ノイキャン&低遅延機能でマルチメディアに楽しめる! GLIDiC「TW-6100」をだいせんせいがレビュー

2021年末に発表された「ポタ-1グランプリ2021」で審査員特別賞を受賞したTW-6100は、お手頃な価格ながら作り込まれた高品質な完全ワイヤレスイヤホンに定評のあるGLIDiCの最新モデル。様々な機能を搭載しつつ、実売価格1万円を切るという価格設定が魅力的な製品です。どのような仕上がりになっているのか、さっそくチェックしていきましょう!

↑GLIDiC TW-6100(ブルー)

 

↑カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色展開

 

まず注目したいのは、低価格ながらハイブリッド方式のANC(アクティブノイズキャンセリング)外音取り込み機能を搭載していること。近年の完全ワイヤレスイヤホンでは少しずつ主流になりつつある機能ですが、この価格帯で搭載されているのはなかなか珍しいのではないでしょうか。

↑左右のイヤホンにそれぞれ2つずつANC用のマイクを備えています

 

正直、試す前は「とりあえず搭載したって感じかな……」なんて思っていましたが、いざ試してみるとどちらも非常に優秀! ANC機能は電車の走行音や街中の騒音なども全体的にグッと抑えてくれるほど強力なので、騒がしい場所でも快適に音楽や通話を楽しむことができます。

 

外音取り込み機能も自然かつ聞き取りやすく、装着したままでも問題なく会話ができました。L側のボタンを1回押すごとに「ANC→外音取り込み→OFF」と切り替わるので、切り替えたいときにパッと切り替えられるのも使い勝手が良いですね。

 

ちなみに、ボタンは物理ボタンでイヤホン側面の上部に配置されています。ボタンの場所を指で探ることなくすぐにアクセスできますし、手袋などをしていても操作しやすいサイズ感で便利です。

↑ボタンは上部に配置。大型で装着したままでも押しやすい

 

続いて、やはり昨今で気になるのは通話性能。TW-6100には左右にそれぞれ2個ずつマイクを搭載していることに加え、喋る時に自分の声以外の騒音を抑えて聞き取りやすくしてくれる「ノイズリダクション」機能も搭載されています! 急なオンライン会議が入ってしまった時でも、カフェや共有スペースでの使用や、屋外を歩きながらの使用など、幅広いロケーションで活躍してくれます。私はDiscordなどのツールで友人と通話を楽しんだりすることが多いのですが、そうして自宅でのんびり通話しながら過ごす時にもピッタリ。おうち時間が多い方は、ヘッドセット代わりに使うのも良いでしょう。

 

また、個人的にイチオシなのが優れたフィット感! TW-6100では、イヤホン本体の形状をカスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」が監修しています。一般的な完全ワイヤレスイヤホンとは異なり、イヤモニのような形状で耳へ心地よく収まります。単に装着しやすいというだけでなく、着脱時にも指でつまみやすく、不意に落としてしまうような心配も少ないのが嬉しいポイント。本体そのものもコンパクトで軽いため、女性や耳の小さな方でもしっかりフィットしてくれそう。着けていて疲れにくいのも良いところです。

↑カナルワークス監修の耳にフィットする形状

 

イヤホン本体はIPX5の防水性能も備えており、運動時の汗や急な雨も平気。汚れが気になった時には、そのまま水洗いすることもできちゃいます。イヤホンとケースは除菌シートなどで拭き取ることもできるので、外出時に使用したあとでも清潔に保つことができます。肌に身につけて使うアイテムだからこそ、こうした仕様はありがたいですよね。

 

充電ケースはつるりと丸みを帯びた細長い形状で、衣服のポケットや小さなカバンにも収納できます。こちらも手のひらに収まるようなコンパクトなサイズ感。10分の充電で約2.5時間再生できる「Fast Charge」機能も搭載しているため、ウッカリ充電を忘れてしまった時でもすぐに使うことができます。ちなみに、イヤホン単体では約10時間、充電ケース込で約35時間の音楽再生ができるため、使用シーンが多い方にもオススメです。

↑急速充電の「Fast Charge」機能にも対応した充電ケース

 

そして、ちょっとユニークなのはスマートトラッカー「Tile」が内蔵されていること。万が一イヤホンを失くしてしまっても、スマホアプリを使うことで簡単に探すことができます。左右のイヤホンそれぞれに内蔵されているので、片側だけ落としてしまうようなことがあっても安心です。

↑Tile内蔵でイヤホンを探すことが可能

 

ストレスフリーな装着感とバランスの取れたサウンド

それでは最後に、実際に使ってみたレビューをお届け。使い始めて最初に驚くのは、先述の通りの装着感の良さ。完全ワイヤレスイヤホンは屋内外の様々な場所で使うからこそ、耳に着けている時に不安定だと思っている以上にストレスにつながります。社外製のイヤーピースなどは試していませんが、デフォルトでも耳にスッと馴染むフィット感は、「どのイヤホンも合わないんだよなあ」とお悩みの方にもお試しいただきたい完成度! カナルワークス監修ならではの納得の完成度です。

 

音質としては中低域を中心に厚みとリバーブを感じるやや迫力のあるものながら、アタックが強すぎずなめらかな響き方で、しっかりした聴き応えと疲れにくさを両立したような音作りに。ANCをONにすれば楽曲に没入できますし、外音取り込みをONにしても埋もれにくいバランスで外音と一緒に楽しめます。

 

動画再生やゲームプレイに最適な低遅延モードも備えているので、音楽再生だけでなく幅広い用途で活躍してくれます。マルチメディアに楽しめるスマートフォンとの組み合わせにピッタリなイヤホンといえるでしょう。 諸々の多機能性も含め、これだけの仕上がりで1万円切りというのは見事。自分用にも他人へのオススメ用にも、まず候補に挙げたいモデルです。

 

こんなに多機能なのにアンダー1万円! GLIDiC「TW-6100」が“買い”な理由を徹底解説

2021年も引き続きオーディオ業界を牽引してきた“完全ワイヤレスイヤホン”ですが、数千円のエントリーモデルから、3万円以上のハイエンドモデルまで、その市場はまさに群雄割拠。そんななか、アンダー1万円ながら、ノイズキャンセリング機能や低遅延モードなど最新のトレンド機能を備えたこの冬最注目のモデルが登場しました。

 

今回はGLIDiCが11月26日に発売した完全ワイヤレスイヤホン「TW-6100」の“買い”ポイントを解説します。

GLIDiC

TW-6100

実売価格9790円

ハイブリッド方式のANCや外音取り込みに対応。そのほか、通話時のノイズリダクションや、スマホアプリでイヤホンを探せる「Tile」機能など、最新の技術トレンドを取り入れています。「カナルワークス」監修のイヤホン形状も特徴。

SPEC●対応コーデック:AAC、SBC ●再生時間:イヤホンのみ約10時間、充電ケース併用時約35時間 ●充電時間:イヤホン約1時間、充電用ケース約2時間 ●防水性能:IPX5 ●サイズ/質量(充電用ケース):約W 74×H36×D28mm/約46.0g

↑カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色

 

GLIDiC「TW-6100」のここが“買い”!

1.この価格でハイブリッドANC機能が使える

TW-6100は、税込で1万円を切る手が届きやすい価格ながら、フィードフォワード型とフィードバック型を組み合わせた「ハイブリッド型」のノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しています。

 

このハイブリッド型とは、イヤホンの内側と外側に配されたマイクを使い、2つのマイクで検知した騒音に対して消音処理をすることで、より効果的にノイズキャンセルを行うというもの。他社では高級機などに搭載されることが多いのですが、それがこの価格帯の製品で利用できるというのはかなりお得度が高いです。

↑左右のイヤホンにそれぞれ2つずつANC用のマイクを備えています

 

実際に使ってみたところ、電車や地下鉄などの走行音がかなり軽減され、ボリュームを上げなくても音楽が聴きとりやすくなったと感じました。いまは走行中に窓を少し開けていることが多いため、車内の騒音はかなりのものですが、そういった環境でもしっかり騒音をカットしてくれます。

 

低い周波数の騒音はしっかりカットしてくれますが、人の声などの中高域の音への効果は控えめなため、“完全な静寂”とまではいきませんが、音楽を聴く上で邪魔になる雑音をカットするという意味では十分な効果があると言えるでしょう。

 

ノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスイヤホンが欲しいけど、何万円もするモデルは手が出ない……という方は、ぜひTW-6100を試してみてください。

 

2.オンライン通話に便利なノイズリダクション機能

もうひとつのポイントは、TW-6100は再生する音だけでなく、マイクにも騒音を抑える「ノイズリダクション機能」が備わっていること。

 

昨今、オンラインで会議やミーティングを行う機会が増えてきましたが、その際に完全ワイヤレスイヤホンを使う人も多いのではないでしょうか。イヤホンを使えば周囲に会話が聴かれることもなく、ハンズフリーで手軽に通話ができます。

 

一方、屋外やカフェなど人が多い環境にいると、想像以上にマイクが周囲の音を拾ってしまい、ひどいときには何を喋ってるのか聴き取れないことも。オンライン会議中に、「すみません、○○さんがいるところ騒がしいみたいなので、喋らないときはマイクをミュートにしてください」と注意されることが度々ありました。

 

そんなときに効果を発揮してくれるのが、TW-6100に備わっているノイズリダクション機能です。これは、2つのマイクが発話者の声以外の音を検知してノイズを抑え、クリアな音声で通話できるようにするというもの。周囲が騒がしい環境でも声だけを届けてくれるので、相手が自分の声を聴き取りやすくなります。

 

もちろん、オンライン会議だけでなく、スマートフォンなどでの通話の際も有効なので、ハンズフリー通話が高品質な音質で行えるようになります。テレワーク用のワイヤレスイヤホンを探している方にも最適ですね。

 

3.動画やゲームに最適な「低遅延モード」を搭載

ワイヤレス製品は音声データを符号化して伝送するため、どうしても音が聴こえるまでにタイムラグが生じてしまいます。そのため、動画やゲームなどでは、映像と音声のわずかなズレが気になってしまうことも。そんなときに活用したいのが、TW-6100に搭載されている「低遅延モード」。ワイヤレスオーディオの音の遅れを抑え、音声ズレを軽減してくれます。

 

使い方はとても簡単。TW-6100の左イヤホンのボタンを3回押すと、ピロリロリ~↑という音が鳴るので、それで低遅延モードがオンになります。ちなみに、その状態でまた3回押すとピロリロリ~↓と鳴り、オフになります。

↑ボタンは上部に配置。大型で装着したままでも押しやすい

 

YouTubeで遅延をチェックする動画を視聴して試してみましたが、オフの状態でも意外とズレは少ないと感じました。一昔前のワイヤレスに比べると、Bluetoothの規格自体がバージョンアップしているので、以前のように明らかに音がズレていると感じることはありません。低遅延モードをオンにすると、さらに音のタイミングが正確になり、音ゲーなどシビアなタイミングが要求されるゲームでも使えるレベルだと感じました。

 

低遅延モードにすることで音が変化することもなく使いやすいので、スマホで動画やゲームを楽しみたいときには積極的に使っていきたい機能です。

 

4.GLIDiCならではの高いフィット感! 清潔に使える点も◎

実は筆者は、2019年に発売されたGLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン「TW-7000」を長年愛用してきたのですが、TW-7000に惚れ込んだのはカスタムIEMメーカー「カナルワークス」が監修した、耳にフィットするイヤホン形状にありました。本当に耳にピタッとハマって全然動かないので、装着していても変なストレスがないのです。

