グローバル発売のファーウェイ「三つ折りスマホ」で見せた、ファーウェイの「世界への再挑戦」の決意

2025年2月18日、マレーシア・クアラルンプールで、ファーウェイのグローバル向け発表会「HUAWEI Innovative Product Launch」が開催された。発表会のメインコンテンツは、世界初の三つ折りスマートフォン「Mate XT ULTIMATE DESIGN」(以下、Mate XT)の世界発売だ。

↑Mate XT ULTIMATE DESIGN

 

中国国内で2024年9月に先行発売された本機は、下位モデルが1万9999元(約40万円)、上位モデルなら2万3999元(約48万円)という高値にもかかわらず、予約台数が600万台を超えるなど、一大センセーションを巻き起こした。その機種が、ついに海外市場へ挑戦することとなる。

↑発表会会場には、Mate XTの巨大な看板があった

 

三つ折りなだけじゃない。性能とデザインを極めた究極のスマホ

Mate XTの最大の特徴は、なんといっても「三つ折り」であること。サムスンのGalaxy Z Foldや、GoogleのPixel Foldなど、他社の折りたたみスマホが二つ折りなのに対して、本機は三つ折りの機構を採用している。

↑本機を屏風の形状に折り曲げると、自立する

 

Mate XTは屏風のように折りたためる有機ELディスプレイを搭載し、6.4インチ(アスペクト比約20:9)、7.9インチ(アスペクト比約16:15)、10.2インチ(アスペクト比約16:11)の3つの画面サイズを一台のデバイスで使い分けられる。6.4インチは一般的なスマートフォンと同等のサイズ感だが、10.2インチにもなれば小型のタブレットと変わらない大きさだ。スマホとタブレットを使い分けていたユーザーでも、本機を持てば一台で事足りるようになる。

↑折りたたんだ状態では、一般的なスマホのサイズと変わらない

 

画面の解像度は、6.4インチなら2232×1008、7.9インチなら2232×2048、10.2インチなら2232×3184。本機を完全に開き、10.2インチで使用した場合の画質は、QHDを超えており、4Kにも迫る。

↑画面を一つだけ開いた7.9インチ仕様。従来の二つ折りの折りたたみスマホはこのサイズが限界だったが、縦横比が中途半端で活用の幅が狭まっていた。読書などには向いているが、動画視聴ではムダが多くなってしまう

 

↑Mate XTを完全に開き、iPhone 16 Pro(右、画面サイズ6.3インチ)と並べたところ。大きさの差は歴然だ

 

そして特筆すべきはその薄さ。画面をすべて開いたときの厚みは、最薄部で3.6mm。折りたたんで一般的なスマホ形状にしたときの厚みは単純計算で10.8mmである。筆者が所持しているiPhone 16 Proの8.25mmと比べれば流石に分厚いのだが、並べて見てみるとそこまで変わらないようにも感じる。実際に本機を持ってみても、「厚すぎる」というほどの感覚はなかった。ただし重量は298gで、ずっしり感はある。↑開いた状態のMate XTの下辺。見るからに薄い。また右側にはスピーカーが見える。発表会では「史上最も薄く、大きい折りたたみスマホ」だと説明された

 

↑折りたたんだMate XT(右)とiPhone 16 Pro。前者の方がさすがに厚いものの、三つ折りであることを考えれば薄いといえるだろう

 

画面の薄さを支えているのが、安定性の高いヒンジだ。折りたたむ際には適度な抵抗感があり、グラつきは全くない。3つの画面の内部には、バッテリーが分散して内蔵されており、容量は5600mAh。有線で66W、非接触で50Wの急速充電に対応する。

↑ヒンジ部を構成する数多の部品。非常に細かく、複雑な構造であることがわかる

 

↑画面の内部。3つに分かれたバッテリーが内蔵されている。背面ボードの素材には極薄のカーボンを使用

 

背面のカメラは、F1.4〜F4.0の可変絞りに対応した広角(5000万画素)に加え、超広角(1200万画素)、5.5倍望遠(1200万画素)の3基。加えて800万画素のフロントカメラも装備している。背面カメラ周辺の構造にはかなりのこだわりがあるそうで、カメラ周囲のリングを作るだけでも78の工程を経る必要があり、完成までに22日間を要するという。

↑背面のカメラ。左下が可変絞りの広角カメラ

 

↑本機の画面を一つ折りたたんで自立させ、カメラを起動。三脚がなくとも自立するのは大きな強みだ

 

表面の素材には極薄レザーが採用されている。Mate XTの外観には、既存のスマホにはないような高級感がある。

↑背面にレザー素材を採用しているスマホは珍しい。Mate XTは、三つ折りだけにとどまらない新しさを感じさせる

 

グローバル向けMate XTは、メモリ16GB・ストレージ1TBの最上位モデルのみで、価格は3499ユーロ。日本円に換算すると約55万円だ。中国では50万円弱で売られていルモデルなので、やや高い値付けとなっている。ファーウェイのスタッフによると、中国国外で発売される同社のデバイスは、中国国内向けのものと比べてやや高い値付けになる傾向があり、本機もその例だという。

 

↑発表会で価格が画面に映し出されると、大きな歓声が起こった。カラーは、レッドとブラックの2色展開

 

本機は世界初の三つ折りスマホというだけでなく、単純なスマホとして見ても最上級のスペックを誇っている。価格が高くなってしまうのは承知のうえで、三つ折りの市場を開拓すると同時に確固たるリードを築こうというファーウェイの意図が垣間見える。グローバル向けの発売機種を最上位のみに限定した背景にも、“究極”にこだわる同社の考え方があるのだろう。

 

ファーウェイのスマホが世界へ再挑戦する試金石に

冒頭に書いた通り、今回の発表会はマレーシアで行われた。その理由は、ファーウェイのアジア方面を統括する本部が同国にあることが大きい。

↑HUAWEI Inovative Product Launch会場のロビー看板

 

だがMate XTの価格発表では、マレーシアの通貨であるリンギット建ての表記はなく、ユーロ建てのもののみが示された。また発表会には日本を含む各国のメディアが招待されていたが、欧州のメディアそのなかに含まれていた。これが意味するところは、本機を欧州向けに展開したいというファーウェイの狙いだ。現時点でMate XTの発売が決まっている国は、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアなどの東南アジア諸国に限られている。だが今回の発表会の内容は、その先を明らかに見据えたものであった。

↑発表会開始前の様子。会が始まる頃には用意されていた多数の座席が全て埋まっていた

 

ファーウェイは米国の制裁によってGMS(GooglePlayストアを含むGoogle系のアプリを、スマホやタブレットにプリインストールしておけるサービス)が利用できなくなり、世界のスマホ市場におけるシェアを大きく低下させた。だが今回の発表会からは、端末の革新性を武器に、グローバル市場へ再挑戦しようという同社の本気がはっきりと見える。

↑ファーウェイでHead of Productを務めるAndreas Zimmer氏は、「Inovation」という言葉を何度も繰り返し、Mate XTの革新性を強調した

 

発表会では、プレゼンターが新たな話題を提供するたびに歓声が起き、興奮が渦巻いていた。Mate XTはその価格の高さゆえ、大きなシェアを獲得する機種になるとは考えにくい。だが、コアなユーザーに絶大な興奮をもたらす製品であろうことは、発表会の様子からも明らかであった。あとはそれが世界に広がるかどうか。Mate XTは、ファーウェイのスマホが再度世界に受け入れられるかを占う試金石になるだろう。

↑発表会にあわせ、クアラルンプールの街にはMate XTの広告が多数掲出された。高級ショッピングモール・PAVILION入口にある大型ビジョンにも、その3D映像が映し出された

 

↑PAVILIONのホールには、Mate XTの革新性をアピールする特設の展示ブースが設けられた(写真奥)。手前の両サイドに並んでいるフォトパネルは、Mate XTのカメラで撮影されたものだ

40代のうち3人に1人が”高血圧リスク”。 医師に聞く「ウェアラブル血圧計」から始める最新健康管理

Sponsored by ファーウェイ・ジャパン株式会社

 

日本人のおよそ3人に1人が「高血圧症」と推定されている現代。とくに男性は40代から、女性でも50代から高血圧症患者は増える傾向で、それまで健康だった人でも注意が必要となってきます。

 

一方で、自分が高血圧であるという自覚がない人も多くいます。純粋に気づいていないこともあると思いますが、健康診断で血圧が高いとわかっても、「たまたま今回だけ」「緊張したから数値が高く出た」「健康被害がないので気にしていない」と、目を背けてしまう人も少なくありません。本当にたまたまであればいいのですが、常に血圧が高い状態では、脳梗塞や心筋梗塞、腎臓障害、動脈硬化などのリスクが高まります。こういったリスクをなんとなく知ってはいても、高血圧にしっかり向き合えている人は多くないのではないでしょうか。

↑自動血圧モニタリングに対応する「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

 

近年、血圧測定技術は大きく進歩しており、「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」のように、小型の腕時計型デジタルガジェットで管理医療機器として認証を受けたものが登場しています。安静かつ測定姿勢を取った状態で日中の血圧を測定する「自動血圧モニタリング」により、別途専門的な計測器具を準備しなくとも、普段の生活の中で無理なく血圧を測る機会を作り出すことができるのは大きなメリットです。加えて、その他の健康管理用の機能(夜間の血圧測定・血圧以外の健康管理機能など)を多数搭載し、使い勝手のいい総合健康管理デバイスになっています。

 

では、高血圧と向き合うのになぜ血圧のモニタリングが重要なのか、日常的な血圧計測によって健康管理がどう変わるのかを、高血圧の専門家である医師・執行 秀彌(しぎょう ひでや)先生にうかがいました。

 

 

スマートな血圧測定を可能にする「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

血圧と健康管理の関係についてうかがう前に、「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」について簡単に紹介しておきましょう。

↑一般的なスマートウォッチらしい機能に加え、心拍数や血中酸素レベル、睡眠トラッカー、アクティビティトラッカー、HUAWEI Healthアプリによるヘルスケアチェックといった豊富な健康管理機能も利用可能

 

軽くてコンパクトなスリムデザインとなっているため、一見するとよくある普通のスマートウォッチにしか見えません。しかし、マイクロポンプを内蔵し、バンド(カフ)部分で加圧することにより、一般的な手首式血圧計と同様の血圧測定が可能となっています。測るのも簡単で、装着した腕を胸に当てるよう斜めに持ち上げ、測定ボタンをタッチするだけです。

 

自動血圧モニタリング機能により、1日の血圧変動を手軽に測定可能なのが最大の特徴。その他の健康管理機能として、心拍数や血中酸素レベル、睡眠トラッカー、アクティビティトラッカー、HUAWEI Healthアプリによるヘルスケアチェック、食事管理などの機能も搭載しており、高機能な活動量計としても魅力的な製品となっています。このほか、スマートウォッチとしての機能が搭載されており、スマホの通知確認、Bluetooth接続による通話、音楽再生の操作といったことも可能です。

 

以前から比較的手軽に測れる手首式の血圧計はありますが、サイズが大きく、常時装着しておくものではありません。あくまで測りたいときに装着して使うものです。これに対し、HUAWEI WATCH D2は普段から使えるスマートウォッチとなっているため、常時装着していても違和感がありません。日常生活で気になったときにすぐ測れるため、血圧の日常的な管理に便利です。

 

わざわざ持ち歩かなくていいうえ、装着する手間もなく手軽に測れるというのは、一般的な血圧計にはないメリットといえるでしょう。

 

なぜ、日常における血圧測定が重要なのか

漠然と「高血圧=いけないもの」という認識はあるものの、なぜ血圧が高くなるのか、なぜ高血圧が続いてしまうのが問題なのかは、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

 

まずはこの点について、執行先生がわかりやすく説明してくれました。

↑執行 秀彌(しぎょう ひでや)先生。兵庫県「しぎょう循環器内科・内科・皮膚科・アレルギー科」院長を務める高血圧の専門家

 

「歴史を紐解いてみると、人類は敵と戦う、もしくは逃げるといった行動をするときに、血圧をバッと上げて瞬時に判断・行動できる人が生き残ってきました。そのため、基本的に我々は血圧を上げる能力が高いのです。しかし今の時代、争いが減ったり医療が進歩したりといったこともあって、多くの人が長生きできるようになってきています。その結果何が起きたかというと、本来生き残るのに必要だった血圧の上昇で心臓や血管を痛めてしまい、その結果命を落としてしまうというパラドックスに陥ってしまっているんです」(執行)

 

血圧を高くできるというのは、生きるうえで必要な能力ではあるものの、心臓や血管などを痛めてしまうリスクもある、という点が問題になるとのこと。

 

では、どういった人が高血圧になりやすいのでしょうか。

 

「人間の体を単純に考えると、中心に血管があり、周囲に肉があるという「ちくわ」みたいなものです。肉が薄ければ、圧力が低くてもジワッと血液が染みて全身に届くのですが、肉が厚いと、より高い圧力をかけなければ、肉の端まで血液が届きません。これと同じで、やせている人よりも、太っている人の方が高血圧になりやすい」(執行)

 

体形以外の要素としては、やはり食事の影響が大きいとのこと。

 

「食事、とくに塩分量の影響が大きいです。たとえば以前勤めていた病院の患者さんで、ラーメンの記事を書いているライターさんがいたのですが、この方は痩せててスタイリッシュな体形にもかかわらず高血圧だったんですね。仕事柄、年中ずっとラーメンを食べるわけです。そうすると、どうしても塩分摂取量が増えてしまい、血圧が上がりやすくなってしまう」(執行)

 

なお、塩分ほどではないものの、運動や睡眠などの影響もあるそうです。睡眠時間が長すぎてもよくないというデータはあるものの、一般的には8時間前後しっかり眠れているのが理想。ただし、いくら睡眠時間が十分でも、睡眠時無呼吸症候群の方だと、血圧が上がりやすい傾向があるとのことでした。

 

塩分を控えた食事と、適度な運動、質のいい睡眠が、高血圧予防に重要なポイントといえそうです。

↑自身も血圧測定を習慣にしているという執行先生。「加齢により血圧が上がっていくのは仕方ないことだが、しっかり状態を把握しておくのが大事」とのこと

 

高血圧のリスクや原因、予防のポイントが分かっていても、「具体的な影響が漠然としすぎていて、いまいち何を怖がっているのかわかりにくい」という人もいるのではないでしょうか。とくに中高年のビジネスパーソンにとって、実際にどういった問題が起こりやすいのかをうかがいました。

 

「実は、血圧が高くなると元気が出て、仕事もバリバリできたりします。その瞬間だけならいい影響もありますが、高血圧が続くと少しずつ動脈硬化が進行していき、ある日、突然血管が詰まったりする。その結果、脳梗塞や心筋梗塞などが起こってしまうわけです。男性だと50代前半から、女性だと50代後半から増えていくことが多いです。

 

高血圧が続くと血管が痛み、動脈硬化が進行。血管が硬くなると、圧をかけないと血液が廻らなくなるため、血圧が上昇。血圧が上がると血管が痛んで動脈硬化がさらに進行する……という悪循環に陥ってしまいます」(執行)

 

一般的な社会人が50代になると、重要なポストを任されている場合もしばしばあるため、周囲への影響も小さくありません。仕事であればプロジェクトが止まってしまいますし、家庭であれば収入減、治療費や看護などの負担が増えるといった影響があるでしょう。

 

こういった問題を避けるには、普段から高血圧予防を心掛け、そもそも高血圧になりにくい生活をするというのが大切です。しかし、いくら頑張ったところで、加齢による影響は避けられません。ではどうすればいいのでしょうか。ここで重要となるのが、日常的に血圧を測っておくことだと、執行先生は言います。

 

「加齢で血圧が上がっていくのは仕方がないことです。しかし、日常的に血圧を測っていれば、危険水準に近づいていることにいち早く気づけます。このとき、じゃあ体重を絞ろうとか、塩分をもっと控えようとか、自分でコントロールしやすくなるわけですね。また、早めに病院で受診できれば、血管がまだ痛みきっていない状態で治療を開始できます。予防や治療の観点からも、まずは血圧を把握しておくというのが大切です」(執行)

 

 

これまでの血圧計とウェアラブル血圧計はどう違う?

↑「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」では、一日に複数回の血圧測定を行いつつ、その履歴を簡単に確認可能

 

血圧を測るだけが目的であれば、一般的な上腕式や手首式の血圧計が利用できます。では、常に身に着けていられるウェアラブル血圧計だからこそのメリットはどこにあるのでしょうか。

 

これを知るため、まずは、普段患者さんに勧めている血圧の測定方法がどういったものか、どんな問題があるのかをうかがいました。

 

「血圧は日々の変動を把握することが大切なので、朝の食事前と寝る直前の1日2回、それぞれ2回測定した平均を記録してもらうのが基本です。でも、当然皆さん忙しいですし、測るのを忘れてしまいがち。しかも完璧を求めると、完璧にできないとわかった瞬間、やらなくなってしまう可能性が高くなります。つまり、1回でも測り忘れたら、それ以降まったく測らなくなってしまうという問題があるんです。ですので、ふだんは『朝だけでもいいよ』『2回平均ではなく1回だけでもいいよ』などと患者さんに伝えて、可能な限り毎日データが残るようお願いしています」(執行)

 

「また、血圧の測り方でよく聞かれるのが、『連続して2回、3回と測っても、測るごとにまったく違う数値が出る。どれが正しいのかわからない』ということ。血圧計で測れるのは、あくまでその瞬間だけ。そのため、3回測って3回とも違った数値になっても、どれが間違いといったことはないんです。血圧で大切なのは毎回の変動ではなく、長期間での変化を把握することですから、記録を残していくことが大切なんですね」(執行)

 

血圧計の使い方は、腕や手首に装着して、測定ボタンを押すだけと簡単です。しかし、血圧計が置いてある場所まで移動して装着し、リラックスしてから測定して数値をノートなどに記録する……という作業は、とくに朝の忙しい時間だと難しいという人も多いと思います。

↑実際に血圧を計測する執行先生。「計測のための姿勢を取る必要はあるものの、手間はそれぐらいなので非常に使いやすい」とのこと

 

ウェアラブル血圧計なら、最初から腕に装着されているため、わざわざ機器を取りに行き、装着する手間がありません。また、血圧のデータも自動で記録されますから、やることといえば測定ボタンを押すだけ。このハードルの低さに加え、「1日の異なる時間帯に何度も測れる」といった点もウェアラブル血圧計のいいところだと執行先生は指摘します。

 

「朝晩2回の測定だけだと、その間の血圧変動は問診などから予想するしかありません。これに対し1日の変動がわかると、血圧を下げる薬を飲んでもうまく効いてない時間帯、下がり過ぎている時間帯などを確認できるようになります。これが把握できれば、薬の種類を変えたり、飲む時間や量を患者さんごとに合わせられるので、大きな血圧変動の波を抑えられます。つまり、血管へのダメージが抑えられるわけです」(執行)

 

すでに、1日の血圧を15~30分ごとに自動で測る検査として、「24時間自由行動下血圧測定(ABPM)」というものがあります。一方でこの検査では、上腕にカフ、腰にデータを記録する測定器の装着が必要となるのがネック。身に着ける機器として大きいですし、活動のジャマになってしまいがち。お風呂に入るのも難しいですし、着脱も一人では苦労します。

 

医療機器とまったく同じ機能とは言えませんが、HUAWEI WATCH D2は「自動血圧モニタリング機能」を搭載。定期的に血圧を自動測定し、1日の血圧変動をチェックできる上、装着する機器はHUAWEI WATCH D2だけです。

 

「患者さん自身が血圧の変動を把握できていれば、この時間帯で血圧が高くなる、といった相談を医者にできるようになります。そうなれば、予想ではなく、より確実なデータに基づいた1つ上のレベルの治療ができるようになるでしょう」(執行)

 

医師の目から見て、ウェアラブル血圧計はどれほど効果的なのか

↑「上腕式の血圧計と比べても、精度はそこまで大きく変わらないと感じた」という執行先生

 

「普段使っている上腕式の血圧計と同時に測る、というのを1週間くらい続けてみたのですが、大きく差が開いても10mmHgくらいで、ほとんどの場合一桁くらいしか変わりませんでした。手首式ということもあって、もっとずれが大きくバラツキがあるものだと思っていたのですが、この結果には驚きました」(執行)

 

HUAWEI WATCH D2には血圧測定だけでなく、心拍数計測機能も搭載されています(編注:あくまで健康管理機能であり、医療目的では使用できません)。心拍数は運動強度の目安になったりもしますが、健康管理上でも役立つことはあるのでしょうか。この点をうかがうと、不整脈の早期発見に役立つことがあるとのことでした。

 

「普段なら70くらいの心拍数の人が、急に120以上に上がると、不整脈が起こった可能性が高くなります。運動や緊張でも心拍数は上がりますが、この場合は徐々に心拍数が上がっていきます。これに対し不整脈は、いきなり急激に心拍数が上がるという特徴があるからです」(執行)

 

最後に、執行先生にどんな人に「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」を使ってほしいかと尋ねたところ、「血圧検査で引っかかった人にはぜひ使って欲しい」という答えが返ってきました。

 

「すでに血圧計を買って測っているという人は、高血圧だという現実を受け入れ、これから医者と一緒に治療していくんだと覚悟を決めた人なんですね。その手前、検診で血圧が高めだから気を付けましょうと言われたくらいの人は、ほとんどが血圧計を買って測ったりしませんし、治療も受けません。翌年の検診まで、とりあえず塩分を控えようとか、軽い運動を続けようという目標を立てるくらいです」(執行)

 

ただし、これだと続いたとしても3か月くらいで、1か月以内にほとんどの人が脱落してしまうとのこと。手元に血圧計がないので効果もわかりませんし、仕方がない部分もあるでしょう。

 

しかし、HUAWEI WATCH D2ならスマートウォッチとして日常で使えるという強みがあります。その中の1つの機能として血圧計があると考えれば、単機能の血圧計を買うよりもハードルが下がるわけです。

 

「繰り返しになりますが、自分のだいたいの血圧を把握しておくのは、特に中高年世代にとっては非常に大事なことです。日頃からしっかり血圧を計測しておけば、早めに動脈硬化進行のサインが発見できますし、その後の治療も早く始められます。多くの人に、日常での血圧計測を習慣づけてみてほしいですね」(執行)

 

健康に不安を覚えはじめる40代から使いたい

 

インタビューを通し、高血圧のリスクと健康への影響を知れば知るほど、運動、睡眠、そして血圧のチェックが重要だということを痛感します。

 

中高齢の健康管理の一助となる「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」ですが、測定したデータはウォッチ上で確認できるほか、スマホアプリの「HUAWEI Health」を使うと、家族や友人などとデータを共有することも可能です。例えば、血圧や心拍数が急激に高くなったときのアラートを家族のスマホに出せるようにしておけば、体調の急激な変化……たとえば、意識を失って倒れたといったようなことをいち早く知ることができます。

 

健康が気になるビジネスパーソンはもちろんですが、高齢の親世代へのプレゼントなど、普段の健康管理や見守り用としても活躍してくれそうです。

 

【HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計 販売情報】

12月6日より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行して予約販売を開始。

早割にて先着にて16%~20%OFFでお得に購入可能です。

実機は下記店舗にて展示しております。ぜひご体験ください。

 

■SHIBUYA TSUTAYA

東京都渋谷区宇田川町21-6 4階 SHARE LOUNGE内

■蔦屋家電+

東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット

■b8ta Tokyo – Yurakucho

東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階

■b8ta Tokyo – Shibuya

東京都渋谷区渋谷1丁目14番11号 小林ビル1階

■b8ta Osaka – Hankyu Umeda

大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 8階

 

▼医師など健康と血圧の専門家の声を集めた特設ページはこちら▼

https://consumer.huawei.com/jp/community/healthforward/cardiovascular/?utm_medium=press_release&utm_source=Getnavi

 

撮影/高原マサキ

 

2万円台でカロリー管理もできるファーウェイ新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」

ファーウェイ・ジャパンは、新型スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」を5月22日から発売します。本モデルは5種類のカラーバリエーションを展開し、フルオロエラストマーベルトのブラック、ピンク、ホワイトは市場想定価格2万3980円(税込)、ナイロンベルトのグレーとEC限定のレザーベルトのホワイトは2万5080円(税込)で販売します。

 

HUAWEI WATCH FIT 3は、大画面と多機能性を兼ね備えたとうたう最新モデルです。約1.82インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、画面占有率が77.4%に向上。最大輝度約1500ニトで、屋外の強い光の下でも視認性が高く、輝度の自動調整機能にも対応しています。大画面化は実現しつつも、本体の薄さは約9.9mm、重さ約26g(ベルト含まず)と薄型軽量で、長時間装着しやすくなっています。

 

本体には新たにクラウンが追加され、物理ボタンが増えたことで操作性が向上しています。

 

健康管理機能では、ファーウェイ独自のボディメイカーアプリを搭載し、カロリー管理がより簡単になったとのこと。摂取カロリーと消費カロリーのバランスを常に確認でき、健康的な体型を目指せるとしています。さらに、睡眠モニタリング機能も強化され、独自アルゴリズム「HUAWEI TruSleep 4.0」により、入眠と覚醒の識別精度が向上したといいます。睡眠時の心拍数、血中酸素レベル、呼吸数などのデータも追加され、詳細な睡眠分析が可能となっています。

 

フィットネスにおいては、約160種類以上のフィットネスプログラムを利用でき、音声付きウォームアップ動画も収録されています。100種類以上のワークアウトモードに対応し、特にランニングでは5つの衛星測位方式に対応する高精度なGPSを搭載。トラックランニングモードも新たに追加され、競技場での精確なペースや距離の測定が可能となりました。

 

バッテリーは通常使用で約10日間持続。加えてBluetooth通話、メッセージ通知、音楽再生コントロール、リモートシャッター機能などのアシスタント機能を備えています。

新発売の「HUAWEI Band 9」は高い完成度と充実機能で良いじゃん!

ファーウェイ・ジャパンは、スマートバンド「HUAWEI Band 9」を発表しました。

 

実売価格は8580円(税込)。ブラック、ピンク、イエロー、ホワイトの4色です。また、家電量販店限定でナイロンベルトのブルーを想定価格9680円で販売します。

↑HUAWEI Band 9

 

HUAWEI Band 9は、スマートバンドに求められる基本機能を余すところなくカバーした、オールラウンダーなデバイスです。スマホの通知表示から、活動量計測や睡眠記録、スポーツの計測などの用途をすべてカバーしています。

 

発表前に製品の提供を受けて数日試用したので、ここではファーストインプレッションをお届けします。

 

新素材のバンドで軽くしなやかに

基本的な形状は前世代モデル「HUAWEI Band 8」を踏襲しています。スマートバンドにしては大きく、通知も見やすい縦長ディスプレイを搭載。

 

腕時計のバンド部には、新しい素材が採用されました。フルオロエラストマーという素材で、ゴム系の樹脂でありながら、シルクのようになめらかな手触りです。引っ張ったりねじ曲げたりしてみても柔軟に曲がります。耐汗性もあり、汗蒸れが気になるこれからの季節にも快適に装着できそうです。

↑なめらかでしなやかなフルオロエラストマー素材を採用

 

重さは約14gと軽量で、表示部の厚さも8.99mmと薄型設計。睡眠中に腕に装着していても違和感なく、負担を感じません。

 

ボディの仕上げも良好です。側面には陶器のようななめらかな質感の塗装が施されており、価格帯を考慮しても良い仕上がりだと感じます。

↑側面は蒸着塗装で光沢感がある仕上げ

 

画面サイズは1.47インチで従来と同等。スマートバンドの中では大きめ。1行に6~7文字×5行程度が表示できるため、スマホに届いた通知の概要をぱっと把握できます。

 

電池持ちは最長で14日間。通常の使用シーンの場合は8〜9日となっています。Always On Displayを点灯させた場合は3日間です。いずれにしても、毎日充電ケーブルにつなぐ必要はないでしょう。

↑充電ケーブルは独自方式の無線式。USB端子に接続します

 

健康状態を一目で表示可能

ヘルスケア機能としては「HUAWEI TruSeen 5.5」を搭載。身体の状態を一画面で確認できるヘルスダッシュボード機能が追加されました。

↑心拍数やストレス値を一画面で確認できるように

 

ヘルスケア関連では最近のスマートウォッチが搭載する測定機能に対応しており、心拍数や血中酸素濃度は24時間の常時計測が可能です。ストレスの蓄積具合を独自のアルゴリズムで表示したり、女性の生理周期データを記録したりと、さまざまな角度から健康指標を表示できます。

 

なお、センサー類は今回、刷新されています。まず、動きを記録するセンサーが、従来の6軸(加速度センサーとジャイロスコープ)から9軸(加速度、ジャイロ、地磁気センサー)にアップグレード。地磁気センサーで方位角が計測できるようになり、動きのあるスポーツをより正確に記録できるようになっています。

 

さらに、血中酸素濃度(SpO2)を計測する光センサーはマルチチャネル方式を導入し、環境光の影響を抑えて、より正確な計測を可能としています。

↑スマートフォンアプリ「HUAWEI Health」と連動します

 

わかりやすい睡眠モニタリングに表示項目追加

睡眠モニタリング機能は「HUAWEI TruSleep 4.0」へとメジャーバージョンアップしました。睡眠中のパターンを分析して、改善のためのアドバイスを提供します。

↑睡眠モニタリング機能

 

睡眠状態の見せ方は他社のスマートバンドと比べると分析結果の表示方法が洗練されている印象です。睡眠中に起こった状態の変化をグラフや文章などを使って丁寧に説明してくれます。新バージョンでは睡眠中の心拍数や血中酸素レベル、呼吸数などのデータが取得できるようになり、睡眠の質が良いのか悪いのかを判断する材料が増えました。

 

↑睡眠スコアの説明が詳しい。ピンク色の枠で囲った部分がHUAWEI Band 9で追加された指標です

 

100種類のスポーツ記録に対応

運動記録機能は100種類に対応。ウォーキング、ランニング、水泳、ヨガなどのワークアウトには特化した計測プログラムを搭載しています。ウォーキングとランニングは歩き出すだけで自動で認識されるため、手軽に記録可能です。

↑ウォーキングとランニングは自動計測も対応。

 

スポーツの分析では、VO2Maxや回復時間、ランニング能力指数、トレーニング負荷などの専門的なデータの表示にも対応しています。

 

iPhoneとAndroidのどちらにも対応

HUAWEI Band 9は、iOSとAndroidのどちらのスマートフォンにも接続可能。専用アプリ「HUAWEI Health」を使って、バンドで記録したデータを管理します。

 

ウォッチフェイスのデザインは、スマートフォンアプリからダウンロードできます。文字盤ストアには1万種類以上のバリエーションがあるとしています。

 

iOSの場合は、App Storeからアプリをダウンロードできます。さらに、Appleのヘルスケアアプリ(HealthKit)と連携させれば、歩数や睡眠時間などのデータを一元管理できます。

 

一方、Androidユーザーは少し注意が必要。2020年に米国がファーウェイに制裁を科して以来、Google Playストア上でファーウェイアプリが表示されなくなっています。そのため、HUAWEI HealthアプリはファーウェイのWebサイトから取得する必要があります。購入前にこの点を確認しておくのがおすすめです。

 

こうした点さえ気にならないなら、HUAWEI Band 9は高い完成度と充実した機能を備えた魅力的なスマートバンドと言えます。日々の健康管理やフィットネスのお供として、検討に値する1台でしょう。

 

【ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

3万円の「HUAWEI WATCH GT 4」がゴルフウォッチに変身、ゴルフナビ機能が追加

ファーウェイ・ジャパンはスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」に、「ゴルフナビ機能」を追加します。3月下旬の無料アップデートを通じて、ゴルファーのための新機能が配布されます。

↑HUAWEI WATCH GT 4に「ゴルフナビ」機能が追加されます

 

HUAWEI WATCH GT 4は、場面を選ばず使えるスマートウォッチです。実売価格で3万円前後からと手ごろな価格設定ながら、GPS/みちびきに対応した正確な位置測位や、日差しの強いシーンでも見やすい有機ELディスプレイを備えています。

 

アップデートによって、この時計がゴルフウォッチとして使えるようになりました。追加されたのは、ゴルフ場のコースガイドとスイング練習という2つの機能です。

 

コースガイドは国内2200以上のゴルフ場に対応。現在地から見たコースの形状や目標地点までの距離を表示します。機能はスマートフォンアプリ「HUAWEI Health」から事前にダウンロードすることで、ラウンド中は通信することなく、スマホを持たずに利用できます。

 

さらに、一打ごとの感触や、コースごとのスコアをメモしておくスコア記録機能も搭載。天気予報から当日の風速や風向きをデータで表示する機能もあります。

 

記録した情報は、ファーウェイのヘルスケアアプリと同期されるため、スマホでの振り返りにも利用できます。なお、ゴルフスコア記録アプリと連携する機能はなく、あくまでファーウェイのスマートウォッチと、専用のヘルスケアアプリでのみ情報を参照できる仕様となっています。

↑コースガイドはフェアウェイやグリーン、ハザードを表示します

 

↑グリーンに入ると専用モードに切り替わります

 

スイング練習は時計を装着してスイングすると、スイングスピードやスイングテンポを表示します。正しいフォームを確認する機能も備えています。

↑スイング練習機能も搭載

 

なお、ゴルフ場のデータはテクノクラフト社が提供しており、ファーウェイ独自のアルゴリズムを利用して現在位置からのコースを表示しています。

 

HUAWEI WATCH GT 4のゴルフ機能は、パシフィコ横浜で開催中の「ジャパンゴルフフェア2024」のテクノクラフト社のブースで先行展示されています。

↑ジャパンゴルフフェア2024でのHUAWEI WATCH GT 4の展示

 

ゴルフ特化型の派生モデルも発売予定

ジャパンゴルフフェアのテクノクラフト社のブースでは、未発売のスマートウォッチも展示されていました。テクノクラフト社が自社ブランドで販売する「TECRA」という製品です。

 

TECRAは、ゴルファーのためのスマートウォッチです。ファーウェイのHUAWEI WATCH 4をベースモデルとしています。

 

TECRAはファーウェイのゴルフナビ機能には対応していません。その代わりにテクノクラフト社のゴルフガイドアプリ「Aiキャディ」を搭載しています。このアプリには全国2200以上のゴルフコースの情報があらかじめインストールされていて、独自のスイング分析機能も備えています。

 

ファーウェイ製のゴルフナビにはない特徴として、このアプリでは毎日変わるピン位置の情報をスマートウォッチ上で表示できます。

 

ジャパンゴルフフェアのテクノクラフト社展示担当者によると、TECRAはゴルフ場の会員向けに販売する製品となり、発売は6月を予定しているとのことです。

↑ジャパンゴルフフェア2024では、テクノクラフト社が発売するTECRAも展示されていた

 

↑TECRAはテクノクラフト社のAiキャディを搭載。毎日変わるピンの位置も表示できる

骨伝導イヤホンに比べて日常の快適性アップ! メガネ型の「HUAWEI Eyewear 2」を本音語り

昨今製品が増えて盛り上がりつつある、メガネ型のウェアラブル端末。イヤホンレスで音楽のリスニングや通話ができ、もちろんメガネとしても機能するデバイスです。

 

今回は、ファーウェイの最新モデル「HUAWEI Eyewear 2」(以下、Eyewear 2)を使用したレビューをお届けします。骨伝導イヤホン派であった筆者は、メガネ型ウェアラブルに何を感じたのか。本音で語ります。

↑Eyewear 2の外観。モデルは、ウェリントン型ハーフリム(ブラック)

 

メガネとしての完成度が高い

20年以上、メガネとともに生活してきた筆者が、Eyewear 2を使った第一印象は「メガネとしての完成度が高い」でした。

↑Eyewear 2をかけたところ。フレームこそ太いですが、着用感は軽いです。ちなみに本機の重さはレンズ込みで約37.8g

 

一般的なメガネと比べて、Eyewear 2はフレームのテンプル・モダン部分がかなり太くなっています。下に比較用の写真を掲載しますが、その差が顕著であるため、使用前は装着感を不安視していました。ですが、杞憂に終わりました。装着して数日こそ多少の違和感があったものの、すぐに慣れたのです。また、重さを感じることもありませんでした。あくまで筆者の感覚ではありますが、普通のメガネ感覚で使える製品といえます。

↑Eyewear 2(上)と、筆者がこれまでかけていたメガネの比較。Eyewear 2のほうが、ゴツい印象を受けます

 

丁番部分は柔軟な作りになっています。この機構のおかげか、フィット感はゆるすぎずキツすぎず、ちょうど良いといったところ。シリコン素材のノーズパットの効果もあって、メガネがずれ落ちてくることはあまりありません。

↑丁番の部分を上から。ネジとフロントの間に金属製の曲線状の部品が挟まっていることによって、柔軟性を確保しています

 

これまでさまざまなメガネをかけてきた筆者の感覚からしても、Eyewear 2は良いメガネだと感じられました。通常のメガネからの乗り換えも、安心できそうです。

↑シリコン製のノーズパッドはやや大きめなサイズ

 

また、本機はデザインも豊富に取り揃えています。ファーウェイが販売する2つのデザインに加え、メガネブランドのOWNDAYSとコラボした、4つの形状と各2通りのカラーバリエーションもラインナップ。女性向けデザインのモデルも拡充されています。

 

音は若干こもる感じだが、迫力は十分

ウェアラブルデバイスとしての使用感はどうでしょうか。まず音については、若干こもる感があるものの、決して悪いと感じるものではありませんでした。この手のデバイスでありがちな低音の弱さは感じられず、どっしりとした印象の音です。ファーウェイによると、スピーカーの振動幅を従来機から拡大しており、低音の強さを増しているのだそう。今回は従来機との比較はしませんでしたが、その設計思想はしっかり結果に表れているといえそうです。

↑テンプルの耳側についているスピーカー

 

なお、音の聴こえ方には独特な感覚があります。音が耳に真っ直ぐではなく、上から降り注いでくるように感じられました。通常のイヤホンとも骨伝導イヤホンとも異なり、好みが分かれそうな点です。本機の購入を検討される場合は、装着感や音質のテストも含めて、この音の聴こえ方がご自身に合うか、店頭などで一度体感したほうが良いでしょう。

 

音漏れは、それほど問題にならないように感じました。筆者のテストでは、周囲が静かな状況でも、ボリュームがMAXの3分の1程度であれば音漏れほぼなし。同じ状況で音量を3分の2にすると多少の音漏れあり、MAXにすると密接したら何を聴いているかがわかってしまう、というレベルでした。

 

とはいえ、周囲の環境音を測定してボリュームを自動コントロールする機能もついていますし、手動でもテンプルをスライドタップすることで簡単に音量調節できます。基本的には自動に任せつつ、手動での調整も加えれば、音漏れを気にしなくて良いレベルを保てそうです。

 

音漏れを気にしすぎると音が聴こえなくなる懸念もあるかと思いますが、スピーカーが力強く鳴るので、人の多い繁華街の雑踏を歩くなどのケースでもなければ、ボリュームを最大にしなくても、ちゃんと音は聴こえます。

 

通話についても、筆者が使ったうえでは問題を感じることはありませんでした。風のノイズを低減する機構が搭載されていることもあってか、外での通話でもこちらの声がしっかり通話相手に届いているようでした。なお、電話に出るときはテンプルを2度タップ、再度同じ操作をすれば通話を切れるので、スマホをいちいち出す必要はありません。

 

装着時だけ音を鳴らす仕様が便利。必要に応じて機能をオフにもできる

Eyewear 2の便利な機能として、本機の脱着を検知し、装着中のみ音楽を再生する仕組みがあります。再生中にEyewear 2を外すと、おおよそ2秒程度で再生が止まります。さらに、スマホから音楽を再生していた場合は、スマホのスピーカーからの再生に自動で切り替わります。この機能を使わない場合は、HUAWEI AI Lifeアプリからオフ設定が可能。再生端末切り替えの挙動はたまに安定しないことがあるため、それがストレスになるという場合は、機能をオフにしておくというのも手です。

 

また、これまでも触れてきたように、音楽の再生、ボリュームの調整、電話に出る・切るといった操作をメガネ単体でできるのも便利です。テンプルをタッチ・スライドする動作は、はたから見たらなんだかカッコをつけているように映る気がして気恥ずかしいかもしれませんが、せっかく本機を手にしたのなら、使ってみましょう。実際、操作性は快適です。

↑HUAWEI AI Lifeアプリを使えば、テンプルのタップ操作をカスタマイズできます

 

バッテリーは、カタログスペックでは音楽再生が最大11時間、通話が最大9時間。満充電時間は50分で、10分の充電でも最大3時間の音楽再生が可能となっています。ファーウェイによると、バッテリー容量は従来モデルより30%向上、消費電力も下がっているとのこと。しかし筆者が使った感覚では、待機中もそれなりに電力を消費しているのか、日中の常時使用には1日1回の充電がほぼ必須な印象でした。

↑本機の専用充電器。二股に分かれた先には電極と磁石がついており、テンプルの両端につけて、充電を行います。給電はUSB-Cです

 

メガネという常時着用するデバイスであることを考えると、充電のタイミングは寝ている間くらいしかありません。充電をサボってバッテリー切れ……というシーンは筆者が試用している期間にもあったので、本機を使うなら寝る前に充電器に繋ぐ習慣をつける必要があります。

↑充電中は、テンプルの側面にランプが点灯。緑・オレンジ・赤の3色で、バッテリーの残量を表現します

 

耐久性の面では、IP54クラスの防塵・防滴に対応しています。粉塵があるエリアでもしっかり動作し、飛沫の水の影響を受けません。ただし、本機の防滴性能はいわゆる生活防水のレベルにとどまっていることには注意が必要。濡れた手で触れる、多少の雨がかかるといった状況には耐えられますが、本機をかけたままシャワーを浴びるなどの行為をすると、故障の危険性があります。過信は禁物です。

 

刺さる人には確実に刺さるデバイス

Eyewear 2は、普段からメガネをかけている人にとっては優秀なデバイスといえます。なぜなら、メガネという日常生活に必要だった道具が、そのままイヤホンの役割を果たすから。つまり、イヤホンが不要になります。

 

筆者はこれまで、メガネをかけたうえで骨伝導イヤホンを装着することによって音楽を聴いていましたが、2つのアイテムを耳にかけることに、煩わしさを感じていたのも事実です。本機を使うようになってからは、メガネをかけるだけで音楽を聴けるようになり、日常の快適性が増しました。

 

本機のターゲットと思われるのは、メガネユーザーかつ、日常的にイヤホンを装着している人。そう考えると、その的はやや限定されているかもしれません。しかし、そこにハマる人にとっては、重宝するデバイスになるでしょう。

装着感にこだわったファーウェイのイヤーカフ型イヤホン「HUAWEI FreeClip」登場

ファーウェイ・ジャパンは12月19日、イヤーカフタイプのオープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」を、クラウドファンディングの「GREEN FUNDING」で先行公開しました。支援の受付も開始しています。

 

HUAWEI FreeClipは、快適な装着感と安定感を両立したとうたうイヤホンです。本体は音を発する「アコースティックホール」、耳の裏にくっつく「コンフォートビーンズ」、その2つをつなぐ「C-bridge(C-ブリッジ)」の3つのパーツで構成。1万人以上の人間の耳データを基に、人間工学にも基づいて最適化したそうです。

 

これにより、さまざまな耳のサイズと形状に合い、スポーツ中でも耳にフィット。激しい運動でも落ちにくいとしています。

 

また、イヤホンは左右の耳を自動で識別できます。加えて左右対称のデザインを採用しているため、左右を気にする必要がありません。片耳だけの使用でも識別が可能です。

 

音質においては、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーをアコースティックホールに搭載。左右対称の通気口設計も合わさり、迫力のある低音を実現しているとのこと。再生周波数帯域は20~20000Hzです。また、音楽ジャンルに合わせて、ボーカルブースト、高音ブースト、低音ブーストといったEQモードを、専用のアプリで切り替えられます。

 

音漏れを抑えるために、逆音波システムも採用。音量を調整しつつ、ユーザーが聞く音と逆の音波で打ち消しています。

 

さらに、デュアルマイクと骨伝導VPUセンサー、独自のディープ・ニューラル・ネットワーク通話ノイズリダクションアルゴリズムによって、快適な通話が可能としています。

 

バッテリーは最大8時間の連続音声が可能なほか、充電ケース込みで最大36時間使用できるとのこと。また、急速充電に対応し、約10分の充電で最大3時間の音楽再生が可能です。

 

このほか、コーデックはSBC/AAC/L2HC、マルチポイント接続は最大2台、防水防塵はIP54対応となっています。

 

GREEN FUNDINGでは、超超早割りプランとして、18%オフの2万2796円(税込)などで支援を受付中です。公式の発売は2月予定とのことなので、早めに手にしたい人はチェックしてみましょう。

ファーウェイ初のeSIM対応スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 4」登場、6万円台で発売

ファーウェイ・ジャパンは11月17日、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH」シリーズの最新モデル「HUAWEI WATCH 4」を発表。11月24日から発売します。市場想定価格は6万5780円(税込)です。

↑HUAWEI WATCH 4

 

HUAWEI WATCH 4は、同社としては初めてeSIMに対応したスマートウォッチ。手元にスマホがなくても通話できたり、SNSの通知を受け取れたりします。1つの電話番号で音声通話やデータ通信できるワンナンバーサービスではなく、HUAWEI WATCH 4で個別の電話番号を使用するスタンドアローンナンバーサービスに対応しています。

↑設定にeSIMという項目が追加されており、タップするとスマホアプリからeSIMを追加するよう促されます

 

対応キャリアは、ドコモ、ソフトバンク、KDDI、楽天モバイルで、ドコモとソフトバンクは音声通話とデータ通信に対応。KDDIと楽天モバイルはデータ通信に対応しています。このほか、ワイモバイル、IIJmio(ドコモ/au/IIJ回線)やmineo(ドコモ/au)なども含まれ、ドコモ回線を使用しているサービスは音声通話とデータ通信を利用できます。

↑対応するキャリアやMVNO

 

ディスプレイは約1.5インチの有機ELを採用し、解像度は466×466ドット。また、1枚の曲線ガラスを使用した「3Dカーブガラス」を取り入れ、滑らかな視覚効果を出しているそうです。さらに、常時点灯機能を搭載しており、一般的な腕時計のように使えます。

↑男性の手首に装着したイメージ。ディスプレイの端がラウンドしています

 

新しい操作方法も追加。ディスプレイ内に仕事に関係しそうなアプリの画面をまとめたり、健康管理のために閲覧したい画面をまとめたりできるウィジェット、本体右下のボタンをタップすると使いたいアプリが一覧で出てくるクイックバーなどにより操作性を向上させています。

↑健康管理の状態がわかるウィジェット

 

↑本体右下のボタンを押すと、画面右下にアプリが表示されます

 

健康管理については、心拍数、睡眠スコア、ストレススコア、血中酸素レベルなどを計測してくれます。加えて、急激な血中酸素レベルや心拍数の変化を検知するとアラートで知らせる機能も搭載されています。

 

また、スマホアプリ側では、新たに健康トレンド分析も表示可能になっており、最大で過去180日の歩数や運動、血中酸素レベルの平均を確認できます。

↑健康トレンド分析はスマホアプリから確認できます。過去30日間と過去180日間のデータを分析

 

バッテリーは、「スマートモード」と「超長時間バッテリー持続モード」を選べます。スマートモードは、健康レポート、eSIM通話、スマホなしでのナビゲーションなどを使用して約3日間持続。超長時間バッテリー持続モードは、ワークアウト、ヘルスケアのモニタリング、Bluetooth通話・通信などの基本機能を使って約14日間持続します。

↑バッテリーモードは2種類選べます

 

また充電は、約15分で最大1日間使用でき、約60分でフル充電できます。

 

本体サイズは、約46.2×46.2×10.9mm、重さは約48g(ベルト含まず)。ラインアップは、ブラックカラー/フルオロエラストマーの1モデルです。対応OSはAndroid 6.0以降/iOS 13以降となっています。

↑HUAWEI WATCH 4でできること。eSIMによるセルラー通話などに対応する一方で、10月に登場したHUAWEI WATCH GT 4で搭載されたカロリー管理や睡眠中の呼吸乱れ検知などに非対応。HUAWEI WATCH 4と機能面でいくつか差があります

ファーウェイ超高級スマートウォッチなどの最新製品を写真でチェック

ファーウェイ・ジャパンが10月17日に、スマートウォッチやスマートグラス、完全ワイヤレスイヤホンなど、多くの製品を発表しました。ここでは、発表された製品を写真でまとめてチェックしていきます。

 

ファーウェイ初のゴールドをあしらった超高級スマートウォッチ

まずはファーウェイ初の、本物のゴールド素材を使用したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH | ULTIMATE DESIGN」から見ていきましょう。5月に発売したスマートウォッチのフラッグシップモデル「HUAWEI WATCH Ultimate」をベースにして、強度の高いリキッドメタルのケースに、本物の18Kゴールドをはめ込んだモデルです。

