プロセッサーはSnapdragon W5 Gen 1を引き続き採用(Pixel Watch 2から3年連続)
新しいコプロセッサーを搭載予定で、特にAI関連機能の強化に期待
ディスプレイの明るさは最大3000ニト(従来は2000ニト)まで向上する見込み
ベゼルがさらに狭くなることで、本体サイズはそのままに画面が広くなる可能性
なお、Googleは「Made by Google 2025」イベントを日本時間の8月21日午前3時から開催すると予告しています。このイベントでPixel Watch 4やPixel 10シリーズの発表と予約受付が始まり、発売はその1週間後の8月28日になると見られています。登場まで約1ヶ月、楽しみに待ちたいところです。
Pixel 10 Pro / Pixel 10 Pro XL:Obsidian(黒)/Porcelain(白)/Moonstone(灰)/Jade(緑)
Pixel 10 Pro Fold:Moonstone(灰)/Jade(緑)
また、それぞれのモデルに用意されるストレージ容量は以下の通りとされています。
Pixel 10:128GB / 256GB
Pixel 10 Pro:128GB / 256GB / 512GB / 1TB
Pixel 10 Pro XL:256GB / 512GB / 1TB
Pixel 10 Pro Fold:256GB / 512GB / 1TB
一部のモデルでは、特定のカラーにのみ特定のストレージ構成が組み合わされる可能性があるようです。たとえば、JadeカラーのPixel 10 Pro / XLは256GBモデルのみに限定され、JadeのPixel 10 Pro Foldには1TBモデルが用意されず、PorcelainやMoonstoneカラーのPixel 10 Pro XLは1TBが選べないという具合です。
さらに、「Pixel 10 Pro Fold」は、折りたたみスマホとして初めてIP68等級(完全防塵・水深1メートルで30分の耐水)に対応する見通し。これまでの折りたたみスマホは、主にIP48(1mm以上の固形物に対する防護)やIPX8(防水のみ)にとどまっており、完全な防塵性能を持つ製品は存在しませんでした。
このPixel 10 Pro FoldがIP68等級に対応することは、これまで折りたたみスマホの弱点とされていた「ホコリの侵入」を克服する、大きな進化と言えるでしょう。
Google Pixel 10 Pro Foldは、他のPixel 10シリーズとともに8月20日に発表され、8月28日に発売されると見られています。手に馴染みやすく、さまざまな環境でも安心して使える折りたたみスマホに期待が高まります。
Pixelsnap Charger with Stand: 充電器とスタンドが一体化したアクセサリー
Pixelsnap Ring Stand: スマートフォンを立てかけることができるリング型スタンド
さらに調査を進めた結果、貿易データベースでワイヤレス充電器(コード名「STN4」)の存在が確認されたとのこと。この充電器は黒と白の2種類があり、Qi 2.2とMagnetic Power Profile(MPP)に対応しています。また、最大60Wのワイヤレス充電が可能なチップ(ConvenientPower CPS4041)が搭載されることも判明しました。
撮影現場で目撃されたデバイスには、カメラ部分にフラッシュと温度センサーらしき二つの円が確認されており、「Pixel 10 Pro」または「Pixel 10 Pro XL」であると推測されています。その理由は、Pixel 8 Pro以降の非折りたたみProモデル全てに温度センサーが搭載されているから。
【Pixel 10の広告撮影の様子(@MarksGonePublic)】
Just out for a walk…
stumbled onto a full-on commercial shoot for the Google Pixel 10
They had a macro probe lens, a Panavision rig, and 20+ crew members…
to film someone holding a phone
If the Pixel camera’s so good, why not just use it? #BTS#Vancouverpic.twitter.com/muDluZfK75
これまでPixelスマホでは「ダブルタップで画面オン(スリープ解除)」は可能でしたが、その逆はできませんでした。現時点では、「Double Tap Screen Off / Lock」などのサードパーティ製アプリを使う必要があります。一方、たとえばサムスンのGalaxyスマホでは、ホーム画面やロック画面の何もないスペースをダブルタップすることで画面オフが可能です。
Google Pixelスマホは、AIを活用した通話や撮影など独自機能が高く評価されています。その一方で、他ブランドから移行したユーザーにとっては、期待していた基本的な機能の一部が欠けていることが不満となっており、その代表例が「ダブルタップで画面オフ」機能でした。