↑TW-7000(左)とTW-6100(右)

 

そのTW-7000(およびTW-7100)の素晴らしいフィット感を、TW-6100もしっかり受け継いでいます。形状はもちろんカナルワークスが監修しているので、そのフィット感の良さは折り紙付きですね。

 

イヤホンはTW-7000よりも多機能になったためか、やや本体の厚みが増しましたが、フィット感に影響はありません。TW-7000と比較して、ボタンが大きく押しやすい位置にデザインされているので、装着しながら操作するのも楽々です。

↑イヤホンはTW-6100の方がやや厚みがあります

 

また、TW-6100はIPX5の防水仕様になっているため、イヤホンの水洗いが可能に。また、除菌シートなどで拭き取ることもできるので、汚れが気になったときにはサッと拭けば常に清潔に保つことができます。イヤホンは手で触れることが多いので、いつでもキレイにしておきたいですから、これはありがたいですね。

 

この価格でこんなに多機能! この冬の“買い”モデル

GLIDiCのラインナップには、このほか上位モデルのTW-9000、TW-7100、下位モデルのTW-4000、TW-3000がありますが、アンダー1万円という手ごろな価格と機能性を両立させたTW-6100が最も“買い”なモデルと言えるでしょう。

 

筆者が愛用しているTW-7000から比べると、こんなに機能面で進化しているのに価格は5000円以上安いのには驚きです(TW-7000の発売時の価格は税込1万5048円)。

TW-6100 TW-7000
ノイズキャンセリング ×
外音取り込み
ノイズリダクション ×
低遅延モード ×
Tile対応 ×
防水 ×
急速充電
使用時間
(イヤホンのみ/充電ケース併用)
10時間/35時間 9時間/25時間

 

下位モデルからのステップアップにも、上位モデルを持っているこだわり派の日常使いとしてもオススメなので、すでに完全ワイヤレスイヤホンをお持ちの方も2台持ちしてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

今年のヒット商品はコレ! 2021年に売り切れ続出したAV製品4選

“いま”爆売れ中のモノを「デジタル・家電」からセレクト。識者陣がヒットの背景を解説する。消費者ニーズに“ビッタビタ”な“ゴン攻め”商品の数々、知らないとマジでヤバいです!!

※こちらは「GetNavi」2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がチェックしました!

本誌編集長

川内一史

AV担当歴8年以上。通勤に地下鉄を利用しているため、イヤホンはノイキャンがないとダメな身体になってしまった。

 

その1.完全ワイヤレスイヤホンは完全ストレスフリーへ

リモートワークなどで使用頻度が高まっている完全ワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセリング機能搭載モデルや快適な装着性を追及したモデルなど、ユーザビリティを高めたモデルが注目されている。

最高クラスのノイキャン性能と上質なハイレゾ再生を実現

ソニー

WF-1000XM4

実売価格3万3000円

完全ワイヤレスイヤホンとして業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現。高音質コーデックLDACをサポートし、ハイレゾコンテンツも原音に忠実なサウンドで再現できる。立体音響規格「360 Reality Audio」にも対応。

 

↑イヤホン本体と耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を採用。快適な装着感が得られる

 

↑高音質・高性能パーツを統合した新開発の「統合プロセッサーV1」を搭載。低遅延再生と高精度のNCが可能になった

 

↑独自開発のポリウレタンフォーム素材を使用したイヤーピースが付属。高い遮音性と装着安定性を実現する

 

【トレンドのツボ】完全ワイヤレスのシェアでソニーがAppleに肉薄!

完全ワイヤレスイヤホン市場では、AirPodsシリーズを擁するAppleが販売シェアで常時30~40%を誇り独走状態だった。しかし、本機の発売でソニーが一気にシェアを20%近くにまで拡大。6月にAppleと5%以内の僅差まで迫った。

 

「チップの改良により、前モデルを凌駕する音質とNC性能を獲得。独自開発のイヤーピースも最適なフィット感が得られると好評です。さらに、筐体が小型化され、あらゆるシーンでストレスを感じない仕様に進化しました」(川内)

 

最先端のノイキャン機能でノイズをカット

Jabra

Elite 85t

実売価格2万1780円

最先端のアクティブノイズキャンセリング技術を採用し、周囲のノイズを効果的にシャットアウト。外音取り込みモードは11段階での調整が可能だ。専用アプリ「Jabra Sound+」を利用する音質のパーソナライズ機能も特徴。

 

↑専用アプリでは、ヒアリングテストの結果に基づき音をユーザーごとに最適化できる。誰でも快適にリスニング可能だ

 

超コンパクトなサイズで耳にフィット

GLIDiC

Sound Air TW-4000

実売価格8600円

つまめるほどの極小モデルながら機能は充実。イヤホン本体はカスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修のイヤホン形状を採用し、優れたフィット感を追求している。通常のL/M/S/XSに加え、XXSサイズのイヤーピースが付属。

 

↑落とし物トラッカー「Tile」(無料)の機能を搭載。万一イヤホンを紛失してもスマホアプリから探すことができる

 

「Jabra Elite 85tは、アプリでユーザー好みに音質を最適化できるカスタム機能がウケてヒット中。GLIDiCのTW-4000は、小型ボディに紛失防止デバイスを備えるユニークさが話題を呼び販売好調です」(川内)

 

その2.テレワークの“ネック”を解消

耳を塞がない「ネックバンド式ワイヤレススピーカー」は、在宅ワーク中でも家族に気を配ることができ、宅配便などでチャイムを鳴らされても気づくことができる便利なアイテム。オンライン会議でも使えるようにマイク機能を強化したモデルが注目を集めている。

 

音楽鑑賞にビデオ会議に一日中快適に使える

ソニー

SRS-NB10

実売予想価格1万5400円

再生機器とBluetoothで接続して音楽を聴ける首掛け式スピーカー。耳をふさがないため、家事や家族との会話を楽しみつつ“ながら聴き”できるのが魅力だ。高性能マイクを搭載し、PCと接続して長時間のビデオ会議も快適。

 

↑肩に乗せるようにして装着するネックバンド式

 

↑人間工学に基づいた設計で、長時間使用でも疲れにくい。首元にマイクを備え、クリアな音で通話できる。Bluetooth接続もスムーズだ

 

【トレンドのツボ】Bluetooth対応で使い勝手が向上し先行受注ですぐ品切れに

7月下旬に先行受注が始まるや否や、各販売店で入荷未定となる人気ぶり。2018年のヒット作SRS-WS1で非対応のBluetooth&通話機能を新装備し、テレワーク需要に応えたのも要因。

 

その3.骨伝導が“コツコツ”認知拡大中

従来のイヤホンやスピーカーのように空気を震わせて鼓膜に音を伝えるのではなく、骨に振動を伝えて音を伝える「骨伝導」イヤホンは、新しいオーディオの形として注目を集めている。

 

同社最上位モデルをベースに音質も使い勝手もアップデート

AfterShokz

OpenComm

実売価格1万9990円

耳をふさぐことなく通話や音楽再生を楽しめる、オープンイヤーデザインの骨伝導イヤホン。高性能チップを搭載し、複雑なサウンドも正確にチューニングできる。NC機能を備えるブームマイクにより、会話時のノイズを最小限に抑制する。

 

↑通話時の音声もノイズを抑えてクリア

 

↑2020年10~11月にクラウドファンディングを実施し、8200万円以上もの支援を集めた。同年12月に満を持して一般発売

 

【トレンドのツボ】第一人者のAfterShokzは骨伝導イヤホンシェア8割超え

同社は骨伝導イヤホンの販売シェア80%以上を誇る第一人者。昨秋にクラウドファンディングで4227名から8257万6116円もの支援額を獲得した同製品は、一般販売でも好調だ。

 

その4.発売→即完売が止まらナいッスネ

ゲーム機のPlayStationシリーズなどと組み合わせてテレビ番組の録画や視聴ができるとして2012年に発売され人気を博したnasneが、2021年春にバッファローから発売され話題に。

 

操作性抜群の定番NASがバッファロー製として再ブレイク

バッファロー

nasne NS-N100

実売価格2万9800円

2TB HDDと地デジ/BS/110度CSチューナーを搭載したネットワークレコーダー。放送中の番組や録画した番組を、スマホやタブレットを使ってインターネット経由で高画質試聴できる。テレビ番組表はサクサク素早い操作が可能だ。

 

↑PlayStationやスマホ、タブレットをnasneとつなぐアプリ「torne」の番組表。最大1週間ぶん表示できる番組表は見やすく、操作性も快適だ

 

↑内蔵HDDは2TBだが、最大6TBまで外付けデバイスで増設可能。ACアダプターが不要のポータブルHDD/SSDにも対応し、使い勝手が良い

 

【トレンドのツボ】SIEから継承して復活後はAmazonで17回連続完売

SIEから2021年3月よりバッファローが引き継ぎ、Amazon.co.jp内公式ストアで販売している。3月から計17回の受注受付を行い、いずれも24時間以内に完売するほど人気だ。

 

※記事中の価格はすべて2021年11月30日現在の実売価格です(編集部調べ)

 

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数年前とは別格のサウンドが楽しめる! 完全ワイヤレスイヤホン最新4モデルをプロがチェック

ここでは読者人気の高い家電カテゴリを取り上げ、“いま購入時に押さえておきたいキーワード”とともに、最新モデルの魅力を明らかにしていく。今回は、完全ワイヤレスイヤホンを紹介!!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

<完全ワイヤレスイヤホン>

Trend Keyword《音質カスタマイズ》

人気沸騰中の完全ワイヤレスイヤホンでいま注目されている機能が、音質のカスタマイズ。スマホの専用アプリを使ってイコライザーやサウンドエフェクトを設定し、好みの音質に調整できるというものだ。これに対応する最新4機種の実力をプロがチェックした!

 

私がチェックしました!

