ググった検索結果を簡単に絞り込む! 新機能「トピック」が米国で展開

Googleは、検索結果を簡単に絞り込める新機能の「トピック」を追加していくと米国で発表しました。今後数日にわたり、米国のユーザーを対象として、iOSおよびAndroidのGoogleアプリ、およびモバイル版ウェブで展開される予定です。

↑検索がますます便利になりそう

 

トピックは、検索バーの下にスクロールできるリスト形式で表示されるもの。例えば、夕食のアイディア(dinner ideas)を検索した場合、検索バーの下に「簡単」「ヘルシー」「ベジタリアン」「高タンパク」などの追加おすすめキーワードが英語で提示されます。

 

これまでも画像や動画、ショッピングなど、メディアの種類による「フィルター」は存在していました。新たなインターフェースでは、このフィルターとトピックが横並びになり、どちらでも絞り込めるようになります。

↑関連用語が表示される(画像提供/Google)

 

これらのボタンをタップすると、改めて検索をやり直さずに、検索結果を絞り込むことが可能。もっと具体的な情報を知りたければ、一度にいくつものトピックを追加することもできます。

 

Google検索に慣れた人がキーワードを次々と追加して、本当に役立つ情報を絞り込むのはよくあること。しかし、トピックを使えば、自分で追加キーワードを考えなくて済みます。

 

もっとも、テックメディアのThe Vergeが実際に使ってみたところ、まだ改良の余地はあるようです。1つには、夕食の検索に「簡単」、「安い」、「南部」の順番でトピックを追加したところ、最後に追加した「南部」を削除しないと「安い」を削除できなかったとのこと。

 

また、トピックのキーワードもまだ完ぺきではありません。例えば、「バケーション」で検索すると、「荷物」「夏」「家族」「安い」などは役立つものの、最初に「バンド」(おそらくオーストラリアのインディーズバンド)が提案され、この用語はほとんどの人に使いものにならないと指摘されています。

 

これらトピックは、Google側でユーザーの検索とウェブ上のコンテンツを分析した結果に基づき、自動的に表示されているそう。もしも希望のトピックがない場合は、「すべてのフィルター」から手動で選ぶこともできます。

 

トピックがうまく機能するようになれば、ユーザーは素早く必要な情報にたどり着けたり、さまざまな検索結果を手軽に見比べたりすることもできるはず。日本語での展開も、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Google and The Verge

折りたたみPixelスマホも「Tensor G2」搭載? ベンチマーク結果が流出か

グーグルからの投入が噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(あるいはPixel Notepad)」のものとされるベンチマーク結果が、Geekbenchのサイトに掲載されています。

↑Front Page Techより

 

Pixel Foldについては先日、内外にディスプレイを搭載した横折りタイプの予測レンダリング画像が登場。また、1799ドル(約25万円)と高額な製品になるとの情報もあります。さらに本体側面への指紋認証センサーの搭載や、2023年3月のリリースの予測なども報告されています。

 

今回掲載されたデータによれば、Pixel Foldはコードネーム「Felix」として開発されているようです。プロセッサには「Pixel 7」シリーズと同じ最新の「Tensor G2」を採用し、12GBと十分な容量のメモリーを搭載すると記載されています。

 

OSには最新のAndroid 13を搭載する一方で、ディスプレイの仕様やバッテリー容量などは公開されていません。なお、Geekbenchに掲載するデータは改ざんが可能なため、今回のデータが本物のPixel Foldのものだと断言することはできません。

 

徐々にその姿が見えてきた、Pixel Fold。グーグルは2023年にタブレット製品「Pixel Tablet」の投入も予定しており、グーグルはさらにその製品ラインナップを拡大しようとしているのかもしれません。

 

Source: Geekbench via WccfTech

Pixelスマホの録音アプリが「誰がしゃべったか」のラベル付けに対応! ただし日本語は未対応かも

米グーグルのAndroid向け「レコーダー」アプリがアップデートされ、複数の人の声を聞き分けてラベル付けができるようになりました。10月の新製品発表イベント「Made by Google」で予告していた新機能が実現したかっこうです。

↑「レコーダー」アプリでラベル付けが可能に。ただし日本語は…

 

最新版のバージョン4.2では、録音時に話している人を自動的に検出してラベルを付ける「スピーカーラベル(Speaker Label)」機能が追加されました。ただし、利用できるのはグーグル純正のPixelスマートフォンに限られます。

 

公式の説明によれば「音声モデル(人が話す特徴)は、文字起こしのスピーカーラベル付けが完了するまで一時的にデバイス上に保存され、その後削除されます(通常は数分以内)。話者テキストラベルは、あなたの文字起こしに保存され、あなたの手で更新できます」とのことです。

 

つまりグーグルが音声モデルのデータを吸い上げることはなく、また文字起こしにある「誰がしゃべったか」のラベルはユーザーが書き換えできるわけです。

 

スピーカーラベルは「Speaker 1」「Speaker 2」と仮の名前が付けられ、録音中でもそれぞれの話者の名前を変更できるとのこと。もっとも「デバイスが熱くなりすぎている」場合は、スピーカーラベルは機能しないと付け加えられています。

 

実際にインストールして起動した画面は、次の通り。文字起こしの右下に新たなボタンが追加されており、素早くオン/オフを切り替えられます。発言した人はリアルタイムで特定され、話す人が切り替わるたびに自動的に改行が入ります。

↑Image:9to5Google

 

ミーティングの議事録を取ったり、インタビューの仕事をする人にとっては素晴らしい機能でしょう。ただし、今のところ英語ではしっかりラベルが付くものの、日本語には反応していない模様。多くの人が待望していた新機能だけに、少しでも早く多くの言語に対応するよう期待したいところです。

 

Source:9to5Google

ようやく!? GmailとカレンダーのWear OS向けアプリが開発中の噂

グーグルが自社のスマートウォッチプラットフォーム「Wear OS」向けに、Gmailとカレンダーアプリを開発しているとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑BATKA / Shutterstock.com

 

Wear OSを搭載したスマートウォッチでは、今でもメールやカレンダーを確認することは可能です。しかしGmailは通知機能として実装されており、一度表示が消えてしまうと受信トレイを閲覧できません。またカレンダー機能は「Agenda」アプリによって提供されていますが、3日分の予定しか表示されず、また新しいイベントの作成は「Googleアシスタント」を利用する必要があります。

 

9to5Googleが調査したところによると、Wear OS向けのGmailとカレンダーアプリでは新しいメールやイベントの作成ができるかどうかは確認されていませんが、「フル機能」が提供されるとのこと。また、これらのテストはグーグルのスマートウォッチ「Pixel Watch」にておこなわれています。

 

さらにGmailやカレンダーだけでなく、タスク管理アプリ「Google Keep」もWear OS向けに開発されています。こちらではメインのノートフィードを参照したり、リストを含む新規タスクを作成したりできます。また、最近導入された「Google Contacts」も開発がすすめられているとのこと。

 

Wear OSにてGmailやカレンダーなどの基本機能に弱点があるのは意外ですが、そのような問題ももうすぐ解決されることになりそうです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 7aも新デザインに移行? 高コスパが期待できる予測画像が登場

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントの@OnLeaksが投稿しています。

↑SmartPrixより

 

これまでの噂では、Pixel 7aではカメラ性能の向上やワイヤレス充電への対応が指摘されていました。さらに、画面リフレッシュレートが90Hzに向上するとの情報も登場しています。

 

今回投稿された画像からは、Pixel 7aの背面のカメラバー(カメラ突起)のデザインが、「Pixel 7」シリーズと統一されていることがわかります。カメラバーはガラス素材でないことはわかりますが、これが金属なのかプラスチックなのかは、現時点では不明です。

 

Pixel 7aの本体カラーはホワイトとダークグレーの2色。本体サイズは高さ152.4 x 幅72.9 x 厚み9.0mm(カメラ突起は10.1mm)で、Pixel 6aよりもわずかに(高さ0.2mm x 幅1.1mm x 厚み0.1mm)大きくなるようです。

 

というわけで、外観的にはPixel 7シリーズとほぼ変わらないであろう、Pixel 7a。さらに噂どおりにカメラやディスプレイの性能向上、ワイヤレス充電機能が追加されれば、非常に「お買い得」な廉価スマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source: Smartprix via 9to5Google

Google Pixel Watchは使い勝手の完成度が高い! Apple WatchやFitbitとの違いは?

グーグルが最新のWear OS 3.5を搭載する「Google Pixel Watch」(以下、Pixel Watch)を発売してから約1か月が経ちました。今回は、Apple Watchユーザーの目線にも立ちながら、グーグル初の純正スマートウォッチをチェックしてみたいと思います。

↑Wear OS 3.5を搭載するグーグル初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」

 

軽くて装着感は快適

Pixel Watchは直径41mmの正円形ステンレスケースに、有機ELタッチディスプレイを搭載するスマートウォッチです。参考までにApple Watch Series 8の45mmモデルを並べてみました。Pixel Watchとデザインは異なりますが、りゅうずやサイドボタンの配置、着脱できるバンドなど使い勝手に関わる仕様には多くの共通点があります。

 

【外観フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

質量36gの本体はとても軽く、装着感はかなり軽快。睡眠トラッキングもあまり負担を感じることはないと思います。

 

電池持ちは24時間だけど、たまに消耗が早い?

共通点は多いとしましたが、Apple Watchを長く使っている筆者から見て、Pixel Watchはふたつの点で使い勝手の違いを感じました。ひとつはバッテリーのスタミナで、もうひとつはワークアウトの記録です。

 

グーグルはPixel Watchが最大24時間のバッテリー持ちを確保したと伝えています。Apple Watch Series 8は通常使用の場合で最大18時間なので、バッテリーはPixel Watchの優位点といえそうです。実際の印象としては、平均すると朝起きてから、夜寝る前に充電するまでバッテリーは持ちます。

 

ただ、ときどき思いのほか早く消耗することも。バッテリーに負荷をかける使い方をしているとすれば、GPSも活用するエクササイズによる使用ですが、家にほぼ1日中こもって原稿を書いている日に、気が付けばバッテリーが早く減っているときもあります。こうしたバッテリーが早く消耗するときの条件はまだ特定できていません。

 

ひとつ言えることは「常に画面をON」にする機能を有効にするとバッテリーの減りは明らかに早くなります。ウォッチの設定から「電池」を選択して「バッテリーセーバー」をオンにすると、「常に画面をON」と「傾けて画面をON」にする機能を簡単に無効化できるので、対策は可能でしょう。

↑バッテリーセーバーをオンにすると、ディスプレイが消費する電力を抑えられ、フル充電からより長く使えるようになります

 

Pixel Watchはワークアウトを自動で記録してくれる

もうひとつの違いであるワークアウトの記録について、Apple WatchではwatchOS 5以降から、ウォッチがワークアウトを記録するかどうかユーザーに確認してくれる通知機能を搭載しています。ランニング/ウォーキング/サイクリングなど全9種類のワークアウトに対応。ワークアウトの終了通知もアラートしてくれるので、記録ミスを回避できる頼もしい機能です。正確なワークアウト記録ができると健康増進のモチベーションも持続するでしょう。

 

一方のPixel Watchにも一部のワークアウト(ウォーキング/ランニング/野外サイクリングなど)を一定時間実践した場合、これを自動認識して開始から終了までの成果をFitbitアプリに記録できる機能があります。ワークアウトしているつもりのないウォーキングも記録されますが、全体に自動検出・記録の精度は高いと思います。

 

なお、アクティビティや睡眠に関する時系列のデータをチェックするためにはFitbitアカウントを作って、Pixel Watchアプリからログインする必要があります。

↑パソコンのブラウザーからFitbitアカウントにログイン。Pixel Watchのエクササイズ自動認識を有効化します

 

Apple Watchとの違いは、ワークアウトの開始と終了を通知する機能がないことです。定期的に250歩以上のウォーキングをリマインドする「運動促進通知」の機能はありますが、同じ通知でも意味合いは少し異なります。

 

Pixel Watchは心拍数の測定と記録も常時バックグラウンドで行います。つまり、ワークアウトや心拍をユーザーに意識させず、自動で記録するわけです。ワークアウトの通知をしてくれるApple Watchに対して、自動記録するPixel Watchのコンセプトは好き嫌いがわかれるところかもしれません。

↑Pixel Watchの心拍測定は常時バックグラウンドで計測を続けています

 

↑Fitbitアプリのワークアウト記録。消費カロリーのほか、脂肪燃焼などにつながる運動時間を示すゾーンタイムの計算が緻密です。また、運動していないとリマインドを通知してくれる設定も可能

 

Fitbitアプリとの連携が便利、特に睡眠トラッカーは優秀

Pixel Watchは睡眠トラッカーとしても便利なデバイスです。冒頭でお伝えしたように、眠りながら使うことに負担が少なく、装着感が心地よいことに加え、Fitbitアプリも優秀に感じます。

 

Pixel WatchからFitbitアプリにログインすると、アプリから睡眠ステージや睡眠スコアの詳細なデータを見られるので、睡眠の質にも意識を高めることができます。現在はグーグル傘下のパートナーであるFitbitは、ブランドの誕生後から約14年の間に睡眠に関連する多くのノウハウを蓄積してきました。データの精度は世界の著名な学術機関や企業がリファレンスとして参照するほど、高い信頼を得ているといいます。このノウハウが、Pixel Watchとアプリによって見られる詳細なデータにつながっているわけです。

↑睡眠トラッキングは眠りの深さを計測。スコアも付けてくれます

 

ただし、Fitbitの最新スマートウォッチ「Sense 2」や「Versa 4」であれば、1か月間に渡ってデバイスが記録した睡眠データを元に、ユーザーの「睡眠プロフィール」を生成できますが、Pixel Watchではこの機能が使えないので注意が必要です。

 

Pixel Watchは通信や決済で有利、Fitbitはヘルスケア系が強い

では、Pixel WatchとFitbitの最新スマートウォッチで悩む場合、どちらを選ぶべきなのでしょうか。まず、FitbitのスマートウォッチはiPhoneとの組み合わせに対応しています。血中に取り込まれた酸素のレベルを測定する血中酸素ウェルネス、不規則な心拍の通知などをしてくれるヘルスケア系、あるいは睡眠トラッキングの機能もFitbitのデバイスがより充実しています。

 

一方で、LTE通信にFitbitのデバイスは対応していません。加えて、独自のFitbit Payによるタッチ決済には対応していますが、使えるデビットカードやサービスがまだ限られています。

 

その点、Google Payに対応するPixel Watchの方がもう少し融通が利きます。ただ、Pixel WatchのSuicaがスマホのモバイルSuicaよりも使い勝手に制約がある(定期券・Suica グリーン券・おトクなきっぷは非対応。JRE POINTからのチャージは不可など)点には気をつけたいところです。

↑Suicaによるタッチ決済にも対応しています

 

ヘルスケア機能に特化したFitbitと、LTE通信や決済に利点があるPixel Watch。スマートウォッチで優先すべきポイントを考慮したうえで、この違いを把握して選ぶと失敗がなさそうです。

 

手軽に試せる完成度の高いスマートウォッチ

Pixel WatchはKDDIとソフトバンクが4G LTE対応モデルを取り扱っています。4G LTE+Bluetooth/Wi-Fiモデルの価格は4万7800円(税込)。参考までにApple Watch Series 8の41mm/Wi-Fi+Cellularモデルは7万4800円(税込)です。

 

Wi-Fi/Bluetoothのモデルであれば3万9800円(税込)から買えるので、Android 8.0以上を搭載するAndroidスマホをお持ちの方は気軽に試せるでしょう。

 

たとえば、BluetoothイヤホンをペアリングしてYouTube Musicアプリで音楽コンテンツを聴いたり、サムスンがWear OS向けに提供するブラウザーアプリを使ってYouTubeをPixel Watchで再生しながら、ラジオのように音声を聴いたりして楽しめます。

↑Wi-Fiモデルの場合は、YouTube Musicの楽曲をウォッチに転送してオフライン再生が楽しめます

 

LTEに対応していると、さらに使い勝手の幅は広がります。Pixel Watchは日本語入力に対応するソフトウェアキーボードを搭載。メッセージやメール系アプリの本文を正確にタイピングできるので、LTE対応モデルであればスマホを持たず近所に外出しても、不意を突く連絡に応答ができて便利です。

 

当然、YouTube MusicやYouTubeのコンテンツは事前に転送することなく楽しめるので、利便性の高さを感じられます。

 

iPhoneユーザーにも魅力的なPixel Watchになってほしい

課題があるとすれば、Pixel WatchがiPhoneとの組み合わせでは使えないこと。Apple WatchもAndroidスマホに対応していないので「おあいこ」なのですが、後発のPixel WatchがApple Watchに対抗してシェアを伸ばすために、今後は「iPhoneでも使えるPixel Watch」になることが不可欠です。

↑Pixel Watchの使用にはAndroid 8.0以上のデバイスが必要。iPhoneでも使えるようになることが今後のとても重要な課題になると思います

 

もうひとつ、Pixel Watchをフォーマルな装いにも合わせやすいエレガントかつ親しみやすいデザインにまとめたところはさすがグーグルですが、腕時計としての存在感はやや物足りなく感じるところもあります。高級腕時計メーカーであるタグ・ホイヤーやモンブランなどが、グーグルのWear OSを採用するハイエンドスマートウォッチを既に発売しているので、このあたりとうまく組み合わせられるといいのかもしれません。

 

さらにPixel Watchシリーズに活路があるとすれば、やはりFitbitとのコラボレーションによる便利なヘルスケア・フィットネス機能が使えるところだと筆者は考えます。カジュアルに楽しめるスポーツ系のPixel Watchが充実してくれば、Apple Watchにとって強力なライバルになりそうです。

 

いずれにせよ、Pixel Watchの初代機が好調に立ち上がり、今後もシリーズとして継続するのであれば、さまざまなバリエーション展開にも期待できると思います。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

Material Youをデスクトップでも。Chromeブラウザに実験機能が搭載

グーグルのデスクトップ向けChromeブラウザの開発者向けバージョンにて、「Material You」風のカラーテーマを試せる実験機能が実装されています。

↑The Vergeより

 

Material Youとは2021年にリリースされた「Android 12」にて採用されたカラーテーマで、壁紙の色をOSのインターフェイスに反映させることにより、一体感のある外観を実現しています。

 

Chromeの開発者向けビルドこと「Canary」の最新バージョン(110.0.5418.0)に搭載された今回の機能では、デスクトップの壁紙の色をアドレスバーやツールバー、新しいタブのウィンドウに反映することができます。これまでもChromeのカラーを手動変更することは可能でしたが、この機能ではその手間を省くことが可能です。

 

機能はデフォルトでは有効になっておらず、Chromeのフラグ「chrome://flags/#customize-chrome-color-extraction」を有効にする必要があります。またMac、Windows、Linux、およびChromeOSとFuchsia OSのChromeにて利用可能です。

 

今回の機能が一般向けのChromeにいつ頃展開されるのかは不明ですが、見た目にもなかなかおしゃれな機能ではないでしょうか。

 

Source: The Verge

折りたたみスマホ「Pixel Fold」外観判明!? 約25万円とお高いかも…

グーグルからの発表が期待されている折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(あるいはPixel Notepad)」の予測レンダリング画像を、YouTubeチャンネルのFront Page Techが掲載しています。

↑Front Page Techより

 

Pixel Foldに関してはこれまでいくつも噂が登場していますが、最新の情報によれば本体側面には指紋認証センサーが搭載されるようです。また、製品のリリースは2023年の3月など早い時期が予測されています。

↑Front Page Techより

 

今回Front Page Techが掲載した画像では、Pixel Foldが若干幅広な画面(本体)アスペクトを採用していることがわかります。これはサムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズよりも、OPPOの「Find N」に近いものです。

 

本体外側のカバーディスプレイには950万画素のアンダーディスプレイカメラが内蔵され、背面には大きなメインカメラの突起が存在。本体内側では、ベゼル部分に950万画素カメラを内蔵。側面にはロックボタンに指紋認証センサーが内蔵されます。また、本体カラーはホワイトとブラックの2色となります。

 

最後にFront Page Techは、Pixel Foldの価格は1799ドル(約25万円)で2023年5月に発売されるとの情報を伝えています。同時期にはグーグルの開発者イベント「Google I/O」の開催が期待されており、イベント発表の内容が大いに注目されることとなりそうです。

 

Source: Front Page Tech / YouTube via 9to5Google

Pixel 7aは優れたカメラ性能でリフレッシュレートは90Hz対応? 望遠レンズはないかも

米グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」の噂がにわかに活発となっていますが、現行モデルのPixel 6aよりもカメラ性能や画面のリフレッシュレートが向上する噂が報じられています。

↑Image:Google

 

今回の噂の発信源は、開発者のKuba Wojciechowski氏です。これまでもWojciechowski氏はグーグルが開発中の謎のデバイス、コード名「Lynx」を追っており、先日もワイヤレス充電対応などの手がかりを見つけていました。そして「Lynx」の正体はPixel 7aだと、米9to5Googleが主張しているしだいです。

 

さてWojciechowski氏がカメラドライバー周りの深掘り分析をしたところ、Pixel 7/7 Proのカメラが「Pixel 22 Premium」に対して、Lynxは「Pixel 22 Mid-range」と呼ばれていることがわかったそうです。つまりLynxのカメラ性能はミッドレンジにすぎず、プレミアムなPixel 7/7 Proより下だと仄めかされています。

 

また最新の調査では、これまで見つかっていた「Samsung GN1(1/1.3インチ、5000万画素)」センサーが削除されているとのこと。Wojciechowski氏は、GN1センサーは新たなセンサーが用意されるまでテストに使われていたに過ぎない、と推測しています。

 

