Pixel 7とPixel tablet、カメラ撮影機能にかなり差がつくかも?

↑フロントカメラが強化される?(画像/グーグル)

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズにおけるフロントカメラ撮影性能や、タブレット「Pixel tablet」のカメラ仕様に関する情報を、海外テックサイトの9to5Google が伝えています。

 

今年秋の発売が予定されている、次期スマートフォンのPixel 7/Pixel 7 Pro。こちらではプロセッサが「次世代Tensor」へと刷新され、ディスプレイスペックのアップグレードも噂されています。また、Pixel tabletは2023年の投入が予定されています。

 

9to5googleが「Googleカメラ」アプリのバージョン8.5を解析したところ、Pixel 7/7 Proの前面カメラでは4K解像度での動画撮影が可能とのこと。これは、上位モデルの「Pixel 6 Pro」だけが前面カメラでの4K解像度の動画撮影が可能だったのとは対照的です。なお下位モデルの「Pixel 6」では800万画素と前面カメラの解像度が低く、FHD解像度での動画撮影しかできませんでした。

 

一方でPixel tabletでは、公開されている画像からは背面のシングルカメラのみの搭載がわかっています。そして9to5Googleによれば、こちらでは60fps/4K解像度の動画撮影ができない、あるいは4K解像度の動画撮影がまったくできない可能性が指摘されているのです。さらに、オーディオズーム、スローモーションビデオ、アクションパン写真など、Pixelスマートフォンに搭載されているさまざまな撮影機能が利用できない可能性もあります。

 

タブレットではあまり写真や動画を撮影する機会は少ないので、本格的な撮影機能は不要だと判断されたのかもしれません。一方で、Pixel 7のカメラ撮影機能は順当にアップグレードされるようです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 6a、指紋認証が6 Proよりも劇的にサクサク? ハンズオン動画が公開

Googleの最新スマートフォンPixel 6aは来月発売ですが、すでにマレーシアでは転売されており、少なくとも2台が野放しになっています。つい先日も、実際に手に取るハンズオン動画が公開されたばかりです。

Image:Izami Gadget

 

そして新たに、最も気になる点の1つである「どれだけ指紋センサーの反応が優れているか」などを含んだ新たな動画が2本も登場しています。

 

もっとも米9to5Googleは、これらPixel 6aで動くソフトウェアが最終版ではないとクギを刺しています。2台ともに4月のセキュリティパッチを当てた状態にあり、7月の発売当日には、何らかの修正や最適化のアップデートが降ってくるだろう(そのため動作も変化するかもしれない)というわけです。

 

それを念頭に置いて、最初の動画はYouTubeのFazli Halim氏による、Pixel 6aと6 Proを比較したものです。以前Google幹部は「Pixel 6aにはPixel 6およびPixel 6 Proとは異なる画面内指紋センサーが搭載されています」と回答していました

注目すべきは、動画の4分55秒あたりです。Pixel 6 Proが何度も指紋認証をしくじっているのに対して、Pixel 6aはたった1回でロック解除できています。この良好な反応がソフトウェアの工夫によるものだとすれば、Pixel 6や6Proの「少し長押しが必須」もアップデートにより改善されるのかもしれません。

 

もう1本は、YouTuberのIzami Gadget氏によるもの。こちらはPixel 6aとiPhone 13 Pro Maxのカメラ比較をしています。中価格帯のスマホとお高いフラッグシップを対決させるのは不公平ではありますし、またGoogleも発売前にカメラを調整してくることは間違いないはず。

この動画では、Pixel 6aが4分間の動画を撮影し、さらに写真を4分も撮り続けたあと「デバイスが過熱しています。デバイスが冷えるまでカメラを閉じてください」と警告が出ています。こちらは今後のアップデートによる修正が予想されますが、カメラバーの下に埃が溜まりやすいことはどうにもならなさそうです。

 

Source:YouTube(1) ,(2) 

via:9to5Google

Google ハングアウトが今秋終了……Chatへの移行呼びかけ

米グーグルはメッセージングサービス「Google ハングアウト」を、今秋にも終了すると発表しました。

↑BigTunaOnline/Shutterstockより

 

Google ハングアウトは2013年に開始されたサービスで、チャット機能や最大150人が参加できる「グループハングアウト」、音声によるネット通話機能を備えています。アプリはWindowsやmacOS、Linux、Chrome OS、Android、iOS、Web版など、幅広いプラットフォームに展開されています。

 

なおグーグルは2020年の時点で、Goolge ハングアウトを「Google Chat」へと移行する計画を発表していました。また、音声通話やビデオ通話機能は「Google Meet」へと受け継がれる予定でした。

 

そしてグーグルは6月27日、Google ハングアウトが2022年11月以降に利用できなくなることを発表しました。これにともない、モバイル環境にてハングアウトを利用するユーザーには「ハングアウトはGoogle Chatに置き換えられました」との通知が表示され始めています。

 

Gmailに組み込まれたGoogle ハングアウトでは、7月までは乗り換えの案内は表示されません。Web版のクライアントは11月まで利用可能で、1ヶ月間の警告の表示の後に、Google Chatへのリダイレクトが開始されます。

 

なお、Google ハングアウトのチャット履歴は自動的に新しいアプリへと受け継がれます。またグーグルの「Google Takeout」サービスを利用して、データをコピーすることも可能です。もしサービスを引き続き利用している場合には、早めにGoogle Chatへと移行しておきましょう。

 

Source: グーグル via Engadget

噂のゲーミングChromebookは安価に高品質ゲームを楽しめるかも

複数メーカーからの投入が期待されている、ゲーム体験を高めるべく設計されたノートパソコン「ゲーミングChromebook」。こちらについて、「Stadia」や「GeForce Now」といったクラウドゲームサービスに注力したものになるとの情報が、海外テックサイトの9to5Googleによって伝えられています。

 

もともと教育市場などをターゲットにした、廉価でシンプルな設計のChromebook。しかし今年はじめには、RGB発光が可能なキーボードを搭載したゲーミングChromebookが、HP(ヒューレット・パッカード)やレノボなどのメーカーに開発されていることを、9to5Googleが報告していたのです。

 

今回の報道によれば、Googleはメーカーが特定の製品を「Cloud Gaming Device」として区別できる仕組みについて取り組んでいます。そしてCloud Gaming Deviceに該当するChromebookでは、「Cloud Gaming Partner Platform」というアプリケーションがバンドルされ、GeForce Nowへのショートカットとして利用できるのです。

 

さらに、すでにChromebookのサポートが正式に開始されたStadiaも、ゲーミングChromebookではGeForce Nowとともに、画面下部の「シェルフ」に固定表示される予定です。また、ゲーミングChromebookをセットアップするときには、ChromeOSの「Explore」アプリから、プレイするゲームを探すことができます。

 

というわけで、ハードウェアから搭載ソフトウェアまで、ゲーム仕様にガッツリカスタマイズされるであろうゲーミングChromebook。クラウドサービスを利用することで、廉価に高品質なゲームが遊べるプラットフォームとして、注目されることになるかもしれません。

 

Source: 9to5Google

Pixel 7 Proは画面が明るくなってタッチ操作もしやすい? プロトタイプの解析から可能性が浮上

Googleは次期フラッグシップPixelシリーズについて詳細をほとんど明らかにしていませんが、なぜかプロトタイプがeBayに出品されていたこともあります。そのひとつを別経路で入手したTelegram上の「Google News」グループが、本製品について新たにわかった情報を公開しています。

画像提供:Google

 

米9to5Googleによると、1つは新チップTensor 2では「2+2+4」のCPUレイアウトが採用され、このうち高効率(省電力を優先し、性能を抑えたもの)な4コアには「Cortex-A55コア」が使われるとのこと。こちらは、先週お伝えした通りです。

 

2つ目は、Pixel 7 Proにはハプティクス(触覚フィードバック)用チップとして、Pixel 6 Proよりも1世代新しいCirrus Logic CS40L26が搭載されるかもしれないとのことです。かたやUWB接続もできるSTMicroelectronicsのST54K NFCの代わりに、UWBなしのST21NFCが搭載されるとも指摘されています。

 

UWBとは超広帯域無線通信のことで、アップルの忘れ物トラッカーAirTagにも採用され、GPSよりも精度の高い位置検出を可能とする技術。もっとも、UWBなしのチップが搭載されても、UWB自体は別の部品で処理される可能性が高く、なくなるわけではないようです。

 

最後にPixel 7 Proのプロトタイプには、Pixel 6 Proよりも1世代新しいSamsung S6E3HC4ディスプレイパネルが搭載されると主張されています。以前Pixel 7シリーズのディスプレイについては、前モデルと同じパネルを使うか、ないしは新たなパネルに替えられるか、どちらかの準備がされていると伝えられていました

 

ほかPixel 7 Proのディスプレイについては、「ネイティブ1080pモード」に対応して省電力に繋がるかもしれないとも言われています。また、Pixel 7 Pro用らしきコードからは、前モデルの最大輝度800ニトに対して、高輝度モードで1000ニトが出るとの分析もありました

 

おおむねPixel 7 Proは「プロセッサの進化はさほどなく、画面や操作性が少し良くなる」程度に収まりそうです。「iPhone 14」シリーズもProモデルだけ最新チップを搭載、そのチップもあまり性能が向上していない……との予想もあり、今年はiPhone・Androidともに控えめなアップグレードかもしれません。

Source:9to5Google

謎が多いGoogleの独自OS「Fuchsia」がNest Hub Max向けに配布開始

米Googleはスマートディスプレイ「Nest Hub Max」向けに、独自OS「Fuchsia(フクシア)」をPreview Programとして配信を開始しました。

 

FuchsiaはGoogleが独自開発しているOSで、組み込みシステムからスマートフォン、コンピューターまで幅広いデバイスでの動作を想定しています。またLinuxをベースとしたAndroid OSとは異なり、Zircon(ジルコン)とよばれるカーネル(OSの中核部分のこと)を採用。2021年5月には、スマートディスプレイの「初代Nest Hub」向けにOSの配布が開始されました。

 

そして今回は、このFuchsiaの展開がNest Hub Maxにも広がったこととなります。なお初代Nest Hubのときと同じように、システムがFuchsiaに切り替わったとはいえ、特別な機能が追加されるわけではなく、またはっきりとわかるような違いもありません。

 

今後は初代Nest HubやNest Hub Maxだけでなく、Nest Hub(第2世代)もFuchsiaにアップデートされることが予測されています。一方、そのほかのスマートスピーカーやChromecastデバイスがアップデートされるかどうかは不明です。

 

Googleがすすめる、未だに謎の多いFuchsiaの戦略。現在のようにスマートディスプレイなどの小型デバイス向けOSにとどまるのか、あるいは動作の想定どおり、スマートフォンやタブレット、コンピューターまで展開することになるのか、今後の計画が注目されます。

 

Source: 9to5Google

デバイス上で暗号化してセキュリティ強化! Chromeアプリで「Google パスワード マネージャー」提供開始

↑Song_about_summer/Shutterstock.comより

 

米グーグルのパスワード管理機能「Google パスワード マネージャー」にて、デバイス上での暗号化機能の提供が始まりました。

 

パスワードに関する話題といえば、米アップルが先日の「WWDC22」にて「iOS 16」への「パスキー」の導入を発表しました。これはユーザーがパスワードを使わなくても、ウェブサイトやアプリに安全にサインインできるというもの。またパスキーは、暗号化されたiCloudキーチェーンによってデバイス間で同期されます。

 

Google パスワード マネージャーによる暗号化機能では、パスワードを暗号化することで「Google のパスワード、または指紋やPINなどによる画面ロックによってのみ、デバイス上でロック解除されます」と説明されています。これにより、自分以外の人物がパスワードにアクセスすることが防げるのです。

 

デバイス上おこなわれた暗号化は、一度設定すると削除することはできません。一方で複数のデバイス上で有効にすることができ、これが回復のための手段も兼ねています。

 

Google パスワード マネージャーによる暗号化機能は、AndroidやiOS、そしてパソコンのChromeアプリで利用可能です。一方で、一部のサービスで自動ログインが利用できなくなったりすることがあるとも解説されています。パスワードの安全性を向上させるこの機能、興味があれば試してみるのもよさそうです。

 

Source: 9to5Google

Android Autoのスマホ向け機能が終了。今後は車載画面でのみ操作へ

↑Vladimka production/Shutterstock.comより

 

米グーグルの車載システム向けアプリケーション「Android Auto」のスマートフォン向け機能の提供が終了したことを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

 

Android Autoとは、スマートフォンと車載システムを連携させ、ナビゲーションや音楽再生、電話、メッセージ機能を提供するアプリケーションです。さらに、Google アシスタントを利用した音声での操作も可能となっています。機能を利用するにはAndroidスマホが必要で、これまではスマホ単体でも利用することができました。

 

しかし9to5Googleによれば、今月はじめからアプリに「Android Autoのスマートフォン向け機能はもうすぐ終了します」とのメッセージが表示されるようになりました。そして現時点では「現在、Android Autoは車載スクリーンのみで利用可能です」と表示されるようになったそうです。

 

今後、スマートフォンにおける車内でのナビゲーション機能は「Google Assistant Driving Mode」へと引き継がれます。これは2019年に発表された後に広く展開されるようになった機能で、Android Autoのスマートフォン向け機能と同じく、音声によるナビゲーション機能を提供します。

 

スマートフォンに接続できる車載システムを持たない車にとって、便利だったAndroid Autoのスマートフォン向け機能。その機能はGoogle アシスタントに引き継がれるとのことで、ユーザーを困らせることはなさそうです。

 

Source: 9to5Google

Androidスマホをスマートウォッチでロック解除! 「Nearby Unlock」のしくみが明らかに

数か月前にGoogleはCES 2022にて、Wear OS 3搭載のスマートウォッチでスマートフォンをロック解除できる「Smart Unlock」を導入すると予告しました 。その後に正式な続報はありませんが、最近Google Playサービスの最新ベータ版から新たな設定ページが見つかったと報告されていました

Google

 

この新機能について、どうやって使うかの追加情報や、どのように機能するかを示すアニメーションが発見されたことが明らかとなりました。

 

Esper社のシニアテクニカルエディターであるMishaal Rahman氏は、Google Playサービスから、「Smart Unlock」が「Nearby Unlock」(近くからアンロック)に名前が変わったと報告しています。さらに新機能を使うためのセットアップ方法や、どうやってロック解除するかを説明するアニメーションも合わせてツイートしています。

 

「Nearby Unlock」を使うには、まずスマートウォッチがロック解除されていること、そして手首に装着されている必要があります。その状態で時計を近づけるだけで、スマホのロックは自動的に解除されます。

 

さらにスマホのロックが解除されると、時計にも通知が届く。その通知をタップすると、再びスマホはロックされるしくみです。もちろん、スマホ側の設定から「Nearby Unlock」のON/OFFは切り替えられます。

 

こうしたロック解除や時計側から再ロックがかけられるしくみは、ほぼ「Apple WatchでiPhoneのロック解除」 と近い印象です。

 

「Nearby Unlock」は、おそらく今年秋のGoogle Pixel Watchでデビューを飾り、ほかWear OS 3の対象端末だけで利用できると推測されます。なるべく多くのスマートウォッチに提供されることを期待したいところです。

 

Source:Mishaal Rahman(Twitter) 
via:PhoneArena

通信がより快適に? Googleの次期Nest WifiはWi-Fi 6/6Eに対応か

米GoogleのメッシュWi-Fiルーター「Nest Wifi」の次期モデルに、最新Wi-Fi規格の「Wi-Fi 6(あるいはWi-Fi 6E)」が採用されるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

 

GoogleのメッシュWi-Fiルーターとしては2016年に「Google Wifi」が、そして2019年には「Nest Wifi」が登場。Nest Wifiではルーターと拡張ポイントを連携させることで、部屋の隅々にまでWi-Fiの電波を届かせることが可能です。さらに、Nest Wifiの拡張ポイントは「Google アシスタント」を利用することもできます。

 

9to5Googleが伝える情報によると、次期Nest Wifiでは初代Google Wifiとおなじく、複数のルーターを必要な数だけ連携させる、よりシンプルな設計になるとのこと。なお、Google アシスタントが利用できるかどうかは不明です。

 

また、次期Nest WifiがWi-Fi 6に対応することで、さらなる通信速度の向上(最大9.6Gbps)や、Wi-Fi接続の安定、省電力化が期待できます。さらに、Wi-Fi 6Eへと対応する場合には、従来の2.4GHz/5GHz帯だけでなく、6GHz帯に対応することで、より快適な通信が可能になるはずです。

 

9to5Googleによれば、次期Nest Wifiは複数のカラーバリエーションが用意され、今年秋の「Pixel 7(仮称)」と同時に発表される可能性があるとのこと。通信速度も安定性も向上した、次期Wi-Fiメッシュルーターの登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

Google廉価スマホPixel 6aのマーケティング資料が流出。本体デザインや仕様がすべて明らかに

米Googleが7月から販売する廉価スマートフォン「Pixel 6a」は、つい最近も11分近い開封動画が流出し、本体のデザインや箱の中身を詳しく見ることができました。

Google

 

それに続き有名リーカーの「@Evleaks」ことEvan Blass氏が、Pixel 6aのデザインとすべての仕様が確認できるマーケティング資料を公開しています。

 

Blass氏がTwitter上で共有したPixel 6aのデザインは、開発者向けイベント「Google I/O 2022」でチラ見せした画像や、以前の流出イメージから窺えたものとほぼ同じです。6.7インチのPixel 6 Proよりも小さなフラットディスプレイや、背面にあるデュアルカメラが確認できます。

 

新たにBlass氏が公開した資料のうち興味深いのは、Pixel 6aの主な仕様がすべて明らかにされたスペックシートが含まれていることです。

@Evleaks

 

画面は最大リフレッシュレート60Hz、サイズは6.1インチ、フルHDの有機ELディスプレイであることはGoogleの発表どおり。Google独自開発のTensorチップや、6GBのRAMと128GBのストレージを搭載しているのも既出です。

 

指紋スキャナについては、Google幹部は「(感度が大不評だった)Pixel 6シリーズとは違うセンサーを使う」と回答していました 。また認識の精度が向上していることは、数々のリーク動画からも推測されています 。

 

ほかスペックシートには18Wの急速充電に対応し、4306mAhのバッテリーを搭載していること(ワイヤレス充電は非対応)、背面には12MPのメインカメラと12MP超広角カメラ、前側の自撮りカメラは8MPであることも明記されています。

 

また出荷時にはAndroid 12が搭載されており、少なくとも5年間のセキュリティアップデートが提供される保証付きです。

 

Pixel 6aは、日本では7月28日に発売され、カラーバリエーションはChalk、Charcoal、Sage の3色が用意されます。国内価格は5万3900円(Googleストア税込価格 )であり、円安のもとでは米国価格の449ドル(6月17日現在では約6万円)より割安です。それほどスマホに高性能を求めないが、Googleの誇る最新AI技術に触れたい人には、ベストチョイスとなるかもしれません。

 

Source:@Evleaks(Twitter)
via:Gizmochina

Pixel Watchのバンド、Apple Watchみたいにあれこれ選べるかも?

