オープン型でも音漏れを抑える! “耳スピ”のアウトドア向けモデル「nwm GO」

NTTソノリティは3月1日、耳をふさがないイヤホン「耳スピ」シリーズの新製品「nwm GO(ヌーム ゴー)」の予約を開始しました。3月18日に販売開始します。

 

記事のポイント

近年流行のオープンイヤー型で、イヤホンなのにスピーカーのような体験ができる”耳スピーカー”をうたうイヤホンです。アクティブシーン向けに装着性や本体カラーなどを調整しているので、日頃の運動やアウトドアでの利用にいかがでしょうか。

 

アウトドアやワークアウトなどのアクティブシーン向けに開発された、耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスネックバンド耳スピーカー。NTT独自の「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術」搭載により、耳をふさがない状態でも音漏れを抑えられるとしており、周囲に配慮しつつ利用できるのが大きな魅力です。

 

接続はBluetooth 5.3で、対応コーデックはSBC、AAC、LC3、CVSD、mSBC。ドライバーは12mm径のダイナミックドライバーを採用しています。周波数特性は100Hz~20kHzで、全指向性のマイクを搭載しています。連続使用時間は最大10 時間、充電時間は約1時間15分です。

 

本体重量は約20gと軽量で、ネックバンド部は柔らかいシリコン製。耳への負担が少ない耳掛け式を採用しており、使用中の落下なども抑えることが可能です。アウトドア向けということもあり、IP55相当の防水・防塵規格に対応します。カラーはフォグブラック・グレイシャーホワイト・ソイルベージュの3色展開。

 

NTTソノリティ
nwm GO
販売価格:1万6500円(税込)

1万円台でも上位モデルのノイキャン機能を踏襲!完全ワイヤレスイヤホン「JBL Tune Beam 2」

ハーマンインターナショナルは2月27日、完全ワイヤレスイヤホン「JBL Tune Beam 2(チューンビーム2)」を販売開始しました。

 

記事のポイント

実売1万円台ながら、ハイブリッドノイズキャンセリングなど上位モデルを踏襲した機能性が魅力のモデルです。ショートスティックタイプで、装着感の良さも特徴。IP54防水・防塵に加え、充電ケース併用時には最大40時間の再生が可能とバッテリー容量も十分です。ヘビーユースにもしっかり耐えてくれるでしょう。

 

上位モデルを踏襲した、ハイブリッドノイズキャンセリング機能を備えています。2つの外音取り込み機能を利用できるほか、通話用に6つのマイクを搭載。音楽に集中できる環境づくりに加え、クリアな通話音質も実現しているとのこと。

 

接続はBluetooth 5.3。対応コーデックはSBC、AACで、アップデートによりLC3にも対応予定です。同様に、将来的なLEオーディオへの対応も予定しています。ドライバーは10mm径のダイナミックドライバー。周波数特性は20Hz~20kHzで、シリーズとして初めて、いわゆる空間オーディオ機能である「空間サウンド」も利用可能となりました。

 

IP54防水・防塵規格に対応するなど、屋外での利用も安心です。連続使用時間は、アクティブノイズキャンセリング有効時でイヤホン本体が約10時間、ケース併用で約40時間。急速充電にも対応しており、10分間の充電で約3時間再生が可能です。

 

カラーはブラック・ホワイト・ターコイズの3色展開。

 

ハーマンインターナショナル
JBL Tune Beam 2
販売価格:1万3420円

デュアルドライバーで音質強化! Shokzの耳掛け式オープンイヤーイヤホン 「OpenFit 2」

Shokzは、耳掛け式のオープンイヤー型イヤホン「OpenFit 2」を、1月16日に販売開始します。市場想定価格は、2万5880円(税込)。

記事のポイント

オープンイヤー型イヤホンを数多く手掛けるShokzの高級モデルです。完璧に耳を塞ぐことがないため、屋外でのランニングのようなアクティビティで便利に活用できるでしょう。

 

音楽などを聴きながら、周囲の音もクリアに聞けるオープンイヤーイヤホン。業界初の「DualBoost」テクノロジーの搭載をうたっており、大型低周波ユニットと高周波ユニットのデュアルドライバー構造による、鮮やかでダイナミックなサウンドを実現しているとのこと。オープンタイプながら、深みのある低音、クリアな中音と高音を楽しめるそうです。

↑カラバリは2色展開

 

本体は人間工学に基づいたイヤーフックデザインとシリコン素材により、軽量さと、つけ心地に優れます。上部には多機能ボタンを搭載しており、押すだけで音量の調整、曲のスキップ、通話応答などが可能です。

 

バッテリーは1回の充電で、最大11時間の音楽再生が可能とのこと。カラーはブラック、ベージュの2色展開。

 

Shokz
OpenFit 2
市場想定価格:2万5880円(税込)

耳を塞がず”ながら聴き”! オーディオテクニカの軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT2」

オーディオテクニカは、Bluetooth 5.3準拠の軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT2」を10月25日に販売開始します。

 

記事のポイント

近年注目度が高まっている「耳を塞がない」タイプのヘッドホンです。周囲の音も聞き漏らしにくいので、家族のいる自宅やオフィス、屋外などでの使用にも適しています。ファームアップでLE Audioにも対応する点がポイント。

 

第3の聴覚経路と言われる「軟骨伝導経路」を活用した、独自の振動構造を採用。耳珠(じじゅ)と呼ばれる軟骨部に当てて装着するだけで、耳穴を塞がずに音楽や通話を楽しむ「ながら聴き」が可能です。ドライバーには独自の「A.P.S.S(Acoustic Pure Sound Stabilizer)」を採用し、外部振動による音質劣化を防ぎ、低音再生時の不快な振動を低減。最大音量も従来モデルより25%アップし、最大感度100dBを実現しました。

 

本体重量は約32g。前モデルから本体の重量バランスを見直しており、耳に優しい装着感を追求したとのこと。IPX4の防滴仕様により、屋外での使用時にも安心感があります。

↑装着イメージ

 

ノイズキャンセリング技術として、intelliGo社が開発した「AIノイズリダクション技術(AIVC)」を採用。ノイズを抑えて人の声だけを識別・抽出することにより、自然でクリアな通話が可能となりました。バッテリーは最大約20時間の音楽連続再生、最大約10時間の通話が可能なロングバッテリー仕様です。

 

対応コーデックはAAC、SBC。11月上旬にはファームウェアのアップデートで「LE Audio」にも対応予定です。

 

オーディオテクニカ
ATH-CC500BT2
市場想定価格:2万1780円(税込)

JBLから、ノイキャン機能付きで8000円台の完全ワイヤレスイヤホン。新世代「WAVE」シリーズ

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」より、完全ワイヤレスイヤホン「JBL WAVE BUDS 2(ウェーブ バッズ 2)」を、10月17日に発売します。シリーズ初、アクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載し、上質な静寂の中で迫力あるサウンドを楽しめるとのこと。

 

同日、独自のショートスティック型デザインを採用した完全ワイヤレスイヤホン「JBL WAVE BEAM 2(ウェーブ ビーム 2)」も、限定発売します。JBLオンラインストア、楽天市場JBL公式ストアなどで購入できます。

 

記事のポイント

アクティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載し、音質やデザイン、装着感も上位クラスを踏襲しながらも、「最も求めやすい価格帯」であるという「WAVE」シリーズ。今回発売するのはいずれも、税込8000円台です。価格も質も両取りしたい人は注目ですね。

 

「WAVE」シリーズは、JBL完全ワイヤレスイヤホンの中で「最も求めやすい価格帯」のエントリーライン。同時に、音質やデザイン、装着感も含めて、上位クラスを踏襲しているといいます。

 

より進化したマイク性能で、オンライン会議などにも快適に参加できます。「JBL Headphones」アプリをはじめ、マルチポイント、Google Fast Pairにも対応。

 

「JBL WAVE BUDS 2」のイヤホンには、外耳道をしっかりと密閉するバッズ型デザインを採用。前モデルよりもイヤホン本体が小型化し、女性や耳の小さい人にも使いやすくなりました。ケースデザインは、ふたなし。充電ケースからスムーズにイヤホン本体を取り出せる、と前モデルから好評だった形です。

 

同時発売のJBL WAVE BEAM 2は、長時間使っても疲れにくい、JBL独自のショートスティック型デザインです。自分の耳の形や、好みのフィット感を調べられる、JBL独自のWebアプリ「JBL Fit Checker」を使えば、簡単に最適な1台を選べるとのこと。

↑「JBL WAVE BEAM 2」

 

 

JBL
JBL WAVE BUDS 2
JBLオンライン販売価格:8800円(税込)

 

JBL WAVE BEAM 2
JBLオンライン販売価格:8030円(税込)

充電ケースも進化!さらに高性能・多機能化したJBLのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 3」

ハーマンインターナショナルは9月19日、完全ワイヤレスイヤホンの新フラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3」を発表しました。公式ストア価格は4万2900円で、10月3日より販売開始します。

記事のポイント

ハイレゾ音源への対応、タッチディスプレーの強化など、人気の従来モデル「JBL TOUR PRO 2」を改善し、さらに多機能化させた同社フラッグシップモデルの決定版とも言える完全ワイヤレスイヤホンです。アクティブノイズキャンセリングの強力さは一聴の価値アリ。

 

JBLの製品として初めてバランスドアーマチュアドライバー+10mm径ダイナミックドライバーのデュアルドライバーを搭載。従来モデルで非対応だったLDACにも対応し、最大96kHz/24bitのハイレゾ再生が可能です。

↑充電ケースに大型のタッチディスプレーを搭載。イヤホン本体のジェスチャー操作に加え、タッチディスプレーでも細かな設定が可能です

 

従来モデルから引き続き搭載される「ハイブリッドノイズキャンセリング2.0」には、新たなリアルタイム補正機能を搭載。周囲の環境に合わせてリアルタイムに補正するフィルター計算をさらに強化し、使用するユーザー個人個人の耳の形状に合わせたアクティブノイズキャンセリングが可能としています。

 

いわゆる空間オーディオ機能である「空間サウンド」は、前モデルに比べ、より演算処理能力の高いチップセットでアルゴリズムを最適化。ムービー、ミュージック、ゲーミングの3モードで異なるチューニング設計を施し、ヘッドトラッキング機能を新たに搭載。簡単なキャリブレーション設定で、ライブ動画やスポーツ視聴など音の方向を楽しみながら視聴するコンテンツに臨場感を与えられるとのこと。

↑カラバリはブラック、ラテの2色

 

6つの通話用マイクを内蔵し、様々な種類のノイズをトレーニングした AIノイズ低減アルゴリズムを初採用。従来のノイズ低減アルゴリズムと組み合わせることにより、前モデルと比較して平均約18dBのノイズ低減効果を実現。通話者の声と環境ノイズを正確に集音し解析することで、クリアな通話品質を確保できるとしています。

 

特徴的なスマート充電ケースのスクリーンサイズも従来モデルから約29%アップしており、「待ち受け画面のバッテリー状態表示」「アルバム名と楽曲名の表示(日本語含む)」「電話入電時連絡先表示」「マルチポイントコントロール」「AURACAST接続」「コーデック表示」など、表示できる情報が増えたことで便利になりました。

 

さらに、充電ケースをAUX接続またはUSB-C接続することで音声信号をイヤホンに送信する「トランスミッター機能」も搭載。「AURACAST」機能と組み合わせれば、複数台のイヤホンやスピーカーにサウンドを同時送信可能となり、同じコンテンツを家族や友人とシェアできます。

 

ブランド名(メーカー名):ハーマンインターナショナル
商品名:JBL TOUR PRO 3
直販価格:4万2900円

完全ワイヤレスイヤホン人気モデルの後継機、LDAC対応など進化したJBLのフラッグシップ「JBL TOUR PRO 3」

ハーマンインターナショナルは9月19日、完全ワイヤレスイヤホンの新フラッグシップモデル「JBL TOUR PRO 3」を発表しました。その様子を、発表会の様子とともにレポートします

↑会場入り口にはJBL TOUR PRO 3の巨大モックアップが用意されていました。新製品発表にあわせ、特別に製作したそうです

 

昨年発売の従来モデル「JBL TOUR PRO 2」は、フラッグシップ相当の高音質に加え、タッチディスプレーを搭載したスマート充電ケース、ハイブリッドノイズキャンセリングなど、ユニークさと品質の高さで大きな話題を呼びました。後継機となるJBL TOUR PRO 3は、旧モデルの大まかな仕様を踏襲しつつ各部をブラッシュアップした、シリーズの”完成形”とも言えるモデルに仕上がっています。

 

記事のポイント

フラッグシップモデルでありながら、ケースのタッチディスプレーなど所有欲をくすぐる仕様も大きな魅力です。ハイレゾ対応など従来モデルより多機能化しており、外ではスマートフォンにBluetooth接続、家では充電ケースをオーディオジャックやUSB Type-C経由でPCに接続し、充電しつつトランスミッター機能でPCオーディオを楽しむといった切り替えが容易なのも嬉しいポイント。

 

高いノイキャン性能と納得の高音質。USB接続でも使える多機能性にも注目

↑JBL TOUR PRO 3。従来モデルでも特徴的だったケースの前面ディスプレーが大型化・多機能化しています

 

Bluetoothバージョンは5.3を採用。従来モデルからの大きな変更点として、JBL TOUR PRO 3ではドライバーが刷新されました。同社イヤホンとして初めて、バランスドアーマチュアドライバー+10mm径ダイナミックドライバーのデュアルドライバー構成とし、深みのある低音、バランスの取れた中音域、洗練された高音域の再生をうたいます。周波数特性は20Hz~40kHz。また、コーデックはSBCとAACに加え、旧モデルでは非対応だったLDACに対応したことで、ハイレゾ音源を楽しみやすくなりました。また、LE Audioやその標準コーデックでもあるLC3にも後日対応予定です。

↑フォームイヤーチップは装着時に素材が膨らみ、高い遮音性を実現します

 

また、「ハイブリッドノイズキャンセリング2.0」は、環境に合わせたリアルタイム補正フィルターの適用計算を強化。ユーザーに合わせたアクティブノイズキャンセリングを可能としたほか、JBLで初めてフォームイヤーチップを採用するなど、装着時の高い密閉性なども実現しています。ちなみに通話用マイクは合計6つを内蔵。通話者の声と環境ノイズを正確に集音し、解析することでクリアな通話品質を確保するとのことです。

↑発表会会場では実際にスマートフォンとJBL TOUR PRO 3を使った試聴が可能でした。後述するトランスミッター機能のデモも実施されています

 

発表会場では実際にJBL TOUR PRO 3を使ってコンテンツを試聴する機会が設けられました。まず驚くのが、イヤホン装着時の静粛性の高さ。ノイズキャンセリングは標準でオンになっているのですが、もともとの密閉性の高さも合わせ、イヤホンを装着するだけでそこそこ大きな環境音までがほぼ聞こえなくなります。このまま耳栓として使用できるレベルなので、音楽や映像コンテンツの音声に集中したい人にはうってつけでしょう。環境音を取り込むアンビエントモードも用意されているため、外出時、特に移動中などはそちらを利用した方がいいと思います。

 

音質は非常にクリアで、低音から中音域、高音まで調和が取れています。余計な環境音がシャットアウトされているせいもあるのでしょうが、それぞれの楽器やボーカルのサウンドがハッキリと聴き取りやすいのが大きな魅力だと感じました。どこかの音域が突出するわけでもなく、全体的に粒立ちのよいサウンドを楽しめるイヤホンという印象です。

↑歴代のTOUR PROシリーズがズラリ。JBL TOUR PRO 2からはデザインにそこまで大きな変更もなく、正統進化といった趣があります

 

公称バッテリー駆動時間は、Bluetooth接続時でANCオフだと最大44時間(イヤホン本体のみ約11時間+ケースによる充電約33時間)、ANCオンだと最大32時間(イヤホン本体のみ約8時間+ケースによる充電約24時間)とのこと。1日外出しながら使うような運用でも2~3日は保つなら十分と言えます。本体重量は約6.1gと、イヤホンとしては少々重めかもしれませんが、実際の装着時にはそこまで負担は感じませんでした。ただし、充電ケースの重量が約73gあり、携帯時はこれを一緒に持ち運ぶ必要がある点には留意すべきでしょう。

↑スマート充電ケースは再生中のコンテンツ情報やバッテリー容量、コーデックなども確認しやすくなりました

 

スマート充電ケースは、前モデルからスクリーンサイズを約29%大型化。従来は実現できなかった「待ち受け画面のバッテリー状態表示」「アルバム名と楽曲名の表示(日本語含む)」「電話入電時連絡先表示」「マルチポイントコントロール」「AURACAST接続」「コーデック表示」が可能になり、有用性が高まっています。細かい操作はイヤホン本体のジェスチャーでも対応できるのですが、バッテリー容量を手軽に確認できたり、電話の連絡先を表示してくれるのは便利そうです。

↑「拡張性」の項目で挙げられているトランスミッター機能を使えば、PCとUSB接続してイヤホンに音を飛ばしたり、複数人で同じコンテンツを共有できます

 

また、充電ケースは3.5mmのAUX接続またはUSB-C接続することで音声信号をイヤホンに送信できる「トランスミッター機能」を搭載。PCやスピーカーと手軽に接続できるので、自宅ではPCでUSB充電しながら利用する、なんてことも可能です。トランスミッターと「AURACAST」を利用すれば、複数台のイヤホンやスピーカーへ同時に音声を送信することも。できることの多さは随一で、フラッグシップらしい魅力と言えるでしょう。

 

JBL TOUR PRO 3の公式ストア価格は4万2900円で、10月3日から販売開始される見込みです。

↑そのほか、会場では車載オーディオの体験なども実施していました

 

↑JBL初のAVアンプ「MA9100HP」の展示も

 

デュアルドライバーで音質も進化! オープンイヤー型骨伝導イヤホン「OpenRun Pro 2」

Shokzは9月5日、骨伝導オープンイヤー型イヤホンのフラッグシップモデル「OpenRun Pro 2」を販売開始しました。市場想定価格は価格は2万7880円(税込)。

 

 

記事のポイント

オープンイヤー型の骨伝導イヤホンを数多く手掛けるShokzの新フラッグシップモデルです。耳を完璧に塞がないことから、屋外で車の接近や周囲の様子に気を配りたいシーンなどでは非常に便利に扱えます。日々のランニングのお供にしてみては?

 

中音域と高音域を処理する骨伝導ドライバーと、重低音をコントロールする空気伝導ドライバーをそれぞれ独立させた「デュアルドライバー方式」を採用。オープンイヤー型ながらパワフルかつクリアなリスニング体験をうたいます。「空気電動ドライバーを併用している」と聞くと音漏れが気になるところですが、DirectPitchテクノロジーにより、空気伝導ユニットの音漏れを最小限に抑えているとのこと。

↑IP55の防水により、雨天や激しい運動時にも利用できます

 

接続方式はBluetooth 5.3。本体は、IP55防水に対応する人間工学に基づいたイヤーフックとユニボディフレームを採用。ズレにくく、激しい運動中にも快適な装着感を実現するとしています。バッテリーは満充電状態から最長12時間の連続再生が可能。また、5分間のクイックチャージで最長約2.5時間の再生が可能です。

↑ゴールデン・ブラックは同ブランドのアンバサダーを務める陸上競技選手・大迫傑氏モデル

 

カラーはブラック、オレンジ、ゴールデン・ブラックの3パターン展開です。

 

ブランド名(メーカー名):Shokz
商品名:OpenRun Pro 2
市場想定価格:2万7880円(税込)

3COINSのイヤホンや電動ミルは実際どう? 話題の「スリコ家電」実力診断

巷で話題を集めている3COINSのデジタル機器や調理家電、美容家電をピックアップ。バズっているけど機能性や操作性は実際どうなのかをプロに試してもらい、実力診断してもらった!

※こちらは「GetNavi」 2022年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私たちが試しました!

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

白物家電や美容家電の使用感などを雑誌やウェブにて紹介。ユーザー目線を大切にした主婦ならではのレビュー記事に定評がある。

 

テクニカルライター

湯浅顕人さん

デジタル・オーディオ機器のライター。音楽好きなのでイヤホンにはこだわりがある。趣味のアウトドア用品を求めて日々スリコ巡りする。

 

【その1】人気モデルがアップデートしAACコーデック対応で音質アップ!

ワイヤレスステレオイヤホンカナルタイプ

1650円

人気のワイヤレスイヤホンが進化。AACコーデック対応になり、iPhoneやiPadユーザーはより高音質で楽しめる。電池残量を数字で表示するケースにより、イヤホンのバッテリー管理がラクに。イヤホン満充電で4.5時間の再生ができる。

SPEC●Bluetooth:ver.5.0●接続距離:約10m●連続再生時間:約4.5時間(ケース満充電でイヤホンを約2回ぶん充電可能)

 

【プロの実力診断】音楽も通話もできて片耳での使用も可能

「数字でわかるバッテリー容量表示やイヤホン操作、ハンズフリー通話など機能が満載。通話時に片耳だけでも使えるのが魅力です。ボーカルの音がしっかりと聴こえて良い感じでした!」(湯浅さん)

機能性:4.0/5.0

操作性:4.0/5.0

コスパ:3.5/5.0

 

【その2】120灯のLED電球が顔の印象を明るくする

LEDリングライトスマホスタンド

1650円

120個のLED電球で明るさ抜群なリングライト。明るさを10段階に調整でき、光は温かみのある「電球色」、青みをおびた「昼光色」、自然光に近い「温白色」の3種類を用意する。オンラインや自撮り配信など、顔の印象を明るくしたいときに活躍する。

SPEC●消費電力:8〜10W●光束:25lm●LED寿命:約5万時間●連続使用制限時間:約8〜24時間●ライト最高到達温度:約50℃●対応スマホサイズ:幅…約6〜8cm

 

【プロの実力診断】自撮りだけでなく幅広い用途で活用

「明るくムラのない光と、角度調節できる三脚が良い。自撮りのほか、メイクライトや細かい作業時の手元照明など幅広く使えそうです。三脚の高さを調節できないのはちょっと残念」(湯浅さん)

機能性:5.0/5.0

操作性:4.5/5.0

コスパ:5.0/5.0

 

【その3】運動時も安心して使えるネックバンドタイプを採用

ネックタイプワイヤレスイヤホン

1650円

ネックバンド部分を首に掛けて使用。激しく動いてもイヤホンが落ちにくく、安定した装着感を得られる。マイク内蔵でハンズフリー通話も可能。約2〜3時間の充電で約8時間の再生ができる。S/M/Lのカナル型イヤーピースが付属。

SPEC●Bluetooth:Ver.5.0●対応コーデック:SBC●対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HSP/HFP●ドライバーユニット:約φ10mm●リモコン操作:ボリューム、再生、曲送り、曲戻し、一時停止、電源オンオフなど

 

【プロの実力診断】超軽量で首が疲れない! 低音もしっかり出る

「約19gと超軽量で首が疲れにくい。イヤピースを磁石で本体に固定でき、一時的に耳から外すときもブラブラしません。低音はしっかり出ますが、ややこもり気味と高音の弱さが惜しいですね」(湯浅さん)

機能性:4.0/5.0

操作性:3.5/5.0

コスパ:3.5/5.0

 

【その4】料理や好みに合わせて粗挽きと細挽きを選べる

電動ミル

880円

調理しながら片手で挽ける電動ミル。底部のつまみを回すだけで粗挽きと細挽きを調節でき、料理や好みに合わせて選びやすい。暗い手元を明るく照らしてくれるライト付きなので、キャンプ時など屋外での調理でも活躍する。結晶塩や胡椒などのスパイス専用だ。

SPEC●電源:アルカリ単3形乾電池4本●電球寿命:約500時間●スパイスの目安:2〜5mm程度●サイズ/質量:約φ52×H223mm/約222g

 

【プロの実力診断】ライトで視認できてかけすぎを防止

「約222gと軽量で、挽き目が選べて880円とは驚きの安さ。一度に出てくる量は少なめですが、ライトで見やすくかけすぎが防げます。サラッとした質感でたまに滑り落ちそうになることも」(田中さん)

機能性:4.0/5.0

操作性:4.0/5.0

コスパ:5.0/5.0

 

【その5】細いブラシが毛穴汚れを掻き出して美しい肌へ導く

フェイスクレンジングブラシ

1100円

洗顔時に肌を撫でるよう動かすだけで、細いブラシが毛穴の奥に入り込んだ汚れや黒ずみを掻き出してキメ細やかな肌を実現。電源ボタンを押すと低速/高速回転を選べる。濡れたブラシを清潔に保てるスタンド付き。

SPEC●防水性能:IPX5●電源:単3型アルカリ乾電池2本●使用時間の目安:各部位20〜30秒、全体で1分〜1分30秒程度●サイズ/質量:約W57×H165×D71mm/約148g

 

【プロの実力診断】数回使用すれば透明感アップも期待

「数回使えば毛穴汚れや角質がスッキリして透明感アップを期待できそう。ただ使いすぎると肌の刺激になるので、泡立てた洗顔料の上から使うか、数日に1回ペースで使うのがオススメです」(田中さん)

機能性:3.0/5.0

操作性:4.0/5.0

コスパ:5.0/5.0

 

※商品は店舗によって販売状況が異なります

やはりイヤホンは「首掛け式」が最強! 一度使えばその便利さに納得するはず

最近の流れに乗って完全ワイヤレスイヤホンを買ったけど、タッチセンサーの誤反応や、少しの間だけ外したいときに手が塞がったり置く場所がなかったり……しかし、一度ワイヤレスの快適さに慣れてしまうと、なかなか有線イヤホンには戻れないものです。

 

そんなときはやはり、物理ボタンで誤反応のリスクも少なく、ちょっと耳から外したいときも首から下げられる、Bluetooth接続の“首掛け式イヤホン”が超オススメ! というわけで、本日紹介するのは、オウルテック「OWL-BTEP18」です。税込価格は3034円で、カラーバリエーションはブラック、ホワイト、ネイビーの3種類。

↑OWL-BTEP18(ネイビー)

 

同製品は、約1.5時間の充電で約9時間の連続使用が可能。マイク搭載リモコンは大きめのボタンで押し間違えにくい構造です。IPX4準拠の防水性能で、小雨でも問題なく使用できます。

 

重量約20gで、首に掛けていることを忘れてしまう軽さです。そして、左右のイヤホン部分はマグネットでピタッとくっつくので、首から落としにくく、なくしにくい!