今のところLynxに載っているイメージセンサーは、「l10_wide(IMX787)」と「l10_UW(IMX712)」の2つ。つまり、Pixel 7aの背面には広角と超広角のデュアルカメラが搭載されるようです。

 

先日、Wojciechowski氏はIMX787が望遠センサーに使われると述べていましたが、最新の調査では望遠レンズの記載がなくなっているそうです。そこから、IMX787が古い(非望遠の)IMX363に置き換えられ、7aはミッドレンジ機としては優れたカメラ品質となるはずだ、との趣旨が付け加えられています。

 

ちなみにIMX363は、Pixel 3シリーズからPixel 6aまで、4世代(4年間)にわたって採用され続けてきたイメージセンサーです。ようやく、安価なPixel aシリーズのカメラもテコ入れされるようです。

 

また液晶パネルはSamsungから調達し、(最大)リフレッシュレートは90Hzになるとのこと。もっともPixel 6aも90Hz表示が可能ながらも60Hzに制限されていることが判明しており、もしかしたらPixel 7aでも同様の制限が課されるのかもしれません。

 

Source:Kuba Wojciechowski(Twitter) 
via:PhoneArena

Pixelスマホを「SIMカードを挿すだけ」でロック解除できる特大バグ発見! 11月のアップデートで解決します

米グーグルは11月初め、月例のAndroidおよびPixelスマートフォン向けセキュリティアップデートを配信開始しました。その中に、Pixelスマホのロックをパスコードや生体認証なしに解除できるバグの修正が含まれていることが明らかとなりました。

↑早急にアップデートを

 

このバグ(CVE-2022-20465)は、セキュリティ研究者のDavid Schutz氏が発見したもの。自らのブログで「物理的にアクセスできる攻撃者は、ロック画面の保護(指紋、パスコードなど)を回避して、ユーザーのデバイスに完全にアクセスできる」と述べています。つまり、実際にPixelスマホを手に取れるハッカーは容易く実行できてしまうわけです。

 

そのやり方は、ざっと次の通りです。

  1. PIN(暗証番号)でロックされたSIMカードをPixelスマホに入れる
  2. PIN入力を3回間違える
  3. PUK(PINロック解除)コードを入力し、新しいPINコードを入力する
  4. Pixelスマホは完全にロック解除される

つまりハッカーは自分のPINロックされたSIMカードを持っていき、被害者のデバイスのSIMを交換し、上記の手順を行うだけ。条件を満たしたSIMカードがあれば、特別なスキルがなくてもPixelスマホを乗っ取れます。

 

今年半ば、Schutz氏はこのバグをグーグル(正確にはAndroidのバグ報奨金プログラム)に報告したものの、実際にグーグルが解決に動いたのは9月のことでした。その報酬として、7万ドルの報奨金が支払われたそうです。

 

11月のセキュリティ更新は、Pixel 4a以降で利用できます。要するに「PUKコードが分かっているSIMカードを持っていれば、ただSIMを交換するだけでPixelスマホが完全にロック解除できる」という特大の不具合のため、該当する製品をお持ちの方は速やかにアップデートをお勧めします。

 

Source:David Schutz,Google
via:9to5Google

 

※Schutzのuは、ウムラウト付きが正式な表記です

Pixel 6aが自分で直せる! 純正パーツをiFixitが発売開始

修理業者のiFixitは、グーグルの廉価スマートフォン「Pixel 6a」の純正修理部品の販売を開始しました。

↑iFixitより

 

アメリカで盛り上がる「消費者が電子機器を修理できる権利」にあわせ、今年4月に発表されていたグーグルとiFixitの提携。すでにiFixitからは、「Pixel 2」から「Pixel 6」までのディスプレイやバッテリー、リアカメラなどの部品購入が可能です。

 

今回iFixitから発売されたのは、iFixtのディスプレイやバッテリー、リアカメラなどの部品。例えばディスプレイは99.99ドル(約1万5000円)、バッテリーは39.99ドル(約5,900円)、背面広角カメラは56.99ドル(約8,400円)となっています。

 

iFixitによる純正パーツの販売では、修理用の工具や画像付きの詳細な説明書も付属します。製品の修理には電子機器の取り扱いに関する経験が必要となりますが、腕に覚えがある方は、自力でのPixel 6aの修理に挑戦してみるのも良さそうです。

 

Source: iFixit via 9to5Google

YouTube ShortsがスマートTVでより見やすくなりました

グーグルはショート動画プラットフォーム「YouTube Shorts」をスマートTVなどの大画面でより見やすくするための展開を開始しました。

↑グーグルより

 

YouTube ShortsとはYouTubeに2021年に導入された機能で、最大60秒の縦長動画を投稿することができます。現在勢力を拡大している縦動画プラットフォームの「TikTok」やInstagramの「Reels(リール)」への対抗機能、ともいうことができます。

 

新たに導入された動画プレイヤーでは、スマートフォンでYouTube Shortsを見たときと同じように、スマートTV向けアプリのインターフェイスが最適化されたのが特徴です。動画の横には、クリエイターや楽曲の情報、高評価や低評価ボタンなどを表示。これらの情報は、リモコンの右ボタンをクリックすることで現れます。

 

YouTube Shorts動画は、YouTubeアプリのトップページにある新しいShortsのタブ、あるいはクリエイターのチャンネルページからアクセスすることができます。また今後は、より多くのコミュニティ機能を導入していく予定だとしています。

 

新動画プレイヤーは2019年以降に発売されたスマートテレビや新型ゲーム機、またはストリーミングデバイス向けに、グローバルに展開が始まっています。今後はスマートフォンだけでなく、リビングのテレビでもショート動画を楽しむ時代がくるのかもしれません。

 

Source: グーグル via TechCrunch

グーグル、Pixel Watchが24時間バッテリー持ちする使用条件を詳しく説明。280回時刻を見ても大丈夫!

グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」はバッテリーが最大24時間持つと謳われていますが、発売直後はどのような使用条件かは明かされていませんでした。「生産開始前のハードウェアとソフトウェアを使用したテストに基づく目安の最大値です」とぼやかされていたのです。

↑Image:Google

 

ようやくグーグルが、どんな使い方をした場合に24時間バッテリーが持つのか、その条件を公開しました。

 

具体的には「Google Pixel Watch の充電とバッテリー駆動時間の向上」の記事が更新され、24 時間のバッテリー駆動時間が算出されるのは以下の使用状況のもとだと述べられています。

 

  • 240 件の通知受信
  • 280 回の時刻確認
  • LTE 接続時の 5 分間の通話
  • ダウンロードした YouTube の音楽を再生しながら 45 分間のワークアウト(LTE 接続および GPS 使用)
  • Bluetooth を介してスマートフォンに接続した状態で 50 分間のナビ(Google マップ)
  • デフォルトの設定(「常に表示状態のディスプレイ」がオフなど)で構成されたスマートウォッチ

 

このうち注目すべきは、「常に表示状態のディスプレイ」つまり常時ディスプレイがオフにならないAOD(常時表示)設定をオフにする「など」と言及されている点でしょう。もっとも米9to5Googleによれば、AODを有効にした状態でもバッテリーが24時間以上も持ったそうです。

 

ちなみにApple Watch Series 8などは、以前から「1日のバッテリー駆動時間は、18時間の間に90回の時刻チェック、90回の通知、45分間のアプリ使用……」と使用条件をオープンにしていました

 

ともあれ通知240件や280回の時刻確認(1時間に約12回チェック)しても24時間も持つなら、通勤通学や日帰り旅行ぐらいでは電池切れの心配はないはず。PixelスマートフォンやAndroid端末の良きお供にできそうです。

 

Source:Google Pixel Watchヘルプ
via:9to5Google

来年のPixel 7aではカメラ性能向上やワイヤレス充電に期待!?

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 7a(仮称)」において、カメラ性能の向上やワイヤレス充電機能の追加が予定されていることを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

Pixelのaシリーズはグーグルの廉価スマートフォンで、今年には最新モデル「Pixel 6a」が登場。独自プロセッサー「Tensor」を搭載するなどコストパフォーマンスの高さは相変わらずでしたが、残念ながらワイヤレス充電機能は搭載されず。また、背面には1220万画素メイン+1200万画素超広角、前面には800万画素カメラを搭載しています。

 

9to5Googleによれば、Pixel 7aは「Lynx」というコードネームで開発されています。そして同スマートフォンは、「P9222」というワイヤレス充電用のチップを搭載。これは5Wでの速度の充電しかできないことから、イヤホンの充電ケースのようなものに最適な仕様だとも指摘されています。

 

さらにPixel 7aのカメラには、「Pixel 6」シリーズに搭載されたイメージセンサー「Samsung GN1(1/1.3インチ、5000万画素)」が搭載されます。これに、望遠用の「ソニーIMX787(1/1.3インチ、6400万画素)」、超広角用の「ソニーIMX712(1300万画素)」の2つのセンサーが組み合わされるとしています。メインカメラの性能向上だけでなく、望遠カメラの搭載も注目ポイントとなりそうです。

 

というわけで、現行モデルから大きなアップグレードが期待できそうなPixel 7a。最近は大幅な円安が話題ですが、コストパフォーマンスの高さはそのまま続いてほしいものです。

 

Source: 9to5Google

PebbleがPixel 7でも使える! グーグルがアプリをバージョンアップ

米グーグルがスマートウォッチ「Pebble」向けのサポートを、最新の「Pixel 7」に追加しました。

↑oatjo / Shutterstock.com

 

Pebbleは2012年にクラウドファンディングによって登場したスマートウォッチで、電子ペーパーの搭載による長時間駆動が特徴でした。その後にブランドはFitbit(現在はグーグル傘下)に売却され、公式のiOS/Android向けサポートは終了。現在はユーザーコミュニティによるアプリ「Rebble」として、APK(アプリケーションパッケージ)の配布を継続しています。

 

しかし先日発売されたグーグルのスマートフォン「Pixel 7」シリーズでは32ビットアプリが動作せず、Rebbleが利用できなくなっていました。この事態を解決すべく、グーグルはPebbleの最新バージョンとなる「4.4.3」を配布。これによってPixel 7の64ビット環境で利用できるようになっただけでなく、「Caller IDの信頼性の向上」「不要な通知の非表示」も実現しています。

 

最新バージョンのRebbleのダウンロードは、こちらの公式サイトから可能です。クラウドファンディングブームの火付け役ともなったPebbleには、サポートが切れた現在でも今後もまだまだ活躍してほしいものです。

 

Source: Rebble via 9to5Google

Pixel 7/Proは初の64ビットアプリ専用Androidスマホ! 実行速度がアップ、バックグラウンドのアプリも落ちにくいらしい

米グーグルのスマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」は新しめの64ビットアプリしか動かないのでは? と囁かれていましたが、同社がそれは事実だと正式に認めました。

↑Pixel 7シリーズ

 

これはAndroidアプリ開発者向けブログで明かされたことです。「Pixel 7は64ビットアプリのみサポートする初のAndroidスマホです」と題されて、そのメリットが詳しく説明されています。

 

64ビットアプリの長所は「32ビットアプリでは利用できない特別なレジスタや命令にアクセスできるため、より速く動作する 」ということ。最新のプロセッサーでは64ビットコードを実行すると、最大25%も性能が上がるそうです。

 

では32ビットアプリ対応を止めると、どんな良いことがあるのか? グーグルによれば、32ビットアプリを実行してないときも使っていたRAMを最大150MBも節約できるとのこと。この結果、バックグラウンドのアプリが強制終了することが少なくなると述べられています。バックグラウンドのアプリはRAM上に保持されているため、RAM不足になると「落ちる」(再び呼び出すと、ゼロから起動する)ことになりますが、そうしたストレスが減るわけです。

 

またセキュリティ面では、アドレス空間が広がるためにASLR(メモリー上の実行コードやデータの配置をランダム化する)などの防御が効果的となり、ハッカーがデバイスを乗っ取る危険を減らせると述べられています。このほかアプリ開発者向けには、より便利なツールを使えるともアピールされています。

 

最後に64ビット専用端末では、CTSテスト(Androidの互換性テスト)にかかる時間を半減でき、各ベンダーはより速く簡単にデバイスを更新できるとのこと。つまり各社のAndroid端末が、アップデートしやすくなるわけです。

 

すでにPixel 7/Proでは、「フラッピーバード」など古い32ビットアプリが動かないとの声が上がっていました。グーグルとしてはそれには目をつぶり、新しい64ビットアプリの動作が軽くなることや、メモリーを節約してアプリが落ちにくくなるメリットを優先するようです。

 

しかし一方で、グーグルはAndroid GoやAndroid TV、Wear OSでの32ビットサポートを継続するとしています。またGoogle Playストアでも「32ビット専用デバイスに32ビットアプリを提供し続けます」ともあり、古めのAndroidスマホで32ビットアプリを新規、あるいは再ダウンロードする上で何の問題もないようです。

 

Source:Android Developers Blog
via:9to5Google

Pixel Watch、常時表示で焼き付きが発生? グーグルは「残像です」と回答

米グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」は、PixelスマートフォンやAndroid端末との連携もしやすく、健康管理機能も好評を集めています。しかし、一部ユーザーからは「焼き付き」(長時間表示され続けた画像が、画面表示を切り替えてもそのまま残る)が起こっているとの報告が寄せられている状況です。

↑Image:Google

 

これに対してグーグルが「単なる残像です」と回答したことが明らかとなりました。

 

この苦情は、米9to5Googleや大手掲示板Redditのユーザーらが指摘していることです。その原因と思われているのが、常に画面をオフにしない常時表示(Alwasy on Display=AOD)機能です。

 

まず9to5Googleによれば、1日12時間、5日にわたりAODをオンにして使っていたところ「焼き付き」が出たそうです。たしかに画面に色ムラや、何かの写り込みが確認できるようです。

↑Image:9to5Google

 

そしてAODをオフにすると30分ほどで消えるものの、文字盤を表示するとまた戻ってくるとのこと。もっとも、他のPixel Watchでは同じような使い方と設定をしても現れていないそうで、全ての個体に問題があるわけではないようです。

 

またRedditユーザーのSea-Tax165氏は、購入してから1日も経っていないのに焼き付きらしき現象が起きているとのこと。こちらは、上記の画像よりハッキリと確認できます。

↑Image:Reddit/Sea-Tax165

 

しかしグーグルいわく、Pixel Watchでは永久的な画面の焼きつきは発生しておらず、一時的な「残像」が起きているだけだそうです。また「焼き付きの前ぶれでもない」と断言しており、画面に表示された時間が長いほど消えにくいが、時間が経てば消えると述べられています。

 

またPixel Watchはドットの明るさを1分ごとに変えるソフトウェアの仕組みにより、残像が起こる可能性を低く抑えているとのこと。そのため、大多数のユーザーは経験しないはずだそうです。さらに「AODをオフにしたり、寝るときに就寝モードを使って一晩中ディスプレイを切っておくこともできる」として、“残像”が気になる人はそうするように勧めているようです。

 

もっともApple Watchも常時表示を搭載するまでに、足かけ5世代(Series 5)も掛かりました。その点Pixel Watchは初代から実装しているだけに、長い目で見守りたいところです。

 

Source:9to5Google,Reddit

YouTubeが操作性を強化。新ダークテーマやアンビエントモードを追加

米グーグルは動画配信サービス「YouTube」にて、新しいデザインや機能の導入を発表しました。

↑グーグルより

 

「アンビエントモード」では、アプリの背景色が映像にあわせて変化します。これにより視聴者はよりコンテンツに引き込まれる、と説明しています。アンビエントモードはウェブとモバイルのダークテーマで利用可能です。

 

ダークテーマもアップデートされ、より暗い色になりました。これにより、スクリーン上の色彩がより鮮やかになっています。このアップデートはウェブ、モバイル、スマートテレビで利用可能です。また、ビデオプレイリストも同じ色調になりました。

 

動画説明のYouTubeリンクはボタンに変更され、「いいね!」「シェア」「ダウンロード」などは邪魔にならない形へと変更されました。一方で、購読ボタンはより目立つようになっています。

 

iOS/Androidスマートフォンでは、動画のピンチ操作によるズームと正確なシークが、すべてのユーザーに展開されます。「再生位置の細かい調整」ではシーク中に上にドラッグまたはスワイプすると、ビデオプレーヤーにサムネイルが一覧表示されるようになります。プレーヤーの任意の場所を長押ししてシークしたり、2本指でダブルタップしてチャプターをスキップしたりといったシーク機能が追加されます。さらに、ビデオで頻繁に再生される場所を示すグラフも追加されています。

 

これらの新機能は今後数週間をかけて、すべてのユーザーに徐々に適用される予定です。最近はTikTokなど新たなライバルが登場する動画配信サービス分野ですが、YouTubeの地道な使い勝手の改善はユーザーにとっても歓迎されるものとなるでしょう。

 

Source: グーグル via 9to5Google

プロが教える「Google Pixel 7」の2つの魅力。iPhone 14を含めた検討で注意すべき点とは?

Googleが自社で設計する最新のGoogle Tensor G2チップを搭載した新しいスマートフォン「Google Pixel 7」シリーズを発売しました。今回は、国内で特に人気の高いスマホの最新モデル「iPhone 14」シリーズとの違いについても触れながら、Pixel 7シリーズの特徴を解説したいと思います。

↑Googleの新スマートフォン「Google Pixel 7」(左)と「Google Pixel 7 Pro」(右)

 

上位モデルGoogle Pixel 7 Proはカメラ機能が充実

筆者はふだん、スマホはiPhoneとGoogle Pixelの2台持ちで使っています。Googleが2021年秋に発売したGoogle Pixel 6シリーズも1年間メインのAndroidスマホにしてきました。そのなかで、最新のGoogle Pixel 7シリーズは大きく2つの点でGoogle Pixel 6シリーズよりも魅力的であると感じます。

 

ひとつはカメラと写真まわりのAI技術を活かした新機能がさらに充実したことです。そしてもうひとつは顔認証への対応。それぞれの使い勝手を紹介します。

 

まず、Google Pixel 7シリーズには6.3インチのGoogle Pixel 7と、6.7インチのGoogle Pixel 7 Proがあります。カメラ機能を重視するのであれば、名前にProが付く上位モデルを買うべきでしょう。なぜならProのトリプルレンズカメラは機能が充実しているからです。

↑トリプルレンズカメラを搭載するGoogle Pixel 7 Pro。高精細なズーム撮影、マクロ撮影が楽しめます

 

一例として、Google Pixel 7 Proの望遠カメラには、4800万画素クアッドベイヤー配列のセンサーが搭載されています。光学ズームは最大5倍。光学ズーム撮影による写真・動画の精細感も充実していますが、最大30倍のデジタルズームにも要注目です。ズームの倍率で比べるとiPhone 14 Proシリーズの約2倍。望遠カメラ性能に力を入れていることがうかがえます。

 

また、Google Pixel 7 Proではズーム撮影時に、高画素のセンサーでキャプチャーした画像データを“切り抜き”処理しているうえに、ソフトウェアによる超解像処理も施しています。この切り抜きと超解像処理により、遠くの被写体も高精細な写真に記録できるわけです。

 

さらに、ズーム撮影時には被写体をスムーズにフレーム内に納められるよう、画面の左上に少しズームを引いたガイド画面が表示。インターフェースも気が利いています。

↑この距離から最大30倍の高精細なデジタルズーム撮影が可能

 

↑ズーム撮影時には被写体を捉えやすいよう、画面の左上にガイドが表示されます

 

AIテクノロジーを活かした「ボケ補正」機能が楽しい

Google Pixel 7シリーズだけに搭載される「ボケ補正」もGoogleらしいAIの技術を活かした楽しい新機能です。Android標準の「フォト」アプリに読み込んだ写真データの“ピンボケ”やノイズをソフトウェア処理によって補正します。つまり、ほかのデジカメやスマホで撮影した写真データも読み込めば補正可能なわけです。

 

フォトアプリで補正したい写真を開き、「ツール」から「ボケ補正」を選択します。補正レベルは0〜100まで1ステップごとに強弱の微調整が可能。100まで上げてしまうと被写体周辺のノイズまで目立ってしまう場合があるので、適切なレベルを丁寧に探りながら修正するといいでしょう。

 

筆者も過去に撮影した決定的瞬間を捉えた写真が少しピンボケしていたので、Google Pixel 7で直してみました。鮮鋭度が向上したことがわかるでしょうか。

↑左が補正前、右が補正後の写真。犬の舌や床の模様の精細感がアップしています

 

ボケ補正は、過去に家族や友だちと撮った大切な記念写真、旅行のスナップなど、できる限りピンボケを直したいときに役立ちます。ただ、いくらGoogleのAI技術が優れていたとしても元のピンボケやノイズの多さによっては補正しきれない場合もままあります。

 

Google Pixel 7シリーズを買ったとしても、急いでカメラのシャッターをきる前に必ずピントや露出を合わせるクセを付けるべきでしょう。

 

このほかにも写真によるクリエイティビティを高めてくれる写真に写りこんだ人や物を消す「消しゴムマジック」や、長時間露光撮影が可能な「モーションモード」はGoogle Pixel 6シリーズから受け継がれています。ビデオはHDR撮影や、背景のボケ味を加える「シネマティックぼかし」にも新たに対応しました。

 

顔認証と指紋認証にダブル対応

Google Pixel 7シリーズのもうひとつ魅力的なところは顔認証と指紋認証によるダブルの画面ロック解除に対応したことです。

 

フロントカメラによる顔認証は、Google Pixel 7シリーズがスリープ状態から解除されていれば、フロントカメラに顔を向けるだけで瞬時にロックを解除します。

↑顔認証機能を有効にすると、ロック解除時にフロントカメラを注目するようにガイドが表示されます

 

iPhoneのようにマスクを着けたままでの顔認証には対応しませんが、Google Pixel 6シリーズも搭載するディスプレイ埋め込みタイプの指紋認証センサーを併用できるので問題なし。アレルギー持ちの筆者は、これから冬・春と屋外でマスクを着けて過ごすことも多くあるので、Google Pixel 7シリーズの新しい仕様を歓迎しています。

