日本と海外のカメラはこれからどうなる? ソニーブースに訪れたアジアの写真家たちに聞いてみた

スマートフォンで写真を撮る人が世界中で増えましたが、日本が誇るデジタルカメラはどうなっていくのでしょうか――。3月1日、GetNavi webは世界最大級のカメラの祭典「CP+」でソニーブースに訪れた外国人写真家たちを取材。私たちは彼らにインタビューを行い、日本のカメラをどう見ているのかを調査しました。取材からはミラーレス機の発展に高い期待が寄せられていることがわかってきました。

 

ベトナム

Tuan Ngnyen (ウェディングフォトグラファー)
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CP+に来たのは今回が初めて。Tuanさんは「日本のカメラは世界一」と興奮気味に話してくれました。「毎年、新しい機能や性能を見るたびに、日本のカメラはスゴいと思っています」

 

なぜソニーのカメラを気に入っているのでしょうか。「ソニーはお客様の話をきちんと聞いてくれる」とTuanさんは言います。「ソニーはユーザーのニーズをきちんと把握し、いつも期待に応えてくれます。これは私にとって最高ですよ」

 

日本のカメラには今後もテクノロジーを進化させてほしいと話すTuanさん。カメラのテクノロジーが増えることは、写真家にとっても良いことだと考えています。

 

インドネシア

Fajar Kristiono (ウェディングフォトグラファー)、Benny Lim (ウェディングフォトグラファー)、Daniel Tjongari (風景フォトグラファー)、Glenn Prasetya (ファッションフォトグラファー)

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↑ (右から)Benny Lim氏、Glenn Prasetya氏、Daniel Tjongari 氏

 

CP+は、外国人の写真家にとっても刺激的な場所。インタビューした4人のインドネシアの写真家たちは、口を揃えてカメラの最先端テクノロジーを見に来たと話していました。オートフォーカスやセンサーなど「日本のカメラはテクノロジーという点で1歩先を行っている」とDanielさんは言います。

 

彼らは「α」の性能に大満足しているようですが、特にウェディング写真やファインアートを撮影するプロにとってこのシリーズは良いと話していました。「画像は細部に至るまで美しい」という意見が出ると、全員が同意。

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↑ 一番左がFajar Kristiono氏

 

カメラの今後のトレンドについて尋ねると、4人は「ミラーレスカメラにシフトしている」と話していました。インドネシアではプロの写真家の間でもミラーレスの話題で持ちきりだとか。また、日本でも見られるように、インスタグラムなどソーシャルメディアが普及するにつれて、良い写真を撮りたいと思う人が増えてきているようです。Bennyさんは「みんながミラーレスカメラを欲しがっている」と言います。カメラで撮った写真をスマホに簡単に送れることもその一因のようですね。

 

マレーシア

KL Yeam(デジタルカメラや写真のメディアを持つ出版社「Digital Imaging Publication」のエグゼクティブ・ディレクター)
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KL YeamさんにとってCP+は今回で2回目。「ほぼすべてのカメラ・写真ブランドが集結し、業界を盛り上げようとしている所が素晴らしい」と、このイベントを高く評価しています。イベントの規模も「ちょうど良い」と考えており、ドイツのカメラ見本市のフォトキナと比べて、出展者の質が良いことも注目に値すると話していました。

 

他の写真家と同じように、KL Yeamさんは「未来はミラーレスだ」と言い切ります。最近ではソニーのα9をスポーツイベントの取材で使ったそうですが、その画質や性能――特にサイレント撮影――は「とても良かった」と話していました。さらに、ミラーレスカメラは年々より小さくなっており、バッグのなかでかさばらず、とても持ち運びやすいとも述べていました。これが、マレーシアでミラーレスカメラが人気を伸ばしている理由の1つです。

 

そして、そのなかで一番の人気を誇るのがソニーです。他のカメラメーカーはαシリーズに追いつこうと努力していますが、「マレーシアではソニーのカメラがナンバー1」とKL Yeamさんは断言。「ソニーは他のどのメーカーよりも革新的で創造的です」

 

カメラ業界のゲームチェンジャー

スマホに脅かされている日本のデジタルカメラは、「インスタグラム効果」によってミラーレス機に活路を見出しました。ある調査によると、タイではミラーレスカメラがステータスシンボルを示す「高級品」になりつつあるようです。しかし、このようにカメラ業界の状況を劇的に変えているのは、インスタとソニーなのかもしれません。

 

撮影/我妻慶一

マンフロットが社名変更を発表、CP+のブースには取扱いを開始したロープロ新製品もズラリ!