↑HUAWEI WATCH | ULTIMATE DESIGN

 

ワークアウトモニタリング、健康管理、スマートアシストといったスマートウォッチに関する各機能はそのままに、ゴールドリューズやブラックのセラミックベゼルにレーザーで刻まれたゴールドの文字、ゴールドとブラックの蒸着加工が施されたチタン合金製ベルトと、いたるところにゴールドがあしらわれています。

 

価格は45万9800円(税込)。簡単には手が出ない、プレミアムな製品と言えるでしょう。

 

【写真でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

デザイン性と機能性を高めたスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」

3万2780円(税込)からと、手に取りやすい価格のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」も登場。スマートウォッチには見えないデザイン性が特徴としていながら、健康管理やスポーツモニタリング、スマホの通知などが届くアシスタントなど、機能面も充実しています。

 

ラインアップは46mmケース径モデルと41mmケース径モデルを用意しています。

 

【46mmケース径モデルを写真でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

【41mmケース径モデルを写真でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

カラーとベルトの素材で価格は異なります。それぞれの価格は下記のとおりです。

46mmケース径

・ブラックモデル

ケース:ブラックのステンレス

ベルト:ブラックのフルオロエラストマー

3万3880円(税込)

 

・ブラウンモデル

ケース:ステンレス

ベルト:ブラウンレザー

3万6080円(税込)

 

・グレーモデル

ケース:ステンレス

ベルト:ステンレス

5万4780円(税込)

 

41mmケース径

・ブラックモデル

ケース:ブラックのステンレス

ベルト:ブラックのフルオロエラストマー

3万2780円(税込)

 

・ホワイトモデル

ケース:ゴールドのステンレス

ベルト:ホワイトレザー

3万4980円(税込)

 

・シルバーモデル

ケース:ゴールドのステンレス

ベルト:ステンレス

5万4780円(税込)

 

「HUAWEI Eyewear 2」は2世代目であらゆる面が進化

オーディオグラスの「HUAWEI Eyewear 2」も発表されました。薄型軽量化を実現したほか、音漏れ防止設計の実現や前モデルからバッテリー駆動時間の増加、高音質化など、あらゆる面で進化を遂げています。また、IP54の防塵防滴設計も採用。ビジネスや家庭での利用から、アウトドアでの使用も可能としています。

 

【HUAWEI Eyewear 2を写真でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

市場想定価格はブラックが3万7800円(税込)、チタニウムシルバーが4万7800円(税込)です

 

完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」

オーディオとしては、「HUAWEI FreeBuds Pro 3」も発表。同日から発売しています。ノイズキャンセリング性能と通話品質を高めているうえに、デュアルドライバーで低音から高音までカバーしています。市場想定価格は2万8800円(税込)です。

 

【HUAWEI FreeBuds Pro 3を写真でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

ファーウェイ、ノイキャンも通話品質も向上した最上位イヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 3」発売

ファーウェイ・ジャパンは10月17日、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 3」を発表。同日から販売を開始します。市場想定価格は2万8800円(税込)です。

 

HUAWEI FreeBuds Pro 3は、ファーウェイのイヤホン「FreeBuds」シリーズの最上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 2」の後継にあたる製品です。

 

ドライバーは、中低音域に対応するダイナミック型と、高音域に対応するマイクロ平面振動板ドライバーの、2つのユニットを搭載します。また、お互い干渉することなく、それぞれの周波帯域の音が最適化する「デジタルクロスオーバーテクノロジー」を採用。これらにより、低音は14Hzから、高音は48kHzまで再現できるとのこと。

 

ノイズキャンセリング性能も強化しており、処理チップの性能アップによって「アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズム」のパフォーマンスが向上。また、シグナルノイズ比の高いデジタルマイクを3個搭載し、アダプティブ・ノイズキャンセリングアルゴリズムと連動して、耳の内側と外側のノイズをより正確に識別・計算します。これにより、ノイズキャンセリング効果を状況に合わせてリアルタイムに自動調整でき、前モデルからノイズキャンセリング性能が約50%向上したそうです。

 

通話の品質も高くなっています。骨伝導センサーの搭載位置を見直すことで、音声通話やビデオ通話時のユーザーの声の集音能力が前モデルに比べて約2.5倍に向上しました。また、イヤホン内蔵のマイクと「マルチチャネル・ディープニューラルネットワークノイズキャンセリングアルゴリズム」が連動。周波数帯域ごとに異なるタイプの環境ノイズを識別・低減します。風ノイズキャンセリング性能も前モデルから80%向上。これらによりクリアな通話を実現したといいます。

 

バッテリーはアダプティブ・ノイズキャンセリングをオンにした状態で約4.5時間の音楽再生が可能。充電ケースと組み合わせると最長22時間バッテリーが持続します。アダプティブ・ノイズキャンセリングをオフにした状態であれば、充電ケースと合わせて最長31時間使用できます。

 

コーデックはLDAC、SBC、AACに対応。また外音取り込みモードやIP54の防水防塵に対応しています。

ファーウェイ人気製品の後継「HUAWEI Eyewear 2」登場、音漏れ防止やバッテリー性能が向上

ファーウェイ・ジャパンは10月17日、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear 2」を発表しました。テンプルがブラックのモデルと、素材にチタニウムを採用したモデルをラインアップし、市場想定価格はブラックが3万7800円(税込)、チタニウムが4万7800円(税込)です。発売はブラックが11月9日、チタニウムは11月以降となっています。

 

発表した製品は、2022年に登場して楽天やAmazonでカテゴリの上位を占めるなど、好評を博したという「HUAWEI Eyewear」の後継モデルです。前モデルは音質のよさや通話品質の高さ、オープン型イヤホンにあたる点が評価された一方で、バッテリー駆動時間の短さや、充電方法の煩雑さが不評だったとのこと。HUAWEI Eyewear 2は懸念となっていたバッテリー駆動時間を長くしたほか、装着感や音漏れ防止性能を高めた製品となっています。

 

音楽再生で約11時間、通話で約9時間使用が可能なバッテリーを搭載。また、約10分の充電で最大約3時間の音楽再生が可能な充電速度を実現しています。なお、充電の煩雑さについては、これまで同様専用の充電ケーブルが必要です。

 

メガネ本体はリムやテンプルの軽量化によって鼻への負担を改善したほか、テンプルをより細くするなどで薄型軽量化。加えて丁番に弾性をもたせることで、頭部の圧迫感を軽減しています。

 

音質では、テンプル部分に同じ方向を向いたデュアル振動板を搭載し、低音に迫力をもたせたほか、出音の設計によって高周波帯域幅が16kHzまで拡大されたことで、きめ細やかな音質表現が可能になったとしています。

 

さらに、ユーザーに聴こえる音と逆の音波を発生させる「逆音波アルゴリズム」も2.0に進化。これにより音漏れ性能を向上させています。加えて環境音の大きさを検知し、エレベーターなどの静かな環境では音量を自動で下げる「スマート音声調整アルゴリズム」もアップデートさせ、通話漏れを防止します。

 

また、マイクの配置を見直し、下向きのマイクで音をクリアにキャッチ。独自のノイズ軽減アルゴリズムも搭載し、通話時の風によるノイズを低減させています。

 

ファーウェイ・ジャパンとしては、オフィスワークのほかに、自宅で育児をしながらエンタメコンテンツを楽しんだり、アウトドアで使用したりといったシーンを想定しているとのこと。前モデル同様、高い人気を獲得できるのかに注目したいところです。

ファーウェイ、デザインと健康管理にこだわったスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」を発表

ファーウェイ・ジャパンは10月17日、スマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH GT 4」を発表しました。46mmケース径モデルと41mmケース径モデルをそろえ、価格は46mm径が3万3880円(税込)から、41mm径は3万2780円(税込)からです。

↑46mm径のグレーモデル

 

HUAWEI WATCH GT 4はファーウェイのスマートウォッチとしては、スタンダードクラスに位置づけられるモデルです。ビジネスシーンでも身に着けていられるファッション性や、豊富な健康管理機能、ワークアウトをアシストする機能などを備えています。

 

46mm径のモデルは、これまでの丸いケースからオクタゴン設計に変更し、より高級感のあるデザインにしたといいます。一方の41mm径モデルは丸いデザインを採用しています。

↑41mm径のシルバーモデル

 

ディスプレイには有機ELを採用し、46mm径は1.43インチ、41mm径は1.32インチディスプレイを搭載しています。また、文字盤は新たに登場したものも含めて2万種類以上を用意。ファーウェイが提供する文字盤ストアから好みの文字盤を選ぶことができます。

 

健康管理の機能においては、新たに“不足しているカロリー”の管理が可能になりました。食事で摂取したカロリーをスマホアプリ上で入力すると、HUAWEI WATCH GT 4が自動で同期し、摂取カロリーと消費カロリーから、不足しているカロリーまでも表記します。

 

また、睡眠中に血中酸素レベルと心拍数の変化から、呼吸の乱れを検知することも可能。加えて、業界では初とうたう「スマート生理周期管理」機能も搭載し、睡眠時の心拍数や体温、呼吸の特徴から女性の生理周期と妊娠可能期間を予測します。

 

スポーツでは、新たなアンテナシステムでGNSS信号の精度が約30%向上し、ランニングなどのルートを高精度に追跡。さらに、ランニング中の音声ガイドが日本語に対応するなどのアップデートが図られています。

 

発売は10月24日。ストラップの素材やカラーによって価格が異なるので、購入の際は気にしてみるといいでしょう。

 

46mmケース径

・ブラックモデル

ケース:ブラックのステンレス

ストラップ:ブラックのフルオロエラストマー

3万3880円(税込)

 

・ブラウンモデル

ケース:ステンレス

ストラップ:ブラウンレザー

3万6080円(税込)

 

・グレーモデル

ケース:ステンレス

ストラップ:ステンレス

5万4780円(税込)

 

41mmケース径

・ブラックモデル

ケース:ブラックのステンレス

ストラップ:ブラックのフルオロエラストマー

3万2780円(税込)

 

・ホワイトモデル

ケース:ゴールドのステンレス

ストラップ:ホワイトレザー

3万4980円(税込)

 

・シルバーモデル

ケース:ゴールドのステンレス

ストラップ:ステンレス

5万4780円(税込)

HarmonyOSによって叶えられる未来の暮らし。ファーウェイのスマートカー&スマートホーム取材記

HarmonyOSを中心としたエコシステムのなかで、スマートフォンやタブレット、ウェアラブルデバイスなどを展開するファーウェイ。日本では現状、HarmonyOSはあまり普及していないが、中国ではそれが急速に拡大しており、クルマや家電にまでOSが搭載されている。

 

このたび筆者は、中国深圳にあるファーウェイのフラグシップストアとスマートラボを見学し、その最前線を体験した。ファーウェイのHarmonyOSが実現する近未来の様を紹介しよう。

 

自動運転対応のスマートカーが展示されている旗艦店

まず訪問したのが、ファーウェイのフラグシップストア。現地スタッフによれば、同店が位置している場所は「日本でいう大手町」だそうで、周囲には高層ビルが立ち並んでいた。フランスの有名なチームとファーウェイが共同で設計したという建物は、周囲4面がガラス張りの3階建て。曲線的なデザインで、ステンレス製の屋根は鏡面仕上げになっている。

↑フラグシップストアの入り口

 

↑1階フロアの様子。平日にもかかわらず、多数の客が来店していた

 

↑日本では未発売のスマホ・HUAWEI P60 Pro。価格は6188元(日本円で約12万5000円)から

 

↑1階奥のアカデミーエリアでは、スマートカーの発表会の様子が流され、多くの人が見入っていた

 

↑ショップの外周には、24時間対応の自販機が設置されており、イヤホンやウェアラブルデバイスが販売されていた

 

↑3階のテラスからは、周囲を囲む高層ビル群を見渡せる

 

この店にはファーウェイの最新デバイスがずらりと並んでいるが、それはスマホやウェアラブルデバイスなどのガジェットに限ったものではない。入り口脇にはスマートカーが鎮座しており、2階にはスマートホームのモデルルームもある。

↑スマートカー・AITO M7

 

圧倒的な存在感を放っているスマートカーは、もちろんHarmonyOSを搭載。自動運転に対応したハイブリッドカーで、中型のAITO M7と、小型のAITO M5の2車種がある。AITOは、共同開発を行なったクルマメーカー・小康工業集団のブランド名だ。

↑AITOのエンブレム。日本には未上陸だ

 

ガソリンと充電池の併用で、最大1200kmを走れるというこのクルマには、「ADS 2.0」という自動運転機能が搭載されている。27個ものセンサーで周囲の状況を把握し、赤信号ならブレーキをかけ、青信号では自動走行してくれる。また、自動駐車システムも搭載されているという。

↑ハンドルや座席は革張りで、高級感があった

 

↑フロント座席に設置されたタブレット。大型なので地図も見やすい

 

↑タブレットは後部座席にも設置されている。ちなみに、座席にはマッサージ機能が内蔵されている

 

クルマの動作は至る所がスマートで、解錠することで顔を出すドアハンドル、ドアを開けると自動で出てくる踏み台、着座すると自動で奥行きを調整してくれる電動の座席など、従来のクルマにはなかった機能が多数搭載されている。解錠などの操作はスマホやウェアラブルデバイスから行える。

↑開場すると自動で出てくるドアハンドル。普段は収納されている

 

↑ドアを開けると、黒い踏み台が下から出てくる

 

↑スマホの操作画面

 

2階には、スマートホームのモデルルームも

2階に上がると、スマートホームのモデルルームがあった、リビングとダイニングキッチンが再現されたこの部屋では、HarmonyOSのエコシステムが、家の姿をどう変えるかを体感できる。

↑玄関の生体認証機器

 

↑リビングには、98インチの大型ディスプレイが設置されている

 

↑「リラックスモードにして」と声でリクエストすると、照明が暖色に切り替わる

 

↑リビングに設置されたスピーカー(写真左下)。4台がソファーの周囲を囲い、サラウンド感のある音を鳴らす

 

↑キッチンにもHarmonyOSが搭載されている。冷蔵庫には、収納物を入れてから何日経っているか検知する機能がある

 

↑換気扇にあった、HarmonyOSの搭載を示すラベル。換気扇にまでOSが搭載されているのは驚きだ

 

日本ではウェアラブルデバイスメーカーとしての印象が強いファーウェイだが、中国ではより広範囲のコンシューマー事業を展開している。このフラグシップストアを訪問した筆者は、その事業範囲の広さを実感した。

 

タブレットと声で家中の操作が完結する“未来の家”

フラグシップストアにあったスマートホームのモデルルームは、近未来を予感させるものだった。それよりはるかに大規模なスマートホームがあるのが、ファーウェイのスマートラボだ。高層ビルの44階に入居しているこのラボには、リビング、ダイニングキッチン、寝室、キッズルームなどを備えた、巨大なスマートホームが設置されている。

↑広大なリビング。照明や空調、カーテンの開閉、テレビのオンオフ、オーディオの再生まで、全て自動化されている

 

スマートホームの中には、リビング、寝室、ダイニングキッチンなど様々な部屋があるが、その全てに共通しているのが、1台のタブレットによって操作が完結すること。これが実現しているのは、照明からオーディオ、各種家電に至るまで、あらゆる機器がHarmonyOSに対応しているからだ。

↑タブレットのホーム画面。左側には来客時やリラックスなど、シチュエーションのメニューが表示されており、これをタップすると照明などが自動で調整される

 

↑直感的な操作モードも搭載。中央のリングの外周に各部屋の名称が表示されており、それをリング内にスワイプすることで、個々の部屋の操作画面が表示される

 

↑各所に設置されたカメラで家中の様子を確認できるから、セキュリティも万全だ

 

↑電力の使用状況も一目瞭然

 

↑タブレットは各部屋に設置されている。写真はダイニングキッチンの壁面

 

家の設備は、音声操作にも対応している。人の発声からシステムの動作までのタイムラグがないのが印象的で、特にカーテンの開閉ではそれを如実に感じた。発声からカーテンの動作までにかかる時間は、体感では1秒もなかった。

↑声で「リラックスモードにして」と指示すると、ソファが自動でリクライニングする

 

↑キッチンはまさかの可動式。ボタンタップで天板が動き、シンクが現れる

 

↑ダイニング。食事や記念日など、シチュエーションを指示すると、照明が自動で調整される

 

↑洗濯機の脇にある物干しも可動式で、普段は天井に格納され、必要なときに降りてくる。中国では部屋干しが主流であるため、これは欠かせない

 

↑キッズルームの学習机には、子どもがしっかり勉強しているか、その様子をモニタリングする機能がある

 

↑キッズルームの天井にはプラネタリウムが内蔵されていた。併設のスピーカーには、絵本の読み聞かせ機能もある

 

スマートホームでは、細かな技術が光っていた。それが、人感センサーで点灯する読書灯だ。人感センサーを搭載した照明はすでに世の中に多く普及しているが、誤作動があるものも多い。しかしここの読書灯はそれを可能な限り抑えている。たとえば、動物が近寄っても照明はまったく動作しない。

↑スマートホームの読書灯。コンパクトだが、点灯時には十分な明るさがあった

 

↑枕はなんとスマート枕。照明と連携し、人が寝ているのを検知したら明かりを落とし、トイレなどに起きた際には足元のライトをつけてくれる

 

↑掃除などを行うロボット

 

スマートホームは災害にも強い。あらゆる電気機器の制御を統合しているホームマシンが、災害時には生活のために最低限必要なものだけを選び、太陽光発電によって動作させる。

↑ホームマシン。ここから400以上の機器に接続できる

 

ファーウェイのコンシューマー事業のコンセプトは、「すべての人に最適なデバイスを届ける」こと。スマートカーやスマートホームも含めて、同社が多彩な製品を開発している理由はそこにある。それらの機器にもれなく搭載されるHarmonyOSは、アメリカの制裁によって産まれたものではあるが、いまやファーウェイの幅広い製品展開を支える根幹に成長しており、同社の底力の大きさを感じさせる。日本の対岸で着々と拡張しているそのエコシステムは、世界へ乗り出す機会をうかがっているのだ。

中国・ファーウェイの研究施設で、同社が近未来に叶える「夢」のカタチを垣間見た!

世界企業のなかでも、トップクラスの数の特許を保有するファーウェイ。2022年に公表されたデータによると、同社は収入の25%超を研究開発に投資している。この研究の中心となるのが、世界各地に設置されているラボだ。

 

今回筆者は、同社のラボを訪れる機会を得た。ヘルスケア、オーディオといった、分野ごとに別れた各所のラボでは、新たな製品開発に向けての研究が日々行われている。本稿では、ファーウェイの研究開発の現在地と、未来像についてお届けしよう。

 

あらゆるワークアウトの測定が可能。ファーウェイ最大のヘルスラボ

中国南東部、広東省にある東莞市・松山湖。ファーウェイはこの地に巨大なキャンパスを築いており、ヘルスラボはその郊外にある。同社のヘルスラボは西安およびフィンランドにもあるが、松山湖のものはそのなかでも最大規模。建設は、中国の体育総局、体育科学研究所と連携して行われた。

↑松山湖ヘルスラボの全景

 

↑ヘルスラボの外周には、陸上のトラックがあった

 

施設内には、様々なワークアウトに対応した計測施設がある。高度6000mまでの気圧・温度環境を再現できる高原模擬室、水流を作り出せるプール、球を打ち出してくるロボットが設置された卓球ルームなど、そのバリエーションは多い。ルーム内には、多様な計測装置が設置されており、被験者の動きや身体の状況などをチェックするという。

↑ヘルスラボの入り口を入ったところ。2面のテニスコート、右奥にはバスケットボールのゴールが見える

 

↑壁面のひとつは、クライミングウォールになっていた

 

↑高原模擬室では、低温状態でウェアラブル端末が正常に動作するかのテストが行われていた

 

↑卓球ルーム。写真右のロボットが球を打ち出してくれる。上級モードではかなりのスピードかつハイスピンで球が出てくるため、打ち返すだけでも大変

 

↑プール。水流を作ることができ、異なる水の速さでの水泳のフォームの違いなどを測定しているという

 

↑最大22°の傾斜を作り出せる巨大なトレッドミル。最高時速は50km/hで、ランニング以外にもサイクリングやスケートボードなどのモニタリングが可能

 

↑トレッドミルの周囲には、12台のモーションカメラが取り付けられていた

 

↑ゴルフルーム。中国国内の300コースのマップに対応している

 

↑ゴルフルームでは、スマートウォッチと連携して、スイングのフォームを計測できる。スイング速度や、振り上げてから打つまで、フォロースルーにかけた時間が表示されている

 

ウェアラブルデバイスユーザーからのニーズが高い、ランニングの計測の研究にはとりわけ力を入れている。施設内に並べられたランニングマシンでは、ウェアラブル端末が表示している数値と、実際の数値に齟齬がないかなどのテストが繰り返されている。なかには、ランニングフォームを正確にチェックできるという、7000個ものセンサーを備えたマシンもあった。

↑ズラリと並んだランニングマシン

 

↑ランニングマシン前方の画面では、マシン上にかかっている圧力をリアルタイムで表示する

 

↑HUAWEI S-TAGを靴に装着すれば、より詳細なフォーム計測が可能

 

↑筋力トレーニング用のエリアもあった

 

スマートウォッチで血糖値を測れる時代が来る?

ヘルスラボの取材では、ファーウェイでヘルスケアのソリューション担当者に話を聞くことができた。彼は、ウェアラブル端末の市場と、ファーウェイ製品の現状のギャップについて以下のように語った。

 

「市場のニーズがあるのに、ファーウェイの製品がまだ対応できていないのは、より多くのバイタルデータの計測です。そこで我々は、スマートウォッチに血糖値計を搭載できるよう研究を進めています。これまで、血糖値を測るには少量の血を出す必要がありましたが、それをせずとも血糖値計測ができるシステムをいま開発しています」

 

また、ウェアラブルデバイスにエコー検査ができるセンサーをいずれ搭載したいとの野望も述べた。実際ファーウェイは、血圧を測定できる初のスマートウォッチ・HUAWEI WATCH Dを発売しており、日本での医療機器認証も取得している。ウェアラブルによるエコー検査など、現時点では夢のような技術に思えるが、彼らであればそういった革新を成し遂げてしまうかもしれないと思わされる。

↑HUAWEI WATCH D

 

カナル型イヤホンの耳が痛くなる問題を解決する製品を発売予定

松山湖には、ヘルスラボのほかにオーディオラボも設置されている。そこでは、ロボットアームが完全分離型イヤホンのケースの開閉を繰り返すことによる耐久性テストや、イヤホンの耳への着脱を繰り返して装着時の安定性を確かめるといった試験が行われていた。また、飛行機内の騒音を再現し、アクティブノイズキャンセリングがしっかり機能するか確かめるリスニングルームも公開された。なお同所内では、一切の写真撮影が禁止であったため、画像でお見せすることができないことをご容赦いただきたい。

↑ファーウェイは、ヨーロッパの街を模した巨大なキャンパスを松山湖に設置している。オーディオラボはその一角にあった。写真の建物はオーディオラボではないが、同社のオフィスだ

 

↑広大なキャンパスは12の街区に分けられ、中には電車も走っている

 

ファーウェイでオーディオの製品開発担当者によると、いま開発しているのはカナル型イヤホンの問題を解決する製品だという。その問題とは、装着中に耳が痛くなってしまう、あるいは外れやすいということだ。「この課題を解決した画期的な製品を、2023年の年末に発売する予定」と語っていた。筆者も一人のオーディオユーザーとして、その登場が楽しみだ。

 

↑HUAWEI FreeBuds Pro 2。トリプルマイクによるアクティブノイズキャンセリングを搭載した画期的な製品だった。同社によるまた新たな革新に期待したい

 

また担当者の話のなかで興味を惹かれたのが、高速転送に関する話題だ。ファーウェイのオーディオ製品は、同社独自の規格による高速転送に対応している。その速度は「有線接続にも迫るほど」だという。

 

しかし実際に高速転送を実現するには、再生デバイスとイヤホンの両方がその規格に対応している必要があり、現状ファーウェイの規格に対応したスマートフォンは同社製のもののみだ。そこで同社は、今後この規格を他社向けにも公開するというのだ。仮にこれが実現すれば、他社製のスマホからでもファーウェイ規格による高速転送が可能になる。今後に向けて、夢のある話だといえるだろう。

 

ファーウェイがこれから叶える「夢」が、垣間見えた

今回筆者が見た、ファーウェイのラボを一言でまとめるなら、やはり「夢」という単語になる。血糖値を測れたりエコー検査ができるウェアラブルデバイス、有線に迫る速さの高速転送を可能にするオーディオ。それらは現時点で実現できるものではないが、その可能性は今回の取材で垣間見えた。同社の今後の新製品、施策による、新たな夢の実現を期待したい。

5000円以下で長時間バッテリー搭載の完全ワイヤレスイヤホン発売

ファーウェイ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds SE 2」を発売しました。通常価格は4980円(税込)ですが、現在Amazonで開催中のプライム感謝祭では28%オフの3580円です。

 

HUAWEI FreeBuds SE 2はエントリークラスの完全ワイヤレスイヤホンです。バッテリー駆動時間の長さが特徴で、フル充電から最大9時間使用できます。加えて、充電ケースと合わせると最大40時間の音楽再生が可能。さらに急速充電にも対応しており、約10分の充電で最大3時間音楽を再生できるとしています。

 

イヤホン本体は軽量で、片耳約3.8g。また形状は、人間工学に基づいた分析と30万以上の耳道特徴を分析したことにより、高いフィット感を実現したといいます。

 

ドライバーは10mmのダイナミック型。また再生周波数帯域は20~20000Hzです。コーデックはSBCとAACに対応しています。このほか、IP54の防水防塵仕様となっています。

「PC持って帰るけど開かない」を解決!オフの効率化には「HUAWEI MatePad 11.5”」があればいい

ファーウェイからオールインワンタブレット「HUAWEI MatePad 11.5”」が8月28日に発売されます!ストロングポイントは、6コア構成のクアルコム Snapdragon 7 GEN 1といった同価格帯の中でも最強クラスのCPUを積んでいること。サッと持ち運べる軽量性と様々なワークスタイルに対応する機能性を兼ね備えた一台で、これはかなり幅広いシーンに使えそうです。

 

本記事では、 GetNavi web編集長・山田がその実力を検証。業務柄、オフの日も取材を兼ねた外出が多く、仕事のオンオフが日夜シームレスに切り替わる山田としては、「電車や飛行機の移動時間やワーケーション先で進化を発揮した」とのこと。その真価を紐解いていきます。

 

欲しいのは、移動中やオフの日でもリラックスモードで開けるタブレット

平日デスク業務はもっぱらPCでこなす山田。デスクを離れる際も、いつでも仕事ができるお守りがわりにどこへでも持ち運んでいます。しかし、重いしかさばるし、何よりPCを開くと否応なく仕事モードにならなければいけない・・・。反面、スペースの限られた電車や飛行機、オフモード優位のワーケーションでは、持ってきたものの結局開かずじまいなことも。

 

↑GetNavi web編集長・山田。在宅も多いハイブリッドワークを2年以上実行する中で、「ちょっとした移動やオフの時間にサクッと仕事ができたら効率がいいのに…」と思うように

 

そこで、今回はPCにお留守番してもらい、HUAWEI MatePad 11.5”を片手に日常を過ごしてみました。

 

●HUAWEI MatePad 11.5”

11.5インチ、約499g、約6.85mmと持ち運びに適した軽量ボディを備える。3:2のアスペクト比がユニーク。価格はオープンで、市場想定価格は4万3800円(着脱式マグネットキーボード 8800円、M-Pencil 1万3800円)

 

 

【シーン1】休日の長距離移動で活躍

 

この取材の期間中、20年以上好きなバンドの福岡公演に行く機会があったという山田。ツアーは週末だったため、金曜日に仕事を終えたら、オフィスから電車で飛行場へ。そういった際にも、隙間時間で進めておくといい業務があります。

 

そんな「出先で対応しよう」と思う業務は、最優先で対応しなくても良いものの“やっておくとあとが断然ラクなんだよ系作業”ですね。山田の業務でいえば、勤怠予定シートの更新/サイトトラフィックデータのチェック、メールやチャットの返信に当たります。

 

こういった業務をため込むと、例えば13時にスタートしようと思った作業に、30分遅れでとりかかるというのはビジネスパーソンではよくあること。こうした微妙な遅延をなくし、やる気にまでさせてくれるのが本機です。

 

簡単に言えば、軽くてジャストサイズだから、パッと開いてパッと作業できる。その一点に尽きるのですが、PCを開いて行うにはこういったちょっとした業務は取り掛かりに時間がかかったりするもの。すぐ取り出して開ける…それだけで取り掛かりを軽快にしてくれることはシンプルだけど大きなメリットです。

 

↑一般的なスマホおよそ2台分の約499gのボディは、想像以上に業務のスタートを軽快にしてくれる

 

ビジネスにおける「準備行動」をやる気にさせて良いサイクルを作ったあとは、ホテルでツアーの予習時間。歌詞を読み込んでサビを口ずさめるようにしたり、MVを観て作品の世界観を妄想したり、ライブに向けて気持ちを作っていきます。

 

そのためには、普通なら例えばアーティストの歌詞をウェブで見たり、YouTubeでMVを観たりといったことをすると思います。そこがHUAWEI MatePad 11.5”だと、例えば複数のアプリウィンドウを開ける「マルチウィンドウ」機能を使って、2画面でノートアプリに取り込んでいたアーティストインタビューを読みながら、MVを観るといった行為がいとも簡単にできます。

 

↑マルチウィンドウを活用して、ウェブページを見ながら旅行先のリストを作成

 

MVを観るのにも、4つのスピーカーを搭載しサラウンド音場を作り上げる本機ならホテルの室内でも高品位なサウンドで作品へのイメージを高められます!

 

↑4つの大迫力なスピーカーを搭載。Huawei Histen 8.1にグレードアップしたサラウンド音響で、音の世界へ没入

 

もちろん映像を観る面でも、120Hzの高リフレッシュレートを実現した11.5インチディスプレイで高画質を堪能できますし、山田が飛行機移動からライブ前まで本機を使っても十分にバッテリーはもったそう。7700mAhの大容量バッテリーに、急な充電も急速充電機能で対応できるなど、小旅行での使用に本機はぴったりのスペックを持っています。

 

シーン1:山田’s comment

「ちなみに、触り心地はめちゃくちゃ質感があって気持ちいいです。作品鑑賞だけに特化するならキーボードカバーを外して手持ちにしてもOK。それがこの価格帯で実現されているのって狡くないでしょうか」(山田)

 

 

【シーン2】立ちっぱなしの出張先、旅先の小回り

 

ところで、旅や出張のときに得られる、現地を歩き回っているから知れる情報ってたくさんありますよね。

 

飛行機での移動を終え、福岡に到着した山田。本機の機動性、気軽に使える利便性が優秀すぎて「旅からこぼれ落ちてしまったリスト」が簡単に作れてしまったといいます。活用したのは「HUAWEI Note」というノート作成アプリ。PDF文書などの一括インポートや、いちからメモを作成できるアプリです。

 

↑ウェブページを参照しながらHUAWEI Noteでメモをとる。M-Pencilによるクリアで滑らかなブラシ効果で、自由に図形作成も可能

 

例えば、今回は天神周辺を散策した際、国体通りに巨大なショッピングモールができていたり、地元で有名な焼き肉店を見つけたり。

 

いつもは「へー、こんなのあるんだ」で終わってしまうところを、今回は本機があったおかげで別の体験ができることに。スマホで現地の写真を撮っておいて、小休憩で寄ったカフェでファーウェイの共有機能「マルチスクリーンコラボレーション」を使って、スマホからタブレットに写真をドラッグ&ドロップしてメモアプリに入れる。同時に、マルチウィンドウで2画面にしてブラウザでスポット情報をコピペ。最後に、手書きペンでそのときの会話を記してみたりしたら、普段はこぼれ落ちてしまう情報をストックするといったシームレスな使いこなしが実現できた模様。

 

 

さらに、出張先・旅先では、普段とは違う景色に出会って、急にインスピレーションが湧いてきた!なんてことも。そんなときは、すぐに手書きメモ・写真メモを残せると便利です。そういった時もHUAWEI Noteが活躍するのではないかなと思います。

 

今回の検証をする前に、出張で熊本空港を訪れたときのこと。全面新装されてとてもキレイでシックな空港を見て、何か空港でイベントができないかなと一気に頭が仕事モードになったものの…。PCを取り出してメモするにはひと手間ですが、本機を使って空港のフロアマップをダウンロードして、ファイルに直接色々メモすることが出来たそう。立ったままふとした瞬間にこういったメモ・アイデアを高い熱量で保存出来る点が、HUAWEI Noteの真価と言えるでしょう。

 

シーン2:山田’s comment

「旅や出張では、ちょっとした隙間時間が多く発生するので、コツコツと旅の体験をストックしていくと充実度が変わってくると思います。本機があるとデバイスの切り替え、アプリケーションの切り替えがシームレスなので、ふと思いついた瞬間に流れで体験をストックできるのがとても便利だと思いました」(山田)

 

 

【シーン3】カフェの1人席やデスクの狭いホテルでの活用

出張先や旅先でホテルを利用したときに、異様に狭いデスクしか常設されていなかった、なんてことは、ビジネスパーソンならあるあるのシチュエーション。

 

出先で入ったカフェの1人席もしかり、限られたスペースで作業をするのなら、悪目立ちしないサイズ感はマストです。実際に、山田が出先のカフェで使ってみたところ、テーブルに実機と飲み物を置いてもスペースに余裕がある状態が確保できました。

 

あらためて7700mAhの大容量バッテリーにも注目です。本機を4時間近く画面オンにしながら何かしらのアプリを使い、画面の輝度MAXというかなりバッテリーを消費する環境で使っていましたが、20%も減っていませんでした。1日数時間の使用では、1週間近くバッテリーが持つ印象。これなら、バッテリーが心配になり電源のあるカフェや座席を探すという行為がなくなるし、大きめのモバイルバッテリーを別で持っておく必要もありません。

 

省スペース性に優れる本機ですが、使い勝手にも妥協はありません。PCに近い使い心地を実現するため、着脱式キーボードはキーストロークを1.5mmで設計。しっかりとした打鍵感が確保されていて、カフェの手狭なスペースでも集中して作業に取り組めます。Wi-Fi 6対応なのでどこでも安心した通信環境で使えるのも出先使用での大きなポイントですね。

 

シーン3:山田’s comment

「単体では機動力のあるデバイスであっても、周辺機器も含めると意外に軽量化できていないモデルは多いもの。本機は、サイズ、重量、使い勝手含めたトータルバランスが優秀だからこそ、どこにでも持っていきやすく開きやすい設計になっています」(山田)

 

 

【こんなシーンでも】オンラインセミナーのデバイス、自宅でサブPCとしても使える

3つのシーンで、どれだけ本機が出先で開きやすく、使いやすいかを山田目線でレビューしてきました。では普段のビジネスシーンや自宅での環境ではどうでしょうか?

 

リモートで参加できるオンラインセミナーやオンライン授業では、講師が映る画面を見ながら、投影された資料をチェックし、ノートを取りつつディスカッションもするといったマルチタスクが必須。そんなときでも本機があれば、前述した全ての作業が可能です。よく使う画面分割の組み合わせを保存しておいて、ワンステップで呼び出すことができるので、時間を有効に使いたい学生やビジネスパーソンには高ポイント!

 

↑オンライン会議中にメモもとれる

 

また自宅や会社なら、サブPCとして使用するのがおすすめ。在宅勤務では、メインPCをワークスペースに置きっぱなしで、場合によっては外付けディスプレイにつないで作業している山田。しかし、この環境ではメインPCを開いては作業をダラダラと続けてしまうし、終業後にも作業することが多くなってしまうとか。

 

そんな中、本機を導入してからは終業時にメインPCはバッグにイン!そうすると何が起こったかというと、「今日はもう諦めて明日やろう」という気持ちになり、本当に最低限のリアクションだけをするように。

 

↑資料の動画を映すサブディスプレイとしての使い方も◎

 

作業したとしても、前半で述べたような、“やっておくとあとが断然ラクなんだよ系作業”のみとQOLの向上も実感できました。

 

サブシーン:山田’s comment

「本機でもプレゼン資料作成などのこってりした作業は十分行えるものの、やはりメインで使っている環境と比較すると効率はいくぶんか落ちます。効率の悪い中でやるよりも翌日のスタートダッシュを決められる状況を本機で作ることで、業務の精度を上げる考え方が効率的かも」(山田)

 

 

まとめ:HUAWEI MatePad 11.5”があれば、スキマ時間も有効活用できる

移動中や出先では、ちょっとしたスキマ時間が大量発生するものの、PCを開くほどでもないし・・・と思って無駄にしがち。

 

そんなときに、HUAWEI MatePad 11.5”があれば、スッと取り出してサッと作業が可能です。精神的負担もなく仕事もクリエイティブにはかどり、空いた時間に趣味も楽しめて一石二鳥。オフの日のおともに、そばに置きたいデバイスです。

 

 

撮影/湯浅立志 イラスト/TOMOYA

1万円台でヘルスケアもワークアウトもしっかり管理、新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」

ファーウェイ・ジャパンは8月24日、スマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」を発表しました。発売は8月28日からで、8月24日から予約を受け付けます。価格は1万4080円(税込)。

 

HUAWEI WATCH FITはIDCのレポートで、2021年第一四半期から2022年第二四半期までの間、75~150USドルの価格帯におけるスマートウォッチ市場でシェア1位を獲得する、人気のシリーズ。そのシリーズ最新モデルとして登場したHUAWEI WATCH FIT Special Editionは、2021年11月に発売された「HUAWEI WATCH FIT new」から、あらゆる機能で進化しています。

 

画面は1.64型のAMOLEDディスプレイを搭載し、画面占有率70%、解像度456×280ドット、326PPIを実現。また、センサーを除いた厚みは約10.7mm、ベルトを除いた重さは約21gと、薄型軽量で心地よい装着感を実現しているとのこと。

 

文字盤は「HUAWEI Health」アプリの文字盤ストアからダウンロードできる、有料のものも含めると1万種類以上を用意。加えて着ている服などをスマホで撮影し、その場で文字盤のデザインを作成する「スタイル文字盤」機能にも対応しています。

 

ヘルスケア機能においては、睡眠モニタリングに必要な独自アルゴリズム「TruSleep 3.0」を搭載し、HUAWEI WATCH FIT newに比べて睡眠モニタリングの精度が約10%向上したほか、誤認識率が約40%減少したといいます。

 

また、心拍のモニタリングもフォトダイオード数を増やしたうえに、AIアルゴリズムも改良した「TruSeen 5.0」の搭載で、従来モデルから精度が10%向上。24時間心拍数をモニタリングし、異常時にはアラートを出す機能にも対応します。

 

ワークアウトはバスケットボール、サッカーなど101種類のモードを搭載。さらに、ランニングでは科学的なデータ分析により、トレーニング能力指数や回復にかかる時間を表示します。HUAWEI Healthアプリを使用すれば、より専門的かつ詳細なランニングデータの表示も可能です。

 

このほか、スマホの探索やアラーム、着信通知やLINEなど通知表示とクイック返信(クイック返信はAndroidのみ)といったアシスタント機能もそろっています。

 

バッテリー持続時間は通常使用で約9日、充電は約45分でフルになります。

ファーウェイ、若い世代に向けた4万円台の手ごろなタブレット「HUAWEI MatePad 11.5」発表

ファーウェイ・ジャパンは8月24日、タブレットの新モデル「HUAWEI MatePad 11.5」を発表しました。発売は8月28日で、予約は24日から。市場想定価格は4万3800円(税込)です。

 

HUAWEI MatePad 11.5は、いまラインアップされているファーウェイのタブレットとしては最も画面が大きい、11.5インチのディスプレイを搭載した製品です。解像度は2200×1440ドットで、リフレッシュレートは120Hz、輝度は400nit。また、製品の安全性などを認証するテュフ ラインランドの低ブルーライト認証とフリッカーフリー認証を取得し、長時間コンテンツなどを視聴しても目が疲れにくいとしています。

 

本体はメタリックデザインを採用しており、重量約499、厚さ約6.85mmを実現。触ると滑らかで手になじみやすいとしています。

 

製品に合わせて新しいノートアプリ「HUAWEI Notes」も登場。紙のように書き留めて、大切な情報を記録できるほか、テキストの重要部分にマーカーを引けたり、ブラウザー上のテキストを簡単にコピペしたりといった操作が可能です。また、PDFファイルのインポート、ファイルやノート内のテキスト検索などにも対応しています。もちろん、HUAWEI M-Penciを使用してメモも可能。仕事、授業、講義時に活躍してくれそうです。

 

このほか、臨場感のある音質を実現する4基のスピーカーや、1300万画素のアウトカメラ、7700mAhの大容量バッテリーなどを備えています。なお、OSは独自のHarmonyOSを採用。

 

先に触れたHUAWEI M-Penci(税込1万3800円)や、着脱式のキーボード(税込8800円)を使えば、より活用の幅が広がるでしょう。

 

ファーウェイ・ジャパンとしては「若者向けのオールインワンタブレット」とうたう製品。価格を見ると手に取りやすい製品であり、それでいて必要十分な性能を備えているので、確かに若い世代がタブレットを手にしてみたいと思ったときに候補に入るでしょう。

Amazon限定発売、8000円台のHUAWEI Band 8にナイロンバンドモデル

ファーウェイ・ジャパンは6月16日から、スマートウォッチ「HUAWEI Band 8」のナイロンブラックモデルをAmazon.co.jp限定で販売します。価格は8580円(税込)。

 

HUAWEI Band 8は、ファーウェイ史上最も薄型軽量ながら、睡眠モニタリング機能やヘルスケア機能といった、スマートウォッチに求めたい機能を備えつつ、手ごろな価格に抑えたモデルです。5月に発売され、発売日から3週間の売り上げは前モデル「HUAWEI Band 7」に比べて約35%増加しているといいます。

 

今回発売されるのは、バンドにナイロン素材を採用したモデル。軽い装着感でスポーツはもちろん、日々の生活でも快適に使用できるとしています。価格は通常モデルと変わりません。

 

主なスペックは下記のとおり。

スマホはいつ出るの? ファーウェイ日本のトップに製品ラインナップの戦略を聞いた

ファーウェイは5月24日、スマートウォッチの最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」など、新製品6モデルを発表しました。

 

米国による輸出禁止措置の対象となり、5Gモデムなど一部の先端半導体の調達が困難となっているファーウェイ。その中で、日本市場では意欲的に新製品を投入していますが、今後はどのように挑むのか。端末部門の日本・韓国地域の責任者を務める楊涛(ヤン・タオ)氏に聞きました。

↑楊涛氏(ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョンプレジデント)

 

世界で実績のある製品を、そのまま日本に持ってきているわけじゃない

―― 日本でウェアラブル製品の展開を進めるために、どのような取り組みが必要と考えていますか。

 

楊氏 日本の消費者は、製品の新しさや革新性のみならず、ユーザー体験や品質にいたるまで高い水準の要望を有しています。他社と同じような製品を投入して価格の安さを競っているようでは、日本市場では生き残れないでしょう。ですから、ファーウェイが日本に投入する製品は、特別なイノベーションを体現して、競争力があるような、それでいてユーザーにとって特別な価値をお届けできるような製品を選んで投入しています。

 

本日(5月24日)の発表会では、日本市場向けに6つの新製品を発表しました。日本市場では、世界のマーケットで実績のある製品をそのまま持ってきて発表している訳ではありません。それぞれの製品には、特徴的な機能があり、届けたいユーザー層も明確に定義しています。

 

たとえば、スマートウォッチの最上位モデル・HUAWEI WATCH Ultimateは、専門的なスポーツを趣味として楽しむビジネスパーソンを想定しています。この製品は、ビジネスでも趣味でも使える上質で頑丈なデザイン、ダイビングやクライミング、登山のような危険を伴うアクティビティにも対応できるワークアウトを計測。そして日々の健康管理にも役立てられる高度なヘルスケア機能を搭載しています。

↑ダイビングコンピューターのように使えるHUAWEI WATCH Ultimate

 

また、「HUAWEI WATCH D」は、高血圧症の当事者や予備軍の方が、毎日の血圧計測を気楽にしていただけるように開発しました。家庭用の血圧計といえば、上腕を圧迫して血圧を計測するタイプが一般的ですが、体組成計のように大きな機械で、外出先まで持ち歩くのは不便です。HUAWEI WATCH Dは、厚生労働省の医療機器認定を受けた血圧計測機能を、スマートウォッチのサイズで実現しました。

↑医療機器レベルの血圧計をスマートウォッチサイズに詰め込んだHUAWEI WATCH D

 

ハードの完成度が高いだけでは不十分。データを役立てられることが重要

―― ファーウェイのウェアラブルデバイスは最も安価な「HUAWEI Band 8」でも8000円弱の価格帯ですが、競合他社では5000円前後の製品を投入しているメーカーもあり、そのメーカーは勢いがあるように見えます。ファーウェイは他社とどう差別化するのでしょうか。

 

楊氏 発表会でも少し触れましたが、ファーウェイはオールシナリオのユーザー体験に焦点を当てて、製品を開発しています。デバイス、ソフトウェア、データ分析、エコシステムといった多層のレイヤー構造を有しており、それぞれで差別化しています。これは、最終的には大きな違いとなってユーザー体験に現れます。

↑ファーウェイが3月に発売したHUAWEI Band 8

 

HUAWEI Band 8の例を挙げるなら、一度充電すれば2週間は電池持ちが持続し、心拍数や睡眠状態も計測できるなど、製品単体としても十分に高い完成度となっています。

 

ただ、ハードウェアとして完成度が高いだけでは不十分です。仮に良いデバイスを作れて良質なデータを取れたとしても、それでは意味がありません。重要なのは、実際にユーザーが健康管理に役立てられること。データを分析して、健康管理に役立つアドバイスを提供するアルゴリズムも重要です。

↑5月24日の製品発表会で、ファーウェイはハードウェアからアルゴリズムまで複数のレイヤーで製品改良の取り組みを続けていることをアピールした

 

この点でも、ファーウェイはより洗練されたアルゴリズムを提供できるように専門機関と共同での研究開発を続けています。ファーウェイの睡眠モニタリング機能「HUAWEI TruSleep 3.0」では、レム睡眠とノンレム睡眠の比率、覚醒時間、呼吸の質などの指標を分析し、睡眠の質に応じた200種類以上の実践的なアドバイスを提供します。

 

アルゴリズムの研究開発が重要なのは、睡眠モニタリングに限りません。今回発表したスポーツ用センサー「HUAWEI S-TAG」では、特にランニングの分析に特化しており、ランニング時の姿勢や身体の揺れ方、足の接地角などのデータを取得し、多角的に表示できるようになっています。S-TAGではまた、日本企業のテクノクラフト社と提携し、ゴルフのフォーム分析ツールとして活用できるようにしています。この製品をより良いものへと昇華させていく過程では、専門分野の知見を有する専門機関との協力が欠かせないと考えています。

↑靴や腰に装着してランニングに役立つデータを取得できるHUAWEI S-TAG

 

アルゴリズムの観点で、専門機関と協力して研究開発を持続しているのは、ファーウェイならではの強みだと考えています。スマートバンドで最初は安価な製品を選んだ消費者も、製品を知り、次の製品を選ぶ過程で、機能が充実したファーウェイ製品を選んでいただけると期待しています。

 

スマホはしかるべきタイミングで新製品を出したい

―― 「オールシナリオのユーザー体験」を実現するうえで、ファーウェイは中国でスマートフォンを中心に、家電、クルマなどさまざまなデバイスと連携する仕組みを構築しています。ただし、日本ではスマートフォンの新製品をここ2年投入していません。日本でのスマートフォンの製品展開の今後についてお聞かせください。

 

楊氏 ファーウェイは、ユーザー体験を重視しています。今回発表したHUAWEI WATCH UltimateやHUAWEI WATCH Dがそうであるように、日本市場においては、ユーザーにとってこの製品を選ぶ意味があるという、明確な価値を備えた製品を投入していきたいと考えています。そうしてユーザーから評価されて、そのフィードバックを次の製品開発に生かしていくことで、製品を育てていくことができると思います。

 

投入できる製品を片っ端から投入するようではユーザーとの良い信頼関係を築くことはできません。価値ある製品を厳選して投入しなければならないと考えています。

 

―― つまり、スマートフォンについては、今は日本で価値のある商品を投入するのが難しいと考えているということでしょうか。

 

楊氏 ファーウェイのスマホやタブレットは、さまざまな面で競争力がある製品を有していると考えています。しかしながら、その競争力を日本市場でも十全に発揮できるかといえば、今は難しいと考えています。

