「Insta360 GO 3」もセール対象に! Insta360「ブラックフライデーセール」は公式限定Tシャツもゲットできるかも!?

Insta360Japanは、12月3日までブラックフライデーセールを開催しています。

 

セール期間中は、今年6月に発売した超小型最新アクションカメラInsta360 GO 3が初めて5%オフに。ポケットサイズの360度アクションカメラInsta360 X3が最大6800円オフ、Insta360 ONE RS 1インチ360度版が1万1900円オフで購入できるほか、アクセサリーも最大50%オフとなっています。

↑価格はすべて税込

 

また、公式サイト限定特典として、一部製品を購入すると、Insta360公式限定Tシャツのプレゼントや、Insta360 Care&延長保証20%オフのサービスも用意しています。公式サイト限定特典は12月29日まで。

「お~認識が速い!」AI自動追尾が感動レベルで動画撮影がはかどるスマホ用ジンバル「Insta360 Flow」レビュー

360度カメラやアクションカメラでおなじみのInsta360シリーズから、従来のラインナップにはなかった新製品「Insta360 Flow」(以下Flow)が登場しました。Insta360シリーズと言えば手ブレ補正機能に定評がありますが、Flowはその技術をさらにブラッシュアップしたスマホ用の三軸電動ジンバルです。

↑Insta360 Flow。クリエイターキットの実売価格は2万8000円(税込)。Insta360.com公式ストアや家電量販店、オンラインショップで購入できます

 

製品は通常版とクリエイターキットの2タイプで、サミット・ホワイトとストーングレイの2色展開。今回試用したのはクリエイターキットのサミット・ホワイトです。

 

タッチ操作やズームリングも搭載、操作性がよく考えられたコントローラー

ジンバル本体は約369gと軽量で、しかも折りたたみ式なのでコンパクト。ジンバルを装着するための専用スマホホルダーは、マグネット吸着式で装着時の位置合わせも容易です。スマホを装着したらジンバルのアームをクルッと回転させるだけで起動し、専用アプリとも1タップで接続してすぐに撮影ができます。

 

ジンバルやカメラの操作は手元の「スマートホイール」と呼ばれるコントローラーに集中しており、録画開始停止、インアウトカメラの切り替えなどはボタン操作。中央のジョイスティックでパン/チルト移動でき、各種ジンバル動作モードはホイールをスワイプ操作で順逆方向に切り替えできます。

 

またスマートホイール外側のリングを回転させると、カメラのズーミングまで制御できてしまいます。これらの操作が集約されたコントローラー部は、よく考えられたデザインです。

↑コントローラー部になっているスマートホイール

 

ジンバルの動作モードはF(フォロー)、PF(パンフォロー)、FPV(一人称視点)、L(ロック)のほかに、AUTOを用意。意図して撮影したい中級者以上の方であれば高度に各モードを使いこなせると思いますが、単に手ブレを抑えたいだけならAUTOで撮影しても大きな問題はないでしょう。電動ジンバルのハードウェアだけでなく、専用アプリのソフトウェア側でも手ブレを補正しているようなので、初心者でもスムーズな映像を手軽に撮影できます。

 

また持ち手部分を延長して握りやすくできるほか、さらに引き伸ばすとミニ三脚を展開でき、テーブルや地面に固定した撮影もできます。加えて、本体も自撮り棒のように長く伸ばして角度調節もできるので、無理のない体制で安定した撮影ができるでしょう。

↑本体内蔵のミニ三脚

 

↑自撮り棒のように伸びます

 

作例として動画を撮影してみました。最初はAUTOモードやカメラの向きを固定したロックモードで撮影。手ブレをほとんど感じさせないため、映画のような長回し映像もきれいに記録できます。また、オリジナルの映像を撮影後自由に速度を変えられるタイムシフト撮影や、カメラを動かしながら撮るモーションタイムラプス撮影も手軽にできます。

 

 

 

ほかにはない精度のAI自動追尾機能で被写体を逃さない

スマートホイールの裏側に位置するトリガーを1回引くと、画面中央にある被写体を認識して自動追尾をしてくれます。このような追尾機能は他社製品にも搭載されていますが、FlowではAIを用いてより精度の高い追尾を実現しているのが特徴です。

 

被写体が隠れてしまっても再び画角に入ればすぐに追尾を再開してくれますし、被写体の向きが変わってしまっても大丈夫。この追従性は従来品よりもかなり優れています。また自動追尾はスローモーションやズーム撮影時にも有効です。

 

スマホアプリを使えば表現の幅が広がる

スマホの専用アプリを使えばさらに多彩な表現が可能となります。パノラマモードではワンタップで各種パノラマ撮影を自動で実行してくれて、360度パノラマ写真を元に動画を作ってSNSに投稿するのも簡単です。

 

 

 

 

さらに、さまざまなシーンテンプレートの手順に沿って撮影するだけでカッコイイ動画を作れたり、AIがハイライトシーンを選んで自動編集してくれたりする機能まであります。もちろんSNS向けの縦動画にも対応しています。

