約20万円のサムスン最新スマホ「Galaxy S25 Ultra」。1ヶ月かけてAI、カメラ、Sペン、便利機能をみっちりレビュー

サムスン電子ジャパンが2月14日に発売した最新のAndroidスマホ「Galaxy S25 Ultra」のSIMフリーモデルを約1か月使い続けてみました。完成度が一段と増した実力派“AIスマホ”のよかった点、気になった点をレポートします。

↑6.9インチのGalaxy S25 Ultra。チタニウム グレーの256GBモデルを試用しました

 

分割画面表示が可能。高輝度・高精細な6.9インチ大画面が活きる

Galaxy S25 Ultraは約6.9インチのラージサイズなスマホ。3120×1440ピクセル(QHD+)の高精細な有機ELディスプレイを搭載し、ピーク輝度2600nitsという明るい画面がビデオや写真を引き立てます。デフォルトではやや画面の色温度が高めで青みがかっているように感じられましたが、本体設定から「ディスプレイ」に入り「色調を最適化」するメニューをオンにすると、自然でバランスの良い色合いになりました。

 

実際に使用した機能の中では、6.9インチの大画面に2つのアプリを同時に表示できる「分割画面表示」がとても気に入っています。YouTubeでコンテンツを視聴しながら、隣にWebやメール、SNSといった他のアプリを同時に立ち上げることもできます。

↑6.9インチの大型有機ELディスプレイを採用

 

↑本体を横に構えて分割画面表示に。左側でYouTubeを視聴しながら、もう片側でWeb検索やSNSを利用できます

 

頭脳となるプロセッサーはクアルコムの最新鋭モバイル向けSoC「Snapdragon」シリーズを、Galaxyシリーズのためにチューニングした「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」。もともとが高性能なこともあり、滑らかで安定した動作を実現しています。

 

本体質量は218g。2024年発売の6.8インチGalaxy S24 Ultraよりも15g軽くなりました。このサイズにしては片手持ち操作も軽快です。ディスプレイ周囲の黒い縁(ベゼル)も超スリムで、隅々にまで映像表示が広がります。

 

ボディの素材はチタニウム。ディスプレイのカバーガラスはキズに強い最新世代のCorning Gorilla Armor 2です。側面のフレームやバックパネルに指紋の付着が目立ちにくい反面、表面の質感がサラサラしているので、片手でホールドしているとうっかり手もとが滑りそうになります。落としてキズを付けないように、ケースを装着して使うべきスマホだと思いますが、本体の軽さが損なわれないようなケースを見つけたいところです。

↑質感の高いチタニウム合金のフレームを採用。指触りがとても滑らかです

 

ちなみに、生体認証はディスプレイ埋め込みタイプの指紋センサーとフロントカメラによる顔認識です。両方あれば、春の花粉症シーズンにマスクを着けたまま指紋センサーでスムーズに画面ロック解除もできて便利ですね。

 

ショートカット操作で便利に使えるSペンを内蔵

S25シリーズの大型モデルであるUltraは、入力操作やイラストのスケッチなどさまざまな用途に使える専用スタイラス「Sペン」を本体に格納できます。SペンもIP68相当の防塵・防水に対応していますが、これはスマホ本体にペンが収納されている場合に限るので注意しましょう。筆者は長風呂しながら原稿の草案を手書きでまとめられるタブレットやスマホが欲しかったのですが、残念ながらお風呂に入りながらSペンを使うことは推奨されていません。

↑S25 Ultraは本体に専用のスタイラス「Sペン」が収納できます

 

なお、S25 Ultraが内蔵するSペンにはBluetooth機能がありません。S24 UltraのSペンのように、ペンのボタンでカメラアプリのシャッターを遠隔操作する機能は省かれてしまいましたが、その他の機能は健在です。スマホの画面に近づけてSペン側面のボタンをクリックすると、ディスプレイにアプリへのショートカットメニューが呼び出せる「エアコマンド」には、「スケッチアシスト」「翻訳」や「ボイスレコーダー」など、頻繁に使うアプリのショートカットを割り当てておくと便利でした。

 

独自のAIエージェント「Bixby」とGoogle Geminiを比べる

サムスン独自のAIエージェント「Bixby(ビグスビー)」が、Galaxy S25シリーズからついに日本語に対応しました。Samsungアカウントを登録すれば無料で使えるサービスです。スマホに「ビグスビー」と話しかけるか、アプリアイコンをタップして選択、またはサイドボタンの長押し操作から呼び出せます。

↑Galaxy独自のAIエージェント、ビグスビーの日本語対応が2月12日から始まりました

 

S25 Ultraの場合、サイドボタンの操作を「Google Geminiの呼び出し」にも設定できます。筆者が試した限り、Bixbyに「いまおすすめパソコンを教えて」と聞くと「申し訳ありません。最新の情報は取得できません。」という答えが返ってきたり、新しい知識の習得がまだ不十分に感じられたりすることがありました。Geminiに同じ質問を聞くと、私が「パソコンで何をしたいか」「予算は?」など具体的な候補を絞り込むためのヒントを次々に答えてくれます。またGeminiは、例えば「池袋駅周辺でインターネットと電源が使えるカフェを検索して、リストを山本敦にメールして」といった具合に、2つのアプリによる連続操作もシームレスにこなします。

↑Google Geminiは検索したスポーツ観戦のスケジュールをカレンダーに登録したり、Googleアプリを連係して操作したりもできます。筆者はGemini Advancedに登録していますが、今回は「2.0 Flash」で試しました

 

S24 Ultraに続いてSペンによるAIスケッチも可能です。プリインストールされているスケッチアシストアプリなら、手書きのラフなイラストをきれいに清書してくれます。また「ギャラリー」アプリに保存されている写真に、Sペンでラフにスケッチした画も同様に清書します。

↑エアコマンドからスケッチアシストを起動。Sペンで描いた雑なスケッチから雰囲気のあるイラストにAIが生成してくれました

 

↑Sペンで写真データに落書きしたスケッチ

 

↑いい感じのイラストに仕上げてくれます

 

仕事に役立つボイスレコーダーと旅行に欠かせない翻訳

ライターとしては、Galaxyオリジナルのボイスレコーダーアプリを活用する機会が多くありました。独自のGalaxy AIによる文字起こしは、昨年のGalaxy S24でこの機能が使えるようになったときと比べて、さらに精度が上がった手応えがあります。特に日本語の認識精度が高くなりました。複数人数が参加する会話の「話者認識」と「要約」もしっかり日本語対応です。Google Pixelシリーズのボイスレコーダーは英語のみの対応なので、この点では今のところGalaxy S25が勝っています。

 

ただし、録音中に文字起こしの結果がリアルタイムに見られないところがGalaxyのボイスレコーダーの弱点と言えます。終了後にまとめて文字起こしをしますが、およそ30分間の会話の日本語起こしが約3分、1時間の会話は6分でした。言語ごとの辞書ファイルをデバイスにダウンロードしておけば、文字起こしはオフラインでも可能。録音音声と文字起こしのテキストファイルはGoogleドライブなどに保存できます。反対に、ほかのデバイスで録音したファイルをボイスレコーダーアプリに取り込んで文字起こしができるのか試しましたが、このような使い方には対応していないようです。

↑ピンチのときに役立つ翻訳アプリ。デバイスがオフラインでも使えます

 

言語関連の機能では、クイックパネルからアクセスできるリアルタイム通訳もあります。音声入力が求められますが、日本語から外国語への短文の翻訳であれば精度は高く実用的です。オフラインでも使えるので、例えば海外の航空会社を利用する際、客室乗務員の方と「この飛行機は目的地空港の何番ターミナルに到着しますか?」「ワイヤレスイヤホンを片方落としてしまいました」など、困りごとが発生したときに会話ができます。

↑Galaxy AIがユーザーに有用な情報をよいタイミングで知らせてくれる「Now Brief」の機能もあります

 

写真やビデオの手軽なAI加工は今後のトレンドになりそう

メインカメラは前世代から仕様があまり変わっていませんが、超広角カメラの画素数が1200万から5000万にアップしました。Galaxy Sシリーズのカメラは操作性がとてもスムーズなのが特徴です。画面をタップするとズーム倍率が変わるほか、被写体にカメラを近づけると自動的にマクロ撮影に切り替わります。広角カメラは2億画素のイメージセンサーの実力をフルに活かした写真が撮れますが、ファイルサイズが一気に跳ね上がってストレージが逼迫するので要注意です。

↑充実のカメラ機能もGalaxy S25 Ultraの魅力です

 

撮影後の写真・動画はネイティブのギャラリーアプリで閲覧・編集ができます。写真にSペンで直接スケッチを描き込むような使い方はもちろん、動画の気になるノイズを取り除く「オーディオ消しゴム」のようなGalaxy AIが活躍する機能も便利でしょう。高性能なカメラで「撮る」だけでなく、撮影した素材を生成AIの技術で加工して楽しめるスマホはこれからのトレンドになる気がします。

↑動画に収録されてしまったノイズだけをキレイに消すオーディオ消しゴムも便利でした

 

バッテリー容量は5000mAh、連続してビデオを再生できる時間の目安は約31時間。1日中使い倒してもバッテリーがしっかり持つうえ、別売の45W Power Adapterによる急速充電にも対応します。

 

Galaxy S25 Ultraはカメラ、ディスプレイ、Sペン、そしてGalaxy AIに関連する機能も充実する完成度の高いハイエンドモデルです。Samsung.comでは内蔵ストレージが256GBのモデルが19万9800円(税込)と高価なので、気軽に買えるスマホとは言えませんが、少し背伸びをしてでも本当に良質な最新のAIスマホが欲しい方には最重要な選択肢の一つになるはずです。

サムスン「Galaxy Ring」を3週間試用。Apple Watchと比べてどう?

サムスンが2月14日に日本で販売を開始した指輪型のスマートデバイス「Galaxy Ring」を、約3週間に渡って試用しました。ちなみに、筆者はいつも健康管理やワークアウトの記録にApple Watchを活用しています。Apple Watchとの違いについても触れながら、Galaxy Ringの特徴をレポートしてみましょう。

↑サムスンのGalaxy Ringをレビュー。健康トラッカーとしての利便性をApple Watchと比較してみる

 

多くのAndroidスマホに対応するスマートリング

Galaxy Ringは指に装着するフィットネストラッカー、いわゆるスマートリングで、スマホにBluetoothで接続して使います。Galaxyシリーズのプロダクトですが、GalaxyシリーズだけではなくAndroid 11.0以降のスマホに対応しています。iPhoneには非対応なので、残念ながらiPhoneユーザーの方にはおすすめできません。

↑スケルトンデザインのGalaxy Ring専用充電ケース。USB-Cケーブルで充電する

 

今回筆者は、Google Pixel 9 ProをGalaxy Ringにペアリングして試しました。Galaxyシリーズのスマホを組み合わせた場合は、Galaxy Ringを装着した指と親指をダブルタップするフィンガージェスチャーで、スマホのカメラシャッター、時計アプリのアラームがリモート操作できます。今の時点では、それ以外に大きな違いはありません。Android 11.0以降のスマホユーザーはGalaxy Ringの購入を検討してもOKでしょう。

 

筆者は11種類ある本体サイズの中から「9」を選んで試用しました。人さし指に装着しようと思っていたので、少し太めのサイズにしています。カラーバリエーションはチタニウムブラックです。なお、ほかにチタニウムシルバーとチタニウムゴールドを加えた3色展開で、ブラックとシルバーの仕上げはマットフィニッシュ仕上げになっています。

↑筆者はチタニウムブラックのGalaxy Ringを使用した。サイズは「9」。リングはなめらかな凹みのあるデザイン

 

Galaxy Ringは本体の素材を軽量チタニウムとしているので、重量約2.3グラムと軽量です。筆者は結婚指輪のほかにファッションアクセサリーとして指輪を着ける習慣がないので、ほかのファッション系リングと比較した時の大きさや重さは分かりませんが、Galaxy Ringの着け心地はとても快適だと思います。

 

リングのタテ幅が約7ミリ、厚みは約2.6ミリあるので「装着していることをうっかり忘れる」ようなことはないはずです。存在感はしっかりある反面、手をグーの形にしても痛くない程度の薄さに収まっており、睡眠中に着けていても苦に感じないことが魅力的です。この点はスマートウォッチに比べていいところだと思います。

 

スマートウォッチのように毎日充電不要。最長7日間のバッテリー持ち

本体は比較的深い水中にも身に着けたまま潜れる10気圧防水です。キッチン仕事の間に付着した洗剤も洗い流せば清潔に保てますし、故障の原因にはならないと思います。試用期間は約3週間でしたが、確認したところリングの表面に細かなキズが付くこともありませんでした。

 

注意点としては、本機に限らずスマートリングは今までにないタイプのデバイスなので、装着当初は紛失の可能性が考えられます。「Galaxy Ringのある生活」に慣れれば防げるケアレスミスだと思いますが、一応そういった場合のため、Galaxy Wearアプリから探索できる「リングリモート追跡」の機能が用意されていることは覚えておいていいでしょう。ただし、この機能はリング内側のLEDライトを強く点滅させるだけのもの。仮にリングがズボンのポケットの中にあったりするともうお手上げです。振動やビープ音などで場所を知らせてくれる機能もほしいと思いました。

↑スマホから「リングリモート追跡」を起動すると、リング内側センサー部分のLEDライトが発光する

 

バッテリーに関しては、Apple Watchのように本体に“電池食いのディスプレイ”を持っていないため、1度のフル充電から最長7日間も連続して使えます。ほぼ毎日充電が必要になるスマートウォッチに比べて優れているポイントです。筆者はGalaxy Ringを数日ごとにチャージしていたので、バッテリー切れになることはありませんでした。もし正確なバッテリー残量を知りたければ、Galaxy Wearアプリからパーセンテージで数値を確認できます。本機専用の充電ケースを使わないとチャージできないことが手間といえばそうですが、仮に数日間の旅行であっても、出かける前に満充電にしておくことで充電ケースを持たずに外出できるでしょう。

 

毎日の「エナジースコア」を計測してくれる機能が便利

Galaxy Ringには加速度センサーと光学式心拍センサー、そして指の皮膚温度を計測するセンサーが内蔵されています。ユーザーのヘルストラッキングに使う「Samsung Health」アプリと、デバイスの設定とカスタマイズを行うための「Galaxy Wear」アプリをAndroidスマホに入れて、クラウドのSamsungアカウントに記録されるデータから自身の健康状態をチェックします。

↑内側に加速度センサーと光学式心拍センサー、指の皮膚温度を計測するセンサーを搭載

 

デバイスが記録するデータを元に、大きく3種類のヘルストラッキング情報をそれぞれのアプリから参照できます。

 

ひとつは「エナジースコア」という情報で、Galaxy AIを使って睡眠パターンやアクティビティ、心拍の変遷を総合的に分析してリングが採点してくれるデータです。Google Pixel Watch 3がユーザーの身体の回復状況をスコア化してくれる「今日のエナジー」という機能によく似ていると思います。そしてふたつめが「睡眠」トラッキング、3つめが「心拍数」です。

 

それぞれのトラッキングデータの数値とグラフの画面には、Galaxy WearとSamsung Healthどちらのアプリからでもたどり着けます。

 

余談ですが、Apple WatchにはwatchOS 11から「バイタル」というアプリが追加されました。ウォッチを装着して眠ると、翌朝に心拍数、呼吸数、手首皮膚温、血中酸素ウェルネスと睡眠時間の健康指標をバイタル値として知らせてくれます。Apple Watchの場合はバイタル値のスコアが「通常」と「異常値」の2種類だけであるのに対して、Galaxy Ringが計測して示してくれるエナジースコアは4段階に細かく分かれています。

 

また、アプリの画面から確認できるデータも多岐に渡っています。計測できるデータの種類はApple Watchの方が豊富かもしれませんが、Galaxy Ringはヘルストラッキングの基本的なデータをコンパクトに、見やすく整理していると言えそうです。そのため、健康管理のためのスマートデバイスを初めて使う方には馴染みやすいかもしれません。

 

Apple Watch Series 10とGalaxy Ringの両方を身に着けて眠った翌朝、計測されたデータを比べてみました。睡眠時の心拍数変動、呼吸数などのデータはほぼ一致しています。両方のデバイスで同時に図った「現在の心拍数」もだいたい同じです。1日歩いて計測した歩数も誤差は300歩前後の範囲でした。計測の性能に大きな差はないと思います。

↑スマートフォンに表示しているのがGalaxy Ringが計測している心拍数。Apple Watchの計測値とほぼ一致していた

 

↑左がGalaxy Ring、右がApple Watch Series 10の計測値。歩数計の数値もほぼ一緒

 

Galaxy Ringのワークアウト計測は、歩数や活動時間、活動カロリーなどを調べつつ「エナジースコア」を参照する使い方が基本です。どちらかと言えばハードに運動したくなるモチベーションが高まるというよりも、日ごろから自分の健康状態を可視化して管理するためのワークアウト計測という印象を受けました。より積極的に心肺機能の変化を見ながらトレーニングしたり、筋力増強やストイックなワークアウトに没入するのであれば、デバイスの画面上で心拍数や活動量のリアルタイムな変化が見られるApple Watchのようなスマートウォッチが適しているでしょう。

↑Samsung Health、Galaxy Wearのアプリから「エナジースコア」が参照できる

 

価格は6万円。価値はあるが「Ringにしかできないこと」が増えてほしい

筆者は約3週間前にGalaxy Ringを装着した時に「え、けっこういいじゃん!」と直感的に気に入りました。今もその感動は色あせていないし、これからも長く使ってみたいと感じています。特に、現時点でヘルストラッキングやワークアウト計測をやっていない人にとっては「よし、Galaxy Ringからスタートしよう」と奮い立つだけの価値はあるでしょう。

 

一方で、本機の価格が6万円を超えていることを考えれば、導入には少々高めのハードルがあるとも言えます。加えて、Galaxy Ringでできることは大半がApple Watchで実現できていることでもあるわけです。既にApple Watchのようなスマートウォッチに慣れて、長く使っている人が「両方着ける」かと言われると難しいところではないでしょうか。

↑Androidスマホと好相性なGalaxy Ring。これからどんなスマートデバイスに成長していくか楽しみ

 

逆に言えば、これから「Galaxy Ringにしかできないこと」が増えてくると、6万円出して買う価値は大いにありそうです。スマートリング自体はApple Watchとの2台持ちも自然にできるデバイスですし、突破口になるのはフィンガージェスチャーだったり、Galaxy Ringに対応するサードパーティのデベロッパによる面白いアプリなのかもしれません。Galaxyのスマホとペアリングして使うのであればGalaxy AIと連携して、Sペンの代わりにGalaxy Ringを着けた手で「ハンドジェスチャーを使って画を描く」なんてことも、いつかは実現できそうです。いっそiPhoneとの連携にも対応する、なんてことがあれば嬉しい人も多いのではないかと思います。

 

サムスンがこれからGalaxy Ringをどんなデバイスに育てていくのか、とても楽しみです。

 

サムスン、低価格スマホにもAI機能を搭載。 アップデートも最大6年間保証

サムスンは低価格の新型スマートフォン「Galaxy A56」「Galaxy A36」および「Galaxy A26」を発表し、AI機能「Awesome Intelligence」を搭載しました。高価なフラッグシップ機Galaxy S25シリーズのように、AIによる画像編集機能などが利用できます。

↑Image:Samsung。お手頃価格のスマホでもAI機能が使いやすくなるのは嬉しいですね

 

その1つである「Best Face」(A56限定)は、最大5人の表情を差し替えられるAIツールです。 誰かが撮影中に瞬きしたり目をそらしたりした場合に、ベストの表情に変更できます。これはGoogle PixelスマホやGalaxy S25シリーズに搭載された「ベストテイク」と似た機能です。

↑Image:Samsung

 

さらに「細かく洗練された」オブジェクト消去機能(いわゆる消しゴムマジック)や写真フィルターもあるほか、画面上で文字や画像を囲むだけで検索できる「かこって検索」機能もあり

 

また、これら新型Galaxyスマホには、最大6年間のAndroid OSとセキュリティのアップデートも保証。これは、サムスンが前世代のモデルに提供していた期間よりも長くなっています。

 

新たなAI機能に加えて、3モデルともハードウェアが改良されています。背面カメラを囲むデザインは楕円形になったことに加え、すべてに最大120Hz対応の6.7インチディスプレイを搭載。前モデルA55とA35の画面サイズは6.6インチ、A25は6.5インチでした。

 

そしてGalaxy A56には12MPの超広角カメラ、50MPのメインカメラ、5MPのマクロカメラ、12MPの自撮りカメラ(A55では32MP)を搭載。さらにExynos 1580チップを搭載し、A55のExynos 1480よりも強力となっています。

 

最も高価なGalaxy A56は米国で499ドル(約7万5000円)、A36は399ドル(約6万円)、A26は299ドル(約4万5000円)とのこと。今後は、こうしたお手頃価格スマホでもAI機能が使える動きが広まりそうです。

 

Source:Samsung
via:The Verge

実売約3万円でも大画面・ロングバッテリー!「Samsung Galaxy A25 5G」

 

サムスン電子ジャパンは2月27日、同社製スマートフォンの最新エントリーモデル「Galaxy A25 5Gを販売開始しました。

 

記事のポイント
エントリースマートフォン「Galaxy Aシリーズ」の最新モデル。6.7インチの大画面かつ5000mAhの大容量バッテリーと、エントリークラスながら魅力的なスペックを採用しています。とりあえずメールやメッセージアプリが使えればいいという人なら、このスペックで十分満足できるのではないでしょうか。

 

エントリークラスながら6.7インチの大画面。シリーズとして初めてデュアルカメラ構成を採用しており(約5000万画素のメイン広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ)、接写撮影能力にも優れています。

 

メモリ容量は4GB、ストレージは約64GB。バッテリー容量は5000mAhと大容量で、充電中のバッテリー負担を軽減する「バッテリーの保護」や「省電力モード」なども利用可能。IP68の防水・防塵にも対応しています。

 

筐体サイズは幅77.7×奥行8.5×高さ167.7mm、重量は約210g。カラーはライトブルー・ブルー・ブラックの3色展開です。

 

Samsung
Galaxy A25 5G
販売価格:2万9900円

サムスンのスマートリングが日本上陸! 指で手軽に毎日の健康管理「Samsung Galaxy Ring」

サムスン電子ジャパンは、スマートリング「Samsung Galaxy Ring」を2月14日から販売開始します。

記事のポイント

「Galaxy」シリーズのスマートフォンと連携してヘルスデータを計測できるスマートリングです。「Android 11.0以降かつ1.5GB以上のメモリを持つSamsung Galaxyスマートフォン」を所持している必要があるものの、スマートウォッチほど装着感を気にせずデータを集められるのは便利でしょう。日々の健康チェックに導入してみては。

 

同社のスマートフォンと連携可能な指輪型スマートデバイス。海外では発売済みですが、新スマートフォン「Galaxy S25」シリーズの登場にあわせて国内販売が決定しました。毎日24時間の健康モニタリングを行うよう設計されており、指輪型かつ約2.3~3.3gと軽量なので、快適な長時間の着用が可能だとしています。

 

「Galaxy AI」との連携が想定されており、睡眠、活動、睡眠時の心拍数、睡眠時の心拍変動といった要素を計測。独自の指標である「エナジースコア」を算出し、健康増進へのアドバイスなどを受け取れるとしています。また、Galaxy AIが生成した健康レポートで複数の健康指標を確認できます。

↑カラバリは3色

 

加えて、心拍数の異常な高低を検出するとリアルタイムで「Samsung Health」アプリから心拍数を通知する機能などを用意。ウォーキングやランニングを自動でトラッキングする「トレーニングの自動検出」や、運動習慣のリマインドに使える「非活動時間の通知」といった機能を備えており、運動不足やモチベーション維持に役立つとしています。また、スマートフォンでの写真撮影やアラームの停止といった操作ができるジェスチャー機能も用意しているとのこと。

↑「Sizing Kit」で指に合う大きさをチェックしてから購入サイズを選べます

 

本体カラーはチタニウム ブラック、チタニウム シルバー、チタニウム ゴールドの3色。購入時には事前に「Sizing Kit」を利用することで、自分の指にフィットするモデルを確認できます。水深100メートルの耐水性を備え、IP68規格の防水・防塵性能があるため、装着したまま入浴なども可能です。1回の充電で最長7日間の連続使用が可能。

 

サムスン電子ジャパン
Samsung Galaxy Ring
直販価格:6万3690円

この性能で8万円未満とは! サムスンの最新AIスマホ「Galaxy S24 FE」

サムスン電子ジャパンは、「Galaxy S24シリーズ」の最新スマートフォン「Galaxy S24 FEを12月26日に発売しました。

記事のポイント

「Galaxy S24シリーズ」のフラッグシップモデル。トリプルカメラシステムとAIサポートにより、撮影した写真をクリエイティブに編集しやすいのが大きな特徴です。

 

搭載SoCはExynos 2400eで、メモリ・ストレージ構成は8GB・128GBのみ。6.7インチ、解像度フルHD+、リフレッシュレート120Hzの有機EL(AMOLED)ディスプレーを採用します。OSはAndroid 14です。筐体はIP68規格の防水・防塵性能を備えます。

↑トリプルカメラを採用。AI機能も合わせ、多彩な撮影が楽しめます

 

広角5000万画素・超広角1200万画素・望遠800万画素のトリプルアウトカメラシステムを搭載。「ProVisual engine」の高度なAIアルゴリズムによる、被写体の鮮やかで繊細な質感の再現をうたいます。また、フォトアシストによるオブジェクトのサイズ調整、移動、削除といったAI編集にも対応します。

 

「かこって検索」などAndroid標準のAI機能に加え、同社独自のAI機能「Galaxy AI」に対応。リアルタイムの音声翻訳やウェブサイトの要約といった機能を利用可能です。

 

バッテリー容量は約4700mAhで、筐体サイズは幅77×奥行8×高さ162mm、重量は約213g。カラーはブルー・グラファイト・グレー・ミントの4色展開です。

 

ブランド名(メーカー名):Samsung
商品名:Galaxy S24 FE
実売価格:7万9800円

高性能かつ良コスパ、AI機能もしっかり使えるAndroidスマホ「Galaxy S24 FE」

サムスン電子ジャパンは12月12日、Androidスマートフォン「Galaxy S24 FE」(SIMフリーモデル)を発表しました。12月26日より販売開始します。

 

記事のポイント

Android標準のAI機能に加え、独自の「Galaxy AI」による翻訳やアシスト系機能も利用できる本製品。ワイヤレス充電やIP68の防水・防塵機能も備えるなど、フラッグシップモデルに近い機能性とパフォーマンスを実売10万円以下で実現しており、コスパの良さが最大の魅力と言えるでしょう。

 

上位モデルに比肩する高い性能と、同社独自のAI機能「Galaxy AI」による写真編集や作業アシストの恩恵を受けられるのが大きな特徴。搭載SoCはExynos 2400eで、メモリ/ストレージ構成は8GB/128GB。バッテリー容量は4700mAhで、従来機種「Galaxy S23 FE」のバッテリー(4500mAh)よりも大容量化されています。OSはAndroid 14。

↑カラバリは4色展開

 

画面サイズは6.7インチで、解像度フルHD+、リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを採用。背面カメラは広角5000万画素+超広角1200万画素+望遠800万画素のトリプルカメラシステム。そのほか、1000万画素のフロントカメラも装備します。カラバリはブルー、グラファイト、グレー、ミントの4色展開です(ミントのみSamsungオンラインショップ限定)。

 

SIMスロットはnanoSIM+ eSIMで、無線通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.3に対応します。本体サイズは約162×77.3×8mm、重量は約213g。

 

サムスン電子ジャパン
Galaxy S24 FE
実売予想価格:7万9800円(税込)~

「Galaxy AI」に対応! サムスン、「Galaxy Tab S10 Ultra」など大画面タブレット2製品を発売

サムスン電子ジャパンは10月3日、大画面Androidタブレットの新モデル「Galaxy Tab S10 Ultra」、「Galaxy Tab S10+」を発売しました。

記事のポイント

高性能Andoroidタブレットで、別売のアクセサリーキーボードを購入すればノートPCのようにも利用可能です。AIサポートにより、手書きメモや検索などの機能が強化されているのもポイント。

 

Galaxy Tab S10 Ultraは14.6インチ、Galaxy Tab S10+は12.4インチと、どちらも解像度WQXGA+・リフレッシュレート120Hzの有機EL(AMOLED)ディスプレーを採用するのが特徴。OSはAndroid 14で、スタイラスペン「Sペン」が付属します。

↑独自AI「Galaxy AI」を利用可能

 

搭載SoCは両モデルともMediaTek Dimensity 9300+で、メモリ・ストレージ構成の異なる複数モデルをラインナップ。Galaxy Tab S10 Ultraは最大16GBメモリ・1TBストレージ、Galaxy Tab S10+は最大12GBメモリ・512GBストレージを搭載します。

↑別売のアクセサリーキーボードでノートPCのようにも利用できます

 

独自のAI機能「Galaxy AI」に対応。Galaxy AIはあらたに12~14インチサイズの大画面に対応したほか、別売のアクセサリーキーボード「Book Cover Keyboard Slim」のGalaxy AIキーを押すだけでGoogle Geminiを起動可能になりました。

 

筐体サイズと重量は、Galaxy Tab S10 Ultraが幅326.4×奥行5.4×高さ208.6mm・718g、Galaxy Tab S10+が幅285.4×奥行5.6×高さ185.4mm、重量571g。

 

ブランド名(メーカー名):Samsung
商品名:Galaxy Tab S10 Ultra
実売価格:21万9120円~

ブランド名(メーカー名):Samsung
商品名:Galaxy Tab S10+
実売価格:18万7440円~

お手ごろ価格で高性能な「Galaxy S24 FE」の発売が迫る? 10月に予定との噂

サムスンのお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S24 FE」のデザインや仕様は、数日前にリークされていました。それに続き、発売スケジュールが明らかになったと報じられています。

Image:Android Headlines

 

韓国の電子業界誌ETNewsの報道によると、サムスンは10月にGalaxy S24 FEを、12月に廉価モデルのGalaxy A16を発売する予定とのこと。この発売時期は、昨年10月に発売されたGalaxy S23 FEのスケジュールとも一致しています

 

今回の記事では、Galaxy S24 FEの各種スペックにも触れています。すなわち6.7インチの有機ELディスプレイはピーク輝度が1900ニト、背面にはトリプルカメラが搭載され、バッテリー容量は4565mAhで25Wの高速充電に対応、ワイヤレス充電や逆充電(ワイヤレスイヤホンなどを充電できる)も可能とのことで、先日のリーク情報を裏付けています。

 

Galaxy S24 FEにおける最大のアップグレードは、6.7インチの大型画面と搭載チップでしょう。画面は前モデルの6.4インチから広くなり、搭載チップはサムスン独自開発のExynos 2200からExynos 2400に変更される見通しです。新チップは旧型よりもはるかに電力効率が向上し、高性能です。

 

なおExynosチップはグローバル版に採用され、米国や日本向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3を搭載するとの噂もあります。それが本当であれば、日本で販売されるバージョンは、かなりの高性能が期待できそうです。

 

Source:ETNews
via:Sammobile

Galaxy S24 Ultra、AI機能がPixel 8 Proより最大8倍も高速! チップ性能の差が反映されているかも

サムスンの最上位スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、少し前までGoogleの最上位スマホだった「Pixel 8 Pro」と比べた際に、要約やリアルタイム翻訳、画像編集などのAI機能が大幅に速いとの検証結果が報告されています。

↑Galaxy S24 Ultra

 

ハイテク製品の技術テストやアドバイスを行う企業Signal65は、2つのデバイスの性能をAIベンチマークツールでテストした報告書を公開しています。それによれば、Galaxy S24 Ultraは全てのベンチマークでPixel 8 Proを上回り、一部のシナリオでは3倍以上、最大8倍ものパフォーマンスを記録しているとのこと。

 

興味深いことに、Galaxy S24 Ultraは写真に写り込んだものを消す処理も高速です。この機能はGoogleがかなり以前から取り組んできたものですが、後から登場したGalaxy AIが追い抜いたようです。

 

またモノを消すプロセス、つまりオプションから「除去」を選び、オブジェクトの周りをなぞり、最終的な結果が得られるまでの時間は、GIMPなど一部デスクトップ画像編集アプリよりも短くなっています。「PCよりもスマホで作業する方が速い」というわけです。

 

注目すべきは、今回のテストのほとんどがオンデバイスAI(クラウドサーバーと通信せず、端末内で完結する)を対象にしていることです。Galaxy S24 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 3チップがGoogleのTensorチップよりもはるかに高性能であることが、そのまま反映されています。

 

特にSnapdragon 8 Gen 3のうち、AIと機械学習を処理するNPU(ニューラルプロセッシングユニット)は高速です。最新のPixel 9 Proに搭載されたTensor G4の性能は未知数ですが、大きく進化していると期待したいところです。

 

Source:Signal65
via:Sammobile

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6、世界初のGemini Nano対応折りたたみスマホだと判明!