 

たとえば私が使っている折りたたみスマートフォン「HUAWEI Mate X3」は、フォルダブル型ながら高い耐久性のあるガラスを使用していたり、4万km離れた人工衛星と通信できたりと、さまざまなイノベーションが詰まっている製品です。中国国内以外でも、ヨーロッパや中東などですでに販売されています。

↑ファーウェイが海外で販売している横折りスマートフォンの最新モデル・HUAWEI Mate X3

 

ただ、Mate X3は4G LTEのみの対応です。5Gが浸透している日本市場にはそぐわないかもしれません。また、アプリについても、日本向けの最適化にまだ少し課題が残されています。スマートフォンについても、しかるべきタイミングで新製品をご案内したいと考えています。今後の発表にご注目ください。

 

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驚異的なコスパ! 8000円台のスマートウォッチ「HUAWEI Band 8」が高機能すぎだった

国内外のメーカーからさまざまなスマートウォッチが発売されており、市場はまさにスマートウォッチ戦国時代。1万円前後のエントリーモデルから、5万円を超えるハイエンドモデルまで、価格帯もさまざまだが、今回ピックアップするのは、1万円以下の8580円(税込)で購入できるファーウェイの最新モデル「HUAWEI Band 8」だ。数あるエントリーモデルの中でも「指名買い」するべき1本なのか、その実力をじっくりとチェックしてみたい。

↑HUAWEI Band 8

 

従来よりも薄く・軽くなった本体

まず注目したいのが、本体サイズ。ディスプレイサイズは1.47インチと従来モデルから変わりないが、厚さが1mm薄くなり、8.99mmに。重量も2g軽くなり、ウォッチ部分で14gとなった。ディスプレイの高い視認性はそのままに、装着感を向上させている。普段、筆者はアクセサリーとして一般的なアナログ腕時計を着けているが、アナログ腕時計と比べて、装着感の軽やかさは段違い。着けていることを忘れてしまうほどだ。

 

操作はディスプレイのタッチ・スワイプのほか、サイドボタンを使用するが、タッチ操作に対するレスポンスは高速で、まさにサクサク。1万円以内で購入できるスマートウォッチながら、デザイン性や操作性に抜かりはない。

↑本体サイズは、約幅24.54×奥行き43.45×厚さ8.99mm。ディスプレイには、有機ELを利用したAMOLEDを採用

 

ストラップカラーは、「ミッドナイトブラック」「サクラピンク」「エメラルドグリーン」の3色から選べる。TPUやシリコンを使用しており、肌にやさしく、汚れにくいのが特徴だ。なお、サクラピンクは手首が細い方や女性向けの仕様で、ほかのカラーよりストラップ長が10mm短い。装着時にベルトが余り過ぎて、不格好になる心配がないというわけだ。ベルトループには、穴にアジャストする突起が付いており、ベルトがしっかりと固定される仕組みとなっている。

↑ストラップを外す際は、背面にあるボタンをワンタッチ。装着時は、本体のくぼみに合わせてストラップをはめ込むだけなので、着脱がとても簡単

 

ロングバッテリーと長期ログの記録が可能なところは魅力的

スマートフォンと連携させておけば、各種通知の取得も可能。着信などがあるとバイブレーションが振動し、通知内容が画面に表示される。メッセージやSNSの通知はもちろん、スマートフォンにインストールしているアプリからの通知も取得してくれるので、通知確認のためにわざわざスマートフォンを取り出す必要はない。

 

手荷物が多く、スマートフォンを取り出せない状況などでも、ちらっと腕元で確認できるのが便利で、仕事の連絡や子どもの送迎の連絡など、重要な連絡を見逃すこともない。

↑通知のタイミングはスマートフォンとほぼ同じで、タイムラグがほとんどない。Android、iOSの双方に対応しているのもうれしいポイント

 

バッテリーは、ヘビーユースで約9日間、通常使用で約14日間と長く、24時間の健康モニタリング機能のログを継続的に記録できる。「充電が面倒で……」と、スマートウォッチを着用しなくなる人は多いが、最長約2週間のロングライフバッテリーを実現した本機なら、日々の充電の煩わしはほとんどない。約5分間の充電で約2日間の使用が可能になる、急速充電にも対応しているのもポイントだ。

 

実際、満充電から約10日間使用してみたが、バッテリー残量は約30%と、まだまだ余裕が。バッテリーのスタミナと、それによる長期ログの記録が可能な点は、数あるスマートウォッチの中でもファーウェイが頭ひとつ抜けている印象だ。

↑充電は、磁気充電ポート経由で。端子を背面に近付けるだけで、内蔵されている磁石が反応し、ぴたっと密着。充電中は画面にバッテリー残量が表示されるので、充電の進行状況も把握しやすい

 

睡眠モニタリング機能が進化し、良質な睡眠をサポート

続いて、本機の最大の特徴とも言える睡眠モニタリング機能についてチェックしていこう。HUAWEI Band 8では、従来の睡眠モニタリング機能「TruSleep 2.0」が「TruSleep 3.0」へとアップグレード。睡眠モニタリングの精度が10%向上している。入眠や覚醒の時間を的確に検知し、深い眠りやレム睡眠の持続時間を詳細に記録してくれるのだ。

 

また、最新モデルでは、スマートフォンアプリ上だけでなく、ウォッチフェイスからも睡眠データを確認できるようになった。睡眠のスコアとともに、総睡眠時間や各睡眠状態の持続時間をより簡単にチェックできるようになり、「今日はどうだったかな?」と、起床後に睡眠ログを確認するのが自然と日課になった。

 

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筆者の場合、モニタリング当初の睡眠スコアは81。睡眠がおろそかになっていたこともあり、スコアを見て「改善しなければ」と、健康的な生活へのモチベーションが自然と高まった。そこから生活を続けて90に到達。大きな達成感が得られた。こうした生活の変化を促せるのはスマートウォッチの魅力であり、リーズナブルなHUAWEI Band 8でも十分にその良さを体感できる。

 

心拍やストレスのモニタリングなど、一般的なヘルスケア機能も網羅

もちろん、ヘルスケア機能は睡眠モニタリング機能だけではない。心拍数モニタリングや、血中酸素濃度モニタリング、ストレスモニタリングなどを備え、いずれも24時間モニタリングできる。健康状態を常に把握できるだけでなく、異常の検知も容易で、健康的なライフスタイルの実現に役立てることが可能だ。

 

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100種類以上の多彩なワークアウト機能を搭載

ランニングやサイクリングをはじめとする屋外運動のほか、筋力トレーニングやヨガといった屋内運動など、全100種類以上のワークアウト機能を搭載。ランニングに関しては、独自のランニングサポートシステム「HUAWEI TruSport」により、科学的根拠に基づいて評価・分析され、ランニング能力の向上を図れる。なお、HUAWEI Band 8では、「サッカー」「バスケットボール」「バドミントン」の3種類のワークアウトが追加された。

 

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頭ひとつ抜けた性能・機能を備えた、驚異的なコストパフォーマンスの1本

スマートウォッチとしての基本機能を余さず備えているのはもちろん、多彩なヘルスケア機能とワークアウト機能により、ライフスタイルの改善も図れるHUAWEI Band 8。ボディの軽量・薄型化によって、より軽快な装着感が得られるようになったうえ、これだけのスペック、機能を備えながら、価格が1万円を切るのは掛け値なしに“驚異的”と言える。とりわけ、スマートウォッチに求められる機能を持ちながらもコストパフォーマンスを重視する、という人には間違いない1本だろう。

 

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ファーウェイが6点の新商品を発表。目玉は究極のスマートウォッチとイヤホンの新モデル

ファーウェイは、スマートウォッチの最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」、イヤホンの新フラグシップモデル「HUAWEI FreeBuds 5」をはじめとした6つの新製品を発表しました。本記事では、それらの概要を速報でお届けします。

 

100mのダイビングに対応するまさにプロ向けスマートウォッチ

HUAWEI WATCH Ultimateは、「卓越したアウトドア機能を求める、すべてのビジネスエリートへ」をコンセプトにした、その名の通り究極のスマートウォッチ。ファーウェイはこれまでにも、ビジネス、カジュアル、健康管理など、さまざまなシーンにマッチするスマートウォッチのラインナップを展開してきましたが、本機はプロフェッショナル向けの製品に該当します。アウトドアとビジネス、両面のプロフェッショナルを満足させるためのデザイン、機能が満載です。

 

マリンスポーツやダイビングをするユーザーを想定している本機は、ベゼルのカラーに海を連想させるボヤージュブルーを採用。また、100mの深海ダイビングに対応しており、HUAWEI WATCH GT 3 Proの30mを大きく上回る耐水性を誇ります。

 

ケースの素材はチタンやステンレスに比べて2〜4倍の強度を持つという非晶質ジルコニウムを採用。1.5インチの文字盤は耐摩耗性に優れた、全面サファイアガラスに覆われています。

 

フェイスには、高い輝度を誇るAMOLEDスクリーンを搭載しています。また、このスクリーンは薄型のため、搭載部品を増やし、機能性を高めることにも貢献しているそうです。

 

ベルトは、ステンレススチールより高い硬度を誇り、肌にも優しいチタン合金製です。この素材は熱伝導率が低いため、気温が高い、あるいは低い環境でも、ベルトの温度が変化しにくく、装着時の快適性を向上させています。なお、長短2本のスポーツ向けベルトも同梱されており、シーンによっての使い分けが可能です。

 

機能面では、100種類以上のワークアウトに対応するうえ、4種類のダイビングモードを搭載しているのが特徴です。フリーダイビング(素潜り)、深さ40m以内のレクリエーショナルダイビング、40m以上のテクニカルダイビングのほか、深度や時間などの基本情報のみを画面に表示させるスキューバダイビングの各モードがあります。モードによって、計測項目や画面に表示される情報、アラートのバリエーションが異なります。

↑レクリエーショナルダイビングモードでの挙動

 

またアウトドア向け機能では、5つの測位システムに対応し、正確な位置表示が可能になっています。GPSをメインにしつつ、GLONASS、QZSS、Galileo、Beidouを含めた4つの測位システムを補助的に用い、ランニングやハイキング、登山など、あらゆるルートを正確に記録。登山で道に迷ったときに来た道を戻って下山するのをサポートするなど、アウトドアの安全を担保してくれます。

↑天気はもちろん、潮汐、月相などを確認可能。悪天候が予想されるときはアラートを出してくれる

 

ヘルスケアの面でも、もちろん優れています。睡眠モニタリングでは、睡眠時の状況や心拍数などをAIビッグデータと照合し、200種類以上のアドバイスを提供。ストレスの状況や血中酸素濃度のモニタリングも24時間計測に対応します。

 

バッテリーの持続時間は、通常使用時で14日間です。なお通常使用とは、毎週30分のBluetooth通話、30分のオーディオ再生、心拍数モニタリングオン、睡眠計測をオン、GPSを有効にして90分のワークアウトを実施したうえで、1日あたりSMSメッセージ50件・通話6件・アラーム3件の通知があった場合を想定しています。

 

血圧測定機能でより健康に気を使えるHUAWEI WATCH D

血圧測定機能を搭載した「HUAWEI WATCH D」も発表されました。HUAWEI WATCH Dは、スマートウォッチでありながら圧電式マイクロポンプを内蔵し、正確に血圧を測定します。一般的に測定する部分の幅が狭いと正確な測定が難しいとされていますが、本機ではファーウェイ独自の技術によって、その問題を克服しているそうです。

 

↑血圧測定に対応するため、バンドの構造は2層式になっています

 

血圧測定時には、手首を心臓に合わせるように置くことで、測定結果の正確性が向上するとのこと。また、測定時に手の揺れがあった場合は、モーションセンサーがそれを検知してアラートを出します。

 

血圧の計測に加えて、心拍数や血中酸素濃度、睡眠、ストレスのモニタリングも可能。70以上のワークアウトにも対応しており、ヘルスケアやフィットネス関連の機能が充実しています。バッテリーは、1日に6回血圧を測定した場合でも1週間使えるので、スマートウォッチとしてみても、十分な性能といえそうです。

 

クラウドファンディングで大人気だったHUAWEI WATCH Budsは一般発売へ

また、先日クラウドファンディングで先行発売されていた、HUAWEI WATCH Budsの一般販売も発表されています。本機は、スマートウォッチが完全ワイヤレスイヤホンのケースを兼ねています。

 

イヤホンの形状は八角形で、ウォッチのケース内に収まるよう、小型化されています。イヤホンひとつの重さはわずか4gで、装着時の重量感はまったくといっていいほどありません。

 

アクティブノイズキャンセリング機能もしっかり搭載。周囲の音を取り込む外音取り込みモードもあるので、シーンによる使い分けが可能です。

 

スマートウォッチとしてもファーウェイの他機種に劣らない性能で、80以上のワークアウトに対応するほか、心拍数や睡眠、ストレスのモニタリングが可能です。ただしバッテリーの持続時間はイヤホンがあるぶん短くなっており、ウォッチとイヤホンを通常使用した場合で、ウォッチのバッテリー持続時間は3日間。ウォッチ単独での使用でも7日間であり、好みが分かれるポイントになりそうです。

↑文字盤のデザインが一新され、イヤホンのバッテリー残量も見えるようになりました

 

なおイヤホンのバッテリーは、ノイズキャンセリングオンで音楽再生をした場合3時間、通話2時間となっています。ウォッチとイヤホンをともに満充電にするための充電時間の長さは100分ですが、イヤホンを15分充電するだけでも90分の通話や音楽再生が可能です。

 

イヤホンの新フラグシップモデルは、水滴デザインが目を引く

オーディオジャンルでは、イヤホンに新たなフラグシップモデルが登場しました。HUAWEI FreeBuds 5です。

 

最大の特徴は、従来機から一新されたデザインです。水滴に着想を得たという形状は、全体が曲線で構成されており、表面の質感は水銀をイメージした滑らかなものになっています。

 

本機は従来機より小型化されているほか、1万人以上の耳をサンプルにしてシミュレーションした末に行き着いたというその形状により、耳への負担を軽減しています。

↑本機のデザイン完成に至るまで、何百回もの試作があったそうです

 

音の面では、デュアルマグネットリング機構と音圧強化技術を採用したマグネットダイナミックドライバーにより、低音が強化されています。メーカーによると、他社競合製品と比べて、低音の感度は50%も高いそうです。なお、LDAC認証を取得しており、ハイレゾに対応しています。

↑新型のマグネットダイナミックドライバー

 

ノイズキャンセリング機能も、スペックを見る限り隙がありません。3つのマイクを搭載したことによる基礎性能の向上に加え、耳の形状や装着状態に合わせて音声を調整するアクティブイヤーマッチングテクノロジー、周囲の環境に合わせてモードを自動で切り替えるスマートアクティブノイズキャンセリングの技術を兼ね備えています。

 

バッテリー性能は従来機と比べて飛躍的に向上。アクティブノイズキャンセリングをオンにした場合の連続再生時間は3.5時間で、従来機の2.5時間を大きく引き離します。充電ケースを併用した場合、その差はもっと顕著に。ケースで5分間充電しただけで2時間の音楽再生が可能になる、スーパーチャージ機能も搭載します。

↑従来機とのバッテリー性能比較

 

ランニングを詳細分析するタグや、Wi-Fiルーターも

そのほかのジャンルでは、シューズや腰に取り付けることでランニングの詳細計測&分析ができる「HUAWEI S-TAG」が発表されています。

 

スマートウォッチでもランニングなどのワークアウトを計測できますが、S-TAGを併用すればより詳細なデータを取得できます。HUAWEI WATCH GT Runnerなどをはじめとした同社製スマートウォッチと連携させることで、手・足・胴体などの多角的なモニタリングが可能になります。

↑S-TAGによって測定可能になる項目

 

またS-TAGはサイクリングにも使用可能です。この場合は、足に取り付けてのケイデンス計測ができます。バッテリーは、1回1時間のランニングを週5回行なった場合で最大30日、サイクリングの連続使用では最大36時間持続します。

 

さらに、高速通信に対応したルーター「HUAWEI WiFi AX2」も発表されています。本機は5GHz帯と2.4GHz帯を端末の使用状況にあわせて切り替える機能を搭載。5GHz帯での通信速度は最大1201Mbpsで、オンラインゲームの快適なプレイなどに貢献します。

 

また、Wi-Fiのカバレッジ状態を、アプリ上から診断できる機能を備えています。家の隅々まで電波が行き届いているか、マップ上で可視化してくれるので、デバイスごとの接続状況を把握できます。

↑ネットワークの状態をアプリで可視化

 

【発売・価格情報】

※価格はすべて税込

・HUAWEI WATCH Ultimate

価格:13万5080円
予約販売:5月24日
発売:5月26日

 

・HUAWEI WATCH D

価格:6万280円
予約販売:5月24日
発売:6月14日

 

・HUAWEI WATCH Buds

価格:7万1280円
発売:5月24日

 

・HUAWEI FreeBuds 5

価格:2万1800円
発売:5月24日

 

・HUAWEI S-TAG

価格:9680円
予約販売:5月24日
発売:6月14日

 

・HUAWEI WiFi AX2

価格:6600円
発売: 6月中旬

ファーウェイ史上最薄・最軽量のスマートウォッチ現る! 「HUAWEI Band 8」……発売記念Twitterキャンペーンも

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、スマートウォッチ「HUAWEI Band 8」を、5月11日に発売します。税込価格は8580円。カラーバリエーションはミッドナイトブラック・サクラピンク・エメラルドグリーンの3色です。

 

同製品は、前モデル「HUAWEI Band 7」と比べて重さを約2g、薄さを約1mm減らし、約8.99mmで約14g(バンドを含まず)の、同社史上最薄・最軽量のスマートウォッチです。

 

前モデルと比べて各健康モニタリングが進化し、睡眠モニタリングは、独自のアルゴリズムHUAWEI TruSleepが2.0から3.0にアップグレード。モニタリング精度が約10%向上し、誤認識率が約40%減少したことで、詳細なデータを精度高く採ることができるようになりました。

 

従来の通知制限機能や、持ち上げた時の画面起動の無効化というスリープモードを予め時間設定することが可能になりました。あらかじめ曜日ごとにスリープモードに入る時間を決めておけば、毎回手動で切り替える必要がありません。スリープモードの自動機能を有効にしておけば、ウォッチが睡眠を察知して自動でスリープモードに切り替えてくれるため、睡眠の妨げになりがちな深夜の通知や、寝返りによる画面点灯を制御できます。起きたあと昨晩の睡眠状態の簡易レポートを、スマートウォッチ本体から確認できるようになりました。

 

睡眠モニタリングのほかにも、血中酸素モニタリング、心拍数モニタリング、ストレスモニタリング、生理周期トラッキングなどのヘルスケア機能を搭載。スマートフォンと連携して使用するHUAWEI Healthアプリは、Android 6.0以降、iOS 9.0以降に対応しています。

 

文字盤は1万種類以上用意しており、AOD(Always On Display)文字盤の常時点灯機能を搭載しているので、いつでも時間が確認できます。AOD文字盤の種類も前モデルより増えています。

 

発表を記念し、ファーウェイ公式Twitter(@HUAWEI_Japan_PR )では、同製品が当たるキャンペーンを実施中。詳細は当該ツイートをご覧ください。

高性能なノイキャンとLDAC対応で1万円台前半、ファーウェイが完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5i」発売

ファーウェイ・ジャパンは3月16日、高いノイズキャンセリング性能と高音質を備えた完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5i」を発表。同日から販売を開始します。実売価格は1万1800円(税込)です。

↑HUAWEI FreeBuds 5i。カラバリは写真のアイルブルーのほかに、ネビュラブラック、セラミックホワイトの3色展開です

 

HUAWEI FreeBuds 5iは、手を出しやすい価格と高音質で人気だった「HUAWEI FreeBuds 4i」の後継モデル。前モデルからノイズキャンセリング性能が大きく向上し、最大42dBまで効果を発揮します。

 

イヤホン本体に2つのマイクを搭載し、周囲のノイズと外耳道内のノイズを認識。加えて、密閉構造も改善したことでノイズキャンセリング性能を上げており、飛行機や地下鉄などの騒がしい環境でも音楽を楽しめるとしています。また、ノイズキャンセリングはウルトラ、標準、くつろぎの3モードから選ぶことができるほか、外音取り込みモードも備えています。

↑ノイズキャンセリング性能が高くなっているので、騒がしい環境でも音楽に没頭できます

 

音質においては、新たにLDACに対応。さらに、剛性の高い素材を採用した10mmのシングルダイナミックドライバーを搭載することで、20Hz~40kHzの広い周波数帯域をカバーしています。

 

このほか、最大2台のデバイスと接続可能なマルチポイント機能や、「HUAWEI AI Lifeアプリ」を利用しての低オーディオ遅延モードなどを搭載しています。

↑低オーディオ遅延モードが搭載されたので、スマホゲームなども楽しめます

 

↑HUAWEI AI LifeアプリではEQ設定なども可能

 

バッテリーはイヤホン単体で最大約7.5時間連続再生が可能、充電ケース込みで約28時間持続します。充電時間はイヤホン本体が約60分、充電ケースのみが約110分。

 

充電ケースのサイズは約幅61.8×奥行き26.9×高さ約48.2mm、重さは充電ケースのみが約33.9g、イヤホン単体が約4.9gです。

シーンに合わせてケースを替えられる、ファーウェイ新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT Cyber」

ファーウェイ・ジャパンは3月16日、スマートウォッチの新製品「HUAWEI WATCH GT Cyber」を発表。3月23日から発売します。

↑HUAWEI WATCH GT Cyber。下に映っているのは同日発表の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5i」

 

HUAWEI WATCH GT Cyberは、ベルトと一体型になっているケースを付け替えられるモデル。たとえばビジネスの現場と普段使いで替えるなど、シーンごとにケースを付け替えて楽しめます。ムーブメントをケースから押し出すだけと、付け替え自体も簡単です。

↑ケースからムーブメントを外したところ

 

また、多彩な文字盤が用意されているのも特徴で、「スポーツ」や「デジタル」など、スタイルに合わせて表示できる文字盤が「HUAWEI Health アプリ」に5000種類以上そろっています。加えて、ウォッチ全体のテーマを設定することもでき、ホーム画面のテイストを気分に合わせて変更できます。さらに、お気に入りの服やバッグ、柄などを撮影すると、アプリ上で撮影した物のカラーや柄に合わせて文字盤を作成してくれる「スタイル文字盤」機能も新搭載。

↑文字盤の一例

 

本体は付け替え可能ながら、耐久性に優れており、高温/低温耐性試験や耐衝撃性試験など、16項目のテストをクリア。水深50mに相当する圧力に耐えうる5ATM防水性能も備えているため、過酷な環境でのスポーツでも使用できるといいます。

 

このほか、100種類以上のワークアウトモードや、HUAWEI Health アプリを通して睡眠モニタリング/心拍数モニタリング/ストレスモニタリングのチェック、スマホにかかってきた電話の受話など、スマートウォッチとしての基本性能もしっかり備えています。

 

本体サイズは約47.4×44.4×10.2mm、重さは約58g(ムーブメント)。ディスプレイは1.32インチの有機ELで、素材には強化ガラスとセラミックを採用しています。バッテリーは通常使用で約7日間です。

↑身に着けてみましたが、女性や細身の男性だと存在感があります

 

市場想定価格は、ムーブメントとミッドナイトブラックカラーケースのセットで3万2780円(税込)。ケースはほかに、ゴールデンブラック、シーブルー、ムーンホワイト(各8580円、税込)、スペースグレー(5280円、税込)をラインナップしており、これらはケースのみで販売します。

Bluetooth接続で、データをいつでも確認! ファーウェイ、体組成計「HUAWEI Scale 3 Bluetooth Edition」を発売

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、体組成計「HUAWEI Scale 3」のBluetooth接続バージョン「HUAWEI Scale 3 Bluetooth Edition」を、2月16日に発売しました。市場想定価格は3960円(税込)。

 

同製品は、「HUAWEI TruFit」体組成測定アルゴリズムにより、「体重」「BMI」「体脂肪率」「除脂肪体重」「骨塩量」「内臓脂肪」「基礎代謝量」「タンパク質」「骨格筋量」「体内水分率」「体格」「身体年齢」の、12種類の身体指標を計測可能。測定後は、スマートフォンアプリ「HUAWEI Health」で詳細な体組成レポートを見ることができ、脂肪の減少など、科学的に自分の体の状況を把握できます。

 

Bluetooth接続することで、より便利に使用できます。体重だけでなく、体脂肪率の測定結果もスケールに直接表示されます。同製品とHUAWEI Healthアプリを接続するだけで、データが同期され、詳しい測定結果をアプリから確認できます。家族などで共有する場合も、HUAWEI Healthアプリはメンバーの識別が可能です。ゲストモードを使用して、アプリに性別、身長、年齢を入力して測定することもできます。なお、同製品はWi-Fi接続に対応していません。

 

約1.3kgの軽量薄型ボディで、大きなガラス表面と丸みを帯びたコーナー、滑り止めパッド付の転倒防止デザインにより、安定性があり衝撃に強い構造です。高温・低温保存試験や落下試験など製造工程で厳しいチェックを行なっています。カラーはフロスティホワイトのみ。

 

イヤホン付きスマートウォッチ登場! ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」クラウドファンディング中

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、ワイヤレスイヤホンを「収納」できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」を、CCC(TSUTAYA)グループのワンモアが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で、先行して公開・支援を募集しています。

 

同製品は、イヤホンとスマートウォッチが一体化しており、一緒に持ち歩けます。ウォッチのディスプレイ部分は外側に物理的についているケースボタンを軽く押すと開きます。イヤホンの収納はマグネット吸着により自動的に正しい位置に調整され、イヤホンを文字盤の裏側に近づけるだけで、正しい位置にセットすることが可能です。

 

 

1300℃で焼成した頑丈なウォッチケースに埋め込まれた、なめらかな3Dラウンドガラスのディスプレイは、クラシックなデザインで、耐久性があります。ケースボタンとリューズには、高級時計によく用いられる、ピラミッドのような鋲が710個ほど細かく格子模様に並ぶ加工(クルードパリ加工)が施されています。

 

スマートウォッチ内部に収納されるイヤホンはコンパクトなデザインで、片方約4gと軽量です。イヤホンにはアダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー(AEM EQ)が採用されており、左右のイヤホンは同じ形なので、左右を気にせず使うことが可能です。イヤホン内部には4つのマグネットと平面振動板ドライバーを搭載し、幅広い音域で、音源により近く、クリアで歪みの少ない音を届けます。ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、耳に入る音をリアルタイムに最適化します。

 

イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作が可能です。ダブルタップで電話に出る・切る、音楽を再生する・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフなど、HUAWEI Healthアプリから設定やカスタマイズが可能です。

 

アクティブノイズキャンセリング機能をオンにすると、周囲のノイズを低減。外部音取り込みモードでは音楽を聴きながらも周囲の音が聞こえるため、周囲の音を把握したり、会話をすることができます。

 

 

AIによる通話時のノイズリダクション機能によって、よりクリアな通話体験が可能。骨伝導センサーとデュアルマイクおよびディープニューラルネットワークによる通話時のノイズリダクションアルゴリズムが搭載されており、周囲のノイズを抑え、ユーザーの声色を識別・強化するので、通話がよりクリアになります。着信時はスマートフォンやスマートウォッチで応答する必要はなく、イヤホンを片方装着するだけですぐに通話が始められます。イヤホンが見つからないときは「イヤホンを探す」機能で、ウォッチからイヤホンを鳴らして探すことが可能です。イヤホンのバッテリー残量もウォッチ画面ですぐに確認できます。

 

 

スマートウォッチで現在の身体の状態をモニタリングし、専門的なデータを可視化。ワークアウトで身体を鍛えるときも、モニタリングデータを記録できます。新しくアップデートされたHUAWEI TruSleep 3.0技術を用いた睡眠モニタリングによるアドバイスで、睡眠の質改善も期待できます。心拍数モニタリングは、予め設定した数値を超えるなど急激な変化を検出した場合、リアルタイムで通知。血中酸素レベルの可視化によって、24時間365日、血中酸素レベルの状態を確認できます。ストレスレベルが高くなると深呼吸、ストレス解消などをレコメンドしてくれるなど、ストレス状態も随時モニタリングしてくれます。

 

HUAWEI Healthアプリと連携すれば、自分に合ったランニングプランなどをカスタマイズできます。ウォーキング、サイクリング、縄跳びなど、ウォータースポーツ以外の様々なプロスポーツモードに対応しており、詳細なデータが取得できます。「HUAWEI EasyFit」の付け替え用ベルト(別売)22mmに対応しており、ソフトラバーのベルトに付け替えも可能です。

 

2月1日21時現在の税込価格は5万1322円~(超超超早割りプラン・28%オフ)。200台以上の支援を達成することでプロジェクト成立(販売)となります。3月15日まで、二子玉川 蔦屋家電1階の次世代型ショールーム「蔦屋家電+(プラス)」で、展示を行なっています。

上位のスマートウォッチと遜色ない性能で薄型軽量、ファーウェイがWATCH GT3 SE発売

ファーウェイは、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3」のエントリーモデルとして、「HUAWEI WATCH GT 3 SE」を発表。11月18日から発売しています。エントリー機種という位置付けではありますが、上位機種が搭載しているセンサーはそのままに、軽量化・小型化を図った別機種とも取れる新モデルです。

 

上位モデルと同じセンサーを搭載した、軽量薄型の姉妹機種

HUAWEI WATCH GT 3 SEの最大の特徴は、本体質量35.6g、厚さ11mmという驚愕の軽さ・薄さです。ケースサイズは46mmで、同サイズのHUAWEI WATCH GT 3が質量42.6gであることと比較すると、2割近くも軽量化されています。その装着感はとにかく軽く、つけていることを忘れてしまうほど。この軽量薄型に反して、バッテリーは通常使用で約14日間駆動するというロングスタミナです。しかも、Qi規格の非接触充電に対応しているので、iPhoneなどと同じ充電器で、非接触充電ができます。

↑本機を腕に装着。フェイスのサイズは46mmなので、十分な存在感があります。それに反し、つけていることを忘れるほどに軽量です。筆者が普段使っている他社製スマートウォッチとは雲泥の差がありました

 

また、スマートウォッチにとって大切なのが、その心臓部であるセンサー類です。同社によれば、HUAWEI WATCH GT 3 SEのセンサー類は、上位モデルのHUAWEI WATCH GT 3 Proと同様のものを採用しているとのこと。これにより、24時間の心拍数モニタリング、血中酸素レベルの測定、睡眠・ストレスのモニタリングを高い精度で行えます。

 

登山やスキーなどを含めた100以上のワークアウトに対応しており、スポーツウォッチとしての能力も十分です。さらに、ウォーキング、サイクリング、プールでの水泳、ハイキング、トライアスロン、縄跳びなど、18のワークアウトでは、詳細なスポーツモニタリングデータを測定できます。

↑本機の背面。センサー類には、上位機種と同様の装置を搭載しています

 

アウトドアに資するファーウェイのこだわりは、本機種でも踏襲されています。GPSによってこれまで進んできた方向を記録し、登山時などの帰り道を教えてくれるルートバック機能、日の出日の入りや潮の満ち引きの通知、悪天候の予測される場合の通知など、多彩な機能を装備。気圧の急激な変化や、血中酸素濃度が急激に低下した場合のアラート機能まで備えており、ユーザーの安全なアウトドアライフをサポートします。

↑ワークアウトモードにはスキーも搭載。同社担当者は「ウィンタースポーツシーンでの使用には、特に力を入れている」と言います

 

なお、リューズの回転による画面スクロール操作が不可能であることなど、一部の機能には上位モデルとの差異があり、バンドの素材も異なります。とはいったものの、機能面での遜色はほぼありません。

 

本機の価格は税込2万7280円であり、ワンランク上の機種・HUAWEI WATCH GT 3(46mmの場合、税込3万1680円)と比べて4000円ほど安くなっています。しかし、その程度の差に留まっていることを鑑みれば、エントリーモデルというより薄型軽量の姉妹機種として捉えた方が適切かもしれません。

↑カラバリは、ワイルドネスグリーン(左)と、グラファイトブラック(右)の2色展開

 

ヘルスケアアプリが大幅アップデート。「FiNC」「あすけん」との連携も

また、本機の登場にあわせて、HUAWEIヘルスケアアプリが大幅アップデート。「健康だけでなく、運動までサポートする」というメッセージを込め、アプリのロゴも変更しました。機能面では、データの見やすさが向上したと同時に、いびきや寝言の検知機能や、家族内での健康状況シェア機能を実装。家族内で励まし合いながら運動に取り組むといったような使い方ができそうです。

↑アプリロゴのデザインを、心拍を思わせるようなものから、「ワークアウトの要素を取り入れた」ものに刷新(画像左下が新しいロゴ)

 

今回のアップデートでは、他社との連携も発表されました。ヘルスケアアプリ「FiNC」および「あすけん」とコラボし、両アプリで配信されているコラムをHUAWEIヘルスケアアプリ内で読めるようになる予定です。さらに、HUAWEI公式サイトから、同機種を含むスマートウォッチを購入した場合、FiNCの有料プラン「FiNC Plus」が3か月間無料になるほか、アディダスオンラインストア・アプリで使用できる20%オフのディスカウントクーポンが配布されるキャンペーンもアナウンスされています。

↑アプリ内のメニューに「発見」というカテゴリが追加される予定。他社提供の健康や運動に関するコラムを無料で読める

 

【製品情報】

HUAWEI WATCH GT3 SE

  • 価格:2万7280円
  • サイズ:縦46.4mm×横46.4 mm×厚さ11mm
  • 質量:約35.6g
  • 搭載センサー:加速度・ジャイロ・磁気・光学式心拍・気圧
  • ディスプレイ:1.43 インチAMOLEDタッチスクリーン
  • 対応OS:Android 6.0以降、 iOS 9.0以降
  • 防水:5ATM

 

ファーウェイから新しい読書体験提案の新モニターや、バックパックなど新機軸のビジネスアイテムが登場!

ファーウェイ・ジャパンは、HUAWEI Business Innovationをスローガンに、ビジネスシーンで活躍する端末のラインナップを充実させています。9月15日、その一環として、HUAWEI MateBook D 16、HUAWAI MateView SEなどの新製品を新たに発売しました。

 

“持ち運べる16インチ”HUAWEI MateBook D 16

 

HUAWEI MateBook D 16は、一般的な15.6インチ並みの軽さのボディに、16インチの大画面ディスプレイを備えたノートPC。16:10のやや縦長な画面は、エクセルのシートを縦に長く表示できるなど、オフィスワークに力を発揮します。

 

 

16インチなのでノートPCとしては大柄な部類には入りますが、質量は1.7kgと持ち歩くことも苦にならない重さ。出先でも大画面で効率的に作業ができるので、出張などの多いビジネスマンにも喜ばれそうです。

 

 

CPUには、第12世代のインテルCore i5-12450Hプロセッサーを搭載。第11世代のi7シリーズすら上回る高性能CPUが、仕事の効率アップをサポートします。なお、メモリは8GBと16GBの2モデルが用意されています。

 

 

また、本機の革新的機能として、無線通信速度をアップさせるHUAWEI Metaline Antennaを装備しているのも特徴です。これにより、従来機であるHUAWEI MateBook D 15 2021と比較して、ファイルダウンロード速度を55%アップさせ、ゲーム時の遅延を57%、ビデオ会議での遅延を67%、それぞれ削減しているとしています。

 

 

テンキーが付いているのも特徴的で、その直上には、電卓などのショートカットキーを搭載。オフィス用途を重視していることがうかがえます。

 

さらに、カメラには被写体を自動で追従するAIが内蔵されているなど、ハードウェア面での革新性が目立つHUAWEI MateBook D 16。従来、エントリー機的な位置づけであったD 16ですが、今回のモデルはハイスペック機に近づいているといえそうです。

 

eBookモードで新たな読書体験を提供するPCモニター

 

同社のモニターの普及機として発表されたのが、HUAWEI MateView SEおよび、その縦横回転版。「一般的なPCモニターの新しいスタンダード」をコンセプトに開発された同機は、MateViewシリーズのエントリーモデルという位置付けですが、性能面では、ハイスペックモデルに迫るものがあります。

 

90% P3のシネマレベルにも迫る色域を映し出すこのモニターは、画面占有率92%の23.8インチ“フルビューディスプレイ”。映像への高い没入感をもたらします。

 

また、本機の機能として特徴的なのが、HUAWAI eBookモードです。画面全体をグレースケールにして、文字をくっきり表示するというこの機能は、読書やオフィスワークによる目の負担を大きく軽減。縦横回転版であれば、大きな縦型画面で電子書籍を読めるので、大画面による新たな読書体験をもたらしてくれる予感がします。

↑eBookモードの実演。文字がハッキリして読みやすい

 

8インチタブには、LTEモデルが登場

↑8インチタブにもeBookモードが搭載されています

 

8インチタブレット・HUAWEI MatePad T 8の2022年モデルも発表されました。片手でも握りやすい丸型の縁を採用した同機は、大人から子どもまで使える手軽さをウリにしています。そのため、お絵描きなどの機能を備えたキッズモードや、子どもが利用できるアプリを親が制限できるペアレンタルコントロールを搭載しているのが特徴です。

 

2021年版との違いとしては、チップが高性能化していること、Bluetoothがバージョン5.1にバージョンアップされていること、Wi-Fiモデルに加えLTEモデルがラインナップされることが挙げられます。LTEモデルを発売することの狙いについて、ファーウェイは「8インチという小ささゆえ、外出先で使うニーズもあるから」としています。

 

マウスやバックパックも登場。ビジネスシーンをフルバックアップ

ビジネスという切り口のもと、マウスや、デバイスの持ち運びに便利なバッグパックも発売されました。HUAWEI Wireless Mouseは、人間工学に基づいた曲線形状の握りやすいボディが特徴。表面には、指が滑りにくい塗装がされており、グリップ感は十分です。

↑カラーは3色をラインアップ。左から、インクブルー、ホワイト、スペースグレー

 

デバイスに近づけるだけで接続できる設定の手軽さ、ガラス面でもスムーズにカーソルを動かせるTOGセンサーの搭載、4段階の好みの感度に調整できる機能など、全体的な小回りの良さが目立ちます。

 

極め付けは、最大3つのデバイスまで同時に接続し、マウスを共有できる機能。複数デバイスへの接続が可能なマウスは価格も高くなりがちですが、本品はそれを4800円に抑えているのが魅力といえます。

 

 

名の通り、シンプルでスタイリッシュな外見が印象的なのが、HUAWEI Stylish Backpack。全体にポリウレタン素材を採用したボディは汚れにくく、堅牢な防水設計です。

 

↑カラーは3色展開。インクブルー、ホワイト、ミッドナイトブラック

 

16インチのPCまで収納できるので、今回発表されたHUAWEI MateBook D 16も十分収まります。920gと軽量なうえ、幅広なショルダーストラップを採用し、重い荷物を入れた際に肩へかかる負担を可能な限り低減しています。

↑開口部には強力なマグネットがついており、水の侵入を防ぎます

 

【価格・販売情報】

HUAWAI MateBook D 16

  • メモリ8GB・SSD512GBモデル/17万2800円
  • メモリ16GB・SSD512GBモデル/19万2800円

発売日:9月15日

 

HUAWAI MateView SE

  • 標準版:2万2800円
  • 縦横回転版:2万6800円

発売日:9月15日

 

HUAWAI MatePad T 8

  • Wi-Fi・16GBモデル:1万9800円(Amazon専売)
  • Wi-Fi・32GBモデル:2万2800円
  • LTE・32GBモデル:2万4800円

発売日:9月15日(LTE・32GBモデルのみ、9月22日)

 

HUAWEI Wireless Mouse

4800円

発売日:9月15日

 

HUAWEI Stylish Backpack

9800円

発売日:9月15日

DX時代のビジネスリーダーに聞いてわかった、E Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」の魅力は柔軟性にあり

本記事で紹介している「HUAWEI MatePad Paper」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施中。記事を読んで最下部のURLからぜひ応募ください。

 

こんにちは。GetNavi webでデジタルガジェットの記事を担当している西牧です。早いもので、編集者になってからいつの間にか10年が経ちました。慣れてはきたものの、最近では、今後の10年をどのように過ごしていくべきか、悩みを持っています。1人のビジネスパーソンとして次のステージに進むためには、仕事のやり方を変えるのが重要な気がするのですが、どう変えたらいいのかがわかりません。

 

そんな折、ファーウェイの「HUAWEI MatePad Paper」という製品が発売されました。メールやWebサイトのチェックといったタブレットでこなせる基本性能を持ちながら、10.3型E Inkディスプレーの採用によって電子書籍リーダーや、電子メモとしての使い勝手を追求した製品です。

↑10.3型で解像度が1872×1404ドットと高精細なE Inkディスプレーを搭載する、HUAWEI MatePad Paper。メモアプリには議事録やToDoリストなどの9つのテンプレートがあるため、会議に自分のタスク管理にと、幅広く活躍してくれます。また、付属の「M-Pencil(第2世代)」は、26m/sの低遅延を実現するほか、4096段階の筆圧検知に対応。書き味は非常になめらかです

 

たとえばPDF資料を見ながら気になった部分にメモを入れ、その合間にメールを返信といった使い方ができそうです。

 

さらにはカレンダーアプリもあるため、スケジュール管理も可能。加えて通常利用で約6日間のロングバッテリーもビジネスにおいて魅力に見えます。これなら、一般的なノートPCやタブレットとは違った活用で、ビジネスに役立てられそうです。

 

デジタルガジェット担当としては、迷ったらまずはデバイスで解決。というわけでHUAWEI MatePad Paperを導入してみました。

 

ビジネスにデジタルを取り入れるプロに話を聞く

デバイスを手にするのはいいのですが、使用するだけではいつもと変わらないので、今後10年のキャリアを変えることはできません。そこで、ビジネスで成功を収めた人に話を聞き、そのアドバイスを元に、HUAWEI MatePad Paperの最高の使い方を探ることにしました。

 

話を聞きに行ったのは、株式会社βaceの取締役COO (Chief Operating Officer)である緒方恵さんです。緒方さんは、株式会社東急ハンズでDXに携わったのち、株式会社中川政七商店で取締役CDO(Chief Digital Officer)に就任。その後、株式会社βaceの経営に参画し、世界のカカオ農家からフェアトレードを徹底して良質なカカオ豆を仕入れ、職人が手仕事でチョコレートを造る「Minimal -Bean to Bar Chocolate -」の運営に携わっています。

 

いわばビジネスでデジタルを取り入れながら成功を収めてきた人。そんな緒方さんに、これから納得いくキャリアを築くにはどうしたらいいのかを聞きました。

↑株式会社βaceの取締役COO 緒方恵さん。取材はMinimal 富ヶ谷本店付近で実施しました。緒方さんいわく「Minimalのチョコレートは素材のカカオ豆に徹底的にこだわり余分なものを引き算することで、カカオそのものの多彩な風味が楽しめる新しい体験ができるチョコレート。国際品評会では6年連続・合計69賞を受賞しています」とのこと

 

 

アイデアを書き留めるツールに特化させることで、情報収集に貪欲になった

まず、キャリア形成に悩んでいることと、最近HUAWEI MatePad Paperを購入したことを伝えると、緒方さんは「デバイスを起点に何かをしたいと思ったら、使う目的を明確にした方がいいです」と一言。

 

「たとえば電子ペーパーデバイスなら、手書きをしながら、情報を整理していくような使い方にぴったり。テキストを入力して完結する作業ならPCで十分ですが、単なる情報の羅列ではなく、情報と情報の相関関係を手早くわかりやすくまとめるには、手書きの方が適していますよね」

↑「逆に文字情報だけで事足りるのであれば、無理に電子ペーパーを取り入れなくてもいいでしょう」と話す緒方さん

 

このアドバイスは、HUAWEI MatePad Paperを取り入れる際の、基本的な考え方を作るのに役立ちました。編集の仕事では、図を使って物事を考えることが多いです。時には、文字情報と組み合わせてラフを描くこともあります。その際、E Inkならではのアナログな使用感は、紙に書く感覚でざっくり情報を整理するのに最適です。

 

一方で、整理された文章で企画書などを作る際は、ノートPCの方が優れています。HUAWEI MatePad Paper導入当初は、複数の役割をこなせるから、これ1台でビジネスがよりスムーズになるだろうと考えていましたが、多機能だからといって、無理やりデバイスに業務を割り振る使い方は良くないわけです。

 

そこで、資料や企画書作りはPC、そこに至るまでの、まだ輪郭が明確でないアイデアやネタをラフに書き留めたり、ビジネスに役立ちそうな情報をメモ書き状態でストックしたりするのはHUAWEI MatePad Paperと役割を決めました。

↑図や矢印など、文字以外の情報を書き留めることで、頭の中にあるぼんやりとしたイメージを視覚化できるようになりました

 

手書きでアイデアを書くようになってからは、以前よりも貪欲に情報を集めようとする姿勢が生まれました。これまでは大事なことだけをノートPCで書くことが多かったので、実はおもしろいのに、無視したり、特に書き留めずに忘れていったりした情報があったのだと思います。

 

HUAWEI MatePad Paperの手書き文字テキスト化機能を活用して、検索させる

HUAWEI MatePad Paperでメモを取るのはいいのですが、問題なのがそのメモを見失いがちなこと。せっかくのアイデアも埋もれてしまっては意味がありません。その点を緒方さんに相談してみると、「メモは、日付とタイトルをどこかに入れておくと良いです。デバイスであれば、アクセスしたい情報に、検索ですぐに探せますから」とのこと。

 

HUAWEI MatePad Paperのメモアプリは、手書きの情報をテキストファイルに変換できます。たとえば、「6月30日 Minimal」とテキストで見出しをつけておけば、デバイスの検索窓から「6月30日」や「Minimal」と調べるだけで、そのテキスト情報を含むファイルがすぐに表示されます。

 

ノートPCの場合だとオフィスソフトやPDF、さらにはメールなど、情報は多岐にわたり、探すのも一苦労です。その点、私の場合はHUAWEI MatePad Paperをアイデアやネタの書き留めにと、役割を決めたため、そういったあらゆる形式のファイルを扱う必要がありません。だからこそ、メモを検索できるようにしておけば、いざというときにそのメモを活用できるわけです。

↑HUAWEI MatePad Paperで、手書き文字をテキストファイルに変換してみたところ。日付や見出しを入れておけば、後から参照したくなった情報を検索できるので、日にちと検索しやすい文字だけを変換するのもいいでしょう。なお、手書きからテキストファイルへの変換はかなり正確、という印象を持ちました

 

 

ビジネスを念頭に置いたインプットは絶対に電子書籍

ビジネスにおける情報のインプットで、大きな役割を持つ読書。私はこれまで、「読書は必ず紙」と決めていました。理由は主に手触りの良さや、カバンに気軽に放り込んでも故障の心配がない扱いやすさからです。しかし、HUAWEI MatePad Paperを持ったからには電子書籍も気になります。そこで緒方さんに聞いてみると、「ビジネスのインプットとして読書をするなら、絶対に電子書籍がいい」と話してくれました。

↑「若いうちのビジネスにおける読書は、役に立たせるときに読んでこそ血肉になりやすい」と話す緒方さん

 

「現代の仕事で大事なのは可能な限り、時や場所や物に縛られないこと。持ち歩いたら荷物になるような紙の本も、電子書籍なら、複数のタイトルをタブレットですぐに呼び出せます。

 

それから、読書をするうえで大事なのは、『読み始めるハードルを下げてあげる』ことでしょう。特に、キャリア形成に悩み始める年代の人は、『本を読んで、それを自己成長につなげたい』という考えが強いと思います。でも、『丁寧に1ページずつ読んで、その全部を血肉に変えていかないと……』と考えると、どんどん読書のハードルが上がっていきます。

 

そこで私が部下たちに伝えているのは、まずは目次だけでも、ざっくりと内容を入れておくという考え方です。ザッと読んで大まかな内容と目次が頭に入れば一旦、及第点です。読んだものが血肉に変わっていくときは、その情報をアウトプットするとき。つまり、実際に仕事で本に書かれていた内容を役立たせる段階です。

 

アウトプットするときは、インプットが必要。そこで目次や概要だけ頭に入れておき、いざというときにそれらを思い出し、書かれている情報を改めて熟読し、即アウトプットにつなげるのが血肉化の観点からも効率が良く、おすすめです。その際、複数のタイトルをいつでも参照できるタブレットはやはり優れています」

↑サイズは幅182.7×高さ225.2×厚み6.65mmで、本体重量は360g。片手で持てるほど軽量設計のHUAWEI MatePad Paperなら、いつでも持ち歩いておくことで、「まず読んでみる」という姿勢を作りやすいです

 

緒方さんのアドバイスに従って、私は「紙で読みたい」というこだわりを一度捨ててみました。

 

すると、仕事をするうえで、オフィスでも電車の車内でも、書籍の情報を参照できることの便利さを改めて感じました。これまでは自宅に戻って棚から必要な本を出し、それができないときはネットで検索でしたが、欲しい情報や資料にいつどこでも正確にアクセスできるのはうれしいポイントです。

 

また、読みたいと思っても、書店で取り扱っていなかったり、配送までに時間がかかったりして、読まずじまいになってしまうということもなくなりました。電子書籍なら、その場で読みたい本を購入し、すぐに読めます。これによって本を読み始めるハードルは下がり、隙間時間に読書のタイミングを差し込めるようにもなりました。

 

このまま習慣が続けば、「まずは読んでみる」という姿勢が、自分の中で定着しそうです。

 

HUAWEI MatePad Paperはライフスタイルに合った使い方ができる

ここまで、緒方さんのアドバイスを元に、HUAWEI MatePad Paperの活用法を探ってみました。その中で気づいたのが、HUAWEI MatePad Paperというデバイスの柔軟な使用感です。

 

買った段階では、タブレット代わりにもなる、電子ペーパーにも、電子書籍リーダーにもなる……という特徴を、最大限活用しようと思っていました。ところが私の場合、メモと電子書籍リーダーとしてシンプルに使った方が、かえって役割が明確になり、導入の効果が大きい結果になりました。

 

これは、私の目的と、HUAWEI MatePad Paperの持っている特徴の一部が、ぴったりと重なったからでしょう。

 

人によっては、スケッチブックとしての役割を持たせたり、メール端末および資料置き場としての役割を持たせたりと、もっと異なった、その人に合う役割を見出せるはずです。このように、使用者によって、使い方を選ばせ、そこにぴったりと入り込める柔軟性が、HUAWEI MatePad Paperというデバイスの最大の魅力なのでしょう。

↑自分のライフスタイルや、仕事環境に合わせて使えるHUAWEI MatePad Paper

 

私にとってのHUAWEI MatePad Paperは、いわばキャリア形成を手伝ってくれる相棒です。いい結果が出るまで活用しようと考えています。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

 

GetNavi web限定のコラボキャンペーン! アンケートに答えてHUAWEI MatePad Paperをゲットしよう!

