筆者が愛用するスナップ向きのカメラボディFUJIFILM「X-E3」にベストマッチな交換レンズを探す本企画ですが、今回は35mm換算で超広角15mmから広角36mmまでを1本カバーする「XF10-24mmF4 R OIS」をセレクト。レンズ側に手ブレ補正機能を搭載するため、ボディ側に手ブレ補正機能を持たない「X-E3」との相性も抜群です。
↑「XF10-24mmF4 R OIS」は重量410gと軽く、φ72mmのフィルターも使えます。右はFUJIFILM「X-A2」にフォクトレンダー「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5」を装着したものです。ホットシューには水準器が取り付けられています
小平さんが仕事で使っているFUJIFILMのカメラボディは「X-H1」と「X-T2」で、交換レンズは標準ズームの「XF16-55mmF2.8 R LM WR」と広角ズームの「XF10-24mmF4 R OIS」、そして望遠ズームの「XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR」の3本で、これに単焦点のマクロレンズ「XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro」を加えているそうです。
この数年間、前年比80~90%で推移していた中小型テレビ市場が、ステイホームによるプライベートニーズの高まりにより急激に拡大。視聴傾向としては、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのネット動画の利用率が上昇しており、同社の調べによると、5月時点のテレビでのネット動画視聴時間は1日約1時間30分で、昨年12月と比較し177%伸長しているそう。
画質面では、「レグザエンジン Power Drive」が高度にダイナミックガンマ制御を行い、高コントラストな画質と36色軸カラーイメージコントロールによる自然な色合いを再現。視聴環境に合わせて輝度や精細感を自動調整する「おまかせオートピクチャー」や、地デジのノイズを抑えて高精細に再現する「地デジビューティHD」、ネット動画を高画質化する「ネット動画ビューティHD」などの機能を搭載。テレビ放送もネット動画もノイズの少ないクリアな画質で楽しむことができます。
初期設定後、「YouTube Music」や「Spotify」で音楽を聴いてみました。最近のJ-POP、K-POP、80年代の洋楽など、いろんな楽曲を聴き比べてみましたが、低音域から高音域まで歪みがなく豊かでクリアに聴こえました。ボーカルの細かい息づかいなども聴き取れます。筆者は、現在3つのワイヤレスイヤホン(AirPods、Galaxy Buds、Soundcore Liberty Air2)を使っているのですが、それらと比べても音質は良いほうだと感じました。
コンパクトなイヤホンには5.8mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載。厚みのある中低域に加えて、煌びやかでクリアな高音再生を実現するため振動板にDLC(Diamond Like Carbon)コーティングを施して、全帯域に渡ってスムーズでつながりの良いサウンドに整えています。人の声がとても自然に再現されるので、ボーカルものの音楽再生が心地よいだけでなく、ハンズフリー通話の音声まで聴きやすく感じられます。
アプリは完全ワイヤレスイヤホンは初めてという方でも直感的にすぐ使いこなせるよう、とてもシンプルなユーザーインターフェースにしています。探している機能に素速くたどり着けます。ノイズキャンセリング機能は強く効果がかかるAirPlaneから順にOn The Go/Office-Studyまで、切り換えて効果を確認しながらリスニングシーンに合ったシーンが選べます。
総合光学機器メーカーのタムロンは8月4日、35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用望遠ズームレンズ「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」の開発を発表。長さ148mm、最大径φ77mm、質量545gで、300mmクラスのフルサイズミラーレス用望遠ズームレンズとしては世界最小・最軽量となっています ( 2020年7月時点。タムロン調べ)。
↑70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)。2020年秋頃発売予定で、価格は未定
コンセプトが明確なタムロンのソニーEマウント用レンズシリーズ
