1万円台でも音質はハイレベル! NUARLの最新完全ワイヤレスイヤホン実力チェック

完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルをプロが検証する企画。今回は、AVライターの野村ケンジさんがNUARLの最新モデル「N6 Pro2」を5項目でチェックした!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ピュアオーディオの手法を応用して高音質化

NUARL

N6 Pro2

実売価格1万6500円

振動板やボイスコイルにこだわった「NUARL DRIVER[N6]v5Xモジュール」を内蔵。内部配線には損失の少ない銀メッキ加工の7N OCCを採用するなど、ピュアオーディオに用いられる手法を用いて高音質を実現した。

SPEC●対応コーデック:AAC、SBC、aptX、aptX Adaptive●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP●充電時間:1.5時間●Bluetoothバージョン:5.2

 

ドライバー:φ6mm

連続再生時間:約10時間(SBC/AAC)

防水性能:IPX4

質量:約7g

 

↑左右共通の3ボタンで片側のみでも使用可能。通話が高音質で耳を圧迫しないため、テレワークにも適する

 

↑専用アプリ「N6 Connect」。音質カスタマイズのほか、ボタンの機能設定などが可能だ

 

【Impression】

利便性や安全性はそのままに音質がより向上している

シリーズ前モデルで好評だった「左右共通の3ボタン」や「安全なバッテリー」などの基本性能はそのままに、さらに音質を追求。サウンドはエネルギッシュで勢いがありつつ、細部の描写をしっかりと拾い上げる質の良さも併せ持つ。アプリからイコライザーの切り替えができるなど、手軽に音質カスタマイズが可能となっている。

 

[5点満点で評価]

解像度:4.5/5.0

低音の迫力:4.5/5.0

装着感:4.0/5.0

アプリの操作性:4.5/5.0

機能性:4.0/5.0

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオ、ヘッドホンに詳しいライター。年間300種以上の製品を試聴する。

完全ワイヤレスとは思えない良質な音!テクニクスの最新イヤホン実力チェック

完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルをプロが検証する企画。今回は、AVライターの野村ケンジさんがテクニクスの最新モデル「EAH-AZ70W」を5項目でチェックした!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

テクニクスの音響技術による高音質サウンドが魅力

テクニクス

EAH-AZ70W

実売価格2万7000円

テクニクスの音響技術による高音質とハイレベルのノイズキャンセリングを両立。Bluetoothアンテナとタッチセンサーを共用することで小型化と安定した接続性を実現した。高性能マイクの採用で通話も快適。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC●充電時間:約4時間(イヤホン+充電ケース同時)、急速充電:15分(約70分再生/NCオン時)●Bluetoothバージョン:5.0

 

ドライバー:φ10mmダイナミック型

連続再生時間:約6.5時間(NCオン時)

防水性能:IPX4相当

質量:約7g

 

↑振動板の素材や本体の構造は音響特性に優れ、原音の躍動感と豊かな空間性を実現

 

↑専用アプリ画面。好みの音質にカスタマイズできるイコライザーや、本体を探す機能を備える

 

【Impression】

ワイヤレスと思えない自然で良質な音を楽しめる

Bluetooth接続とは思えない良質な音が楽しめる。人間らしさを感じる生き生きとしたボーカル、自然な音色のアコースティック楽器など、テクニクスならではの音楽性の高いリアリティ志向のサウンド。接続安定性も高く、見通しの良い市街地では30m離れても接続が切れなかった。NCは自然で、オン/オフ時の音質差が小さい。

 

[5点満点で評価]

解像度:4.5/5.0

低音の迫力:4.0/5.0

装着感:4.0/5.0

アプリの操作性:4.5/5.0

機能性:4.5/5.0

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオ、ヘッドホンに詳しいライター。年間300種以上の製品を試聴する。

没入感たっぷり! ヘッドホンやスピーカー1台だけで立体音場を体感できる「3Dオーディオ」

音に包み込まれるような体験ができる「3Dオーディオ」が、身近な機器や音源で手軽に楽しめるようになり話題を集めている。対応するヘッドホンやイヤホン、スピーカーがソニーやAppleから続々と登場し、爆売れ中だ。

※こちらは「GetNavi」 2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

 

私が解説します!

オーディオライター

山本 敦さん

精力的に取材を重ね、業界の最新動向に明るい。新製品や新技術が登場したら、まずは試してみることを信条とする。

 

動画やゲームに波及すればさらに大きなムーブメントに

かつては大がかりなシステムを必要とした3Dオーディオは、モバイル機器の高性能化や音楽配信サービスの普及により、ライトユーザーも楽しめるようになった。

 

「周囲から聞こえる感覚が自然の聴感に近いため、ステレオ再生よりコンテンツへの没入度が高いうえ、長時間リスニングでも疲れにくいのがメリットです」(山本さん)

 

このトレンドをリードするのは、ソニーとAppleの2社だ。ソニーの「360 Reality Audio」とAppleの「空間オーディオ」の規格に準拠した純正イヤホン、ヘッドホン、スピーカーはいずれもカテゴリ別の販売台数ランキング上位をキープし、品薄となっているモデルも多い。

 

「前者は足下にも広がる球体の音場感が特徴。後者も広がり豊かな立体感では引けを取りません。いま対応コンテンツは音楽が主流ですが、動画やゲームへ波及するとさらに盛り上がりそうです」(山本さん)

 

【トレンドのツボ】想定を上回る注文数で納期の遅延が発生中

ソニーの立体音響規格「360 Reality Audio」にスピーカーとして初めて対応したSRS-RA5000は、想定を大幅に上回る注文数により納期の遅延が発生。Appleの「空間オーディオ」に対応するAirPods Maxも発売後しばらくは在庫切れが常態化していた。

 

【ワイヤレススピーカー】2021年4月発売

ソニー

SRS-RA5000

実売価格6万3580円

ソニー独自の立体音響技術による「360 Reality Audio」を1台で体験できるスピーカー。上向きスピーカー3基、ミッドスピーカー3基、低音の迫力を生むサブウーファー1基という6.1chのシステムで、臨場感豊かで広がりのある音場を実現する。

 

↑上向きスピーカーが高さの音場を、ミッドスピーカーが水平方向の音場を再現。サブウーファーによる低音の迫力も十分だ

 

↑「360 Reality Audio」音源は、Amazon Music HDなどのストリーミングサービスで配信中。導入のハードルはかなり低い

ヘッドホンやイヤホンも対応!

【ヘッドホン】

WH-1000XM4

 

【イヤホン】

WF-1000XM4

 

↑「360 Reality Audio」に対応するヘッドホンやイヤホンもラインナップ。音の定位をしっかり再現でき、ライブ会場にいるような臨場感を味わえる

 

Appleの「空間オーディオ」も話題沸騰中!

Apple Musicでは今夏、ドルビーアトモスの立体音響「空間オーディオ」対応音源が多く投入。より手軽に楽しめるようになった。

 

【ヘッドホン】2020年12月発売

Apple

AirPods Max

実売価格6万7980円

左右ハウジングにH1チップを搭載。「空間オーディオ」の再生やアクティブノイズキャンセリングに対応する。独自設計の40mm径ドライバーによる深みのある高域、正確な中域、明瞭な高域も秀逸だ。

 

【スマートスピーカー】2020年11月発売

Apple

HomePod mini

実売価格1万1880円

直径10cm以下のミニサイズながら豊かな広がりのサウンドを実現し、「空間オーディオ」にも対応。2台以上設置して家族間で声のやりとりができるほか、HomeKit対応デバイスの操作も可能だ。

 

【コレもヒット間近!】1本で5.1.4ch再生を実現する超ド級サウンドのフラッグシップ

【サウンドバー】2021年7月発売

ゼンハイザー

AMBEO SoundBar

実売価格35万7500円

バータイプのワンボディで5.1.4chのサラウンド再生を楽しめるサウンドシステム。ドルビーアトモスや360 Reality Audio、DTS:Xといった先進の立体音響フォーマットに対応し、圧倒的な臨場感を味わえる。コアなホームシアターファンやHi-Fiオーディオマニアから熱視線を浴びる。

重低音がスゴかった! 一流アーティストが手掛けた完全ワイヤレスイヤホンの実力チェック

完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルをプロが検証する企画。今回は、AVライターの野村ケンジさんがANIMAの最新モデル「ANW01」を5項目でチェックした!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

一流アーティストがサウンドチューニングを手がけた異色作

ANIMA

ANW01

実売価格1万6980円

サウンドプロデューサーのTAKU INOUE氏がサウンドチューニングを監修。視聴環境や音楽ジャンル、生活シーンに応じたチューニングパターンを選択できる。音質プロファイルはダウンロードで追加可能。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC、optX●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP、SPP●充電時間:約1時間30分(イヤホン)●Bluetoothバージョン:5.1

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約6時間(aptX接続時)

防水性能:IPX7相当

質量:約4g

 

↑独自開発のドライバーで採用している「CoClear振動板」。小型軽量化と音質を両立した

 

↑アプリ「ANIMA Studio」。音質カスタム用データの追加やシステムボイスの変更などが行える

 

【Impression】

クラブミュージックが似合う心地良い重低音を響かせる

オートペアリング、Bluetooth 5.1の接続安定性、AAC/aptXコーデック対応による良音、MEMS型マイク搭載による聴き取りやすい通話音声、防水性能など、最新トレンドの多くを押さえた性能が光る。チューニング機能では、「NIGHT」は低音の響きが心地良い重低音、「MIDNIGHT」はキレの良い迫力の重低音が楽しめる。

 

[5点満点で評価]

解像度:3.5/5.0

低音の迫力:5.0/5.0

装着感:4.5/5.0

アプリの操作性:3.5/5.0

機能性:4.0/5.0

 

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオ、ヘッドホンに詳しいライター。年間300種以上の製品を試聴する。

「音の解像度」は文句ナシ! ソニーの3万円超え完全ワイヤレスイヤホンの実力チェック

完全ワイヤレスイヤホンの最新モデルをプロが検証する企画。今回は、AVライターの野村ケンジさんがソニーの最新モデル「WF-1000XM4」を5項目でチェックした!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

業界最高クラスのNC性能を実現

ソニー

WF-1000XM4

実売価格3万3000円

従来機に比べ、NC性能が低音から高音まで全域で向上。イヤーピースの遮音性と装着感も高められた。同社の立体音響技術「360 Reality Audio」に対応し、音質をユーザーごとに最適化した空間表現が可能に。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP●伝送帯域(A2DP):20Hz〜40kHz(LDAC)●充電時間:約1.5時間●Bluetoothバージョン:5.2

 

ドライバー:φ6mm密閉ダイナミック型

連続再生時間:約12時間(NCオフ時)

防水性能:IPX4相当

質量:約7.3g

 

↑豊富な耳形状データを元に、耳の凹凸に干渉しにくい形状を実現。快適な装着感だ

 

↑同社専用の「Headphones Connect」アプリ。NCや外音取り込みのレベルを細かく調整可能

 

【Impression】

ハイレゾ音源の魅力をしっかりと感じられる良サウンド

新開発のイヤーピースで遮音性と装着感が向上。アクティブノイズキャンセリングの効き具合は自然で違和感がない。帯域バランスは低音がやや強めだが、高域がしっかりまとめられているのでとても聴きやすく、長時間リスニングも聴き疲れのない良サウンド。LDAC対応で、ワイヤレスでもハイレゾ品質を楽しめるのもイイ。

 

[5点満点で評価]

解像度:5.0/5.0

低音の迫力:4.0/5.0

装着感:4.5/5.0

アプリの操作性:5.0/5.0

機能性:5.0/5.0

 

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオ、ヘッドホンに詳しいライター。年間300種以上の製品を試聴する。

iPhoneと「おそろ」コーデに! 温かみのあるファブリック素材がやさしいAirPods Proケース

いつも持ち歩くガジェットに、統一感を出したいと思ったことはありませんか? なかでも、iPhoneとAirPodsは同じアップル社の製品なので、アクセサリーも統一しようと考えている人は少なくないはず。

 

そんな“統一感のあるこだわりコーデ”を目指している人におすすめなのが、オウルテックから発売された、ファブリック素材のAirPods Pro専用ケース「OWL-CVAPP01」(税込2180円)。

 

同社の人気製品「iPhone ファブリック×PUレザー 手帳型ケース」と同じデザインのAirPods Pro専用ケースです。上蓋とケースが独立しており、上蓋が本体から外れないよう両面テープが付いています。

 

「上蓋部分が分離することで、AirPods Proを隙間なく保護することができるほか、両面テープがあることで、上蓋をしっかり固定することができます。ケースに収納したままで有線、無線充電のどちらも可能です」(オウルテック担当者/以下同)

 

上下ケースの分離により、ケースにヒンジがなくフラットな外見に仕上がっています。また、ケースにはカラビナが付いているので、バッグやズボンのベルト部分などに装着できます。

 

カラーバリエーションは、グレー、ベージュ、ネイビーの、サラッとした触り心地で温かみのあるファブリック素材に、大人感のあるアクセントとしてブラックのPUレザーを併せた(※ベージュを除く)3色を用意。手に馴染みやすく、やさしさを感じられる、質感にこだわったラインナップとなっています。

 

グレーとネイビーはiPhoneケースと同様のカラーですが、ベージュ×ホワイトは今回初のカラーとのこと。

 

iPhoneケースと“おそろ”のカラーにするのも素敵ですが、AirPods Proケース限定のベージュ×ホワイトも、様々なアイテムに合わせやすいデザインで、ガジェットのコーデの幅も広がるでしょう。

デノンの音へのこだわりが詰まった初の完全ワイヤレス「AH-C830NCW/C630W」を聴いた

デノンは、ブランド初となる完全ワイヤレスイヤホン「AH-C830NCW」「AH-C630W」を10月中旬に発売します。実売予想価格は、アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能を備えた上位モデル「AH-C830NCW」が1万9800円前後、シンプルモデルの「AH-C630W」が9800円前後となる見込み。それぞれブラックとホワイトの2色展開となります。

↑左がAH-C630C(ホワイト)、右がAH-830NCW(ブラック)

 

↑上位モデルのAH-C830NCW

 

↑AH-C630W

 

デノン初となる完全ワイヤレスイヤホンは、同社のサウンドマスターを務める山内慎一氏が音質を監修。Hi-Fiオーディオにも通じる「Vivid & Specious」をコンセプトにチューニングを施しており、「空間表現を感じ取れるような音」を目指した音作りとなっています。

↑音を監修したデノンのサウンドマスター山内慎一氏

 

音の要となるドライバーユニットには、完全ワイヤレスイヤホンとしては大型の振動板を採用。C830NCWは10×11mmの楕円形、C630Wは10mm径の円形の振動板を搭載しています。山内氏は、「C630Wは基本設計のよさが感じられる音、走りを楽しめる俊敏なスポーツカーのようなイメージ。C830NCWは、C630Wとプラットフォームは共通ながらエンジンや足回りを強化したレーシングカーのイメージで、音の輪郭がより際立つようにチューニングされている」と、両モデルの音の違いをコメントしています。

↑左がC830NCWの振動板、右はC630W

 

また、装着感にもこだわっており、24種類の形状サンプルを作成して社内で投票を実施し、最も好評だったものを製品化しているとのこと。イヤホンは片側で約5gと非常に軽く、長時間装着しても疲れにくい設計となっています。

↑装着感にもこだわった設計

 

上位モデルのC830NCWは、同社のノイズキャンセリング・ワイヤレスヘッドホン「AH-GC30」や「AH-GC25NC」で培った技術を生かし、新世代のアルゴリズムとフィードバック&フィードフォワードの2マイクで効果的に騒音を消去するノイズキャンセリング機能を搭載。駅構内や電車内でアナウンスを聞きたい時などに、本体のタッチ操作ですぐに有効にできる周囲音ミックス機能も備えています。

↑AH-C830NCWのイヤホンの内部構造

 

また、C830NCWは3つの内蔵マイクを用いたビームフォーミング技術やノイズ&エコーキャンセル技術により、クリアな音質でハンズフリー通話が可能。オンライン会議などでも、周囲の騒音を気にすることなく会話できます。

 

デザインは両モデルでほぼ共通ですが、C630Wはサラッとした手触りのマット仕上げ、C830NCWはツヤのある光沢仕上げでイヤホン部分にシルバーのワンポイントがあしらわれています。いずれもデュアルレイヤーシリコン素材の3サイズのイヤーピースが付属。また、イヤホン部分はIPX4の防滴設計となっています。

↑イヤホンはIPX4の防滴設計

 

いずれもBluetoothコーデックはSBC/AACをサポート。連続再生時間(イヤホン単体/充電ケース併用時)はC630Wが約4.5時間/約18時間、C830NCWのANCオフ時が約6時間/約24時間、ANCオン時が約4.8時間/約19時間。

 

Editor’s Eye

両モデルを試聴させて頂いたところ、どちらも音の広がりを重視したような音に仕上がっている印象でした。いくつか音源を変えながら聴いてみましたが、クラシックやジャズなどに抜群にマッチするサウンドだと思います。低音もしっかり出ているので、ロックやEDMなども楽しく聴けます。一方、ボーカルがあまり前に出ない感じなのでJ-POPなどを聴くと、ちょっと物足りないと感じる場面も。

C830NCWのノイズキャンセリング性能は高く、空調などのブーンという連続音はしっかり消えました。ぜひ電車の中やカフェなどでも試してみたいですね。また、イヤホンをつけたまま周囲の音も聴ける周囲音ミックス機能は、まるでイヤホンをしていないかのような自然な聴こえ方に驚きました。イヤホンを軽くタップするだけで瞬時に切り替えられるので、ちょっとした場面でも使える便利な機能となっています。

 

コモディティ化が進む完全ワイヤレスイヤホン市場ですが、老舗オーディオブランドらしい音へのこだわりが詰まったデノンの新モデルが、市場への新たな起爆剤となるのか注目です。

 

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iPhoneユーザーもフル機能が使える! 進化したOPPOの完全ワイヤレス「Enco Free2」徹底レビュー

スマホメーカーのOPPOが、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「Enco Free2」を発売しました。アクティブノイズキャンセリング搭載で、実売価格は1万3980円。昨年発売された「OPPO Enco W51」は、1万5800円(発売当時)ながら音質が良くて驚いたのですが、新モデルはさらに性能を向上させつつより手ごろな価格になったようです。

 

OPPOのイヤホンは、やはりOPPOのスマホと一緒に使うのがベストなのか? それとも、iPhoneなど他社のスマホでも同じように使えるのか? Enco Free2を、筆者が普段から使っている「OPPO Find X3 Pro」と「iPhone 11 Pro」とペアリングさせて使ってみました。

 

ANC機能搭載で最大30時間の音楽再生が可能

Enco Free2はカナル型で、耳に差し込む楕円形から短いバー(軸)が伸びたスティックタイプ。片耳が4.4gで、装着感は軽やか。3サイズのイヤーピースが付属しています。

↑カナル型でベーシックな形状。カラバリは、このホワイトのほかにブラックもある

 

↑サイズ感はアップルのAirPods Pro(左)に近い

 

イヤホンの外側をタップしてスキップ、一時停止などの操作ができ、なぞれば音量調整もできます。このタッチ操作を自分が使いやすいようにカスタマイズできることも特徴。

↑イヤホンのスティック部分をタップしたり、なぞったりして操作できる

 

ノイズキャンセリング(ANC)は、フィードフォワード方式とフィードバック方式を組み合わせたハイブリッド型。前モデルのEnco W51は最大35dBのキャンセリング性能を有していましたが、Enco Free2は最大42dBに向上しています。さらに、ユーザーの耳の形状やイヤーピースの装着状況を検知して、キャンセリング効果を最適化する機能も追加されました。もちろん、イヤホンを着けたまま周囲の音を聴ける外音取り込み機能にも対応しています。

↑装着したところ。装着状況を検知してノイズキャンセリングの効果を調整する機能も備えています

 

充電ケースは、楕円形のためか、やや大きく見えますが、手のひらに収まるサイズ感。イヤホン単体で最大6.5時間(ANCオンなら4時間)、充電ケース使用で最大30時間(ANCオンなら20時間)の音楽再生が可能です。

↑充電ケースは38.8gという軽さ

 

↑底面にUSB Type-Cポートを備えています

 

OPPOのスマホとの相性は抜群!

まずは、OPPO Find X3 Proとペアリングさせて、「YouTube Music」を聴いてみました。OPPOのスマホとは「Quick Pairing」が可能。充電ケースを開けて、スマホの画面に表示される「接続」をタップするだけで、接続は完了。次回以降も、Bluetooth画面でのオン・オフ操作をすることなく、自動で接続できました。

↑OPPOのスマホとは、充電ケースの蓋を開けるだけで接続する

 

なお、イヤホンの設定にも専用アプリをインストールする必要はなく、Bluetooth画面から行えます。これはOPPOのスマホだけの利点です。

↑OPPOのスマホならBluetoothの設定画面からイヤホンの詳細設定が可能

 

デフォルトの設定でJ-POPや洋楽、クラシックなどを聴いてみると、音質は雑味がなく、低音も高音もバランスよく響く印象。今回は、北欧のハイエンドスピーカーブランド・Dynaudioとコラボして音質をチューニングしたそうなので、その効果が現れているのかもしれません。ノイズキャンリングの効果も明確に実感できました。

 

とはいえ、最近のワイヤレスイヤホンは総じて音質が向上しています。正直なところ、Enco Free2の音質が他者に比べて「圧倒的に良い」とか「コスパがすごい」というほどではありません。音質面には十分満足できる、といったところでしょうか。

 

自分に最適な音質を作れる機能は試してみる価値あり!

Enco Free2の優位性は、音質や操作性を細かくカスタマイズできることにあります。まず、便利に思ったのが、イヤホンのフィットテスト。これはイヤホンを正しく装着できているか? イヤピースのサイズは適正か? を確認できる機能です。

 

イヤホンには最初からMサイズのイヤーピースが取り付けられていて、筆者はそれで “ちょうどいい” と感じていました。しかし、このテストを試してみると、両耳ともに「普通」と診断されてしまったので、イヤーピースをLサイズに交換すると「良好」になりました。実際、「良好」になると、雑音が入りにくくなるためか、音の明瞭感が増した気がします。

↑自分ではMサイズで問題ないと感じていたが、テストの結果は「普通」。イヤーチップをLに交換すると「良好」になった。SかMか? あるいはMかLか? と迷った場合は、このテストを試したほうがいいだろう

 

自分の耳のサイズって測ることがないので、よくわからないですよね? 筆者と同じように、Mサイズで違和感がなくても、実はSサイズやLサイズのほうがよりフィットするという人がいるかもしれません。Enco Free2を買われた方は、ぜひ最初にテストをしてみてください。

 

音の聞こえ方をテストして、音質を自分に最適化することもできます。静かな場所で、イヤホンから出力される様々な音が聞こえるか否かをテストするもので、左耳、右耳の順に行い、3分ほどかかります。テスト後に、最適な音質が提案され、その音質を選択することができます。

 

どのような音が提案されるのかは人によって異なるでしょうが、筆者の場合、最適化された音のほうがボーカルの輪郭がはっきりした印象を受けました。年齢が進むと聞こえなく音があるって聞きますよね? そういったことも最適化に関係していると思われます。

↑各帯域の音の聴こえ方をチェックして音質を最適化することもできる

 

設定からイヤホンのタッチ操作を変更することも可能。初期設定では、シンプルタップには何も割り当てられておらず、ダブルタップでスキップ、トリプルタップで音声アシスタントが起動できる設定になっていますが、これらを自分が使いやすいようにカスタマイズ可能。左右のイヤホンに異なる操作を割り当てることもできますし、長押しやバーをなぞる操作も変更できます。

 

ワイヤレスイヤホンのタッチ操作は、メーカーごとに異なり、同じメーカーでも機種によって異なることも多く、新しいイヤホンを使うたびに迷う人もいると思いますが、このカスタマイズ機能のおかげで、自分が慣れているタッチ操作に設定することができます。

 

iPhoneでもすべての機能を利用可能

次に、iPhone 11 Proとペアリングさせて、「Apple Music」を聴いてみました。iPhoneとのペアリングは、一般的なBluetoothデバイスの接続と同様。充電ケースのボタンを押して、iPhoneの「Bluetooth」でペアリングを実行します。音質は、OPPOのスマホで聴いた場合と同様、バランスのよい音質で聴けて、ボリュームを大きめにしても、音が割れたり、歪むこともなかったです。

↑iPhoneでの使い勝手はどうなのかチェックしてみました

 

Enco Free2のアドバンテージであるカスタマイズ機能は「HeyMelody」アプリで行えます。そのアプリを使って、イヤホンのフィットテストも、自分に最適化した音質の設定も、タッチ操作のカスタマイズもすべて行えました。

↑「HeyMelody」アプリを使えば、iPhponeでもOPPOのスマホと同様にカスタマイズが可能

 

昨年、Enco W51を試した際には、iPhoneやOPPO以外のAndroidスマホでは、タッチ操作のカスタマイズができないなどの制約があったと記憶しています。しかし、Enco Free2では、どのメーカーのスマホを使っても「HeyMelody」アプリをインストールすればフル機能を利用できるようです。

 

OPPOのスマホをお使いの方はもちろん、iPhoneユーザーにもオススメできる性能に進化した「Enco Free2」は、あらゆるユーザーに試してみてほしい良コスパなワイヤレスイヤホンといえそうです。

 

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野外撮影の「超最強」が正統進化! GoPro HERO 10 Blackを編集部・YouTube担当がインプレ!

今や多くのYouTuberやストリーマーが愛用するアクションカム「GoPro」シリーズより、新モデル「GoPro HERO10 Black」が登場しました。GoPro.com価格で5万4000円、バンドル付きで6万円となります(どちらも税別、GoProサブスクリプションと同時購入の場合)。

 

↑前モデルから正統進化を見せた、GoPro HERO10 Black

 

【GoPro HERO10 Blackを写真で見る】

 

HERO10 Blackでまず触れておくべきポイントは、新搭載のGP2チップ。5.3KビデオをHERO9と比較して倍の60fpsで撮影が可能になった点や、2300万画素の写真撮影が可能になるなど、より高画質のコンテンツを取り扱うことができるようになりました。2.7Kでの8倍スローモーション対応や、5.3Kビデオから1580万画素での静止画切り出しにも対応。

 

またすべてのモードで、低光量での撮影性能とHyperSmooth 4.0のビデオスタビライゼーションが強化。従来、苦手評価も少なくなかった暗所での撮影も、今後は期待できそうです。「Quik」アプリを経由したワイヤレス転送や、USB接続によるスマホへのデータ転送、クラウドストレージへの自動アップロードなど使い勝手も考慮した機能も持ち合わせています。

 

着実なステップアップを踏んだ「HERO10 Black」ですが、本記事では編集部でYouTube担当として、YouTubeチャンネル「家電トーク」で日々動画投稿をしている編集部・小山に、HERO10 Blackのインプレッションを聞いてみました。

 

●家電トークはこちら!

 

↑編集部・小山雅斗。YouTubeチャンネル「家電トーク」では、最新調理家電からゲーミングモニター、ワイヤレスイヤホンまで視聴者の「知りたい」に細かく突っ込んだレビュー動画をあげている

 

HERO10 Blackの良さを語らせてもらう前に、まずGoProシリーズの何が良いと私が思っているかをお話します。 「VLOGカム」として最高のサイズ感で、外に出て撮影した時の快適さが半端じゃない! これがまず第一。その裏付けとして軽さ、手振れ補正、圧迫感のなさが他のVLOGカムと比べても圧倒的なわけです。 軽いのはもちろんなんですが、 ある程度乱暴に歩いても手振れ補正がかなり効くので、散歩の延長線上みたいな感じで撮影ができるんですよね。また、筐体自体が小さくて圧迫感がないので、お店や道で撮影する際に、ミラーレス一眼で撮影するときのように周りを気にしなくてもよい感じが私にとって「グッド」なんです。

 

さて、ではHERO10の良さはどういったものなのか? まず第一印象から…正直な話で言うと、HERO9と劇的な差は感じられませんでした…! それこそHERO9を初めて触った時の「世界が変わった感じ」に比べると、アップデートとしてのインパクトは少なめ。

 

しかし、そこは「正統進化」と言えると思っています。まず、若干なりと動画編集時の使い勝手は良くなりそうだと感じました。スペック的な面で考えれば、やはり5Kから5.3Kになった分、 いくらか引きで撮影してクロップして、最終的に4K動画にするという使い方ができるので、使い勝手は良くなっているはずで、今後そういった場面は増えるかもとも感じました。

 

また、タッチ精度がなかなか良いんですよね。HERO9でも少し評価が問われていたタッチ精度の部分ですが、 今回正確な比較と言えるほどのことはしていないのですが、メニューのタッチ精度が改善されていると感じました。 HERO9でもアップデートで若干良くなったようなのですが、HERO10 Blackでは操作していてほとんど違和感がないと感じました。

 

あとは、筐体がHERO9と同じであることで、毎シリーズ購入しているユーザーからしたら、オプションも使いまわせるので嬉しいはず。

 

最後に撮影してみた印象を、実際の動画とあわせて締めたいと思います。日中の野外での使用は一言で「超最強」ですね。 軽くて手軽にもかかわらず非常にきれいだし、HyperSmooth 4.0の効果もあってか手振れもほとんどない。暗所にも強くなったとのことですが、まだやはり弱めな印象かなと思いました。ただ照明をしっかりたいていけば、暗所でも通用していけるかも。

 

 

 

インプレは以上です! 近日、またHERO10のレビュー動画を「家電トーク」で公開できればと思っていますのでお楽しみに!

10月に日本上陸! イギリス・ケンブリッジ生まれのオーディオブランド「ARCAM」

ハーマンインターナショナルは、イギリス・ケンブリッジ生まれのオーディオブランド「ARCAM(アーカム)」を、初めて日本市場に導入することを決定。インテグレーテッド・アンプ「SA30」をはじめ、「SA20」「CDS50」「Solo Uno」の4モデルを、10月より順次発売します。

 

アーカムは、1976年にケンブリッジ大学の学生であったジョン・ドーソンらによって創業。インテグレーテッド・アンプ「A60」が話題となり、80年代に入り、完全自社開発のCDプレーヤーやコンポーネントDACの草分け的存在「Black Box Delta」シリーズを発売し、デジタルオーディオの利便性に着目して、「デジタルオーディオの高音質化」を追求。2017年からはハーマンインターナショナルのグループ傘下になりました。「生活の中に音楽を」をモットーに掲げ、現在でも創業当時と変わらず英国・ケンブリッジ、ウォータービーチのオフィスにて製品開発が行われています。

 

SA30は、同ブランドが誇るクラスGアンプや、豊富な機能と充実のインターフェースを搭載した、端正なデザインに凝縮された高音質技術の数々で、新たなミュージックライフを提案するインテグレーテッド・アンプで、市場想定価格は税込33万円です。

 

SA20は、上位モデルであるSA30同様クラスGアンプを搭載しながら、機能面をよりシンプルにして、音楽に浸りきるインテグレーテッド・アンプです。市場想定価格は税込16万5000円で、発売は12月を予定しています。

 

CDS50は、SACD/CDなどのパッケージメディアだけでなく、ネットワーク・プレーヤーとしてもすぐれた機能と音質を備えた、ブランド伝統のデジタルオーディオ技術を惜しみなく投入したマルチプレーヤー。市場想定価格は税込14万3000円です。

 

Solo Unoは、B5サイズの超コンパクトボディにハイクオリティーアンプと先進のストリーミングオーディオを融合した、音楽をもっと身近にする、オールインワン・オーディオシステム。市場想定価格は税込7万7000円。

よりパリピ感UP! ライティングとサウンドが進化したパーティースピーカー「JBL PartyBox 110」

ハーマンインターナショナルは、「JBL」ブランドから、防滴機能を搭載したワイヤレスパーティースピーカー「JBL PartyBox 110(パーティーボックス110)」を、9月17日に発売しました。実売価格は3万9600円です。

 

同製品は、前モデル「PartyBox 100」の多機能性を継承しつつ、音質、ビジュアル、機能を大幅に一新したアップデートモデル。

 

新たに対応した防滴機能(IPX4)や、本体上部に搭載した音・ライティングをコントロールできる大型ジョグダイヤルの採用など、より幅広いシーンで利用できるようになりました。専用スマートフォンアプリ「JBL PARTYBOX」に対応し、マイクのイコライザー設定や、場を盛り上げるサウンドエフェクト機能の操作など、娯楽性を高めた新機能も追加。本体には、マイク入力だけでなくギターのアンプ入力もシリーズを通して継承し、自宅でギターや歌の練習ができるほか、ダンスの練習や、イベントでのPAとしてなど、幅広い用途で活用できます。

 

シリーズの特徴である、ライトショー機能も大きく進化。ボディの正面に配置された2つのウーファー外周のリング状ライトに加え、2つのツイーターの外周も光るようになり、前モデルよりも発光面が拡大し、存在感のある華やかなビジュアルに仕上げています。3種類から5種類(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)に増えたライティングパターンは、本体操作パネルから設定できるほか、より細かいライティングパターンの切り替えや、カラーのカスタマイズは、専用アプリで設定可能です。

 

パーティーサウンドは、133mmウーファー2基と57mmツイーター2基の搭載で、最大約160Wという迫力のある出力を前モデルから継承しつつ、バスレフポートの構造を最適化することで低音を強化。本体中央のツイーターを外向きに配置することで、より深みのある重低音と広範囲に拡がる音場を実現。パワフルで奥行きのある低音からクリアで抜けのある高音域まで余すところなく再生し、ダイナミックな音楽体験を提供します。

よりパリピ感UP! ライティングとサウンドが進化したパーティースピーカー「JBL PartyBox 110」

ハーマンインターナショナルは、「JBL」ブランドから、防滴機能を搭載したワイヤレスパーティースピーカー「JBL PartyBox 110(パーティーボックス110)」を、9月17日に発売しました。実売価格は3万9600円です。

 

同製品は、前モデル「PartyBox 100」の多機能性を継承しつつ、音質、ビジュアル、機能を大幅に一新したアップデートモデル。

 

新たに対応した防滴機能(IPX4)や、本体上部に搭載した音・ライティングをコントロールできる大型ジョグダイヤルの採用など、より幅広いシーンで利用できるようになりました。専用スマートフォンアプリ「JBL PARTYBOX」に対応し、マイクのイコライザー設定や、場を盛り上げるサウンドエフェクト機能の操作など、娯楽性を高めた新機能も追加。本体には、マイク入力だけでなくギターのアンプ入力もシリーズを通して継承し、自宅でギターや歌の練習ができるほか、ダンスの練習や、イベントでのPAとしてなど、幅広い用途で活用できます。

 

シリーズの特徴である、ライトショー機能も大きく進化。ボディの正面に配置された2つのウーファー外周のリング状ライトに加え、2つのツイーターの外周も光るようになり、前モデルよりも発光面が拡大し、存在感のある華やかなビジュアルに仕上げています。3種類から5種類(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)に増えたライティングパターンは、本体操作パネルから設定できるほか、より細かいライティングパターンの切り替えや、カラーのカスタマイズは、専用アプリで設定可能です。

 

パーティーサウンドは、133mmウーファー2基と57mmツイーター2基の搭載で、最大約160Wという迫力のある出力を前モデルから継承しつつ、バスレフポートの構造を最適化することで低音を強化。本体中央のツイーターを外向きに配置することで、より深みのある重低音と広範囲に拡がる音場を実現。パワフルで奥行きのある低音からクリアで抜けのある高音域まで余すところなく再生し、ダイナミックな音楽体験を提供します。

ソノスの5万円台サウンドバーが進化! Dolby Atmos対応の「Sonos Beam」の注目点を開発者に聞いた

アメリカのオーディオブランド、Sonos(ソノス)がコンパクトサイズのサウンドバー「Sonos Beam」の第2世代機を発表しました。価格は5万9800円。日本では2021年内の発売が予定されています。

↑Dolby Atmos再生に対応した第2世代のサウンドバー「Sonos Beam」

 

第1世代のモデルから変更された点や、新モデルの上手な楽しみ方についてSonosの特任プロダクト・マネージャーであるスコット・フィンク氏がオンラインインタビューに答えてくれました。

 

演算処理能力を高めてDolby Atmos対応を実現

初代のSonos Beamは幅が約65cm、高さ約7cmという、40〜50インチ台の薄型テレビにベストマッチするコンパクトでスリムなサウンドバーでした。2018年にソノスが日本市場に本機を導入してから、シンプルで使いやすい5万円台のサウンドバーとして多くのファンを獲得してきました。

 

フィンク氏は「パンデミックの影響を避けるために自宅で仕事をする方が増えました。それならばより広い住まいに引っ越すことを決めて、リビングなど多目的スペースに手頃なサウンドバーを導入する方が増えています」と述べ、同社の製品を含むサウンドバーの市場がいま活況を呈していると語ります。

↑オンラインインタビューに答えてくれた米Sonos 特任プロダクト・マネージャーのスコット・フィンク氏

 

ソノスが展開するサウンドバーのラインナップには現在「Sonos Arc」というフラグシップモデルがあります。新しい第2世代のSonos Beamには上位のSonos Arcの開発から培った高音質技術が数多く投入されているとフィンク氏が説明しています。

 

初代機から大きく進化した点は、ひとつがDolby Atmosの立体音響コンテンツが再生できるようになったことです。

↑40-50インチ台の薄型テレビにもマッチするサイズとしています

 

前世代の機種よりも約40%高速化したCPUを搭載したことで処理能力が向上し、ソフトウェア制御によるスピーカーアレイの制御をより緻密にできるようになりました。このことにより「アップファイアリングスピーカーを用いず、音響心理技術をベースにしたバーチャライズ処理により、Dolby Atmos系コンテンツを再生した場合に高さ方向への音場の広がりを作り出す」のだとフィンク氏が説明しています。また演算処理機能が向上したことによって、サラウンド効果以外にも全体の解像度アップと広がり感の強化、そして人の声の明瞭度アップが実現しているといいます。

 

複数ユニットによるスピーカーシステムの構成は初代のSonos Beamと同じ。4基の楕円形ミッドウーファーと1基のセンタートゥイーターから成ります。加えて3つのパッシブラジエーターにより低音を増強。全体のバランスを揃えつつ、全5基のユニットをD級デジタルアンプによりパワフルにドライブします。

↑4基のミッドウーファーと1基のセンタートゥイーターを搭載

 

Dolby Atmos対応に伴い、本体に搭載するHDMI端子はeARC対応にアップデートされました。同じeARC対応のHDMI端子を備えるテレビにつなぐとDolby Atmos対応コンテンツがシンプルなハード機器の設定環境で楽しめるようになります。またテレビのリモコンによるサウンドバーの音量調整にも対応。なお、光出力のみ搭載するテレビにも付属のSonos光オーディオアダプタによる接続が可能です。

 

iPhoneによる自動音場設定やAirPlay 2に対応

サウンドバーの音場設定はTruePlay自動最適化を使うと便利です。TruePlayはSonos Beamを設置した場所のアコースティック環境に合わせて、音の聴こえ方を自動で最適化してくれる機能。Sonos(S2)アプリをiPhoneやiPadに導入して、デバイスの内蔵マイクを使って最適化を行います。残念ながらiPhoneやiPadをお持ちでない方は、自動音場設定を行う場合、家族や友だちに一時的に端末を借りて行う必要があります。

 

サウンドバーの本体にも高性能ビームフォーミングマイクを内蔵していますが、こちらはAmazon Alexaによる音声操作に対応するために設けられています。

 

インターネットへの接続は100/10 BASE-T対応のイーサネット端子にケーブルをつなぐか、またはワイヤレス接続はIEEE802.11b/g/n/acに対応しています。ワイヤレス接続を活用するAirPlay 2が使えるので、iPhoneからApple Musicをワイヤレスで飛ばしながら簡単に音楽再生ができます。なおBluetoothによるワイヤレスオーディオ再生機能は搭載されていません。

↑背面にeARC対応のHDMI端子、イーサネット端子を搭載しています

 

Amazon Music HDのハイレゾ再生が可能

Sonosアプリには国内で利用可能な80を超える音楽ストリーミングサービスを登録して、アプリから直接選曲したり、複数のサービスをまたいだ楽曲検索も行えるので、ぜひ活用することをおすすめします。

 

Sonosアプリは年末までに予定するソフトウェアアップデートを経て、Amazon Music HDのプラットフォームで配信されているハイレゾ楽曲の再生に対応する予定です。ただしハイレゾ再生の上限は、おそらくSonos Beamが内蔵するDACの関係で48kHz/24bitまでとなります。

 

同プラットフォームで配信されている3Dオーディオ楽曲はDolby AtmosベースのタイトルについてはSonos Beamで直接受けてストリーミング再生ができるようになります。Amazon Music HDではソニーの360 Reality Audioベースの3Dオーディオ楽曲も配信していますが、こちらはネイティブ再生には非対応。ステレオの音楽ソースと同様にアップミックスによるサラウンド再生になります。

 

なお、Apple Musicで今年の6月から配信が始まった「ドルビーアトモスによる空間オーディオ」や「ハイレゾ/ロスレスオーディオ」のコンテンツも、Apple TV 4KにSonos BeamをeARCベースのHDMI接続を介してつなげば再生はできるものと思いますが、フィンク氏によるとこちらは現時点で動作確認が取れていないため、今後の追加検証が必要であると述べています。

 

Sonosアプリによる簡単セッティングも特徴

Sonosアプリには高音・低音のバランスを調整できるイコライザー、ダイアローグの明瞭度を上げるスピーチエンハンスメント、夜間のリスニングに最適なナイトサウンドの機能もあります。

 

天板には静電容量式のタッチセンサーコントローラーがあります。再生・一時停止のほか音量調整やマイクミュートの操作に対応。スピーカーとマイクのステータスを表示するLEDは部屋の明るさに合わせて自動で照度を切り換えます。

↑天板にタッチセンサーコントローラーを搭載

 

なお本体の初期設定時、Sonosアプリを入れたNFC対応のスマホとワンタッチペアリングができるようになりました。

 

カラーバリエーションはブラックとホワイト。インテリアにさりげなく馴染むようマットフィニッシュとしています。ホワイトは本体全周囲がホワイトに統一されて、ケーブルもホワイトになることが第1世代機からのアップデートになります。

↑ブラック

 

↑ホワイト

 

外形寸法と外観は初代機からほぼ変わらずですが、パンチング加工されたポリカーボネイト製グリルの目がきめ細かくなり、拭き掃除による汚れ落としが簡単にできるようになったそうです。

↑パンチグリルがお手入れもしやすくなっています

 

価格は初代のSonos Beamよりも8000円ほどアップしますが、第2世代機によるサウンド体験がどれぐらい向上するのか、その音を聴いてみたいところ。機会があれば、音についてもレビューしたいと思います。

 

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マイクが雑音を全然拾わない! テクニクスから通話音声に注目した完全ワイヤレス「EAH-AZ60/AZ40」登場

パナソニックは、テクニクスブランドの完全ワイヤレスイヤホン2モデルを10月15日に発売します。ラインナップは、ノイズキャンセリング機能を備えた「EAH-AZ60」(実売予想価格2万9000円前後/税抜)と、小型デザインの「EAH-AZ40」(同1万6000円前後/税抜)。

 