サムスンの最新折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」では、Googleの大規模言語モデルGeminiの最小バージョンであるGemini Nanoが動くことが判明したと、米Android Authorityが報告しています。

↑Galaxy Z Fold6(右)

 

Galaxy Z FoldシリーズとGalaxy Z Flipシリーズは「Galaxy AI」を搭載していますが、旧モデルではサムスン独自のAIモデル(Samsung Gauss)を使っています。

 

が、Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6には「AICoreサービス」がプリインストールされているとのこと。このAICoreは、Gemini Nanoモデルのダウンロードとアップデートを処理するAndroidのシステムサービスです。

 

今のところGemini Nanoは、Pixel 8シリーズと、サムスンのGalaxy S24シリーズのみ対応していると公表されています。それがGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6で使えるということは、両モデルが「世界初のGemini Nano対応折りたたみスマホ」になったことを意味しています。

 

Galaxy Z Fold6/Flip6でのGemini Nano動作が確認できたのは、GoogleメッセージアプリのMagic Compose(文章マジック)機能です。これはチャット会話のうち直近20件のメッセージを使って文脈を理解し、それに応じて返信を提案するものです。

 

またGoogleキーボードでも「スマートリプライ」機能でGemini Nanoを使えるはずですが、なぜかGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6ではその機能がないとのことです。

 

Gemini Nanoの強みは、オンデバイスAI(クラウドと通信せず、端末内で処理を完結する)のため反応が素早く、プライバシーが保護されることです。サーバーからの応答がモタついたり、個人情報が漏れる恐れがないわけです。

 

いくつかのサードパーティ製アプリは、オンデバイスAI処理にGemini Nanoを使う予定です。AdobeはPDFファイルの要約に、Grammarlyは文法の修正などに利用するという具合です。折りたたみスマホでも生産性がめざましく向上すると期待できそうです。

 

Source:Android Authority
via:Sammobile

お手ごろ価格の高性能スマホ「Galaxy S24 FE」の仕様が完全に分かった? カラバリは5色かも

お手ごろ価格の高性能スマートフォン「Galaxy S24 FE」は数か月後に発売とみられますが、正式発表前に大量のリーク情報がネット上に登場しました。

Image:Android Headlines

 

米Android Headlinesはプロモーション資料らしき画像を、本体カラーおよび仕様とともに公開しています。

 

カラバリはブルー、グラファイト、ミント、シルバー、イエローの5色とのこと。大まかなデザインはGalaxy S24標準モデルとよく似ており、前面/背面や側面すべてがフラットで、角は丸みを帯びています。ただし、画面周りのベゼル(特にアゴ部分)が少し太くなっています。

Image:Android Headlines

 

Galaxy S24 FEのディスプレイは6.7インチの有機EL画面で、解像度はフルHD+で最大120Hz、ピーク輝度は1900ニト。画面はGorilla Glass Victus 2+により保護され、頑丈さも確保されています。

Image:Android Headlines

 

またIP67等級のため、防塵(ホコリ)・防水性能も優れています。自撮りカメラは10MP、背面のメイン(広角)カメラは50MP、超広角カメラは12MP、望遠カメラは8MP(光学3倍ズーム)を搭載しており、前モデルGalaxy S23 FEと同じ仕様です。

Image:Android Headlines

 

搭載プロセッサーは、ほとんどの市場でExynos 2400になるとのこと。とはいえ、米国や日本向けモデルにはSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyチップが搭載されるかもしれません。

 

今回の資料には言及がありませんが、12GB RAMと256GB/512GB(オプション)ストレージを搭載するとの噂もありました。いずれも、上位機種のGalaxy S24に遜色ないものです。

 

そしてバッテリー容量は4565mAhであり、1回の充電で最大78時間のオーディオ再生と29時間のビデオ再生が可能だと謳われています。

Image:Android Headlines

 

ソフトウェア面では、最近のサムスン製デバイスに搭載された「Galaxy AI」が使えるとのこと。Android 14ベースのOne UI 6.1.1がインストール済みであり、「かこって検索」や「AIスケッチ」など便利なAI機能が箱から出してすぐに使えそうです。

Image:Android Headlines

 

まだ価格は分かっていませんが、米国では昨年のGalaxy S23 FEと同じ599ドル(約8万8000円)~だと予想されています。ただし、サムスンは今年フラッグシップ機を値上げしたため、649~699ドル(約9万500円~10万2000円)に跳ね上がるかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:Sammobile

新世代の折りたたみAIスマホ「Galaxy Z Fold6」レビュー! 強い魅力で一度使うと手放せない

サムスンのGalaxyシリーズに独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せた、折りたたみスマートフォンの最新モデル「Galaxy Z Fold6」が発売されました。ここでは、折りたたみスマートフォンの進化をリードしてきたGalaxyによる最新モデルの魅力を、Galaxy AIの最新機能を中心にレポートしていきます。

↑Galaxy AIを搭載するスマートフォン「Galaxy Z Fold6」をレビューします

 

軽くてスリムになるなど、デザインが一新

Galaxy Z Fold6は、本体を横に開くと7.6インチのメインディスプレイが広がる折りたたみスマートフォンです。本体を閉じた状態でも、オールスクリーンデザインの6.3インチ・サブディスプレイ(カバーディスプレイ)による操作が可能。両方のディスプレイには高精細な有機ELを採用しており、別売りのSペンによるテキストやイラストの手書きにも対応します。

↑手書き入力に欠かせないSペン。純正アクセサリーである「Galaxy Z Fold6 S Pen Case」(1万9250円・税込)に付属しています

 

前機種のGalaxy Z Fold5に比べると、四隅のラウンド(角の丸み)がなくなってシャープなデザインになっています。グリップ感がとても良く、ディスプレイに映像が広々と表示されます。

 

もうひとつZ Fold5に比べると、閉じた状態でメインディスプレイ側がほぼピタリと重なり合い、よりすき間が目立たなくなりました。ヒンジ側と厚みのバランスに偏りがなく、閉じた状態で約幅68.1mmになる「横幅がスリムなスマホ」は、片手だけの画面操作もスムーズにできます。

↑6.3インチのカバーディスプレイ。横幅が約68.1mmとスリムなので、片手による操作をとてもスムーズにこなせます

 

↑開いたメインディスプレイは、中心の“折り目”がかなり目立たなくなりました。NetflixやYouTubeの動画を大きな画面で心地よく視聴できます

 

閉じた状態での本体の厚さは約12.1mm(開いた状態は約5.6mm)で、質量は約239g。参考までに、iPhone 15 Pro Maxの221gと比べても大きく変わりません。カメラとして構える際にも本体の重さを感じることなく、軽快に写真やビデオを撮れます。

↑本体を開いた状態の厚さは約5.6mm

 

↑閉じた状態でも厚さは約12.1mm。上下の本体がバランスよく閉じます

 

メインディスプレイを開くときには、決まった角度でヒンジがピタリと固定されるので、たとえばノートPCのように途中まで開いた状態で動画を視聴しても、途中でゆるゆるっと画面が傾くことがないのも安心です。ただ、本体をテーブルに置いたままサブディスプレイをタッチ操作すると、カメラユニットの張り出しがテーブルに接触するためガタつきます。本体カメラ側をなるべくフラットにするけど重量が増してしまうケースを装着するか、スリムで軽い本体の優位性を楽しむべきか悩ましいところです。

 

PDFの内容を要約・翻訳するSamsung Notesがとても便利

ここからは性能に目を向けてみましょう。Galaxy Z Fold6にはGalaxy AIの各機能をパワフルに処理する、クアルコムの高性能なシステムICチップ(SoC)が搭載されています。「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」という、Galaxyシリーズのためにカスタマイズされたチップです。パフォーマンスに優れるCPU/GPUのほか、AI処理に特化するNPUを統合しています。

 

さらにGalaxy Z Fold6は内部に発生する熱をクールダウンするため、大型のベイパーチャンバーを中心とする冷却システムも内蔵されています。チップが高負荷な処理をする際に、冷却システムが熱を効率よく逃がすことでパフォーマンスの低下を防ぎます。

 

こうした性能をもって利用できるAIはどれほどのものか、Galaxy AIの新機能を中心に試してみました。はじめに、テキストメモやイラストの作成に役立つ、Galaxy AI搭載のアプリ「Samsung Notes」を紹介します。

 

テキストの要約や翻訳の作業はお手のもの。メールに添付されたPDFファイルをSamsung Notesで読み込み、そのまま内容を要約・翻訳できる機能も備わっているのですが、これがとても便利です。筆者はひんぱんにメールで送られてくる新製品のプレスリリースや、インタビューのためのPDF資料を、Samsung Notesに読み込んでざっくりと内容を把握したいときに役立てました。

↑メールから直接PDFファイルをSamsung Notesに読み込み可能。Galaxy AIアイコンをタップすると「翻訳」「要約」メニューが表示されます

 

↑要約したい箇所を選択して「生成」アイコンをタップします

 

↑賢く要約を生成。4ページぐらいのPDFであれば数秒で要約が作成されます

 

音声データのテキスト化は日本語の精度がいまひとつ

Galaxy Z Fold6の内蔵マイクで音声を記録して、音声データからテキストに起こしたり、要約したりする機能もSamsung Notesにあります。複数人数が参加する会話は話者分離も可能です。

 

ただ、音声認識とテキスト化の精度は、あくまで筆者が使ってみた印象ですが、100点満点中で英語が90点だとすれば、日本語は50~60点前後です。単語の認識力がいまひとつなことと、「えー」「あのー」といったフィラーワード、つまりは“言いよどみ”をそのまま拾ってしまいます。会話の内容を大まかに振り返りつつ、大事なところは聞き直すための指標にはなるものの、仕事用の議事録として提出するためには下処理が必要です。

↑Samsung Notesではタイピングでメモを取りながら音声を記録して、後に音声ファイルのテキスト起こしも可能。テキストは要約もしてくれます

 

なお、Galaxy Z Fold6にはGalaxyシリーズ純正の「ボイスレコーダー」アプリもあります。録音品質の選択やステレオ録音など、Samsung Notesよりも少し込み入った設定ができますが、文字起こしや話者認識の精度はどちらのアプリも同じでした。

 

画像生成機能「AIスケッチ」「ポートレートスタジオ」が楽しい

Samsung NotesのGalaxy AIには「AIスケッチ」という、画像生成系の新機能があります。Sペン、または指で描画した簡単なスケッチから気の利いたイラストを自動生成してくれます。企画書やプレゼンテーションに挿入するための簡単なイラストを描く用途に活躍しそうです。

 

【AIスケッチの使用例をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

AIによる画像生成系ではもうひとつ、画像や動画のギャラリーアプリにポートレートスタジオという、人物の写真から似顔絵のイラストを自動作成する機能が加わりました。Galaxy Z Fold6で撮影したポートレート写真、またはギャラリーアプリに読み込んだ人物の写真を開いて、画面に表示されるポートレートスタジオのアイコンをタップするだけで、10秒前後で画像を生成します。

↑ギャラリーアプリから「ポートレートスタジオ」にアクセスします

 

↑人物の特徴点をよく捉えた似顔絵を仕上げてくれました

 

イラストは人物の顔の特徴を器用に捉えていると思いますが、似顔絵としては若干「盛る」気配りが欠けている印象を受けました。ホンモノの人物よりも、ほんの少しかわいく、カッコよく描いてほしい。反対にホンモノの人物が美女・美男だった場合、イラストの方が平凡に仕上がる傾向も気になりました。

 

ほかにもギャラリーアプリでAIスケッチを使って写真に背景を追加することもできます。加工を施した写真には、微妙にAIで書き足したことがわかるほどに誇張感が滲みます。でも、そこにはGalaxy AIの開発チームによる、フェイク画像の悪用や誤用を避けようとする狙いも垣間見えてきます。

 

通話時のAIは精度に不安も、検索と純正の通訳は日常生活で活躍

日常的によく使うスマートフォンのアプリや機能にもGalaxy AIが組み込まれています。たとえば「Samsungブラウザ」アプリにはページの長いテキストを要約・翻訳する機能があります。筆者は海外の新製品発表のニュースを読むときにブラウザーの翻訳機能をよく使いました。

 

Galaxy S24シリーズから搭載する「かこって検索」は、Galaxy Z Fold6だと7.6インチの大画面ディスプレイなので、検索したい対象のオブジェクトが囲みやすくて便利です。

↑「かこって検索」はGalaxy Z Fold6の大画面と好相性

 

「電話」アプリによる音声通話をアシストする機能には、「テキスト通話」と「リアルタイム通訳」があります。

 

テキスト通話は音声を書き起こしてくれる機能です。Galaxy端末のユーザーが通話時「声を発することができない」環境にいる場合に活用できます。また、スマホでタイピングしたテキストを音声に変換して相手に伝えることもできます。音声でのやり取りに比べると若干のタイムラグは発生しますが、使い慣れればビジネスシーンにも役立てられそうです。

 

リアルタイム通訳は「英語←→日本語」の設定で試しました。「どれぐらいリアルタイムなのか?」が気になるところかもしれません。筆者の感覚では、やはり発話からテンポが遅れるぶんの「慣れ」が必要だと思います。

 

また通訳のクオリティにも若干の不安があります。音声通話の履歴がテキスト化されて画面に表示されるので、意図していたことと違う内容を相手に伝えてしまった場合にやり直しは効きます。ただ、その場ですぐに「ごめん、今の会話はなし!」であることを相手に伝えるための機転も必要です。現時点ではなかなか使いこなしが難しい機能だと思いました。

↑左側が「テキスト通話」、右は「リアルタイム通訳」。日本語音声の認識精度がますます高くなることを期待したいです

 

とはいえリアルタイム通訳は世界中のスマホユーザーに役立つ機能です。今後の目覚ましい進化を期待しましょう。

 

外国語によるコミュニケーションをサポートしてくれる機能には、ほかにもGalaxy純正の「通訳」アプリがあります。Galaxy Z Fold6の場合、メインディスプレイ側に日本語で話したフレーズの文字起こしとほぼリアルタイムに通訳されるフレーズを表示しつつ、カバーディスプレイの方には対面相手に外国語のテキストを表示して見せることができます。もちろん通訳されたフレーズの音声もスピーカーから聞こえてきます。通訳の精度・レスポンスともに「電話」アプリよりも完成度が高く、こちらは即戦力として使えそうなアプリです。

↑純正の「通訳」アプリ。Galaxy Z Fold6の大きなメインディスプレイに、自分が話した日本語とリアルタイム通訳による外国語のテキストが表示されます。音声も内蔵スピーカーから聞こえてきます

 

↑カバーディスプレイ側に翻訳されたテキストを表示。翻訳を相手に見せながら会話ができる便利な機能です

 

カメラは光学2倍/3倍ズームを選べる、デジタルズームは最大30倍

最後に、Galaxy Z Fold6が搭載するメインカメラで風景を撮影してみました。トリプルレンズカメラでは、約5000万画素のセンサーを搭載する広角レンズによる光学2倍相当のズーム撮影と、約1000万画素のセンサーを搭載する望遠カメラによる光学3倍ズームを選んで撮り分けられます。筆者の作例は等倍ズームによるものですが、料理に影を落としたくないときには本機の2倍・3倍のズーム撮影が頼りになると思います。

↑トリプルレンズカメラ仕様

 

デジタルズームは最大30倍。昼の明るい環境であれば超望遠撮影時にも比較的ノイズの少ない写真を撮れます。20倍以上を使うと、カメラを向けている被写体の位置が補足しやすくなる便利な「ズームマップ」が起動します。

↑望遠カメラによる光学3倍ズーム撮影。階段、屋根のディティールが自然に再現されています

 

↑30倍デジタルズームで撮影。明るい時間帯であれば、なかなか使える機能です

 

↑20倍ズーム以上を選択すると「ズームマップ」が起動。遠くの被写体を狙いやすくなります

 

ノートPCにもできないことをこなせる「折りたたみAIスマホ」

Galaxy Z Fold6はテキストの要約、翻訳など実用的な生成AI機能をパワフルに動かせる高いパフォーマンスを備えたスマートフォンです。手書き入力はSペンを駆使し、テキスト入力はBluetoothキーボードをペアリングすれば、簡易なモバイルワークステーションとしてビジネスシーンの戦力にもなってくれるでしょう。

 

5G対応の常時ネットワーク接続や、Galaxy S24に肩を並べるほど充実したカメラ機能も載っている“スマホ兼タブレット”は、一般的なノートPCにもできないことをコンパクトな本体でバリバリにこなしてくれます。価格は約25万円からと安くはありませんが、新世代の折りたたみAIスマホには、一度使ってしまうと手放せなくなりそうな強い魅力があります。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Vision ProにAIガジェット、2024年のデジタル製品を語る上で欠かすことができない3つのキーワード

前回は「2024年上半期ベストヒット」として、デジタルガジェットのトレンドやヒット製品を紹介しましたが、今回はその下半期版として、「次に何がくるのか?」というネクストトレンドを3つのキーワードでまとめました! デジタル編は、今回もガジェットライターの湯浅顕人さんに解説をしていただいています。

キーワード01【Apple Vision Pro】

2024年6月にAppleが“空間コンピュータ”というコンセプトで発売した新型デバイス「Apple Vision Pro」。湯浅さんはなぜこの製品をネクストトレンドにピックアップしたのでしょうか?

 

「自分が他メーカーのVRゴーグルを使用していて、すごく気に入っているんですよ。ゲームをしていても楽しいし、映像を見ても臨場感が高い。でも、VRゴーグルは魅力に対してあまり普及していないと感じています。

 

Appleってデジタルミュージックプレイヤーがそれほど普及していない時期にiPodを出したり、スマートウォッチもAppleが普及させたり、そうした成功体験があるんですね。このVision Proも使った人がすごいと思えるもので、VR全体を押し上げる力があると期待しています」(湯浅さん)

 

価格はおよそ60万円とまだまだ高価ですが、今後の普及には何が必要でしょうか?

 

「たった1つのネックが価格だと思っています。ですので、アミューズメント施設やショールーム的なところで使ってもらうなど、買わずに体験できる工夫が重要かなと思います。たとえば街や博物館でその場所をARで案内してくれるアプリを見かけますよね。Vision Proもそういったアプリが増えたらいいかなと」(湯浅さん)

キーワード02【AIデバイス】

業務や日常でAIの活用が当たり前の時代になってきました。とはいえ「AIデバイス」はまだ馴染みが薄い概念。湯浅さんに解説していただきました。

 

「AIデバイスは、AIを利用した機能を提供してくれる単体の機械のことを指します。たとえば翻訳機や、名刺を読み取って文字にしてくれるスキャナーなどですね。スマホでもできますが、それが単体であることで、アプリを立ち上げたりせず簡単に使えます」(湯浅さん)

 

ソースネクストが2022年1月に発売した「AutoMemo S」は、AIが音声を認識して文字に起こしてくれるという、AIデバイスのひとつの形です。今年前半話題になったアメリカのスタートアップrabbitのAIアシスタントデバイス「rabbit r1」や、アメリカのHumaneの「AI Pin」もAIデバイスに当たります。また、Metaの次世代スマートグラス「Ray-Ban Meta」もそうでしょう。

 

「Ray-Ban Metaは常時カメラが起動しているので、『今見ているものは何?』と聞いてスピーカーで教えてもらうこともできます。スマホカメラでもできますが、繁雑な起動が必要ですから、常に起動してるという点もAIデバイスのメリットです」(湯浅さん)

 

何気ない日用品にAIが組み込まれ、AIデバイスとして当たり前になる時代が来るかもしれません。

キーワード03 【スマートリングで指の奪い合い】

かざすだけでキャッシュレス決済ができる日本のスタートアップ・EVERINGの「EVERING」など、日常生活を便利にしてくれる指輪型デバイスが注目を集めています。今後、各メーカーによる”指の奪い合い”が起きそう、と湯浅さんは予測します。

 

「今、体の状態を記録するデバイスの主流はスマートウォッチですが、『スマートウォッチを使うと腕時計ができない』という不満を持っている方が多いですよね。スマートリングの場合、単純に指は10本あるので付けられる場所が多い」(湯浅さん)

 

腕や耳の穴と違い、指にはフロンティアが広がっています。スマートリングで今年下半期の本命モデルとして湯浅さんがイチオシなのは、この7月に発表されたサムスンの「Galaxy Ring」です。

 

「いまだ詳細なスペックは分かってないんですけど、出ることは確実でいろいろな情報が入ってきています。『Galaxy Ring』は、スマートウォッチという身体の状態を感知する器具において大きいシェアを占めるブランドが作ったというのが重要ですね。それによってスマートリングの認知も高まって、市場が活発化するのではないかと」(湯浅さん)

 

Galaxy Ringがヒットすれば、AppleやGoogle、ソニーといったノウハウがあるメーカーも黙っていないはず。まさに指の奪い合いが始まりそうです。

 

 

まとめ/柚木安津

サムスンからタフに使い倒せるハイエンドな「Galaxy Watch Ultra」と相棒感強い「Galaxy Watch7」が登場

サムスン電子は、「FeliCa」に対応したうえに健康的な毎日のモチベーションとパフォーマンスを上げるとうたう、最新スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra (LTE)」および「Galaxy Watch7 (LTE/Bluetooth)」を発表しました。両製品とも、Samsung オンラインショップ、Galaxy Harajukuなどのショーケースほか、主要ECサイトなどで7月17日から予約受付を開始します。販売開始時期はそれぞれ、Galaxy Watch Ultraが7月下旬以降、Galaxy Watch7は7月31日です。価格は以下のとおり。

 

Galaxy Watch Ultra:12万6940円

Galaxy Watch7<Bluetooth モデル> 44mm:6万2700円/40mm:5万7200円

Galaxy Watch7<LTE モデル> 44mm:7万9640円/40mm:7万3150円

※すべて税込
↑Galaxy Watch Ultra

 

記事のポイント
2024年から登場したGalaxy AIがスマートウォッチにも搭載されました。総合的に体の状態に関する主な指標を解析し、毎日のスコアを提供するそうで、まずは健康状態の管理にAIが使われます。ゆくゆくはスマホで対応しているような、通訳などに対応するとより使い勝手が上がりそうです。

 

シリーズで最も高性能なGalaxy Watch Ultra

「Galaxy Watch」シリーズにおいて最新かつ最も高性能な端末である本製品は、Galaxy Watch7の高度なヘルスモニタリング機能と強力なハードウェアを土台としつつ、新しいバイオアクティブセンサーがユーザーをしっかり追跡するこで、ワンランク上の成果を目指せる1本としています。

 

「マルチスポーツタイル」なら、水泳から自転車、ランニングまで、トライアスロン向けのマルチコースワークアウトをトラッキング。サイクリングにおいてはパワーメーターに接続することで、AIが 「Functional Threshold Power」(FTP)を測定し、最大限の力を引き出せるためにパーソナライズされたプロ並みの指標を提供してくれます。また、「パーソナライズされた心拍数ゾーン」機能も備え、自分の心肺能力に合わせた最適な強度のワークアウトを実現します。

 

ケースサイズは47mm、重量は約60.5g。また素材には航空宇宙産業グレードのチタニウム素材を採用しています。最高55度の温度耐性、9000mの高度耐性、10ATMの防水耐性を備えたタフなモデルとなっています。

 

日々のウェルネスをサポートするGalaxy Watch7

自分の健康について幅広く理解できるよう設計されたという本製品は、100種類以上のワークアウトを正確に記録し、高度なバイオアクティブセンサーで心拍数やエクササイズ、睡眠をトラッキング。さらに、Galaxy AIがエナジースコアやウェルネスのヒントなどを提供してくれるので、健康的な毎日を送るためのモチベーション維持に役立ってくれる一本です。

↑Galaxy Watch7<Bluetooth モデル>

 

Galaxy Watch UltraとGalaxy Watch7はともに、終末糖化産物(AGEs)を手首からトラッキングすることができる「AGEs 指数」が初搭載されました。AGEsは、食事とライフスタイルから強い影響を受け、代謝の状態を示す指標となるそうです。

 

さらに両モデルとも「FeliCa」に対応。対応サービスについては順次拡大予定としています。

 

各モデルのスペック

 

サムスンからタフに使い倒せるハイエンドな「Galaxy Watch Ultra」と相棒感強い「Galaxy Watch7」が登場

サムスン電子は、「FeliCa」に対応したうえに健康的な毎日のモチベーションとパフォーマンスを上げるとうたう、最新スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra (LTE)」および「Galaxy Watch7 (LTE/Bluetooth)」を発表しました。両製品とも、Samsung オンラインショップ、Galaxy Harajukuなどのショーケースほか、主要ECサイトなどで7月17日から予約受付を開始します。販売開始時期はそれぞれ、Galaxy Watch Ultraが7月下旬以降、Galaxy Watch7は7月31日です。価格は以下のとおり。

 

Galaxy Watch Ultra:12万6940円

Galaxy Watch7<Bluetooth モデル> 44mm:6万2700円/40mm:5万7200円

Galaxy Watch7<LTE モデル> 44mm:7万9640円/40mm:7万3150円

※すべて税込
↑Galaxy Watch Ultra

 

記事のポイント
2024年から登場したGalaxy AIがスマートウォッチにも搭載されました。総合的に体の状態に関する主な指標を解析し、毎日のスコアを提供するそうで、まずは健康状態の管理にAIが使われます。ゆくゆくはスマホで対応しているような、通訳などに対応するとより使い勝手が上がりそうです。

 

シリーズで最も高性能なGalaxy Watch Ultra

「Galaxy Watch」シリーズにおいて最新かつ最も高性能な端末である本製品は、Galaxy Watch7の高度なヘルスモニタリング機能と強力なハードウェアを土台としつつ、新しいバイオアクティブセンサーがユーザーをしっかり追跡するこで、ワンランク上の成果を目指せる1本としています。

 

「マルチスポーツタイル」なら、水泳から自転車、ランニングまで、トライアスロン向けのマルチコースワークアウトをトラッキング。サイクリングにおいてはパワーメーターに接続することで、AIが 「Functional Threshold Power」(FTP)を測定し、最大限の力を引き出せるためにパーソナライズされたプロ並みの指標を提供してくれます。また、「パーソナライズされた心拍数ゾーン」機能も備え、自分の心肺能力に合わせた最適な強度のワークアウトを実現します。

 

ケースサイズは47mm、重量は約60.5g。また素材には航空宇宙産業グレードのチタニウム素材を採用しています。最高55度の温度耐性、9000mの高度耐性、10ATMの防水耐性を備えたタフなモデルとなっています。

 

日々のウェルネスをサポートするGalaxy Watch7

自分の健康について幅広く理解できるよう設計されたという本製品は、100種類以上のワークアウトを正確に記録し、高度なバイオアクティブセンサーで心拍数やエクササイズ、睡眠をトラッキング。さらに、Galaxy AIがエナジースコアやウェルネスのヒントなどを提供してくれるので、健康的な毎日を送るためのモチベーション維持に役立ってくれる一本です。

↑Galaxy Watch7<Bluetooth モデル>

 

Galaxy Watch UltraとGalaxy Watch7はともに、終末糖化産物(AGEs)を手首からトラッキングすることができる「AGEs 指数」が初搭載されました。AGEsは、食事とライフスタイルから強い影響を受け、代謝の状態を示す指標となるそうです。

 

さらに両モデルとも「FeliCa」に対応。対応サービスについては順次拡大予定としています。

 

各モデルのスペック

 

サムスン、3万円台のスマートウォッチ「Galaxy Watch FE」登場! 日常使いしやすいウェルネスパートナー

サムスン電子はスマートウォッチのエントリーモデル「Galaxy Watch FE」を発表。7月下旬から販売されます。価格は3万4760円(税込)となっています。7月17日からSamsung オンラインショップにて予約が開始されます。

 

Galaxy Watch FEは、サムスンの高度なバイオアクティブセンサーが搭載されており、100以上のワークアウトの計測や体組成測定を可能にします。ランナー向けのランニング分析では、パフォーマンス全体の分析による効率の最大化はもちろん、怪我を予防するための情報やガイダンスまで提供。そのほか、フィットネス目標の設定に加え、睡眠習慣や健康に関するインサイトの分析も行なうなど、強力なフィットネスとウェルネスの機能が備わっているといいます。

↑Galaxy Watch FEのSamsung Healthアプリ

 

本製品のケース径は40mm、重量は約26.6gで、ブラック/ピンクゴールド/シルバーの3色展開。新しくなったWatch Bandには特徴的なブルーとオレンジのステッチが施され、さまざまなスタイルに合わせられるようになっています。また、ディスプレイにはサファイアクリスタルガラスが採用され、傷つきにくくなったので、アクティブな毎日でも安心ですね。

 

なお、Galaxy Watch FEは、Galaxy Watch7と同じ純正・専用アクセサリーが使えるとのこと。買い替えにともなうアクセサリーの一新が必要ないのは、コスパがいいですね!

