ドラマ・アニメを1クール自動で録画! 2番組同時録画にも対応、パナソニック「ディーガ」新モデル

パナソニックは、ブルーレイディスクレコーダー「ディーガ」シリーズの新製品を、2月中旬から販売開始します。スマホアプリでのリモート録画予約や、2番組同時録画機能などに対応します。

記事のポイント

2番組の同時録画、最大録画容量2TBに対応する比較的コスパの良い「ディーガ」最新モデル。ドラマ・アニメ1クール自動録画ができ、気になる番組を録り逃さずに済みます。「1話だけ見逃したら、途端に見る気がなくなった……」なんてことにならないのがうれしいですね。

 

今回発表されたのは、最大録画容量2TBの「DMR-2W203」、最大録画容量1TBの「DMR-2W103」の計2モデル。先に述べた2番組同時録画機能のほか、約90日ぶんのドラマ・アニメを自動で録画予約する「ドラマ・アニメ1クール自動録画」に対応します。

 

加えて、無料のスマートフォンアプリ「どこでもディーガ」との連携が可能。外出先で録画を予約できるほか、録画済みの番組やリアルタイムの放送番組・写真・音楽を視聴可能なので、自宅以外の場所でも様々なコンテンツを楽しめるとしています。

 

価格はいずれもオープンで、公式通販サイトでの価格はDMR-2W203が5万7420円、DMR-2W103が5万1480円。

 

パナソニック
DMR-2W203
市場想定価格:オープン

パナソニック
DMR-2W103
市場想定価格:オープン

最大10ch×28日間のまるごと録画が可能なBDレコーダー「全自動ディーガ」新製品5モデル

パナソニック株式会社は9月19日、予約なしで複数のチャンネルを同時に自動録画する「全自動録画」機能を備えたブルーレイディスクレコーダー「全自動ディーガ」シリーズの新製品5モデルを発表しました。いずれも10月18日から販売開始します。

 

記事のポイント

興味のある番組を録画する手間を省きたい、あとから話題になった番組をチェックしたいといった時に便利なのが全自動レコーダー。最大6人ぶんのプロファイルを登録できるので、家族ごとの試聴履歴やおすすめ番組が混在しなくて済むのも魅力的ですね。

 

モデルごとに対応チャンネル数や録画可能日数は異なりますが、上位モデルは最大10チャンネル×約28日間の全自動録画に対応。また、新モデルはいずれもUIを刷新した新しいホーム画面を採用しました。「見逃しなくテレビ番組を楽しめるが、見たい番組が見つけにくい」「新しい番組に出会いにくい」といったユーザーのフィードバックを受け、ネット動画のように番組のサムネイルと説明を大きく表示して視認性を高めたのが特徴としています。加えて、よく見る番組やジャンルの整理、表示項目のカスタマイズといった調整にも対応し、利便性が向上。家族ごとに視聴傾向を整理できるよう、最大6人分のプロフィールの登録にも対応します。

 

好きなタレントなどを応援する、いわゆる「推し活」に便利な機能も搭載。「出演者おすすめ」や出演番組を自動的に振り分ける「お気に入り」、サムネイルで出演シーンを探しやすくなる「プレビューサーチ」、出演シーンを切り抜くための番組編集画面の改善などを実施したとのことです。

↑4Kチューナー内蔵モデルは2機種のみ

 

全5機種のうち、4Kチューナーを内蔵するのは2モデルのみ。「DMR-4X1003」はハードディスク容量10TBで、ハイビジョン放送最大8チャンネル×約28日間、4K衛星放送最大1チャンネル×約13日間の録画に対応。「DMR-4X403」はハードディスク容量4TBで、ハイビジョン放送最大4チャンネル×約28日間、4K衛星放送最大1チャンネル×約3日間の録画に対応します。上記2モデルに関しては、どちらもUltra HDブルーレイの再生が可能です。

↑4Kチューナー非搭載モデルは3機種

 

