AirPods Maxでできることをほぼ網羅! JBL最新ヘッドホン「Tour One M3」レビュー

オーディオブランドのJBLから新しいワイヤレスヘッドホン「JBL Tour One M3」が発売されます。アップルが販売する8万4800円(税込)のAirPods Maxでできることをほぼすべてカバーしながら、価格は4万9500円(税込)とよりお手頃です。一体どんな製品なのか、期待のフラッグシップモデルをレポートします。

↑ノイズキャンセリング機能を搭載する最上位ワイヤレスヘッドホン「JBL Tour One M3」。カラバリは写真のブラックと、ゴールド系の「モカ」があります。

 

360度サウンドやロスレス再生対応など、最上位らしく音にこだわった

JBLのワイヤレスヘッドホンには複数のシリーズがあります。そのなかでTour Oneは音質と機能、装着感を含むデザインなどあらゆる要素にこだわった最上位のシリーズです。2021年に初代のモデルがデビューし、2023年発売の第2世代モデルM2を経て、この第3世代のM3が登場します。本機にはBluetoothオーディオトランスミッターを同梱するモデルもありますが、ヘッドホン本体の特徴から触れていきましょう。

 

まずは「サウンド」です。オーディオ機器の音質は人それぞれに好みが分かれるところですが、Tour One M3はフラッグシップモデルらしく「器の大きさ」が違います。

 

アップルのAirPods Maxは360度がサウンドに包まれるような空間オーディオ再生に対応していますが、Tour One M3にも同様の効果を楽しめる「空間サウンド」という機能があります。利用するにはヘッドホンをスマホに接続して、モバイルアプリの「JBL Headphones」から空間サウンドをオンにするだけです。

 

自然な立体感はAirPods Maxに負けていません。さらに空間サウンドの没入感を高めるヘッドトラッキング機能もあり、音響効果は「ムービー」「ミュージック」「ゲーム」の3種類から選べます。モバイルゲームのサウンドトラックやYouTubeの音声なども空間サウンドに変換されるので、斬新なリスニング感が得られます。

↑あらゆる音源で立体的なリスニングを楽しめる「空間サウンド」を搭載。音響効果は「ムービー」「ミュージック」「ゲーム」の3種類から選べます。

 

Tour One M3は“音の良さ”に対しても真っ向勝負で挑んだヘッドホンです。ワイヤレス再生はBluetoothのハイレゾ対応コーデックであるLDACが使えるので、Apple MusicやAmazon Musicで配信されているハイレゾロスレス対応のコンテンツを最大96kHz/24bitの高音質で楽しめます。

 

先日USB-Cに対応する第2世代のAirPods Maxが、ソフトウェアアップデートにより機能を追加し、USB-C接続による有線リスニングと最大48kHz/24bitのロスレスオーディオ再生に対応しましたが、Tour One M3もこれに完全対応です。

 

USB-C接続時には本体を充電しながら、音声リスニングとマイク経由の音声入力もできます。長時間に及ぶオンライン会議の際にはTour One M3があれば安心です。もっとも本機はフル充電の状態から最大40時間以上のバッテリー持ちを実現しているので、普通に使っていて不意にバッテリーが切れるピンチが訪れることはあまりないでしょう。

↑USB接続時には最大48kHz/24bitのロスレス再生に対応。AirPods Maxと同等の機能を楽しめます。

 

最初に好みの分かれどころと前置きした「音質」について、筆者がTour One M3を聴いて感じたインプレッションもお伝えしておきます。コンパクトに表現すると「鳴りっぷりがよく、明るく爽やか」です。雑味が少なく見晴らしのいい音場を再現。すべての音が引き締まって感じられます。特にボーカルや楽器の鮮やかな音色と、低音の鋭さは本機の持ち味です。筆者はアップテンポなロックやダンスミュージックを再生したときに、低音がダブつくと不満を感じてしまうので、Tour One M3のフットワークの軽さが気に入りました。

 

先述の通り、本機はハイレゾ対応のヘッドホンなので、ディティールの情報量にも富んでいます。たとえば大編成のオーケストラが演奏するアニメのサウンドトラックも、とても心地よく聴けました。筆者のおすすめは「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Original Soundtrack」の、アルバムタイトル曲とも言える「The Witch From Mercury」です。広々と描かれる音場の中で、生音がリアルに響く臨場感を味わえます。

↑iPhoneによる音楽再生もTour One M3が最高のパフォーマンスを引き出してくれます。

 

飛行機のノイズは強力に、カフェの雑音は穏やかに消音するノイキャン

Tour One M3はアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。本体には通話用を含む計10基のマイクを載せていますが、そのうち8基のマイクをノイズキャンセリングのために使用。ユーザーの耳の形、髪型などに影響を受ける装着状態を自動で解析しながら、最適な消音効果に常時調整するアダプティブノイズキャンセリングに対応しています。

 

そこでTour One M3のANC性能をいろんな場所で試してみました。飛行機の機内ではエンジンノイズをすっと消してくれるので、BGMの少ないシリアスなドラマやアニメのセリフが明瞭に聞き取れます。また耳に優しい音量バランスでリスニングできるため、長時間の使用にも向いているヘッドホンだと思います。

↑飛行機の中でTour One M3を試しました。継続的に鳴り響くエンジンノイズがすっと自然に消えます。

 

アプリからアダプティブノイズキャンセリングをオンにしておけば、機内、あるいは地下鉄の車内など大きなノイズに囲まれる場所ではANCのレベルを上げて、静かな場所に移動すると自動的にレベルを下げてくれます。カフェなど周りの状況によってノイズの強弱が変わる場所でも、いつも快適な消音バランスに整います。

 

外音取り込み(アンビエントアウェア)の機能ももちろん搭載しています。本体右側面のボタンをクリックすると、ANCとアンビエントアウェア、そして再生中のコンテンツの音量を下げて外音取り込みに集中するトークスルーが切り替わります。ボタン操作の方が、たとえばタッチセンサーのタップ操作と比べて迷わず瞬時に対応できるので、筆者は本機の仕様が好みに合っていると感じました。

↑ノイキャンと外音取り込みは本体のボタン操作で素早く切り替えられます。

 

消音効果はヘッドホンのフィット感とも連動しています。Tour One M3は人工皮革を使ったイヤーパッドがとても柔らかく、耳の周囲をふわっと包み込みながら、しっかり固定してくれます。ヘッドバンドの側圧(クランピングフォース)はしなやかでありながら、頭部に密着するバランスがとてもいいです。メガネはフレームの形状にもよるとは思いますが、筆者の場合イヤーパッドとぶつかって不快に感じることはありませんでした。とても装着感が心地よいヘッドホンなので、店頭などで試着だけでもしてみる価値があります。

 

空の旅に便利なワイヤレストランスミッター同梱モデルも発売

Tour One M3は本体を小さく折りたたんで、薄型の専用キャリングケースに入れて持ち運べることも、ふだん使いの快適さを高める重要なポイントです。飛行機の中に持ち込むバッグの中にもコンパクトに収まりました。ケースは内側に有線リスニング用と充電用のUSBケーブルを収納するためのポケットもあります。折りたたんで持ち運べるケースを使える「機能性重視」のスタイルは完成度が高く、いま他社のヘッドホンを使っているユーザーもTour One M3との「違い」がわかると思います。

↑スリムでコンパクトな専用ケース。ポケットにケーブル類が収納できます。

 

Tour One M3にはヘッドホン本体のほかにBluetooth対応のスマートトランスミッターを同梱するモデルがあります。このスマートトランスミッターは、Bluetoothオーディオの送信機能を持たないデバイスとTour One M3を接続する際に役立つ専用アクセサリーです。たとえば旧式のオーディオコンポ、テレビ、ゲーム機などの3.5mmアナログオーディオ出力から、同梱するケーブルでスマートトランスミッターにつないで、トランスミッターとヘッドホンとの間でワイヤレスリスニングを実現します。

 

スマートトランスミッターにはタッチ操作に対応するスクリーンがあり、音量や空間サウンドなどのヘッドホン再生操作を目で確認しながら行なえるので便利です。

 

このスマートトランスミッターが活躍する場面のひとつは飛行機の中です。Tour One M3は付属するUSB-C/3.5mmオーディオケーブルを使えば機内エンターテインメントシステムに直結できるヘッドホンですが、狭い機内ではケーブルが煩わしく感じられるときがあります。スマートトランスミッターの方を機内エンターテインメントに接続すれば、ヘッドホンはワイヤレスになるので動きが制限されません。

↑タッチ液晶リモコンを搭載するTour One M3のトランスミッター。

 

ただし、スマートトランスミッター同梱モデルは価格が5万7200円(税込)と、ヘッドホン単体のモデルよりも7700円高くなります。特にスマートトランスミッターを「こんな用途に活用したい」というイメージがあれば、検討購入の選択肢にするとよいでしょう。

 

ポップミュージックカルチャーの影響により、ヘッドホンが再び若い音楽ファンにも好まれているようです。それにともなって、今年の春はTour One M3を含む各ブランドのワイヤレスヘッドホンの新製品が豊作です。人気のAirPods Maxに追いつき・追い越すほどの魅力を満載したワイヤレスヘッドホンがいろいろあります。それぞれを比較して、自分の期待に一番フィットするヘッドホンを見つけてください。

 

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AirPods Maxでできることをほぼ網羅! JBL最新ヘッドホン「Tour One M3」レビュー

オーディオブランドのJBLから新しいワイヤレスヘッドホン「JBL Tour One M3」が発売されます。アップルが販売する8万4800円(税込)のAirPods Maxでできることをほぼすべてカバーしながら、価格は4万9500円(税込)とよりお手頃です。一体どんな製品なのか、期待のフラッグシップモデルをレポートします。

↑ノイズキャンセリング機能を搭載する最上位ワイヤレスヘッドホン「JBL Tour One M3」。カラバリは写真のブラックと、ゴールド系の「モカ」があります。

 

360度サウンドやロスレス再生対応など、最上位らしく音にこだわった

JBLのワイヤレスヘッドホンには複数のシリーズがあります。そのなかでTour Oneは音質と機能、装着感を含むデザインなどあらゆる要素にこだわった最上位のシリーズです。2021年に初代のモデルがデビューし、2023年発売の第2世代モデルM2を経て、この第3世代のM3が登場します。本機にはBluetoothオーディオトランスミッターを同梱するモデルもありますが、ヘッドホン本体の特徴から触れていきましょう。

 

まずは「サウンド」です。オーディオ機器の音質は人それぞれに好みが分かれるところですが、Tour One M3はフラッグシップモデルらしく「器の大きさ」が違います。

 

アップルのAirPods Maxは360度がサウンドに包まれるような空間オーディオ再生に対応していますが、Tour One M3にも同様の効果を楽しめる「空間サウンド」という機能があります。利用するにはヘッドホンをスマホに接続して、モバイルアプリの「JBL Headphones」から空間サウンドをオンにするだけです。

 

自然な立体感はAirPods Maxに負けていません。さらに空間サウンドの没入感を高めるヘッドトラッキング機能もあり、音響効果は「ムービー」「ミュージック」「ゲーム」の3種類から選べます。モバイルゲームのサウンドトラックやYouTubeの音声なども空間サウンドに変換されるので、斬新なリスニング感が得られます。

↑あらゆる音源で立体的なリスニングを楽しめる「空間サウンド」を搭載。音響効果は「ムービー」「ミュージック」「ゲーム」の3種類から選べます。

 

Tour One M3は“音の良さ”に対しても真っ向勝負で挑んだヘッドホンです。ワイヤレス再生はBluetoothのハイレゾ対応コーデックであるLDACが使えるので、Apple MusicやAmazon Musicで配信されているハイレゾロスレス対応のコンテンツを最大96kHz/24bitの高音質で楽しめます。

 

先日USB-Cに対応する第2世代のAirPods Maxが、ソフトウェアアップデートにより機能を追加し、USB-C接続による有線リスニングと最大48kHz/24bitのロスレスオーディオ再生に対応しましたが、Tour One M3もこれに完全対応です。

 

USB-C接続時には本体を充電しながら、音声リスニングとマイク経由の音声入力もできます。長時間に及ぶオンライン会議の際にはTour One M3があれば安心です。もっとも本機はフル充電の状態から最大40時間以上のバッテリー持ちを実現しているので、普通に使っていて不意にバッテリーが切れるピンチが訪れることはあまりないでしょう。

↑USB接続時には最大48kHz/24bitのロスレス再生に対応。AirPods Maxと同等の機能を楽しめます。

 

最初に好みの分かれどころと前置きした「音質」について、筆者がTour One M3を聴いて感じたインプレッションもお伝えしておきます。コンパクトに表現すると「鳴りっぷりがよく、明るく爽やか」です。雑味が少なく見晴らしのいい音場を再現。すべての音が引き締まって感じられます。特にボーカルや楽器の鮮やかな音色と、低音の鋭さは本機の持ち味です。筆者はアップテンポなロックやダンスミュージックを再生したときに、低音がダブつくと不満を感じてしまうので、Tour One M3のフットワークの軽さが気に入りました。