 

耳からちょっと外したいときにもすぐ外せて、マグネット付きだから落下や紛失のリスクも抑えられる、さらに操作がしやすいリモコン付き……。首掛けイヤホンって、もしかして弱点らしい弱点がないのでは!?

「スポーツイヤホン」を買うときに読む、選び方&タイプ別オススメモデル

FYTTE × GetNavi webが開催している「カラダ、ココロ、整う」プロジェクトは、コロナ禍になり、運動やエクササイズのあり方、栄養管理のあり方が大きく変わった新しい時代の「カラダとココロの整え方」を模索していくプロジェクトです。

「カラダ、ココロ、整うプロジェクト」は7月〜9月まで毎週4本のヘルスケアやエクササイズにまつわる情報を集中的に配信中。無料の会員登録でプレゼントやモニター情報が届く特典も

 

本シリーズでは、9月までの12回、 カラダとココロに効く最新プロダクトをプロたちが解説。第5回となる今回は、運動時に使いたいワイヤレスイヤホンの選び方を解説するとともに、タイプ別のオススメモデルを紹介します。

↑イヤホンで音楽を聴きながら楽しく運動しましょう

 

さっそく、スポーツのときに使いやすいイヤホンの選び方から解説していきましょう。スポーツイヤホン選びで気にしたいのは以下の3点です。

1.防水性能を備えているかどうか

2.耳から外れにくい仕様かどうか

3.バッテリー持ちが十分かどうか

 

最も大事なのは「防水性」です。スポーツ中はどうしても汗をかいてしまいますが、イヤホンのような精密機器は水分が内部に侵入してしまうと壊れてしまう恐れがあります。特に、最近はバッテリーを内蔵したワイヤレスイヤホンが主流のため、汗や雨などの水分によってショートしてしまう可能性があり危険です。必ず防水性を備えたイヤホンを選びましょう。

 

防水性はIPXという基準によってIPX1からIPX8までの8段階で評価されますが、スポーツ用途で使うならIPX4(いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない)以上を目安にするといいでしょう。

↑運動時に使うなら防水性は必須

 

次に気にしたいポイントは「耳からの外れにくさ」。運動中は激しい動きによりイヤホンが耳から外れやすく、頻繁にズレると集中が乱れストレスになってしまいます。そのため、いかに安定した装着感を維持できるかが重要となります。

 

イヤホンに「フィン」や「ハンガー」、「スタビライザー」などが備わっていると、耳の中でしっかり固定してくれるので動いてもイヤホンが外れにくくなります。耳の形や大きさは個人差がありますので、なるべく購入前に一度試着してみるとよいでしょう。

↑ぴょこっと飛び出た魚の背びれのような部分が「フィン」(画像はJBL REFLECT MINI 2

 

最後に、バッテリーの持ちが十分かどうかをチェックしましょう。最近の機種は10時間以上のものが一般的ですが、気をつけたいのは完全ワイヤレスイヤホンの場合。完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン部と充電ケースにそれぞれバッテリーを積んでおり、スペック上は数十時間使えることになっていますが、それはケースに入れて充電しながら使うことを前提としており、イヤホン単体では数時間しか使えません。短いものでは2~3時間程度のものも。イヤホンのバッテリーがなくなる前に充電ケースに収納すれば再び使えるようになりますが、そのあいだ数時間はイヤホンが使えなくなってしまいます。

 

自分の運動時間のだいたいの目安を考慮して、それに合った再生時間の機種を選ぶことが重要です。

 

タイプ別スポーツワイヤレスイヤホン&オススメモデル

スマホや音楽プレーヤーにつなぐこともなく、ケーブルレスで音楽が聴けるワイヤレスイヤホンですが、ひとくちにワイヤレスイヤホンと言っても、様々なタイプがあることをご存知でしょうか? ここでは各タイプの特徴と、おすすめモデルを紹介していきましょう。

 

1.自由な装着感が魅力の「完全ワイヤレス」タイプ

左右のイヤホンが独立した「完全ワイヤレス」タイプは、いま最も人気があります。ケーブルによる煩わしさがなく、自由で軽快な装着感が特徴で、運動時にも邪魔になりません。日常使いとスポーツ用で兼用しやすいので、とりあえず1つイヤホンが欲しいという場合は、この完全ワイヤレスタイプを選ぶとよいでしょう。

 

一方で、ほかのタイプに比べるとやや装着の安定感に欠けるため、運動時にズレてしまったり、うっかり耳から外れてしまったりすることも。自分の耳に合ったサイズのイヤーピースを選ぶなどして、しっかり耳にフィットさせましょう。

 

【オススメモデル】

NUARL

N6 Sports

実売価格1万2100円

カジュアルなツートーンカラーが印象的な完全ワイヤレスイヤホン。コンパクトなサイズで耳への納まりがよく、耳の小さい方でもしっかりフィットします。イヤーピースは適度な遮音性のあるノーマルタイプと、イヤホンを着けたままでも周囲の音が聴こえやすい低遮音タイプの2種類が付属。どちらも抗菌仕様で清潔に使えます。

防水性:◎(IPX7)

外れにくさ:○(イヤーループ付属)

バッテリー持ち:◎(イヤホンのみで約7~10時間、充電ケース併用で最大約60時間)

カラー:ウォームグレイ、クラシックブルー

 

2.とにかくズレない「耳掛け」タイプ

耳掛けタイプは、イヤホン部分に大きなフックが備わっており、耳に掛けるようにして装着することでしっかり固定するので、動いてもズレにくく安定した装着感が得られます。スポーツモデルで多く採用されており、ランニングなどの激しい運動にも最適です。

 

フックをうまく耳にフィットさせるにはコツがいるため、慣れないうちは装着に苦労するかもしれません。また、サイズがどうしても大きくなりがちなので、街中で使用すると目立ちやすくなります。日常で使うイヤホンは別に持っており、運動専用にフィット感の高いイヤホンが欲しいという方にオススメです。

 

【オススメモデル】

Beats by dr.dre

Powerbeats Pro

実売価格2万7280円

どんな動きにも対応する大きなイヤーフックにより、イヤホンが耳にしっかり固定され運動中も外れません。耐汗・耐水性が強化されており、タフなワークアウトにも対応。Apple H1チップを内蔵しているので、iPhoneやiPadと簡単にペアリングできます。豊富なカラーバリエーションも魅力。

防水性:○(耐汗・耐水仕様)

外れにくさ:◎(イヤーフック式)

バッテリー持ち:◎(イヤホンのみで最大9時間、充電ケース併用で最大約24時間)

カラー:ブラック、ネイビー、アイボリー、ラバレッド、グレイシアブルー、クラウドピンク

 

3.気軽にイヤホンの着け外しができる「ネックバンド」タイプ

ネックバンドタイプは、左右のイヤホンが1本のケーブルでつながったワイヤレスイヤホンです。ケーブルを首の後ろからまわすように装着するので、万が一イヤホンが耳から外れてしまっても、イヤホンが落下することがありません。気軽にイヤホンを外して首にかけておけるため、頻繁にイヤホンを着けたり外したりする方や、イヤホンを落として紛失してしまったことがある方にオススメです。

 

ケーブルが首のうしろを通るため、髪が長い方などは髪に絡んで邪魔に感じる場合があります。また、ランニングなどの激しい運動時は、ケーブルが上下に動いて煩わしく感じることも(運動時にケーブルを襟元に留めておけるクリップが付いている機種もあります)。

 

【オススメモデル】

JBL

REFLECT MINI 2

実売価格1万868円

超軽量・超コンパクト設計を採用したスポーツ向けのネックバンド式ワイヤレスイヤホン。耳にフィットするFreebitエンハンサーとシリコンチップは各3サイズ付属しており、耳の大きさに応じて付け替えることが可能。反射材付きケーブルがライトを反射して光るので、夜間の運動も安心。運動中も操作しやすい大型の3ボタンリモコンを備えています。

防水性:◎(IPX5)

外れにくさ:◎(Freebitエンハンサー3サイズ同梱)

バッテリー持ち:○(最大10時間)

カラー:ブラック、ブルー、グリーン、ティール

 

 

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超高コスパの噂はリアルか? 「realme」のワイヤレスイヤホン3種の良い/悪い

アジアを中心に急成長を遂げているスマートデバイスブランド「realme(リアルミー)」が日本上陸し、第1弾として5アイテムがリリースされました。まず、4月15日にワイヤレスイヤホン「realme Buds Q」「realme Buds Air Pro」と、スマートウォッチ「realme Watch S」が発売。5月以降にワイヤレスイヤホン「realme Buds Wireless Pro」とモバイルバッテリー「realme 20000mAh Power Bank 2」が発売される予定です。これらの製品のうち、ワイヤレスイヤホン3機種をいち早く使ってみる機会を得ました。

 

realmeは「同じ価格帯で最も競争力のある製品」をめざし、すでにローンチしている国・地域では、若い世代に熱く支持されているようです。ワイヤレスイヤホンは多くのメーカーが競合するレッドオーシャン。本当にコスパは高いのか? まだ日本では無名のブランドながら「欲しい!」と思うほどの魅力はあるのか? じっくり使ってみました。

 

初めてのワイヤレスイヤホンに最適な「realme Buds Q」

realme Buds Qは3モデルのなかでは最も安い3480円。「ワイヤレスを、かっこよく」をコンセプトに、世界的に著名なジョゼ・レヴィ氏がデザインを手掛けています。川辺の小石をモチーフにしたという充電ケースは、手のひらにスッポリと収まるほどのコンパクトさ。

↑充電ケースはシンプルなデザイン。カラバリはブラックとホワイトを用意

 

↑充電用のUSBケーブルと2サイズの交換用イヤーチップを同梱。説明書には日本語表記はナシ

 

ケースが約28.2gで、イヤホンを収めても約35.4g。非常に軽く、手にしたときにイヤホンが入ってないのでは? と思うほど。プラスチックで、ややチープな質感で、そこは “お値段なり” という印象。充電用のUSB端子は、最近主流のType-Cではなく、減少傾向にあるmicroUSBです。そこも、ちょっと残念なポイントです。

↑左右それぞれのイヤホンにrealmeの「R」ロゴがデザインされていて、そこがタッチセンサーになっている

 

イヤホンはカナル型で、片耳が約3.6g。イヤーチップは3サイズから自分の耳にフィットするものに付け替えられます。装着感は非常によく、軽いので長時間の使用にも適しています。

↑カナル型で、片耳がわずか約3.6g

 

↑耳の穴をピタッと塞ぐように装着でき、ランニング時にも安定感があった

 

筆者はAndroid(OPPO Find X2 Pro)とiPhone 11 Proとペアリングして、音質をチェックしました。Androidは「YouTube Music」、iPhoneは「Apple Music」で音楽を聴き、どちらもNetflixで映画の音声も聴いてみました。

↑OPPO Find X2 Pro(左)とiPhone 11 Pro(右)とペアリングして、音楽や動画の音声を聴いてみた

 

プレスリリースでは10mmのダイナミックドライバーを搭載していることが強調されていましたが、音質はそんなにダイナミックではありません。ボリュームが小さいと不明瞭な音があり、ボリュームを大きくしても、さほど厚みがなく、ズンズンとして心地よい響きは得られません。高音域は細くなり、若干シャカシャカするのも気になりました。好きな音楽を大きめの音量で聴いてテンションを上げたいという人は物足りなく感じるかもしれません。

 

しかし、Netflixで映画やアニメを観ると、BGMとセリフがバランスよく聴こえて、3000円台でこの音質なら十分! と思ったのも事実。音楽を聴くよりも、動画配信サービスの音声を聴いたり、ビデオ通話に使ったりするのに向いているかもしれません。

 

電池持続はケース利用で最大20時間。ノイズキャンセリングは非搭載。上位のBuds Air Proには装着を検知する機能があり、片耳を外すと自動で一時停止しますが、このBuds Qは装着検知には非対応。最大の利点は、なんといっても3480円という価格でしょう。できるだけコストを抑えたい人や、子どもに使わせる初めてのワイヤレスイヤホンとしても良さそうです。

 

ノイズキャンセリング搭載の「realme Buds Air Pro」

realme Buds Air Proは1万3800円。realme Buds Qの約4倍のお値段ですが、最大35dBのノイズキャンセリング機能を備えています。10mmのダイナミックドライバーを搭載し、充電ケース使用で最大25時間再生できます。

↑realme Buds Air Proの同梱品。交換用イヤーチップは3サイズで、合計4サイズから選べる

 

丸い充電ケースは光沢仕上げで、ツルツルとして気持ちいい触り心地。多くのメーカーが採用するベーシックなデザインではありますが、ハイグレードの製品という印象で、いいですね。

↑充電ケースはラウンドフォルムで光沢仕上げ。重さは約39g。カラバリはブラックとホワイトから選べる

 

充電端子はUSB Type-C。側面にBluetoothのペアリングボタンも備えています。なお、Androidのスマホでは、一度ペアリングするとGoogleアカウントに紐づけるように導かれて、ほかのデバイスでも簡単に接続できるようになりました。ただし、機種やOSのバージョンによっては挙動が異なるかもしれません。

↑Androidスマホの場合、このような画面が出て「接続」に導かれる。また、バッテリー残量が減った場合も、画面に表示された

 

イヤホンはカナル型で、軸は短くはないが気になるほどの長さでもなく、アップルのAirPods Proの軸を少し長くした感じ。重さは片耳約5gで、装着時の安定性も良好。軽い運動では外れる心配はなさそうですが、マスクを外したり、シャツを着替えたりする際には多少の注意は必要です。

↑左がrealme Buds Air Proで、右がAirPods Pro。realme Buds Air Proのほうが軸が少し長い

 

↑イヤーチップは4サイズから選べるので、自分の耳にぴったりフィットする

 

軸の上部にタッチセンサーが搭載されていて、ダブルタップで一時停止・再生、トリプルタップで次の曲にスキップ。2秒ほど長押しするとノイズキャンセリングモードとトランスペアレンシー(外音取り込み)モードを切り替えられます。左右どちらをタップしても操作でき、左右を同時に長押しするとゲームモードに切り替わります。電話の着信時はタップで応答でき、ダブルタップで着信拒否または通話を終了できます。

 

音質はrealme Buds Qに比べると “段違い” といっていいほど良く、音に厚みがあり、それぞれの楽器の音が明瞭に聴こえます。J-POPやK-POPはボーカルもクリアに聴こえて、コーラス部分が立体的に再生されます。

 

ノイズキャンセリングの効果も、はっきりと実感できるレベル。とくにiPhoneで聴いたときに、強く効果を感じられました。ゲームモードは、おそらく低遅延になるかと思われますが、筆者が試した範囲では、その効果をさほど実感できませんでした。

 

realme Buds Air Proは音楽を聴くにも、映画を観るにも、通話時にも有効に使える印象。1万3800円なら、かなりコスパは高いといえるでしょう。個人的には、もう一声安いといいのになぁ……と思ったのが本音です。

 

「realme Buds Wireless Pro」も音質は上々

5月以降発売予定のrealme Buds Wireless Proは、左右のイヤホンがつながったネックバンド型のワイヤレスイヤホン。13.6mmのダイナミックドライバーを搭載し、ハイレゾ相当の音質もワイヤレス再生できるLDACコーデックにも対応しています。最大35dBのノイズキャンセリング機能も利用可能。realmeのブランドカラーである黒と黄色でデザインされ、スタイリッシュな印象で、若者だけでなく幅広い世代にフィットしそうです。価格は9980円。

↑色はイエローのみ。交換用イヤーチップは2サイズを同梱

 

左右のイヤホンは使わないときはマグネットで密着する仕組みで、それによってオフになり、離すとオンになります。

↑使わないときは左右のイヤホンがマグネットでくっつく仕様

 

↑装着感はきわめて良好

右側にリモコンを備えていて、カチッと押せる物理ボタンで操作できることが利点。「+」「-」で音量を調整でき、その間の「○」(マルチファンクションキー)を1回押すと一時停止・再生、2回押すとスキップ、3回押すと頭に戻せます。電話を着信した際は1回押すと応答でき、長押しで着信拒否または通話を終了できます。また、マルチファンクションキーの長押しで音声アシスタントを起動可能。AndroidではGoogleアシスタント、iPhoneではSiriが起動することを確認しました。

↑リモコン部に2つの物理ボタンを搭載。音量キーとマルチファンクションキーは一体化。右の長い線が記されたキーでノイズキャンセリングのオンオフが可能

 

ノイズリダクションボタンは独立していて、押してノイズキャンセリングモードとトランスペアレンシー(外音取り込み)モードを切り替え可能。また、長押しするとゲーミングモードに切り替えられます。

 

音質は、低音がしっかりと響き、高音もクリアに聴こえます。ノイズキャンリングモードにすると音に厚みは出るものの、音質に雑味が混じり、再生する楽曲によっては音の透明感が薄れるように感じました。個人的にはゲーミングモードの音質が好みです。ノイズキャンセリングの効果というより、はっきりと音質が変わる3つの再生モードから選択できることが1番のメリットに思えました。

 

アプリは日本語非対応なので注意が必要

筆者が使って唯一気になったのは、「realme Link」というアプリが一部日本語に対応していなかったこと。同梱のユーザーガイド(説明書)には、Android端末と接続させて使う場合、「realme Link」というアプリをインストールすると、細かい設定ができたりするようなことが書かれているのですが、利用にはアカウント登録が必要で、そこが日本語に対応しておらず、日本のユーザーには使いにくいように感じました。realmeの日本法人に確認したところ「現在、日本語対応できるようにシステム改修に取り組んでいる」とのこと。

 

とはいえ、ワイヤレスイヤホンの設定・操作に複雑なことはないので、アプリを使わなくても困ることはなさそうです。realmeは日本に上陸したばかりのブランドですから、まだ使っている人が少なく “レア度” は抜群。コスパを重視し、なおかつ人と違うものを使いたい人は選択肢に加えるといいでしょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ファーウェイが5製品を一挙発表! スマバン、ノイキャンイヤホン、タブレットとどれも破格のコスパ!

ファーウェイ・ジャパンは4月20日、ウェアラブルデバイスやタブレットの新製品を発表しました。4月14日には発表に先駆けてメディア向けの製品説明会が開催され、いち早く製品に触れることもできたので、ファーストインプレッションも交えて紹介しましょう。

 

今回発表されたのは下記の5モデル。

・HUAWEI Free Buds 4i(ワイヤレスイヤホン)
・HUAWEI Band 6(スマートバンド)
・HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition(スマートウォッチ)
・HUAWEI MatePad T10s(タブレット)
・HUAWEI MatePad T10(タブレット)

 

さらに、発売中のタブレット「HUAWEI MatePad」に、Wi-Fi 6対応の64GBモデルが追加されることも発表されました。では、それぞれの特徴を紹介していきます。

 

ノイズキャンリングを搭載「HUAWEI Free Buds 4i」

ファーウェイは「FreeBuds Pro」「FreeBuds」「FreeBuds i」という3つの完全ワイヤレスイヤホンをラインナップしています。4月20日から発売されるのは、最も安いFreeBuds iシリーズの最新モデル「HUAWEI FreeBuds 4i」で、発売予想価格は9680円。

↑「HUAWEI FreeBuds 4i」のカラバリは、セラミックホワイト、カーボンブラック、レッドの3色。レッドのみ5月発売予定

 

耳にフィットするカナル型で10mmのダイナミックドライバーを搭載。FreeBuds iシリーズとしては初めてアクティブノイズキャンセングに対応しており、周囲の環境音を認識してノイズを低減し、通話時のノイズキャンセングも搭載します。もちろん、外部音取り込みモードに切り替えることも可能。

 

楕円形の充電ケースはコンパクトで手に馴染みやすく、約10分で約4時間分をチャージできる急速充電に対応。イヤホン本体のみで約10時間、ケースを含めて約22時間の連続再生を実現しています。

↑手になじみやすい楕円形の充電ケース

 

↑HUAWEI FreeBuds 4iの特徴

 

血中酸素レベルも測定できる「HUAWEI Band 6」

スマートバンドの最新モデル「HUAWEI Band 6」は、1.47インチの大画面ディスプレイを搭載し、スマートウォッチ並みに機能を強化されていました。24時間の心拍数モニタリング機能、睡眠やストレスのモニタリング機能に加えて、ニーズが高まっている血中酸素測定機能も搭載。24時間常時測定し、血中酸素レベルが低い場合に通知してくれる機能も備えています。発売予想価格は8580円。

↑「HUAWEI Band 6」のカラバリは4色。グラファイトブラック、サクラピンクは近日発売で、フォレストグリーン、アンバーサンライズは5月以降発売

 

↑前モデルのBand 5(左)のサイズ感はそのままに、画面の大型化が図られた

 

↑ウォッチフェイスを自在にカスタマイズできることも魅力

 

96種類のワークアウトモードで運動量を記録でき、スマホと連携する音楽再生コントロール機能やカメラのリモートシャッター機能も搭載しています。

 

わずか約18gながら、通常使用で約2週間バッテリーが持つこともセールスポイント。24時間の心拍数モニタリングや睡眠モニタリングをオンにした場合でも10日間の連続使用を見込めるとのこと。しかも、5分で約2日分をチャージできる急速充電にも対応しています。

↑HUAWEI Band 6の特徴

 

進化した「HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition」

昨年10月に発売されたHUAWEI WATCH FIT(1万5180円)に、ボディとベルトのクオリティを向上させた「Elegant Edition」が追加されます。カラバリはフロスティホワイトとミッドナイトブラックの2色で、発売予想価格は1万9800円。

↑ステンレススチルベゼルを採用し、ハイグレードに進化したHUAWEI WATCH FIT Elegant Edition

 

HUAWEI WATCH FITの通常モデルはカジュアルな印象ですが、Elegant Editionはケースに上質なガラスとステンレスを用いて、エレガントな仕上がり。ベルトには装着感がよいフッ素エラストマーを使用。通常モデルではアップデートによって追加された血中酸素レベル測定機能も最初から搭載されています。

↑機能・スペックは従来モデルと共通

 

子どもにも安心「HUAWEI MatePad T10s/T10」

タブレットは、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル「HUAWEI MatePad T」シリーズに、「HUAWEI MatePad T10s」「HUAWEI MatePad T10」の2モデルが追加されました。

↑左がMatePad T10、右がMatePad T10s。MatePad T10sのほうがディスプレイが大きくて、ベゼルが細い

 

MatePad T10sは約10.1インチ(1920×1200ドット)、MatePad T10は約9.7インチ(1280×800ドット)の大画面ディスプレイを搭載。多くの仕様は共通していますが、MatePad T10sのディスプレイは「HUAWEI ClariVu」という画像処理テクノロジーによる自動画質調整機能を搭載。さらに、音響メーカーであるハーマン カードンの監修によるサウンドチューニングが行われています。映像コンテンツを楽しみたい人にはMatePad T10sが有利でしょう。

↑10.1インチのディスプレイを搭載するHUAWEI MatePad T10s

 

↑9.7インチ画面のHUAWEI MatePad T10は、縦向きでも使いやすそうな印象

 

どちらのモデルもキッズモードを搭載しているので、子どもに安心して使わせることもできます。

【クリックすると拡大します】

 

どちらもWi-Fiモデルのみで4月23日発売。発売予想価格はHUAWEIMatePad T10sが2万7280円で、HUAWEI MatePad T10が2万3980円。

↑カラーはディープシーブルーのみ。やや指紋が付きやすい印象

 

「HUAWEI MatePad」に64GBモデルが登場

発売中の「HUAWEI MatePad Wi-Fi 32GBモデル」は、CPUがKirin 810(最大2.27GHz)で、RAMは3GB、ROMは32GBという構成ですが、新たに登場する64GBモデルは、CPUがKirin 820(最大2.36GHz)で、RAMは4GB、ROMが64GBと、ワンランク上のスペックを搭載。22.5Wの急速充電に対応し、Wi-Fi 6に対応したことも差分です。4月23日発売で、発売予想価格は3万3800円です。