 

スペック

素材 アルミニウムケース
メモリー/ストレージ 1.5GB/16GB
バッテリー 最大40時間(常時表示オフ)
充電方式 WPCベースのワイヤレス充電
OS Wear OS Powered by Samsung

AI技術搭載の「Galaxy Buds3」「Galaxy Buds3 Pro」登場。コミュニケーションの質も向上させるノイキャンイヤホン

サムスン電子ジャパンは、新デザインを採用したうえにGalaxy AI によって最適化されたノイズキャンセリングイヤホン「Galaxy Buds3 Pro」「Galaxy Buds3」を、7月31日から発売します。価格は「Galaxy Buds3 Pro」が3万8500円(税込)、「Galaxy Buds3」が2万7500円(税込)となっています。

 

なお、オンラインショップでは7月17日より予約を開始。さらに発売キャンペーンとして、予約もしくは7月31日~8月31日の23時59分までに、同商品を購入すると全員にGalaxy Buds Caseがプレゼントされます。

 

Galaxy AIの搭載でパワーアップしたGalaxy Buds3 ProとGalaxy Buds3は、新たなコミュニケーション体験を提供してくれるとのこと。たとえば、折りたたみスマホの「Galaxy Z Fold6」または「Galaxy Z Flip6」に接続し、「通訳」機能のリスニングモードをオンにすると、その場で翻訳された会話の内容をBudsで直接聴くことが可能になります。

 

また、Galaxy Buds3 Proでは音楽を聴いている際、「ノイズコントロールの最適化」「サイレンの検出」「音声検出」を通じて常に周囲の音を収集・特定し、自動的に最適なノイズレベルとサウンドレベルに調整してくれます。このように、雑音の壁も解消してくれる製品となっています。

 

さらに、Galaxy Buds3 ProはGalaxy Budsで初めてデュアルアンプを搭載し、歪みを最小限に抑えてひとつの音をクリアに耳に届けてくれます。

 

「Galaxy Buds3」シリーズは、さまざまな統計データを元に卓越したデザインで快適な着け心地を実現。また、新デザインの「ブレードライト」が直感的な操作体験を可能にしました。

 

それぞれのスペックは以下の表を参照してください。

PDFの翻訳から文章や画像の生成までAIが実行。サムスン新スマホ「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」

サムスン電子は、製品発表イベント「Samsung Galaxy Unpacked 2024」を開催。折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」を発表しました。日本でも7月31日に発売します。Samsungオンラインショップで販売されるSIMフリーモデルのラインアップと税込価格は下記のとおりです。

 

Galaxy Z Fold6

256GBモデル 24万9800円(シルバーシャドウ/ネイビー/クラフテッドブラック/ホワイト)

512GBモデル 26万7800円(シルバーシャドウのみ)

1TBモデル 30万3800円(シルバーシャドウのみ)

 

Galaxy Z Flip6

256GBモデル 16万4899円(ブルー/シルバーシャドウ/ミント/イエロー/クラフテッドブラック/ホワイト)

512GBモデル 18万2900円(シルバーシャドウのみ)

 

両モデルのクラフテッドブラック/ホワイトはSamsungオンラインショップ限定カラーです。

 

メモの要約、会話の翻訳、文章生成まで幅広くGalaxy AIがサポート

サムスンは2024年にリリースしたGalaxy S24シリーズから「Galaxy AI」と呼ばれるAI機能を打ち出しており、今回登場した折りたたみスマホにもGalaxy AIを搭載。日本では「折りたたみAIフォン」としてアピールしています。これにともない、いくつかの新機能も搭載されました。

 

たとえば「ノートアシスト」機能では、会議時にとったメモの内容を分析して要約したり、メモを別の言語に翻訳したりできます。また、メモを取りながら録音しておくと、録音中の該当時間にどんなメモを取ったか示してくれます。さらに、作成したノートに対してAIが生成したカバーや画像でデコレーションすることも可能です。

↑Galaxy AIによってこれだけのアシストをしてくれるようになりました

 

「閲覧アシスト」では、Webページのテキスト全文を読み込んで、記載されている内容を要約してくれます。

↑Webページを開いているときに画面下にあるGalaxy AIのアイコンを押すと、要約と翻訳を選べます

 

要約を押すと、画面下半分にWebページの要約が表示

 

さらに、PDFファイルを開いている状態でAI機能をオンにすると、PDFに記載されている言語を翻訳することも可能です。本文はもちろん、PDF内の図版や画像内テキストも翻訳できます。

 

会話のリアルタイム通訳ほか、録音データの文字起こしや要約もしてくれます。会話のリアルタイム通訳は複数の話者がいるような場面でも利用できるため、海外の講義や会議でも活躍してくれそうです。

 

文章の生成機能も追加されました。 Samsungキーボードを立ち上げて、単語やキーワードを入力すると、ワードに合った文章を生成してくれます。文章は「標準」「Eメール」「ソーシャルメディア」「コメント」と、「プロフェッショナル」「カジュアル」「丁寧」の中から選べます。

 

【文章の生成機能をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

イラストを描けば画像にしてくれる機能も搭載

画像でもAI機能を活用できます。人物を撮影すると顔を認識して写真からアバターを作れる「ポートレートスタジオ」を搭載。また、画像内にイラストを描いて囲うだけで画像を生成する機能も搭載しました。かなり粗いイラストでも描きたいものを正確に読み取って、いくつかのスタイルの画像を生成してくれます。

 

【画像の生成機能をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

なお、これらの機能はSペンから呼び出すことができます。

 

Galaxy Z Fold6はシリーズ史上最軽量/最薄に

横折りのGalaxy Z Fold6は、大画面とGalaxy AIによってさらなる生産性アップや効率化を実現できるとうたったモデルです。また、シリーズ史上で最も軽く薄いことも特徴。重さは約239gで、閉じたときの厚みは約1.2cmに抑えられています。

↑Galaxy Z Fold6。奥がシルバーシャドウ、手前がネイビーのモデルです

 

ディスプレイは開いた画面が7.6インチ、閉じたときの画面が6.3インチ。輝度は2600nitでリフレッシュレートは1~120Hzの可変式となっています。

↑開くとタブレットのような印象は変わらず

 

SoCはクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを搭載し、メモリーは12GBです。バッテリーは4400mAh。

↑背面カメラは50MP/12MP/10MPの3眼構成です

 

主なスペック

SoC Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
ディスプレイ 開いたとき7.6インチ、閉じたとき6.3インチ
メモリー 12GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB
バッテリー 4400mAh
カメラ 背面カメラ:50MP/12MP/10MP
インカメラ:10MP
防水防塵 IP48
生体認証 指紋/顔
サイズ 開いた状態:約132.6×153.5×5.6mm
閉じた状態:約68.1×153.5×12.1mm
重さ 約239g

 

Galaxy Z Flip6はカバー画面とカメラが進化

縦折りのGalaxy Z Flip6はカバー画面の使い勝手とカメラ体験が進化しました。カバー画面は天気に合わせて画面が変わったり、選択した画像に合わせて生成AIで壁紙を提案してくれたりします。

↑Galaxy Z Flip6

 

カバー画面でメッセージは最大7個まで表示でき、返信時は3つの内容を提案。ハンズフリー通訳も表示してくれます。加えてウィジェットのカスタマイズも可能で、ヘルスケア画面やリマインド、天気など好みに合わせて表示を変えられます。

↑ウィジェットのカスタマイズが可能

 

背面カメラは50MPと12MPの2眼構成。カメラを起動して人数や人の写りによって自動で画角を調整してフレーミングしてくれる機能を新たに搭載しています。

↑カメラが目立つよう、リングを付けたようなデザインになっています

 

ディスプレイは開いた状態で6.7インチ、カバー画面は3.4インチで、輝度は2600nit、リフレッシュレートは1~120Hzの可変式です。

↑開くと6.7インチの縦長画面に

 

SoCやメモリーはGalaxy Z Fold6と変わらずで、バッテリーは4000mAhとなっています。

 

主なスペック

SoC Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
ディスプレイ 開いたとき6.7インチ、カバー画面3.4インチ
メモリー 12GB
ストレージ 256GB/512GB
バッテリー 4000mAh
カメラ 背面カメラ:50MP/12MP
インカメラ:10MP
防水防塵 IP48
生体認証 指紋/顔
サイズ 開いた状態:約71.9×165.1×6.9mm
閉じた状態:約71.9×85.1×14.9mm
重さ 約187g

 

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6はauとドコモからも販売されます。auは7月31日発売で、ドコモは7月下旬以降の発売です。それぞれ販売されるカラバリとストレージは以下のとおりとなっています。

 

au

Galaxy Z Fold6

シルバーシャドウ 256GB/512GB/1TB

※512GB/1TBはau Online Shop限定で展開

ネイビー 256GB

 

Galaxy Z Flip6

ブルー 256GB

シルバーシャドウ 256GB/512GB

ミント 256GB

イエロー 256GB

※シルバーシャドウの512GBモデルとイエローのモデルはau Online Shop限定で展開

 

ドコモ

Galaxy Z Fold6

シルバーシャドウ 256GB/512GB

※シルバーシャドウの512GBモデルはドコモオンラインショップ限定

 

Galaxy Z Flip6

ブルー 256GB

シルバーシャドウ 256GB

ミント 256GB

※ミントの256GBモデルはドコモオンラインショップ限定

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

サムスンの最新アイテムがおトクに! 「Galaxy Tab S9」シリーズや「Galaxy Watch6」シリーズがプライムデーセールに登場

サムスン電子ジャパンは、Amazonで7月11日0時から7月15日23時59分に開催される「Amazon プライムデー先行セール」と、7月16日0時から7月17日23時59分に開催される「Amazon プライムデー」にて、Galaxy対象製品をセール価格で販売します。

 

対象製品は、Amazon.co.jp内「Samsung Galaxy Store」(Galaxyのストア)で発売中の「Galaxy Tab S9シリーズ」をはじめとしたタブレット製品と、「Galaxy Watch6シリーズ」などのウェアラブル製品。割引率や値引き後の金額は、セール実施中に同サイトの各製品販売ページをご確認ください。

↑Galaxy Tab S9 Ultra/Galaxy Tab S9+/Galaxy Tab S9

 

タブレット製品は、フラグシップタブレットの「Galaxy Tab S9 Ultra」(約14.6インチ)、「Galaxy Tab S9+」(約12.4インチ)、「Galaxy Tab S9」(約11インチ)や、最新ペンつきタブレット「Galaxy Tab S9 FE」(約10.9インチ)、Galaxy Tab Aシリーズ最大サイズの「Galaxy Tab A9+」(約11.0インチ)が対象。

↑Galaxy Tab S9 FE

 

ウェアラブル製品は、スマートウォッチ「Galaxy Watch6」(40mm)、「Galaxy Watch6 Classic」(47mm)(43mm)が対象です。

↑Galaxy Watch6

カメラが魅力の「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」は何が違う? 撮り比べてみた!

2024年4月、カメラ自慢のハイエンドスマホ2機種が発売されました。「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」です。この記事では、カメラ機能にフォーカスして、両機種の個性をチェックしていきます。

↑Leitz Phone 3(左)とGalaxy S24 Ultra(右)

 

ズーム撮影が強力なGalaxy S24 Ultra

Galaxy S24 Ultraは、あらゆるシーンを1台のスマホで撮影できるように、画角の異なるレンズを4つ搭載。なめらかな高倍率ズームを可能としています。

↑Galaxy S24 Ultra。リアルタイム通訳や写真の編集などができる「Galaxy AI」が目玉機能だが、高倍率ズームが自在なカメラも特徴だ。端末価格は18万9700円(税込)から

 

Galaxy S24 Ultraのカメラの写りには安定感があり、柔軟なズームに対応できるのが魅力です。5倍~10倍にズームしても画質劣化が少なく、遠くの小動物や建物も大きく写せます。

 

Galaxy S24 Ultraのカメラ構成は、0.6倍、1倍、2倍、3倍、5倍、そして10倍という6つの画角で画質の劣化を抑えるように構成されています。ただこれは使う人が意識する必要はありません。適切な画角に適切なレンズが割り当てられるようになっているので、直感的なズーム操作で撮影できます。

↑自由自在にズームができるように、得意なズーム倍率を組み合わせた多眼カメラを採用

 

前世代モデルでは光学10倍ズームのレンズを搭載していましたが、本機では5倍ズームに抑えて、近距離での描写力を高めています。加えて、5倍ズームでの8K撮影も可能となりました。手ブレも抑えた見応えのある映像を記録できます。

↑高倍率ズームはGalaxy S24 Ultraのカメラの真骨頂

 

【Galaxy S24 Ultraの作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

カメラの機能ではありませんが、ギャラリーアプリでは「インスタントスローモーション再生」を新たに搭載しています。動画再生時に画面を長押しするとスローモーションで再生されるという機能です。もともとスローモーションで撮っていない動画でも、AIがコマを補完してスローモーションで再生してくれます。常に動き回る小動物が、どんな動きをしているのかを確認するときにとても役に立ちました。

 

撮影の楽しみを実感できるLeitz Phone 3

Galaxy S24 Ultraが動画もズームも撮影できる万能なスマホカメラだとすると、Leitz Phone 3はまったく違ったスタイルを追求しています。

↑Leitz Phone 3。カメラを引き立たせる外観デザインが特徴となっている。端末価格は19万5696円(税込)

 

Leitz Phone 3のメインカメラは19mm相当の単眼レンズのみとシンプルです。このカメラは、スマホとしては大判な1インチのイメージセンサーを搭載。ほかのスマホでは描けない、自然なボケ味を表現できるようになっています。

↑象徴的な単眼レンズは、ライカブランドのレンズ名「SUMMICRON 1:1.9/19 ASPH.」を冠しています

 

そしてLeitz Phone 3には、特徴的な撮影モード「Leitz Looks」があります。これは、フィルムカメラの撮影体験を、カメラアプリで再現するものです。

 

ライカのカメラレンズの風合いを、ソフトウェア処理で再現。ライカの名前を冠する「仮想レンズ」を選んで撮影します。フィルターを装着して、画面全体の雰囲気を調整することもできます。

↑レンズを切り替えながら撮る楽しみを疑似体験できるLeitz Looksモードを搭載

 

Leitz Phoneは光学的なボケ効果が入りやすいスマホですが、Leitz Looksでは被写体を認識して、画像処理によるボケ感の演出もしてくれます。前世代モデルとの違いとして、ボケ感の調整が細かくできるようになりました。

 

仮想レンズは3種類、フィルターは「なし」も含めて6種類あり、絞り値の設定は5~6種類あります。フィルターのかけ具合は大雑把で、あまり調整の余地がありません。被写体が認識されるかどうかによっても、効果が大きく変わります。そのため、印象的に写すにはどのように構図を配置するかを考えて撮影する必要があります。

 

Leitz Looksで印象的な絵を撮るためには、適切な構図を考えて、光の位置を調整して、カメラ(仮想レンズ)の特性を踏まえて適切なフォーカス位置を選ぶ作業が発生します。一見、手間に感じるかもしれませんが、これはカメラを使う楽しさでもあって、構図を予想しては撮っての試行錯誤を繰り返すことにおもしろさを見いだせるように思います。

 

プレビュー画面と撮れる写真の写りには大きな差があるのも、アナログカメラのファインダーを覗いて撮る感覚を再現しているからこそかもしれません。

 

【Leitz Phone 3の作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

鉄板のGalaxy S24 Ultra、試行錯誤のLeitz Phone 3

スマホカメラの利便性を、何も考えずにパッと撮れることに見出すなら、Galaxy S24 Ultraに勝るものはありません。多眼カメラによる高倍率ズームをわかりやすいUIに統合していて、画面操作に戸惑うことなく、このカメラを使いこなすことができます。

 

一方でLeitz Phone 3は、撮影の楽しみを味わうカメラになっています。Leitz Looksのプレビュー画面で写る内容と、実際に撮れる写真には大きな差があって、「どうしてこうなるの?」と戸惑いを感じるかもしれません。その戸惑いに向き合う中で、構図や被写体を意識して撮り、最後は運に任せるという撮影スタイルになっていくことでしょう。

 

いつでも安定した写真を撮れるGalaxy S24 Ultraに対して、外すことも多いが的を捉えると心を射貫く写真を撮れるLeitz Phone 3。同時期に登場しながらそれぞれ対照的な魅力を持つカメラスマホとなっています。

 

(撮影協力:市川市動植物園)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy S24 Ultraのカメラ画質、今後のアップデートでさらに改善していく見通し!

サムスンのフラッグシップ最上位モデルGalaxy S24 Ultraは発売された当時、カメラアプリにいくつかの問題がありました。それらは今までのアップデートでかなり修正されましたが、今後さらに改善される予定だと報じられています。

↑今後もアプデで改善予定?

 

信頼性の高いリーカーIce Universe氏は、Galaxy S24 Ultraが次の「カメラ・ファームウェア更新」で残っているカメラの問題を修正すると述べています。

 

具体的には望遠カメラの画質、ホワイトバランスの精度、一部の写真に現れる異常な赤色の低減などが含まれるそうです。

 

が、サムスンはいつアップデートを配信するか、時期を明らかにしていないとのこと。「4月に解決できることを願う」と述べていることから、5月以降となりそうです。

 

前回のアップデートでは、ホワイトバランスと露出関連の問題が修正されました。特にGalaxy S24 Ultraは露出オーバーになり、明るい部分や光源が白飛びしがちでした。

 

前回のアップデートでは、標準モデルGalaxy S24のカメラ画質も改善しました。が、まだ不完全な部分もあり、次の数回の更新でカメラが安定すると思われます。

 

またサムスンは、先週リリースしたOne UI 6.1アップデートで、Galaxy S23 Ultraでのカメラ画質をより自然な色に修正しました。1年以上前の過去モデルでも、今後もカメラアプリが進化していくことを期待できるかもしれません。

 

Source:Ice Universe(X)
via:Sammobile

サムスン、スマートウォッチ「Galaxy Watch FE」を準備中? Apple Watch SEより安くなるかも

サムスンが折りたたみスマホの廉価版「Galaxy Z Fold FE」や「Galaxy Z Flip FE」等を発売すると噂されているなか、スマートウォッチのお手ごろ価格モデル「Galaxy Watch FE」も準備中との噂が報じられています。

↑果たして“FE”は登場するのか

 

Android製品情報に詳しいAndroid Headlinesは、IMEI(国際移動体装置識別番号)」データベースにて「Galaxy Watch FE」なる製品を発見。これは米国と韓国を含む全世界で発売予定ながらも「SM-R866」という型番以外は不明です。

 

もっとも、数か月前にはGalaxy Watch4(2021年)を再発売するとの噂もあり、それと同じ製品の可能性もあります。

 

今年(2024年)、サムスンは次期「Galaxy Watch7」に3つのバリエーションを準備中と予想されています。まず標準モデルの「Galaxy Watch7」、そして「Galaxy Watch Classic」、最後に大容量バッテリーを搭載した「Galaxy Watch7 Pro」というラインアップです。

 

そこに低価格の「FE」モデルも加われば、アップルのApple Watchとかなり近い構成となります。現在、アップルはApple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2とともに、お手ごろ価格のApple Watch SEを販売中です。

 

とはいえ、現行モデルGalaxy Watch6の米国価格は299ドル~、Apple Watch SEより50ドル高いだけです。もしかすると、199ドル程度の思い切った低価格とするのかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:9to5Google

お手ごろ価格の高性能機「Galaxy S24 FE」、今年夏に発売される可能性。S23 FEより数か月前倒し?

サムスンがフラッグシップ機Galaxy S24シリーズの廉価版、「Galaxy S24 FE」を開発中との噂は、先月もお伝えしたところです。

↑廉価モデルは今夏発売?

 

その「お手ごろ価格で高性能」モデルが、予想されていた10月よりも早く、今年の夏に発売予定とのサプライチェーン情報が届けられています。

 

韓国の電子業界誌The Elecによると、Galaxy S24 FEは「今年の夏」に発売される予定とのこと。前モデルにあたるGalaxy S23 FEは2023年10月に一部地域で発売されていました(日本での発売は今年2月)。

 

また同誌は、サムスンのサプライヤーがGalaxy S24 FE用ディスプレイ・ドライバ(画面のピクセルを制御するIC)の量産を始めたとも付け加えています。まもなく、他のパーツの生産や本体の組立も始まるのかもしれません。

 

さらに、Galaxy S24 FEの量産台数は「数百万台」を目指しているとのこと。前モデルGalaxy S23 FEの生産台数は300万台と報じられていたため、それを上回るヒット製品にする意図がうかがわれます。

 

今のところ、Galaxy S24 FEの予想スペックは次の通りです。

  • 搭載プロセッサー:Galaxy S24シリーズと同じく、サムスン製のExynos 2400またはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3
  • 内蔵RAMおよびストレージ:12GB LPDDR5X RAMと128GB UFS 3.1ストレージ、または256GB UFS 4.0ストレージ
  • バッテリー容量: S23 FEより500mAh大きい4500mAh

 

まだディスプレイやカメラについての情報は不足していますが、そちらは控えめにすることで、上位モデルGalaxy S24シリーズと差別化を図るのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:91mobiles

サムスン、お手ごろ折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold FE」と「Galaxy Z Flip FE」を発売するかも!

サムスンは今年に横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」を2モデル、お手ごろ価格版と通常版(あるいは高級モデル)を発売すると噂されています

↑「Galaxy Z Flip」シリーズにも廉価版登場?

 

その横折り廉価モデルのほか、縦折りスマホ「Galaxy Z Flip」シリーズの廉価版も登場するとの噂が報じられています。

 

中国のテックメディアMydriversは独自の情報源に基づき、横折り廉価モデルが「Galaxy Z Fold FE」、縦折りモデルが「Galaxy Z Flip FE」だと主張。それと合わせて、内部文書らしき写真を掲載しています。

 

まずGalaxy Z Fold FEの搭載チップはクアルコム製のSnapDragonと、サムスン自社製のExynosが採用。国や地域により採用チップが異なるということで、Galaxy S24シリーズと同じ展開となりそうです。

Image:Mydrivers

 

そして折りたたんだ状態での寸法は、155.1×67.1×14.2mm。現行モデルGalaxy Z Fold5は154.9×67.1×13.4mmであり、ほぼ同じサイズながら、少し分厚くなるようです。

 

次に縦折りのGalaxy Z Flip FEは、Snapdragon 7s Gen 2を搭載。広げた状態では165.2×71.9×6.9mmになるとのことで、現行モデルGalaxy Z Flip5(165.1×71.9×6.9mm)とほぼ同じサイズとされています。

Image:Mydrivers

 

搭載RAMは、Galaxy Z Fold FEは12GBと16GBの2種類、Flip FEには8GBのみが用意。内蔵ストレージに関しては、どちらも256GBと512GBのオプションがあると伝えられています。

 

次期「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」ともにハイエンドチップ「SnapDragon 8 Gen 3」搭載が噂されており、廉価モデルの性能はそれより落ちるようです。とはいえ、十分に安ければ、お買い得製品となりそうです。

 

Source:Mydrivers
via:GSMARENA

「次世代の新しい常識をつくる」Googleと連携でスマホの新時代を宣言したGalaxy S24シリーズ

サムスン電子ジャパンが、独自の「Galaxy AI」機能を搭載するAndroidスマホのフラグシップ「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」の日本導入が決まったことを発表しました。NTTドコモとKDDI/沖縄セルラー(以下:au)が4月11日から販売を開始。同日からSamsungオンラインショップでSIMフリーモデルの取り扱いもスタートします。

↑サムスンがグーグルと共同開発したAIエンジンを搭載する「Galaxy S24」シリーズが日本で発売を迎えます。画像は6.8インチのGalaxy S24 Ultra

 

Galaxy S24シリーズの日本発売は4月11日。気になる価格も発表

Galaxy S24シリーズは2024年1月にサムスン電子が発表したスマホの新しいフラグシップです。クアルコムによる高性能なシステムICチップ「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。グーグルの生成AIモデルを活用して、Web検索に音声通話のリアルタイム通訳、音声文字起こしと要約、そして内蔵カメラによる写真の撮影・編集など、多用途にサムスン独自のGalaxy AI機能が使えます。

 

日本発売の製品にも搭載されるGalaxy AIの一部機能については、グローバルモデルで試した筆者のレビューも参考にしてください。

生成AIスマホ「Galaxy S24」とGoogle Pixel 8を比較、AIはどこまで便利なの?

 

↑コンパクトな6.2インチのGalaxy S24

 

グローバルのラインナップにはS24をベースに、機能の強化を図った「S24+」というモデルもありますが、現時点で日本での発売が決まっているのは約6.2インチのS24と、約6.8インチで専用スタイラス「Sペン」を内蔵するS24 Ultraになります。

↑S24 Ultraには本体に収納できる専用のスタイラス「Sペン」が付属します

 

↑日本で発売されるGalaxy S24シリーズのラインナップとカラーバリエーション

 

NTTドコモ、auが取り扱うラインナップとカラバリの一覧は以下の通りです。

 

【NTTドコモ】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック/コバルトバイオレット 全3色)ストレージ256GB

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムバイオレット/チタニウムブラック 全3色)

※チタニウムグレー/チタニウムバイオレットは256GB、チタニウムブラックは512GB/1TBのみ。チタニウムブラックはドコモのオンラインショップのみでの取り扱い

 

【au】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック 全2色)ストレージ256GB/512GB ※アンバーイエローは256GBのみ

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムブラック 全2色)

※チタニウムグレーは256GBのみ。チタニウムブラックの512GB/1TBはKDDIのオンラインショップのみでの取り扱い

 

なお、Galaxyの上位シリーズが通信事業者での発売と同時にサムスンのショップでSIMフリーモデルとして展開される機会はこれが初めてです。価格とラインナップも発表されています。本体の仕様について、通信事業者のモデルと違いはありません。

 

【Samsungオンラインショップ(SIMフリー)】

・Galaxy S24(アンバーイエロー/オニキスブラック/コバルトバイオレット 全3色)ストレージ256GB/512GB

※アンバーイエロー/コバルトバイオレットは256GBのみ

・Galaxy S24 Ultra(チタニウムグレー/チタニウムバイオレット/チタニウムブラック 全3色)ストレージ256GB/512GB/1TB

※チタニウムグレー/チタニウムバイオレットは256GBのみ。

 

<価格(税込)>

・Galaxy S24(256GB) 12万4700円

・Galaxy S24(512GB) 13万9000円

・Galaxy S24 Ultra(256GB) 18万9700円

・Galaxy S24 Ultra(512GB) 20万4100円

・Galaxy S24 Ultra(1TB) 23万3000円

 

次世代の新しい常識をつくるのが「AIフォン」

4月3日には都内で記者発表会が開かれ、サムスン電子ジャパン CMOの小林謙一氏がステージに登壇。Galaxy S24シリーズの日本発売に向けた抱負を語りました。

↑AIフォン時代の到来を宣言するサムスン電子ジャパンの小林謙一氏

 

小林氏は2008年から移動通信サービスの主流を担ってきたスマートフォンが、これからクラウド・オンデバイスの「AIによる力」を得ることで、次世代の新しい常識をつくる「AIフォン」になるとアピールしました。そしてGalaxy S24シリーズがサムスンによる初めてのAIフォンであるとしながら、Galaxy AIを実現するためにグーグルとのパートナーシップが不可欠だったと語ります。

 

グーグルの日本法人からはAndroid 事業本部 マネジングディレクターの菅野圭吾氏が登壇。Google Pixelシリーズのスマートフォンから先に搭載が始まった、AIを活用する「かこって検索」の機能が、Androidのパートナーのスマホとして初めてGalaxy S24シリーズに搭載されたことについて喜びのコメントを贈りました。

 

グーグルの菅野氏によると、スマホを使う多くのユーザーから「面倒なアプリの切り替え操作を行なわず、スムーズにいろんな検索をしたい」という声が寄せられたことから、かこって検索ができたそうです。Galaxy S24シリーズはホームアイコンを長押しした後、S24は指で、S24 UltraはSペンも併用して写真の被写体を囲むと素早くAIが検索結果を知らせます。検索対象が画面に映る「テキスト」だった場合、丸く囲わなくてもテキストをラフになぞるようなジェスチャー操作からAI検索ができます。

↑グーグルとサムスンはAIフォンの開発におけるパートナーシップの強化を図ります

 

菅野氏は「AI体験の次のステップも貪欲に進めたい」と語りつつ、サムスンとのパートナーシップの重要性を語りました。コメントに応える形でサムスンの小林氏もまた未来に向けて両社のパートナーシップをさらに強くしていくことを宣言しました。

 

発表会には新機種の各端末も展示され、Galaxy AIによるリアルタイム通訳のスムーズな使い心地などが体験できました。

↑かこって検索のデモンストレーション。ホームアイコンを長押しして、画面に白いベールがかかったような状態になってから、検索したい対象を画面上で選択すると……

 

↑AIが画像やテキストを判定。素早く対象を見つけてくれます

 

Galaxy AIをアップデート提供へ。S23シリーズやZ Fold5なども対象

Galaxy S24シリーズは、国内版のモデルも発売後から7世代のOSアップグレードと、7年間のセキュリティアップデートを提供する予定であることが明らかにされました。

 

さらに4月中旬以降には本体のソフトウェアアップデートにより、Galaxy AIの機能が直近で発売されたGalaxyシリーズのスマホ・タブレットにも展開することが公表されました。対応する機種は以下の通りです。

 

・Galaxy S23シリーズ

・Galaxy S23 FE

・Galaxy Z Flip5

・Galaxy Z Fold5

・Galaxy Tab S9シリーズ

 

↑発売後も7世代のOSアップデートと、7年間のセキュリティアップデートを提供します

 

↑Galaxy AIを直近の過去モデルにも展開します

 

また、サムスンではGalaxy S24/S24 UltraのSIMフリーモデル発売を記念して、サムスンのタブレットやスマートウォッチ、イヤホン、アクセサリーなどの製品を購入すると最大2万8000円の値引きが受けられる予約購入キャンペーンを実施します。期間は2024年4月3日から4月10日まで。

 

加えてGalaxy製品の下取りを申し込むと、通常の下取り価格から最大2万円増額する「Samsung下取りサービス増額キャンペーン」も実施。こちらは2024年4月3日から5月7日までとなっています。

↑サムスンのSIMフリーモデル購入時に展開されるキャンペーンを発表

 

そして、各通信事業社も独自にGalaxy S24シリーズの販売促進キャンペーンを展開します。

 

NTTドコモは2024年4月3日から4月10日までの間に、全国のドコモショップ、ドコモ取扱店、ドコモオンラインショップ(ahamoサイト含む)で、Galaxy S24/S24 Ultraを予約購入して、キャンペーンに応募すると6000〜20000ポイントのdポイントを購入者にプレゼントします。

 

auの予約キャンペーンも期間は同様、2024年4月3日から4月10日まで。全国のau取扱店、au Online Shopでの予約購入・応募者にau PAYギフトカードを最大2万円相当額プレゼントするほか、Galaxy Watchを一緒に買うとさらに最大8000円相当のギフトカードがもらえる特典もあります。

 

サムスンのGalaxy S24シリーズが追加されることで「AIフォン」がつくる次世代のモバイル体験にますます多くの方が触れられる機会が広がります。日ごろ複数のスマホを使い分けている筆者としては、GalaxyのフラグシップであるS24シリーズのSIMフリーモデルが気になっています。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy S24シリーズ、最新ソフトウェアアップデートでカメラの問題がほぼ修正! まもなく日本でも発売の見通し

今年2月に登場したサムスンのGalaxy S24シリーズ(日本では4月3日に発表の見通し)は、素晴らしいカメラのハードウェアを持ちながらも、いくつかの場合は画質等に不満の声が上がっていました。

↑Galaxy S24 Ultra

 

サムスンはこれらを修正すると約束しており、実際、2月半ばに初のアップデートで一部を改善していました。そして米国では、4月のソフトウェア更新で残りの問題がほとんど解消したことが明らかとなりました。

 

このファームウェア更新のバージョンは「S92xU1UEU1AXCB」で、ダウンロードサイズはかなり大きなものです。サムスンは、以下の点を改善したと述べています。

  • ホワイトバランスの精度と露出の向上。
  • 低照度での画質が向上
  • ExpertRAWカメラアプリの色精度が改善(ExpertRAWアプリには別のアップデートが提供)
  • 高倍率ズーム撮影時に、テキストの鮮明度が向上
  • スローモーション動画を撮影できる「Instant Slo-mo」機能が480×480の解像度に対応。

 

このアップデートは、以前のソフトウェアバージョンで見つかったセキュリティの脆弱性を修正するパッチも含まれています。つまり、カメラの画質だけでなく、外部からの攻撃に対してもガードが強化されたわけです。

 

発売直後から何回かアップデートを繰り返し、ソフトウェア的な弱点がなくなってきたGalaxy S24シリーズ。日本で発売される頃には、完成度が高まったものを入手できそうです。

 

Source:Sammobile

折りたたみスマホ最上位「Galaxy Z Fold6 Ultra」は本当に開発中? ただし韓国向けモデルだけかも

サムスンは今年(2024年)7月に、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を発表することが有力視されています。そのうち、横折りの前者については廉価モデル「Galaxy Z Fold6 FE」のほか、高級モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」が出るとの噂も相次いでいました。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraは存在する?