本記事で紹介したE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」を、GetNavi webの読者限定で2名様にプレゼント! 以下のアンケートに答えていただくだけで応募できる素敵なキャンペーンです。記事を読んで興味を持った方は、ぜひふるって応募ください!

 

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

 

執筆/海岡史郎、撮影/篠田麦也

パネルだけでも、市場価値は大きいーーE Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」のガジェット有識者による評価は?

本記事で紹介している「HUAWEI MatePad Paper」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。記事を読んで最下部のURLからぜひ応募ください。

ファーウェイのE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」。その特徴は、同社のスマートフォンやタブレットでおなじみの「HarmonyOS 2」を採用しながら、10.3インチの大画面E Inkディスプレイを搭載している点。タブレットの利便性に、E Inkならではのアナログな使用感を組み合わせた、同社の意欲作だ。

この個性をどう活かすべきか。また、HUAWEI MatePad Paperはどのような使い方にこそフィットするのか。ビジネス書の作家として、またITガジェットの有識者として知られる戸田 覚(とだ・さとる)氏に聞いた。

 

↑150冊以上の著書を持つ作家の戸田 覚氏。デジタル関連製品に造詣が深く、月間30本以上の連載を執筆中。IT機器、ガジェットの最新モデルをレビューするYouTubeチャンネルも運営

 

 

【記事を読む前に製品の特徴を写真でチェック!】

 

大画面、高精細、高速書き換えと3拍子揃ったE Inkパネル

E Inkパネルは、これまで主に電子書籍リーダーの分野で使われてきた。パネルそのものが発光せず、自然光を受けて表示内容を読む感覚は本物の紙に近く、読書との相性は抜群にいい。だが、HUAWEI MatePad Paperのように、10.3インチで1872×1404ピクセル/227ppiという大画面で高精細なE Inkパネルを搭載している例は珍しい。戸田氏はまず、10.3インチという画面サイズについて触れた。

 

「まず、このサイズが大きくていいですよね。E Inkデバイスのニーズとして一番大きいのが、やはり電子書籍リーダーなんです。多くの電子書籍リーダーは7~8インチ程度のディスプレイを採用していますが、10.3インチというサイズなら、文字を大きくして読めるので、視力の弱い方や、近眼の方でも使いやすいと思います。このサイズで読むのに一番適していると感じたのが、ビジネス書。図解を掲載していることが多く、版型が大きいことが多いんです。あとは、マンガですね。スマホの小さい画面で読むのと印象がまったく違う。どちらも紙媒体で読むのと近いサイズで楽しめます」

↑10.3インチのディスプレイを採用するHUAWEI MatePad Paper。3辺が6.5mmの超狭幅ベゼル(枠)となっており、画面占有率も86.3%と電子書籍リーダーでは最高レベル

 

↑大きな画面でマンガを楽しめる。E Inkならではの紙のような質感も特徴。32段階で調整できるバックライトを備えているため、暗所での読書も可能だ

 

E Inkデバイスで、使用上のストレスになりうるのが、書き換え時の残像だ。E Inkパネルは、電圧をかけて粒子の位置を移動させることで、白黒を切り替えることのできる微細なカプセルの集合体。その特性上、粒子の移動が間に合わず、新しいページに、前のページの表示内容の一部が重なってしまうことがある。

 

「残像やムラはE Inkデバイスのひとつの課題。特性上、どうしても出てしまうものですが、HUAWEI MatePad Paperにはこうした残像がほとんど発生しない。E Inkデバイスをよく使っている人ならこのパネルの品質の高さには、すぐに気が付くと思いますよ。プロセッサーの処理性能が高いからだと思いますが、ここまで書き換えが速くて、残像が出ないE Inkデバイスは珍しいです

電子書籍リーダーのCPUは公表されないことも多いが、主流はシングルコアやデュアルコアだ。一方で、HUAWEI MatePad Paperが搭載するのは、「HUAWEI Kirin 820E」という自社開発のSoC。6コアのCPUを内蔵しており、同社のミドルシップスマートフォン「HUAWEI nova 8」などにも採用されている。これはE Inkタブレットとしても使用するために必要なスペックで、戸田氏が指摘する通り、パワフルなCPUがE Inkデバイスとしての使用感を高める要因になっている。

↑各種アプリをダウンロードでき、E Inkタブレットとしても使用できる

 

 

電子ノートとして使うにも最適なサイズ

続いて、電子ノートとしてHUAWEI MatePad Paperを見たときに、大きなメリットとなるのが、10.3インチの画面サイズと、フットプリント比で約86.3%というディスプレイの占有面積の大きさだ。「電子ノートとして使うときにも、これくらい画面が大きいといい」と戸田氏は語る。

 

「情報がまとめやすい、ベストな大きさで文字が書けるのがいい。特にスタイラスで文字を書くときは、紙に文字を書くときより、小さい文字が書きにくいうえに、手元をじっくり見ていられるとは限らないので、ささっと崩した字で書くこともあるじゃないですか。このくらいサイズに余裕があると、話を聞きながらメモを取りやすいです。また、私は相手に与える印象に配慮して、打ち合わせではタイピングをしない主義なのですが、これならさりげなく取り出してメモを取ることができます。線が飛ぶこともなく、ペンの書き味も良好ですね」(戸田氏)

また、戸田氏は、残像や色ムラが起きにくいというHUAWEI MatePad Paperのパネルの特徴を活かした使い方にも言及。

 

「HUAWEI MatePad Paperの電子ノートアプリは、万年筆、ボールペン、鉛筆、マーカーがすぐ切り替えられるようになっています。しかも白、黒、グレーの3色に切り替えられるので、黒に塗りつぶして、白いペンで文字を抜くと、すぐに見やすい見出しが作れる。これも、品質の高いE Inkパネルだから快適にできることですよね」

↑ササッと白抜き文字を書いてみせる戸田氏

 

なお、HUAWEI MatePad Paperのディスプレイ表面には少しざらっとしたマットな表面処理が施されており、これが紙を思わせる筆記時の適度な抵抗感を生んでいる。製品に同梱するHUAWEI M-Pencil(第2世代)は約26msという低レイテンシー(遅延)で、ペン先をパネルに置くのと、パネルの色が変わるのはほとんど同時。1秒の何百分の一という単位でもペン先の動きと描画が合っていないと人間は不自然に感じるものだが、HUAWEI MatePad PaperとHUAWEI M-Pencil(第2世代)の組み合わせは、紙にサッと文字を書いていく感触に限りなく近いといえる。

 

 

軽さと質感にこだわっているのは高評価

HUAWEI MatePad Paperのサイズは約幅182.7×奥行き225.2×厚み6.65mmで、重量は360g。同等クラスのディスプレイを搭載するタブレットはおおむね600g前後が多く、HUAWEI MatePad Paperは、このサイズにしては極めて軽いデバイスだ。

 

「実測だと、カバー付きでも約538gと軽い。500g台前半だと、出張に行くときに荷物に入れておいても、ほとんど負担にならない重さですね」

↑長時間の読書でも疲れにくい重さ。薄さ6.65mmながら堅牢な筐体も魅力だ

 

さらに戸田氏は、HUAWEI MatePad Paperの「モノとしての価値」に注目しているという。

 

「こういった種類のデバイスって、愛着が持てるかどうかがすごく重要。高級感のあるレザー調で、薄くてカッコイイ――単純ですが、これはこの製品の大きな魅力だと思います。レザー調の製品は実は多いんですが、さらに高級感があるものは少ない。『新しいものが出たから買おう!』と次々買い換えるようなタイプの商品ではないからこそ、質感にこだわっているのは高評価ですね。書籍でも革貼りの愛蔵版がありますけど、それは所有することで、革の高級な質感が長く楽しめることに価値がある。それと同じことです」

↑表/裏表紙にはヴィーガンレザーを採用。シンプルながら高級感があり、肌にも馴染みやすい

 

 

E Inkデバイス市場で自ずと支持を集めるモデルになる

最後に戸田氏は、HUAWEI MatePad PaperがE Inkデバイスの愛用者に深く刺さる可能性があると語る。

 

「E Inkデバイスって、使い始めると“E Inkデバイスにしかない魅力”に気付く製品ジャンルなんですよ。口で説明しようとすれば、『反射光でコンテンツを見るから視認性がいい』とか、『バッテリー持ちがいいから充電を気にしなくていい』とか言えるんですが、そうやって要素化しても説明し切れない、使ってみないと感じ取れない魅力がある。

 

しかし一方で、愛用者の分母が大きくはないジャンルなので、新製品もそれほど多くはない。だからこそ、E Inkデバイスには熱烈な愛用者がいて、新しいE Inkデバイスを常にチェックしていることも多いんです。その点、HUAWEI MatePad Paperは10.3インチという大きく高精細な画面で、E Inkパネルの書き換えが速くて残像も出ない。これだけでE Inkデバイスの市場では大きな価値になっていて、気になる人は多いと思います。さらに高級感もあってカッコイイとなれば、自ずと支持を集めるモデルになるでしょうね。僕としては、タブレットとしての使用感や連携性能というよりも、電子書籍と電子ノートがとにかく快適に使える点を評価したい。その点において、極めて完成度の高いE Inkデバイスといえるでしょう」

 

 

【製品の写真をあらためてチェック!】

 

GetNavi web限定のコラボキャンペーン! アンケートに答えてHUAWEI MatePad Paperをゲットしよう!

本記事で紹介したE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」を、GetNavi webの読者限定で2名様にプレゼント! 以下のアンケートに答えていただくだけで応募できる素敵なキャンペーンです。記事を読んで興味を持った方は、ぜひふるって応募ください!

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

 

撮影/干川 修

暮らしのあらゆるシーンを楽しく、働きやすく。HUAWEI MateFamilyの魅力が発揮されたイベントが蔦屋家電で開催

ビジネスはもちろん、ホームユースにエンタメ、クリエイティブ用途まで、幅広く活用できるファーウェイのデバイス群「HUAWEI MateFamily」。それぞれのデバイスが高機能なうえに、デバイス同士で連携できる独自機能を備えるなど、見どころの多いシリーズです。

 

GetNavi webではこれまで、HUAWEI MateFamilyがビジネスでどう活躍するか、どんな活用方法があるのかを提案してきました。

編集者3人から学ぶ、今年最注目の2in1 PC「HUAWEI MateBook E」が実現するリミットレスなワークスタイル

ビジネス向けモバイルノートPCはどう選ぶべき? 最新「HUAWEI MateBook 14」でポイントを探る

ディスプレイのある人・ない人ここで差が出る! お家にリッチな「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」を置いてみない?

チャートでわかる、今注目のノートPCシリーズ「HUAWEI MateBook」の中であなたにピッタリなモデル

Z世代実業家×HUAWEI MateBook E――ビジネスの“共有”と“探究”を促進させるPCについて

 

5月28日(土)には、二子玉川 蔦屋家電でGetNavi web制作による、HUAWEI MateFamilyのタッチ&トライイベントを開催。「あらゆる場所をあなたのワークスペースに」をテーマに、いくつかの暮らしのシーンの中で、HUAWEI MateFamilyを活用する方法を提案し、来場したユーザーにデバイスを体験してもらいました。

↑東京の二子玉川にある蔦屋家電でイベントを開催。ファーウェイとGetNavi webとのコラボでイベントを実施するのは今回で3回目です

 

本記事では、イベントで提案したポイントを紹介します。

 

3つのブースで、それぞれ違うHUAWEI MateFamilyの組み合わせ

会場では、自宅やオフィスなどの固定されたワークスペースを想定した「Home×Work」、旅先や外出先をワークスペースにすることを想定した「Outside×Work」、不特定多数が集まるカフェなどをワークスペースと想定した「Public×Work」の3ブースを展開。

 

いずれのブースも、HUAWEI MateFamilyのデバイスを組み合わせることで、快適なワークスペースになることを紹介しました。

 

Home×Workのブースでは、14インチのスタンダードノートPC「HUAWEI MateBook D14」、28.2インチの外部ディスプレイ「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」、ハイエンドスマホ「HUAWEI P40 Pro 5G」を展示。スマホの画面をノートPCに、あるいはノートPCの画面を大画面ディスプレイに、それぞれ“ワイヤレス”で投影できる連携性の高さを提示するとともに、オフィスなどのワークスペースにおいて、複数画面によって作業効率を高められることを紹介しました。

↑Home×Workのブース。デバイス同士を連携させると、たとえばHUAWEI P40 Pro 5Gにかかってきた電話をHUAWEI MateBook D14で通話することができたり、HUAWEI MateBook D14の画面をHUAWEI MateView 28 Standard Editionにミラーリング表示できたりと使い勝手の幅が広がります

 

Outside×Workのブースは、2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」、10.95インチタブレット「HUAWEI MatePad 11」に加えて、5月26日に発表されたばかりの「HUAWEI WATCH FIT 2」と「HUAWEI Eyewear」も展示。新製品を試せる場となりました。

 

ここでは、ワーケーションや外出先でビジネスを進める人向けに、携帯性の高いHUAWEI MateFamilyの組み合わせを提示しました。タブレット本体の重量が約709gと軽いうえに、最大でインテル Core i5-1130G7 プロセッサーを搭載するなど、高いパフォーマンスを備えたHUAWEI MateBook Eをメインに据え、ビジネス作業から、旅先で撮影した写真の編集までこなせることを紹介。

 

また、“ワイヤレス”で連携させたHUAWEI MatePad 11をセカンドスクリーンとして使用したり、HUAWEI MateBook Eで再生した音楽をオーディオグラスのHUAWEI Eyewearで楽しんだりといった活用方法を、来場者に体感してもらいました。

↑Outside×Workのブース。キャンプでワーケーションをするイメージでブースを展開しました

 

↑発表されたばかりのHUAWEI Eyewear

 

Public×Workのブースでは、14インチの高性能ノートPC「HUAWEI MateBook 14」と完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro」、そしてこちらも発表されたばかりのE-Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」を展示。高性能なCPUや縦に広い画面などを搭載するHUAWEI MateBook 14と、強力なアクティブノイズキャンセリング機能を備えるHUAWEI FreeBuds Proにより、賑やかな場所でも快適に作業できることを示しました。

 

また、カフェでの読書を想起してもらうために、HUAWEI MatePad Paperを置き、電子書籍のよさや、メモの書き心地などを体感できる場に仕上げました。

↑Public×Workのブース。こちらはカフェをイメージし、HUAWEI MateBook 14で仕事を進め、ちょっと一息といったときに、コーヒーを飲みながらHUAWEI MatePad Paperで電子書籍を楽しむ提案です

 

いずれのブースも、豊富なデバイスをそろえるHUAWEI MateFamilyだからこそ成り立ちます。一方で、会場で示したシーンのみならず、自宅とコワーキングスペースの2拠点でビジネスする場合や、エンタメを存分に楽しむ場合など、ほかのシーンでもHUAWEI MateFamilyの組み合わせ次第で対応できそうなのが容易に想像できます。

 

こうした、あらゆるシーンで高いパフォーマンスを発揮できるのが、HUAWEI MateFamilyの最たる魅力と言えるでしょう。

 

幅広い層がタッチ&トライ

会場では、HUAWEI MatePad 11でスムーズに落書きを楽しむ小さい子供や、HUAWEI MateBook Eの有機ELディスプレイの精細さに驚く人、HUAWEI MatePad Paperでメモの書き味を試す人など、幅広い層から興味を集めました。

 

なかには、「アスペクト比3:2で縦に広い大画面のHUAWEI MateViewが気になっています。動画の編集などをするのですが、編集ソフトの画面下部に動画のシークエンスが表示されることが多く、縦に画面が広いとそのシークエンスが見やすいのではと思っています」と、具体的な活用方法を思い描いている人も来場しました。

 

今回はイベントという形で特別にHUAWEI MateFamilyのタッチ&トライを実施しましたが、デバイスは家電量販店などで手に取ることができます。どうやって使うかを想像しながらデバイスに触れてみると、いつもとは違った魅力に気づくかもしれません。

↑会場ではスタッフに熱心に話を聞く来場者の姿も見られました

 

今回展示したHUAWEI MateFamilyの新製品

HUAWEI MateBook D14

 

ディスプレイサイズ:14インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB/ストレージ:256GB SSD・512GB SSD(256GBはインテル Core i3プロセッサー搭載モデル、512GBはインテル Core i5プロセッサー搭載モデル)

 

 

HUAWEI MateView 28 Standard Edition

 

ディスプレイサイズ:28.2インチ/解像度3840×2560ドット/スタンド上下高:110mm

 

 

HUAWEI MateBook E

 

ディスプレイサイズ:12.6インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB/ストレージ:128GB SSD

 

 

HUAWEI MateBook 14

 

ディスプレイサイズ:14インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB・16GB/ストレージ:256GB SSD・512GB SSD(256GBはインテル Core i3プロセッサー搭載モデル、512GBはインテル Core i5プロセッサー搭載モデル)

 

 

HUAWEI MatePad Paper

 

ディスプレイサイズ:10.3インチ/OS:HarmonyOS 2/メモリー:4GB/ストレージ:64GB

 

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

撮影/中田 悟

最新タブを大プレゼント! 「HUAWEI MatePad Paper」がもらえるキャンペーン、7月31日まで

ファーウェイからタブレットの新モデル「HUAWEI MatePad Paper」が登場。これに合わせて、「HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン」を開催します! キャンペーンに参加すると抽選で2名様にHUAWEI MatePad Paperをプレゼント。みなさん奮ってご参加ください!

 

アンケートはこちらから!

 

ファーウェイ初のE Inkタブはビジネスツールにピッタリ

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイとして初のE Inkディスプレイを搭載したモデル。価格は6万4800円(税込)です。

 

E Inkは紙に近い表示性能を備えており、長時間閲覧しても目が疲れづらいことから、電子書籍リーダーとして活用できます。

 

本製品は、Wi-Fiに接続すればWebサイトの閲覧やメールのチェックなどもでき、タブレット端末としても使用可能。

 

ディスプレイサイズは約10.3インチと大型で、画面が見やすいです。それでいて重さは約360gと軽量で、片手で持てる取り回しの良さがあります。

 

さらに、HUAWEI MatePad Paperは豊富なメモのテンプレートを用意。同梱のHUAWEI M-Pencil(第2世代)で、手書きのメモが取りやすくなっています。読書画面を分割して、書籍を読みながらメモを取るといった使い方も可能です。

 

電子書籍リーダー、タブレット、電子ペーパーと、多用途に使え、特にビジネスツールに取り入れるのにピッタリ。活用すればビジネススキルも向上しそうです。

 

アンケートに答えるだけでHUAWEI MatePad Paperがもらえる!

今回、HUAWEI MatePad Paperがもらえるキャンペーンを開催! キャンペーンの参加方法や期間などの概要は下記をご覧ください。

 

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント。

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

E Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」が思いのほか「深いデバイス」と判明!GetNaviのマネージャーがレポート

本記事で紹介している「HUAWEI MatePad Paper」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。記事を読んで最下部のURLからぜひ応募ください。

ファーウェイから、ユニークなE Inkデバイスが登場した。その名は「HUAWEI MatePad Paper」。

 

↑E Inkディスプレイを採用したHUAWEI MatePad Paper。電子書籍リーダー、電子メモ、HarmonyOS 2搭載の汎用タブレットと3つの使い方ができる。価格は6万4800円(税込)

 

HUAWEI MatePad Paper最大の特徴は、10.3インチで1872×1404ピクセル/227ppiという、大きく高精細なE Inkディスプレイを搭載しながら、同社のスマートフォンやタブレットでもおなじみの「HarmonyOS 2」を採用している点。E Ink特有のアナログ的フィーリングと、タブレットの利便性を融合させた、新しいタイプのデバイスと言えるだろう。

 

↑HUAWEI MatePad Paperのサイズは約幅182.7×高さ225.2×厚み6.65mmで、重量は360g。14型で約1.4kgのノートPCと一緒に持ち歩いたとしても、2kgを切る軽さは魅力だ

 

↑HUAWEI M-Pencil(第2世代)をマグネットで本体側面に固定できる。レザー調のカバーは、どことなく高級文房具のような雰囲気

 

 

HUAWEI MatePad Paperの個性を存分に活かすためには、どのような使い方をするべきなのだろう。E Inkパネルは、表示内容の書き換えに若干のラグが生じる。そのためスピーディーに制作や資料作成でメイン使用するには、ハードルがあることは否めない。その一方で得られるのは、液晶や有機ELでは実現できない、アナログライクな感触や活字表示に適した「見やすさ」だ。

 

この見やすさに対する魅力は、職種で言うなら現場よりも上のレイヤーのポジション、すなわちマネジメント職に就く人物が、制作物や資料にじっくりと目を通していくようなシーンにこそ、フィットしそうに思えた。そこで実際に、マネジメントの業務にHUAWEI MatePad Paperを取り入れると、どのような化学反応が生まれるのか。GetNavi編集部を統括する松村広行に試してもらった。

 

株式会社ワン・パブリッシング

第4メディアプロデュース部 部長

松村広行

GetNavi編集部、腕時計情報誌の「WATCHNAVI」編集部、そしてカメラ情報誌「CAPA」編集部の3メディアを統括する担当部長。編集業務の管理に加えて、企画力・編集力を他社の制作にアウトソーシングするソリューション事業にも携わる。ライフワークとして個人で写真のグループ展に参加するほどのカメラ好き。

 

【記事を読む前に製品の特徴を写真でチェック!】

 

直感的な情報整理とオープンマインドを叶える「手書きメモ」

まずは松村に現状の業務について訊ねると、「私は3つのメディア事業を担当していますが、どのメディアも読者層や属性、嗜好は違ってきます。当然そうなると、取り扱う案件も違うし、クライアントも違う。部下の相談内容も多種多様なものになるので、他の仕事で管理職に就かれている方と同じように、毎日フレキシブルな対応と対人コミュニケーションが求められる立場ではありますね」と話してくれた。

 

そんな松村は、実はエンタメ誌の記者出身。かつては毎日現場に出て、取材を続ける日々だったという。松村が記者時代から続けている習慣のひとつが「手書きメモ」だ。

 

「ライブイベントの取材が多かったので、現場の様子やアーティストのMCの内容をよく手書きでメモしていました。イベントでは照明を落とすし、演出にも気を配るから、パソコンを広げていると迷惑になってしまう。その点、手書きなら暗いところでも手の感覚でメモを取れるので、暗闇でもメモを取っていましたね。HUAWEI MatePad Paperを見た時に、そうした現場での活用について思い浮かびました。E Inkは非発光パネルだから、周囲に気を配らないといけないシーンでも使いやすいでしょう」

 

↑手書きメモを取り入れている松村には、馴染みやすい質感

 

手書きメモの習慣は、マネジメント職に就いた今でも松村の仕事に組み込まれている。

 

「具体的に一番多い業務は、大きく括るなら『進捗管理』ということになると思います。それぞれのプロジェクトをどう進めていくか、予算を見ながらどう体制を整えて、どんな情報を揃える必要があるのか。そういうことを常に考えていますね」

 

「そんな中で、僕はやっぱり手書きメモに馴染みがあって、今でもよく手書きをしています。基本的には、自分の中で物事を整理していくために使う感じ。例えば、数字を試算するのに使ってみたり、イベント会場の設置イメージを図示してみたり。慣れたペンとノートの感覚で、すらすらと書けたのがHUAWEI MatePad Paperの第一印象です。他のタブレットより軽いのもさっと取り出して書くのに良いですね」

 

↑今でも、自分の中で情報を整理したり、気になる情報をまとめておく手段は手書きメモだという

 

「複数の事業に携わるためインプットも大事にしていて、そこでもメモが役立ちますね。カーラジオを情報収集に使うことが多いのですが、そこで耳にした情報は、赤信号で停車したすきにでもすぐメモするように習慣づけています。HUAWEI MatePad Paperだと、書いたメモは最終更新日順にソートされていくから、時系列でメモを探しやすいし、手書きのメモを仕事に取り入れている人なら、楽しく使えるはず」

 

また松村は、手書きメモのメリットを次のようにも話す。

 

「人と話している時にパソコンを取り出していると、自分と相手の前に壁があるような気持ちになることがあります。特に部下にとっては、上司と話している時に、何を書かれているのかと心配になるんじゃないかなと思っていて。手書きだと、いつメモを取ったかも伝わりやすいし、見ようとするかは別として、内容も見える状態で相手と向き合える。野球で言えば、監督であると同時に選手でもある、プレイングマネージャーの気持ちを持っていたいと常々思っています。そのために、なるべくみんなとの距離は近くありたいんです」

 

「HUAWEI MatePad Paperはノートのような雰囲気を持っているし、話しながら手元でメモを取っていても、その場に自然に溶け込んでいけそうだと思います。手書きでメモを取るっていうことは、オープンな姿勢を伝えて相手との距離を近づけることにも繋がるんじゃないかな」

 

 

タブレット的な利便性と「裏紙」のようなサクッと感

手書きメモを愛する松村の話に照らし合わせると、HUAWEI MatePad Paperの更なる魅力が浮かび上がってきた。ここからはポイントごとに製品の特徴をまとめていきたいと思う。

 

【ポイント1】サイズ感や感触について

その一つは軽量な設計だ。HUAWEI MatePad Paperの重量は360g。同等サイズのタブレットに多い重量は600g前後で、500g前半では軽いとされるが、それよりもはるかに軽い。

 

↑小脇に抱えられるサイズと軽さ

 

この軽さは、350mlの小さなペットボトルとほぼ同じだ。カバンに入れて持ち歩くのにも、苦にならないレベル。タブレットを取り出してメモを書こうと思うときには、どこか「デバイスを取り出す」という心理的な“構え”が起こる気がするが、片手で楽に持てるHUAWEI MatePad Paperは裏紙にサッとメモを取るような軽快さがある。

 

↑ややざらっとした表面が、本物の紙のような書き味を生んでいる

 

↑メモアプリでは、筆記用具の種類や太さも変更できる

 

フットプリントに対するディスプレイの占有面積は約86.3%で、目に入るほとんどがE Ink。これもアナログな感触を生んでいる。ノートやメモ帳にメモするときを想像してほしい。(罫線はあるものの)ページを区切る要素は何もなく、何をどこに書くか、どういう大きさで、どう書くかは書き手の自由だ。

 

HUAWEI MatePad Paperにおいても、目に映るほとんどの範囲に書ける上に、マットな表面処理と約26msというHUAWEI M-Pencil(第2世代)の低レイテンシーによって、裏紙やノートに書く時と同じようなフィーリングが生まれている。

 

↑付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は約26msと極めて低レイテンシーだ

 

 

【ポイント2】アプリや独自のソフト機能について

そうしたアナログ的な良さに、HarmonyOS 2に由来するタブレットの使用感が加わっていることはわかりやすい魅力だが、ホーム画面もE Inkデバイス向けに開発されたものが適用されている。

 

↑ホーム画面

 

左カラムに「ホーム」「メモ」「本棚」「ブックス(HUAWEIブック)」「アプリ」というグローバルナビゲーションを設け、それぞれのプレビューを大きめのウィジェットで配置している。左カラムのメニューはちょうど、システム手帳に項目別の見出しを挟んでおくような感覚で扱え、常に目的の機能を素早く立ち上げられるのだ。

 

また、「画面分割」機能を使って他のアプリを開きながら常にメモをとれるのもポイント。例えば、ブラウザーを参照しながら気になった情報を書き留めたり、電卓で計算をしながらメモを取って資料作りの材料にしたりするといった使い方ができる。

 

↑画面分割機能を利用して、書籍を参照しながら、旅程を組んでいるイメージ

 

手書きのメモをテキスト化したり、PDFファイルに変換してメールで共有するなど、議事録向きの機能も備えている。面白いのは、内蔵マイクで音声を録音し、メモに紐付けて保存しておける機能。会議を通しで録音しておき、メモには要点を項目立ててまとめるといった使い方が想定できる。ちなみに全てのメモは、ユーザーの指紋認証によるロックをかけることができ、取り扱いに注意したい情報の保管場所としても優秀だ。

 

↑PDFファイルを参照しながら、気になる点を書き留めておくといった使い方にもぴったり

 

↑4つのマイクを内蔵している。会議を録音して、メモと紐付けて保存することも可能

 

これらの特徴を振り返ると、「手書きでメモを取ること」をメイン機能としつつ、そこに別の機能を付加する形で、HUAWEI MatePad Paperにしか出せない利便性を作り上げていることに気が付く。

 

 

【ポイント3】電子書籍リーダー機能について

電子書籍リーダーとしては、E Inkならではの視認性の良さに加えて、やはりその大きなディスプレイが特徴になるだろう。10.3インチというサイズはちょうど少年誌の単行本を開いた状態に近く、新書、文芸書、コミックなどを見開きにすると収まりが良い。227ppiという高画素密度のおかげで、文字を小さめにしても、つぶれが起きにくい。

 

↑10.3インチだと、片面表示でも十分な文字の視認性が得られる

 

E Inkパネル自体は非発光だが、HUAWEI MatePad Paperは32段階で調整できるバックライトも搭載。これも本体の薄さ、軽さからは想像できなかった部分で、軽快な使用感にデジタルの利便性をプラスしている。また、電子書籍リーダーから翻訳機能を呼び出せるので、日本語訳版が出ていない書籍を訳したり、語学学習に応用することもできるだろう。

 

【ポイント4】駆動時間の長さについて

そして、3625mAhバッテリーによる最大28日の駆動時間、1.5時間の充電で6日使えるという急速充電機能がHUAWEI MatePad Paperの魅力を一段上に押し上げている。28日間という駆動時間なら、バッテリーとは“ときどきチェックしておけばいい”という向き合い方になる。当然ながら紙にバッテリーはないが、HUAWEI MatePad Paperもデジタル機器でありながら、バッテリー管理のストレスからほとんど解放された存在だと言ってもいい。

 

 

手書き世代こそ試してほしい、唯一無二のデバイス

HUAWEI MatePad Paperの特徴をチェックしたところで、改めて松村にその魅力を訊ねてみた。

 

「昔、『PDA』(Personal Digital Assistant)という製品が人気だった時代がありました。そのころのPDAにも手書き機能があって、今みたいに『書き味がどうだ』ってレベルには達していなかったけど、あの頃からデジタルデバイスで手書きをしたいっていう考え方はあったんでしょうね」

 

「僕はノートの手書きもずっと続けてきたし、昔はPDAでも手書きに挑戦してきたけど、HUAWEI MatePad Paperの書き味は、本当に紙に書いているようだと感じました。E Inkだから目も全然疲れないし、老眼になってきた目にも優しい(笑)。見た目には高級感があるけど、造りは頑丈なので自分はやっぱり『裏紙』のようなラフな使い方をしたいですね」

 

「あと、画面分割機能が便利ですね。僕の職種だと『何かを参照しながらまとめる』という作業は特に多いから、それが1台で完結できるのはうれしい。手書き世代には特に使ってみてほしいのですが、それ以外の世代の人にとってもHUAWEI MatePad Paperは、手書きメモの良さを知るきっかけになるかもしれません」

 

松村へのインタビューを通して、管理職という多様な業務のある立場には、フレキシブルに対応できる姿勢とツールが必要であることがわかった。HUAWEI MatePad Paperの持つアナログ感と、現代の利便性が融合された姿は、役割を越えた働きが求められるこれからの時代にこそ、意味のある製品かもしれない。

 

【製品の写真をあらためてチェック!】

 

 

GetNavi web限定のコラボキャンペーン! アンケートに答えてHUAWEI MatePad Paperをゲットしよう!

本記事で紹介したE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」を、GetNavi webの読者限定で2名様にプレゼント! 以下のアンケートに答えていただくだけで応募できる素敵なキャンペーンです。記事を読んで興味を持った方は、ぜひふるって応募ください!

 

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

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撮影/松川 忍

E-Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」は価格や仕様などで気になる点もあるけど、実力ある製品だ

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新製品発表会を実施。一挙9製品を発表しました。なかでもユニークな製品が「HUAWEI MatePad Paper」。ハイエンドタブレットの性能を備えながら、ディスプレイに電子ペーパー(E-Ink)を採用しており、読書やメモ取りに特化した製品となっています。

 

本記事では新製品9製品のうち、HUAWEI MatePad Paperを含むPC関連の4製品をレポートします。なお、もう1つの目玉製品であるメガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」については、以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

ビジネスツールな風合いの電子ペーパー搭載タブレット

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイ初となる電子ペーパー搭載のタブレット端末です。ディスプレイに10.8インチと大きめなタッチパネル付き電子ペーパーを採用。同梱のタッチペン「HUAWEI M-Pencil」(第2世代)による手書き入力にも対応します。

↑HUAWEI MatePad Peper。手書きの書き心地がよく、ペンの追従性も良いため、メモを取りやすいです

 

電子ペーパーは紙に近い表示性能を備えるディスプレイで、液晶や有機ELなどと比べると、長時間閲覧しても目が疲れづらく、また表示の書き換えが少ない電子書籍などの閲覧では省電力という特徴もあります。

 

背面は合皮製で、見た目はいかにもビジネスツールといった風合い。マグネット装着式の専用カバー(同梱)をカチャッと装着した様子は、大判のビジネス手帳か豪華な装丁本のようにも見えます。付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は、本体にマグネットで取り付けて一緒に持ち歩けます。

↑電子ペーパーは目に優しく、直射日光下でも見やすい画面です

 

ケースなしでの大きさは約182.7×225.2×6.65mmで、重さは約360gとなっています。薄型で雑誌も見やすい大きさですが、片手持ちではやや持て余すサイズにも思えます。また生体認証は、電源ボタンが指紋認証対応型となっています。このほか充電はUSB Type-Cポートを備えており、ケーブルも付属します。

↑外装はフェイクレザーを採用。手帳のような質感です

 

ペン入力のレスポンスは良く、スピーカーの音響も良好

ペン入力では4096段階の筆圧検知に対応。レスポンス良く手書きメモを作成できます。メモのテンプレートとして、罫線やドット、グラフといった紙のノートブックでおなじみのものから、議事録やToDoリストなどの実用的なものまでそろっています。もちろん、電子書籍やオフィスファイルなどへメモを書き込むことも可能です。

 

なお、タブレット端末でもあるため、Wi-Fiに接続すればWebサイトなども閲覧できます。YouTubeの動画を再生することも可能です。とはいえ、電子ペーパーの性質上、動きのある映像を再生すると残像が残ってしまい、あまり実用的とは言えないでしょう。

 

ちなみに、ステレオスピーカーを内蔵しており、音響は良好。読書しながら音楽やWebラジオを聴くといった使い方もできそうです。

 

タブレットとしては高級だけど、価格相応の実力もある

OSはファーウェイ独自のHarmonyOS 2を搭載しています。Google アカウントやGoogle Play ストアには対応してません。この点は注意が必要でしょう。

 

ただし、HarmonyOSはAndroidと互換性があり、電子書籍アプリなども動作します。Amazon アプリストアなどを導入すれば、Kindleアプリも動作するようです。

↑アプリ一覧画面などは一般的なAndroidとはやや異なる作り

 

電子書籍に限って言えば、独自のストア「HUAWEI Books」で日本語版の電子書籍の取り扱いが開始されており、日本語書籍は約10万冊取り扱います。なお、6月30日までにHUAWEI MatePad Paperを購入した人にはキャンペーンとして、1000円分の電子書籍クーポンが提供されます。

 

もう1つ注意点として、HUAWEI MatePad Paperは一般的なAndroidタブレットのように横画面に回転させることができない仕様となっています。HUAWEI Booksでは横画面での見開き表示が可能ですが、Kindleなどの他社製アプリの多くでは見開き表示に非対応です。

↑HUAWEI Booksの電子書籍は設定メニューから見開き表示が選べます

 

また、実用面で気になるのは内蔵ストレージの容量が約64GBと控えめで、外部ストレージに対応していない点です。さらに、ケースとペンが付属するとはいえ、価格は6万4800円(税込)とタブレット端末としては高級な点も気になります。

 

もっとも、大画面の電子書籍デバイスかつ、レスポンスの良いデジタルノート機器と考えれば、価格相応の実力を備えているのは確かです。

 

PCやWi-Fiルーターも拡充

5月26日の製品発表会では、9製品が一挙に発表されました。PC関連製品では、Windows PC「MateBook」のマイナーチェンジモデルが2機種と、Wi-Fiルーターの高性能モデルが1機種投入されています。

↑PC関連では4製品が新発表

 

14インチのノートパソコン「HUAWEI MateBook 14 2022」には、AMD製のRyzen 5500Uプロセッサー搭載モデルが登場。メモリー8GBモデルが12万6800円(税込)、16GBモデルが13万6800円(税込)で、26日から販売しています。

 

狭額縁で縦横比3:2のIPS液晶ディスプレイを備えており、事務作業などを効率良く行える仕様となっています。また、USB Type-C端子での急速充電や、指紋センサー一体型の電源ボタン、キーボードに内蔵されているインカメラなど、見どころが多い1台です。

↑HUAWEI MateBook 14 2022

 

↑ファーウェイ製のタブレットを拡張ディスプレイとして使えます

 

↑カメラはキーボードの中に格納されています

 

2in1 PCの「HUAWEI MateBook E」には、メモリー16GB/ストレージ512GBのスペック強化モデルが登場。価格は16万9800円(税込)で、こちらも26日から販売しています。

 

12.6インチの有機ELディスプレイや、インテル製プロセッサー搭載するほか、重さは約709gと軽量なWindowsタブレットです。付属のフルサイズキーボード(約440g)を装着すると、ノートパソコンとしても活用できます。

↑HUAWEI MateBook E

 

↑キーボードを取り付けてPCとして、取り外せばタブレットとして使えます

 

Wi-Fiルーターは、メッシュWi-Fi対応の高機能タイプ「HUAWEI WiFi Mesh 7」が発表されました。1ユニットモデルが2万2880円(税込)で、2ユニットモデルは4万4880円(税込)。6月9日発売です。

 

メッシュWi-Fiは建物の各所に置いたWi-Fiルーターが連動して、建物全体をWi-Fiで満たすというシステムです。HUAWEI WiFi Mesh 7は最新規格のWi-Fi 6に加えて、ファーウェイ独自規格のWi-Fi 6 Plusをサポート。ファーウェイ製のモバイル機器で高速な通信が可能としています。発売済みの小型モデル「HUAWEI WiFi Mesh 3」など、ファーウェイのメッシュWi-Fiルーターと組み合わせても利用できます。

↑HUAWEI WiFi Mesh 7

 

↑Wi-Fiの電波の浸透具合をアプリで確認できます

 

メガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」をはじめとしたオーディオ、ヘルスケア製品計5機種については以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新商品を一挙9製品発表しました。ひときわ注目を集めたのはメガネ型スピーカー「HUAWEI Eyewear」です。日本のアイウェアブランド「OWNDAYS(オンデーズ)」とのコラボレーションモデルも発表されました。

↑OWNDAYS×HUAWEI Eyewear。“どこからどうみてもメガネ”なスピーカーです

 

スマホやパソコンからの音が聴こえるメガネ

HUAWEI Eyewearは“オーディオグラス”と呼ばれるタイプの製品。メガネのテンプル(つる)にスピーカーを内蔵し、ワイヤレスイヤホンと同様にスマホやパソコン、ゲーム機にBluetoothで接続、耳元で音を鳴らします。長時間装着しても疲れにくいうえに、周囲の音も聞こえるという特徴があります。

 

HUAWEI Eyewearの価格は3万2780円(税込)で、5月26日より量販店やAmazon.co.jpなどで順次販売されます。

 

フレームの色はブラックで、形状はボストン型のフルリム、 ウェリントン型のハーフリム、フルリム(Amazon限定)と3種類をラインナップしています。

↑上からウェリントン型のフルリム、ウェリントン型のハーフリム、ボストン型のフルリム

 

見た目はテンプルの縦幅がちょっと太めですが、「スピーカーがついています」と言われなければまったく気づかないようなスタイリッシュさ。重さも約37g~39g(形状によって変わります)と軽いため、普段からメガネをかけ慣れている人なら、長時間かけ続けても苦にならないでしょう。

 

スピーカーは耳の穴よりやや後方にあり、頭に直接響かせるような、立体感のある聴こえ方です。また、ノイズキャンセリング機能(ANC)も備えており、雑踏の中でもしっかりと音楽を楽しめます。

 

操作はテンプルをタップしたり、なぞったりして行います。トントンッとダブルタップで音楽の再生や停止、スーッとスワイプ操作で音量の調整といった具合です。操作方法はスマホアプリから設定・確認できます。

↑側面のテンプルをなぞって操作します

 

↑OWNDAYS×HUAWEI Eyewearと専用アプリの操作画面

 

セミオープンタイプのスピーカーということで、音漏れするかは気になるところでしょう。実機で試してみた感触は「よほど静かな場所で、大音量で聴かなければ、音漏れに気づくのは難しい」というものでした。

 

スマホ側のボリューム表示で80%以上の音量まで上げて、静かな場所で装着者に近い距離なら、シャリシャリとした音漏れに気づくかもしれません。ただし、そのときの装着者本人は、頭が痛くなるくらい大音量で音楽が鳴り響いています。

 

ファーウェイは2021年にメガネ型スピーカー「HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II」を発売しており、HUAWEI Eyewearは実質的な後継製品となっています。

 

筆者を含め、メガネをかける人にとってうれしい進化点は「度入りのレンズが入れやすくなった」ことでしょう。メガネ屋に持ち込んで度入りレンズを制作してもらいやすいように、レンズ部分が外れるようになっています。

 

また、新たに通話時の雑音カット(ノイズキャンセリング)にも対応。ノイズキャンセリングはメガネ本体側で処理するため、パソコンでのZoom会議などのシーンでも使えます。テレワークなどを意識した作りと言えるでしょう。

 

バッテリー持ちは音楽再生で約6時間、通話で約4時間半。10分間の充電で約80分の音楽再生が可能としています。メガネのテンプルの先に充電端子があり、付属の充電アダプターでUSB Type-Cケーブルに接続する方式です。

 

「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」はサングラス化も可能

OWNDAYSとコラボした「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」の基本的な機能は、HUAWEI Eyewearと共通で、レンズ部分はOWNDAYSオリジナルのデザインとなっています。

↑OWNDAYS×HUAWEI Eyewearのラインナップ

 

フレームはブラックとグレーの2色で、スクエアとウェリントンの2種類をラインナップ。通常版のHUAWEI Eyewearとはやや形状が異なっています。

 

価格はHUAWEI Eyewearと同じ3万2780円(税込)ですが、度入りレンズ込みの価格となっており、HUAWEI Eyewearよりもお得です。レンズは超薄型までが無料で選択可能。オプション料金を支払えばブルーライトをカットするPCレンズや遠近両用レンズ、曇り止めコーティング付きレンズも選べます。

↑度入りレンズで購入可能

 

コラボモデルでは、専用のアクセサリー「SNAP LENS」(別売・税込1500円)も用意。メガネの上からマグネットで取り付ければ、一瞬にしてサングラスに早変わりします。例えばクルマの運転のときだけサングラスにするといった使い方も手軽にできます。

↑ペタっと装着してサングラスになるSNAP LENSは、「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」だけのオプションです

 

「音量や音のクオリティは従来の他社製品をはるかに上」

なお、HUAWEI Eyewearはファーウェイのお膝元、中国をはじめ、世界各地で販売されていますが、今回のコラボモデルであるOWNDAYS×HUAWEI Eyewearは、当面は日本市場限定で販売されます。

 

オンデーズの田中修治社長はコラボモデルについて「言われなければスピーカー搭載と気づかないほどに軽量化されており、音量や音のクオリティは従来の他社製品をはるかに上回っている。ファーウェイが開発中の試作機を見て感銘を受け、共同開発を決断した」とコラボの経緯を説明。「どういった形状だと使いやすいのかなど、メガネ屋としてのノウハウを提供した」(田中氏)といいます。

↑ファーウェイ・ジャパンの楊涛氏(左、ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデント)と、オンデーズの田中修治社長

 

ガンガン響くBluetoothスピーカーも投入

オーディオ関連の製品としては、Bluetoothスピーカー「HUAWEI Sound Joy」も発表されました。フランスのオーディオメーカーDevialet(デビアレ)の音響監修を受けた製品で、360度全方位に鳴り響く筒型スピーカーです。価格は1万4800円(税込)で、本日5月26日の発売です。

↑HUAWEI Sound Joy

 

大音量でガンガン鳴らせるタイプのスピーカーで、屋外でも使いやすいIP67相当の防塵・防水仕様。バッテリーは8800mAhと大容量で、最大26時間の長時間再生が可能です。ポータブルスピーカーとしては大きく、重めで、サイズは約73×73×202mm、重さは約680gとなっています。カラーはオブシディアンブラックとスプルースグリーンの2色をラインナップします。

↑大口径スピーカーに大容量バッテリーを搭載でずっしり重め

 

↑デビアレの特徴というPush-Push式のパッシブラジエーターを上下に搭載。低音を鳴らすとガンガン振動します

 

スピーカーユニットは20Wフルレンジドライバーと10Wツイーター、パッシブラジエーター2基という構成。大音量で鳴らすと筒の先端にあるパッシブラジエーターが勢いよく振動しているのが見て取れます。筒の円周にはカラフルに光るライトを配置し、音楽とあわせてムードを演出します。

 

また、スピーカーを2台用意すると、ステレオ再生が可能に。本体を“振る”という簡単な操作で2つのスピーカーをペアリングできます。

↑2台のスピーカーを振ってペアリング

 

ヘルスケア分野も3つの新製品

スマホと組み合わせて使うヘルスケア製品のジャンルでは、スマート体組成計「HUAWEI Scale 3 Pro」、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 2」、スマートバンド「HUAWEI Band 7」の3製品が発表されました。3製品はいずれも、iPhone/Android向けアプリ「HUAWEI Health」アプリと連携して、心拍数や歩数、体重などを記録します。

 

スマート体組成計のHUAWEI Scale 3 Proは、6月9日発売で価格は1万780円(税込)。足と手の両方を使って全身のデータを測定します。測定結果は体重、BMIや骨格筋量、体内水分率、基礎代謝量、心拍数などの10項目以上に対応。乗った人を自動識別する機能も備えており、家族で共有しやすいようになっています。

↑HUAWEI Scale 3 Pro

 

↑足と手の両方を使って測定します

 

スマートウォッチのHUAWEI WATCH FIT 2はシリコンバンドタイプが2万680円(税込)、レザーバンドタイプが2万3980円(税込)。計5色展開となっています。

 

有機ELディスプレイは画面サイズ1.74インチに大型化。またBluetooth通話機能を新たに搭載し、スマホをカバンに入れたままで、時計から着信に応答できます。さらにAndroidスマホから音楽データを転送して、時計本体で再生する機能も追加されました。

↑HUAWEI WATCH FIT 2

 

↑シリコンバンド3色、レザーバンド2色のラインナップ

 

ヘルスケア機能は24時間の心拍数計測や睡眠モニタリング、活動量や位置情報を組み合わせた各種ワークアウトの計測に対応。電池が持続するのが特徴で、1日200回画面を表示して毎週30分運動するという“一般的な使用条件”なら10日間、画面表示500回に運動60分の“ヘビーな使用条件”なら7日間は継ぎ足し充電なしで使えます。

 

スマートバンドのHUAWEI Band 7は8580円(税込)と、より手に取りやすい価格のウェアラブル製品です。1万円以下の製品としては珍しく、心拍数や血中酸素、ストレスレベルなどの常時測定に対応しており、身体の不調を検知した際のアラート表示も可能。電池持ちは通常使用で約14日間、ヘビーユースで約10日間とされています。

↑HUAWEI Band 7

 

↑カラーは4色展開

 

このほかにもファーウェイはE Inkディスプレイ搭載のタブレット端末「HUAWEI MatePad Paper」やWindows PC「HUAWEI MateBook」シリーズ、メッシュWi-Fiルーターを発表しています。次回の記事では、とりわけユニークなHUAWEI MatePad Paperを中心に紹介します。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

【5月28日開催】人気スマートウォッチが当たる抽選会も! ファーウェイの最新アイテムをお試しできるタッチ&トライイベント

5月28日、二子玉川 蔦屋家電2階 E-room 2にて、ファーウェイ・ジャパン主催「Make Everywhere Your WorkSpace by HUAWEI Mate Family」が開催されます。

 

同イベントでは、「HUAWEI MateBook E」をはじめ、「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」「HUAWEI MateBook 14」「HUAWEI MateBook D 14」など、3月に発表されたファーウェイの新製品を、様々なビジネスシーン・作業環境を想定したブースにて展開。「Home×Work」「Outside×Work」「Public×Work」の、3種類のワークスペースで、HUAWEI Mate Familyの活用方法を提案します。

↑HUAWEI MateBook E

 

会場でアンケートに答えると、「HUAWEI WATCH 3」や「HUAWEI WATCH FIT エレガントエディション」、Amazonギフト券が当たる抽選抽選会も実施。

 

開催時間は11時~18時。ファーウェイの最新アイテムをお試しできるチャンスです!

