Galaxy Z Flip 5の外部画面は超でっかくなるかも

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip 5」により大きな外部ディスプレイが搭載されるとの情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑OPPOより

 

Galaxy Z Flip 5は縦折りタイプのスマートフォンで、以前から大画面な外部ディスプレイの搭載や、メインディスプレイのシワが目立たなくなるなどの情報が伝えられていました。同じくOPPOの縦折りスマートフォン「Find N2 Flip」は、3.26インチと大画面な外部ディスプレイを搭載しています。

 

Ice universeによれば、Galaxy Z Flip 5の外部ディスプレイは大幅にアップグレードされ、Find N2 Flipのものよりも大きくなるとのこと。これは、1.9インチの外部ディスプレイを搭載した「Galaxy Z Flip 4」から大きなスペックアップとなりそうです。

 

現時点では、Galaxy Z Flip 5の正確な外部ディスプレイのサイズは判明していません。もし今回の情報が正しければ、大画面な外部ディスプレイは通知の確認やセルフィー撮影に大いに役立つこととなるでしょう。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

おや? 今年は「Galaxy S23 FE」が登場するかもしれません

Samsung(サムスン)がお求めやすい次期ハイエンドスマートフォン「Galaxy S23 FE(仮称)」を今年後半に投入するとの情報を、韓国語ニュースサイトのHankookiが伝えています。

↑Amsal Alwal / Shutterstock.com (画像はGalaxy S21 FE)

 

Galaxy FEシリーズはハイエンドモデルの「Galaxy S」シリーズと同等のプロセッサを搭載しながら、カメラなどのスペックを抑えることで廉価に販売されてきたシリーズ。ただし昨年は「Galaxy S22」シリーズの廉価版となる「Galaxy S22 FE」は投入されず、シリーズの終了を匂わせる報道も登場しています。

 

一方でHankookiによれば、Samsungは2023年にGalaxy FEシリーズの復活を予定しているとのこと。製品は第3四半期(7月〜9月)に投入されるので、例年8月にリリースされる同社の折りたたみスマートフォンと同時期の発売が期待されます。

 

今回の情報は、Samsungが次期廉価スマートフォン「Galaxy A74」の発売を見送ったという噂にも合致します。現行モデル「Galaxy A73」の販売は思わしくなく、その次期モデルの代わりにGalaxy S23 FEが投入されることとなりそうです。

 

Galaxy S23 FEでは、Galaxy Aシリーズに匹敵するような、挑戦的な価格設定に期待したいものです。

 

Source: Hankooki via 9to5Google

Galaxy S23の写真切り抜き機能「イメージクリッパー」、まもなく他のGalaxyスマホでも使えるかも!

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズでは、新機能の「イメージクリッパー」が利用できます。この新機能が、まもなくサムスン製の他のスマートフォンでも使えるようになるとの噂が報じられています。

↑One UI 5.1対応のサムスン製スマホに追加予定だという

 

「イメージクリッパー」は、ギャラリーアプリの写真から被写体を長押しして直ちに切り抜きできる機能です。切り抜き部分はコピーや共有、または新規の画像として保存もできます。アップルがiOS 16で実現したそれと、似ている印象があります。

TwitterユーザーのGaryeonHan氏によると、この機能はOne UI 5.1に対応した他のサムスン製スマホにも追加予定とのこと。具体的にはGalaxy S20、Galaxy S21、Galaxy S22シリーズ、Galaxy Note 20、Note 20 Ultra、Galaxy Z Fold 2、Z Fold 3、Z Fold 4、およびGalaxy Z Flip、Z Flip 5G、Galaxy Z Flip 3、Z Flip 4とされています。

 

また、一部のGalaxyタブレットにもイメージクリッパーが提供される可能性もあるものの、いつになるか、どの機種になるかはまだ不明と伝えられています。

 

新たなOne UI 5.1は、One UI 5からのマイナーアップデートのようでいて、様々な新機能が盛り込まれています。もともとGalaxy S23シリーズと同時に発表されたものですが、すでにGalaxy S20、S21、S22シリーズなどに展開済みです

 

One UI 5.1 については、サムスン情報サイトSammobileが詳しい動画を公開しています。少し古めのGalaxyスマホでも、ソフトウェアのアップデートにより生まれ変わるかもしれません。

 

Source:GaryeonHan(Twitter) 
via:Sammobile

Galaxy S23シリーズ、新型有機ELディスプレイにより省電力を実現! 驚異的なバッテリー持ちに

サムスンの最新スマートフォン「Galaxy S23」シリーズは海外でまもなく発売されますが、有機ELディスプレイに最新技術が使われていることが明らかとなりました。

↑低消費電力有機EL技術のおかげで、驚きのバッテリー持ちに!

 

サムスンディスプレイは、Galaxy S23全モデルに「低消費電力有機EL技術」を実装し、消費電力を減らしながら輝度を向上させたことを公表しました。新たな有機材料は、有機層内で電子が速く動きやすいように改良され、発光効率を高めることで、消費電力を従来比で13%~16%以上も削減したと述べられています。

↑図で表したもの

 

これにより、標準モデルのGalaxy S23の最大輝度は1,750ニトとなり、先代モデルS22の1,300ニトより向上したわけです。スマートフォンの中で最も電力を消費する部分はディスプレイであることを考えると、かなりの効果がありそうです。

 

ディスプレイ技術に詳しいDylan Raga氏は、新型ディスプレイでは緑の発光がより広範囲になり、赤のエミッターの波長も調整されたと説明しています。

 

これらを組み合わせることで、ディスプレイパネルの効率が大幅に改善し、1,150ニト表示時にはiPhone 14 Pro Maxより消費電力がかなり少ないとのことです。

 

Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は先代のS22 Ultraと同じ5,000mAhですが、2日と7時間も充電しなくても残り13%もあり(画面を約5.5時間表示)驚いたとの報告もありました 。新たなプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」の恩恵もあると思われますが、新型ディスプレイも大いに貢献しているのかもしれません。

 

Source:Samsung Display

via:9to5Google

Galaxy S23シリーズに隠し充電モード発見! 古いGalaxyスマホでも使用可能

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに、ゲームをやり込む人向けの充電モードが隠されていたことが明らかとなりました。

↑画像は9to5Googleより

 

この設定はサムスン製スマホに共通してある、ゲームに集中できる設定を行う「Game Booster」内にあります。そこには「Pause USB Power Delivery」という項目があり、「携帯電話の発熱を防ぐため、USB Power Delivery対応充電器を接続し、バッテリーが20%以上になった時点で充電を一時停止します」と説明されています。

 

つまり、コンセントに繋いだ充電器がバッテリーを介さず(充電せず)、Galaxy S23に直接に給電するというものです。これにより発熱が抑えられるばかりか、消費電力の効率も向上。下の動画でも、ゲーム中の消費電力が17Wからわずか6Wとなっていることが確認できます。特にサムスン純正品でなくとも、どのUSB PD対応充電器でも使えるようです。

 

「Pause USB Power Delivery」はGalaxy S23シリーズで初めて発見されたものですが、今では古いGalaxyスマホにも展開されているとのこと。2月14日(米現地時間)時点では、Galaxy S21シリーズ、Galaxy Z Fold 2、Fold 3、Fold 4、およびGalaxy A73 5Gで確認されています。

 

米9to5Googleがサムスンに問い合わせたところ、この設定はGalaxyスマホをUSB PD電源に接続し、ゲームをバックグラウンドではなくアクティブに実行している間に「Game Booster」を開くと出現するとのこと。それ以降はオプションとして表示されるそうです。

 

この機能がどれほどの範囲でGalaxyスマホに展開されるのかは不明ですが、最新機種でなくとも使えるのはありがたいことです。

 

Source:9to5Google

Galaxy Watch5、まもなく体温センサーと周期トラッキングが有効に! まず米国や韓国から

サムスンの最新スマートウォッチGalaxy Watch5が発表された当時、体温センサー搭載は明かされていたものの、実際に利用できるわけではありませんでした。この機能がまもなく有効となり、女性の月経周期トラッキングに活用されると発表されました。

Image:Samsung

 

サムスンはNatural Cyclesと提携し、Galaxy Watch5の体温センサーを女性向けの月経周期トラッキングに活用することを発表しました。Natural Cyclesはスウェーデンの避妊アプリ企業であり、体温やその他のデータを活用した独自の妊活アルゴリズムを持っています。

 

公式発表によると、この体温センサーはSamsung HealthアプリのCycle Tracking(周期追跡)機能で使われる予定とのこと。サムスンは韓国MFDS(食品医薬品安全処)の認可を受け、米国では、FDA(食品医薬品局)に「登録」したと述べています。

 

もっとも米国で医療機器として販売するには「登録」の後に「承認」を得る必要があり、実際に利用できるまでに時間がかかる可能性もありそうです。

 

この体温センサーは「赤外線温度センサー」であり、生理周期および「皮膚の温度変化」を追跡すると説明されています。そして赤外線を使っているため、周囲の温度変化や睡眠中に動いた場合でも正確に読み取れるとのこと。つまり男性ユーザーでも、皮膚温の変化は記録できるようです。

 

こうした体温センサーの仕様は、実はApple Watch Series 8(およびApple Watch Ultra)でも似ています。手首の皮膚温がどう変化したかは、iPhoneのヘルスケアアプリを開き「ブラウズ」をタップ。そして「身体測定値」>「手首皮膚温」から確認できます

Image:Apple

 

この体温トラッキング機能は、今年の第2四半期(7~9月)に米国や英国、韓国など32の市場で提供が始まる予定です。もっとも日本は含まれていないため、続報を待ちたいところです。

 

Source:Samsung

Galaxy S23 Ultra、世界で最も速いAndroidスマートフォンかも!

サムスンの最新フラッグシップ機「Galaxy S23」全モデルには、クロック周波数を向上した特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されています。そのうち最上位モデルのGalaxy S23 Ultraが、世界で最も高速なAndroidスマートフォンである可能性が明らかになりました。

↑Galaxy S23 Ultra

 

TwitterユーザーのGolden Reviewer氏は、Galaxy S23 Ultraが定番ベンチマークアプリGeekbench 5のシングルコアスコアで1,604、マルチコアスコアで5,311を叩き出した画像を公開しています。

 

これまで最も高速だったAndroidスマホのNubia Red Magic 8 Proは、シングルコアが1,486でマルチコアが5,211。つまりGalaxy S23 Ultraは最高レベルの性能を誇り、トップの処理速度を実現したことを意味しています。

 

もっとも、別のユーザーからは、それほどでもない結果が報告されたこともありました。そのため今回のテストで使われた個体は「当たり」(チップは物理的に製造されるため、1つずつ性能にバラツキが出やすい)だったか、かなり涼しい環境でサーマルスロットリング(過熱による事故を防ぐため、わざとクロック周波数を落として低速にする仕組み)が働きにくかった可能性もあります。

 

それでも、Androidデバイスの中では飛び抜けて高速なのは確かといえそうです。Galaxy S23全モデルには高性能冷却システム「ベイパーチャンバー」が搭載されており、昨年モデルより冷却性能が強化されているとの情報もありました。性能を発揮しても過熱しにくく、高いパフォーマンスを長持ちさせやすいと思われます。

 

クアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」は、シングルコアとマルチコア性能ともにiPhone 14 ProモデルのA16 Bionicを超えるとのリーク情報も流出していました。もちろん、アップルの次期チップ「A17 Bionic」でも進歩が予想されますが、そろそろAndroidスマホもフラッグシップiPhoneの性能に追いつくかもしれません。

 

Source:Golden Reviewer(Twitter)
via:Wccftech

Galaxy S23 Ultra、とてつもなく頑丈に作られていると判明! 過酷な耐久テストを見事クリア

サムスンの新型フラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」は高性能や使いやすさが好評を呼んでいますが、まだ触れられていない点が「造りがしっかりしている」ことです。

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

耐久テストをした結果、このスマートフォンが非常に頑丈で、多少の衝撃や危機にさらされても問題ないことが証明されました。

 

このテストを行ったのは、電子機器の耐久テストでおなじみのZack Nelson氏(別名JerryRigEverything)氏です。Nelson氏はGalaxy Z Fold4Apple Watch Ultraにも過酷なテストを行っていました。

 

Galaxy S23 Ultraはほとんどの箇所を丈夫なガラスや金属を使っていることから、最初から傷つけにくいことは予想されていました。まず、カメラレンズも高品質なガラス製で、固いカッターでひっかくテストもほぼ問題なくクリア。

 

さらにディスプレイも、モース硬度(鉱物の硬さの尺度。10段階)を上げても一定の傷しか付かず、サムスンがどれほど素材を厳選しているかが分かります。続いて画面をライターであぶる燃焼テストですが、こちらも白く変色するまで丸1分は掛かっています。

 

さて、最後に控えているのが折り曲げテストです。たとえばiPhone 13 ProもNelson氏による全力の折曲げにも耐えきっていましたが、Galaxy S23 Ultraもほとんど曲がらず、負けず劣らずの耐久力のようです。

 

高価なスマートフォンほど、不注意で落としたり固いモノに当てて壊れたときのダメージは大きくなるもの。それでいて、頑丈さは製品を見ただけでは分からない特性だけに、この点に注力したサムスンの企業姿勢は素晴らしいと言えそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube)
via:Wccftech

『エイリアン』のリドリー・スコット監督、Galaxy S23 Ultraで短編映画を撮影!

サムスンの新型フラッグシップモデルGalaxy S23 Ultraは、見かけこそ前モデルのGalaxy S22 Ultraとあまり変わりませんが、カメラに初の2億画素センサーを採用するなど大きく進化しています。

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↑Galaxy S23 Ultra

 

このGalaxy S23 Ultraを使って、『エイリアン』や『ブレードランナー』等で知られるリドリー・スコット監督が撮影した短編映画『Behold』とメイキング映像が公開されています。

 

Galaxy S23 Ultraによる映画撮影の感想を聞かれたリドリー監督は、大型カメラの代わりに小さなスマートフォンを使うのは興味深いチャレンジだった、と述べています。

 

また撮影監督のフラビオ・ラビアーノ氏(『ジャングル・クルーズ』や『チェイサー』に参加)は、最初はGalaxy S23 Ultraを使うのは怖々だったが、設定に慣れるにつれて、その多機能さに驚いたとのこと。そして動画撮影では、そのダイナミックレンジに大きな感銘を受けたと語っています。

 

リドリー監督によれば、Galaxy S23 Ultraを使う大きなメリットは、閉ざされた空間でもほとんど邪魔にならないということ。大きなカメラを動かすときには気を遣うが、スマホのような小さなものではその必要はないわけです。

 

今回の映画でもGalaxy S23 Ultraをスタビライザーに装着したり、複数台を使って様々なシーンを撮ったりと、映画用カメラと同じ感覚で運用できたようです。

 

『Behold』は荒廃した地域で、ある男が馬を見つけたことで安らぎを得るというあらすじ。わずか4分弱の作品ですが、この映像を見るかぎり、スマホに搭載されたカメラの性能もますますプロ用の機材に近づいているのかもしれません。

 

Source:Galaxy S23 Ultra: ‘Behold’ by Sir Ridley Scott(YouTube) 
via:Wccftech

気になるカメラ性能は? サムスン「Galaxy S23」シリーズ3機種タッチ&トライ実機レビュー

サムスンが2023年2月1日に発表したスマートフォン「Galaxy S23」シリーズ3機種の実機を、発表会が行われたサンフランシスコで実際に触ってきました。写真を中心に4色のカラバリなども含め、3モデルを紹介します。

↑Galaxy S23シリーズ3機種

 

「自然」をインスパイアした上品な4色ボディー

Galaxy S23シリーズはペン内蔵で2億画素カメラを搭載する「Galaxy S23 Ultra」、5000万画素カメラを搭載する「Galaxy S23+」「Galaxy S23」の3モデル展開となります。3機種ともにチップセットはクアルコムのSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載、現時点で最高スペックのチップセットとのことです。

↑左からGalaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23+

 

背面のカメラ周りは台座の無いフラットな形状で、大型レンズが3つ縦に並ぶデザインを採用。メーカーロゴ以外に文字は無い、すっきりとした仕上がりです。

↑カメラ部分の仕上げはすっきりとしている

 

本体のカラバリは「グリーン」「ラベンダー」「クリーム」「ファントムブラック」の4色。前モデルでは機種によってカラバリが異なるものもありましたが、Galaxy S23シリーズは3機種すべてが同色の4色展開です。Galaxy S23シリーズは本体にリサイクル素材を使う割合を増やした「自然に優しいスマホ」となっており、4つのカラーも自然を意識した、やや淡い色合いになっています。

↑4つのカラーは自然をインスパイアして採用された

 

↑グリーンは緑にグレイをまぜたような中間色っぽい色合い

 

↑ラベンダーはピンクに近い、ほのかに淡い仕上げだ

 

↑クリームは上品なホワイトカラー

 

↑ファントムブラックはベーシックな色だが深みがある

 

2億画素カメラとスタイラス内蔵の「Galaxy S23 Ultra」

Galaxy S23 Ultraの主なスペックはディスプレイが6.8型3088×1440ピクセル、120Hz駆動。カメラが2億画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)+1000万画素(10倍望遠)。バッテリーは5000mAhで45W充電に対応。アメリカでの価格は1199ドル(約15万9000円)から。

↑Galaxy S23 Ultra

 

大型ディスプレイは側面が若干丸みを帯びた形状で、ディスプレイと側面フレームの間のベゼルの幅を目立たなくしています。ディスプレイは1Hzから120Hzまで自動可変に設定可能で、電子書籍など表示速度を重要視しないアプリでは消費電力を落とすことができる一方、ハイスペックなゲームはフル駆動で表示させ、遅延の無いゲームプレイを実現します。

↑6.8型の大型ディスプレイを搭載、ベゼルは薄く見える

 

背面のデザインは前モデルのGalaxy S22 Ultraとほぼ同等ですが、カメラのレンズ部分の外周リングがやや太いものになりました。3つのカメラは出っ張っていますが、それほど出っ張りは高くなく、ケース無しで使っていても気にならないと思います。

↑背面のデザイン

 

↑カメラの出っ張りはそれほど高くはない

 

ディスプレイ側面の丸みはかなり小さく、前モデルGalaxy S22 Ultraと比べるとより角ばった、スクエア感の強い形状となりました。本体サイズは163.4×78.1×8.9mm、重量は235gです。

↑本体の断面はより角ばった形状になっている

 

2億画素カメラ&夜間撮影性能がスゴイ

Galaxy S23シリーズ3機種はカメラ性能が従来モデルよりも向上しています。まずGalaxy S23 Ultraは2億画素カメラを搭載。前モデルは1億800万画素ですから、ほぼ倍増した計算になります。2億画素で撮影すれば、その画像の一部を切り取っても十分見れる画像となるため、SNSに写真の一部だけをアップするのも自在にできます。

↑画面越しにGalaxy S23 Ultraの2億画素撮影(左)と一部を切り取った画像(右)

 

また光学10倍望遠カメラはデジタルズームで最大100倍の「Space Zoom」(スペースズーム)に対応します。こちらは実画像をコピーできなかったため、遠くの台に置いてあるGalaxy S23 Ultraを100倍で撮影した画面越しの画像をご覧ください。実際に使ってみると、デジタルズームで実用的なのは30倍程度。100倍は画質が荒くなります。とはいえ記録に画像を残すのならば100倍を使うのも十分ありでしょう。他には動画は8K 30fps撮影に対応します。

↑一番奥のテーブル上にあるGalaxy S23 Ultraの画面を100倍で撮影

 

またGalaxy 23シリーズは3機種とも「Nightography」(ナイトグラフィー)と呼ばれる夜間撮影性能が大幅に向上しています。特にGalaxy S23 Ultraは2億画素のカメラのセンサーを、16個を1つにまとめ1200万画素相当で撮影するピクセルビニングにより、暗所撮影性能を高めています。

↑Galaxy S23 Ultraで撮影。上が通常モード、下がナイトモード

 

フロントカメラの夜間撮影性能も高く、フラッシュが無くても暗い場所で顔を明るく写してくれます。

↑フロントカメラのナイトモード(右)はフラッシュが無くても顔を明るく写してくれる

 

Galaxy S23 UltraにはExpert RAWモードも搭載されました。RAWで写真を撮影できるほか、カメラアプリからアドビのLightroomを起動できます。また星空撮影にも対応し、スカイガイドをONにするとその場から見える星座を表示。三脚にGalaxy S23 Ultraを固定して、夜空にカメラを向けて長時間露光で星座を撮影する手助けをしてくれます。

↑Expert RAWはLightroom起動ができる(左)。スカイガイドで星座撮影もしやすい(右)

 

スペックを高めた標準モデル「Galaxy S23」「Galaxy S23+」

Galaxy S23とGalaxy S23+はディスプレイサイズとバッテリー容量が異なる以外、同じスペックの兄弟モデルです。Galaxy S23はディスプレイが6.1型2340×1080ピクセル、バッテリーは3900mAhで25W充電に対応。カメラは5000万画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)。アメリカの販売価格は799ドル(約10万6000円)からです。

↑Galaxy S23

 

Galaxy S23+は6.6型2340×1080ピクセルディスプレイに45W充電対応の4700mAhバッテリーを搭載。カメラはGalaxy S23と同じで5000万画素+1200万画素(超広角)+1000万画素(3倍望遠)を搭載し、アメリカでの販売価格は999ドル(約13万2000円)から。

↑Galaxy S23+

 

どちらのモデルもディスプレイはフラットな形状。大きさ以外の差はありませんが、手に持ってみるとGalaxy S23はかなり小さいことがわかります。両者のサイズはGalaxy S23が146.3×70.9×7.6mm、168g。Galaxy S23+は146.3×70.9×7.6mm、196gです。背面もカメラのレイアウトも同じで、遠めに見ると両者の区別はつきにくいです。

↑ディスプレイサイズ以外、見た目は変わらない

 

↑背面もデザインはほぼ同等

 

カメラはGalaxy S23 Ultraほど高性能ではないものの、5000万画素カメラを搭載しており、望遠は光学3倍、デジタルで30倍までに対応します。また動画はGalaxy S23 Ultra同様に8Kに対応するので、超高画質な映像を残すことも可能。Galaxy S23とGalaxy S23+は高性能なチップセットを搭載するハイエンドスマートフォンであり、カメラも含めて価格にふさわしい製品と言えるでしょう。

↑カメラ部分の拡大

 

↑5000万画素カメラの画質は十分

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Galaxy S23 Ultra、『原神』を120fpsで遊べる初のAndroidスマホに? 公式ポスターらしき画像がリーク

今月初めに発表されたサムスンのGalaxy S23 Ultraは、3種類あるフラッグシップ機の中でも一番の高性能が期待されています。そんななか、非常に人気の高いスマートフォンゲーム『原神』を120fps(1秒間に120コマ)で遊べるかもしれない可能性が浮上しています。

 

Tech_Reve氏がTwitterに投稿したポスター画像では、Galaxy S23 Ultraが『原神』を120Hzで動かせることが示唆されています。

ただし、この画像だけではUltraモデルに限られるのか、それとも他のGalaxy S23やGalaxy S23+でも120Hzで実行できるのかは不明です。また「まだ出来ない」(アプリのアップデート待ち?)とのリプライもあります

 

この情報が本当であれば、Galaxy S23 UltraはおそらくAndroidデバイスで『原神』を120Hzで動かせる初の製品となる可能性が高いと思われます。2月現在では、公式に120fpsでの動作がサポートされているのはiOS版のみで(バージョン2.20以降)、Google PlayストアのAndroid版には言及がありません。

 

『原神』はグラフィック性能をフル活用するゲームとして知られており、iOS版でも120fps表示はiPad Proなど高価なモデルでも負担が大きくなっています(バッテリーの消耗が激しいなど)。

 

が、Galaxy S23 Ultraは特注プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」により、前モデルよりグラフィック性能が飛躍的にアップしているとの報告もありました。それをアピールするには、『原神』の120fps動作はこの上なく効果的だと思われます。

 

また、Galaxy S23シリーズは全モデルに高性能冷却システムが搭載される(高熱による性能の低下が防ぎやすい)との有力情報もあります。これら最新鋭のサムスン製スマホは、ゲーマーにとって頼もしいパートナーとなるかもしれません。

 

Source:Tech_Reve
via:Wccftech

海外版Galaxy S23 Ultraのグラフィックス性能、S22 Ultraから2倍以上にアップ!

いよいよサムスンのフラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズが、正式に発表されました。そのうち最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につき、先代のGalaxy S22 Ultraよりもグラフィックス性能が2倍以上になっているとのベンチマーク結果が公開されています。

Image:Coisa de Nerd/YouTube

 

テック系YouTubeチャンネルのCoisa de Nerdでは、Galaxy S23シリーズの全モデルが紹介されています。そしてGalaxy S23 Ultraの先代のGalaxy S22 Ultraは、負荷を掛けてグラフィックス性能を測るベンチマークテスト「3D Mark Wild Life Extreme」により対決。ちなみに今回使われたS22 Ultraは、サムスン自社開発・製造チップの「Exynos 2200」を搭載したものです。

 

その結果はGalaxy S22 Ultraが1,912点に対して、Galaxy S23 Ultraは3,873点と2倍以上に。S22 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 2のGPU(グラフィックス)性能はExynos 2200を60%上回るとの検証もありましたが、今回はさらに格差が開いています。

 

Galaxy S23シリーズに採用されたチップは特注品の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」だと明かされていますが(3モデルとも共通)、通常版より動作クロック数が上げられて処理速度がアップしているとの噂もありました

 

そうしたチップの性能向上とともに、S23 Ultraでは冷却機構が改善された(S22 Ultraでは発熱が大きくなり性能が低下する「サーマルスロットリング」が起こりがち)とも推測されます。ともあれ、Galaxy S23 Ultraが国内で発売される日を心待ちにしたいところです。

 

Source:Coisa de Nerd(YouTube)
via:Wccftech

Galaxy Book3シリーズが正式発表! 3K有機ELにGeForce RTX 4070搭載のモデルも

サムスンはグローバルイベントにて、新型ノートパソコン「Galaxy Book3」シリーズを発表しました。

↑サムスンより

 

Galaxy Book3シリーズは、高性能なハイエンドモデルの「Galaxy Book3 Ultra」、Sペンに対応した2 in 1のコンバーチブルモデルの「Galaxy Book3 Pro 360」、薄くて軽量な通常のノートパソコン型の「Galaxy Book3 Pro」の3モデル構成となっています。

 

Galaxy Book3シリーズの特徴は、3K解像度の有機ELディスプレイ「Dynamic AMOLED 2X」を搭載していること。48〜120Hzまでリフレッシュレートを動的に変化せることで、省電力とスムーズな画面表示を実現しています。またAKG4スピーカーを搭載するなど、エンタメ性能にもこだわっています。

 

Galaxy Book3 Ultraは最新の第13世代Core i9/i7プロセッサーと、NVIDIA GeForce RTX  4070グラフィックスを搭載。画面サイズは16インチで、本体重量は1.79kgに留めています。メモリーは最大32GB、ストレージは最大1TBのSSDを搭載し、OSにはWindows 11を採用しています。

 

Galaxy Book3 Pro 360も同じく16インチディスプレイを搭載したほか、プロセッサーは第13世代Core i7/Core i5でグラフィックスには内蔵の「Intel Iris Xe グラフィックス」を採用。一方のGalaxy Book3 Proは14インチ/16インチの2モデルで、プロセッサーは第13世代Core i7/Core i5、グラフィックスは内蔵の「Intel Iris Xe グラフィックス」となっています。

 

カラバリはGalaxy Book3 Ultraがグラファイトの1色、Galaxy Book3 Pro 360とGalaxy Book3 Proはグラファイトとベージュの2色を用意。

 

2023年2月17日から一部市場にて、Galaxy Book3 ProとGalaxy Book Pro360の販売が開始されます。Galaxy Book3 Ultraの海外向け価格は2399.99ドル(約31万円)から、Galaxy Book3 Pro 360は1899.99ドル(約25万円)から、Galaxy Book Pro360は1449.99ドル(約19万円)からとなっています。

Galaxy S23発表! 2億画素カメラと最速プロセッサーで真のフラッグシップだ!