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオ、ヘッドホンに詳しいライター。年間300種以上の製品を試聴する。

サイズによる音質の制約をアプリを使った機能で克服

周囲の騒音を除去するアクティブノイズキャンセリング機能や、逆に周囲の音を聞こえやすくする外音取り込み機能は、完全ワイヤレスイヤホンの上位機種ではもはや必須となりつつある。

 

最新トレンドとして挙げたいのが、専用のスマホアプリを使っての音質カスタマイズだ。帯域ごとに音の大きさを変えられる「イコライザー」で、例えば低音やボーカルだけを強調するといった調整ができるモデルが増えている。また、「ポップス」や「ニュース」など聴くジャンルに応じて設定されたサウンドエフェクトを選択できる機種もある。あらゆる使用シーンで、より自分の好みに応じた音質で聴けるようになっているのだ。

 

サイズの制約がある完全ワイヤレスイヤホンは、有線タイプやネックバンドタイプに比べて音質的に不利なのは事実。しかし最新モデルでは、高音質コーデックの採用やサウンドチューニングの向上により、数年前とは別格の良質サウンドが楽しめるようになっている。

 

【その1】業界最高クラスのNC性能を実現

ソニー

WF-1000XM4

実売価格3万3000円

従来機に比べ、NC性能が低音から高音まで全域で向上。イヤーピースの遮音性と装着感も高められた。同社の立体音響技術「360 Reality Audio」に対応し、音質をユーザーごとに最適化した空間表現が可能に。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP●伝送帯域(A2DP):20Hz〜40kHz(LDAC)●充電時間:約1.5時間●Bluetoothバージョン:5.2

 

ドライバー:φ6mm密閉ダイナミック型

連続再生時間:約12時間(NCオフ時)

防水性能:IPX4相当

質量:約7.3g

 

↑豊富な耳形状データを元に、耳の凹凸に干渉しにくい形状を実現。快適な装着感だ

 

↑同社専用の「Headphones Connect」アプリ。NCや外音取り込みのレベルを細かく調整可能

 

【Impression】

ハイレゾ音源の魅力をしっかりと感じられる良サウンド

新開発のイヤーピースで遮音性と装着感が向上。アクティブノイズキャンセリングの効き具合は自然で違和感がない。帯域バランスは低音がやや強めだが、高域がしっかりまとめられているのでとても聴きやすく、長時間リスニングも聴き疲れのない良サウンド。LDAC対応で、ワイヤレスでもハイレゾ品質を楽しめるのもイイ。

 

[5点満点で評価]

解像度:5.0/5.0

低音の迫力:4.0/5.0

装着感:4.5/5.0

アプリの操作性:5.0/5.0

機能性:5.0/5.0

 

【その2】一流アーティストがサウンドチューニングを手がけた異色作

 

 

ANIMA

ANW01

実売価格1万6980円

サウンドプロデューサーのTAKU INOUE氏がサウンドチューニングを監修。視聴環境や音楽ジャンル、生活シーンに応じたチューニングパターンを選択できる。音質プロファイルはダウンロードで追加可能。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC、optX●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP、SPP●充電時間:約1時間30分(イヤホン)●Bluetoothバージョン:5.1

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約6時間(aptX接続時)

防水性能:IPX7相当

質量:約4g

 

↑独自開発のドライバーで採用している「CoClear振動板」。小型軽量化と音質を両立した

 

↑アプリ「ANIMA Studio」。音質カスタム用データの追加やシステムボイスの変更などが行える

 

【Impression】

クラブミュージックが似合う心地良い重低音を響かせる

オートペアリング、Bluetooth 5.1の接続安定性、AAC/aptXコーデック対応による良音、MEMS型マイク搭載による聴き取りやすい通話音声、防水性能など、最新トレンドの多くを押さえた性能が光る。チューニング機能では、「NIGHT」は低音の響きが心地良い重低音、「MIDNIGHT」はキレの良い迫力の重低音が楽しめる。

 

[5点満点で評価]

解像度:3.5/5.0

低音の迫力:5.0/5.0

装着感:4.5/5.0

アプリの操作性:3.5/5.0

機能性:4.0/5.0

 

【その3】テクニクスの音響技術による高音質サウンドが魅力

テクニクス

EAH-AZ70W

実売価格2万7000円

テクニクスの音響技術による高音質とハイレベルのノイズキャンセリングを両立。Bluetoothアンテナとタッチセンサーを共用することで小型化と安定した接続性を実現した。高性能マイクの採用で通話も快適。

SPEC●対応コーデック:SBC、AAC●充電時間:約4時間(イヤホン+充電ケース同時)、急速充電:15分(約70分再生/NCオン時)●Bluetoothバージョン:5.0

 

ドライバー:φ10mmダイナミック型

連続再生時間:約6.5時間(NCオン時)

防水性能:IPX4相当

質量:約7g

 

↑振動板の素材や本体の構造は音響特性に優れ、原音の躍動感と豊かな空間性を実現

 

↑専用アプリ画面。好みの音質にカスタマイズできるイコライザーや、本体を探す機能を備える

 

【Impression】

ワイヤレスと思えない自然で良質な音を楽しめる

Bluetooth接続とは思えない良質な音が楽しめる。人間らしさを感じる生き生きとしたボーカル、自然な音色のアコースティック楽器など、テクニクスならではの音楽性の高いリアリティ志向のサウンド。接続安定性も高く、見通しの良い市街地では30m離れても接続が切れなかった。NCは自然で、オン/オフ時の音質差が小さい。

 

[5点満点で評価]

解像度:4.5/5.0

低音の迫力:4.0/5.0

装着感:4.0/5.0

アプリの操作性:4.5/5.0

機能性:4.5/5.0

 

【その4】ピュアオーディオの手法を応用して高音質化

NUARL

N6 Pro2

実売価格1万6500円

振動板やボイスコイルにこだわった「NUARL DRIVER[N6]v5Xモジュール」を内蔵。内部配線には損失の少ない銀メッキ加工の7N OCCを採用するなど、ピュアオーディオに用いられる手法を用いて高音質を実現した。

SPEC●対応コーデック:AAC、SBC、aptX、aptX Adaptive●対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP●充電時間:1.5時間●Bluetoothバージョン:5.2

 

ドライバー:φ6mm

連続再生時間:約10時間(SBC/AAC)

防水性能:IPX4

質量:約7g

 

↑左右共通の3ボタンで片側のみでも使用可能。通話が高音質で耳を圧迫しないため、テレワークにも適する

 

↑専用アプリ「N6 Connect」。音質カスタマイズのほか、ボタンの機能設定などが可能だ

 

【Impression】

利便性や安全性はそのままに音質がより向上している

シリーズ前モデルで好評だった「左右共通の3ボタン」や「安全なバッテリー」などの基本性能はそのままに、さらに音質を追求。サウンドはエネルギッシュで勢いがありつつ、細部の描写をしっかりと拾い上げる質の良さも併せ持つ。アプリからイコライザーの切り替えができるなど、手軽に音質カスタマイズが可能となっている。

 

[5点満点で評価]

解像度:4.5/5.0

低音の迫力:4.5/5.0

装着感:4.0/5.0

アプリの操作性:4.5/5.0

機能性:4.0/5.0

 

【Other Choice】

コレも注目! U-1万円は“超コンパクト”がトレンド

1万円以下で手に入るエントリーモデルは、“超”小型軽量化がトレンド。イヤホン本体だけでなく、充電ケースもコンパクト化が進んでいるが、チップの改良によりスタミナは十分だ。

 

【Choice.1】シリーズ最小モデルはスマホアプリでイヤホンを探せて機能も充実!

GLIDiC

Sound-Air TW-4000

実売価格8030円

本体も充電ケースもコンパクトでかわいらしい。カスタムイヤホンメーカー監修の独自イヤホンで、快適なフィット感も実現した。外音取り込み機能を備え、イヤホンを着けたまま周囲の音を聞き取れる。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約6時間

防水性能:IPX4

質量:約4g

 

【Choice.2】リラックスできる、聴き疲れしない自然な音質

ag

COTSUBU

実売価格6480円

シリーズ最小・最軽量モデル。オートペアリングや自動片耳モードなど、使いやすい機能を追求した。オーディオブランドfinalがチューニングしたサウンドは、聴き疲れしない自然な仕上がりだ。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約5時間

防水性能:IPX4

質量:約3.5g

 

【Choice.3】上位モデルの高音質を受け継いで小型軽量化

NUARL

N6 mini

実売価格9770円

同ブランドの上位機種にも採用される「”NUARL DRIVER” [N6]v3」を搭載。全帯域にわたってキレとパワフルさを両立させたサウンドを再生する。Bluetoothは高音質コーデックのaptXにも対応。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約8時間(SBC/AAC再生時)

防水性能:IPX7

質量:約4.5g

 

●アイコンの「質量」はすべてイヤホン片耳の数値

お手ごろなのに超コンパクト!「1万円以下の完全ワイヤレスイヤホン」おすすめ3選

完全ワイヤレスイヤホンは気になるけど、高いんでしょ? という方のために、ここでは1万円以下のおすすめ3モデルを紹介する。1万円以下で手に入るエントリーモデルは、“超”小型軽量化がトレンド。イヤホン本体だけでなく、充電ケースもコンパクト化が進んでいるが、チップの改良によりスタミナは十分だ。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【Choice.1】シリーズ最小モデルはスマホアプリでイヤホンを探せて機能も充実!

GLIDiC

Sound-Air TW-4000

実売価格8030円

本体も充電ケースもコンパクトでかわいらしい。カスタムイヤホンメーカー監修の独自イヤホンで、快適なフィット感も実現した。外音取り込み機能を備え、イヤホンを着けたまま周囲の音を聞き取れる。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約6時間

防水性能:IPX4

質量:約4g

 

【Choice.2】リラックスできる、聴き疲れしない自然な音質

ag

COTSUBU

実売価格6480円

シリーズ最小・最軽量モデル。オートペアリングや自動片耳モードなど、使いやすい機能を追求した。オーディオブランドfinalがチューニングしたサウンドは、聴き疲れしない自然な仕上がりだ。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約5時間

防水性能:IPX4

質量:約3.5g

 

【Choice.3】上位モデルの高音質を受け継いで小型軽量化

NUARL

N6 mini

実売価格9770円

同ブランドの上位機種にも採用される「”NUARL DRIVER” [N6]v3」を搭載。全帯域にわたってキレとパワフルさを両立させたサウンドを再生する。Bluetoothは高音質コーデックのaptXにも対応。

 

ドライバー:φ6mmダイナミック型

連続再生時間:約8時間(SBC/AAC再生時)

防水性能:IPX7

質量:約4.5g

 

●アイコンの「質量」はすべてイヤホン片耳の数値

GLIDiCブランド史上最高の通話品質をうたう完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-9000」が今秋発売

SB C&Sは8月19日、モバイル向けのオーディオブランド「GLIDiC」から、ブランド史上最高の通話品質をうたう完全ワイヤレスイヤホン「GLIDiC TW-9000」を発表。今秋発売します。SoftBank SELECTION オンラインショップでの販売価格は2万2800円(税込)です。

 

GLIDiC TW-9000は、通話品質にこだわり抜き、ビジネスシーンを支えるとうたうプロフェッショナルモデル。イヤホン本体には、Knowles製の高品質なMEMSマイクを左右2個ずつ搭載したうえに、通話用のノイズキャンセリング技術も採用しており、周囲の騒音を抑えつつ、相手にクリアな声をとどけるとしています。

 

また、本体デザインはカスタムイヤホンメーカーのカナルワークスが監修。装着時の快適なフィット感はもちろん、通話時にマイクが最適な角度になるよう調整されています。これに加えて、人肌に近い特性を持つ特殊素材「SMP iFit」を使用したオリジナルイヤーピースが付属。耳に吸い付くようなフィット感を実現し、長時間でも快適に使用できるといいます。

 

 

このほか、音楽を楽しむ際のアクティブノイズキャンセリング機能や、外音取り込み機能を搭載。

 

音質面においては、11mm径のダイナミック型ドライバーを搭載しており、再生周波数帯域は20hz~20kHzとなっています。さらに、コーデックはaptX Adaptiveに対応しており、安定した接続で動画やゲームを楽しめるうえに、左右同時接続技術「TWS Mirroring」を採用しているため、接続の安定性がより向上しているそうです。

 

バッテリーは約12時間の連続再生が可能な容量を搭載し、充電ケースとの併用で最大約44時間再生できます。またイヤホン本体のサイズは約幅24.5×奥行き28×高さ18mmで、重量は片側約6.8gです。

イヤホン大きすぎて耳痛くなるーーという人にオススメなGLIDiC史上最小の完全ワイヤレス「Sound Air TW-4000」

モバイルシーンでの使いやすさに定評のあるオーディオブランドGLIDiC(グライディック)が、同ブランド史上最小サイズの完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-4000」をMakuakeにて先行販売を開始しました。Makuakeでの販売価格は8600円。先行購入特典として、ケースのデコレーションができるオリジナルスキンシール(3種6枚)がプレゼントされます。