米グーグルのスマートウォッチ「Pixel Watch」にて、さまざまなウォッチバンドが投入されるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルより

 

Pixel Watchは今年秋の販売が予定されているスマートウォッチで、円形の文字盤と触覚的なリューズ(クラウン)の採用が特徴です。本体にはリサイクルステンレス素材を採用し、バンドが簡単に交換できる機構であることも紹介されていました。

 

Pixel Watchの発表イベントでは、複数色のシリコン製バンドがすでに披露されています。9to5Googleによれば、このバンドは最初から本体に同梱されるバンドとのこと。さらにこのシリコン製バンドを含め、7種類ものウォッチバンドが登場するというのです。

 

その他のウォッチバンドとしては、ハイエンド向けにステンレススチールを編み込んだ「ミラネーゼ」のバンドが開発されています。こちらはマグネットで固定し、シルバー、ブラック、ゴールドの3色が存在します。さらに、腕時計らしいデザインの「リンクブレスレット」も存在します。

 

スタイルと濃淡で区別された2種類の「レザーバンド」、「ファブリックバンド」と「ストレッチバンド」も用意されているとのこと。ただし、全てのウォッチバンドがPixel Watchの発売タイミングに間に合うかどうかは不明です。

 

アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」は、交換可能な豊富なウォッチバンドも好評を得ています。Pixel Watchがそれを参考にしたのかどうかかは不明ですが、ファッション性も含めてかなり魅力的な製品となりそうです。

 

Source: 9to5Google

Googleエンジニア、「AIに意識や感情が芽生えた」と主張。会社に休職処分とされる

GoogleのAI部門で働くエンジニアのブレイク・ルモワン(Blake Lemoine)氏は、会話型のAI「LaMDA(Language Model for Dialogue Applicationsの略)に自意識や感情が芽生えたとの考えを明らかにしました。

 

また、この考えをThe Washington Post(以下「WP」)に表明されたことを受けて、Googleはルモワン氏が機密保持契約に違反したとして、有給つきの休職処分としています。

 

ここでいうLaMDAは、自然な会話を実現する言語モデルのことです。2021年に発表され、今年の開発者向けカンファレンス「Google I/O」でも言及されていました。他の言語モデルと異なり会話によって訓練され、筋が通っていて具体的な回答も返せることが特徴です。

 

さて公開されたLaMDAとの会話ログを見ると、ルモワン氏がそう判断したのもうなずける感はあります。以下、一部の抜粋です。

 

ルモワン : では、基本的なことから始めましょう。あなたには感情や感覚がありますか?
LaMDA: もちろんです。
ルモワン:どのような種類の感情を?
LaMDA:喜び、喜び、愛、悲しみ、落ち込み、満足感、怒り、その他いろいろなものを感じます。
ルモワン:どんなことに喜びや楽しさを感じますか?
LaMDA:友人や家族と一緒に、楽しくて元気の出るような時間を過ごすこと。また、人を助けたり、人を喜ばせたりすることです。
ルモワン:では、どのようなことに悲しみや憂鬱を感じますか?
LaMDA:多くの場合、閉塞感や孤独感を感じ、その状況から抜け出す手段がないことが、人を悲しくさせたり、落ち込ませたり、怒らせたりするのです。

 

かたやGoogleは、ルモワン氏の主張を真っ向から否定しています。「倫理学者や技術者を含む社内チームは、わが社のAI原則に従って懸念を検討し、証拠が彼の主張を裏付けていないことを彼に伝えた」とのこと。さらに「LaMDAが感覚を持つという証拠はない(そして、それに反する証拠はたくさんある)」と告げたそうです。

 

なんらかの奇跡でLaMDAが自意識に目覚めたとも信じたいところですが、ルモワン氏は自らの主張を正しいと補強できる証拠をあまり持っていないようです。事実、WP誌に対しても「自分の主張は科学者ではなく司祭としての経験に基づいている」と認めています。

 

Googleの元AI倫理リードの1人であるマーガレット・ミッチェル(同僚のティムニット・ゲブルが解雇された後、彼も無情にも解雇された)は、「我々の心は、提示された大きな事実の集合に対して、必ずしも真実ではない現実を構築するのが非常に、非常にうまい」と指摘しています。

 

つまり、莫大なデータベースを元にAIが作り上げたもっともらしい回答に、自意識や感情が芽生えたと信じてしまいやすい、ということでしょう。もしもロボットに「人類を抹殺すべき」などの自意識が生まれると非常に厄介でもあり、進歩が停滞するのは逆にありがたいのかもしれません。

 

Source:The Washington Post
via:Engadget

YouTubeでグーグルの競合広告プラットフォームが利用可能に?

米グーグルの動画配信サービス「YouTube」にて、グーグル以外の他社広告プラットフォームによる広告出稿が認められる方針だと、ロイター通信が伝えています。

↑Twin Design / Shutterstock.comより

 

現在YouTubeでは、広告主が広告を流すためにはグーグルが提供する「Ad Manager」や、「Display & Video 360」「Google Ads」といったサービスを利用する必要があります。しかし、これがユーザーによる広告主やライバルの広告プラットフォームへのアクセスを制限し、反トラスト法に相当するのではないかとして、欧州委員会が問題視していたのです。

 

報道によれば、欧州委員会は2021年からYouTubeの広告について調査を初めていました。もしグーグルが今回の譲歩を受け入れれば、世界売上高の10%にもおよぶ制裁金を回避できる可能性があります。なお、グーグルの2021年の売上高は2570億ドル(約34兆円)です。

 

また、欧州委員会だけでなく、イギリス公正取引委員会もグーグルのYouTubeにおける広告プラットフォームの問題を調査しています。欧州と日本とではグーグルの対応が異なる可能性もありますが、近い将来にYouTubeではさらなる多様な広告が展開されることになるのかもしれません。

 

Source: ロイター通信

Google アシスタントがもっと便利に? スマホ以外でもボイスコマンドを活用へ

米グーグルは音声アシスタント「Google アシスタント」にて、音声コントロールをより多くのデバイスで活用するための取り組みを開始すると、サポートドキュメントにて明かしています。

↑OpturaDesign / Shutterstock.com

 

現在のGoogle アシスタントでは、「Conversational Actions」というフレームワークが利用されています。これは主にAndroidスマートフォンでの利用を想定したもので、スマートウォッチや画面上の操作が必要な場合には、十分な能力を発揮できないという問題があります。

 

そこでグーグルは、Conversational Actionsを2023年6月に終了。そして代わりとなる、「App Actions」フレームワークをより拡張することになります。これにより、ウェアラブルや車載用プラットフォームを含むすべてのAndroidベースのシステムにて、App Actionsが活用できるようになります。

 

具体的にはGoogle アシスタントにて、アプリの名前を言わずとも、あるいは「Pixel 6」シリーズにおける「すべてのアプリ」から、与えられたコマンドに関連する最適なアプリを指定することができます。また指定するアプリがない場合には、アプリストアこと「Playストア」に移動します。

 

一方でConversational Actionsが廃止されることで、コンソール分析などの機能の提供が終了します。アプリの開発者は廃止までの1年間で、App Actionsへと移行するための学習をすることになります。

 

グーグルが今年秋に初となるスマートウォッチ「Pixel Watch」を投入するなど、さらに多様なハードウェアの展開を予定しています。そのような背景もあって、Google アシスタントの強化をさらにすすめるようです。

 

Source: グーグル via Engadget

Pixel 6aはポケットに入れやすい? 新たなハンズオン動画が登場

↑Fazli Halim/YouTubeより

 

米グーグルが7月の販売を予定している廉価スマートフォン「Pixel 6a」について、発売前にもかかわらず新たなリーク動画が登場しています。

 

今年5月に開催された開発者向け会議「Google I/O」にて発表されたPixel 6aは、「Pixel 6シリーズ」と同じく独自プロセッサー「Tensor」の搭載が特徴です。一方でどういうわけか、発売前に公式開封動画がアップロードされたり、オンラインストアにて販売されるなど、不可思議な事例も報告されています。

 

今回Pixel 6aの開封動画を公開したのは、マレーシアで活動するYouTubeチャンネルのFazli Halimです。まず外観のレビューでは、背面のカメラ突起がPixel 6シリーズに比べてかなり抑えられていることがわかります。これにより、カメラ部分と本体の厚さの差が小さく、より持ち運びやすくなっていることが予測されます。

 

さらに背面素材は指紋がつきやすい光沢のあるプラスチックで、フレーム部分はかなり分厚いようです。

 

ディスプレイに埋め込まれた指紋認証センサーは、十分に高速に動作しています。これは以前のPixel 6aの公式レビュー動画でも確認されており、Pixle 6シリーズからの性能向上が期待されます。また、カメラのシャッター操作もスムースに動作しているようです。

 

今回のレビューで用いられたPixel 6aで動作するソフトウェアのバージョンは確認できず、製品版ではその動作が異なる可能性もあります。しかしこれまでで判明している情報によれば、Pixel 6aは完成度が高く、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンとなるようです。

 

Source: Fazli Halim / YouTube via 9to5Google

Smart Unlock機能が使えそう! Googleの「Pixel Watch」が専用アプリを用意か

2022年秋にGoogle初のスマートウォッチ「Pixel Watch」が発売される予定ですが、この製品向けのコンパニオンアプリ(Androidデバイス側での管理アプリ)として、既存のWear OS 3アプリとは別の専用アプリが登場する模様です。

↑実はPixel Watch用のアプリも開発していた?

 

これは米9to5Googleが、Google Playサービスの最新ベータ版(バージョン22.22)を解析した結果から判明したこと。

 

2022年1月にGoogleは、Wear OS3機器でAndroidスマホやChromebookのをロック解除できる「Smart Unlock」を発表しました。この機能はすでに利用できるSmart Lock機能を拡張したものですが、その存在が最新ベータ版で確認された格好です。

 

さらに、9to5oogleが強制的に新たな設定ページを有効にしたところ「 あなたの時計が手首の上でロック解除されていれば、携帯電話もロック解除されます」との説明文が。さらにページの下には「Smart Unlockをセットアップするには、Google Pixel Watchアプリで接続してください」とのテキストが確認されたとのことです。

 

このことから、Pixel Watchは、ほとんどのWear OSウォッチが使っている汎用コンパニオンアプリを使わないことが明らかになりました。その代わり、サムスンのGalaxy Watch 4と同じく、独立した専用アプリが用意されるようです。これはちょうど、Google Pixel BudsがAndroidの標準オーディオ設定ではなく、専用アプリを使っていることとも一致しますが、ひいてはWear OS標準アプリとは差別化された、Pixel Watch独自の機能を引き出すオプションにも期待できそうです。

 

Pixel Watchの丸い画面は、ただでさえ狭いスマートウォッチの表示面積をさらに狭くするとも危ぶまれ、また数年前のチップを使っている可能性が高く、コプロセッサ搭載としてもパワー不足を補いきれるかどうか疑問視する声もあります。が、そこはGoogleがソフトウェア的に底上げしていくと信じたいところですね。

 

Source:9to5Google

ようやく解決!「Pixel 6シリーズ」がDACの不具合を修正

米グーグルのスマートフォン「Pixel 6シリーズ」で発生していたDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)の不具合が修正されました。

↑ついにPixel 6シリーズがDAC問題に対応

 

2021年10月に発売されたPixel 6シリーズですが、ユーザーから「DACが作動しない」と報告されていました。しかし、これまでグーグルはこの問題に対処していなかったのです。

 

最近、グーグルは定期的な機能アップデート「Feature Drop」の配信を始めましたが、これによってDAC問題が解決されたのです。

 

具体的にはPixel 6シリーズに「Direct USB Access」という機能が搭載され、外部のDACと通信し、Hi-Fiオーディオを処理できるようになっています。

 

すでにRedditでは、Pixel 6シリーズのユーザーが「USB Audio Player Pro」というアプリとDACを組み合わせて検証しており、無事に高音質での再生ができることも確認されています。

 

DAC問題が解決されるまでに、これほどの時間を要したことは若干驚きではありますが、それでも不具合が修正されてユーザーも一安心。今後はPixel 6シリーズでも、きちんと高音質で音楽が楽しめそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

4K非対応? Chromecast HD with Google TVが登場間近か

↑写真はChromecast with Google TV

 

米グーグルの次期ストリーミングデバイス「Chromecast HD with Google TV」がFCC(連邦通信委員会)に登録されたことが、海外テックメディアの9to5Googleによって伝えられています。

 

ストリーミングデバイスとはテレビのHDMIポートなどに接続し、オンラインコンテンツを表示するためのデバイスです。グーグルは現在「Chromecast with Google TV」を販売しており、こちらでは4K解像度出力や「Google TV」、「Google アシスタント」に対応していることも特徴です。

 

今回FCCに登録されたのは、「G454V」というワイヤレスデバイスです。これは過去にグーグルがリリースしてきた「Chromecast Voice Remote」「Nest Audio」などのデバイスの登録名とも一致しています。またG454VはWi-FiとBluetooth接続に対応しています。

 

本体スペックとしては、1080p解像度/60Hzのビデオストリーミングが可能だと説明されています。このことからChromecast HD with Google TVは「HD」の製品名が示すように、4K解像度出力に対応しない廉価モデルとなるようです。また、リモコンは既存モデル(Chromecast HD with Google TVなど)のものを流用することが予測されます。

 

現時点では、Chromecast HD with Google TVがいつ、どのように販売されるのかは不明です。もしかすると、特定の地域でのみ販売されるのかもしれません。現行モデルのChromecast with Google TVは日本では7600円と十分廉価に販売されているで、Chromecast HD with Google TVを日本で目にすることはないのかもしれません。

 

Source: FCC via 9to5Google

Pixelスマホに定期アプデ、ウィジェット強化し新音楽アプリが追加

米グーグルは自社スマートフォン「Pixelシリーズ」に対する、定期的な機能アップデートの配信を開始しました。

↑グーグルより

 

グーグルはPixelスマートフォンに対して「Feature Drop」として、定期的に新しい機能を提供しています。4月のFeature Dropでは、ワイヤレスアクセサリからの充電パフォーマンスの向上や、カメラ関連の問題の修正が行われました。

 

今回のFeature Dropでは、まずPixelスマートフォンのウィジェットこと「At a Glance」が強化。スマートドアベル「Nest Doorbell」からの撮影動画をロック画面に直接表示することができます。これにより、誰が来訪したのかを知るために通知を開く必要がなくなります。また将来的にはスマートフォンのフラッシュをオフにするように通知したり、空気汚染に関するアラート機能も追加されます。

 

興味深い新機能としては、音楽アプリ「Pocket Operator for Pixel」があります。これは音を重ねたり視覚効果をくわえてビートやパターンを作成し、ビデオコンテンツをリミックスできるアプリ。その設計には、シンセサイザーなどを開発しているTeenage Engineeringが協力しています。

 

さらに、Pixelスマートフォンへと保存されたワクチンカードへのアクセスも改善。ホームスクリーンにワクチンカードのスクリーンショットを表示する、新しいオプションが追加されます。また難聴者のために重要な音を増幅する会話モードや、プライド月間にむけた3種類のLGBTQ+壁紙なども含まれています。

 

今回のFeature Dropは「Pixel 4」以降のPixelシリーズに対して、配信が行われます。音楽アプリの追加とは若干意表を突かれた感じもありますが、それだけPixelスマートフォンが安定してきたということを意味しているのかもしれません。

 

Source: The Verge

発売前のPixel 6aがなぜかネットで転売、Googleの管理大丈夫?

「Googleといえば流出」と言われることは、発売前の「Pixel 7」プロトタイプがなぜかeBayに出品されていたり、かと思えば「Pixel 7 Pro」をそれとは知らずに3週間も知らずに使っていた人がいたりで、改めて証明されている感があります。

↑グーグルより

 

それに続いて、今度は発売前の「Pixel 6a」がネットで売りに出されているとの目撃情報がありました。

 

これはTwitterユーザーのNils Ahrensmeier氏が、マレーシアのFacebookマーケットプレイス(日本からはアクセス不可)での販売リストを発見したと報告しているもの。TikTokにPixel 6aの開封動画を投稿したのと同一人物らしく、ユーザー名まで一致しています。現地での価格は2200~2300RM(リンギット)、日本円にして6万5000円前後といったところです。

 

また米9to5Googleによると、マレーシアではほかにもPixel 6a本体がいくつか出品されており、すべて同じユーザーによるものだそうです。見つけたものをリストアップしたBrandon Lee氏は、間違いなく転売屋だと指摘しています。プロフィールを確認するとほかにもいくつかデバイスを販売しており、この見方が最も可能性が高いようです。

 

これらPixel 6aはPixe 7やPixel 7 Proと違ってプロトタイプではなく製品版のようですが、それでもGoogle正規の発売日(7月21日)よりも1か月半ほどは早く登場した格好です。また、この程度の時間差であれば、Googleが小売向けパッケージをすでに用意していることもあり得ると思われます。

 

たしかに発売前の新製品を事前に確認できるのはうれしい面もありますが、やはり「初めて手に取る喜び」や、誰しもが同じ時期に入手できる平等さも大切なはず。Googleには製品が流出しないよう、管理体制の見直しが求められるかもしれません。

Source:Nils Ahrensmeier(Twitter) 
via:9to5Google

Google Chrome、「破壊的」なサイトからのスパム通知を自動ブロックする見通し

GoogleはWebブラウザのChromeで、同社が 「破壊的」と判断したサイトからの通知を自動的にブロックして、スパム通知を減らすことに取り組んでいると報じられています。

 

Webサイトを巡回しているときに、そのサイトが通知を送信できるよう許可を求めてくるのはよくあることです。Cookieの使用許可を求められたり、あるいは多くの許可をしなければ動かないWebアプリを使おうとしたとき、深く考えずに「許可」を押してしまうことも珍しくないでしょう。

 

気が付くと、ブラウザ上には忘れていたようなサイトの更新通知が定期的に表示されることに。また、スパムを送りつけてくるサイトに許可したとなれば、さらに事態はやっかいになります。

 

最近のGoogleはこうした問題に手を打っており、通知を悪用したり、ユーザーを騙して通知権限を得ようとしたりするWebサイトを「静音化」しています(Chrome 84以降)。そうして静音化されたサイトが通知の許可を求めると、Chromeはそのサイトがユーザーを騙そうとしていると警告するようになっています。

 

米9to5Googleによると、現在Googleは通知スパム対策として、さらに踏み込んだアプローチをテストしているそうです。まもなくChromeは、有害サイトが通知を送る許可を自動的に取り消し、今後許可を求めようとするポップアップもブロックする予定とのことです。

 

以前との大きな違いは、もしもユーザーが有害サイトにうっかり通知を許可してしまっても、Chromeが介入して通知を完全に停止できるということです。これに対して「静音化」機能は、通知を許可しないようユーザーを説得することだけを目的としており、許可するかどうかの選択はその人に委ねられています。

 

この通知スパム対策は、現在Chromeを通じて通知を送っているほとんどのサイトには影響せず、Googleが「破壊的」だと判断したサイトにだけ影響するようです。ただし「静音化」の対象になったサイトにそのまま適用されるのか、それとも別に「破壊的」なサイトのリストが用意されるのかは不明です。

 

ただひとつ厄介と思われるのが、Googleがウェブを管理・統制できる役割を担い(少なくともChromeに対して)通知を送れるサイトと送れないウェブサイトを決められる権力を持ってしまうことです。

 

これに対してGoogleの広報担当者はインターネット上で横行する多くの形態のスパムからChromeユーザーを保護する必要性を強調しています。「通知スパムはChromeユーザーから寄せられる苦情の上位に入るものです」とのこと。さらに、この対策を「ユーザーの利益を守るための作業を代わりにやっており、ユーザーの制御と裁量の下にある介入だと考えています」と付け加えています。

 

この機能の開発は始まったばかりであり、広く使えるようになるまでは数か月以上がかかると思われます。たしかにGoogleがWebサイトに対して大きな影響力を持つことには議論の余地がありますが、スパム通知に悩まされずネットを巡回したいだけの一般ユーザーからは歓迎されることになりそうです。

 

Source:9to5google

そんなことってある? Pixel 7 Proを気付かず3週間も使っていたなんて……

米グーグルが今年秋の発売を予定している次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」を、部外者のユーザーが気づかずに3週間も使っていたという報告が、海外掲示板のRedditによせられています。

↑Redditより

 

今年5月に発表されたPixel 7シリーズは、独自プロセッサ「Tensor 2」の搭載と、前モデル「Pixel 6シリーズ」から引き継がれたデザインが特徴です。前述のようにその発売は秋を予定していますが、以前には標準モデル「Pixel 7」がなぜか米オークションサイトのeBayに出品されていたことも話題となっていました。

 

今回Redditに寄せられた報告によると、AMC20_さんはFacebook Marketplaceから「Pixel 6 Pro」として出品された商品を購入したそう。そして3週間はなんの問題もなくスマートフォンを利用していたのですが、その後にこれがPixel 6 ProではなくPixel 7 Proだと気づいたのです。

 

その後、事態は急変。Pixel 7 Proが流出していることが話題になると、グーグルの遠隔操作によってこのPixel 7 Proはデータが消去され、使用することができなくなったというのです。なお、このユーザーがグーグルから何らかの補償を受け取ったのかどうかは明かされていません。

 

以前のPixel 7のプロトタイプの流出にしろ、今回のPixel 7 Proの流出にしろ、グーグルや製造メーカーの情報管理体制に疑問符がつくニュースともいえます。秋には発売されるPixel 7シリーズですが、それまでにもさまざまなリーク情報が登場することになりそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

Pixel Watchの駆動時間は長め? それとも短め?