 

【イベント概要】

開催日:2022年5月28日(土)

時間:11時~18時(施設の営業時間は10時~21時)

開催場所:二子玉川 蔦屋家電 2階 E-room 2

イベント名:Make Everywhere Your WorkSpace by HUAWEI Mate Family

Z世代実業家×HUAWEI MateBook E――ビジネスの“共有”と“探究”を促進させるPCについて

「Z世代」の定義は文献によって異なる部分もありますが、1990年代の半ばから2010年までに生まれた人たちを指すことが多いようです。

 

彼らは、生まれたときからインターネットやデジタル機器が身の回りに存在し、それまでの世代よりも情報収集への関心が高く、社会変革への熱意も大きいと評価されることがあります。その真偽はさておき。Z世代には、世の中に役立つソリューションやサービスを生み出そうという意欲の元、若くして自ら会社を立ち上げている人物が数多く存在しているのも事実。

 

株式会社アルゴリズムのCEO・勝俣篤志(かつまた あつし)さんもZ世代起業家の1人です。本稿では、同社の立ち上げの経緯や事業内容と合わせて、デジタルネイティブでもあるZ世代の視点から、HUAWEIの2in1 PC「HUAWEI MateBook E」を評価していただきました。軽量で高精細な有機ELを搭載するキーボード着脱式のHUAWEI MateBook Eは、Z世代の目にどう映るのでしょうか。

勝俣篤志さん(25歳)

株式会社アルゴリズム CEO。2017年、東京大学在学中に弱冠20歳という若さで株式会社アルゴリズムを企業。コンテンツマーケティングの経験を生かしたメディア事業をはじめ、医療機関のDXを支援する事業を行う。

 

製品の紹介

●HUAWEI MateBook E

メインとしてもタブレットとしても活用できる2in1 PC。有機ELディスプレイを搭載しており、ダイナミックで躍動感のある色彩で映像を楽しめるほか、画面占有率も90%と高い。●サイズ:12.6インチ/幅286.5×厚さ184.7×縦7.99mm/質量709g ●プロセッサー:インテルCore i3/Core i5  ●メモリー:8GB ●ストレージ:128GB /256GB ●画素数:インカメラ800万画素/アウトカメラ1300万画素

画像のキーボードはグローバル版ですが、国内販売モデルは日本語キーボードです

 

医療機関のDXは進んでいない。取り巻く古い仕組みを、新しい仕組みに置き換えたい

――まず、株式会社アルゴリズムの立ち上げの経緯を教えてください。

 

勝俣さん:僕がITの分野に参入したのは、浪人時代のことです。海外のガジェット系のリーク情報を日本向けに翻訳して、発信するようなニュースサイトを立ち上げたんです。当時、ちょうどクラウドソーシングなどが台頭し始めていて、僕も広告で収益をもらうようなことをしていました。その流れで、学生時代に起業家が集まるサークルに参加するようになり、アルゴリズムの立ち上げにつながりました。今では医療機関やクリニック向けのDXを主事業としていますが、もともとは複数のウェブメディアを運営している会社だったんですよ。いろんなジャンルのウェブメディアを譲り受けて、収益を伸ばすという事業からスタートしました。

 

――なぜ、医療機関のDXに注力するようになったのでしょう?

 

勝俣さん:メディア運営をしていく中で、とあるクリニックから「メディアを集客につなげられませんか?」とご相談をいただいたことがきっかけです。色々調べてみたら、ウェブ診療システムやウェブ広告での集客を頑張っているクリニックは多いのに、その後の診療に結びつける工夫ができていなかったり、デジタルネイティブ世代にとっては使いにくいウェブ診療システムが採用されていることがとても多いことに気づきました。広告、集客、その後のウェブ問診まで一気通貫で請け負うことができる事業は、医療業界全体のDXにもつながっていくのではないかと考えました。

 

――そこに情熱を持てるのは、やはりZ世代ならではの特性なのかもしれませんね。

 

勝俣さん:もともと、古い仕組みを新しい仕組みに置き換えていくことに興味があるんですよね。例えば、風邪をひいて病院に行くとずっと待たされるじゃないですか。なのに診察は5分で終わるみたいな(笑)。僕も含めデジタルに慣れた世代は、スマホから予約して時間通りに向かえば、サービスが提供されることが割と当たり前なので、そういった経験ってあまりないんですよね。なので、今までの仕組みが全部デジタルに置き換わって便利になれば良いのに、と日頃から思っています。それも関係しているのかもしれません。

 

情報の非対称性を無くすデジタルの力で「探究」する強い組織を作る

――アルゴリズムという会社の社風や特徴はなんですか?

 

勝俣さん:僕たちの会社では「探究」という姿勢を大事にしていて、組織の運営ルールも、その時に応じてけっこう頻繁に変えているんですよ。例えば、コロナ禍に入ったときにはフルリモートに切り替えました。その後、リアルなコミュニケーションの重要性に気が付き、週一の出社日を設けました。今は、集中して作業する日と、コミュニケーションを図る日を作るという意味で、週二で出社、週三でリモートという体制です。「組織の運営ルールは変わっていくのが前提」ということも全社員に伝えていますし、そういう意味では受容性の高い人が社風に合っているかもしれませんね。物事を探究するという姿勢も、状況に合わせて最適なやり方を探ろうとする、好奇心から生まれるものだと思います。

――勝俣さんは学生時代に起業されていますが、その背景にも「探究」があるのでしょうか。

 

勝俣さん:自分の中から湧き上がる好奇心やモチベーションのまま動きたいタイプなんですよね。なので、大学を卒業した後に就職して働いている自分も想像できなくて(笑)。自分の好奇心の赴くままに仕事・働き方を見つけようと思っていました。就活時期を待たず在学中に起業してから、1~2年後にはもうこの道かなという確信があって。まさに自分の好奇心に従って、大学を中退してすぐにビジネスという一つのことに集中することにしました。

 

――潔いですね! では、勝俣さんが経営者、組織のリーダーとして特に大切にしていることはなんですか?

 

勝俣さん:そうですね、特に情報共有は常に強く意識しています。情報の非対称性といいますか、「この人は知っているのに、この人は知らない」という状況が、組織に不和を生むと思っているんです。それを解消するために、ビジネスで使用するサービスにはこだわっていて、情報を可視化することに重きを置いています。スクショに書き込んだものを送ったり、プレビュー画面のシェア、資料のやり取りも含めて、自分から情報共有することも多いので、いつでもどこでも情報共有できる環境にいたいと感じています。

 

「情報共有」と「探究」−–HUAWEI MateBook Eは勝俣さんにどうフィットするのか

――普段の業務の中で、デジタル機器とはどのような付き合い方をしていますか?

 

勝俣さん:自宅では、デスクトップPCとモニターの2台を使っています。左側にチャットツールやメッセンジャーを、右側にブラウザーやパワーポイント、スプレッドシートなどを表示して、情報処理とコミュニケーションの両方がまかなえるように。オフィスではノートPCを主に使っていて、クライアントにお会いするときは、プレビューの用途でタブレットも併用することが多いですね。チャットツールで返信したりとか、簡易なコミュニケーションはスマートフォンですることも多いです。

 

――現在のデバイス環境で、大切にされている情報共有は十分にできていますか?

 

勝俣さん:僕は出先ではノートPCとタブレットを携帯して、移動中など簡単なメール・チャットの返信はスマホで行っていますが、時折不便を感じる状況はあります例えば、移動先だと常にPCを開ける状態じゃなかったりしますよね。スマホだとエクセルなどの資料は開けないし、そうなるとカフェに寄ってPCをわざわざ開いて、資料確認をして送り返すという手間が発生して、フラストレーションが溜まります。タブレットもビューイングはできるけれど、資料を編集したいとなるとやり難いというのが難点です。

 

――なるほど。そんな作業の要となるPCを選ぶ際には、どんな点を重視しますか?

 

勝俣さん:持ち運びが簡単かどうかは重要です。どこにいても何が(ファイルや資料など)送られてきても確認、編集、共有ができるかどうかを重視しています。そこが一連でシームレスにできることが理想ですね。先ほど話した例でいうと、出先で送られてきた資料をスマホで確認したくても、見切れてしまったり開けなかったりするし、PCでそれをしようとするとカフェを探すところから始めなきゃいけない。これでは何度も手間が発生するので、持ち歩きに不便がないデバイス、しかもどんな資料も編集まで出来るOSが入ったものがやっぱり望ましいです。あとは、使っていてストレスがないことが一番大事だと思っているので、スペックは見ますね。それほど詳しい方ではありませんが、CPUの型番と、メモリー容量と、ストレージ容量くらいはチェックします。

 

――今触っていただいているHUAWEI MateBook Eは、ラップトップとしてもタブレットとしても使える2in1 PCなんですよ。

 

勝俣さん:HUAWEI MateBook Eを最初に見て思ったのですが、画面がとにかく綺麗ですよね。ベゼルが狭いので、本体のサイズに対して、画面もすごく大きく見えます。この、キーボードの打鍵感も僕の好みです。深いストロークのキーボードを好む人も多いですが、僕は軽く打ち込める薄いタイプのキーボードの方が好きなんですよね。普段使っているタブレットは、ほぼ本を読むためのビューワーとなっています。資料の編集もしたいけれど、タブレットはそういう作業には向いていないと思う理由の一つは、作業しにくいキーボードにあると感じていて。閲覧から編集までをシームレスに行うにはキーボードも重要なので、HUAWEI MateBook Eなら、普段使っているPCのキーボードと比べても感触に違和感がないし、作業効率も上がりそう。

 

【お気に入りポイントその1】709gの軽量ボディでどこにでも持ち運べる

HUAWEI MateBook Eはキーボード着脱式の2in1 PC。ディスプレイサイズは12.6型とタブレットとしては十分なサイズながら、重量は709gと軽量。かつWindows 11搭載のため、勝俣さんが語る閲覧~編集までのシームレスな作業が可能です。コンパクトかつ十分なビジネス環境を、バッグの中でいつでも持ち歩けます。

画面占有率90%の狭額ベゼルは、見たい情報を画面ギリギリまで表示してくれます。スマホでは見切れてしまう資料も一気に確認でき、編集作業画面のスペースも快適なものに。

 

【お気に入りポイントその2】ストローク1.3mmの打鍵感が気持ちいいキーボード

デスクにピタリと接着するキーボードカバーは、薄型ながらストロークは1.3mm。その打鍵感の良さに勝俣さんも満足顔。ラップトップなどの本格的なPCと変わらない使い心地が実現します。カバーはキックスタンドになっており、110〜160度で角度調整が可能です。

画像のキーボードはグローバル版ですが、国内販売モデルは日本語キーボードです

 

――普段、どのようにして情報共有することが多いですか?

 

勝俣さん:クライアントさんにプレビュー画面を見せて説明したり、簡単な資料をその場で作って送ることもあります。あとは、調べ物をしているときに、その画面をキャプチャーして社員などに送ることも多いです。その場合、プラスの作業としてチャットで気になったポイントとか読んでほしい箇所を別途伝えています。

 

――HUAWEI MateBook Eは、PC・タブレットのどちらのモードでもペンが使えるので、スクショ画面への書き込みもできるんですよ。ちなみにスクショはペンの軸をダブルタップするだけで撮れます。勝俣さんの共有作業に役立ちそうな機能です。

 

勝俣さん:(ペン軸をダブルタップして)あ、本当だ! この機能を使えば気になった箇所に線を引いて送ったり、コメントを書き込んで共有するのもラクですね。この機能好きかも!

 

――逆に他の人から大切な話を聞いたり、勝俣さん自身が情報共有を受けることもあると思います。そうして生まれる考えやアイデアはどのように管理、アウトプットしていますか?

 

勝俣さん:僕、メモを取るのがすごく好きなんですよ。ミーティングの際に気になった発言・情報をメモすることもあるし、自分の発想を書き留めることもあります。後で見返して「この時はこう考えていたんだな」とか、新しい発想につながることがあったり。手書きの直感的な感覚が好きというのと、自分の思考をアウトプットするのにはアナログなほうが向いていると考えています。でもそういった考えごとは手書きでアナログだけど、逆に調べものをするときは速さと効率が大事だと思っていて。いつも紙でメモを取って、バッグからPCを取り出して調べものをするという流れなんですが、HUAWEI MateBook Eのような2in1 PCでペンも使えるとなると、その間をいつでもすぐに行き来できると思うので魅力的ですね。

 

【お気に入りポイントその3】HUAWEI M-Pencil(第2世代)でフレキシブルに使える

4096段階の筆圧検知に対応するHUAWEI M-Pencil(第2世代)が使えるのも、HUAWEI MateBook Eの特徴。最小2msと、ほとんどレイテンシー(遅延)がないため、勝俣さんが言う「手書きの直感的な感覚」をリアルに味わえます。軸部分をダブルタップするだけでスクリーンショットが取れるので、コメントを書き込んでの情報共有には最適です。

 

――クライアントとの情報共有で言えば、「マルチスクリーンコラボレーション」という機能も面白いんですよ。ファーウェイのデバイス同士を連携して、ディスプレイをミラーリングしたりデバイス間のファイルをドラッグ&ドロップで移動したり、色々な使い方ができます。

 

勝俣さん:うわ、これで(ファイルが)移動できちゃうんですか⁉︎ これは面白いですね。先ほども話したように、会食の席などでプレビューをお見せする機会も多くて。そういう席でラップトップのPCを“バーン”と取り出すと、なんとなく大袈裟に見えるし、相手も身構えちゃって空気が壊れてしまうので、タブレットを使うようにしているんですが、このミラーリング機能ならもっと自然かつ効率的にプレゼンできそうです。

 

――勝俣さんなら、マルチスクリーンコラボレーションを情報共有にどう活用しますか?

 

勝俣さん:リモート会議のときは画面共有をすれば伝わりやすいけれど、逆にオフラインで隣の人や対面の人に画面を共有するのは大変。デバイスを相手側と自分側に向けるという動作が逐一発生しますから。でも、マルチスクリーンコラボレーションのミラーリングを使えば、便利ですよね。新入社員やインターン生にOJTをするときにも、タブレット一枚を渡せばいいだけなので。あとは、ツールなどの操作を共有したいときに、横に来てもらって同じ画面を眺める必要があるけれど、それもタブレットを渡せばもっと分かりやすく簡単に共有できるんだから、便利だろうな。

 

――では最後に、‟探究心“を企業理念にするほど大切にされている勝俣さんから見て、HUAWEI MateBook Eのどんな点に‟探究心”がくすぐられましたか?

勝俣さん:1台のパソコンというだけでなく、タブレットにもなるしペンを使えばクリエイティブなデバイスにもなる。他のデバイスに繋げても使えるし、エンタメを楽しむこともできる。やれることの選択肢が多いんですよね。色々できるからこそ、工夫して自分だけの使い方を「探究」することができる2in1 PCだと感じました! それこそ、マルチスクリーンコラボレーションとか、まだまだ本当の使い方を見つけられてない、見つけたい! と思わせてくれます(笑)。

 

【お気に入りポイントその4】マルチスクリーンコラボレーションで使い方の幅が広がる

「マルチスクリーンコラボレーション」を使うと、ファーウェイデバイス同士のディスプレイを連携させることができます。片方のデバイスをもう一方のデバイスのサブディスプレイとして使ったり、デバイス間のドラッグ&ドロップでのファイル移動、デバイスをまたがってのファイル検索、ミラーリングが可能。勝俣さんの場合を例にすると、ミラーリングしたタブレットを説明用としてクライアントに渡し、手元のHUAWEI MateBook Eで操作をする、といったことができます。複数のデバイスをひとつのまとまったソリューションとして運用できる使用感は、一度使うと手放せなくなります。

↑「マルチスクリーンコラボレーション」で連携すると、デバイス間のファイル共有が劇的にラクになる。HUAWEI MateBook E(左)で選択したファイルが、青いアイコンとなってHUAWEI MatePad 11(右)に移動しているのが分かる

 

パソコン、タブレット、スマートフォンなどのデジタル機器を巧みに使い、医療業界のDXを推進する株式会社アルゴリズム。CEOの勝俣さんには、穏やかな話し方の中にも、ひたむきに邁進する力強さを感じさせられました。彼のデジタルとの付き合い方に一貫している点は「コミュニケーションを円滑化、効率化させるためのデジタル」です。

 

勝俣さんのお話を通じて、さまざまな環境に合わせて使い方を変化させられるHUAWEI MateBook Eのフレキシブルな使用感も、改めて感じることができました。使い方の幅が広いからこそシーンや用途に限定されず、ユーザーに合わせた形で活用できること。これが、HUAWEI MateBook Eの最大の魅力なのです。

 

撮影/篠田麦也

チャートでわかる、今注目のノートPCシリーズ「HUAWEI MateBook」の中であなたにピッタリなモデル

ファーウェイは3月、14インチのエントリーモデル「HUAWEI MateBook D 14」、14インチのスタンダードモデル「HUAWEI MateBook 14」、同社初の有機ELディスプレイを搭載した2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」と、一挙に3つのノートPCを発売しました。

 

ここ数年、着実にノートPCを発売し続けてきたファーウェイですが、今回の新モデル登場によってラインナップが充実。さまざまな要望に応えられる、豊富な製品がそろっています。そんな、HUAWEI MateBookはシリーズ全体を通して、上質なデザインと、高性能なディスプレイとスペック構成が魅力。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、高いレベルでデザインと性能を両立させています。

 

加えて、外部ディスプレイ「HUAWEI MateView」や、タブレット「HUAWEI MatePad」などと連携して、デバイス間のデータ転送や画面共有が簡単にできる独自機能「スーパーデバイス」も優位点といえます。

 

本記事では、そうした見どころの多いHUAWEI MateBookをチャートで紹介。豊富なラインナップの中から、チャートを辿って、自分にピッタリの1台を見つけてみましょう。

 

一般的なノートPC選びは、用途、ディスプレイサイズ、スペックで決める

チャートに入る前に、簡単に一般的なノートPCの選び方を見ていきましょう。ノートPCを選ぶうえで重要なのは、用途、ディスプレイサイズ、スペックの3点です。

 

用途は主に4つに分類

ノートPCの用途は大きく分けて、下記の4つに分類できるでしょう。

・ビジネス作業

・PCゲームのほかに映画やドラマといったエンタメを楽しむ

・ビジネス・エンタメと幅広く使える自宅据え置き

・動画編集やイラスト制作などのクリエイティブ作業を楽しむ

 

外出先に持ち運ぶか、自宅据え置きかなどで選ぶディスプレイサイズが変わる

ディスプレイサイズは、UMPC(Ultra-Mobile PC)のような超小型ノートPCを除いて、10.1~17.3インチまでのモデルが多いです。その中で、外出先に持ち運んで使用することを想定するなら、本体がコンパクトで軽量な画面サイズの小さいモデルを、自宅据え置きやPCゲーム・クリエイティブ作業をこなすなら大画面モデルを選ぶのがいいでしょう。

 

目安としては、外出先で使うことがメインであれば画面サイズは13.3インチまで、テレワークや在宅・出社など複数の働き方を組み合わせるハイブリッドワークに対応するなら13.3~14インチ自宅据え置きや大画面で作業するなら14インチより大きいサイズとなります。

↑HUAWEI MateBook 14は名前のとおり、14インチのディスプレイを搭載。それでいて、本体サイズは13.3インチクラスに収まった、コンパクトなモデルです

 

ビジネス用途でも高性能が必要、PCゲーム・クリエイティブはさらにハイスペックがいい

スペックは用途に合わせて決めると選びやすいです。たとえば、複数のアプリを立ち上げてのマルチタスクや、オンライン会議で資料を見せながら説明といったビジネス作業では、高性能なCPUと十分なメモリー容量が求められます。

 

具体的には、CPUはインテル Core i5/AMD Ryzen 5以上、メモリーは8GB以上が最低限必要。これは外出先でも使うモバイルノートPCであっても、在宅作業がメインの自宅据え置き用ノートPCでも共通です。

 

PCゲームを快適に遊ぶなら、CPUはより高性能なうえに、3Dグラフィック描画用のGPUも搭載したいところ。また、複数のゲームタイトルを保存するためにストレージも余裕がほしいですし、ゲームタイトルによってはメモリー容量も求められます。

 

そのため、CPUはインテル Core i7/AMD Ryzen 7、メモリーは16GB以上、ストレージは512GB以上のほか、dGPU(外付けグラフィックス)搭載モデルが望ましいです。

 

クリエイティブ作業の場合は、動画編集を本格的にこなすのであれば、PCゲームをプレイするのと同程度のスペックが必要です。ただ、短くて簡単な動画の編集や写真編集くらいであれば、dGPU非搭載モデルでも対応できます。

 

また、イラストは簡単なものを制作する程度なら、ビジネス作業で求められるスペックと同程度で問題ないでしょう。ただし、ペン入力対応は必須です。

 

映像視聴を重視するなら解像度とアスペクト比をチェック

同じエンタメでも、ストリーミングサービスで映画やドラマを楽しむくらいであれば、そこまでのスペックは必要ありません。ただ、ディスプレイの性能、特にどれだけ細かく表示できるかを示す解像度と画面のアスペクト比はチェックしたいポイントです。

 

解像度は、フルHD(1920×1080ドット)がひとつの目安。高精細な映像を鑑賞したいなら、フルHD以上の高解像度を選びましょう。一方のアスペクト比は、一般的なテレビと同じ16:9であれば、映像視聴に適しています。

 

なお、ディスプレイは液晶を採用しているモデルが多いですが、最近は有機ELを採用しているモデルも登場しています。こだわるのであれば、チェックしてみるといいでしょう。

↑HUAWEI MateBook Eは2in1のノートPCとしては珍しい、有機ELディスプレイを搭載しています

 

ノートPC選びで迷いがちな人は、まずは用途を決めてから、必要なディスプレイサイズとスペックを選んでいくとスムーズ。用途だけでも考えておくと、チャートも選びやすいはずです。もちろん、チャート以外でのノートPC選びにも活用できますので、参考にしてみてください。

 

自分にピッタリなモデルがわかる、HUAWEI MateBookの選び方チャート

ここからはチャートで用途やノートPCの使い方を確認しながら、自分にピッタリなHUAWEI MateBookをチェックしてみましょう。

 

手ごろな価格で、メインマシンとして使えるHUAWEI MateBook 14を選んだ人はコチラ

ハイスペックだから、ビジネス・エンタメ・クリエイティブのどれもいけちゃうHUAWEI MateBook X Pro 2021を選んだ人はコチラ

持ち運びに特化した、ビジネス・エンタメ・クリエイティブでも使えるHUAWEI MateBook Eを選んだ人はコチラ

16:9の横に広い画面で、オールラウンドな使い方ができるHUAWEI MateBook D 14を選んだ人はコチラ

 


HUAWEI MateBook 14

 

主に在宅が中心のビジネス作業で使うなら、14インチのスタンダードモデル・HUAWEI MateBook 14がおすすめです。CPUはCore i5-1135G7、メモリーは8GB/16GBと、ビジネス作業における必要スペックを満たしているほか、14インチの大画面でしかも表計算ソフトなどの作業で有利な、縦方向に長い3:2のアスペクト比を実現しています。また、タイムラインを追うようなWebサイトの閲覧などで有利な、タッチ操作にも対応(メモリー16GB搭載モデルのみ)。さらに、重量は約1.49kgと少々重いですが、オフィスやコワーキングスペースなどの拠点移動くらいなら持ち運びも可能です。

↑メタルボディをなめらかに見えるよう仕上げているため、見た目は薄く感じられます。実際、折りたたみ時の厚さは約15.9mmと、持ちやすい薄さを実現

 

直販価格は14万4800円(税込)から。少し値が張る印象かもしれませんが、ビジネスメインとなると平日8時間程度は使用します。それだけの長時間で、快適に作業できるかどうかは重要なポイント。しかも数年にわたって使用するはずです。最初の投資で、長期間ビジネス作業に集中できる使い勝手のモデルを手にするという見方をすれば、コストパフォーマンスに優れていると捉えられるでしょう。

 


HUAWEI MateBook X Pro 2021

 

性能で妥協したくないなら、13.3インチのハイエンドモデル・HUAWEI MateBook X Pro 2021を選びましょう。CPUはCore i7-1165G7、メモリーは16GB、ストレージは1TB SSD(PCIe接続)と申し分ないスペックで、ビジネス作業はもちろん、簡単な動画編集もこなせます。

 

ディスプレイは、アスペクト比こそ3:2になってはいるものの、解像度が3000×2000ドットと高いため、高精細な映像を楽しめます。また、重量は約1.33kgと軽く、外出先に持ち運ぶモバイルノートPCとしても活躍できるはず。実売価格は24万84340円(税込)前後です。

↑画面のベゼルを狭くすることで、画面占有率は約91%を達成。ベゼルが気になりにくく、映像や写真を映すとコンテンツに没頭できます

 

 


HUAWEI MateBook E

 

外出先に積極的に持ち運んで使うなら、タブレットにもなる2in1タイプのHUAWEI MateBook Eがピッタリです。本体重量約709g、専用の「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard」を装着しても約1.14kgと軽量なため、持ち運びがラク。また、スペックは上位モデルであればCore i5-1135G7、8GBメモリーなので、ビジネス使いのモバイルノートPCとして使えます。

↑HUAWEI Smart Magnetic Keyboardを外すと、大画面タブレットとして使用可能。また、ほかのノートPCと連携させて、ノートPCのサブディスプレイとして使うこともできます

 

さらに、12.6インチのディスプレイは解像度が2560×1600ドットなうえに有機ELを採用。加えて、ペン入力にも対応しているため、場所を問わず使える映像視聴用もしくはイラスト制作用タブレットにも向いています。直販価格は8万8800円(税込)から。

 


HUAWEI MateBook D 14

 

ビジネス・エンタメ問わず、大きめな画面で使いたいなら14インチのエントリーモデル・HUAWEI MateBook D 14がいいでしょう。スペックはCPUがCore i5-1135G7、メモリーが8GBと、ビジネス使いでは十分なパフォーマンスが期待できます。

↑ディスプレイが180度開閉するため、対面の相手に画面を見せたり、机に立てかけて高い位置でディスプレイを見ながら作業したりできます

 

また、ディスプレイの解像度は1920×1080ドットとこちらも十分です。アスペクト比は16:9なので、ほかのモデルに比べるとビジネス用途では見劣りしそうですが、まだまだ一般的なノートPCだと16:9は多いですし、映像を楽しむのには向いています。直販価格は12万9800円(税込)です。

 

チャートでベストなモデルにたどり着いたかとは思いますが、ほかのモデルと見比べてみたいことでしょう。そこで最後に、4モデルのスペック表を用意しました。チャートで選んだモデルとほかのモデルを比較しながら、自分にピッタリの1台はどれか、検討してみてください。

※記事中のすべての製品画像はグローバルモデルです。日本で販売されているモデルは日本語配列のキーボードとなります。

 

HUAWEI MateBook X Pro 2021 HUAWEI MateBook 14
CPU 第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサー 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリー 16GB 8GB/16GB
ストレージ 1TB NVMe PCIe SSD 512GB NVMe PCle SSD
ディスプレイ 13.9型(3000×2000ドット、アスペクト比3:2)、画面占有率91%、輝度450ニト、タッチ操作対応 14型(2160×1440ドット、アスペクト比3:2)画面占有率90%、輝度300ニト、タッチ操作対応
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C×2(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2、ヘッドホン出力/マイク入力 USB Type-C(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力
その他 指紋電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス 指紋認証一体型電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス
サイズ 約幅304×奥行き217×高さ14.6mm 約幅307.5×奥行き223.8×高さ15.9mm
重さ 約1.33kg 約1.49kg
OS Windows 10 Home(今後、Windows 11 Homeにアップデート予定) Windows 11 Home

 

HUAWEI MateBook D 14 HUAWEI MateBook E
CPU 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー 第11世代インテル Core i3-1110G4 プロセッサー/第11世代インテル Core i5-1130G7 プロセッサー
メモリー 8GB 8GB
ストレージ 512GB NVMe PCle SSD 128GB/256GB NVMe PCIe SSD
ディスプレイ 14型(1920×1080ドット、アスペクト比16:9)、画面占有率84%、輝度250ニト 12.6型(2560×1600ドット、アスペクト比16:10)、画面占有率90%、輝度最大600ニト
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C、USB 3.2、USB 2.0、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力 USB Type-C(Thunderbolt 4、充電、ディスプレイ出力、データ転送)、ヘッドホン出力/マイク入力
その他 指紋電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス 指紋認証一体型電源ボタン、スーパーデバイス
サイズ 約幅322.5×奥行き214.8×高さ15.9mm 約幅286.5×奥行き184.7×高さ7.99mm
重さ 約1.38kg 約709g(タブレット時)、約1.14kg(キーボード装着時)
OS Windows 11 Home Windows 11 Home

 

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ディスプレイのある人・ない人ここで差が出る! お家にリッチな「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」を置いてみない?

 

いまの在宅ワーク、無理していませんか?

 

「テレワーク」の普及に伴って、お家のデスク環境はとても多様化しました。書斎を確保できた人、寝室の隙間に小さな仕事机を構えた人、ダイニングテーブルで作業する人——など、一言で「在宅勤務」と括っても、その実情は様々です。さらに、昨今は出社を混ぜた「ハイブリッドワーク」も増えてきました。

 

こうした文脈のもと、多くの人は“相棒”として機動性の高いノートPCを選んできました。本体と電源ケーブルさえ持ち歩けば、どこでも作業できますから。しかし、理にかなっているからと言って、使っている人が快適とは限りませんよね。「まぁ、いいか」と我慢してきたところ、皆さんあるんじゃないでしょうか?

 

選ぶならハイグレードなディスプレイを

では、快適な自宅ワークを実現するにはどうしたら良いか——。いろんな解決策があるなかで、特におすすめしたいのが“外付けディスプレイ”の導入です。

 

これは、画面の狭さが作業能率のボトルネックになりやすいから。いろんな場所で使う前提があっても、せめて「自宅の机で腰を据えて作業する時間」だけでもリッチな環境にしておきたい。ここは“我慢”よりも“投資”を選んだ方が賢明です。

 

しかし、市場には様々なディスプレイが存在します。自力でこだわりの候補を絞るのは至難のワザ。適当にお手頃価格の製品を選んで、後悔するのも嫌ですよね。そこで、今回は多くの人が満足できるであろうハイグレードなディスプレイを紹介します。ファーウェイが2022年3月に発売したばかりの「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」(以下、MateView 28 SE)です。

 

ご覧の通り、スタイリッシュな外観が目を引きます。

 

↑「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」。28.2インチ・4Kという仕様のうえ、3:2のアスペクト比がユニーク。ベゼルレスかつミニマルなデザインも洗練されている。価格はオープンで、市場想定価格は7万9800円とされる

 

↑メーカーロゴは背面に。スタンドは高さ調整が可能で、ポート類はスタンド底面近くに備える

以降は、MateView 28 SEのようなディスプレイを導入することで、在宅ワークの課題がどのように解決できるか、具体的に紹介していきましょう。

 

 

ディスプレイがないと起きがちな「あるある」を、MateView 28 SEで変える

ノートPCや安物のディスプレイを使ったときには、在宅勤務ならではの困りごとが起こりがちです。しかし、MateView 28 SEを導入することで、ディスプレイの機能を活かし、そうした「在宅あるある」を解決できます。ここでは、困りごととディスプレイを使った解決方法を対比させて考えていきましょう。

 

△ノーディスプレイ在宅あるある:姿勢が悪くなりがち

ノートPCで作業していると、低い位置にある画面を覗き込むような姿勢が続きがち。細かい作業が続けば、肩こりや首の疲れ、背中や腰への負担も大きくなります。作業時間が長くなればなるほど、身体が悲鳴をあげることに……。

 

◎MateView 28 SEがあれば:背中を伸ばせるので目線が上がる

 

MateView 28 SEなら、備え付けのスタンドが11cmまで上下する機構なので、ちょうどよい高さを探せます。ノートPCでの作業に比べて、目線がぐっと高くなることで、丸まっていた背中もピンっと伸びること間違いなし。

 

 

上下の角度調整(チルト)も、下向きに5度、上向きに18度まで対応。椅子とデスクの組み合わせに関わらず、見やすい角度に整えられます。

 

△ノーディスプレイ在宅あるある:目にもよろしくない

在宅勤務では、どうしても画面に向き合う時間が長くなる傾向があります。会社から支給されたノートPCの画面が狭かったりすると、顔をぐっと近づけて、思わず息を止めてしまいそうな時間も長くなりがち。背中や腰だけではなく、目にも負担があるものです。

 

また、せっかく外付けのディスプレイを導入したとしても、うっかり製品選びを間違えると、画面のちらつきがあったり、表示した写真が色褪せて見えたりして、「これじゃない感」に後悔することもあるでしょう。

 

◎MateView 28 SEがあれば:目への負担は少なく、色味も綺麗

一方、MateView 28 SEは、画面のちらつきを発生させづらい「フリッカーフリー」の仕様であり、長時間画面に向き合う人でも快適に使えます。また、ブルーライトカット機能も備えるので、例えばどうしても夜間に作業しなくてはならないようなタイミングで同機能をオンにすれば、白色の眩しさを抑えられます。夜間の明るい光に抵抗感がある人には、ありがたいポイントです。

 

ディスプレイとしての色味表現についても、DCI-P3の色域を98%カバーし、色差もΔE値<2で、正確な色味表現が可能です。たとえば「SNS投稿用の写真を綺麗に整える」とか「発注したデザインをチェックする」みたいなクリエイティブな業務を担当していても、これなら正確な色味で確認できて安心です。

 

ディスプレイは画面の広さだけでなく、こうした機能性や表示品質の良さによって効率性だけでない快適さも生み出すのです。

 

 

 

△ノーディスプレイ在宅あるある:作業が断続的になる

13〜15インチ程度が主流のノートPCでは、どうしても一度に表示できるアプリウィンドウの数が限られてしまいます。そのため、デスクトップ画面を作業ごとに分けたり、ブラウザのタブを駆使しつつ、ウィンドウも素早く切り替えるといったワザが必要になりますよね。

 

でも、どうしてもアプリウィンドウの数が増えてくると、「あれ、あの資料はどこだっけ……」と探す手間が増えてしまいます。「嗚呼、もっと画面が広ければ……」と感じるのは、誰もが通る道。

 

◎MateView 28 SEがあれば:余裕をもった作業領域に

一方、MateView 28 SEが一台加わるだけで、対角で28.2インチ(=71cm強)の広々とした作業領域を、いつものノートPCに簡単に追加できます。3つも4つもアプリウィンドウを並べられるので、視認性が良くなり、作業能率の大幅アップが期待できます。オンラインミーティングをしながらメモを取ることも容易です。

 

しかも、アスペクト比(横:縦の比)が3:2のため、一般的なディスプレイに比べて縦長に表示できることもポイント。例えば、A4原寸大の書類を縦に表示して、アプリ側のUIもしっかり表示できるのは、同機ならではの特徴です。あるいは、表計算ソフトのシートで行数が多くても、スクロールは最小限で済むでしょう。

 

△ノーディスプレイ在宅あるある:エンタメを楽しみにくい

例えば、プライベートの時間に動画コンテンツを視聴しようと思った場合、ノートPCの画面では複数人での視聴に適しません。単純に画面が狭いですし、視野角の狭いパネルが使われている製品ならば、角度によって色あせて見えてしまうことも。また、光沢のある(グレアな)液晶だと、暗がりのシーンでユーザー自身の顔が画面に映り込んで臨場感を損ないがちです。

 

さらに、内蔵スピーカーの質も機材の性能に左右されてしまいます。折角よい音の映画を再生しても、こもった音で再生されてしまったら、勿体ありません。

 

◎MateView 28 SEがあれば:音までバッチリ

一方、MateView 28 SEでは、先述の通り、4K解像度であり、色域の広さや色味の正確性も高いです。パネルには、視野角の広いIPS液晶も採用しています。ディスプレイ前に座る必要こそありますが、28.2インチという広い画面で複数人で動画コンテンツを楽しめるでしょう。画面占有率が最大94%という薄いベゼルも、没入感を高めます。

 

ちなみに、VESAが策定したHDR規格「DisplayHDR400」をサポートしています。DisplayHDR600以上に対応する超高コントラストなディスプレイと比べれば、黒色の深みなどはどうしても劣りますが、一般家庭で映画や動画配信サービスを楽しむ程度なら十分心強い仕様です。例えば、HDR対応コンテンツであれば、暗がりのシーンでも、諧調豊かな表現が再現されます。表面仕上げも非光沢(ノングレア)なので、ユーザーの映り込みも心配ありません。

 

そして、スタンド部分に5W出力のスピーカーが2基も備わっています。内蔵スピーカーが頼りないノートPCや、そもそもスピーカーが付いていない小型PCなどでも、MateView 28 SEに繋いでさえおけば、良い音で動画視聴を楽しめるというわけです。

 

△ノーディスプレイ在宅あるある:デスク周りが散らかりがち

快適なリモートワークを実現しようとして周辺機器を導入した結果、増えた機器によってデスク周りがごちゃごちゃになることもあります。マウス、Webカメラ、マイク、スピーカーやヘッドセット、外付けディスプレイ、ペンタブレットやタブレット、外付けストレージなどが無計画に接続されている状態だと、多機能にはなれど、デスクの景観は損なわれてしまうものです。

 

ごちゃごちゃした机では、継続的なモチベーション維持は難しいでしょう。

 

◎MateView 28 SEがあれば:機器接続を最小限にできる

MateView 28 SEには、オンラインミーティングなどで重宝する高性能スピーカー、マイクをすでに備えています。これ一台があれば、さらなる周辺機器を追加する必要はほぼありません。

 

さらに、USB Type-Cケーブルで対応のノートPCに接続すれば、映像・音の伝送はもちろん、ノートPC側への65Wでの給電も行えます。また、ディスプレイがUSBハブとしての機能も兼ね備えています。要するに、ノートPCから伸びるケーブルは1本だけで済むのです。重要な機能を拡張しつつ、広々としたデスクを維持できます。

 

こうした特徴は、ノートPCで利用する際にはもちろんですが、ディスプレイを備えない据え置き型の小型PCや、タワートップ型のデスクトップを導入する際にも心強いポイントです。

インターフェースについては、側面にPC接続用のUSB Type-Cポートが1つ、USB Type-A(USB3.0)ポートが2つ、3.5mmのオーディオジャックが1つあります。特に、USB Type-Aポートが側面にあるので、メモリースティックなどの機器の抜き差しも行いやすいでしょう。

 

背面には、ディスプレイの電源用のUSB Type-Cポートが1つ、HDMI 2.0が1つ、Mini DisplayPortが1つ備わっています。

 

まとめ:MateView 28 SEが1台あれば、家族みんなの在宅時間が快適に

自宅でノートPCを触る時間が長くなって、「ちょっと使いづらいなぁ」と感じていた部分は誰しもあることでしょう。しかし、MateView 28 SEが一台あれば、身体への負担低減も、作業効率のUPも、エンタメ利用も、空間の改善も一気にできるはずです。

 

また、もし複数人でノートPCを活用するようなご家庭ならば、ディスプレイを置くデスクだけを決めておき、各人が好きなタイミングでノートPCを接続できるようにしておく、なんて使い方もできます。こうした運用は、据え置き型のPCよりも、ノートPC × ディスプレイだからこそできること。「Web会議あるから、ディスプレイ使うね」みたいな会話とともに、家族でシェアできる周辺機器としても、検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

撮影/ヒゲ企画 イラスト/千野エー

コーデに合わせて付け替えるのもイイ! 腕に個性がキラリと光る、ファーウェイのスマートウォッチ用ベルト「HUAWEI EasyFit」

ファーウェイ・ジャパンは、「HUAWEI WATCH GT」シリーズや「HUAWEI WATCH 3」に付け替え可能なベルト「HUAWEI EasyFit」を、4月1日から発売します。また、同時に同社ウェアラブル製品専用充電端子の別売販売も開始します。

 

HUAWEI EasyFitは、「HUAWEI EasyFit」「HUAWEI EasyFit 2」などをまとめた製品名称。今後も様々な色・素材のベルトが発売予定です。

 

メタルシリーズ「ライトゴールド -20mm」は、繊細に編み込まれたステンレス製ミラネーゼループバンド。無段階調節でぴったりフィットするマグネット式バックルを採用しています。ボタンを押すだけでベルトを交換できる設計で、付け替えも簡単。互換性のあるファーウェイウォッチはHUAWEI WATCH GT 2 42mm、HUAWEI WATCH GT 3 42mmで、市場想定価格は税込9438円です。

 

レザーシリーズ「マットブラック -22mm」は、滑らかで上質な本革を採用。同社独自設計の、着脱しやすいスプリングバーを採用しており、工具を使わずに簡単にバンドの着脱ができます。HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 46mm、HUAWEI WATCH GT 2e、HUAWEI WATCH GT 3 46mmに互換性があります。市場想定価格は5038円。

 

スポーツタイプ・ナイロンシリーズ「ディスティルドブルー -22mm」「マットブラック -22mm」は、快適さにこだわった抗菌性ナイロン素材を採用。わずか約10グラムで、撥水性と通気性が良く、汗をかいても快適な着け心地です。ベルトの長さは無段階で簡単に調節でき、さまざまな形状や大きさの手首にフィット。ベルトはダブルループで固定します。HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 46mm、HUAWEI WATCH GT 2e、HUAWEI WATCH GT 3 46mmに互換性があり、市場想定価格は税込3938円。

 

スポーツタイプ・ソフトラバーシリーズ「ダークグリーン -22mm」「ブラック -22mm」「グラファイトグレイ -22mm」は、フルオロエラストマーを使用し、快適な装着感にこだわっています。約15gの軽さが特徴。同社独自設計の着脱しやすいスプリングバーで、工具を使わずにバンドの着脱が簡単にできます。HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 46mm、HUAWEI WATCH GT 2e、HUAWEI WATCH GT 3 46mmに互換性があり、市場想定価格は税込3938円です。

 

「HUAWEI WATCH Wireless Charger」は、無線充電クレードル一体型USBケーブルで、HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 3 46mm、UAWEI WATCH GT 3 42mmに対応。市場想定価格は税込2288円です。

 

HUAWEI WATCH Fit EasyCharge Cableは、HUAWEI WATCH FIT、HUAWEI WATCH FIT new、HUAWEI WATCH FIT mini、HUAWEI Band 6に対応する無線充電クレードル一体型USBケーブル。市場想定価格は税込1738円。

ビジネス向けモバイルノートPCはどう選ぶべき? 最新「HUAWEI MateBook 14」でポイントを探る

ここ数年でリモートワークが身近になり、会社だけでなく自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事をする機会が増加。仕事をする場所が決まっているときはどんなノートPCでも問題なかったのですが、場所を移動して作業するとなると、ビジネス向けのモバイルノートPC選びもちょっと変わってきます。

 

そこで、3月に登場したばかりのスタンダードなモバイルノートPC「HUAWEI MateBook 14」を例に、モバイルノートPC選びで重視したいポイントやトレンドを紹介していきます。

 

最初に見るべきポイントは「画面サイズ」「基本性能」「軽さ」

モバイルノートPCを選ぶうえでの基本となるのが、①「画面サイズ」②「基本性能」③「軽さ」の3つ。ここでは「HUAWEI MateBook 14」を例に、この3つのポイントをどういった基準でチェックすればいいのか解説します。

↑HUAWEI MateBook 14は3月18日に発売されたばかりのモバイルノートPCです

 

①画面サイズの主流は13.3~14型

一般的なノートPCだと、15.6型の大きなサイズが主流。画面が大きくて見やすいのですが、そのぶん本体サイズは巨大化し、重量も重たくなりがちで、モバイルノートPCには向いていません。

 

そのため、モバイルノートPCの主流は13.3~14型となっています。HUAWEI MateBook 14は、モバイルノートPCとしては大きめの14型を採用。作業のしやすさと持ち歩きやすいサイズ・重量を両立しているモデルです。

 

HUAWEI MateBook 14に関して言えば、うれしいのは、14型ながらも13.3型クラスに匹敵するほどコンパクトになっていること。これは画面周囲のベゼルを細くすることで実現しています。見た目がスタイリッシュというだけでなく、サイズ面でも有利になるデザインです。

↑狭額縁デザインを採用することで、14型ながら本体サイズをギリギリまでコンパクト化

 

②基本性能はCPU、メモリー、ストレージで決まるので要チェック

PCの基本的な性能は、CPUとメモリー、そしてストレージでほぼ決まります。とくにモバイルノートPC向けのCPUはここ数年で大きく性能が向上しており、5年前の製品から買い替えると、一番驚くポイントかもしれません。

モデル名 HUAWEI MateBook 14
CPU 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリー 8GB/16GB
ストレージ 512GB NVMe PCle SSD
ディスプレイ 14型(2160×1440ドット、アスペクト比3:2)画面占有率90%、輝度300ニト、タッチ操作対応(16GBメモリーモデルのみ)
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力
キーボード バックライト付き日本語キーボード
その他 指紋認証一体型電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス
サイズ 約幅307.5×奥行き223.8×高さ15.9mm
重さ 約1.49kg
OS Windows 11 Home

↑HUAWEI MateBook 14の主なスペック。CPUやメモリー、ストレージなどは、スペック表から読み取れます

 

具体的には、5年前であれば、ミドルクラスの製品に多く採用されていたのがCore i5-7200U。これは2コアCPUで、1つのCPUの中に2つの頭脳が搭載されています。これに対し、HUAWEI MateBook 14が搭載しているのは、Core i5-1135G7。こちらは4コアCPU、つまり4つの頭脳が搭載されていることになります。動作クロック当たりの性能向上もありますので、実際は2倍以上の性能が期待できるでしょう。

 

複数のアプリを同時に使うことが増えた現在は、このCPUの性能が快適さに直結します。アプリを立ち上げる間の待ち時間が短縮され、アプリを終了しなくても別のアプリがサクサクと動く。たったこれだけのことでも、作業の効率は大きくアップするはずです。

 

続いて、軽く見られがちなメモリーですが、多くのアプリを同時に利用する場合にはとくに威力を発揮します。各アプリが必要とするメモリー量が増えていることもあって、今は最低でも8GBは必須。16GBあれば、とりあえず困ることはないといった基準になっています。デスクトップPCと違い、モバイルノートPCは後からメモリーを増量するのが難しいことが多いだけに、なるべく多いものを選んでおきたいところです。

 

ファイルを保存するストレージは、快適性を考えればHDDではなく、SSDを選びましょう。今はSATA接続とNVMe対応のPCIe接続の二択ですが、PCIe接続の方が、多くの場合、ファイルの転送速度が2倍以上高速。主流もPCIe接続となっていますのでよほどの理由がない限り、PCIe接続を選ぶのが無難です。

