

ワイヤレスイヤホンを内蔵しタップコントロールも斬新

クラウドファンディングで1200万円以上(※)の支援を集め、話題となっているのがファーウェイのWATCH Budsだ。

「スマートウオッチの中に完全ワイヤレスイヤホンを収納するという発想に驚き。それでいてケースの厚さを14・99㎜に抑えている技術が圧巻です」(井上さん)

イヤホンの通話機能も優秀で、骨伝導センサーとデュアルマイクを搭載。通話時は独自のノイズリダクションアルゴリズムにより、周囲のノイズを抑えてクリアに通話が可能だ。

「イヤホン本体に触れずに耳介や耳の前に触れてタッチ操作できるのも便利です。触れることで位置がズレて装着感が悪くなるのを防いでくれます」(野村さん)

※:2023年3月12日現在

 

【ヒットアナリティクス】
イヤホンの音質調整や軽量性も優秀で期待値はクラファンでも証明済み

TWSはANC機能に加えて、ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、最適な音質に整える機能を備えた。イヤホン本体は約4gと小型軽量。クラウドファンディングで目標金額を達成して国内販売が決定するなど今後注目のアイテムだ。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:3

 

【コレもCHECK】

ワークアウトに最適なコスパ最強スマートウオッチ

OPPO
OPPO Band2

実売価格8480円

1.57型の縦長有機ELディスプレイを備えるスマートバンドで、ストラップはシリコン製。100種以上のワークアウトをサポートし、バッテリーも最長14日間稼働する。マットブラック(写真)とライトブルーの2色を展開。