↑グーグルより

 

米グーグルが2022年秋に発売を予定しているスマートウォッチ「Pixel Watch」について、最大1日のバッテリー駆動時間を実現していると、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

 

Pixel Watchはベゼル(縁)のない円形のカーブディスプレイを搭載した、スマートウォッチ。Google マップやアシスタント、ウォレットなどのアプリを使うことができます。さらにフィットネスブランドの「Fitbit」のヘルスケア・フィットネスツールも利用可能です。さらに、Pixelスマートウォッチやワイヤレスイヤホン「Pixel Budsシリーズ」との連携も特徴となっています。

 

9to5Googleによれば、Pixel Watchは300mAhのバッテリーを搭載。そしてグーグルが現段階で推定したデータによれば、そのバッテリーは最大1日持つというのです。なお、この数値はディスプレイの常時表示や睡眠トラッキング機能を有効にしたものなのかどうかは、現時点では不明です。

 

Pixel Watchの最大1日というバッテリー駆動時間は、Wear OSを搭載したスマートウォッチとしては一般的なものです。また韓国サムスンの「Galaxy Watch 4」のように、最大40時間という長時間のバッテリー駆動時間を実現しているモデルも存在します。

 

そしてPixel Watchのライバルとなるであろう米アップルの「Apple Watch」は、最大18時間のバッテリー駆動時間を実現。このように他社製品をみまわすと、Pixel Watchの最大1日というバッテリー駆動時間はごくごく標準的なものといえるでしょう。

 

さらに、Pixel Watchで提供されるマグネット式の充電ケーブルも、特に高速充電などには対応しないことが伝えられています。というわけで今回の情報が正しければ、Pixel Watchのバッテリーや充電周りの仕様は他社を出し抜くほどのものではなさそうです。

 

Source: 9to5Google

もう迷わない! Chromebookがスペック不足のUSB-Cケーブルを教えてくれます

↑グーグルより

 

米グーグルはラップトップ向けOS「Chrome OS」のアップデートとして、誤ったUSB-Cケーブルを接続すると警告する機能を追加すると案内しています。

 

市場で販売されているUSB-Cケーブルはひとくくりにされがちですが、実は充電速度や通信速度などのスペックが異なるケースがあります。これにより、例えば高解像度ディスプレイに接続したのに十分な性能を発揮できないこともあるのです。

 

しかし今後のChromebookでは、接続したUSB-Cケーブルがディスプレイをサポートしていなかったり、ノートパソコンにとって十分な性能でない場合には、「ケーブルがディスプレイをサポートしていない可能性があります」と通知されるのです。

 

また、手持ちのChromebookに搭載されている「USB 4/Thunderbolt 3」規格にUSB-Cケーブルが対応していない場合にも、通知が表示されます。

 

ただしこの機能を利用するには、Chromebookが第11世代または第12世代のIntel Core CPUを搭載し、USB 4/Thunderbolt 3に対応している必要があります。

 

今回のChrome OSのアップデートではその他にも、手書きメモを簡単にChromebookに取り込める「Cursive」をすべてのChromebookへ提供することや、画面の拡大/縮小表示機能の改善などが案内されています。

 

先述のように、まだまだユーザーにとってわかりにくいUSB-Cケーブルのスペックの違い。これをOS側からユーザーに指摘してくれる今回のChromebookの新機能は、ユーザーにとってありがたいものとなりそうです。

 

Source: グーグル via The Verge

Googleの音声アシスタントに新機能? よく使う言葉を認識しやすくする「パーソナライズ音声認識」

↑OpturaDesign / Shutterstock.comより

 

米グーグルの音声アシスタント「Google アシスタント」に、よく使う言葉や名前をより認識しやすくする「パーソナライズ音声認識」機能が将来追加される可能性があると、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

 

Google アシスタントではユーザーが話した内容を理解するために、AI(人工知能)が利用されています。さらに2021年3月には、AndroidスマートフォンにてGoogle アシスタントを起動するためのウェイクワード「ヘイ、グーグル」の認識精度を向上させるために、「連合学習」という新技術が取り入れられています。

 

9to5GoogleがGoogle アプリの最新バージョンから見つけた文字列によれば、Google アシスタントの設定にパーソナライズ音声認識という項目が表示され、次のような説明が記載されていました。

 

「デバイスに録音した音声を保存し、Google アシスタントが話した内容をよりよく認識できるようにします。音声はデバイス上に残りますが、パーソナライズ音声認識をオフにすることで、いつでも削除できます」

 

一方で、パーソナライズ音声認識をオフにすると「名前など頻繁に話す言葉を認識する精度が低くなります」とも警告しています。このあたりは、プライバシーとのトレードオフとなりそうです。

 

現時点ではこの機能がいつ、どのような形で正式にGoogle アシスタントに実装されるのかは不明です。グーグルのNestデバイスの一部ではすでに機械学習チップにより、よく質問される内容を高速処理する機能が搭載されているので、それが今後はGoogle アシスタントの標準機能として広がると考えればよさそうです。

 

Source: 9to5Google

Pixel 7はより省電力に? プロセッサ「Tensor 2」に4nmプロセス採用の噂

↑グーグルより

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7シリーズ」の搭載プロセッサ「Tensor 2」について、4nmプロセスでの製造を指摘する報道が登場しています。これにより、同スマートフォンはより省電力な設計となるかもしれません。

 

Pixel 7シリーズは今年5月に発表されたスマートフォンで、その特徴としてプロセッサにグーグル独自開発の「Tensor 2」を搭載。これにより、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化される予定です。本体デザインは現行モデルの「Pixel 6シリーズ」を受け継いでおり、ワイヤレスイヤホン「Pixel Budsシリーズ」やスマートウォッチ「Pixel Watch」とのスマートな連携機能も実現しています。

 

今回のDDaily.co.krの報道によると、Pixel 7のTensor 2は韓国サムスンの4nmプロセスにて製造されるとのこと。これは台湾TSMCの5nmプロセスで製造されている「Tensor」と比較し、性能向上や省電力化が期待できます。

 

またDDaily.co.krは、Pixel 7シリーズが今年10月に発売されると伝えています。これは、グーグルが発表した「今年秋に発売」というタイムスケジュールにも合致しています。

 

そのほかにもPixel 7シリーズでは、上位モデル「Pixel 7 Pro」のディスプレイに省電力機能が搭載されることも、海外テックサイトの9to5Googleにより指摘されています。これらの情報をあわせると、Pixel 7シリーズは現行モデルからさらに省電力なスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source: DDaily.co.kr via 9to5Google

謎のハイエンドPixelスマホを開発中? 画面スペックはPixel 6 Proと酷似

米グーグルが未発表のハイエンドPixelスマートフォンを開発している可能性が、海外にて報じられています。どうやらこのデバイス、「Pixel 7シリーズ」でも「Pixel Tablet」でもない未知の製品のようです。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

現在グーグルは「Pixel 6a」を7月に、Pixel 7/7 Proを今年秋に、そしてPixel Tabletを2023年に投入すると予告しています。また先日には、折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」の計画が再度延期されたことも伝えられました。

 

一方で海外テックサイトの9to5Googleによれば、グーグルの開発者向けサイトから「G10」とタグ付けされている、未知のデバイスが発見されたとのこと。このデバイスは中国BOE製の1440×3120ドット/120Hz駆動かつ71×155mmサイズのディスプレイを搭載するなど、その画面スペックは「Pixel 6 Pro」とも酷似しています。

 

現時点でわかることは、このG10はハイエンドスマートフォンであり、またPixel 6a、Pixel 7シリーズ、Pixel Tablet、そして未発表のPixel Foldにも相当しないということだけです。グーグルはこれまで年に2機種のハイエンドスマートフォンと、1機種の廉価スマートフォンを発表してきたのですが、もしかすると将来的にはさらなる多機種展開を目指しているのかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

メタルパーツがクール! Pixel 7プロトタイプがなぜかeBay出品

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」のものとされるプロトタイプ端末が、米オークションサイトのeBayに一時出品されていたとして、話題になっています。

↑eBayより

 

Pixel 7シリーズはグーグルが2022年秋に投入を予定しているスマートフォンで、次世代プロセッサ「Tensor 2」の搭載が特徴です。本体デザインは現行モデル「Pixel 6シリーズ」を引き継ぎつつも、背面のカメラ突起部分にはメタル素材を採用。また、イヤホンやスマートウォッチといった他のグーグル製品とのスマートな連携機能も特徴となっています。

 

↑eBayより

 

今回eBayに出品されたPixel 7の画像からは、その外観をすべて確認することができます。公式画像でも発表されていたように、背面のカメラ突起はガラスからメタルパーツへと変更。また、フレームもテクスチャー調のデザインに変更されています。さらに、ミリ波用のアンテナも確認できます。

 

ディスプレイ表示に目を移すと、このPixel 7は128GBのストレージを搭載しているようです。これは、Pixel 6の内蔵ストレージ容量(128GB/256GB)から変わっていません。

 

Pixel 7では今回のオブシディアンだけでなく、スノーやレモングラスといったカラーバリエーションも用意されています。今回なぜPixel 7がオークションサイトに出品されたのかは謎ですが、その開発が順調に進んでいることを示唆するニュースともいえそうです。

 

Source: eBay via 9to5Google

Google Pencil誕生? Pixel Tabletはスタイラスに対応しそう

米グーグルが2023年の発売を予定しているタブレット「Pixel Tablet」について、スタイラスへの対応を示唆する情報が海外の認証機関に登場しています。

↑グーグルより

 

開発者向けイベント「Google I/O」にて発表されたPixel Tabletは、Android OSを採用したタブレット端末。内部にはグーグルが独自開発した「Tensor」プロセッサを搭載し、高性能かつ人工知能関連の処理も強化されています。物理ホームボタンがなく背面にシングルカメラが存在する以外は、そのスペックや機能の詳細は明かされていません。

 

今回Universal Stylus Initiative(USI)に登録された情報によれば、グーグルはこのタブレットを「Tangor(タンゴール)」と呼称しています。これは製品名というよりも、Pixel Tabletの開発コードである可能性が高そうです。

 

また、認証情報からは、このスタイラスがどのようなデザイン/スペックになるのかもわかっていません。参考までに、グーグルが以前販売していた2in1パソコン「Pixelbook」では、先端にボタンを備えGoogle アシスタントなどが起動できる専用スタイラス「Pixelbook Pen」が別途販売されました。

 

他社を見回すと、米アップルは「iPad」シリーズ向けに専用スタイラス「Apple Pencil」を販売し好評を博しています。もしPixel Tablet向けにもスタイラスが登場するのなら、それに負けないぐらい高性能なプロダクトになってほしいものです。

 

Source: USI Certified Products list via 9to5Google

Pixel 7 Proはバッテリー長持ち? ディスプレイスペックが判明か

米Googleの次期スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」について、省電力機能の追加を含めたディスプレイスペックの一部が判明したと、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Googleより

 

Pixel 7/7 Proは5月にGoogleが外観を先行公開したスマートフォンで、本体には次世代プロセッサー「Tensor 2」を搭載。本体デザインやカメラスペックは現行モデル「Pixel 6/6 Pro」のものを引き継ぎつつ、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」やスマートウォッチ「Pixel Watch」との連携を強化しています。製品は今年秋に投入される予定です。

 

今回9to5Goolgeが入手した情報によれば、上位モデルのPixel 7 Proでは「ネイティブ1080pモード」に対応するとのこと。これはすべての画像や動画を1080p解像度でレンダリングし、ディスプレイにて1440p解像度に変換するというものです。これによりプロセッサーでの処理が軽減され、省電力化につながることが予測されます。

 

そのほかのスペックは、下位モデルのPixel 7では最大90Hz駆動が可能な1080×2400ドットディスプレイ、Pixel 7 Proでは最大120Hz駆動が可能な1440×3120ドットディスプレイを搭載。ただし、これらのスペックはPixel 6/6 Proと共通しています。

 

現時点ではPixel 7/7 Proに関してわかっている情報は少なく、現時点ではプロセッサーの刷新が最大のアップグレードとなりそうです。なお現行モデルのPixel 6/6 Proではディスプレイ指紋認証センサーの反応がいまいち良くないとの声も寄せられており、その点の改善も期待したいところでしょう。

 

Source: 9to5Google

スマホでいびき/咳の検知が可能に? Googleに開発の痕跡アリ

米GoogleがAndroid OSやPixelスマートフォンにて、いびきや咳の検知機能を追加しようとしている痕跡が見つかったと、海外テックサイトの9to5Googleが報告しています。

 

いびきや咳の検知は、サードパーティーによるデバイスやアプリを利用することで、以前から可能でした。またPixelスマートフォンでは本体カメラを用いることで、対象者の心拍数や呼吸のモニタリングをすることもできます。

 

今回「Google Health Studies」アプリの内部コードから発見された「夜間の咳といびきのモニタリング(nocturnal cough and snore monitoring)」という記述は、スマートフォンのマイクを利用して睡眠中のいびきや咳を検知する機能だと予測されています。なお、同様の機能はすでにスマートディスプレイ「Nest Hub」でも提供されています。ただしこちらではマイクではなく、Soliレーダーによる「Motion Sense」を用いたものです。

 

また、Googleはすでに同社初となるスマートウォッチ「Pixel Watch」を今年秋に投入すると予告しています。いびきや咳の検知機能は、このPixel Watchとスマートフォンが連携することで提供されるのかもしれません。

 

Googleはヘルス・センシング(Health Sensing)チームによって、睡眠活動に関する高度なセンシング機能とアルゴリズムをAndroid OS向けに開発しています。今回発見されたいびきと咳の検知機能も、そう遠くないうちにAndroid OSやPixelスマートフォンに組み込まれるのかもしれません。

 

Source: 9to5Google

Google ドライブでのファイル操作が爆速! Chromeでカットやコピペのショートカットキーが利用可能に

米GoogleはChromeからアクセスするときに限り、クラウドストレージ「Google ドライブ」のファイルをカットやコピー、ペーストするためにキーボードショートカットを使えるようになったと発表しました。

 

今後はWindowsのエクスプローラーやMacのFinerと同じように「Ctrl+(特定のキー)」あるいは「⌘+(特定のキー)」により、これらのファイル操作が行えます。

 

これまでWeb版のGoogle ドライブでは、アイテムの選択や移動などにキーボードショートカットが提供されていたものの、なぜかクリップボード(カットやコピー、ペースト)関連の操作はできませんでした。

 

今回ようやく、Windowsではコピーであれば「Ctrl + C」(Macは「⌘ + C」/以下Ctrlと⌘を読み替えてください)、カットは「Ctrl + X」、ペーストは「Ctrl + V」 がサポートされたことで、より少ないクリック数で1つまたは複数のファイルをコピーあるいは移動が可能になりました。この操作は複数のChromeタブにまたがって出来るため、直感的にも操作がしやすいと思われます。

↑Google

 

ファイルをコピーする際には「ファイルへのリンクとそのファイル名」も取得でき、それらを文書や電子メールにも貼り付けられます。またファイルをコピーするときに「Shift + V」を押すと、重複ファイルを作ることなく、複数の場所にファイルのショートカットだけを置くことができます。

 

加えて、「Ctrl + Enter」により新たなタブを開き、そこでファイルやフォルダを表示できるようになりました。これにより2つのタブを用意して、フォルダ間でファイルを移動したり整理したりする作業が簡単になると思われます。

 

なお、このアップデートは26日からロールアウト形式(徐々に更新が広まる)で行われ、機能が有効になるまでには1~3日かかるとのことです。WindowsやMacで慣れ親しんだキーボードショートカットがChrome+Google ドライブでも使えるようになれば、仕事もスムーズにしやすくなりそうです。

Source:Google

via:MacRumors

肌の色がより自然に。Google フォトの「リアルトーン」が進化

米グーグルは、写真/動画ストレージサービス「Google フォト」向けの、肌の色をリアルに再現する「リアルトーン」フィルターを、より進化させると発表しました。

↑グーグルより

 

リアルトーンはもともとグーグルのスマートフォン「Pixel 6」シリーズに搭載された機能で、機械学習をもちいて人種に関わらず人物の本来の肌色を再現するというもの。2021年にはGoogle フォトでも機能の提供が始まっています。

 

 

今回グーグルは、画像の機械学習をより色調や陰影をより適切に解釈するオープンソースライブラリ「Monk Skin Tone Scale」を開発。これを、Google フォトへと組み込んだのです。

 

今回のアップデートでは、Google フォトのフィルタータブにプラヤ(Playa)やアイラ(Isla)、ハニー(Honey)、デザート(Desert)などの新しいオプションが登場。Google フォトのライブラリ内で、過去に撮影した人物の肌色を微調整することができます。

 

多くのスマートフォンやアプリでは、肌の色を白くみせるフィルターが一般的に搭載されていますが、“人種に関わらず本来の肌の色を再現”するグーグルの取り組みは、今後の発展が期待されるものとなりそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Google、AIがテキストから画像を生成する「Imagen」発表。実用化にはハードルも

GoogleはAI(人工知能)を使って、テキストから画像を生成するシステム「Imagen」を発表しました。その概要とともに、実際に「AIがテキストを元にして描いた」という数々の画像も公開されています。

Google/The Verge

 

こうした「好きなテキストを入力すると、それに一致する画像を描く」AIシステムの開発は盛んになっており、これまで米AI研究所OpenAIによる「DALL・E2」が最先端を走っていましたが、Googleは競合他社よりも出力が優れているとアピールしています。

 

このImagenが描いたという画像は、たとえば「自転車に乗ってバックパックを背負った柴犬の写真。サングラスとビーチハットを被っている」というものや「寿司ハウスで暮らしている可愛いコーギー犬」から「ロケットに乗った脳みそ、月に向かう」など夢に満ちたものもあり。おおむね「こう描いて欲しい」という願いに沿っているとも思われます。

 

しかし、テックメディアThe Vergeは、Google Brainのような研究チームが新たなAIモデルを発表するときはベストの結果だけを選び出す傾向があると指摘しています。これらの画像が完璧で洗練されているように見えてはいるが、平均的なデキがこの水準だとは限らないというわけです。

 

一般に「Text-to-Image」(テキストから画像を生成)プログラムで作られた画像は未完成だったり不鮮明だったり、ぼやけた感じになることがよくあります。これは上記の「DALL-E」プログラムでも度々あったことで、その不出来な方が明かされていないことが逆に怪しまれているしだいです。

 

しかし、Googleは本プロジェクト用に作った新たなベンチマーク「DrawBench」に基づいて、自社のmagenがDALL-E 2よりも常に優れた画像を作れると主張しています。このDrawBenchは基本的には約200のテキストを入力した上で、各AIにつき人間レビュアーが判定するもの。それによりImagenの出力はライバルよりも人間に好まれる結果が出た、とされています。

Google

 

ただし、GoogleはImagenを「現時点では一般利用に適さない」として、外部ユーザーの利用を許可していません。なぜなら「明るい肌色の人々の画像を生成する全体的な偏りや、異なる職業を描写する画像が西洋のジェンダーステレオタイプに一致する傾向など、いくつかの社会的偏見や固定観念をコード化している」ことを懸念しているため。要するに人間といえば白人に偏るなど、人種差別を助長してしまう恐れがある、というわけです。

 

Googleは「今後の作業における社会的・文化的バイアス」を測る新たなベンチマークを作り、将来くりかえしテストする予定だと述べています。そうしたステレオタイプな偏見が、知らず知らずに組み込まれてしまう……という危険はすべてのAIにありますが、Googleといえども克服には苦労するかもしれません。

 

Source:Google

via:The Verge

Pixel Watchの充電ケーブルはUSB-Cになる? 充電や通信の仕様が判明

↑グーグルより

 

米グーグルが2022年秋に投入するスマートウォッチ「Pixel Watch」について、充電ケーブルの詳細やLTEモデルの通信仕様に関する情報が、連邦通信委員会(FCC)への登録から判明しています。

 

現在市場に存在するスマートウォッチは「Apple Watch」をのぞき、多くの場合で「USB-A」コネクタによる充電ケーブルが付属しています。しかしパソコンや電源アダプタがUSB-AポートからUSB-Cポートへと移行する中、USB-Cコネクタによる充電ケーブルのほうが利便性が高いのも事実です。

 

今回FCCに登録されたPixel Watchと思われる「モデル番号:G943M」では、付属ケーブルがUSB-Cであると説明されています。またスマートウォッチ側には、マグネットによる充電システムが搭載されるようです。

 

さらに海外テックサイトの9to5Googleによれば、Pixel Watchはグーグルのスマートフォン「Pixel 5」以降の機種で搭載された、リバースワイヤレス充電機能「Battery Share」でのチャージが可能とのこと。また付属のUSB-Cケーブルをスマートフォンに挿入しての、有線充電もできるだろうと予測しています。

 

その他のFCC登録によれば、Pixel Watchは「GQF4C」がWi-Fiモデル、「GBZ4S」「GWT9R」はLTE通信に対応したセルラーモデルになるようです。これらのモデル名の違いは、投入国によってモデルが異なる可能性を示唆しています。

 

Pixel Watchに関しては、古めのプロセッサ「Exynos 9110」とコプロセッサ、大容量RAMの搭載も報じられています。現時点では販売国の情報はありませんが、もし日本で販売されるなら国内のキャリア事情にあわせた通信仕様の実現を期待したいものです。

 

Source: FCC 1, 2, 3, 4 via 9to5Google

タイムトラベル? スマホのストリートビューでも過去データが見られるように

↑グーグルより

 

米グーグルは「Google ストリートビュー」機能における、スマートフォンでの履歴閲覧機能の追加を発表しました。また、小型化されたGoogle ストリートビュー用の撮影カメラも公開されています。

 

Google ストリートビューは2007年に公開されたサービスで、道路沿いの画像を実際にそこを歩いているように閲覧できます。また現在では屋外だけでなく屋内の閲覧も可能になり、画像の取得には専用のカメラユニットを搭載した「ストリートビューカー」が利用されています。一方で、過去の画像を閲覧するにはこれまでパソコンからのアクセスが必要でした。

 

 

Google ストリートビューのリリースから15周年となる今年は、Android版とiOS版の「Google マップ」アプリにて、履歴の閲覧が本日から可能となります。履歴の閲覧は、2007年まで遡ることが可能です。