 

先述の通り、本機はハイレゾ対応のヘッドホンなので、ディティールの情報量にも富んでいます。たとえば大編成のオーケストラが演奏するアニメのサウンドトラックも、とても心地よく聴けました。筆者のおすすめは「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Original Soundtrack」の、アルバムタイトル曲とも言える「The Witch From Mercury」です。広々と描かれる音場の中で、生音がリアルに響く臨場感を味わえます。

↑iPhoneによる音楽再生もTour One M3が最高のパフォーマンスを引き出してくれます。

 

飛行機のノイズは強力に、カフェの雑音は穏やかに消音するノイキャン

Tour One M3はアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。本体には通話用を含む計10基のマイクを載せていますが、そのうち8基のマイクをノイズキャンセリングのために使用。ユーザーの耳の形、髪型などに影響を受ける装着状態を自動で解析しながら、最適な消音効果に常時調整するアダプティブノイズキャンセリングに対応しています。

 

そこでTour One M3のANC性能をいろんな場所で試してみました。飛行機の機内ではエンジンノイズをすっと消してくれるので、BGMの少ないシリアスなドラマやアニメのセリフが明瞭に聞き取れます。また耳に優しい音量バランスでリスニングできるため、長時間の使用にも向いているヘッドホンだと思います。

↑飛行機の中でTour One M3を試しました。継続的に鳴り響くエンジンノイズがすっと自然に消えます。

 

アプリからアダプティブノイズキャンセリングをオンにしておけば、機内、あるいは地下鉄の車内など大きなノイズに囲まれる場所ではANCのレベルを上げて、静かな場所に移動すると自動的にレベルを下げてくれます。カフェなど周りの状況によってノイズの強弱が変わる場所でも、いつも快適な消音バランスに整います。

 

外音取り込み(アンビエントアウェア)の機能ももちろん搭載しています。本体右側面のボタンをクリックすると、ANCとアンビエントアウェア、そして再生中のコンテンツの音量を下げて外音取り込みに集中するトークスルーが切り替わります。ボタン操作の方が、たとえばタッチセンサーのタップ操作と比べて迷わず瞬時に対応できるので、筆者は本機の仕様が好みに合っていると感じました。

↑ノイキャンと外音取り込みは本体のボタン操作で素早く切り替えられます。

 

消音効果はヘッドホンのフィット感とも連動しています。Tour One M3は人工皮革を使ったイヤーパッドがとても柔らかく、耳の周囲をふわっと包み込みながら、しっかり固定してくれます。ヘッドバンドの側圧(クランピングフォース)はしなやかでありながら、頭部に密着するバランスがとてもいいです。メガネはフレームの形状にもよるとは思いますが、筆者の場合イヤーパッドとぶつかって不快に感じることはありませんでした。とても装着感が心地よいヘッドホンなので、店頭などで試着だけでもしてみる価値があります。

 

空の旅に便利なワイヤレストランスミッター同梱モデルも発売

Tour One M3は本体を小さく折りたたんで、薄型の専用キャリングケースに入れて持ち運べることも、ふだん使いの快適さを高める重要なポイントです。飛行機の中に持ち込むバッグの中にもコンパクトに収まりました。ケースは内側に有線リスニング用と充電用のUSBケーブルを収納するためのポケットもあります。折りたたんで持ち運べるケースを使える「機能性重視」のスタイルは完成度が高く、いま他社のヘッドホンを使っているユーザーもTour One M3との「違い」がわかると思います。

↑スリムでコンパクトな専用ケース。ポケットにケーブル類が収納できます。

 

Tour One M3にはヘッドホン本体のほかにBluetooth対応のスマートトランスミッターを同梱するモデルがあります。このスマートトランスミッターは、Bluetoothオーディオの送信機能を持たないデバイスとTour One M3を接続する際に役立つ専用アクセサリーです。たとえば旧式のオーディオコンポ、テレビ、ゲーム機などの3.5mmアナログオーディオ出力から、同梱するケーブルでスマートトランスミッターにつないで、トランスミッターとヘッドホンとの間でワイヤレスリスニングを実現します。

 

スマートトランスミッターにはタッチ操作に対応するスクリーンがあり、音量や空間サウンドなどのヘッドホン再生操作を目で確認しながら行なえるので便利です。

 

このスマートトランスミッターが活躍する場面のひとつは飛行機の中です。Tour One M3は付属するUSB-C/3.5mmオーディオケーブルを使えば機内エンターテインメントシステムに直結できるヘッドホンですが、狭い機内ではケーブルが煩わしく感じられるときがあります。スマートトランスミッターの方を機内エンターテインメントに接続すれば、ヘッドホンはワイヤレスになるので動きが制限されません。

↑タッチ液晶リモコンを搭載するTour One M3のトランスミッター。

 

ただし、スマートトランスミッター同梱モデルは価格が5万7200円(税込)と、ヘッドホン単体のモデルよりも7700円高くなります。特にスマートトランスミッターを「こんな用途に活用したい」というイメージがあれば、検討購入の選択肢にするとよいでしょう。

 

ポップミュージックカルチャーの影響により、ヘッドホンが再び若い音楽ファンにも好まれているようです。それにともなって、今年の春はTour One M3を含む各ブランドのワイヤレスヘッドホンの新製品が豊作です。人気のAirPods Maxに追いつき・追い越すほどの魅力を満載したワイヤレスヘッドホンがいろいろあります。それぞれを比較して、自分の期待に一番フィットするヘッドホンを見つけてください。

 

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聴覚特性に合わせて音質バランスを最適化するワイヤレスヘッドホン

ヤマハミュージックジャパンは、Zildjian(ジルジャン)のワイヤレスヘッドホン「ALCHEM-E Perfect Tune Headphones」を、2024年12月25日(水)に発売します。カラーはブラック、ミッドナイト、サンドストームの3色。実売価格は8万8000円(税込)。

「ALCHEM-E Perfect Tune Headphones」

 

記事のポイント

シンバルのメーカーとして有名なジルジャン初のワイヤレスヘッドホンだけに、聴覚特性に合わせたチューニング機能や、音楽を聴きながらそれに合わせて楽器をプレイできるアクティブノイズキャンセリング機能など、楽器演奏者の視点に立って作られたヘッドホンという印象。演奏中でも操作しやすそうな大きめのコントロール・ノブがデザイン面でもアクセントになっています。

 

ジルジャンは、1623年の創業以来、世界をリードするシンバル、ドラムスティック、パーカッションマレットのメーカーです。今回発売される「ALCHEM-E Perfect Tune Headphones」は、ジルジャンの長年のシンバル製造における実績をもとに開発された、ブランド初のリスニング用ワイヤレスヘッドホンです。

 

専用スマートフォンアプリ「Zildjian」と連携することにより得られた聴覚特性の測定結果をもとに、すべての音がクリアに聞こえるよう左右それぞれの音質のバランスを調整する「Perfect Tune technology」を搭載。パーソナライズされたサウンドで楽曲の細かなニュアンスまでクリアに聴きとることができます。調整したバランスはヘッドホン本体に記録され、どのデバイスで音楽を聴いても適用されます。バランスはアプリで簡単にオン/オフを切り替え可能。

 

また、2段階のアクティブ・ノイズ・キャンセリング機能を搭載し、例えば街の喧噪の中での音楽鑑賞や好きな音楽を聴きながらの楽器演奏など、シーンや用途に合わせたモードを選択可能です。

 

クリアな通話を可能にする「高AOP MEMS」マイクロホンを搭載し、鮮明かつ自然な音声で通話やオンライン会議での会話ができます。

 

頭部にしっかりフィットするヘッドバンドと、スピーカー部が適切な位置にホールドするように設計されたイヤーパッドにより、締め付け感なく快適さを保ちながら、アクティブなシーンでも安定した装着感を実現します。また、イヤーパッドとヘッドボンドパッドは交換可能で、いつまでも快適に使用できます。

 

ハウジング部のコントロール・ノブを操作することで、音量調整やトラックの切り替えがスムーズに行えます。バッテリー駆動時間は最大45時間(ANCオン時)。

 

ヤマハミュージックジャパン
「ALCHEM-E Perfect Tune Headphones」
2024年12月25日発売
実売価格:8万8000円(税込)

北欧デザインがイカす有線/無線両対応ヘッドホン「Sudio K2 Pro」

Sudioは9月6日、新製品の密閉型ワイヤレスヘッドホン「Sudio K2 Pro」を販売開始します。市場想定価格は1万4900円前後(税込)。

記事のポイント

1万円台半ばの手頃な価格で購入できるノイキャン付きワイヤレスヘッドホンです。落ち着きがありつつファッション性も高い外観が特徴なので、アウトドアで利用したいユーザー向きではないでしょうか。

 

2024年3月に発売された「Sudio K2」の上位モデル。直径40mmのダイナミックドライバー、密閉タイプのイヤーパッド、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)といった特徴を引き継ぎながら、SBCコーデックに加えアップル製品との互換性が高いAACコーデックへの対応、Bluetooth 5.4サポートによる再生遅延の低減など、細部の仕様をブラッシュアップしています。

↑Sudioはスウェーデンのオーディオブランド。北欧メーカー製らしいシンプルデザインが特徴です

 

接続はBluetooth 5.4のほか、同梱されるAUX 3.5mmステレオミニプラグを使用することで有線接続にも対応。バッテリーは約2時間30分でフル充電でき、最大65時間の連続再生が可能としています。5つのマイクを内蔵しており、通話にも対応可能です。

 

筐体はレザークッションを使用し、装飾らしい装飾を排したシンプルかつ落ち着いたデザインで、カラバリはブラックとホワイトの2色展開。本体サイズは約197×173×83mm、重量は約245gと、ワイヤレスヘッドホンとしては標準的な印象です。ハウジング部分は90度回転させられるので、カバンに入れたり、首にかけたりする際も邪魔になりません。

 

ブランド名(メーカー名):Sudio
商品名:Sudio K2 Pro
市場想定価格:1万4900円前後(税込)

ソニーヘッドホン「WH-1000X M5」がブルーノート東京とコラボ! 特典コンテンツ付きで発売

ソニーは6月20日、ブルーノート東京とコラボしたワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM5 Midnight Blue -Blue Note Tokyo Edition-」を発表。期間限定で受注販売します。価格は6万4900円(税込)前後。注文の受付期間は、6月20日(火)13時~8月21日(月)24時です。

 

WH-1000XM5は2022年に発売した、ノイズキャンセリング性能に優れたBluetooth対応ヘッドホン。発売から1年が経過していますが、根強い人気を誇る製品です。

 

今回のコラボは、「上質な音楽体験を提供する」という共通点を持つほか、製品の新カラー「Midnight Blue」の名称とブルーノート東京に親和性があること、ブルーノート東京に観客の歓声や拍手を収録するソニーのオーディエンスマイクを取り入れるなどでかねてから親交がある、といった理由から実現したといいます。

 

購入特典として、オリジナルのパッケージには「BLUE NOTE TOKYO」のロゴが入っているほか、シリアルナンバーを刻印したオリジナルコースター、360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)スペシャルコンテンツ視聴用のシリアルコード付きチケットが同梱されています。

 

 

スペシャルコンテンツは、スマホアプリの「360 Reality Audio Live」で視聴可能。配信されているのは、「Blue Horizon」、「Sky Dance」、「Izumi Medley」の計3曲で、ブルーノート東京の音響エンジニアが監修しています。なお、コンテンツは限定ということもあり、ダウンロードして楽しむことはできないほか、視聴できるのは販売終了の8月21日から約1年間限定となっています。

 

ヘッドホンの仕様は通常モデルと同様で、「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」と「統合プロセッサーV1」による優れたノイズキャンセリング性能や、専用設計30mmドライバーユニットなどによる高音質を実現しています。

 

販売はソニーストアや各ECサイトで、注文を受けて生産するとのこと。家電量販店でも注文は受け付けているといいいます。

プライムデーでボーズの売れ筋ヘッドホンが脅威の40%オフ!

Amazonでは、7月13日の23時59分まで、年に1度の大型セール「プライムデー」を実施中。人気オーディオメーカー・ボーズのワイヤレスヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」が、なんと40%オフの1万5840円(税込み)で販売中です。

 

ボーズらしい洗練されたスタイルと高い音質、最大15時間の連続使用時間が魅力の、密閉型オーバーイヤーヘッドホンです。

 

発売からしばらく経っているモデルではありますが、軽量、高音質、頑丈と3拍子そろった使用感で、いまだに支持を集めているロングセラーモデル。通常販売価格でも、ボーズのヘッドホンとしては買いやすい価格の製品ですが、1万円台となれば、より手が出やすいはずです。

 

ボーズならではのサウンドを、お手頃価格で楽しめるこのチャンス、必見です!