サムスンはグローバルイベントにて、新型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズを発表しました。

↑サムスンより

 

Galaxy S23シリーズは通常モデルの「Galaxy S23」と大画面モデルの「Galaxy S23+」、そしてスタイラス「Sペン」を内蔵したフラッグシップモデル「Galaxy S23 Ultra」の3機種が用意されています。

 

3モデルの共通スペックとしては、Galaxyスマートフォンの中で最も強力で効率的な最速の「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載。前モデル「Galaxy S22」シリーズと比較して処理性能が約30%向上し、グラフィック処理の性能などもアップしました。さらに、光や影を現実世界と同様に表現する「リアルタイム・レイトレーシング」にも対応しています。

 

プレミアモデルのGalaxy S23 Ultraは、6.8インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。また、背面には約2億画素広角+約1200万画素超広角+約1000万画素3倍望遠+約1000万画素10倍望遠の4眼カメラを搭載しています。ディスプレイ上部には約1200万画素のフロントカメラを装備。

 

バッテリー容量は5000mAhで、45Wの急速充電にも対応。OSにはAndroid 13を搭載し、4世代のOSアップグレードと5年間のセキュリティアップデートが予定されています。

 

Galaxy S23とGalaxy S23+は、それぞれ6.1インチ/6.6インチで120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。また背面には5000万画素広角を含む3眼カメラを搭載したほか、バッテリー容量はそれぞれ3900mAhと4700mAhとなっています。

 

Galaxy S23シリーズはファントムブラック、クリーム、グリーン、ラベンダーの4色が用意され、2月17日以降に販売が開始されます。クアルコムと共同開発したSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyがどれだけの性能を発揮するのか、今後のレポートを待ちたいものです。

Galaxy S23にMagSafeっぽい公式ケース「Gadget Case」が登場?

@Sudhanshu1414より

 

Samsung(サムスン)の次期スマートフォンGalaxy S23シリーズ向けに、マグネット機構を搭載した公式タフネスケース「Gadget Case(ガジェット・ケース)」が登場するとの情報が、海外のSNSより伝えられています。

 

同ケースはRugged Gadget Case with Standシリーズの一環として、「Galaxy S23」「Galaxy S23+」「Galaxy S23 Ultra」向けに投入。バンパーエッジとストラップ用のループホールが用意されており、Galaxy S23 Ultra向けケースのみ若干形状が異なっています。

 

 

注目点としては、背面にウォレットやキックスタンドを合体できること。詳細はまだ不明ですが、ケースとアタッチメントはApple(アップル)のMagSafeのように、マグネットで合わせる模様です。今後は、さらに多様なアタッチメントが登場するのかもしれません。

 

Galaxy S23シリーズは日本時間2月2日午前3時に発表されます。プロセッサなどの内部スペックの刷新だけでなく、使い勝手を向上させるアクセサリの登場にも期待したいものです。

 

Source: Sudhanshu Ambhore / Twitter

「Galaxy S23」、128GBモデルは遅いSSDを使用? 256GBモデルがベターかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズの噂話は、公式画像やスペック表と称されるものを含めて飛びかっています。そんななか、標準モデル「Galaxy S23」ベースモデル(最も安い価格構成)の内蔵ストレージは、他のモデルより遅いとの予想が報じられています。

↑「Galaxy S23」128GBモデルのSSDは遅い?

 

この情報の発信源は、有名リーカーIce universe氏のツイートです。それによれば ベースモデルS23(内蔵ストレージ128GB)は、サムスンの最新規格UFS 4.0チップではなく、古いUFS 3.1チップを使っているとのこと。なぜならサムスンは128GBのUFS 4.0チップを製造していないから、と説明されています。

 

サムスンはSSDチップの最新規格であるUFS 4.0を発表した当時、「前世代に比べて2倍速い速度」と「45%向上したバッテリー効率」をアピールしていました。つまり前世代であるUFS 3.0チップでは、UFS 4.0よりも読み書き速度が2倍も遅く、45%も消費電力が大きいことになります。

 

もっともIce univeser氏の情報は、あくまで噂話に過ぎません。Galaxy S23全モデルはストレージが256GB以上になるとの予想もあり、その場合は128GBモデルはどこにも存在しないことになります。

 

が、一方ではサムスンは予約した人には無料でストレージのアップグレード(増量)を行うとの噂もあり。つまり予約特典として256GBモデルを用意するためには、128GBも存在していることになります。

 

どうしても速いストレージが欲しければ、おそらくUFS 4.0仕様の256GBモデルを買うのが無難とも思えます。が、128GBモデルと値段に大きな差があれば、考えどころかもしれません。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:Engadget

Galaxy S23の画面は超タフに? Gorilla Glass Victus 2を採用へ

Samsung(サムスン)の次期Galaxyフラッグシップスマートフォンに「Gorilla Glass Victus 2」が採用されることを、Corning(コーニング)が明かしました。これは、日本時間2月2日に発表される「Galaxy S23」を意味すると考えて間違いなさそうです。

↑Galaxy S23は「Gorilla Glass Victus 2」初採用スマホに

 

Gorilla Glass Victus 2は昨年11月に発表されたモバイルデバイス向けの強化ガラスで、前世代の「Gorilla Glass Victus」と比較し、落下に関する耐久性を強化。コンクリート面に最大1m、アスファルト面で最大2mからの落下に耐えられるとしています。さらに、高い「耐擦傷性(こすった傷への耐性)」も特徴です。

 

Corningはプレスリリースにて、「次世代Galaxyフラッグシップスマートフォンは、耐久性とサステナビリティの両方を高めたGorilla Glass Victus 2を採用する初のデバイスとなります」と述べています。

 

Galaxy S23へのGorilla Glass Victus 2の採用は、以前から噂されていました。また特別バージョンのプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」の搭載やメモリの高速化前モデルとほぼ同一デザインの採用などが噂されています。これにGorilla Glass Victus 2によるタフネスなディスプレイがくわわることで、さらに魅力的なスマートフォンとなりそうです。

 

Source: Corning via 9to5Google

「Galaxy S23」シリーズ、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」をアピールするプロモ画像が流出

サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜3時の「Unpacked」イベントで正式発表され、特注チップ「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」が搭載されると噂されています

↑Qualcomm Snapdragon

 

この名前はあまりに長すぎる印象もありますが、より簡潔に「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と呼ぶプロモーション画像が流出しています。

 

有名リーカーRoland Quandt氏は、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と書かれたロゴをシェアしています。

 

ほかQuandt氏は、ドイツのメディアWinfutureサイトにGalaxy S23のプロモ画像をいくつか公開。そこにも「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」のロゴはしっかりと確認できます。今週末あたりから、このロゴが入ったWeb広告やCMを多く見かけるようになりそうです。

 

この特製チップは、他社にも供給されている「Snapdragon 8 Gen 2」のクロック数を強化(プライムコアCortex-X3の周波数を、通常版の3.2GHzから最大3.36GHzに向上)していることが複数の情報源により確認されています。つまり「Snapdragon 8 Gen 2を搭載した他社スマホより、Galaxy S23シリーズはパワフル」という可能性があるわけです。

 

またサムスンは、今後しばらくはフラッグシップ機の全モデルにクアルコム製チップを搭載するとの噂もあります。2024年の「Galaxy S24」シリーズにも、「Snapdragon for Galaxy」ロゴが使われるかもしれません。

 

Source:Roland Quandt(Twitter)
via:GSMArena

「Galaxy S23」シリーズ、やはり米国以外では大幅に値上げ? ヨーロッパから新たなリーク情報

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、おそらく2月2日深夜3時~の「Unpacked」イベントで正式発表されると見られています。その価格については様々な予想が飛びかっていますが、「やはり全モデルとも大幅に値上げされる可能性が高い」との噂話が報じられています。

 

今回の情報源は、有名リーカーRoland Quandt氏のスペインでの小売価格に関するツイートです。Quandt氏はGalaxy Watch5の価格をほぼ正確に予想していたほか、最近もGalaxy S23シリーズ用ケースの色をつぶやいていたことがあります。

 

それによれば、おおむねGalaxy S22シリーズよりも110~160ユーロ(約1万5,000円~2万2,000円)高くなるようです。具体的には、Galaxy S23のベースモデル(RAM 8GBでストレージ128GB)は959ユーロとのこと。この価格は、先代モデルGalaxy S22の849ユーロ~よりも高い設定です。

 

またGalaxy S23 Ultraもベースモデルは1,409ユーロとされ、S22 Ultraの1,249ユーロよりも160ユーロ上回っています。そしてGalaxy S23+は1,209ユーロとされ、S22+は1,049ユーロだったことから、Plusモデルが最も値上げの比率が大きい可能性がありそうです。

 

今回の情報はあくまでスペインでの小売店のものに過ぎず、地域により価格が異なることも珍しくはありません。Quandt氏も、ドイツとベネルクス諸国ではGalaxy S23は949ユーロ~、S23 Ultraは1,399ユーロになるかもしれないと付け加えています。

 

もっとも、韓国の大手キャリアから流出したという資料でも、現地での価格は全モデルとも値上げとされていました。その一方で、米国の通信キャリアVerizonから流出したとされる資料では、Galaxy S23シリーズの価格はS22シリーズと同じと書かれていました

 

これはちょうど、アップルがiPhone 14シリーズの米国向け価格を前モデルと同じにしたものの、それ以外の国では値上げしたことを彷彿させます。やはりサムスンも、今なお続くドル高をGalaxy S23シリーズのお値段に反映させるのかもしれません。

 

Source:Roland Quandt(Twitter) 
via:Tom’s Guide

「Galaxy S23 Ultra」のハンズオン動画が流出! やはり前モデルとデザイン変わらず?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜3時~の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです

↑写真は「Galaxy S22 Ultra」

 

すでに多くのリーク情報が次々と出てきましたが、最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」を実際に本物を手に取ってみたというハンズオン動画がリークされています。

 

その情報源は、有名リークサイトのSlashleaksに投稿された動画です。公式画像やスペック表らしきものはネット上に流出済みで、今回は驚くような新機能の紹介はありません。が、前や後ろからどのように見えるのか、新たなパッケージがどんなものかが分かります。

 

今回の動画では、Galaxy S23 UltraとGalaxy S22 Ultraが、ほとんど同じに見えることを確認できます。もっとも、S22 Ultraの時点で機能性の調和は完成しているとの評価もあり、サムスンの開発陣もあえて変える必要を感じなかったのかもしれません。

↑Galaxy S23 Ultraと見られる端末

 

それとは別に、Galaxy S23 Ultraの100倍ズームを紹介する動画もシェアされています。どういったシチュエーションで使うか迷いそうな機能ではありますが、それでもいざという時には大活躍しそうな予感はあります。

↑100倍ズーム機能

 

Galaxy S23シリーズのデザインは昨年モデルと大きく変わらないものの、全モデルとも最新かつ高速版のプロセッサ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」が搭載されるほか、Ultraモデルではメインカメラが2億画素になると噂されています。正式発表まであと1週間と少しですが、さらなるリークもありそうです。

 

Source:SlashLeaks
via:Wccftech

「Galaxy S23」シリーズ、特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」搭載かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2月2日深夜の「Unpacked」イベントで発表されることが確実とみられています。また、前モデルまではサムスン自社開発のExynosチップを搭載したバージョンもありましたが、最新モデルではすべてクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 2を採用すると噂されています

↑Image:Qualcomm

 

そんななか、Galaxy S23シリーズに採用されるチップは「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」と呼ばれるとの情報が届けられています。

 

これは米9to5Googleが閲覧した文書に記載されていた、というものです。また同チップはプライムコア「Cortex-X3」を最大3.36GHzで駆動し、通常版の3.2GHzよりも強化されているとのこと。この情報は有名リーカーIce universeの主張や、流出したばかりの公式(と称される)スペック表とも一致しています。

 

もっとも、サムスンがこのチップ名を広く使用するかどうかは不明だとされています。

 

昨年夏、サムスンとクアルコムは特許ライセンス契約の7年延長を含む「広範な戦略的パートナーシップ」を発表していました。そこからGalaxy S23シリーズ全モデルにSnapdragonチップ搭載が予想されていましたが、両社の協力関係はさらに踏み込んでいたのかもしれません。

 

Snapdragon 8 Gen 2チップは、Snapdragon 8+ Gen1よりもパフォーマンスと電力効率ともに大幅に改善したと謳われています。その強化版が積まれているとすれば、Galaxy S23シリーズには大いに期待できそうです。

 

Source:9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」は画面シワ軽減? カメラ強化の噂も…

Samsung(サムスン)からの今年の投入が期待されている次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5(仮称)」について、ヒンジ構造の改善やカメラ機能のアップグレード、Sペンの内蔵に関する情報が、海外筋から伝えられています。

↑WartinTech / Shutterstock.comより

 

Galaxy Z FoldシリーズはSamsungの横折りスタイルの折りたたみスマートフォンで、次期モデルのGalaxy Z Fold5ではスタイラス「Sペン」が内蔵できるという情報は、以前から伝えられていました。

 

リークアカウントのIce universeによれば、Galaxy Z Fold5では「しずく型」のヒンジを採用することで、ディスプレイのシワを改善できるとのこと。このしずく型のヒンジはOppoやMotorola(モトローラ)の折りたたみスマートフォンでも採用されており、ディスプレイの曲がる角度がより緩やかになるのが特徴です。

 

また海外テックサイトのThe Pixelは、Galaxy Z Fold5に1億800万画素のメインカメラが搭載されると伝えています。このメインカメラは光学手ブレ補正(OIS)とデュアルピクセルオートフォーカスに対応する、とのこと。またこれに、6400万画素の光学2倍ズームカメラと1200万画素の超広角カメラが組み合わされるようです。

 

Galaxy Z Fold5は、今年の8月の正式発表が期待されています。内部スペックの進化だけでなく、画面のシワが減って表示品質が向上すれば、購入者にとってもより満足度の高い製品となりそうです。

 

Source: Ice universe / Twitter, The Pixel via 9to5Google 1, 2

Galaxy S23シリーズ、Ultraだけ少し値上げ? しかしストレージ容量アップかも

サムスンは2月2日午前3時(日本時間)に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズを発表すると予想されています。

↑Galaxy

 

Galaxy S23シリーズは3機種とも前Galaxy S22よりも大幅に値上げされるとの噂もありましたが、新たに最上位モデル「Galaxy S23 Ultra」のみが高くなるとの続報が伝えられています。

 

先日の噂話は、韓国の大手携帯キャリア・SKテレコムの現地価格がリークされたと主張するもの。昨年モデルよりも10~20%程度は価格が上がるとされ、サムスン情報サイトSammobileも取り上げていました。

 

しかし、リーカーの@RGcloudS氏によると、「Galaxy S23」と「Galaxy S23 Plus」は価格が据え置かれるとのこと。米国では8GB/128GBのGalaxy S23は799ドル、8GB/256GBモデルは849ドルとなり、S23 Plusも前モデルと同じ価格だと主張されています。

 

Galaxy S23とS23 Plusは、新たなプロセッサーや大容量化したバッテリー、背面のデザインが少し変更、自撮りカメラの強化などが噂されています。が、いずれも小幅なアップデートに過ぎない印象もあり、サムスンとしても値上げに踏み切るのは難しいのかもしれません。

 

その一方でGalaxy S23 Ultraは、ストレージが256GB~となり(前モデルは128GB~)、8GB RAMを搭載したモデルは1249ドルになるとのこと。これは50ドルの値上げですが、12GB/512GBのモデルは1349ドル、12GB/1TBのモデルは1499ドルで販売されるそうです。

 

さらにGalaxy S23 Ultraのうち、限定カラー(S22 Ultraでも地域限定カラーあり)や1TBモデルの発売は約2~6週間遅れになるもようです。

 

Galaxy S22シリーズでも、Ultraは総販売台数の45%を占めるとの分析もありました。その後継モデルであるS23 Ultraはメインカメラが2億画素となり、ユーザーに大いに訴求する可能性が高いはず。またストレージ容量も増えるとすれば、値上げも不評を呼びにくいかもしれません。

 

Source:@RGcloudS(Twitter) 
via:PhoneArena

Galaxy S23の全モデル画像が流出か。背面デザインに変更あり?

サムスンが2月2日に発表を予定している「Galaxy S23」シリーズの公式らしき画像が、オンライン上に流出しています。

↑NieuweMobiel.NLより

 

Galaxy S23シリーズでは、ベーシックモデルの「Galaxy S23」、上位モデルの「Galaxy S23+」、プレミアムモデルの「Galaxy S23 Ultra」の投入が噂されています。これらの3機種はすでにモック画像が流出しており、背面デザインの小改良が予測されています。

 

NieuweMobiel.NLが掲載した今回の画像からは、Galaxy S23 Ultraが現行モデルの「Galaxy S22 Ultra」と同じく、スタイラス「Sペン」に対応することが示唆されています。またGalaxy S23+の背面カメラデザインはGalaxy S23 Ultraと同じく、フラットなものとなるようです。

 

 

Galaxy S23もGalaxy S23 UltraやS23+と同じく、フラットな背面デザインを採用。S23 UltraやS23+と共通して、カラーバリエーションとしてファントムブラック、コットンフラワー、ボタニックグリーン、ミスティライラックが用意されるようです。

 

Galaxy S23 Ultraでの2億画素カメラの搭載や、最新プロセッサー/RAMの搭載が期待されているGalaxy S23シリーズ。Androidスマートフォンを代表する本モデルの、刷新内容に期待したいものです。

 

Source: NieuweMobiel.NL, WinFuture via 9to5Google 1, 2

Galaxy Z Flip4とGoogle Pixel 7が次のスタンダードと言える理由とは

9月に発表されたiPhone 14シリーズはスマホ市場で話題の中心となっているが、一方で今季はAndroidモデルも豊作だ。乗り換えの有力な選択肢となる気鋭の2機種について、その独自性を深掘りする!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

KEY TREND ≪スマホNEW WAVE≫

アーリーアダプターたちが数年前から注目していたフォルダブルタイプが堅実に進化し、国内の一般層に受容され始めている。UIの親しみやすさに定評があるGoogleの新作も見逃せない。

 

【Introduction】近年は外資系の参入でAndroid機種の選択肢が充実

下の表を見ると、2017年は国内シェア47.5%のAppleと、国内大手4社との合計で9割近くのシェアを占めていた。22年は、Apple(iPhone)のシェアが微減したことに加えてAndroid端末のシェアが細分化。外資系メーカーが多く参入して市場が活況を呈し、好みのデザインや求める機能に即した選択がしやすくなった。

 

2017年 ベンダー別シェア

●IDC Japan による、2017年通年の国内スマートフォン出荷台数の調査に基づき作成

 

2022年 スマホユーザーがメインで利用している端末

 

2022年 Android機種内訳

●MMD研究所による「2022年5月スマートフォンOSシェア調査」に基づき作成

 

【その1】斬新なだけでなく堅実に“使える”進化を遂げた

 

 

Galaxy

Galaxy Z Flip4

実売価格15万4000円(ドコモオンラインショップ)

 

閉じるとコンパクトなサイズ感ながら、開けば約6.7インチのディスプレイを使用できるフォルダブルスマホ。閉じたままでもカバーディスプレイでプレビューを確認しながら、クイックにセルフィー撮影ができる。背面ガラスやフレームには強度の高い素材を採用し、耐久力がアップ。

 

SPEC

ディスプレイ: 約6.7インチ(メイン)/約1.9インチ(カバー)

カメラ: 広角12MPほか1基(アウト)/広角10MP(イン)

サイズ: 約W72×H165×D69mm(展開時)

質量: 約187g

●CPU:Qualcomm(R) Snapdragon(TM)8+ Gen 1 3.18GHz/1+ 2.7GHz/3 + 2.0GHz/4●OS:Android 12●内蔵メモリ:8GB(RAM)、128GB(ROM)●バッテリー:3700mAh●生体認証:指紋/顔●防水性能:IPX8

 

↑折りたたんだ状態のヒンジ背面には「Galaxy」(グローバルモデルは「Samsung」)のロゴを刻印。高いデザイン性も魅力だ

 

↑約1.9インチのカバーディスプレイはタップまたはスワイプで操作可能。通知の確認や、メッセージの返信、電話の応答など簡単な操作は端末を閉じたまま行える

 

↑折り曲げた状態でテーブルなどにセットすれば、ハンズフリーでセルフィー撮影ができる。スタンド不要でライブ配信やビデオ通話ができる点もうれしい

 

私が断言します!

モバイルライター

井上 晃さん

スマホやスマートウオッチなど、最新モバイル事情に精通。国内外で取材し、数多くの雑誌やウェブで執筆する。

Flip4がNEXTスタンダードなワケ

[Point 1]マルチタスク向きな縦長デバイスをコンパクトに携行

[Point 2]背面やフレームなどさらに改良された耐久性

[Point 3]アフターサポートの強化で長く使えるように

「従来機同様、防水性能や開閉への耐久力は十分。背面やフレームの耐久性向上に加え、アフターサポートの強化も重要です。購入後1年は無償で保護フィルムを交換できるほか、Android OSは4世代ぶん、セキュリティアップデートは5年間サポート。“斬新なガジェット”から“堅実に5年運用できる端末”として選択肢に躍り出ました」

 

【その2】搭載チップセットが進化しAIを生かした機能が秀逸

 

Google

Google Pixel 7

実売価格8万2500円(128GB)

 

「Google Tensor G2」を新搭載し、高度な機械学習や音声認識の技術を獲得。バッテリー効率の向上やセキュリティの強化、カメラの新機能「シネマティックぼかし」などを実現した。「Pixel 6」と比較するとわずかながら小型軽量化し、ディスプレイのベゼルも狭くなっている。

 

SPEC

ディスプレイ: 6.3インチ、最大90Hz対応

カメラ: 広角50MPほか1基(背面)/10.8MP(前面)

サイズ: W73.2×H155.6×D8.7mm

質量: 197g

●ディスプレイアスペクト比:20対9●最大輝度:1400ニト●CPU:Google Tensor G2●OS:Android 13●内蔵メモリ:8GB(RAM)、128/256GB(ROM)●バッテリー:4355mAh●生体認証:指紋/顔●防塵・防水性能:IP68

 

↑バッテリー効率が改良され外出中の充電切れの心配を軽減。通常24時間以上、最長72時間の駆動が見込める

 

↑鮮明な6.3インチディスプレイは高速で応答性が高く、スムーズなゲームプレイやスクロールを実現。明るさがPixel 6より25%向上しており、晴れた日の屋外でもさらに見やすくなった

 

↑Pixel 7のカラバリはSnow、Obsidian、Lemongrassの3種類を展開。リサイクル素材から作られたアルミニウムフレームを採用し、スタイリッシュなマット仕上げを施した

 

↑Googleフォトアプリを用いるボケ補正機能を新搭載し、ぼやけた写真をAI処理で鮮明に改善。本機で撮った写真はもちろん、過去に別のカメラで撮影したブレブレの写真にも適用できる

 

↑同社初のスマートウオッチ「Pixel Watch」やTWS「Pixel Buds Pro」など、シリーズのデバイスとシームレスに連携。気に入ったGoogleアプリは、デバイスを問わずに楽しめる

 

【コレもCheck!】トリプルカメラ搭載の上位機種は望遠もマクロフォーカスも対応

 

Google

Google Pixel 7 Pro

実売価格12万4300円(128GB)

 

背面3基のカメラシステムには、専用の5倍望遠レンズと30倍超解像ズームを搭載し、離れた場所からでもくっきりとした写真の撮影を実現。マクロフォーカスでの撮影も上位モデルの特権だ。5GはSub6のほかミリ波帯もサポート。

 

SPEC

ディスプレイ: 6.7インチ、最大120Hz対応

カメラ: 望遠48MPほか2基(背面)/10.8MP(前面)

サイズ: W76.6×H162.9×D8.9mm

質量: 212g

●ディスプレイアスペクト比:19.5対9●最大輝度:1500ニト●CPU:Google Tensor G2●OS:Android 13●内蔵メモリ:12GB(RAM)、128/256/512GB(ROM)●バッテリー:5000mAh●生体認証:指紋/顔●防塵・防水性能:IP68

 

モバイルライター 井上 晃さんが断言!

Pixel 7がNEXTスタンダードなワケ

[Point 1]次世代のGoogle Tensor G2を搭載

[Point 2]アップデートプログラムの機能追加に期待

[Point 3]Googleストアではおトクに購入できる場合も

「オンデバイスAIの活用に定評がある同社。Pixel 7では搭載チップが『G2』に進化し、レコーダーでは話者の識別、カメラでは手ブレの補正などが可能です。アップデートプログラムで定期的に新機能が追加されるのも秀逸。新しい体験を求める人にとっては刺激的な1台です。発表後には下取りキャンペーンの還元が高額と話題に」

 

●画像提供:Google

「Galaxy S23 Ultra」、最大輝度は前モデルとほぼ同じ? ただし太陽の下では見やすくなるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、まもなく発表と見られています。そんななか、ディスプレイの輝度やバッテリー容量について新たな情報が届けられています。

↑Galaxy S22

 

最上位モデルの「Galaxy 23 Ultra」に搭載されるディスプレイの最大輝度は、2000ニトを超えるとの噂話もありました。この数値は現行モデルのGalaxy 22 Ultra(最大1700ニト)ばかりか、iPhone 14 Proさえ超えるものです。

 

が、リーカーのAhmed Qwaider氏が入手したという「公式資料」によれば、最大輝度は1750ニトに留まるとのこと。つまりGalaxy S22 Ultraとほぼ同じだとされています。

ただし、太陽の下で最高輝度に達すると、色の明るさはGalaxy S22 Ultraよりも高く鮮明になると付け加えられています。以前の噂話と今回の情報がどちらも正しいとすれば、「ハードウェア的には2000ニト以上にできるが、ふだんはディスプレイの寿命を延ばしつつ消費電力を節約するために、あえて1750ニトに抑える」という可能性も浮上しそうです。

 

またAhmed氏によれば、標準モデルGalaxy S23のバッテリー容量は3,900mAhと先代(3700mAh)とわずかに大きくなるものの、急速充電は25Wまで。Galaxy S23+は4,700mAh、Galaxy S23 Ultraは5,000mAhと現行機よりも200mAhほど増える一方、最大45W充電は変わらないようです。

 

Source:Ahmed Qwaider(Twitter) 
via:Wccftech

折りたたみのないiPhoneではウェーブできない! またサムスンがアップルをからかうCMを公開

サムスンはアップルに対抗意識を燃やしているのか、iPhoneを揶揄するような広告をたびたび打ち出しています。つい先月も、iPhone 14シリーズには(Galaxyスマートフォンのように)折りたたみ機構や高性能カメラなどの革新性がないとからかう動画を公開していました

↑Galaxyの折りたたみスマホ

 

それに続き、ワールドカップをテーマとしたCMで「iPhoneには折りたたみがない」と強調していることが明らかとなりました。

 

この動画は全世界の一部地域で公開されており、TikTokユーザーから「目撃した」との声もあります。そのうちサムスン公式アカウントが中国Weiboに投稿したものを、Twitterユーザーが見つけてシェアしている格好です。

 

サムスンはサッカーの試合を見る群衆を、スマートフォンに見立てて客席にズラリと配置。そしてサムスンの折りたたみ式スマホは折りたたんでウェーブを起こしているなか、iPhoneらしきデバイスは参加できずに涙目しているというストーリーです。

 

最近YouTubeで公開されていた「On the Fence」というCMも、折りたためない側のiPhoneから折りたためるサムスン製品へと「垣根を越える」内容でした。サムスンは折りたたみこそ時代の最先端、ユーザーが本当に欲しかったものとアピールしたいようです。

 

しかし、ディスプレイ関連サプライチェーン専門誌DSCCによれば、実際のスマートフォン市場はその逆に動いているようです。サムスンの折りたたみ式スマホ(2021年発売)の生産台数に占める比率は、2022年第3四半期には29%だったものの、iPhone 14シリーズ発売後の第4四半期にはわずか7%に落ち込んだとのこと。つまり「サムスン製折りたたみ式スマホのシェアが、iPhone 14に奪われている」可能性があるわけです。

 

アップルは折りたたみ式iPhoneを検討していると噂されているものの、「信じられないほど高価」になりかねないことや、技術的なトラブルがあったときにリスクが高すぎるとして、当分は投入しないとの分析もあります。iPhoneは折りたたみに「できない」のではなく「あえてしない」のかもしれません。

 

Source:Alvin(Twitter) 
via:9to5Mac

「Galaxy S23」シリーズ、8K動画をさらに滑らかに撮影できる? センサーシフト式手ぶれ補正も搭載かも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、前モデルのGalxy S22シリーズよりもカメラ性能が向上すると噂されています。そんな改善点のひとつとして、8K動画がさらに滑らかに撮影できるとの予想が報じられています。

↑画像はGalaxy S22シリーズ

 

有名リーカーのIce universe氏によれば、「S22 8K 24fps→S23 8K 30fps」とのこと。つまりGalaxy S23シリーズ(Galaxy S23、Galaxy S23+、Galaxy S23 Ultra全て)は8K動画を30fps(フレームレート/1秒間当たりのコマ数)で撮影でき、Galaxy S22シリーズの24fpsよりも動画を滑らかに撮れるというわけです。

また未発売のサムスン製品情報に詳しいSammobileによると、Galaxy S23シリーズには、センサーシフト式のOIS(光学式手ブレ補正)が搭載されるかもしれないそうです。

 

手ぶれ補正技術は何種類かあるなかで、現在の主流はレンズを動かす「レンズシフト」式と、センサー側を動かす「センサーシフト」式の2つです。前者の方が古くからあり、後者は最近になって採用製品が増えているものです。

 

ではセンサーシフト式がレンズシフト式よりどう優れているのか? スマートフォン情報サイトPhoneArenaは、「レンズ式OISは、磁石とコイルを使って1秒間に最大1,000回の調整できるのに対して、センサーシフト式OISは最大5,000回の調整が可能。その調整を画像を捉えるセンサーで直接行うことで、結果的に画質が改善される」との趣旨を説明しています。

 

この技術は、iPhone 13以降の(SEを除く)全モデルに搭載済み。またiPhone 14 ProおよびiPhone 14 Pro Maxでは、第2世代のセンサーシフト式OISの採用が謳われています

 

最上位モデルの「Galaxy 23 Ultra」は、現行のS22 Ultraに写真の画質が圧勝するとのリーク情報もありました。日常的に写真を撮ったり動画撮影をする人にとっては、最高のパートナーとなりそうです。

 

Source:Ice universe(Twitter) ,Sammobile
via:PhoneArena

「Galaxy Z Flip5」の外側ディスプレイはデカく、折りたたみのシワは目立たなくなる? 有名アナリスト予測

サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りでコンパクトな「Galaxy Z Flip5」に関するアナリスト予測が報じられています。

↑Galaxy Z Flip4(写真)からどう進化するのか?