EAH-AZ60は、8mm径のバイオセルロース振動板を採用し、ハイレゾ相当の音質でワイヤレス伝送できるLDACコーデックにも対応した高音質モデル。ドライバーの前方空間の形状を最適化し高域の伸びを改善する「ハーモナイザー」と、ドライバー後方の空気の流れを調整し力強い低域を再生する「アコースティック コントロールチャンバー」が、ワイドレンジかつ自然なサウンドを実現します。

↑カラーはブラックとシルバーの2色

 

↑EAH-AZ60の構造の構造

 

周囲のノイズを低減するノイズキャンセリング機能も搭載。イヤホン外側のマイクで周囲の騒音を検知するフィードフォワード方式と、内側のマイクでノイズを拾うフィードバック方式を掛け合わせた“ハイブリッドノイズキャンセリング”に、デジタル・アナログの両方でノイズ処理を行う“デュアルノイズキャンセリング”を加えた「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を採用しており、強力な消音性能を実現しています。

 

また、イヤホンをつけたまま周囲の音を聴ける「アンビエントモード」も利用可能。周囲の音をそのまま取り込むトランスペアレントモードと、ノイズを低減して人の声だけを強調するアテンションモードの切り替えも可能です。

↑アンビエントモードは2種類の切り替えが可能

 

EAH-AZ40は6mm径のPEEK振動板を搭載したコンパクトモデル。小口径ながら、AZ60と同様に「ハーモナイザー」「アコースティック コントロールチャンバー」といった音響構造により、厚みのある本格的な音質を実現しています。

↑カラーはローズゴールド、ブラック、シルバーの3色

 

↑EAH-AZ40の構造

 

こちらはノイズキャンセリング機能は備えていないものの、周囲の音を取り込む「アンビエントモード」は搭載しています。

 

2モデル共通の特徴として、独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジーを搭載。これは近年オンライン会議などでワイヤレスイヤホンを使う機会が増えたことで、通話時の音質を重視する流れを受けたもの。イヤホンに内蔵されたマイクが話者の声だけを拾い、クリアな音質で通話やチャットをすることができます。

 

「JustMyVoice」は、2つのマイクで自分の声とそれ以外の音を区別してノイズを低減するビームフォーミング技術、2つのマイクに加え骨に伝わる声の振動を検知する発話通知マイクを併用した音声解析技術、マイクに入り込む風を防ぐ風切り音対策の3つを組み合わせています。

 

そのほか、専用アプリ「Technics Audio Connect」を使って、ノイキャンやアンビエントモード、タッチセンサー機能のカスタマイズや左右のイヤホンのバッテリー残量確認、紛失したイヤホンを探す機能などを利用することも可能です。

 

使用時間(イヤホン単体/ケース併用時)は、AZ60が約7時間/約24時間、AZ40が約7.5時間/約25時間。コーデックはAZ60がSBC/AAC/LDAC、AZ40がSBC/AACをサポートしています。

 

Editor’s Eye

説明会では「JustMyVoice」機能をオン/オフしながら通話時の音質を体験することができましたが、カフェの環境を再現した空間で周囲の騒音を抑えて声だけを届ける性能の高さは秀逸でした。最近では通話時の音声品質の高さをアピールする機種が増えていますが、そのなかでもテクニクスの新モデルは頭ひとつ抜き出たレベルの高さだと感じました。また、AZ60のノイキャン性能も高く、オンにしてもあまり音質が変わらない自然な音で音楽を楽しめます。

オンライン会議などでワイヤレスイヤホンを使う機会が増えたいま、マイク性能をブラッシュアップしたテクニクスのイヤホンならノイズを気にせず通話ができそう。特に、外出先からオンライン会議に参加することが多いという方にはオススメです。

 

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ノイキャン機能でアップグレード! ゼンハイザーが完全ワイヤレスイヤホン「CX Plus」を発表

ゼンハイザーが最新の完全ワイヤレスイヤホン「CX Plus True Wireless」を発表しました。今年の7月に発売されたCX True Wirelessにアクティブ・ノイズキャンセリング機能を加えて、価格は2万1780円(税込)と手頃なラインをキープしたスタンダードモデルです。ブラックが9月28日、ホワイトは10月中旬の発売を予定しています。

↑ゼンハイザーの新しいANC機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「CX Plus True Wireless」

 

音の要になるドライバーは、ゼンハイザー伝統の“ダイナミック型”を継承。独自設計・生産による7ミリ口径「TrueResponseトランスデューサー」が一体感あふれるパワフルなサウンドを引き出します。

↑ゼンハイザーが開発した7ミリ口径「TrueResponseトランスデューサー」を搭載しています。

 

BluetoothオーディオのSoC(システムIC)にはクアルコムのチップを採用。ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンとして初めて、最大48kHz/24bitの高音質Bluetoothオーディオ再生を実現するコーデックであるaptX Adaptiveをサポートしました。低遅延性能にも優れるコーデックなので、モバイルゲームの動画と音声の遅延も抑えられます。またイヤホンとスマホのあいだの音切れ、ノイズの発生を抑えるQualcomm TrueWireless Mirroringにも対応しています。

 

ANC機能は音楽再生を妨げない自然な効果にこだわり、ハウジングの外側に向けたマイクのみで集音するフィードフォワード方式を採用。シリコンイヤーピースによるパッシブな遮音感を高めることにも注力しています。

 

本体に搭載するマイクで外部の環境音を取り込む機能も搭載。側面のタッチセンサーリモコンでモードを素速く切り換えられます。

↑本体側面にタッチセンサーリモコンを搭載

 

通話音声はクアルコムのチップに統合されているノイズリダクション機能、および2基のビームフォーミングマイクによりクリアに集音。通話中にも周囲の環境音がきこえる「サイドトーン機能」も搭載しています。左右どちらの本体でも片耳リスニングができるので、長時間に渡るビデオ会議の際などに片側ずつイヤホンを充電しながら使うとバッテリー切れを未然に回避できます。イヤホン本体はCX True Wirelessよりも若干コンパクトになり、耳の小さい方にもフィットしそうです。

 

モバイルアプリはiOS/Android対応の「Smart Control」アプリをサポート。ベースブースト機能のほか、3つのプリセットEQを選んで好みの音質に調整したり、3つの帯域を調整してサウンドを好みに追い込めます。タッチコントロール操作も覚えやすいコマンド配置にカスタマイゼーションができます。

 

本体に内蔵するバッテリーはANCオンの状態で約8時間の連続音楽再生に対応。ケースで充電すると合計24時間のリスニングができる計算です。

↑ケースに入れて充電すると最大24時間使用可能

 

本体はIPX4相当の防滴仕様なので、雨の日の屋外や汗をかくスポーツシーンでも快適に使えそうです。完全ワイヤレスイヤホンに注力するゼンハイザーの新たなスタンダードモデルは、色んな使い方が楽しめそうです。

 

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全世界限定250台! ライカと007最新作のコラボ「ライカQ2 “007 Edition”」

ライカは、スパイアクション映画「007」シリーズの最新作となる「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を記念して、「ライカQ2 “007 Edition”」を発表しました。税込価格は110万円。ライカストアとライカオンラインストアで、9月23日に発売予定です。

 

同製品は、販売数が世界限定250台の特別限定モデル。ライカのミニマルなスタイルと、「007」シリーズの主人公「ジェームズ・ボンド」を想わせる控えめでエレガンスなデザインが特徴です。

 

本体のトップカバーにはアイコニックな「007」のロゴ、レンズキャップには「007」シリーズのオープニングで知られるガンバレル(銃口)のモチーフが施され、背面にはシリアルナンバーが1台ごとに刻印されています。

 

イギリスのスーツケースブランド「グローブ・トロッター」のケースもセットになっており、今回のために特別にカスタマイズされたハンドメイドで、007/ノー・タイム・トゥ・ダイ本編に登場予定の、グローブ・トロッター限定コレクションから着想を得たものです。カメラ本体とケースには、オーシャングリーンカラーのレザーが採用されています。

 

なお、同作にはライカのカメラも小道具として登場。ジェームズ・ボンドが暮らすジャマイカの自宅や、登場人物の一人である「Q」のロンドンの自宅にも「ライカQ2」が置かれているそうです。

FF XIVサウンドチームが全面協力! パナソニックのゲーミングネックスピーカー「SC-GN01」の本気度がすごい

パナソニックは、ゲーム専用モードを備えたネックスピーカー「SC-GN01」を10月22日に発売します。実売予想価格は2万2000円前後(税込)。

↑ゲーミングネックスピーカー「SC-GN01」

 

SC-GN01は、肩に乗せるように装着し、耳を塞がずにサラウンドサウンドが楽しめるネックスピーカー。首元を囲むようにレイアウトされた計4つのスピーカーにより、ゲームの世界の中心にいるような音場を再現します。左右2chのステレオ音声も4chへ自動的にアップコンバートされ、奥行きのあるサラウンド環境を楽しめます。

↑肩に乗せて使用します。耳を塞がず自然な聴こえ方なのが特徴

 

一般的なヘッドホンは頭の中で音が鳴るような感覚ですが、ネックスピーカーは頭の外で音が鳴るため開放感があり、まるでゲームフィールドにいるかのような臨場感のあるサウンドが体感できます。

 

小型のスピーカーでも重低音を体感できるよう、低域部分を仮想再生する「H.BASS」技術を採用している点も見逃せません。これは、低域の信号に倍音を付加することで、擬似的により低い音が鳴っているように感じさせるというもの。これにより、コンパクトなスピーカーで迫力のサウンドを体感することができます。

 

また、本機はスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV」サウンドチームと共同で開発したゲーム専用の3つのサウンドモードを搭載。ゲームの世界にいるかのような臨場感の「RPGモード」、正確な音の定位が得られ足音なども聴き取りやすい「FPSモード」、人の声が聴き取りやすくシナリオに没頭できる「ボイス強調モード」から、プレイするゲームに合わせて自由に選ぶことができます。

↑ファイナルファンタジーXIV (c)2010-2021 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.

 

そのほか、映画を見るときに最適な「Cinemaモード」、音楽再生時に適した「Musicモード」、テレビの音声などが聴き取りやすい「ステレオモード」なども備えています。

 

本体にはマイクを内蔵しており、プレイしながら音声チャットをすることも可能。再生しているサウンドの逆位相の音を加えて余計な音を消し、自分の声だけを伝える「エコーキャンセルマイク」により、ゲームサウンドに干渉されることなく会話できます。

 

本体には4つのボタンを備え、音量調節やモード変更、マイクミュート、音声ミュートなどを手元で操作可能。接続はUSBケーブル1本でパソコンやゲーム機に接続できるほか、付属のステレオミニケーブルで接続することもできます(別途、USBケーブルでの給電が必要)。USBケーブルは直付けで取り外しは不可能。ケーブル長は約3mとなっています。

↑本体の左右に操作ボタンを備えています

 

現在ではワイヤレスタイプのゲーミングヘッドホンも存在しますが、SC-GN01が有線接続になったのは“遅延”の問題を解消するため、とのこと。ゲームプレイでは微妙な音の遅れが致命的になる場合もあるため、遅延を抑えられる有線方式を採用したそうです。

↑USBケーブルは直付けで脱着不可。長さは約3m

 

FF XIVのサウンドチームが全面協力

発表会にはファイナルファンタジーXIVのサウンドを担当した祖堅正慶さんと絹谷 剛さんがオンラインで参加しました。祖堅さんは「ゲーマーが求めるものを作りたかったので、細かい仕様まで意見を出しました。例えば、初期の段階ではUSBケーブルは短めだったんですが、ゲームの合間に飲み物を取りに行ったりすることもあるので長くしてほしいとか、電源を入れずにUSBに挿すだけで使えるようにしてほしいとか、ゲーマーの視点から、かゆいとこに手が届くように色々と意見を出しました」とコメント。祖堅さんは、SC-GN01の起動音も制作されたそうです。

↑ファイナルファンタジーXIV サウンドディレクターの祖堅正慶さん

 

絹谷さんは「各モードのチューニングを協力させて頂いたのですが、RPGモードでは臨場感を大事に、FPSモードでは音の定位を優先した設定にしています。私自身FPSゲームが大好きなので、足音がどの方向から聴こえるかとか、マルチプレイ対戦で勝つための音にこだわっています。実際に試作品でゲームプレイしたときは、リアルに後ろの方向から音が聴こえてビックリしましたね。ヘッドホンでは体験できないサウンドになっていると思います」と語ってくれました。

↑ファイナルファンタジーXIV サウンドデザイナーの絹谷 剛さん

 

Editor’s Eye

実際にゲームのデモ映像でSC-GN01を試させてもらいましたが、まさに“音に包まれる”という表現がピッタリな自然なサラウンド感で、画面の視点に合わせて音が前後左右から迫ってくるような感覚です。モードを変えてみると音の違いが明確で、遊ぶゲームのジャンルに合わせて簡単に最適な音質に変えることができます。映画用、音楽用のモードを備えているのもうれしいところ。

本体はシリコン製で見た目に反して柔軟性があり、肩に乗せていても疲れにくくなっています。また、USBから給電するためバッテリーを積んでおらず、その分軽くなっていることも軽快な装着感に貢献しているようです。ヘッドホンやイヤホンと違い耳を塞がないので、長時間のプレイで耳が疲れたり汗で湿ったりしないのもいいですね。

ゲームをしていると平気で2~3時間は経っちゃう、という方はぜひ一度試してみてほしい新感覚のネックスピーカーだと思います。

 

なお、SC-GN01をベースに、専用デザインやパッケージを採用した「ファイナルファンタジーXIV」コラボモデルも発売予定としており、詳細は後日発表されるとのこと。ファイナルファンタジーXIVファンは、そちらもぜひチェックしてみて下さい!

 

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自宅のオーディオ環境をアップデートしたくなる! テクニクスの新アンプ&スピーカーの音を聴いた

パナソニックは、Technics(テクニクス)ブランドよりステレオインテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)「SU-G700M2」(税込価格29万8000円)と、フロアスピーカー「SB-G90M2」(同29万8000円/本)を11月26日に発売します。

↑ステレオインテグレーテッドアンプ「SU-G700M2」

 

また、既発売のステレオインテグレーテッドアンプ「SU-R1000」とターンテーブル「SL-1500C」のブラックモデルも11月26日に発売します。

 

パワーと透明感を兼ね備えたハイエンドサウンド

今回発売される2機種は、テクニクスブランドのハイエンドにあたるグランドクラスの製品。フラッグシップであるリファレンスクラスより継承した技術を生かし、オーディオファンが満足できる高音質を実現しています。

 

ステレオインテグレーテッドアンプ「SU-G700M2」は、上位機種であるSU-R1000で開発された電源技術を継承。力強いスピーカー駆動を実現するフルデジタルアンプを搭載しています。オーディオ帯域への干渉やリップルノイズの発生を低減する「高速スイッチング電源」や、電源のノイズ対策を徹底した「超低ノイズレギュレーター回路」により、パワフルながら雑味のないクリアなサウンドを再生します。

↑フロントにはスピン加工を施した大型ノブと2連針メーター

 

筐体内部は、電源部・パワーアンプ部・入力部を3分割した構造で互いの干渉を削減してノイズを低減。さらに、1.2mm厚の鋼板ボトムシャーシに2mm厚の鋼板を重ねた2層構造の高剛性シャーシが不要な振動を抑えます。また、各パーツには音質向上に寄与する高音質パーツを採用しています。

↑筐体内部は3分割・2層構造で徹底的なノイズ対策がなされています

 

音声入力は、CDや音楽配信にも対応する各種デジタル端子を搭載。PHONO入力はMM型カートリッジに加え、新たにMC型カートリッジにも対応しています。本体カラーはシルバーとブラックの2色が用意されます。

 

フロアスピーカー「SB-G90M2」は、新開発の同軸2ウェイスピーカーユニットに、アルミニウム振動板を採用した16cm径のウーファーを2基搭載。スピーカーユニットをしっかり固定する「重心マウント構造」や、筐体内の定在波を抑制する新構造により、自然な中低域と躍動感のあるサウンドを実現しています。

↑フロアスピーカー「SB-G90M2」

 

↑スピーカーユニットを強固に固定する「重心マウント構造」を採用

 

Editor’s eye

「SU-G700M2」に「SB-G90M2」を接続したシステムで試聴したところ、とにかくクリアで歪みがないサウンドに驚かされました。同社のターンテーブル「SL-15000C」で再生したアナログレコードも、レコードらしい音の厚みは残しつつ、まるでハイレゾ音源かのようなスキッと突き抜けた透明感が感じられます。手持ちのレコードやCDをあらためて聴き直したくなるような音質となっています。

 

手持ちの機器に合わせやすいブラックモデルも登場

また、これまでシルバー系のカラーリングしか用意されていなかったステレオインテグレーテッドアンプ「SU-R1000」とターンテーブル「SL-1500C」の2機種にブラックモデルが追加されます。

↑ステレオインテグレーテッドアンプ「SU-R1000」のブラックモデル

 

↑ターンテーブル「SL-1500C」のブラックモデル

 

これにより、手持ちのオーディオ機器とカラーを合わせやすくなり、古い機器の買い替えやアップグレードの選択肢が広げられます。自宅時間の増加により、オーディオ環境をアップデートしたいと考えている方は、ぜひブラックモデルもチェックしてみて下さい。

 

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豊かな階調表現や立体的なボケ撮影が可能、富士フイルムから最新ミラーレス「FUJIFILM GFX50S II」登場

↑FUJIFILM GFX50S II

 

富士フイルムは、35mm判の約1.7倍となるイメージセンサーを採用したミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX50S II」を発表。9月29日から発売します。

 

「GFX」シリーズは、35mm判の面積を上回るセンサー搭載の、ミラーレスデジタルカメラ市場を切り拓いてきたとうたうモデル。プロの写真家やハイアマチュアを中心に、画質や機動力で高い評価を得ているとしています。

 

FUJIFILM GFX50S IIは、約5140万画素のイメージセンサーを搭載。35mm判のイメージセンサー搭載カメラに比べて、1画素あたりの受光面積が大きいため、広いダイナミックレンジと高いS/N比を実現し、豊かな階調表現や、ノイズの少ないクリアな写真撮影が可能です。

 

また、浅い被写界深度により、背景を美しくぼかして被写体を際立たせる立体的な表現も可能とのこと。

 

さらに、5軸で最大6.5段の手ブレ補正も採用。三脚を使用できない場所や光量が少ない場所での手持ち撮影をサポートします。これに加えて、高速な画像処理エンジン「X-Processor 4」と最新のアルゴリズムによる高性能なAFも実現。手ブレ補正と合わせて、被写体を素早く正確にとらえることができるといいます。

 

本体サイズは約幅150.0×高さ104.2×奥行き87.2mmで、重さは約900gです。

 

なお、レンズキットは「フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR」が付属。市場想定価格は本体が50万円(税込)前後で、レンズキットは55万円(税込)前後です。

 

高速かつ高精度なAFを実現した小型ミラーレス「FUJIFILM X-T30 II」

また、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T30 II」も発表。こちらは11月から発売します。

 

↑FUJIFILM X-T30 II

 

FUJIFILM X-T30 IIは、「Xシリーズ」のフラッグシップモデル「FUJIFILM X-T4」と同等の高画質や、高速かつ高精度なAFを実現するモデル。約2610万画素の「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、最短約0.02秒の高速なAFを実現しています。

 

また、像面位相差画素を全面に配置しており、画面中央から離れた位置にある被写体でも素早く正確に捉えられるとのこと。

 

これに加えて、最新のアルゴリズムを採用しているため、動体追従AFの性能も高くなっており、カメラに向かってくる被写体はもちろん、カメラから離れていく被写体も捉え続けられるそうです。

 

このほか、4K/30Pの動画撮影機能や、3型のチルト式タッチパネル液晶モニターなどを採用しています。

 

本体サイズは約幅118.4×高さ82.8×奥行き46.8mmで、重さは約378gです。

 

市場想定価格は本体のみで11万円(税込)前後、「FUJIFILM X-T30 II XC15-45mmレンズキット」が付くレンズキットが12万円(税込)前後です。

新興オーディオメーカー期待のフラッグシップ! ダルマオーディオ『Vento Conductor T-1000』9月24日発売

ダルマオーディオは、フラッグシップモデル・イヤホン『Vento Conductor T-1000』を、日本代理店NTSを通じて、9月24日に家電量販店やイヤホン専門店で発売します。税込価格は23000円。カラーバリエーションは、「GRY」と「RED」の2色を用意しています。

↑T-1000(GRY)

 

↑T-1000(RED)

 

ダルマオーディオは2019年7月に日本展開を始めた中華イヤホンメーカー。今回発売される同製品は、エントリーモデル「T-500Pro」と共通形状の筐体ですが、材質を合金からアルミへ変更し、筐体1個あたりの重さを11gから6.5gに約41%軽量化し、装着感を大幅に向上させています。

↑装着イメージ

 

高解像度のフラットな音質で、繊細かつ上品なシャリ感を持つ、静かで落ち着きのある雰囲気を表現。リケーブルやイヤーピースの交換で音の変化が大きくなる傾向がある性質を持っています。また、別売りのノズル(導音管)に取り付けるタイプのフィルターセット「WASABI」を使用することで、ユーザー好みの音質への微調整が可能です。

↑WASABI

 

また、特徴が大きく異なるイヤーピース4種類や、φ3.5mmケーブルを付属。φ3.5mmケーブルは、T-1000の音質コンセプトを最大限に表現するため、長期間かけて「開発試聴判断」と繰り返しチェックを実施し、6Nの高純度OCCケーブルを採用しています。

↑本体とケーブル

スポーツなども美しい映像で楽しめる、倍速パネル搭載の4K液晶レグザ「Z570Kシリーズ」

TVS REGZAは、直下型LEDバックライト式の倍速パネルを搭載した、シンプルモデルとうたう4K液晶レグザ「Z570Kシリーズ」を発表。9月17日から順次発売します。

 

Z570Kシリーズは、高画質・高音質を実現した、4K液晶レグザの中でも上位にあたるモデル。新開発の直下型倍速液晶パネルを搭載し、スポーツなどの動きが速いシーンもなめらかに美しく再現できるとしています。また、最新の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRⅠ」も搭載。高コントラストを実現するダイナミックガンマ制御や、淡い色の繊細なニュアンスを自然な色で再現する36色軸カラーイメージコントロールなどが可能になっています。

 

さらに、黒ずみや白飛びなどを抑制して自然な人肌を再現する「ナチュラル美肌トーン」や、視聴環境の明るさに加えて色温度の違いをリアルタイムで検出して常に適切な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャーZRⅠ」など、高画質技術がふんだんに盛り込まれています。

 

↑おまかせAIピクチャーZRⅠのイメージ

 

音質面においては、バスレフボックススピーカーと重低音バズーカを合計出力40Wのマルチアンプで駆動する、パワフルかつ臨場感あふれるサウンドの「レグザ重低音立体音響システム」を採用。これに加えて立体音響技術の「Dolby Atmos」にも対応しており、映画館のように立体的で迫力のあるサウンドを楽しめるとしています。

 

↑レグザ重低音立体音響システムのイメージ

 

このほか、見逃しがちな特番やドラマ・アニメなどをチェック・録画できる「番組ガイド」や、録画番組を簡単に探せる「録画リスト」、録画番組のシーンを目次のように表示して見たいシーンをすぐに視聴できる「シーン」機能などの便利機能もそなえています。

 

ラインアップは65V型の「65Z570K」、55V型の「55Z570K」、50V型の「50Z570K」、43V型の「43Z570K」をそろえます。チューナー数は4Kチューナーが2基、地上/BS・110度CSデジタル放送チューナーが3基搭載。また、インターフェイスには、HDMI入力×4、ビデオ入力(映像×1、音声×1)、光デジタル音声出力、有線LAN、ヘッドホン出力をそなえています。

主要メーカーのミラーレス一眼の使い方を写真入りで解説!入門者におすすめの一冊「デジタル一眼超入門 増補最新版」

カメラの構え方、ピント合わせの基礎から、絞りやシャッター速度といった露出の知識、花や旅写真、子どもを被写体としたポートレートの撮影テクニックまでをやさしく解説した「デジタル一眼超入門 増補最新版」は、デジタル一眼カメラを初めて購入する人に向けて、とにかくわかりやすい内容を心がけたページ構成になっています。

 

 

カメラ実機の写真入りでわかりやすく解説

事前知識は一切不要! カメラの各部位の説明や一番最初に行なう設定操作などを写真入りでわかりやすく解説。登場するカメラはキヤノンEOS Kiss M2、ニコンZ50、ソニーα6400、パナソニックLUMIX G99、オリンパスPEN E-P7、富士フイルムX-S10の6機種。それぞれのモデルについて、写真入りで解説しています。

 

露出の基本を理解しよう!

写真の露出(明るさ)は「シャッタースピード」と「絞り」によって構成されていますが、絞りは「ボケ」に、シャッタースピードは「ブレ」に関連してくるため、その相関関係をしっかりと理解することが必要になります。イラストを多用してそのしくみをわかりやすく説明。スマホでは撮れなかった背景ボケを生かした写真や動感を生かした写真が撮れるようになります。

 

良い写真を撮るツボとは?

良い写真、印象的な写真は構図や露出だけで光の見つけかたも重要です。風景写真だけでなく、人物撮影にも応用できる光の見つけ方、見きわめ方をプロカメラマンが解説。ココを読むだけでアナタの写真のクオリティがグンとアップします。

 

[商品概要]

デジタル一眼超入門 増補最新版

著者: CAPA編集部
定価: 1320円 (税込)

【本書のご購入はコチラ】
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パナソニックからネックスピーカー登場、ドラマやニュースの声をクリアに聴き取れる機能搭載モデル

パナソニックは、ワイヤレスネックスピーカー「SC-WN10」を発表。9月24日から発売します。市場想定価格は1万7000円(税込)前後です。

 

SC-WN10は、ワイヤレスネックスピーカーの市場拡大に加え、在宅ワーク時に耳をふさぐことなく、生活音も聞こえる製品として注目されていることが背景に発表されたモデル。

 

本体には、パナソニックのワイヤレススピーカーに搭載されている、人の声を強調する「快調音」機能を搭載。これにより、ドラマやニュースの音声をクリアに聴き取れるとしています。また、快調音機能をオフにしたときは、搭載されている専用スピーカーによる、量感のある低音域と、声やセリフを聞き取りやすい音を楽しめるそうです。

 

さらに、ネックスピーカー特有でもある、耳元で聴きやすい音によって、テレビの音量を上げすぎることなく、早朝や深夜でも周囲に配慮しながら視聴を楽しめるとのこと。

 

また、SC-WN10はテレビと接続するためのワイヤレス送信機が付属するだけでなく、Bleutoothにも対応。スマホなどと接続して使用できます。Bleutooth接続時の対応コーデックはSBCとAACです。

 

このほか、ハンズフリー通話が可能になる通話用マイクや、IPX4相当の防滴仕様を搭載しています。

 

本体サイズは約幅189×奥行き183×高さ36mm、重さは約108g。連続再生時間は約13時間で、充電時間は約6時間となっています。

ディーゼル初の完全ワイヤレスイヤホン「DIESEL True Wireless Earbuds」が発売

DIESEL初の完全ワイヤレスイヤホン「DIESEL True Wireless Earbuds」が登場。8月26日から発売を開始しました。価格は1万1990円(税込)です。

 

DIESEL True Wireless Earbudsは、DIESELの世界観を表現した、レッドとブラックのカラバリで展開するモデル。充電ケースとイヤホン本体には、シルバーメタリックのロゴが入っています。

 

 

 

バッテリーは、イヤホン本体で最大8時間の音楽再生が可能な容量を実現しており、充電ケースと併用すれば最大32時間の音楽再生が可能です。なお、充電ケースはQi規格に対応しているため、ワイヤレスで充電できます。

 

ドライバーは、6mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。また再生周波数帯域は、20-20000Hzとなっています。さらに、コーデックはAACとSBCに対応。音質の傾向は明らかになっていませんが、同価格帯の一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比べてスペック面で変わったところはありません。

 

このほか、パッシブノイズキャンセリングや、イヤホン本体に搭載されたマルチファンクションボタンで音楽と電話の応答をスムーズに切り替えられるタッチコントロール、IPX4相当の防滴仕様などを備えています。

 

イヤホン本体のサイズは約幅20×長さ42×高さ25mm、重さは片側約9gです。

これが2021年のスタンダード! 新進気鋭のブランド3eeの完全ワイヤレス「Alpha 01」はコスパよすぎ

2021年は5000円台で買える優秀な完全ワイヤレスイヤホンの“当たり年”かもしれません。同価格帯の注目製品の中から、今回は香港のオーディオブランド3ee(スリー)が発売した完全ワイヤレスイヤホン「Alpha 01」をレポートします。

↑3eeが発売した完全ワイヤレスイヤホン「Alpha 01」(実売価格5480円)

 

日本人のサウンドエンジニアが支える「3eeの高音質」

3eeは2020年に誕生したばかりの若いオーディオブランドで、日本人のサウンドエンジニアが監修したサウンドが高く評価され話題を呼んでいます。ユナイテッド・アローズ系のアパレルブランドであるBEAUTY&YOUTHとのコラボモデルとして、昨年末にはアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「Delta 01 ANC」がヒットとなりました。

↑BEAUTY&YOUTHとコラボした「Delta 01 ANC」

 

同社のイヤホンは性別や年齢を超えた様々なユーザーが使いやすいユニバーサルデザインと、様々なジャンルの音楽と自然にフィットするサウンドなど、身近に感じられる要素が充実しています。どの製品も気軽に買って試せる価格であることも、デビューして間もない若いブランドの飛躍を後押ししたのだと思います。

 

今年は1万円台を切る、5000円前後の価格帯に良質な完全ワイヤレスイヤホンが出揃いました。同価格帯の最新完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ時には、どんな点に注目するべきなのでしょうか。

 

ひとつは本体が小さく・軽く、可搬性能にも優れているイヤホンに注目すべきだと思います。最近はリスニング環境周囲のノイズを消せるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホンも増えてきましたが、イヤホン本体かまたは充電ケースが大きく持ち運びづらいイヤホンもまだ多くあります。Alpha 01はイヤホンの質量が約6g、充電ケースを含めると全体で約33g。とてもコンパクトです。

↑Alpha 01はケースのサイズもコンパクト

 

Alpha 01はアクティブノイズキャンセリング機能を搭載していないぶん、本体の可搬性能が高いだけでなく、内蔵バッテリーのスタミナ性能も優れています。スペックではイヤホン単体で約10時間、充電ケースに入れてチャージしながら使えば、最長約25時間の連続使用ができるとされています。長時間に渡るリモート会議の通話用イヤホンとしても非常に頼もしい仕様だと思います。

↑Alpha 01はイヤホン単体で約10時間の連続音楽再生が可能。充電にはUSB-Cケーブルを使います

 

左右独立スタイルの完全ワイヤレスイヤホンは、スポーツをしながら音楽を聴きたい時にも使いたくなるものです。3eeは多くのユーザーからの期待に応えて、Alpha 01のイヤホンをIPX4相当の防滴対応としました。水滴に濡れた手で触れても壊れないので、キッチンなど水回りで作業をしたり、雨の日に屋外へ出なければならない場面でも本機を選んでおけば安心です。

 

ボーカル曲にもピッタリなサウンドチューニング

最近はマイク内蔵の完全ワイヤレスイヤホンをビデオ通話のコミュニケーション用ツールに活用するユーザーが増えたことから、「人の声」がより聞きやすいサウンドチューニングをうたうイヤホンが増えています。通話音声が明瞭に聞こえるイヤホンは、音楽再生時にはボーカルの再現力に富んでいる場合が多くあります。Alpha 01でボーカル系の楽曲を聴くと、人の声の肉付きがとてもふくよかで生々しく感じられました。9ミリ口径のグラフェンコート振動板を載せたダイナミック型ドライバーによる、正確性が高く力強い鳴りっぷりの良さにも惹かれるものがあります。

↑側面にタッチセンサーリモコンを内蔵。音量のアップダウンも操作できます

 

Alpha 01をGoogle Pixel 5に接続してAmazon Music HDで配信されている楽曲を中心に試聴してみました。Alpha 01が対応するBluetoothオーディオのコーデックはAACとSBC。Pixel 5をつなぐと自動的にAACコーデックが選択されました。

 

さらにボーカル系の楽曲をいくつか聴き込んでみましたが、声の力強さだけでなく質感のきめ細かな再現力と、余韻の爽やかな抜け味にも富むイヤホンであることが見えてきました。

↑Pixel 5に接続してAmazon Music HDの音源を試聴しました

 

ジャズボーカリストであるミズノマリのアルバム「mariage」から「恋をする」を再生すると、ボーカルの音像が中央の位置にとても立体的に定位します。張りがあって滑らかな声の質感は、まるでボーカリストが目の前で熱唱しているようなリアリティを感じさせてくれました。筆者は以前、先述の3eeによる完全ワイヤレスイヤホン「Delta 01 ANC」も聴いていますが、高音域の華やかさと透明感、広い音場の再現力はブランドの看板であり、音づくりを担当するサウンドエンジニアが最もこだわるポイントでもあるように感じられました。同価格帯の他社製イヤホンにはない「味」が、様々な楽曲を聴くほどにじみ出てきます。

 

上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットのアルバム「SILVER LINING SUITE」の「リベラ・デル・ドゥエロ」では、アコースティック楽器の演奏による躍動感、ライブ演奏を聴いているような熱量が肌に伝わってきました。Alpha 01はディティールの再現も丁寧です。ピアニストの指先が鍵盤の上を駆け巡る様子が目に浮かんでくるほどに音の鮮明がとても高く、メリハリも効いています。2台のバイオリン、ビオラとチェロによるハーモニーはそれぞれの楽器の音色が濃く、とても充実した力強さを感じました。

 

ネックバンドタイプのワイヤレスイヤホン「Lambda 01」

3eeがAlpha 01と同時期に発売したネックバンドタイプのワイヤレスイヤホン「Lambda 01」は、Alpha 01と同じく原音に忠実なサウンド。ボーカルやアコースティック楽器による演奏の彩りを誇張せず素直に再現します。本機もまた10ミリ口径の振動板にグラフェンコートを施したダイナミック型ドライバーを搭載。ゆったりと包み込んでくるような上品で柔らかなサウンドを特徴としています。

↑グラフェンコート振動板を採用する「Lambda 01」(実売価格2860円)

 

完全ワイヤレスイヤホンがここまで人気を集めるなかで、ネックバンドスタイルのワイヤレスイヤホンを選ぶ価値はどこにあるのだろうと思うかもしれません。いくつかの利点を説明したいと思います。

 

まず、音楽を聴いていないあいだ、Lambda 01はイヤホンの背中側に搭載するマグネットを吸着させて、ネックバンドをまるでペンダントのように首に掛けておくことができます。ちょっとしたときにすぐ耳から外して首にぶらさげておけるのは、完全ワイヤレスにはないメリットです。

 

また、本体はAlpha 01よりも防水性能がワンランク高いIPX5相当となっており、雨天の屋外や汗を掻くスポーツシーンでも使いやすいワイヤレスイヤホンだと思います。価格もお手ごろなAlpha 01よりもさらに安い3000円弱ということで、気軽に購入しやすくなっています。

 

誰でも手軽に楽しめるエントリー価格帯の完全ワイヤレスイヤホンに「音の良さ」を追求した3eeのAlpha 01と、より手軽な価格のLambda 01は、並みいるライバルたちのなかにあって個性的なモデルといえそう。今後も実力派のポータブルオーディオブランドとして3eeの名前をマークしておく必要がありそうです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

快適な装着感を実現したOPPOの低価格完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Buds」

OPPOは8月23日、完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Buds」の予約を開始しました。発売は8月27日で、希望小売価格は4480円(税込)です。

 

OPPO Enco Budsは、誰でも気軽に快適な使い心地を体験できるように作ったとするモデル。

 

 

イヤホン本体は、前モデル「OPPO Enco W11」からコンパクトになったうえに、人間工学に基づいて設計され、ユーザーの耳にフィットするデザインを実現しています。片耳約4gという軽さと、3種類のシリコン製イヤーピースによって、着けていることを忘れてしまうほど快適で、長時間使用しても疲れにくいとのこと。

 

 

音質においては、8mmのダイナミック型ドライバーを搭載。これに加えて、コーデックはAACに対応しており、重厚感ある低音域から伸びのある高音域まで歪みの少ない、豊かなサウンドを実現したといいます。

 

このほか、通話用のノイズキャンセリングや、IP54の防塵・防水性能、スマホアプリ「HeyMelody」でカスタマイズできるタッチコントロールなどを搭載しています。

 

バッテリーは約6時間の連続再生が可能で、充電ケースと併用すると最大約24時間使用できます。

使う人に合わせてノイキャンや音質を調整、OPPOの完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Free2」

OPPOは8月23日、完全ワイヤレスイヤホン「OPPO Enco Free2」の予約を開始しました。発売は8月27日で、希望小売価格は1万3980円(税込)です。

 

OPPO Enco Free2は、心地のいい装着感やシンプルな操作性に加え、ユーザーに合わせた最適な聴こえ方と高音質を両立させた、最上級のオーディオ体験を追求したとうたうモデル。

 

ノイズキャンセリングは、業界トップクラスの性能を実現したといいます。ユーザーの耳の構造やイヤーピースの装着状態を検知し、最適なノイズキャンセリング効果を自動で調整するうえに、最新の3コアチップによる、最大42dBのノイズキャンセリング機能を搭載。これにより、仕事で集中したいときや、音楽や映画、ゲームに没入したいときに周辺の雑音を大幅に軽減するとのこと。

 

また、独自のサウンドイコライザーテクノロジーを採用。簡単な聴力テストを実施して、ユーザーの耳の感度に基づいた音質の最適化を図ります。これに加えて、「クラシック」「ダイナミックバス」「人の声を強調」「クリア」などの設定が可能で、音楽のジャンルに合わせるだけではなく、さまざまなニーズに合わせた音質の調整を行なえます。なお、サウンドイコライザーテクノロジーは、OPPO製スマホであればBluetoothの設定画面から、ほかのスマホであればスマホアプリ「HeyMelody」から調整できます。

 

 

音質面では、10mmダイナミックドライバーを搭載するうえに、デンマークのハイエンドHi-Fiスピーカーブランド「DYNAUDIO」と共同で音作りを実施。バランスのよい重低音や、歪みのない繊細な音域表現を実現し、臨場感あふれるボーカルや、帯域における各楽器の音色をクリアに再現しているそうです。また、高音域はしなやかに伸びるため、ボーカルの特長を存分に生かした音色を楽しめるとのこと。

 

このほか、HeyMelodyでカスタマイズできるタッチ操作や、通話用のノイズキャンセリング、外音取り込み、IP54の防塵・防水機能を搭載しています。

 

バッテリーは約6.5時間の連続再生が可能で、充電ケースと併用すれば最大約30時間使えます。このほか、本体重量は約4.4gです。

GLIDiCブランド史上最高の通話品質をうたう完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-9000」が今秋発売

SB C&Sは8月19日、モバイル向けのオーディオブランド「GLIDiC」から、ブランド史上最高の通話品質をうたう完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-9000」を発表。今秋発売します。SoftBank SELECTION オンラインショップでの販売価格は2万2800円(税込)です。

 

GLIDiC TW-9000は、通話品質にこだわり抜き、ビジネスシーンを支えるとうたうプロフェッショナルモデル。イヤホン本体には、Knowles製の高品質なMEMSマイクを左右2個ずつ搭載したうえに、通話用のノイズキャンセリング技術も採用しており、周囲の騒音を抑えつつ、相手にクリアな声をとどけるとしています。

 

また、本体デザインはカスタムイヤホンメーカーのカナルワークスが監修。装着時の快適なフィット感はもちろん、通話時にマイクが最適な角度になるよう調整されています。これに加えて、人肌に近い特性を持つ特殊素材「SMP iFit」を使用したオリジナルイヤーピースが付属。耳に吸い付くようなフィット感を実現し、長時間でも快適に使用できるといいます。

 

 

このほか、音楽を楽しむ際のアクティブノイズキャンセリング機能や、外音取り込み機能を搭載。

 

音質面においては、11mm径のダイナミック型ドライバーを搭載しており、再生周波数帯域は20hz~20kHzとなっています。さらに、コーデックはaptX Adaptiveに対応しており、安定した接続で動画やゲームを楽しめるうえに、左右同時接続技術「TWS Mirroring」を採用しているため、接続の安定性がより向上しているそうです。

 

バッテリーは約12時間の連続再生が可能な容量を搭載し、充電ケースとの併用で最大約44時間再生できます。またイヤホン本体のサイズは約幅24.5×奥行き28×高さ18mmで、重量は片側約6.8gです。

Marvel『アイアンマン』モチーフの完全ワイヤレスイヤホンがオーディオテクニカから発売

↑ATH-MVL2 TS

 

オーディオテクニカは8月19日、Marvelをモチーフにしたオリジナル完全ワイヤレスイヤホン「ATH-MVL2 TS」「ATH-MVL2 IM」「ATH-MVL2 JV」の3機種を発表。8月25日から発売します。市場予想価格は3モデルとも1万4000円前後です。

 

Marvelモチーフの完全ワイヤレスイヤホンが登場するのは今回で2回目。2020年夏に発売した第一弾モデルが好評としており、今回はさらにパワーアップしたモデルになっているそうです。

 

モチーフはATH-MVL2 TSが『アイアンマン』の主人公であるTony Stark、ATH-MVL2 IMがアイアンマン、ATH-MVL2 JVはTony Starkが産んだ人工知能のJ.A.R.V.I.S.となっています。

 

↑ATH-MVL2 IM

 

また、音声ガイドには、ATH-MVL2 TSはアイアンマンの2代目の人工知能となるF.R.I.D.A.Y.の声を、ATH-MVL2 IMにはアイアンマンの初代人工知能 J.A.R.V.I.S.の英語バージョンの声を、ATH-MVL2 JVにはJ.A.R.V.I.S.の日本語バージョンの声を採用。電源のオン/オフ、再生/停止などの操作を声で知らせてくれます。このほか、細部にいたるまで世界観の再現にこだわっているとのこと。

 

イヤホンとしての性能は、5.8mm径のダイナミックドライバーを搭載し、メリハリのある低音、鮮やかなボーカルを再生するとのこと。また、音切れに強いうえに、低遅延を実現する「Qualcomm TrueWireless Stereo Plus」に対応。安定した接続でスマホからストリーミングされる音楽を楽しめるといいます。

 

さらに、耳への装着を検出して自動で再生/停止が可能な機能や、タッチセンサーなどに対応しています。

 

バッテリーは、イヤホン単体で連続6時間再生、充電ケースとの併用で最大約30時間再生が可能です。

 

なお、ATH-MVL2 JVはオーディオテクニカ公式オンラインストア限定モデルとなっています。ATH-MVL2 TSとATH-MVL2 IMは、オーディオテクニカ公式オンラインストアをはじめ、家電量販店や雑貨店でも販売します。

 

↑ATH-MVL2 JV

屋外でも使えるコンパクトなASUS製プロジェクター「ZenBeam Latte L1」

ASUS JAPANは、マグカップ型デザインのポータルプロジェクター「ZenBeam Latte L1」を発表。9月3日に発売します。ビックカメラ.comでの価格は6万2800円(税込)です。

 