↑HUAWEI MatePadは、別売のM-PencilやSmart Magnetic Keyboardに対応。PCライクに使うこともできる

 

「HUAWEI AppGallery」のアップデートも発表

ファーウェイのスマホ・タブレットからアクセスできる「HUAWEI AppGallery」の最新情報も発表されました。世界に向けて提供を開始してから、まだ1年余りですが、2020年12月時点で、月間アクティブユーザーは5.3億人に達し、ダウンロード総数は年間で3844億回に達したとのこと。アプリ開発者の登録数は230万人で、数は公表されませんでしたが日本の開発者も増えているそうです。

↑ファーウェイ独自のアプリストアが、App Store、Google Playストアに続く、第3のアプリストアとして成長中であることがアピールされた

 

説明会では、日本のユーザーに向けたアプリが3つ紹介されました。例えば、タクシー配車アプリ「DiDi」は、AppGalleryでの配信開始を記念して、1000円分のクーポンがプレゼントされるキャンペーンを実施。

↑「DiDi」の1000円クーポンプレゼントは4月15日〜5月15日に実施

 

無料のイラスト・マンガ作成用アプリ「MediBand Paint」は、HUAWEIタブレットをテーマにしたイラストコンテストが実施されます。

↑無料ながら多彩なツールを使えることで人気の「MediBand Paint」もAppGalleyに登場。コンテストは5月上旬〜6月上旬に実施される

 

↑株式会社メディバンのシニアマネージャー・コンテンツディレクターの中常伸彦氏がゲストとして登壇。「MediBand Paint」アプリがファーウェイデバイスと親和性が高いと、コンテスト開催の主旨について語った

 

また、人気のニュースアプリ「ニュースダイジェスト」もAppGalleyに登場。マルチプライヤーに対応し、2画面分割で使う場合、ヘッドライン画面と記事画面を同時に表示することもできます。

 

今回発表された新製品にはスマホは含まれていませんでしたが、HUAWEI Free Buds 4iとHUAWEI Band 6は、スマホの機種を問わず、便利に使えるアイテム。HUAWEI MatePad T10s/T10はお手頃価格ながら、多目的に使えるスペックを備えています。スマートライフを充実させたい人は要チェックです。

↑会場では、スマホやパソコンなど、ファーウェイが発売中の他のデバイスにも触れることができた

 

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中国の新進スマホメーカー「realme」が日本上陸! まずはワイヤレスイヤホンなどIoT製品を投入

中国のスマホメーカー「realme(リアルミー)」が日本市場に参入しました。第1弾として発売するのはスマートフォンではなくIoT製品、つまりスマホと一緒に使うデバイスです。具体的にはワイヤレスイヤホン3機種と、スマートウォッチ、そしてモバイルバッテリーが4月15日から順次発売されます。いずれもトレンドを踏まえつつ、価格は抑えられており、コスパ重視の人はチェックする価値がありそうです。

↑realmeの日本上陸第1弾はワイヤレスイヤホンを含む5品

 

設立3年目にして世界第7位まで躍進

realmeは2018年8月28日に設立された新しいブランドです。日本でも展開しているスマホメーカーOPPOから独立したブランドですが、OPPO傘下というわけではなく、独立した会社によって運営されています。

 

設立以来、常に「過去を超え続けること」をブランドのDNAとして、主に若い世代に訴求する製品を展開。2019年からグローバル展開を開始し、2020年の初めに「スマートフォン+IoT」という戦略的エコシステムを発表。2020年11月には、世界で5000万台のスマホ販売を達成。設立からまだ3年も経っていませんが、スマホの出荷台数では世界第7位(2020年第3四半期)になるほど急速な躍進を遂げています。

↑世界最速で5000万ユーザーを獲得するなど、驚異的な成長を遂げている

 

これまでに61の国と地域に参入し、そのうち13地域では、スマホシェアのトップ5に入っているとのこと。例えば、フィリピンでは2位、マレーシアでは3位を獲得しています。

↑東南アジア各国では、すでにスマホ出荷台数のトップ5入りを果たしている

 

realmeはデザインにも力を入れています。同社のデザインスタジオでは世界的に著名な3人のデザイナーを起用。プロダクトデザイナーの深澤直人氏もそのひとりで、オリジナリティに富んだスマホのデザインを手掛けています。

↑左からブランドビジュアルデザインを手がけるエディー・オパラ氏、プロダクトデザインディレクターの深澤直人氏、realmeデザインスタジオのアートディレクターを務めるジョゼ・レヴィ氏

 

【デザインの詳細(クリックすると拡大します)】

 

日本上陸第1弾としてリリースするのは5製品

では、日本市場向けの第1弾として発売するアイテムを紹介しましょう。

 

realme Buds Air Pro

業界トップクラスの最大35dBのノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホン。10mmのダイナミックドライバーを搭載し、クリアな高音が楽しめることが特徴。4月15日発売予定で、価格は1万3800円。

 

realme Buds Q

エルメスのデザインを手がけていたジョゼ・レヴィ氏が、Cobble(川辺の丸石)をイメージしてデザインした丸みのある形状が特徴の完全ワイヤレスイヤホン。片耳が約3.6gという軽さも魅力。低価格ながら、10mmダイナミックドライバーを内蔵し、AACコーデックにも対応しています。4月15日発売予定で、価格は3480円。

 

realme Buds Wireless Pro

Realmeのブランドカラーでデザインされたネックバンド型のワイヤレスイヤホン。13.6mmのダイナミックドライバーを搭載し、高音質なLDACコーデックに対応。さらに最大35dBのノイズキャンセリング機能も備えています。5月以降発売予定で、価格は9980円。

 

realme watch S

運動の成果を記録し、健康管理もできるスマートウォッチも発売。最近、注目度が高まっている血中酸素レベル測定機能や睡眠モニター機能も搭載し、最長で約15日間の連続使用が可能です。同等の機能を備えた他メーカーの製品に比べると、圧倒的にコスパが高そうです。4月15日発売予定で、価格は1万1800円。

 

realme 20000mAh Power Bank 2

20000mAhの大容量モバイルバッテリー。USB Type-Aが2口、Type-Cが1口の計3ポートを搭載し、最大3つのデバイスを同時に充電可能です。色はイエローとブラックから選べます。5月以降発売予定で、価格は4980円。

 

日本では、まだまったくといっていいほど知られていないブランドなので、実際の製品を手に取って確認したいところですが、いまのところ決まっている取扱店はrealme公式楽天市場、Amazon、ひかりTVショピングのみ。性能が気になる人は、いち早く購入した人のレビューなどを参考にする必要がありそうです。

 

実は、筆者はワイヤレスイヤホン3機種を発売に先駆けて借りています。近く、GetNavi webにてレビューを公開したいと考えておりますので、少々お待ちくださいね。

↑目下、実製品の使い勝手と音質をチェック中

 

日本でスマホを発売する可能性は?

海外では洗練されたデザインやコスパに優れたスマホが人気のrealmeですが、日本でもスマホを発売するのかどうか? 気になりますよね。日本のメディア向けに開催された説明会では、realmeの日本法人であるシンガ・ジャパン社長のカ ムショウ氏が、「まずは現在、戦略的に力を入れているIoT製品を発売し、日本のユーザーの反応を見たい」と話していました。日本でスマホを発売する計画については明らかにされませんでしたが、多くの国においてスマホで実績を上げている現状から察するに、日本でもスマホ発売を視野に入れていることは間違いないでしょう。

↑オンラインで開催した説明会で、日本参入の意図などを語った株式会社シンガ・ジャパン 取締役社長のカ ムショウ氏。「realmeは“若者と一緒に歩んでいく”ブランド。日本のみなさまからも多くのことを学びたい」と話す

 

↑realmeはスマホをメインに、多くのスマートデバイスを手掛けている。第1弾の反響によっては、日本で発売する製品も増えていくだろう

 

スマホ市場で中国メーカーの躍進が著しいのは周知の通り。2018年1月に日本市場に参入したOPPOも、2019年12月に参入したXiaomi(シャオミ)も、早くも日本のスマホ市場に欠かせないメーカーとして存在感を強めています。realmeも近い将来、我々がスマホを買い替える際の選択肢に加わっているかもしれません。

 

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デザインとカラーにこだわったエレコムの巻き取り式Bluetoothイヤホン「bund」がデビュー

エレコムは、コンパクトに巻き取って収納できるBluetoothイヤホン「bund(ビアンド)」を2月中旬に発売します。カラーは、スモークブラック、サックスブルー、オリーブカーキ、シェルピンク、フロストレッド、ストーンホワイトの全6色。実売予想価格は3278円。

↑bundシリーズ

 

bundは、「音をファッションとして身につける」をテーマにしたエレコムのFAST MUSICレーベルの新アイテムで、デザイン性と装着感の良さを両立させていることが特徴です。

↑イメージビジュアル

 

本体は正円と線をシンプルに組み合わせたミニマルな形状設計に、繊細なグレー調の中間色を2色組み合わせて構成されたカラーリングで、好みのファッションやスタイルに合わせて選べます。

↑繊細なトーンのくすみカラーを採用(画像はオリーブカーキ)

 

コードを筐体に巻きつけることができるため絡まりにくく、コンパクトに収納することが可能。また、筐体にコードを巻きつけることで左右のコード長さを調節して使用することができます。クリップを搭載しており、衣服のポケットや襟に留めれば快適に装着できます。

↑ケーブルを巻き取ってコンパクトに収納できます

 

本体には、音楽再生/停止、着信応答/終話やボリューム調整が行えるリモコンと、スマホ接続時にハンズフリー通話ができるマイクが付いています。リモコンのボタン操作でスマホの音声アシスタントを呼び出すことも可能です。

 

BluetoothコーデックはSBCをサポート。連続再生時間は最大約8時間で、充電時間は約2.5時間。充電端子はUSB Type-Cを採用しています。

 

日常的に身に着けるワイヤレスイヤホンは、もはやファッションアイテムのひとつ。シンプルなデザインやカラーにこだわったbundシリーズで、オシャレな雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか。

 

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耳をいたわって最適な音を再生! ヤマハのワイヤレスNCイヤホン「EP-E70A」

ヤマハは、「Empower Lifestyleシリーズ」から、ノイズキャンセリング機能を備えたBluetoothイヤホン「EP-E70A」を、9月30日に発売します。カラーはブラックとホワイトの2色を用意し、実売予想価格は2万9800円前後。

↑「EP-E70A」(ブラック)

 

「EP-E70A」は、高純度な音楽再生とノイズ除去を両立した「アドバンスドANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)」機能搭載のネックバンド型ワイヤレスイヤホン。インマイクで拾った音を音楽信号とノイズ成分にわけ、ノイズ成分だけにキャンセリング処理を施すことにより、音楽信号の劣化を防ぎ本来の音楽表現を保つ高精度なノイズキャンセリングを実現しています。

↑音楽とノイズを分けて処理することで高音質を実現

 

また、音量に合わせて音のバランスを最適に補正するヤマハ独自の「リスニングケア」をさらに進化させた「リスニングケア(アドバンスド)」を搭載。音量だけでなく再生しているコンテンツの録音レベルに合わせて、リアルタイム(1msecごと)に音量を算出し音のバランスを調整します。

 

さらに、本体に搭載されたインマイクで実際に耳に届く背景雑音を取り込み、背景雑音と信号の比率を解析しコンテンツの音量をインテリジェントに制御し最適化します。背景雑音が多いときにはコンテンツ音量を少し上げて音楽を聴きやすくし、信号/雑音の差分が十分なときには自動でコンテンツ音量を下げてくれます。これらによりボリュームアップによる耳への負担を抑えながら、つねに最適な音質で音楽を楽しむことができます。

↑ヤマハ独自の「リスニングケア(アドバンスド)」機能により、最適な音量をキープして耳をいたわります

 

これに加え、個人ごとに異なる耳の形状や装着状態に合わせてリアルタイムに音を最適化する「リスニングオプティマイザー」機能を併用することにより、どんな状況でも常に理想的な音で音楽を聴くことができます。

 

イヤホン部分は、各機能の性能をフルに引き出すための音響設計をおこなった内部構造をベースに、アーティストの表現を余すことなく伝えきる“True Sound”を体現するアコースティックチューニングを施しています。タイトで厚みのある低域と芯のある中域、明瞭感に優れた高域再生を追求することにより、ボーカルや楽器などの細かなニュアンスや質感まで正確に表現します。

 

スマートフォン専用アプリ「Headphones Controller」を使えば、「リスニングケア(アドバンスド)」や「リスニングオプティマイザー」などの操作や、バッテリー残量の確認などを手軽に行うことが可能。Siri、Google Assistantといったボイスアシスタント機能の起動にも対応しています。

↑スマホアプリで様々な操作や設定が可能

 

Bluetoothコーデックは、SBC/AACとaptX Adaptiveをサポート。連続再生時間は約18時間で、10分の充電で約1.5時間使用できる急速充電にも対応しています。付属のケーブルを使って有線イヤホンとして使うことも可能。

↑ホワイトモデルもラインナップされます

 

楽器や音楽制作なども行っているヤマハならではのテクノロジーが凝縮されたハイエンドなワイヤレスイヤホンは、これまでのイヤホンの音質や機能に満足できなかった人も納得できそうな仕上がりに。耳の健康が気になり始めた方は、ぜひ試してみてください。

 

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黒以外のワイヤレスイヤホン欲しい人は必見! 全6色が揃うお手ごろモデル「JBL TUNE115BT」デビュー

近年では、イヤホンやヘッドホンは音楽を聴くためだけのものではなく、自分の好みのデザインやカラーを表現するファッションアイテムとしても注目されています。服装に合わせてカラーを選んだり、気分に応じてイヤホンを使い分けたりするなら、カラーバリエーションが豊富なものを選びたいですね。

 

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドより、Bluetoothワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「JBL TUNE115BT」を8月7日に発売します。カラーは、ブラック、グレー、コーラル、ティール、ホワイト、ブルーの全6色。オンラインストアでの直販価格は3380円。

↑「JBL TUNE115BT」

 

「JBL TUNE115BT」は、全6色の豊富なカラーバリエーションと、JBLならではのメリハリの効いた力強いサウンドが楽しめるエントリークラスのワイヤレスイヤホン。シンプルなデザインと操作性で、ワイヤレスイヤホンを初めて使う人にもオススメです。

↑全6色のカラバリが特徴

 

左右のイヤホンをつなぐケーブルには、絡みにくいフラットケーブルを採用。マイク付き3ボタンリモコンも搭載しているので、スマホや音楽プレーヤーを取り出さなくても通話、音量調整、曲の操作(再生・一時停止・曲頭戻し・曲送り)が可能です。

↑マイク付き3ボタンリモコンを搭載しているので、ハンズフリー通話も可能

 

イヤホン部にはマグネットを内蔵しており、使用しないときは左右のイヤホンをマグネットでくっつけておけるので、首にかけたままでも邪魔になりにくい設計になっています。

 

マルチポイント接続に対応しており、同時に2台の端末に接続しておくことが可能。内蔵バッテリーでの連続再生時間は最大約8時間で、15分の充電で約1時間の再生ができる急速充電機能にも対応しています。

 

エントリークラスのワイヤレスイヤホンなら、複数のカラーを購入して「通勤用はシンプルなブラック」「プライベートではポップなブルー」というように使い分けてもいいですね。全6色のカラフルなラインナップが揃う「JBL TUNE115BT」を、ぜひチェックしてみて下さい。

 

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完全ワイヤレスには真似できないサウンド! クリエイティブのBluetoothイヤホン「Aurvana Trio Wireless」

昨今のポータブルオーディオのトレンドはケーブルのない「完全ワイヤレスイヤホン」ですが、完全ワイヤレスイヤホンにはまだサイズやバッテリー持ちなどの制約があります。音質を追求するのなら、従来のケーブル式のワイヤレスイヤホンの方が有利なケースも。

 

とくに、有線タイプでは珍しくない複数のドライバーを積んだ「マルチドライバー」や、2種類の異なるドライバーを組み合わせた「ハイブリッドドライバー」は、完全ワイヤレスイヤホンではまだほとんど登場していません。

 

そんななか、クリエイティブメディアは、発売中のハイブリッド型トリプルドライバーの有線イヤホン「Aurvana Trio」をワイヤレス化したネックバンド式のBluetoothイヤホン「Aurvana Trio Wireless」を直販限定で7月下旬に発売します。価格は1万1000円。

↑Bluetoothイヤホン「Aurvana Trio Wireless」

 

「Aurvana Trio Wireless」は、特別チューニングを施した2基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーと1基のダイナミックドライバーを搭載したトリプルドライバー仕様が特徴。スーパーツイーターとミッドレンジドライバーによるクリアでエネルギッシュな中高音と、ダイナミックウーファーによるパワフルな低音を再生します。

↑BAドライバー2基、ダイナミックドライバー1基の計3基のドライバーを搭載

 

Bluetoothコーデックは、標準規格のSBCに加え、高音質オーディオコーデックであるaptX HDをサポート。aptX HDに対応したスマートフォンやオーディオプレーヤーと組み合わせることで、高音質なワイヤレス再生が楽しめます。また、低遅延コーデックのaptX Low Latency(aptX LL)もサポートしており、動画やゲームなど遅延の気になるコンテンツも、音の遅れを気にせず楽しめます。

 

また、クリエイティブ独自の音響技術「Super X-Fi」にも対応しており、「SXFI App」を利用すると手持ちのスマホやタブレットで自然な広がりのある音楽を楽しむことができます。

 

Qualcomm cVc 8.0ノイズ キャンセレーションテクノロジーに対応した通話用マイクも搭載しており、スマートフォンやタブレットなどで環境ノイズを抑えたワイヤレス音声通話も可能。Bluetoothマルチポイント接続に対応しており、2台のBluetoothデバイスとワイヤレス接続状態を保つことも可能です。

↑マイクを内蔵しているので、スマホやPCで通話も可能

 

人間工学に基づいてデザインされたネックバンドは、しなやかで軽量のシリコンラバーを採用。長時間でも快適な装着感を実現します。また、ネックバンド部分には、最大約20時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載。1日中快適な音楽リスニングが行えます。ネックバンドの右側には、音量調節や再生操作、通話の応答、対応デバイスのSiriやGoogleアシスタントを呼び出すコントロールボタンを備えており、手元で素早く操作することができます。

 

3基のドライバーを搭載したトリプルドライバーに、高音質なaptX HDコーデックも利用できるワイヤレスイヤホンは、完全ワイヤレスでは味わえないハイクオリティなサウンドが楽しめます。音質にこだわる方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

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ここまでエコなイヤホンも珍しい! 「SMILE JAMAICA WIRELESS 2」はSDGsでワイヤレス

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昨年話題となった「SDGs」(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)を筆頭に、環境負荷の少ないエコロジカルな企業活動を求める動きが世界的に広がっています。

 

そんななか、パッケージから製品までサステナブルな素材を使用したワイヤレスイヤホンが、オーディオブランド「House of Marley」より登場しました。

 

同社のワイヤレスイヤホンの最新モデル「SMILE JAMAICA WIRELESS 2」(直販価格4980円)は、イヤホンのハウジングにFSC認証の木材やリサイクル加工されたアルミニウム素材を使用。ケーブルには使用済みプラスチックボトルからリサイクルした繊維を使っているほか、パッケージは100%リサイクル可能なプラスチックフリーの紙繊維素材を採用しています。ここまで環境に徹底配慮している製品はめずらしいのではないでしょうか。

↑リサイクル素材など環境負荷の低い素材を使用

 

カラーは、ベーシックな「シグネチャーブラック」に加え、「デニム」「カパー」「ラスタ」の計4色をラインナップ。スタイリッシュなデザインと、あたたかみのあるHouse of Marleyのシグネチャーサウンドが楽しめます。

↑左から、デニム、カパー、ラスタ、シグネチャーブラック

 

↑装着イメージ

 

1回の充電で最大約9時間の連続再生が可能。クイックチャージ機能に対応しており、約15分の充電で最大約2時間再生することができます。

 

ケーブル部には3ボタンのリモコンを備えているほか、汗や水しぶきに強いIPX4相当の防水性能を備えています。BluetoothのコーデックはSBCとAACをサポート。

↑再生/一時停止や曲送りなどの操作ができる3ボタンリモコンを搭載

 

サステナブルな素材を採用したワイヤレスイヤホンは、できるだけ環境に配慮した製品を選択したい、と考える方に最適。エコに関心をお持ちの方へのプレゼントにも良さそうですね。

 

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同社のワイヤレスイヤホンの最新モデル「SMILE JAMAICA WIRELESS 2」(直販価格4980円)は、イヤホンのハウジングにFSC認証の木材やリサイクル加工されたアルミニウム素材を使用。ケーブルには使用済みプラスチックボトルからリサイクルした繊維を使っているほか、パッケージは100%リサイクル可能なプラスチックフリーの紙繊維素材を採用しています。ここまで環境に徹底配慮している製品はめずらしいのではないでしょうか。

↑リサイクル素材など環境負荷の低い素材を使用

 

カラーは、ベーシックな「シグネチャーブラック」に加え、「デニム」「カパー」「ラスタ」の計4色をラインナップ。スタイリッシュなデザインと、あたたかみのあるHouse of Marleyのシグネチャーサウンドが楽しめます。

↑左から、デニム、カパー、ラスタ、シグネチャーブラック

 

↑装着イメージ

 

1回の充電で最大約9時間の連続再生が可能。クイックチャージ機能に対応しており、約15分の充電で最大約2時間再生することができます。

 

ケーブル部には3ボタンのリモコンを備えているほか、汗や水しぶきに強いIPX4相当の防水性能を備えています。BluetoothのコーデックはSBCとAACをサポート。

↑再生/一時停止や曲送りなどの操作ができる3ボタンリモコンを搭載

 

サステナブルな素材を採用したワイヤレスイヤホンは、できるだけ環境に配慮した製品を選択したい、と考える方に最適。エコに関心をお持ちの方へのプレゼントにも良さそうですね。

 

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流行の「完全ワイヤレスイヤホン」はコレを買え! 最新9モデル辛口採点

いまホットなカテゴリである完全ワイヤレスイヤホンは、多機能モデルが続々登場。注目すべき9モデルの性能を、プロが5段階でチェックしました(☆は1点、★は0.5点の5点満点評価)。

 

【採点した人】

AVライター/野村ケンジさん

市場に出ているほとんどのワイヤレスイヤホンを試聴済み。的確な分析と評論に定評があります。

 

完全ワイヤレスイヤホンは高機能化

防水性や装着時の安定性に優れるスポーツ向けモデルがトレンド。また、接続したスマホの音声アシスタントを起動したり、ノイズキャンセリングに対応したりと、機能面が充実したモデルも数多く登場しています。

 

01.機能性と音質を高いレベルで両立

Jabra

Elite Active 65t

実売価格2万6870円

IP56認定の高い防塵・防水機能を備えたNFMI対応モデル。装着部分には肌触りの良い特殊コーティングを施し、長時間の使用も苦になりません。「音声アシスタント対応など、ウェアラブルデバイスとしての機能性を追求しながらサウンドも良質。バランスの優れたモデルです」(野村さん/以下同)

【Bluetooth:Ver5.0】【連続再生:5時間】【防水:IP56相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆☆

機能性:☆☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆

 

02.フィットするノズルでストレスフリーの装着感

M-SOUNDS

MS-TW2

実売価格9980円

耳のくぼみにピッタリとフィットする設計の3次元ノズルにより、装着感が良好で、長時間の使用でも聴き疲れしにくいです。遅延が少なく高音質なコーデックのAACに対応。「パワフルな低音は、単に音量が大きいだけではなく、フォーカス感が高い。ノリは良いのですが繊細さには少々欠けます」

【Bluetooth:Ver5.0】【連続再生:約3時間】【防水:IPX4相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆

機能性:☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆

 

03.重低音をしっかり聴かせる個性派モデル

JVC

HA-XC70BT

実売価格1万6070円

ドライバーユニットの性能を引き出す「エクストリームディープバスポート」を採用。迫力の重低音を実現します。「重低音が楽しめる個性派で、好みは分かれるかも。内蔵アンプにより低音を増強するバスブーストモードや、音と光でイヤホンの位置を知らせるFIND機能など、多機能な点は魅力」

【Bluetooth:Ver4.2】【連続再生:約3時間】【防水:非対応】

 

【評価】

音質:☆☆☆

機能性:☆☆☆☆

装着感:☆☆☆★

 

04.リーズナブルな価格で本格派の音が楽しめる

Anker

Soundcore Liberty Lite

実売価格5999円

5000円台の格安モデル。ドライバー部分に最先端のグラフェン素材を採用し、没入感のあるサウンドを鳴らします。LDSアンテナによる安定した接続も魅力です。「グラフェン振動板は音色のクセが強く、扱いにくさがあるものの、そこそこまとめられています。ハキハキとした明瞭なサウンドが好ましいです」

【Bluetooth:Ver5.0】【連続再生:最大3.5時間】【防水:IPX5相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆

機能性:☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆

 

05.片耳ずつを分け合って使える!