CP+2018の会場では、マンフロットが最近力を入れているバッグコーナーではデリケートなドローンを運ぶための専用バックパックをはじめ、スタイリッシュなカメラバッグやザックが多数展示。新しく取扱いが始まった「Lowepro」ブランドのバッグにも新製品が多数あり、常に人が絶えない人気のスポットになっていた。

 

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また、初日の3月1日にプレス発表会が行われ、2018年4月1日から社名が変更になると発表された。現在は「マンフロット株式会社」だが、4月からの新名称は「ヴァイテックイメージング株式会社」になる。

 

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こちらはドローンを運搬するためのドローンバックパック「Hover-25」。DJI 社のドローン「Mavic」に対応している。もちろんドローンではなく一眼レフカメラを収納することも可能だ。開いたポケットの中央に見えるのは保温機能の付いたバッテリー保護ケースだ。

 

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2月から取り扱いの始まった「Lowepro(ロープロ)」ブランドのカメラバッグ・ザックも新作が加わった。手頃なサイズから大型バッグ、防水バックパックなど豊富なラインナップで撮影をサポートしてくれる。確かな造りでプロカメラマンに愛好家が多い。

 

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新製品の「Lowepro Matrix+ BP 23L」。14インチのノートパソコンとレンズ2本と一眼ボディ程度のカメラ機材、さらに上着くらいの物が入る中型のカメラザックだ。一見、重い生地素材で製造されているように見えるが、重量は0.97Kgとこのサイズとしてはかなり軽い。もちろん撥水加工はされているので多少の雨なら安心して使える。

 

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マンフロットといえば、ライトスタンドをはじめライティングサポート用の機材が有名だ。こちらのスペースでは、種類が多く付属品パーツが分かりづらいスタジオ機材の相談を受け付けていた。「カメラからストロボを離して撮影したいが、スタンドはどういう物を使ったら良いのか?」といった基本的な相談をはじめ、さまざまなスタジオ機材に関しての質問に回答していた。

 

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マンフロットといえば三脚を忘れてはいけない。コンパクトにたためて軽い三脚として人気の「befree(ビーフリー)」が「befree advanced(アドバンス)」に進化、耐荷重が4Kgから8kgに大幅アップし望遠系のレンズでも安心して使えるようになった。

 

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「befree アドバンス」に付いている雲台。自由雲台だが、水平回転させるパン動作は独立操作ができるのでパノラマ撮影にも対応。自由雲台部分も動く硬さを調節できる。

 

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こちらは「beefree アドバンス」ソニーα7 シリーズ・α9 専用モデル。αのイメージカラー「シナバ―」(オレンジではない)を随所にあしらったデザインが特徴だ。

 

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ジッツオコーナーを見てみよう。

 

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「超望遠撮影に便利!」と最近使う人が増えてきているジンバル機構の雲台だが、これはただジンバル機構を採用しただけではなく、さらにフルード機構も搭載した「ジッツオ GHFG1」。フルード機構のおかげで600mmF4など重量級の超望遠レンズを付けても動きはとても滑らか。それでいてマグネシウム製の本体自重は1.35Kgの軽量級だから驚きだ。

 

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参考出品のジッツオブランドのカメラバッグ「Adventury(アドベンチュリー)」。30Lの容量で400mm F2.8などの超大型レンズにも対応。ジッツオらしい質実剛健なデザインが魅力。

 

〈写真・文〉青柳敏史

【CP+2018/オリンパス】おしゃれミラーレス「OLYMPUS PEN E-PL9」もうすぐ発売! OM-Dシリーズもファームアップで大幅に進化

オリンパスのブースではもうすぐ発売となる「OLYMPUS PEN E-PL9」の体験コーナーや、昆虫写真家の海野和男さんによるセミナーが大人気。2月28日に発表された大幅アップグレードを含む最新ファームウェアを搭載した「OM-D E-M1 Mark II」「OM-D E-M5 Mark II」「PEN-F」にも注目が集まっていた。ファームアップで大幅に進化したOM-Dシリーズはぜひ体感してもらいたい。

 