ZenBeam Latte L1は、プロジェクターとしては珍しい、マグカップ型のデザインを採用したモデル。本体サイズ約幅131×奥行き90×高さ90mm、重さ約585gと、コンパクトなボディを実現しています。

 

また、キャリーポーチが付属され、本体を手軽に持ち運べます。さらに、6000mAhのバッテリー容量を搭載しており、最大3時間(エコモード時)の連続投影が可能。屋外でも使用できます。

 

明るさは最大300ルーメン、解像度は720p。投影サイズは30~120インチとなっており、自宅で使えば家族全員が楽しめるとのこと。

 

接続はHDMIによる有線のほか、ワイヤレスによるミラーリング接続にも対応。スマホやタブレットなどから、コンテンツをストリーミングして楽しめます。

 

音質面では、Harman Kardon製のスピーカーを2基搭載。没入感あふれる動画やオーディオを楽しめるといいます。これに加えて、ムービーモード、ミュージックモード、ゲームモードの3つのオーディオプリセットを採用。独自のAudioWizardソフトウェアから使用に合わせて最適な音質モードを選べます。

グーグルから1万円台の完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds A-Series」

グーグルは、完全ワイヤレスイヤホン「Google Pixel Buds A-Series」を8月26日に発売します。価格は1万1900円(税込)です。

 

Google Pixel Buds A-Seriesは、スマホのPixelシリーズと同様に「A-Series」と付いていることから、廉価版に位置付けられるモデル。ただし、カスタム設計された12mmのダイナミック型ドライバーやノイズリダクションなど、イヤホンとしての性能は上位モデルの「Google Pixel Buds」と同等になっており、パワフルな低音と透き通った高音を楽しめるとしています。

 

また、外出先で移動している際に、周りの騒音に合わせて音量が自動調整される「アダプティブ サウンド機能」や、通話中の相手に声をはっきり届ける「ビームフォーミング マイク」などを搭載。

 

さらに、ワークアウト中でも安定した装着感の本体デザインを実現しているとのこと。

 

このほか、Google アシスタントや、防滴仕様、タップ操作による着信応答や曲の再生/停止などに対応しています。

 

バッテリーは連続再生で最大5時間、付属の充電ケースを使用すると最大24時間再生が可能です。なお、Google Pixel Budsでは充電ケースをワイヤレス充電できましたが、Google Pixel Buds A-SeriesはUSB Type-Cによる有線充電のみとなっています。

 

なお、Google ストアで同時発売の「Google Pixel 5a (5G) 」と一緒にGoogle Pixel Buds A-Seriesを購入すると、2400円(税込)割引になります。どちらも購入を検討しているのであれば、まとめての購入がいいでしょう。

LGが8K有機ELテレビ「OLED Z1」と液晶テレビ「NANO96」発表、HDMI 2.1対応で最新ゲーム機も楽しめる

↑OLED Z1

 

LGエレクトロニクス・ジャパンは8月18日、8K有機ELテレビ「OLED Z1」シリーズと、8K液晶テレビ「NANO96」シリーズを発表。8月下旬から発売します。ラインアップはOLED Z1が88V型と77V型をそろえ、NANO96は65V型と55V型をそろえています。予想実売価格はOLED Z1の88V型が390万円(税込)前後、77V型が280万円(税込)前後で、NANO96の65V型が39万円(税込)前後、55V型が32万円(税込)前後です。なお、OLED Z1は受注生産となります。

 

LGエレクトロニクス・ジャパンによると、在宅時間が増えた今、テレビは地上波放送を見るだけではなく、世界中のエンターテインメントと繋がることができるデバイスとして、新たな進化を遂げているとのこと。その中で、8K画質を家庭で楽しめるよう、幅広いサイズ展開で8Kテレビを用意したといいます。

 

全モデル共通で、2Kおよび4K解像度の映像を8Kの画質にアップスケーリング可能。さらに、AIが映像を解析し、あらゆるノイズを徹底的に除去することで、クリアかつ鮮明な映像を映し出すとしています。

 

 

また、8K専用のAI対応映像エンジン「α9 Gen4 AI Processor 8K」を搭載。視聴している映像のジャンルはもちろん、シーンごとに自動で認識し、それぞれのシーンに合う設定を自動で適用します。さらに、映像に写っている主要な物体を認識し、より立体的に見えるよう高精細化する「オブジェクト強調」機能も追加しており、リアルな質感を再現するとのこと。

 

↑α9 Gen4 AI Processor 8Kにより、映像から音質まで調整が可能に

 

↑映像内に写っている人や花を立体的に見えるよう処理するオブジェクト強調

 

このほか共通で、室内の明るさに合わせて「Dolby Vision」対応の映像を自動で最適化する「Dolby Vision IQ」や、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応。

 

さらに、外部インターフェイスにHDMI 2.1を搭載し、eARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)をサポートしています。これにより、2020年発売の最新ゲーム機でも、本来のスペックを余すことなく発揮可能です。

 

OLED Z1は、LGのプレミアムブランド「LG SIGNATURE」として展開。一つひとつの素子が個別に自発光することで本物の黒を再現できるとしています。また、デザインは、パネル部に極細のブラックベゼルを採用し、映像だけが浮いているような没入感を演出しているとのこと。

 

88V型モデルは高級感のあるシルバーのキャビネットスタンドを採用し、77V型モデルは付属の通常スタンドに加えて、壁にぴったり密着させて設置できる「ギャラリーデザイン」に対応しています。

 

一方のNANO96は、1nmの極小粒子を超精密に敷き詰めた独自のパネル「NanoCell Display」を採用。このパネルが、色ノイズの原因となる過剰な光波長を吸収するため、これまでノイズが多く発生していた、赤や緑の色の純度や濃さを向上させたとしています。これにより、色再現性に優れ、よりクリアで鮮明な表現が可能になったそうです。

↑NANO96

エレコム、ミュートスイッチ搭載でPCでのWeb通話に適したヘッドセットを発売

エレコムは8月17日、コントローラーが付いたイヤホンタイプのヘッドセット8モデルを発売。ラインアップは、遮音性に優れた耳栓タイプ4モデルと、耳を圧迫しないオープンタイプ4モデルです。店頭実勢価格は以下の通り。

 

・耳栓タイプ
両耳仕様のUSB接続モデル「HS-EP17UBK」 2398円(税込)
両耳仕様の4極ミニプラグモデル「HS-EP17TBK」 1848円(税込)
片耳仕様のUSB接続モデル「HS-EP18UBK」 2178円(税込)
片耳仕様の4極ミニプラグモデル「HS-EP18TBK」 1628円(税込)

 

・オープンタイプ
両耳仕様のUSB接続モデル「HS-EP19UBK」 2398円(税込)
両耳仕様の4極ミニプラグモデル「HS-EP19TBK」 1848円(税込)
片耳仕様のUSB接続モデル「HS-EP20UBK」 2178円(税込)
片耳仕様の4極ミニプラグモデル「HS-EP20TBK」 1628円(税込)

 

音声をしっかり聞き取りやすい両耳仕様のステレオモデルと、周囲の音も確認できる片耳仕様のモデルを用意。接続はUSBか4極ミニプラグです。また、4極ミニプラグのモデルには、3極ミニプラグ×2の変換ケーブルを付属するため、PCのイヤホン/マイクジャックでも利用できます

 

エレコムによると、従来のスマホ用マイク付きイヤホンは、操作ボタンが「着信応答/終了」の機能になっているため、PCでのWeb会議では使用できないケースがほとんどだそうです。そこで、今回発売のモデルには、ミュートスイッチを装備。これにより、Web通話はもちろん、オンラインゲーム、音声チャットでの使用に適したイヤホンになったとしています。

 

両モデル共通で、マイクのオン・オフと音量調整を手元で操作できるインラインコントローラーを装備。

 

 

このほか、からまりを防ぐフラットケーブルや、コンパクトに収納できる本体デザインを採用しているとのこと。

 

なお、耳栓タイプのモデルは、フィット感を選べるように、イヤーキャップが付属。S・M・L・XSサイズをそろえています。

防水や使いやすさが好評の完全ワイヤレスイヤホンの音質強化モデル「N6MINI2-SE」が8月末発売

エム・ティ・アイは8月16日、イヤホンブランド「NUARL」から、コンパクトな防水完全ワイヤレスイヤホン「N6 mini」シリーズの音質を強化した特別モデル「NUARL N6 mini series2 Special Edition WATERPROOF TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS」(以下、N6MINI2-SE)を発表。8月27日に発売します。希望小売価格は1万2980円(税込)です。

 

N6MINI2-SEは、コンパクトなサイズおよび、高い防水性能や簡単な使い勝手で好評とするN6 miniをベースにしたモデル。ドライバーには、音質に優れた6mm径のダイナミック型フルレンジドライバー「NUARL DRIVER [N6]v5」を搭載し、小型ながら高域から低域までキレのあるクリアなサウンドを再生するとしています。

 

 

 

また、米T.B.Iの特許技術「HDSS」を採用し、カナル型イヤホンにありがちな頭内定位を防ぐうえに、奥行きと立体感のある自然な音を再現。さらに、Qualcommのチップ「QCC3040」を搭載しており、音途切れの少ない、接続安定性を実現しています。

 

これらの技術により、N6MINI2-SEは1クラス上のサウンドを手軽に楽しめるとのこと。

 

このほか、イヤホン単体で最大8時間、充電ケースとの併用で最大32時間使えるバッテリーや、イヤホン本体から操作できるタッチセンサー式の操作ボタン、ゲームや動画視聴時に遅延を抑える独自の「ゲーミングモード」などを採用しています。

 

再生周波数帯域は20~20000Hzのほか、コーデックはaptX、AAC、 SBCに対応。また、防水性能はIPX7に準拠しています。

 

イヤホンの本体サイズは約幅25.5×奥行き22.6×高さ17.0mmで、重量は片側約4.5gです。

最軽量クラスでノイズキャンセリング機能も付いた1万円台の完全ワイヤレスイヤホン「HP-T200BT」登場

ラディウスは8月12日、ノイズキャンセリング対応で業界最小・最軽量クラスをうたう完全ワイヤレスイヤホン「HP-T200BT」を発表。8月下旬に発売します。店頭予想価格は、1万2320円(税込)前後です。

 

HP-T200BTは、片側約4gを実現した完全ワイヤレスイヤホン。軽量なため、長時間装着していても耳が疲れにくく、快適に音楽を楽しめるとしています。また、充電ケースも本体同様に小さいほか、ラウンド形状を採用しているため、カバンのすき間やポケットにも収まるとのこと。

 

左からブラック、カッパー、ゴールドと、3色のカラバリをそろえています

 

イヤホン本体と充電ケースのカラーは統一されています

 

ノイズキャンセリングモードは、周囲の騒音をイヤホン本体で解析し、騒音に対して逆位相の音を生成することでノイズを低減。特に50Hz近辺の低音域ノイズを大きく低減するように調整し、小型ながらも優れたノイズキャンセリング性能を発揮するといいいます。これにより、通勤通学時の電車内やバス内でも音楽や動画に没頭できるそうです。

 

音質は、高音域に埋もれることのない低音域チューニングを施し、迫力のサウンドを実現。また専用のイヤーピースを装着すると密着度が向上し、低音を逃がすことなく高解像度なサウンドを楽しめるとしています。

 

バッテリーはイヤホン本体で約10時間の連続再生時間となっているうえに、充電ケースを使用すると最大30時間の駆動が可能。出張や旅行先でも十分に使用できます。

 

このほか、人の声にフォーカスした外音取り込み機能やIPX5の防滴仕様、イヤホン本体をタッチ操作できるタッチコントロールなどに対応しています。

 

スペック面においては、ドライバーが6mm径のダイナミック型で、再生周波数帯域は20~20000Hz、インピーダンスは16Ω。また、コーデックはAACとSBCに対応しています。

低音に違いあり! Beatsの完全ワイヤレスイヤホン 「Beats Studio Buds」をAirPods Proと聴き比べてみた

Beats by Dr. Dre(ビーツ)から最新の左右独立型完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」が8月10日に発売されました。今回はアップルのAirPods Proと比較をしながら、ビーツ注目モデルの特徴を詳しく紹介したいと思います。

↑Beats by Dr. Dreの新しい完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」

 

スタイリッシュなカナル型になった完全ワイヤレス

Beats Studio Buds(以下:Studio Buds)は2019年夏に発売された「Powerbeats Pro」に続く、ビーツの左右独立型完全ワイヤレスイヤホンの第2弾になります。コンパクトな耳栓タイプのアクティブノイズキャンセリング(ANC)と外音取り込み機能を搭載。本体をIPX4防滴対応として、充電ケースもぐんと小さくなりました。ケースはAirPods Proよりもひと回りほど大きめですが、イヤホンのサイズはほぼ互角。片側イヤホンの質量は5gです。

↑左がPowerbeats Pro。ケースのサイズがかなり小さくなりました。右がAirPods Pro。本体のサイズはBeats Studio Proが一番コンパクト

 

AirPodsシリーズのようなスティックデザインのワイヤレスイヤホンは苦手という方にはスッキリと身に着けられるStudio Budsがおすすめ。側面パネルにはブランドロゴのアルファベットである「b」をあしらっているので、周囲にビーツのスタイリッシュなイヤホンを身に着けていることもアピールできます。

↑側面のリモコンボタンの箇所にブランドロゴを配置しています

 

カラバリは印象的なレッドのほか、落ち着いたホワイトとブラックの3色が揃います。税込価格はAirPods Proよりも1万円以上安い1万7800円。ノイキャン搭載で、iPhone連携もスムーズな完全ワイヤレスイヤホンとしてとてもインパクトのある価格だと思います。

 

パワフルな低音再生を実現

筆者がStudio Budsに注目したいポイントは大きく2つあります。ひとつは本機の音づくりを支えるドライバーやハウジングのテクノロジーです。Studio Budsは8.2mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載。ドーム型の中心部は硬質で、外周を柔軟なポリマー系素材の振動板としたことにより、つながりよく滑らかなサウンドを再現します。ドライバーユニットの背後に音響室を設けて低音域を増強するデュアルハウジング構造により、コンパクトながらも良質な低音が出せるのもこのイヤホンの特徴です。

↑8.2mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載しています

 

ふたつめに注目したいポイントは強力なスマホ連携です。Studio Budsはビーツの独自設計による新開発のBluetoothオーディオ向けチップが搭載されています。iPhone、iPadと組み合わせる場合は、充電ケースのフタを開けて近づけるだけでペアリングガイダンスのアニメーションが起動します。

↑iPhoneやiPadとのペアリングはとてもスムーズ。AirPods Proと同じ使い勝手を実現しています

 

ケース内側のボタンを長押しするとケースのLEDランプが点滅して、Bluetoothペアリングモードに切り替わったことを知らせてくれます。Androidスマホの場合はこの状態から、あらかじめスマホにインストールした「Beats」アプリからペアリング設定を行うか、またはAndroid 6.0以上のデバイスであればGoogle Fast Pairによるワンタッチペアリングが使えます。Android向けのBeatsアプリからはイヤホンのバッテリー残量を確認したり、本体リモコンボタンの設定変更などができます。Studio BudsはAirPodsシリーズよりさらにAndroidスマホのユーザーに優しい使い勝手に踏み込んでいるところが魅力的です。

↑Android版のBeatsアプリも使いやすい

 

iPhoneとAndroidスマホのどちらとも相性抜群

Studio Budsの実機をチェックしていきましょう。充電ケースは表面がさらっとしたマット仕上げで、楕円形のデザインにより手の中に心地よく収まります。イヤホンはケースのフタを開いて横向きに収納します。尖った形状の側面をつまんでケースから出し入れするのですが、ハウジングの表面も指触りがさらっとしているので、着脱時に落とさないよう気を付けましょう。

↑先端が尖った形状なので、イヤホンを着脱する時に注意したい

 

イヤホンは左右側面がボタン式のリモコンになっています。シングル・マルチクリックで音楽再生の一時停止や曲送り、ハンズフリー通話の受話操作などができます。長押し操作には左右別々にANCと外音取り込みのモード切替えか、または音声アシスタントの起動が割り当て可能。ボタン操作はほどよいクリック感が得られて、誤操作も少なく安定しています。

 

ANCと外音取り込みを切り換えたことはイヤホンから聴こえてくるビープ音が知らせてくれますが、音声ガイドを伴わないため、慣れるまではアプリやiOSのコントロールセンターの表示も合わせて確認すると現在選択中のモードがわかります。Apple WatchのユーザーはStudio BudsのANCと外音取り込みのモード切替えがウォッチからできることも覚えておくと便利です。

↑ANCと外音取り込みの切り替えはイヤホンのボタン、またはiOSのコントロールセンターに表示されるメニューから操作可能

 

バッテリーのスタミナはANC、または外音取り込み機能をオンにして使った場合で約5時間。参考までにAirPods Proは約4.5時間です。Studio Budsは充電ケースで2回ぶんのフル充電が足せるので、ANC/外音取り込みオンの状態で使い続けた場合は約15時間の連続使用ができることになります。ケースのワイヤレス充電には非対応ですが、Studio Budsは充電ケーブルに多くのAndroidスマホやMacBook、iPad Pro/Airが採用する汎用性の高いUSB-Cケーブルを採用しています。iPhoneに組み合わせて使う場合はLightningケーブルと2本の充電用ケーブルを常備する必要があります。そのためiPhoneユーザーにとってはAirPodsシリーズの方が、ケーブルを揃えられるので好都合といえます。

 

ビーツらしい迫力の低音再生が復活!

Studio BudsのサウンドはApple Musicの音源をリファレンスにして試聴しました。Studio BudsもBluetoothのオーディオコーデックはAAC/SBCに対応しています。AirPodsシリーズと同様にApple Musicのロスレス/ハイレゾロスレスコンテンツを再生すると圧縮がかかります。

 

ルパン三世の名曲リミックス「LUPIN THE THIRD JAM」からYUC’eが歌う「夢ならいいのに」を聴きました。ボーカルとジャズバンドによる演奏は生演奏のように鮮やかで生々しく、音像が立体的に蘇ります。ボーカルの音像が前に張り出してきて、奥行き方向へ広がる演奏も見晴らしも良好。そのサウンドに引き込まれます。

↑Apple Musicの音楽作品を試聴しました

 

さらに特筆すべき点は、肉付きが良く躍動感にも富んだ低音の迫力。2010年代前半ごろのビーツのヘッドホン・イヤホンは、とてもパワフルな重低音再生を個性としていました。あの時代のビーツサウンドを彷彿とさせる低音が、さらにブラッシュアップされて、最新モデルのStudio Budsでは解像度の高いクリアな低音再生に進化を遂げていました。この上質な低音はアップテンポなロックやポップスだけでなく、ジャズやクラシックの楽曲を聴いても心地よい緊張感を生み出します。

 

Apple Musicの空間オーディオ再生とも好相性

Studio Budsを最新のOSを搭載するiPhone、iPadとペアリングすると、Apple Musicのドルビーアトモスによる空間オーディオ対応コンテンツを選曲した時に、ステレオ版ではなく空間オーディオ版を自動選択する機能が使えます。

 

7月末に配信が開始されたばかりのアリス=紗良・オットの作品「Echoes of Life」を試聴すると、空間オーディオらしい雄大なコンサートホールの情景が目前に広がります。ピアノの音像が前に迫り来るような臨場感。低音はどっしりと深く沈みます。アップルとのコラボレーションが始まってから、ビーツのイヤホン・ヘッドホンが共通の特徴としてきた中高音域の透明感と伸びやかさは最新モデルのStudio Budsにも確かに受け継がれています。

↑空間オーディオ対応の作品を再生すると立体音楽体験が楽しめます

 

AirPods Proに比べるとStudio Budsのサウンドはとても濃厚です。豊かな低音のインパクトにも差が表れます。同じANC機能を搭載する、iPhoneとの連携性も高い完全ワイヤレスイヤホンですが、音のキャラクターが全然違うので、すでにAirPods Proを愛用している方もStudio Budsをチェックする価値が十分にあると思います。

 

Studio BudsのANC機能は、自動車の走行音から人の話し声までバランス良く消音してくれます。筆者の体感的な印象で比べると、ANCの効果はAirPods Proよりもビーツの方が若干強力だと思います。反対に外音取り込みモードに切り換えると、やはり環境音がとてもクリアに聴こえるAirPods Proの良さが目立ってきます。ANCと外音取り込みのモードを切り換えた時に音のバランスが崩れないところはStudio Budsもお見事。

 

Powerbeats Proよりもグンとサイズをコンパクトにしながら、音楽性により磨きをかけたStudio Budsは、いまある完全ワイヤレスイヤホンのなかでも個性豊かで魅力的な製品だと思います。価格も手頃なので、2021年の後半は本機が「台風の目」になりそうです。

 

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「カメラのお布団」で一眼を眠らせない生活を手に入れた【愛用品コラム82】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 コラム83:_go(アンドゴー)square 長方形タイプ】

●起

いつものようにインスタを見ていたら表示されて、良さそうだなと思って購入したアイテムだ。「カメラのお布団」と呼んでいる。

 

●承

カメラをきちんと保管するなら防湿庫に入れるべきだし、落下のリスクを考えるとクッション性に優れたケースに収納すべきだけど、僕の今使っているG100のようなカメラは、気軽に置いておきたい。いつでも持ち出せるようにしたいカメラなので、こういったケースに入れるのもありだと思っている。

 

●転

このケースに入れると、愛機に人格が出てくる。写真のようにチラッと顔を出しているような仕草は布団を頭からかぶっているような姿にも見えるし、外に出て写真を撮ろうよと誘っているようにも見える。ロゴを隠すと完全におやすみモードのような見栄えに。といった形で、愛着がどんどん増してくるのだ。

●結

完全に覆い隠さないメリットはほかにもある。重厚なケースに入れて保管してしまうと、日常から姿を消してしまう。姿を消してしまうと、本当に用事があるときにしか使わなくなる。机や棚に置いておいて視界に入ると、出かける時に持っていこうかなという気分になる。ゆるゆると撮影を楽しみしたい人にはうってつけ。なお、本製品はカメラケースとして使う以外にもケーブル収納としても有能。買い足してもいいかなと考えている最中だ。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

コンパクトで使いやすい、お風呂で使える防水Bluetoothスピーカー4選

スマホやタブレットとワイヤレスで接続できるBluetoothスピーカー。コンセントを必要としないため、置く場所を選ばないのが魅力です。さらに、防水性能に優れていれば、お風呂やプールでも好きな音楽を楽しむことができます。今回は、そんな防水性能に優れたBluetoothスピーカーを紹介。お風呂の時間を楽しむために、導入してみてはいかがでしょうか。

 

目次

 


最大24時間の連続再生が可能


Anker Soundcore 2

持ち運びに便利なコンパクトサイズながら、豊かで鮮明なサウンドを楽しむことができるスピーカー。最大24時間(約500曲)の連続再生が可能で、1日中お気に入りの音楽を楽しむことができます。また、IPX7の防水規格対応なので、海やプールなどのアウトドアシーンでも、水に濡れて故障する心配は少ないです。ワイヤレス接続は、最大20mの接続範囲を誇るBlutooth 5に対応。離れていてもストレスなく接続できます。さらに、マイクを内蔵しているのでハンズフリー通話ができるのもポイントです。このほか、AUXも搭載しているので、ケーブルをつないで使用もできます。

【詳細情報】
サイズ(約):168×47×56mm
重量(約):414 g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


手のひらサイズで持ち歩きに便利


MIFA A1 Bluetoothスピーカー

片手に収まるサイズなうえに、重量はわずか175gと、持ち運びに便利なコンパクトさが魅力のスピーカー。また、このサイズからは想像できないほどの迫力あるサウンドを実現しています。バッテリーは1200mAh容量で、3~4時間の充電で最大約12時間の連続再生が可能。さらに、防塵防水仕様になっており、浴室や海辺、台所などの水周りでも気軽に使うことができます。このほか、音量は細かく調節可能で、小音量でも再生できるため、枕元で使っても快適です。

【詳細情報】
サイズ:85×46×86mm
重量:175g

 


音楽に合わせてカラフルにライティング


Anker Soundcore Flare Mini

全方位に向いたドライバーを搭載しており、360度に力強いサウンドを届けられるスピーカー。部屋のどこにいてもお気に入りの音楽を存分に楽しむことができます。バッテリーは、1度の満充電で最大12時間の連続再生が可能。さらに、IPX7規格対応の防水設計により、プールやお風呂場、キッチンなどでも気軽にお気に入りの音楽を堪能できます。さらに、Bluetoothスピーカーの底面に設置された円状のLEDライトが音楽に合わせてカラフルに変化するのも特徴の一つ。お風呂でのリラックスタイムに、電気を消して楽しんでみてはいかがでしょうか。

【詳細情報】
サイズ(約):86×86×141mm
重量(約):480g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


ラジオとしても使える優れもの


JBL TUNER 2 FM Bluetoothスピーカー

防水機能を搭載したワイドFM対応のポータブルスピーカー。スマホやタブレットと接続し、FMラジオ局に加えてAMラジオ局も楽しめます。また、ラジオから切り替えてお好みの音楽を再生することも可能です。さらに、5つのボタンでお気に入りのラジオ局に素早くアクセスできます。再生時間は、約3.5時間の充電で最大約12時間。このほか、IPX7規格対応の防水性能により、キッチンや浴室などの自宅の水周りをはじめ、屋外の使用シーンでも活躍してくれます。朝はラジオでニュースや天気予報を聞き、夜は音楽と、一日中楽しめる製品です。

【詳細情報】
サイズ:180×70×72mm
重量:540g

 

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スマホの音楽を高音質で楽しめる!人気のBluetooth接続ワイヤレススピーカー5選

普段音楽をスマホで聴いている方は多いですが、スマホの音質をより高音質に楽しみたいというときに役立つのがワイヤレススピーカー。特にBluetooth接続のワイヤレススピーカーならケーブルが不要なため、どこにでも持ち運びできるのが魅力です。そこで今回は、人気のBluetooth接続ワイヤレススピーカーを紹介します。

 

目次

 


最大20m離れても接続できるBluetooth 5規格を採用!


Anker Soundcore 2

Anker独自のBassUpテクノロジーにより、迫力と深みのある低音を実現しているため、幅広くバランスの取れたサウンドを楽しめます。IPX7の防水規格対応なので、海やプールなどのアウトドアシーンでも水濡れを心配することなく使用可能。また、最大24時間の連続再生ができ、スピーカーのバッテリー残量はペアリング中の機器からも確認が可能(iOS 6以降の機器のみ対応)です。最大20mの接続範囲を誇るBluetooth 5規格を採用しています。マイクを内蔵しているのでハンズフリー通話も可能。

【詳細情報】
サイズ(約):168×47×56mm
重量(約):414g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


ソニーならではの重低音と中高域をクリアに楽しめる!


ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB12

約46mm口径のフルレンジスピーカーユニットを搭載。また、グリル開口部の大きさ・配置を改善し、従来機種に比べ開口率を約30%アップ。ソニーならではの重低音とボーカルなどの中高域をよりクリアに楽しめます。お風呂やキッチン、アウトドアでも音楽を楽しめる防水(IP67に対応)、防塵対応です。4.5時間の充電で約16時間再生できるバッテリーを内蔵しています。スピーカー本体の操作ボタンで再生・停止・曲送りが可能。付属のストラップを使えば、好きなところにかけることができます。

【詳細情報】
サイズ(梱包):Φ74×92mm
重量:243g
カラー:ブラック・グリーン・グレー・バイオレット・ブルー・レッド

 


500mlペットボトルのような円筒形デザイン!


JBL FLIP5 Bluetoothスピーカー

片手で掴みやすい円筒形デザインで、標準的な500mlのペットボトルと同等の太さ、重量のため、自転車や自動車のドリンクホルダーへ納めることも可能です。チューブ型の基本形状と丈夫なファブリック素材のグリル、およびラバーバンパーを採用することで剛性を確保し、不意の落下や衝撃にも耐えるタフな設計となっています。また、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しないと定義される防水性能IPX7に対応。4800mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続約12時間以上のワイヤレス再生が可能です。

【詳細情報】
サイズ:69×181×74mm
重量:540g
カラー:ブラック・スクワッド・ティール・ブルー・ホワイト・レッド

 


重さわずか175gの手のひらサイズ!


MIFA A1 Bluetoothスピーカー

IP56防塵防水対応で吸盤付きの設計のため、お風呂場での使用にも最適なBluetoothスピーカーです。片手に収まるサイズで、重量はわずか175g。3つのボタンで音量調節、曲の前後送り、電源のオン/オフも簡単に操作できます。一度ペアリングすれば、再度電源をオンにしたときに、自動的に前回接続したデバイスとBluetooth接続されます。内蔵マイクでハンズフリー通話にも対応。1200mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大12時間再生可能で、中程度の音量で10時間程は持ちます。

【詳細情報】
サイズ:85×46×86mm
重量:175g

 


不必要な機能を省いたシンプルデザイン!


EWA A106 Bluetooth スピーカー

従来のミニスピーカーでは低音が弱点でしたが、独自の3Wネオジムドライバー搭載により、高音量でバランスの取れた音響を実現。防水保護等級IP67相当の優れた防水性能により、バスルームでシャワーの水がかかっても問題ありません。必要のないマイク、3.5mmジャック、不必要なボタンなどの機能をなくした、どこでも持ち運びできるサイズ感。一つのシリコンボタンのみでオン/オフ、一時停止、曲変更が行えます。

【詳細情報】
サイズ:48×39mm
重量:175g

 

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オリジナルに近い自然な色を表現できるほど高画質、4K液晶レグザ「M550Kシリーズ」に65V型と55V型が追加

 

TVS REGZAは8月5日、4K液晶レグザ新シリーズ「M550Kシリーズ」のラインアップに、65V型モデルと55V型モデルを追加したと発表。これにより、M550Kシリーズは75V型/65V型/55V型の3モデル展開となります。65V型モデルと55V型モデルの発売日は8月27日で、実売予想価格は65V型モデルが18万7000円(税込)前後、55V型モデルが14万3000円(税込)前後です。

 

M550Kシリーズは、2021年7月に発表された、新開発の直下型パネルを搭載した4K液晶レグザのミドルレンジモデルです。

 

直下型パネルは、鮮やかな色彩と暗部の締まり、暗部の中のディテールを正確に再現。また、これらのパネルの性能を引き出す、新開発の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRI」を搭載しています。これにより、高度なダイナミックガンマ制御が可能となり、高コントラストを実現するとともに、36色軸カラーイメージコントロールによる淡い色の繊細なニュアンスなど、オリジナルに近い自然な色を表現するとしています。

 

また、人肌の立体感や質感を向上させて自然な人肌を再現する「ナチュラル美肌トーン」や、視聴環境の明るさや色温度の違いをリアルタイムに検出して、適切な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャーZRI」を搭載。

 

さらに、地上デジタル放送における、パネルのエリアごとにあらわれるさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現する「地デジAIビューティZRI」や、ネット動画の特性に合わせて高画質処理をしたうえに、低フレームレートコンテンツをなめらかに再生する「ネット動画ビューティZRI」などを搭載しています。

 

一方の音質面では、バスレフボックススピーカーと重低音バズーカを、総合出力40Wのマルチアンプで駆動する「レグザ重低音立体音響システム」を搭載。また、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応し、映画館のような立体的で迫力のあるサウンドを楽しめます。

ドンキから1万円の「サブウーファー付き3Dサラウンドバー」発売

 

ドン・キホーテは7月30日、ドン・キホーテオリジナルブランド「情熱価格」から、「サブウーファー付き3Dサラウンドバー」を全国のドン・キホーテ系列店舗で発売しました。価格は1万978円(税込)です。

 

サブウーファー付き3Dサラウンドバーは、スリムなサブウーファーとサウンドバーのセットモデル。重低音を含むサラウンド再生が可能としています。また、サブウーファーはワイヤレスモデルのため、部屋のスペースやレイアウトに関わらず自由に設置できます。

 

 

サウンドバーの出力は20W+20Wで、サブウーファーは60W。また、周波数帯域はサウンドバーが200Hz~20kHz、サブウーファーが50~200Hzとなっています。

 

本体サイズと重量は、サウンドバーが約幅1000×奥行き75×高さ53mm/約1.5kgで、サブウーファーが約幅145×奥行き310×高さ425mm/約4.2kgです。

 

なお、7月23日に発売された情熱価格の「フルハイビジョンプロジェクター」(税込2万1780円)と組み合わせて使用すれば、臨場感のあるホームシアターが楽しめるとしています。

 

ソニーの新Vlogカメラは画質こだわり派に最適! レンズ交換式になった「VLOGCAM ZV-E10」

ソニーは、αシリーズ初のVlogなどの動画撮影に特化したレンズ交換式カメラ「VLOGCAM ZV-E10」を9月17日に発売します。実売予想価格はカメラ単体が7万8000円前後、16-50mmのパワーズームレンズを同梱したレンズキットが8万9000円前後(税込)。本体カラーはブラックとホワイトの2色が用意されます。

↑VLOGCAM ZV-E10

 

ソニーでは手軽に撮影できるレンズ一体型のVlogカメラ「VLOGCAM ZV-1」を発売していますが、より幅広い映像表現を望むユーザーに向け、レンズ交換型をラインナップに追加。撮影シーンや表現したい動画内容に応じてレンズを交換することで、多彩な映像表現を高画質で実現します。レンズはソニーのEマウントに対応しており、マクロレンズから超望遠まで多彩なレンズを使用可能です。

↑別売のシューティンググリップ「GP-VPT2BT」を装着したところ

 

APS-CサイズのCMOSイメージセンサーExmor(有効約2400万画素)と、画像処理エンジンBIONZ XおよびフロントエンドLSIを搭載し、高速データ処理による高画質と高い描写性能を実現しています。また、動画撮影時に使用できる電子式手ブレ補正を搭載しており、手持ちによる歩き撮りなどさまざまな場面で、画質をそのままに手ブレを抑え安定した滑らかな映像を撮影できます。

↑手持ちでも手ブレの少ない映像を撮影できます(画像のシューティンググリップは別売)

 

αシリーズならではのオートフォーカス(AF)性能の高さが特徴で、AIを活用した物体認識アルゴリズムにより、色や模様、被写体との距離などの空間情報を高速処理し、高精度に認識、自動追尾し続けるリアルタイムトラッキングを搭載。高い精度を実現しながら高速性と追従性に優れたファストハイブリッドAFシステムにより、被写体が次々と変わるシーンでも被写体にピントを素早く移し、被写体を捉え続けることができます。これにより、フォーカシングはカメラに任せ、撮影者はフレーミングとトークに集中できます。

 

横方向に開くバリアングル液晶モニターにより、自撮り時に画角の確認ができるほか、頭より高い位置や地面近くからの撮影の際にもモニターを確認しながら撮影ができます。

↑バリアングル液晶で自撮り時も画面を確認しながら撮影できます

 

日常的な動画に加え、印象的なスローモーション動画や静止画をボタン一つで素早く切替えが可能で、撮りたい瞬間を逃さない撮影ができます。さらに、背景を「ぼけ」と「くっきり」に簡単に選択できる「背景ぼけ切り換え」や、商品レビュー動画撮影時に、顔と商品の間を素早くピント移動ができる「商品レビュー用設定」などの機能も搭載。多彩なVlog撮影を楽しめます。

 

音声面では、前方指向性の3カプセルマイクを搭載し、ノイズを低減するとともに話し手の声をクリアな音質で収音。また、スマートフォンやPCと接続し簡単に高画質かつ高音質のライブ配信を行うことも可能です。

↑webカメラとして使うことも可能

 

αシリーズの4K撮影機能搭載カメラとして最軽量の質量343gで、バッグに入れて手軽に持ち運ぶことのできるコンパクトデザインを実現。高いスタミナ性能により、連続撮影時間は最大125分を実現しています。充電端子はUSB Type-Cで、撮影中の充電や給電も可能です。

 

「VLOGCAM ZV-E10」は、これから動画撮影を始めたい方や、より高品質な動画を求める方に最適なVlogカメラといえそうです。

 

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映画のシーンに入り込んだような体験が可能に、ソニーが新ホームシアターシステム「HT-A9」などを発表

 

ソニーは、360度の立体音響体験を実現するとうたうホームシアターシステム「HT-A9」と、サウンドバーの最上位モデル「HT-A7000」を発表しました。HT-A9は8月7日発売で、市場想定価格は22万円(税込)前後、HT-A7000は8月28日発売で、市場想定価格は15万4000円(税込)前後です。

 

4基のスピーカーで、映画のシーンに入り込んだような体験が可能に

HT-A9は、フロントスピーカー2基とリアスピーカー2基による、4.0.4ch構成のホームシアターシステム。これらのスピーカーを、専用のコントロールボックス経由でワイヤレス接続できます。

 

↑HT-A9

 

また、4基のスピーカーによって広大な音場と臨場感を作る独自の立体技術「360 Spatial Sound Mapping」を採用しています。これは、それぞれのスピーカー間や天井までの距離などを内蔵マイクと測定波で計測して、スピーカーが置かれている空間を把握し、その位置情報に基づいて、4基のスピーカーから出力される音波を重ね合わせることで、最大12基の仮想スピーカーを作り出す技術です。

 

これにより、自分が映画のシーンに入り込んでいるかのような没入感のある音場で、360度の立体音響を体験できるとしており、家族や友人などの複数人が集まるシチュエーションにおいても、部屋のどこにいても迫力のある上質な音響を共有できるとのこと。

 

↑360 Spatial Sound Mappingのイメージ図

 

さらに、4基のスピーカーは「音場最適化技術」を採用しており、スピーカーが置かれている空間を把握し、その場所を前提に最適な音響空間を自動で生成。部屋の形状などにとらわれることがないため、従来のホームシアターシステムに比べて自由度の高いレイアウトが可能です。

 

コントロールボックスのインターフェイスは、HDMI入力/出力、光デジタル、USB Type-A、有線LANを装備。また、無線はWi-FiとBluetoothに対応しています。

 

4基のスピーカーのサイズは共通で幅160×高さ313×奥行き147mm、コントロールボックスは幅150×高さ52×奥行き150mmです。

 

これひとつで音の広がりと豊かな音響空間を楽しめるサウンドバー

HT-A7000は、天井からの音の反射で高さ方向の音を生み出すイネーブルドスピーカーと、独自のバーチャルサラウンド技術「Vertical Surround Engine」の採用で、没入感のあるサラウンドサウンドを体験できるサウンドバー。

 

↑HT-A7000

 

また、壁からの音の反射で横方向の表現力を得られる、新開発のビームツイーターと、フロントスピーカーだけで豊かなサラウンド音場を再現する「S-Force PRO フロントサラウンド」も搭載。これらの連携により、音の広がりとリアリティ豊かな音響空間を楽しめるとしています。

 

さらに、HT-A7000も設置した部屋の天井と壁の距離を計測し、部屋に最適化された音響を楽しむことができるとのこと。

 

このほか本体には、デュアルサブウーファーも搭載し、合計11基のスピーカーによる、7.1.2chのサラウンドシステムを構成しています。

 

↑本体内部のスピーカーレイアウト

 

インタ―フェイスは、HDMI入力/出力、光デジタル、アナログ入力、USB Type-A、有線LANを備えるほか、Wi-FiとBluetoothにも対応しています。本体サイズは、幅1300×高さ80×奥行き142mmです。

 

なお、両モデルともに、最新の音声フォーマット「ドルビーアトモス」「DTS:X」に対応。前後左右のサラウンド音場に加えて、高さ方向の表現を追加した3次元の立体音響技術により、全方位から音に包み込まれるような音響空間を楽しめます。これに加えて、HT-A9はサブウーファーを、HT-A7000はサブウーファーとリアスピーカーを別売りで用意しています。

大画面4Kテレビで自宅を映画館に変える! リビングシアターコンセプトの「レグザ Z670K」

TVS REGZAは、4K液晶テレビのラインナップに“リビングシアター大画面レグザ”として75型以上の3機種を追加し、8月6日より順次発売します。

 

ラインナップは85型の「85Z670K」(2021年秋発売予定/価格未定)、75型の「75Z670K」(2021年秋発売予定/価格未定)および「75M550K」(8月6日発売予定/税込25万3000円前後)。

↑75Z670K

 

大画面モデル専用の高画質処理

「85Z670K」「75Z670K」の2機種は、すでに発売されているAndroid OS搭載モデル「Z670K」シリーズの大画面モデル。新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載するほか、「スリム直下型高輝度LEDバックライト」や「レグザ専用4K倍速パネル」を採用し、なめらかで明るい4K画質を実現しています。

↑新エンジン「レグザエンジンZR I」

 

↑Z670Kのパネル構造

 

また、大画面だからこそ気になるノイズを低減し、肉眼で見るようなリアリティーを追求する「リビングシアターモデル専用高画質処理」を採用。大きな画面いっぱいに広がる没入感のある映像を楽しむことができます。

 

高画質化技術として、画面上の人の肌を検知し、立体感や質感を向上させる「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。地デジ放送のノイズを抑制する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の画質を補正する「ネット動画ビューティZR I」、周囲の明るさや色温度などをリアルタイム検出して画質を調整する「おまかせAIピクチャーZR I」なども搭載しています。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

サウンド面では、75Z670Kは重低音バズーカやトップツイーターなど11個のスピーカーを備え、総合出力60Wのマルチアンプで駆動。85Z670Kはバスレフボックス配置のメインスピーカーと重低音バズーカを総合出力40Wのマルチアンプで駆動しています。いずれも立体音響技術Dolby Atmosにも対応しており、立体感のある迫力のサウンドを楽しむことができます。

↑75Z670Kのサウンドイメージ

 

このほか、ゲームを快適にプレイできるよう様々な機能を搭載。業界トップクラスとなる0.83msの低遅延表示を実現(1080p/120Hz入力時)しているほか、アップデートにより4K120p入力にも対応予定。ゲーム機の出力映像に応じて自動的に最適なモードに設定する「オートアジャスト」機能や、映像のカクつきやちらつきを軽減するVRR、自動で低遅延モードに設定するALLMにも対応しています。

 

チューナーは、BS/CS 4K用が2基、地デジ/BS/CS用は3基搭載。外付けHDDを接続すればダブル録画ができるほか、別売のタイムシフトマシンハードディスクを接続することで6ch分の番組を丸ごと録画できるタイムシフトマシン内蔵モデルのように使うこともできます。

↑新リモコン

 

「75M550K」は、Android OS採用や「レグザエンジンZR I」などはZ670Kシリーズと同等ながら、倍速パネル非搭載でゲーム機の4K120p入力などにも非対応としたミドルレンジモデル。Dolby Atmosにも対応した重低音立体音響システムを採用しており、臨場感のあるサウンドが楽しめます。

↑75M550K

 

75型以上の大画面モデルは、欧米や中国などで高い人気となっていますが、まだまだ小型~中型モデルの人気が根強い日本市場においてもシェアを伸ばしていけるのか、注目していきたいところです。

 

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自然なカラーや高いコントラストが魅力、独自技術を満載したTCLの4Kスマートテレビ「C825」シリーズなどが登場

 

TCLジャパンエレクトロニクスは、4Kチューナー搭載のAndroidテレビ4シリーズ7機種を発表。8月上旬から順次発売します。

 