 

1年前に発売のモデルでも、Google Pixelシリーズ内で買い替えはあり

ひとつ前のモデルにあたる、Google Pixel 6 Proからの買い換えはアリなのでしょうか。

 

先述した通りGoogle Pixel 7 Proのカメラは進化していますが、Google Pixel 6 Proの方もデジタル超解像ズームでいえば20倍対応です。

 

また、夜景モードによる暗い場所での撮影は、Google Pixel 7シリーズの方がシャッターをきってからの処理速度が最大2倍に向上していますが、撮れる写真に圧倒的な出来映えの差はないように感じます。これはGoogle Pixel 6 Proに搭載の初代Google Tensorチップの完成度が十分に高いことの証左でもあります。

 

結論を言えば、Google Pixel 6 Proからの買い換えは無理にしなくても良いと筆者は思います。

↑左がGoogle Pixel 6 Pro、右がGoogle Pixel 7 Pro。サイズやデザインはあまり大きく変わっていません

 

一方、2021年夏に発売されたGoogle Pixel 5a (5G)よりも前の世代のGoogle Pixelシリーズについては、この機会にGoogle Pixel 7シリーズに買い換えることを検討して良いと思います。

 

たとえば、Google Tensorチップが載っていないGoogle Pixelシリーズでも、特徴的な機能としておなじみの「レコーダー」アプリによる音声文字起こしは使えます。またFeature Drop(Google Pixelシリーズ向けのソフトウェアアップデート)による新機能や改善された機能の提供は数か月ごとに実施されるので、古いモデルでも物足りなさは感じないかもしれません。

 

ただ、AIを活用するカメラや音声を含む言語処理の機能は今後もますます進化を続けます。Googleは年内に、Google Pixelシリーズだけが搭載する「レコーダー」アプリに“話者認識”をしながらテキストを文字に起こせる機能を追加することを明らかにしています。

 

現在のレコーダーアプリの機能については、Google TensorチップありなしのGoogle Pixelシリーズの間で使い勝手に大きな違いはないと感じましたが、今後はAI関連の機能が高度化すれば、最新のGoogle Tensor G2チップを搭載するGoogle Pixel 7シリーズの方がより快適に感じられるかもしれません。

↑左がGoogle Pixel 7、右が2020年に発売されたGoogle Pixel 4a(5G)。デザインで見ても、古いモデルの方がやや味気ないので、今こそGoogle Pixel 7シリーズに買い換えるべきかもしれません

 

Phone 14シリーズ含めて購入を検討する際の注意点

アップルの最新スマホであるiPhone 14シリーズを含めて、購入を検討するなら注意点はどこにあるでしょうか。

 

Google Pixel 7とGoogle Pixel 7 Pro、それぞれのライバルがiPhone 14、iPhone 14 Proであると仮定した場合、まずGoogle Pixel 7シリーズの強みは価格がひと回りほど手頃なことです。

 

GoogleストアではGoogle Pixel 7が8万2500円(税込)から、Google Pixel 7 Proが12万4300円(税込)からという価格で販売されています。iPhone 14シリーズは同じ128GBのストレージを選択した場合でも、iPhone 14が11万9800円(税込)から、iPhone 14 Proは14万9800円(税込)からと、それぞれPixelシリーズと比べた場合に価格差は小さくありません。

 

ただ、Google Pixel 7シリーズの弱点は、4つの機種が揃うiPhone 14シリーズに対して、2種類の機種しか揃っていないところにあります。特に、リッチなカメラ機能を搭載した「Google Pixel 7 Proの小さいモデル」があれば欲しかったという声もあると思います。

↑左が6.7インチのGoogle Pixel 7 Pro、右が6.1インチのiPhone 14 Pro。Google Pixel 7シリーズには「小さいプロ」がないことが弱点と言えるかもしれません

 

また、MacユーザーにとってはAirDropによるワイヤレスでの簡単ファイル転送など、iPhoneの方が連携に優れていたり、Apple WatchがAndroidスマホと組み合わせて使えなかったりするなど、考慮したい点があるでしょう。そのあたりは、少し高価でもより便利なAppleデバイスによるエコシステムの活用を優先したくなります。

 

iPhoneからGoogle Pixelへの乗り換えは、各プラットフォーム独自の機能やサービスごと「お引っ越し」ができるかを含めて慎重に検討する必要がありそうです。

 

個性派揃いのAndroidに対するGoogle Pixelシリーズの価値とは

他社のAndroidスマホからGoogle Pixel 7シリーズに買い換える選択は有効なのでしょうか。

 

Androidスマホの場合、メーカーによるコンセプトの違いや、端末ごとに特徴的な機能、対応するサービスが異なっている場合が多くあります。たとえばGoogle Pixelシリーズに比べると、ソニーのXperiaシリーズは動画や音楽をよりハイクオリティに楽しめるスマホです。

 

また、シャープのAQUOS R7は搭載するライカ監修のカメラによって、撮影できる写真にはPixelシリーズとはひと味違う魅力があります。

 

一方、「レコーダー」アプリによる音声の自動文字起こしができることや、Google アシスタントによる音声操作が素早くこなせることなど、Google Pixelシリーズの「強み」も数多くあります。

 

ほかのAndroidスマホからの乗り換えを検討する際には、Google Pixelシリーズの機能やサービスが自分の期待にどれほどマッチするのか、あるいは今愛用しているスマホの機能を手放せるのかなどが熟考のポイントになりそうです。

↑Google Pixelシリーズだけに搭載されている「レコーダー」アプリ。音声の自動文字起こし機能が秀逸で、ビジネスシーンにも活躍する場所が多々あります

 

キャンペーンも利用するとお買い得

Google Pixel 7シリーズはハイレベルな機能と価格のバランスがとても良いスマホです。上質な外観の仕上げと、レベルの高いカメラまわりの機能で、特にProモデルはフラグシップモデルの貫禄が感じられます。

 

国内の大手通信キャリアではKDDIとソフトバンクの2社がGoogle Pixel 7シリーズを取り扱っています。また、筆者が本稿を執筆している10月18日時点、グーグルストアではGoogle Pixel 7シリーズを購入する際、対象となるスマホを下取りに出すと最大5万円がキャッシュバックされるキャンペーンを2022年11月17日午後23時59分まで実施しています。こうしたお得なキャンペーンなどを利用して、体験してみるとよくわかるGoogle Pixelシリーズの魅力に多くの方が触れてほしいです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

グーグルのスマートスピーカーにも独自OS「Fuchsia」がやってくる?

米グーグルがNestスマートスピーカーへと独自OS「Fuchsia(フクシア)」を展開するとの見通しを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Vantage_DS/Shutterstock.com

 

FuchsiaはZircon(ジルコン)とよばれるカーネル(OSの中核部分のこと)を採用したOSで、組み込みシステムからスマートフォン、コンピューターまで幅広いデバイスでの動作を想定しています。またすでに、スマートディスプレイ「Nest Hub」シリーズに向けた展開が始まっています。

 

9to5Googleによれば、グーグルはNestシリーズの新型スマートスピーカー「Clover(コードネーム)」を開発しており、これが2023年に発売される可能性が高いとのこと。同製品には「Amlogic A113L」という下位製品向けのチップが搭載されることから、これは「第3世代Nest Mini」に相当することが予測されています。

 

そして先述のAmlogicの開発者チームが、Cloverに向けたFuchsiaコードを提供しているのです。このことから、2023年にはグーグルからFuchsiaを搭載したスマートスピーカーの投入が期待されているのです。またAmlogicは「Buckeye」と呼ばれるスマートスピーカー向けにもFuchsiaのコードを提供していますが、これがグーグルのスマートスピーカーなのかどうかは不明です。

 

じわりじわりと勢力を広げる、グーグルのFuchsia。来年にはさらに多くの製品で、Fuchsiaの存在を目にすることになるのかもしれません。

 

Source: 9to5Google

Material Youも使えます! Android 13(Go Edition)はアプデやカスタマイズ機能が進化

米グーグルは廉価スマートフォン向けのモバイルOS「Android 13(Go Edition)」を正式発表しました。

↑グーグルより

 

「Android 13」は今年リリースされた最新モバイルOSで、プライバシーやセキュリティ、UIの最適化、インターフェイスの調色機能「Material You」の搭載が特徴です。一方でAndroid(Go Edition)は、低性能な端末や低速な通信環境でも利用できるように最適化されています。

 

グーグルによれば、Android 13(Go Edition)は信頼性、ユーザビリティ、カスタマイズに焦点があてられています。具体的にはGoogle Playのシステムアップデートを導入し、Androidのメジャーリリースとは別に、重要なソフトウェアアップデートを定期的に受け取ることができるようになりました。

 

自分に適したコンテンツをより簡単に見つけられるように、ホーム画面から右にスワイプして、記事やその他のコンテンツのリストを見ることができる「発見(Discover)」機能が登場。さらにAndroid 12から採用されたMaterial YouがGo editionにも導入され、スマートフォンの壁紙と配色をカスタマイズできるようになっています。その他にも通知許可やアプリ言語設定など、Android 13の主要な機能も提供されます。

 

Android 13(Go Edition)を搭載したスマートフォンは、2023年に発売される予定です。日本ではあまり縁のないGo editionのスマートフォンですが、新興国では広く活用されることが期待されます。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Pixel Watchの分解動画が早速登場。分解難易度はかなり高そう?

米グーグルが販売を開始したスマートウォッチ「Pixel Watch」について、修理業者のiFixitが分解レポート動画を公開しています。

↑iFixit/YouTubeより

 

Pixel Watchはグーグルが初めて投入するスマートウォッチで、円形の文字盤や「Fitbit」ゆずりのヘルスケア/フィットネス機能が特徴です。製品には「Bluetooth / Wi-Fi」モデルだけでなく「4G LTE + Bluetooth / Wi-Fi」モデルも用意され、スマートウォッチ単体での活用も可能です。

 

 

iFixitのレポートによれば、Pixel Watchの分解には文字盤の背面の接着剤を溶かすため、加熱することから始まります。ディスプレイの交換には、バッテリーやバイブレーターの取り外しが必要です。その次にスピーカーや光学センサー、深度センサー、そしてマザーボードの取り外しが可能になります。

 

iFixitはPixel Watchの内部構造について、「興味深いパズルだった」と評価。背面ケースと異なりボタンは交換不可能なことや、小型化のレベルを考えると、Pixel Watchでは純正部品の修理プログラムが提供されないだろうとの見方を伝えているのです。

 

スマートフォンよりさらに小型なスマートウォッチでは、一般的により分解や修理の難易度が上がります。Pixel Watchはグーグルによる初のスマートフォンでありながら、なかなかその設計は完成されている印象です。

 

Source: iFixit/YouTube via 9to5Google

グーグルのPixel宣伝チーム、アップルCEOにiPhoneからツイートしてしまう

ときどき競合他社がアップルをツイッターで揶揄うことがありますが、それをグーグルのPixelスマートフォン宣伝チームがiPhoneでやってしまったことが話題を呼んでいます。

 

ことの発端は、アップルのティム・クックCEOの「可能性は無限大」というツイートでした。

 

そこに付けられた「#TakeNote」というハッシュタグは、元々は米プロバスケットボールリーグNBAのチーム「ユタ・ジャズ」が使ってきたものです。それを同社がキャンペーンに利用したことで(後ろにカスタム絵文字が付いた「ハッシュフラッグ」 )批判を集めていました。

 

グーグルのPixel宣伝チームもその騒ぎに便乗し、「#TakeNote」を付けてクック氏宛てにツイート。「Team Pixel」に参加する方が「お気に入りのチームに近づく」ことができる……とつぶやいたところ、その下に「Twitter for iPhone」つまりiPhoneから投稿したと表示されてしまいました。

 

つまり「Pixelスマホを宣伝するつもりが、しかもアップルCEOをイジるツイートをiPhoneから投稿」したわけです。

 

このツイートはすぐに削除され、同じ内容のツイートを再投稿。2回目のツイートには「Twitter for Web」とあり、iPhoneあるいはPCのウェブブラウザから送られたようです。

 

かつてサムスンもGalaxy Note9のディスプレイをiPhoneから宣伝したり、ファーウェイ公式での新年のお祝いをiPhoneからつぶやいた社員が降格&減給処分を受けたこともありました。Androidスマートフォンメーカーの社員も、iPhoneが大好きなようです。

 

Source:Ian Zelbo(Twitter)
via:9to5Mac

Pixel Tabletと折りたたみPixel、側面指紋認証を搭載?

米グーグルの新型タブレット「Pixel Tablet」と、今後のが噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel Notepad / Pixel Fold(仮称)」について、本体側面に指紋認証センサーが搭載されるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルより

 

Pixel Notepadはこれまで何度もその投入が噂されてきたデバイスで、現在は2023年3月の製品発売が報じられています。一方でPixel Tabletはすでに2023年の発売が正式発表されており、ドッキングステーションを利用した新たな使い方ができるタブレットになるとアピールされています。

 

9to5Googleによれば、Android OSのコードに「X-aligned」「Y-aligned」と呼ばれる、本体上部/側面の指紋認証機能を意味する文字列が発見されました。これは、「folded」「unfolded」という2つのデバイスに対応することから、Pixel TabletとPixel Notepadにおける同機能のサポートが予測されているのです。

 

また、Pixel Notepadの内側のディスプレイ解像度は1840×2208ドットに、そして外側のディスプレイの解像度は1080×2100ドットになることも伝えられています。一方で、Pixel Tabletのディスプレイ解像度は2560×1600ドットとなるようです。

 

折りたたみスマートフォンの側面に指紋認証センサーを搭載すれば、折りたたみ時/展開時のどちらでもセンサーが使えるという利点があります。またPixel Tabletでは、電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されることが予測されます。

 

現在Pixelスマートフォンに採用されているディスプレイ指紋認証機能はあまり評判が良くなく、「Pixel 7」では顔認証機能が復活しました。一方で「枯れた技術」でもある本体側面の指紋認証機能なら、安定した動作が期待できそうです。

 

Source: 9to5Google

Pixel Watch、普通の時計ベルトも装着できるみたい

米グーグルのスマートウォッチ「Pixel Watch」にて、同スマートウォッチ向けではない一般的な時計ベルト(バンド)を装着することができると、海外メディアのThe Vergeが報じています。

↑The Vergeより

 

Pixel Watchでは特殊なバンドのマウント機構を採用しており、公式には専用設計のバンドしか装着できないと説明されています。同社は20種類以上のバンドを用意しており、来春にはメタルバンドも発売予定です。

 

しかしThe VergeのDan Seifert記者の報告によれば、ストラップピンツールを用いることで、20mmサイズの市販のバンドを装着することができる、とのこと。同記者は実際に、韓国サムスンのスマートウォッチ向けのバンドをPixel Watchに装着した画像も掲載しています。

 

ただし注意したいのは、このような市販のバンドを装着した場合、Pixel Watchやバンドにどのような負荷、あるいはダメージが発生するのかがわからない点です。もし市販のバンドをPixel Watchに装着する場合、完全に自己責任のもとでの使い方となることは、理解しておく必要があるでしょう。

 

Source: The Verge via 9to5Google

Pixel 7/Pro、初の64ビット専用Androidスマホに? 「フラッピーバード」など古いアプリが動かず

アップルがiPhoneで32ビットアプリのサポートを終了したのは数年前のこと(iOS 11)でしたが、米グーグルが新発売したPixel 7とPixel 7 Proは64ビットアプリのみに対応する初のAndroidスマートフォンとなるようです。

↑Image:Google

 

ツイッターユーザーのMishaal Rahman氏は、Pixel 7シリーズが初の64ビット専用Androidスマートフォンである可能性をつぶやきました。そのため、古い32ビットアプリである「フラッピーバード」はインストールできなかったそうです。

 

さらにRahman氏はシェルで「フラッピーバード」をサイドロード(Google Playストアなど公式の手段を経由しないインストール)できず、エラーメッセージが出たと報告しています 。他に複数のユーザーが新型Pixelスマホで特定のアプリをサイドロードできないと確認し、それらは32ビットアプリだと分かっています。

 

しかし、Pixel 7シリーズ搭載のAndroidは、64ビット専用バージョンではなさそうです。なぜなら、32ビットアプリをインストールしようとすると、「アプリがお使いのスマートフォンと互換性がないため、インストールされません」というメッセージが表示されるため、あえて(動く可能性があるのに)ブロックしていると思われるからです。

 

とはいえ、グーグルは長年にわたりAndroidアプリの64ビット化に努力を注いできたため、特にユーザーが不便な思いをすることはなさそうです。Google Playストアも2019年8月以降、すべてのアプリに64ビット対応を義務付け、64ビット対応のない32ビットアプリは配信が停止されています。

 

Pixelシリーズ初のタブレット「Pixel Tablet」も、64ビット専用のAndroid 13を搭載すると噂されています。これからAndroidデバイスを使う人や、最近のアプリを利用する人には何の問題もありませんが、古い32ビットゲームアプリを遊びたい人は、昔のAndroidスマホを手放さない方がよさそうです。

 

Source:Mishaal Rahman(Twitter)
via:Gizmochina

Pixel 7の無料Google One VPN機能、12月から提供開始へ

米グーグルは新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズ向けの無料VPN機能を12月より提供することを、サポート文章にて明かしています。

↑グーグルより

 

今月に正式発表されたPixel 7/Pixel 7 Proは、新型プロセッサ「Tensor G2」の搭載が特徴。これにより、人工知能を活用したスマート機能がさらに強化されています。また、「Google One」におけるVPN機能が無料で提供されることも予告されていました。

 

更新されたグーグルのサポートドキュメントにて明かされた、Pixel 7でのGoogle OneによるVPN機能の提供スケジュール。なお日本語版のドキュメントには同様の記述はまだ追加されていませんが、英語版のドキュメントには「インドとシンガポールのPixel 7およびPixel 7 Proは、VPN by Google Oneの対象外です」と記載されていることから、日本はその対象地域であることが予測されます。

 

なお、Google OneのVPN機能は月額1,300円/年額1万3000円の「2TB」プランにて提供されています。Pixel 7ではこのVPN機能が無料で利用できますが、他のGoogle One機能は有料にてプランに加入する必要があります。

 

Google Oneのアプリを利用することで、簡単にインターネット通信のセキュリティを向上させられるVPN機能。将来のPixelスマートフォンを含め、さまざまなデバイスでの展開が予測されます。

 

Source: グーグル via 9to5Google

グーグル、Pixel Watchが付属のワイヤレス充電器以外では充電できないと確認。Pixelスマホからの逆充電もダメ

米グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を充電できる機器についてさまざまな説が飛びかいましたが、グーグルが公式に「付属のワイヤレス充電器以外は充電できない」ことを確認しました。

↑Image:Nils Ahrensmeier/Twitter

 

公式のヘルプサイトには「Google Pixel Watchは、付属のGoogle Pixel Watch磁気充電ケーブルを使用した場合のみ充電可能です」と書かれています。また「Pixelスマホから逆ワイヤレス充電はサポートされていません」とも明記されています。

 

しかしフライングで入手した人たちから、Pixel 7 Proからのワイヤレス逆充電や、Belkin製のドックでWatch上に「充電中」のアニメーションが表示されたとの報告が相次いでいました。が、結局は動作が安定せず、まともに充電できないという結果に終わっていた次第です。

 

これについてグーグルは米9to5Googleへの声明で、Pixel WatchはQiワイヤレス充電器やPixelスマホからの逆ワイヤレス充電はサポートしていないと確認しています。一見して充電できるように見える場合も、「一貫して安定した強力な充電を提供することを保証するものではありません」とのこと。

 

また「場合によっては、充電中にデバイスが放電する可能性があります」と注意を呼びかけつつ、Pixel Watchは付属のワイヤレス充電器のみで充電をサポートしています、と再確認しています。

 

もしかすると将来のソフトウェア・アップデートにより「PixelスマホからPixel Watchの逆充電」も可能になるかもしれません(サムスン製品は実現済み)。ともあれ、当面は旅先にも付属のワイヤレス充電器を持ち歩く他はなさそうです。

Source:9to5Google

GeForce NOWもbox Cloud Gamingも対応! クラウドゲーム向けChromebookが3機種登場

米グーグルは台湾エイサーやASUS、中国レノボと提携し、クラウドゲームに特化したChromebookを3機種発表しました。

↑グーグルより

 

今回発表されたエイサーの「Chromebook 516 GE」、ASUSの「Chromebook Vibe CX55 Flip」、レノボの「Ideapad Gaming Chromebook」は、120Hz駆動の高解像度ディスプレイ、アンチゴースト機能付きのRGBゲーミングキーボード(一部モデル)、Wi-Fi 6/6Eへの対応や強化されたオーディオ機能などが特徴です。また、専用ゲーム機レベルの85ms以下の入力レイテンシーが保証されています。

 

クラウドゲームサービスとしては、NVIDIAの「GeForce NOW」の「RTX 3080」プランに対応。最大1600p解像度や120fpsでのゲームプレイ、レイトレーシング機能をオンにしてのプレイが可能です。さらにWebアプリとして「Xbox Cloud Gaming(ベータ版)」、そして米アマゾンの「Luna」にも対応しています。また、画面にはゲームに簡単にアクセスできる「Everything」ボタンも用意されています。

 

さらに「Works With Chromebook」プログラムとしてエイサーやCorsair、HyperX、レノボ、SteelSeriesなどの周辺機器メーカーと提携し、マウスやヘッドセット、コントローラの動作が確認されています。

 

Chromebook 516 GEは649.99ドル(約9万5000円)、ASUSのChromebook Vibe CX55 Flipは699.99ドル(約10万円)、Ideapad Gaming Chromebookは399.99ドル(約5万9000円)にて、10月から海外にて販売が開始されます。クラウド技術によって(それほど)高価でないノートパソコンでも高品質なゲームが遊べるようになったのは、実に喜ばしいですね。

 

Source: グーグル

Pixel 7の頭脳「Tensor G2」、5nmプロセスで製造か

米グーグルが先日発表したスマートフォン「Pixel 7」シリーズに搭載されているプロセッサー「Tensor G2」が5nmプロセスで製造されているとの情報を、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑グーグルより

 

Tensor G2は「Pixel 6」シリーズに搭載されていた「Tensor」の後継プロセッサーで、パフォーマンスの向上や消費電力の効率化、機械学習機能の強化が施されています。これによって、「シネマティックぼかし」やワンタップでのピンぼけ写真の補正、高速な「Google アシスタント」などが利用できるようになりました。

 

Android Authorityによれば、Tensor G2は韓国サムスンの5nmプロセスを利用。一部で噂されていた、台湾TSMCやサムスンの最新の4nmプロセスの利用を否定しています。サムスンには「5LPE」とより新しい「5LPP」という2種類の5nmプロセスがありますが、このうちどちらがTensor G2に利用されているのかは不明です。

 

Tensor G2では20%の電力効率の向上、60%の機械学習処理性能の向上をうたっていますが、肝心の「Cortex-X1」コアはわずか50Hzしかスピードアップしていません。このことからも、4nmではなく5nmのプロセスの採用が予測されていました。

 

というわけで製造プロセスというスペックでは、残念ながら最先端ではない模様のTensor G2。しかしPixelシリーズはグーグルによる機械学習を活用した付加機能が特徴なので、グーグルとしても最先端のスペックはそこまで重視していないのかもしれません。

 

Source: Android Authority

Pixel 6シリーズでもPixel 7新機能の一部が使えるようになる! グーグルが予告

10月6日に米グーグルが発表した「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」には、過去のモデルにはなかった新機能が搭載されると謳われています。しかし、これまでグーグルが初めは最新モデル専用と紹介した機能を、後にソフトウェア更新により古いPixelスマホにも追加してきました。

↑Pixel 6シリーズでも使用可能になるという「クリアコーリング」とは?