 

なお、クリエイターキットにはLEDライトも付属。本体のUSBポートに接続すれば暗所や逆光時の自撮りなどで威力を発揮してくれるでしょう。またUSBポートはスマホの充電にも使えるので、長時間の撮影でも安心できます。

↑クリエイターキットに付属するLEDライト

 

いまはスマホの手ブレ補正もかなり優秀ですが、Flowを使えば、子どもやペットを追いかけたり、激しいスポーツを間近で記録したりする際に、水平を維持してくれるので映像が安定します。また暗い場所でもハードウェアでしっかりブレを抑えてくれるという利点もあります。

 

また、単に手ブレ補正性能が優秀なだけでなく、AI技術を用いた追尾機能や自動編集など、高品質な映像を手軽に撮影することもできるFlow。ブログやSNSの動画投稿、Vlog撮影やライブ配信、ダンスやスポーツなどの動きのある被写体を撮影するのに重宝するでしょう。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップするとご覧いただけます)

水中撮影、Vlog、オンライン会議、360度撮影――それ全部「Insta360 ONE X2」1台にまとめられるかも!?

360度カメラ業界を牽引するInsta360。なかでも根強い人気を誇るInsta360 ONEシリーズに、待望の新製品「Insta360 ONE X2」(以下、ONE X2)が登場した。2020年早々に登場した「Insta360 ONE R」はモジュールでレンズ交換が可能なアクションカムであったが、ONE X2はその名の通りONE Xを正当進化させた後継機種となっている。

↑Insta360 ONE X2。実売価格は税込5万5000円。Insta360.com公式ストアや家電量販店、オンラインショップで購入できる

 

ユニークな円形タッチスクリーンで操作性が向上

ONE Xと大きさはほとんど同じであるが、パッと見ですぐに気づくのが円形のタッチスクリーンが搭載されたこと。これにより画面で画角を確認しながら撮影できるだけでなく、ONE Rと同様の操作感でモードや設定などの変更が可能となっている。

↑円形のタッチスクリーンを新たに採用

 

バッテリー容量は1630mAhで、かなり大きくなった。連続撮影時間は5.7K/30fpsで80分。内蔵充電型ではないのでバッテリー交換ができることも嬉しい。またマイクが前後左右に4つ搭載され、360度の空間音声記録にも対応となった。

 

さらにIPX8の防水性能で、本体のみで水深10mまでの撮影が可能。オプションの潜水ケースを使えば水深45mまで使用できる。アプリでAquaVisionを有効にすれば水中のシーンもより鮮やかに自動調節してくれる。

↑IPX8の防水性能を備えている

 

360度撮影は静止画6080×3040ピクセル、動画は5.7K/30fpsのINSV形式。スマホやパソコンの専用アプリでスティッチ処理して全天周データに変換して使用する。

↑360度写真

 

<レビュー動画01/360度撮影>※画面を上下左右に動かすことで360度表示できます

※0秒~ドライブ
※38秒~嵐山渓谷で撮影
※1分47秒~水中撮影
※2分50秒~ススキのトンネル
※3分11秒~飛び石

 

360度撮影だけじゃない! Vlogに便利な新モード

と、ここまではいわゆる360度カメラとしての使い方の話であったが、ONE X2では新たにアクションカムのように使える「ステディカムモード」が追加された。

 

前後の魚眼レンズの片面のみ使用し、タッチスクリーンで見たままをそのまま記録できるいわゆるVlogモードのようなものだ。記録フォーマットは最高2560×1440/50fps, 30fpsのMP4形式なので、撮ったそのままのデータを動画編集ソフトなどで使用できる(360度動画は独自のINSV形式)。

 

定評のある手振れ補正「FlowState」もさらに進化し、水平維持機能も搭載。スタビライザー要らずでとてもスムーズな撮影ができる。画角は超広角/広角/リニアの3つを切替可能。

<レビュー動画02/ステディカムモード>

※0秒~ステディカムモードで撮影開始
※30秒~アウトカメラに切り替え
※1分18秒~自撮り棒から手持ち撮影へ
※3分37秒~感想まとめ

 

新搭載の機能「InstaPano」では、全天周ではない、スマホのパノラマ撮影のような画角をシャッターひとつで撮影できる。自分自身が映り込みたくないような場面で有効だろう。

↑InstaPanoで撮影した写真

 

スマホの専用アプリには様々なテンプレートが用意されており、手順に沿って撮影/編集するだけで特殊効果を作成できる。また、ひとつの360度映像からふたつの視野で同時に記録できるマルチビューも作成可能。カメラひとつで二画面撮影ができ、レポートやVlogなどに重宝する。

<レビュー動画03/いろいろな特殊効果>

※0秒~いろいろな撮影/特殊効果
※40秒~2画面撮影の活用例

 

そのほか、360度ウェブカメラとライブ配信にも対応。オンライン会議などで広角分割画面ビューが利用できるほか、FacebookやYouTube、RTMPで360度のライブ配信も可能。これ一台でいろんな用途に対応できるといった印象だ。