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3月9日に発売となる「OLYMPUS PEN E-PL9」を実際に触って体験できるコーナーにはたくさんの人だかりができ、おしゃれなミラーレスカメラの強い人気を感じた。BluetoothやWi-Fiで簡単にスマートフォンへ写真を転送できる機能や、さまざまなテイストを表現できるアートフィルター、難しいテクニックも簡単な操作で実現できるアドバンストフォトモードが搭載されており、PENシリーズ最新機は手軽にアーティスティックな写真が楽しめるカメラに仕上がっているようだ。

 

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「OLYMPUS PEN E-PL9」のもう一つの魅力はカラーバリエーション。ホワイト、ブラック、ブラウンの3色で展開しており、もちろん会場では、そのすべて色彩を比べてみることができる。

 

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CP+2018開幕の前日2018年2月28日に「OM-D E-M1 Mark II」のファームアップが発表された。C-AFの機能向上やプロキャプチャモードで撮影できる枚数の増加、また新たに、深度合成機能で使えるレンズに「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」が加わるなど、フラッグシップ機の機能が大幅にアップグレードされることになる。多くのユーザーが訪れて気になる新機能を試していた。

 

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発売されてからかれこれ3年になる「OM-D E-M5 Mark II」にも黒山の人だかり。こちらもファームウェアのアップデートがなされていた。待ちに待った深度合成モードがこのクラスのカメラでも使えることになり、パンフォーカス派にはとても嬉しい。

 

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「OM-D E-M1 Mark II」のファームアップで便利そうだったのが、対角魚眼レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」を超広角レンズのように補正してくれる「フィッシュアイ補正」。

 

20180303_y-koba6 (6)↑フィッシュアイ補正前

 

20180303_y-koba6 (7)↑フィッシュアイ補正後

 

これまでもPC上では補正が可能だが、今回のファームアップによりカメラ内でリアルタイム補正できるようになったため、実際の効果をライブビューで確認しながら撮影できる。会場でぜひ体験してみてもらいたい。

 

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もう一つはマニアックな機能だが、電子シャッター時に問題になる厄介なLED照明のフリッカーをモニターで確認しながら撮影できる「フリッカースキャン」。実際に仕上がりの画像を確認しながらフリッカーが発生しないシャッタースピードを1/50.0~1/7634秒の中から最小刻み0.1の細かさで選ぶことができるモードだ。電子シャッターで撮影すると縞模様が発生するという悩みを抱えている人は、一度体験してみるといいだろう。

 

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OM-Dシリーズの魅力を語るブルーステージと、PENシリーズの魅力を語るホワイトステージ。それぞれでの講演はいつも立ち見がでるほどの盛況で、取材時はちょうど昆虫写真家の海野和男さんによる講演が開催中だった。

 

〈写真・文〉青柳敏史

【CP+2018/リコー】フルサイズ一眼レフ「PENTAX K-1 Mark II」と参考出品レンズの体験コーナーが大人気!

リコーブースでは、2月に発表された「PENTAX K-1 Mark II」と参考出品の35mmフルサイズフォーマット対応単焦点レンズ「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW(仮称)」を実際に試せるカウンターが大人気。また、触ることはできないがAPS-Cフォーマット用の超広角ズームレンズ「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW(仮称)」も参考出品され、こちらにも人だかりができていた。リアルレゾリューションシステムなどで超高解像度化したペンタックスKマウントのカメラに対応できる新レンズからは目が離せない。

 

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カウンターには4月下旬発売予定の「PENTAX K-1 Mark II」がずらりと並んでおり、手に取って操作感などを試すことができる。エンブレム以外の外観は従来機「K-1」とほぼ同じで操作感もほぼ変わらないが、最高ISO819200を誇る高感度性能や5軸5段手ブレ補正、手持ちでも使えるようになったリアルレゾリューションシステムIIなど、その中身は大幅に進化している。

 

また、従来機「PENTAX K-1」にもアップグレードサービスが発表された。こちらはメイン基板を交換し「K-1」を「K-1 Mark II」相当にアップグレードするというサービス、2018年5月21日~2018年9月30日までの期間限定サービスだが、従来機ユーザーをサポートする同社の姿勢はユーザーにとってありがたい。

 

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参考出展の「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW(仮称)」は実際に触って試すことができる。本レンズは、リアルレゾリューションシステムで超高画素化する写真に対応するために、新基準で設計・製作された高画質スターレンズシリーズ初の製品だ。高解像度なレンズに仕上がっているが、ただシャープなだけではなく、ボケ味にもこだわっているという。レンズ構成は焦点距離50mm前後のレンズでよくある逆ガウス形ではなく、前群に補正レンズを持ったガウス形という珍しい形。実際手にしてみると、光学性能を重視しているためか標準50mmレンズにしてはサイズが少し大きいが、妥協のない絵作りを感じさせてくれるレンズだ。