AirPods Maxのダサいケースにさよなら? 将来デザインが変わるかも

ワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」のケースに関する特許を米アップルが米特許商標庁(USPTO)に出願していたことが、海外テックサイトのPatently Appleの報道により判明しました。

↑Hadrian/Shutterstock.com

 

2020年に登場したAirPods Maxはその高音質な設計と、AirPodsシリーズと共通のスマートな接続機能、そしてアップルらしいモダンなデザインが特徴です。しかし付属するキャリングケース「スマートケース」はAirPods Maxの一部しか保護することができず、その外観にも賛否の声が寄せられていました。

↑USPTOより

 

一方でアップルが出願した特許では、AirPods Maxの全体を覆うデザインのケースを確認することができます。これなら持ち運び時にヘッドホンが傷つくこともありませんし、また外観もよりスッキリした印象です。さらにケースの開閉には、磁気を利用するアイディアも記述されています。

 

AirPods Maxの正式発表前には、アップルのヘッドホンはヘッドバンドが交換可能で、操作用のタッチパッドを搭載し、左右どちらの向きでも利用できると報じられていました。このような機能を盛り込んだ「次期AirPods Max(通称:AirPods Max 2)」に、今回のようなデザインのケースが付属する可能性もあります。

 

最近は「次期AirPods Pro(通称:AirPods Pro 2)」のアップデートに関する噂が数多く登場していますが、次期AirPods Maxやその付属ケースの進化にも期待したいものです。

 

Source: Patently Apple via 9to5Mac

 

シュアから“ちょうどいいサイズ”のノイキャンヘッドホン「AONIC 40」誕生!

音楽ツウのコンシューマから、音楽制作の第一線で活躍するプロフェッショナルまで幅広い層に愛されるアメリカのオーディオブランドSHURE(シュア)が、持ち運びにも便利なコンパクトサイズのノイズキャンセリング・ワイヤレスヘッドホン「AONIC 40」を発売しました。

↑SHURE(シュア)が発売した最新のノイズキャンセリング機能を搭載するワイヤレスヘッドホン「AONIC 40」をレポートします

 

今回は、兄弟機「AONIC 50」との違いも比較しながら、新しいヘッドホンの音質や機能に迫りたいと思います。

 

性能アップと小型化・軽量化を実現

AONIC 40はスタジオグレードの高音質を実現する、シュアのプレミアムクラスのワイヤレスヘッドホンです。AONIC 50に続いてイヤーカップが耳を覆うアラウンドイヤースタイルを採用。カラーバリエーションにはブラックとホワイトがあり、実売予想価格は3万2000円前後です。

 

AONIC 40に先駆けて2020年に発売された「AONIC 50」は、同社初のアクティブ・ノイズキャンセリングヘッドホンとして発売されましたが、このAONIC 40も同様にイヤーカップの内外に配置するマイクが拾った音から、音楽リスニングに不要なノイズだけをピックアップして打ち消すハイブリッド方式のノイズキャンセリング機能を搭載しています。

↑2020年に発売されたプレミアムモデルの「AONIC 50」

 

ノイズキャンセリングはAONIC 50のアナログ方式から、AONIC 40ではより高度な処理ができるデジタル方式に変更されました。また、AONIC 50が最大/ノーマルの2段階で効果の強さを切り換える仕様であるのに対して、AONIC 40では最大/ノーマル/ライトの3段階から選べます。

 

AONIC 40の本体サイズはAONIC 50に比べるとひとまわりほど小型化しています。質量も21gほど軽い313gです。

↑左側がAONIC 40。AONIC 50よりも少し本体がコンパクトに、重さが軽くなっています

 

持ち運びに便利な折りたたみ機構を採用

AONIC 40はヘッドホン本体がコンパクトに折り畳めるようになりました。ヘッドホンを収納する専用ケースも小さく、持ち運びやすくなっています。ふだん使いのポータブルヘッドホンとしても魅力が増しています。

↑本体をコンパクトに折りたたんで専用ケースに入れて持ち運べます

 

↑専用ケースのサイズもコンパクトになりました

 

ヘッドホンの装着感も洗練されています。AONIC 40ではイヤーパッドのクッションがより柔らかくなり、メガネを着けたまま、上からヘッドホンを掛けてもキツく感じられません。

 

どちらのヘッドホンもボタン式のリモコンでスマホを操作します。AONIC 50は右側イヤーカップに全てのボタンをまとめて配置しています。AONIC 40は電源・ペアリングボタンを左側イヤーカップに配置。音量や一時停止の操作、ノイズキャンセリングモードの切り替えを行うボタンは右側に集めています。

↑AONIC 40は主なリモコンボタンを左側イヤーカップの側面に配置しています

 

AONIC 50はノイズキャンセリングモードと外音取り込みの切り替えを上下にスライドするスイッチで切り換える仕様です。操作が覚えやすい反面、専用アプリ「ShurePlus PLAY」からの切り替えができません。

 

一方、AONIC 40はリモコンボタンとアプリの両方でモードが切り換えられます。音声プロンプトの有無はShurePlus PLAYアプリから設定を選べますが、ANCと外音取り込みモードのオン時のサウンドが一緒なので、あとは環境音で聞き分けるほかありません。

 

AONIC 40/AONIC 50:サウンドを聴き比べる

今回はAONIC 40とAONIC 50を用意して、それぞれにGoogle Pixel 6 Proを接続して音楽を試聴しました。

↑Google Pixel 6 Proに接続してふたつのヘッドホンを聴き比べました

 

AONIC 50はLDAC、AONIC 40はaptX HDによるワイヤレス高音質再生に対応しています。Google Pixel 6は両方のコーデックに対応しているので、それぞれのヘッドホンから最高音質が引き出せます。

 

アップテンポなポップス系の楽曲から聴きました。Aimerの「残響散歌」はAONIC 40で聴くと雄大なスケール感が楽しめます。起伏に富んだダイナミックな音楽の迫力も聴きどころ。エネルギーに満ちたボーカルの抑揚感がとても豊かで、声の表情が移り変わる様子が鮮やかにイメージできました。低音の打ち込みが鋭く、空間の立体感を引き立たせます。

 

同じ曲をAONIC 50で聴いてみました。ボーカルとバンドによる演奏の一体感がより引き立つ印象です。ボーカルの声がとてもシルキーで滑らか。楽器の演奏が滑らかにつながり、一体感あふれる心地よいグルーブが伝わってきます。きめ細かく、上品な音楽の質感をリアルに再現できるところに、LDAC対応のヘッドホンであるAONIC 50の持ち味があります。

 

アップテンポなリズムをザックザックと刻む、AONIC 40のサウンドはポップスやロック系の楽曲にとてもよく合います。かたやAONIC 50はミドル/スローテンポのボーカル曲、弦楽器を主体としたクラシックやジャズのアコースティックセッションに上品な「温かみ」を感じさせてくれます。それぞれのキャラクターの違いが楽しめるので、ぜひ聴き比べてみることをおすすめします。

 

ShurePlus PLAYアプリには7種類のプリセットと、ユーザーがマニュアルでバランスを細かく追い込んだ値を保存して、何度も繰り返し使えるイコライザー機能があります。音楽の種類やリスニングを楽しむ環境に合わせて、上手にイコライザーを使いこなせば、AONICシリーズのさらに深い魅力が掘り起こせると思います。

↑ヘッドホンの設定操作、簡易なプレーヤー機能を搭載する「ShurePlus PLAYアプリ」のAndroid版

 

↑アプリではイコライザー機能が充実しています

 

ANCと外音取り込みの効果も明快

AONIC 40のアクティブ・ノイズキャンセリング機能を電車やバスの中、カフェ等様々な場所で試しました。モードを「最大」にすると、音楽再生に不要なノイズがグンと一気に消えます。ノイズキャンセリングの効果が強めに感じられる方は、ノーマル/ライトのモードに切り換えてみても良いと思います。イヤーパッドによる遮音性能も高いヘッドホンなので、十分に静かな環境の中で音楽や映画の鑑賞に集中できると思います。

↑ノイズキャンセリングの効果を最大/ノーマル/ライトから選べます

 

外音取り込みのレベルは全11段階から選べます。外音取り込みをオンにすると、屋外の環境音がクリアに聞こえてきます。特に屋外を歩きながらAONIC 40で音楽を聴く時には、外音取り込み機能のレベルを強めにして使いたいところです。ビデオ会議中など、室内で少し外の音にも注意を向けながらヘッドホンを使いたい場面では、外音取り込みのレベルを「4〜7」前後のポジションに設定すれば、ちょうど心地よく感じられるはずです。

 

ヘッドホンをビデオ会議などにも使いやすいように、AONIC 40は本体リモコンボタンの操作による「通話ミュート」の機能を追加しています。また付属するUSB-CケーブルでPCにつなぐと、AONIC 40のマイクを通話用にも使える「USB音声モード」が有効になります。ビジネスシーンでの使い勝手が強化されたところもAONIC 40の魅力です。

↑ひと目でAONIC 40だとわかる個性的なデザインも魅力的に感じられました

 

筆者はスパイラル状にひねりを加えた、AONIC 40のアームのデザインがとても個性的で良いと思いました。音楽ツウが認めるシュアのヘッドホンを身に着けていることを、周囲にアピールできる外観にも大満足です。音質・機能・デザインの三拍子が揃った、新しいAONICファミリーのヘッドホンはこの春、最大の注目株になりそうです。

 

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世界で唯一の“低音振動”がパワーアップ! スカルキャンディの震えるヘッドホン「Crusher Evo」

Skullcandy(スカルキャンディ)から、振動機能を備えた“クラッシャーシリーズ”のBluetoothヘッドホン「Crusher Evo」が10月上旬に発売されます。カラーはTRUE BLACKとCHILL GREYの2色。価格は2万3800円。

↑「Crusher Evo」(CHILL GREY)

 

同社のクラッシャーシリーズは、世界で唯一、低音に連動し実際に振動する特許技術「センサリーベース機能」を搭載するヘッドホン。最新モデル「Crusher Evo」では、ドライバーを刷新した事により、さらに重厚な重低音と臨場感を表現できるようになりました。イヤーカップに搭載された無段階スライダーを調整することで振動の強さを調節できるので、幅広いジャンルの音楽を臨場感たっぷりに楽しむことができます。

↑こちらは「TRUE BLACK」

 

 

また、これまで上位機種のみに搭載されていたAUDIODOのパーソナルサウンド機能を採用し、アプリでの簡単な作業で個人の聴覚に合わせた世界に1つのオンリーワンサウンドを体験することができます。

↑個人の聴覚に合わせて音を調節するパーソナルサウンド機能を搭載

 

さらに、「音楽」「映画」「ポッドキャスト」の3つのイコライザーモードを搭載しており、コンテンツに合わせた音質を調整可能。「映画モード」はクリアな会話と迫力のあるサウンドを、「ポッドキャストモード」は会話を重視したセッティングになっています。

 

そのほか、忘れ物防止アプリ「Tile」を内蔵しており、ヘッドホンを紛失した際に、最後にBluetooth接続が切れたおおよその場所を追跡できたり、ヘッドホンからアラーム音を出して音で捜索することも可能です。

↑折りたたみも可能

 

ヘッドホンの振動により、ライブ会場や映画館にいるような感覚でサウンドを楽しめるクラッシャーシリーズを、この機会に試してみてはいかがでしょうか。

 

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振動+ノイキャン+パーソナライズの全部入り! スカルキャンディ「Crusher ANC」を聴いた

毎日の通勤地獄を極楽へ変える「高級イヤホン」6選+α

スマートフォンで音楽を聴く人が増えたことや、ハイレゾ再生に対応したハイレゾポータブルプレーヤーが登場したことにより、移動中や外出先でもいい音で音楽を楽しみたいという人が増え、音質にこだわった高級イヤホン市場が盛況となっています。

 

今回は、高級イヤホンのなかでもメーカー各社がしのぎを削っている3万円~6万円台の製品のなかから、オススメモデルを紹介していきましょう。

 

高い遮音性と伸びやかな高域が人気のシュア「SE535」

 

シュア
SE535 LTD(Special Edition)

実売価格6万50円

シングルツイーターとデュアルウーファーによる3基のMicroDriver(BAドライバー)を搭載した耳掛け式イヤホン。このスペシャルエディションは、通常モデルに比べて高域を強化した周波数特性にチューニングされており、伸びやかな高域と豊かな低域が楽しめます。耳にしっかりフィットする形状による高い遮音性もポイント。リケーブルにも対応しており、別売のBluetooth対応交換ケーブル「RMCE-BT1」を利用することでワイヤレス化することも可能です。カラーはスペシャルエディションがレッドのみ、通常モデルはクリアとブロンズの2色をラインナップしています。

 