独自技術やサウンドバー搭載のプレミアムモデル「C825」シリーズ

「C825」シリーズは、画質と音質にこだわったプレミアムモデルです。本シリーズの特徴は、パネルの裏側に量子ドットフィルムを搭載し、青色LEDライトをフィルムに照射してナノメートルサイズの粒子に吸収させ、波長の違う色に変更する独自の量子ドットLED技術「QLED」を採用した点。これにより、従来のTCL製4K液晶テレビに比べて、より豊かで自然に近いカラーを実現したとしています。

 

↑C825シリーズ

 

↑QLEDイメージ図

 

また、パネルの直下に数千個のミニLEDライトを搭載したうえ、そのミニLEDライトをエリアごとに制御する「ローカルディミング」技術を採用。暗部は暗く、明部は明るくと細かく調整できるため、コントラストが高まり、風景の奥行感や素材の質感をリアルに再現できます。

 

↑ローカルディミング

 

このほか、独自の120Hz倍速駆動技術「MEMC」や、フロントサウンドバーとサブウーファーを搭載。さらに、新4K衛星放送に採用されている高画質技術HLGのほか、HDR10などの高画質規格にも対応しています。

 

ラインアップは、65V型と55V型の2機種で、8月上旬から発売です。市場想定価格は65V型モデルが25万円前後(税込)、55V型モデルが20万円前後(税込)。

 

画面の明暗をくっきり分ける高画質技術搭載のハイスペックモデル「C728」シリーズ

「C728」シリーズは、ハイスペックモデルという位置付け。C825シリーズ同様、QLEDを搭載するほか、画面を1296のゾーンに分割し、それぞれのエリアの映像情報を細かく分析する「マイクロディミング」技術を採用しています。この技術により、細かい部分まで明暗をくっきり分けることができ、風景の奥行き感を再現するとのこと。

 

↑C728シリーズ

 

↑マイクロディミング

 

なお、C825シリーズとの主な違いは、ミニLEDライトおよびフロントサウンドバーとサブウーファーが非搭載となっていることです。

 

ラインアップは、9月発売予定の75V型モデルと、8月上旬発売予定の65V型モデルおよび55V型モデルの3機種を用意。市場想定価格は75V型モデルが20万円前後(税込)、65V型モデルが13万円前後(税込)、55V型モデルが11万円前後(税込)となっています。

 

このほか、広色域に対応した50V型の「P725」シリーズとフルハイビジョンの40V型「S5200」シリーズをそろえています。

 

なお、すべての機種がDolby Vision・Dolby Atmosに対応。高画質および3次元の立体音響を実現し、自宅で映画館のような視聴を体感できます。

台数限定、Pioneer DJからファッションブランド「Off-White」とコラボしたDJコントローラー「DDJ-1000-OW」が発売

 

AlphaThetaは7月16日、Pioneer DJから、ファッションブランド「Off-White」とコラボしたDJコントローラー「DDJ-1000-OW」を発売しました。販売は同社のウェブサイトのみで、国内台数限定となっています。

 

DDJ-1000-OWは、Off-Whiteの設立者であるヴァージル・アブロー氏の創作意欲と、「音楽のもたらす団結と調和」を探求するPioneer DJの意思が共鳴し、「SOUND ENGINEERING」のコンセプトの基に完成したモデル。

 

高い演奏力と可搬性を両立したDJコントローラー「DDJ-1000」を、色鮮やかな蛍光オレンジとマットホワイトでアシンメトリーに配色した見た目が特徴です。また、本体にはオリジナルロゴを印字するなど、コラボレーションならではのデザインが施されています。

 

各ジョグホイールの中央には高精細な液晶ディスプレイを搭載。再生時間やBPM、波形などの楽曲情報のほか、現在再生位置から「HOT CUE」や「LOOP」の設定ポイントまでの距離を小節単位で表示する「CUE SCOPE」など、必要な情報を手元で把握できます。

 

また、クロスフェーダーには新たに「MAGVEL FADER」を搭載。操作可能回数1000万回以上の高い耐久性と、スムースな動作による高い演奏性が可能としています。さらに、ソフトウェア処理を見直した結果、操作に対する音声出力の追従性が向上。より思い通りのスクラッチができるとのこと。

 

 

このほか、新たなエフェクトやラバー製の大型パッドなどを搭載。

 

 

なお、DDJ-1000-OWの発売に合わせ、カプセルコレクション「SOUND ENGINEERING」がOff-Whiteから発売されます。

 

↑カプセルコレクションは、7月15日からOff-Whiteの公式オンラインストアなどで販売。全6種類をそろえています

パナソニック「LUMIX GH5M2」実写レビュー! 野鳥撮影も手ごろなもんでした

パナソニックのミラーレスカメラGシリーズのハイエンドモデル、LUMIX「GH5」がMark.IIになって新登場しました。Gシリーズには静止画に強いGと動画に強いGHがありますが、LUMIX「GH5 II(DC-GH5M2)」によって静止画も動画も、これ1台でいいと思わせてくれるスペックが実現されています。

↑使用した交換レンズは標準ズームキット「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」、超広角ズーム「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」、超望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」の合計3本

 

しっかりしたグリップと手ブレ補正機能でブレに強い

LUMIXが採用しているマイクロフォーサーズマウントはカメラもレンズも小型軽量化できるため、特に望遠系レンズで威力を発揮します。手ブレにも強いのですが、センサーサイズがほかの規格より小さいため、フルサイズなどに比べるとやや高感度に弱いという弱点があります。

 

今回は、野鳥のオオタカを撮影。生息地は立ち入り禁止のためエリア外から超望遠レンズで撮っています。当日の天候は曇天だったため、開放絞り値の暗い超望遠レンズで高速シャッターを使うために感度を上げざるを得ませんでしたが、満足のいく作例を撮影することができました。

↑ オオタカを超望遠レンズで撮影。記事後半で作例解説します

 

「GH5 II」は大型のグリップを装備して右手を使ってほとんどの操作がおこなえます。電子ダイヤルはグリップの前後にあり、専用ボタンは5個で、その中の1つが動画撮影ボタンです。モードダイヤルには4つのカスタムモードを登録できます。左側のドライブモードダイヤルで連写、単写、6Kフォト、フォーカスセレクトを素早く切り替えられます。背面にはフォーカスモードレバー、ジョイステックなどがあり、これらは右手の親指で操作できます。

↑ホワイトバランス、ISO感度、露出補正、フォトスタイルを専用ボタンで操作。ボタンの高さや形状が微妙に違うためにEVFをのぞいたままでも違いが分かります

 

↑ドライブモードダイヤルを回して単写、連写、6Kフォトを選択します

 

↑背面の操作系も洗練されており、迷わず使えます。同じフォーマットのOLYMPUS「OM-D E-M1Mark III」よりも操作しやすいと感じました

 

動物認識により、犬、ネコ、鳥へのAF性能が向上

GH5 IIでは動物認識AF(オートフォーカス)と空間認識AFにより、イヌ科、ネコ科、鳥を認識して瞬時にピントを合わせるAF機能を搭載。これはペットの撮影に役立ちます。

 

また、カメラ任せで複数のパラメータを変更して印象的な写真が撮れるフォトスタイルに、L.クラシックネオ、シネライクD2、シネライクV2など新たに5種類が加わりました。

↑自動認識のAFモードで動物と人間の両方を同時に選択できます

 

↑シネライクV2などが加されフォトスタイルは全14種類になりました

 

スマホとの連携でライブ配信も簡単

GH5 II最大の目玉はライブ配信機能です。スマホに専用アプリ「LUMIX Sync」をインストールするだけで準備完了。アプリとカメラをペアリングして、ツールのなかからライブ配信を選択。次にどこから配信するのかを選べるのですが、YouTubeはチャンネル登録者1000人以上でないとライブ配信できないため、今回はFacebookを選択。後はカメラをWi-Fiで接続して、配信開始ボタンを押せばライブ配信が開始されます。

 

この画面にストリームのリンクが表示されるので、コピペして知人に送ったり、SNSでリンクさせれば、クリックした人がライブ配信画面に飛べるようになります。実際に試してみると、ミラーレスカメラだけあって、スマホのカメラ機能と比較して動画の画質が抜群にいいです。また、音声もなかなかのもの。これでYouTuberでなくても手軽にライブ動画配信ができますね。

 

(画像をクリックすると拡大表示されます)

 

↑Mac miniのSafariからライブ配信を表示。フルHD画面は非常にキレイです

 

フォトスタイルを使ってみよう

LUMIXのフォトスタイルは、OLYMPUSでいえばアートフィルター、富士フイルムでいうところのフィルムシミュレーションモードになります。この手の機能は、いくら数が多くても使えるエフェクトがなければ宝の持ち腐れです。効果が大げさなモードはインパクトがありますが、飽きやすいので、私は地味に効くモードが好みです。

↑L.クラシックネオで撮影したスナップ。色は薄く明るめに写るので昭和な感じがでます
LUMIX DC-GH5M2M LUMIX G VARIO 12ー60mm / F3.5-5.6 1/125sec F6.3 ISO200

 

↑L.モノクロームで撮影するとコントラストのハッキリした画像が得られました
LUMIX DC-GH5M2M LUMIX G VARIO 12ー60mm / F3.5-5.6 1/100sec F5.6 ISO400

 

↑同じ被写体をL.モノクロームSで撮るとやや明るめでフラットな感じになります
LUMIX DC-GH5M2M LUMIX G VARIO 12ー60mm / F3.5-5.6 1/100sec F5.6 ISO400

 

悪条件下でもオオタカのヒナが撮れた!

さて、目玉となるオオタカ撮影へ。オオタカ生息地に向かう途中から天候が回復したのですが、時刻は15時を回っていました。画質優先なら低感度で低速シャッターですが、相手が動いた場合はブレてしまいます。動きを止めるなら高感度で高速シャッターを切りたいところですが、そのぶん、画質は犠牲になります。

↑オオタカ生息地に近づくと雨がやんで晴れ間が見えてきました
LUMIX DC-GH5M2M LEICA DG 8ー18mm / F2.8-4.0 1/125sec F4 ISO200

 

まず、低感度、それから高感度で撮影することにして、AFは基本AF-Sを選択しました。ドライブモードは高速連写を選択。レンズは小型軽量で800mm相当が使えるOLYMPUS「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」を使います。LUMIXとOLYMPUSはマイクロフォーサーズマウントを採用しているため、交換レンズに互換性があります。

 

生息地に到着すると大きくなった3羽のヒナが巣からエサを食べるために地上に降りていました。これはラッキーです。陽射しもありましたが、望遠端の開放絞り値はF6.3なので、ISO800では1/60secしか切れません。フルサイズなら三脚が欠かせない撮影条件ですが、軽量なレンズと強力な手ブレ補正機能のおかげで、手持ちで撮影できました。

 

ISO800での画質は100%で見ても、羽毛のディティールがしっかり再現されています。途中でISO10000まで上げました。ややディテールは甘くなりますが、オオタカの鋭い眼光が捉えられました。ISO3200ぐらいまでなら、大伸ばしにも耐えられると思いました。

 

4K動画も手持ちでブレずに撮影できました。さすがは動画に強いLUMIX「GH5 II」です。機材の増える動画撮影にこそ、フォーサーズ機の機動性を有効活用したいですね。

 

↑オオタカのヒナの兄弟、親鳥が取ってきたエサをめぐって争っています
LUMIX DC-GH5M2M OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 1/60sec F6.3 ISO800

 

↑3羽目のヒナは木の枝に止まって我関せずを決め込みます LUMIX DC-GH5M2M OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 1/60sec F6.3 ISO800

 

↑オオタカが止まっていれば1/50secでもブレずに撮れます。動物認識AFも効いています
LUMIX DC-GH5M2M OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 1/50sec F6.3 ISO800

 

オオタカが羽ばたく動きを止めないので1/1000secまでシャッター速度を上げ、感度をISO10000まで上げています。粒子はやや粗くなりますが、迫力のある画像が撮れました。

↑ LUMIX DC-GH5M2M OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 1/1000sec F6.3 ISO10000

 

↑ 枝が前後に入り組んでいる場所では、素早くMFに切り替えて撮影しています
LUMIX DC-GH5M2M OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 1/400sec F7.1+0.33 ISO10000

 

↑ 動きが収まったので感度をISO3200まで下げました、画質はかなり良くなりました
LUMIX DC-GH5M2M OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 1/125sec F9 ISO3200

 

最後に4K動画をご覧下さい、800mm相当の手持ちで、ほぼブレが抑えられています。

 

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ソニーの「ガラス管スピーカー」に最新モデルが出た!4万円切りで買える「LSPX-S3」を体験

ソニーは、独自技術でガラス管を振動させて音を出す「グラスサウンドスピーカー」シリーズの新モデル「LSPX-S3」を8月6日に発売します。実売予想価格は3万9000円前後(税込)。

↑LSPX-S3

 

大口径ウーファーで音質が進化

グラスサウンドスピーカーは、本体の有機ガラス管を振動させて音を出し、どの位置から聴いても聴こえ方が変わりにくい独特な音場感が楽しめることが特徴。LEDライトを内蔵しており、キャンドルの灯りのようなゆらめく光で雰囲気を演出します。

↑LEDライトを内蔵しており、キャンドルのようなゆらめく灯りを演出できます

 

新モデルの「LSPX-S3」は、ウーファーユニットの口径の大型化により豊かな中低音を実現。さらに、底面に備えたパッシブラジエーターで低域を増強しています。

↑スピーカーユニットを並べたところ。左が前モデルS2のもので、右がS3。ひと回り大きくなっているのがわかります

 

↑底面にパッシブラジエーターを搭載

 

独自のスピーカー駆動技術を進化させた「アドバンスドバーティカルドライブテクノロジー」により、加振器が有機ガラス管を振動させて音を水平方向に放出。加振器を支える土台に新たに亜鉛合金を使用し、クセや歪みの少ない音質を実現しています。

↑加振器の土台に新たに亜鉛合金を採用

 

このほか、圧縮音源で失われた高音域を補完する独自の高音質化技術「DSEE」により、音楽ストリーミングサービスなどもクリアな音質で再生するほか、低音を増強させる「ベースブースター」機能も備えています。BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACをサポート。なお、LSPX-S3は前モデルと異なり、ハイレゾ非対応となっています。

 

雰囲気あるライティングが可能に

LSPX-S3では、前モデルのサイズ感などは踏襲しつつ、インテリアになじみやすいマットなミネラルシルバーのカラーを採用。よく使用するボタンは側面に、それ以外のボタンは底面に配置するなど、ガジェット感のないデザインとなっています。

↑ガジェット感のないシンプルなデザイン

 

↑右が前モデルのS2。並べるとサイズ感はほぼ同じ

 

ガラス管内部にあるイルミネーションLEDの明かりがキャンドルのように揺らぐ「キャンドルライトモード」は、新たに音楽との連動や3段階の強弱設定が可能に。明るさは32段階で調整できます。新搭載のタッチセンサーにより、触れるだけで明かりのオン・オフや明るさの調節も可能です。

↑キャンドルのように光るLEDライトを内蔵しています

 

本体を2台用意すればステレオ再生が可能な「ステレオペア」モードや、最大100台までBluetoothスピーカーを連動できる「パーティーコネクト」モードも用意されています。

↑パーティーコネクト時には最大8台まで、光を時間差で連動させることも可能

 

バッテリー使用時の連続再生時間は最大約8時間。充電端子はUSB Type-Cとなっています。

 

Editor’s Eye

発売前に前モデルLSPX-S2を交えて試聴させて頂いたところ、S2に比べて解像感が向上し、音の輪郭がよりハッキリくっきりしたサウンドになっていると感じました。また、低音を増強する「ベースブースター」をオンにすると、振動が空気を伝わってくるほどの重低音を感じることができます。再生する音楽のジャンルなどによって使いわけるとよいでしょう。

 

どこから聴こえるのかわからない独特な無指向性の鳴り方は健在ですが、2台並べてステレオ再生すると、空間上にステージが浮かび上がるような不思議な音場が楽しめます。

 

キャンドルライトモードは新たに音楽連動が可能となり、音に合わせて光が強くなったり弱くなったりして、より音と光のコラボレーションが楽しめるようになっています。また、最低輝度時の明るさが前モデルより暗くなり、より雰囲気のあるムードを演出できるようになっているのもポイントです。

↑前モデルS2(左)とS3(右)の最低輝度の明るさの比較。S3のほうが暗くできるので、ムードのある雰囲気を演出できます

 

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スマホやPCから自宅でも外でもテレビを見られるチューナー「LUCAステーション」がアイリスオーヤマから

 

アイリスオーヤマは、スマホやタブレット、PCなどのデバイスからテレビを視聴できるようにする、Wチューナー搭載ワイヤレステレビチューナー「LUCAステーション」を発表。7月15日に発売します。参考価格は3万580円(税込)です。

 

LUCAステーションは、自宅のアンテナケーブルと無線LANルーターに有線で接続して、専用アプリを利用することで、スマホやタブレット、PCで地上デジタル放送やBS・110度CSデジタル放送の番組を視聴できるチューナー。自宅はもちろんのこと、外出先でもテレビ番組を視聴できます。

 

 

また、手持ちの外付けHDDとLUCAステーションを接続すれば、録画の予約も可能。専用アプリの番組表から録画したい番組を選んで録画ボタンを押すだけです。さらに、Wチューナーを搭載しているため、番組を視聴中に裏番組を録画することもできます。なお、対応の外付けHDDは2TB以下となっています。

 

 

このほか、テレビを見ながらネット検索ができるながら見や、画質や字幕の設定、視聴制限の設定などが可能です。

 

対応OSはiOS 13以降/Android 9以降/Windows 8.1以降。また本体サイズは幅67×奥行き118×高さ124mm、重量は約205gです。

 

どうしても見たい番組があるのに外出しないといけない、あるいは家の好きな場所でテレビを見たいなど、あらゆるニーズに応えられそうな製品です。これは人気が出るかもしれません。

nasneのHDDを保守する3つのサービスをバッファローが発表

 

バッファローは7月14日、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」に関するアップデートを発表。「データ復旧サービス」、故障予測サービス「みまもり合図 for nasne(ナスネ)」、「録画番組引越しサービス」に対応しました。

 

データ復旧サービスは、nasneに保存されているデータが読めない、起動しないなどの不具合が生じたときに、バッファローにnasneを預けると、保存データを復旧し、新品のnasne本体にデータを入れ直して、返却してくれるサービス。

 

nasneに接続した外付けHDDのデータ復旧にも対応しています。ただし、ソニー・インタラクティブエンタテインメント製のnasneとそれに接続したHDDのデータ復旧には対応していません。

 

nasne本体のデータ復旧のサービス料は、内部のデータにエラーや論理的故障が発生する論理障害と、物理的に機器や部品が破損している物理障害で変わるほか、軽度と中度で料金が異なります。

 

論理障害:軽度なら9万9000円(税込)/中度なら11万5500円(税込)
物理障害:軽度なら13万2000円(税込)/中度なら19万8000円(税込)

 

また、nasneに接続されている外付けHDDのデータ復旧料金は下記のとおりです。

 

論理障害:軽度なら5万9400円(税込)/中度なら7万5900円(税込)
物理障害:軽度なら9万2400円(税込)/中度なら15万8400円(税込)

 

なお、どちらもデータ復旧に失敗する場合があり、その際の価格は個別相談になります。

 

みまもり合図 for nasne(ナスネ)は、nasneに搭載されているHDDおよび外付けHDDの状態を把握し、故障予測を通知するサービスです。故障予測は、HDDの書き込み時間などを読み込むプログラムをクラウドで蓄積し、そのデータを基にしています。これにより、バックアップを取るか判断できるほか、場合によってはデータ復旧を視野に入れるなど、故障する前に対応できるとのこと。

 

なお、みまもり合図 for nasne(ナスネ)は無料で提供されます。

 

録画番組引越しサービスは、nasneが故障していない状態で、バッファローに送ることで、HDDの状態を診断したうえ、問題があれば古いHDDから新品のHDDにデータを移行し、ユーザーが使用していたnasneにHDDを搭載し直して返却してくれるサービス。

 

データ復旧サービスに近いですが、こちらはHDDだけ入れ替えて、使用中のnasneが返却されるのが特徴です。なお、こちらもソニー・インタラクティブエンタテインメント製のnasneは対応していません。また、サービス料は4万2350円(税込)です

 

バッファローは、これらのサービスを通して、長い期間かけてnasneをサービスとともに展開していくとしています。いまだ品薄が続くnasneですが、長く販売してもらえるのであれば、ユーザーとしては安心して待てるのではないでしょうか。

 

4Kレグザと連携して高画質が楽しめる! 新デザインのBDレコーダー「Tシリーズ」「Wシリーズ」

TVS REGZAは、レグザブルーレイから、トリプルチューナー搭載のBDレコーダー「DBR-T2010/T1010」とダブルチューナー搭載の「DBR-W2010/W1010」を7月23日に発売します。HDD容量はいずれも1TBと2TBの2種類を用意しています。

↑レグザブルーレイ 「Tシリーズ」「Wシリーズ」

 

本機は、筐体デザインを従来から一新し、電源ボタンを正面に配置するなど表示をさらに見やすく改善したほか、スリムなデザインを採用していることが特徴。「Wシリーズ」においてはリモコンのデザインを「Tシリーズ」と同じものに変更することで、主要10社のテレビをレグザブルーレイのリモコンひとつで操作できるようになりました。

↑新リモコン

 

このほか、レグザブルーレイならではのキーワードやカテゴリーの登録による「おまかせ録画」や、空き時間にあわせて視聴時間から再生モードを選べる時短視聴の機能、スマートフォンを使った外出先での視聴機能「スマホdeレグザ」など多彩な機能を引き続き搭載しています。

↑キーワードやカテゴリーを登録すれば自動で録画してくれる「おまかせ録画」を搭載

 

↑スマホで録画番組を視聴できる「スマホdeレグザ」

 

また、4Kテレビ「レグザ」シリーズと組み合わせることで、さらに便利に使える機能を搭載しています。レコーダー側で録画したテレビ番組をさらに臨場感あふれる高画質で楽しめる「レグザコンビネーション高画質」や「クラウドAI高画質連携」を利用できるほか、テレビ側で録画した番組を「レグザリンク」を使ってレコーダー側に保存できます。

 

その他の機能として、機器に不具合が発生した際に、その状況と対処法を確認できる「自己診断モード」を搭載。ドライブ状態、チューナー受信状態、ネット接続状態、USB機器の接続状況などを簡単にチェックでき、その対処方法を確認できます。

 

BD/DVD/CDの再生に対応しており、BD-RやDVD-Rなどへの録画も可能。なお、BS/CS 4K放送用チューナーは備えておらず、UHD BDの再生にも対応していません。

 

実売予想価格(税込)は、トリプルチューナーモデル「DBR-T2010」(内蔵HDD 2TB)が7万1500円前後、「DBR-T1010」(同1TB)が6万2700円前後。ダブルチューナーモデル「DBR-W2010」(同2TB)が6万2700円前後、「DBR-W1010」(同1TB)が5万7200円前後。

 

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ソニーのネックバンドスピーカー「SRS-NB10」は“音声”に特化したサウンドで聴きやすい

ソニーは、耳を塞がず音楽やテレビの音声を聴けるワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」を7月30日に発売します。カラーはチャコールグレーとホワイトの2色。実売予想価格は1万5000円前後(税込)。

↑「SRS-NB10」

 

「SRS-NB10」は、肩に乗せて使用するネックバンドタイプなので、イヤホンやヘッドホンのように耳を塞がず音楽やテレビ音声を楽しめることが特徴。テレワークをしながら音楽を聴いたり、家事をしながらテレビの音声を耳元で再生したり、様々なシーンで使用できます。

↑肩に乗せて使用するネックバンド型

 

本体には独自に開発されたフルレンジスピーカーユニットとパッシブラジエーターを搭載しており、低域から高域までバランスのとれたサウンドを再生します。また、スピーカーユニットを上向きに配置することで、ボリュームを大きくすることなく、快適な音量で音声や音楽を聴けます。

↑裏側にはパッシブラジエータを備えています

 

さらに、2つの高性能マイクと高度な音声信号処理を行う「高精度ボイスピックアップテクノロジー」により、自分の声を正確に拾ってクリアな音質で相手に届けます。スマホでのハンズフリー通話やオンライン会議などにも最適です。

 

本体には、音量ボタンや再生/通話ボタンを備えるほか、オンライン会議などで便利なマイクミュートボタンを搭載。ボタンひとつでマイクのON/OFFを切り替えられます。また、マイクOFF時は7秒間隔で小さな通知音が鳴るので、マイクのON/OFFを音だけで確認できます。

↑右側にマイクミュートボタンを搭載しています

 

軽量設計の軽快な装着感に加えて、約20時間の連続使用が可能な長時間バッテリーを搭載し、一日中快適に使用することができます。また、キッチンでも気兼ねなく使えるIPX4の防滴仕様となっています。充電端子はUSB Type-C。BluetoothコーデックはSBCとAACをサポートしています。

 

Editor’s Eye

ソニーでは、映画やゲームの音声を迫力の重低音と振動で楽しめるネックバンドスピーカー「SRS-WS1」をラインナップしていますが、WS1が臨場感のある音を楽しむ用途であるのに対し、NB10はよりカジュアルにテレビ番組の音声を聴いたり、通話やオンライン会議などで音声コミュニケーションしたりといった用途を主眼に置いており、住み分けがされています。

 

また、WS1は専用のワイヤレス送信機とセットとなっていましたが、NB10は汎用性の高いBluetooth接続なので、テレビだけでなくスマホやPCなどと組み合わせて使える点もポイント。

 

NB10の音質は、ニュース番組のアナウンサーの声やドラマのセリフを聴き取りやすくすることを第一に考えてチューニングされているのか、人間の声の音域がとても聴きやすいです。テレビの音が聴こえにくいと感じている高齢者の方にもオススメですね。その反面、低域の迫力や高域の伸びなどはあまり感じられず、映画やゲームをリッチなサウンドで楽しみたいならSRS-WS1の方がよいでしょう。

 

ウリである内蔵マイクの性能は高く、声をしっかり拾ってノイズの少ないクリアな品質で伝送してくれます。また、マイクミュート時の通知音も、会話を妨げない程度の音量で鳴るので、ずっとOFFにしていても気になりませんでした。長時間使っていても疲れにくいので、オンライン会議用に購入するのもアリですね。

 

↑SRS-WS1

 

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【7月16日22時】4Kレグザの上位機が爆安で買えるYouTube Live続報

 

TVS REGZAが、4Kレグザを大特価お値打ち価格で大放出する番組「レグザLIVE SUPER SALE」をYouTube Liveで配信します。日時は7月16日の22時~23時です。配信はこちらからご覧いただけます。

 

TVS REGZAとしては、ライブ配信で商品を売る形のライブコマースは初の取り組み。それだけに気合が入っており、相当お得な価格で4Kレグザが販売されるのではないかと予想されます。

 

なお、今回販売されるのは「リファービッシュモデル」と呼ばれる製品です。聞き慣れない人もいるかもしれませんが、リファービッシュモデルは、開梱もしくは短期間使用されたものを、メーカー工場で部品交換、外観検査、性能検査などを実施して合格した商品を指します。多少の汚れや傷がある場合もありますが、機能・性能ともに通常商品と同等のため、消費者としてはメリットの多いモデルなのです。

 

そして、ただでさえお買い得なリファービッシュモデルがTVS REGZAの初ライブコマースに登場するわけです。これはもう、爆安じゃないかと期待してもいいのではないでしょうか。

 

販売されるのは4K有機ELのハイエンドモデルと4K液晶のハイエンドモデル

番組で販売されるのは、4K有機ELのハイエンドモデル「X9400シリーズ」の65V型モデルと55V型モデルおよび、4K液晶のハイエンドモデル「Z740Xシリーズ」の65V型モデルと55V型モデルです。

 

X9400シリーズは、クラウドと連携して高画質処理を施す「クラウドAI高画質テクノロジー」対応の「レグザエンジンCloud PRO」と、映像を緻密に高精細化するうえにノイズも低減するエンジンの、2つを連携させる「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載。これにより、アニメ・ドラマ・スポーツなど、あらゆるジャンルのコンテンツを高精細で楽しめる、4K有機ELレグザ屈指の高画質を実現させています。

 

一方のZ740Xシリーズにも、「クラウドAI高画質テクノロジー」を採用。これに加えて、4K放送や地上デジタル放送、BS/CS放送、ネット動画など、さまざまなコンテンツを高精細でリアルに描き出す、さまざまな高画質処理技術を搭載し、あらゆるコンテンツを美麗な映像で楽しめます。

 

さらに、両モデルともに、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画して、放送済みの番組を好きなタイミングで観られる「タイムシフトマシン」機能を搭載。例えば毎シーズンごとに放送される多くのアニメ番組も、逃すことなく視聴できちゃいます。

 

番組内ではデモ映像を使用してレグザの高画質を解説

番組のナビゲーターを務めるのはTVS REGZAのレグザブランド統括マネージャーである本村 裕史さんで、ゲストには、声優の小岩井ことりさんを迎えます。GetNavi編集長の川内一史もちゃっかり出演しています。

 

↑長年レグザブランドの普及に携わってきた本村 裕史さん

 

↑「のんのんびより」宮内れんげ役でおなじみの人気声優・小岩井ことりさん

 

↑GetNavi編集長の川内一史も登場。川内は長らくオーディオ・ビジュアルを担当しており、もちろん、レグザの知識や小ネタもバッチリです

 

また番組内では、レグザの高画質な実力を、ジャンルの異なるアニメや実際のゲームタイトルを使用して紹介。アニメのジャンルごとに高画質化された映像や、ゲームを滑らかな映像で快適に楽しめる様子を披露予定です。

 

このほか、それぞれの製品の特徴紹介や、タイムシフトマシンの実演などを配信予定。さらには、本村さんのマシンガンのようなトークなどが楽しめる、見ごたえ十分の内容となっています。

 

さらに番組内では、視聴者プレゼントも用意。エレコムの3.5インチ 2TBHDD「SGD-MX020UBK」、同じくエレコムのWi-Fi 6対応ルーター「WRC-X3200GST3-B」、レグザ特製 今治バスタオルセット(レグザロゴ入り)が抽選で当たります。詳しいプレゼントの応募方法は番組内で発表されますので、チェックしてみてください。

 

なお、当日はチャットで質問も受け付けます。気になることがあればどんどんチャットで質問しましょう。

 

レグザブランド統括マネージャー・本村 裕史さんより

我々として初めての取り組み、「メーカー直販ライブコマース」でのご販売ですので関係者全員チカラが入っています。当初、従業員向け販売を目的として生産を始めたリファービッシュモデルを、皆様に台数限定お値打ち価格でご提供します。さらに、レグザのさまざまな使いこなし術や裏情報もお届け。このチャンスをお見逃しなく! ぜひご覧ください。

 

さて、配信で販売されるX9400シリーズとZ740Xシリーズの気になるお値段ですが……、こちらは配信内で発表です! 配信では、販売ストアも合わせて発表されますので、4Kテレビの購入を検討している人はぜひ7月16日の配信チェックしてみてください。

 

番組概要
番組名:レグザLIVE SUPER SALE
配信日時:2021年7月16日 22時~23時
URL:https://www.youtube.com/watch?v=FtnTvH0Rs7c
視聴方法:配信日時になったら上記の配信URLにアクセスするとご覧いただけます。視聴忘れのないよう、予約をおすすめします。

GoProの写真管理アプリ「Quik」がアップデート、ビデオのワンシーンを高画質画像で切り出すことが可能に

 

GoProが、iOS/Android向けアプリ「Quik」のVer8.8をリリース。アプリをアップデートしました。

 

Quikは、GoProはもちろんのこと、スマホやデジカメで撮影した写真やビデオも取り込んで管理できるアプリです。また、写真やビデオに加えて音楽を選ぶだけで自動編集されたビデオの作成も可能。音楽は内蔵ライブラリーのほか、手持ちの楽曲からも選べます。

 

このほか、写真の編集やSNSへの投稿などの機能も備えています。さらに、2021年内には容量無制限のクラウドバックアップ機能も追加予定です。

 

今回のアップデートでは、ビデオの画質を落とすことなく、ワンシーンを画像として保存できる機能「フレームグラブ」を追加。これにより、スマホでスクリーンショットすることなく、ビデオから高画質な画像を切り出すことができます。

 

また、Quikからスマホのカメラロールに直接アクセス可能になったほか、編集された映像と自動的にシンクする5つの新しいオリジナル楽曲の追加などのアップデートが行なわれています。

 

Quikのダウンロードは無料。ただし、無料のままだと試用版としての利用になり、すべての機能を利用するには月額200円(税込)もしくは年額1080円(税込)のサブスクリプションに登録する必要があります。

大画面4K有機ELテレビが当たる! Twitterで「EURO 2020」開催キャンペーン実施

ハイセンスは、現在開催中の欧州のサッカー大会「UEFA EURO 2020」の公式スポンサーとして、開催を記念したTwitterキャンペーンを7月1日にスタートしました。期間は7月12日までです。

 

キャンペーンは、6月にも開催したTwitterキャンペーンの第2弾にあたるもの。ハイセンスジャパン公式のTwitterアカウント「Hisense Japan (@hisense_japan)」をフォロー&リツイートすることで参加できます。賞品として、55V型の4K有機ELテレビ「55X8F」が1名に当たるほか、EURO2020オリジナルフィギュア(10名)、EURO2020オリジナルキーフォルダー(20名)が当たります。

 

↑55X8F

 

さらに、ハッシュタグ「#YourHomeYourStadlum」を付けて優勝国を当てると、55X8Fの当選確率がアップするとのこと。

 

Twitterから簡単に参加できるうえに、4K有機ELテレビが当たるかもしれないキャンペーンとなっているので、ぜひ公式アカウントをチェックしてみてください。

月額980円、タワレコの定額制音楽配信サービス「TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク」が10月にスタート

タワーレコードは、レコチョクと協業して定額制の音楽配信サービス「TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク」の提供を開始すると発表。10月1日からサービスを開始します。利用料金は月額980円(税込)です。

 

TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョクは、「NO MUSIC, NO LIFE.」をコンセプトに、CDと配信のそれぞれの分野でつちかった、両社のノウハウを活かした新たな音楽体験を提供するとうたうサービス。

 

現在NTTドコモが提供している定額制音楽配信サービス「dミュージック月額コース」を引き継いで、サービスをリニューアルした形です。これにともない、dミュージック月額コースは9月30日にサービスが終了します。なお、dミュージック月額コース利用者は手続き不要でTOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョクに移行し、引き続きサービスを利用できます。

 

TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョクは、J-POPはもちろん、K-POPやアニメ、洋楽など、幅広いジャンルの最新ヒット曲から過去の名盤まで6000万曲の楽曲が聴き放題。また、10万曲のミュージックビデオやライブ映像も見放題となっています。

 

このほか、さまざまなテーマのプレイリストや、おすすめ機能、楽曲を保存してのオフライン再生、スマホやPC、タブレットで楽しめるマルチデバイスなどに対応しています。

USBハブ機能付きも! デスクまわりをすっきりさせる「ヘッドホンフック」5選

好きな音楽を聴きながら仕事をしたり、逆に周囲の音を遮断して仕事に集中したいときに使われるヘッドホン。みなさんは、使用後のヘッドホンをデスクの上に置きっ放しにしていませんか? コードを巻き付けたヘッドホンをそのまま置いておくと、デスク上のスペースを取ってしまいますよね。そこで今回は、仕事中によくヘッドホンを使う方におすすめの専用フックをご紹介します。ヘッドホン専用の置き場を用意するだけで、デスク周りが快適に使えるようになりますよ!

 

目次

 


強度抜群の接着テープだから安心して使える!


FEYCH ヘッドホンフック

デスクの底面に取り付けることで、フックにヘッドホンをぶらさげることができる、シンプルデザインのヘッドホンフックです。オーディオケーブルを収納できるコードクリップデザインなので、絡まりがちなケーブルもコンパクトに収められます。ヘッドホンだけでなく、ビジネスバッグを吊るしたいときにも最適です。荷重は3kgまで。

【詳細情報】
サイズ:10×10×3 cm
重量:81.6 g

 


外向き・内向き自由自在の360度回転式!


サンワサプライ 回転式ヘッドホンフック PDA-STN18BK

厚さ最大38mmまでの天板にしっかり固定できる、ばね式構造を採用。デスクや棚にワンタッチで簡単に設置できます。360度回転式なので机の外向きでも内向きでも使用可能。ケーブルを固定できるケーブルフックと、ヘッドバンドを傷付けないレザー調のソフトクッション付き。

【詳細情報】
サイズ:40×100×115mm
重量:99.8g

 


ハンガーとしてもスタンドとしても使える!


吉川優品 ヘッドホンスタンド/ハンガー

こちらはハンガーとスタンドの役割を兼ね備えた製品。設置位置や方向に合わせて4通りの組替えが可能なクランプ固定式のヘッドホンハンガーです。調整可能な高さの範囲は95mm。ノブを反時計回りに回してから、引き上げたり押し下げたりすることで高さを調整できます。クランプ部とホルダー部はソフトラバー加工が施されており、デスクやヘッドホンに傷をつけません。

【詳細情報】
サイズ:165×100×42mm
重量:191g

 


使わないときはコンパクトに折りたためる!