 

このGalaxy Z Fold6 Ultraが「確かに開発中だが、もしかすると韓国だけの限定販売になるかもしれない」と、サムスンの未発表製品に詳しいGalaxy Clubが主張しています。

 

今回の記事によれば、Galaxy Z Fold6 Ultraの型番は「SM-F958N」とのこと。現行モデルのGalaxy Z Fold5は「SM-F946」で、Galaxy Z Fold6通常モデルは「SM-F956」になる見通し。そしてGalaxy S24 Ultraは「SM-S928」であり、最近のUltraモデルでは数字部分の下1ケタが常に「8」になるというわけです。

 

ただし「SM-F958N」のうちNは、韓国向けモデルという意味です。欧州、米国、それ以外の市場向けのデバイスは存在が確認できないと述べています。

 

とはいえ、廉価モデルGalaxy Z Fold6 FEは7月ではなく、「iPhone 16」シリーズと同時期の9~10月に登場との噂もありました。Galaxy Z Fold6 Ultraも発売時期を数ヶ月遅らせて、韓国以外の国や地域に向けても準備を進めるのかもしれません。

 

Source:Galaxy Club
via:Wccftech

サムスンGalaxy Ring、体調をリアルタイム測定して「健康にいいレシピ」を提案してくれるかも

サムスンは今年(2024年)7月に、次期折りたたみスマートフォンと同時にスマートリング「Galaxy Ring」を正式発表すると噂されています。すでに初期生産は40万台もあって品薄になりそうにないことや、ライバル超えのバッテリー持ちを実現することが伝えられてきました。

Image:Samsung

 

そんななか、Galaxy RingがAIを活用した食事管理・レシピサービス「Galaxy Food」と連携し「指の上の栄養士」になるかもしれないと韓国の大手メディア朝鮮日報(Chosun Biz)が報じています。

 

このGalaxy Foodとは、ユーザーがより良い食事をして健康的な食生活を送れるよう、食事計画やレシピを提供するアプリです。今回の記事によると、Galaxy Ringによりリアルタイム測定したユーザーの健康情報に基づき、その人に合ったレシピやダイエットを勧めるとのことです。

 

この連携はAIを搭載したサムスン製冷蔵庫ともリンクし、中にある食材を分析して、調理できる食品やレシピも推奨するものだと伝えられています。昨年末、同社は冷蔵庫内部の写真を撮って食品を認識し、そこからレシピを生成できる製品を発表していました

 

スマートリングは24時間着けっぱなしにすることで、ユーザーは意識することなく健康状態を把握できることが大きなメリットです。自分では気づきにくい体調の変化をリングが検出し、スマホアプリで「今日はおかゆがお奨めです」とレシピを提案してくれる未来がもうすぐ実現するのかもしれません。

 

Source:Chosun Biz
via:Wccftech

「Galaxy Watch7」、内蔵ストレージが16GBから32GBに倍増? オフライン音楽をたっぷり保存できるかも

サムスンが今年(2024年)後半に新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」を発表するとの噂は、以前もお伝えした通りです。その発表イベント「Galaxy Unpacked」は、例年より数週間も早い7月上旬と見られています

↑スマホ無しの単体で使いやすくなりそう?

 

Galaxy Watch7には3つのバリエーションがあるとのに続き、内蔵ストレージが倍増するとのリーク情報が届けられています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいSammobileによると、サムスンは次期スマートウォッチの内蔵ストレージを強化し、Galaxy Watch6の16GBから32GBに増やすとのことです。内蔵ストレージが増えれば、アプリや文字盤をインストールした後でも、屋外で運動するときに聴けるオフライン音楽を保存する容量に余裕ができることになります。

 

またサムスンは、Galaxy Watch7でモデル番号の体系を変更するとも述べています。3つあるうち、最初のモデルには2つの型番「SM-L300」と「SM-L305」があり。次のモデルは「SM-L310」と「SM-L315」で、最上位モデルは「SM-L700」と「SM-L705」とのこと。

 

Galaxy Watch7は、サムスン初の3nmチップ搭載製品になると噂されています。最新フラッグシップ機Galaxy S24搭載のExynos 2400でさえ4nmチップであり、それを上回ることになります。

 

ここでいう○○nmとは、半導体の回路線幅のこと。この数値が小さくなるほど処理速度がアップし、消費電力が減る傾向があります。

 

そのため、電力効率が50%向上し、30%高速になるとのリーク情報もありました。「バッテリー持ちが良く、サクサク動き、たっぷりとオフライン音楽を保存できる」スマートウォッチになると期待したいところです。

 

Source:Sammobile

「Galaxy Z Fold6」廉価モデル、「iPhone 16」シリーズと同じ時期に発売? 価格もガチンコ対決かも

先日、サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の廉価モデルを準備中であり、現行モデルGalaxy Z Fold5の半額以下を目指しているとの噂をお伝えしました

↑「Galaxy Z Fold6」廉価モデルの発売はいつ?

 

それに続き、本製品が「iPhone 16」シリーズと同じ時期に発売されるとのサプライチェーン情報が届けられています。

 

韓国の電子業界誌The Elecによれば、次期Galaxy Z Fold6と「Galaxy Z Flip6」(タテ折り機種の後継モデル)に使う部品の生産が5月上旬に始まり、製品は7月に発売される可能性が高いとのこと。ここまでは、以前の噂話とほぼ同じです。

 

そしてGalaxy Z Fold6の廉価モデルは、その2~3か月後の9~10月頃に発売される見込み。つまり、iPhone 16の発売に重なることになると述べています。

 

なぜ、サムスンはGalaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6の発売を急ぐのか? 同社の未発表製品に詳しいSammobileは、今年の夏季オリンピックが7月26日に始まるため、そこでの宣伝を目指していると報じていました。より具体的な発表イベントの時期は、7月上旬とのことです。

 

米国でのiPhone 15標準モデル価格は799ドル~だったため、Galaxy Z Fold6廉価モデルが800ドルであれば、ほぼ同じ価格となります。今年の秋は「折りたためないiPhone」か「折りたためるGalaxy廉価モデル」のどちらを買うか、迷うことになるのかもしれません。

 

Source:The Elec
via:BGR

Galaxy S24 UltraのSペンが焦げ臭い? サムスンは正常な現象であることを説明

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは、独自のスタイラスペン「Sペン」が使えることが好評を呼んでいます。が、焦げたような臭いがするとの声が一部ユーザーから上がっています。

↑焦げ臭さの理由とは

 

これにつき、サムスン公式が正常な現象であり、心配するようなことではないと確認しました。

 

大手掲示板RedditのユーザーLatifYil氏は、Galaxy S24 UltraのSペンを嗅いでみると、悪臭を放っていると投稿。この機種はSペンを収納できますが、「内部でバーベキューされている」ような焦げ臭さだと述べています。

 

他のユーザーらは、前モデルGalaxy S23 Ultraもそうだった、数年前のGalaxy Noteシリーズもそうだったと反応。要は、Sペンが使える歴代のサムスン製スマートフォンに共通する現象だったようです。

 

サムスンのEU向けコミュニティ・フォーラムでも、同じような投稿があり。これにつき、同社公式のモデレーター(掲示板を管理する役職)は「Sペンをホルスターに入れている間は、スマホの内部パーツに近いため、使用中に発熱し、プラスチックが熱くなる」ことで焦げたような臭いがする場合もあると説明。

 

が、この臭いは「自動車を太陽の下に数時間放置した場合に経験する臭い」と似ているとのこと。車内のシートやプラスチック製の部品が熱くなって臭うこともあるが、冷めると軽減されると述べています。

 

つまりSペンの臭いは「プラスチックが熱された場合に起こる一般的なこと」であり、なんら問題はないという結論です。ふだんSペンは手に持って使うため、臭いに気づく人も少なそうではありますが、鼻に近づけるのは避けた方がよさそうです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

次期「Galaxy Watch7」、3つバリエーションあり? 新プロセッサー搭載でバッテリー持ちも動作も大幅に改善かも

サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」につき、現行モデルの丸型から正方形の画面に変えることを検討しているとの噂がありました。それに続き、3つのバリエーションがあり、電力効率の高い新型プロセッサーを搭載するというリーク情報が届けられています。

↑バッテリー持ちが良くなりそう?

 

サムスンの未発表製品に詳しいSammobileの情報筋によると、Galaxy Watch7にはClassicとPro、そしてもう1つのバリエーションがあるとのこと。この新たなモデルが、上記の正方形デザインかもしれないと述べています。

 

この情報が正しければ、サムスンがGalaxy Watchにつのバージョンを用意するのは初めてのことになります。2022年のGalaxy Watch5では通常モデルとPro、Galaxy Watch6では通常モデルとClassicの2機種構成でした。

 

かたや著名リークアカウント@TheGalox_は、Galaxy Watch7シリーズに搭載されるプロセッサー「Exynos W940」は従来モデルより50%(消費電力の)効率が向上し、30%高速になると主張。

 

これにより、最新のクアルコム製「Snapdragon W5 Gen 1」を搭載するOnePlus Watch 2やPixel Watch 2、Xiaomi Watch 2などに匹敵することになりそうです。

 

消費電力の効率が50%上がるということは、前モデルとバッテリー容量が同じであれば、バッテリー持続時間も大幅に延びることを意味します。しかも30%も処理が速くなれば「バッテリー持ちが良くてサクサク動作」が期待できるでしょう。

 

Source:Sammobile

「Galaxy Z Flip6」、カバー画面が3.9インチに大型化? カメラもバッテリーも大幅強化かも

サムスンは次回の新製品発表イベント「Unpacked」を今年7月に行い、その場で折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を発表すると噂されています

↑さらにデカくなる?

 

そのうちタテ折りのGalaxy Z Flip6につき、カバー画面(折りたたんだ時の外側ディスプレイ)が大型化すると著名リーカーが主張しています。

 

昨年、サムスンはGalaxy Z Flip5のカバー画面を、前機種のGalaxy Z Flip5の1.9インチから3.4インチに大型化して話題を呼んでいました。これに伴いGoogleマップやYouTubeなどのアプリが、本体を閉じたまま使えるようになっています。

 

信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、Galaxy Z Flip6のカバー画面は3.9インチになると主張。が、その後に著名リークアカウント@Onleaks氏が公開した予想CG画像では、サイズは3.4インチのままとなっていました

 

そんななか、サムスンの未発表製品に詳しい@TheGalox_氏は、カバー画面が3.9インチになると主張。これが本当であれば、同社は2年連続でデザインを変更する異例の事態となります。

 

ほか、今回の投稿で予想されていることは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ヒンジと内部構造が改善
  • カバーガラス素材にGorilla Glass Armor採用
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

Galaxy Z Flip6のメインカメラが5000万画素、つまりGalaxy Z Flip5(1200万画素)の約4倍になることは、他の有力な情報源とも一致しています。また、バッテリーがGalaxy S24並の4000mAhに増量されることも、以前から噂されてきました

 

これらのリーク情報が正しければ、Galaxy Z Flip6は閉じたままでもさらに使いやすく、またバッテリー持ちも長くなり、あらゆる場所で活躍しそうです。

 

Source:@TheGalox_(X)
via:Sammobile

サムスン初のスマートリング「Galaxy Ring」、発売は8月? 初期生産は40万台で品薄にならないかも

サムスンは同社初のスマートリング「Galaxy Ring」を今年(2024年)後半に発売する予定ですが、具体的な日にちは明らかにしていません。そんななか、発売日に向けて40万台も生産する予定だと韓国サプライチェーン情報筋が伝えています。

Image:Samsung

 

韓国の電子業界誌ETNews報道によると、Galaxy Ringの量産は7月頃の「第6世代折りたたみスマートフォン製品」と同時の正式発表や8月の発売に先立ち、5月頃に始まる予定とのことです。

 

この40万台もの数字は、現在のスマートリング市場を考えるとかなり大胆なものです。どれほどかと言えば、今のところ最も人気のあるスマートリングOuraが2022年3月までに販売した数の、ほぼ半分に達しています。

 

もしもGalaxy Ring需要が予想を上回ったとしても、製品サイズの小ささや、現在は部品不足がないこともあり、すぐに増産が追いつくと韓国の業界誌The Elecは予想しています。

 

Galaxy Ringは先月の国際展示会MWC 2024で初めて披露され、9種類のサイズ、3種類の仕上げがあり、1回の充電でバッテリーが最大9日間も持つことを明らかにしています。

 

もっとも、発売直後は単なるウェルネス機器に留まり、医療機器のような機能を追加するのは、後のソフトウェア・アップデートを待つことになりそうです。なぜなら、韓国や米国で医療機器の認証を取得するには、一般的に10~12か月が必要であり、発売には間に合いそうにないためです。

 

ともあれ、十分に軽くて安くなれば、スマートウォッチほど嵩張らず、何日も着けっぱなしで過ごしやすいはず。発売日の正式発表を、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

次期「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Z Fold6」のカラバリが判明? 控えめな色になるかも

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」を、今年7月に発表すると噂されています。それらのカラーバリエーションにつき、信頼性の高いアナリストが予想を述べています。

↑信頼性の高いアナリストによる予想

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏はXにて、両モデルのカラバリにつきポストしました。

 

それによれば、Galaxy Z Flip6はライトブルー、ライトグリーン、シルバー、イエローの4色展開。かたや、Galaxy Z Fold6はダークブルー、ライトピンク、シルバーの3色が用意されるとのことです。

 

Young氏は、iPhone 14 Proや第6世代iPad miniの画面仕様などを、発表前に正確に予想した実績があります。また、昨年のGalaxy Z Flip5/Fold5のカラバリについても、ほぼ的中させていました。もっとも「どのような色に見えるか」ということで、サムスン公式の呼び方は違う可能性があります。

 

いずれも大人しめな色ですが、特にGalaxy Z Fold6については、前モデルで好評だったブラックがないとすれば、ガッカリする人もいるかもしれません。

 

とはいえ、両モデルとも前機種よりも大きく改善されると予想されています。まずGalaxy Z Fold6については本体がチタニウム製となって薄く軽くなり、内側ディスプレイが正方形に近づくとともに外側のカバー画面も幅広くなる、といったところです。

 

かたやGalaxy Z Flip6は画面のベゼルが狭くなり、本体が分厚くなる代わりにバッテリー容量が増える可能性があるとのリーク情報も伝えられていました。どちらも現行機種よりグッと使いやすくなりそうであり、期待して続報を待ちたいところです。

 

Source:Ross Young(X)
via:Wccftech

次期「Galaxy S25」シリーズ、全モデルがサムスン製Exynosチップ搭載? Snapdragonは採用しないかも

これまでサムスンのフラッグシップ機Galaxy Sシリーズには、同社が独自開発した「Exynos」チップを採用する年と、採用しない年がありました。たとえばGalaxy S23シリーズの全モデルには、クアルコム製のSnapdragonチップだけが搭載。しかし、最新のGalaxy S24シリーズでは一部モデルにExynosチップが復活しています。

↑全モデルがExynosチップになるかも

 

そして次期「Galaxy S25」シリーズでは、全世界でExynosチップだけを採用すると著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいConnor氏は、2025年のサムスン製スマホに搭載されるチップにつき予想をつぶやいています。

そこでは、折りたたみ端末のGalaxy ZシリーズはSnapdragonチップのみ。が、Galaxy SシリーズはExynosチップだけだと述べている次第です。

 

この投稿がなぜ注目されるかといえば、ExynosチップよりもSnapdragonチップの方が性能が優れている傾向があるからです。Galaxy S24シリーズの一部に採用された「Exynos 2400」は、以前より大幅に改善されましたが、それでもSnapdragon 8 Gen 3には及んでいません

 

ただし、サムスン関連情報サイトSammobileは、次の4つの理由から次期「Exynos 2500」チップは飛躍的に良くなると示唆しています。

 

  • サムスンは次世代Exynosチップを最適化するための特別チームを立ち上げたとの噂
  • サムスンはGalaxyスマホ向けに次期Exynosチップをオーダーメイドしたとみられる
  • 次期フラッグシップExynosチップは、サムスンの第2世代3nm製造プロセスが使われる可能性(iPhone 15 Pro搭載のA17 Proチップは台湾TSMC製造の3nmチップ)
  • 搭載されるCortex-X5 CPUコアは、アップルのA/Mシリーズチップ(iPhoneやMac用)のCPUよりも高速になると噂される

 

これらの噂が本当であれば大いに期待が持てそうですが、それでも次期「Snapdragon 8 Gen 4」を上回るとは限りません。ともあれ、続報を待ちたいところです。

 

Source:Connor(X)
via:Sammobile

お手ごろ価格の「Galaxy S24 FE」、上位モデルと同じチップでバッテリー容量は上回るかも

サムスンはGalaxy S24シリーズの廉価モデル「Galaxy S24 FE」を開発中として、そのスペック情報がリークされました。

↑廉価モデルとは思えないようなスペックに?

 

同社はフラッグシップ・スマートフォンを元に、少し性能を抑えつつお手ごろ価格としたFE(ファン・エディション)モデルを何回か投入してきました。昨年10月にもGalaxy S23 FEを発表し、今年初めに日本でも発売。そのコストパフォーマンスの高さが、大きな注目を集めていました。

 

今回の情報を発信しているのは、サムスンの未発表製品に詳しいConnor氏です。

それによれば、Galaxy S24 FEはExynos 2400またはSnapdragon 8 Gen 3(地域により異なる)を搭載。これらはGalaxy S24シリーズと同じチップであり、つまり性能も同等になる可能性が高いということです。

 

ちなみにGalaxy S23 FEはSnapdragon Gen 1/Exynos 2200であり、Galaxy S23シリーズのSnapdragon 8 Gen 3/Exynos 2400と差別化されていました。

 

さらに画面は6.1インチで、AMOLED(アクティブマトリックス有機EL)ディスプレイを搭載する可能性あり。内蔵RAMは12GBでバッテリー容量は4,500mAhとされていますが、この数値はGalaxy S24標準モデル(それぞれ8GB/4000mAh)を超えています。

 

この情報が本当だとすれば、Galaxy S24 FEは目覚ましい性能となりそうです。もっとも、あくまで廉価版という位置づけのため、カメラのスペックが控えめにされるのかもしれません。

 

Source:Connor Bhai(X)
via:91mobiles

次期「Galaxy Z Flip6」の予想CG画像が登場! フラットデザインになり、バッテリー容量は増える?

サムスンは次期折りたたみスマートフォンを、今年7月頃に新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催してお披露目すると予想されています。そのうち、横折りの「Galaxy Z Fold6」に関しては、予想CG画像が公開されていました

Image:@Onleaks/Smartprix

 

それに続き、今度はタテ折りの「Galaxy Z Flip6」の予想CG画像を著名リーカーがシェアしています。

 

この画像は、著名リークアカウント@OnleaksとインドメディアのSmartprixが協力して作成したもの。前回のGalaxy Z Fold6と同じく、細部まで分かる高画質の作りとなっています。

 

まずデバイスの外側には前モデルと同じくカバーディスプレイがあり、サイズも約3.4インチのまま。デュアルカメラとフラッシュの配置も、ベゼルの太さも変わっていません。Galaxy Z Flipシリーズは控えめの価格も魅力のため、大きくコスト増を招くような変更はしにくいのかもしれません。

 

また折りたたみ画面のサイズは約6.7インチであり、中央にはパンチホール(穴あき画面)カメラ、ベゼルの幅も前モデルから太くも狭くもなっていないようです。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

全体的な見た目は、前モデルとそれほど違いはないものの、側面がフラットになっており、Galaxy S24 Ultraに近づいていることが確認できます。Galaxy Z Fold6の予想CGも同じ方向性であり、サムスンはデザイン言語の統一を目指しているとも思われます。

 

より重要なことは、開いた状態での厚みが7.4mmとなり、前モデルの6.9mmより増している点です。つまりバッテリー容量が増えている可能性があり、「Galaxy S24並にパワーアップする」との噂が裏付けられた感もあります。

 

スペックに関しては、Galaxy Z Fold6はGalaxy S24シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を搭載し、Galaxy AIに対応すると噂されています。見かけは前モデルから激変はしないものの、中味はグッと賢くなり、バッテリー持ちも改善されて、使いやすさは倍増すると期待したいところです。

 

Source:Smartprix
via:Wccftech

「Galaxy Z Fold6」の高画質な予想CG画像が登場! Galaxy S24 Ultraのようなデザインになるかも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」については、数々のリーク情報が届けられてきました。先日も「軽くて薄くなる」との噂話がありましたが、ついに細部まで確認できる予想CG画像がネット上で公開されました。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

著名リークアカウントの@Onleaksは、インドメディアのSmartPrixと協力してGalaxy Z Fold6の「独占デザインレンダリング(CG)」をシェアしています。

 

ここ数年、本のように横折りできるGalaxy Z Foldシリーズは、プロセッサーが高性能化したり、画面のシワがわずかに薄くなったものの、劇的な変化はありませんでした。が、最新の予想CG画像は、見た目を一新しつつ、人間工学に基づいた使いやすさを予感させるものです。

 

今回の画像では、Galaxy Z Fold6は全体的に丸みが消えてフラットになり、Galaxy S24 Ultraのように直線的で箱っぽくなっています。

 

また背面にはトリプルカメラがあり、その右側にはフラッシュが配置されています。これらは前モデルと同じながらも、背面ガラスはつや消しのマット仕上げになるようです。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

画面については、折りたたみディスプレイの対角は約7.6インチ、広げると153.5×132.5mm×厚さ6.1mm。そして閉じた状態での外側(カバーディスプレイ)は、約6.2インチとのこと。

 

対して、現行のGalaxy Z Fold5の折りたたみ画面は154.9×129.9×厚み6.1mm。つまりGalaxy Z Fold6はタテに1.4m短く、横幅が2.6mm広くなり、正方形に近づくことになります。この予想は、信頼性の高いリーカーIce universe氏の情報とも一致しています。

 

また厚さは前モデルと変わらず(6.1mm)、Sペンを収納できるスロットはなさそうです。

 

そしてカバーディスプレイの寸法は書かれていませんが、予想CG画像を見るかぎり、幅が広くなっているようです。これまで狭すぎて使いづらいとの声もあっただけに、本当であれば朗報でしょう。

 

Galaxy Z Fold 6のトリプルカメラ仕様は、Galaxy Z Fold5と同じとの予想が有力です。ただし、プロセッサーはGalaxy S24 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxy搭載とみられており、生成AI機能「Galaxy AI」もサクサク動くと期待できそうです。

 

Source:SmartPrix
via:Wccftech

「Galaxy Z Fold6」の高画質な予想CG画像が登場! Galaxy S24 Ultraのようなデザインになるかも

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」については、数々のリーク情報が届けられてきました。先日も「軽くて薄くなる」との噂話がありましたが、ついに細部まで確認できる予想CG画像がネット上で公開されました。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

著名リークアカウントの@Onleaksは、インドメディアのSmartPrixと協力してGalaxy Z Fold6の「独占デザインレンダリング(CG)」をシェアしています。

 

ここ数年、本のように横折りできるGalaxy Z Foldシリーズは、プロセッサーが高性能化したり、画面のシワがわずかに薄くなったものの、劇的な変化はありませんでした。が、最新の予想CG画像は、見た目を一新しつつ、人間工学に基づいた使いやすさを予感させるものです。

 

今回の画像では、Galaxy Z Fold6は全体的に丸みが消えてフラットになり、Galaxy S24 Ultraのように直線的で箱っぽくなっています。

 

また背面にはトリプルカメラがあり、その右側にはフラッシュが配置されています。これらは前モデルと同じながらも、背面ガラスはつや消しのマット仕上げになるようです。

Image:@Onleaks/Smartprix

 

画面については、折りたたみディスプレイの対角は約7.6インチ、広げると153.5×132.5mm×厚さ6.1mm。そして閉じた状態での外側(カバーディスプレイ)は、約6.2インチとのこと。

 

対して、現行のGalaxy Z Fold5の折りたたみ画面は154.9×129.9×厚み6.1mm。つまりGalaxy Z Fold6はタテに1.4m短く、横幅が2.6mm広くなり、正方形に近づくことになります。この予想は、信頼性の高いリーカーIce universe氏の情報とも一致しています。

 

また厚さは前モデルと変わらず(6.1mm)、Sペンを収納できるスロットはなさそうです。

 

そしてカバーディスプレイの寸法は書かれていませんが、予想CG画像を見るかぎり、幅が広くなっているようです。これまで狭すぎて使いづらいとの声もあっただけに、本当であれば朗報でしょう。

 

Galaxy Z Fold 6のトリプルカメラ仕様は、Galaxy Z Fold5と同じとの予想が有力です。ただし、プロセッサーはGalaxy S24 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxy搭載とみられており、生成AI機能「Galaxy AI」もサクサク動くと期待できそうです。

 

Source:SmartPrix
via:Wccftech

生成AIスマホ「Galaxy S24」とGoogle Pixel 8を比較、AIはどこまで便利なの?