サンワサプライ

MM-BTTWS001

実売価格1万1880円

片側だけの音楽再生に対応。再生中の「ながら聴き」が快適に行えるほか、2人でイヤホンを分け合って使用することも可能です。「ボタンまわりの剛性にやや不安を覚えるものの、約4.5gという軽量ボディは魅力的。装着感はとても軽快です。ボーカルの付帯音が聴こえるのが惜しいです」

【Bluetooth:Ver4.1】【連続再生:最大約2.5時間】【防水:非対応】

 

【評価】

音質:☆☆☆

機能性:☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆★

 

06.ノイズを低減しつつ外音を取り込める

Nuheara

IQbuds

実売価格4万3070円

周囲の環境音から騒音だけを低減して、快適な音楽再生を楽しめます。操作はタッチで行い、各操作の割り当ては専用アプリで自分好みに変更可能。「BAドライバー+声を聴きやすくする機能で、良質なサウンドを実現。外音取り込みは音量バランスを調整できて、使い勝手は良好です」

【Bluetooth:Ver4.2】【連続再生:最大約4時間】【防水:IPX4相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆★

機能性:☆☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆★

 

07.耳をふさがない設計で「ながら聴き」を満喫

ソニーモバイル

Xperia Ear Duo XEA20

実売価格3万2270円

耳穴をふさがない独自設計により、周囲の音を取り入れながら音楽を自然に楽しめます。音漏れも抑えられているうえ下掛けスタイルのため、耳への負担が少ないです。「音声によるLINEメッセージ送信など、便利機能も満載。音楽を聴きながらしっかりと周囲の音が認識できるハードウェアが秀逸です」

【Bluetooth:Ver4.2】【連続再生:約4時間】【防水:IPX2相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆

機能性:☆☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆★

 

08.精巧なチューニングによるバランスの良いサウンド

COWON

CF2

実売価格1万1010円

人間工学に基づいたデザインによる小型サイズで耳にすっぽりと入り、フィット感は上々。精巧なチューニングが施されたバランスの良いサウンドも魅力です。「片側約4gの軽量ボディは軽快な装着感をもたらしてくれます。ナチュラル&フラット志向のチューニングで、迫力という点ではいまひとつ」

【Bluetooth:Ver5.0】【連続再生:約3時間】【防水:IPX4相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆

機能性:☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆

 

09.新技術を採用してより歪みのない音に

NUARL

NT01 HDSS True Wireless Stereo Earphones

実売価格1万4200円

歪みのないクリアなサウンドを実現する音響技術「HDSS」を採用。自然で臨場感のある音声再生を楽しめます。「清々しい音は好印象ですが、ややドライなボーカルは、アーティストによっては大人びすぎることも。ボタンを押しやすい位置に配置するなど、使い勝手に配慮されている点はうれしいです」

【Bluetooth:Ver5.0】【連続再生:約5時間】【防水:IPX4相当】

 

【評価】

音質:☆☆☆☆

機能性:☆☆☆☆

装着感:☆☆☆☆★

 

次世代完全ワイヤレスイヤホン登場! ハイブリッドドライバー搭載「KONG-X HMC-K980TWS」

人気の完全ワイヤレスイヤホンで初となるハイブリッドドライバー(ダイナミック型+バランスドアーマチュア型)搭載モデル「KONG-X HMC-K980TWS」が、イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンにて9月22日より独占販売されます。実売価格は1万2980円。

↑KONG-X HMC-K980TWS

 

本機は、メカニカルでパンキッシュなデザインに、ゴリラのイラストがアクセントとなった完全ワイヤレスイヤホン。ドライバーは、高音域にBA(バランスドアーマチュア)型ドライバーを1基、低音域にチタンフィルムを使用した10mm径のダイナミックドライバー1基を採用。低域から高域までクリアでパワフルなサウンドを再生します。

↑完全ワイヤレスイヤホンでは初となるハイブリッドドライバーを採用

 

また、完全ワイヤレスの弱点である耳からの脱落を防ぐため、フレキシブルに曲げられる脱着式耳かけフックを採用。装着性や安定感を高め、脱落の不安を解消します。

↑耳かけフックは脱着可能

 

再生時間は約5時間で、専用のカラビナ付き充電ケースに入れると最大5回の充電が可能。BluetoothコーデックはSBCとAACをサポートしています。

↑充電ケースに入れて約5回分の充電が可能

 

完全ワイヤレスの利便性と、ハイブリッドドライバーによる高音質を両立させた次世代のイヤホンを、ぜひe☆イヤホンの店頭で体感してみて下さい。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC/AAC ●再生周波数帯域:20Hz~40kHz(Bluetooth伝送帯域20Hz~20kHz) ●電池持続時間:約5時間 ●充電時間:約1時間 ●質量:- ●付属品:シリコンイヤーピース(S/M/L)、低反発ウレタンイヤーピース(M ※本体装着済)

ソニー・オーテク・ゼンハイザーなど注目オーディオ製品がズラリ揃ったIFA2018レポート

IFAには毎年秋冬に発売されるポータブルオーディオの注目製品が勢揃いします。ヨーロッパや日本の人気ブランドが発表した新製品を振り返ってみましょう。

 

ソニーはフラグシップイヤホン「IER-Z1R」など多彩な製品を発表

ソニーは日本で発売が決まった1000Xシリーズの第3世代機「WH-1000XM3」のほか、プールや海で泳ぎながらでも使える完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」、エントリークラスのウォークマン「NW-A50」シリーズが注目されました。ウォークマンのほかにヨーロッパでは参考展示として紹介されていた“ステージモニター”「IER-M9」「IER-M7」は日本でも特に注目されそうな、音楽クリエーターの声を開発に採り入れたプロフェッショナル志向のイヤホンです。

↑ソニーの高い防水機能と音楽プレーヤーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP900」

 

プレミアムクラスの“Signature Series”から登場するフラグシップイヤホン「IER-Z1R」は日本で未発表の製品ですが、ダイナミックとBAによるユニークなハイブリッドドライバー仕様。3Hzから100kHzまでのワイドレンジ再生にも要注目です。

↑Signature Seriesとしてくわわるフラグシップイヤホンの「IER-Z1R」

 

新しいヘッドホン、WH-1000XM3についてはヨーロッパではソフトウェアのアップデートによりGoogleアシスタントの機能を内蔵することも明らかにされています。またAmazon Alexaとの連携にも対応するプロトタイプがIFAには出展されていました。それぞれのAIアシスタントへの対応が日本国内でどうなるのか、発売後も要チェックです。

↑WH-1000XM3はアマゾンのAIアシスタント「Alexa」対応も検討中。会場に試作機が展示されていた

 

人気のブランドから完全ワイヤレスイヤホンがそろい踏み

ほかにも人気・実力ともに日本でもトップクラスの3つのブランドが完全ワイヤレスイヤホンを発表しました。

 

オーディオテクニカは音質重視の“Sound Reality”シリーズに加わる「ATH-CKR7TW」と、スポーツタイプの「ATH-SPORT7TW」を発表しました。欧州での発売時期は11月頃。価格は前者が249ユーロ(約3万2000円)、後者が199ユーロ(約2万5000円)になることが明らかにされています。

 

去る7月中旬に発売を予定していた「ATH-CKS7TW」の展開が中止になったため、改めて今回発表された2機種がオーディオテクニカにとって、初めての完全ワイヤレスイヤホンということになります。「ATH-CKR7TW」は、内蔵するBluetoothレシーバーで受けた音楽信号をチップと一体型になっているDACとアンプを使わずに、音質を重視した外付けのDAC/アンプに送り込む設計としています。クリアで歯切れが良く、Bluetooth再生とは思えないほど情報量にも富んだサウンドが実現できた理由がここにあります。BluetoothのオーディオコーデックはaptXにも対応。カラバリはブラックとグレーの2色です。

↑オーディオテクニカの「ATH-CKS7TW」

 

「ATH-SPORT7TW」は本体をIPX5相当の防滴設計とした、雨や汗濡れにも強いスポーツイヤホンです。明瞭度の高い中低域の鮮やかな押し出し、引き締まったサウンドが特徴的なだけでなく、外字のくぼみに広くフィットするような専用のイヤーフィンが、頭や体を激しく動かしてもビクともしない安定した装着感を実現してくれます。

↑スポーツタイプの「ATH-SPORT7TW」も2色展開

 

なお、オーディオテクニカからは2014年に発売されたハイレゾ対応ポータブルヘッドホン「ATH-MSR7」を改良した後継機「ATH-MSR7b」や、Sound Realityシリーズの高音質ワイヤレスヘッドホン「ATH-SR50BT」、軽くて内蔵バッテリーのスタミナが約70時間というロングライフ設計を実現した「ATH-SR30BT」など魅力的な製品が目白押し。日本での発売に関する正式なアナウンスがとても待ち遠しいですね。

↑ハイレゾ対応ポータブルヘッドホンの「ATH-MSR7b」

 

ゼンハイザーもブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM Ture Wireless」を発表しました。ヨーロッパでは11月の中旬に299ユーロ(約3万8700円)で販売を予定しています。

↑ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」

 

音質は「MOMENTUM Wireless」や「MOMENTUM Free」とはまたひと味ちがう、インパクトのある力強さが感じられました。BluetoothのオーディオコーデックはaptX classicのほか、低遅延性能を特徴とするaptX Low Latencyにも対応しています。左右間の接続はNFMI。両サイドパネルがタッチセンサーリモコンになっていて、音量のアップダウンもイヤホン単体で操作ができます。本体はIPX4相当の防滴仕様。ファブリック素材の外装を採用するスタイリッシュな充電ケースも魅力です。

↑充電ケースもスタイリッシュなファブリック仕様

 

そしてJBLからも完全ワイヤレスイヤホンの第2弾が登場。「JBL Endurance PEAK」はIPX7というハイレベルな防水対策を施した、スポーツシーンにも安心して活用できるタフネスを特徴としています。ヨーロッパでは11月に149ユーロで発売を予定しています。日本円だと2万円を切る価格帯になるところも気になります。

↑JBLの完全ワイヤレスイヤホン「JBL Endurance PEAK」

 

耳に掛けるイヤーハンガータイプのイヤホンで、変わったデザインに見えるかもしれませんが、試作機でためした装着感は思いのほか心地よく、イヤーハンガーと組み合わせた安定感は抜群に良かったです。サウンドも過度に低域にバランスをシフトさせずに、切れ味で勝負したチューニングに好感が持てました。本体側のマグネットで吸着するイヤーハンガーを外すと電源がオンになるギミックもJBLらしいところ。

 

ベイヤーがブランドロゴを一新

日本でも人気の海外ブランドは、ほかにもドイツのベイヤーダイナミックが今年もIFAに出展していました。同社のヘッドホンやイヤホンには「beyerdynamic」というアルファベットとタテの4本線のロゴが入っていました。今年の秋以降に発売される製品から、既存の現行製品までブランドロゴがアルファベットの「Y」をデザインした新しいロゴに変更されます。

↑創立90年を超える老舗、ベイヤーダイナミックがブランドロゴを一新した

 

ベイヤーダイナミックのスタッフによると、新しいロゴは「Your beyerdynamic(あなたのベイヤーダイナミック)」という、新しいブランドスローガンから生まれたもの、あるいは「beyer」の真ん中に「Y」があることからインスパイアされたものなのだそうです。ベイヤーダイナミックは昨年のIFAで、ドイツのスタートアップであるMimi(ミミ)が開発した、ユーザーの音の“聴こえ方”を測定してリスニング感を向上させるアルゴリズムを搭載する「MIY(Make It Yours)」アプリに対応する「AVENTHO Wireless」を発表しました。このアプリを中心とした、ベイヤーダイナミック独自のプラットフォームを「MOSAIC(モザイク)」としてブランド化して、新たに発売するワイヤレスヘッドホン&イヤホンに対応させます。今後は「ユーザーの耳に最適なポータブルオーディオ」を強化していくという思いが、「Your beyerdynamic」というスローガン、あるいはブランドロゴの「Y」の文字に込められています。

 

以上の新しいブランド戦略を踏まえて、“生まれ変わったベイヤーダイナミック”が初めて発売する製品がアクティブNC+Bluetoothリスニング機能を搭載する「LAGOON ANC」、ネックバンドタイプのノイズキャンセリングイヤホン「BLUE BYRD ANC」に、Bluetoothの入門機「BLUE BYRD」、エントリークラスのワイヤードイヤホン「BEAT BYRD」「SOUL BYRD」などになります。ノイズキャンセリングの消音効果がとても高く、音楽への深い没入感が得られます。MIMIアプリを使った聴こえ方のカスタマイズ機能も健在。ヨーロッパでは早いモデルから秋以降に順次発売を予定しています。LAGOON ANCについてはアマゾンAlexa対応も有り得るかもしれないとベイヤーダイナミックの担当者が語っていました。どれも気合いの入った新ラインナップの登場に期待が膨らんできます。

↑ノイズキャンセリング機能を搭載するBluetoothヘッドホン「LAGOON ANC」は399ユーロ

 

↑イヤーカップの内側に搭載するLEDランプが点灯する

 

↑ネックバンドタイプのノイズキャンセリングイヤホン「BLUE BYRD ANC」

 

最後にスコットランドのブランド、RHAが発表した平面駆動型ドライバーを搭載するイヤホン「CL2 Planar」もIFAでお披露目されました。イギリスでは9月12日から出荷を開始。日本にも秋以降に登場が期待されるブランドのフラグシップイヤホンです。

↑RHAの平面駆動型ドライバーを搭載する「CL2」

 

名前の由来はハウジングに硬度の高いセラミックを使っているから。平面駆動型ドライバーを力強くドライブできる素材であることからもセラミックが選ばれています。OFC銅線に銀コートをかけた2.5mm/4極端子のバランスケーブルと、PFC銅線の3.5mmステレオミニ端子のアンバランスケーブルが付属。イヤホン側のコネクタがCL1に採用されている独自のsMMCXから、より汎用性の高いMMCXに変更されています。またインピーダンスもCL1の150Ωから、本機は15Ωになったのでスマホでも軽々と鳴らせます。

↑コネクター部分に付け替えてaptX対応のBluetoothイヤホンに変更することも可能

 

会場で試聴したサウンドはRHAのイヤホンらしい高域の解像感と鮮やかさを保ちながら、中低域をより透明かつ滑らかに仕上げているように感じられました。価格は799.95ポンド(約11万5000円)となかなか高価なイヤホンですが、自社開発による平面駆動型ドライバーを搭載した現状とてもレアなモデルとして、日本に上陸した際にはぜひ聴いておきたい製品です。

 

ほかにも、マスター&ダイナミックからあのマイケル・ジャクソンをモチーフにした限定ヘッドホンが展示されるなど、注目製品が盛りだくさんのオーディオ関連ブースとなっていました。いずれも日本での発売が楽しみな製品ばかり。国内での正式発表が待ち遠しいですね。

↑マスター&ダイナミックはワイヤレスヘッドホン「MW50+」のマイケル・ジャクソンモデルを発表。限定6000台

 

毎日の通勤地獄を極楽へ変える「高級イヤホン」6選+α

スマートフォンで音楽を聴く人が増えたことや、ハイレゾ再生に対応したハイレゾポータブルプレーヤーが登場したことにより、移動中や外出先でもいい音で音楽を楽しみたいという人が増え、音質にこだわった高級イヤホン市場が盛況となっています。

 

今回は、高級イヤホンのなかでもメーカー各社がしのぎを削っている3万円~6万円台の製品のなかから、オススメモデルを紹介していきましょう。

 

高い遮音性と伸びやかな高域が人気のシュア「SE535」

 

シュア
SE535 LTD(Special Edition)

実売価格6万50円

シングルツイーターとデュアルウーファーによる3基のMicroDriver(BAドライバー)を搭載した耳掛け式イヤホン。このスペシャルエディションは、通常モデルに比べて高域を強化した周波数特性にチューニングされており、伸びやかな高域と豊かな低域が楽しめます。耳にしっかりフィットする形状による高い遮音性もポイント。リケーブルにも対応しており、別売のBluetooth対応交換ケーブル「RMCE-BT1」を利用することでワイヤレス化することも可能です。カラーはスペシャルエディションがレッドのみ、通常モデルはクリアとブロンズの2色をラインナップしています。

 

【SPEC】●インピーダンス:36Ω ●音圧感度:119dB/mW ●再生周波数帯域:18Hz~19kHz ●コード:1.62m ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型/MMCX対応) ●質量:約30g ●付属品:キャリングケース、フォーム・イヤパッド (S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド (S/M/L)、イエロー・フォーム・イヤパッド、トリプルフランジ・イヤパッド、6.3mmアダプター、レベルコントローラー、航空機内用アダプター、クリーニングツール

 

【高遮音性ならこちらもオススメ】

 

シュア
SE215

実売価格1万1830円

シングルダイナミックドライバーを搭載したパンチのある低音が特徴の耳掛け式イヤホン。SE535などの上位機種から受け継いだ設計思想により、ハイエンドモデル譲りの高い装着性と遮音性を実現。ケーブル着脱式で、MMCXコネクタ採用の市販ケーブルも使用可能。カラーはクリアーとトランスルーセントブラックの2色のほか、トランスルーセントブルーのスペシャルエディションもラインナップしています。

 

【SPEC】●インピーダンス:17Ω ●音圧感度:107dB/mW ●再生周波数帯域:22Hz~17.5kHz ●コード:1.62m ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型/MMCX対応) ●質量:約30g ●付属品:キャリングケース、ソフト・フォーム・イヤパッド (S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド (S/M/L)

 

ソリッドなメタルボディが輝くJVC「SOLIDEGE HA-FD01」

JVC
SOLIDEGE HA-FD01

実売価格3万6340円

ソリッドなデザインと高解像でキレのあるサウンドをコンセプトとする「SOLIDEGE(ソリデージ)」シリーズのハイエンドモデル。クリアで伸びのある音を実現するフルステンレスボディに、「DLCドームデュアルカーボン振動板」を搭載した新開発の「D3ドライバーユニット」を搭載しています。最大の特徴は、ノズルの交換により音色のカスタマイズが楽しめる業界初の「Jマウントノズル交換システム」を採用していること。「チタニウム」「ブラス」「ステンレス」の3種の交換用ノズルを付属し、好みに合わせて各金属の音色の違いを楽しめます。

 

【SPEC】●インピーダンス:16Ω ●音圧感度:103dB/mW ●最大入力:200mW ●再生周波数帯域:8Hz~52kHz ●コード:1.2m(Y 型/MMCX対応) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(ストレート型) ●質量:約20g(コード含まず) ●付属品:ノズル(チタニウム、ブラス、ステンレス)、スパイラルドット+(プラス)イヤーピース(S/MS/M/ML/L)、キャリングケース

 

【自然な音が好みならこちらもオススメ】

JVC
WOOD HA-FW01

実売価格3万8210円

木製パーツを使用しナチュラルな音を奏でるWOODシリーズのハイエンドモデル。独自の薄膜加工技術で薄型化した軽量11mmウッドドーム振動板を搭載し、音源が持つ繊細なニュアンスまで表現します。ウッド、ステンレス、ブラス、アルミなど異種材料の組み合わせにより、不要な振動をコントロールする新設計「クアッドメタルハーモナイザー」を採用。木製素材の「ウッドスタビライザー」によりハウジングの響きを最適に制御し、にごりのないクリアなサウンドを実現します。

 

【SPEC】●インピーダンス:16Ω ●音圧感度:104dB/mW ●最大入力:200mW ●再生周波数帯域:6Hz~50kHz ●コード:1.2m(Y型) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(ストレート型) ●質量:約14g(コード含まず) ●付属品:スパイラルドットイヤーピース(S/MS/M/ML/L)、低反発イヤーピース(S/M)、ケーブルキーパー、クリップ、キャリングケース

 

重低音を体感するならオーディオテクニカ「SOLID BASS」

オーディオテクニカ
SOLID BASS ATH-CKS1100X

実売価格2万1450円

重低音とハイレゾ音源の高域を両立したSOLID BASSシリーズ最上位モデル。過渡特性に優れた11mm径の「SOLID BASS HDドライバー」を搭載し、くもりのない重低音を再生します。また、本体導管の内径やイヤーピースの高さを調整し、より多くの高域成分を伝達可能に。解像度を高めてハイレゾ音源も鮮明に再現します。

 

【SPEC】●インピーダンス:11Ω ●音圧感度:106dB/mW ●最大入力:100mW ●再生周波数帯域:5Hz~45kHz ●コード:1.2m(Y型) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型) ●質量:約9g(コード含まず) ●付属品:ケース、イヤピース(XS/S/M/L)

 

【重低音を手軽に楽しむならこちらもオススメ】

オーディオテクニカ
SOLID BASS ATH-CKS770X

実売価格8590円

11mm径「SOLID BASS HDドライバー」を搭載したハイグレードモデル。切削無垢アルミニウムエンクロージャーにより、不要な共振を抑えてクリアな音質を実現しています。CKS1100Xと同様、本体導管の内径やイヤーピースの高さを調整し高域をブラッシュアップ。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色を用意します。

 

【SPEC】●インピーダンス:13Ω ●音圧感度:105dB/mW ●最大入力:100mW ●再生周波数帯域:5Hz~42kHz ●コード:1.2m(Y型) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型) ●質量:約8g(コード含まず) ●付属品:ポーチ、イヤピース(XS/S/M/L)

 

完全ワイヤレスイヤホンの先駆け的存在「EARIN」

EARIN
EARIN M-2

実売価格3万750円

初代EARINの超軽量、超小型の完全ワイヤレスイヤホンのコンセプトを踏襲し2代目モデル。新たにNXP SemiconductorsのMiGLOテクノロジーを採用し、信号のドロップアウトを極力抑え、より安定したステレオサウンドを実現。通話機能とノイズリダクション機能を追加装備したほか、マイクを4つ搭載。外部の周辺ノイズの取り込みレベルも調整することが可能で、周辺のノイズを低減させることによって、相手の声を聞こえやすくすることができます。専用充電ケースに入れることで約3回分の充電が可能。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約3時間(充電用ケース使用時:約12時間) ●充電時間:本体約75分、充電ケース約90分 ●質量:本体のみ(左右各)約3.6g ●付属品:充電用USBケーブル、シリコンチップ、フォームチップ、マニュアル

 

【手軽に完全ワイヤレスデビューしたいならこちらもオススメ】

 

GLIDiC
Sound Air TW-5000

実売価格9864円

ジュエリーケースをイメージしたコンパクトな充電ケースと、女性の耳にも馴染みやすい小型イヤホンが特徴の完全ワイヤレスモデル。優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」により、使用時の耳へのストレスを軽減します。コーデックはSBCのほかAACにも対応。カラーはホワイト、ブラック、シャンパンゴールドの3色。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約3時間(充電用ケース使用時:約10時間) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約2時間(フル充電) ●質量:本体のみ(左右各)約5g ●付属品:イヤーピース(XS/S/M/L)、充電用USBケーブル、かんたんガイド

 

手軽にハイレゾ聴くならソニーのワイヤレス

ソニー
WI-1000X

実売価格3万7670円

「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と「フルオートAIノイズキャンセリング」により、驚異の消音性能を誇るノイズキャンセリングイヤホン。音楽を聴きながら周囲の音も確認できる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を備え、イヤホンを付けたままでもアナウンスなどを聴くことができます。9mm径のダイナミック型ドライバーとBA(バランスド・アーマチュア)型ドライバーの2つのドライバーによる「HDハイブリッドドライバーシステム」により、ハイレゾ音源も忠実に再生可能。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD ●再生周波数帯域:3Hz~40kHz ●電池持続時間:最大10時間(NC ON時)、最大13時間(NC OFF時) ●充電時間:約3.5時間(充電15分で約70分使用可能) ●質量:約71g ●付属品:充電用USBケーブル、航空機用プラグアダプター、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)、トリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L)、キャリングポーチ、専用ヘッドホンケーブル(1m)

 

【ノイキャン不要ならこちらもオススメ】

ソニー
h.ear in 2 WI-H700

実売価格1万7750円

ミディアムトーンの全6色のカラーバリエーションを揃えたスタイリッシュなネックバンド型Bluetoothイヤホン。高音質コーデック「LDAC」や「aptX HD」に対応しているので、対応するハイレゾプレーヤーやスマートフォンなどと組み合わせることで、ワイヤレスでもハイレゾ音源の高精細なサウンドが楽しめます。また、音声データをアップスケーリングする高音質エンジン「DSEE HX」により、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当で再生。音質にこだわる人にオススメなワイヤレスイヤホンです。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC ●再生周波数帯域:5Hz~40kHz ●電池持続時間:約5.5~8時間 ●充電時間:- ●質量:約40g ●付属品:マイクロUSBケーブル、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)、マグネットクリップ、専用ヘッドホンケーブル

 

ノイズキャンセリングならやっぱりボーズ

ボーズ
QuietControl 30 wireless headphones

実売価格3万4560円

ノイズキャンセリングのレベルをリモコンで自由にコントロールして、環境に応じたリスニングを楽しめるBluetoothイヤホン。軽量設計のネックバンドは、身体に適度にフィットするため、ストレスを感じにくい仕様。ノイズキャンセリングをオフにした状態でも、ボーズならではのダイナミックなサウンドを楽しめます。

 

【SPEC】●対応コーデック:非公表 ●再生周波数帯域:非公表 ●電池持続時間:約10時間 ●充電時間:約2時間 ●質量:約28.4g ●付属品:StayHear+ QCチップ(S/M/L)、充電用USBケーブル、キャリングケース

 

【より静寂を求めるならこちらもオススメ】

ボーズ
QuietComfort 35 wireless headphones II

実売価格3万9960円

ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンに「Googleアシスタント」機能が追加された“スマートヘッドホン”。ハウジングに備えた「アクションボタン」を押すだけで、天気や予定の確認、音楽配信サービスなどが手軽に利用できます。ノイズキャンセリングレベルは高/低/オフに設定でき、音楽を流さずにノイズキャンセリング機能だけ使用することも可能。イヤーカップには低反発フォーム素材、ヘッドバンド部にはアルカンターラ素材を使用しており、快適な装着感を実現しています。

 

【SPEC】●対応コーデック:非公表 ●再生周波数帯域:非公表 ●電池持続時間:約20時間 ●充電時間:15分間の充電で2.5時間再生 ●質量:約234g ●付属品:充電用USBケーブル、音声ケーブル、キャリングケース

 

音質にこだわる人に人気の高級イヤホンを、ぜひチェックしてみて下さい。

 

人気の「Bluetoothイヤホン」最新選び方ガイド――4大タイプ別オススメ機種はコレだ!!