APPHOME 折りたたみ式ヘッドホンハンガー(改良バージョン)

使用しないときは簡単に折りたためるヘッドホンハンガーです。対応するヘッドバンドの厚さは最大50mm、幅は5mmまで。簡単に取り外したり、付け直すことができるネジクランプが搭載されています。デスクやテーブルを傷からしっかり守るソフトクッションを採用。

【詳細情報】
重量(発送):168g
カラー:シルバー・ブラック

 


USBポート・AUXポート付きの便利なフック


COZOO USBハブ・3.5mmAUXポート付きヘッドホンフック

こちらはUSB2.0ポートが2つ、USB3.0ポートが1つ、さらに3.5mmのジャックAUXポートが1つ付いたヘッドホンハンガーです。高品質ABS樹脂を採用したシンプルなデザインで高級感があり、人間工学に基づいた使いやすさと、洗練されたデザインを両立させています。また、マルチ充電チップが内蔵されており、過電流、過電圧、過熱またはショートから、大切な端末を保護します。デスクまわりをすっきりさせたい方にピッタリなヘッドホンフックですね。

【詳細情報】
サイズ:130×102×60mm
重量:165g

 

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ソニー新イヤホン「WF-1000XM4」の実力は? 前機種・ライバル機と比べてみた

ソニーがアクティブノイズキャンセリング機能を搭載するハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」を発売しました。音質やノイズキャンセリングの実力を1000Xシリーズの前機種や他社の人気モデルと比べながら確かめてみたいと思います。

↑ソニーの完全ワイヤレスイヤホンのフラグシップモデル「WF-1000XM4」

 

WF-1000XM4(以下:1000XM4)はソニーのオンラインストアでは3万3000円(税込)で買うことができます。アクティブノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホンとして人気の高いボーズの「Bose QuietComfort Earbuds」が3万3000円(税込)、アップルの「AirPods Pro」が3万580円(税込)なので、販売価格も近いライバル機として位置付けられると思います。

 

前機種から大幅に強化されたノイズキャンセリング性能

1000XM4にはフラグシップモデルらしい多彩な機能が揃っています。最も多くの方に注目されているのは、業界最高クラスの性能をうたうアクティブノイズキャンセリング機能ではないでしょうか。

 

2019年発売のWF-1000XM3と比べても効果はかなり強力になっています。1000XM4にはソニー独自設計の高性能システムICチップ「V1」が搭載されたことで、高音域のノイズキャンセリング効果が上がっているとのこと。例えば賑やかな場所で人の話し声や甲高いBGMのような環境騒音が聞こえにくくなっています。

 

新たに開発された低反発フォームタイプの「ノイズアイソレーションイヤーピース」は、S/M/Lの3サイズをパッケージに同梱しています。このイヤーピースも高音域の遮音性能を高めることに貢献しています。

↑フィット感を高めたノイズアイソレーションイヤーピースを同梱しています

 

筆者はどちらかといえば低反発フォームよりもシリコンタイプのイヤーピースが好きなのですが、本機のノイズアイソレーションイヤーピースは着け心地も良く、音に悪影響も与えないので、これをメインとして使いたくなります。イヤホンのノズルは互換性の高い形状なので、他のイヤーピースを付け替えて装着感や音質を好みに合わせてカスタマイズができます。

 

本機のために設計された6ミリ口径のドライバーユニットは、低音域の再生能力が高められています。音楽リスニングに不要な低音域のノイズを遮断する効果が高く、例えば室内の除湿機、バスのエンジン音など持続して響き続ける機械ノイズが見事に消えます。その効果は前機種の1000XM3と比べると、特に高くなった手応えがありました。

↑右がWF-1000XM3。ノイズキャンセリング性能は大きく向上していました

 

ボーズやアップルのノイキャン搭載イヤホンと比較

単純にノイズキャンセリング効果の「強さ」を比べるなら、1000XM4の性能はボーズのQuietComfort Earbudsに肩を並べていると筆者は感じました。さらに消音機能をオンにした状態での「クリアな音の聴こえ方」も評価に加味するならば、ソニーの方に軍配が上がります。

 

アップルのAirPods Proは外音取り込みモード時の音の聴こえ方がとてもクリアなイヤホンです。ソニーの1000XM4は専用アプリ「Sony Headphones Connect」を使って、外音取り込みの強弱をマニュアルで細かく調節できる機能が特徴。イヤホンを装着しているユーザーの行動をアプリが検出して、ノイキャンと外音取り込みのバランスを自動調節する「アダプティブサウンドコントロール」機能も搭載しています。

↑左がボーズのQuietComfort Earbuds、右がAirPods Pro

 

1000XM4のアンビエントモード(外音取り込み)をオンにすると、マイクに由来するノイズっぽさが感じられないことに驚きます。音楽再生のバランスも崩れません。ただ、低反発フォームのイヤーピースによるパッシブな消音効果が高いので、AirPods Proのようにまるで開放型イヤホンで音楽を聴いているような開放感とは手応えが少し違います。1000XM4は積極的にマイクで音を「拾っている」感覚があるのです。

 

ソニーの完全ワイヤレスイヤホンで初のLDAC対応

WF-1000XM4は、ソニーの完全ワイヤレスイヤホンとして初めて、Bluetoothワイヤレスオーディオでハイレゾ再生が楽しめるソニー独自のコーデック(圧縮伝送技術)である「LDAC(エルダック)」に対応しています。つまりハイレゾ対応のイヤホンです。

 

LDACの実力を引き出すためには、Bluetoothオーディオに対応する音楽プレーヤーやDAC内蔵アンプなど送り出し側のデバイスもLDACに対応している必要があります。ちなみに、iPhoneはLDACに対応していません。

↑LDACによるワイヤレス伝送の送り出しに対応する機器に接続すると、アプリにLDACで接続されていることが表示されます。Bluetooth接続品質は「音質優先モード」を選びましょう

 

今回筆者はLDACによるBluetoothオーディオ再生に対応したGoogle Pixel 5をリファレンスにして、音楽配信サービスのmoraで購入したハイレゾ楽曲を聴きました。

 

ピアニストの山中千尋のアルバム「ローザ」から「ドナ・リー」を再生すると、ピアノやエレキギターによる流れるようなメロディーのキレ味の良さが印象に残ります。新しい6ミリ口径のダイナミック型ドライバーによるサウンドは一体感に富んでいて、高音域から低音域までつながりがとてもスムーズです。

↑LDAC対応のPixel 5に接続してハイレゾ音源を再生してみました

 

1000XM3に比べるとベースの肉付きがとても良くなっている印象で、タイトで弾力感にも富んでいて、音からパワーが感じられます。非力なワイヤレスイヤホンで聴くと、まわりに騒音の多い場所ではベースラインが埋もれて聴こえなくなりがちです。1000XM4はベーシストによる力のこもった演奏をしっかりと拾い上げるイヤホンで、ドラムスのリズムも軽やか。シンバルやハイハットの余韻の滑らかさも心地よく感じられました。

 

YOASOBIのアルバム「THE BOOK」から「群青」も聴いてみました。エネルギッシュで熱量あふれるボーカルがとても魅力的です。楽器の演奏も定位がとても明瞭で、立体的な音場が広がります。コーラスやリズムセクションの音も分離がよく、音楽の情景は見晴らしにも富んでいます。力強くグルーブするバンドの演奏にぐいぐいと引き込まれました。

 

iPhoneでハイレゾ相当の高音質再生を楽しむ方法

音楽配信サービスなどの圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にアップコンバートして聴ける「DSEE Extreme」も1000XM4が搭載するユニークな機能のひとつ。その設定は「Sony Headphones Connect」アプリから機能をオンにするだけ。iPhone版のアプリにも搭載されています。

 

Apple Musicから、早見沙織と芹澤 優のデュエットによる楽曲「恋のロシアンルーレット」を聴いてみました。アプリでオン・オフを切り換えながら効果を聴き比べてみると、ボーカルの艶っぽさや高域の伸びやかさがDSEE Extremeの効果によって向上する手応えがあります。高さ方向に空間の見晴らしが良くなる印象です。お気に入りのボーカリストの楽曲を楽しむ際には特に有効だと思いますが、むしろハイレゾの楽曲を再生する時以外はDSEE Extremeは「常時オン」でもいいと思います。

↑ハイレゾ相当の音質にアップコンバートするDSEE Extreme。iPhoneと接続した時にも楽しめます

 

1000XM3はハイレゾ対応ではないうえ、DSEEもひとつ前の世代のアップコンバート技術を搭載しているので単純な比較はできませんが、1000XM4との比較を総括すると、新機種は「サウンドがとても濃くなっている」と感じました。ボーズのQuietComfort EarbudsやアップルのAirPods Proと比べてみても情報量の豊かさはケタ違いです。

 

筆者も今までさんざん聴きこんできた楽曲を1000XM4で再生してみたら、また違う情景が見えてきました。本機はいまある完全ワイヤレスイヤホンの中で間違いなくトップクラスの音質に到達していると思います。

 

360 Reality Audioの立体音楽体験にも対応

前機種の1000XM3と比べて、1000XM4から進化したポイントとして筆者は以下の3つに注目しました。

 

ひとつはデザインがブラッシュアップされて装着感も向上したこと。イヤホン本体の内側が外耳と接触する面積が増えて、点ではなく面でバランスよく支えるエルゴノミック・サーフェス・デザインになりました。新開発のノイズアイソレーションイヤーピースのフィット感が筆者の耳に合ったことも幸運でしたが、やはりイヤホンがコンパクトになってユニバーサルフィットを実現できたことが大きいと思います。装着した時に耳から飛び出して見えないデザインもスマートです。

↑イヤホンが耳から飛び出して見えないデザインも好感触

 

2つめは本体がIPX4相当の防滴対応になったこと。夏場はスポーツをしていなくても、イヤホンを装着している状態でふつうに汗をかくこともあるので安心できます。筆者はジョギングをするときにもイヤホンを着けて音楽を聴くことが多いので、ふだん使いとワークアウトの境界をまたいで1000XM4を使い倒せるようになることが、とてもありがたいです。

 

そして最後に、1000XM4がソニー独自の立体音楽体験「360 Reality Audio」の認定イヤホンであることにも注目したいと思います。アップルは6月から独自の音楽配信サービス「Apple Music」で、没入感あふれる「空間オーディオ」のコンテンツ配信をスタートして話題を呼んでいます。ソニーの360 Reality Audioも没入感あふれる音楽体験がスマホとイヤホンの組み合わせで楽しめる新感覚のオーディオコンテンツを実現する技術です。

 

1000XM4のようなワイヤレスイヤホンとスマホによる組み合わせの場合は、現在音楽配信サービスのDeezerが邦楽を含むバラエティ豊かな作品を提供しています。月額1470円のDeezer HiFiに契約すると「360 by Deezer」アプリから360 Reality Audio対応のコンテンツが楽しめます。

↑Deezerで360 Reality Audioの楽曲を試聴してみました

 

スマホに360 by Deezerアプリを投入すれば、有線・無線を問わず様々なヘッドホン・イヤホンで360 Reality Audio対応のコンテンツを聴くことができます。1000XM4のような“認定イヤホン・ヘッドホン”で聴くと、さらにリスニング体験の迫力がアップ。今後はAmazon Music HDなど360 Reality Audioのコンテンツが楽しめる様々な音楽配信サービスが増えてくるはずなので、今が360 Reality Audio認定イヤホンでもある1000XM4の買い時だといえます。

 

1000Xシリーズの伝統に則って、WF-1000XM4にはブラックとプラチナシルバーの2色が揃いました。あえて筆者が本機について不満に感じる点を挙げるとすれば、この機にカラバリを増やしてほしかったことですが、これを除けば本機を今すぐに買わない選択肢はないように思います。筆者が2021年の暮れに「今年のベストイヤホン」として推すべき有力モデルに早くも出会ってしまったように思います。

↑ブラックとプラチナシルバーの2色展開

 

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編集部が激推したい! 「BlueParrott M300-XT」でテレワークと趣味の不満もパーフェクトに解消された

昨今ではテレワークの機会が増え、GetNavi web編集部でもオンラインでの取材やインタビューが当たり前に。編集部のオーディオ担当・一條は、テレワークをいかに快適にするか研究していましたが、そんなときに出会ったのが、プロユースで定評のあるBlueParrott(ブルーパロット)のBluetoothヘッドセット「BlueParrott M300-XT」です。

 

BlueParrottは、ワイヤレスイヤホンEliteシリーズなどで知られる人気ブランドJabraの製品を製造販売しているGNグループのブランドのひとつで、Jabraとは姉妹ブランドにあたります。

 

音質、通話性能、接続性の高さに定評のあるJabraの姉妹ブランドだけあって、BlueParrott製品の音声品質の良さも折り紙つき。現場作業や運送業などで使われるプロユースのヘッドセットを手がけており、激しい騒音が伴う環境でも、ノイズキャンセリング技術によってクリアな通話を実現できるとして、世界中で支持されています。

 

この5月に登場した最新モデル「BlueParrott M300-XT」は、片耳タイプのBluetoothヘッドセット。筆者は発売されてから2週間以上このM300-XTを使っていますが、その通話音質のクオリティの高さに惚れ込み、いまでは仕事やプライベートに欠かせないマストなパートナーになりつつあります。

BlueParrott M300-XT

実売価格1万880円

ハンズフリーで通話しやすい片耳タイプのBluetoothヘッドセット。約80%の騒音を除去するノイズキャンセリングマイク搭載。マイク、フック部分を回転させることにより、左右どちらの耳にも装着できます。最長約14時間通話可能、最長約420時間の待ち受け時間。最大8台のデバイスまでペアリングでき、その内2台に同時接続(マルチポイント接続)できます。

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なぜそんなにM300-XTを気に入っているのかというと、その理由は3つあります。

 

【ポイントその1】耳を塞がないから疲れにくく、周囲の音も聞こえる

1つめは、ヘッドセットを装着していても周囲の音がしっかり聞こえること。外観を見て頂ければわかる通り、M300-XTは片耳タイプなので、装着していないほうの耳がフリーになります。また、耳を塞ぐ一般的なカナル型イヤホンと異なり、吸盤のような形のイヤージェルを耳の穴に軽く乗せるように装着するので、イヤホンを付けている側の耳もある程度周囲の音が聞こえます。

↑独特な形状のイヤージェルを耳穴に乗せるように装着します。イヤージェルは3サイズ付属

 

一般的なカナル型のワイヤレスイヤホンを付けていたころは、テレワーク中に突然背後から家族に肩を叩かれてビックリしたことが何度もあったのですが、M300-XTなら会話をしていても家族の呼びかけに気づくことができるので、突然呼ばれて驚くことがなくなりました。これ、テレワーク経験者のあるあるですよね。特に、自宅で小さいお子さんがいる場合は、常に気を配ることができるので安心です。

↑オフィスでオンライン会議に参加するときにも、周囲の音を聞けて便利

 

このイヤージェルにはもうひとつ良さがあって、耳穴に入れないので長い時間装着していても耳が疲れにくいのです。本体の重量もわずか20gなので付け心地が軽く、1日中通話したりオンライン会議するようなときも安心して使えます。

 

【ポイントその2】とにかく通話時の音質がイイ!

2つめのお気に入りポイントは、「とにかく通話品質が良い」こと。M300-XTは2つのマイクを使用する「2-マイクテクノロジー」により、周囲の雑音を約80%除去することができます。騒がしい環境で使用しても騒音に邪魔されることなく、相手とクリアな音声で通話できるのです。

↑2つのマイクで声を効率的に拾いつつ、余計なノイズを抑えてくれます

 

この「2-マイクテクノロジー」によるノイズ除去性能の高さは、自宅でテレワークしているときはもちろん、取材などで外出するときや移動中の通話で特に威力を発揮します。通話しているときに自分の音声を聞くことはできないので気づいていない人も多いのですが、屋外で通話していると、クルマの走行音や街を行き交う人の会話、駅のアナウンスなど周囲の様々な音がノイズとなって通話の妨げとなります。また、歩きながら話していると風切り音や衣服がこすれる音なども耳障りなノイズに。ひどいときは、「声が聞き取りにくいので後でかけ直してくれますか?」と言われてしまうことも。

 

そんなシーンでも、このM300-XTはバツグンの音質を保証してくれます。試しに、街中を歩きながらスマホで直接通話した音声と、M300-XTを使って通話した音声を録音してみましたが、その差は歴然。M300-XTを使うと周囲のノイズを抑えてクリアな音質で通話できることがわかります。

 

筆者の場合、1日の予定にオンライン会議や打ち合わせが3~4つ入ることもあるので、スマホを使って移動中に参加することも多いのですが、このM300-XTを使うようになってから、「ちょっと声が聞こえにくいです」と指摘されることもなくなりました。移動中の通話が多い人にぜひ試してもらいたいですね。

↑移動中にオンライン会議に参加することが多い筆者にはマストなアイテムです

 

 

【ポイントその3】スマホを持ち歩かなくても接続が切れない!

お気に入りポイント3つめは、「ワイヤレス接続距離が最大100m」(※)という点。一般的なBluetoothイヤホンは、壁や障害のない環境で最大10m程度のワイヤレス接続範囲となっていますが、このM300-XTはその10倍となる最大100mまで対応しています。その結果、日常生活ではほとんどワイヤレス接続範囲の制限を気にすることなく自由に動き回ることができます。

※:接続するデバイス、使用環境により異なります

 

例えば、自宅でテレワーク中に宅配便が届き、玄関まで荷物を取りに行くとき。うっかりスマホを置き忘れたままだと、ヘッドセットの接続が切れてしまうことがありますが、M300-XTならスマホを置いたまま玄関まで行ってもまったく切れません。

 

これがもっとも活躍するのは、趣味の土いじりをしたり、大好きな自転車のメンテナンスをしているとき。作業の邪魔になりやすいスマホは自宅の中に置いておき、M300-XTを付けたまま自宅の外で作業していると、ふいに電話がかかってきても、M300-XTのBlueParrottボタンを押すだけで通話することができます。通話中にガレージに道具を取りに行ったり歩き回ったりしても問題ありません。自宅でDIYをやる人にもオススメです。

↑スマホを自宅に置いたまま、庭や屋外で通話することができます

 

また、M300-XTはIP54相当の防塵・防水性能を備えているので、不意に雨が降ってきても慌てる必要がありません。アウトドアなどでも安心して使えます。

↑本体には電源ボタンや音量調節ボタンも備えています

 

 

高音質なヘッドセットはニューノーマル時代のマストアイテム!

このように、一般的なワイヤレスイヤホンとは一線を画す通話品質の良さが特徴の「BlueParrott M300-XT」は、テレワークやオンライン会議の機会が増えたニューノーマル時代のマストアイテムといえます。

 

「テレワークでオンラインのやりとりが増えた」「通話中に『声が聞こえにくい』と言われる」「移動中の通話の音質をもっとよくしたい」などのお悩みをお持ちの方は、ぜひ試してみてください。

 

また、趣味でDIYやアウトドアを楽しむ方にも「BlueParrott M300-XT」はピッタリ。ハンズフリーで使用できるので、作業中で手が離せないときでも手軽に家族や友人と通話を楽しむことができますよ。

 

→アマゾンでの購入はコチラ

 

撮影:我妻慶一

 

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NUARL発の音楽ライヴをレビュー! どんなシーンでもライヴに没入できる、NUARLノイキャンイヤホンの実力にも驚嘆!

新型コロナウイルスのまん延によって、日本のみならず世界中でエンターテイメントにまつわる活動がストップさせられた。そうした厳しい状況下で、音楽の火を絶やすまいとして、ミュージシャンたちがファンとのつながりを求めて行ったのが配信ライヴだ。

 

自宅にいながらにして、好きなミュージシャンのパフォーマンスに触れられる機会が一気に増えたことで、新しい音楽の楽しみ方が加わったと言っていい。また、スマートフォンやタブレットなどで場所を選ばずに気軽に参加できるのも配信ライヴの魅力のひとつとして挙げられ、没入して楽しむために高音質のワイヤレスイヤホンを買い求めたという人が筆者の周りにもいる。テレワークが進み、ノイズキャンセリングイヤホンの需要も高まっていることを考えると、高音質かつノイズキャンセリングというワイヤレスイヤホンのトレンドは今後も続いていきそうだ。

 

そんな中、ハイコスパで高品質な完全ワイヤレスイヤホンを多く輩出しているイヤホンブランド「NUARL」から、新たなノイズキャンセリングイヤホン「N10 Plus」が4月に発売された。

↑NUARLならではの高音質とアクティブノイズキャンセリングを搭載したハイエンドモデル。マルチポイント接続、低遅延ゲーミングモード、aptX Adaptive、Google Fast Pairなど多彩な機能性を誇る

 

価格は1万9800円(税込)と、ノイズキャンセリング機能搭載モデルとしては比較的手ごろな価格ながら、アプリと連動して消音具合をコントロールできるなど使い勝手の良さも備えるモデルだ。

 

NUARLと言えば、ミュージシャンのスペシャルライブやインタビューの配信など、特設サイトを中心に展開するオンラインプロモーション「BACK TO STAGE」を現在展開しており、自ら配信ライヴを手掛けて音を届けるきっかけを生み出している。

BACK TO STAGEの詳細はこちら

 

配信ライヴの第二弾が6月17日に行われ、ミツメ、古舘佑太郎、松本素生(GOING UNDER GROUND)が登場。それぞれ個性の異なる3組が、こんなときだからこそ音楽をダイレクトに届けたいという思いがディスプレイを通して伝わってくるパフォーマンスを披露してくれた。今回はせっかくのN10 Plusのレビューなので、NUARLが手掛けた配信ライヴを試聴しながらその実力を確かめてみたいと思う。ノイズキャンセリングの特性を感じるためにも自宅、地下鉄、カフェと環境音が異なる3つのシチュエーションで動画を鑑賞した。

 

■ライヴアーカイブ動画

 

 

 

 

シーン1:自宅でじっくりミツメの演奏を鑑賞

 

下北沢のLIVE HAUSで行われた「BACK TO STAGE ONLINE LIVE」第二弾のオープニングに登場したのはミツメ。シャムキャッツやスカートらと共に2010年代から東京インディー・シーンを盛り上げてきた5人組のインディー・ロック・バンドで、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌「Presence」を手がけたSTUTSをフィーチャーしたシングル「Basic」を4月にリリースして話題を呼んでいる。

 

 

センシティヴかつ変化に富んだギター・サウンドと、あいみょんのプロデュースも手がける川辺 素の甘いヴォーカルが浮遊するようなパフォーマンスが特色のミツメ。PCにディスプレイをつないでライヴを鑑賞したが、「N10 Plus」はその繊細な佇まいを正確に捉えつつ、ほかの音に隠されてしまいがちな音の細部も明るみにしていた。10mm径ダイナミック型フルレンジドライバーが鳴らす、高域の余裕のある伸びや低音を過度に強調しない適正な量感は耳にも優しく、約30分の演奏も聴き疲れせずに楽しむことができた。

 

 

淡々としているように見えて、起伏のあるメロディが心にいくつも引っかかりを残したこの日の演奏でひときわ印象に残ったのがラストの「トニック・ラブ」。哀愁を漂わせたサイケデリック・シティ・ポップとも呼べそうなサウンドの分離感が特に良く、バンドの息の合ったアンサンブルもすばらしかった。

 

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シーン2:地下鉄の車内でノイズキャンセリングを試しつつ、古舘佑太郎の響く声を聴く

二番手に登場した古舘佑太郎のライヴは移動中の地下鉄で観た。車内の騒音を抑えるためにノイズキャンセリングモードの設定をあらかじめ用意されたスマートフォンのアプリから行なうことができる。ノイズキャンセリングモードには音質優先、バランス、ANC(アクティブ ノイズキャンセリング)優先があり、それぞれのモードで試してみた。

 

ソロでも活躍する古舘は、アコースティック・ギター一本でステージに登場。まず音質優先モードで、1曲目の「フォーピース」を鑑賞した。アコースティック・ギターのナチュラルな響きやボディを叩く音もノイズキャンセリングにありがちなこもった感じがなく、見晴らしの良い音場が広がっていく。感情がほとばしるヴォーカルもリアリティがあり、ダイレクトに飛び込んでくるようで、地下鉄の中にいることを忘れるほどの没入感に包まれていった。

 

続いてはバランスモード。より遮音性が高まり、音が少し丸くなった印象を受けた。しかし、音の明瞭感に変化はなく、高域が伸びて声のニュアンスもはっきり表現できていた。地下鉄のような騒々しい場所にはうってつけのモードと言える。

 

最後はANC優先モードを試してみた。少し音場が広がったイメージだが、音の美しさに変わりはなく、アコースティック・ギターの柔らかな音色も心地良く、最も遮音するモードでも音質がしっかりと担保されていることがわかった。耳に容赦なく入ってくる騒音を3段階で遮断し、音を再生していなくても、集中したり、心を落ち着かせたりしたいときにもノイズキャンセリングモードは使えそうだ。

 

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シーン3:外音の入るカフェのテラスでも、しっかりと聴き込めた松本素生の名演

 

地下鉄から降りて、今度はカフェのテラスで仕事をしながら松本素生のパフォーマンスを聴いてみた。松本も弾き語りスタイルで、ギターを軽快にかき鳴らしながら歌っていく。やはり外でもノイズキャンセリングモードの実力を発揮。目にしているのはカフェの景色だが、まるでライヴハウスにいるような臨場感を創出してくれる。

 

サニーデイ・サービスの曽我部恵一がプロデュースした「望郷東京2020」で幕を開けたライヴは、実直に心を込めて歌い上げる松本の感情が静かに高ぶっていく様子をキャプチャーしており、その過程をN10 Plusはつぶさに伝えてくれる。自らのヒーローである元ザ・ブルーハーツのふたりを歌った「ヒロトとマーシー」は、今回の配信ライヴのテーマである“原点回帰”にまさにふさわしい楽曲で、ギターのストロークも思わず力が入り、疾走感が高まっていく。そんな高揚感もクリアに余すところなく届けてくれ、こちらも時間を忘れて聴き入ってしまった。

 

後半には「BACK TO STAGE」の監修を務めるサニーデイ・サービスのベーシスト、田中貴がスペシャル・ゲストとして登場。旧知の仲である田中を迎え、リスペクトするサニーデイのカヴァー「雨が降りそう」と「春の嵐」を披露。田中のドライヴ感あふれるベースの低音もアコースティック・ギターにマスキングされることなく、しっかりとした存在感を放っており、一体感のある演奏を楽しませてくれた。

 

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三者三様のライヴだったが、「N10 Plus」のどんなシチュエーションでも音楽を手軽で高品位に楽しめるポテンシャルを実感させられた。日常に戻るにはもう少しかかりそうな状況で、音楽に触れる楽しさと喜びを「N10 Plus」がもたらしてくれることだろう。

 

撮影/古溪一道(ライヴ)、中田 悟(製品)

レトロデザインがおしゃれなニコンのミラーレス一眼「ニコン Z fc」登場

ニコンイメージングジャパンは、APS-Cサイズのミラーレス一眼カメラ「ニコン Z fc」を発表しました。発売は7月下旬を予定しています。なお、7月1日の10時から予約販売を開始します。

 

ニコン Z fcは、ニコンの歴史的なカメラ「FM2」にインスパイアされたデザインを「Zシリーズ」で初めて採用したモデル。レトロな外観になっているほか、ダイヤルデザインや「Nikonロゴ」の刻印を取り入れるなど、細部にまでこだわっています。また、ボディはマグネシウム合金を採用しており、高い堅牢性を備えているのもポイントです。

 

さらに、Zシリーズとしては初のバリアングル式モニターを搭載。モニターを横方向に開くことができるので、Vlog撮影などに使用できるとしています。なお、モニターは正面に向けると自動的に自撮りモードに切り替わります。このほか、0.39型のEVFも搭載しています。

 

スペック面では、有効画素数2088万画素のCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 6」を搭載。これにより、静止画・動画ともに細部や質感を鮮明に描写できるとしています。また、ISO感度は100-51200までをカバー。暗い場所でもクリアな撮影が可能です。

 

さらに、2020年末に登場した「ニコン Z 7II」や「ニコン Z 6II」に搭載された、人物やペットの瞳にピントを合わせる「瞳AF」「動物AF」を採用。これに加えて、広い範囲で顔や瞳をより確実に捉える「ワイドエリアAF」も採用し、画面内に複数の人物や動物がいる場合でも、狙った人の瞳やペットの瞳にピントを合わせることができます。

 

動画は4K UHD(3840×2160ドット)30pの撮影が可能。瞳AFや被写体を追い続ける「フルタイムAF」にも対応しています。

 

カメラとiOS端末およびAndroid端末を連携できるアプリ「SnapBridge」にも対応。カメラで撮影した静止画・動画をSNSで簡単に共有できるほか、カメラの最新ファームも入手できます。

 

本体サイズは約幅134.5×奥行き43.5×高さ93.5mmで、レンズやバッテリーを含めた重量は約445gです。インターフェイスはUSB Type-C、HDMI、ステレオミニジャックをそろえます。

 

なお、キットレンズは「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」をベースに、シルバーカラーを採用した標準ズームレンズと、単焦点レンズ「NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)」が付きます。

夏休みを激写! 意外と本格的な「キッズカメラ」おすすめ4選

スマホで写真を撮っていると、「撮らせて!」と子どもが使いたがることはありませんか。とはいえ、子どもにスマホを渡して好きなように使わせてしまうのは、ちょっと心配ですよね。でも子どもの感性や、「やりたい!」という好奇心は尊重してあげたい……そこでおすすめなのが、子どもでも簡単に写真を撮れるキッズカメラです。子ども向けとはいえ、最近のキッズカメラは高画質で、防水など多彩な機能を備えた高性能なものばかり。今回は、好奇心旺盛な子どもにおすすめのキッズカメラをご紹介します。

 

目次

 


1800万画素の本格的な写りに子どもも満足!


SweetHeart 子供用デジタルカメラ 1800万画素 2.0インチIPS画面

キッズカメラながら、1800万画素、写真解像度は4896×3672、ビデオ解像度は1920×1080と高性能な製品。フラッシュライトは高輝度で反応が速く、夜間や暗い室内の写真も綺麗に撮影できます。連続撮影、ビデオ録画、顔認識機能、タイムラプス写真、自撮り機能、4倍ズームでの撮影、多種類のフレームモードとフィルターモードなどを搭載。なかでも顔認識機能では自動で笑顔を認識しシャッターを切るので小さな子どもでも簡単に使えます。

【詳細情報】
サイズ:181×99×67mm
重量:約90g
カラー:ピンク・ブルー

 


大きなディスプレイと8倍のデジタルズームで撮り応えバッチリ!


CamKing キッズカメラ 防水

通常使用だけでなく、水中でも使用できるキッズカメラです。電池ケースは水が入らないようになっており、水深3mまでの防水性を持ちます。画像形式はJPEG、ビデオ形式はAVIです。2.7インチの液晶ディスプレイと8倍のデジタルズームに加え、2秒、5秒、10秒遅れで撮れるタイマー機能、録画機能を搭載。レビューでは「おもちゃの延長線で購入しましたが、子ども用とは思えない性能に驚きました。せいぜいガラケー程度の画素数かと思っていましたが、まさかの中々の高画質です(笑)。子どもよりも親のほうが驚くと思います」と高評価を得ています。

【詳細情報】
サイズ:118×68×27mm
重量:116g
カラー:ブルー、レッド

 


インカメラ搭載で自撮りも思うまま!


DROGRACE 子供用デジタルカメラ デュアルカメラ

フロントカメラだけでなくインカメラも搭載しており、自撮り写真も動画も、思うままに撮影できるキッズカメラです。両側には、人間工学に基づいた、滑りにくく持ちやすい取っ手がついている上、角のないデザインで、小さな子どもにも安心です。5秒のタイマー撮影機能、40種類のフレームモードと7種類のフィルターモードを搭載しています。1200mAhのバッテリーを内蔵しており、USBケーブルでの充電が可能。

【詳細情報】
サイズ:150×78×28mm(レンズ除く)
重量:約160g
カラー:レッド、ピンク

 


深度30mまで防水対応!水中撮影もできるキッズカメラ


DROGRACE キッズカメラ 防水 30M IP68対応

防水ケースが付属しており、深度30mまでの防水に対応するキッズカメラです。耐水性に優れているため、水泳やシュノーケリングなどの水中撮影にも活躍します。顔認識オートフォーカス、連写機能、タイマー機能、露出補正機能、40種類のフレームモードと7種類フィルターモードを搭載。ユーザーからは「結構な高性能で子どもには十分すぎるぐらいです。アクションカメラという楽しいおもちゃができて、子どもも大満足しております」と好評。

【詳細情報】
サイズ:約50×50×20mm
重量:約50g
カラー:レッド

 

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カスタマイズの自由度が高い! JBLのワイヤレスイヤホン「LIVE PRO+ TWS」レビュー

2021年も半分が過ぎたところで、オーディオブランド各社による左右独立型完全ワイヤレスイヤホン新製品の発表・発売が佳境を迎えています。今回はJBLのアクティブ・ノイズキャンセリングと外音取り込み機能を搭載する新製品「LIVE PRO+ TWS」をレポートします。

↑JBLの完全ワイヤレスイヤホン「LIVE PRO+ TWS」

 

LIVE PRO+ TWS(以下:LIVE PRO+)は“JBL史上最高のフィット感”をうたう、スティック型デザインのワイヤレスイヤホンです。注目すべきポイントは快適な装着感、11ミリの大口径ドライバーによるパワフルなサウンド、ノイズキャンセリング機能の効果など。モバイルアプリ「JBL My Headphones」との連携により実現する多彩な機能も見逃せません。

 

JBLオンラインショップと、JBL by HARMANの公式楽天市場店限定モデルとして6月25日に発売され、実売価格は1万7800円(税込)。カラーバリエーションはホワイト/ベージュ/ブラックの3色です。

 

スティック型デザインを活かした安定感抜群の装着性

LIVE PRO+はアップルのAirPodsシリーズに代表されるスティック型デザインとした完全ワイヤレスイヤホンです。左右スティックの先端には通話専用のビームフォーミングマイクを内蔵。ハウジングの厚みが約14ミリとスリムなので、装着した状態でイヤホンが耳から飛び出ているように見えない軽やかな着こなしスタイルも魅力的です。

 

筆者はスティック型デザインのイヤホンは耳もとでとても安定するので、特に体を動かすスポーツシーンではこれを好んで使います。LIVE PRO+は本体をIPX4相当の防滴仕様 としているので汗濡れにも強く、スポーツ向きのワイヤレスイヤホンであるともいえます。

↑右はアップルのAirPods Pro。サイズ感はよく似ています

 

パッケージにはサイズ・形状が異なる5種類のシリコンイヤーピースが付属します。フィット感を調節すると音の聞こえ方のバランスも変わるので、ベストなイヤーピースは慎重に選びたいものです。専用アプリに搭載する「最適なフィット感をチェックする」という機能により、選んだイヤーピースが自分の耳と適切にフィットしているものなのかが、わずか数秒間で測定できます。

↑正しいフィット感が得られるよう、アプリに調整機能が搭載されています

 

ANC・外音取り込みのバランス調整が便利

LIVE PRO+にはアクティブノイズキャンセリング(ANC)とアンビエント機能が搭載されています。それぞれの機能をフル活用するため、専用アプリ「JBL My Headphones」をスマホにインストールしましょう。アプリはiOS/Androidに両対応。今回筆者はGoogle Pixel 5にインストールしています。

 

アプリのホーム画面では左右イヤホンと充電ケースのバッテリー残量を確認できます。LIVE PRO+のスタミナ性能については、ANC機能をオンするとイヤホン単体で約6時間の連続音楽リスニングが楽しめます。ケースによる充電を繰り返せばトータルで約24時間のリスニングに対応します。

↑JBLのワイヤレスヘッドホン・イヤホン用「My JBL Headphones」アプリ。ノイズキャンセリングの切り換え、タッチセンサーリモコンの操作方法の設定などが可能です

 

ANCとアンビエント機能の切り替えはアプリのホーム画面から行うか、または左右イヤホンのタッチセンサーリモコンで行います。リモコンの操作方法はアプリから自由に割り当てることができます。筆者はANCとアンビエントの切り替えをよく使うので、左イヤホンのシングルタップに設定しました。

 

音楽を再生しない状態でANCとアンビエント機能の効果を確認してみたところ、ANCは効果はかなり強力であると感じました。賑やかなカフェでは人の話し声がスッと消えて、機械で豆を挽く音やエアコンのノイズもバランスよく減衰します。

 

ノイズキャンセリングの強度はアプリから「日常」「トラベル」「アクティブ」の3段階を選んでスイッチできます。トラベルに切り換えると消音効果が強くなります。地下鉄や飛行機に乗るときにはトラベルモードが最適だと思います。アクティブと日常モードの強弱はさほど変わらないと感じました。むしろ屋外で歩きながら音楽を聴くときなどにはアンビエント機能を使うべきでしょう。

↑ノイズキャンセリング、アンビエント機能のパターンが選択できます

 

アンビエントサウンドには周囲の環境音を中心に取り込む「アンビエントアウェア」と、会話音声の取り込みに適した「トークスルー」の2種類がプリセットされています。どちらのモードも自然な外音取り込みのバランスを重視しているようで、マイクに由来するノイズが少なく、また音楽再生を始めると、音楽と環境音を違和感のないバランスにミックスしてくれました。

 

JBLらしい楽しく聴けるアクティブなサウンド

LIVE PRO+が対応するBluetoothオーディオのコーデックは、昨今では最も一般的なAACにSBCという構成です。Amazon Music HDからいくつかの楽曲を聴いてみました。ANCはオンで日常モードを選択しています。

↑LIVE PRO+ TWSのサウンドをAmazon Musicのコンテンツで試聴しました

 

Official髭男dismの「Pretender」では、温かみのあるボーカルの安定感が魅力的でした。ベースラインがしっかりと太く、声や楽器の音の輪郭が力強く描かれます。弾力感の豊かなリズムが体の芯を心地よく刺激します。ボーカリストのハイトーンがもっとクリアに突き抜けるイヤホンもありますが、本機の場合は中高域を柔らかくまとめあげて、音楽の心地よい一体感をより強く楽しませてくれるところに持ち味があります。JBLらしい音づくりだと思います。

 

続いて、ビル・エヴァンス・トリオのアルバム「Waltz for Debby」からタイトル曲の「Waltz for Debby/take1」を聴きました。美しく流れるピアノのメロディが徐々に熱気を帯びて、ウッドベースのタイトなリズムと心地よく溶け合います。同じJBLの兄弟機である「JBL CLUB PRO+ TWS」はドラムスのブラッシングなど、中高域の繊細な表情をクリアに引き立たせるタイプですが、こちらのLIVE PRO+の中高域はパンチが効いていて、楽しく聴けるアクティブなサウンドを楽しめるところに特徴があります。

 

LIVE PRO+のサウンドはANC、またはアンビエントサウンドの機能が「オンの状態」がベストなコンディションであるといえます。ANCとアンビエントサウンドの両方をオフにもできますが、中高域にわずかな雑味が乗る感じがしました。

 

専用アプリには音のバランスを10の帯域に分けて細かく調整できるイコライザーも備えています。ユーザーが好みのバランスに調整した設定値に名前を付けてプリセットとして残し、繰り返し使える便利な機能なので、これもまた活用しない手はありません。

↑専用アプリから任意のイコライザーを設定。保存して繰り返し使えます

 

徹底したカスタマイズが楽しめる

LIVE PRO+には、これまで数多くの完全ワイヤレスイヤホンを発売してきたJBLらしい、先進的な機能が数多く搭載されています。例えば初期ペアリング設定を済ませた後は、独自技術の「Sync」により、イヤホンをケースから取り出した瞬間にもうペアリングが完了するので、耳に装着した時点ですぐに音楽再生をスタートできます。筆者が試した限りでは、スマホとイヤホンのあいだ、左右のイヤホン間で通信が不安定になることもありませんでした。

 

タッチセンサーリモコンの感度は鋭すぎず、ちょうどよいバランスだと思います。感度のバランスは誤操作の発生にも直結する大事なポイント。リモコンについては、ANCとアンビエントサウンドのモードを切り換えたときに「現在の状態」がどちらなのか、音声で知らせてくれるガイドがあればなお便利だと思いました。

 

専用アプリのホーム画面にならぶ「スマートオーディオ&ビデオ」の中に、動画再生時の音声とのずれを解消する「ビデオモード」が搭載されています。YouTubeやその他の動画サービスを楽しむ際に、ビデオモードを選んでおけば口もとの動きに音声がピタリと合います。

↑ビデオ再生に最適な「スマートオーディオ&ビデオ」の中に搭載されている「ビデオモード」

 

LIVE PRO+はその多彩な機能を上手にカスタマイズしながら使いこなせば、AirPodsなどライバルのイヤホンを超える上質なポータブル音楽再生が楽しめる“お買い得”なワイヤレスイヤホンだと思います。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ハイセンスが大画面75V型の4K液晶テレビ「75A6G」を7月に発売、手を出しやすい16万円台

ハイセンスジャパンは6月25日、BS/110度CS 4Kチューナーを内蔵した75V型の液晶テレビ「75A6G」を発表。7月上旬に発売します。市場想定価格は16万円前後(税込)です。

 

75A6Gは、基本的な映像処理に加えて、さまざなコンテンツやシーンに特化した映像処理を施す「NEOエンジンLite」を搭載。これにより高い表現力を実現しています。NEOエンジンLiteは、2021年2月に登場した50V型モデル「50A6G」にも搭載されたもので、今回さらに大型モデルに採用した形です。

 

また、ノイズを抑えながら自然で滑らかな映像にアップコンバートする「4K復元」や、ネット配信の映像やVODコンテンツを分析して色濃度/輝度/ダイナミックガンマ補正など最適な映像処理を施す「AIネット映像高画質処理」などを搭載。

 

さらに、映像においてディテールの細かいエリアは精細感を上げて、ノイズが目立ちやすいエリアはより滑らかな映像になるノイズリダクション機能「エリア別クリア復元」や、小さな文字の周りやエッジ周辺、処理範囲が広いときに出るさまざまなノイズを低減する「クリアノイズ処理」など、ノイズを抑える技術もふんだんに採用されています。

 

このほか、遅延を抑える「ゲームモード」や、スピーカーの3次元マトリックス測定と独自の音響解析理論に基づく、最先端の音響最適補正技術「Eilex PRISM」に加えて、HDR10とHLGに対応。

 

インターフェイスは、HDMI入力×3、ビデオ入力、光デジタル出力、ヘッドホン出力、USB×2、有線LANをそろえています。また、チューナー数は、BS/110度CS 4K×1、地上デジタル/BS/110度CSデジタル×2となっています。

NUARLブランド史上最高音質を目指した完全ワイヤレスイヤホン「N6 PRO2」

エム・ティ・アイは、「NUARL」ブランド史上最高音質を目指した完全ワイヤレスイヤホン「NUARL N6 Pro series 2 TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS」(以下、N6 PRO2)を発表。7月下旬に発売します。希望小売価格は1万6500円(税込)です。

 

N6 PRO2は、左右のイヤホンで共通の3ボタンや、安全性の高いバッテリーなど、上位モデルの「NUARL N6 Pro」がそなえる基本性能はそのままに、より音質を向上させたモデル。

 

 

6mm径のダイナミック型ドライバーには、独自の単層カーボンナノチューブ複合振動板を使用した「“NUARL DRIVER”[N6]v5」を改良したものを採用。応答性と伝送率に優れたボイスコイルを組み合わせた「“NUARL DRIVER”[N6]v5X」を使用することで、よりパワフルな低音再生を可能にしています。

 

また、ドライバーを金属筐体に収納することで、有線イヤホンと同じアナログ音調に仕上げたほか、SoCを内蔵したDSPによるデジタル音調を組み合わせることで、繊細なチューニングを実現。全帯域にわたってつながりの良いサウンドを再生するとしています。

 

さらに、銀メッキ仕様の配線を採用して情報量の多い音声を再現したり、米T.B.Iの音質向上技術「HDSS」を採用することで奥行きと立体感のある自然な音の広がりを再現したりと、高音質化の技術がふんだんに盛り込まれています。

 

コーデックは、aptX Adaptiveに対応。これに対応するスマホと組み合わせて使用すれば、音源に合わせて音質や遅延を最適化します。これに加えて、独自の「ゲーミングモード」を搭載しており、aptX Adaptiveに対応していないAndroid端末やiOS端末などでも、コーデックに関わらず低遅延なワイヤレス通信が可能です。

 

バッテリーはイヤホンのみで最大約10時間の連続再生が可能なほか、充電ケースとの併用で40時間以上再生できます。

 

 

このほかスペックは、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、防水性能がIPX4相当となっています。イヤホンのサイズは、幅26.0×奥行き20.0×高さ30.0mmで、重量は単体で約7gです。

パナソニックからCDステレオシステム「SC-PMX900」登場、CDからストリーミングまであらゆる音源を1台で再生可能

パナソニックは、CDステレオシステム「SC-PMX900」を7月30日に発売します。市場想定価格は7万6000円前後(税込)です。

 

SC-PMX900は、さまざまな音楽を高音質で楽しみたい人向けに、高音質機能を充実させたうえ、あらゆるコンテンツ再生に対応したモデルです。

 

音質は、Hi-Fiオーディオブランド「テクニクス」の設計思想を取り入れ、フルデジタルアンプ「JENO Engine」などを採用したり、音質チューニングを施したりすることで、上質なサウンドを実現。JENO Engineの採用は、ミニコンポのPMXシリーズとしては初めてとのことです。デジタル信号の揺らぎを削減し、自然ながら音の奥行きや豊かなニュアンスを表現するほか、約-20dbのノイズ低減を実現し、精度の高い信号処理により、音源に含まれる空間情報や音色を再現するとしています。

 

また、44.1kHz/16bitの音源をデジタル処理で88.2kHz/32bitに変換する高精度なリマスター処理も可能。これにより、CD音源をより高音質で楽しむことができます。

 

このほか、SC-PMX900とPCをUSB経由で接続するだけでハイレゾ音源を再生できる「USB-DAC機能」や、DSD再生、Bluetooth、iOSデバイスやMacからネットワーク経由で音源再生できる「AirPlay 2」、スマホから動画や音声をキャストできる「Chromecast built-in」に対応。あらゆる音源再生が可能です。

 

さらに、デザインにもこだわっており、高級オーディオユーザーから評価が高いとされる「アルミ製ボリュームノブ」を採用するうえ、スピーカー部には「黒光沢仕上げ」を施しています。

 

スピーカーユニットは、1本あたりウーハー×1基、ツイーター1基、スパーツイーター×1で、最大出力は60W+60Wとなっています。また、コーデックはSBC/AACに対応しています。インターフェイスは、ステレオミニ×2、USB Type-A、USB Type-B、有線LAN、ラインイン、光デジタル入力などをそなえています。

B&W初の完全ワイヤレスイヤホン「P17」「P15」登場、外出先でも高音質が楽しめるモデルを開発

ディーアンドエムホールディングスは、「Bowers & Wilkins」ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「PI7」「PI5」を発表。6月25日に発売します。ヨドバシ.comでの価格はP17が4万4000円(税込)、P15が2万7280円(税込)です。なお、PI7のホワイトカラーモデルは7月下旬に発売します。

 

両モデルはBowers & Wilkinsが絶対的なパフォーマンスをもたらすために、異例とも言える期間をかけて開発されたとするイヤホン。音質チューニングは、アビーロード・スタジオのモニタースピーカーとしても名高い「800 Series Diamond」を手掛けたチームが担当しており、外出中でもハイクオリティなサウンドを楽しめるとしています。

 

PI7は、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル。クアルコムのaptX Adaptiveに対応しており、24bit/48kHz音源のワイヤレス伝送が可能。高音質なストリーミングサービスや音楽ファイルを再生できます。

 

↑P17

 

イヤホン本体には、Bowers & Wilkins製カスタム・ドライブ・ユニットと、高域再生用のバランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載。さらに、それぞれが専用のアンプで駆動するバイアンプ方式を採用し、深みのある正確な低音などを実現しています。

 

また、周囲の環境を自動的に測定、分析して、環境に応じて最適なノイズキャンセリング処理を実行するアダプティブ・ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能を搭載するほか、それぞれのイヤホンに搭載された3基のマイクによるクリアな通話を楽しめます。

 

バッテリーは4時間の連続再生に加え、充電ケースを併用すれば最大20時間再生が可能な容量を備えています。

 

一方のP15は、「True Wireless Stereo Plus」を採用し、高品質で安定した通信を実現。また、ドライバーはP17と同じBowers & Wilkins製カスタム・ドライブ・ユニットを搭載するうえ、aptXのコーデックに対応しているため、CDクオリティの音源再生が可能です。

 

↑P15

 

さらに、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能も搭載するほか、高品質な通話も可能としています。

 

バッテリーは4.5時間の連続再生に加え、充電ケースを併用すれば最大24.5時間再生が可能な容量を備えています。

 

カラバリはそれぞれホワイトとチャコールを用意。デザインも共通で美しいディテールを際立たせるカラーアクセントが施されています。

7000円台でノイキャン対応かつ高音質な完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01q」

プレシードジャパンは、「AVIOT」ブランドからエントリークラスの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01q」を7月下旬に発売。6月22日から予約受け付けを開始しています。直販サイトでの価格は7590円(税込)です。

 

TE-D01qは、機能、音質、デザイン性を極めながら高いコストパフォーマンスを実現したとうたうエントリーモデル。機能面では、イヤホンと耳とのフィット感を高めることでノイズを低減するパッシブノイズアイソレーションと、アクティブノイズキャンセリング技術を組み合わせたノイズキャンセリング機能を搭載。これにより、会話のような中高音域から電車や車の走行音といった低音域まで、あらゆるノイズを低減させて音楽を楽しめます。

 

また、動画視聴時やゲームプレイ時に映像に対する音の遅延を抑えることができるゲーミングモードを搭載しています。

 

音質面では、10mm径のダイナミック型ドライバーを搭載。さらに時間をかけてチューニングしたとしており、忠実な原音再生にこだわったとのこと。エントリークラスを超えた音楽性豊かで心地よい音を楽しめるそうです。

 

デザイン面では、レッドスピネル、ブラックオニキス、パールホワイト、ラピスブルー、ピンククオーツの、5色のカラバリを用意。さらに、イヤホンの片耳は直径約17mm、重量は約5.5gと小型軽量な設計に仕上げているほか、付属のイヤーウィングを使用することで、快適な装着感を実現しています。

 

バッテリーは、連続再生で最大11時間駆動するうえ、付属のバッテリーケースを使えば最大33時間の再生が可能です。このほかSBCとAACのコーデック、IPX4の防水規格などに対応しています。

Amazonプライムデーでシャープの50V型4K液晶テレビが6万5830円!