【SPEC】●インピーダンス:36Ω ●音圧感度:119dB/mW ●再生周波数帯域:18Hz~19kHz ●コード:1.62m ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型/MMCX対応) ●質量:約30g ●付属品:キャリングケース、フォーム・イヤパッド (S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド (S/M/L)、イエロー・フォーム・イヤパッド、トリプルフランジ・イヤパッド、6.3mmアダプター、レベルコントローラー、航空機内用アダプター、クリーニングツール

 

【高遮音性ならこちらもオススメ】

 

シュア
SE215

実売価格1万1830円

シングルダイナミックドライバーを搭載したパンチのある低音が特徴の耳掛け式イヤホン。SE535などの上位機種から受け継いだ設計思想により、ハイエンドモデル譲りの高い装着性と遮音性を実現。ケーブル着脱式で、MMCXコネクタ採用の市販ケーブルも使用可能。カラーはクリアーとトランスルーセントブラックの2色のほか、トランスルーセントブルーのスペシャルエディションもラインナップしています。

 

【SPEC】●インピーダンス:17Ω ●音圧感度:107dB/mW ●再生周波数帯域:22Hz~17.5kHz ●コード:1.62m ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型/MMCX対応) ●質量:約30g ●付属品:キャリングケース、ソフト・フォーム・イヤパッド (S/M/L)、ソフト・フレックス・イヤパッド (S/M/L)

 

ソリッドなメタルボディが輝くJVC「SOLIDEGE HA-FD01」

JVC
SOLIDEGE HA-FD01

実売価格3万6340円

ソリッドなデザインと高解像でキレのあるサウンドをコンセプトとする「SOLIDEGE(ソリデージ)」シリーズのハイエンドモデル。クリアで伸びのある音を実現するフルステンレスボディに、「DLCドームデュアルカーボン振動板」を搭載した新開発の「D3ドライバーユニット」を搭載しています。最大の特徴は、ノズルの交換により音色のカスタマイズが楽しめる業界初の「Jマウントノズル交換システム」を採用していること。「チタニウム」「ブラス」「ステンレス」の3種の交換用ノズルを付属し、好みに合わせて各金属の音色の違いを楽しめます。

 

【SPEC】●インピーダンス:16Ω ●音圧感度:103dB/mW ●最大入力:200mW ●再生周波数帯域:8Hz~52kHz ●コード:1.2m(Y 型/MMCX対応) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(ストレート型) ●質量:約20g(コード含まず) ●付属品:ノズル(チタニウム、ブラス、ステンレス)、スパイラルドット+(プラス)イヤーピース(S/MS/M/ML/L)、キャリングケース

 

【自然な音が好みならこちらもオススメ】

JVC
WOOD HA-FW01

実売価格3万8210円

木製パーツを使用しナチュラルな音を奏でるWOODシリーズのハイエンドモデル。独自の薄膜加工技術で薄型化した軽量11mmウッドドーム振動板を搭載し、音源が持つ繊細なニュアンスまで表現します。ウッド、ステンレス、ブラス、アルミなど異種材料の組み合わせにより、不要な振動をコントロールする新設計「クアッドメタルハーモナイザー」を採用。木製素材の「ウッドスタビライザー」によりハウジングの響きを最適に制御し、にごりのないクリアなサウンドを実現します。

 

【SPEC】●インピーダンス:16Ω ●音圧感度:104dB/mW ●最大入力:200mW ●再生周波数帯域:6Hz~50kHz ●コード:1.2m(Y型) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(ストレート型) ●質量:約14g(コード含まず) ●付属品:スパイラルドットイヤーピース(S/MS/M/ML/L)、低反発イヤーピース(S/M)、ケーブルキーパー、クリップ、キャリングケース

 

重低音を体感するならオーディオテクニカ「SOLID BASS」

オーディオテクニカ
SOLID BASS ATH-CKS1100X

実売価格2万1450円

重低音とハイレゾ音源の高域を両立したSOLID BASSシリーズ最上位モデル。過渡特性に優れた11mm径の「SOLID BASS HDドライバー」を搭載し、くもりのない重低音を再生します。また、本体導管の内径やイヤーピースの高さを調整し、より多くの高域成分を伝達可能に。解像度を高めてハイレゾ音源も鮮明に再現します。

 

【SPEC】●インピーダンス:11Ω ●音圧感度:106dB/mW ●最大入力:100mW ●再生周波数帯域:5Hz~45kHz ●コード:1.2m(Y型) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型) ●質量:約9g(コード含まず) ●付属品:ケース、イヤピース(XS/S/M/L)

 

【重低音を手軽に楽しむならこちらもオススメ】

オーディオテクニカ
SOLID BASS ATH-CKS770X

実売価格8590円

11mm径「SOLID BASS HDドライバー」を搭載したハイグレードモデル。切削無垢アルミニウムエンクロージャーにより、不要な共振を抑えてクリアな音質を実現しています。CKS1100Xと同様、本体導管の内径やイヤーピースの高さを調整し高域をブラッシュアップ。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色を用意します。

 

【SPEC】●インピーダンス:13Ω ●音圧感度:105dB/mW ●最大入力:100mW ●再生周波数帯域:5Hz~42kHz ●コード:1.2m(Y型) ●プラグ:3.5mm 3極ミニプラグ(L型) ●質量:約8g(コード含まず) ●付属品:ポーチ、イヤピース(XS/S/M/L)

 

完全ワイヤレスイヤホンの先駆け的存在「EARIN」

EARIN
EARIN M-2

実売価格3万750円

初代EARINの超軽量、超小型の完全ワイヤレスイヤホンのコンセプトを踏襲し2代目モデル。新たにNXP SemiconductorsのMiGLOテクノロジーを採用し、信号のドロップアウトを極力抑え、より安定したステレオサウンドを実現。通話機能とノイズリダクション機能を追加装備したほか、マイクを4つ搭載。外部の周辺ノイズの取り込みレベルも調整することが可能で、周辺のノイズを低減させることによって、相手の声を聞こえやすくすることができます。専用充電ケースに入れることで約3回分の充電が可能。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約3時間(充電用ケース使用時:約12時間) ●充電時間:本体約75分、充電ケース約90分 ●質量:本体のみ(左右各)約3.6g ●付属品:充電用USBケーブル、シリコンチップ、フォームチップ、マニュアル

 

【手軽に完全ワイヤレスデビューしたいならこちらもオススメ】

 

GLIDiC
Sound Air TW-5000

実売価格9864円

ジュエリーケースをイメージしたコンパクトな充電ケースと、女性の耳にも馴染みやすい小型イヤホンが特徴の完全ワイヤレスモデル。優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」により、使用時の耳へのストレスを軽減します。コーデックはSBCのほかAACにも対応。カラーはホワイト、ブラック、シャンパンゴールドの3色。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約3時間(充電用ケース使用時:約10時間) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約2時間(フル充電) ●質量:本体のみ(左右各)約5g ●付属品:イヤーピース(XS/S/M/L)、充電用USBケーブル、かんたんガイド

 

手軽にハイレゾ聴くならソニーのワイヤレス

ソニー
WI-1000X

実売価格3万7670円

「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と「フルオートAIノイズキャンセリング」により、驚異の消音性能を誇るノイズキャンセリングイヤホン。音楽を聴きながら周囲の音も確認できる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を備え、イヤホンを付けたままでもアナウンスなどを聴くことができます。9mm径のダイナミック型ドライバーとBA(バランスド・アーマチュア)型ドライバーの2つのドライバーによる「HDハイブリッドドライバーシステム」により、ハイレゾ音源も忠実に再生可能。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD ●再生周波数帯域:3Hz~40kHz ●電池持続時間:最大10時間(NC ON時)、最大13時間(NC OFF時) ●充電時間:約3.5時間(充電15分で約70分使用可能) ●質量:約71g ●付属品:充電用USBケーブル、航空機用プラグアダプター、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)、トリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L)、キャリングポーチ、専用ヘッドホンケーブル(1m)

 

【ノイキャン不要ならこちらもオススメ】

ソニー
h.ear in 2 WI-H700

実売価格1万7750円

ミディアムトーンの全6色のカラーバリエーションを揃えたスタイリッシュなネックバンド型Bluetoothイヤホン。高音質コーデック「LDAC」や「aptX HD」に対応しているので、対応するハイレゾプレーヤーやスマートフォンなどと組み合わせることで、ワイヤレスでもハイレゾ音源の高精細なサウンドが楽しめます。また、音声データをアップスケーリングする高音質エンジン「DSEE HX」により、MP3などの圧縮音源もハイレゾ相当で再生。音質にこだわる人にオススメなワイヤレスイヤホンです。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC ●再生周波数帯域:5Hz~40kHz ●電池持続時間:約5.5~8時間 ●充電時間:- ●質量:約40g ●付属品:マイクロUSBケーブル、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)、マグネットクリップ、専用ヘッドホンケーブル

 

ノイズキャンセリングならやっぱりボーズ

ボーズ
QuietControl 30 wireless headphones

実売価格3万4560円

ノイズキャンセリングのレベルをリモコンで自由にコントロールして、環境に応じたリスニングを楽しめるBluetoothイヤホン。軽量設計のネックバンドは、身体に適度にフィットするため、ストレスを感じにくい仕様。ノイズキャンセリングをオフにした状態でも、ボーズならではのダイナミックなサウンドを楽しめます。

 

【SPEC】●対応コーデック:非公表 ●再生周波数帯域:非公表 ●電池持続時間:約10時間 ●充電時間:約2時間 ●質量:約28.4g ●付属品:StayHear+ QCチップ(S/M/L)、充電用USBケーブル、キャリングケース

 

【より静寂を求めるならこちらもオススメ】

ボーズ
QuietComfort 35 wireless headphones II

実売価格3万9960円

ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンに「Googleアシスタント」機能が追加された“スマートヘッドホン”。ハウジングに備えた「アクションボタン」を押すだけで、天気や予定の確認、音楽配信サービスなどが手軽に利用できます。ノイズキャンセリングレベルは高/低/オフに設定でき、音楽を流さずにノイズキャンセリング機能だけ使用することも可能。イヤーカップには低反発フォーム素材、ヘッドバンド部にはアルカンターラ素材を使用しており、快適な装着感を実現しています。

 

【SPEC】●対応コーデック:非公表 ●再生周波数帯域:非公表 ●電池持続時間:約20時間 ●充電時間:15分間の充電で2.5時間再生 ●質量:約234g ●付属品:充電用USBケーブル、音声ケーブル、キャリングケース

 

音質にこだわる人に人気の高級イヤホンを、ぜひチェックしてみて下さい。

 

音の“パーソナライズ”が次のトレンドに!? 個人の「聴こえ方」に応じて音を変えられる「The nuraphone」を試した

いま最も注目すべきイヤホンのトレンドといえば間違いなく「完全ワイヤレス」が筆頭に上がります。そしてヘッドホンにもノイズキャンセリング、ワイヤレスに続く新しい流行の波が到来しています。それが、ユーザーの“聴こえ方”に音楽再生のパフォーマンスを自動で最適化する「パーソナライゼーション・サウンド」機能。どうやら今年の秋以降にはこのパーソナライゼーション・サウンドの機能を体験できるヘッドホンがいくつかのメーカーから出揃いそうです。

 

今回は同機能を搭載する新製品をひとつ紹介します。オーストラリアのベンチャー企業、「nura(ニューラ)」が開発したノイズキャンセリング+Bluetoothワイヤレス+パーソナライゼーションという機能“フル盛り”のヘッドホン「The nuraphone」です。

↑オーストラリアからやってきたポータブルオーディオの先端技術をフル盛りにしたヘッドホン「The nuraphone」

 

オーストラリアのベンチャー企業が開発した多機能ヘッドホン

nuraはオーストラリアのメルボルンに拠点を置く、2015年に設立された若いブランドです。人がひとりずつ異なる音の「聴こえ方」にフォーカスしたnuraは、独自の「OAE(Oto Acoustic Emission)=耳音響放射」の研究成果をベースに開発したアルゴリズムにより、ヘッドホンを身に着けた時のフィット感だけでなく、音の聴こえ方まで最も心地よい状態に自動で最適化する独自技術を開発。ブランド初のヘッドホンである「The nuraphone」に搭載しました。

 

説明を聞くだけでは、なんだか小難しい技術のように思えるし、ヘッドホンの出で立ちはまるで検査機械のように無機質で大柄なものを想像してしまうかもしれません。ところが、実際のThe nuraphoneは見た目には普通のオーバーヘッドタイプのヘッドホンです。むしろ外観は少し普通過ぎる感じがするぐらい。

↑外観は一般的なヘッドホンと同じ

 

音の「聴こえ方」の自動調整についても、ヘッドホンのほか必要になるものはAndroid/iOS対応のスマホアプリ「nura」だけ。誰でも1人で簡単に測定できてしまいます。

↑スマホアプリ「nura」を使って調整を行える

 

The nuraphoneが日本上陸間近と聞いた筆者は、いち早く日本で発売予定のサンプルを入手して本機がどんなヘッドホンなのか試してみました。専用アプリ「nura」も国内のApp StoreからiPhoneにダウンロードができたので、最大の特徴であるパーソナライゼーション・サウンドの自動測定も体験。ノイズキャンセリング機能の使い心地やリスニング感と一緒にレポートしてみたいと思います。

