Apple WatchやFitbitのバンド、バクテリアだらけ? ジム通いしている人はコマメに除菌が必要かも

Apple WatchやFitbitなどウェアラブル機器のバンドは、丸1日は着けっぱなしの人も少なくないはず。そうしたバンドを調べてみると、ほとんどが病気を引き起こす可能性あるバクテリア(細菌)に汚染されていたとの研究結果が発表されています。

↑バンドにはバクテリアが大繁殖?

 

これはフロリダ・アトランティック大学の研究チームが、感染症の学術誌「Advances in Infectious Diseases」に発表したものです。研究対象となったのは、ゴムや布、革、プラスチックや金属で作られたApple Watchやその他のウェアラブル用バンド。その目的は、リストバンドの素材と細菌の溜まりやすさの関係を見つけることでした。

 

その結果、全バンドの95%が「何らかの危険な細菌に汚染されている」ことが判明。そのうち最も多いのは黄色ブドウ球菌属で、85%から検出されたとのこと。黄色ブドウ球菌は食中毒の原因となったり、おできやニキビの中にも存在しています。

 

また、肺炎や血液感染などを引き起こす可能性のある緑膿菌が30%も検出。さらに、検査したバンドの60%に大腸菌が含まれていたことも指摘されています。

 

そしてジム通いしている人のバンドには、ブドウ球菌が最も多く付着していたとのこと。そのため、ジムや自宅で激しい運動をした後は、リストバンドを除菌する必要性が強調されています。

 

興味深いのは、バンドの素材別に細菌の付着しやすさも調べられていることです。布>プラスチック>ゴム>皮革>金属の順に細菌数が多かったそうです。

 

このうちプラスチックやゴムが多いのは、「多孔質(多くの穴が開いている)で静電気を帯びた表面が細菌を引き寄せて増殖させる傾向があるため、細菌が集まりやすい理想的な環境」のためだと分析されています。

 

なお、金属バンドが最も少ないのは、運動中に装着している人が少ないためためかもしれません。

 

これらの調査結果から、ウェアラブル機器ユーザーにとっては「(バンド)表面の定期的な消毒の必要性を示しています」との結論が導かれています。

 

もしもApple WatchやFitbitなどのバンドが汚れていないように見えても、小まめに洗った方が衛生的によさそうです。Apple Watch用バンドの洗い方は、こちらの公式サポート文書で案内されています。

 

Source:Scientific Research
via:New York Post,9to5Mac

Fitbitが開発中? 子ども用スマートウォッチの画像がリーク

Google傘下のウェアラブル企業Fitbitが子ども用スマートウォッチの開発に取り組んでいるとの噂は、昨年11月にも報じられていました。それに続き、開発中の試作機らしき写真がネット上に公開されています。

↑Fitbit

 

数か月前のBusiness Insider は「年長の子どもたちがスマートフォンやSNSと健全な関係を築けるようデザインされた」ウェアラブル機器が開発中だと報じていました。その計画名は「プロジェクト・イレブン」(人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』にちなんだもの)であり、発売済みの子ども向けアクティビティ・トラッカー「ace 3」とはかなり違うようです。

 

新たにリークされた写真では、平らな画面と角が丸みを帯びた腕時計が確認できます。実際のディスプレイは見かけよりもずっと小さく、黒いベゼルのため分かりにくくなっている(他のFitbit製品も同様)とのことです。

Image:9to5Google

 

画面の上側にはカメラと思しきものが写っていますが、これは先日のBusiness Insider報道では言及がありませんでした。当時はセルラー(携帯電話通信)とカメラを備えたスマートウォッチが開発中止にされたと述べられていましたが、その機能が持ち越されたようです。

 

デザイン的には、同社のSense/Versaをベースにケース本体を水色として、より厚めにした格好のようです。左側には2つのボタンがあり、それぞれ赤色と黄色。その間にマイクと思われる穴があり、反対側にはスピーカー穴があります。

 

このカラフルさはバンドも共通のようで、Fitbitのロゴもあるようです。ただし「ace 3」のように心拍センサーはなく、Sense/Versaと同じマグネット式充電器を使っているようです。

 

そして時計の電源を入れると、Fitbitのロゴと「Hello!」画面が表示されます。初期設定の画面も確認できますが、どうやらセットアップのプロセスを垣間見ることができるのは、言語ピッカーと、左上に現在のバッテリーパーセント、右側にセルラーバーが表示されるだけです。これはWear OSではなく、Fitbit OSのように見えます。

 

スマートウォッチ単体で通信ができれば、子どもにとってはSNSにアクセスして友達と連絡が取りやすく、親にとっては子どもにスマートフォンを持たせずに済むメリットもあります。こんな時計を待っていた! と喜ぶ家族も少なくなさそうです。

 

Source:9to5Google

オバマ元大統領、ヤケドのおそれで回収騒ぎとなったスマートウォッチを今でも愛用?