 

その前例通り、去年のPixel 6シリーズでもPixel 7が持つ新機能の一部が、しばらく待てば利用できると予告されています。

 

海外スマートフォン情報サイトPhoneArenaによると、グーグルはTensorチップを搭載した全てのPixelスマホ(つまりPixel 6とPixel 7の全モデル)で「クリアコーリング」が使えるようになると述べているそうです。

 

クリアコーリングとは、電話で通話しているとき、機械学習により背後のノイズを抑えて、相手の声を聴き取りやすくするもの。また出たくない着信があれば「silence」(静かに)といえばミュートできる機能も、Pixel 6シリーズで利用できる予定です。これはPixelスマホでアラームやタイマーを「ストップ」や「スヌーズ」と言って止められるのと同じ、音声アシスタントの強化となります。

 

また、写真や動画で肌の色をリアルに再現する「リアルトーン」の改善も含まれるとのこと。さらに「ガイドフレーム(Guided Frame)」もPixel 6シリーズに提供されると予告されています。

 

このガイドフレームは、目の不自由な人が自撮りをするときに、声でスマホの適切な位置を案内してくれる機能です。「スマホを右と上に動かしてください」と言ってガイドしたり、ユーザーが準備しやすいようカウントダウンタイマーが搭載される予定です。

 

ほかPixel 7シリーズで実現する顔認証がPixel 6 Proで使える予定があるか問い合わせたところ、グーグルは「現時点では共有できる情報はない」と回答したそうです。完全に否定されたわけでもなく、続報を待ちたいところです。

 

これらは12月の「Pixel Feature Drop」(グーグルが3か月ごとに提供している機能アップデートプログラム)で、Pixel 6シリーズに配信される予定です。Pixel 7モデルの目玉機能となった「ワンタップでピンボケ補正」が使えないのが残念ですが、それでも大いにパワーアップすることになりそうです。

 

Source:PhoneArena

Pixel Watch、実は一部のFibtit機能が使えない? ソフトウェア・アップデート待ちかも

米Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」では、同社が数十億ドルで買収したFitbitの様々な健康管理やフィットネス機能が統合されたことが強調されています。「Help by Google.Health by Fitbit」とキャッチフレーズに謳われているほどです。

↑Image:Google

 

しかし公式サイトを確認すると、一部のFitbit機能がサポートされていないことが明らかにされています。

 

実はGoogleストアにはPixel WatchとFitbit製品を比較するページが用意されています

↑Image:Google

 

それによるとPixel Watchに欠けているFitbit機能は、まず主要ともいえる「エクササイズの自動認識」です。本機能は心拍数測定などの各種センサーを使い、高運動のアクティビティを自動的に検知して記録するしくみ。ウォーキングやランニングなどを始めれば、何の操作もせずに追跡してくれるのです。

 

が、この機能はPixel Watchでは「ナシ」とされています。またFitbit Sense 2やFitbit Versa 4では可能な「水泳のストローク数記録」もサポートされていません。

 

とはいえ、不思議なことに別のページでは「エクササイズの自動認識(Automatic exercise tracking)」を備えていると書かれています。この件につき、米9to5Googleはグーグルに連絡を取っているとのことです。

 

再びFitbit製品との比較ページに戻ると、Pixel Watchは「不規則な心拍リズムの検知」にも対応してないことが確認できます。なお日本向けページでは心電図アプリもないように見えますが、米国向けページでは書かれているため、単に「日本で医療機器としての認可を取ってない」ためと思われます。

 

ほかPixel WatchにないFitbit機能としては、ストレスの通知やガイド付き呼吸セッション、サイレントアラームとスマートアラーム、血中酸素ウェルネスのモニタリング、それに「睡眠プロフィール」等です。

 

これらが欠けたままなのか、それともソフトウェア・アップデートにより後で追加されるのか。どちらかは不明ですが、グーグルがユーザーの「Fitbit並みの豊富な健康・フィットネス機能を使いたい」という願いに応えるよう期待したいところです。

 

Source:9to5Google

Pixel Watchは3年間のアプデ保証。メタルバンドの詳細も判明

米グーグルから国内外にて正式発表されたスマートウォッチ「Pixel Watch」にて、最低3年間のアップデートに関する記述が見つかっています。また、来春発売予定の「メタル バンド」の詳細も判明しました。

↑Redditより

 

グーグルは近年スマートフォンのロングアップデート保証をすすめており、先日に正式発表された「Pixel 7」シリーズでは、5年間のセキュリティアップデートと5年間の機能アップデート(Feature Drop)が保証されています。

 

グーグルのサポートドキュメントをみると、Pixel Watchでは搭載された「Wear OS」のアップデートが「2025年10月まで」継続される、と記述されています。またこれには、セキュリティアップデートや機能アップデートが含まれます。

 

一方でPixel Watchのアップデート頻度については、「定期的に行われる」とだけ記述されており、Pixelスマートフォンのように毎月配布されるのかどうかは不明です。

 

そして海外掲示板のRedditに投稿された情報によれば、Pixel Watchのメタル バンドに関しては、「Metal Links Band」が199ドル(約2万9000円)、「Metal Mesh」が129ドル(約1万9000円)にて投入されるとのこと。またそれぞれに「ブラッシュドシルバー」「マットブラックステンレススチール」、「シャンパンゴールド」「マットブラック」「ポリッシュドシルバー」のカラーリングが用意され、耐汗・耐水性がないことも説明されています。

 

メーカーが長期間のアップデートを保証してくれると、消費者としても安心して製品を購入できるというもの。Pixel Watchの長期アップデート保証は、歓迎されるものとなりそうです。

 

Source: グーグル, Reddit via 9to5Google 1, 2

Pixel 7/7 Pro、睡眠中にいびきをかいた時間や咳の回数をチェックできる!

米グーグルは6日深夜に新型スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」を正式発表しました。その場ではセキュリティの確かさや音声アシスタント、カメラ機能の進化に焦点が当てられていましたが、実は新たな健康管理機能として「睡眠中の咳といびきの検出」が明らかにされていました。

↑一体どのくらい、いびきをかいているのか?

 

「毎日の睡眠」のまとめ画面では、次のように睡眠中にいびきをかいた時間や咳の回数が表示されるそうです。

↑Image:Google

昨夜の基調講演では、「Digital Wellbeing(デバイスの利用習慣を確認し、心身の健康を保つためのツール)はあなたの許可を得て、夜間の咳やいびきの音を分析することで、睡眠の質を理解できます。処理はローカルのPixel 7上で行われます」と説明されていました。つまりユーザーに無断で咳やいびきを記録や分析をしたり、そのデータをグーグルが回収することはないと約束されたわけです。

 

以前アプリ研究者のMishaal Rahman氏は、この機能の設定画面を見つけたとしてシェアしていました。たしかにPixel 7のマイクを使って音を聞き取ること(ユーザーの同意が必要)、集めたデータは記録されず、グーグルを含めて誰にも共有されることはないと書かれています。

 

Googleのサポートページによると、時計アプリの「Bedtime(おやすみ時間)」から本機能を有効にして、データを確認できるそうです。ほか「設定」>「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」内に「咳といびきのアクティビティを表示」があるとのことです。

 

この機能がPixel 7や7 Proで最初から使えるのか、それとも後日アップデートにより追加されるのかは不明です。寝ている間のいびきや咳は、何らかの兆しを示している可能性もあり、そのチェック機能は健康の維持に役立てられるかもしれません。

 

Source:TechCrunch

Pixel 7/7 Proの新チップ「Tensor G2」は機械学習が60%も高速に! 「ワンタップでピンボケ補正」も実現

米グーグルは最新スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」に搭載するプロセッサーとして、「Google Tensor G2」チップを正式に発表しました。このチップについてはさまざまな噂が飛びかっていましたが、ようやく実力の程が明かされた格好です。

↑Image:Google

 

この「Tensor G2」は、先代のPixel 6シリーズに搭載された「Tensor」チップに続く、グーグルの独自開発プロセッサー。グーグルいわく、まず先代のPixel(Tensor)よりも電力効率が20%向上したとのことです。

 

初代Tensorチップの評判が芳しくなかった点の1つは、バッテリー持ちが良くなかったことにあります。たとえばiPhone 13 Pro Maxが1回の充電で2日と20時間も持ったのに対して、Pixel 6 Proは1日と17時間とのテスト結果もありました

 

これを改善するためにグーグルも電力効率の改善に力を入れたそうで、その結果バッテリー持続時間が延びたとうたっています。

 

一方で、Tensorシリーズの強みは、グーグルのお家芸である「機械学習」と「人工知能」。そのためTPU(Tensor Processing Unit)も強化されており、Tensor G2は機械学習の処理が60%も高速化されたそうです。

 

そうしたTensor G2の処理能力と機械学習能力がアップしたことで、Pixel 7と7 Proは「シネマティックぼかし」やワンタップでピンボケ写真を補正(ほかの機器で撮影した写真でも可能)、肌の色の微妙な違いを美しく正確に再現する「リアルトーン」などの機能が利用できるわけです。このほか、Google アシスタントによる文字入力も2.5倍も速くなったとのことです。

 

もう1つの核となるのは、セキュリティチップ「Titan M2」の搭載。機密性の高い個人情報を保護する「Protected Computing」をはじめ何重ものセキュリティを備えており、これまで以上にユーザーの安全を守ることができそうです。

 

Source:Made by Google(YouTube) , Google

スマートディスプレイにもなる? 2023年登場のPixel Tabletの姿が見えてきた

米グーグルは2023年に発売予定のタブレット「Pixel Tablet」の一部詳細を発表しました。

↑グーグルより

 

今回発表された中での特徴は、「Charging Speaker Dock」と呼ばれる充電スピーカードックが用意されること。これにより、スマートディスプレイとしてハンズフリーでGoogle アシスタントを呼び出せるほか、動画再生、Google フォトのスライドショーなどを表示することが可能です。さらにOSには、フル機能のAndroid OSを搭載しています。

↑グーグルより

 

本体には「ナノセラミックコーティング」を採用し、プレミアムな質感を実現。これと100%リサイクルされたアルミニウム素材のボディを組み合わせています。

 

また、プロセッサーには最新の「Tensor G2」チップを搭載し、優れた機械学習、音声、画像処理を提供します。これは、ビデオ通話や写真編集、Google アシスタント機能の拡張にも利用されます。さらに明るいディスプレイの搭載や、スタイラスへの対応も特徴です。

 

とはいえ、本体スペックや価格、詳細な機能を含め、まだまだわからない点の多いPixel Tablet。米アップルの「iPad」シリーズに押され気味なAndroidタブレット業界に、新風が吹き込まれることを期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

グーグル、Pixel 7とPixel 7 Proを正式発表! 8万2500円からで顔認証あり、Proは超解像ズーム30倍を実現

米グーグルは10月6日の新製品発表イベント「Made by Google ’22」で、新型スマートフォン「Pixel 7」および「Pixel 7 Pro」を正式に発表しました。

↑Image:Google

 

Pixel 7の価格は8万2500円から、Pixel 7 Proは12万4300円から(ともに税込)で、すでに予約購入が可能となっています。記事執筆時点での配送予定は、どちらも10月中旬頃です。

 

Pixel 7とPixel 7 Proともに、新たなプロセッサー「Google Tensor G2」チップを搭載。前世代のGoogle Tensorチップよりもパフォーマンスの向上や消費電力の効率化、機械学習の強化が施されているそうです。

 

これにより、長時間バッテリー駆動を実現。消費電力などを抑えつつ、グーグルの機械学習モデルを実行することで、高速とバッテリー持ちのよさを両立しているようです。

 

また新たなセキュリティチップ「Titan M2」を搭載。これまで以上の、徹底したセキュリティを実現しているとうたっています。

 

さらにTensor G2の高度な画像処理装置とグーグルの最先端の計算写真学により、写真の画質とカメラ撮影時の処理速度が向上。静止画でも高い効果を発揮するほか、動画撮影もきわめて精彩になるといいます。被写体に焦点を合わせたまま背景をぼかす「シネマティックぼかし」などのエフェクトも利用できます。

 

そしてProモデルについては、望遠レンズが先代(Pixel 6 Pro)の光学4倍ズームから5倍へと強化されています。デジタル処理を組み合わせた超解像ズームも20倍から30倍となり、離れた場所でも高画質な写真を撮影できます。さらに緻密なディティールを捉えられる「マクロフォーカス」もProモデル限定です。

 

ほかディスプレイの解像度や背面カメラの解像度は先代と変わっておらず、リークされた資料は本物だったようです。外見上の変化は、Pixelシリーズの象徴といえる「カメラバー」が以前の「金属製の枠+ガラスカバー」から「本体フレームと一体化した金属」になったことでしょう。

 

普段使いするスマートフォンにとって大事なロック解除については、指紋認証のほか「顔認証」が明記されています。先代のPixel 6とPixel 6 Proではついに実現しなかったので、悲願の機能と言えそうです。

 

Pixel 7のカラーはLemongrassとSnow、Obsidianの3色、Pixel 7 ProはHazelとSnowとObsidianの3色から選べます。なお、内蔵ストレージはPixel 7が128GBか256GBの2種類、Pixel 7 Proは128GB/256GB/512GBの3種類から選択可能です。

 

両モデルとも日本価格はPixel 6や6 Proよりも値上がりしていますが、為替レートは1ドル138円(Proモデルの米国価格は899ドル)ほどで、実は思いやりある設定といえます。この1年ほどの進化を実感できるお値段としては、リーズナブルかもしれません。

 

Source:Google

Pixel WatchはFitbit機能で健康に! 3万9800円から国内予約開始

米グーグルはイベント「Made by Google ’22」にて、同社初となるスマートウォッチ製品「Pixel Watch」の詳細を発表しました!

↑グーグルより

 

Pixel Watchの最大の特徴は、グーグルが2021年に買収したヘルスケアブランド「Fitbit」の機能を活用していること。正確な心拍数測定機能のほか、夜間の睡眠ステージと健康指標の記録、転倒検出(今冬リリース予定とのこと)と緊急SOSの発信などを利用できます。また、より詳細な分析とガイダンス、独自のワークアウトが提供される「Fitbit Premium」を、6か月追加料金無しで利用することも可能です。

 

もちろん、「Google マップ」や「Google Pay」「Google アシスタント」「Gmail」「Google カレンダー」「YouTube Music」など、グーグル製サービスをフル搭載。さらに「YouTube Music Premium」が3か月無料で利用できます。

 

また、4G LTEモデルなら、スマートフォンなしでも外出先でさまざまな機能が利用できます。加えて、Pixelスマートウォッチやイヤホンとのシームレスな連携機能も特徴です。

 

Pixel Watchの本体ケースはプレミアム ステンレス スチール製で、見た目は高級感があるもの。ケースカラーは「Champagne Gold」「Matte Black」「Polished Silver」の3色。国内向け価格は「4G LTE + Bluetooth/Wi-Fi」モデルが4万7800円(税込み)、「Bluetooth/Wi-Fi」モデルが3万9800円(税込み)で、すでに予約を開始しています。製品には「アクティブ バンド」が付属しますが、「ストレッチ バンド」「ウーブン バンド」「クラフト レザーバンド」など20種類以上のバンドを別途購入することも可能です。また、「メタル バンド」も来春に発売されます。

 

Fitbitを含めたグーグル製サービスをフル活用できる、Pixel Watch。スマートウォッチ分野で台風の目となることができるのか、ぜひ注目したいものです。

 

Source: Google Play Store

もう!? Pixel Watchのアンボックス画像が事前流出

10月6日に正式発表予定の米グーグルのスマートウォッチ「Pixel Watch」について、発売前にも関わらずアンボックス(開封)画像が公開されています。

↑Redditより

 

Pixel Watchはグーグルが初めて市場に投入するスマートウォッチで、円形の文字盤や物理的な竜頭(リュウズ)の搭載が特徴です。すでにその外箱の画像も流出しており、Fitbit機能の搭載「Fast Pair」による他のグーグル製品との連携機能が特徴となると予測されています。

 

今回の流出画像からは、Pixel Watchのベゼル周りのデザインがよく確認できます。文字盤は縁に向かってカーブしており、その下に金属素材のケースを合体させた、2トーンデザインとなっています。

 

製品の外箱はかなり分厚く、バンドを本体に装着した状態で出荷されるようです。また、USB-C接続のマグネットチャージャーが付属。スモールサイズのバンドは手首周り130~175mmに、そしてラージサイズのバンドは手首周り165~210mmにフィットすると記載されています。そしてOSのバージョンは「Wear OS 3.5」と記載され、箱の片面には「Wear OS by Google」と「Hey Google」の印刷も確認できます。

 

いよいよ発表が間近に迫ったPixel Watchですが、Fitbit機能やGoogle アシスタント、Fast Pairへの対応など、グーグルの便利なサービスをあれこれと搭載したスマートウォッチとなるようです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

Stadiaが『デス・ストランディング』独占続編をキャンセルしていた?