 

独特の高い遮音性を実現する形状。無線&有線接続で楽しめる

The nuraphoneは見た目にはよくある普通のヘッドホンですが、備えている機能は驚くほどに多彩です。ノイズキャンセリング機能はオン・オフの切替えが可能。BluetoothオーディオはaptX HDによるハイレゾ相当の高音質再生をサポート。ほかにはaptX/AAC/SBCに対応しています。音楽を聴きながら外の環境音を同時にモニタリングできる「ソーシャルモード(いわゆるヒアスルー機能)」や、低音再生を好みに合わせてブーストできる「イマージョン」、さらに本体の両側面にタッチセンサー内蔵リモコンボタンも搭載。ハンズフリー通話にも対応しています。

↑ヘッドホンの側面、ジョイントの先端部分がタッチセンサーになっています

 

↑音楽を聴きながら周囲の音も聞こえるようにする「ソーシャルモード」

 

特徴であるパーソナライゼーション・サウンドの機能が使えるのはワイヤレスリスニングの時だけなので、メーカーが推奨する楽しみ方はワイヤレスが基本といえそう。フル充電からの連続音楽再生は約20時間。オプションとして販売される専用の有線ケーブルを装着すると、通常のワイヤードのヘッドホンとしても楽しめます。3.5mm端子のアナログイヤホンケーブルのほかにも、Lightning/USB Type-C/micro USB/USB-Aの各ケーブルを用意。

 

The nuraphoneは装着スタイルもかなり独特。「Dual Passive Noise Isolation」と呼ぶ方式は、シリコン素材のカナル型イヤーチップを耳の穴に挿入して、さらに密閉形状のイヤーカップで耳全体を覆うというものです。だからヘッドホンを装着しただけで、かなり周囲のノイジーな音がきこえなくなります。そのうえ、アプリからオン・オフを切り替えられるアクティブノイズキャンセリング機能も付いてくるので、消音性能はこの上なく高いレベルにあります。

↑ヘッドホンの内側にイヤホンが付いているような独特な構造

 

聴こえ方の測定は全自動で簡単。誰でもすぐにできる

パーソナライゼーション・サウンドの設定を体験してみましょう。今回の取材時点では技術的な詳細を取り寄せることができなかったので、nuraが実際にどのようにしてユーザーの“聴こえ方”を測定しているのかまではわかっていませんが、とにかくユーザーは専用アプリを使って、難しい手順抜きで簡単に自分にぴったりなプロファイルを作成できるのが本機の良いところ。設定プロセスはすべて自動化されていて、アプリのガイダンスに従いながらセットアップを進めていけば、わずか数分程度で測定が完了します。

↑アプリの初期設定時にパーソナライゼーション・サウンドについて詳しい解説が表示されます。音声ガイダンスも付くのですが、どちらも英語になるので、日本語化をぜひ実現して欲しいところ

 

まずはイヤーチップを左右の耳穴にしっかりと装着してから、イヤーカップも耳全体をカバーする最適なポジションにフィットさせます。

 

続いてヘッドホンを装着した状態で解析信号が聞こえてきます。これはどうやら装着した状態で音漏れがないかをチェックしているようです。アプリにはボイスガイドも付いてくるのですが、残念ながら今回筆者が取材をした時点では英語とフランス語、ドイツ語しか搭載されておらず。日本にデビューする頃にはぜひガイダンスの日本語化を実現して欲しいところ。

 

最後に解析信号が鳴っている状態でヘッドホンを着けたまま1~2分ほど“聴こえ方”の解析が実行されます。アプリの画面にはユーザーの“聴こえ方”を可視化したイメージグラフが段々とできあがってきます。以上のプロセスを静かな場所で落ち着いて行えば、だいたい4~5分前後でパーソナライゼーションの作業が完了します。

 

パーソナライズされた「聴こえ方」はどれぐらい違うのか

完成したプロファイルはアプリの画面からオンとオフの状態を切り替えながら比べることができます。筆者も試してみたところ、ボーカルのビビッドな力強さと立体感、音場の広がりや余韻の滑らかさが明らかに違っています。ニュートラルな状態が平板でつまらないもののようにすら感じてしまいます。

↑ひとそれぞれの「聴こえ方」が色や形状の異なるグラフによって視覚化されます

 

nuraアプリにつき最大3件のプロファイルをつくって保存しておくことが可能です。音の聴こえ方は時間帯によっても変化するはずなので、例えば朝昼晩で1件ずつ作り置いてもいいかもしれません。測定にかかる時間が短いので、定期的にプロファイルを書き換えるのもありでしょう。あまりないケースだとは思いますが、もし1台のスマホ、タブレットを家族でシェアしながらThe nuraphoneで音楽を聴く場合は、家族それぞれのプロファイルを登録して、切り替えながら使うこともできます。

 

家族が別途作ったプロファイルを自分が聴いてみたらどうなるのかも試してみました。アプリには明らかに形状や色の違うグラフが出来上がりました。このカタチや色が何を表しているのかぜひ知りたいですね。比べて聴いた音については、やはり自分の耳にパーソナライズしたデータの方が中高域がクリアで耳馴染みの良い感じがしました。家族が作ったプロファイルを聴くと、極端にズレている感じはないものの、やはり強調されたり柔らかくなる音域が人によって違うことがわかって、思わず「へえー」と声を上げて関心した次第です。

↑筆者の家族に測定してもらったプロファイル。筆者のものとはグラフが異なっている

 

充実するその他の機能の特徴

The nuraphoneの音質については、パーソナライゼーションありきのヘッドホンだと思うので、そのキャラクターを自分の経験をベースに記述することがいつもより難しく感じるのですが、土台の傾向としてはどちらかと言えば解像度の高さで勝負するよりもエネルギーを前面に押し出すパワフルな音づくりであるように感じました。

 

とにかく色んな機能が豊富に揃っていて、遮音性もかなり高いヘッドホンなのですが、屋外で歩きながら音楽を聴くときにも便利な「ソーシャルモード」はかなり外音が明瞭に聞き取れるようになるので、使えるシーンは色々あると思います。

 

低音ブーストのイマージョンは値を最大値にするとかなり低音が増強されてしまうので、元から低音の成分が濃厚に収録されている音楽を聴く時には“ちょい足し”ぐらいでちょうど良いと思います。スマホでアクション映画を観る時などにおすすめです。

 

タッチセンサーリモコンは感度が非常に鋭いので、ちょっとボタンの表面に触れると反応してしまいます。アプリから左右のシングルタップ/ダブルタップのアクションごとに機能を割り当てることができて、例えば「シングルタップは何もしない」という設定も可能です。左右のダブルタップにボリュームのアップダウンをそれぞれ割り当ててシンプルに使ってみるのも良いかもしれません。ヘッドホン外すと自動的に楽曲再生が一時停止する機能は便利です。

 

日本での正式発売のアナウンスが楽しみ

The nuraphoneは、今年これから流行りそうな「パーソナライゼーション・サウンド」の醍醐味を複雑な設定操作も必要とせず、手軽に楽しめるオーディオ機器です。最先端のガジェットとしても楽しみ甲斐があるアイテムでした。日本ではいつごろ、どれぐらいの価格で販売されるのか、いまから待ち遠しいですね。

 

 

ワイヤレス×ハイレゾ×ノイキャンって多機能にもホドがある! パナソニック「RP-HD600N」の完成度に刮目せよ!

ノイズキャンセリングヘッドホンといえば、ひと昔前はケーブルの途中に大きな電池ボックスがあり、そこに乾電池を入れて使うものが主流だった。歩きながら使うには電池ボックスが邪魔で、さらに乾電池を用意するのもなかなか面倒で、購入してみたものの飛行機に乗るときくらいしか使わなくなった……という人も多いのではないだろうか。しかし近年、電池ボックスも邪魔なケーブルもない次世代のノイズキャンセリングヘッドホンが次々に登場している。今回は、2018年2月にパナソニックが発売した話題のノイズキャンセリング機能付きBluetoothヘッドホン「RP-HD600N」を紹介したい。

↑パナソニック ワイヤレスステレオヘッドホン「RP-HD600N」(マルーンブラウン)

 

まずRP-HD600Nの特徴をサラッと見ていこう。もっとも注目したいのは、同機はワイヤレスヘッドホンでありながらノイズキャンセリング(NC)機能を備えていること。ハウジングの外側と内側の計4つのマイクで周囲の騒音を測定することで、より強力に騒音を抑えることができる。さらに、環境に合わせてNC強度を3段階に調節することも可能だ。なお、NC機能を省いた下位モデル「RP-HD500D」という機種もラインナップされている。NC機能が不要であればHD500Dのほうが価格も手ごろなので、欲しい機能に合わせて選びたい。

 

次に注目したいのが、同機は多彩なBluetoothコーデックに対応していること。特に、ワイヤレスでもハイレゾ相当(※)の高音質が楽しめる「LDAC」と「aptX HD」の2つに両方対応しており、対応するスマホやポータブル音楽プレーヤーと組み合わせれば高音質なワイヤレス再生が実現する。音質よりも利便性が優先されがちなワイヤレス接続時だが、これなら十分に満足のいく音質で音楽を楽しむことができる。

※:Bluetooth接続時はLDAC対応で最大96kHz/24bit再生(有線接続時はハイレゾ再生)

 

最後に押さえるべきポイントはデザイン。カラーはシックな3色を用意しており、スーツ姿に合わせても悪目立ちしない。また、「3Dボールジョイント機構」と「エルゴノミック3Dイヤーパッド」により、長時間装着していても耳が痛くならない快適な装着性を有している。スイーベル機構によりコンパクトな形状にすることができ、ビジネスバッグに入れて持ち運びやすくなっている点も見逃せない。

↑左からブラック、オリーブグリーン、マルーンブラウン

 

モニター調の繊細で素直なサウンド

まずは基本的な性能から詳しくチェックしていこう。筆者は毎日の通勤時にスマホとBluetoothイヤホンで音楽を聴いているので、それに合わせてiPhone SEと組み合わせて音質をチェックしてみた。RP-HD600Nの対応コーデックはSBC、aptX、AAC、aptX HD、LDACとほぼ現行のBluetoothコーデックを網羅しているので、スマホでも音楽プレーヤーでも最適な音質で伝送することができる。

 

RP-HD600Nの音質的なキャラクターは、一言で表現するなら「モニターライクで繊細なサウンド」といえるだろう。パナソニックがハイエンドクラスのヘッドホンに採用している「超多層フィルムMLF(Multi Layer Film)振動板」搭載機に共通する特徴だが、ダイナミックなサウンドを聴かせるというよりは、淡々と高解像度で分析的なサウンドを奏でる印象だ。

↑ハイレゾ再生に対応するMLFを振動板に採用

 

↑ハウジングの内側に玉虫色に光るMLF振動板が見える

 

他社のヘッドホンでは、低音を強調したり、音場を広く感じさせるために響きを付与したり、いわば“音にお化粧を施す”ものも多いが、このRP-HD600Nはとにかくタイトでフラット。低音も高音も強調せず、極めて淡々と鳴らすので、日ごろから個性的な味付けがされたヘッドホンやイヤホンを聴いていると、やや素っ気無く感じる人もいるだろう。このタイトな音色の実現には、新制振構造・制振材料を採用した「制振フレーム」が一役買っていると思われる。

↑新開発の「制振フレーム」

 

音楽のジャンルでいえば、アコースティックで落ち着いた楽曲や、しっとりしたジャズボーカル、室内管弦楽などの小規模なクラシック音楽にマッチする。逆に、勢いやノリを重視するロックや、重低音が重要なダンスミュージック、壮大でダイナミックな音が求められる交響曲などはやや地味に聴こえてしまうかもしれない。

 

ワイヤレスでもここまで高音質に

ここでプレーヤーをiPhone SEからハイレゾポータブル機「AK70 MkII」に変えてみる。同機はaptX HDに対応しているので、RP-HD600Nとの組み合わせならば、高音質なワイヤレス再生が楽しめるのだ。AK70 MkIIとペアリングを行うと、「aptX HDを使用している」というメッセージが表示される。

↑aptX HD対応の「AK70 MkII」とペアリングしたところ

 

aptX HDでハイレゾ音源を再生すると、iPhone SEで聴くのとはあきらかに違ったワンランク上の音質に変化する。これまで感じていた窮屈さのようなものが解消され、音の見晴しがよくなったような印象だ。ワイヤレス接続は音がよくないから……と敬遠していた方でも、きっと満足できるのではないだろうか。

 

