個人向けには、次世代AI PCとして「HP OmniBook」ブランドのノートPC2機種が登場しました。注目は、人気の軽量ノートPC「HP Pavilion Aero 13」の後継となる「HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC」です。重量1kg未満の軽さを実現したほか、最新のAMD Ryzen AI 300シリーズプロセッサーを搭載。持ち運びやすさとAIによる生産性を両立させたい学生やモバイルワーカーにぴったりです。
HP OmniBook 7 Aero 13 AI PC
希望販売価格:18万4800円(税込)~
発売日:4月11日(5月以降出荷予定)
もう一方の「HP OmniBook X Flip 14 AI PC」は、14インチのタッチ対応有機ELディスプレイを備えたコンバーチブル型。最新のインテル Core Ultra プロセッサー(シリーズ2)またはAMD Ryzen AI 300シリーズプロセッサーを搭載し、AIを活用したクリエイティブ作業にも対応します。ミッドナイトブルー(インテルモデルのみ)とメテオシルバーの2色が用意されています。
HP OmniBook X Flip 14 AI PC(インテルモデル)
希望販売価格:20万9000円(税込)~
発売日:4月11日
HP OmniBook X Flip 14 AI PC(AMDモデル)
希望販売価格:19万8000円(税込)~
発売日:4月11日
HP EliteBook 8 Flip G1i 13
希望販売価格:37万3780円(税込)~
発売日:5月下旬
HP EliteBook 8 G1i 13
希望販売価格:32万9780円(税込)~
発売日:5月8日
HP EliteBook 8 G1a 13
希望販売価格:未定
発売日:5月下旬
ミニデスクトップPC「HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC」は、量子コンピューティングによるハッキングに対抗する最新のセキュリティチップを搭載。コンパクトながら高性能で、NPUにより消費電力も抑えられています。
HP EliteDesk 8 Mini G1a Desktop Next Gen AI PC
希望販売価格:未定
発売日:7月中旬
【ソフトウェア】AI PCの体験を高める独自ツールも進化
これらのAI PCには、生産性を高めるための専用ソフトウェアも搭載・アップデートされます。「HP AI Companion」は、ローカルにあるファイルを分析・要約したり、コンテンツを作成したりできるAIアシスタント。今後はインターネット接続なしで使えるオンデバイスモードや音声コマンド機能も追加予定です。ビデオ会議ソフト「Poly Camera Pro」も、バーチャル背景機能などが強化され、オンラインでのコミュニケーションをより豊かにします。
【プロ向け】ワークステーションもAI時代へ、「HP Z」ブランドに刷新
プロフェッショナル向けのワークステーションは、ブランド名が「Z by HP」から「HP Z」へと変わりました。モバイルワークステーションの最高峰「HP ZBook Fury G1i」(16/18インチ)は、最新CPUとプロ向けGPU「NVIDIA RTX PRO Blackwell Laptop GPU」を搭載。特に18インチモデルは高い冷却性能でCPUとGPUのパワーを最大限に引き出し、AI開発や高度なシミュレーションにも対応します。
HP ZBook Fury G1i(18 inch)
希望販売価格:72万8200円(税込)~
発売日:6月下旬
HP ZBook Fury G1i(16 inch)
希望販売価格:59万7300円(税込)~
発売日:6月下旬
日本HPは、AMD Ryzen AIプロセッサーを搭載した個人向けノートPCの最上位機種「HP OmniBook Ultra 14 AI PC」と、インテル Core Ultra プロセッサーを搭載するオールインワンPC「HP OmniStudio X All-in-One PC」の発売を発表。希望販売価格はHP OmniBook Ultra 14 AI PCが29万9200円〜で、発売は7月23日。HP OmniStudio X All-in-One PCは27インチモデルで25万9600円〜、32インチモデルでは41万4700円〜で、どちらも9月以降の発売となっています。
※価格はすべて税込
記事のポイント