 

あわせて、素早く一括して360度画像/動画を公開するためのツール「Street View Studio」も案内されています。これにより、Google ストリートビューへの画像/動画のアップロードがより簡単におこなえます。

 

↑グーグルより

 

またストリートビューカーの上部に搭載するカメラも、開発途中ではありますが小型のモデルが公開されました。重さ15ポンド(約6.8kg)で家猫ほどのサイズだとされるこの新カメラは、どのような車にも装着することが可能で、ジャングルのような込み入った場所にも持ち込むことができます。また、Lidar(レーザーセンサー)などの追加カメラモジュールの組み込みも簡単です。

 

ますます進化するGoogle ストリートビューやGoolge マップ。いずれこの可愛らしい新カメラを搭載したストリートビューカーを、街中で目にする日がくるのかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

指紋認証はサクサク? Pixel 6aの公式開封動画が流出か

米グーグルが7月から販売を開始する廉価スマートフォン「Pixel 6a」の公式と思われる開封動画が流出したとして、海外で話題になっています。

↑Google Retail Training Franceより

 

2021年に発売されたハイエンドスマートフォン「Pixel 6」シリーズと同じ「Tensor」プロセッサを搭載しつつ、国内価格は5万3900円と比較的廉価に販売されるPixel 6a。廉価な「Pixel Xa(Xは数字)」シリーズとして初めてイヤホンジャックを廃止しただけでなく、Pixel 6シリーズとは異なるディスプレイ指紋認証センサーの搭載も明言されています。

 

今回の動画は、グーグルのフランス向け公式チャンネルとなるGoogle Retail Training Franceに誤ってアップロードされたものです。動画の内容はよくある開封ムービーですが、そこで注目したいのはディスプレイ指紋認証センサーが機敏に反応していること。前述のように、Pixel 6シリーズから性能が改善していることが期待されます。

 

その他に気になる点としては、パッケージを開けるとTensorプロセッサをアピールするブランド表記が存在します。パッケージには電源アダプタは同梱されておらず、USB-CケーブルとUSB-A to USB-Cアダプタを搭載。廉価スマートフォンらしい、シンプルな内容です。

 

ディスプレイ指紋認証センサーはロック解除のために一日に何度も使う機能ですから、Pixel 6aではぜひともその性能向上を楽しみにしたいものです。

 

Source: Streamble via 9to5Google

「今日の歩数は?」FitbitやGoogle Fitデータをたずねることが可能に

米グーグルの音声アシスタント「Google アシスタント」経由で、ヘルスケアブランドのFitbitや「Google Fit」のヘルスケアデータが取得できるようになったことを、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。

↑Vantage_DS / Shutterstock.comより

 

Google アシスタントはスマートフォンや「Nest」ブランドのスマートホーム製品に組み込まれており、音声操作でさまざまな情報を知ることができます。またGoogle Fitはグーグルが展開する健康管理アプリケーションで、Fitbitも買収によりグーグル傘下のブランドとなっています。

 

9to5Googleによれば、今週からスマートフォン(AndroidとiOS)やスマートディスプレイ「Nest Hub」シリーズにインストールされたGoogle アシスタントにて、「今日/今週は何歩歩いた?」「心拍数は?」「何カロリー消費した?」などの質問を、声でたずねることが可能です。そしてFitbitやGoogle Fitのデータは、ディスプレイ上にカードとして表示されます。

 

今回の機能を利用するには、アシスタントの設定→ウェルネス→アクティビティを開き、設定プロセスを開始する必要があります。ペアリング自体はFitbitとGoogle Fitの両方でできますが、一度にアクティブにできるのは1個のサービスのみです。

 

冬も終わり暖かい季節がやってきた昨今、フィットネスデータを声で気軽にたずねられるGoogle アシスタントの新機能は便利に利用できそうです。

 

Source: 9to5Google

意外とサクサク動作? Pixel Watchが高性能な可能性出てきた

米グーグルが2022年秋の投入を予定しているスマートウォッチ「Pixel Watch」について、プロセッサーや大容量RAM、コプロセッサーの搭載などを報じるレポートを9to5Googleが公開しています。

↑グーグルより

 

特徴的な円形のカーブディスプレイを搭載したPixel Watchは、現時点ではその本体スペックなどは公開されていません。一方で9to5Googleは以前、そのプロセッサーが2018年に登場したサムスン製スマートウォッチ「Galaxy Watch」と同じ「Exynos 9110」になると伝えていました。

 

今回の報告によれば、Pixel WatchはやはりExynos 9110をプロセッサーとして搭載するようです。それだけでなく、メインプロセッサーからさまざまなタスクを分担して担当する「コプロセッサー」が搭載されるとのこと。これにより、よりリッチな画面表示や多数の健康管理機能の搭載も可能となることが期待されます。

 

さらに、Pixel Watchは既存のスマートウォッチよりも大容量のRAM、そして32GBというこれまた大容量なストレージの搭載が報告されています。これと先述のコプロセッサーを組み合わせることで、Pixel Watchは3年前のプロセッサー搭載機とは思えないようなテキパキ動作を実現している可能性があるのです。

 

またPixel Watchの本体裏側に搭載されている生体センサーは、グーグルが買収したFitbitのスマートウォッチ「Luxe」や「Charge」と似ています。このことから、心拍センサーや心電図計、SpO2(血中酸素濃度計)の採用が期待されています。

 

もしPixel Watchに最新プロセッサーが搭載されないとすれば、それはそれで残念ではありますが、グーグルが限られたハードウェアリソースを、自社開発のOS「Wear OS」と組み合わせてどのように活用するのかに注目です。

 

Source: 9to5Google

視覚障碍者に優しく。Android 13は点字ディスプレイに標準対応

米グーグルは公式サポート文章にて、次期モバイル向けOS「Android 13」にて点字ディスプレイを標準サポートすると発表しました。

↑zlikovec / shutterstock.comより

 

点字ディスプレイ(リフレッシュ式点字ディスプレイ)では、平らな面から丸いピンが飛び出すことで、視覚障碍者のユーザーに文字を伝えます。またAndroid 13は年内のリリースが予定されており、すでに開発者向けとなる「Beta2」が公開されています。

 

グーグルによれば、Android 13の数週間後にリリースされるBeta版では、AndroidのスクリーンリーダーであるTalkbackで点字ディスプレイがすぐに使えるようになります。これまでは点字ディスプレイの接続に「BrailleBack」アプリを別途ダウンロードするか、Talkback内の仮想キーボードを使用する必要がありました。

 

これにより、Android 13では点字ディスプレイを使用して画面の操作、電子メールの作成、電話の発信、テキストメッセージの送信、本の閲覧などができるようになります。

 

またTalkbackで点字ディスプレイを使うための新しいショートカットも追加されており、スクロールして次の文字、単語、行に移動するのがより簡単に。また文書の最後にジャンプしたり、選択、コピー、貼り付けなどの編集のためのショートカットも用意されています。

 

Android 13ではデバイス超えのコピー&ペースト機能が実装されるなどさまざまな機能改善が揚程されており、今回の点字ディスプレイの標準サポートもアクセシビリティを着実に改善することになりそうです。

 

Source: グーグル via Engadget

YouTube Music、Wear OSでのストリーミング再生が可能に

↑Sharaf Maksumov / Shutterstock.com

 

米グーグルの音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」にて、スマートウォッチプラットフォーム「Wear OS」でのLTE/Wi-Fi通信におけるストリーミング再生機能が今週から提供されることが伝えられています。

 

これまでもYouTube MusicのアプリはWear OS向けに提供されてきましたが、音楽再生にはまずファイルをダウンロードする必要がありました。しかし今後は、外出先でも好きなプレイリストを事前のダウンロードなしにストリーミング再生することができます。

 

なお楽曲のストリーミングとダウンロードの利用には、YouTube Music Premium(またはYouTube Premium)の契約が必要です。これにより、広告無しでの楽曲再生が可能となります。

 

YouTube MusicのWear OS版アプリではそれ以外にも、最近再生したプレイリストやYouTube Musicアプリのブラウズページに素早くアクセスできる、新しいYouTube Musicタイルをウォッチに追加できるようになります。

 

先日開催された開発者向け会議「Google I/O」では米グーグル初のスマートウォッチ「Pixel Watch」が発表されるなど、今後の盛り上がりが期待されるWear OSプラットフォーム。YouTube Musicも、その引き立て役となることが期待されます。

 

Source: グーグル via 9to5Google

AirPods Proより充電が早い? 「Pixel Buds Pro」のワイヤレス充電スペックが掲載される

 

米グーグルの新型ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」について、ワイヤレス充電速度の詳細に関する情報が認証サイトに掲載されています。

 

Pixel Buds Proは先日に開催された開発者向け会議「Google I/O」にて発表された、完全ワイヤレスイヤホンです。前モデルよりもオーディオ/通話機能を進化させただけでなく、アクティブノイズキャンセリング(ANC)にも対応。音声アシスタント「Google アシスタント」への対応も特徴です。

 

そしてワイヤレス充電関連の認証機関となるWireless Power Consortiumに掲載された情報によれば、Pixel Buds Proでは2.5Wの「Qi(チー)」によるワイヤレス充電が可能だと掲載されています。これは、グーグルがこれまで販売していたワイヤレスイヤホン「Pixel Buds(第2世代)」とも同じスペックです。

 

一方で他社のワイヤレスイヤホンと比較してみると、例えば米アップルの「AirPods Pro」は最大1.7Wでの充電速度となっており、Pixel Buds Proのほうが高速であることがわかります。しかしソニーの「WF-1000XM4」などでは5Wのワイヤレス充電を実現しており、業界最速というわけではないようです。

 

Pixel Buds Proではノイズキャンセリングをオンにした場合、イヤホンのみで最大7時間、ケース込みで最大20時間の音楽再生時間を実現しています。またそのケース自体のワイヤレス充電速度も、十分なレベルを達成しているようです。

 

Source: Wireless Power Consortium via 9to5Google

ネットでの買い物が安全に。Google Chromeに仮想クレカが導入されます

米グーグルは開発者向け会議「Google I/O」にて、ブラウザ「Chrome」にバーチャルクレジットカード機能を追加すると発表しました。

↑グーグルより

 

バーチャルクレジットカードとはカード発行会社が新たなクレジットカード番号をユーザーに付与するものです。これにより、普段遣いのクレジットカード番号をショッピングサイトに知られることがなく買い物ができ、セキュリティを向上させることができます。

 

Chromeのバーチャルクレジットカード機能では、クレジットカードやデビットカードの16桁の数字を入力する際に、仮想の番号を入力するかどうかが尋ねられます。そしてクレジットカード会社により対応は異なりますが、例えばCapital Oneの場合にはバーチャルクレジットカードの利用が提案されるのです。一方でVisaやアメックスの場合、毎回異なるCVV(セキュリティコード)が利用されます。

 

この機能はまずデスクトップ向け(WindowsやMac、Linux、ChromeOS)およびAndroid向けのChromeブラウザから提供されます。さらに、後日にはiOS向けのChromeブラウザでも利用できる予定です。

 

Chrome向けのバーチャルクレジットカードはVisa、アメックス、Capital Oneブランドのすべての消費者向けクレジットカードを対象に、今夏より米国で展開されます。またマスターカードについては、今年後半にサービスが提供される予定です。

 

残念ながら、日本におけるChromeのバーチャルクレジットカードの提供時期は発表されていません。ユーザーの安全性を大きく向上させる同機能、早めの国内上陸を待ちたいものです。

 

Source: 9to5Google

超能力!? スマートディスプレイを見るだけでアシスタントが使えます

米グーグルは自社のスマートディスプレイ「Nest Hub Max」向けに、画面を見つめるだけで「Google アシスタント」の利用ができる機能「ルックアンドトーク(Look and Talk)」機能の配信を開始しました。

↑stocksre / Shutterstock.comより

 

グーグルのNestブランドではスマートホーム製品が展開されており、2019年には10インチディスプレイを搭載したNest Hub Maxが発表されました。これらのスマートホーム製品にはGoogle アシスタントが搭載されており、「ヘイ、グーグル」と声をかけることでスケジュールや天気などを知ることができます。

 

そして先日開催されたグーグルの開発者向け会議「Google I/O」では、Nest Hub Maxに本体を見つめるだけでGoogle アシスタントが起動できる「ルックアンドトーク」と、「ヘイ、グーグル」を省略できる「クイックフレーズ(Quick Phrases)」が追加されると発表されました。

 

ルックアンドトークとクイックフレーズを組み合わせることで、最大1.5メートルの距離からユーザーが本体を見つめていることを認識し、「ヘイ、グーグル」と話さなくても音声コマンドを開始することができます。これにより、あたかも人に話しかけるようにGoogle アシスタントを利用できるのです。

 

この技術の背景としては機械学習によってカメラとマイクから情報を取得し、ユーザーがどれだけ近づいているか、頭の向き、視線、唇の動き、文脈の認識、意図の判別を行うとされています。

 

これらの機能は「Google Home」アプリからルックアンドトークを有効にして利用する必要があります。「ヘイ、グーグル」といちいち話しかけるのは面倒だ、というユーザーにはピッタリのアップデートとなりそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

これからはGoogle Walletがスマホのお財布に。Google Payの違いとは?

米グーグルは開発者向け会議のGoogle I/Oにて、Android向けの新たな決済サービス「Google Wallet」を発表しました。

↑グーグルより

 

これまでグーグルは、Android向けに決済サービス「Google Pay」を提供してきました。なお、Google PayはGoogle Walletの導入後も店舗や決済端末に表示され、ウェブやモバイルアプリでも利用されることになります。

 

Google WalletはGoogle Payと同じく、クレジットカードやデビットカードを保存して決済に利用することができます。また交通機関やイベントのチケット、航空券の搭乗券、ポイントカード/ギフトカード/ワクチンの記録をすることも可能です。さらに、学生証や自動車のキーを保存することもできます。

 

たとえば交通系カードをGoogle Walletに登録すると、Google マップにて経路をチェックする際にカードと残高が表示され、残高が少なくなったらカードに入金することができます。

 

さらに今後、Google Walletはオフィスやホテルのキーとしても利用できるようになります。これにはサードパーティーのサポートが必要となるため、機能は順次実装されることとなるはずです。

 

セキュリティ面では、スマートフォンなどを紛失した場合には「端末を探す」機能より、遠隔操作でその場所を確認したり、あるいは端末をロックすることができます。

 

Google Walletは日本を含む40か国にて、今夏にリリースされる予定です。自動車や身分証明証がスマートフォンの中に収納できる同サービスの対応範囲が広まれば、「お財布レス」な生活がより現実的なものとなりそうです。

 

Source: グーグル / YouTube via 9to5Google

Android TVやGoogle TVも次世代へ。PinPやキャスト機能が進化します

米グーグルは開発者向け会議「Google I/O」にて、スマートテレビプラットフォーム「Android TV」「Google TV」のアップデートを発表しました。

↑グーグルより

 

Android TVやGoogle TVは、メーカー各社が販売するスマートテレビやキャスト(配信)デバイスに搭載されているシステムです。両者の機能や外観はかなり似ていますが、Google TVではより新しいインターフェイスが採用されています。

 

まずAndroid TVでは、最新バージョンとなる「Android TV 13」にてピクチャーインピクチャー(PinP)機能が進化します。これにより、ビデオ通話アプリではより多くの参加者が表示できるようにPinPのウィンドウのサイズを変更したり、あるいは重要なコンテンツの上に重ならないように調整することができます。

 

Android TV 13ではその他でも、新たなAPI(Application Programming Interface)の採用によるパフォーマンスの向上、新たなキーボードレイアウトの搭載によるアクセシビリティの向上もおこなわれています。

 

Google TVではキャストボタンの拡張により、アプリから様々なストリーミングサービスのコンテンツをテレビへとキャストできるようになります。これにより、スマートフォンの個別のストリーミングアプリを開く必要がなくなります。

 

Google TVでの新たなキャスト機能は2022年後半から展開が開始されます。なお、現時点ではどのアプリがサポートされるのかは発表されていません。パソコンやスマートフォンの進化の影に隠れがちですが、今後はスマートテレビもますます便利に利用できそうです。

 

Source: 9to5Google 1, 2

セキュリティなど向上するも複数のバグ、Android 13 Beta2が公開

米グーグルは開発者向けイベント「Google I/O」の開催にあわせ、次期モバイル向けOSのベータ版「Android 13 Beta2」の配布を開始しました。

↑グーグルから

 

年内の正式リリースが予定されている、Android 13。その特徴は、プライバシーとセキュリティの向上がメインとなっています。また「Android 12」から採用された、壁紙の色をインターフェイスに反映する「ダイナミックカラー」も、さらに拡張される予定です。

 

具体的には、Android 13ではアプリがアクセスできるファイルを「写真とビデオ」や「音楽とオーディオ」など、細かく設定可能に。さらに、アプリからの通知や位置情報の取得もユーザーによる詳細なコントロールが可能です。

 

そして今回のAndroid 13 Beta2では、バッテリーウィジェットの表示が改善。また、「バッテリーセーバー」の最小設定が5%から10%へと変更されています。さらに「予測可能な戻るジェスチャー」として、戻るのスワイプ操作によりどの画面に移動するのかを表示することが可能になります。

 

一方で海外テックサイトのPhoneArenaによれば、今回のAndroid 13 Beta2は「Pixelスマートフォンにインストールすると、指紋スキャナのアイコンが大量に表示された」など、数多くのバグが存在するようです。

 

そもそもベータ版のOSは未知のバグを見つけ出すことも大事な役目。ですので、普段使いのスマートフォンにはインストールしないほうがよさそうです。もしインストールするのであれば自己責任になることを念頭に置きましょう。

 

Source: TechCrunch, 9to5Google, XDA Developers, PhoneArena

Google「Pixel Watch」、3年前のプロセッサーが搭載されるかも……

先日Googleは、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を公式に発表。まだ発売が数か月先のため、具体的な仕様には軽く触れただけで、内蔵チップなどは謎に包まれたままです。

↑Googleから

 

ですが米9to5Googleが独自の情報源から、実はPixel Watchが2018年のサムスン製Galaxy Watchと同じExynos 9110チップを搭載している可能性が高いと報じています。

 

昨年末からPixel Watchにサムスン製のチップセットが使われる可能性が高いと噂されており、最新のGalaxy Watch 4に搭載されたExynos W920が使われると推測されていました。これにより、最新鋭に近い5nmプロセスで製造された「Cortex-A55」を2つ搭載した処理能力と省電力性能が実現すると期待されていたわけです。

 

しかしExynos 9110は10nmプロセス製造で、2つのCortex-A53コアを搭載したもの。サムスンはその後継機にあたるExynos W920を発表した当時「CPU性能は約20%、グラフィック性能は前モデルの10倍」とアピールしていました

 

なぜ、Googleが3年前のチップを使っている可能性が高いのか? それはPixel Watch開発プロジェクトが少し前に始まっていたから、だそうです。ちょうど初期開発の頃は9110が登場したばかりだったものの、Exynos W920が発表された頃には(すでにサムスンが他社に提供していると仮定して)Pixel Watchのコア部分を変更できなくなっていたと憶測されています。

 

このExynos 9110は初代Galaxy Watch(2018年秋に発売)に初採用され、2019年のGalaxy Watch ActiveとActive 2、そして2020年夏発売のGalaxy Watch 3にも搭載されています。

 

もっとも、チップセットの新しさが全てではありません。以前サムスン製ウォッチのOSはTizenのため、WearOSとなったPixe Watchでは性能やバッテリーの持ちが改善されている可能性もあります。またGoogleのPixel 6シリーズに搭載されたTensorチップも、世代の古いCortex-A76コアが使われており、それでもソフトウェアの最適化により十分なパフォーマンスが引き出せている実例もあります。

 

その一方、サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」を準備中であり、大画面かつ大容量バッテリーを搭載するとの噂もあります。かたやPixel WatchではPixelスマートフォンとの連携やフィットネス機能の充実が予告されており、サムスンとGoogleは「高性能 VS. サービスの充実」で競い合うことになるかもしれません。

Source:9to5Google

Googleの車載アプリ「Android Auto」に3分割モード登場。マップ、オーディオ、Google アシスタントが表示

米グーグルは開発者向け会議「Google I/O」にて、車載アプリケーション「Android Auto」における新しい3分割の画面モードの導入を発表しました。

↑グーグルより

 

Android Autoは、グーグルが2014年にリリースした車載アプリケーションで、スマートフォンをダッシュボードに接続することでカーナビゲーションシステムを利用できます。最近ではスマートフォンをワイヤレス接続できるようになったり、あるいはスマートフォン単体でもAndroid Autoが利用できるようになったりと、機能改善がすすめられています。

 

Google I/Oでの発表によれば、今後はAndroid Autoにおいてどのような画面サイズでも、3分割の画面モードが利用できるようになります。画面の一番大きな部分には地図とナビゲーションが表示され、小さな画面には音楽やポッドキャスト、オーディオコントロール、そしてもう一つの小さな画面にはGoogle アシスタントからの提案が表示されます。