↑ブランド史上最小サイズのSound Air TW-4000

 

「Sound Air TW-4000」は、より小ささを追求したGLIDiC史上最小サイズの完全ワイヤレスイヤホン。カスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修のイヤホン形状は、耳元でキラッと輝くリング状のアクセントを採用。フィット感とデザイン性を両立させています。

↑カラーはベビーピンクとミルキーホワイトの2色を展開

 

↑サイズの比較

 

また、より好みのフィット感を選べるように、これまでのサイズ(XS/S/M/L)のイヤーピースに加え、XXSサイズのオリジナルイヤーピースを付属。耳の小さな人や女性でもしっかりフィットさせることができます。

↑5サイズのイヤーピースが付属

 

上位モデルと同様、自然に周囲の音を取り込む「外音取り込み機能」や、スマートフォンのアプリで左右それぞれのイヤホンの音を鳴らしてイヤホンを探す「Tile(タイル)」機能を搭載。雨や水に強いIPX4の防水性も備えています(イヤホン部のみ)。

↑スマホからイヤホンを探せるTile機能を備えています

 

Bluetoothのコーデックは、SBC/AAC/aptXをサポートしており、iOS端末でもAndroid端末でも高音質なワイヤレス再生が楽しめます。連続再生時間はイヤホンのみで約6時間、充電ケース併用で約16時間。約10分の充電で約1.5時間の使用が可能な急速充電にも対応しています。

 

Sound Air TW-4000の先行販売の募集期間は5月19日まで。オリジナルスキンシールによるデコレーションに興味がある方やいち早く試してみたい方は、ぜひMakuakeのプロジェクトに申し込んでみて下さい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

どっちを選ぶか迷ってしまう! 着実な進化を遂げたGLIDiC「Sound Air TW-7100/5100」

SB C&Sのモバイル向けオーディオブランド「GLIDiC」(グライディック)から、日常生活でより使いやすくなるよう改善が加えられた完全ワイヤレスイヤホン2機種が発表されました。発売は10月23日を予定しており、SoftBank SELECTIONオンラインショップでは予約受付を開始しています。

 

ブランド設立5周年を機にさらに進化

GLIDiCは2016年のブランド設立から、2020年10月で5周年を迎えるモバイル用途に特化したオーディオブランド。モバイル技術の進化やトレンドの変化に合わせて、これまで様々な機能を備えたモデルを発表してきました。

 

今回発表されたのは、従来モデル「Sound Air TW-5000s」の後継機種となる「Sound Air TW-5100」と、ハイエンドモデル「Sound Air TW-7000」の後継となる「Sound Air TW-7100」の2機種。

↑2機種を同時発表

 

いずれもバッテリー性能を向上させているほか、IPX4準拠の生活防水機能を新たに備え、外音取り込み機能や通話時の音質が改善されています。

 

また、同ブランドとしては初となる探し物トラッカー機能「Tile」を両機種に搭載。万が一イヤホンを紛失してしまっても、スマホアプリから音を鳴らしたり、最後にBluetooth通信した場所を地図上で確認することができます。

 

さらに、「Tileコミュニティー」を使えば、Bluetooth接続範囲外でも他のTileユーザーがイヤホンの電波を検知し、匿名でイヤホンの位置情報をアプリで知らせてくれることも可能です。

 

装着感にこだわりぬいた「Sound Air TW-7100」

ハイエンドモデル「Sound Air TW-7100」は、前モデルTW-7000と同様に、カスタムイヤホンメーカーであるカナルワークス監修の形状を踏襲。まるでプロ仕様のIEMイヤホンのように耳にしっかりフィットして、快適な装着感と高い遮音性を実現しています。

↑「Sound Air TW-7100」(アーバンブラック)

 

また、イヤーピースにもこだわっており、ベーシックタイプとコンフォートタイプの2種類のオリジナルイヤーピースを同梱。耳の形や好みによって使い分けができ、より快適なフィット感を追求しています。

 

機能だけでなくデザインにもこだわっており、ケースには高級感のあるアルミニウム素材を用いることで、持ったときの手触りの良さや重厚感を演出しています。

 

BluetoothコーデックはSBC/AACに加え、新たにaptXもサポート。左右のイヤホンが個別にプレーヤーと通信して安定性を向上させる「True Wireless Stereo Plus(TWS Plus)」にも対応しています。

 

再生時間はイヤホンのみで約12時間、充電ケースとの併用で最大約30時間。さらに、わずか10分間の充電で最大約3時間使用可能な「Fast Charge(急速充電)」機能も備えています。充電ケースの端子はUSB Type-Cを採用。

 

本体カラーはアーバンブラックとシャンパンゴールドの2色で、直販サイトでの販売価格は1万4900円。

↑シャンパンゴールドも用意

 

カジュアルに使える「Sound Air TW-5100」

「Sound Air TW-5100」は、手軽に最新のワイヤレス機能が使えるカジュアルモデル。前モデルTW-5000sのニュートラルなデザインはそのままに、カナルワークス監修によりノズルの角度や形状などを見直し、より快適な装着性を実現しています。

↑「Sound Air TW-5100」(ブラック)

 

また、音楽などを聴いている状態でも周囲の音を認識することができる「外音取り込み機能(Multi-communication Mode)」の音質を改善し、より自然な音を実現。イヤホンを装着したまま会話も可能です。

 

Bluetoothコーデックは、TW-7100と同様、SBC/AAC/aptXをサポート。TWS Plusにも対応しています。

 

再生時間はイヤホンのみで約8時間、充電ケースとの併用で最大約28時間。さらに、わずか10分間の充電で最大約2時間使用可能な「Fast Charge(急速充電)」機能も備えています。充電ケースの端子はUSB Type-Cを採用。

 

本体カラーはブラック、ホワイト、ライトブルーの3色で、直販サイトでの販売価格は9790円。

↑ホワイトとライトブルーも用意

 

従来モデルから使い勝手や機能性を大幅に向上させた新モデル2機種は、いずれも劣らぬ高機能ぶりが魅力。音質や装着感にこだわりを求める方はTW-7100を、カジュアルに使いたい方はTW-5100を選ぶとよいでしょう。

 

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人気の「Bluetoothイヤホン」最新選び方ガイド――4大タイプ別オススメ機種はコレだ!!

近年、ポータブルオーディオ市場のなかでも急速にシェアが拡大しているBluetoothオーディオ。なかでも、スマホと組み合わせて手軽に通勤・通学時などに音楽が楽しめるBluetoothイヤホンは、完全ワイヤレスタイプなど様々なモデルが登場し、注目を集めています。

 

しかし、数多くのメーカーから様々な製品が発売されているため、「どの製品を選んでいいか分からない」、「自分に合った製品を知りたい」という声も聞かれます。そこで今回は、Bluetoothイヤホンをタイプ別に分類し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介していきます。製品選びの参考にしてみて下さい。

 

1.初心者にオススメな「ケーブルタイプ」

両端のイヤホンを1本のケーブルでつないだシンプルなケーブルタイプは、多くのメーカーから発売されている最もスタンダードなタイプ。ケーブルをまとめるとコンパクトに持ち運べ、手軽に使える点がメリットです。一方で、バッテリーなどを小さなリモコンボックス部に搭載していることが多く、バッテリー持ちは短め。低価格帯の製品が多いので、はじめてワイヤレスイヤホンを購入する方にオススメしたいタイプといえます。

JVC
HA-FX27BT

実売価格2480円

イヤホンの重さを気にせず使える約11gの小型軽量設計に、3ボタンで簡単に操作できるリモコンを搭載したワイヤスイヤホン。エントリーモデルながら高磁力ネオジウムマグネット採用の高音質ドライバーにより、低域から高域までバランスよくパワフル&クリアなサウンドを実現します。雨や水しぶきに強い防滴仕様なので、スポーツシーンでの使用もOK。カラーはレッド、ブラック、ブルー、ホワイトの4色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約4.5時間 ●充電時間:約2.5時間 ●質量:約11g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピース(S/M)

 

Anker
Soundcore Spirit

実売価格2999円

潜水艦に着想を得た内部構造と疎水性の多層ナノコーティングから成るSoundcore独自の「SweatGuardテクノロジー」を採用。通常の水よりも腐食性の高い塩分を含んだ汗もしっかり防いで、水濡れによる故障からイヤホンを守ります。Bluetoothコーデックは、SBCのほかAACにも対応。スポーツ時などの安定性を高めるイヤーウイングが付属しています。カラーはブラックのみ。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:- ●電池持続時間:約8時間 ●充電時間:約1.5時間 ●質量:約16g ●付属品:イヤーチップ(S/M/L/XL)、イヤーウィング(S/M/L)、トラベルポーチ、マイクロUSBケーブル、ケーブルクリップ(2個)、シャツクリップ

 

2.こだわり派にオススメな「ネックバンドタイプ」

ネックレスのように首にかけて使うネックバンドタイプは、イヤホンが耳から外れにくく安定した装着感が特徴。また、ネックバンド部にバッテリーや通信モジュールを備えるモデルが多く、バッテリー持ちや通信安定性も優れています。デメリットは、ネックバンド部を折りたためない製品が多いので、ケーブルタイプに比べて持ち運び時にかさばってしまうこと。ミドル~ハイエンドクラスの製品が揃っているため、音質や装着感にこだわりがある人にオススメです。

 

オーディオテクニカ
ATH-DSR5BT

実売価格4万630円

ワイヤレスのデジタル信号をドライバーまで高純度伝送し、耳に伝わる直前で音声へとダイレクト変換する「Pure Digital Drive(ピュア・デジタル・ドライブ)」を搭載。対向する2つのドライバーにより、パワフルで濁りのない広帯域再生を行う「DUAL PHASE PUSH-PULL D/A DRIVERS」との組み合わせにより、従来のイヤホンの概念を超えた、解像度の高いクリアなサウンドを実現しています。aptX HDコーディングをサポートしており、ワイヤレスでのハイレゾ再生も可能なハイエンドイヤホンです。カラーはブラックのみ。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD ●再生周波数帯域:5Hz~45kHz ●電池持続時間:約8時間 ●充電時間:約3時間 ●質量:約63g ●付属品:充電用USBケーブル、イヤーピース(XS/S/M/L)、ポーチ

 

ソニー
WI-1000X

実売価格3万7670円

「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と「フルオートAIノイズキャンセリング」により、驚異の消音性能を誇るノイズキャンセリングイヤホン。音楽を聴きながら周囲の音も確認できる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を備え、イヤホンを付けたままでもアナウンスなどを聴くことができます。9mm径のダイナミック型ドライバーとBA(バランスド・アーマチュア)型ドライバーの2つのドライバーによる「HDハイブリッドドライバーシステム」により、ハイレゾ音源も忠実に再生可能。ソニー独自のハイレゾ対応コーデック「LDAC」のほか、aptX HDにも対応しています。カラーはブラックとシャンパンゴールドの2色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD ●再生周波数帯域:3Hz~40kHz ●電池持続時間:最大10時間(NC ON時)、最大13時間(NC OFF時) ●充電時間:約3.5時間(充電15分で約70分使用可能) ●質量:約71g ●付属品:充電用USBケーブル、航空機用プラグアダプター、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L)、トリプルコンフォートイヤーピース(S/M/L)、キャリングポーチ、専用ヘッドホンケーブル(1m)

 