近年、ポータブルオーディオ市場のなかでも急速にシェアが拡大しているBluetoothオーディオ。なかでも、スマホと組み合わせて手軽に通勤・通学時などに音楽が楽しめるBluetoothイヤホンは、完全ワイヤレスタイプなど様々なモデルが登場し、注目を集めています。

 

しかし、数多くのメーカーから様々な製品が発売されているため、「どの製品を選んでいいか分からない」、「自分に合った製品を知りたい」という声も聞かれます。そこで今回は、Bluetoothイヤホンをタイプ別に分類し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。製品選びの参考にしてみて下さい。

 

1.初心者にオススメな「ケーブルタイプ」

両端のイヤホンを1本のケーブルでつないだシンプルなケーブルタイプは、多くのメーカーから発売されている最もスタンダードなタイプ。ケーブルをまとめるとコンパクトに持ち運べ、手軽に使える点がメリットです。一方で、バッテリーなどを小さなリモコンボックス部に搭載していることが多く、バッテリー持ちは短め。低価格帯の製品が多いので、はじめてワイヤレスイヤホンを購入する方にオススメしたいタイプといえます。

JVC
HA-FX27BT

実売価格2480円

イヤホンの重さを気にせず使える約11gの小型軽量設計に、3ボタンで簡単に操作できるリモコンを搭載したワイヤスイヤホン。エントリーモデルながら高磁力ネオジウムマグネット採用の高音質ドライバーにより、低域から高域までバランスよくパワフル&クリアなサウンドを実現します。雨や水しぶきに強い防滴仕様なので、スポーツシーンでの使用もOK。カラーはレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約4.5時間 ●充電時間:約2.5時間 ●質量:約11g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピース(S/M)

 

Anker
Soundcore Spirit

実売価格2999円

潜水艦に着想を得た内部構造と疎水性の多層ナノコーティングから成るSoundcore独自の「SweatGuardテクノロジー」を採用。通常の水よりも腐食性の高い塩分を含んだ汗もしっかり防いで、水濡れによる故障からイヤホンを守ります。Bluetoothコーデックは、SBCのほかAACにも対応。スポーツ時などの安定性を高めるイヤーウイングが付属しています。カラーはブラックのみ。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:- ●電池持続時間:約8時間 ●充電時間:約1.5時間 ●質量:約16g ●付属品:イヤーチップ(S/M/L/XL)、イヤーウィング(S/M/L)、トラベルポーチ、マイクロUSBケーブル、ケーブルクリップ(2個)、シャツクリップ

 

2.こだわり派にオススメな「ネックバンドタイプ」

ネックレスのように首にかけて使うネックバンドタイプは、イヤホンが耳から外れにくく安定した装着感が特徴。また、ネックバンド部にバッテリーや通信モジュールを備えるモデルが多く、バッテリー持ちや通信安定性も優れています。デメリットは、ネックバンド部を折りたためない製品が多いので、ケーブルタイプに比べて持ち運び時にかさばってしまうこと。ミドル~ハイエンドクラスの製品が揃っているため、音質や装着感にこだわりがある人にオススメです。

 

オーディオテクニカ
ATH-DSR5BT

実売価格4万630円

ワイヤレスのデジタル信号をドライバーまで高純度伝送し、耳に伝わる直前で音声へとダイレクト変換する「Pure Digital Drive(ピュア・デジタル・ドライブ)」を搭載。対向する2つのドライバーにより、パワフルで濁りのない広帯域再生を行う「DUAL PHASE PUSH-PULL D/A DRIVERS」との組み合わせにより、従来のイヤホンの概念を超えた、解像度の高いクリアなサウンドを実現しています。aptX HDコーディングをサポートしており、ワイヤレスでのハイレゾ再生も可能なハイエンドイヤホンです。カラーはブラックのみ。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD ●再生周波数帯域:5Hz~45kHz ●電池持続時間:約8時間 ●充電時間:約3時間 ●質量:約63g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピース(XS/S/M/L)、ポーチ

 

ソニー
WI-1000X

実売価格3万7670円

「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と「フルオートAIノイズキャンセリング」により、驚異の消音性能を誇るノイズキャンセリングイヤホン。音楽を聴きながら周囲の音も確認できる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を備え、イヤホンを付けたままでもアナウンスなどを聴くことができます。9mm径のダイナミック型ドライバーとBA(バランスド・アーマチュア)型ドライバーの2つのドライバーによる「HDハイブリッドドライバーシステム」により、ハイレゾ音源も忠実に再生可能。ソニー独自のハイレゾ対応コーデック「LDAC」のほか、aptX HDにも対応しています。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD ●再生周波数帯域:3Hz~40kHz ●電池持続時間:最大10時間(NC ON時)、最大13時間(NC OFF時) ●充電時間:約3.5時間(充電15分で約70分使用可能) ●質量:約71g ●付属品:充電用USBケーブル、航空機用プラグアダプター、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)、トリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L)、キャリングポーチ、専用ヘッドホンケーブル(1m)

 

3.新しいモノ好きにオススメな「完全ワイヤレスタイプ」

近年トレンドとなっているのが、両側のイヤホンが独立した完全ワイヤレスタイプ。ケーブルがないため、ケーブルの絡まりや引っかかりから解放された自由な装着感がウリです。バッテリー持ちは最も短いものの、専用の充電ケースと合わせて使うことで他のタイプと遜色ない時間使うことが可能。デメリットは、左右のイヤホン間もワイヤレス接続でデータを伝送しているため、通信安定性が他のタイプよりも劣ること。とくに人が多く集まる場所では様々な電波が飛び交い、通信が不安定になりやすいといえます。最先端のアイテムを使いたい新しいモノ好きな人にオススメです。

GLIDiC
Sound Air TW-5000

実売価格9864円

ジュエリーケースをイメージしたコンパクトな充電ケースと、女性の耳にも馴染みやすい小型イヤホンが特徴の完全ワイヤレスモデル。優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」により、使用時の耳へのストレスを軽減します。コーデックはSBCのほかAACにも対応。カラーはホワイト、ブラック、シャンパンゴールドの3色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約3時間(充電用ケース使用時:約10時間) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約2時間(フル充電) ●質量:本体のみ(左右各)約5g ●付属品:イヤーピース(XS/S/M/L)、充電用USBケーブル、かんたんガイド

 

↑専用の充電ケースは非常にコンパクト(画像はホワイト)

 

ソニー
WF-SP700N

実売価格2万4710円

スポーツシーンでも汗や小雨などを気にせず使えるIPX4相当の防滴性能を備えていることに加え、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能も搭載。アンビエントサウンド(外音取り込み)モードにも対応しているので、周囲の音も聴き取りながら音楽を楽しめます。耳のくぼみに合う形状に改善されたアークサポーターと、重心の位置を工夫した設計で運動時も快適に装着可能。カラーはブラック、ホワイト、イエロー、ピンクの4色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:最大3時間(NC ON/OFF) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約3時間(フル充電) ●質量:本体のみ(左右各)約7.6g、充電ケース約45g ●付属品:ハイブリッドイヤーピースロング(SS/S/M/L)、アークサポーター(M/L)、充電用USBケーブル

 

↑スライド式カバーの専用充電ケース

 

4.日常使いもできる「スポーツタイプ」

スポーツタイプは、ジョギングなどの運動時でも安定して使えるよう、イヤーハンガーやフックなどで装着性を高めたタイプ。また、汗や不意の小雨などにも耐えられるように防水性能を備えたモノも多くなっています。もちろん日常用としても使えますので、一般的なワイヤレスイヤホンは耳から外れやすくて……とお悩みの方にもオススメです。

 

パイオニア
E7 Wireless(SE-E7BT)

実売価格8770円

ハンガー部とカナル型インナー部の接合部にボールジョイントを組み込んだ特許技術「3D Active Fit」を採用したスポーツ向けワイヤレスイヤホン。使う人の耳の形状や耳穴の角度に合わせてインナー部の角度が可変し、激しい動きでも外れにくく、優れたフィット感を維持します。フック部分が取り外し可能な構造になっており、使用シーンに合わせて「イヤーフック」と「セキュアイヤーフィン」の2種類から選択可能。もちろん汗に強い防滴仕様です。カラーはイエロー、グレー、レッドの3色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX ●再生周波数帯域:5Hz~22kHz ●電池持続時間:約7.5時間 ●充電時間:約1.5時間 ●質量:約20g ●付属品:イヤホンチップ(S/M/L)、マイクロUSBケーブル、セキュアイヤーフィン(S/M/L)、キャリングポーチ

↑「イヤーフック」(左)と「セキュアイヤーフィン」(右)が選択できる

 

 

パナソニック
RP-BTS55

実売価格7560円

耳の形に合わせて変形可能な「フレキシブルイヤークリップ」を採用し、激しい動きでも外れにくく安定した装着性を実現するスポーツ向けワイヤレスイヤホン。イヤホン部分にブルーエッジLED搭載し、LEDが光ることで周囲からの視認性を向上させ、ナイトランなど夜間でも安全に使うことができます。IPX5相当の防水設計により、汗に強く、突然の雨にも対応します。カラーはブラックとピンクの2色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:18Hz~20kHz ●電池持続時間:約6時間 ●充電時間:約1.5時間(充電15分で約70分使用可能) ●質量:約22g ●付属品:イヤーピース(S/M/L)、USB充電ケーブル、キャリングケース

 

以上のように、タイプによって個性や特徴の異なるワイヤレスイヤホンですが、自分に合ったタイプのものを選べば満足度も高まります。これから購入を検討される方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

キレのある重低音が魅力! 音にこだわったオーディオテクニカ初の完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS7TW」

完全ワイヤレス(トゥルーワイヤレス)イヤホンは、2018年のオーディオシーンの一大トレンド。国内外の各メーカーから、星の数ほど多くの製品がリリースされています。

 

しかし、そのなかにはサウンドクオリティに注力したモデルはそれほど多くありません。そんななか、オーディオテクニカが満を持して送り出す「ATH-CKS7TW」は、キレのある“本物”の重低音を楽しめる、唯一無二のイヤホンとして注目を集めています。

 

オーディオテクニカ
ATH-CKS7TW
実売予想価格2万1470円
8月3日発売予定

SOLID BASSシリーズならではの鮮明な重低音再生を楽しめる、同社初の左右独立型イヤホン。音響エリアと電気エリアを分割する「Dual-layer Technology」により、クリアなサウンドを実現した。ケース併用で最大約20時間の再生が可能。

↑カラーはレッドのほか、ブラックとシャンパンゴールドの全3色を用意

 

SPEC●対応コーデック:AAC、SBC●出力音圧レベル:100dB/mW●付属品:充電用USBケーブル(USB Type-A/Micro USB Type-B)、イヤピース(XS、S、M、L)●質量:イヤホン約8g(片側)、充電ケース約75g

 

↑耳穴への収まりが良く、長時間のリスニングでもストレスを感じにくい。ユニセックスなデザインで、カラバリも3色用意するため、どんなユーザーでも使える

 

本機専用に独自開発された先進のテクノロジーが満載

イヤホンだけで最大8時間の長時間リスニングが可能

完全ワイヤレスイヤホンとしては驚異的な、本体のみで最大約8時間の連続再生を実現。長時間の移動中や、出張時の使用でも安心だ。充電ケース併用で最大約20時間使用できます。

↑ケースからイヤホンへの充電、ケースへの充電(USBケーブル経由)はいずれも約2時間

 

音響/電気エリアを分割して高解像度サウンドを実現

完全ワイヤレスの音質を追求すべく、独自設計の「Dual-layer Technology」を採用。音響エリアと電気エリアを分割することでドライバーの性能を引き出し、高解像度のサウンドに。

↑音響エリア(右側)と電気エリア(左側)を分割。ドライバー駆動に対して電気的な干渉を抑える

 

独自のドライバー&大口径音導管がよりクリアな重低音を鳴らす

高精度設計の磁気回路により、11mm径SOLID BASS HDドライバーの駆動力と制動力を高めています。また、大口径音導管により音の伝達効率を向上させ、広帯域再生を実現。

↑本体導管の内径やイヤピースの高さを緻密に調整。より多くの高域成分を伝達可能とした

 

オーディオのプロも音質に太鼓判!

SOLID BASSを冠するモデルだけあって、品質の高い低音が特徴。EDMやロックでビート感を堪能できるだけでなく、クラシックやジャズなども透明感のあるサウンドが楽しめます。また、空間表現が豊かなのもポイント、いい意味でイヤホンらしくない開放感が味わえました(オーディオライター/山本 敦さん)

 

“後発”としてのハードルを超える完成度の高い逸品

多くの名機を生み出してきたオーディオテクニカが満を持して送り込む初の完全ワイヤレスイヤホンに、ユーザーが寄せる期待は大きい。オーディオライターの山本 敦さんはこう語っています。

「玉石混交の同カテゴリにあって、本機はオーディオを熟知するメーカーが作った製品という印象。音質は、雑踏でもしっかり聴こえるほどパワフルでありつつ、どんな音楽ジャンルにも合うオールラウンド性を備えます。本体で約8時間の再生は圧巻で、ゆとりあるリスニングを楽しめます。より便利に使用できる専用アプリも用意され、後発モデルとしてのハードルを超える完成度を誇る逸品です」(山本)

 

7月14日~15日にかけて東京・秋葉原で開催された「ポタフェス 2018 SUMMER」では、発売前のATH-CKS7TWをいち早く試聴できるとあって大勢の人が同社のブースを訪れていました。完全ワイヤレスの購入を検討されている方は、ぜひ8月3日の発売以降に店頭で迫力の低音をチェックしてみて下さい。

 

重低音の代名詞オーテク「SOLID BASS」がハイレゾ対応でまさかの方向転換!? 最新モデル5種を一挙に聴いてみた

オーディオテクニカのSOLID BASS(ソリッドベース)シリーズといえば、重低音イヤホンブームの先駆け的ブランド。GetNavi世代の方なら、初期にイメージキャラクターを務めたアーティスト・BoAのポスターなどを覚えている方も多いのではないでしょうか? そんなSOLID BASSシリーズのイヤホンが、約2年半ぶりにラインナップを一新し、新モデル5機種が登場しました。

 

新シリーズの特徴は、従来モデルで採用していた2つのマグネットによる「デュアルマグネティックフィールド・ドライバー」を廃止し、新たに過渡特性に優れた「SOLID BASS HDドライバー」を採用していること。これにより、有線モデルは全機種がハイレゾ対応となりました。

 

そこで今回は、リニューアルされたオーディオテクニカの重低音シリーズ「SOLID BASS」のイヤホン全5機種を紹介。2人のプロが各機種の音質や使い勝手をチェックしています。

 

【今回試した機種】

オーディオテクニカ SOLID BASSシリーズ

1.ATH-CKS1100X

2.ATH-CKS770X

3.ATH-CKS550X

4.ATH-CKS770XBT

5.ATH-CKS550XBT

 

レビューを行ったのは、オーディオライターの山本 敦さんとGetNavi web編集部オーディオ担当の一條 徹の2人。いずれも、普段使用しているオーディオプレーヤーやスマートフォンを持参し、聴き込んだ音源を試聴しています。

 

1.リケーブル対応の「ATH-CKS1100X」

オーディオテクニカ

SOLID BASS ATH-CKS1100X

実売価格2万1450円

重低音とハイレゾ音源の高域を両立したシリーズ最上位モデル。過渡特性に優れた11mm径の「SOLID BASS HDドライバー」を搭載し、くもりのない重低音を再生します。また、本体導管の内径やイヤーピースの高さを調整し、より多くの高域成分を伝達可能に。解像度を高めてハイレゾ音源も鮮明に再現します。カラーはブラックのみ。

↑リケーブルに対応するA2DCコネクターを採用

 

2.重低音とハイレゾ再生を両立した「ATH-CKS770X」

オーディオテクニカ

SOLID BASS ATH-CKS770X

実売価格8590円

11mm径「SOLID BASS HDドライバー」を搭載したハイグレードモデル。切削無垢アルミニウムエンクロージャーにより、不要な共振を抑えてクリアな音質を実現しています。CKS1100Xと同様、本体導管の内径やイヤーピースの高さを調整し高域をブラッシュアップ。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色を用意します。ハイレゾ対応。

 

3.初めてのイヤホンにもオススメ「ATH-CKS550X」

オーディオテクニカ

SOLID BASS ATH-CKS550X

実売価格4270円

キレのある重低音を再生する9.8mm径「SOLID BASS HDドライバー」を搭載したスタンダードモデル。小型ボディにより、高い密閉性と装着性を両立。上位モデルと同様、導管の内径などを調整し、ハイレゾ音源もクリアに再現します。カラーはブラック、シャンパンゴールド、ブルー、レッドの4色。ハイレゾ対応。

 

4.ワイヤレスでも濃厚な低音が楽しめる「ATH-CKS770XBT」

オーディオテクニカ

SOLID BASS ATH-CKS770XBT

実売価格1万3890円

11mm径「SOLID BASS HDドライバー」を搭載し、深みのある重低音が楽しめるワイヤレスモデル。切削無垢アルミニウムエンクロージャーにより、不要な共振を抑えてクリアな音質を実現しています。高い装着性と、小さくまとまる携帯性を備えたフレキシブルネックバンドスタイルを採用。連続再生時間は約7時間。カラーはブラック、シャンパンゴールド、レッドの3色を用意します。

対応コーデック:SBC、AAC、aptX

 

5.軽快な装着感がうれしい「ATH-CKS550XBT」

オーディオテクニカ

SOLID BASS ATH-CKS550XBT

実売価格8590円

身体の前でも首の後ろでも取り回しやすいワイヤレスケーブルスタイルを採用したBluetoothイヤホン。9.8mm径「SOLID BASS HDドライバー」を搭載し、ワイヤレスながらキレのある重低音を再生します。連続再生時間は約7時間。カラーはブラック、シャンパンゴールド、ブルー、レッドの4色。

対応コーデック:SBC、AAC

 

設計を変更し、よりクリアなサウンドを実現したオーディオテクニカの新・SOLID BASSシリーズを、ぜひ店頭で試聴してみて下さい。

Android派にオススメ! aptX対応の防水ワイヤレスイヤホン「VAVA MOOV 28」

SUNVALLEY JAPANは、VAVAブランドの防水Bluetoothイヤホン「VAVA MOOV 28」を発売しました。価格は2999円。

 

「VAVA MOOV 28」は、IPX6相当の防汗性能を備えたワイヤレスイヤホン。内部にナノコーティングが施され、水や雨はもちろん汗にも強く、スポーツ時の使用に最適です。

 

Androidスマホやデジタル音楽プレーヤーなどで採用されている高音質BluetoothコーデックaptXに対応しており、ワイヤレスでも遅延の少ない高品質な音を楽しむことができます。

 

ケーブルの耳元部分にリモコンを備え、音楽再生時のコントロールや通話操作が可能。CVC6.0ノイズキャンセリング機能により、ノイズを抑えてクリアな音声で通話できます。約2時間充電で8時間の連続再生が可能。

 

3000円を切るお手ごろな防水ワイヤレスイヤホンを、汗をかきやすいこれからの季節の通勤・通学やスポーツのお供にしてみてはいかがでしょうか。

ワイヤレスでも音質は妥協しない! JVCから2つのBluetoothイヤホンが数量限定で登場

JVCケンウッドは、JVCブランドのハイクラスヘッドホンシリーズ「CLASS-S」から、Bluetoothイヤホン「WOOD Wireless 02 inner (HA‐FW02BT)」と「SOLIDEGE Wireless 02 inner (HA-FD02BT)」の2モデルを、6月下旬より数量限定で発売します。実売予想価格はいずれも4万5000円前後(税抜)。

↑左からHA‐FW02BT、HA-FD02BT

 

HA-FW02BT/FD02BTは、既発売の「WOOD」および「SOLIDEGE」シリーズのイヤホンに、MMCX対応のBluetoothレシーバー「SU-ARX01BT」を組み合わせたもの。独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」により、Bluetoothで伝送した音楽データもハイレゾ相当にアップコンバートして再生できるのが特徴です。

 

「K2 TECHNOLOGY」は、デジタル音源化や圧縮処理により失われた音楽情報を波形補正処理することで再生成し、原音を忠実に再現する高音質化技術。同機では、従来よりも低い周波数帯域まで処理範囲を拡張することで、精度の高い波形補正処理を行ない、ハイレゾ相当(192kHz/24bit)の音楽信号として出力し、ワイヤレスながらワイヤードに迫る高音質を実現しています。

 

Bluetoothの使えない環境や不意のバッテリー切れでもイヤホンを利用できるように、専用のヘッドホンケーブルを付属しており、有線接続でも使用可能。また、レシーバー部はMMCX端子に対応しているので、好みのMMCX対応イヤホンに付け替えて高品質なワイヤレス再生を楽しむこともできます。

 

連続再生時間は約7時間(Bluetooth接続、K2 TECHNOLOGY利用)。Bluetoothコーデックは、SBC、AAC、aptXに対応しています。

 

高音質化技術を備えたBluetoothイヤホンは、ワイヤレスでも音質を妥協したくない方にオススメ。数量限定ですので、気になる方はお早めにチェックしてみて下さい。

 

【HA‐FW02BT SPEC】
再生周波数帯域:6Hz~45kHz
電池持続時間:約7時間
充電時間:約2時間
質量:約46g
付属品:充電用USBケーブル、専用ヘッドホンケーブル、キャリングポーチ、スパイラルドットイヤーピース(S/MS/M/ML/L)各2個

 

【HA-FD02BT SPEC】
再生周波数帯域:8Hz~52kHz
電池持続時間:約7時間
充電時間:約2時間
質量:約54g
付属品:充電用USBケーブル、専用ヘッドホンケーブル、キャリングポーチ、スパイラルドットイヤーピース(S/MS/M/ML/L)各2個

2999円で買える汗に強い“夏イヤホン” Anker「Soundcore Spirit」

アンカー・ジャパンは、Soundcoreシリーズより、防汗・防水性を高めたBluetoothイヤホン「Soundcore Spirit」を6月12日に発売しました。価格は2999円。

 

「Soundcore Spirit」は、防汗・防水性能を高めるために、潜水艦に着想を得た内部構造と疎水性の多層ナノコーティングから成るSoundcore独自のSweatGuardテクノロジーを採用。通常の水よりも腐食性の高い塩分を含んだ汗もしっかり防いで、水濡れによる故障からイヤホンを守ります。

 

Bluetoothコーデックは、SBCのほかAACにも対応。iPhoneなどと組み合わせて高音質で音楽が楽しめます。また、耳にフィットするデザインで遮音性を高めており、騒音下でも音楽に集中することができます。

 

約1.5時間の充電で、約8時間の連続再生が可能。スポーツ時などの安定性を高めるイヤーウイングが付属しています。

 

汗をかきやすい夏や通勤・通学時、スポーツシーンなどで使える防水・防汗仕様のワイヤレスイヤホンを、ぜひ試してみてはいかがですか?