コジマプロダクションから2019年にリリースされた、インディーズビデオゲーム『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』。こちらの続編の計画を米グーグルのクラウドゲームサービス「Stadia」がキャンセルしていたことを、海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

↑デス・ストランディング

 

グーグルのStadiaといえば、つい先日にサービスを2023年1月18日に終了することが発表されたばかり。一方でコジマプロダクションの小島秀夫監督は以前にはStadiaとクラウドネイティブなゲーム開発に取り組んでいることが報じられましたが、Stadiaの独自ゲーム開発スタジオが閉鎖されたため、現在は米マイクロソフトのXbox Game Studiosと提携が発表されています。

 

9to5Googleによれば、2021年にStadiaの専用スタジオが閉鎖される前に、デス・ストランディングの続編を独占提供する計画があったそう。しかしソロゲームの要素が強いデス・ストランディングにたいしてグーグルは「もはやソロ体験ゲームの市場はない」と考え、すでに開発の初期段階に入り、2020年半ばに最初のモックアップが公開された直後にもかかわらず、プロジェクトを完全に中止したというのです。

 

というわけで、残念ながら幻に終わってしまったデス・ストランディングのStadiaにおける独占続編計画。しかし小島プロダクションは先述のマイクロソフトとの提携も含め活発にゲーム開発をすすめており、今後のゲームリリースに期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

Google Pixel 7、去年のPixel 6と同じ価格に? アマゾンが立て続けにフライング掲載

米グーグルの最新スマートフォン「Pixel 7」シリーズは、10月6日の「Made by Google」イベントで正式発表される見通しです。まだ価格は公式には明らかにされていませんが、米国やヨーロッパのアマゾンが“半公式リーク”といえそうな情報を漏らしたと報じられています。

↑Twitterに投稿されたAmazonスクリーンショットの一部

 

まず米国のアマゾンはPixel 7の製品ページを、価格と合わせて載せてしまったことが発見されています。このページは一晩で消されており、現在は見ることができません。

 

これに先立ち米量販店チェーンTarget内からのリークもあり、やはりPixel 7は599ドル、Pixel 7 Proは899ドルとの画像が公開されていました。もっとも、アマゾンは仮に適当な数値で空欄を埋めたプレースホルダーを載せたかもしれず、Target情報が本当だと確認されたわけでもなく、「可能性が高まった」に過ぎません。

 

しかし、さらにヨーロッパのアマゾン(スペイン向けサイト)でも、Pixel 7が649ユーロという情報が載っていたとのこと。この額は、昨年のPixel 6発売当時と同じ値段です。

 

三度目の正直ともいいますが、3つもリークが相次げば、単なる偶然である可能性は限りなく低いはず。つまりPixel 7とPixel 7 Proとも、Pixel 6やPixel 6 Proからお値段が据え置きになる見通しが強まりました。

 

どちらも先代からあまりスペックが変わらず、プロセッサーが最新の「Tensor G2」チップに載せ替えられるだけと見られています 。とはいえ、Pixelシリーズの強みは「お値段の割に高性能、グーグルの最新AI技術も使える」ことにあり、お買い得にはなりそうです。

 

Source:Jose Morales Ros(Twitter)
via:9to5Google

グーグルのStadiaが終了するって…日本上陸もしないまま

米グーグルはクラウドゲームサービス「Stadia」を2023年1月18日に終了すると発表しました。

↑Ascannio/Shutterstock.com

 

Stadiaは2019年に開始されたクラウドゲームサービスで、ユーザーは手持ちのスマートフォンやタブレット、さらにはChromeブラウザから、最大4K解像度/60fpsの高品質なゲームを楽しむことができます。一方で同社による独自のゲームスタジオが閉鎖されるなど、サービスの終了を予測させる動きも以前からありました。

 

グーグルによれば、Stadiaが終了する理由は「我々が期待したほどユーザーからの指示が得られなかった」としています。やはり、Stadiaのサービスは思ったよりも人気がなかったようです。

 

グーグルによれば、Google Storeで購入されたハードウェアや、Stadia Storeで購入されたゲーム、アドオンコンテンツはすべて払い戻しされます。また2023年1月18日までは、ゲームライブラリにアクセスし、プレイすることが可能です。

 

なお、Stadiaは結局日本ではサービスが提供されることはありませんでした。嵐のように現れては去っていったStadia、今後のクラウドゲームサービス業界への影響が気になります。

 

Source: Google via 9to5Google

「AR翻訳」がイメージに溶け込んでいる!「Googleレンズ」の進歩はここまで来た

米Googleは検索関連イベント「Search 2022」で、「Googleレンズ」のマルチ検索の対象言語が増えることや、AR翻訳がよりスムーズに表示されるようになることを発表しました。

↑機械翻訳もどんどん進化(画像提供/Google)

 

Googleレンズとは、写真や画像から関連する情報を得られる検索機能の1つ。Googleによれば、9月末現在で月に80億回も利用されており、2021年の月30億回から大きく増えているそうです。

 

またマルチ検索とは、写真や画像にテキスト入力のキーワードを追加して検索できるもの。例えば、オレンジ色のドレスを撮影してから、そこに「グリーン」と付け加えて、同じデザインでグリーンのものを探せるという具合です。

 

このマルチ検索は、2022年4月から英語圏でベータ版が展開されていましたが、今後数か月の間に70か国以上の言語に対応する予定とのこと。日本語も含まれることは確実と思われます。

 

さらに、マルチ検索の応用である「近くの場所(near me)」は、米国で2022年秋以降に提供される見通し。こちらは料理や服などをマルチ検索してから、それらが扱われている近くの店などを教えてくれる便利な機能です。

 

一方、Googleレンズの「AR翻訳」も進化する予定。この新機能は写真や画像の中にある外国語のテキストを自動的に認識し、映像に重ねる形で翻訳を表示してくれるものです。これまでは「文字の上に文字」を重ねていましたが、翻訳テキストが元のテキストを完全に置き換える形になるそう。これについてGoogleは「翻訳文がオリジナル画像の一部であるかのように表示されます。テキストがコンテクスト(背景)になるのです!」とツイートで説明しています。

 

この機能には、Pixelスマートフォンで写り込んだものを簡単に消せる「消しゴムマジック」と同じ技術を使っているそうです。スクリーンショット画像とライブ撮影上で、100ミリ秒で動作するとのこと。この新機能は2022年中に登場すると見られています。

 

Source:Google (Twitter) 
via:9to5Google

Pixel 7 Proのスペック、先代モデルとあまり変わらず? 充電スピードは上がるかも

米グーグルは10月6日の「Made by Google」イベントで、次期スマートフォン「Pixel 7」および「Pixel 7 Pro」の正式発表を予告しています。そのうちPixel 7 Proにつき、有名リーカーが詳しいスペック予想を発信しています。

↑Image:Google

 

次期Pixel 7 Proのスペック表らしきものをツイートしているのは、リーカーのYogesh Brar氏です。最近もBrar氏はGalaxy Z Fold4やGalaxy Z Flip4、さらにはNothing phone(1)などの情報を正式発表前につぶやき、実際にほぼ的中させていました。

 

今回シェアされた情報が正しければ、Pixel 7 Proはグーグル独自開発の次期プロセッサー「Tensor G2」を除き、Pixel 6 Proとあまり変わらないようです。

 

まず6.7インチQHD+ AMOLED LTPOディスプレイ、RAMは12GB、内蔵ストレージは128/256GBの2種類、バッテリー容量の5000mAhもほぼ同じです。ただし30Wの高速充電ができることは、Pixel 6 Proの最大23Wを上回っている模様です。

 

またPixel 7 Proの内蔵カメラは50MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、48MP望遠カメラとのこと。さらに前面カメラは11MPとされており、これらはすべてPixel 6 Proとほとんど同じ数値となっています。

 

以上をまとめると、ほぼ大半のハードウェアは先代モデルと同じ、プロセッサーを載せ替えて充電速度が上がっただけ。Pixel 7 Proというよりは「Pixel 6.5 Pro」という印象があります。

 

とはいえ、価格も去年と同じぐらいになる(北米では899ドル程度)になるとの噂もあります。Tensor G2チップは機械学習機能が大幅に向上すると見られており、グーグル得意のAI技術が楽しみであれば、十分に魅力的な製品となりそうです。

Source:Yogesh Brar(Twitter)
via:Wccftech

Fitbitユーザー、Google アカウントへの移行が2025年までに必須に

米フィットビットは公式サポートページにて、2025年までにFitbit製品のユーザーは「Google アカウント」への移行が必須となると発表しました。

↑Faiz Zaki/Shutterstock.comより

 

2021年にグーグルによる買収が完了した、フィットビット。Fitbitの製品ページでは「Fitbit by Google」のブランド名の表記が始まるなど、グーグルへの統合がちゃくちゃくとすすめられています。

 

Fitbitの説明によると、2023年からFitbitのデバイスや機能の「一部の利用」にGoogleアカウントが必要となり、2025年までにすべてのFitbitアカウントがGoogle アカウントに移行される、とのこと。また2023年からは、Fitbit製品の新しいアカウント作成にもGoogle アカウントが必要となります。

 

一方でユーザーデータの取り扱いがどうなるのかが気になりますが、フィットビットによれば「ユーザーがGoogleアカウントに登録または移行した後も、Fitbitユーザーのヘルス&ウェルネスデータはGoogle Adsのデータから分離され、使用されることはありません」とのこと。Google アカウントへの移行は便利ではあるものの、同社ブランドの存在感はますます小さなものとなりそうです。

 

Source: Fitbit via The Verge

Fitbitがキーワード? Pixel Watchの外箱画像がリーク

米グーグルからの近日のリリースが期待されている新型スマートウォッチ「Pixel Watch」のパッケージとされる画像が、海外掲示板のRedditに掲載されています。

↑Redditから

 

Pixel Watchは円形の文字盤が特徴のスマートウォッチで、すでにそのデザインやカラーラインナップなどの情報が公開されています。またフィットネスブランドのFitbitは、グーグルによる買収が2021年に完了しています。

 

今回Redditに投稿された画像は、ブラックカラーのPixel Watchのもののようです。外箱の形状は正方形に近く、米アップルの「Apple Watch」や韓国サムスンの「Galaxy Watch」の細長い外箱とはデザインが異なります。また、時計のバンドはユーザーが自分で取り付ける方式のようです。

 

箱の右下には、「with fitbit」の表記が存在。このことから、Pixel WatchはFitbitゆずりの豊富なヘルスケア/フィットネス機能を搭載していることが想定されます。また、また、箱の中にはマグネットコネクター付きの充電ケーブルとUSB-Cケーブルも入っています。

 

このように外箱の画像が流出したということは、Pixel Watchは10月6日のリリースと同時に発売されるのかもしれません。近年ますます重視されるようになってきたヘルスケア機能が、Pixel Watchにどのように取り込まれるのかに注目したいものです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

Google フォトの写真が勝手に壊れる→修正されました

米グーグルの画像・動画ストレージサービス「Google フォト」にて、「保存した画像の表示がおかしい」という報告が、海外にて寄せられました。なお、この不具合は、すでにグーグルによって修正されています。

↑Google Photos Help

 

上の画像はGoogle Photos Helpにユーザーから投稿されたものですが、画像の左上の芝生の表示がおかしくなっていることがわかります。同様の不具合の報告は、海外掲示板のRedditにも投稿されていました。

 

このような現象は、何年も前にアップロードした古い写真にて確認されていました。またウェブ版からiOS版、Android版と、環境を選ばず問題が起きていました。

 

これにたいして、グーグルは「私たちはこの問題を認識しており、修正プログラムを配布しています。元の写真は、影響を受けません」との声明を発表。問題が解決されたというユーザーの声も伝えられており、現在は混乱がおさまりつつあるようです。

 

「自分の写真が壊れた!」と聞くとかなり慌ててしまいそうですが、まずは慌てずに問題解決が反映されることを待ちたいものです。

 

Source: Google Photos Help via 9to5Google

Pixel 7の価格は昨年と同等? しかし円安の影響が気になる…

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」の価格情報を、海外メディアのAndroid Policeを立ち上げたArtem Russakovskii氏が伝えています。

↑グーグルより

 

今年5月に発表され、10月6日には予約が開始される米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズ。すでにその本体や純正ケースのカラーリングなども公開されていますが、価格やモデル情報はまだ発表されていません。

 

 

Russakovskii氏によれば、Pixel 7のアメリカ向けの価格は599ドルからになる、とのこと。また大画面モデルの「Pixel 7 Pro」は899ドルからだとしています。この価格は、昨年発売された「Pixel 6」「Pixe 6 Pro」のものと変わりません。

 

また米小売店のTargetでは、Pixel 7シリーズに100ドル(Pixel 7 Proでは200ドル)のギフトカードが付属すると指摘しています。ただし、同様のキャンペーンが日本で行われるかどうかは不明です。

 

というわけで、円安の影響を除けば昨年と同じような価格で投入されるであろう、Pixel 7シリーズ。新型プロセッサ「Tensor G2」により、どれだけスマート機能が拡張されるのかに期待したいものです。

 

Source: Artem Russakovskii via 9to5Google

Pixel Tabletの画面サイズは約11インチ、ストレージは128GBと256GBの2種類になる?

米グーグルは5月に新型タブレット「Pixel Tablet(仮)」の本体デザインを発表したものの、その後に正式な続報はありません。とはいえ、GPSやセルラー機能を備えていないことや、第1世代Tensorチップを搭載するなどの噂が相次いで届けられていました

↑グーグルより

 

それに続いて、同製品がEVT(エンジニアリング検証テスト)段階に入り、約11インチの画面となり、内蔵ストレージは128GBと256GBの2種類が用意されるとの観測が伝えられています。

 

今回の情報は、開発者のKuba Wojciechowski氏が、インドメディアの91mobilesに提供したものです。最近Wojciechowski氏は、次期スマートフォンPixel 7やChromecast HDなどの噂話をさかんに発信していました。

 

さてWojciechowski氏によると、GoogleはEVTと規制機関の認証を得るために、何台かのPixelタブレットをインドに出荷したそうです。本製品にはストレージ128GB版と256GB版の2種類があり、10.95インチのディスプレイを備え、Wi-Fi 6に対応するとのことです。

 

またPixel Tablet専用のGoogle純正スタイラス(USI 2.0規格)があるとも報告されていますが、こちらは既にUSIの認証データベースから見つかっており、目新しい情報ではありません。

 

最近、グーグルは「画面をドックから取り外せる次期Nest Hub」を開発中との噂もありました。それと上記の、GPSやセルラー機能も備えず、近接センサーや気圧計もないというPixel Tabletの仕様を合わせて考えると、あくまでPixel Tabletは「新型Nest Hubの上半分」であり、Wi-Fi接続しながら家庭内で使うことが想定されているのかもしれません。

 

Source:91mobiles

Pixel Watchの詳細、だんだんわかってきました

米グーグルより10月6日にも予約が開始される、新型スマートフォン「Pixel Watch」。こちらについてさらに詳細な情報を、グーグルが公開しています。

↑グーグルより

 

すでにリーク情報により、カラーラインナップや価格情報なども伝えられているPixel Watch。その外観は円形の文字盤を採用した、おしゃれなものとなるようです。また、他のグーグル製デバイスとのスマートな連携機能も特徴となっています。

 

 

今回の動画からは、Pixel Watchに強化ガラス「ゴリラガラス(Gorilla Glass)」が採用されていることが明かされています。またその背面には、「心拍センサー(Heart Rate Sensor)」や「ステンレスケース(Stainless Steel Case)」などの文字も確認でできます。

 

現在ではまだ詳細はわかっていないものの、事前情報によればPixel Watchは米アップルの「Apple Watch」に近い価格の、ハイエンド向けモデルとして登場するようです。グーグル初のスマートウォッチとなるPixel Watchは、その価格を消費者に納得させられるだけの魅力的な製品となるのでしょうか?

 

Source: Made by Google/YouTube via 9to5Google

Google初のスマートウオッチ「Google Pixel Watch」は何ができる? NEXTトレンド予測【家電・デジタル編】

Withコロナがすっかり定着し、新しいライフスタイルやムーブメントが生まれてゆくなか、2022年の下半期はどうなっていく……? これから売れるモノ、流行るコトを各ジャンルのプロたちに断言してもらった。今回は、Google初のスマートウオッチ「Google Pixel Watch」をご紹介!!

※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【Pixel Watch】 「Pixel」シリーズと連携できるGoogle初のスマートウオッチ

私が紹介します!

編集部

上岡 篤

デジタル全般に明るい本誌のデジタル・クルマ担当。最近ではもっぱらミニ四駆漬けの日々を送る。

調和の取れたデザインが上質で国内での使い勝手にも期待(上岡)

【スマートウオッチ】

2022年秋発売予定

Google

Google Pixel Watch

実売予想価格3万2000円前後

日本を含め発売される地域は未発表だが、全世界が注目する同社初のスマートウオッチ。健康管理機能ではFitbitの技術を採用する。シリーズのスマホ・イヤホンとペアリングすると、デバイスをまたいで音楽や動画の操作、紛失時の位置探知が可能。

 

↑心拍計や睡眠をトラッキング。ほかにもFitbit Charge 5で採用されている皮膚電気活動など、最先端のセンサーが搭載されそうだ

 

↑免許証や各種チケットなどと紐付けできる新決済機能「Google Wallet」を搭載。国内でのローンチにも期待だ

 

ヒットアナリティクス

待望のGoogle純正は手に取りやすい価格だと◎

Google初の純正スマートウオッチとして、Android ユーザーには朗報。時計らしい丸形ケースと触覚的なリューズも好印象だ。Fitbitの機能性を備えるのでフィットネスなど幅広い使い方に期待。あとは価格次第で、3万円台前半なら大ヒット確実だが……。

●7月6日時点の公開情報に基づく

 

時間の無駄? YouTubeの「低評価/興味なし」ほぼ機能しないとの報告

米グーグルが運営する動画配信サービス「YouTube」にて、「低評価」「興味なし」の操作がほぼ機能していないことを、ソフトウェア開発会社のモジラ(Mozilla)が報告しています。

↑PixieMe/Shutterstock.comより

 

YouTubeの動画下部に設置されている「低評価」ボタンや、動画一覧から選択できる「興味なし」ボタン。しかしこれらを選択しても、相変わらず嫌いなおすすめ動画が表示され続ける現象は、多くの人が体験しているのではないでしょうか。また昨年11月からは、低評価ボタンの数字カウントが削除されています。

 

モジラは今回、2万人による調査を実施。するとやはりというべきか、低評価や興味なし、そして「チャンネルのおすすめを止める」「視聴履歴から削除」の操作をしても、類似したおすすめ動画の半分以上が表示されてしまうそうなのです。

 

さらにRegretsReporter財団との共同テストでは、5億本以上のおすすめ動画のデータを収集。すると、「低評価」「興味なし」のボタン操作は、関連するおすすめ動画のわずか12パーセント/11パーセントを阻止できるにすぎないとしています。

 

YouTubeだけでなく、多くのSNSプラットフォームで体験する「低評価」「興味なし」が機能しないという問題。新しい動画でユーザーをプラットフォームに滞在させ続けたいのはわかりますが、嫌いなおすすめ動画の表示はできればやめてほしいものです。

 

Source: Mozilla via The Verge

フワちゃんもCM登場! Pixel 7は10月6日に予約開始

米グーグルは新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズを現地時間10月6日から予約開始すると、公式YouTube動画にて明かしました。動画には、日本のお笑いタレント「フワちゃん」も登場しています。

↑グーグルより

 

 

Pixel 7は今年5月に一部情報が公開されたスマートフォンで、現行モデル「Pixel 6」シリーズ譲りのデザインと、新型プロセッサ「Tensor G2」の搭載が特徴。またグーグルは10月6日にPixel関連のイベントを予定しており、その場でリリースに関する詳細が発表されると期待されています。

 

今回のCMでは、モザイクがかかったスマートフォンを手にした複数の人物が登場。「3つのカメラ」と発言するなど、これは明らかにPixel 7シリーズ(特に、Pixel 7 Pro)を意識したものです。そして画面下部では小さな文字で、10月6日の予約開始がアピールされています。

 

さらに動画の最後では、「時計もあるの!?」とのセリフがあります。このことから、同日にはスマートウォッチ「Pixel Watch」の詳細発表、あるいは予約開始がおこなわれる可能性が高そうです。

 

日本ではPixel 7シリーズにあわせたポテトチップスの応募が開始されるなど、いよいよその登場が近づいています。イベントではスペックの向上だけでなはい、なんらかのサプライズの登場にも期待したいものです。

 

Source: グーグル/YouTube via 9to5Google

Pixel 7に搭載のTensor G2、機械学習性能などが大幅向上か

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」に搭載されるプロセッサー「Tensor G2」の詳細やベンチマーク結果を、リークアカウントのKuba Wojciechowski氏が伝えています。

↑グーグルより

 

Pixel 7シリーズは今秋の投入が予定されているスマートフォンで、次期独自プロセッサー「Tensor G2」の搭載が特徴です。グーグルは同プロセッサーについて、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化されると説明していますが、その詳細については明かしていません。

 

Wojciechowski氏によれば、Tensor G2は2基のCortex-X1コア、2基のCortex-A76コア、4基のCortex-A55コアを搭載。これは「初代Tensor」と変わりませんが、動作クロックが向上しています。また4nmプロセスを利用することで、ベンチマークスコアは約10%向上しています。

 

GPUはMali-G78からMali-G710へとアップグレード。これにより性能が20%、電力効率が20%向上し、さらに機械学習でも性能が35%向上すると予測しています。なお、Pixel 7 ProはPixel 6 Proと同じく12GBのRAMを搭載するようです。

 

今回の情報が正しければ、Pixel 7のTensor G2はPixel 6の初代Tensorから、順当なアップグレードモデルとなりそうです。あとは、グーグルがこの性能向上をどのようなスマート機能へと活用するのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: kuba Wojciechowski/Twitter via 9to5Google

Googleのメッシュルーター「Nest Wifi Pro」はWi-Fi 6E対応も、お高くなりそう

米グーグルの次期メッシュルーター「Nest Wifi Pro」の名称やスペック情報、価格などが、米量販店のB&Hの商品ページに掲載されていました。

↑Nest Wifi

 

グーグルが次期メッシュルーターを準備していることは、以前にも報じられていました。新製品は最新の通信規格「Wi-Fi 6E」に対応し、10月6日のイベントで正式発表されることが予測されています。

 

B&Hに掲載された情報によると、Nest Wifi ProはやはりWi-Fi 6Eに対応するとのこと。これにより通信速度の向上だけでなく、ほかのワイヤレス通信との混線がしにくくなるはずです。

 

そして本体価格は199ドル(約2万8000円)とのこと。これは「初代Nest Wifi」の169ドル、2世代目の99.99ドルと比較し、さらに値上がりすることになります。一方で、「Google アシスタント」へと対応するかどうかは不明です。

 

Nest Wifi Proは2個セットが299.99ドル、3個セットが399.99ドル。本体カラーはSnow(白)、Linen(薄茶)、Fog(薄青)、Lemongrass(薄黄・緑)の4色となるようです。

 

B&Hのページによれば、Nest Wifi Proの販売時期は「Coming soon(まもなく)」とのこと。イベントでの発表を含め、次期メッシュルーターの登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel Watchは約5万円から? カラバリも判明か

米グーグルから今秋の投入が予定されている、スマートウォッチ「Pixel Watch」。こちらの価格とカラーリングに関する情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルより

 

おさらいすると、Pixel Watchはグーグルが初めて自社ブランドとして販売する、スマートウォッチです。すでにデザインや搭載OS「Wear OS」などの情報が公開されており、ほかのPixel製品とのスマートな連携が特徴となっています。一方で、詳細なスペックや発売日、価格情報は発表されていません。

 

9to5Googleが小売店から入手した情報によれば、Pixel WatchはWi-Fi/Bluetoothモデルが349.99ドル(約5万円)で販売されるとのこと。なお同サイトは以前に、Pixel WatchのLTEモデルは399.99ドル(約5万7000円)になると伝えていました。

 

そして本体カラーは、Wi-Fi/Bluetoothモデルがブラック/オブシディアン、シルバー/チョーク、ゴールド/ヘイゼルで、LTEモデルはブラック/オブシディアン、シルバー/チャコール、ゴールド/ヘイゼルになるとしています。

