次期Galaxy S26 Ultra、メインカメラのセンサー変更? 可変絞り採用が原因か

サムスンは2023年発売のGalaxy S23 Ultra以来、3年連続でGalaxy S UltraモデルのメインカメラにHP2イメージセンサーを搭載してきました。つまり、200MP(2億画素)を維持しながらも、プロセッサーやソフトウェアによって画質を向上させてきたわけです。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。可変絞り採用の噂が関わっているかもしれません。

 

しかし、2026年の「Galaxy S26 Ultra」では、HP2と同等のサイズながら別のセンサーが採用されるとの噂が報じられています。

 

この情報は、サムスンの未発表製品に詳しい@PandaFlashPro氏が発信しています。それによると、画素数が変更され、レンズも新しくなるとのことです。

 

先日、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプでは可変絞りが数年ぶりに復活しているとの噂が伝えられていました。数年前に設計されたHP2は可変絞りに対応できず、別のセンサーを使用せざるを得ないのかもしれません。

 

今回の噂では、単に画素数が変わるというだけで、増えるとは述べられていません。ただし、@PandaFlashPro氏は、個々のピクセルが捉える光の量を改善できるとコメントしているため、可変絞りと相まって、より鮮明な写真が撮りやすくなる可能性もあります。

 

また、Galaxy S26 Ultraについては、カメラが1つ減るとのリーク情報もあります。それと引き換えにバッテリー容量が増えるとも言われており、新機能が追加されることで、1つのカメラが果たす役割が増えることも考えられます。

 

なお、サムスングループは望遠用の200MPイメージセンサー「HP9」を他社のVivo X100 Ultraなどに供給しています。なぜ自社製品に採用しないのかと言えば、物理サイズが大きくなりすぎるからだと、著名リーカーのIce Universe氏が説明していました。

 

Source:@PandaFlashPro(X)

via:Wccftech

次期「Galaxy S26 Ultra」、カメラ強化の噂。可変絞り復活で望遠は8倍ズーム?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」は、さらにカメラが強化されるとの期待が高まっています。その噂の1つである可変絞りの復活や、望遠レンズに関する新たなリーク情報が現れました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラ強化の噂が複数聞こえてきていますが……。

 

サムスンの未発表製品のリークで知られる@SiddhantGeekは、Galaxy S26 Ultraの200MPメインカメラはf/1.4からf/4.0の間で可変絞り機能を備えると主張しています。

 

 

ちなみに、かつてのGalaxy S9はf/1.5とf/2.4を切り替えられるデュアル絞り方式を採用していました。「f/1.4〜f/4.0」が、その間で自由に絞り値を変えられるのか、それとも2つを切り替えられるだけかは不明です。いずれにせよ、暗い場所では絞りを開放して、明るい場所では絞りを強めて、より良い写真が撮れるようになる可能性があります。

 

またGalaxy S25 Ultraの10MP/3倍ズームは50MP/3.4倍ズームに、50MP/5倍ズームのカメラは50MP/8倍ズームに強化されるとのこと。どちらのセンサーも、新型に置き換えられるというわけです。

 

しかし、ここ数年のGalaxy Sシリーズでのカメラ強化は控えめだったため、少し眉唾のようにも思えます。また、2つの望遠カメラのうち1つをなくすとの噂もありました。Galaxy S26 Ultraの登場は1年ほど先と予想されるため、まだ状況は流動的であり、サムスン社内でも仕様が固まらずに複数のプロトタイプがあるのかもしれません。

 

Source:@SiddhantGeek(X)
via:Sammobile

次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」、カメラが1つ減る?! ただし…

サムスンは来年のフラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」を準備中とみられていますが、その試作機は背面カメラが3つとなり、SペンにBluetooth機能が復活し、新技術によりバッテリーが5000mAhを超える大容量との噂が報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。強化と統合により、カメラ構成をスマートにまとめる意図があるのかもしれません。

 

リークアカウント@Vhsss_GodはXにて、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプは背面に3台のカメラのみを搭載していると述べています。これは、前モデルであるGalaxy S25 Ultraが4台のカメラを持っていたのに対し、1台減るという構成になります。

 

この変更に関して、望遠カメラの1つが200MPに強化されるという別のリークと一致しています。S25 Ultraでは3倍ズームと4倍ズームの2つのカメラが搭載されていましたが、S26 Ultraではその2つの役割を1つの高性能カメラで兼ねる可能性があります。

 

さらに、@Vhsss_Godはこのプロトタイプにスタック型バッテリーが搭載されているとも報告しています。この新型バッテリーはすでに5500mAhの容量を実現しており、「さらに詰め込もうとしている」とのこと。前モデルのS25 Ultraが5000mAhだったことを考えると、約10%の増加となります。

 