さらに同機は付属のケーブルを利用することで有線接続にも対応する。aptX HDやLDACでも十分に高音質で聴けるのだが、AACやSBCに比べるとやはり有線接続のほうが音質的なメリットがあるといえる。外出時にはワイヤレスで軽快に、自宅でゆったり音楽を楽しみたいときには有線接続で、というように使い分けるのもいいだろう。また、有線時は電源オフでも音が聴けるので、バッテリーがなくなったときやバッテリーを節約したいときの対応手段としても使える。もちろん有線接続時にNC機能をオンにすることも可能だ。

 

ノイズキャンセリング機能の効果は絶大

続いて、ノイズキャンセリング(NC)機能を試してみよう。RP-HD600Nは、集音用マイクをハウジングの外側に配置する「フィードフォワード方式」と、ハウジング内側のドライバーユニット側に配置する「フィードバック方式」の両方の方式を採用したハイブリッド方式となっており、強力に騒音を打ち消すことができる。また、前述したとおり、3段階にNC効果の効きめを調節することができるので、航空機のなかや電車での移動中、騒がしいカフェなどシーンに応じて使いわけられるのが特徴だ。

 

NCモードは、本体のボタンを押すたびにモードA(強)→モードB(中)→モードC(弱)と強度を切り替えることができる。オフにしたいときはボタンを長押しすればOK。NCのオン/オフによる音質の変化は小さいので、騒音を感じる環境下では積極的に使っていきたい。

↑NCボタンを押すとモードを変更できる。ボタンには突起があるので装着しながらでも操作可能

 

筆者が通勤で使うJR山手線および地下鉄車内で各モードを試してみたところ、やはりモードAがもっとも強力に騒音を抑えられると感じた。NCをオンにした途端に、電車の走行音が消えノイズレスな空間に瞬間移動したような気分になる。音楽を楽しむのに最適な環境が手軽に実現できるわけだ。ただし、場合によっては耳への圧迫感のようなものも感じられたので、この感じが苦手な人はほかのモードを選ぼう。

 

また、個人的に非常に便利だと感じたのは、音楽再生中に本体の右ハウジングを押さえると、再生音やNC効果を一時的に低くして周囲の音を聴きとりやすくする「ボイススルー機能」だ。日ごろカナル型イヤホンを使っていると、電車内での突発的なアナウンスが聴き取れず、急な停車や発車できない理由などを聞き逃してしまうことがたびたびある。しかしこのRP-HD600Nなら、サッと右ハウジングに触れるだけで、音楽を停止したりヘッドホンを外したりしなくても周囲の音が聞き取れるので、急な車内アナウンスにも瞬時に対応できるのだ。これは、通勤や外回りなど電車での移動が多いユーザーにはありがたい機能だろう。

↑右側のハウジングに触れるだけで「ボイススルー機能」が動作する

 

他社のノイキャンヘッドホンと異なる点は、NCをオンにしていても“人の声”は通すところ。モードAだと遠くから聞こえるような感じになるものの、音楽を停止していると隣の人の会話が聴き取れる。このため電車のアナウンスなどの聞き逃しは減らせるものの、他人の会話も聞こえるので完全な静寂にはならない。電車の走行音や航空機内の邪魔な騒音だけを消す、というコンセプトなのだろうが、他社品のように周囲の音をすべからく絶縁するような効き方ではないので、その点は注意が必要だ。

 

持ち運びしやすく長時間再生も可能

最後にデザイン面や装着性などに言及しておこう。RP-HD600Nは、ダークでマットなカラーリングを採用しており、レザー調のヘッドバンド、イヤーパッドと、いぶした金属のようなメタリックなハウジング部がシックな印象を与える。大人の男性が装着していても変に浮かないシックなデザインだ。スーツ姿にもマッチするだろう。

 

また、頭や耳の形状に合わせてグリグリ動かせる「3Dボールジョイント機構」と、人間工学に基づいて設計された「エルゴノミック3Dイヤーパッド」により、快適な装着性を実現しており、長時間つけていても快適。海外ブランドのヘッドホンなどは、人種による頭の形状の違いからか、長い時間装着していると頭や耳が痛くなるものもあるが、このあたりの装着性のよさはさすがパナソニックだ。

 

本体は使わないときはたたんでおけるスイーベル機構を採用しているので、ビジネスバッグなどにスッと収めることができ、カバンのなかで邪魔になりにくいのもうれしい。さらに、フル充電しておけば最大約20時間(ノイズキャンセリングオン時)のワイヤレス再生が可能なので、1泊2日くらいの出張なら充電せずに使うことができる。往復2時間の通勤でも1週間は余裕で使えるので、週末に充電しておくだけでOKだ。

 

以上の点から、RP-HD600Nは以下のような人にオススメといえる。

・電車や新幹線、飛行機などでの移動が多い人

・カフェやファミレスなどでも集中して仕事や勉強をしたい人

・ワイヤレスでもイイ音で音楽を聴きたい人

・デザインにこだわったシックなヘッドホンが欲しい人

 

多機能でありながらデザイン性も兼ね備えたRP-HD600Nは、こだわりのあるGetNavi世代の男性にぜひ試してもらいたいヘッドホンだ。

 

● Qualcomm aptX is a product of Qualcomm Technologies International, Ltd. Qualcomm is a trademark of Qualcomm Incorporated, registered in the United States and other countries, used with permission. aptX is a trademark of Qualcomm Technologies International, Ltd., registered in the United States and other countries, used with permission.
● LDACおよびLDACロゴはソニー株式会社の商標です。

騒音を低減するNC機能搭載! アンダー6000円のBluetoothヘッドホン「TT-BH040」

SUNVALLEY JAPANは、TaoTronicsブランドのアクティブノイズキャンセリング機能搭載Bluetoothヘッドホン「TT-BH040」を発売しました。価格は5799円。

 

「TT-BH040」は、飛行機、バス、地下鉄、列車などの騒音を効果的に低減するアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。外部のノイズを継続的に測定・比較し、逆位相の信号を発生させることでノイズを打ち消します。

 

さらに、750mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、約2.5時間の充電で、最大30時間の連続再生も可能。もしバッテリーが切れてしまっても、付属のオーディオケーブルを使用すればバッテリー不要で音楽を楽しめます。Bluetooth製品の使用が制限される航空機のなかでも使える機内用の3.5mmオーディオ変換アダプタも付属しています。

 

本体には40mm径のドライバーユニットを備え、パワフルなサウンドを再生します。また、長さ調整をすることなく適切な位置にスムーズに装着することを可能にしたフリーアジャストヘッドバンドや、通気性高い柔らかいクッションを採用した90°回転可能なイヤーカップにより装着感をアップし、長時間のリスニングでも快適な装着を実現しています。

 

6000円以下で購入できるワイヤレスタイプのノイズキャンセリングヘッドホンですので、通勤・通学時や集中したいときの周囲の騒音に悩んでいる方はぜひ試してみて下さい。

通勤通学で使いたい軽量コンパクトなワイヤレスヘッドホン ソニー「WH-CH500」

ソニーは、iPhoneなどで採用されているAACコーデックに対応したBluetoothヘッドホン「WH-CH500」を6月23日に発売します。カラーはブラック、グレー、ブルーの3色を用意し、実売予想価格は7500円前後(税抜)。

 

WH-CH500は、コンパクトで持ち運びやすいオンイヤータイプのワイヤレスヘッドホン。iPhoneなどで採用される高音質なBluetoothコーデックAACに対応しており、ワイヤレスでも劣化の少ない音質で音楽が楽しめます。

 

本体は重量約140gの軽量設計で快適な装着感を実現。カバンなどに収納しやすいスイーベル機構を採用しているので、持ち運びやすく毎日の通勤や通学用としても最適です。

 

耳元のボタンで音楽再生/一時停止などの操作が行えるほか、SiriやGoogleアシスタントを呼び出せるボイスアシスタント機能も備えています。内蔵バッテリーで最大約20時間の音楽再生が可能。充電時間は約4.5時間となっています。

 

ケーブルから解放されたワイヤレスヘッドホンは、一度使うと手放せなくなる便利なアイテム。初めてのワイヤレスヘッドホンとしてWH-CH500を試してみてはいかがでしょうか?

録りおろし音声を45パターン収録! デノンから「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」コラボヘッドホン登場

デノンは、劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」とのコラボレーションにより誕生したヘッドホン「AH-GC20コードギアス 反逆のルルーシュ スペシャルエディション」を完全受注生産で発売します。予約受付は2018年5月25日12:00~8月31日23:59まで。取扱いは、ECサイトの「ebten」ほか、amazon.co.jpやアニメイトオンラインショップとなります。価格は2万9800円。

 

本製品は、デノンのノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドホン「AH-GC20」をベースに、ここでしか聴けないファン必聴のルルーシュ(CV:福山潤)、C.C.(シーツー)(CV:ゆかな)、スザク(CV:櫻井孝宏)による録りおろし音声ガイダンスを収録。Bluetoothやノイズキャンセリング機能のオン/オフ、バッテリー残量などを知らせる音声ガイダンスを、各キャラ15パターン、計45種類収録しています。

【収録ボイス例】

ルルーシュ(CV:福山潤)「ルルーシュだ。よろしく頼む。」、「全力でBluetooth機器を探せ!」

C.C.(CV:ゆかな)「C.C.だ。よろしく」、「一度しか言わないぞ。ありがとう」

スザク(CV:櫻井孝宏)「枢木スザクです。よろしく!」、「残り1時間・・・補給に戻った方がいいな」

 

パッケージイラストは、AH-GC20を装着したルルーシュが描かれたこのコラボレーションのための新規描き下ろしとなっています。さらに、ハンガー部には赤いギアスマークがプリントされており、コラボアイテムならではの特別感を演出しています。なお、音声ガイダンス、パッケージ、ハンガー部以外の仕様は既発売のAH-GC20と共通です。

 

ECサイトebtenでは、限定特典としてAH-GC20を装着したルルーシュが描かれた特別仕様のパッケージイラストを使用したB2タペストリーを同梱。こちらも作品のファンなら見逃せないものとなっています。

 

コラボ作品である劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)」は、 2018年5月26日より公開されます。

 

長年にわたりファンに愛されている人気アニメ作品とのコラボヘッドホンを、ぜひチェックしてみて下さい。

ハイブリッド方式で強力に消音! JBLのノイズキャンセリングヘッドホン「EVEREST ELITE 750NC」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドからアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホン「EVEREST ELITE 750NC(エベレストエリート750エヌシー)」を5月18日に発売します。カラーはガンメタルとシルバーの2色展開で、価格は2万9880円(税別)。

↑ガンメタル(左)、シルバー(右)

 

本製品は、EVEREST ELITEシリーズの最上位となるBluetoothヘッドホン。独自のサウンドテクノロジーにより開発された高性能40mm径ダイナミックドライバーを採用し、ワイドレンジ再生を実現するほか、パワフルで躍動感あふれるJBLサウンドを楽しめます。

 

ノイズキャンセリングの方式には、騒音集音用マイクをハウジング本体外側に配置するフィードフォワード方式と、鼓膜に近いドライバーユニット側に配置するフィードバック方式の両方式を採用した「ハイブリッド方式ノイズキャンセリング」を採用。また、周囲の音の聞こえやすさを調整できる「アンビエントアウェア機能」を搭載しています。アンビエントアウェア機能は、アプリ(My JBL Headphones)からも調整することが可能。

 

さらに、ヘッドホンのハウジング部のボタンを押すと「オートキャリブレーション機能」が作動します。これはひとりひとりの耳の形状をスキャニングし、その形状に応じて自動的に最適な音をセットアップできるので、自分の耳に最適な音で音楽を楽しめます。

 

ワイヤレス音楽再生時間は、約3時間の充電でノイズキャンセリング機能をオンにした場合は最大15時間、ノイズキャンセリング機能をオフにしたワイヤレスモードでは最大20時間の再生が可能。また、バッテリー切れの際も付属のケーブルを接続すれば、ワイヤードヘッドホンとして使用ができるので、旅行や外出時にも最適です。そのほか、電源が入った状態で一定時間操作がない場合に、自動で電源が切れるオートパワーオフ機能を搭載。ハウジング部分にはマイクを内蔵し、高品質なハンズフリー通話もできます。

 

本体は、イヤカップ部分で内側に折りたためる仕様になっており、コンパクトに収納が可能なため持ち運びに便利。また、高品質の専用キャリングケースが付いているので、本体を傷つけることなく安全に持ち歩けます。

 

音の豊かさやリスニングの快適さを追求した「EVEREST ELITE 750NC」で、JBLのフラッグシップモデルが誇るサウンドを体験してみてはいかがでしょうか。

 

“歩きスマホ”はこれで卒業! 音声アシスト搭載でビジネスでもプライベートでも使えるボーズ「QC 35 II」

ボーズから、世界初となる音声アシスタント搭載ヘッドホン「QuietComfort 35 wireless headphones II」(QC 35 II)が登場しました。スマホを操作しなくても、音声だけで今日の予定や天気の読み上げなどに対応します。音質やノイズキャンセリング性能、装着感も高められ、あらゆる点においてプレミアムな1台となっています。