 

容量は、512GB以上がおすすめ。256GBでも当面問題はありませんが、メインPCとして使う場合、多くのアプリをインストールするほか、データもどんどん増えていきます。最低でも数年間は容量不足に悩まないためにも、512GBあると安心です。

 

以前からノートPCを使っている人であれば、「そこまでの性能は必要ない」と思われるかもしれませんが、リモート会議中にオフィスアプリを起動し、作成した資料を画面上で共有しながら説明する、なんていうのはよくあるシーン。性能の低いPCでも同じことはできますが、資料表示まで時間がかかる、アプリが突然落ちてしまうなどのトラブルの原因ともなります。それだけに、性能の余裕は大切です。

 

メーカー側でもそうしたニーズに応えるためか、HUAWEI MateBook 14のように、Core i5-1135G7、8GBもしくは16GBメモリー、512GB SSDを内蔵した、トレンドど真ん中のモデルも展開されています。

↑インテルのCore i5を搭載したモデルは、このようにシールが貼付されています。HUAWEI MateBook 14には、4コア/8スレッドのCore i5-1135G7を搭載。ミドルクラスのCPUながら、性能はかなり高いです

 

③軽さは1kg以下が理想だが、用途によっては1kg以上でもOK

モバイルノートPCの要ともいえる軽さ。本来であれば移動時の負担にならないよう、1kgを切っているのが理想ですが、これは常時携行して1日中外出している人向けの話です。作業場所を移動するくらいで、移動時間より利用時間の方が圧倒的に長いのであれば、そこまで重量にこだわる必要はありません。

 

とはいえ、2~3kgもある重たいノートPCを持ち運ぶのは非現実的です。

 

HUAWEI MateBook 14を見ると、重量は約1.49kg。超軽量というわけではありませんが、自宅内での移動、コワーキングスペースに持ち出す、出張時にカバンに入れていくといった用途であれば、十分な軽さです。これはひとつの目安にしてもいいでしょう。

↑重量は約1.49kgと決して軽くはないですが、片手で保持して移動するくらいは余裕です

 

モバイルノートPC選びの基本は以上の3つです。この基本を押さえつつ、さらに「あったほうがうれしい」ポイントを次に見ていきましょう。

 

HUAWEI MateBook 14に見る、モバイルノートPC選びでさらに気にしたい4つのポイント

スペック表からわかる情報だけで製品を選ぶと、実物が手元に届いたときに「思っていたのと違う……」となってしまいがち。もちろん、店頭で実物を見て買えばそんな食い違いは減らせますが、長期間使ってみなければ実感できない部分もあります。

 

こういった実際に使ってみないとわかりにくい部分を、HUAWEI MateBook 14を例にチェックしてみましょう。

 

チェックポイント1 アスペクト比と解像度

画面のサイズはスペック表ですぐにわかりますが、実感しづらいのはアスペクト比と解像度。一般的なのは16:9/1920×1080ドット(フルHD)で、画面サイズに関係なく、多くのノートPCで採用されています。

 

16:9は一般的なテレビと同じ比率で、見慣れているぶん受け入れやすいのですが、アプリを使い始めると少々不満に感じることがあります。横幅に比べて縦幅が圧倒的に狭いのです。

 

PDFの書類を見開き表示にしたら左右の余白が大きい、エクセルの表で表示できる範囲が狭いなど、もうちょっと何とかなってくれるといいのに……と思うでしょう。とくに書類関係を扱うことが多いビジネスシーンでは、感じやすいはずです。

 

HUAWEI MateBook 14は、解像度2160×1440ドット、アスペクト比3:2という液晶を採用。フルHDと比べて解像度が高いうえ、縦の比率が大きめとなっているため、書類を無駄なく表示できるのがメリットです。

 

また、純粋に解像度が高いため、表示できる情報量も多いです。これは、Excelファイルを開いてみるとよくわかるでしょう。

↑Office on the webのExcelを使い、テンプレートの請求書を表示してみたところ

 

1920×1080ドットでは、テンプレートの請求書の27行目までしか表示できなかったのに対し、2160×1440ドットのHUAWEI MateBook 14では、43行目まで表示。必要な情報が1画面にすべて収まっています。

 

チェックポイント2 バッテリー

外出先で利用するときに心配なのが、電源問題。電源が借りられる場所であればACアダプターで充電できますが、どこでも借りられるわけではありません。また、コンセントのある席が限られていることも多いでしょう。

 

そんなときでも安心できるのが、長時間バッテリー駆動が可能なモデル。1日中電源のないところで仕事をするなら、8時間以上が最低条件です。余裕を考えれば、10時間以上が目安となります。

 

HUAWEI MateBook 14のバッテリー駆動時間は、しっかり使える約12.9時間以上(JEITA2.0基準)。しかも、付属のACアダプターで急速充電を行なえば、15分で約2.5時間利用可能となるため、短時間しかコンセントが使えないといったときでも安心です。

 

なお、付属のACアダプターはUSB Type-CでPD対応なので、Androidスマートフォンなどほかの機器にも利用できます。

 

チェックポイント3 インターフェイス

モバイルノートPCは、自宅はもちろん、意外と外出先でも外部ディスプレイやマウスなどの周辺機器に接続する機会が多いはず。

 

そのときに重要なのが、インターフェイスの種類。USB Type-C対応の機器が増えてきたといっても、今でも主流はUSB Type-Aなので、USB Type-Aも搭載しているのが1つ目のポイントといえるでしょう。

 

2つ目は、HDMI。USB Type-Cからディスプレイ出力が可能な場合も多いですが、HDMI入力のある機器との接続には、変換ケーブルが必要です。その点、HDMIをもつモバイルノートPCであれば、先方のHDMIケーブルを借りるだけでよく、ピンチを切り抜けられます。

 

HUAWEI MateBook 14のインターフェイスを見ると、USB Type-A×2、USB Type-C、HDMIを装備しており、しっかりと対応できています。とくにUSB Type-A×2は、マウスのほかにUSBメモリーなども同時に使えますから、実用的な構成といえるでしょう。

↑右側面には、USB Type-A×2を装備。マウスとUSBメモリーなど、複数機器を接続できます

 

↑左側面は、USB Type-CとHDMI。間にあるのはヘッドホン出力です

 

ちなみに、HUAWEI MateBook 14に搭載されているUSB Type-Cは、USB機器の接続のほか、充電、ディスプレイ出力にも対応。USB PDに対応した外部ディスプレイとType-Cケーブルで接続すれば、充電とディスプレイ出力を1本でまかなうことも可能です。

 

チェックポイント4 生体認証やWi-Fi 6などの付加機能

必須ではないものの、あると便利な機能が生体認証。顔認証や指紋認証ができると、周囲に人がいる状態でパスワードを入力する機会が激減し、のぞき見でパスワードがばれてしまう危険が小さくなります。とくに屋外で使う機会が多い人には、安心の機能でしょう。

 

また、通信機能も重要。Wi-Fi内蔵は当然として、最新のWi-Fi 6に対応しているかがポイントです。最近はWi-Fi 6対応のルーターも低価格化してきているので、今はまだ導入していなくても、将来性を考えれば対応しておいて損はありません。さらに、外での利用が多いというのであれば、4Gや5Gといったモバイル通信に対応したモデルを選ぶのも手です。

 

これ以外にも、操作性を重視したければ指で画面に触れて操作できるタッチパネル、アプリからの意図しないカメラ利用を防ぐカバーなどもあると便利です。

 

HUAWEI MateBook 14は、このうち指紋センサーとWi-Fi 6、そしてタッチパネルが搭載されています。また、カメラは少々特殊で、ファンクションキーの中央部分に埋め込まれているタイプ。撮影の角度が急になる、膝に乗せて使うと顔が映らないといった難点もありますが、別途カメラを用意しなくてもリモート会議などに参加できるのは心強いです。

↑必要なときだけポップアップできるカメラを装備。不要なときはしまえるのがユニーク

 

↑電源ボタン一体型の指紋センサー。電源オン時に指を置いておけば、自動でサインインできます

 

 

HUAWEI MateBook 14は性能や使いやすさにこだわった、実用性の高い1台

モバイルノート選びのポイントをいくつもそろえたHUAWEI MateBook 14ですが、実際使ってみて感じた最初の印象は、モバイルノートPCとは思えないほど広い画面だということ。14型という数字以上に広く、アプリが利用しやすく感じました。16:9では表示できる情報が少なく、デッドスペースができてしまうのが、知らないうちにストレスになっていたようです。

 

操作性の面でいうと、大きなタッチパッドが魅力。ポインターの移動もスクロールも自在にできるため、小さいエリアを何度も指でこする必要はありません。

↑かなり大きなタッチパッドを装備。余裕をもってポインターの移動ができます。なお、キーボードの配列は英語ですが、こちらは試用機のため。製品版ではフルサイズ日本語キーボードです

 

さらに、メモリー16GBモデルであれば、画面にタッチパネルが搭載されています。ポインターを移動してボタンをクリック、また元の位置にポインターを戻して……なんていう作業は必要なく、直接画面上のボタンにタッチすればOKです。モバイルノートPCだと画面とキーボードの距離が近いため、意外とこの操作方法が便利。タブレットPCでないならタッチパネルは不要だ、と考えている人こそ、使ってもらいたいです。

 

なお、バッテリー駆動時間が長くて重量も約1.49kgと重ためというと、本体は分厚いようなイメージがありますが、HUAWEI MateBook 14の厚みは約15.9mm。かなりスリムなので、カバンへもしまいやすいです。

↑モバイルノートPCらしい薄型デザイン。本体に手を置いて長時間作業しても手首が痛くなりにくいでしょう

 

1kgを切るような軽量モバイルノートPCと比べてしまうと重たいうえに、特徴の少ないデザインは武骨な印象を与えがちですが、そのぶん性能や使いやすさにこだわっているのがわかるはず。ビジネスモバイルノートPCとして実用性の高い、魅力的な1台といえるでしょう。

 

懐にやさしいコスパの高さも製品選びの重要ポイント

HUAWEI MateBook 14は実売価格で14万4800円(税込)~と、そこまで高くありませんが、メインPCとは別のセカンドPCとして欲しいと考えると、もう少し安い方がうれしいのは事実です。

 

そこで、アスペクト比3:2やタッチパネルといった特徴にそこまでメリットを感じない、というのであれば、「HUAWEI MateBook D 14」という選択肢もあります。

 

解像度が1920×1080ドットのフルHD、タッチパネル非対応、メモリー 8GBと若干見劣りしますが、CPUはCore i5-1135G7、SSDもPCIe接続の512GBと、HUAWEI MateBook 14と同等で、実力は負けていません。

 

もちろん、モバイルノートPCであるとうれしい指紋センサーやカメラはしっかりと搭載しています。

↑画面がフルHDとなるため、それに合わせ横幅が若干大きめ。ただし奥行きは短くなっています

 

しかも、重量は約1.38kgと少し軽くなっているため、軽さ重視で選びたいという人もこちらを選ぶとよさそうです。

 

価格は12万9800円(税込)。HUAWEI MateBook 14よりも買いやすく、しかもデザインはほぼ同じで、安っぽさはありません。アルミ筐体による堅牢性も同等ですから、モバイルノートPCとして、安心して持ち歩けるでしょう。

 

なお、見た目はHUAWEI MateBook 14とそっくりですが、ユニークな点として、画面が180度まで開きます。机で向かいに座った相手に画面を見せやすいほか、180度開いた状態でスタンドに立て、マウスとキーボードを接続してデスクトップPCライクに使う、といった活用も可能です。

↑画面が180度まで開くので、周囲の人全員に画面を見せるというのもやりやすいです

 

モバイルノートPCとしての重要ポイントはしっかりと押さえつつ、価格も抑えられているという良モデル。コスパを重視するなら、HUAWEI MateBook D 14を選んでも後悔しないでしょう。

 

ここまで、モバイルノートPCの選び方を見てきましたが、各ポイントを押さえながら10万円台半ばくらいで手に入るHUAWEI MateBook 14は、かなり理想的な製品といえるでしょう。一方で、よりコスパの高さを追求するならHUAWEI MateBook D 14を選ぶと、満足できるはず。今回挙げたポイントを参考にしながら、欲しい機能と価格帯を考えて、さまざまな製品と比べて検討してみてください。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

撮影/ヒゲ企画

編集者3人から学ぶ、今年最注目の2in1 PC「HUAWEI MateBook E」が実現するリミットレスなワークスタイル

コロナ禍以降、「働き方の多様化」がたびたび話題になります。変化の度合いは職種や業種によってもさまざまですが、「会社のオフィスに行く頻度が減った」「会社の外から仕事をする機会が増えた」など、なんらかの影響を受けている人も多いのではないでしょうか。

 

働き方が多様化するにともなって、再注目されているのがキーボード着脱型の「2in1 PC」というカテゴリー。使用シーンに応じて、ノートPCにもタブレットにもなるフレキシブルな使用感は、オンとオフの境界線が曖昧になりつつある最近のビジネス事情にフィットする、ひとつの解でしょう。

 

本稿では、ノートPCとして十分な処理性能を備えつつ、タブレット端末としての使い勝手も追求したファーウェイの12.6型2in1 PC「HUAWEI MateBook E」を囲みながら、GetNavi webの編集者3人が、その可能性を探っていきます。

 

ポテンシャルが高すぎる「HUAWEI MateBook E」

はじめに、「HUAWEI MateBook E」のスペックの側面から、その魅力をチェックしていきましょう。

 

一見してまず飛び込んでくるのは、その広大なディスプレイです。ベゼル部分が非常に細く、フットプリントに対するディスプレーの占有面積は90%を実現。この狭ベゼル仕様によって、12.6型ながらサイズは幅286.5mm×奥行き184.7mm×厚み7.99mmとコンパクトに収まっています。例えるなら、11型クラスのサイズに12.6型のディスプレイが搭載されているかのような状態です。

↑占有面積90%を誇る狭額ベゼル。丸みを帯びたディスプレイでデザインに調和が生まれている

 

パネルは有機EL方式で、解像度は2560×1600ピクセルと高精細。輝度は600ニトと、同ジャンルの製品の中でもトップクラスの明るさです。黒が深く沈み込み、明るい部分は力強く発光するため、表示コンテンツにもはっきりと陰影がつき、特に映画鑑賞などではリッチな映像が楽しめます。

 

ファーウェイのPCとしては、初めてスタイラス「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」による操作に対応しています。筆圧検知は4096段階で、レイテンシーは公称で2ms。これは、ペンタブレットの専用機などにも匹敵する性能です。

↑遅延はわずか2ミリ秒。アナログでの手書き感覚を味わえる (国内販売モデルは日本語版キーボードです)

 

カメラと音響周りの性能も見逃せません。インカメラは約800万画素、アウトカメラは約1300万画素で、それぞれ1080p/60fps、4k/30fpsでの動画撮影に対応。音響面では、搭載されているマイクに「AIノイズキャンセリング」機能を設け、キーボードを叩く音や足音、ドアを閉める音といった生活音を抑制してくれます。スピーカーは4基搭載していますが、映画、音楽、ゲーム、通話など、用途に応じて音質を変えてくれるほか、音場を立体的に再構成する「アコースティックキューブ」というアルゴリズムにも対応しています。リモート会議をする機会が多い人にも嬉しい仕様ですね。

↑アウトカメラは約1300万画素

 

「HUAWEI MateBook E」を使うなら、他のデバイスもファーウェイで揃えたくなります。というのも、ファーウェイは製品同士をスムーズに連携させる「スーパーデバイス」という機能があり、HUAWEI MateBook Eもスーパーデバイスに対応したモデルのひとつ。PCのタスクバーから「スーパーデバイス」を立ち上げ、表示されたデバイスをドラッグするだけで連携完了。指一本で設定ができてしまうので、手間が省けます。

↑「スーパーデバイス」画面に表示された任意のデバイスをドラッグし、中央に映るMateBook Eに近づけるだけで設定が完了する

 

異なるデバイス同士のディスプレイを連携させる「マルチスクリーンコラボレーション」機能を使えば、デバイス間でドラッグ&ドロップしてファイルを移動させたり、片方のデバイスをもう一方のデバイスのサブディスプレイとして使ったりといったことが可能になります。また、デバイスをまたがってファイル検索をすることもできるので、「あれ? あのファイルはどっちに保存したかな……」といったシーンでも、慌てて探したり、戸惑ったりすることなく、安心して作業が進められそうです。

↑「マルチスクリーンコラボレーション」では、ファイルをドラッグ&ドロップしてデバイス間で共有できる。写真ではHUAWEI MateBook E(左)と、HUAWEI MatePad 11(右)を連携している

 

2in1 PCというカテゴリーは、さまざまなスペックのモデルが混在している状態で、中にはメインのPCとしての使用に向かないものも存在します。HUAWEI MateBook Eのプロセッサーはインテル Core i3-1110G4、Core i5-1130G7 から選択ができ、OSにはWindows 11 Homeを採用。スペックはまさに“本気”。タブレットとして使える側面を持ちながら、ビジネスの相棒として活躍してくれる性能を持っています。また、Core i3-1110G4は単体での発売、Core i5-1130G7 はキーボードカバー同梱のモデルとなっており、想定する使い道に合わせて選ぶことができます。

 

盛り上がりを見せる2in1 PC界に、洗練されたデザインと強力なスペックで登場したHUAWEI MateBook E。これほどのポテンシャルを持っていると、どういう使い方をしようかと考えるのも楽しいものです。

 

編集部3人が語る「HUAWEI MateBook E」のある生活

さてここからは、GetNavi webの編集者たちの普段の働き方やライフスタイルを交え、本人たちのコメントと合わせて、具体的な活用術を紹介していきましょう。

●GetNavi web 編集部メンバー

副編集長 玉造優也

普段はノートPCとタブレットを併用しているものの、WindowsノートPCとタブレット間でのデータのやり取りにストレスを感じることがあり、どうにかしたいと思っていた。毎日膨大なタスクをこなすため、ストレスのないデータ連携は必須。

 

編集部員 西牧裕太

主に自宅で仕事をしているが、既婚者であり、妻が打ち合わせなどをする際は、配慮して近所のカフェで仕事をすることもある。場所を急に移すこともある、ハイブリッド型の働き方における最適解を見つけたい。

 

編集部員 松永舞香

ノートPCがメインの業務端末だが、手書きの使用感が好きで、タブレットも併用している。カフェやコワーキングスペースで仕事をする機会も多く、移動時にノートPCとタブレットの両方を持ち歩くと、荷物が大きくなりがちなのが目下の悩み。

 

松永の場合:1台で何役もこなせる万能機。荷物が減ってカバンが軽い!

編集者の松永は、ノートPCをメインの業務デバイスとして使っています。でも、記事の構成をメモを取りながら練ったり、デザイナーにコンテンツを発注したりする際は、手書きの方が捗るため、タブレットを併用する機会も多いそう。

コロナ禍以降は、自宅やカフェ、コワーキングスペースを移動しながら仕事をする機会も増えましたが、ノートPCとタブレットを同時に持ち運ぶと、かばんが重くなってしまいます。そこでデバイスを1台に集約し、荷物を減らせないかと考えているようです。

 

松永「タブレットは常に必要というわけでもないのですが、急にラフを直すこともあるので、外に出るときは、持っていないと不安なんです。パソコン、タブレット、ペン、ACアダプターに加えて、メイク道具、お財布なども入れると、荷物はけっこうな量になります。大事に使いたいと思って買ったバッグが、パンパンになっちゃうのがイヤだなと思っていました。HUAWEI MateBook Eなら、原稿を書いたり編集したりすることも、スタイラスを使ってラフを書くことも1台で完結するので、持ち歩く荷物を大きく減らせます。日用品と一緒に持ち歩いても、苦痛にならない重さです」

 

また、AIノイズキャンセリングをはじめとした音響性能の高さも、松永のライフスタイルにフィットしました。

 

松永「リモート会議をする機会も多いのですが、ワンちゃんが騒いで『松永、何か大きな音がしたけど大丈夫?』と言われてしまうことがありました。部屋を分けていても、遊んでほしくてドアにぶつかってきてしまったりとか。AIノイズキャンセリングは、話し声以外の生活音を大きく低減してくれるので、集中したいリモート会議との相性がとても良かったです。ペットオーナーとしては、この機能は嬉しいですね。インカメラも約800万画素と高画質なので、リモート会議向きですよね」

 

さらに松永は、「HUAWEI MateBook E」の魅力は、ビジネス利用にとどまらないと話します。

 

松永「このサイズ感は、ソファーでくつろぎながら映画を見たりするのにも、ちょうど良いんです。タブレットのディスプレイで映画を見ると、なんとなく映像が貧相に見えてしまうこともあると思います。でも、HUAWEI MateBook Eのパネルで見ると、普段から見慣れている映画もくっきりとコントラストがついて、映像の世界に集中できるように感じました。色んな映画を見てみたくなるディスプレイです。手に持ったときの、ザラっとした背面の質感もお気に入りです」

↑家でくつろぐ時にはタブレットとして活用。有機ELのディスプレイが映画への没入感を高める

 

↑本体の背面は塗装と焼きを3回繰り返し、中間塗装に特殊な素材を採用。マットで優しい手触りを実現している

 

西牧の場合:メイン級の性能なのに、急に移動するときもサッと持ち出せる身軽さがお気に入り

西牧「僕はほとんど自宅で仕事をしていて、妻も自宅で仕事をしているので、普段はデスクに2人横並びの状態です。HUAWEI MateBook Eは、コンパクトなサイズなのに、メイン級で使える性能を持っているところが良いなと思っています。2人分の作業スペースを確保するためには、デバイスの占有面積は小さい方がいいんです。譲り合って、互いに快適に仕事ができる環境を作るのが、在宅ワークでは大事だと思います」

そう話すのは編集者の西牧。コロナ禍以降、会社のオフィスに出社する機会はほとんどなくなったそうです。HUAWEI MateBook Eの、省スペースながら優れたパフォーマンスを発揮できる性能は、家族と自宅でスペースを共有する現代的な働き方にぴったりです。そして、HUAWEI MateBook Eのモバイル性能の高さも、西牧のスタイルには合っているようです。

 

西牧「基本的には2人とも家にいることが多いのですが、時々、片方に打ち合わせが入って、席を外さないといけないことがあります。互いに、社外の秘匿情報を耳にしてしまうとまずいので、そこは気をつけているんです。そんなときにも、HUAWEI MateBook Eなら、サッと持って別室に移動したり、時には屋外に出たりといったことがしやすいです。この軽さで、マルチにウィンドウを開いて、さまざまな作業が同時並行でこなせるパワフルさを備えているのは、とても心強いですよ」

↑HUAWEI MateViewとの連携も簡単。デスクでの作業は、ディスプレイを拡張することで生産性を向上させている

 

日頃から長い文章を書いたり、編集をしたりすることが多いのことは、出版社で働く人たちの最大の特徴です。したがってキーボードの打鍵感にもこだわりを持つ編集者はとても多いのですが、西牧もまたその1人。HUAWEI MateBook Eのキーボードについて、彼はこう話します。

 

西牧「このキーボード、ストロークが1.3mmと深くてとても打鍵感が良いですよ。カバータイプのキーボードだと、ペコペコと貧弱な質感のものも多いのですが、かなり本格的なパソコンらしいキーボードです。置いたときに、キーボードの底面が机とぴったり接するところも好きです。熱中して原稿を書いていると、つい力が入ってガシガシと打ち込むようにタイピングしてしまうことがあるんですよね。そういうときに、キーボードがたわむと打ち心地が悪いのですが、このキーボードなら下は机なので、安定感があります。この完成度なら、メインの作業にどんどん活用していけますね」

↑強めに打ち込んでも快適なキーボードカバー。写真は撮影用のため英語版キーボードだが、国内販売モデルは日本語版キーボードとなる

 

↑接着面に厚みがないため、安定感が抜群

 

玉造の場合:ファーウェイ独自の連携性能で、働き方に自由さを

GetNavi web編集部の副編集長 玉造は、松永と同様に、ノートパソコンとタブレットを併用しています。原稿に指示を入れる校正作業では、手書きの方が素早く、直感的に作業ができる場合も多いとのこと。しかし、ノートパソコンとタブレットをしばらく併用していく中で、不満に感じることも出てきたそうです。

玉造「タブレットの方が捗る作業はあります。でも、タブレットだけで完結するわけではなく、タブレットで仕上げたファイルを外部とやり取りするために、一度ノートパソコンにインポートすることも多いのです。ある時期から、そのデータ移動が面倒に感じるようになってきました。数件ならいいのですが、副編集長という立場上、毎日たくさんの原稿をチェックすることになるので、積み重なると効率に影響します。データ移行に時間を取られるくらいなら、最初からノートパソコンで仕上げちゃった方が良いと思って、タブレットを避けてしまうことがあります。最近では、タブレットはビューワーに特化させて使ってみることも試していますが、なかなか納得のいく使い方は見つけられません」

 

ファーウェイのデバイス間ディスプレイ連携機能「マルチスクリーンコラボレーション」は、そんな玉造の不満を解消してくれます。

 

玉造「マルチスクリーンコラボレーション機能を使うと、2つのデバイス間でドラッグ&ドロップでファイルを移動できます。2つのデバイスがシームレスにつながっている感覚は心地よく、しかも安定性が高く実用的です。『拡張モード』で、タブレットを2つ目のデスクトップとして設定したり、『ミラーリングモード』にも対応しているので、クライアントにタブレット側をお渡しして、資料を見せながら、手元で操作するといった使い方もできますね。例えば、HUAWEI MateBook Eとファーウェイのタブレット『HUAWEI MatePad 11』を組み合わせれば、執筆、編集、外部との連絡、プレゼン、すべてがスムーズに完結します。このスーパーデバイスという機能は、ファーウェイならではのものですし、積極的に使ってみたくなる、面白い機能ですね」

↑マルチスクリーンコラボレーションの1つ「拡張」モード。MatePad 11(左)をセカンドディスプレイとして活用

 

また玉造は、マルチスクリーンコラボレーション機能で作業性をアップさせることは、働き方を変えることにも結びつくと話します。

 

玉造「例えば、HUAWEI MateBook EとHUAWEI MatePad 11を組み合わせて使うことを想定してみます。HUAWEI MateBook Eは約709gで、HUAWEI MatePad 11は約485g。HUAWEI MateBook Eのキーボードカバーを合わせても、2つで2kgに満たないので持ち運べる範囲に収まっています。これのすごいところは、マルチスクリーンによる効率の高い作業環境を、モバイルで、どこでも実現できてしまうということです。普段はオフィスに出社することが多いのですが、僕の業務は出社してもしなくても、画面が2つ欲しくなることが多いんですよ。なので『ちょっと気分転換に外に出て、サッと作業をして帰る』というスタイルを羨ましく思いつつも、なかなか実現は難しい状態でした。HUAWEI MateBook EとHUAWEI MatePad 11を組み合わせたときの使い勝手は、これまでできなかったそういう働き方にも挑戦してみようと思わせる魅力があります」

 

3者それぞれのワークスタイルに寄り添う、懐深き2in1 PC

最後に、3人の編集者にHUAWEI MateBook Eを評価してもらいましょう。

松永「ビジネスとプライベートの垣根がわかりにくくなっていますが、『ずっと仕事をしている感じ』もイヤだし、『ずっとプライベートを引きずっている感』もイヤですよね。HUAWEI MateBook Eはキーボードをつけると完全にビジネスマシンで、キーボードを外すと、プライベートにも活用できる高性能なタブレットになるところが好きです。あいまいになったオンとオフを切り替えながら使っていける、相棒になってくれそうです」

 

西牧「これまで、他社の2in1 PCをメインで使っていたんです。使用感に不満はないですが、買ってからしばらく経っていて、性能の面で不安を感じることも出てきました。メインマシンとして使える製品がなかなか出てこないなと思っていたところ、やっとこういう製品が出てきたなと思っています。2in1を愛用している人にとって、HUAWEI MateBook Eのようなメインマシン級のモデルの登場は、すごく嬉しいです」

 

玉造「『働き方が多様化している』と言われますが、僕の場合は、『家もオフィスになってしまった』とずっと感じていました。オフィスにいても、家にいても『整えておかないといけないワークスペース』には、ほとんど違いがありません。HUAWEI MateBook Eは、HUAWEI MateBook E自体がワークスペースになってくれるモデルですし、完成度の高い2in1 PCなら、それが実現できるということを実感しています」

 

同じ編集部内でも、働き方や業務の進め方、家庭の環境はまったく異なります。3人の編集者に、HUAWEI MateBook Eを軸に話を聞いて感じたのは、HUAWEI MateBook Eというデバイスの懐の広さです。

 

モバイルに向いた軽量設計の中に、メインのPCとして使える性能を詰め込み、着脱式のキーボードカバーとHUAWEI M-Pencilによるフレキシブルな使用感をプラスしたことで、さまざまな環境やシーンに違和感なく取り入れられるモデルに仕上がっています。このカテゴリーではトップクラスに美しいディスプレイの品質や、音響性能の良さ、マルチスクリーンコラボレーションをはじめとした、スーパーデバイス連携が楽しめるのも、HUAWEI MateBook Eの魅力を一段上に押し上げていると言えます。

 

2in1 PCカテゴリーに誕生した新たな有力モデルHUAWEI MateBook Eを、あなたならどう使いたいですか?

デュアルバンド最大3000Mbpsの通信速度! ファーウェイの国内初投入メッシュWi-Fiルーター「HUAWEI WiFi Mesh 3」

ファーウェイ・ジャパンは、メッシュWi-Fiルーター「HUAWEI WiFi Mesh 3」を発売しました。市場想定価格は、2ユニットモデルが税込2万5980円。1ユニットモデルは税込1万3980円で、3月以降に発売予定です。

 

同製品は、Wi-Fi 6および、同社独自規格のWi-Fi 6 Plusに対応し、速度の理論値は最大3000Mbps(2.4GHz帯で574Mbps、5GHz帯で2402Mbps)に達します。

 

1ユニットモデルは平面にして約200m2、2ユニットモデルは約400m2をカバーし、建物全体に安定した通信環境を整備できます。4つのハイパワーアンプが搭載されており、強力な信号で、あらゆる部屋をカバー。250以上のデバイスの接続に対応し、動画の視聴やオンラインゲームなどを同時に行なっても、よりバッファリングを抑えて楽しむことができます。

 

デュアルバンドテクノロジーにより、5GHz帯と2.4GHz帯を自動的に切り替えるため、障害物や干渉物があっても信号は強く維持され、安定した接続を継続。ファーウェイ独自仕様のMesh+システムにより、最適なWi-Fi信号にそれぞれのデバイスをシームレスに接続し続けます。

 

NFC対応Androidスマートフォンであれば、NFC検出エリアにタッチするだけで、すぐにWi-Fi接続が可能。Wi-Fiの管理はHUAWEI AI Lifeアプリから行なうことができ、接続中デバイスの通信状態の確認、速度制限の設定、ゲストへの接続設定、Wi-Fi接続オフの設定、子どものデバイス接続の管理(ペアリングコントロール)などが可能。独自開発のWi-Fi信号強度表示システムによりWi-Fiのカバー範囲を地図で可視化して、ネットワークの不具合を見つけるのに役立てることができます。

 

また、「HUAWEI HomeSec」セキュリティシステムにより、ブルートフォース・ARPスプーフィング・ワンクリック詐欺の防止対策と暗号化規格「WPA3」で、利用者と家族のネットワークセキュリティを保護します。

ヨドバシ限定モデル! フルオロエラストマー素材のストラップで快適さアップ……「HUAWEI WATCH FIT mini」タロパープル

ファーウェイ・ジャパンは、「HUAWEI WATCH FIT mini」の新色として、ストラップにフルオロエラストマー素材を使用した「タロパープル」を、ヨドバシカメラ限定で2月18日に発売します。市場想定価格は税込1万6280円。

 

HUAWEI WATCH FIT miniは、スタイリッシュなデザインで多機能な「HUAWEI WATCH FIT」シリーズから、2021年11月に発売された、クラシックでエレガントなデザインが特徴のスマートウォッチ。血中酸素の常時測定や、月経周期モニタリングをはじめ、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスモニタリングなどの、健康管理に役立つ機能を搭載。最大96種類のワークアウトモードに対応し、日々の運動を記録することでモチベーションアップにもつながります。通常使用で約2週間、ヘビーユースで約10日間持続するバッテリーを搭載しています。

 

現在発売中のレザーストラップモデル「フロスティホワイト」「モカブラウン」に加え、今回新たに発売されるタロパープルは、フルオロエラストマー素材のストラップで、汗をかくスポーツ中も快適に着用できます。

 

「HUAWEI Mate Family」で最高のマイデスクを作る! ファーウェイが新たなワークスタイルを提案した蔦屋家電イベントレポ

ファーウェイがこの夏、新たに展開したデバイス新製品「HUAWEI Mate Family」。ファーウェイ独自の機能性、デバイス間での連携機能によって今までにない使い勝手を生み出す製品群です。

 

今や働き方の選択肢の1つとなった在宅ワークにおいて、HUAWEI Mate Familyがどのように機能するのかをGetNavi webでは追い続けてきました。

 

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また去る10月16日(土)に、東京都にある次世代型家電店「蔦屋家電」にて、HUAWEI Mate Familyをビジネスシーンに用いたら、何が変化するのか? そんなテーマを元にした「Work style reform」というコンセプトのタッチ&トライイベントを実施しました。

 

 

 

イベントでは、「モバイルワークシーン」「在宅ワークシーン」「ストレスフリーシーン」「クリエイティブワークシーン」と4つのテーマに分かれたブースを展開。

 

全てのブースでHUAWEI Mate Familyを中心にした製品で、現在のワークスタイルにどう適応できるかの提案をした内容になりました。

 

↑各ブースでHUAWEI Mate Familyを組み合わせて展示

 

 

ブースには、各製品の組み合わせでどういったことが出来るかを提示したパネルも設置しました。

 

↑上記のビジュアルメインのパネルに付随して、ビジュアル内で活用しているHUAWEI Mate Familyの使い方やそのインプレッションについてテキストで提示した

 

 

【イベントの詳細を写真でチェック】

 

今回のイベントでは、GetNaviが全体をプロデュース。その中でイベントのメインビジュアルとなるブースでは、「GetNavi編集部がHUAWEI Mate Familyをデスクで最大活用するなら?」をテーマにブース展示を行いました。

 

 

どのような考えでこのデスク設置に至ったかは以下でご説明します。

 

●HUAWEI MateBook X Proを中心にした配置の意図

まず、ビジネス作業において、最もよく使用するのがノートPC であるため、HUAWEI MateBook X Proを机の中心に設置。キーボードはフルサイズなうえに、心地良い打鍵感があるため、外付けキーボードは使用しません。ただ、より快適に使用するため、PCスタンドで角度を付け、手首の疲労を軽減させます。

 

●HUAWEI MatePad 11とHUAWEI MateViewの役割

机に座る人が右利きであることを仮定し、ノートPC の右側には、HUAWEI MatePad 11を置きます。こちらもタブレットスタンドに乗せ、ペン入力しやすい高さに調節。一方、ノートPC 左奥側にスペースが空くため、大画面のHUAWEI MateView はその左奥に設置し、スペースを有効活用します。

 

●それぞれはワイヤレスの利便性を活用

HUAWEI MateBook X Pro と、HUAWEI MateView / HUAWEI MatePad 11はワイヤレスで連携可能。それぞれを近めに置くことで、ときには大画面で作業を、ときにはノートPC 画面をミラーリング表示させたタブレットでペン入力をと、シーンに合わせた連携活用ができます。

 

また、ケーブルが少ないため、机上のデバイスのレイアウトを変えやすいのもポイント。左利きであればタブレットとペンを左側に置いてペン入力をしやすくする、長時間腰を据えて作業するなら大画面の外付けディスプレイを中央に持ってくるなど、好みに合わせて調整しやすいです。さらに、ワイヤレス連携できる強みを生かして、マウスはワイヤレスタイプの製品を用意しました。

 

●空きスペースにも意義を持たせる

加えて、紙資料を見たり、手書きで作業したりすることを鑑みて、デスクライトを配置。このほか、机の左手前に余裕を持たせるために空きスペースを設け、お気に入りの小物や、資料などを置けるようにしました。

 

以上の観点でブースを作ってみましたが、実際にHUAWEI Mate Familyだからこそ実現できるワイヤレスの環境は、想像以上にデスクに機能的なスペースを生み出すことがわかりました。スペースが出来ることで、利便性としてもデザイン性としても「自分の生活に溶け込む」デスクを作りやすい、そんなシンプルだけれでもなかなか実現できないメリットがあるのです。

 

あらためてイベントでは、様々なユーザーの方々がHUAWEI Mate Familyの提案するワークスタイルと暮らしの新しいカタチに触れていきましたが、この記事を読んだ皆様もまずはHUAWEI Mate Familyの実機に触れて、自分の暮らしにおけるワークスタイルの在り方を考えてもらえたら幸いです。

 

HUAWEI Mate Familyの詳細

●HUAWEI MateBook X Pro

HUAWEI MateBook X Proは2020年に発売された従来モデルから、搭載CPUを刷新。最新の第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサーを搭載しています。解像度3000×2000ドットの13.9型ディスプレイにより、より多くの情報を表示するだけでなく、動画鑑賞などのエンタメ用途でも活躍する一台です。

 

 

●HUAWEI MatePad 11

 

HUAWEI MatePad 11は、これまでのMatePadの中で最大となる10.95型ディスプレイを採用し、解像度はWQXGA(2560×1600ドット)、画面占有率は約86%を実現。また、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

 

 

●HUAWEI MateView

 

HUAWEI MateView GTよりも汎用的に使えるディスプレイが、この「HUAWEI MateView」。アスペクト比(縦横比)3:2の4K表示対応28.2インチディスプレイに、PCやタブレットからのワイヤレス投影や最大65Wの充電出力など、様々な機能を詰め込んだ、多機能ディスプレイです。

 

 

●HUAWEI MateView GT

HUAWEI MateView GTは、湾曲デザインが目を引く、アスペクト比21:9のディスプレイです。165Hz駆動のリフレッシュレートに対応するほか、解像度はWQHD(3440×1440ドット)、DCI-P3は90%カバー、10ビットカラー対応など、大画面で高解像度な映像を表示できる仕様になっています。ゲーミングモニターとしての活用をメインとして仕様です。

 

 

撮影/松浦文生

劇的変化するワークスタイルをサポート! リモートワーク時代の「働き方を変えるデスク」3つの条件

すっかり私たちの暮らしにも馴染んできたリモートワーク。今後もリモートワークを続けていくのなら、オフィスと同等の環境を整えたいところ。そこで今回は、リモートワーク環境をより快適にしてくれる、ファーウェイの3商品をご紹介。

 

アスペクト比3:2の液晶ディスプレイ「HUAWEI MateView」、最新のCore i7-1165G7を搭載したハイエンドノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」、サブマシンとしても大活躍してくれるタブレット「HUAWEI MatePad 11」は、きっとあなたの仕事環境を快適に進化させてくれるはず。幅広い業界を支え続けるスタートアップ成長請負人の山口豪志さんに、これらのファーウェイ商品を体験していただきながら、「これからの働き方」についてお話を伺いました。

 

山口豪志さん

「スタートアップ成長請負人」としてベンチャー企業を中心に30社以上の企業経営に参画する事業戦略家。クックパッド株式会社、ランサーズ株式会社といった国内有数の急成長企業の創成期を社員として支えた後、2015年5月に株式会社54を創業し、独立。

 

ファーウェイ製品の紹介

●HUAWEI MateView

無駄のないスタイリッシュな液晶ディスプレイ。スタンドアローンでWi-Fi、Bluetoothを内蔵し、ミラキャスト対応のスマホやPCとワイヤレス接続が可能。アスペクト比3:2の28.2インチディスプレイは、通常のディスプレイよりも縦の情報表示が多く、使い勝手抜群。

 

 

●HUAWEI MateBook X Pro

最新のCore i7-1165G7が搭載されたハイエンドノートPC。液晶ディスプレイと同じくアスペクト比は3:2。電源が指紋認証付きで、キーボード脇にスピーカーを内蔵。さらにファンクションキーの並びにポップアップ式のWebカメラを搭載。

 

 

●HUAWEI MatePad 11

ワイドディスプレイのタブレットは、本体だけでの使用はもちろんのこと、MateBookやHUAWEI製のスマートフォンと連携することでサブディスプレイにも変身。ファイルの転送もドラッグ&ドロップで簡単に共有できるのが嬉しいポイント。タッチペンも使えるので外出時のサブマシンとしても大活躍。

 

 

ワイヤレスモニターが働き方を進化させる

――まず、普段のデスク環境について教えていただけますか?

 

山口「自宅で作業する時は、ノートPCと液晶ディスプレイだけですね。あとは、会議中に気になったことがあればスマホにメモして、チャットで送るくらいでしょうか。タブレットも家にはあるんですが、仕事中でも子どもに取られちゃうことの方が多いので(笑)」

 

――外部ディスプレイはどのように活用されていますか?

山口「資料作成時に拡張画面として利用しています。ノートPCの画面には資料の素材となるデータやチャット画面を表示させて、液晶ディスプレイにGoogleスプレッドシートを表示しながら予算表やプレゼン資料を作っています。いくつもの案件を同時に進めることも多いので、ひとつひとつの仕事の生産性をアップさせるためには2画面で作業するのが定番になってますね」

 

――こちらにあるHUAWEI MateViewは、ディスプレイとしてはかなり優秀でして。アスペクト比が3:2と大きく使い勝手もよい点もおすすめです。

山口「アスペクト比が3:2っていうのは珍しいですよね。僕、最初にこのディスプレイ見て驚いたのが、PCと液晶画面を物理的なケーブルで繋いでいないことですね。今ってPCの拡張画面を映している状態ですよね?」

 

 

――そうです。この機能は、ミラキャスト対応のWindows PCなら活用できます。

山口「ワイヤレスがとにかく素晴らしい。僕の場合、人前で講演をさせていただく機会も多いので、家で発表資料のプレゼンの練習をするんですよ。ディスプレイにプレゼン資料を投影して、家族に話す練習を見てもらうのですが、物理ケーブルで繋がっているから、自分のPCの後ろからみてもらうと、私のPC画面の資料やカンペも全部見えちゃうんですよね(笑)。自宅のディスプレイにもコードがなければいいな〜ってずっと思っていたから、本当欲しいですね! これがあれば、海外の経営者みたいに歩きながらプレゼンテーションできますからね!」

 

――ワイヤレスなら場所を選びませんからね。ご家族の方にもモニターだけに集中して見ていただけそうですね。

山口「あと、最近は外出先での仕事も少しずつ増えてきたんですが、『ちょっと画面に映していいですか?』と資料をモニターに映す際、コネクタのコードがないとか、端末が合わない……とか、とにかく映し出すまでに時間がかかるし、ややこしい。毎日自分でマルチコードをカバンに入れて持ち歩いているくらいです。10万円以下という価格帯もそこまで高くないから、オフィスの会議室のディスプレイとして導入してもらえると対面会議でのクオリティもアップしそうですよね」

 

――ちなみに、現在使っている外部ディスプレイは、どんな部分を意識して購入されましたか?

山口「価格と利便性ですね。でも、このHUAWEI MateViewを使わせてもらって、うちのディスプレイをこれに買い替えたい……って気持ちが増してしまいました。正直、PCとディスプレイ画面を繋ぐだけなら1万円くらいでも買えちゃいますけど、これだけPCとの連携に特化したディスプレイになっていると仕事効率もアップするだろうな、と。さらにワイヤレスになっているなんて、もう120点ですよ」

 

 

オンラインで加速化する業務についてこれるツールを求める

――この1年半で、山口さんの働き方はどのように変化しましたか?

山口「これまでの働き方って、同じ空間を共有していたので『あの人忙しそうだな』とかちょっとした雑談から仕事状況が把握できていました。それがオンライン・オフラインの記号だけになってしまったから、オンラインでもどれくらいの仕事を抱えているのか見えなくなったのは大きいですよね」

 

――オンラインでも忙しいオンラインなのか、暇なオンラインなのかまでは把握できませんからね。

山口「あと物理的な時間の拘束がなくなった分、複数の案件を持てるようになり、副業する人も増えてきたように思います。私も現在50社くらいのクライアントさんとお仕事させてもらっているので、オンラインの内容が見えないが故なのですが、炎上案件に全集中で対応している最中に、『元気ですか?』なんてメッセージをもらっても、何もこんな忙しい時じゃなくても……なんて思いますよね、相手には一切の非はないのですが(笑)。ありがたいことに、関わる方が増えている分、これまでの仕事のやり方では仕事が回らなくなってきたって感じはありますね」

 

――なるほど。オンラインの打ち合わせも気軽にしやすくなりましたからね。

山口「オンラインの打ち合わせも多い日では、1日に7〜8件入ることもあります。そのため、僕自身も聖徳太子モード(一度に3つの打ち合わせに参加する)も対応しないと時間がなくて(笑)。これはオフラインでは絶対できなかったことなので、このリモート文化によって自分自身のCPUが格段にアップしたと感じています。それに応じて、スムーズに作業ができるスペックのマシンが求められるんです」

 

--確かに、出社していた頃のようなスキマ時間はなくなりましたね。

山口「以前は『ちょっと郵便局に行こう』とか『メンバーと立ち話する』みたいな雑用する時間がありましたよね? 振り返ってみると、リモートになってからそういうスキマ時間が減ってしまったな、と。在宅ワークが主流になると、スキマなく次々と仕事ができてしまうので、自分の働き方に合う仕事ツールを揃えていくのは大切な要素だと思います」

 

――そうですね。ツールのせいで仕事効率を下げることは避けたいところです。その点では、最新のCore i7-1165G7を搭載したHUAWEI MateBook X Proは安心できますね。

山口「あれ? でもこのノートPCにはWebカメラって付いていない?」

 

 

――実はここに……(ファンクションキーの並びにあるWebカメラを示す)

山口「え〜! すごい!! もっとはやく教えてくださいよ(笑)オフィスで働いていた頃って、ガジェット好きな社員とかが『これ知ってます?』なんて雑談できたりしたので、最新の面白い情報をシェアする場があったんですが、最近はそういう機会も減ったので、今のような面白いガジェットの機能は久しぶりにテンションが上がりました。カメラが出し入れできることは一見すると小さいことにも思えるかもしれないですけど、こういうちょっとした心をくすぐる仕掛け、大好きなんですよね」

 

 

ストレスなく、リラックスして働けるデスク環境を

――普段、タブレットはどのようなシーンで使われることが多いでしょうか?

山口「これまでは、直接書類にサインしていたのですが、リモートになってタブレットでサインする機会が増えましたね。あとは、審査員のお仕事などもいただくので、これまで紙の資料にメモしていたものを、タブレットに資料を転送して手書きメモを書き加えて、そのままメール送付とか。手書きを使う場面でタブレットは活用していますね」

 

――HUAWEI MatePad 11は専用タッチペンもあるので、合わせて使うとさらに便利かと。あとはデータ転送もドラッグ&ドロップでできるのも使いやすい点ですよ。

山口「確かに。あとサブモニター的にも使えるのかな?」

 

 

――はい。このタブレットと、ノートPC、ディスプレイを連携して使うことも可能です。資料をタブレットとノートPCの画面に表示させておいて、液晶でプレゼン資料を作成する……なんてことも。

山口「なるほど。今までPCはPC、タブレットはタブレットって独立していた感じがありますけど、それぞれで使えるプラス連携することで使い勝手がアップするのは嬉しい点ですよね。どこでもいつでも、タブレットとPCがあれば、自宅のデスクもオフィスのデスクも同じような環境で仕事ができるというのはポイント高いと思います」

 

――そうですね。

山口「良き相棒になってくれる、使い勝手が良いツールを選ぶというのは大事なことだと思います。機器に頼れるところは頼って、無駄なストレスを抱えることなく、リラックスして働けるデスク環境にすることがこれからは大事になってくるんでしょうね」

 

山口「(色々と操作しながら)タブレットのOSはHUAWEI独自のものなんですね! これは逆に面白いですね! この開発者コミュニティを作って、HUAWEI仕様を理解した開発者の育成をするといいと思いますよ。数年でHUAWEIのアプリ開発で、世界No.1のエンジニアになれる可能性があると思います」

 

多機能がベストではない。自分の環境にあったチョイスを

これまではオフィスにはマイデスクがあり、言わば「自分の城」のように好きなアレンジを加えることができました。しかし、自宅を職場にするとなると、そもそも家族との憩いの場をメインに作られた環境なので、書斎を設けるのが難しい、共働きのためリビングで作業しなければいけない、書斎があっても集中ができないなど、何かとストレスを抱えがち。

 

いかに快適な空間で、ストレスなく「仕事できるか」が重要であると、山口さんの取材を通じて感じました。慣れてきた今だからこそ、在宅ワーク環境を見直すことで次のステージに進むことができるような気がします。

 

働き方を変えるデスクの条件

その1『自分にとって、ストレスフリーなデスク環境であること』

ディスプレイのワイヤレス化、テレビ会議のしやすさ(同時作業がしやすい、声をしっかり拾ってくれるなど)、操作性のスムーズさ、起動の速さなど、仕事モードに集中できるデスク環境を整えるべし。

 

↑HUAWEI MateViewはワイヤレス投影機能を使えるが、USB-C、USB-A×2、HDMI、MiniDPなどさまざまなデバイスやアクセサリーを接続可能だ。電源はUSB-Cで確保できる

 

↑HUAWEI MateBook X Proは、最大5メートル(※)離れた場所からも声を拾ってくれる。また、1回の充電で11時間(※)利用可能。コードレスでもタフに使えるのは、場所や時間に縛られず魅力的だ ※ファーウェイテストラボのテスト結果に基づく

 

その2『裏切らないスペック、機能性』

複数の会議に参加する、手書き資料の作成が多いなど、手間を減らせる部分は、機械にしっかり頼るべし。多機能でもその機能が自分に必要なければ無駄なだけ。

↑ノートPCのセカンドスクリーンとしても使いやすいHUAWEI MatePad 11。4096段階の筆圧感度を搭載した「HUAWEI M-Pencil (第2世代)」と共に使えば、手書き資料やイラスト制作も思いのまま

 

その3『ディスプレイ、ノートPC、タブレット単体でも魅力あるものを』

連携して使うことがメインとしつつも、ひとつひとつの使い勝手が良いものを選ぶべし。シンプルなデザインなど、自分の気分をあげてくれるポイントがあるとなおよし!