タムロンはこれまでにもフルサイズ対応のソニーEマウント用レンズとして、大口径標準ズームレンズ「28-75mm F/2.8 Di III RXD」や大口径超広角ズームレンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD」、大口径望遠ズームレンズ「70-180mm F/2.8 Di III VXD」、大口径単焦点レンズシリーズ「20mm/24mm/35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」など多彩な製品を発表してきました。
これらのラインナップを見ると、コンセプトが非常に明確なことがわかります。1つは、「小型・軽量」を追求している点。フルサイズ用レンズでは画質重視のために大柄な製品が多いなか、タムロンのこのシリーズでは妥協できる点は潔く割り切り、高画質と携行性の両立を図っています。代表的な例でいえば、28-75mm F/2.8 Di III RXDは従来は、24mmスタートが多かった大口径標準ズームレンズの広角端を28mmスタートとするなどして、550gという驚きの軽さを実現しています(参考:ソニー純正の大口径標準ズームレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM」の重さは886g)。
↑2018年5月に発売された「28-75mm F/2.8 Di III RXD」(Model A036)。大口径レンズでありながら実売価格で10万円を切るコスパの高さと小型・軽量サイズで人気
今回開発発表された70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDも、同じ焦点距離をカバーする純正レンズとして「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」が存在しますが、望遠側のF値が暗くなるものの重さは約300g軽くなっています。スポーツや鉄道、あるいは運動会など、望遠域の撮影を手軽に楽しみたいユーザーに魅力的な一本といえそうです。
SIGMA fpはライブストリーミングなどに活用するためのUSB Video Class(UVC)に対応している。そのため、パソコンとUSBケーブルで接続するだけでウェブカメラとして機能する。フルサイズならではの高画質の、である。なかにはSIGMA fpをモニターの上に固定するためのブラケットを自作している強者までいるというから楽しみすぎなぐらいである。
ところで、フルサイズ向けの100-400mmの超望遠レンズと聞いて、個人的に思い浮かぶのはソニーの「SEL100400GM」というレンズです。トップクラスの軽量モデルで重量1395g(三脚座別)で全長205mmです。開放絞り値はF4.5−5.6で希望小売価格は32万円です。これと比較するとシグマは重量1135g、全長197.2mmとコンパクトで、開放絞り値はF5.6-6.3とやや暗めになります。Canonから登場予定の新しい「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」は全長207.6mm、重量1370g(三脚座別)と発表されています。予約価格は33万円超えです。
SoCにはクアルコムの「QCC5124」を採用。「Qualcomm Active Noise Cancellation technology」によるフィードフォワードNC+フィードバックNCの「デュアル・デジタルANC」により、周囲のノイズを消音して静かな環境で音楽が楽しめます。イヤホンを装着したまま周囲の音が聞ける「外音取込み機能」にも対応。
1本目は、超望遠ズームレンズ「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」。一眼レフ用EFレンズのなかでもプロ・ハイアマ層から特に人気の高い「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」のミラーレス版ともいうべき存在ですが、あちらよりも焦点距離を100mm延長し、より幅広い撮影領域に対応しています。鏡筒に刻まれた赤いラインが目印の、キヤノンのレンズラインナップのなかでも特に高品質な「Lレンズ」の1本です。
↑RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM。2020年9月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は33万5000円 (税別)
続いて紹介するのは、小型軽量を新コンセプトにした超望遠単焦点レンズ「RF600mm F11 IS STM」と「RF800mm F11 IS STM」です。絞り値をF11固定とすることで、RF600mmは930g、RF800mmは1260gとおよそ超望遠レンズとは思えない軽量化を実現。小型なミラーレスボディとも相性がよく、手持ちで手軽に超望遠撮影を楽しみたいというユーザーにぴったりなレンズです。