バラク・オバマ元大統領は、健康管理に定評あるスマートウォッチ「Fitbit」を愛用していることで知られています。かつて同社の「Surge」(日本未発売)を着けてインタビューを受ける姿が報じられ、Fitbit公式アカウントもそれをアピールしていました

↑Image:CNN

 

その後もFitbitシリーズを乗り換えていたようですが、リコール(自主回収)となったモデル「Ionic」を今でも使っていると指摘されています。

 

このFitbit Ionicは2017年に発売され、日本でも販売されていたモデルです。カラー液晶タッチパネルや3つの物理ボタン、交換可能なバンドやGPS内蔵のほか、スマートフォンからの通知も受けられ、NFCチップ搭載により非接触型決済にも対応。

 

またバッテリーは最大で4日以上持ち、iPhoneとAndroidスマホの両方ともペアリング可能。ちょうど同じ時期の、Apple Watch Series 3と競合する製品でした。

 

しかし、2022年3月にはFitbitが公式にIonicのリコールを発表しています。バッテリーが加熱し、ヤケドをする危険性があるためです。ほかのFitbit製品には影響を及ぼさないとしつつ、返金することが表明されています

 

さてオバマ氏は米国の中間選挙(大統領の任期の「中間」に行われる議会選挙)で民主党候補の応援に駆けつけていますが、そこでFitbit Ionicのスポーツバンドと思しきものを着けているのが確認されました。右側にある2つのボタンがはっきりと見え、純正の文字盤の1つを使っていることも判明しています。

 

米国ではFitbit Ionicのバッテリーが過熱したとの報告が100件、ヤケドの報告が78件あったと公表されており、元大統領もほかのFitbitモデルに乗り換えた方がよさそうです。リコールは米国で販売された100万台と海外での70万台すべてに適用され、日本のユーザーも返金が受けられます。

 

Source:CNN(YouTube)
via:9to5Google

Pixel Watch、実は一部のFibtit機能が使えない? ソフトウェア・アップデート待ちかも

米Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」では、同社が数十億ドルで買収したFitbitの様々な健康管理やフィットネス機能が統合されたことが強調されています。「Help by Google.Health by Fitbit」とキャッチフレーズに謳われているほどです。

↑Image:Google

 

しかし公式サイトを確認すると、一部のFitbit機能がサポートされていないことが明らかにされています。

 

実はGoogleストアにはPixel WatchとFitbit製品を比較するページが用意されています

↑Image:Google

 

それによるとPixel Watchに欠けているFitbit機能は、まず主要ともいえる「エクササイズの自動認識」です。本機能は心拍数測定などの各種センサーを使い、高運動のアクティビティを自動的に検知して記録するしくみ。ウォーキングやランニングなどを始めれば、何の操作もせずに追跡してくれるのです。

 

が、この機能はPixel Watchでは「ナシ」とされています。またFitbit Sense 2やFitbit Versa 4では可能な「水泳のストローク数記録」もサポートされていません。

 

とはいえ、不思議なことに別のページでは「エクササイズの自動認識(Automatic exercise tracking)」を備えていると書かれています。この件につき、米9to5Googleはグーグルに連絡を取っているとのことです。

 

再びFitbit製品との比較ページに戻ると、Pixel Watchは「不規則な心拍リズムの検知」にも対応してないことが確認できます。なお日本向けページでは心電図アプリもないように見えますが、米国向けページでは書かれているため、単に「日本で医療機器としての認可を取ってない」ためと思われます。

 

ほかPixel WatchにないFitbit機能としては、ストレスの通知やガイド付き呼吸セッション、サイレントアラームとスマートアラーム、血中酸素ウェルネスのモニタリング、それに「睡眠プロフィール」等です。

 

これらが欠けたままなのか、それともソフトウェア・アップデートにより後で追加されるのか。どちらかは不明ですが、グーグルがユーザーの「Fitbit並みの豊富な健康・フィットネス機能を使いたい」という願いに応えるよう期待したいところです。

 

Source:9to5Google

Fitbitユーザー、Google アカウントへの移行が2025年までに必須に

米フィットビットは公式サポートページにて、2025年までにFitbit製品のユーザーは「Google アカウント」への移行が必須となると発表しました。

↑Faiz Zaki/Shutterstock.comより

 

2021年にグーグルによる買収が完了した、フィットビット。Fitbitの製品ページでは「Fitbit by Google」のブランド名の表記が始まるなど、グーグルへの統合がちゃくちゃくとすすめられています。

 

Fitbitの説明によると、2023年からFitbitのデバイスや機能の「一部の利用」にGoogleアカウントが必要となり、2025年までにすべてのFitbitアカウントがGoogle アカウントに移行される、とのこと。また2023年からは、Fitbit製品の新しいアカウント作成にもGoogle アカウントが必要となります。

 

一方でユーザーデータの取り扱いがどうなるのかが気になりますが、フィットビットによれば「ユーザーがGoogleアカウントに登録または移行した後も、Fitbitユーザーのヘルス&ウェルネスデータはGoogle Adsのデータから分離され、使用されることはありません」とのこと。Google アカウントへの移行は便利ではあるものの、同社ブランドの存在感はますます小さなものとなりそうです。

 

Source: Fitbit via The Verge

Fitbitがキーワード? Pixel Watchの外箱画像がリーク

米グーグルからの近日のリリースが期待されている新型スマートウォッチ「Pixel Watch」のパッケージとされる画像が、海外掲示板のRedditに掲載されています。

↑Redditから

 

Pixel Watchは円形の文字盤が特徴のスマートウォッチで、すでにそのデザインやカラーラインナップなどの情報が公開されています。またフィットネスブランドのFitbitは、グーグルによる買収が2021年に完了しています。

 

