ついに「Galaxy S23 FE」のスペックも流出! 十分に高い性能になりそう

サムスンがお手ごろ価格で高性能なスマートフォン「Galaxy S23 FE」をまもなく発売することは、同社の幹部がほのめかしていました。先日も業界団体のウェブサイトから実物の写真が見つかっています

↑ついにスペックまで公開(画像はGalaxy S21 FE)

 

そんな「公然の秘密」のGalaxy S23 FEのほぼ全スペックを、著名リーカーがX(元Twitter)で公開しました。

 

信頼性の高いリーカーYogesh Brar氏は、Galaxy S23 FEのディスプレイや搭載チップについて次のような情報を述べています。

 

まず、画面サイズは6.4インチで解像度はフルHD、最大リフレッシュレートは120Hzとのこと。バッテリー容量は4500mAhで25W高速充電に対応するなど、著名リーカーのOnLeaks氏の情報とも一致しています。

 

搭載プロセッサーは、クアルコム製のSnapdragon 8 Gen 1か、サムスン製Exynos 2200のどちらかになるとのこと。これも以前のリーク情報と符合しています。サムスンの前例から考えて、発売地域により搭載プロセッサーが変更されると思われます。

 

最も注目すべきは、広角カメラ(メインカメラ)の画素数が50MPとされていること。この画素数は、前モデルGalaxy S21 FEの12MPと比べて約4倍となりますが、Galaxy S23標準モデルと同じセンサーを使っているのかもしれません。

 

こうした性能は、ほぼ1世代前のGalaxy S22標準モデルに匹敵するものです。もちろん最先端ではありませんが、Galaxy S22は処理速度とバッテリー持ちのどちらも高い評価を得ており、重いゲームをしなければ不満が出ることはなさそうです。

 

ほぼ同じ性能(プロセッサーは改良版のSnapdragon 8+ Gen 1)のNothing Phone(2)は、国内では7万9800円~のお手ごろ価格が好評でした。Galaxy S23 FEはそれと同等か、より安い価格を期待したいところです。

 

Source:Yogesh Brar(X) 
via:Wccftech

Galaxy S23シリーズに隠し充電モード発見! 古いGalaxyスマホでも使用可能

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに、ゲームをやり込む人向けの充電モードが隠されていたことが明らかとなりました。

↑画像は9to5Googleより

 

この設定はサムスン製スマホに共通してある、ゲームに集中できる設定を行う「Game Booster」内にあります。そこには「Pause USB Power Delivery」という項目があり、「携帯電話の発熱を防ぐため、USB Power Delivery対応充電器を接続し、バッテリーが20%以上になった時点で充電を一時停止します」と説明されています。

 

つまり、コンセントに繋いだ充電器がバッテリーを介さず(充電せず)、Galaxy S23に直接に給電するというものです。これにより発熱が抑えられるばかりか、消費電力の効率も向上。下の動画でも、ゲーム中の消費電力が17Wからわずか6Wとなっていることが確認できます。特にサムスン純正品でなくとも、どのUSB PD対応充電器でも使えるようです。

 

「Pause USB Power Delivery」はGalaxy S23シリーズで初めて発見されたものですが、今では古いGalaxyスマホにも展開されているとのこと。2月14日(米現地時間)時点では、Galaxy S21シリーズ、Galaxy Z Fold 2、Fold 3、Fold 4、およびGalaxy A73 5Gで確認されています。

 

米9to5Googleがサムスンに問い合わせたところ、この設定はGalaxyスマホをUSB PD電源に接続し、ゲームをバックグラウンドではなくアクティブに実行している間に「Game Booster」を開くと出現するとのこと。それ以降はオプションとして表示されるそうです。

 

この機能がどれほどの範囲でGalaxyスマホに展開されるのかは不明ですが、最新機種でなくとも使えるのはありがたいことです。

 

Source:9to5Google