スタック型バッテリーとは、電極とセパレーターを何層にも積み重ねる構造を持つバッテリーで、従来の巻取り型に比べてスペース効率に優れています。限られた本体サイズでも多くのセルを収納できるため、容量を大きくしつつ、薄型化にも対応しやすいことが特徴です。

 

一方で、サムスンが「シリコンカーボンバッテリー」の採用も検討しているという報道も過去にありました。この技術は、リチウムイオン電池の負極に使われているグラファイト(黒鉛)素材をシリコンに置き換えるもので、エネルギー密度が向上し、最大7000mAhの大容量を実現できる可能性があるとされています。今回の噂話とは食い違っていますが、サムスン社内でもどちらの技術を採用するか決定されていないのかもしれません。

 

さらに@Vhsss_Godは、Galaxy S26 Ultra用Sペンの試作機にはBluetoothが搭載されていると主張しています。前モデルのS25 Ultraでは、SペンからBluetooth機能が削除され、一部ユーザーからは不満の声も上がっていました。次期モデルでBluetooth機能が復活すれば、リモートシャッターやジェスチャー操作など、従来の便利な機能が戻ってくると期待できそうです。

 

Source:@Vhsss_God(X)

via:Wccftech

サムスン、次期「Galaxy S26 Ultra」のカメラで可変絞り機能を復活か

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」では、かつてGalaxy S9およびGalaxy S9 Plusに搭載されていたメインカメラの可変絞りが復活すると、著名なリーカーが主張しています。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラの強化は嬉しいところですが……。

 

かつてサムスンは、Galaxy S9以降のフラッグシップ機にデュアル絞り、つまり2段階の可変絞りを採用していました。撮影環境に応じて自動的に絞りの大きさを調整し、明るい環境では絞りを強めて(F2.4)シャープな写真を撮影し、暗い環境では絞りを開放して(F1.5)より多くの光を取り込む仕組みです。

 

この機能はGalaxy S10シリーズにも搭載されていましたが、Galaxy S20シリーズでは廃止されました。

 

しかし、信頼性の高いリーカーであるIce Universe氏は、中国のSNS「Weibo」において、Galaxy S26 Ultraのメインカメラに可変絞りが復活すると述べています。ただし、ほかのカメラについては言及していないため、それらは固定絞りのままである可能性が示唆されています。

 

Ice Universe氏は、コメント欄でさらに詳細を述べており、S26 Ultraのメインカメラが「夜景とHDRを大幅に改善する」と付け加えています。

 

ただし、この可変絞りがGalaxy S9シリーズのようなデュアル絞り方式を採用するのか、それとも複数の絞り値を持つ「真の可変絞り」になるのかは、現時点では明らかにされていません。

 

Xiaomi 14 UltraやHUAWEI Mate X6など、最近の中国製ハイエンドスマートフォンでは、多段階の可変絞りを搭載する傾向が見られます。サムスンも、それに対抗する形で新たな技術を投入する可能性がありそうです。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

次期「Galaxy S26 Ultra」、新技術で画面からパンチホールが消える?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」では、画面からパンチホールが消えると噂されています。自撮りカメラの視界を確保する穴が見えなくなる、というわけです。

↑Sergey Peterman/ Adobe Stockより。パンチホールが気になる人には朗報

 

その続報として、同社がGalaxy S26 Ultraに改良型のアンダーディスプレイカメラを搭載する計画を立てており、現在テスト中だと著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しい@kro_roe氏は、Galaxy S26 Ultra用のUDC(アンダーディスプレイカメラ)がテスト中であり、画質を向上させる作業が進行中で、新たなテクノロジーが使われると述べています。同氏は、Galaxy Z Fold6の正式発表前に「Snapdragonの最上位チップ」や冷却機構の大型化などを正確に予想していました

 

ここでいうUDCとは、自撮りカメラをディスプレイの下に隠す技術のことです。これによりカメラ用のノッチ(切り欠き)やパンチホールをなくし、真の全画面表示を実現できます

 

しかし、光がディスプレイを透過してセンサーに届くため、写真やビデオの画質が落ちやすくなります。実際、Galaxy Z Fold6のUDCは4MPの低解像度に抑えられており、代わりにメインカメラ等を使う方がお勧めされます。

 

サムスンは、先進的なUDC技術をスマホに採用している唯一の企業ではありません、中国メーカーのZTEやXiaomi製品も採用済みであり、Googleも2026年の「Pixel 11」シリーズにアンダーディスプレイ赤外線カメラを導入して顔認証のセキュリティを向上するとの噂もあります

 

さらに、アップルも将来のiPhoneにおいて自撮りカメラやFace IDを画面下に移す予定との報道もありました。今後はUDCがスマホで一般的となり、ますます全画面デザインに近づいていくのかもしれません。

 

Source:@kro_roe(X)
via:Wccftech