 

この噂の発信源は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏です。Young氏はiPad mini(第6世代)の画面サイズを正確に予想していたほか、iPhone 14 Proモデルの画面が常時表示になることも的中させていました

 

さてYoung氏のスーパーフォロー(有料プランに登録したフォロワーのみが見られるボーナス)向けつぶやきによると、Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイ(折りたたんだ状態で外側にある画面)は3インチ以上になり、Galaxy Z Flip 4の1.9インチよりも遙かに大きくなるとのこと。

 

現行のGalaxy Z Flip4のカバー画面は小さすぎてフルサイズのアプリを動かせず、通知の表示やカメラのファインダー代わりにしか使えません。しかし、3インチの大きさになれば、Galaxy Z Fold 4のカバー画面ディスプレイ(6.2インチ)には及ばないにせよ、様々な使い道が開けそうです。

 

とはいえ、今年初めにYoung氏はGalaxy Z Flip4のカバー画面が大きくなると予想したものの、結局は外しています。今回も、さらなる追加の情報を待った方がいいでしょう。

 

Young氏が示した2つ目の予想は、Galaxy Z Flip 5は新たなヒンジ(折りたたみの軸部分)デザインによりディスプレイの折り目が目立たなくなる、ということ。折りたたみ画面のシワは設計的に避けられないものですが、少しでも減れば大歓迎のはず。

 

これまでのサムスン製折りたたみスマホの歴史を振り返ると、Galaxy Z Flip4は横折りの「Galaxy Z Fold5」と共に2023年の夏~秋にかけて登場するはず。今ではAndroid各社の折りたたみデバイスも増えてはいますが、完成度や使いやすさから考えると、当分はサムスンの独走が続くかもしれません。

 

Source:Ross Young(Twitter)
via:Tom’s Guide

「Galaxy S23」シリーズ、2023年2月のイベントで発表? サムスン幹部が発言したとのウワサ

サムスンが次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズを発表するイベントを、2023年2月に米国で開催するとのウワサが報じられています。

 

韓国の全国紙・韓国中央日報の英語版JoongAng Dailyによると、事情に詳しいサムスン電子の幹部が、米国で2月上旬に「Galaxy S23」シリーズを投入すると語ったとのこと。そのために自社イベント「Unpacked」が現地で開催されるとしています。

 

この幹部は場所や日付について言及は避けたものの、地元メディアが「2月の第1週にサンフランシスコで開催」と伝えていることから、物理的な場所の確保が示唆されていることは、会場に人を入れた対面式イベントとなるようだと考えられています。

 

Galaxy S23シリーズが2023年初めに発売ではないかと考えられていたのは、9月に韓国のバッテリー認証機関データベースに「Galaxy S23+」の情報が見つかった件からも推測されていました。現行モデルのGalaxy S22+も9月に認証され、翌年2月に発売されていたためです。

 

次期Galaxy S23シリーズに関しては、かなり期待の持てるウワサが次々と届けられています。まず全モデルに最新鋭チップSnapdragon 8 Gen 2が搭載され、しかもクロック数を上げた特別バージョンが用意されるなど。さらに、iPhone 14のような衛星通信機能も採用されるとの予想もあり。

 

また最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」は2億画素のカメラセンサーを搭載する上に、1200万画素や5000万画素(画像が明るくて高精細)モードを備える可能性や、実際に撮った写真のクォリティが圧倒的とのリーク情報もありました

 

その一方でデザインに大きな変化はないと見られていますが、Ultraモデルは画面の端がフラットになりペン書きしやすくなるとのウワサもあります。インフレ圧力によりS22よりもお高くなると予想されていますが、それに見合った満足感が得られそうです。

 

Source:Korea JoongAng Daily
via:Wccftech

Galaxy S23にiPhone風の衛星通信機能が搭載される?

サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S23」に衛星通信機能が搭載されることを、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑Steve H.McFlyのツイートから

 

スマートフォンの衛星通信機能といえば、アップルの「iPhone 14」にて緊急通報機能が搭載されました。

 

またGalaxy S23シリーズに関しては、前モデルのデザインの継続や「Ultra」モデルでのフラットディスプレイの採用カメラ性能の向上などが噂されています。

 

The Elecによれば、Galaxy S23では衛星インターネット接続サービスなどを展開するイリジウムの通信衛星を利用したサービスを提供するとのこと。さらに緊急通報機能だけでなく、「テキストメッセージや低用量の画像などのデータを数百kbpsで送信できる」そうなのです。これには、高速通信に必要な衛星通信のアンテナが利用されています。

 

iPhone 14の衛星通信機能では、遠隔地でのSOS機能としての活用が期待されています。今後はAndroidスマートフォンでも、同様の機能の採用が広まるのかもしれません。

 

Source: The Elec via 9to5Google

iPhone 14 Proモデル、英米で最速の5Gスマホだった! 日本ではソニーのXperia強し

iPhone 14シリーズの5G通信スピードは、iPhone 13よりも大幅に向上しているとの調査結果もありました。それに続いて、米国や英国などでiPhone 14 Proモデルは「最速の5Gスマートフォン」であるとのテスト結果が報告されています。

↑iPhone 14 Proモデルはやっぱり速かった!

 

インターネット接続のスピードテストで知られる企業Ooklaは、2022年第3四半期において、それぞれの国や地域で最も人気があって速い5つの5G対応デバイスを調査したとのこと。

 

このテストで調査対象となる基準は「現地の5Gスマホ市場で0.5%以上の市場シェアがある」「その市場で最低100台のサンプル集団がある」こととされています。つまり、たとえ5G通信性能が優れていても、現地で未発売、あるいはシェアが低ければ候補となりません。

 

また、5G接続のスピードはそれぞれの国や地域のネットワークにより変わる可能性が高いもの。そのため、英国や米国、日本やブラジルなど国ごとに計測しているわけです。

 

さて、米国で最速の5GスマートフォンはiPhone 14 Pro Maxです。ダウンロード速度の中央値が177.21Mbpsでトップ、iPhone 14 Proは175.08Mbpsで2位となりました。そしてサムスンのGalaxyスマートフォンが137~162.5Mbpsで3位から5位を占めています。

↑米国の結果

 

次に英国で最速の5Gデバイスは、iPhone 13とiPhone 14シリーズがトップ5を独占しています。もっとも「現地である程度のシェアがある」機種に限られるため、もしかしたらiPhoneよりも速いがほとんど売れていない5Gスマホが存在している可能性もあります。

↑英国の結果

 

そして気になる日本でのランキングは、なんとトップ5のうち3つをソニーのXperiaスマホが占める結果となっています。Xperia 1 II 5Gのダウンロード速度の中央値は224.68Mbps、Galaxy S20 5Gは189.22Mbps、Xperia 1 IVは184.90Mbps。それに対してiPhone 14 Pro Maxは164.18Mbpsと遅れを取っていますが、アップロード速度は15.69Mbpsを叩き出してトップに立っています。

↑日本の結果

 

日本で5Gダウンロード速度を重視するなら、やはり日本メーカーのソニー製がいいのかもしれません。とはいえ、スマホからサイズの大きな写真や資料などをアップロードすることが多ければ、iPhone 14 Pro Maxが最適のチョイスとなりそうです。

 

Source:Ookla
via:9to5Mac

「Galaxy S23」シリーズ、Snapdragon 8 Gen 2特別バージョン搭載? 他社スマホより速いかも

米クアルコムは最新モバイルプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2」を発表しましたが、このチップはサムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズに採用されることが確実視されています

↑Image:Qualcomm

 

さらに、Galaxy 23シリーズにはクアルコムが公式発表したものとは違う、特別バージョンが用意されているとの噂が報じられています。

 

有名リーカーIce universe氏によれば、サムスン製品向けのSnapdragon 8 Gen 2は「スペシャルエディション」とのこと。CPUのクロック数(プライムコア「Cortex-X3」)は通常版の3.2GHzから3.36GHzに、GPUも680MHzから719MHzへと強化されているそうです。

 

先日もIce universe氏は、Snapdragon 8 Gen 2の通常版は識別子が「SM8550-AB」であるのに対して、「SM8550-AC」という型番も存在しており、それがサムスン専用だとほのめかしていました。今回、その特別バージョンはクロック数が向上していると付け加えた次第です。

 

また定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserでは、「Galaxy S23 +」(SM-S916U)らしきベンチマークが発見されていました。そこでも、CPUコア(Cortex-X3)が3.36GHzの周波数で動作することが確認されています。

 

クアルコムにとっては、サムスンはAndroidスマートフォンメーカーの最大手であり、より高価な特別版Snapdragon 8 Gen 2を販売することで大きな利益が得られるはず。かたやサムスンもCPUとGPUのクロック周波数を上げることで、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する競合他社の製品より速いGalaxy S23を販売することができ、市場での優位性を保てると思われます。

 

もっとも、最上位モデル「Galaxy S23 Ultra」のグローバル版らしきデータもGeekbench Browserで発見されているものの、iPhone 14 Proに搭載されたA16 Bionicには及ばないとの報告もありました

 

とはいえ、このベンチマーク結果はあくまで試作機のそれに過ぎないはず。2023年初めに発売されるまでには、ソフトウェアの改善により潜在能力が引き出されていると期待したいところです。

Source:Ice universe(Twitter)
via:Wccftech

「Galaxy S23 Ultra」で撮った写真はS22 Ultraに圧勝? サンプル写真がリークされる

サムスンの次期ハイエンドスマートフォン「Galaxy S23 Ultra」では、カメラが前モデルの最大1億800万画素から2億画素になると噂されています。では、実際にどれほど撮った写真に違いが出るのか? その「サンプル」と称される画像が公開され、現行のGalaxy S22 UltraやグーグルのPixel 7 Proと比べられています。

↑カメラがGalaxy S22 Ultraから大幅進化!?

 

有名リーカーIce universe氏は、中国Weiboにてカボチャのサンプル写真をシェアしています。左がS23u(Galaxy S23 Ultra)、真ん中がS22u(Galaxy S22 Ultra)、Pixel 7 Proとのこと。

↑カボチャを撮り比べてみた

 

これら3つの比較では、Galaxy S23 Ultraのシャープネス(輪郭強調)コントラスト、色や質感が優れていることが確認できます。ほか2つのディティールは甘く、次期モデルほどの情報量はないようです。とはいえ、Ice universe氏はズーム倍率を書いていないため、厳密に条件をそろえたかどうかは不明です。

 

またメインカメラの画素はGalaxy S23 Ultraが2億画素、Galaxy S22 Ultraが1億800万画素に対して、Pixel 7 Proは5000万画素と大幅に差を付けられています。2億画素のセンサーであれば、5000万画素よりも捉えられるディティールも段違いでしょう。

 

またIce univere氏は、Galaxy S23 Ultraのデフォルト(標準)解像度が3000×4000=1200万画素であり、噂されていた1250万画素ではないと追記。ほか5000万画素モードもあるとの情報を再確認しつつ、2億画素モード=12240×16320だと述べています。

 

もし今回の「サンプル」が本物だとすれば、製品版となる前の試作機で撮られたと思われます。つまり、ハードウェアやカメラアプリの調整により、さらに撮影のクォリティが高くなる可能性もあるはず。今後の続報を、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Weibo
via:9to5Google

「Galaxy S23 Ultra」、フラット画面でペン書きしやすく? カメラは2億画素のほか5000万画素モードもあるかも

次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズは、2023年初めに発売されることが有力視されています。そのうち最上位モデルの「Galaxy S23 Ultra」につき、ディスプレイの形状やカメラ性能について新たな情報がリークされました。

↑Image:OnLeaks/SmartPrix

 

この最新情報は、どちらも有名リーカーIce universe氏がツイッターでシェアしているものです。同氏はサムスン製スマートフォンの事情に詳しく、Galaxy S23シリーズに関しても何度も情報を発信してきました。

 

まず最初のツイートは、Galaxy S23 UltraとGalaxy S22 Ultraのミドルフレーム(画面を含む本体部分)の端やディスプレイの角を並べて比べた画像です。Galaxy S23 Ultraの画面端は従来モデルと同じく丸みを帯びながらも、よりフラットな(角張った、平面的な)形に近づいているようです。

 

つまりGalaxy S23 Ultraでは、ディスプレイ端のカーブをより小さくすることで、使える画面が広くなっていると思われます。少し手に持ちにくくなる可能性もありますが、S23 Ultraのようにスタイラス(Sペン)を使う場合、フラットなディスプレイを好むユーザーも多いのかもしれません。

 

2つ目のツイートは、おそらくサムスン製のカメラアプリの一部と思しき画像です。そこには「3:4 200MP」と「3:4 50MP」つまり2億画素と5000万画素の撮影モードがあると仄めかされています。

Galaxy S23 Ultraに2億画素カメラが搭載されることは、以前から確実と見られていました。その一方で「5000万画素モードはない」との噂もあり。すなわち2億画素と1250万画素の2モードしかないとされていたわけです。

 

が、第3の解像度として5000万画素モードもあれば、「最大限に精細な画像」と「最大限に明るい画像」の中間でも撮影できて、より自由度が高くなるはず。また2億画素であれば1枚当たりのデータ量も大きくなり、それだけ内蔵ストレージも圧迫してしまいますが、そろそろ残り容量が厳しいかな……というとき5000万画素を便利に使えそうです。

 

Galaxy S23シリーズは最上位のUltra、標準のGalaxy S23やGalaxy S23 Plusを含め、すべてクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 2を搭載される見通しです。そのベンチマーク結果らしきものは発見済みで、性能は前モデルを大きく超えているようです。

 

噂が本当だとすれば、まもなくサムスンから公式イベントの予告があり、年明け早々にGalaxy S23シリーズがお披露目されるはず。その日を、心待ちにしたいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)

via:Tom’s Guide

Galaxy S23、背面カメラがスッキリデザインに?

韓国サムスンからの来年初頭の投入が期待されている次期スマートフォン「Galaxy S23」について、新たな予測レンダリング画像を著名リークアカウントのSteve H.McFlyが投稿しています。

↑Steve H.McFlyのツイートから

 

Galaxy S23については別のリークアカウントのIce universeが、「現行モデルのGalaxy S22からデザインはあまり変わらない」と報告していました。また搭載プロセッサーについては、米クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」だけとなるのか、あるいは自社製の「Exynos」が引き続き採用されるのか、現時点では不透明です。

 

今回の予測レンダリング画像からは、Galaxy S23のデザインがGalaxy S22と基本的にはあまり変わらないことがわかります。しかし背面のカメラ突起はよりフラットなデザインとなっており、むしろ「Galaxy S22 Ultra」のデザインを連想させます。またGalaxy S23では、フレームにより丸みを帯びたエッジが採用されています。

 

このデザイン変更は、サムスンがベースモデルのGalaxy S23とハイエンドモデルの「Ultra」シリーズの外観を統一しようとしていることがうかがえます。ただし、あまりおもしろみのないデザインともいえるかもしれません。

 

今回のリークでは、Galaxy S23や「Galaxy S23+」がGalaxy S22シリーズと比較して、わずかに本体サイズが大きくなっていることも伝えられています。GalaxyシリーズのフラッグシップモデルとなるSシリーズの、さらなる進化に期待したいものです。

 

Source: Steve H.McFly/Twitter via 9to5Google

「買って損なし」の最新/定番ベストバイ。各ジャンルのプロが断言! いま買うべき最新傑作モノ

各ジャンルの有識者たちに“栄誉ある”金字塔的アイテムを聞き込み。最新のテクノロジーを結集したベストバイをドドンと紹介していく!!

 

トレンドのデジタルガジェットを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”の数々を紹介する。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

その1 処理能力が飛躍的に高まり画像調整や動画の編集がサクサクできる!

【ノートPC】

Apple

MacBook Pro

23万9800円〜(14インチ) 29万9800円〜(16インチ)

新開発チップ「M1 Pro」「M1 Max」の搭載により処理性能が向上。ミニLEDバックライトを採用した液晶ディスプレイを備え、高輝度・高コントラストを実現した。M1チップの13インチモデル(14万8280円〜)もあり。

 

SPEC●チップ:Apple M1 Pro/Apple M1 Max●ディスプレイ:Liquid Retina XDRディスプレイ●サイズ/質量:W312.6×H15.5×D221.2mm/1.6kg(14インチ)、W355.7×H16.8×D248.1mm/2.2kg(16インチ/M1 Max)

 

私が激推しします!

本誌デジタル担当

上岡 篤

デジタルアイテム全般に明るく、特にPCの知識は編集部イチを誇る。私用のノートPC購入を検討中。

 

MacBook Proをテストした編集部・上岡は、ポテンシャルの高さに驚きを隠せない。

 

「一昨年にM1チップが発表されたときも驚きでしたが、M1 Pro/Maxはそれを上回る衝撃を受けました。いずれのチップもその飛躍的な性能で、画像や映像のプロのハイレベルな要求に応えてくれます。負荷が軽い作業は2つの高効率コアが行い、8つの高性能コアが負荷の高い作業を受け持つM1プロセッサの採用で処理能力が飛躍的に高まり、画像調整や動画の編集も実にスムーズ。私も趣味で一眼レフで撮った4K動画を編集するのですが、自分のPCだととてつもなく時間がかかります。でも、本機で試したところ、半分以下の時間で作業完了。YouTuberなど、日々動画を撮影して配信している人には力強い相棒になるでしょう」

 

また、画質の向上も見逃せない。

 

「ディスプレイの進化ですね。14インチ、16インチともにハイコントラストなLiquid Retina XDRを搭載。ダイナミックレンジが広いので、風景写真などの編集の際、夕景の微妙な光加減も的確に表示してくれます。また、SDXCカードスロットが復活して、写真や動画のデータが取り出しやすくなったことも特筆!」

↑革新的なパフォーマンスに加え、最大21時間(※)というMac史上最長のバッテリー駆動時間を実現。ロケ先など過酷なシーンでもプロをしっかりサポートする
※16インチモデルでのビデオ再生時間

 

↑M1のアーキテクチャをベースに、CPUやGPUを強化した「M1 Pro」と「M1 Max」。後者のほうがGPUコア数が多く、グラフィック性能が高い

 

 

↑二重に酸化被膜処理を施したMagic Keyboardを搭載。トレードマークのTouch Barに代わり、LEDバックライトを備えた物理ファンクションキーを採用した

 

直感操作をできるマウスでさらに作業効率アップ!

Apple

Magic Mouse

8800円

表面を指先で触れることで様々なジェスチャー操作が可能なマルチタッチセンサーを搭載。ウェブページのスクロールなどに便利だ。昨年発売の最新モデルから、編み込み式のUSB-C – Lightningケーブルが同梱する。

 

↑1回の充電で約1か月以上駆動可能。Lightning(充電)ポートが本体底面にあるため、充電中は使用できない

 

その2 ハイスペックなカメラ機能を備え撮影の仕事にも使える

【スマートフォン】

ソニー

Xperia PRO-I

実売価格19万8000円

1.0型イメージセンサーを搭載するモデル。同社ミラーレス一眼や上位コンデジなどのパーツやテクノロジーを受け継ぐとともに、4K HDR対応有機ELディスプレイや即時データ伝送を行える5G通信機能を備える。

 

SPEC●CPU:Snapdragon 888 5G●内蔵メモリ:12GB(RAM)、512GB(ROM)●カメラ:約1220万画素/約800万画素●ディスプレイ:約6.5インチ有機EL/4K/21:9/HDR対応/120Hz駆動●サイズ/質量:約W72×H166×D8.9mm/約211g

 

私が激推しします!

モバイルライター

井上 晃さん

スマホやスマートウオッチなどを中心に新製品やサービスを取材。情報誌やウェブメディアに寄稿する。

 

カメラ機能に特化したスマホの人気が高まっている。なかでも「PRO」の名を冠し高い撮影性能を誇るXperia PRO-Iを、井上さんは推す。

 

「約20万円と、決して安い買い物ではありません。パッと見、エントリークラスのXperiaと大きな違いはありませんが、中身はネーミングが示すように、静止画や動画を高い次元で追求するプロも納得のモデル。単に1インチセンサーのカメラを搭載しただけではなく、ハイレベルな用途を想定した撮影アプリも備わり、仕事道具として十分活躍します。また、シューティンググリップや外付けディスプレイなど、周辺機器も豊富なので、予算があれば柔軟な使い方に対応可能です」

 

どのように使うかのイメージもすでに広がっている。

 

「YouTubeやSNSなどに戦略的な動画投稿をする機会があるのならば、凝った動画を撮影するうえで、ぜひ入手して利用したいです。5Gにも対応しているので、容量無制限の通信プランなどを契約しておけば、現場で撮影したデータをその場で共有することもできるでしょう。これまではいくつものプロ用機材を使わなければできなかったことがスマホ一台で完結するのはスゴいことです」

 

↑本機に搭載する1.0型イメージセンサー「Exmor RS」。同社のプレミアムコンパクトカメラ「RX100 VII」のものを本機向けに最適化している

 

↑本体側面のシャッターボタン。こちらもRX100シリーズで使用されているスイッチ部品を用いて、カメラ同様の使い心地を実現した

 

↑動く被写体を追い続ける「オブジェクトトラッキング」を搭載。タップした被写体にピントを合わせることも可能で、動画撮影時も被写体を逃さない

 

トリプルカメラを搭載で7万円弱のハイコスパスマホにも注目!

Xiaomi

Xiaomi 11T Pro

実売価格6万9800円(8GB+128GB)

日本初登場のXiaomi旗艦モデル。7万円弱ながらSnapdragon 888を搭載し、1億800万画素メインを含む3眼カメラも備える。生活防水やおサイフケータイ対応など、使い勝手も抜かりない。

↑HDR10+の撮影に対応。10億色以上の色を使って、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く、細部まで鮮明に表現できる

 

その3 他の追随を許さないアプリ数で多様な楽しみ方が広がる

【VRヘッドセット】

Meta

Meta Quest 2

実売価格3万7180円(128GB)

完全ワイヤレスのオールインワン型VRヘッドセット。VR機器として世界トップシェアを誇る。昨年8月には、64GBモデルに代わり、価格据え置きで128GBモデルが登場し、実質的な値下げとなった。

 

SPEC●充電時間:約2.5時間●稼働時間:2〜3時間●RAM:6GB●ディスプレイパネル:高速スイッチLCD●ディスプレイ解像度:片目あたり1832×1920ピクセル●サイズ/質量:W191.5×H142.5×D102mm/503g(ヘッドセット)

 

私が激推しします!

デジタルライター

武者良太さん

VR SNSやメタバースなどに詳しいライター。近著に「メタバースの歩き方」(往来ブックス)がある。

 

VRデバイスに精通する武者さんも、Meta Quest 2は傑作だと評する。

 

単体で使えるアプリの豊富さが圧倒的。『Oculusストア』と『App Lab』を合わせると1100以上のアプリが配信中で、ライバル機をまったく寄せつけない領域に達しています。例えば、ソーシャルVRアプリの『VRChat』なら、リアル空間を再現したワールドや、異世界感たっぷりのワールドが目白押しで、開放的なバーチャルツアーを楽しめます。長期化するステイホームでストレスが溜まっている人は、一度試す価値アリです」

 

活用の幅はエンタメ以外にも。

 

「2DのブラウザーやAndroidアプリ画面の複数表示も可能。対応するワイヤレスキーボードと併用すれば、マルチモニター環境をどこにでも持ち歩き仕事できます」

 

VRの課題である“酔い”も本機では改善されているという。

 

「本機はゲーミングPCと接続時に、最高120Hzのフレームレートの映像を表示。高品質で滑らかな映像体験ができ、酔いにくさにもつながります。マッチするなかで最廉価なのが、ASUSのゲーミングPC。GPUの高騰が続いているので、手ごろに入手できるいまが買いどき!」

 

↑プレイエリアを設定できる「ガーディアン」機能を搭載。室内でも家具などにぶつからないように、安全に楽しめる

 

↑解像度が向上したディスプレイで映像に没入できる。ヘッドセットに内蔵されたスピーカーが臨場感あるサウンドを鳴らす

 

ゲーミングPCと接続すればVRコンテンツがよりリッチに!

ASUS

TUF Gaming F15 FX506HM

実売価格18万9800円(FX506HM-I7R3060BEC)

Core i7搭載のゲーミングPC。GPUはNVIDIA GeForce RTX 3060を採用し、専用ケーブル「Oculus Link」と接続すればPCVRを楽しめる。メモリ16GB、ストレージ512GB(SSD)。

 

↑冷却システムと通気口を備え、長時間に及ぶ白熱したプレイにも最適。内部にホコリが溜まるのも抑える

 

その4  auキャリアのLTE内蔵でスマホと同じ番号で利用可能

【スマートウオッチ】

サムスン

Galaxy Watch4

実売価格3万8764円(40mm LTEモデル)

au取り扱い店にて販売中のLTE対応スマートウオッチ。KDDIが提供するサービスに加入すれば、単体で通話やメール、インターネットが利用できる。Googleと共同開発した新OSを採用し、音楽や健康など豊富なアプリも魅力。

 

SPEC●ディスプレイ径:約30mm●バッテリー容量:247mAh●最大使用時間:約40時間●内蔵メモリ:1.5GB(RAM)、16GB(ROM)●OS:Wear OS Powered by Samsung●GPS:対応●サイズ/質量:約W39×H40×D10mm/約26g

 

私が激推しします!

テクニカルライター

湯浅顕人さん

PCやデジタルガジェット、AVに詳しいライター。王道系からニッチな製品まで、くまなくチェックする。

 

ガジェットなら何でも試す湯浅さんはスマートウオッチも様々なモデルをチェック済みだが、本機の特異性に注目した。

 

「何と言ってもLTE内蔵という点に惹かれます。iOS端末は先行していますが、Androidユーザーにとって本機は比類なきスマートウオッチ。有料のサービスに加入する必要はありますが、単体で電話の発着信ができます。利用しているスマホとペアリングして同じ電話番号を使用可能。スマホをどこかに置き忘れたような場合でも、いつも腕に着けている本機から電話してクイックに探す、といった使い方ができるのも心強い。健康系のセンサーも充実し、心拍数や血中酸素濃度はもちろん、体脂肪率、骨格筋なども測定できます。トレーニングを開始すると自動的に検出して記録、ワークアウトの種類を選択する手間も要りません。アプリも豊富で、基本性能は高水準です」

 

↑指を約15秒当てるだけで、微弱な電流の流れから身体の状態を測定。体内の水分量や体脂肪率、筋肉量などを予測して一覧表示する

 

↑背面のセンサーを刷新。心拍数などから体組成をリアルタイムに把握し、毎日の健康管理に役立つ情報を提供してくれる

 

その5 有線・無線の同時接続でゲーム音とチャットが聞ける

【ゲーミングヘッドセット】

EPOS

H3 Hybrid

実売価格2万120円

Bluetooth対応の密閉型ゲーミングヘッドセット。ケーブルでゲーム機との有線接続と、スマホなどの端末とのBluetooth接続が同時に行え、友人と通話しながらのプレイも快適だ。適切に角度がついたイヤーカップはフィット感抜群。

 

SPEC●充電時間:1.5時間●最大再生時間:37時間(Bluetooth接続時)●互換性:Mac OS X、PS4、PS5、Switch、Xbox One、Xbox Series Xなど●ケーブル長:2m(USB)●サイズ/質量:W183×H176×D90mm/298g

 

私が激推しします!