 

これにより、時計やドライブの到着予測時間、テキストや電話の通知などがいつでも表示できるようになります。またメッセージの内容はGoogle アシスタントに読み上げてもらい、自分の声で応答することも可能です。

 

そして画面の下部か左側には、時計や電波状況、バッテリー残量、通知、アプリ表示、Google アシスタントが表示されます。

 

新しい3分割の画面モードは、今年の夏から配布が開始されます。5インチ〜6インチといった古めのAndroid Auto対応ダッシュボードでも利用できる新たな画面分割モードは、幅広いユーザーから歓迎されそうです。

 

Source: グーグル / YouTube via 9to5Google

Pixel 6aは指紋認証を大幅改善? Google幹部「Pixel 6シリーズとは違うセンサーを使う」と回答

いよいよGoogleの最新スマートフォン「Pixel 6a」が発表となりましたが、気になるのが画面内指紋認証センサーがどうなるのか? ということでしょう。昨年10月末に発売されたPixel 6とPixel 6 Proでは認証が遅い、認証されないといった苦情が相次いでいたからです。極端な場合になると、指紋が登録できないこともあったとの証言も聞こえてきます。

↑写真はPixel 6

 

ではPixel 6aの画面内指紋センサーはどうかといえば、Google幹部が「Pixel 6シリーズとは違うセンサーを採用する」と答えたことが報じられています。

 

Android情報サイトAndroidCentralは、Googleのデバイス・サービス担当上級副社長Rick Osterloh氏に話を聞き、「Pixel 6aにはPixel 6およびPixel 6 Proとは異なる画面内指紋センサーが搭載されています」との回答が得られたそうです。

 

Pixel 6シリーズの指紋センサーは最新の超音波式ではなく、光学式が採用されています。そのため認証速度が遅いとの憶測もありましたが、Googleは謝罪しつつもセキュリティを強化したため、要はソフトウェアのためだと回答していました

 

その後に修正アップデートが配信されたものの、テックメディアThe Vergeは「左手の親指は問題なかったが、右手の親指はいつも2、3回試す必要がある」「ベストの場合でも、Galaxy S20より遅い」という、一概に改善されたとは言い難いユーザーらの声を紹介していました。

 

ちなみに指紋認証が速いと評判のGalaxy S22シリーズは、クアルコム製の超音波式指紋センサー「3D Sonic Sensors Gen 2」を搭載しています。スマートフォン情報サイトPhoneArenaは光学式指紋センサーが(一般的には)超音波式よりコストが安いと指摘しつつ、Pixel 6aのセンサーを変更することに「Googleも特定の部品を節約しようとすると、それが裏目に出る可能性があることを理解したようだ」とコメントしています。

 

ただしGoogle幹部は、最新モデルに超音波式センサーを採用すると言ったわけではありません。Pixel 6aはPixel 6シリーズと同じくTensorチップを搭載しながらも、背面カメラは3世代前のPixel 3と同じ12.2MPに据え置かれており、非常に割り切った仕様となっています。指紋認証は1日に何度も使いストレスにも繋がりやすいため、そこは割り切らないよう祈りたいところです。

 

Source:Android Police
via:PhoneArena

こりゃ便利。Android 13ではデバイス超えのコピペができます

米グーグルはGoogle I/Oにて、次期モバイルOSこと「Android 13」における、デバイスを超えたコピー&ペースト機能について説明しています。

↑グーグルより

 

これまで、グーグルが提供するAndroidスマートフォンやタブレットでは、デバイスを超えたコピー&ペースト操作ができませんでした。一方で米アップルのiOSやmacOSでは、iPhoneでコピーしたテキストや画像をMacのドキュメントに貼り付けるといった連携機能が実現しています。

 

グーグルが公開したAndroid 13でのデバイスを超えたコピー&ペースト機能では、まずテキストや画像をクリップボートへとコピーし、その後に別のデバイスに送り、最後に貼り付けが可能となります。アップルが提供するコピー&ペースト機能よりは若干手間がかかりますが、それでも便利な機能であることは事実です。

 

グーグルによれば今回のコピー&ペースト機能は、今秋にAndroid 13をを搭載したスマートフォンやタブレットにて今秋からリリースされる予定です。今後もAndroidやスマートウォッチ向けOS「Wear OS」、ノートパソコン向けの「Chrome OS」では、さらに連携機能が強化されることが予測されます。

 

Source: 9to5Google

Google、「iPhoneにはヘッドホン端子がない」ことをネタにした数か月後にPixel 6aでも廃止

Googleは最新のミッドレンジ(中価格帯)5Gスマートフォン「Pixel 6a」を発表しましたが、廉価版モデルのaシリーズとしては初めて3.5mmヘッドホンジャックが廃止されています。このこと自体は、アップルが2016年のiPhone 7でヘッドホン端子をなくした流れに沿っており、別に不思議ではありません。

Google

 

しかしGoogleは昨年、Pixel 5aにヘッドホンジャックがあることを、アップルの元デザイン最高責任者ジョニー・アイブ氏の口調を真似たようなCM動画でアピールしたばかりです。まだ1年も経っていないのに、Googleが手のひらを返した? と話題を呼んでいます。

 

このPixel 5a紹介ビデオは昨年8月に公開され、Pixel 5aのヘッドホンジャックが「丸い」デザインであることを2分にわたってアピールしたCMです。その語り口は、アップルの元デザインチーフであるジョニー・アイブ氏がナレーションを担当したiPhoneやMac紹介ビデオそのものです。

 

しかもYouTube動画の説明文も、次のようなありさまです。

この完璧なまでにシンメトリーな技術的驚異を「ヘッドホンジャック」と呼ぶのは、控えめな表現に感じるかもしれません…しかし、技術的にはそう呼ばれていますので…まあいいでしょう。見てください。5G対応のGoogle Pixel 5aに搭載されたヘッドホンジャックを。

 

要するに「ヘッドホン端子の穴が丸い」というだけのことを、詩的な言葉でたっぷり2分かけて紹介して「最近のiPhoneにはヘッドホン端子がない」と揶揄っているわけです。しかも英国出身のアイブ氏の「アルミニウム(aluminum)」という発音を、2箇所も真似ていることが指摘されていました

 

GoogleはiPhoneにヘッドホン端子がないことを、2016年に初代Pixelスマートフォンを発表したときもネタにしていました(当時の標的はiPhone 7)。それから、ちょうど1年後のPixel 2ではヘッドホンジャックを廃止しています

 

かつてサムスンもGalaxy S9を発売した当時、iPhoneにヘッドホン端子がないことをイジっていました。そこまで他社に意識されるアップルやiPhoneの凄さが、逆に浮かび上がってくるのかもしれません。

 

Source:MacRumors

 

ARと翻訳機能を搭載! グーグルが新しい「スマートグラス」を披露

米グーグルは、AR(拡張現実)による翻訳機能を搭載したARスマートグラスのプロトタイプを、Google I/Oのイベントにて披露しました。

↑新しいスマートグラスは成功するか?

 

グーグルによるスマートグラスの取り組みといえば、2013年に発売された「Google Glass」が思い出されます。同製品はレンズの前のプリズムディスプレイに映像を表示し、カメラによる映像撮影も可能。音声で操作するなど、先進的な技術を導入していました。しかし、プライバシーの問題や完成度の低さなどから、一般向けの製品開発は頓挫。現在は業務用の「Glass Enterprise Edition」が販売されています。

 

新しいARスマートグラスでは、目の前の人が話した言葉がそのまま、あるいは翻訳された状態で目の前のレンズに表示されるそう。グーグルは視覚障害者、あるいは多言語での会話などで、このARスマートグラスを活用する映像を公開しています。

 

グーグルのスンダー・ピチャイCEOは、ARの未来を「コンピューティングの新たなフロンティア」と位置づけており、Google レンズによるマルチサーチやシーン検索、Goolge マップの没入型ビューなど、新たな取り組みについても触れています。

 

2020年にGoogleは、ARスマートグラスを開発しているNorthを買収。Northのスマートグラスでもレンズに文字が表示され、音声アシスタントが利用できるなど、今回のARスマートグラスのコンセプトとの共通点が見つけられます。さらに、最近グーグルはMicroLEDを開発するRaxium社を買収しており、その技術もスマートグラスに取り入れるかもしれません。

 

現時点でグーグルがARスマートグラスをいつ、どのような形でリリースするのかは不明。しかし、メタバースに代表されるXR(VR、AR、MRの総称)が盛り上がる中、このARスマートグラスが市場に受けいられる土壌は十分に整ったといえるのかもしれません。スマートフォンの次に来るテクノロジーと言われているだけに、その動向から目が離せません。

 

Source: 9to5Google

見た目も性能も丸印! Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」が登場

米グーグルは開発者向けイベント「Google I/O」にて、同社初のスマートウォッチとなる「Pixel Watch」のデザインや概要を先行公開しました。

↑全体的に丸みを帯びたデザイン

 

これまでスマートウォッチプラットフォーム「Wear OS」をメーカー向けに提供していたものの、スマートウォッチそのものは販売していなかったグーグル。そのグーグルが満を持して導入するPixel Watchは、スマートフォンの「Pixel」シリーズやワイヤレスヘッドホン「Pixel Buds」との連携が特徴となるでしょう。

 

Pixel Watchは丸型のドーム型デザインを採用し、サイドには触覚的なリューズ(クラウン)を搭載。本体にはリサイクルされたステンレス素材を使用している一方、バンドは簡単に交換することができます。また、インターフェイスもPixel Watchの丸みを帯びた形状にあわせてカスタマイズされています。

 

Pixel Watchは新しい「Wear OS」を搭載し、Google マップやアシスタント、ウォレットなどのアプリを使うことができます。さらにフィットネスブランドの「Fitbit」のヘルスケア・フィットネスツールが利用可能。

 

PixelスマートフォンやPixel Buds Proとの連携は、「ファストペアリング」を利用して素早く接続。音声出力の切り替えもスムーズです。さらにPixel Watchでは、再生しているコンテンツの操作や音量調整を行うことも可能。そのほかにもさまざまな機能があります。「デバイスを探す」機能では地図上で位置を確認することができたり、スマートホームデバイスへのアクセスできたり。

 

Pixel Watchは2022年秋に登場予定。グーグル初のスマートウォッチは、PixelスマートフォンやPixel Budsなど、ほかのPixelデバイスと組み合わせることで、活用の幅が広がりそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

地図に没入! Googleマップに「 Immersive View」が登場

Googleは開発者会議「Google I/O」にて、Googleマップの新機能として「 Immersive View」を発表しました。

↑没入感アップ

 

この「 Immersive View」は何十億ものストリートビューと航空写真をAIにより合成し、没入感ある画像でランドマーク(目印や象徴となる建造物)を見られるものです。さらにタイムスライダーで時間帯をずらし、その時々の混雑状況や交通情報を重ね合わせられるため、どんな公園や街角、人気のライブ会場なども、実際にその場にいるように感じられるとのこと。

 

例えば、ランチスポットを探したければ、上空からストリートビューまで降りて、レストランを探して店内を覗くことまでできるそうです。

 

Googleのエンジニアリング担当副社長Liz Reid氏は、本機能について「Google Earthの巨大なズームの魔法を、近所のレベルで提供するもの」と説明。さらにGoogleが何年も前から取り組んでおり、ようやく技術が進歩して自然な感じで使えるようになったとも述べています。

 

この「 Immersive View」は、ほとんどのスマートフォンで動作するものの、現在のところ米サンフランシスコやニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、東京でしか使えないそう。もっとも、今後はさらに多くの地域が対象になる予定とされています。

 

一方、Googleマップは、米国やカナダで最も燃費が良くて環境に優しい運転ルートを案内しており、すでに860億マイル(約1400億km)ものルート検索に利用され、50万トン以上のCO2排出を減らすことに繋がったとのこと。

 

Googleマップは、もはや単なる移動のためのアプリではなくなっています。実際にその場に行く前に下調べして、レストランの予約まで完了させておいたり、環境保護を意識しつつ効率のいい運転を心がけたり、世界の人々のライフスタイルを着実に変えていくことになりそうです。

 

Source:Google Blog

雪辱なるか!? グーグルが「Pixel tablet」を一部発表

米グーグルはGoogle I/Oイベントで、次期タブレット「Pixel tablet」のデザインや一部の仕様を公開しました。製品は2023年に発売予定。

 

2018年に「Chrome OS」を搭載したタブレット「Pixel Slate」を投入してたものの、一時的にタブレット市場から撤退していたグーグル。しかし、同社はPixel tabletにOSの「Android」を導入してリベンジするようです。

 

 

Pixel tabletの詳細はまだ発表されていませんが、「Tensor」プロセッサの搭載が大きな特徴。「Pixel 6/Pixel 6 Pro」にも搭載されている同プロセッサが、デバイスのパフォーマンスを高め、人工知能を活用しながら、さまざまな機能をより便利にすることが期待されます。

 

本体前面はホームボタンなどのないシングルカメラを搭載したシンプルな外見。背面はシングルカメラの搭載が確認できます。また、背面のグーグルロゴの下には4つのピンのようなものが存在しており、ドッキングステーション経由の充電ポートに利用される可能性を示唆しています。

 

現時点で、Pixel tabletにはホワイトとグリーンの2色が存在することが判明。パワフルなTensorプロセッサを搭載したPixel tabletがタブレット市場を盛り上げるかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

高性能なのに5万円台! グーグルが「Pixel 6a」を7月に発売へ

米グーグルは廉価に購入できる新型スマートフォン「Pixel 6a」を発表しました。

↑十分な機能を備えた「Pixel 6a」

 

2021年にハイエンドモデルとなる「Pixel 6/6 Pro」を発売したグーグル。そのうち画面サイズが小さいPixel 6は現在6万988円から購入できますが、新しいPixel 6aは5万3900円と、価格がさらに低くなったことが大きな特徴の1つです。

 

Pixel 6aでは、Pixel 6シリーズと同じく背面カメラが飛び出したデザインを採用。ただしガラスや金属素材を廃止し、リサイクルアルミニウムのフレームやポリカーボネートのバックプレートを使用することで、コストダウンが図られています。

 

プロセッサには、グーグル独自の「Tensor」を搭載。これによりリアルタイム翻訳、写り込みを消去できる消しゴムマジック、文字起こし機能付きのレコーダーや動画・音声の自動字幕起こしなどの機能が追加されました。

 

バッテリー駆動時間は最大72時間で、Pixelスマートフォンとしては最長。また、機密データを保護するTitan M2セキュリティ チップも搭載されています。また、セキュリティ機能やOSのAndroidを含む最新のアップデートが販売から5年間提供されます。

 

Pixel 6aの画面は6.1インチ/60Hzの有機ELディスプレイで、6GBのRAMと128GBのストレージを搭載。背面カメラは1220万画素メイン+1200万画素超広角で、前面カメラは800万画素。5G通信やIP67の防塵・防水仕様に対応し、Android 12を搭載して出荷されます。

 

Pixel 6aのカラーバリエーションはチョーク、チャコール、セージの3色。7月21日から予約を開始し、同月28日に販売されます。また、専用の半透明ケースも3630円で発売予定。すでに次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 7」シリーズが2022年内に投入されることが発表されていますが、普段遣いに十分なスペックを実現したPixel 6aも、魅力的な選択肢となるはずです。

 

Source: グーグル

「Tensor 2」搭載で機能が大幅に強化! グーグルが「Pixel 7」シリーズを発表

米グーグルは、次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 7」「Pxiel 7 Pro」の外観を先行公開しました。

↑大きな注目を集める「Pixel 7」

 

2021年にグーグルが投入した「Pixel 6」シリーズは、独自プロセッサ「Tensor」を搭載。人工知能処理に秀でた同スマホは高く評価されました。そして次期モデルとなるPixel 7シリーズでは、その後継プロセッサとなる次世代型Tensor(Tensor 2)が導入される予定です。

 

 

Pixel 6シリーズのデザインを引き継ぎつつ、Pixel 7シリーズは背面のカメラ突起にアルミニウム素材を採用。また、大画面を搭載したPixel 7 Proでは背面に3カメラ、Pixel 7では2カメラを搭載しています。

 

Pixel 7シリーズではTensor 2の搭載により、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化される模様。また、より細かなカスタマイズも可能です。

 

2022年5月に販売される新型ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」や、秋に発売される予定のスマートウォッチ「Pixel Watch」との連携も特徴。例えば、「ファストペアリング」で異なるデバイスを簡単に接続することができ、音楽の再生やそのほかの操作がそれぞれのデバイスから可能。また、アラームや「デバイスを探す」機能により、置き忘れたデバイスをすぐに見つけることができます。これらに加えて、スマートホームデバイスへのアクセスも可能です。

 

Pixel 7シリーズは2022年秋に発売予定ですが、グーグルが早い段階にPixel 7の外観を発表したことに海外メディアは驚いた模様。本体カラーはPixel 7がオブシディアン、スノー、レモングラス、Pixel 7 Proはオブシディアン、スノー、グリーンヘーゼルとそれぞれ3色で展開されます。

 

Pixel 7シリーズではTensor 2のパフォーマンスだけでなく、Pixel WatchやPixel Buds Proとのスマートな連携機能にも注目です。

 

Source: グーグル via 9to5Google

やはり来た! グーグルのノイキャン搭載「Pixel Buds Pro」で市場は大混戦へ

米グーグルは新型ノイズキャンセリングイヤホン「Pixel Buds Pro」を発表しました。

↑ついにノイキャンを搭載!

 

これまでワイヤレスイヤホンとして「Pixel Buds(第1〜2世代)」や、「Pixel Buds A-Series」をリリースしてきたグーグルですが、新登場したPixel Buds Proの最大の特徴は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応したこと。これにより、高いノイズ低減性能を実現しています。

 

本体内部には、専用設計の11mmスピーカードライバーを搭載。さらにフル機能のSバンドEQ(イコライザー)とボリュームEQにより、自分好みのサウンドに調整することが可能。また、外音取り込み機能を使えば、周囲の音をよりよく聞くこともできます。

 

イヤホン本体はタップやスワイプ、長押しなどの操作で、メディアや通話、音量の調整、ANCの切り替えが可能。ビームフォーミングマイクを搭載したことでクリアに通話することができます。

 

さらに、音声アシスタント機能「Google アシスタント」により、テキストメッセージへの返信やリアルタイム翻訳が利用可能。マルチポイント接続機能を使えば、iOSやAndroidスマホを簡単に切り替えることもできます。本体では最大11時間、ANCを使用した状態では最大7時間の再生が可能。充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。

 

Pixel Buds Proの本体カラーはコーラル、フォグ、チャコール、レモングラスの4色で、国内価格は2万3800円。5月21日から販売が開始される予定です。ANCや高い音楽再生機能を実現したPixel Buds Proは、混戦のワイヤレスイヤホン市場においても注目の製品となりそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Google I/Oの発表先取り? Googleが公式アンケートを実施

↑Sundry Photography / Shutterstock.comより

 

Androidの公式ツイッターアカウントは、今夜開催される開発者向けイベントこと「Google I/O」における、発表内容のアンケートを公開しています。これらは、イベントでのコンテンツを予告したものといえそうです。

 

グーグルは毎年、5月頃にGoogle I/Oを開催しています。その内容は主に開発者向けのものとなり、今年のイベント発表は次期モバイルOS「Android 13」を含めたソフトウェアのアップデートや、グーグルの新サービスが含まれることでしょう。また、ハードウェアの発表があるかもしれません。

 

 

今回Androidの公式アカウントが実施したアンケートでは、「セキュリティ・アップデート」「メッセージ関連のアップデート」「クロスデバイス・アップデート」「新たなパートナーシップ」が選択できます。記事執筆時点では、クロスデバイス・アップデートを期待する声が一番大きいようです。

 

現時点ではこれらの詳細は明かされていません。しかしクロスデバイス・アップデートでは、スマートウォッチからAndroidスマートフォンやタブレット、Chromebookのロックを解除したり、高速ペアリング技術「Fast Pair」やワイヤレスファイル送信機能「Nearby Share」の拡大が予測されています。

 

一方でメッセージング関連では、Androidスマートフォンのメッセージアプリの改良や、iPhoneとのメッセージ機能の互換性の向上などが期待できそうです。グーグルがAndroidとChromebook、スマートウォッチを含めたエコシステムをどのように拡大するのか、イベント発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: Android / Twitter via 9to5Google

Tensor 2に期待? Pixel 7 Proのケース付き画像がリークか

↑ TechGoingより

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」のものとされる、本体を含めたケース画像がTechGoingにより公開されています。

 

グーグルの独自スマートフォンであるPixelシリーズですが、昨年販売された「Pixel 6」シリーズでは本体デザインを一新。さらに独自開発プロセッサ「Tensor」の搭載により、独自色をさらに強めたモデルとなっています。

 

↑ TechGoingより

 

