今回サムスンがGalaxy Z Fold3 5G/Flip3 5GからZの文字を外したのは、リトアニア、ラトビア、エストニアの3カ国。これらのバルト三国は一時は旧ソ連に編入されていたものの、反ロシア感情が高い国々として知られています。そのような国民感情に配慮して、サムスンはまずこれらの国々にてブランド名を変更したことが推測されます。
サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、「Maison Kitsune(メゾン キツネ)」とコラボレーションした最新スマートウォッチ「Galaxy Watch4 Maison Kitsune Edition」と最新ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2 Maison Kitsune Edition」を、11月20日から台数限定で発売します。
↑Galaxy Watch4 Maison Kitsune Edition
Maison Kitsune Aoyama、Maison Kitsune Osaka、Maison Kitsune ShinPuhKan Kyoto、Amazon、Galaxyのショーケース「Galaxy Harajuku」にて販売。11月9日からは、Maison Kitsune3店舗とAmazonで、予約の受付を開始しています。価格はGalaxy Watch4 Maison Kitsune Editionが4万8400円、Galaxy Buds2 Maison Kitsune Editionが3万217円です。
↑Galaxy Buds2 Maison Kitsune Edition
Maison Kitsuneは、パリと東京を拠点とし、インスピレーションあふれるユニークな「アール・ド・ヴィーヴル(フランス語で「暮らしの芸術」)」を発信し続けるライフスタイルブランド。
Galaxy Watch4 Maison Kitsune Editionの本体は、ムーンロックベージュの上質な色合いで、マット仕上げのロゴが刻印。Maison Kitsune仕様の文字盤と、フォックス形の切り抜きが施されたラバーストラップ、手書きロゴがプリントされているレザーストラップ(計2種)で、自分仕様のデザインにカスタムできます。
Galaxy Buds2 Maison Kitsune Editionは、付属のレザーケースに、フォックスヘッドのロゴを再考したデザインが施されています。右のイヤホンにはフォックスの上半身、左のイヤホンには下半身がプリントされており、サウンド体験だけでなく、ファッションアイテムとしても遊び心のあるデザインとなっています。
ブランドの音楽レーベル「Kitsune Musique」によって作成された特別なポッププレイリストをお楽しみいただくことが可能。Galaxy Watch4 Maison Kitsune Editionに同梱されたNFCカードや、Buds2のレザーケースをGalaxyスマートフォンにかざすと、Maison Kitsune専用テーマをダウンロードできます。
モバイル通信では、5Gのミリ波帯にも日本向けのGalaxy Z Foldシリーズとして初めて対応。5Gのミリ波帯は提供エリアが限られていますが、エリアに入れば超高速な通信ができるという特性があります。
なお、Galaxy Z Fold3を含め多くのAndroidスマホでは、販売キャリアの提供するネットワークに最適化されています。5Gの通信性能を最大限に生かしたいと思うなら、NTTドコモ網で使うならドコモ版を、au網で使うならau版を選ぶのをおすすめします。
折りたたみスマホの初代モデル「Galaxy Fold」は画期的なスマホであったものの、防水に非対応だったり、外側のディスプレイが小さいといった弱点が多く存在するモデルでもありました。今回で3世代目となるGalaxy Z Fold3は、そうした弱点を1つ1つ潰した結果、より洗練されたスマホに仕上がっています。
↑歴代Galaxy Z Foldシリーズ。折りたたみ機構の改善が進み、ディスプレイも高性能になっています
Galaxy Z Fold3のあえて難点を挙げるとするならば、やはり272gという重さは、片手持ちで使うには腕に負担がかかるようにも思えます。それこそ手帳のように、ビジネスバッグに入れて使うのがピッタリなスマホかもしれません。
WearOS by GoogleもTizen OSも順風満帆とは言えず、米Counterpointの調査によると、2021年第1四半期の出荷台数のOS別シェアでは、Tizen OSが2位の8.0%、WearOS by Googleが5位の3.9%にとどまっています。首位はApple Watchを擁するアップルで、同社のwatchOSのシェアは33.5%と圧倒的に高く、さらに市場シェアを広げています。