ゲームライター

岡安 学さん

ゲーム誌の編集部を経てフリーライターに。eスポーツやデジタルガジェットを中心にメディアで活躍中。

 

eスポーツの取材も行う岡安さんは、通話をしながらゲームを楽しんでいるライト層に本機が有用だと言う。

 

「このモデルは有線と無線(Bluetooth)で2つのデバイスと同時接続でき、ゲームの音声とチャットの音声をミックスして、ヘッドセットから聞くことが可能。PCではゲームのみを起動し、スマホでチャットアプリを開いて、音声チャットをしながら快適に遊べます。PCでチャットアプリを起動することもできますが、プレイ中のラグや遅延を抑えるためには、なるべくPCに負荷を掛けないようにしたいですね。上位モデルの『H3PRO Hybrid』は、専用ドングルを備え、低遅延でゲームサウンドを楽しめます。FPSや格闘ゲーム、リズムゲームなど、eスポーツに採用されるような、競技性が高く遅延が命取りになるゲームを本気でプレイするなら、選択肢になるでしょう」

 

↑跳ね上げればミュートになるブームアームマイクは、磁石による着脱式。イヤーカップ内にサブのマイクを搭載し、外出時の通話も困らない

 

その6 卓越した音声通話技術によりオンライン会議にも最適

【完全ワイヤレスイヤホン】

テクニクス

EAH-AZ60

実売価格2万8000円

独自の音響構造により臨場感溢れるリアルな高音質を実現。ハイレゾ相当の音声伝送が可能なLDACに対応し、ワイヤレスながらハイレゾ音質を楽しめる。また、自分の声だけをクリアに相手に伝える通話音声処理により快適に通話できる。

 

SPEC●ドライバー:φ8mm密閉ダイナミック型●対応コーデック:LDAC、SBC、AAC●連続再生時間:約7.5時間(NCオフ時)●充電時間:約2時間(本体)/約2.5時間(充電ケース)●防水性能:IPX4●質量:約7g(片耳)

 

私が激推しします!

本誌編集長

川内一史

長年オーディオ記事を担当。特にイヤホン・ヘッドホンに詳しく、数多くの新製品を日々チェックしている。

 

AV機器の記事を担当する本誌編集長の川内は、完全ワイヤレスイヤホンをパワープッシュ。

 

「私の激推しはテクニクスのEAH-AZ60。このモデル最大のウリは、卓越した通話性能です。左右合計8つのマイクと独自の『JustMyVoice』プロセッサーにより、周囲のノイズと発話者の声を拾い上げて自動で解析。最適な処理をすることで、クリアな声をしっかり届けられます。駅のホームにいる際に電話がかかってきたり、カフェからビデオ会議に参加したりしたときなども、相手に不快な思いをさせずに済みます。また、マルチポイントに対応しており、例えばスマホとノートPCに同時接続が可能。移動中などはスマホで音楽を聴いていても、すぐにデバイスを切り替えてオンライン会議に参加することができ、文字通りマルチに使えます。イマドキのワイヤレスイヤホンは、オーディオ用だけでなくビジネス用としてもシームレスに使えることが重要なポイントになりますが、その点もバッチリです」

 

肝心の音質面も抜かりはない。

 

「オーディオ性能も価格以上に高いですね。特に低音の表現が豊かで、解像感もバツグン。ノイズキャンセリングの精度も高いので、どこでも音楽の世界に浸れます」

 

↑ビームフォーミングや音声解析などの技術を組み合わせた「JustMyVoice」テクノロジーを搭載。通話音声をはっきりと伝達できる

 

↑片耳4つ(合計8つ)のマイクを搭載。音声解析を1秒間に1万5000回以上行い、発話者の声だけを高精度に検出する

 

↑アプリ「Technics Audio Connect」のUIを一新。ノイズキャンセリングなど機能別に分類され、目的の機能を選びやすくなった

 

身近になった開放型ヘッドホンスピーカーライクな音を味わえる!

オーディオテクニカ

ATH-HL7BT

実売価格1万9800円

オーディオビギナーにはハードルが高かった開放型ヘッドホンが、ワイヤレス化&リーズナブルな価格設定によって身近な存在に。開放型ならではの自然な音の鳴りや余韻が手軽に楽しめる。

↑オーバーヘッドながら220gと軽量。2層構造のイヤーパッドにより、最適な音響空間と高い装着性を実現した

 

その7 最高のクオリティの映像で感動の光を体感できる

【レーザープロジェクター】

ビクター

D-ILAプロジェクターDLA-V90R

実売価格275万円

世界で初めて8K60p入力に対応。最新のLSIを搭載し、8Kの情報量を入力から液晶パネル(D-ILAデバイス)まで瞬時に処理して8K信号を正しく表示できる。4K120p入力にも対応し、最新ゲーム機もサポート。

 

SPEC●表示デバイス:0.69型4K「D-ILA」×3●明るさ:3000lm●コントラスト比:10万:1●投写サイズ:60〜300型●HDMI端子:2●サイズ/質量:W500×H234×D528mm/25.3kg

 

私が激推しします!

デジタル・メディア評論家

麻倉怜士さん

雑誌や書籍の執筆のほか、大学講師を務めるなど多方面で活躍する。「麻倉怜士のデジタル進化論」を連載中。

 

画質には厳しい目を持つ麻倉さんは、プロジェクターにこそ大画面テレビでは味わえないスペシャルな魅力があるという。

 

「直視型のテレビの本質は“情報性”。ディスプレイから押し出された高精細な情報を持った光がこちらに向かってきます。一方、光源から照射された光をスクリーンに反射させるプロジェクターは“感動性”を体感できる。目だけでなく、全身で感動の光を感じることができます。そのなかでもDLA-V90Rの映像は別格。技術的な完成度はもちろんのこと、画づくりも極上のレベルにあります。HDMI2.1の採用により、8K60p/4K120p信号の再生が可能になったことをはじめ、独自のレーザー光源技術『BLU-Escent』の搭載や、HDRの最新規格『HDR10+』への対応など、最新の映像技術が集結。現在得られる最高のクオリティの映像を存分に楽しめます

↑上下左右4方向へのシフトを実現した新開発「8K/e-shiftXテクノロジー」を搭載。画素を0.5画素シフトすることで解像度を倍増化する

 

↑フルアルミ鏡筒を採用した16群18枚のガラスレンズを搭載。100mmの大口径に加え、EDレンズも5枚使用する

 

その8 リアリティ溢れる8K映像を75V型の超大画面で堪能

【8K/4Kテレビ】

シャープ

AQUOS XLED 8T-C75DX1

実売価格80万円

バックライトに小型のLED(mini LED)を採用した8K/4K液晶テレビ。エリアごとの明暗をきめ細かく制御する「アクティブmini LED駆動」と量子ドットによる光波長変換技術により、輝度やコントラスト、色域が飛躍的にアップした。

 

SPEC●チューナー:8K×1、4K×2、地デジ/BS/110度CS×3●接続端子:HDMI×4、USB×2ほか●サイズ/質量:W1655×H1009×D310mm/約45.0kg(スタンド含む)

 

私が激推しします!

AV評論家

藤原陽祐さん

新聞記者・専門誌編集を経てフリーに転身。わかりやすい解説と核心を突いた論評で多媒体で活躍する。

 

有機EL機の台頭が著しい大型テレビ市場だが、シャープが新技術を投入した大型液晶シリーズを発売した。同モデルについて、藤原さんはこう語る。

 

「mini LED次世代ディスプレイ技術を用いた8K対応モデルです。正面のコントラストに優れるVA液晶で、mini LEDバックライトと量子ドット技術の組み合わせで、より明るく、鮮やかな再現性を実現。とにかく明るく、黒も適度に締まるので、日差しが差し込むような明るいリビングでも、色鮮やかで高コントラストの映像が楽しめます。サイズは65V/75V/85V型と超大型のラインナップですが、オススメは等身大の8K映像の醍醐味が体験できる75V型。現状8K放送はNHKのBS8Kのみですが、YouTubeなどのネット配信で良質な8Kコンテンツが増えつつあります。4Kを凌駕するリアリティに富んだ映像を堪能できますよ」

↑低反射広視野角の「N-Wideパネル」を採用。照明などの映り込みを抑える

 

↑「アクティブmini LED駆動」を採用。高コントラスト・高輝度・広色域を実現した

 

その9 上位モデル譲りの処理能力を備え使い勝手も抜群

【デジタル一眼カメラ】

ソニー

α7 Ⅳ

実売価格32万8900円(ボディ)

新開発の約3300万画素センサーと画像処理エンジンを搭載したミラーレス一眼。上位機譲りの処理能力を備え、階調表現や色再現度などの画質が進化したほか、AF精度も向上した。5.5段ぶんの5軸手ブレ補正に対応。

 

SPEC●撮像素子:約3300万画素 35mm判フルサイズ●レンズマウント:ソニーEマウント●ディスプレイ:3.0型103万6800ドット(バリアングル式)●撮影設定登録:9モード(本体)●サイズ/質量:W131.3×H96.4×D79.8mm/約658g

 

私が激推しします!

フォトグラファー

永山昌克 さん

ポートレートや商品撮影を得意とする写真家。雑誌やウェブでカメラやガジェットのレビュー記事の執筆も行う。

 

プロカメラマンとして活躍する永山さんは、本機が価格以上の実力を秘めていると語る。

 

「小型軽量かつ高画素を実現する優秀なモデルで、ソニーのほかのカメラと比べると、コスパの高さが光ります。画像処理エンジンは上位機種にも搭載されている最新世代のものを採用するとともに、高画質機能も多数搭載。人気のルック『S-Cinetone』も受け継いでいて、動画撮影時は特筆すべきキレイな仕上がりに。同社の30万円前後のラインナップでは初めて4K60pの動画撮影に対応し、フルサイズのHDMI端子を採用した点も大きなポイントです」

 

ほかにも進化点は数多くある。

 

「露出補正ダイヤルが改良されてカスタマイズ可能に。動画と静止画の切り替えスイッチが新設されたのも便利ですね。静止画モードと動画モード、それぞれの設定値が個別に記憶できるようになり、1台2役で使えるようになったのはうれしいです。また、同社のカメラはアクセサリーも充実。ソニーEマウントを採用しており、交換レンズが豊富という優位性も忘れてはなりません。大容量データを記録する用途を想定するなら、『CFexpress』カードがマストバイ。防塵・防滴性など、タフさの面でも恩恵は大きいですね」

 

↑「クリエイティブルック」は10モードから選べ、彩度やシャドウなどさらに細かい調整も。設定を保存しておけば、容易に思い通りの写真や動画が撮れる

 

↑フルサイズながら小型・軽量のハイブリッド機として快適な操作性を実現。ダイヤルを回して静止画、動画、S&Qモードの切り替えが行える

 

↑最上位機種でも採用する最新の画像処理エンジンを搭載。AFや画質調整などのリアルタイム処理を一括で行い、遅延時間が短縮された

 

大容量データを素早く書き込むならCFexpressカードが最適!

ソニー

CFexpress Type A メモリーカード CEA-Gシリーズ

実売価格2万6400円(80GB)

連続撮影した写真や高ビットレート動画など、大容量データの書き込みに適したメモリーカード。落下強度7.5m、IP57の防塵防水性能を備えるなど、厳しい環境での撮影にも耐えうるタフさを誇る。

↑連写した静止画や4K動画などの大容量データをPCへ転送するのに最適。読み出し速度は最大で約800MB/sだ

折りたたみGalaxyがさらに進化! デコれる縦折り「Galaxy Z Flip4」と万能の横折り「Galaxy Z Fold4」どっちを選ぶ?

サムスン電子ジャパンは8日、第4世代の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip4」と「Galaxy Z Fold」を日本向けに発表しました。携帯電話キャリア各社から、9月29日に発売されます。東京・原宿にあるGalaxyスマホのショウルーム「Galaxy Harajuku」から、最新モデルのできばえをレポートします。

↑Galaxy Z Fold4(左)と、Galaxy Z Flip4(右)

 

Galaxy Zシリーズは、折りたためる画面「フォルダブルディスプレイ」を使ったスマートフォンです。コンパクトミラーのように小さくたためるGalaxy Z Flipと、縦長のスマホと大画面タブレットを1台にまとめたGalaxy Z Foldという2つのシリーズで展開しています。いずれも性能の高さは折り紙付きで、“普通のスマホ”の最上位モデル並みにサクサクと動きます。

 

新モデルからは「発売後4世代までのAndroid OSのバージョンアップを保証します」という公約も表明されており、長く使う上でも安心して選べるようになっています。

 

ハイスペック&おしゃれな縦折りスマホ「Galaxy Z Flip4」

Galaxy Z Flip4は、縦に二つ折りできるスマートフォンです。NTTドコモ、au、楽天モバイルの3キャリアから発売されます。“普通のハイスペックスマホ”と同じくらいの価格帯で、防水やおサイフケータイにも対応してます。

↑Galaxy Z Flip4

 

折りたたむと手鏡のようなコンパクトな形になり、小さなハンドバッグやズボンのポケットにもすっきりと収まります。それでいて、開くと意外と大きな、6.7インチの縦長スマートフォンに変形。画面の動きをなめらかにする120Hz駆動にも対応しているので、TwitterやInstagramのようなSNSも広い画面で表示できます。

 

Galaxy Z Flip4には外側に小さなサブ画面がついており、待受画像や短い動画、GIFアニメーションなどを設定できます。この画面もタッチパネルで、通知を確認したり、簡単な文章を返信したりといった操作を閉じた状態で行えます。さらに、サブ画面からカメラ起動して、高画質な外側のカメラでセルフィー(自分撮り)をするという機能まで搭載。Galaxy Z Flip4ではポートレートモードもサブ画面からの起動に対応しているので、よりリッチなセルフィーができます。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

 

もちろん、折りたためるというだけでなく、性能も折り紙付きです。スマホの性能の要となるチップセットには、2022年夏時点でも最も高性能なSnapdragon 8+ Gen 1(オクタコア)を搭載。メモリ(RAM)は8GBと、ハイスペックモデルとして十分に“使える”構成になっています。5Gでは「ミリ波帯」と呼ばれる周波数帯に対応していて、都心の駅前のような混雑した場所でも高速な通信が期待できます。

 

最新の折りたたみディスプレイの目新しさと、いにしえのガラケーのようにレトロ感のある可愛さも兼ね備えたGalaxy Z Flip4。その一番の魅力は、自分らしさを表現できることでしょう。トレンドにめざとい若い女性ユーザーには、ケースをデコレーションして楽しむ人もいるようです。

 

Galaxyブランドではこうした自分らしくアレンジする使い方を応援していて、9月に開催された「東京ガールズコレクション 2022」ともコラボレーションしています。デコGalaxyを手に取ったファッションモデルがランウェイを闊歩しました。

 

また、Galaxy Z Flip4の発売にあわせて、スマホケースブランド「CASEPLAY」は「リング付き着せ替えシートfor Galaxy Z Flip4」を発売します。着せ替えシートは別売のGalaxy純正クリアケース「Clear Cover with Ring」と組み合わせて飾れるシートで、サンリオのキャラクターやスポーツブランドのFILAのコラボデザインも用意。10月31日までにGalaxy Z Flip4を購入した人には、1枚無料でプレゼントされます。

↑クリアケースをデコってより自分らしくアレンジする楽しみも

 

↑スマホケースブランドのCASEPLAYとコラボして、クリアケース用の着せ替えシートを発売

 

【Galaxy Z Flip4の価格】

・NTTドコモ版 Galaxy Z Flip4 SC-54C:価格未定
・au版 Galaxy Z Flip4 SCG17:15万9870円
・楽天モバイル版 Galaxy Z Flip4:13万9800円

 

縦長&大画面! スタイル自在な「Galaxy Z Fold4」

横開きタイプの「Galaxy Z Fold4」は、開くと大画面のタブレットのように、閉じた状態で縦長のスマートフォンにという、二刀流の使い方ができるスマートフォンです。2台の機器の機能が1台にまとまっている分、価格は“普通のスマホ”の最上位モデルよりもお高めの約25万円。NTTドコモとauで販売されます。

 

このGalaxy Z Fold4は、内側の折りたたみ画面の縁がすっきりとした形状になり、前世代モデルのGalaxy Z Fold3よりも引き締まったデザインに進化しています。

↑Galaxy Z Fold4

 

横折りタイプの折りたたみスマホには一般的なスマホよりも重いという弱点がありますが、Galaxy Z Fold4は前世代モデルより8gのダイエットに成功しています。それでも重量は263gあり、iPhone 14 Pro Max(約240g)と比べると、高級ボールペン1本分ほど余分に重くなっています。ただし、実機を手にしてみると、重さがある割には持ちやすいと感じました。単に軽量化しただけでなく、重心の位置を考慮した設計により、手で持った時の負担を抑えているのでしょう。

 

そして、使い勝手の面では、大きな進化を遂げています。タブレット向けのOS「Android 12L」に対応して“マルチタスク”の機能がより使いやすくなりました。これまでのAndroidスマートフォンでは、2つのアプリを同時に開く「マルチウインドウ」の操作がやや複雑でしたが、Android 12LではWindowsやMacのような“タスクバー”が画面の下に表示されます。2つのアプリを並べて起動したい時の操作は、タスクバーのアイコンを引っ張って表示したい位置に動かすだけと、手軽で分かりやすい方法になりました。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

LINEやSlackのメッセージを返しながらカレンダーで予定を確認したり、メールを見ながらオフィスアプリで書類をチェックしたりと、2つのアプリを並べて使いたいシーンはよくあるもの。こうしたマルチタスク作業は、サッと画面を開いて大画面に切り替えられるGalaxy Z Fold4で効率的に行えます。

 

Galaxy Z Fold4の良いところは、スマホモードとタブレットモードの切り替えが非常に素早く行えることです。「スマホとタブレットの2台持ち」でもマルチタスク作業はできますが、Galaxy Z Fold4なら普段はスマホとして使いつつ、必要な時に大画面に移って、開いているアプリをそのままで作業を継続できます。2台持ちでは工夫が必要なデータのやり取りも、そもそも1台のスマホで完結するため必要がありません。

 

さらに、折りたたみスマホならではのユニークな使い方もできます。90度ほどの角度で折りたたんだ状態にすると、横長の2画面で使えます。例えば、上の半分でZoomなどのビデオ会議アプリを表示して、下の半分でメモを取るという使い方ができます。別売の「Sペン」を使うと、手書き入力でメモを取ったり、イメージ図をスケッチして残すこともできます。

↑90度の状態は動画視聴に便利

 

↑別売のSペンを用意すると、ペン入力も可能に

 

もちろん、Galaxy Z Fold4は、Androidスマートフォンとしても最高峰の性能を備えています。チップセットはGalaxy Z Flip4と同じSnapdragon 8+ Gen 1搭載で、メモリ(RAM)は12GBと余裕のある容量。5G・ミリ波帯の通信機能や、IPX8相当の防水性能、おサイフケータイも搭載しています。メインカメラはトリプルカメラで、超広角や光学3倍ズームを搭載、折りたたみ画面側にも、目立ちづらい画面下インカメラを搭載しています。

 

折りたたみスマホには目新しさがありますが、Galaxy Z Fold4はすでに4世代目に入り、着実に使い勝手を向上させています。特に今回、Android OSのバージョンアップによって、複数アプリの同時展開がしやすくなった点は、かなり実用的な性能向上と言えそう。スマホをバリバリ活用して仕事の生産性を高めたい人にはぜひ検討したい1台です。

 

【Galaxy Z Fold4の価格】

・NTTドコモ版 Galaxy Z Fold4 SCG16:価格未定
・au版Galaxy Z Fold4 SCG16:24万9960円

 

ノイキャン性能が強力な「Galaxy Buds2 Pro」

Galaxy Zシリーズの発売にあわせて、イヤホンとスマートウォッチの新製品も発表されました。このうちイヤホンの「Galaxy Buds2 Pro」は、完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデルです。9月29日発売で、希望小売価格は3万1000円。Amazon.co.jpや家電量販店のほか、au Styleなどau取り扱い店でも販売されます。

↑Galaxy Buds2 Pro

 

Galaxy Budsシリーズは丸っこい見た目と、強力なノイキャン(アクティブノイズキャンセリング)機能が持ち味のイヤホンです。Buds2 Proでは柔らかい色合いを採用し、Galaxy Z Flip4と組み合わせた時に統一感のある見た目になりました。ソラマメのようなコロッとした設計はさまざまな人の耳を研究して設計されたもので、装着したときの圧迫感が少なく、長時間使っても疲れにくいような形状とされています。

 

ノイキャン性能は前世代モデルから約40%向上。工事現場のような騒がしい場所でも音楽が聴けるほど、パワフルな性能を備えています。さらに、話しかけてくる人を検知すると自動で会話モードに切り替えて、音量を下げる機能も搭載。例えばコンビニのレジで会話するときに、イヤホンの付け外しをしなくても済むようになっています。

 

Galaxy Buds2 Proは、Galaxy スマートフォンとの組み合わせで真価を発揮します。スピーカーシステムのような立体感のある音響になる「空間オーディオ」の機能に対応。Dolby Atmosもサポートしており、NetflixやDisney+の映像もサラウンド再生できます。また、Budsシリーズとしては初めて、24bit収録のHi-Fi音源の再生にも対応してます。

 

なお、Galaxy Buds2 Proは一般的なBluetoothイヤホンのように、パソコンやゲーム機など、Galaxyスマホ以外の機器でも利用できます。その場合、高音質な音楽再生機能は利用できず、Bluetoothの基本的なコーデック(SBC/AAC)のみ接続となります。

 

Galaxy Z Flip4を予約購入した人を対象に、Galaxy Budsシリーズがお得に手に入れるキャンペーンが実施されます。特典は(1)Galaxy Buds2 Pro購入で1万5000円の現金キャッシュバックか、(2)スタンダードモデルの「Galaxy Buds2」の無料提供のどちらかを選べます。

 

Google対応スマートウォッチ「Galaxy Watch」新型も

スマートウォッチGalaxy Watchシリーズからは、「Galaxy Watch5」と「Galaxy Watch5 Pro」の2製品が発表されました。いずれも、9月29日発売です。

↑Galaxy Watch5

 

Galaxy Watch5/5 ProはWearOSを搭載しており、GoogleアシスタントなどGoogle製のアプリに対応します。また、スマートフォンと同じように、Google Playから時計向けのアプリをダウンロードすることもできます。

↑WearOS搭載で、Google アシスタントなどを利用できる

 

健康づくりやフィットネスを助ける多数の機能を搭載しており、心拍数や睡眠状況、ストレスレベルなど記録に対応。Galaxy Watchならではの機能としては、指を当てるだけで体脂肪率などを計測する「体組成計」機能を備えています。

↑活動量計の機能のほかに、体脂肪率や水分量を計測する体組成計機能を搭載

 

標準モデルの「Galaxy Watch5」は40mmバンドと44mmバンドの2つのサイズで各3色を展開。家電量販店などで販売されるWi-Fiモデルのほか、au限定でLTEモデルも販売されます。LTEモデルはauの「ワンナンバーサービス」に対応し、スマホと同じ電話番号で通話の発着信が可能です。

↑Galaxy Watch5。バンド幅ごとに各3色のラインナップ

 

上位モデルの「Galaxy Watch5 Pro」は、チタン製の頑丈なケースとマグネット式のバックルを採用したタフなモデルです。GPS計測オンで20時間持続する大容量のバッテリーを搭載し、アウトドア活動でより使いやすくなっています。

↑上位モデルのGalaxy Watch5 Pro

 

また、Proモデル限定の機能として「ルートワークアウト」を搭載します。これは、あらかじめ作成した道順を読み込んで、正しい方向に進んでいるかを知らせる機能です。トレッキングで道を確かめたり、競技大会と同じコースを走ったりするときの手助けになります。

↑Proのみの「ルートワークアウト」機能を搭載。コースに沿って移動する競技をサポートする

 

なお、Galaxy Z Fold5を発売前に予約した人を対象に、Galaxy Watchがお得に手に入るキャンペーンが実施されています。予約購入の特典として、(1)Galaxy Watch5シリーズの購入金額から2万5000円をキャッシュバックか、(2)Galaxy Watch4を無料プレゼント、のどちらかを選べます。

 

【Galaxy Watch5の価格】

40mm Wi-Fiモデル:4万4200円~
44mm Wi-Fiモデル:4万8800円~
40mm LTEモデル(au版):5万2800円
44mm LTEモデル(au版):5万7530円

 

【Galaxy Watch5 Proの価格】

45mm Wi-Fiモデル:7万800円~

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

将来のGalaxyスマホ、一切物理ボタンがなくなる?

韓国サムスンが将来投入するスマートフォンには物理ボタンが一切搭載されないとの情報を、リークアカウントのConnorが伝えています。

↑Connor/Twitterより

 

スマートフォンから物理ボタンを排除するという試みは、中国Vivoなどがコンセプトモデルとして発表していますが、実際の製品ではまだ広まりをみせていません。一方で、将来のiPhoneが物理ボタンレスになるという噂も、以前から報じられてきました。

 

Connorによれば、サムスンはスマートフォンから電源ボタンや音量調整ボタンなどを排除することを計画している、とのこと。これらの機能はソフトウェアとして、画面に表示されることも指摘されています。

 

スマートフォンから物理ボタンを排除することは、より洗練されたデザインの実現や、機械的な故障率の低下につながります。一方で画面を見ないと操作ができないなど、ユーザビリティが悪化する可能性も存在します。

 

またConnorは、「Galaxy S25(仮称)」や特別モデルにて、物理ボタンレスデザインが採用される可能性を指摘しています。ただし少なくとも、来年初頭に登場するであろう「Galaxy S23」シリーズや「Galaxy Z 5」シリーズでは、これまでどおりに物理ボタンが搭載されることになりそうです。

 

Source: Sonnor/Twitter via WccfTech

使いやすさにこだわった、お手軽エントリーモデル! 「Galaxy A23 5G」発売決定……10月下旬

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、スマートフォン「Galaxy A23 5G」をNTTドコモ、au、UQ mobile、J:COM MOBILE向けに、10月下旬に販売を開始します。カラーバリエーションは、ブラック、レッド、ホワイトの3色(J:COMはブラックとホワイトの2色)。

税込価格は、J:COM MOBILE版が2万8800円

 

同製品は、手になじむ丸みを帯びたデザインで、手の小さい女性や、子どもでも持ちやすいサイズ感ながら(約150×71×9.0mm)、約5.8インチの見やすい画面を搭載。

 

「かんたんモード」を搭載し、文字やアイコンを大きく見やすくできるだけでなく、シンプルな操作が可能です。使い方を無料で電話相談できる「Galaxy使い方相談」にも対応しており、スマートフォンの使い方に困ったときも、ホーム画面の専用ボタンを押すだけでサポートセンターへの問い合わせが可能です。

 

バッテリー容量は4000mAh。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応しています。

 

また、「新しい生活様式」に合わせて、顔認証に加え、指紋認証も搭載。端末側面の指紋センサーに指を置くだけで、素早く画面ロックを解除可能。「おサイフケータイ」機能も備えています。

“折りたたみGalaxy”縦折り横折りどちらを選ぶ? フォルダブルスマホ「Galaxy Z Flip4」「Galaxy Z Fold4」国内発売決定!