 

今回ご紹介したHUAWEI製品は、あなたの在宅ワークをさらに加速させてくれるはず。ストレスなく心地よいデスク環境を作っていきましょう。

 

取材・構成/編集部 執筆/つるたちかこ 撮影/松川 忍、松浦文生

ワーク&ライフどちらも充実させる! 「HUAWEI Mate Family」がもたらす‟シームレスな暮らし”

在宅ワークの時間が増えた人もいるであろう昨今、お家の中の「ワーク」と「ライフ」それぞれの距離感はより密接に近づいています。

 

家族と過ごすリビングの中心で、時にノートPCを開いてメールチェックをすることもあれば、自室のPC環境で、充実したエンタメを楽しむという人も増えているのではないでしょうか。今は、ビジネスとエンタメそれぞれで適したデバイスを区分けるものではなく、ビジネス用途でもエンタメ用途でも優れたデバイスを活用していくのがスタンダードになっています。

 

本記事では、お家時間を有意義に変えるファーウェイの新たなディスプレイ、PC、タブレット群「HUAWEI Mate Family」を例に、ビジネスとエンタメが両立する暮らしの姿をお伝えしていきます。今回ご紹介するHUAWEI Mate Familyの商品概要は以下。

 

●HUAWEI MateView GT

HUAWEI MateView GTは、湾曲デザインが目を引く、アスペクト比21:9のディスプレイです。165Hz駆動のリフレッシュレートに対応するほか、解像度はWQHD(3440×1440ドット)、DCI-P3は90%カバー、10ビットカラー対応など、大画面で高解像度な映像を表示できる仕様になっています。ゲーミングモニターとしての活用をメインとして仕様です。

 

 

●HUAWEI MateView

 

HUAWEI MateView GTよりも汎用的に使えるディスプレイが、この「HUAWEI MateView」。アスペクト比(縦横比)3:2の4K表示対応28.2インチディスプレイに、PCやタブレットからのワイヤレス投影や最大65Wの充電出力など、様々な機能を詰め込んだ、多機能ディスプレイです。

 

 

●HUAWEI MateBook X Pro

HUAWEI MateBook X Proは2020年に発売された従来モデルから、搭載CPUを刷新。最新の第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサーを搭載しています。解像度3000×2000ドットの13.9型ディスプレイにより、より多くの情報を表示するだけでなく、動画鑑賞などのエンタメ用途でも活躍する一台です。

 

 

●HUAWEI MatePad 11

 

HUAWEI MatePad 11は、これまでのMatePadの中で最大となる10.95型ディスプレイを採用し、解像度はWQXGA(2560×1600ドット)、画面占有率は約86%を実現。また、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。

 

 

これら4製品がどのようにビジネス・エンタメ用途両方で高い性能を発揮していくデバイスか、ご紹介していきたいと思います。

 

ゲーミングモニター「HUAWEI MateView GT」をビジネス用途で使ったら?

まず、HUAWEI MateView GTは前述の通り、湾曲した仕様や高いリフレッシュレート、解像度の仕様から主にゲーミング用途で活躍する作りになっています。

 

一番のポイントである緩やかにカーブした21:9のモニターは、1500Rの最適なパネル曲率により、没入感をより高めるとともにモニターの隅々の画像まで見やすく、快適なゲームプレイ環境を提供。例えばバトルゲームであれば、フィールド全体を一瞬で見渡せられるなどのメリットがあります。

 

この湾曲したモニターはビジネスツールとしても有用と考えられます。デスクトップ上で複数のウィンドウ、アプリケーションを起動した際に表示領域が広いと、いちいちウィンドウを切り替えたり閉じる必要が減り、効率的な作業を生み出します。21:9のアスペクト比を持っている点において本機は、他のモニターよりもそういった処理にも適しているでしょう。

 

また21:9は、映画などの映像作品に採用されるアスペクト比で、動画鑑賞はもちろん動画編集といったクリエイティブな作業にも向いています。

 

HUAWEI MateView GTは、メールチェックや資料作りなどオフィスワーカーに求められるスタンダードな作業だけでなく、動画の編集や映像制作、イラスト仕事などのクリエイティブな仕事の効率化も叶えることが可能です。

 

具体的な暮らしをイメージするとやはり自室に置くべきデバイスで、日中は在宅勤務を効率化に進める表示デバイスとして活用。そして就業後には趣味のゲーム、動画鑑賞でリラックスしたり、自己表現として制作している動画編集にいそしんだりと、これ一台で多様な活用が想定できるアイテムです。

 

ゲーミングモニターというコンセプトですが、ビジネス・クリエイティブ用途にもぜひ一考いただきたいモデルです。

 

 

HUAWEI MatePad 11 × HUAWEI MateBook X Proでクリエイティブな時間を過ごす

10.95インチタブレット「HUAWEI MatePad 11」と、モバイルノートPC「HUAWEI MateBook X Pro」の2台は、両方を使うことで家やオフィスなどの作業も、出先での作業も120%の効率を引き出す組み合わせ。特にHUAWEI MatePad 11は、モバイル用途がメインとなるモデルですが、HUAWEI MateBook X Proと組み合わせることで、他にないオフィスデバイスへと変貌します。

 

その秘密はファーウェイのスマホ、タブレット、PCなどのモバイルデバイスで対応している連携機能になります。連携機能の1つ「マルチスクリーンコラボレーション」は、例えばスマートフォンとPCを連携させてPCのディスプレイ上にスマートフォンの表示画面を投影することが出来る機能。

 

もともとは、PC作業をしながらデバイスを移ることなくスマホ上でチャットなどの返答ができるといった使い方がメインでしたが、これまで出来なかったHUAWEI MateBookとHUAWEI MatePadでのマルチスクリーンコラボレーションが実現したことで、今まで出来なかった用途が可能になりました。

 

HUAWEI MatePad 11は、10.95インチとタブレットではスタンダードなディスプレイサイズで、ペンツールであるHUAWEI M-Pencil(第2世代)を使ってイラストを描いたりメモをとったりすることが出来ました。ただ、実際に精細なイラストを描こうと思うと10.95インチのディスプレイサイズはやや不足があることも否めなせん。しかし、そこで13.9インチのHUAWEI MateBook X Proと連携することで、イラスト制作がぐっとやりやすくなるのです。

 

実際の使い勝手について、漫画家・イラストレーターのzinbeiさんに使用感を伺ってみました。

 

マンガ家・イラストレーター

zinbei(じんべえ)

GetNavi webで「お酒と道草」をテーマにした連載作品「ほろ酔い道草学概論」を執筆中。どこかノスタルジックな味わいあるキャラクター・風景描写に定評があり、ウェブ・SNS・マンガメディアなど活動は多岐に渡る。Twitterアカウントはこちら

 

まずHUAWEI MatePad 11で描いてみた印象としては、HUAWEI M-Pencil(第2世代)の描き味もスムーズで好印象でした。マルチスクリーンコラボレーションで大きく描けると、タブレットでは見分けにくい小さな描き損じやゴミが見つけられるのもうれしいポイントです。あえて言えば、マルチスクリーンコラボレーションをした時に、PC側の解像度がタブレットの解像度で表示されるのでPCの解像度になったらさらに良いなと思いました。

 

HUAWEI MatePad 11にプリインされている「メモ帳」アプリでイラストラフを描いたのですが、背景をいくつか選べるのが一番気に入ったポイントです。特にグリッド背景は、イラストの作画にも役立つのはもちろんですが、自分はイラストでラフ案を考える際に画面に小さくいくつか構図を試し書きするのですが、グリッドがあるとその構図案が眺めやすかったり整理するのにも役立つなと思いました。

 

↑zinbeiさん作のイラストラフ。15~20分ほどでスムーズに作画できた

 

プロのイラスト制作でもこのように使い勝手が向上するということですが、一般ユースで考えるとより高い次元で趣味のイラスト制作に没入できたり、表示デバイスをまたがずにメモがとれたりといった「シームレス」な使い勝手がポイントとなるでしょう。

 

 

 

HUAWEI MateViewのディスプレイ性能で動画視聴をリッチに

最後に、すでにご紹介したHUAWEI MateView GTの兄弟モデル「HUAWEI MateView」をエンタメ用途で使ったケースをご紹介します。

 

HUAWEI MateViewの大きな特徴は、ディスプレイのアスペクト比(縦横比)に、3:2を採用していること。21:9のHUAWEI MateView GTと違い縦に長い比率となっています。解像度も縦に長い比率のため、3840×2560ピクセルと4K(3840×2160ピクセル)以上です。

 

この比率は、HUAWEI MateBook X Proも同じですが、この比率を動画鑑賞に使用するとどうなるのでしょうか? 動画の見え方としては、映画を見る際にはやはり上下に黒帯が発生。これは比率上、仕方ありません。ただやはり高い解像度はもちろん、DCI-P3色域を98%カバーする広い色域表示、10億7000万色のカラー表示などの高い表現力を持っているためPCで直接見る以上の没入体験ができることはもちろん、他の外付けディスプレイの中でも一歩抜きんでたリッチな動画再生を実現します。

 

暮らしのイメージとしては、表示領域が他のディスプレイよりも縦に長く効率的な作業時間を生みながら、ちょっとしたブレイクタイムや就業後にそのままリッチな動画鑑賞に移れる、というのがポイントとなります。HUAWEI MateView GTと比べてもより一般的な用途に対応しやすく暮らしになじみやすいのが、HUAWEI MateViewの大きなメリットでしょう。

 

 

HUAWEI Mate Familyを用いた3パターンの活用例をご紹介してきました。3つに共通するのは、どれもビジネスとエンタメ・趣味の時間の移り変わりを極力なくし、両方をシームレスに繋げることができる点です。

 

今や多くの人にとって、在宅ワークが働き方・暮らし方の大きな選択肢の1つとなっています。HUAWEI Mate Familyは各製品を揃えることで最大価値を発揮しますが、それぞれの用途にあったアイテムをセレクトして少しずつ導入しても十分に暮らしの変化は起こるはず。HUAWEI Mate Familyだからこそ生み出せる、シームレスな暮らしをどう自分の暮らしに導入していくか検討してみてください。

 

撮影/松浦文生

ファーウェイから新製品続々登場! ゲーミングマウスやモバイルバッテリーが10月下旬に発売

ファーウェイ・ジャパンは、PCゲームのプレイに最適なワイヤレスマウス「HUAWEI Wireless Mouse GT」と、ワイヤレス充電マウスパッド「HUAWEI Wireless Charging Mouse Pad GT」を10月22日に、薄型モバイルバッテリー「HUAWEI SuperCharge Power Bank 10000mAh(最大22.5W SE)」を10月27日に、それぞれ発売します。

↑HUAWEI Wireless Mouse GT/HUAWEI Wireless Charging Mouse Pad GT

 

市場想定価格は、HUAWEI Wireless Mouse GTが14000円、HUAWEI Wireless Charging Mouse Pad GTが9800円、HUAWEI SuperCharge Power Bank 10000mAhが4389円。

↑HUAWEI SuperCharge Power Bank 10000mAh(最大22.5W SE)

 

HUAWEI Wireless Mouse GTは人間工学に基づいた流線型のデザインで、握り心地の良さを追求。有線、Bluetooth、2.4Gの3種類の接続方法に対応しています。充電方法も有線とワイヤレスの選択が可能で、有線の場合は5分の充電で約35時間連続使用が可能。フル充電した場合は約350時間使用可能です。

 

最大16000のDPIと1000Hzのリフレッシュレートにより、精細なマウスコントロールが可能。自由にカスタマイズできる7つのプログラムボタンを搭載しているほか、内蔵されたカラフルなライトエフェクトも、様々なカスタマイズが可能です。

 

HUAWEI Wireless Charging Mouse Pad GTは、艶のあるブラックを基調としたデザインで、非常になめらかなポリマー素材を使用しています。USB Type-Cポートで電源と接続することで、Qi規格に対応した端末のワイヤレス充電ができ、同社の製品は急速充電にも対応。

 

安全面の対策も施されており、鍵のような金属物を感知したり、高温を検出すると赤いランプが点滅してお知らせします。充電が完了すると自動的に電源がオフになり、過充電や発熱を未然に防げます。

 

HUAWEI SuperCharge Power Bank 10000mAhは、PD規格とQC規格に対応し、双方向の急速充電と低電流充電モードの切り替えが可能で、スマホやタブレット、イヤホン、スマートウォッチなど様々な機器を充電可能。「低温・高温充電保護」「バッテリー過充電保護」などの安全保護機能を備えています。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。

MatePadシリーズ最新作「HUAWEI MatePad 11」に、新色「マットグレー」が追加!

ファーウェイ・ジャパンは、「HUAWEI MatePad」シリーズより、約11インチの大画面タブレット「HUAWEI MatePad 11」の新色「マットグレー」を10月22日に発売します。市場想定価格は5万4780円。

 

「HUAWEI MatePad 11」は、7月に発売したMatePadシリーズの最新モデル。スリムベゼルにより約10.95インチの大画面フルビューディスプレイを実現し、120HzのリフレッシュレートとHarman Kardonチューニングの迫力あるサウンドシステムで、動画鑑賞やゲームに最適です。PCやスマートフォンとの連携も進化し、別売の「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」や専用キーボードと組み合わせれば、イラストレーションやビジネスユースでの利便性も向上します。

 

主な仕様は、以下の画像の通りです。

外仕事を拡張する「最強のサブマシン」ーー10.95インチタブ「HUAWEI MatePad 11」の‟ビジネス力”を徹底解説

「テレワーク」という概念が普及し、場所を問わない働き方が求められるようになった昨今、どこでも使える取り回しの良いデバイスは重要な存在だ。自宅にスマートフォンしか所持していない人にとっては、PCライクな作業ができる端末は不可欠であるし、すでに据え置き型のデスクトップやノートPCを「母艦」として運用しているビジネスパーソンにとっても、外出時にさっと持ち出して書類のチェック等が行える「サブマシン」の存在は心強い。

 

これらの需要に適した選択肢の一つが、スタイラスペンや物理キーボードによって2 in 1風に運用できるタブレットである。今回は、ファーウェイ・ジャパンが21年夏に国内向けに発売した「HUAWEI MatePad 11」のWi-Fiモデルについて、紹介していきたい。

↑MatePad 11の価格は5万4780円(税込、以下同)

 

同機の価格は、本体が5万4780円で周辺機器の純正キーボードとタッチペンをセットにしても、7万5400円(Amazon.co.jpでの価格)で、2in1タブレット市場においては手頃だ(価格は2021年10月11日時点のもの)。当然、VPNなどの設定も行えるので、企業方針にはよるだろうが、「BYOD(Bring Your Own Device=私物端末の業務利用)」のモバイルデバイスとして使うこともできるだろう。

 

 

サブデバイスとして魅力ある機動性

読者の中には「外出時のサブデバイス=スマホ」という方もいるかもしれない。しかし、ディスプレイサイズの大きいタブレットならば、複数のアプリを大画面に表示できることで、作業の効率化につながる。特にOfficeやPDFなどの“書類”を扱わなければならないビジネスパーソンならば、この傾向は顕著だ。

↑10.95インチサイズのHUAWEI MatePad 11

 

HUAWEI MatePad 11のディスプレイサイズは10.95インチ。わかりやすく言えば、A4用紙の長辺を半分に折り曲げたものを重ねて、一回り余白があるサイズだ。要するに、WordをA4原寸大で表示したら、ちょうど書類の上半分が表示できるくらいになる。

 

HUAWEI純正のキーボード付き保護ケース「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard(for MatePad 11)」を装着すれば、物理キーボードでのタイピングもスムーズに行える。出先で長文のメールを作成したり、書類ファイルの細かい修正を行ったりするには十分。この11インチ前後というサイズ感は、持ち運ぶために大きすぎず、キーボードを使うために小さすぎず、という絶妙なバランスだ。

↑仕様にディスプレイ輝度は表記されていないが、最大にすれば晴れた屋外でも使えそう

 

キー・ストロークは1.3mmと深め。キーピッチは仕様に表記されていないが、手元のノギスで測ってみると17〜18mm程度はあり、キーとキーの間隔がやや広めだが、”ほぼフルサイズ”の感覚で使えた。慣れれば筆者のような文筆業でも問題なく使えるだろう。なお、このキーボードケースはマグネットで本体に固定でき、固定したタイミングでペアリングと給電を自動かつワイヤレスで実行してくれる。周辺機器管理の手間を減らせるという意味でも、使い勝手は良い。

 

↑端末カラーは爽やかな印象の「アイルブルー」

 

本体外形については、W253.8mm × H165.3mm × D7.25mmで、PC用のポケットがないバッグでも収納しやすい。なお、重量は本体のみで約485g、純正キーボードとペンを装着した状態で手元のキッチンスケールで測ってみると833gだった。これは、最軽量クラスのノートPCの本体重量とほぼ同じくらいの軽さだ。

↑ポートはUSB Type-C。スピーカーは側面に4基揃えており、動画視聴やビデオ通話などでも活躍

 

バッテリー持ちに関しては、フル充電時で40時間弱の連続駆動が可能(※)。さらに、バックグラウンドでのアプリ動作を制限する「省電力モード」を有効にすれば、50時間弱(※)まで延ばせる(上記数値は、設定アプリ内に表示されるバッテリーの残り時間目安を参照した)。

※使用アプリ、画面表示の設定や音声再生有無等の利用状況によって実際のバッテリー持ち時間がかわります。

↑左上のコーナー付近側面に電源キーと音量上下キーを配置

 

↑リアカメラの解像度は13MP。アプリを使った書類のスキャンなども精細に行える

 

 

ミニマルながらもマルチウィンドウの活用で作業効率化

OS標準の機能としては、複数アプリを同時に表示させる手段に注目だ。「アプリマルチプライヤー」を活用すれば、タブレットを横向きで使う際に、アプリを2画面並べて表示できる。ただし、こちらは対応するアプリが限られており、たとえば「Microsoft Office」アプリでは利用できない。

 

一方、一部アプリについては、縦長のミニウィンドウとして表示することが可能。ウィンドウサイズは微調整できるので、こちらの方が柔軟に使えそうな印象を受けた。たとえば、「チャットツールをミニウィンドウで使いながら資料を表示する」「ブラウザで調べ物をしながら書類を作成する」など、ミニマルな環境のなかで作業を効率化できる。

 

↑「ブラウザ」アプリをメインで起動しながら、「Office」アプリのWordを小さいウィンドウで重ねて表示している様子

 

また、同社が展開する対応スマートフォンを利用している場合、MatePad 11上に、仮想のスマホ画面を表示できる。同画面を通じて、ドラッグアンドドロップ操作で機器間のファイル転送処理が行えるようになるなど、ブランドを揃えた際のメリットは大きい。

 

ちなみに、MatePad 11では、OSにファーウェイが独自カスタマイズをした「HarmonyOS(ハーモニーOS)」を搭載する。Androidでお馴染みのアプリストア「Google Playストア」が利用できないが、「AppGalery」という同社独自のアプリストアが展開されており、たとえば「Micosoft Office」アプリはインストールできた。まだ出来てから日の浅いアプリストアという点で、配信アプリ数に心配がある人もいるかもしれないが、一般的なオフィスワークでのサブマシン運用を想定するならば、不自由はあまり感じないだろう(ただし、OSアップデート直後のバグ発生などは起こる可能性はあるので、注意しておく必要はある)。

 

ペン入力やディスプレイを活かせる応用力の高さも魅力

また、リモートで働くことを想定すると、意外と欠かせなくなるのが“手書き”だ。タッチ操作非対応のノートPCでも、別途ペンタブレットなどを購入すれば対応できるが、ノートPCを持った状態で、さらにペンタブレットも持ち運ぶというのは、取り回しの面であまり賢明ではない。特に在宅勤務や外回りの仕事では、十分なデスクスペースを確保できるとは限らないので、そういった点で、スタイラスペンが使えるタブレットは小回りが効き、省スペースな運用にもつながる点でありがたい。

↑やはり、ペンが使えるのは大きな魅力だ

 

HUAWEI MatePad 11では、4096段階の筆圧感度と傾斜感度に対応した純正スタイラスペン「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」が使える。特に、第2世代モデルは、ペン先が半透明になっているほか、丸みを帯びたデザインでグリップ感も安定するのが特徴だ。ペン軸のダブルタップ操作を行うことで、ペン先を消しゴムに切り替えるなど、素早い使い分けにも対応する。

↑第2世代の「M-Pencil」。側面の溝はMatePad 11の側面にフィットしており、マグネットで固定&充電できる

 

たとえば、メモアプリの「Nebo for Huawei」アプリを使えば、手書きのノートが作成できる。また、Officeアプリを活用して書類ファイルに電子署名をするような運用も可能だ。また、手書きの文字をテキスト変換できる「FreeScript」機能も備わっており、しっかり日本語も対応している。たとえば、ブラウザの検索ボックスにペンで文字を手書きすれば、それがテキストに変換されるわけだ。立ったままタブレットを使わなければいけないような場面や、派手にタイピング音を鳴らせない場面などで重宝するだろう。

 

また、カメラマンやデザイナー、編集者など、クリエイティブな職業では、データを確認するモニターとしてタブレットを運用したい人もいるかもしれない。その点、MatePad 11は対応する色域が広いので、正確な色味を把握しやすい。なお、ディスプレイ仕様については、WQXGA(2560×1600ピクセル)解像度で、画素密度275ppi。さらに1670万色をサポートし、DCI-P3の広域色もサポートしている。

↑ディスプレイは、写真やデザインの色味をなるべく正確に確認したい場合にも役立つ

 

特に、同社の対応ノートPCと連携させる場合、MatePad 11をセカンドスクリーン化できることは見逃せない。母艦にしたノートPCを利用している間も、モニターとしてMatePad 11を無駄なく活用できるのは嬉しいポイントだ。

 

 

機器のちょい足しやカスタマイズでさらに賢く運用も

MatePad 11は、SoCにQualcommの「Snapdragon 865」を搭載する。同SoCは、2020年のフラグシップスマホに多く搭載されたものだ。そのため、処理性能は十分で、一般的なオフィスワークを想定するならば、不安はあまりないと言える。ROMは128GB、RAMは6GBを搭載。なお、別途microSDカード(microSDXCカード)を用意すれば、最大1TBまでストレージを拡張することもできる。microSD分の追加費用はかかってしまうが、たとえば動画編集作業などを想定しており、128GBではストレージが全然足りないという場合には、拡張を検討しても良いだろう。

↑microSDカードでストレージを拡張できる

 

また、持ち運びを想定するとなると、気になるのがセキュリティ面だが、MatePad 11は顔認証に対応しており、セキュリティと利便性を両立しやすい。さらに、対応するウォッチなどがあれば、Bluetooth接続を前提に認証過程をスキップできる「スマートロック解除」機能も用意されている。これを活用すれば、マスクを装着する機会が増えた昨今でも、ストレスなく運用できるはずだ。

↑屋外へ携行することを考えても、セキュリティ面がしっかりしつつ、使い勝手がよいのは重要だ

 

さらに、設定したパスワードや生体認証を用いないとアクセスできないファイル保存場所を作る「セキュリティボックス」機能や、同じく認証しないと開けないホーム画面を作る「PrivateSpace」を備えていることも、ファーウェイデバイスならではの機能。たとえば、ビジネスシーンで秘匿性の高い情報を扱わなければならない一方で、家族のいる自宅では動画視聴やゲーミングなどのエンタメ用途に使うかもしれないという場合には、こうした機能をカスタマイズすることで、安全な運用が可能になるだろう。

↑「PrivateSpace」として設定した暗証番号で認証すると、通常のデバイスとは切り離されたホーム画面、データ等にアクセスできる。PCでいうところのユーザーを切り替えてログインする機能に近い

 

場所を問わずに使える機動性、ミニマルな環境のなかで作業を最大限効率化できる機能、周辺機器を用いた際の拡張性——と3拍子揃ったHUAWEI MatePad 11。「スマートフォンしか持っていなくてPC風のデバイスを安く入手したい」「外出時のサブデバイスが欲しい」と思っていた人は、ぜひ検討の際に思い出してほしい。

 

 

撮影/松浦文生、井上 晃

3:2の4K多機能ディスプレイ「HUAWEI MateView」をジャッジ! 在宅ワークスペースを大きく変えるその実力は?

コロナ禍がいつまで続くのか分からないいま、会社に出社せずに働く、リモートワークもかなり一般化しました。自宅に上質なワークスペースを整えるうえで、こだわりたいアイテムのひとつが、作業効率を高めるディスプレイです。

 

そこで今回紹介したいアイテムが、「HUAWEI MateView」。アスペクト比(縦横比)3:2の4K表示対応28.2インチディスプレイに、PCやタブレットからのワイヤレス投影や最大65Wの充電出力など、様々な機能を詰め込んだ、多機能ディスプレイです。ビジネスはもちろん、日常をも充実させてくれるその魅力を、サブディスプレイがないと生きていけないほどマルチディスプレイ環境に慣れた筆者が、1週間のレビューで感じた実感も交えながら語っていきます。

 

 

 

【HUAWEI MateViewの詳細を写真でチェックする】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

 

自宅ワークスペースに設置するディスプレイを選ぶうえで、筆者が特に重要視しているのが、下記の3つです。

 

1.省スペース性

同一サイズのディスプレイであっても、占有するスペースの広さには大きな差があります。厚みや、脚の大きさなど、実際に設置してみたら「思ったよりデカい……」なんてことは少なくありません。厚みのあるディスプレイを選んでしまったために、目と画面の距離が近くなってしまい、眼の疲れを招くことだってありえます。

 

ディスプレイにとって最大の役割が「情報を表示する」ことである以上、画面の大きさは妥協すべきではありませんが、アイテム選びの際は”画面外の”サイズにも注目するべきです。特に、奥行きが狭いデスクを使用している場合は要注意でしょう。

 

2.機能性

ノートパソコンとディスプレイ。この2つ以外をデスク上に置かず、作業ができたら、省スペース性の観点からもよい作業環境を作れます。

 

そのため、自宅ワークスペースに設置するディスプレイには、それ1枚で完結する、機能性を持ったものを選ぶべき。ディスプレイを用意したあとになってから、“かゆいところに手が届かない”のは、避けたいものです。また、長い時間向き合うものですから、仕事疲れの要因にもなりえます。それゆえ、目の疲労を軽減する、ブルーライトカットの機能はほぼ必須だと、筆者は考えています。

 

3.プライベート活用

自宅をワークスペースとして活用するにしても、そこが書斎であったり自分のプライベート空間を兼ねる人もいると思います。なので、ディスプレイは能率を最大限引き出すデバイスであるとともに、ゲームや動画鑑賞などのプライベートを充実させる用途でも活用できると、そのありがたみは格段に上がります。

 

これら3つの観点を重要視しているわけですが、HUAWEI MateViewの実力がどれほどのものだったかご紹介していきたいと思います。

 

軽量で設置しやすい設計

MateViewは、28.2インチでオフィス向けディスプレイとしては大型なモデルでありつつ、無駄がそぎ落とされた省スペース設計になっています。設置に必要な奥行スペースも小さく、しかも男性の片手で持てるくらいの重さなので、その画面サイズと反して設置のしやすさはかなりの高水準です。画面の高さは、上下110㎜、向きは-5~18°の範囲で容易に調整できるので、カスタマイズ性もあります。

↑画面を下げた状態。実際に触ってみると、その可動域は広めな印象です

 

トップ・サイドのベゼル厚はわずか6㎜に抑えられており、ディスプレイ表面の画面が占める割合はなんと94%。奥行の狭さ、アルミニウム合金のボディがもたらす上品さと相まって、ミニマルさに加え、インテリアとしての上質まで感じさせる佇まいです。

↑ディスプレイ角度の変更もワンタッチで可能です

 

さらに、本品には電源以外のボタンは設置されておらず、入力切替などの操作は、画面中央下のスライドスイッチから行います。操作性は抜群で、筆者は何度か操作してみたら、あとは案内を見ずとも操れるようになりました。

↑スライドスイッチは、画面正面の中央下部にあります。ボタン式ではなく、タッチとスライドで操作します

 

また、脚部には、スピーカーのほか、外部機器への給電が可能なUSB-C差込口が内蔵されていて、スペースを無駄なく使い、機能を凝縮しています。

↑スピーカーは脚部正面と背面に内蔵。右側には、上からUSB-Aポート×2、USB-Cポート、ステレオミニプラグ、電源ボタンが見えます

 

「スペースは限られているが、大きなモニターを設置したい!」MateViewは、そんな方にぴったりの一台になっています。

 

また、本品の脚部右脇についているUSB-Cポートは、最大65Wの充電出力に対応しています。この65Wという数字は、ノートパソコンの充電もできるほどの高出力です(※)。

※環境温度により外部充電電力が低下する場合があります。実際の外部充電電力は、接続されているUSB-Cデバイスの充電容量に左右されます。

↑65W出力に対応したUSB-Cポート(画面左中央)。背面には、画像入力用のHDMI、MiniDP、給電用のUSB-Cポートがあります

 

なので、MateViewを使っていれば、卓上にコンセントを設置せずとも、ディスプレイから延びるコード1本でノートPCの充電ができてしまう、というわけ。PCの充電器はスマートフォンなどの充電器と比べてサイズが大きいですから、それがコード1本だけでよくなる、というのは省スペース性の意味で大きなポイントです。

 

 

4K対応アス比3:2の画面に、ディスプレイ2枚ぶんの情報を表示できる

MateViewの大きな特徴は、ディスプレイのアスペクト比(縦横比)に、3:2を採用していること。ほとんどのディスプレイ、あるいはノートパソコンが採用している16:9に比べ、縦にやや長く、新規性の強いサイズとなっています。本品の解像度は、3840×2560ピクセル。縦に長くなっているぶん、本品の解像度は4K(3840×2160ピクセル)を超えます。

↑3:2と、16:9の場面の比較。3:2の方が、多くの情報を表示できます

 

3:2のディスプレイは、16:9のものと比較して縦方向に最大18.5%多くのコンテンツを表示できます。縦方向にスクロールする時間を節約できるので、仕事の効率化につながるのはもちろんのこと、高解像度に対応しているため、一度に3つのウェブページを縦に並べて比較するなど、従来のディスプレイではなかなかできなかった使い方も叶えてくれます。筆者は24インチのディスプレイ2枚でマルチディスプレイ環境を作っていますが、このMateViewは、「ディスプレイ2枚以上の情報を1枚にまとめて表示できる」ような感覚を私に与えてくれました。

 

ちなみに筆者の場合、本品の解像度をわざとフルHD相当まで下げて使うこともありました。というのも、画面が大きいぶん、解像度を下げれば文字サイズが大きく表示されるので、画面を手元から離して設置しても文字や画像がよく見えます。画面を近くで眺めているとどうしても疲れてしまいますから、その軽減のためにMateViewの大画面を活用したのでした。

 

なお、本品にはブルーライトカットモードも搭載されていて、もちろん筆者はフル活用。画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー機能も搭載しているので、目をいたわるにも良いディスプレイといえます。

 

 

タブレットとのワイヤレス接続は、デザイン作業に活かせる

MateViewの新規性の強い機能として、スマートフォンからの、ワイヤレス画像投影に対応していることが挙げられます。

↑本体脚部にある、HUAWEI MateViewベースのマーク

 

本体の脚部にある上記マークに、対応のファーウェイ端末をタッチすると、スマホの画面をワイヤレスで本品に投影可能。スマホ画面の操作がMateViewの画面を通して行えるようになります。

 

また、ミラキャスト対応のノートPCやタブレット端末からワイヤレスでの画面共有ができます。クリエイティブな作業が多い方にはありがたい機能ですね。

 

ワイヤレスでの画像投影となると遅延があるのではと気になる方もいるかもしれませんが、筆者が試した限りでは、遅延によるストレスはありませんでした。その点では、安心して購入できる商品です。

 

MateViewの機能性でもう一つ触れておきたいのが、ノイズキャンセリングに対応したデュアルマイクを内蔵していること。このマイクは、最大4メートル離れた場所からの声も拾えるので、画面から多少離れて作業していてもオンライン会議に対応できます。

 

↑パワフルなサウンドを生み出す設計

 

また、本品の脚部に内蔵された5W×2台のデュアルスピーカーは、ディスプレイ内蔵であることを感じさせないどっしりした強さのある音を鳴らします。画面は10億7000万色が表示可能で、シネマレベルの色域に対応していますから、その美麗な映像とあわせて、ホームシアターにもなってしまう一台です。

 

 

ビジネスはもちろん、「あらゆる時間」を充実させる一台

MateViewが一台あれば、仕事はもちろん、プライベートの時間の楽しみをも、確実に拡張してくれます。インテリアとしての存在感もバッチリで、これが一台あるだけで部屋がおしゃれに見えるような、そんな感覚すら所有者に与えてくれるでしょう。

 

ワンランク上の在宅勤務、そして仕事後の時間を豊かに充実させるHUAWEI MateViewを、ぜひチェックしてみてください。

 

 

撮影/松浦文生

独自機能もりもりの「HUAWEI MateBook X Pro」を使い込みレビュー! 「仕事で手放せない!」とやみつきになったそのワケは?

ファーウェイの「HUAWEI MateBook X Pro 」は、アスペクト比3:2の13.9インチディスプレイを搭載した、ハイエンドノートPCです。薄型・軽量の持ち運びやすいボディに、ビジネス用途の端末に必要とされる要素をギュギュッと凝縮したこの一台を、在宅から出先での作業も多く幅広いシチュエーションで仕事をしている筆者が1週間ガッツリ使用してみました。

 

その前に、HUAWEI MateBook X Proの基本スペックについてご紹介します。

↑HUAWEI MateBook X Pro。価格は27万4780円(税込)

 

HUAWEI MateBook X Proは2020年に発売された従来モデルから、搭載CPUを刷新。最新の第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサーを搭載しています。16GBメモリ、1TB SSDという取り回しのいいストレージ容量で多くのデータを持ち運ぶビジネススタイルとの親和性が高いのも特徴。また、解像度3000×2000ドットの13.9型ディスプレイにより、より多くの情報を表示するだけでなく、動画鑑賞などのエンタメ用途でも活躍する一台です。

 

 

【HUAWEI MateBook X Proの詳細を写真で見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

 

今回は、HUAWEI MateBook X Proの性能を「ビジネスシーン」での使い勝手を踏まえてチェックしました。まず、ビジネスノートパソコンに求められる必須の要素として、第一に挙げられるのが軽量性・携帯性です。どのような職種でも、パソコンを持って移動することは多いですし、オフィスでは、使用できるスペースも限られています。大きなPCでデスク上を占有してしまうと、他の作業が不便になりかねません。

 

また、快適な操作性も重要。ビジネス用途である以上、連日長時間連続して操作をすることになりますし、操作がしづらい端末を使っていたら、当然ストレスが溜まります。加えて、入出力端子をはじめとした、外部端末との連携も必要でしょう。現代では、PC1台でビジネスが完結することはありませんし、そこでのやり取りに支障があっては仕事の効率に直結します。今回は、小ささ、操作のしやすさ、外部との連携という点を意識しながら、本品をレビューしていきます。

 

縦横比が3:2の画面が、縦スクロールを減らし、作業の効率を上げる

このノートパソコンの特徴として、筆者がまず挙げたいのは、本品が搭載する13.9インチディスプレイのアスペクト比(縦横比)です。ノートパソコンのディスプレイやモニターでは16:9のアスペクト比が採用されるのが主流ですが、本品では、それよりやや縦に広い3:2を採用しています。これが、オフィス用途には嬉しい効力をもたらしてくれます。

 

 

筆者は、ライターという職業柄、WordやGoogleドキュメント、あるいはWordpredssなどの原稿入力画面とにらめっこしていることが多くあり、これらの画面はもちろんすべて縦スクロール。文章を推敲するときをはじめ、縦方向に画面をスクロールする機会が増えるため、マルチモニタ環境では、画面を縦に設置しているほど、「縦」にこだわった作業環境を作っています。

 

でも、いつも同じ作業スペースで仕事をしていると煮詰まってしまうもの。たまにはお気に入りのカフェなどに出向いて、外で仕事をしたくなることも少なくありません。そういったときは、いつものマルチモニタ環境から抜け出すのですが、このMateBook X Pro 2021であれば、縦スクロールのストレスがほかの端末に比べて軽減されるというわけです。

 

↑より多くの行を表示できる

 

3:2のディスプレイを使うのは初めてでしたが、これは確かに使いやすいと感じました。普段使いしているPCのディスプレイが、このアスペクト比に変わらないかなあ、と思わされるくらいには。

 

今回は、テキスト入力画面を例に出しましたが、現代のウェブページは縦長で構成されていることがほとんどです。アスペクト比が3:2のノートパソコンを使ったことのない方は多いかと思いますが、本製品を使ってみたら、この小さな違いは大いに歓迎されることでしょう。

 

このディスプレイ、視野角も178度ととても広く、死角なし。LTPSディスプレイなので、コントラストが強く、その描き出す映像は鮮やかです。しかも、タッチパネルになっていて、複数の指での操作が可能。目の疲労を軽減する、ブルーライトカットモードも搭載しています。まさに至れり尽くせり、抜群の操作性で、オフィスユースのノートパソコンのディスプレイとしては、100点満点と言って過言ではない出来栄えといえます。

 

 

大きな画面と両立した、薄さ・軽さ。持ち運びもラクラク

さて、画面が縦に大きくなったということは、本体のサイズが大きくなったり、重くなったりしているのでは? と思われるかもしれません。が、MateBook X Pro 2021には、そんな心配はご無用。本品の厚さは14.6mm、重量は1.33kgと、とにかく薄く、軽いです。

 

↑本品の薄さがよく分かる1枚です

 

平置きしたサイズはA4のクリアファイルとほぼ同じかやや小さいくらい。13.9インチのディスプレイを搭載しながら、筆者が普段使っている13インチのノートパソコンと変わりないサイズです。このサイズを可能にしているのが、極薄のベゼル。ボディの画面占有率は約91%にもなるこの画面を眺めていると、スタイリッシュさすら感じます。

 

↑ベゼルがとにかく狭い

 

筆者は本品をリュックやトートバッグに入れて持ち運んでみましたが、重さや大きさが気になることはなく、ハイエンドCPUを搭載した本品のスペック比で考えれば、「PCを入れているのにこんなに軽いのか」と思わされるほどでした。

 

↑ボディカラーには個性的なエメラルドグリーンを採用

 

この性能が高く、使い勝手の良いアスペクト比を持ったディスプレイが持ち運びやすいという点で、本製品の価値の多くが説明できるとも言えます。ご説明した通り、ビジネスシーンでの効率化はもちろんですが、ちょっとしたウェブブラウジングでも手に入る情報量の多さが変わってくるため、このディスプレイがどこでも堪能できるということには大きなメリットがあると断言できるでしょう。

 

 

カメラはキーボードに内蔵。オンライン会議でも活躍

ところで、本製品のカメラはなんとキーボード面に搭載されています。ファンクションキーが並ぶ、キーボードの最上段中央にあるボタンを押すと、ひょっこりと小型カメラが出てくる仕組みです。キーボード上ににカメラがあると、オンライン会議中にタイピングをしたら指が映り込んでしまうのではと思いましたが、筆者が使った限りでは気にするほどのものではありませんでした。カメラがキーボードに内蔵されているパソコンは珍しいですが、これも本製品の小型化に寄与しています。

 

また、本品は最大5メートル先の音を拾いつつノイズを排除するマイク、小型ながら十分な音質を備えたクアッドスピーカーを装備。昨今多くなったオンライン会議でも十分に活躍してくれます。

↑キーボードの中からカメラが出現

 

USB-Cに加え、USB-A端子も装備! 外部端末が使いやすい

モバイルPCと言われるとこれまた気にかかるのが出力端子の数。それについても、本品はUSB-C2つ、ステレオミニプラグに加えて、小型の機種ではしばしば省かれがちなUSB-Aもしっかり搭載しているのが大きな評価ポイントです。

↑画面向かって右側に搭載されているUSB-A端子

 

↑USB-C端子は充電にも使用します

 

近年ではUSB-Cがかなり普及してきましたが、それでもUSB-Aを使うケースは少なくありません。実際、筆者が普段使っているPCにはUSB-Aの端子がなく、マウスのレシーバーをつけるためだけにハブを装着して利用していますし、USB-A端子がひとつあるだけで喜ぶユーザーは多いでしょう。カードリーダーや外付けドライブなど、USB-A端子のデバイスにビジネスシーンで思いがけず出会うケースは想定されますし、これがあるだけで安心感が違います。

 

また、電源ボタンで指紋認証ができるので、セキュリティ面も安心です。顔認証・虹彩認証のモデルも増えていますが、やはり咄嗟の安全性で言うと起動時点でセキュリティが設けられていることが最も安心であることは、間違いないでしょう。

↑キーボード右上のボタンで指紋認証を行えます

 

 

高性能CPUを採用し、メモリは16GB。プライベートにも活用できる

ここまで書いてきた、画面の機能性や小型・軽量といったポイントから、MateBook X Proは、ビジネス用途におけるモバイルPCとして、かなり高いポテンシャルを秘めています。ですが、本製品は性能面も優秀です。

 

パソコンの心臓ともいえるCPUには、第11世代インテル Core i7-1165G7プロセッサーを採用。ゲーミングPCにも採用される、ハイスペックなCPUです。メモリは16GBを搭載していますし、Adobe Photoshopなどのクリエイティブ系ソフトも十分動作します。

 

 

グラフィックボードは搭載せず、CPUに内蔵GPUとして組み込まれたIris X グラフィックスがその役割を果たすことになりますが、こちらも十分高性能。マルチモニタ程度の負荷であれば快適に動作しますし、多少の動画編集であれば十分なスペックです。パソコンは高い買い物ですから、仕事だけでなくプライベートにも利用したいという方も少なくないはず。ビジネス以上のスペックを要求される用途にも耐えうる性能を持っていることは特筆に値します。

 

高性能パソコンの宿命ともいえる排熱ですが、もちろん熱は出るものの、例えば膝の上で作業をしていても「熱いなあ」と感じるほどではありませんでした。ただし、バッテリーを充電しながら使用した場合、より多くの熱が出たように感じました。しかしそれでも作業に支障が出るほどではありません。電車内で膝の上に乗せて作業をしていたら熱い! なんていうのは困りますし、ビジネスユースのPCである以上、どこでも使える利便性は大切でしょう。

↑膝の上で使っていて、重さも排熱も気になりません

 

操作性もバッチリ! 30分の充電で4時間動くバッテリー(※)で充電を忘れても安心

キーボードの配列や打鍵感、そしてタッチパッドもかなり好印象でした。まずキーの配列は、”徹底的なクセのなさが特徴”という印象です。ノートパソコンは基本的に外付けキーボードを使わずに使用することになりますから、その配列が自分の肌に合うかは非常に重要。同じ日本語配列であってもメーカーによって微妙な違いがあり、特定のキーの場所が違うところにあって戸惑うこともあります。もし不満を持っても、あとになってキーボードだけ買い直すなんてことはできません。

 

ですが本製品のキー配列は至って標準的な構成のため「この配列だと使いにくい!」という人は多くはないはず。キーボードにはうるさい筆者も、とても快適に使用できました。標準的でないところがあるとすれば、F6キーとF7キーの間に、カメラが仕込まれていることくらい。とはいえ、ファンクションキーを押す機会はそれほど多くありませんから、キーボードの配列において、このカメラが気になる人はまずいないでしょう。

↑キーの配列。かなの表記はありません

 

本製品は、液晶ディスプレイより消費電力の少ないLTPS液晶ディスプレイを採用するなどして、”本来の”省エネも実現できており、バッテリーはオフィスワークなら約11時間持続します。これなら、丸一日外で作業していても、充電切れに悩まされません。個人的に、それ以上に嬉しかったのが、30分の充電で4時間の作業が可能になる(※)という急速充電性能。というのも、筆者はデジタル端末に囲まれて生活していながら、充電を忘れがちなのです。でも、30分で4時間使える(※)のなら、出かける前にちょっと充電しただけである程度の作業が可能になります。

※本体の画面をオフにした状態(スリープモードまたは電源オフ)で充電した場合。データはファーウェイラボによるテスト結果です。

 

 

スマホやタブレットとの画面共有&ファイル送信機能が便利すぎる

MateBook X Pro 2021は、Huawei Shareやマルチスクリーンコラボレーションといった機能に対応しています。これにより、ファーウェイのスマートフォンやタブレットと画面を共有し、しかもそれをPC上から操作できるようになります。そしてなんと、スマホ上のファイルをPCに転送することも、その画面上でできてしまうのです。

 

 

筆者は普段、iPhoneとMacBookの間で画像を送信するのにAirDropをよく使っているのですが、正直、それより便利に感じました。AirDropだとスマホとPC、双方での操作が必要ですが、Huawei ShareであればそれがPC上だけで完結します。

 

EMUI 11以上を搭載した一部のファーウェイ製スマートフォン、およびPC Manager 11以上をインストールされた一部のHUAWEI MateBookでのみサポートされている機能ではありますが、対応端末をすでにお持ちの方であれば、MateBook X Proを買う必然性が一気にアップすることは確実です。この機能を試してみて、筆者は一気に本製品が欲しくなりました。

 

ビジネスシーンで手放せなくなってしまいそうな一台

MateBook X Pro 2021のレビューを一言に集約するなら、あらゆるビジネスユーザーに不満を抱かせない「安心しておすすめできるパソコン」です。

 

独自機能が細かくかゆいところに手が届いているので、メリットを挙げればキリがないのですが、大きく上げるなら「独自のハイスペックディスプレイ」「程よく十分な端子による拡張性」「それらをどこでも持ち運べるサイジング・デザイン」という3つにまとまるかと。

 

筆者は、デジタル系ライターという職業柄もあって、友人からパソコンを購入する際のアドバイスを求められることが少なくありません。そのたびに、それぞれのやりたいことを聞いてから最適なOSとスペックを考えているわけですが、MateBook X Proなら、その高い機能性・操作性から、ハイエンドな高性能なGPUを要求されるような高負荷作業をする人でもない限り、「まずはこれ触ってみ?」と推薦してしまいたくなっています。

 

現代のビジネスノートに求められるポイントを機能・性能の面でしっかり揃え、それでいてユーザーに喜ばれる工夫を随所に折り込んだ本製品。ハイスペックがもたらすビジネスシーンでの恩恵と、かゆいところに手が届く独自機能の設計に、まさに手放せなくなってしまいそうな一台と言えるでしょう。

 

最後になりますが、「MateBook」シリーズには15型モデルの「HUAWEI MateBook D15」もラインナップ。画面占有率約87%の大画面フルビューディスプレイにハイレベルのスピードとパワーを実現しています。ホームノート用途を中心にPCを探している方は、こちらも参考にしていただくといいでしょう。

↑HUAWEI MateBook D15。インテル Core i3モデルが8万4800円、インテル Core i5モデルが11万9800円(ともに税込)

 

 

撮影/松浦文生、我妻慶一

沖縄在住のマンガ家がレポート! 「ファーウェイタブレット」にしかできない使いこなし術

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今年4月に発売されたファーウェイの新タブレット「HUAWEI MatePad 10.4」(税込価格:3万3880円)。前バージョンからメモリの増量やCPUのバージョンアップにより、さらに快適な操作性を実現したモデルです。

 

 

HUAWEI MatePad 10.4は、約7.9mmのスリムベゼル仕様の2Kフルビューディスプレイを搭載した、10.4インチタブレットです。約7250mAhの大容量バッテリーにより、約12時間のローカルビデオ再生ができ、充電切れの心配がないのも大きな特徴。加えて、まるで紙の本を読んでいるかのような機能「eBookモード」や、高音質スピーカーによるオーディオサウンド、また、イラストを描くのに最適な「HUAWEI M-pencil」にも対応しており、さまざまなエンタテイメントの場面でも活躍します。

 

 

本記事では、沖縄在住のマンガ家、空えぐみさんに、実際にHUAWEI MatePad 10.4を使っていただきました。空さんは、普段からタブレットで動画視聴やマンガを読むのはもちろん、マンガの制作に、タブレットのメモアプリやペイントアプリを使っているそうです。多数のガジェットを使用した経験があり、そのぶん失敗も多くしてきたといいます。

 

そんな、デジタルガジェットに詳しい空さんのレビューをもとに、HUAWEI MatePad 10.4の魅力をご紹介します! それではまず、空さんのレポートマンガをお読みください。

 

■マンガを描いた人

マンガ家

空 えぐみ(そら えぐみ)

沖縄のマンガを描く為に3年前に移住したのち、現在「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」をくらげバンチにて連載中。Twitterアカウントはこちら

 

 

 

 

 

マンガ制作を中心に、HUAWEI MatePad 10.4ならではのさまざまなすぐれた機能を紹介していただきました。それでは、実際の空さんのレビューコメントを交え、その魅力をさらに詳しく紹介していきたいと思います!