3.新しいモノ好きにオススメな「完全ワイヤレスタイプ」

近年トレンドとなっているのが、両側のイヤホンが独立した完全ワイヤレスタイプ。ケーブルがないため、ケーブルの絡まりや引っかかりから解放された自由な装着感がウリです。バッテリー持ちは最も短いものの、専用の充電ケースと合わせて使うことで他のタイプと遜色ない時間使うことが可能。デメリットは、左右のイヤホン間もワイヤレス接続でデータを伝送しているため、通信安定性が他のタイプよりも劣ること。とくに人が多く集まる場所では様々な電波が飛び交い、通信が不安定になりやすいといえます。最先端のアイテムを使いたい新しいモノ好きな人にオススメです。

GLIDiC
Sound Air TW-5000

実売価格9864円

ジュエリーケースをイメージしたコンパクトな充電ケースと、女性の耳にも馴染みやすい小型イヤホンが特徴の完全ワイヤレスモデル。優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」により、使用時の耳へのストレスを軽減します。コーデックはSBCのほかAACにも対応。カラーはホワイト、ブラック、シャンパンゴールドの3色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:約3時間(充電用ケース使用時:約10時間) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約2時間(フル充電) ●質量:本体のみ(左右各)約5g ●付属品:イヤーピース(XS/S/M/L)、充電用USBケーブル、かんたんガイド

 

↑専用の充電ケースは非常にコンパクト(画像はホワイト)

 

ソニー
WF-SP700N

実売価格2万4710円

スポーツシーンでも汗や小雨などを気にせず使えるIPX4相当の防滴性能を備えていることに加え、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能も搭載。アンビエントサウンド(外音取り込み)モードにも対応しているので、周囲の音も聴き取りながら音楽を楽しめます。耳のくぼみに合う形状に改善されたアークサポーターと、重心の位置を工夫した設計で運動時も快適に装着可能。カラーはブラック、ホワイト、イエロー、ピンクの4色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:20Hz~20kHz ●電池持続時間:最大3時間(NC ON/OFF) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約3時間(フル充電) ●質量:本体のみ(左右各)約7.6g、充電ケース約45g ●付属品:ハイブリッドイヤーピースロング(SS/S/M/L)、アークサポーター(M/L)、充電用USBケーブル

 

↑スライド式カバーの専用充電ケース

 

4.日常使いもできる「スポーツタイプ」

スポーツタイプは、ジョギングなどの運動時でも安定して使えるよう、イヤーハンガーやフックなどで装着性を高めたタイプ。また、汗や不意の小雨などにも耐えられるように防水性能を備えたモノも多くなっています。もちろん日常用としても使えますので、一般的なワイヤレスイヤホンは耳から外れやすくて……とお悩みの方にもオススメです。

 

パイオニア
E7 Wireless(SE-E7BT)

実売価格8770円

ハンガー部とカナル型インナー部の接合部にボールジョイントを組み込んだ特許技術「3D Active Fit」を採用したスポーツ向けワイヤレスイヤホン。使う人の耳の形状や耳穴の角度に合わせてインナー部の角度が可変し、激しい動きでも外れにくく、優れたフィット感を維持します。フック部分が取り外し可能な構造になっており、使用シーンに合わせて「イヤーフック」と「セキュアイヤーフィン」の2種類から選択可能。もちろん汗に強い防滴仕様です。カラーはイエロー、グレー、レッドの3色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX ●再生周波数帯域:5Hz~22kHz ●電池持続時間:約7.5時間 ●充電時間:約1.5時間 ●質量:約20g ●付属品:イヤホンチップ(S/M/L)、マイクロUSBケーブル、セキュアイヤーフィン(S/M/L)、キャリングポーチ

↑「イヤーフック」(左)と「セキュアイヤーフィン」(右)が選択できる

 

 

パナソニック
RP-BTS55

実売価格7560円

耳の形に合わせて変形可能な「フレキシブルイヤークリップ」を採用し、激しい動きでも外れにくく安定した装着性を実現するスポーツ向けワイヤレスイヤホン。イヤホン部分にブルーエッジLED搭載し、LEDが光ることで周囲からの視認性を向上させ、ナイトランなど夜間でも安全に使うことができます。IPX5相当の防水設計により、汗に強く、突然の雨にも対応します。カラーはブラックとピンクの2色。

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●再生周波数帯域:18Hz~20kHz ●電池持続時間:約6時間 ●充電時間:約1.5時間(充電15分で約70分使用可能) ●質量:約22g ●付属品:イヤーピース(S/M/L)、USB充電ケーブル、キャリングケース

 

以上のように、タイプによって個性や特徴の異なるワイヤレスイヤホンですが、自分に合ったタイプのものを選べば満足度も高まります。これから購入を検討される方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

イヤホンをデコったら「立派なアクセサリー」になった! 素材費2000円でできる「デコイヤホン」の作り方

スマホで音楽を聴く人が増え、移動中やカフェなどでイヤホンをつけている姿を男女問わず目にするようになりました。これまで黒主体だったイヤホンやヘッドホンのカラーも、白やカラフルなものなど女性も手に取りやすいカラーがラインナップされることが多くなっています。そんななか、ソフトバンク コマース&サービスのオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」から完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」の新色として「シャンパンゴールド」が発売されました。実売価格は9864円。

↑Sound Air TW-5000(シャンパンゴールド)

 

この「Sound Air TW-5000」は、1万円を切るコストパフォーマンスの高さに加え、AACコーデックをサポートするなど音質面でも人気となっている完全ワイヤレスイヤホンです。他社品に比べてイヤホン・ケースともコンパクトで、女性人気も高いモデルで、すでに「ブラック」と「ホワイト」の2色が販売されていましたが、6月29日より女性をターゲットにした新色「シャンパンゴールド」がラインナップに追加されました。

 

さっそくサンプルをお借りし、編集部の女性スタッフに見せたところ、「かわいいですけど、ちょっと地味ですね。シャンパンゴールドというか、ベージュ……? ちょっとシニアっぽいような気もするかな」と、印象は悪くないものの、女性の心をワシ掴みにするまでのパンチ力はない様子。

 

それなら、この「Sound Air TW-5000」を女性が思わず「かわいい!」と声に出してしまうようなオシャレなイヤホンに変えてしまおう、ということでグルーデコというハンドクラフトを活用したデザインアレンジに挑戦してみました。

 

グルーデコに初挑戦

グルーデコとは、エポキシ系の粘着性のあるパテを接着に利用し、クリスタルやストーンなどを装飾して様々なものを作ることができるハンドクラフトの一種。グルーはボンドより強い接着力があり、金属・ガラス・プラスチックなどを接着することができます。今回は、ご自宅でグルーデコサロンを開催している日本グルーデコ協会認定講師の前川千津子さんに教わりながら、イヤホンにスワロフスキー・クリスタルを飾り付けていきます。

↑デコる前のTW-5000

 

まず、イヤホンの表面がツルツルしているとパテが乗りにくいため、表面をサッと粗めの紙ヤスリで削ってザラザラにします。

 

続いて、グルーの準備に取り掛かります。A剤とB剤の2種類のグル―を規定量混ぜ合わせ、乾かないうちにイヤホンに乗せていきます。混ぜ合わせたグル―はおよそ1時間半~2時間程度で硬化が始まり、24時間後に完全硬化するとのこと。イヤホン程度の大きさなら1時間程度で作業できるので一度にグルーを作っても大丈夫ですが、大きいものの場合は作業中に硬化が始まってしまうため、複数に分けてグルーを混ぜていきましょう。

↑2種類のグルーを混ぜ合わせる

 

グルーをしっかり混ぜたらイヤホンに隙間なく乗せていきます。グルーは熱で柔らかくなるので、指で乗せていくと指にくっついて作業しづらい場合も。特に体温の高い男性などは、指先を保冷剤などで冷やしながら乗せていくと、グルーが指にくっつかずスムーズに作業できます。

 

グルーを乗せ終えたら、クリスタルを置く前にはみ出したグルーを拭き取ったり、乗せすぎた部分をならしたりしながら形を整えていきます。TW-5000には電波通信用の穴が開いているため、その部分にはマチ針や爪楊枝などを挿しておくと、穴が塞がれずにグルーを乗せることができます。

 

クリスタルを1つずつ地道に置いていく

全体が整ったら、いよいよクリスタルを1つずつグルーに埋め込むように置いていきます。今回は、2色のクリスタルをそれぞれ大小2サイズずつ使用します。作業には、サロンで使用している、クリスタルを吸引して簡単にグルーの上に置くことができる専用の機器を使用しました。ピンセットで1つずつ摘まむより楽に置くことができます。

↑無色とネイビーの2色のクリスタルを使用します

 

↑クリスタルはグルーに埋め込みやすいように裏が円錐状になっています

 

まず全体に大きい方のクリスタルを置いていき、その隙間を埋めるように小さい方のクリスタルを敷き詰めていきます。これがなかなか根気のいる作業。細かい手仕事が苦手な筆者は、前川さんの助けを借りながらなんとか両方のイヤホンをクリスタルで埋めることができました。

 

イヤホンの専用ケースの天面には、ブランドのロゴマークに合わせてフラットなクリスタルをボンドで付けていきます。

 

↑こちらがケースに使ったクリスタル。裏面がフラットになっています

 

まるでジュエリーのような輝きのイヤホンが完成

そして完成したのがこちら。まるでジュエリーのような輝きと存在感を備えた、ゴージャスな完全ワイヤレスイヤホンに仕上がりました。

 

専用の充電ケースにもクリスタルの輝きを。ちなみにフタはしまりませんが充電はちゃんと行えます。

 

このイヤホンを編集部の女性スタッフに見せたところ、「キラキラでカワイイ!! 売ってたら欲しいです!」と、かなり気に入ってもらえました。ただ、若い女性スタッフからは、「ちょっと派手すぎて気おくれしちゃうかも……大人の女性が付けていると素敵だと思います」との声も。どのようなデザインにするかは、身近にいる女性に相談してみるといいかもしれません。

 

 

↑光を受けるとキラキラを輝きを放つ

 

今回のグルーデコにかかった費用は、サロンの受講料を除いておよそ2000円程度。残ったクリスタルはほかの物の装飾に使うこともできます。女性へのプレゼントにもぴったりなグルーデコ仕様の完全ワイヤレスイヤホンを、ぜひご自分で作ってみてはいかがでしょうか?(※)

※:グルーデコで装飾すると、故障などの際にメーカー保証が受けられなくなる可能性があります。実際に試してみる場合は自己責任で行なって下さい。

 

協力:グルーデコサロン Merci(Instagramアカウント chizuklo_m_814)

父の日の贈り物はコレで決まり! パパが本当にほしい「オトコの趣味家電」5選

6月17日は父の日。せっかくなら、実用一辺倒のモノより、嗜好性の高いモノを贈って喜んでもらいたいですよね。そこで今回は、豆から楽しめる全自動コーヒーメーカーや、場所をとらないコンパクトなワインセラーなど、趣味性の高い家電をご紹介。お父さんの日ごろの趣味をチェックしつつ、以下のなかからプレゼントを選んでみては? もちろん、「自分へのごほうび」として選んでもらってもOKです!