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、縦折り型スマートフォン「Galaxy Z Flip4」をNTTドコモ、au、楽天モバイル向けに、横折り型スマートフォン「Galaxy Z Fold4」をNTTドコモとau向けに、9月29日に販売を開始します。

↑Galaxy Z Flip4の税込価格は、楽天モバイル版が13万9800円

 

Galaxy Z Flip4

Galaxy Z Flip4は、折りたたみ時は約85×72×15.9mmとコンパクトなサイズ感ながら、開けば約6.7インチのディスプレイで、SNSや動画視聴など様々なコンテンツを楽しめます。カラーは、ピンク ゴールド、ボラ パープル、グラファイトの3色(ドコモ版は半角スペースなし。楽天モバイルはボラ パープル、グラファイトの2色)展開です。

 

約1.9インチのカバーディスプレイは、撮影した写真や動画を壁紙として設定したり、Galaxy Themesから様々なデザインスタイルを選ぶことができるほか、気分や服装に合わせてカバーディスプレイのコーディネートも可能。別売りのGalaxy 純正アクセサリー「Clear Cover with Ring」をデコって自分だけの1台にカスタマイズすることもできます。

 

端末を開かなくても、カバーディスプレイから通知確認や簡易メッセージの返信ができるほか、電話の応答・拒否、音楽の再生・停止などの操作を片手で簡単に行うことが可能です。閉じた状態で電源ボタンを2回押すだけでカメラを起動でき、カバーディスプレイでプレビューを確認しながら、アウトカメラでセルフィー撮影が可能です。

 

アウトカメラは、それぞれ約1200万画素の広角・超広角レンズを搭載しています。広角カメラは、光を取り込む量が約65%改善。進化した手振れ補正で、夜景や星空などの暗いシーンでも明るく鮮明に撮影できます。

 

開閉角度を保ち、自立することができるので、様々な角度からハンズフリーでの撮影が可能。カメラに手のひらを向けるだけで撮影が可能な「手のひらシャッター」機能と組み合わせれば、カメラから離れた撮影もハンズフリーで行えます。

 

メインディスプレイには高い柔軟性の超極薄ガラスUTGを使用し、約20万回の開閉耐久テストもクリア。背面やカバーディスプレイには、Corning Gorilla Glass Victus+、フレームにはアーマーアルミニウムを使用しており、従来よりも耐久性が向上しています。防水IPX8にも対応。アフターサポートとして、購入から1年間は無償で保護フィルムの交換が可能です。

 

Galaxy史上最速のプロセッサと、従来より容量が約10%増加した3700mAhのバッテリーで、動画やSNSなどを快適に利用できます。急速充電対応により、約30分で半分の充電が可能です。

 

Galaxy Z Fold4

Galaxy Z Fold4は、メインディスプレイは約7.6インチのDynamic AMOLED(有機EL)で、前モデルより表示領域が広くなりました。閉じた状態で使うカバーディスプレイは約6.2インチで、片手でも操作しやすいサイズ感なので、SNSのチェックやメッセージの返信も簡単に行えます。質量は263gと、軽量化も行なっています。

 

Galaxy史上最速CPUとRAM12GBで、ヘビーなゲームもで大画面で快適に楽しめます。電力効率の良いCPU搭載により、バッテリー持続時間が改善され、急速充電対応により約30分で半分の充電が可能です。

 

表示するコンテンツに合わせて、ディスプレイのリフレッシュレートを1Hzから120Hzまで自動で最適化。明るさも向上し、直射日光下でも画面が見やすくなりました。インカメラはディスプレイの下に埋め込まれており、動画などのコンテンツ表示の妨げになりません。

 

メインディスプレイは、手書きができるSペンに対応。スワイプするだけで複数のアプリを同時起動できるマルチウィンドウや、PCのようにアプリアイコンをディスプレイ下部に常時表示しておくことが可能なタスクバー機能で、動画を見ながらブラウジング、SNS、メッセージアプリなどへの切り替えも快適に行えます。メインディスプレイでは最大3件の分割表示と、最大5件のポップアップ表示が可能で、カバーディスプレイでは最大2件の分割表示と最大5件のポップアップ表示が可能です。

 

広角約5000万画素、超広角約1200万画素、望遠約1000万画素の3つのアウトカメラを搭載し、最大30倍のズームに対応。広角カメラは約23%明るく撮影ができるようになりました。強化された光学式手振れ補正や、AIによるオートフォーカス機能により、撮影時のブレを抑制し、動く被写体を撮影する場面でも、ピントがブレにくく、様々なシーンを鮮明に映し出すことができます。

 

直前に撮った写真を確認しながら撮影できる「キャプチャービューモード」や、ズーム時にどこをズームしているかを大きく表示してくれる「ズームマッププレビュー」など、大画面を生かした撮影が可能。90度に折り曲げた状態での撮影も可能です。撮られている様子を被写体自らカバーディスプレイで確認できる「デュアルプレビュー」も搭載されており、撮影する方も撮影される方もプレビューを確認しながら撮影できます。

 

Galaxy Z Flip4同様、メインディスプレイには高い柔軟性の超極薄ガラスUTGを使用。約20万回の開閉耐久テストもクリアしています。背面やカバーディスプレイには、Corning Gorilla Glass Victus+、フレームにはアーマーアルミニウムを使用し、耐久性が向上。防水IPX8にも対応しています。アフターサポートも強化され、購入から1年間は無償で保護フィルムの交換が可能です。

サムスンの以前の折りたたみスマホ、Android 12Lにアプデできます

韓国サムスンはすでに発売済みの折りたたみスマートフォンやスマートウォッチ向けに、「Android 12L」や「Wear OS 3.5」の配布を開始します。

↑Gabo_Arts/Shutterstock.com

 

Android 12Lの特徴は、折りたたみスマートフォンや大画面タブレットへの最適化。素早い画面分割やアプリ切り替えのためのタスクバー、OSとアプリの2カラムレイアウトが利用できます。また先日発表された折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」では、最初からAndroid 12Lがインストールされています。

 

今回Android 12Lの配布が始まったのは、昨年リリースされた「Galaxy Z Fold 3」と「Galaxy Z Flip 3」です。これらの製品では「One UI 4.1.1」のアップデートの一部として、Android 12Lが利用できます。またOne UI 4.1.1は、Galaxy Z Fold 2やGalaxy Z Flip/5G、そして初代Galaxy Foldにも提供される予定です。

 

さらに、スマートウォッチ「Galaxy Watch4」シリーズはWear OS 3.5を含む「One UI Watch 4.5」が展開されます。これによりアクセシビリティが改善され、フルQWERTYキーボードが利用可能に。また、新しいウォッチフェイスも搭載されています。

 

サムスンによると、これらのアップデートはすべて今週から展開され、今後数週間かけてグローバルに展開されます。日本のキャリア向け端末にいつアップデートが反映されるのかは現時点では不明ですが、Android 12Lの新インターフェイスをいち早く体験してみたいものです。

 

Source: 9to5Google

iPhone 14が怖い? サムスンがアップルをからかうCM公開

アップルは8日の「Far Out」イベントで「iPhone 14」シリーズを発表するとみられています。新型iPhoneは(少なくともProモデルは)値上げが確実ななかで、今でも絶好調のiPhone 13を上回るほど売れに売れて、さらに中国でも一人勝ちするとの予想もあります

↑サムスンがアップルをからかっていると話題に

 

そうした状況は、Androidスマートフォンメーカー各社にとって大きな脅威となるはず。そのひとつであるサムスンが、まだ発売されてもいないiPhone 14をからかうCMを公開しています。

 

このCMの始まりは「アップルの最新ローンチに向けてシートベルトを締めて下さい。世界を見渡しても、あなたの方向はそちらではありません」というもの。自社製品の広告より、むしろアップルのイベントを知らせるような語りかけです。

 

そして「スマートフォンの最高解像度カメラは、誰かのポケットに入ってます」として、Galaxy S22 Ultraのカメラ性能をアピール。さらに「いいね!が殺到するような壮大なムーンショット(途方もない未来を先取りした挑戦)」として自社の折りたたみスマホGalaxy Z Flip4を推しています。

 

これらの(自社の)イノベーションは「あなたの身近にあるiPhoneにもうすぐやってくるわけではありません。それは、発売中のGalaxyにあります」とのこと。つまり、アップルのスペシャルイベントを見る必要はない、最高のスマホはサムスンが用意しているから、と言いたいと推測されます。

 

海外テックメディアBGRは、このCMをサムスンが「恐怖」している表れと分析し、iPhone 14にとって最高の宣伝になると指摘しています。たしかに、サムスン製スマホやAndroidにしか興味がなかった人も、逆にiPhone 14に興味を持つきっかけになる可能性もありそうです。

 

サムスンがiPhoneをからかうCMを出すことは今回が初めてではなく、以前もアップルのジーニアスバーのような場所を舞台にしたコント(?)「Ingenius」シリーズを展開していたことがあります。どれほどGalaxyスマホの売上増に効果があるのかは不明ですが、「iPhone 14 Pro」のパンチホールもネタにするのかもしれません。

 

Source:Samsung(YouTube) 
via:BGR

Galaxy Z Fold4、耐久テストに合格! ヒンジが砂利の侵入を防ぎきった

サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」も、初代モデル(Galaxy Fold)が登場してから3年目かつ4代目であり、かなりの改良が重ねられていると謳われています。

↑Image:JerryRigEverything

 

では、どれだけ頑丈になったのか? 一般ユーザーでは怖くてとてもできない耐久テストを行った結果を、海外YouTubeチャンネルのJerryRigEverythingが公開しています。

 

Galaxy Z Fold4は見かけも先代のGalaxy Z Fold3とソックリですが、その基本的な構造や各部の作りは、カバー(外側)ディスプレイが「Gorilla Glass Victus」から「Gorilla Glass Victus+」に変更された以外は変わっていません。これまで通りIPX8等級の防水性能を持ち、内側の折りたたみ画面はプラスチックカバーで保護されています。

 

さて外部ディスプレイを守るGorilla Glass Victus+は、やはりモース硬度6(ダイヤモンドが10、ルビーやサファイアが9)で傷が付き、硬度7で深い溝が刻まれてしまい、先代より傷つきにくくなったわけではなさそうです。

その一方で内部ディスプレイはまだ柔らかく、爪だけで跡が残り続ける可能性もあり、強く押さない方がよさそうです。また硬度2のピックでは、消えないマークが付いてしまいました。

 

ほかライターの火で両側のディスプレイをあぶったり、カミソリでそれ以外の部分に傷を付けたあと、ヒンジ(折り曲げ軸)の両側に砂利をまぶされています。その状態で何度も開け閉めを繰り返しても砂利はヒンジの中に入り込むことができず、見事に侵入を防ぎきっています。

 

ちなみに修理業者iFixitが初代Galaxy Foldを分解したところ、ヒンジは閉じても開いた状態でもすき間があり、ホコリなどのゴミを取り込んでディスプレイを傷つけやすいと分析されていました。Galaxy Z Fold4は、さすがに3年分の進歩があったようです。

 

最後に折り曲げテストが行われましたが、閉じた状態ではほとんど曲がらず、開いていてもあまりたわんでいません。こうしてGalaxy Z Fold4は、過酷な耐久テストに合格したのでした。

 

もっともテックメディアThe Vergeは、買ってから数か月後にディスプレイにトラブルが起こったとの報告が多数あると指摘しています。とはいえ、修理費も先代より下がっているので、ユーザーは少し安心できそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 

Galaxy S23シリーズの外観、S22からあまり変わらないかも…

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23」シリーズに関して、本体デザインやディスプレイに関する情報を、リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑Framesira/Shutterstock.comより

 

Galaxy S23シリーズに関しては、以前にもベースモデルのカメラ性能はあまり変わらない独自プロセッサを搭載しないUltraモデルにて2億画素カメラと新たな指紋認証センサーが搭載される、などの噂が伝えられています。

 

Ice universeによれば、ベースモデルの「Galaxy S23」「Galaxy S23+」は「Galaxy S22」と同一のデザインを採用。ディスプレイやカメラスペック、バッテリーも変更がなく、プロセッサのみが「Snapdragon 8 Gen 2」に刷新されると伝えています。

 

一方でGalaxy S23 Ultraも基本的にはGalaxy S22 Ultraと同デザインとなるものの、ディスプレイはカーブデザインからフラットデザインに変更されるとのこと。

 

今回の情報が正しければ、Galaxy S23シリーズはどのモデルも外観的な変更がほぼない「マイナーアップデート」モデルとなりそうです。現在サムスンは折りたたみスマートフォンを次々と投入しており、さらに「折りたたみGalaxyタブレット」の発売も噂されています。そんな中、Galaxy Sシリーズに割けるリソースはあまり大きくないのかもしれません。

 

Source: Ice universe 1, 2 via 9to5Google

Galaxy Z Flip4の分解動画が公開。前モデルからの改良点が明らかに

サムスンの新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」は前モデルからの大幅な改良が期待され、それを裏付けるように公式の宣伝も発信されています。では、どういった点が変更されているのか? その内部設計を探るため、分解した動画が公開されています。

↑Image:PBK Reviews

 

この動画は、新型スマートフォンの分解でおなじみのYouTubeチャンネルPBK Reviewsが公開したものです。グーグルのPixel 6aについても、発売前にどこかから入手してバラし、バッテリーが交換しやすそうだとコメントしていました

 

さて今回のビデオは、もっぱら「修理しやすいかどうか」に焦点を当てています。この点については、Galaxy Z Flip4はFlip 3同じように分解も簡単で修理もしやすそうです。本製品は見かけと同じく内部についても前モデルから大きな変更はないことが明らかとされています。

 

ただし、内蔵バッテリーは2つに分かれており、取り外しには多少の注意が必要で、接着剤を柔らかくするためにイソプロピルアルコールが使われています。また大きい方のバッテリーは他の部品の下に入り込んでいるため、取り出すためにはかなり苦労しているようです。

 

そして前モデルと同じく、Galaxy Z Flip4の折りたたみディスプレイも繊細な作りで、取り扱いには細心の注意が求められます。

 

そうして各種部品を外してから見えてくる内部アーキテクチャは、Galaxy Z Flip3とわずかな違いしかありません。その1つはバッテリーのコネクタが反対側に移され、カメラ下にあるメイン基板と連動するようになったことです。

 

また、新モデルのミリ波5Gアンテナは2本から1本に減らされていますが、空いたスペースは使われないまま。これらの違いを除けば、前モデルとハードウェアは似通っており、修理しやすさの評価も変わらないようです。

 

サムスンの発表でもディスプレイの解像度などは前機種と変わらず、プロセッサーやカメラのセンサー、バッテリーを増量したことが強調されていました。つまりはマイナーチェンジということですが、それだけ前のGalaxy Z Flip3の完成度が高かったのかもしれません。

 

Source:PBK Reviews
via:Gizmochina

Galaxy S23 Ultraはスキャン領域が広く高速な指紋センサー搭載?カメラは2億画素のうわさ

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S23」シリーズのうち、最上位モデルの「Ultra」はかなりの高性能になると予想されています。同社がどれほど力を入れているかといえば、独自プロセッサーのExynosをあえて採用せず、クアルコム製の高性能な「Snapdragon 8 Gen2」に一本化すると言われるほどです。

↑Galaxy S23 Ultraの指紋センサーに関するウワサが持ち上がりました

 

そして新たに、かなりスキャン領域が広くて素早く認証できる指紋センサーを搭載するとの噂が届けられています。

 

有名リーカーのAlvin氏によると、Galaxy S23 Ultraにはクアルコムの3D Sonic Max指紋スキャン技術が採用されるかもしれないそうです。この技術はすでにVivo X80 ProやiQOO 9 Proなど他社スマホに採用されており、指紋を認識できるエリアが広く、「迅速かつ高いセキュリティ性能」を持つこともうたわれています

 

ちなみにAndroidスマホに搭載されている指紋センサーは超音波式の方が新しくて精度が高く、光学式はそれよりもコストが安い代わりに認証速度が遅い傾向があります。GoogleのPixel 6やPixel 6 Proは光学式であり、色々と不具合が報告されていました(ソフトウェアの問題もあるはずですが)。

 

ともあれ、Galaxy S23 Ultraに最新の指紋センサーが採用されるのは、喜ばしいことでしょう。しかし、サムスンがS23シリーズすべてに実装するのか、それともUltra限定にするのか、不明な点もあります。

 

このほか、最近の噂話では、Galaxy S23 Ultraに搭載予定の「Snapdragon 8 Gen 2」は台湾TSMCにより4nmプロセスで製造されるとのこと。またサムスン初の2億画素カメラを搭載するとも言われています(未発表の「ISOCELL HP2」センサー採用)。

 

今年9月に発表と見られる「iPhone 14 Pro」モデルのカメラは、前世代の1200万画素から4800万画素に強化されると予想されていますが、少なくとも画素数についてはサムスン製スマホと大きく水をあけられるのかもしれません。

Source:Alvin(Twitter) 
via:GSMARENA

Galaxy Watch5は睡眠トラッカーが充実、赤外線で正確な体温測定! サムスン幹部が語る

サムスンが10日に発表した新型スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズは、睡眠トラッカー機能が充実していると強調されていました。この機能は先代のGalaxy Watch4にも搭載されていましたが、サムスン幹部が以前からどう改善されたかを説明しています。

↑Image:Samsung

 

サムスン電子の副社長でモバイル健康研究開発の責任者でもあるヤン・テジョン(Yang Tae-jong)氏は「Galaxy Unpacked」イベント翌日の記者会見で、Galaxy Watch5は世界最先端の睡眠トラッカー技術を搭載していると述べたそうです。独自開発のBioActiveセンサーを含む様々な技術を備えており、それらがWatch 5を健康的な習慣と睡眠パターンを保つための最高のパートナーにするのに役立つとのことです。

 

またヤン氏は、サムスンが睡眠トラッキングに関する技術の開発に長い時間をかけてきたことにも言及。Galaxy Watch5は様々な睡眠段階を監視し、いびきを検出し、さらに血中酸素濃度を測定して睡眠の質を測り、その情報を数値化するしくみだと語っています。

 

その上で睡眠コーチング機能により、より良い健康的な睡眠を習慣づけるため、ユーザーに合わせたプログラムも用意されるとのこと。このプログラムはサムスン医療センターと協力しており、無料で提供されるそうです。

 

さらにサムスンがアメリカ国立睡眠財団(NSF)やカリフォルニア大学サンディエゴ校、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究所と連携し、睡眠技術の研究を行っていることも明かされています。これらの団体と協力して、関連データを臨床試験に活用することも進めているとも付け加えられています。

 

ほか興味深いのは、体温センサーにも言及されていることです。今年秋の「Apple Watch Series 8」にも搭載が噂されていますが、サムスンが一歩先をいった格好です。これにつきヤン氏は赤外線技術を使ってより正確な測定ができるようになったと明かしていますが、いつから利用できるかは触れていません。

 

最後にヤン氏は、これまでGalaxy Watchがウェルネスに重きを置いてきたことに触れ、今後は医療機関が患者のモニタリングやデジタル治療に使われるかもしれないと展望を語っています。

 

そうした医療分野ではApple Watchが大活躍している印象もありますが、サムスンはスマートフォンのみならずスマートウォッチでも全力で市場シェア争いに臨むつもりなのかもしれません。

 

Source:The Korea Herald
via:PhoneArena

Galaxy Z Fold4の便利なタスクバー、Fold3にもやってきます

韓国サムスンが新たに発表した、縦折りスマートフォン「Galaxy Z Fold4」。同スマートフォンに採用された新たなタスクバーが、従来モデルの「Galaxy Z Fold3」にも移植されることが、海外テックメディアの9to5Googleにより伝えられています。

↑サムスンより

 

Galaxy Z Fold4では画面下部に、パソコンやタブレットのようなタスクバーが表示されています。このタスクバーにはお気に入りや最近使ったアプリが表示され、マルチタスク機能がさらに改善されています。

 

具体的には、アプリのウィンドウ間の素早い移動や、アプリの同時起動、大画面を活用したアプリごとのメニュー表示など、生産性が大きく改善されています。

 

Galaxy Z Fold4の新しいタスクバーは、大画面向けにカスタムされた「Android 12L」をベースとした「One UI 4.1.1」にて実現されています。そしてこのOne UI 4.1.1と新しいタスクバーがGalaxy Z Fold3にも移植されることが、サムスンから9to5Googleに対して説明されたのです。

 

現時点では、Galaxy Z Fold3にいつOne UI 4.1.1や新しいタスクバーが配信されるのかは、明かされていません。しかし今後は、より折りたたみスマートフォンやタブレットがパソコンのインターフェイスに近づくことになりそうです。

 

Source: 9to5Google

全モデルでサファイアガラスを採用か? Galaxy Watch5のリーク画像が流出

韓国サムスンが本日開催するイベント「Galaxy Unpacked」での発表が期待されている、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズ。その標準モデルとなるGalaxy Watch5の公式らしき画像を、ドイツ語テックサイトのWinFutureが掲載しています。

↑WinFutureより

 

Galaxy Watch5は以前にも公式らしき画像が流出しており、回転ベゼルを搭載しないシンプルなデザインとなることが判明しています。また噂として伝えられているスペック情報によれば、風防にはサファイアガラスを採用し、40mmと44mmモデルの2機種が存在、プロセッサは「Exynos W920」で50時間の動作が可能だとしています。

↑WinFutureより

 

今回のリーク情報では、やはりGalaxy Watch5の全モデルにサファイアガラスが搭載されることを確認。これにより、擦れ傷などがつきにくくなることが予測されます。なお米アップルのApple Watchでも、ステンレスやチタンモデルにてサファイアガラスを搭載しています。

 

その他にも、スマートウォッチ底面のヘルスケアセンサーの存在を示唆する画像も存在します。Galaxy Watch5では体温測定が可能になるとの情報も以前に伝えられましたが、今回のリーク情報からはそれを確認することはできません。

 

Galaxy Watch5にて廉価モデルでもサファイアガラスが採用されれば、Apple Watchに対するアドバンテージとなるはず。まずは、今夜のイベントでの正式発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

イベント直前ですが、Galaxy Z Fold4/Flip4の実機のリークをどうぞ

韓国サムスンから本日のイベントでの発表が期待されている次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(どちらも仮称)」の実機とされる画像を、リークアカウントのNohが投稿しています。

↑Noh/Twitterより

 

Galaxy Z Fold4/Flip4では、すでにほとんどの外観スペック情報が流出しています。それによると、Galaxy Z Fold4では画面がより横幅になり、Galaxy Z Flip4では外部ディスプレイが大きくなるなどの変更があるようです。もちろん、両者とも最新スペックへのアップグレードも指摘されています。

 

今回掲載された実機とされる画像からは、青みがかったグレーカラーのGalaxy Z Fold4と、ブルーカラーのGalaxy Z Flip4の画像が確認できます。Galaxy Z Flip4のヒンジ部分は現行モデルの「Galaxy Z Flip3」と比較して、よりスリムになっているようです。

 

さらに注目すべきは、Galaxy Z Fold4/Flip4のディスプ入れの折り目がより小さく、目立たなくなっているようにみえることです。両スマートフォンでは以前にも、ディスプレイの折り目が目立たなくなると報じられたことがあり、より見やすい画面表示が可能になることが期待されます。

 

まもなく発表される、Galaxy Z Fold4/Flip4。現時点ではサプライズはあまりなさそうですが、順調に使い勝手を改善したモデルに仕上がるようです。

 

Source: Noh/Twitter 1, 2

Galaxy Z Fold4/Flip4のスペック、多分全部わかりました

韓国サムスンの8月10日のイベントでの発表が期待されている「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」の詳細なスペック情報を、ドイツ語テックサイトのWinFutureが掲載しています。

↑9to5Googleより

 

Galaxy Z Fold4

内部ディスプレイ:7.6インチ/2176×1812ドット/120Hz駆動

外部ディスプレイ:6.2インチ/2316×904ドット/120Hz駆動

プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1

RAM/内蔵ストレージ:128GB RAM/256GB、512GB、1TB

カメラ:5000万画素メイン+1200万画素超広角+1000万画素3倍ズーム、400万画素セルフィー、1000万画素外部カメラ

バッテリー容量:4400mAh、25Wのワイヤレス充電と15Wの逆ワイヤレス充電

その他:SペンやeSIM対応、IPX8の防水対応

 

Galaxy Z Flip4

内部ディスプレイ:6.7インチ/2640×1080ドット/120Hz駆動

外部ディスプレイ:1.9インチ/512×260ドット

プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1

RAM/内蔵ストレージ:8GB、128GB

カメラ:1200万画素メイン+1200万画素超広角、1000万画素セルフィー

バッテリー容量:3700mAh、25Wのワイヤレス充電と15Wの逆ワイヤレス充電

その他:指紋認証センサー、IPX8の防水対応

 

これらの情報を参照すると、Galaxy Z Fold4はプロセッサの刷新とよりワイドなディスプレイの搭載、Galaxy Z Flip4は同じくプロセッサの刷新と大きな外部ディスプレイ、大容量バッテリーの搭載が特徴となりそうです。サムスンにとってプレミアムモデルとなるGalaxy Z Fold4/Flip4ですが、ここに掲載されていない便利な機能の追加にも期待したいものです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

なんと「折りたたみGalaxyタブレット」が来年登場するかも

韓国サムスンが「折りたたみタイプのGalaxyタブレット」を2023年前半にも投入するとの情報を、韓国語ニュースサイトのNaverが報じています。

↑Framesira/Shutterstock.comより

 

すでに横折りタイプの「Galaxy Z Fold」シリーズや、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip」シリーズを投入しているサムスン。一方で、同社が折りたたみタブレット「Galaxy Z Fold Tab」を投入するという噂も、以前に登場していました。

 

以前の噂によれば、Galaxy Z Fold Tabはヒンジが2個ある「三つ折りタイプ」のタブレットで、大画面をスマートフォンサイズで持ち歩けるとされています。さらに、折りたたんだ本体をスタンド/キックスタンドとしても利用することができるようです。

 

Naverの報道によれば、折りたたみGalaxyタブレットは「Galaxy Tab S9」シリーズと同時に投入されるとのこと。このことから、同製品は「Galaxy S23」シリーズとも一緒に発表される可能性があります。

 

もし報道が正しければ、業界初となる折りたたみタブレット。折りたたみデバイスに注力しているサムスンのこと、今回の噂も真実味があるといえそうです。

 

Source: Naver via 9to5Google

Galaxy Z Fold4、SペンもAndroid 12Lもバッチリ使えそうです

韓国サムスンからの近日中の発表が期待されている横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮称)」について、スタイラス「Sペン」や「Android 12L」への対応を示唆する画像が、Telegramグループに掲載されています。

↑Telegramより

 

8月10日のイベントにて発表されるであろう、Galaxy Z Fold4。以前に流出した公式らしき画像では、その本体デザインが現行モデル「Galaxy Z Fold3」とほぼ変わらないことが示唆されていました。

 

今回掲載された画像では、まずGalaxy Z Fold4にて新型のSペンケースが登場することがわかります。ケースが存在するということは、Galaxy Z Fold3と同じくSペンに対応することは間違いないでしょう。

 

↑Telegramより

 

さらにディスプレイには、Android 12Lのタスクバーが描写されています。Android 12Lは大画面デバイスに最適化されており、素早いアプリの切り替えなどマルチタスク機能が改善されています。

 

外部ディスプレイは6.2インチ/縦横比23.1:9と、Galaxy Z Fold3よりも幅広に。内部ディスプレイも7.6インチ/縦横比21.6:18と、よりワイドになっています。また外部ディスプレイは、ヒンジとベゼルがスリムになっています。

 

このように、前モデルからさまざまな改良が加えられそうなGalaxy Z Fold4。特にディスプレイがよりワイドになることで、動画視聴がさらに快適になりそうです。

 

Source: Telegram via 9to5Google

Galaxy Watch5の詳細スペック判明? 全モデルサファイアガラス採用か

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズに関する詳細なスペック情報を、ドイツ語テックサイトのWinFutureが報告しています。

↑91Mobilesより

 

サムスンが8月10日に開催するイベント「Galaxy Unpacked」での発表が期待されている、Galaxy Watch5シリーズ。流出情報によれば、「Classic」モデルにあった回転ベゼルが削除され、また大画面かつ大容量バッテリーを搭載した「Galaxy Watch5 Pro」が登場するとされています。さらに、高速充電にも対応するようです。

 

WinFutureによれば、Galaxy Watch5では1.19インチ/40mmと1.36インチ/44mmの2モデルが存在。Galaxy Watch5 Proでは本体が若干大きくなるものの、同じく44mmディスプレイを搭載します。さらに、全モデルにて傷に強いサファイアガラスが風防に採用されます。本体の厚さはGalaxy Watch5が9.8mm、Galaxy Watch5 Proが10.5mmです。

 

Galaxy Watch5のバッテリー容量は、40mmモデルが284mAh、44mmモデルが410mAhとなり、50時間の駆動が可能です。一方でGalaxy Watch5 Proのバッテリー容量は590mAhで、最大80時間の動作を実現しています。

 

搭載プロセッサはExynos W920で、昨年モデルから変わらず。また16GBのストレージやNFC、eSIMを搭載し、心拍数や心電図、刷新されたヘルスケアセンサーを搭載するとされています。プロセッサの刷新がないのは残念ですが、上位モデルのGalaxy Watch5 Proにてどのような差別化が図られるのかに注目です。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

Galaxy Buds 2 Proは強力な「インテリジェント・アクティブノイキャン」を搭載?