↑RF600mm F11 IS STM。2020年7月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は8万8000円(税別)
↑RF800mm F11 IS STM。2020年7月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は11万3000円(税別)
1本目は、超望遠ズームレンズ「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」。一眼レフ用EFレンズのなかでもプロ・ハイアマ層から特に人気の高い「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」のミラーレス版ともいうべき存在ですが、あちらよりも焦点距離を100mm延長し、より幅広い撮影領域に対応しています。鏡筒に刻まれた赤いラインが目印の、キヤノンのレンズラインナップのなかでも特に高品質な「Lレンズ」の1本です。
↑RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM。2020年9月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は33万5000円 (税別)
続いて紹介するのは、小型軽量を新コンセプトにした超望遠単焦点レンズ「RF600mm F11 IS STM」と「RF800mm F11 IS STM」です。絞り値をF11固定とすることで、RF600mmは930g、RF800mmは1260gとおよそ超望遠レンズとは思えない軽量化を実現。小型なミラーレスボディとも相性がよく、手持ちで手軽に超望遠撮影を楽しみたいというユーザーにぴったりなレンズです。
↑RF600mm F11 IS STM。2020年7月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は8万8000円(税別)
↑RF800mm F11 IS STM。2020年7月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は11万3000円(税別)
1本目は、超望遠ズームレンズ「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」。一眼レフ用EFレンズのなかでもプロ・ハイアマ層から特に人気の高い「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」のミラーレス版ともいうべき存在ですが、あちらよりも焦点距離を100mm延長し、より幅広い撮影領域に対応しています。鏡筒に刻まれた赤いラインが目印の、キヤノンのレンズラインナップのなかでも特に高品質な「Lレンズ」の1本です。
↑RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM。2020年9月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は33万5000円 (税別)
続いて紹介するのは、小型軽量を新コンセプトにした超望遠単焦点レンズ「RF600mm F11 IS STM」と「RF800mm F11 IS STM」です。絞り値をF11固定とすることで、RF600mmは930g、RF800mmは1260gとおよそ超望遠レンズとは思えない軽量化を実現。小型なミラーレスボディとも相性がよく、手持ちで手軽に超望遠撮影を楽しみたいというユーザーにぴったりなレンズです。
↑RF600mm F11 IS STM。2020年7月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は8万8000円(税別)
↑RF800mm F11 IS STM。2020年7月下旬発売予定で、キヤノンオンラインショップの価格は11万3000円(税別)
とてもクリアで見晴らしの良いサウンドです。中高音域の透明感が高く、ボーカルやジャズピアノのハイトーンの描写力が初代のTrueConnectよりも格段に向上していました。音の芯が力強く輪郭線が鮮やか。音場は奥行きの立体感に富んでいます。オマーラ・ポルトゥオンドとブエナ・ビスタ・ソシアルクラブの演奏による「Canta Lo Setimental」を聴くと、ボーカルの繊細な表情の変化とシルキーな質感が指で触れているみたいに生々しく伝わってきました。
tofubeatsの「WHAT YOU GOT」のようなEDMはタイトでスピード感あふれる低音再生が印象に残ります。前機種のTrueConnectよりも低音再生の安定感が増しているぶん、中高域より華やかな広がりが感じられるように思います。