 

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新基準で設計・製作された2代目のスターレンズとなる「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW(仮称)」。APS-Cフォーマットに対応した大口径の超広角レンズだ。

 

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F2.8という明るさを生かして天体写真や暗い場所での風景写真などで使われることを想定しており、任意の位置でピントを固定できるフォーカスクランプ機能や、レンズヒーター(天体撮影時の結露防止用品)を巻くための溝が設けられている。

 

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また、レンズマウントは絞りレバーの付いたKAF3マウントで、初期のAPS-Cフォーマットのカメラにも対応している。

 

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ブース前方の華やかなスペースでは、2017年9月に発売された360°カメラのハイエンドモデル「RICOH THETA V」のデモンストレーションが行われ、人だかりができていた。興味はあってもなかなか体験したことのない方にはぜひ試してみてもらいたい。体験コーナーはVR(バーチャルリアリティ)に対応、視聴者が見ている方向にあわせて音が変化するのも再現できるというシステムを体験することができる。実際に体験してみたが、飛行機が着陸する場面は迫力満点。見る方向を変えるのにあわせて音も変化、まさにその場にいるようなリアリティだった。

 

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360°カメラ「RICOH THETA V」のファームウェアがアップデートされ、OTGケーブルを使うことで本体からUSBメモリーに直接データが転送できるようになった、会場ではデモを体験できる。

 

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THETAの心臓部であるメインプロセッサー「Snapdragon」やレンズ内部など、各パーツのサイズや位置関係がはっきり見られる技術展示。メカファンにはとっても楽しいCP+名物のカットモデル展示だ。

 

〈写真・文〉青柳敏史

【CP+2018/シグマ】Artラインの新製品3本を展示。新広角ズームとカミソリマクロをチェックせよ!

シグマは発表されたばかりのArtライン3本を引っさげてCP+2018に乗り込んできた。展示されている目玉製品は、超広角ズームの「14-24mm F2.8 DG HSM」と「70mm F2.8 DG MACRO」。そして残念ながらケース内展示のみだが、ポートレート向きの単焦点中望遠レンズ「105mm F1.4 DG HSM」だ(いずれも35mmフルサイズ用)。さらに、すでに発売されている単焦点レンズ7本が、ソニーEマウントに対応して発売されたこともあり、興味津々のαユーザーがタッチ&トライコーナーへ押しかけ、思い思いのレンズを手に試写を楽しんでいた。

 

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今年のシグマブースで、まずチェックしたいのは同社をして「究極の大口径ズームレンズ」と言わしめた超広角ズームの「14-24mm F2.8 DG HSM」だろう。精度の高い80mm径クラスの大口径グラスモールド非球面レンズを使用。あえて広角側14mmという焦点距離にこだわって開発されたという。全域F2.8の明るさと、歪曲収差を最小限に抑えた高画質レンズは、ぜひとも実際にブースで確認してほしい。

 

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Artラインの新製品は超広角ズームだけではない。使い勝手のいいArtラインのマクロレンズ「70mm F2.8 DG MACRO」も展示されている。インナーフォーカスを採用し、AFの高速化を図ったほか、コアレスDCモーター採用とアルゴリズムの最適化によって、AF作動も非常にスムーズ。Artラインクオリティのマクロレンズとして「カミソリマクロ」の異名を持つ高画質マクロとのこと。

 

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ケース内展示となったが、シグマが2012年から開発・販売している開放F1.4の大口径単焦点シリーズでは最長焦点距離となる「105mm F1.4 DG HSM」にも注目だ。「BOKEH-MASTER」と銘打たれた解像力とボケ味を、早く実機で試してみたい。

 

ソニーαユーザーには嬉しい展示も。シグママウント、キヤノンEFマウント、ニコンFマウント対応で販売しているArtラインの単焦点レンズ7本が、ソニーEマウント対応として新たに発売されるのだ。対応したのは「135mm F1.8 DG HSM」「85mm F1.4 DG HSM」「50mm F1.4 DG HSM」「35mm F1.4 DG HSM」「24mm F1.4 DG HSM」「20mm F1.4 DG HSM」の7本(すべて35mmフルサイズ用)。タッチ&トライコーナーにはαユーザーが集結。思い思いのレンズを試写している姿が印象的だった。

 

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ブースの奥ではシグマ一眼レフSDシリーズおよび「sd Quattro」シリーズの簡易センサークリーニングサービスを実施している。シグマカメラのユーザーは、ぜひ訪れてみていただきたい。

 

〈写真・文〉水澤 敬

 

【CP+2018/キヤノン】Kissシリーズ初のミラーレスに自動で動くスピードライト、そして“ガチャ”も!