今回Redditに投稿された画像は、ブラックカラーのPixel Watchのもののようです。外箱の形状は正方形に近く、米アップルの「Apple Watch」や韓国サムスンの「Galaxy Watch」の細長い外箱とはデザインが異なります。また、時計のバンドはユーザーが自分で取り付ける方式のようです。

 

箱の右下には、「with fitbit」の表記が存在。このことから、Pixel WatchはFitbitゆずりの豊富なヘルスケア/フィットネス機能を搭載していることが想定されます。また、また、箱の中にはマグネットコネクター付きの充電ケーブルとUSB-Cケーブルも入っています。

 

このように外箱の画像が流出したということは、Pixel Watchは10月6日のリリースと同時に発売されるのかもしれません。近年ますます重視されるようになってきたヘルスケア機能が、Pixel Watchにどのように取り込まれるのかに注目したいものです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

Fitbit Charge 6、Charge 5と外観が似てるかも?

米Fitbitの次期スマートバンド「Charge 6(仮称)」について、その外見が現行モデル「Charge 6」に似ているとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Fitbitより

 

Fitbitの定番スマートバンドとなる「Charge」シリーズですが、現行モデルのCharge 5は心拍数やストレスマネジメント、Suicaによるモバイル支払いなどに対応。さらに先日には、FCC(連邦通信委員会)への登録も発見されています。

 

9to5Googleによれば、Charge 6は曲面ガラスを備えたアルミボディを採用。左右にECG(心電図)読み取り用の光沢のあるストリップがある、と伝えています。

 

現時点でCharge 6の機能に関して判明している情報を少ないのですが、新たな決済システム「Google Wallet」への対応が噂されています。また本体はBluetoothとNFC機能に対応することから、決済サービスへの対応も期待できます。その他にもCharge 6では、高度計の搭載やGPS機能の改善があるかもしれません。

 

最後に9to5Googleは、Charge 6の発売時期はホリデーシーズン(年末)には間に合わないだろうと伝えています。米グーグルの傘下ブランドとして徐々に統合がすすむFitbitですが、今後も尖った製品を投入してほしいものです。

 

Source: 9to5Google

Fitbit Charge 6登場間近? FCCへの登録が発見される

米Fitbitの次期スマートバンド「Charge 6(仮称)」らしき製品がFCC(連邦通信委員会)に登録されたことが、海外テックサイトの9to5Googleにより報じられています。

↑Fitbitより

 

Fitbitが展開する、スリムな本体の「Charge」シリーズ。現行モデルの「Charge 5」では、心拍数やストレスマネジメント、さらにはSuicaでのモバイル支払いにも対応しています。

 

今週にFCCへと登録されたのが確認された「デバイス:FB423」は、BluetoothとNFCによる通信に対応。これにより、Charge 6はこれまでのモバイル支払いだけでなく、Fitbitの新型スマートウォッチ「Sense 2」「Versa 4」で実現(近日中)した「Google Wallet」への対応もあるかもしれません。その他にも、Sense 2で導入された「連続計測可能なEDAセンサー」が追加される可能性があります。

 

グーグルはSense 2とVersa 4、そしてスマートバンド「Inspire 3」を秋のラインナップとして紹介していることから、Charge 6は今冬から来年初頭に投入される可能性もあります。また、もしかすると今回登録されたのはラグジュリーな次期スマートウォッチ「Luxe 2(仮称)」なのかもしれません。

 

グーグル傘下として、ブランドの統合がすすめられているFitbit。しかしスマートバンド業界の大手として、今後も魅力的な製品をリリースし続けてほしいものです。

 

Source: FCC via 9to5Google

Googleへの統合をもっとアピール?「Fitbit by Google」という新たなブランディングが開始

米Fitbitブランドの製品ページにて、「Fitbit by Google」のブランド名表示が始まっていることが、海外テックサイトの9to5Googleにより報告されています。

↑「by Google」が目に入る(画像提供/9to5Google)

 

Fitbitは2007年に創業されたヘルスケア関連のブランドですが、2019年にGoogleが買収を発表。2021年には買収も完了し、Google傘下のブランドになっていました。

 

そしてFitbitは8月24日に新型スマートウォッチ「Sense 2」「Versa 4」を発表したのですが、それにともない両者の製品ページにて、「Fitbit by Google」の表示が始まったのです。

 

現在、Googleは独自スマートウォッチ「Pixel Watch」の投入を準備しており、FitbitのウェブサイトでもPixel Watchを「Help by Google. Health by Fitbit」としてアピールし始めています。

 

今回の「Fitbit by Google」のブランド表示は、同ブランドのGoogleへの統合をより強くアピールするものと言えるでしょう。Fitbitのファンとしては少し寂しさを感じる気もしますが、Googleとのブランド統合により、同社の技術がより活用されることを楽しみにしたいものです。

 

Source: 9to5Google

Fitbitが「Sense 2」と「Versa 4」を正式発表! Googleプラットフォームとの親和性がアップ

米Fitbitが、新型スマートウォッチの「Versa 4」と「Sense 2」を発表しました。Wear OS風の新UIを搭載し、「Google Wallet」の配信も後日に予定されています。

↑新登場した「Versa 4」(左)と「Sense 2」(画像提供/Fitbit)

 