イヤホンつけながら会話もOK! 高性能マイク内蔵の完全ワイヤレスイヤホン「IQbuds」

最近街を歩いていると、アップルの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」を身に着けている人をよく見かけます。iPhoneとのペアリングは簡単だし、音切れが少なくコンパクトで持ち歩きやすい素敵なイヤホンですよね。でも、完全ワイヤレスイヤホンにはほかにも色んな個性派モデルが揃っていることをご存知ですか? 今回は、オーストラリアから日本に上陸した、“聴力サポート機能を搭載するイヤホン”「IQbuds」シリーズを紹介しましょう。

 

人の声だけを選り分ける「SINC」機能がウリ

「IQbuds」シリーズはオーストラリア西部の都市・パースに拠点を置くブランド、Nuheara(ニューヒアラ)が開発した完全ワイヤレスイヤホン。日本ではバリュートレードが販売取り扱い先になります。新製品のラインナップは2種類あり、「IQbuds BOOST/IQB-S2」はユーザーの聴力を診断するプログラムを内蔵した上位モデル。発売予定時期は8月末で5万8880円(税別)になります。弟モデルの「IQbuds/IQB-S1」は先に6月末に発売を予定。こちらは3万9880円(税別)です。

↑スタンダードモデルの「IQbuds/IQB-S1」。本体色はシルバー

 

どちらのイヤホンもBA型ドライバーを1基搭載しています。本体の左右に2基ずつ搭載する小型・高性能のMEMSマイクによって集めた音を解析。外の音の聞こえ方を調整したり、音楽を聴きながら必要な音だけを取り込むという機能がDSP処理によって実現されています。例えば環境音と人の声を選り分けながら、「ざわつく居酒屋のなかでも、会話相手の声だけをクリアに聞く」といったスマートな用途にも展開できるのが特徴。同社はこの機能を「SINC(Super Intelligent Noise Control)」と名付けて、iOS/Android対応のモバイルアプリと連携しながら様々なセッティングを調整できる機能をユーザーに開放しています。

↑側面に二つのマイクユニットを搭載。取り込んだすべての音を解析して、外部環境音とハンズフリー通話も含めた人の声に分類する

 

↑IQbudsシリーズの目玉機能「SINC(Super Intelligent Noise Control)」

 

プリセットは使用環境に合わせてスポーツ用の「ワークアウト」、騒がしい街中用の「ストリート」、自宅でのリスニング用の「ホーム」など7種類を用意。取り込んだ音を自動解析して、プリセットまで自動的に変更する機能は付いていませんが、「それぞれの効果に大きなギャップはないので、ロケーションが変わってモードを切り替え忘れても影響は少ない」(バリュートレード担当者)そうです。いったんスマホアプリで設定を決めたらメモリーに記憶されるので、あとは音楽を聴いていなくてもイヤホン単体でSINC機能を使うことができます。

↑7種類のロケーションプリセット。いったん設定しておけば、次はイヤホンをオンにするだけでスマホとのペアリングなしでも使えるようになる

 

外の音の聞こえ方を調整したり、音楽を聴きながら必要な音だけを取り込むという機能がDSPの効果によって選択できるのが特徴となっています。

 

もちろんSINC機能をオフにもできます。オフにした後は付属するイヤーピースでパッシブなノイズキャンセリング効果を調整しましょう。イヤーピースによる遮音性にも注力。通常のシリコン製のイヤーチップ以外にもComplyの低反発フォームチップが付属しています。室内の静かな環境で音楽リスニングに集中したい時にも最適です。

↑イヤーピースで遮音性を調節できる

 

ユーザーごとの聴こえ方を測定する「EarID」

上位モデルのIQbuds BOOSTの場合は、ユーザーの左右耳の聴力に合わせた“聴こえ方”を測定・分析して最適化できる「EarID」機能が搭載されています。測定・分析結果はプロファイルとして残して、イヤホンに内蔵されているメモリに書き込まれます。設定値は次に上書きされるまで残ります。測定は片耳ずつ行い、分析を含めてかかる時間は約15分前後。「特に聴くこえにくくなっている帯域を探し出して補正してくれます。35歳以降は誰でも聴力が落ちてくるものなので、常にベストコンディションで音楽リスニングを楽しめるイヤホンです」と語るのはニューヒアラのCEO/Co-Founderのジャスティン・ミラー氏。

↑上位モデルの「IQbuds BOOST/IQB-S2」。本体色はブラック

 

↑ニューヒアラのCEO/Co-Founderのジャスティン・ミラー氏

 

どちらの製品もアプリの指示に従いながら設定を進めていけば、誰でも手軽にBluetooth設定ができるスマートペアリングに対応しています。

 

ミラー氏は「製品やアプリケーションの使い心地を高めるために、約3か月に1回はファームウェアアップデートを実施しています」と説明。本体とスマホアプリの両方をアップデートすると新機能が追加されることもあるようです。

 

オーディオコーデックは上位機のIQbuds BOOSTがクアルコムのaptXと、一般的なSBCをサポートしています。動画再生のリップシンクを高める低遅延対応のコーデックaptX Low Latancyにも対応。もちろんハンズフリー通話も可能です。IQbudsはSBCのみ。本体内蔵バッテリーは専用ケースに入れてチャージが可能。IQbudsは本体だけで4時間の連続音楽再生が可能。聴覚補助機能だけなら約8時間の連続使用に対応します。充電ケースを使えば本体を3回までフルチャージ。最大約16時間の音楽再生、約32時間の聴覚補助機能を連続して使えます。

↑本体の充電ケース。4時間×4回の連続音楽リスニングに対応

 

ニューヒアラでは今後、ハイブリッド方式のアクティブNC機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「Live IQ」をリリース予定です。グローバルモデルの出荷は今年の9月~10月ごろが見込まれています。ラインナップ的にはローエンドでトラディショナルな末っ子モデルになりそう。日本での発売は未定ですが「他のノイズキャンセリング付の完全ワイヤレスイヤホンよりも安い価格で提供したい」(バリュートレード)とのこと。どんな音がするのか、NC性能は? と、いまから楽しみなモデルです。

↑秋にはノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「Live IQ」が登場予定

 

脱・有線イヤホン! クロスレビューでわかった初心者に本当にオススメなBluetoothイヤホン5選

iPhone 7の登場以降、iPhoneシリーズからイヤホンやヘッドホンを接続するためのステレオミニジャックが省かれ、従来のイヤホンを利用するためには付属の変換アダプターを利用するか、Bluetoothなどのワイヤレス接続を行わなければならなくなりました。その後、国内外のオーディオメーカーからBluetoothに対応したワイヤレスタイプのイヤホンが多数登場し、ワイヤレスオーディオ市場は活況を呈しています。

 

そこで今回は、初めてBluetoothイヤホンを購入する人にオススメな1万5000円以下の入門モデル5機種を紹介。各機種の音質や使い勝手をチェックしています。

 

【今回試した機種】

1.JVC「HA-FX33XBT」

2.オンキヨー「E300BT」

3.エレコム「LBT-SL100MP」

4.オーディオテクニカ「ATH-CKR55BT」

5.TaoTronics「TT-BH07」

 

レビューを行ったのは、オーディオライターの山本 敦さんと編集部オーディオ担当の一條 徹の2人。いずれも、普段使用しているオーディオプレーヤーやスマートフォンを持参し、聴き込んだ音源を試聴しています。

1.重低音好きにオススメなJVCのXXシリーズ

JVC
HA-FX33XBT

実売価格7730円前後

“重低音&タフ”をコンセプトとした「XX(XTREME XPLOSIVES)」シリーズのBluetoothイヤホン。安定した装着感のネックバンドスタイルと、約14時間の長時間再生が可能な大容量バッテリーを採用していることが特徴。また、XXシリーズならではの迫力ある重低音再生のため、低音を増強するバスブースト回路(オン・オフ切り替え可能)も搭載しています。

【SPEC】●対応コーデック:SBC ●連続再生時間:最大14時間 ●充電時間:約3時間 ●カラーラインナップ:ブラック&レッド、レッド、シルバー ●質量:約47g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピースS/M/L各2個

 

 

 

2.高級感のあるアルミボディ

オンキヨー
E300BT

実売価格1万2290円前後

不要な振動を抑えてクリアな音を再生するアルミハウジング採用のBluetoothイヤホン。バッテリーを首の後ろに配置する事でハウジングを小型軽量化し、快適な装着性を実現しています。また、外部からの電磁ノイズの影響を減少させるツイストケーブルを採用。高音質なaptXコーデックにも対応しています。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、aptX ●連続再生時間:最大7.5時間 ●充電時間:約2時間 ●カラーラインナップ:ブラック、ホワイト ●質量:約15g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピースS/M/L各2個

 

 

3.アニソン好きなら迷わず選びたいアニソン向けモデル

エレコム
LBT-SL100MP

実売価格5260円前後

アニソンのリスニングに最適なチューニングを施したアニソン向けBluetoothイヤホン。迫力のある低音域とクリアで伸びやかなボーカルボイスで、アニソンの世界観を余すところなく再現します。製品のプロダクトデザインは、「アップルシード」や「攻殻機動隊」など世界的な人気を博す作品を生み出した漫画家・士郎正宗氏が担当。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、aptX、AAC ●連続再生時間:最大6時間 ●充電時間:約2時間 ●カラーラインナップ:ブラック、レッド、シルバー ●質量:約14g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピースS/M/L各2個

 

 

4.原音再生がコンセプトの高音質モデル

オーディオテクニカ
ATH-CKR55BT

実売価格8590円前後

「原音再生」や「高解像度」をコンセプトとした「Sound Reality series」シリーズ初のBluetoothイヤホン。耳の小さな人でもフィットするコンパクトサイズの10.7mmドライバーを搭載。制振性を高めて高解像度再生を実現する真鍮スタビライザーも備えています。バッテリーを首の後ろに配置したデザインにより、イヤホン部の小型化と装着感の向上を図っているのが特徴。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、aptX、AAC ●連続再生時間:最大7時間 ●充電時間:約3時間 ●カラーラインナップ:スティールブラック、ディープブルー、シャンパンゴールド、ブリリアントレッド ●質量:約14g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピースXS/S/M/L各2個、ポーチ、クリップ

 

 

5.3000円を切るお手ごろ価格が魅力

TaoTronics
TT-BH07

実売価格2999円前後

3000円を切る低価格ながら、高音質・低遅延のaptXコーデックをサポート。イヤホンのヘッド部分にマグネットを内蔵しており、使用しないときは、ヘッド同士をくっつけてネックレスのように首にかけておくことが可能。装着感を高めるイヤーフックにより、耳から外れにくくしっかりフィットします。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、aptX ●連続再生時間:最大5時間 ●充電時間:約1.5時間 ●カラーラインナップ:ブラック、レッド、ブルー、グリーン、パステルピンク ●質量:約15g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピースS/M/L各2個、イヤーウイングS/M/L各2個

 

 

いずれも個性的なモデルばかりですので、ぜひ店頭で音質や装着感をチェックしてみて下さい。

ワイヤレス化が進むスマホ市場で注目の「Qualcomm aptX HD」とは? 高音質の理由をクアルコムに聞いた

スマートフォンを中心に、従来のヘッドホン端子を廃止してワイヤレスオーディオに切り替える動きが活発になってきている。それに伴い、Bluetoothオーディオでも高音質化を求める声が強まっている。そのなかで注目を集めているのがクアルコムが展開するBluetoothコーデック「aptX HD」だ。ハイレゾを楽しむためのコーデックがほかにも登場しているが、それらとの違いをaptX HDを担当するクアルコム マーケティングマネージャー 大島 勉氏に伺った。

 

ヘッドホンのワイヤレス化が進んだきっかけとなったのは、Hi-Fiオーディオ向けプロファイル「A2DP」が登場したことによる。このA2DPの仕組みは、音声データを符号化(エンコード)した状態でデバイスへと送信し、受信した側はそのデータを復号化(デコード)することで音を出すというもの。そのソフトウェアがいわゆる「コーデック」で、A2DPでは「SBC」と呼ばれるコーデックを必須としている。これによりiPhoneやAndroid端末を含めたすべてのデバイスで対応可能となり、音楽をワイヤレスで楽しむリスニングスタイルが普及したのだ。

 

ただ、ワイヤレスでHi-Fi再生するとなると、伝送帯域が限られたSBCでは音質や遅延といった面で限界が生じる。そこでA2DP対応機器では、圧縮効果が高く音質的にも有利なオプションのコーデックを備えることとなった。それが「AAC」や「LDAC」に代表される高音質コーデックである。今回、採り上げるのはこれとは別にクアルコムが展開するコーデック「aptX」をベースとして、大幅な高音質・低遅延を実現した「aptX HD」についてだ。

 

大島氏によると、そもそもaptXのアルゴリズム原理は1980年代にイギリスで発明され、低ビットレートで伝送できる近距離の伝送技術として映画や放送などのプロの現場で使われてきたものだったという。特にエンドユーザーがaptXに直接触れたのは映画の世界だった。1990年に公開された映画「ジュラシックパーク」ではDTSによる5.1chデジタルシアターシステムが採用されたが、実はこの圧縮するスキームそのものがaptXだったのだ。この上映にあたって全米約2万4000シアターがこれに対応。これを契機に映画界でaptXが広く知られるようになった。

 

一方、aptXの名称が一般に広まったのは、やはりスマートフォンで使うBluetoothに採用されてからだ。Bluetoothは2000年代前半に登場しているが、この時に使われていたコーデックはSBCだった。この時、ヘッドホンでも知られるゼンハイザーから、「Bluetoothの音を何とかして良くできないか」との問い合わせがあったという。この問い合わせにaptXの技術者はaptXのエンコードスキームをBluetoothに使えば面白いんじゃないかとなった。ゼンハイザーはこれを機にaptXを採用したアイテムを商品化。これがコンシューマオーディオでaptXを使われ始めるきっかけとなったのだという。

 

aptX HDが高音質なワケ

ではaptX HDはなぜ音が良いのか。Bluetoothで送信できるのはビットレートで1Mbpsが限度。その限られた“土管”をどう効率よく使っているのか、ハイレゾを聴くにあたって、ここは最も気になるポイントである。

 

まず、音声圧縮の方法には、データを間引かないロスレス方式と人間が認識しにくい成分を間引くロッシー方式の2つに大別できる。aptX HDは後者のロッシー方式を採用するものの、その圧縮の方法にはいわゆる「聴覚心理」は用いず、データ量を本来のPCMの約1/4に圧縮。これは従来のaptXから踏襲したものだ。ビットレートは1/4圧縮の固定として最大576kbpsにとどめており、その意味では可変ビットレートで最大990kbpsを採用したソニーの「LDAC」と対極の位置にあるわけだ。

 

大島氏はこれについて、「実はやろうと思えばアルゴリズムを変更してビットレートをもっと上げることもできる。しかし、ビットレートに余裕を持たせることでWi-Fiが飛び交う環境でも途切れにくいメリットを生み出せた」という。確かにいくら音が良くても、音の途切れが頻発するようでは音楽を楽しむどころではなくなる。さらに大島氏は、「ビットレートが固定とすることで、処理を行うチップの要求スペックを抑えられるというメリットも生まれた」とも話す。

 

これはコンシューマ製品で展開するにあたってはとても重要なことで、ハイスペックなチップの搭載を要求すればその分だけコストは上がって採用は広まらない。高音質で安定したワイヤレス再生と、搭載するハードルを低くすることで、aptX HDは多くのユーザーに使ってもらえる環境を提供したのだ。ここへ来て受信側でもaptX HD対応機種が徐々に増え、そのロゴマークが目にするようになってきた理由にはこうした背景があったというわけだ。

↑aptX HDを採用したスマホやDAPの一例

 

ここで気になるのは、ハイレゾを楽しむユーザーがこの仕様で満足できるのだろうかということだ。実はクアルコムでは、音響工学を学ぶイギリスの大学生30人を集めて、ハイレゾ音源を96kHz/24bitのPCM音源と48kHz/24bitのaptX HDで聴き比べを実施している。その結果、「両者の差を訴える学生はほとんどなかった」(大島氏)という。また、ユーザー調査でも同様の傾向が得られたようで、「我々が選んだというよりもユーザー側の判断もあり、48kHz/24bitの採用に至った」(大島氏)わけだ。

 

遅延に対してもaptXには優位性がある。大島氏によれば、「SBCでは遅延が270msほどあったが、aptXでも100msほどとなり、低遅延に特化したaptX low latencyでは遅延を40ms未満にまで遅延を抑えられる」とのこと。これは「聴覚心理」を用いないaptXならではの効果とも言える。聴覚心理に基づいて音を間引くにはどうしても一定期間、音を分析しなければならず、その過程で遅延は避けられないからだ。

 

ちなみに大島氏の説明によれば「aptX HDが発揮するS/N比は129dBという驚異的な数値」に達しているとし、これは世の中に存在しているA/DコンバーターやD/Aコンバーターでこの値を超えるスペックを持つものはごく一部というのが現状だ。aptX HDが充分な音質を発揮している根拠のひとつといえるだろう。

 

AndroidやWindowsなどで標準搭載に

現在、ベースとなる「aptX」に加え、低遅延の「aptX low latency」とハイレゾ対応の「aptX HD」を含む計3つのプロファイルが用意されており、「aptX+aptX HD」と「aptX+aptX low latency」の2つのグループに分けてパッケージ化して展開されている。どちらもaptXを標準で備えているので、仮にイヤホンやスピーカーなどの受信側でaptX HDやaptX low latencyに対応していなくても、自動的にaptXで再生される仕様となっている。

 

大島氏によると、aptXとaptX HDのエンコーダーの実装環境はオープンソース化されており、「Android O(Android 8.0)」でこれが利用可能となった。処理に負荷がかかる聴覚心理を用いずに圧縮を行うaptX HDはエンコードの処理も比較的軽い。あくまで搭載する側の戦略にもよるが、今後登場してくるAndroid端末の多くがこの特徴を活かしてaptX HDに対応する可能性は高いものと思われる。

 

すでに450ブランドがaptXの利用契約を締結。送り出し側はAndroid端末を中心に採用する機種数が300モデル以上となり、その世に販売された対応機種総数は約25億台にまでなっているという。このなかには、世界的にシェアの高いLGや、AV系周辺機器を数多く揃えるソニーのXperiaも含まれる。オーディオプレーヤーとしては、ハイレゾ時代で人気急上昇中のAstell&Kernをはじめ、ソニー製Walkmanの最新モデルもこれをサポートする。PCについては、Windows10のOSにaptXが標準搭載されており、対応ヘッドホンをWin10のPCでBluetooth接続すればaptXでの再生となるわけだ。

 

一応、受信側はaptX HDをデコードするにはクアルコムが開発したSOC「CSR8675」を使うことが前提となり、いまのところは普及台数もそれほど多くなく、まだこれからという状況。大島氏もその辺りの事情については認めており「今後採用に向けて働きかけを強めていきたい」とする。

↑aptX HDを採用するオーディオ機器の一例

 

実際にaptX HDを体験

ここで、aptX HDをいち早く採用したハイレゾ対応DAPのAstell & Kernシリーズからエントリーモデル「AK70 MkII」と、オーディオテクニカのフルデジタル伝送ワイヤレスイヤホン「ATH-DSR5BT」を組み合わせてaptX HDのサウンドを聴いてみた。

 

AK70 MKIIは片手持ちで操作できるそのサイズ感が実に心地良く、とても扱いやすい。はじめにBluetoothのペアリングを行うのだが、両機ともaptX HDに対応している場合、接続時にaptX HDを使用しているメッセージが表示される。通常のBluetoothペアリングとまったく同じ手順で簡単に高音質再生が楽しめるのだから、今後はaptX HD対応機器かどうかもDAPやスマホ、Bluetoothイヤホン・ヘッドホンを選ぶ基準となっていくだろう。

 

試聴に際して聞いた女性ボーカルは、高音がきれいに抜けて、余韻がきめ細かく広がる感じがよく分かる。ローエンドの締まりも良好で、何よりレスポンスの良さが際立った。音質については共に新世代モデルとして見事なステップアップを遂げていることを実感できたといっていいだろう。

 

現段階ではaptX HD対応機はまだ多いとはいえないが、少なくともaptX HDが発揮する音の良さと高い安定性はも一定の評価は獲得しているわけで、今後は上位機種を中心に採用が進むことでいずれクリアされていく問題と思われる。気付いたらaptX HD対応機器を多くのユーザーが愛用していたという状況になっていくのではないだろうか。

 

読み上げ機能が歩きスマホ問題を解決!? ネインがヒアラブルなワイヤレスイヤホン「Zeeny」発表

耳に装着して音楽を楽しむイヤホンは、エレクトロニクス製品の中でも古くから存在する“ウェアラブルデバイス”のひとつであると解釈することもできそうですが、そのイヤホンの中にも最近はBluetoothによるワイヤレス再生やスマホアプリと連携できる機能が搭載する製品が増えています。身に着けて音楽を聴くだけでなく、様々なスマート機能が使えるイヤホンは“ヒアラブル”と呼ばれることもありますが、日本のスタートアップ、NAIN(ネイン)もヒアラブルテクノロジーのエキスパートです。

 

そのネインが、身に着けて音楽再生やハンズフリー通話が楽しめるだけでなく、LINEやメールの通知を読みあげてくれるワイヤレスイヤホン「Zeeny(ジーニー)」を発売します。本日ネインが都内で新製品発表会を開催しました。

↑NAINが発表したスマートイヤホン「Zeeny(ジーニー)」

 

Amazon.co.jpでの予約販売は4月24日から開始。店頭では二子玉川の蔦谷家電、ビックカメラ、e☆イヤホンで5月下旬から販売がスタート予定です。価格は1万4040円。グローバルではIndieGogoでのクラウドファンディングキャンペーンも5月上旬から始まります。

 

カラバリはブラック/レッド、ホワイト/ターコイズ、ブラック/ゴールド、ホワイト/ローズの4色展開になります。

↑ブラック/ゴールドやホワイト/ターコイズなど4色のカラバリが発売される

 

 

装着スタイルはネックバンド。左右にバッテリーパックやBTレシーバーを分散させたことで、身に着けた時の負担感を最小化するデザインとしています。右側ケーブルのインラインは3ボタンのリモコン付マイクを搭載。イヤホンのハウジングに内蔵するマグネットを背中合わせにするとペンダントのように身に着けることができます。

↑ネックバンド式

 

↑マイク付の3ボタンリモコンを採用

 

イヤーチップはノーマルとダブルフランジの2種類が付属。耳元によりしっかりと固定できるようにイヤーウィングもS/M/Lの3サイズを用意しています。

↑イヤーウイングによって耳にしっかりと固定できる

 

音声でメールやメッセージをチェック

Zeenyはどのあたりが普通のイヤホンと違うのでしょうか。本機専用のアプリ「Zeeny」をスマホにセットアップすると、スマホに届いたメールやSNSの通知を「音で聞く」ことが可能になります。例えば満員電車で手が離せないとき、屋外を急ぎ足で歩いている時に、スマホの画面に目を落とさなくても通知がチェックできるのは便利に感じられるでしょう。

↑コンパニオンアプリ「Zeeny」はAndroid/iOS対応

 

↑アプリには使い方のチュートリアルを収録している

 

スマホアプリはAndroid版とiOS版をリリースしますが、Android版ではユーザーの発声をテキスト化できる機能が加わります。つまりメールやLINEの返事を声でダイレクトに返信ができるようにもなるのです。iOS版は読み上げにのみ対応。OS間で“できること”の違いが発生していることについては、今後ソフトウェアアップデートなどにより解消が図られる見込みです。

 

音声で通知を読み上げてほしいアプリはZeenyの設定画面から、スマホにインストールされているアプリを対象として細かく読み上げのオン・オフが選択可能。音楽や動画コンテンツを楽しんでいる間だけ全ての通知をミュートしたいときには、ホーム画面右上にあるスピーカーアイコンをタップするとミュートの設定が切り替わります。

↑通知のミュート機能も搭載

 

メールやLINEなどのSNSアプリは全文の読み上げも可能ですが、長い文書の読み上げはスキップしたくなるもの。その際にはイヤホンの曲送りボタンを長押ししたり、スマホの画面からスキップ選択できます。なお停止アイコンを押すと、そこまでに届いていた通知の読み上げがすべてキャンセルされるので注意。またメールのタイトルに「キャンペーン」など特定の文字列が入っているものは、ワードを指定して全件読み上げをキャンセルしたり条件は細かい設定が行えます。

 

リモコンのセンターボタンを長押しすると、ペアリングしているスマホに合わせて音声アシスタントのGoogleアシスタントやSiriが起動します。ネインの代表取締役兼CEOの山本健太郎氏は「将来はアップデートによってほかのAIアシスタントにも対応を広げたい」と語っています。

 

イヤホンの音楽再生の性能についても触れておきましょう。本体には10mm口径のダイナミック型ドライバーと高精度なDSPを搭載して厚みのある音を再現します。BluetoothのオーディオコーデックはaptX/AAC/SBCに対応しています。

↑イヤホンは音質にも妥協なし。10mm口径のドライバーを搭載している

 

ネイン独自のイコライザー機能「Spicetone(スパイストーン)」もZeenyに採用されています。Zeenyアプリからイコライザー機能にアクセスして、3種類がプリセットされているEQフィルターを切り替えて好みの音質が選択可能。発売後のアップデートによって、ユーザーが自身でパラメトリックEQを使って音質を調節できる機能が追加される予定です。

↑細かなイコライジングが楽しめる「Spicetone」の機能を内蔵

 