サムスンが最新フラグシップスマートフォン、「Galaxy S24」シリーズを1月に発表しました。各所で言われているとおり、「Galaxy AI」と呼ばれる、AI機能が充実したシリーズです。

 

今回はシリーズの中で、6.2インチで約168gというハンディサイズを実現した「Galaxy S24」のグローバルモデルを借りて、サムスンとグーグルの連携により誕生した“生成AIスマホ”に関連する機能を中心にレポートします。

 

なお、Galaxy S24は、筆者が本稿を執筆している2月13日時点でまだ日本での発売が決まっていません。そのため、試用した実機がグローバルモデルなので、今回は電話アプリによる音声通話のリアルタイム通訳を試せていません。

 

ただ、サムスンのWebサイトには日本語によるGalaxy S24シリーズのページがすでに公開されているので、発売に関するアナウンスもあることを期待しましょう。

↑今回はGalaxy S24(右)のAI機能の特徴を知るために、Google Pixel 8(左)も用意。AI機能を比較しました

 

最新のPixelとGalaxyが先行対応、検索がより捗る「かこって検索」

Galaxy S24はグーグルとの連携により、グーグルの生成AIモデルを活用した機能や、Pixel 8に採用された機能が数多く搭載されています。そのなかではじめに、2024年1月末にグーグルがPixel 8シリーズに追加した、画面上の対象物を丸で囲うなどによって検索できる「かこって検索」を試しました。

 

Pixel 8シリーズ以外ではサムスンのGalaxy S24シリーズが初めて対応した機能です。

 

使い方はとても簡単。Galaxy S24はホームボタンアイコンを、Pixel 8は画面下のナビゲーションバーを長押しすると、かこって検索が起動して画面にうっすらと白いベールがかかったような表示になります。続いてWebページやYouTubeのビデオなど、スマホの画面に表示されている画像、またはテキストを選択するだけでGoogle AIを活用する検索が可能です。

↑Webページの画像などを指で描く線で囲うと

 

↑素早くGoogle AIによる検索ができます

 

かこって検索の良いところは、アプリを切り替えずにテキスト入力よりも直感的な検索ができることだと思います。現実世界のオブジェクトにスマホのカメラを向けて、AIで検索する「Googleレンズ」とうまく併用すれば“検索の達人”に一歩近付けそうです。

 

暗所撮影はGalaxy S24の方が色鮮やかで精細

続いて、Galaxy S24のカメラを試してみました。Galaxy S24はリア側にトリプルレンズカメラを搭載。中核の光学2倍ズーム対応・広角カメラは50MPの高画質センサーを搭載しています。

↑Galaxy S24は背面にトリプレンズカメラを搭載しています

 

暗所で静止画を撮り比べたところ、Pixel 8よりもGalaxy S24の方が色鮮やかで精細感のある写真が撮れました。

 

Pixel 8も「夜景モード」を使うと、暗い場所でも自然な明るさと色合いの写真を記録できます。それでも、Galaxy S24の「ナイトモード」を選ぶ方が暗所撮影は安定しました。

 

【カメラの画質をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

Galaxy S24には望遠カメラがあり、光学3倍ズームの撮影が楽しめます。一方のPixel 8は広角カメラの高画素センサーで記録した画像データを切りだして、2倍ズームに相当する写真を残す方式を採用しています。

 

さらにGalaxy S24は3倍ズームで記録した写真データを、AI処理によって精細感を高めてコントラストや色合いなどを整える画像補正技術があります。

 

デジタルズームは最大30倍(Pixel 8は8倍)まで届きますが、さすがに写真は粒子の粗っぽさが目立ちます。

 

【画像補正技術をギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

iPhoneの動画も再生できるインスタントスローモーション

Galaxy S24には、生成AIによってスローモーション再生に必要な動画フレームを予測しながら自動補完する技術を活用した「インスタントスローモーション」という機能もあります。これにより、ギャラリーアプリに保存したビデオを、再生開始後に画面を長押しするとスローモーション再生で楽しめます。

↑動画の再生を始めてから画面を指で長押しすると、自然にフレーム補完をしながらスローモーション再生に切り替わります

 

海外では4Kテレビやゲーミングディスプレイなどの、映像機器も精力的に展開するサムスン。その高画質化技術のノウハウが垣間見える、自然で滑らかなスローモーション動画です。しかも、iPhoneで撮影した動画もギャラリーに取り込めばスローモーション再生ができました。いろんな楽しみ方が考えられそうです。

 

Pixel 8にはない編集機能もある、画像の「ジェネレーティブ編集」

Galaxy S24のギャラリーアプリには、生成AIを活用しながら撮影した写真データを編集する「ジェネレーティブ編集」機能があります。この機能は、グーグルの画像生成AI「Imagen 2」を活用。SamsungアカウントにログインするとGalaxy AIがアクティベートされ、クラウド経由で連携するImagen 2の進化が発揮されます。

 

Pixel 8のGoogleフォトアプリに搭載する「編集マジック」と同様、Galaxy S24シリーズのジェネレーティブ編集を使う際にはネットワーク接続が必要です。

↑Galaxy S24が搭載するAIによる画像の再構成機能。ジェネレーティブ編集として組み込まれています

 

たとえば人物や風景を写真に撮るときに、水平・垂直線を意識すると構図が安定します。ところが、時には斜めに傾いた写真を撮ってしまうこともあるでしょう。

 

Galaxy S24なら、ギャラリーアプリの背景塗りつぶし機能を使って、斜めに傾いている写真を回転させてから、四隅の空白を自然な背景で埋めた写真が後処理により生成できます。この機能はいまのところPixel 8にはありません。

↑斜めに撮った写真。四隅に背景を付け足して、驚くほど自然な写真に再構成してくれました

 

↑左側が元の写真。自分がより高く翔んでいるように見せるため、サイズを小さくして高い場所に移動してみました。背景の穴が自然に見えるようにAIが補正してくれます

 

なお、写真の被写体を選んで拡大・縮小を加えながら場所を移動させて空いた背景の空白を埋める、あるいは不要に写り込んでいる被写体を選んで消せる機能は、Galaxy、Pixelともにあります。

 

「写り込みとか構図は気をつければいいじゃんか」と思うかもしれませんが、過去にほかのスマホやデジカメで撮った写真も、Galaxy S24に取り込めればギャラリーアプリから簡単に“手直し”ができるところが魅力的です。

 

従来はアドビのモバイル向けフォトレタッチアプリなどに切り替えて対応していた作業が、シンプルなユーザーインターフェースを使って直感的にできるところにも筆者は好感を持ちました。

 

チャットを英語に翻訳したり、フォーマルなテキストに変換したりもできる

Galaxy AIは、グーグルの生成AIモデルの中核「Gemini Pro」ともクラウド経由で連携しています。これは通話をリアルタイムで翻訳する「Live Translate」機能に活用されています。メッセージのテキストをタイプした瞬間、日本語から英語などの外国語に変換する「チャットの翻訳」機能も利用できます。

↑チャットアプリの「Live Translate」は外国語の翻訳/スペルと文法のチェック/言葉づかいの変換の3つに対応しています

 

チャットの翻訳は、ユーザーインターフェースのレイアウトが若干異なっていますが、Pixel 8シリーズの「リアルタイム翻訳」と使い勝手はよく似ています。筆者も外国人の友だちや仕事仲間が周りにいれば、この機能の恩恵にあずかれそうです。

↑Pixel 8のチャット翻訳。Galaxy S24とはインターフェースのデザインが若干異なっています

 

 

ビジネスシーンでは、同じGemini Proを活用する「文書のスタイル」が頻繁に使えそうです。チャットやテキストメッセージのアプリから、口語調のくだけた文章をタイプすると即座に礼儀正しいフォーマルな文章に変換してくれます。

 

筆者のようなアラフィフのおじさんは、メールアプリで長いテキストを書くときにも文書のスタイルを整えてくれる機能が欲しいと思いました。

↑丁寧な言い回しに変換してくれる機能が、ビジネスシーンで実践的に使えそうです

 

レコーダーの文字起こしはPixelの精度が高い。Galaxyは要約機能が強み

ビジネスで役立つ「Samsungボイスレコーダー」にも生成AIの機能が統合されました。音声を録音しながら、同時に17の言語に対応する文字起こしができます。

 

Pixelにも純正の「レコーダー」アプリがあります。レコーダーアプリはリアルタイムに文字起こしされるテキストを、スマホの画面で見られるところに特徴があります。

 

英語・日本語で試しましたが、文字起こしはGalaxyよりもPixelの方が精度は高く、会話の途中で相づちをうったり、フィラー(「えー」「う〜ん」などの言いよどみ)が発生したりしても、Pixelのレコーダーアプリはいい感じにこれを“無視”してテキストに起こしません。

 

対してSamsungボイスレコーダーのリアルタイム文字起こしの完成度は1〜2年前のPixelレコーダーくらいのようで、もう少し練り上げが必要な気がしました。

↑17の言語の自動文字起こしに対応するSamsungボイスレコーダー。テキスト化されている文字をリアルタイムに確認できないところがPixel 8との見た目上の違いです

 

↑Pixelシリーズ純正のレコーダーアプリ。文字起こしの精度など、リリース以来積み重ねてきた機能のブラッシュアップが効いているため、英語・日本語ともに実用性が高いアプリになりました

 

一方でSamsungボイスレコーダーは、文字に起こした会話の要点をまとめてくれる「要約」の機能が日本語にも対応しています。しかもGalaxyの日本語による要約は実践的なレベルです。Pixelのレコーダーアプリはこの機能がまだ英語でしか使えません。

 

ミーティングや打ち合わせなど、会話の内容をざっくりと把握できれば良いときのボイスレコーダーとして、Galaxy S24シリーズは強みを発揮できそうです。

↑日本語も要約機能を使えるところがSamsungボイスレコーダーの特徴です

 

あらかじめスマホに「言語パック」をダウンロードしておけば、飛行機の移動中など「オフライン時」にもアプリを起動して録音ファイルの文字起こしができます。これができない有料の文字起こしアプリもある中で、無料の純正ボイスレコーダーの機能が充実するGalaxy S24シリーズ、Pixel 8シリーズはビジネス向きのAIスマホとして、選ぶ価値があると感じました。

 

Galaxy S24は生成AIスマホをリードする旗手

2023年のはじめにOpenAIの「ChatGPT」が国内でも広く知れ渡ったときには、日本語による質問にもスマートに答えるチャット生成AIがとても刺激的に感じられたものです。ですが、いまでは生成AIのテクノロジーはエンターテインメントとしてユーザーを楽しませるだけでなく、スマホやPCによる仕事やクリエーションにも役立つ実践的なツールにまでなりました。

 

サムスンのGalaxy S24シリーズは生成AIのテクノロジーを、ユーザーがメリットを実感できるように使いやすく組み込んだスマホです。これから“生成AIスマホ”の進化をリードする旗手になりそうな手応えも実感しました。

 

現在発表されていること以上に、今後も生成AIを活用する機能が追加されることも期待できるでしょう。Galaxy S24シリーズの日本上陸が楽しみです。

 

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サムスン、「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を7月に発表? Unpackedイベントを開催してお披露目かも

サムスンは毎年、夏から秋にかけて新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催する傾向があります。実際、昨年も7月末にGalaxy Z Fold5など折りたたみスマートフォンやタブレット等をお披露目していました。

↑Galaxy新製品は今年も7月に発表?

 

今年も引き続きUnpackedイベントを7月に行い、次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」など新製品を発表すると著名リーカーが主張しています。

 

リークアカウントの@TheGalox_は、2024年7月のUnpackedイベントで上記のほか、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」やスマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズが登場すると述べています。

 

この@TheGalox_というアカウントは、以前もGalaxy S23シリーズの発表時期を的中させるなど、サムスンの未発表製品に詳しいことで知られています。もっとも、同社の折りたたみスマホブランドから「Z」が消えるとの予想は外しており、的中率は100%ではありません。

 

ちなみにサムスンはスペインで開催中のMWC  2024にてスマートリング「Galaxy Ring」の実物を初公開し、「今年後半」に発売すると述べています。24時間装着して健康管理ができること、「Galaxy AI」と密接に関連あることを示唆していますが、詳しい機能はUnpackedイベントで明かすのかもしれません。

 

ほか、今回の情報では「Galaxy XRヘッドセット」も登場する可能性があるとされています。サムスンがアップルの空間コンピュータ(MRヘッドセット)「Apple Vision Pro」に対抗する製品を開発中との噂は何度かありましたが、チラ見せ程度はあると期待したいところです。

 

Source:@TheGalox_(X)
via:Gizmochina

Galaxy S24シリーズ、初のソフトウェア・アップデート! カメラ画質を改善、「ディスプレイが色あせて見える」にも対応しました

サムスンはGalaxy S24シリーズ向けに、初のソフトウェア・アップデートを配信開始しました。これにより、カメラ画質やディスプレイの機能を改善したと公式に発表しています。

↑アプデについて、サムスンが公式に発表

 

サムスンの公式カメラ担当者によると、同社はGalaxy S24シリーズが発売されてから、様々な経路からやってくるフィードバックを集めてきたそうです。それらを反映して、今回のアップデートではカメラとディスプレイの使用体験を改善したと述べています。

 

具体的な改善点は、ざっと次の通り。

  • 高画質モードで、逆光撮影時の明るさを調整して画質を改善
  • 高倍率ズーム時に、テキストの鮮明度を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 背面カメラによる動画撮影の鮮明度と画質を改善。 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 写真モードプレビューで、室内環境での暗い部分の明るさを高め、人物の鮮明度表現をスムーズに改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 食事モードでカラーデータを追加適用し、表現を改善
  • 夜間モードで彩度とホワイトバランスを調整し、色味を改善
  • Expert RAWアプリで新規フォーマットのDNG撮影後、ギャラリーでの拡大時の画質を改善
  • 背面カメラによる写真撮影時、逆光のもとで素早く動く被写体の表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 写真モードで被写体(人物、花など)の露出と色表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • ディスプレイ設定の「画面モード」に「鮮やかさ」オプションが追加

 

つまり、ユーザーから不満の声が上がっていた「カメラの画質が前モデルより落ちた」あるいは「画面が色あせて見える」現象に対処したようです。また、サムスンは今回のアップデートに含まれなかった項目も、次回のソフトウェア更新で提供する予定だと述べています。

 

まず韓国での修正アップデート配信が始まったようですが、日本向けの配信も早くやって来ることを望みたいところです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip6」のバッテリー、認証サイトで見つかる。今年も7月に発表?

サムスンは昨年7月、折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5を発表していました。つまり、今年も後継モデルがあと半年以内に登場してもおかしくありません。

 

そんななか、インド標準規格(BIS)サイトでサムスンの次期タブレット「Galaxy Tab S10+」とともに「Galaxy Z Flip6」用と思しきバッテリーの登録が発見されました。

 

インド国内で使われる製品は、すべてBIS認証を取得することが義務づけられます。ここから未発表製品の存在が明らかになるのも珍しくなく、英Nothing社のスマートウォッチが正式発表前に見つかったこともありました

 

著名リーカーのRoland Quandt氏は「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」、「Galaxy Tab S10+」のモデル番号が、それぞれSM-F956、SM-F741、SM-X828かもしれないと指摘していました。

 

そしてBIS認証から見つかったバッテリーの型番は「EB-BF742ABE」と「EB-BF742ABY」/「EB-BX828ABE」と「EB-BX828ABY」。つまり前半はGalaxy Z Flip6に、後半はGalaxy Tab S10+に符合しているというわけです。

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5は、それ以前のモデルが発表されていた8月よりも、1か月ほど前倒しでお披露目されていました。この時期にバッテリーがすでに認証機関に登録されているなら、今回も7月頃に登場するのかもしれません。

 

最近の噂では、Galaxy Z Flip6は外側のカバー画面がさらに広くなる、カメラ性能も飛躍的にアップ、バッテリー容量もかなり増えると言われています。

 

サムスンの折りたたみスマホは、年々使いやすくなっているとの声もあります。次期モデルも、さらなるアップデートを期待したいところです。

 

Source:91mobiles

Galaxy 24シリーズの顧客満足度、初めて現行iPhoneを上回る! S23シリーズから飛躍的アップ

先月、iPhone 15 Proモデルの顧客満足度が、標準モデルのiPhone 15/Plusを下回ったとの報告がありました。そして今度は、サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24シリーズの顧客満足度が、初めて現行のiPhoneを上回りました。

↑Galaxy vs. iPhone

 

これは前回と同じく、新製品レビューサイトPerfectRecが発表しているものです。同サイトはGoogle上でユーザーが作成したレビューを集め、5点満点中5点を付けている人が何%いるかを基準にしています。

 

Galaxy S24シリーズが発売されてから1か月弱が経過し、初期ユーザーのレビューがようやく出そろいました。これまでのところ、非常に好意的な傾向があり、Galaxy S24/+のレビューのうち91%、S24 Ultraのレビューの88%が5つ星をつけています。

Image:PerfectRec

 

これらの顧客満足度は、過去のどの世代のGalaxy Sシリーズよりもはるかに高いもの。昨年のGalaxy S23からS24への顧客満足度の飛躍も「統計的に有意だ」と述べられています。

 

またGalaxy S24シリーズとiPhone 15シリーズを比べた馬合、Galaxy側が全モデルで上回っています。iPhone 15標準モデルはProモデルよりも満足度が高かったものの、Galaxy S24/+には及んでいません。

Image:PerfectRec

 

しかし注意すべきは、Galaxy S24シリーズは今年初めに発売されたばかりということです。まず、iPhone 15/Proのレビュー数はS24よりもはるかに多く、ユーザー層が違う可能性もある。また時間の経過とともに、満足度が変わるかもしれません。

Image:PerfectRec

 

とはいえ、今のところGalaxy S24ユーザーの顧客満足度が高いことは事実です。また、ここ数年にわたりGalaxy Sシリーズの満足度は世代交代するたびに上がる傾向もあり、次期モデルの「Galaxy S25」シリーズも大きな期待が持てそうです。

 

Source:PerfectRec
via:9to5Mac

Galaxy S24シリーズの画面が色あせて見える現象、まもなくソフトウェア更新で解消かも!

サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24シリーズは、全般的に前モデルよりも機能がアップしているものの、ディスプレイが色あせて見えるとの声が相次いでいました 。

↑Galaxy S24 Ultra

 

これに対して、サムスン・スペインの担当者は「意図的な色調整であり、製品の欠陥ではありません」と回答。ただし、別のサムスン公式サポート担当者は、Android情報サイトAndroid Policeに対しては不具合を認め、将来のアップデートで修正する予定だと述べていました

 

この件につき、サムスンが画面の明るさを手動で調整できるようにするアップデートを開発中だと著名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏によると、サムスンの次期Galaxy S24アップデートは、画面モードの設定内に彩度レベルを調整できる手動スライダーを追加する予定だそうです。このオプションは「鮮やかさ(Vividness)」と呼ばれる見通し。

 

ちなみに現在のGalaxyスマホでは、[設定]>[ディスプレイ]>[画面モード]内で「鮮やかさ」と「ナチュラル」の二択に限られています。

 

このスライダーで1目盛り上げるだけでGalaxy S23 Ultraのような色になり、2つ上げるとGalaxy S21 Ultraのような鮮やかな色になるとも付け加えています。これまでよりも自由度が増して、自分の好みに合わせた色合いにしやすくなるようです。

 

今のところ、いつソフトウェア更新が配信されるか明らかにされていません。が、Ice universe氏は「次のバージョン」と述べていることから、そう待たなくてもよさそうです。

 

Source:Ice universe(X) 
via:Wccftech

高性能で低価格な「Galaxy S23 FE」が国内で発売、8万8000円

サムスン電子ジャパンは、高性能なカメラとパフォーマンスを備えながら価格を抑えたエントリーモデル「Galaxy S23 FE」を、国内で発売しました。KDDIと沖縄セルラー電話で取り扱います。auでの販売価格は8万8000円(税込)です。

 

海外で人気を集めるGalaxyの「FE」シリーズが、いよいよ日本でも展開が決まった形です。カメラは超広角約1200万画素、広角約5000万画素、望遠約800万画素の3眼構成。加えて手をかざせばシャッターを切れるほか、画質を落とすことなくナチュラルに「盛れた」写真を撮れる「フェイス機能」、ナイトグラフィー機能、写真内の不要なものを消すオブジェクト消去機能などを搭載しています。

 

さらに、資料を撮影すれば、写真からテキストを抽出できるほか、WebサイトのスクリーンショットはURLも同時に保存可能。メモとして活用できます。

 

ディスプレイは6.4インチの有機ELを搭載。リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。また、目が疲れにくいブルーライト低減機能も採用しています。

 

スペックは、Snapdragon 8 Gen 1、8GBメモリー、256GBストレージ、4500mAhのバッテリー。また本体サイズは約76×158×8.2mm、重さは約209gです。

 

このほか、画像や動画・PDFなどのデータを複数のGalaxyデバイスに共有できるクイック共有にも対応。Galaxy以外のデバイスであればQRコードを使った共有や、リンクを送ることによる共有も可能です。

Galaxy S24シリーズ、前モデルより画質に不満があるとの声。サムスンは修正アップデートの可能性を示唆

サムスンのGalaxy S24シリーズが発売されてから、ほとんどのユーザーやレビュアーが満足している一方で、いくつかの不満が出ています。その1つとして「カメラの画質が前モデルより落ちた」と言う声もあります。

↑不満の理由は?

 

これにつき、同社の担当者はユーザーがそう感じる理由を説明し、「必要ならば」修正アップデートを配信する可能性を示唆しています。

 

サムスン公式コミュニティや大手掲示板Redditでは、多くのユーザーがカメラに対して不満を漏らしています。その中には「素晴らしいバッテリー、素晴らしいスクリーン、素晴らしいスピーカーなどなど、今のところ本当に楽しんでいます」としつつ「写真は露出が高すぎたり、粒子が粗かったり、とにかく画質が悪い」とぼやく声もあり

 

こうした声に対して、サムスン側の担当者は、前モデルに比べて「人の目に映るものと少し似た色に、立体感はより高くなるよう調整され、それ以外は大きな変化はありません」と説明。さらに、もう少し鮮明にしたい場合は、カメラ設定で「高度なインテリジェンスオプション」内にある「シーン別に最適化」を有効にしてみるよう勧めています。

 

一般的にサムスンのスマートフォンは、写真を加工する程度が大きいとの指摘もあります。最新のGalaxy S24 Ultraでは、色の鮮やかさを抑えめにしているとのレビューもあり、昨年モデルによる写真とは違って見えるようです。

 

またサムスンの担当者は、問題と思われる写真があれば、送ってくるようユーザーに呼びかけ。それを分析して回答する一方で、「必要と判断される事項」については、今後のソフトウェア・アップデートで対応すると示唆しています。

 

もしも不満の声が増えるようであれば、近いうちに修正プログラムが配信されるかもしれません。

 

Source:Samsung Community
via:PhoneArena

Galaxy S24 Ultra、どれだけチタンが使われている? 確認するために「燃やしてみた」YouTuber現る

サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは、iPhone 15 Pro Maxと同じくチタン製フレームを採用しています。これにより前モデルのGalaxy S23 Ultraよりも頑丈となりつつ、少し軽くなりました。

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

そこでGalaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxのどちらが多くチタンを使っているかを調べるため、著名YouTuberがGalaxy S24 Ultraを燃やしました。

 

YouTuberチャンネルJerryRigEverythingのザック・ネルソン氏は、以前もiPhone 15 Pro Maxで同じ実験をしています。そちらでもチタン製フレームを1100度の炉に入れて燃やしましたが、チタン部分は無傷で残っていました。

 

さてGalaxy S24 Ultraの外部フレームにはチタンが使われ、内部構造はアルミニウム。その中間にプラスチック層が挟まれています。より正確には、Galaxy S24 Ultraのチタンはグレード2(純チタン)のもの。それに対してiPhone 15 Pro Maxの外部フレームは、グレード5のチタン(チタン合金)を採用しています。

 

実際に燃やしてみると、そこからチタンを取り出すことに成功。Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxともに、チタンフレームの厚さから考えて、ほぼ同じ量のチタンを使っているようです。

 

具体的には、iPhone 15 Pro Maxには10~15ドル相当のチタンが使っているのに対して、サムスンは3~5ドル程度の原材料を使っているとのこと。もちろん、鋳造や成形の工程を考えれば、どちらもコストはもっと高くなるでしょう。

 

いずれにせよ、Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxのチタン製フレームは、構造的な意義よりも、見かけが美しいことが大きいでしょう。その一方で、新たなカバーガラス素材と合わせて頑丈さも立証されており、総合的な完成度が高いと言えそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:GSMArena

Galaxy Z Fold6のレンダリング画像が登場! スリムデザインで幅広い画面に?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」のものとされるレンダリング画像を、リークアカウントのxLeaks7 (Dadvid Kowalski)が公開しています。

↑xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / Xより

 

Galaxy Z Fold6では本体が薄型化し、外側のカバーディスプレイのアスペクト比がより横長になるとの情報が登場しています。また本体デザインは、先月発表されたばかりの「Galaxy S24 Ultra」に近くなるようです。

 

今回のリーク画像では、Galaxy Z Fold6の本体がより幅広になり、内側と外側のディスプレイもより大きく、アスペクト比も変更されると伝えています。折りたたんだ状態の本体は、現行モデルの「Galaxy Z Fold5」よりもかなり薄く、新たなヒンジ構造が採用されるようです。背面の本体カメラも、Galaxy S24 Ultraに似たものとなっています。

 

↑xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / Xより

 

これまでのGalaxy Z Foldシリーズでは、縦長な画面が使いにくいという声もあがっていました。次期モデルのGalaxy Z Fold6では画面を幅広くし、本体も薄く軽量にすることで、一気にライバルの折りたたみスマートフォンを突き放すことになるのかもしれません。

 

Source: xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / X via PhoneArena

Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、アプリを次々起動するスピード対決! その結果は?

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S24 Ultraは、いずれも現行スマートフォンの中で性能がトップクラスと見られており、これまで数々の名勝負を繰り広げてきました。ベンチマーク対決では抜きつ抜かれつ、バッテリー持続時間ではGalaxy S24 Ultraが勝利を収めるといった具合です。

Image:PhoneBuff/ YouTube

 

それに続き、実際にアプリを次々と起動したときのスピードはどちらが速いかを検証した結果を、著名YouTuberが公開しています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、恒例のフラッグシップiPhoneおよびサムスンの最上位モデルを使ったスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うものです。

 

ちなみに、昨年のGalaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxの対決では、1周目がGalaxy S23 Ultraが勝ったものの、2周の合計ではiPhone 14 Pro Maxが逆転。誤差を考慮に入れて「引き分け」と判定していました

 

序盤では、Galaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxよりもリード。しかし、一部のアプリ(主にゲーム)がAndroidよりもiOSに最適化されているためか、その差は次第に縮まり、最終的には抜き去られてから1周目が終了。

 

そして2周目は、「先ほど起動したアプリをRAM(メモリ)から読み出す」ことも含まれるため、RAMが多いほど有利になるはず。iPhone 15 Pro Maxが8GBに対して、Galaxy S24 Ultraは12GBを搭載しており、後者が巻き返しできる可能性もありました。

 

確かにGalaxy S24 Ultraは善戦しているものの、追撃はできず。結局、2周の合計で2分57秒37に対して、iPhone 15 Pro Maxは2分54秒71となり、僅差で敗北することになりました。

Image:PhoneBuff/YouTube

それでも、かつてフラッグシップiPhoneとGalaxy Sシリーズとは大きなスピード差があったことから、十分に改善したと言えるでしょう。

 

また、内蔵ストレージ読み書き速度では、Galaxy S24 Ultraが最大75%も上回っていました。今後もアップルとサムスンが競い合い、スマホ性能を底上げしていくと期待できそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:Wccftech

「Galaxy Ring」は今年後半発売か。サムスン幹部がLinkedInで発言

Samsung(サムスン)のスマートリング「Galaxy Ring」が今年後半に発売されると、同社幹部が発言しています。

↑Samsungより

 

Galaxy Ringは先月開催されたイベント「Galaxy Unpacked」にて発表された、スマートリングです。機能の詳細や発売日、価格は発表されていないものの、公開された動画では指輪の内部にヘルスケア関連らしきセンサーが搭載されていることがわかります。

 

今回の情報は、SamsungのB2Bウェアラブル/IoT/アクセサリーのグローバル責任者である、Daniel Seung氏が投稿したものです。彼によれば、「新しいヘルス&ウェルネス・ウェアラブル製品が、2024年後半に投入される」と明かしています。

 

Samsungはウェアラブル製品として、スマートウォッチの「Galaxy Watch」やフィットネスバンドの「Galaxy Fit」を販売しています。しかしこれらの製品でもまだまだ大きいと感じる人にとって、指輪型のGalaxy Ringは魅力的な製品となるかもしれません。

 

サムスンは例年、7月から9月にGalaxy Unpackedイベントを開催します。同イベントでGalaxy Ringの詳細と発売日、価格が発表されることを期待したいものです。

 

Source: LinkedIn via SamMobile

Galaxy S24シリーズの超便利AI機能「囲って検索」、あと数か月は他のGalaxyスマホでは使えないかも

サムスンは新型フラッグシップ機Galaxy S24シリーズと同時に、便利な新機能「囲って検索」(Circle to Search)を発表しました。たとえば写真の中にある植物をSペンや指で丸く囲うと、Googleの検索結果がすぐ得られるというものです。

Image:Samsung/Google

 

今のところ、本機能はGalaxy S24シリーズのほかGoogle Pixel 8シリーズしか利用できません。そしてサムスン公式に、今後数か月は他のGalaxyスマートフォンでは使えそうにない可能性を示唆しています。

 

先週サムスンは、オランダ向けにGalaxy S24シリーズの予約や売れ行きが絶好調とのプレスリリースを発表。そのなかで、いつごろから「囲って検索」が他のAndroidスマホでも利用可能となるのかに言及しています。

 

それによれば「囲って検索は、2024年1月からGoogle Pixel 8シリーズとGalaxy S24シリーズで利用できます。囲って検索は2024年10月5日から他のブランドのAndroid端末でも利用可能になるかもしれませんが、そのための積極的な開発は行なっていません」とのことです。

 

この説明は発表直後の注釈(一番下)に書かれていましたが、その後に削除されたようです

 

サムスンはGalaxy S24シリーズに、「囲って検索」を含めた生成AI機能「Galaxy AI」を搭載しています。さらにGalaxy AIの「一部」を2024年の前半に、Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 E、Galaxy Z Fold5およびZ Flip5、Galaxy Tab S9に提供することも発表済みです。

 

しかし、その中には「囲って検索」が含まれていない可能性が高まったかっこうです。

 

とはいえ、サムスンは次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を8月ごろに、Googleは「Pixel 9」シリーズを10月ごろに発表する可能性が高いはず。それらには「囲って検索」を搭載しつつ、Galaxy S23シリーズなど過去モデルは後回しにするのかもしれません。

 

Source:Samsung(Web archive) 
via:9to5Google

次期「Galaxy Z Fold6」のお手ごろ価格モデル、Sペンが使えない? 2024年後半に発売の可能性

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」につき、従来の通常モデルと同時に普及価格のモデルを発売すると噂されています。それを裏付ける手がかりが国際貿易の輸出入データベースから見つかり、コード名は「Q6A」かもしれないとの報告もありました

↑写真は「Galaxy Z Fold4」

 

これまで廉価モデルが通常モデルとどう違うのか不明でしたが、Sペン(スタイラス)が使えない可能性が浮上しました。

 

韓国の電子業界誌ET Newsは、サムスンがGalaxy Z Foldの低価格モデルを発売予定であり、「ペン入力なし」の方向で開発していると主張。その狙いは折りたたみスマホの価格負担を軽くすることで、需要を拡大する試みだと述べています。

 

Sペンを使うには特殊なデジタイザー(アナログ入力をデジタルに変換する装置)を必要とするため、それを削れば製造コストを下げられます。つまりソフトウェア的に使用を封じるのではなく、ハードウェア的にペン入力が使えなくなるというわけです。

 

さらにサムスンは「他の部品や性能も差別化」すると予想されるとも伝えています。他のコスト削減策としては、より性能の低いチップセットの採用、内蔵ストレージやRAMの削減、カメラのイメージセンサーも安いものを使う、といったところでしょう。

 

この廉価版Galaxy Z Fold6は、通常モデルとともに「今年後半」に発売予定とのこと。現行のGalaxy Z Fold5は国内価格が25万円程度ですが、廉価モデルが10万円台になればユーザー層が一気に広がるかもしれません。

 

Source:ET News
via:9to5Google

サムスン、折りたたみスマホの値下げに挑戦? ディスプレイのコスト削減に取り組み中かも

折りたたみ式スマートフォンはいまだに価格が高く、ここ数年間も機能は向上しながら値下がりしていません。しかし、折りたたみ市場を牽引するサムスンは、ディスプレイのコスト削減を試みていると韓国の業界誌The Elecが報じています。