Sense 2とVersa 4は、前モデルの「Sense」と「Versa 3」のデザインをそれぞれ、ほぼ受け継いでいます。OSにはFitbit独自のOSを搭載し、数日間のバッテリー駆動時間とフィットネストラッキングを実現。2モデルの本体デザインが共通しているのに対して、搭載するセンサーが異なっています。

 

Versa 4は歩数トラッキング、心拍数モニタリング、睡眠トラッキング、詳細なSpO2(血中酸素濃度)、トラッキングワークアウトのサポートを提供。一方、Sense 2は、心電図センサーや皮膚電気活動(cEDA)を連続的に測定する新しい「ボディ・レスポンス」センサーを搭載し、一日中ストレスをトラッキングすることが可能です。

 

この2つの前モデルにあった本体サイドのセンサーは、物理的なボタンへと刷新。Sense 2は前世代と比較して10%薄く、15%軽くなっています。

 

搭載OSのインターフェイスは、Wear OSのそれに似たものに。Google Walletには「近日中」に対応予定で、将来的にはGoogle マップのアプリも登場するとのこと。なお、「Google アシスタント」に対応するかどうかはアナウンスされていません。

 

Versa 4の海外価格は229.95ドル(約3万1500円※)からで、Sense 2の海外価格は299.95ドル(約4万1000円)から。製品には「Fitbit Premium」が6か月間無料で付属します。フィットネス向けスマートウォッチとして定番のFitbit製品ですが、さらにGoogleプラットフォームとの親和性が増した印象です。

※1ドル=約136.8円で換算(2022年8月25日現在)

 

Source: Fitbit

最新モデルでは可能性が大! Google ウォレット、Fitbitでも使えるようになる?

米グーグルは今年5月の開発者会議「Google I/O」にてAndroid向けの決済サービス「Google Wallet」(以下「Google ウォレット」)を発表し、ユーザーを新たな体験に移行させています。

↑FitbitとGoogle

 

その機能は、ざっくり言えば「財布の中身をデジタル化する」ということ。Google Payの支払機能を引き継ぎつつ、デビットカードやクレジットカード、搭乗券やイベントチケット、ワクチン接種証明書や運転免許証などを登録できるというものです。

 

この機能(の一部)がついに、フィットネス用スマートウォッチ「Fitbit」シリーズで使えるようになる見通しが明らかとなりました。

 

フィットビット社は独自の決済サービス「Fitbit Pay」を提供中。また同社は2021年にグーグルに買収されており、今のところ親会社と子会社の製品が別々の決済サービスを使っている格好です。

 

その一方でフィットビット社は2つの新型スマートウォッチ「Fitbit Sense 2」と「Versa 4」を準備中だと噂されています。すでに実機とされる写真も何度かリークされており、グーグルのサービスとフィットビット製品がより深く統合されることも期待されています。

 

さて米9to5GoogleがPlay Servicesの最新バージョンを分析したところ、少なくとも一部モデルのフィットビット製品にGoogle ウォレットがやって来る手がかりが発見されました。新たなメニューにはFitbitスマートウォッチに共通の四角いデザインが表示されており、おそらくVersa 4に意識して似せられていると思われます。アプリ内のコードでは、これらの画像が「Fitbit 時計イラスト」と呼ばれているそうです。

↑Image:9to5Google

 

この機能はまだ開発の初期段階にあるようですが、ともあれFitbit PayとGoogle ウォレットが直接ひも付けられることを示しているようです。もっともGoogle ウォレットがFitbit Payを置き換えるのではなく、代わりにGoogle ウォレットがFitbitウォレット(Fitbit Payで使うクレカなどを登録するアプリ)に追加できるようになる模様です。

 

こうした統合のやり方では、搭乗チケットなど非決済カードも登録できるGoogle ウォレット本家ほどの機能がなく、少し物足りない感じもあります。が、これぐらいの緩さであれば、Fitbit Pay対応の古いモデルでもGoogle ウォレットを使えるかもしれず、最新モデルに限定されないメリットがありそうです。

 

Source:9to5Google

Pixel Watchのライバルに? Fitbitの次期スマートウォッチが再びリーク

米フィットビットの次期スマートウォッチ「Sense 2」「Versa 4」の実機とされる画像を、海外テックサイトの9to5Googleが掲載しています。

↑9to5Googleより

 

ヘルスケアブランドのFitbitらしく、さまざまな生体データを計測できる現行モデルの「Sense/Versa 3」。その後継モデルとなるSense 2/Versa 4が開発されていることは以前から報じられており、またVersa 4の実機とされる画像が流出したこともありました。

 

今回公開された実機について、まず上の画像は、上位モデルに相当するであろうSense 2です。その見た目はSenseから大きくは変わっていませんが、本体ベゼルと外周がかなりスッキリとしたデザインになっています。また、本体左側のボタンは物理的に押し下げることができるようです。背面のセンサーはより複雑な形状になっていますが、これが生体センサーなどの機能追加を意味しているのかは、現時点では不明です。

↑9to5Googleより

 

Versa 4の見た目は、Sense 2とほぼ変わりません。また9to5Googleでは、背面の表記からGoogle アシスタントへの対応やいびき検知用のマイク、GPS機能や50mの防水仕様が確認できたとのこと。

 

9to5Googleによれば、Sense 2とVersa 4は夏から秋にかけて、投入されることが予測されます。Fitbitの親会社となるグーグルも独自のスマートウォッチ「Pixel Watch」を同時期に発売する予定ですが、両製品がどのように差別化を図るのかに注目です。

 

Source: 9to5Google

Fitbitの新スマウォ「Versa 4/Sense 2」はこんな姿に?