 

 

レビュー1:基本スペックと快適な動作性について

 

まずは本製品の「動作性」を中心にコメントを紹介したいと思います。

 

空「私がタブレットでイラストを描くときに重要視するものは、『表面ガラスの厚さ』です。Windowsタブレットではガラスが厚く視差が生じていたのに対し、本製品は表面ガラスが薄く、描画位置との視差が生じないので、非常にすばらしいと思いました。ペンを浮かした状態でカーソルが出たら、もっと描きやすくなるかも?」

 

視差が生じないことにより、より細やかな描画をすることが可能に。またHUAWEI MatePad 10.4は、高レスポンスでラグがなく、まるで紙に描いているかのような感覚で直感的に描画することができたようです。

 

描画に関わる本製品の快適性についても空さんは満足いったよう。それらの動作をスムーズにしている理由は、「HUAWEI Kirin 820オクタコア」です。ファーウェイ独自開発のNPUを採用し、高度なエネルギー効率と計算能力を備え、高速で安定的な操作が可能となっています。

 

レビュー2:ペンの使い勝手と描きやすさについて

 

空さんにとって一番注目のポイントであったろうペンと、その「描きやすさ」はどうだったのでしょうか?

 

空:「ペンの充電に専用機器が必要なのが手間だなとも思いましたが、使い心地はとても良かったです。サラサラ描けるので、マンガのネーム、下書き作業にも役立ちそうです。ペン入れも慣れれば描けると思いますが、人によりそう。ペーパーライクフィルムを使うともっと描き心地が良くなりそうだと思いました」

 

HUAWEI MatePad 10.4は「HUAWEI M-pencil」に対応しています。HUAWEI M-pencilは、最大4096段階の筆圧を感知するスタイラスペンで、アナログのように滑らかに描くことができます。また、20秒のワイヤレスチャージで約10分、30分で約10時間の使用が可能となっており、パワフルなバッテリーによる長時間稼働も可能にしたペンです。

 

空さんは、タブレットでマンガ作業をする際には「メモ」アプリにも注目するそうです。HUAWEI MatePad 10.4の評価は以下。

 

空:「メモアプリの仕様は良い意味でクセがなく驚くほどすぐに使いこなせました。特に『えんぴつペン』は描き味がとても良くて、ラフスケッチなどにも使えますね。描いた絵を挿入するとき、文字がかぶってしまうので、そこの設定がしやすくなれば文句なしです」

 

 

ファーウェイのメモアプリでは、手書き機能で絵や文字を書き込むことはもちろん、重要なメモを共有したり、メモをお気に入りに追加したり、ToDoリストを作成したりすることも可能です。また、プリインストールされているアプリケーション「Nebo」では、手書きの文字をデジタルに変換する機能があり、同じくプリインストールアプリケーションの「MyScript Calculator」には、手書きの数式を自動で計算し、答えを出してくれる機能が搭載されています。

 

レビュー3:エンタメ性能について

 

HUAWEI MatePad 10.4は、動画を観たり「eBookモード」で電子書籍を読んだりとエンタメ用途にも便利なタブレット。そんなエンタメ性能については、どうだったのでしょうか? まずはディスプレイについて。

 

空:「ディスプレイは、撮った写真を取り込んだときに海の青と緑の差がはっきり出ていて、発色がすごくよいと感じました。この色合いなら色々な写真を閲覧する楽しみがぐっと上がりそうです」

 

470nitの高輝度2K(2000×1200ドット)ディスプレイを搭載したHUAWEI MatePad 10.4。そのため、写真や映画鑑賞はもちろん、ゲームをしたりイラストを描いたりするときにも最適です。また、色味の変更や、周囲の光に合わせて輝度を最適化する機能も搭載しているため、画面を自分の好きな色味に変更することもできます。続いて、動画にも関わるサウンドについて。

 

 

空:「これが本製品ではいちばん驚いたところです。音楽や動画も視聴してみましたが、人の声が特に聞きやすいなと感じました。個人的にはよく動画視聴をするので、声の聞こえやすさはすごく嬉しいところです」

 

HUAWEI MatePad 10.4は独立した4つの高出力スピーカーを搭載しています。この4つのスピーカーは世界的な音響ブランド「Harman Kardon」の監修によるクアッドスピーカーで、独自のサウンドチューニングにより、良質な聴き心地で映画や音楽に没入することができるのです。大音量でも音割れの心配はなく、臨場感あふれる大迫力のオーディオサウンドを聴くことができます。マンガのように、リラックスタイムに心地よい波の音を聴くのもいいですね。

 

まとめ:やっぱりコスパに驚いた!

 

最後に、空さんにとってHUAWEI MatePad 10.4の総合評価はどんなものだったのかを聞いてみました。

 

空:「はじめて値段を聞いた時は驚きました。自分としてはペン対応タブレットはiPad、Windows PC、Androidとさまざまなものを触ってきましたが、『HUAWEI Matepad 10.4』が一番安価。この価格帯でのペン対応タブレットは線がヨレたりするのですが、本製品はしっかりと線がひけたのも驚いたポイントです。iPadの半分以下の値段で買えるので、気軽にタブレットで絵を描きたいという方にはとてもオススメできると思います!」

 

あらためて、「HUAWEI MatePad 10.4」はなんと税込で3万3880円。ハードウェアとしての性能が非常に高いにもかかわらずこの価格。かなりコスパにすぐれたデバイスです。機能性にも優れていて、特に空さんが注目したのは意外なあのモード。

 

空:「キッズモードのアプリ制限機能を小さい子ども用に使うのではなく、サボり防止機能として使えるのではないかと思いました。ブラウザを10分制限してネットサーフィン防止など」

 

「キッズモード」では、アクセス設定をパーソナライズすることができ、アプリケーションの制限や時間管理が可能となっています。アプリケーションを起動する制限をかけることができるので、作業中についついほかのアプリケーションを開いてしまうことを防止できますし、〇〇分は作業に集中する!と時間を決めて制限をかけることができるのもよい点です。マンガ家の空さんならではの使いこなし術ですね。

 

HUAWEI MatePad 10.4は、多くの性能を持ちあわせているぶん、人によって用途が大きく異なるものでしょう。空さんのようにマンガを描くのはもちろん、ビジネスや趣味のために使用する人もいれば、デジタルメモや映画鑑賞のために使用する人もいるかと思います。

 

どの用途で使用しても、満足のいくデバイスです。空さんの「サボり防止キッズモード」のように、皆さんならではの使い方で、「HUAWEI MatePad 10.4使いこなし術」を、ぜひ見つけてみてください。

 

 

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執筆/関口愛理(ユニバーサル・パブリシング)

新たな読書体験、動画鑑賞を生む「世界をモノクロで映すタブレット」について

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ファーウェイから発表中の最新タブレット「HUAWEI MatePad T 10s」は、税込価格が2万7280円と優れたコスパモデルでありながら、便利な独自機能を豊富に備えたモデルです。

 

 

HUAWEI MatePad T 10sは、10.1型のボディサイズに約80%の画面占有率を実現したディスプレイを持つタブレット。手頃な価格ながら、同じアプリを2つのウィンドウに表示できる「アプリマルチプライヤー」や、子どもと兼用でも安心して使える「キッズモード」など役立つ独自機能を搭載しています。

 

 

そんな独自機能の中でも、本稿で特筆したい機能が「eBookモード」。タブレットを読書用に使う人も多いと思いますが、eBookモードは快適な読書体験を味わえる機能です。HUAWEI MatePad T 10sのeBookモードはどんなモードなのか…、マンガ家の鳶田ハジメさんが空想を広げてマンガを執筆してくれたので、そちらを追いながら解説していきたいと思います。

 

■マンガを描いた人

マンガ家・イラストレーター

鳶田ハジメ(とびた はじめ)

まだ見ぬ風景を求めて、さまざまな土地にあるモノ・人・景色を、その精緻で温かみのある筆致で描くマンガ家。初のコミックス「ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ」(フレックスコミックス刊)発売中。Twitterアカウントはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

「モノクロ表示」というちょっとした遊びをもうけてタブレットを使うことで、ちょっとしたお散歩で見える景色、体験そのものが鮮やかになる。そんな素敵な視点のマンガを描いていただきました。ここからは、作中で描かれているeBookモード本来の特徴と、実はお散歩の中で発揮されていたHUAWEI MatePad T 10sの機能性について触れていきたいと思います。

 

 

タブレットで活字が読みやすくなる「eBookモード」

eBookモードとは、モードオンにすることでモノクロ表示にするモード。電子書籍で活字を読むのに読みやすくするモードで、快適に読書ができます。実はモードオン時には、電子書籍を読むときだけでなく、ウェブ閲覧や写真を見るとき、動画鑑賞時などでもモノクロ表示にすることができ、今回のマンガは「読書以外でeBookモードを使ったらどうなるだろう?」というアイデアから生まれたものなのです。

 

例えばタブレットを初めて選ぶ人にとっては、まずは動画鑑賞や電子書籍を読むことができれば…と考える人もいるはず。そんな方にとっても有能な機能と言えるでしょう。おまけ程度の情報ですが、タブレットで読書をする場合、暗所でも読めるというメリットがあります。夜風に当たりながら、読みやすいeBookモードで快適な読書体験を得られるのはHUAWEI MatePad T 10sならでは。

 

 

一日中持ち歩いても負担にならない軽量設計

 

HUAWEI MatePad T 10sはタブレットとしては標準的な10.1型ですが、軽量性を意識した設計が施されています。リアパネルにアルミ合金を採用することで、約450gの軽さを実現。7.9mmと持ちやすい厚さになっているのもうれしいポイントです。日中かけて楽しむお散歩にはもちろん、外出先で仕事するのにも取り回しに長けたサイズ感ですね。

 

ダイナミックで精緻な動画表現を生み出すディスプレイ&サウンド

 

eBookモードをオンにすることで、最新の映画もまるで名画のような味わい深い動画に。ぜひ一度試してみたい使い方ですが、HUAWEI MatePad T10sは普通に動画を観ても、素晴らしい体験を与えるスペックを持っています。独自の画像処理によって動画の輝度を自動調整する「HUAWEI ClariVu」により、色鮮やかなディスプレイ表示を実現。また、動画鑑賞の肝であるサウンドについても、オーディオブランド「Harman Kardon」のサウンドチューニングが施されているため、良質な聴き心地で動画に没入できるのです。散歩からお家でまったり過ごすひとときまで、HUAWEI MatePad T 10sは、優れたエンタメ性能で楽しい時間を提供します。

 

ファーウェイスマホがあれば、タブレット利用がもっと便利で楽しくなる!

 

ファーウェイ製品の大きな特徴である、ファーウェイ端末同士の連携について。作中の主人公さんも、鎌倉の大仏や景色をHUAWEI MatePad T 10sでモノクロ撮影して楽しんだあと、自身のスマホでも撮影→タブレットに転送という連携をしています。この主人公さん、生粋のファーウェイユーザーなんですね! というのはさておき、なぜこのようなことをしているかというと、ファーウェイのスマホは市場でもカメラ性能に特化したモデルを数多く持っています。今回はモノクロ散歩ということで、HUAWEI MatePad T 10sでのモノクロ撮影を楽しんでいますが、より優れたカメラを持つファーウェイスマホで撮った美麗写真を、HUAWEI MatePad T10sのディスプレイで閲覧、さらにはモノクロで眺めるといった楽しみが広がるのです。

 

今回のモノクロ散歩は、モノクロ表示で使うというだけではない、HUAWEI MatePad T 10sならではの特性を活かしたお散歩をしていたわけですね。持ち歩きやすく、様々なシーンにあると視点が広がる本製品の魅力が伝わりましたでしょうか? 冒頭にもご説明した通り、アプリマルチプライヤーなどのビジネスシーンでも使える機能、そしてキッズモードの共有性に優れた機能を揃えるタブレット、それがHUAWEI MatePad T 10sです。

 

最後になりますが、HUAWEI MatePad T10sには、もう少しだけお求め安くなった「HUAWEI MatePad T 10」という兄弟モデルも存在します。

↑HUAWEI MatePad T 10の価格は税込2万3980円

 

HUAWEI MatePad T 10sとサイズは同じですが、画面占有率はやや低くディスプレイサイズは9.7型。解像度も1280×800ピクセルと控えめで、HUAWEI ClariVuや、Harman Kardonチューニング、キッズモードのアラート機能の一部がカットされていたりしますが、動画性能や音響性能は高いことに変わりありません。より、動画視聴や電子書籍での読書に割り切った使い方をしたいという方は、こちらも検討してみてください。もちろんeBookモードも使えますよ!

 

 

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ファーウェイタブレットが「お家時間」にプラスする「ちょっと便利で豊か」なひととき

先日、ファーウェイから発表された新タブレット「HUAWEI MatePad T 10s」。10.1型で税込価格が2万7280円とコスパに優れたエントリークラスのタブレットです。

 

 

10.1型ディスプレイのベゼルは狭額縁設計になっていて、約80%の画面占有率を実現。充実のサウンドシステムとあわせて、動画鑑賞などのエンタメを楽しむ際にその実力を発揮します。そんなエンタメ性能が高いHUAWEI MatePad T 10sは、様々な役立つ機能を持ち「暮らしを豊かにする」側面のあるタブレットなのです。

 

 

本記事では、HUAWEI MatePad T 10sがあると暮らしがどう豊かになるのかを、マンガ家のフナヤマヤスアキさん執筆のマンガを交えて紹介していきます。

 

■マンガを描いた人

マンガ家・イラストレーター

フナヤマヤスアキ

GetNavi webで「ディストピア×家電」をテーマにした連載作品「エレクトロジー」を執筆中。オカルト・ホラー・SF・お笑い・稲川淳二が好き。Twitterアカウントはこちら

 

まずは、そちらのマンガをお楽しみください!

 

 

 

 

猫のハナちゃんの春夏秋冬を楽しく愉快にするHUAWEI MatePad T 10s。微笑ましい猫ちゃんとのお家での風景を描いたマンガでしたが、実はこのマンガの中にはHAUWEI MatePad T 10sならではの機能・特性がたくさん盛り込まれています。マンガのシーンを交えつつ、HUAWEI MatePad T 10sが暮らしにどんな豊かさを与えてくれるのかを紹介していきましょう!

 

 

どんな姿勢でも持って苦にならない軽量設計

 

HUAWEI MatePad T 10sは、重量約450g、厚さ7.9mmと、近しいスペックのタブレット製品の中でも軽く薄い仕上がり。軽さを実現したポイントでもあるアルミ合金採用のリアパネルは、サンドブラスト加工を施しマットな質感になっています。ハナちゃんがスリスリと顔をこすりつけていたのは、その質感を楽しんでいたんですね。

 

↑マット仕様のリアパネルのカラーは、ディープシーブルー

 

 

おうち用のタブレットとして使う場合でも軽さは正義になります。作中で、電子書籍を寝転がりながら読んでいますが重量のあるタブレットだと、腕に負荷がかかって楽には読めないものです。室内で自由にデバイスを使うには、モノ自体の扱いやすさが重要になります。その点、HUAWEI MatePad T 10sの軽量性は大きなポイントとなるでしょう。

 

サイズ、価格以上の動画体験を生み出すディスプレイ性能

 

ハナちゃんを魅了したイルカの動画ですが、それもそのはず。HUAWEI MatePad T 10sには、独自の画像処理テクノロジー「HUAWEI ClariVu」が搭載されているからです。HUAWEI ClariVuとは、再生している動画の輝度を自動調整し、より鮮明に見やすくするもの。彩度調整や、映像処理アルゴリズムによってシャープ差を向上させることで、動画体験の魅力を引き出してくれます。

 

いま家の中でどこでも動画を観る機会が増えているのは、言わずもがな。在宅時間そのものが増えているのはもちろんですが、一人暮らしでも家族で暮らしている方でも、パーソナルな時間で動画を観る機会も一気に増えました。特にタブレットなら、リビング、キッチン、プライベートルームなど場所を問わずいつでも観れるため、その動画の質が高いことはすなわちお家でのエンタメ体験そのものが充実することに繋がるでしょう。

 

また、HUAWEI MatePad T 10sの動画体験を特別にしている理由は、ディスプレイだけでなくサウンド面も関係しています。ハナちゃんが感じた感動は、「パシャ―」とダイナミックに再生されたサウンドのおかげでもあるのです。

 

 

エンタメにビジネスに、使い方の幅が広がるサウンドの良さ

 

さて、動画体験を向上させるHUAWEI MatePad T 10sのサウンドについて、詳しく解説していきます。HUAWEI MatePad T 10sは、高出力のステレオスピーカーに、スピーカーからイヤホンまで様々な高音質モデルを持つ、オーディオブランド「Harman Kardon」によるサウンドチューニングが施されているのもポイント。ここまでサウンドに注力したタブレットはなかなか存在しません。HUAWEI MatePad T 10sは、他にも優れたサウンド性能を持っています。イヤホン使用時に音質効果をもたらす、HUAWEI独自のサウンドシステム「HUAWEI Histen 6.1サウンドエフェクト」を搭載。低音域や音量レベルに応じた周波数パラメータを自動補正したり、9.1chサラウンドセットアップによりバーチャル3Dサウンド効果を体験できたりと、迫力のステレオサウンドを楽しめます。

 

↑友達とのオンライン飲み会や、仕事の会議でもクリアな音声を発揮します

 

「eBookモード」で、電子書籍ビューアーとしても優秀な使い勝手

 

eBookモードとは、モードオンにすることでモノクロ表示にするモード。電子書籍で活字を読むのに読みやすくするモードで、快適に読書ができます。良い動画体験と同様に、読書もいかにストレスなく楽しめるかが重要。HUAWEI MatePad T 10sが気になる人の中では、「とりあえず電子書籍を読む用にしたい」と割り切って使いたい人もいると思います。作中で描かれている通り、寝転ぶなど自由な体勢、読みやすい表示ができると、室内でのタブレット利用もよりナチュラルにできるでしょう。

 

ビジネス、家族使いそれぞれに優れた機能性

エンタメ機能と、その汎用性、便利さをお伝えしてきましたが、ストレートに「役立ち」に特化した機能も持っているHUAWEI MatePad T 10s。横画面で同じアプリを2つのウィンドウに表示できる「アプリマルチプライヤー」は、商品のデザインを拡大して見ながらオンラインショッピングを楽しんだり、関連するレポートを横に並べてニュースを読んだりと、様々な使い方ができる便利な機能です。

 

↑左右の画面サイズは調整可能です

 

家族で兼用のタブレットが一台欲しいという方にも、「キッズモード」が搭載されているのでおすすめ。適切なコンテンツやアプリのみに使用を制限したり、利用時間をコントロールが可能なモード。子どもの顔とタブレットとの間の距離を測る「近距離アラート」、タブレットを見る際に寝転んでいたりと悪い姿勢が継続された場合にアラートを表示する「姿勢アラート」、極端に明るい、または暗い環境でタブレットを使用していないかをチェックする「明るさアラート」、特定の揺れを検知するとアラートを表示する「でこぼこ道アラート」といった多彩なアラート機能を搭載しているのも特徴です。

 

これら2機能は、シンプルに家の中でHUAWEI MatePad T 10sが存在するだけで、暮らしがちょっと便利になったり、暮らし方の幅が広がるもの。キッズモードで安全にタブレットを子どもと共有することで、ハナちゃんと飼い主さんのようにまた新しいコミュニケーションも生まれるでしょう。

 

HUAWEI MatePad T 10sが一台あるだけで、多彩な楽しみと暮らしに幅が出ることが伝わったのではないでしょうか。マンガで描かれているように、お役立ちの側面だけでなく「HUAWEI MatePad T 10sがあるから生まれる瞬間」が生まれる、つまり暮らしに楽しみや豊かさが「ちょい足し」されるのではないかと思います。そんなひとときに興味がある方は、ぜひ購入を検討してみてください。ちなみに、「HUAWEI MatePad T 10」というさらにお求めやすいコスパモデルも存在します。

↑HUAWEI MatePad T 10の価格は税込2万3980円

 

HUAWEI MatePad T 10sとサイズは同じですが、画面占有率はやや低くディスプレイサイズは9.7型になります。解像度も1280×800ピクセルと控えめ。HUAWEI ClariVuや、Harman/kardonチューニング、キッズモードのアラート機能の一部がカットされていたりしますが、動画性能や音響性能は高いことに変わりありません。より、動画視聴や電子書籍での読書に割り切った使い方をしたいという方は、こちらも検討してみてください。

 

 

活用方法を投稿して豪華景品をGet!「#私のMateの使い方」キャンペーン開催!

HUAWEI MatePad T10s/T10の発売を記念して、MatePadユーザーを対象に、ハッシュタグ投稿によるプレゼントキャンペーンを開催中。旧製品のMatePadも対象となりますので、MatePadユーザーや今回のマンガでMatePadに興味を持った方は、この機会に是非参加してみてください!

 

■キャンペーン詳細はこちら

 

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ファーウェイの物凄いスマートウォッチについて「仙人っぽい人との出会い」とともに語ろう

多彩な健康管理ができるフィットネス機能や、スマホのメール通知などのビジネスで役立つ機能を搭載したスマートウォッチ。今や一般的になったアイテムですが、市場でも種類が増えてどれを選んだらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、ファーウェイの「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」が、他のスマートウォッチとひと味違う点について紹介していきたいと思います。

 

↑HUAWEI WATCH GT 2 Pro(クラシックモデル)の価格は、税込で3万9380円

 

HUAWEI WATCH GT 2 Proは上質なデザインと、ファーウェイ製スマートウォッチおなじみの豊富なアクティビティ機能を搭載した最新機種。日常の健康管理だけでなく、スキーやゴルフといった専門競技のデータを記録できる「プロスポーツ」モードなどのアクティビティを一歩上のレベルで楽しめる仕様になっています。

 

 

さて、GetNavi webではファーウェイの魅力的な製品をもとに実力派のマンガ家たちが独自のストーリーを描く企画を実施中です!

 

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今回は、HUAWEI WATCH GT 2 Proの特徴をもとにマンガ家の「凸ノ高秀」さんにマンガを描いていただきました。意外性たっぷりの驚きの作品に仕上がっていますのでぜひお楽しみください!

■マンガを描いた人

マンガ家

凸ノ高秀(とつの たかひで)

マンガ誌・ウェブで多数執筆するマンガ家。週刊少年ジャンプの連載作「アリスと太陽」のような王道のボーイ・ミーツ・ガールから、ちょっとした瞬間に起こる日常のコミカルな瞬間をSNSで描いたり活動は多岐に渡る。Twitterアカウントはこちら/Instagramアカウントはこちら

 

 

 

 

 

東京にも仙人(っぽい人)が存在することを感じさせるショートストーリー、いかがでしたでしょうか?もし、同じように何もかも自棄になってしまった人がいれば、どこかにあなたにとっての「仙人」がいるかもしれないことを、このマンガで思い出してほしいです。

 

さて、ここからはマンガの中で触れていた機能含めてHUAWEI WATCH GT 2 Proの特徴を紹介していきたいと思います。

 

 

【特徴1】仙人ルックにも馴染む!? 高級時計らしいデザイン

 

HUAWEI WATCH GT 2 Proと他のスマートウォッチを分ける最大の特徴は、どんなスタイリングにも合わせやすい「時計らしい」デザイン。スマートウォッチはガジェット然とした外観をしていることが多く、スーツなどのビジネススタイルに合わせにくいものも少なくありません。その点、本製品はフェイスにサファイヤガラス、ボディにはチタン素材を用いて、高級腕時計さながらの質感を実現しています。

↑ナチュラルなフェイスウォッチデザインと組み合わせれば、ひと目で時計製品と区別がないほど自然な見た目になる

 

洗練されたデザインは見た目の良さだけでなく、直接肌に当たるリアケースにセラミック、ベルトには本革を用いるなど装着感の高さにも寄与しています。また、フェイスウォッチのカスタマイズも可能で「ウォッチフェイスストア」から多彩なフェイスウォッチをダウンロード可能。仙人(っぽい)スタイリングにも違和感なく(?)馴染んだHUAWEI WATCH GT 2 Proは、ビジネス、プライベート問わずあらゆるスタイリングに溶け込めるスマートウォッチなのです。

↑スタイル、シーンに合わせたカスタマイズができる

 

【特徴2】通常使用で最大2週間充電いらず! タフで便利なバッテリー性能

 

HUAWEI WATCHシリーズで定番のロングバッテリー、本製品では約2週間という電池持ちを実現(※)。GPSを連続使用しても約30時間持ちます。デザインだけでなく、充電を気にしないで使える使用感も通常の時計さながらです。

※通常使用で2週間の使用は、次のテスト条件によります。心拍数モニターを24時間着用、睡眠時にHUAWEI TruSleepを有効にして、毎週30分のワークアウト(GPSを有効にして)、メッセージ通知を有効にして(SMSメッセージ50件、通話6件、アラーム3件/日)、画面は1日200回オンにした場合。

 

専用の充電器に接触させるだけで充電できるのもスマートなポイント。また、ワイヤレス充電にも対応しているためワイヤレス給電対応のスマホと接触させても充電できて便利です。悠久の時を生きていそうな雰囲気の仙人も、小まめに充電する必要のないその便利さを実感。果たして仙人が活動的に動いているかは謎ですが…。

↑充電器をボディ裏面に接触させるだけ。写真はHUAWEI WATCH GT 2 Proのスポーツモデル

 

【特徴3】本格的なデータ記録ができるアクティビティ機能の豊富さ

 

通常の歩数計測に加えて、85種類以上のワークアウトモードによりアクティビティに合わせた活動記録ができます。85種類のうち17種類は本格的なデータ分析が行える「プロスポーツモード」に対応。「プロスポーツモード」はHUAWEI WATCHシリーズ従来の機能ですが、HUAWEI WATCH GT 2 Proでは、新たに「スキー」と「ゴルフ(ドライビングレンジ)」のモードも追加されました。

↑プロスポーツモードの一覧。屋内ランニングなど汎用的なモードも用意されている

 

標準的な健康管理だけでなく、HUAWEI WATCH GT 2 Proを身に着けているだけでシームレスに日常でアクティビティを楽しんでいくことができるのです。クラシックモデルには、汗に強いフルオロエラストマーベルトも付属されているのでスマートウォッチをアクティビティ目的で探している人にもおすすめです。

 

【特徴4】身体の内側を可視化するサポート機能

 

虫嫌い、緊張しいという仙人の見た目に反した繊細さを暴いた機能は、HUAWEI WATCHシリーズ特有の健康管理機能。ボディ裏面に配置された心拍センサーで、ストレス値を計ったりできるわけです。

 

↑このシーンでは血中酸素レベル(※)を計測し、値が低くなっていることを知ることができる ※本製品は一般的なウェルネス・フィットネス目的の製品であり、医療機器として設計されたものではなく、病気などの診断、治療、予防の目的にはご使用いただけません。また、本機能は2021年1月下旬より順次アップデートにて追加予定です

 

その他、本製品を装着しながら睡眠することで睡眠の具合をモニタリングできたりと、普段はわからない身体の内側を数値で意識することができます。身に着けているだけで健康改善のモチベーションが上がるというのも、HUAWEI WATCH GT 2 Proの良さですね。

↑記録した健康面の数値は、HUAWEI Healthアプリで一括閲覧できる

 

スマートウォッチ然としたスタイルとは一線を画すHUAWEI WATCH GT 2 Proは、どんな時にも違和感なく着けられて、かつ普通の時計に近い形で毎日自然と着けられる。しかも、着けているだけで健康管理にもプラスがあるという「一石三鳥」のスマートウォッチです。おそらく仙人も「初めてのスマートウォッチにするなら…」と熟考の末、本製品にたどり着いたはず…。みなさんも、仙人に倣って本製品に一度触れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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喧騒から「静かな異世界」へ! 業界最高クラスのノイズキャンセリングイヤホンは日常を変える

人混みでも周囲の騒音を低減して、音楽に集中できることで人気のノイズキャンセリングイヤホン。本記事で紹介するファーウェイの「HUAWEI FreeBuds Pro」は、業界最高クラス(※1)の「最大-40dB」(※2)ものノイズキャンセリング性能を誇る驚異的なモデルです。

※1:完全ワイヤレス型ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2020年10月27日時点、ファーウェイ調べ、電子情報技術産業協会(JEITA)基準に則る「総合ノイズ低減率」の値による。

※2:最大-40dBはファーウェイラボのテスト結果に基づく

↑HUAWEI FreeBuds Proの価格は2万5080円(税込)。カラーは画像のシルバーフロストの他にカーボンブラック、セラミックホワイトを用意

 

イヤホンの内側と外側に配置されたデュアルマイクによりノイズを検出し、より正確なアンチノイズ信号を生成することで、最大-40dBのノイズキャンセリング性能を実現したHUAWEI FreeBuds Pro。リアルタイムに周囲の騒音を検知して、状況に最適なノイズキャンセリングを提供する機能などその優れた消音性能は、移動中に音楽を楽しむことだけでなくテレワークでのオンライン会議から集中したいひとり作業まで多様なシーンで効果を発揮します。

 

 

さて、GetNavi webではファーウェイの魅力的な製品をもとに実力派のマンガ家たちが独自のストーリーを描く企画を実施中です!

 

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在宅続きで憧れの人に会えない体に…!? ゆるんだ生活を正そうと努力するスマートウォッチユーザーのお話

 

今回は、HUAWEI FreeBuds Proの機能や特徴をもとにマンガ家の「鳶田ハジメ」さんに素敵なストーリーを描いていただきました。HUAWEI FreeBuds Proの高いノイズキャンセリング性能は集中力を高めるだけでなく、「イマジネーション」を高めることにも効果があるのではないか? そんな思いで描かれた世界をご堪能ください。

 

■マンガを描いた人

マンガ家・イラストレーター

鳶田ハジメ(とびた はじめ)

まだ見ぬ風景を求めて、さまざまな土地にあるモノ・人・景色を、その精緻で温かみのある筆致で描くマンガ家。初のコミックス「ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ」(フレックスコミックス刊)発売中。Twitterアカウントはこちら

 


 

 

 

ノイズキャンセリングは外の世界から、自分ひとりの世界にこもれるというイメージがありますが、その先の自分の中にあるイメージから世界が変わっていく――イマジネーションを膨らませることの楽しさ、HUAWEI FreeBuds Proがそこへ誘っていく物語はいかがでしたでしょうか。ここからは、HUAWEI FreeBuds Proの特徴を紹介していきます。

 

 

【特徴その1】高性能かつ便利なノイズキャンセリング

 

あらためて、HUAWEI FreeBuds Pro最大の特徴は、圧倒的なノイズキャンセリング性能にあります。走行音の大きい電車や飛行機の機内などでも騒音が大きく低減されるほどです。最適化したノイズキャンセリングレベルに自動設定する「シーン別アクティブノイズキャンセリング」は、飛行機や電車内などの非常に雑音の多い場所に適した「ウルトラモード」から、雑踏や混雑したカフェなどに適した「標準モード」、職場や図書館などの静かな環境に適した「くつろぎモード」の3段階で最適な消音環境を作り出してくれます。

 

↑ドライバー内外に1つずつのマイクを搭載して、外部の騒音を検知する

 

↑3つのノイズキャンセリングモードは、「HUAWEI AI Life」アプリで任意のモードを選択することも可能。状況に応じて自分好みの環境を選べる

 

まるで自分のまわりの世界を変えるようなノイズキャンセリング、そしてその性能を快適かつ自在に操作できることこそHUAWEI FreeBuds Proが他のモデルと一線を画す理由です。

 

【特徴2】装着したまま周囲の大事な音を聴ける便利機能!

 

HUAWEI FreeBuds Proには、イヤホンを装着したまま周囲の音を聴ける「外部音取り込みモード」に加え、車内アナウンスや人の声を中心に聞き取りやすくする「音声取り込みモード」が搭載されています。

↑2つの機能ともにアプリ上でコントロールでき、さらに「音声取り込みモード」はイヤホン本体をピンチ&長押しすることでモードのオン・オフが可能

 

この機能によって乗車中に駅を乗り過ごすこともなくなり、音楽を流しながらも人からの呼びかけに対応できたりとイヤホンを着けているから生まれかねない懸念を払拭できます。マンガ作中でもイメージの世界に浸りながらも、きちんと現実の駅で降りて目的地に向かえていますね。

 

【特徴3】耳にジャストフィットする高い装着感

 

イヤホンの設計には前後の音響空洞をつなぐコネクテッドデザインを採用。耳の内側と外側の空気圧のバランスをとり、通気性を確保して不快感を低減し、長時間快適に着用できます。また、柔らかいシリコン製のイヤーチップは3つのサイズがあり、最適なサイズ感を選べます。アプリで「イヤーチップ適合度テスト機能」を使って、耳にフィットする最も適したサイズを探せるのも便利なポイントです。

 

↑アプリ上でイヤーチップがきちんと安定しているかをチェックできる。うまく適合していなければ、他のサイズへ変更しよう

 

【特徴4】使い勝手に配慮した操作機能&ロングバッテリー

スマホを取り出すことなくHUAWEI FreeBuds Pro本体をジェスチャー操作することで、音楽の再生/停止だけでなくスマホへの着信など細かな対応ができるのも特徴です。イヤホン本体のピンチ、長押し、スワイプなどのシンプルな操作で各種操作を行えます。

↑楽曲操作、電話の応答、モードの切り替えなどに対応。アプリ上でジェスチャーと操作を振り分けられる

 

また、完全ワイヤレスイヤホンで重要視されるバッテリー性能でもHUAWEI FreeBuds Proは、高い実力を誇ります。連続再生時間は、ノイズキャンセリングオフ時にイヤホン単体で7時間、ケース使用で30時間。ノイズキャンセリングオン時はイヤホン単体で4.5時間、ケース使用で20時間(※3)となっています。ケースはワイヤレス充電に対応しており、ファーウェイのワイヤレス給電に対応したスマートフォンと組み合わせればワイヤレスで充電することも可能です。

※3:データは、音量を50%に設定し、AACモードを有効にした場合のファーウェイラボのテスト結果に基づきます。

 

↑ケースとワイヤレス給電対応スマホを接触するだけで充電できる

 

このほか、スマホやパソコン、タブレット、スマートウォッチなどに同時に2台まで接続できる「デュアルデバイス同時接続」にも対応。例えば、スマートフォンで音楽を聴きながら仕事をしているときに、イヤホンの再設定を行うことなくそのままPCのオンライン会議に切り替えることができます。操作、バッテリー、機能の3点においても便利な最新機能を搭載していることで、音楽を楽しむ、作業に集中する以外の幅広いシーンに対応できるのです。

 

注目度の高い完全ワイヤレス型のノイズキャンセリングイヤホンの中でも、HUAWEI FreeBuds Proが突出したスペックを持つことが伝わったかと思います。もし万全な性能のモデルが欲しい時には検討の一台にすべき製品です。ただ、それ以上に本記事のマンガで描かれているように、高い消音性能で便利というだけではない新たな世界を見れる楽しみが本製品にはあると思います。特に、まだノイズキャンセリングを未体験の人にこそ、そんな世界を味わえるデバイスとして興味を持ってもらえたら幸いです。

 

 

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【マンガで解説】ファーウェイ提案の「1+8+Nエコシステム」によるスマートライフの実態

みなさんは、普段使っているスマホやPC、タブレットといったデバイスでどんなメーカーを使っていますか? メーカーはバラバラという人が大多数だと思いますが、中には気に入ったメーカーやラインナップが豊富なメーカーで揃えているという人もいるかと想像します。

 

デジタルデバイスを扱うメーカーは数多くあれど、我々ユーザーとしては数多あるデバイスで「どういった暮らしが手に入るのか?」を知りたいのが本音であり、メーカーもそこをイメージした提案を続けています。そんな中で将来性を感じさせて、ちょっと気になる提案をしているのがファーウェイの「1+8+Nエコシステム」というもの。

↑1+8+Nエコシステムの概念イメージ。スマホを中心にしてデバイスと連携していく様を表す

 

「1+8+Nエコシステム」ってなんだ?

さて、「1+8+Nエコシステム」はどういったシステムなのか、から説明したいと思います。

 

スマートフォンを軸に8つの製品群(タブレット、PC、スマートスクリーン、スマートテレマティクス、VRグラス、ウェアラブル、オーディオ、スピーカー)と繋がる暮らしの提案。さらにそこから広がるN数の製品群をもって、すべてのシーンでスマートライフを実現する

 

要は、「1+8+Nエコシステム」とはスマホを起点に広がる便利で快適な生活のことで、「N数の製品群」とは、今後展開をイメージしている「未来の製品群」を指しています。なお、8つの製品群で国内販売されているデバイスは、タブレット、PC、ウェアラブル、オーディオ(主にイヤホン)、スピーカーの5つ。スマートスクリーン、スマートテレマティクス、VRグラスは国内では発表されていませんが、これらの国内での登場も期待したいところです。

 

N数については未知であると言わざるを得ないのですが、実は現状で使えるデバイスとの連携を考えると、ファーウェイが思い描く暮らしと、その利便性が見えてくるのです。ここからは、「1+8+Nエコシステム」が実際の生活シーンでどう機能するかをマンガでわかりやすく解説したいと思います!

 

 

【暮らしの提案その1】ファーウェイのモバイルデバイスで手に入る自由な働き方

働き方が大きく変化し続けている今、その変化を支えるものとしてスマホ、PC、タブレットは大きな役割が求められています。ファーウェイのスマホとモバイルデバイスが連携することで、どんなメリットが手に入るかご覧ください。

 

「マルチスクリーンコラボレーション」機能を解説!

マンガ内で登場した「マルチスクリーンコラボレーション」とは、ファーウェイのスマホとPC、タブレットを連携させて、PC、タブレットの画面内にスマホのホーム画面を表示させる機能。完全にスマホとリンクしているため、PCやタブレットの画面上でスマホ画面を操作することができます。

↑マルチスクリーンコラボレーションの様子。画面の縦横比はそのままに投影する。対応するファーウェイスマホとファーウェイPCで使える機能で、NFCでワンタップで機器同士を接続するだけで使用が可能だ。※EMUI10以上かつHUAWEI Kirin 980以上の端末が対応

 

スマホの画面操作がPC、タブレットで可能となるということは、LINEのやりとりもキーボードで操作可能。マンガのように仕事中に通知がくると、作業の妨げにもなり得ます。そこで、家族や友人とのコミュニケーションは基本的にスマホで行い、仕事中でも余裕がある時にスマホと連携して返信ができると、わざわざスマホを取り出さなくて済むというメリットが出てくるのです。

 

「HUAWEI Share OneHop」機能を解説!

マンガでお父さんが使っている機能は、「HUAWEI Share OneHop」というスマホやPCといった機器同士のファイルを転送できるもの。外で行った会議の議事録をメモアプリでとり、そのままPCでWord文書などにコピペするといった使い方ができます。

 

↑「HUAWEI Share OneHop」は、先日発表されたHUAWEI P40 Pro 5Gなど最新スマホを含めて現行機種で使える。HUAWEI P40 Pro 5Gは税抜価格で10万8800円

 

「HUAWEI Share OneHop」は、メモのファイル自体もPCのデスクトップ上にドラッグ&ドロップで転送できたりと、とてもシームレスな使い心地です。いちいち外部ストレージやクラウドを経由しなくていい時点でかなり便利ですが、マンガでの「コピペ」的な使い方が一番うれしいところです。余計なデータ移動がないというのが一番ラクですからね。

 

「HUAWEI Share OneHop」機能を応用した使い方解説!

「HUAWEI Share OneHop」をさらに応用した使い方で、前述の通り画像ファイルをスマホとタブレット間で転送。さらにタブレットの描画アプリを使って写真の編集もしています。

↑マンガ内で使用しているタブレットは、10.8インチのハイエンド機「MatePad Pro」(税抜価格:5万9800円)。ペン型デバイス「HUAWEI M-Pencil」(税抜価格:9990円)と、キーボードの「HUAWEIスマートワイヤレスキーボード」(税抜価格:1万4900円)は別売となる

 

データの効率的な管理と、クリエイティブな編集作業も同時にこなせるのも「HUAWEI Share OneHop」ならでは。また、高品質なスマホとタブレットを有するファーウェイだからこそ提案できる使い方でしょう。

 

ここまでは、ファーウェイデバイス連携で仕事に応用できる機能の紹介でした。これらの機能を用いることで、マンガ内で描かれていたように働く場所・時間がさらに自由にシームレスになっていきます。続いては、ウェアラブルデバイスを使った暮らしの提案を紹介します。

 

【暮らしの提案その2】ウェアラブルデバイス活用で公私ともに過ごしやすく!

続いてはウェアラブルデバイスを軸にした、ファーウェイの新しい暮らしのあり方をお見せしていきます。

 

HUAWEI WATCH GT 2eの機能を解説!

HUAWEI WATCH GT 2eは、ファーウェイの最新スマートウォッチでカジュアルな装いと運動・ヘルスケア機能が充実したモデルです。

 

↑HUAWEI WATCH GT 2eの価格は1万9800円

 

機能とともに特徴的なのが2週間もつ(※)ロングバッテリーです。スマートウォッチ製品はファーウェイ以外にも存在しますが、ここまでのロングバッテリーは多くありません。バッテリーが長持ちして充電の心配を持たなくて済むことも、自然なスマートライフに必要なことでしょう。

※バッテリーは次の場合に約14日間持続します:24時間装着、心拍数継続計測ON、睡眠モニタリングON、毎週平均ワークアウト90分(GPS ON)、スマート通知受信(毎日50回メッセージ受信、3回アラーム)、毎日200回点灯、毎週音楽再生30分(Bluetoothイヤフォン使用)

 

 

睡眠・ストレスチェック機能を解説!

マンガで紹介されているHUAWEI WATCH GT 2は、HUAWEI WATCH GT 2eのスタンダードモデル。よりフォーマルなデザインでビジネス・プライベートどちらにも合うデザインです。

↑HUAWEI WATCH GT 2は、42mmモデルが2万2800円~、46mmモデルが2万4800円~。どちらも税別となる

 

GT 2とGT 2eともに備えている、睡眠とストレスモニタリング機能によって自分が気付けない体の内側の変化を知ることができます。能動的にチェックをしなくても着けているだけでログを残してくれるので、日常的に自己管理ができておすすめです。またHUAWEI WATCH GT 2もロングバッテリーが特徴の1つ。46mmモデルで2週間、42mmモデルで1週間もつ(※条件はGT 2eと同)ため、ある程度途切れることなく身体のケアを続けられますね。

ワークアウト機能を解説!

ファーウェイのスマートウォッチは、運動をサポートする機能も充実しています。GT 2、GT 2eともに心拍計を内蔵し、運動時の心拍計測からトレーニング量、回復時間、有酸素・無酸素運動の割合など様々なデータを通知。合計100種類ものワークアウトメニューも用意されていて、屋内外含めてあらゆるアクティビティの楽しみが、ファーウェイ製スマートウォッチによって倍増されます。

リモート撮影機能を解説!

ファーウェイのスマートウォッチはスマホのシャッター代わりにも使えます。特殊なアングルで固定してスマホだけでは撮れない写真を撮ったり、自転車に固定して移動中に見つけた素敵な風景を撮ったりできます。カメラ性能の高いファーウェイスマホによる撮影の幅がぐんと広がります。

 

スマートライフとは良く聞く言葉ですが、意識的に人が「機能を使う」ことに終始してしまうと、その恩恵は十分に得られないはず。その点、ファーウェイが提案するモバイルスタイルは、道具があるだけで十分に機能する、自然で無意識なスタイルと言えるでしょう。最後は、ファーウェイが提案するエンタメの楽しみを解説します。

 

【暮らしの提案その3】デバイス連携でエンタメが身近になる暮らし

多くの人にとってスマホ、PC、タブレットなどのデバイスは生活必需品であり、同時に音楽や動画鑑賞、読書などのエンタメを楽しむための装置にもなっています。それくらいエンタメは我々の生活の身近になっているものですが、ファーウェイはそのエンタメとの距離を、さらなるデバイス連携によって近づけることを提案しています。

 

ワイヤレスイヤホンの機能を解説!

作中で描かれているワイヤレスイヤホンは「HUAWEI Freebuds 3i」。ついつい動画に熱中してタブレットを見ながらトイレにこもってしまった様子ですが、もちろんワイヤレスイヤホンなのでただ音楽を流すだけならタブレットは放置しても使えます。

↑HUAWEI Freebuds 3iは税抜価格で1万4800円

 

ただ息子くんがここまで熱中したのにもワケがあります。HUAWEI Freebuds 3iは、ノイズキャンセリング機能が付いているため、外の音をある程度遮音できるのです。動画に没入するも良しですが、マルチスクリーンコラボレーションを使ってサクサク仕事をしている時に集中するためのアイテムとしてもグッドでしょう。

 

ミニスピーカーの機能を解説!

音楽再生はスマホやPCのスピーカーでまかなう人も少なくないと思いますが、Bluetoothスピーカーを置いておくだけで家の中での過ごし方に彩りが加わります。

 

↑HUAWEI Mini Speaker。手のひら大のコンパクトサイズで携帯性に優れる。価格は税抜で3280円

 

HUAWEI Mini Speakerのポイントは、やはりミニマムなボディサイズ。スピーカー自体が大きくて家のどこでも聴こえるという「どこでも」もアリですが、いつもそばに置けて自由にスマホから音楽再生できる「どこでも」はよりシームレスに音楽を楽しめるでしょう。

 

タブレットをクリイエティブな作業に使う!

鑑賞すること以外にも、自分で生み出すことも立派なエンタメ! HUAWEI MatePad ProとHUAWEI M-Pencilを使えば、プロ顔負けのイラスト制作も出来てしまいます。紙とペンがなくてもすぐに描けるのは当たり前ですが、マルチスクリーンコラボレーションを使うことで、自分の作品をリアルタイムで人に送信できるのもファーウェイならでは。タブレットで完結するクリエイティブだけでは得られないコミュニケーションが手に入るのです。

 

1つのメーカーでデバイスを揃える価値

以上が、ファーウェイの「1+8+Nエコシステム」が提案するライフスタイルの一例でした。すぐに暮らしに活用したいと思えるものもあったのではないでしょうか。

 

1つのメーカーでデバイスを揃えることの価値は、メーカーが提案するライフスタイルを味わえる…というだけにとどまりません。ファーウェイで言えば、「HUAWEI ID」というアカウント管理によって機器同士の連携に応用しているため、個別のアプリケーションを用意する必要が少ないというメリットも挙げられます。また、故障や不具合があった時に機器それぞれでメーカーが違うと、問い合わせサポートがまたがったりと不便も起こりやすくなります。無理に揃えることが正義ではありませんが、メーカーを揃えることで得られるメリットは暮らしに直結しやすいのです。

 

この中の1つでも気になった機能があれば、ぜひまずはファーウェイのスマホから検討して「1+8+Nエコシステム」の恩恵を少しずつ受けてみてください。冒頭に説明した通り、今後「N」の製品群が国内で出てくることも期待できますので、そういったファーウェイの新製品にも注目しておくといいでしょう。

 

 

【キャンペーン情報】

ファーウェイは、6月12日から7月31日までの期間中、対象製品を購入すると豪華なプレゼントが抽選で当たる「ファーウェイSummerキャンペーン」を実施中! 詳しくは下記の特設ページをチェック!

 

【マンガをギャラリーで見る】※下記のマンガをタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

 

マンガ/大澄 剛