ついにAMDのAI処理に特化したプロセッサー「AMD Ryzen AI 300シリーズ」が搭載されたノートPCが登場。NPU性能は通常50TOPSですが、HPとAMDの共同設計で最大55TOPSまで引き上げられているのが特徴です。
HP OmniBook Ultra 14 AI PC
本機は、AMD Radeon 800Mグラフィックスが統合されたAMD Ryzen AI 300シリーズプロセッサーを搭載。またPoly Camera Proアプリを使用したAI対応の高解像度9MPカメラの搭載など、妥協のないパフォーマンスを発揮できるとうたうAIノートPCです。
AMDとの共同設計により、最大55 TOPSのNPU性能を実現したうえに、HP AI Companionによるデバイスの最適化、AIによる統合ソリューションを提供します。
また、同社の法人向けPCに搭載されている保護機能「HP Wolf Security」を本機に採用。独自のセキュリティチップがPCのコアデータのプライバシーとユーザーの生産性を維持しつつ、AIを悪用したサイバー攻撃のダメージから自己修復することが可能になりました。トップクラスのセキュリティが保証されていると、個人PCで仕事をする場合でも安心できそうです。
さらに、ナイトモード機能付きの9MPカメラを搭載し、昼夜問わずクリアなWeb会議が可能としています。これに加えて、音声・映像ソリューションを提供するPolyがオーディオのチューニングを担当。クリアな音声とサウンドを提供するとしています。このほか、オートフレーム機能、背景ぼかし、視線維持といった、Web会議を便利にするWindows Studio エフェクトにも対応しています。
また、上位モデルの「HP Smart Tank 6005/6006」「HP Smart Tank 7005」「HP Smart Tank 7305/7306」も同時発売。A4でモノクロ約1万2000枚、カラー約8000枚が印刷可能なインクを同梱しています。税込価格はHP Smart Tank 6005/6006が3万7280円、HP Smart Tank 7005が3万9700円、HP Smart Tank 7305/7306が4万7000円です。
直感的な操作ができる液晶画面と、光るスマートガイドボタンを採用。自動修復機能デュアルバンドWi-Fi対応で、プリンターが自動的に2.4GHz帯と5.0GHz帯を切り替え、安定した接続環境を提供します。接続不具合を検出し修復する機能も装備し、接続の中断を最小限に抑えられます。スイッチの切り替えで印刷時に発生する音を軽減できる「静かモード」や、プリンター本体に強固なセキュリティ「HP Wolf Essential Security」を搭載しています。
実売価格(税込)は、HP Smart Tank 6005とHP Smart Tank 6006が2万9800円、HP Smart Tank 7005とHP Smart Tank 7006が3万2800円、HP Smart Tank 7305とHP Smart Tank 7306が3万7800円。製品の画像は、以下のギャラリーをご覧ください。
シンプルなタッチで簡単に90度回転させて横向きから縦向きに変更できる本機のディスプレイは、エンターテインメントやGoogle Play Storeアプリの新たなビジュアル体験を提供します。縦向きの表示では長いWebページやソーシャルメディアの投稿を読みやすく、文書の作成・編集時に生産性が向上します。画面分割機能を使えば、複数のページを同時に閲覧できます。
コンパクトなコーン型のスタンドデザインで省スペースを実現した本製品ですが、Works With Chromebook認証済みのBluetoothワイヤレスマウスとキーボードが作業スペースをさらにすっきりさせられます。ハンズフリーのWebブラウジングから学習や生産性を向上させる環境へと容易かつ瞬時に切り替え可能です。
HP Chromebase All-in-One Desktopの価格は、9万6800円(税込)となっています。
HP HP Pavilion x360 14
セール価格 9万1500円
利用シーンに応じてベストな使い方ができる「2in1コンバーチブルPC」。シンプルにパソコン機能を楽しむ「ノートブックモード」や4方向に画面が自動回転する「タブレットモード」、指での画面操作に最適な「スタンドモード」など多彩な形態に対応しています。狭いスペースでも立てられる「テントモード」は、動画視聴におススメ。