ニコンの新型フルサイズミラーレスカメラである「Z 7」が9月28日にいよいよ発売。本機は発表と同時に予約が殺到するほどの人気ぶりとのことですが、実売で43万7400円(ボディ)という高価なカメラで、かつ新マウントの採用によりレンズやマウントアダプターも必要であることを考えると、いかにこのカメラが注目を集めているかがわかります。本稿では、このニコン Z 7の実写と実際に使用してみての感想などをレポートしたいと思います。
キットレンズにもなっている「NIKKOR Z 24-70mm F4 S」も約500gとF4の高性能ズームレンズとしては軽量で、ボディとレンズを合わせても約1175g(バッテリー、カード含む)なのでなおさら軽く感じるでしょう。例えば、スペックの近い同社の一眼レフ「D850」では、軽量な普及タイプの標準レンズ「AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR」と組み合わせると約1470g(バッテリー、カード含む)となり、300g近い差があります。
しかも、「NIKKOR Z 24-70mm F4 S」は繰り出し部分の沈胴機構を備えていて、収納時には88.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)となり、コンパクトに持ち運べるのもメリットです。
↑Z 7にNIKKOR Z 24-70mm F4 Sを装着した状態。ズームリングを広角側(24mm)からさらに回転させることで、レンズの繰り出し部分が引っ込み、さらにコンパクトになる(写真は繰り出した状態)
前にも記したように、キットレンズにもなっている「NIKKOR Z 24-70mm F4 S」は、非常にコンパクトな標準ズームでF4のズームとしては軽量です。ただ、一般に「コンパクトで軽量なレンズは写りもそれなりなのでは?」と思われがちなのも確か。今回はその点を実写でチェックしてみました。
また、今回はもう1本、「NIKKOR Z 35mm F1.8 S」も用意しました。こちらも約370gと大口径なF1.8のレンズとしては軽量な部類といえますが、Fマウント(一眼レフ)用の「AF-S NIKKOR 35mm F1.8G ED」に比べるとサイズ・重さともに大きくなっています。とはいえ数十グラムの差なので、その分画質が良くなっているのであれば、納得がいく差だと思います。
↑今回使用したNIKKOR Z 24-70mm F4 S(上)とNIKKOR Z 35mm F1.8 S(下)。レンズ鏡筒のデザインは、Fマウントレンズからは大きく変わり、かなりシンプルな印象を受ける。2本とも高性能な新シリーズ「S-Line」の製品。最近の高性能レンズでは性能を引き出すために鏡筒がかなり太いものが増えているなか、少なくともこの2本は細身な印象で、携帯性にも優れているといえる
音声面では、2.1ch3ウェイ5スピーカーで構成される「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」(※)を採用し、聞き取りやすく臨場感豊かなサウンドを再生します。明るいリビングでも反射を抑える「低反射パネル」や、画面角度を調整できる「回転式スタンド」など、日本の視聴スタイルに合った機能も搭載しています。
※:45型「4T-C45AL1」は2ch1ウェイ2スピーカー「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」となります
まず、キヤノン EOS Rの基本スペックをチェックしてみると、前述のとおり画素数は約3030万画素で感度は常用で最高ISO40000、連写が約8コマ/秒と、おおよそ他社の高画素機と高速連写機の中間的なスペックとなっています。とはいえ、実用上はプロスポーツなどを撮影するのでない限り十分以上の性能を持っており、デジタルカメラのEOSシリーズ共通の基本思想である「快速・快適・高画質」を体現したカメラだといえるでしょう。
↑11月下旬発売予定のニコン Z 6。有効2450万画素で約12コマ/秒の連写が可能です。操作性などは上位機種のZ7同様で、重さも675g(バッテリー、カード含む)と小型・軽量。参考価格は27万2700円(ボディ)とフルサイズミラーレスとしては比較的低価格。ただ、記録媒体が高価なXQDカードのみとなっている点が費用面でやや気がかり。アダプター併用で多くのFマウントレンズも使用可能な点は同社の一眼レフユーザにとってうれしいところ
将来的にミラーレスカメラの性能や機能は、まだまだ伸びてくるはずです。既存の一眼レフユーザーならまずはサブカメラとして、新規ユーザーなら使いやすいフルサイズ・エントリーとして、各社の20万円台のフルサイズミラーレスカメラ(ソニー α7Ⅲ、ニコン Z 6、キヤノン EOS R)を検討してみてはいかがでしょうか?