↑お手ごろ価格の折りたたみスマホがいよいよGalaxyから登場か

 

報道によると、サムスンディスプレイは折りたたみ式ディスプレイのベゼル(額縁)をインクジェット印刷で作る準備を進めているとのこと。

 

これまでサムスンはベゼル作りに「マイクロドライプロセス装飾」(MDD)を活用していたそうです。この方式では後で切り離すフィルムを使っていたものの、新たなインクジェット技術ではそのままベゼルが形成されると伝えています。

 

ベゼルフィルムは画面を保護するために有機ELパネルの周囲に貼られており、サムスンの折りたたみ製品ではパネルと超薄型ガラスの間にあります。

 

最終的な製品にどのような違いが出るかは不明ですが、大量生産されるとなれば、コスト面でのメリットはありそうです。The Elecも「サムスンディスプレイはコストを削減でき、サムスンの折りたたみ式スマートフォンの価格引き下げに貢献できる」と述べています。

 

サムスンは次期「Galaxy Z Fold6」と同時に、より手頃な価格の普及モデルも投入すると噂されています。信頼性の高いリーカーRevegnus氏も「Galaxy Z FE」(FE=ファン・エディション/フラッグシップ機の廉価版)がテスト中との噂があると述べていました。

モトローラほか競合各社とも、お手ごろ価格の折りたたみスマホに注力しつつあります。サムスンも、そちらに本腰を入れると期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

Galaxy S24シリーズ、スピーカーも大幅に強化! より大音量とワイド感あるサウンドを実現

サムスンの最新フラッグシップ・スマートフォンGalaxy S24シリーズは、プロセッサーが強化され、生成AI機能「Galaxy AI」も搭載、最上位モデルUltraはチタン製ボディやカバーガラスの新素材により非常に頑丈となりました

↑Galaxy S24 Ultra

 

これらはサムスンも宣伝していることですが、言及が見つからないスピーカーについても、目覚ましく改良されていることが明らかとなりました。

 

サムスン製品に詳しいSammobileは、Galaxy S24シリーズのスピーカーが前S23やS22と比べて、大きくなっていると指摘しています。さらに強化されたスピーカーは、より充実したワイド感のあるサウンドを実現しているとのことです。

 

数年前、Galaxy Sシリーズのスピーカーは評判が良いとは言えませんでした。が、Galaxy S24シリーズの音は素晴らしいとSammobileは絶賛しています。

 

サムスン公式には、スピーカーに関しては「100%再生レアアース」や「40%以上の再生スチール」を使用と謳い、リサイクルへの配慮を強調。が、英オーディオ誌「What Hi-Fi?」は「かなりの大音量が再生でき、底面スピーカーが組み合わされているため空間の広がりが顕著」と高く評価しているようです。

 

Galaxy S24シリーズは全モデルとも、最大2600ニトの明るい画面を備えています。改良版スピーカーと相まって、どこでも優れたマルチメディア体験を提供できそうです。外出先ではワイヤレスイヤホンを使う機会が多いものの、友達とサウンドを分かち合う上で、優れたスピーカーは大活躍することになるでしょう。

 

Source:Sammobile

ついに異なるメーカーのAndroidスマホ間でeSIM転送が可能に! Galaxy S24 Ultraで確認されました

すでにiPhoneでは、デジタルSIMの「eSIM」を旧機種から新モデルに転送可能となっています(一部キャリアのみ)。端末を買い替えたときに非常に便利な機能ですが、これが異なるメーカーのAndroidスマートフォン同士でも利用できることが明らかとなりました。

↑ついにAndroidでも……

 

もともとAndroid一般でeSIMのワイヤレス転送が可能となる見通しは、昨年の初め頃に浮上していました。Android 13ベータ版に手がかりが見つかり、Googleも計画を発表済み

 

そしてGoogle Pixel 8シリーズやサムスン端末では実現したものの、あくまで「同じメーカー製品」同士であり、メーカーが異なるAndroid端末間で利用できる気配はありませんでした。

 

しかし、新品のGalaxy S24 Ultraでは、セットアップ時に「QRコードをスキャンすると、古い端末からeSIMを転送できます」オプションが表示された上に、LG V60 ThinQやPixel 8 Proも反応したとのこと。それらポップアップが出たスクリーンショットも公開されています。

Image:Android Police

 

ただし、今のところT-MobileのeSIMプロファイルでのみ動作するそうです。T-Mobileは海外キャリアであり、日本では展開していません。

 

この「異なるメーカーのAndroidデバイス間でもeSIM転送」が広く利用できるようになれば、スマホの買い替え・乗り換えもしやすくなるはず。多くのメーカーや通信キャリアが少しでも速く対応するよう期待したいところです。

 

Source:Android Police
via:Wccftech

Galaxy S24 Ultra、「水没させてから6時間凍らせる」過酷なテストを耐えきる! 破損もなく動作も問題なし

サムスンのハイエンド・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、本体がチタン製となり、カバーガラスには新素材「Corning Gorilla Armor」を採用。その甲斐あってか、落下テストや引っ掻きテストでもほぼ無傷のままでした

Image:TechDroider

 

さらに頑丈さを確かめるべく、あるYouTuberがGalaxy S24 Ultraを水没させてから凍結するテストを行い、検証結果を報告しています。

 

YouTubeチャンネルのTechDroiderは、Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、Pixel 8 Proの3台を対象にテスト。これらは全て、IP68の防水・防塵性能を備えています。

 

この3台を箱に入れた上で水の中に沈め、さらに冷凍庫で凍結。それから6時間後に解凍しています。Galaxy S24 UltraとPixel 8 Proについては、背面カメラのレンズが砕けたように見えましたが、実はどこも壊れていませんでした。

 

そして3機種ともスピーカーや充電ポートをチェックしたところ、どれも無傷でした。初め、Galaxy S24 UltraとPixel 8 Proの画面は少し曇っていましたが、やがて収まり、正常に動作するようになりました。3機種ともディスプレイは完璧に機能し、どこにも不具合は見られません。

 

このテスト結果も加わったことで、Galaxy S24 Ultraは落下にも強く、砂利で引っ掻いても傷が付きにくく、水に濡れた上に凍らせてもある程度は耐えられることが証明された格好です。

 

ただし、今回は水深が浅かったことには注意すべきです。もしも深い場所であれば、水圧が働き、防水を守り切るのは難しいはず。

 

Galaxy S24シリーズが「水深1.5mまでの淡水に最大30分間水没させた条件下における研究所での試験結果に基づいています」と説明しているのは、そのためでしょう。専門家による、精密な検証テストも待ちたいところです。

 

Source:TechDroider(YouTube) 
via:Wccftech

超高性能スマホ「Galaxy S24」シリーズ登場、AI機能に全振り

サムスン電子は1月18日、スマートフォンの新モデル「Galaxy S24」シリーズを正式に発表しました。今年はAI機能を目玉として打ち出しています。

 

Galaxy S24シリーズは、以下の3モデルをラインアップします。

 

・Galaxy S24

・Galaxy S24+

・Galaxy S24 Ultra

 

3機種のうち、どのモデルが日本で発売されるかは未定です。2023年は小型モデルのGalaxy S23と、ペン対応のGalaxy S23 Ultraが日本で販売されているため、例年どおりならこの2モデルは期待できそうです。

 

ラインアップを細かく見ていくとまず、コンパクトで高性能な「Galaxy S24」、大画面の「Galaxy S24+」があります。

↑Galaxy S24

 

↑Galaxy S24+

 

そして、ペン対応の「Galaxy S24 Ultra」があります。仕様を比較すると、S24 Ultraはほかの2機種と比べると、望遠カメラが1つ増えているので高倍率ズームに強くなっています。また、今年はiPhone 15 Proに対抗したのか、Galaxy S24 Ultraはチタンフレームを採用しています。

↑Galaxy S24 Ultra

 

3モデルのスペックは以下のとおり。

Galaxy S24 Galaxy S24+ Galaxy S24 Ultra
ディスプレイ 約6.2インチ/フルHD+解像度/120Hzリフレッシュレート(1~120Hz可変)/最大輝度2600nit 約6.7インチ/QHD+解像度/120Hzリフレッシュレート(1~120Hz可変)/最大輝度2600nit 約6.8インチ/QHD+解像度/120Hzリフレッシュレート(1~120Hz可変)/最大輝度2600nit
カメラ 超広角約1200万画素(F値 2.2)
広角約5000万画素(F1.8値)
望遠約1000万画素(光学3倍、F値2.4)
インカメラ約1200万画素(F値2.2)
デジタルズーム30倍
超広角約1200万画素(F値2.2)
広角約2億画素(F値1.7)
望遠約5000万画素(光学5倍、F値3.4)
望遠約1000万画素(光学3倍、F値2.4)
インカメラ約1200万画素(F値2.2)
デジタルズーム100倍
CPU Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
メモリー 8GB 12GB
ストレージ 512GB/256GB/128GB 512GB/256GB 1TB/512GB/256GB
バッテリー 4000mAh 4900mAh 5000mAh
OS Android 14/One UI 6 .1
サイズ/重量 約70.6×147×7.6mm/約168g 約75.9×158.5×7.7mm/約196g 約79×162.3×8.6mm/約233g
防水
ワイヤレス充電(Qi)
急速充電
ペン対応

 

これがGalaxy AIだ!

ChatGPTが世界的な話題となり、世間はもう何度目かの「AIブーム」が到来していますが、サムスンもGalaxy S24シリーズで「Galaxy AI」をキャッチフレーズとして掲げています。ただし、Galaxy AIの主役は、ChatGPTのように質問に答えてくれるアシスタントではありません。より実用的なものです。

 

ずばり「Galaxy AI」という名前のアプリはありません。Galaxy S24シリーズのAIは、たくさんの小さな便利機能です。

 

それらは各アプリに組み込まれていて、たとえば、電話中に翻訳したり、なぞった部分を検索したり、メッセージの文体を整えたり、録音を文字起こししたり、写真を自在に編集したりできます。この機能の集合体に「Galaxy AI」という愛称が付けられています。

 

通話を英語に翻訳してくれる「通話翻訳」

詳細を見ていきましょう。Galaxy S24シリーズならではの機能が、通話の通訳です。話した言葉を外国語で翻訳してくれるという機能で、電話アプリに組み込まれています。

↑通話中の会話をリアルタイムで翻訳。ほかにも、後述するキーボードでAIを活用する機能なども備わっています

 

話した言葉は数秒で合成音声に変換。海外の通話相手が話した内容も日本語に翻訳して音声で返してくれます。たとえば海外旅行でホテルのフロントに電話したり、レストランを電話で予約したりするシーンでは便利に使えそうです。

 

また、音声を字幕で表示して、翻訳する機能も備えています。この機能は、通話アプリに限らず、たとえばTwitterで外国語の動画を再生したときなどにも使えます。

 

上記の翻訳機能は日本語を含む13か国語に対応しています。なお、スマホ内のAIチップ(NPU)が翻訳するため、余分なデータの消費にはつながりません。モバイルデータ通信やWi-Fiがオフの状態でも利用できます。

 

画面をなぞって高速検索

「Google アシスタント」の検索機能も改良されています。Galaxy S24シリーズでは、「かこって検索(Circle to Search)」を初めて搭載します。

 

かこって検索は、ホームボタンを2回タップして起動。画面に表示されたものを、なぞるとGoogleで検索できます。なぞった範囲に文字があればテキストを認識して検索でき、人や建物などの画像があれば、その画像で検索できます。

↑このように指やSペンで調べたい範囲を囲うと、その部分を検索可能。たとえばモデルさんが着用している洋服が気になったらかこって検索できるわけです

 

要するに、これまではスクショを撮ってGoogle レンズで検索していたものを、かんたんな操作で、スクショ全体よりも範囲を選択して検索できるようにしたのが「かこって検索」です。これはGoogleの機能なので、今後他社製のAndroidスマホにも搭載される可能性があります。

 

また、Google由来のAI機能としては、Android Auto利用時に通知メッセージを要約する機能もあります。ただし、発表時点では日本語では利用できません。

 

メッセージのトーンを変えられる

キーボードには、生成AIを使って、メッセージの文体を変える機能が追加されました。打ち込んだ文章を「丁寧な文章」や「カジュアルな言い方」、「顔文字付きのメッセージ」などに変換できます。

 

録音の文字起こし、メモの要約も

文章生成AIを活用した機能もあります。ボイスレコーダーアプリでは、録音した音声から、自動で文字起こしを作成する機能を備えています。録音した長さがある程度長くなると、自動で要約も生成されるため、議事録作成にも役立ちそうな機能です。

↑音声ファイルの文字起こし。精度はどれほど高いのかが気になるところです

 

また、メモアプリの「Samsung Notes」では、AI要約に対応しました。加えてアプリでは、メモのタイトルを付ける機能も備えています。

 

生成AIで写真編集も「ジェネレーティブ編集」

写真編集にも生成AI機能が使えます。Galaxy S24シリーズは「ジェネレーティブ編集」という機能を新たに搭載します。

 

たとえば、斜めになった写真の構図を修正したときに、端にできてしまう余白部分を生成AIが違和感なく塗りつぶします。写真の端の部分を推測して補うわけです。

 

また、映り込んだ余計な人やモノを写真から抹消できる、魔法のような「消しゴム機能」も備えています。さらに、被写体の位置を動かして、元の場所の背景を埋めるという編集も可能です。

 

なお、ジェネレーティブ編集機能には「フェイクニュース」対策も組み込まれています。この機能で編集した写真には、AIで生成されたことを示す、目で見える「透かし」が重ねられて、編集したことがわかるようになっています。

 

高性能でしかもAI活用のカメラ

Galaxy S24/S24+が広角、超広角・望遠カメラの3眼レンズ構成です。超広角が1200万画素、広角が5000万画素、望遠が1000万画素(光学3倍相当)。

 

Galaxy S24 Ultraは4眼カメラです。広角が2億画素にバージョンアップしていて、さらに高倍率な光学5倍望遠カメラがプラスされています。加えて、Galaxy S24 Ultraは最大100倍のデジタルズームで撮影できます。

↑Galaxy S24 Ultra。ぱっと見の並びは従来のS23 Ultraと同じです

 

カメラ撮影で使われる機能にも、Galaxy AIが採用されています。デジタルズームで写真を撮ったときに裏側で働く、「AI超高解像」と「AIマルチフレーム加工」という2つの機能です。遠くの被写体を大きく写したときに、この2つの処理が働き、ディテールを補完してくっきりとした写りに補正します。

 

デジタルズームで足りない画素を推論で補完する機能は、スマートフォンのカメラでは以前から存在します。その意味で、従来のスマホカメラの作り方から変わっておらず、その機能もGalaxy AIと呼ばれるようになっただけだと言うこともできるでしょう。

 

スマホ性能もトップクラス、アップデートは7年に延長

Galaxy Sシリーズは、Androidスマホでは世界トップシェアのサムスンのフラグシップモデルです。AI機能以外でも高い処理性能を備えています。

 

チップセットはSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyという、最高峰クラスのチップを搭載。画面は120Hz駆動対応で、画面のスクロール表示も自然な動きです。もちろん、5Gにも対応しています。Wi-Fiは最新のWi-Fi 7に対応。

 

スマホを長く使えるように、ソフトウェア更新の提供期間も延長されています。Galaxy S24シリーズでは「7世代のOSバージョンアップと7年間のセキュリティ更新へのコミット」をうたっています。通例では、Android OSは1年に1回バージョンアップを実施しているため、これは「2031年までの7年間、ソフトウェア更新を続けます」という宣言です。

 

スマホメーカーの「バージョンアップ保証」は長期化する傾向があります。サムスンは前年モデルのS23でも「4年対応」を宣言したばかりですが、Galaxy S24シリーズではさらに延長されたことになります。

 

なお、この7年の宣言はグローバル版について宣言されたもので、日本向けモデルでも7年保証となるかは不明です。日本のGalaxyスマホは携帯電話キャリアが販売する割合が高いため、長期サポートができるかは携帯電話キャリア次第なところもあります。

 

サムスン電子ジャパンでは1月18日から、Galaxy S24シリーズのグローバル版を「Galaxy Harajuku」と「Galaxy Osaka」で展示しています。実機で使い心地を確かめたいという人は、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

【Galaxy S24フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

【Galaxy S24+フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

【Galaxy S24 Ultraフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

2025年の「Galaxy S25」シリーズ、CPU性能が「iPhone 16 Pro」を上回る? Cortex CPUコアが大幅に進歩かも

iPhoneのCPU性能は、Androidスマートフォンよりも常に優位に立ってきました。クアルコムの最新ハイエンドチップSnapdragon 8 Gen 3も、少なくともシングルコア性能ではiPhone 15 Pro搭載のA17 Proにかなりの遅れを取っています

↑2025年、ついに上回る?

 

しかし、2025年の「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載したAndroidスマホは、プロセッサーの設計を行うArmの技術進歩により、「iPhone 16 Pro」の性能を上回る可能性が浮上しています。

 

現状、ハイエンドAndroidスマートフォンのプロセッサーは全て、ArmのCortex CPUコアを使っています。たとえばSnapdragon 8 Gen 3はCortex-X4を搭載する、という具合です。

 

さて市場調査会社Moor Insights and Strategyの報告書によれば、Armは2025年に「最高のスマートフォンCPUコアを実現するという大胆な計画」を持っているそうです。

 

コードネーム「Blackhawk」と呼ばれる次期Cortex CPUコアは「過去5年間で最大の前年比性能アップ」をもたらすと期待されるとのこと。つまり、ここ5年間で最も性能の伸びしろが大きいというわけです。

 

さらに目標とするのは「Arm設計のプロセッサーとArmカスタム実装との性能差をなくす」こと。アップルのA17 Pro等もArm設計を使っていますが、それを実際のプロセッサーに実装するのが非常に巧く、同じくArm設計に基づくAndroid向けチップに差を付けている。そのギャップを解消しよう、というわけです。

 

このCortex-X5 CPUコアは、ほとんどのGalaxy S25シリーズに搭載されるサムスン独自開発の「Exynos 2500」等に使われる可能性が高いとのこと。毎年のGalaxy Sシリーズには、サムスン独自開発のExynosシリーズと、クアルコム製のSnapdragonシリーズが搭載される傾向がありますが、2025年にはExynos採用モデルの比率が高まる見通しです。

 

それ以外のGalaxy S25シリーズには、クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 4」が採用されると見られています。こちらも自社開発の「Oryon」を採用し、アップル独自開発チップのシングルコア性能を上回る可能性があります。

 

この予想が正しければ、ついにGalaxy SシリーズなどAndroidスマホが、フラッグシップiPhoneにCPU性能で完勝することになります。もっともアップルも独自の技術革新により、さらなるパワーアップを遂げるかもしれません。

 

Source:Moor Insights and Strategy
via:Sammobile

「Galaxy S24」シリーズ、全モデルとも「電話中の自動通訳」はバッチリ? 公式資料らしき画像がリーク

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは1月18日深夜3時の「Galaxy Unpacked」イベントにて、あと数日で正式発表される見通しです。

↑「Galaxy AI」のリアルタイム翻訳が気になるところ

 

従来通り「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」の3機種構成であり、「Galaxy AI」こと生成AI機能が強力であるとの噂が相次いでいましたが、それを補強する公式マーケティングらしき画像がリークされました。

 

信頼性の高いリーカーEvan Blass氏は、Galaxy S24シリーズ全モデルに関わる画像をX(旧Twitter)にポスト。この投稿は削除済みですが、米9to5GoogleやWccftechなど複数のメディアが目撃し、画像を保存した上で再公開しています。

 

これらは「削除された事情」があると推測されるため、画像そのものは転載を控えさせて頂きます。

まず画像の1枚目は、Galaxy S24 Ultraを2枚重ねにしたもの。「Galaxy AI is here」(Galaxy AIがここにある)と謳い、噂のフラットディスプレイや狭くなったベゼルが確認できます。

 

そして2枚目では、標準モデルGalaxy S24とGalaxy S24に言及。カメラ性能につき5000万画素/8Kビデオ撮影/30倍ズーム(おそらくデジタルズーム併用)と書かれるほか、「Never be lost in translation again」(翻訳で迷子になることは二度とない)とのフレーズもあり。

 

これは、通話中の同時翻訳を指すものと思われます。最上位モデルのUltraでなくとも、母国語とは違う相手とストレスなく通話できるのかもしれません。

 

そして3枚目には、Galaxy S24シリーズ全モデルの画面サイズや最大輝度が2600ニトの明るさ、Ultraモデルの本体はチタン製であることが書かれています。これらは、先日のリーク情報とも一致しています

 

Galaxy S24シリーズのデザインは前S23とあまり変わらないようですが、今までのリークが本当だとすれば、日常生活から海外旅行まで手放せないガジェットになりそうです。

 

Source:Evan Blass(X) 
via:Wccftech,9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、噂通りフラットディスプレイを採用? ハンズオン動画が登場!

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズの発表が数日後(Galaxy Unpacked 2024)に迫るなか、最も大きな注目を集めているのが最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」でしょう。

↑Pixel 8シリーズに続き、Galaxyもフラットディスプレイに舵を切る?

 

長年にわたりサムスンのスマホは端が丸くなった曲面ディスプレイが続きましたが、Galaxy S24 Ultraではフラットディスプレイ、つまり表面が完全に平たくなり、端も角張った画面が採用されると噂されています。曲面ディスプレイは美しいものの、間違ってタッチしたり、画面保護フィルムが貼りにくかったりと、実際には使いにくいとの声もありました。

 

そんなGalaxy S24 Ultraのフラットディスプレイが確認できる、ハンズオン動画がネットで公開されています。

 

リーカーのBenlt Bruhner Pro氏は、別の著名リーカーIce Universe氏が公開したという「Galaxy S24 Ultraを手に取った動画」を転載。ケースを装着しているようですが、完全に平たくなった画面や極薄ベゼルが確認できます。

 

ここ最近、大手各社のAndroidスマホはフラット画面を採用する流れです。GoogleのPixel 8シリーズも前モデルまでの曲面からフラットディスプレイに移行しており、現在は主にVivo、Oppo、OnePlusといった中国スマホメーカーが曲面画面を続けています。

 

サムスンのGalaxy Sシリーズは、専用スタイラス「Sペン」を使って手書きノートを取ったりと、実用性が重視されています。今後も「美しさより使いやすさ」路線を進んでいくのかもしれません。

 

Source:Benlt Bruhner Pro(X) 
via:Gizmochina

「Galaxy S24」シリーズ、AIで写真アプリやキーボードも大幅進化? 走り書きをメールに自動変換できるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズには、強力なAI機能が搭載されると複数の情報源が伝えてきました。それはサムスン自らが「Galaxy AI」をアピールしていることが裏付けています。

Image:Samsung/YouTube

 

すでに通話中のリアルタイム翻訳や写真のAI編集機能が報じられてきましたが、さらに具体的な情報がリークされています。

 

著名リーカーのAhmed Qwaider氏によると、Galaxy S24シリーズには「サークル検索」と呼ばれる機能が搭載。写真の中のアイテムを丸く囲むだけで、検索できるようになるそうです。

 

また数々の実績あるリーカーAlvin氏は、Galaxy AIがサムスンのキーボードとノートアプリに統合されると主張。Gboard(Googleのキーボードアプリ)をずっと使ってきた人が、この機能だけで乗り換えたくなると言っているそうです。

 

具体的な機能は、ざっと次の通りです。

  • Webページの要約
  • 文章スタイルの検出と複数の文章スタイルへの変換(プロフェッショナルな口調やカジュアルな口調を含む5つの文体、または絵文字を使うことも可能)
  • ノートへの走り書きから別のフォーマットへの自動変換(プロフェッショナルな電子メール/招待状など)

 

つまり、長文ページを手短にまとめたり、砕けた口調の文章をビジネス向けに書き直したり、走り書きすれば仕事用のメールや招待状に変換してくれるというわけです。

 

これらが本当だとすれば、ふだんの仕事の効率がグッと上がるはず。サムスンの公式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ahmed Qwaider(X) ,Alvin(X) 
via:PhoneArena

「Galaxy S24」シリーズ、7年間のソフトウェア・アップデートが受けられる? Android 21(仮)も使えるかも

長らくサムスンは、自社スマートフォンに業界最長のソフトウェア・アップデートを提供してきました。が、現在ではGoogleがPixel 8シリーズに7年間のアップデートを約束したため、トップの座を譲っています。

↑「Galaxy S24」シリーズも、もしかしたら……?

 

しかし、次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズではPixel 8シリーズ並みのソフトウェア・アップデートが提供されるとの噂が報じられています。

 

海外情報サイトAndroid Healinesによれば、サムスンは「Pixel 8とPixel 8 Proで始まった、Googleのアップデート戦略を採用する」とのことです。

 

通常のソフトウェア・アップデートとは、セキュリティ更新やその他の小さめの機能追加・修正を意味しています。が、Pixel 8シリーズの場合はセキュリティ更新のほか、Android OSバージョンのアップデートまでも7年間を保証。つまり、発売から7年後も最新のAndroid OS(Android 21?)が使える可能性を示しています。

 

iPhoneもソフトウェア・アップデートが受けられる期間の長さが知られていますが、昨年配信されたiOS 17の場合はiPhone X(2017年発売)がサポート打ち切りとなりました。今回の噂が本当であれば、Galaxy S24シリーズはそれを上回ることになります。

 

iPhoneの中古買い取り価格が高めなのは、iOSアップデートが長く受けられ、息長く使い続けられることが理由の1つと見られています。今回の噂が本当であれば、Galaxy S24シリーズも、中古価格が下がりにくくなるかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:Wccftech

「Galaxy S24」シリーズ、タッチ反応が10%以上も速くなる? 標準モデルは画面が広くなるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日深夜の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです。これまで「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」全3機種につき、数々のリーク情報が伝えられてきました

↑タッチ画面の反応と最大輝度が上昇?

 

それに続き、タッチ画面の反応がより良くなると著名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーのICE UNIVERSE氏は、「Galaxy S24シリーズの画面タッチ反応速度は10%以上も向上しており、よりスムーズで高速な反応が期待できる」とX(旧Twitter)にて述べています。

 

すでにGalaxy S24シリーズは3機種とも、ディスプレイの最大輝度が2600ニトになり、太陽光の下でも見やすくなるとの噂が報じられていました。それに加えてタッチ反応スピードも速くなるということは、画面が全面的に改良されるようです。

 

ほか、別方面からはサムスン社内の公式スライドらしき画像がリークされ、全モデルともベゼルが薄くなり画面が広くなるとの手がかりもあり。Galaxy S24は全モデルの6.1インチから6.2インチへ、S24+は6.6インチから6.7インチになる可能性も浮上しています。

 

Galaxy S24シリーズは、プロセッサーが2種類あるものの、いずれも性能が向上すると見られています。ハイエンドゲームを遊ぶ場合も、良好な操作性が期待できそうです。

 

Source:ICE UNIVERSE(X) 
via:9to5Google

「Galaxy S24」のカラバリ全7色がリーク。うちジェイドグリーン等は限定カラーに?

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日深夜の「Galaxy Unpacked 2024」にて発表される見通しです。それが間近に近づいているなか、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」の実物らしき写真も登場していました

↑「Galaxy S24」のカラバリは全7色?