米Fitbitブランドの新スマートウォッチ「Sense 2/Versa 4(どちらも仮称)」のものとされる本体画像やデザイン変更に関する情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑9to5Googleより

 

米グーグルに買収されたFitbitは現在、スマートウォッチとして「Sense/Versa 3」を販売しています。その見た目はどちらもシンプルなスマートウォッチですが、Senseではストレス管理ツールや皮膚温度センサーが搭載されるなど、上位モデルとして位置づけられています。

 

そして上画像は、9to5Googleが投稿したVersa 4のものとされる画像です。スマートウォッチ本体の基本的なデザインは変わっていますんが、本体右側には新たに物理的なボタンが追加されていることがわかります。このボタンは、上位モデルのSense 3にも搭載されるようです。

 

事前情報によれば、Sense 2/Versa 4は現行モデルとかわらず336×336ドットディスプレイを搭載。OSにはグーグルの「Wear OS」ではなく、独自の「Fitbit OS」を搭載するようです。

 

Sense 2/Versa 4は以前には今年の春の投入が噂されていましたが、5月の記事執筆時点ではまだ製品は発表されていません。スマートウォッチ業界ではグーグルが「Pixel Watch」を投入するのではと噂されていますが、Fitbitのスマートウォッチがどのように独自性を確立するのかに注目があつまります。

 

Source: 9to5Google

ミニオンズデザイン採用で子どもに着けてもらいやすくなった「Fitbit Ace」のスペシャルエディション

Fitbitは6月2日、子供向けアクティビティ&睡眠トラッカー「Fitbit Ace」シリーズの最新モデル「Fitbit Ace 3 スペシャルエディション:ミニオンズ」を発表。価格は1万990円で、日本では近日発売予定となっています。

 

Fitbit Ace 3 スペシャルエディション:ミニオンズは名前の通り、Fitbit Ace 3がミニオンズのデザインになったモデル。エンボス加工を施したミニオンズイエローのアクセサリーバンドや、新しいアニメーション付きの文字盤など、子どもに身に着けてもらいやすい工夫を凝らしています。

 

スペック面は3月に発売されたFitbit Ace 3と同様で、最大8日のバッテリー駆動時間や水深50mまで対応する耐水性能を備えるほか、毎時の運動リマインダーや毎日の目標設定などの動機付け機能を搭載。また、専用アプリからアクティビティや睡眠データなどの確認も可能です。

 

なお、FitbitではFitbit Ace 3 スペシャルエディション:ミニオンズの対象年齢を6歳以上としています。また、ペアレンタルコントロール機能が付いており、子どもが自身のアクティビティを確認したり、アプリ上で友達の認証をしたりする際には、保護者がfitbitのファミリーアカウントを作成する必要があります。

 

子どもの健康状態を常に見守ることができるのは魅力と言えます。小学生の子どもがいる人はチェックしてみてください。

旅行&アウトドアに持って行きたいポータル家電6モデルをフラッシュセールより厳選!

GWも後半戦ですが、まだまだアクティブに楽しみたいもの。旅行やアウトドアで素敵な思い出を残すなら、カメラをはじめとしたポータル家電があると便利です。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は5月1日午前0時~5月7日午前9時59分までの6日間。今回は旅行&アウトドアで使いたいポータル家電を紹介します!

 

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[その1]

登録した人物に自動でピントを合わせる「個人認証」機能が◎

キヤノン
PowerShot SX720 HS

セール価格2万5200円

キヤノンの「PowerShot SX720 HS」は、軽量で小型ながら光学40倍ズームを搭載したコンパクトデジカメ。新レンズの開発により、超望遠でも広角でもズーム全域での高画質化を実現しています。さらにズーム撮影中は「フレーミングアシスト(探索)」が被写体捕捉をサポート。カメラが人物の顔を検出すると顔が一定の大きさに保たれるよう自動でズームしてくれるので、遠くの被写体を見失うこともありません。

 

【ここがポイント】

イチ押しの機能は、登録した人物に自動でピントを合わせる「個人認証」です。よく撮影する人物の「顔」「名前」「誕生日」を事前登録しておくと、カメラがその人を見つけてピントと露出を優先的に設定。年齢や状況に合わせて撮影モードを自動で調整してくれます。

 

[その2]

外出時こそ真価を発揮するタブレット

レノボ
YOGA Tab 3-8 ZA0A0029JP

セール価格1万7880円

レノボの「YOGA Tab 3-8」は、外出時の使用に適したタブレットです。大容量バッテリーによりWebブラウジングや動画の視聴が約20時間利用可能。充電環境のない場所でもバッテリー残量を気にすることなく使用できます。さらにディスプレイサイズは持ち運びしやすい8インチで、約466gの軽量コンパクトボディーを採用。バッグの中でかさばる心配もありません。

 

【ここがポイント】

同商品は先進的なAnyPenテクノロジー対応モデル。一般的な鉛筆や金属製ボールペンなどを使ってタブレットを操作できます。導電性の有無やパネルへの接触面積からタッチを認識するため、外出時などにタブレット専用ペンを持ち運ぶ必要ナシ。ただし金属製のボールペンなどでタブレットを操作する場合は、画面が傷つかないように注意してくださいね。