 

349.99ドルからという価格設定は米アップルの「Apple Watch Series 8」より少し安く、韓国サムスンの「Galaxy Watch5(279ドルから)」よりは、お高いものとなっています。グーグル初のスマートウォッチだけに、その価格に見合う価値のある製品として登場することを期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

廉価なChromecast HDの外観と価格、全部わかったかも

米グーグルの廉価版次期ストリーミングデバイス「Chromecast HD(仮称)」について、公式らしきマーケティング画像や価格情報が海外にて伝えられています。

↑WinFutureより

 

4K解像度での映像出力に対応せず(1080p解像度/60Hzのみ)安価に投入されると噂されているChromecast HD。グーグルは10月6日にイベント開催を予定しており、そのタイミングでの発表が期待されています。

 

ドイツ語テックサイトのWinFutureが掲載した画像からは、Chromecast HDが現行モデルの「Chromecast with Google HD」と、非常に似たデザインになることを示唆しています。製品にはUSB-C to USB-Aケーブルや充電器、Voiceリモコンが同梱され、カラーはスノー(Snow)一色のみとなるようです。

 

テレビに接続した時には「Android 12」をベースとしたインターフェイスが表示され、スマートドアベル「Nest Doorbell」のライブ映像の再生も可能なようです。

 

一方でツイッターアカウントのSnoopyTechは、ChromecastHDが40カナダドル(約4,300円)にて投入されると報告しています。これは以前に報じられたChromecast HDの投入価格をさらに下回るもので、やはりかなり廉価な価格設定が予定されているようです。

 

もうまもなくのリリースが予測されている、Chromecast HD。日本市場をふくめ、よりお求めやすい新製品の登場に期待したいものです。

 

Source: WinFutureSnoopyTech/Twitter via 9to5Google

廉価なChromecast HDの外観と価格、全部わかったかも

米グーグルの廉価版次期ストリーミングデバイス「Chromecast HD(仮称)」について、公式らしきマーケティング画像や価格情報が海外にて伝えられています。

↑WinFutureより

 

4K解像度での映像出力に対応せず(1080p解像度/60Hzのみ)安価に投入されると噂されているChromecast HD。グーグルは10月6日にイベント開催を予定しており、そのタイミングでの発表が期待されています。

 

ドイツ語テックサイトのWinFutureが掲載した画像からは、Chromecast HDが現行モデルの「Chromecast with Google HD」と、非常に似たデザインになることを示唆しています。製品にはUSB-C to USB-Aケーブルや充電器、Voiceリモコンが同梱され、カラーはスノー(Snow)一色のみとなるようです。

 

テレビに接続した時には「Android 12」をベースとしたインターフェイスが表示され、スマートドアベル「Nest Doorbell」のライブ映像の再生も可能なようです。

 

一方でツイッターアカウントのSnoopyTechは、ChromecastHDが40カナダドル(約4,300円)にて投入されると報告しています。これは以前に報じられたChromecast HDの投入価格をさらに下回るもので、やはりかなり廉価な価格設定が予定されているようです。

 

もうまもなくのリリースが予測されている、Chromecast HD。日本市場をふくめ、よりお求めやすい新製品の登場に期待したいものです。

 

Source: WinFutureSnoopyTech/Twitter via 9to5Google

Stadia、1440p解像度をユーザーが選べるように

米グーグルのクラウドゲームサービス「Stadia」にて、「Stadia Pro」会員向けに1440p解像度でのゲームプレイの明示的な設定が可能となっています。

↑Ascannio/Shutterstock.com

 

Stadiaでは2020年から1440p解像度でのゲームプレイが提供されていましたが、1080pより大きく4Kより小さい解像度のモニターを使いつつ、設定解像度を4Kに設定した場合にのみ作動するという、かなりわかりにくく限定されたものでした。

 

ツイッターユーザーのStefan Dehnert ステファン氏など一部のプレーヤー向けに配信が開始された今回の新設定では、ユーザーが明示的に1440p解像度を選択することができます。またこの設定では、ゲームプレイ1時間あたり14.4GBのデータを消費するようです。

 

現時点では1440p解像度の設定はデスクトップアプリでのみ確認されており、AndroidやGoogle TV、Chromecastなどのその他のプラットフォームで、1440p解像度がいつ利用できるようになるのかは不明です。

 

設定の導入が報じられてから導入まで、かなり時間がかかったStadiaの1440P解像度設定。最近はあまり目立った展開がないStadiaですが、「どんなデバイスでも高品質なゲームを」という目標にむかって、突き進んでほしいものです。

 

Source: Stefan Dehnert ステファン/Twitter via 9to5Google

Google フォトの「思い出」が強化。「コラージュエディター」も登場

米グーグルは画像ストレージサービス「Google フォト」の「思い出(Memories)」を刷新し、「コラージュエディター」などの新機能を追加しました。

↑グーグルより

 

Google フォトにより、過去のハイライトを自動で生成してくれる思い出。これまで思い出は非公開でしたが、Android向けアプリにて、友達や家族と思い出を共有することができるようになっています。この共有オプションは、iOS版アプリとウェブバーションにも近日中に導入される予定です。

 

思い出では、より多くの動画が表示されるように。長い動画は自動で切り出されたり、ズーム効果も導入されます。さらに10月からは、インストゥルメンタル楽曲も追加されます。

 

写真を3Dで表現する「シネマティックフォト」も進化し、複数の静止画と音楽を利用した「シネマティックメモリーズ」に。こちらの機能は近日中に導入予定です。また画面の左右タップや上下スワイプにも、新たな機能が加えられています。「スタイル」では、思い出に自動でグラフィックが追加されます。

 

コラージュフィルターでは画像とデザインを選び、レイアウトを変更できます。またコントラストや明るさを調整したり、フィルターを追加したり、その他の変更を加えることも可能です。PixelスマートフォンやGoogle Oneのメンバーは、ポートレートライトやHDRオプションなどが利用できます。

 

このように、機能が大幅に強化されたGoogle フォトの思い出。他人との共有も可能になったことで、将来的には画像共有サービスのような使い方もできるようになるのかもしれません。

 

Source: Engadget

Pixel 7のストレージ容量が判明? Pixel 6同様に512GBモデルはアメリカ市場のみか

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズの、ヨーロッパ向けのストレージ容量が判明したと、ドイツ語テックサイトのWinFutureが報じています。

↑グーグルより

 

今年5月にデザインやプロセッサなど一部情報が公開された、Pixel 7シリーズ。一方で発売日や価格、モデル情報は現時点では明かされておらず、10月6日のイベントでの詳細発表が待たれています。

 

WinFutureが掲載したヨーロッパ市場向けの情報によると、Pixel 7/7 Proでは全モデルにて、128GB/256GBの2モデルが投入されるとのこと。これは、昨年にヨーロッパ向けに投入されたPixel 6/Pixel 6 Proと同じストレージ容量です。

 

一方で、昨年のアメリカ市場向けのPixel 6 Proでは、512GBモデルが登場していました。しかし現時点では、Pixel 7/7 Proにて512GBモデルがグローバルに展開されるかどうかは不明となっています。

 

WinFutureはその他にも、Pixel 7/7 Proは10月6日のイベントから2週間以内に出荷されるとも報告しています。グーグルはこれまで製品発表と出荷を同タイミングでおこなってきましたが、Pixel 7/7 Proの出荷時期は10月上旬となりそうです。

 

本体カラーリングを味に反映したポテトチップが日本にてプレゼントされるなど、登場に向けてじょじょに盛り上がるPixel 7/7 Pro。個人的には、昨今の円安の影響がどこまで出るのかが不安でもあります。

 

Source: 9to5Google

Chromecast HDのスペック判明? システムのアップデートに期待

米グーグルの次期ストリーミングデバイス「Chromecast HD」について、その詳細なスペック情報を開発者のKuba Wojciechowski氏が伝えています。

↑tecnoblogより

 

4K解像度出力に非対応の廉価モデルとしての投入が噂されている、Chromecast HD。以前には、現行モデルの「Chromecast with Google TV」から4割ほど廉価になるとの情報も伝えられました。さらに上画像のように、Chromecast with Google TVに酷似したデザインになることも示唆されています。

 

Wojciechowski氏によれば、Chromecast HDはチップセットに「Amlogic S805X2」を採用するとのこと。Amlogic S805X2は「AV1」コーデックに新たに対応していますが、Chromecast with Google TVよりはダウングレードされたチップセットです。

 

さらにRAM容量は1.5GBとなり、こちらもChromecast with Google TVの2GBからやはり容量が減っているようです。またOSには「Android 12」をベースとした「Google TV 12」を搭載するとのこと。なお、Chromecast with Google TVは「Android 10を採用していました。

 

またChromecast HDではシステムのアップデート方法が改善され、必要なストレージ容量が削減されていることも伝えられています。

 

というわけでスペックは下がるものの、OSを含めて新しいシステムが採用されるであろうChromecast HD。消費者としては、使い勝手の向上に期待したいものです。

 

Source: Kuba Wojciechowski/Twitter via 9to5Google

Tensor搭載のPixelbook、ひっそりキャンセルされていた?

米グーグルが開発をすすめていたとされる未発表ノートパソコン「次期Pixelbook」がキャンセルされたことを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑NYCStock/Shutterstock.com

 

Pixelbookはグーグルが2017年に発売したノートパソコンで、OSとしては「Chrome OS」を採用。販売価格は1000ドル(約14万円)と、Chromebookとしては珍しい高級モデルでした。後継モデルとして2019年に「Pixelbook Go」が登場した一方で、2023年にはAndroid OS搭載のタブレット「Pixel Tablet」が投入される予定です。

 

The Vergeによれば、グーグルは次期Pixelbookへと独自プロセッサ「Tensor」を搭載する予定だったとのこと。開発はすでにかなりの段階まですすんでいたものの、「チームの異動とコストカット」のために、計画がキャンセルされたと伝えられています。

 

先日には、グーグルがハイエンドモデルのタブレット「Pixel Tablet Pro」を開発していると報じられたこともあります。独自プロセッサと独自OSをもつグーグルが、ノートパソコンビジネスへと復帰する可能性は十分にありそうです。

 

Source: The Verge via 9to5Google

Pixel 7シリーズのカラーリングが判明。背面カメラにも違いアリ

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」の全カラーラインナップが、公式に公開されました。

↑グーグルより

 

今年5月に製品の概要が発表され、10月のイベントでは詳細の発表が期待されている、Pixel 7シリーズ。すでに本体デザインも公開されており、大体のカラーリングも判明しています。また搭載プロセッサーの正式名称が「Tensor G2」になることも、最近発表されました。

 

今回の情報によれば、Pixel 7には「オブシディアン(Obsidian)」「レモングラス(Lemongrass)」「スノー(Snow)」の3色が存在します。これらの3モデルでは、カメラバーがマット仕上げとなっています。

 

↑グーグルより

 

そしてPixel 7 Proでは、「オブシディアン(Obsidian)」「ヘーゼル(Hazel)」「スノー(Snow)」をラインアップ。こちらは、カメラバーが艶あり加工されています。

 

このように、そのデザインから搭載プロセッサーまでがすでに公開されているPixel 7シリーズ。イベントでは、価格や発売日、詳細な機能などの発表を期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

廉価版Chromecast with Google TV、デザインはほぼ変わらず?

米グーグルの廉価版ストリーミングデバイス「Chromecast with Google TV HD(仮称)」のものとされる画像が、海外テックサイトのtecnoblogに掲載されています。

↑tecnoblogより

 

Chromecast with Google TV HDについては、以前からもその登場が噂されてきました。FCC登録によれば、同デバイスは4K解像度出力ではなく、1080p/60Hzでのビデオストリーミングに対応。さらにヨーロッパでの価格は40ユーロ(約5700円)となり、既存モデルの70ユーロ(約9900円)からかなりお安くなるようです。

 

今回tecnoblogが掲載した画像をみると、その外観は現行モデルの「Chromecast with Google TV」にそっくりであることがわかります。一方で内部スペックとしては2GB RAMとAmlogicのS805X2チップを搭載し、「AV1」コーデックに対応するようです。また、Chromecast with Google TVと同じリモコンも搭載されます。

 

グーグルは10月6日にイベントを開催し、Pixelデバイスの詳細や新たなNestデバイスを発表する予定です。そのイベントの一部として、今回のChromecast with Google TV HDがリリースされることになるのかもしれません。

 

Source: tecnoblog via 9to5Google

Pixel Tabletに「Pro」モデルが準備中? カメラ性能などが違うかも

米グーグルが未発表タブレット「Pixel Tablet Pro(仮称)」を開発しているとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルから

 

今年5月にひさびさとなるタブレット「Pixel Tablet(仮称)」を投入すると発表したグーグル。同タブレットには、独自開発のプロセッサー「Tensor」が搭載されることも、すでに明かされています。

 

なお事前情報によれば、Pixel Tabletはプロセッサーやカメラスペックを抑えた、廉価版的な位置づけの製品となるようです。また据え置きのドックに設置することで、スマートディスプレイのような使い方もできると想定されています。

 

一方で9to5Googleによれば、Android 13のベータ版からは「tangorpro」と呼ばれる未確認のPixelデバイスが発見されたとのこと。以前にPixel Tabletは「tangor」のコードネームとして開発されていたことから、tangorproはそのProバージョンであることが推測されます。またそれ以外にも、tangorをt6に短縮したと思われる「t6pro」というコードネームも見つかっています。

 

最近グーグルはProモデルのデバイスを増やしており、今秋に投入されるPixel 7 Proだけでなく、ワイヤレスイヤホンの「Pixel Buds Pro」なども存在します。現時点ではPixel Tablet Proの詳細はわかっていませんが、9to5GoogleによればどうやらPixel Tablet Proは背面カメラのスペックが異なる模様。また、最新プロセッサー「Tensor G2」が搭載される可能性もあります。

 

グーグルは、10月6日にPixel関連のイベントを開催します。その場にて、もしかすると今回のPixel Tablet Proや、「折りたたみPixel(Pixel NotePad)」などが発表されるのかもしれません。

 

Source: 9to5Google

AndroidのNearby Share、自分のデバイスへの共有が可能に

米グーグルは公式ブログにて、ファイル共有機能「Nearby Share」の拡張を発表しました。

↑グーグルより

 

Nearby Shareとは2020年にAndroid OSに導入された機能で、自分の近くにあるデバイスにワイヤレス通信にてファイルやアプリを共有することができます。米アップルの「AirDrop」の、Android版ともいえそうです。

 

グーグルによれば今後数週間のうちに、自分が所有するデバイス間でもNearby Shareを使ってファイルが転送できるようになります。つまりこれまでは、Nearby Shareでは他人のアカウントのデバイスにしか、ファイルを転送できなかったのです。

 

使い方としては、GoogleアカウントにログインしているAndroid端末を共有メニューから選択することで、端末間ですばやくファイル共有できます。一度登録すれば、画面がオフの状態でもファイル転送を受け付けることができます。

 

グーグルはその他にも、Google ワークスペースアプリの外観の刷新や、Google Driveウィジェットの刷新、Gboardでのメッセージの絵文字化、絵文字キッチンのアップデート、Google Meetの新しい共有機能や大グループ通話の追加、アクセシビリティーツールの強化を発表しています。

 

AirDropと比較するとまだまだ影が薄い印象もあるNearby Shareですが、今回のアップデートでさらに利便性が高まることで、より多くのユーザーに周知されてほしいものです。

 

Source: グーグル

Pixel Tabletにはドックが存在? スマートディスプレイ的に使えるかも

米グーグルが来年の販売を予定しているタブレット「Pixel Tablet(仮称)」とそのドックらしき部品のアニメーションが、「Android 13」のベータ版から見つかっています。

↑9to5Googleより

 

Pixel TabletはAndroid OSを搭載したタブレットで、独自プロセッサ「Tensor」を搭載。これにより、人工知能を活用したさまざまな機能を搭載し、グーグル製品とのスマートな連携も特徴となっています。さらに事前情報では、Pixel Tabletはスマートディスプレイ「Nest Hub」の一部として利用できるという報告も存在します。

 

今回見つかったアニメーションからは、Pixel Tabletをドックに接続したり、外したりする様子が確認できます。タブレットをドックに装着すると充電ロゴが画面上に表示され、その後にGoogleアシスタントのロゴが、音楽、ビデオ、アラーム、写真などのアイコンと共に表示されるようです。

 

さらにNest HubやChromecastと同じように、ロックを解除しなくてもスマホからPixel Tabletに、音楽やビデオをキャストできるようになっています。また時計の文字盤、アートワーク、Google フォトライブラリの画像など、ドッキング中の表示をカスタマイズすることができるようです。

 

これらの情報からは、Pixel Tabletは単純なタブレットとしてだけでなく、Nest Hubのようなスマートホーム製品としても十分活用できることがわかります。Pixel Tabletを自宅に迎え入れることで、どれだけ生活が便利になるのかを期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 6 Proが3万円引き! Google ストアが3日間のセール開催

米グーグルはGoogle ストアにて、3日間の創立記念セールを開催しています。

↑グーグルより

 

今回のキャンペーンでは、Pixel 6 Proが定価から3万1620円引きの8万4980円に。ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds A-Series」は920円引きの1万980円で販売されます。さらに「Pixel Buds Pro」購入で、先着限定で『宇宙兄弟』トートバックをプレゼント。Pixelスマートフォン購入で、「povo 2.0」新規契約時に使えるキャンペーンコード・データ追加 3GB(30日間)もプレゼントされます。

 

その他には、スマートスピーカー「Nest Mini(第2世代)」が2,570円引きの3,480円に。スマートディスプレイ「Nest Hub」も5,520円引きの5,480円で販売されます。さらに、「Chromecast with Google TV」は2,620円引きの4,980円となります。また、各種Nest製品も値引きされています。

 

Google ストアのセールでは、「Pixel 6」「Pixel 6a」「Pixel 6 Pro」を購入すると、限定デザインのケースがプレゼントされます。さらに、Google ストアで商品を購入すると、限定ステッカーセットが入手可能です。

 

本日からは米アップルの「iPhone 14」や「AirPods Pro(第2世代)」の予約も開始されますが、セール中のグーグル製品とどちらを購入すればいいのか、迷ってしまいそうです。

 

Source: グーグル

4K非対応の廉価版「Chromecast」がまもなく登場? 4割ほど安くなるかも

米グーグルの次期ストリーミングデバイス「廉価版Chromecast 」について、その登場が間近であり、価格も従来モデルから4割ほど安くなるとの情報を、ドイツ語テックサイトのWinFutureが伝えています。

↑Chromecast with Google TV:nodi.jpg/Shutterstock.comより

 

テレビのHDMIポートに差し込むことで、アプリ経由でさまざまな動画や音楽ストリーミングサービスを利用できるChromecast with Google TV。今年6月には、廉価版Chromecastと思われるデバイス「G454V」がFCC(連邦通信委員会)に登録されたことも伝えられています。

 

FCCへの登録によれば、廉価版Chromecastの製品名は「Chromecast with Google TV HD 」となり、1080p解像度/60Hzのビデオストリーミングに対応する模様。一方で、4K解像度でのストリーミングは利用できないようです。

 

WinFutureによれば、廉価版Chromecastはすでに小売店にて販売の準備がすすめられており、10月6日のPixelイベントよりも前に発売される可能性も予測されています。さらにヨーロッパでの価格は40ユーロ(約5700円)となり、既存モデルの70ユーロ(約9900円)からかなりお安くなるようです。

 

スペックが下がるものの、廉価に登場しそうな次期Chromecastデバイス。発表が噂される「次期Nest Wifi」や「次期Nest Doorbell」などと共に、リリースに期待したいものです。

 

Source: WinFuture via 9to5Google

Pixel 7や7 Pro、Pixel Watchがついに正式発表! グーグルが10月6日に新製品イベント開催へ

米グーグルは、新製品発表イベント「Made by Google」を10月6日午後11時(日本時間)に開催することを発表しました。すでに5月の開発者イベント「Google I/O 2022」で予告していた次期スマートフォンPixel 7と7 Pro、そして同社初のスマートウォッチPixel Watchの機能や価格、発売時期などが明らかにされる見通しです。

↑Image:Google

 

このイベントは米ニューヨークにて、会場に報道関係者を入れた対面式で行われます。また全世界にライブ中継され、GoogleStore.com/eventsまたはMade by GoogleのYouTubeチャンネルで家にいながら楽しむことができます。

 

当日は上記のスマートフォンやスマートウォッチのほか、Nestの最新スマートホーム製品も発表される予定です。またティザー動画では、なぜか発売済みのワイヤレスイヤホンPixel Buds Proも紹介されています。

 

すでにPixel 7/7 Proのハードウエアについては、これまで何度も試作機らしきものが流出しているほか、8月には実際に手に取ったハンズオン動画や、小売用パッケージ(つまり試作機ではなく製品版)の開封動画さえも公開されています。

 

とはいえ、Pixelシリーズの真価はAIに支えられた豊富なソフトウェア機能にかかっており、以前の「リアルタイム文字起こし機能」などを超えるサプライズがあるか注目したいところです。

 

かたやPixel Watchに関しては、グーグル純正のWear OS 3(サムスンのGalaxy Watch 5に搭載されたWear OS 3はカスタム版)がどのようなものか分かるはず。

 

また、今回は「It’s all coming together this fall(すべてが、この秋に1つに集まる)」としてグーグル製品のエコシステムが強調されているだけに、PixelスマホやNest製品との連携も見逃せないでしょう。

 

Source:Google

Tensor G2がPixel 7に搭載へ。顔認証などセキュリティ強化に期待

米グーグルは10月のPixelイベントの開催とともに、次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズに「Tensor G2」プロセッサを搭載することを明かしました。