Amazon.co.jpでは、本日6月22日の23時59分まで、年に1度のセール「Amazonプライムデー」を実施しています。

 

これにともなって、シャープの50V型4K液晶テレビ「AQUOS 4T-C50BL1」の購入者向けに、2000円オフのプロモーションコードと、15%オフのクーポンが発行されています。

 

これらのクーポンを適用することで、通常販売価格は7万9800円(税込)ですが、6万5830円(税込)で購入できます。製品ページはこちら

 

4K衛星放送を楽しむための「BS4K・110度CS4Kチューナー」を2基内蔵しているため、4K放送を視聴中に、別の4K放送、地上デジタル放送、BS、CSデジタル放送を同時に裏録画することが可能です。また、Amazonプライム・ビデオやNetflix、Huluといった主要な動画配信サービスにも対応。さらに、Android TVも内蔵しているので、複数のサービスにまたがって、横断的に番組を音声検索することもできます。

 

パネルは有機ELではないものの、高機能な大型4K液晶テレビが6万円台で購入できるとは、かなりのお買い得感ではないでしょうか。テレビの買い替えを検討している人は早めの注文が吉かもしれません。

Beatsの「Beats Solo Pro Wireless」が40%オフで2万円以下、Amazonプライムデーでセール

Amazon.co.jpでは、6月22日の23時59分まで、年に1度のセール「Amazonプライムデー」を実施中。

 

これにともなって、Beatsのワイヤレスヘッドホン「Beats Solo Pro Wireless」が通常価格から40%オフの1万9751円(税込)で販売中です。製品ページはこちら

 

公式サイトでもラインアップされている現行モデルで、カラバリのブラック、アイボリー、グレイの3色ともがセールの対象となっています。

 

性能は、周囲の雑音に合わせてノイズキャンセリングの調整を行なうアクティブノイズキャンセリング機能「Pure ANC」に対応。また、Transparencyモードを使えば、音楽を聴きながら、周囲の音を取り込むこともできます。

 

連続再生時間は最大40時間で、さらに急速充電機能「Fast Fuel」に対応。およそ10分の充電で、3時間の再生が可能です。

 

本体は折りたたみ式で、開閉することで電源のオンとオフが切り替わります。

 

Beatsのヘッドホンはその音質のよさと優れた使用感から、ファンも多い製品。新品の現行モデルが1万3000円以上も値引きされるのは、Amazonプライムデーならではです。リモートワークのお供や、普段使いのヘッドホンとして、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょう。

LGの55V型4K有機ELテレビがまさかの9万円台、Amazonプライムデーでセール中

Amazon.co.jpは6月22日の23時59分まで、年に一度のセール「Amazonプライムデー」を開催中。

 

これに合わせて、LGエレクトロニクスの55V型4K有機ELテレビ「55BXPJA」の購入者を対象に、6000円オフのクーポンと、15%オフのクーポンが配布されています。クーポン未適用時の価格は12万4470円ですが、両方を適用することで、9万9799円で購入可能。9万円台で、大型有機ELテレビが手に入ってしまうのです。

 

パネルの発色のよさには定評のある同社の製品ですが、本機は機能性にも優れています。チューナーはBS4K、110度CS4K、地上デジタル×2を搭載。外付けのHDDをUSB接続し、番組を録画することも可能です。

 

また、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV、YouTube、Netflixなど、主要な動画配信サービスにも対応。本機単体でさまざまなサービスへアクセスできます。

 

さらに、「AIサウンド」と呼ばれる機能も搭載。視聴中の映像のジャンルをAIが分析し、「音声」「映画」「音楽」の3種類にジャンル分けしたうえで、最適なバーチャル4.0chサウンドに変換するというものです。サラウンド規格「Dolby Atmos」にも対応しているため、音にこだわりがある人、臨場感のある音で映画などを楽しみたい人にも最適です。

 

55V型の4K有機ELテレビがこの価格で手に入るチャンスは、なかなかありません。テレビの購入を検討している人は要チェックです!

ノイキャンイヤホンが約6千円! EarFun「Free Pro」はコスパだけじゃない高性能が魅力

夏はアクティブに体を動かしながら音楽を聴きたくなるシーズンです。本体を防水設計として、スポーツシーンや雨天の日の屋外でも音楽を聴きながら過ごしたい方のために、とても手軽に試せるEarFun(イヤーファン)の完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free 2」と「EarFun Free Pro」をご紹介します。

↑EarFunの完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free 2」(左)と「EarFun Free Pro」(右)をレポートします

 

高い防水性能を備えた「Free 2」と「Free Pro」

EarFun Free 2(以下:Free 2)は本体をIPX7相当の強力な防水仕様とした完全ワイヤレスイヤホンです。装着したまま音楽再生をコントロールできるタッチセンサーを左右の本体に搭載。シングルタップ操作による音量のアップ・ダウンにも対応しています。価格は4999円(税込)と大変お手ごろです。

 

EarFun Free Pro(以下:Free Pro)はコンパクトで軽量な本体にアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載、IPX5相当の防水対応も果たした注目のイヤホン。耳にぴたりとフィットするデザインなので、アクティブに体を動かしながら音楽を楽しみたいシーンにも最適です。本機も5999円(税込)と大変にお手ごろです。

 

aptX対応の高音質な「Free 2」

はじめにFree 2から特徴を詳しく見ていきましょう。本機はとても高い防水性能を備えていますが、外観は日常の音楽リスニング用イヤホンとして気取らずに使えるシンプルなデザインとしています。

↑シンプルなデザインのFree 2

 

イヤホン本体だけでなく、充電ケースも約48グラムと軽くてコンパクト。Qi規格をサポートするワイヤレス充電にも対応しています。イヤホンはフル充電から最大7時間、充電ケースを併用すると最大30時間も持続するバッテリーのスタミナ性能としています。

↑ケースも軽くてコンパクト

 

クアルコムによるBluetoothオーディオの高音質コーデックであるaptX、およびiPhoneのオーディオ性能をフルに引き出せるAACをサポートしたことで、様々なスマホに接続してベストコンディションで音楽再生が楽しめるイヤホンです。

 

Free 2はAndroidスマホやiPhone、その他のポータブルオーディオプレーヤーを含む様々なBluetoothオーディオに対応する音楽再生機器との組み合わせで安定したワイヤレス伝送を実現する「Qualcomm TrueWireless Mirroring」にも対応しています。どんな場所で音楽を聴いても、音途切れやノイズの混入によるストレスがないことも特筆すべき長所です。

 

Amazon Music HDの空間オーディオを聴いてみた

aptX接続に対応するAndroidスマートフォン「Google Pixel 5」でAmazon Music HDの音楽配信サービスの楽曲を聴いてみました。ノラ・ジョーンズのライブアルバム「’Til We Meet Again」の楽曲「Don’t Know Why」では活き活きとしたボーカル、艶やかなピアノの魅力をとてもクリアに浮かび上がらせる解像度の高さを感じさせます。aptX対応を活かして繊細な音の輪郭線を描き、低音再生の反応も鋭く、歯切れのよいリズムがとても心地よく感じられます。5000円前後の同価格帯のワイヤレスイヤホンのなかでは別格といえる音楽再生の高いパフォーマンスを備えています。

↑Free 2はAmazon Music HDの楽曲も高品位に再生できるaptX対応です

 

先日アップルの音楽配信サービスApple Musicに新しく加わった「ドルビーアトモスによる空間オーディオ」はあらゆる無線・有線のヘッドホン・イヤホンで楽しむことができる立体音楽体験です。プレーヤーをiPhone 12 Pro Maxに変えて、Free 2で空間オーディオコンテンツを試しました。

↑Apple Musicで始まった「空間オーディオ」を試聴

 

ビートルズのアルバム「Abbey Road(2019 Mix)」の楽曲「Oh! Darling」はボーカルを中心に置いて、バンドの楽器がワイドに展開。コーラスにゆったりと包み込まれるような没入感が楽しめます。重心の低いベース、バスドラムのキックをズシンと腹の底に響かせるようなFree 2の音の厚みも空間オーディオにとてもよくマッチします。

 

6000円切りでノイズキャンセリング搭載の「Free Pro」

Free Proは筆者が知る最新のアクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホンのなかでも、特にサイズがコンパクトで価格がとてもユーザーフレンドリーです。

↑軽快に持ち運べるFree Pro

 

完全ワイヤレスイヤホンは耳にぴたりとフィットさせて装着状態を安定させるデザインの製品が多いため、元から耳の小さい方は実際に使ってみると耳元でイヤホンが安定しなかったり、イヤーピースによる圧迫感が窮屈で苦手という声を聞くことがあります。なるべく本体サイズの小さなイヤホンを選びたくなるかもしれませんが、実はFree Proのように、シリコン製のスタビライザーを使って外耳のくぼみに本体を固定できる完全ワイヤレスイヤホンの方が、装着後外耳にかかる負担を均等に分散できるため、長時間に渡る音楽リスニングを楽しむ場合に負担をより少なく抑えられる可能性があります。

↑シリコン製のスタビライザーにより耳にしっかりとフィットします

 

ノイキャン性能はハイレベル

Free Proのノイズキャンセリング性能をチェックしてみます。本機も左右の側面にタッチセンサーリモコンを内蔵しています。再生・一時停止は左右のダブルタップ、音量のアップ・ダウンはシングルタップで行います。

 

左側イヤホンの側面を3回続けて素速くタップすると、リスニングモードが「アクティブノイズキャンセリング/外音取り込み/ノーマル」の順に切り替わりながらループします。現在設定されているモードは音声ガイダンスにより確認できます。なお右側イヤホンのリモコンをトリプルタップすると「曲送り」になります。

↑本体側面にタッチセンサーリモコンを内蔵

 

充電ケースがコンパクトなうえ、イヤホン単体でフル充電から約7時間の連続音楽再生を楽しめるスタミナが確保されています。手荷物に入れても余計に場所を取りません。ケースの充電には汎用性の高いUSB-Cケーブルが使えるほか、Qi規格に対応するワイヤレス充電機が使えます。コロナ禍が落ち着いてきた頃には、遠方への出張や旅行に持参するイヤホンとして本機の高いポータビリティが真価を発揮すると思います。

↑Free 2とFree ProはともにQi規格によるワイヤレス充電をサポートします

 

賑やかなカフェで、音楽を再生せずにノイズキャンセリング性能を確かめてみました。イヤーピースによるパッシブな遮音効果も含めて、Free Proのノイズキャンセリングはその効果がすぐにわかるほどハイレベルだと感じました。機能をオンにすると近くで話している人の声が聞こえなくなり、さらに音楽再生を始めると店内BGMを気にすることなく深く音楽再生に入り込めます。本機を装着して電車にも乗ってみました。強めの交通ノイズに対しても高い遮音性能を確保しているので、音楽や動画再生の音声がとてもクリアに聞こえます。

 

Free ProはBluetoothのオーディオコーデックとして、iPhoneの実力をフルに引き出せるAACとSBCをサポートしています。Apple Musicの「空間オーディオ」に対応するコンテンツを再生してみると、先に聴いたFree 2よりも、Free Proはさらにタイトで量感の豊かなベースを特徴としていました。

↑Apple Musicの空間オーディオも充実の再現力

 

クリアで鮮やかな中高域の印象がとても強いFree 2に対して、音のつながりがよくスムーズな一体感で魅了するFree Pro。各モデルの持ち味が搭載する機能の違いだけでなく、サウンドの面からもしっかりと感じられるキャラクターの立ったワイヤレスイヤホンです。両方買っても損はないのでは?

 

モバイルゲーミングに違いを実感できる低遅延モード搭載

今回レポートしたEarFunのFree 2、Free ProはともにBluetoothによるワイヤレス音声伝送の遅延を抑える「低遅延モード」を搭載しています。左側イヤホンのタッチセンサーリモコンに2秒間指を添えると音声ガイダンスが鳴り、モードを切り替えたことを知らせてくれます。

↑モバイルゲーミングが快適に楽しめる低遅延モードも搭載しています

 

Google Pixel 5にそれぞれのイヤホンを接続して、簡易なキーボードによる演奏が楽しめる音楽ゲームアプリで低遅延性能を確かめてみました。低遅延モードをオフの状態からオンに切り替えると、アプリのキーボードをタップした瞬間にほぼ遅れることなく音が聞こえてきます。より画面の大きなタブレットと組み合わせれば、本物の楽器に近い演奏が楽しめてしまうかもしれません。

 

エントリー価格のワイヤレスイヤホンにもできることの限界がないことを、EarFunの製品にはユーザーに思い知らせてくれるでしょう。今後も最先端のトレンドを柔軟に取り込みながら進化を続けるブランドとしてEarFunは要チェックです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

やっぱ有線は1本持っておきたいよね! Lightningで使える手頃な有線イヤホン

完全ワイヤレスイヤホン全盛の時代ですが、完全ワイヤレスを使っていて気になるのは、やはり遅延や、不安定なBluetooth接続。とはいえ、近年発表されているiPhoneには、イヤホンを挿せる3.5mmステレオミニジャックが搭載されていません。

 

6月16日にオウルテックが発売したステレオイヤホン「OWL-EPLT02」は、Lightningコネクタを搭載したiPhone、iPad、iPodで利用できる有線イヤホンです。価格は3580円(税込)。

↑OWL-EPLT02

 

同製品は、完全ワイヤレス使用時の、音の遅延や、人が多い場所でBluetoothの途切れが気になるといった声から生まれたイヤホン。Lightningコネクタに直接挿して利用するので、こうした問題を気にせず動画やゲームを楽しめます。また、セミオープンタイプで耳に負担がかかりにくく、長時間使っても疲れにくい構造になっています。

 

「在宅が増えた点や、動画視聴が増えているなか、安価な完全ワイヤレスでは遅延を起こしてしまい満足に動画を見られない……という声を受け、低価格帯完全ワイヤレスと同等の価格で、本体充電不要のイヤホンを作りました」(オウルテック担当者/以下同)

 

ケーブルにリモコンマイクを搭載しており、ハンズフリー通話やビデオ会議にも使用可能。周りの音が拾えるセミオープンタイプなので、在宅勤務中に使っても、家族の呼ぶ声や玄関のチャイムなどが聞こえます。

↑リモコンボタン操作一覧

 

カラバリ展開はブラック、ホワイト、ピンク、ベージュの4種類。

 

「白黒のほか、ピンクやベージュといった、ユニセックスに使える色をラインナップしました。特にピンク、ベージュは色味を出すため、何度もやり直しを繰り返して完成させました。カラバリだけでなく、Apple純正製品の意匠に引っかからないよう、イヤーピースの形状も工夫しています」

↑OWL-EPLT02(ピンク)

 

同製品はLightning直挿しで別売りのアダプタなども必要なく、充電なしですぐ使えて、遅延や途切れもない、有線イヤホンのメリットを最大限享受できるアイテムといえます。

 

音楽ゲームだけでなく、どんなゲームでも“音ズレ”は気持ち悪く感じてしまうものです。スマホゲームで“絶対負けられないとき”から“黙々と入り込みたいとき”まで、強力な相棒となってくれるでしょう!

「Apple Music」の空間オーディオに対応したBeatsの完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」

アップルは6月15日、「Beats by Dr. Dre」ブランドから完全ワイヤレスイヤホン「Beats Studio Buds」を発表。発売は今夏としており、価格は1万7800円(税込)です。

 

Beats Studio Budsは、音楽を聴く、映画をストリーミングする、友人と通話するといった幅広いシチュエーションにおける、優れたオーディオ再生と快適さの実現を重視して設計したとうたうモデル。2枚の振動板を採用した独自の8.2mmドライバーを搭載しており、パワフルかつバランスのとれた音響を実現したとしています。

 

また、空間オーディオに対応するため、定額制音楽配信サービス「Apple Music」に加入していれば、臨場感あふれるサウンドを楽しめるそうです。

 

さらに、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを搭載。アクティブノイズキャンセリングは、風切音や周囲の音を遮断しながら、クリアなサウンドを実現しています。一方の外部音取り込みモードは、イヤホンに内蔵されたマイクから取り込まれた周囲の音を聴きながら、音楽を楽しめます。

 

バッテリーは、最大8時間の連続再生が可能。また、充電ケースと合わせれば、最大24時間再生できます。なお、急速充電に対応しており、5分の充電で最大1時間の再生が可能です。

音楽ライブを見てNUARLの豪華イヤホンをもらおう! 新たな音楽配信ライブ「BACK TO STAGE」6/17(木)開催

エム・ティ・アイ株式会社は、イヤホンブランド「NUARL(ヌアール)」を通じて開催する「BACK TO STAGE ONLINE LIVE supported by NUARL」の第2弾を、2021年6月17日 (木)に配信します(19時スタート予定)。

 

本ライブは、コロナ禍の影響により大きな打撃を受けた音楽業界への貢献を目的に、ミュージシャンの「原点に迫る」プログラムをコンセプトにしています。アーティストの結成初期の楽曲演奏や、影響を受けた楽曲のカバー、オリジナルのアコースティックセットなど、このライブでしか見られないアーティストの「原点」に触れられる配信ライブです(演目は予定)。

 

ライブ視聴者限定にイヤホンプレゼントのスペシャルキャンペーン実施

本ライブ最大の特徴は、NUARLが主催ということでライブを最後まで見ると、視聴者に豪華イヤホンをプレゼントするスペシャルキャンペーンがあること!応募方法は、当日の配信ライブ内で発表とのことです。

 

【無料配信URL】NUARL YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=y-9JdkT_UTg

 

 

 

イヤホンブランドが主催ということで最新ガジェットが好きな人から、各アーティストのファンも注目のスペシャルライブ、6/17(木)の配信を見逃さないようにしましょう!

 

■出演アーティスト・プロフィール

ミツメ

↑2009年、東京にて結成。4人組のバンド。2021年3月にアルバム「Ⅵ」をリリース。国内のほか、インドネシア、中国、台湾、韓国、タイ、アメリカなど海外へもツアーを行い、活動の場を広げている。オーソドックスなバンド編成ながら、各々が担当のパートにとらわれずに自由な楽曲を発表。そのときの気分でいろいろなことにチャレンジしている

 

古舘佑太郎

↑2017年、バンド「2」(ツー)を結成し、ボーカル・ギターを担当。 音楽活動の一方、NHK連続ドラマ小説「ひよっこ」に出演、映画「いちごの唄」では主演を務め、役者としても活動

 

松本素生(GOING UNDER GROUND)

↑ロックバンド「GOING UNDER GROUND」のボーカル・ギター。埼玉県桶川市出身、血液型A型。同バンドの楽曲の多くを作詞・作曲するほか、THE COLLECTORS、KinKi Kids、V6、藤井フミヤ、中村雅俊、松たか子、MEG、メロン記念日、ベイビーレイズ、amiinAなど幅広いアーティストに楽曲提供(一部作詞のみ)を行うなど、日本の音楽シーンで精力的に活動中

 

 

■ライブ配信要項

【配信日時】6/17(木)19:00スタート予定  <終了予定21:30頃>

【参加ミュージシャン】ミツメ、古舘佑太郎、松本素生(GOING UNDER GROUND)

【無料配信URL】NUARL YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/watch?v=y-9JdkT_UTg

意欲作が続々登場!注目の新作AV&デジタル機器10選

夏を前にして各社から新製品が続々リリース。今回は、その中でも特に注目すべきスマホ、完全ワイヤレスイヤホンから最先端ガジェットまでを一挙紹介。これまでにない意欲作が続々登場してきた!

※こちらは「GetNavi」 2021年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がチェックしました!】

テクニカルライター

湯浅顕人さん

オーディオからガジェット、アウトドアツールまで精通。アクティブにアイテムを活用する。

 

【その1】カメラもオーディオも極めた5Gフラッグシップスマホ

Androidスマホ

ソニー

Xperia 1 III

価格未定

6月中旬以降発売

世界初の可変式望遠レンズを含むトリプルカメラを搭載した旗艦機。新構造のスピーカーは最大音圧が向上し、映画や音楽を高い臨場感で再現する。21:9の4Kディスプレイは120Hz駆動&最大240Hzのタッチ検出に対応しており、ゲームも快適だ。

SPEC ●ディスプレイ:6.5インチ有機EL●CPU:Snapdragon 888●RAM/ROM:12GB/256GB●防塵/防水:IPX5/IPX8/IP6X●バッテリー:4500mAh●サイズ/質量:W71×H165×D8.2mm/188g

 

↑3.5mmステレオ端子を搭載するほか、最大音圧が40%向上したステレオスピーカーも装備。立体音響技術「360 Reality Audio」にも対応する

 

↑カメラアプリはシャッタースピードやISO感度などを設定可能な「Photography Pro」に一本化。設定の簡単な「BASIC」モードも備えている

 

【プロのインプレ!】広角から望遠まで撮影意図を反映できるカメラ性能がスゴい

「特筆すべきは広角16mmから望遠105mmまでカバーするカメラまわりの豪華さ。素早く正確なAFや低照度撮影の美しさ、さらに多機能な撮影アプリを備え、その性能は群を抜きます」(湯浅さん)

 

↑最下段に屈曲光学系を採用した望遠レンズを搭載。焦点距離を70mmと105mmの2段階で切り替えられる本格仕様だ

 

【その2】首元の熱を吸収する「着るエアコン」が進化!

ウェアラブルサーモデバイス

ソニー

Reon Pocket 2

実売価格1万4850円

ステンレススチール製の金属部を首筋に当てて冷やしたり温めたりできるデバイス。熱を吸収する電子部品「ペルチェ素子」を利用しており、この第2世代では従来比最大2倍の吸熱性能を実現した。新たに耐水・耐汗構造となり、モバイルバッテリーに接続したまま使える。

SPEC ●充電時間:約2.5時間●電池持続時間:COOL/約4時間(レベル1)~約1.5時間(レベル4)、WARM/約4時間(レベル1)~約2時間(レベル4)●使用温度範囲:5℃~40℃●サイズ/質量:W54×H20×D16mm/92g

 

↑別売のネックバンド(実売価格1480円)も用意。冷温部が首元にしっかり密着するフィット性の高い素材で、15gと軽い

 

↑専用アプリでは冷たさ・温かさのレベルをそれぞれ4段階から選ぶことが可能。冷温部の温度チェックや電源操作もできる

 

【プロのインプレ!】性能アップに加え対応ウエアが増えてさらに使いやすく

「冷感素材ではなく、実際に熱を吸収して体表面温度を下げてくれるのが魅力。従来は専用肌着と併せて使う必要がありましたが、ネックバンドが登場したことで使いやすさがアップ。さらに、アパレルメーカーからも対応ウエアが続々登場中です」(湯浅さん)

 

↑対応Tシャツは、セレクトショップ「エストネーション」などで販売中。いずれも首元に本製品の格納ポケットを備え、自然に装着できる

 

【その3】マグネットでiPhoneに固定できる新機軸バッテリー

モバイルバッテリー

Anker

PowerCore Magnetic 5000

実売価格3990円

容量5000mAhのモバイルバッテリー。最新iPhoneで採用されたMagSafeに対応しており、本体をしっかり固定して充電できる。USB Type-C端子を経由して各種機器への高速給電も可能。バッテリー本体の充電もUSB Type-Cケーブルで行う。

SPEC ●容量:5000mAh●USB Type-C入力:5V/2.2A(最大11W)●USB Type-C出力:5V/2A(最大10W)●ワイヤレス出力:5W●サイズ/質量:W93×H63×D16mm/133g

 

↑マグネット式ワイヤレス充電は、iPhone 12シリーズが対応。iPhone 12へは約3時間で最大95%まで充電可能だ(Anker調べ)

 

↑ケースがMagSafe対応なら、装着した状態でもそのままワイヤレス充電可能。いちいちケースを取り外す必要がない

 

【プロのインプレ!】薄型バッテリーで装着しながらでも端末を操作しやすい

「薄さ16mmのスリム仕様で、マグネット式ワイヤレス充電をしたままでもiPhoneを保持しやすいのがうれしい。ワイヤレス充電時に気になる、温度管理や過充電保護、異物検知といった安全機能をしっかりと備えた点は、さすがのAnker製品です」(湯浅さん)

 

↑ワイヤレス充電しつつiPhoneを使えるのが◎。強力なマグネットと滑り止めに加え、握りやすい形状のため片手でも安定して操作できる

 

【その4】後方カメラで追突事故もしっかり記録する

ドライブレコーダー

パイオニア

VREC-DH300D

実売価格2万5980円

前後2つのカメラと3.0型モニターからなるドライブレコーダー。衝撃検知時の録画は別フォルダに保存され、GPSで録画時の位置も記録してくれる。高感度な「STARVIS」搭載のCMOSセンサーで、暗い場所でも鮮明に撮影可能だ。

SPEC ●画素数:約370万(本体)、約200万(リア)●画角:水平112度、垂直60度(本体)/水平105度、垂直55度(リア)●サイズ/質量:W90.5×H101.9×D36mm/125g(本体)

 

↑操作メニューの画面位置は、側面の操作ボタンと連携している。大画面とあいまって、夜間でも操作しやすい

 

【プロのインプレ!】「記録の死角」を大幅に減らせる!

「車両事故で多くの割合を占める追突事故では、ドラレコがあっても後方カメラがないと意味がありません。本機は後方カメラもF1.8の明るいレンズと高感度イメージセンサーを搭載しているので安心できます」(湯浅さん)

 

↑高感度録画機能「ナイトサイト」に対応。スモークのリアガラス越しでも明るく撮れる

 

【その5】デザインを妥協したくない人に最適な健康管理トラッカー

スマートウオッチ

Fitbit

Fitbit Luxe

実売価格1万7990円

心拍数や体温、睡眠状態といった身体情報や、ウォーキングやサイクリングなどの運動量を記録できるスマートウオッチ。アプリと組み合わせ、健康状態の分析も可能。ガイドに従って行うリラックスできる呼吸セッションも用意する。

SPEC ●ディスプレイ:カラー有機EL●計測項目:呼吸数、安静時心拍数、心拍変動ほか●バッテリー持続時間:5日間●耐水性能:50m●サイズ/質量:W17.5×H36.3×D10.2mm/26.2g

 

↑ジュエリーのような輝きを持つ本体。金属射出成形デザインと金属気化技術で実現した

 

↑心拍数表示。有機ELディスプレイにより、明るい屋外でもしっかりと視認できる

 

【プロのインプレ!】男女も場面も問わずにいつでも身に着けていられる

「身体や活動の記録をとるトラッカーは、できれば24時間身に着けていたいもの。高品位なデザインのFitbit Luxeは、フォーマルでもカジュアルでもマッチ。シリコンベルトも装着感が良く、自宅でもずっと着けていられます」(湯浅さん)

 

↑スタイリッシュな外観で、様々なファッションに合わせられる。写真はブラック/グラファイトだ

 

【その6】一台置くだけで立体的な音響空間を創出

ワイヤレススピーカー

ソニー

SRS-RA5000

実売価格6万6000円

7基のユニットを搭載したワイヤレススピーカー。「360 Reality Audio」対応の配信サイトで対応コンテンツを再生すると、周囲360度と上方向から音が聴こえ、部屋のどこにいても音に包まれる感覚を味わえる。

SPEC ●スピーカー口径:約4mm(上向き)×3、約46mm(ミッド)×3、約70mm(サブウーファー)×1●方式:密閉型(上向き、ミッド)、バスレフ型(サブウーファー)●サイズ/質量:W235×H329×D225mm/4900g

 

↑入力切り替えボタン。Wi-Fi(音楽配信サイト)、Bluetooth、有線(ステレオミニ端子)の各接続を切り替えられる

 

↑スマホから本体設定や配信サイトの選択が可能。Amazon Music HDに「360 Reality Audio」対応の音源がある

 

【プロのインプレ!】多数のスピーカーやケーブルを使わずに立体音響を楽しめる

「周囲に多数のスピーカーを設置しなくても、一台置くだけで立体音響が楽しめるのは便利。映画などを6.1chサラウンドで視聴するような使い方はできませんが、2chの音源でも音場を広げてくれる『Immersive AE』機能を備えており、臨場感は十分優れています」(湯浅さん)

 

↑設置例。上方と水平方向に設置されたスピーカーが、反響も利用して立体音響を実現。部屋の形状に合わせて設定を最適化する機能もあり

 

【その7】左右が自動認識で切り替わり手探りでもサッと装着!

ワイヤレスイヤホン

EARIN

A-3

2万7800円

左右独立のワイヤレスイヤホン。耳にフィットするデザインで、長時間の装着でも快適。IP52の防塵・防水に対応する。充電はケースに装着して行い、USB Type-Cとワイヤレス充電を利用できる。4つのマイクでノイズレス通話も可能だ。

SPEC ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz●ドライバー型式:ダイナミック型●充電時間:1.5時間●最大再生時間:5時間●本体質量:3.5g(片方)

 

↑イヤーチップのないオープンタイプのため、非常にコンパクト。それでいてドライバーは14.3mmと大口径で、迫力のあるサウンドを楽しめる

 

↑耳にフィットするデザイン。左右ともにタッチセンサーを装備し、ダブルタップや長押しによって再生・停止などの操作が可能

 

【プロのインプレ!】左右自動認識で着脱が頻繁でもストレスフリー!

「2つのユニットに左右の区別がなく、装着すると配置が自動認識されて左右が割り当てられます。装着時にいちいち左右を確認しなくて済むのは本当に便利で、レジでの会計時などちょっとイヤホンを外すときなどで快適さを実感します」(湯浅さん)

 

↑バッテリーを内蔵したケース。充電時も左右を区別せずに収納できる。本体とケースを併用すると、3時間の充電で最大30時間の使用が可能だ

 

【その8】フォーマルとアクティブを2種類のストラップで使い分け

スマートウオッチ

OPPO

OPPO Band Style

実売価格4480円

心拍数や運動量などを記録するデバイス。ストラップはフォーマルな場にも合うスタイルタイプと、ワークアウト時などに使えるスポーツタイプの2種類が付属する。スマホと連携し、通知の確認や曲再生の操作なども可能。

SPEC ●ディスプレイ:1.1インチ有機EL(126×294ドット)●防水:5気圧●サイズ/質量:W40.4×H17.6mm(ストラップ幅11.45mm)/10.3g

 

↑文字盤の切り替えが可能。初期設定の5種類のほか、スマホアプリ経由で40種類以上を選択できる

 

↑スタイルストラップは付けたままで充電できる。最長12日間の使用が可能

 

【プロのインプレ!】この価格で“全部入り”に近い機能の充実ぶり

「基本的な機能に加え、新型コロナ対策で話題の血中酸素レベル測定や、サイクリングや水泳など12種類のスポーツモード、カメラコントロールなど機能が満載。どんな服装にもマッチする洒落たデザインも魅力です」(湯浅さん)

 

↑専用アプリ「HeyTap Health」。取得したデータの履歴を表示・分析できるほか、本体の設定も可能

 

【その9】暑く蒸れがちなマスク内の空気を循環させる

マスク取り付け型ファン

ライフオンプロダクツ

PRISMATE マスクエアーファン

1760円

マスクに取り付け、内部の空気を循環させるファン。本体には抗菌加工が施され、抗菌率99.9%を実現する。連続動作の通常運転モードと、間引き運転のリズムモードの2通りを備え、ダブルクリック方式の電源で誤作動を防止できる。

SPEC ●充電時間:5時間●連続使用可能時間:3.5時間(リズムモード使用時)●バッテリー容量:250mAh●消費電力:0.5W●サイズ/質量:W35×H18×D73mm/22g

 

↑装着例。本体はマスク内に隠れ、外から見えるのはクリップ部だけなので、目立ちにくくスマートだ

 

【プロのインプレ!】これからの季節少しでもマスクを快適に使いたい!

「本機を使えば、暑い夏でもマスクの着用が楽になります。マスク一体型ではないので、好みのマスクと組み合わせて使えるのが魅力的です。なお黒系のマスクを使いたい人には、オフィシャルストア限定でダークグレーも用意されています」(湯浅さん)

 

↑体表温度の違い(メーカー調べ)。ファン使用中は、未使用時に比べてマスク内の温度が大幅に下がっている

 

【その10】スマホの画面で耳の中が見えるハイテク耳かき

耳かき

ライフサイド

MieRu

実売価格7580円

先端に超小型レンズを装備した耳かき。耳穴内の映像をスマホでリアルタイム表示可能。先端のイヤースプーンは付け替え可能で、大人用・子ども用・360度環状が2本ずつ付属する。自動温度制御や鼓膜接近アラームなど、安全性にも配慮。

SPEC ●解像度:500万ピクセル●計測精度:0.02cm●フル充電時間:1.5時間●フル充電使用時間:約90分●サイズ/質量:W150×H30×D20mm/32g

 

↑先端部。耳穴内を明るく照らすLEDやCMOSレンズ、AIチップなどの超小型パーツが配置されている

 

↑スタイリッシュな収納ケースが付属。イヤースプーンも一緒に収納しておくことができ、紛失しにくい

 

【プロのインプレ!】耳穴の様子が詳細にわかって興味深い

「注意深さを必要とする耳掃除。本機は耳穴内とイヤースプーンの先端部分を360度のパノラマ映像で確認できます。3種類のイヤースプーンが2本ずつ付属しているため、家族でイヤースプーンを使い分けることも可能です」(湯浅さん)

 

↑スマホの「Time siso」アプリ。リアルタイム表示のほか、静止画や動画での記録も行える

大画面4K液晶テレビが当たる! ハイセンスが「EURO2020」開催キャンペーン実施

ハイセンスは、6月に開幕する欧州のサッカー大会「UEFA EURO 2020」の公式スポンサーとして、開催を記念したTwitterキャンペーンを6月11日にスタートしました。

 

「UEFA EURO 2020」は、ヨーロッパ各国の代表チームによって争われるサッカーの大会で、今回で16回目の開催となります。もともとは2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症がヨーロッパで深刻に広がったため、2021年に延期となっていました。

 

今回のキャンペーンでは、ハイセンスジャパン公式のTwitterアカウント「Hisense Japan (@hisense_japan)」をフォロー&リツイートすることで参加可能。さらに、#YourHomeYourStadlumをつけてクイズに答えると、当選確率がアップします。

 

プレゼントは、ハイセンスの75型4K液晶テレビ「75A6G」が1名に当たるほか、オリジナルサッカーボール(30名)やキーフォルダー(50名)も用意されています。

↑75型の4K液晶テレビ「75A6G」

 

Twitterから気軽に参加できるプレゼントキャンペーンとなっていますので、ぜひ同社の公式アカウントをチェックしてみて下さい。

耳をふさがないイヤホンに完全ワイヤレスモデル登場、アクセサリー感覚で使える

ambieは6月10日、耳をふさがないイヤホン「ambie sound earcuffs」の新モデルとして、完全ワイヤレスイヤホン「TW-01」を発表。今夏に発売としています。なお、6月10日から予約受け付けを開始しており、価格は1万5000円(税込み)です。

 

ambieは耳をふさがないイヤホンを2017年に発売。リモートワークが定着した最近では、「オンライン会議での耳ストレスが減った」「家族と同じ空間にいても好きな音楽を楽しむことができる」など、ユーザーから高い評価を得ているとしています。

 

TW-01は耳をふさがないで使える完全ワイヤレスイヤホン。イヤーカフのようなデザインになっており、アクセサリー感覚で耳に装着して使うことができます。また、国内の完全ワイヤレスオープンイヤー型イヤホンとしては最小・最軽量をうたう、本体サイズ20.9×27.9×14.1mm、重量片耳4.2gを実現しています。

 

このほかスペックは、コーデックはSBC/AACに対応、最大連続再生時間は約6時間、防水性能はIPX5等級となっています。なお、カラバリはブラックとホワイトの2色展開です。

18時間再生で日中充電いらず、AVIOTからノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01t」登場

プレシードジャパンは6月10日、「AVIOT」ブランドからノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01t」を発表。6月30日に発売します。価格は1万890円(税込み)で、6月10日の10時から予約受け付けを開始しています。

 

TE-D01tは、イヤホン本体にエルゴノミクスデザインを採用し、物理的にノイズの遮断を実現したうえ、左右に2基ずつのノイズキャンセリング向けマイクを搭載。これにより、最大50dBのノイズを低減させることができるとしています。

 

ドライバーは10mm径のダイナミック型を搭載し、楽曲が忠実かつ心地良く響くよう設計したとのこと。なお、コーデックはSBC/AACに対応しています。

 

バッテリーは、イヤホン単体で最大18時間の連続再生が可能。さらに、充電ケースと合わせれば、最大60時間再生することができます。これに加えて、充電ケースは15分で約3時間音楽を再生できる容量まで充電できる、急速充電に対応しています。

 

このほか、イヤホンに搭載されたマイクによる通話、IPX4規格の防水などに対応。また、専用スマホアプリ「AVIOT SOUND ME」でイコライザー設定やノイズキャンセリング設定などをカスタマイズできます。なお、カラバリはNavy/Black/White/Redの4色をそろえています。

6000円台でゲーム内の足音を聞き取れるゲーミング向けイヤホンがロジクールから発売

ロジクールは6月8日、ゲーミングブランド「ASTRO Gaming」から、密閉型のゲーミング用イヤホン「ASTRO A03 インイヤーモニター」を発売。価格は6050円(税込み)です。

 

ASTRO Gamingは、デザイン性と高性能を両立させたヘッドセットやアンプなどを提供しているブランド。ASTRO A03 インイヤーモニターは、ブランド初のゲーミングイヤホンという位置付けで発売します。

 

イヤホンには、低音用と中高音用のダイナミックドライバーを搭載。2基のドライバーにより、ゲーム内の足音などの詳細を聞き取ることができ、没入感をより高められるとしています。また、ゲーム用にチューニングされたオーディオシステム「ASTRO Audio V2」を採用。これにより、明瞭な高音、クリアな中音、引き締まった歪みのない低音を、バランスの取れた解像度で再生可能とのこと。

 

イヤホンのボディにはアルミニウムを使用しており、強度を高めているほか、絡まりにくい構造のフラットケーブルを採用。バッグやポケットの中に乱雑に入れても、すぐにイヤホンをほどいてゲームを始められるとしています。なお、ケーブルのリモコン部にはマイクを搭載し、ボイスチャットなども楽しめます。

 

このほか、SMLの3種類のイヤーチップが付属。自分の耳に合わせてフィット感を変えることができます。

進化したソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」はここがすごい

ソニーは、完全ワイヤレスイヤホンのハイエンドモデル「WF-1000XM4」を6月25日に発売します。カラーはブラックとプラチナシルバーの2色。実売予想価格は3万3000円前後です。

↑WF-1000XM4(ブラック)

 

↑WF-1000XM4(プラチナシルバー)

 

WF-1000XM4は、「WF-1000X」シリーズの4代目となるモデル。2019年に発売された前モデル「WF-1000XM3」と比較すると、デザインから中身までフルリニューアルされています。

 

まず目を惹くのが、充電ケースおよびイヤホンのサイズが大幅に小さくなったこと。充電ケースはバッテリーを小型化したことで前モデル比で約40%コンパクトに。イヤホンも約10%小さくなっています。ケースが自立できるようになったのも地味にうれしいポイントです。

↑左が前モデルWF-1000XM3の充電ケース。約40%コンパクトに

 

↑上から見るとこんな感じ。M4はケースが自立します

 

また、イヤホンのデザインもこれまでのWF-1000X~1000XM3まで3代続いたデザインから大きく変わり、丸みのあるデザインになっています。これにより、装着時に正面から見たときの耳からの出っ張りを抑え、よりスマートに装着できるとのこと。

↑WF-1000XM4のイヤホン

 

↑手前が前モデルM3のイヤホン。形状が大きく変わっているのがわかります

 

従来デザインでは、耳に接触する3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」という構造を採用していましたが、1000XM4では接触面積を増やして面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を新たに採用しています。

 

さすがソニーのハイエンドと唸るノイキャン&音質

WF-1000Xシリーズといえば、ソニーが誇るノイズキャンセリング機能が特徴ですが、1000XM4ではもちろんその効果が強化されています。新たに「統合プロセッサーV1」を採用したことで、より高速なノイズ処理が可能となり、特に高音域でのノイキャン性能が向上しているとのこと。

 

↑統合プロセッサーV1

 

この「統合プロセッサーV1」は音声信号の処理やBluetooth信号の処理も行っており、より省電力で安定したワイヤレス接続の実現にも寄与しています。

 

また、1000XM4の大きなトピックとして、同社の完全ワイヤレスイヤホンとしては初めて、高音質ワイヤレスコーデック「LDAC」に対応しました。これにより、ハイレゾ音源などの高品質な音源データをハイレゾ相当のクオリティで楽しむことができます。

 

また、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当に補完する独自の高音質化技術「DSEE Extreme」も備えているので、音楽ストリーミングサービスやネット動画の音なども高音質で楽しめます。

 

Editor’s Eye

発売前に前モデルWF-1000XM3と並べてその性能を試させて頂いたところ、ノイズキャンセリング性能が大きく進化していることが実感できました。ノイズ環境として、「飛行機の機内」と「カフェのような賑やかな場所」の騒音を再現した空間で試しましたが、特にカフェ環境では人の声や食器のカチャカチャ鳴る音がかなり抑えられていると感じました。

また、イヤーピースが新たにフォームタイプのものに変わったことで、パッシブな遮音性が高まっていることもノイキャン効果の向上に寄与しています。ノイキャン完全ワイヤレスの決定版といっても過言ではない高い消音性能でしょう。

音質についても、LDAC接続時には情報量の多さが感じられ、ハイレゾ音源を再生すると「ああ、ハイレゾの音だ」と一聴してわかるほどの違いを感じることができました。いまではワイヤレス製品がコモディティ化して、低価格のモデルでもかなり音質がこなれてきましたが、それらとは一線を画す音のよさで、さすがソニーのハイエンドモデルだな、と納得のいく音質に仕上がっています。

完全ワイヤレスイヤホンでも音にこだわりたい、という方にぜひ試して頂きたいですね。

 