 

[その1]

場所をとらないコンパクトサイズのワインセラー


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サンコー

場所を選ばない横置きワインセラー「俺のワイン」

楽天市場実売価格 9800円

ワインや日本酒などを8本収納できる横置き型のコンパクトなワインセラーです。電子レンジ並みの大きさしかないので、冷蔵庫の上のデッドスペースやテーブル、棚の上など、多彩な場所に置けるのがうれしいポイント。高級感のあるフルフラットな全面ガラス扉は、インテリアとしても映えるので、オシャレな印象の演出にも一役買ってくれます。

 

<注目ポイント>

・横置き型でコンパクト

・高級感のあるデザイン

・静音&低振動

使い方も非常に簡単で、タッチパネルを操作して庫内温度を設定するだけ。庫内ライトがついているため、扉を開閉することなくラベルチェックも可能です。ガラス扉に施された紫外線カットコーティングがワインの劣化を防いでくれるのもメリット。冷却システムはペルチェ方式を採用し、冷蔵庫などのコンプレッサー式に比べて音が少なく、低振動で電力も抑えられます。

 

[その2]

挽き立てを楽しめる全自動コーヒーメーカー


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パナソニック

沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56

楽天市場実売価格 2万2800円

パナソニックの「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56」は、豆の挽きからドリップまでを全自動で行います。内蔵のミルが豆を挽くと、シャワードームでお湯をまんべんなく拡散。コーヒーの粉を少量のお湯で蒸らしてから、お湯の温度と出方を制御して抽出してくれます。さらに豆を挽き終えたミルを自動で洗浄する機能も搭載。

 

<注目ポイント>

・豆の挽きからドリップ、ミルの洗浄まで全自動

・粗挽きと中細挽きでコーヒー豆の挽き分けが可能

・沸騰浄水機能でカルキを90%以上カット

粗挽きフィルターと中細挽きフィルターの2つを使ってコーヒー豆を挽き分けることができ、好みに応じた味わいを楽しめます。さらに、沸騰させたお湯を活性炭フィルターにくりかえし通す「沸騰浄水機能」を搭載し、水道水のカルキを90%以上カット。より雑味の少ない水で抽出できます。

 

[その3]

手軽にクリーミーな泡が作れるビアサーバー


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ドウシシャ

絹泡 ビンタイプ(缶用) DKB-18GD ゴールド

楽天市場実売価格 2669円

いつものビールがもっと美味しくなるビアサーバー。缶ビールを開封したら、本体を取りつけてグラスの7分目まで丁寧にビールを注ぎます。次に電源スイッチを押しながら注ぐと、“W超音波”の振動で、ビアホール並みのキメ細かいクリーミーな泡の出来上がり。

 

<注目ポイント>

・W超音波の振動で手軽にクリーミーな泡が作れる

・輸入ビールに多いサイズにも取り付け可能

・アウトドアシーンでも活躍

缶と本体をつなげる接続リングには、一般的な規格の上部直径56mm~57mm缶のほかに、外国産の輸入ビールなどに多い53.5mm~54.5mm缶に対応した2種類が付属。電源は単4形の乾電池2本なので、屋外でのBBQなどのアウトドアシーンでも活躍してくれます。

 

[その4]

高音質コーデックに対応した完全ワイヤレスイヤホン


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GLIDiC

GLIDiC Sound Air TW-5000

楽天市場実売価格 9806円

イヤホン同士を繋ぐワイヤーのない完全ワイヤレスイヤホン。高音質コーデックAACに対応するとともに、イヤホン部分の限られたスペースを最大限に生かした設計で高音質を実現。フタがマグネット式なので片手で開閉できるうえ、イヤホンを取り出すと自動で電源がオンになり、ケースに収めるとオフになるのが便利です。操作は、左右のマルチファンクションボタンのみでフルコントロール可能。バックなどからスマホを出すことなく、「曲再生/停止」「曲送り/曲戻し」、通話の「応答/終話」はもちろん、「ボリューム調整」「Googleアシスタント、Siriなどの音声アシスタント起動」まで耳元で行うことができます。

 

<注目ポイント>

・高音質コーデック対応

・ケースから取り出すと自動で電源がONになるカンタン操作

・マイク内蔵でハンズフリー通話可能

イヤホンは様々な形の耳にフィットする曲線形状を採用し、装着感も抜群です。また、イヤホン内にマイクを搭載しているため、着信時でも耳に着けたままハンズフリーで通話できます。コンパクトなバッテリーケースは、本体を約2回分充電可能。

 

[その5]

自分好みのもみ方を細かく設定できるマッサージシート


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ドクターエア

ドクターエア 3Dマッサージシート プレミアム MS-002

楽天市場実売価格 3万3980円

家庭にあるイスやソファ、座椅子などに設置して使うことができるマッサージシート。上下のもみ玉の可動範囲が最長70cmのロングストローク構造で、使用者の体格を選びません。「もみ」「たたき」「指圧」「もみたたき」の4つのコースが搭載され、本格的なマッサージが楽しめます。さらに、座面3カ所にはバイブレーションも内蔵。

 

<注目ポイント>

・もみ玉の可動域が広く、使用者の体格を選ばない

・もみ範囲や速さを自分好みにカスタマイズ可能

・軽量・コンパクトで持ち運びも便利

「肩上限」「広・狭」ボタンでもみ玉が動く範囲を指定でき、もみ玉の上下速度と回転速度も指定できるので、自分好みにマッサージを細かく設定して楽しめます。折り畳めるので、収納・取り出しがラクなうえ、本体重量は7.35kgと軽量なので、持ち運ぶのもカンタンです。

 

※商品価格は、2018年5月15日時点の楽天市場の最安値を記載しています

 

提供:楽天市場

完全ワイヤレスイヤホンの買いモデルはどれ? 人気8機種を「音質」「使い勝手」「通信安定性」でガチ比較

2015年に登場した初代EARINや、世界的な人気となったAppleのAirPodsに続くように、オーディオメーカー各社からも完全ワイヤレスタイプのBluetoothイヤホンが続々発売されています。そこで今回は、7社の完全ワイヤレスイヤホン8機種を集め、音質から使い勝手、ワイヤレス接続の途切れにくさまで徹底比較を行いました。この春ワイヤレスイヤホンの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

【今回試した完全ワイヤレスイヤホン】

1.ソニー「WF-SP700N」
2.ソニー「WF-1000X」
3.JVC「HA‐ET900BT」
4.ボーズ「SoundSport Free wireless headphones」
5.パイオニア「C8 truly wireless」(SE-C8TW)
6.GLIDiC「Sound Air TW-5000」
7.EARIN「EARIN M-2」
8.NUARL「NT01-MB」

 

【レビュアー】

なお、試聴はiPhoneを使い、AAC対応の機種はAACで、非対応の機種はSBCコーデックで伝送しています。また、ワイヤレス通信の切れにくさは、多くの人が集まる夕暮れ時のJR新宿駅南口改札前にてテストを行いました。

 

1.ソニー「WF-SP700N」

ソニー
WF-SP700N

実売価格2万3000円前後(税抜/2018年4月28日発売)

スポーツシーンでも汗や小雨などを気にせず使えるIPX4相当の防滴性能を備えていることに加え、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能も搭載。アンビエントサウンド(外音取り込み)モードにも対応しているので、周囲の音も聴き取りながら音楽を楽しめます。耳のくぼみに合う形状に改善されたアークサポーターと、重心の位置を工夫した設計で運動時も快適に装着可能。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●連続再生時間:最大3時間(NC ON/OFF) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約3時間(フル充電) ●カラーラインナップ:ブラック、ホワイト、イエロー、ピンク ●質量:本体のみ(左右各)約7.6g、充電ケース約45g ●付属品:ハイブリッドイヤーピースロングSS/S/M/L(各2個)、アークサポーターM/L(各2個)、充電用USBケーブル

 

 

【接続安定性】 ◎ 「人通りの多い新宿駅の改札前でも、まったく途切れませんでした」(山本)

 

2.ソニー「WF-1000X」

ソニー
WF-1000X

実売価格2万3350円

業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を備えた完全ワイヤレスモデル。専用アプリ「Headphones Connect」を使えば、周囲の音を聴きとれる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」の切り替えや、サウンドエフェクトのカスタマイズが可能。「アダプティブサウンドコントロール」機能により、ユーザーが歩いている/走っている/乗り物に乗っているなどの状態を判断して、あらかじめ設定しておいたNCのON/OFFや外音取りこみパターンに切り替えてくれます。また、ハイブリッドイヤーピースに加え、2種類の硬度のシリコンゴムに独自開発のシリコンフォーム素材を組み合わせた「トリプルコンフォートイヤーピース」も同梱。高い遮音性と快適な装着性を実現しています。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●連続再生時間:最大3時間(NC ON/OFF) ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約3時間(フル充電) ●カラーラインナップ:シャンパンゴールド、ブラック ●質量:本体のみ(左右各)約6.8g、充電ケース約70g ●付属品:ハイブリッドイヤーピースロングSS/S/M/L(各2個)、トリプルコンフォートイヤーピースS/M/L(各2個)、フィッティングサポーターM/L(各2個)、充電用USBケーブル

 

 

【接続安定性】 △ 「スマホを手に持っていても途切れることがあり、電波の飛び交う場所は苦手のようです」(一條)

 

3.JVC「HA‐ET900BT」

JVC
HA‐ET900BT

実売価格1万2800円

JVC初の完全ワイヤレスモデル。回転構造によりさまざまな耳の形や大きさに合わせてフィットさせることができる独自の「ピボットモーションサポート」や、装着性を高めるオーバル形状ハウジングに加え、耳の形に沿うフラットな形状で上下の揺れに強い縦型デザインによる3点支持構造を採用。ランニングなどの激しい動きのある場合でも外れにくい安定した快適な装着性を実現しています。イヤホンは水洗いも可能なIPX5相当の防水仕様で、いつでも清潔に保つことが可能。スマホアプリ「JVC Headphones Manager」(無料)を使えば、バッテリー残量の確認やサウンドモードの切替(Flat/Bass/Clear)も行えます。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●連続再生時間:最大3時間 ●充電時間:本体約2時間、充電ケース約3時間(フル充電) ●カラーラインナップ:ブルー、ブラック、レッド、イエロー ●質量:本体のみ(左右各)約6.5g、充電ケース約35g ●付属品:標準イヤーピース(S/M/L)各2個、低遮音イヤーピース(S/M/L)各2個、充電用USBケーブル、充電ケース、クリップ付キャリングポーチ

 

 

【接続安定性】 ○ 「スマホをズボンのポケットに入れた状態だとたまに途切れることがありましたが、ほとんどの場面で安定して使えました」(一條)

 

4.ボーズ「SoundSport Free wireless headphones」

ボーズ
SoundSport Free wireless headphones

実売価格2万9160円

独自のデジタル信号処理や、音量に合わせてバランスの取れたサウンドに最適化するイコライザーを搭載。クリアで迫力のあるサウンドを楽しめます。また、円錐形のノズルが耳にやさしくフィットする「StayHear+ Sportチップ」と独自のウィングにより、運動時でも安定した装着感を実現。オープンポートに撥水性のあるメッシュ素材を採用することで、内部への水の浸入を防ぎ、汗や雨を気にせず使用できます(IPX4相当)。

 

【SPEC】●対応コーデック:非公表 ●連続再生時間:最大5時間 ●充電時間:本体約2時間(15分の充電で約45分使用可能な急速充電対応) ●カラーラインナップ:ミッドナイトブルー、ブラック、ブライトオレンジ ●質量:本体のみ(ペア)約18g、充電ケース約80g ●付属品:StayHear+ Sportチップ(3サイズ)、充電用USBケーブル

 

 

【接続安定性】 ◎ 「非常に途切れにくく、人通りの多い場所でも安心して使えます」(山本)

 

5.パイオニア「C8 truly wireless」

パイオニア
C8 truly wireless(SE-C8TW)