↑グーグルより

 

今年5月のPixel 7シリーズの発表段階では、「次世代Tensor」としか案内されていなかったTensor G2。なお同プロセッサでは、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化されるとうたわれています。

 

今回明らかになったのはTensor G2の名称のみで、その詳細は明かされていません。初代Tensorは韓国サムスンとの協力により、同社のスマートフォン向けプロセッサ「Exynos」を発展させたものでした。Tensor G2でも、同様のアプローチが採用されるのかどうかが気になります。

 

またこれまでのグーグルの先例を参考にすると、Tensor G2は次期廉価スマートフォン「Pixel 7a」や、投入が噂される折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(Pixel Fold)」への搭載も期待できます。

 

さらに、Pixel 7シリーズでは「Pixel 6」シリーズにて実現しなかった顔認証機能が、Tensor G2にて搭載されることになるかもしれません。グーグルの独自プロセッサがどこまで進化することになるのか、イベントでの詳細発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: 9to5Google

このまま発売? Pixel 7 Proのアンボックス動画が登場

米グーグルの新型スマートフォン「Pixel 7 Pro」のアンボックス(開封)動画が、海外にて投稿されています。

↑Gadgetefull BD/Facebook

 

Pixel 7は今年5月に発表されたスマートフォンで、「Pixel 6」シリーズとほぼ同一デザインを採用。また次期プロセッサ「Tensor 2(仮称)」の搭載や、他のグーグルデバイスとの連携も特徴です。また先日には、スマートフォン単品のハンズオン動画も登場していました。

 

バングラデシュの小売業者となるGadgetfull BDが公開した動画では、Pixel 7 Proの小売用パッケージを確認することができます。箱のデザインは「Pixel 6」シリーズと基本的に同じで、中にはQuick Switch AdapterとUSB-Cケーブルが同梱され、一方で充電器は同梱されていません。

 

また動画に登場するPixel 7 Proは、「Pixel 6 Pro」と比較してディスプレイ端のカーブがより緩やかになっていることがわかります。

 

現時点では、Pixel 7シリーズの発売日はまだ発表されていません。しかしそのパッケージや本体の外観は、サプライズの少ないものとなりそうです。

 

Source: Gadgetfull BD/Facebook via 9to5Google

ChromeOS、Androidゲームをキーボード/マウスでプレイできます

米グーグルのChromeOSの次期バーションとなる「ChromeOS 105」では、タッチ対応のAndroidゲームをキーボード/マウスで操作できるようになります。

↑グーグルより

 

ChromeOS 105の「ゲームコントロール(Game Controls)」機能では、キーボードやマウス操作からタップ操作やタッチアンドドラッグなどのイベントを、シミュレートすることができます。

 

画面上にはボタンと仮想ジョイスティック、コントローラーのアイコンが表示されます。そして設定メニューからは、機能のオン/オフやキーマッピングの編集、オーバーレイの無効化が可能です。

 

なお、メニューの移動やゲーム内のダイアログ操作には、マウスが必要です。また、一部のゲームに存在する特殊なウィンドウ操作やリサイズの動作には対応していないとしています。

 

また今後、グーグルはGoogle Playのすべてのゲームにたいし、ゲームコントロールへの対応を追加する予定です。またマウスやゲームパッドのサポート、より多くのタッチ操作への対応も予定されています。

 

今後もますます盛り上がることが期待される、ChromeOSでのAndroidゲームプレイ。これらが使い慣れたキーボードやマウスで操作できるようになるのは、ありがたい限りです。

 

Source: 9to5Google

噂の折りたたみPixelスマホ、2023年に発売予定?

米グーグルの折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(あるいはPixel Fold)」が2023年に投入されるとの情報を、ニューヨーク・タイムズが報じています。

 

これまでも何度かその存在が報じられてきた、Pixel NotePad。一方で開発は順調ではないようで、以前には2022年第4四半期(10月〜12月)の発表が先送りされた、との報道も伝えられています。

 

今回の報道によれば、グーグルは現在のスマートフォン製造拠点の一部を、中国からベトナムへと移行する予定とのこと。そして、2023年にはハイエンドスマートフォンの半分をベトナムにて生産することを目指しているそうです。これが正しければ、来年の「Pixel 8」は中国産とベトナム産の両方が存在することになります。

 

一方でPixel NotePadに関しては、引き続き中国にて生産されるとのこと。これには、折りたたみディスプレイやヒンジなどの複雑な部品の製造を中国でおこなう必要があるからだとしています。

 

韓国サムスンの「Galaxy Z Fold4」や中国OPPOの「Find N」ように、横折りタイプになるとも噂されているPixel NotePad。同製品が高級路線を取るのか、あるいはコスパに優れたモデルとして登場するのかにも、注目したいものです。

 

Source: The New York Times via Android Police

Pixel Tabletはお家専用廉価なタブレットに? 一部仕様が報告される

米グーグルのタブレット「Pixel Tablet(仮称)」において、GPSやセルラー機能を搭載しないこと、「第1世代Tensor」プロセッサーを搭載することなどを、開発者のKuba Wojciechowski氏が報告しています。

↑グーグルより

 

グーグルが今年5月に本体デザインを発表した、Pixel Tablet。2023年に製品が発売されること以外は、本体スペックや機能などはほぼ明かされていません。

 

Wojciechowski氏がAOSP(Androidの開発者向けプロジェクト)のコードを分析して得た、今回の情報によると、Pixel Tablet(開発コード:Tangor)は「Citron」と呼ばれる開発ボードをベースとしており、「Pixel 6」と同じ第1世代Tensor(gs101)プロセッサーを搭載しているようです。

 

また、GPSやセルラー機能を搭載しないことから、Pixel Tabletは外に持ち出さずに自宅で利用する、ミドルレンジ向けの廉価なタブレットとなるようです。

 

そのほかにも、グーグルが「タブレットを合体できる次期Nest Hub」を開発しているとの情報もあります。Pixel Tabletは、この次期Nest Hubの一部としても利用できる可能性があります。

 

現時点ではまだまだ謎多きPixel Tabletですが、できれば今回の情報どおりに、お求めやすい価格の製品として登場して欲しいものです。

 

Source: Kuba Wojciechowski/Twitter via XDA Developers

次期OSのAndroid 14では、宇宙からの衛星通信をサポートか

米グーグルでプラットフォーム&エコシステム担当上級副社長を務めるLockheimer Hiroshi氏は、次期モバイル向けOS「Android 14(仮称)」にて、衛星通信への接続機能を提供すると明らかにしました。

↑Android 14で衛星通信が可能に?

 

スマートフォンによる衛星通信への接続には、これまで別売の受信機を利用するか、あるいはスマートフォンの特殊な拡張が必要でした。一方で先週には米スペースXと米キャリアのT-Mobileがスマートフォン向けの衛星通信サービスを発表するなど、一般向けの展開も徐々にすすみつつあります。

 

Hiroshi氏は「最初のスマートフォン(G1)では3GとWi-Fiへの同時接続を提供するのが精一杯だった」と振り返りつつ、今回の衛星通信とパートナーへの対応を歓迎しているのです。

 

現時点ではAndroid 14でどのように衛星通信が利用できるのかは、はっきりしていません。しかし例年どおりのスケジュールなら、Android 14は来年後半にリリースされることでしょう。

 

スペースXとT-Mobileのサービスでは、まずテキストメッセージやMMS、そして「特定のメッセージアプリ」がサポートされ、将来的にはデータ通信と音声通信のサポートも検討されています。Android 14がOS標準で衛星通信をサポートすることにより、これまで縁の遠かった同機能がぐっと身近になりそうです。

 

Source: Hiroshi Lockheimer/Twitter via 9to5Google

「Pixel 8」はバッテリー持ちが良くなる? 次期「Tensor 3」チップは3nm製造のうわさ

米グーグルは、2023年後半に発売の次期スマートフォン「Pixel 8」向けに、第3世代の独自開発チップ「Tensor 3」を搭載すると予想されています。このTensor 3チップを韓国サムスンが製造するとの噂に続き、同社の3nm技術により量産される可能性が高いとの観測が伝えられています。

↑Pixel 8はTensor 3チップ搭載?

 

サムスンは最近、GAA(Gate-All-Around)技術による3nmチップを量産し始めているだけに、順当な展開とはいえそうです。今年秋に登場するPixel 7シリーズには先代の「Tensor 2」チップ採用が予想され、そちらは4nmプロセス製造との噂もあり、やはり想定の範囲内とも思えます。

 

とはいえ、サムスンと台湾TSMCとでは、同じプロセスルールでも技術力の差があり(サムスン製は歩留まりが悪く、電力効率が劣るとの指摘も)Tensor 3ではTSMCに移行するのでは……と見る向きもありましたが、サムスンに留まるようです。

 

ちなみに「3nm」や「4nm」などの数値は、半導体の回路線幅(プロセスルール)のこと。この数値が小さくなればなるほど、一般的には処理能力が向上し、消費電力は小さくなる傾向があります。また数字がプロセスルールでも、ファウンダリ(半導体の製造請負企業)ごとに技術にバラツキがあり、単純に同世代や同じ性能とはいえません。

 

サムスン公称では、同社の第2世代3nm GAAプロセスは5nm技術と比べ、消費電力が最大 50%減り、性能が30%アップ、面積は35%小さくなるなど著しく改善したと主張されています。

 

もっとも、この第2世代技術が量産に使われるのは2024年と予想されているため、Tensor 3は第1世代の3nm GAAプロセスで製造される可能性が高いと思われます。こちらは同社の5nm技術よりも消費電力が最大45%も減り、性能は23%向上しているとのこと。特に省電力、つまりバッテリー持ちが良くなると期待できそうです。

 

その一方で、グーグルはしばらくサムスンの4nm技術を使い続けるとの説もあります。なぜなら、同社のPixelスマートフォンはiPhoneやサムスン製品の生産台数には及ばないために量産効果が働きにくく、高度な3nm技術ではコストが高くなりすぎる恐れがあるためです。

 

Tensor 3については、今のところ細かな仕様は不明です。グーグルのPixelスマホは、iPhoneや他社のハイエンドAndroid端末とのパワー勝負を避けて機械学習に重きを置いていますが、処理速度も改善されれば満足度もアップしそうです。

 

Source:BusinessKorea
via:Wccftech

Pixel 7/7aは高音質なBluetooth LE Audioに対応するかも?

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」「Pixel 7a」が、高音質な「Bluetooth LE Audio」に対応する可能性を、海外テックサイトの9to5Googleが指摘しています。

↑グーグルより

 

先日に配布が始まった「Android 13」では、Bluetooth LE Audio規格の初期サポートが組み込まれています。Bluetooth LE Audioでは、例えばワイヤレスイヤホンの両方を直接スマートフォンと接続したり、一つのデバイスから複数の再生デバイスで楽曲を再生することができます。また、従来規格「Bluetooth Classic」よりも電力効率が改善されているのも特徴です。

 

Bluetooth LE Audioではオーディオコーデック「LC3」への対応により、オーディオの高い圧縮率を実現しています。さらに、Android 13では「高音質」なプロファイルが利用できるようになっているのです。

 

そしてAndroid OSのコードに関する開発向けのウェブサイト(AOSP)にて、これらの新コーデックがPixel 7/Pixel 7a向けのものであると、グーグル関係者が発言しています。なおPixel 7aはまだ未発表のスマートフォンですが、来年の投入が期待されています。

 

一方でBluetooth LE Audioの利用には、対応イヤホンも必要となります。グーグルの最新イヤホン「Pixel Buds Pro」もまだBluetooth LE Audioには対応していませんが、今後のソフトウェアアップデートなどにより、Pixel 7シリーズとの同時対応を期待したいものです。

 

Source: AOSP via 9to5Google

Pixel Watchの価格と発売時期、とうとう判明?

米グーグルの新型スマートウォッチ「Pixel Watch」に関する価格や発売日の情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルより

 

 

Pixel Watchはグーグルが今年5月に発表したスマートウォッチで、円形の文字盤や他のグーグル製ハードウェアとの連携機能が特徴です。また以前には、10月13日に新型スマートフォン「Pixel 7」シリーズとの同時発売も報じられていました。

 

今回の情報によれば、Pixel Watchのセルラー版は米国にて399ドル(約5万6000円)にて販売されるとのこと。なお、9to5Googleは発売前に価格が変更される可能性や、キャリアのキャンペーンによりさらに価格が下る可能性についても触れています。

 

また399ドルという価格は、米アップルの「Apple Watch Series 7」と同じ(Series 7のセルラーモデルは499ドル)。一方で韓国サムスンの「Galaxy Watch5」のセルラーモデルは329ドル(約4万6000円)となっており、Wear OS搭載スマートウォッチとしては比較的高価です。

 

また以前の噂と同じく、Pixel WatchはPixel 7シリーズと同時に発売されることも報じられています。グーグル初のスマートウォッチとなるPixel Watch、どれだけインパクトのある製品として市場に登場するのかに注目です。

 

Source: 9to5Google

Pixel 8に搭載? Googleの独自プロセッサー「Tensor 3」をサムスンが開発中か

米グーグルの第3世代の独自プロセッサー「Tensor 3(仮称)」を韓国サムスンが開発しているとの情報を、海外テックサイトのGalaxy Clubが報じています。

↑Tensor 3開発中の噂が持ち上がっています

 

Tensorシリーズはグーグルの「Pixel 6/7」に搭載されているプロセッサーで、AI(人工知能)関連の処理を強化しているのが特徴です。ただし総合的なパフォーマンスやモデムの通信速度では、米クアルコムなどのプロセッサーに一歩劣るところがあります。

 

Galaxy Clubによれば、現在グーグルはサムスンと共同でTensor 3の初期テストをすすめており、そのテストボードは「Ripcurrent」と呼ばれているそう。さらに、Tensor 3の開発コードが「S5P9865」となることも報じられています。

 

現時点では、Tensor 3がどのような仕様や性能になるのかは判明していません。しかし先述のとおり、課題であったプロセッサーの性能や熱問題、モデム性能を向上させてくることを期待したいものです。

 

なおTensor 3は、例年どおりのスケジュールなら来年後半に投入されるであろう「Pixel 8(仮称)」シリーズへの搭載が期待されています。クアルコムや米アップルなど強力なライバルの多いプロセッサー業界ですが、Tensorシリーズでは人工知能処理など、「グーグルらしさ」を維持してほしいものです。

 

Source: Galaxy Club via 9to5Google

アップル、個人情報をあまり集めていなかったと明らかに。そして最も集めていた企業は…

これまでアップルは、プライバシーは「基本的人権」だと主張し、個人情報を集めないことをアピールしてきました。他のハイテク大手と違って広告で稼いでいるわけではないので、ユーザーの行動を追跡してデータを集める必要もない、というわけです。

↑アップル、個人情報をあまり集めていなかった…

 

さて新たな調査では、本当にアップルが他の企業よりも集めているユーザーデータが少ないことが分かりました。

 

調査会社StockAppsの分析によると、グーグル、ツイッター、アップル、アマゾン、Facebookを含む5つの大手デジタル企業のうち、Googleはユーザーに関するデータを最も多く集めているそうです。

 

具体的には、グーグルがユーザーごとに39個のデータポイントを収集しているのに対して、アップルは12種類に留まっているとのことです。また意外とも思えるのが、Facebookがアップルよりわずか2ポイント多いだけ、ということでしょう。

 

アップルとFacebook(現在はMeta社の傘下)は、プライバシー情報の扱いをめぐっては正反対の立場にあります。かつてアップルのティム・クックCEOがFacebookのプライバシー基準を批判して「我々は顧客を商品とは思っていない」と発言。それに対して、FacebookのザッカーバーグCEOが激怒したとの噂話もありました。

 

なぜFacebookが集めている個人情報が少ないかといえば、それは「保存しているデータのほとんどはユーザーが入力した情報である」からだそうです。つまり自分から集めに行かず。ユーザーが自発的に差し出したものを受け取る分が多いようです。

 

今回の調査によると、アップルはユーザーのアカウントを維持するために必要な情報だけを保存しているとのことです。ちなみにツイッターやFacebookは「必要以上に情報を保存している」とされています。

 

またアマゾンも同じく、最もプライバシーに配慮している企業だと評価されています。両社のウェブサイトともに、グーグルやツイッター、Facebookほど広告収入に依存していないためです。

 

StockAppsは、これらデータをかき集める企業がデータの量よりも、特定カテゴリーでのデータに焦点を当てていると分析しています。たとえばグーグルは個々のユーザーにつき、より多くの異なるタイプの情報を集めているという具合です。

 

今回のレポートで注目すべきは、グーグルが「ユーザーの位置情報を保持している」のが大きな懸念だ、と指摘している点でしょう。ユーザーのオンラインとオフラインの行動を結びつける位置情報は、プライバシーを守る上でホットな議論を呼んでいるためです。

 

先日もグーグルは、幼い息子が痛がるため、リモートで医師に診断してもらうために股間を撮影した写真をアップロードした父親のアカウントを凍結したことが注目を集めていました(警察は事件性なしと判断したが、グーグルは凍結を解除せず)。ハイテク大手が暴走するとブレーキを掛ける方法がほとんどないため、細心の注意を払うよう願いたいところです。

 

Source:StockApps
via:9to5Mac

パソコンで遊べるGoogle Play Games、オープンベータになりました

米グーグルのPC向けゲームサービス「Google Play Games」が、オープンベータへと移行しました。また、必要なパソコンのスペックも引き下げられています。

↑9to5Googleより

 

Google Play Gamesとは昨年発表されたサービスで、「Windows 10/11」を搭載したパソコンですべてのAndroidゲームが遊べるというものです。これまではクローズドベータとしてごく一部の地域のみを対象とし、またそこそこ高性能なゲーミングPCが必要でした。

 

しかし現在、Google Play Gamesではベータ版のアクセス待ちリストがなくなり、オーストラリア、香港、韓国、台湾、タイからならだれでもサインアップして、すぐにゲームがプレイできるようになりました。

 

さらに、要求スペックも以下のように緩和されています。

 

OS: Windows 10 (v2004)
ストレージ:SSD/10GBの空き容量
メモリ:8GB RAM
GPU:Intel UHD Graphics 630かそれ以上
CPU:4個の物理コア
その他:Windowsの管理者アカウント、ハードウェア仮想化が有効

 

というわけで、かなりプレイするハードルが下がったGoogle Play Games。早く、日本でのサービス開始を待ちたいものです。

 

Source: 9to5Google

Android TV/Google TVがYouTube ショート対応を検討

グーグルのスマートテレビプラットフォーム「Android TV/Googel TV」にて、ショート動画「YouTube ショート」への対応が検討されていることを、海外テックメディアのProtocolが伝えています。

 

また、海外にて提供されている有料テレビ配信プラットフォーム「YouTube TV」では、同時に複数の番組を視聴できる「モザイクモード(Mosaic Mode)」が導入される可能性があるようです。

↑OpturaDesign/Shutterstock.comより

 

Android TVやGoogle TVのYouTubeアプリにて、「YouTubeショート」のサポートを追加するほか、音楽サービス「YouTube Music」のサポートを強化し、画面分割視聴の導入も予定されていると伝えられています。ますます盛り上がるショート動画にあわせて、このようなアップデートは必須となることでしょう。

 

また、Protocolによれば、グーグルは先月に開催したパートナー向けの説明会にて、YouTube TVプラットフォームで最大4本のライブ番組を同時にストリーミングできるモザイク・モードの導入を検討しているとしています。TVドラマを見ながらスポーツ観戦をする…などの用途に、便利そうなモードです。

 

YouTube TVは2017年から始まったアメリカ国内向けのサービス(※)で、ABCやCBS、FOX、NBC、ESPNなどの多数のケーブルテレビを視聴することができます。また、テレビ番組を最長9か月まで保存することも可能。また、同時に3本までのテレビ番組のストリーミング視聴が可能となっています。

(※日本では同サービスは展開されていません)

 

Source: Protocol via Engadget

Google Fi、Pixel Watchでとうとうスマウォ対応に?

米グーグルのMVNOサービス「Google Fi」にて、同サービスの初の対応スマートウォッチとして「Pixel Watch」が予定されている可能性を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑J.K2507/Shutterstock.comより

 

Google Fiは米国のユーザー向けに提供されているMVNOサービスで、電話やテキスト、通信サービスを米国内外にて利用することができます。また、Pixel Watchは2022年秋の投入が予定されており、その本体デザインや他のグーグル製ハードウェアとの連携機能が紹介されています。

 

現在Google Fiでは、AndroidデバイスとiPhoneのみで利用できます。一方で、グーグルが展開する「Wear OS」を搭載したスマートウォッチでも、同サービスは利用できません。

 

しかしGoogle Fiアプリのバージョン69では、Pixel Watchの開発コード「Rohan」への対応を予測させる文字列が見つかっているのです。また、Google FiからPixel Watchの「保険」を購入できる可能性もあります。

 

現時点ではPixel WatchでGoogle Fiを利用した際に、追加料金が発生するのかどうかなどの詳細はわかっていません。しかしグーグルが自社でスマートウォッチを投入するというこのタイミングで、Google Fiがスマートウォッチに対応する可能性は十分にあるといえるでしょう。

 

Source: 9to5Google

性能アップ! Chromecast with Google TVがついにアプデへ

米グーグルはストリーミングデバイス「Chromecast with Google TV」や「Google TV」へのアップデートを発表し、パフォーマンスの向上や内蔵ストレージの自動整理機能の追加などを発表しています。

↑CoinUp/Shutterstock.com

 

Chromecast with Google TVは2020年に登場した製品で、テレビのHDMIポートに接続することでさまざまな動画/音楽ストリーミングサービスを楽しむことができます。一方で、その製品/ソフトウェアのアップデートを待つ声は、以前から存在していました。

 

グーグルにより発表されたアップデートでは、まず以前から問題となっていたChromecast with Google TVのストレージの小ささに対処しようとしています。同製品は8GBのストレージしか搭載しておらず、そのうち実際に利用できるのはわずか4GB。これにより、アプリのインストールに支障が出ることもありました。また、ホームスクリーンでのパフォーマンスの低さも問題でした。

 

一方でChromecast with Google TVのアップデートでは、自動的に内蔵ストレージを整理し、空き容量を増やす仕組みが追加されます。

 

さらにCPUの最適化とキャッシュ管理の改善により、ホームスクリーンのパフォーマンスも向上。「For You」「Live」タブが今後より速くロードされるようになり、キッズプロファイルへの切り替え速度も改善されるようです。

 

現時点では、これらのアップデートがいつ配信されるのかは明かされていません。新製品の投入も噂されるChromecastですが、いずれにせよソフトウェアアップデートの配信はユーザーにとって嬉しいかぎりです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

最新モデルでは可能性が大! Google ウォレット、Fitbitでも使えるようになる?