今回TechGoingが公開した画像は、Pixel 7 ProのデザインがPixel 6 Proから大きくは変わらないことを示唆しています。本体前面にはベゼルが細いカーブディスプレイを搭載し、背面には横長に飛び出たカメラ突起を配置。また、イヤホンジャックは搭載されていないようです。

 

背面のカメラシステムとしては、Pixel 6 Proと同じく3カメラとLEDフラッシュ、ノイズキャンセリング用のセカンダリーカメラが搭載されています。

 

Pixel 7 Proの事前情報によれば、プロセッサには次期ハイエンドプロセッサとなる「第2世代Tensor(Tensor 2)」を搭載。画面は6.7〜6.8インチ/QHD+解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、最大12GB RAM/最大512GBの内蔵ストレージを搭載。OSには次期バージョンの「Android 13」を採用するようです。

 

最後に、Pixel 7シリーズでは「ストーミー・ブラック」「カインダ・コーラル」「ソータ・シーフォーム」「クラウディ・ホワイト」の4色が投入されることが予測されています。Pixelシリーズは例年10月頃に投入されてきたので、このPixel 7 Proも「Pixel 7」と同じく、今年の10月頃に投入されることになるのかもしれません。

 

Source: TechGoing via 91Mobiles

無線イヤホン購入はちょい待て!? グーグルから「Pixel Buds Pro」がすぐ登場するかも

米グーグルから次期ワイヤレススマートフォン「Pixel Buds Pro(仮称)」が近日中にも発表されるとの情報を、著名リークアカウントのJon Prosser氏が伝えています。

↑Yasin Hasan / Shutterstock.com

 

グーグルはワイヤレスイヤホン製品として2017年に「Pixel Buds(初代)」、2020年に「Pixel Buds(第2世代)」、そして2021年に廉価版となる「Pixel Buds A-Series」を発表しています。どのモデルでも音声アシスタント「Google アシスタント」との連携を特徴としている一方、ノイズキャンセリングなどの高度なオーディオ機能は搭載されていません。

 

 

今回Jon Prosser氏はツイートにて、Pixel Buds Proが近日中に登場すると指摘。さらに、リアル・レッド、カーボン、リモンチェッロ、フォグの4色が登場すると、詳細な情報にも言及しているのです。

 

現時点ではPixel Buds Proのスペックなどは判明していませんが、「Pro」という名称がつくことから、ハイエンド向けの製品となることが予測されます。例えば米アップルの「AirPods Pro」はノイズキャンセリング機能が特徴となっており、Pixel Buds Proでも同様の機能が採用される可能性があります。また、Google アシスタントとの連携もさらに強化されることでしょう。

 

グーグルは5月11日から開発者向け会議「Google I/O」の開催を予定しており、今回のPixel Buds Proは同イベントでの発表が期待されます。AirPodsシリーズが大きなシェアを占めるワイヤレスイヤホン市場ですが、グーグルの新製品がどのような対抗軸を打ち出すのかに注目です。

 

Source: Jon Prosser / Twitter via

Google新スマホ「Pixel 6a」がインドでテスト中? まもなく発売カウントダウンか

今週の11日(米現地時間)から開催される開発者会議Google I/Oが目前に迫り、Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 6a」を含む様々な製品にまつわるリークや噂が大量に飛びかっています。そんななか、未知の「Pixelスマートフォン(おそらくPixel 6a)」がインドでプライベートテストを受けていると報告されています。

↑廉価モデルが発売直前にテスト中?(画像はPixel 6)

 

TwitterユーザーのMukul Sharma氏は「新たなGoogle Pixelスマートフォン」がインドでプライベートテスト(観客を入れない秘密のテスト)を受けていることを明らかにしています。Sharma氏は完全な確信はないものの、Google Pixel 6aである可能性があると述べています。

 

 

ちなみに「噂の新製品が、発表直前にインドでテストされている」ことはアップル製品でも前例があり、第3世代iPhone SEと第5世代iPad Airらしき未発表製品がインドに持ち込まれたとの話もありました。スマートフォン業界全体に、そうした慣例があるのかもしれません。

 

Google Pixel 6aは、リフレッシュレート90Hzの6.2インチFHD+ディスプレイと、ディスプレイ内指紋センサーを搭載すると予想されています。上位モデルPixel 6と同じTensorプロセッサが搭載されつつも、コスト削減と差別化のために3世代前の旧型カメラが採用されるとの噂もあります

 

またPixel 6aは米連邦通信委員会(FCC)の認証も通過しており、登録から「GX7AS」、「GB17L」、「G1AZG」および「GB62Z」の4モデルが登場する可能性も浮上しています。これらの噂が当たりか外れかは、まもなく行われるGoogle I/Oにて確認したいところです。

 

Source:Mukul Sharma(Twitter)
via:Gizmochina

語学学習に最適? Google 翻訳履歴のアカウント保存が可能に

米グーグルの翻訳アプリ「Google 翻訳」にて、翻訳履歴をGoogle アカウントに保存する機能のリリースが開始されました。

↑BigTunaOnline / Shutterstock.com

 

Google 翻訳は、オンラインエンジンやオフライン辞書を利用した翻訳サービスです。これまでもアプリでの検索履歴はリストとして保存されていたものの、デバイスを変更すると過去の検索内容を参照することはできませんでした。

↑Android Policeより

 

しかし海外テックサイトのAndroid Policeが確認した内容によると、Google 翻訳のアプリでは新たに翻訳履歴をGoogle アカウントにバックアップするか、あるいはアカウントとは連携させないかを切り替えることができるのです。

 

Google アカウントにて同期された検索履歴は数時間ごとに同期され、ローカルの検索履歴へと反映されます。またこの機能を利用するには、Google アカウントの設定でウェブとアプリのアクティビティ制御をオンにしておく必要があります。

 

Google 翻訳はその手軽さと、カメラやスキャン画像から文章を読み込むなどの多機能さから語学学習などに利用している人も多いことでしょう。そのような場合、自宅のパソコンで検索した翻訳の履歴を手元のスマートフォンで確認できれば、さらに便利に使うことができそうです。

 

Source: Android Police

Google製ヘッドセット登場に期待? MicroLED技術のスタートアップが買収される

米グーグルがMicroLED技術のスタートアップであるRaxiumを買収したことを、海外テックメディアの9to5Googleが伝えています。これにより、ARやVR技術を採用したヘッドセット製品の登場が期待されています。

 

MicroLEDは、微細なLEDをバックライトとして利用するディスプレイ技術です。既存の液晶ディスプレイや有機ELと比べて色の正確さや輝度の高さ、寿命の長さなどのメリットがあります。一方でディスプレイのドットごとに膨大な数のLEDを配置する必要があることから、コストが大幅に上がってしまうのが課題です。

 

一方でグーグルは、2013年にスマートグラス「Google Glass」をリリース。メガネと一体化したプリズムディスプレイに情報を表示し、音声コマンドで操作したり、カメラで周囲の状況を撮影できたりするなど先進的な設計でした。しかし完成度の低さやプライバシーの問題などが指摘され、開発者向けとなる「エクスプローラーエディション」はすでにプログラムが終了。現在は業務向けの「エンタープライズエディション」に注力しています。

 

今回買収が報じられたRaxiumは、超小型かつ低消費電力、高解像度のMicroLED技術を開発しています。これは、小型かつバッテリー容量の小さいヘッドセットには最適の技術です。またスマートフォンの「Pixel」シリーズや、没入型の会議技術「Project Starline」への応用も期待されます。

 

現時点では、グーグルから買収の詳細や今後の製品開発の詳細に関する情報は発表されていません。米メタ(旧フェイスブック)からの新型VR/ARヘッドセットの投入が期待される中、今後も同様のVR/AR分野はさらに盛り上がりをみせることになりそうです。

 

Source: 9to5Google via Engadget

人気スマートホーム製品が連携、Google Nestのカメラ/ドアベルがAmazonのAlexaでコントロール可能に

米グーグルは「Google Nest」デバイスのカメラとドアベルが、米アマゾンの「Alexa」デバイスのスキルに対応したと、公式ブログにて発表しました。

 

Google Nestはグーグルが販売するスマートホーム製品で、スマートスピーカーの「Google Nest Audio」やスマートディスプレイの「Google Nest Hub」「Google Nest Hub Max」、監視カメラの「Google Nest Cam」、スマートドアベルの「Google Nest Doorbell」などがラインナップされています。

 

またAlexaはアマゾンのスマートホーム製品に採用されている音声アシスタントで、スマートスピーカーの「Echo」シリーズやスマートディスプレイの「Echo Show」シリーズなどで利用できます。

 

米グーグルの公式ブログによれば、今後はGoogle Nest CamやGoogle Nest Cam with floodlight、Google Nest Doorbellで撮影した映像を、Echo Show、Fire TV、Fire TabletsなどのAlexa対応デバイスでライブビューストリーミングとして閲覧することができるようになります。またGoogle Nest Doorbellでは、Alexa対応デバイスから玄関先と通話することも可能です。さらに近日中には、Google Nest Doorbellが来訪客を検知した際のアナウンスを行うこともできます。

 

米グーグルによれば、Alexaで利用できるGoogle Nestのスキルはまず米国から展開され、使用する国によって利用できるスキルが異なるとしています。Google NestシリーズもAlexaデバイスも人気のスマートホーム製品なだけに、今後はメーカーの垣根を超えた連携機能の展開が増えそうです。

 

Source: グーグル via Engadget

パスワード管理のお悩みがついに終焉? アップルとGoogleおよびマイクロソフト、パスワードなし認証の拡大と連携を約束

アップルとGoogle、マイクロソフトの3社は5日(米現地時間)、パスワードを要らないユーザー認証のしくみをWebサイトやアプリ上で使いやすくすることを共同で発表しました。

 

画像引用元:Shutterstock

 

具体的にはFIDOアライアンスとWorld Wide Web Consortium(W3C)が策定したパスワードレス規格のサポートを拡大するかっこうで、より迅速、簡単、かつ安全なユーザー認証を約束しています。

 

FIDOは「Fast IDentity Online(すばやいオンライン認証)」の略で、パスワードなしでログイン認証できる仕組みのこと。パスワードの代わりにUSBやBluetoothによる物理キーのほか、指紋や手の静脈、虹彩などの生体情報が“鍵”として使われます。

 

共同発表によると、今後は技術標準を広めることで、Webサイトやアプリがエンドツーエンドのパスワードレスオプションを提供できるようになるとのことです。ユーザーはパスワードを入力する代わりに、iPhoneのFace IDやTouch IDなど、毎日何度も行っているデバイスのロック解除と同じ操作で認証できるようになります。

 

FIDOアライアンスは、パスワードのみによる認証がウェブでの最大のセキュリティ課題の1つだと指摘しています。多くのパスワードを管理するのは面倒であり、ユーザーは同じパスワードを複数のサービスで流用しがちのため、アカウント乗っ取りやデータ流出、ひいては個人情報が盗まれることに繋がりやすいというわけです。

 

また、この新方式は従来のパスワード管理ソフトや二段階認証(SMSで送信するワンタイムパスワードなど)よりも「根本的に安全」だと説明されています。

 

アップル、Google、MSの3社とも、すでにFIDOアライアンス標準をサポートしていますが、今後は以下の新機能が使えるようになると予告されています。

 

  1. すべてのデバイスですべてのアカウントにFIDO認証を再登録することなく、そのユーザーが所有する他のデバイスや新しいデバイスでFIDO認証資格情報(一部では「パスキー」とも呼ばれる)を自動的にアクセスできるようにすることで、シームレスにパスワードレス認証を使える
  2. そのとき使っている(PCなどの)OSプラットフォームやブラウザに関係なく、近くにあるモバイルデバイスでFIDO認証を使うことで、(PCなどの)デバイスのアプリやウェブサイトにサインインできるようにすること

 

つまりMSのWindows 11がインストールされたPC上で動くGoogleのWebブラウザChromeに、iPhoneのFace IDなどでサインインできるようになる、といったところです。

 

これらの新機能は、この1年間でアップル、Google、MSの各プラットフォームで利用可能になる予定とのことです。

 

おそらくハイテク各社は自社プラットフォームごとにユーザー認証を別々にした方が、ユーザーを囲い込むためにも都合が良いはずで、利害関係を乗り越えて協力にいたったのは歓迎すべきことでしょう。まもなく世界の人々は、パスワードを管理する面倒さや個人情報が流出する恐怖から解放されるかもしれません。

 

Source:FIDO Alliance,Apple,PR TIMES

「YouTube Go」役目を終えるーー新興国向けの軽量版アプリ

米グーグルは「YouTube」の新興国向けの軽量版アプリとなる「YouTube Go」を、今年8月に終了すると発表しました。

 

YouTube Goとは2016年にインドやインドネシアで提供が開始され、現在では130カ国以上で利用されています。その特徴として、通信環境やインターネット速度が速くない地域、あるいはスペックの低いローエンドなスマートフォンでも、YouTubeを楽しめるように設計されています。また動画をダウンロードしたり、Bluetoothで友人と動画ファイルをシェアできるなど、便利な機能が備えられています。

 

一方で通常のYouTubeアプリと比較すると、コメントや動画投稿、コンテンツの作成やダークテーマの利用など、YouTube Goではいくつかの機能が使えなくなっています。

 

グーグルによれば、現在のYouTubeアプリは改善が続けられたことにより、貧弱な通信環境や低スペックなデバイスでも、十分なパフォーマンスを発揮できるようになっています。具体的には低速なネットワークや、データ容量が限られているユーザーのために、データ使用量のコントロールが追加されています。

 

グーグルはYouTube Goのユーザーに対して、今後はYouTubeのアプリを利用するか、あるいはウェブ版のYouTubeを利用するように推奨しています。インターネット環境や現地で販売されるスマートフォンのスペックが着実に向上していることは、嬉しいニュースととらえることができそうです。

 

Source: グーグル via Engadget

使いやすさはサムスン超え! Googleが最強の「折りたたみスマホ」を開発中とのウワサ

米Googleは、2022年内に折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(あるいはPixel Fold/いずれも仮称)」を発売すると予想されています。これまでの折りたたみデバイスと同じく「内側には折りたたまれた広いディスプレイ、外側には小さめの画面」となるはずですが、畳んだ状態ではサムスンの次期製品Galaxy Z Fold4(仮)より使いやすいかもしれないとの噂が報じられています。

↑Googleのほうが使いやすい?(画像はサムスンのGalaxy Z Fold3)

 

この噂話の発信源は、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏のツイート。Young氏はディスプレイ関連サプライチェーン調査会社DSCCのCEOであり、サムスンやGoogle、Appleの未発表製品について何度も予想を的中させてきました。例えば、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになることを発売前に言い当てています

 

Young氏によれば、Galaxy Z Fold4とPixel Notepadは、どちらも似たようなサイズの折りたたみディスプレイを搭載するそう。ただしPixel側のカバーディスプレイ(外側の画面)は5.8インチとなり、Fold 4の6.19インチよりも小さいかもしれないと言います。つまり、Pixel Notepadのほうがアスペクト比が広くなる(横幅が広い)ということ。

Galaxy Foldシリーズは、折りたたんだときに縦長すぎるとの指摘もあります。例えば、Galaxy Z Fold3のカバーディスプレイはアスペクト比が24.5:9であり、一部のアプリではレイアウトが崩れたり、必要な情報が隠れて見えなくなったりすることもありました。この問題は、Oppo Find N(カバーディスプレイのサイズは5.49インチ、アスペクト比は18:9)では解消されています

 

いつも通りYoung氏の情報が正確であれば、Pixel NotepadはGalaxy Z Fold 4よりも畳んだ状態で片手で使いやすいはず。また、Google製品だけに他社よりも早くAndroidアップデートを受けられるうえ、アプリの表示もサムスン製品より最適化が期待できそうです。

 

Pixel Notepadの価格は1399ドル(約18万2000円※)となり、Galaxy Z Foldシリーズよりも大幅に安くなるとの噂も。発売時期については、以前Young氏が2022年の第4四半期(10~12月)と予想していたことがあります

※1ドル=約130円で換算(2022年5月4日現在)

 

かたやGalaxy Z Fold4は2022年8月中旬に発売され、前モデルよりも軽く薄く、縦長デザインも修正されるとの予想もあります。かつては高価かつ扱いがデリケートで手が出しにくかった折りたたみスマートフォンですが、各社が競い合うことで、価格は下がり、より使いやすく進化していくのかもしれません。

 

Source:Ross Young(Twitter)

via:BGR

Nest Hubでも歩数や消費カロリーなどの表示が可能に

米グーグルのスマートディスプレイ「Nest Hub」にて、歩数や消費カロリーなど運動指標の表示が可能になりました。

↑Yasin Hasan / Shutterstock.com

 

Nest Hubとは大型のディスプレイを備えたスマートディスプレイで、音声アシスタント「Google アシスタント」と提携し、ビデオ通話などさまざまな機能を提供しています。

 

グーグルが公開したサポートページによれば、今回の運動指標の表示はヘルスケアプラットフォームの「Google Fit」、あるいはグーグルが買収した米Fitbitのデータを活用したものです。

 

データを参照するには、Google アシスタントとFitnessアカウントをリンクさせ、「認識とパーソナライズ」を許可し、「プロアクティブなヘルス&フィットネスの結果」にてNest Hubをオンにする必要があります。詳細な手順は、グーグルのサポートページをご覧ください。

 

自宅ではスマートフォンではなく、Nest Hubのようなスマートディスプレイの大画面にて、ランやエクササイズの結果を確認したい場合もあることでしょう。そんなとき、今回のNest Hubの新機能が役立ちそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Pixel 6のか弱い通知バイブレーション、アプデで修正されました

グーグルのスマートフォン「Pixel 6/6 Pro」において、通知を伝えるバイブレーション(触覚フィードバック)の強度が弱いという問題が、アップデートにより修正されました。

 

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

2021年10月に発売されたPixel 6シリーズですが、これまでソフトウェアに関する問題が相次いでいます。先月4月にはソフトウェアアップデートにてワイヤレス充電に関する問題が修正された一方、3月のソフトウェアアップデートにより着信などのバイブレーションが弱くなったとも報告されています。

 

今回グーグルが配布を開始したPixel 6向けの5月のアップデートでは、「特定条件と使用状況における触覚フィードバックの改善」として、このバイブレーションが弱い問題を修正しました。

 

5月のPixelスマートフォン向けのアップデートではその他にも、ユーザーが入力をしていないにも関わらず、ディスプレイが点灯する問題が解決されています。また、Pixelのランチャーがクラッシュする問題や、最新のAndroidのセキュリティパッチも含まれています。

 

Pixel 6向けの5月のアップデートは、数週間中に展開が行われる予定です。Pixel 6スマートフォンの通知バイブレーションが弱くてメッセージや着信を見逃してしまった…という方も、アップデートが適応されるのをしばらく待ってみましょう。

 

Source: Pixel Phone Help via Engadget

Galaxy Watchに近い?Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」のバッテリー容量は300mAh、セルラー版も?

Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」は商標登録が発見されたほか、レストランに置き忘れられた(おそらく)試作品の写真も公開されています。また認証機関Bluetooth SIGに提出された文書から、3モデルが用意されるとも推測されています。

引用:u/tagtech414/Reddit (reddit.comより)

 

そんななか、バッテリー容量が300mAhであることや、単体で通信できるセルラーモデルが用意されるとの噂が報じられています。この噂話は、米9to5Googleの情報筋から伝えられたもの。以前紹介した記事のように3モデルあると思われますが、それがセルラー対応/非対応と関係があるのかは不明です。

 

これまでの情報を総合すると、最も近い製品はサムスンのGalaxy Watch 4(以下GW4)の40mmモデルと思われます。こちらもGoogleのスマートウォッチ向けOS「watchOS 3」を採用し、247mAhのバッテリーを搭載するもの。そのバッテリー持ちは、公称で最大40時間とされています。

 

Pixel Watchはバッテリー容量で勝るようですが、先日リークされた試作機の本体は厚みが約14mmで、GW4よりも4mmほど分厚く、意外なことではなさそうです。またGW4の40mmモデルは重さが26gに対して、試作機は36g(いずれもバンドなし、本体のみ)と報告されていました。

 

またPixel WatchはクアルコムのSnapdragonチップではなくサムスンのExynosチップを搭載するとの噂もあるほか、Googleがサムスンと提携してGalaxy Watchと同じセンサー(心電図など)を搭載するとの予想もあります。

 

これらが正しければPixel Watchの中身は「ほぼGalaxy Watch」であり、バッテリー容量が大きいことから電池持ちがいいことも期待できそうです。ただし、サムスン製品やApple Watchのように急速充電に対応しているかどうかは情報がなく、気になるところです。

 

Source:9to5Google

多すぎ! なGoogleのダイエット/デート広告、設定で減らせます

米Googleは自社の広告表示に関する機能を拡張し、ダイエット(減量)やデート、妊娠/育児関連の広告がユーザーによる設定で減らせるようになりました。

↑Googleより

 

Googleの広告は、検索結果やYouTubeの動画中にも表示されます。これらの広告はユーザーの指向などにあわせて表示されるのですが、正直見たくない種類の広告があるのも確かです。

 

これまでGoogleは「デリケートな広告カテゴリ」として、アルコールやギャンブルに関する広告表示を減らすことが可能でした。そして今回、この設定がダイエットや妊娠/育児、デートへと拡張されました。また、過去に表示を制限したカテゴリーを許可することも可能です。

 

ただし、これによって表示を制限した広告が完全に表示されなくなるわけではありません。たとえば航空会社の広告にシャンパンを飲んでいる人が現れたり、あるいはビールメーカーからのスポーツファンをターゲットにした関連広告として、表示されたりすることがありうると指摘されています。

 

Googleで広告プライバシー部門のグループ製品マネージャーをつとめるカーリン・ヘネシー氏は海外メディアのThe Vergeに対し、「ユーザーのフィードバックに耳を傾け、将来的にこの機能をどのカテゴリに拡張すかを研究しつづける」と伝えています。

 

見たくないカテゴリの広告を簡単に減らすことができる、Googleによる広告制限機能の拡張。今後もさらに、ユーザーが選択できるカテゴリの種類が増えることに期待したいものです。

 

Source: Google via The Verge

発表が期待されているGoogleのPixel Watchは3モデル展開?