需要の高いマイク機能も強化

また、近年ではオンライン会議などの需要の増加に伴い、ワイヤレスイヤホンのマイク機能を利用することが増えていますが、WF-1000XM4では、4つのマイクとセンサーを駆使した「高精度ボイスピックアップテクノロジー」により、自分の発した声をしっかり拾ってクリアな通話を実現しています。

 

さらに、先行するワイヤレスヘッドホンWH-1000XM4で搭載された「スピーク・トゥ・チャット」機能も備わっており、自分の声を判別して自動で音楽を一時停止し外音取り込みモードに変えるので、イヤホンをつけたまま自然な会話が可能です。

 

連続再生時間はイヤホンのみで最大約8時間、充電ケース併用で最大約24時間。急速充電に対応し、約5分の充電で約60分使用できます。充電端子はUSB Type-C。Qi規格のワイヤレス充電にも対応しています(充電ケースのみ)。BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACをサポート。

 

パッケージは環境に配慮し、竹、さとうきび、市場で回収したリサイクル紙を由来とするソニー独自開発のオリジナルブレンドマテリアルを使用。ソニーから発売するヘッドホンのパッケージとして初めてプラスチックを全廃した包装を実現しています。

↑プラスチックフリーのパッケージを採用

 

ソニーらしい先進の機能性と、LDAC対応による高音質なサウンドを兼ね備えた、まさにハイエンドな完全ワイヤレスイヤホンは、2021年の注目モデルになること間違いなし! ぜひソニーストアやお近くの店頭で試してみて下さい。

 

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上質なデザインで思わず手に取りたくなるミラーレス一眼「OLYMPUS PEN E-P7」

OMデジタルソリューションズは6月9日、マイクロフォーサーズシステム規格のミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN E-P7」を発表。6月25日に発売します。ヨドバシ.comでの価格は、ボディが9万3500円(税込み)、レンズキットが10万7800円(税込み)です。

 

OLYMPUS PEN E-P7は、2021年1月に事業を開始したOMデジタルソリューションズが初めて市場に投入するカメラです。OLYMPUS PENシリーズの特徴であるシンプルかつ上質なデザインを追求。フロントとリアのダイヤルにはアルミ削り出しのパーツを採用するなど、細部のディテールまで作り込まれています。

 

また、ボディの重量は337g、標準ズームレンズと組み合わせても430gと軽量に仕上がっています。

 

イメージセンサーは、有効画素数約2030万画素のLive MOS センサーを搭載するほか、高速処理が可能な画像処理エンジン「TruePic VIII」も採用。さらに、ボディー内5軸手ぶれ補正を搭載しており、とっさに構えてシャッターを切るようなストリートスナップといった撮影でもぶれない高画質を楽しめるとしています。

 

また、12の彩度と、シェーディングやハイライト&シャドウを細かく調整できる「カラープロファイルコントロール」や、モノクロ写真に欠かせないカラーフィルター効果や粒状フィルム効果などを設定できる「モノクロプロファイルコントロール」を搭載。これにより、クリエイティブな写真表現を楽しめるとのこと。なお、ボディー前面には、カメラを構えたままでプロファイルコントロールに切り替えられる専用のスイッチを備えています。

高音質なストリーミングサービス「Amazon Music HD」が追加料金なしで利用可能に

アマゾンジャパンは6月9日、定額制音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」の加入者を対象に、高音質な音楽ストリーミングサービス「Amazon Music HD」を追加料金なしで提供すると発表しました。

 

Amazon Music HDは、7500万以上の楽曲を16bit/44.1kHzの、CDと同等品質で再生が可能なストリーミングサービス。また、700万以上の楽曲は24bit/192kHzの、CDよりも高解像度でストリーミング再生が可能です。

 

これまでAmazon Music HDを利用する場合、Amazon Music Unlimitedの「個人プラン」(税込みで月額980円、プライム会員であれば税込みで月額780円)「ファミリープラン」(税込みで月額1480円)に加入しているユーザーは、月額1000円(税込み)の追加料金が必要でした。

 

しかし、今後はAmazon Music Unlimitedの「個人プラン」「ファミリープラン」の新規および既存の加入者は、追加料金なしで簡単にAmazon Music HDにアップグレードできます。なお、1台のAmazon Echo端末またはFire TVデバイスで利用できる月額380円(税込み)の「ワンデバイスプラン」と月額480円の「学生プラン」は対象外となります。

 

アップルが5月に定額制音楽配信サービス「Apple Music」でロスレスオーディオに対応すると発表がありましたが、今回のアマゾンジャパンの発表は、それに追随した形です。ほかのストリーミングサービスも続くのかに注目したいところですね。

今回もコスパが高い、JPRiDEからワンランク上の完全ワイヤレスイヤホンなど2機種

エムピートレーディングは6月4日、オーディオブランド「JPRiDE」から、完全ワイヤレスイヤホン「Premium TWS-520 MK2」と「TWS-335」を発売しました。価格はPremium TWS-520 MK2が5980円(Amazonでの価格、税込み)、TWS-335が3500円前後(市場想定価格、税込み)です。

 

JPRiDEは、ハイブランドの音質とクオリティを低価格で実現し、コストパフォーマンスの高さからECサイトなどで人気を集めるオーディオブランド。今回発売したPremium TWS-520 MK2は、ベストセラーモデル「TWS-520」をベースに開発された第二世代モデルにあたります。いっぽうのTWS-335は、コストパフォーマンスを追求したエントリーモデルです。

 

Premium TWS-520 MK2は、独自で開発した6mm径のダイナミック型ドライバーや、不要な振動を抑える高剛性ハウジングを採用し、重厚な重低音と透明感の高い中高音を実現したモデルです。また、コーデックはAAC/aptX/SBCに対応。ワンランク上のクオリティを求めるユーザーのためにラインアップした、オーディオ品質のサウンドを楽しめるモデルとしています。

 

さらに、左右のイヤホンにノイズリダクション用のマイクを2基ずつ搭載。近距離で検出した音声を分析してノイズを減衰させ、通話相手にクリアで聞き取りやすい音声を伝える「ENCノイズリダクション」機能を採用しています。

 

本体サイズは幅20×奥行き24×高さ37mmで、重量はイヤホン片方につき約4g。充電ポートはUSB Type-Cを採用し、最大再生時間はイヤホン単体で6時間、付属の充電ケースを合わせると最大25時間となっています。

 

TWS-335は、JPRiDEの中ではコンパクト設計のモデル。本体サイズは幅18×奥行き12×高さ23mmで、重量はイヤホン片方につき約4.5gを実現しています。

 

また、周囲の電波状況や左右のイヤホンのバッテリー残量などを考慮し、左右のイヤホンが自動で親機に切り替わる「マスター・スレーブ動的スイッチ」を搭載。接続が安定しやすくなったり、再生時間が向上したりするうえ、左右のイヤホンどちらでも単独で使用可能になります。このほか、通話用のノイズキャンセリング機能も搭載しています。

 

ドライバーは7mm径のダイナミック型で、対応コーデックはAAC/SBC。充電ポートはUSB Type-Cを採用し、最大再生時間はイヤホン単体で5時間、付属の充電ケースを合わせると最大20時間となっています。

高級モデルが期間限定15%オフ、Jabraのノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 85t」がお得に

GNオーディオジャパンは6月3日、アクティブノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「Jabra Elite 85t」の価格を期間限定で約15%オフにすると発表。期間は6月3日~6月16日の間で、Amazon、e☆イヤホン、エディオン、Joshin、ビックカメラグループ、ヨドバシカメラ、Jabra オンラインストアで販売されているJabra Elite 85tが対象です。

 

Jabra Elite 85tは、ブランド史上最高のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したとうたうモデル。左右のイヤホンに2基ずつのマイクを搭載し、周囲の雑音はもちろん、体の内部から発生するノイズまで効率的に除去するとしています。また、アクティブノイズキャンセリング専用チップを搭載しており、高精度なノイズキャンセリングを実現するうえ、ノイズキャンセル強度の調整も可能とのこと。

 

また、左右のイヤホンに3基ずつの通話用マイクを搭載しており、クリアな通話が可能です。

 

音質面では、イヤホンに12mmのドライバーを搭載。パワフルな音と迫力のある低音を再生し、豊かな音の広がりを再現するとしています。

 

このほか主なスペックは、周波数帯域が20Hz~20kHz、対応コーデックがSBC/AAC、Bluetoothが5.1に対応で、バッテリーはアクティブノイズキャンセリング機能をオンにした状態でイヤホン単体だと約5.5時間、充電ケースの内蔵バッテリーも合わせると最長25時間の再生が可能です。

 

なお、充電はUSB Type-C経由となるほか、Qi規格のワイヤレス充電に対応。USB Type-Cは最長3時間で満充電なるうえ、急速充電にも対応しており、15分の充電で最長60分使用できます。いっぽうのワイヤレス充電は、最長3時間半で満充電となります。

 

イヤホンのサイズは幅19×長さ23.1×高さ16.2mmで、重量は各イヤホン7gです。

 

Jabra オンラインストアでは2万9480円のところ、2万4860円で販売中。高級モデルがお得に買えるチャンスです。

デザイン性とパワフルなサウンドを両立、JBLの完全ワイヤレスイヤホンが公式楽天市場店で限定発売

ハーマンインターナショナルは6月1日、「JBL」ブランドから完全ワイヤレスイヤホンの最新エントリーモデル「JBL TUNE125TWS」を、JBL公式楽天市場店で限定発売しました。価格は通常9800円ですが、現在8820円で販売しています。

 

JBL TUNE125TWSは、ミニマルなデザインとパワフルなJBLサウンドに加えてファッション性を兼ね備えたエントリーモデル「TUNE」シリーズの最新イヤホン。2019年に発売された「TUNE120TWS」の後継機にあたり、5.8mmのダイナミック型ドライバーを引き継ぎながら、機能面でアップデートしています。

 

まず、Bluetoothのバージョンが5.0に対応し、従来モデルよりも安定したワイヤレス接続を実現。また、再生時間は約2倍に向上し、イヤホン本体は約2時間の充電で最大約8時間のワイヤレス再生が可能になったほか、充電ケースにイヤホンを収納すれば最大24時間分の充電ができるようになりました。これにより、イヤホン本体と充電ケースのバッテリーを合計すると、最大約32時間の音楽再生が可能です。

 

さらに、左右どちらかのイヤホン単体でも使用できる「Dual Connect」機能を搭載。左のイヤホンを充電している間に、右のイヤホンで音楽を楽しんだり、オンライン会議で片方のイヤホンだけ使用したりできます。

 

このほか、イヤホン本体を入れた状態の充電ケースを開いてAndroid端末に近づけると、端末画面に通知が現れ、その通知をタップすると本体と端末とのペアリングが完了する「Google Fast Pair」に対応。簡単にペアリングが可能です。

 

主なスペックは、周波数特性が20Hz~20kHz、対応コーデックがSBC/AACで、重量はイヤホン本体が左右各6.5g、充電ケースが約60g。充電ケースのポートはUSB Type-Cを採用しています。

 

なお、カラバリはブラック、ホワイト、ピンクの3色展開。エントリーモデルらしく、カジュアルなデザインに仕上がっています。

高音質イヤホンが約6千円! 新興モバイルブランド「SOUNDPEATS」のガジェットが優秀すぎた

左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンが、いまでは音楽リスニングやビデオ会議等ハンズフリー通話を快適にこなすための必携アイテムとして広く普及しています。今年も完全ワイヤレスイヤホンを取り巻く最新のテクノロジーや新鋭のブランドに注目が集まっていますが、今回は勢いに乗るブランドのなかから、6月にアンダー1万円の強力な新製品を発売するSOUNDPEATS(サウンドピーツ)をピックアップ。同社の新しいスマートウォッチの最新モデルと組み合わせれば、スポーツシーンなどでも便利に使えます。

↑SOUNDPEATSが6月に発売する新しい完全ワイヤレスイヤホン2機種とスマートウォッチをレビューします

 

人気を拡大するブランドSOUNDPEATSとは

2013年に設立されたSOUNDPEATSは、2015年から日本に本格上陸したオーディオブランドです。現在はアメリカと日本を中心に、世界の20を越える国と地域で商品を展開しています。当初はAmazon等のオンラインショップで足場を固めてから、万全を期す形で日本の家電量販店にも販路を拡大してきました。充実のサウンドと機能を手頃な価格帯で実現したコストパフォーマンスの高さもSOUNDPEATSの製品が共通の強みとしています。

 

本稿では6月21日にSOUNDPEATSが発売する2つの完全ワイヤレスイヤホンにスポットを当てたいと思います。発売前の最終開発機を入手して、音質や機能の出来映えを入念にテストしています。

 

約4.2グラムの超軽量完全ワイヤレスイヤホン「Mini」

最初に紹介するモデルは「Mini」。片側のイヤホンが約4.2グラムという、ライバルの製品と比べてもトップクラスの軽さと特徴としていて、また充電ケースもコンパクトで可搬性にも優れる完全ワイヤレスイヤホンです。実売価格は4280円。

↑軽量&コンパクトな完全ワイヤレスイヤホン「Mini」

 

↑充電ケースもコンパクト

 

イヤホンはIPX5相当の防水設計なので、体を動かしながら音楽を聴きたいスポーツシーンにも最適。イヤホンが内蔵するバッテリーはフル充電から約8時間の音楽再生に対応するので、長時間に及ぶマラソン、ランニングやウォーキングの際に音楽を聴きたい場面でも活躍します。

↑片側イヤホンの質量は約4.2グラム

 

SOUNDPEATSの完全ワイヤレスイヤホンは、どの製品もケースからイヤホンを取り出すとすぐにペアリングモードに切り替わります。スマホのBluetooth機器設定から「SOUNDPEATS Mini」をタップして選択するだけで接続設定が完了し、すぐに音楽再生やハンズフリー通話が楽しめます。完全ワイヤレスイヤホンを初めて使う方も安心ですね。

 

サウンドはまさしく“小さな巨人”。体の芯までズンと響くようなパワフルでスピード感にも富む低音、鮮やかでエネルギッシュなボーカルを特徴としています。Perfumeのようなエレクトロポップ系の音楽にとてもよくハマるイヤホンだと筆者は感じました。

↑iPhone 12 Pro Maxで「Mini」を試聴

 

Miniが搭載するBluetoothオーディオのチップにはあらゆるスマホ、ポータブルオーディオプレーヤーとの安定したワイヤレス接続を実現する「MCSync」という技術が採用されています。音途切れやノイズの発生をとことん抑える技術により、どんな場所でも快適でストレスのない音楽再生が楽しめます。

 

本体左右の側面はタッチセンサー方式のリモコンになっており、ペアリングしたスマホやタブレットによる音楽再生とハンズフリー通話の遠隔操作が素速く正確にこなせます。ハンズフリー通話時には、AIの機械学習によるデータをベースに周囲の騒音を選り分けて、ユーザーの声だけを相手へクリアに届ける「Vocplus」という機能が活躍します。Miniはビジネスシーンも含む日常生活のあらゆるシーンにフィットする、小さくて高機能な完全ワイヤレスイヤホンの決定版といえるでしょう。

 

デュアルBAドライバー搭載の「Sonic Pro」

続いて紹介する「Sonic Pro」は音質を徹底追求したSOUNDPEATSのハイクラスモデルです。昨年11月に発売した「Sonic」からサウンドの中核を担うドライバーを変更して、さらに充電ケースにはQi対応のワイヤレスチャージ機能を付けています。税込価格はSonic Proが6080円、Sonicが4980円。音質に関してはSonicの充実ぶりも負けていないので、筆者はふたつのモデルを“兄弟機”として位置付けるべきと考えています。

↑高音質モデルの「Sonic Pro」

 

↑ケースがワイヤレス充電にも対応しました

 

Sonic Proには2基のBA型ドライバー、Sonicには6ミリ口径のダイナミック型ドライバーが搭載されています。どちらのイヤホンもハウジングは密閉型。アクティブ・ノイズキャンセリング機能は搭載していませんが、付属するイヤーチップと外耳にぴたりと沿うハウジングのデザインによる高い遮音効果が得られます。

 

フル充電からの連続音楽再生は、選択するBluetoothのオーディオコーデックにもよりますが、イヤホン単体で約15時間が目安になります。在宅リモートワーク中、ビデオ会議の通話用にこのイヤホンを選んで、いくつかの長時間に渡るミーティングを連続でこなしたとしてもバッテリー切れの心配がなさそうです。

 

イヤホン本体は本機もIPX5相当の防水対応。雨の日の屋外やスポーツシーンでも気兼ねなく使えます。サイドパネルのリモコンはボタン式ですが、室内ランニングやダンスなど体を動かしながら音楽を聴く時には、タッチセンサーよりもボタン式のリモコンは操作ミスが抑えられるので良いという声もよく聞きます。

 

高音質コーデックaptX Adaptiveの音を聴いた

Sonic ProとSonicには、米クアルコムの新しいBluetoothオーディオチップが採用されています。また高音質・低伝送遅延を特徴とするクアルコムの最新BluetoothオーディオコーデックのaptX Adaptiveにも対応しています。

 

aptX AdaptiveコーデックによるBluetooth音声の送り出しに対応するソニーの最新スマホ「Xperia 10 III」に接続して、Sonic ProとSonicの音質を聴き比べてみました。

↑aptX Adaptiveによる接続に対応するXperia 10 IIIで「Sonic Pro」を試聴

 

↑Sonic ProとSonicを比較試聴してみました

 

5人組のアカペラグループ「ペンタトニックス」による、オフィシャル髭男dism「Pretender」のカバーを試聴すると、Sonic Proはとても艶やかでクリアなボーカルが際立ちます。ビートボックスのリズムも切れ味抜群。5人の声のニュアンスを丁寧に描き分けながら、広々とした音場を描きます。

 

6ミリのダイナミック型ドライバーを搭載するSonicのサウンドは心地よい一体感を持ち味としており、ふっくらとした柔らかなハーモニーに包まれる魅力があります。厚みのある中低域がスムーズに立ち上がり、ボーカルに独特の温かみが感じられました。

 

欲張ってSonic ProとSonicを両方手に入れても合計価格は1万2000円以下。それぞれ音質が違うイヤホンを、その日の気分で贅沢に使い分ける楽しみ方もアリだと思います。

 

Sonic Pro、SonicともにBluetoothオーディオの伝送遅延をさらに低く抑える「ゲームモード」を搭載しています。本体の電源を投入後、左側のリモコンボタンをトリプルクリックするとゲームモードのオン・オフが切り替わります。

 

その効果をXperia 10 IIIで試してみました。aptX Adaptiveのコーデック自体が元もとBluetoothオーディオの低遅延を実現しているので、ゲームモードと相まってタッチパネルによる入力操作がモタつくことがなく、とても快適な操作性が得られます。例えばピアノのキーボードを叩きながら音楽を演奏するゲームも、鍵盤をタッチしたとたんに音がほぼ遅れることなく聞こえてくるので、気持ちよく演奏が楽しめました。とても実用性の高い機能だと思います。

 

Sonicシリーズもやはり様々な種類のスマホ、ポータブルオーディオプレーヤーとの安定したワイヤレス接続を「Qualcomm TrueWireless Mirroring」という技術によって実現しています。同じクアルコムのチップを搭載するスマホだけでなく、iPhoneで音楽を聴く時にもSonicシリーズなら快適なリスニング体験が得られます。

 

アンダー5000円のスマートウォッチ「Watch Pro 1」

5月末には税込価格が4680円という、驚くほど手頃な価格のスマートウォッチ「Watch Pro 1」がSOUNDPEATSから発売されました。

↑手頃な価格を実現したスマートウォッチ「Watch Pro 1」

 

IP68相当の防塵・防滴仕様とした本体には1.28インチの正円型TFT液晶ディスプレイを搭載。タッチ操作に対応する鮮やかなカラー表示のディスプレイとしながら、同時に省電力設計を実現しています。一度のフル充電からすべての機能を有効にした状態で約7日間、通常使用では約10日間の連続駆動に対応しているので、スマートウォッチの泣き所といわれている「毎日の充電」は不要です。

 

独自OSのプラットフォームをベースに、プリセットされたアクティビティや心拍、睡眠サイクルのモニタリング機能や歩数計など多彩な機能が使えます。iPhoneやAndroidスマホに「SOUNDPEATS SPORTS」アプリを導入すると、スマホに届いたメッセージ、LINEやTwitterの通知もウォッチの画面で素速く確認できます。

↑心拍数のモニタリングにも対応

 

↑ほかにも多彩な機能を搭載しています

 

シリコンベルトを合わせたウォッチ本体が約53グラムと軽いので、体を動かすスポーツシーンでも軽快に身に着けられます。ペアリングしたスマホによる音楽再生を、Watch Pro 1を使って手元からコントロールできるので、SOUNDPEATSのイヤホン、スマートウォッチ、スマホアプリ「SOUNDPEATS SPORTS」の“3点セット”を揃えればトレーニング中の音楽リスニング環境がかなり充実します。

 

SONDPEATSの製品は同一カテゴリー・同クラスの製品に並べると驚くほどに価格が手頃なことから、最初はそのコストパフォーマンスの高さにばかり目が行きがちです。でも実際に製品を使ってみると、最先端にある機能を搭載しただけでなく、フィット感や操作性を含めて一流の製品に負けない高品位なモデルが勢揃いしていることがよくわかると思います。真面目に、丁寧に作られたSOUNDPEATSの製品をぜひショップ等で手に取って確かめてほしいと思います。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

5年近く愛用しているBoseのQC35、まだまだ現役、買い替え予定もない満足感【愛用品コラム61】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品  61:Bose「QuietComfort 35」】

●起

もう5年近く使っている、Boseのワイヤレスノイキャンヘッドホンだ。初代モデルである。その名機っぷりは多くの人が語っているので深くは触れないが、5年間使い続けても買い換える予定がないほど。あとは、5年間ヘビーに使ってもまだ、ガタはきてないし、バッテリーもヘタってないし、接続性も悪くない。耐久性も一級品だ。

 

●承

ノイキャンデバイスは、内向きのデバイスだと思っていた。音を打ち消して、自分の世界に集中するための装置。だが先日、漫画家の鳶田ハジメ先生に、完全ワイヤレスのノイキャンイヤホンをテーマにした漫画を描いてもらったとき、その考えが変わった。いつもある音が欠けることで、逆に外界を見る視線が変わるーー内向きであると同時に、外向きのデバイスである。

 

●転

単にノイキャンしたいだけならイヤホンのほうが、かさばらないし今風なのは承知である。そのうえでQC35を推したいのは、シルバーカラーが好きなのだ(というかBose製品全般のシルバーカラーが好きだ)。品のある落ち着いた色合い。パーツによって濃さに変化を持たせて調和の取れた色。できるなら、歳をとったらこんなシルバーヘアーを身にまといたい。

 

●結

外向きの話をしたので、少しだけコーディネートの話。QC35はその意味でも優秀だ。迷ったときは頭、QC35のシルバー、足、ニューバランスのグレーでコーデすれば何も考えずにまとまるし、ブラックのように重すぎることもない。耳も足もノイズがなく、軽やかな生活を「選べる」のは快適だ。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

人の声から、ベストアンサーをつくる──利用者の声を徹底的に商品づくりに反映する「Anker」に迫る

手ごろな価格で性能十分な家電を多数手がける“バリューブランド”のルーツや、製品開発にかける想い、アプローチ方法についてインタビューを行う企画。今回は、Ankerのヒット商品を紹介しながら、同社の成長の経緯とモノ作りの哲学に迫る!

※こちらの記事は「GetNavi」 2021年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

社名:アンカー・ジャパン

創業:2013年

本拠地:東京都千代田区

ヒット家電第1号:Anker Astro M3

元Googleエンジニアのスティーブン・ヤンが2011年に創業。2013年に日本法人を設立。初期はスマホ周辺機器で知られたが、現在はオーディオ製品やIoT家電なども手掛け、「Empowering Smarter Lives」をスローガンに成長を続ける。

 

【今回ピックアップする製品】

Android TVを搭載し単体で使える小型プロジェクター

Anker

Nebula Capsule II

実売価格5万9800円

Android TV 9.0を搭載し、バッテリーを内蔵したプロジェクター。720pのHD解像度&最大100インチで映像を投影できる。単体でもスマホと連携しても使えるほか、HDMI入力も備えてゲーム機も接続可能だ。

SPEC●投影解像度:1280×720ドット●輝度:200ANSIルーメン●動画再生時間:約3時間(Wi-Fi利用時は約2.5時間)●サイズ/質量:約φ80×H150mm/約740g

 

↑OSにAndroid TV 9.0を採用。NetflixやAmazon Prime VideoなどのSVODサービスにも対応し、本機単体で楽しめる。Chromecastに対応しているのも便利

 

↑充電はUSB PD対応のUSB Type-C端子から行う。ACアダプターも付属し、フル充電まで約2.5時間と短時間で済む。モバイルバッテリーからの充電も可能だ

 

↑Android TVでは動画や音楽の配信からゲームまで3000種類以上のアプリが揃う。Bluetooth接続でコントローラーを繋げば、単体でゲームも楽しめる

 

【開発ストーリー】スマホづくりで得た知見を応用して開発

Nebulaシリーズの特徴は高画質&高音質で小型のボディにAndroid TVを搭載し、生活に違和感なく溶け込む点にある。これを実現したのは、元々はスマホを手掛けていた開発者たち。スマホづくりで得た知見を生かし、持ち運びにくい大きさや満足できない音質といった従来のプロジェクターの弱点を解消することを目指した。

 

↑左右各10Wの高出力スピーカーを内蔵したNebula Mars II Pro。輝度は500ANSIルーメンで、最大150インチで投影できる

 

↑バッテリーで約3時間駆動するNebula Vega Portable。フルHD表示対応でHDR 10もサポートするなど、高画質が魅力

 

【この人に聞きました】

アンカー・ジャパン マーケティング本部 コーポレート・コミュニケーション統括

瀧口智香子さん

PR会社、LCC広報を経て、2017年に入社。Ankerグループの急成長をコミュニケーション分野から支える。

 

高コスパと厚いサポートの両立を目指して創業

Ankerグループの創業者であるスティーブン・ヤンさんは、検索エンジンの上級エンジニアとしてGoogleに勤務していた。ある日、ノートPCの交換用バッテリーを買おうとしたとき、信頼は置けるが価格の高い純正品と、価格は安いが品質やサポートが劣るノーブランド品の2つの選択肢しかないことに疑問を持った。「なぜ、手の届きやすい価格と、優れた機能性・品質・サポートを兼ね備えた製品がないのだろう?」——そんな、いちユーザーとしての疑問がAnkerグループの出発点だという。創業から2年後、2013年には早くも日本法人のアンカー・ジャパンが誕生する。日本における成功のトリガーは、やはり、現在も同社の代名詞的存在であるモバイルバッテリーだった。

 

「Amazonのモバイルバッテリーカテゴリで安定的に1位を獲得していたAnker Astro M3という製品がありました。13000mAhという大容量で3000円台という手ごろな価格設定が評価されていたんですが、当時は中国のメーカーで価格が安い点から漠然としたマイナスイメージを抱く方もおりました。そこでアンカー・ジャパンでは、Amazonのレビューはもちろん、個人ブログやメディアのレビュー記事まで目を通し、お客様が何を不安、不満に思っているかを徹底的に把握したんです。それから、信頼の醸成に向けてサポート体制を整えたり、お客様の声に基づいて製品の改善を図ったりという地道な工夫を重ねました。その結果、徐々に『アンカー・ジャパンは中国のメーカーだがサポートがしっかりしていて安心できる』と認識していただけました」(瀧口さん)

 

【Anker Astro M3】

↑2口のUSB端子を備えた13000mAhのモバイルバッテリー。電池残量を示すLEDライトに加え、懐中電灯代わりになるライトも装備する

 

こうして同社は、順調に発展を遂げていく。同社が日本市場をいかに大切にしているかは製品づくりからもうかがえる。

 

「Ankerグループの製品は基本的にグローバルで共通ですが、日本市場はアメリカに比べ、大容量のモバイルバッテリーであってもコンパクトさが求められる傾向があります。2016年に発売したAnker PowerCore 10000は、そんな日本市場の独自性を本社の開発チームに説明し、日本市場で“勝つ”ために開発した初めての製品です。こうして生まれた本製品はクレジットカードより小さな筐体で10000mAhの大容量を実現し、発売初日に2500個以上を売り上げるという記録を達成。現在までに、累計100万個以上という売上実績を誇るベストセラーモデルになりました」(瀧口さん)

 

【Anker PowerCore 10000】

↑卵3つぶんほどの約180gという軽さを誇るモバイルバッテリー。容量は10000mAh。独自の急速充電技術「PowerIQ」にも対応している

 

事業が多様化しても変わらない顧客主義

当初はチャージング関連製品が中心だったAnkerグループだが、その後はオーディオ製品やロボット掃除機、スマートプロジェクターといった、スマホと高度に連携する製品へと事業展開を広げていく。同社がどの分野でも共通して実践しているのは「ソフトウェア的発想のものづくり」だ。

 

「お客様の声に基づいたスピーディな製品の開発・改善を徹底しています。弊社へのお問い合わせは電話とメールを併せて一日に700件超。Amazonレビューも加えると日本だけでも年間で数十万件の声が寄せられます。こうしたご意見やご要望を、どのメーカーよりも精緻に、迅速に分析し、製品改善や開発に生かして、最短で製品を市場に出していくことをAnkerグループでは大事にしているんです。弊社ではカスタマーサポート部門だけでなく、開発・品質管理部門やマーケティング&セールス部門もお客様の声をチェックしており、Amazonレビューの★の数を共通の製品評価指標としています。創業時から変わらず徹底しているのは『人の声から、ベストアンサーをつくる』という姿勢なんです」(瀧口さん)

 

【Eufy RoboVac G10 Hybrid】

↑吸引による掃除だけでなく硬い床の水拭きにも対応したロボット掃除機。スマホアプリから掃除の開始・終了や掃除スケジュールの設定も可能だ

 

【バリューブランドの真髄】顧客の声を求めて直営店を積極展開中!

ECサイトでの販売が中心だったころから利用者の声を商品改善に生かしてきた同社は、近年リアル店舗の展開に注力している。これは店頭での客の反応や動向など、既存の販路では得づらい情報を集めて生かす目的も。さらに、ドコモが展開するレンタルサービス「kikito」にも参加するなど、顧客とのタッチポイントの多様化を加速させている。

 

↑直営店は、100製品以上を取り扱うAnker Storeが9店舗、人気商品に厳選したAnker Store Selectが22店舗(※)。急速に拡大中だ。2021年4月1日、直営店事業を運営する子会社としてアンカー・ストア株式会社を発足した
※:4月24日時点

パナソニックがLUMIX Gのフラッグシップモデル「GH6」を開発、ワンランク上の映像作品に応えるモデルを年内に投入

パナソニックは5月26日、「LUMIX G」シリーズのフラッグシップモデル「GH6」を開発したと発表しました。2021年内に製品化し、グローバル市場に導入予定とのこと。

 

パナソニックによると、動画配信の需要が高まる中、より高画質でさまざまな表現手法を用いた、ワンランク上の映像作品を追求するプロの映像クリエイターが増加し、ユーザーの創意工夫に応える自由度の高いカメラが求められているとしています。

 

このようなニーズに応えるべく、映像表現の自由度をさらに高める、マイクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラ「GH6」を開発。高速読み出しを実現するマイクロフォーサーズ・イメージセンサーと画像処理エンジンのヴィーナスエンジンを新たに開発し、卓越した映像表現を可能にしたとのこと。

 

Cinema4K 60p 10 bitの動画記録に対応するほか、4K 120p 10 bitのハイフレームレート記録やバリアブルフレームレート記録にも対応。動きのあるスポーツシーンやアクションシーンの撮影に最適としています。また、推奨動作温度内において動画記録時間が無制限となっています。

パナソニックからスマホと連携してライブ配信がしやすい「LUMIX DC-GH5M2」が登場

パナソニックは5月26日、マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ「LUMIX DC-GH5M2」を発表。6月25日発売で、市場想定価格はボディのみの「DC-GH5M2」が19万4000円、標準ズームレンズ付属のレンズキット「DC-GH5M2M」が21万9000円です。

 

LUMIX DC-GH5M2は、マイクロフォーサーズのハイエンドモデル「GHシリーズ」の最新機種。一眼カメラとしての基本性能の進化はもちろん、ライブ配信や動画撮影に注力した機種になっているとのこと。

 

イメージセンサーには、有効画素数約2033万画素のLive MOSセンサーを搭載。ローパスフィルターレス設計によりリアルな解像力を実現したほか、センサーの表面にAR(Anti Reflection)コーティング処理を施し、フレアを抑制しています。

 

画像処理には最新のヴィーナスエンジンを採用。さらに、最新のAFアルゴリズムを採用した「リアルタイム認識AF」を搭載し、一般的な「顔・瞳認識」に加え、後ろ向きの人物の頭部をとらえる「頭部認識」、遠く小さな被写体全体をとらえる「人体認識」に対応しています。

 

また、LUMIXとしては初となる無線ライブ配信機能を搭載。スマートフォンとLUMIX DC-GH5M2を専用アプリ「LUMIX Sync」経由で接続すれば、手軽にYouTubeやFacebookなどでライブ配信を楽しめるとしています。これに加えて、LUMIX Sync上でカメラの接続先をWi-Fiルーターなどに指定すると、スマホの通信データを使わずに配信が可能です。

 

配信時に気になるバッテリーは、従来モデル「DC-GH5」付属のバッテリーよりも容量が約18%増加した、大容量の「DMW-BLK22」が付属。さらに、USB Power Deliveryに対応しており、本体を充電しながら撮影できます。

動画は、Cinema4K 60p 10 bitやCinema4K 30p 4:2:2 10 bit記録やV-Log L撮影に対応。このほか、動画記録中の赤枠表示や、撮影中に完成形をイメージできるフレーム表示などのアシスト機能も搭載しています。

Android TV搭載! 新エンジンで生まれ変わったレグザ「X8900K」「Z670K」

TVS REGZAは、Android TVを搭載した4K有機ELテレビ「X8900K」と4K液晶テレビ「Z670K」の2機種を6月下旬に発売します。

 

レグザブランドの4Kテレビでは、これまでLinuxベースのオリジナルOSを採用していましたが、今回の2モデルはGoogleが提供するAndroid TVを採用。これによりネット動画アプリなどを後から追加することが可能になるほか、操作時のレスポンス性を向上しています。なお、今後すべてのレグザがAndroid OSになるかは未定で、同社では「選択肢のひとつとしてAndroid TV搭載モデルを用意した」と説明しています。

 

初の低反射パネルを採用した4K有機EL「X8900K」

今回発表された2機種は、いずれも新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載。高画質とハイパフォーマンスを両立しており、同社では「映像エンジンとしては約5年ぶりのフルモデルチェンジ」としています。

↑フルモデルチェンジを果たした新エンジン「レグザエンジンZR I」

 

4K有機ELテレビ「X8900K」は、従来の光沢のあるクリアパネルを刷新し、レグザ初となる「低反射有機ELパネル」を採用。これにより映り込みを抑制して、明るいリビングなどでも見やすい高画質を実現しています。また、65/55型モデルには自社開発の高放熱インナーパネルを搭載しています。

↑4K有機EL「X8900K」シリーズ

 

↑X8900Kのパネル構造

 

高画質化技術として、画面上の人の肌を検知し、立体感や質感を向上させる「ナチュラル美肌トーン」技術を搭載。地デジ放送のノイズを抑制する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の画質を補正する「ネット動画ビューティZR I」、周囲の明るさや色温度などをリアルタイム検出して画質を調整する「おまかせAIピクチャーZR I」なども搭載しています。

↑「ナチュラル美肌トーン」機能のイメージ

 

音質面では、ダブルのフルレンジスピーカー、ツイーター、ダブルパッシブラジエーターを密閉型スピーカーボックスに配置し、実用最大出力72Wのマルチアンプで駆動する「重低音立体音響システムXP」を搭載。立体音響技術「Dolby Atmos」に対応しており、立体的で迫力あるサウンドを楽しむことができます。

↑立体感のあるサウンドが楽しめる「重低音立体音響システムXP」

 

また、ゲームプレイ時にゲーム機の出力に合わせて自動的に最適なモードに設定する「オートゲームアジャスト」機能を搭載。有機ELレグザとしては最も低遅延な0.83msを実現しているほか、アップデートにより4K120p入力にも対応します(2021年秋のアップデートにて対応予定)。

 

搭載チューナー数はBS/CS 4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。なお、タイムシフトマシン録画機能は備えていないものの、別売のタイムシフトマシンHDDを接続すれば、テレビのリモコンで操作ができるタイムシフトリンクボタンを備えています。

 

HDMI端子は4ポート装備しており、内HDMI1/2がHDMI 2.1に対応。光デジタル音声出力やHDD接続用のUSBポートなども備えています。

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
X8900K 65X8900K 65型 44万円前後 6月下旬
55X8900K 55型 28万6000円前後 6月下旬
48X8900K 50型 23万1000円前後 6月下旬

 

倍速パネルと直下型LEDバックライトの「Z670K」

4K液晶テレビ「Z670K」は、新開発の「高コントラスト倍速液晶パネル」と「スリム直下型高輝度LEDバックライト」を搭載。レグザ専用チューニングにより、明るくなめらかな映像を再現します。

↑4K液晶「Z670K」シリーズ

 

↑Z670Kのパネル構造

 

X8900Kと同様、新映像エンジン「レグザエンジンZR I」を搭載しており、「ナチュラル美肌トーン」技術や「地デジAIビューティZR I」「ネット動画ビューティZR I」「おまかせAIピクチャーZR I」などの高画質化機能により、テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな映像で楽しめます。

↑地デジ放送のノイズを抑えてクリアな画質を実現する「「地デジAIビューティZR I」のイメージ

 

音質面では、フルレンジスピーカーとツイーターを内蔵した2Wayバスレフボックススピーカーに加え、重低音バズーカとトップツイーター×4の合計9個のスピーカーで構成される「重低音立体音響システムZP」を搭載。立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しています。

↑トップツイーターを備え、より立体感のあるサウンドを再生する「重低音立体音響システムZP」

 

搭載チューナー数はBS/CS 4K放送用が2基、地デジ/BS/CS用が各3基。タイムシフトマシン録画機能は非搭載。HDMI端子は4ポート装備しており、内HDMI 1/2がHDMI 2.1に対応。光デジタル音声出力やHDD接続用のUSBポートなども備えています。

↑テレビ台は左右水平15度に角度をつけることが可能

 

【ラインナップ概要】

シリーズ 形名 画面サイズ 実売予想価格(税別) 発売日
Z670K 65Z670K 65型 27万5000円前後 6月下旬
55Z670K 55型 20万9000円前後 6月下旬
50Z670K 50型 18万7000円前後 6月下旬
43Z670K 43型 16万5000円前後 6月下旬

 

Android TV搭載により、ネット動画視聴やゲーム機との親和性に重点を置いた印象のレグザX8900KとZ670Kですが、タイムシフトマシン録画や「クラウドAIテクノロジー」を搭載したハイエンドモデルとどちらを選ぶのか悩ましいところ。4K120pにこだわるなら、新モデル2機種がオススメです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

一眼をウェブカメラにして自分だけの「コクピット」を愉しむ【愛用品コラム57】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 57パナソニックLUMIX G100】

●起

在宅勤務時代になって、PCスタンドを導入したり、外付けでキーボードやマイクを付けたり、様々なアイテムをアップデートしてきたが、一番テンションが上がったのが、ウェブカメラに一眼を使う、である。

 

アラフォーを高画質で映して誰得だし、会議でもほとんどは資料投影だし、配線もごちゃつくし。なんだけど、ウキウキしてしまうのである。

 

●承

ウェブカメラにこだわる俺カッケー、一眼ならではのボケをウェブ会議に使うオーバースペックはドヤァ、コミュニケーションのギャップを高画質が埋めてくれるんですキリッなど、この胸の高鳴りを読み解く要素を挙げることはできるのだが、結局は、色々なデバイスを組み合わせて「自分専用コクピット」を作りたいに行き着く。

 

そして、そのラストピースが一眼のウェブカメラ化なのである。

 

●転

パナソニックのG100はVlogカメラとして人気の製品だ。ミラーレス一眼だから小型軽量。夫婦互いの会議タイミングに応じて、自宅内を転々とすることが多い我が家において、僕専用コクピットは持ち運びできる「ゲル(移動式住居)的」であることが理想だ。G100はそれに見事に合致しているし、今後配信もやりたい自分にとって最適。ゲル一眼。

 

●結

なぜ、一眼のウェブカメラ化がラストピースなのか。まず見た目。色々なものを並べてコクピットしたときに、四角くて薄い背の低いものが乱立して、高さと形状が味気ないのだ。次に、変形要素。コクピットにおいて形を変えることは大事だ。

 

バリアングルで横に広げたり、レンズ交換したり。最後に「眼」である。コクピットといえば何かをモニターするのが定番だ。G100にはこれらの欲望を満たし、遊牧できる機動力がある。パオ一眼。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

プロ大満足! 四拍子も揃った最新プロジェクター、ビューソニックの「M2」は大画面生活に最高でした!