韓国サムスンの次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」に、「インテリジェント・アクティブノイズキャンセリング(ANC)」機能が搭載されることを、ドイツ語テックサイトのWinFutureが報じています。

↑WinFutureより

 

サムスンは8月10日にイベントを開催し、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」や次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズ、そしてGalaxy Buds 2 Proを発表すると期待されています。以前のリーク情報によれば、Galaxy Buds 2 Proのデザインは現行モデル「Galaxy Buds Pro」とほぼかわらず、バッテリー容量が若干増加するようです。

 

WinFutureは今回、Galaxy Buds 2 Proの公式らしき画像を掲載。それによると、ゼニス・グレーやボラ・パープのカラーリングが存在するようです。内部には10mmのスピーカードライバーを搭載し、満充電で最大8時間、ケースを含めて最大29時間の使用が可能。IPX7の防水機能も備えるとしています。

 

そして注目のインテリジェント・アクティブノイズキャンセリングでは、「とても大きなアンビエント(環境)ノイズも消去できる」としており、かなりの性能となる模様。また、周辺音の取り込み機能も引き続き搭載されるとしています。

 

WinFutureによれば、Galaxy Buds 2 Proの価格は229ユーロ(約3万1000円)になるとのこと。さらに強力に進化するノイズキャンセリング機能を、米アップルの「AirPods Pro」のそれと比較してみたいものです。

 

Source: WinFuture via Android Authoriry

サムスンスマホは自分で直そう。iFixitが純正部品を販売開始

韓国サムスンは修理業者の米iFixitと提携し、Galaxyスマートフォンの純正の修理用パーツの販売を開始しました。

↑iFixitより

 

今年4月に発表されていた、サムスンとiFixitとの提携による純正修理用パーツの販売計画。また消費者によるガジェットを修理する権限の主張をうけて、マイクロソフトグーグルもiFixitからの純正修理部品の販売を開始しています。

 

今回の修理パーツ販売の対象となるのは、「Galaxy S20シリーズ」「Galaxy S21シリーズ」「Galaxy Tab S7+」となります。パーツには修理用のガイドも含まれており、ユーザーが修理店や公式サポートに頼らずとも、自宅でデバイスを修理できるようになっています。またサムスンはiFixitと並行して、アメリカの直営店「Samsung 837」でも修理パーツを販売する予定です。

 

販売パーツとしては、ディスプレイやガラス製の背面パーツ、充電ポートなどが用意されています。またディスプレイ交換キットには返却用の箱が付属し、壊れた部品をリサイクルすることもできます。なお、現時点ではバッテリー部品の販売は発表されていません。

 

今回発表されたプログラムはサムスンが販売する製品の一部でしかなく、また需要が多いバッテリー部品も販売されていません。しかし今後も純正修理部品の販売が拡大することで、ユーザーがお気に入りの製品を手放さなくても、すぐに修理して使えるようになることが期待されます。

 

Source: iFixit via 9to5Google

サムスン、スマホ修理業者のプライバシーのぞき見を防ぐ「修理モード」発表。まずGalaxy S21から

スマートフォンを修理に出したけれど、プライベートな情報がどうなるか心配になる人も少なくないはず。実際にアップル直営店にiPhoneを修理に出したところ、プライベートな写真が盗み出された事件もあったりしました。

スマホ修理のイメージ画像

 

そんななかサムスンは、修理中にGalaxyスマホから個人情報が抜き取られることをを防げる新機能「修理モード」を発表しました。

 

この「修理モード」は、公式発表によれば「スマホ修理時にデータを選択的に公開できる機能で、一部の民間企業を通じて修理中に起こる個人情報へのアクセスや流出の懸念を根本的にブロックするもの」だそうです。

 

スマホを修理に出す場合、ロックを掛けたままでは業者は起動さえできません。かといってロック解除をしてから渡すと、個人情報を抜き取り放題となってしまいます。この修理モードはその合間をとって「修理に必要な操作はできるが、個人情報にはカギをかけておく」しくみです。

 

本機能は「設定」アプリの「バッテリーとデバイスケア」内にあり、有効にすると自動的にスマホが再起動。そして本来の持ち主を含めて、誰も個人データやアカウント、写真、メッセージにアクセス不可となり、標準アプリしか使えなくなります。

 

そしてスマホの修理が完了した後は、「修理モード」をオフにすると再起動。その状態でユーザー本人が指紋認証なりパスコード等でロック解除すると、再び個人データを見られるようになります。

 

「修理モード」を含むアップデートは、まずGalaxy S21モデルに展開され、その後に多くのGalaxyスマホにも提供される予定です。さらには韓国以外で販売されたGalaxyスマホにもこの機能を追加していく見通しだそうです。

 

アップルも次期iOS 16で、より強固なセキュリティを実現する「ロックダウンモード」を追加予定です。こちらは国家が支援するスパイウェアの脅威からユーザーを守ることが狙いですが、今後はスマホ各社ともプライバシー保護の強化を競い合うのかもしれません。

 

Source:Samsung
via:PhoneArena

Galaxy Watch5/5 Proのデザイン、完全にわかっちゃったかも

韓国サムスンからの近日の発表が期待されている次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5/Watch5 Pro」について、その詳細な画像が海外テックサイトの91Mobilesに掲載されています。

↑91Mobilesより

 

サムスンは8月10日に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」やGalaxy Watch5シリーズ、そしてワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」を発表することが期待されています。またGalaxy Watch5シリーズでは、回転ベゼルを搭載した「Classic」モデルが廃止され、大画面かつ大容量バッテリーを搭載したProモデルの投入が噂されているのです。

 

↑91Mobiles

 

上画像は、右側から3モデルがGalaxy Watch5の「ボラ・パープル」「ピンク・ゴールド」「グラファイト」で、左側から2モデルがGalaxy Watch5 Proの「ブラック」「チタニウム」だとされています。またGalaxy Watch5ではこれ以外にも、ブルーモデルが投入されるようです。

 

画像をみると、Galaxy Watch5とGalaxy Watch5 Proはその本体デザインが酷似しているものの、Galaxy Watch5 Proではより分厚いベゼルが採用されており、またバンドの中央にも溝が存在します。一方でGalaxy Watch5は、ほぼベゼルレスなディスプレイが採用されるようです。

 

今年は米アップルの「Apple Watch」でも、より大画面な「Pro」モデルの登場が噂されています。今年のスマートウォッチ市場はProモデル同士が、熱くせめぎ合うことになるのかもしれません。

 

Source: 91Mobiles via Wccftech

選べる楽しさ。Galaxy Z Flip4では71カラーものカスタマイズが可能に?

韓国サムスンからの近日中の発表が期待されている折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」にて、71カラーものカスタマイズが可能との情報が、海外掲示板のRedditに掲載されています。

↑91Mobilesより

 

8月10日に開催されるイベントで、横折タイプの「Galaxy Z Fold4(仮称)」との同時発表が期待されているGalaxy Z Flip4。流出しているレンダリング画像からは本体カラーの追加が示唆されており、また背面パネルのカスタマイズ可能な「Bespoke Edition」においても、そのバリエーションの追加が報告されていました。

 

Redditへの投稿によれば、サムスンの公式サイトに誤ってGalaxy Z Filp4のすべてのカラーリングの組み合わせが掲載されていたとのこと。それによれば、まず基本のカラーバリエーションとして「ブルー」「ボラパープル」「グラファイト」「ピンクゴールド」の4色が用意されます。

 

さらにGalaxy Z Flip4のBespoke Editionでは、フレームに「ブラック」「シルバー」「ゴールド」の3色が用意され、これに「グリーン」「ネイビー」「レッド」「イエロー」「ホワイト」のパネルを上下に組み合わせることができます。これにより、71カラーものパターンが選択できるようになるというのです。

 

そのほかにもサイトには、Galaxy Z Fold 4では「ベージュ」「グレー/グリーン」「ファントムブラック」のカラーリングが用意されると記載されていました。すでに熟成の域といった感じもあるGalaxy Z Flip/Foldシリーズですが、新たなカラーリングの追加により、さらに広い顧客へとリーチすることができそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

「Galaxy Z Fold4」、お値段据え置き? 折りたたみスマホ普及のためサムスンが踏ん張るかも

サムスンは8月10日、あと10数日後に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」を発表すると予想されています。が、昨今の原材料高やインフレを受けてアップル製品やMeta社のヘッドセット、Xiaomi製品など値上げが相次ぐこともあり、こちらも先代より高くなるのでは、との心配も高まっています。

↑Galaxy Z Fold3

 

しかし、少なくともドル建て価格ではGalaxy Z Fold4は前モデルFold3から価格が据え置きになるとの噂が報じられています。

 

韓国サイトNaverによると、現地でのFold 4とFlip 4価格については詳しく説明されています。それによれば、サムスンはFold 4の価格を上げるつもりはないそうです。まず256GBモデルは、前モデルと同じく199万8700ウォンで販売されるとのこと。また512GBモデルは209万7700ウォンとされています。

これらは米ドルに換算すれば、それぞれ約1800ドルと1900ドル。同じく、先代のFold3の予約価格と同じです。やはり物価の急上昇やインフレの影響はあるものの、サムスンは折りたたみスマホを普及させるために踏み止まるようです。

 

ただし、地域や為替レートによって価格は変動する可能性があるとのこと。Galaxy Z Fold3は、たとえばNTTドコモ版は税込23万7600円で(当時のレートでは)米国より少しお高めでしたが、これを維持するのか、円安をストレートに反映するのかは興味深いところです。

 

かたやGalaxy Z Flip4は、256GB版で129万9000ウォンであり、昨年より4万5000ウォン(約35ドル)高くなるそうです。この噂話は、インド経由で流れてきた欧州のリーク情報とも一致しています。

 

昨年Flip3の米国価格は999ドル~だったため、どんな値上げであれ、1000ドルの大台に乗るのは確実のようです、

 

サムスンとしては、Galaxy Z Flip 4がFold 4よりも売れると予想しているとのこと。つまり高価なFold4は値上げせずにユーザー離れを抑えて、比較的お手ごろなFlip4で利益を上げようとしているのかもしれません。

 

Source:Naver
via:BGR

限定カラーが定番化! Galaxy S22に新色「ボラ・パープル」が追加

韓国サムスンは、スマートフォン「Galaxy S22」シリーズの新色「ボラ・パープル(Bora Purple)」を発表しました。

↑サムスンより

 

サムスンはこれまでも、Galaxy S8やGalaxy S9、Galaxy Z Flip3などにおいて、パープルカラーを投入してきました。またGalaxy S22にもパープルカラーはすでに存在していましたが、こちらはサムスン公式ストアの限定カラーでした。

 

サムスンによれば、パープルはGalaxyシリーズにおける特徴的なスタイルとのこと。さらに、ボラは韓国語で紫を意味しているそうです。もしそうだとすると、韓国語ではボラ・パープルは「紫、紫」とダブってしまうような気もしますが…。

 

Galaxy S22シリーズのボラ・パープルはキャリアや小売店経由にて、8月10日から販売されます。またアメリカでの販売予定は伝えられていますが、日本での販売予定については現時点では発表されていません。

 

8月10日といえば、サムスンはイベント「Galaxy Unpacked」を開催します。同イベントでは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」の発表が期待されており、こちらでもボラ・パープルのバリエーションが登場することになるかもしれません。

 

Source: サムスン via 9to5Google

「Galaxy Watch5 Pro」最大の進化はバッテリーの持ち?

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro(仮称)」について、最低でも3日間の稼働が可能だとする情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑91Mobilesより

 

サムスンが8月10日に開催するイベント「Galaxy Unpacked」での発表が期待されている、Galaxy Watch5 Pro。事前情報によれば、このProモデルでは大画面ディスプレイや大容量バッテリーが搭載され、チタンなど高価な素材が採用される可能性も報じられています。

 

 

Ice universeが伝えた、今回のGalaxy Watch5 Proのバッテリー駆動時間に関する情報。これは以前に報じられた大容量バッテリーの搭載とも、合致するものです。

 

Wear OSを搭載するスマートウォッチでは、長らく駆動時間の短さが問題となっていました。3日間の駆動時間というのは、他社のWear OS搭載スマートウォッチと比べても、かなり長いものです。また以前の流出情報によれば、Galaxy Watch5 Proには572mAhのバッテリーが採用されるとのこと。これは、以前のGalaxy Watchシリーズと比べて60%近くも大きなものです。

 

一方で米アップルからは、今年には大画面ディスプレイと大容量バッテリーを搭載した「Apple Watch Pro」の登場が期待されています。Galaxy Watch5 ProとApple Watch Pro、ハイエンドスマートウォッチ分野での好敵手となりそうな予感です。

 

Source: Ice universe/Twitter via 9to5Google

「Galaxy Z Flip4」、先代より100ドル値上げ? 「Galaxy Z Fold4」も高くなりそう…

サムスンは数年前から折りたたみスマートフォン「Galaxy Z」シリーズを販売していましたが、昨年、Galaxy Z Flip3を999ドル~(開始価格)まで値下げして驚かれました。それまで折りたたみスマホには高価なイメージがあり、少なくともサムスンが1000ドル以下にしたことは初めてだったからです。

↑Galaxy Z Flip3

 

しかし、その後継モデル「Galaxy Z Flip4」が8月10日に発表されるまでに1か月を切った今となって、今年はそうではなさそうな気配が伝えられています。

 

インドのスマホ情報サイトPricebabaのリークによると、欧州でのGalaxy Z Flip 4の価格はベースモデル(ストレージが最小の128GB)で1080ユーロ、つまり1099ドルに引き上げる可能性があるそうです。また256GBモデルでは1160ユーロ(1179ドル)、512GBでは1280ユーロ(1301ドル)とさらに高くなるようです。

 

これまでサムスンが米国と欧州で価格を近くしていたことを考えると、おそらくGalaxy Z Flip 4は米国でも1099ドル~となり、前モデルから100ドル値上げと予想するのが自然と思われます。

 

今年の折りたたみモデルは安くなるとの風の噂もありましたが、今なお半導体不足は続いており、新型コロナ感染はまたも再拡大しており、かつプロセッサも最新のSnapdragon 8+ Gen 1に載せ替えとなれば、100ドルほどの値上げはやむをえなさそうです。

 

より気になるのは、もう1つの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」はいくらになるのか?ということです。Galaxy Z FoldシリーズはZ Flipシリーズよりもプレミアムな位置づけであり、100ドル値上げで済めばいいほうで、さらに値上げ幅が上積みされるのかもしれません。

 

一応、Galaxy Z Flip4の基本スペックをまとめておくと(予想ですがほぼ確定)次の通りです。

  • メイン画面:6.7インチFHD+ sAMOLED、120Hz
  • カバーディスプレイ(外側の画面):2.1インチsAMOLED
  • プロセッサー:Snapdragon 8+ Gen 1
  • RAM:8GB
  • 背面のメインカメラ:12MP+12MP(超広角)
  • 内側の自撮りカメラ:10MP

 

どちらの折りたたみスマホも先代と見かけは変わりませんが、折り目がグッと目立たなくなり、またZ Fliip4はよりカラフルになる見通しです 。発表・発売の8月までに円安がどれほど進んで、日本での価格がどれほど高くなるか……との心配はいったん忘れて、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Pricebaba
via:Wccftech

廉価なGalaxy FEシリーズは消滅なのか? 今年はプレミアムモデルに注力の報道

韓国サムスンは廉価なハイエンドスマートフォン「Galaxy S22 FE」の投入をとりやめたものの、来年には「Galaxy S23 FE」を投入する計画があることを、韓国系ニュースサイトのTheElecが伝えています。

↑画像はGalaxy S20 FE

 

サムスンが2020年から「Galaxy S20 FE(Fan Edition)」として投入を始めた、Galaxy FEシリーズ。しかし2022年に入っても「Galaxy S22 FE」が投入されなかったことから、シリーズが廃盤となるのでは…という噂は、以前より報じられていました。

 

TheElecによれば、サムスンは300万台の生産を予定してたGalaxy S22 FEの計画をとりやめ、そのチップをプレミアモデルの「Galaxy S22 Ultra」に割り当てたとのこと。これにはチップの出荷不足や、より利益の大きなプレミアモデルを重視するというビジネス上の理由があげられています。

 

一方で、来年には「Galaxy S23 FE」を300万台製造する計画を、現在も取りやめにしていないようなのです。これが正しければ、Galaxy FEシリーズは2022年には投入されないものの、2023年には復活することになります。

 

Galaxy FEシリーズは最新プロセッサーにスペックダウンしたカメラや本体素材を採用することで、その本体コストを抑えています。しかし同世代の「Galaxy S」シリーズからあまり値段が変わらず、その存在意義が明確でなかったのも事実です。もしGalaxy S23 FEが登場するのなら、よりアグレッシブな価格設定などに期待したいものです。

 

Source: TheElec via 9to5Google

折りたたみスマホは次世代へ。Galaxy Z Fold4/Filp4(仮)発表イベントは8月10日に!

韓国サムスンはイベント「Galaxy Unpacked」を8月10日に開催すると発表しました。また同社幹部のDr. TM Roh氏は、次期折りたたみスマートフォンこと「Galaxy Z Fold4/Flip4(ともに仮称)」の投入も予告しています。

↑サムスンより

 

サムスンは折りたたみスマートフォンを継続的に投入しており、昨年8月には横折りタイプの「Galaxy Z Fold3 5G」と、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip3 5G」を発表しました。またGalaxy Z Fold4/Flip5に関してはすでにその公式らしき画像が流出しており、前モデルからほぼ同一の本体デザインが引き継がれることが予測されています。

 

そのほかにも、Galaxy Z Fold4/Flip4ではディスプレイ素材やヒンジ構造が進化することで、フレキシブルディスプレイの折り目が目立たなくなることも報じられています。折りたたみスマートフォンではどうしても中央の折り目が気になるケースが多いので、この改善は歓迎されるものとなるでしょう。

 

さらにイベントでは、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5/Watch5 Pro」や、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」の発表が期待されています。前者では大画面やチタン素材を搭載したProモデルの登場など、大幅なアップデートが報じられているのです。

 

矢継ぎ早に折りたたみスマートフォンを投入するサムスンですが、他社からも米モトローラの「razr(第3世代)」や、中国OPPOからの製品投入も予測されています。近い将来、多くの人が折りたたみスマートフォンを日常的に利用することになるのか、注目です。

 

Source: サムスン 1, 2 via 9to5Google 1, 2

「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」の公式レンダリング画像がリーク!Flip4はよりカラフルに

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 4」と「Galaxy Z Flip 4」は、ほぼ全スペックが明らかになっている上に、8月10日のイベントで発表されることも確実と見られています。それに続いて、これら2つの公式レンダリングと称される画像が公開されました。

↑Image:91Mobiles/Evan Blass

 

1つは、有名リーカーEvan Blass氏がインドの情報サイト91Mobilesに発表したものです。そのレンダリングを見る限り、見かけはどちらも先代モデル(Galaxy Z Fold3とGalaxy Z Flip3)とあまり変わり映えしないようです。しかし以前からの噂話でも、折りたたみ画面の折り目がグッと目立たなくなったりと「使ってみれば分かる」ことが変わると言われており、特に驚きはありません。

Image:91Mobiles/Evan Blass

 

またGalaxy Z Fold4の本体色は、やはり前から予想されたブラック、ベージュ、グリーンの3色。ここには出ていませんが、Blass氏はブルゴーニュ・レッド(Burgundy Red)が追加されると述べていたことがあります。

 

ともあれパッと見のルックスはほとんど変わりがないため、先代モデルとは新たな壁紙で差別化を図っているようです。またGalaxy Z Flip4についても、Blass氏の提供する画像では先代モデルとの違いはよく分かりません。

 

しかし、MySmartPrice(やはりインドサイト)が業界関係者から手に入れたという「公式なプレス向けレンダリング画像」では、噂通りの大型化したカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側画面)が確認できます。どちらのリーク画像も、グレー、ラベンダーパープル、ゴールド/クリームとライトブルーという、さらにカラバリが増えるとの予想を裏付けるものです。

↑Image:MySmartPrice

 

これまでの噂が正しければ、2つの折りたたみスマートフォンはともに8月10日にお披露目されるはず。あと3週間ほどですが、公式発表の前にさらに詳しい情報が届けられるのかもしれません。

 

Source:91mobiles,MySmartPrice
via:Toms’s Guide

サムスンの次期折りたたみスマホは8月10日発表か。Galaxy Z Flip4はこんなデザインに?

韓国サムスンが次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(どちらも仮称)」を8月10日のイベントにて発表するとの情報を、リークアカウントのEvan Blassが伝えています。

↑Evan Blass/Twitterより

 

折りたたみディスプレイの品質向上など、すでにさまざまな噂が登場しているGalaxy Z Fold4/Flip4。両スマートフォンともすでにFCC(連邦通信委員会)の認証を通過しており、その正式発表が近いことが予測されています。さらにイベントでは、次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズや、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2 Pro」の同時発表も予測されています。

 

今回Evan Blassが掲載した画像は、その形状から縦折りタイプのGalaxy Z Flip4だと予測されます。ただし情報源を秘匿するために画像はぼやかされており、詳細は判断できません。

 

↑91Mobilesより

 

一方で91Mobilesは、Galaxy Z Flip4の公式らしき画像を投稿しています。現行モデルの「Galaxy Z Flip3」から大きな変更はないものの、よりフラット形状なフレームが採用され、カメラモジュールの出っ張りが大きくなることが予測されます。

 

また韓国ニュースサイトのETNewsは、来年の投入が予測される折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5/Flip5(仮称)」の情報を伝えています。それによれば、両スマートフォンは現行モデルを大きく上回る台数が生産され、カメラ仕様の変更があるようです。

 

折りたたみスマートフォン業界をリードするサムスンですが、次期モデルやその先でも、他社を突き放すべくさらに注力を続けるようです。

 

Source: Evan Blass/Twitter, 91Mobiles, ETNews via The Verge, 9to5Google 1, 2

たった約2.1万円! Galaxy M13シリーズが海外デビュー

韓国サムスンはインド市場向けに、廉価スマートフォン「Galaxy M13/M13 5G」を発表しました。

↑サムスンより

 

サムスンの廉価スマートフォンシリーズといえば「Galaxy A」シリーズが有名ですが、実はインドでは「Galaxy M」シリーズとして、同様の廉価スマートフォンを展開しています。2021年に発表された「Galaxy M12」は、6.5インチの液晶ディスプレイやExynos 850プロセッサー、4800万画素メイン+500万画素超広角+200万画素マクロ+200万画素深度+800万画素フロントカメラを搭載。OSにはAndroid 11が採用されていました。

 

今回発表されたGalaxy M13は、わずかに大型化した6.6インチの液晶ディスプレイを搭載。こちらの解像度はFHD+で、ピーク輝度は480ニト、Gorilla Glass 5のコーティングが施されています。

 

プロセッサーは引き続きExynos 850を採用。しかしながら、背面のメインカメラは5000万画素に強化されています。また、バッテリー容量も6000mAhへと拡大されました。

 

そしてGalaxy M13の5G対応モデルでは、プロセッサーに台湾MediaTekの「Dimensity 700」を採用。なおこちらでは、6.5インチディスプレイや5000mAhバッテリーなど、Galaxy M12のスペックを部分的に受け継いでいます。また、Galaxy M13シリーズはどちらもAndroid 12を搭載しています。

 

Galaxy M13はRAM 4GB/内蔵ストレージ 64GBモデルが1万1999ルピー(約2万1000円)、Galaxy M13 5GはRAM 4GB/内蔵ストレージ 64GBモデルが1万3999ルピー(約2万4000円)にて販売されます。廉価スマートフォンではありますが、両機種とも日常使用においては十分なスペックといえそうです。

 

Source: サムスン via 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold4」、FCCの認証を通過! 8月のイベントで正式発表か

サムスンの次期折りたたみスマートフォンは2種類が準備中であり、8月10日の「Unpacked」イベントで発表されると噂されています 。そのうち横折りで開くとタブレット大になる「Galaxy Z Fold4」が、連邦通信委員会(FCC)の認証を通過したことが明らかとなりました。

↑「Galaxy Z Fold4」はいよいよ来月発表か?(写真左は“Fold3”)

 

FCCデータベースから発見されたのは、「SM-F936U」のモデル番号を持つ端末です。型番の末尾に「U」が付くことから、米国向けモデルと推測されます。

 

やはり通信機能としては2Gから最新の5Gミリ波まで対応しており、Wi-FiやBluetoothのほかNFCのサポートも確認されています。また前モデルと同じく、タッチペンのSペンが使えることも示唆されています。

 

さらにプロセッサはサムスン独自開発のExynosではなく、クアルコム製チップであることも記載されています。これまでの噂ではGalaxy Z Fold4と、縦折りでコンパクトになる「Galaxy Z Flip4」ともにSnapdragon 8 Plus Gen 1を搭載するとされ、それを裏付けるベンチマーク結果も流出していました

 

これまでのリーク情報をまとめると、Galaxy Z Fold4は7.2インチ/120Hz駆動のメインディスプレイ+6.2インチ/120Hz駆動のサブディスプレイ、バッテリー容量も4400mAhかつ25Wの高速充電とされ、ほぼ前モデルのGalaxy Z Fold3の仕様そのままに。また、RAMが12GB/16GB(後者は中国版モデルのみ)となることも同じと予想されています。

 

ただしメインカメラは5000万画素、光学ズームは最大3倍となり、前モデルの1200万画素+光学ズーム最大2倍からは進化。さらに折り目が目立たなくなるとの画像も公開されており、大きな飛躍はないものの、着実に使いやすくはなっているようです。

 

その一方でお値段の噂はほとんどありませんが、おそらく折りたたみデバイスなりのプレミアム価格となるはず。もっともサムスンは折りたたみ有機ELパネルのコストを下げる技術を開発中とも噂されており、今後に期待したいところです。

 

Source:Notebookcheck

Galaxy Buds 2 Proはこんな形? 次期折りたたみスマホのケース画像もリーク

韓国サムスンの次期ワイヤレスヘッドホン「Galaxy Buds 2 Pro(仮称)」のものとされるレンダリング画像を、海外テックサイトの91Mobilesが掲載しています。また、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Galaxy Z Flip4(ともに仮称)」の公式らしき画像も登場しています。

↑91Mobilesより

 

「Galaxy Buds」シリーズは、サムスンがリリースするワイヤレスイヤホン。現行モデルの「Galaxy Buds 2」は昨年8月に発表され、ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載しています。またGalaxy Z Fold4Galaxy Z Flip4では、折りたたみディスプレイの中央の「しわ」が軽減されることも、リーク情報として報じられています。

 

上に掲載したのは、Galaxy Buds 2 Proのものとされる画像です。その外観は、現行モデルの「Galaxy Buds 2」からほとんど変わっていません。91Mobilesによれば、「コードネーム:Zenith」として開発されているGalaxy Buds 2は、バッテリー容量が若干増加。また、ホワイト、グラファイト、パープルのカラーリングが用意されると伝えられています。

 

↑/LEAKSより

 

Galaxy Z Fold4/Flip4も、基本的にそのデザインは現行モデルの「Galaxy Z Fold3/Flip3」から変わらず。また同様のケースがラインナップされるようです。

 

↑/LEAKSより

 

Galaxy Buds 2 ProやGalaxy Z Fold4/Flip4は、8月のイベントで発表されることが期待されています。アップルの次期iPhoneに先駆けて発表されるこれらの折りたたみスマートフォンやワイヤレスイヤホンが、どれだけ消費者の関心を引き付けられるのかに注目です。

 

Source: 91Mobiles, /LEAKS 1, 2

 

クアルコムに太刀打ちできず、Galaxy S23は独自SoC非搭載との噂

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23(仮称)」シリーズにて、同社の独自プロセッサー「Exynos」が採用されないとの情報を、著名アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。

↑画像はGalaxy S22

 