またグーグルは、フィットネス系のウェアラブルデバイス市場で大きなシェアを持つFitbitを買収し、WearOS by Googleの開発チームに組み入れています。サムスン電子がGalaxy Watchで培った開発実績と、Fitbitのヘルスケア技術、そしてグーグルが作り上げたアプリ開発者のコミュニティという3つの強みを持ち寄って、アップルに対抗しようという思惑がありそうです。
Galaxy Z Flip3 5Gの進化点はいくつかありますが、使用感に関わるところでは、ディスプレイのリフレッシュレートが120Hz駆動に対応したことは大きな変化と言えるでしょう。ディスプレイの書き換え速度が高速になったため、たとえばアプリ上でスクロールしたときなどでも、なめらかに表示できるようになります。
特に、Galaxy Z Flip3 5G において120Hz駆動が威力を発揮するのは、縦長のページをひたすらスクロールするとき。たとえばGetNavi webのようなニュースサイトや、TwitterのようなSNSアプリを閲覧する際に効果を実感できるでしょう。動きがなめらかになるため、目への負担を軽減できます。
生体認証は本体側面に指紋センサーを装備しています。また、開いたときの大きさは72.2×166.0×6.9mmで、閉じたときは72.2×86.4×17.1(ヒンジ部)~15.9mm(先端部)。重さは183gで、防水対応や耐久性を実現しつつも前モデルのGalaxy Z Flip 5Gと変わりません。バッテリー容量も3300mAhで前モデルと同じです。
Sペンにはペンタブレットで長い実績を持つワコムの技術を採用。今回のGalaxy Z Fold3 5Gでは、折りたたみディスプレイに初めて対応することになります。内側に折りたためるディスプレイは、画面中央に浅い凹みがある構造ですが、ワコムはこうしたディスプレイでも滑らかに手描きできるようにチューニングを施したとしています。
Galaxy Z Fold3 5Gは、合計5つのカメラを搭載しています。背面のカバーディスプレイではない側に搭載されたメインカメラユニットは、超広角12メガピクセル、広角12メガピクセル、2倍望遠12メガピクセルというトリプルカメラ構成。カメラのスペックそのものは前モデルのGalaxy Z Fold2と共通です。
サムスン電子ジャパンによると、日本向けの展開は「11日23時時点で言及できることはありません」としています。前モデルのGalaxy Z Fold2はauの独占販売となり、限定モデルのThom Browne EditionはSIMフリー版として限定販売されました。今回のGalaxy Z Fold3 5Gの日本での発売にも期待したいところです。
スマホの新しいトレンドとして注目される「フォルダブル」、つまり折りたためるディスプレイを搭載するモデル。海外では、複数のメーカーがリリースしていますが、日本では今のところGalaxyの独壇場。今年は、本のように開ける「Galaxy Z Fold2 5G」に加えて、縦開きの「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Flip 5G」も発売されました。
Galaxy Z Flip 5Gは、2月に発売された4GモデルのGalaxy Z Flipを5Gに対応させたもの。5Gになってもサイズ感はそのまま。コンパクトに折りたたんで持ち歩けて、使うときに開いて約6.7インチの大画面を利用できます。折りたたみ時には小さいサブディスプレイで時刻や通知を確認できます。世代によっては、ガラケーの使い勝手が返ってきたようで、懐かしく感じるかもしれません。
1位に選んだのは、auからリリースされたシャオミ製の5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」。最大の魅力は価格です。9月に発売された当初から5Gスマホでは最安だったのですが、さらに値下げされて、12月28日現在、一括価格は3万2470円。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用すれば、なんと実質2万5990円で購入できるんです。
このスマホにとって、最大の“弱点”と言えるのは、製品そのものではなく、価格です。前モデルであるGalaxy Foldのauでの販売価格は24万円(税込)でした。また、Galaxy Z Fold2 5Gの米国版は2000ドル(約21万円)という価格が付けられています。au版の価格は未公表ですが、高機能なスマホとタブレットを1台にまとめたような希有なスマホなので、やはりそれなりの価格設定となることでしょう。