 

[その3]

“超解像技術”でズームもキレイなデジタルハイビジョンビデオカメラ

パナソニック
デジタルハイビジョンビデオカメラ V360MS

セール価格2万4500円

パナソニックの「V360MS」は、“超解像技術”を搭載したビデオカメラです。超解像技術とは、被写体の特徴を見分けて解像度を向上する技術。遠くで遊んでいる子どもの表情はもちろん、季節に色づく風景なども大きくきめ細やかな映像で記録できます。

 

【ここがポイント】

同商品に搭載された「iAズーム」は90倍の高倍率ズームで撮影が可能。ズーム倍率が光学領域を超えても、ハイビジョン画質の美しさで記録できます。撮影中の映像を自動で水平にしてくれる「傾き補正」機能もうれしいポイント。

 

[その4]

新設計により軽量化に成功したズームレンズ

タムロン
18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008TS)

セール価格2万6280円

タムロンの「B008TS」はデジタル一眼レフ用の高倍率ズームレンズ。従来のレンズから外観デザインをリニューアルし、新たに防汚コートが搭載されています。最前面のレンズには撥水性・撥油性にすぐれたフッ素化合物による防汚コートを採用。ホコリや水滴、手の脂などレンズ表面に付着した汚れをふき取りやすく、メンテナンスが容易です。

 

【ここがポイント】
“手ブレ補正機構”が搭載されている望遠レンズを持つと、ずっしりと重量を感じる人もいますが、「B008TS」は新開発の手ブレ補正機構によって軽量化を実現し、高級感ある外観デザインに仕上げられています。対応マウントはキヤノン用とニコン用。

 

[その5]

どんなシチュエーションでも快適なサウンドを届けてくれるヘッドセット

ソニー
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000X

セール価格2万1020円

Bluetoothに対応したケーブルレスのヘッドセット「WF-1000X」は、最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現しています。ヘッドホンが常に周囲の騒音を分析し、3つのノイズキャンセリングモードの中からその場に適したモードを自動で選択。環境が変わって騒音が変化しても、常に最適な状態でクリアな音を楽しめます。

 

【ここがポイント】

音楽を聴きながら周囲の音も聞ける「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」も搭載。例えば駅や空港などのにぎやかな場所でも、音楽に浸りつつアナウンスに気づくことができます。どんなシチュエーションでも最適な音楽環境を作り出してくれるヘッドセットを、ぜひ体験してみて下さい。

 

[その6]

スリムなデザインのフィットネス用リストバンドで健康管理

Fitbit
Fitbit Alta HR FB408SBKL-CJK

セール価格1万6080円

毎日のアクティビティ、エクササイズ、そして睡眠を記録するFitbitのデバイス。「Fitbit Alta HR」はFitbit史上最もスリムなデザインで、さらに心拍計も搭載されているフィットネス用リストバンドです。一般的なスマートウォッチ同様、着信通知やテキストメッセージ、カレンダー通知などの機能にしっかり対応。またスマートフォンの専用アプリと連動させれば、健康管理機能を通してバランスの取れた生活をサポートしてくれます。

 

【ここがポイント】

搭載された心拍計で一日の心拍数を記録すれば、より正確な消費カロリーの把握が可能。また心拍数をもとに、浅い睡眠・深い睡眠・レム睡眠の時間まで記録してくれるので、睡眠の質を高めるのにも役立ちます。スリムなデザインなので、常に身につけていても邪魔にならないのがうれしいですね。

 

提供:楽天市場

何が違うの、スマートウォッチ!初心者が選ぶべき4選を徹底比較

「スマートウォッチ」という言葉は皆さんご存知でしょうが、どんな商品があるかは分からないという人も多いのでは? 今回はディスプレイをタッチして操作する4種類の代表的なモデルをご紹介。各機の概要と、健康管理という側面にフォーカスして、それぞれの特徴を解説します。

 

おなじみのApple Watch Series 3の実力は?

Apple Watchは、Appleが販売するスマートウォッチ。「watchOS」を採用しており、iPhoneとペアリングして利用します。2014年に初代「Apple Watch」が発表されてから3年以上が経過。いまでは、第3世代に相当する「Apple Watch Series 3」が最新モデルとなります。

 

↑「Apple Watch Series 3」の38mm・Nike+モデル。

 

 

同製品には、LTE通信が可能なモデルも選択でき、iPhoneを大手通信会社で契約している場合、専用のオプションプランを契約すれば、Apple Watch単体でモバイル通信を利用可能。iPhoneの電源を切った状態でも、あるいは屋内にiPhoneを置いて外出してしまった場面でも、ウォッチから電話を掛けられます。Apple Musicのストリーミング再生も可能です。Siriを用いた音声操作もできます。

 

↑Nike+モデルのバンドは通気性に優れており、丸一日装着していても蒸れにくい。ランニングなど、汗をかくワークアウトで活躍する

 

↑背面には光学式の心拍センサーを搭載。リアルタイムに心拍数をチェックできる

 

ケースは38mmと42mmの2種類。ケースおよびバンドも複数の組み合わせを展開しており、素材・種類によって価格が異なります。

 

↑アプリ一覧の画面

 