「DMR-2X603」「DMR-2X303」「DMR-2X203」は4Kチューナー非搭載モデル。DMR-2X603はハードディスク容量6TBで、ハイビジョン放送最大10チャンネル×約28日間の録画に対応。DMR-2X303はハードディスク容量3TBで、ハイビジョン放送最大6チャンネル×約24日間の録画に対応。DMR-2X203はハードディスク容量2TBで、ハイビジョン放送最大6チャンネル×約16日間の録画に対応します。

 

価格はいずれもオープンで、公式通販サイトでの価格はDMR-4X1003が32万9670円、DMR-4X403が16万8500円、DMR-2X603が16万8300円、DMR-2X303が8万9100円、DMR-2X203が6万7320円となっています。

 

ブランド名(メーカー名):パナソニック
商品名:DMR-4X1003
市場想定価格:オープン

ブランド名(メーカー名):パナソニック
商品名:DMR-4X403
市場想定価格:オープン

ブランド名(メーカー名):パナソニック
商品名:DMR-2X603
市場想定価格:オープン

ブランド名(メーカー名):パナソニック
商品名:DMR-2X303
市場想定価格:オープン

ブランド名(メーカー名):パナソニック
商品名:DMR-2X203
市場想定価格:オープン

クラウドAI連携で録った番組まで高画質化! 東芝のタイムシフトマシンレコーダー「DBR-M4010/M3010」

東芝映像ソリューションは、地デジ番組など最大7チャンネルをまるごと録画できるタイムシフトマシン機能搭載のBDレコーダー「DBR-M4010/M3010」を3月5日に発売します。実売予想価格はHDD 4TB搭載のM4010が約10万円前後、HDD 3TBのM3010が約9万円前後(いずれも税抜)。

 

タイムシフトマシン内蔵のレグザと接続すれば、最大13チャンネルの録画が可能。また、タイムシフトマシンを搭載しないレグザでも、付属リモコンを使えばタイムシフトリンクボから、「始めにジャンプ」「過去番組表」「ざんまいスマートアクセス」にアクセスし、簡単に録画した番組を再生することができます。なお、リモコンは東芝以外の主要9社(ハイセンス、ソニー、パナソニック、シャープ、LG、日立、三菱、パイオニア、フナイ)の製品にも対応しています。

 

DBR-M4010/M3010は、地上波デジタル放送7チャンネル、BS/CS放送6チャンネルのチューナーを搭載し、内蔵HDDに最大7チャンネル分の放送をまるごと録画できるBDレコーダーで、タイムシフト録画の目安は、M4010で最大15日/6チャンネル、M3010で最大11日/6チャンネルとなっています(いずれも「スマホ長時間画質」で1日最大23時間録画とした場合)。

↑録画番組を番組表のように表示する「過去番組表」

 

この製品最大の特徴は、レグザの「クラウドAI高画質テクノロジー」を活用できる連携機能を備えていること。これにより、録画番組の画質の特徴をデーターベースよりダウロードし、レコーダー内の録画番組まで高画質再生することができます。

↑レグザの「クラウドAI高画質テクノロジー」と連携して、録画番組も高画質化します

 

このほか、時間に合わせて再生コースを選べる時短機能や、スマホに録画番組を持ち出して視聴できる「スマホdeレグザ」機能も搭載。録るだけでなく、見るための機能も充実しています。

↑録画番組をスマホに持ち出せる「スマホdeレグザ」

 

このほかBD/DVD/CDの再生に対応しており、BD-RやDVD-Rなどへの録画も可能。なお、BS/CS 4K放送用チューナーは備えておらず、UHD BDの再生にも対応していません。

 

回転ディスプレイのポータブルDVDプレーヤーも

また、回転ディスプレイを備えたポータブルDVDプレーヤー「SD-P910S」も2月19日より発売されます。実売予想価格は1万6000円前後(税抜)。

↑ポータブルDVDプレーヤー「SD-P910S」

 

同機は、180度回転できるフリースタイルディスプレイを備えたポータブルDVDプレーヤーで、視聴環境に応じて好きなスタイルで視聴できます。

↑180度回転するフリースタイルディスプレイを搭載

 