キヤノンブースは、「すべての撮影者へ。ますます楽しく、豊かになるいフォトライフを。」をテーマに新製品のタッチ&トライはもちろん、セミナーやプリント体験などを通じて、写真の面白さを実感できる。新製品は、発表会レポートでもお伝えした「EOS Kiss M」「スピードライト 470EX-AI」など4製品を中心に展示。なかでもスピードライトには、人だかりができていた。

 

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ブースの中央に新製品など、製品のタッチ&トライコーナーを設け、その両サイドにセミナーコーナーを配置。数多くのセミナーで来場者が、長く楽しめるブースになっている。

 

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今回の注目機種の1つ「EOS Kiss M」。“ミラーレス初のKiss” とあって、老若男女問わず、タッチ&トライを楽しむ様子が印象的であった。3月23日発売予定で、オープン価格。キヤノンオンラインショップ直販価格は、EOS Kiss Mボディ単体が73,500円でレンズキットは88,500円。このほかダブルズームキット(111,500円)、ダブルレンズキット(104,500円)、EF-M18-150 IS STMレンズキット(122,500円)も用意される(価格はいずれも税別)。

 

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「EOS Kiss M」は初心者向け機能として「クリエイティブアシスト」がオートモードから素早く呼び出せるように進化した。本機能では、明るさやコントラスト、ボケなど撮影表現に関わる機能をスマホ感覚のタッチ操作で感覚的に調整でき、仕上がりの変化を背面モニターで確認できる。

 

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今回の注目機種「スピードライト 470EX-AI」。自動バウンス機能搭載で、発光部が自動で動く様子に、初級者から上級者まで目を見張っていた。

 

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一度バウンス角が決まると、カメラアングルや縦横を変えても自動で同じ角度で照射される。ポートレートなど、次々とアングルを変えながら撮影するシーンでも安心。

 

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「EOS Kiss X90」は、従来の「EOS Kiss X80」の使いやすさはそのままに、画素数が約1800万画素から約2410万画素にアップ。より解像感の高い写真が撮れるようになった。3月29日発売予定で価格はオープン価格。キヤノンオンラインショップ直販価格は、ボディ単体が54,500円でレンズキットが63,500円となる(いずれも税別)。

 

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「EOS M100」に新色のピンクが登場。数量限定1000台でボディのほか、「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」、オリジナルストラップ&レンズキャップケースを組み合わせた「リミテッドピンクキット」のみの販売。発売は4月上旬予定で、オープン価格。キヤノンオンラインショップ直販価格は69,500円(税別)。

 

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話題急上昇のキヤノン「ガチャ」がCP+会場に登場。ガチャの中身は、タカラトミー社製の超精巧カメラ模型「日本立体カメラ名鑑 Canonミニチュアコレクション」(なんとレンズ着脱なども可能!)やラグビーワールドカップ2019ピンバッジ。

 

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1日先着500名限定でガチャに挑戦。キヤノンマーケティングジャパン公式Facebookページにて2018年2月21日掲載のキャンペーン記事をシェアしてブース内インフォメーションで提示すると、ガチャに1回無料で挑戦できる。

 

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カメラのほか、プリンターやフォトブックも展示。プリンターコーナーでは、SDカードなどにJPEG画像を入れて持参すると、「PIXUS XK70」や「PIXUS XK50」で2Lもしくはスクエアサイズでのプリントサービスが受けられる(1人1枚まで)。

 

〈写真・文〉河野弘道

【CP+2018/タムロン】小型軽量の本格派「70-210mmF4」と、Eマウント用大口径標準ズームに大注目!