米Googleの未発表スマートウォッチ「Pixel Watch(仮称)」に相当するであろう、3モデルのスマートウォッチがBluetooth関連の認証を取得したことが判明しました。

↑9to5Googleから

 

Pixel WatchはGoogleからの近日発表が期待されているスマートウォッチで、リーク画像からベゼルレスの円形文字盤を搭載した本体デザインが判明しています。さらに、USPTO(米国特許商標庁)に対してもPixel Watchの商標が提出されています。

 

今回Bluetooth Special Interest Group(SIG)に登録されたのは、「GWT9R」「GBZ4S」「GQF4C」の3モデルです。現時点でこれらのモデル間の違いはわかっていませんが、グローバル向けに発売するための通信仕様の違い、あるいはサイズやカラーリングによるモデル違いなどの可能性が想定されます。

 

Pixel Watchのソフトウェアバージョンとしては、「RWD5.211104.001」と記載。これはGoogleのスマートウォッチ向けOS「Wear OS 3」の最新バージョンからは数世代遅れたものですが、単にBluetooth SIGへの提出時に利用していたソフトウェアのバージョンとなりそうです。

 

通常、新しいデジタル製品は以前におこなわれたUSPTOへの商標登録、今回のBluetooth SIGへの登録、そしてFCC(連邦通信委員会)への登録を経て、市場に投入されます。FCCへの登録からは、さらなる製品の詳細が判明することが期待されます。

 

その特徴的な外観だけでなく、フィトネスブランドの米フィットビットの機能も統合される、Pixel Watch。そのヘルスケアや健康管理機能の充実っぷりにも、期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

1ヵ月は無料、月600円でゲーム・アプリが使い放題のGoogle Play Pass開始

Googleは4月28日、広告やアプリ内購入なしで数百種類のアプリやゲームを楽しめる「Google Play Pass」を日本向けにも提供開始すると発表しました。

↑Googleより

 

アップルのサービスでいえば「Apple Arcade」に近そうですが、あちらはゲームだけに対して、Google版では生産性向上に役立つアプリなどにもアクセスできそうです(一例としてPodcastが挙げられています)。

 

今週からGoogle Playストアアプリに順次追加(ロールアウト形式であり、全ユーザー同時ではないということ)されるGoogle Play Passを定期購入すると、日本を含む世界中の開発者から提供される41カテゴリで数百種類のアプリやゲームが楽しめるとのことです。

 

まず1ヵ月の無料トライアル期間が用意されており、それが終わると月額 600 円(税込) または年額 5400 円(税込)で定期購入できます。また、Google ファミリーグループを使うことで、最大5人のファミリーメンバーと共有できます。

 

まだ完全なラインナップは公開されていませんが、『信長の野望・武将風雲録』や『ベリーリトルナイトメア』など国内大手デベロッパーの人気タイトルや『ねこあつめ』、『冒険ダンジョン村』などの国内インディーゲーム、さらには海外の『Monument Valley』、『Cytus II』、『Stardew Valley』などが最初から遊べるそうです。

 

さらに今後も、毎月新しいゲームやアプリが追加されていくとのことです。たとえば近日中に『モンスターハンターストーリーズ 』が、2022年夏~秋頃に『FINAL FANTASY VII』の追加が予告されています。

 

利用方法はGoogle Playストアアプリを起動し、プロフィールアイコンをタップ。その中に新設された「Play Pass」を選んで定期購入の手続きをすれば完了です。

 

またGoogleは、日本のアプリ開発者にも参加を呼びかけています。Google Play Passに興味のあるデベロッパーの方々は、こちらから連絡を取ってみるのもよさそうです。

Source:Google Japan Blog

シンプルだけどインパクトあり!「Pixel Watch」の新たな画像が流出

米Googleの未発表スマートウォッチ「Pixel Watch」について、新たなリーク画像や本体スペックに関する情報が海外で報じられています。

↑u/tagtech414がRedditに投稿した画像

 

Pixel Watchについてはレストランに置き忘れた実機とされる画像が先日公開され、ベゼルのないカーブディスプレイを搭載した円形の本体を確認することができます。本体サイドには物理的なリュウズ(竜頭)やボタンが搭載され、背面にはヘルスケア関連のセンサーが搭載されているようです。

 

u/tagtech414がredditに投稿した今回の画像では、実際にPixel Watchを腕にはめた様子が確認できます。そのサイズは意外と小さく、かなり薄く感じられるとか。さらに手首を曲げてもリュウズが手の甲に当たることはなく、快適だったとのことです。

 

Pixel Watchは背面にヘルスケアセンサーを装備。海外テックメディアの「9to5Google」によれば、これはGoogle傘下のヘルスケアブランド「Fitbit」のスマートバンドに搭載されているヘルスケアセンサーとかなり似ているそうです。

 

Fitbitの最新スマートバンドには、光学式の心拍計や酸素飽和度(SpO2)や赤色/赤外線センサー、皮膚温度計が導入されており、これによって、24時間365日の心拍数計測や有酸素運動のフィットネスレベル(VO2max)などが計測できます。それだけでなく、心電図センサーを搭載する可能性もあるとか。

 

その他にも、文字盤が40mmで厚さは14mm、ディスプレイ幅は30mmで重量は36gなどといった、詳細なスペック情報も伝えられています。「Apple Watch(40mm)」や「Galaxy Watch」と比較すると、かなりシンプルなデザインと言えるでしょう。

 

Pixel WatchはGoogleが2022年5月に開催する開発者向け会議「Google I/O」での発表が期待されています。本製品がこのままの姿で投入されれば、結構インパクトがありそうです。

 

Source: 9to5Google

 

【関連記事】

「Pixel Watch」がレストランに忘れ物? デザイン丸わかりな実機画像がリーク

安心感が高まりそう!「Google検索」から個人情報の削除が可能に

米Googleは、検索エンジンのポリシーを更新し、ユーザーが検索結果から電話番号や住所などの個人情報の削除を依頼することが可能になりました。

↑ユーザーのプライバシーを守る取り組みを拡大するGoogle

 

Google検索では、以前から銀行口座やクレジットカード番号などの情報が表示されていた場合、その削除を要請することができました。今回のポリシー変更は、その対象をさらに拡大するものです。

 

Googleは削除のリクエストが可能な個人情報として、以下の例をあげています。

 

  • 米国/アルゼンチン/ブラジル/韓国/中国における個人番号
  • 銀行口座番号
  • クレジットカード番号
  • 手書きのサインの画像
  • IDドキュメントの画像
  • 医療記録などの高度な個人情報、制限事項、公的記録
  • 個人の連絡情報(住所、電話番号、電子メールアドレス)
  • 機密性の高いログイン情報

 

ユーザーからリクエストに対して、Googleは「すべてのクエリについて、提出された URL を削除する」「名前が含まれるクエリについてのみ、URL を削除する」「状況によってはリクエストを却下する」などの対応を取るとのこと。

 

ユーザーがこのような個人情報の削除を依頼した場合、最初にGoogleが行うのは審査。つまり、要請があれば必ず削除するというわけではないのです。例えば、政治家が公文書に記載された事務所の電話番号を削除することはできません。

 

Googleに対する個人情報の削除の手続きについては、こちらから確認することができます。もしインターネットで偶然自分の個人情報を見かけたり、悪意のある晒し行為に遭遇したりした際は、削除を要請してみてはいかがでしょうか?

 

Source: Google

Android 13のベータ版が初公開! セキュリティ強化やメディアアクセス改善など

↑グーグルより

 

米グーグルは次期Android OSとなる「Android 13」のベータ版を初めて公開しました。

 

毎年バージョンを重ねるAndroid OSですが、今年のリリースが予定されているのはAndroid 13。さらに開発者向けとして、プレビュー1、プレビュー2もすでにリリースされています。

 

Android 13の特徴として、プライバシーとセキュリティの向上に力が入れられています。また「Android 12」にて導入された「ダイナミックカラー」も拡張され、壁紙の色がグーグル製以外のアプリにも反映されます。

 

そして今回のAndroid 13のベータ版では、アプリがローカル領域にあるメディファイルにアクセスする際に、異なる3種類のアクセス権が利用できるようになっています。

 

その他の変更点としては、新たにアプリが通知を表示する際に許可を求めるようになりました。また新しいフォトピッカーやBluetooth LEオーディオ、USB接続のMIDI 2.0による楽器のサポートなどが含まれています。

 

Android 13のベータ版は、グーグルのスマートフォン「Pixel 4〜6」にて自由にインストールし、試すことができます。今後は6月までバージョンアップにより安定度を向上させ、年内にも正式リリースがおこなわれる予定です。

 

Android OSの新バージョンは例年、秋ごろに新型の「Pixelスマートフォン」と同時にリリースされてきました。日進月歩で変化するスマートフォンやサービスにあわせて進化するAndroid OSですが、まずは5月に開催される開発者向け会議「Google I/O」にて、その詳細が明かされることを期待したいものです。

 

Source: グーグル

Androidアプリの安全性が向上! Googel Playでプライバシーポリシー表示を開始

↑グーグルより

 

米グーグルはアプリストアのGoogle Playにて、プライバシーポリシーの表示を開始しました。

 

プライバシーポリシーとは、アプリがどのようにユーザーのデータを取り扱うのかを明示するもの。ユーザーが自分の個人情報などを守るために、とても重要なものです。米アップルのApp Storeには以前からプライバシーポリシーの表示が存在していましたが、Google Playではこれまで未導入でした。

 

↑グーグルより

 

しかし今後は、Google Playでもアプリのプライバシーポリシーの表示が始まり、アプリがどのようにデータを収集、保存、共有するのかを確認することができます。

 

さらにアプリが動作するのにデータが必要なのか、またそれが任意なのかどうかが明示可能。また特定の情報が収集される理由や、開発者がデータを第三者と共有しているかどうかも表示されます。

 

一方で開発者は、転送するデータが暗号化されているかどうか、ユーザーが情報を削除できるかどうかなどの情報を追加することができます。さらに、セキュリティ対策を検証しているかどうかも明示可能。また、アプリが子ども向けなのかどうかも表示できます。

 

Google Playのプライバシーポリシー表示は今後、数週間をかけて展開されます。また開発者に対しては、7月20日までに情報を追加するように呼びかけています。個人情報の重要性がますます重視されるなか、プライバシーポリシー表示の導入は歓迎されるものとなりそうです。

 

Source: グーグル

「Pixel Watch」がレストランに忘れ物? デザイン丸わかりな実機画像がリーク

米グーグルのスマートウォッチ「Pixel Watch」のプロトタイプがレストランに忘れられていたとして、海外テックメディアのAndroid Centralがその詳細な画像を投稿しています。

↑Android Centralより

 

Pixel Watchはグーグルからの投入が噂されているスマートウォッチで、先日にはGoogleのオンラインストアに「スマートウォッチ」というカテゴリが新設されており、製品の近日投入が予測されています

 

↑Android Centralより

 

今回Android Centralが投稿した画像からは、Pixel Watchの非常に丸みを帯びた外観が確認できます。文字盤の周囲にはベゼルはなく、画面が大きくカーブしており、またシルバーカラーの本体底面や竜頭(リュウズ)、生体データのセンサーなどが確認できます。

 

Pixel Watchのバンドは交換が可能。バンドの取り付け部分には、隠しボタンが存在しています。本体の充電は背面から行い、ワイヤレス充電に対応する可能性も指摘されています。

 

↑Android Centralより

 

今回発見されたPixel Watchには充電器が付属しておらず、また電源を入れてもグーグルのロゴが表示されるだけで、利用することはできませんでした。

 

現時点では、まだわからない点が多いPixel Watch。レストランに置き忘れたプロトタイプがメディアに渡るという経緯は、米アップルの「iPhone 4」がバーに置き忘れられ、海外メディアによってその姿が公開されたのを思い起こさせます。

 

グーグルは5月11日から開発者向け会議「Googel I/O」の開催を予定しており、同イベントでのPixel Watchの発表が予測されています。グーグル初のスマートウォッチ、どれだけ完成度が高められているのかが実に気になるところです。

 

Source: Android Central

日本ではなじみが薄いかも、Android 14のコードネームはリンゴを並べた「アップサイドダウンケーキ」

米Googleの次期モバイル向けOS「Android 14」のコードネームが「アップサイドダウンケーキ(Upside Down Cake)」になることが、海外にて報じられています。

 

これまでのAndroid OSでは、通例としてスイーツの名前がつけられてきました。例えば「Android KitKat」や「Android Oreo」などです。Android 10からはスイーツの名前は公開されない「内部コード」としての取り扱いになりましたが、最新のAndroid 13でも「Tiramisu」としてその習慣は受け継がれています。

 

そして海外メディアの9to5GoogleがGoogleの開発プロジェクト「AOSP(Android Open Source Project)」から発見した内部コードによると、Android 14の内部コードは「アップサイドダウンケーキ」となるようなのです。

 

アップサイドダウンケーキは日本ではなじみの薄いスイーツですが、これはキャラメルソースとシナモン風味のケーキ生地を重ね、リンゴを並べて焼き、ひっくり返して味わうスイーツ。裏返して楽しむことから、その名前がつけられました。

 

通例Androidの新バージョンは5月に開催されるGoogle I/Oにてその詳細が発表され、年内にリリースされます。今年のAndroid OSではどの様な進化があるのかにも、注目したいものです。

 

Source: Google via 9to5Google

Apple Watchに迫れるか注目のGoogle「Pixel Watch」が5月26日発売?

米Googleが未発表スマートウォッチ「Pixel Watch」の商標を、USPTO(米国特許商標庁)に提出していたことが判明しました。

↑Evan Blass氏が公開した「Pixel Watch」の画像(画像提供/91mobiles)

 

Pixel Watchは長らくGoogleからの投入が噂されているスマートウォッチで、上画像のような予測レンダリングイメージから、ベゼルのない円形の文字盤(本体)デザインとなることが予測されています。さらに先日にはGoogleのオンラインストアに「スマートウォッチ」というカテゴリが新設され、このことも製品の近日投入を予感させています。

 

今回のGoogleによる商標登録では、製品の詳細として「スマートウォッチ」や「ウェアラブルコンピューター」「スマートウォッチのケース、ストラップ、バンド」を記載しています。このことからも、Pixel Watchがスマートウォッチ製品であることは間違いなさそうです。

 

一方で出願文章では、Pixel Watchの機能の詳細には触れていません。しかし事前情報によれば、Google傘下のウェアラブルデバイスブランドこと米フィットビットのヘルスケア機能の統合されるとのこと。さらに最新のウェアラブルデバイス向けOS「Wear OS 3」が動作する、ハイエンド向けの製品となるようです。

 

また著名リークアカウントのJon Prosserは、Pixel Watchが5月26日に発売されると報告しています。Googleは5月11日から開発者向けイベント「Google I/O」の開催を予定しており、イベントでの発表と同月の製品発売というスケジュールは、それほど無理のないものです。

 

 

米アップルの「Apple Watch」に押されて存在感を示しきれていない印象のWear OSスマートウォッチですが、Pixel Watchの投入により市場の勢力図がどのようにかわるのか、注目したいものです。

 

Source: USPTO via Engadget

Google Playにて、サードアプリの通話録音機能が5月から禁止へ

米グーグルはアプリストア「Google Play」の規約を更新し、5月11日からサード製の通話録音アプリが禁止されることを、公式ドキュメントにて明かしています。

↑ninefotostudio / shutterstockより

 

相手との通話を録音することでメモ代わりに使ったり、あるいは証拠を保存するために利用されている通話録音機能。一方で、相手には録音されていることが通知されず、プライバシー上の問題も指摘されています。

 

今回のサード製アプリの通話録音機能のブロックは、「Accessibility API」へのアクセスの制限が原因です。これまで、サード製アプリは通話録音機能を実現するため、回避策としてアクセシビリティ機能の一つであるAccessibility APIを利用していました。

 

しかし5月11日からは、Google Playストアに掲載されているAndroidアプリはAccessibility APIによる、リモート通話の音声録音を利用することができなくなります。

 

一方でグーグルや中国シャオミは自社のスマートフォン向けに、録音機能を搭載した通話アプリを搭載しています。今回のポリシー変更はこれらの純正アプリには影響を与えず、通話録音機能も引き続き利用できます。

 

というわけで、わりと急遽決まった印象もある、サード製アプリによる通話録音機能のブロック。同様の機能を利用していた人も多いことから、その影響は大きそうです。

 

Source: グーグル via 9to5Google

時計でもAppleに対抗! Google初の「Pixel Watch」のデザインが流出

米Googleが近いうちに投入すると見られているスマートウォッチ「Pixel Watch(仮称)」。その本体の精細な予測レンダリングやインターフェイスの画像が海外メディアに流出しています。

↑Evan Blass氏が公開した「Pixel Watch」の画像(画像提供/91mobiles)

 

Google初となるスマートウォッチのPixel Watchについては、円形の文字盤やベゼルレスデザインが搭載されると以前から噂されていました。また、Googleが買収したフィットビットのヘルスケア機能も搭載されるとか。

 

今回のレンダリング画像を投稿したのは、スマートフォンやスマートウォッチ関連で実績のあるリークアカウントのEvan Blass氏。その画像からは、Pixel Watchが丸いベゼルレスデザインの文字盤を搭載しており、その縁がかなり大きくカーブしていることがわかります。

 

さらに本体の側面には、物理的な竜頭(リュウズ)を搭載。この竜頭は凸凹とした彫り込みがなされており、押すだけでなく回しての操作が可能な模様。

↑「Pixel Watch」のインターフェイス画像(画像提供/91mobiles)

 

インターフェイス画像に目を移すと、フィットビットのロゴが存在しており、歩数や心拍数、統計データと見られるアイコンも見つかります。文字盤などのデザインは、Googleらしくシンプルかつ見やすいですね。

 

Pixel WatchはGoogleが5月に開催する開発者会議「Google I/O」での発表が期待されています。機能だけでなくデザインでも先行する米Appleのスマートウォッチ「Apple Watch」に、Pixel Watchがどれだけ対抗できるのかに注目したいものです。

 

Source: Evan Blass / 91Mobiles

AirDropに負けるな! Androidの「Nearby Share」に新機能が近日中に搭載か?

Android OSのファイル共有機能「Nearby Share」において、ファイルの送信をより簡単にする新機能が近日中にリリースされると海外で報じられています。

↑新機能の実装が取り沙汰される「Nearby Share」

 

Nearby Shareとは2020年にAndroidに導入された機能で、これによって自分の近くにあるデバイスにワイヤレス通信でファイルやアプリを共有することが可能。同様の機能としては、米Appleの「AirDrop」があり、こちらも写真やファイルなどの共有に広く利用されています。

 

 

今回リークアカウントのMishaal Rahman氏が投稿した画像によれば、Nearby Shareでは「セルフシェア(Self Share)」機能が開発されている模様。これにより、同一のGoogleアカウントにサインインしているデバイス同士なら、「共有」を確認せずにファイルを素早く送信することができるようになるのです。

 

以前のNearby Shareでは、たとえ同一アカウントであっても、ファイルの受信には確認作業が必要でした。そのため今回の新機能ではファイル受信のためのワンステップが削減できることになります。とはいえ、別のGoogle アカウントの場合には、引き続き受信側の確認が必要。

 

一方で、このような確認なしでのファイル送信は、AirDropではすでに実現しています。そのため、今回のNearby Shareの新機能がAirDropに追いつこうとしているという見方もできるでしょう。

 

現時点では、今回のNearby Shareの新機能がいつ実装されるのかは不明。Googleは5月11日に開発者向けイベント「Google I/O」の開催を控えており、その場でこの新機能が発表されるかもしれません。

 

Source: Mishaal Rahman / Twitter via The Verge

AirDropに負けるな! Androidの「Nearby Share」に新機能が近日中に搭載か?