防水・防塵性能を備えるので、腕時計OKのプールや海水浴場でも使用可能。屋外のランニング中に雨が降ってきても故障を心配せずに使用し続けられます。そのほか、Apple Payが利用できることもメリット。Suicaを登録して、公共交通機関の利用やコンビニの決済に利用できるので、ちょっとした外出やワークアウトの際に、サイフを持ち歩く必要がなくなります。

 

↑ワークアウトの際の画面。ディスプレイサイズはコンパクトながら、文字表示がはっきりと見えるので、視認性もよい。GPSで経路のログも残る

 

運動の測定については、「アクティビティ」と「ワークアウト」の2種類のアプリを標準搭載。前者は日常生活で、どのくらいのカロリーを消費したのかモニターできます。後者はランニングなどの運動中のデータを測定できるアプリです。

 

↑Nike+モデル(38mmケース)では、総重量が50g台前半となる。マラソンなどの長距離を走る場合でも、使い勝手はよい

 

【Apple Watch Series 3(Nike+)の5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★★

拡張性:              ★★★★★

電池持ち:           ★★★★

見やすさ:           ★★★★

運動利用:           ★★★★★

 

【ここが良い】

  • iPhoneとの連携がしやすい&初期設定が分かりやすい
  • 軽くてかつ文字盤も見やすいので運動利用に最適
  • 運動しながらApple Musicを単体でストリーミング再生できる

 

【ここはやや注意】

  • Androidでは利用できない
  • LTEモデルは固定費が発生する
  • 画面がずっと点灯しているわけではない

 

AndroidユーザーならWear OS by Googleを検討しよう

一方、Android搭載のスマホを使っている場合には、「Wear OS by Google(旧Android Wear)」というOSを搭載したスマートウォッチを検討するとよいでしょう。多くのブランドからこうしたデバイスが登場しているので、一概にどれが良いかは判断しかねますが、自身の好きなデザインやブランドで選択するのがよいと思います。ネットで購入する場合には、Wear OS by Googleをサポートしている比較的新しい機種を選びましょう。

 

初期設定時には、Wear OS by Googleアプリからペアリングを行います。実はiOS版の同アプリも存在するので、iPhoneでも利用可能。ただし、このアプリを常に起動していないと接続が途切れますし、利用できる機能は限定されます。

 

↑「Diesel On」。ディスプレイが常に点灯しており、使用時以外にはアンビエント表示に切り替わる。時針らしいデザインというメリットがあるが、バッテリー消費量は多い

 

また、完全に円形のディスプレイを搭載しているモデルがオススメです。比較的古いモデルでは、ディスプレイが円形でも下端に切れ込みが入っていて、デザイン的に美しくありません。

 

本記事では、例として「ディーゼル」ブランドのスマートウォッチ「Diesel On」を取り上げます。

 

↑同モデルのバンドは革製で運動利用には適さない。ケースは防水対応だが、バンドはあまり濡らしたくない

 

 

↑同機のケースには心拍計が付いていない。リアルタイムに心拍数を計測したい場合には、心拍計が搭載された別ブランドのWear OS by Googleを選択したほうがよい

 

同機は、先述のWear OS by Googleを搭載。ディスプレイは完全に丸く、サイドにはリューズのほかに2つのボタンがあります。Wear OS by Googleのスマートウォッチは基本的な構成がほぼ一緒ですが、こうしたボタンの有無は機種によって異なるので、チェックしたいポイントです。

 

また、「OK Google」で音声操作が行えたり、手首をひねって操作するジェスチャー操作も利用できるのも特徴です。

 

↑「Step Goals」アプリから、1日の目標歩数を設定できる(200~30000歩)

 

 

↑Wear OS by Googleでは、筋力トレーニングの回数測定ができる

 

運動利用に関して、Wear OS by Googleでは、「Fitエクササイズ」というアプリが基本となります。ランニングやウォーキングの測定のほか、筋力トレーニングを測定できるのがポイントです。例えば、ベンチプレスやラットプルダウンなどを行った際に、腕の動きを検出して、候補の種目を提示。レップ数も自動で入力してくれます。重さは手動で入力する必要があります。

 

↑ただし、同機は重量が100g近いため、運動利用には向かない

 

 

【Diesel Onの5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★

拡張性:              ★★★★★

電池持ち:           ★★★

見やすさ:           ★★★★★

運動利用:           ★

 

【ここが良い】

  • AndroidでもiPhoneでも利用できる
  • アナログ腕時計に引けをとらないケースの重厚感
  • 非使用時にもディスプレイが省電力で点灯する

 

【ここはやや注意】

  • 重い&心拍計非搭載なので本格的な運動には不向き
  • ディスプレイ常時点灯のためバッテリー消費は早い
  • Wear OS by Googleの初期設定は、初心者にはやや難しい

 

 

 

Galaxyユーザーなら迷わず「Gear S」シリーズを選ぶべし

Androidのなかでも、サムスンのGalaxyシリーズを使っているなら、「Gear S」シリーズがオススメ。同シリーズは「Tizen(タイゼン)」をベースにしたウェアラブルOSを搭載しています。日本で入手できる現状の最新モデルは「Gear S3」で、「Frontier(樹脂バンド)」と「Classic(革バンド)」の2モデルを展開中。

 

