永井豪の画業50周年を記念して、2018年に「キューティーハニー」の新作TVアニメが放送される。過去に幾度も映像化されてきた人気作品だが、ファンからは「変身シーンとか大丈夫なのか?」といった声が上がっている。
出典画像:「Cutie Honey Universe」公式サイトより
お色気満点な「ハニーフラッシュ!」に期待する声
「キューティーハニー」は、「デビルマン」や「マジンガーZ」などと並ぶ、永井豪の代表作の1つ。空中の元素を取り込んであらゆるものを生成できる装置“空中元素固定装置”で変身しながら、スーパーアンドロイドの如月ハニーが犯罪組織「パンサー・クロー」と戦う、という話だった。
1973年には初のアニメ化が実現し、その後も「新・キューティーハニー」「キューティーハニーF」などが続く。さらに「シン・ゴジラ」で話題になった庵野秀明監督も、OVA版の「Re:キューティーハニー」や、実写映画版「キューティーハニー」などを制作。2016年には西内まりや主演で「CUTIE HONEY -TEARS-」が公開された。
そんな「キューティーハニー」が横山彰利監督の元で再びアニメ化され「Cutie Honey Universe」として生まれ変わるのだが、同作は「ハニーフラッシュ!」という掛け声でお馴染みの変身シーンも魅力の1つ。歴代のアニメシリーズでは変身シーンで一度“ほぼ全裸”になるのがお約束になっており、「CUTIE HONEY -TEARS-」でも西内がほぼ全裸になって話題になっている。
そのためファンからは「変身シーンで服が消えるのはしっかり再現してほしい」「変身シーンに規制をかけたらキューティーハニーじゃない」「今のテレビは昔よりも色々と規制が厳しいけど、深夜枠なら出来るはず!」「キューティーハニーの変身はもはや文化。“謎の光”で隠すようなことはしないでほしい」といった声が相次いだ。
現代のテレビで永井豪作品はどこまで再現可能?
「キューティーハニー」以外にも永井豪作品には、「けっこう仮面」や「ハレンチ学園」など過激な描写が人気を博してきた作品が多い。そのためSNSなどでは「Cutie Honey Universe」の発表を受けて、「『けっこう仮面』もTVアニメ化してほしい!」「マジンガーZ、デビルマン、キューティーハニーときたら、次は『ハレンチ学園』をぜひ!」といった声も。“お色気描写をどこまで出来るか”ということに注目が集まっているようだ。
そんな中、12月29日から31日にかけて行われる「コミックマーケット93」にて、「如月ハニーフラッシュ(脱がせる)抱き枕カバー」の販売が決定。「Cutie Honey Universe」のキャラクターデザイン・井関修一がイラストを描き下ろした抱き枕カバーで、「脱衣ver.」のカバーにはほぼ全裸の如月ハニーが描かれている。
コミケで販売される公式の抱き枕カバーには「なかなか攻めてるじゃないか」という声も上がっており、アニメのセクシー描写にも期待できそうだ。