米グーグルは今年5月の開発者会議「Google I/O」にてAndroid向けの決済サービス「Google Wallet」(以下「Google ウォレット」)を発表し、ユーザーを新たな体験に移行させています。

↑FitbitとGoogle

 

その機能は、ざっくり言えば「財布の中身をデジタル化する」ということ。Google Payの支払機能を引き継ぎつつ、デビットカードやクレジットカード、搭乗券やイベントチケット、ワクチン接種証明書や運転免許証などを登録できるというものです。

 

この機能(の一部)がついに、フィットネス用スマートウォッチ「Fitbit」シリーズで使えるようになる見通しが明らかとなりました。

 

フィットビット社は独自の決済サービス「Fitbit Pay」を提供中。また同社は2021年にグーグルに買収されており、今のところ親会社と子会社の製品が別々の決済サービスを使っている格好です。

 

その一方でフィットビット社は2つの新型スマートウォッチ「Fitbit Sense 2」と「Versa 4」を準備中だと噂されています。すでに実機とされる写真も何度かリークされており、グーグルのサービスとフィットビット製品がより深く統合されることも期待されています。

 

さて米9to5GoogleがPlay Servicesの最新バージョンを分析したところ、少なくとも一部モデルのフィットビット製品にGoogle ウォレットがやって来る手がかりが発見されました。新たなメニューにはFitbitスマートウォッチに共通の四角いデザインが表示されており、おそらくVersa 4に意識して似せられていると思われます。アプリ内のコードでは、これらの画像が「Fitbit 時計イラスト」と呼ばれているそうです。

↑Image:9to5Google

 

この機能はまだ開発の初期段階にあるようですが、ともあれFitbit PayとGoogle ウォレットが直接ひも付けられることを示しているようです。もっともGoogle ウォレットがFitbit Payを置き換えるのではなく、代わりにGoogle ウォレットがFitbitウォレット(Fitbit Payで使うクレカなどを登録するアプリ)に追加できるようになる模様です。

 

こうした統合のやり方では、搭乗チケットなど非決済カードも登録できるGoogle ウォレット本家ほどの機能がなく、少し物足りない感じもあります。が、これぐらいの緩さであれば、Fitbit Pay対応の古いモデルでもGoogle ウォレットを使えるかもしれず、最新モデルに限定されないメリットがありそうです。

 

Source:9to5Google

知らない人多いかもしれないけど、Google 検索のタイマー/ストップウォッチが復活しました

「Google 検索」から一時的に消えていた「タイマー/ストップウォッチ」機能が現在は復活していることが、海外報道により伝えられています。

↑The Vergeより

 

もともと、2013年にGoogle 検索に導入されていたタイマー/ストップウォッチ機能。これは、検索窓に「set a timer」「set a timer for XX minutes」と入力することで、利用できます。しかしこの機能、今年7月にはなぜかGoogle 検索から消えていました。

 

この件について、米グーグルの検索エンジン部門にて働くDanny Sullivan氏は「問題があったために機能が利用できなくなった」とし、「チームはすぐにも問題を解決するつもりだ」と語っていたのです。

 

Google 検索のタイマー機能では、標準では5分が設定されていますが、先述のように自分で計測時間を調整することもできます。また、タイマーとストップウォッチは左右のタブで移動が可能。実は私もこのような機能があることを知らなかったのですが、たしかに便利な機能として利用できそうです。

 

Source: Google via 9to5Google

最新のAndroid 13でPixel 4のワイヤレス充電に問題発生、原因などは?

米グーグルがリリースを開始した最新モバイル向けOS「Android 13」をインストールした「Pixel 4」シリーズの一部ユーザーから、ワイヤレス充電に問題が発生したとの報告が伝えられています。

 

Pixel 4は2019年に発売されたスマートフォンで、前モデルの「Pixel 3」シリーズとおなじく、ワイヤレス充電機能を搭載しています。またAndroid 13は、先週からPixelスマートフォン向けの配信が開始されました。

 

海外掲示板のRedditに寄せられた報告によれば、主に「Pixel 4」と上位モデルの「Pixel 4 XL」にて、Android 13のインストール後にワイヤレス充電機能が使えなくなったと伝えています。ただし問題が発生しているのはPixel 4だけでなく、「Pixel 6」シリーズでも報告が上がっています。

 

現時点では、なぜPixel 4とAndroid 13との組み合わせでワイヤレス充電機能に問題が発生しているのかはわかっていません。ただし、充電関連のソフトウェアに問題があることも指摘されています。Pixelスマートフォンでは、特定の状況下で充電を遅くしたり止めたりすることがあるのです。

 

なお「Pixel 6」シリーズとは異なり、Pixel 4ではAndroid 13をインストールした後でも「Android 12」にロールバック(インストールし直し)をすることも可能。もし手持ちのPixel 4にて問題が発生してしまったら、このような手法を検討してみるのもよさそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

サイズ感などがわかった! Pixel 7/7 Proの詳細なハンズオン動画がはやくも登場

今秋の発売が予定されている米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズについて、発売前にも関わらずそのプロトタイプのハンズオン動画が、YouTubeチャンネルのUnbox Therapyで公開されています。

↑Unbox Therapy/YouTubeより

 

Pixel 7シリーズは、現在販売されている「Pixel 6」シリーズとほぼ同一のデザインを採用。それでいて次期プロセッサー「Tensor 2」や背面カメラの強化が特徴です。

 

今回の動画に登場したのは、「オブシディアンカラー」と呼ばれるカラーリングのモデルです。ブートローダーの画面では、Pixel 7(コードネーム:Panther)には韓国サムスン製の8GB RAMと128GBのストレージが搭載されていることがわかります。また、動画の「モデル名:GVU6C」は「Sub-6(サブ6)」対応モデルのようです。

 

一方で動画のPixel 7 Pro(コードネーム:Cheetah)は「mmWave(ミリ波)」対応モデル(GE2AE)で、12GB RAMと256GBの内蔵ストレージを搭載しています。

 

本体サイズと重量は、Pixel 6の幅が74.92mm/重さが205g(それぞれ実測値)なのにたいし、Pixel 7は幅が73.20mm、重さが195g。Pixel 6 Pro幅が75.89mm/重さが208g(それぞれ実測値)なのにたいし、Pixel 7 Proの幅が76.68mm/重さが209gとなっています。10月の登場も噂されるPixel 7シリーズ、はやくその実物を見てみたいものです。

 

Source: Unbox Therapy/YouTube via 9to5Goolge

便利だからどうにか搭載したい? グーグルはPixelシリーズへの顔認証の追加を諦めてなさそう

米グーグルが自社スマートフォン「Pixel 6」シリーズと「Pixel 7」シリーズへの顔認証機能の搭載を検討していることを、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。

↑Pixelシリーズ

 

現在販売されている「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」には、顔認証機能が搭載されておらず、かわりに画面指紋認証機能が採用されています。一方で、両スマートフォンには発売前は顔認証機能が搭載される予定であったことは、以前にも報じられていました。

 

今回の報道によればグーグルはAndroid 13において、Pixel 6/7のディスプレイ指紋センサーと、フロントカメラによる顔認証機能を組み合わせることを検討しているそう。具体的には、顔認証機能で顔を部分的に認識できれば、指紋認証機能の条件を緩める、という仕組みになるようなのです。

 

このように指紋認証センサーと前面カメラを組み合わせれば、追加のハードウェアなしで顔認証機能を搭載できる可能性があります。さらには、フロントカメラの性能がPixel 6 Proにくらべて劣るPixel 6や、廉価な「Pixel 6a」でも、顔認証機能が利用できるようになるというのです。

 

また9to5Googleは、次期モデルのPixel 7シリーズでも顔認証機能の開発がすすめられていることを伝えています。手袋をはめているときや指が濡れているときにも利用できる顔認証機能の搭載、Pixelスマートフォンでもぜひ実現してほしいものです。

 

Source:  via 9to5Google

GeForce NOWがブラウザでも1440p/120fpsで遊べる!

米NVIDIAが展開するクラウドゲームサービス「GeForce NOW」が、「Chrome」ブラウザと「Edge」ブラウザでも1440p解像度/120fpsでのゲームプレイに対応しました。

↑dennizn/Shutterstock.com

 

GeForce NOWとは、ゲーミングPCでなくてもノートPCやMac、Androidデバイス、iPhone、iPadなどで、高品質なゲームをストリーミングプレイできるサービスです。ゲームプレイにはパソコン向けのクライアントアプリを利用。なお、パソコンやスマートフォンのブラウザからのゲームプレイにも対応しています。

 

今回ブラウザにて「1440p/120fps」が選択できるのは、上位プラン「GeForce NOW RTX 3080」の会員です。もともと1440p/120fpsでのゲームプレイは同プラン向けに提供されていたのですが、今回はそれがクライアントアプリだけでなく、ブラウザにも広がったことになります。なお、以前のブラウザでのプレイ環境は「1080p/60fps」に制限されていました。

 

ところで教育機関向けのノートパソコン「Chromebook」では、ハードウェアの制限から1440p/120fpsでのゲームプレイができない可能性もあります。このあたりは、投入が噂されている「ゲーミングChromebook」の早めの登場を期待したいものです。

 

Source: NVIDIA via The Verge

Google 検索が仕様変更、役に立つ独自情報を上位表示へ

米グーグルはブログにて、Google 検索のアルゴリズムを変更し、検索結果への表示に特化したサイトよりも、ユーザーが求めるオリジナルな情報を上位に表示すると発表しました。

AlexHliv/Shutterstock.com

 

現在のGoogle 検索では、閲覧者のクリックを目的とした中身の薄いサイトが数多く上位に表示されています。これにより、「以前よりも欲しい情報が見つからないな…」と感じている方もいることでしょう。このようなオリジナル性の薄いサイトを「クリックベイト」と呼ぶこともあります。

 

グーグルによれば、アップデートによって「オリジナリティのない低品質なコンテンツ、とくにオンライン教材、エンターテイメント、ショッピング、テクノロジー関連のコンテンツで、検索上位に表示されないようになります」とのこと。これにより、「特に人々によって、人々のために作られた役に立つコンテンツが見やすくなる一連の改善を、Google 検索に展開します」と説明しているのです。

 

今回のアップデートは、来週の月曜日から全世界の英語ユーザーに向けて展開されます。また数週間後にも、検索品質を向上させるさらなるアップデートを予定しています。「調べてみましたがわかりませんでした!」のような、役に立たない情報の表示が減ることを願いたいものです。

 

Source: グーグル via The Verge

YouTube ショートのダウンロード動画に透かしが入ります

米グーグルはYouTubeの公式ブログにて、ショート動画プラットフォーム「YouTube ショート(YouTube Shorts)」から動画をダウンロードすると、ウォーターマーク(透かし)が入ることを案内しています。

↑viewimage/Shutterstock.com

 

YouTube ショートは、スマートフォンに最適化された縦長動画を共有するプラットフォームです。日本では、2021年7月からサービスが開始しています。現在動画プラットフォームでは、縦長のショート動画で一大ブームを起こした「TikTok」が急速にシェアを伸ばしており、YouTube ショートやInstagram(インスタグラム)の「リール(Reels)」はそれに対抗するものです。

 

グーグルはYouTube ショートにウォーターマークを入れる理由として、「視聴者は複数のプラットフォームで共有されているコンテンツが、YouTube ショートで見られることを確認できるようになります」と述べています。つまり、自社サービスにアクセスを誘導したいというのが、その狙いのようです。

 

なおTikTokでは、以前からダウンロードした動画にはウォーターマークが入っていました。またInstagramを運営する米メタ(旧フェイスブック)は、「今後は(他プラットフォームの転載ではなく)オリジナルコンテンツを優遇する」と述べるなど、その競争はますます激しくなっています。

 

YouTube ショートへのウォーターマークの追加は、デスクトップ向けは数週間以内に、そしてモバイル向けでも数か月のうちにローンチされる予定です。もしウォーターマークが入っていない動画をダウンロードしたい場合には、今のうちにどうぞ。

 

Source: YouTube Help via The Verge

Pixel 6にAndroid 13を入れると12には戻れませんと公式にアナウンスされる

米グーグルによって配布が始まった「Android 13」ですが、これを「Pixel 6」シリーズにインストールすると以前の「Android 12」に戻せなくなることを、グーグルが公式に説明しています。

↑Mr.Mikla/Shutterstock.com

 

従来のAndroid OSへのアップグレードは可逆的、つまり以前のバージョンへと戻すことができました。ユーザーは手動で古いOSをサイドロード(インストール)すれば、内部データは失われますがOSを戻すことは可能でした。

 

しかしPixel 6/Pixel 6 Pro/Pixel 6aにAndroid 13をインストールした場合、Android 12に戻せなくなるのです。これは同スマートフォン向けのAndroid 13に、アンチロールバックの仕組みを追加するブートローダーが含まれていることが原因です。

 

アンチロールバックのシステムは、古いバージョンのOSをインストールすることによる、セキュリティ対策として導入されるものです。実際にグーグルは、以前使用されたブートローダーのバージョンにはセキュリティの脆弱性があったことを認めています。

 

多くのユーザーにとって、Android 13へのアップデートにはなにも問題はないはず。しかし、使っているアプリがAndroid 12を要求している場合には、アップデートのタイミングに注意したほうがよさそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Pixel 7とPixel 7 Pro、FCC認証を通過! 10月13日にPixel Watchと同時発売?

米グーグルの次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 7」シリーズは10月6日に予約受付開始、13日に発売と噂されています。そんななか、それらしきデバイスが米連邦通信委員会(FCC)の認証を通過したことが明らかとなりました。

 

米国で無線を使う機器を発売するにあたっては、まずFCCに届け出て適合性基準を満たす必要があります。そのため発売前の製品もいち早く登録され、そこから未発表の情報が分かることも珍しくありません。

 

さてFCC文書で確認されたのは4つのモデル、「GP4BC」「GVU6C」「GE2AE」および「GQML3」です。最初の2つはサブ6GHzの5Gに対応し、ほかの2つはミリ波(サブ6GHzより高速だが使えるエリアが狭い5G通信)にも接続できるものです。

 

米国ではミリ波対応モデルが発売される一方で、世界的にはミリ波帯の5Gはそれほど普及していないため、一部地域ではサブ6GHz対応のみのモデルが発売されると見られています。実際、アップルのiPhone 13シリーズも米国モデルは5G対応ですが、日本向けモデルは非対応となっています。

 

また、上記のうちGP4BCとGE2AEはUWB技術を搭載しています。UWBとは超広帯域無線通信の意味で、GPSよりも精度の高い位置検出を可能とする技術のこと。やはりPixel 6 ProもUWBを採用していたことを考えると、この2つがおそらく上位モデルの「Pixel 7 Pro」だと思われます。

 

また4機種ともWi-Fi 6EやBluetooth、NFC、ワイヤレス充電など、ハイエンド機に求められる機能はもれなくサポートしているようです。

 

Pixel 7シリーズには2代目の独自開発チップ「Tensor 2」搭載が予想されながらも、あまり性能向上はなく、カメラも前モデルと大差ないようです。また画面サイズや解像度、画面リフレッシュレート(標準モデルは90Hz、Proモデルは120Hz)など基本的な仕様は同じながらも、Proモデルの画面は明るくなる可能性が浮上しています

 

おそらくPixel 7とPixel 7 Pro、そしてスマートウォッチのPixel Watchも10月に発表・発売されるはず。さらに噂の折りたたみスマホ「Pixel Fold」もそこに加わるかどうか不明ですが、同社は情報どころか実機そのものを漏らしやすいこともあり、まもなく何かがリークされてくるのかもしれません。

 

Source:MySmartPrice
via:GSMARENA

Android 13のARイースターエッグは「3Dブランコ」でした

Pixelスマートフォン向けに配布が始まった「Android 13」では、システム内に「3Dブランコ」のイースターエッグが含まれていることがわかりました。

↑グーグルより

 

イースターエッグとは、開発者がいたずらでシステム内に潜ませるコンテンツや機能です。Android 11ではレッドベルベットケーキ(RVC)のレシピ、Android 12では新デザイン「Material You」のスノーコーンのフレーバーが含まれていました。

 

 

Android 13に含まれている3Dブランコは、ARと実物の両方で見ることができます。首を90度傾けると、ブランコの支柱と座席が「13」の数字を示していることがわかりますね。上の実物の3Dブランコは、カリフォルニア州マウンテンビューのグーグル本社に設置されたものです。

 

ウェブ上では3Dブランコの模型で遊ぶことができ、またARCoreをサポートするAndroidスマートフォンでは、「3Dで見る」ボタンで現実世界に3Dブランコを重ねあわせることができます。

 

毎年システムに、小粋ないたずらを残してくれるグーグル。はたして来年にリリースされるであろう「Android 14」では、どのようなイースターエッグが含まれることになるのでしょうか?

 

Source: 9to5Google

コピペも安心! Android 13ではクリップボードが一定時間で削除されます

米グーグルが昨日配布を開始した最新モバイル向けOS「Android 13」では、クリップボード内の重要なデータが一定時間経過後に自動で削除される仕様であることが、公式ブログにて説明されています。

↑DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

 

クリップボードとは、いわゆる「コピー&ペースト」操作をする際に、テキストや画像などのデータを保存しておく場所です。もちろん便利な機能ではあるのですが、サードアプリが勝手にクリップボードの中身をのぞくなどの、プライバシーに関する問題も発生していました。

 

しかしグーグルが説明するように、Android 13ではクリップボードにメールアドレス、電話番号、ログイン情報などのセンシティブなデータが保存された場合、「一定時間後」に自動削除されます。プライバシーの向上はもちろん、他人にスマホを貸したときに大事なデータを知られないという意味でも、ありがたい変更でしょう。

 

海外テックメディアの9to5Googleが調べたところ、この「一定時間」とは3,600,000ms(ミリセカンド)、つまり1時間であると伝えています。

 

なお前バージョンでの「Android 12」でも、アプリがクリップボードにアクセスしたときにユーザーに知らせる通知機能が、すでに搭載されています。今後は、クリップボードのデータがより安全に守られることになりそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

次期Nest WifiがFCC登録、やはりWi-Fi 6Eをサポートか

米グーグルの「次期Nest Wifi」と思わしきデバイスが、FCC(連邦通信委員会)に登録されました。同製品はWi-Fi 6Eへの対応が、主な変更点となりそうです。

↑Tada Images/Shutterstock.comより

 

Nest Wifiとは、ルーター同士が連携して接続範囲を広げることができる「メッシュルーター」です。2016年には「Google Wifi」が、そして2019年には「Nest Wifi」が登場。また以前には、次期Nest Wifiは複数のルーターを必要な数だけ連携させるシンプルな設計となり、Wi-Fi 6Eへと対応するとの報告が登場していました。

 

今回のFCCへの登録(モデル:G6ZUC)からは、やはり次期Nest WifiがWi-Fi 6Eに対応することが確認されています。これにより、さらなる通信速や接続の安定性の向上が期待できるはずです。

 

Wi-Fi 6Eでは、最大で9.6Gbpsの通信速度を実現しています。また6GHz帯の電波を利用することで、家庭用のWi-Fiデバイスとの混線を避けることが可能です。そして、Pixel 6以降のPixelスマートフォンでも対応が追加されています。

 

現時点ではNest Wifiの投入時期ははっきりしていませんが、この秋に「Pixel 7」シリーズと同時にリリースされる可能性もあります。また、単なるスペックの向上だけではない、新たなユーザビリティの向上にも期待したいところです。

 

Source: FCC via 9to5Google

Chrome、ワンクリックでWindows標準ブラウザへの指定が可能に

米グーグルの「Chrome」ブラウザにて、ワンクリックでのデフォルトブラウザへの指定が可能になるとの情報を、ツイッターアカウントのLeopeva64が報告しています。

↑slyellow/Shutterstock.comより

 

現在の「Windows 11」とChromeの組み合わせでは、標準ブラウザを変更するにはOSやブラウザの設定を変更する必要がありました。しかもWindows 11のデビュー時には、開くファイルの種類を含めてユーザーがすべて手動で変更する必要があり、かなり手間のかかる作業だったのです。マイクロソフトはユーザーからの批判を受けて、このような方式を撤回していました。

 

 

Leopeva64さんによれば、Windows向けのChrome Dev(開発者版)の最新バージョンでは、ブラウザから離れることなくワンクリックでデフォルトのブラウザを変更することが可能になったのです。この機能は、Chromeのポップアップメニューとして提供されています。

 

通常どおりのスケジュールなら、一般向けのChromeにも数週間中に、このデフォルトトブラウザの変更機能がリリースされるはずです。Chromeユーザーにとっては、ありがたい新機能の追加となりそうです。

 

Source: Leopeva64/Twitter via The Verge