ちなみに、Galaxy以外のAndroidや、iPhoneもペアリング可能。前者は「Gear Manager」、後者は「Gear S」アプリを通じて設定します。ただし、Galaxy以外では、一部の機能が利用できません。

 

↑「Gear S3 Frontier」のディスプレイサイズは約1.3インチ

 

最大の特徴は、ベゼルをくるくるっと回して操作できること。まるでダイバーズウォッチを触っているような感覚で、最小限の画面タッチで操作を行えます。ちなみに、右サイドにはバックキー(上)とホームキー(下)という物理ボタンも搭載。

 

↑ベゼルをくるくると回して操作できる。そのため、UIも円を意識したものになっている

 

 

↑Frontierのバンドは樹脂製。ただし、ちょっと脱着しづらい

 

 

↑背面には、光学式の心拍センサーが搭載されているが、LEDの数が少ないため精度は低め

 

 

運動に関しては、目標の歩数を設定できたり、ワークアウト時のデータを記録できたりするなど、基本をしっかり押さえている印象。

 

↑ランニング記録時の画面

 

 

↑心拍ゾーンの推移をグラフで確認できる

 

 

特徴的なのは、スマートウォッチ単体でもデータを後から見返しやすいということでしょう。なお、GPSもサポートするので、経路の情報も保存されます。

 

↑重量は軽くもなく、重すぎもせずといったところ。運動でも利用できるギリギリの範囲。ただし、マラソンなど、長距離走で使うには、不向きだ

 

 

【Gear S3 Frontierの5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★★

拡張性:              ★★★

電池持ち:           ★★★★

見やすさ:           ★★★★★

運動利用:           ★★★★

 

【ここが良い】

  • ベゼルを回す操作感が良い
  • GPSや防水をサポートし、運動測定にも適する
  • ワイヤレス充電用のドッグが付属する

 

【ここはやや注意】

  • 樹脂バンドの着脱がスムーズにしづらい
  • 細かい機能をフル活用するにはGalaxyで使う必要がある
  • マラソンなどの長距離走で使うには少しずっしり感じることも

 

拡張性にこだわらないなら「Fitbit Ionic」もあり

 

最後に紹介するのは、ウェアラブル健康デバイスで有名な「Fitbit(フィットビット)」が展開するスマートウォッチです。従来は、ディスプレイのないアクセサリータイプのデバイスを中心に展開してきましたが、スマートウォッチ黎明期に話題となった「Pebble(ぺブル)」を買収。その技術を取り込み、タッチディスプレイを搭載するスマートウォッチを発売するに至りました。

 

「Fitbit Ionic(フィットビット・アイオニック)」は、そんな同社が発売した新モデル。OSには独自のFitbit OSを採用。カラーディスプレイを搭載していて、タッチ操作が可能です。また、防水性能を備えるほか、本体に音楽を保存しておきワイヤレスイヤホンから再生できるなど、同社のラインナップのなかでは、ハイエンドに相当する仕様となっています。

 

↑「Fitbit Ionic」(写真はスレートブルー&バーントオレンジ)は、スクエア型の角張ったディスプレイがユニーク。バンド表面には凹凸で模様が描かれ、樹脂製だがチープさを感じないデザインになっている

 

ケースの側面には、左側にひとつ、右側にふたつの物理ボタンを備えます。左側のボタンは、ホームボタンのように機能。右上のボタンは短く押すと当日のログを、長く押すと音楽プレイヤーを起動します。右下のボタンは短く押すとエクササイズアプリをクイック起動、長押しすると通知一覧を確認できます。

 

↑バンド(「クラシック」タイプ)は樹脂製で、形状を維持できる程度に堅い。先端にピンがついていて、固定する仕様になっている。内側は滑らかで肌ざわりも良いが、滑らかな表面は汗をかくと蒸れやすい。付け替えも可能

 

 

↑背面には心拍センサーを搭載。GPSも内蔵する

 

 

運動に関しては、「エクササイズ」と「Coach」アプリの2つがメインとなるでしょう。前者はランニングなどの7種目の測定が可能。後者では、3つのワークアウトプログラムを実行できます。

 

↑「Coach」アプリでは、短いアニメーションで運動の解説があり、その後運動するための時間が表示される

 

 

また、ランニングの動作を検知し、自動でランニングモードに移行する機能も備わっています。

 

↑軽量さは4モデルのうち随一。普段使いでも軽やかに使用できるだろう

 

 

ちなみに「Fitbit Pay」機能にも対応していますが、日本ではFitbit Payがまだ使えません。

 

【Fitbit Ionicの5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★

拡張性:              ★★

電池持ち:           ★★★★★

見やすさ:           ★★★★★

運動利用:           ★★★★

 

【ここが良い】

  • スクエア型のユニークかつ見やすいディスプレイ
  • iPhoneでもAndroidでも利用可能
  • 質量が非常に軽い

 

【ここはやや注意】

  • ケースがステンレス製なので肌ざわりはやや冷たい
  • 提携しているアプリは限定的
  • 充電端子(マグネット式)があり充電に少し手間がかかる

 

春はスマートウォッチデビューに最適な季節です。使い慣れれば、どれも面白い端末ですので、自身の環境や目的、好みにあった機種があれば、ぜひ挑戦してみてください。

※本記事の内容は2018年3月時点にレビューした情報を元にしています。ソフトウェアの詳細はアップデートで更新される可能性がありますので、ご留意ください。