内蔵バッテリーによる音楽再生は最大8時間。約2時間でフル充電にできます。付属品にはノーマルタイプとダブルフランジタイプのイヤーチップのほか、耳のくぼみに掛けるシリコン製のウィングチップも含めてS/M/Lの3サイズのアクセサリーが揃います。

 

読み上げ機能で歩きスマホを減らしたい

記者向けに開催された発表会にはネインのCEOである山本氏が出席して、同社がヒアラブル製品に注力する狙いについて「現代人がスマホに依存していると言われている問題を解決したい。音で通知を聴いたり、応答も可能になれば歩きスマホを減らすことにつながるかもしれない」と説明しました。

↑新製品を説明するネインの山本氏

 

LINEやメールのメッセージを音声で受けて、Android端末では応答もできる機能については、ネインが過去に発売していたAndroid端末対応のスマートイヤホン「APlay」で実現できていたことですが、Zeenyではアプリも含めてさらに使い勝手が向上しています。通勤中やオフィスで過ごす仕事時間のあいだにも音だけで通知をチェックしたり、Android端末なら音声でかんたんなメッセージを返せる機能は便利さを実感できそう。

 

今後の展開について、山本氏は「韓国では販売が決定している。海外でコンセプトを出展した経験が生きてきて、現在は北米や欧州、中国の小売店、代理店から問い合わせが寄せられている。今後はグローバルに展開を広げていきたい」と語っていました。またSpicetoneはアプリ単体でのローンチも検討されているそうです。

↑イコライザーアプリは単体での提供も検討中

 

ネインが今回発売するZeenyの開発にはオンキヨーもサポートに入っています。オンキヨー、パイオニアブランドのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンが対応する通知読み上げアプリ「Notification App」の開発にはネインが深く関わっています。両社のコラボレーションが進んで、これから色々な“ヒアラブルデバイス”が誕生することも期待しましょう。

 

ソニーが世界初! ノイキャン×防滴×完全ワイヤレスのスポーツイヤホン「WF-SP700N」

ソニーは、左右独立の完全ワイヤレスイヤホンとして世界で初めてノイズキャンセリング機能と防滴性能を両立した「WF-SP700N」など、スポーツ向けBluetoothイヤホン3機種を4月28日に発売します。実売予想価格は、完全ワイヤレスモデル「WF-SP700N」が2万3000円前後、ビハインドネックスタイルの「WI-SP600N」が1万9000円前後、周囲の音を聴きやすい開放型イヤホンの「WI-SP500」が9000円前後(いずれも税抜)。カラーはすべて、ブラック、ホワイト、イエロー、ピンクの4色をラインナップしています。

 

↑WF-SP700N

 

「WF-SP700N」は、左右独立した完全ワイヤレスタイプのBluetoothイヤホン。スポーツシーンでも汗や小雨などを気にせず使えるIPX4相当の防滴性能を備えていることに加え、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能も搭載。アンビエントサウンド(外音取り込み)モードにも対応しており、静寂のなかで音楽のビートを感じながら運動に集中したい場合や、運動時に周囲の状況を把握しながら利用したい場合など、状況に合わせてリスニングスタイルを選べます。

 

激しい運動時でもイヤホンが外れないよう、耳のくぼみに合う形状に改善されたアークサポーターと、重心の位置を工夫した設計を採用。日常生活においてとっさに走り出したときなどでも安定した装着感を実現しています。

↑カラーは4色をラインナップ

 

充電ケースは、片手でも開けやすいスライドタイプ。使わないときはケースにしまっておけば自動的に充電を行ってくれます。イヤホンの連続再生時間は約3時間(ノイズキャンセリングON/OFFとも)で、ケースに入れると約2回分の充電が可能。使わないときはケースに収納しておけば、1日中使えそうですね。対応コーデックはSBC/AACです。

 

密閉型と開放型の2機種も同時発売

「WI-SP600N」はビハインドネックスタイルのワイヤレスヘッドホン。「WF-SP700N」と同様にデジタルノイズキャンセリングとアンビエントサウンド(外音取り込み)モード、防滴性能を備えています。

↑WI-SP600N

 

連続再生時間は約6時間。対応コーデックはSBC/AACとなります。

 

「WI-SP500」は装着した状態でも周囲の音が聞きやすい開放型イヤホンを搭載。環境音が気になるランニング時や、周囲の人とコミュニケーションを取りながらトレーニングする際に便利です。

 

耳に合わせた形状で突起状の滑りにくいイヤーチップを採用し、耳にしっかりフィットするので運動中も快適に装着できます。また、ほかの2機種と同様IPX4相当の防滴性能を備えているので、運動中の汗にも耐えます。

連続再生時間は約8時間。対抗コーデックはSBC/AACとなります。

 

気温が上がり始め、夏に向けて身体をシェイプアップしたいこの時期にうれしいスポーツタイプのワイヤレスイヤホンを、ぜひチェックしてみて下さい。

 

この春ハイレゾ&スポーツ始めたい人に! パナソニックからお手軽価格のイヤホン3種登場

パナソニックは、手軽にハイレゾを楽しめるエントリークラスのイヤホン「RP-HDE1」と、防水仕様のBluetoothイヤホン「RP-BTS55」「RP-BTS35」を2018年4月20日より発売します。

 

ハイレゾ入門にオススメなエントリーイヤホン

「RP-HDE1」は、耳への装着時に前方と後方を支えるダブルホールド形状を採用し、安定した装着感を実現。耳にぴったりフィットして、高い遮音性を発揮します。

 

また低域から高域までクリアに再生する新設計の11mm径HDドライバーを搭載し、ハイレゾならではの解像感と明瞭感のある音質を実現しています。

 

ラインナップは、5色のカラーバリエーションを用意する「RP-HDE1」に加え、スマホでの使用に便利なマイク/リモコン付きの「RP-HDE1」も用意。用途に応じて選ぶことができます。実売予想価格は、HDE1が5000円前後、HDE1Mが6000円前後。

 

【SPEC】
●インピーダンス:18Ω●音圧感度:110dB/mW●再生周波数帯域:5Hz~40kHz●最大入力:200mW●質量:約14g(ケーブル含む)●付属品:イヤーピース(S/M/Lサイズ)、 コードアジャストホルダー

 

スポーツにぴったりな防水イヤホン

「RP-BTS55/BTS35」は、IPX5相当の防水設計を採用したスポーツ向けのワイヤレスイヤホン。耳の形に合わせて変形可能な「フレキシブルイヤークリップ」を採用し、激しい動きでも外れにくく安定した装着性を実現します。

 

上位モデルの「RP-BTS55」は、暗い場所で光って装着者の視認性を高める「ブルーエッジLEDライト」を搭載。また、ケーブルに搭載したリモコンを操作することで、スマホなどに搭載された音声アシスタント機能を起動することが可能。選曲や電話の発信などをハンズフリー操作で行えます。

 

急速充電に対応し、15分充電で約70分再生可能。フル充電時には約6時間連続再生できます。Bluetoothコーデックは、BTS35がSBCのみ、BTS55はSBCとAACに対応しています。実売予想価格は、RP-BTS55が1万円前後、RP-BTS35が8500円前後。

 

【SPEC】
●再生周波数帯域:18Hz~20kHz●対応コーデック:SBC(BTS55のみAAC/SBC)●付属品:イヤーピース(S/M/Lサイズ)、 USB充電ケーブル(0.1m)、キャリングケース(BTS55のみ)

 

この春より新生活をスタートし、ハイレゾ音源を聴いてみたり、ジョギングなどのスポーツを始めたりすることをお考えの方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

サッとまとめてポケットにしまえる! やわらかエラストマー素材使用のワイヤレスイヤホン「C7wireless」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、パイオニアブランドのBluetoothイヤホン「C7wireless」(SE-C7BT)を3月上旬に発売します。カラーはカーマインレッド、シャンパンゴールド、アルパインホワイト、オールブラックの4色展開で、実売予想価格は6500円前後(税別)。

20180301-i01 (2)↑カラーは4色展開

 

SE-C7BTは、エラストマー製ネックバンドによる快適な装着感と、ワントーンデザインを採用したBluetoothイヤホン。筐体部(ハウジングとベース)に剛性の高いアルミニウムを使用することで、不要な振動を抑制するとともに、強磁力希土類マグネットを使用した8mm径ドライバーの迫力ある再生音により、クリアでタイトな高音質再生を実現します。

 

柔らかいエラストマー製ネックバンドは滑り落ちにくく、装着時の快適さを実現します。コンパクトに本体をまとめることができ、ポケットやバッグなどに簡単に収納が可能。

20180301-i01 (1)↑簡単にまとめて収納可能

 

また、首元に操作ボタンとマイクを装備しており、ボリュームのアップ/ダウンやトラックの送り/戻し、着信やハンズフリー通話などの操作を簡単に行うことができます。

↑操作ボタンを搭載↑操作ボタンとマイクを搭載

 

そのほか、スマホに届くメールやSMS、様々なメッセンジャーサービス、さらにカレンダー、ニュースといったいますぐ知りたい情報の通知を読み上げることができる音声読み上げアプリ「Notification App」に対応。ワイヤレス再生などを楽しみながら、スマホの画面を見ることなく外部からの情報を音声で確認することができます。

 

またNFC機能を搭載したBluetooth対応のスマホや携帯電話、DAPなどを本機にかざすだけで簡単に接続ができるため、保存した楽曲などをワイヤレス再生で手軽に楽しむことができます。

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連続通信は最大7時間(音楽再生時間を含む)。BluetoothのコーデックはSBC/AACに対応しています。耳の大きさに合わせて選べる4サイズのイヤーチップが付属。

 

トレンドの“ワントーンデザイン”を採用した「C7wireless」は、ネックバンド・コードやイヤホンチップとの一体感があり、ファッション性も備えています。カジュアルに使えるワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

 

約3000円のお手ごろワイヤレス! 通勤・通学に便利なBluetoothイヤホン「MXH-BTC300」

マクセルは、迫力のある再生音が楽しめる大口径12.5mmのドライバユニットを採用したBluetooth対応のワイヤレスカナル型イヤホン「MXH-BTC300」を3月5日に発売します。カラーはブラック、ブルー、レッド、ホワイトの4色展開で、実売予想価格3000円前後(税抜)。

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本製品はワイヤレスで音楽を楽しみたいユーザー向けのカナル型イヤホン。低音域から高音域まで広帯域で迫力の再生音が楽しめるよう、イヤホンの心臓部ともいえるドライバーユニットに12.5mmの大口径ユニットを採用しています。ハウジングにはマグネットを内蔵しており、装着しないときは左右のハウジングをくっつけて首からかけることで落下や紛失を防止できます。

20180226-i02 (1)↑マグネットを内蔵しておりハウジング同士をくっつけておくことが可能

 

音楽の連続再生は最大約6時間で、省電力で途切れにくく遅延も少ないBluetooth Ver.4.1 対応。コーデックはSBCのみ。2 台の端末と同時に待ち受け状態にしておけるマルチポイントにも対応しています。

 

初めてのワイヤレスイヤホンとして最適な手ごろな価格のエントリーモデルですので、通学や通勤のお供にしてみてはいかがですか?

 

【SPEC】
●インピーダンス:16Ω●音圧感度:96dB/mW●再生周波数帯域:20Hz~20kHz●対応コーデック:SBC●質量:約15g(コード含む)●付属品:イヤーピース(S/M/L各2個)※Mは本体に装着、充電用ケーブル(USB A-Micro B約25cm)×1本

 

コレは夜ランの味方! JBL×アンダーアーマーのLED内蔵ワイヤレスイヤホン「UA SPORT WIRELESS FLEX」

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」とスポーツブランド「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」がコラボした、ネックバンド型Bluetoothイヤホン「UA SPORT WIRELESS FLEX」を2月16日に発売します。カラーはグレーのみで、直販価格1万4880円(税別)です。

20180201-i02 (3)↑UA SPORT WIRELESS FLEX

 

本機は、運動中でも快適に高音質を楽しめるワイヤレススポーツイヤホン。首元に快適にフィットし、激しく動いてもケーブルのずれやノイズを気にすることなく運動に集中することができます。

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ネックバンドには、3種類の点滅モードを選択して発光させられる「RunSafe LEDライト」を搭載しており、日没後や夜間のランニングなどの運動時の安全確保に活躍します。この3種類の点滅モードはマルチファンクションボタンを押すごとにモード変更可能で、運動中にも片手で簡単に点灯させることができます。また、マルチファンクションボタンの長押しでSiriやGoogle Nowの起動も可能。運動中でも声による操作で音量調整やミュートなどの操作が可能です。

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イヤホン部には、状況や好みに応じて選べるスタビライザー付きとスタビライザーなしの2種類のイヤチップを採用。運動中でもズレを気にすることなく、快適な装着感を体感できるデザインに仕上げています。また、生活防水よりもより強い防水機能(IPX5)に対応しており、大量の汗をかいても安心して使用できます。左右のイヤホン本体にはマグネットを内蔵しており、使用しないときはくっつけておけばネックバンドを取り外さずに快適に持ち運ぶことが可能です。

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約2時間の充電で最大約12時間のワイヤレス再生が可能なため、長時間のトレーニングでもバッテリー切れを気にすることなく使えます。また、時間がないときにも便利な急速充電機能に対応しているため、約5分の充電で最大約2時間の音楽再生が可能(使用環境により異なります)。ネックバンドには音量調整、曲の操作、通話が可能なマイク付リモコンを搭載しており、運動中や移動中でも簡単に操作ができます。

 

音質・装着感が高まったJBLとアンダーアーマーの新コラボモデル「UA SPORT WIRELESS FLEX」で、スポーツ中や外出時などあらゆるシーンで快適に上質なサウンドを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

【SPEC】

●Bluetooth:バージョン4.1(伝送範囲:Class 2、通信距離10m、障害物がない場合)●対応プロファイル:A2DP v1.2, AVRCP v1.4, HFP v1.6, HSP v1.2●ユニット:8.6mm径ドライバー●周波数特性:10Hz~22kHz●対応コーデック:SBC●質量:約40g(本体のみ)●連続使用時間:約12時間 ●付属品:イヤチップ(S、M、Lサイズ3サイズ付属)※Mサイズ装着済み、ソフトカバー 2種(スタビライザー付き、スタビライザー無し)、充電ケーブル、MapMyRun 1年使用クーポン

ビクター設立90周年商品第2弾! ユーザーの声を反映させた“全部入り”ワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」

JVCケンウッドは、JVCブランドよりノイズキャンセル機能を備えたBluetoothイヤホン「XE-M10BT」を2月上旬より発売します。実売予想価格は3万円前後(税抜)。

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XE-M10BTは、メタルフレームデザインのネックバンドを採用したワイヤレスイヤホン。2017年5月に発表された音場特性カスタムサービス「WiZMUSIC(ウィズミュージック)」に続く、ビクター設立90周年記念商品の第2弾と位置付けられています。

 

本機は、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を利用した開発支援プロジェクトを通じてマーケティングが実施され、ユーザーの声を反映して商品化されたもの。その大きな特徴は、音楽を聴きながら周囲の音も聴ける「周囲音取り込み機能」を搭載していること。本体に内蔵されたマイクにより周囲の音を取りこみ、デジタル処理による「パワードミキシングシステム」によって再生中の音楽と周囲から取りこんだ音を高品位にミックスして聴くことができます。もちろん、マイクをオフにして音楽だけを楽しむことも可能。

↑周囲音取りこみ機能の概要↑周囲音取り込み機能の概要

 

また、ノイズキャンセル機能も備えており、周囲の騒音を低減して音楽に集中することもできます。独自のスマホ用アプリ「ライブモニター」を使えば、周囲音と音楽のバランスを細かく調整したり、不快な風切音のキャンセルを設定できるなど、周囲の音や状況に合わせた音質チューニングも可能です。

↑ライブミュージックアプリ↑ライブモニターアプリ

 

BluetoothコーデックはSBC、AAC、aptXに対応。デジタル音源化や圧縮処理により失われた音楽情報を波形補正処理により再生成する独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」により、すべての音源をハイレゾ相当(192kHz/24bit)にアップコンバートして再生するほか、各コーデックに応じた波形補正パラメーターを適応することで、どのコーデックでも高品位なサウンドが楽しめます(周囲音取りこみ機能オフ時のみ)。

 

本体デザインは、ネックバンド部に金属ワイヤーと革素材をあしらい、楽器をイメージした仕上げをハウジング部に採用。カラーはブラック鏡面仕上げの「スタジオブラック」、ギターなどをイメージさせるブラウンサンバースト仕上げの「ヴィンテージブラウン」、ブルー基調のグラデーション仕上げの「インディゴブルー」の計3色をラインナップしています。連続再生時間は最大約7時間(K2 TECHNOLOGYオン時)。

20180126-i01 (2)↑左からインディゴブルー、スタジオブラック、ヴィンテージブラウン

 

同社の技術を集結して生まれた記念モデルだけに、“全部入り”といえるほど多くの機能を搭載したワイヤレスイヤホンとなっています。通勤や通学、移動時間などに高音質で音楽を楽しみたいという方は、ぜひチェックしてみて下さい。

スポーツ向け完全ワイヤレスイヤホンの決定版! もしもの場合の保険も付いたJVC「HA‐ET900BT」

JVCケンウッドは、JVCブランドより「AE」シリーズのスポーツ向けBluetoothイヤホン「HA‐ET900BT」を2月上旬に発売します。実売予想価格は1万5000円前後(税抜)。

20180118-i01 (1)↑HA‐ET900BT(ブルー)

 

本機は、左右の筐体を結ぶケーブルをなくし、快適なリスニングを実現する同社初の完全ワイヤレスモデル。スポーツシーンでの利用も想定し、装着安定性を高める工夫や、汗に強く水洗いできる防水性を備えている点が特徴です。カラーはブルー、ブラック、レッド、イエローの4色をラインナップ。

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回転構造によりさまざまな耳の形や大きさに合わせてフィットさせることができる独自の「ピボットモーションサポート」や、装着性を高めるオーバル形状ハウジングに加え、耳の形に沿うフラットな形状で上下の揺れに強い縦型デザインによる3点支持構造を採用し、ランニングなどの激しい動きのある場合でも外れにくい安定した快適な装着性を実現しています。

 

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本体には遮音性の高い標準イヤーピースのほか、屋外使用時の安全性に配慮した低遮音性イヤーピースも同梱(各S/M/Lサイズ)。イヤホンを装着しながら周囲の音も聴き取ることができます。また、汗や雨に強く、使ったあとは水洗いも可能なIPX5相当の防水仕様を採用。いつでも清潔に保つことができます。

 

携帯性に配慮した約35gの軽量充電ケースが付属し、約9時間(本体3時間+充電ケース6時間)の長時間再生に対応。ケースは付属のクリップ付キャリングポーチに入れて、手持ちのウエストバッグのベルト等に取り付けることも可能なので、長時間の使用にも安心です。

20180118-i01 (3)↑軽量充電ケース

 

スマホと連携して、サウンドモードの変更や本体のバッテリー残量の確認が行える専用スマホアプリ「JVC Headphones Manager」(無料)も用意されます。

 

さらに、完全ワイヤレスタイプは耳から外れてしまった際に破損や紛失してしまうのが心配、というユーザーの声に応え、製品には標準で保険が付帯します。これは、東京海上日動火災保険の動産総合保険により、不測かつ突発的な事故によって製品の破損や紛失(※)が起きてしまった場合、自己負担金5000円を支払うことで、補償期間中1回に限り新品の代替品に交換してもらえるというもの。これなら安心して使うことができそうですね。

※:紛失補償対象は、片側のみ紛失した場合で、両方を紛失された場合は補償対象となりません。

 

ケーブルによる煩わしさを解消したJVCの完全ワイヤレスタイプのBluetoothイヤホン「HA‐ET900BT」を、日常のスポーツシーンに取り入れてみてはいかがでしょうか。

【CES 2018】防水・フルデジタル・AIアシスタント機能――2018年もワイヤレスオーディオの進化が止まらない!

アメリカのラスベガスで世界最大のエレクトロニクスショー「CES」が開催されました。アメリカでは以前からスポーツ・フィットネスへの意識が高いことから、ポータブルオーディオのワイヤレス化にはファンの関心も高く、人気に火が付いてからは一気に商品が充実してきたように感じます。特に左右独立の完全ワイヤレスイヤホンは、エレクトロニクスのショーが開催されているからでしょうか。街中に「AirPods」を身に着けている人があふれていました。今回はCESで見つけたワイヤレスモデルを中心としたイヤホン系新製品を振り返ってみたいと思います。

20180115-i01 (18)↑活況を呈したアイリバーのブース

 

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン“第2弾”は防滴&ノイキャン

完全ワイヤレスイヤホンの注目株筆頭はソニーが発表した「WF-SP700N」です。WF-1000Xに続く第2弾はスポーツモデル。本体がIPX4相当の防滴・防汗仕様でデジタルノイズキャンセリング機能付の完全ワイヤレスイヤホンは世界初。価格は179ドル(約2万円)で、春頃にアメリカで発売。日本導入も予定されています。カラバリはパステル調の4色。

↑ソニーのGoogleアシスタントにも対応する完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」↑ソニーのGoogleアシスタントにも対応する完全ワイヤレスイヤホン「WF-SP700N」

 

↑↑コンパクトな充電機能付ケースに収納↑コンパクトな充電機能付ケースに収納

 

↑装着するとこんな感じのスタイルになる。頭を激しく振ってもイヤホンが耳から落ちない↑装着するとこんな感じのスタイルになる。頭を激しく振ってもイヤホンが耳から落ちない

 

デジタルノイキャンの機能を逆手にとって、マイクで周囲の音をモニタリングできる「アンビエントモード=外音取り込み」の機能はWF-1000Xと同様に「ボイス」と「ノーマル」を選択可能。スマホアプリ「Sony Headphones Connect」でどちらかに設定して、本体左側のボタンをクリックしてオン・オフを切り替えます。外音取り込みとイコライザー機能など、好みの値を設定しておいて、アプリから即座に設定値のオン・オフを切り替えられる「Quick Sound Settings」機能が追加されました。

↑アプリSony Headphones Connectでボタンの機能切替など設定できる↑アプリSony Headphones Connectでボタンの機能切替など設定できる

 

音質を会場でチェックしてみました。CESの会場はかなり賑やか、というかうるさいぐらいなので、本機のノイキャン機能とイヤーピースによるパッシブな消音効果の合わせ技がかなり高いことが確認できました。サウンドは低域に厚みがあって、音楽の輪郭線をしっかりと太く描くタイプで、身体を激しく動かすスポーツシーンに勢いを与えてくれそうな元気めな仕上がりでした。身に着けて頭を激しく振ってみてもイヤホンが簡単に外れてしまうことはありません。フィット感はWF-1000Xよりも優れていると感じました。オーディオコーデックの仕様はWF-1000Xと同じAAC/SBC対応で、アップスケーリング機能のDSEE HXは非搭載となっています。

 

本機のほかに、左右のイヤホンが有線ケーブルでつながる、いわゆる普通のワイヤレスイヤホン「WI-SP600N」やハウジングが半密閉タイプの「WI-SP500」もラインナップに加わります。このうちSP700NとSP600Nは、発売後に予定するソフトウェアアップデートでGoogleアシスタントが一発で呼び出せる連携機能が追加されます。左側ハウジングのボタンがGoogleアシスタントの起動ボタンになり、「OK Google」を発声しなくてもいいので、より気軽にボイスアシスタントと会話ができるかも。

 

オーディオテクニカから世界初のフルデジタルイヤホン

オーディオテクニカは2016年に発売したデジタルヘッドホン「ATH-DSR9BT」「ATH-DSR7BT」に続いて、今度はワイヤレスイヤホンタイプの“フルデジタルイヤホン”に要注目です。アメリカで発売される「ATH-DSR5BT」は価格が399ドル。「ピュア・デジタル・ドライブ」テクノロジーを搭載したフルデジタル伝送対応機です。

↑オーディオテクニカのフルデジタルイヤホン「ATH-DSR5BT」↑オーディオテクニカのフルデジタルイヤホン「ATH-DSR5BT」

 

BluetoothのオーディオコーデックはaptX HDに対応。アルミニウムのハウジングに9.8mmと8.8mmのダイナミック型ドライバーを乗せてプッシュプル駆動で動かします。小さな筐体なのにタイトで力強いサウンドを生み出せる秘密がここにあります。会場で実機の音も聴いてみましたが、非常にクリアで透明感あふれる中高域に、芯の力強さが光る低域とのコンビネーションがほかのワイヤレスイヤホンにない異彩を放っています。これはぜひ日本でも販売して欲しい!