現在のXシリーズの交換レンズ群で、広角24mm相当(実焦点距離16mm)をカバーするズームレンズは、広角ズームの「XF 8-16mm F2.8 R LM WR」(2018年11月下旬発予定)と「XF 10-24mm F4 R OIS」、標準ズームの「XF 16-55mm F2.8 R LM WR」の3本である。このうち、明るさと高画質の両方にこだわるとなると、XF 8-16mm F2.8 R LM WRと、XF 16-55mm F2.8 R LM WRの2本が選択肢となるだろう。
↑XF 16-55mm F2.8 R LM WR。実売価格は12万1180円
↑XF 8-16mm F2.8 R LM WR。2018年11月下旬発売予定で、希望小売価格は27万7500円(税別)
この2本、高画質かつズームレンズならではの利便性が魅力ではあるが、XF 8-16mm F2.8 R LM WRは全長121.5mm・重さ約805g、XF 16-55mm F2.8 R LM WRは、全長106mm・重さ約655gと、どちらもそれなりのサイズと重さになる。一方、単焦点の「XF 16mm F1.4 R WR」は全長73mm・重さ約375g。両ズームレンズと比べると、かなり小振りで軽量である。しかも、開放F値が“2絞り”も明るいのだ。
↑F1.4という抜群の明るさを誇るXF 16mm F1.4 R WRだが、APS-Cサイズ用ということもあり、そのサイズや重さは思ったほど“ヘビー級”ではない(フルサイズ対応の同クラスの製品は、大体重さは大体600g台になる。だが、本製品は300g台と各段に軽量だ)
「XF 16mm F1.4 R WR」の操作性や質感をチェック!
XF 16mm F1.4 R WRは重さ約375gの軽量設計が特徴のレンズだが、鏡筒は金属製でその材質感や仕上げはとても上質である。フォーカスリングも金属製で質感が高く、前後にスライドさせることでAFとMFが切り換えられる(AFはフロント側、MFはマウント側)。このスライド操作も快適で、AFの位置ではフォーカスリングは誤って回転しないようロックされる仕様となっている。
XF 16mm F1.4 R WRの最短撮影距離は「15cm」と、このクラスの広角単焦点レンズとしては非常に短い。一方、広角ズームのXF 8-16mm F2.8 R LM WRは「25cm」で、標準ズームレンズのXF 16-55mm F2.8 R LM WRは広角マクロ時に「30cm」である。広角24mm相当で撮影する場合、この10/15cm距離の差が、大きな影響を与えるのである。
パナソニックではヨーロッパ向けのモデルにソフトウェアのアップデートにより、Chromecast built-in/Works with Google Assistantへの対応を進めていくことも発表されました。Googleアシスタントを搭載するスマートスピーカーなどから、テレビの起動や音楽コンテンツのキャスト再生などが手軽に楽しめるようになります。海外ではAmazon Alexaを使ってUltra HDブルーレイプレーヤーのディスク再生を音声でコントロールする機能もスタートしていますので、新しいインターフェースまわりの機能が日本のビエラにも近く乗ることを期待したいところです。
現状、Zマウントレンズは「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」、「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」、「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」の3本のレンズの登場がアナウンスされているほか、「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」という超大口径のレンズの開発も発表されています。ただ、それでも計4本のラインナップということで、今後の展開が期待される状況です。
↑NIKKOR Z 24-70mm f/4 S。ズーム全域で最短撮影距離0.3mと近接撮影に強く、収差も極めて少ない標準ズーム。ナノクリスタルコート採用でゴーストやフレアも発生しにくく、幅広い撮影フィールドに対応する。発売は2018年9月下旬予定、参考価格/13万2300円
↑NIKKOR Z 35mm f/1.8 S。ボケ描写が美しく、点光源などのフレアが少ない。EDレンズ2枚、非球面レンズ3枚を採用した贅沢な設計だ。ナノクリスタルコートも採用。発売は2018年9月下旬予定、参考価格/11万700円