サムスンはこれまで、フラッグシップスマートフォン「Galaxy S」シリーズにて、Exynosと米クアルコムの「Snapdragon」プロセッサーを、市場にあわせて採用してきました。現行モデルの「Galaxy S22」シリーズでも、市場ごとに「Exynos 2200」か「Snapdragon 8 Gen 1」が採用されています。

 

今回クオ氏の報告によれば、Galaxy S23シリーズではすべての市場において、Snapdragonのプロセッサーが採用されるとしています。この理由について、サムスンの「Exynos 2300」はクアルコムの次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2(仮称)」に太刀打ちできないため、とのこと。

 

サムスンのExynosプロセッサーでは、顧客に説明しないままにパフォーマンスを勝手に落としたことで、以前に大きな問題となりました。その後にリリースされたExynos 2200でも、ゲームやアプリの動作で問題が指摘されていました。

 

一方でサムスンは今年4月、Galaxyスマートフォン向けに専用のプロセッサーを開発していると表明しています。Exynosにかわる新たなハイエンドプロセッサーが登場するのかどうか、今後の動向が注目されそうです。

 

Source: 9to5Google

Galaxy Watch5/5 Proの外観がとうとう判明? くぼんだベゼルが意味するのは…

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5/5 Pro」のものとされるプレス向け画像を、海外テックサイトの91Mobilesが投稿しています。

↑91Mobilesより

 

Galaxy Watch5シリーズに関しては以前から数多くの情報が伝えられており、回転式ベゼルが廃止されることや、「Classic」モデルが廃止され「Pro」モデルが登場することなどが伝えられています。さらにProモデルでは大型ディスプレイや大容量バッテリーの搭載、チタン素材の採用、充電速度の向上体温測定機能が追加され、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4」と同時に発表されることが伝えられているのです。

 

上の画像は、左側がGalaxy Watch5、右側がGalaxy Watch5 Proのものです。Galaxy Watch5の外観は昨年リリースされた「Galaxy Watch4」からほぼ変わらず、本体サイズは40mm/44mmの2種類。そしてグラファイトやシルバー、サファイア、ピンクゴールドなどの「Proモデルよりも豊富なカラーラインナップ」が用意されるようです。

 

Galaxy Watch5 Proでは前述のように回転式ベゼルではなく、タッチ式の「デジタルベゼル」が採用されます。内側に湾曲したベゼルの形状は、指の移動をガイドする役割をはたすようです。本体カラーはブラックとグレーのチタン素材で、サイズは45mm。その他にも、サファイアクリスタルの採用やGPS、5ATMの防水機能、「One UI Watch 4.5」の採用などが伝えられています。

 

8月10日のインベントでの発表が期待されている、Galaxy Watch5シリーズ。お値段がどうなるかが若干気になりますが、サムスンによるフラッグシップスマートウォッチとしての進化に期待したいものです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

タフネススマホでも妥協なし。Galaxy XCover 6 Proがサムスンからデビュー

韓国サムスンは新型タフネススマートフォン「Galaxy XCover 6 Pro」を海外にて発表しました。サムスンの同様のスマートフォンとしては、最も高スペックなモデルとなっています。

↑サムスンより

 

これまでもタフネススマートフォンとして、XCoverシリーズをリリースしてきたサムスン。前モデルの「Galaxy XCover 5」では、IP68の防塵・防水性能と「MIL-STD-810H」準拠の耐衝撃性能、そしてプロセッサにExynos 850を搭載していました。

 

今回のGalaxy XCover 6 Proでは、プロセッサを米クアルコムの「Snapdragon 778G」へと刷新。6GBのRAMと128GBの内蔵ストレージを組み合わせ、本体性能を向上させています。また画面も6.6インチ/FHD+解像度/120Hz駆動のTFT液晶ディスプレイへと、大型化。バッテリー容量は4050mAhで、より長時間の利用が可能です。背面には5000万画素メイン+800万画素サブカメラを、前面には1300万画素を搭載しています。

 

タフネス性能は前モデルと変わらず、IP68の防塵・防水性能を実現し、MIL-STD-810H準拠の超耐久性シャーシを採用しています。充電にはUSB-CポートかPOGOピンを利用し、バッテリーの交換も可能となっています。さらにプリインストールアプリ「Knox Capture」による、バーコードの読み取りも可能です。また電源ボタンには、指紋読み取り機能が内蔵されています。

 

Galaxy XCover 6 Proは7月から、ヨーロッパやアジア、中東の一部地域で発売予定。ドイツ向け価格は600ユーロ(約8万5000円)だと案内されています。成功の向上したタフネススマートフォンは、現場での作業効率をより高めることになるでしょう。

 

Source: サムスン via 9to5Google

一杯いかが? Galaxyスマホとイヤホンのスタバコラボケースが海外で実現

サムスンはお膝元の韓国にて、スターバックスとコラボレーションしたGalaxyスマートフォンとGalaxy Budsのケースを発表しました。

↑サムスンより

 

まず「Galaxy S22/S22+/S22 Ultra」向けのケースでは、スターバックスのロゴやバリスタが着用するエプロン、そしてレシートを模したデザインを採用。これらのケースでは、すべて環境に配慮した素材が利用されています。

 

↑サムスンより

 

さらにGalaxy Buds 2向けにも、2種類のケースが登場。スターバックスのロゴが入ったシンプルなグリーンのケースと、ラテアートを施したコーヒーカップ型のケースです。これらのケースは、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds 2」「Galaxy Buds Pro」「Galaxy Buds Live」にて利用することができます。

 

これらのケースは韓国にて限定販売され、他地域での販売は予定されていません。以前にはポケモンとコラボした「Galaxy Z Flip3」や「Galaxy Buds2」を投入したサムスン、今後もさらなるコラボレーション製品の登場に期待したいものです。

 

Source: スターバックス via 9to5Google

Galaxy S23/23+、カメラ性能のサプライズは少なめかも?

韓国サムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S23/S23+(仮称)」のカメラスペックに関する情報を、海外テックサイトのGalaxyClubが伝えています。

↑画像はGalaxy S22、Framesira/Shutterstockより

 

現行モデルとなる「Galaxy S22/S22+(日本未投入)」では、背面に5000万画素メイン+1000万画素3倍望遠+1200万画素超広角カメラを搭載しています。さらに上位モデルとなる「Galaxy S22 Ultra」では、1億800万画素メイン+1000万画素10倍望遠+1000万画素3倍望遠+1200万画素超広角カメラが搭載されています。

 

一方でGalaxyClubによれば、Galaxy S23/S23+では新しい望遠カメラは採用されず、ともに1000万画素望遠カメラが搭載されるとのこと。これは、3倍ズームを実現した現行モデルとほぼかわらないスペックです。

 

このようにGalaxy S23/S23+のカメラの仕様があまり変わらない原因としては、Galaxy S22/S22+にてカメラスペックが大きく改善された(メインカメラが1200万画素から5000万画素に)ことが影響している可能性があります。これにより、Galaxy S22/S22+ではその撮影性能が大きく改善されました。

 

もしカメラ性能を重視するなら、来年登場するであろうGalaxy S23/S23+ではなく、再来年Galaxy S24/S24+を待ってみるという選択肢もありかもしれませんね。

 

Source: GalaxyClub via 9to5Google

Galaxy Watch5は若干値上げ? Proモデルは約7万円からとの噂

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」シリーズの価格情報が、海外にて伝えられています。情報が正しければ、現行モデルの「Galaxy Watch4」シリーズから多少の値上げとなるようです。

 

事前情報によれば、Galaxy Watch5シリーズでは画面とバッテリー容量が拡大された「Pro」モデルが登場する一方、回転式ベゼルを搭載した「Classic」モデルは消滅する見込みです。また、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4」とともに、8月10日のイベントでの発表が期待されています。

 

海外テックサイトのWinFutureで編集者をつとめるRoland Quandt氏によれば、40mmモデルのGalaxy Watch5は300ユーロ(約4万3000円)で44mmモデルは350ユーロ(約5万円)、LTEモデルはそれぞれ50ユーロ値上げとなるようです。これは、Galaxy Watch4シリーズから30〜50ユーロの値上げとなります。

 

そして上位モデルのGalaxy Watch5 ProのBluetoothモデルは490ユーロ(約7万円)、LTEモデルは540ユーロ(約7万7000円)で発売されるとのこと。ただしこれらの価格はヨーロッパ市場向けのもので、米国や日本での価格は異なる可能性があります。

 

というわけで、若干プレミア感を増して投入されそうな、Galaxy Watch5シリーズ。特に、チタン素材が採用されると噂されるProモデルが、米アップルの「Apple Watch」にどれだけ対抗できるのかに注目したいものです。

 

Source: Roland Quandt/Twitter via 9to5Google

サムスン「Galaxy Watch4」はAndroidユーザーにとって比類なき製品だ

各ジャンルの有識者たちに“栄誉ある”金字塔的アイテムを聞き込み。最新のテクノロジーを結集したベストバイをドドンと紹介していく!!

 

トレンドのデジタルガジェットを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”の数々を紹介する。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい! 今回はサムスンの「Galaxy Watch4」だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

auキャリアのLTE内蔵でスマホと同じ番号で利用可能

【スマートウオッチ】

サムスン

Galaxy Watch4

実売価格3万8764円(40mm LTEモデル)

au取り扱い店にて販売中のLTE対応スマートウオッチ。KDDIが提供するサービスに加入すれば、単体で通話やメール、インターネットが利用できる。Googleと共同開発した新OSを採用し、音楽や健康など豊富なアプリも魅力。

 

SPEC●ディスプレイ径:約30mm●バッテリー容量:247mAh●最大使用時間:約40時間●内蔵メモリ:1.5GB(RAM)、16GB(ROM)●OS:Wear OS Powered by Samsung●GPS:対応●サイズ/質量:約W39×H40×D10mm/約26g

 

私が激推しします!

テクニカルライター

湯浅顕人さん

PCやデジタルガジェット、AVに詳しいライター。王道系からニッチな製品まで、くまなくチェックする。

 

ガジェットなら何でも試す湯浅さんはスマートウオッチも様々なモデルをチェック済みだが、本機の特異性に注目した。

 

「何と言ってもLTE内蔵という点に惹かれます。iOS端末は先行していますが、Androidユーザーにとって本機は比類なきスマートウオッチ。有料のサービスに加入する必要はありますが、単体で電話の発着信ができます。利用しているスマホとペアリングして同じ電話番号を使用可能。スマホをどこかに置き忘れたような場合でも、いつも腕に着けている本機から電話してクイックに探す、といった使い方ができるのも心強い。健康系のセンサーも充実し、心拍数や血中酸素濃度はもちろん、体脂肪率、骨格筋なども測定できます。トレーニングを開始すると自動的に検出して記録、ワークアウトの種類を選択する手間も要りません。アプリも豊富で、基本性能は高水準です」

 

↑指を約15秒当てるだけで、微弱な電流の流れから身体の状態を測定。体内の水分量や体脂肪率、筋肉量などを予測して一覧表示する

 

↑背面のセンサーを刷新。心拍数などから体組成をリアルタイムに把握し、毎日の健康管理に役立つ情報を提供してくれる

Galaxyシリーズ最大級! 14.6インチのプレミアムタブレット「Galaxy Tab S8 Ultra」

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、タブレット「Galaxy Tab S8 Ultra」と、専用の純正アクセサリー「Book Cover Keyboard」を、6月23日に販売開始しました。実売価格は税込15万5980円(Book Cover Keyboardは税込3万800円)。

 

同製品は、約14.6インチの大画面有機ELディスプレイを採用。快適に使用できる画面比率で構成されたマルチウィンドウで、最大3画面までレイアウトを自由に分割し複数のアプリを同時表示できます。

 

Galaxy Tabシリーズ最速のプロセッサーを搭載し、ラグがなく応答が速い、快適なゲーム体験を楽しめます。チップセットには4nmプロセッサーを搭載し、リフレッシュレートは120Hz、タッチレスポンスは240Hz。

 

「Galaxy エコシステム」による、端末間での接続、連携が可能。自動テザリング、キーボードシェア、PCのセカンドスクリーン化など、あらゆるデータ転送だけでなく、使用しているアプリの状態をそのままGalaxy製品に移動できます。

 

ボディにはアーマーアルミニウム素材を採用し、折り曲がりやスクラッチ傷に強い強度ながらも、持ち運びに便利な軽さ(約726g)です。約5.5mmの薄さで、11200mAhのバッテリーを搭載。最大45Wの超急速充電に対応し、短時間で充電が完了します。

 

低レイテンシー2.8msのSペンは、紙に書くような書き味で、イラスト制作、資料へのメモ書きのほか、大画面を生かし、製図などの精密な作業も行いやすくなっています。同時編集機能やランドスケープスクロールも備えています。

 

120度の超広角インカメラと、自動で発言者にフォーカスするオートフレーム機能で、スムーズにビデオチャットが行えます。

 

別売りの、純正の専用キーボードを取り付けることでPCスタイルでも利用可能。キーボードの「DeX Key」を押すことにより、ワンタッチでPCのようなマルチタスク利用可能画面に変更できます。

あの折りたたみスマホがよりオシャレに!? Galaxy Z Flip4はさらにカラバリが増えるとの噂

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」について、カスタマイズ可能な「Bespoke Edition」にさらなる新色が追加されるとの情報を、海外テックサイトのSamMobileが伝えています。

 

事前情報によれば、Galaxy Z Flip4は現行モデル「Galaxy Z Flip3」のデザインを受け継ぎながら、外側のサブディスプレイが大きくなることが予測されています。プロセッサには最新のSnapdragon 8+ Gen 1を搭載し、バッテリー容量が拡大され、折りたたみディスプレイの「シワ」が目立たなくなることも予測されています。

 

SamMobileによれば、Galaxy Z Flip4のBespoke EditionではGalaxy Z Flip3のときと同じく、ユーザーが外装カバーのカラーリングを選択することができます。またGalaxy Z Flip3では49通りのカラーパターンが選択できましたが、Galaxy Z Flip4 Bespoke Editionではそれ以上のバリエーションが提供されるそうです。

 

さらにGalaxy Z Flip3のBespoke Editionは、限られた国でしか販売されず日本での発売はありませんでした。しかしGalaxy Z Flip4 Bespoke Editionでは、販売国が拡大されることも伝えられているため、日本での発売もありえるかもしれません。

 

8月10日のイベントでの発表が期待されている、Galaxy Z Flip4。Bespoke Editionの登場時期はまだわかっていませんが、カラフルな新色の登場に期待したいものです。

 

Source: SamMobile

 

Galaxy Watch5のカラーが判明? Proモデルはチタン素材採用か

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5シリーズ」のカラーリングに関する情報を、著名リークアカウントのevleaksが伝えています。

↑Galaxy Watchからベゼルが物理的に消える?(画像は「Galaxy Watch4」)

 

これまでのリーク情報によれば、Galaxy Watch5シリーズでは「Classic」モデルが廃止され、大画面かつ大容量バッテリーを搭載した「Pro」モデルが登場するとされています。さらに別のリークアカウントのJon Prosserによれば、Galaxy Watch5シリーズは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4」とともに、8月10日のイベントにて発表されるとも伝えられています。

 

 

evleaks氏によれば、まずGalaxy Watch5 Proでは「ブラック・チタニウム」「グレイ・チタニウム」の2色が用意されているとのこと。これにより、両モデルにチタン素材が採用されているのが予測できます。

 

標準モデルのGalaxy Watch5には大小の2サイズがあり、小さいサイズでは「シルバー」「グラファイト」「ピンクゴールド」、大きいサイズでは「シルバー」「グラファイト」「サファイア」のカラーが用意されています。これらは、女性などより幅広い消費者をターゲットにしているようです。

 

というわけで、その発表タイミングからカラーリングまでほぼ判明したGalaxy Watch5シリーズ。サムスンは米グーグルと協力して新たなスマートウォッチ向けOS「Wear OS」を開発しましたが、次期スマートウォッチでもさらなる深いハードウェアとの統合に期待したいものです。

 

Source: evleaks / Twitter via 9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」、折り目が前モデルよりグッとマシになる? 画像が公開

韓国サムスンは次期折りたたみスマートフォンを2タイプ準備していると噂されていますが、そこで気になるのが「折りたたみ部分のシワはどうなるのか」ということでしょう。縦折りでコンパクトになる「Galaxy Z Flip4」では折り目がずっと目立たなくなり、ほとんどの人は満足すると報じられていました

 

それに続き、横開きでタブレット大になる「Galaxy Z Fold4」について、前モデルのGalaxy Z Fold3と折り目を比較する画像が公開されています。

 

サムスン未発表製品に数々の実績のあるリーカーIce universe氏は、「Fold3 vs Fold4のシワ」と称して、同じ角度から撮ったという画像をツイートしています。Ice氏は5月末にもGalaxy Z Fold4のシワが前モデルより少し軽減されながらも、まだ目に見えると述べていました

 

たしかにメイン画面には目立つ折り目が付いてはいますが、それほど掘りは深くなく、より控えめにはなっているようです。この折り目は、サムスンの採用するヒンジ設計によるものと思われます。

 

韓国の業界情報誌ET Newsによれば、中国メーカーOppoやHUAWEI、Honorなどが折りたたみデバイスに使う水滴型ヒンジは、折りたたんだときにディスプレイがヒンジの内側に入り込むため、両側の画面を密着できるというもの(下の動画を参照のこと)。それに対してサムスンの「U字型ヒンジ」は折りたたんだときスキマができ、シワがつきやすいと説明されていました。

 

Galaxy Z Fold 4は、見かけはほぼFold3と同じながらも、画面はより広くなって使いやすくなり 、カメラ性能もGalaxy S22のようなハイエンド機に近づくと予想されています

 

これまで折りたたみスマホは高価格ながらも、折りたたみと引き換えにさまざまな性能で妥協を強いられ、ニッチ市場に留まってきた印象もあります。ですが、カメラ性能が引き上げられ、折り目も目立たなくなれば、今年こそメジャーにのし上がるのかもしれません。

 

サムスンは8月10日の「Unpacked」イベントにて、これらの折りたたみスマホを発表すると噂されています。出来れば価格も一般ユーザーに歩み寄ることを期待したいところです。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:PhoneArena

次期「Galaxy Watch5」は充電速度が2倍に? 一方で「かっこ悪くなる」との懸念も……

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5(仮)」はClassicモデルが廃止されてProモデルが追加される体温測定できるなどの噂話が届けられていますが、全体像はまだ見えていません。

Samsung

 

そんななか本製品がFCC(米国連邦通信委員会)の認証を通過したことから最大10Wに対応し、充電速度が前モデルよりも実質2倍は速くなる可能性が明らかとなりました。

 

米9to5Googleによれば、FCCに登録されたモデル番号は「SM-R900」「SM-R910」「SM-R920」とのこと。これらは3つとも以前から報告されており、さらには先日の「Classicモデルは廃止」説を裏付けるものです。すなわちR900は小型モデル、R910は大型モデル、R920は「Pro」モデルを指すと見られています。

 

これらは3つとも(現行のGalaxy Watch4にはある)LTE搭載モデルではなく、標準的なBluetoothモデルです。ほか2.4GHzと5GHzのWi-Fiへの対応や、NFCの搭載も確認されています。また、引き続きWear OSが採用されているようです

 

今回もっとも注目すべきは、Galaxy Watch 5が5V/2Aつまり10Wのワイヤレス充電に対応しているということです。現行のGalaxy Watch 4が5W程度のため、実質2倍にも上ります。

 

Galaxy Watch4のバッテリー持ちの良さは高く評価されながらも、充電スピードの遅さが嘆かれていたため(サムスン公称では満充電まで110分)、素晴らしいニュースとはいえそうです。

 

その一方でデザインについては、好評だった回転式ベゼルが廃止されるとともに、ベゼルが分厚くなるとの予想もあります。有名リーカーIce universe氏は「最も醜くなる」とまで言っていますが、外見のリークも待ちたいところです。

 

Source:FCC
via:9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip4」の実物写真が公開? やはりカバーディスプレイは広そう

サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りする「Galaxy Z Flip4」の噂話は次々と届けられてきました。予測レンダリング画像ほぼ完全なスペック情報、ついには「8月10日に発表される」など具体的な日にちまで飛び出しています。

↑SamMobileより

 

すでに丸裸の感もあるGalaxy Z Flip4ですが、新たに実物とされる写真が公開されました。

 

これらの写真の出どころは、サムスン製モバイル端末情報サイトのSamMobileです。それら数枚のライブ画像は、一見したところでは前モデルのGalaxy Z Flip3とよく似た印象を与えています。メイン画面のサイズも変わらず、背面のデュアルカメラも同じ配置で、目立った変更はないようにも思われます。

↑SamMobileより

 

が、目立たない小さな変更はあります。それはカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側にある画面)がわずかに広くなっていることです。

↑SamMobileより

 

有名リーカーのYogesh Bar氏は前の1.9インチから2.1インチに大型化すると述べていましたが、今回の画像はそれを裏付けているようです。「No music Playing」と表示されていますが、いろいろな通知が確認しやすくなりそうです。

 

先日SamMobileは、Galaxy Z Flip4の最大ストレージは512GBになるとも伝えていました。これは前モデルでの最大128GBから2倍となりますが、やはり「SDカードスロットなし」の仕様も引き継がれるとも推測されます。

 

Galaxy Z Flip4は、もう1つの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」(横折りで、広げるとタブレットサイズに)とともにスワイプ操作での画面分割に対応するとの噂話もあります。Flip4の6.7インチ画面は“分割”するには小さすぎる予感もありますが、何か便利な使い道が見つかるのかもしれません。

Source:SamMobile

Watch5も同時に!? Galaxy Z Fold4/Flip4の発売詳細が判明したかも

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4」やスマートウォッチ「Galaxy Watch5/Watach5 Pro」が8月10日のイベントにて発表されるとの情報を、著名リークアカウントのJon Prosserが伝えています。

↑Smartprix/OnLeaksより

 

 

これまでも毎年夏に、Unpackedイベントを開催してきたサムスン。昨年のイベントでは「Galaxy Z Fold3」や「Galaxy Z Flip3」、「Galaxy Watch4」、そしてワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」が発表されました。

 

 

今回の報告によれば、Galaxy Z Fold4/Flip4、Galaxy Watch5/Watch5 Proはすべて8月10日に発表され、8月26日に製品が販売されます。また8月26には、「Galaxy S22」のラベンダーカラーも投入されるようです。

 

Galaxy Z Fold4のカラーラインナップは3色で、Galaxy Z Flip4のカラーは4色。Galaxy Watch5(40mmモデル)は3色で、Galaxy Watch5(44mmモデル)は3色、Galaxy Watch5 Proは2色展開になることも伝えられています。

 

その他にも著名リークアカウントのIce universeは、Galaxy Z Fold4/Flip4に「スワイプで画面分割」機能が搭載されると伝えています。まもなく登場するであろうサムスンの次期折りたたみスマートフォン、ハードウェアとソフトウェアの両方の進化に期待したいものです。

 

Source: Jon Prosser / Twitter, Ice universe / Twitter

次期Galaxy Watch5は体温測定できる? ただし限定的な機能かも

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5(仮)」シリーズでは、現行世代にある「Classic」モデルがなくなり代わりに「Pro」モデルが投入される可能性が、同社のヘルスアプリ最新ベータ版から浮上していました

 

その同じアプリから新たに、Galaxy Watch5に体温センサーが搭載されるかもしれないことが明らかとなりました。

 

この情報は3月に、韓国の電子業界情報誌ET NewsがGalaxy Watch5が体温を正確に測定できるセンサーを内蔵し、ウイルス検出や風邪の管理、女性の排卵周期の追跡にも役立つと報じたことに続くかっこうです。

 

スマートウォッチによる温度センサーは構造的に深部体温を測れないため、正確な体温を検出するには強力なアルゴリズム(AI)で補ってやる必要があります。有名アナリストMing-Chi Kuo氏はアップル(Apple Watch Series 8(仮)に搭載が噂される)とサムスンはその部分で苦労しており、特にGalaxy Watch5には間に合わないかもしれないと述べていたことがあります。

 

しかし、大手掲示板Redditユーザーのthedrunkmayor氏は、サムスンの最新ヘルスケアアプリに更新したところ「睡眠中の皮膚温度」のオプションが追加されたと報告しています。つまり、あと数か月で発表が予想されるGalaxy Watch5向けの可能性が高いと思われるわけです。

 

なお、Apple Watch Series 8は体温測定機能を、女性の妊活のみに限定しているとの報道もありました。今回のサムスン製ヘルスケアアプリにも「(おそらく排卵の)周期をより正確に予測」としか書かれておらず、同じように限定的な機能かもしれません。

 

今年はアップルとサムスンに加えて、Googleも「Pixel Watch」でヘルスケア機能に力を入れると噂されています。スマートウォッチ市場は、今後ますます「手首から健康」の競争となりそうです。

Source:Reddit
via:Android Police,PhoneArena

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip4」は折り目が目立たない?