↑ネックバンドに設けられたLEDランプの点灯で接続中コーデックの状態が判別できる↑ネックバンドに設けられたLEDランプの点灯で接続中コーデックの状態が判別できる

 

パイオニアとJVCから初の完全ワイヤレスイヤホン

パイオニアはブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「SE-C8TW」を展示していました。アメリカでの価格は99.99ドル。日本で発売されたら1.1万円前後になるのでしょうか。お手頃価格が魅力的な完全ワイヤレスイヤホンになりそうです。6mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載。コーデックはAAC/SBCに対応します。

↑パイオニアの完全ワイヤレスイヤホン「SE-C8TW」。お手頃価格も魅力的↑パイオニアの完全ワイヤレスイヤホン「SE-C8TW」。お手頃価格も魅力的

 

JVCも初の完全ワイヤレスイヤホンを発表しました。「HA-ET90BT」はスポーツタイプでIPX5相当の防滴仕様。イヤーピースの先端が360度曲がって耳穴にフィットする「ピボット・モーション・フィット」によって、身体を激しく動かしてもピタリとフィットします。カラバリはビビッド系の4色。万が一イヤホンが見つからない時に、スマホアプリに搭載した「Find」機能でイヤホンのアラーム音を鳴らしてLEDを点滅させて探せる機能も用意しています。アメリカでの販売価格は149.95ドル。

↑JVCの完全ワイヤレスイヤホン「HA-ET90BT」↑JVCの完全ワイヤレスイヤホン「HA-ET90BT」

 

↑4色のカラバリが揃う↑4色のカラバリが揃う

 

JBLのスポーツイヤホンがさらに充実

JBLからはワイヤレスイヤホンの新製品が一気に登場しますが、なかでもスポーツタイプの新シリーズ“Endurance”に加わるMP3音楽プレーヤー搭載の「JBL Endurance DIVE」に要注目です。ワイヤレスイヤホンの本体に音楽プレーヤー機能まで搭載している製品は便利なのに意外に数が多くありません。でもジョギングの時などはスマホやプレーヤーを別途持って走らなくてよいので、あるととても便利なんですよね。本体は防水仕様でリモコンはタッチセンサー式。イヤーハンガータイプのイヤホンは、装着する時にイヤホンと接触している箇所を離す時に自動で電源がオンになり、使い終わって装着し直せば電源がオフになります。連続音楽再生は8時間。高速チャージにも対応しています。

↑JBLのスポーツイヤホンの新シリーズ「Endurance」から、MP3プレーヤー機能を内蔵する「JBL Endurance DIVE」↑JBLのスポーツイヤホンの新シリーズ「Endurance」から、MP3プレーヤー機能を内蔵する「JBL Endurance DIVE」

 

↑イヤーフックを接触しているケーブルから外すと電源がオンになる↑イヤーフックを接触しているケーブルから外すと電源がオンになる

 

もうひとつのネックバンドタイプで心拍センサーを乗せた「JBL REFLECT FIT」も楽しみな新製品。女性のアスリートも身に着けた時にしっかりとしたフィット感が得られるように、ネックバンドのフィットを少しタイトめに、本体も小さめにデザインしています。首元でぶらつく煩わしさがないので、どちらかといえばスポーツシーンで使いづらかったネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンに革命を起こすかも。

↑ネックバンドを小さくコンパクトにした「JBL REFLECT FIT」↑ネックバンドを小さくコンパクトにした「JBL REFLECT FIT」

 

ゼンハイザーからお手頃価格のBTイヤホン

ゼンハイザーは99.95ドルのシンプルなワイヤレスイヤホン「CX 6.00 BT」を発表しました。昨年発売された「MOMENTUM Free」のように、イヤーピースは小さめにして、両側のケーブルにコントローラーとマイク、バッテリーボックスを設けて装着時の負荷を分散させたライトウェイトデザインが特徴です。低遅延性能が特徴のaptX LLのコーデックをサポートしているので、動画再生も快適に楽しめそう。

↑ゼンハイザーのワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「CX 6.00 BT」↑ゼンハイザーのワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「CX 6.00 BT」

 

LGもGoogleアシスタント搭載イヤホンを発表

LGエレクトロニクスはGoogleアシスタントを搭載する「LG TONE Platinum SE/HBS-1110」を出展していました。ネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンで、BA型とダイナミック型のハイブリッド方式のイヤホンです。連続音楽再生時間は10時間。本体のボタンをクリックしてGoogleアシスタントを起動。ブースではスマホ「LG V30」のグーグル翻訳機能と連携した日本語から英語へのリアルタイム翻訳機能が体験できました。

↑Googleアシスタント機能を搭載した「LG TONE Platinum SE」↑Googleアシスタント機能を搭載した「LG TONE Platinum SE」

 

K-POPのSMエンターテインメントがアイリバーと新ブランド「Astell&ASPR」を立ち上げ

K-POPを中心とした良作コンテンツを多数手がけてきた音楽レーベルのSMエンターテインメントが、Astell&Kernを展開するアイリバーとタッグを組んで新しい音楽ブランド「Astell&ASPR(アステル・アンド・アスパイア)」を立ち上げました。CESの会場で、日本でもポータブルオーディオファンには“馴染みの顔”であるアイリバー社のCEO、ジェームス・リー氏に新しいブランドで今後どんなことに挑戦していくのか訊ねてみました。

↑CESでデビューしたSMエンターテインメントとアイリバーがタッグを組んだブランド「Astell&ASPR」↑CESでデビューしたSMエンターテインメントとアイリバーがタッグを組んだブランド「Astell&ASPR」

 

↑アイリバーのジェームス・リー社長↑アイリバーのジェームス・リー社長

 

「これまでオーディオはハードやソフトの技術革新を土台に発展してきました。コンテンツのスペシャリストであるSMエンターテインメントと組むことによって、アートや音楽の“世界観”からインスパイアされたオーディオであったり、音楽を楽しむためのコンテンツプレーヤーをアイリバーのテクノロジーをベースに形にしていきたいと考えています。SMエンターテインメントに所属する人気アーティストとのコラボモデルは一つの企画として構想しています。あるいは先日ACTIVOというブランドに搭載されたAstell&Kernのテラトンというオーディオ向けのシステムモジュールを活用することで、Astell&ASPRオリジナルの音楽プレーヤーもスピード感を活かした開発ができそうです」(ジェームス社長)

 

タッグを組むSMエンターテインメントはAstell&ASPRブランドからアパレル、アクセサリーなどのファッションアイテムをプロデュースしながら、様々な角度から音楽を盛り上げていくそうです。ブランドをお披露目する機会となったCESの会場にはAstell&KernのKANNやポタアンのXB10、イヤホンのMichelleをベースにしたオリジナルカラーリングのプロトタイプが並んでいました。これから本格始動後にどんな製品やサービスが誕生するのか楽しみです。

↑XB10とMichelleのAstell&ASPRオリジナルモデルのイメージ↑XB10とMichelleのAstell&ASPRオリジナルモデルのイメージ

 

シュアからUSB Type-C・96/24のDAC内蔵デジタルケーブル

SHURE(シュア)は昨年のCESで発表した、SEシリーズなどMMCXタイプのイヤホンと互換性のあるLightningデジタルケーブル「RMCE-LTG」に続いて、今年はUSB Type-Cの端子を乗せた新製品「RMCE-USB」を発売します。米シュアのマット・エングストロム氏は「最近はサムスンやソニーのフラグシップスマホなど、特にハイレゾ対応の上位クラスのモデルにUSB Type-C端子からのオーディオ出力に対応するスマホが増えてきました。MacBook ProなどUSB Type-Cを搭載するノートPCにつないで、96kHz/24bit対応の内蔵DACで軽快にハイレゾ再生を楽しめるのも本機の魅力になると思います。」と語っていました。本機のほかにも、4月に開催される“ヘッドフォン祭り”には大型の新製品も持って、お馴染みのシーン・サリバン氏とふたりで東京に駆けつけてくれるそうです。

↑シュアのUSB Type-C端子を搭載するデジタルケーブル「RMCE-USB↑シュアのUSB Type-C端子を搭載するデジタルケーブル「RMCE-USB」

 

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オーデジーの平面型イヤホンに北米限定のライトモデル

アメリカのオーディオブランドAudeze(オーデジー)は、昨年発売した平面型イヤホンのフラグシップモデル「LCDi4」に加え、今度は北米だけで、販売チャンネルも自社Webサイトとアマゾンに限定して展開する「LCD-LX」を出展していました。ホワイトにブルーのアクセントをコンビにした鮮やかな色合いを特徴としています。「ベースの実力はiSINE10相当。Lightning接続のCIPHERケーブルは別売オプションで展開する」(スタッフ談)という、とにかく平面型イヤホンの魅力を多くのポータブルオーディオファンが手軽に楽しめるように低価格化を徹底した入門機ということです。

↑オーデジーの平面型イヤホンのエントリーモデル「LCD-LX」はアメリカで販売チャンネルも限定して発売される↑オーデジーの平面型イヤホンのエントリーモデル「LCD-LX」はアメリカで販売チャンネルも限定して発売される

 

先にレポートした【ハイエンド編】と合わせて、今年もCESのポータブルオーディオが活況を呈していたことを十分にお伝えできたでしょうか。今回ご報告した新製品が日本に上陸する日が今からとても楽しみです。

 

Appleやソニーに負けない完成度! サムスンが満を持して投入した完全ワイヤレスイヤホン「Gear IconX」を使ってみた

Apple「AirPods」やソニー「WF-1000X」、ボーズ「SoundSport Free wireless headphones」など、各社から次々と新製品が登場し、盛り上がりを見せている“完全ワイヤレスイヤホン”市場。最近はスマホで音楽を聴く人も増えていますが、スマホの世界トップシェアを誇るサムスンからも、完全ワイヤレスイヤホン「Gear IconX」が発売されました。今回はその実力をレビューしてみたいと思います。

20171206-i04 (2)↑Gear IconX

 

Gear IconXは、元々は2016年にグローバル市場で発売されたもの。当時のモデルは日本で限定的に販売されたので、国内市場への本格上陸は今回が初めてになります。グローバルモデルは全部で3色のカラバリを揃えていますが、日本では最もスタンダードなブラックのみが発売されます。

 

大きな特徴は、本体に内蔵する4GBのメモリーに音楽ファイルを転送して、スマホなしでも音楽リスニングを楽しめるプレーヤー機能。スポーツのコーチングプログラムもプリセットされていて、Android向けにリリースされている「S Health」アプリを入れたスマホとペアリングしてアクティビティの記録が残せます。完全ワイヤレスイヤホンは、特にアメリカを中心とした海外では先進的なウェアラブルデバイスとしても注目されています。来年はGear IconXと同様にスポーツシーンとの相性の良さをうたうモデルが増えてくる予感がしています。

 

ほかにもタッチセンサー式のリモコンや、Galaxy Note8、Galaxy S8/S8+とペアリングしたときによりいい音が楽しめる独自のオーディオコーデック対応など、Gear IconXの特徴は色々あります。ハンドリングしながら順に紹介していきましょう。

 

小さなボディにタッチセンサーを搭載

スマホとのペアリングにはAndroid対応の「Gear Manager」アプリを使うと便利です。今回はGalaxy Note8を一緒に借りてテストしてみたのですが、イヤホンケースのフタを開けるとスマホの画面にポップアップメニューが表示され、ガイダンスに従って電話にメール、ワークアウトアプリなど装着しているときに通知を読み上げてくれるアプリを選択して、簡単にペアリング完了。再接続もアプリを使って素早くできます。iOSに同じアプリがないのが残念です。

↑Gear Managerアプリを起動して簡単にペアリング↑Gear Managerアプリを起動して簡単にペアリング

 

センサーリモコンは楽曲再生にハンズフリー通話、本体メモリーに保存した曲やプレイリスト選択などが、パネルのタッチとスワイプ操作だけでできるようにうまく設計されています。

↑サイドパネルがタッチセンサー式のリモコンになっている↑サイドパネルがタッチセンサー式のリモコンになっている

 

左右のイヤホンを使うので最初は多彩な種類のコマンドに慣れる必要もありましたが、日本語対応の音声ガイドも助けてくれるので比較的苦もなく使いこなせるようになると思います。タッチセンサーの反応はとても良好です。

↑サイドパネルの操作方法はアプリからも確認できる↑サイドパネルの操作方法はアプリからも確認できる

 

本体への楽曲転送には「Gear Manager」アプリを使います。最新のGalaxyシリーズはUSBケーブルをGear IconXのケースに直結して、一気に複数の曲を選択して高速転送ができるので便利です。Bluetooth接続によりケーブルレスで転送することもできるのですが、この場合は1曲ずつしか転送できないので時間がかかります。Galaxy以外のAndroidスマホ、iPhoneのユーザーはWin/Mac対応のPC用アプリケーション「Gear Manager」を使って転送します。「Gear Manager」アプリを使えばファイルを転送した後に端末上でプレイリスト作成も可能です。

↑イヤホンのステータス確認、機能設定がGear Managerアプリから行える↑イヤホンのステータス確認、機能設定がGear Managerアプリから行える

 

↑音楽ファイルの転送はGalaxyシリーズとの組み合わせならUSB転送も可能だ↑音楽ファイルの転送はGalaxyシリーズとの組み合わせならUSB転送も可能

 

ちなみにGear IconXの音楽プレーヤー機能で再生できるファイル形式はMP3/M4A/AAC/WAV/WMAです。FLAC形式のファイルやハイレゾ音源の再生は非対応になります。

 

「本体に音楽プレーヤーを内蔵するイヤホン」は実はそれほど多く選択肢があるわけではありません。筆者がぱっと思いつく限りではソニーのウォークマン「NW-WSシリーズ」と「Smart B-Trainer」ぐらいでしょうか。イヤホン単体で音楽再生ができると、スポーツシーンで便利に感じられるだけでなく、ペアリングしたスマホから離れた時に発生してしまう音切れからも解放されます。キッチンからベランダまで、家の中も音楽を聴きながら自由自在に動き回れるので快適です。

 

このほか「Gear Manager」アプリからはイヤホンをなくしてしまったときに、ビープ音を鳴らして場所を確認できる「Gearリモート追跡」の機能が使えます。

↑エクササイズの記録やリモート追跡機能などがアプリに含まれる↑エクササイズの記録やリモート追跡機能などがアプリに含まれる

 

スポーツしながら音楽を聴くときには「周囲の音を聴く」機能が便利です。最新のヘッドホン・イヤホンの中には「ヒアスルー」「アンビエント音取り込み」のような名称で採用するモデルも多くあり、こちらの機能も来年以降に発売されるイヤホンのトレンドになりそうです。

 

本体タッチパッドの長押し操作で機能の切替えを選択します。有効にすると近くにいる人の話し声がよく聞こえるようになります。屋外を歩きながら使ってみると環境音も聞こえるようにはなるものの、音楽を聴きながらだとどうしても環境音にまで集中が向かないものなので、機能をオンにした状態でも周囲の安全を気にしながら使う心配りが大事です。

 

イヤホンの装着感はとても洗練されていて心地よい仕上がり。シリコン製のイヤーチップとイヤーフィンを付けても本体がコンパクトなので、多くの方が違和感なく使えると思います。ケースのサイズも小さいので持ち歩く時に荷物になりません。

↑本体は色んな機能を満載しながらサイズはコンパクトにまとめている↑本体は色んな機能を満載しながらサイズはコンパクトにまとめている

 

バッテリーはイヤホン単体での連続音楽再生時間が長く確保されているのが特徴です。内蔵音楽プレーヤーモードで6時間、スマホとペアリングしてBluetoothリスニングで聴く場合も5時間というスタミナ設計。バッテリー内蔵専用ケースでフル充電できる回数は1回とされていますが、実際には大半の場合が通勤時間やエクササイズの時に1~2時間ほど聴いてケースに入れて充電という使い方をするはずなので、数日おきに充電すればいいかと思います。

↑充電やデータの転送はUSB経由で。USB Type-Cを採用する↑充電やデータの転送はUSB経由で。USB Type-Cを採用する

 

スッキリ切れのいいサウンド

音楽再生はGalaxy Note8でSpotifyの音楽ストリーミングを聴きながらチェックしました。Gear Icon XはBluetoothのスタンダードなオーディオコーデックであるSBCのほかに、もうひとつGalaxy Note8/Sシリーズとの組み合わせで使える「Samsung Scalable Codec」に対応しています。当技術はaptX HDやLDACのように、Bluetooth再生時により多くの情報量を伝送することを目的としているわけではなく、どちらかといえば”音途切れ”をなくして安定したリスニングを実現することを目的にしているようですが、結果として心地よい音楽体験の向上に結びついています。

↑Gear Note8とペアリングして試聴した↑Gear Note8とペアリングして試聴した

 

音質はクリアで伸びやかな中高域を特徴としているように思います。一般的に屋外でイヤホンやヘッドホンを使って音楽を聴くと、環境によっては周囲のノイズの影響を受けて中低域が減衰してきこえるもの。アウトドアでの使用をメインに想定したスポーツイヤホンの場合、あらかじめ中低音のバランスを強化したチューニングに仕上げてある製品によく出会いますが、このGear IconXの音の仕上がりはむしろ反対の方向性を感じます。どちらかといえばピュアなオーディオリスニング寄りで、静かなジャズやクラシックにもよく合います。

 

ボーカル系の楽曲も得意としていて、声を力強く立体的に押し出してきます。余韻の抜け味も爽やかです。反面、低音がやや物足りないように感じられるところもありますが、ジャズピアノやロックのエレキギターなど、メロディ系の楽器の鮮やかな切れ味を求める方にはぴったりハマる音といえるのではないでしょうか。イヤーピースを普段使っているものよりもワンサイズアップすると、より低音が引き締まってきました。

↑イヤーチップとイヤーフィンを装着する↑イヤーフィンを装着するとフィット性を高められる

 

今回、Gear IconXの実機をテストしてみて、本機が海外で高い人気を誇るイヤホンであることがよくわかりました。装着感とリモコンによるハンドリングはとても洗練されていて、音質はもう少し”クセ”のような本機にしか出せない個性があってもいいように感じますが、色んな音楽をオールラウンドに気持ち良く聴かせてくれる器用さを持ち合わせていることは確かです。

 

残念なのは、日本でたくさんのユーザーがいるiPhoneでの使い勝手が、Galaxyシリーズとペアリングした時よりも若干落ちること。とくにスムーズにペアリングできることは完全ワイヤレスイヤホンにとって大きなプラスのポイントになるので、Gear Managerアプリは割り切って早いうちにiOS対応を実現して欲しいところ。ユーザーも増えれば、これから完全ワイヤレスイヤホンの定番シリーズになれるポテンシャルを持ったイヤホンだと感じました。

 

 

ワイヤレス初心者も安心! 3000円台の軽量・防滴Bluetoothイヤホン「HA-FX27BT」

JVCケンウッドは、JVCブランドよりBluetooth対応イヤホン「HA-FX27BT」を11月下旬に発売します。カラーはレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4色展開で、実売予想価格は3400円前後(税別)。

20171116-i03 (1)↑HA-FX27BT(レッド)

 

本機は、イヤホンの重さを気にせず使える約11gの小型軽量設計に、3ボタンで簡単に操作できるリモコンを搭載したワイヤスイヤホン。また、雨や水しぶきに強い防滴仕様で通勤・通学をはじめ、自宅での家事中など日常の様々なシーンにおいて使いやすく、充電時間約2.5時間で約4.5時間のワイヤレス再生が可能な内蔵バッテリーを搭載しています。

 

さらに、エントリーモデルながら高磁力ネオジウムマグネット採用の高音質ドライバーにより、低域から高域までバランスよくパワフル&クリアなサウンドを実現します。

 

搭載されている3ボタンのリモコンは、再生/一時停止/曲送り/曲戻し/電源のオンオフやペアリング接続に加え、ボリューム操作も可能。通話用のマイクも装備されており、ハンズフリー通話もできます。

↑カラーはレッドのほか、ブラック、ブルー、ホワイトをラインナップ↑カラーはレッドのほか、ブラック、ブルー、ホワイトをラインナップ

 

ワイヤレスリスニングが初めてでも使いやすいエントリーモデルのワイヤレスイヤホン「HA-FX27BT」、ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
通信方式:Bluetooth Ver.4.1
出力/最大通信距離:約10m
対応コーデック:SBC
再生周波数帯域:20Hz~20kHz
電池持続時間:約4.5時間
充電時間:約2.5時間
質量:約11g
付属品:充電用USBケーブル、イヤーピース(S/M)各2個

メタリックな輝きが美しい! フィリップスFliteシリーズ初のネックバンド型ワイヤレスイヤホン「SHB4205」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、フィリップスブランドの「Flite(フライト)」シリーズ初となるネックバンド型ワイヤレスイヤホン「SHB4205」を11月下旬に発売します。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、実売予想価格は8000円前後(税別)。

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本機は、質量26gと軽量設計のほか、光沢のアクセントを加えたメタリック仕上げのスタイリッシュなデザインを採用していることが特徴。12.2mmのネオジムドライバーを搭載しており、クリアな中音域と豊かな低音域をバランスよく再生することができます。

 

Bluetooth対応のスマホやデジタルオーディオプレーヤー(DAP)と接続し、保存した楽曲などをワイヤレス再生で楽しめます。また、楽曲の再生・停止・スキップなどのコントロール機能と楽曲再生から音声通話に切り替えるハンズフリーコール機能にも対応しています。スマホとワイヤレス接続時に着信があった場合には、ネックバンド部が振動し着信を知らせる機能を搭載。イヤホン部を外していてもネックバンドを装着していることで着信を確認できます。

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さらに、1回の充電で最大7時間の連続音楽再生(通話)時間を実現しており、外出先でも充電切れを気にせずに楽曲や通話を楽しめます。

 

高いデザイン性で様々なスタイリッシュモデルを提案している“Flite”(フライト)シリーズ初のネックバンドタイプのワイヤレスイヤホン、ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
再生周波数帯域:9Hz~21kHz
インピーダス:32Ω
出力音圧レベル:105dB
ドライバーサイズ:12.2mm
最大入力:30mW
連続音楽再生(通話)時間:最大7時間
連続待ち受け時間:160時間
充電時間:2時間
Bluetoothの対応コーデック:SBC
Bluetoothのバージョン:4.1
本体質量:26g
付属品:USB充電ケーブル(50cm)

タフさと高音質を両立! スポーツ時に使いたいワイヤレスイヤホンAudiofly「AF100W」

ローランドは、ヘッドホンブランド「Audiofly」の防沫性能を備えたBluetoothイヤホン「AF100W」を11月17日に発売します。実売予想価格は1万6000円前後。

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AF100Wは、Audiofly初となるBluetooth対応のワイヤレスイヤホン。ミュージシャンやエンジニアがライブステージで使用するプロ用イヤホン「イヤー・モニター・シリーズ」をベースに設計され、ドライバーには同シリーズで培われた「9mmデュアル・メンブレン・マイクロ・ダイナミック・ドライバー」を採用しています。また、独自のチューニングを施すことにより、音楽ソースの特性を忠実に再現。低音域から高音域までバランスよく再生します。

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さらに、防水保護等級IPX4に準拠した防沫仕様で、汗や雨に強くスポーツシーンでも気兼ねなく使えます。重量はわずか15gと軽量で、運動時に激しく動いてもしっかり固定できるイヤー・フックを採用。ワイヤレスのためケーブルの煩わしさを気にすることなく、ジョギングやジムでトレーニングをしながら快適な音楽リスニングが楽しめます。ネックバンドケーブル部分には、独自の技術を採り入れた「Audioflex Cable」を採用。登山用のロープにも使われているファイバー素材「Cordura」をケーブルに編み込み、柔軟性を保ちながらも優れた耐久性を実現しています。

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遮音性の高い「ノイズ・アイソレーション・イヤー・ピース」のほか、「トリプルフランジ・タイプ」など2種類/3サイズのシリコン製イヤーピースを同梱しており、好みに合わせて装着感を調整することが可能です。

 

防沫性能や耐久性を備えたタフな仕様のワイヤレスイヤホンですので、スポーツ時も高音質で音楽を楽しみたいと考えている方は、ぜひチェックしてみて下さい。

ウイング装着で耳にしっかりフィット! aptX対応のBluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Curve」

アンカー・ジャパンは、高音質コーデックaptX採用のBluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Curve」を、11月2日よりAmazon.co.jpおよび一部の家電量販店で販売開始しました。価格は3299円。

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本製品は、高音質と快適な着け心地が魅力のBluetoothイヤホン。標準的な音声コーデックと比べ、高音質かつ低遅延で音声データを伝送できるaptXを採用し、パワフルで透明感のあるサウンドが楽しめます。

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CVCノイズキャンセリング機能によりクリアな通話が可能。さらに、低反発イヤーチップを使用することで外部から聞こえるノイズを最小限に抑えることができます(CVCノイズキャンセリング機能は通話時のノイズを除去する機能であり、音楽を聴くときに周囲の雑音を除去するものではありません)。

 

また、付け替え可能な5種類のイヤーチップ(XS / S / M / L / XL)と3種類のシリコン製イヤーウィング(S / M / L)が付属されており、耳の形や通勤・運動時などの生活シーンに合わせて選択でき快適な付け心地を実現します。

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本機には長時間使用できるバッテリーを搭載。約1.5時間でイヤホン本体へのフル充電ができ、約14時間の連続通話や約12.5時間の音楽再生が可能。長時間の運動でも充電が切れることなく使用できます。IPX5の防水規格対応の外装と内部のナノコーティングによる2層の防水性も備えています。

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3000円台で購入できる高音質と利便性を兼ね備えたBluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Curve」。ぜひチェックしてみてください。