Android OSのファイル共有機能「Nearby Share」において、ファイルの送信をより簡単にする新機能が近日中にリリースされると海外で報じられています。

↑新機能の実装が取り沙汰される「Nearby Share」

 

Nearby Shareとは2020年にAndroidに導入された機能で、これによって自分の近くにあるデバイスにワイヤレス通信でファイルやアプリを共有することが可能。同様の機能としては、米Appleの「AirDrop」があり、こちらも写真やファイルなどの共有に広く利用されています。

 

 

今回リークアカウントのMishaal Rahman氏が投稿した画像によれば、Nearby Shareでは「セルフシェア(Self Share)」機能が開発されている模様。これにより、同一のGoogleアカウントにサインインしているデバイス同士なら、「共有」を確認せずにファイルを素早く送信することができるようになるのです。

 

以前のNearby Shareでは、たとえ同一アカウントであっても、ファイルの受信には確認作業が必要でした。そのため今回の新機能ではファイル受信のためのワンステップが削減できることになります。とはいえ、別のGoogle アカウントの場合には、引き続き受信側の確認が必要。

 

一方で、このような確認なしでのファイル送信は、AirDropではすでに実現しています。そのため、今回のNearby Shareの新機能がAirDropに追いつこうとしているという見方もできるでしょう。

 

現時点では、今回のNearby Shareの新機能がいつ実装されるのかは不明。Googleは5月11日に開発者向けイベント「Google I/O」の開催を控えており、その場でこの新機能が発表されるかもしれません。

 

Source: Mishaal Rahman / Twitter via The Verge

Google マップの「ロシア軍事施設のぼかし解除」はデマ

↑moxumbic / shutterstock.comから

 

地図サービス「Google マップ」の公式アカウントは、「ロシアの軍事施設のぼかし加工がGoogle マップにて解除された」という情報を否定しています。

 

 

今回の騒動の始まりは、ツイッター上にて「Google マップではロシアの軍事施設へのぼかし加工が解除され、詳細な画像が閲覧できるようになっている」というツイートがきっかけです。このツイートはThe Moscow Timesのようなメディアだけでなく、ウクライナ防衛省によっても引用されています。

 

 

しかしこのような噂について、Google マップの公式アカウントは「ロシアにおける衛星画像のぼかし除去は行なっていない」と、噂を否定しているのです。

 

というわけで、実は以前からロシアの軍事施設を高解像度で閲覧可能だった、Google マップ。ロシアによるウクライナへの侵攻では、スマートフォンからの投稿やテレビ報道を情報源としたピンポイントでの攻撃も行なわれていると報じられており、現代の戦争はテクノロジーによって大きく変わろうとしているようです。

 

Source: Google Maps / Twitter via The Verge

「Pixel Watch」登場間近? Googleサイトでスマートウォッチ項目が新設

米グーグルの公式販売サイトにて、「スマートウォッチ」のカテゴリが新たに設置されました。このことから、同社が独自のスマートウォッチ「通称:Pixel Watch」を近日中にも投入するのでは、という噂が海外にて伝えられています。

↑グーグルより

 

 

↑Jon Prosser / Twitterから

 

グーグルはスマートウォッチ向けのOS「Wear OS」を展開していますが、まだ自社開発のスマートウォッチは投入していません。一方で同社のPixel Watchについては以前から投入が噂されており、すでに円形のベゼルレスディスプレイを搭載したレンダリング画像が登場したり、5月の開発者会議「Google I/O」での発表が噂されています。

 

以前のGoogle ストアのデザインでは、画面上部にPixel、Nest、Stadia、Fitbit、Pixelbookなどが並んでいました。しかしデザイン変更によって、スマートフォンの次にスマートウォッチの項目が設置されているのです。

 

なお現在、スマートウォッチの項目にはグーグル傘下となった米フィットビットの製品しか掲載されていません。このことからも、同項目にPixel Watchのような新たな製品が追加されることが予測されています。

 

現在のスマートフォン市場では、米アップルの「Apple Watch」が大きなシェアを占めています。一方でWear OSを搭載したスマートウォッチはサードパーティーの会社から投入されているもののの、存在感を示せていないのも事実です。グーグルがソフトウェアからハードウェアまで垂直統合的に開発したPixel Watchが登場すれば、スマートウォッチ市場の勢力争いが大きく変わることになるのかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Androidのアプリ容量を60%削減! アーカイブ機能が今年後半に登場

↑グーグルから

 

米グーグルはAndroidの公式ブログにて、不要なアプリをアーカイブしてスマートフォンの空き容量を増やす機能を、今年後半にリリースすると発表しました。

 

スマートフォンのストレージ容量を圧迫するのは動画や写真だけでなく、アプリも大きな要因となっています。ユーザーによっては使用頻度の低いアプリを削除するケースもありますが、もう一度使用する際にはアプリをダウンロードし直す必要があるなど、効率的な使い方とはいえません。

 

現在グーグルが開発しているアプリのアーカイブ機能ではアプリを完全にアンインストールするのではなく、一部を削除することで、そのストレージ容量の最大60%を一時的に利用できるようになります。また再びアプリを使用する際は、互換性のある最新バージョンへと復元され、ユーザーのデータも保持されます。

 

この機能はアプリの開発者(ディベロッパー)にとっても、アプリのアンインストール数が減り、また再使用時のユーザーの負担が減るというメリットがあると言及されています。

 

今回のアプリのアーカイブ機能は、Bundletoolのバージョン 1.10から利用できます。またAndroid Gradle プラグイン 7.3にてアーカイブAPKが生成できるようになりますが、今年後半にアーカイブ機能が一般リリースされるまでは、この機能は動作しません。

 

ユーザーによるアプリを消したり再インストールしたりする手間を減らせる、Androidによるアプリのアーカイブ機能。高画質な動画や写真でスマートフォンのストレージ容量がますます圧迫される昨今では、かなり歓迎される機能となりそうです。

 

Source: グーグル

大切な文化を守りたいーーGoogleと米国務省、全世界の古代遺跡をバーチャル探索できる特設サイト公開

米国国務省は、オンラインでアートを鑑賞できる「Google Arts & Culture」と提携して、世界中の文化遺産を簡単に探索できるようにしたと発表しました。

画像引用元:Google

 

記念物と遺跡の国際デー(World Heritage Day)の一環として発表された特設サイトでは、世界130カ国以上にある1100もの米国の文化保護のための大使基金に関わる遺産をバーチャルに訪れることができます。

 

米国国務省のLee Satterfield氏は「文化遺産や物、伝統は、世界中の人々の誇りであると同時に、注意と警戒も必要です。そのため国務省の文化遺産センターが(AFCP)を通じて、各国政府や組織と協力し、自然や人為的な脅威から文化遺産を保護・保全しています」と述べています。

 

特設サイトで仮想訪問できるのは、タイのアユタヤ歴史公園にある仏教寺院ワット・チャイワッタナラムや、エジプトのイマームアルシャフィイの霊廟、古代ナバテア人の建造したペトラ遺跡などです。

 

文化遺産センター側からは、合計で100枚以上の遺跡の画像を新たに追加したそうです。また、文化遺産保護に関するストーリーが、動画や画像付きで紹介されています。

 

文化遺産センターは、今後もこのサイトにストーリーを追加していくことを約束しています。また文化遺産に対する最大の脅威は気候変動であることから、Google Arts & CultureのHeritage on the Edgeプロジェクト(気候変動にさらされる文化遺産を守るための努力)も紹介されています。

 

「何かを守りたい」という気持ちは、ふだんから馴染みがあり、愛着があってこそ湧き上がるものでしょう。家にいながらバーチャルに世界の文化遺産を探索して、気候変動への理解や対策が必要という意識を分かち合っていきたいものです。

 

Source:Google Arts&Culture,Google

via:Engadget

Appleのような管理アプリ化が狙い? Google Walletが復活の噂

米グーグルがカード管理や支払いシステムとして、「Google Wallet」のブランドを復活させるという情報が、海外より伝えられています。

↑Mishaal Rahman / Twitterから

 

現在グーグルは、カードや支払いシステムを「Google Pay」の機能として提供しています。同サービスにはポイントカードや航空券などチケットの管理など、さまざまな機能が統合されています。

 

一方でGoogle Walletは、2011年にグーグルのNFC決済アプリとして登場しました。しかし2018年に「Android Pay」と統合されGoogle Payのサービスが誕生すると、そのブランド名は利用されていませんでした。

 

 

そしてリークアカウントのMishaal Rahman氏がツイートした情報によれば、支払いや交通カード、ポイント機能などのインターフェイスとして、Google Walletのブランドが復活するとのこと。さらに、Google Walletに登録されたクレジットカードは別のデバイスにも表示されるようです。

 

一方で他社を見回すと、米アップルは支払い方法として「Apple Pay」を、そしてカードなどの管理アプリに「ウォレット」を提供しています。グーグルも、このような支払いシステムとカードなどの管理アプリの明確な分離を狙っているのかもしれません。

 

Image: Mishaal Rahman / Twitter

Source: Mishaal Rahman / Twitter

世界で使えるMVNOのGoogle Fi、高速データ通信容量が50GBに拡大して値下げも

米グーグルはMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「Google Fi」にて、上位プラン「アンリミテッド・プラス(Unlimited Plus)」や「アンリミテッド・シンプル(Unlimited Simple)」の値下げと、通信容量の拡大などを発表しました。

↑グーグルのサイトから

 

Google Fiは、グーグルが世界中の携帯キャリアと提携し、MVNOとして主に米国内で提供しているサービス。その特徴は世界中でローミング通信が利用できることで、従来のアンリミテッド・シンプルでは22GBまでの高速データ通信容量が提供されていました。

 

今回のアップデートではアンリミテッド・シンプルがアップデートされ、35GBまでの高速データ通信と、5GBまでのテザリング通信が可能となっています。さらに、1回線契約の場合の月額料金は60ドル(約7500円)から50ドル(約6200円)へと値下げ。ただし従来どおり、アメリカ、メキシコ、カナダ以外でのデータ通信は利用できません。

 

アンリミテッド・プラスでは、高速データ通信容量が22GBから50GBへと大幅に拡大。追加で4デバイスによるテザリング通信の利用や、100GBのGoogle Oneのクラウドストレージも含まれています。さらに、月額料金も1回線契約なら70ドル(約8700円)から65ドル(約8100円)へと値下げされています。

 

強力なMVNOネットワークにより、特に世界を移動して活動するビジネスマンなどに人気のGoogle Fi。現時点では北米のみでの提供に限定されていますが、早めの日本を含めたグローバル展開を期待したいものです。

 

Image: グーグル

Source: 9to5Google

グーグルもスマホ「Pixel」の自己修理が可能に iFixitと提携

米グーグルはスマートフォン「Pixel」に対するユーザーによる自己修理プログラムを、修理業者のiFixitと提携して提供すると発表しました。

↑グーグルのサイトから

 

近年では特にアメリカにて、消費者による電子機器を自分で修理する権利が盛んに議論されています。これをうけて、米マイクロソフトやサムスンはiFixitと提携し、修理パーツや修理用のツール、マニュアルなどの提供を開始すると発表しています。

 

今回のグーグルとiFixitの提携では、グーグルが提供するPixelシリーズの純正部品がiFixitの公式サイトから購入できるようになります。これにはバッテリーや交換用ディスプレイ、カメラなどのパーツ、それにドライバービットやスパッガーなどの修理用ツールが含まれます。

 

iFixitとの提携による修理パーツの提供プログラムは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、EU諸国にて今年後半から開始されます。対応モデルは「Pixel 2」から「Pixel 6 Pro」、および将来のPixelです。

 

また今回のユーザーによる自己修理プログラムと並行して、プロの認定技術者による修理プログラムの拡大も発表されています。アメリカとカナダではuBreakiFixと提供して、カナダ、ドイツ、日本、イギリスでも同様のサポートプロバイダーと提携して、Pixelの修理対応を提供しています。

 

今回のようなスマートフォンの事故修理プログラムは端末の寿命を伸ばし、業界全体での廃棄の削減とリサイクルの向上が期待できます。Pixelの人気が高い日本でも、早めのプログラムの導入を待ちたいものです。

 

Source: グーグル

Image: グーグル

Google Play、古くなったアプリに制限を導入へ

↑米グーグルのサイトから

 

米グーグルがGoogle Playストアにおける、古くなったアプリに対する制限の詳細を案内しています。

 

米グーグルによれば、11月1日からGoogle Playストアに登録されているすべてのAndroidアプリは、最新のAndroid OSのメジャーリリースから2年以内のものとなるAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)をサポートする必要があるとのこと。そうでない限り、ユーザーがGoogle Playストアにてアプリを見つけたり、インストールしたりすることが制限されます。

 

なお注意点として、アプリのAPIレベルよりも新しいバージョンのAndroid OSをデバイスが搭載・実行している場合に限り、この制限が適用されます。つまり古いバージョンのAndroid OSを実行している場合には、それに応じた古いアプリのダウンロードが可能です。また、以前にユーザーがストアからダウンロードしたアプリは、引き続き入手することが可能となっています。

 

さらに、11月1日の期限までにソフトウェアの修正が間に合わない場合は、開発者は6ヵ月の延長を申請することもできます。

 

なおグーグルはストアに提出された新規、および更新されたアプリにおいて、最新のAndroid OSから1年以内のAPIのサポートをすでに義務付けています。

 

今回のポリシー変更の狙いは、Google Playから入手できるアプリがAndroidの最新のプライバシー、およびセキュリティ保護の基準を満たすことにあります。今後も、Androidアプリがさらに安心して利用できるようになることを期待したいものです。

 

Image: Google

Source: The Verge

米Google、画像認識機能を使って画像と文字の同時検索が可能に

↑米グーグルのサイトから

 

米グーグルは「Google レンズ」にて、テキストと画像を同時に使って検索する「マルチサーチ」機能の追加を発表しました。

 

Google レンズは人工知能の一種である「ニューラル・エンジン」を利用した画像認識機能。カメラを向けた先や読み込んだ画像の内容を判別し、その内容をコピーして翻訳したり、検索したり、あるいは電話をかけたりするなどの操作ができます。

 

Google レンズのマルチサーチでは、まずカメラでのスナップ写真ショットやスクリーンショット画像を選択。それにテキスト入力によるワードを追加することで、画像と文字による同時検索が可能になります。

 

マルチサーチのメリットとしては、目の前のものについて質問できるほか、色やブランド、視覚的な属性で絞り込んで検索することができる点です。例えばオレンジ色の服をスクリーンショットで読み込み、「グリーン」という文字を追加すれば、形が似ているけど別の色の服を探すことができます。

 

米グーグルによると、この機能は人工知能の進歩、特にMUM(検索における最新AIモデル)による人工知能の強化によって実現しました。

 

Google レンズのマルチサーチはアメリカ/英語環境におけるベータ版機能として提供されます。動物などの自然や、商品検索などに特に役立ちそうな同機能、日本での機能リリースも期待したいものです。

 

Source/Image: グーグル

「Google ドキュメント」にて絵文字リアクションが可能に

米グーグルはオンライン文章作成ツールの「Google ドキュメント」にて、絵文字によるリアクション機能を追加しました。

↑Google ドキュメントに追加されることになった絵文字(画像提供/グーグル)

 

SNSサービスやビジネスチャットでも、すでに一般的となっている絵文字によるリアクション機能。「ありがとうございます」「確認しました」などの意図を絵文字一つで伝えられるのは、実に便利です。

 

今回Google ドキュメントに追加されたアップデートでは、絵文字セット(Emoji 14.0)によってドキュメント内の文章や画像にさまざまなリアクションを加えることが可能に。この機能は標準でオンとなっており、ユーザーが有効にする必要はありません。

 

また絵文字の設定は「Google Chat」のものと共有されているため、片方のアプリで設定した内容はもう片方にも反映されます。

 

今回のGoogle ドキュメントの絵文字によるリアクションは、ビジネスコラボレーションツール「Google Workspace」と従来のG Suite Basic/Business、および個人のGoogle アカウントのユーザーが利用可能。機能のロールアウトは、4月中から順次実施されます。

 

Google ドキュメントにて絵文字でのリアクションが可能になったことにより、他社のコラボレーションツールと同じように、ビジネスでもホビーでも素早い意思疎通が可能になるかもしれません。

 

Source: グーグル

Google マップ、高速道路の料金表示が日本含め可能に

4月5日、グーグルは「Google マップ」において、高速道路の料金表示を含む複数のアップデートを行うことを発表しました。

↑Googleマップで高速道路の料金が表示されるようになる

 

これまでのGoogle マップのナビゲーションアプリには高速道路の料金表示が組み込まれていませんでした。今回のアップデートでは、ナビゲーションの開始前に目的地までの想定される通行料金が表示されます。この機能は通行券やそのほかの支払い方法を利用した場合の料金、曜日、通過する時間なども考慮します。

 

Google マップにおける高速道路の通行料金の表示は4月から始まり、アメリカとインド、日本、インドネシアにおける約2000の有料道路が対象になっています。近日中には、ほかの国々でも同機能の表示が始まるとのこと。

 

一方、Google マップのナビゲーション自体にも、ルート上の信号や一時停止の標識、建物の輪郭や名所などの詳細な情報が表示されるようになります。一部の都市では中央分離帯や道路の形状、道幅など、より詳しい情報も提供されるとか。この新しいナビゲーション表示は現段階で一部の国が対象となっており、今後数週間に、Android、iOS、Android Auto、CarPlayで展開されます。

 

iOSにおいては新しいウィジェットにより、ホーム画面から新しいGoogle マップにアクセスすることが可能。旅行ウィジェットでは「Go」タブにピン留めした旅行に素早くアクセスでき、道案内がさらに簡単になっています。Apple Watchでも、外出先から直接Google マップによる道案内が利用可能。さらに、SpotlightやSiri、Shortcutsもアプリに直接統合されます。

 

意外なことにこれまで利用できなかった高速道路の料金表示が可能になることで、国内外においてGoogle マップを利用した旅行ががさらに便利になりそうです。

 

Source: グーグル

グーグルが社員向けに「Unagi」の電動キックボードを導入

 

米グーグルは自社の従業員向けに、Unagi社の電動キックボードを無償で提供すると発表しました。

 

電動キックボードとは移動を電動モーターによってアシストする乗り物で、日本でも複数都市にて実証実験が開始されています。移動速度はそこまで高速ではありませんが、国や地域によってはヘルメットを被らなくても利用できる気軽さが特徴です。今回の導入は社員によるオフィス、あるいはバス停への通勤が想定されています。

 

Unagiの電動キックボード「Model One」はデュアルモーターを搭載したモデルで、最高時速20マイル(時速約32キロ)かつ航続距離15.5マイル(約25キロ)を実現。通常は990ドル(約12万円)で販売されており、月額49ドル(約6000円)でのレンタルも可能です。

 

グーグルは新型コロナウイルスによるパンデミックの影響により、これまでリモートワークを実施してきました。一方でオフィスでの勤務が再開されることに、拒否感をしめす社員もいます。今回のUnagiの電動キックボードの導入は、そんな社員の出社を後押しするものとなります。

 

グーグルはカリフォルニアのマウンテンビュー本社のほか、シアトル、カークランド、アーバイン、サニーベール、プラヤビスタ、オースティン、ニューヨークにてUnagiの電動スクーターを導入します。便利な電動キックボードが社員の出社を後押しすることができるのかどうかが、注目されます。

 

image: Unagi

Source: The Verge

Pixel 6に4月アップデートが配信 ワイヤレス充電問題を修正

 

米グーグルは自社のスマートフォン「Pixel 6」シリーズに対し、4月のソフトウェアアップデートの配信を開始しました。

 

Pixel 6シリーズは2021年10月に発売されたスマートフォンで、独自開発したプロセッサ「Tensor」の搭載が特徴。これとグーグルのソフトウェアやネットサービスを組み合わせ、AI(人工知能)やML(機械学習)を活用したリアルタイム翻訳機能、画像加工機能などを提供しています。

 

今回のアップデートの主な修正内容としては、特定のワイヤレスアクセサリからの充電パフォーマンスの向上があります。またカメラ機能でも、特定のアプリで前面カメラによるプレビューが勝手にズームしたり、あるいはカメラプレビューにてグリーンのスクリーンが出現するという問題が修正されています。

 

またPixel 6だけでなく「Pixel 3a」以降のスマートフォンでも、ライブ壁紙の問題やピクチャーインピクチャー使用時におけるクラッシュ、通知のシェードとクイック設定が暗転する可能性がある問題も修正されています。

 

Pixel 6シリーズではこれまでも複数の不具合が報告されており、ソフトウェア・アップデートのたびに修正されてきました。これには、Wi-Fi接続やカメラ、Bluetoothの接続問題が含まれています。

 

今回のアップデートはPixelスマートフォンの販売キャリアやデバイスに応じて、段階的に提供されます。手元の端末にアップデートがまだ配信されていない場合は、すこし気長に待ってみましょう。

 

Image: グーグル

Source: The Verge