タムロンからは、2018年4月2日発売予定の新製品として「70-210mm F/4 Di VC USD」、開発発表の製品として「28-75mm F/2.8 Di III RXD」が登場。会場では、70-210mmのほか同社の現行製品のほとんどがタッチ&トライ可能とあって、ブースに人だかりができていた。このほか、著名写真家のステージなども数多く開催。

 

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今回注目の新製品「70-210mm F/4 Di VC USD」は、開放絞りをF4に抑えることで小型・軽量化を狙った35mmフルサイズ対応モデル。実際同社の大口径タイプ「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」に比べて、600g以上軽く、長さも17mm以上短い。大口径高画質タイプレンズがズシリと重い昨今、これは注目の存在だ。価格も魅力的で、メーカー小売希望価格95,000円(税別)。

 

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「70-210mm F/4 Di VC USD」の重さは850g(ニコン用)と軽く、手ブレ補正VC機能が搭載されているので、軽快なフットワークと取り回しのよい撮影ができる。その一方で別売の三脚座やテレコンバーターなども用意され、三脚を使用しての超望遠撮影も快適に行える本格派の仕上がりだ。

 

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「70-210mm F/4 Di VC USD」の魅力として最大撮影倍率の高さがある。最短撮影距離は0.95mで大口径タイプ「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2」と同様だが、最大撮影倍率は1:3.1(70-200mmは、1:6.1)で70-200mmF4クラスのレンズのなかで最も撮影倍率が高い。これには、焦点距離数値にすればわずか10mmの違いではあるが、この差が望遠撮影の強みに寄与しているという。

 

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「28-75mm F/2.8 Di III RXD」は、ソニーEマウント用の35㎜フルサイズ対応大口径標準ズーム。ワイド側を28mmと控えめにしたことで、小型化と高画質の両立が可能になったという。とはいえ、望遠側は、75mmと一般的な70mmよりも長く、ポートレート撮影などを行うユーザーに配慮したという。このほか、ワイド側での最短距離を0.19m(望遠側は0.39m)とし、広角で寄りきった強いパースペクティブとボケを生かした撮影が可能だ。

 

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「28-75mm F/2.8 Di III RXD」については、まだ知らされている情報は限られているが、会場には同レンズで撮影された製品ポスターが展示されている。写真はF4に絞って撮影されたポートレートだが、極めて解像力が高いようで、肌表面の細かい質感までキッチリ描写されているのが確認できる。モデルさんが気の毒!

 

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タムロンブースではおなじみとなった「クリーニングコーナー」も設置。会場受け付けでの先着順となるが、タムロンレンズを持参すると、10分程度の時間をかけてプロの手で丁寧にクリーニングしてくれる。記者も使用中の同社製レンズをクリーニングしてもらったが、前玉や後玉のほか、マウント面などのヨゴレも丁寧に除去してもらえた。タムロンレンズを愛用しているなら、ぜひ持参してクリーニングしてもらおう!

 

〈写真・文〉河野弘道

【CP+2018/富士フイルム】いちばん人気は「X-H1」! 作品鑑賞と呼ぶにふさわしい贅沢空間「X Gallery」も

人気のXシリーズとチェキシリーズ、プリントサービスまで幅広く展示している富士フイルムブース。来場者の注目は、何といっても新登場のミラーレス一眼「X-H1」。モデル撮影ができる大きなステージで、タッチ&トライができるようになっていた。嬉しいサービスとして、GFX/Xシリーズを無料で貸し出し、みなとみらい近郊を撮影しながら回る体験会フォトウォーク(事前登録制/受付終了)も開催されていた。

 

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シリーズ初のボディ内手ブレ補正機能を搭載した「X-H1」。動画性能を向上させるなど、多くの新機能も搭載されている。

 

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今回は行列を回避するためもありデモ機を多数用意し、ステージでモデル撮影ができるようになっている。

 

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Windows版が発表されたばかりの新RAW現像ソフト「X RAW STUDIO」の体験コーナーも用意。PCとXシリーズカメラを接続し、デジタルカメラの画像処理プロセッサを使用することで様々な映像効果が得られる。

 

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Xシリーズの各カメラに多くのレンズを実際に装着して試せる「XF Lens Bar」。気になっているレンズがある人は、利用価値大のコーナーだ。

 

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ドゥカティのバイクとモデルが用意された「GFX 50S」のタッチ&トライコーナー。

 

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実際に「GFX」で撮影体験ができるほか、スタジオ撮影を想定したティザー撮影のデモも行われていた。

 

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「X-H1」をはじめ、Xシリーズのカメラで撮影された様々な作品がスポットライトの光に浮かび上がる「X Gallery」。作品鑑賞と呼ぶにふさわしい贅沢な空間だ。