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ボーズ
QuietComfort 35 wireless headphones Ⅱ
実売価格3万9960円

SPEC●連続再生:最大20時間(電池切れしても付属のケーブルを接続してリスニング可能)●急速充電:15分間の充電で2.5時間再生●ケーブル長:音声ケーブル1.2m、充電用USBケーブル30.5cm●サイズ/質量:W170×H180×D81mm/234g

 

2016年に発売されたボーズの「QC 35」は、ワイヤレス&ノイズキャンセリングヘッドホンの定番モデル。そのQC 35が、「Googleアシスタント」搭載の“スマートヘッドホン”に進化しました。天気や予定の確認、音楽配信サービスなどが手軽に利用できますが、本機のメリットは「アクションボタン」を押すだけで使える点。「OK Google」などのウェイクワードが不要でアクセスもスムーズなので、昨今問題視されている「歩きスマホ」を卒業できます。

20180219-i05 (3)↑左のイヤカップにアクションボタンを搭載。これを押せば「OK Google」などのウェイクワードを口にする必要はない

 

↑右側にはマルチファンクションボタンを搭載。iPhoneユーザーならこれを押して Siriを呼び出すことも可能だ↑右側にはマルチファンクションボタンを搭載。iPhoneユーザーならこれを押してSiriを呼び出すことも可能

 

また、音質やノイズキャンセリング、装着感などヘッドホンとしての性能は従来機を踏襲。環境ノイズや、長時間リスニングによる聴き疲れなどからもユーザーを解放してくれるのです。

↑コンパクトに折りたたんで ケースに収納できる。バッグ に入れて持ち歩きやすく、出 張や旅行時もかさばりにくい↑コンパクトに折りたたんでケースに収納できる。バッグに入れて持ち歩きやすく、出張や旅行時もかさばりにくい

 

ビジネスでもプライベートでも頼りになる〝アシスタント〟に

例えばビジネスシーンでは、移動中に音楽を楽しみながら、思い立ったときにスマホに入力していた予定をサッと確認可能。電車の中やオフィスのデスクなど、左イヤカップのアクションボタンを押すだけで予定を読み上げてくれるので、周囲に人がいるなど「OK Google」と声に出しづらい場面でも便利に使えます(事前の設定が必要)。

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プライベートでは、外出前に今日の天気やニュースなどを素早くチェック可能。音声を聴きながら準備ができるので、約束の時間に遅れそうな時でもしっかり情報を確認できますね。

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QC 35 IIなら、ビジネスシーンでもプライベートでも、頼れるアシスタントがいつも耳元にいてくれているような気分に。ボタンを押すだけでアシスタントを呼び出せるのもうれしいですね!

 

QC 35 IIをもっとよく知るための4つのポイント

ここでQC 35 IIの性能をもっとよく知るための4つのポイントを整理しておきましょう。

 

その1.Googleアシスタントにより様々な機能を音声で利用

ウェイクワードは不要ですが、Google Homeなどの「Googleアシスタント」搭載デバイスと機能は共通。アクションボタンを押しながらリクエストすると、音声アシスタントが最適な答えを返してくれます。スマホを取り出すことなく様々な確認が行えるのがメリット。

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【Googleアシスタントで出来ること】

・お気に入りのプレイリストやアーティストの楽曲を再生

・電話を受けたりかけたりする

・リマインダーやイベントの読み上げ

・Googleカレンダーへ新しい予定を追加する

・SMSなど着信メッセージの通知と読み上げ

 

その2.業界最高クラスのノイズキャンセリングを実現

高性能なアクティブノイズキャンセリング機能を備え、音楽の世界に没入できます。ノイズキャンセリングレベルは高/低/オフに設定可能で、環境に応じて使い分けが可能。作業に集中したいときや安眠したいときなどは、音楽を再生せずにノイズキャンセリングだけ利用するのもオススメです。

↑ふかふかのイヤークッションと適度な側圧で、快適なリス ニングを楽しめる。軽量コンパ クトな設計なのもポイント↑本体に搭載するマイクで環境ノイズを検知し、逆位相の音を発して相殺。ボーズが開発したNC技術は進化を続けている

 

その3.軽量かつ上質な素材で快適な装着感

イヤークッションには耳触りの良い低反発フォーム素材を採用し、ヘッドバンドは適度なしなやかさ。長時間のリスニングでも耳が痛くなりにくいのが特徴です。頭部と接する部分には高級車のインテリアにも使われるアルカンタラ素材を用いるなど、質感にもこだわっています。

↑ふかふかのイヤークッションと適度な側圧で、快適なリス ニングを楽しめる。軽量コンパ クトな設計なのもポイント↑ふかふかのイヤークッションと適度な側圧で、快適なリスニングを楽しめる。軽量コンパクトな設計なのもポイント

 

その4.どんな音量でも豊かでクリアなサウンドに

独自開発のイコライザーを搭載し、どの音量でも高域から低域までバランスの取れた高品位なサウンドを楽しめます。静かなオフィスなどで音を小さくするときも、騒音の大きい街中などで音量を上げて聴くときも、同じように豊かでクリアな音質を堪能できます。

↑Bluetooth搭載のワイヤレ ス機だが、有線でもリスニン グ可能。航空機内のエンター テインメントなども楽しめる↑Bluetooth搭載のワイヤレス機だが、有線でもリスニング可能。航空機内のエンターテインメントなども楽しめる

 

QC 35 IIをプロがチェック!!

ここまでQC 35 IIの特徴をチェックしてきましたが、実際の使い勝手や音質はどうなのでしょうか。2人のプロが実機を使って細かいところまでチェックしてみました。

 

良バランスながらも中低域の力強さに富むサウンド(オーディオライター 山本 敦さん)

↑オーディオライター 山本 敦さん

「全体のバランスは整えつつも、中低域の量感、力強さに富んだサウンドが特徴。かといって余計な脚色はなく、長時間でも心地良く楽しめる音質は見事! ノイズキャンセリングは、立ち上げた際の効果が自然で、耳へのプレッシャーが非常に小さい点がうれしいですね」(山本)

 

Googleアシスタントはボタンからの立ち上がりが機敏(GetNavi本誌 オーディオ担当 川内一史)

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「周囲の目を気にしがちな日本人にとって、ウェイクワードの『OKGoogle(ねぇGoogle)』を発すること自体が高いハードル。ボタンひとつで音声アシスタントにアクセスでき、設定した通知を読み上げる本機は、真の意味で“スマート”です。立ち上がりも機敏でした」(川内)

 

プロも認める高性能で高音質なワイヤレスヘッドホンQC 35 IIの実力を、ぜひ店頭で手に取って試してみてはいかがでしょうか?

 

QC 35 II製品情報 https://www.bose.co.jp/ja_jp/products/headphones/over_ear_headphones/quietcomfort-35-wireless-ii.html?mc=26_DD_35_AH_00_GV_GV0001

通勤時間を音楽鑑賞タイムに変える! ハイレゾ/ノイキャン対応のBluetoothヘッドホン「RP-HD600N」

パナソニックは、高音質ワイヤレス伝送に対応したBluetoothヘッドホンを2月22日より発売します。ラインナップは、ノイズキャンセル機能付きの「RP-HD600N」(実売予想価格3万3000円前後)と、ハイレゾ相当の再生が可能な「RP-HD500B」(同2万6000円前後)の2モデル(価格はいずれも税抜)。

↑↑RP-HD600N(左からブラック、オリーブグリーン、マルーンブラウン)

 

↑↑RP-HD500B(ブラックのみ)

 

RP-HD600N/HD500Bは、SBC/AAC/aptXのほか、LDACやaptX HDといった高音質コーデックに対応したBluetoothヘッドホン。対応したプレーヤーと組み合わせることで、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高品位なサウンドを再生できます。

 

2機種の違いは、ノイズキャンセル機能の有無。上位モデルのRP-HD600Nのみノイズキャンセル機能を搭載しており、周囲の騒音状況に応じて3つのモードからノイズキャンセリング強度を選択できます。また、ヘッドホンを装着したままアナウンスや会話に対応できるよう、右側のハウジングに触れるだけで音量が低くなり、ノイズキャンセル機能もオフになる「ボイススルー機能」を搭載しています。

↑右のハウジングにタッチするだけで外の音を録りこめる「ボイススルー機能」を搭載↑右のハウジングにタッチするだけで外の音を取りこめる「ボイススルー機能」を搭載

 

ハイレゾ音源の忠実に再生するHDドライバーには、玉虫色光沢のMLF(Multi Layer Film)を採用。数百層にも積層された超多層フィルムが不要な残響を残さず、高い応答性、広帯域・高解像度再生を実現します。さらに、新開発の「制振フレーム」により不要な振動を抑え、広がりのある音場を実現しています。

↑ハイレゾ再生に対応するMLFを振動板に採用↑ハイレゾ再生に対応するMLFを振動板に採用

 

装着感を高めるために、人間工学に基づき頭や耳の位置にフィットさせる「3Dボールジョイント機構」と「3Dイヤーパッド」を採用。優れた密閉性・遮音性と、快適な着け心地を実現しています。持ち運びに便利なスイーベル&折りたたみ機構も備えています。

 

連続再生時間は、RP-HD600Nが約20時間(ノイズキャンセリングオン時)、RP-HD500Bが約35時間(いずれもSBC再生)。

 

これまでワイヤレスは有線タイプに比べて音質が劣るとされていましたが、最近では高音質なワイヤレス伝送に対応したモデルが続々登場しています。ワイヤレスの快適性を保持しながら、高音質も楽しめるパナソニックのRP-HD600N/HD500Bで、通勤・通学や移動中にハイレゾ再生を楽しんでみてはいかがですか?

 

【SPEC】(RP-HD600N/HD500B共通)
再生周波数帯域:4Hz~40kHz
インピーダンス:38Ω
出力音圧レベル:99dB
最大入力:1000mW

5種5様の個性が光る! 歌手・上野優華が“才色兼備”なワイヤレスヘッドホンのキャラを表現

最新のワイヤレスヘッドホンは、音質だけでなく機能性やデザイン性にも注力した“才色兼備”なモデルが目白押し。そこで今回は、注目の5機種を歌手の上野優華さんに着用して頂きました。各ヘッドホンのデザインやキャラクターを、上野さんが表情や動きで表現。その絶妙な演じ分けをたっぷりご堪能下さい。

 

上野優華さん
2012年にキングレコード主催のボーカルオーディションでグランプリを受賞。2017年4月26日にシングル「友達ごっこ」をリリース、8月2日には同曲を含む15曲を収録した「上野優華 Hi-Res Best Selection」をハイレゾでリリースした。またライブで披露したMr.Children「しるし」のカバーが音源化リクエスト多数につき配信シングルが実現。SNSでも大きな話題を呼び週間 USEN HIT J-POP ランキング1位を獲得した。来年1月17日には待望の2ndフルアルバム「U to You」のリリース、2/4には赤坂BLITZでのワンマンライブが決定している。

 

“やわらかな色合い”がお気に入り

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ソニー
WH-H900N
実売価格2万9110円

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高音質コーデック「LDAC」と、圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップコンバートする「DSEE HX」に対応。3つのノイズキャンセリングモードから、その環境に適したものを自動選択する機能が秀逸です。

 

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「なかなか見ない珍しい色(ホライズングリーン)とシンプルなデザインで、個人的には一番気に入りました。柔らかい色味なので、老若男女問わず使えそうですね」(上野)

 

思わず顔がキリッとなるロックテイスト

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オーディオテクニカ
ATH-WS990BT
実売価格2万6870円

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ノイズキャンセリングONでも最大25時間の連続再生が可能。ノイキャン使用時でも周囲の音を聞けるヒアスルー機能も搭載します。有線接続時にはハイレゾ再生にも対応。

 

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「黒と赤の組み合わせがカッコ良くて、ロックなイメージ。一見すると男性的なデザインですが、着けてみると赤がさりげなくて女性でも似合いそう」(上野)

 

いい音が楽しめそうな“本格派”

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ヤマハ
HPH-W300
実売価格3万20円

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遮音性の高い密閉型のクローズドオーバーイヤーモデル。可動軸を15度傾けた設計のため、耳の位置にフィットしやすく、音漏れも少ない。有線接続時にはハイレゾ音源の再生に対応する。

 

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「スタジオでプロが使うような『本格派』な感じのデザイン。これでワイヤレスっていうのが驚き! こういういかにも“いい音”がします、っていうヘッドホンを電車に乗るときなどに使いたいです」(上野)

 

シャープに研ぎ澄まされたデザイン

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JVC
SOLIDEGE HA-SD70BT
実売価格2万9030円

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独自の圧縮音源復元技術「K2 TECHNOLOGY」により、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質を実現。NFC搭載のため、スマホなどでのペアリングもスムーズに行える。

 

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「メタリックなデザインがシャープな印象で、ファッション性が高いですね。音質にもデザインにもこだわる人、例えば下北沢あたりにいそうな人がつけているイメージ。私自身はあまり下北沢には行ったことないんですけどね(笑)」(上野)

 

元気に飛び跳ねたくなる軽さ

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Beats by Dr. Dre
Beats Studio3 Wireless オーバーイヤーヘッドフォン
実売価格3万7580円

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サウンド出力が常に最適化されるリアルタイムオーディオキャリブレーションと、音切れの少ないClass 1 Bluetoothテクノロジーを採用。ノイズキャンセリング機能や、最長40時間再生できる省電力モードも備える。

 

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「とにかく軽くて疲れにくいですね。私の頭に一番フィットしたかも。街中でよく見かける『b』のデザインもかわいい。ブラックも素敵ですが、私はピンクが好きなので『ポーセリンローズ』もいいなぁと思いました」(上野)

 

上野優華さんがイメージキャラクターをつとめるポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2017 Winter」では、年間のポータブルオーディオNo.1を決める「ポタ-1グランプリ」の大賞発表&受賞式も実施されます。ポタ-1グランプリへの応募は11月30日までとなっておりますので、まだ投票されていない方は、ぜひお気に入りのオーディオアイテムに投票してみて下さい!