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」について、その折り目が大幅に改善されるとの情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

画面を縦に折りたたむことで、コンパクトに持ち運ぶことができるGalaxy Z Flip4。これまでのリーク情報では上画像のような予測レンダリング画像や、ほぼ完全なスペック情報が伝えられています。さらに横折りタイプの次期スマートフォン「Galaxy Z Fold4」では、その折り目が軽減されるとの情報も登場しています。

 

Ice universeによれば、Galaxy Z Flip4の折り目は現行モデル「Galaxy Z Flip3」よりもずっと目立たなく、ほとんどの人が満足するだろうと伝えているのです。これは、先述のGalaxy Z Fold4での改善とも共通しています。

 

Galaxy Zシリーズにとって(そして多くの折りたたみスマートフォンにとっても)、フレキシブルディスプレイの折り目は大きな問題でした。これは画面がヒンジの中で鋭角に折れ曲がるのが原因で、中国OPPOや米モトローラなどの一部メーカーは、ディスプレイが緩やかに折れ曲がるように工夫しているケースもあります。

 

現時点ではGalaxy Z Flip4/Fold4に、どのような工夫が取り入れられるのかは不明です。前述のようにその曲がる角度が緩やかになる可能性や、あるいはディスプレイ素材としてより折り曲げ動作に強いものを採用するのかもしれません。今年は折りたたみスマートフォンがさらに一歩進化するのかどうか、注目したいものです。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

Galaxy Watch5はClassicを廃止して「Pro」モデル投入が決定的か

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」について、現行世代にて存在している「Classic」モデルがなくなり、代わりに「Pro」モデルが投入されることが、海外テックメディアの9to5Googleによって指摘されています。

↑Galaxy Watchからベゼルが物理的に消える?(画像は「Galaxy Watch4」)

 

現行世代の「Galaxy Watch4」では、通常モデルの「Galaxy Watch4」がサイズ違いで2機種、そして回転式ベゼルを採用した「Galaxy Watch4 Classic」が1機種の、あわせて3モデルが投入されています。しかし次世代のGalaxy Watch5では回転式ベゼルを採用したモデルが廃止され、一方で大画面/大容量バッテリーを搭載した「Pro」モデルが投入されることは、以前から指摘されていました。

 

今回サムスンの純正アプリ「Samsung Health」のベータ版アップデートでは、対応機種として「Galaxy Watch5」「Galaxy Watch5 Pro」の2機種が追加されている一方、「Galaxy Watch5 Classic」の名前は見つかりませんでした。このことから、「Classic」モデルの廃止と「Pro」モデルの追加はほぼ間違いないと思われます。

 

このようにSamsung Healthのアップデートによって次期モデルの存在が明らかになったのは、今回が初めてというわけではなく、昨年にも同アプリから「Galaxy Watch4」と「Galaxy Watch4 Classic」の存在が明らかになっています。また今回のアップデートで、「Galaxy Watch5 Pro」には「Galaxy Watch4」に似た、スポーティーなデザインが採用されることも予測されています。

 

スマートウォッチ市場ではApple Watchに押されがちなGalaxy WatchシリーズやWear OSスマートウォッチですが、Galaxy Watch5シリーズではどのような巻き返しを予定しているのかが注目されそうです。

 

Source: Google Play via 9to5Google

大画面&大容量バッテリー&4眼カメラを備えた“Awesome”な一台! 「Galaxy A53 5G」ドコモ、au、UQで発売

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、スタンダードモデルのスマートフォン「Galaxy A53 5G」を、NTTドコモ、au、UQ mobile向けに、5月27日に発売しました。税込価格は、ドコモ版が5万9400円、au、UQ mobile版が5万9835円です。

 

 

同製品は4眼カメラを搭載し、幅広いシーンに対応。精細な約6400万画素のメインカメラ、細かなディテールも鮮明に捉える接写専用マクロカメラ、人間の視野角と同等の約123度の風景をおさめる超広角カメラ、被写体との距離を把握し背景をぼかす深度測位カメラを備えており、シーンに合わせレンズを切り替え、自由な撮影が可能です。

 

スタンダードモデルながら、光学式手振れ補正対応カメラを搭載し、うす暗い環境など手振れしやすいシチュエーションでも、クリアな写真や動画をとることができます。

 

屋外の直射日光下でも、見やすく鮮明な画面を表示できる800nitの高輝度ディスプレイを搭載。約6.5インチで狭額縁ベゼル「Infinity-O Display」を採用したディスプレイは、リフレッシュレート120Hz対応で指に吸い付くような滑らかな操作性を味わえます。環境に合わせブルーライトを自動調整する機能で、目の疲れを軽減。ステレオスピーカーは、映画館などにも導入されている立体音響技術DolbyAtmosに対応しています。

 

容量5000mAhのバッテリーを搭載し、バッテリー寿命は最大2日間。短時間で充電が可能な25Wの急速充電にも対応します。RAM6GBとROM128GB搭載に加え、5G対応の高速通信で、スムーズな動画視聴が可能です。指や顔での生体認証機能や、防水・防塵機能も搭載しています。

 

GalaxyのSDGsへの取り組みのひとつとして、パッケージに再生紙を利用しているほか、サイドボタンとSIMカードトレイにもポストコンシューマー素材を使用しており、環境に配慮しています。

 

カラーはオーサム ブルー、オーサム ホワイト、オーサム ブラックの3色展開(※ドコモ版は半角スペースなし)。カメラ部分までシームレスに覆われたデザインで、背面に特殊な加工を施した、指紋の目立ちにくい滑らかな質感が特徴です。

↑スペック詳細(ドコモ版はカラー名に半角スペースなし)

ガッツリ性能UP? Galaxy Z Fold4の全スペックがみえてきた

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮称)」について、そのほぼすべてのスペックとされる情報が、海外にて伝えられています。

↑Smartprix/OnLeaksより

 

サムスンが展開する折りたたみスマートフォンシリーズの中でも、横折りタイプとなる「Galaxy Z Fold4」。これまでの情報では、ディスプレイアスペクトが横長に変更されることや、折り目が目立たなくなること、また本体の軽量化背面カメラのスペックアップなどが伝えられています。

 

 

今回情報を伝えたリークアカウントのYogesh Brarによれば、Galaxy Z Fold4では次世代プロセッサの「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載。さらに最大RAM容量も16GBに拡張されるなど、内部スペックがかなり向上しそうです。

 

また前述のように、背面カメラスペックも5000万画素メイン+1200万画素超広角+1200万画素3倍望遠に。Galaxy Z Fold3の1200万画素メイン+1200万画素超広角+1200万画素2倍ズームから、撮影性能が向上していることがわかります。さらに、セルフィーカメラも画素数がアップしています。

 

一方でGalaxy Z Fold4の画面は7.2インチ/120Hz駆動のメインディスプレイ+6.2インチ/120Hz駆動のサブディスプレイと、Galaxy Z Fold3から変わらず。また、バッテリー容量も4400mAhかつ25Wの高速充電と、現行モデルと変わっていません。

 

このように、内部スペックの向上が主な変更点となりそうなGalaxy Z Fold4。しかしその完成度の高さから、今後も折りたたみスマートフォン業界をリードしていく端末となりそうです。

 

Source: Yogesh Brar / Twitter via Wccftech

ゲイツもお手上げ? Surface Duo 2ではなくサムスン折りたたみスマホを使っているらしい

米マイクロソフトの共同創業者であり現在も技術担当アドバイザーを務めるビル・ゲイツ氏は、自社の折りたたみスマートフォン「Surface Duo 2」ではなく韓国サムスンの「Galaxy Z Fold3 5G」を利用していると、海外掲示板のRedditにて発言しています。

↑Frederic Legrand – COMEO / Shutterstock.comより

 

Surface Duoシリーズは折りたたみ可能な本体内部に2枚のディスプレイを搭載したスマートフォンで、2020年に初代モデル、2022年に2世代目のSurface Duo 2が発売されました。一方でGalaxy Z Fold3 5Gでは、内側に継ぎ目のない7.6インチの折りたたみディスプレイ、外側に6.2インチのサブディスプレイが搭載されています。

 

 

ゲイツ氏によれば、いろいろなスマートフォンを利用しつつも現在所有しているのはGalaxy Z Fold3 5Gとのこと。同スマートフォンについて、「このスクリーンのおかげで素晴らしいポータブルPCとスマートフォンが手に入り、他にはなにも要らない」と発言しているのです。

 

2020年に発売された初代Surface Duoは本体スペックやカメラ画質などについて、厳しい指摘が寄せられていました。後継モデルのSurface Duo 2ではそれらの弱点を塞いだものの、常に最新技術やスペックが採用されるGalaxy Z Fold3 5Gと比べると、見劣りするのも事実です。

 

ゲイツ氏が使っていなからといってSurface Duo 2の魅力が下がるわけではありませんが、彼を振り向かせるような先進的な新モデルの登場が待たれるのも事実です。

 

Source: Reddit via 9to5Google

モンスターボールで大人気、サムスンがポケモンコラボイヤホン発売

韓国サムスンはゲーム「ポケットモンスター」とコラボレーションしたワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」を韓国にて発売しました。

↑サムスンより

 

Galaxy Buds2は2021年に発表されたワイヤレスイヤホンで、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能の搭載が特徴。またサムスンはポケットモンスターとのコラボレーションとして、以前に折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」の特別バージョンも発表しています。

 

今回のGalaxy Buds2のコラボレーションモデルでは、付属の充電ケースのカバーに「モンスターボール」のデザインを採用。このモンスターボール型カバーと純正の充電ケースは分離できるので、外出時には小型の純正充電ケースだけを持ち運ぶこともできます。

 

さらに製品には、ピカチュウやミュウなどの11種類のポケモンステッカーが付属。ポケモンファンにはたまらないアイテムとなっています。

 

サムスンの韓国向け公式サイトで5月20日に発売された、Galaxy Buds2のポケットモンスターコラボレーションモデルですが、発売開始から1時間以内、実際には5〜20分で売り切れてしまったことも伝えられています。このような人気は、韓国でのポケットモンスターブームが大いに影響しているはずです。

 

さらに先述のGalaxy Z Flip3や今回のGalaxy Buds2のポケットモンスターコラボレーションモデルは、韓国のオークションサイトにてプレミアム価格がつけられ出品されています。韓国におけるポケットモンスター人気は、まだまだ続くことになりそうです。

 

Source: Maeil Economic Daily via Android Authority

Galaxy Z Flip4は大幅パワーアップ!? 次期プロセッサやバッテリー容量の噂

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」について、搭載プロセッサやバッテリー容量に関するアップグレードの報道が伝えられています。

 

サムスンは現在、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip」シリーズと横折りタイプの「Galaxy Z Fold」シリーズを展開しています。以前の予測レンダリング画像によれば、Galaxy Z Flip4では現行モデル「Galaxy Z Flip3」とほぼ変わらないデザインや、若干本体の厚みが増えるなどの変化が予測されています。

 

 

今回リークアカウントのIce universeが発見したGeekbenchのスコアでは、Galaxy Z Flip4に未発表の次世代プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」が搭載されることが示唆されています。これはGalaxy Z Flip3に搭載されている「Snapdragon 888」から、大きなスペックアップです。

 

また、MyFixGuideが公開した認証情報によれば、Galaxy Z Flip4には3700mAhのバッテリーが搭載されるとのこと。こちらも、現行モデルのGalaxy Z Flip3の3300mAhから大きなジャンプアップです。

 

例年どおりなら今年8月のUnpackedイベントでの発表が期待されている、Galaxy Z Flip4。同時発表が予測されている横折りタイプの「Galaxy Z Fold4」と同じく、折りたたみスマートフォン業界を牽引するモデルとなりそうです。

 

Source: Ice universe via WccfTech , MyFixGuide via 9to5Google

諦めも肝心? 折りたたみ式「Galaxy Z Fold4」は控えめなカメラ性能アップに留まると予想

サムスンの次期折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮)」のメインカメラが大幅に改善され、解像度が4倍以上になるほか光学ズーム性能も良くなるとの噂が報じられています。

↑出典:Smartprix/OnLeaks

 

現行のGalaxy Z Fold3は1200万画素のトリプルカメラを搭載し、最大2倍の光学ズーム(望遠レンズ)が可能となっています。特に性能が悪いと言うほどでもありませんが、国内では20万円以上のスマートフォンとしては少し物足りないとの声もありました。

 

これは同じサムスンのフラッグシップ機、Galaxy S22 Ultraと比べれば顕著となります。2020年の「S20 Ultra」から3年連続で1億800万画素のセンサーが採用されており、次期「Galaxy S23 Ultra(仮)」がうわさ通り2億画素センサーを搭載すれば、差はいっそう開くことにもなります。

 

しかし、サムスンの未発表製品に詳しいリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Ice universe氏によれば、Galaxy Z Fold4はメインカメラが5000万画素となり、光学ズームは最大3倍になるそうです。

 

それでもGalaxy S22 Ultraには及ばず、もっと優れたカメラを搭載することを望む人も少なくないはず。では、サムスンはなぜGalaxy Z Foldシリーズのカメラ性能を控えめにしているのか?

 

Ice universe氏いわく「260g未満の折りたたみ式スマートフォンに劇的な変化(カメラ性能の向上)を期待するな」とのこと。サムスンは折りたたみ式デバイスに「薄くて使いやすくする」哲学を持っており、カメラ性能はほどほど(enough)にしてソフトウェアによる最適化で補うと述べています。

 

つまりカメラ性能を上げれば折りたたみスマホが重くなりやすいため、あえて抑えめにしていると示唆しているようです。Ice universe氏は「Galaxy Z Fold4が260g未満」だと何度も主張していますが、本当だとすればiPhone 13 Pro Max(238g)よりも約20g重いだけという驚異的な軽さとなります。

 

さらにIce universer氏は「あなたは何もかもやりたい、大きなカメラや10倍レンズ、5000mAhバッテリーやSペンも欲しいという」「できるけど、重さは350g、(折りたたんだ)厚さは18mmにもなって、折りたたみスマホは意味が無くなる」と付け加えています。

 

折りたたみ式デバイスは「大きな画面を小さく畳んで持ち運べる」ことに主な狙いがあるため、ほかはある程度は諦めるしかないのかもしれません。

Source:Ice universe(Twitter) 
via:Tom’s Guide

ケース買い替えかも? Galaxy Z Flip4の予測画像がリーク

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」のものとされる予測レンダリング画像を、海外テックサイトの91Mobilesが掲載しています。

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

サムスンが展開する折りたたみスマートフォンの中でも、縦方向に画面を曲げることで大画面をコンパクトに持ち運べるGalaxy Z Flipシリーズ。先日のリーク情報では、最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」の搭載やバッテリー容量の増加などが伝えられています。

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

今回の予測レンダリング画像では、Galaxy Z Flip4の本体デザインが「Galaxy Z Flip3」と大きくは変わらないことが示唆されています。背面のデュアルカメラや大型なサブディスプレイなど、その外観はGalaxy Z Flip3からほとんど違いはありません。

 

91MobilesによればGalaxy Z Flip4の寸法は165.1×71.9×7.2mmとなり、Galaxy Z Flip3と比べて若干小さく、そして分厚くなるようです。このことから、本体ケースなどのアクセサリ類の流用が難しい可能性も想定されます。

 

Galaxy Z Flip4は横折りタイプの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」とともに、8月のUnpackedイベントでの発表が予測されています。Galaxy Z Fold4では内外のディスプレイが横長になることでユーザビリティの変更が予想されていますが、それと比べてGalaxy Z Flip4はマイナーアップデートモデルとなるようです。

 

Source: 91Mobiles

かわいい! 「Galaxy Z Flip3」のポケモンコラボモデルが海外発表

↑サムスンから

 

韓国サムスンは、韓国向けの公式サイトにて、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」とゲーム『ポケットモンスター(ポケモン)』とのコラボレーションモデルを発表しました。

 

現在韓国ではポケモンが大ブームとなっており、菓子パン「ポケモンパン」は付属する「ポケモンシール」のおかげもあり、大人気。またGalaxy Z Flip3はサムスンが2021年に発売したスマートフォンで、6.7インチディスプレイを内側に折りたたむことで、コンパクトに持ち運びが可能。また外側にも、通知用のサブディスプレイを搭載しています。

 

今回のGalaxy Z Flip3のポケモンコラボモデルでは、外箱からスマートフォンケース、ネックポーチなどのアクセサリまで、ポケモンのデザインを各所に取り入れています。また、ピカチュウのしっぽ型のスマホリングや、ポケモンシールも付属しています。

 

さらにスマートフォンの壁紙や着信メロディ、テーマもポケモン仕様に揃えられています。同ゲームのファンにはたまらないコラボレーションモデルといえるでしょう。

 

Galaxy Z Flip3のポケモンコラボモデルは、4月24日から韓国にて予約が開始されます。現時点では情報はありませんが、“ポケモンの里”こと日本においても、本コラボレーションスマートフォンが投入されれば、人気が沸騰することは間違いないでしょう。

 

Source: サムスン

サムスン次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro」は大容量バッテリーでさらに大画面化?

韓国サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro(仮称)」に関して、大容量バッテリーや大画面の搭載が噂されています。

↑画像は「Galaxy Watch4」

 

Galaxy Watchシリーズはサムスンのスマートウォッチで、昨年9月には「Galaxy Watch4」「Galaxy Watch4 Classic」 が登場。それぞれに、通常モデルと大画面モデルの2機種が用意されています。

 

そしてサムスン情報に強いSamMobileによれば、サムスンは「Galaxy Watch5シリーズ」にて上位モデルとなる「Galaxy Watch5 Pro」の投入を検討しているとのこと。このGalaxy Watch5 Proでは572mAhという大容量バッテリーが搭載されるというのです。

 

Galaxy Watch4シリーズでは、大画面モデルにて361mAhのバッテリーを搭載していました。これを大幅に上回るGalaxy Watch5 Proの572mAhというバッテリー容量は、同スマートウォッチの本体やディスプレイがさらに大型化することを示唆しています。

 

またスマートウォッチは常にその駆動時間の短さが課題となっており、新たにOSに「Wear OS Powered by Samsung」を搭載したGalaxy Watch4でも、バッテリー駆動時間に不満の声があがっていました。しかし大容量バッテリーを搭載したGalaxy Watch5 Proなら、その課題も解決できるはずです。

 

現時点では、Galaxy Watch5 Proの画面サイズなど詳細は伝えられていません。スマートウォッチ業界では米アップルの「Apple Watch」シリーズが長らくシェアを握ってきましたが、さらなるハイエンドモデルの投入により、Galaxy Watchの巻き返しを期待したいものです。

 

Source: SamMobile

今年の折りたたみGalaxyはカメラがすごい? OnePlusやVivoの新製品も……折りたたみスマホの噂まとめ

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(仮称)」について、海外で詳細なスペック情報が伝えられています。また、中国メーカーのOnePlusやVivoから折りたたみスマートフォンの投入に関する噂も登場しています。

↑サムスンのサイトから

 

画面を折りたたむことで、大画面をコンパクトに持ち運ぶことができる折りたたみスマートフォン。すでにサムスンからは、横折りタイプの「Galaxy Z Foldシリーズ」と縦折りタイプの「Galaxy Z Flipシリーズ」が展開されています。またファーウェイやOPPOからも、折りたたみスマートフォンが発表されています。

 

今回Galaxy Clubが報じた情報によると、次期モデルとなるGalaxy Z Fold4/Flip4では現時点のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S22シリーズ」と共通する、5000万画素のメインカメラや3倍望遠カメラなどが搭載される可能性があるとのこと。さらに画面を折りたたむヒンジ構造も刷新され、強度の向上やコストの削減などが期待されています。

 

一方でBusiness Koreaは、Galaxy Z Fold4/Flip4ではディスプレイ指紋認証機能は搭載されず、従来どおりの電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵するだろうと伝えています。

 

他メーカーを見渡すと、中国OnePlusやVivoからも、折りたたみスマートフォンが投入されるとの情報を、複数のリークアカウントが伝えています。それによると、OnePlusの折りたたみスマートフォンはOPPOが昨年投入した折りたたみスマートフォン「Find N」のリブランドモデルとなり、一方のVivoからは8インチ画面を搭載した折りたたみスマートフォンが登場するとのこと。

 

一般市場に普及したとはまだ言い難い折りたたみスマートフォンですが、今後も多数のメーカーから新製品が投入されることにより、さらに盛り上がりをみせることになりそうです。

 

Image: サムスン電子

Source: Galaxy Club, Business Korea, Max Jambor / Twitter, Ishan Agarwal / Twitter

撮影で失敗しないカメラ、使い勝手の高いSペンなど、性能を極めたGalaxy S22 Ultra/Galaxy S22レビュー

2月にグローバルで発表されたGalaxyの最新フラッグシップモデル「Galaxy S22」シリーズが、日本でも発売決定。4月21日から販売します。

 

グローバルでは、画面サイズが異なる「Galaxy S22」「Galaxy S22+」「Galaxy S22 Ultra」の3モデルがラインナップされていますが、日本で発売されるのはGalaxy S22とGalaxy S22 Ultra。どちらもNTTドコモとau(KDDI)が取り扱います。

 

これらのモデルをいち早く試用できる機会を得たので、使い勝手やカメラ性能をチェックしてみました。

 

Galaxy S22は万人向けハイエンド、Galaxy S22 UltraはSペン搭載の最高峰モデル

まず、両モデルの主要スペックを押さえておきましょう。

Galaxy S22 Galaxy S22 Ultra
ディスプレイ 約6.1インチ(2340×1080ドット)有機EL 約6.8インチ(3088×1440ドット)有機EL
CPU Snapdragon 8 Gen 1(最大2.9GHz)
メモリー RAM 8GB/ROM 256GB RAM 12GB/ROM 256GB
バッテリー容量 3700mAh 5000mAh
アウトカメラ 広角(5000万画素/F1.8)+超広角(1200万画素/F2.2)+望遠3倍(1000万画素/F2.4) 広角(1億8000万画素/F1.8)+超広角(1200万画素/F2.2)+望遠3倍(1000万画素/F2.4)+望遠10倍(1000万画素/F4.9)
フロントカメラ 約1000万画素 約4000万画素
サイズ 約146×71×7.6mm 約163×78×8.9mm
重さ 約168g 約229g

 

↑左がGalaxy S22、右がGalaxy S22 Ultra

 

Galaxy S22は、そこそこ大きい6.1インチの画面を搭載しつつ、ボティ幅は約71mmに抑え、片手でも操作しやすいことがポイント。高性能とコンパクトを両立させた、需要が高いボリュームゾーンに向けた端末と言えそうです。

↑Galaxy S22は片手で持ちやすいことが利点。デザインは前モデルのGalaxy S21を継承しています

 

Galaxy S22 Ultraは、6.8インチの大画面を搭載し、エッジにカーブが施されています。加えて、スマホとしてはトップクラスの1750nitという明るさを実現していることも特徴。

 

また、本体にSペンを内蔵していることもアドバンテージ。2020年10月から発売された「Galaxy Note20 Ultra」を最後にリリースされていない、Galaxy Noteシリーズを継承するモデルと捉えることもできそうです。

↑Galaxy S22 Ultraは左右が曲面のエッジディスプレイを採用

 

↑Galaxy Sシリーズで初めてSペンを搭載

 

なお、どちらの画面もリフレッシュレートは最大120Hz。さらに、IP68の防水・防塵や、おサイフケータイにも対応しています。

 

カメラは100倍ズームまで。あらゆる被写体を綺麗に撮れる!

Galaxy S22、Galaxy S22 Ultraともに高性能なカメラを搭載していますが、とりわけGalaxy S22 Ultraは1億800万画素をメインとするクアッドカメラ構成で、光学10倍、デジタルズームを組み合わせて最大100倍で撮れるという、スマホのカメラでは最高峰のスペックを実現しています。

↑Galaxy S22(右)はトリプルカメラ、Galaxy S22 Ultra(左)はクアッドカメラを搭載。 Galaxy S22 Ultraは5眼に見えるかもしれませんが、右上の部位はAF用のセンサーです

 

Galaxy S22 Ultraのカメラ構成は主要スペックの部分で記載しましたが、実は、有効画素数やF値は前モデルのGalaxy S21 Ultraと同じです。しかし、レンズや画像センサー、画像処理エンジンなどの全面的な改良によって、画質向上が図られたとのこと。特に、暗い場所での撮影性能が向上したことをアピールしています。

 

実際に、いろいろな被写体を撮ってみましたが、「どんな状況でも失敗しない」と思えるほど、きれいに撮れました。Galaxyのカメラは、そもそも評価が高く、いわゆる “映える” 写真が得意でしたが、Galaxy S22 Ultraは、見たままの色合いを再現するナチュラルさが増したように感じます。

 

【Galaxy S22 Ultraの作例をチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

 

ちなみに、1億800万画素のメインカメラで撮った画像は、デフォルトでは1200万画素(4000×3000)で記録されます。これは9つの画素を結合して、多くの光を取り入れる仕組みのため。パッと見できれいな写真を撮れるのはもちろん、細部まできめ細やかな、解像感の高い写真に仕上がる印象です。

 

一方の、Galaxy S22は、Galaxy S22 Ultraに比べるとスペックは若干低いものの、カメラの基本性能は共通しているようで、同じように明るく高精細な画質で撮れました。

↑Galaxy S22で撮った作例

 

↑Galaxy S22の「夜景」モードで撮影した作例

 

不要な写り込みや影を消せる機能が便利

撮ったあとの編集機能も進化していました。重宝しそうなのが「AI消しゴム機能」。グーグルのPixel 6にも搭載されて話題になった機能ですが、意図せずして映り込んでしまったものなどを簡単に削除できます。ぼかしたり、塗りつぶしたりするのではなく、あたかも最初から存在しなかったように消せることがポイント。

 

さらに、影を消せる機能や、ガラスなどへの反射や写り込みを消去できる機能もあるので、思いどおりに撮影できない状況でも、とりあえず撮っておいて、後から補正することができます。

↑タップして指定した人や物を消去することが可能。ただし、柵と重なる部分などは細かく指定しないと右の写真のように残ってしまうことがあります

 

↑レストランで料理を撮って影を避けることができなかった場合、ある程度までは消去できます

 

Galaxy S22 UltraのSペンはすぐにメモを書けるなど、 “Note” 同様に使える!

Galaxy S22 Ultraの最大の利点は、Sペンを使えることでしょう。前モデルのGalaxy S21 UltraもSペンに対応していましたが、本体には収納できないうえに、別途購入して持ち歩く必要がありました。

 

Galaxy S22 UltraのSペンは本体の左下に格納されていて、カチッと押して取り出せる仕様。落下の心配はなく、充電の手間もいりません。

 

しかも、Sペンを抜き出すだけで画面にメモを書けるように設定できたり、ワンタップでSペン専用メニューを呼び出せたりと、その使い勝手は、まさに “Galaxy Noteシリーズ譲り” といった印象です。

 

【Galaxy S22 UltraのSペンをチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

Sペンは紙に鉛筆やサインペンで書くような書き心地。使い慣れたら、アナログのペンより書きやすく感じるかもしれません。決して、過剰に評価しているわけではなく、筆者が普段使っているシャープペンやボールペンよりも心地よく感じました。

 

また、手書きで入力した文字をテキストに変換してくれる機能も非常に便利でした。

↑グーグルの検索欄にSペンを使って入力することも可能

 

パフォーマンスや電池持ちにも不安要素はない

スペックにおいては、Galaxy S22、Galaxy S22 Ultraともに「Snapdragon 8 Gen 1」という、クアルコム社の最高峰プロセッサーを搭載しています。RAMはGalaxy S22が8GB、Galaxy S22 Ultraが12GBと差がありますが、どちらもストレスなく操作できました。

 

バッテリー容量はGalaxy S22が3700mAh、Galaxy S22 Ultraが5000mAh。画面サイズやハードウェアのスペックに差があることを考えると、バッテリー駆動時間は近いと言ってもいいでしょう。筆者は5日間ほど使ってみましたが、その期間中は1日でバッテリーがなくなることはなく、むしろ、かなりハードに使っても50%くらいは残るという印象でした。

↑Galaxy S22 Ultraのバッテリーはフル充電から余裕で2日持ちます

 

↑バッテリーは急速充電やワイヤレス充電に加えて、ほかのデバイスへの給電にも対応

 

Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraは比較対象ではない?

Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraは画面サイズも使い勝手も大きく異なるので、どちらを選ぶべきかを迷う人はそんなにいないかもしれません。むしろ、Galaxyには “折り畳み” という選択肢があります。

 

ですから、Galaxy S22にするか、約6.7インチの大画面ながら幅約72mmとコンパクトで縦に折り畳めるGalaxy Z Flip3にするか? あるいは、Galaxy S22 Ultraにするか、Sペン対応で横に折り畳めるGalaxy Z Fold3にすべきか? と迷うかもしれません。

↑左がGalaxy Z Flip3、右がGalaxy Z Fold3

 

SシリーズとZシリーズを比べた場合、やはりカメラはSシリーズに軍配が上がります。カメラ性能を重視するならGalaxy S22、Galaxy S22 Ultraを選ぶべきでしょう。また、Galaxy S22 UltraとGalaxy Z Fold3では、Galaxy Z Fold3がSペンを本体に収納できないこともあり、携帯性や使い勝手でもGalaxy S22 Ultraに利がありそうです。

 

なお、Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraの価格ですが、4月7日現在、NTTドコモは「価格未定」としています。auはGalaxy S22が12万5030円(税込)で、Galaxy S22 Ultraは17万8820円(税込)。端末の返却を条件とする「スマホトクするプログラム適用時」の実質負担金は、それぞれ7万1990円(税込)、10万7180円(税込)となります。

 

両社ともに4月7日から予約受付が始まっていて、予約して購入した人を対象とするプレゼントも用意されています。気になる人は、早めに検討したほうがいいかもしれませんよ。

 

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スタンドカバー付きキーボードのプレゼントキャンペーンも! 「Galaxy Tab S8+」4月21日販売開始

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、タブレット「Galaxy Tab S8+」を4月21日に販売開始、「Galaxy Tab S8 Ultra」を6月下旬以降に発売予定です。Galaxy Tab S8+の価格は11万5500円(税込)です。

 

Galaxy Tab S8+は約12.4インチ、Galaxy Tab S8 Ultraは約14.6インチの大画面有機ELディスプレイを採用。マルチウィンドウは快適に使用できる画面比率で構成されており、最大3画面までレイアウトを自由に分割し複数のアプリを同時表示できます。

 

チップセットには4nmプロセッサーを搭載。リフレッシュレートは120Hz、タッチレスポンスは240Hzで、ダイナミックで迅速なレスポンスが可能です。Galaxy Tab S8+には10090mAh、Galaxy Tab S8 Ultraには11200mAhのバッテリーを搭載し、最大45Wの超急速充電にも対応しています。

 

端末間での接続、連携により、自動テザリング、キーボードシェア、PCのセカンドスクリーン化など、あらゆるデータ転送だけでなく、使用しているアプリの状態をそのままGalaxy製品に移動させることができる「Galaxy エコシステム」を利用できます。

 

レイテンシー2.8msのSペンは、紙に書くような書き味で使用できます。イラスト制作、資料へのメモ書きなど、様々なシーンでペン機能を利用でき、同時編集機能やランドスケープスクロールも搭載しています。

↑Sペン

 

本体と別売りの純正の専用キーボードを取り付けることで、ノートPCのようなスタイルでも利用できます。キーボードの「DeX Key」を押すと、ワンタッチでPCのようなマルチタスク画面に変更可能です。

↑「Book Cover Keyboard」装着時

 

120度の超広角インカメラと、自動で発言者にフォーカスするオートフレーム機能を搭載。本体素材には、アーマーアルミニウム素材を採用し、折曲がりやスクラッチ傷に強い強度と、持ち運びやすい軽さを備えています。

 

また、対象期間中にGalaxy Tab S8+を予約期間購入・応募すると、全員に、純正アクセサリー「Book Cover Keyboard」をもれなくプレゼントする“日本上陸記念 「Galaxy Tab S8+」予約期間購入キャンペーン”も実施。詳細は、キャンペーンの特設サイトをご覧ください。