新緑の季節を迎え、これから夏に向けて様々な催しが行われていくはずですが、昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響で、今年も思うように外出できない日々が続いています。そんな中、今年の夏こそは「おうち時間」を充実させよう、自宅で映画やスポーツを大画面で楽しもう、と思っている人も多いはず。

 

そんな中でいま注目を集めているのが、「プロジェクター」。スマホやタブレットなどで観ていた動画配信サービスを大画面で楽しめるだけでなく、家の中を自由自在に持ち運べるコンパクトで軽量なプロジェクターは、テレビ離れが進んでいると言われる若い世代からも熱い視線を浴びているデジタルデバイスです。

 

そこで今回は、ViewSonic(ビューソニック)が今年2月に発売したスタイリッシュなデザインが魅力の最新モデル「M2」をご紹介、最新プロジェクターの“いま”に迫っていきたいと思います。

 

【今回紹介する製品】

ビューソニック

Full-HD スマートポータブルLEDプロジェクター

M2

オープン価格

今年2月に発売された最新LEDプロジェクター。1080p(1920×1080)のフルHD解像度で、Harman Kardon(R) スピーカーや縦横台形補正機能、また独自のCinemaSuperColor+テクノロジーなどを搭載。外形寸法は224×224×51mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約1.32kgという軽量コンパクトボディ。

 

【ビューソニック「M2」を写真で紹介!(画像をタップすると閲覧できます)】

 

 

ビューソニックは画質にこだわったアメリカの映像機器メーカー

ビューソニックは創立から30周年を迎えたアメリカの映像機器メーカー。誕生から今日までPC用の液晶ディスプレイ、プロフェッショナル向けの大型モニターからホームシアター用途のプロジェクターまで幅広いカテゴリーの製品を展開しており、日本市場への本格進出は2015年から。映像の画質、操作性と設置性にも富むコストパフォーマンスの高いプロジェクター製品群を多数揃えて勢いに乗る、いま注目のメーカーです。

 

そのビューソニックから発売されたプロジェクターの最新モデル「M2」は、音質にもこだわるスピーカーシステム、Wi-Fi機能とアプリを追加できるスマートOSまで一体化したオールインワンスタイルのスマートプロジェクターで、オープンプライスですが実売価格の見込みは79,800円前後。このあと多彩な機能と画質・音質について詳しく触れていきますが、先に結論を言ってしまうと、大変にコスパがよく満足度の高いホームプロジェクターでした。

 

ポータブルプロジェクターを選ぶ際の「3つのポイント」

ビューソニック「M2」と価格が近く、ポータブルタイプのプロジェクターとしてコンセプトや使い勝手も似ている製品は数多くありますが、手に入れるべき製品を比較検討する際には、主に「3つのポイント」に目を向けてほしいと思っています。

 

まず、ひとつ目のポイントは、本体のサイズ感。大きさだけでなく、家族が皆、使いたい時に家の中を自由自在に持ち運び、視聴が終わったらすぐ片付けられる「手軽さ」も大事です。

 

2つ目は、明るさの性能。「映像」は解像度や色合いもさることながら、昼夜を問わず広い時間帯で使えるように、明るさの性能に優れているほうが望ましいです。

 

最後のポイントは、様々なコンテンツ再生機器とつなげる「接続拡張性」が確保されていること。パソコンに手軽に接続できれば、仕事のプレゼンテーションなどビジネスシーンでも使うことができ、満足度アップにつながります。

 

【サイズ感・設置性】かんたん手軽で柔軟性高!「置くだけで大画面」を実現できる

今回、筆者はビューソニック「M2」を実際に自宅で体験してみました。

 

M2は本体の縦・横サイズが約22cm、高さは約5cmで質量が1.32kgと、ノートパソコンなみに軽いポータブルプロジェクターです。寝室や仕事部屋にM2を持ち込んで、壁面に映像を投写しながらドラマやゲームを大画面で観ることが、とても簡単にできます。

 

↑スリムでスタイリッシュなビューソニックの「M2」

 

テーブルの空きスペースやカウンターチェアーの上にM2をポンと置けるスペースさえあれば、そこからのセッティング調整もシンプルかつ柔軟。M2には本体の底面から引き出して、映像の投写角度を自由に調整できるスタンドがあり、少し低いテーブルに置いた状態でも壁面に動画が映せます。

 

↑底面のスタンドを使って投写角度が自由に変更できます

 

映像を投写するスクリーンや壁面に対して、プロジェクターを真正面に置けない場合も考えられますが、M2には投写面に対して斜めの位置にプロジェクターを置いて映した動画をきれいな長方形の画面に整えるためのタテ・ヨコ方向台形歪み、四隅の位置調整機能があります。縦の台形補正とフォーカス合わせはプロジェクターの置き場所を変えるたびに自動で行う機能も搭載しているので、便利です。

 

↑スクリーン面に対して正面向きにプロジェクターを置けなくても歪み補正機能により調整可能

 

↑プロジェクターの置き方を工夫すれば映像を天井に映すこともできます

 

レンズは単焦点仕様なのでズームイン・アウトの機能は装備していません。ただ、投写面とプロジェクターの距離を近づけたり、離してみるだけで画面サイズの調整ができるので不自由はないと思います。例えば約1.09mの投写距離を確保すれば40インチ、約1.63mで60インチ、約2.18mで80インチ、約2.72mで100インチといった具合に、一般的な住宅で確保できる投写距離でも十分大きな画面で見られます。

 

M2は本体にバッテリーを内蔵していません。パッケージに同梱されている電源ケーブルを使って壁コンセントから給電する方法を主として、ほかにも背面のUSB Type-C端子を使う手があります。ここに最大出力45W以上のUSB PD(Power Delivery)に対応するポータブルバッテリーを接続すれば、電源の確保が難しいベランダや庭・テラスなどの場所に立ち上げ式のスクリーンを貼ってシアター環境を作ることが可能で、今後、新型コロナウイルス感染症の影響が収まってきた時には、M2を屋外に持ち出してキャンプやピクニック、家族や友人と楽しむバーベキューパーティーの席でポータブルシアターを楽しむなど、幅広く活用できると思います。

 

↑モバイルバッテリーによる給電にも対応

 

↑パッケージにはキャリーバッグが付属。これで外出先に持ち運ぶのことも可能です

 

【明るさ・画質】ナチュラルで疲れにくい映像美

続いて、ビューソニックM2の画質を深く掘り下げます。本機は0.33型フルHD対応DMDチップセットを投写デバイスとするDLP(R) プロジェクターです。映像はきめ細かく、シームレスな一体感あふれる心地よさが特徴的でした。ノイズによるちらつきもなく安定感に富んでいます。

 

LEDランプの明るさは最大1,200ルーメン。映像メニューから明るさを「フル」または「エコ」から選べる仕様としており、昼間でも遮光カーテンを閉めて視聴環境を少し暗くするだけで快適なシアター鑑賞が楽しめます。ポータブルプロジェクターの中にはランプのパワー不足により、明るい環境下では映像がはっきりと見られないものもありますが、M2の映像には十分な明るさがありました。

 

↑明るい部屋でも十分に鮮明な映像が楽しめます

 

M2の映像はRec.709のカラープロファイルの約125%をカバーする高い色再現性能を特徴にうたっています。むやみに色を派手にギラつかせることをせず、落ち着いた色合いときめ細かな階調感を再現できているプロジェクターだと感じました。人物の肌色には穏やかな透明感が反映され、青い空、植物の緑、赤い花など原色の再現も違和感がなく丁寧にカラーバランスを整えています。長い時間視聴しても疲れを感じにくいナチュラルな映像が魅力的です。

 

↑風景など投影して、リラックスタイムを楽しむことも

 

シリアスな展開の映画や、暗いホールで収録された音楽ライブなど、映像の暗部をもう少し深く沈み込ませたいシーンもありましたが、コンテンツに応じて「カラーモード」の選択を切り換えてみると良い結果が得られました。ユーザーの好みに合う画質設定は2件までプリセットとして保存できるので、明るさや色合いの数値を丁寧に追い込めば期待通りの映像に整います。

 

【拡張性】スマホからビデオプレーヤーまで様々な機器に接続できる

ポータブルプロジェクターの実力を計るうえで大切な指標のひとつになる「接続拡張性」についても、M2の優秀さには目を見張るものがありました。

 

本体の背面にずらりと並ぶ端子がバラエティに富んでいます。HDMI 2.0端子はChromecast with Google TVやFire TV StickなどHDMI接続に対応するメディアストリーミングデバイスをつないで、NetflixやAmazonプライム・ビデオのコンテンツを楽しむ用途に最適です。もちろん音楽ライブや子ども向けのコンテンツを収録したDVDやBlu-rayなどのパッケージメディアも、それぞれの再生に対応するプレーヤー機器をHDMIケーブルでM2につないで楽しむことができます。

 

↑スマホからコンテンツをWi-Fi経由でキャスト再生

 

↑パソコンにつないでプレゼンテーションの画面を大画面に映せます

 

プロジェクターの底面に配置した端子に専用のドングルを装着すると、Wi-Fi機能が使えるようになります。家庭のWi-Fiルーターを経由して、スマホやタブレットからM2にワイヤレスでYouTube動画などをキャストしながら再生できるので、筆者が最近ハマっているApple Arcadeのゲームも、iPhoneの画面をそのままプロジェクターにミラーリングすれば迫力あふれる大画面で遊べました。iPhoneにBluetoothゲームコントローラーを接続すれば操作も快適。力強いサウンドもWi-Fiを介してスマホからM2に送られます。

 

↑USBメモリーのようなドングルを装着してWi-Fi接続機能を利用

 

M2にはデジタルカメラで撮影した写真や動画が読み込めるUSB端子とmicroSDカードスロットがあり、それぞれのメディアに保存したファイルをプロジェクターから直接読み込める手軽さも、特筆すべきポイントです。

 

↑背面端子がとても充実しています

 

さらにM2は、Androidベースのスマートプラットフォームを搭載していて、プリインストールされているアプリマーケットサービス「Aptoide TV」からAbemaTVアプリをインストールしてテレビ番組を見たり、TuneInラジオアプリを追加すれば世界のラジオ番組やポッドキャストも楽しめ、コンテンツの幅が広がります。

 

↑アプリを追加してAbemaTVも楽しめました

 

【音質】声が聞こえやすくなるクリアなサウンド

ビューソニックのM2は音質にもとことんこだわり抜いたharman/kardon(R) 製スピーカーを搭載しており、人の「声」がとてもクリアに聞きやすいバランスにチューニングされているので、映画にドラマ、アニメなど家族揃って楽しめるコンテンツの再生時に高い効果がありました。

 

↑harman/kardon(R) の高音質スピーカーを搭載

 

ただ一方、スリムでコンパクトなプロジェクターに内蔵できるスピーカーユニットのサイズには限界もあるため、視聴するコンテンツによっては音の厚みがもう少しほしくなることも考えられます。例えば音楽ライブ系のコンテンツを再生する場合など、低音域の肉付けをしたい時にはひとつ「オーディオイコライザー」を使う方法があります。

 

ホームメニューの「設定」から「詳細設定」に入ると「オーディオモード」が選べ、さらに「ユーザー」モードを選択すると「オーディオイコライザー」が立ち上がるので、好みのバランスに音合わせをしてもよいでしょう。ユーザー設定値は1件をプリセットとして登録できます。

 

↑本体のフロント側から音が聞こえてきます

 

↑オーディオモードの設定からイコライザー調整も可能

 

また、「設定」の「基本設定」メニューから「Bluetooth設定」に入ると、M2で再生しているコンテンツの音をBluetoothオーディオ機器に飛ばして楽しむこともできます。あるいは本体背面に搭載するアナログオーディオ出力を使って、手持ちのPC用スピーカーやサウンドバーにM2をつないで音の迫力を足すことも可能。これらの外部オーディオ機器を活用できる拡張性も含めて、ビューソニックはM2のオーディオパフォーマンスを徹底追求したポータブルプロジェクターであると言えそうです。

 

【まとめ】誰もが使いやすいポータブルプロジェクターの決定版

筆者は、M2のユーザーインターフェースの出来映えがとても良かったことにも満足しました。

 

本体に付属する専用リモコンのレスポンスも良好ですが、iOS/Android対応の純正モバイルアプリ「vCastSender」を使うと、あたかもプロジェクターで投写している映像を指でタッチしながら操作しているような感覚で、スマホのタッチパネルによる直感的なメニュー操作が可能になります。コンテンツ検索の文字入力などもかなり楽になるので、ぜひ試してほしいです。

 

↑直感的なリモコン操作を実現したvCastSenderアプリ

 

冒頭に「3つのポイント」として触れたポータブルプロジェクターを選ぶ際に重視したいポイントのどれを取っても、ビューソニックのM2はベストインクラスの製品としておすすめできます。価格だけを見れば似た使い方ができる、より安価なポータブルプロジェクターも販売されていますが、長く使い込むほどにM2の細部にまで気を配った使いやすさと安定感が身に染みて実感されるはずです。

 

一例として、駆動時に本体内部にこもる熱を逃がすための空冷ファンから聞こえるノイズが、同クラスのポータブルプロジェクターと比べて静かなことを挙げておきたいと思います。シリアスな映画やドラマを見ている時に、プロジェクターが発するノイズが大きすぎると没入感が得られません。最後に大事なポイントとして付け加えておきます。

 

観たいコンテンツをいつでも・どこでも楽しめるポータブルプロジェクターによる大画面エンターテインメントには、4Kテレビとはひと味違う「感動」が味わえる良さがあります。またプロジェクターは壁やスクリーンに動画や写真を映し出して見るデバイスなので、テレビやパソコンのように目にダメージを与えるブルーライトが発生しません。家族の目に優しいシアター環境を実現できることも大きな特徴です。さらにM2は、メタリックとマットブラック仕上げのスタイリッシュなデザインも大きな魅力。

 

↑おしゃれな部屋にもスッと馴染むスタイリッシュなデザイン。部屋のインテリアにこだわりたい人にもおすすめできます

 

きっとビューソニック「M2」は、“大画面のある生活”の素晴らしさを実感させてくれるに違いありません。

 

撮影/我妻慶一

 

4K/120kHz対応機種も! テレビでネット動画やゲームするならLGの2021年モデルが狙い目

LGエレクトロニクス・ジャパンは、4K有機ELテレビ「OLED G1」シリーズを初めとする2021年の新モデル9シリーズを5月下旬より発売します。

↑4K有機ELテレビ「OLED G1」

 

コロナ禍でテレビの視聴時間が増加

同社によれば、2020年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレビを視聴する時間が増え、平均的な視聴時間は約20%増加したとのこと。さらに、テレビでネット動画配信サービスを視聴するニーズも増えていることから、新モデルではweb OS 6.0を採用し、動画アプリの起動時間を一般的なスマートテレビの約半分に短縮。スピーディーな動作でネット動画が楽しめます。

 

また、一部の機種ではHDMI2.1をサポートしており、eARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)などの機能を利用可能。最新のゲーム機で4K/120kHzのゲームプレイが楽しめます(対応機種のみ)。

 

次世代パネルで進化した有機ELテレビ「OLED G1」

4K有機ELテレビは、全3シリーズ10モデルをラインナップ。色の再現性と明るさがさらに向上した次世代有機ELパネル「LG OLED evo」を採用した「OLED G1」シリーズを筆頭に、ディンプルスピーカー搭載の「OLED C1」、スタンダードモデル「OLED A1」を展開します。

↑有機ELテレビのラインナップ

 

フラッグシップ機の「OLED G1」は、次世代パネル「OLED evo」を採用。新しい発光素材を採用して赤・緑・青の波長を改善するとともに、新レイヤーを付加することで、色の再現性と明るさがさらに向上しています。

↑「OLED G1」

 

また、テレビの心臓部ともいえる映像エンジンに人工知能を統合させた、第4世代のAI対応映像エンジン「α9 Gen4 AI Processor 4K」(※OLED A1シリーズは「α7 Gen4 AI Processor 4K」搭載)。AIが視聴している映像のジャンル(シネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダード)やシーン(夜景・街並み・自然・スタンダード)を認識し、それぞれのシーンに合う画質設定を自動で適用します。

 

さらに、映像だけでなく音質もそれぞれのジャンル(ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽)に合わせたサウンドに自動調整し、ステレオ音声も臨場感あふれるバーチャル5.1.2chサウンドに変換します。

 

このほか、「Dolby Vision IQ」や「Dolby Atmos」といった規格にも対応しており、映画館の迫力を自宅で体験することが可能です。

↑ディンプルスピーカー搭載の「OLED C1」

 

【ラインナップ詳細】

シリーズ 品番 画面 実売予想価格 発売日
OLED G1 OLED 65G1PJA 65型 48万円前後 5月下旬
OLED 55G1PJA 55型 35万円前後
OLED C1 OLED 83C1PJA 83型 110万円前後 6月中旬
OLED 77C1PJA 77型 66万円前後 5月下旬
OLED 65C1PJA 65型 43万円前後
OLED 55C1PJA 55型 29万円前後
OLED 48C1PJA 48型 25万円前後
OLED A1 OLED 77A1PJA 77型 62万円前後 7月上旬
OLED 55A1PJA 55型 25万円前後 6月中旬
OLED 48A1PJA 48型 22万円前後 7月上旬

 

MiniLEDバックライト採用のQNEDシリーズに注目

液晶テレビは、8Kモデルと4Kモデル計6シリーズ18モデルをラインナップ。なかでも注目は、「MiniLEDバックライト」と「量子ドットナノセルカラーテクノロジー」を組み合わせた「LG QNED MiniLED」を搭載する8K液晶「QNED99」シリーズと、4K液晶「QNED90」シリーズです。

↑液晶テレビのラインナップ

 

「LG QNED MiniLED」は、極小サイズのLEDバックライトにより高精細で高輝度な画質を実現する「MiniLEDバックライト」と、豊かで正確な色の表現を可能にする「量子ドットナノセルカラーテクノロジー」の組み合わせにより、より明るくコントラストの高い映像を表現する新技術。同社の液晶テレビの技術を結集させたフラッグシップとなります。

↑4K液晶「QNED90」

 

↑8K液晶「QNED99」

 

また、映像エンジンには、有機ELモデルと同様、第4世代のAI対応映像エンジンを採用。視聴するコンテンツのジャンルやシーンをAIが判別し、自動で画質や音質を調整してくれます。

 

このほか、1nmという極小粒子を超精密に敷きつめた「NanoCell Display」を搭載した「LG NanoCell」シリーズや、スタンダードな機能を備えた「LG UHD TV」の「UP8000」シリーズもラインナップ。86インチから43インチまでの豊富なサイズを揃えています。

↑「LG NanoCell」シリーズの「NANO90」

 

【ラインナップ詳細】

シリーズ 品番 画面 実売予想価格 発売日
QNED99 86QNED99JPA 86型 121万円前後 8月
QNED90 86QNED90JPA 86型 72万円前後
75QNED90JPA 75型 55万円前後 6月中旬
65QNED90JPA 65型 44万円前後 9月
NANO90 86NANO90JPA 86型 50万円前後 5月下旬
75NANO90JPA 75型 35万円前後
65NANO90JPA 65型 27万円前後
55NANO90JPA 55型 21万円前後
NANO85 50NANO85JPA 50型 17万円前後
NANO76 75NANO76JPA 75型 26万円前後
65NANO76JPA 65型 19万円前後 6月中旬
55NANO76JPA 55型 16万円前後 7月上旬
50NANO76JPA 50型 14万円前後 5月下旬
43NANO76JPA 43型 13万円前後
UP8000 65UP8000PJA 65型 18万円前後 5月下旬
55UP8000PJA 55型 15万円前後
50UP8000PJA 50型 14万円前後
43UP8000PJA 43型 11万円前後

 

有機ELから8K/4K液晶、さらに豊富なサイズラインナップをそろえた2021年のLGのテレビは、ネット動画やゲームにも対応した死角のない仕上がりとなっています。

 

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Apple Musicがロスレスオーディオに対応、6月から追加料金なしで利用可能に

アップルは5月17日、定額制音楽配信サービス「Apple Music」において、ロスレスオーディオやDolby Atmosによる空間オーディオに対応すると発表しました。Apple Musicに加入しているユーザーであれば、6月から追加料金なしで利用が可能になります。

 

ロスレスオーディオは、7500万曲以上が対応。フォーマットはALAC(Apple Lossless Audio Codec)を採用しており、アップルのデバイスでは16bit/44.1kHzから最大24bit/48kHzまで再生可能です。さらに、最大24bit/192kHzのハイレゾ音源も提供されます。

 

なお、ロスレスオーディオは、Apple Musicの「設定」→「ミュージック」→「オーディオの質」をオンにすると利用できるようになります。

 

また、5月17日からはDolby Atmosによる空間オーディオに対応。アップルのH1チップまたはW1チップを搭載した「AirPods」とBeatsのヘッドホンに加え、最新バージョンの「iPhone」「iPad」「Mac」の内蔵スピーカーでDolby Atmos対応の楽曲を再生できます。

 

Dolby Atmos対応のアルバムには、詳細ページにバッジが表示され、簡単に見つけられるようになっているほか、今後も対応楽曲を追加していくとのことです。

世界初180度パノラマ4K対応オンライン会議カメラに、新たに「会議室用」と「個人用」が登場

デンマーク・コペンハーゲン発ヘッドセットブランド「Jabra(ジャブラ)」を展開するGN Audio A/S社の日本法人・GNオーディオジャパンは、180度パノラマ4K対応オンライン会議カメラ「Jabra PanaCast」の新しいラインナップとして、会議室での使用を想定したインテリジェントビデオバー「PanaCast 50」を6月15日に、インテリジェントパーソナルカメラ「PanaCast 20」を8月1日に発売します。税抜価格はPanaCast 50が14万5000円、PanaCast 20が3万5000円。

 

PanaCast 50は、AIベースのビデオおよびオーディオストリームと、Jabra独自のAIアルゴリズムの両方を使用して、会議中の動きに応じてフレームを自動的に調整するバーチャルディレクター機能により、会議の“ディレクター”の役割を担います。

↑PanaCast 50

 

高精度なマルチカメラアレイに搭載された3台の13メガピクセルカメラにより、180度パノラマ4Kで部屋全体が見渡せて、高度なアルゴリズムを使用したビデオストリームのライブスティッチングをリアルタイムに正確に行います。端に位置するユーザーまで常に完璧なフレームで表示する「インテリジェントズーム」機能も搭載しています。

 

2つのビデオストリームを同時に配信することができ、会議参加者に焦点を当てながら、ホワイトボードなどの室内の特定の関心領域に焦点を当てることが可能。デバイスに内蔵されているホワイトボード共有機能で、ホワイトボードの内容をリアルタイムに取り込むこともできます。

 

また、会議室にいる全員をカウントし、匿名の人数メタデータをリアルタイムの数値情報として提供。ネットワークインターフェースを介して長期的な分析データをIT管理者に提供し、ミーティングスペースの利用についてデータに基づいた意思決定を行なうことが可能です。

 

8つのビームフォーミングマイクを搭載し、音声を正確に検出しノイズを除去するアルゴリズムを備えています。ゼロバイブレーションにセットされた2つの50mmウーファーと2つの20mmトゥイーターの合計4つのパワフルなJabra独自設計のスピーカーからの高品位音声で、自然な会話を実現します。

 

PanaCast 20は、コンパクトで持ち運びや使用が簡単で、場所を問わず働く人も、高品質で安全なビデオ通話をすることができます。すべての機能がデバイス本体内で行なわれ、セキュリティ侵害のリスクを大幅に軽減。レンズカバーも内蔵されているので、誤ってカメラを「オン」にしたままにすることもなく、プライバシーが守られ、安心感の高いモデルです。

↑PanaCast 20

 

4K Ultra HDビデオ、HDRビデオに加え、パーソナライズされたインテリジェントズームにより、あらゆる環境で常にメインユーザーを適切にフレームに収めることができます。自動照明補正機能も搭載しており、時間帯や周囲の状況に関わらず、可能な限り映像が最適化されます。

最強コスパ「AV」ベストバイ6選

上位モデルや人気商品と同等の機能を持つのに、価格がはるかに安い……そんな最強コスパ「AV」アイテムをピックアップ。どれほどおトクかを示す「コスパ指数」を添えて紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2021年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【コスパ指数とは?】

取り上げたハイコスパ製品の価格で、同程度の機能・性能を持つ主要な製品の一般的な価格を割り、パーセントで表示したもの。この値が大きいほど、コスパに優れたアイテムということを示している。

 

【No.1】多彩な装着方法に対応しいつでも動画を残せる!

アクションカメラ

Insta360

Insta360 GO 2

実売価格3万6300円

高度な手ブレ補正機能で、激しく動いても滑らかさと水平を保ってくれるアクションカメラ。スマホからの操作や撮影した動画の編集・加工も可能で、複数の動画をAIが編集してくれる「FlashCut 2.0」に対応する。本体のみで4m防水を実現。

SPEC ●動画解像度:最大2560×1440@50fps ●ISO感度:100〜3200 ●焦点距離:11.24mm相当 ●絞り:F2.2 ●使用可能メモリ容量:28GB ●サイズ/質量:W52.9×H23.6×D20.7mm/26.5g

 

↑バッテリー内蔵の充電ケース。装着したままでも撮影でき、駆動時間が単体時の最大30分から最大150分に伸びる

 

↑充電ケースには操作ボタンと表示パネルを装備。スマホを使わなくても基本的な設定の変更ができるのが便利だ

 

↑充電ケースには角度調整できるミニスタンド脚のほか、三脚穴も装備。充電はUSB Type-C端子から行う

 

↑服の内側に磁気ペンダントを提げておくと、本体内の磁石により装着可能。ハンズフリーでの撮影が手軽にできる

 

↑バイザーやヘッドバンドに装着して撮影できる簡易クリップも付属する。充電ケースは、自撮りの際のグリップとしても役立つ

 

《ベストバイのワケ!》撮影の自由度が高くスマホアプリも秀逸

撮影用ハンドルとしても使える三脚内蔵ケースや、服に装着できる磁気ペンダントなど、他製品にない充実のアクセサリーが同梱。スマホアプリも多機能で使いやすく、他社の上位モデルと比べても遜色ない。

 

↑編集アプリが秀逸。撮影したクリップをAIが関知して自動的に編集を行う。編集後はSNSでシェアできる

 

【コスパ指数】176%

相場価格6万3800円

 

【No.2】「電子耳栓」にもなるテレワークの強い味方

ヘッドホン

ag

WHP01K

実売価格9800円

周囲の騒音を分析して打ち消すアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載。ANCによる音質劣化はイコライザーで補正する。同メーカーのオーディオブランド「final」の技術が生かされた高音質サウンドが特徴だ。

SPEC ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz ●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL ●連続音楽再生時間:25時間(ANC起動時)●充電時間:2.5時間 ●充電端子:USB Type-C

 

↑ハウジング部が上下左右に回転。低反発イヤーパッドによって頭部にぴったりフィットして音漏れも防いでくれる

 

↑有線端子も装備。ヘッドホンのバッテリーが切れても、スマホやプレーヤーにケーブル接続すれば使用できる

 

↑折りたたみ機構を採用。ドライバーユニット部が内側に折り込まれて破損しにくくなる。専用ポーチも付属

 

《ベストバイのワケ!》騒音の多い家庭内でも仕事に集中できる

ハイブリッド方式の採用で高級機並みの精密なノイズキャンセルを実現。音楽再生時以外にも利用可能で、テレワーク中の通話やリモート会議、さらには「耳栓」としても使える点が便利だ。

 

↑ANC用のマイク。ノイズを集音・分析するセンサーを、ハウジングの外側だけでなく内側にも搭載した

 

【コスパ指数】153%

相場価格1万5000円

 

【No.3】仕事やスポーツにも使える美形モデル

完全ワイヤレスイヤホン

オーディオテクニカ

ATH-SQ1TW

実売価格8600円

音楽再生中も周囲の音をマイクで取り込む機能で、外出中も安心して使用できる完全ワイヤレスイヤホン。イヤホン単体では最大約6.5時間、充電ケースとの組み合わせで最大約19.5時間もの使用が可能。ハンズフリー通話も行える。

SPEC ●形式:ダイナミック型 ●ドライバー:φ5.8mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:20〜20kHz ●通信方式:Bluetooth 5.0 ●質量:約5.2g(片側)

 

↑ツートンカラーを含む、豊富なカラバリを用意。マスタード、ピンクブラウン、ネイビーレッドなど6色から選べる

 

↑イヤーピースは、XS/S/M/Lの4サイズが付属。耳穴に合わせて選択することで、音漏れや騒音の混入を防げる

 

↑IPX4の防水性能を装備。水の飛沫に対して保護され、汗ばんだ手で着脱や操作をしたい場合でも安心だ

 

《ベストバイのワケ!》耳を圧迫しないタッチ操作が快適

完全ワイヤレスヘッドホンの多くはユニットからの操作が可能だが、ボタン式の場合は押すたびに耳穴に押し込まれる感覚があってやや不快に感じる。本機はタッチ対応なので快適に操作できる。

 

↑タッチ操作に対応。再生/停止/曲送り/曲戻し/音量といった操作を、パネルに触れるだけで行える

 

【コスパ指数】140%

相場価格1万2000円

 

【No.4】放送もネット動画も美しく映像処理

液晶テレビ

東芝

レグザ 43C350X

実売価格7万3670円

高度な映像処理機能を備え、放送もネット動画も美しく描写する4K液晶テレビ。バスレフ型フルレンジスピーカーを搭載し、低音から高音までバランスの良い音声を再現する。視聴履歴から番組をオススメするAI機能も便利だ。

SPEC ●チューナー:BS4K/110度CS4K×1、地デジ×2、BS/110度CS×2 ●HDR対応:HDR10/HLG HDR ●接続端子:HDMI×3ほか ●サイズ/質量:W961×H595×D200mm/7.5kg(スタンド含む)

 

↑別売のHDDに録画可能。「話題の番組」などの指定したテーマや、視聴履歴からAIが抽出したよく見る番組などを自動録画してくれる

 

《ベストバイのワケ!》高度な映像処理技術でネット動画も美しく

VODサービスなどの動画は、精細感やコントラストが劣るものも多い。本機は独自のネット動画高画質処理技術「ネット動画ビューティLE」を搭載し、ネット動画も美しく視聴することができる。

 

↑処理効果のイメージ。色が鮮やかになり、明るいところは明るく、暗いところはしっかり暗く描写される

 

【コスパ指数】149%

相場価格11万円

 

【No.5】手ブレに強くて操作も明快、初心者も使いやすい入門機

ミラーレス一眼

OMデジタルソリューションズ

OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III EZダブルズームキット

実売価格5万6800円

5軸手ブレ補正機構を内蔵したミラーレス一眼と標準&望遠ズームのセット。約236万ドット表示の有機ELファインダーを備えており、本格的な撮影を楽しめる。直感的な操作が可能なタッチパネル液晶モニターを搭載。

SPEC ●撮像素子:有効1605万画素4/3型Live MOS●モニター:3.0型 ●付属レンズ:(標準)14〜42mmF3.5-5.6、(望遠)40〜150mmF4.0-5.6 ●サイズ/質量(ボディ):W121.5×H
83.6×D49.5mm/約410g

 

↑スマホとWi-Fi接続が可能。撮影した写真をその場でスマホに転送し、SNSなどを介してシェアすることができる

 

《ベストバイのワケ!》スマホのように操作できるタッチパネルを搭載

モニターはタッチ操作に対応しており、本体の設定や撮影設定を直感的に素早く行える。画面内の被写体をタッチするだけで、スマホ感覚でスピーディにピントを合わせて撮影できる機能が便利。

 

↑最適な撮影設定が簡単にできる「シーンモード」の選択。タッチパネルなので直感的に素早く設定できる

 

【コスパ指数】185%

相場価格10万5000円

 

【No.6】コンパクトながら高音質! 防水仕様で使う場所も選ばない

Bluetoothスピーカー

Anker

Soundcore 3

実売価格5990円

Bluetooth 5で接続するワイヤレススピーカー。2つの8Wドライバーで迫力のサウンドを再現する。最大2台をペアリング登録可能。独自の連携規格「PartyCast」により、対応するスピーカーを一度に100台まで鳴らせる。

SPEC ●音声実用最大出力:16W(8W×2)●連続再生可能時間:最大24時間 ●充電端子:USB Type-C ●通信規格:Bluetooth 5 ●防水規格:IPX7 ●サイズ/質量:W174×H57×D59mm/約500g

 

↑水深1mに30分間沈めても使用できるIPX7の防水仕様。浴室やキッチンでも安心して使うことができる

 

↑スマホの「Soundcore」アプリに対応。音域ごとに強さを変えるイコライザーで好みの音に調整できる

 

《ベストバイのワケ!》価格以上の音質を誇るヒットシリーズが進化

Soundcoreシリーズは、気軽に購入できる価格でありながら、高級スピーカーにも劣らないパワフルかつ高精細なサウンドが魅力。本機は新型ドライバーの採用や低音の強化などでさらに音質が向上している。

 

↑軽量ながら強度があるチタニウムドライバーを採用。大音量でも音の歪みを抑えたクリアな高音を実現した

 

【コスパ指数】167%

相場価格1万円

ソニーの「360 Reality Audio」はこれまでのサラウンド技術と何が違うのか? 開発者に聞いた

ソニーが推し進める「360 Reality Audio(サンロクマル リアリティ オーディオ)」(以下360 RA)は、対応するスピーカーやプレーヤー機器などのハードウェア、音楽配信サービスのアプリを組み合わせて立体的な音楽再生が楽しめる同社独自のエンターテインメントです。今回は春にソニーが発売した360 RA対応の新しいワイヤレススピーカーの試聴体験レポートとともにその魅力を紹介します。

 

ついに360 Reality Audio対応のワイヤレススピーカーが登場

360 RAは2019年に欧米からサービスが開始されました。ホームシアターやモバイル向けの立体音響技術としてはドルビー・アトモスやDTS:Xなども広く普及しつつありますが、ソニーの360 RAはユーザーの足もと方向を含む360度全天球に広がる仮想音響空間の中に、最大24個の音源を「オブジェクト」として配置してリアルな音楽体験が生み出せるところに大きな違いがあります。

 

筆者が本稿を執筆している2021年5月中旬時点で、日本国内で360 RAによる音楽体験に触れられる環境を整理してみます。

 

Wi-Fi接続のワイヤレススピーカーにはソニーが発売した「SRS-RA5000」「SRS-RA3000」の2機種以外にも、アマゾンのAlexaを搭載する「Amazon Echo Studio」があります。筆者が把握する限りでは海外にもまだ360 RA対応のワイヤレススピーカーは出ていませんが、HiFiオーディオブランドの米McIntosh(マッキントッシュ)が発売しているマルチチャンネル対応のAVプリアンプ「MX123」がファームウェア更新により初の360 RA対応ハイエンドアンプとして名を連ねたようです。

↑360 Reality Audioの技術に対応した最新のワイヤレススピーカー「SRS-RA5000」(左側)、「SRS-RA3000」(右側)をレポートします

 

スマホとヘッドホンによるポータブル再生にも対応

スマホで360 RAを楽しむ場合、音楽配信サービスのモバイルアプリが360 RA対応コンテンツの再生に対応する必要があります。アプリ(=音楽配信サービス)とコンテンツが360 RA対応であれば、スマホやタブレットの場合は一般的なヘッドホン・イヤホンにつないで立体音楽体験が得られます。

 

日本国内で360 RA再生が楽しめる楽曲は洋楽・邦楽を含めて約4000曲に上ります。現在、国内では「Sony ArtistConnection」のほか「Deezer」「nugs.net」のアプリが360 RA対応であり、それぞれに専用の楽曲を配信しています。Amazon Music HDの場合は360 RAコンテンツを楽しめる環境がまだスピーカー再生に限定されているため、モバイル対応はもう少し待つ必要があります。

 

モバイル環境の360 RA体験はANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)搭載ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」など一部ソニーが発売するヘッドホン・イヤホンで聴くといっそうリアルな立体感が楽しめます。その理由は「Sony | Headphones Connect」アプリから、ユーザー個人の耳に適した音場を再現する「個人最適化」技術が使えるからです。

↑ソニーのWH-1000XM4など360 Reality Audio認定ヘッドホンを使うとさらにリアルな立体音楽体験が楽しめます

 

スマホでアプリを立ち上げてから、インカメラでユーザーの耳写真を撮影し、その画像情報を元にクラウド上で個人の耳の形状に最適化したプロファイルをすばやく生成します。このデータをSony ArtistConnectionをはじめとするアプリと連動させることによって、それぞれの360 RAコンテンツの再現性が高まるという仕組みです。この個人最適化が利用できる「360 RA認定ヘッドホン・イヤホン」は、これからソニー以外のメーカーにも広がっていくようです。

 

360 RA対応スピーカーを聴いてきた

今回はソニーの試聴室を訪問して、新製品のSRS-RA5000とSRS-RA3000を試聴してきました。Amazon Music HDで配信されている360 Reality Audio対応作品を聴いています。

↑上位モデルのSRS-RA5000

 

Doul(ダウル)の楽曲「Howl」はスタイリッシュなビートを効かせたダンスミュージックですが、初めて360 RAの楽曲を聴く方は、きっと足もとから分厚い低音に包み込まれるような斬新なリスニング感に驚くと思います。ボーカルやギターの音像はとても力強く、中高音域が天井の方向へ伸びやかに広がります。

 

リスナーの360度全天球に広がる音場の中を、「音のオブジェクト」として配置された音源が縦横無尽に動き回る効果が楽しめるところも360 RAの技術的な特徴のひとつ。Little Glee Monsterのライブ収録の楽曲「好きだ。-5th Celebration Tour 2019-」では、ステージで演奏するアーティストの歌声の臨場感だけでなく、会場いっぱいに広がる歓声が作り出すライブの空気感までもが鮮やかに蘇りました。

↑Amazon Music HDで配信されている360 RA対応楽曲を試聴しました

 

大編成のオーケストラによる演奏と360 RAの相性も抜群に良いと感じました。豊かなスケール感と小音量で演奏される弦楽器の繊細な音色のコントラスト感に引きつけられます。

 

ハイレゾ作品が耳の肥えたオーディオファンをも魅了するリアリティを持つのに対し、360 RAは「360度全天球に広がる音場感」が誰にでもわかりやすいのが特徴といえるでしょう。一般にも広く新鮮な音楽体験として受け入れられる、豊かな可能性を持つ技術だと感じました。

 

ステレオ音源で立体再生が楽しめる機能も搭載

スピーカーに注目すると、上位モデルのSRS-RA5000は音場の広がりが豊かなだけでなく、空間を埋め尽くす音のつながりもきめ細かく再現できる特徴を備えていました。スタンダードモデルのSRS-RA3000もまたクリアで見晴らしのよい音場感が魅力的です。中高域の切れ味はRA5000よりもRA3000の方がシャープで煌びやかな印象。より大きな筐体に数多くのスピーカーユニットを内蔵するRA5000は低音の滑らかさ、立ち上がる瞬間の力強いインパクトと粘っこさが一枚上手だと思います。

↑スタンダードモデルのSRS-RA3000

 

どちらのスピーカーにもソニー独自のアルゴリズムにより、2chのコンテンツを擬似的に立体化して360 RAふうの臨場感が楽しめる「Immersive Audio Enhancement」という機能があります。本体のボタン押し操作、またはMusic Centerアプリから機能をオンにすると鮮やかな音の広がり感が楽しめます。

↑Immersive Audio Enhancementの機能を使うとステレオ制作の音源が立体的なサウンドで楽しめるようになります

 

ワイヤレスオーディオ再生のコンテンツに限らず、スピーカーが搭載するステレオミニ音声入力にテレビをつなげば、歌番組にスポーツ中継、紀行ものなどテレビ番組のサウンドにも豊かな没入感が加わります。

 

360 RA開発チームに技術の特徴を聞いてみた

スピーカー製品の音響設計を担当する関 英木氏は、今回ソニーとして初めて360 Reality Audioに対応するスピーカーを開発した際の苦労を次のように振り返ります。

↑スピーカーの音響設計を担当する関氏

 

「ステレオ再生のスピーカーと音場の再現技術等がまったく異なるため、開発者としても技術の概念を正しく理解したうえで、音楽クリエイターが意図する体験を正しく引き出すことに腐心してきました。SRS-RAシリーズはワンボックス筐体のスピーカーシステムなので、マルチチャンネルスピーカー環境をリファレンスとしている制作スタジオのサウンドを、ホームリスニング環境で再現できることも容易ではありません。様々な課題を乗り越えながら、時間をかけてこれがソニーの360 RAスピーカーであると胸を張れる製品をつくってきました」(関氏)

 

360 RA対応の楽曲を制作するための汎用コンテンツプロダクションツール「360 Reality Audio Creative Suite」も、いよいよこの春にリリースされました。ソニーがアメリカのソフトウェアメーカーであるVirtual Sonics社と共同で開発したツールは、メジャーどころといわれるDigital Audio Workstation(DAW)に追加可能なプラグインとして提供されます。クリエイターは日ごろ使い慣れているDAWソフトを使って360 RA対応の楽曲制作が可能になると、ソニーで360 RAのプロジェクトリーダーを担当する岡崎真治氏がメリットを説いています。

↑360 RAのプロジェクトリーダー岡崎氏

 

360 RA対応の楽曲制作については、クリエイターが自由な発想をベースに取り組めるように、特別なガイドラインはもうけていないそう。ただ、一方でクリエイターがコンテンツを制作する際の手引きを提供する手間は惜しまないと岡崎氏は語っています。ソニーからTIPSのような形でノウハウを提供しつつ、クリエイターから寄せられるフィードバックに素速く対応できる環境を整えることにも注力しているそうです。

 

様々なハードウェアに広がる360 RA体験

360 RAのコンテンツ制作は、音楽配信サービスが先行導入された欧米のスタジオやアーティストの側で先にノウハウが蓄積されてきました。日本国内でもまたソニー・ミュージックスタジオ、ソニーPCLスタジオ、山麓丸(サンロクマル)スタジオが次々に360 RAのコンテンツ制作をサポートする環境を導入しています。今後は360 RA対応の新作楽曲から、大滝詠一の名盤「A LONG VACATION」のように、過去にリリースされたコンテンツがますます充実することも期待できそうです。

 

ソニーの岡崎氏は「360 RAは当初オーディオ機器で再生する音楽コンテンツを中心に拡大しますが、近く動画付きの音楽ビデオにも広げていきたい」と意気込みを語っています。

 

ライセンスビジネス担当の澤志聡彦氏は、今後も360 RA対応のエコシステムをホームオーディオ、スマホを含むポータブルオーディオから、車載エンターテインメントにも広げていきたいとしています。

↑取材に答えていただいたソニー株式会社 ホームエンターテインメント&サウンドプロダクツ事業本部の岡崎氏、関氏。右側がライセンスビジネス推進室の澤志聡彦氏

 

2020年にソニーが発表したコンセプトカー「VISION-S」にはクルマの中で360 Reality Audioを体験できるシステムが組み込まれ話題を呼びました。現在自動車メーカーとの共同開発にむけた取り組みも動き始めているそうです。

↑ソニーのコンセプトカー「VISION-S」にも360 RA再生機能が搭載されています

 

↑車内で楽しむ立体音楽体験も圧巻

 

ハイレゾやサラウンドに続く、豊かな音楽体験の新技術としてソニーの360 Reality Audioにはこれからも引き続き注目したいと思います。

 

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耳を塞がないから安心! ヘルメットをスピーカーに変える新感覚デバイス「addSound」

スクーターやバイクに乗るときはスマホの画面を見たり、ナビを操作することができません。でも、ヘルメット越しでもナビ音声が聴けたり、通話ができたりしたら便利ですよね。そんなバイク乗りの夢をかなえるデバイスが発売されました。

 

ヘルメット用オーディオデバイス「addSound」は、エキサイター(振動型スピーカー)によりヘルメットを振動させて音を出す新発想のアイテム。本体に内蔵する2つのキサイターによりヘルメットを振動させ、イヤホンをつけなくてもスマートフォンなどからBluetooth伝送した音声や音楽を聴くことができます。

↑「addSound」(オフホワイト)/オープンプライス(直販価格2万9700円)

 

↑ヘルメットを振動させて音を出します

 

耳を塞がないので安全性が高く、ヘルメット内部の配線も不要。簡単に取り外しができるので、複数のヘルメットに取り付けプレートを装着しておけば、その日の気分でヘルメットを変えて使用することも可能です。

 

スマホとワイヤレス接続すれば、音楽再生やストリーミングアプリで音楽を聴くことができるほか、ナビアプリの音声案内を利用することも可能。音楽の再生/一時停止は、グラブをしたままヘルメットをポンと軽くタップするだけで操作できます。

 

別売のマイクを接続すれば、運転中のハンズフリー通話や音声アシスタント機能を使った操作も可能。仲間とツーリングをする際など、無線機で会話するような感覚で通話することができます。

↑別売のマイクを装着すれば通話や音声アシスタント機能を利用可能

 

本体は防水性を備えており、雨天時の使用もOK。連続使用時間は最大約18時間(無風状態40km/h走行時。速度・風速によりバッテリー消耗速度が変化します)。充電時間は約2時間。本体カラーはオフホワイトとマットブラックの2色展開となります。

↑カラーはオフホワイトとマットブラックの2色

 

手持ちのヘルメットをワイヤレススピーカーに変えてしまう新感覚のデバイス「addSound」は、現在第二期予約販売を5月末まで受付中。気になった方は、急いで公式サイトをチェックしてみてください。

 

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