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新時代のワイヤレスサウンドを奏でるテスラドライバー搭載のヘッドホン「Aventho Wireless JP」

ティアックは、beyerdynamic初のテスラテクノロジー搭載密閉型Bluetoothヘッドホン「Aventho Wireless JP(アベント ワイヤレス ジェイピー)」を12月上旬に発売します。カラーはブラックとブラウンの2色展開で、価格は6万6960円。

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beyerdynamicは、1924年から続くドイツの老舗ヘッドホンメーカー。同社初のテスラテクノロジーを搭載したBluetoothオンイヤーヘッドホン「Aventho Wireless JP」は、スマホアプリと連携し、個々の聴こえ方に応じたサウンドカスタマイズ機能が特徴です。

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同社の代表的な技術である「テスラテクノロジー」とは、音を生み出すドライバーに強力な磁束密度を持つマグネットを使用することで、重低音から高音域まですぐれた再生能力を実現させるもの。同社のハイエンドモデルである「T1 2nd」やイヤホン「Xelento remote」などにも採用されています。

↑同じくテスラテクノロジーを採用する「T5p 2nd」↑同じくテスラテクノロジーを採用する密閉型ヘッドホン「T5 p 2nd」

 

新たに開発されたサウンドパーソナライゼーションアプリ「MIY(Make it yours)」は、よりハイレベルなリスニング体験ができるbeyerdynamic初のユーザーインターフェースカスタマイズアプリ。「MIY」アプリは個人の聴力を測定、分析し、ユーザーに見合ったサウンドプロファイルを生成。そのプロファイルデータをAventho Wireless JPに転送し、ヘッドホン本体に記憶させることができます(※)。プロファイルを設定後にアプリ側からパーソナルサウンドの効き具合などを調整することも可能。

※:プロファイルの生成は何回でも生成することができ、その際ヘッドホン本体に記憶されたプロファイルデータは最後に生成されたプロファイルデータに書き換えられます

 

また、Tracking機能は、Bluetooth接続時にユーザーのリスニング状況、特に使用時間や音量を計測し、耳に負担をかける長時間の使用や大音量でのリスニングなどの使用状況をリアルタイムで通知。ユーザーの負担を抑えるようサポートします。

 

BluetoothコーデックはQualcomm aptX HDに対応しており、最大48kHz/24bitの情報量を伝送し、ワイヤレス再生とは思えない高い解像度と広いダイナミックレンジでの再生が可能。またaptX HD に対応していない再生デバイスとの接続では、自動的にaptXもしくはAAC、SBCに切り替わります。また、付属の3.5mmステレオミニプラグケーブルを用いて有線での使用時も可能です。

 

本体右側のイヤーカップはタッチパッドになっており、タッチ操作でスマホのコントロールが可能。左側に内蔵されたマイクで音声通話もできます。さらに、バッテリーの消耗やデバイスとの接続状況を知らせてくれる音声ガイドも自動的に作動する仕組みになっています。

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「Aventho Wireless JP」はまさにbeyerdynamicの新たな時代の幕開けとなるテスラテクノロジー搭載のBluetoothオンイヤーヘッドホン。ワイヤレスの限界を超えたその研ぎ澄まされた音質を、ぜひ一度試聴してみて下さい。

 

【SPEC】
形式:ダイナミック・密閉型
周波数特性:10Hz~40kHz
感度:105dB(1mW/500Hz)※有線使用時
インピーダンス:32Ω
許容入力:100mW
付属ケーブル:1.2m着脱式片出しストレート
プラグ:3.5㎜ステレオミニプラグ
Bluetoothのバージョン:Ver.4.2
対応コーデック:aptX HD、aptX、AAC、SBC
電池持続時間:最大20時間まで
充電時間:約2時間
バッテリー容量:1050mAh
質量:238g(ケーブル含まず)
付属品:片出し1.2mストレートケーブル(3.5mmステレオミニプラグ)、充電用USB Type-Cケーブル、専用キャリングケース

最新ワイヤレスヘッドホンを自由に試せる! 渋谷のカフェでオーディオテクニカコラボ実施中

オーディオテクニカは、カフェ内でワイヤレスヘッドホンの試聴体験ができる新プロジェクト「Wireless Journey Projects(ワイヤレスジャーニープロジェクト)」を11月11日よりスタートしました。

 

第1弾となる「J.S. PANCAKE CAFE 渋谷店」では、店内にオーディオテクニカの最新Bluetoothヘッドホン「ATH-WS990BT」や「ATH-WS660BT」、「ATH-S200BT」が設置され、自由に試すことが可能となっているほか、個々にスマートフォンが併設され、Spotifyで音楽ストリーミング再生を楽しむこともできます。

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↑↑中央のカウンターや窓際の席にヘッドホンを設置

 

↑「ATH-WS990BT」などオーディオテクニカのワイヤレスヘッドホンを自由に試すことが可能↑「ATH-WS990BT」などオーディオテクニカのワイヤレスヘッドホンを自由に試すことが可能

 

また、店内には三戸なつめさんが登場するキービジュアルを再現したような、空中に物が浮遊する不思議な空間で写真撮影も楽しめます。

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オーディオテクニカとのコラボ商品として、Wirelessをモチーフにイチゴのホイップクリームで軽さを表現し、チーズケーキとバニラアイス、ベリーのソースを詰めた贅沢な限定パンケーキカップも登場。この限定パンケーキカップを注文すると、コラボアイテムの缶バッジがプレゼントされます(数量限定のため、なくなり次第終了)。

20171111-i01 (7)限定パンケーキカップ(864円)

 

↑イチゴのホイップクリームとパンケーキの下にはアイスがたっぷり詰まっています↑イチゴのホイップクリームとパンケーキの下にはアイスがたっぷり詰まっています

 

店内はカウンター席も多く、コーヒーやパンケーキを味わいながら、ワイヤレスヘッドホンで音楽を楽しんでいる人も多く見られました。渋谷へ立ち寄った際は、ぜひ「J.S.PANCAKE CAFE 渋谷店」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

【コラボ店舗詳細】

<第1弾>
J.S.PANCAKE CAFE 渋谷店
東京都渋谷区神南1-20-17 2F
11月11日(土)~11月19日(日)
営業時間11:00~20:00(L.O.19:30)
店舗詳細 http://pancake.journal-standard.jp/

<第2弾>
NICOTAMA DAYS CAFE
東京都世田谷区玉川2-22-13
11月22日(水)~11月30日(木)
営業時間 [月~金] 7:00~23:00 [土・日] 7:30~23:00
店舗詳細 https://www.tokyugf-ndc.com/

<第3弾>
Roasted coffee laboratory 渋谷神南店
東京都渋谷区神南1-6-3 神南フラッグ 1F
12月1日(金)~12月10日(日)
営業時間 [月~金]9:00 ~20:00 [土・日・祝]11:00~20:00
店舗詳細 http://www.roasted-coffee.jp/

<第4弾>
Glorious Chain Cafe
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti 1F
12月15日(金)~12月24日(日)
営業時間 11:30~23:00(L.O.22:00)
店舗詳細 https://www.diesel.co.jp/cafe/

特設サイトURL:https://www.audio-technica.co.jp/atj/sc/bluetooth/wjp/

ワイヤレスオーディオを身近にする! オーディオテクニカ×カフェのコラボプロジェクトがスタート

オーディオテクニカは、都内のカフェを中心にカフェ内でワイヤレスヘッドホンの試聴体験などができる新プロジェクト「Wireless Journey Projects(ワイヤレスジャーニープロジェクト)」を11月11日より開始します。

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「Wireless Journey Projects」は、ワイヤレスヘッドホンを持つ喜び、ワイヤレスヘッドホンで聴く喜びを多くの人に感じてもらいたいという想いのもと、オーディオテクニカが「ワイヤレスで音楽を楽しむことを」を推進する体験型プロジェクト。新製品ワイヤレスヘッドホンでの試聴体験のほか、オリジナル限定メニューやコラボグッズ、フォトスポットなど様々コンテンツが展開されます。

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第1弾となる「J.S. PANCAKE CAFE 渋谷店」では、Wirelessをモチーフにイチゴのホイップクリームで軽さを表現し、チーズケーキとバニラアイス、ベリーのソースを詰めた贅沢な限定パンケーキカップが登場。この「限定パンケーキカップ」を注文した人に、コラボアイテムの缶バッジがプレゼントされます(数量限定のため、なくなり次第終了)。

↑限定パンケーキカップ(864円)↑限定パンケーキカップ(864円)

 

↑オリジナル缶バッジがプレゼントされます↑オリジナル缶バッジがプレゼントされます

 

また、三戸なつめさんが出演するプロジェクトムービーのワンシーンを再現したフォトスポットが設置され、空中に物が浮遊する不思議な空間で、SNS映えする写真撮影も楽しめます。

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オーディオテクニカの最新製品を試すことができるカフェコラボは、渋谷や二子玉川などで展開されますので、お出かけの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

【コラボ店舗詳細】

<第1弾>
J.S.PANCAKE CAFE 渋谷店
東京都渋谷区神南1-20-17 2F
11月11日(土)~11月19日(日)
営業時間11:00~20:00(L.O.19:30)
店舗詳細 http://pancake.journal-standard.jp/

 

<第2弾>
NICOTAMA DAYS CAFE
東京都世田谷区玉川2-22-13
11月22日(水)~11月30日(木)
営業時間 [月~金] 7:00~23:00 [土・日] 7:30~23:00
店舗詳細 https://www.tokyugf-ndc.com/

 

<第3弾>
Roasted coffee laboratory 渋谷神南店
東京都渋谷区神南1-6-3 神南フラッグ 1F
12月1日(金)~12月10日(日)
営業時間 [月~金]9:00 ~20:00 [土・日・祝]11:00~20:00
店舗詳細 http://www.roasted-coffee.jp/

 

<第4弾>
Glorious Chain Cafe
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti 1F
12月15日(金)~12月24日(日)
営業時間 11:30~23:00(L.O.22:00)
店舗詳細 https://www.diesel.co.jp/cafe/

 

特設サイトURL:https://www.audio-technica.co.jp/atj/sc/bluetooth/wjp/

5分の充電で最大90分間使える! 急速充電対応のワイヤレスヘッドホン「HESH 3 WIRELESS」

Skullcandy Japanは、米国で人気のヘッドホン「HESHシリーズ」から、ワイヤレスヘッドホン「HESH 3 WIRELESS」を11月17日に発売します。カラーはブラック、ブルー、レッドの3色展開で、価格は1万3800円(税別)。

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Hesh3は最大22時間連続再生可能な充電式バッテリーとBluetooth機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。内蔵のデジタルアンプとHESH3用として新たに自社開発した高解像度40mmオーディオドライバーを搭載し、これまでにないクリアーで洗練された音響特性と広がりのある音場空間を再現します。また、内蔵マイクと通話・選曲・音量調節ボタンに加えて、充電残量と端末の接続を音声で案内する機能も装備されており、使いやすさを追求しています。

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本機は上質な素材を使い、便利な折りたたみ設計を採用。複数の関節部分が左右にも回転して、どんな形の頭でも快適にイヤーカップを装着できます。形状記憶素材のイヤークッションは、快適な装着感と外部の騒音を低減する遮音性を両立。また、急速充電機能付きのバッテリーは、5分の充電で最大90分間のワイヤレス再生を可能にします。

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携帯しやすく1日中機能的に使えるよう設計された「HESH 3 WIRELESS」は、米国だけでなく日本でも人気機種になりそうですね。

 

【SPEC】
対応コーデック:SBC
再生時間:約22時間
急速充電対応:10分間充電で4時間使用可能
機能:通話・選曲・音量コントロール機能
付属品:マイクロUSBケーブル(充電用)、3.5㎜オーディオケーブル(1.2m)