【Galaxy Z Fold2 5G 主なスペック】 ●ディスプレイ(内側):約7.6インチ Dynamic AMOLED(フォルダブル有機EL、2208×1768ドット) ●ディスプレイ(外側):約6.2インチ Super AMOLED(有機EL) 2260×816ドット●チップセット:Snapdragon 865 Plus(8コア、3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4)●メモリ(RAM):12GB●ストレージ(ROM):256GB●microSD:非対応●OS:Android 10●バッテリー容量:4500mAh●メインカメラ:約1200万画素(広角)、約1200万画素(超広角)、約1200万画素(広角)●インカメラ(内側):約1000万画素●インカメラ(外側):約1000万画素●5G:sub6(下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbps)●防水・防じん:非対応●おサイフケータイ:非対応●生体認証:指紋、顔●サイズ(開いたとき):約128×159×6.1〜9.4mm●サイズ(閉じたとき):約68×159×13.8〜16.7mm●重量:約282g●カラー:ミスティック ブロンズ
縦折りスマホも5Gに「Galaxy Z Flip 5G」
同じ折りたたみディスプレイを、縦折りで使っているのが「Galaxy Z Flip 5G」。折りたたむとコンパクトミラーのような角形になり、広げると縦長のスマホとして使える、シンプルで使いやすい設計です。
新モデルの原型となったGalaxy Z Flipは、4G LTEのみ対応のモデルとして、2020年2月に発売。今回は5G対応を追加し、スペックもパワーアップしたバージョンです。
↑右が新機種「Galaxy Z Flip 5G」。左がLTE版「Galaxy Z Flip」
↑開いた状態。ガラケーのような置き方もできる
auでは4G LTE版のGalaxy Z Flipも日本で独占販売しており、その発売から半年後に5G版も追加投入する格好となりました。折りたたみスマホとしての機能は4G LTE版とほとんど変わらず、機能面での違いは5G対応の有無くらい。形状も変わりませんが、ボディのデザインは秋らしい装いになっています。auで販売するカラーはGalaxy Z Fold2 5Gと同じく「ミスティック ブロンズ」のみ。外側は磨りガラス調の仕上げで、指紋が目立ちにくい、落ち着いた質感に整えられています。
4G LTE版と同じく、Galaxy Z Flip 5Gにも折りたたみの特長を生かした機能が組み込まれています。外側の小さなディスプレイは実はタッチパネルになっており、音楽をコントロールしたり、カメラを表示してセルフィー(自分撮り)を撮影したりできます。開ききらない状態で止めればスタンドなしで見やすい位置で固定できますし、その状態でカメラを起動すれば、手のひらをかざして集合写真のシャッターも切れます。
【Galaxy Z Flip 5G 主なスペック】 ●ディスプレイ(内側):約6.7インチ Dynamic AMOLED(フォルダブル有機EL、2208×1768ドット)●ディスプレイ(外側):約1.1インチ Super AMOLED(有機EL、112×300ドット)●チップセット:Snapdragon 865 Plus(8コア、3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4)●メモリ(RAM):8GB●ストレージ(ROM):256GB●microSD:非対応●OS:Android 10●バッテリー容量:3300mAh●メインカメラ:約1200万画素(広角)、約1200万画素(超広角)●インカメラ:約1200万画素(広角)、約1200万画素(超広角)●5G:sub6(下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbps)●防水・防じん:非対応●おサイフケータイ:非対応●生体認証:指紋、顔●サイズ(開いたとき):約74×167×6.9〜7.2mm●サイズ(閉じたとき):約74×87×15.4〜17.4mm●重量:約183g●カラー:ミスティック ブロンズ
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