実売価格1万6070円

強磁力マグネットを使用した6mm径の小型ドライバーを搭載。SBCのほか、AACコーデックにも対応しており、手軽に高音質なサウンドを楽しめます。イヤホン本体は、約2mmピッチの細かい凹凸がついたシリコン製で、耳にフィットしながら長時間装着しても蒸れにくく快適に使用可能。スマートフォンに届いたメール、SMS、さまざまなメッセンジャーサービス、さらにカレンダー、ニュースを読み上げてくれるAndroid用アプリ「Notification App」に対応し、スマホが取り出せない状況でもメッセージなどを音声で確認することができます。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●連続再生時間:最大3時間 ●充電時間:本体約1時間、充電ケース約3.5時間(フル充電) ●カラーラインナップ:ブラック ●質量:本体のみ(ペア)約12g、充電ケース約125g ●付属品:イヤホンチップ(シリコン)S/M/L、充電用USB Type-Cケーブル(0.25m)

 

 

【接続安定性】 ○ 「スマホを手に持った状態だと安定していますが、ポケットなどにしまうとまれに不安定になることも」(一條)

 

6.GLIDiC「Sound Air TW-5000」

GLIDiC
Sound Air TW-5000

実売価格9810円

ジュエリーケースをイメージしたコンパクトな充電ケースと、女性の耳にも馴染みやすい小型イヤホンが特徴の完全ワイヤレスモデル。優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」により、使用時の耳へのストレスを軽減します。コーデックはSBCのほかAACにも対応。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●連続再生時間:最大3時間 ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約2時間(フル充電) ●カラーラインナップ:ブラック、ホワイト ●質量:本体のみ(左右各)約5g ●付属品:イヤーピース(XS/S/M/L)、充電用USBケーブル、かんたんガイド

 

 

【接続安定性】 ○ 「ほとんどの場面で安定していて途切れにくかったのですが、新宿駅の混雑時にはまれにノイズが入ってしまうことがありました」(一條)

 

7.EARIN「EARIN M-2」

EARIN
EARIN M-2

実売価格3万2180円

初代EARINの軽量、小型のコンセプトはそのままに、新たにNXP Semiconductorsの「MiGLOテクノロジー」を採用し、信号が途切れるのを抑え、より安定したステレオサウンドを実現。また、スマホ接続時の通話機能を追加装備したほか、周囲の音も聴きとれる外音取りこみ機能も搭載しています。専用アプリより、バッテリー残量チェック、左右のバランス設定、ベースブースト機能の切り替えのほか、外音取りこみモード設定も行えます。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC、aptX ●連続再生時間:最大4時間(ステレオ)、最大10時間(モノラル) ●充電時間:本体約75分、充電ケース90分 ●カラーラインナップ:ブラック、(アルミシルバーも展開予定) ●質量:本体のみ(左右各)約3.6g、充電ケース約56g ●付属品:充電用USBケーブル、シリコンチップ、フォームチップ

 

 

【接続安定性】 ◎ 「非常に安定しており、新宿駅でのテスト中に途切れたのはほんの1、2回程度。抜群の安定性です」(山本)

 

8.NUARL「NT01-MB」

NUARL(ヌアール)
NT01-MB

実売予想価格1万4750円(マットブラック:2018年4月27日発売予定、ブラックシルバー:5月25日発売予定)

歪みを抑えクリアで立体感のあるサウンドを再生する独自技術HDSS(High Definition Sound Standard)に対応した同社初の完全ワイヤレスモデル。最新のBluetooth 5.0規格に対応しているほか、左右のイヤホンの接続には独自のMCA(Mutual Coupling Antenna)テクノロジーと「Qualcomm TrueWireless Stereo」テクノロジーを組み合わせることで、ワイヤレス接続の安定性と低ノイズ化を両立しています。音質や装着感など好みに合わせて選べる2種類のイヤーピースに加え、装着安定性を高めるイヤーループも同梱。イヤホンはIPX4相当の耐水性も備えています。

 

【SPEC】●対応コーデック:SBC、AAC ●連続再生時間:最大5時間 ●充電時間:本体約1.5時間、充電ケース約3時間(フル充電) ●カラーラインナップ:マットブラック、ブラックシルバー ●質量:本体のみ(左右各)約5g、充電ケース約26g ●付属品:イヤーピース(Fitting Type、Plug-in TypeともS/M/L各3サイズ)、イヤーループ(S/L)、ポーチ、充電用USBケーブル

 

 

【接続安定性】 ○ 「通信はとても安定していますが、スマホをポケットにしまうとまれに途切れてしまうことがありました。混雑する場所ではスマホを手持ちしておくと安心です」 (一條)

 

各社の個性が光る完全ワイヤレスイヤホンを、ぜひ店頭などでチェックしてみて下さい。

 

紛失が怖くて使えそうもない! 146個のダイヤをあしらった完全ワイヤレスイヤホンが当たるソフトバンクセレクション10周年キャンペーン

スマホアクセサリーのトータルブランド「SoftBank SELECTION」は、ブランド設立10周年を記念し、オーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」の完全ワイヤレスイヤホンに146個のダイヤモンドをあしらった限定モデル「GLIDiC SoundAir TW-5000 Diamond Edition(非売品)」を2名にプレゼントする「SoftBank SELECTION 10周年記念SNSキャンペーン(3月)」をスタートしました。

20180305-i02 (4)↑GLIDiC SoundAir TW-5000 Diamond Edition

 

この限定イヤホン「GLIDiC SoundAir TW-5000 Diamond Edition」は、イヤホン本体と充電ケースに合計146個の天然ダイヤモンドをあしらったもの。左右のイヤホンのボタン部分と充電ケースの GLIDiC ロゴの部分に合計0.6カラット分のダイヤモンドを使用し、ダイヤモンドを固定する台座部分もK18のホワイトゴールドを使用したゴージャスでラグジュアリーな特別モデルです。

20180305-i02 (1)↑左右イヤホンのボタン部にダイヤモンドをあしらっている。台座部は18Kのホワイトゴールド

 

20180305-i02 (2)↑充電ケースのブランドロゴ部にもダイヤモンドを贅沢に使用

 

応募方法は、3月31日までのあいだにSoftBank SELECTIONの公式SNSアカウント(TwitterもしくはInstagram)をフォローして、ハッシュタグ「#SBS10」と「#ダイヤモンド GLIDiC」を付けて、10年前の思い出を投稿するだけ。抽選で、2名に「GLIDiC Sound Air TW-5000 Diamond Edition」のほか、「10万円分のドリームジャンボ宝くじ」や「10万円分のQUOカード」など豪華賞品が当たります。

20171130-i06 (1)

 

SNSをフォローするだけで誰でも気軽に応募できるキャンペーンですので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

特設ページ:https://www.softbankselection.jp/special/10th/tw-5000de/

これからのスタンダードになる完成度! GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」を徹底レビュー

iPhone 7以降からiPhoneにイヤホン端子が搭載されなくなり、それからというもの急速にヘッドホンのワイヤレス化が進んでいる。なかでもケーブルをなくした“完全ワイヤレス型”はAirPodsの登場をきっかけに各社から相次いで登場し、利用時のスタイルを重視するユーザーに支持が広がっている。そしてついにモバイルデバイスでのリスニングに特化したオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」からも同タイプの製品が登場した。それが「Sound Air TW-5000」である。

↑↑Sound Air TW-5000(オンライン販売価格9864円)

 

↑カラーはホワイトとブラックの2色↑カラーはホワイトとブラックの2色

 

この製品の素晴らしいのは、モバイルユーザーのために考えられた機能をいくつも備えた高機能モデルとしながら、1万円を切る高いコストパフォーマンスを備えている点。スマートフォンとの連携もスムーズだし、使い勝手も良好と、実にお買い得な製品に仕上がっているのだ。

 

装着感・操作性はバツグン

このタイプのイヤホンはケーブルレスであることから、「落としてしまうのでは?」と不安がつきまとう。かくいう私もそんな印象を持っていた。ところがこのTW-5000を使ってみてそんな印象は吹き飛んでしまった。装着してみると耳にぴったり収まり、首を振っても、うつむいても外れる感じは一切なかったのだ。サイズは普通のイヤホンとして比較しても少し大きめと思える程度で、完全ワイヤレスイヤホンとしてはコンパクトな部類に入る。装着した際の重さもまったく気にならない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑耳にピタッとおさまるサイズ

 

使い勝手もすこぶる良好だ。充電はジュエリーケースにも似たデザインの専用バッテリーケースにイヤホンをセットしておくだけ。バッテリーの持ち時間は連続再生で約3時間と、通勤通学では十分なレベル。しかも専用ケースで充電すれば約2~3回はフル充電が可能となって合計約10時間にわたって使えることとなる。本体の電源もこのバッテリーケースから出し入れするだけで自動的にON/OFF。これなら、うっかり電源を切り忘れてしまう心配もない。

↑専用ケースに入れれば充電される↑専用ケースに入れれば充電される

 

スマホとのペアリングも簡単だった。購入当初は、箱から出すとそのままペアリングモードになり、イヤホンのイルミが赤/青で高速点滅。音声でも「登録モードに入りました」とのメッセージが流れる。あとはスマホ側で「GLIDiC TW-5000」を選択すれば接続は完了する。次回からはケースからイヤホンを取り出すだけでペアリングされるので、毎回設置する必要はない。なお、登録は最大8台まで可能だ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ケースからイヤホンを取り出すとペアリングモードになる

 

左右のイヤホンにはそれぞれ1つずつボタンが用意されており、これを押すことで再生や停止、曲の頭出し、音量のUP/DOWNのほか、電話着信、Siriの起動といった操作ができる。再生は左右どちらかのボタンを1回押し、停止は右(R)のボタンを2回押す。頭出しは左右いずれかのボタンを長押しすることで可能となり、次の曲の場合はRのボタンを、前の曲の場合はLを長押しする。

 

最初はこの一連の操作を憶える必要はあるけれど、少し使っていればすぐに慣れてしまう単純なもの。むしろ、ここまでの操作をひとつのボタン操作で行えるのは本機ならではの機能なのだ。イヤホン内にはマイクを搭載しており、ハンズフリー通話にも対応。高感度の小型マイクとデジタルエコーキャンセリング機能を組み合わせ、屋外でもクリアな通話ができた。音楽再生から通話の基本操作まで幅広く使いこなせるイヤホンに仕上がっているといっていいだろう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

音質は十分。“接続切れ”が課題

肝心のサウンドはどうか。Bluetooth規格は4.2に準拠し、コーデックは音質にも配慮したSBCおよびAACに対応している。試聴してみると、低音にこそ厚みがないものの、中高域を聴きやすくした素直な音作りという感じ。特にボーカルの聴きやすさが印象的だった。左右の広がりも十分にあり、完全ワイヤレス型としては希有な存在だ。

 

ロックなどではパワフルさで物足りなさを感じそうだが、その場合にはスマホ側のイコライザーで低音をブーストして対応すればいい。完全ワイヤレスということで、左右の音量が違っていたり、タイミングがずれる心配もしたが、そんなことは一切なし。この当たり前の部分がきちんと対応していたのは大きな安心につながる部分だ。

 

ただ、気になる部分もあった。それはスマホに接続して電車内で聴いていると、Wi-Fi受信やメールの着信時に接続が途切れる現象が見られたのだ。Bluetooth型イヤホンではよくあることではあるが、その回数が少し多いような気がした。特に左右のイヤホンがBluetoothでつながっていることもあり、途切れる時は左から右へと移動するのがわかって聴きづらく感じてしまう。