↑NIKKOR Z 50mm f/1.8 S。軸上色収差が徹底的に除去され、画面全域で高い質感描写や解像力を発揮する。近距離撮影でのボケ描写も美しく、動画を含めた多くのシーンで活用できる標準レンズ。ナノクリスタルコート採用。発売は2018年10月下旬予定、参考価格/8万1000円
↑NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct。ニコンでは、Zシリーズ用レンズ中、独自の高い品質管理がなされ、光学性能が高い製品を「S-Line」と呼称している(今回の4製品は、いずれも該当)が、そのラインナップ中、Zマウントシステムの新次元の光学性能を象徴するレンズとして開発されているのが本レンズだ。ニコン史上最高の明るさを持つF0.95のマニュアルフォーカスレンズで、ボケ描写や解像感、点像再現性に優れるという
ハンガー部とカナル型インナー部の接合部にボールジョイントを組み込んだ特許技術「3D Active Fit」を採用したスポーツ向けワイヤレスイヤホン。使う人の耳の形状や耳穴の角度に合わせてインナー部の角度が可変し、激しい動きでも外れにくく、優れたフィット感を維持します。フック部分が取り外し可能な構造になっており、使用シーンに合わせて「イヤーフック」と「セキュアイヤーフィン」の2種類から選択可能。もちろん汗に強い防滴仕様です。カラーはイエロー、グレー、レッドの3色。
The nuraphoneが日本上陸間近と聞いた筆者は、いち早く日本で発売予定のサンプルを入手して本機がどんなヘッドホンなのか試してみました。専用アプリ「nura」も国内のApp StoreからiPhoneにダウンロードができたので、最大の特徴であるパーソナライゼーション・サウンドの自動測定も体験。ノイズキャンセリング機能の使い心地やリスニング感と一緒にレポートしてみたいと思います。
独特の高い遮音性を実現する形状。無線&有線接続で楽しめる
The nuraphoneは見た目にはよくある普通のヘッドホンですが、備えている機能は驚くほどに多彩です。ノイズキャンセリング機能はオン・オフの切替えが可能。BluetoothオーディオはaptX HDによるハイレゾ相当の高音質再生をサポート。ほかにはaptX/AAC/SBCに対応しています。音楽を聴きながら外の環境音を同時にモニタリングできる「ソーシャルモード(いわゆるヒアスルー機能)」や、低音再生を好みに合わせてブーストできる「イマージョン」、さらに本体の両側面にタッチセンサー内蔵リモコンボタンも搭載。ハンズフリー通話にも対応しています。
The nuraphoneは装着スタイルもかなり独特。「Dual Passive Noise Isolation」と呼ぶ方式は、シリコン素材のカナル型イヤーチップを耳の穴に挿入して、さらに密閉形状のイヤーカップで耳全体を覆うというものです。だからヘッドホンを装着しただけで、かなり周囲のノイジーな音がきこえなくなります。そのうえ、アプリからオン・オフを切り替えられるアクティブノイズキャンセリング機能も付いてくるので、消音性能はこの上なく高いレベルにあります。
The nuraphoneの音質については、パーソナライゼーションありきのヘッドホンだと思うので、そのキャラクターを自分の経験をベースに記述することがいつもより難しく感じるのですが、土台の傾向としてはどちらかと言えば解像度の高さで勝負するよりもエネルギーを前面に押し出すパワフルな音づくりであるように感じました。
Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II
わずか680gという軽さで、バッグに入れて持ち運ぶのにも便利な小型スピーカー。薄型のデザインは置き場所を選ばず、重心が低いので倒れる心配もありません。1回の充電で約10時間の再生が可能。家で使う場合は「充電クレードル」に乗せておけば音楽を聴きながら充電できるので、電池の残量を気にせず外に持ち出せます。
Marshall STANMORE BLUETOOTH
Marshall特有のギターアンプデザインを踏襲した、インテリアとしても映えるスピーカーです。Bluetoothによる無線接続だけでなく、3.5mmカールコードケーブルを使った有線接続にも対応。コンパクトながらパワフルなステレオスピーカーで、クリアな中・高音と迫力の低音を再生します。