ディスプレイは9型ワイドサイズで、解像度は800×480ドット。本体にステレオスピーカーを内蔵しているほか、ヘッドホン端子も備えています。

 

内蔵バッテリーで最大約6時間の使用が可能(節電モード時)。ACアダプタやカーアダプタ(12V用)も付属し、外出先でもバッテリーを気にせず視聴できます。

↑スリムリモコンも同梱

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

既存の4Kテレビでも新4K放送が楽しめる! パナソニックの4Kチューナー内蔵BDレコーダー「DMR-SUZ2060」

今年12月1日から放送が始まるBS/CS 4K放送に向けて、メーカー各社から4Kチューナーや4Kチューナー内蔵テレビなどの対応製品が続々と発売されています。そして今回、パナソニックからも4Kチューナーを内蔵したBDレコーダー 4Kディーガ「DMR-SUZ2060」が11月16日に発売されます。実売予想価格は13万円前後(税別)。

↑DMR-SUZ2060

 

本機の最大の特徴は、4Kチューナーを内蔵しており、テレビにつなぐだけでBS/CS 4K放送が視聴できるようになること(※)。これまでに発売された4Kチューナーを内蔵していない4Kテレビでも、本機を接続すればBS/CS 4K放送が楽しめるようになります。さらに、4K放送の内蔵HDDへの録画およびBDディスクへの保存にも対応しています。

※:受信にはBSデジタル放送受信設備が必要。既存の右旋アンテナで最大6チャンネル、新しい左旋アンテナおよび設備を導入すると最大18チャンネルの視聴が可能

 

また、4Kチューナー内蔵のメリットとして、4Kチューナー単体をテレビにつなぐよりも配線をすっきりとさせることができ、録画のために4Kチューナーとテレビそれぞれに外付けHDDを接続するといったムダも省くことができます。

 

このほか、UHD BD(Ultra HDブルーレイ)や4Kネット動画の再生にも対応しており、これ1台で4Kコンテンツをとことん楽しめる仕様となっています

 

チューナーは、4K/地デジ・BS・CS両対応が1基、地デジ・BS・CS対応を2基の計3基備えており、4K放送+地デジ・BS・CS放送×2もしくは地デジ・BS・CS放送×3の同時録画が可能。録画モードは4K放送のみDR固定となっています。

 

内蔵HDD容量は2TBで、4K放送で最大約130時間の録画が可能。4K放送のBDディスクへの保存は、25GBディスクで約1時間30分、50GBディスクで約3時間となっており、映画などの長時間コンテンツもBDに保存できます。

 

BS/CS 4K放送だけでなく、様々な4Kコンテンツも楽しめるBDレコーダーの登場で、これまで十分に発揮されてこなかった既存の4Kテレビのポテンシャルを100%引き出すことができそうですね。

格安4Kテレビもラインナップ! FUNAIから初の有機ELテレビほか4K/2Kテレビが一挙登場

船井電機は、FUNAIブランド初となる4K有機ELテレビ「7010」シリーズほか薄型テレビ6シリーズ全14機種と、次世代ブルーレイ規格「4K Ultra HD ブルーレイ」に対応したBDレコーダー「UT」シリーズほか3シリーズ全6機種を、7月14日よりヤマダ電機グループで独占販売します。

 

薄型テレビのラインナップは、4K有機ELテレビ「7010」シリーズ、4K液晶テレビのハイグレードモデル「4110」シリーズ、スタンダードモデル「4010」シリーズ、HD解像度の液晶ディスプレイを備えた「2010」シリーズを用意。いずれも内蔵HDDへの録画機能を備えています。また、今回より内蔵HDD録画機能を省いたシンプルモデルとして、4K液晶テレビ「3010」シリーズと、HD液晶テレビ「1010」シリーズが新たに追加されています。

 

初の有機ELモデル「7010」シリーズ

フラッグシップとなる4K有機ELテレビ「7010」シリーズは、独自開発の高画質エンジン「クリアピクスエンジン 4K HDR OLED」を搭載。有機ELならではのダイナミックレンジとハイコントラストで、4K映像を精密に再現します。

 

 