 

それに続き、標準モデル「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」のカラーバリエーションを著名アナリストがリークしています。

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏はXにて、Galaxy S24/S24+のマーケティングカラー(製品版カラーの公式名称)はこうなる、とつぶやいています。

 

すなわちアンバーイエロー、コバルトバイオレット、ジェイドグリーン、マーブルグレー、オニキスブラック、サンドストーンオレンジ、サファイアブルーとのことです。

 

このうち4色の名前は既出でしたが、ジェイドグリーンとサンドストーンオレンジ、サファイアブルーが初めて出てきたものです。

 

おそらくGalaxy S24 Ultraも同じ系統の色が用意されると思われますが、Ultraモデルのみチタン製のため、色合いが少し異なり、呼び方も変わることになりそうです。

 

また、ジェイドグリーンとサンドストーンオレンジ、サファイアブルーの3色は、以前のリーク情報になかったことから、サムスンのオンライストア限定色かもしれないとの指摘もあります

 

Galaxy S24シリーズは、デザインは前モデルから大きく変わらないものの、プロセッサーの高速化や生成AI機能(リアルタイムで通話を翻訳など)に期待が持たれています。しかも本体カラーも一新されるなら、全世界で大きな人気が出るかもしれません。

 

Source:Ross Young(X) 
via:Wccftech

将来のGalaxyスマホは内側にも外側にも折りたたみできる? サムスンが新技術「In&Out Flip」公開

現在の折りたたみスマートフォンは、最大でも180度までしか折り曲げられません。大画面を内側にたたんでいる状態では、外側のカバーディスプレイを使うことになります。

Image:Samsung Display

 

そんななか折りたたみスマホの最先端を走るサムスンが、内側の外側の両方に折りたためるディスプレイ技術「In&Out Flip」を、米ラスベガスで開催中の「CES 2024」にて発表しました。

 

公式リリースによれば、このIn&Out Flipは360度折りたたみできるとのこと。サムスンは従来の折りたたみ製品を「インフォールディング(内側にたたむ)」と呼び、折りたたみ時に情報を表示する外側の画面が必要であること。それに対してIn&Out Flipは、1枚のディスプレイを外側に折りたたむことでカバー画面が不要となり、「よりスマートで薄いデザイン」を実現していると述べています。

 

折りたたみスマホ市場を牽引してきたサムスンですが、競合他社はより大きなカバー画面を付けたタテ折りスマホを投入。その後にカバー画面を大型化したGalaxy Z Flip5が登場しましたが、後追いしている印象もありました。

 

そこで、In&Out Flipの登場です。サムスンはリリース内で「外側に折りたたむと、デバイスの前面と背面の両方をスクリーンとして使うことができ、新しいユーザー体験を生み出す」とアピールしています。

 

折りたたみできる角度が広がったことで、心配されるのが強度の低下でしょう。しかし、サムスンは「摂氏マイナス20度~摂氏60度までの極端な温度下で折りたたんだり、折りたたみ画面の上でバスケットボールをバウンドさせたり、スマホを砂でこすったり、水に浸したり」する耐久テストをクリアしたと主張しています。

 

ほかサムスンはCESで、画面サイズを5倍に広げられる巻き取り式ディスプレイ「Rollable Flex」も公開します。これらは、あくまで「研究開発している」ことを表明しただけではありますが、一日でも早くGalaxy Z FlipやGalaxy Z Foldシリーズ等の製品に搭載を望みたいところです。

 

Source:Samsung Display
via:BGR

将来のGalaxyスマホは内側にも外側にも折りたたみできる? サムスンが新技術「In&Out Flip」公開

現在の折りたたみスマートフォンは、最大でも180度までしか折り曲げられません。大画面を内側にたたんでいる状態では、外側のカバーディスプレイを使うことになります。

Image:Samsung Display

 

そんななか折りたたみスマホの最先端を走るサムスンが、内側の外側の両方に折りたためるディスプレイ技術「In&Out Flip」を、米ラスベガスで開催中の「CES 2024」にて発表しました。

 

公式リリースによれば、このIn&Out Flipは360度折りたたみできるとのこと。サムスンは従来の折りたたみ製品を「インフォールディング(内側にたたむ)」と呼び、折りたたみ時に情報を表示する外側の画面が必要であること。それに対してIn&Out Flipは、1枚のディスプレイを外側に折りたたむことでカバー画面が不要となり、「よりスマートで薄いデザイン」を実現していると述べています。

 

折りたたみスマホ市場を牽引してきたサムスンですが、競合他社はより大きなカバー画面を付けたタテ折りスマホを投入。その後にカバー画面を大型化したGalaxy Z Flip5が登場しましたが、後追いしている印象もありました。

 

そこで、In&Out Flipの登場です。サムスンはリリース内で「外側に折りたたむと、デバイスの前面と背面の両方をスクリーンとして使うことができ、新しいユーザー体験を生み出す」とアピールしています。

 

折りたたみできる角度が広がったことで、心配されるのが強度の低下でしょう。しかし、サムスンは「摂氏マイナス20度~摂氏60度までの極端な温度下で折りたたんだり、折りたたみ画面の上でバスケットボールをバウンドさせたり、スマホを砂でこすったり、水に浸したり」する耐久テストをクリアしたと主張しています。

 

ほかサムスンはCESで、画面サイズを5倍に広げられる巻き取り式ディスプレイ「Rollable Flex」も公開します。これらは、あくまで「研究開発している」ことを表明しただけではありますが、一日でも早くGalaxy Z FlipやGalaxy Z Foldシリーズ等の製品に搭載を望みたいところです。

 

Source:Samsung Display
via:BGR

「Galaxy S24」はExynos 2400チップ搭載、でもSnapdragon 8 Gen 3と性能差はあまりないかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日午前3時(日本時間)に開催される「Galaxy Unpacked 2024」イベントで発表される見通しです。

galaxy-s24

 

そのうち標準モデル「Galaxy S24」は、米国/カナダ向け以外は高性能なSnapdragon 8 Gen 3ではなく、サムスン独自開発チップ「Exynos 2400」を搭載するとのリーク情報がありました。つまり、日本向けはExynos 2400採用モデルという可能性もあるわけです。

 

が、Exynos 2400の性能が改善され、Snapdragon 8 Gen 3と差を縮めつつあるというベンチマーク結果が公開されています。

 

人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeekbenchに初めて登場したとき、Exynos 2400搭載Galaxy S24+搭載のシングルコアスコアは2067点、マルチコアスコアが6520点でした。かたやSnapdragon 8 Gen 3搭載Galaxy S24 Ultraはシングルコが2234点、マルチコアが6807点と水をあけていました。

 

が、最新スコアではExynosモデルが2193点、6895点。そしてSnapdragonモデルも2297点と7104点と向上しています。これらはサムスンがソフトウェアの最適化を行ったためと思われますが、Exynosモデルの方が改善が目覚ましく、Snapdragon 8 Gen 3に急速に追いついているようです。

 

Snapdragon 8 Gen 3とExynos 2400は、どちらもChatGPTのような生成系AIをオンデバイス(クラウドに接続せず)処理できると謳っています。またサムスンも、「Galaxy Unpacked」の予告動画で「Galaxy AI is coming」(Galaxy AIがやって来る)と述べており、どちらも電話中の同時通訳を楽々こなすと期待したいところです。

 

Source:Sammobile

「Galaxy S24」はExynos 2400チップ搭載、でもSnapdragon 8 Gen 3と性能差はあまりないかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日午前3時(日本時間)に開催される「Galaxy Unpacked 2024」イベントで発表される見通しです。

galaxy-s24

 

そのうち標準モデル「Galaxy S24」は、米国/カナダ向け以外は高性能なSnapdragon 8 Gen 3ではなく、サムスン独自開発チップ「Exynos 2400」を搭載するとのリーク情報がありました。つまり、日本向けはExynos 2400採用モデルという可能性もあるわけです。

 

が、Exynos 2400の性能が改善され、Snapdragon 8 Gen 3と差を縮めつつあるというベンチマーク結果が公開されています。

 

人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeekbenchに初めて登場したとき、Exynos 2400搭載Galaxy S24+搭載のシングルコアスコアは2067点、マルチコアスコアが6520点でした。かたやSnapdragon 8 Gen 3搭載Galaxy S24 Ultraはシングルコが2234点、マルチコアが6807点と水をあけていました。

 

が、最新スコアではExynosモデルが2193点、6895点。そしてSnapdragonモデルも2297点と7104点と向上しています。これらはサムスンがソフトウェアの最適化を行ったためと思われますが、Exynosモデルの方が改善が目覚ましく、Snapdragon 8 Gen 3に急速に追いついているようです。

 

Snapdragon 8 Gen 3とExynos 2400は、どちらもChatGPTのような生成系AIをオンデバイス(クラウドに接続せず)処理できると謳っています。またサムスンも、「Galaxy Unpacked」の予告動画で「Galaxy AI is coming」(Galaxy AIがやって来る)と述べており、どちらも電話中の同時通訳を楽々こなすと期待したいところです。

 

Source:Sammobile

「Galaxy S24 Ultra」の実物写真がリーク。フラット画面と超薄いベゼルを確認!

サムスンの次期フラッグシップ機のうち、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」の予想CG画像は何度かリークされてきました。そんななか、本製品の実物らしき写真がネット上で公開されています。

Image:WorkaholicDavid(X)

 

エンジニアのWorkaholicDavid氏は、Galaxy S24 Ultraと思しき(後の関連ポストではGalaxy S24 Ultraに言及)画像をXにてシェアしています。

 

以前も「本物」だという写真が登場していましたが、今回は前側のディスプレイ周りが見やすくなっています。

 

一見したところ、Galaxy S24 Ultraは前モデルGalaxy S23 Ultraとまったく同じデザインのようにも思えます。が、ここでの主な違いは、前面がフラットディスプレイとなり、画面周りのベゼルが非常に薄くなっているということ。

 

ここ数年のGalaxy Sシリーズは、エッジが湾曲した画面を採用し続けてきました。これはスマホをより薄く、ベゼルを狭く見せるメリットはあるものの、画面保護フィルムが貼りにくく、手に持ちにくい短所も指摘されていました。

 

また、そのボディの色からは、噂通りチタン製フレームを採用していることが窺えます。これにより前モデルよりも軽くなり、耐久性もアップすることになりそうです。

 

Galaxy S24シリーズは、今月18日深夜に開催される「Galaxy Unpacked 2024」イベントにて発表される見通しです。最上位のUltraは前モデルより値上げになるとの噂もありますが、日本での価格も気になるところです。

 

Source:WorkaholicDavid(X)
via:Wccftech

「Galaxy S24 Ultra」の実物写真がリーク。フラット画面と超薄いベゼルを確認!

サムスンの次期フラッグシップ機のうち、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」の予想CG画像は何度かリークされてきました。そんななか、本製品の実物らしき写真がネット上で公開されています。

Image:WorkaholicDavid(X)

 

エンジニアのWorkaholicDavid氏は、Galaxy S24 Ultraと思しき(後の関連ポストではGalaxy S24 Ultraに言及)画像をXにてシェアしています。

 

以前も「本物」だという写真が登場していましたが、今回は前側のディスプレイ周りが見やすくなっています。

 

一見したところ、Galaxy S24 Ultraは前モデルGalaxy S23 Ultraとまったく同じデザインのようにも思えます。が、ここでの主な違いは、前面がフラットディスプレイとなり、画面周りのベゼルが非常に薄くなっているということ。

 

ここ数年のGalaxy Sシリーズは、エッジが湾曲した画面を採用し続けてきました。これはスマホをより薄く、ベゼルを狭く見せるメリットはあるものの、画面保護フィルムが貼りにくく、手に持ちにくい短所も指摘されていました。

 

また、そのボディの色からは、噂通りチタン製フレームを採用していることが窺えます。これにより前モデルよりも軽くなり、耐久性もアップすることになりそうです。

 

Galaxy S24シリーズは、今月18日深夜に開催される「Galaxy Unpacked 2024」イベントにて発表される見通しです。最上位のUltraは前モデルより値上げになるとの噂もありますが、日本での価格も気になるところです。

 

Source:WorkaholicDavid(X)
via:Wccftech

「Galaxy Z Flip6」や「Galaxy Z Fold6」の折りたたみ画面、さらに頑丈になる? サムスンが「Ironflex」の商標を申請

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」および「Galaxy Z Flip6」のディスプレイがより頑丈になる可能性が、同社の申請した特許から浮上しています。

↑サムスンの申請商標は折りたたみスマホに関連!?

 

同社初の折りたたみスマホGalaxy Foldが登場したのは、2019年のこと。発売前に試用したレビュアーから折りたたみディスプレイが破損したとの報告が相次ぎ、一時は発売延期となったことも。ユーザーが間違って画面保護フィルムを剥がしたことも一因でしたが、それ以来サムスンは、折りたたみ画面の耐久性をアップすることに全力を尽くしてきました。

 

さてサムスンは今月3日、国知的財産権情報サービス(KIPRIS)に「Ironflex」なる商標登録を申請しました。この登録情報には「折りたたみ可能なスマートフォン」のほか「折りたたみ可能なタブレット・コンピューター」や「折りたたみ可能なウェアラブル・ビデオ・ディスプレイ・モニター」を含む製品向けの「折りたたみ可能な有機ELディスプレイパネル」だと記載されています。

 

それ以上の説明はありませんが、Iron=鉄×Flex=折りたたみということで「頑丈な折りたたみ」を示唆しているようです。

 

サムスン最新の折りたたみスマホGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5は、非常に頑丈になっていることが証明済み。それでも、まだまだ折りたたみスマホを購入する人口は多いとは言えず、「頑丈になった」と広くアピールできる商標が必要かもしれません。

 

次期Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6は、例年通りであれば、今年夏~秋に発表されるはず。この商標申請のタイミングから考えると、両モデルが「Ironflex」を名乗るサムスン初のデバイスとなる可能性が高そうです。

 

Source:KIPRIS
via:Galaxy Club

「Galaxy Z Flip6」や「Galaxy Z Fold6」の折りたたみ画面、さらに頑丈になる? サムスンが「Ironflex」の商標を申請

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」および「Galaxy Z Flip6」のディスプレイがより頑丈になる可能性が、同社の申請した特許から浮上しています。

↑サムスンの申請商標は折りたたみスマホに関連!?

 

同社初の折りたたみスマホGalaxy Foldが登場したのは、2019年のこと。発売前に試用したレビュアーから折りたたみディスプレイが破損したとの報告が相次ぎ、一時は発売延期となったことも。ユーザーが間違って画面保護フィルムを剥がしたことも一因でしたが、それ以来サムスンは、折りたたみ画面の耐久性をアップすることに全力を尽くしてきました。

 

さてサムスンは今月3日、国知的財産権情報サービス(KIPRIS)に「Ironflex」なる商標登録を申請しました。この登録情報には「折りたたみ可能なスマートフォン」のほか「折りたたみ可能なタブレット・コンピューター」や「折りたたみ可能なウェアラブル・ビデオ・ディスプレイ・モニター」を含む製品向けの「折りたたみ可能な有機ELディスプレイパネル」だと記載されています。

 

それ以上の説明はありませんが、Iron=鉄×Flex=折りたたみということで「頑丈な折りたたみ」を示唆しているようです。

 

サムスン最新の折りたたみスマホGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5は、非常に頑丈になっていることが証明済み。それでも、まだまだ折りたたみスマホを購入する人口は多いとは言えず、「頑丈になった」と広くアピールできる商標が必要かもしれません。

 

次期Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6は、例年通りであれば、今年夏~秋に発表されるはず。この商標申請のタイミングから考えると、両モデルが「Ironflex」を名乗るサムスン初のデバイスとなる可能性が高そうです。

 

Source:KIPRIS
via:Galaxy Club

「Galaxy S24」の新色はオレンジ、パープル、ホワイト? SIMトレイ画像がリークされる

サムスンのフラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズが、2024年1月に発表される見通しです。先週末にも公式らしき画像がリークされていましたが、それに続き「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」のSIMトレイ画像が流出し、新色3つが判明したと報じられています。

↑「Galaxy S24」正式発表近し?

 

これらは海外テックサイトWinfutureのRoland Quandt氏が、「パーツ販売業者」からの情報としてX(旧Twitter)に投稿していることです。3つの色は本体のカラーでもあり、「追加(フレーム)カラー」とのこと。仮称として「オレンジ」「パープル」「ホワイト」と呼ばれているものの、実際の公式名称がどういうものかは不明とされています。

 

先週末のリーク画像では、全3モデルのカラーバリエーションおよび公式名称も判明。最上位機種Galaxy S24 Ultraはチタニウム・ブラック、チタニウム・グレー、チタニウム・イエロー、チタニウム・バイオレットの4色。特筆すべきは「チタニウム」は単なる色の名前ではなく、噂通りチタン製フレームが採用されると裏付けられたことです。

 

また標準モデルのGalaxy S24とGalaxy S24+には、オニキスブラック、マーブルグレー、アンバーイエロー、コバルトバイオレットの4色、その一方で、サムスン公式サイトのみの限定カラーもあると一部のリーカーらは主張していました。

 

おそらく、今回の「オレンジ」「パープル」「ホワイト」がそれに当たると思われます。すでにGalaxy S24シリーズの情報はほぼ出尽くした印象もありますが、さらなるサプライズを期待したいところです。

 

Source:Roland Quandt(X) 
via:Sammobile

「Galaxy S24」シリーズ全モデルの主要スペック判明? 著名リーカーが投稿

Samsung(サムスン)の次期フラッグシップスマホ「Galaxy S24」シリーズの全モデルの主要なスペックが判明したとして、リークアカウントのEvan Blassが報告しています。

↑AronX / Shutterstock.comより

 

来年初頭のリリースが期待されているGalaxy S24シリーズではさまざまな噂が登場しており、AI(人工知能)によるカメラ機能の強化などが特徴となるようです。また最上位モデルの「Galaxy S24 Ultra」では、チタン製フレームの採用5倍の光学ズーム最大2600ニトの明るいディスプレイが搭載されるようです。

 

今回の流出情報によれば、Galaxy S24シリーズは6.2インチのGalaxy S24、6.7インチの「Galaxy S24+」、6.8インチのGalaxy S24 Ultraが存在。全モデルで最大2600ニトの明るいディスプレイ表示が可能です。また、全モデルで最新プロセッサの「Snapdragon 8 Gen 8」を搭載。メモリ容量はGalaxy S24が8GB、Galaxy S24+/Ultraは12GBとなります。

↑Evan Blass / Xより

 

Galaxy S24/S24+は5000万画素、Galaxy S24 Ultraは2億画素のメインカメラを搭載。それぞれで8K解像度の動画が撮影できます。Galaxy S24/S24+は最大3倍のズーム、Galaxy S24 Ultraは最大10倍のズームが可能ですが、10倍ズームはセンサークロップ(デジタルズーム)となるようです。本体バッテリーはGalaxy S24が4000mAh、S24+が4900mAh、S24 Ultraが5000mAhとなります。

 

全モデルにて最新プロセッサと高度なAI機能、リッチな動画撮影機能を搭載するであろう、Galaxy S24シリーズ。2024年もAndroidスマホ業界を大いに盛り上げてくれることになりそうです。

 

Source: Evan Blass / X via 9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、やはり光学ズームは10倍から5倍にダウン? 望遠カメラパーツが縮小かも

先日、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズの公式らしきレンダリング画像や全仕様がリークされていました。それに続き、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」搭載カメラモジュールの写真が公開され、望遠レンズにつき「光学10倍ズームは廃止、5倍ズームに切り替え」の可能性が高まりました。

↑やはり5倍ズームの模様

 

これまでGalaxy S24 Ultraの望遠レンズは光学倍率が10倍から5倍に落とされ、代わりに画素数が1000万から5000万に引き上げられると噂されていました。が、先日のリーク資料では「光学ズームは2x/3x/5x/10x」と書かれていたため、動揺が広がっていた経緯があります。

 

そんななか、リーカーの@chunvn8888氏はGalaxy S24 Ultraのカメラモジュール画像をX(旧Twitter)上でシェア。最も下(一番小さなレンズを上にした場合)に位置しているのが、望遠カメラの部分です。

 

この写真に対して、フォロワーは「Galaxy S23 Ultraの光学10倍モジュールより小さい」と指摘しています。

 

歴代のGalaxy S Ultraシリーズは、高倍率の光学ズームを「ペリスコープ望遠レンズ」により実現してきました。これはレンズやミラーにより光の向きを変え、本体に対して横方向にレンズを配置する方式のこと。つまり、モジュールが横長であるほど焦点距離、つまり高倍率を実現しやすく、逆に短いほど倍率も小さくなる傾向があります。

 

こうした「最大5倍ズームで5000万画素」は、ほぼiPhone 15 Pro Maxと同じ仕様です。サムスンも5倍で十分と判断したのかもしれませんが、ユーザーの反応が気になるところです。

 

Source:@chunvn8888(X)
via:Gizmochina

「Galaxy S24」シリーズ、AIにより動画から特定のモノが消せる? Pixelスマホを超えるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、強力なチップを搭載するおかげで、オンデバイス(ネット接続しなくても使える)AI機能が進化すると噂されています。先日も、通話中にリアルタイム翻訳できる等の情報が届けられていました。

↑Pixelスマホを超えるAI機能を搭載!?

 

それに続き、Galaxy S24シリーズでは「動画から選んだモノを消せる」AI機能が実現する可能性が浮上しました。

 

これらはサムスンのOne UI 6.1ベータ版から、手がかりが見つかりました。One UIとはGalaxyデバイス向けに特化したUIであり、One UI 6.1はGalaxy S24シリーズ専用の機能を含むかもしれないものです。

 

さてリーカーのBenIt Bruhner Pro氏によれば、One UI 6.1はGalaxy S24にいくつかのAI搭載機能をもたらすとのこと。その一部は、Galaxyスマートフォンの過去モデルにも提供されるかもしれないそうです。

その目玉となるのは、動画のAI処理機能です。GoogleがPixel 8 Pro向けに提供した「動画ブースト」機能と同じく、Galaxy S24シリーズは撮影した動画をAIで処理することで、低照度性能の向上やノイズの低減、露出の改善や、動画の安定性を向上。さらに、動画から選んだオブジェクトを削除できるそうです。

 

Google Pixel 8シリーズにも動画をAI処理する機能はありますが、あくまで「音声消しゴムマジック」に過ぎず、写り込んだオブジェクトは消せません。この点では、AIでリードしていたGoogleスマホを上回ることになりそうです。

 

また、簡単な質問に答えたり数学の方程式を解いてくれるAIチャットボット機能もあるとのこと。ただし、これは発売直後に利用できるかどうか分からず、しばらくアップデートを待つ必要があるかもしれません。さらに電話で話した内容をAIがすべて処理し、カレンダーやToDoリストに書き込むなどの便利機能もあるそうです。

 

ほか「写真を枠を超えて広げる」「乱雑に書いたノートを自動的に整理」などは、先日の情報とも一致しています。Galaxy S24シリーズは、日常生活や勉強、仕事に至るまで手放せないパートナーになりそうです。

 

Source:BenIt Bruhner Pro(X)
via:Sammobile

「Galaxy S24 Ultra」、前モデルより56%も頑丈なボディや新型ガラスで超タフなスマホになりそう!

サムスンの次期フラッグシップ機のうち最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」はチタン製フレームを採用し、頑丈になると噂されています。それに続き、どれほど強度が増すのかということや、画面も新たな「GGアーマー」により割れにくくなる可能性が報じられています。

↑頑丈さはiPhoneを上回りそう?

 

信頼性の高いリーカーAhmed Qwaider氏はX(旧Twitter)にて、Galaxy S24 Ultraに関する情報をポスト。それによれば、チタン製フレームはGalaxy S22 UltraやS23 Ultraに採用されたアルミニウム製フレームよりも56%強度が増すそうです。

また、Galaxy S24 Ultraの画面は「GGアーマー」により保護されるとのこと。これは、Galaxy S23 Ultraに採用された「Gorilla Glass Victus 2」の強化版を意味すると思われます。さらにピーク輝度が2600ニトという先日の主張を繰り返していますが、これが正しければ「現行スマホの中で一番明るい」ことになります。

 

また注目すべきは「冷却システムが改良され、全モデルより1.9倍も強力になる」との主張です。

 

Galaxy S24 Ultraにはパワフルな「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」が搭載されると見られていますが、フルに性能を発揮するには、発熱を抑えるため冷却する必要があります。実際、前モデルのGalaxy S23 Ultraも優秀なベイパーチャンバー冷却システムを搭載しています。

 

今回のリーク情報が正しければ、Galaxy S24 Ultraは非常に頑丈で、ディスプレイは落としても割れにくく、改良版冷却システムのおかげで長時間にわたり性能を発揮し続けられるはず。あと1か月ほどでサムスンは新製品発表イベントを開催する予定ですが、最新スマホの登場を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ahmed Qwaider(X) 
via:Sammobile

「Galaxy S24 Ultra」はカメラが大幅進化、より自然な写真が撮れる? チタン製フレームはiPhone 15 Proより美しいかも

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S23 Ultraは最高のカメラを搭載するスマートフォンの1つですが、撮った写真は時として明るすぎ・鮮やかすぎと見られることがあります。

↑「Galaxy S23 Ultra」からカメラが大幅に進化?

 

しかし、2024年に登場する後継モデル「Galaxy S24 Ultra」はその点が改善されると著名リーカーが発信しています。

 

これは著名リーカーAlvin氏が、X(旧Twitter)上で述べていることです。それをサムスンの未発表製品を的中させてきたIce universe氏が引用していることで、信ぴょう性の高さを裏付けています。

 

それによれば、Galaxy S24 Ultraのカメラ処理は「S23 Ultraよりも自然で、シャープネスと彩度をより適切に制御している」とのこと。

 

最近のスマートフォンは例外なく、イメージセンサーで捕らえた画像データそのままではなく、プロセッサーや特殊チップ、ソフトウェアにより加工(コンピューテショナルフォトグラフィ)しています。つまり、メーカーがソフトウェアを調整すれば、写真写りも変わってくるわけです。

 

さらにAlvin氏は、 Galaxy S24 Ultra最大の改善点が「Galaxy AIによるスマート機能」とも主張。これは複数の情報源が伝えてきた「S24シリーズでは生成AI機能に重点」という情報とも一致しています

 

またGalaxy S24 Ultraがチタン製フレームを採用するとの噂話も再確認。同じくチタンを採用しているiPhone 15 Proよりも、はるかによく見えると述べています。

 

そして最後に、Galaxy S24 Ultraはフラットデザインになりつつも、持ちやすくなっているとのこと。こちらは、流出した実物らしき画像とも符合しています

 

上記のIce universe氏は、Galaxy S24 Ultraが「近年で最大の(ソフトウェア)アップデートになる」とコメントしています。ハードウェアもさることながら、ソフト面でも大きな進化を遂げることになりそうです。

 

Source:Alvin(X) 
via:PhoneArena 

「Galaxy S24」シリーズは高価なチップ搭載、でも値段は据え置き? ただしAI機能は有料かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは、クアルコム製の最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載すると噂されています。このチップは非常に高価なため、スマートフォンの価格を押し上げるとの予想もありました

galaxy-s24
↑Galaxy S24シリーズは値上げしないかも

 

そんななか、サムスンが前モデルのGalaxy S23シリーズから価格を据え置きにすると報じられています。

 

韓国メディアHankyungは、サムスンはGalaxy S24シリーズの売上をS23と比べて10%増やすことを目指していると伝えています。同社はスマートフォン市場の回復が見込まれているなか、あえて積極的な販売戦略を採ると見られています。

 

これが本当であれば、米国での価格はGalaxy S24標準モデルが799.99ドル~、Galaxy S24+が999.99ドル~、最上位モデルGalaxy S24 Ultraは1199.99ドル~となります。ちなみに日本ではサムスンからの直接販売はなく、通信キャリア経由となるため、様々な価格設定になると思われます。

 

Galaxy S24シリーズ全モデルには生成AI機能が搭載され、通話中にリアルタイム翻訳できる可能性も浮上していました。それが端末価格に上乗せされるとの推測もありましたが、ひとまず織り込むのは見送るのかもしれません。

 

その一方で、生成AI機能の利用はサブスクリプション、つまり有料になるとの噂もあります。本体の上昇した製造コストは、そこで回収する可能性もありそうです。

 

Source:Hankyung
via:BGR

「Galaxy S24」シリーズは高価なチップ搭載、でも値段は据え置き? ただしAI機能は有料かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは、クアルコム製の最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載すると噂されています。このチップは非常に高価なため、スマートフォンの価格を押し上げるとの予想もありました

galaxy-s24
↑Galaxy S24シリーズは値上げしないかも

 

そんななか、サムスンが前モデルのGalaxy S23シリーズから価格を据え置きにすると報じられています。

 

韓国メディアHankyungは、サムスンはGalaxy S24シリーズの売上をS23と比べて10%増やすことを目指していると伝えています。同社はスマートフォン市場の回復が見込まれているなか、あえて積極的な販売戦略を採ると見られています。

 

これが本当であれば、米国での価格はGalaxy S24標準モデルが799.99ドル~、Galaxy S24+が999.99ドル~、最上位モデルGalaxy S24 Ultraは1199.99ドル~となります。ちなみに日本ではサムスンからの直接販売はなく、通信キャリア経由となるため、様々な価格設定になると思われます。

 

Galaxy S24シリーズ全モデルには生成AI機能が搭載され、通話中にリアルタイム翻訳できる可能性も浮上していました。それが端末価格に上乗せされるとの推測もありましたが、ひとまず織り込むのは見送るのかもしれません。

 

その一方で、生成AI機能の利用はサブスクリプション、つまり有料になるとの噂もあります。本体の上昇した製造コストは、そこで回収する可能性もありそうです。

 

Source:Hankyung
via:BGR

「Galaxy S24 Ultra」、光学5倍ズームで8K動画を撮影できる? 手ぶれ補正も改良されるかも

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」は、同社がカメラ技術に力を入れていることもあり、大きな期待を集めています。

↑注目が集まる「Galaxy S24 Ultra」のカメラ機能

 

そんななか、Galaxy S24 Ultraは最大5倍ズームで8K動画を撮影できると著名リーカーが主張しています。

 

数々の実績あるリーカーAhmed Qwaider氏によると、Galaxy S24 Ultraは2億画素のメインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、1000万画素の望遠カメラと5000万画素の望遠カメラを搭載しているとのこと。

 

この予想は、今月初めに流出した情報とも一致しています。光学3倍の望遠カメラが1000万画素、光学5倍が5000万画素だとみられています

 

そして光学5倍ズームでは、8K動画を撮影できるとのこと。8Kは約3300万画素のため、5000万画素に強化された望遠カメラでは十分に可能なはず。

 

ちなみに、Galaxy S23 Ultraの光学ズームは最大10倍でしたが、1000万画素に過ぎませんでした。また8K動画を撮影できるものの、それはデジタルズームによるため、画質では光学ズームに及びません。

 

また今回の情報によると、Galaxy S24 Ultraには光学5倍ズームのポートレート(背景ぼかし)撮影にも対応。また、日中や暗い環境での手ぶれ補正も改善されるそうです。

 

ほかQwaider氏は、サムスンがMetaと提携し、FacebookやInstagramでHDR画質による投稿ができるとも主張しています。

 

以前、別のリーカーはGalaxy S24 Ultraのロック画面から直接、Instagramに写真を投稿できる手がかりを見つけたと報告していました。あらゆる写真や動画の撮影で、大活躍するスマートフォンとなりそうです。

 

Source:Ahmed Qwaider(X)
via:Sammobile

「Galaxy S24」シリーズ搭載の生成AI機能がリーク! iPhone 15やPixel 8を超えるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは、オンデバイス(ネット接続しなくとも使える)生成AI機能を搭載した「AIスマートフォン」として売り出されると予想されています。

↑“AIスマホ”のAI機能がリーク!

 

そんななか、Galaxy S24に搭載されるかもしれないAI機能の詳細がリークされました。

 

これはサムスンのOne UI 6.1ベータ版がリークされ、そこから明らかになったものです。One UIとはGalaxyデバイス向けに特化したUIであり、One UI 6.1はGalaxy S24シリーズと同時に登場する可能性があるものです。

 

まず、One UI 6.1ではオリジナル壁紙を作ったり、写真内のオブジェクトを再配置したり、AIにより写真を枠を超えて広げることも可能。また、乱雑に書いたノートを自動的に整理する機能もあるそうです。

 

これらはiPhone 15やPixel 8シリーズでも使えるもので、特に驚きはありません。

 

より素晴らしいのは、通話中にリアルタイム翻訳してくれる機能でしょう。サムスン独自開発AI「Samsung Gauss」には同機能があると発表されていましたが、それがスマホにやって来るようです。

 

さらに、大音量の環境でも音声とオーディオを分離して聴き取りやすくする機能もあり。こちらはPixel 8やiPhone 15でも使える機能であり、古いGalaxyデバイスでも利用できる可能性がありそうです。

 

ほか、フル充電するのを避けてバッテリー寿命を長引かせる保護機能もあるとのこと。これと同等の機能は、すでにiPhone 15シリーズにも採用されていました

 

どれもスマホの使い方を劇的に変えるわけではないものの、日常的に細かなストレスを減らしてくれるはず。来年1月の「Galaxy Unpacked」イベントにて、S24シリーズと同時に発表されるのかもしれません。

 

Source:Benlt Bruhner Pro
via:BGR

次期“横折りGalaxy”のカバー画面、ついに幅が広く? 「Galaxy Z Flip6」はベゼルが狭くなるかも

サムスンの横折りスマートフォンGalaxy Z Foldシリーズは、高性能かつ信頼性が高く、動作が安定していることでも知られています。とはいえ、折りたたんだ状態で外にあるカバー画面の横幅が狭く、使いづらいとの声もありました。

↑「Galaxy Z Fold6」はついにアスペクト比変更か!?