 

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X Galleryを出た先には、様々なプリントの楽しみ方を提案する高品質の各種プリントサービス「WALL DECOR」の紹介コーナーが設けられている。

 

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写真の楽しみ方を提案する「WALL DECOR」などのプリントサービスは、2018年5月にスタート予定。

 

〈写真・文〉柴田 誠

【CP+2018/ソニー】最新α7 III タッチ&トライには長蛇の列! 待望のヨンニッパも開発発表

CP+2018開幕直前の2018年2月27日に、フルサイズミラーレスの最新機種「α7 III」を発表したばかりのソニーブース。もちろん、同機種をはじめ、プロユースの「α9」や「α7R III」など、主力のαシリーズがフルラインナップで展示され、タッチ&トライコーナーは長蛇の人だかりと盛況だった。

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今回、隠し球の開発発表として姿を現したのが「FE 400mm F2.8 GM OSS」。αユーザー待望の「ヨンニッパ」がいよいよ登場との報に来場者の関心も高く、ケース内展示ながら思い思い撮影する姿が散見された。展示品は操作部表示などがない試作モデルのようで、アナウンスパネルも「開発発表」のプレートのみ。詳細スペックや発売時期などはまだ謎のままだ。

 

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やはり来場者のお目当ては、発表されたばかりの「α7 III」だ。有効約2420万画素、35mm判フルサイズセンサー搭載のα7シリーズにおけるベーシックモデルだが、AF/AE追随で最高約10コマ/秒という高速連写性能は、もはやプロユースにも対応する高スペック。いち早く操作してみたいという人で行列ができていた。写真は「α7 III」と大光量&連続発光のワイヤレスフラッシュ「HVL-F60RM」。

 

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「α7 III」とともに発表された電波式ワイヤレスフラッシュの「HVL-F60RM」も展示と体験コーナーを設置。コマンダー機能を搭載して最大15台まで連動制御が可能。

 

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もちろんソニーαシリーズのフラッグシップ「α9」も出品。試写スペースは、スポーツパフォーマーの動きを望遠レンズで狙う人でごった返していた。

 

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超小型コンパクトデジカメの「RX0」は、そのさまざまな使い方を提案。面白かったのは、αシリーズのホットシューに「RX0」を取り付け、サブカメラとしてレリーズケーブルで接続することによって異なる2つのコンテンツを同時撮影できる「デュアルカメラ撮影」を提案した。望遠と広角、動画と静止画など、さまざまなコンビネーション撮影への可能性が想像できる。

 

〈写真・文〉水澤 敬

【CP+2018/パナソニック】新レンズ「LEICA DG 50-200mm F2.8-4.0」に注目! LUMIX Gシリーズのラインナップが充実

パナソニックブースでは、2月27日に発表されたばかりのLUMIX Gシリーズ新レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」を展示。マイクロフォーサーズ規格では35mm判換算100-400mmとなる望遠ズームに、来場者の関心が集まっていた。もちろん、同社のミラーレス一眼 LUMIX Gシリーズもフラッグシップ機の「G9 PRO」をはじめ、新製品の「GX7 Mark III」など6機種をラインナップ。ハイエンドからエントリーまで、棲み分けが充実した多様なモデルを展示していた。

 

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今年のパナソニックブースいちばんの目玉は、ズーム全域で美しいボケと高画質を実現した「LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.」。2018年5月24日発売で、メーカー希望小売価格は255,000円(税別)を予定している。特徴は、何といっても手ブレ補正を制御するDual I.S.2に対応した、35mm判換算で400mmという超望遠撮影が可能という点。これ1本でスナップから動物、スポーツ撮影など、あらゆるシーンに対応できるのは大きな強みとなる。

 

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プロユースを想定した「LUMIX G9 PRO」。注目の機能は、やはり空間認識(DFD)AFと人体認識技術(Human Detection)。多くのシーンで高度なAF撮影を可能にしてくれる。

 

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空間認識AFのデモでは、前後に動き続ける人形にピントが追従する実演を展示。パナソニックのAFキーテクノロジーをアピールしていた。

 

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人体認識技術のデモでは、不規則に移動する人形の顔に、常にピントが合っていることを実演。モニター展示に映し出されるAF追従シーンに来場者も驚きの声をあげるシーンも見られた。

 