また、「HDR 10」や「HLG」、「Dolby Vision」など、様々なHDR規格に対応しており、鮮やかで奥行きのある映像を再生します。国内メーカーの4K有機ELテレビとしては初めて録画用HDD(1TB)を内蔵し、本体だけで地上デジタル放送を最大128時間録画可能。さらに、3チューナー搭載で、視聴中の番組とは別に2つの番組を同時録画することができます。このほか、好みの項目を選んでおくことで該当する番組を自動録画する「おまかせ録画」や、録画した番組をカテゴリー別に自動分類して表示する「おすすめ再生」など、便利な録画機能も備えています。

 

本体は映像を際立たせる極細フレームのミニマルデザインを採用し、スタンドに角度をつけることで「映像だけがそこにある」ような浮遊感のある映像体験を実現。本体正面にはフルレンジスピーカーと大容量ウーファーを配し、最大出力50Wのマルチアンプで駆動し、2.2chの立体的なサウンドを再生します。

 

ラインナップは65型「FE-65U7010」(実売予想価格39万9800円)と、55型「FE-55U7010」(同25万9800円)の2機種を用意しています(価格はいずれも税抜)。

 

録画機能をアップした薄型テレビ

4K液晶テレビは「4110」と「4010」の2シリーズをラインナップ。主な違いは、4110シリーズのみ倍速駆動に対応しているほか、映像エンジンや内蔵HDDの容量、対応HDR方式など。いずれも3チューナーを装備し、2つの裏番組を同時に録画できます。

 

 

 

ラインナップは、4110シリーズが65型「FL-65U4110」(実売予想価格21万9800円)、55型「FL-55U4110」(同15万9800円)、49型「FL-49U4110」(同11万9800円)の3機種、4010シリーズが49型「FL-49U4010」(同10万4800円)、43型「FL-43U4010」(同9万4800円)の2機種を用意しています(いずれも税抜)。

 

また、低価格なジェネリック4Kテレビを意識し、録画機能を省いた4Kモデル「3010」シリーズにも注目。50型「FL-U3010」のみの展開ながら、実売予想価格4万9800円(税抜)と5万円を切る価格設定で、手ごろな4Kテレビを求めている層に訴求しています。

 

高画質4K映像が楽しめるUHD BD再生対応のBDレコーダー「UT」シリーズ

BDレコーダーは、新たに最上位機種「UT」シリーズがラインナップに加わりました。同シリーズは、最大100Mbpsという膨大な情報量で高画質な4K映像が楽しめる「4K Ultra HD ブルーレイ」(UHD BD)の再生に対応。地デジやBDなどの映像も4Kにアップコンバートし、コマとコマのあいだの映像を補完して秒間60コマのなめらかな映像を再生します。

↑UHD BD再生対応の「FBR-UT1000」

 

また、ハイレゾ音源(LPCM/FLAC/DSD/ALAC)の再生に対応しているほか、ユーザーの好みを学習して自動で録画してくれる「AI録画」機能を備えています。

 

ラインナップは内蔵HDD 2TBの「FBR-UT2000」(実売予想価格5万5800円)と、1TBの「FBR-UT1000」(同4万9800円)の2機種(いずれも税抜)。

 

このほか、3チューナー搭載の「HT」シリーズや2チューナー搭載の「HW」シリーズも発売されます。

 

18年度は国内シェア15%を目指す

FUNAIブランドの薄型テレビやBDレコーダーを独占販売するヤマダ電機では、昨年6月の販売開始より全店舗に商品に熟知した「フナイマイスター」を配置し、店頭販売ならではの手厚い商品説明などを実施。そのなかで得られた顧客からの意見や要望などを集約し、今回の商品開発に生かしているとのこと。

 

初年度のFUNAIブランドテレビの目標市場シェアは5%でしたが、最終的には目標を上回る7%を達成。さらに2018年度は目標シェアを15%に引き上げ、さらなるシェア拡大に励むとしています。

 

低価格化が進む国内テレビ市場で、独自の商品開発や販売戦略を武器にシェアを拡大しているFUNAIブランドの今後の展開に注目が集まりそうです。