 

とはいえ、屋外ではAirPodsにはない高い遮音性を確保しながら価格はその半分程度でしかない。充電のしやすさや使い勝手でも明らかに本機がそれを上回っているし、そのコストパフォーマンスは驚きに値する。トータルで考えれば、完全ワイヤレスイヤホンとして本機は今後のスタンダード基準になり得る実力機に仕上がっていたといっていいだろう。

 

クラシックやジャズを聴くならコレ! GLIDiCのこだわりが詰まったハイレゾ対応イヤホン「SE-9000HR」

スマホなどのモバイルデバイスでのリスニングに特化したオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」から、ワイヤードイヤホンSEシリーズのハイエンドモデルとして「SE-9000HR」が登場した。従来の「SE-5000HR」と「SE-1000」に加え、同シリーズはエントリー・ミドル・ハイエンドの3モデルでの展開となり、予算や音質へのこだわりに応じて好みの製品を選びやすくなった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑GLIDiC「SE-9000HR」(1万9800円)

 

ハイエンドにふさわしいこだわりの設計

SE-9000HRの製品コンセプトは「極み。最良の答え」。シリーズ共通のデザインコンセプトはそのままに、ハイエンドイヤホンの複雑になりがちな内部構造を独自の視点で見直して最適化したのが「SE-9000HR」というわけだ。

 

それだけにそのスペックは最上位モデルに相応しい贅沢なものとなっている。GLIDiC初となるダイナミック型のデュアルドライバー構成とし、中低域用に10mm径フルレンジを、高域用に6mm径ツイーターを同軸上に配置した新開発「Phase Matching Coaxial Driver」を搭載。これによって音色を揃えるとともに、マルチドライバーに発生しがちな音の位相差を限りなく“ゼロ”に近づけた。また、ネットワーク回路を2つのドライバーに搭載したことで、それぞれのドライバー同士の干渉を抑えることに役立っていることも見逃せない。もちろん、ハイレゾ音源の再生にも対応している。

20171212-i01 (6)

 

筐体はSEシリーズで共通とする金管楽器をモチーフとしたデザインを踏襲。アルミ素材にブラスト加工を施すことで光沢を抑える一方で、特にアウター側はダイヤモンドカットと鏡面加工により、イヤホン装着時にアクセントとなるようにデザインされている。この辺りはかなり高級志向といっていい。

↑耳元でキラリと光るダイヤモンド加工と鏡面仕上げが施されている↑耳元でキラリと光るダイヤモンド加工と鏡面仕上げが施されている

 

また、「遮音性と装着性にこだわるユーザーにも満足してもらえるように」(開発担当者)と、XS/S/M/Lの4サイズのシリコン製イヤーピース以外に、Comply製ウレタンイヤーピース(Ts-500M)を付属した。

 

ケーブルにはMMCX端子を採用し、ケーブルが傷んでしまった際には交換も可能。このケーブルにもこだわりを詰め込んでおり、素材には高純度4N OFC ケーブルに銀コートを施したものを使用。左右のクロストークを改善すべく、L/Rのグランド線を分離した4芯構造に、スマホ使用時のマイク/リモコン信号用としてもう1本の線材を加えた5芯構造の「Noiseless Hybrid Wiring」を採用している。リモコン付きケーブルは、どうしても音質の面では一般的なケーブルに劣るというイメージを覆す、モバイルデバイスに特化したGLIDiCらしいこだわりといえよう。ケーブル長も、一般的な1.2mではなく、スマホユーザーに最適な1.1mとしている。

20171212-i01 (5)

 

↑MMCX端子を採用しておりリケーブルも容易↑MMCX端子を採用しておりリケーブルも容易

 

落ち着いた響きの大人っぽいサウンド

そのサウンドについて開発担当者に伺ったところ、「コンサートホールで聴いているかのような奥行きと広がりを楽しんで欲しい。個人的にオススメのソースはクラシック」と話していた。そこで、まずはクラシック系の音楽から試聴してみた。

 

サウンドの印象を一言で表現すれば、落ち着いたゆったりとしたもの。これまでのSEシリーズは、少し中高域の明瞭感に振った印象だったが、それとは傾向を大きく変えたように思う。オーケストラを厚みのある低域をしっかり再現しながら中高域の管楽器系を高らかに響かせる。音場の広がりも十分ありながら音はしっかりと定位しており、臨場感を味わうにも十分な体力を発揮してくれる。まさに狙い通りのサウンドが出来上がったといっていいだろう。

 

一方でポップス系を聴いてみると、低域の量感がたっぷりあるもののキレは今ひとつの印象で、ポップスを聴くにはもう少し明るいキャラが欲しくなるかも知れない。その意味では従来モデル(「SE-5000HR」「SE-1000」)の方がポップス系の音楽にはマッチしているようにも思う。しかし、女性ボーカルなどはしっとりとした心地良い響きとなるので、ジャズを少し大人っぽい雰囲気で聴きたいときなどにマッチするサウンドとして楽しめそうだ。

 

また、この音作りは長時間聴いても聴き疲れが生じにくいという側面も持つ。幸い本機にはComply製ウレタンイヤーピースを付属しており、これを使えば耳あたりもグンと向上し、フィット感としても長時間使用に耐え得る仕様となっている。従来製品では少しキャラクター的に軽さを感じた人もいただろう。本機の登場により、SEシリーズ全体としてより幅広いユーザー層に対応できるようになったのは確かだ。

 

これなら買えそう! GLIDiCから1万円を切る完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」登場

ソフトバンク コマース&サービスが展開するオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」から、左右分離型の完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」と、究極のハイクオリティサウンドを追求したハイレゾ対応リケーブルイヤホン「SE-9000HR」が登場した。

20171117-i04 (6)↑完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-5000」

 

取扱店はSoftBank SELECTION取扱店(一部店舗を除く)およびSoftBank SELECTION オンラインショップで、いずれも12月1日より発売される。価格はオープンだが、SoftBank SELECTION オンラインショップでの販売価格はTW-5000が9864円、SE-9000HRが1万9800円を予定(いずれも税込)。

 

11月15日の発表会では、ソフトバンク コマース&サービスからコンシューマ事業本部商品本部ME部 部長の石川純二氏、同事業本部コミュニケーション部 部長の岩永公就氏が登壇し、各製品の説明を行った。

20171117-i04 (2)↑ソフトバンク コマース&サービスの石川純二部長

 

1万円を切る完全ワイヤレスイヤホン

TW-5000は、GLIDiC初となる完全ワイヤレスイヤホンで、製品コンセプトは「すべての煩わしさからの解放」。その実現のために採用したのは、有機的な曲線を描きながら長時間使用での耳へのストレスを軽減し、優れた装着感と洗練されたデザインを両立した「ウルトラ・マルチ・フィッティング」と呼ばれる新形状だ。カラーはホワイトとブラックの2色を用意し、その質感もフタと収納部をぞれぞれグロスとマットの異なる質感で仕上げられている。

20171117-i04 (5)↑カラーはブラックとホワイトの2色

 

接続のためのBluetooth規格はVer.4.2に準拠し、左右イヤホンの接続もBluetoothで行われている。完全ワイヤレスイヤホンはBluetoothの電波が混線すると途切れてしまうことが多いが、石川氏によれば「100%途切れないわけではないが、携帯電話でも採用している筐体樹脂の中にアンテナを埋め込む方法を使って接続性を高めている」と説明している。

 

ドライバーユニットは6mm径のダイナミック型で、コーデックは高音質を重視したSBCとAACに対応。特に音作りは「ボーカルが際立つクリアな高音と豊かな中低音域を実現した」(石川氏)とのことで、実際に試聴してみるとカジュアルな雰囲気のサウンドだが、聴きやすいマイルドな音作りと感じた。

 

注目はその操作系だ。イヤホン側面のロゴマークの部分がボタンとなっており、この操作で音楽再生/通話や、音量調整、曲送り/戻しを可能としている。イヤホン内にはマイクを搭載してハンズフリー通話にも対応し、騒がしい環境下でもクリアな通話を可能にするMEMS(高感度小型マイク)とデジタルエコーキャンセリングを搭載した。

20171117-i04 (1)

 

充電用ケースはジュエリーケースのようにも見える正方形でコンパクトなもの。フタは片手でもスムーズに開閉できる造りとなっていて、イヤホンが収まる左右部分は深い窪みを作って取り出しやすい配慮がなされいる。また、無駄なバッテリー消費を防止するため、ケースから取り出せばイヤホン本体の電源が自動でオンになり、収納すると自動でオフになる設計も見逃せない。

20171117-i04 (4)

 

なお、イヤホン本体の連続使用時間は約3時間で、充電用ケースは約2回分の充電ができるバッテリー容量を持つ。充電はmicroUSB(Bタイプ)端子で行い、充電時間は本体が約1.5時間、充電用ケースが約2時間となっている。

 

リケーブル対応のハイエンドイヤホンも

一方のSE-9000HRは、GLIDiCブランドが展開するワイヤードイヤホンSEシリーズの最上位モデルとして位置づけられる。製品コンセプトは「極み。最良の答え」。同社が以前から採用してきた筐体に金管楽器のイメージを踏襲し、ハイエンドモデルとして究極のハイクオリティサウンドを追求した。

20171117-i04 (7)

 

SE-9000HRは、GLIDiC初のデュアルドライバー構成を採用し、中低域用に10mm径フルレンジ、高域用に6mm径ツィータのダイナミックドライバーを同軸上に配置した「フェーズマッチング・コアキシャルドライバー」を搭載。マルチドライバーにおける音の位相差をなくすことで、理想的な点音源を実現する独自の設計とした。

20171117-i04 (11)↑GLIDiC初のデュアルドライバー構成とし、ドライバーを同軸上に置くことで位相差を限りなくゼロに

 

なかでも注目なのは、オーディオ信号とマイク/リモコン信号を完全に分離した新たな構造設計に基づき、高純度 4N OFC ケーブルに銀コートを施した「ノイズレス・ハイブリッドワイヤリング」を採用したこと。ケーブル上にはマイク/リモコン機能も備え、モバイルのためのオーディオとしての使い勝手と、ノイズの少ないクリアなサウンドを両立させている。

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石川氏によれば、そのサウンドは「コンサートホールにいるかのような奥行きと広がりを重視した」という。会場で試聴した印象は、全体として大人しめの音作りに感じたが、レンジ感が広くヘッドホンで聴いているような気がしない。特にハイレゾ音源を聴いたときの緻密さは最上位モデルらしいサウンドを実現していると感じた。

 

ケーブル端子には、イヤフォン交換ケーブル用端子のスタンダードになりつつある「MMC端子」が採用され、本イヤホンの発売に合わせてスペア用ケーブルも準備されるという。ケーブル長はスマートフォンユーザーに最適な長さを研究し、「短か過ぎず長過ぎず」(石川氏)の1.1mとした。また、遮音性と装着性へのこだわりにも配慮して、イヤーピースにはXS/S/M/Lのシリコン製イヤーピースのほか、Comply製ウレタンイヤーピースも付属させている。

20171117-i04 (12)↑ケーブルは交換が簡単に行えるMMCX端子を採用

 

新たに2機種が追加されたことにより、GLIDiCブランドの製品は合計7機種に拡大。有線タイプのイヤホンや、ワイヤレス機種、ノイズキャンセル搭載モデルなど充実したラインナップで、ユーザーの選択肢はますます広がったといえる。

20171117-i04 (13)