 

そんななか、次期「Galaxy Z Fold6」では、ついにカバー画面のアスペクト比(タテ横の比率)が変わるかもしれないと報じられています。

 

韓国方面の情報筋によれば、Galaxy Z Fold6の開発コード名は「Q6」。サムスンはいくつかの試作機でテストした結果、現行のGalaxy Z Fold5とは異なるアスペクト比を推進しているようです。ただし、Galaxy Z Fold5より広くなるかどうかは確認されていません。

 

またGalaxy Z Fold6のデザインは、Galaxy S25シリーズの方向性に寄せられるとのこと。さらに、最近の中国製折りたたみスマホと同じく、折りたたみ画面の折り目を減らしつつ、本体は軽くなっていると伝えています。

 

すでにGalaxy Z Fold5では、閉じたときに上下の間にすき間ができないヒンジ(折りたたみの軸)を導入済み。次期モデルがより薄く軽くなり、カバー画面の横幅が広くなれば、いっそう人気が出ると思われます。

 

かたや、タテ折りの次期モデル「Galaxy Z Flip6」は、現行のGalaxy Z Flip5よりも画面周りのベゼルが狭く、カバー画面も大きくなるとのことです。これは、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏も主張していることです。

 

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6ともに、パワフルな「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」採用が予想されています。サクサク動作で、画面も非常に見やすいデバイスになると期待したいところです。

 

Source:Naver
via:Sammobile

「Galaxy S24 Ultra」と「Galaxy S23 Ultra」を並べて比較する画像がリーク! やはりチタン製フレームかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」に関しては、すでに公式らしき画像やスペックがすべてリーク済みです。それに続き、Galaxy S24 Ultraの実物と現行モデル「Galaxy S23 Ultra」を比較してみた写真がネット上に登場しました。

↑上部のマイク/スピーカー穴が1つから2つに! 「AIスマホ」として音声入力を強化?(Image:Sammobile)

 

これまでGalaxy S24 Ultraは頑丈なチタン製フレームを採用し、少し軽くなるとともに、値上げされる可能性が高いこと。それに光学10倍ズームの望遠レンズを廃止し、代わりに5倍ズームを搭載するなどが伝えられています。

 

さて、今回のリーク画像はGalaxy S24 Ultraを、約1年前のGalaxy S23 Ultraと並べて比較したもの。もともと掲載されていたページは削除済みですが、米9to5GoogleやSammobileが保存した画像を再公開しています。重ねた2台のうち、上がGalaxy S23 Ultraで下がGalaxy S24 Ultraです。

 

まず、全体の質感はiPhone 15 Proモデルと似ており、同じくチタン製フレームを採用することを裏付けているようです。

Image:Sammobile

 

そして底面のスピーカーグリルは6つの独立した穴ではなく、1つ繋がりの削り出しとなっています。Galaxy S23 UltraはIP68の防水・防塵性能を備えていますが、S24 Ultraはそれ以上に強化されている可能性が高そうです。

 

もう1つの底面における変化は、Sペンの端が丸みを帯びたものから平らな面になっていること。本体から取り出すのが難しくなるかもしれませんが、何らかの工夫があるとも推測されます。

 

かたや側面にも関しては、音量ボタンがわずかに長く、太くなっているようです。現在のS23 Ultraでもかなり押しやすいため、日常使いでの変化はあまりないかもしれません。

Image:Sammobile

 

また上部のスピーカー/マイク穴は、1つから2つに増えています。アップルの「iPhone 16」もマイクを強化し、音声入力により生成AI機能を使いやすくすると噂されていますが、Galaxy S24 Ultraも「AIスマホ」として同じ進化を遂げると期待したいところです。

 

Source:9to5Google,Sammobile

「Galaxy Tab S6 Lite」など、Galaxy製品が特価に! Amazonと公式オンラインショップでブラックフライデーセール中

サムスン電子ジャパンは、Amazonで12月1日23時59分まで開催中の「Amazon ブラックフライデー先行セール」「Amazon ブラックフライデー」にて、Galaxy対象製品をセール価格で販売します。

 

今年のAmazon ブラックフライデー先行セールとAmazon ブラックフライデーの対象製品は、「Galaxy Tab S6 Lite」、「Galaxy Watch5(44mm)」、「Galaxy Buds2」、「Galaxy Tab S6 Lite Book Cover」です。

↑「Galaxy Tab S6 Lite」

 

セール期間中には、新製品タブレット「Galaxy Tab S9+」、「Galaxy Tab S9 FE」、「Galaxy Tab A9+」のクーポン割引も実施いたします。

↑「Galaxy Tab S9+」

 

また、11月22日からは、同社公式サイト「Samsungオンラインショップ」にて、対象製品をセール価格で販売する「Samsungオンラインショップ ブラックフライデー」を開催しています。期間は11月27日23時59分まで。

↑「Galaxy Buds2」税込1万4193円(25%オフ)

 

対象製品は、Galaxy Tab S6 Lite、Galaxy Buds2のほか、睡眠や健康測定ができるスマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro」や「Galaxy Watch4(40mm)」で、最大30%オフのセール価格で販売しています。

↑「Galaxy Watch5 Pro」税込5万3060円(30%オフ)

「Galaxy S24」シリーズはオフラインでもChatGPTのようなAI機能が使える? ただし有料になるかも

今やOpenAIのChatGPTやGoogleのBardなど、生成系AIは大きなトレンドとなっています。サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズも全面的にAIを採用し、Pixelスマートフォンをしのぐ「これまでで最もスマートなAIスマホ」を目指すとの噂もありました

↑オンデバイスAIは有料に?

 

そんななか、サムスンがGalaxy S24シリーズでのオンデバイスAI(クラウドに依存せず、デバイス内部で処理する)の使用料をユーザーに請求するかもしれないと、著名リーカーが主張しています。

 

Galaxy S24シリーズにはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3や、サムスン製の次期チップ「Exynos 2400」の搭載が噂されています。どちらもAI処理機能が強化されている上に、サムスンも2024年に生成AI搭載スマホを発表する予定だと明らかにしていました

 

つまりインターネットに接続していなくても、スマホ本体だけでChatGPTのようなサービスをいつでも使えるというわけです。

 

しかし、著名リーカーRevegnus氏は「サムスンはS24のオンデバイスAI機能を“サブスクリプション”サービスとして提供するオプションを積極的に追求しています」と述べているしだいです。

 

この投稿が本当であれば、Galaxy S24シリーズに生成系AIが搭載されたとしても、それを使うためにお金を支払うことになります。もしもクラウドベースであればサーバーの使用料として理にかなっていますが、オンデバイスAIであれば抵抗を感じる人も多そうです。

 

ともあれ、Galaxy S24シリーズがオフラインでもChatGPTのようなAI機能が使える可能性は高まったようです。サムスンが有料制にせず、すべてを無料で利用可能にすることを期待したいところです。

 

Source:Revegnus(X)
via:Wccftech

次期「Galaxy Z Fold6」は折りたたみスマホ本体にSペンを収納できる? サムスンが特許を申請

サムスンの折りたたみスマートフォンGalaxy Z FoldシリーズはSペン(スタイラス)に対応していますが、本体に収納できません。そのため、スタイラスは別に持ち歩くか、Sペンを収納できるケースを買う必要があります。

↑Image:Samsung

 

しかし、次期「Galaxy Z Fold6」ではSペンを本体に収納できる可能性が、サムスンが申請した特許から浮上しました。

 

「電子ペンを使う電子デバイスおよびその方法」と題された特許文書は、Sペンを背面か横側に取り付けられる2つのアプローチを説明しています。

 

そのうち前者は、背中にタテ長のくぼみを作り、そこにペンを収納するというもの。もう1つは右側の下半分を凹ませて、横側にSペンをくっつけるという仕組みです。単純に「スマホの裏側にペンを取り付ける」形では分厚くなりやすいため、それを避けて薄くすることを目指しているようです。

 

それに加えて、特許ではSペンに複数のボタンを組み込む可能性も示しています。すでに現行のSペンにはお気に入りのアプリを呼び出したり、画面キャプチャできる便利な機能が備わっていますが、より生産性を向上させる可能性が広がりそうです。

 

あくまで特許申請は「サムスン社内で新技術を開発・検討している」手がかりにすぎず、実際に製品化されることを保証するものではありません。が、Sペンを折りたたみスマホ本体に取り付けられる仕組みは多くのユーザーに望まれているだけに、次期Galaxy Z Fold6での実現を期待したいところです。

 

Source:Studimo.it
via:Tom’s Guide

「Galaxy S24 Ultra」、iPhone 15 Proのようにチタン製フレーム採用? ただし1gしか軽くならない可能性

アップルはiPhone 15 Proモデルにチタン製フレームを採用し、前iPhone 14 Proモデルより軽量化を実現しました。サムスンも次期「Galaxy S24 Ultra」を同じくチタン仕上げにしながらも、iPhone 15 Proほど軽くはならないとのサプライチェーン情報が届いています。

↑あまり軽くならない?

 

韓国の電子業界誌The Elecによると、Galaxy S24シリーズにはチタン製フレームが採用されると分かったとのこと。まず最上位モデルのGalax S24 Ultraに使われ、好評ならば他のモデルにも採用を広める予定という関係者の証言を伝えています。

 

チタンはステンレススチールよりも軽く、アルミニウムよりも硬いため「軽くて頑丈」を実現しやすい素材です。実際、ステンレススチールを使ったiPhone 14 Proは206gだったのに対して、チタン製フレームのiPhone 15 Proは187gと約9%軽くなっていました。

 

しかし、The ElecはGalaxy S24 Ultraが前モデルより10%程度軽くなることはないと主張。なぜならサムスンはステンレススチールより軽いアルミを使っているため、チタンに変更しても効果が薄いというわけです。

 

著名リーカーIce universe氏も「Galaxy S24 Ultraの重さは233g」(Galaxy S23 Ultraは234g)と主張していました。つまり、軽くなっても1gに過ぎないようです。

 

その一方で、チタン製フレームは現在のアルミ製よりも最大5倍コストが掛かる可能性があるとして、Galaxy S24 Ultraが値上げになるかもしれないと示唆しています。

 

iPhone 15 Proモデルは高価なチタン製フレームを採用しながら、少なくとも米国での価格は前モデルからほぼ据え置きとなっていました。サムスンにも、お値段を頑張ってもらうよう期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:Wccftech

「Galaxy S24 Ultra」、ゴールドバージョンが登場?チタン製フレームで高級感ある色になるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは、来年(2024年1月)に発売が噂されています。そんななか、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」に金色バージョンが用意されると著名リーカーが主張しています。

↑金ピカGalaxyもある!?

 

未発表Androidスマートフォンに詳しいIce universe氏はXにて「Galaxy S24 Ultraには、金色のミドルフレームを備えたゴールドバージョンがある」と述べています。

Galaxy S24 Ultraは、iPhone 15 Proシリーズのようにチタン製フレームを採用すると予想されています。あちらにはゴールド版がありませんが、Galaxy S24 Ultraの金色ミドルフレームも本当のゴールドではなく、PVDコーティング(硬質の薄膜を物理的につける加工)により実現する可能性が高そうです。

 

サムスンが自社製スマホに金色を用意するのは、今回が初めてではありません。たとえば廉価モデルのGalaxy A7にはゴールドがあり、Galaxy S22にもピンクゴールドがありました。

 

Galaxy S24 Ultraは最上位機種であることから、高級感を漂わせる色を導入することは理に叶っているでしょう。もしもゴールド版が本当に登場するのであれば、豪華さよりも落ち着きを優先した色合いになりそうです。

 

つい先日も、Galaxy S24 Ultraの予想CG画像が相次いで公開されたばかりです。全体の印象はGalaxy S23 Ultraと大きく変わらないものの、フラットディスプレイを採用することで、非常に持ちやすく、かつ操作しやすくなると期待したいところです。

 

Source:Ice universe(X)
via:Wccftech

「Galaxy S24」シリーズ、通常版より速い「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」搭載かも!

先日クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」が発表され、すでにXiaomi 14シリーズに搭載されていることが確認済みです。サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズには、その強化版である「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」の採用が噂されています。

Image:Qualcomm

 

そんなGalaxy向け強化版チップに付き、新たなリーク情報が届けられています。

 

現行モデルのGalaxy S23シリーズには「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」が搭載されています。こちらも通常版Snapdragon 8 Gen 3の強化バージョンであり、クロック周波数が引き上げられていました。

 

さて著名リーカーIce universe氏によると、Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxyに搭載されるGPUのクロックは1GHzとのこと。通常版でのGPUは903MHzで動作しているため、約1割ほど速いことになります。

 

もちろん、高速な動作と引き換えに発熱が増え、それにより逆に動作が遅くなる可能性もあります。またクロック速度を上げることは、電力の消費が激しくなり、バッテリー持ちを損ねる恐れもあるでしょう。

 

が、やはり高速版チップを搭載したGalaxy S23シリーズはベイパーチャンバー冷却システムを採用。実際に長時間にわたり性能を持続しつつバッテリー持ちの優秀さを証明していました。

 

その後継モデルであるGalaxy S24シリーズも、発熱対策はバッチリのはず。素晴らしいAndroidスマートフォンがやって来ると期待したいところです。

 

Source:Ice universe(X)
via:Wccftech

“一芸重視”が最適解!プロが推す高コスパスマホ5選

すべてのスペックが高いハイエンドモデルは当然満足度が高いが、格安モデルには一抹の不安もある。注目は手の届きやすい価格ながら、一部の仕様がハイエンドモデル並みな“一芸スマホ”。長期の使用でも満足できるモデル選びをプロがナビゲートする。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。
●価格は直販サイト、取り扱いキャリアにより異なる場合があります。

 

【私が教えます!】

モバイルライター・井上 晃さん

スマートウオッチやスマホを中心に、デジタルアイテム全般を精力的に取材。情報誌やウェブメディアに幅広く寄稿する。

 

【バランスの良さ】
ミドルレンジ以上の体験ができる圧倒的コスパの「a」シリーズ

Google
Google Pixel 7a

実売価格:6万2700円

6.1型のミドルレンジモデルで、プロセッサーには上位機種と同じTensor G2を搭載。「a」シリーズとしては初めてワイヤレス充電にも対応した。画面内蔵型の指紋センサーに加え、顔認証もサポート。

SPEC●CPU:Google Tensor G2●ディスプレイ:6.1インチ(1080×2400)●メモリ+ストレージ:8GB+128GB●背面カメラ:広角64MP+ウルトラワイド13MP●サイズ/質量:W72.9×H152×D9.0mm/193.5g

 

↑IP67の防水防塵をサポートしており、水回りや屋外での利用も安心だ。耐傷性能も備える

 

↑「Google フォト」内の「ボケ補正」機能を使えば、動きが激しくてブレてしまった被写体を鮮明に補正できる
↑「Tensor G2」はGoogleが独自開発したプロセッサー。第1世代より電力効率が20%向上、機械学習処理が60%高速化している

 

【ここに一芸アリ!】

「望遠カメラこそ備えませんが、コンピューテーショナルフォトグラフィーを生かした撮影で、十分満足できるでしょう。最低5年間のセキュリティアップデートが保証され、長期使用を見据えやすいのもポイント」(井上さん)

 

【カメラ性能】
イチバン安いiPhoneだが頭脳は13シリーズと同等

Apple
iPhone SE

実売価格:6万2800円

2022年3月に発売された第3世代モデル。チップセットにはA15 Bionicを搭載し、5G通信もサポートする。現状のiPhoneラインナップでは、4.7型の画面とTouch ID内蔵のホームボタンを備える貴重な選択肢だ。

SPEC●CPU:A15 Bionic●ディスプレイ:4.7インチ(750×1334)●ストレージ:64 GB●背面カメラ:12MP●サイズ/質量:W67.3×H138.4×D7.3mm/144g

 

↑背面カメラは約1200万画素の単眼。「スマートHDR 4」や「フォトグラフスタイル」などの機能にも対応する

 

【ここに一芸アリ!】

「超広角や望遠への切り替えはできないものの、撮影した写真の質感などを機械学習によって最適化する『Deep Fusion』はしっかりサポート。高倍率ズームや夜景などの厳しい環境でなければ十分キレイな画質です」(井上さん)

 

【エンタメ性能】
21:9のスリムなディスプレイと高音質ステレオスピーカーを搭載

ソニー
Xperia 10 V

実売価格:6万7100円

7月上旬に発売されたXperiaシリーズにおける普及価格帯モデル。約6.1型の有機ELディスプレイを搭載し、21:9のアスペクト比も健在だ。背面カメラは超広角(800万画素)、広角(4800万画素)、望遠(800万画素)の3眼。

SPEC●CPU:Qualcomm Snapdragon 695 5G Mobile Platform●ディスプレイ:約6.1インチ(1080×2520)●メモリ+ストレージ:6GB+128GB●背面カメラ:超広角8MP+広角48MP+望遠8MP●サイズ/質量:約W68×H155×D8.3mm/約159g

↑Xperia 10シリーズでは初となるフロントステレオスピーカーを搭載

 

【ここに一芸アリ!】

「細長い画面は動画の“ながら視聴”に最適。サウンドは内蔵スピーカーでも十分楽しめるほか、『DSEE Ultimate』もサポートするので、ワイヤレスヘッドホンなどでストリーミング音源をより良い音で楽しめるのもナイス」(井上さん)

 

【画面の美しさ】
4万円台ながら6万円台の競合に見劣りしない高画質

OPPO
OPPO Reno9 A

実売価格:4万6800円

「Reno7 A」の後継に当たるミドルレンジ機で、約6.4型のフルHD+有機ELディスプレイを搭載。背面カメラは広角(4800万画素)、超広角(800万画素)、マクロ(200万画素)の3眼だ。IP68の防水防塵やおサイフケータイにも対応。

SPEC●CPU:Qualcomm Snapdragon 695 5G●ディスプレイ:約6.4インチ(1080×2400)●メモリ+ストレージ:8GB + 128GB●背面カメラ:広角約48MP+超広角約8MP+マクロ約2MP●サイズ/質量:約W74×H160×D7.8mm/約183g

 

↑画面のリフレッシュレートは可変で90Hz/60Hzをサポート。タッチサンプリングレートも最大180Hzある

 

【ここに一芸アリ!】

「背面はガラス素材が採用されたうえ、同社が『OPPO Glow』と呼ぶ加工も施されており、質感が良くなりました。4万円台でありながら、画面は有機ELで90Hzに対応。6万円台の競合にもそれほど見劣りしません」(井上さん)

 

【バッテリー性能】
ミドルレンジでは異例の画面仕様と強化されたバッテリーに注目!

サムスン
Galaxy A54 5G

実売価格:6万9850円

Galaxy A53 5Gの後継として5月に発売。約6.4型の有機ELディスプレイを搭載する。背面カメラは標準(5000万画素)、超広角(1200万画素)、マクロ(500万画素)の3眼。5年間のセキュリティアップデート保証もポイント。

SPEC●CPU:Exynos 1380●ディスプレイ:約6.4インチ(1080×2340)●メモリ+ストレージ:6GB+128GB●背面カメラ:超広角12MP+広角50MP+マクロ5MP●サイズ/質量:約W76.7×H158.2×D8.2mm/約201g

 

↑従来通りリフレッシュレート120Hzをサポートするほか、新たにHDR表示にも対応。映像の質にこだわれる仕様だ

 

【ここに一芸アリ!】

「120HzのリフレッシュレートとHDRを兼ね備えたハイエンド並みのディスプレイが魅力。さらにバッテリー持ちが強化され、ビデオ再生時間が従来機の最大18時間から21時間まで増えたことも見逃せません」(井上さん)

 

想定用途に合った特性を重視して選ぶのが正解

昨今は本体価格10〜20万円というハイエンドスマホが多い一方、“スマホは使えれば良い”と割り切る人は安価なモデルに目が行きがち。だが1〜3万円台のモデルを選ぶと、プロセッサーの処理性能や防水仕様、ストレージ容量など思わぬところで不満が出やすいので注意が必要だ。

 

その点、4〜6万円台で手が届くミドルレンジモデルは現実的な選択肢として注目。プロセッサーなどの基本性能や独自の機能が充実しており、使い勝手もストレスを感じにくい程度に洗練されているモデルが数多く発売されている。

 

「一部の仕様がハイエンド並みというモデルも増えていますので、カメラやディスプレイなど、想定用途にあった特徴さえ押さえておけば、長期使用を見据えても十分に満足できるでしょう。例えばGoogle Pixel 7aはプロセッサーとして上位モデルと同じ『Tensor G2』を搭載。処理性能と電力効率が向上しています。サムスンのGalaxy A54 5Gは120Hz・HDRの有機ELディスプレイを備え、高画質で動画を楽しむことができます」(井上さん)

サムスン、限定モデル「Galaxy Z Flip5 Retro」を正式発表! ブルーとシルバーのレトロな色合い

サムスンは、タテ折りスマートフォンの新たな限定モデル「Galaxy Z Flip5 Retro」を正式に発表しました。

Image:Samsung

 

韓国、英国、ドイツ、スペイン、オーストラリアで11月1日から、フランスで11月2日から発売。日本で発売されるかどうかは、記事執筆時点では不明です。

 

この限定モデルは、20年前に発売された折りたたみケータイ「SGH-E700」をオマージュしたもの。SGH-E700はサムスン初のアンテナ内蔵携帯電話であり、同社の携帯電話業界における地位向上に貢献しました。また折りたたんだ外側にはディスプレイがあり、Galaxy Z Flip5のデザインと通じるものがあります。

 

Galaxy Z Flip5の本体色は、インディゴブルーとシルバーの組み合わせ。カバーディスプレイの時計ウィジェットはドット絵風味であり、すべてがSGH-E700を再現しています。

Image:Samsung

 

本製品のパッケージには専用ケースのほか、サムスンの歴代ロゴが描かれた3枚のFlipsuitカード、唯一のシリアル番号が刻印されたコレクターズカードが同梱されています。

Image:Samsung

 

すでに今月半ばに、Galaxy Z Flip 5 Retroの画像はリークされていました。新たな青いカラーパネルとつや消し仕上げのフレームが特徴で、レトロな雰囲気が味わえます。

Image:MSPowerUser

 

それ以外の仕様は、通常のGalaxy Z Flip5と全く同じです。特に過去を知らなくても非常に魅力的なカラーリングであり、日本での販売も期待したいところです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

「Galaxy S24」シリーズはUltra HDR対応、超キレイな画像が楽しめる? 2024年1月に発売されるかも

最新のAndroid 14では、ユーザーがHDRの写真やビデオを撮影・視聴できる新機能「Ultra HDR」がサポートされています。しかし、実際に利用できるのは一部のAndroidスマートフォンに限られています。

↑Ultra HDR対応で、画面が凄まじく美しくなるかも

 

そんなUltra HDR機能が、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」Seriesに搭載されると有名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏はXにて、Galaxy S24シリーズでは写真アプリをUltra HDRで見ることができると主張しています。

 

つい先日、Ice universe氏は「Galaxy S24 Ultraの画面は2500ニト対応パネル採用」と述べていました。それに続き、別のリーカーRevegnus氏はGalaxy S24やGalaxy S24+といった他のモデルも同じ仕様になると予想しており、画面品質には非常に期待が持たれています。

 

すでにUltra HDR機能は、Googleフォトにも採用されています。これにより、従来のHDRよりも質の高い画像の加工や表示が可能となります。具体的には、撮影時にセンサーからより多くの情報が保持されるようになり、色は鮮やかに、コントラストも向上する見通しです。

 

Galaxy S24シリーズは、2024年初めに発表イベントが行われると噂されています。また、すでに製造が始まり、2024年1月に発売されるとIce universe氏は予想しています。

 

次期フラッグシップ機の、素晴らしい性能と美しい画面を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ice universe(X) 
via:Wccftech

サムスン幹部、「Galaxy S24」シリーズに衛星通信機能が搭載されると事実上認める!

アップルはiPhone 14シリーズ以降に衛星通信機能を搭載し、それにより数々の命が救われてきました。携帯の電波が圏外でも、衛星を経由して助けを呼ぶできるためです。

↑iPhoneでは既に搭載されていた衛星通信機能

 

サムスンもその機能を次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズに搭載することを、事実上認めました。

 

サムスンのシステムLSI事業トップのPark Yong-in氏は、同社が来年からスマートフォンに人工衛星サービスをサポートすると明らかにしました。ちょうど2024年初め、同社が「Galaxy S24」発表イベントを行うと噂される中でのことです。

 

またサムスン電子でモバイル部門を率いるTM Roh氏も、昨年初めに「適切なタイミングやインフラ、技術の準備が整えば、もちろんSamsung Galaxyやモバイル部門でも、この機能の採用を積極的に検討します」と述べていました

 

数か月前、サムスンはスマートフォンと衛星間の双方向での直接通信を可能にするモデム技術を開発したと発表していました。携帯キャリアの電波が届かない場所でも「テキストメッセージ、通話、およびデータ」を送受信できるとのことで、ようやく「準備」が整いつつあるようです。

 

もっとも、衛星通信機能がGalaxy S24シリーズのどれかに搭載されるとしても、全機種で利用できるかどうかは明らかではありません。もしかすると、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」限定になる可能性もありそうです。

 

Source: Sisajournal
via:Sammobile

サムスン、「Galaxy S24 Ultra」に搭載されそうな新カメラ技術「Zoom Anyplace」公開。広角とズームアップ動画を同時に4K撮影!

サムスンは自社製の2億画素センサーを使い、凝ったビデオ撮影ができる「ISOCELL Zoom Anyplace」技術のデモを公開しました。

Image:Samsung/YouTube

 

このZoom Anyplaceとは、新たなセンサーとAIにより実現するものです。サムスンは今月初め、「動いている物体を最大4倍までクローズアップして撮影できる」「自動的に対象物を追跡して、同時に全画面でも録画するため、瞬間やディティールを逃さない」と予告していました

 

サムスンは、この新機能をどのデバイスに搭載するか明らかにしていません。しかし、次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」も現行のGalaxy S23 Ultraと同じく2億画素センサーを採用すると噂されることが、Zoom Anyplaceとも一致しています。

 

またZoom Anyplaceは「クアルコムのAIエンジンによって加速される」と言及。それとともに、Galaxy S24 Ultraに搭載が噂される最新チップ「Snapdragon 8 Gen 3」のロゴが表示されています。

 

こうした機能は、すでにHonor 90が「ソロカット機能」(撮影中にフレーム内の人物をタップすると、その人を切りだした動画を同時に撮影できる)が実現しています。が、Honorは両方の動画とも解像度が1080pに限られるのに対し、こちらは最大4倍までズームしても4Kで録画できるそうです。

 

サムスンは、Zoom Anyplaceがいつ登場するかは触れていません。が、Galaxy S24シリーズは来年(2024年)1月に発表が噂されており、その時にカメラの凄い新機能がアピールされるのかもしれません。

 

 

Source:Samsung(YouTube) 
via:The Verge

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」はカメラに変化なし、ただし薄くなるかも

サムスンの折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold5は最新プロセッサが搭載され、前モデルより少し薄くなっていました。次期モデル「Galaxy Z Fold6」はさらに薄くなりながらも、カメラは大幅に改良されないとの噂が報じられています。

↑Galaxy Z Fold6はもっと薄くなる?

 

まず著名リーカーIce universe氏によると、Galaxy Z Fold6には大きな変化が期待できないとのこと。少なくともカメラについては確信があり「Fold4やFold5と同じ」と主張しています。

 

サムスンは昨年のGalaxy Z Fold4にて約5000万画素のメインカメラを搭載し、前モデルGalaxy Z Fold3の1200万画素から大きな進化を遂げていました。この仕様はGalaxy Z Fold5にも引き継がれていましたが、次期Galaxy Z Fold6でも「3年連続で同じ」となるのかもしれません。

 

その一方で、同社はGalaxy Z Fold6をより薄くする計画を立てていると韓国業界誌The Elecが伝えています。

 

最新の記事によると、サムスンは中国ファーウェイが発売したMate X3をリバースエンジニアリング(分解して分析する)して、対応策を考えているとのこと。このMate X3はバッテリー容量が大きい上に、サムスン製品よりも薄いことが注目を集めました。

 

また、他の中国メーカーも続々と折りたたみスマホを投入しており、サムスンにとって大きな脅威となっています。8月に発表されたXiaomiのMix Fold 3(ファイバーモデル)は10.86mmの薄さで、Galaxy Z Fold5の約13mmに差を付けています。

 

Galaxy Z Fold5は搭載チップと薄さ以外は大きな変化はなかったものの、その2つによりアプリの操作しやすさや持ち運びやすさが大幅に改善されています。次期Galaxy Z Fold6も、それらがいっそう強化されると期待したいところです。

 

Source:Ice universe(X),The Elec
via:PhoneArena

「Galaxy S24」シリーズ、3モデルとも最高のディスプレイを搭載? 画面が非常に明るくなり常時表示できるかも

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズを、2024年初めに発表すると予想されています。その「Galaxy S24」「Galaxy 24+」および最上位機種「Galaxy S24 Ultra」全てに、最新かつ最高のディスプレイを搭載すると著名リーカーが主張しています。

↑「S24」シリーズは全モデルともディスプレイ品質大幅アップ!?

 

有名リーカーRevegnus氏はXにて「サムスンディスプレイからの情報」として、Galaxy S24標準モデルは解像度を除き、S24+やS24 Ultraと同じディスプレイ仕様を備えると主張。全モデルともLTPOを採用し、ピーク輝度2500ニトになると述べています。

ここでいうLTPOとは、iPhone 15 Proモデルにも搭載されたバックプレーン(ディスプレイの駆動素子を形成した基板)技術のこと。Galaxy S23 Ultraにも使われ、1~120Hzの幅広い可変リフレッシュレートを実現。最大120Hzでは滑らかに表示され、最小の1Hzでは電力を節約しつつ、時刻や通知の常時表示が可能となります。

 

これまでLTPOはUltraモデルに限られてきましたが、その技術が他の2モデルにも使われる、ということです。別の著名リーカーIce universe氏も、同じ主張をしていました

 

またIce universe氏は「Galaxy S24 Ultraは2500ニト対応パネルを使用」と述べていましたが、3モデル全てが非常に明るい画面になる可能性が出てきました。

 

またピーク輝度が上がれば、HDR対応コンテンツの表現力も上がるはず。太陽光の当たる場所でも、画面が見やすくなりそうです。

 

Galaxy S24とGalaxy S24+も、サムスン製スマホの中では「フラッグシップ機」に位置づけられます。最高のディスプレイを搭載するのは理にかなっており、どのモデルであれ素晴らしい映像体験が提供されるかもしれません。

 

Source:Revegnus(X)
via:GSMArena