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主力であるLUMIX Gシリーズの最新機種「LUMIX GX7 Mark III」も展示。同モデルにはボディ5軸とレンズ2軸の「Dual I.S.」が搭載され、ストリートフォト撮影に無類の強さを発揮する。

 

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エントリーモデル「GF10/GF90」の展示は、若い女性を意識した華やかなスペースで行われていた。

 

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新色として登場したホワイト×ローズゴールドのボディは、実際に見ると高級感のあるエレガントなカラーリングとなっている。

 

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パナソニックブースの写真家セミナーには、『CAPA』でもおなじみの写真家・森脇章彦さんが登壇。「LUMIX G9 PRO」やLEICAレンズの魅力とカスタムセッティングについての解説を行っていた。このほか、新美敬子さんやコムロミホさんなども登壇予定なので、興味のある人はぜひパナソニックのCP+専用サイトをチェックしてほしい。

 

〈写真・文〉水澤 敬

【CP+2018/ニコン】人気のD850をメインに主要レンズのタッチ&トライができるニコンブース

今年のニコンブースは新製品の数は少ないものの、人気の「D850」を中心に、ニッコールレンズスタジオと名付けられたタッチ&トライコーナーが充実。レンズ焦点距離やモデル撮影、マクロなど7コーナーが設けられ、シーンに応じて撮影を試せるようになっていた。またNシアターとフォトギャラリーで迫力ある作品が数多く展示されている。ブラックステージとイエローステージの2つのステージで、連日ステージイベントが開催される。新しい映像体験空間 Nシアターも必見!

 

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ブース正面ではニコンの現行カメラとニッコールレンズ、アクセサリーが揃って来場者を迎えてくれる。これだけ揃うと圧巻!

 

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モデル撮影体験コーナーに居並ぶ「D850」とニッコールレンズ。使ってみたいと思っていた大口径レンズを手にしてモデル撮影ができる絶好の機会だ。撮影したデータは持ち帰りができる。

 

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超望遠コーナーでの一番人気は、発売されたばかりの「AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR」。初日の午前中から、早くも順番待ちの列ができていた。

 

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ブース上階に設けられた超望遠レンズと双眼鏡体験コーナー。ブース上空にはターゲットになる鳥の剥製がいるので、超望遠コーナーに立ち寄ったらぜひ探してみてほしい。

 

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リビングシーンを想定したセットでは、広角〜標準系レンズのタッチ&トライができる。

 

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ニッコールレンズの魅力を伝える『私のNIKKOR』3冊が、インフォメーションコーナーで入手できる。ニコンファンなら絶対に手に入れたい小冊子だ。

 

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Nシアターは、写真家が見ていたのと同じ風景を共有できる新しい映像体験空間。三好和義さん、ヨシダナギさん、林典子さん、上田晃司さんと、D850の世界(星野佑佳さん、河野英喜さん、中野耕志さん)のプログラムが用意されている。

 

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ニコンオリジナルグッズでは、ショルダーバッグとトートバッグタイプのカメラバッグ5種が参考出品として展示。Nikon×PORTERの新コラボバッグも展示されている。

 

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高性能のプロテクトフィルター「ARCREST(アルクレスト)」では、小口径の52/58/62mmの3サイズを開発中とのこと。価格、発売日は未定。

 

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2017年に全国7会場で開催されたニコン100周年記念ファンミーティングの様子が、壁面パネルで紹介されていた。

 

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ファンミーティングでも人気を集めていたスペースカメラの特別展示

 

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中野耕志さんと上田晃司さんの、私物の撮影機材を展示するD850×フォトグラファーズギアのコーナー。実際にプロが使用している装備を目にすることができる。

 

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ブース右手に設けられたブラックステージ。ニッコールクラブ顧問の大西みつぐさん、小林紀晴さん、佐藤倫子さん、ハナブサ・リュウさん、三好和義さん(左から)が、クラブの魅力を熱く語っていた。

 

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ブース左手のイエローステージでは、河野英喜さんがポートレート撮影術を実演。3月2日(金)・4日(日)には、ステージ内で佐藤倫子さんによる参加型ポートレート撮影体験も実施。

※各日とも、ニコンブース内インフォメーション窓口にて先着順で参加整理券を配布

 

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ニコンイメージングジャパンの公式キャラクター「ニコンちゃん」と、ニコンブースを案内してくれたニコンイメージングジャパンの馬橋さん。

 

〈写真・文〉柴田 誠