And ICYMI, #PixelFold along with #Pixel6 and #Pixel7 generation users will now get two additional years of OS updates! This extended support will total five years starting from when the device first became available on the Google Store in the US: https://t.co/Y50A92TiqC
Googleは、Chromecast with Google TVの後継機種となる「Google TV Streamer」を発表。Chromecastの機能を備え、Google HomeとMatterのスマートホームハブとしても機能する本製品は、9月24日から発売します。価格は1万6000円(税込)です。
記事のポイント
サブスクコンテンツのどれを観ようかあれこれ迷っているうちに、時間が経ってしまったなんてことはよくあること。そんなあるあるを解決してくれそうなデバイスです。スマートハブにもなるので、ほかのGoogle製品と連携させると生活がより便利になるでしょう。なお、Google TV Streamerの登場によりChromecastの生産が終了します。
スマートハブとしては、Matterの接続をサポートし、鍵やモーションセンサーなどのスマートホームデバイスを素早く安全に接続できる技術「Threadボーダールーター」を内蔵。たとえばGoogle Home パネルと同期すれば、ソファから立ち上がることなくカメラを確認したり、照明や温度を調整したり、ブラインドを閉めたり、Google Nest Doorbellに応答したりといった操作も可能になります。
その一つは、Android Autoから直接カーラジオを操作できる機能。7月にはAndroid Auto 12.7から「お気に入り」のラジオ局を追加・削除できることを示す手がかりが見つかっていました。それに続き、最新のAndroid Auto 12.8ベータ版では「Car Local Media」への言及が見つかっています。
Googleは最新フラッグシップ機「Pixel 9 Pro XL」において、前モデルからあらゆる面で設計を見直したと強調していました。そこで、実際に修理業者が分解した結果、耐久性と修理しやすさが改善したと報告されています。
↑分解されるPixel 9 Pro XL(画像提供/iFixit/YouTube)
ハイテク製品の分解で知られる修理業者のiFixitは、早速Pixel 9 Pro XLをバラしています。まず、Pixel 6~8までは、内部に手を入れるためには画面を取り外す必要がありました。しかし、Pixel 9 Pro XLでは前面(ディスプレイ)と背面それぞれを別々に取り外せる「デュアルエントリー」設計になっていることが明らかになりました。
Google フォトのAI編集機能にはほかにも、写真の背景を引き延ばせる「オートフレーム」があります。被写体に寄りすぎて窮屈に見える写真にゆったりとスペースを作ったり、タテに構えて撮った写真をヨコ向きに近い印象に作り替えたりしてくれます。被写体にもよりますが、自然の風景などであれば比較的違和感のない画像を生成・拡大してくれます。
筆者はサムスンが発売した、独自の生成AIソリューション「Galaxy AI」を載せたGalaxy Z Fold6とGalaxy S24もレビューしています。特にフォルダブルスマホであるGalaxy Z Fold6は、Galaxyシリーズ専用のSペンで描いたラフな絵を、Galaxy AIが雰囲気のあるイラストに仕上げてくれる「AIスケッチ」のような独自機能が魅力的でした。
しかし、Pixel 9シリーズは超音波式に切り替わることが判明しました。Google自らがその事実を公表しつつ、前モデルより50%高速になったと述べています。ただしPixel 9 Pro Foldのみは、画面内ではなく側面に指紋センサーがあるため例外となっています。
さらにクアルコムは、Pixel 9シリーズが自社の「3D Sonic Gen 2」 センサーを使っているとの声明を出しています。
Qualcomm partnered with @Google to create another reason to love the Google Pixel 9: The Qualcomm 3D Sonic Gen 2 fingerprint sensor. https://t.co/klFCFRTUab
Google Pixel 9 ProとGoogle Pixel 9 Pro XLでは「動画ブースト」も利用可能。ビデオ夜景モードの処理速度が2倍になり、さらに48MP/5倍望遠レンズを使用して、超解像ズーム動画で最大20倍の高解像度ズーム動画を録画することもできます。
Google ストア 販売価格(税込)
Google Pixel 9 128GB:12万8900円
Google Pixel 9 256GB:14万3900円
Google Pixel 9 Pro 128GB:15万9900円
Google Pixel 9 Pro 256GB:17万4900円
Google Pixel 9 Pro 512GB:19万4900円
Google Pixel 9 Pro XL 128GB:17万7900円
Google Pixel 9 Pro XL 256GB:19万2900円
Google Pixel 9 Pro XL 512GB:21万2900円