スマホで音楽を聴く人が増え、移動中やカフェなどでイヤホンをつけている姿を男女問わず目にするようになりました。これまで黒主体だったイヤホンやヘッドホンのカラーも、白やカラフルなものなど女性も手に取りやすいカラーがラインナップされることが多くなっています。そんななか、ソフトバンク コマース&サービスのオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」から完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」の新色として「シャンパンゴールド」が発売されました。実売価格は9864円。
↑Sound Air TW-5000(シャンパンゴールド)
この「Sound Air TW-5000」は、1万円を切るコストパフォーマンスの高さに加え、AACコーデックをサポートするなど音質面でも人気となっている完全ワイヤレスイヤホンです。他社品に比べてイヤホン・ケースともコンパクトで、女性人気も高いモデルで、すでに「ブラック」と「ホワイト」の2色が販売されていましたが、6月29日より女性をターゲットにした新色「シャンパンゴールド」がラインナップに追加されました。
THE SIRENシリーズのエントリーモデルでありながら、Billie Jeanも付属のケーブルを着脱して2pinタイプのケーブルと交換できる仕様としています。商品パッケージに付属するケーブルは銀メッキ銅線を圧縮して、平らにした状態で強化繊維のケブラーに巻きつけて伸縮強度を高めています。ケーブルを曲げたり引張ったときにかかるテンションにも強く、ポーチやバッグの中から取り出したときにケーブルが絡んでいても簡単に解せる取り回しの良さも特徴としています。プレーヤー側の端子が3.5mm/3極プラグのアンバランス接続仕様のケーブルですが、Michelle Limitedに付属する2.5mm/4極のバランスケーブルなど2pin端子の一部ケーブルに交換して音の違いを楽しめます。
コンパクトサイズなイヤホンからは想像もつかないほどスケールの大きな音場が広がります。ボーカルやバンドの楽器がのびのびとうたい、高域のキラキラとした明るいトーンがこの楽曲と怖いぐらいマッチしました。やっぱりジェリー・ハービー氏も「Billie Jean」を聴きながらこのイヤホンの音をベストパフォーマンスに追い込んでいったのでしょうか。大満足です。ちなみに「Billie Jean」を収録するアルバム「Thriller」は冒頭の「Wanna Be Startin’ Somethin’」から、ポール・マッカートニーとのデュエットソング「The Girl Is Mine」、そしてエンディングの「The Lady in My Life」まで、すべての楽曲がこのイヤホン「Billie Jean」と相性良好でした。なんだかとてもアメリカに行きたくなってきます。
本機にとっては“姉”であるイヤホン、Michelle Limitedは中高域の音の輪郭を繊細に描く表現力がより長けているように感じます。低域も解像度が高く、量感が十分にありながらダブついた感じがなく、余韻がさわやかな後味を残しながら空間に溶けこんでいきます。音の分離感がとても鮮明で、例えばマイケル・ジャクソンの「Wanna Be Startin’ Somethin’」はスケールの大きな演奏ですが、楽器のそれぞれの音色と、小さい音の粒まで定位がはっきりと見えてきます。Michelle Limitedの特徴を頭に入れながらBillie Jeanの特徴を振り返ってみると、特に中域の熱量にはほかにない特徴と魅力がありそうです。「小麦色に焼けた肌とショートボブがキュートな体育会系の妹」のイメージが頭に浮かんできました。妹属性に惹かれる方にオススメです。
仕上がりの良さで定評のある「フィルムシミュレーション」や高感度性能に加え、シリーズ初のボディ内5軸手ブレ補正、フリッカー低減撮影機能などを備えるハイパフォーマンスモデル。防塵・防滴・耐低温構造を持つ高剛性・高耐久ボディも魅力です。撮影会では、このボディに小型で高性能な望遠ズームレンズ「フジノンレンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」(実売価格8万460円)を組み合わせて使用しました。現在、期間内(~2018年9月30日)に購入した場合に3万円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施中。